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中国経済「ハードランディング」は本当か〜現状は80年代前半の日本にそっくり(現代ビジネス)
http://www.asyura2.com/16/hasan105/msg/869.html
投稿者 赤かぶ 日時 2016 年 2 月 25 日 08:16:05: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 


中国経済「ハードランディング」は本当か〜現状は80年代前半の日本にそっくり
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/48021
2016年02月25日(木) 安達 誠司「講座:ビジネスに役立つ世界経済」 現代ビジネス


■人民元切り上げの影響


今年も昨年に続き、世界経済の最大の波乱要因の一つは、中国経済の「ハードランディング」懸念のようだ。


今年1月に開かれたダボス会議の席上、著名投資家のジョージ・ソロス氏も、中国経済のハードランディングの可能性を語り、かつ、周辺の新興国経済もその影響を大きく受ける懸念を指摘した。


ソロス氏の中国経済に対する悲観的な見通しは、世界の投資家に衝撃を与えた。だが、中国当局は、その見方を明確に否定するとともに、春節明けの2月15日に、事実上の人民元レート引き上げ措置を実施した。


中国経済は、金融緩和が必要な局面にあるが、人民元の切り上げはそれとは真逆の政策である。


これは普通に考えれば、中国の実体経済にとってはネガティブに効くおそれがあるが、中国当局は、中国経済に深刻な問題がないこと、及び、中国経済をソフトランディングさせていくという強い決意を明確に示すことで、資本流出の拡大防止と人民元安懸念の払拭を試みたと推測される。


例えば、中国株が上昇に転じるようであれば、今回の措置は、最近の経済政策の議論で重要な意味を持つ「期待の誘導」という観点からは、ある程度成功したと解釈することも可能である。


実際、春節明けの15日から17日終了時点までで、中国株は+6.6%の上昇となっており、短期的に中国当局はマーケットの「期待の誘導」に成功しているようだ。


だが、このまますんなりと中国経済の不安が終息するとも思えない。今後は、じわじわと効いてくると思われる人民元切り上げのマイナスの影響を、マーケットがどう解釈するかであろう。


■中国の実体経済をどう見るか


そこで、現在の中国の実体経済の状況だが、識者の間では様々な見方が交錯している。その理由は、言うまでもなく、中国の経済指標の信頼性が著しく低いためである。


それでも、名目輸入金額(2015年の中国の名目輸入金額は前年比-14%と大幅減を記録した)や電力消費量(同-0.2%の減少)、及び鉄道貨物輸送量(同-11.9%の減少)といった、比較的、信頼性の高い経済指標(これらの指標がいわゆる「李克強指数」を構成する)が大幅に悪化していることから、中国経済の実態は、政府の公表数値よりかなり悪く、下手をすると、マイナス成長であるという指摘もある(ちなみに中国国家統計局が発表した2015年暦年の実質GDP成長率は前年比+6.9%であった)。


ただ、これらの統計は、鉱工業の業況のみを示す指標であり、しかも、輸入金額の減少の大部分が、石油や鉄鋼といった資源価格の大幅下落で説明可能であることから、「数量」ベースでみた中国経済の実態はそこまで悪くないとの指摘もある。


2〜3ヵ月前までは、「中国マイナス成長論」が優勢であったが、最近では、この「中国の実質成長率は5%程度ではないか」という見方が有力になりつつあるようだ。


「中国経済が実質5%程度の成長を続けている」と考える理由は、「中国経済の成長を牽引しているのは、今や個人消費やサービスセクターであり、従来の輸出主導型の成長からは脱しつつある」との見方がベースとなっている。


そこで、消費関連指標を見てみると、例えば、自動車販売台数は、2015年暦年では前年比+4.7%と伸び率は低かったが、昨年10月以降は急激に回復し、昨年11月は前年比+20.0%増、12月は+15.4%増となっている。


このような実体経済面の見方に加え、中国経済については、「不動産バブルの崩壊」が指摘されることが多い。こちらも統計の信頼性が不明だが、一応、公式統計をみると、全国70都市の住宅価格指数は、昨年半ばまでが下落のピークで、それ以降は下げ幅を縮小させ、12月には、遂に前年比でプラスに転じている(+0.4%の上昇)。


また、昨年12月の時点で、調査対象である70都市のうち、住宅価格が下げ止まった都市は39と、半分以上の都市で住宅価格が下げ止まったという結果になった。


もっとも、「サンプルバイアス」の問題(例えば、ニュースなどでよくみかける「ゴーストタウン」のような都市の住宅価格がきちんと反映されているか)や、本当に現時点の取引価格で計算されているかなどの疑問は残る。


ただ、住宅価格の下げ止まり傾向は、銀行融資残高の回復とほぼ同時に始まったが、中国の場合、政府の「要請(もしくは指導)」によって、銀行の融資姿勢がコントロールされるので、かつて日本で経験した「追い貸し」が「住宅バブルの崩壊」をかろうじて食い止めている可能性も否定できない。


中国駐在経験があり、その経験を活かして、中国関連ビジネスに携わっている「中国通」の人たちは、中国の消費者の旺盛な購買意欲を強調し、中国の家計部門の経済活動をみると、中国経済はミクロの構造調整を行いながらも、マクロでは堅調な成長が続いていると主張している。


もっとも、これもかつて、評論家の故小室直樹氏が指摘したように、中国での体験や現地調査のほとんどが、社会標本の収集という観点から定量的なリサーチの基礎とはなりえず、所詮は自分の身の回りの偏った「小話」に過ぎない可能性もある。



■中国経済は「ルイスの転換点」を終えたのか


筆者は、中国での滞在経験がないので、そのような「中国通」の体験談を聞くのは非常に興味深いのだが、これと中国経済の定量的な分析結果とはまったく様相が異なるのではないかと考えている。


結局、体系的に整備されている経済理論を元に類推するしか手がないのだが、ベーシックな「経済成長論」を援用しつつ、中長期的な視点で中国経済をみると、現状は、「ルイスの転換点」をほぼ終えた状態、といえるのではないか。


すなわち、農村が供給する安価な労働力によって、安価な工業製品を大量に輸出することで高成長を続けるという局面は既に終わった、ということである。


この「ルイスの転換点」の議論は、農村から都市部への人口移動が何らかの要因(その多くは人口要因だが)から制約されることによって生じる現象である。中国でも人口移動の制約が大きくなり、これまでの「大量生産・大量輸出」の成長モデルが機能しなくなっていると考えられる。そして、これは、都市部の労働者の賃金の上昇にあらわれる。


例えば、2014年12月時点での一般工職の月額基本給を1996年12月時点と比較してみると、北京が(72米ドル→564米ドル)、上海が(82ドル→472ドル)、大連が(100ドル→392ドル)、深センが(70ドル→413ドル)と、いずれも4〜8倍程度に上昇している。


ここまで賃金が上昇すれば、製造業の生産拠点がヴェトナム等の東南アジア諸国に移転するのも無理はない(ちなみにヴェトナムのホーチミンの2014年12月における一般工職の月額基本給は185米ドルである)。


これは、かつての日本経済も経験したことである。


1950年代から60年代にかけての日本でも、「出稼ぎ」や「集団就職」等によって、農村から都市部へ安価な労働力の大量供給が実現した。そして、1ドル=360円の固定為替相場制によって、購買力平価より円安に設定された有利な為替制度をフル活用して、輸出を拡大させ、空前の高度経済成長を実現させた。


だが、これは1960年代後半に限界を迎え、70年代には「安定成長」への構造調整期を迎えた。


■名目経済成長率は「4〜5%程度」になる


そこで、日本と中国の1人当たり名目GDPの金額(ドルベース)を比較してみると(図表1)、現在(2014年時点)の中国の1人当たりGDPは、1977〜78年頃の日本とほぼ同額であることがわかる。これは、「ルイスの転換点」の議論とも整合的である。



次に、高度経済成長から安定成長への移行期の日本の名目GDP成長率と、2004年以降の中国の名目GDP成長率を比較してみると、その動きが極めてよく似ていることがわかる(図表2)。調整局面の名目GDP成長率の数字を比較してみると、むしろ当時の日本の方が高い程である。



通常、経済成長率の国際比較では「実質」が用いられることが多い。「実質成長率」は、名目GDPを物価指数(GDPデフレーター)で割り引いた経済の「実質」価値の成長率であり、文字通り、「実質」的な成長率であるという認識が一般的であるからだ。


だが、実質GDPを割り引くGDPデフレーターには、「基準年」というものがある。GDPデフレーターはその基準年を100とした指数(いま発表されているGDPは概ね2005年が基準年となっている)だが、名目GDPをGDPデフレーターで割り引くということは、「価格が2005年から変わらないと仮定した場合に名目GDPはどの程度の水準であったか」を意味する。


一般的に、実質GDPは、「数量」を意味するように思うが、必ずしも数量を意味しない。基準年は度々変更されており、日本では、2005年基準の前は、1993年基準、その前は1968年基準がよく用いられた。そして、基準年が変わると実質GDPの数値やその成長率は大きく変わる。


このように、実質GDPには様々なテクニカルな問題があり、経済の実態を必ずしもうまく表現できていないのではないかと思われる。そのため、名目GDPを比較した方がより経済の実態を示しているかもしれないと思い、ここではあえて名目GDPの成長率で比較した。


そして、この両者の動きを単純に比較した場合、次の成長ステージでの中国の名目経済成長率は「4〜5%程度」ではないかと推測される。


■80年代前半の日本経済と同じ状況


もっとも、旧ソ連のように、政治体制が変わった後に、過去の経済統計が軒並み大幅下方修正されて遡及される場合もありうるため、これだけをもって、現在の中国経済の実態も統計数字以上に悪いという議論を否定することはできない(ソ連のGDP成長率は5%以上下方修正された)。


だが、現行統計の名目GDP成長率の比較で考えると、1人当たりGDPでみた経済の発展段階と整合的であるため、現時点では、割と客観的な議論ができるのではないかと思われる。


そして、日本の80年代前半の名目GDP成長率の水準との比較でいけば、高度経済成長局面を終え、安定成長局面に移行し、それが定着した後の中国の名目GDP成長率は、「5%程度」ではないかと推測できる(それ以下の可能性もある)。


80年代の日本経済は、安定成長というより、どちらかといえば、「冴えない」経済状況であったように思える(ただし、その後、プラザ合意による円高不況を経て、80年代後半は「バブル景気」を迎えることになる)。


つまり、中国が今後も資本主義的な経済の発展パターンを続けるとすれば、それは、80年代前半の日本の経済状況をそのままトレースすることになるというのが、最もわかりやすいシナリオであろう。


それは、「ハードランディング」というより、むしろ、「長期停滞」に近いのではないかと考える。


 

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コメント
 
1. 2016年2月25日 10:55:24 : nJF6kGWndY : n7GottskVWw[820]

>中国経済の「ハードランディング」懸念
>次の成長ステージでの中国の名目経済成長率は「4〜5%程度」ではないか
>「ハードランディング」というより、むしろ、「長期停滞」

相変わらず、「ハードランディング」の定義を明確にせず論じているし

数値の根拠も無い

低レベルで全く新奇性がないな



2. 2016年2月25日 14:09:44 : Fmeg2lAc8E : zguraS7DhaU[159]
バブル崩壊がハードランディングじゃなかっただと?

3. 2016年2月25日 17:40:18 : OO6Zlan35k : ScYwLWGZkzE[317]
深刻な問題として急浮上 チャイルショック(大前研一)
【中国】深刻な問題として急浮上 チャイルショック
 日経新聞は1日、「資源安、マネー大移動」と題する記事を掲載しました。原油や金属などの資源安で、産出国から消費国への所得移転が加速しています。価格低迷が2016年も続けば、日米欧、中国などの貿易収支の改善額は1兆1581億ドル、約136兆円に上る計算です。資源安は金融市場の動揺を招く一方、輸入国では企業や家計の所得を増やす側面も併せ持つとしています。
 今は、中国、資源安、そして日本の日銀の当座預金におけるマイナス金利ということで市場は騒いでいますが、実態から見るとやはり、資源安で株式市場が下落するということはおかしなことです。日本は原油安によって家計が随分と助かり、少し大きな車も買おうかという動きにもなります。
 特に日本のようにエネルギーを輸入している国では大きなプラスになるわけですが、そうした評価はなされていないようです。アベノミクスはGDPを増やしたいと思っており、資源安で増えないという部分があるので悔しがっているのです。しかしそれでは間違いで、やはり生活が楽になることが政治の目的であり、GDPを増やしてインフレにするということが目的であるわけはないのです。
 もう一つの問題、中国に関しては実際深刻で、日経ビジネスの今週号でも「チャイルショック、リーマンより怖い現実」と特集されています。この問題については確かにこの通りで、この番組でも何度もお話ししています。中国は非現実的な政策、つまり、賃金政策と為替政策を併せてコントロールしようとしていて、そのオーバーコントロールの矛盾が出てきているのです。
 そして今、中国の現場では、習近平主席のやっている虎刈り、虎も蠅も叩くという政策ですが、その影響で叩かれるのを怖がって誰も何もしなくなってしまいました。今は目立つことをしないということが優先され、許認可も全く下りない状況で宙に浮いてしまっているのです。むしろ今の方が怖い状況ではないでしょうか。悪いことをやり、裏で賄賂をもらってどんどん認可していたのも問題ですが、そう疑われるのではないかと思って何もしないというのも困るのです。
 たまたまですが、ニューズウィーク誌の今週号は、”THE INCREDIBLE SHRINKING” と題して原油価格の下落を取り上げています。それに中国のシュリンクも合わせて、「チャイル」と表現するのだそうです。どちらもシュリンクしてきているので、世の中ではせっかくアメリカが利上げをして景気も良くなると思ったら、驚くほどに躓いてきている状況になっているのです。
【中国】ジョージ・ソロス VS 中国政府!?
 金融情報サイトのズー・オンラインは2日、「ヘッジファンドや著名投資家が『人民元空売り』準備中」と題する記事を掲載しました。一部のヘッジファンドが1992年のソロス氏によるポンドの空売りや、1997年のアジア通貨危機を、人民元で再現しようという動きがあると紹介しています。
 ジョージ・ソロスが英国銀行をひっくり返した、あるいはジュリアン・ロバートソンがタイバーツの空売りを仕掛けたのと同じように、中国人民元を引っ掛けようとみんなが準備しているというわけです。ソロス氏は中国おべんちゃら組の一人でしたが、ここにきて変わってきました。彼はもう自分では大して仕事をやっていませんが、今回人民元は空売りに適しているというような発言をし、習近平主席が大変怒っているという記事も出ています。
 しかし、ソロス自身というよりも、こうしたヘッジファンドの人たちの動きについては、これまで高くなった人民元は、もちろん中国のせいではなくアメリカが高くしろと言ったから高くなったのですが、実力以上の水準ではないかということで空売りを仕掛けるところが出てきたというわけなのです。人民元は政府のコントロールが非常に難しい状況になってきているのです。

 上海総合指数はなかなか下げ止まらず、人民元も下落が続いていて、1ドル6.6元あたりですが、このまま行くと12元あたりまで下げるだろうと思われます。そのぐらいまで下がると、今の人件費でも競争力が戻ってくるのです。このように冷静に考えれば良いのです。

 また、中国は防衛しようとして自国の外貨準備高を減らしています。その一方、民間が持っている人民元を急速にいろいろな手立てで海外に持っていくという動きがあります。80兆円以上の資金が短い間に海外に出て行っているのです。この動きもまた人民元を売ってドルや他の通貨に変えていくことになるのです。人民元売りというのは、中国の個人や企業によっても行われているのです。

 さらに、私のスペキュレーションなので事実かどうかはわかりませんが、中国の企業による海外企業の買収が勢いを増しています。ワンダグループがアメリカのシネコンを買うなど大きな動きが注目されていますが、実際は資金を持ち出す手段だと思うのです。この会社を買う、ということではなく、買収の際にゴールドマンサックスやモルガンなどにかなりの手数料を払いますが、そのかなりの部分を、バミューダなどを経由してもう一度自分たちのポケットに入れるのです。
 まともに行けば年間一人120万円しか持ち出してはいけないところを、会社を買うと言えば大きな額でも可能なのです。つまり企業の隠れ蓑を使いながら海外で買収し、金粉に手を突っ込んで、余力をバミューダなどに置いておいてもらうという策だと考えられるのです。企業のオーナーでも良からぬ奴がこうしたことをやっているのではないかと思うのです。M&Aはとても大変なことなのですが、そうしたことを準備運動もなくいきなり派手に始めています。
 これは要するに中国政府がお金を海外に持ち出せないようにしている中、中国の発展のために海外企業を買収すると言えば何とか持ち出すことが可能になるからではないかと思うのです。中国企業による買収は必ずしもストレートなディールではないと思います。私は中国人の持つ染色体を比較的よく知っている人間なので、そのぐらいのことは彼らは朝飯前でやっているのではないかと思うのです。また、そうとしか考えられないほど意外な人たちがM&Aを始めているのです。
講師紹介

ビジネス・ブレークスルー大学
資産形成力養成講座 学長
大前 研一
2月7日撮影のコンテンツを一部抜粋してご紹介しております。
詳しくはこちら

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マイナス金利 低く留まる当座預金への適用対象(大前研一)

http://www.ohmae.ac.jp/ex/asset/column/backnumber/20160224-2/

 


 
日本での「爆買い」からみえる中国の供給の問題―中国メディア
配信日時:2016年2月25日(木) 4時20分
 

23日、今年の旧正月に日本を訪れた中国人観光客の間で、文房具、ステンレスボトル、爪切り、食品、医薬品、保健品、化粧品などの日用品が大量買いの新たなターゲットになった。
2016年2月23日、今年の春節(旧正月)に日本を訪れた中国人観光客の間で、文房具、ステンレスボトル、爪切り、食品、医薬品、保健品、化粧品などの日用品が大量買いの新たなターゲットになった。昨年人気を集めたスマート便座や電子ジャーといった耐久消費財に比べ、今年の人気商品は価格が安く、需要が多いという特徴があり、世界的に知名度の高いブランドが人気という点は共通だった。新華網が伝えた。

▼海外での「爆買い」からみえる供給問題の改革の必要性

中国商務部と国家観光局がまとめたデータによると、15年に海外に出かけた中国人観光客はのべ1億2000万人、海外消費額は約1兆2000億元(約20兆7600億円)に上り、どちらも世界一だった。

中国財経大学金融研究院の郭田勇(グオ・ティエンヨン)教授は、「経済発展の蓄積と対外開放の不断の深まりにともない、より多くの人々が海外旅行に気軽にお金を使うようになった」と話す。

中国国際貿易促進委員会の趙萍(ジャオ・ピン)研究員は、「豊かになった中国人消費者は購入する商品の品質やブランドにより高い要求を出すようになった。一連の国内の小型商品メーカーは品質の飛躍と世界におけるブランド知名度の向上を追い求めるが、まだニーズを満たせてはいない」と指摘する。

消費は経済成長を牽引する重要なエネルギーであり、消費の流出は中国人消費者の巨大な購買力を明らかにするとともに、国内の商品の供給と消費者の需要との間にはズレがあることも示している。

現在の経済の下方圧力は巨大で、中国では多くの産業が過剰生産能力の問題を抱えている。新たに生まれた供給は消費の中で生存発展の機会をつかまなければならない。巨大な消費の流出は過剰生産と新たな供給の育成をより大きな困難に直面させている。

▼中国が消費の回帰を誘導するのは「それほど簡単ではない」?

中国国内の商品とサービスの供給についてみると、先進国の水準を超えるには長い道のりを歩まなければならないことは確かだ。

郭教授は、「各レベル政府は行政のスリム化と権限委譲の進化から着手して、起業の経営環境の改善をはかることができる。引き続き税金を減免し、中級・高級製造業企業の製造コストを引き下げ、科学技術イノベーションへの支援を拡大して、国産商品の品質面での競争力と価格的優位性を引き上げることができる」との見方を示す。

趙研究員は、「工業デザインの観点から品質と使用体験を引き上げ、営業販売によって中国ブランドの国際的イメージを確立するというのが、供給側の改革で中国製造業ブランドの競争力を引き上げるための2つのルートだ。中間段階を減らし、費用が加算される段階を減らし、流通コストを引き下げることが、価格競争力を高めるために必要になる」と話す。

また郭教授は、「より重要なことは整った社会信用システムの構築だ。信用を失った生産経営者は逃れる術がないようにして、国内の生産経営者に商品とサービスの質を引き上げるよう迫り、消費者が安心し、満足できる市場環境を創出することが必要だ」と話す。(提供/人民網日本語版・翻訳/KS・編集/武藤)
http://www.recordchina.co.jp/a129657.html


 

首相 G20で中国経済構造改革など議論を
2月24日 12時54分

首相 G20で中国経済構造改革など議論を
安倍総理大臣は衆議院財務金融委員会で、26日から開かれるG20=主要20か国の財務相・中央銀行総裁会議では、懸念材料となっている中国経済の構造改革など、世界経済の安定に向けた議論を行うべきだという考えを示しました。
世界経済 日本経済への対応
この中で安倍総理大臣は、26日から中国・上海で開かれるG20=主要20か国の財務相・中央銀行総裁会議への対応を問われたのに対し、「現下の世界経済の先行きが不透明になっているという状況に際して、しっかりと世界経済を安定させ、持続的な成長のために何をすべきかという観点から話をすべきだ」と述べました。
そのうえで、安倍総理大臣は「例えば中国経済の減速懸念に対しては、中国側にも過剰設備などの構造改革に取り組んでもらいたい。それぞれの国々がそういう努力をしていこうという建設的な議論をすべきだ」と述べました。
また、日銀の黒田総裁は、マイナス金利政策の導入を決めたあとも金融市場が不安定であることについて、「世界的に投資家のリスク回避の姿勢が過度に広まっていることがあるのではないか。今後も市場の状況はしっかりと注視し、日本の経済や物価の動向に悪影響が及ぶおそれがあれば、ちゅうちょなく対応策を検討する」と述べ、必要があれば追加的な金融緩和も辞さない姿勢を示しました。
消費税率の引き上げ
一方、安倍総理大臣は、消費税率の引き上げについて、「8%、10%と2回引き上げていくわけであり、私の任期中に、さらにそれを上回って引き上げていくことは、経済に与える負担を考えれば考えていない」と述べました。
また、安倍総理大臣は、みずからが退任したあとの消費税率のさらなる引き上げの必要性を問われたのに対し、「『ポスト安倍政権』を縛ることを申し上げるべきではないが、消費税はそのときに財政健全化の手段の有力な一つだ」と述べました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160224/k10010420061000.html


 
中国の生産過剰は世界経済にとっても危機、鉄鋼生産量は日米など4カ国の合計を超える―仏メディア
配信日時:2016年2月24日(水) 6時30分  

22日、欧州連合商工会議所の駐北京商会は、「工業の生産能力過剰問題は中国自身に損害を与えるだけでなく、世界経済にも打撃を与える」とするレポートを発表した。
2016年2月22日、欧州連合(EU)商工会議所の駐北京商会は、「工業の生産能力過剰問題は中国自身に損害を与えるだけでなく、世界経済にも打撃を与える」とするレポートを発表した。RFI中国語版サイトが伝えた。

同レポートは「中国鉄鋼業界では半数の企業が赤字経営だ」と指摘し、「その生産量は世界の4大生産国(日本、インド、米国、ロシア)の合計をも超え、中国の2年間の鉄鋼製品生産量は米国が20世紀に生産した量に匹敵する」と説明。その上で、「中央政府は重工業を縮小、サービス産業を強化したい考えだが、これには労働者の失業や税収の減少を懸念する地方当局の強い抵抗がある」とした。

中国で過剰に生産された鉄鋼製品、セメントをめぐり、駐北京商会の責任者は「中国は中央アジアへの輸出を試みているが、同市場は規模が小さい。中国の生産過剰問題の解消には大きな役割を果たさない」と語っている。(翻訳・編集/野谷)
http://www.recordchina.co.jp/a129666.html

 
中国に失業の波はやってくるのか―中国メディア
配信日時:2016年2月20日(土) 19時30分


19日、中国国家発展改革委員会はこのほど、マクロ経済運行データを発表したほか、中国の雇用情勢や投資促進の成果など、注目される問題について回答した。
2016年2月19日、人民日報によると、中国国家発展改革委員会は17日に記者会見を開き、マクロ経済運行データを発表したほか、中国の雇用情勢や投資促進の成果など、注目される問題について回答した。

▼4つの柱で雇用安定を支える

ネット上で「今年は中国にリストラ・失業の波がやってくる」とうわさされていることに関し、国家発展改革委員会政策研究室副室長の趙辰[日斤](チャオ・チェンシン)報道官は、「現在の中国の経済運行の状態から見ると、失業の波が来ることはない」とし、次のように語った。

中国経済は新常態に入り、経済成長のペースはやや鈍化した。だが、世界的に見ると依然として比較的高い水準にある。第12次五カ年計画期間(2011〜2015年)、全国の都市部における新規雇用者数は累計6431万人に達し、第11次五カ年計画期(2006〜2010年)と比べて11.4%増加した。年平均の新規雇用者数は1286万人で、第11次五カ年計画期と比べて132万人(11.4%)増加した。

雇用情勢についてこのような判断をしたのは、主に以下の4つの重要な柱に支えられているためだ。

(1)経済の安定的な発展というファンダメンタルズが変わっていない。国は区間型調整を強め、脆弱分野を補い、消費を拡大し、投資を促進するために努力し、新たな供給、原動力、成長ベルト、成長の極の育成・形成を急ピッチで進めている。経済は今後も中高速の成長を維持し、雇用をけん引する力は引き続き高まるだろう。

(2)創業が雇用をけん引する力が絶えず高まっている。国は「大衆創業・万衆革新」を推進し、農村出稼ぎ労働者の帰省後の創業を支援する政策文書を打ち出し、創業・革新を促進した。これは雇用促進の大きな役割を果たしている。今年、創業が雇用をけん引する力はさらに強まるだろう。

(3)労働力市場が全体的に活発で、過剰労働力が順調に流動的な就業を実現できている。2011年以降、求人倍率は常に1.0以上を維持しており、需要が供給を上回っている。労働力市場の流動的な就業能力は比較的高い。経済構造の調整が早まり、新たな産業・業態、サービス業などが発展するにつれ、大量の求人が発生する。過剰な生産能力の消化、立ち遅れた生産能力の淘汰がもたらした過剰な労働力が、地域や業界を超えた流動的な就業を実現できており、次の職がなかなか見つからないといった問題は発生していない。

(4)党中央と国務院がこの問題を高く重視し、様々な措置を講じて過剰な生産能力を消化し、従業員の再就職業務を着実に実施している。国務院は鉄鋼と石炭業界の過剰な生産能力消化による貧困脱出に関する意見を発表し、補助金・奨励金による支援を強め、工業企業の構造調整の特別奨励資金を設立し、地方が過剰な生産能力を消化した際の従業員の再就職に対して、統一的に補助金・奨励金を支給した。同時に、企業の潜在力発掘、早期退職などの形式を通じて従業員の再就職に力を入れ、職を失う労働者の減少に努めた。(提供/人民網日本語版・翻訳/SN・編集/武藤)
http://www.recordchina.co.jp/a127824.html


 


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