★阿修羅♪ > 経世済民110 > 586.html
 ★阿修羅♪  
▲コメTop ▼コメBtm 次へ 前へ
トヨタのUber提携にタクシー業界から批判噴出…全タクシー車両トヨカ化計画に暗雲(Business Journal)
http://www.asyura2.com/16/hasan110/msg/586.html
投稿者 赤かぶ 日時 2016 年 7 月 06 日 01:51:45: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 

           タクシー仕様のトヨタ・コンフォート(「Wikipedia」より/Ypy31)
 

トヨタのUber提携にタクシー業界から批判噴出…全タクシー車両トヨカ化計画に暗雲
http://biz-journal.jp/2016/07/post_15771.html
2016.07.06 文=河村靖史/ジャーナリスト Business Journal


 トヨタ自動車が配車サービス大手の米ウーバー・テクノロジーズと提携を決めたことに、思わぬ波紋が広がっている。トヨタはウーバーとの提携事業は海外に限定しているにもかかわらず、国内タクシー事業者が同業界を脅かす存在であるウーバーと手を組むトヨタに強く反発しているためだ。トヨタは2017年に次世代タクシーを市場投入して、国内タクシーのほぼすべてをトヨタ車にする野望を持つだけに、タクシー事業者の思わぬ反発に戸惑っている。

「今回のトヨタとウーバーとの協業は、協業エリアに日本を含まないことをウーバーとの覚書の中に明記しており、日本での協業は考えておりません」

 全国のタクシー事業者の業界団体である全国ハイヤー・タクシー連合会が6月23日に経団連会館で開催した通常総会で、トヨタはウーバーとの提携について釈明する文書の配布を要請する異例の措置を行った。

 トヨタは5月26日、ライドシェア領域での協業を検討するため、ウーバーと提携することで合意した。まずウーバーのサービスを行うドライバーに、トヨタの金融子会社がトヨタ車をリースし、ドライバーがライドシェアで稼いだ収入からリース料金を支払ってもらう。また、トヨタはグループとしてウーバーに戦略的出資を行う。これらに加え、海外でライドシェアが拡大している国や地域で新しいサービスを検討して試験的に実施していく。

■国内では実証実験中止

 ウーバーは新サービスとして注目される「シェアリング・エコノミー(共有型経済)」の代表格で、その配車サービスは世界の各市場で急激に成長している。配車サービスは、スマートフォン(スマホ)のアプリを使って、近くにいる登録ドライバーにライドシェアを要請、引き受けたドライバーは自家用車で目的地にまで送り届ける。料金はタクシー料金の半額程度で、使い勝手が良いことから世界中で利用者が増えている。ただ、事故に遭った場合の補償問題や、女性の利用者が運転手から暴行されるなどの事件も発生している。

 ウーバーは2009年に米国で創業したが、現在70カ国・地域の450以上の都市でサービスを展開している。しかし、配車サービスの普及によって深刻な打撃を受けるタクシー業界が各地で強く反発している。米国ではすでにタクシー会社が数多く倒産に追い込まれている。

 日本では昨年、ウーバー・ジャパンが福岡市で配車サービスの実証実験を実施しようとしたところ、国土交通省が「白タク」行為にあたる可能性があるとして「待った」をかけ、中止に追い込まれた。その後、ウーバー・ジャパンは富山県南砺市と配車サービスの実証実験を実施する計画だったが、地域のタクシー業界の反発でこれも中止に追い込まれている。

 ウーバーの日本上陸に神経を尖らせている国内タクシー業界は、世界最大の自動車メーカーであるトヨタがウーバーと提携するとのニュースに驚愕した。国内の産業界に大きな影響力を持つトヨタが、配車サービスの普及に本腰を入れれば、タクシー需要を奪われるのは確実だからだ。ウーバーと手を結ぶトヨタに対して、業界内では日を追うごとに批判する声が高まった。

■「オールトヨタ」化の障害に

 ただ、当初からトヨタは、ウーバーとの提携は日本を対象外としていた。国内タクシー業界は、多くの都市部でタクシーの供給過剰問題に頭を痛めており、国が主導してタクシーを強制的に減車する制度が本格化する見通し。こうした状況のなか、配車サービスが普及すると、需要減少でタクシー事業者の経営が立ち行かなくなる。

 タクシー業界の想定以上の強い反発に焦ったトヨタは、業界団体の集まる場で、ウーバーとは日本国内では協業しないと改めて明言することにした。トヨタが焦った理由は、前述のとおり国内のタクシー車両の「オールトヨタ」化を進める計画の障害になりかねないためだ。

 国内のタクシー車両で最も多いセダン型は現在、トヨタの専用車「コンフォート」と日産のタクシー専用「セドリック」がほとんどを占める。しかし、国の安全基準が強化されることから、これらセダン型タクシーは姿を消すことになる。日産はすでにセドリックの生産を14年に停止している。一方のトヨタは、コンフォートの生産を18年までに生産中止する予定。

 代わって高齢化社会を見据えたタクシー専用車として「次世代タクシー」を開発中で、17年度内に市場投入する計画だ。低床化・大開口スライドドアによる乗降性の良さや、タクシーの長距離走行に耐える高い耐久性を持つ。日産がセダン型タクシー専用車両から事実上撤退したこともあって、トヨタが次世代タクシーにかける期待は大きい。特に、多くの訪日外国人も利用するタクシー車両は、「日本を代表するクルマ」であり、これをすべてトヨタ車とすることで、日本がトヨタのお膝元であることを改めてアピールする考えだ。

■迫られる二者択一

 こうした大事な時期にトヨタにとって重要な顧客であるタクシー事業者との関係悪化はなんとしても避けたい。そこで全国のタクシー事業者の首脳が集まる場で「誤解」と説いて回った。

 ただ、タクシー事業者からは「協業は海外だけといっても、海外の同業者を苦しめるのに手を貸す自動車メーカーに好感を持てるはずがない」(業界筋)と批判する声もある。しかも、トヨタは国内で強い影響力を持つだけに、規制緩和で配車サービスが本格的に解禁となれば、トヨタが「後ろで糸をひいた」と思われるのは確実だ。

 米GM(ゼネラルモーターズ)や独フォルクスワーゲン(VW)、ダイムラーなど、世界の大手自動車メーカーが相次いで配車サービス会社と提携している。自動車メーカーとしても配車サービスなどの新サービスは無視できないほど、存在感が増しており、今後も市場の成長が見込まれるためだ。実際、トヨタとウーバーの提携は、「規制に守られたタクシー業界」対「新興の配車サービス・自動車メーカー」の構図とされる。

 次世代タクシーを視野に国内のタクシー業者との融和か、それとも市場の急成長が見込まれる新サービスに肩入れして新しいビジネスを展開するのか、トヨタが二者択一を迫られる日は遠くない。

(文=河村靖史/ジャーナリスト)

 

  拍手はせず、拍手一覧を見る

コメント
 
1. 2016年7月06日 09:11:04 : nJF6kGWndY : n7GottskVWw[1810]

じきに娯楽以外で車を人が運転する時代は終わるということだ

その方が、遥かにいい


2. 死ぬまで生きる[22] joCCyoLcgsWQtoKrguk 2016年7月06日 09:54:49 : jtl1UDOSq2 : RXeO3lzdA30[4]
面白いですねぇ。
タクシー料金が高過ぎて利用者は二の足を踏む。
で、タクシー運転手はお客が少なく、給料が安い。

運賃を利用しやすい水準にすれば需要は拡大する。
小さな“池”だけの、釣り糸だらけのタクシー業界なんで釣り師達は成果が上がらん。
小さな“池”ではなく、周りにはもっと大きな“湖”があるのだけんど…


3. 2016年7月09日 21:19:31 : mYlSRbhZfI : mWiZrpC@4nc[436]
トヨタがタクシー市場を圧倒的シェアで抑えているのは、他社が消極的だからだ。唯一、トヨタに対抗できるのは日産だ。天井の高いNV200を用意している。だが車体価格が高い。利益率を重視するゴーンが、トヨタからシェアを奪ってまで拡販しようとしないからだ。それがトヨタを強気にさせている理由である。

タクシーは50万キロ使用される。その間、アフターサービスにつとめなくてはならない。かつてのコンフォートはそれくらい持ったが、プリウス・タクシーは30万キロが精いっぱい。車体価格が高くなったのに、寿命が短くなっている。タクシー業界は、それでもコンフォートに代えてプリウスを買っている。ここにタクシー業界の弱みがある。

タクシー業界は、今やトヨタの動向に左右される業界になってしまった。そのトヨタがウーバーを重視しているということは、タクシー業界を見捨てつつあると断定せざるを得ない。御曹司社長は、やはり只者ではない。


4. 2017年2月02日 10:49:14 : LY52bYZiZQ : i3tnm@WgHAM[-6214]
2017年2月2日(木)
タクシーの安全安心守ろう
自交総連が宣伝 ライドシェア許すな

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik16/2017-02-02/2017020215_01_1.jpg
(写真)タクシー待機場所前で宣伝する自交総連の人たち=1日、JR東京駅八重洲口

 タクシー運転者などの労働組合でつくる全国自動車交通労働組合総連合会(自交総連)は1日、利用者の安全安心や運転者の労働条件を脅かすライドシェア(白タク=違法な無許可タクシー)の合法化、初乗り距離短縮運賃に反対する全国いっせい宣伝を行いました。

 東京駅八重洲口のタクシー待機場所では、自交総連東京地連の宣伝カーに、客を待つタクシー運転者から激励のクラクションが起こりました。

 マイクを握った高城政利委員長は、「ライドシェアは、米国で暴行や銃乱射などの事件を起こしている。安全安心と質の高いおもてなしで世界から称賛される日本のタクシーを守ろう」と呼びかけました。

 初乗り距離短縮運賃についても高城氏は、「短いあいだに運賃メーターが上がり、中長距離の利用者は負担増になる」とごまかしを告発。「運転者の賃金を目減りさせる改悪はやめさせ、本当に利用者に喜ばれるタクシーにしよう」と訴えました。

 自交総連は、2002年2月1日に、改悪道路運送法施行によって、タクシー・バス事業の参入規制や運賃規制が規制緩和されたため、この日にあわせ、毎年、全国で運転者や利用者に安心安全のタクシーをつくろうと宣伝を行っています。

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik16/2017-02-02/2017020215_01_1.html


  拍手はせず、拍手一覧を見る

フォローアップ:


★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)|(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(なしでも可能。あったほうが良い)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
最新投稿・コメント全文リスト  コメント投稿はメルマガで即時配信  スレ建て依頼スレ

▲上へ      ★阿修羅♪ > 経世済民110掲示板 次へ  前へ

★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/ since 1995
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。
 
▲上へ       
★阿修羅♪  
経世済民110掲示板  
次へ