おばちゃんが駐車違反を取り締まられて「私だけじゃない！！」って噛み付くＣМがありましたけど、
贈収賄を摘発されて「俺だけじゃない！！」って噛み付くオッサンのＣМ作ってほしいですね。
「はめられたんだ！！」「俺は被害者だ！！」

まずこの真実のブログ主は問題ありありで俺は信用していない。
なぜなら物事を紹介するのに端折って紹介するからだ。
後、この問題については責任について電通の介在がどうであったかについての言及もない。
これではバイキングの予定調和の糾弾ごっこと同じだろう。
で俺の感想。

まず猪瀬は賄賂をぽんぽん認めてはいない。

東国原のほうはオリンピック誘致に金が乱れ飛ぶのは当たり前だと、積極的に肯定しそのうえで東京五輪誘致もそうだろうと仮定したところから話が始まる。

猪瀬は東国原の裏金は当然の話を受けて、窘めつつも言葉は選びつつ、ただ過去にそういう事例があったとしてソルトレイクと長野を出した(もともと英国紙ガーディアンで報じられたものを肯定したということ)

猪瀬は続けて、東京誘致はその反省から都民の税金から捻出する予算を削って3分の1にし、あとは企業から融資を受けた分を足して補ったと説明。
コンサルタント会社10社に1社約2億2千万程度で依頼料を払って、そのうちの一社が問題になっているディアク(東京五輪誘致に賛成した理事)が関与したペーパーカンパニー。
尚、依頼料は企業から融資を受けた分からすべて捻出し、税金から組んだ予算から捻出していないと言明。

東国原は猪瀬の話を受けて、コンサルタントに払った金は都民の税金が使われていないと言うが企業から集めた融資分には税金による補填が投入されているから税金が使われていないという言い分は成り立たないと批判する。

この批判を受けて猪瀬は少し気色ばみ沈黙、ここから東国原や坂上らの分かり切ったような金まみれの五輪誘致を嘆く意見と責任追及が展開される。コンサルタントに紹介した電通の責任を追及する声はまったく上がらず。

猪瀬が少しの沈黙の後、息を吹き返す。そもそもディアクという元世界陸連理事とその接待漬け捜査がフランスとセネガル(ディアクはセネガル人)という宗主国と植民地の関係に由来していることもあり、フランスの報道が主になっており全体像がまだ十分になっていないので早計に決めつけるべきではない、日本の五輪誘致は不正に関与したとは思っていないと主張(この部分は次のコーナーに移る関係上、切られてしまったので最後に猪瀬の言い分として発言したもの)

繰り返すが舌鋒鋭く猪瀬や五輪裏金を批判した東国原も、当事者ゆえに後手に回ることを余儀なくされた猪瀬も電通と言う言葉も、もちろん電通の責任についても一言も発していない。

片手落ちという言葉は問題があるだろうが、まさに片手落ちもいいところの糾弾ごっこであり、マスゾエ問題と同じく本質を隠すための煙幕に過ぎない。
怒りはわかりやすさに向く。
いや、向けさせる。
その裏で笑う者がいる。
なにも変わらない。
真実を探すと銘打つなら裏で笑う者を筆誅すべきだ。

今のように国威発揚ばかりが、あるいは利権争いばかりが際立つオリンピックにそもそもどれほどの意義があるのか。

数年前を思い出してみることだ。
北京オリンピックの会場やら、開会のセレモニーやらでさんざん笑いの種にした事を。
その底には国威発揚のためには手段を選ばず、口パクなんかもやらかすその必死さを嘲笑う気持ちがあったんではないか。
そんな、国威発揚なんか、他国にしてみれば滑稽でしかない。
今度は日本、同じように見られる。
わからんかなあ。

株とか地価とかのためでしょう。原発事故はあったけど、日本はオリンピックできるくらい大丈夫なのよって言うためにね。こんな時だからこそ、なりふり構わず、なんとしても持ってこないといけなかったってこと。

問題は、なぜばれたか。　　世界中の首脳が、日本の総理は危険だ。ということで結束
してるらしい。

そこで、オリンピックで罠を仕掛けたということでしょう。もう少しで、安倍失脚！
日本沈没ということになりそうです。　

もう、手遅れらしい。日本は安倍によってつぶされる。