「褒め殺し」をするのが良いでしょう。

何かにつけ「褒め殺し」です。

米所、農業県であるのは東北や新潟と同じなのに、どうしてこれだけ違うのか？

英タイムズ（一番有名。格式が高い印象）や、英ガーディアン（一番リベラルっていうか、左かも）等の有名新聞が、アベを「極右首相」と表現したのは記憶するかぎり二年以上前から。三年前だったかも。
知らぬは日本人ばかりなり、の憂鬱な状況だった。

さらに憂鬱なのは、（アニメやゲーム、音楽などのジャンルをのぞき）欧米の報道ではすでに「ジャパン・パッシング」が普通になっているという情報。
日本がおしなべて経済的に豊かだった頃の記憶を持っている人たちには信じられないと思うが、ヨーロッパのほとんど全ての国より、アジアではシンガポールより日本人の平均年収が低くなってしまい、アジア各国からも「終わった国」として見られているらしいこと。

そういう「世界の目」とほぼ時を同じくして、「日本はこんなに素晴らしい」がテーマの、痛々しいテレビ番組やYouTube動画が激増してきた。OMG！

政治家というのは男も女も金、金、金です。

＞シンガポールより日本人の平均年収が低くなってしまい

アベノミクスがまだ途上で・・・などと言う連中に教えてやりたい

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik16/2016-08-05/2016080501_03_1.jpg
　３日に発足し、１０人が初・再入閣した第３次安倍再改造内閣。安倍晋三首相を含む閣僚２０人のうち、公明党の石井啓一国交相を除く全員が「日本会議国会議員懇談会」「神道政治連盟国会議員懇談会」「みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会」のいずれかの議員連盟に所属歴がある「靖国」派の政治家であることが明らかになりました。「神道議連」については石井氏以外１９人全員が現在所属しています。

　靖国神社は、１９４５年の日本敗戦まで陸・海軍両省が管理し、国民を侵略戦争に動員する精神的支柱としての役割を担った特殊な神社です。

　戦後も、東条英機元首相らＡ級戦犯を合祀（ごうし）しているだけでなく、併設された軍事博物館「遊就館」を中心に、日本の過去の侵略戦争を「自存自衛」「アジア解放」のための「正義の戦争」と美化・正当化する宣伝センターの役割を果たしてきました。

　新閣僚らが所属する議員連盟は、いずれもその「靖国史観」に立って過去の戦争を美化・正当化し、首相や天皇の靖国神社参拝を求めたり、同神社への集団参拝を繰り返してきました。

　３議連すべてに所属するのは１０人。「新憲法制定」などを掲げる改憲・右翼団体「日本会議」の運動に足並みをそろえる議連「日本会議国会議員懇談会」所属議員は前回内閣改造（１５年１０月）の１２人から１５人に増えました。

　同議連所属の閣僚のうち、安倍首相と麻生太郎副総理は「特別顧問」を歴任。高市早苗総務相は「副会長」、稲田朋美防衛相は「政策審議副会長」などを務めてきました。

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik16/2016-08-05/2016080501_03_1.html

キリシタン弾圧の昔、転向者に限らず権力に媚びへつらった人間は「転び者」と呼ばれた。権力に媚びへつらうため、より過激化するのが昔からの傾向だ。「踏み絵」は「転び者」が考案した弾圧手段と云われる。

昔なら権力がひっくり返るようなことは滅多になかったから、「汚い出世主義」も成り立った。しかし現代では変化が激しくエスタブリッシュも安定的ではない。何時ひっくり返るかわからない。

「こんなはずではなかった」と云う事態が現れることは、充分可能性としてありうる。現代の「転び者」は、得てして物事を深く考えない安易な人間が多い。
逆に言えば安易で軽腰だからこそ、そして自分の信念がないからこそ、「寄らば大樹の陰」と安易に流れるのだろう。

おごる平家久しからずで、ひっくり返った時のことをよく考えてみるべきだ。無残に捨てられ、周りからはバッシングを受け再起不能となるのがオチだ。栄誉礼を受けて得意満面はいいが、程々にしておかないと、痛い目にあう場面も無いとは云えない。

格好だけ権力になびき、従順そうに見せている方が世渡り術としては優れているのだはないか？