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「超保守派の稲田朋美氏を防衛相に起用し、日本の政権は右傾化を進めた」(DW English・RFI)
http://www.asyura2.com/16/senkyo211/msg/115.html
投稿者 無段活用 日時 2016 年 8 月 11 日 13:35:07: 2iUYbJALJ4TtU lrOSaYqIl3A
 



(Japan PM appoints nationalist to defense post in cabinet reshuffle: DW English)
http://www.dw.com/en/japan-pm-appoints-nationalist-to-defense-post-in-cabinet-reshuffle/a-19445749


日本


日本の首相は内閣改造で国家主義者を防衛相に任命する


日本首相は内閣の部分改造で保守派の稲田朋美氏を防衛相に任命した。第2次大戦についての稲田氏の修正主義的な考えは、隣国の中国・韓国との関係に混乱をもたらす可能性がある。





水曜日、安倍晋三首相は内閣改造の一環として国家主義的な考えを持つ近しい保守の盟友を防衛相に任命した。

稲田朋美氏は日本の防衛省を率いる2人目の女性で、最近まで安倍氏の与党・自由民主党の政務調査会長だった。

日本初の女性防衛相・小池百合子氏は先日東京都知事に選出された(投稿者による和訳


第2次大戦の修正主義者


この57歳の弁護士の国家主義的な考えは、場合によってはアジアの諸隣国との関係を混乱させる可能性があると、専門家たちは警告した。

「稲田氏は超保守派の政治家で、これは憲法改正を成し遂げ、また、中国に断固たる姿勢を取るための準備だと受け取られるだろう」と、拓殖大学の安全保障専門家・川上高司氏は語った。

57歳の稲田氏は安倍氏の目標である日本の戦後平和憲法の見直しを支援している。この憲法は一部の保守派から日本の第2次大戦敗戦の象徴として見られている。

また彼女は、アジア女性に軍経営の売春宿で性奴隷となるよう強要した行為など、日本による戦時中の残虐行為を擁護する発言を行っている。

東シナ海の領土紛争や南シナ海での中国の強引な行動のために、中日関係は既に緊張している。


内閣改造


2012年の安倍氏就任以来3度目の内閣改造で合計10人の閣僚が入れ替わった。

五輪担当大臣は別の女性である前環境大臣・丸川珠代氏が就任した。日本は2020年に東京で五輪大会を開催することになっている。

安倍氏は自身の右腕である菅義偉官房長官を留任させるなど、主要ポストの大部分に変更はない。

麻生太郎財務相と岸田文雄外相も留任した。



rs/kl (AP, AFP, dpa, Reuters)



発表 2016年8月3日
関連テーマ アジア中華人民共和国日本
キーワード 日本アジア安倍晋三内閣中国稲田朋美



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(Japon: un nouveau gouvernement plus à droite sur fond de tensions régionales: RFI)
http://www.rfi.fr/asie-pacifique/20160803-japon-remaniement-gouvernement-tomomi-inada-shinzo-abe-coree-sud


日本安倍晋三


日本:地域の緊張を背景に新政権は更に右傾化する


記者 RFI


発表 2016年8月3日・更新 2016年8月3日17:55




公式写真の撮影に集められた新政権閣僚と一緒の安倍晋三・日本首相、2016年8月3日、東京にて。
REUTERS/Kim Kyung-Hoon



2016年8月3日水曜日、日本首相は内閣改造を行った。主要閣僚は留任した。しかし、安倍晋三政権は右傾化を進め、アジアの安全保障分野における強硬な姿勢で知られる国家主義者で修正主義者の女性・稲田朋美氏を防衛相に任命した。


報告 RFI日本特約記者、フレデリック・シャルル


中国の力の台頭と北朝鮮のミサイル発射に立ち向かうために、安倍晋三首相は平和憲法の改正が日本にとって必要だと考える女性を防衛相に据えた。彼女は必要ならば核武装も必要だと考えている。

57歳の弁護士・稲田朋美氏は安倍晋三(投稿者による和訳氏の思想的な盟友だ。安倍氏と同様に、稲田氏は歴史健忘症を患っている。彼女を信じるならば、日本の戦争は西洋帝国主義からのアジア解放が目的だった。そのため、日本軍が200,000人の若いアジア女性−その大部分が韓国人(投稿者による和訳だ−を性奴隷にしたことはない。


超国家主義団体に近い


こうした稲田朋美氏の修正主義的歴史観を韓国は強く嫌悪し、彼女の入国を禁止さえした。小池百合子・新東京都知事と同様に、新防衛相も超国家主義団体・日本会議に近い。同会議は靖国神社参拝を奨励している。靖国には14人の戦争犯罪人が祖国のために命を落とした人たちと共に祀られている。

日本の重要人物が靖国に参拝することは軍国日本の過去の罪を否認することだと中国や韓国は考えている。しかし、新防衛相は時代の流れに乗っている。日本は既に、米国の集団的防衛システムの中に国軍を容易に組み込めるよう平和憲法(投稿者による和訳の解釈変更を行っている。

戦略研究財団のヴェレリー・ニケ氏の考えでは、この任命は自民党の力のバランスに従ったものだ。安倍晋三氏は予定よりも長い期間首相職に留まりたいと考えているため、党内での支配力を維持したい。そのため、稲田朋美氏は「安倍氏の盟友の1人だが、彼には自分に近い自民党議員を周囲に置くことが重要だ」という見方ができる。


中国や北朝鮮に向けたシグナル


また、これは「中国と北朝鮮に向けたメッセージでもある。」日本は新防衛法制を定めたが、「その行動能力はいまなお限定されているため」アジアで活発な軍事的役割を果たしていないと、この研究者は考えている。しかし、非常に右寄りの防衛相が政権に加わったことは「日本に対して非常に挑発的だと感じられる隣国に対して、日本政府は警戒を緩めていないことを示すシグナル」を出していると、ヴァレリー・ニケ氏は結論づけた。

中華人民共和国が南シナ海で実弾による模擬演習に没頭しているのに時を合わせて、稲田朋美氏は日本の防衛省を率いることになった。「情報技術に基づく戦争は突然で残酷で短い。それには戦闘を速やかに準備する能力と効果的に攻撃する能力が求められる」と、中国海軍が声明で述べている。



 

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コメント
 
1. 中川隆[3598] koaQ7Jey 2016年8月11日 13:57:52 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[3967]
保守とか右翼という言葉を理解してないアホだな

小沢、安倍、小泉、竹中、橋下はグローバリストだから右翼

反グローバリズム、反移民が保守だ

日本共産党も今は保守政党だ


2. 2016年8月11日 14:06:42 : EIHH4CSarE : ZNs6WKx@BdQ[171]
稲田朋美防衛大臣が、自らアメリカ軍兵士の性奴隷として好き勝手に弄ばれることを誇りとして参りますから、どうぞ戦場に連れて行って下さい、とでもアメリカ国防総省の国防長官にでも、涙を流し続けながら、直接懇願させてやりましょうか?

これが南スーダンでの駆けつけ警護ということになれば、北朝鮮からして、アメリカから弾薬1万発でも購入して、朝鮮総連を通じて、日本会議に対して、この弾薬1万発を、南スーダンの駆けつけ警護にでも持って行って下さい、とでも唆して頂くと同時に、韓国軍にたいしては、自らの喜び組の女性たちを、是非とも弾薬1万発と共に、南スーダンの駆けつけ警護に連れて行って下さい、ということで唆して頂くくらいのことならば簡単に出来ることだし、韓国軍に置かれましては、これに対しては深く感謝をして、南スーダンの駆けつけ警護に弾薬1万発と、自らの意思で性奴隷になってくれるという女性たちを連れて参りました、ということで応えて貰いましょうか?

中国にしてみれば、複雑な感情を抱きながらも、そっと静かに腹の底で嘲笑いながら、自らの意思で性奴隷になってくれるという女性たちに置かれましては、どうぞ反乱軍兵士のストレス解消のために、好き勝手に弄ばれて下さい、ということで慰安所でも作って、反乱軍兵士の皆様に置かれましては、どうぞこの慰安所で、女性たちと好き勝手に弄んでください、ということで応えて貰うと同時に、アメリカ軍に置かれましては、既に聴牌している自衛隊に対しては、これまでのPKO活動に貢献して頂きまして、誠に有難うございます。今後は韓国軍に引き継いでもらいますので、自衛隊員の皆様に置かれましては、どうぞ誇りを持って、日本に帰国して下さい、ということで応えて頂くのであれば、日本国民全体としては、南スーダンから無事に帰国した自衛隊員の皆様にたいしては、「南スーダンでのPKO活動お疲れ様でした。無事に帰国することが出来ましたことにも、心より深く感謝申し上げます」ということで労っっていくことで、自衛隊のトップである統合幕僚長が、自らが誇りを持って、南スーダンのPKO活動の任務を無事に果たし、日本に帰国してきた自衛隊員の皆様に、深く感謝をして応えて頂ければ、これに対しても、天皇陛下と共に、そっと静かに暖かく見守っていくことに致しましょう、ということで、これを誇りとして、国際社会にも、どんどん良いロールモデルとして見せつけていくことにすれば大いに結構なことなのでは?


3. 2016年8月11日 14:10:18 : KzvqvqZdMU : OureYyu9fng[-744]
狂った糞サヨ的基準で言えば超保守であろうが、世界標準で言えば ふつーだ。


[32初期非表示理由]:担当:アラシコメントが多いので全部処理
4. 2016年8月11日 14:11:55 : bdcWHc5lIs : Iey26BhC67o[273]
早川タダノリ氏
「おっさんの無粋なつっこみで恐縮ではありますが、素手でトイレ掃除運動をやっているのは「ネトウヨ」じゃなくてマジもんの右翼の人たちです。社会学では「保守系市民運動」と呼ばれるカテゴリーに入ると思います。」
https://twitter.com/hayakawa2600/status/763599963657863169

ネトウヨならまだマシ…
マジウヨのキモさには、吐き気をもよおしますね。クレイジーです。


5. 2016年8月11日 16:19:44 : wuu0GmjFX6 : fiFJ5Yr0Hwk[49]
護法の運動 より

平成15年12月号

大東亜戦争と谷口雅春先生 (4)

谷口雅春先生の戦争哲学について

ー 副総裁の戦争観との違ひを考へる

 戦争に対して雅宣氏は「迷ひ」と見るが、神示および雅春先生によれば戦争とは「迷ひの自壊作用」であり、「迷ひ」そのものではないと述べられています。

  雅宣氏は「人間同士が殺し合うことは、如何なる理由によっても正しくない」といふ、戦争絶対悪の考へであるとしいてるが、雅春先生は「殺人は普通悪いと考へてゐますが、戦争に出て敵兵を殲滅するのは善である。全ては地を得た時にそれが初めて善となり、地を得ない時にそれが悪となる。人間を殺す事が道徳上是認せられるのは、人間以上のものゝ絶対命令であることを要する。人間とは肉体ではない故に、「道義」の実現のための殺人は、却って「人間」(『真』の人間)を生かす道である。」と戦争哲学を明瞭に説かれています。
 雅春先生は さらに、 「多くの人たちは戦争の悲惨な方面ばかりを見ているが、戦争には『地上に生れた霊魂進化の一過程』としての『最高の宗教的行事』といふ道徳的・宗数的な積極的意味合ひが含まれてゐるのである。」とも説かれています。
  雅宣氏の戦争絶対悪の考へとは、その深さ高さ物事を見る目において隔絶しており、いかに雅宣氏の考えが平和ボケした日本の憲法のやうなものであるかが際立って見えます。

(引用者注 : 以下は原文中の引用部分)

六、雅春先生の戦争哲学について

    ──副総裁の戦争観との違ひを考へる

 生長の家副総裁の谷口雅宣氏は、戦争を「迷ひ」と見るが、神示および雅春先生によれば戦争とは「迷ひの自壊作用」であり、「迷ひ」そのものではない。このことについては、既に度々指摘した通りである。
  今回は、更に一歩を進め、雅春先生の抱懐してをられた戦争哲学と、雅宣氏が現に把持してゐる戦争観とは何処がどう違ふのかといふことを、読者とともに考へてみたい。

  雅宣氏は、戦争を病気と同様に見立て、次のやうに説いてゐる。
  「病気は、あくまでも人間の『迷いの産物』であって、神の創造ではない。(中略)『戦争』についても、例外ではない。『大東亜戦争』が、その悲惨きわまりない人間同士の極限的争いの過程で、『人間同士が殺し合うことは、如何なる理由によっても正しくない』ということを教えてくれたからと言って、それは『神が大東亜戦争を起こして、人類にそのことを教え給うた』のではないのである。自らの『迷い』が引き起こした愚かなる行為を見て、人間の中にある神性・仏性が『偽なり、偽なり』と否定しているのである。」(「再び大東亜戦争を考える」、『理想世界』平成四年三月、六六頁)
  ここにはしなくも、雅宣氏の戦争観が露呈されてゐる。即ち、「人間同士が殺し合うことは、如何なる理由によっても正しくない」といふ、戦争絶対悪の考へである。しかも、戦争は「自らの『迷い』が引き起こした愚かなる行為」であり、「人間の中にある神性・仏性が『偽なり、偽なり』と否定している」のだと、実相(「人間の中にある神性・仏性」)の立場から、戦争が全面否定されてゐる。
  しかし、「人間同士が殺し合うことは、如何なる理由によっても正しくない」といふこの戦争絶対悪の思想は、本当に正しいと言へるのだらうか。「人間の中にある神性・仏性」は、戦争を「偽なり、偽なり」として本当に否定してゐるのだらうか。

 雅春先生は、「日本国の世界的使命」といふ戦前の文章の中で、次のやうに説かれてゐる。
 「悪とは伺であるかと云ふと、地(ところ)を得ないと云ふことが悪なのであります。(中略)殺人は普通悪いと考へてゐますが、戦争に出て敵兵を殲滅するのは善である。全ては地(ところ)を得た時にそれが初めて善となり、地(ところ)を得ない時にそれが悪となる、斯う云ふ風に生長の家では申すのであります。」 (『驀進日本の心と力』所収、二五五〜二五六頁)

 かく、雅春先生によれば、「人間同士が殺し合うことは、如何なる理由によっても正しくない」どころか、「戦争に出て敵兵を殲滅するのは善である」といふことになる。雅宣氏とは、正に百八十度異なった戦争観を雅春先生は把持してをられたことが解るのである。
  しかし、雅春先生か「全ては地を得た時にそれが初めて善となり、地を得ない時にそれが悪となる」として、戦争における殺人を善とされた場合の「地を得る」とは、具体的には何を意味するのであらうか。これについて、雅春先生には深い哲学的洞察を加へてをられる文章があるので、次にこれを紹介しておきたい。

 「翻って考ふるに、戦争は人間を殺す作業を伴ふ。この場合『人間』とは敵のことでもあり、自国の国民の生命を献げることをも含む。人間を殺す事が道徳上是認せられるのは、人間以上のものゝ絶対命令であることを要する。(中略)
 すべての善は神より来るのである。『神』が唯一の『善』であり、道徳の根拠は『神』に発する。神が建てない国家は圧倒しても好いし、それが神に建てられた国家によって圧倒されることによって、それは一層『道徳的』となるのであり、かくの如き過程によってのみ地上に『神の世界』があらはれるのであり、過去の国家又は、長髄彦(ながすねひこ)族や或は土蜘蛛(つちぐも)種族の如き国家とも云ふを得ざる蕃族の団体が崩壊して新しき国家が生れるその過程としての戦争は、それが殺人行為を伴ふにしても『迷ひの自壊過程』として是認せらるべきである。」 (「国防のための建国の哲学」、『新日本の心』所収、。……三三三〜三三六頁)

 「長髄彦(ながすねひこ)」「土蜘蛛(つちぐも)」とは言うまでもなく、神武天皇が東征の過程で実力を以て討ち滅はした種族を指す。これを現在の国際状況に当てはめるなら、北朝鮮を思ひ浮べればよい。数百万名もの自国民を餓死や粛清で死に追ひやり、また隣国からは数白名もの人々を拉致・殺害しておきながら、未だに恬として恥ぢぬ国。
  かかる無法者の国家に対し、「国家とも云ふを得ざる蕃族の団体が崩壊して新しき国家が生れるその過程としての戦争は、それが殺人行為を伴ふにしても『迷ひの自壊過』として是認せらるべきである」といふ雅春先生のお言葉は、多くの日本人の共感を得るに違ひない。何故か。それは現象的な殺人の奥に、一層高い道義性を含んでゐることを、我々の実相が承認するからである。
  「人間の中にある神性・仏性」は、雅宣氏のやうに戦争を「偽なり、偽なり」とやみくもに否定することで事足れりとはしない。「すべての善は神より来る」のであり、「人間同士が殺し合うことは、如何なる理由によっても正しくない」といふ独善的な思ひ込みこそ、戦後の浅薄なる人間理解に基づく、雅宣氏の「迷いの産物」に他ならない。

 さてご雅春先生の御文章は尚も続く。

 「それは殺人と見えつゝも、実は『殺人』しつゝあるのではなく、『人間』を生かしつつあるのである。何故なら『本当の人間』と云ふものは『肉体』ではなく、内在の『道義性』そのものが、『本当の人間』であるからである。本当の人間が本来『肉体』ではなく、内在の『道義性』ひりもりであると云ふことは、肉体を殺しても『道義性』が完うしたならば、『吾れ生けり』と云ふ実感を伴ふのでも明かである。(中略)
 斯うして戦争に於て多数の肉体人間を殺戮しながらも、そこには道義即ち『真』の人間が生き、少しも『殺人』が行はれてゐないことを知らしむるものは、それを見る人に内在する道義であり、これを教ふるのが生長の家の『肉体本来無』の哲学である。若し或る戦争が、神によって建てられたる『道義』の実現の為の過程でないならば大量殲滅はそのまゝ大量殺生となり、それはとりも直さず地獄の阿鼻叫喚の実現にほかならない。かるが故に戦争遂行にはいづれの国家に於ても何故兵を動かすかの大義名分を明かにしようとするのである。」 (同右、三三六〜三三七頁)

 即ち、人間とは肉体ではない故に、「道義」の実現のための殺人は、却って「人間」(『真』の人間)を生かす道であるといふ、雅春先生の戦争哲学がここでは明瞭に説かれてゐる。
  だが、それなら「大義名分」さへ明らかになれば、どの国の戦争も正しいといふことになるのだらうか。日本は大東亜戦争において英米と戦ったが、英米は「民主主義」を大義名分とした。彼らは彼らなりに、それを「道義」と考へて日本と戦った筈である。それなら、「自存自衛」「東亜解放」を掲げて戦った日本の道義は、「民主主義」といふ英米の道義の前には相対化されてしまひ、どちらが正しいとは言へなくなるのではないか。
  神示に「ヒノモトの軍が厳かに進むのは、無明の世界を照らす唯一の光が進むのである」「世界には唯一の光しかないのだ」(梅の花の神示)とあったその「ヒノモトの軍」の「唯一の光」としての道義性の根拠は何処にあるのか。

 この点に対する雅春先生の回答は、次の通りである。

 「私の考へではすべての国家は絶対存在ではないのである。日本を除く多くの国家は、…その肇国の理想が道義の上に建ってゐると云ふことは出来ないのである。強者の弱者に対する侵略によって建てられたる国家の如きは、それは道義の上に建てられたる国と云ふことは出来ないのである。(中略)それらは漂へる国々である。(中略)
 幸ひにして吾が国のみは神が建てたる国である。その肇国は古事記に顕はれたる如く、天之御中主大神の『修理固成の神勅』(この漂へる国をつくり固め成せ)に始まる。この事を国民が理解してのみ真に国家擁護の熱意が、単に血族擁護の私的感情以上に神聖なる熱意として真理擁護の熱意として国民の内に燃え上るのである。(中略)
 換言すれば 天皇即国家である。この信仰あつてこそ、絶対に帰入する宗教的熱情をもって、国家防衛のためにおのが生命を捧げ得るのである。」 (同右、三四〇〜三四六頁)

 雅春先生の天皇信仰については、本稿の主題から外れるのでこれ以上は論及しないが、雅宣氏が「実相」をかたり、「人間の中にある神性・仏性」の要求として「人間同士が殺し合うことは、如何なる理由によっても正しくない」と、平和ボケした日本の憲法のやうなことを未だに言つてゐる本当の理由は、氏の天皇信仰が雅春先生のやうな「天皇絶対論」にまで透徹せず、本皇を他国の国王や大統領と等しなみの相対的なものとしか受けに止めてゐないためであらう。それは生長の家にとって、致命的な信仰の欠落であり、道義的堕落であるといふ点のみを、ここでは指摘しておきたい。

 さて、以上で雅春先生の「戦争に出て敵兵を殲滅するのは善である」といふ考への背後にある思想を一応紹介した積りであるが、雅春先生の戦争哲学は、実は以上述べたことのみに止まるものではない。戦争に関しては、雅春先生はもつと重要な宗教的意義づけをされてゐるのである。

 最後に、この点について少しだけ紹介しておきたい。

 「多くの人たちは戦争の悲惨な方面ばかりを見てゐて、その道徳的、宗教的意義を理会しない。(中略)肉体の無と、大生命への帰一とが同時に完全融合して行はれるところの最高の宗教的行事が戦争なのである。戦争が地上に時として出て来るのは、地上に生れた霊魂進化の一過程として、それが戦地に赴くべき勇士たちにとつては耐へ得られるところの最高の宗教的行事であるからだと観じられる。」 (戦前版『生命の實相』第十六巻、二四六〜二四七頁)

 即ち、戦争には「地上に生れた霊魂進化の一過程」としての「最高の宗教的行事」といふ道徳的・宗数的な積極的意味合ひが含まれてゐるのである。ここまでくればもう、「人間同士が殺し合うことは、如何なる理由によっても正しくない」といふ雅宣氏の戦争観とは、全く別次元の話になる。これは、地球に生を享けた高級霊が、地球を卒業して他の天体に生れ替る最終段階としての「霊魂進化の一過程」なのである(これについては、本連載の最後に改めて紹介する予定である。)
  因みに、雅春先生の戦争に対するこのやうなお考へは、戦後も全く一貫して変つてゐない。例へば、昭和三十五年八月十五日に奏上された「大束亜戦争無縁戦没者英霊に捧ぐる辞」には、次のやうにある。

 「あの戦争には宇宙の人類進化の神界のプラグラムを達成する役割を演ずる偉大なる犠牲者出現せざるべからざりしなり。その偉大なる役割を演ずるために開かれたるが あの大東亜戦争なり その偉大なる犠性的役割を演じて自己の生命を献げて人類進化に道をひらきたるが あの大東亜戦争において戦死されたる卿等日本軍の将兵たちなり(中略)キリストが一身を献げて人類の身代りとなりしがごとく 卿等は一命を捧げて 大東亜諸民族およびアフリカ諸民族の魂の自覚の進歩のために貢献せるなり」

 このやうな「霊魂進化の一過程」「人類進化の神界のプログラム」としての大東亜戦争の宗教的意義を、現生長の家教団は全く没却し去つてゐる。これは、雅春先生の御教へからの重大な逸脱、いや生長の家の宗教的堕落でなくして何だらうか。

[32初期非表示理由]:担当:スレ違い


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