いや、そもそも日本の場合報道してないし。
東大話法ってのはあったが京大話法かよ？
http://www.asyura2.com/16/senkyo208/msg/876.html#c3

そう、私の亡くなった祖母も八十過ぎても歴代天皇の名前が全て言えるのが自慢でした。ある年齢から上の人は九九を覚えるみたいに暗記させられましたからね。

面白いのは一水会の鈴木邦夫氏がまだバリバリの右翼だった頃、(ご本人が言うには、今でも「右翼」ではあるそうですが)作家の井上ひさし氏が書いた文章に天皇陛下に対して不敬な部分があると思い、怒って本人に凸電、ひとしきり口撃すると、黙って聞いていた井上氏が「あなたは天皇陛下を敬う愛国者ですか？」と聞いてきたので「勿論です！」と答えると「ならば歴代天皇のお名前を言ってみなさい」と言う。しかし戦後に小学校に入学した鈴木氏にはそれができない。言葉に詰まっていると、井上氏が「私も愛国者です。だから私は言えますよ」と言って神武天皇から今上(昭和)天皇まで、立て板に水のごとく、一気によどみなく言ってのけたので、さしもの鈴木氏もこれには笑うしかなく、井上氏も笑って、それからは親しく付き合うようになったと、鈴木氏が井上氏の葬儀に出席した後のブログに出会いの思い出として書かれていましたよ。ええ話や、と思って読んだものですが。w

まあ、あの鈴木氏ができなかったのですから、今のネトウヨならまず、無理でしょう。ネットのカキコミでやっても迫力がないけどリアルでウヨに絡まれてる方にはもしかしてオススメの技かも？？
http://www.asyura2.com/16/senkyo209/msg/653.html#c7

破壊されたり、略奪されたりした国から来る。
それをしないことだ。
http://www.asyura2.com/16/senkyo209/msg/798.html#c1

>これ、かえって　逆効果かもしれない　騒げば騒ぐほど むしろ鳥越氏に同情票が集まる可能性は大きい。

その通り。そういうこともある。私の場合、本当は宇都宮さん押しだったから、鳥越さんのことは一時は本当にボケてたらどうしよう、とか思ったりもしたけど、あっちがここまで汚い手でくるとはあきれたよ。お前ら許さんぞと、俄然、鳥越押しになった。
http://www.asyura2.com/16/senkyo209/msg/898.html#c11

そもそも、舛添がなんで失脚しなきゃならなかったのか、あんた、わかる？
実は俺にもよくわかんないけどさ。w
でも彼のデタラメな使い込みに怒った都民に追い込まれたわけじゃないだろう。セコイばかりの金銭スキャンダルがなぜか出まくったからだ。「都民の怒り」はそれに乗せられたからだろう。
http://www.asyura2.com/16/senkyo209/msg/898.html#c16

その理由は女の目から見て、あの話は??
ってところが多いのよ。あえて書かないけどね。もちろん、事実はどうだったかはわからない。でも、少なくともあれは、男目線でスキャンダルを楽しむような書き方がされてる。早い話が一種のポルノとしてね。だからネトウヨさんたちなんか喜んじゃってるじゃない？w

本当に被害者の気持ちに寄り添った書き方なら、ああはならないと思う。旦那って人の話もいまいちピンとこないし、女としてはどうしてもそのまま共感できないところがあるのよ。

下ネタスキャンダルなら、なんでも女は引くだろう、なんて簡単に考えたのなら裏目に出たわね。
http://www.asyura2.com/16/senkyo210/msg/416.html#c8

大マスコミが左翼なんかじゃないのはいくら工作員4153番でもわかりきってるよな？だったら安倍も左翼で経団連も左翼団体だ。w

マスコミは沖縄で起こってることなんか、昔も今もまともに伝えなじゃないか。たとえば、ここで山本太郎が叫んでいることなんか、どこのテレビや大新聞が伝えたよ？

http://www.asyura2.com/16/senkyo210/msg/193.html

http://www.asyura2.com/16/senkyo210/msg/332.html

たしか、あんたの最初の頃の投稿は沖縄でいたいけな少女が米兵に無残な殺され方をした事件を憤るものだったな。それなのに今はこんな投稿をする。そこを誰かに突かれると「左翼の正体がわかって転向したのだ」とか言ってたが、それは違うだろう。何らかの理由で別人のアカウントを引き継いだか、そうでなければ親の代から入っている例の団体で徹底した「再教育」でも受けさせられたかじゃないのか？何しろ親学とかの“教育学の権威”もいるあの団体だからな。そしてめでたく、ネット工作員4153番として生まれ変わったわけだ。で 、あんた的にはネトウヨ界隈のネタを拾っては「マニュアルに沿った左翼叩き」をやってればいいという、日々の使命も与えられて生き甲斐も出来たと。もはや、若者らしく世の中の矛盾に悩むこともないしな。いわば山本太郎氏とは真逆の方向へ行ったわけだが、お陰で毎日のメシも美味いか？だったらまあ、よかったんだろうよ。

http://www.asyura2.com/16/senkyo210/msg/435.html#c14

自分たちの書いた投票用紙が投票箱に入ったまま、一枚も数えられないうちに当確が決まってしまったら、たいていの有権者はがっかりするでしょう。そんなことがこの先も何度も続いたら、選挙から足が遠のく人が増えるのは確実です。番組冒頭での、いきなりの当確発表の狙いはそれではないかと。有権者の意欲を削いで選挙に行って一票を投じること自体を諦めさせる。そんな狙いががあるような気がしてなりません。とりあえず今回は、野党共闘を支持した人達の気持を叩き潰しておくための演出として行われたのではないかと疑っています。
http://www.asyura2.com/16/senkyo210/msg/430.html#c45

それと、朝イチと言えば思い出すのは、原発事故後にやった、幾つかの県での家庭の食卓の放射線量の測定です。どこも問題にならないほどの僅かな数値で、特に福島がゼロベクレルという結果には疑問の声が多数出て、結局、実験に協力した大学教授が機器が故障していたと発表しました。ところが番組ではさらっとそれを伝えて、また改めて実験しますと言ったきり、再実験は行われましたか？たぶん、行われていなと思うが、あれ以来、イノッチや有働さんや柳澤さんが何を言おうと、不信感を持ってしまっています。特に柳澤氏はNHKドキュメンタリーの秀作、チェルノブイリシリーズでも筆頭記者としてテロップにお名前があったことがあるだけに残念でした。
http://www.asyura2.com/16/senkyo210/msg/657.html#c32

現在の生長の家は、教祖の孫の三代総裁の谷口雅宣氏がリベラルな思想を持つために教団内の右翼勢力とそりが合わなくなり、三十数年前に袂を分かっている。しかしその後も教団を出た右翼勢力とは激しく対立していて、今回の参院選でも雅宣総裁自ら、自民とその補完勢力に投票するなと呼びかけたほどである。1983年以来、政治活動から撤退した生長の家がこうした呼びかけをするのは珍しいことらしいが、それは最近の与党勢力の背後に元生長の家の右翼信徒がいるからだと雅宣氏は自身のブログでもはっきりと述べていた。

日本会議の中心部分は安保闘争時代に左翼学生団体に対抗して生長の家の学生信徒を中心に作られた右翼学生団体の出身者だ。彼等は思想的には今も生長の家の初代教祖、谷口雅春氏の残した言葉のみを真理として崇めている。 教団を離脱した彼等は政治団体「日本を守る会」を結成、さらに右翼知識人らの「日本を守る国民会議」と合流して「日本会議」を結成した。

彼ら元生長の家右翼は政治的には日本会議の事務方を仕切る「日本青年協議会」を名乗るが、信徒団体としては初代教祖の名を被した「谷口雅春先生を学ぶ会」を名乗っている。この二つは一応、別団体だが、その運営するHPや掲示板を見ると信条は明らかに共にしている。

問題の稲田氏だが、彼女は元々、生長の家内部でも南京虐殺否定論者として知られた椿原泰夫という人の娘で、一部信徒の間でも知られでいようだ。(稲田氏が「百人斬り裁判」の原告側弁護団に加わったのも、以前、Wikipediaに書いてあったところによると、夫の読んでいた本を自身も読んだのがきっかけとあったが、稲田氏自身の父親の影響であることは間違いない。かつては父、椿原氏の南京事件に関する論文の載ったサイトもあったのだが、いつの間に間にか消え、稲田氏が公式の場で父親に触れる回数も減ったようである)

生長の家の話に戻ると現在の三代目谷口雅宣総裁率いる教団はある意味、存亡の危機にある。その理由は教義の中心である経典『生命の実相』の著作権を袂を分かった日本会議系の右翼に奪われたからだ。 初代雅春氏が養護学校運営のための資金として別団体の社会事業団に寄附してあった著作権に目をつけ、事業団の関係者を味方に引き入れて、教団側の使用を許可しないようにしてしまったようだ。教団側はこれを告訴、最高裁まで争ったが負けてしまった。

日本会議系の右翼たちがそこまで元の教団を憎むのは、現総裁の雅宣氏が、初代の娘婿の二代目清超氏とともに、リベラル路線に舵を切って教団を一切の政治活動から撤退させてしまったからだ。しかし、その他に雅宣氏が戦前の『生命の実相』の完全復刻を拒んだためでもあるらしい。『生命の実相』は全部で数十巻に及ぶ長編だが、戦後はその一部がGHQによって禁書にさせられた。しかし、その禁が解けても雅宣氏はその部分を復刊させなかった。教団を出た日本会議系右翼はそれを非難していたようだが、著作権を持つ社会事業団に目をつけ、教団から著作権を奪おうと考えたのはそのためかもしれない。

その部分は現在、単行本『古事記と日本国の世界的使命』となって発行され、誰でも手に入る。Amazonのレビューを見ると、ある種の人たちの「聖書」にもなっているようだ。

その中では日本は特別な正義を持つ神の国であると位置づけられ、その神の国の理想を地上に広げるために起こす戦争は「善」として肯定される。道義を持つ国が持たない国を滅ぼして併合するのは悪ではなく、善であり、それに伴う殺人も肯定される。つまりはかつての日本のアジアへの軍事侵攻の道義面からの肯定論である。

稲田氏は日本会議系の集会でこの部分が入っている祖母から譲られたという旧版の『生命の実相』を誇らしげに掲げて話している動画がyoutubeにアップされていた。

稲田氏の思想的背景を知りたい向きには前掲書をお勧めする。

http://www.asyura2.com/16/senkyo210/msg/728.html#c24

http://www.asyura2.com/16/senkyo210/msg/810.html#c9

そもそもご主人側の人には内緒で行ったのならばいいのだとか、そういう問題なのですか？
http://www.asyura2.com/16/senkyo210/msg/870.html#c3

平成15年12月号

大東亜戦争と谷口雅春先生 (4)

谷口雅春先生の戦争哲学について

ー 副総裁の戦争観との違ひを考へる

　戦争に対して雅宣氏は「迷ひ」と見るが、神示および雅春先生によれば戦争とは「迷ひの自壊作用」であり、「迷ひ」そのものではないと述べられています。

　 雅宣氏は「人間同士が殺し合うことは、如何なる理由によっても正しくない」といふ、戦争絶対悪の考へであるとしいてるが、雅春先生は「殺人は普通悪いと考へてゐますが、戦争に出て敵兵を殲滅するのは善である。全ては地を得た時にそれが初めて善となり、地を得ない時にそれが悪となる。人間を殺す事が道徳上是認せられるのは、人間以上のものゝ絶対命令であることを要する。人間とは肉体ではない故に、「道義」の実現のための殺人は、却って「人間」（『真』の人間）を生かす道である。」と戦争哲学を明瞭に説かれています。
　雅春先生は さらに、 「多くの人たちは戦争の悲惨な方面ばかりを見ているが、戦争には『地上に生れた霊魂進化の一過程』としての『最高の宗教的行事』といふ道徳的・宗数的な積極的意味合ひが含まれてゐるのである。」とも説かれています。
　 雅宣氏の戦争絶対悪の考へとは、その深さ高さ物事を見る目において隔絶しており、いかに雅宣氏の考えが平和ボケした日本の憲法のやうなものであるかが際立って見えます。

(引用者注 : 以下は原文中の引用部分)

六、雅春先生の戦争哲学について

　　　 ──副総裁の戦争観との違ひを考へる

　生長の家副総裁の谷口雅宣氏は、戦争を「迷ひ」と見るが、神示および雅春先生によれば戦争とは「迷ひの自壊作用」であり、「迷ひ」そのものではない。このことについては、既に度々指摘した通りである。
　 今回は、更に一歩を進め、雅春先生の抱懐してをられた戦争哲学と、雅宣氏が現に把持してゐる戦争観とは何処がどう違ふのかといふことを、読者とともに考へてみたい。

　 雅宣氏は、戦争を病気と同様に見立て、次のやうに説いてゐる。
　 「病気は、あくまでも人間の『迷いの産物』であって、神の創造ではない。（中略）『戦争』についても、例外ではない。『大東亜戦争』が、その悲惨きわまりない人間同士の極限的争いの過程で、『人間同士が殺し合うことは、如何なる理由によっても正しくない』ということを教えてくれたからと言って、それは『神が大東亜戦争を起こして、人類にそのことを教え給うた』のではないのである。自らの『迷い』が引き起こした愚かなる行為を見て、人間の中にある神性・仏性が『偽なり、偽なり』と否定しているのである。」（「再び大東亜戦争を考える」、『理想世界』平成四年三月、六六頁）
　 ここにはしなくも、雅宣氏の戦争観が露呈されてゐる。即ち、「人間同士が殺し合うことは、如何なる理由によっても正しくない」といふ、戦争絶対悪の考へである。しかも、戦争は「自らの『迷い』が引き起こした愚かなる行為」であり、「人間の中にある神性・仏性が『偽なり、偽なり』と否定している」のだと、実相（「人間の中にある神性・仏性」）の立場から、戦争が全面否定されてゐる。
　 しかし、「人間同士が殺し合うことは、如何なる理由によっても正しくない」といふこの戦争絶対悪の思想は、本当に正しいと言へるのだらうか。「人間の中にある神性・仏性」は、戦争を「偽なり、偽なり」として本当に否定してゐるのだらうか。

　雅春先生は、「日本国の世界的使命」といふ戦前の文章の中で、次のやうに説かれてゐる。
　「悪とは伺であるかと云ふと、地（ところ）を得ないと云ふことが悪なのであります。（中略）殺人は普通悪いと考へてゐますが、戦争に出て敵兵を殲滅するのは善である。全ては地（ところ）を得た時にそれが初めて善となり、地（ところ）を得ない時にそれが悪となる、斯う云ふ風に生長の家では申すのであります。」 （『驀進日本の心と力』所収、二五五〜二五六頁）

　かく、雅春先生によれば、「人間同士が殺し合うことは、如何なる理由によっても正しくない」どころか、「戦争に出て敵兵を殲滅するのは善である」といふことになる。雅宣氏とは、正に百八十度異なった戦争観を雅春先生は把持してをられたことが解るのである。
　 しかし、雅春先生か「全ては地を得た時にそれが初めて善となり、地を得ない時にそれが悪となる」として、戦争における殺人を善とされた場合の「地を得る」とは、具体的には何を意味するのであらうか。これについて、雅春先生には深い哲学的洞察を加へてをられる文章があるので、次にこれを紹介しておきたい。

　「翻って考ふるに、戦争は人間を殺す作業を伴ふ。この場合『人間』とは敵のことでもあり、自国の国民の生命を献げることをも含む。人間を殺す事が道徳上是認せられるのは、人間以上のものゝ絶対命令であることを要する。（中略）
　すべての善は神より来るのである。『神』が唯一の『善』であり、道徳の根拠は『神』に発する。神が建てない国家は圧倒しても好いし、それが神に建てられた国家によって圧倒されることによって、それは一層『道徳的』となるのであり、かくの如き過程によってのみ地上に『神の世界』があらはれるのであり、過去の国家又は、長髄彦（ながすねひこ）族や或は土蜘蛛（つちぐも）種族の如き国家とも云ふを得ざる蕃族の団体が崩壊して新しき国家が生れるその過程としての戦争は、それが殺人行為を伴ふにしても『迷ひの自壊過程』として是認せらるべきである。」 （「国防のための建国の哲学」、『新日本の心』所収、。……三三三〜三三六頁）

　「長髄彦（ながすねひこ）」「土蜘蛛（つちぐも）」とは言うまでもなく、神武天皇が東征の過程で実力を以て討ち滅はした種族を指す。これを現在の国際状況に当てはめるなら、北朝鮮を思ひ浮べればよい。数百万名もの自国民を餓死や粛清で死に追ひやり、また隣国からは数白名もの人々を拉致・殺害しておきながら、未だに恬として恥ぢぬ国。
　 かかる無法者の国家に対し、「国家とも云ふを得ざる蕃族の団体が崩壊して新しき国家が生れるその過程としての戦争は、それが殺人行為を伴ふにしても『迷ひの自壊過』として是認せらるべきである」といふ雅春先生のお言葉は、多くの日本人の共感を得るに違ひない。何故か。それは現象的な殺人の奥に、一層高い道義性を含んでゐることを、我々の実相が承認するからである。
　 「人間の中にある神性・仏性」は、雅宣氏のやうに戦争を「偽なり、偽なり」とやみくもに否定することで事足れりとはしない。「すべての善は神より来る」のであり、「人間同士が殺し合うことは、如何なる理由によっても正しくない」といふ独善的な思ひ込みこそ、戦後の浅薄なる人間理解に基づく、雅宣氏の「迷いの産物」に他ならない。

　さてご雅春先生の御文章は尚も続く。

　「それは殺人と見えつゝも、実は『殺人』しつゝあるのではなく、『人間』を生かしつつあるのである。何故なら『本当の人間』と云ふものは『肉体』ではなく、内在の『道義性』そのものが、『本当の人間』であるからである。本当の人間が本来『肉体』ではなく、内在の『道義性』ひりもりであると云ふことは、肉体を殺しても『道義性』が完うしたならば、『吾れ生けり』と云ふ実感を伴ふのでも明かである。（中略）
　斯うして戦争に於て多数の肉体人間を殺戮しながらも、そこには道義即ち『真』の人間が生き、少しも『殺人』が行はれてゐないことを知らしむるものは、それを見る人に内在する道義であり、これを教ふるのが生長の家の『肉体本来無』の哲学である。若し或る戦争が、神によって建てられたる『道義』の実現の為の過程でないならば大量殲滅はそのまゝ大量殺生となり、それはとりも直さず地獄の阿鼻叫喚の実現にほかならない。かるが故に戦争遂行にはいづれの国家に於ても何故兵を動かすかの大義名分を明かにしようとするのである。」 （同右、三三六〜三三七頁）

　即ち、人間とは肉体ではない故に、「道義」の実現のための殺人は、却って「人間」（『真』の人間）を生かす道であるといふ、雅春先生の戦争哲学がここでは明瞭に説かれてゐる。
　 だが、それなら「大義名分」さへ明らかになれば、どの国の戦争も正しいといふことになるのだらうか。日本は大東亜戦争において英米と戦ったが、英米は「民主主義」を大義名分とした。彼らは彼らなりに、それを「道義」と考へて日本と戦った筈である。それなら、「自存自衛」「東亜解放」を掲げて戦った日本の道義は、「民主主義」といふ英米の道義の前には相対化されてしまひ、どちらが正しいとは言へなくなるのではないか。
　 神示に「ヒノモトの軍が厳かに進むのは、無明の世界を照らす唯一の光が進むのである」「世界には唯一の光しかないのだ」（梅の花の神示）とあったその「ヒノモトの軍」の「唯一の光」としての道義性の根拠は何処にあるのか。

　この点に対する雅春先生の回答は、次の通りである。

　「私の考へではすべての国家は絶対存在ではないのである。日本を除く多くの国家は、…その肇国の理想が道義の上に建ってゐると云ふことは出来ないのである。強者の弱者に対する侵略によって建てられたる国家の如きは、それは道義の上に建てられたる国と云ふことは出来ないのである。（中略）それらは漂へる国々である。（中略）
　幸ひにして吾が国のみは神が建てたる国である。その肇国は古事記に顕はれたる如く、天之御中主大神の『修理固成の神勅』（この漂へる国をつくり固め成せ）に始まる。この事を国民が理解してのみ真に国家擁護の熱意が、単に血族擁護の私的感情以上に神聖なる熱意として真理擁護の熱意として国民の内に燃え上るのである。（中略）
　換言すれば　天皇即国家である。この信仰あつてこそ、絶対に帰入する宗教的熱情をもって、国家防衛のためにおのが生命を捧げ得るのである。」 （同右、三四〇〜三四六頁）

　雅春先生の天皇信仰については、本稿の主題から外れるのでこれ以上は論及しないが、雅宣氏が「実相」をかたり、「人間の中にある神性・仏性」の要求として「人間同士が殺し合うことは、如何なる理由によっても正しくない」と、平和ボケした日本の憲法のやうなことを未だに言つてゐる本当の理由は、氏の天皇信仰が雅春先生のやうな「天皇絶対論」にまで透徹せず、本皇を他国の国王や大統領と等しなみの相対的なものとしか受けに止めてゐないためであらう。それは生長の家にとって、致命的な信仰の欠落であり、道義的堕落であるといふ点のみを、ここでは指摘しておきたい。

　さて、以上で雅春先生の「戦争に出て敵兵を殲滅するのは善である」といふ考への背後にある思想を一応紹介した積りであるが、雅春先生の戦争哲学は、実は以上述べたことのみに止まるものではない。戦争に関しては、雅春先生はもつと重要な宗教的意義づけをされてゐるのである。

　最後に、この点について少しだけ紹介しておきたい。

　「多くの人たちは戦争の悲惨な方面ばかりを見てゐて、その道徳的、宗教的意義を理会しない。（中略）肉体の無と、大生命への帰一とが同時に完全融合して行はれるところの最高の宗教的行事が戦争なのである。戦争が地上に時として出て来るのは、地上に生れた霊魂進化の一過程として、それが戦地に赴くべき勇士たちにとつては耐へ得られるところの最高の宗教的行事であるからだと観じられる。」 （戦前版『生命の實相』第十六巻、二四六〜二四七頁）

　即ち、戦争には「地上に生れた霊魂進化の一過程」としての「最高の宗教的行事」といふ道徳的・宗数的な積極的意味合ひが含まれてゐるのである。ここまでくればもう、「人間同士が殺し合うことは、如何なる理由によっても正しくない」といふ雅宣氏の戦争観とは、全く別次元の話になる。これは、地球に生を享けた高級霊が、地球を卒業して他の天体に生れ替る最終段階としての「霊魂進化の一過程」なのである（これについては、本連載の最後に改めて紹介する予定である。）
　 因みに、雅春先生の戦争に対するこのやうなお考へは、戦後も全く一貫して変つてゐない。例へば、昭和三十五年八月十五日に奏上された「大束亜戦争無縁戦没者英霊に捧ぐる辞」には、次のやうにある。

　「あの戦争には宇宙の人類進化の神界のプラグラムを達成する役割を演ずる偉大なる犠牲者出現せざるべからざりしなり。その偉大なる役割を演ずるために開かれたるが　あの大東亜戦争なり　その偉大なる犠性的役割を演じて自己の生命を献げて人類進化に道をひらきたるが　あの大東亜戦争において戦死されたる卿等日本軍の将兵たちなり（中略）キリストが一身を献げて人類の身代りとなりしがごとく　卿等は一命を捧げて　大東亜諸民族およびアフリカ諸民族の魂の自覚の進歩のために貢献せるなり」

　このやうな「霊魂進化の一過程」「人類進化の神界のプログラム」としての大東亜戦争の宗教的意義を、現生長の家教団は全く没却し去つてゐる。これは、雅春先生の御教へからの重大な逸脱、いや生長の家の宗教的堕落でなくして何だらうか。
http://www.asyura2.com/16/senkyo211/msg/115.html#c5

A級戦犯の合祀だけが問題ではないでしょう。
そこに神として祀られることと引き換えに、生業や学業、そして愛する家族からも引き離されて、自分の意思とは関係のないところで決定された戦争に駆り出され、若くして人生を絶たれることを正当化するシステムとして働いた、それ自体が問題なのです。

自分や自分の家族ならそんなことに納得できるのかどうか、よく考えてみればいい。

http://www.asyura2.com/16/senkyo211/msg/241.html#c4

＞彼女が警官に「どうして聞くんですか」と聞いたら袋をさして「平和って書いてあるから」と。

＞今や「平和」は犯罪！という投稿も確認できる。https://t.co/AzXxvRYLfo

太平洋戦争が始まった頃らしいが、与謝野晶子の歌集を持っていたという理由で11才だか12才だかの少女が警察に連行されたことがあったという。それを思い出した。
http://www.asyura2.com/16/senkyo211/msg/274.html#c2

・・・まさか「事前の要請」まではしてませんよね？
http://www.asyura2.com/16/senkyo211/msg/485.html#c2

だとしたら、その昔、『ノーと言える日本』とか、書いた人とも思えないが。
http://www.asyura2.com/16/senkyo211/msg/490.html#c5

そういや、蓮舫と岡田でする漫才もちょっとだけなら見てみたいような気もするけど、民進のプロモーションビデオとしてどうよ？w
http://www.asyura2.com/16/senkyo211/msg/686.html#c18

>>9

結局、おたくの言う通り、自己防衛するより手はないかも知れないね。
でも、まだ諦めたくもない。
http://www.asyura2.com/16/senkyo211/msg/733.html#c11

なのに彼女を叩いたネトウヨは稲田のこうした裏金づくりにはけして怒らんのだろうな。「いーじゃねえか、みんなやってんだから！トモ姫を悪く言うやつは俺が許さん！」とか開き直るんだろうな。

もしかしてガリガリ君ぐらいおごってもらってるのか？w

ま、ネトウヨはともかくマスコミはなぜ言わん？やっぱり親分の寿司が効いてんのかね？
http://www.asyura2.com/16/senkyo211/msg/743.html#c4

>消去法で自民支持の人が多いのではないでしょうか？
>自民の代わりを誰もまじめに考えていない気がします

「政治のことは政治屋さんにお任せ意識」でいるからじゃないですか？だから「どうせ
、どのお店に行っても気に入ったものは売ってないから、なんとなく前から買ってたとこで買う」みたいなことになる。そもそもこの国で政党にオーダーメイドで注文つけられるのは財界の大物くらい。我々には無理です。

山本太郎みたいに自分が政治家になって新党作るといのは、さすがに一般人にはハードルが高過ぎるが、それでも何がしかの方法で政治に参加し、既存政党に影響を与えることくらいはできるんじゃないでしょうか？物言う株主ならぬ「物言う主権者」になるのです。SEALD'sの若者たちはその一つの例を示してくれたと思います。
http://www.asyura2.com/16/senkyo211/msg/871.html#c8

お姉さんの「札束」というのも誰かがアップしてたのを見たけど「札束」というにはあまりに貧相な束だったよ。あれが何百万に見えるなら、札束を見たことないか、10以上は数が数えられないかだが、どうせ見てないで書いたんだろう。見て書いたならあれも捏造だ。

元記事より。
>さらには過去にアップされた画像に数百万円単位の1万円札を手に持ったものが見つかり、援助できる近親者がいるにもかかわらずなぜ貧困に陥っているのかと、疑惑は収束するどころかいっそう深まる一方である。

いくら紙媒体でないからって2ちゃんの噂とかネタにしてもっともらしいことを書くな。そんなのただの素人ブロガーじゃないか。外部の雇われ記者だとか言って逃げてないで社長と一緒に顔出しして謝れよ。このまま誰だかわからないまま逃げたら、また同じこと繰り返すんだろう。二度とやらないというなら、それくらいの覚悟を見せてみろ。

私だって既存のマスコミがアレなんでネットジャーナリズムに期待はしてるけど、こんなのがいたんじゃ信用ゼロになる。
http://www.asyura2.com/16/senkyo212/msg/212.html#c3

>>26
取材相手にあげるのはギャラじゃなくて謝礼でしょう。もう40年くらい前ですが、ひよこのお菓子もらったって親戚がいました。そんなのでも良ければ、そして御自分の方がずっと貧困度が高いという自信があるなら、今からでも売込んでみたらいいかもしれませんね。
http://www.asyura2.com/16/senkyo212/msg/146.html#c28

民主が政権取った時だって、鳩山総理の普天間の県外移設も、菅総理の原発廃止も「本質的に自民と違うこと」をやろうとすればたちまちマスコミまでが総動員され、彼らは道化にされて引き摺り下ろされてしまった。今ここで二人の名をあげても頭からバカにしてかかる人がいるほどだが、その根拠は大したものではない。印象操作で洗脳されているだけだろう。そして野田総理が登場し「国民生活を守るために大飯原発を再稼働する」と言った。

少なくとも、あのフクイチ事故の時、菅ではなく、今の安倍政権だったら良かったと思える人がどれだけいるのだろう？(一応、言っとけば菅のせいで海水注入が中断したというのはデマだ。まだ信じてる人はここにはいないだろうけど)

つまり、財界やアメリカが望むのは、うわべだけ左派リベラルな色を付けて庶民思いのふりをした第二の自民党。でも「二つの自民」で政権をお手玉して国民をだましていこうという手はもう古いよ。何しろお手本にするはずだった本家でさえもう、うまくは行ってないんだから。ても、物は考えようで、ある意味でそれが破綻してることが今の民進のへなへな度にも繋がってるんだろうし、そう思えばまんざら悪いことではないのかもしれないが。

残念だが今の我々に必要なのは彼らのような人たちじゃない。

http://www.asyura2.com/16/senkyo212/msg/324.html#c3

いつか貧乏だからネトウヨになったとかいう番組があって、やっぱりやらせじゃないかと言われた人がいたか、そのことでは？

私の高校時代は三十年以上前だけど千円の外食、絶対出来ないってことはなかった。
てか、マックなんかでビックマックとポテトとサラダとか、ちょっとおごると700円くらいはすぐになったような気がするが、今はそんなにデフレなのか？

そりゃケチなら年収一千万でも立ち食い蕎麦しか食わんだろうさ。
現に私の知り合いにそういうのがいて、いつか蕎麦奢るって言われて付いてったら、駅の立ち食い蕎麦だったけどな。w

パーなウヨクさんも往生際が悪すぎですな。

http://www.asyura2.com/16/senkyo212/msg/212.html#c28

全くその通り。一見質素に見える「手作りの暮らし」だって、実際は貧困に陥ってしまった人には手の届かない贅沢品だ。現役世代なら、夫に十分な安定収入のある専業主婦くらいしか実現できないだろう。そうした「暮らし」など実現できない人たちの暮らしに寄り添えないのなら、単なる「趣味のオタク雑誌」になり下がるしかない。

花森の望んだ方向では全くないだろう。
http://www.asyura2.com/16/senkyo213/msg/193.html#c9

>私は今一番国民を心配してくれる党は共産党だと思うくらいだ。

私もそう思う。そして「今一番国民を心配させてくれる党」は自民党だと思っている。彼らが何をしでかしてくれるかと思うと不安でたまらない。

今時、こんなビラを作って撒くようでは、その自覚はないのだろうが、それだけに救い難い。
http://www.asyura2.com/16/senkyo214/msg/384.html#c13