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論理的に考えれば制空権も握らずにシリアへ軍事侵攻できないのだが、トルコ大統領は正気でない(櫻井ジャーナル)
http://www.asyura2.com/16/warb17/msg/163.html
投稿者 赤かぶ 日時 2016 年 2 月 15 日 03:43:00: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 

論理的に考えれば制空権も握らずにシリアへ軍事侵攻できないのだが、トルコ大統領は正気でない
http://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201602140001/
2016.02.15 03:05:28 櫻井ジャーナル


 2011年3月以来、シリアのバシャール・アル・アサド体制を倒そうとしているアル・カイダ系武装勢力やダーイッシュ(IS、ISIS、ISILとも表記)は外国勢力の傭兵だということは本ブログで何度も指摘してきた。アメリカ/NATO、サウジアラビア/ペルシャ湾岸産油国、イスラエルが編成、軍事訓練、武器や兵器を含む兵站を供給、盗掘石油を売りさばいてきた。

 この武装勢力についてアメリカ軍の内部に批判的な見方をする人たちがいた。例えばマイケル・フリン中将が局長だった2012年8月、DIA(国防情報局)はシリア政府軍と戦っているのはサラフ主義者(ワッハーブ派)、ムスリム同胞団、そしてアル・カイダ系武装集団のAQIで、西側、ペルシャ湾岸諸国、そしてトルコの支援を受けているとし、シリア東部にサラフ主義の支配地ができると警告していた。

 アメリカを含む西側の政府やメディアはアサド政権を倒すために「穏健派」を支援しているかのように宣伝してきたが、そうした集団は事実上、存在しないと指摘していたわけである。つまり、「穏健派」への支援とはアル・カイダ系武装勢力やダーイッシュへの支援にほかならないということであり、バラク・オバマ政権はそれを承知でそうした政策を続けてきたということである。フリン中将もダーイッシュの勢力が拡大したのはオバマ政権の決定によるとしている。

 アル・カイダ系武装勢力が体制転覆プロジェクトの傭兵として機能していることはリビアのムアンマル・アル・カダフィ体制が倒されたとき、明確になった。それから間もなくして新たなタグとしてダーイッシュが登場したわけだ。

 2014年10月2日、ジョー・バイデン米副大統領はハーバード大学で、シリアにおける「戦いは長くかつ困難なものとなる。この問題を作り出したのは中東におけるアメリカの同盟国、すなわちトルコ、サウジアラビア、UAEだ」と述べ、あまりにも多くの戦闘員に国境通過を許してしまい、いたずらにISを増強させてしまったことをトルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領は後悔していたとも語っている。

 この指摘に間違いはないのだが、抜けている事実がある。例えば、2015年10月にイスラエル軍のユシ・オウレン・シャハク大佐がダーイッシュと行動を共にしているところをイラク軍に拘束されている。また、シリアでは、反政府軍の幹部と会っていたイスラエルの准将が殺されたという。負傷した反シリア政府軍/ダーイッシュの兵士をイスラエルは救出、病院へ運んだうえで治療しているとも伝えられている。

 イスラエルもダーイッシュと深く関係しているのだが、この事実をイスラエルは隠していない。2013年9月、駐米イスラエル大使だったマイケル・オーレンはシリアのアサド体制よりアル・カイダの方がましだと語っているのだ。オーレンはベンヤミン・ネタニヤフ首相の側近であり、ネタニヤフ政権の考え方だと言えるだろう。

 そして勿論、最も関係が深いのはアメリカ。何度も書いているように、1970年代にズビグネフ・ブレジンスキーがソ連軍と戦わせる戦闘集団として編成、訓練、支援したサラフ主義者を中心とする武装集団が出発点だ。

 アメリカはダーイッシュと戦うためと称して連合軍を編成、軍事侵略を始めつつあったが、茶番にすぎないことは明白。2014年9月23日にアメリカ主導の部隊が攻撃を始めるが、その様子を取材したCNNのアーワ・デイモンは翌朝、最初の攻撃で破壊されたビルはその15から20日前から蛻の殻だったと伝えている。

 昨年12月28日にイラク政府はラマディの奪還を宣言したが、攻撃の数日前には存在していた約2000名の戦闘員が制圧したときには消えていた。市内には死体がいくつかあるだけで、やはり蛻の殻だった。アンバール県ではラマディやファルージャへの攻撃をアメリカ軍は遅らせ、ダーイッシュの幹部をヘリコプターで救出したと疑う人もいる。

 アル・カイダ系武装集団やダーイッシュを手先として使ってきたのはCIAや特殊部隊だと見られている。2001年9月11日以降、正規軍の上層部もネオコン/シオニストや戦争ビジネスに近い人物に入れ替えられてきたが、完全に粛清されたわけではない。

 粛清されずに残った軍人のひとりがマーチン・デンプシー陸軍大将で、2011年10月から15年9月まで統合参謀本部の議長を務めた。フリン中将がDIA局長だったのもこの時期だ。調査ジャーナリストのシーモア・ハーシュによると、アル・カイダ系武装勢力やダーイッシュの勢力拡大を懸念した軍の幹部はホワイトハウスの許可を得ず、2013年秋からそうした武装集団に関する情報をシリア政府へ伝え始めたという。

 そのデンプシーが昨年9月に議長を辞め、好戦派のジョセフ・ダンフォードが後任に決まる。この月の終わりにロシア軍が空爆を始めたことは興味深い。この議長交代でロシア側はアメリカに見切りをつけた可能性がある。

 ロシア軍は本当にアル・カイダ系武装集団やダーイッシュを攻撃、戦況は一変してネオコン、トルコ、サウジアラビア、イスラエルなどは動揺する。内部告発を支援しているWikiLeaksによると、10月10日にトルコのエルドアン大統領はロシア軍機の撃墜を決め、11月24日にトルコ軍のF-16戦闘機がロシア軍のSu-24爆撃機を待ち伏せ攻撃で撃墜した。なお、11月24日から25日にかけてポール・セルバ米統合参謀本部副議長がトルコのアンカラを訪問、トルコ軍幹部と会談している。

 ロシア軍機の撃墜を決める直前、10月7日から8日までエルドアン大統領は日本に滞在していた。「シリアの難民危機」はトルコ政府が演出、EUへの脅しに使っているが、この「危機」で日本はトルコを支援すると確約したらしい。日本でアメリカ側の誰かと接触していた可能性もあるだろう。11月13日にはトルコのイスタンブールで安倍晋三首相はエルドアン大統領と首脳会談、その11日後にロシア軍機を撃墜した。トルコで両首脳は日本とトルコが共同で制作した映画「海難1890」を見たらしい。

 安倍首相と仲が良いらしいエルドアン大統領はオスマン帝国の再興を妄想する人物で、正気ではないと言われている。シリア北部の制空権はロシアが握っているわけで、論理的に考えればシリアへの軍事侵攻はありえないのだが、妄想に憑かれている彼ならやりかねないと警戒されている。前回も触れたが、トルコに保管されている核爆弾を使う気かもしれない。ちなみに、日本には中国と戦争しても自分たちは無傷で勝てると妄想している人がいるようだ。


 

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コメント
 
1. 2016年2月15日 12:40:03 : OO6Zlan35k : ScYwLWGZkzE[260]
シリア停戦合意、垣間見えるロシアの「常とう手段」
主要国がシリア停戦で合意した結果、ロシアのプーチン大統領はアサド大統領の救済にまた一歩近づいた(英語音声、英語字幕あり)Photo: AP
By NATHAN HODGE
2016 年 2 月 15 日 07:36 JST

 【モスクワ】ロシアのプーチン大統領は昨年、アサド政権の崩壊を食い止める可能性に賭けてシリアへの空爆を開始した。米ロなど主要国がシリア停戦で合意した今、ロシアはアサド大統領の救済にまた一歩近づいたようだ。

 主要国は12日、1週間以内にシリア国内での戦闘停止を実現することで合意した。その結果、プーチン大統領と同氏に同調する勢力は新たな戦果を固める時間を手にすることになる。最近、シリア軍と親政府派のシーア派民兵組織はロシアの空爆という支援を受けながら、最大都市アレッポの包囲に向けて軍を進めている。

 アレッポ包囲に成功すれば、プーチン氏はシリア国内で親政府派の拠点を強固なものにするだけでなく、和平協議の条件としてアサド大統領の退陣を迫る動きを阻止することができる。

 ロシアの外交官養成機関として知られるモスクワ国立国際関係大学のアンドラニク・ミグラニヤン教授はロシアの戦術について「親アサド派勢力のために強い立場から交渉する」と話す。

シリア北部アザズの難民キャンプ

 軍事観測筋や軍事アナリストによると、ロシアは常とう手段に出ている。ウクライナでは1年前、欧州の仲介によって合意した停戦の発効直後に、ロシアの支援を受けた東部の分離独立派が鉄道交通の戦略的要衝デバリツェボ周辺で攻撃を強化した。

 ウクライナの分離独立派はひそかにロシア地上部隊の支援を受けて、デバリツェボ近くで政府軍を包囲することに成功した。この戦闘で前線の態勢が整い、分離独立派の主要都市ドネツクとルガンスクの間で通信回線を回復させることができた。

 ロンドンのシンクタンク、英国王立防衛安全保障研究所でロシア研究の上級研究員を務めるイーゴリ・スチャーギン氏は「戦術の構図は非常に似ている」と語った。

 現在のシリア停戦合意がこのまま維持されれば、各国の外交官が戦闘停止を議論している間にもロシアは戦闘機を送り込み、1週間かけて反政府派を攻撃することができる。スチャーギン氏はロシアがこうした戦術をとれば、プーチン大統領は圧倒的な軍事力を見せつけて敵の戦意を喪失させる「衝撃と畏怖」作戦を進めながら、調停役を務めることができると話す。

 スチャーギン氏は、ロシアは「戦争中であり、戦時体制下にある」と指摘。「チェスをしていると思っていたのに相手が機関銃を装填(そうてん)して、銃を突き付けてきたら、その結果どうなるかは容易に予測できる」

 西側の政府関係者はロシアが事実上、穏健なシリアの反政府勢力を過激派組織「イスラム国」(IS)の支配下に追いやっていると非難。プーチン氏にはもう我慢できないとの声が上がっている。

 シリア軍の攻撃を受けて、ジュネーブで開催されていたシリア和平協議は今月初め中断された。ロシア政府は不透明な動き――例えばウクライナでは、記章がない軍服を着た兵士を送り込んでクリミアを占領しながらそれを否定し続けた――を繰り返してきたため、シリアの停戦合意にも懐疑的な見方が広がっている。

 オーストリアに駐在するウクライナ大使のオレクサンドル・シェルバ氏はツイッター上に「ロシアがシリア停戦を提案したって?」、「心配だ、非常に心配だ」と投稿した。

 各国の外交担当者らの話では、ロシアやイランが支援した攻撃は人的被害をほとんど考慮せずに行われている。戦闘が激化すると、シリア北西部で数万人の市民が避難し、難民危機はさらに深刻化した。人権擁護団体によると、ロシアの支援を受けた勢力が重火器を使用した結果、民間人に深刻な被害が出ているという。

 ロシア外務省のマリア・ザハロワ報道官は先週、軍服のような制服姿で記者会見に登場し、西側メディアが民間人に犠牲者が出ているとの情報をでっち上げ、ロシアの対シリア作戦について「根拠のない声明」を発表していると主張した。

 ワシントンのシンクタンク、ブルッキングス研究所の上級研究員フィオナ・ヒル氏はアレッポの戦闘と、第2次チェチェン紛争時のグロズヌイ制圧作戦には類似点があると話す。ロシアは1999年末から2000年初めにかけて分離独立派の支配下にあったチェチェン共和国の首都グロズヌイの制圧作戦を実施、戦闘でグロズヌイは完全に破壊され、数十万人が家を追われた。

 ヒル氏は「プーチン氏は難民や人道危機は他人事と考えている」と指摘した。

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【社説】シリア和平「安らぎは墓の中」
シリアでのロシア勝利、地域戦争誘発か
【特集】シリア情勢
http://si.wsj.net/public/resources/images/BN-MO896_RUSPUT_M_20160212115719.jpg


2. 2016年2月15日 20:50:00 : 7fkAV9YJjU : jdpOB5eJ_Vk[11]
穏健なシリアの反政府勢力なるものは存在しない。穏健な勢力などシリアには存在しない。

もう一つ、制空権がないのにシリアへ軍事侵攻できないとあるがもう一つある。それは補給・後方支援つまりロジスチックスが機能しない場所へは侵攻できない。


3. 2016年2月15日 22:08:31 : v1gbxz7HNs : Ay@h0DQyQEc[541]
NATOを戦争に引き込むために制空権は必要ないとトルコは考えている。衛星情報を考えたら制空権どころではない。とすると明らかに戦争目的は勝利ではなく開戦にあるのではないのか。

4. 2016年2月16日 12:41:19 : itc2JV6NiI : 8L9c@zKBjFI[1]

シリア内で、賄賂でひきつけた勢力の離反を阻止する、あわよくば、更に金で引きよせたい。その為には、そのような謀反人等が将来も安心できる、そのような環境をつくります、どうか金で転んで下さいと、枝葉を取ってしまえば、こんなかと思われる。


5. 2016年2月16日 16:59:11 : nJF6kGWndY : n7GottskVWw[708]

変な人道的理由で介入などせず、ロシアとシリア政権の非人道的な弾圧と殺戮に任せておいた方が、最終的には、西側の損失も小さくなるのだが

ま、無理だろうなw



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