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「米国は旗色を鮮明にせよ」と元米国防総省日本部長 尖閣問題に米国はどう関与するのか(JBpress)
http://www.asyura2.com/16/warb18/msg/555.html
投稿者 赤かぶ 日時 2016 年 9 月 02 日 00:15:45: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 

東シナ海を航行する中国公船。海上保安庁提供(8月7日撮影、 資料写真)。(c)AFP/JAPAN COAST GUARD〔AFPBB News〕


「米国は旗色を鮮明にせよ」と元米国防総省日本部長 尖閣問題に米国はどう関与するのか
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/47764
2016.9.2 古森 義久 JBpress


 前回の記事(「国際社会を味方につけて中国の尖閣奪取を阻止せよ」http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/47742)では、尖閣諸島(沖縄県石垣市)に対する中国の大規模な攻勢に対して日本はどう対応すべきか、ジョージ・ワシントン大学のロバート・サター教授に尋ねた。

 今回は、日米安全保障や中国の対米戦略に詳しい元米国防総省日本部長のポール・ジアラ氏へのインタビューの模様をお届けする。日本の対応に加えて、日本の同盟国である米国がどう動くべきかをジアラ氏に尋ねた。

 ジアラ氏はハーバード大学を卒業して米海軍に志願し、海軍機パイロットとして主にアジア地域に勤務した。その後、現役の海軍士官のまま国防総省勤務となり、日本部長を務めた。退官後はワシントンの複数のシンクタンクでアジアの安全保障や日米同盟についての研究を重ね、現在はワシントンの民間のアジア安全保障研究機関「Global Strategies & Transformation」の所長を務める。

 インタビューの中でジアラ氏は、民兵“漁船”を多数動員した中国の尖閣諸島への攻勢を「新しいタイプの戦争手段」と呼び、米国が日本支持を明確にする必要性を強調した。ジアラ氏との一問一答の要旨は以下の通りである。

■断固とした姿勢を見せないとさらに攻勢をかけてくる



ポール・ジアラ氏


――中国による最近の尖閣諸島周辺での新たな攻勢をどうみますか。

ポール・ジアラ氏(以下、敬称略) 中国海警の武装した艦艇と数百隻もの民兵“漁船”を組み合わせた攻勢は、いかにも最近の中国らしい、挑戦的で好戦的かつ他に類を見ない作戦だと言えます。日本側が対処に困るのも無理のない奇抜で非対称の攻め方でもあります。新しいタイプの戦争手段と呼ぶのが適切でしょう。

 中国の人民解放軍は、対外戦略の一環として、直接的には軍事力を使わない三戦(『世論戦』『心理戦』『法律戦』)を実施していますが、今回の尖閣への攻勢は軍事力と緊密に結びついたユニークな膨張戦法です。

 特に、膨大な数の“漁船”を動員して尖閣周辺の水域を埋め尽くす方法は、日本側を威圧するための大きな効果があるでしょう。漁船の乗組員は、現実には中国人民解放軍の指揮下にある軽武装した民兵で、尖閣諸島に上陸する能力も備えています。これらを普通の漁船と見なすことは非常に危険です。

――日本としてはどう対応することが適切でしょうか。

ジアラ 軍事、非軍事の両面で中国の攻勢や圧力を押し返すことです。断固として抑止、反撃しようという姿勢が日本側になければ、中国はここぞとばかりにさらに攻勢をかけてくるでしょう。

 もしも実際に中国が軍を動員して尖閣諸島への上陸や占拠を試みた場合、その動きを阻止できる防衛力の整備が必要です。そのためには尖閣付近で海上艦艇、軍用機、ミサイルなどを強化することが不可欠です。

 尖閣諸島周辺で米軍と共同で演習を実行することも大きな効果があるでしょう。ただし尖閣が攻撃を受けた場合、最初は日本が自主的に防衛努力をしなければ、米国の支援は始まらないかもしれません。

■日米は尖閣諸島周辺で演習を

――オバマ政権は尖閣問題に対してまるでまったくの第三者のような姿勢を保っています。尖閣諸島が日米安保条約の適用範囲に入ると言明はしていますが、「有事には尖閣を守る」とば述べません。そして領有権についてはまったくの中立の立場を取っています。こうした米国の態度をどうみますか。

ジアラ 私はこの尖閣の事態は日米両国にとって共通の課題だと思います。日米同盟そのものへの挑戦でもあるのです。

 オバマ政権は確かに『尖閣諸島の領有権に対して、米国は特定の立場を取らない』と言明しています。つまり中立だということです。

 しかし私は、尖閣事態の重大さを考えると、米国は旗色を鮮明にする時期が来たと思います。日米同盟のためにも、また米国自体の国益のためにも、米国政府は「尖閣諸島は日本の領土だ」とする立場を明らかにするべきだと考えます。米国のそうした日本支持の表明が中国の侵略的な攻勢を抑止する効果を生むでしょう。

――確かに米軍は尖閣諸島近くの海域、空域には出てきません。その周辺で米軍が演習でもすれば、中国に対する明確かつ強固なメッセージとなりますね。

ジアラ はい、私も米軍には尖閣周辺で演習をするぐらいの積極性があってもよいと思います。現在の状況は深刻であり、日米同盟としての対処が必要なのです。




 

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コメント
 
1. 2016年9月02日 00:51:12 : J0b2K02UBU : FWybJSXPBOs[11]
アメリカの目的は、日中、日韓、日ロが領土問題でいつでも対立できるようにしておくこと。

日本が抱える領土問題は相手がどこの国であれ1ミリも進まないと世界では認識されている。アメリカがあいまいにしてきたことが原因の一つ。


2. 2016年9月02日 08:59:07 : 21z7j0RAlY : vjkJXwnBtHE[1]
尖閣は台湾も領有を主張している 中国侵攻は米軍が本当は防衛条約に基づき出動し 奪還作戦行うと台湾に約束している。
 

3. 中川隆[3855] koaQ7Jey 2016年9月02日 13:45:20 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[4241]

阿修羅のアホ右翼はアメリカが中国の同盟国だというのがわかってないんだな:


米中は昔から常に利益を分け合い、手を携え前に進む仲間だった
http://www.asyura2.com/13/lunchbreak53/msg/527.html


暴かれた中国とヒラリーの黒い関係。夫も「中国の金」で大統領に 2016.07.15
http://www.mag2.com/p/news/211764
共和党のトランプ氏と民主党のヒラリー氏の一騎打ちになると見られるアメリカ大統領選。トランプ氏の暴言ばかりに注目が集まりますが、もしもヒラリー氏が当選したら…。無料メルマガ『ロシア政治経済ジャーナル』で著者の北野幸伯さんが、国際政治に詳しい評論家の伊藤貫氏の著書を引用しつつ、ヒラリー氏と中国のとんでもない関係を暴いています。


ヒラリーと中国の、黒い関係…

「世界最大のリアリティーショー」といえば、「アメリカ大統領選」。共和党候補は、トランプさんで決まり。民主党候補は、ヒラリーさんで決まり。

さて、ヒラリーさん。最近、最大の障害をクリアしました。


「クリントン氏、訴追相当せず」 FBI長官が会見

朝日新聞デジタル 7月6日(水)1時54分配信


米大統領選で民主党の候補者指名を確実にしたクリントン前国務長官(68)の私用メール問題で、米連邦捜査局(FBI)のコミー長官は5日に会見し、「捜査の結果、訴追には相当しないと判断した」と発表した。


メールには機密情報が含まれており、「非常に不用心だった」としつつも、過去の機密情報をめぐる事件と比較し、「常識的な検察官ならば訴追しない」と述べた。

これは、何でしょうか?

09〜13年、ヒラリーさんは国務長官だった。その時、公務に私用メールアドレスを使っていた。これは、「国の機密情報を無料であげます」というのと同じ。それで問題視され、FBIが捜査していた。しかし、FBIは、「問題は多いけど、このまま大統領選つづけていいです」と許可した。これで一応、ヒラリーさんは法的問題をクリアしました。ところが…。

われわれ日本人が絶対知っておいた方がいいこと。ヒラリーさん、実をいうと、中国とかなり深く、黒い関係があるらしいのです。


クリントン夫妻と中国の、深く、長い癒着

ネタ元は、アメリカ在住政治アナリスト、日本を代表するリアリスト・伊藤貫先生の『中国の「核」が世界を制す』。

kitano0713

この本は、世界情勢の真実を知りたい方必読です。伊藤先生によると、クリントン夫妻は、それこそ「大昔」から中国に取り込まれていました。


クリントン夫妻とリッポ財閥の腐敗した癒着関係は、少なくとも1983年から始まっている。
(p261)

ええ!? いまから、33年も前から!!??

「リッポ・グループ」って何でしょう?


中国共産党と人民解放軍は、クリントン夫妻に対して多額の贈賄をするパイプとして、インドネシア・香港・中国に拠点を持つリッポ・グループ(力宝集団)を使用した。


リッポ・グループはインドネシアの華僑財閥・リアディ家が所有する企業集団であり、銀行業・不動産業・流通業・観光業等を経営している。
(p260)

さて、リッポグループとクリントン夫妻の「黒い関係」はどんな風に始まったのでしょうか?


ヒラリー夫人が上級パートナーを務めるアーカンソーの法律事務所は、この時期から、リッポグループの「顧問」として高額の報酬を得ている。FBIは、「クリントン夫妻と人民解放軍スパイ機関との協力関係が始まったのは、たぶんこの頃だろう」と推定している。
(p261)

ええ!!!??? FBIが知っているのに、ヒラリーさんは、なぜその後も順当に出世しつづけていったのですか???

そして、ヒラリーさんの夫ビル・クリントンさんは1992年、「中国の金」を使って、大統領選に勝利します。


クリントン夫妻は1992年の大統領選に出馬したとき、リアディから少なくとも(後に判明しただけでも)125万ドルの賄賂(違法な政治資金)を受け取っている。


1996年の大統領選挙では、リアディ(リッポ・グループ)からクリントン夫妻へ、はるかに巨額な賄賂が動いた。
(p261)

実をいうとこれ、「バレて」しまったのです。クリントン夫妻は、どんな反応をしたのか?


1997年にこの事実が明るみに出たとき、クリントン夫妻は、「われわれはカネを受け取ったかもしれないが、何も憶えていない。誰がカネを出したのか、われわれは何も知らない」と言い張って、逃げてしまった。
(p261)

そんなんでいいんですか??? 舛添さんも、アメリカに生まれれば逃げ切ることができたのでしょうか?


動けなかったFBI

さて、上にも書きましたが、クリントン夫妻はそんなに悪いことをして、なぜ捕まらなかったのでしょうか?


1992〜96年のFBIとNSAの盗聴活動により、中国政府の首脳部が米国政界に対して大規模な贈賄工作を実行していることは明らかであったが、国務省・ペンタゴン・司法省・CIAは、この大規模な贈賄工作を止めることはできなかった。たぶんこれらの組織は、政治的な理由から動けなかったのだろう。
(p278)

「政治的な理由から動けなかった…」(涙)

アメリカ在住・伊藤先生は、もっとディーテールを話してくださっています。


米民主党の政治家たちが中国から収賄しているというニュースがアメリカのマスコミに載るようになったのは、1996年後半である。


(中略)


この大規模な贈賄工作が、中国政府のスパイ組織による深刻な外交問題であるという解説記事が米マスコミに載るようになったのは、1997年の春以降のことである。
(p279)

これを受けて、FBIは捜査を開始しました。しかし…。


しかしFBIと連邦政府検察官による贈賄事件の捜査は、数か月しか続かなかった。1997年初頭、ホワイトハウスの命令を受けた司法省が、この件に関する捜査を打ち切る決定を下したからである。
(p279)

しかも、「露骨な妨害行動」があったのだそうです。


この事件の捜査を続行するために独立検察官を任命することを主張したキャリア検察官、チャールス・ラベラは、即刻、解雇された。他の検察官たちはラベラが即座にクビになったのを見て、「この事件には、深入りしないほうがよい」と理解した。
(p279)


日本の教訓

ここまで読まれて、「ホンマかいな?」と思われた方も多いことでしょう。皆さんがそう感じる主な理由は、「メルマガという媒体では、出せる情報量に限りがあるから」です。

今回の話に関心を持たれた方は、是非『中国の「核」が世界を制す』をご一読ください。卒倒物の事実が、山ほど登場します。

さて、私たち日本人は、今回の話から何を学ぶべきなのでしょうか?

そう、「ヒラリーさんは、中国と黒い関係にある」。彼女が大統領になったら、対中、対日政策はどうなるのでしょうか?

確かにアメリカは、2015年3月の「AIIB事件」直後、「中国を最大の敵」と定めましたそして、「ウクライナ問題」「シリア内戦」「イラン核問題」を「アッ」という間に解決した。ロシアとも和解しはじめました。そして、中国との対立は、意図的に激化させている。ですから、ヒラリーさんが大統領になっても、その路線でいくかもしれません。あるいは、彼女は中国に弱みを握られていて、柔軟路線に転じるかもしれません。

私が大変しばしば、「日本は、中国を挑発するな!」「日本の中国批判は、アメリカ追随でよい。アメリカが批判したことを、そのままオウムのように繰り返せ!」と書いているのは、こういう事情もあるのです。つまり、日本が先走って中国を挑発しすぎると、アメリカ国内の親中勢力が力を増し、「梯子を外される」かもしれない。要するに、アメリカなしの日中戦争が起こる可能性が高まる。

日本は常に、「『アメリカ』中心の対中包囲網」「対中バランシング同盟」結成を目指すべきなのです。調子に乗って、「日本が反中包囲網形成を主導する」などと宣言してはいけません。梯子を外され、尖閣、沖縄は中国領になってしまいます。


4. 2016年9月02日 15:03:34 : ftC0gbSfow : 93hrMl6pYUs[6]
>>03

>阿修羅のアホ右翼はアメリカが中国の同盟国だというのがわかってないんだな:

アホウヨの中川隆が満を持して、バカ発言を戦争板にまでやりにきていたので笑ってしまった。

いつアメリカと中国は同盟を結んだんだ?

同盟国のようなものだ、というなら肯きもするが、同盟国だといわれたら「はぁ?」というほかあるまい。

昼休み板で自分の投稿スレのコメント欄を自分のコメで埋める自慰行為に耐えられず、戦争板にまで出張成されてきた熱意が空回りして、事実でないことを事実として書いてしまうとせっかくの主張も上滑りするだけだ。

なお、米中は昵懇の仲ということを知らない戦争板ユーザーはいないので、わざわざ言わなくてもよろしい。


5. 2016年9月02日 19:56:31 : Wnc6oSvgYA : @SAV2f9Nl3c[290]
猿芝居 死の商人に 華持たせ

6. 中川隆[3869] koaQ7Jey 2016年9月03日 09:05:54 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[4255]
>>4
おまい、密約という言葉を知らないのか?

日本はアメリカの仮想敵国だからな


7. 2016年9月03日 20:11:38 : FJaTUKNnXs : @S3B27B5JDA[1]
>>06

>>4
おまい、密約という言葉を知らないのか?

====================================
アホウヨ中川隆、公式に同盟を結んでいない事実を密約で言いくるめようとしても無駄。

陰謀脳バカチン中川の悪い癖だなw


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