★阿修羅♪ > 近代史3 > 342.html
 ★阿修羅♪
▲コメTop ▼コメBtm 次へ 前へ
スマホやノートパソコンを使っていると失明する
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/342.html
投稿者 中川隆 日時 2019 年 4 月 13 日 12:05:50: 3bF/xW6Ehzs4I koaQ7Jey
 

(回答先: スマホを使うとバカになる 投稿者 中川隆 日時 2019 年 4 月 13 日 12:01:15)


スマホやノートパソコンを使っていると失明する

スマホのブルーライトで失明早まる可能性、研究
8/14(火) 13:23配信 The Telegraph
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180814-00010001-clc_teleg-int


 携帯電話やノートパソコンの画面を長時間見続けることによって、失明が早まる可能性があるとする研究論文がこのほど、英オンライン科学誌「サイエンティフィック・リポーツ(Scientific Reports)」に掲載された。

 米オハイオ州のトレド大学(Toledo University)による新たな研究では、デジタル端末から発せられるブルーライトによって、目の光受容細胞を死滅させる有害化学物質の発生が誘発されることが明らかになった。こうした状態は最終的に、視野の中心部に影響を与える黄斑変性症の進行を早める可能性がある。50歳以上の人々の約7人に1人には、この疾患のなんらかの兆候がみられるが、治療法はまだ見つかっていない。

 同大学のアジス・カルナラスン(Ajith Karunarathne)博士は、「私たちはしょっちゅうブルーライトにさらされているが、眼球の角膜と水晶体はそれを遮断したり反射したりすることができない」と述べている。

 ブルーライトは、他の色に比べてエネルギーが強く、波長が短いため、ブルーライトから受けるダメージは、より大きくなる可能性がある。

 研究チームは、暗い場所でデジタル端末を使用すると、瞳孔が開き、より多くのブルーライトが眼球内に届く可能性があるため、暗い場所での使用は避けるべきだと指摘している。

 黄斑変性症は、網膜にある光受容細胞が死滅することによって引き起こされる。光受容細胞は、感知した光を信号に変えて脳に伝達するためにレチナールという物質を必要とするが、ブルーライトにさらされたレチナールは、毒性反応によって光受容細胞を攻撃するようになる。

 カルナラスン博士の研究チームは現在、日々ブルーライトにさらされると目にどのような影響が出るかについての解明を進めるため、テレビや携帯電話、タブレットなどの画面から発せられるブルーライトの値を測定している。

 ブルーライトから目を守る方法としてカルナラスン氏が推奨するのは、屋外では紫外線とブルーライト両方の遮断効果があるサングラスを着用し、暗い場所でのスマートフォンやタブレットの使用を避けることだ。

「レチナールとブルーライトの結合によって引き起こされる毒性反応を阻止する方法を探し、失明のメカニズムについてより多く学ぶことで、ハイテク機器に囲まれて育つ子どもたちの視力を守る方法を見つけたいと思っている」と同氏は意気込む。

 現代人の平均的なインターネット利用時間は、10年前の2倍に当たる週24時間で、成人全体の5人に1人は、週40時間利用している。利用時間増加の原因の一つは、16〜24歳の若者のネット利用の増加によるもので、この年齢層の利用時間は週平均34.3時間だ。

 英国情報通信庁(Ofcom)がまとめた報告書は、インターネット利用時間の急増はスマートフォンの普及が進んだことが主な原因だとしている。英国のスマホ利用者の数は、米アップル(Apple)が初めて「iPhone(アイフォーン)」を発売した翌年の2008年には人口のわずか17%だったの対し、現在は78%に上っている。【翻訳編集】AFPBB News

「テレグラフ」とは:
1855年に創刊された「デーリー・テレグラフ」は英国を代表する朝刊紙で、1994年にはそのオンライン版「テレグラフ」を立ち上げました。「UK Consumer Website of the Year」、「Digital Publisher of the Year」、「National Newspaper of the Year」、「Columnist of the Year」など、多くの受賞歴があります。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180814-00010001-clc_teleg-int  


▲△▽▼

スマホやPCのブルーライトは超危険!目の細胞死滅で失明の恐れも すぐできる予防法
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150602-00010002-bjournal-soci&pos=3
Business Journal 6月2日(火)6時1分配信

「電車内はスマートフォン(スマホ)を見ている人だらけ」「スマホを歩きながら見ている」などという光景はごく当たり前になり、なかにはスマホと顔の間が10cmくらいしか空いていない人も見受けられます。「これでは目を悪くしてしまう」と注意を促す声が大きくなってきました。

 目に悪影響を与える要因としては、ブルーライト(青色光)が指摘されています。ブルーライトはノーベル賞で有名になった青色LEDが出す光だと説明すれば、理解されやすいでしょう。ブルーライトはスマホやパソコンのバックライトに使われていますし、白色LEDにも使われています。

 ブルーライトは目に見える光の中では最も波長が短いため、エネルギーが強いので、目の奥の網膜にまで届いてしまいます。紫外線はブルーライトよりも波長が短くパワーは強いですが、実は角膜や水晶体にブロックされる特性があるのです。ブルーライトが網膜とその中心部の黄斑に届くと活性酸素が発生し、それによって細胞は死滅していくことで加齢黄斑変性症発症の原因になります。

 加齢黄斑変性症はアメリカでは中途失明原因の第1位、日本では第4位で、今後増えると推測されています。網膜の中心部にあって視覚に最も大事な黄斑に障害が起こる疾患で、視野の中心がゆがんだり暗くなったりして見えにくくなり、最悪の場合は失明に至ります。治療法としては「抗血管新生薬療法」「光線力学療法」「レーザー治療」などが行われており、進行したケースではiPS細胞による治療に大きな期待がかかっている状況です。

 このままブルーライトの影響を受け続けると、現在では70歳以上で増えてくる疾患なのに、40〜50代で発症する人が増加する可能性もあると推測されています。

 現時点では、個人がそれぞれ次のような予防的対処を心がける以外にはありません。

(1)スマホは少なくとも顔から40cmは離して使う
(2)スマホのバックライトの明るさは半分以下にして使う
(3)パソコンからもブルーライトは出ているが少ないので、パソコンでできる作業はパソコンで行う
(4)ブルーライトカットメガネ、画面の保護フィルムなどを活用する
(5)ホウレン草など緑黄色野菜を十分に食し、抗酸化物質「ルテイン」をしっかり摂取する。ルテインは黄斑に集まりやすく、ブルーライトを吸収する。

 スマホの契約保有件数は2014年時点で5700万件。あなたの目のために、予防策はすぐにも始めるのが賢明なのではないでしょうか。

(文=松井宏夫/医学ジャーナリスト)

▲△▽▼

布団で夜中にスマホゲーム 45歳男性が白内障
2017年02月04日 20時41分
https://www.epochtimes.jp/2017/02/26739.html

スマートフォンを暗闇のなかで長時間操作することで、白内障のリスクが高まるという。画像は参考(NEC Corporation of America/flickr)

スマートフォンを暗闇のなかで長時間操作することで、白内障のリスクが高まるという。画像は参考(NEC Corporation of America/flickr)

 「白内障」と聞くと高齢者が患う目の病気というイメージがあるかもしれない。しかし、日本人の2人に1人がスマートフォン(スマホ)を所有する現在、白内障の若年化が進む傾向にある。20代や30代、まれに10代にも症状が見られるようになった。

 白内障は今やお年寄りの病気ではない。台湾に住む45歳の男性は、重度の「スマホ依存症」であり、寝る前はいつも布団の中で携帯電話を操作するのが日課となっていた。ここ5年で急速に視力の低下を感じた男性は病院へ行くと、白内障と診断された。

 中央社の報道によると、特に暗闇でのスマートフォンやPCの使用は、ブルーライトを集中的に浴びる為、目への負担がかなり大きく、近年「若年性白内障」が急増している。

 白内障は通常、老化に伴い水晶体が白く濁ることで視力が低下する病気であり、一般的には60から65歳で発症すると言われている。台湾白内障及びレーシック手術医学会の張朝凱理事長によると、ここ10年で白内障を患う人の若年化が見られ、40歳で発症する割合は5〜10%増加したという。

 日本でも20代や30代で白内障と診断される人が増えている。スマートフォンを操作する際は、ブルーライトをカットするメガネを装着したり、こまめに画面から目を離して遠くを見るなど、目を休ませることを意識した方がよさそうだ。




▲△▽▼

「寄った両目が元に戻らない!」スマホ依存で…子どもの斜視が増加か
10/27(土) 7:12配信 読売新聞(ヨミドクター)
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181027-00010000-yomidr-sctch


若倉雅登 井上眼科病院名誉院長

 秋は学会シーズンです。先日、専門分野が私と重なる兵庫医科大学特任教授の三村治さんの講演を興味深く聞きました。子どもの急性内斜視が増えているという話でした。急性内斜視では、両目が内側に向いたまま戻らなくなる、つまり遠くを見ても目が寄った状態のままになります。

 以前は私も小児眼科を扱っていましたが、近頃は「心療眼科外来」が多忙になって、しばらく目を離しているすきに状況が変化していました。当院の小児担当者に聞いてみると、やはり最近明らかに急性内斜視が増えているとのことでした。
.


「寄った両目が元に戻らない!」スマホ依存で…子どもの斜視が増加か


イメージ


韓国で研究論文、日本でも同じ傾向か

 原因のひとつは、小中学生がスマートフォンに依存するようになったからだという論文が、2016年に韓国の施設から発表されました。それは、7歳から16歳までの12例(男5人、女7人)の報告です。これによりますと、この12例の内斜視は従来とは少し異なる特徴を持っていました。まず全員が過度なスマホ使用者(過去4か月以上にわたり、1日4時間以上使用)で、1日平均の使用時間は6時間、しかも30センチ以内の距離で画面を見ていました。うち9例は遠くを見るといつも、あるいは時々、水平複視(一つのものが横に離れて二つに見える)になりました。8例は軽度から中等度の近視、残りはごく軽い遠視で、適切な矯正レンズを装用すれば、どの目も1.0以上の視力が出ています。

 近いところを見るとき、人は輻湊(ふくそう)といって両目を寄せます。通常、遠方を見るときは輻湊を解除するので、寄っていた目が元に戻るのですが、これらの例では戻りにくいのです。若い人は、目を寄せる動きを促す脳からの指令が強いと考えられ、それゆえに輻湊が続くと指令を解除することが難しくなり、このような現象が生じてしまう可能性があります。
.

スマホの使用をやめたら改善…手術や薬剤注射を行う場合も

 韓国の論文では、スマホを1か月間使わないように指示したところ、斜視角度は全員減少したということですが、5例は手術が必要でした。

 三村さんは、ボツリヌスという麻酔作用のある薬剤を内直筋(眼球についている筋肉のひとつ)に少量注射することで改善させうるとの報告をしていますし、私どもの施設でも、この方法や手術での治療を行う機会が増えています。

 しかし、治療よりも、そういう症例を出さないことがより大切でしょう。

 韓国の論文は英国の眼科誌に発表されたのですが、それを受けて英国の高級紙デイリー・テレグラフでは、この内斜視の話とともに、スマホによる子どもの精神活動への影響や、精子数減少との関係などが記事で取りあげられています。日本でも近年、スマホ依存による学業成績の低下、睡眠障害、暴力などが大きな問題として提起されています。

 韓国のみならず、日本でも若い人のスマホ依存、スマホ中毒は、国をあげて考えなければいけない喫緊の問題だと思います。


▲△▽▼


2015年10月27日
20、30歳代に「スマホ老眼」
https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20151027-OYTEW52672/?from=yh


「酷使でピント合いにくく」


メガネスーパーは3年前から、手元の視力を測る検査を、全ての購入者に行っている。老眼症状を訴える若い世代も利用している(東京都港区のメガネスーパー「DOCK白金台本店」で)

 20、30代なのに手元が見にくいといった老眼のような症状に悩む人が増えている。スマートフォンなどが関係しているとみられ、「スマホ老眼」と呼ばれている。新たな現代病という指摘もあり、目の酷使に注意が必要だ。

 「ふと腕時計を見たり、電車の中で路線図を確認したりするときに、文字がぼやけて判読しづらくなった」

 東京都内の商社に勤める男性(29)は話す。症状が出るのは主に夕方。週末に向かうにつれ、見づらさを感じる時間が増えるという。

 職場でパソコンを使うほか、外回りの際もスマホでのメール確認や情報収集に余念がない。仕事が終わっても、スマホは手放せない。

 近くのものにピントが合わないとは、まるで老眼のよう。年を重ねた人がなるものと思っていたが、こうした若者はほかにもいるのだろうか?

 みさき眼科クリニック(東京都渋谷区)院長の石岡みさきさんは「確かに増えている。医学用語ではないが、いわゆるスマホ老眼で、目の酷使が原因」と話す。


画像の拡大

 「手元が見づらい」「日によって同じ場所にあるものが見えたり、見えなかったりする」など、老眼の初期症状のような悩みを抱える20、30代の来院者は、2、3年前まで月に2、3人だったが、今は10〜20人。視力には特段の異常はないが、ピント調節がスムーズに行えないのが特徴だ。

 近くを見る際は、毛様体という筋肉の働きで、レンズの役割を果たす水晶体の厚さを変える=イラスト参照=。老眼は加齢に伴い、水晶体が硬くなったり、毛様体が衰えたりして、ピント調節ができなくなる現象。40歳ぐらいから兆候が出る。

 一方、スマホ老眼は、医学的には「調節緊張」と呼ばれる症状だ。近くを見続けるなどした結果、筋肉が凝って、ピント調節ができなくなる。老眼ではなく、症状は一時的なことが多いが、重篤化すると、ピントが固定されたままになることがある。

 石岡さんは「パソコンでも同様の症状は起こるが、スマホの場合、短い距離で、小さな画面内の文字を凝視するため、よりなりやすい」という。

 眼鏡業界紙を発行する眼鏡光学出版(東京)が、眼鏡を日常的に使っている1万人に視力の状況を尋ねたところ、老眼の症状を訴える若者(10代後半〜34歳)は、2012年の0・5%から、13年には6・7%に急増した。スマホ老眼との関連は定かではないが、スマホの世帯保有状況が40%台から一気に60%台に達した時期に重なる。

 眼鏡チェーンも老眼予防を呼びかけている。ビジョンメガネ(大阪府守口市)は今年、老眼予防につながるとされるストレッチや食事を紹介する社員向けマニュアルを作成。一部店舗で老眼症状のある来店者への助言に活用している。メガネスーパー(神奈川県小田原市)は今年、目の緊張をほぐすリラクゼーションルームを併設した新形態の店を都内に開いた。

 国際医療福祉大学熱海病院眼科講師の田野貴俊さんは「生活に溶け込んだスマホやパソコンが新たな現代病をもたらしているといえる。長時間の使用を控え、目のケアに関心を持ってほしい」と話している。

子どもへの影響心配

 桃山学院大学教授(健康教育学)、高橋ひとみさんの話

 スマホ、パソコン、タブレット、ゲーム機。現代は目の近くで用いる機器であふれ、老若男女が長時間見つめている。目にとっては、今まで経験したことのない過酷な社会だろう。目への影響だけでなく、心身のバランスを崩したり、仕事や学習能率の低下につながったりするケースもある。特に心配なのは子どもへの影響。手元を見る際のピント調節能力が弱っている可能性があるので、学校で行う視力検査には、「遠見」(測定距離5メートル)だけでなく、「近見」(同30センチ)も加えるべきだ。

休憩とって遠くながめる

画像の拡大

 スマホ老眼の対処法を、国際医療福祉大学熱海病院講師の田野貴俊さんに聞いた。パソコンやスマホを1時間続けたら10〜15分休み、遠くの景色をながめる。立体的で、奥行きのある風景画などを見るのも良い。目を温めると、疲れを取る効果がある。「症状が改善しない場合は眼科を受診してください」

「現代病」ほかにも


 ◎取材を終えて スマホ老眼以外にも、スマホに関係するとされる「現代病」はいろいろあるようだ。スマホ首(首のこり)、スマホ指(指の痛み)、スマホ巻き肩(肩が前方に出る、肩のこり)……。通勤時や休憩中、妻子が寝た後など、自身を顧みると、特段の目的もなくスマホをいじっていることは多い。スマホが普及して、まだ数年。今後どんな「現代病」が登場するか分からない。適度な距離、時間、頻度を保って活用したい。

 

  拍手はせず、拍手一覧を見る

コメント
1. 中川隆[-10133] koaQ7Jey 2019年5月26日 11:19:22 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2216] 報告

<医療プレミア特集>スマホ見過ぎで増加?「ものが二重に見える子供」
5/26(日) 9:30配信 毎日新聞
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190526-00000006-mai-soci

 デジタル機器と子どもの斜視との因果関係に医師が注目し始めました


 スマートフォンやタブレット端末の普及で、「急性内斜視」になる子どもが増えているのではないかと、医師たちが調査に乗り出しました。内斜視は、片方の黒目が内側に寄ったまま戻らなくなる症状です。発症すると子どもにどんな悪影響があるのか、どう防げばいいかを調べました。【毎日新聞統合デジタル取材センター・和田浩幸】

 ◇ものが二重に見えてしまう子どもが増加

 「ものが二重に見えるようです。スマホの使いすぎだと思うのですが……」。浜松市の浜松医科大付属病院では最近、急性内斜視になった子どもを連れてくる親が目立つようになりました。もともと未成年に多い症状ですが、年間2〜3人ほどだった患者数は3年前から10人前後で推移しているそうです。

 主な症状は、両目の視線が一致せず、ものが二重に見えてしまう「複視」で、遠近感をつかんだり、立体感を捉えたりすることが難しくなります。一般的に脳の異常やストレス、強い近視などから突然発症するとされますが、近年はスマホやタブレット端末などのデジタル機器が引き金になっているのではないか、と疑われています。

 国立成育医療研究センター(東京)のグループは昨年1月、急性内斜視を発症したり、悪化させたりしたことで2014〜16年に同センター眼科を受診した6〜17歳の7症例を分析した論文を発表しました。

 ◇研究機関「スマホやタブレットの過剰使用が原因かも」

 いずれの患者も毎日3〜4時間以上、スマホや携帯ゲーム機、タブレット端末を使っていたといいます。論文は「ICT(情報通信技術)機器の過剰使用で斜視の発症や増悪(悪化)をきたす可能性がある」と指摘しました。

 日本弱視斜視学会も日本小児眼科学会と協力し、昨年12月末から全国の医師約1000人を対象とする調査を進めています。急性内斜視の患者を診たことがある場合、その患者がデジタル機器を長時間使っていたかどうかなどを尋ね、6月中旬の学会総会で結果を報告する予定です。

 では、デジタル機器を長時間使うと、なぜ片目が内側に寄るのでしょうか。

 日本弱視斜視学会理事長で、浜松医科大病院教授の佐藤美保医師(小児眼科)によると、小さい画面のデジタル機器は顔を近づけて見ることが多く、ピントを合わせるために寄り目になってしまうといいます。その状態を長時間続けることで、利き目ではないほうの眼球が元に戻りづらくなることが考えられるそうです。

 自然に治るケースは少なく、重症化すれば手術が必要です。また、両目でものを立体的に捉える脳の機能は5歳ごろに完成するため、それまでに複視の症状が表れると、運動能力の発達が阻害される可能性もあるので特に注意が必要だそうです。

 佐藤さんは「子どもの患者が多いのは、自由な時間が長いうえ、大人より目が疲れにくく、近くにピントを合わせる力も強いためではないか」と推測します。そのうえで、「斜視とデジタル機器との因果関係を早急に明らかにする必要があります」と指摘しています。

 ◇専門家「目を30センチ以上離し、30〜40分に一度休憩を」

 では、デジタル機器を使う際、どんなことに注意すればいいのでしょうか。

 大阪大大学院生命機能研究科の不二門(ふじかど)尚(たかし)特任教授(眼科学)は、書籍は目から平均約30センチの距離で読まれますが、スマホの文字は拡大しない場合、平均約20センチにとどまるとの報告を引用しながら、「20センチだとピントを合わせる負担が大きすぎる。デジタル機器も意識して、(目から)30センチ以上離すべきです」と警鐘を鳴らしています。

 実際、韓国の研究機関が7〜16歳の急性内斜視患者12人を調べ、16年に公表した論文によると、全員が日常的に30センチ以下の距離でスマホ画面を見ていたそうです。

 目をデジタル機器に近づける原因になる「近視」の予防も、効果的です。不二門さんによると、30分以上続けて読書をするグループは、そうでないグループより1.5倍近視になりやすいとの報告があります。より長く屋外で活動するほうが近視の進行を抑えられることも分かっています。

 そのため、「デジタル機器を使う時も30〜40分に1度は目を休め、外で遊ぶ時間を増やすことが有効です」と呼び掛けています。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190526-00000006-mai-soci

2. 中川隆[-9599] koaQ7Jey 2019年6月16日 14:45:07 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2875] 報告

スマホ 内斜視に影響 8割 使用と関連/中止で改善も 2019年6月16日


内斜視などの研究報告があった日本弱視斜視学会と日本小児眼科学会の総会=14日、浜松市中区で

◆浜松医大グループ発表


 日本弱視斜視学会総会と日本小児眼科学会総会の合同学会が十四日、浜松市中区のアクトシティ浜松であり、浜松医科大の佐藤美保病院教授らの研究グループは、短期間に片方の目の瞳が内側に寄って左右の視線がずれる「急性内斜視」について、子どもや若者の間でスマートフォンなどの過剰使用が影響している可能性があると発表した。


 浜医大や国立成育医療研究センターの研究グループは、両学会の眼科医千八十三人を対象に急性内斜視とスマホなどのデジタル機器の関連についてアンケートを実施し、三百六十九人から回答を得た。


 このうち、昨年一年間に五〜三十五歳の急性内斜視の患者を診察した眼科医は百五十八人。その八割近い百二十二人がデジタル機器の使用が発症に関連したと思われる症例があったと答えた。三十七人はデジタル機器の使用を中止すると症状が改善した患者を診た。


 研究グループは今後、患者やリスク因子を詳しく調べ、因果関係を明らかにするという。 (坂本圭佑)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201906/CK2019061602000131.html

3. 中川隆[-9232] koaQ7Jey 2019年7月02日 15:04:21 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[3356] 報告
「あの病気」、原因は意外にも目にあった/msnニュース
岡村 繁雄
2019/07/01 11:15
http://www.msn.com/ja-jp/news/opinion/%e3%80%8c%e3%81%82%e3%81%ae%e7%97%85%e6%b0%97%e3%80%8d%e3%80%81%e5%8e%9f%e5%9b%a0%e3%81%af%e6%84%8f%e5%a4%96%e3%81%ab%e3%82%82%e7%9b%ae%e3%81%ab%e3%81%82%e3%81%a3%e3%81%9f/ar-AADF6Z9?ocid=iehp#page=2

目は「脳に送られる情報の約8割」を得る器官。では、視力低下によって得られる情報が減るとどのような不調が起こるのか。「目の病気」のプロフェッショナルである医師2人に話を聞いた。「プレジデント」(2019年7月19日号)の特集「眼医者、メガネ屋のナゾ」より、記事の一部をお届けします――。

物覚えがよくなる、うつ傾向が改善する人も
「最近の目と脳の関連に注目した研究では白内障による視力の低下が、認知症にも関連しているらしいことがわかってきました。脳に送られる情報の約80%が目を通して入ってくるといわれます。その通り道である水晶体が十二分に役割を果たせないと脳の認知機能が低下する可能性は十分考えられるわけです」

こう話すのは、松本眼科角膜センターの加治優一医師。そもそものきっかけは、筑波大学と自治医科大学、群馬大学と共同で行ったアルツハイマー病とアミロイドβというタンパク質の研究だった。認知症を引き起こす原因の約6割を占めるというアルツハイマー病では、脳内にアミロイドβが蓄積するが、これと同じように白内障の濁りのなかにもたまることがわかった。

そこから加治医師らは「白内障の手術をすることで認知症が改善するのではないか」との仮説を導き出したという。白内障は加齢などによって目のレンズである水晶体が濁る病気で、目の前の物がかすむとか、二重に見えるといった自覚症状がある。早い人なら40代から見受けられ、50代になると約半数の人が発症し、80代ではほぼ100%というデータもある。手術は、いたってシンプルで、濁った水晶体を取り除き、そこに眼内レンズを挿入するのだが、濁りが取り去られることで見えづらさは劇的に解消する。

「確かに表情が豊かになり、動作も生き生きとしてくる人が多いのです。新たに趣味を持ちはじめたという人たちもいました。それだけでなく、手術をした後に、物覚えがよくなったという声も聞きますし、うつ傾向が改善しているようだといったことも報告されています」(加治医師)

「脳そのものが喜んでいる感じ」
目は人間が光を受容して脳に伝達する唯一の器官だ。外から入る光が水晶体によって屈折し、網膜に像を映す。そこで電気信号に変換された視覚情報はまず、脳の後頭葉・視覚野に達し、色、形などを処理する。その後、記憶、言語の理解などをつかさどる側頭葉、空間の知覚などを行う頭頂葉に分かれ、これが再度、前頭葉で統合されて、「映像」として認識される。

白内障の手術がうまくいって周囲がはっきり見えるということは、それだけ脳にいく情報量が増えたことを意味する。加治医師らは1年ほど前に、脳の血流を測る光トポグラフィーを用いた「白内障手術後の脳血流変化の測定」を実施した。すると、後頭葉だけでなく前頭葉の血流も増加しているという実験結果を得たのだ。

「手術から3カ月ないし半年が経過した平均年齢76歳のアルツハイマー病患者の男性4人と女性9人、合わせて13人を対象に行いました。例えば、75歳女性の場合、視力が右0.3から1.0、左0.2から1.0になりました。見える世界が変わったという心理的効果もあるのでしょうが、私の印象としては脳そのものが喜んでいる感じです」(加治医師)

このことからも、白内障のみならず緑内障や加齢黄斑変性のような目の病気が、認知機能低下の要因になることが推測できる。

一方、過度な目の疲れも体調不良につながっていく。現代人が、そのビジネスシーンで受けるストレスやリスクは、一昔前とは比べものにならないほど高くなっている。日々の仕事でも長時間、パソコンやスマホの画面と向き合う。目の酷使は疲れ目ばかりでなく目の病気まで発症してしまう危険性もある。

症状としては、目が重く、ピントが合わない、涙が出る、目の奥が痛くなるなどがある。さまざまな原因が指摘されているが、ブルーライトもその1つ。これは、パソコンなどの液晶画面から発せられる青い光で、太陽の光にも含まれている。

疲れ目を甘く見てはいけない
「このブルーライトを必要以上に浴びると、目が疲れるだけでなく、体調に悪影響があります。人体はサーカディアンリズムと呼ばれる生理機能で、約24時間周期の体内時計に従って恒常性を維持しています。ところが、夜間や就寝前にパソコンや携帯端末を使いすぎると、このリズムが狂い、体内時計が朝だと判断してしまうのです。そのため眠りにくくなります。そんな状態が長く続けば不眠症になります」

疲れ目と不眠症の関連性をこう説明するのはおおたけ眼科つきみ野医院の綾木雅彦院長。

とはいえ、現在の苛酷なまでの就労環境から逃れることはなかなかむずかしい。人によっては複数のパソコンを使いこなし、社内および社外の人とのコミュニケーションも口頭や電話よりもスマホだ。働いていれば、常にそうしたリスクに自分の目をさらし続けるわけだ。

「疲れ目といっても、決して甘く見てはいけません。サーカディアンリズムが不調になると、海外旅行における時差ボケのように昼夜が逆転した状態になってしまうわけです。起床すれば、自然に分泌されるアドレナリンがなければ活力は出ません。当然、意欲も湧かず、満員電車に揺られて出社しても仕事モードには切り替えられず、上司や同僚から『あいつはヤル気がないな』といった目を向けられることでしょう。サラリーマンにとって致命的なマイナスです」(綾木院長)

ドライアイの患者も多く足を運んでくる
綾木院長のもとには、目の渇きやかゆみを訴えるドライアイの患者も多く足を運んでくる。電子端末の画面を凝視することでまばたきの回数が減り、角膜に涙が行き渡らず起こる。そうなると目の表面が乾燥して、角膜も傷つきやすくなり、さらに症状が悪化する悪循環に陥ってしまう。

「コンタクトレンズの装着によるドライアイの患者さんも確実に増えています。痛みなどの自覚症状のつらさもさることながら、私の研究でわかってきたのは、集中力の低下を招きやすいということです。さらに、睡眠障害やうつ症状の発生も心配しないといけません」(綾木院長)

いずれにしても仕事や生活をするうえで目はかけがえのない器官だといっていい。だからこそ、目の病気にかかると、そのありがたさが身に染みて感じられる。40代も後半に差しかかるようになったら、少なくても1年に1回は専門医の検査を受けたほうがよさそうだ。
加治優一(かじ・ゆういち)

 

4. 中川隆[-8936] koaQ7Jey 2019年7月21日 06:09:53 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[3764] 報告
スマホの見過ぎ影響? 子供に急増「後天性内斜視」
7/20(土) 22:43配信 テレビ静岡NEWS
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190720-00010000-sut-l22


1日5時間以上スマホでゲームをしていた


最初は“目が寄っている”とは気付かなかった

「最初に気が付いたのは学校の時計が2つに分かれて見えた時です。最初は目が寄っているとは気づかなかった」

愛知県に住む、高校3年生の男子生徒Aさん。2年前の高校1年生のころ、目の見え方に異常があることに気づきました。


高校3年 Aさん
「最初は時々でした。近くは全く大丈夫なんですけど、遠くを見るときはずっと二重に見えている感じです」

医師の診断は『後天性内斜視』。瞳の位置が内側にずれてしまう症状です。
.


スマホの見過ぎ影響? 子供に急増「後天性内斜視」


黒板の上に2つ目の時計が見えていた高校生


ある日教室の時計が2つに見えて“恐怖心”

Aさんにどのように見えるのか、絵に描いてもらいました。

(教室の黒板周辺に2つの時計を描くAさん)

高校3年・Aさん
「本当の時計は黒板の右上にあるんですけど、一番ひどいときは右目で黒板の右上の時計、左目で黒板の中央上にあるのが両方が見えました。恐怖心は、ものが二重に見えるのでその症状が怖かったです」
.


スマホの見過ぎ影響? 子供に急増「後天性内斜視」


浜松医科大学付属病院・佐藤美保病院教授


高校生や大学生の「斜視」が増加 脳からの信号に異常

1日5時間以上、スマートフォンでゲームをしていたというAさん。スマートフォンの長時間使用が、原因ではないかと診断されました。

浜松医科大学で調査をしている佐藤美保医師は、ここ数年、高校生や大学生の患者が増えたと考えています。

浜松医科大学付属病院・佐藤美保病院教授
「両目で見ようとすると視線がそろわず、内側に寄っているのを急性内斜視(後天性内斜視)といい、それぞれの目はちゃんと動くのに両目で見たときそろわない。脳から目に行く信号が異常になっていると考えています」

原因はまだ特定されていませんが、佐藤医師は患者がスマートフォンを長時間使用している傾向にあることに注目しました。

佐藤医師
「本人や家族の話によるとスマートフォンを長時間していたり、パソコンを長時間見ていた。そういった後から悪くなったり、たくさんやると調子が悪いということです」
.


スマホの見過ぎ影響? 子供に急増「後天性内斜視」


瞳の位置が内側に寄ってしまい自分の力では戻せなくなる


「手術」を選択した高校生Aさん

高校生のAさんの母親は、症状が出た半年後に相談を受けました。スマートフォンの使用を控えさせましたが、それでも完治せず手術をすることになりました。

Aさんの母
「スマートフォンの見すぎで目が悪くなる感覚はあったんですけど、斜視になるという認識はなかったです。高校生に『そんなことばかりやって』と言っても仕方ないので、やっているなと言うくらいで野放しにしすぎました。もしこの子が目が悪くて将来就きたい職業に就けなかったら…。そんなことがあっては困るので、きれいさっぱり治そうと手術に踏み切りました」

子供は永久的に遠近感が失われる恐れ

飛行機のパイロットを目指すAさん。手術後はゲームをやめ、なるべく目を休めるよう心がけています。今ではものが二重に見えることはなくなりましたが、生涯にわたって治らない恐れもあります。

佐藤医師
「大人であれば斜視を治せば、もとのように視力もよくなるし遠近感もとらえられるんですけど、子供がなったほうがあとが大変。永久的に視力が悪くなってしまう。立体視といって両目で遠近感を取る能力が永久に失われる恐れがあります」

今や生活には欠かせないスマートフォン。しかし、目に負担をかけすぎると、思いもよらぬ疾患につながる可能性があります。自分の使い方をもう一度見直して、スマートフォンとの付き合い方を考える必要があります。

5. 中川隆[-15246] koaQ7Jey 2019年11月30日 13:54:05 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-2318] 報告

「ブルーライトって目にどのくらい悪い?」に、専門医が「とにかく野菜を食べて」と答える理由 2019/11/30

 放置すれば失明する――。

「黄斑変性」という病気をご存じだろうか。最初は「モノが歪んで見える」「視野の一部が見えなくなる」という症状から始まって、次第に悪化し、最後には視力がなくなってしまう。

 そんな恐ろしい病気の予防に、ある“野菜”に含まれる成分が効果を発揮することが、世界的な研究で認められている。

 いまこの記事を、パソコンで読んでいる人もスマホで読んでいる人も、決して他人事ではない黄斑変性。しかし、これを読み終える頃にはあら不思議。なぜか野菜が食べたくなって、スーパーの野菜売り場に走るか、近所のコンビニで野菜ジュースを買って、家に帰るのももどかしく、お店の前で立ち飲みしてしまうことでしょう。


©iStock.com© 文春オンライン ©iStock.com
「黄斑変性」は失明原因の第4位にランクイン

 まずは今回のテーマである「黄斑変性」という病気について説明する。

 眼球の一番奥にあって、角膜と水晶体を通して入ってきた光を受けるのが、カメラでいうフィルムの役割を担っている「網膜」。この網膜の中心にあって、視力を作り出す部位が「黄斑」だ。

 この黄斑の細胞が加齢などにより劣化(変性)すると、正しい画像が得られなくなる。歪んで見えたり、一部が欠損するなどの視力障害が起きる。これが黄斑変性だ。

 黄斑変性の原因が「加齢」の時は「加齢黄斑変性」という。なかでも日本人に多い「滲出型加齢黄斑変性」では、黄斑の付近に新しい血管がモヤモヤッと生えてきて浮腫、つまり「むくみ」を起こす。これによってモノが見えづらくなり、悪化すると失明に至ることになる。原因は加齢ばかりではなく、最近は若い人でも光を浴びることで目の酸化が進み、加齢に似た黄斑変性を起こすことがある。

 黄斑変性の原因が「加齢」の時は「加齢黄斑変性」となるが、原因は加齢ばかりではない。若い人でも紫外線などの光を浴びることで目の酸化が進むと、黄斑の付近に新しい血管がモヤモヤッと生えてきて浮腫、つまり「むくみ」を起こすのだ。これによってモノが見えづらくなり、悪化すると失明に至ることになる。現在日本での失明原因の第4位が黄斑変性。ちなみに首位は緑内障、2位は網膜色素変性、3位は糖尿病網膜症だ。

一度傷んだ黄斑は元に戻すことができない

 あらゆる光は黄斑の酸化を助長するのだが、とりわけ危険なのが、先に触れたスマホやパソコンが発する「ブルーライト」なのだ。

 劣化した黄斑変性をiPS細胞を使って再生させる研究が進んでいるが、そうでもしない限り一度傷んだ黄斑は元に戻すことができない。新生血管に特殊な薬物を投与し、そこに向けてレーザーを当てる「光線力学治療」や、新しい血管を作り出す「VEGF」という物質の活動を抑え込む薬を注射する「抗VEGF治療」もあるが、これらの治療は傷んだ黄斑を再生することはできない。スマホが手放せないのであれば、積極的に予防策に打って出るべきだろう。

黄斑へのダメージを軽減する「ルテイン」とは?

「医療」と「健康食品」は仲が悪い。医療者が健康食品を毛嫌いする理由は、健康食品そのものを嫌うというよりは、あたかも病気が治るかのような表現で売ろうとする一部の悪質な業者への嫌悪感がそうさせるようだ。

 そんな中、医師が、というより医療界が積極的に摂取を勧めるサプリメントがある。「黄斑変性」という、放置すれば失明に至る目の病気の予防に役立つというサプリメント。その主成分は「ルテイン」という天然色素成分だ。そのメカニズムを、総合病院聖隷浜松病院眼科部長の尾花明医師に訊ねた。

「黄斑はその名の通り黄色いのですが、この黄色の正体が“黄斑色素”という色素成分。目に入ってきたブルーライトなどの光に対して、この黄斑色素が作用することで黄斑の酸化が進まないようにできているのです」

 つまり、モノを見るためには光は大事だが、そのために黄斑は一定の犠牲を強いられ、そのダメージを少しでも小さくするために存在するのが黄斑色素――ということのようだ。

 黄斑色素は、生まれたばかりの赤ちゃんの目にはわずかしか存在しない。母乳や食事などで少しずつ蓄えられていく。こうして、体内に黄斑色素を作っていく上で、最も重要な成分となるのがルテインなのだ。

「ルテイン」はカロテノイドの一種で、さらに1000を超える種類があり、ニンジンなどに含まれるβカロテンや、トマトに含まれるリコペンなどが有名だ。

 そんな中でルテインは、体の中でも特に「目」に多く存在する色素。自然界では緑黄色野菜や卵黄などに含まれているが、とりわけ豊富に含んでいるのがホウレンソウとケールなのだ。黄斑色素にはルテインの他に「ゼアキサンチン」という色素もあって、これがルテインと一緒に働いて神経細胞を守っている。ゼアキサンチンはコーンやパプリカに多く含まれている。

「ホウレンソウなら1日当たり2束を食べると、必要量のルテインが摂取できます。ケールだと“青汁”が有名ですが、私が知るところでは、青汁は商品によってルテインの含有量にばらつきがある。青汁を飲んでいるから安心、とは言い切れないかもしれません」(尾花医師、以下同)

すでに黄斑変性になっている人はより効率的に

 まだ黄斑変性のない人が、予防のためにホウレンソウを積極的に摂るのはいいことだ。しかし、すでに病気の兆候がある人は、より効率的にルテインを摂取する必要がある。そこでサプリメントの利用が提唱されるようになっていったのだ。

「片方の目が加齢黄斑変性でもう片方が黄斑変性の前駆病変(前段階)の人、あるいは両方の目が黄斑変性の前駆病変の人にルテインのサプリメントが有効、というエビデンス(科学的根拠)があります。ただし、すでに黄斑変性になっている人に対する治療効果という点でのエビデンスはない。だから医薬品ではなくサプリメントなのです。一応の販売基準があって、眼科クリニックでは窓口で、病院では院内の売店でのみ販売が許されている。似たような商品がドラッグストアでも売られていますが……」

 繰り返すが、このサプリには治療効果は認められていない。あくまで予防が目的の商品なのだが、「すでに黄斑変性になっている人にも、理論的に考えると何らかの効果があるはず。飲んでおいて損になることはない」と尾花医師はいう。

「それより……」

 と尾花医師は続ける。

「スマホで『文春オンライン』を読んでいる人が、将来の黄斑変性を予防するのであれば、サプリよりも普段の食事で野菜を摂取するほうが望ましい」

日本人の深刻な「野菜不足」をデータ化できる

 日本人は「ルテインがいい」と聞くと、それだけを集中して取ろうとする。ホウレンソウばかりを毎日食べていればいずれ飽きて続かなくなる。それよりは、ホウレンソウに限定することなく、色々な野菜を積極的に食べるほうがよほど効果的。「要はバランスが大事なんです」と尾花医師は言う。

「ルテインはホウレンソウ以外にも小松菜やブロッコリーなど様々な野菜にも含まれています。日頃から野菜を食べる人は、それなりの量のルテインも摂取できているもの。でも、実際問題として、日本人の野菜不足は深刻です」

 そこで尾花医師は、アメリカのベンチャー企業と共同研究を進め、ある測定器を開発した。その名も「ベジメータ」というこの機械。野菜摂取量の過不足をカロテノイドの量から簡単に測ることができるのだ。

 左の中指を機械に挿入して10秒待つと、指先の皮膚カロテノイドの量が測定され、そこから全身のカロテノイドの量が数値化して表示される仕組みだ。

「986人のデータを元に設定された5段階評価の中のどこに入るかが判定される。今後はさらにデータを集めて、より詳細な判定基準を作っていく予定です」

野菜不足は、黄斑変性だけの問題ではない

 このベジメータ、現在は一部の医療機関の他、スーパーの野菜売り場や健康食品店の店頭などに置かれている。尾花医師のいる聖隷浜松病院では、健診や人間ドックにもこれを取り入れ、データを元に野菜不足解消を呼び掛ける活動に力を入れている。

「野菜不足解消は、黄斑変性だけの問題ではありません。ルテインが目と脳に多く存在することは以前から分かっていましたが、最近の研究では、認知症予防など脳の機能との関係性を示す研究結果が出始めています。特に子どものルテイン摂取量を増やすと計算能力が高まる、という興味深い報告も出てきており、世界的に注目を集めています」

 それを聞いた記者は、あわててベジメータを試してみた。しかし結果は予想通り、最低ランクの「E判定」。

受験生時代の模擬試験の結果を思い出して切なくなった。

 この日を境に、狂ったように野菜ばかり食べています。

(長田 昭二)
http://www.msn.com/ja-jp/news/opinion/%e3%80%8c%e3%83%96%e3%83%ab%e3%83%bc%e3%83%a9%e3%82%a4%e3%83%88%e3%81%a3%e3%81%a6%e7%9b%ae%e3%81%ab%e3%81%a9%e3%81%ae%e3%81%8f%e3%82%89%e3%81%84%e6%82%aa%e3%81%84%ef%bc%9f%e3%80%8d%e3%81%ab%e3%80%81%e5%b0%82%e9%96%80%e5%8c%bb%e3%81%8c%e3%80%8c%e3%81%a8%e3%81%ab%e3%81%8b%e3%81%8f%e9%87%8e%e8%8f%9c%e3%82%92%e9%a3%9f%e3%81%b9%e3%81%a6%e3%80%8d%e3%81%a8%e7%ad%94%e3%81%88%e3%82%8b%e7%90%86%e7%94%b1/ar-BBXxnsw?ocid=ientp

▲上へ      ★阿修羅♪ > 近代史3掲示板 次へ  前へ

  拍手はせず、拍手一覧を見る

フォローアップ:


★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)|(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(なしでも可能。あったほうが良い)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
最新投稿・コメント全文リスト  コメント投稿はメルマガで即時配信  スレ建て依頼スレ

▲上へ      ★阿修羅♪ > 近代史3掲示板 次へ  前へ

★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/ since 1995
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。
 
▲上へ       
★阿修羅♪  
近代史3掲示板  
次へ