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タンノイのスピーカーは買ってはいけない
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/494.html
投稿者 中川隆 日時 2020 年 3 月 08 日 09:43:05: 3bF/xW6Ehzs4I koaQ7Jey
 

(回答先: イギリスのスピーカー 投稿者 中川隆 日時 2020 年 2 月 12 日 16:29:06)

タンノイのスピーカーは買ってはいけない


LPの音をSPの音に変える魔法のスピーカ タンノイ オートグラフ _ 2流オケの音もウイーン・フィルの響きに変える奇跡
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/494.html

 

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コメント
1. 中川隆[-13940] koaQ7Jey 2020年3月16日 15:07:22 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[935] 報告

ウェストミンスター・ロイヤルが聴ける店 _ 一関市 _ ジャズ喫茶 ROYCE
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/212.html
2. 中川隆[-13939] koaQ7Jey 2020年3月16日 15:09:22 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[936] 報告

三重県 青山高原 タンノイ博物館
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/714.html
3. 中川隆[-13929] koaQ7Jey 2020年3月16日 17:21:30 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[946] 報告

楠 薫のオーディオ三昧


タンノイ・スピーカーシステム
http://www.kusunoki.jp/audio/TANNOY/TANNOY.html

タンノイのスーパーレッドモニター
http://www.kusunoki.jp/audio/audiohistory/AudioSystem2017/audiohistory20171230.html

TANNOY Reveal 601a

● パソコンを活用したオーディオシステム TANNOY Reveal 601a徹底活用 2013.5.12
● TANNOY Reveal 601p徹底活用 安いデジタルアンプの組み合わせ方 2013.5.16
● TANNOY Reveal 601a に合うラインケーブル 2013.5.21
● TANNOY Reveal 601a に合う電源ケーブル 2013.5.22
● ノートパソコンでもTANNOY Reveal 601aは凄いんです! 2013.5.26
● TANNOY Reveal 601aを用いたオーディオケーブル評価システム 2013.5.28
● TANNOY Reveal 601a v.s. メインシステム 2013.6.2
● TANNOY Reveal 601p v.s. メインシステム 2013.6.18
● TANNOY Reveal 601pのケーブル選び 2013.6.23 EXIMA Speaker Cableについて追加情報 2013.7.26 改
● TANNOY Reveal 601p v.s. 601a 2013.6.29
http://www.kusunoki.jp/audio/audioindex.html

4. 中川隆[-13931] koaQ7Jey 2020年3月16日 17:24:27 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[947] 報告

TANNOYの系譜 禁断のKRELL
https://ameblo.jp/507576/entry-12465042048.html?frm=theme
5. 中川隆[-13930] koaQ7Jey 2020年3月16日 17:27:09 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[948] 報告

TANNOY(タンノイ) 「Landsdown」12inモニターシルバー搭載スピーカーシステム VintageAudio
https://vintage-audio.jp/?p=450
6. 中川隆[-13931] koaQ7Jey 2020年3月16日 17:46:00 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[950] 報告

Y下さんのコラム「私のオーディオ人生」


Club SUNVALLEY-私のオーディオ人生-第3回
タンノイのオートグラフ
https://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/y-003

Club SUNVALLEY-私のオーディオ人生-第7回
モニターシルバー搭載のオートグラフ
https://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/y-007

Club SUNVALLEY-私のオーディオ人生-第14回
タンノイ博物館
https://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/y-014

Club SUNVALLEY-私のオーディオ人生-第28回
タンノイ モニターブラック
https://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/y-028

7. 中川隆[-11282] koaQ7Jey 2020年9月20日 12:10:57 : 8yaWWvP5cQ : Mm9tOGFLcEdsOTI=[29] 報告
タンノイで まともな音が出るのはモニターシルバーを入れた小型システムだけ
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1085.html
8. 2020年9月20日 18:20:05 : 8yaWWvP5cQ : Mm9tOGFLcEdsOTI=[51] 報告
オートグラフが聴ける宿 _ 原村 _ ペンション・ムジカ
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/213.html
9. 中川隆[-10243] koaQ7Jey 2020年11月04日 11:04:14 : AJ5Znu7Ezo : RUhuckZmTnhWWDI=[21] 報告
頭が逝かれた信者が多いダメスピーカー タンノイ オートグラフ
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1107.html
10. 中川隆[-9834] koaQ7Jey 2020年11月17日 18:08:47 : GmJ0HtwMbI : NzRCRVhEMHdYY1E=[70] 報告
20年経ってもエージングが終わらない使い方もある
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1121.html
11. 中川隆[-5741] koaQ7Jey 2021年4月14日 11:11:34 : FQrGsP3YVY : VUVVL3ZhT3JrRms=[9] 報告
audio identity (designing) 宮ア勝己 同軸型ユニットの選択
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1166.html
12. 2023年8月29日 08:08:09 : qey4fkmd8A : ODNGNGZOLmFCdS4=[1] 報告
<■93行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>
「音楽&オーディオ」の小部屋
オークション情報〜大量のタンノイのユニット〜
2023年08月29日
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/248e2240c0995d9e20b572b333469038

英国のスピーカーの名門「タンノイ」については今でもいろんな思いが複雑に絡み合っている。

なぜかといえば・・、

何しろ今から50年以上前の話になるが、青春時代に傾倒していた「五味康佑」(作家)さんのご推奨のスピーカーだったし、当時の乏しい小遣いをやりくりして初めて購入した思い出のスピーカーだったのでね〜。

「VLZ・イン・キャビネット」 → 「インパルス15」 → 「ウェストミンスター」と遍歴を重ねてきたが、途中から自分の求めている音ではないように思えてきてアッサリ「AXIOM80」など現在の方向へ舵を切ったが、はたしてその見切りが正しかったのかどうか・・。

まあ、オーディオは簡単に割り切れないことばかりですから、その一環ですけどね〜(笑)。

そういうタンノイのユニットが先日のオークションで大量に放出されていたので、気づかれた方も多かったに違いない。

タンノイの「ゴールド」タイプがまとめて「7ペア」も出品されていたのだから誰もが驚く。こういうことはきわめて珍しい。

内訳は「口径25cm(10インチ)」が1ペア、「口径30cm(12インチ)」が3ペア、「口径38cm(15インチ)」が3ペアといった具合。

「いまさらタンノイなんて・・」という気もするが、そこはそれ、破格的な安いお値段だったらと、少し食指をそそられたのも事実(笑)。

ちなみに、タンノイの歴史と伝統はユニットの変遷に象徴される。

マグネットのカバーの色によって「ブラック」 → 「シルバー」 → 「レッド」 → 「ゴールド」 → 「HPD」・・となっており、音質の方は古ければ古いほど上質とされ、市場価値も見事に比例している。

ブラックは希少品で市場にはほとんど出回っていないと聞くが、今回は「ゴールド」だから飛びつくほどではないかな・・。

ちなみに前述した「五味さん」が愛用されていた「オートグラフ」には15インチの「レッド」が入っていた。

興味の対象はいったいどれくらいの価格で落札されるんだろう?

注目の落札日は「26日」(土)の夜だった。

もったいぶらずに、結果を明かすと、口径25cmが「75千円」、同30cmが平均で「9万円」前後、同38cmが「18万円」前後だった。

これが「レッド」タイプなら軽く2倍以上はいくことだろうが、それにしても通常のユニットと比べるといいお値段である・・。

「タンノイ人気いまだ衰えじ」の感を強くした。

そういえば4年ほど前にこのブログの読者(タンノイ愛好家)からメールをいただいたことを想い出した。

以下、再掲してみよう。当時、このブログに搭載することはご了解を得ているので再度ということで無断掲載をお許し願いたい。

「タンノイは、ボワンボワン・キーキーという定説的な評価がありますが(これがお好きな方もいますが)、私は決してこれがタンノイの真実ではないと思います。

私自身は、Hpd385A、モニターゴールド15を通じて16年間タンノイと格闘(笑)していますが、そういった縁で個人宅で様々なタンノイを聴かせていただく機会に恵まれました 。

どのお宅のいずれも、定説的な音で鳴っているところはなく、タンノイの使いこなしについて様々なご教示を頂くことが出来ました。

アンプやケーブルの選択に気を使われていることはもちろんなんですが、ある法則があることに気が付きました。

@ モノラルパワーアンプを使用している。

A 機材は、スピーカーの間に置かない。

B spは、mm単位で調整

C タンノイ以外のスピーカーは置かない。

私がここまでタンノイへの興味が尽きないのは、十数年前に聞かせていただいた定説的な音とは真逆のタンノイを聴いてしまったからなんです。

部屋いっぱいに展開するオーケストラ、立体的な音像、風のように静かに流れて来る低弦楽器、これが本当のタンノイと知ったゆえなんです。

〇〇さんにも、本当のタンノイの音を知って欲しい。そうすればもう「タンノイさん」なんて揶揄するような言い方をしなくなるんじゃないかと(笑)。

機会があれば、拙宅の音もぜひ聴きにいらしてください。ヒントは惜しみなく公開しますので(笑)。」

これに対して、以下のとおり返信した。

うまくタンノイを鳴らそうとたいへんご熱心に取り組んでおられることにまず敬意を表します。16年もの年月をかけたタンノイの音はきっと「いい音」なんでしょうね。およそ想像がつきます。

そして、具体的に4点のご指摘がありましたが、すべて我が家のシステムの状況とは真逆ですね!

しかし、まことにごもっともなご指摘だと思いますよ(笑)。

ただ、オーディオに関する論議の場合、こればかりは実際にお互いの音を聴き合ってこそ「成る程、あなたのご意見の趣旨はよくわかりました」となるのが普通なので、このままでは「闇夜の鉄砲撃ち」みたいな感じになってしまう懸念が大いにありますね。

このことを念頭に置いて話を進めましょう。

  

これは五味康祐さんが使っておられたタンノイ「オートグラフ」(モニターレッド入り)の復元です。わざわざイギリスから直輸入されたもので生粋のオリジナルです。

はたして箱がオリジナルかどうか、これはタンノイを評価するうえで大きな要素だと思っています。(日本国内にはティアック製などが蔓延してますからね)

実は、これまでオートグラフを主体に幾多のお宅の「タンノイ」を聴かせていただきましたが、オーケストラはたしかにいい線をいっているけれど・・、総じて「ボーカル」「ヴァイオリン独奏」「金管楽器の咆哮」にやや物足りなさが残ったのは残念です。ジャズはもちろん論外でした。

こういう先入観を払拭するためにも、ぜひ「I」さん宅の「ほんとうのタンノイの音」を聴いてみたいというのがホンネですが、何しろ距離が遠すぎて・・・(笑)。

というものだったが、やはり現時点においてもタンノイはどんなにうまく鳴らそうといえども自分に言わせると望遠鏡みたいな感じの音という印象がぬぐえないのが偽らざるホンネ。

「AXIOM80」のような緻密で顕微鏡的なサウンドはどう転んでも無理なので長く付き合うのは無理ですたい・・、おっと、とうとう九州弁が・・(笑)。
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/248e2240c0995d9e20b572b333469038

13. 中川隆[-10960] koaQ7Jey 2024年4月10日 17:43:01 : EBxoLrKf52 : dzZnbFNnU1RmcXc=[5] 報告
<■79行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>
「音楽&オーディオ」の小部屋
口径38cmのユニットを使わない理由
2024年04月10日
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/82e3ceca619afb033285a5fc0e42e5ed

オーディオ記事を書くたびに、いつも脳裡の片隅にあるのが(記事の内容を)「ジャズ・ファンが真に受けると拙いなあ」・・。

なぜなら、クラシックとジャズでは音の楽しみ方が違うと思う・・、つまり前者はハーモニーを重視し、そして後者はリズム感を通じて力感や勢いを楽しむ音楽だから〜。

もちろん私見である。

ほんとうに いい音 はクラシックもジャズも差別なく聴けるものだ・・、「実際に我が家がそうだ」というご意見もきっとあることだろう(笑)。

そこで、わかりやすい実例として我が家で「口径38cmのユニットを使わない理由」を縷々述べてみよう。


先日のこと、オークションにワーフェデール(英国)の口径38センチ(15インチ)のユニットが1本出品されていた。

お値段は「13,800円」と超安いうえに、音がメチャいいとされている「赤帯マグネット」付き!

原則として我が家では「38cm」はお呼びではないが、コスパがいいとついフラフラッとくるのはいつものこと(笑)。

我が家のウェストミンスターに使えそうなユニットなので落札したいところだが、なんといってもステレオとしてはあと1本欲しいところ。

そこでヨーロッパのSPユニットに関して独自の輸入ルートをお持ちのTさんに伺ってみた。

「実はお伺いしたいことがあります。現在オークションにワーフェデールの口径38センチのユニットが1本出品されてます。落札したいのですが、ステレオ用としてあと1本欲しいところです。

そこで、T様のルートから同じ口径38センチが手に入る可能性はありますでしょうか。まことに勝手のいいご相談ですが、いかがなものでしょうか。」

すると、ご丁寧にも次のような返信があった。

「お元気ですか。

ご照会の件ですが、当該のオークションも覗いてみましたが、アルニコの15インチタイプはなかなか見つけられないと思います。

15インチはどちらかというとアメリカ人好みのようで、イギリス国内では、Wharfedaleに限らず、15インチのユニットそのものが、あまり見受けられないように思います。
ご期待にそえず申し訳ありませんが、これに懲りず、また何かありましたら、いつでもご照会なり、ご相談なりしてください。 では、失礼いたします。」

というわけで、手に入れるのが難しいとなればオークションの出品物を諦めざるを得ない。1本だけではどうしようもないので〜。

さて、ここで何が言いたいのかといえば、イギリスでは15インチ(38センチ)のユニットがあまり見受けられないということ。

たしかにグッドマンやワーフェデールなどの有名どころにしても、15インチがあることはあるがめったに見かけない。

後日、この件を「有識者」に話したところ次のようなコメントがあった。

「そうなんです。イギリスは口径30センチのユニットが圧倒的に多いです。音のスピード感と繊細な表現力と適度な量感をマッチングさせるとなると口径30センチのユニットがベストと考えているのでしょう。

私もそう思います。したがって、あなたのユニットの選択は間違っていないと思いますよ。口径38センチのユニットを思いどおりに動かすのはたいへんです。タンノイの昔のユニットがなぜいいかというと、コーン紙の重さが軽いのも一因でしょう。」

この言葉にたいへん意を強くしたのは言うまでもない(笑)。

口径38センチのユニットはそれなりの魅力もあるのだが、どうしても空気を押し出す量と抵抗、そしてコーン紙の重さを考え合わせると、音声信号に対する追従性に問題が出てくる。

それがイヤで我が家のユニットはウェストミンスター内蔵のユニットまで含めてウーファー系はすべて「口径30センチ」に留めている。

いわば、クラシックの低音は主として箱の響きを利用して鳴らす、その一方ジャズの低音は口径の大きなユニットを強力なアンプで これでもかといわんばかりに ガンガン駆動する・・。

で、我が家で使用している小出力の「3極管シングル」アンプとの絡みもあるので一概には言えないわけだが、これまで使ってきた口径38センチのユニットはすべてオークションに放出してしまった。   

そういえば、タンノイの創始者「G.R.ファウンテン」氏が愛用していたのは「オートグラフ」ではなく、口径25センチの「イートン」だったことはよく知られている。

これがクラシックを愛好するイギリス人の良識あるオーディオ観といっていいだろう。

自分もタンノイは「VLZ・イン・オリジナル・キャビネット」「インパルス15」「ウェストミンスター」と使ってきたものの、一番バランスが良かったのは最初に使った「VLZ」だった。今となっては手放さなきゃよかった(笑)。

まあ、クラシックファンの中で「口径38センチ」のユニットを使っておられる方はたくさんいらっしゃるので、こればかりは是非もないが肝心の「お耳のセンス」の方は「?」だと内心秘かに思っている。

というか、好きとか嫌いというよりも「ブランドを盲信」されている方が大半だろうし、改造する勇気も無いし面倒だというのが実状だろう。

そこで、外野席から反論・・、「お前の勇気なんて蛮勇というものだ」という声が聞こえてきそう(笑)。
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/82e3ceca619afb033285a5fc0e42e5ed

14. 中川隆[-10920] koaQ7Jey 2024年4月13日 09:33:48 : zTx5EuLQw2 : YnNHSk5RYk1hMnM=[8] 報告
<■86行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>
「音楽&オーディオ」の小部屋
ボーカルの再生
2024年04月13日
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/5df57a85f390c82c217b8a1b266699b0

先日のブログ「小澤征爾 指揮者を語る」の中で紹介した小澤氏のコメントを改めて再掲させてもらおう。

「音楽の根源は人間の声から始まったと我々は思っているわけ。それから楽器は声の代わりに音楽をつくってきた。だんだんとそれが、声ではとても出ない高い音や低い音をヴァイオリンとかで出せるようになった。

だけど音楽の根源は声だとすると、息を吸うことは絶対必要で管楽器は息を吸わなければいけないけど、ヴァイオリンなどの弦楽器は息を吸わなくても弾ける。しかし、そこのところで、息をみんなにうまく吸ってもらう指揮者もいて、それがいい指揮者だと言われる。」

というわけで、声が音楽の根源だとするとオーディオだって声の再生が出発点だと考えてもおかしくないですよね〜。

人の声は日常的に聴きなれているので、再生装置で聴くときも「生の声」との違和感にいちばん気が付きやすいのでなかなか厄介な存在だと思う。

で、声の再生に有利なスピーカーといえばやはり「同軸ユニット」ですよね〜、そして同軸ユニットといえばタンノイかなあ・・。

「タンノイ」に関しては我がオーディオの歴史において重要な位置を占めているものの、一方では複雑な思いがあってなかなか一口では語れないブランドである。

「VLZ・イン・オリジナル・キャビネット」、「インパルス15」、「ウェストミンスター」と遍歴したが、「VLZ」のときは当時黄金の組み合わせと言われたラックスのアンプ「SQ38FD」で鳴らしていたのだが、このアンプは出力トランスが故障した。

これまでずっと真空管アンプを使ってきたが、出力トランスがイカレタなんて後にも先にもこの機種だけで、これは真空管アンプとしては絶対にあってはならない故障だと思う・・、腹が立ったので以後、ラックス製品はいっさい使わないことにしている。

それもこれもあって、嫌気がさしてきてとうとう「VLZ」と「アンプ」をセットで手放して、次は15インチのユニットにしたが、これまたうまく鳴らせなかった。というか、その頃からどうもタンノイの音が自分に向いているのだろうかと懐疑的になってしまい、とうとうオリジナルユニットを外して現在に至っている。

こうして満足に使いこなせなかったタンノイだが、さすがにボーカルの再生を含めて同軸2ウェイユニットの音像定位の優位性には見るべきものがあった。

以前、オーディオ仲間のU君(福岡)から次のようなメールをもらったことがある。ちなみにU君は工学部で音響学を学んでいる。

「小さな口のボーカル再生が望ましいと言ったのは、録音する際のテクニックから来ています。通常、ボーカルを録音するにはボーカルマイクを使用するのはご存知の通りです。

そして特別の事情がない限り、ボーカルはセンターに定位させます。「センターに定位」と言ったのは、左端から右端までのどの位置にも自由に定位させることが出来ますが、普通はセンターにさせるからです。

そしてセンターに定位させると、左右チャンネルに同位相・同レベルの音声信号が記録されます。このボーカルの入ったCDを再生すると、ボーカル音声信号に関しては同位相・同レベルの音波に再現されるのが理想ですが、「同位相」というところで引っ掛かって来ます。

音波の位相が乱れる原因はスピーカーのマルチウェイにあります。本来なら一つの音声入力に対して、それに対応した一つの音波が発せられて耳に到達すれば良いのでが、マルチウェイの数だけ音波が発せられ(当然強弱の差はありますが)、空間で合成されて一つの音波となります。

この時、各スピーカーで発せられた音波の位相が微妙に違うため、本来あるべき音波波形から崩れてしまうことが、ボーカリストの口の大きさにつながります。

原理的に、ソロボーカリストは“センターで小さな口”で録音されている筈です。小さな口を小さく説明しようとしましたが長くなりました。」

ボーカルの再生に当たっての聴感上の留意点として、一般的にボーカリストの口の大きさがどのくらいに聴こえるか、息継ぎ(ブレス)が明瞭に聴こえるかといったところが上げられる。

ほら、五味康祐さんの名著「西方の音」の中にも、「歌手がカバのように大きな口を開けて唄うスピーカーがある」という表現が出てくる!(笑)

というわけで小さな口で歌うように聴こえるという点ではフルレンジや同軸ユニットの優位性は圧倒的だし、これを敷衍すると一つのシステムの中にSPユニットが多くなればなるほど不利になるのは言うまでもない。

ただし、もちろん同軸ユニットも万能ではなくて周波数レンジの狭さやスケールの面においてオーケストラの再生などにはあまり向かない。

この両面を一挙に解決しようとしたのがタンノイの同軸ユニットというわけだが、個人的には周波数レンジや繊細さの面でちょっと物足りない。

結局「あちら立てれば、こちら立たず」 → 「二兎を追うもの一兎を得ず」

そういうわけでオーケストラとボーカルの両極端のいずれかに(システムが)特化してしまうのか、それとも中庸で我慢するか、オーディオはこういう選択の行きつ戻りつで、ただひたすら時間だけが過ぎていく(笑)。

最後に、我が家のスピーカーのうちボーカル再生において「ベスト3」を挙げておこう。

1 「AXIOM80」(英国グッドマン)

2 「PL100」(英国モニターオーディオ)

3 「TRIAXIOM」(英国グッドマン)

2番目の「PL100」だが、7000ヘルツ以上に「ツィーター」(ワーフェデール)を付け加えて、この程ようやく愁眉が開きました。

小口径ユニットの有利性、箱の響きを極力排した優れた応答性・・、最高で〜す!

実はこれが書きたいばかりに、あれやこれや延々と引っ張ってきました(笑)。
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/5df57a85f390c82c217b8a1b266699b0

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