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皇室を侮辱するにも、いいかげんにせい! 投稿者 Ddog 日時 2002 年 11 月 05 日 23:13:38:

(回答先: 国際的ペテン師の一族=皇室その2 投稿者 デスラー総統 日時 2002 年 11 月 05 日 20:33:01)

私、日本教徒(日本教徒についての定義は山本七兵氏著書を参考、いわゆる典型的日本人)としましては、反対意見のレスを少々使い古しですが、改定して載せます。

まずは、天皇システム論より前に、今上天皇、皇后美智子妃殿下の御尊顔を拝した事があるか問いたい。正当な血筋がどうのこうのという問題を提起することじたい、どうでもいいことのような気がする。血筋がどうのこうの、ペテン師と罵るには、意味をなさない。日本国のシステムとして、天皇システムは非常に上手く機能し、また明治天皇以来、歴代天皇陛下は、天皇の役割職務を誠実に遂行してきた。評価に値するべきで、非難をうけるいわれはない。戦前も象徴天皇制であったといって過言ではない。
私は、昨年厳冬の最中、沿道で出迎える国民にむけ、お手を振る両陛下のあまりの神々しさに、思わず拝んでしまいました。不敬な例えだが、売れている芸能人が発するオーラを見たことがあると思うが、たとえ木拓が明けの明星ほどオーラを出していたとしても、両陛下のオーラは仲秋の満月でも足らないくらいのオーラを発していた。本当に寒いなか笑顔のままで、窓をあけ、お手を振る姿は感動ものだ。毎日毎日ご公務とはいえ、本当に頭が下がる思いだ。冬の氷雨のなか朝刊を配達する新聞少年、灼熱のツインタワーへ駆け上る消防士、それと替わらず、大変過酷な仕事だと思う。新聞配達は、出来ると思うが、天皇という仕事は、私にはできない。なにせ、24時間プライベート、自由なんかないんだぞ。挙げ句の果てには、自分の出したウンコまで計測記録されている。常人では、耐えられない。これほど自分の自由を犠牲にして生きていく宿命を背おうて、人生を費やす、ありがたいと思わないか? 死ぬまでそういった生活から逃げられない。ある意味、終身刑に等しい。
社会保障が整備される以前と、終戦直後の食糧難の時代、自分の生命が常に危機にさらされていた時には、贅沢な食事をとり、生活の保証をされていた皇族に対し、ひがみ嫉妬に似た感情を持っただろう。左翼思想家は、人の上に人を作っていると非難する根元はそういった感情論が出発点と思っている。飽食の時代(まもなく終了するかもしれない)に生きている者としては、そんな僻みはない。私は、献身的な人生を送る事に対する尊敬と、天皇家に生まれてしまったことにより 自由に生きられないであろう事のに対する 同お気の毒である同情の感情を天皇家に対し持っている。もう一つくどいが、尊敬、そして深い敬意をもった、感情をいだいている。愛子様の過酷な宿命を思うと心が痛まないか?自由に恋愛すらできないかもしれない。愛子様が、茶パツのおにいちゃんと駈け落ちしたら・・・・まあ、その時考えましょう。雅子妃も外交官でなかったら嫁ぐことをしなかったであろう。究極の外交が、皇室外交であることが、外交官であった雅子妃に決断させたのであろう。 いずれにしても、過酷な職務である。繰り返すが、終身刑に等しい生活を自分で選択することは酷であったろう。 雅子妃と、皇太子との性行為も、何回したかまで記録され(正確なところは発表されてないが、そうだともれ伝え聞く)、そのうえ周囲より男子誕生のプレッシャーときたら半端ではない。並みの人間では気がふれてしまわないか?システムの尊い犠牲となる、そんな皇室をペテン師呼ばわりすることに強く憤る。
思い出されるのは、神戸の震災。時の首相村山が被災者を慰問したときは罵詈雑言を言っていた人々が、両陛下が慰問され、涙を流して感激して握手を求めている姿が印象的であった。両陛下を前にすると、大概の日本人は、自然と天皇教徒と変化する姿を目撃すると天皇の効能の本質が理解できよう。日本において、キリスト教におけるローマ法王の役割を果たしていると説明すれば理解できようか。
英国、オランダ、ベルギー、ノルウェイ、スウェーデン、デンマーク、タイetcの立憲君主制と天皇制は基本的には変わらんだろう。しかし天皇制は、宗教の司祭的役割を兼ね備えている点で、他諸国と区別されて考えてもいい。この点が曖昧のままである点が、キリスト教徒、社会主義教徒にとって天皇制を不愉快にしていると私は考えています。将来的に、その点は明確にすべきかもしれないが、あと5.60年は現状のままで、いたしかたないであろう。ところで、王室の無いアメリカでは、王室が無い事にコンプレックスさえ感じるらしい。友人に聞いたら、おせいじかもしれないが、羨ましいそうだ。 また天皇が無い社会で、一旦非適格者が、権力を握ると、暴政に歯止めがかからない。独裁恐怖政治の恐れがある。最近某共和国、某合衆国を観察すれば、天皇制は十分ブレーキとなりえることが分かるであろう。
ところで、資本論で説かれる、万人が平等の社会など、存在しない。原始共産社会が理想だって、マルクスは、馬鹿だね。サルの社会ですら上下関係はある。誰かが必ずトップに君臨する。それは権力、名誉 経済力 武力 全てを兼ね備えることでもあった。世界史的にも近代以前の社会では、ヨーロッパ、アジア中近東アフリカ、すべてそうであったろう。もしかしたら、現代の現アメリカブッシュ政権は擬似絶対王政かもしれない。ところが唯一例外的に日本だけは違う。神話の時代より連綿と続いた王政がいまだに存在しているのだ。世界史の奇跡。奇跡の理由は、現在の天皇制と同じく、承久の乱以降、天皇とまず武力が分離分立するようになり、後醍醐天皇以降 南北朝分裂後、政治経済力と天皇家が完全に切り離された。以後、政治 経済 武力と分離したことにより、織田信長、徳川秀忠、マッカーサーですら天皇制を容易になくすことができなかった。神武天皇の血筋は多分継体天皇のところで(正統な?)血筋ではなくなっているとおもわれる。また、天智 天武天皇も本当の兄弟であるかも疑わしい。北朝南朝これはどちらが正統だという問題と、正統な血筋はDNAの問題でなく、当時の政治問題である。
現代の三権分立と違い、簡単に武力政治経済と分離して、単純に存在するなど出来ない。武力政治経済力と分離分立できえたのは、神話とはいえ、神の子孫である正当性が、不可侵の力と働いた。もう今後二度と人類は滅亡しない限り天皇家を作りだすことはできない。世界遺産でもある。天皇制は、最も社会を安定させるシステムと言って過言ではない。
独裁者が、権力全てを手中に収めていたならば、中国のように易姓革命を繰り返し、大唐国以降の中国のように、それ以上の日本の文化の発展は無かったかもしれない。あったとしても断絶された現在の日本文化と異なるものとなっていたであろう。長い伝統に裏づけされた日本文化は、19世紀末ヨーロッパにジャポニズムの影響を与えることも無く終わっていよう。天皇システムがなければ、、国風文化の醸成も、近代日本の礎である、江戸時代もなかったし、明治維新もなかったろう。今日の豊かな文化が何一つ存在しなかったかもしれない。文化が存在しないと、隣の某K国のように、近隣諸国文化は、みな自分達のものだと主張する見苦しい国家となっていたろう。ちなみに日本無くば、アジア近隣諸国の今日の繁栄はありえない。近代化の見本が無いのだ。韓国において日本が近代社会へ好意的に脱皮させた史実をみればわかる。アフリカの不幸は、アフリカに日本のように近代へ脱皮させるのに手助けをする、日本のような国が存在しなかったことであろう。
日本は天皇制の恩寵により、今日、伝統 文化が途切れることなく続いた恩恵を、どれだけ日本が受けたか計り知れないものがある。意見は違う方も多いと思うが、アジア及び、非白人民族への恩寵は、計り知れないのである。そういった認識がないまま、軽薄な朝日新聞の似非左翼思想の軽薄な読者が、天皇制を安易に批判することに憤りを感じざるをえない。


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