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2024年は株価4万円突破も! 日本代表監督が大納会で打鐘すると「2割アップ」のジンクス
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/money/333947
2023/12/27 日刊ゲンダイ
2023年の大納会には、WBC優勝の「侍ジャパン」監督だった栗山英樹氏がゲストに(C)日刊ゲンダイ
新NISAがスタートする2024年。株価はどうなるのか。市場では「上昇は間違いない」と期待する声が上がっている。株価上昇を“保証”するアノマリーがいくつもあるからだ。アノマリーとは、理論的な根拠は薄いが、経験則に基づく市場動向の特定パターンを捉えたものだ。
アノマリーのひとつが「干支」だ。マーケットでは「辰巳天井」「卯跳ねる」とされている。辰年や巳年は株価が高騰して天井をつけ、卯年は跳ねることが多いという。実際、バブルだった1987年は卯年で跳ね、辰年の1988年は高値を追い、巳年の1989年に過去最高値をつけた。卯年だった今年もそれなりに株価は跳ねただけに、辰年の来年も値上がりすると期待されている。
阪神タイガースが優勝した翌年は、株高になるという経験則も知られている。リーグ優勝した2003年の翌年の日経平均は7.6%上昇、2006年は6.9%値上がりした。前回、日本一になった1985年の翌年は、なんと42.6%もアップしているのだ。
株価は上がる可能性が高い
さらに、決定的なのは、今年の大納会(12月29日)に、WBCを制した「侍ジャパン」の監督だった栗山英樹がゲストとして招かれることだ。栗山前監督は、鐘を打ち鳴らし、今年一年を締めくくる。
過去、日本代表監督が大納会のゲストに招かれた時は、翌年、株価が上昇しているのだ。2011年、女子サッカー「なでしこジャパン」の佐々木則夫監督が招かれた翌年は22.9%の上昇。2018年、サッカー日本代表の西野朗監督が招かれた翌年も18.2%上昇している。過去の法則通りなら、来年も20%アップが期待できることになる。現在、株価は3万3000円前後だから、4万円突破である。
株式評論家の藤本誠之氏はこう言う。
「2024年、株価は上がる可能性が高いと思います。まず、大統領選がある年は、NYダウは上がりやすい。アメリカ株が大崩れしなければ、日本株が大幅下落する可能性は低いでしょう。日銀は4月以降、金利上昇に転じるとされていますが、景気が悪化しないように、慎重に判断するはずです。為替も130円台ではないか。中国から訪日客が来るようになれば、インバウンド需要がさらに高まり、消費も活発になるはずです」
はたして経験則通りになるのか。
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