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[政治・選挙・NHK225] <森友学園問題> 川内博史氏「忖度じゃない。絶対に指示」「みんなを動かしていた指揮官がいる」(オプエド17/5/9)
川内博史氏(元衆議院議員)が出演した2017年5月9日放送の「ニューズ・オプエド」の一部書き起こしです。動画は、5月10日の16時までは下記URLで無料視聴が可能だそうです。当該個所は14:20あたりからです。(本投稿の添付画像はこの動画をキャプチャしたもの)

NOBORDER - ノーボーダー 上杉隆のニューズオプエド
https://op-ed.jp/

(書き起こしここから)

上杉:2つ目のニュース、森友学園の問題。これも私自身はメディアの問題・野党の問題でもあると思いますし、今朝方ツイッターでも書いたんですけど、安倍総理のことではなくて、森友学園の籠池さんが出してきた白黒のノリ弁。これ特集でもやりますけど、やっとテレビと新聞が追いだしてきましたね。東京新聞と。

川内:もう1ヶ月半たってますからね。

上杉:そうですね。これ、いまお手持ちですけど。

川内:私が手に入れてからね。

上杉:これをこのオプエドで川内さんが出したのは、4月4日の放送。手に入れたのは3月。

川内:3月22日ですね。

上杉:これ今ですよ。1ヶ月間。何かと言うと、先ほどちょっと僕、国会のほうに行ってきたんですけど、何かと言うと、1つは、野党の人に聞いたのは「川内さん、落選中だから」。つまり、党としてはメンツがたたないわけですよ。もうくだらないですね。そして、オプエドで見てる人、みんないっぱい(聞き取れず)ですよ。NOBORDER、オプエド、上杉だからメンツがたたないから、みんなやんなかっただけ。そして、党がやっと国会でやった瞬間に、初めてあたかもこの世に存在したかのようにやってると。もう、この野党とこのメディアのメンツを懸けたくだらない争いのために、結局1ヶ月間この問題を逃したわけですね。

川内:だから、これ実は3月22日に入手してるわけですね。その日に民進党の幹部に・・・。で、3月23日は、籠池さんの証人喚問の日なんです。3月22日に入手してますから、民進党幹部に「これ、明日の証人喚問で使ってください」と言って渡してるんですよ。ここに、昨日やっと出ましたけどね。

上杉:これですね。ちょっと向けてもらえますか。

川内:「設置趣意書」と書いてあって、ここに「安倍晋三記念小学校」と書いてあるはずなんですよね。「安倍晋三記念小学校設置趣意書」と。で、「この取得要望書は籠池さんが財務省に対して提出したものですね?」と証人喚問で聞けば、「そうですよ」と答えるわけですよね。「ここには安倍晋三記念小学校って書いたんですか?」と聞けば、「はい。そうです」と答えたはずなんですよ。で、その時点で「でも、財務省が全部黒塗りにしてるんですけど、どうします?」って聞いたら、「全部外してもらってかまいませんけどね」って答えたはずなんですよ。3月23日にドッカーンと爆発してるはずなんですよ。それがやっと昨日、チョロチョロっと出たっていうことで。

とにかく行政は全て文書なので、絶対文書はあるんですよ。ないはずがないんですよ。出させ方があるんですよ。そのことをきちんとやれば、財務省、国交省、文科省、大阪府、この4つが寄ってたかって籠池さんのために、森友学園のために、この4月1日開校を目指してがんばってたわけですよね。本来ならもういま小学校で教育勅語をみんな唱和させられてたわけですよ。「安倍首相、バンザーイ」って言わされてたわけですよね、本来なら。

で、それが発覚して学校はできなくなっちゃったけれども、それまでは、見つかるまでは、ずーっとみんなが一生懸命がんばってたわけですね。それは誰かが指示してるんです。忖度なんかじゃ絶対ないです。相変わらず、「いや、ここに安倍晋三記念小学校と書いてあることがわかりました」と、「籠池さんがそう言いました」と、「だからほら、忖度があったんじゃないか」っていうトーンがありますが、忖度じゃないですからね。指示ですから。絶対に指示ですから。誰か設計図を描いて、段取りを工程表を描いて、4月1日開校に向けてみんなを動かしてた指揮官がいるんです。

(書き起こしここまで)


[関連]
ニューズ・オプエドさんのツイート: 5月9日(火)本日は元衆議院議員の 川内博史さん、政治アイドルの町田彩夏さん、 フィールドキャスターの前田真里さんに おこしいただきました。
https://twitter.com/news_oped/status/861906225411354624
森友問題 隠しきれない『財務省の特例』 - YouTube 「デモクラTV「本会議」2017 5 6放送より抜粋ほか。」
https://www.youtube.com/watch?v=05fq-ASGIQc
川内 博史さんのツイート: "森友問題。売買契約を結ぶ前の書類について、担当する理財局国有財産審理室はドッジファイル4冊から5冊分の文書が残っている、と言っている。
https://twitter.com/kawauchihiroshi/status/845268902326157312
東京新聞:黒塗りで「安倍記念小」隠し 森友資料開示 民進が財務省批判 2017年5月9日 朝刊
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201705/CK2017050902000116.html
2017.5.8 福島伸享議員「森友問題」予算委員会 集中審議 - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=eprPbuOIo9A
http://www.asyura2.com/17/senkyo225/msg/481.html

[政治・選挙・NHK225] <緊急事態条項>永井幸寿氏「国家緊急権は政府トップの個人的資質によって大きく左右される制度で極めて危険」(NHKラジオ)
永井幸寿氏(弁護士)が出演した2017年05月04日放送のNHKラジオ第1「マイあさラジオ 社会の見方・私の視点」の書き起こしです。音声は下記URLで聞くことができます。

「なぜ憲法に“緊急事態条項”が不要か」
弁護士 永井幸寿
5月4日(木)社会の見方・私の視点 
http://www4.nhk.or.jp/r-asa/336/

(書き起こしここから)

キャスター:永井さん、おはようございます。

永井:おはようございます。

キャスター:昨日と今日とこの時間、憲法改正について考えています。特に衆議院憲法審査会でも議論になりました緊急事態条項を取り上げています。緊急事態条項と言いますのは、大規模災害や外国からの武力行使などに対応するために政府の権限や国会のルールを憲法に定めるものです。特に人権や権力の分立を一時的に停止するという側面があるために、賛成・反対、意見が分かれています。

今朝は、反対の立場から永井さんにお話をうかがいます。永井さんは、緊急事態条項を設けることになぜ反対されているんでしょうか。

永井:緊急事態条項というのは国家緊急権を憲法に設ける条項です。国家緊急権というのは、戦争・内乱などの非常事態に人権保障と権力分立を停止する制度です。

人は生まれながら自由と平等の権利を持っています。これが人権です。これを実現するために国家が作られました。しかし、国家の権力が強大になるとかえって人権を侵害することになるので、わざと国家権力を3つの権力、司法・立法・行政に分けてお互いに邪魔し合うようにした。これが権力分立です。

国家緊急権は権力を集中するので一見効率が良さそうですが、人権保障と権力分立をやめるという点で危険性のほうがはるかに高いんです。

昔、ナチスが独裁権を取得した時はワイマール憲法の国家緊急権を使いました。ナチスが政権を取った時に、非常事態ではないのに非常事態だと言って、反対党の党員の人権を停止して何千人もの党員を逮捕・拘束したんです。そして、全権委任法という立法権を政府に委ねてしまう法律を議会で強行採決をして独裁を確立したんです。

緊急事態条項はこのように乱用の恐れがある危険な条項であるということで、私は緊急事態条項を設けることには反対です。

キャスター:「いまの日本ではそうしたことはあり得ないんではないか」という声もありそうですけれども、いかがでしょうか。

永井:いや、あり得ると思います。権力分立の趣旨は、「人は権力を握りたがり、どんな人でもいったん権力を握れば乱用したがる」というものです。「人は弱いんだよ。失敗するんだよ」という経験に基づいて作られた制度です。

例えば自民党の国家緊急権案ですが、本来、法律と予算は国会が決めることになっています。しかし自民党案では、緊急事態に総理大臣が「緊急事態だ」と宣言すると、内閣は法律と同じ効力の政令が制定できる。つまり、法律を作ることができるようになってしまうんです。そしてこの時、予算は総理大臣が一人で決められます。

「どんな場合が緊急事態か法律で定められる」としているので、国会の過半数の決議で、例えば「大規模なデモがあった場合」あるいは「大規模なストライキがあった場合」などと、この緊急事態をどんどん追加していくことができるわけです。

そして、緊急事態の期間にも制限が定められていません。また「政府の作る法律・予算には国会の同意がなくても効力は失わない」となっています。つまり国会のコントロールが全く及ばないんです。まるでナチスの時の全権委任法のようなものです。このような権力を持てば「乱用するな」と言うほうが無理です。

キャスター:では、緊急事態に対してはどう対処すればいいというふうにお考えでしょうか。

永井:これは法律で対処するということです。日本国憲法の趣旨は、「緊急事態条項は危険なのであえて憲法には設けない」、そして「緊急事態に対してはあらかじめ法律で準備しておく」というものです。

災害については、災害対策基本法・災害救助法・警察法・自衛隊法などの法律が十分整備され、また海外からの武力攻撃には、自衛隊法・国民保護法などの法律が整備されています。

そして、例えば災害については災害対策の原則というものがあって、これは準備してないことはできないということです。東日本大震災でも行政の不手際と言われたものがありましたが、その多くは法律があるのに準備がなされていなかった例です。

例えば福島第一原発から4.5kmの双葉病院では、避難の前後に50人の寝たきり高齢者が亡くなりました。法律の制度は、自治体の地域防災計画の策定、防災訓練の実施などが規定されているんですが、原発事故というものは事実上起こらないということになっていたんです。そこで、県境を越えた避難ルートの策定や避難訓練、バスやドライバーの確保、避難者の生活のための避難所などが準備されなかった。こういうことが原因なんです。

災害が発生してから権力を集中しても対処はできないんです。

キャスター:緊急事態条項を憲法に定めることに賛成する声として、「いま法律で想定していること以上のことが起こるかもしれないので必要なんだ」という意見もあります。どうお考えでしょうか。

永井:具体的な事実ではなくて抽象的に「想定外だ」と言って、そのような事態を前提として憲法を設計すると、国の権力はどんどん強大になる。乱用の危険が高まる。ということで先ほど言ったように、「権力の乱用の危険があるから国家緊急権を設けずに緊急事態を法律で対処する」というのが憲法のスタンスです。

これに対しては、「東日本大震災の時は法律で対処できなかったので、法改正がその後なされたんだ」という主張があります。しかし、災害対策基本法の改正は東日本大震災の後3年8ヶ月もかかったんです。災害対策は冷静な検証と合理的な判断が必要で時間がかかるものです。災害直後に権力を集中しても冷静な検証も合理的な判断もできません。逆に混乱が生じて住民を犠牲にする危険性があります。平常時から法律で準備しておくことが大切です。

また、東日本大震災の時、菅直人総理が尽力したものの、場当たり的で突発的な行為を行ったために政府への信頼は失墜し混乱が生じました。

緊急事態はトップがパニックに陥りやすい状態です。誰がトップになっても冷静な対処ができるシステムが必要であることは、私たちが東日本大震災で学んだはずです。国家緊急権は政府のトップの個人的な資質によって大きく左右される制度であり、極めて危険であると考えます。

キャスター:「権力の暴走を止めるためには、憲法で明確に書いておいたほうがいいんではないか」という意見もあります。いかがでしょうか。

永井:こういう考えにも反対です。「国家緊急権の発動時に発動の期間を明示する。あるいは発動について調査・責任追及のシステムを設ければいい」という意見があります。しかし、その期間というのは権力者が無視すればおしまいですし、責任追及のシステムは、法的な責任を追及するのではなく政治的な責任を追及するということで、乱用の抑止にはなりません。法的責任、例えば「総理大臣に損害賠償責任が発生する、あるいは刑事責任が発生する」というものではなくて、政治的な責任、「選挙で多数が取れない」というような責任を追及するものであって、乱用の抑止にはなりません。また、事後的なものであって侵害された人権というのは回復されません。

キャスター:「国会や司法がそれをチェックすればよい」という意見もありますが、いかがですか。

永井:この考えにも反対です。例えばアメリカの場合、国家緊急権は何度も行使されて独裁国家にはなっていないので、適正に行使されていると考えられます。これは厳格な権力分立があるからです。

大統領には議会に法案提出権はなく、宣戦布告は議会の権限なので大統領は勝手に戦争ができません。また、裁判所は法令について違憲判決をバンバン出してます。例えば、トランプ大統領の大統領令にも裁判所は違憲の仮処分決定を出しています。

これに対して日本は議院内閣制であり、国会の多数が内閣を形成するので、国会は政府内閣を抑制できません。また、裁判所は憲法判断を回避し政府の行為に追従するような判決を出していますので、政府を抑制することはできません。

一番重要なのは主権者である国民の意識です。アメリカではイギリスから独立した経験があり、権力に対する警戒心があって小さな政府が良いという考え方をしています。

これに対して、日本では独立の経験がなく権力への警戒心がありません。例えば原発事故の避難者はみんなこう言っています。「国が言うから信頼しました」「国が私たちを守ると思っていました」。権力に対する警戒心というのはないんです。

従って、政府がいったん権力を握ってしまったら、これは戻らないと思います。

キャスター:永井さん、改めてこの憲法の改正を考える場合に、どんな視点を持つことが大事だというふうにお考えですか。

永井:憲法には改正規定があるので、憲法改正は憲法自体が予定していることです。しかし、憲法は最高法規なので法律の上に存在しています。従って何らかのニーズがあった場合、まず法律で対処することを考えて、これができない時に憲法の解釈を考えて、それでもできない時に初めて憲法改正を考えるべきです。

いまの憲法改正論は、まず憲法改正することを決定して、そのためのニーズを探している状態です。これは本末転倒であって、このような改正に私は反対です。

キャスター:永井さん、今朝のお話、どうもありがとうございました。

永井:ありがとうございました。

(書き起こしここまで)


[関連]
【第254-260号】岩上安身のIWJ特報!災害対応に「緊急事態条項」は不要! 〜安倍政権の卑劣な「惨事便乗型全体主義」を警戒せよ! 永井幸寿弁護士インタビュー | IWJ Independent Web Journal
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/279662
【国会ハイライト】「災害をダシに憲法を変えてはいけない」永井幸寿弁護士が憲法審査会で意見陳述!緊急時の国会議員の任期問題は「参議院緊急集会」と公選法「繰延選挙」で対処可能!(前編) | IWJ Independent Web Journal
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/370892
自民改憲草案の怖さとは…意見広告150本の弁護士が語る 升永英俊氏(2016年10月24日 日刊ゲンダイ) 
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/192194/1
緊急事態条項の実態は「内閣独裁権条項」である - 木村草太|WEBRONZA - 朝日新聞社 2016年03月14日
http://webronza.asahi.com/politics/articles/2016030100008.html
【自民党憲法改正草案】見やすい対照表で現憲法との違いが分かる! 第9章 緊急事態 [98~99] 
http://tcoj.blog.fc2.com/blog-category-9.html
明日の自由を守る若手弁護士の会(あすわか): 改憲草案を英訳しました
http://www.asuno-jiyuu.com/2013/11/blog-post.html
http://www.asyura2.com/17/senkyo225/msg/880.html

[政治・選挙・NHK225] <加計学園問題>小西洋之氏「安倍総理は逃げた」「あの文書は忖度じゃなく首相官邸の陣頭指揮。これは法律違反」国会前抗議行動
2017年05月19日に行われた「未来のための公共 金曜国会前抗議行動」における、小西洋之氏(参議院議員)のスピーチの書き起こしです。動画は下記URLで見ることができます。当該箇所は0:20あたりからです。(本投稿の添付画像はこの動画をキャプチャしたもの)

2017.05.19「“未来のための公共” 金曜国会前抗議」: 民進党・小西洋之 参議院議員【7/13】 - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=WuMRyjXyNoY

(書き起こしここから)

皆さま、こんばんは。民進党でございます。民進党、思いあって3人お邪魔をさしていただきました。

今日、私たちの社会が自由が根底から覆される恐ろしい法律、共謀罪が衆議院で強行採決をされました。

初鹿さんも、衆議院議員、全力で頑張ってくださいましたけれども。今日、牧山先生いらっしゃいますけれども、これから参議院に法案が来ます。全力で何が何でもこれを阻止するために、市民の皆さんと共に頑張らさしていただきたいと思います。皆さん、頑張りましょう。

短く私のほうから一言だけ、ごあいさつをさしていただきたいと思います。

今日、強行採決の委員会の場にいなかった、いるはずの政治家、しかしいなかった政治家がいます。そうです。安倍総理です。

自民党は、与党は「安倍総理を出席させるから委員会を開かしてくれ」。「採決する」とは言わないんですよ。ただ「安倍総理が出席する委員会を開かしてくれ」と、今週になってずっと言っていたんです。その委員会を委員長の強行によって開いたんです。

なんで安倍総理、来ないんですか。逃げたんです。

なぜ逃げたんでしょうか。そうです。朝日新聞をはじめ、新聞社がいま追求している加計学園の問題。あれを委員会の中でやられるのが嫌だったから、そして安倍総理も答えたくても、答える気ないですけど、答えられない共謀罪。逃げて逃げてやった。それが安倍政権、安倍総理の実態です。

こんな卑怯な政治、国民の皆さんと皆さんの代表である議会を、最後の最後まで愚弄するこんな政治を、何が何でも私たちと皆さんの力で叩き潰しましょう。

一言。私、嫌いにならないでいただきたいんですけど、元総務省で特区の政策もやってました。民主党政権時代に、国家戦略特区の前の総合特区という法律も作って仕事もしてました。

あれ、忖度じゃないんですよ、あの文書。陣頭指揮です。どこの地域が特区で認定されるかも決まってないのに、何で加計学園の獣医学部、開設時期まで文科省が必死になって根回しやってるんですか。これ、陣頭指揮ですよ、首相官邸の。これは法律違反なんですよ。

共謀罪を止めるために、この加計学園の問題、森友の問題、そして6月18日の会期、延長あったならば7月の1日、国民の皆さんの憲法を奪い取った解釈改憲から3年目が来ます。

憲法9条すら理屈にならない理屈で戦争できる国にする権力が、共謀罪を手に入れて乱用しないわけないんですよ。

だからこそ、何が何でも共謀罪は阻止しなきゃいけない。参議院の審議、全力で闘うことをお誓いをして、皆さんのエールとさしていただきます。頑張りましょう。ありがとうございました。

(書き起こしここまで)


[関連]
小西ひろゆき (参議院議員)(@konishihiroyuki)さん | Twitter
https://twitter.com/konishihiroyuki
安倍首相関与の決定的文書 これで知らぬ存ぜぬは通じない(日刊ゲンダイ)
http://www.asyura2.com/17/senkyo225/msg/835.html
「加計文書は事実」実名の元自民党衆院議員が証言!菅官房長官が「怪文書」と言ってた文書(朝日取材)
http://www.asyura2.com/17/senkyo225/msg/843.html
安倍官邸「加計学園圧力文書はフェイク」は疑惑逃れの嘘だった! 決定的証拠が次々、田崎史郎までが「本物」と(リテラ)
http://www.asyura2.com/17/senkyo225/msg/816.html
<衝撃>昭恵氏は加計学園でも「名誉園長」だった!政府職員を連れてイベントに参加!(森友にそっくり)
http://www.asyura2.com/17/senkyo225/msg/805.html
<速報>「調査の結果、文書の存在は確認できず」加計学園問題で松野文科相が会見 <またしても安倍政権お得意の隠蔽か!?>
http://www.asyura2.com/17/senkyo225/msg/854.html
http://www.asyura2.com/17/senkyo225/msg/883.html

[政治・選挙・NHK226] 磯田道史氏「共謀罪は内心の自由に踏み込みかねない」「国民の側に心配があるのは当然」(報道ステーション 17/5/19)
磯田道史氏(歴史学者)が出演した2017年05月19日放送のテレビ朝日「報道ステーション」の一部書き起こしです。(本投稿の添付画像は番組のこの場面をキャプチャしたもの)

(書き起こしここから)

富川悠太キャスター(以下、富川):先週の段階で過去最大規模の国会前のデモということはお伝えしたんですけど、それよりも多い人数が集まっているということがわかりますね。いま報告にもありましたけれども、すでに萎縮が始まっているようですね。

磯田:そうですね。こういう法律は、たとえ成立するにしても運用には相当気をつけなきゃいけない怖さを持ってますね。なぜかというと、やっぱり共謀罪というのは内心の自由に踏み込みかねない。

近代法の原則というのは、思ってるだけでは絶対罰しちゃいけない。具体的に外に何か危害が加えられるという行為がないと罰しちゃいけない。これは、明治になってからフランス人の法律顧問のボアソナードとかいっぱい呼んできて、大原則にしてきた。

ところが、日本の法伝統を見ると安心じゃないんですね。どういうことかというと、本当に思ってるだけで罰するような伝統が、例えば日本とかロシアとかいうような国は、過去にあったということなんです。

富川:戦前ですね。

磯田:テロの中で一番、戦前や昔の国家で怖かったのは、大逆罪と言って王室や帝室に対するテロですけど、これを日本やロシアでは、日記に書いて鍵を掛けといただけでも、思っただけで死刑にし得る。それに比べると西欧社会というのは、例えばベルギーなんかの例だと、王室に実際に行為があって危害が及んでも血が出るまでは死刑にできない。

このぐらいの差があって、日本やロシアというのは、非常にこういうふうに準備とか準備行為じゃなくて思うだけでも罰するという伝統を持ってきたことからして、やっぱりだいたい大正の末年ぐらいから昭和ぐらいから、そういう「社会の敵だったら近代法の原則の適用は除外であってやってもいいんだ」と。それでどんどんまずい方向へ行っちゃったわけですよね。だから、そういう危惧というのは国民はある。

確かにテロは大変危険ですし、今回の法律の場合も「準備行為がないと成立しない」と言ってますけれども、誰がテロリストかなんてわかりゃしないですし、「魚包丁を買っても恣意的に運用されたら本当にそれはテロの準備行為だとされないか」という、国民の側に心配があるのは当然のことだと思いますね。

富川:「お花見でも双眼鏡と地図を持っているだけで危ないんじゃないか」という話もありましたもんね。だから、一般の人が対象とならないかどうかというと、やっぱり捜査機関に委ねられるわけですから、「じゃあ捕まえよう」と思って無理しようとし始めたら、それがエスカレートしてしまう。どんどんエスカレートしてしまったら、また戦前に戻ってしまうんじゃないかと…。

磯田:というふうになるから、こういうのはできたとしても、とにかく当局の側も国民の側も、そういう法原則があるんだから非常に人権を重要視した配慮が必要ですね。フランス人権宣言の時から、思ってることは罰しない。外に危害が加えられるということがあって初めてが本筋なんだということを忘れずに、やっぱり事を進めていかないといけないと思っております。

富川:その通りですね。

(書き起こしここまで)


[関連]
報道ステーション|テレビ朝日
http://www.tv-asahi.co.jp/hst/
【注目】報ステや報道特集が共謀罪を猛批判!「戦後民主主義の歴史の汚点がまた一つ増えた」|情報速報ドットコム 2017.05.20
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-16859.html
未来のための公共 共謀罪法案に反対する国会前大抗議行動 2017年5月19日 - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=sT0Gz-37d4I
http://www.asyura2.com/17/senkyo226/msg/126.html

[政治・選挙・NHK227] <山口敬之氏問題>宮台真司氏「公共の電波で中立を装っている人間が操られている。操られることを拒否すると…」緊急渋谷街宣
2017年6月11日に行われた「共謀罪に反対する緊急渋谷街宣」における、宮台真司氏 (社会学者・首都大学東京教授)のスピーチの一部書き起こしです。動画は下記URLで見ることができます。当該箇所は2:08あたりからです。(本投稿の添付画像はこの動画をキャプチャしたもの)

宮台真司氏 スピーチ「未来のための公共」『共謀罪に反対する緊急渋谷街宣』2017.6.11 @渋谷ハチ公前 - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=7PsEIv7QhDs

(書き起こしここから)

山口敬之問題の話に移しましょうか。山口敬之問題は、やや話せないこともありますが、大事なことを話しましょうか。

「共謀罪は一般市民の表現の自由を奪う」というふうに皆さんおっしゃる。その通り。そういう面もある。しかし、ビッグデータがこれほど展開し、ネットワークチェックできるような状態では、それにはとどまらない。

山口敬之氏は、2年以上前に成田空港で逮捕直前に、上からの力で、名前も知ってますね、皆さん。元刑事局長で菅の秘書官やってたあの男によって握りつぶされた。あの男によって。

しかし彼が、いいですか、直前にTBS辞めて、そのあと本格的に官邸の犬になった。私は似たようなケースをいくつか知っている。

こういう共謀罪的なネットワークがやろうとしているのは、そういうことですよ。つまり、僕なら僕のヤバいネタをつかむんですよ。

例えば僕は、元官房長官のブレーンだったやつの話を聞いたことがある。聞いたことがあるっていうか、めちゃめちゃ俺の親しいやつだ。はい。これも共謀罪的にヤバいネタだ。

官房長官は基本的に、結論だけ言うと、政治家マターを握りつぶす役割をする。なぜか? とんまなやつは「単に政権を防御するためだ」と言う。違うんだよ。握るんですよ。握って奴隷にするんだ。

そうやって、一見、公共の電波で中立を装っている人間が、そのような形で操られているんだ。操られることを拒否すると、名前を言っていいのかな。なんとか一秀さんみたいに挙げられてしまうっていうことが起こる。

ああいうことも、裏のメッセージとして受け取るやつはいっぱいいるんだ。そうか、俺が今ある流れを無視すると、なんとか一秀さんみたいになるんだな。例えば僕なんかはそういうふうに受け取るわけです。

ちなみに僕は、「噂の眞相」に四十数回書かれていますから、いまさら下半身ネタによって傷つく名誉はまったくない。

だから、皆さんにもお勧めします。出会い系なんたらにみんな行きましょう。それを公言しましょう。前川さんも、自ら関わっておられるNPOでそういうふうにしてたでしょ。

くだらないことでチョロチョロすんじゃねえよ、皆さんも。皆さんっていうのは、ここにいる皆さんじゃねえよ。

一般に、そうやって脅されて、奴隷に犬に寝返るクズがいっぱいいるんだ。

そういう市民の側のクズもなんとかしよう!

(書き起こしここまで)


[関連]
宮台真司(@miyadai)さん | Twitter
https://twitter.com/miyadai
安倍政権御用記者、山口敬之氏の「準強姦疑惑事件」の全内幕をニューズ・オプエドで上杉隆氏が暴露!
http://www.asyura2.com/17/senkyo227/msg/220.html
安倍暴政にトドメを刺す週刊新潮の山口敬之準強姦疑惑記事  天木直人 
http://www.asyura2.com/17/senkyo226/msg/611.html
官僚は政治に一方的に押し切られてはダメだ 前川喜平氏(前文部科学事務次官) マル激トーク・オン・ディマンド 第842回
http://www.videonews.com/marugeki-talk/842/
官邸の謀略失敗? 前川前次官“出会い系バー”相手女性が「手も繋いだことない」と買春を否定、逆に「前川さんに救われた」と 
http://www.asyura2.com/17/senkyo226/msg/608.html
http://www.asyura2.com/17/senkyo227/msg/345.html

[政治・選挙・NHK227] <加計問題>川内博史氏「安倍さん、安倍昭恵さんが主人公で指示して最初からやらせている。これに間違いない」オプエド6/13
川内博史氏(元衆議院議員)が出演した2017年6月13日放送の「ニューズ・オプエド」の一部書き起こしです。動画は6月14日の16時までは下記URLで無料視聴が可能だそうです。当該個所は38:00あたりからです。(本投稿の添付画像はこの動画をキャプチャしたもの)

NOBORDER - ノーボーダー 上杉隆のニューズオプエド
https://op-ed.jp/

(書き起こしここから)

義山望氏(以下、義山):今日は、川内さんに加計学園問題について伺っていきたいと思います。いま話題の加計学園問題ですけれども、文科省が加計学園に関する文書を再調査することが決まりました。いまの加計学園問題、川内さんはどのようにご覧になってますか。

川内:だから、これはもう完全に、安倍さん、安倍昭恵さんが主人公で、指示して最初からやらせていると、これに間違いないというふうに思いますね。

で、文科省のこの文書ですけれども、再調査と言って、とにかくほんと「何でそこまでごまかすの」みたいな状況じゃないですか。文書があるのかないのか、そんなのもう分かってる話なんだから「ありました」って言えばいいだけの話を「徹底的に再調査」とか言って、何を徹底的に再調査するのか。

で、今日の、さっき山口さんからも話題が出ましたけども、「内部告発者を処分するための再調査なのか」みたいな話にもなりつつあるし。「本当に公平・中立・公正であるべき行政のトップ、あるいはその行政のトップを支える高級官僚の皆さんが、国民全体の利益のために仕事をしてるんですか」というところが、この加計問題を象徴、森友もそうですけれども、象徴として追求をされなければならない問題であるというふうに思いますけどね。

山口一臣氏(以下、山口):そうですね。

義山:野党は、大学獣医学部新設計画に関する文書をめぐる政府の再調査について、本日の正午までに公表するよう与党側に求める方針で一致したということなんですね。

川内:本日正午って、今日のってことで?

義山:はい。今日ですね。

川内:だから、今日の正午まで出なかったわけでしょ。だから、野党が「本日正午までに文書の存否について教えてね」と言っているにもかかわらず、それを無視されてるわけですよね。「野党は怒れよ、もっと」と。そんなの聞いた次の瞬間に、「あのメールの名前が出てる人たちに聞いたらありました」って答えられることなんじゃないですか。それを、「正午までに答えろ」って言っといて「答えてね」って言っといて、答えていないということに関して「じゃあ、明日まででいいです」みたいな話になっちゃうのか。それとも、けつをまくって「何なんだ、これは」ということで徹底的に喧嘩するのか。

ちょっとこれ、いいですか。閣議決定文書で「国務大臣、副大臣及び大臣政務官規範」という、これは法律ではないですけども、閣議決定されている文書なので、まあ、法的な拘束力はあるわけですよね。この規範によれば、営利企業については、ここの「営利企業等との兼職」のとこですね。(2)番。「営利企業については、報酬を得ると否とにかかわらず、その役職員を兼務してはならない」と書いてあるわけですけど。官房副長官の萩生田さん、この加計問題の担当者ですけども、萩生田さんは、加計学園のなんとか教授を「名前だけだけども今でもやっている」と、このまえ国会で答弁してますよね。

さらに、(6)番の「関係業者との接触」のところで、「関係業者との接触に当たっては、国民の疑惑を招くような行為をしてはならない」と書いてあるわけですね、規範に。ワイングラス片手に、安倍さんと加計さんと、あとなんか偉い人が何人か、こんななって。

山口:写真になってね。

川内:で、安倍昭恵さん、それを「男たちの悪巧み」って書いてフェイスブックのタイトルにしてんでしょ。悪巧みしてる。「もうダメじゃん、それ」みたいな話ですからね。

それから「公務員との関係」で言えば、「国家公務員法等の趣旨を踏まえ、国民全体の奉仕者として政治的中立性が求められている職員に対し、一部の利益のために、その影響力を行使してはならない。国務大臣は、職員の任命権を一部の政治的目的のために濫用してはならない。」と書いてあるわけです。だから、この大臣規範に、安倍さんや安倍さん周辺の政治家の行動は明らかに触れていると。さらに、国家公務員法上の、その指示を受けた人たちが、高級官僚は公務員としての職権を乱用しているのではないかと。公務員職権乱用罪あるいは国家公務員法99条の信用失墜行為の禁止などに抵触をしているのではないかと。

これ、ネトウヨの人たちは、「森友も加計もどこが悪いんですか? 法律に何も違反してないじゃん」って一生懸命言ってる人はいるんです。法律に違反してることがメチャメチャ疑われてるわけです。一部の人たちの利益のためにいろんなことがなされているのではないかと。特にこの加計については、もう国家戦略特区諮問会議議長なわけですからね、安倍さんは。職権を行使してるわけですからね。で、ゴルフとか飲食をしょっちゅうしてるわけでしょ。そのゴルフ・飲食の代金は誰が払ってんですかと。加計孝太郎氏が払ってたら贈収賄じゃないですか。あっせん収賄ですよ。あっせん利得ですよね。だから、役所は何が何でも隠そうとするんだというふうに思いますけどね。

だから、野党は、共謀罪を阻止し、そして加計問題について書類を出させるために、もうありとあらゆる手段を尽くすべきですね。

山口:普通に考えたら何も後ろ暗いことがなければ、その文書の存在を認め、それから例えば前川さんの証人喚問を認め、そういう情報を出していっても全然問題ないわけですよね。何でこれだけ意味がなく、合理的な理屈もなく拒否するのかということは、川内さんがおっしゃるように、絶対そういうことがあるっていうことですよね。

川内:絶対そういうことがあるし、やっぱり高級官僚の皆さんっていうのは、あらゆる法律に精通してらっしゃるんで、森友のオプエドのスクープのこの黒塗り・のり弁資料ですけれども、全部黒塗りじゃないですか。結局「何も見せません」と。何も見せないっていうことは、「見せてしまうと犯罪に問われる可能性があるかもしれないから」ということだと思いますよ。

山口:そうじゃなければ、あんなに全部隠す必要がないですよね。一般的に、隠すとしたら個人のプライバシーに関わる問題とか、そういうのは事情があって隠すってことはあるかもしれないですけどね。

川内:だから、「安倍昭恵さんが私人である」と、あるいは「公人なのか私人なのか」とかいう話もありましたけれども、過去に、防衛省の事務次官の守屋さんが山田洋行事件で逮捕起訴で有罪判決を受けたわけですけど、あの時、守屋さんの奥様がおねだり行為で、みなし公務員として逮捕はされてるんですよ。起訴はされてないけど。だから、安倍昭恵さんは公務員の秘書をスタッフを連れて公務的活動をしてるので、その時はみなし公務員なんですよ。みなし公務員なんです。みなし公務員としての職権を行使すれば、で、その行使の仕方が正しくなければ公務員職権乱用罪なんですよ。

上杉:みなし公務員、思い出した。僕も秘書時代、最初あれだったんですよ。私設秘書だったんです。で、途中から公設になるんですけど、公設はもちろん国家公務員なんで国から給料もらって俸給制で、これはもう公人ですよね。でも、私設秘書って私人だと思ってたら、いま川内さんが言って思い出した。みなし公務員って説明されたんです。要するに、国会議員に仕えるということで、選挙区だろうが何だろうが、私設秘書はみなし公務員扱いで。だから、「犯罪はダメだよ」と「ちゃんと身ぎれいにしろよ」って言われたんですよ。そうですよね。昭恵さん、そうだよな。

川内:安倍昭恵さんは、みなし公務員としての仕事をしてるんですよ、明確に。その行為が適切なものでないということになれば、それは何らかの法令違反に問われる可能性があるということですよね。

上杉:みなし公務員だからこそ、いろんな特権があるわけですよね。例えば海外行く時って、みんな大変じゃないですか。税関くぐってとか。みなし公務員である私設秘書も公用旅券をもらえるんですよ、海外に行く時。つまり緑色の。何かって言うと、スーって横を通ってチェックなしですよね、何にも。ないんですよ。国会議員と一緒。そうすると、特権があるわけですから、国の政務を司ってるうちの一人になるわけですから。確かにその視点が・・・。野党はどうしてこれやんないんですか。

川内:だから、野党にはほんとに頑張ってほしい。もうとにかくこの一週間を寝ないで、あらゆることに対応して欲しいですね。

(書き起こしここまで)


[関連]
ニューズ・オプエドさんのツイート: "【第707回】6月13日(火)17時〜無料生放送 本日のゲストは元衆議院議員の川内博史さん(@kawauchihiroshi ) 解説委員は上杉隆。特集『加計学園』
https://twitter.com/news_oped/status/874511155103911936
国務大臣、副大臣及び大臣政務官規範
http://www.cas.go.jp/jp/siryou/kihan.pdf
安倍昭恵夫人、加計学園の理事長らと安倍晋三首相の悪巧みをポロリ!三井住友銀行幹部などが勢揃い!|情報速報ドットコム 2017.04.05
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-16208.html
東京新聞:萩生田氏は名誉客員教授 加計傘下の千葉科学大で:社会(TOKYO Web) 2017年6月1日
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2017060101001332.html
<森友学園問題> 川内博史氏「忖度じゃない。絶対に指示」「みんなを動かしていた指揮官がいる」(オプエド17/5/9)
http://www.asyura2.com/17/senkyo225/msg/481.html
加計学園で安倍晋三が大興奮3/13福島みずほ:参院・予算委員会 - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=TdVZjLM5N8M
http://www.asyura2.com/17/senkyo227/msg/399.html

[政治・選挙・NHK227] 望月衣塑子氏「記者は、いま世論が何に疑問を持ち何をきっちりしてほしいと感じているのかを伝えていかなきゃいけない」院内集会
2017年6月13日に行われた「加計・森友問題の徹底解明を求め公務員・行政の私物化を許さない緊急院内集会」における、望月衣塑子氏 (東京新聞記者)の話の書き起こしです。動画は下記URLで見ることができます。当該箇所は23:48あたりからです。(本投稿の添付画像はこの動画をキャプチャしたもの)

20170613 UPLAN 加計・森友問題の徹底解明を求め公務員・行政の私物化を許さない緊急院内集会 - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=LwY-RHc709A

(書き起こしここから)

東京新聞の望月衣塑子と申します。よろしくお願いします。

いままで武器輸出をテーマに取材をしてまして、だいたい講演会は原稿を用意して準備してたんですけど、いまこの騒ぎの中で今日は用意はしておりません。ただ、一連の流れの中で、どうして官房長官が再調査ということに踏み切った、一応表向き松野大臣が会見でおっしゃりましたけど、という流れに至ったまでの経緯と、やっぱりなぜ私がいま会見室に乗り込むことになったかというあたりも含めて、お話しさせていただきたいと思います。

もともと私は籠池さんの問題から少し入ってまして、菅野完さんのお宅で町浪さんのお話等を電話づてにいろいろ聞かせていただいておりました。そのとき一番印象的だったのは、なぜ籠池さんがああやって安倍首相を信奉していったかというところの一番の大きな契機というのは、教育基本法の改正だったということでした。

それまでは、戦後、ああいうちょっと右チックな発言をしてても、役所に行っても、ちょっと変なおじさんという形でまっとうになかなか取り扱っていただけなかったそうなんですね。それが、ところが、第一次安倍政権で教育基本法の改正をしたとたんに、役所の態度がコロっと変わったと。「こんなにも政治というのは自分への態度を変えるぐらい影響力があるんだ」ということで、そこから急激に安倍さんに心酔していったという話を聞いておりました。

一方で今回、前川さんなんですが、うちは事前に一人のナカザワ君という記者だけが潜入していろいろ現場を取材してたんですが、前川さんへの接触はできませんでした。

で、5月17日に「総理のご意向」という大きい見出しをバンっと見させられまして、非常に衝撃を受けました。あんな生々しい文書が役所にはやっぱりあるんですね。その後なぜか、そのときはまだ誰がこういう文書を出しているのかさえ、私はよくわかっておりませんでした。その後、あれを怪文書というふうに非常に普段冷静沈着な菅さんが会見でこきおろしてる様子を見て、ちょっと尋常じゃないなと思ったんですね。

で、その後に告発の動きがあるような情報が永田町を回ってまして、その流れの中で5月の22日に、あの読売新聞の「前川さんが出会い系バーに通っていた」という、およそ事件になるかならないかもわからないような疑惑の報道がああいう形で出たんですね。

私、あの記事を見た瞬間にかなり衝撃を受けました。いままで読売新聞っていうのはやっぱり事件にものすごい強いところでして、私、武器輸出に入るまでは事件報道一辺倒だったので、やはり事件に強い読売新聞っていうのはある種あこがれを抱いてましたし、そういう中で事件を通じて政治家の不正を正していくみたいな、そういう姿勢も感じてたんですね。

それがなぜか、あのようなまだどうにもこうにも「出会い系バーに通っていました」というだけの報道をなぜしたのかと。あのあたりからだんだん事が動いていきまして、その同じ週に週刊文春と朝日新聞で、実名告発の前川さんの動きが出てきました。

以降いろんな方にお願いしながら、なんとか前川さんのお話を聞かせてもらいたいというのをやりまして、私たちも遅ればせながら、その後1、2週間後だったと思うんですが、記者会見の後に個別でのインタビューに応じていただけました。

そのときに私のポイントとして、喜平さんがまずそのバーになんで通ってたのかというのが、会見で言った「社会調査のため」っていうところがどうしてもなかなか腑に落ちないというのが一点と、もう一点、なぜここまでもうほとんど政権を敵に回すようなことを彼がしたのかという、この二点ですね。まず一番初めそこが気になってました。

で、彼が自分が官僚の時代に、そこは安倍政権の意向を受けて動いてたんですけど、彼は逆に基本法の改正が行われたことで、いま憲法9条を含めた、あの当時、戦後民主主義をなんとか日本にきっちり根付かせるために、あの憲法9条を含む憲法と合わせて、非常に民主主義を根付かせるために大切なものとしてあの基本法があった。その基本法が大きく変えられてしまったところに「これは民主主義が壊されていくんじゃないか」と、そういうのを官僚の立場なのでその当時はそういうふうには言えませんでしたが非常に感じていたらしく、教育基本法の前の前文を全部暗唱してお話をされてまして、そういう教育の理念そのものが大きくいま変質されてしまったということをお話ししていました。

あと、その出会い系バーについて、これは私の女性的な感覚だと思うんですけど、どういう目的で何のためにそんなに通っていたのかって気になりました。で、週刊新潮とか文春さんの記事を読みつつ、彼がその後ボランティアで参加していたキッズドアさんですとか、あと福島の自主夜間中学、公立の夜間中学を設立を目指す会の大谷さんっていう方たちを含めて、いろいろ取材したんですね。

その中でやっぱり彼は、どんなに貧しい子たちでも、あと戸籍がないような、不法移民で戸籍のないような子供たちでも等しくきちんと教育を受ける必要があって、教育行政っていうのは全体を取り仕切るものだけれど、やっぱり現場で、例えばもうぜんぜん中学・高校も卒業できなくて、「ようやく赤とか黒とか白とか読めました」っていうおじいちゃんの声ですとか、不登校の子供たちの声ですとか、そういうのを聞いて、それが「赤が読めるようになった。黄色が読めるようになった」ということに、彼はなんかその現場のたぶん教師の喜びみたいなのをすごく感じて。教育行政というのは、一つ日本の方向性をつくる上では大切なんだけど、時としてやっぱり政治家のためだけに自分が仕事をしている。「これは国民のためになってるんだろうか」というような気持ちになったことも多々あったそうです。

そういう中でやっぱり現場を見たい。本当に困ってる人たちがどういうところにいるのかっていうところから発して出会い系バーに通い、そこで知り合った女の子といろんな話をして、高校の夜間高校で、通信制の高校でみんな卒業資格だけは持ってんだけど、ほとんど○×とか穴埋めだけで卒業できちゃうような、いまの通信制の問題点なんかもその子たちの話を聞きながら感じることができたんですね。

その中で、いま執筆中である夜間中学の問題についての本も書いていると。だから、後半の1時間ぐらいは、やっぱり教育行政、いかに子供たちに恵まれた状況、恵まれた状況にない子たちを含めて教育を与えてあげるかってことが大切かっていうのを得得と言ってまして、私、そういう前川さんのやっぱり男気であり人格的な得っていうのをすごく感じました。

で、この人がやっぱり、いまじゃあなんでこんな告発に至ったのかっていうのは、やはり再三繰り返されてますけど、加計学園に見られるのが最大に大きかったですけど、行政による、つかさつかさで来た行政が、大きく政府の官邸の意向だけで重要データのきっちりした数値もないままに認められ曲げられようとしているという、「そこをもう一度、官僚のあるべき姿に戻ってもらいたい」と、そういう思いで外に出てからというのはある意味お恥ずかしい話だと思うけれど告発をしましたという話でした。

合わせましてちょっとここに出ないですけど、詩織さんですね。詩織さんにもインタビューをさせていただきました。彼女もやはり、山口さんという当時はTBSの支局長という身分で、初めに事件が起きて警察に持ち込んだ段階でも、「いや、これはさすがにTBSだし、支局長ですし」というふうになかなか受け取っていただけない。で、「撮ってる動画とかかなりの証拠がないとできませんよ」という中で、一生懸命ホテルで降ろされるところですとかタクシーの運転手さんの証言を積み重ねて積み重ねて警察を説得して、いろんな方の証言を取ってようやく…。その前に示談交渉なんかも持ちかけられてはいるらしいんですよ。でも、やっぱり「ここで示談に応じたら真実はうやむやになってしまうよ」ということを弁護士の先生にも言われて、だいたい示談に応じる、示談に応じなければ名前を出した瞬間に皆さんに顔とかが分かってしまうので、それによって家族の方とかが被る被害とかを考えると、穏便に示談といってもいいんじゃないかということも勧められてたらしいんですけど。

彼女の中で、自分が現在フリーですけど、ジャーナリストとしてやっていくにはこの問題に目をつぶってはいけない。それから調べられてるときに、ちょっと変な話ですけど、「処女ですか」とか「こんなものはだいたい動画がないと難しい」とか、いろんな意味で被害者の女性が虐げられるような発言を多々捜査員から聞いたりして、ここの問題点なんかもやはり大きく声を出すことで、自分が自分の立場を身を削りながらも、いまの法律の問題点とかを追求していかなきゃいけないんだと。

そういう彼女の、なんて言うんですか、自分の被害者を…。なんとか山口さんをおとしめたいということだけではなくて、やはりいまの法律がしっかり機能しているのか、そしてなんでこういう性被害の被害者たちが泣き寝入りにならなきゃいけない状況があるのかと、そういうのも自分の身を使ってでも訴えていかなきゃいけない。なんかどこか社会的な使命感を持って表舞台に、やっぱりすごい勇気だと思うんですね、出てきたと。

私は、前川さん、詩織さんというお二人にそれぞれ話を聞いて、やっぱりある意味なぜここまで政権が横暴を働き続けられるのか、あるものをないと言い、調査して出してる告発してる職員がいるにもかかわらず、「結果、共有フォルダには文書はなかった」というような報告を文科省にさせたりとか。官僚はもう完全に板挟みになってる状況だと思うんですね。

その中で一番の、やはりこれ、誰がこういう枠組みを決め、誰がここまでもうどう見てもおかしい話を白を黒と言わせ続けているかというところに、やっぱり松野大臣ではなくて、そこのトップである安倍総理であり、ナンバー2でやはり全体を統括している菅さん、菅さんのかなりの力が強いんではないかっていうのが、私がいろんな…。前川さんの取材で出てくる和泉補佐官なんかは、前川さんがすごく信頼している秘書さんなんですけど、そういう方々がやはりいろんなところで動き回っている状況を知るにつけ、やはりこれは菅さんに直接この思いと怒りと、そしてなんとかしてほしいという気持ちをぶつけて分かってもらわないといけないというのが、ふつふつと皆さんへのインタビューなどを通じて感じるようになりまして。

本来は政治部だけでじゃないとあそこには入れないんですね。うちの会社はそこがほんとにありがたいことで、「質問をぶつけたい」と言いましたら「いいぞ」というふうに言ったんですけど、その質問がとんでもなく長いし、すごい食ってかかったような話なので、初めはかなりハレーションが出ました。

ただ、しつこい私と、あとジャパンタイムズの吉田玲滋さんというすごく頼りになる先輩記者がいらっしゃいまして、その方で二人でなんか攻撃してる感じはあったんですけど、2回目のインタビューの後に、私、後日知りましたけど、会見の後に菅さんが総理執務室に会見後にそのまま直行して、どうもそこでやはりこれだけ世論の、つまりきっちり調査しろという風があるというのをおそらく安倍総理に伝えたのかなと思うんですが、その日の夕方から夜にかけて杉田さんと安倍総理、菅官房長官が会談をし、翌日に再調査を発表というふうになりました。

だから、私はそのときに思ったのはやっぱり伝わる。菅さんだから言ってもダメとかではなくて、国民の声を私たちがやっぱり背負って、「これだけの怒りと疑問を持ってるんだ」と「せめてこのぐらいはしてほしい」ということを、少しずつ少しずつやっぱり伝えて怒りを伝えていくことが、それをしないとやっぱり皆さんの怒りとか国民の方が疑念に感じているものって伝わらないんだなと。

記者っていうのはちょうどその狭間にいるので、なかなか番記者になると彼のいいところもたくさん見ると思うので、私のような攻撃的な質問はおそらくしづらいのかなと思うんですけど、それでもいまこの世論が何に疑問を持って、やっぱりどういうものをきっちりしてほしいと感じているのかを、やっぱり記者は伝えていかなきゃいけない。それがやっぱり重要な仕事だなというふうに感じました。

で、今日も「再調査」って言うとみんなワーイってなったんですけど、これ皆さんご存じのとおり、文科省だけなんですね、今のところ。実際はこれ、加計学園を主導してるのは内閣府です。やはりこれは、安倍総理、菅さんの意向を受けて、内閣府の藤原さんですね、審議官等が動いていらっしゃいます。和泉さんも動いていらっしゃいます。ここの仕組みをきっちり説明するには、やはり内閣府の調査、それからどういう経緯があったのかを全部オープンにしてもらわなきゃいけないんですけど、いまのとこ山本幸三大臣の言い分は「調査はしたけど資料もなかった。記録も記憶もなかった」ということなんですね。

ここについてまた今日、先ほどちょっと10時すぎの会見でまたジャパタイの吉田さんと少し詰めました。私が、「ここはやはりもう一回内閣府の調査も第三者による調査をしてくれないと文科省のとこだけではやっぱり見えないものがあります」というのを2、3度お願いしましたが、「いや、もう大臣が言ってるように調査はやった」と「もう一回やる必要はない」っていうふうに突き返されてたんですけど、ジャパタイの吉田さんが何回か「とはいえ、なんか資料がなくてもコンピューターをもう一回復元すればなんか出てくるんじゃないですか」とか、うまくなかなか乗せながら言ってるときに、ポロっと言うのか言ってしまったのかわかんないんですけど、そういう「今後、文科省の調査の結果次第でどうするかの対応は検討していきたい」みたいに少し踏み込んだ発言をされたんですね。

これは私からすると、官房長官がやっぱりこれを言ったってことは非常に大きいので、ここをやはりさらにさらに追求を続けつつ、「やはり国民が文科省だけの調査では納得しないんだよ」ということを今後も伝えていって、いまなぜこのようなことが起きているのか、もしそこに不正が働いてるならやはりもう一回原点に立ち止まって、一からそれこそもう一度競争、京都産業大とか応募したかった大学を全部きっちり公開な場において競わせる必要があるんじゃないかなと思ってます。

まだ途中段階です。一回再調査が決定してそれは少しほっとしたものの、やっぱり中身を見ると、これでは結果もうやむやなままに官邸のいいとこだけが出て「それはでも真実じゃない」みたいな話で終わってしまう可能性もあるので、まだまだこれからが闘いだと思っております。

今週、共謀罪の採決というのも出されていますが、もともとの問題の根本っていうのは同じだと思っております。いまの政治を少しでも国民の手に取り戻すようになればと思っております。

長くなりました。ありがとうございます。

(書き起こしここまで)


[関連]
望月衣塑子(@ISOKO_MOCHIZUKI)さん | Twitter
https://twitter.com/ISOKO_MOCHIZUKI
東京新聞望月記者の食いついたら話さないマムシの質問(小笠原誠治の経済ニュースゼミ)
http://www.asyura2.com/17/senkyo227/msg/193.html
<腐敗>記者クラブが東京新聞に抗議?菅官房長官に食い下がった社会部記者が気に食わず「場を乱しすぎ」< 記者クラブが忖度>
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東京新聞 / 「準強姦訴え実名と素顔で会見詩織さん『弱い被害者像 変える』」 称賛の声「勇気に敬意」
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菅官房長官を追及した東京新聞記者にネトウヨが「頭おかしい」! おかしいのは菅のウソ、「出会い系行く」も菅が自らオフレコで
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女性記者に菅長官タジタジ…リクルートを彷彿の加計疑惑(日刊ゲンダイ)
http://www.asyura2.com/17/senkyo227/msg/473.html
東京新聞:18年4月開学「内閣府に計画作らされた」 本紙に前川前次官が証言:社会(TOKYO Web) 2017年6月2日 朝刊
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201706/CK2017060202000126.html
籠池ちなみ氏の証言 - ツイキャス 2017/3/17
http://ja.twitcasting.tv/noiehoie/movie/356368689
日本の武器ビジネスの現場はいま――「死の商人」国家へと舵を切った安倍政権の実態に迫る!『武器輸出と日本企業』著者・望月衣塑子氏に岩上安身が訊く(前編) | IWJ Independent Web Journal
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/334097

http://www.asyura2.com/17/senkyo227/msg/490.html

[政治・選挙・NHK227] 上西小百合氏「日本維新の会は、憲法に書き込んで教育利権を徹底的に最後まで固定化し自分達のものにしようとしている」院内集会
2017年6月13日に行われた「加計・森友問題の徹底解明を求め公務員・行政の私物化を許さない緊急院内集会」における、上西小百合氏 (衆議院議員)の話の書き起こしです。動画は下記URLで見ることができます。当該箇所は39:35あたりからです。(本投稿の添付画像はこの動画をキャプチャしたもの)

20170613 UPLAN 加計・森友問題の徹底解明を求め公務員・行政の私物化を許さない緊急院内集会 - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=LwY-RHc709A


(書き起こしここから)

皆さん、お疲れ様でございます。ただいまご紹介をいただきました衆議院議員の上西小百合でございます。本日は、森友・加計学園問題を徹底的に解明をしていく、こういうふうな院内集会、ご苦労様でございます。

いまいろいろお話ありましたけれども、やはりいま政権与党の横暴、これが非常に目に余ると、私、感じております。

私は、衆議院の法務委員会というところに所属をしておりまして、共謀罪というと国会質問、2回立たせていただいたんですけれども、金田法務大臣、なんらまともなお答えをいただけない。

そして、審議が進んだかと思ったらまた違う答弁が出てきて引き戻される。こういうふうな状況の中、自民、公明、そしてその自民党にぶら下がるだけの維新が強行採決を促した。こういうふうな状況がずっと国会で行われている。これは本当に許しがたいことだと思っています。

そして、森友学園問題なんですが、私もいろいろテレビだとかメディア等で発言をさせていただきましたが、私、大阪の議員なんですね。で、森友学園に関して、私ずっと申し上げているのが、まずこの解明をするに当たっては、大阪で籠池さんと松井府知事が起こした。これが原点なんですね。

松井府知事は、教育利権、私立の学校をいっぱいつくって、そして公立、そういった学校はもうなくなってもらって、日教組もなくなってもらって、そして私立をどんどんつくったら、回り回って税金が自分のところに回ってくる。まさに新しい利権をつくりたい。そして、いま日本維新の会は、それを憲法に書き込んで教育利権を徹底的に最後の最後まで固定化して自分達のものにしようとしているんですね。

忖度という言葉がありましたけれども、これは違法じゃないかもしれません。違法じゃないかもしれないですけれども、アンフェアなんです。安倍総理だとか、まあ松井府知事、どこまでね、あんまりそんな有名な方じゃないですけど。安倍総理だとか松井府知事、こういった方々の周りにいる人たちが得をする。おかしなこといっぱい起きてますよね。

森友学園をつくるにしても規制緩和が行われた。森友学園をつくるための規制緩和が行われたわけなんです。それが本当に公のため、国民のためになっているのか、そういうことは非常に私も違和感を感じます。

ただ、皆さん方、本当に皆様方のおかげで、森友学園にしろ加計学園にしろ、どんどん大きくなっていった。皆さん方、そしてメディアの皆さん方が世論を巻き起こしてくださった。このことには、われわれ議員の立場からして非常に感謝を申し上げるところだと思いますし、私ども議員もしっかりと皆様方の声を受け、このアンフェアな安倍政権、そして政権与党の追求の手を緩めないということで、しっかりと頑張っていきたいと思っておりますので、引き続き皆様方のお力をどうぞよろしくお願いします。

今日は本当ご苦労様でした。ありがとうございました。

(書き起こしここまで)


以下、上西氏の2017年6月14日付ツイートから引用。

(引用ここから)

昨日の参議院法務委員会、委員会室から出た時にある自民党議員から、「維新には戻るなよ、あいつらは損得しか考えない集団だからな。政治家として最低な奴らだ」と言われた。本音でしょう。それを誰よりも知っているのは私です。選挙区調整もつかないのに自民にすりよる維新という間抜けな集団。

(引用ここまで)[引用元URL https://twitter.com/uenishi_sayuri/status/874759192573116416 ]


[関連]
うえにし小百合(上西小百合)(@uenishi_sayuri)さん | Twitter
https://twitter.com/uenishi_sayuri
共謀罪そして森友学園問題の焦点をずばり読み解く!|ARCHIVE|自由なラジオ Light UP! GUEST 上西小百合さん(衆議院議員) 2017.5.30
http://jiyunaradio.jp/personality/archive/061/
上西小百合×佐高信 お笑い「維新と森友学園」 - YouTube 【週刊金曜日ちゃんねる2017年4月28日/5月5日合併号】
https://www.youtube.com/watch?v=gjS22DxGSi8
東京新聞:共謀罪も改憲も… 「安倍自民の別動隊」維新の存在価値:特報(TOKYO Web) 2017年5月23日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK2017052302000134.html
<共謀罪>強行採決を促した維新・丸山穂高議員に批判!民進・山尾志桜里議員「自民党に入れてもらえ!」
http://www.asyura2.com/17/senkyo225/msg/882.html
上西小百合議員 法務委員会質疑(2017.5.19) - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=w7JTYsqMKqI
上西小百合「勝つまで闘います!」@共謀罪法案に反対する国会正門前抗議5/19 - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=I7DYyntmkHQ
「森友学園」問題で「非難する側」にシフトチェンジを始めた松井一郎府知事の責任を問う! 上西小百合議員はIWJの取材に「維新の『教育利権』がある」と指摘!〜「極右学校法人の闇」第33弾! | IWJ Independent Web Journal
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/367080
http://www.asyura2.com/17/senkyo227/msg/558.html

   

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