73. 中川隆[-2654] koaQ7Jey 2026年4月03日 19:52:16 : xtixxyivto : T3Q0OXFkUlRNUWc=[2591]
吉田繁治チャンネル 2026/04/03
👉2026年の株価・通貨・金価格は、イラン戦争に伴うホルムズ海峡封鎖(=中東原油の途絶、今は原油価格1.5倍)から乱高下している。すべての金融商品の価格を決めるインフレ率は、原油価格高騰の6か月後から上昇する。2026年〜28年のマネー運用は、世界的危機になるイラン戦争の、長期的な推移に大きく関係する。(注)本稿は25ページですから、1ページ3分でも75分かかります。圧縮して話します。
👉イラン戦争の本質は、基軸通貨の面では、原油戦争の外形をとった2026年〜28年の「ドル危機」の始まりであり、ペトロダラーだったドル基軸通貨体制の危機である。これを「見通すための解説」を今回、行う。
👉米国が、イラン攻撃の条件を@核兵器開発の停止、A親米への体制転換としたことの意味は、米国は戦後のドル機軸通貨体制が、👉@核兵器での軍事覇権によって、ペトロダラー(原油はドルで買う体制)だったことを示します。👉イランは、原油を人民元で中国に売っている反米・反ドル国です。親米は、ペトロダラーを受けいれ、基軸通貨のドル買いをすることを意味します。この点で、イランは軍事だけでなく通貨でも米国の敵国です。2回に分けて講演します。
■シリーズのテーマ:2026年から始まる通貨下落の時代の最適投資
【ファンドの金の裁定取引】ファンドは四半期決算で赤字を出してはならない。赤字運用なら顧客の解約が増えて、返金できなくなり、運用資産の売却を迫らせるからです。銀行の預金取り付けと同じです。このため、株の運用で損をしたファンドは、含み益が大きな金ETFや先物を売って、益出しをます。この売りのため3月の金価格は12%下がったのです。
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イラン戦争からのホルムズ海峡封鎖から、物価の基礎である原油・LNG価格・資源価格が上がり、現在の3%インフレが4%、5%と上がっていく可能性が出てきました。あたかも第三次石油危機です。インフレは通貨価値の下落であり、通貨での預金の価値、賃金の価値(商品購買力)は下がり、貧困化していきます。
👉インフレが、1980年代までのようにそれ以上の賃金の上昇であればいいのですが、2000年以降の世界経済は、高いインフレに見合う賃金と金利の上昇は、ありません。こうした環境変化のなかで、われわれはどういったマネー運用(投資)をすることが最適であり、将来の生活を救うか、そのポートフォリオを示します。
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👉赤字国家である米国が2026年度(25.10-26.09)に直面する問題は、(1)米国債38兆ドル(5890兆円:日本の4.5倍)が、公的年金と政府医療保険(メディケア・メディケード)の社会保障費と軍事費のため、毎年、2兆ドル増えることです。2026年の国債の利払いも、1.2兆ドルに増えます。(2)加えて対外純債務(純借金)も26兆ドルに増えていて、これも毎年2兆ドル増えます。
👉対外純債務の増加の2兆ドル/年は、外為市場で2兆ドルのドル買いの超過がないと、米国の資金がショートすることを意味しています。
👉加えて、2026年度は、満期が来る国債が9兆ドルもあります。
👉トランプのあらゆる対外的な政策は、この3つの問題から派生するものです。ベッセントは、満期が来る9兆ドルの米国債に対してリスケジューリング(満期の延期:ジャンプ)を要求し、要求に応じないときは、「金融の新兵器になった関税」を使うでしょう。
👉スティーブン・ミランが起草したという「マーアラゴ合意」には、このリスケジューリングと、ゼロクーポン債を書いています。
👉まとめれば、米国債をもつ海外に対する金融戦争です。借りた側が、反抗するのですから逆転しています。トランプの米国は「貿易通貨になる米国債を売ってやった」という態度で一貫しています。
👉その裏には、「米軍を世界に配備して1年に8000億ドルを使って自由貿易のインフラを提供した」という身勝手な認識があります。この理屈、納得ができますか。
http://www.asyura2.com/26/ban13/msg/110.html#c73
題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。