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2012年12月23日00時06分 〜
記事 [政治・選挙・NHK141] 居直った安倍自民  ここまでバカにされた選挙民 自業自得だ (日刊ゲンダイ) 
http://asumaken.blog41.fc2.com/blog-entry-7713.html
2012/12/22 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ


やる事も全部逆戻り、原発にそのまま依存し日銀にジャブジャブ札を刷らせ公共事業と軍備に注ぎ込み憲法を改正し格差社会は継続される

◆前回選挙以前の旧悪政自民のメンバーが続々再登場

「総選挙で大きな成果を得たが、同時に重い責任を担った」
「選挙結果を見ると、絶対得票数は伸びていない。いまだにわが党に対する国民の目線は厳しいとよく認識する必要がある」

きのう(21日)、自民党役員会の冒頭で安倍はこんなことを言っていた。
一見、殊勝な態度にも見えるが、こんなの口先だけだ。だまされちゃいけない。自民党は反省ゼロ、謙虚さなし。自公で3分の2超の議席数におごり高ぶり、舞い上がっているとみるべきだ。

その証拠に、自民悪政の象徴みたいな“昔の幹部”が続々と中枢に再登場する。

真っ先に入閣が内定した麻生元首相は、09年の前回選挙で国民から明確に「NO」を突きつけられた札付きだ。死ぬまで蟄(ちつ)居(きよ)謹慎でも仕方ない身分なのに、副総理兼財務相として、大手を振って政権中枢に帰ってくる。「どのツラ下げて?」ではないか。

麻生の他にも、伊吹元財務相や額賀元財務相など、古い自民党を象徴するような派閥領袖クラスを入閣させる案も浮上している。

官房長官に内定した菅義偉や、入閣が確実視されている下村博文、山本一太は“お友達”。ま、気心が知れた側近を登用するのは結構だが、安倍の場合、「お友達内閣」で失敗した過去がある。党役員はもっと露骨で、高村正彦副総裁、細田博之幹事長代行、野田毅税調会長など、過去の悪政の“戦犯”ばかり。名前を見ているだけで、「またあの自民党政治が始まるのか」と絶望的になってくるのである。

◆3・11の教訓も無視して原発を再稼動

政治ジャーナリストの山田厚俊氏が皮肉を込めてこう言う。

「選挙中、自民党は『日本を取り戻す』と連呼していました。これは時計の針を戻す、つまり“古い自民党政治に戻します”という意味だったのでしょう。その言葉通り、かつての自民党政治を『取り戻した』。何か新しく変わったことを期待するのは、ないものねだりというものです」

安倍自民に言わせりゃ、「選挙で大勝したのだから、好きなようにやらせてもらう」「元に戻して何が悪い」ということだろう。完全に開き直ったのである。

「居直りの象徴が、甘利明氏を経済再生担当相に起用することです。甘利氏といえば、自民党の中でも原発推進の最右翼。原子力ムラの守護神です。こんな人物を経済の司令塔に就けるなんて、福島原発事故の原因になった自民党の原発政策をてんで反省していない証拠です。もちろん、今後は平然と原発を継続する。国民の命を何だと思っているのか。本当に度し難い感覚です」(政治評論家・森田実氏)

実際、25日に自民の安倍総裁と公明の山口代表が署名する連立政権の政策合意案には、原発再稼働について「安全第一主義を徹底した原子力規制委員会の専門的知見の判断による」と書かれている。安全基準さえクリアすれば、なし崩しで再稼働を認めるということだ。その規制委員会は国会承認人事。数の力でどうにでもなる。財界・電力ベッタリの自民党に脱原発なんてできるワケがないのだが、それにしても、こうもあからさまに好き放題を始めるとは、国民はナメられたものだ。

◆社会保障はバッサリ削られコンクリートと軍拡

図に乗っている安倍自民はさっそく、大企業・金持ち優遇策も打ち出し始めた。

「日銀にジャンジャン札を刷らせると言っていますが、それで株価が上がったとしても、喜ぶのは株屋と不動産屋だけ。円安になって喜ぶのは輸出企業です。補正予算で公共事業に10兆円を投じるのだって、潤うのは一握りの土建屋ですよ。一時的にGDPは上向くかもしれないが、うわべだけの効果しかありません。インフレ目標にしても、物価が上がって利益を享受するのは大企業。インフレ率に合わせて給料が上がらなければ、庶民の生活はむしろ苦しくなる。ボンボン育ちの安倍さんには、それが分からない。資本優先で、大企業と金持ちの論理でしか物事を進められないのです」(政治評論家・本澤二郎氏)

庶民の生活なんて眼中にないのだ。そんな安倍政権では、社会保障費もバッサリ削られる。

自民党は、今回の衆院選の政権公約に〈「自助」「自立」を第一に……〉とハッキリ書いた。つまりは自己責任。国は面倒を見ないということだ。

政権公約には、民主党政権時代に廃止した年少扶養控除の復活も掲げている。「子ども手当」はなくすということ。高校無償化にも「所得制限をかける」と言い出している。

◆昔の自民党よりひどい庶民イジメが始まる

「その一方で、所得税や相続税の税率アップは見送られそうです。金持ち優遇政策で、社会保障を切り捨てれば、格差はますます拡大していく。公共事業や防衛費に金を回し、社会保障を先に削るなんて、極悪非道内閣ですよ。昔の自民党よりタチが悪い。こんな内閣を生み出してしまったことに国民が後悔するのは時間の問題だと思います」(森田実氏=前出)

安倍自民党がのさばれば、庶民イジメの先に憲法改正があることも忘れちゃいけない。安倍が本当にやりたいのは憲法改正。米国と一緒になって、世界中で戦争ができる国にすることだ。参院選までは景気対策に専念しているフリをして、安全運転を心がける。その上で、参院でも改憲勢力が多数を占めれば、一気に憲法改正に手をつける。そんな腹だ。

それもこれも自民を圧勝させた有権者の自業自得なのだが、こうなったら、絶対に参院選で自民党を勝たせちゃいけないのだ。



http://www.asyura2.com/12/senkyo141/msg/619.html

記事 [政治・選挙・NHK141] 「政治は権力闘争であり、嘉田はそれに向かない。小沢を外すと、比例票がさらに去る。わからないのか。」 兵頭正俊氏 
「政治は権力闘争であり、嘉田はそれに向かない。小沢を外すと、比例票がさらに去る。わからないのか。」
http://sun.ap.teacup.com/souun/9516.html
2012/12/23 晴耕雨読


https://twitter.com/hyodo_masatoshi

兵頭正俊氏のツイートより。

嘉田が、記者団に対し、小沢一郎を党の要職に起用しない方針について、「小沢氏と私との約束だ」と述べた。

どうして嘉田は、党員に語る前に「記者クラブ」メディアに語るのだろう。

まったく嘉田は、失敗した民主党代表と同じ道を走り始めた。

小沢をなぜ隠すのか。

嘉田はその根拠を説明すべきである。

日本未来の党の役員人事を巡って、嘉田が、小沢を要職に起用せず、党の顧問にしたいというのに対して、党内から「小沢氏を要職に起用しないなら一緒にやっていけない」といった反発が出ている。

嘉田はなぜ要職から外したがるのだろう。

それを、「記者クラブ」メディアにではなく、党員に説明すべきだ。

嘉田は選挙の敗北の責任をとらないのか。

あるいは敗因は時間が足りなかっただけなのか。

小沢個人で600万とも800万ともいわれる票が、今回、「日本未来の党」が比例で得た得票は340万票だ。

これは小沢を隠したからだ。

そんなに小沢を隠したいのなら、嘉田が滋賀に隠れた方が早いのではないか。

党の最高の実力者で、国民から圧倒的で根強い人気のある小沢を、「記者クラブ」メディアに気遣って要職から外す。

これが既得権益支配層の狙いであり、間違いだということは、すでに民主党で証明されている。

嘉田よ、滋賀県から日本未来の党の立候補者を出さないような、へっぴり腰では国民は守れない。

お膝元の滋賀から未来の党の立候補をさせなかった嘉田には、小沢を要職から外す資格はない。

嘉田は国政には素人だ。

日本未来の党を小さく括り、最後は原子力関連学者の、お上品な集団にしたいようだ。

政治は権力闘争であり、嘉田はそれに向かない。

小沢を外すと、比例票がさらに去る。

わからないのか。

日本未来の党には余裕などない。

もしこの時点で小沢が辞めれば、小沢個人で600万票とも800万票ともいわれる知識人・支持者も去って行く。

党の、拠って立つ宿命を忘れるな。

小沢は何も悪くない。

法的にも無罪だ。

隠すことが、すでに敗北であり、小沢に対して失礼なのだ。

嘉田はわからないのか。

嘉田には想像力がない。

小沢の苦境、そして落選した議員たちの生活の手当。

あなたはほんとうに日本未来の党の代表か。

ただのバカな、老いたお嬢さんではないか。

何を「記者クラブ」メディアに気遣っているんだ。

その気遣いを、小沢と、落選した議員に使え。

それでこそリーダーだ。

嘉田はポピュリズムの輩である。

「記者クラブ」メディアだけではなく、ネットメデイアを含む、すべてのメディアに公平に情報を開放しようとして、「記者クラブ」メディアに狙われた小沢を、隠そうとする。

そのとき、嘉田は既得権益側に立つ政治家である。

この戦術は敗北の選択である。

たとえ小沢を隠しても、既得権益支配層は攻撃の手を緩めない。

これは権力闘争であり、闘って国民の支持を得るしか術はないのだ。

嘉田の戦術の帰結は、小沢を切ることになる。

菅と野田の間違いを、三度繰り返せば、彼ら以上のバカになる。

小沢の苦境と、落選した議員の生活を考えろ。

それが代表だ。


http://www.asyura2.com/12/senkyo141/msg/621.html

記事 [政治・選挙・NHK141] 安倍晋三次期首相は、祖父・岸信介元首相の思想を受け継ぎ、「戦前回帰」させる新内閣を樹立、米国が警戒 (板垣 英憲) 
http://blog.goo.ne.jp/itagaki-eiken/e/b883d167c1e67bea56712deb8ee4d844
2012年12月23日 板垣 英憲(いたがき えいけん)「マスコミに出ない政治経済の裏話」

◆安倍晋三次期首相は、12月26日、特別国会で首班指名投票により、首相に就任する。そのために、新内閣の組閣の新閣僚人事構想を着々と固めつつある。だが、安倍晋三次期の思想的傾向から、極めて「右寄り」の政権が誕生しそうだと言われている。しかも、それは、「単なる右寄り」ではない。祖父・岸信介元首相の影響を強く受けて、戦前回帰、すなわち、戦前の「大東亜共栄圏」建設の亡霊が、蘇ってきそうな形勢である。

岸信介元首相は、東京帝国大学法学部卒業後、農商務省に入省、同省廃止後は商工省で要職を歴任し、「革新官僚」と言われて、辣腕を振るった。建国直後の満州国に渡り、国務院の高官として実業部次長や産業部次長などを歴任し、「満州開発五か年計画」などを手がけた。その後、日本の商工省に復帰し、商工次官に就任した。東條英機内閣では商工大臣として入閣した。なお、東條英機内閣の閣僚を務める間も、商工省の次官や軍需省の次官を兼任していた。

これらの要職にあるなかで、数々の利権を形成した。
戦後、総理大臣に就任した。だが、退任してからも影響力を行使し、フィクサー、黒幕、「昭和の妖怪」とも呼ばれた。さらに、読売新聞オーナーの正力松太郎などとともに中央情報局(CIA)から資金提供を受けていたと言われている。

◆戦前回帰と言えば、「大東亜共栄圏」「五族協和」「八紘一宇」「皇国史観」「皇軍」「教育勅語」「靖国神社」などの言葉が思い浮かぶ。

 安倍晋三首相は、これらの言葉による影響を強く受けていることを感じさせる政治家である。それが、今回の総選挙中の街頭演説にも表れていた。「国防軍」「憲法改正」などのキーワードがそれだ。

 安倍晋三次期首相の仲間の政治家には、国家基本問題に深くかかわっている政治家が、少なくない。それは、教育面では、「教育勅語」の復活も辞さない確信犯的な人物までいる。外交防衛面では、「国防軍」という言葉を堂々と使い、まるで「皇軍」のイメージさえ彷彿とさせている。

◆これらの言葉から、近隣諸国はもちろん、米国の内部でも、危険視する動きがある。そのうち、とくに警戒しているのは、「大東亜共栄圏」「五族協和」である。日本、朝鮮、満州、中国、モンゴルを一つのブロックとして共存共栄を図ろうとする政策だ。

 この政策に基づいて旧満州に満州国を建国したのが、大日本帝国陸軍の関東軍であった。これが、ユダヤ人国家を建設しようとしていた米国とぶつかり、日中戦争から太平洋戦争へと発展したのである。

 だから、安倍晋三次期首相が、韓国ばかりでなく、北朝鮮に強い関心を示せば、示すほど、米国から警戒されることになる。

◆祖父・岸信介元首相は戦後、朝鮮半島の利権を掌握していた。しかも、北朝鮮出身の進行宗教家との関係により、「反共政治団体」をつくり、日本国内で反共運動を展開した。約2万人とも言われたメンバーたちの幹部たちは、自民党中枢に入り込み、衆参両院の議員の事務所に取りついて、秘書などとして活動してきた。

 安倍晋三次期首相は、この団体との結びつきが深い。「美しい国」という言葉も、この団体関係者がつくったものであると言われている。

 こうした言葉を現実に体現するのが、安倍晋三内閣の閣僚たちであるとも言える。それが、間もなく明らかになる。


http://www.asyura2.com/12/senkyo141/msg/622.html

記事 [政治・選挙・NHK141] 民主代表に海江田氏有力、輿石氏が支持の意向 (読売新聞) 
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20121222-OYT1T01215.htm?from=top
2012年12月23日03時03分 読売新聞

 野田首相の後継の民主党代表は、海江田万里元経済産業相(63)の就任が有力となった。

 海江田氏は22日、東京都内のホテルで記者会見して25日の代表選に立候補する考えを表明し、輿石幹事長(党参院議員会長)も周囲に海江田氏を支持する意向を伝えた。

 海江田氏は記者会見で「あえて火中の栗を拾う覚悟で今度の代表選に臨む決意をした。民主党の創始者の一人として党を立て直す責任がある」と語った。「条件は整った」とも述べ、立候補に必要な国会議員20人の推薦人確保に自信を示した。

 参院に強い影響力を持つ輿石氏は22日夜、「参院は海江田氏で結束するだろう」と周辺に語り、海江田氏を支持する考えを示した。

 野田氏に近い党内グループでは、岡田副総理や細野政調会長、蓮舫前行政刷新相らの擁立を目指す動きが再燃しているが、党国会議員の約6割が所属する参院をはじめ海江田氏が党内で支持を拡大しており、これを上回る支持集めは困難との見方が強まっている。


http://www.asyura2.com/12/senkyo141/msg/623.html

記事 [政治・選挙・NHK141] 惨敗の責任 - 自民党と民主党
面白い記事があったので、転載。


http://seiji.yahoo.co.jp/column/article/detail/20121221-01-1301.html

2012年12月21日 The JOURNAL
 民主党惨敗の責任は言うまでもなく解散を断行した野田総理にある。「解散権は総理大臣の専権事項」と言って一人で断行したのだから責任も一人で負うべきだ。ところがその姿勢が全く見えない。
 
 衆参「ねじれ」に苦しんだのは民主党だけではない。07年の参議院選挙で大敗した自民党もそれから2年間「ねじれ」に苦しんだ。09年に政権を奪った民主党が「ねじれ」に直面したのはその翌年の参議院選挙だから、「ねじれ」に苦しんだ期間は同程度である。しかし両党の対処の仕方は全く異なる。
 
 07年7月の参議院選挙で自民党が大敗した時、安倍総理は選挙敗北の責任を取らずに退陣を拒否した。それまで参議院選挙に敗れて「ねじれ」を作った89年の宇野総理、98年の橋本総理が責任を取って退陣したのとは対照的である。民主党の菅総理も参議院選挙敗北で「ねじれ」を作ったが退陣を拒否したので安倍、菅両氏の対応は共通している。
 
 しかしその後の経過は対照的である。自民党は安倍総理の継投を認めず、2か月後には退陣せざるを得ない状況に安倍総理を追い込んだ。表向き病気のために辞任したと言われているが実態は異なる。
 
 当時の安倍総理はインド洋での海上自衛隊の給油活動を国際公約していた。その公約を果たすためには11月で期限の切れる法案を継続させなければならない。そのためには8月中に国会を開き、衆議院で可決して参議院に送る必要があった。それを自民党はさせなかったのである。
 
 安倍総理が国会開会を急いだのとは逆に、党内には「時間をかけ身体検査をしてから組閣をすべき」という声が強く、国会開会が9月にずれ込んだ。これで安倍総理は国際公約を果たせない事が確定した。
 
 退陣の記者会見で安倍総理は「退陣しないと政治が混乱する」と述べたが、それが真相を物語っている。退陣の後で理由は病気という事にされたが実態は自民党に追い込まれたのである。これに対して民主党は「総理をころころ変えてはならない」と言って民意が参議院選挙でノーを突きつけた菅総理を続投させた。「ねじれ」で野党の言いなりにさせられるか、政権運営に行き詰まる事が自明なのにである。
 
 菅総理は09年の民主党マニフェストをかなぐり捨て、霞ヶ関とアメリカの要求を受け入れて消費増税とTPP参加を政権の方針にする。民主党が菅総理を退陣させることが出来たのはそれから1年後のことである。
 
 安倍総理が作った「ねじれ」を受けて総理に就任した福田康夫氏は、民主党の攻撃にさらされたが、衆議院議員の任期が切れる1年前に自分より国民的人気の高い麻生太郎氏に総理の座を譲った。「ねじれ」で政権運営がうまくいかない事から国民の支持を失った自民党の議席をいくらかでも減らさないようにするための自発的退陣である。
 
 麻生総理に就任直後の解散を期待しての交代劇だったが、リーマンショックに遭遇した事もあって麻生総理は解散の時期を失い、それから「いつ解散するのか」と国民をイライラさせた。そのイライラが自民党に対する不満を膨張させ09年の民主党圧勝につながるのである。
 
 一方、菅総理が作り出した「ねじれ」の後を受けた野田総理は、マニフェスト違反の消費増税に突き進んだために支持を減らし、野田総理が先頭に立つ選挙では大敗が予想された。しかしそれでも野田総理は人気の高い後継者に総理の座を譲ろうとはしなかった。それなら任期満了に近づくまで不人気の自分でつなぎ、最終局面で「選挙の顔」を劇的に代えて民主党の議席をいくらかでも減らさないようにするのかと思えば、突然解散を表明して国会議員だけでなく、国民の心の整理もさせないままに選挙を強行した。
 
 野田総理の「近いうち」表明によって国民は「いつ解散するのか」とイライラさせられ、そのイライラが募ったところで突然「3日後に解散」と言われ、何の準備もないままに選挙を強制された。しかも解散の理由が消費増税であるのにもかかわらず、それを堂々と正面に掲げて国民に信を問おうとはしなかった。
 
 史上最低の投票率になり、しかも小選挙区で200万票の白票が出たという事実は、国民がいかにつらい選挙を強制されたかを物語っている。自らの政党のために自らを犠牲にすることなく、国民に難しい選挙を強要して、国民から支持された訳でもない政党を圧勝に導いたのは、解散権を行使した野田総理である。
 
 民主党は次の代表選びを巡って混とんとしているようだが、期待を集めていた細野豪志政調会長が「執行部の一員として責任がある」と代表戦不出馬を表明したと言う。しかし解散は執行部で協議して決めた訳ではないだろう。解散権は総理の専権事項だから総理が一人で決め、一人で責任を取るものだ。その野田総理に民主党の捨て石になる姿勢が全く見えない。
 
 ところでイギリスでは2年前に首相の解散権を廃止した。次の総選挙は2015年5月が確定的になっている。選挙の時期があらかじめ分かっていれば国民も政治家も選挙に臨む心の整理と争点の準備をすることが出来る。先月のアメリカ大統領選挙も一昨日の韓国大統領選挙も突然の選挙ではない。国家の針路を決めるための周到な準備を国全体が行った。
 
 しかし「3日後解散」を叫んだ総理によって、日本の針路は誰にとっても分からないものになった。安倍次期総理はインフレ目標の導入や大型公共事業などの政策を次々に打ち出しているが、この選挙でそれらの政策が問われたと思う国民はいないだろう。選挙で支持してもいない政策が実現していく。その責任も突然解散をした野田総理にある。
(田中良紹)
http://www.asyura2.com/12/senkyo141/msg/624.html

記事 [政治・選挙・NHK141] 米、TPPへの対応注視 国防総省「同盟揺るがず」:TPP「日本の参加は死活的に重要」とオバマ政権

 安倍“再総理大臣”は、1月に訪米しオバマ大統領と会談するそうだが、そこで押し切られないようにして欲しい。

 と、思っているが、いちばんの心配は、7月に参議院選挙があることから、そこまでTPP交渉参加決定を延ばし、TPP交渉の最終合意目標となっている来年10月に“駆け込み参加”することだ。

 そうなれば、日本政府は、他の参加国の手で出来上がった協定文書にハンコを押すだけという不様(反乱罪とも言える反国益行為)をさらすことになる。

 日本は既にTPP交渉に参加したい由表明しており、参議院選挙後の7月に米国などとの事前協議でOKがでれば、10月でぎりぎり交渉に参加できる。

 これまでも、そのような戦術を意図的に使ってきたのだが・・・。

※ 関連投稿

「日本が参加しなければ米国も撤退し瓦解することがわかったTPP:前FRB副議長ドナルド・コーン氏がそう言明」
http://www.asyura2.com/12/senkyo140/msg/418.html

「経産省(官僚機構)と経済界は、メリットが少ないTPPより、ずっと大きな利益が見込める「東アジア共同体」を志向」
http://www.asyura2.com/12/senkyo140/msg/450.html

「日本、迫る時間切れ TPP「来年中に妥結」 自動車、米と溝なお大きく:焦らず、合意内容を確認後の判断で無問題」
http://www.asyura2.com/12/senkyo141/msg/307.html

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米、TPPへの対応注視 国防総省「同盟揺るがず」

 【ワシントン=吉野直也】米政府は、安倍晋三総裁が最初の外国訪問に米国を選ぶなど日米関係の強化を掲げていることを歓迎している。オバマ大統領も衆院選で自民党圧勝の流れが固まった17日未明(日本時間)という早い段階で声明を発表。祝意を示すとともに日米同盟を「アジア太平洋地域の平和と繁栄の土台」と明言し、改めて強化の必要性を訴えた。
 米国防総省のリトル報道官は17日、「日米同盟は揺るがない。日米の防衛協力関係はこれまでも、これからも引き続き強固だ。新政権と協力していくことを楽しみにしている」とコメントした。

 米政府が最も注視するのは日本の環太平洋経済連携協定(TPP)への参加問題だ。オバマ政権は「日本の参加は死活的に重要」との立場。来年10月のアジア太平洋経済協力会議(APEC)での交渉妥結をめざす。安倍氏は政権発足後すぐに参加を決断しなければ、日本はルール作りに事実上、参加できなくなる。

 米政府は来夏の参院選を理由に、参加問題が棚上げになったままの状況を警戒する。オバマ氏は声明で、アジア太平洋地域や地球規模の問題に対処するため「次期政権と緊密に取り組んでいくことを楽しみにしている」と強調した。これも日本のTPP参加を念頭に置いたものだ。安倍氏の日米関係強化が掛け声だけか、それとも実体を伴うものか。まずはTPPへの対応が試金石となる。

 17日付米紙ニューヨーク・タイムズは安倍氏が最初の外国訪問に米国を検討していると紹介。理由として民主党政権で傷ついた日米関係の立て直しがあると指摘した。ウォール・ストリート・ジャーナルは「アジアで変化が起きる中、安倍氏ができるだけ長く政権の座にとどまることが重要だ。そうすれば日本は米国にとって頼りがいのある国になる」との米政府当局者の発言を引用した。

[日経新聞12月18日朝刊P.10]


http://www.asyura2.com/12/senkyo141/msg/625.html

記事 [政治・選挙・NHK141] 日米外交60年の瞬間:講和条約に49カ国が署名 条約全文を別掲 帰ってきた日本

講和条約に49カ国が署名 条約全文を別掲 帰ってきた日本(16)
日米外交60年の瞬間 特別編集委員・伊奈久喜
2012/12/22 7:00

 日本のいわゆる戦後史を二分する瞬間があるとすれば、1951年9月8日午前11時55分(米太平洋時間。日本時間9日午前3時55分)がそれだろう。サンフランシスコ講和会議で対日講和条約に49カ国が署名し、会議が終わった時刻である。

■日米関係も新時代に

 第2次大戦の敗戦国日本は連合国による占領時代を終える。条約の発効とともに日本は独立国となる。日米関係も新しい段階に入った。それは基本的には21世紀の今日も続いている。
 対日講和条約の署名式がサンフランシスコのオペラハウスで始まったのは、現地時間の8日午前10時12分だった。日本時間では9日午前2時12分である。終わったのは日本時間3時55分だから、明け方近い。
 しかし、このニュースは9日付朝刊の紙面を飾っている。通常の締め切り時間を大幅に繰り下げてたたき込んだのだろう。戦後史の分水嶺となる瞬間を伝えるのだから、当然である。

1951年12月24日:吉田首相がダレスに台湾の国民政府との講和を確約(「吉田書簡」)
1952年1月18日:韓国、李承晩ラインを設定
1952年2月15日:第1次日韓正式会談始まる
1952年2月28日:日米行政協定に署名
1952年4月28日:対日講和条約、日米安全保障条約発効、日華平和条約署名(8月5日発効)
1953年1月20日:アイゼンハワーが米大統領に就任。ダレスが国務長官に
1953年10月2日:池田勇人自由党政調会長が訪米。池田・ロバートソン会談
1953年12月24日:奄美群島返還の日米協定署名(25日発効)


 オペラハウス周辺は8日朝から混乱状態だった。1000人を超える人々が集まり、署名式の入場券を求めて列をつくっていたからだ。
 一方、内部では会議中に使った演壇に代わり、署名用の黄色いテーブルが用意された。議長席の後ろには各国国旗が林立していたが、なかほどの日の丸が特に目を引いた。
 色とりどりの各国旗のなかにあってそれはひときわ鮮やかにみえた。日本からの記者団の目にはそう映った。ただし感慨にとらわれてばかりもいられない。刻々と進行する壇上の出来事を時計をみながら、メモ帳に書いた。
 だから驚くほど正確に時系列に沿った動きが記録されている。
 それによると、アチソン米首席全権は午前10時きっかりに入場した。それよりやや遅れ、日本の吉田茂首席全権がモーニング姿で登場し、10時2分に着席した。他の各国代表も姿を見せたが、ソ連、チェコスロバキア、ポーランド3カ国の席はぽっかりと空いたままだった。
 アチソンが開会の辞を述べ、モリソン英首席全権が10時15分から29分まで演説した。モリソンは会議に途中から参加したため、署名式に先立って演説の機会が与えられたらしい。
 それが終わるのを待って議長の指名により、各国全権がアルファベット順に署名した。1国が署名を終えるたびに会場は拍手に包まれた。

吉田首席全権ら日本全権団は最後に登壇した。午前11時30分だった。池田勇人(蔵相)、苫米地義三(国民民主党)、星島二郎(自由党)、徳川宗敬(参議院緑風会)、一万田尚登(日銀総裁)の全権団全員が吉田の筆先の動きを見守った。条約本文、議定書、日本政府宣言に対する署名が終わり、アチソン議長が閉会の辞を述べたのが午前11時55分だった。

 サンフランシスコ講和会議に集まったのは51カ国。署名したのは当事者である日本を含む49カ国だった。ソ連、チェコスロバキア、ポーランドの3カ国は署名式を欠席した。インドや中華人民共和国はサンフランシスコに現れなかった。

 9月4日以来、5日間にわたった会議は、当時の国際政治の現実をさらけ出す場だった。が、ともかくも対日講和条約は多数をもって成立した。

 日本は1945年8月15日の終戦から6年におよぶ占領時代を終えた。ただし、条約が発効するには各国がこれを批准する手続きが残っていた。当時の見通しではそれは1952年2月には出そろうとみられていた。


<サンフランシスコ講和条約>

 連合国及び日本国は、両者の関係が、今後、共通の福祉を増進し且つ国際の平和及び安全を維持するために主権を有する対等のものとして友好的な連携の下に協力する国家の間の関係でなければならないことを決意し、よって、両者の間の戦争状態の存在の結果として今なお未決である問題を解決する平和条約を締結することを希望するので、日本国としては、国際連合への加盟を申請し且(か)つあらゆる場合に国際連合憲章の原則を遵守し、世界人権宣言の目的を実現するために努力し、国際連合憲章第五十五条及び第五十六条に定められ且つ既に降伏後の日本国の法制によって作られはじめた安定及び福祉の条件を日本国内に創造するために努力し、並びに公私の貿易及び通商において国際的に承認された公正な慣行に従う意思を宣言するので、連合国は、前項に掲げた日本国の意思を歓迎するので、よって、連合国及び日本国は、この平和条約を締結することに決定し、これに応じて下名の全権委員を任命した。これらの全権委員は、その全権委任状を示し、それが良好妥当であると認められた後、次の規定を協定した。
  第一章 平和
   第一条
 (a) 日本国と各連合国との間の戦争状態は、第二十三条の定めるところによりこの条約が日本国と当該連合国との間に効力を生ずる日に終了する。
 (b) 連合国は、日本国及びその領水に対する日本国民の完全な主権を承認する。
  第二章 領域
   第二条
 (a) 日本国は、朝鮮の独立を承認して、済州島、巨文島及び欝陵島を含む朝鮮に対するすべての権利、権原及び請求権を放棄する。
 (b) 日本国は、台湾及び澎湖諸島に対するすべての権利、権原及び請求権を放棄する。
 (c) 日本国は、千島列島並びに日本国が千九百五年九月五日のポーツマス条約の結果として主権を獲得した樺太の一部及びこれに近接する諸島に対するすべての権利、権原及び請求権を放棄する。
 (d) 日本国は、国際連盟の委任統治制度に関連するすべての権利、権原及び請求権を放棄し、且つ、以前に日本国の委任統治の下にあつた太平洋の諸島に信託統治制度を及ぼす千九百四十七年四月二日の国際連合安全保障理事会の行動を受諾する。
 (e) 日本国は、日本国民の活動に由来するか又は他に由来するかを問わず、南極地域のいずれの部分に対する権利若しくは権原又はいずれの部分に関する利益についても、すべての請求権を放棄する。
 (f) 日本国は、新南群島及び西沙群島に対するすべての権利、権原及び請求権を放棄する。
第三条
 日本国は、北緯二十九度以南の南西諸島(琉球諸島及び大東諸島を含む)、孀婦岩の南の南方諸島(小笠原群島、西之島及び火山列島を含む)並びに沖の鳥島及び南鳥島を合衆国を唯一の施政権者とする信託統治制度の下におくこととする国際連合に対する合衆国のいかなる提案にも同意する。このような提案が行われ且つ可決されるまで、合衆国は、領水を含むこれらの諸島の領域及び住民に対して、行政、立法及び司法上の権力の全部及び一部を行使する権利を有するものとする。
   第四条
 (a) この条の(b)の規定を留保して、日本国及びその国民の財産で第二条に掲げる地域にあるもの並びに日本国及びその国民の請求権(債権を含む)で現にこれらの地域の施政を行っている当局及びそこの住民(法人を含む)に対するものの処理並びに日本国におけるこれらの当局及び住民の財産並びに日本国及びその国民に対するこれらの当局及び住民の請求権(債権を含む)の処理は、日本国とこれらの当局との間の特別取極の主題とする。第二条に掲げる地域にある連合国又はその国民の財産は、まだ返還されていない限り、施政を行つている当局が現状で返還しなければならない。(国民という語は、この条約で用いるときはいつでも、法人を含む)
 (b) 日本国は、第二条及び第三条に掲げる地域のいずれかにある合衆国軍政府により、又はその指令に従つて行われた日本国及びその国民の財産の処理の効力を承認する。
 (c) 日本国とこの条約に従って日本国の支配から除かれる領域とを結ぶ日本所有の海底電線は、二等分され、日本国は、日本の終点施設及びこれに連なる電線の半分を保有し、分離される領域は、残りの電線及びその終点施設を保有する。
  第三章 安全
   第五条
 (a) 日本国は、国際連合憲章第二条に掲げる義務、特に次の義務を受諾する。
  (i)その国際紛争を、平和的手段によって国際の平和及び安全並びに正義を危うくしないように解決すること。
  (ii)その国際関係において、武力による威嚇又は武力の行使は、いかなる国の領土保全又は政治的独立に対するものも、また、国際連合の目的と両立しない他のいかなる方法によるものも慎むこと。
  (iii)国際連合が憲章に従ってとるいかなる行動についても国際連合にあらゆる援助を与え、且つ、国際連合が防止行動又は強制行動をとるいかなる国に対しても援助の供与を慎むこと。
 (b) 連合国は、日本国との関係において国際連合憲章第二条の原則を指針とすべきことを確認する。
 (c) 連合国としては、日本国が主権国として国際連合憲章第五十一条に掲げる個別的又は集団的自衛の固有の権利を有すること及び日本国が集団的安全保障取極を自発的に締結することができることを承認する。
  第六条
 (a) 連合国のすべての占領軍は、この条約の効力発生の後なるべくすみやかに、且つ、いかなる場合にもその後九十日以内に、日本国から撤退しなければならない。但し、この規定は、一又は二以上の連合国を一方とし、日本国を他方として双方の間に締結された若しくは締結される二国間若しくは多数国間の協定に基く、又はその結果としての外国軍隊の日本国の領域における駐とん又は駐留を妨げるものではない。
 (b) 日本国軍隊の各自の家庭への復帰に関する千九百四十五年七月二十六日のポツダム宣言の第九項の規定は、まだその実施が完了されていない限り、実行されるものとする。
 (c) まだ代価が支払われていないすべての日本財産で、占領軍の使用に供され、且つ、この条約の効力発生の時に占領軍が占有しているものは、相互の合意によって別段の取極が行われない限り、前期の九十日以内に日本国政府に返還しなければならない。
  第四章 政治及び経済条項
  第七条
 (a) 各連合国は、自国と日本国との間にこの条約が効力を生じた後一年以内に、日本国との戦前のいずれの二国間の条約又は協約を引き続いて有効とし又は復活させることを希望するかを日本国に通告するものとする。こうして通告された条約又は協約は、この条約に適合することを確保するための必要な修正を受けるだけで、引き続いて有効とされ、又は復活される。こうして通告された条約及び協約は、通告の日の後三箇月で、引き続いて有効なものとみなされ、又は復活され、且つ、国際連合事務局に登録されなければならない。日本国にこうして通告されないすべての条約及び協約は、廃棄されたものとみなす。
 (b) この条の(a)に基いて行う通告においては、条約又は協約の実施又は復活に関し、国際関係について通告国が責任をもつ地域を除外することができる。この除外は、除外の適用を終止することが日本国の通告される日の三箇月後まで行われるものとする。
 第八条
 (a) 日本国は、連合国が千九百三十九年九月一日に開始された戦争状態を終了するために現に締結し又は今後締結するすべての条約及び連合国が平和の回復のため又はこれに関連して行う他の取極の完全な効力を承認する。日本国は、また、従前の国際連盟及び常設国際司法裁判所を終止するために行われた取極を受諾する。
 (b) 日本国は、千九百十九年九月十日のサン・ジェルマン=アン=レイの諸条約及び千九百三十六年七月二十日のモントルーの海峡条約の署名国であることに由来し、並びに千九百二十三年七月二十四日にローザンヌで署名されたトルコとの平和条約の第十六条に由来するすべての権利及び利益を放棄する。
 (c) 日本国は、千九百三十年一月二十日のドイツと債権国との間の協定及び千九百三十年五月十七日の信託協定を含むその附属書並びに千九百三十年一月二十日の国際決済銀行に関する条約及び国際決済銀行の定款に基いて得たすべての権利、権原及び利益を放棄し、且つ、それらから生ずるすべての義務を免かれる。日本国は、この条約の最初の効力発生の後六箇月以内に、この項に掲げる権利、権原及び利益の放棄をパリの外務省に通告するものとする。
   第九条
 日本国は、公海における漁猟の規制又は制限並びに漁業の保存及び発展を規定する二国間及び多数国間の協定を締結するために、希望する連合国とすみやかに交渉を開始するものとする。
   第十条
 日本国は、千九百一年九月七日に北京で署名された最終議定書並びにこれを補足するすべての附属書、書簡及び文書の規定から生ずるすべての利得及び特権を含む中国におけるすべての特殊の権利及び利益を放棄し、且つ、前記の議定書、附属書、書簡及び文書を日本国に関して廃棄することに同意する。
   第十一条
 日本国は、極東国際軍事裁判所並びに日本国内及び国外の他の連合国戦争犯罪法廷の裁判を受諾し、且つ、日本国で拘禁されている日本国民にこれらの法廷が課した刑を執行するものとする。これらの拘禁されている物を赦免し、減刑し、及び仮出獄させる権限は、各事件について刑を課した一又は二以上の政府の決定及び日本国の勧告に基く場合の外、行使することができない。極東国際軍事裁判所が刑を宣告した者については、この権限は、裁判所に代表者を出した政府の過半数の決定及び日本国の勧告に基く場合の外、行使することができない。
   第十二条
 (a) 日本国は、各連合国と、貿易、海運その他の通商の関係を安定した且つ友交的な基礎の上におくために、条約又は協定を締結するための交渉をすみやかに開始する用意があることを宣言する。
 (b) 該当する条約又は協定が締結されるまで、日本国は、この条約の最初の効力発生の後四年間、
  (1)各連合国並びにその国民、産品及び船舶に次の待遇を与える。
   (i)貨物の輸出入に対する、又はこれに関連する関税、課金、制限その他の   規制に関する最恵国待遇。
   (ii)海運、航海及び輸入貨物に関する内国民待遇並びに自然人、法人及びそ   の利益に関する内国民待遇。この待遇は、税金の賦課及び徴収、裁判を受ける   こと、契約の締結及び履行、財産権(有体財産及び無体財産に関するもの)、   日本国の法律に基いて組織された法人への参加並びに一般にあらゆる種類の事   業活動及び職業活動の遂行に関するすべての事項を含むものとする。
  (2)日本国の国営商企業の国外における売買が商業的考慮にのみ基くことを確   保する。
 (c) もっとも、いずれの事項に関しても、日本国は、連合国が当該事項についてそれぞれ内国民待遇又は最恵国待遇を日本国に与える限定においてのみ、当該連合国に内国民待遇又は最恵国待遇を与える義務を負うものとする。前段に定める相互主義は、連合国の非本土地域の産品、船舶、法人及びそこに住所を有する人の場合並びに連邦政府をもつ連合国の邦又は州の法人及びそこに住所を有する人の場合には、その地域、邦又は州において日本国に与えられる待遇に照らして決定される。
 (d) この条の適用上、差別的措置であって、それを適用する当事国の通商条約に通常規定されている例外に基くもの、その当事国の対外的財政状態若しくは国際収支を保護する必要に基くもの(海運及び航海に関するものを除く)又は重大な安全上の利益を維持する必要に基くものは、事態に相応しており、且つ、ほしいままな又は不合理な方法で適用されない限り、それぞれ内国民待遇又は最恵国待遇の許与を害するものと認めてはならない。
 (e) この条に基く日本国の義務は、この条約の第十四条に基く連合国の権利の行使によって影響されるものではない。また、この条の規定は、この条約の第十五条によって日本国が引き受ける約束を制限するものと了解してはならない。

第十三条
 (a) 日本国は、国際民間航空運送に関する二国間又は多数国間の協定を締結するため、一又は二以上の連合国の要請があつたときはすみやかに、当該連合国と交渉を開始するものとする。
 (b) 一又は二以上の前期の協定が締結されるまで、日本国は、この条約の最初の効力発生の時から四年間、この効力発生の日にいずれかの連合国が行使しているところよりも不利でない航空交通の権利及び特権に関する待遇を当該連合国に与え、且つ、航空業務の運営及び発達に関する完全な機会均等を与えるものとする。
 (c) 日本国は、国際民間航空条約第九十三条に従つて同条約の当事国となるまで、航空機の国際航空に適用すべきこの条約の規定を実施し、且つ、同条約の条項に従つて同条約の附属書として採択された標準、方式及び手続を実施するものとする。
  第五章 請求権及び財産
   第十四条
 (a) 日本国は、戦争中に生じさせた損害及び苦痛に対して、連合国に賠償を支払うべきことが承認される。しかし、また、存立可能な経済を維持すべきものとすれば、日本国の資源は、日本国がすべての前記の損害又は苦痛に対して完全な賠償を行い且つ同時に他の債務を履行するためには現在充分でないことが承認される。
 よって、
  1 日本国は、現在の領域が日本国軍隊によつて占領され、且つ、日本国によつて損害を与えられた連合国が希望するときは、生産、沈船引揚げその他の作業における日本人の役務を当該連合国の利用に供することによつて、与えた損害を修復する費用をこれらの国に補償することに資するために、当該連合国とすみやかに交渉を開始するものとする。その取極は、他の連合国に追加負担を課することを避けなければならない。また、原材料からの製造が必要とされる場合には、外国為替上の負担を日本国に課さないために、原材料は、当該連合国が供給しなければならない。
  2(I) 次の(II)の規定を留保して、各連合国は、次に掲げるもののすべての財産、権利及び利益でこの条約の最初の効力発生の時にその管轄の下にあるものを差し押え、留置し、清算し、その他何らかの方法で処分する権利を有する。
  (a)日本国及び日本国民
  (b)日本国又は日本国民の代理者又は代行者
並びに
  (c)日本国又は日本国民が所有し、又は支配した団体
   この(I)に明記する財産、権利及び利益は、現に、封鎖され、若しくは所属を変じており、又は連合国の敵産管理当局の占有若しくは管理に係るもので、これらの資産が当該当局の管理の下におかれた時に前記の(a)、(b)又は(c)に掲げるいずれかの人又は団体に属し、又はこれらのために保有され、若しくは管理されていたものを含む。
 (II)次のものは、前記の(I)に明記する権利から除く。
  (i)日本国が占領した領域以外の連合国の一国の領域に当該政府の許可を得て戦争中に居住した日本の自然人の財産。但し、戦争中に制限を課され、且つ、この条約の最初の効力発生の日にこの制限を解除されない財産を除く。
  (ii)日本国政府が所有し、且つ、外交目的又は領事目的に使用されたすべての不動産、家具及び備品並びに日本国の外交職員又は領事職員が所有したすべての個人の家具及び用具類その他の投資的性質をもたない私有財産で外交機能又は領事機能の遂行に通常必要であつたもの。
  (iii)宗教団体又は私的慈善団体に属し、且つ、もつぱら宗教又は慈善の目的に使用した財産。
  (iv)関係国と日本国との間における千九百四十五年九月二日後の貿易及び金融の関係の再開の結果として日本国の管轄内にはいつた財産、権利及び利益。但し、当該連合国の法律に反する取引から生じたものを除く。
  (v)日本国若しくは日本国民の債務、日本国に所在する有体財産に関する権利、権原若しくは利益、日本国の法律に基いて組織された企業に関する利益又はこれらについての証書。但し、この例外は、日本国の通貨で表示された日本国及びその国民の債務にのみ適用する。
 (III)前記の例外から(i)から(v)までに掲げる財産は、その保存及び管理のために要した合理的な費用が支払われることを条件として、返還されなければならない。これらの財産が清算されているときは、代りに売得金を返還しなければならない。
 (IV)前記の(I)に規定する日本財産を差し押え、留置し、清算し、その他何らの方法で処分する権利は、当該連合国の法律に従って行使され、所有者は、これらの法律によって与えられる権利のみを有する。
 (V)連合国は、日本の商標並びに文学的及び美術的著作権を各国の一般的事情が許す限り日本国に有利に取り扱うことに同意する。
 (b)この条約に別段の定がある場合を除き、連合国は、連合国のすべての賠償請求権、戦争の遂行中に日本国及びその国民がとった行動から生じた連合国及びその国民の他の請求権並びに占領の直接軍事費に関する連合国の請求権を放棄する。
   第十五条
 (a) この条約が日本国と当該連合国との間に効力を生じた後九箇月以内に申請があつたときは、日本国は、申請の日から六箇月以内に、日本国にある各連合国及びその国民の有体財産及び無体財産並びに種類のいかんを問わずすべての権利又は利益で、千九百四十一年十二月七日から千九百四十五年九月二日までの間のいずれかの時に日本国内にあったものを返還する。但し、所有者が強迫又は詐欺によることなく自由にこれらを処分した場合は、この限りではない。この財産は、戦争があったために課せられたすべての負担及び課金を免除して、その返還のための課金を課さずに返還しなければならない。所有者により若しくは所有者のために又は所有者の政府により所定の期間内に返還が申請されない財産は、日本国政府がその定めるところに従って処分することができる。この財産が千九百四十一年十二月七日に日本国に所在し、且つ、返還することができず、又は戦争の結果として損傷若しくは損害を受けている場合には、日本国内閣が千九百五十一年七月十三日に決定した連合国財産補償法案の定める条件よりも不利でない条件で補償される。
 (b) 戦争中に侵害された工業所有権については、日本国は、千九百四十九年九月一日施行の政令第三百九号、千九百五十年一月二十八日施行の政令第十二号及び千九百五十年二月一日施行の政令第九号(いずれも改正された現行のものとする)によりこれまで与えられたところよりも不利でない利益を引き続いて連合国及びその国民に与えるものとする。但し、前記の国民がこれらの政令に定められた期限までにこの利益の許与を申請した場合に限る。
 (c)(i)日本国は、公にされ及び公にされなかった連合国及びその国民の著作物に関して千九百四十一年十二月六日に日本国に存在した文学的及び美術的著作権がその日以後引き続いて効力を有することを認め、且つ、その日に日本国が当事国であつた条約又は協定が戦争の発生の時又はその時以後日本国又は当該連合国の国内法によって廃棄され又は停止されたかどうかを問わず、これらの条約及び協定の実施によりその日以後日本国において生じ、又は戦争がなかったならば生ずるはずであった権利を承認する。
 (ii)権利者による申請を必要とすることなく、且つ、いかなる手数料の支払又は他のいかなる手続もすることなく、千九百四十一年十二月七日から日本国と当該連合国との間にこの条約が効力を生ずるまでの期間は、これらの権利の通常期間から除算し、また、日本国において翻訳権を取得するために文学的著作物が日本語に翻訳されるべき期間からは、六箇月の期間を追加して除算しなければならない。

第十六条
 日本国の捕虜であった間に不当な苦難を被った連合国軍隊の構成員に償いをする願望の表現として、日本国は、戦争中中立であった国にある又は連合国のいずれかと戦争していた国にある日本国及びその国民の資産又は、日本国が選択するときは、これらの資産と等価のものを赤十字国際委員会に引き渡すものとし、同委員会は、これらの資産を清算し、且つ、その結果生ずる資金を、同委員会が衡平であると決定する基礎において、捕虜であつた者及びその家族のために、適当な国内機関に対して分配しなければならない。この条約の第十四条(a)2(II)の(ii)から(v)までに掲げる種類の資産は、条約の最初の効力発生の時に日本国に居住しない日本の自然人の資産とともに、引渡しから除外する。またこの条の引渡規定は、日本国の金融機関が現に所有する一万九千七百七十株の国際決済銀行の株式には適用がないものと了解する。
   第十七条
 (a) いずれかの連合国の要請があったときは、日本国政府は、当該連合国の国民の所有権に関係のある事件に関する日本国の捕獲審検所の決定又は命令を国際法に従い再審査して修正し、且つ、行われた決定及び発せられた命令を含めて、これらの事件の記録を構成するすべての文書の写を提供しなければならない。この再審査又は修正の結果、返還すべきことが明らかになった場合には、第十五条の規定を当該財産に適用する。
 (b) 日本国政府は、いずれかの連合国の国民が原告又は被告として事件について充分な陳述ができなかった訴訟手続において、千九百四十一年十二月七日から日本国と当該連合国との間にこの条約が効力を生ずるまでの期間に日本国の裁判所が行なつた裁判を、当該国民が前記の効力発生の後一年以内にいつでも適当な日本国の機関に再審査のため提出することができるようにするために、必要な措置をとらなければならない。日本国政府は、当該国民が前記の裁判の結果損害を受けた場合には、その者をその裁判が行われる前の地位に回復するようにし、又はその者にそれぞれの事情の下において公平且つ衡平な救済が与えられるようにしなければならない。
   第十八条
 (a) 戦争状態の介在は、戦争状態の存在前に存在した債務及び契約(債券に関するものを含む)並びに戦争状態の存在前に取得された権利から生ずる金銭債務で、日本国の政府若しくは国民が連合国の一国の政府若しくは国民に対して、又は連合国の一国の政府若しくは国民が日本国の政府若しくは国民に対して負つているものを支払う義務に影響を及ぼさなかったものと認める。戦争状態の介在は、また、戦争状態の存在前に財産の滅失若しくは損害又は身体損害若しくは死亡に関して生じた請求権で、連合国の一国の政府が日本国政府に対して、又は日本国政府が連合国政府のいずれかに対して提起し又は再提起するものの当否を審議する義務に影響を及ぼすものとみなしてはならない。この頃の規定は第十四条によった与えられる権利を害するものではない。
 (b) 日本国は、日本国の戦前の対外債務に関する責任と日本国が責任を負うと後に宣言された団体の債務に関する責任とを確認する。また、日本国は、これらの債務の支払再開に関して債権者とすみやかに交渉を開始し、他の戦前の請求権及び債務に関する交渉を促進し、且つ、これに応じて金額の支払を容易にする意図を表明する。
   第十九条
 (a) 日本国は、戦争から生じ、又は戦争状態が存在したためにとられた行動から生じた連合国及びその国民に対する日本国及びその国民のすべての請求権を放棄し、且つ、この条約の効力発生の前に日本国領域におけるいずれかの連合国の軍隊又は当局の存在、職務遂行又は行動から生じたすべての請求権を放棄する。
 (b) 前記の放棄には、千九百三十九年九月一日からこの条約の効力発生までの間に日本国の船舶に関していずれかの連合国がとった行動から生じた請求権並びに連合国の手中にある日本人捕虜及び被抑留者に関して生じた請求権及び債権が含まれる。但し、千九百四十五年九月二日以後いずれかの連合国が制定した法律で特に認められた日本人の請求権を含まない。
 (c) 相互放棄を条件として、日本国政府は、また、政府間の請求権及び戦争中に受けた滅失又は損害に関する請求権を含むドイツ及びドイツ国民に対するすべての請求権(債権を含む)を日本国政府及び日本国民のために放棄する。但し、(a)千九百三十九年九月一日前に締結された契約及び取得された権利に関する請求権並びに(b)千九百四十五年九月二日後に日本国とドイツとの間の貿易及び金融の関係から生じた請求権を除く。この放棄は、この条約の第十六条及び第二十条に従ってとられる行動を害するものではない。
 (d) 日本国は、占領期間中に占領当局の指令に基づいて若しくはその結果として行われ、又は当時の日本国の法律によって許可されたすべての作為又は不作為の効力を承認し、連合国民をこの作為又は不作為から生ずる民事又は刑事の責任に問ういかなる行動もとらないものとする。
   第二十条
 日本国は、千九百四十五年のベルリン会議の議事の議定書に基いてドイツ財産を処分する権利を有する諸国が決定した又は決定する日本国にあるドイツ財産の処分を確実にするために、すべての必要な措置をとり、これらの財産の最終的処分が行なわれるまで、その保存及び管理について責任を負うものとする。
   第二十一条
 この条約の第二十五条の規定にかかわらず、中国は、第十条及び第十四条(a)2の利益を受ける権利を有し、朝鮮は、この条約の第二条、第四条、第九条及び第十二条の利益を受ける権利を有する。

第六章 紛争の解決
   第二十二条
 この条約のいずれかの当事国が特別請求権裁判所への付託又は他の合意された方法で解決されない条約の解釈又は実施に関する紛争が生じたと認めるときは、紛争は、いずれかの紛争当事国の要請により、国際司法裁判所に決定のため付託しなければならない。日本国及びまだ国際司法裁判所規程の当事国でない連合国は、それぞれがこの条約を批准する時に、且つ、千九百四十六年十月十五日の国際連合安全保障理事会の決議に従って、この条に掲げた性質をもつすべての紛争に関して一般的に同裁判所の管轄権を特別の合意なしに受諾する一般的宣言書を同裁判所書記に寄託するものとする。
  第七章 最終条項
   第二十三条
 (a) この条約は、日本国を含めて、これに署名する国によって批准されなければならない。この条約は、批准書が日本国により、且つ、主たる占領国としてのアメリカ合衆国を含めて、次の諸国、すなわちオーストラリア、カナダ、セイロン、フランス、インドネシア、オランダ、ニュー・ジーランド、パキスタン、フィリピン、グレート・ブリテン及び北部アイルランド連合王国及びアメリカ合衆国の過半数により寄託された時に、その時に批准しているすべての国に関して効力を生ずる。この条約は、その後これを批准する各国に関しては、その批准書の寄託の日に効力を生ずる。
 (b) この条約が日本国の批准書の寄託の日の後九箇月以内に効力を生じなかったときは、これを批准した国は、日本国の批准書の寄託の日の後三年以内に日本国政府及びアメリカ合衆国政府にその旨を通告して、自国と日本国との間にこの条約の効力を生じさせることができる。
   第二十四条
 すべての批准書は、アメリカ合衆国政府に寄託しなければならない。同政府は、この寄託、第二十三条(a)に基くこの条約の効力発生の日及びこの条約の第二十三条(b)に基いて行われる通告をすべての署名国に通告する。
   第二十五条
 この条約の適用上、連合国とは、日本国と戦争していた国又は以前に第二十三条に列記する国の領域の一部をなしていたものをいう。但し、各場合に当該国がこの条約に署名し且つこれを批准したことを条件とする。第二十一条の規定を留保して、この条約は、ここに定義された連合国の一国でないいずれの国に対しても、いかなる権利、権原又は利益も与えるものではない。また、日本国のいかなる権利、権原又は利益も、この条約のいかなる規定によっても前記のとおり定義された連合国の一国でない国のために減損され、又は害されるものとみなしてはならない。
   第二十六条
 日本国は、千九百四十二年一月一日の連合国宣言に署名し若しくは加入しており且つ日本国に対して戦争状態にある国又は以前に第二十三条に列記する国の領域の一部をなしていた国で、この条約の署名国でないものと、この条約に定めるところと同一の又は実質的に同一の条件で二国間の平和条約を締結する用意を有すべきものとする。但し、この日本国の義務は、この条約の最初の効力発生の後三年で満了する。日本国が、いずれかの国との間で、この条約で定めるところよりも大きな利益をその国に与える平和処理又は戦争請求権処理を行ったときは、これと同一の利益は、この条約の当事国にも及ぼさなければならない。
   第二十七条
 この条約は、アメリカ合衆国政府の記録に寄託する。同政府は、その認証謄本を各署名国に交付する。
 以上の証拠として、下名の全権委員は、この条約に署名した。千九百五十一年九月八日にサン・フランシスコ市で、ひとしく正文である英語、フランス語及びスペイン語により、並びに日本国により作成した。
(全権委員署名略)

http://www.nikkei.com/article/DGXNASFK1203A_U2A211C1000000/



http://www.asyura2.com/12/senkyo141/msg/626.html

記事 [政治・選挙・NHK141] 違反者 維新 逮捕者続出 ヒド過ぎた選 挙戦 ゲンダイネット/日本違反の会(シナリオ通りの予定調和的変容ぶり)の深層
<span class="deco" style="font-size:large;font-weight:bold;">■オー!レ・ミゼラブルなニッポン/記者クラブ演出<やらせセシナリオ総選挙>で<真の国民意思/脱原発>を蹴り飛ばし、活断層&大地震列島をものともせず<原発推進&戦前回帰なる原子村御用達の超リスク恫喝・極右型博打政治>へ突撃開始した安倍自民</span>http://urx.nu/2PEb(←コチラに添付画像あり)

<注記>添付画像『新作映画/レ・ミゼラブルLes miserables』は、http://urx.nu/2PE8 より。
 
bcxxx @bcxxx東洋大学、渡辺教授が証言「玄海原発以外全ての原発に活断層!」http://urx.nu/2PDy すっ、凄いのきたー! via web2012.12.22 18:03只のオッサン(脱原発への急転向がリツイート

大地震列島で<更なる超リスク拡大>へ舵を切る安倍・原発アホ・カルト自民党!⇒原発新設ストップ「見直したい…安倍自民総裁 : 読売http://urx.nu/2PDH 
hanachancause2012.12.23 06:16

(関連情報アラカルト)

3・11の教訓も無視して原発を再稼動、居直った安倍自民 ここまでバカにされた選挙民自業自得だ 日々担々/日刊ゲンダイ http://urx.nu/2PE6  hanachancause2012.12.23 06:47

それは置いても、総理大臣の指名選挙では原発推進の安倍氏に投票するってナニこれ?⇒
来・嘉田氏、小沢氏要職起用せずは“約束”NHK http://urx.nu/2PDx hanachancause2012.12.23 05:45

これって、維新はアチラの方からすれば不必要と見なされた?RT @sensouhantai: すでに4陣営から違反者 維新 逮捕者続出 ヒド過ぎた選 挙戦 ゲンダイネット http://t.co/7lX6Xgdu 日本違反の会(シナリオ通りの予定調和的変容?←只野親父) @jaquie35

大地震列島で<更なる超リスク拡大>へ舵を切る、原発マフィアの本性現した安倍自民党!⇒計画段階の原発9基 安倍政権で容認の可能性も、原発の新増設が一転して認められる可能性が出てきた。(産経)http://urx.nu/2PDM hanachancause2012.12.23 06:27

原子力ムラ提灯記事。提灯行列しちゃってます。こういう記事は、署名記事にすべき。しかし此処まで新聞はやるのかね。推進プロパガンダ。☞ 原発すがるしか・いい加減だ…東通活断層で地元 :(読売新聞)http://urx.nu/2PDZ @tokudasu hanachancause 2012.12.23 06:45

安倍晋三次期首相は、祖父・岸信介元首相の思想を受け継ぎ、「戦前回帰」させる新内閣を樹立、米国が警戒(板垣 英憲)urx.nu/2PE7 via ついっぷる/twipple2012.12.23 06:50

(関連情報)http://www.youtube.com/watch?hl=ja&v=xk5UStefYmE&gl=JP

(関連情報)http://d.hatena.ne.jp/toxandoria/20121207

(関連情報)http://d.hatena.ne.jp/toxandoria/20121217

(関連情報)http://d.hatena.ne.jp/toxandoria/20121218

(関連情報)http://d.hatena.ne.jp/toxandoria/20121220

http://www.asyura2.com/12/senkyo141/msg/627.html

記事 [政治・選挙・NHK141] 「未来の党」を軸に「国民主権者連合」(オリーブの木)を育てよう (生き生き箕面通信) 
http://blog.goo.ne.jp/ikiikimt/e/087c0b3bf9c401461644c62f794e2914
2012-12-23 07:14:52  生き生き箕面通信


おはようございます。                                                                             生き生き箕面通信1463(121223)をお届けします。

・「未来の党」を軸に「国民主権者連合」(オリーブの木)を育てよう

 総選挙の結果は、自民党を中心とする既得権益勢力が衆院の圧倒的多数を占めました。期待した「未来の党」を中心とする「国民主権者連合」と呼ぶべき「オリーブの木」は、結集のエネルギーが失速したかのように見えます。

 しかし、悲観する必要はまったくありません。国民の間には広範な運動のエネルギーが蓄えられていることが明確になりました。第一、自民党ですら実際の得票基盤は、全有権者の16%ほどと、前回、自民党が政権を失った時とほとんど変わりません。つまり、民主党の裏切りに対する有権者の白票投票を含む票の拡散が、自民党に相対的に有利に働き、漁夫の利を絵させたにすぎないのです。わずか16%で、あれだけの議席数を確保できるところに現在の小選挙区制の欠陥があります。

 冷静に見れば、「原発はいらない」という声は選挙後の現在も依然、多数を占めています。消費税増税に対しても、「シロアリを退治し、さらに景気を良くしてからでなければ認められない」というコンセンサスがあると思います。自民党が多数を振り回して強引な政局運営をすれば、たちまち嵩転びに転げる事態を招くはずです。

 主権者連合がまず取り組むべきは、ネットによる広範な連帯の構築です。さしあたり中核となる部分は「未来の党」に担っていただくことにしましょう。そして、日本がめざすべきこの国の形を提示し、賛同する人がグループに加わる。それが、当面は100万人のグループ結集をめざし、来春には1000万人をめざす。そして、来夏の参院選では、既得権益勢力に対抗する。そんな絵は描けないでしょうか。

 すでに選挙前から、植草一秀氏が「国民主権者連合」を呼びかけています。

 インターネットの時代です。日本でも国政選挙にネットを活用することが検討され始めました。ネットの活用が進めば、間接民主主義をより直接民主主義の方向へ近づかせる可能性があります。

 100万人、いや1000万人のネットワークを構築できれば、直接民主主義の力強い息吹を吹き込んだオリーブの木を育てることができると期待しています。



http://www.asyura2.com/12/senkyo141/msg/628.html

記事 [政治・選挙・NHK141] 不正選挙 『未来』の1000万票が どこかに 消えた !?(遠い森 遠い聲)
小沢さん、本当は、「500万票の男」ではなくて、「1000万票の男」だったようですね。

年末年始のドタバタで不正選挙を有耶無耶にする作戦でしょう。


「遠い森 遠い聲」から

不正選挙 『未来』の1000万票が どこかに 消えた !? 

KIKIさんから

→ こちら

以下転載

投票箱がゴッソリすりかえられていれば、こういう結果になるでしょう。そして、投票前の投票用紙は自治体職員が自宅に持ち帰って保管していたという杜撰極まりない管理が実例としてありましたので、投票後の投票用紙の保管・管理が万全であるという保障は残念ながらどこにもありません。


<参考リンク>
(改題) #不正選挙 : 本当の投票率・投票数等を推計
http://thot-diary.cocolog-nifty.com/gukumatz/2012/12/post-3432.html

この可能性を考えるべきではないでしょうか?

投票箱がゴッソリすりかえられていれば、こういう結果になるでしょう。そして、投票前の投票用紙は自治体職員が自宅に持ち帰って保管していたという杜撰極まりない管理が実例としてありましたので、投票後の投票用紙の保管・管理が万全であるという保障は残念ながらどこにもありません。

そして、ボロ負け民主のうち、消費税増税推進の野ブ田・女装安住、尖閣ネオコン祭りの主催者の前原誠司などは、当選しています(裏社会の「論功行賞」でしょう)。さらに、12年衆院当選者のうち、憲法9条改正派が75・6%。集団的自衛権行使容認派が81・1%と、まさに「オールネオコン国会」状態。

9条廃止の憲法改正案なんか、衆院では簡単に通ります。参院は現在、自公合わせても過半数に届かない「ねじれ国会」ですが、その参院選は来年です。この参院選で「再び不正選挙」をやって、参院も「オールネオコン国会」にすれば、憲法改正案は国民投票にかけられます。

そして、この国民投票で、裏社会は「また再び不正選挙」を敢行し、憲法改正賛成を捏造するつもりです。目的は、もちろん、戦時経済捏造で全てをごまかし、復活したい金融ユダヤ人のために極東戦争を敢行するためです。
・・・・
http://www.asyura2.com/12/senkyo141/msg/629.html

記事 [政治・選挙・NHK141] 未熟な民主主義、その上多様化する世代間の価値感格差、埋められるのはネットの活用 (世相を斬る あいば達也) 
http://blog.goo.ne.jp/aibatatuya/e/51dbce713ca1baaa192f4fece5fd7f60
2012年12月23日 世相を斬る あいば達也

 国会は自公連立で衆議院2/3が成立、次の焦点は来夏の参議院選で自公が過半数以上を制し、思う存分“決められる政治”が行える状況に持ちこめるかどうかである。今回の選挙のように有権者に、政治や経済への関心に水を差すようなマスメディアの論調が続けば、地滑り的に自民党が圧勝する事も考えられる。本来、民主主義国家に居住する国民であれば、自分の国の政治経済に対する情報収集と、そのジャッジメントは誰に強要される事なく実行できる素養を持ち合わせている事が求められるわけだが、その肝心な部分が抜け落ちているのが、日本と云う国の民主主義の特長である。

 そのような観点から考えてしまうと、日本のマスメディアの醜悪な報道体制を非難するのはお門違いといえるかもしれない。マスメディアの報道や論調をキャッチアップすると同時に、その中身を吟味する器量が国民に備わっていれば、マスメディアの記者クラブスクラム報道の威力は削がれ、夫々の報道機関が独自性を発揮せざるを得なくなるわけだから、報道機関の質を変えるのも、実は国民の民主主義における自立的思考があるかないかで決定するわけで、一面的にマスメディアが糞だと断じてばかりいても解決をみることはないのだろう。

 現実に若者世代が政治的ニュースをキャッチアップしてないわけではない。ただ、その媒体がスマートフォンに完全に移行した事実である。SNSにしても、スマートフォン経由が優勢だ。PCによる情報収集も古臭くさえなっている。必ずマスなメディアの価値は下がる。この流れに最も敏感に反応し、対応したのが誰あろう、保守勢力である。或いは右翼勢力である。故に、ネトウヨは水を得た魚の如き振舞いに出ているわけである。ブログランキングでも、ネトウヨ陣営が9割を占めている。ニュートラルやリベラルな人びとの発信は僅かだ。これでは、ニュートラ、リベラルが政治の世界でも勝てるわけがない。

 なぜこのようなイビツな民主主義国家が生まれたのかと考えると、問題は複雑化する。短絡的に考えれば、戦前、戦中の日本国民は“お上に逆らわず”と云う教育を心身に叩きこまれていたわけだから、表面的従順と引き換えに、自己責任から解放されると云うバーター取引意識が蔓延していた。徳川幕府体制における農民職人町人と同じように、国家を牛耳る権力は“お上にあり”庶民が口出しすべきものではないと云う自己のポジション認識は、庶民において定着した文化になっていた。勿論、歴史的には、そのような考えでは駄目なのだと云う勢力も現れたが、庶民にメジャーな文化として定着させることはなかった。このような意識構造が庶民の中に根深く浸透していた日本に、突如敗戦により国家の主権は国民に存すると云う“民主主義”が天から舞い降りたわけである。

 このような“仏作って魂入れず”で導入された当時から形骸化した国家体制が、日本の現在の“民主主義”なのだと考えて問題はないだろう。表層的に“お上に逆らわず”を標榜し、もっぱら庶民は、日常的には自己の生活を維持する、或いは改善する努力が庶民の“善”と認識されていたに違いない。それが日本人の、国家的政治経済に対する無関心を育む元凶なのである。バーター取引意識下では、国家の政治経済は“お上の責任であり”庶民に責任はないと云う意識は当然強い。故に“敗戦”の責任は“お上”にある。つまり、日本の庶民には、自己責任が不在なのである。

 言動などで窮屈さはあるが、その目を掻い潜る限り、自己の生活を向上させることは可能であり、生きて行くことは可能であり、多少豊かになることも可能だったと言えるだろう。徳川幕府の“生かさず殺さず”の支配構造を熟知した生命力豊かな日本の庶民は、強かな狡さを身につけてきたのである。その庶民の性向に、金儲けと云う概念は非常にマッチングした。それが江戸時代の町人勢力であり、戦前、戦中、戦後における財閥の力の源泉であり、最近までの“高度経済成長”に結びつくのである。まさに、日本の国民が活きていいぞと言われた領域は金儲けだけだった、と言っても過言ではないわけである。

 つまり、今日の短絡的結論だが、主権が国民にあると言われようが、主権を誰が握っていようとも、庶民の興味は“自己の生活”と云う領域から逸脱したくない性向を未だに根強く持っていることが理解できる。筆者はコラムで、愚民だ、馬鹿だと嘲笑するが、裏返せば“国民は狡賢い”に言い変えることも可能ということだ。このような国家における民主主義の原点、国政選挙は根本的には馴染まないのだろう。非常に憂慮することなのだが、ちょっとやそっとでは、この国民が持つ庶民文化は覆らないだろうから、“待てば海路の日和あり”と云う幸運に恵まれる可能性も低い。

 いや、09年の政権交代は鳩山・小沢の“自立と共生”が支持されたと云う人もいるが、現実に起きている“事実”や現象を観察する限り、“自立と共生”と云う理念が、有権者に理解されていたとは言えないので、あの政権交代は単なる大衆の世間的雰囲気に対する迎合だっただけと考えるのが妥当である。視点を変えれば、日本の民主主義が未熟であり、二大政党による政権交代可能な選挙制度(小選挙区制)の導入が早すぎたとか、マスメディア発信の情報と、ネット上で発信される情報の間に乖離があるとか、色んな時代的問題も考えなければならなくなった。

 つまり、民主主義と云う意識が未熟な上に、国民の多様なニーズを纏めきれる政党が存立し得る条件が厳しくなっている。その上、その多様性はマスと云うメディアではキャッチアップも出来ないし、整理整頓した上で情報を発信する事は不可能になっていると言っても良いだろう。にも拘らず、2大政党が前提の小選挙区制度が、混乱に拍車をかけているのが現状なのだろう。今回大勝ちした自民党と雖も、数年後には同じような憂き目に遭うことになるだろう。これでは、何時まで経っても、日本の政治経済外交防衛に民意が反映し、国民の強い支持の下、政治主導を実行できる政党は現れないのだろう。

 最近筆者は、自分自身「理念政治」や「イデオロギー政治」の枠に捉われすぎていたのかもしれないと、軽く反省している。何故なら、筆者自身は“将来に不安など持ちえない”し、“今後の生活が厳しくなるとも思っていない”、かなり安定した立場で物事を切り刻んでいた傾向がある。或る意味で“強者の理想論”なのである。故に、小沢一郎の理念政治に共鳴しやすいわけだが、今の国民は、理念や理想よりも、明日のおまんまの心配であり、職の確保の心配である。昭和の繁栄の恩恵を蒙った世代の独りよがりであった可能性はかなりある。平成の日本には繁栄はなく、すべてが右肩下がりなわけで、その人々に向かって、理念だ理想だと、人間の矜持だ、日本文化だとご託宣を垂れていても、なんの聞く耳を持たれないような気がしてきた。

 勿論、理想や理念は大切であり、捨てるべきものではないが、その前に、今の国民が求めているものへのアンテナを、もっと優れたものに切り替えていかなければならないと切に思っている。「日本未来の党」の行く末も心配だが、彼らは、小沢一郎も含め、些か国民の求めるものを勘違いしていたのではないかと云う疑問にぶち当たるのである。卒原発の公約も良い、女性が子供を生み育てやすい社会への変革も良い。しかし、それは最終的到達地点であり、その間の国民の疲弊をどのようにするかが欠けていた。おそらく、此処が最大の難点だったのだろう。

 少子高齢化の問題を追及していくと、女に向かって“結婚しろ”と云うわけで、“結婚なんかしなくても”と云う世代には、意味不明の念仏に聞こえてくるだろう。夫婦・結婚・出産・家族がワンパッケージであった時代を、どのように読み解き、21世紀を担う人々の意識を吸収するか、元に戻そうとするのか、違う価値観を共有するのか、そう云う主張が必要になってきたような気もする。このような傾向は若い世代ほど顕著で、それこそ“未来の人々”のそれなりの哲学が変わっている点に視点を当てる政党としての立ち位置も必要になってきたようだ。その意味で、家族が見取る介護制度等と云うモノも、時代から乖離した福祉政策等だと思う。

 そう云う意味では「日本未来の党」が今のままの公約に拘泥して行くなら、来夏の参議院選も、これと言った成績が挙げられず、その他大勢の弱小政党に埋もれてしまうのだろう。ここは考えどころである。実質的リーダーになるとみられる阿部知子代表が、その辺の情報発信に熱心であるかどうか、地道な選挙戦と空中戦的ネットでの情報発信、この二つの要素を組み入れないと、埋没する事は間違いがない。霞が関改革で地方主権になり、国民経済生活がどのように具体的に変わるのか、公式サイトですら、何ら説明に及んでいない。今、政党の公式サイトで、最も不熱心なのは「日本未来の党」である。これでは、この政党に未来はない。


http://www.asyura2.com/12/senkyo141/msg/630.html

記事 [政治・選挙・NHK141] 米国が「日本を、取り戻す」  文藝批評家 山崎行太郎
次の参議院選で自民党が勝利すれば、自民党政権は長期政権になる可能性がある。自民党はなぜ圧勝したのか、安倍政権の誕生は何を意味するのか、我々国民はそのことをもう一度しっかりと考える必要があるだろう。

『月刊日本』1月号より
http://gekkan-nippon.com/?p=4608

アメリカが「日本を取り戻す」

―― この号が発売される頃には、安倍・自民中心の政権が発足していると目されています。少し気が早いですが、発足する第二次安倍政権の性格、そしてこの政権が抱える問題点をお伺いしたい。

<山崎> 相反するようなことを言うが、安倍政権下においては、「従米」派と「反米」派それぞれがその限界を露呈することになるだろう。そしてその原因は同じであって、それは思索の不在なのだ。日本人とは何者であって、何者になりゆこうとしているのか。根源的に日本人とは、日本国家とは何かと問いただすことがないために、ある者は従米に走り、ある者は安易な反米に走る。

―― 少し唐突に聞こえるご発言です。順を追ってご説明願いたい。まず、「従米」派の限界が露呈するとはどういうことですか。

<山崎> 安倍・自民党が政権に復帰するだろうが、金融緩和、TPP参加と、アメリカの要求するままに政策を進めていくことを選挙中にも公言している。実際、総理になる前に安倍氏は「総理になったらまっさきに訪米して首脳会談を行いたい」と打診したそうだ。民主党が壊した日米同盟を復旧するとのことだが、かつて安倍氏は総理だった時に「戦後レジームからの脱却」を掲げていた。「戦後レジーム」とは、GHQ占領下において、日本国憲法はじめ、日本の自主独立を封じるような体制であり、そこから脱却するということは、アメリカからの自立、同盟を維持するにしても対等な同盟関係構築のことのはずだ。

 ところが、安倍総裁は「国防軍の創立」など威勢の良いことは言っているが、現在のような、自衛隊が米軍の指揮下に入っているような状況で国防軍としたところで、それはアメリカの指示のまま、自衛隊が世界各地に出かけていってアメリカの若者の代わりに、日本の若者に死んでいただきます、と言っているに等しい。

 経済にしても、金融緩和を訴えているが、その内容を吟味すれば、要するに日本国民の財布に手を突っ込んで、それでもってアメリカ国債を買い支えます、と宣言しているようなものだ。当然アメリカからの覚えはめでたいだろうが、問題は、このような売国的政策を掲げているにもかかわらず、前の民主党が悪かったからというだけの理由で、また自民党に政権を与えてしまう世論であり、世論を善導すべき知識人の不在だ。

―― とはいえ、民主党はあまりに国民を裏切りすぎ、その怨嗟が民主党の壊滅的状況を招いた。自業自得といえばそれまでですが。

<山崎> 私は死人の墓の上で踊る趣味はないので、死んだ人たち、つまり、落選したり引退に追い込まれた人たちのことをここではあげつらわない。死屍累々で踊る場所はたくさんあろうが、そこで踊るのは上品ではない。民主党の死者たちは死者としてふさわしい礼儀をもって見送るべきだ。

 大事なのは、民主党であろうが自民党であろうが、アメリカにとっては関係ないということだ。アメリカは日本の政権与党がどこだろうが、アメリカの国益を押し付けてくる。そして、歴代の政権はそれを呑んできた。その中には、臥薪嘗胆の思いを込めて苦渋を飲んだ政権もあろうし、自分が何をやっているのかわからずに飲み込んだ白痴的政権もあった。いずれにせよ、アメリカの意図に従い、逆らえずにいたという政治的現実、これこそが「戦後レジーム」だ。これはアメリカが特別に悪いのではなく、国家とは本質的に自らの国益を最大化するためにありとあらゆる手段を講じるものなのだ。

 ところが、安倍氏の言う「戦後レジーム」はせいぜい「東京裁判史観」や「日教組批判」で、日本の自立自尊にまで思いが至る知的能力が欠けている。

 「日本を取り戻す」、それが自民党の選挙公報だったが、ここには主語が抜けている。主語がなくても文脈の中から主語が察知されるというのは日本語の麗しい文化だが、同時にそれは、「政治的曖昧さ」の温床となる。確かに「自民党が日本を取り戻す」と言えば、「日本は自民党の所有物ではない」と反発を受けるだろう。おそらく、「日本が民主党のせいで本来の日本のあり方でなくなってしまったので、本来の日本の姿を取り戻す」というような印象を与えることを期待してこのキャッチコピーを作ったのだろうが、その実態は全く違う。

 安倍氏が言っているのは、「アメリカが『日本を取り戻す』」という、対米屈従外交宣言なのだ。鳩山由紀夫氏のような、ちょっと頭のおかしい人が普天間基地の辺野古移設反対と言い出して日米関係がおかしくなる状態はこりごりだから、アメリカの言うとおりに日本政治を動かす「優等生」を日本の首相にしましょうということだ。(以下略)


http://www.asyura2.com/12/senkyo141/msg/631.html

記事 [政治・選挙・NHK141] 選挙とは、もっとも性悪な人物を自らの代理人として選ぶ儀式
 「日本低国の民主主義とは、テレビで暴言妄言を吐くアンポンタンを民が熱狂支持して権力者に仕立て上げる制度のようなのである」と私は以前書いたが、太田昌国によれば「選挙とは、もっとも性悪な人物を自らの代理人として選ぶ儀式」となる。

 しかしそれにしても日本低国の貧乏人とは何者なのだろうか?なぜ真逆の選択をするのだろうか?

 小説『火車』のモデルにもなった弱い者の味方――宇都宮健児とは正反対の高利貸しの味方の悪徳弁護士――橋下徹に熱狂し、オバアには価値がないと言う石原慎太郎に熱狂し、高速道路の維持管理コスト3割カットを提言した猪瀬直樹が、手抜き検査で結果的に笹子トンネルの天井崩落事故で9人の死者が出たにもかかわらず、その責任が何ら問われることもなく400万票超という大量得票で当選という悪い冗談といい、理解不能な事態が頻発する。

 そういえば1万円札の野郎(福沢諭吉)が、権力者にとって貧乏人が知恵がつくと最悪だと、性悪人間の統治の本質を吐露していたが、今現在の日本低国の貧乏人とはまさに福沢諭吉にとっては理想の貧乏人である。あの世も地獄もないが、この世の地獄を満喫中の貧乏人、それを見て今頃福沢諭吉は地獄で高笑いをしているのだろう。


▼・・・「橋下徹はテレビがひり出した汚物である」と辺見庸が講演で言ったと佐野真一は紹介しているが、要するにテレビのお笑い馬鹿タレント(注:お笑いタレントとお笑い馬鹿タレントとは明確に違う)は、トンデモを言っても許される存在なのであり、例えば北野武が社会的にトンデモ発言してもお笑い馬鹿タレントゆえに許されるというわけだ。そうテレビがなければ――あるいは彼らがテレビに出るようなことがなかったら――橋下徹などという権力者の存在など今現在あり得ないのである(石原慎太郎も石原裕次郎の存在を含めて同様である)。どうやら日本低国の民主主義とは、テレビで暴言妄言を吐くアンポンタンを民が熱狂支持して権力者に仕立て上げる制度のようなのである。そこでテレビの側に視点を移せば、エセ民主主義をもたらす日本低国のテレビの効用は、テロ国家アメリカが毎日毎日海外で殺人公共事業をするために国民を毎日テレビで洗脳している効用と双璧をなすものだろう。

 テレビは一部では報道を担うが、それについては――「私の国であれだけ政府に都合のいい報道をさせようとしたら、ジャーナリストを拷問することになるでしょう。いったい日本政府は、どんな方法を使っているのですか?」〜ジプシー・トーブ(ロシア人ジャーナリスト)、という発言もあるが、私が問題にするのはそれ以前の問題である。テレビでは暴言妄言が野放しにされる。そうテレビではそれらが言いっ放しにされ、正当に批判されることがない。簡単にいえば、10秒の批判発言で木っ端みじんにされるデタラメが容易に生きのびてしまう。それらが積み重なり、橋下徹・石原慎太郎が今現在も権力者として生きのびてしまっているということである。
 
 これから得られる結論は簡単である。商業テレビ放送をできるだけ見ないことだ。たまに見るとしても眉につばをしてみることだ。橋下徹の浜の真砂の悪政の数々に悪政という判断ができないなら、致命的な誤判断に加え油断大敵落とし穴の連続で、これからも貧乏人はケツの毛まで抜かれ続けるという未来になるが、ケツの毛などなくても生きて行けるとのんきに生き地獄を笑って生きればいいのである。

▼【たんぽぽ舎発】道路公団民営化と高速道路の維持管理コストの大幅削減を主張したのは誰か 猪瀬意見書を分析する   海渡 雄一(弁護士) 
http://www.nikkanberita.com/read.cgi?id=201212211238405

笹子トンネルの天井崩落事故の原因は、業務要領に定められた打音検査が、省略されていたためとの推測が強まっている。道路公団が民営化される前には実施されていたこの打音検査が、民営化がなされた2005年の検査以降省略されたことが明らかになった。打音検査が省略されるに至った経過と民営化との関連性、民営化の前後で道路の安全性に関する投資がどのように変化したのかなどを検証し、事故原因と民営化との関連の有無を明らかにする必要がある。

・・・


▼太田昌国
状況20〜21

社会の中の多数派と少数派をめぐる断章――選挙結果を見て
2012年12月21日
http://www.jca.apc.org/gendai_blog/wordpress/?p=308

『労働情報』第854/855号(2013年1月1/15日号)掲載

・・・


・・・

この社会の中で保守言論が次第に力を得はじめる出発点は1990年前後だったと言える。それは、「革命・革新」を掲げる言論と運動が、世界でも日本でもその影響力を急速に失い始めた時期に重なっている。私は、保守言論が根を張る社会的な基盤の問題としては軽視すべきではないと考え、それらの言論を読み込み、批判する作業をしばらくの間続けた。歴史・論理・倫理などの面から見て支離滅裂な議論を相手にするのは、深い虚しさを伴うことだった。その歴史観が若者の間に浸透しつつあるようだということが、私がその作業の虚しさに堪え得た唯一の理由だった。だが、それから20数年が経って振り返ってみれば、その言論傾向は社会全体を浸しているのであった。

決定的な契機はあった。小泉時代である。政治・社会の中で論理が機能しなくなった例を日本現代史に探るなら、すぐに行き当たるのは小泉政権時代である。思い出すことも忌わしい数々の非論理的で、無責任な発言をこの男は行なった。それが大衆のレベルでは人気上昇の契機にもなった。非論理的な決め台詞が大衆的な喝采を浴びるという状況は、この社会では議論や討論が成り立たなくなったことを意味している。〈政治〉は、テレビスタジオで声の大きな政治屋が芸人相手に与太話に興じるものと化し、投票行動もまたそのレベルで行なわれるようになったのである。

国内には、先行きに対する不安と不満が渦巻いている。その解決に向けた地道な討論よりは、外部にいる、目に付きやすいものを「敵」に仕立て上げればよい。東アジア地域には、その意味では「恰好な敵」が多い。

私たちはいつのまにか、衆寡敵せず、の状況に追い込まれていたのである。

今回の選挙結果に見られる「危機的な状況」に即呼応できる指針があるわけではない。政治とは、つまるところ、議会内の議員の数のことだと観念するなら、確かに、危機は深い。絶対無勢ながら〈議会外〉から議会内に対応しなければならない期間が、少なくとも数年間は続く。他方、選挙とは、もっとも性悪な人物を自らの代理人として選ぶ儀式と化している、というのが私の確信だ。それが、もっとも悲劇的な形で実現してしまった今回の選挙の当選者の顔写真を一瞥すれば、納得する人も多いだろう。私たちが獲得すべき〈政治〉は、ほんとうに、こんな醜悪な連中の手中にすべて握られているのだろうか? 〈政治〉とは何か、という哲学的・現実的な問いを、選挙の結果とは別に、永続的に自らに突きつけて私たちは歩みたい。その時、「危機」はひたすら外在化されることなく、主体内部のものとしても自覚されるのだ。

(2012年12月18日記)


http://www.asyura2.com/12/senkyo141/msg/632.html

記事 [政治・選挙・NHK141] 政権交代「歓迎」わずか33% 安倍に「期待しない」44% (日刊ゲンダイ) 
http://gendai.net/articles/view/syakai/140177
2012年12月19日 日刊ゲンダイ


 自民党の政権奪還や安倍再登板を国民は歓迎せず、冷静に受け止めていることが浮き彫りになった。共同通信が17〜18日行った世論調査(電話)で、自民党が政権交代することについて「よかった」の回答は33.3%しかなく、「よくなかった」が18.6%、「どちらともいえない」が47.5%に達した。また、安倍首相誕生についても「期待しない」が44.4%もあった。09年、民主党が政権交代した時には鳩山首相に「期待する」は71.1%に達したのに、「また安倍かよ」の冷めた声が多いのを裏付けた。

 朝日新聞の調査でも似たような結果が出た。自民中心の政権に交代することについて「よくなかった」は16%だったが、自公が定数の3分の2を超える議席を得たことは「よくなかった」との回答が43%もあった。

 読売調査でも、自民の政権復帰は「好ましくない」との回答が28%、安倍総裁に「期待しない」が42%もいた。

 自民の獲得議席数についても「少ない方がよかった」が52%と最多。自民党を勝たせ過ぎたと反省している有権者が相当多いのだ。



http://www.asyura2.com/12/senkyo141/msg/633.html

記事 [政治・選挙・NHK141] 嘉田党首は、衆院選惨敗の責任をとり、即刻、代表職を辞任せよ。  山崎行太郎 
http://d.hatena.ne.jp/dokuhebiniki/20121223/1356219615
2012-12-23 文藝評論家・山崎行太郎の政治ブログ 『毒蛇山荘日記』


嘉田党首は、衆院選惨敗の責任をとり、即刻、代表職を辞任せよ。

そもそも党首の資格責任感もなし。

たとえば、開票日の深夜、党本部に人影なし。

もぬけの殻。嘉田と飯田は、開票結果も判明しないうちに、消えた。早々とトンズラしたらしい。

立候補者たちの問い合わせにも、音沙汰なし。

党本部が存在しない?

それから一週間後、嘉田代表者続投?阿部共同代表?飯田も続投?

小沢一郎さん、小沢新党「国民の生活が第一」の支持者たちの「悲鳴」「絶望」の呻き声が聞こえませんか?

小沢新党「国民の生活が第一」支持者たちの「離散」を黙認しますか?嘉田由紀子・滋賀県知事との「約束」があるのかもしれないが、相手が「無責任」「鉄面皮」な奴なら、それなりに、手を打っていいのではないか?

それとも嘉田由紀子・滋賀県知事や飯田代行、阿部共同代表に期待しているのか?

むろん、僕は、小沢新党「国民の生活が第一」支持からも、小沢一郎支持からも、いかなることがあろうと、離れることはないが・・・。

小沢氏要職起用せずは“約束”
12月22日 19時58分

日本未来の党の嘉田代表は22日夕方、大津市内で記者団に対し、

小沢一郎氏を党の要職に起用しない方針について、 「小沢氏と私との約束だ」と述べ、党内に理解を求めていく考えを示しました。

日本未来の党の役員人事を巡って嘉田代表は、 小沢一郎氏を要職に起用せず、党の顧問にしたいという考えを示しているのに対し、 党内の小沢氏に近い議員からは、 「小沢氏を要職に起用しないなら一緒にやっていけない」などといった反発が出ています。

こうした状況について、嘉田氏は記者団に対し、 「要職に起用しないのは小沢氏と私との約束であり、それが原点だ。 そうしたことを粘り強く説明し、説得する必要がある」

と述べ、 党内に理解を求めていく考えを示しました。

また嘉田氏は、21日夜、阿部知子氏に党の共同代表への就任を要請したことについて、

「阿部氏は、未来の党に期待されている原子力問題や 子育て支援策などについてきちんと理解しており、党の顔としてふさわしい」 と述べました。 そのうえで嘉田氏は、今月26日に召集される特別国会での総理大臣の指名選挙について、 基本的には阿部氏に投票する方向で党内の理解を得たいという考えを示しました。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20121222/k10014377011000.html



http://www.asyura2.com/12/senkyo141/msg/634.html

記事 [政治・選挙・NHK141] 原発板リンク:発電0(ゼロ)で電力料1400億円!?/日本原電 電力各社から/結局、電気料金に跳ね返り(しんぶん赤旗)
発電0(ゼロ)で電力料1400億円!?/日本原電 電力各社から/結局、電気料金に跳ね返り(しんぶん赤旗)
http://www.asyura2.com/12/genpatu29/msg/418.html
投稿者 gataro 日時 2012 年 12 月 23 日 11:22:07: KbIx4LOvH6Ccw


http://www.asyura2.com/12/senkyo141/msg/635.html

記事 [政治・選挙・NHK141] 安倍の中韓すりすり作戦
◆安倍が早速公約やぶって、尖閣に公務員常駐は延期、竹島記念日も延期だって、両国に特使送って和平交渉。擦り寄った。5年前と同じ手口。7月参院選まで中韓へのすりすり作戦です。

中国政府が不買禁止をしてくれたら、日本の経済成長率が一挙に好転する。それで参院選で勝って衆参両院ともに2/3を確保し一挙に憲法破壊に行く作戦。つまり安倍は『内政ファシスト、外交風見鶏』。

所謂尖閣で安倍は選挙公約を破った。中国は海と空から実効支配を固めている。それは「日本がして来たことは中国もする」。竹島も“選挙公約破棄”。7月まではそれを続けて、韓国と中国を騙して経済を少しだけ改善し、参院選後一挙にファシズム化。
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2012122201001404.html

安倍は中国や韓国や台湾に“へつらい”、米国には土下座して“縋り付く”だろうが、米国から利用されるだけだ。僅かに与えられるご褒美の人参は数本でしかない。一方国内では、数本の人参があたかも数億本かの演出をマスコミと日銀にさせれば、今回選挙集計と同じ効果を見せびらかせる。

小泉と竹中は国民の経済生活を踏みにじって、経団連企業の空洞化を推し進め、未曽有の連結決算利益と国民の貧困化を促進した。安倍と麻生は貧困の不安に喘ぐ国民の心の中に土足で踏み込んだ。

前回の安倍政権は凍りついた日中関係に分け入った砕氷船と自画自賛し、中国の金持ちもそれを称賛している。安倍は今回も全く同じ仕儀で財界を潤すことが出来ると目論んでいる。

そうだろうか? 5年前と今と米国および中国を含むアジアは同じであろうか? 

米国はITバブルと金融商品バブルで潤っているかに見えた。韓国の李明博大統領は現代財閥のプリンスであった。台湾は李登輝の台湾独立党と独立志向の民進党が権力を持っていた。

現在の状況は? 米国は、リーマンショックで強欲金融資本主義が最終的な経済破綻し、EU経済をも奈落の一歩手前まで落とし込んだ。軍事でもイラクからベトナム戦争同様に追い出され、しがみ付いたアフガンでも風前のともし火である。それでオバマはアジアに追い詰められている。

少しミクロに戻ると、台湾では独立党が有名無実化し、民進党すら中国共産党との人脈構築に勤しむほかなく、馬英九総統は国際法に照らして釣魚台湾領を論証してハーバード大学で博士号を取得した人。

韓国新大統領の朴槿恵さんの父は日本帝国と満州帝国の陸軍士官学校OBで、自民党の協力で二度目の漢江の奇跡を期待する安倍と見受けるが、柳の下に泥鰌はもういない。

軍事クーデターで独裁権力を得たものの、妻と自分が暗殺されたお父さんの人民虐待を彼女は批判し、李政権のもたらした所得格差是正を約束したことで大統領に成れた。

ASEANでは2015年にEUのようなASEAN共同体設立が合意され、国境を接する中国との直接交流と貿易の拡大と産業の国境を越えた複合化と労働者の自由往来に向けて実務協議が積み重ねられ、実行に移されている。

菅直人と野田佳彦の政権は米国の軍事オタクどもに唆された外務と防衛省の言いなりになり、2015年のASEAN共同体の崩壊を画策した。だがそれに乗ったのはASEANから自己疎外したフィリピンだけだった。

ロシアのメドベージェフは中国に対する威嚇を繰り返す日米に対して、中国と共同して上海機構を強化した。上海機構の支援を得て、遠くアフガンやパキスタンおよび印度すら、米国から距離を置き、米国の軍事的違法行為に具体的な対策と牽制に至っている。

そんな状況が菅直人政権によるアジア外交の失態を受け継いだ頑迷な野田佳彦による外交失敗によって最終的に四面楚歌(アキノしか仲間が居なくなった。米軍すら中国に秋波送る)となった日本を救うに道は、マヤカシでない反省と謝罪表明しかない。

中国や韓国や台湾やASEAN各国は、もう日本には騙されないとこの5年間で骨身にしみている。安倍晋三が中台韓やASEANを再び人参と二枚舌で騙せる環境ではない。半年後化遅くとも1年後には安倍公約の破綻が国内外で現実化する。

◆安部信三「辺野古建設が頓挫したのは民主党の責任。民主党政権の迷走で、沖縄の皆さんの気持ちが裏切られたのだ。自分は基本的に辺野古に移設していくという方向で地元の理解を得るために努力する」……この理屈たるや、呆れる
http://article.okinawatimes.co.jp/article/2012-12-22_43047

「安倍氏「今度は最後まで責任」=父の墓前で誓う」
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012122200136

前回、教育基本法という第二の憲法を破壊し、アジア各国に警戒心を募らせた。安倍の政治目的の半分は既に法的に実現されている。今度はフェイスブックで右翼を結集し膨張させ、『逆オリーブ革命』で大日本帝国憲法の悪しき部分を復活させれば彼の野望は完成する。

原子力規制委員会は安倍に怯えている。安倍は微笑みながら隠微に個人攻撃し目的を達するファシスト。首相時代のNHK特集攻撃の仕方を思い出せば、誰でもぞっとする。そこに麻生が加わると、陰険さと極右さが極まってくる。規制委委員は迎合すると極悪科学者になる。

一方、福井県や関電などは奮い立っている。今まで孤立無援で原発ファシズムの牙城を守ってきたから、その反動で国民に対する反感・軽蔑・敵愾心が爆発してほとばしり出る。彼等の言動は原発賊をも分断し、少しの理性をも排除にかかるだろう。

◆「森本自衛隊オスプレイ導入へ」森本による国民敵視感情の顕れで、それは汚染瓦礫拡散や食べて応援の強制と同じ国民に対する挑発行為。
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20121222-OYT1T00539.htm

◆オバマ政権も結局はクリントン−パネッタの融和路線を継続するようだ。国務長官に決まったケリー上院外交委員長「米国は中国を封じ込めない」。北朝鮮問題についても過去、圧力一辺倒より対話を重視する発言を何度か。
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012122200208

国防長官にはチャック・ヘーゲル元上院議員が有力視されているが、ケリー国務・ヘーゲル国防となれば、二人ともヴェトナム戦争に従軍し、ジョージ・W.ブッシュ前政権のイラク戦争などを厳しく批判した点で共通している。
http://www.asahi.com/international/update/1214/TKY201212140293.html

アーミテージが米国の外野で策動しようと、彼等に権限はない。有るのは日本政府に対する不思議な権力関係だけだ。クリントンとバネットは彼等に散々悩まされた。もし新体制がケリー国務−ヘーゲル国防なら安倍を筆頭とする日本右翼を抑え込むだろう。

…………
◆米国の白人は原住民の大地を奪って住み付いた連中だから、未だに隣の白人以外からの反撃を恐れているのか?だからテロ国家本尊⇒全米ライフル協会「全ての学校に銃で武装した警官を配置すべきだ」ブッシュやサラ・ペイリンなどが会員
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2012122201001362.html

20年くらい前にロサンゼルスで見た大規模マンションは周囲を高圧裸電線付鉄条網で囲まれ、ゲートには機関銃を持った衛兵が守衛として立っていた。NYの金持ちユダヤは郊外の邸宅を引き払ってセントラルパークの超高級ホテルを契約し済み付く。これも護身。

だから、30年ほど前にNYの高級H(ハイヤット・リージェンシーだったと思う)にチェックインしてエレベータのドアが開いたら、ライフル握ったままの死体のガードマンがどさっと目の前に倒れて仰天した。米国そんな国。

…………余禄…………
◆「福島県南相馬市地域農業再生協議会は21日、来年産米の作付けを市内の一部の水田で再開する中間方針案を反対多数で否決」桜井勝延市長は「生産者代表が作付けに否定的な以上、強制できない。試験栽培は増やしたい」
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/12/20121222t65012.htm

最近私は、食品が1ベクレル値でも食べる気がしなくなった。危険だと思うし、それ以上に「安全だ、食って応援しろ」と嫌味たっぷりに開き直る政府に同調して、その手下になって喜ぶ人間(被曝者)が派手に動き回って、権力のご馳走に酔っているらしいその心はもっと汚らわしいと思う。

昼食後で申し訳ないと思うけれど、こんな比喩を思いついた⇒田畑や山林や自分の庭の中にまで勝手に入り込んだ東電が辺り構わず小便とウンコをばらまいた。そして東電が俺に言った『俺のウンコは無害であるから食え』。

http://www.asyura2.com/12/senkyo141/msg/636.html

記事 [政治・選挙・NHK141] 2012.12.23 自民圧勝の影の功労者、その名は?(リベラル21)
http://lib21.blog96.fc2.com/blog-asyuracom-2213.html

<b>2012.12.23 自民圧勝の影の功労者、その名は?
暴論珍説メモ(121) 

田畑光永</b> (ジャーナリスト)

 あらためて今度の選挙の党派別当選者数の一覧表を眺める。12党もが参戦した中で自民党が480議席のうちの294を取ったのだから恐れ入る。しかも、自民党自身が「さほど風が吹いているとは感じなかった」にも拘わらず、である。

 勿論、前回の惨敗の逆バネが強く働いたことは明らかである。当選者の顔ぶれを追ってゆくと、「ああ、この人も落ちていたんだっけ」という自民党有名人がつぎつぎと現れる。その選挙区の落選前職はほとんどが無名の民主党候補だから、3年前の民主党風の強さを今さらながら思い知らされる。

 それに多党化による票の分散が、相対的に強い政党に大きく有利に働くことも今回あらためて立証された。300選挙区の有効投票総数のうち、自民党は43%の票で79%にあたる237議席を獲得し、22.8%の票を得た民主党は9%の27議席しか得られなかった。「2大政党による安定した政権交代の実現」を目指して導入された現行の小選挙区制が、かえって「与論のブレの拡大効果」を生み、ひいては政治の不安定をもたらしていることは、今回の選挙でますますはっきりした。

 そんなことを考えながら、東京都の小選挙区開票結果を眺めていた。先刻ご承知のように、東京は25選挙区で自民党勝利が21選挙区、あとは民主党2、公明、「みんな」各1である。自民対民主でみれば21対2の大差である。
 このうち大変な接戦の末に自民党が勝った選挙区が3つある。1区、3区、18区である。1区では海江田万里氏が山田美樹氏に敗れ、3区では松原仁氏が石原宏高氏に敗れ、18区では菅直人前首相が土屋正忠氏に敗れた。

 そこで、もしもの話になるが、この3つの選挙区に「未来」の候補者がいなかったとして、そしてその票が民主党に向かったとすれば、この3区は民主党の勝利であった。そうなれば自民対民主は18対5となる。21対2とはだいぶ感じが違う。もっとも海江田、松原、菅の3氏は比例で復活したが、もし小選挙区で勝っていればその分はほかの候補者に行くわけだし、自民党の比例復活者がその分減る。

 今回の選挙では自民党への逆バネが強く働くことは自明のことであったにもかかわらず、民主党とそこから分かれた旧「生活」の「未来」は激しい刺客合戦を演じた。勿論、未来は「卒原発」を旗印に、原発NOの声を吸収しようとしたのであろうが、あの公示直前の旗揚げでは、結局、スポンサーである小沢一郎氏の旧「生活」の予定候補者をそのまま未来の候補者にせざるをえなかった。そのドタバタぶりは届け出当日の同党の比例名簿提出の際に明らかになった。

 結局、未来は東京だけで16人もの候補者を立てたが、当選者は比例復活の1名だけ。その代償に自民党圧勝に力を貸したことになる。
 以前の中選挙区では1選挙区に同じ政党から複数の候補者が出ることになり、それが政党内部の派閥争いを激しいものとするということで、小選挙区制が導入された。しかし、民主党が政権を獲得してからの3年余を振り返ってみると、内紛が収まっていたのは当初の半年余りに過ぎなかった。最初の鳩山首相が退陣する時から、小沢対反小沢の対立が表面化し、その後の菅、野田の両首相は絶えず党内からの退陣要求に悩まされ続けた。

 その挙句に党は分裂したが、怨念はなお消えず、結果として自民党圧勝に力を貸した。そして小沢氏の勢力は亀井静香、阿部知子という外様を加えても全部で9人となり、民主党も57人の中政党に成り下がった。最早、その教訓を生かそうにも、はたしてその舞台があるのだろうか。


http://www.asyura2.com/12/senkyo141/msg/637.html

記事 [政治・選挙・NHK141] 震災遺族として 黄川田徹:誓いの選挙戦 「股裂き状態≠ノした。これが小沢先生のやり方なんです」 
粉雪が舞う中、住人が少ない山間部でも丹念に回り、名前を連呼する選挙戦を展開した(12月10日)〔PHOTO〕結束武郎


震災遺族として 黄川田徹:誓いの選挙戦 「股裂き状態≠ノした。これが小沢先生のやり方なんです」
http://blog.goo.ne.jp/kanayame_47/e/baa389f1e4daa49a885fa4b7ee787299
2012-12-23  来栖宥子★午後のアダージォ

震災遺族として―黄川田徹(復興副大臣)「誓いの選挙戦」に密着
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/34416
現代ビジネス「経済の死角」2012年12月22日(土)フライデー

 黄川田徹復興副大臣(59、岩手3区)が、スーツの内ポケットを指差して「これを見て」と言った。そこに縫いつけられていたのは、「W. Mitsui」との刺繍。スーツは、国会で席が隣の三井辨雄厚生労働相(70)のお古≠セった。

「震災直後、家も何もかも流され、着るものもありませんでした。『(洋服の)青山に行ってスーツを買わなきゃ』と話をしたら、『こんなんでよければ』と三井さんが夏物・冬物あわせて10着ほどくれたんです。だから、ほら・・・・・・」

 微笑みながら黄川田氏が視線を落とした先に、折り返して丈を詰めたズボンの裾が見えた。12月10日、黄川田氏が岩手県陸前高田市の事務所で、本誌に選挙戦にかける思いを語った。

 昨年3月11日の大津波は、黄川田氏から義理の両親、妻の敬子さん(享年51)、そして長男の駿一さん(享年29)を奪った。公設第二秘書の菊池章太さんも、黄川田氏の家族とともに波にさらわれた。自宅が被災した黄川田氏は、震災から1年9ヵ月が経った今も、仮設住宅で暮らす。黄川田氏は亡き家族について、多くを語ろうとはしない。

「家族に対する想いを聞かれても困るんだよ。これは現実だ。本当に大変な目に遭った人は、何も言わない。『亡き家族のために頑張ります』なんて言わない。まして私は、家族のために政治家をやってきたわけでもない。被災地ではみんな、家族や親戚を失った。辛い目に遭ったのは私だけじゃない。だから、軽はずみに感想なんて言わない。言えないんだ」

 そんな黄川田氏を支えるのが、末娘で大学4年生ののぞみさんだ。震災当日、高台にある自動車教習所にいたため、被害に遭わずに済んだ。

「これまでは事務所でお茶を出すくらいでしたが、今回の選挙から、娘が積極的に手伝うようになりました。口には出さないけれど、自分が母ちゃんの代わり≠ニいう自覚が出てきたんだと思います」

 本誌は黄川田氏の選挙戦に密着したが、粉雪が舞う中、選挙運動は街宣車による遊説と公民館などでのミニ集会が中心だった。演説する黄川田氏の姿に「奥さんと子供さんを亡くされて頑張ってる」と涙ぐむ高齢者が多数見られた。各メディアの事前調査(12月12日時点)では、その境遇に共感する票も多く、黄川田氏が断トツで有利と予想されている。

■震災に触れもしなかった小沢

 陸前高田市の職員だった黄川田氏は、小沢一郎氏(70)が'94年に新進党を立ち上げた時から行動をともにし、政界に身を投じた。義理の祖父が、小沢氏の父・佐重喜氏(元建設相)の後援者でもあり、その縁は深い。しかし、今年7月に政治の師¥ャ沢氏が民主党を離党した時、黄川田氏は行動をともにしなかった。岩手県という被災地選出の議員でありながら、復興を目指す地元そっちのけで政争に明け暮れる小沢氏を見限ったからだ。黄川田氏は腕を組んで思案した後、語り始めた。

「小沢先生は震災の後、菅(直人首相=当時)降ろし≠ノ走りました。当時、(東京・世田谷の)深沢の小沢邸で会合が頻繁に行われ、私も(親小沢グループである)一新会の一人として参加しました。何十人ものメンバーが班ごとに分けられ、連日連夜の倒閣謀議です。そこで小沢先生と対面したのですが、私に『お前も大変だったな』の一言もありませんでした。いえ、私のことはいい。とにかく一切、震災の話をしなかったんです。あの混乱冷めやらぬ時期に、震災にまるで触れないなんて・・・・・・。横にいた中塚(一宏金融担当相)に、『おい、この机、ひっくり返していいか』と言ったら、『徹ちゃん、やめとけ』と諫められました」

 無論、黄川田氏は小沢氏に直言もした。小沢氏はようやく今年4月1日、黄川田氏が暮らす陸前高田市の仮設住宅に焼香に訪れたが、それは、黄川田氏が「被災者の象徴として私の家に線香をあげに来てほしい」とかけ合ったからだ。野田佳彦首相(55)が消費増税を閣議決定すると、小沢氏は黄川田氏に総務副大臣のポストを辞することを要求した。決定に反対の意志を示すためだ。黄川田氏がそれを呑んだのは、小沢氏に「被災地と正面から向き合ってほしい」と願ったからだ。

 小沢氏の妻・和子さん(68)と黄川田家の交流も半世紀以上にわたる。特に亡き妻・敬子さんは小学校の頃から和子さんと交流があり、周囲から「仲のいい姉妹みたい」と言われたそうだ。

「初めて国政選挙に出た時、名前が難しいのでポスターには『きかわだ徹』と書くようアドバイスをくれたのも、和子さんでした。震災の翌日、議員会館の事務所に『黄川田君のところはどうなっている?』と電話をくれました。私の家族の遺体がすべて見つかった時、和子さんから香典と便箋2枚の手紙が届きました。政局や権力闘争に巻き込まれず、被災地、被災者のために働いて。復旧、復興に頑張って―。そういう内容でした」

 小沢氏が黄川田氏に向けて放った対立候補の佐藤奈保美氏(46)は、引退した菅原喜重郎元代議士の娘で、前回まで黄川田氏の支援者の一人だった。

「比例区は喜重郎先生、小選挙区は私でやってきましたが、先生の引退後は喜重郎先生を応援していた人が私を応援してくれました。その関係があるのに、今度は喜重郎先生の娘を出馬させて股裂き状態≠ノした。これが小沢先生のやり方なんです。 '09 年の総選挙は民主党が大勝しましたが、あの時、小沢さんは自民党議員の秘書らを引き抜いて、自民党の対抗馬として当てていった。無関係の新人を立てるのではなく、これまでの人間関係の中から対立軸をつくるんです。岩手1区では達増拓也知事の奥様(陽子氏)を擁立して、私と同じく民主党にとどまった階猛さんに当ててきた。私は佐藤さんではなく、小沢先生と戦っているんです」

 選挙直前、黄川田氏のポスター25枚に刃物でバツ印が切り刻まれる事件が起きた。今も犯人は分かっていない。

「最初から、被災地の復旧、復興に与党も野党もないと言っている。自民の中にも立派な人はいて、民主の中に駄目なのもいる。この選挙は権力闘争とは違う。そう思って、小沢先生との歴史を閉じた」

 12月11日午後2時46分、震災から1年9ヵ月の月命日に、大槌町で演説を終えた黄川田氏は、1分間の黙祷を捧げた。

「お墓にいい報告はしたいなぁ。でもそのためには(選挙に)勝たないと」

 こぼれかけた笑みは、瞬く間に引いた。

「フライデー」2012年12月28日号より


http://www.asyura2.com/12/senkyo141/msg/638.html

記事 [政治・選挙・NHK141] 不正選挙10の疑問 戦後最低の投票率? (ひょう吉の疑問)
http://blog.goo.ne.jp/akiko_019/e/fac7b6f352e199934f0eeb772b417194

総選挙の疑問点

1 戦後最低の投票率、というのが最大の疑問。投票総数ではなく入場者数を示すべき。特定政党への投票が抜き取られたのではないかという疑惑。

2 1にもかかわらず、投票所に長蛇の列ができたこと。こんなことは今までになかったこと。都知事選と重なった東京以外でも長蛇の列ができている。事前の世論調査でも、国民の関心が高かったことが裏付けられている。

3 1にもかかわらず、多くの投票所で、投票終了時間の繰り上げで、さらに投票率が低下したこと。

4 ネット上の世論調査では未来の党が1位か2位を走っていたいたにもかかわらず、選挙結果との隔たりが大きすぎること。

5 消費税増税・TPPが選挙の争点から隠されていたこと。大手マスコミによる世論操作の疑い。

6 ある選挙区では、筆跡が同じ投票用紙が多数あったという声が上がっていること。

7 圧勝した自民党の得票数自体は惨敗した3年前の総選挙と変わっていないにもかかわらず(比例区では全体の27%)、自民党が過半数をはるかに超える294名の当選者を出したこと。そのことはライバル政党への投票が抜き取られた可能性とも符合すること。その辻褄を合わせるために、大手マスコミが投票日の午前中から戦後最低の投票率を強調したのではないかという疑惑。

8 自民党参議院議員の三原じゅん子氏が、投票終了時刻の30分前に出口調査の結果として『自民党が厳しい』状況にあることをブログで公表していること。ところがその30分後のテレビの選挙報道番組では、出口調査の結果として逆に『自民圧勝』と伝えられたこと。

9 ここ3年間、大手マスコミによる執拗な小沢一郎叩きが続いていること。

10 維新の会への過剰なる応援報道が続けられたこと。小沢叩きと好対照をなしていること。


http://www.asyura2.com/12/senkyo141/msg/639.html

記事 [政治・選挙・NHK141] 金銭的リスクがありすぎる日本の選挙は民主主義を阻害する(Afternoon Cafe)
http://akiharahaduki.blog31.fc2.com/blog-entry-1137.html

<b>金銭的リスクがありすぎる日本の選挙は民主主義を阻害する</b>

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<u>借金1千万円!横粂氏フリーターに</u>
東スポWeb 12月20日(木)12時20分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121220-00000307-tospoweb-ent

衆院選でたくさんの落選議員が出たことで、東京・永田町の議員会館は引っ越し作業で大忙し。新しい議員のために事務所を明け渡さないといけないのだ。“一国一城の主”ともいわれる国会議員が落城の日を迎え、地味な片付けに追われる。無所属で菅直人前首相(66)と戦った横粂勝仁氏(31)は「1000万円以上の借金を抱えています」と生活苦を訴えた。
(略)

年収が約3000万円といわれる国会議員だが、横粂氏に貯金はない。「銀行に500万、親族に400万で借金は1000万円くらい。カードローンも限度額までやっているので、それ以上かも。供託金の300万円は返ってくるので、ウグイス嬢とか選挙中の費用はそれでなんとか。結局、選挙前にお金がかかる。ビラの全戸ポスティングに100万円くらいかかるんですよ」

 弁護士資格はあるが、「片手間にできるものじゃない。だから生活は厳しいですね。ポリティカルフリーターと自称しているんです。家庭教師とか塾講師もいい。マクドナルドもありですね」とフリーター生活に突入する
(略)

今後も東京18区を地盤に政界復帰を目指すというが、借金返済のめどは立っていない。

(引用ここまで)

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当選したら年収3000万。
でも地盤看板鞄を持たない者が落選したら一転1000万の借金地獄
なるほど、これでは選挙の時に「どうか私を男にしてください!!」と絶叫し、涙ながらに土下座するような日本独特のドブ板選挙になるはずです。

日本では、政治の世界とはそういう生き馬の目を抜くような壮絶な世界なのが常識、と当然のように思われてるかもしれません。
でも、選挙で落選したら横粂さんのような目に遭うなんて、私にはどう考えても間違ってるとしか思えません。
高すぎる供託金もだけれど、こんな金銭的リスクがあるなら誰もが政治に携わることなどとてもでないけど出来ないからです。

民主主義とは自分たちのことは自分たちで話し合ってやっていくことです。
これを「治者と被治者の同一性(自同性)」と言います。
高度な民主主義社会ほど治者と被治者は同一です。
しかし気軽に立候補し政治家になって政治に携われないシステムでないなら、治者となれる者は固定化していき、「治者と被治者の同一性」からかけ離れてしまいます。

昔、スウェーデンの選挙に関してこんな記事を書いたことがあります。

●選挙や議員・議会のあり方について考えてみる(1)〜議員の報酬について
http://akiharahaduki.blog31.fc2.com/blog-entry-460.html

●選挙や議員・議会のあり方について考えてみる(2)
http://akiharahaduki.blog31.fc2.com/blog-entry-479.html

スウェーデンでは選挙にお金はかかりません。ですから高校生や一般サラリーマンが国会議員になったりできるのです。
でも議員の質がたちまち落ちるんじゃないの?という心配はご無用、
選挙運動は日本のそれとはかなり異なります。選挙期間は討論会などが開かれますが、有権者の意識は皆高く、候補者は政策について相当有権者から突っ込まれます。いい加減な理念や政策しか語れないようでは当選にはこぎ着けません。
日本では、理念や政策が恐ろしく矛盾してたり、コロコロ変わるような某人気政治家がいますが、そういう候補者はまず当選は無理ですね。

また、日本の選挙運動みたいにウグイス嬢が「お願いします」と候補者の名前を連呼するのに金をかける、なんて無意味で馬鹿馬鹿しいことも一切ありません。
ちなみに日本ではこのやたら金がかかるウグイス嬢やビラ配りの資金には政党助成金が結構使われています。
国民は自分たちが払った年間300億近い税金でもって、ウグイス嬢のやかましい連呼を聞かされてるわけです。

選挙にこれほどまでに金がかかると、地盤看板鞄を備えた有力政治家ばかりが力を持って常連化し、彼らの息のかかった新人でないと当選できなくなってしまいます。
そして、そういう有力政治家が生涯政治家に居座るだけでなく、税制上の旨味がある世襲政治家もたくさん輩出されますから、メンツの新陳代謝は著しく阻害されることになります。
新陳代謝が阻害されるということは、治者と被治者が乖離することに拍車をかけることになると思います。

つまり、金がかかる選挙、金銭的リスクの大きい選挙というのは民主主義の深化の妨げにしかならないのです。


少し話はズレますが、原発再稼働、改憲の危機を目前にしても、どうしてそれに抗するために一致団結できないのか、という意見をよく目にします。コメント欄にもそのような意見を頂くことがあります。

しかし政界での有力メンバーが固定化されてるような状況では、もういくら「ガラガラポン」したって無意味、手を握れないものはこれ以上どうしたって手を握れないでしょう、もう仕方がないと思います。
むしろ、改憲反対、脱原発で団結できる素養をもった新しい人物が次々立候補し当選の可能性が見えるようなシステムになっていないことこそ、問題の本質ではないでしょうか。

例えばスウェーデンを見習い、金のかからない選挙にする、公職選挙法を大改正して選挙期間はもっと政策について自由闊達な議論が出来るようにする、小選挙区制を廃し完全比例代表にする、比例の順位にも有権者が意見を言えるようにする、などの選挙改革を行えば、政治家の新陳代謝もすすみ、より民意が反映されやすくなるでしょう。
そうすれば、改憲反対、脱原発での緩やかで大きな団結も可能になるのではないでしょうか。

http://www.asyura2.com/12/senkyo141/msg/640.html

記事 [政治・選挙・NHK141] 丹羽前駐中国大使が釣魚島国有化を糾弾:丹羽氏を評価できない日本メディア

 職業外交官であれば、水面下ないし裏側でうやむやのうちに問題を解決しようとするものだが、企業経営者出身の丹羽氏は、堂々と表に出して国民に問うており、私にとってずっと好ましい外交官だ。

 そろばん勘定が第一の言であることも承知しているが、丹羽氏は、石原氏や安倍氏や浅慮な国家主義者よりもずっと優れた愛国者だと思う。

 転載する記事と同趣旨の丹羽氏の言動は、7月ころにも行われ、日本のメディアが取り上げ批判的に扱った。

 丹羽氏が、かたちは依願退職だが、駐中国大使を実質的に首になった理由も、「水面下ないし裏側でうやむやのうちに問題を解決」する局面で邪魔になると判断されたからである。

 丹羽氏を駐中国大使に選任した民主党“初期”政権(鳩山首相)は、自民党(公明党)+官僚機構の支配層よりも評価できる。

 新たに駐中国大使に選任された職業外交官木寺氏は、丹羽氏のような軋轢を生じさせることもなく、うまく日中関係の修復に努め成功すると思っているが、それが、国民にとっていいこととは考えていない。

 国民にいろんなことを晒して、国民がいろいろ考えるほうが、将来の日本にとってずっと有益だと思うからである。


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丹羽前駐中国大使が釣魚島国有化を糾弾
【中日対訳】

 先日退任した丹羽宇一郎前駐中国大使は20日に東京都内で、25日に着任する木寺昌人新駐中国大使に「日中関係をこれ以上悪化させるわけにはいかない」と提言した。丹羽氏は同日の講演で、日本政府が誤った時期に釣魚島(日本名・尖閣諸島)の国有化を打ち出したこと、釣魚島の領有権係争の存在を認めないことを直接批判した。丹羽氏は「領土主権に関わる問題で白黒の決着をつけようとすれば、戦争以外にない」「両国は緊張関係が臨界点を超えないよう抑制すべきだ。臨界点とは軍隊を派遣することだ」と述べた。西日本新聞は20日付で、退任間もない外交官が公の場で政府を批判する発言を行うのは実に異例だと報じた。「環球時報」が伝えた。

 丹羽氏は18日午前の日本政府の閣議で依願退職を認められたことで身軽になり、言いたいことを思う存分発言できるようになった。時事通信によると、複数の日中友好団体が20日開催した「新旧駐中国大使歓送迎会」で、丹羽氏は木寺氏と握手を交したうえ、真摯な提言を行った。丹羽氏は「木寺さんは喜んで赴任するはずだ。一番まずい状況は全て私の在任中に発生し、後は良くなるだけだから」と述べた。木寺氏は「日中間には政治的問題が存在するが、引き続き経済などの分野で協力を展開できる。私は地道に説明してまわり、足で稼ぐ外交を実践する」と述べた。

 読売新聞によると丹羽氏は20日、東京の日本記者クラブで講演し、「領土問題がないと言っても、外交上の問題はある。だが日本人は『ない、ない』と言うばかりで、これは理解不能だ」「日本が白と言い、中国が黒と言う。これが争いであり、外交上の争いの存在を認めたうえで、両国の利益のために一体どうするのが正しいのかを考えるのが外交だ」と述べ、釣魚島係争の存在を認めるよう再び日本政府に呼びかけた。また「日中両国には友好以外の道はない。どんなに狭い道でも歩んでいくしかない」と強調した。

 西日本新聞によると丹羽氏は、中国首脳と会って「自重」を求められた2日後に釣魚島の「国有化」を宣言した野田政権のタイミングについても疑問視し、「中国からすれば、怒らないわけがない」と述べた。日本の政界に対中強硬派が増えている問題については「中国でがんばって仕事している日本人や企業が釣魚島問題をどうみているか、少しでもいいから考えてほしい」と述べた。(編集NA)

 「人民網日本語版」2012年12月21日

http://j.people.com.cn/94474/8066759.html


http://www.asyura2.com/12/senkyo141/msg/641.html

記事 [政治・選挙・NHK141] 竹島問題、慰安婦問題…懸案山積の日韓 朴槿恵次期大統領の対日観は?:尖閣諸島同じく日韓で棚上げにされた「竹島」領有問題

竹島問題、慰安婦問題…懸案山積の日韓 朴槿恵次期大統領の対日観は?
産経新聞 12月23日(日)10時44分配信


 まもなく誕生する日本の安倍晋三政権と来春スタートする韓国の朴槿恵政権。日韓の新リーダーには、出自や経歴で明らかな保守本流の理念と時代を切り開こうとの強い意志ーという共通項があるようだ。両国間には前政権でこじれてしまった竹島問題と慰安婦問題、さらに双方のナショナリズムという懸案が立ちはだかる。旧知である朴氏と安倍氏はどのような日韓関係を目指すのか。2013年の日韓が面白くなってきた。(久保田るり子)


 ■安倍晋三氏にほほ笑んだ朴槿恵氏

 領土や慰安婦問題では「妥協しない」と原則論を強調し、韓国流「正しい歴史認識」の共有を日本にも求めている朴槿恵氏。朴氏はどんな対日観の持ち主なのか。その真意が伺えるエピソードがある。

 2006年3月、日韓関係は韓国・盧武鉉政権と日本・小泉政権の間で小泉氏の靖国神社参拝問題などで最悪だった。朴槿恵氏はこの時期にあえて野党党首として訪日した。

 小泉氏と会談した朴氏は「盧大統領は感情的に対応し、日本との対話を断絶してしまった」と盧氏を批判し、「両国は懸案のため未来への第一歩を踏み出せずにいる。(小泉)首相の在任中に日韓間の懸案を解決してほしい」と述べた。

 朴氏は官房長官だった安倍氏とも会談、「歴史問題」についてこんな風に話した。「私は、自分たちの世代で(歴史問題を)何とか解決したいと思っているのです」

 安倍氏は「話し合うことが大切だ」と応じ、朴氏の率直な話しぶりに共感して国際情勢の意見交換に話がはずんだ。そして最後にこう言った。「私とあなたは価値観で一致する部分が多い」。すると朴氏は、「歴史問題以外は…」と安倍氏ににっこり笑いかけたという。

 ■朴槿恵氏の心情は?

 朴槿恵氏が「自分の世代で解決したい」と話した背景には、竹島問題や慰安婦問題の根が日韓国交正常化にあるからだろう。

 日韓交渉(1951年ー65年)で最後までもめた竹島問題は、「解決せざるを持って解決とする」とする妥協案(密約)を持ってようやく妥結した。しかしこの了解は90年代になると韓国側で霧散してしまい、その後は現在に至るまで竹島問題はエスカレートの一途だ。一方の慰安婦問題は、日韓交渉当時には交渉の対象に含まれず、経済協力資金5億ドルとひきかえに韓国が個別請求権を放棄した。だが、90年代に入って韓国側で「日本軍の強制性」が問題化して、日本に「国家による謝罪と補償」を求めてきた。

 朴槿恵氏の在任半ばの2015年、日韓は国交正常化50周年を迎える。だが、竹島、慰安婦でこじれている日韓関係は祝賀ムードにはほど遠い。

 日韓交渉の行われた60年代の韓国のGNPは80ドル以下で北朝鮮の半分だった。父が国土復活の命運を賭けて選んだ日韓国交正常化の道。その結果、残ってしまった「歴史問題」を解決したいという朴槿恵氏の思いは深いに違いない。

 ■朴槿恵キャンプの対日政策案

 来年2月25日の大統領就任式を目指し、朴槿恵次期大統領は政権引き継ぎ委員会を組織して、具体的な政策立案にかかる。その核心メンバーはすでに大統領選挙戦で新政権の政策プランを練った学者、研究者、専門家などの選挙キャンプの参謀たちだ。

 政策アドバイザーによると、対日政策は(1)日韓信頼回復(2)日本からのメッセージに対応(3)外交摩擦は管理する態勢作りーが基本方針で、竹島、慰安婦、靖国神社参拝といった歴史認識に関する懸案のうち、朴槿恵新政権が最も重視するのは慰安婦問題という。

 「本来なら2015年へのロードマップを作りたいところだが、現時点では日韓関係を立て直すことが先決だ。まずは安倍政権の対応を見ている」(アドバイザーの一人)

 安倍次期政権の動きは素早い。大統領選の翌日、朴氏に贈った祝辞には「大局的な観点から日韓両国の関係をさらに深化させていきたい」とメッセージを添えた。さらに21日、特使として額賀福四郎・日韓議連幹事長をソウルに派遣した。

 韓国側は安倍新政権が大統領就任式直前の「竹島の日」(2月22日)をどう扱うかを「試金石」と位置づけてきたが、安倍氏側はこの件も早々と「政府式典は見送り」を発表した。日韓間の話し合いの環境整備は、日本側から着々と進めている。

 かつて朴正煕氏は日韓交渉の終盤の1961年、訪米の往路で訪日し、安倍氏の祖父、岸信介元首相と会談して韓国の復興に協力を求めた。岸氏は国交樹立後に椎名悦三郎氏らと日韓協力委員会を立ち上げている。

 2人の新リーダーは戦後日韓史から現在を俯瞰(ふかん)して新時代を築けるのか。展開が興味深い。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121223-00000509-san-kr


http://www.asyura2.com/12/senkyo141/msg/642.html

記事 [政治・選挙・NHK141] 終わコン小沢氏と、これまでの行動から今更主張を変えられないが行動もできない哀れな粘着小沢支持者in阿修羅

今回の選挙結果は、全て小沢氏の行動の結果である。
この投稿は、今回の選挙結果と粘着小沢支持者の世間擦れを示すものである。
現実を見たくなければ、後は読まないほうがいいだろう。


これまで数回同じようなものを見たが
岩手県選挙管理委員会からの正式な開票結果が出ていなかったので黙っていた。

先日、正式な結果が出たので利用して投稿する。
http://www.pref.iwate.jp/view.rbz?nd=2712&of=1&ik=3&pnp=87&pnp=1920&pnp=2712&cd=43137

岩手4区 平成24年12月16日 得票数78,057  得票率45.50% 投票率62.89% 有権者数281,402人
岩手4区 平成21年 8月30日 得票数133,978 得票率62.56% 投票率76.18% 有権者数284,534人
岩手4区 平成17年 9月11日 得票数124,578 得票率59.94% 投票率73.36% 有権者数286,595人
岩手4区 平成15年11月20日 得票数128,458 得票率65.11% 投票率69.87% 有権者数286,442人

岩手4区は前回に比べて有権者が3000人減っており、投票率は14ポイントと大幅に減っている。
有権者が減るのは前回と前々回でも2000人減っており別に特筆すべきことでもない(東北地方太平洋沖地震の影響は不明。)

投票率は大幅に減っている。
しかしながらこれは全国的な傾向でもあり、また、有権者自体がそこまで減っていなくても
住民票を残したまま避難して結果的に投票できなかったものもいるであろうから
これもそこまで特筆すべきことではない(それが4万人規模でその全員が小沢支持者という異常な状態なら別だが。)

重要なことは小沢氏の得票率が17ポイントも落ちていることである。
票数にして5万票以上落としている。
前回が特殊だったとしても前々回よりも4万票以上落としている。

★阿修羅♪に張り付いている粘着小沢支持者によれば、
今回の選挙はインチキ選挙だの不正選挙だという話だが
小沢氏の地盤である岩手県においてすら、この結果。
これは、地元ですら小沢氏は「東北地方太平洋沖地震で何もしてくれなかった」あるいは、
小沢氏に「本当に行動力や実行力があるのか」と思う者が少なくなかったということだろう。
つまり、小沢氏を支持する理由が見当たらなくなったということである。

これは仮想でしかないが、岩手4区に維新の会みたいな別に投票できる場所があれば
なお小沢氏は得票率を落としていた可能性が存在する。
(無論、自民27.91%、民主16.67%、共産9.93%がポイントを落とすだけという仮想もある。)

「国民の生活が第一」から「日本未来の党」に政党が急遽変更となったことは
小選挙区制度下での小沢氏への投票行動については直接は関係がない。
マイナスになった要素と言えるのはせいぜい「また、政党変えやがった。こいつ信用し続けていいのか?」と
地元有権者にすら思わせたかも知れない、って程度だろう。

再度言う。
小沢氏の地元でも投票率は著しく落ちている。
また、小沢氏は今回は得票率を17ポイントも落としている。
これが事実全てである。

上層部がなんだの言っても、岩手県に関してはその上層部が小沢氏を邪魔する理由はない(だろう。よく知らん。)
下っ端が何だの言っても、本当に下っ端が裏切ったのであれば、
それは小沢氏自身が岩手4区に見限られ始めているということである。
なお、開票所では当然小沢氏側の開票立会人もいただろうと思う(いない可能性は0ではないが。)

これらを見ても粘着小沢支持者は、まだインチキ選挙とか不正選挙とか言い続けるのだろうか?

もちろんインチキ選挙だの不正選挙だの言って調べるのは粘着小沢支持者の自由だ。
しかし、どうせ調査結果は出てこないだろう。
粘着小沢支持者は負け惜しみから疑惑を呈しているだけであり、
実際のところ粘着小沢支持者には、そんな行動力など皆無なのだから。

ちなみに岩手4区の共産党候補者は130票ほど足らず供託金没収である。南無。
http://www.asyura2.com/12/senkyo141/msg/643.html

記事 [政治・選挙・NHK141] 「地元で残務整理している間に、「未来の党」の重要な体制、方針が決まっているようだ:ふくしま健一郎氏」 (晴耕雨読) 
http://sun.ap.teacup.com/souun/9523.html
2012/12/23 晴耕雨読


https://twitter.com/fukken01

選挙後一週間。

地元で残務整理している間に、「未来の党」の重要な体制、方針が決まっているようだ。

絶対におかしい。

落選者の意見は聞かないのか。

「生活」から突然「未来の党」の旗に持ち変えて闘い、敗れたのは我々だ。

総括をしてから体制固めだ。

来週上京し、確認したい。

私の投稿で「我々」と言うのは、候補者だけではなく、「国民の生活が第一」を大義に一緒に闘った全ての支援者の方も含めてのことです。

皆思いがある。

だからこそ総括が先なのです。

私たちは、団体のバックはない。

あるのは、同じ思いを持ってボランティアしてくれる人、余裕がない中で浄財を提供してくれる人、今回傷ついても気力を振り絞り前を向く仲間だ。

総括なしにわけわからん人事は絶対にいかん。

代表がダメとは言わん、まず総括だ。

> 候補者として選挙を戦った方々にも説得もなく、選挙総括もせず代表を共同代表にするだの、誰々を共同代表にあてるだのって、党員が報道で知る??これが民主的政党運営ですか?ありえませんよ。

> 僕も福嶋前衆議院議員の意見に同感です。阿部知子さんではアカンと言っているわけではないんです。厳しい選挙の最前線で戦った候補者すら知らなかったということが衝撃です。まして我々支援者、一般党員にも当然何の知らせもない。福嶋さんのおっしゃる通り、まずは総括です。その上で体制固めでしょう

> 国民の生活が第一である方が、よほど伝える力があったと思いますが

> 嘉田さんで負けたということに強く賛同します。嘉田代表が応援演説した議員ほとんどが落選して何の責任も感じていないのだろうか?”

どうですかね。

まあ熊本には応援すらありませんでしたが(笑)

> 小沢氏を隠し、嘉田氏が表に出て負けたのだからその責任も明確にしないといけません。すべての前議員を交え話し合ってください。支持者の声も忘れずに。

> そうです。敗因を検証したうえで党の役員人事を決めるべきです。9名だけじゃなく全議員含めての検証が必要です。党の看板が間違ってたことだってあるわけですから。

> その通り!! そして小沢氏の考えを知りたい。

> そのとおりです。私は、国民生活のために増税を止めるという「国民の生活が第一」の党員になったのであって、嘉田由紀子さんを支持して未来の党に入党したのではありません。

> これは、未来、支持できないと離れて行かれてしまいますよ…生活がよかったです。小沢さん、動き直して欲しい…結果出た今だからこそ。

> ありがとうフッケン^^俺達支持者の事も考えてくれて。頼むぞ!総括

> こんばんは 是非ともご確認お願い致します。まだ総括をしていないという事、正直めまいを覚えます。大丈夫なんですか未来の党は?

> 第一に戻した方がよろしいのでは?嘉田さんは民主党と同じ失敗を小沢氏のせいにしている。本当は嘉田さんで負けたのですよ。 共同代表が社民OBと云うのも小沢シンパはどんどん離れますよ。

> 未来の党の嘉田氏は、未来の党員は生活の党員、サポーターがそのまま移行すると思っているのか?とんでもない間違いです。大部分離れてしまうだろう。社民党のOBが党首の党には属しません。

> その通りと思います。党員、サポーターも同じ気持ちでしょう。小沢さん、そこに付いて来た議員さんだからだから支持して来たのです。

> こんな人事では、生活党支持者も冷めちゃって、なげやりな境地になります。

いつも人から言われているが、「あんたはモッコスね(熊本弁で頑固)」、だそうだ。

確かに筋が通らんことは納得出来ない。

増税反対も、離党も。

「未来の党」、筋が通った運営だろうか。

とにかく、選挙の総括が第一。

そして戦う体制を。

急速に冷めて行く自分が、怖いのだ。

> あなたがそういう人だと思ったから、縁もゆかりもない熊本で立候補するあなたからパーティー券を買いました。私、比例で投票した政党がいつもダメなんですけど、福嶋さんには裏切られなかったようで、嬉しい限りです。

> 支持者も急速に冷めて行く。

> 未来の「えんぴつもったら… 」という掛け声にはとても違和感がありました。生活党から離れた人も少なくないと思います。私も最後まで迷いました。

> 代表の掛け声としては、ふさわしくなかった、と思います。気楽にではなく、慎重に考えて未来に投票してくれ、と言うべき。

> その通りです。頑張ってください。生活党が全く別のものになっていく。これでは民主党と全く同じ繰り返し。小沢さんはどうしたんでしょうか?



http://www.asyura2.com/12/senkyo141/msg/644.html

記事 [政治・選挙・NHK141] 総選挙後の日本が臨終(原発型国民玉砕)期or林住期の何れへ移行かを窺う『規制委、安倍自民から逆風』の問題
<span class="deco" style="font-size:large;font-weight:bold;">■[情報の評価]総選挙後の日本が臨終(原発型国民玉砕)期or林住期の何れへ移行かを窺う『規制委、安倍自民から逆風』の問題</span>


<span class="deco" style="font-size:small;font-weight:bold;"><注記>お手数ですが、当記事の画像は下記URLでご覧ください。</span>
<span class="deco" style="font-size:small;font-weight:bold;">http://d.hatena.ne.jp/toxandoria/20121223</span>


<span class="deco" style="font-weight:bold;">【画像】安倍晴明の霊(怨霊カルト政治時代の英霊?)を祀る「晴明神社の風景」</span>2012.12.1


[f:id:toxandoria:20121223162021j:image]
[f:id:toxandoria:20121223162055j:image:right]
[f:id:toxandoria:20121223162121j:image]
[f:id:toxandoria:20121223162157j:image:right]
[f:id:toxandoria:20121223162233j:image]


<span class="deco" style="font-weight:bold;"><注>林住期</span>
・・・五木寛之『林住期』(幻冬舎)より採録。古代インドでは人生を「学生期」(がくしょうき)、 「家住期」(かじゅうき)、「林住期」(りんじゅうき)、「遊行期」(ゆぎょうき)4つの時期に区切るという。そして、「林住期/50〜74歳」は人生におけるジャンプ(これまで、たくわえてきた体力、気力、経験、キャリア、能力、センスなど自分が磨いてきたものを土台にして、これから愈々ジャンプする時)であり、新たな離陸のステージでもあるとされる。http://urx.nu/2PIP


<span class="deco" style="font-weight:bold;">(プロローグ)『規制委、自民から逆風』の問題</span>


【『規制委、自民から逆風』の問題−1】3条委・独立性を求めた自民自身が科学的な活断層判断の不都合を理由に人事介入すれば、それは<正統性否定&科学否定の原発カルト権力>である本性を自ら暴露するに等しい!⇒規制委、自民から逆風 人事同意、不透明に - 朝日http://urx.nu/2PHk  hanachancause2012.12.23 11:31


【『規制委、自民から逆風』の問題−2】自民の圧力で原発規制を曲げ(弱め)れば日本は<安倍の美しい神の国>となるwww ⇒東通原発の断層 正式評価の会議へ、東北電力の反発なども予想され、規制委員会の対応が問われていますNHK http://urx.nu/2OaU hanachancauseposted at 18:47:492012年12月22日


自民独走を囃す「時事」は原発マフィア&極右自民党の広報機関か?⇒参院選で「ねじれ解消」=自民62、民主17―衆院選得票で試算(時事)- http://urx.nu/2PKx hanachancause2012.12.23 14:45

早くも、<過半を超える反・脱原発の民意>を<踏み躙る暴政の本性>が露わ!近々に<安倍・原発マフィア政権>も、経済政策の失敗と併せ<正統性を失いズッコケる>のが必至!⇒安倍総裁 原発新設 前向き姿勢:政治(TOKYO Web) http://t.co/7AmecE0k hanachancauseposted at 09:37:552012年12月22日


●恐るべき活断層の上に原発が立地してきた事実を次々と指摘し、ますます再稼働に慎重な姿勢を見せ始めた原子力規制委員会の活動ぶりを最も苦々しい思いで見ているのが安倍・自民党であることは間違いがないだろう。それは、緊急事態対応の屁理屈で現在の規制委委員を国会同意なしで強引に任命したのは野田首相だが、規制委員会のあり方を独立性が高い3条委員会とすべきと強く主張したのは自民党自身であったからだ。


<span class="deco" style="font-weight:bold;">1 微かながらも、今こそ其処に着実に見える脱原発への希望のトポス</span>


自民の原発推進&再稼働ラッパは困難を百も承知の「多数・反原発派分断狙いドミノ作戦」の策謀、故に、此れからこそデモ等の多様なリアル活動による直接アピールが益々重要化!⇒フクシマ3.11の現実を目前に、小さな浮島の如き古い部分に乗る自民の巻き返しは困難/小熊英二氏http://urx.nu/2PIi hanachancause2012.12.23 12:39


デモの意義を理解できぬ日本国民?RT @maruo_yukifumi否、場合によりデモは必然(必要)!@onoyasumaro 12月13日、NHKクロ−ズアップ現代(東京電力 瀬戸際の内部改革、http://urx.nu/2PIb )で東電の松本が原発から撤退も、と。官邸前抗議を車中から深刻な眼差しで見る場面も・・・。東電が脱原発に舵かも、デモは大いに意味がある!のに・・・ http://t.co/fvYYqfAf hanachancauseposted at 07:57:022012年12月16日


N.Nishida @05030612@uikohasegawa 私の街に“緑の党”ポスター大作戦にご協力を!来夏参議院選挙(比例区)めがけ、駅周辺や商店街などに貼り、この街にも“緑の党”があることを有権者の皆さんに意識してもらいましょう☆ ◎A2版(ほぼ新聞紙大) #緑の党http://urx.nu/2PIX  via Twitter for iPhone2012.12.23 10:17只のオッサン(脱原発への急転向者)さんがリツイート


長谷川羽衣子(緑の党) @uikohasegawaドイツ緑の党のベーベル・ヘーン議員は言った。「ドイツも脱原発まで40年、緑の党が現在のように躍進するまで30年かかった」「日本はドイツの経験に学ぶことができる。だからもっと早く脱原発できる」「あせらず進みなさい」しかし福島原発事故が起こった国に生きる私たちは、焦らざるを得ない。 via web2012.12.17 00:53只のオッサン(脱原発への急転向者)さんがリツイート


家庭電気代の値上がりと電気代優遇の産業界との分担見直しが課題となりつつあるドイツでは緑の党の役割が期待されている、http://t.co/HSTMKhUH hanachancauseposted at 07:57:23・・・またドイツの電気代は長期的には値下がりする見込みhttp://t.co/JjdxFZDk  ⇒独政府 脱原発は順調との見方NHK http://t.co/ZgH8hnsm hanachancause2012.12.20 07:09 http://urx.nu/2OaU hanachancause 07:57:41 2012年12月21日 


・・・


<span class="deco" style="font-weight:bold;">【動画】『映画/レ・ミゼラブル Les miserables』予告編</span>
[http://www.youtube.com/watch?v=YmvHzCLP6ug:movie]
http://www.youtube.com/watch?hl=ja&v=xk5UStefYmE&gl=JP
<span class="deco" style="font-size:x-small;">・・・画像『新作映画/レ・ミゼラブルLes miserables』は、http://urx.nu/2PE8 より。</span>
<span class="deco" style="font-size:x-small;font-weight:bold;">公式HP ⇒ http://www.lesmiserables-movie.jp/ (現在、全国でロードショー上映中)</span>


<span class="deco" style="font-weight:bold;">■オー!レ・ミゼラブルなニッポン/記者クラブ演出<やらせシナリオ総選挙>で<真の国民意思/反原発>を蹴っ飛ばし、恐るべき活断層&大地震列島をものともせず<原発推進&戦前回帰なる原子村御用達の超リスク恫喝・極右型博打政治>へ突撃開始した原発アホ・カルト安倍自民党</span>


@bcxxx東洋大学・渡辺教授が証言「玄海原発以外全ての原発に活断層!」http://urx.nu/2PDy すっ、凄いのきたー! via web2012.12.22 18:03只のオッサン(脱原発への急転向がリツイート


大地震列島で<更なる超リスク拡大>へ舵を切る安倍・原発アホ・カルト自民党!⇒原発新設ストップ「見直したい…安倍自民総裁 : 読売http://urx.nu/2PDH hanachancause2012.12.23 06:16


フクシマ3・11の教訓も無視して原発を再稼動、居直った安倍自民 ここまでバカにされた選挙民は自業自得だ 日々担々/日刊ゲンダイ http://urx.nu/2PE6 hanachancause2012.12.23 06:47


これって、維新はアチラの方からすれば不必要と見なされた?RT @sensouhantai: すでに4陣営から違反者 維新 逮捕者続出 ヒド過ぎた選挙戦 ゲンダイネット http://t.co/7lX6Xgdu これでは日本違反の会?(シナリオ通りの予定調和的変容?←只野親父)@jaquie35


大地震列島で<更なる超リスク拡大>へ舵を切る、原発マフィアの本性現した安倍自民党!⇒計画段階の原発9基 安倍政権で容認の可能性も、原発の新増設が一転して認められる可能性が出てきた。(産経)http://urx.nu/2PDM hanachancause2012.12.23 06:27


原子力ムラ提灯記事。提灯行列しちゃってます。こういう記事は、署名記事にすべき。しかし此処まで新聞はやるのかね。推進プロパガンダ。☞ 原発すがるしか・いい加減だ…東通活断層で地元 :(読売)http://urx.nu/2PDZ @tokudasu hanachancause 2012.12.23 06:45


安倍晋三次期首相は、祖父・岸信介元首相の思想を受け継ぎ、「戦前回帰」させる新内閣を樹立、米国が警戒(板垣 英憲)http://urx.nu/2PEq  hanachancause 2012.12.23 06:50


<span class="deco" style="font-weight:bold;">3 日本国民は自民党・甘利政調会長が日本における世界原発マフィア代理人であることを知るべし!/自民党総裁・安倍晋三が政調会長に指名した<甘利明(元・経産相)の超原発推進派の大物>としての恐るべきエピソード></span>


[f:id:toxandoria:20121223162956j:image:right]●甘利政調会長は、将来的に原発ゼロは不可能と強調(http://bit.ly/RJbUvh )していた、国策原発のエンジン役的な人物である。加えて、民主党政権であれ、自民党政権であれ、今や<日本の中枢(司法も含む中央官僚機構)と善良な国民>が「世界原発マフィアの鴨」と見なされているという恐るべき現実は電力系財界と大労組も承知の上である可能性が高い。


●少し遡り、自民党・福田政権時代(2008年)のことだが、「原発現実主義」の知恵袋とされるJBIC(国際協力銀行)の企画部長・前田匡史氏の暗躍と<時の経産相・甘利明(知る人ぞ知るマックロケ原発族の超大物?)の尽力>で、米国における原発新規建設への米国政府の債務保証に対し、日本政府が補完的役割を果たす(=日本国民の税金で米国原発の新設を支援する)ことで合意したとされているからだ。


●ここには<米原発新設への支援融資をJBICの銀行業務化することで法の制約(国会承認の縛り)を逃れるという背任的狡猾さで徹底的に国民主権を蹂躙する違憲的な発想>が潜む。ただ、現実には、フクシマ3.11の影響がジワジワと米国へも及んでいること、あるいは他種エネルギー源による発電所建設との競合(正常な市場競争原理)で原発のコストが割高と見なされ始めた米国の原発新設は逆風に見舞われつつある。


●もともとJBICは、閣議決定で先進国向け融資が原則として禁止されていた。ところが、<何故か原発に限り例外的に認めることとなり、NEXI(独法・日本貿易保険)が行う原発関連機器の輸出などへの貿易保険と併せて米国での原発建設を支援することが可能となった>のだ。そして、ここで暗躍したのが当時の経産相・甘利明という訳だ。


●つまり、<これで、JBICは原発建設のために設立される米国の特別目的会社(SPC)への直接的な資金融資が可能となるだけでなく、SPCに出資する日本の原発メーカーや商社等への出資金融も可能となった>のである(関連詳細は下記◆を参照乞う)。


◆ますます原発推進に超強気の野田政権(←これが今回の政権交代で再び自民へ戻るだけのこと!)、その驚愕すべき舞台裏/民主党エネ政策(原発現実主義=大飯ほか原発再稼働・新設・輸出・もんじゅ・核燃サイクル←これが誤魔化しの民主から明らさまな自民へ代わるだけ!)結ぶ点と線の奥に潜む妖怪(未検証試論)http://xtw.me/XxryvOc 
◆【米・日原子村&東電 日本司法=原発守護神 TPP 消費増税 財務省(仙谷由人←もう過去のヒト?) 前田匡史 JBIC 原発再稼働etcを結ぶ点と線/未整理関連情報】http://goo.gl/A8rA1 JBICルートで米国原発新設まで支援する野田政権・財界・大労組の余りにも異様な交尾構造!(←これが再び自民党へ代わるだけ!)http://goo.gl/FHytb 


●このJBIC(国際協力銀行)の企画部長・前田匡史氏は、反原発の古賀茂明氏(大阪府市統合本部特別顧問、元通産官僚)と霞が関の土俵内で激しく対立した人物であり、米国原子村から中東諸国(関連で下記★を参照乞う)にまで世界的な人脈を持ち“異能の人”として一目置かれる人物(原発推進のタカ派、民主党・原発現実主義の知恵袋・仙谷由人(←これが再び甘利明らへ代わるということ!)と昵懇の関係にある)であるようだ。


★地震リスクだけでなく、地政学的超不安定地域(ヨルダン、インド、ベトナムらも然り)へ国策原発(最終全責任=国民負担)を売り込む野田政権(←これが再び自民党へ戻る!)と原子村はキ印と言う他ない⇒シリアとトルコの紛争などは手に負えないものになる恐れがあるhttp://t.co/8UjTOMmj hanachancauseposted at 07:09:41 2012年10月16日


★アサド政権崩壊の最悪シナリオ懸念(朝日10/19、アンマン発)・・・難民が増え続ける一方でシリア危機の解決が見通せず、アサド政権が倒れて化学兵器が流入したり地域が不安定化したりする「最悪シナリオ」もヨルダンで語られ始めている。


●従って、今の日本は世界的な原発マフィアに、事実上、乗っ取られたような構図となっている可能性がある。野田政権が、この4/1 付(2012年)で日本政策金融公庫から分離・独立するJBIC(国際協力銀行)の新総裁に奥田碩氏(元経団連会長、元トヨタ自動車相談役)を充てる人事を固めたことを日経(3/30)が報じたが、以上の観察からすれば、日本政府が世界的原発マフィアに占拠されたという現実は日本経団連・大労組も十分承知の上である可能性が高い。


●つまり、民主・野田総理も、それと交代する自民・安倍総理も甘利・原発マネー支配人(安倍自民の政調会長)も、日本経団連も、原発系大労組も、既に彼らの悉くは<全日本国民の生命を日本原子村と国際原発マフィアへ売り払っている>という訳だ!


<span class="deco" style="font-weight:bold;">(関連情報)</span>


[f:id:toxandoria:20121207204600j:image]
<span class="deco" style="font-size:x-small;font-weight:bold;">マスゴミ仕掛け試情馬(当て馬/維新)で発情した国民が鼻息荒く自民党めがけ突進する脱原発放棄お祭り総選挙の恐るべき光景、http://d.hatena.ne.jp/toxandoria/20121207</span>


[f:id:toxandoria:20121217073246j:image]
<span class="deco" style="font-size:x-small;font-weight:bold;">「現行選挙制度の欠陥」が約6〜7割の反原発意思を封殺した結果が 12/16衆院選「自公維圧勝」の実態である、http://d.hatena.ne.jp/toxandoria/20121217</span>


[f:id:toxandoria:20121218190406j:image]
<span class="deco" style="font-size:x-small;font-weight:bold;">小選挙区を組織票で制しただけの自民は実質敗退、「国民意思の反映=比例得票」は前回、前々回を下回る/これで再稼働と吠える安倍自民は狂気?、http://d.hatena.ne.jp/toxandoria/20121218</span>


[f:id:toxandoria:20121205071409j:image]
<span class="deco" style="font-size:x-small;font-weight:bold;">朝日アンケ‐ト「原発推進自民でよかった」は、選挙を国民誘導のミソギに使った記者クラブ談合の御礼参り鴨神社 w、http://d.hatena.ne.jp/toxandoria/20121220</span>

http://www.asyura2.com/12/senkyo141/msg/645.html

記事 [政治・選挙・NHK141] Re: オー!レ・ミゼラブルの前の[第二節・見出し]が漏れたので追記しておきます。
オー!レ・ミゼラブルの前に[2 「安倍・自民党の原発推進ラッパ」と「選挙違反で維新の逮捕者続出」が象徴する、記者クラブ演出ヤラセ選挙戦の悪辣な本性、アラカルト]の見出しが漏れました。
http://www.asyura2.com/12/senkyo141/msg/646.html
記事 [政治・選挙・NHK141] ネット選挙:安倍氏「来夏解禁」 「偽物」どう防ぐ?(毎日新聞)/ネットには愉快犯的ヤカラがワンサカいるから大丈夫なの?
安倍総裁は来夏の参院選までに「ネット選挙」を解禁するなんてこと言っているけど、大丈夫かな?毎日新聞によると、未来の党の脱原発アンケートに「原発賛成」回答をする愉快犯が殺到したらしく、結果は予想に反して「脱原発反対」が多数を占めたそうだよ。


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http://mainichi.jp/select/news/20121222k0000e040163000c.html


ネット選挙:安倍氏「来夏解禁」 「偽物」どう防ぐ?
毎日新聞 2012年12月22日 11時45分(最終更新 12月22日 13時15分)


 自民党の安倍晋三総裁が21日、来夏の参院選までにインターネットを使った選挙活動を解禁すべきだとの考えを示し、各党からも賛成意見が相次いだ。ブログやツイッターを使った選挙活動を禁じている公職選挙法に対しては、衆院選期間中も候補者や陣営から「時代遅れ」「おかしい」との声が相次いでいた。ただ、乗り越えなければならない課題も残る。【岡礼子、青島顕】


 「参院選に間に合わせるため、春までに成立させたい。この2〜3カ月が勝負だ」


 自民党でネット選挙解禁を推進してきた平将明衆院議員は21日、毎日新聞の取材に意欲を見せた。同党は衆院選公約でネット利用選挙解禁法の制定を掲げ、安倍氏も同日、記者団に「選挙の広報活動や選挙情報の交換はネットを使うことが求められている。投票率上昇にもつながると思う」と表明。日本維新の会代表代行の橋下徹大阪市長も「大賛成」と評価した。


 しかし、解禁に当たっては「なりすまし」をどう規制するかが課題だ。衆院選の公示前、野田佳彦首相を名乗る人物がツイッター上で「早くこの職辞めて〜。」などとつぶやき、野田首相の事務所は「偽物」と指摘。公示後も、ある無所属候補者の名前を冠した「ボット」と呼ばれる自動投稿プログラムがツイッター上に開設され、数分おきに候補者名で「今やるしかないんです」などと自動的に投稿された。しかし陣営は関与を否定、開設者は分からない。


 「なりすまし」の被害に遭っても、ネット選挙が解禁されれば、ネット上で反論できるとの意見もある。だが、逆に批判的な書き込みが集中し「炎上」してしまっては、選挙活動に支障をきたしかねない。


 今回の衆院選では公示直前、日本未来の党が脱原発の賛否を問うアンケートサイトを開設した。結果は予想に反し「脱原発反対」が多数を占めた。愉快犯的な利用者が殺到したとみられる。同党は「準備不足だった」として、サイトを閉鎖した。解禁に合わせて「なりすまし」や悪質な書き込みをどう規制するか。国会の論議の行方が注目される。

http://www.asyura2.com/12/senkyo141/msg/647.html

記事 [政治・選挙・NHK141] 参院選で「ねじれ解消」=自民62、民主17−衆院選得票で試算 〈 維新23 公明7 みんな6 未来2 〉 (時事通信) 
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012122300059
2012/12/23-14:21 時事通信


 16日の衆院選での各党の得票を来年夏の参院選(改選数121議席)に当てはめて試算したところ、自民党が62議席と改選議席の過半数を獲得することが分かった。非改選の49議席と合わせると、自民党は111議席。自民、公明両党の合計は非改選を含め127議席で、参院の過半数(122議席)を上回り、衆参両院のねじれが解消することになる。

 試算によると、参院の獲得議席は、自民党に次いで、日本維新の会23議席、民主党17議席、公明党7議席、みんなの党6議席−などの順。民主党は非改選の42議席と合わせ59議席にとどまる。「第三極」の政党の乱立により、自民党が「漁夫の利」を得る構図がそのまま反映される結果となっている。

 試算は各党が比例代表で得た票に基づく。改選数1か2の選挙区では自民党に公明党が協力、他党は独自に候補者を擁立すると仮定。改選数3以上の選挙区では、各党の得票をドント式で配分した。改選数は11月に成立した改正公職選挙法に従い、福島、岐阜両県を1、神奈川県と大阪府を4とした。

 その結果、自民党は選挙区で、31の「1人区」を全て制覇し、東京都で2人が当選するなど、48議席を獲得。比例は前々回並みの14議席を確保する。公明党は、維新やみんなに押され、山口那津男代表の地元である東京や神奈川で議席を失い、比例でも前々回より1議席減る。

 維新は「本拠地」の大阪で2議席を獲得するなど選挙区13、比例10の計23議席を獲得して改選第2党に躍進。民主党は選挙区9、比例8の17議席に後退し、改選を迎える46人の半数以上が落選することになる。 

 民主、維新、みんな3党で統一候補を擁立した場合、試算では13の「1人区」を自民党から奪い、ねじれは継続する。3党間の選挙協力をめぐる調整が今後活発化する可能性もある。

◇衆院選得票に基づく参院選の試算

党派  試算結果  非改選   計
自民   62   49  111
維新   23    1   24
民主   17   42   59
公明    7    9   16
みんな   6   10   16
共産    3    3    6
未来    2    2    4
社民    1    2    3
国民    0    1    1
改革    0    1    1
欠員    0    1    1
計   121  121  242

(注)維新は日本維新の会、未来は日本未来の党、国民は国民新党、改革は新党改革。欠員は、来年4月に補欠選挙が行われる山口選挙区



http://www.asyura2.com/12/senkyo141/msg/648.html

記事 [政治・選挙・NHK141] 馬淵氏が代表選出馬へ=民主 (時事通信) 
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012122300109
2012/12/23-18:04 時事通信

 民主党の馬淵澄夫元国土交通相は23日、蓮舫前行政刷新担当相と都内のホテルで会談し、25日告示される党代表選に出馬する意向を伝えた。蓮舫氏は馬淵氏支持に回る。蓮舫氏によると、立候補に必要な推薦人20人は既に確保したという。


   ◇

民主代表選、馬淵氏も出馬へ
http://www.nikkei.com/article/DGXNASFS23010_T21C12A2000000/?dg=1
2012/12/23 18:09  日経新聞

 民主党の馬淵澄夫政調会長代理は23日夕、野田佳彦代表(首相)の後任を選ぶ代表選に立候補することを決めた。候補者調整を巡って馬淵氏と会談した蓮舫前行政刷新相が同日、記者団に明らかにした。馬淵氏は午後6時30分から都内で記者会見し、立候補を正式に表明する。蓮舫氏によると立候補に必要な推薦人20人は確保したという。

 代表選には海江田万里元経済産業相が出馬の意向を示している。



http://www.asyura2.com/12/senkyo141/msg/649.html

記事 [政治・選挙・NHK141] 阿部共同代表就任、小沢復活で未来の党分裂か? (ハイヒール女の痛快日記) 
http://tokyolumix.blog60.fc2.com/blog-entry-1123.html
2012.12/23 ハイヒール女の痛快日記


はじめまして!東京ルミックスです。
ハイヒールとバッグの色を合わせ差し色はスカーフで!?


日本未来の党の嘉田代表は、社民党出身の阿部議員を共同代表に就任させるという。その理由は、政治を住民に近づける理想をきちんと中身から理解しておられる方。未来の党の顔としてふさわしいと考えたと述べた。さらに、総理大臣指名選挙では、

未来の党として阿部氏に投票すべきだという考えを示した。

マァ、阿部が共同代表になればそれもないとは言わないが。しかし、社民党出身者の阿部を党の顔にすればマイナスしかない。阿部はバリバリの東大全共闘出身だ。福島瑞穂と合わずに辞めたが左翼活動家のイメージが強い。

嘉田は選挙結果を総括すればこんな人事は出来ないでしょう。

選挙前の討論会などを見ていて分かったが、嘉田はデベィート能力に長けてない。品がよく優しい物言いは、こんな乱世の世では負けてしまう。橋下のような激情型話術には一方的に押し切られてしまう。滋賀県知事として最高得票を得て、

行政を仕切っていたというが、今はどうでしょう?真逆だ。

住民から、知事と国政の二足の草鞋を履くことでバッシングを受けている。同じ橋下徹はそんなことを言われても歯牙にもかけないし、言われることも少ない。元「国民の生活が第一」の議員らは反発し、小沢を幹事長にするよう求めいるという。

嘉田と小沢の関係は終焉だとも囁かれている。党分裂もあるかも?

未来の党への合流という小沢の戦略は結果的に失敗に終わった。嘉田も選挙結果を見て呆然としていたが、この現実を認識すれば責任を取るべきだ。小沢自身も裏方に徹し小沢色を極力薄めて選挙戦に臨んだ。その結果、第三極勢力の中で埋没、超惨敗に終わった。

要は、未来の党の小沢隠しが裏目に出たのだ!

最初は私も未来合流で嘉田党首ありだと思ったが、如何せんグイグイ引っ張るリーダーシップに欠けていた。小沢の熱狂的信者は最初からこの合流は懐疑的、ツーか、反対の声の方が多かったはずだ。しかし、小沢が決めたのであれば仕方ない。

嫌々ついて行くというスタンスだったようだ。

未来の党の当選者は、小沢一郎、亀井静香、阿部知子、小宮山泰子、鈴木克昌、青木愛、玉城デニー、畑浩治、村上史好のたった9人。完璧に弱小政党に成り下がった。今、未来の党がやるべきことは簡単である。小沢自信が、ダーティイメージなど気にかけることなく、

剛腕・小沢力を全面に出して勝負をかけるしかない。

水面下でのインサイドワークや人脈をフルに生かした暗闘に期待したい。このままフェードアウトするようであれば、本当に小沢の時代は終わる。



http://www.asyura2.com/12/senkyo141/msg/650.html

記事 [政治・選挙・NHK141] 12月23日、愛と怒りのサウンドパレード! 御万人大行動/オスプレイ配備撤回!事件事故に抗議!
12月23日、愛と怒りのサウンドパレード! 御万人大行動



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http://www.qab.co.jp/news/2012122340098.html


2012年12月23日 17時47分
オスプレイ・事件事故に抗議



オスプレイ配備反対! 怒りの御万人大行動 投稿者 gataro-clone


音楽とともにデモ行進音楽にのせてオスプレイの配備撤回などを訴えるサウンドデモが23日、宜野湾市で行われました。


イベントには県内外からおよそ3000人が参加し宜野湾市海浜公園から普天間基地の大山ゲートまでのおよそ2キロを楽器を演奏したり、踊りを踊ったりしながらパレードしました。


参加者はそれぞれ「オスプレイを押し付けられているじゃないですか。それを許さないぞという気持ちで歩いています」「オスプレイが帰ったら良いなと思います」「みんながこんなして、反対しているのに、国は動いてくれないから、嫌だなと思います」「抗議っていうと、硬い感じがするけど、色々な抗議の仕方があると思うので。それが一つの音楽っていう形だったら全然良いと思うので、良かったと思います」と話していました。


2013年にはオスプレイがさらに12機配備される予定で、参加者たちはさまざまな行動で抗議の意思を示したいと話していました。


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http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-200623-storytopic-1.html


「オスプレイ、普天間の撤去を」 御万人大行動に3千人(琉球新報)
2012年12月23日


「オスプレイ配備撤回! 米兵による凶悪事件糾弾! 怒りの御万人大行動」でシュプレヒコールを上げる参加者ら=23日正午すぎ、宜野湾市の宜野湾海浜公園屋外劇場 ⇒


 米軍の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイの沖縄配備や米兵による相次ぐ事件事故に抗議する「オスプレイ配備反対! 米兵による凶悪事件糾弾! 怒りの御万人大行動」(同実行委員会主催)が23日、宜野湾市海浜公園屋外劇場で開かれた。県内外から約3千人(主催者発表)が参加し、シュプレヒコールを上げてオスプレイ撤退や米軍基地の早期閉鎖・撤去を日米両政府に訴えた。


 主催者を代表し実行委共同代表の崎山嗣幸沖縄平和運動センター議長が「来年くるであろうオスプレイを止め、普天間基地を撤去させていく。諸悪の根源である米軍基地撤去まで断固として頑張っていこう」とあいさつ。オスプレイ配備や米軍基地から派生する事件事故に抗議し「無謀な犠牲の押し付けを強要する日米両政府、そして米軍当局に対し、今後とも決然と対峙(たいじ)し続けていく」と決意するアピール文も採択された。


 集会後、参加者らは米軍普天間飛行場大山ゲートへ向かってデモ行進し、ゲート前では抗議集会を行う。


【琉球新報電子版】



http://www.asyura2.com/12/senkyo141/msg/651.html

記事 [政治・選挙・NHK141] 日本の民主主義化の芽をつんだ“小沢一郎暗殺事件”(大貫 康雄) (News Log) 
http://news-log.jp/archives/5908
2012年12月23日 大貫 康雄  News Log

■「小沢一郎事件〜今様政治家暗殺事件」

小沢一郎氏を対象にした事件は民主党の政権交代の可能性が現実に出てきた2008年11月ごろから霞ヶ関や永田町でささやかれ始めた。その翌年2009年3月の東京地検特捜部による強制捜査以来、小沢氏に対する執拗な攻撃は、変質した末の民主党・野田政権が解散を決めるまで続いた。民主党政権成立前夜から終焉の時まで。戦後日本の政治史上忘れてはならない事件である。

この小沢一郎事件について月刊「マスコミ市民」編集代表の大治浩之輔氏が鋭く本質を突く一文を「マスコミ市民12・12号」に載せている。大治氏は元NHK社会部記者で数々の公害問題の取材で知られる。日本の報道界の大先達。ここに大治氏の了解を得て全文をそのまま紹介する(原文は縦書き。一行当たりの字数の違いは御容赦頂きたい)。

*******************

小沢一郎事件〜今様政治家暗殺事件

東京地検特捜部が「小沢一郎事件」を始めたのが、2009年3月3日。戦後初めての本格的な政権交代が実現する2009年8月30日の総選挙の直前であった。政権交代必至の野党党首に政治資金規正法で強制捜査、バランスの取れない異例の非常識な捜査である。

2012年11月12日。その「小沢一郎事件」を東京高裁が無罪判決で締めくくった。

小沢の政治団体・陸山会が秘書寮新築のため2004年10月に3億5200万円で東京世田谷の土地を買った。その取引の届けを、本来の2004年でなく翌2005年の政治資金報告書で届けたのが犯罪になるか。担当秘書は、届がずれたのは、土地の移転登記が翌年にずれたのに合わせたので適法だと思っていたと抗弁。

検察はこれを認めずに秘書を起訴。そして、検察審査会が小沢を強制起訴。『秘書に任せたていた』といえば政治家本人の責任は問われなくていいのか」「市民目線からは許しがたい」という、罪刑法定主義を無視した衆愚の暴論で小沢をも起訴すべしという議決を繰り返し、小沢は強制起訴で被告になってしまった。

高裁判決は、「小沢は秘書が違法な処理をしていると思っていなかった」として“共謀”の成立を認めず、一審に続いて無罪。そればかりか、そもそも担当秘書も「登記に合わせて所有権が移転すると信じていた可能性がある」と認めて、刑事責任を否定した。犯罪は無かった、火の無いところに煙を立てたようなものだ。いったい検察は何を目的として、「小沢事件」を仕掛けたのか。と言いたくなる判決だ。この間に、季節は移り、政権交代への期待と希望は、幻滅と失望に変わっている。

高裁判決の翌日、「小沢事件」が無ければ首相になっていたはずのない野田が、かつて、へなへなと政権を投げ出した自民党の安倍を相手に「11月16日に衆議院解散」を宣言して、幻滅の政権交代の終わりを告げた。

小沢事件と民主党政権は、「始まり」も「終わり」もほぼ同時である(「小沢事件」は検察役の弁護士側が上告をすれば、まだ引き伸ばして小沢を被告の座に置いておくことが可能だった。しかし、野田の「解散宣言」のあと、検察役弁護士は上告を“断念”した)。

この“政権の消長”と“事件の推移”との時期の一致は、「小沢一郎事件」の政治的な狙い・意味を、わかりやすく示している。政治的狙いとは、〈本来、この政権交代を党首として主導するはずであった、一人の政治家を、無実の罪にひっかけてでも、すくなくともこの交代政権が続いている期間、政治の表舞台から追放する〉、ということである。「小沢一郎事件」とは、今様の政治家暗殺事件、つまり「小沢一郎暗殺事件」であった。

日本の戦後の政治の流れからいえば、2009年8月30日の地滑り的な政権移動は、革命であった。それが掲げたのは、内政ではアメリカ型の新自由主義(金持ちはより金持ちに、貧乏人はより貧乏になる自由)からヨーロッパ型の社民主義的な福祉社会への基本的な転換。外に向かっては、アメリカ隷属からの相対的自立とアジア重視、であった。もちろんこれは、旧政権・自民党とそれにつながってきた旧体制支持派(経済界・官僚組織・大マスコミ)と、日本=自民党として対日政策をとってきたアメリカとを、同時に相手に回しての大難問であった。

崖っぷちに隘路を切り拓いていくような仕事だった。政治的なリアリズムと緻密さ、相手の手の内を充分に知り尽くした剛腕も必要だった。鳩山のようにヴィジョンだけというのでなく、ヴィジョンに到達するため、敵に応じて闘いを組み立てられる、味方に引き込むこともできる、リアリズムが必要だった。地滑り的に大勝した民主党の中で、それが務まるのは「小沢一郎」以外にいなかったろう。それを一番よくわかっていたのは、民主党ではなく、旧体制の側だった。だから、彼らは、「小沢一郎事件」が東京地検によって仕掛けられるや、一致協力して、表舞台から消す“暗殺”に手を貸したのである。

12、13日を経た11月14日の朝日の論説面。社説が2本『マニフェスト バラ色に染めるな』『週刊朝日問題 報道の自覚に欠けた』。その右側に政治漫画、「オレの不名誉な日々を誰が返してくれんだ!?」と題して、『無罪一郎』と大書した紙をかかげて“小沢一郎”が道を走っている。つまり、せいぜい言って被害者は小沢一郎・個人どまり、という認識だ。しかし、この認識は間違っている。

検察の強制捜査は、戦後最大の政治の転換点に介入し、いまだ成長過程のデリケートな日本の民主主義化の芽を摘み、自然な成長を破壊した。被害者は国民である。

かりに、小沢一郎という政治家が妨害を受けなければ、この3年間の政治展開は全く別物になっていたかもしれない。政権政党としては素人ばかりのような民主党集団の中で、彼は、例外的に、旧勢力の手口も攻め口も自民党の面々以上に、熟知しており、革命派にして旧勢力にだまされないという隘路を、切り拓けたかも知れなかったから。対米関係も、中国、韓国との関係も、過去の経緯を熟知したうえで対応し、現状とは別の展開になっていた可能性が高い。それらの可能性のすべてが、検察の不当な政治介入捜査で国民から強奪された、盗まれた。そのうえに、自ら小沢外しを強行した民主党の未熟な連中の手で、政権交代は幻滅と荒廃感しか残さないものになった。日本は歴史のターニングポイントで、道をそれてしまった。悲劇だ。われわれは遠回りをすることになるだろう。

公判で、検察の黒い工作が暴露された。秘書の一審公判では、“被告の供述調書が検事の違法な「威迫や利益誘導」で作られた”として、排除された。それどころか、検察審査会の議決を受け、元秘書・石川知裕議員を再聴取したとき、担当検事は検察に有利な架空の内容を盛り込んだ捜査報告書をつくり、特捜部幹部も「小沢共謀の証拠となりうる」という報告書を検察審査会に提出。一審判決で「事実に反する捜査報告書で検察審査会の判断を誤らせることは許されない」と、断罪された。にもかかわらず最高検は、担当検事の「記憶が混同した」「故意ではなかった」と放免している。自律能力も責任感も無い。

東京新聞は判決翌日の朝刊一面コラム「筆洗」で、「▼検察審査会に出された捜査報告書は偽造だった。検察は認めようとしないが、今回の強制起訴は素人の審査会を欺き、有力政治家を葬り去ろうとした東京地検特捜部の『権力犯罪』だった疑いが濃厚である。▼傲慢な検察の世直し意識を助長してきた責任の一端は、マスメディアの側にある。猛省しなければならない」と指摘。社説で、「検察が市民の強制起訴を意図的に誘導した疑いが晴れぬ、生ぬるい内部検証ではなく国会が『検察の“闇”を調べよ』」と主張している。同感である。

************

以上が大治浩之輔氏の一文だ。

大治氏は現在77歳。筆者がNHK社会部駆け出しの記者時代の遊軍キャップだった。鋭い視点と強い意志、パッションで毎日、毎晩、担当の記者たちと議論しながら遊軍を率いていた。

大治氏は日本の公害の原点といわれる水俣に入り、有機水銀の被害に苦しむ人たちから話を聞きながら一つのドキュメンタリーの取材制作に関わった。それが、1956年に水俣病が公式に確認されたにもかかわらず葬りされていた実態を明らかにしたテレビ・ドキュメンタリー「埋もれた報告」で、76年、芸術祭大賞を受賞している。ジャーナリストの基本である被害者の視座から考える大治氏でこそ実現した報告だった。

また81年、当時の「ニュースセンター9時」に三木元首相を何度も説得しインタビュー取材した上にロッキード事件5周年の企画リポート制作に関わった。しかし、この放送に時の島圭次報道局長(後のNHK会長)が中止命令を出した時、島報道局長と厳しく対立した。

経歴からもお分かりのように、自由で公正な報道の原則を堅持し、市民に情報で武装してもらうという強い意志と情熱のあるジャーナリストだ。現在は一度退いた月刊「マスコミ市民」の編集代表をヴォランティアで再び引き受けている。

月刊「マスコミ市民」は67年2月創刊以来、日本社会の言論の自由、平和、人権、民主主義の確立を目指した論陣を張っている。言論・報道に携わる者に原点からの姿勢を問う数少ない雑誌と言って良い。

【NLオリジナル】



http://www.asyura2.com/12/senkyo141/msg/652.html

記事 [政治・選挙・NHK141] きょうのニッカン「政界地獄耳」2012/12/23 政界地獄耳はお休み。消去法で選ばれた自民党の明日はどっちだ!?
これまで何度か書いてきたが、今回の衆議院選挙は自民党の歴史的圧勝で幕を閉じた。
しかし、自民党の圧勝の要因は自民党の実力ではなく、日本一のおバカ政党・民主党のオウンゴールにより勝たせてもらったようなものである。
もうおバカ政党に政権を任せられず、維新の会・未来の党の第三極もダメ…ということで消去法的タナボタ勝利を収めた自民党は早くも公明との連携を決め、約3年ぶりに自公連立政権が復活することになりそうなのだが、その自民党で早くも「公約破り」の兆候が…。
2/22に行う政府主催で実施する予定だった「竹島の日」の式典を来年は行わないとした。

「竹島の日」式典を見送り 安倍自民、日韓関係改善に現実路線[MSN産経ニュース 12/21]
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/121221/stt12122121130013-n1.htm
政府主催に慎重姿勢 「竹島の日」で自民・石破氏「日韓関係悪化で喜ぶのはどこか考えるべき」[MSN産経ニュース 12/21]
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/121221/stt12122110370004-n1.htm

「公約破りいただきました〜」
自民党は政権与党になるといきなりこれか。
これだけでも何かイヤ〜な予感がプンプンなのだが、さらにはこんなことも…。

自民安倍総裁、尖閣公務員常駐を先送り[SANSPO.COM 12/23]
http://www.sanspo.com/geino/news/20121223/pol12122305010000-n1.html

またまた「公約破りいただきました〜」って何考えてるんだいったい…。
よくこれでおバカ政党を批判できたものである。
このまま自民党にやりたい放題やらせようものなら、もしかするとおバカ政党以上の公約破りであったり、おバカ政党権下ではほぼなかった強行採決が続出…という悪夢も十分考えられる。
安倍総裁は首相気分で何を考えているのか。
誰かが安倍総裁の天狗の鼻をへし折ってなければわからないのではないか。
ちなみに、自民党の内部ではこんなこともあるようで…。

自民、権力闘争の予兆? 安倍氏、派閥のボス起用 石破氏は党人事掌握[ZAKZAK(夕刊フジ) 12/22]
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20121222/plt1212221437006-n1.htm
麻生氏やる気マンマンで政界は安倍、石破氏との『三国時代』?[ZAKZAK(夕刊フジ) 12/21]
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20121221/plt1212211826009-n1.htm

これは権力闘争というよりも内ゲバか!?
安倍政権に対しても厳しい目で見ていく必要がありそうだ。

http://www.asyura2.com/12/senkyo141/msg/653.html

記事 [政治・選挙・NHK141] 嘉田代表の「未来の党」は消滅するだろう。応援は止めた。 (KAZUの雑記帳) 
http://kazu-onagi.at.webry.info/201212/article_2.html
2012/12/23 16:57 KAZUの雑記帳

「国民の生活が第一」が「未来の党」に合流したときの記者会見で嘉田代表が「小沢氏には隠れて貰う」と云ったときに未来の党は消滅すると感じたが、その後の総選挙で惨敗し、県議会からも批判を受けたので、嘉田氏は代表を辞任して小沢氏と亀井氏が表で活動することになるのか?と注視してきた。
ところが「嘉田知事、阿部氏と共同代表に・・」という報道に接して私の感じたことが消滅への歩みになるとの確信に変わった。

嘉田代表は実質的な党運営を阿部氏に任せて知事職への影響を最小限にとどめる人事態勢を整えたいとの構想だろうが、安倍知子氏は土井たか子社会党当時から仲間の同党議員からも疎まれてきた人物であり、リーダー性があるとはとても云えない。
その社民党でもリーダー性を発揮できなかった人物を、新党のリーダーにするとの発想が出る段階で、この党は終わったに等しい。

彼女が徳洲会病院勤務で、徳田氏との繋がりがあるとしても、その政治思想は社会主義思想の持ち主であろう。
小沢氏や亀井氏、そして国民の生活の同士たちとは政治理念が卒原発・消費税反対・TPP反対では一致しているとしても経済・外交を含めた未来社会への思想はあまりにも違いすぎると思う。
特に夏に訪れる参議院選挙では、社会党の顔を前面に出して戦える筈もない。
ならば、未来の党へ移った参議院議員諸氏は、海江田氏が率いることになるだろう民主党に戻って立候補することの方が、当選確率は上がると思えるし、国政で活躍する道も拓ける。

それにしても党内で調整が出来ていない人事を記者会見で先に発表する代表者って、あまりにもリーダー性がない。
これだけで嘉田代表は代表失格だし、この人物を評価した小沢氏をも見損なったという気がしている。

こと此処に至っては、この嘉田発想に対しては小沢グループの面々が大反対してくれることを期待するし、「国民の生活」に揃って戻ることがベストだろう。


http://www.asyura2.com/12/senkyo141/msg/654.html

記事 [政治・選挙・NHK141] 小沢支持者が半数に激減!  小沢傀儡「未来の党」は今回の選挙で約342万票  自由党時の659万票から約半数に大幅減!

■ 小沢傀儡「未来の党」は 今回の選挙で約342万票獲得 自由党時の659万票から約半数にまで大幅減


実質小沢党であった自由党の2009年衆院選比例での獲得票は、659万票。
小沢傀儡の「未来の党」は、今回の選挙の比例での獲得票数は約342万票でした。(下記参照)

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AC%AC42%E5%9B%9E%E8%A1%86%E8%AD%B0%E9%99%A2%E8%AD%B0%E5%93%A1%E7%B7%8F%E9%81%B8%E6%8C%99

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AC%AC46%E5%9B%9E%E8%A1%86%E8%AD%B0%E9%99%A2%E8%AD%B0%E5%93%A1%E7%B7%8F%E9%81%B8%E6%8C%99

    
つまり小沢支持者が約半数にまで激減したわけです。
  
  
   
■ 小沢個人も小選挙区で獲得票数が激減

小選挙区での小沢個人の獲得票数も激減しており、それは阿修羅でも下記の通り指摘されています。
http://www.asyura2.com/12/senkyo141/msg/643.html
  
  
  
■ 小沢支持者でさえも小沢を見限り始めた 

以上の事実を纏めると下記となります。

@ 小沢傀儡政党は比例選挙での獲得票を659万票→342万票と、半数ほどにまで激減させた
A 小沢個人も小選挙区での獲得票数が激減
  
これは、ある程度は安定して存在していたコアな小沢支持者でさえもが、小沢を見限りはじめたことを現しています。
  
  
  
■ 小沢信者の反乱が始まった 小沢の凋落は続く 「未来の党」は極左「第二社民党」として低迷する

一度見放した信者がまた戻ることは少なく、コアな信者から見放された教祖様は凋落する一方です。
小沢もその例に漏れず、信者は減少する一方となるでしょう。

「未来の党」の代表:嘉田は、滋賀県知事選では社民党から推薦を受けていました。
また「未来の党」の共同代表には、社民党にいた阿部知子が就任する見込みとなっています。
(小沢は要職からは排除)
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20121222-OYT1T00772.htm

この共同代表となる阿部知子は、全共闘の極左政治屋であることが明らかになっています。
http://www.asyura2.com/09/gaikokujin01/msg/221.html
  
    
以上からすれば「未来の党」が目指しているのは極左政党であり、「第二社民党」であることがわかります。
小沢傀儡の「未来の党」は権力争いの果てに、脱小沢の極左政党「第二社民党」になろうとしているわけです。

社民党の左翼政策は、ほとんどの国民から支持されていません。
阿部知子代表によってさらに左へ、極左へと動く「第二社民党」である「未来の党」も、社民党と同様ほとんどの国民からは支持されず、低迷する一方となるでしょう。
  
  

http://www.asyura2.com/12/senkyo141/msg/655.html

記事 [政治・選挙・NHK141] 民主党の壊滅的敗北 (菅直人) 
http://ameblo.jp/n-kan-blog/entry-11433003996.html
2012年12月23日 菅直人オフィシャルブログ「今日の一言」


  民主党は今回の総選挙で壊滅的敗北を期した。総理大臣を務め、民主党代表を歴任した者として、責任は重大だと思っている。その上で、何を目標に如何にして再建を図っているかを考えている。

  今回の政権党の壊滅的敗北に匹敵する先進国の例として、カナダがある。

  1993年、カナダでは政権党であった「カナダ進歩保守党」が総選挙で169議席から2議席に壊滅的敗北を期した。今回の日本と同じように小選挙区制の結果だ。その後1997年、「カナダ進歩保守党」は20議席まで議席を回復し、2003年、合併により「カナダ保守党」となり、2006年に第一党となり政権に戻り、2011年には単独過半数を回復した。

  このように「カナダ進歩保守党」は壊滅的敗北から13年かかって政権党に復帰している。民主党は1998年の結成から11年で政権を獲得。その推進力は政権交代可能な政治を求める国民の声であった。そして政権交代可能な政治は今でも多くの国民の望むところですある。

  政権交代の一方の柱として民主党が立ち直ることができるのか,それとも第三極と呼ばれる政党のいずれかが政権交代可能な政党に育つことができるか、今から問われることです。

  私は、民主党が若手を中心に将来政権を再び担える政党となるように、支援していきたい。



http://www.asyura2.com/12/senkyo141/msg/656.html

記事 [政治・選挙・NHK141] 未来の党、漂流 党か知事か迫られる嘉田氏、小沢氏は表情に覇気なし (ZAKZAK) 
       滋賀県議会から代表と知事のどちらかの辞任を迫られた嘉田由紀子知事=19日


http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20121223/plt1212232124004-n1.htm
2012.12.23 ZAKZAK

 衆院選で当選9人と惨敗した日本未来の党が漂流を続けている。嘉田由紀子代表(滋賀県知事)は県議会から代表と知事のどちらかの辞任を迫られ、阿部知子前社民党政審会長との「共同代表」案を打ち出したが、小沢一郎氏に近い議員らは反発。ただ、衆院選で多くの子分を失った小沢氏にも往時の勢いはなく、まとめ役不在の中、26日に行われる国会での首相指名選挙の候補者を一本化できるかどうかすら不透明だ。

 嘉田氏は23日までに「阿部氏が共同代表就任を受け入れる考えを示した」と明らかにし、同氏を首相候補にすべきだとの考えも示した。共同代表案は、20日に京都市内で会談した小沢氏にも伝えたという。

 嘉田氏は19、20両日の定例県議会で自民党などの会派から「衆院選遊説を優先し公務をおろそかにした」として知事か代表のいずれかを辞めるよう迫られた。嘉田氏は「任期満了まで知事を全うしたい。軸足は滋賀県だ」と釈明し、知事を辞職しない方を選んだ。

 しかし、代表ポストを手放すと、数で勝る小沢氏側に党の実権を奪われる。

 未来は、衆院選比例代表の名簿順位をめぐり、嘉田氏に近い飯田哲也代表代行と小沢系が主導権争いを繰り広げ、届け出の締め切り間際まで名簿提出が遅れる醜態をさらした。そのしこりは残ったままだ。

 嘉田氏は22日、小沢氏を役職に就けない意向を改めて示した。嘉田氏は「小沢さんと私の約束だ」と訴えて党内の理解を得ようとしているが、小沢系が反発を強めている。

 ただ小沢氏は、落選した前議員から「小沢さんが前面に出るべきだった」などの苦情を受け、「何とかして救済するから」と頭を下げる日々。面会した一人は「元気がなくなっていた」と小沢氏の表情から覇気が感じられなくなっていたことに驚きを隠さない。

 党のリーダーが誰なのか明確ではない中で、共同代表案には県議会も「二足のわらじ」と納得せずに知事の辞職勧告決議案などを提出する動きもあり、今後の党運営に関する落としどころは見えてこない。



http://www.asyura2.com/12/senkyo141/msg/657.html

記事 [政治・選挙・NHK141] 不正選挙の計算の仕方 (velvetmorning blog)
http://velvetmorning.asablo.jp/blog/2012/12/23/6667870


不正選挙騒動ですが、本日は、どの政党の票がどこへ行くのか?計算してみたいと思います。


まず、注目していただきたいのは、社会民主党 3,006,160票→ 1,420,790票

半分以下、実に1,585,370票減である。

社会民主党は、311の前から原発に反対しており、議席が減る要素が少ないばかりか、多くなりそうな政党の一つ。

TPPに反対し、農業振興を訴えているところからも、農業票も見込めそうな政党である。

さらに、維新や安倍自民党の9条撤廃への危惧という世論が衆院選の前に起きたはずであり、比例の票が減るということが、もっとも考えにくい政党の一つなのだが、仮に、この社会民主党の票が結果の通り1,585,370票も減っていたとしたら、どこへ行くだろうか??

これは、日本未来の党しか考えられないですね。

で、今回、田中康夫が一人になり、比例区に立候補出来なかった新党日本 528,171票ですが、これは、今回0になりました。

この新党日本が向かう先も、ほとんどが日本未来の党でしょうね。

もちろん、社会民主党の可能性もありますが、前述したように、1,585,370票も減っていたので、可能性として無理がありますよね。


もう一つ、前回、亀井静香の活躍で1,219,767票を獲得した国民新党ですが、今回わずか70,847票にまで激減しています。

これほど減ることがあり得るのでしょうか?という疑問はあります。なにしろ1,148.920票減である。


これも、もし事実だとして行き先は、亀井静香の日本未来の党しか考えられない。


もう一つ、TPP反対で原発反対なのが、鈴木宗男の新党大地。

これも、なぜか433,122票から346,848票に減っている。
86,274減である。


この票が入るのも、おそらく日本未来の党だろう。
基本的な政治スタンスが似ているからだ。

では、この4つの政党の票が日本未来の党に行ったとして、何票になるか?


1,585,370+528,171+1,148.920+86,274=3,348,735


3,348,735票である。


では、日本未来の党の比例区における票は、3,423,915


つまり、日本未来の党は、75,180票しか独自の票を獲得していないことになっているのです。


こんなムチャクチャな話があるはずがありません。


なにしろ、日本未来の党は、元々母体は民主党だったわけで、その民主党 は、29,844,799票から9,628,653票 に激減しているわけで、実に20,216,146票も減らしているわけです。

そして、日本未来の党の政策は、元々の民主党の政策に近いわけであり、それが、311をうけて原発反対になりTPP反対になったわけである。
民主党支持者が、もっとも投票しやすい政党のはずだ。


少なくとも民主党から減った20,216,146票の半分の1000万票くらいは、確実に入っていると考えられます。

管理人の感覚からすると、民主党から減った20,216,146票のうち、70%が日本未来の党に移ったと考えるのが常識的ですね。

すると、14,151,302票になります。

これに、3,348,735票を足すと、17,500,037票です。

当ブログが計算する日本未来の党の比例区票数は、17,500,037票です。

これは、自由民主党 16,624,457票を上回ります。


そして、これは、衆院選前のロイターの調査

日本未来の党の支持率34%
自民党の支持率32%

にかなり近いことが分ると思います。

では、民主の受け皿になったとされる、みんなの党 5,245,586票と日本維新の会12,262,228票を足してみましょう。

17,507,814票になりました。


当ブログが計算した『日本未来の党』の得票は17,500,037票

みんなの党 と日本維新の会の合計は、17,507,814票です。


差は何票ですか?

17,500,037-17,507,814=7,777票になりました。


というわけで、おそらく、比例区における、票数の操作の計算方法は、このやり方だと思います。

資料

第46回衆議院議員総選挙
得票数 得票率

与党
民主党 9,628,653 15.9%
国民新党 70,847 0.1%

野党
自由民主党 16,624,457 27.6%
日本維新の会 12,262,228 20.3%
公明党 7,116,474 11.8%
みんなの党 5,245,586 8.7%
日本未来の党 3,423,915 5.6%
日本共産党 3,689,159 6.1%
社会民主党 1,420,790 2.3%
新党大地 346,848 0.5%
新党日本 0
新党改革 134,781 0.3%

無所属・諸派 無所属 1,006,468 1.6%
幸福実現党 216,150 0.3%
合計 60,179,888 100.0%

第45回衆議院議員総選挙
得票数 得票率

民主党 29,844,799 42.41%
社会民主党 3,006,160 4.27%
国民新党 1,219,767 1.73%
新党日本 528,171 0.75%
新党大地 433,122 0.62%
民社国系小計 35,032,019 49.78%

自由民主党 18,810,217 26.73%
公明党 8,054,007 11.45%
改革クラブ 58,141 0.08%
自公系小計 26,922,365 38.26%

日本共産党 4,943,886 7.03%

みんなの党 3,005,199 4.27%

諸派(比例代表)
幸福実現党:459,387(0.65%)
新党本質:7,399(0.01%)

諸派 466,786 0.66% 0 0.0% 0 0.0% ±0

合計 70,370,255 100.00%


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http://velvetmorning.asablo.jp/blog/2012/12/23/6667870

「投票率低調」報道の一方で、なぜか「投票所に今までにない行列ができている」という声が多数 ―
http://velvetmorning.asablo.jp/blog/2012/12/16/6661761

投票読取機ソフトに不正はないのか? ―
http://velvetmorning.asablo.jp/blog/2012/12/16/6661843

自書式投票用紙読取分類機「テラックCRS-VA」に関するメモ
http://velvetmorning.asablo.jp/blog/2012/12/16/6662040

不正選挙を調査!まず、東京都知事選で宇都宮けんじ氏に実際に投票した人の数を数えましょう ―
http://velvetmorning.asablo.jp/blog/2012/12/18/6663169

不正選挙!?この3つの地域、特に重点的に調査しましょう。 ―
http://velvetmorning.asablo.jp/blog/2012/12/18/6663668


不正選挙!投票時間の繰り上げと様々結ぶ点と線 ―
http://velvetmorning.asablo.jp/blog/2012/12/18/6663722

不正手口のまとめ、及び公選法情報 ―
http://velvetmorning.asablo.jp/blog/2012/12/19/6664435

『選挙ごっこ』ではなく、本物の選挙、本物の民主主義をこの国にもたらすために
http://velvetmorning.asablo.jp/blog/2012/12/19/6664618

三原じゅん子氏「出口調査の結果があちこちから流れてきます。自民党、、、厳しいです。」
http://velvetmorning.asablo.jp/blog/2012/12/20/6665326



http://www.asyura2.com/12/senkyo141/msg/658.html

記事 [政治・選挙・NHK141] 小沢氏や小沢氏に付いて行く議員は、未来から生活に戻れ!それが結果として全体票を伸ばせる解決法だ。 (かっちの言い分) 
http://31634308.at.webry.info/201212/article_23.html
2012/12/23 22:28 かっちの言い分

未来の党代表の嘉田氏は、嘉田氏の下で討ち死にした候補者に対して何か総括しているのだろうか?

嘉田氏は、民主党がやろうとしている落選した候補者を含めた両院総会も開く気配がない。嘉田氏にとって、生活の出身の元議員は、もともと選挙の駒程度で格別の思いもないのであろう。選挙応援での一瞬の出会いだけだから。嘉田氏はマスコミにはいろいろ話をするが、いわゆる党を支持する人に向かっての発信はない。マスコミの報道では、当初は小沢氏との共同代表と報道されたが、直ぐに元社民党の阿部氏が共同代表という話が出され、これが今のところ最終的な話となっている。

これを聞いて、未来の党を支持している人達のツイッター上では賛成意見はほとんどない。むしろなぜ小沢氏、亀井氏は表に出て来ないのかとか、嘉田氏は責任を取って小沢氏が代表になるべきだという意見が多い。

この阿部共同代表の話が本当なら、小沢氏を今まで支持してきた人たちは、未来の党を支持しなくなるだろう。嘉田氏は小沢氏との約束で、小沢氏を重要な役職には就けないと約束したから就けないのだと言っているらしい。今まで陸山会事件からずっと小沢氏を支持して来たが、小沢氏が単に未来の党の一員だけの存在になるなら、小沢氏の存在の意味がなくなる。単なる数合わせの存在では意味がない。

この重要な役には就けないという条件は、嘉田氏が代表を受ける条件として、嘉田氏が要求したものと考えている。この条件は、未来の党が大勝する(予定の)代償として小沢氏が清水の舞台から飛び降りる覚悟で認めたものと考えている。しかし、上記の条件の下で嘉田氏の代表で大敗した。世の中の常識から言えば、大敗の責任は最高責任者である代表の責任だ。本来は民主の野田首相のように辞任するのが常識である。

大敗して、自分は責任を取らないのに、小沢氏に約束だけは求めている。本来はこの約束は反故になるべきものである。況や、非常事態で党存亡の事態であるのに。普通の常識をもった人ならここまで執拗に求めないものである。

なぜここまでこだわるのかが、以下の言動に表れていると考えている。

嘉田氏は今回の大敗の原因は、「小沢ファンと嘉田ファンが分極した」と述べた。分極という言葉に、自分の主義主張の支持者と小沢氏の主義主張の支持者という意味が含まれているのだろう。ここにお互い相入れない意味が含まれていると感じる。嘉田氏は陸山会事件で無罪が出ても、東京地検の捜査、検察審査会の不正などに対して、基本は何がしか不審感をもっているのではないか。そう思っているから、これほどまでに小沢氏を隠したがるのではないか。

このブログも小沢信者が書いていると見られている。小沢信者と言われても構わないが、盲目的、狂信的に小沢氏を支持している訳ではない。小沢氏を国家権力、マスコミ権力、利権権力に対抗する象徴として捉えているのだ。小沢氏が負ければ、明日は我が身に降りかかる恐れがある。小沢氏には絶対に負けて欲しくないから、断固支持しているのである。

したがって、嘉田氏に表に出ないようにと言われると、無性に反発したくなる。なぜなら、嘉田氏自身が小沢氏=何か後ろめたい存在と思っていると、思われるからである。そうすれば、世間も小沢氏が表に出ないのはそのせいと思うだろう。

小沢氏は国家権力、マスコミ権力、利権権力に対抗する鉾となるために、むしろ表に出なければならないのである。したがって、嘉田氏があくまで表に出るなというなら、小沢氏は未来から出て生活をもう一度立ち上げるべきと考える。

その上で、未来とは統一会派を組めばいい。また選挙協力をすればいい。今のままでは、小沢氏を支持してきた500万票とも700万票ともいう支持票は確実に半減し、今回の340万票程度になってしまうだろう。 そして、未来の党は第二社民党と見られるだろう。

小沢氏は、それぞれの権力に対しての象徴であり表に出て闘う天命があるのだ。それは自分のためでもある。


http://www.asyura2.com/12/senkyo141/msg/659.html

記事 [政治・選挙・NHK141] 日銀法改正を明言=2%目標、次回見送りなら−安倍自民総裁(時事通信)
 その調子で攻めて下さい。

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日銀法改正を明言=2%目標、次回見送りなら−安倍自民総裁(時事通信)
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012122300031&j4

自民党の安倍晋三総裁は23日、フジテレビの番組に出演し、日銀が来年1月の次回金融政策決定会合で2%の物価目標を導入しなかった場合の対応に関し、「日銀法を改正してアコード(政策協定)を結んでそれを設ける」と述べ、「安倍政権」として日銀法改正に着手する考えを明らかにした。
 安倍氏は同法を改正する際には「雇用についても責任を持ってもらう」として、物価安定だけでなく、雇用確保も日銀の使命として明記する意向も示した。
 4月に任期が満了する白川方明日銀総裁の後任人事については「われわれの考え方に賛成していただける方になってもらいたい」と力説。ねじれの状況にある衆参両院での同意が必要なことを踏まえ「みんなの党と日本維新の会とは、金融政策は基本的に同じだ」と述べ、両党の協力取り付けに自信を示した。
 2014年4月からの消費増税実施に関しては「デフレが続く、悪化していくことになれば、消費税を上げる環境ではない」と、景気回復が前提との認識を重ねて強調。為替相場にも触れ「今まで税金を払っていなかった法人も、(1ドル)85円を超えれば払ってもらえる」と語った。 
 安倍氏は、公務員制度改革にも言及し「中央だけでなく、地方も併せてしっかりと取り組んでいきたい」と述べ、地方公務員も対象にする方針を示した。(2012/12/23-15:33)

http://www.asyura2.com/12/senkyo141/msg/660.html

記事 [政治・選挙・NHK141] 尖閣・竹島も慎重…安倍氏、靖国参拝見送り意向 (読売新聞) 
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20121223-OYT1T00513.htm
2012年12月23日19時36分 読売新聞


 安倍政権は、政策の遂行も安全運転に徹する構えだ。

 自民党は衆院選の政権公約を詳細に説明した「J―ファイル」で、沖縄県の尖閣諸島に「公務員を常駐」などと明記している。

 しかし、安倍氏は22日、山口県長門市で記者団に、「『検討する』と何回も申し上げてきた。『検討する』ことに変わりはない」と述べた。党の考えは一貫していると強調しつつ、公務員の常駐など尖閣諸島の実効支配強化策は当面「検討」にとどめ、関係が冷え込んでいる中国を刺激しない考えをにじませたものだ。

 安倍氏はJ―ファイルで「政府主催で2月22日の『竹島の日』に式典を開催」としたことについても、「慎重に考えたい」とトーンダウンさせている。日韓両国の首脳交代が、竹島問題で悪化した関係を修復する好機になるとみているためだ。

 靖国神社への参拝に関しても、安倍氏は総裁就任直後の10月、秋季例大祭に合わせて参拝したが、来年の春季例大祭での参拝は見送る意向だ。



http://www.asyura2.com/12/senkyo141/msg/661.html

   

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