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2013年7月30日00時02分 〜
記事 [政治・選挙・NHK151] 「勝谷氏は匙を投げている「民主党を再生させる必要はない。党の解散こそ日本のためになる。」:平野 浩氏」(晴耕雨読) 
http://sun.ap.teacup.com/souun/11615.html
2013/7/30 晴耕雨読


https://twitter.com/h_hirano

政権交代する前の民主党はちょっとしたことで代表の代わる政党だった。

比較的短い期間で菅→鳩山→岡田→前原→小沢と代わっている。

それが政権交代すると一転して政権にしがみつき、それ以降誰も責任を取らなくなる。

鳩山首相、小沢幹事長は別だが・・。http://bit.ly/14cgXg6

民主党は党名を変更せよという意見がある。

篠原孝民主党衆院議員の提言。

「民主党の解党的出直しは、野田佳彦前首相の議員辞職と党名変更からはじまる」と。

韓国の与党ハンナラ党がセヌリ党と名称変更して大統領選に勝ち、与党を守った例にならっての提言である。

しかし、野田は絶対に辞めないだろう。

民主党についてコラムニストの勝谷誠彦氏の厳しい意見。

「民主党を再生させる必要はない。党の解散こそ日本のためになる。民主党は役人や大マスコミに騙され、小沢一郎を追い出してからは彼らの既得権益を守る党になり下がってしまった。もうこの党は政治的使命を終えた」と。

勝谷氏は匙を投げている。

ネット選挙では自民党が圧勝で、共産党がそれに続いている。

自民党はユーチューブに開設した公式チャンネルの再生回数は1300万回で550万回の共産党を圧倒。

何しろ準備では自民党が抜きんじている。

共産党はネット番組で批判的書き込みが出ると、ツイッターで批判にていねいに説明している。

参院選の自民党の得票数は選挙区が2268万票、比例代表は1846万票。

1億415万人の有権者の20%程度しか自民党に入れていないのに70%近い議席を獲得。

これは無党派層がほとんど投票しなかったことの表れ。

これでは組織団体の向けの政治が行われてしまう。

メディアに責任がある。

最新のFNN世論調査。

「今回自民党が大勝したのは自民党が評価されたからですか」の質問に対して回答は次の通り。

「自民党が評価されているから」19・4%、「野党に魅力がないから」76・7%、「わからない」3・9%という結果であった。

実際に得票率も20%程度であり、それを裏付けている。


http://www.asyura2.com/13/senkyo151/msg/703.html

記事 [政治・選挙・NHK151] この政権があと3年続くとどうなるか どこまでも ついて行きます 下駄の雪 (日刊ゲンダイ) 
http://asumaken.blog41.fc2.com/blog-entry-9434.html
2013/7/29 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ


オバマ大統領は先週、次期駐日大使にケネディ元大統領の長女、キャロライン・ケネディ氏を指名した。米国初の女性駐日大使、しかも、名門ケネディ家の出身で、歌手のニール・ダイアモンドが「スイート・キャロライン」という歌を作ったほどの美人……。で、日本のメディアは歓迎ムード一色なのだが、キャロライン氏は弁護士出身で外交はド素人。オバマが駐日大使に起用したのも、08年の大統領選でイチ早くオバマ支持を表明した論功行賞といわれている。

これが米国における、日本の地位なのだろう。論功行賞のポストといえば、見てくれはいいが、さして重要でない場所だ。要するに、米国にとって、駐日大使なんて、地方の知事みたいなものなのだ。

そんな日米関係を強烈に物語っていたのがこれまた、先週、明らかになった日本郵政とアフラックの業務提携だ。ちょっと前まで、がん保険に参入しようとする日本郵政に、アフラックや米国は神経をとがらせていた。ところが、今年4月にまとまったTPP2国間協議で「米国の自動車関税は最大限の期間、維持する」ことと並んで、日本郵政の問題が取り上げられ、新規事業の凍結をのまされた。これだけでも屈辱なのに、今度はアフラックのために日本郵便が直営する全国約2万カ所の販売網を差し出すわけだ。

元外交官で評論家の天木直人氏はこう言った。

「米国の要求がどんなに理不尽で無謀であっても、何とかして受け入れ、絶対服従しようとする安倍政権を見ると、暗澹たる気持ちになります。守るべき日本企業を圧迫して、米国企業の利益を優先するのは、本末転倒です。日本郵政とがん保険を共同開発していた日本生命が“遺憾”を表明したのも当然です」

◆「カタキ」のために販売網をそっくり差し出す屈辱外交

日本郵政は政府が株主だ。日生とは08年に業務提携し、システム構築やがん保険の商品開発などを模索してきた。それが、いきなり、米国企業の応援に回ったわけだから、日生にしてみれば驚天動地の裏切りだろう。

しかも、TPPの全体交渉に初参加した直後のタイミングなのである。今年6月に日本郵政の社長になった西室泰三氏は「政府からの圧力はなかった」と言い、官邸もスットボケていたが、官邸と一体で動いていたのはミエミエだ。米国の機嫌を損ねず、TPP交渉がスムーズに運ぶように、日本郵政を差し出したということだ。一体、どこの国の政府かと思ってしまうが、これが日米関係なのである。主従の関係だから、「こうしろ」と言えば、逆らえない。ケネディ起用なんて、そのカムフラージュみたいなものだ。

この調子だと、間違いなく、米国の要求はエスカレートしていく。「TPPすぐそこに迫る亡国の罠」の著者で立教大教授の郭洋春氏(経済学)はこう言った。

「米国は自動車、がん保険という本丸の2分野ですでに日本に大幅譲歩させることに成功しましたから、これからは守りから攻めに転じると思います。例えば、自動車です。関税維持の次は何とかして米国車を日本に輸入させようと動き始めるでしょうね。実際、お隣の韓国では、米韓FTAの締結から1年ちょっとしか経っていないのに、アメ車の輸入が5割も増えました。自動車の次は医療、医療の次は薬といった具合に、米国からモノやサービスを買わされることになります」
そうなれば、国内企業はどうなるのか。目も当てられないことになる。

◆副大統領との会談に舞い上がった「下駄の雪」

政界では「踏まれても蹴られてもついて行きます下駄の雪」という都々逸があるが、今の日米関係はまさしくこれだ。どんな理不尽な要求をされても、踏みつけられても、下駄の雪のごとく、ついていく。これが日本だ。冷戦時代はともかく、今や、米中は日本の頭越しに接近し、日本の出る幕はない。米中首脳会談を8時間もやったオバマが安倍と会わないのは象徴だ。

安倍は今月26日、シンガポールでバイデン副大統領と会談した。会談予定時間が延びたことに安倍は舞い上がっていたが、アホみたいだ。もともと、こっちが首相なのに、向こうは副大統領なんて異例だ。安倍はコケにされているのである。

「副大統領というと聞こえはいいですが、米国では大統領に万が一があったときのスペアで、政策的には何の権限もありません。つまり、副大統領と何を話しても、それがオバマ政権の外交政策には直接つながらないのです」(外交関係者)

安倍は東南アジア歴訪でODAをばらまき、「地域と世界の平和に貢献する戦略的外交」「地球儀を眺める俯瞰外交」とかいい気になっていたが、下駄の雪がよく言う。米国には従属なのに、東南アジアででかい顔は本当に見苦しい。と思ったら、安倍の祖父、岸信介はCIAの協力者だった。血は争えないというか、米国にしてみれば、ますます操りやすいのではないか。筋金入りの売国首相に任せていたら、日本はどうなってしまうのか。本当に心配になってくる。

「安倍政権がタカ派路線を見直さない限り、日本はますます世界で孤立を深め、対米従属にすがるしかないという悪循環になります。TPPや、米との2国間協議での譲歩はもちろん、沖縄の米軍問題も解決しない。米国はもっと搾り取る腹ですよ。日本郵政とアフラックが提携して売る保険もマネーは米国に流れていく。こんな理不尽な話はないが、野党が壊滅状態ではTPP条約の批准も阻止できず、お手上げです」(天木直人氏=前出)

この前の参院選で沖縄は、オスプレイに断固「NO」の糸数慶子が当選した。ところが、26日、追加配備のオスプレイ12機が岩国基地に到着、8月には普天間に配備される。民意の拒否は歴然なのに、オスプレイはどんどん増えている現実をどう捉えるべきか。

米国にしてみりゃ、日本の民意なんて関係ないし、安倍は媚びへつらうだけで何も言わないのだから、事態が改善されるわけがない。こうして、国民の生命、財産が削り取られていくのである。

◆米国経済を支えるための異次元緩和

「例の異次元緩和だって、米国の意向みたいなものです。緩和マネーは米国債に向かっていて、それが米国経済を支えているのです」(金融アナリスト・菊池英博氏)

それで米国は得するかもしれないが、日本経済は焼け野原のようになってしまう。

「FRBのバーナンキ議長は金融緩和の縮小を言い出し、出口戦略の模索を始めましたが、日本はそうはいかない。今の水準の株価を維持しようと思えば、円安を続ける必要があるし、日本の異次元緩和は米国も歓迎なんです。機関投資家はポートフォリオに外債を組み込んでいますからね。そのために、これまで以上に大胆な金融緩和が求められることになるかもしれません。しかし、これは危険な政策で、すでに“悪いインフレ”の兆候が出始めています」(埼玉大教授・相沢幸悦氏=経済学)

悪いインフレが加速すれば、いよいよハイパーインフレの懸念が出てくるが、米国はもちろん、そんなの知ったこっちゃない。自分たちの企業が儲かればいいわけで、安倍も日銀もその言いなりになる。

国民が「おかしい」と言っても、野党不在でどうにもならない。こんな政権が3年も続いたら、どうなるのか。国のかたちも庶民の生活も、何もかもが変わってしまうに違いない。



http://www.asyura2.com/13/senkyo151/msg/704.html

記事 [政治・選挙・NHK151] 安倍首相 異例のロングバケーションは靖国参拝のためなのか (日刊ゲンダイ) 
http://asumaken.blog41.fc2.com/blog-entry-9435.html
2013/7/29 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ


8月に11日間

◆「15日は在京」の予定

異例の長期休暇だ。安倍首相は今年、終戦記念日をはさんで11日間に及ぶ夏休みを取る予定だという。これが「靖国参拝のためではないか」と臆測を呼んでいる。

そもそも、首相が長い夏休みを取ることは珍しい。昨年の野田前首相は3日間、11年の菅元首相は1日だった。安倍首相も、第1次内閣では1日休んだだけ。11日間もの夏休みは、04年の小泉元首相の13日間以来となる長期休暇である。

「総理は8月9日の長崎原爆式典への出席を最後に夏休みに入ります。前半は地元の山口県で休暇。15日の終戦記念日は在京で、その後は、河口湖の別荘で過ごす予定です。社会保障国民会議の報告書を臨時閣議で決定する21日までが夏休みになります」(官邸関係者)

むろん、気になるのは「15日は在京」のくだりだ。

昨年は、15日の終戦記念日に香港の活動家が尖閣諸島に上陸。ちょうど野田の休みと重なったため、自民党から「上陸は予期できたのに、首相がノンキに夏休みとはいかがなものか」と批判が相次いだ。安全保障に人一倍うるさいはずの安倍が、あえてこの時期に休みを取るのだ。相応の理由があると勘ぐられても仕方ない。

安倍はこれまで、「総理時代に靖国に参拝しなかったのが心残り」と口癖のように言ってきた。昨年の自民党総裁選でも「痛恨の極み」と言っていた。

「総理大臣として終戦記念日の8月15日に靖国神社に参拝することは安倍首相の悲願です。ただ、実行すれば、中韓との関係修復は絶望的になる。安倍政権の右傾化を警戒している米国も、靖国参拝に難色を示しています。一方で、行かなければタカ派の支持を失いかねない。官邸内では反対している人が多く、それで『参拝を断念』という報道も出てきているのですが、15日前後に日にちをズラして行く可能性もある。日程に幅を持たせるために長期の夏休みを取るのかもしれません。相当なせめぎ合いがあると思いますよ。ギリギリまで注視が必要です」(政治評論家・本澤二郎氏)

菅官房長官は25日の会見で、安倍の靖国参拝について「総理や各閣僚が私人の立場で参拝するかしないかについては、政府としての答えは差し控えたい」とお茶を濁していた。
行くべきか、行かざるべきか。悩み過ぎて、お腹が痛くならなければいいけれど……。



http://www.asyura2.com/13/senkyo151/msg/705.html

記事 [政治・選挙・NHK151] 大政党ほど有利 「比例していない比例選挙」とは… (田中龍作ジャーナル) 
参院選比例区に「緑の党」から出馬し、17万6,970票を獲得しながらも落選した三宅洋平候補。=写真:山田旬=


大政党ほど有利 「比例していない比例選挙」とは…
http://tanakaryusaku.jp/2013/07/0007625
2013年7月29日 13:14 田中龍作ジャーナル


 1980年代初頭、参院選挙の全国区に『ドント式』による比例制度が導入されることが決まった時、世間の多くは首を傾げた。50代未満の方は、当時の政治的、社会的動揺を御存知ないだろう。

 ドント式とは各政党の得票を先ず1で割り、次に2で割り、3で割り、4、5、6、7…で割っていき商の多い順に当選議席を割り振って行く方法だ。大政党に有利になる仕掛けである。

 当然小政党は異議を唱えた。政治権力に最も近いNHKでさえニュース解説で「ドント式は大政党ほど有利となり小政党には不利となる…」として問題が残る制度であることを説いていた。「ええっ!? NHKがお上の決めたことに異論を唱えていいの?」筆者は驚いた。

 銭湯の女将さん、一膳飯屋のオヤジ…極端に言えば町の行く先々で「なぜ大政党ほど有利になるのか?」と聞かれた。

 筆者は上述したドント式のシステムを図示しながら説明した。彼らの怪訝そうな顔が今でもまぶたに残っている。「なんでこんなことするんやろ?」顔にそう書いてあった。50代以上の記者であれば身をもって体験しているはずだ。


自民党から出馬した渡辺美樹候補は10万4,176票で当選した。=写真:山田旬=
http://tanakaryusaku.jp/wp-content/uploads/2013/07/44b1b12f457023b692427de8d8273224.jpg


 今回の参院選挙を見てみよう。比例区で18人が当選した自民党は、総得票数を当選者の数で割ると1,025,578票。5人当選の共産党は1,030,811票。1人しか当選しなかった社民党は1,255,235票。

 自民党の場合102万票で1人を当選させることができるが、社民党は125万票を必要とする。大政党ほど有利となる証左だ。

 ドント式による比例選挙が「比例していない比例選挙」と言われるゆえんでもある。

 総務省選挙課にドント式を導入した経緯を聞くと「政党政治を推進するのが目的だった」という答えが返ってきた。

 当時、社会党(社民党の前身)が衆院に100議席以上を有しており、「自・社対決」などと持てはやされた頃でもあった。「自・公」なんて概念さえなかった政治状況だった。

 当時2大政党だった「自民党と社会党が、自分たちに有利になるような選挙制度を持ち込んだ」−『ドント式』導入をめぐって憶測が飛んだ。20代でまだ駆け出しの筆者は、真相を確かめることができないままだった。

 魅力ある候補者でも弱小政党から出ると勝ち目がない。逆に言えば、社会の批判を浴びている候補者でも大政党から出れば当選する。今回の参院選で自民党の総得票数の75%以上が政党名で投票しているのだ。緑の党は53%弱だ。

 有権者にとっては制度以前の問題として釈然としない。


http://www.asyura2.com/13/senkyo151/msg/706.html

記事 [政治・選挙・NHK151] 消費増税前提の海江田は民主を解党に導く道を一直線! (ハイヒール女の痛快日記) 
消費増税前提の海江田は民主を解党に導く道を一直線!
http://tokyolumix.blog60.fc2.com/blog-entry-1227.html
2013.07/29 ハイヒール女の痛快日記


はじめまして!東京ルミックスです。
ゲリラ豪雨でハイヒールも花火大会もオジャンに!?



民主党の海江田代表は野党再編について「政策の一致が必要だ。消費税で私どもの考えは譲れない」と述べた。消費増税推進の立場から、みんなの党などが増税凍結を主張している以上、連携は困難との認識を示した。参院選惨敗にも関わらず続投することには、


まだ刀折れ、矢尽きていないという認識だ、と発言した。


アホか?壊滅寸前の野党になっても消費増税を推進する意味がわからない。極めて政治的思考になれば、絶対に消費増税反対でしょう。


海江田のオツムの悪さは理解不能なとこまで陥ってるわね。


現実に消費増税すれば経済は激しく落ち込むのは目に見えている。1%の金持ちには全く響かないが、一般的庶民にはキツイ!間違いなく消費は急激に落ち込む。


インチキマスコミやテレビでは、相変わらず国民全体の消費が上向いているような映像や、世論調査の結果として、ねじれ国会解消が出来て良かった、憲法改正賛成という人たちが、


7割もいると世論誘導的ガセネタ情報を垂れ流している。


私は完璧庶民だからよく分かるが、ハッキリ言って給料が上がることもなく、経済状況は全く変わってない。ってか、電気代やガソリンなど身近なものが値上がりしており、マイナスの影響の方が大なのよ!


まさか、海江田までアベノミクスをマジに信じてるのかしら?


長期ビジョンが見えていれば、消費増税反対の結果しかないでしょ。こんな時こそ、民主党は野党連合結集を主導しなければ存在感ゼロから、解党の芽まで出てきそうだわね。海江田は朧に認知症が入ったか、


正真正銘のクルクルパーになったのか?分かってないな〜!


与党時代の横暴と野党時代の横暴は国民の感情がまったく違うのだ。与党で政策を変えたり実現しなくても、取り敢えず、自分たちが選んだ結果だから、致し方ないと思うしかない。しかし、野党になれば全然違う!


是々非々ではなく、与党を牽制する役目に変わるはずでしょ。


小沢一郎が漸く実現させた2大政党制を僅か3年でブチ壊したのは民主党自身だ。その責任の大きさは歴史に刻み込まれるほどだ。海江田が代表の座を死守して、国民から再度信頼を得るには野党結集のリーダーシップを取ること以外にない。


出来なければ、代表クビの上に民主党は解党の道を真っしぐらね!



http://www.asyura2.com/13/senkyo151/msg/707.html

記事 [政治・選挙・NHK151] "On lâche rien" あきらめないぞ!(植草一秀の『知られざる真実』)
"On lâche rien" あきらめないぞ!(植草一秀の『知られざる真実』)
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2013/07/on-lche-rien-69.html


ある方が貴重な映像を紹介くださった。


HK & Les Saltimbanks


"On lâche rien"


HK & Les Saltimbanks "On lâche rien" (Japanese subtitles)
SulejmanEtLaRacaille
http://youtu.be/miY5ZuB1lZM


歌詞は「ウィンザー通信」様が提供くださっている。


http://goo.gl/BPSID


歌詞を転載させていただく。


"On lâche rien" あきらめないぞ!


オレが住んでるスラムから
アンタが住んでる田舎の村まで
オレたちの現実は同じなんだ
そこらじゅうで反乱が起こりそうだ
この世界でオレたちのいる場所は無い
オレたちの顔じゃイイ仕事は見つけられない
オレたちは豪邸の生まれじゃない
親父でさえクレジットカードなんて持っていない


ホームレス、失業者、労働者、
農民、移民、不法滞在者、
奴らはオレたちを分断した
奴らはうまくやっていた
オレたちが連帯しないから
奴らは甘い汁を吸えたんだ
でも、オレたちは目覚める時がくる
そして、また奴らの首を落とすんだ


だからあきらめない!
あきらめない!あきらめない!あきらめない!あきらめない!あきらめない!あきらめない!
あきらめないぞ!


奴らは平等だと言っていた
オレたちはバカみたいに信じていた
『民主主義』?冗談じゃない!
ホントかウソか見ればわかるよ
投票用紙に価値はなく
株式市場の方が大事なのさ


ハッキリ言ってしまおう!
オレたち、ハメられちまったんだよ!
人権なんて価値はなく
エアバスのセールスの方が大事なのさ
一言で言ってしまえば
もっと稼ぐためには魂まで売れってことさ
この国は堕ちた売春国家
世界の独裁者を客に取る
奴らのきれいごとは、もう信じない
政治家たちはウソつきだ


だからあきらめない!
あきらめない!あきらめない!あきらめない!あきらめない!あきらめない!あきらめない!
あきらめないぞ!


まったくバカげているぜ
平和の話?友愛の話?
ホームレスがのたれ死にし
移民たちが追われている時にする話か?
奴らは労働者にパン屑を放り投げた
労働者をなだめるために
この社会で大切な “財界のお偉方” に
労働者がたてつかないようにさ
どれだけ奴らは守られているんだ
金持ちや権力者……
優遇されるのさ
社長が大統領と繋がりがあればね


同志のみんな、有権者のみなさん、
忠実な消費者のみなさま、
さぁ、その時がやってきた!!
出直すときが来た!!
闘いあるかぎり希望がある
命あるかぎり蜂起する
闘っているかぎり倒れることはない
起き上がるかぎり引くことはない
勝利への執念がボクたちの血に流れている
いま、なぜ闘うのかわかるだろう?
理想はただの夢じゃない
さぁ、もう一つの世界をつくるんだ!


だからあきらめない!
あきらめない!あきらめない!あきらめない!あきらめない!あきらめない!あきらめない!
あきらめないぞ!


だからあきらめない!
あきらめない!あきらめない!あきらめない!あきらめない!あきらめない!あきらめない!
あきらめないぞ!


2009年9月に実現した政権交代。


輝かしい金字塔も、敵の総攻撃によって木端微塵に破壊された。


破壊された廃墟に打ち立てられた安倍晋三政権。


しかし、これ砂上の楼閣だ。


アベノミクスのメッキが剥がれれば、ほんとは怖いアベノリスクの地肌が露出する。


原発・憲法・TPP


そして、消費税、辺野古


さらに、シロアリにインフレ


恐ろしい時代がやってくる。


敵は私たち主権者をあきらめさせようと躍起だ。


ここであきらめてしまえば、敵の思うつぼ。


あきらめてはならない。


「為せば成る 為さねば成らぬ なにごとも


成らぬは人の 為さぬなりけり」


だ。

http://www.asyura2.com/13/senkyo151/msg/708.html

記事 [政治・選挙・NHK151] (参院の注目新人)切り捨て、何なんだ 山本太郎氏 「今は1議席しかないけれども政権を取りにいかないとダメ」 
インタビューに答える山本太郎氏=東京都新宿区、杉本康弘撮影


(参院の注目新人)切り捨て、何なんだ 山本太郎氏
http://www.asahi.com/politics/update/0729/TKY201307290441.html
2013年7月29日23時45分 朝日新聞


■無所属・山本太郎氏(38)

 【聞き手・土佐茂生】――私の世代だと、山本太郎と聞くと、高校生でデビューした頃の「メロリンQ」を思い出します。気持ちのままをぶつけているようなダンスでした。

 「お、デビューの。そうですね。気持ちのままにという意味では、デビュー当時と今が近いのかもしれない。素人でしたから、怖いものがない。やりたいこと、表現したいことをやる、というスタンスですよね」

 ――参院選では自民党が大勝する中で、無所属で約66万票を獲得しました。

 「一言で言うと、世も末と思いますよね。本当に、それぐらい、ちょっと暗黒時代に入っちゃってる。でも、投票率が低い中で自民党が強かったわけじゃない。投票による表現をあきらめてしまった人が圧倒的にいた。その人たちが違うアクションを起こして投票行動に移していれば、権力の偏りはもっとバランスを取れていた。その象徴的な東京選挙区で無所属で1議席取れたことは『変えていけるぞ』という象徴的な部分だと思う」

 ――昨年の衆院選では敗れた。政権を決める衆院選では、小選挙区制で2大政党を作るという仕組みです。どう思いますか。

 「投票率が80%ぐらいいかなければ、もう無効だ、という話ですよ。普通に考えれば、3・11の原発事故後の対応が最悪だったのが民主党ですよね。でも、その土台をずっと作ってきたのが自民党じゃないか。だから、危機感を持っている人にとって、選択肢としては、『どっちもないじゃないか』と思うんです。しかも、事故後、自民党は考えを改めたか、というと、よけいにもっと行こうぜ、という。あり得ない選択なんですよ。『やっぱり、もう無いなあ。何が選挙だよ、勝手にやってろ、お前ら』という風に有権者に思われているんですよ」

 ――「選挙フェス」といった独特の戦い方でした。

 「知名度だけなら、そこまで伸びなかった。本気度だと思う。事故から2年間、腹を決めてやったよな、と。自分の考えを、こいつに言ってお尻をたたいたら届けてくれるんじゃないか、という部分があったと思う。ビール箱に乗っているだけなら『必死やなあ、おっちゃん』と斜めにしか見られない。音楽が流れて心がちょっと開いて感受性の触角がちょっと伸びた時、本気の言葉がそこでつながれば大きく開いていくんですよね。今回、それで1議席、実を結んだ。これをいろんなところでやっていくことで、変えていけるんじゃないかな」

 ――「脱原発」の声をあげる葛藤はありましたか。

 「2人の自分がいた。声をあげたい自分と、あげたくない自分が闘っていた。毎日、眠りも浅く、寝言で『メルトダウン!』と言っちゃうぐらい。ダメだと思うことにダメだと言えないのは何なんだよ、表現の自由も生きる権利もなかったのかとわかってきた。『原発いらない。やめよう』ということを一個人として言うのがこんなにハードルが高いのか、と打ちのめされた時だった」

 「原発事故の3週間後にツイッターで脱原発の声をあげた。その瞬間、もう涙が止まらなかった。嗚咽(おえつ)を漏らしながら泣くという。なんか、こう、自由になれた気がしたというか、人間に戻れた気がした」

 ――その結果、芸能界からは干されました。

 「自分の仕事も、原子力も、企業の利害と一致している部分がある。ということは、発言や行動を続ければ仕事が細っていくのは分かっていた。しかし、文部科学省が子どもに対する放射線量の基準値を発表した。ただちに影響はないから子どもの未来を切り捨てる、というメッセージだ。自分の仕事を気にしている場合やない、と」

 「放射能は安全と危険の両面が僕たちに知らされなくちゃいけないのに、国からも報道からもされない。やっぱり踏み込めない構造上の問題としてある。それは、スポンサーとの関係というのは紛れもなくあったと思う。テレビや舞台でも金が集まらなきゃ始まらない。心ある人が僕を使おうとしてくれたけど、営業担当が嫌がった。『そいつじゃなくて良いだろう』と。僕はジョーカーになっちゃってた、ということ」

 ――なぜ国会議員に?

 「原発の問題で気付いたこと、自分自身が目が覚めたかというと、自分が社会から切り捨てられたと感じたから。原発を入り口に労働問題でも切り捨てがあったと気付いた。何なんだよ、この切り捨ては。ずっと前からあったんだ。過労死なんて生まれる状況をずっと見逃してきたんだ、と。そういう労働環境を、どうして改善しないんだよ、って。ここを改善しないと社会問題に目が向けられないですよね。朝から晩まで働いて、家に帰ったら寝るだけ、という生活を送って。心に余裕がなければ社会問題には目がいかない。そういう状況が作られてきたんだなあ、と。一部の人たちが自分の利害に結びつけていく政治がずっと作られてきた」

 ――どこから手をつけていきますか。

 「一議員が国会で出来ることは本当にわずか。議員バッジやJRのフリーパスを使って全国に飛び出していく。原発だけでなく貧困や労働など『世の中おかしいよな』と思ってる人たちと、国民的な運動につなげていけるんじゃないかな。でも、本当の政治って、そういうことなんじゃないですか。なんか、もう自分は代表に選ばれた、委任状をもらったから、自分たちで決めます、という話ではないですよね」

 「今は1議席しかないけれども政権を取りにいかないとダメ。バカみたいと思われるかもしれないが、政権を取らないと変えられないと思うんですよ」

 ――国会ではどこかの政党と手を組みますか。

 「これが一番難しいんですよねえ。国会の中でかあ。まず、仲間が見つかるか、ということですよね。うん、見つかると思うんですよ。いろんな分野で覚悟を決めてやってる議員がいる。自民党の中にもいらっしゃると思う。たとえば、民主党でいうなら、長妻昭さんというのは、年金や生活保護の問題で、すごくリスペクトすべき人だと思う。そういう人たちに『勉強させてください』とコミットして一緒にやっていけば良い。どこの党とやるかではなく、個人だと思う」

     ◇

 やまもと・たろう 1974年、兵庫県宝塚市生まれ。90年に芸能界入り。NHK大河ドラマ「新選組!」や映画「バトル・ロワイヤル」などに出演。2011年4月に脱原発を宣言して活動家になった。昨年末の衆院選は次点で落選したが、参院東京選挙区(改選数5)で4位になり初当選した。



http://www.asyura2.com/13/senkyo151/msg/709.html

記事 [政治・選挙・NHK151] 前途多難な代替エネルギー 発電所反対の大合唱なのにどうする?
再生エネルギー。

いい響き。エコって感じがして偉くなった気がする。

でも実際、発電所建設となると地熱、風力、太陽光と反対運動の大合唱。

国籍不明の似非左翼は、ニヤニヤ笑っているかもしれないが、本当に日本の代替エネルギー政策をどうするの?

結局、シェールガスを輸出するアメリカだけが喜んでいる。


■地熱発電 温泉業者の反対運動で補償問題解決などに10年以上
 http://news.ameba.jp/20121004-42/


 東日本大震災以降、再生可能エネルギーに注目が集まっている。大前研一氏は、新エネルギーの中で輸出産業として有望なのは地熱発電、原発、太陽光の3つだという。ここでは地熱発電について氏が解説する。

 * * *
 すでに地熱発電プラントの心臓部ともいえるタービンは、富士電機、三菱重工、東芝の日本勢3社で世界シェアの約7割を占め、トップの富士電機はニュージーランド、エルサルバドル、インドネシア、フィリピンなどで地熱発電プラントの建設を手がけている。

 ところが、日本国内で地熱発電は全く発達していない。火山国の日本は世界第3位のポテンシャルを持ち、それをすべて開発すれば日本の電力需要の10%を賄えるのに、ほとんど開発されていないのだ。

 その理由は、地熱資源の約8割が国立公園などの自然公園地域内に埋まっているため、発電施設が自然景観を損ねたり、熱水を取り出す井戸の掘削が環境に悪影響を及ぼしたりする恐れがあるとして、環境省が地熱発電の開発を規制してきたことである。

 1972年に当時の通産省と環境庁が既設の六つの発電所を除いて国立公園内には新規の地熱発電所を建設しないという覚書を交わして以降、自然公園内での地熱発電開発はストップした。

 また、地熱を開発して温泉が涸れたらどうするのか、という温泉業者の反対運動が起きるため、過去の例では補償問題の解決と環境アセスメントに最短でも10年以上かかっているのが現状だ。

 とはいえ、再生可能エネルギーに対する関心の高まりに伴って環境省の姿勢も変わってきている。同省が今年3月に示した新方針では、自然景観の重要度レベルが低い地域では自然公園外から斜めに井戸を掘る傾斜掘削が正式に可能となり、さらに自然環境の保全と地熱開発の調和が十分に図られる「優良事例」については、傾斜掘削よりコストの安い垂直掘りなど公園内での開発も認められることになった。

 私は自然公園法を変更してもっと規制を緩和したり、地熱発電所を温泉業者との共同出資で株式会社化したりして国内の地熱開発を容易にすることを、細野豪志環境・原発事故担当相(当時)に直接、提案している。そうすることで地熱資源の全部は無理でも、半分くらいは早急に開発すべきだと思う。

 なぜなら地熱は操業度が85%(太陽光は15%、風力は19%)でCO2も出ないため、原子力に代わって常に一定出力を確保するベースロード用の発電施設になるからだ。世界シェアトップの日本企業が国内でさらに技術を磨いていけば、輸出産業としていっそう弾みがつくはずである。

※週刊ポスト2012年10月12日号


■メガソーラー計画に反対相次ぐ/六ケ所村議会
 http://cgi.daily-tohoku.co.jp/cgi-bin/tiiki_tokuho/mo/news/news2013/mo130515b.htm


 六ケ所村での国内最大級の大規模太陽光発電所(メガソーラー)の建設計画が明らかになった14日の村議会議員全員協議会。議員からは、青森県の新むつ小川原開発基本計画に基づく千歳平北地区(B住区)の整備方針との整合性などを理由に、反対意見が相次いだ。
 
 当初の開発構想でB住区は、村内移転者を対象とするA住区とともに、開発に伴う関連社員が暮らす「新たな街」の整備が想定されていた。ただ、石油ショックなどで開発そのものが頓挫し、現在も野ざらしの状態にある。
 2007年策定の新計画では、村全体の住環境方針として「アメニティーあふれる生活環境の整備」が掲げられ、B住区は「生活・福祉などの分野で魅力とゆとりを創造する」地域に位置付けられた。
 急浮上したメガソーラー計画では、B住区の大半を発電所施設が占めることになる。これに対し、橋本勲議員は「まずはB住区の在り方を説明するべきだ。太陽光は次元が違う」と指摘し、土地を貸す第三セクター側の姿勢を批判。小泉勉議員は「本当に悔しい思いをしている。将来的な夢が消える」と語気を強めた。
 一方、村はB住区の都市計画上での区分を08年に準工業地域に変更済みで、「制度上は問題ない」(戸田衛副村長)との立場。県エネルギー開発振興課は、メガソーラー計画に関し「土地利用の一つで、再生可能エネルギーを普及させていくのは必ずしも(計画と)合致しないわけではない」と一定の理解を示す。
 古川健治村長は取材に「企業同士の計画に口をはさむことはない」とし、「移転住民の思いもあるが、開発は時代でさまざま変化してきた。3・11(東日本大震災)に対応するのも一つの方向で、苦渋の判断だ」と語った。(藤野武)

■ストップ! 風力発電 巨大風車が環境を破壊する
 http://www.atworx.co.jp/works/pub/56.html


「地球環境にやさしいクリーンエネルギー・風力発電」として、伊豆(静岡県)・青山高原(三重県)・大平山(和歌山県)など各地で建設が続く巨大風車。
その実態は、建設地域の森林伐採や野鳥の衝突死などの自然破壊、地域住民の同意のない建設工事、低周波・超低周波音による健康被害の拡大、不安定な電力供給と多発する事故。
そして今、EUをはじめ、風力発電の問題に気づいた世界の人たちは、「反風力発電」「反風車」のネットワークづくりをすすめ、「ストップ! 風力発電」の声が広がっている……。
もくじ
第1章 東伊豆(静岡県)で起きていること
目を見張る自然破壊/天然記念物の湿原にも風車が/住民不在の計画/アセスもいいかげん/隣町に移動した計画/地元に支払われる承諾金
第2章 南伊豆(静岡県)で起きていること
ストロボ効果の恐怖/頭上をヘリコプターが/地権者の同意もなく/何の説明もなく工事が/騒音予測値をごまかす業者
第3章 青山高原(三重県)で起きていること
風車の近くは鳥がいない/止まってばかりの風車/アセスにも問題/自然公園なのに/保安林でもお構いなし
第4章 大平山(和歌山県)で起きていること
「作らんといたらよかった」/折れたブレード/地元では騒音被害も/大平山で起きていること/増える反対派/物言わぬ住民/現金が配られていた!/反対されても再申請/「国際ターミナル」日高港/自然破壊に警鐘
第5章 巨大風車がもたらすもの
とにかく大きい、現代の風車/事故の多い風力発電/安全対策もおざなり/野鳥とコウモリへの脅威/官僚と事業者の本音/
第6章 低周波・超低周波音による被害
イギリスでの調査/大反響を呼んだテレビ放送/騒音は問題なし?/周波数帯のスーパーパワー/ポルトガルでの研究/業界団体の反論/地元説明会では捏造呼ばわり/低周波・超低周波音はどのように発生するのか/熱川の被害者/アメリカでの研究/スウェーデンとニュージーランドでの調査
第7章 風力発電は温暖化防止の役に立たない
定格出力にだまされないで/こんなに不安定な風力発電/デンマークがうまくいっているというウソ/CO2削減量のまやかし/非効率なバックアップ発電/真実を報道するヨーロッパのマスコミ/ひとりごと/蓄電池があれば安心?/将来有望なCCGT、そして省エネ!
第8章 世界が共闘しはじめた
EU諸国での動き/地方差別の中で


<参考リンク>

■(45)再生エネルギー法論
 http://www.kirara-s.co.jp/kirara/column2.aspx?Return=../index.aspx,A&ColumnNo=144

※日本の代替エネルギー政策と反対運動ということで政治板に投稿
しています。

http://www.asyura2.com/13/senkyo151/msg/710.html

記事 [政治・選挙・NHK151] 朴槿恵大統領の韓国はまだ「野蛮国」で「歴史を忘れた民族に未来はない」、文明国になるには100年かかる (板垣 英憲) 
http://blog.goo.ne.jp/itagaki-eiken/e/cce3e7df55c382524a560109b80ebd09
2013年07月30日 板垣 英憲(いたがき えいけん)「マスコミに出ない政治経済の裏話」

◆ソウルで行われたサッカーの東アジア・カップ男子日韓戦(7月28日、ソウルの蚕室五輪スタジアム)で「歴史を忘れた民族に未来はない」と書かれた横断幕などが掲げられたことについて、菅義偉官房長官は29日午前の記者会見で「極めて遺憾だ」と述べた。
スポーツの世界に「政治」あるいは「民族的対立感情」を持ち込み、扇動するのは、およそ「文明国」の国民が行うことではない。菅義偉官房長官が「極めて遺憾だ」と述べたのは、当然の発言である。

 この試合で、日本は韓国を2−1で破り、2勝1分けの勝ち点7として初優勝を飾った。柿谷(C大阪)が前後半に1点ずつ挙げた。横断幕などでの挑発を跳ね返して勝利した日本チームは、さすが「文明国」の精鋭であった。偉い。

 これに対して、南下政策を進めていた帝政ロシアに対抗するため米国が極東戦略の一環として、「日韓併合」を促す際、当時のセオドア・ルーズベルトが朝鮮について「野蛮国」と言い切った演説が、想起される。韓国民は、この歴史的真実を忘れるべきではない。「歴史を忘れた民族に未来はない」とは、韓国民自身に向けられた言葉に他ならない。

 毎日新聞毎日jpが7月29日午後0時47分、「東アジア杯:菅官房長官「遺憾だ」 日韓戦横断幕に」という見出しをつけて、以下のように配信した。

 「菅義偉官房長官は29日午前の記者会見で、ソウルで行われたサッカーの東アジア・カップ男子日韓戦で『歴史を忘れた民族に未来はない』と書かれた横断幕などが掲げられたことについて『極めて遺憾だ』と述べた。菅氏は『国際サッカー連盟(FIFA)は応援時に、政治的主張を行うことを禁じている。事実関係が明らかになった時点で、適正に対応したい』と表明。FIFAに事実関係を確認した上で、政府としても対応を検討する考えを示した。【鈴木美穂】」

◆評論家で拓殖大国際学部の呉善花教授(日本国籍)がソウルの仁川空港到着後、入国を拒否され、日本に引き返した。呉善花教授は、「文明国である今の韓国がやってはならないことだ。大変な人権問題だ」と怒っているという。韓国政府が、呉善花教授の評論・言論活動を「反韓的」として入国拒否したと見られ、「思想・良心の自由」「言論、出版その他一切の表現の自由」を憲法で保障している「文明国日本」とは違うことを実証した何よりもの実例である。要するに、文明国であるならば、やってはならないことをやったというので、要するに、韓国は、「文明国ではない」ということだ。

 読売新聞YOMIURIONLINEが(2013年7月29日09時02分、「韓国、呉善花さんの入国拒否「上からの命令だ」」という見出しをつけて、次のように配信した。

 【ソウル=中川孝之】韓国出身の評論家、呉善花・拓殖大教授(56)が韓国への入国を拒否されたことが28日、明らかになった。呉氏は日韓の歴史認識を巡り、韓国に厳しい評論で知られ、最近の両国関係の冷却化が原因になった可能性がある。呉氏は約30年前に来日し、現在は日本国籍を取得している。呉氏によると、27日午前、親族の結婚式のため、韓国・仁川空港に到着したが、入国審査で別室に連れて行かれ、入国を拒まれた。同空港出入国管理事務所の担当者に理由を尋ねても、『言えない。上からの命令だ』と具体的な説明はなく、呉氏は同日中に日本行きの便で戻った。同管理事務所は本紙の取材に、『個別の事案については答えられない』としている。呉氏によると、今年3〜4月にかけ2度訪韓した際には、問題なく入国できたという。今回の韓国側の対応について、呉氏は『文明国である今の韓国がやってはならないことだ。大変な人権問題だ』と憤っている」

◆ところで、韓国政治の重鎮である金鍾泌・元国務総理(1926年1月7日生まれ、5・16軍事クーデターの中心人物であり朴正煕政権誕生の立役者、金泳三・金大中とともに韓国政治史上に三金時代を築く)が1978年、訪日した際、「10年で日本に追いつき、追い越す」と宣言し、同行していた韓国の若い外交官らは、日本の記者団たちに対してもやたらと挑戦的だったのが思い出される。

 だが、あれから35年、この間、韓国はアジア通貨危機に襲われて「国家倒産」に追い込まれたものの、懸命な努力により、「経済大国」にのし上がってきた。とはいえ、まだまだ日本に追いつき、追い越したとは言えない。とくに「基本的人権」については、後進国であり、御世辞にも「文明国」とは言えない。相変わらず「野蛮国」のままである。日本に追いつくには、少なくとも、あと100年はかかるであろう。


http://www.asyura2.com/13/senkyo151/msg/711.html

記事 [政治・選挙・NHK151] 池上彰氏 安倍首相は国内で安定も国際的には不安定だと分析(NEWS ポストセブン) 
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20130730-00000003-pseven-soci
NEWS ポストセブン 7月30日(火)7時6分配信


 参院選特番は、ジャーナリストの池上彰氏(62才)がメーンキャスターを務める『TXN選挙SP 池上彰参院選ライブ』(テレビ東京系)が民放トップの視聴率をたたき出した。鋭い質問で政治家の本音を引き出し、大好評を得た。そんな池上さんに番組を振り返ってもらうとともに、日米関係について聞いた。

「私は21日の投票日当日の選挙特番で20人を超える政治家にインタビューをしました。質問するのは、当たり前すぎたり、素朴すぎたりして、あまりほかの人が聞かないことです。なぜなら、こういう基本的な質問にどう答えるかで、その人の政治家としての資質、政治への姿勢、私たちには見えないところで起こっていることが、見えてくるからです」(池上さん・以下「」内同)

 池上さんが司会を務めた『TXN選挙SP 池上彰の参院選ライブ』(テレビ東京系)の視聴率は、在京民放各局の番組で唯一10%を超えたことが話題になっている。昨年12月の衆院選の選挙特番でも民放トップの視聴率を記録。各党幹部に鋭い質問を浴びせ、インターネットでは「池上無双(無敵の意味)」なる言葉が生まれた。

「安倍総理には、『オバマ大統領に嫌われているんですか?』と尋ねました。アメリカのオバマ大統領は、中国の習近平主席とは会談をしているのに、安倍さんとは会おうとしていないからです。安倍さんは『なんといっても同盟国ですから』と、心配いらないと言いたげでしたが、これはすなわち、オバマ大統領と信頼関係が築けていないと暗に認めたようなものですよね。

 安倍総理は『嫌われています』とも『わかりません』とも答えたくなかった。だから答えをはぐらかしたつもりが、つい、本音を見せてしまったというわけです。

 振り返ると、かつてのロンヤス(レーガン元大統領と中曽根康弘元総理)、そしてブッシュ元大統領と小泉純一郎元総理の個人的な関係が、日米の良好な関係にもつながっていたのですが、安倍総理はどうでしょうか。

 日米関係がうまくいかないと、中国や韓国と対立している日本が、東アジアで孤立しかねません。国内では圧倒的な支持を得て、安定的な立場にある安倍総理ですが、国際的には、非常に危ういといえるでしょう」



http://www.asyura2.com/13/senkyo151/msg/712.html

記事 [政治・選挙・NHK151] 戦争板リンク:戦場の軍法会議・日本兵はなぜ処刑されたのか
戦場の軍法会議・日本兵はなぜ処刑されたのか
http://www.asyura2.com/13/warb11/msg/446.html
投稿者 gataro 日時 2013 年 7 月 30 日 07:20:05: KbIx4LOvH6Ccw



http://www.asyura2.com/13/senkyo151/msg/713.html

記事 [政治・選挙・NHK151] 事業再生コンサル 民主党再生にJAL再生の稲盛和夫氏を推挙(週刊ポスト) 
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20130730-00000011-pseven-soci
週刊ポスト2013年8月9日号


 衆院選に続き参院選でも大敗を喫し、党存続の危機に瀕する民主党。確かにもう手遅れかもしれない。ムダかもしれない。しかしここまで堕ちたならダメ元で劇的な再建策を提示し、今一度国民にアピールしてはどうだろうか。

 民主党フォロワーでなく、企業経営やM&Aなどを専門とする事業再生コンサルタントの喜多洲山氏の意見を聞こう。

「企業が再生する際に最も必要なものは2つ。1つは負債額調査など“現状認識”。民主党の場合は、自らの失敗の原因を外部の有識者から客観的に評価してもらう必要がある。もう1つは社員全員が同じ旗印・目標を向いて努力すること。政党であれば、確固たる綱領を立てて、それに向かって一丸となれるメンバーが集結することです」

 それを実現するには、強烈なリーダーシップがいる。喜多氏が「最も適した人材」として推すのが、JALの再生を成し遂げ、民主党の支援者でもあった稲盛和夫氏だ。

「もともと官僚的な組織だったJALの会長に稲盛さんが座って、“アメーバ経営”といわれる徹底的な収益管理を行なった。その上で“会社を残すために頑張ろう”と、社員の意志を統一したわけです。稲盛さんクラスの経営者であれば、今の民主党を立て直すことも不可能ではないかもしれない」

 JALといえば、大幅な賃金カットを行なったことも記憶に新しい。民主党の国会議員たちがそろって歳費の返上を申し出れば、国民にも相当なインパクトを与えるだろう。

 かつて民主党による政権交代を支持してきた後房雄・名古屋大学法学部教授(政治学)もいう。

「“現状認識”という観点からいえば、民主党は政権与党時代の失敗の原因究明を徹底的に行なう必要がある。内輪による究明ではなく、原発事故で国会事故調などが実施したような、外部の専門家による究明が必要です。当然、小沢一郎氏のように民主党から出ていった人の話も聞く必要がある。

 岡田克也幹事長の時代、民主党は党の資金の支出を抑えたことで、今でも相当の資金を抱え込んでいる。その資金を今こそこの原因究明のために使うべきです。民主党が参院選前にやった『反省会』のような小手先のものでは国民は納得しない」



http://www.asyura2.com/13/senkyo151/msg/714.html

記事 [政治・選挙・NHK151] ナチスの手口学んだら…憲法改正で麻生氏講演

ナチスの手口学んだら…憲法改正で麻生氏講演


麻生副総理は29日、都内で開かれた講演会で憲法改正について、「狂騒、狂乱の中で決めてほしくない。落ち着いた世論の上に成し遂げるべきものだ」と述べた。

 その上で、ドイツでかつて、最も民主的と言われたワイマール憲法下でヒトラー政権が誕生したことを挙げ、「ワイマール憲法もいつの間にかナチス憲法に変わっていた。あの手口を学んだらどうか。(国民が)騒がないで、納得して変わっている。喧騒けんそうの中で決めないでほしい」と語った。

(2013年7月30日07時32分 読売新聞)


http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20130730-OYT1T00050.htm?from=tw
http://www.asyura2.com/13/senkyo151/msg/715.html

記事 [政治・選挙・NHK151] 「護憲と叫べば平和が来るなんて大間違い」麻生副総理2ch

1: 歩いていこうφ ★ 2013/07/29(月) 22:46:04.34 ID:???0

 日本の置かれている国際情勢は(現行憲法ができたころと)まったく違う。
護憲、護憲と叫んでいれば平和がくると思うのは大間違いだし、仮に改憲できた
としても、それで世の中すべて円満になるというのも全然違う。改憲の目的は
国家の安全や国家の安寧。改憲は単なる手段なのです。狂騒・狂乱の騒々しい中で
決めてほしくない。落ち着いて、我々を取り巻く環境は何なのか、状況をよく見た
世論の上に憲法改正は成し遂げるべきなんです。そうしないと間違ったものに
なりかねない(東京都内で開かれたシンポジウムで)

ソース:朝日新聞 http://www.asahi.com/politics/update/0729/TKY201307290380.html

2: 名無しさん@13周年 2013/07/29(月) 22:46:23.04 ID:ktF5cFem0

まったくだ


3: 名無しさん@13周年 2013/07/29(月) 22:46:35.10 ID:bqQ8LVFl0

正論


5: 名無しさん@13周年 2013/07/29(月) 22:47:12.28 ID:uJ/+Y0gI0

正論すらわからないのが護憲派。


7: 名無しさん@13周年 2013/07/29(月) 22:47:25.02 ID:bw5WbZ640

うわー、サヨ発狂しそうw


9: 名無しさん@13周年 2013/07/29(月) 22:47:39.35 ID:a76uZoeg0

三国人は日本を侵略する気満々
北朝鮮はちょっと虫の息だけどなw


13: 名無しさん@13周年 2013/07/29(月) 22:48:10.35 ID:V9w6dBCj0

マスゴミの麻生たたき確定w


17: 名無しさん@13周年 2013/07/29(月) 22:48:56.92 ID:O5VDm6j70

憲法守れば平和守れると思ってる馬鹿が沢山いるんだよね


19: 名無しさん@13周年 2013/07/29(月) 22:49:10.18 ID:RUr4SSb80

麻生はまだ日韓トンネルとかふざけたこと考えているんじゃねえだろうなあ?


144: 名無しさん@13周年 2013/07/29(月) 23:01:19.28 ID:lHLBB8RX0

>>19
日韓トンネルなんて、現実的に考えれば不可能だってことは
とっくにわかってるだろ
酸素の供給とか災害や事故時の救出とか、どう考えても無理


26: 名無しさん@13周年 2013/07/29(月) 22:49:50.91 ID:UPUrakY00

これでも反発する人間出てくるのだろうなあ


27: 名無しさん@13周年 2013/07/29(月) 22:49:57.83 ID:ZBCbnlRy0

9条真理教信者火病


30: 名無しさん@13周年 2013/07/29(月) 22:50:26.52 ID:VI4VDREHP

ラブ&ピースって叫んでれば世界が平和になると思ってる馬鹿だから。


32: 名無しさん@13周年 2013/07/29(月) 22:50:51.08 ID:U9JVpBjW0

まぁみんなで一斉に武器捨てたって殴り合いの喧嘩始まるだけだしな


33: 名無しさん@13周年 2013/07/29(月) 22:50:54.43 ID:4XWRqACC0

タックルに片山さつきが出てて、

中国にロックオンされた!普通の国なら(ミサイルを)打ってますよ!

と発言して、

大竹まことに「じゃあ憲法改正して打つの?」

ってきかれて、

ふじこjpだったww

石原の息子並みに馬鹿だったww


66: 名無しさん@13周年 2013/07/29(月) 22:54:48.10 ID:4XWRqACC0

>>33
あー見た見た
あいつアホやな
ほんと自民党てアフォしかおらんのかいな


97: 名無しさん@13周年 2013/07/29(月) 22:57:32.46 ID:fI6Js+Bl0

>>33
>>66
お仕事お疲れさまです。


107: 名無しさん@13周年 2013/07/29(月) 22:58:23.30 ID:wp6bQ6I+O

>>33
>>66


36: 名無しさん@13周年 2013/07/29(月) 22:51:13.01 ID:8zSRoGVN0

実に当たり前で、大事な正論だな
反対してる側も、もう少し落ち着いた報道して欲しいもんだ
まあそれをしたくない、すると困るんだろうけど


43: 名無しさん@13周年 2013/07/29(月) 22:52:38.68 ID:p+dodGJk0

洗脳されてるから聴く耳もたないよw


46: 名無しさん@13周年 2013/07/29(月) 22:52:53.14 ID:0A7QZOLZ0

仰るとおりでございます


50: 名無しさん@13周年 2013/07/29(月) 22:53:25.48 ID:UZoj6IH+0

ゴケンときたら、尖閣散


128: 名無しさん@13周年 2013/07/29(月) 23:00:06.92 ID:mCJkM/7+0

>>50
ちょっとわかりずらいかもw


65: 名無しさん@13周年 2013/07/29(月) 22:54:45.06 ID:aEzvuYNgP

>改憲の目的は国家の安全や国家の安寧。

正にこれ


76: 名無しさん@13周年 2013/07/29(月) 22:55:49.62 ID:SARJgWXjP

だからと言って、憲法改正したからといって平和になる訳でもないしね。

憲法改正しても、中国と本気で事を構える度胸なんて無いくせに(´・ω・`)


91: 名無しさん@13周年 2013/07/29(月) 22:57:07.96 ID:VbmsKkrq0

>狂騒・狂乱の騒々しい中で決めてほしくない。

これだけを報じたかった朝日新聞。
まぁ、発言の切り取りってヤツだな。


110: 名無しさん@13周年 2013/07/29(月) 22:58:36.57 ID:EJPgcDJf0

護憲はもはや宗教


122: 名無しさん@13周年 2013/07/29(月) 22:59:44.47 ID:vxzCLSjy0

9条9条言ってれば平和が守れると思ったら大間違い


125: 名無しさん@13周年 2013/07/29(月) 22:59:51.37 ID:IZy39iHm0

正論過ぎて左翼が大発狂


140: 名無しさん@13周年 2013/07/29(月) 23:01:06.58 ID:YU45yidT0

サヨクは難しいこと考えないで綺麗なものだけ見たいんだもの。


143: 名無しさん@13周年 2013/07/29(月) 23:01:13.33 ID:7dVdxnZ60

麻生はええこと言うな
日中友好についても手段であって目的ではないと言ってた
手段と目的が入れかわってはいかんのですよ


164: 名無しさん@13周年 2013/07/29(月) 23:02:27.83 ID:1xbC5FKQ0

そのとおり
さーてマスゴミはどんな卑劣な手段で麻生叩き始めるかにゃ〜

http://uni.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1375105564/


http://www.asyura2.com/13/senkyo151/msg/716.html

記事 [政治・選挙・NHK151] ワタミ渡邉美樹 エホバだった!!!!2ch
1: ローリングソバット(埼玉県) 2013/07/29(月) 21:21:07.10 ID:A2UayBWwP BE:4136227968-PLT(12001) ポイント特典
初当選の渡邉美樹氏「布教活動に歩いた」中学時代

「皆さんのおかげでまた次の挑戦をすることができます。選挙は思った以上に逆風だったと思います。ワタミに対する批判、私に対する誹謗中傷とかが、ありましたから」

21日、ワタミ創業者の渡邉美樹氏(53)は約10万4千票を集め、参院議員に初当選した。当確が出たのは深夜3時45分。自民党比例区の18人の当選者のうち16位での当選と危ない戦いだったが、
選挙事務所の壇上の渡邉氏は白い歯をのぞかせ、満面の笑みでそう語った。経営者から政治家へ転身を果たした渡邊氏。彼の“理念”には、あるルーツがあった。

渡邉氏は’59年に横浜市中区で生まれた。姉と両親の4人家族。父は映画のCM制作会社とテレビCM制作会社を経営しており、家は裕福だった。だが、そんな満ち足りた生活が壊れたのは10歳のとき。
最愛の母親を慢性肝炎で失い、時期を同じくして父親が経営の悪化から会社を清算する。自宅もそれまでのマンションを出て、住宅供給公社の家賃1万円のアパートへの引っ越しを余儀なくされる。

母親が亡くなるまで、母親の布団に潜り込んで寝ていたという渡邉氏。そんな彼の心の空洞を埋めたのは、宗教だった。渡邉氏は、近所の大学生が声をかけてくれたことをきっかけにクリスチャンとなり、
布教活動をおこなっていたことを自著で認めている。だが、この記述は正確ではない。中学の同級生は「じつは彼が入ったのはキリスト教といってもちょっと違って、エホバの証人なんですよ。
親友によると熱心に活動していたようです」と話す。

「エホバの証人」といえばキリスト教系の宗教だが、独自の聖書と教義を持ち、カトリックやプロテスタントなどの伝統的なキリスト教からは異端とされている新宗教だ。
渡邊氏は「時間があれば、宣教に歩いた」というが、わたなべ美樹事務所に問い合わせると、「中学卒業時に脱退しております。(エホバの証人との関係は)それ以降はございません」という回答があった。
宗教ジャーナリストの広橋隆氏はこう語る。

「エホバの証人は、かつて教義を理由に輸血を拒否して問題になった団体です。家族的な結びつきを大事にする団体で、信者同士の関係が濃厚になるので、母親を失った渡邉氏は、
そうした関係を求めて入信したのではないでしょうか」

http://news.livedoor.com/article/detail/7902063/


2: ストレッチプラム(東京都) 2013/07/29(月) 21:22:11.24 ID:yCNjhEaF0
道理でイッちまってると思ったぜ

5: フェイスロック(西日本) 2013/07/29(月) 21:23:31.34 ID:I1GygdOf0
じゃあ社員も輸血禁止か。

188: ローリングソバット(dion軍) 2013/07/29(月) 23:08:53.72 ID:EFjZnEdWP
>>5
ワタミの場合は食事休憩も禁止なw

8: ジャーマンスープレックス(関西・東海) 2013/07/29(月) 21:25:32.03 ID:c/0nAvrm0
ほう…輸血禁止ね…なるほど

10: ジャーマンスープレックス(内モンゴル自治区) 2013/07/29(月) 21:26:12.30 ID:9Ho0Cbgp0
エホバって政治活動禁止だったろ

11: チキンウィングフェースロック(茸) 2013/07/29(月) 21:26:39.93 ID:pmvlB3HR0
エホバが入信勧誘に来てうざい

血でもかけてやるかな

12: サソリ固め(新疆ウイグル自治区) 2013/07/29(月) 21:26:47.31 ID:JADNCU/v0
分かった、強制収容所行きだ

13: サソリ固め(dion軍) 2013/07/29(月) 21:26:49.68 ID:c+aU83gsP
前勤めてた会社の社長も昔新興宗教にいて脱退したって言ってたけど
やっぱ渡邉美樹タイプだった
一度カルトに染まると考え方の根本のところが絶対抜けられない

52: ニールキック(東日本) 2013/07/29(月) 21:39:12.24 ID:UQ+a0C0bO
>>13
脱会して自分自身が頭になる
カネ儲けの人とすりゃ正しい流れだわな

14: メンマ(関西・東海) 2013/07/29(月) 21:27:08.47 ID:n5BR9S8BO
矢野顕子が普通にエホバの勧誘で一般家庭を回っていてビビったって
レスを見たことがある

55: 逆落とし(鹿児島県) 2013/07/29(月) 21:39:51.80 ID:fVvPnw7D0
>>14
教授のモラハラと度が過ぎる女遊びが原因だったらしいよ
別れて正解

17: ローリングソバット(チベット自治区) 2013/07/29(月) 21:29:54.55 ID:sCfnQ0znP
うちの地方
エホバも幸福の科学もPLも層化も
なんでもある

多分、宗教やってないとやってけない土地なのかもしれない

19: 不知火(関東・甲信越) 2013/07/29(月) 21:30:21.75 ID:6ebZHgreO
終末思想だからなあ。大学行ってはダメだし。

21: サソリ固め(大阪府) 2013/07/29(月) 21:30:32.66 ID:R99qHQLJP
脱退してるって書いてあるだろ

22: ツームストンパイルドライバー(東京都) 2013/07/29(月) 21:30:37.15 ID:phFK6ORk0
どこかで有名な日本かぶれの女の子が「Good-byeエホバ、私に近寄らないで」とか歌ってたな

24: 頭突き(東日本) 2013/07/29(月) 21:30:59.82 ID:Q6I5Bo7y0
極端なんだな

28: サソリ固め(チベット自治区) 2013/07/29(月) 21:32:02.11 ID:bpd78CjlP
脱退ってあるけど、簡単に脱退できるものなのか?これ系って簡単にはいかないイメージがある

32: 閃光妖術(千葉県) 2013/07/29(月) 21:33:09.62 ID:5Ympjqhl0
エホバだったのかよwwwww

35: サソリ固め(やわらか銀行) 2013/07/29(月) 21:33:52.00 ID:2O0ljWwFP
教祖かと思ったら信者だったのか。

36: ローリングソバット(やわらか銀行) 2013/07/29(月) 21:34:08.13 ID:v3mEY+d2P
キリストよりも自分のほうが正しいと思ってるんでしょ
最上位価値がワタミ教

37: 閃光妖術(千葉県) 2013/07/29(月) 21:34:43.13 ID:5Ympjqhl0
あ〜 そっか
だから信者たちがついてくるのか 納得

40: 男色ドライバー(関東・甲信越) 2013/07/29(月) 21:35:18.25 ID:f7he+V/eO
ブラックの背景はここだったのか。

196: マスク剥ぎ(チベット自治区) 2013/07/29(月) 23:17:46.35 ID:WfzArJ7C0
>>40
エホバは子供には高等教育を受けさせてはいけないってローカルルールが存在する
子供は高卒か中卒、変に頭が良くなると内側から組織をひっくり返されるからね

大卒が必要な場合はそういう経歴のある2世3世じゃない信者をブレインに据える

41: ミドルキック(北海道) 2013/07/29(月) 21:35:24.05 ID:/JlTPkDL0
クラスに一人エホバ信者の子いたけど別に普通だった。まじめに勉強してたから成績も上位キープ

44: バーニングハンマー(東京都) 2013/07/29(月) 21:37:00.68 ID:LbuetpIl0
社員への洗脳が宗教臭いと思っていたがやっぱりか

46: パロスペシャル(西日本) 2013/07/29(月) 21:37:02.81 ID:N6h6mu/nO
エホバは選挙行かないぞ

49: ネックハンギングツリー(秋田県) 2013/07/29(月) 21:37:14.02 ID:81DUad1E0
ワタミの当選に信者は関係ないから
エホバの証人は政治には関わりません
投票に行く人はいませんよ

50: 栓抜き攻撃(茸) 2013/07/29(月) 21:38:44.18 ID:LzDZ/F4E0 BE:1305365344-2BP(2233)
クッソワロタ

69: ジャーマンスープレックス(関東・甲信越) 2013/07/29(月) 21:46:00.74 ID:henH1K990
こいつが言ってる事ってカルト紛いの怪しい自己啓発セミナーや経営者セミナーと全く同じだよね
要は昔からカルト耐性が無かったという事だろう
こいつ自体が洗脳されてんだよ

90: ジャンピングパワーボム(長屋) 2013/07/29(月) 21:53:45.62 ID:o/rsrmt10
>>69
なんかのミステリーみたいな設定だな…

73: 超竜ボム(東京都) 2013/07/29(月) 21:47:24.93 ID:AbuRPOcA0
普通じゃないと思ったが・・・

74: ローリングソバット(家) 2013/07/29(月) 21:47:42.89 ID:o7Fm193dP
エホバって輸血とかできないんだっけ?
怪我したら死ぬしか無いのか

89: チェーン攻撃(岡山県) 2013/07/29(月) 21:53:40.33 ID:G0mlOPid0
>>74 あくまで本人の主義なので
医者は無視して輸血おk

なんだけど真面目な医者が家族の意思優先しちゃうから問題になる
無視して輸血すりゃいいんだよ

79: ファイヤーバードスプラッシュ(神奈川県) 2013/07/29(月) 21:49:43.75 ID:wftCYTEY0
大怪我したら、しれっとして輸血すんだろ、どうせ
あんなの律儀に守っているの下っ端信徒だけじゃないの?どの宗教もさ

80: アンクルホールド(東京都) 2013/07/29(月) 21:50:30.64 ID:g6KNVqOM0
エホバは政治にはノータッチなはず

91: 頭突き(静岡県) 2013/07/29(月) 21:53:54.62 ID:IyMAGaEX0
>>80
それを言ったら公明党だって衆議院にはノータッチで参議院のみのはずw

95: アンクルホールド(東京都) 2013/07/29(月) 21:57:14.30 ID:g6KNVqOM0
>>91
政教分離の話じゃなくて教義の話なんだけど

83: ファイヤーボールスプラッシュ(catv?) 2013/07/29(月) 21:51:43.99 ID:7jXI12fV0
なにこの企業宗教臭いと思ってたけどマジもんだったのね
教祖様のお言葉で信者が一心不乱にお布施しまくる構図

85: 腕ひしぎ十字固め(京都府) 2013/07/29(月) 21:51:50.27 ID:zcsljv760
統一教会創価学会の連合政権にエホバとかもうめちゃくちゃw

94: 中年'sリフト(西日本) 2013/07/29(月) 21:56:10.78 ID:CUm3/GcrO
だから自民党に入れるなつったろ
お前ら自民党の工作員の平井に騙され過ぎ

97: ローリングソバット(芋) 2013/07/29(月) 21:58:09.68 ID:g3CjE4XzP
前から俺が書いてたじゃん
お前ら情弱なの?

100: アキレス腱固め(東京都) 2013/07/29(月) 21:59:55.31 ID:H0pfWYfK0
前から報道されてたけどな
エホバで洗脳のノウハウ身につけたんだろ

107: ヒップアタック(中国地方) 2013/07/29(月) 22:03:54.76 ID:UAOQFZfY0
宗教洗脳を経営に応用したのが、ワタミの正体だったのか

120: 張り手(大分県) 2013/07/29(月) 22:09:19.36 ID:muMXebvJ0
エホバはキリストにしか投票しないんじゃなかった?
俗世の政治にはノータッチのはず

122: ジャンピングパワーボム(和歌山県) 2013/07/29(月) 22:12:37.82 ID:DO98F/xR0
>>120
世界は悪魔に支配されている
もちろん国家や大企業も悪魔に支配されていると考えている

123: 腕ひしぎ十字固め(catv?) 2013/07/29(月) 22:13:36.68 ID:DPl6Z/jr0
>>122
ワタミ自身が悪魔やないかいw

125: ジャーマンスープレックス(内モンゴル自治区) 2013/07/29(月) 22:18:51.13 ID:YaME+zjn0
やるな中学生でエホバで活動とは

引用元: http://hayabusa3.2ch.net/test/read.cgi/news/1375100467/

http://www.asyura2.com/13/senkyo151/msg/717.html

記事 [政治・選挙・NHK151] 駐日大使指名のケネディ娘 安倍政権に厄介な存在になるか(週刊ポスト) 
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20130730-00000001-pseven-soci
週刊ポスト2013年8月9日号


 7月21日の参議院選挙で大勝し、満面の笑みを浮かべた安倍晋三首相だが、唯一といってもいい苛立ちを示したのが、テレビ東京の選挙特番で池上彰氏が発したこの問いかけだった。

「オバマ大統領に嫌われているみたいですね?」

 池上氏がそう問うと、安倍氏は憮然とした表情で、「それはずいぶん心配性というか、コンプレックスがあるようなお話だと思いますが、そんなことは全くありません」との見解を示し、「日米同盟の信頼関係は揺るがない」と付け加えた。

 それを証明してみせるかのように、25日からの東南アジア訪問では、シンガポールで米国のバイデン副大統領との会談をセットし、日米関係の良好さをアピールした。だが、そうした安倍首相の米国重視姿勢とは裏腹に、オバマの「安倍嫌い」はさらにエスカレートしているとの指摘もある。

 在米ジャーナリストで、パシフィック・リサーチ・インスティテュート所長の高濱賛氏が語る。

「今回の安倍-バイデン会談は、米国では無関心でした。バイデンのアジア訪問は、“息抜き外交”で、出発前に行なわれた米メディア向けのブリーフィングでも“安倍との会談”は話題にも出ませんでした。米国はこの会談を儀礼的なものとしか見ていない」

 また、参院選中盤の12日に、オバマ氏が新しい駐日大使にキャロライン・ケネディ(ケネディ大統領の娘)を指名したことが明らかになった。元駐レバノン大使の天木直人氏が指摘する。

「キャロライン氏はオバマ大統領以上のリベラル派。外交官としての対話ができたシーファー、ルースら前任者と違い、保守色を鮮明にしつつある安倍政権にとって厄介な存在になる可能性が高い」

 安倍首相が日米の緊密さをアピールすればするほど、ねじれ具合が露わになるのは皮肉というほかない。



http://www.asyura2.com/13/senkyo151/msg/718.html

記事 [政治・選挙・NHK151] 原発板リンク:何万年も残る猛毒の核のゴミを未来の世代に押し付ける無責任さこそが原発推進派の醜悪極まりない本性
何万年も残る猛毒の核のゴミを未来の世代に押し付ける無責任さこそが原発推進派の醜悪極まりない本性
http://www.asyura2.com/13/genpatu32/msg/679.html
投稿者 gataro 日時 2013 年 7 月 30 日 08:48:27: KbIx4LOvH6Ccw


http://www.asyura2.com/13/senkyo151/msg/719.html

記事 [政治・選挙・NHK151] 選挙施工年の記載のない投票用紙(伊丹市)・・・インチキ選挙極めり
選挙がある毎にこういう政党名付きの投票用紙をリサイクルして使ってるってこと?

http://userdisk.webry.biglobe.ne.jp/008/181/20/N000/000/010/137507060826713204060.JPG
http://www.asyura2.com/13/senkyo151/msg/720.html

記事 [政治・選挙・NHK151] 情報更新 7・30岩国オスプレイ陸揚げ阻止行動(薔薇、または陽だまりの猫)
情報更新 7・30岩国オスプレイ陸揚げ阻止行動(薔薇、または陽だまりの猫)
http://blog.goo.ne.jp/harumi-s_2005/e/6302a75737c633b40171bd2889da8a88

2013-07-29 08:39:49
 | 社会



http://www.asyura2.com/13/senkyo151/msg/721.html
記事 [政治・選挙・NHK151] 「なぜ、側近が小沢氏から離れるか」(EJ第3599号) (Electronic Journal) 
http://electronic-journal.seesaa.net/article/370524634.html
2013年07月30日 Electronic Journal


 最近では、小沢一郎氏の側近といえば、平野貞夫氏や岩手県知
事の達増拓也氏ですが、かつては錚々たる政治家が小沢氏の側近
に名を連ねていたのです。
 問題は、そういう人たちが次々と小沢氏から離れて行くことで
しょう。ちょっと名前を上げるだけでも、船田元、熊谷弘、二階
俊博、小池百合子、中西啓介氏らの名前が出てきます。現在も政
治家として活躍中の人もいれば、議員を辞めた人、亡くなった人
もいます。
 これらの人々はどういうわけか、必ず反小沢になって現在でも
小沢氏にとってマイナスの発言を繰り返しています。反小沢陣営
にとっては、元小沢側近だった人は価値ある人材なのです。
 なぜなら、元側近の人物が小沢氏のことを悪しざまにいえば、
そのイメージを大きくダウンさせ、その人格まで否定できるなど
絶大な効果があるからです。元側近のほとんどは自民党に入った
り、戻ったりしていますが、小沢攻撃をやることを暗黙の条件に
自民党入りを許しているものと思われます。
 現職の自民党衆院議員に船田元という政治家がいます。船田氏
は、小沢氏が竹下派から離れて、自民党内に改革フォーラム21
を作ったとき、一緒に参加した元自民党のエリートです。
 小沢氏は船田氏を買っており、宮沢内閣の経済企画庁長官に史
上最年少の閣僚として入るなど、船田氏は、若手政治家のホープ
的存在だったのです。その後、船田氏は細川政権では、小沢氏の
特命で、新生党の国会対策委員長に就任しています。このとき、
船田氏はおそらく得意絶頂であったと思われます。
 この船田元氏には小沢氏の指示により、平野貞夫氏が国対の教
育係に就いているのですが、平野氏は船田元氏について、次のよ
うに論評しています。
―――――――――――――――――――――――――――――
 船田氏は残念ながら、とにかく形式論理でしか国会対策を考え
 られず、小沢の腹も読めなかった。小沢に正面からぶつかるこ
 ともできなかった。こうしたことから、船田氏は途中で交代さ
 せられた。──平野貞夫著/『わが友・小沢一郎』/幻冬社刊
―――――――――――――――――――――――――――――
 船田氏はこれを機に小沢氏と距離を置き、新進党時代に反小沢
グループに入ってしまうのです。そして、船田氏は自民党の加藤
紘一衆院議員に誘惑されるかたちで、小沢批判のフロント役を務
めるまでになり、自民党に戻っているのです。
 小沢氏の信条は「去る者は追わず。来る者を拒まず」であり、
去る者を絶対に追わないのです。この他にも二階俊博氏や小池百
合子氏がいますが、両氏はマスコミを通じて小沢批判を繰り返し
小沢氏を政界から排除する動きのパイロット役として今も活躍し
自民党支配の継続に貢献しています。
 二階氏にいたっては、小沢批判をするだけでなく、小沢氏の力
が落ちている現在を狙って、岩手選挙区の平野達男氏に裏から手
を差し伸べて支援し、岩手における小沢・達増勢力排除を仕掛け
ているのです。何とも醜い争いです。
 もう一人小沢氏を裏切った側近の一人として中西啓介氏がいま
す。中西氏は自由党まで小沢氏と行動を共にしていますが、自由
党が自自公連立を解消するとき、保守党を結成して小沢氏から離
れています。
 その後長男が大麻所持で逮捕されたため、衆議院議員を辞職し
てから、いろいろな事件に巻き込まれて力を失い、2002年に
心不全のため亡くなっています。小沢氏は、そのとき中西氏の葬
儀に駆けつけ、怨讐を乗り越えて、霊前に冥福を祈っています。
 最近になって、作家の立花隆氏が週刊誌で、こうした側近の小
沢離れについて、小沢氏の人格を疑問視する評論を発表していま
す。これについて、平野貞夫氏は、怒りを持って次のように反論
しています。
―――――――――――――――――――――――――――――
 とんでもない話です。それではもっぱら小沢側に問題があり、
 離れた人たちに正当性があるかのような見方ですが、一般的に
 見ても人間関係というのは、どちらか一方に責任を求めるもの
 ではないでしょう。ましてや、政治家は自分の利害や打算で動
 くことが多い。そんなことでいちいち人格を疑われていたら、
 友人と絶交したり離婚したりする人たちは全て、理由に関係な
 く人格を疑われなければならなくなります。小沢さんの場合、
 相手のほとんどは自信をもって対峙できず、どこに問題がある
 かという議論もきちんとできないから逃げてしまうだけです。
 その意味では思慮の浅い政治家、不誠実でいい加減な人間には
 付き合いにくいかもしれません。繰り返しますが、小沢一郎と
 いうのは腹を固めてきちんと直言すれば聞いてくれる男です。
 小沢さんから離れた人々が、その後どういう行動を取ったか、
 どうなったかを見れば、それが答えになるのではないでしょう
 か。熊谷弘、二階俊博、小池百合子氏らなどは、小沢一郎を利
 用して地位と利権を得ようとした「側近」だったでしょう。
                      ──平野貞夫著
       『日本一新/私たちの国が危ない!』/鹿砦社刊
―――――――――――――――――――――――――――――
 このように、自民党が中心となって、小沢一郎という政治家を
排除する政治集団ができています。これが大マスコミと一体にな
り、「三宝会」なる小沢排除組織まで結成されているのです。
 しかし、これが日本の改革と発展を阻害していることがわかっ
ている人も増えており、小沢氏を支える勢力になっています。
 しかし、平野氏によると、小沢氏にも問題があると指摘してい
ます。小沢氏には「人を信じすぎる」面があり、「情の人間」で
あることです。縁のあった人とはどんな問題があっても、自ら縁
を切ることができない性格です。そして「他人はしょせん他人で
あり、自分ではない」ことが分っていない。小沢氏は自分に近づ
いてくる人間を自分と同じ感性を持っていると勘違いしてしまう
ところがあり、誤解されやすいのです。
              ── [自民党でいいのか/21]

≪画像および関連情報≫
 ●小沢潰しの「三宝会」とは何か/EJ第2756号
  ―――――――――――――――――――――――――――
  竹下登、金丸信両氏、それに小沢一郎といえば、旧経世会の
  三羽烏といわれていたのです。竹下、金丸とひとくくりにし
  ていうと、金のノベ棒によって象徴される金権体質の政治家
  というイメージがあります。そして、小沢はそのDNAを引
  き継いでいる現代の金権体質の政治家の代表ということにな
  ってしまいますが、この見方は完全に間違っています。日本
  の政治の世界はそんなにきれいなものではありません。権力
  をめぐって権謀術数が渦巻き、政官業と大マスコミが癒着し
  己の利益のためなら、マスコミを使って世論操作でも何でも
  するというひどい世界になっています。ですから、本気でこ
  れを改革しようとする政治家があらわれると、政官業と大マ
  スコミが謀略を仕掛けて追い落とすことなど、当たり前のよ
  うに行われるのです。それは現在でも続いているのです。現
  在そのターゲットとされている中心人物が、小沢一郎なので
  す。彼が本気で改革をやりそうに見えるからです。
                   http://bit.ly/d1L29v



http://www.asyura2.com/13/senkyo151/msg/722.html

記事 [政治・選挙・NHK151] <社会保障>年金課税を強化へ 高所得層標的に(毎日新聞):これは良い方向だ
>年齢を問わず高所得層に負担を求める政策

 「年齢を問わず」・「高所得層に」・「負担を求める」

 ようやく圧倒的に正しい政策が出てきたな。

 年金支給開始年齢を遅くするような詐欺行為をしないで、
 堂々と王道を歩め。

**********************

<社会保障>年金課税を強化へ 高所得層標的に(毎日新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130730-00000007-mai-pol

政府の社会保障制度改革国民会議(会長・清家篤慶応義塾長)は29日、高所得の年金受給者への課税強化を、来月6日にもまとめる報告書に盛り込む方針を固めた。29日の会議では現役世代に偏る社会保障の負担に関し、「年齢別」から「能力別」に改めるとした報告書の総論を大筋了承した。総論に沿い、個別の制度改革案も年齢を問わず高所得層に負担を求める政策が目白押しとなる。

 同日は報告書の総論全文案と各論の骨子案が示され、年金分野には「高所得者の年金給付の見直し」が盛り込まれた。ただし、高所得者の年金を直接減額することは避け、「公的年金等控除」を縮小することで年金への課税を増やす方向だ。

 65歳以上の場合、公的年金などの年収が120万円以下なら所得はゼロとみなされ、年収120万円超でも330万円未満までは同控除によって課税所得は120万円を差し引いた金額となる。この仕組みでは一定の年収がある人も「低所得者」とみなされて保険料の軽減などが適用されることもあるため、報告書は「真の低所得者を把握できる仕組み」も求めている。

 この他にも、高齢の高所得層の負担増に直結する案として、介護保険の自己負担割合(1割)のアップなどが挙がっている。現役世代に影響するものとしては、被用者年金・医療の標準報酬月額(保険料算定のためのみなし給与)や国民健康保険料の上限額(年間65万円)引き上げ、高齢者を支えるために現役が払う保険料を、平均年収が高い企業の従業員ほど負担が増える「総報酬割り」で全額工面する方針を明記する意向だ。

 さらに、世代を問わないものとして、医療費の自己負担に上限を設けている「高額療養費」の上限を低所得者は下げ、高所得者はアップさせる。大病院に紹介状なしに訪れる患者の自己負担を増やす案なども列挙される見通し。【佐藤丈一】

http://www.asyura2.com/13/senkyo151/msg/723.html

記事 [政治・選挙・NHK151] 集団的自衛権:「行使容認」臨時国会で表明検討  毎日新聞
 政府は、憲法解釈で禁じている集団的自衛権の行使について、秋の臨時国会での答弁で容認を表明する検討に入った。複数の政府関係者が明らかにした。安倍晋三首相の私的懇談会「安全保障の法的基盤の再構築に関する懇談会」(安保法制懇)が秋に報告書をまとめるのを受け、首相か関係閣僚が解釈変更を表明。あわせて行使の具体的な範囲を巡る議論を加速し、法的裏付けとなる「国家安全保障基本法案」などの来年の通常国会への提出を目指す。【朝日弘行】

 首相は27日、マレーシア、シンガポール、フィリピン歴訪中の記者会見で、集団的自衛権について「平和主義が大前提だ。今回の訪問を通じてそれぞれの首脳に説明した」と述べ、各国首脳に地ならししたことを明らかにした。

 「憲法の番人」とも呼ばれる内閣法制局の集団的自衛権に関する政府見解を首相が見直すよう指示すれば極めて異例の事態となる。だが政府見解を全面的に見直すのか、政府見解を大筋で維持した上で、対米協力の範囲で「例外」として容認するのかなど法解釈上、不透明な部分が多い。与党の公明党も集団的自衛権の行使容認に慎重姿勢を崩しておらず、関連法案の策定段階で、政府・与党内で激論となりそうだ。

 憲法上、自衛権の行使は(1)わが国に対する急迫不正の侵害がある(2)これを排除するために他に適当な手段がない(3)必要最小限度の実力行使にとどまる−−の3要件に該当する場合に限って認められるというのが政府の公式見解。他国が攻撃された事態を想定した集団的自衛権の行使は「わが国を防衛するための必要最小限度の範囲を超えるもので、憲法上許されない」(1981年政府答弁書)など、歴代首相や内閣法制局長官らの答弁を積み重ねて憲法解釈上、禁じてきた。

 このため、安倍首相が国会答弁でこれまでの政府見解を修正することは理論上は可能。政府は今回、国会答弁で集団的自衛権の行使を容認し、年末に策定する新しい防衛計画の大綱(防衛大綱)に反映させることを検討する。ただ、実際に自衛隊が集団的自衛権を行使するための法的枠組みがないことから、国家安全保障基本法の制定や自衛隊法改正などが必要になる。

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 安保法制懇は第1次安倍内閣で設置され、2008年にまとめた前回の報告書で(1)公海上で米艦船が攻撃された際の反撃(2)米国を狙った弾道ミサイルの迎撃−−の2類型について、集団的自衛権の行使として容認するよう提言。さらに(3)国連平和維持活動(PKO)参加中に攻撃を受けた他国軍隊を救援する武器使用(4)戦闘地域での他国軍への後方支援−−も認めるよう、憲法解釈の見直しを求めた。


http://mainichi.jp/select/news/20130730k0000e010141000c.html
http://www.asyura2.com/13/senkyo151/msg/724.html

記事 [政治・選挙・NHK151] オスプレイの横田配備は「日本本土の沖縄化」の始まりである (天木直人のブログ) 
http://www.amakiblog.com/archives/2013/07/30/
2013年07月30日 天木直人のブログ

 驚くべきニュースが飛び込んできた。

アメリカ太平洋空軍のカーライル司令官は29日、首都ワシントンで、空軍のオスプレイの有力な配備先として嘉手納基地のほかに東京にある横田基地も検討していることを明らかにしたという。

 これは衝撃的な発表だ。

 よく「日本全土が沖縄化される」という事が言われる。

その意味するところは、沖縄の負担軽減を唱える日本政府が実は日本全土を沖縄のように基地負担で苦しめられる国にするということだ。

 その意味でオスプレイの横田基地配備はまさしく本土の沖縄化である。

このような重要な事が日本政府に相談はおろか通報すらされずに米軍人によって一方的に米国で発表された。

沖縄を差別して在日米軍基地の負担を沖縄に集中させてきた日本政府と国民が、今度は米国に差別されてオスプレイを東京近辺に配備されてしまう。

米国住民に反対されてオスプレイの配備先が見つからない米国が日本国民の反対にはおかまいなしに一方的にオスプレイを日本に配備する。

これは米国による日本差別だ。

それに対し日本政府は何も抵抗しない。

その不合理をメディアも一切追及しない。

これが日米関係の現実である(了)


http://www.asyura2.com/13/senkyo151/msg/725.html

記事 [政治・選挙・NHK151] TPP反対署名自民党議員 選挙で刺客来る覚悟で離党の予測(週刊ポスト) 
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20130730-00000021-pseven-soci
週刊ポスト2013年8月9日号


「衆参のねじれは解消した。政治を前に進めていく」──。参院選に大勝を収めた安倍晋三首相は、〈決められる政治〉の断行を高らかに宣言した。が、その足下では新たな「ねじれ現象」が生じている。

 この「ねじれ現象」は茶番劇では済みそうにない。7月23日から日本が交渉に正式参加したTPP(環太平洋経済連携協定)の加盟問題だ。現在、党内議連「TPP参加の即時撤回を求める会(反TPP議連)」の会員は236人。党所属議員の「過半数」に相当する。

 今回の参院選で5選を決めた同会の支柱的存在である尾辻秀久・参院議員は、当選の万歳三唱をすると、「反対なものは反対なのでずっと反対していく!」と声を張り上げた。

 TPP反対議員の大半は、選挙支援にあたってJA(農協)の政治団体「農政連」と政策協定書を交わし、「コメや牛肉などの重要品目に除外適用がなされない場合は、即刻、交渉から離脱する」ことを約束し、署名した。

 農政連関係者は、「除外適用が明確に確認できない限り、TPP参加は認めない」というが、23日からマレーシアで開始された交渉は「例外なき参加」の方向で進んでいるとされる。

「政府がTPPの首席交渉官として派遣した鶴岡公二氏は、外務省で条約局畑を歩いてきた“条約締結のスペシャリスト”。つまり国内の農産物を守ることよりも、条約を結ぶことが優先事項となっている」(農水省幹部)。その時、“TPP反対誓約書”を書いた議員はどう動くのか。

「農村を地盤とする議員は農政連の票がなければ当選できない。強固な地盤を持つ議員は、刺客を差し向けられる覚悟で離党するだろう」(反TPP派の議員)

 自民党内のTPP賛成派は、小泉進次郎氏はじめ都市部選出の若手議員が多い。「農村vs都市」「ベテランvs若手」という“党内ねじれ”は、早くも巨大政権の亀裂を生み出している。



http://www.asyura2.com/13/senkyo151/msg/726.html

記事 [政治・選挙・NHK151] 「ミヤネ屋」山本太郎の発言をCM中断 読売テレビ スポンサーが「説明文」出す異例事態に (日刊ゲンダイ) 
「ミヤネ屋」山本太郎の発言をCM中断 読売テレビ スポンサーが「説明文」出す異例事態に
http://gendai.net/articles/view/syakai/143715
2013年7月30日 日刊ゲンダイ


 大阪の「読売テレビ」が赤っ恥だ。参院選で初当選した俳優・山本太郎(38)のインタビューが途中で打ち切られたことに激怒した視聴者が番組スポンサーに苦情を寄せ、困り果てたスポンサーが、読売テレビに「公平な番組作り」を要請する事態になっているのだ。

 スポンサーに“ダメ出し”されたのは、22日に放送された「情報ライブ ミヤネ屋」。番組では「反原発 山本太郎氏に聞く」と題したコーナーに山本が生中継で登場。山本が「1分」の中継時間を確認した上で、〈テレビとスポンサーの関係〉について発言した途端、画面がCMに切り替わってしまったのである。

 この事態にネットユーザーはすぐに反応。掲示板には、〈読売テレビが報道規制〉〈読売テレビが山本に意地悪〉との書き込みが殺到した。と、ここまではよくある話だが、視聴者の怒りの矛先は番組提供スポンサーの「再春館製薬所」にも“飛び火”。「再春館製薬所」の公式ツイッターには消費者から「不買運動」をうかがわせる書き込みが相次いだ。

 頭を抱えた「再春館」はとうとう、26日には社長室長名で、〈「ミヤネ屋」の放送内容について、お声を寄せていただいた皆様へ〉と題し、〈番組内での発言や進め方については、私どもも違和感を覚えたのも事実〉〈テレビ局に対して公平な番組作りを行っていただけるよう申し入れを行いました〉と表明せざるを得なくなった。

「スポンサーに配慮してインタビューを打ち切ったのに、逆にスポンサーに迷惑をかけているのだから皮肉な話です。イメージを重要視する化粧品会社にとって、今回の放送に対する苦情の声を無視できないと判断したのでしょう」(放送ジャーナリスト)

 あらためて「再春館製薬所」に聞くと、「ネットや電話で『司会者の発言が不適切』といった意見を寄せた方々に対し、真摯にお答えさせていただきました」(広報)という。

 一方、読売テレビは、コトの経緯を確認する日刊ゲンダイ本紙の質問書に対し、「回答します」(広報担当)としながら、締め切りまでに回答はなかった。残念ながら、スポンサーの忠告は届いていなかったらしい。



http://www.asyura2.com/13/senkyo151/msg/727.html

記事 [政治・選挙・NHK151] ワタミの26歳女性社員、入社2カ月で過労自殺…手帳に「誰か助けて」

ワタミの26歳女性社員、入社2カ月で過労自殺…手帳に「誰か助けて」
産経新聞
2013年07月30日08時00分


【過労死の国・日本−労組の存在意義】

 「体が痛いです。体が辛いです。気持ちが沈みます。早く動けません。どうか助けて下さい。誰か助けて下さい」

 居酒屋チェーン大手「ワタミフードサービス」の新入社員で、平成20年6月に過労自殺した森美菜=当時(26)=がのこした手帳の文面だ。

 日付は5月15日。美菜は入社後1カ月半でこれを書き、1カ月もたたずに亡くなった。

 調理研修がほとんど行われないまま神奈川県横須賀市の店舗に配属され、刺し身などを作る最もハードな「刺場」を任された。開店前の午後3時までに出勤し、平日は午前3時、週末は午前5時の閉店後も働いた。しかも与えられた社宅が店から遠く、始発電車まで待機を余儀なくされた。

 ボランティア研修や早朝研修が組み込まれ、休日に心身を休める暇もなかった。調理マニュアルに加えて経営理念集も暗記せねばならず、リポートの提出まで課せられていたという。

 手帳に「SOS」を記すころまでの残業は月140時間。そして手を差し伸べる「誰か」は、会社の中にいなかった。父、豪(つよし)(64)は、ワタミが抱える欠点を指摘してこう悔やむ。

 「労働組合があれば、娘は救われたはずだ」「労使一体で改善」

 厚生労働省の24年の統計では、従業員千人以上の大企業で労組に加入している労働者は45・8%。千人未満の企業になると5・5%と極端に低いが、ワタミはグループ従業員数6157人でありながら、労組が存在しない。

 労働者が労組を結成する権利は、憲法で保障されている。が、美菜と同期入社の女性は、豪に宛てた手紙の中で、入社時に会社から「労組を作ってはならない」という趣旨の説明を受けたことを明かした。なぜかという質問に、担当者は「不満があれば、すぐ上に伝えるから」と答えたともいうのだ。

 神奈川労災保険審査官はこの手紙を証拠として採用し、昨年2月に美菜の過労自殺を労災認定している。

 ワタミグループの広報担当者は、取材に「そのような説明をした事実は確認できない」と回答し、労組がない理由をこう述べた。

 「弊社では労働条件の維持・改善は、労使一体となって検討し決定する方針、風土であり、結果として円滑に実施できている。今後もこの考え方を踏襲する」分断された職場

 美菜の上司に当たる店長は、年下の女性社員だった。社内制度で決められた「カウンセリング」を週1回行い、休日に体力の回復や気分転換ができないと美菜から打ち明けられていたが、労働基準監督署の聴取には「どうして自殺したのか分からない」と答えた。

 美菜のパソコンには死の直前、会社に提出したリポートが保存されている。

 「120%の力で、どんなにひどい状況でも無理やりにでも乗り越えろと?」「日々の業務が終わると、皆へとへとである。それとも、へとへとになっているのは、私だけか?」−。疑念を直接、ぶつけていた。

 入社前、過労死の心配を口にした母親に、美菜は「大丈夫。変だと思ったら、すぐ辞めるから」と応じたのだという。

 労使一体を強調することで、会社は美菜から冷静な判断力を奪ったのではないか。労組が存在すれば、会社との協定によって残業に歯止めがかかっていたのではないか−。豪はそう考えずにはいられない。

 「だれもが追い立てられ、互いを気にかける余裕さえなく、職場が分断されていた。労組は、やはり必要だ」

 豪の悲痛な思いを受け止められる労組は、果たして存在するのか。ある労組で書記長を務めていた若者が自らの試行錯誤を語った。(敬称略)


http://news.livedoor.com/article/detail/7905709/
http://www.asyura2.com/13/senkyo151/msg/728.html

記事 [政治・選挙・NHK151] 尖閣諸島領有権問題:X氏の批判に応える1:尖閣諸島に対する日本領有を正当化できる根拠

 HNがないだけでなくIDもいろいろ変わるので、記号的イメージさえ固定化できない相手だが、尖閣諸島領有権問題における見解の違いを、私がその人の問い掛けから逃げている(スルーしている)とか、不誠実な対応をしているなどとなじっている人(以降X氏と表現)に対するレスポンスである。

 文章が長くなるので、いくつかに分けて投稿させていただく。

 その方に関連するコメント内容ややり取りの経緯は、最後にまとめて提示させていただく。


■ はじめに

 尖閣諸島領有権に関するX氏と私の結論の違いは、次のようなものと考えている。
X氏には、氏の見解に対する私の要約に誤りがあれば、修正ないし補足をしていただきたい。

(X氏は、私の論に異議を唱え、これを知っているか、あれは読んだかといったようなことは数多く書かれているが、尖閣諸島領有権問題についてご自身のお考えをまとめて提示はされていないと思っている)

 X氏は、尖閣諸島を歴史的に中国(明及び清)の領土とし、日本政府はそれを盗んだと考えられているようである。

 私は、尖閣諸島が1894年まで日本及び琉球の領土ではなかったことを認めながらも、それまでの尖閣諸島が近代的意味で中国の領土であったかどうかは不明確であり、仮に中国の領土であったとしても、台湾及び澎湖諸島の日本への割譲を定めた下関条約交渉時はともかく(日本政府が狡猾な対応で隠していたから)、尖閣諸島が沖縄県に組み込まれたことが公知(行政区分や地図発行などで中国が知り得る状況)となった時点(1905年頃と推定)以降、ポツダム宣言受諾→サンフランシスコ講和条約(以降サ条約と表記)→日華平和条約交渉などの重要な節目を含む長い期間(短くみてもおよそ65年間)を経ての71年まで、中国側から日本(及び米国)の実効支配(領有)に対する抗議がなかったことを根拠に、尖閣諸島に対する日本の領有権が確定していると考えている。

 中国が、X氏が言うような日本政府の領土編入過程の“瑕疵”や古来の領有権を盾に、尖閣諸島に対する領有権回復を主張できるのは、せいぜい1925年頃まではないかと考えている。

 日本が企図した北東アジアにおける中華秩序の崩壊につながった日清戦争の渦中に尖閣諸島を日本領に組み入れた過程は、狡猾で胸を張れるものではないと考えているが、欧米列強に不平等条約の締結を迫られた経験や万国公法的世界で起きた支配をめぐる幾多の争いを考えれば、日本がことさら絶対的な悪であったとか不法行為を働いたといった謗りを受けなければならないことではない。

 領土問題については、取られたと思う国家が取り返したり異議を唱えたりすることが要諦であり、事を荒立てないよう秘かに領土に編入したからといって権原がただちに無効となるわけではない。

 日清戦争の結末(日本の勝利)が見えてきたなかで隠密に行われた1895年1月の「標杭建設ニ問スル件(閣議を求める請願)」を経ての「標杭を建設する旨の閣議決定(尖閣諸島の領土への編入)」や魚釣島など対象島嶼名を示さないかたち(尖閣諸島を八重山諸島の一部とすることで隠したと推測できる)での勅令「沖縄県ノ郡編制ニ関スル件」(1896年3月)といった尖閣諸島日本領編入過程が国際法的に正当かどうかという問いは、現在における尖閣諸島の領有権問題を判断するにあたって決定的な事柄ではないと考えている。


※ X氏は、1885年に日本領として宣言した大東島の日本領編経緯と尖閣諸島のそれとの違いを問いかけているが、大東島は、中国大陸や台湾から離れており、中国(清)に気を遣うことなく先占の法理を高らかに宣言できる条件にあった。当時は、歴史的経緯や現実的な海軍力の比較(日本劣位)から、日本政府、清に気を遣い緊張関係を高めないようにしていたのである。
 台湾からそれほど離れておらず中国語で命名もされている島々(尖閣諸島)を領有するにあたって、当時の日本政府が清とのあいだで事を荒立てないよう秘密裏に動いたことは事実である。下関条約で割譲範囲となる台湾付属島嶼をリストアップしなかったのも、尖閣諸島を既に領有している事実を明らかにしたくなかったからであろう。清も割譲する島々を特定することを断念したのだから、この問題をめぐっては、外交的に評価すればどっちもどっちということになる。


 X氏は、私に対し、問い掛けから逃げているとか、不誠実な対応をしているとなじっているが、X氏が尖閣諸島を日本領に編入した経緯を問題視する立場とすれば、私は、それをもって日本のやり方が狡猾と非難することはできても、現在における領有権の正当性とは直接関係しないと考える立場である。

 いずれにしろ、中国が日本による尖閣諸島領有に異議を唱えた1971年に至るまで日本の尖閣諸島領有が隠されていたわけでなく、尖閣諸島に古来領有権があったと考えていたかもしれない中国には、尖閣諸島を我が物としている日本に異議を唱える時間はたっぷりあり、とりわけ、台湾及び澎湖諸島が返還されることになった日本敗戦後は格好の機会がいくつもあったはずである。

 中国(清・中華民国・中華人民共和国の各政府)が、主権国家として行わなければならない主張を71年まで行わなかったことは、怠慢の謗りを免れることができないだろう。権利は主張してこそ意味を持つ。

 このように考えていることから、1895年から数年間の日本領に編入した経緯を問題視するX氏の私に対する質問の回答は、基本的に、次に示す投稿を中心に、過去に行った関連投稿で十分だと思っている。
 だからスルーしたり逃げたりしているわけではなく、その投稿を示すことで十分と考え、ことさら詳しい説明はしなかった。

※ 参照投稿

「中国李首相の妄言:戦後国際政治のなかで“ロンダリング”され日本領として確立している尖閣諸島」
http://www.asyura2.com/13/senkyo148/msg/400.html

■ 日本による尖閣諸島領有の正当性

 尖閣諸島をめぐる領有権の争いを考える上で参照できる国際司法による判例がある。

 フィリピンのミンダナオ島南沖合にあるパルマス島の領有権をめぐってアメリカとオランダが争った「パルマス島事件」に関する常設仲裁裁判所の判決(1928年)である。
 その判決は、先占や時効など伝統的な領域権原に拠らずとも、“領域に対する主権の継続的かつ平穏な行使のみで権原として十分に有効”とした。

 アメリカは、オランダが支配を開始する前にスペインがパルマス島を発見していることから、米西戦争後フィリピンに対するスペインの権原を継承したアメリカの領土であると主張した。
 一方、オランダは、1677年からアメリカとの間で紛争が発生する時点までパルマス島に対し主権を行使してきた事実があり、仮にスペインが発見し領域権原を取得したという経緯があったとしても、スペインの権原は既に失われていると主張した。

 常設仲裁裁判所は、“継続的な現実の支配に対する他国とりわけ係争国が示す黙認は支配の平穏性を示す重要な判断要素”と評価し、オランダの主張を認めたのである。


 私は、「パルマス島事件」そのものも悪臭が漂う近代的な紛争だと思っているし、個人的価値観として、万国公法的世界観に基づく「無主地先占」などの論理を支持しているわけでもないが、現在の世界はその法理に支えられており、日本も中国もそれを受け容れている。
 そうであるなら、パラダイムシフト後の世界はともかく、現実の問題はそれに従って解決すべきだと考えている。

 まず、中国(中華人民共和国及び中華民国)は、尖閣諸島が歴史的に中国の領土であり台湾の付属島嶼であると主張している。そうであるなら、下関条約に基づく台湾割譲後に尖閣諸島が台湾から切り離され沖縄県に組み込まれた事実を知り得た時点で、割譲後であっても、日本政府に対し厳重な抗議をしなければならない。

 日本を含む列強の圧迫下にあり国内も騒然としていた清や中華民国が、すでに割譲してしまった台湾関連の変化、とりわけ、いくつかの無人島群の行く末を気に掛ける意欲に欠けていたことや、50年後の1945年に日本の敗戦・中国の勝利というどんでん返しが待っていることを想像さえできなかったことは理解できる。
(日本の敗戦がなければ、日中で領有の権原解釈は違っていても、尖閣諸島の領有権問題が浮上することもなかった)

 しかし、近代主権国家であるなら、自国の領土に関して無頓着であることは許されず、台湾付属島嶼と考える尖閣諸島が台湾から切り離されて沖縄県に組み込まれたことがわかった時点で厳重に抗議しなければならないのである。

 それ以降も、尖閣諸島領有権問題について、中国側がクレームを申し入れる絶好の機会がいくつもあった。
 連合国主要メンバーとして対日戦争に勝利した時点、サンフランシスコ講和条約で日本の領土が確定されようとしたとき、日華平和条約交渉時、日米で沖縄返還協定交渉が行われているときなどである。

 中華民国は、サ条約発効タイミングで締結された日華平和条約の交渉過程でも、尖閣諸島に対する日本及び米国の実効支配にクレームを付けなかった。
 49年に成立した中華人民共和国も、51年のサ条約絡みで領土問題を含む声明を発したが、南沙や西沙については触れながら尖閣諸島については触れていない。

 沖縄返還協定交渉の結末をみた時点でようやく、中国は、1895年以降初めて、尖閣諸島の日本領有(支配)に対し抗議を行ったのである。中華民国は、沖縄返還協定が調印(71年6月17日)される直前の6月11日、中華人民共和国は、その年の暮れ12月30日である。

 国民党政権との内戦に勝利し、敗戦まで日本領であった台湾と金門島などを除く大半の領域を支配した中国共産党が49年に成立させた中華人民共和国は、71年まで連合国にでの代表権を認められなかったため発言力は抑え込まれ、台湾という限られた領域に追いやられた国民党政権も、米国に支えられることでなんとか存続できる状況にあり、連合国の代表権はあっても主体的な言動は限られており、米国の意向に逆らう言動は困難だった。

 日本にしても、6年間もの占領支配を受け、南西諸島などの分離や日米安保条約という名の軍事的支配の継続を受け容れることでようやく独立が許されるという厳しい状況である。
 受諾したポツダム宣言の領土にかかわる文言にも縛られ、沖縄などの分離を伴う独立を受け容れざるを得なかったことでもわかるように、領土について強い主張をすることは難しかった。

 沖縄返還交渉そのものが、中国の代表権が入れ替わるという国際政治の端境期を意識しながら行われたものである。
(朝鮮戦争の勃発や日本独立(サ講和会議)のタイミングも、中華人民共和国の成立や蒋介石政権の台湾逃避と無関係ではないだろう)

 中華人民共和国が連合国(国連)で代表権(安保理常任理事国として)を得たのは71年10月25日である。代表権を失い国際的地位が決定的に低下することがわかっていた中華民国も、言いたいことを言いたかっただろうし、代表権を得た中華人民共和国も、台湾の領土にかかわる問題であってもきっちり発言しなければならないと思ったはずである。

 米国は、尖閣諸島について台湾及び澎湖諸島と同時に中国のものとして“返還”したり、沖縄返還協定で尖閣諸島を切り離して中華民国に付与する条件を日本に突きつけたりすることも可能だったが、それを選択せず、日中間の紛争のネタになる決着を選択した。

 戦後、アジア諸国の国家間関係を規定する最大のパワーは米国であり続け、尖閣諸島も、米国の軍事力と経済力を基礎とした戦後世界支配構造のなかで利用されたとも言える。


http://www.asyura2.com/13/senkyo151/msg/729.html

記事 [政治・選挙・NHK151] 海江田代表に包囲網 次の一手模索する民主6人組 岡田、前原氏ら虎視眈々(ZAKZAK) 
民主党政権の中枢を占めた6人組の(左から)前原元外相、野田前首相、岡田前副総理


http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20130730/plt1307301536006-n1.htm
2013.07.30 ZAKZAK


 民主党の海江田万里代表が参院選惨敗の責任を取らず居座りを決め込むなか、岡田克也前副総理や前原誠司元外相ら「6人組」が虎視眈々と次の一手を探っている。6人は表向き、海江田氏の進退について沈黙を守っているが、周辺議員は海江田氏の辞任を要求。8月上旬には6人組が集まって意見交換する予定で、海江田氏にとっては心中穏やかならざる情勢だ。

 「毎日、屈辱の中に息をしている」

 海江田氏は29日の記者会見でこう述べ、党再建に向けた意気込みを強調した。新幹事長には労組出身の大畠章宏元経産相を起用し、労組依存の“先祖返り”で党勢回復を図るが、非労組系議員には不満が鬱積している。

 非労組系議員の中心に陣取るのが、岡田、前原両氏のほか、与党時代に政権中枢を担った野田佳彦前首相、玄葉光一郎前外相、枝野幸男元官房長官、安住淳元財務相の6人だ。

 野党再編を目指す細野豪志前幹事長は、後任幹事長に前原氏を推薦したとされるなど主導権獲得に向けた動きもある。8月上旬に6人が会合を持つのも、海江田執行部との間合いを計る狙いがあるとみられる。

 ただ、21日投開票の参院選では、野田氏を除く5人の地元選挙区で民主党候補が敗れており、自身では動きにくい事情を抱える。このため、参院選直後の常任幹事会では、前原氏側近の小川淳也氏や、野田氏に近い長島昭久元首相補佐官が海江田氏の辞任を求めた。

 29日には、滋賀県連幹部が代表選実施を申し入れたほか、大阪府連も全国幹事長会議の開催を要求。海江田包囲網は徐々に狭まりつつある。


http://www.asyura2.com/13/senkyo151/msg/730.html

記事 [政治・選挙・NHK151] 非常勤講師の44%が年収250万円以下の高学歴ワーキングプア  すくらむ
 ――そもそも大学の非常勤講師の置かれている労働条件は劣悪ですね。

 組合として非常勤講師アンケートにとりくんでいるのですが、2007年のアンケートには1,000人以上の回答があったのですが、その中で、非常勤講師だけで生活している、いわゆる専業非常勤講師は約6割で、平均勤続年数は約11年、平均年齢は40代半ばでした。平均年収は約306万円ですが、そのうち44%は年収250万円以下、いわゆるワーキングプアと言っていい年収なんですね。また非常勤講師の基本的な給与は、一般に90分の授業を1コマと言いますが、1コマ当たり月2万5,000円が平均です。年間だと1コマ当たり30万円ということになります。だから年収300万円を稼ぎ出すとすると、10コマ程度は必要になる。授業は90分でも、直前直後の準備もありますから、1コマ当たり2時間労働と考えられています。そうすると、今、日本の労働基準法では上限は40時間ということになっていますから、10コマやって20時間で300万円程度にしかならない。ギリギリ全部のコマを持ったとしても600万円という、非常に苦しい状況ですね。ちなみに大学の授業の90分というのは学部によって中身に違いがあって、語学は学生に話をさせたり小テストをやらせたりするということで教員はしゃべらない時間もいっぱいありますが、少なくとも法学のような社会科学系の授業では90分ずっと先生が話し続けるということも珍しくない。そうすると、2時間労働というのは結構な重労働で、週10コマでもヘトヘトになります。また、非常勤講師というのは、採用される際に業歴が必要で、大抵の場合は研究歴ですから、研究のための論文を書いたり本を読んだり学会で発表したりすることも必要です。そうすると、やはり研究者ですから教育時間と同じくらい研究時間も欲しい。となると、10コマやって、かつ研究時間も確保してというのは、大変難しい状況です。

 さらに非常勤講師の大変さが分かりにくいのは、細切れパート労働ということです。その10コマが1つの大学でだけ行われているならば、その大学に朝行って、授業をやって帰ってくればすむ話なのですが、それが複数の大学で掛け持ちしているわけです。たとえば私は5つの大学で教えているのですが、1日2つの大学に行ったりすることがある。そうすると、たとえば自宅からA大学に行って授業をし、それが終わったらすぐにB大学に移って授業をし、そこから自宅に帰るということになると非常に通勤時間が長くなるんです。私は今、週4日教えていますが、その通勤時間が平均して往復5時間なんです。それだけで旅行になってしまうんですよ。私は1日に最大3つの大学で教えたこともあります。1限目にA大学、3限目にB大学、5限目にC大学で教える。するともう体力の限界ですね。これは半年やって持つかなと思っていたんですが、幸い半年で1つ授業が終わってしまったのでホッとしました。それでも表向きの労働時間は4時間半でしかないわけです。換算しても6時間です。でも体力的には1年も続かないくらい大変。それくらい、非常勤講師は通勤などの手間がかかるんですね。


 非常勤講師の三重苦――過去・現在・将来

 ――非常勤講師にはどのような要求がありますか?

 アンケート結果を見ると、やはりいちばんの不満は賃金が低いことです。非常勤講師の44%が年収250万円以下で、また、研究者として扱われないという問題もあります。同じ仕事をしている専任教員は研究者として大学から書籍代なども支給されますし、今は随分変わってきたそうですが、学会に行った場合に学会費の一部や懇親会費の一部が補助されます。でも非常勤講師にはまったく何も出ません。また研究室もないわけですから、自分の家で勉強しなければいけない。そうした様々な不利益があります。そのように、研究者として扱われないにも関わらず研究業績は専任と同じように要求され、賃金は低いということです。

 そうしたことから、非常勤講師には3つの不安があります。

 第1の不安は過去の不安です。非常勤講師はほぼ全員が大学院卒です。となると、成人後も大学に通い続けるということなので、通常なら働いている方達が働かずに大学に通うことになります。その場合の経済問題が後になってのしかかってくる。多くの方は親も年老いていますから、親に頼るのは忍びないということで、実はかなりの方々が日本学生支援機構の奨学金を借りているという実態があります。大学院の奨学金は高いですから、たとえば私は今から25年ほど前に奨学金を借りましたが、ドクターの3年間だけで300数十万円です。それだけの借金があります。今もまだそれを返している途中ですが、大学の学部生からマスター、ドクターと続けて奨学金を借りた人は1,000万円近い借金があるわけです。ですから、まずそれを返しながら現在の生活を送るということで、過去の不安を引きずるというのが1点目にあります。

 2つめは現在の不安ですね。給与が低い上に、非常に不安定で、おまけに労働契約法の改正で5年雇い止めなども行われつつある。今は5年雇い止めは影を潜めてきましたが、6カ月のクーリング期間をおけばまた再雇用できるという項目があるので、それをやろうとしている大学が実はたくさんあるんですよ。これについても、もちろん私たちはいずれ追及していく予定です。そういうことで、ますます不安定化しています。

 3つめは将来の不安ですね。今の状況だと細切れパートなので、1つの事業所で4分の3以上勤めることができない。そうすると厚生年金に入れない。健康保険も国民健康保険のみです。だから国民年金、国民健康保険を払い続けていかなければいけない。そして老後はもちろん退職金もありませんから、国民年金で生活することになりますが、国民年金は現時点で月6万数千円しか出ませんので、当然それでは生活できません。そうすると将来は生活保護じゃないかということになってしまうんですね。だから過去の不安を抱え、現在も不安を抱え続けて、しかも将来にも何の展望もないという三重苦なんですね。そこが非常勤講師の精神的に辛いところだと思います。


 教育への公的支出はOECD30カ国中4年連続で日本が最下位


 ――そもそも日本は教育に対して公費があまりに使われていませんね。

 根本的には憲法の理念がきちんと理解されていないと思います。世界の国々が何のために憲法をつくっているのかというと、国民をつくるためです。国民とは何かというと、自分たちの問題を地域全体の問題として考え、その地域で連帯する人々のことです。昔は階級制度の中で同じ階級の人だけが連帯を持っていたわけですが、それを階級を取っ払って、地域で連帯を持とうというのが国家の成立であって、その国家を維持するためには国民が必要で、その国民のためにつくり上げているのが今の国民国家であり、それを維持するための憲法なんですよね。その憲法の中で国民教育が目指すところは何かというと、まず自立した人間であること。なおかつお互いを尊重し合うこと。そして尊重するためには連帯することが大事だということです。いうなれば「話し合いと合意」というのがすべての運営の基礎になっていくわけです。

 ところが、日本というのはどうも政治はお上がやるものだという依存関係が非常に強い。自立した人間をつくろうという教育を世界中でやっている中で、日本はその自立した人間という意味が分かっていない。むしろ日本ではお互いに依存し合うことの方が、やりやすい国家のようになってしまっている。そういう意味で教育の方向性がそもそも曖昧だと思います。別な言い方をすれば、日本は自立した人間をつくるという形だけを真似ているだけで、その本質が分かっていない。だから人権も理解できない。ヨーロッパでは「自立した人間が協力するためにはお互いの意志表示が不可欠で、それを話し合いで同意していかないと国家は維持できない」ということが教育されています。そのようにヨーロッパの歴史の中から近代の民主主義国家は生まれてきたわけですが、日本にはその歴史がないので、なぜ相手の言うことを無視しちゃいけないのか? ということが理解できていないのです。だから教育も、国家が社会的な人間をつくるという意識が感じられません。

 結局、日本の教育というのは、武士や貴族たちが自分たちの階級の維持のために子どもに教育を受けさせるという感覚のものでしたから、非常に私的なものだというイメージがある。それが日本の教育の問題だと思います。でも諸外国では、教育は国家の義務だと考えられています。それは、国民国家を維持するためには、社会的人間の生産は絶対に欠かせず、そのためには国家が責任を持つべきだという強い理念があるからです。諸外国の先生方と話していてもそれを感じますね。だから教育に非常にお金を使う。OECD(経済協力開発機構)の加盟国の教育施策に関する2010年の調査結果によると、日本の国内総生産(GDP)比でみた教育機関への公的支出割合は前年と同じ3.6%で、30カ国で最下位です。日本の最下位は4年連続で、公的支出割合が最も高いデンマークは7.6%ですから、日本の教育機関への公的支出は、デンマークの半分以下という異常に低いものなのです。


 大学の授業は無料で奨学金は生活費として
 国家からサポートされる北欧

 もともと資源のない北欧などの国々は人材教育には熱心です。そうした国々では優秀な人材が欠かせないということで、大学までの教育費を無償にし、なおかつ奨学金を出す。日本人の感覚では「大学の授業が無料なのに、なぜ奨学金が出るんだろう?」と思いますが、その理由は、大学で勉強している間は生活費を稼げないから、その分を国家がサポートしますよということなんです。それは言われてみれば当たり前なのですが、日本の奨学金は授業料しか出ませんから、生活費は自分でやってね、ということが当たり前になっている。そして親がサポートできなければ自分で稼ぐしかないので、アルバイトをして疲れ果てて、授業が思うように進まないということになっていく。だから日本の奨学金制度は、たとえ借金であっても、その理念ですら不十分なわけです。もし本当に学業を身につけさせたいなら、生活費込みで奨学金を考えるべきです。それくらい国が責務を感じてくれないと、国民教育はできないのではないか。形だけ日の丸とか君が代で国民化しようとしてもダメです。国が教育や生活の面倒を見てくれて初めて人は「我が国はすばらしい」と思う。別に日の丸や君が代を強要されなくても「日本のために貢献しよう」と思うものなのです。形だけというのは良くないと思いますね。

 ――教える側もワーキングプアのような状況の国というのは、北欧では考えられないでしょうね。

 そうですね。私たちは非常勤だからというだけではなく、教員として教えることが好きだから学生には喜んで教えています。そうすると学生に「将来はぜひ先生のようになりたい」と言われることがある。

 だけど、当の私たちがワーキングプアなわけです。学生に対して、「私たちみたいに優秀なワーキングプアになりなさい」とはとても言えません。学生が尊敬する相手がワーキングプアでしかないというこの国の矛盾を、国家はもっと考えるべきだと思いますね。自分の足下に不安を抱えながら必死に教えている先生を見本に育つ学生、その将来も結局ワーキングプアでしかないわけですからね。それは日本という国の大きな問題だと思いますね。


 非常勤講師自身が労使関係を確立する必要がある

 ――私は早稲田大学出身で、文学部だったので非常勤講師の先生がたくさんいました。ある先生に年収を聞いたら100万円という答えが返ってきて、とても衝撃を受けました。今でも大学院に残って非常勤講師をしている友達や先輩もいます。この問題を解決していくためには当事者が連帯して労働組合を強くして、きちんとした労使関係を確立していく必要がありますね。

 それがいちばん大事なことですね。もともとこの問題が起きる前から首都圏大学非常勤講師組合に早稲田の非常勤講師の仲間もいたのですが、この問題が起きてから随分組合員が増えていますので、きちんとした労使関係をつくれるところまで頑張りたいと思っています。

 ただ、非常勤講師の方に依存という問題もあるんです。現代社会の教育は、基本的に自立した人間が連帯するということを前提に考えられています。だから労働組合もそういう方向性で、その権利は憲法28条で保障されています。ですが、非常勤講師という仕事を長年やっている方は、自分で考えるという訓練が十分にされていないことが多いのですね。

 というのは、最初は自分でいろいろ考えていたとしても、ある日突然「来なくていいよ」と雇用を切られてしまうので、それまで考えていたこと自体もある日突然、無駄なものにされてしまうのです。そうすると、今自分がどういう状況に置かれているのか、何をすればいいのかということを自分で考える気持ちがなくなってしまうんです。そうして依存に慣れてしまっている状態だと、自分から労働組合に入って何とか変えて行こうという気持ちになりづらい。あるいは、自分は何もしなくても労働組合がやってくれるならそれに乗っかろうという、いわゆるフリーライダー、ただ乗り的な気持ちになってしまう。そこが非常勤講師の組合を拡大する時の大きな障壁です。

 これを何とか乗り越えて欲しいと思うのですが、非常勤講師職が長ければ長いほど、やはり自分で考えて自分で行動した結果が跳ね返るという経験をしていない方がほとんどなので、労働組合に入ることに二の足を踏む人は多いと思います。でもね、活動すれば必ず成果はあるんです。これは労働組合の中に入るとよく分かるんですが、逆に中に入らなければ分かりにくいかもしれません。

 でも、極端にいえば、このまま何もせずに餓死するだけなら、何かアクションを起こす方がより豊かな人生になると思うし、仲間も増えるし、いいと思います。それに大学当局は結局、これだけ踏みつけにしても非常勤講師は文句言わないだろうとはなから馬鹿にしているわけです。それを見返す必要がある。私たちは犬や猫ではなく、尊厳をもった人間なんだということを大学にはっきり理解させるには、私たちとしても人間らしい反応をすべきです。殴られれば痛いということを相手に言うべきじゃないかと思いますね。


 6コマ持っている専任教員は年収1,500万円で
 10コマ持っている非常勤講師は年収300万円

 ――非常勤講師は明らかに給料が安過ぎると思いますし、早稲田大学では非常勤講師が教員全体の約6割を占めて、専任教員の2倍の人数がいます。そのマジョリティ側が不安定で、労働組合として団結さえできていないというのは、外から見ると非常に不思議な状況ではないでしょうか。逆に、これから分会が立ち上がって対等に交渉できるようになれば、かなりいろいろなことが変わる可能性があるのではないかと思います。

 非常勤講師はもともと、非正規のパートやアルバイトと違って、ほとんど公募されないという前提があります。なぜ非常勤講師になっているかというと、専任の先生とのコネクションでなっているケースが大変多い。そうすると、その上下関係があるためにこうした問題に対して文句が言いづらいのです。それが非常勤講師の特徴です。また低賃金そのものに対して不満があるというよりは、格差に不満があるんです。実は早稲田大学の1回目の団交で、専任教員の平均年収はいくらか聞いたところ、理事は「だいたい1,500万円くらいだ」と答えました。専任の先生でも6コマくらい持っているだろうと思うのですが、6コマ持っている専任教員は年収1,500万円で、10コマ持っている非常勤講師は年収300万円というのは、どう考えても合理的な説明のつかない格差です。そこに不満がある。先生全員がどこに行っても賃金が安いというならまだしも、この格差に説明がつかないというところに大きな問題があると思いますし、不満があります。


 非正規という差別が人間から能力と意欲を奪う

 ――不透明な形で異動が決まるというのも聞いたことがあります。

 私も個人的なことでとばっちりを受けたことがあります。たとえばある大学で、いきなり「辞めてくれ」と言われて辞めさせられたのですが、その理由は「君は○○大学出身ではないからだ」。それは出身大学別の派閥のトラブルのとばっちりが私に来たのですね。専任教員の内輪もめで非常勤講師がとばっちりを食うということは結構あるんです。ですので、その不透明な採用条件が透明でない限り、やはりモノを言えない。これは日本全体の問題でしょうね。能力主義といってますが、大学は採用条件を明らかにしていませんからね。公募にしても大学は一体どういう教員を欲しがっているのかは明らかにしないので、自分はそれに合うのか合わないのかさえ、さっぱり分からないんです。そしてやみくもに応募し続けて何度も落ちると、人間はロボットではないのでだんだん自信を無くしていきます。そうすると公募に応募もしなくなる。ある程度の年齢より上の人が応募しなくなってしまうのは、それなんです。あまりに自分を否定され続けると、意欲が沸かなくなる。これはアマルティア・センというノーベル賞を受賞した経済学者が、『不平等の再検討』という著作の中で、なぜ不平等がいけないかという問いに対して、人の潜在能力が疎外される、つまりやる気そのものを奪ってしまうからだと言っています。だから不平等はいけないのです。能力のある人は誰でも活用できるような社会構造にしなければ、多くの人の能力もやる気も失われていく。それは非常勤講師として働いていると強く感じます。スタートラインで専任教員と非常勤講師がまったく同じ能力を持っていても、専任教員になると安定して研究条件も確保されている。同じような論文を出しても、大学の先生だったらテレビやいろいろなところに取り上げられますが、非常勤講師が学識経験者として出演することはありません。たとえば行政の委員会に呼ばれる時も、私が経験した時は非常勤講師でしたが、大学教員が学識経験者として来れば、その先生は会議出席料が1万円、私たちは同じ会議に出ても1,000円とかね。同じような知識を持っていたとしても、肩書きだけで大きな格差がつく。そのように日常的に差別されていると、自分の知識に対する自信も信頼もなくなっていってしまう。そうなると、目の前にあることも「どうせダメなんだ」という方向に流れていって、どんどん実績の差が開いていってしまうんですね。ですので、こうした不合理な差別はやめるべきだと思います。


 非正規雇用は人間自体を破壊していく

 また、この業界でなぜ仕事を続けているのか、転職しないのか? とよく聞かれますが、まず大学の研究者になるためには普通の人よりもスタートラインが遅くなります。大学院を卒業しないとそのチャンスはほぼないわけですから、ドクターまでノンストップで行っても28歳です。そこからスタートなので、30代前半で専任教員になれなくても構わないというか、別に落ちこぼれだとは誰も思いません。その期間は楽しく研究ができる。だけど40代になるとさすがに危ないかなと思い始め、45歳を超えるともう無理だろうと思う。しかし45歳で一体どこの業界に転職できるのか。何のキャリアもない45歳のおじさん、おばさんが、どこに行けますか? それを考えたら、もうそのままの道を歩むしかないわけです。確かに好きだからやれているし、好きでなければとっくの昔に転職していますが、やりがいがあるかと聞かれると、ある日突然切られてしまうので何とも言い難いものがあります。それは自己満足でのやりがいでしかなくて、一歩外に出れば、非常勤講師というのは何のキャリアにもなっていませんから、10年間大学で教えていても、教員としてのキャリアとしてすら認めてもらえない。そこは非正規雇用全体の問題だと思います。そして、キャリアがないわけですから、転職の時の材料にもならないわけですね。

 今、若者全体に非正規雇用が広がっていますが、非常勤講師の抱える問題と同じで、いつまでもキャリアを積ませないと、「どうせ俺なんか」という人間が増えていきます。「どうせ俺なんか」という人は自分を大切にできないと同時に他人も大切にできないので、他人が落ちたら「ざまあみろ」というような人が増えることになる。そうすると誰かが困っていても誰も助けない。犯罪がまん延し、社会全体の連帯が壊れていくと思います。だから、どんな業界であっても非正規雇用を増やすことは良くないと思います。非正規雇用は人間自体を破壊していくのです。


 正規と非正規の差別構造をつくり分断し
 漁夫の利を得る本当の敵とたたかう

 ――早稲田の専任教員の労働組合は今回の問題について何か動きがあるのでしょうか。

 正規と非正規が連帯する必要がある。その時に初めて共通の敵が見えてくるはずです。差別構造をつくって漁父の利を得ているのは誰のなのか? という共通認識が必要です。

 専任教員の組合も今回の就業規則には賛同できないという反対声明を出しています。さすがに雇用の5年上限と4コマ上限となると、非常勤講師が気の毒だというよりも、任免は専任教員自身がやるわけですから、彼ら自身が大変な作業を負うことになることは間違いありませんから、それは困るというのもあると思います。また、一部の誠意ある専任教員の方などは、「同じ人間なのにそんなことをしていいのか」という怒りもあるので、専任教員の組合でも反対の声が根強いようです。

 今後は、反対声明を出している専任教員の組合と「悪いのは理事たちである」ということで連携を取っていきたいと思っています。結局、差別構造の分かりにくさはそこにあるんですね。つまり、「AさんがBさんを差別するのは良くない」という分かりやすい構図ではなく、2つの階級に対して、別の第三者が「Aは優遇するけどBは差別する」ということによって差別構造が維持される。第三者に優遇された場合、優遇されている側は嬉しいので文句を言わず、逆に積極的にBをいじめるようになります。するとBは差別されているからAに憎しみを持つけど、第三者に対する憎しみはAへの憎しみに吸収されてしまう。結局、経営者が正規と非正規をつくって分断することによって、正規と非正規がいがみ合って、経営者が漁夫の利を得るという構図になるんですね。このことが、差別が固定化する原因になるわけです。これを取っ払うためには、全国で専任教員と非常勤講師が、あるいは正規と非正規が連帯する必要がある。その時に初めて共通の敵が見えてくるはずです。差別構造をつくって漁夫の利を得ているのは誰のなのか? という共通認識が必要です。そのためにも、せっかく今回、専任教員の組合が反対声明を出しているのですから、私たちは連携を取って、本当の敵はどこなのかということをはっきりさせて、問題を解決していきたいと思っています。

 たとえば、今、ますます広がっている奨学金ローン地獄の問題もいちばんの大元は国がカネを出さないことが原因です。先ほど紹介したOECD30カ国の中で4年連続最下位の教育への異常に低い公的支出に根本問題があるわけです。ですから、学生と教員はもちろん大学関係者全員で「国はもっとカネを出せ!」と一致団結すべき時なんじゃないかと思います。でも大学当局は学生の生き血を吸っているという後ろめたさがあるし、専任教員は非常勤講師の生き血を吸っているという後ろめたさがあって、思うように連携がとれない。でも、「そもそもの根源はカネを出さない国が悪い!」というところで一致していけば、みんなで連帯して改善要求を進めることができると思います。


 家族のセーフティーネットもなく
 生命の危機にさらされる非常勤講師

 最後に、非常勤講師の大きな困難についてお話しさせていただきたいと思います。

 先ほど非常勤講師を続けていると、過去の不安、現在の不安、将来の不安という三重苦があると言いました。そうすると、男性に限って言うと、結婚ができないんです。女性は無職の場合でも、相手が正規社員の方であれば結婚も可能です。でも男性が非正規だと、今の日本社会ではどうしても結婚が難しくなる。それで結婚できない非常勤講師が広がっていく。これは長い目で見た場合、日本の少子化にも拍車をかけますし、せっかく優秀な頭脳を持っている人たちなのに、次の世代に優秀さを継がせることもできない。これは、せっかく税金等で優秀な人材をつくっても、それが次代に受け継がれないわけですから、国全体で考えても損失だと思います。

 非常勤講師の実態が悲惨なのは、ここ数年の話ではありません。実は何十年も前から悲惨だったのですが、なぜそれが大きな問題にならなかったかというと、昔の非常勤講師はほとんどが女性だったからです。日本社会には「女性の経済問題は結婚で解消しろ」という暗黙の強要があった。だけど男性の経済問題は就職でしか解決できません。だから昔は、非常勤の男性と女性がいたら、まず男性の方から専任教員にしましょうということで、男性が先に採用されるケースが非常に多かった。そして女性が非常勤に残されて、女性は不満ですけれど、結婚すれば生命の危機までは追い込まれないので、長い間温存されてきたわけです。ところが男性がそのような状況に置かれると、結婚もできませんし家族のセーフティーネットもありません。そこにきて給料が異常に低い。そうなると本当の意味で生命の危機にさらされるわけです。それがここ数年特に深刻になってきたので、非常勤講師問題がいろんなところで取り上げられるようになりました。メディアが今取り上げてくれている原因の一つは、それだと思います。男性の非常勤講師が増加することによって、事態の深刻さが一層人々の目に分かりやすくなっているということです。

 ――それは民間の非正規問題と同じですね。

 日本は伝統的に家族のセーフティーネットが大きかったわけですよね。個人として生存できなくても、家族の中に入っていればなんとか生存できた。働き手は男、依存するのはその他ということで、昔は女性は安いパートでも構わなかったわけですが、男性の賃金も下げられ、非正規化も広がり、家族全体のセーフティーネットが落ちていくのに社会保障も改悪されていく。今では家族がいても苦しいし、家族がいなければ生存の不安に直結する。自分が病気で働けなくなったら、もう明日はのたれ死にという人たちが増えてきています。非常勤講師で家族がいなくて病気になってしまったら現実の問題として生存が危うくなる。これはやはり何とかしなければいけないと思います。これは政治の問題なので、政治を動かさないといけない。民主主義社会においては政治はどうしても「数」ですから、数をまとめるしかありません。だからこそ今、専任教員と非常勤講師が一緒に連帯してたたかうべきです。そして学生も巻き込んで、貧困の再生産を止めていかなければなりません。大学こそ知性のある人たちの集団なのだから、大学人こそが情報発信し、正義を発信し、連帯を広げていかなければと思います。

 ――本日は長時間、ありがとうございました。


★このインタビューの全文は、『国公労調査調査時報』8月号(第608号)に掲載 しています。また、インタビュー動画は、ネットで視聴することができます。


▼早稲田大学を刑事告発!非常勤講師と驚愕の「偽装選挙」:松村比奈子インタビュー@
http://youtu.be/fUQOr_PWqFI


▼平均年収306万円!非常勤講師の耐えられない格差:松村比奈子インタビューA
http://youtu.be/LyAXECA7id8


▼非常勤講師問題から見えるもの 自立した国民をつくる教育とは:松村比奈子インタビューB
http://youtu.be/Vn9QFKA9aBM


http://ameblo.jp/kokkoippan/entry-11582878364.html
http://www.asyura2.com/13/senkyo151/msg/731.html

記事 [政治・選挙・NHK151] 飯島勲顧問と斎木昭隆次官の訪中=環球時報(中国共産党機関紙)評論
飯島勲外交顧問と斎木昭隆事務次官が相次いで北京を訪問した。これに対する中国外交部と環球時報(中国共産党機関紙)は、安倍晋三の下手な演武を適当に観劇すれば飽きて刺激も無くなり、それを無視して理性的判断による新しい日中関係が自然に生じるだろうと論評:以下は報道の要点。

➊新華社「中国外交部洪磊報道官:飯島勲氏は少し前に確かに中国ビザを申請したことがあるが、私の了解したところによると、公式的な活動を行ったことはなく、中国政府の役人は彼と交流したことはない」
http://jp.xinhuanet.com/2013-07/30/c_132585846.htm

➋環球時報「日高官访华被猜虚晃一枪 企图把矛盾转嫁中国」
http://world.huanqiu.com/exclusive/2013-07/4185707.html
日本メディアは飯島が中国政府と接触したと報道したが中国政府側と正式接触はない。飯島の情報は事実に反しており捏造だ。

安倍政権は“日本は関係改善する誠意がある”と吹聴するが、それは“スローガンあるいは大言壮語”に過ぎない。何故なら安倍晋三側には『問題を解決する具体的な実際行動を取る気が無く、無条件で首脳会談に応じろ』と叫んでいるだけだから。

例えば、7月29日に中国の海上警察が釣魚海域を定常パトロールすると、日本の巡視船が侵入してきて彼等は『日本の接続水域から出ろ』と警告しました。中国側は中国語と日本語で『中国海域巡航の任務中』と通告をまたしました。

韓国メディアも安倍を批判:「安倍晋三は29日にマニラで『集団的自衛権を行使し、平和憲法を廃止し、軍備を更に強化する。それは東南アジアの平和を守るためだ』と発言し、同時に『日韓・日中首脳会談に無条件で応じろ』と要求する姿は“砲艦外交”だ」

民主党参議員の川上義博:『これ見よがしに派遣を露出させる』やりかたで、交渉進展は期待しておらず、派遣したという『アリバイ作り』。

中国の専門家数名:安倍政権は軍事力を背景とした強硬外交が功を奏して、中国が“日中元首会談に応じる”と虚言報道しましたが、安倍が“びくびくしながら銃を振り回している”に過ぎない。安倍は『中国に責任転嫁』することによって、平和憲法の廃棄と強軍化を企んでいます。

➌環球時報「社评:日本官员来华,中国人看累的秀」
http://opinion.huanqiu.com/editorial/2013-07/4185604.html
日本語「日本高官の訪中パフォーマンスにあきれる中国」
http://japanese.china.org.cn/jp/txt/2013-07/30/content_29568634.htm
日本メディアによると、斎木昭隆外務事務次官が29−30日に訪中した。それで考えた。

安倍政権の対中政治の考えには、まったく変化がない。安倍首相が中国の指導者と会談しようとするのは、彼個人と日本の政治的利益を得るための芝居にすぎず、その強硬な対中政策の口実と合法性を印象付けようとしたものだ。

中国は周辺諸国との安定的な関係を強調し実際に積み重ねてきたので、安倍首相のこのようなゲームに付き合う必要はまったくない。安倍政権は東中国海の向こうに中国をおびき寄せて踊らせようとしている。そうなれば中国は疲労困憊し、馬鹿げて見えることを狙っているのだ。

中国は「傍観者」になることだ。せいぜい安倍政権には踊らせておこう。我々はひまわりの種をつまみながらお茶を飲み、彼らが踊りに疲れて全身汗だらけになる様子を楽しめば良い。

やがて中国社会は彼の演武に飽きて刺激も弱まる。中国は日本の挑発の本質的意義と中国の主要戦略目標に対する日本の干渉とは何かをより理性的に判断し、最も適切な手段で必要な程度に対応できるようになる。

安倍政権がいくつかの重要な対中政策を変えない前提の下、中日関係に大幅改善の余地はない。中国社会は現在の「冷たい対抗」状態に満足している。中日は武力衝突さえしなければ良く、各種交流は自然に任せれば良い。それでも両国が未来の関係を構築する新たな出発点は自然に見つかる。

➍環球時報「评论:安倍与中国“推心置腹”应先照“三镜”」
評論:安倍と中国の“誠意をもって人に接する”の応先は“3鏡”を照らします
http://world.huanqiu.com/regions/2013-07/4188350.html

【1鏡】釣魚を鏡に映すと、安倍の誠意の浅薄さが分かる。
【2鏡】歴史を鏡に映すと、安倍の歪曲歴史観がリアルな実像として見えてきます。
【3鏡】世論を鏡に映すと、世界の潮流は安倍とは逆に動くことが分かる。

安倍晋三は『釣魚が日本固有領土であることを、中国は誠意をもって認め謝罪せよ。それならいつでも首脳会談に応じてやる』……これがいわゆる安倍の“誠意をもって中国に接する”ですか?

安倍晋三は、日本帝国による侵略の歴史を安倍は“定説ではない”と責任回避して、再びアジア国家と人民を傷つけ、平和憲法を破棄して軍備拡張をする『提灯踊り』を自慢げに踊り始めました。

宮崎駿さんやニューヨーク・タイムズは、安倍の“第二次世界戦争の傷跡に塩を擦り込む行為を禁止する”“靖国に参拝させない”“軍事予算を減少させる”ことが世界平和への道だと主張しています。

安倍発言は極度に精神分裂しています。“日本は対話門をずっと開放している”と言って、外務省事務次官の斎木昭隆を中国に派遣しました。中国政府もずっと対話門を開放してきましたが、この門は歴史を正しく認識しない人にとって何ら得ることも無く出てゆく運命にあるのです。

➎時事「環球時報は、29日午後に北京入りした外務省の斎木昭隆事務次官が1日半の中国訪問で、王毅外相や劉振民外務次官と会談すると伝えた。斎木次官は6月に就任したばかりで、今回は“就任挨拶”のための訪問だ」
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2013073000405


……余談……
中露合同軍事演習「平和の使命−2013」7月27日〜8月15日、両国陸空軍が参加。ウラル山脈東のシベリア鉄道始発駅チェリャビンスクで。中露は両国海軍合同演習を7月5日〜7月10日に日本海で実施した。

参照)
中露空陸合同演習http://jp.xinhuanet.com/2013-07/29/c_132582486.htm
中露海軍合同演習http://jp.xinhuanet.com/2013-07/05/c_132515265.htm
http://jp.xinhuanet.com/2013-07/12/c_132535096.htm


http://www.asyura2.com/13/senkyo151/msg/732.html

記事 [政治・選挙・NHK151] 国民を「消費増税」によるデフレ不況に陥れて、何が「国際公約」だ。(日々雑感) 
http://km2295.iza.ne.jp/blog/entry/3145114/
2013/07/30 16:30 日々雑感

 茂木経産相が「消費増税は国際公約だ」とバカな発言をしたようだ。国際公約だと「消費増税」派の方々はのたまうが、一体いつ誰と国際公約を結んだのだろうか。

 IMFの元財務官僚出身の理事が「消費増税」を実施するのが望ましいと、国際機関として日本政府に対する「内政干渉」発言をしたことがあったが、その程度のことではなかっただろうか。

 茂木経産相をバカ呼ばわりしたのは「外圧」を利用して国内政治を動かそうとする意図がミエミエだからだ。それはこの国の反日マスメディアが散々使ってきた愚かな手法だ。

 中・韓が日本政府と国民に「歴史認識」なるものを強要しているのも、この国のマスメディアが靖国神社や教科書問題などという本来問題になるような事柄でないにも拘らず、中・韓に告げ口して中・韓政府から抗議させて日本政府と国民を貶めた。これも外圧に弱い国民性を巧みに利用したプロパガンダを利用したものでしかなかった。しかし、その結果として未だに中・韓は恥知らずにも日本国内の事柄にも拘らず外圧が成功した味をしめて繰り返し繰り返し口撃して来るのだ。

 自公政権は自民党橋本政権が3%から5%に消費税を引き上げて回復基調にあった景気を再びドン底へ叩き落とした事実を忘れているのだろうか。5%に消費税は上がったが、税収全体でみれば減収した事実を忘れてしまったのだろうか。

 今度は3から5ではなく、5から8%と3ポイントもの増税だ。橋本政権時代の増税の比ではない。失われた20年からやっと脱出しようともがいている最中に、景気の足を引っ張ってどうしようというのだろうか。

 しかも社会保障の財源にするという。「社会保障に使うのなら仕方ないか」と国民に思わせるほど、官僚の手先に堕しているマスメディアは用意周到に洗脳してきたが、社会保障の財源として、消費税ほどふさわしくない税目はない。

 社会保障とは富の再配分を行って貧しい者も文化的にしい最低限の暮らしを営む権利を確保させる制度だ。その社会保障制度を貧困者に厳しい消費税で賄うのは筋が通らない。しかも暮らせない国民年金議論は放置したままだと云うのだから話にならない。

 官僚やマスメディアは国民を誤魔化して馬鹿にするのもいい加減にして頂きたい。富める者からより多くの税を徴収するのが本来のあり方だ。そうすると税負担の少ない国へ富裕層が流出する、とのたまう人たちがいる。しかし既に現行制度でも竹中氏などは国外へ住民票を移しているというではないか。

 タックスベブン対策は国際的な協調を取って行うべきで、日本だけではなく世界各国で税のあり方を調整すべきだ。それでも富裕層が海外へ流出するというのなら、流出させれば良い。それは個々人の品格と仁義則にかかわる問題でしかないだろう。


関連ニュース
中期財政計画は「基本的な数字」で 麻生財務相がG20で説明 (15:31)
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/economy/policy/673268/

「消費税3%引き上げは公約」と茂木経産相 (15:38)
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/economy/policy/673249/


http://www.asyura2.com/13/senkyo151/msg/733.html

記事 [政治・選挙・NHK151] マスコミの誤誘導に惑われるな! 報道の陰に隠された不正を臭わす数々の事実(先住民族末裔の反乱) 
http://blogs.yahoo.co.jp/nothigcat2000/25200215.html
2013/7/30(火) 午後 5:20 先住民族末裔の反乱


 以前、本ブログで公表投票数と実態に齟齬がある場合、それを根拠に選管に開票の不備を理由に追及すべきとの私案を示したが、それを行動に移した記事を目にした。
福岡県飯塚市で産業別労組の「UAゼンセン」が総務省中央選管を相手取って訴訟を提起する予定だという。同組合側は比例の推薦候補に対し組織票15票の投票事実が確認し、それと公表数値は1.538票と実態にそぐわないことから、開票集計にミスがあったとして市選管に再集計を求めたが市選管はミスを認めず提訴に至ったようだ。
この労組は共産党系ではなく民主党支持であることから、今回の惨敗と不正選挙への暗示を窺わせるが、ただ一般紙が報じていることに多少の疑念が生ずる。つまり、同様の問題に関し、市選管は直接の責任追及から外し、全て訴訟の場で争うといった一種のルール付けを行うとともに、消えた投票を「不正」ではなく、挙って「集計ミス」で矮小化を謀ろうとしているのではないかという疑念である。訴訟に至っても過去の不正選挙訴訟に鑑みるに、「選挙結果に異動なし」の判断から棄却される公算が高いと私は踏んでいる。しかし仮にそのような思惑があったとしても、本訴訟の状況に左右されることなく、同様の「投票権」を奪われた有権者は選管に事実確認と再開票を求めて執拗に抗議や糾弾を継続すべきだと思う。なお西日本新聞の当該関連記事は削除されたようだが、毎日新聞のものはまだ掲載されている。

組織票のはずが1票 開票ミスと提訴検討
毎日新聞 7月29日(月)13時15分配信
 21日投開票の参院選で、組織票を投じられたはずの比例代表候補の得票数が1票だったのは福岡県飯塚市の開票作業にミスがあったとして、産業別労組の「UAゼンセン」(東京)が総務省の中央選管を相手取り、再集計を求めて提訴することを検討していることが分かった。

 UAゼンセンによると、参院選比例代表に組織内候補として民主党の川合孝典氏(49)が立候補し、落選した。飯塚市では開票の結果、似た名前の他候補との案分を含め1.538票を得票したが、UAゼンセン福岡県支部が同市在住の組合員を聴取したところ、15人が投票したことが判明。他党の比例候補に川合氏と同姓が1人、同名も1人いたことから、「飯塚市の開票作業でミスがあった」と主張し、飯塚市選管に再集計を求めた。

 だが公選法では比例代表の場合、中央選管の所管となるため、提訴を検討している。飯塚市は「開票作業にミスはなかった」とコメントしている。

 その一方で、マスコミ報道が尻すぼみした事案がある。開票が翌日までずれ込んだ板橋区の開票現場を赤裸々に伝える投稿がツイッターでなされた。小沢と親交があることでも知られる「気弱な地上げ屋」さんの呟きによれば、共産党候補者の投票が他候補の集計の束に紛れ込んでいたいたのを発見したのは共産党の立会人ではなく犬丸さんの立会人であったこと、そして散々選管は読み取り機の導入も含め不正やミスは有り得ないと豪語したにも拘わらず失態が露呈したことを皮肉げに揶揄している。
実は目視以外に完璧なはずのムサシの読取機で2回も集計してこの有様でったことからも、この機械を用いる信頼性のみならず改竄の疑惑が再燃するのである。東京の開票場で立ち会った犬丸さんは、はっきりと私に「多すぎる白票、機械文字、同一筆跡を目にし証拠写真の撮影を選管に妨害された。」と言明している。ならば地上げ屋さんが指摘するように、この別の候補者に紛れ込んだ投票用紙は、ムサシの読取機に何らかのプログラムミスまたは不正を疑わせるに足る十分な証拠ではないだろうか。この点が解明されない限り、何度選管が集計をやり直しチェックしたと公言しようが、それは信頼に値するものではなく、却って猜疑心は膨らむ。報道はミスを報じるのみでこの点は一切伝えていない。ここにもマスコミの“事実隠蔽のための巧みなトラップ”を感じざるを得ない。

参院選 板橋区選管で起きた集計ミス。 再認識すべきは・・”起こるはずのないこと (選管事務局) が起こった” ことより・・”起こるはずがないこと” を 「起こせるかもしれない・・」 という事実です

参院選 集計 “不正” 「総務省ガイドラインに従い・・人の目で2回、ムサシのマシンで2回・・チェックするんでしょ? 4回もチェックすり抜けるって・・どう作業すればこうなるの?」 「それを今調査してるところで・・」 板橋区選管 もしかしたら・・大スキャンダルの端緒となるかも?

他の候補者の集計票に紛れ込まれた・・キラキラ佳子さんの票を発見したのは・・犬丸かつこサン陣営の開票立会人。 板橋区選管に問い合わせたところ・・「正しく集計されず・・」 「正しくないことが起こったってこと? 正しくない・・つまり、”不正” があった・・ってことね?」

さらにマスコミが一切報じていない画像が、ネットに広がった。それは伊丹市開票場で撮影された比例区の同一筆跡・折れ目なし投票用紙である。
http://userdisk.webry.biglobe.ne.jp/008/181/20/n000/000/010/137507060826713204060.jpg
これを見る限り、明らかに同一筆跡で「自民党」と書かれた束が3つ、計1500票程度が撮影されている。ここまでの数が揃っていると、最早、施設等での代筆では説明がつかず、摩り替えられた投票用紙と看做す方が自然であろう。そこで伊丹市選管に直接電話にて確認した内容を記憶の範囲で記す。

私「ネットで同一筆跡と思しき折り目のない投票用紙が公開されていることをご存知ですか」

選管「ええ、施設などで代筆依頼することがあるので同一筆跡はありえます。折り目がないかは確認していません。」

私「500の束3つ程度が撮影されていましたので、1500もの代筆などありますか」

選管「それはないでしょう。撮影された3束の1枚目に同一筆跡のものがあった偶然でしょう。」

私「そんな偶然はありえないと思いますが、それが事務局の公式見解と理解して宜しいか」

選管「ええ、それで結構です。」

 以上のとおりである。今から考えればもう少し告発も含めて強攻してもよかったのだが、取り敢えず「偶然の産物」との公式見解を得たことを伝えておく。
 実はこれ以外にも「謎の大量白票」についても調査中であり、その結果を近々本ブログで報告する予定である。



http://www.asyura2.com/13/senkyo151/msg/734.html

記事 [政治・選挙・NHK151] 「自民党は2割の支持しかない」 横路孝弘・前衆院議長 (朝日新聞) 
http://www.asahi.com/politics/update/0730/TKY201307300221.html
2013年7月30日17時38分 朝日新聞

■横路孝弘・前衆院議長

 安倍政権は社会保障を担う地方財政をカットし、軍事予算を増やし、集団的自衛権に手を出そうとしている。だが、自民党は参院選で5割の投票率で4割の票を得たのであり、有権者の2割の支持しかない。そんな政権が戦後日本の社会を基本的に変えることを許してはならない。

 今、われわれ民主党がやるべきことは、自民党と対峙(たいじ)することだ。政策で自民党と対決し、われわれの主張を明確にすることが何よりも大事だ。国会で他党と共闘は大事だし、再編の議論があるが、その前にわれわれが主体性を確立しなければならない。(横浜市内でのNTT労組の会合で)



http://www.asyura2.com/13/senkyo151/msg/735.html

記事 [政治・選挙・NHK151] [CML 025644] TPPに反対する弁護士ネットワーク設立会見(録画)/「主権おびやかす」と撤退求める 弁護士31
[CML 025644] TPPに反対する弁護士ネットワーク設立会見(録画)
http://list.jca.apc.org/public/cml/2013-July/025562.html


紅林進です。

TPP(環太平洋経済連携協定)は、単なる貿易協定ではなく、主権をも脅かす危険な協定だと思いますが、それに加盟することは日本の司法主権を脅かすものとして、このTPPに反対する弁護士ネットワークが宇都宮健児さんらの呼びかけによって設立されました。

その設立会見の模様が下記のユーストリームにアップされています。

TPPに反対する弁護士ネットワーク設立会見 (91:07)
http://www.ustream.tv/recorded/36337971#/recorded/36544827

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【関連記事】

「しんぶん赤旗」 2013年7月30日(火)
“TPP参加は違憲” 反対する弁護士ネット発足/「主権おびやかす」と撤退求める/弁護士318人賛同
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik13/2013-07-30/2013073001_04_1.html


(写真)TPPからの撤退を求めてネットワークを設立した弁護士ら=29日、東京・霞が関の弁護士会館


 政府に環太平洋連携協定(TPP)からの撤退を求める弁護士らが29日、「TPPに反対する弁護士ネットワーク」を発足し、政府に要望書を提出しました。TPP参加は国の主権をおびやかし、憲法違反だと指摘しています。

 ネットワークは共同代表に宇都宮健児弁護士(日弁連前会長)、岩月浩二弁護士、井沢正之弁護士の3氏、事務局長に中野和子弁護士(日弁連消費者問題対策委員会副会長)が就任。現在、弁護士318人が賛同します。

 同日、東京都内で開いた会見で、宇都宮氏は、TPPに盛り込まれようとしているISD(企業と国家の紛争処理)条項について「国民を守る国内法や規制が、一企業や投資家の金もうけのために問題にされて改廃されかねない」と指摘。TPPの危険性は農業の関税撤廃にとどまらず、国民生活のあらゆる分野に及ぶと強調しました。

 岩月氏は、「TPP参加は憲法問題だと知ってほしい」と提起。ISD条項の違憲性を、▽司法主権を侵害し、司法権の独立を定めた憲法76条1項に反する▽国会の立法裁量を阻害し、国会を唯一の立法機関とする憲法41条に反する―などと明らかにしました。

 国民生活への影響や人権制約の懸念について、中野氏は食品安全規制の緩和や公共事業の国外企業への発注などが危険性として十分考えられると例示。宇都宮氏は、国民が運動で勝ちとった規制や立法までもがTPPの標的になりかねないと、貧困や多重債務問題に取り組んで貸金業の高利規制を実現した経験から語りました。

 ネットワーク設立を提案した川口創弁護士(日弁連憲法委員会副会長)はTPP交渉の情報開示や撤退を政府に求めることで、国民の人権、自由、財産を守る弁護士の使命を果たしたいと語りました。


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http://www.asyura2.com/13/senkyo151/msg/736.html

記事 [政治・選挙・NHK151] 麻生副総理 改憲でナチス引き合い、都内の講演で語る(スポニチ) 
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2013/07/29/kiji/K20130729006320770.html
2013年7月30日 01:10  スポニチ


 麻生太郎副総理兼財務相は29日夜、都内で講演し、憲法改正をめぐり戦前ドイツのナチス政権時代に言及する中で「ドイツのワイマール憲法はいつの間にか変わっていた。誰も気がつかない間に変わった。あの手口を学んだらどうか」と述べた。

 「けん騒の中で決めないでほしい」とし、憲法改正は静かな環境の中で議論すべきだと強調する文脈の中で発言したが、ナチス政権を引き合いに出す表現は議論を呼ぶ可能性もある。

 麻生氏は「護憲と叫んで平和がくると思ったら大間違いだ。改憲の目的は国家の安定と安寧。改憲は単なる手段だ」と強調した。その上で「騒々しい中で決めてほしくない。落ち着いて、われわれを取り巻く環境は何なのか、状況をよく見た世論の上に憲法改正は成し遂げられるべきだ。そうしないと間違ったものになりかねない」と指摘した。

 安倍晋三首相や閣僚による終戦記念日の靖国神社参拝を念頭に「国のために命を投げ出してくれた人に敬意と感謝の念を払わない方がおかしい」とし「静かにお参りすればいい。何も戦争に負けた日だけに行くことはない」と話した。



http://www.asyura2.com/13/senkyo151/msg/737.html

記事 [政治・選挙・NHK151] 甘利再生相と泉田新潟知事「擦れ違い」=東電の原発審査申請で会談(時事通信)

甘利再生相と泉田新潟知事「擦れ違い」=東電の原発審査申請で会談
時事通信 7月30日(火)10時41分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130730-00000042-jij-soci

  甘利明経済再生担当相と泉田裕彦新潟県知事は30日午前、東京電力による柏崎刈羽原発6、7号機(新潟県柏崎市、刈羽村)の安全審査申請をめぐって東京都内で会談した。甘利担当相は東電の方針に理解を求めたものの、早期の申請に反対している泉田知事との溝は埋まらなかった。甘利担当相と泉田知事は会談後、記者団にそれぞれ「(会談は)擦れ違いだった」と語った。
 泉田知事は会談後、東電の態度について「誠意を持って対応してほしい。話をはぐらかしたり、ごまかしたりするのはやめてほしい」と述べ、地元に対して申請前に十分な説明を尽くすよう改めて求めた。また、茂木敏充経済産業相らとも今後、会談することに意欲を示した。
 甘利担当相は会談後、「知事の思いは真摯(しんし)に受け止める」と語った。 

http://www.asyura2.com/13/senkyo151/msg/738.html
記事 [政治・選挙・NHK151] 韓国、麻生副総理の発言を批判 「多くの人を傷つける」  東京新聞
 【ソウル共同】韓国外務省の趙泰永報道官は30日、麻生太郎副総理兼財務相が憲法改正論議に絡み、戦前ドイツのナチス政権を引き合いに「ドイツのワイマール憲法はいつの間にか変わっていた。あの手口を学んだらどうか」と述べたことについて「こうした発言が多くの人を傷つけることは明白だ」と批判した。定例記者会見での発言。

 趙氏は、麻生氏の発言が「侵略の被害を受けた周辺国の国民にどう受け止められるか明らかだ。日本の政治指導者は言行を慎重に行う必要がある」と述べた。


http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2013073001002301.html
http://www.asyura2.com/13/senkyo151/msg/739.html

記事 [政治・選挙・NHK151] 外人投資家に草刈り場を提供するアベノミクス(ひょう吉の疑問)
午前中さえなかった株式相場だが、午後になって円安になった途端に株が上がり始めた。終値は、昨日より208円高い、13869円。アベノミクスによれば、まず円安にして日本の輸出を伸ばすことにより、国内を好景気にして、デフレを脱却するという。そのために日銀による金融緩和を行って国内資金の量を増やし、円を安くすると同時に、企業が資金を借りやすくして、国内企業の活性化を図るという。その結果、日本の株価も上がり、経済が活性化してインフレ目標が達成されるという。

本当にそうなんだろうか。円安になるということは日本の円が売られるということであり、国内から資金が逃げていくということだ。国内から資金が逃げた結果として日本の株価が上がるというのが、このアベノミクスなるものの不思議なところである。しかしここには誤魔化しがある。安倍晋三は総理になった後、今年の1月に、米国債を購入するための50兆円(一説には100兆円)規模のファンド設立を決めた。これは1月14日のブルームバーグが報道したことだ。なぜ財政難の日本が50兆円もの米国債を購入しなければならないのか。すべての謎はここから始まる。

米国債を購入するということは、ドルを買って円を売ること(つまり円安・ドル高にすること)とほとんど同義である。これをアメリカのヘッジファンドから見れば、円安は円が安く買えるということであり、円が安く買えれば日本株も安く買えるということである。だから円安になればアメリカのヘッジファンドが日本株を買い込み、日本の株相場は外人投資家の買い越しになる。そのことによって日本の株価は押し上げられてきた。これが円安・株高である。

逆に、円が高くなれば、円が高くなった分日本株も高く売れるということであり、アメリカのヘッジファンドの連中がここぞとばかりに日本株を叩き売ることになる。円高・ドル安になれば、日本株が急落するのはこういう理由からである。昨年11月からの株高は、円安と同時に始まったことであり、日本の株価を押し上げているのは、現に報道されているように、日本人ではなく外人投資家によるものだ。日本の株高は外人投資家によってつくられたものである。

いま日本の株価を見ていると、ほとんど円ドル相場と連動している。つまり円安になれば必ずといっていいほど株高になり(つまり外人投資家によって日本株が買われ)、逆に円高になれば株安になる。(つまり外人投資家によって日本株が売られる)このことは安倍晋三が言うように、日本の経済が活況になることによって株価が上がっているのではない。為替操作により、投機マネーが日本に流れ込むか、それとも出ていくかだけの違いである。

円安になればアメリカのヘッジファンドの連中が日本株を買いあさり、逆に円高になればその連中が買った日本株を売りとばす。それだけのことだ。そのことは日本の富がアメリカのヘッジファンドの連中に吸い取られているということだ。アベノミクスの実態はこれだけのことである。何も日本人のためになっていない。それどころか、日本をアメリカのヘッジファンドの草刈り場にしているのだ。日本の経済が活性化するというのも嘘である。円安によって輸入物価が上昇し、給料は上昇しないままインフレが進むだけである。あとは消費税増税と、TPP締結が待っている。

http://blog.goo.ne.jp/akiko_019/e/db157d85ee55338298383f0cf6a4c5cc

http://www.asyura2.com/13/senkyo151/msg/740.html

記事 [政治・選挙・NHK151] 安倍・習近平 9月首脳会談 囁かれる密約 (日刊ゲンダイ) 
http://asumaken.blog41.fc2.com/blog-entry-9449.html
2013/7/30 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ


参院選が終わった途端、安倍首相が中国との関係修復に動きはじめている。きのう(29日)外務省の斎木次官が北京に入り、「日中首脳会談」について最終調整していることが発覚した。どうやら、アメリカから“圧力”をかけられ、首脳会談の実現に動きだしたらしい。

◆アメリカが日本に圧力か

「日中首脳会談」については、飯島勲参与が一昨日、「遅くない時期に開かれる」と講演でバクロしていた。早ければ9月上旬、ロシアで開催されるG20を利用して行われるとみられている。

しかし、これまで安倍首相は、中国サイドが「尖閣諸島の領有権問題の棚上げ」を首脳会談を開く条件にしていることに対して、「条件をつけるのはおかしい」と反発していたはずだ。中国はまだ条件を下ろしていない。

「このまま首脳会談を行わず日中問題を放置していたら、失うものは日本の方が大きいと判断したのでしょう。なにしろ中国は、日本を無視して、東シナ海の日中中間線にある油田の開発も勝手に進めている。放置していたら、どこまでエスカレートするか分からない。首脳会談を開いて、歯止めをかけた方が得策だと考えたのでしょう」(元外交官の天木直人氏)

◆尖閣問題は棚上げ

その一方で、アメリカに圧力をかけられたのだろう、という見方も強い。

「アメリカは、日本と中国が対立することを望んでいません。26日に安倍首相と会談したバイデン副大統領も『日中双方が緊張緩和のために必要な措置をとるべきだ』とクギを刺している。バイデン副大統領は昨年、副主席だった習近平がアメリカを訪問した時、地方の視察にも同行したほど親しい。恐らく『いつまで中国と揉めているのだ』と安倍首相を牽制したはずです」(元外務省国際情報局長の孫崎享氏)

問題は、首脳会談を行って、なにを決めるのかだ。まだ政権が安定していない習近平主席は、“成果”が約束されない限り日本の首相と会うことは絶対にない。外交関係者の間では“密約”が囁かれている。

「まず、中国海軍が西太平洋に出るための近道である沖縄本島―宮古島ルートを現状のまま使わせること。さらに、周辺海域のエネルギーや鉱物などの資源の配分を、若干、中国が有利になるようにする。その代わり、尖閣諸島の国有化を黙認させ、拉致問題で協力させるという方向で話が進んでいるという情報があります」(外交関係者)

安倍首相はシタタカな中国に簡単にやられてしまうのではないか。


http://www.asyura2.com/13/senkyo151/msg/741.html

記事 [政治・選挙・NHK151] 政治はサービスではない。政治消費者では政治は変わらない。一人一人が主権者なのだ (かっちの言い分) 
http://31634308.at.webry.info/201307/article_35.html
2013/07/30 21:36 かっちの言い分

連合の古賀会長が民主党の海江田代表と会って、民主党の惨敗は大ショックだと語ったということである。古賀連合会長も労働者貴族となっているとは思っていたが、すっかり労働者の感覚が欠如してきたらしい。極めてショッキングだと言っているが、こうなるのはわかり切った話である。もう民主党の役割は済んだ。一体何を目指しているのかわからない。
民主党は衆院解散の前に、野田元首相が安倍氏の挑発にまんまと乗せられて、社会保障と一体の消費税増税をやることで解散したが、今や自民党からは社会保障の抜本改革の話は一切なく、消費税増税だけしか話が聞こえてこない。民主党もその時の約束など全く忘れてしまった。

民主惨敗、極めてショッキング…連合会長
http://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin/news/20130730-OYT1T00979.htm?from=blist

 民主党の海江田代表は30日、連合の古賀伸明会長と東京都内のホテルで会談した。

古賀氏は、民主党が惨敗した参院選について「極めてショッキングな結果だ」と述べたうえで、「目を覆いたくなるような党内の混乱に費やす時間はない。事態の深刻さを共有し、党の再生、自己革新に取り組んでほしい」と求めた。「これからも緊密に連携する政党は民主党だ」とも述べた。


連合が本来の民主党を支持するなら、民主党政権誕生時の精神を貫くために離党した生活を支持するのが、筋であるはずである。連合の組合員もこんな民主党と心中するのでは堪らない。

海江田氏は、消費税増税反対のみんなの党とは再編はしないという。ただ、TPP参加は賛成というから接点はある。みんなの党の江田幹事長は維新との協調を望んでいる。維新は自民党の傀儡政党のようなものだから、これら3党が組めば反自民の受け皿にはならない。やはり、小沢氏が約束したように、生活を中心とした野党の再結成が必須である。この野党再編が収斂していくには、まだまだ紆余屈折がありそうである。

映画監督の想田和弘氏が以下のように大変的確な指摘をしている。


「政治はサービスじゃない」 映画監督・想田和弘さん(43)
http://www.asahi.com/politics/articles/TKY201307090267.html

 私が撮った映画「選挙2」の上映イベントで、質疑応答の際に来場者の若者から「政治はわかりづらい」と言われた。まるで商品へのクレームのように聞こえた。自分を、票という対価で政治というサービスを買う消費者だと考えているようだった。そういう人が多いのではないだろうか。
 しかし、かつて王様が握っていた主権を市民一人一人が担うのが民主主義。有権者は、社会を構成する一員としての責任がある。気に入らない商品は買わなければいい消費者とは違う。
 自分1人が棄権しても関係ないという人もいる。でも、棄権は投票の責任を人に押しつけるのと一緒だ。


想田氏は、今の日本の政治と国民の関係は、まるで政治のサービスを買う消費者と思っているようだと述べている。つまり、サービスが悪いと文句を言い、買わなくなる(選挙に行かなくなる)。小沢氏が、政治を良くするには国民が良くならなければならないと述べている。

政治が悪いと言うなら、国民一人一人が動かないと、政治は変わらないということを述べている。日本の国民が変わらなければならない。



http://www.asyura2.com/13/senkyo151/msg/742.html

記事 [政治・選挙・NHK151] エクアドル・コレア大統領 インタビュー 自由貿易協定と米軍基地駐留問題 (デモクラシー・ナウ)
主権国家の外交とはこういうことらしいです。
今、日本が直面している自由貿易協定と米軍基地駐留問題で毅然とした態度で挑むコレア大統領の2009年のインタビュー。

<iframe width="480" height="360" src="//www.youtube.com/embed/Stmpy2BnbEk" frameborder="0" allowfullscreen></iframe>
http://www.asyura2.com/13/senkyo151/msg/743.html

記事 [政治・選挙・NHK151] <連合会長>民主混乱「目を覆いたい」 党立て直し要求 
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130730-00000060-mai-pol
毎日新聞 7月30日(火)19時38分配信

 民主党の海江田万里代表は30日、東京都内のホテルで最大の支持団体・連合の古賀伸明会長と会談した。古賀氏は引き続き民主党を支援する姿勢を示しながらも、「目を覆いたくなるような党内の混乱に費やす時間はない。事態の深刻さを共有化し、党の再生に取り組んでいただきたい」と述べ、党内の混乱を早期に収拾するよう注文をつけた。

 参院選の比例代表では、連合傘下労組の立てた組織内候補9人のうち、3人が落選した。古賀氏は「国民の信頼を取り戻すには相当の努力がいる」と強調。その上で「私たちがこれからも親密に連携を取る政党は民主党だ。一致結束して、再び政権構想を練り上げるような政党に脱皮してほしい」と述べ、党の立て直しを求めた。

 これに対し、海江田氏は「参院選で結果を出せなかった責任は民主党にある。本当に申し訳ない」と陳謝。「民主党が溶けて流れてしまうわけにはいかない」と述べ、党再生への決意を表明した。秋の臨時国会をにらみ、外部有識者の意見を踏まえ、安倍政権の経済政策の対案をまとめる考えも示した。【笈田直樹】


http://www.asyura2.com/13/senkyo151/msg/744.html

記事 [政治・選挙・NHK151] “FacebookよりTwitter” 若者が見た政治と選挙のホントのところ (田中龍作ジャーナル) 
インターネット選挙運動に関する調査結果を発表する学生たち。=29日、新宿ロフトプラスワン 写真:田中龍作=


“FacebookよりTwitter” 若者が見た政治と選挙のホントのところ
http://tanakaryusaku.jp/2013/07/0007636
2013年7月30日 22:12 田中龍作ジャーナル


 「インターネット選挙運動・解禁」となった参議院選挙は、新聞・テレビというオールドメディアの予想通り自民党の圧勝となって終わった。

 「ネット選挙」「ネット選挙」と方々で話題になったにもかかわらず、大きな変化を感じることもなく、拍子抜けした人が多かったのではないだろうか。

 昨夜、新宿のロフトプラスワンで「ネット選挙解禁!!どうする、どうなる日本の未来!〜学生&若者が聞く、政治と選挙のホントのところ」というイベントが開かれた。同じ学生としてインターネット選挙の動向に興味があった私は、ロフトに足を運んだ。

 選挙期間中、ネット選挙運動が学生の投票行動にどのような変化をもたらしたかの発表だ。発表したのは武蔵大学社会学部メディア社会学科松本ゼミの学生たち。同じ学部の学生を対象にアンケート調査したデータを基に分析した。

 主な調査結果は次のとおり――

 実際にネット上で政党や候補者による選挙活動を見たという回答は、残念ながら全体の二割。ネット選挙が解禁されたからと言って、若者がみな選挙への関心を高めたわけではないのだ。

 「Twitterのタイムラインが選挙一色になった」という声がある一方で、
「選挙期間中でも、SNS上で目にするのは、いつも通りの投稿がほとんど」という感想もあり、ネット選挙での盛り上がりには、ムラがあることがうかがえた。

 元から政治に興味のある人たちには、今回のネット選挙運動解禁は大きな影響があったようだ。だが、そもそも興味のない人たちには、あまり影響を与えられなかったようである。


山本太郎陣営は選挙運動期間中、Twitterを駆使した。=5日、新橋駅前 写真:山田旬=
http://tanakaryusaku.jp/wp-content/uploads/2013/07/1deedccaebc6c683ab473ca2380461f2.jpg


 では、ネット上で選挙関連の情報を見たという人たちは、いったいどこで情報を得たのだろうか?

 一番多かったのはニュースサイトだ。2位はTwitter。興味深いのは、TwitterがFacebookや候補者の公式サイトを大きく引き離していたことである。

 「Twitterの方が利用者が多い」「気軽に発言しやすい」などの利点が指摘されていた。誰かがリツイートした候補者のツイートを目にし、意見も賛同も手軽にできる。

 候補者はFacebook上での情報発信を比較的重視していたが、若者の意識との間にはギャップがあったようだ。Twitterの扱いやすさが、情報への触れやすさとなっていたのだ。

 「今までは、全く知らなかったから興味もなかったけれど、少しわかってきたら、選挙に行こうと思えるようになった」。アンケート調査に関わった大学生は語ってくれた。

 彼女は未成年だが、次の選挙には必ず行くという。

 ネット選挙は、若者の投票率を上げてくれる魔法のツールではない。だが、ネット選挙解禁によって、若者が選挙情報に格段にアクセスしやすくなったことは確かだ。

 情報に接することで、少しでも政治に興味が増せば、投票に行く若者はもっと増えるのではないだろうか。

 平山誠・元参議院議員の秘書、山岸加奈さんは、最後にこう締めくくった。「『言っても変わらない』ではなく、『言わなきゃ変わらない』
これからの日本を生きるのは60代の政治家ではなく、若い人たち。」

 自分の未来を、他人の手に委ねてはいけない。選挙を変えるのは、ネットではなく、若者自身なのだ。

 ≪文・篠原麻奈美≫



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