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2015年1月25日00時10分 〜
記事 [政治・選挙・NHK178] 「国益とは国民の生命のはず。:森達也情報室」
「国益とは国民の生命のはず。:森達也情報室」
http://sun.ap.teacup.com/souun/16458.html
2015/1/25 晴耕雨読


https://twitter.com/MoriTatsuyaInfo

森達也公式サイトのコラム更新。

「もしも11月の段階で政府が本気で交渉していたのなら、この段階では身代金の金額も桁違いに低かったのだから、 二人は帰国できたはずだ。その努力をしないまま、なぜわざわざ火に油を注ぐのだろう」 http://moriweb.web.fc2.com/mori_t/

森達也の見解。

72時間の期限が切れる少し前の22日未明(日本時間)、岡村善文国連次席大使は国連総会で、イスラム国を批判しながら「日本はテロや暴力に屈しない」と演説した。

なぜ今このとき、こんなことを世界に向けて言わなくてはならないのか。

報道によれば、11月の段階で後藤さんの家族に、イスラム国から身代金の要求があったという。

ならば官邸がこの事実を知らなかったことはありえない。

もちろんこの時期には、極秘裏に人質解放のための交渉を続けていたと思いたいが、ならばテロ直後のこの時期に、なぜ安倍首相はイスラム国と激しく敵対する国ばかりを訪問し、連携の強化や対テロのための支援を表明したのだろう。

よりによってイスラエルでネタニヤフと握手をしたのだろう。

挑発と解釈されて当然だ。

もしも11月の段階で政府が本気で交渉していたのなら、この段階では身代金の金額も桁違いに低かったのだから、二人が帰国できていた可能性は高い。

官邸は明らかにその芽を摘んだ。

さらに火に油を注いだ。

しかもこの時期に安倍首相は解散を宣言して選挙を行った。

600億円を使った。

身代金には使わずに。

テロに屈しない。

言葉は正しい。

でも「屈しない」と「戦う」は同義ではない。

なぜイスラムの一部はこれほど西側世界を憎悪するのか。

その構造を理解すれば、二人の国民が拘束されているこの時期に、イスラエルなどに行けるはずがない。

国益とは国民の生命のはず。

国益が大好きなはずの日本のメディアは、なぜ政権を批判しないのだろう。

(終)



http://www.asyura2.com/15/senkyo178/msg/560.html

記事 [政治・選挙・NHK178] “拘束の1人殺害”とする画像 ネットに投稿:「イスラム国」身代金要求事件
“拘束の1人殺害”とする画像 ネットに投稿
1月25日 0時09分

日本時間24日午後11時すぎ、インターネットの動画サイトにイスラム過激派組織「イスラム国」とみられる組織に拘束された後藤健二さんとみられる画像が投稿されました。
この画像の中では、後藤さんとみられる男性が、湯川遥菜さんとみられる写真を持っていて、この画像には「湯川さんが殺された」とする音声が付いています。
これを受けて日本政府は、この画像と音声を分析してその信ぴょう性の確認を急いでいます。

外務省関係者はNHKの取材に対し、「動画が公開されたという情報は確認している。これから幹部が集まって対応を協議することになる」と話しています。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150124/t10014943441000.html

http://www.asyura2.com/15/senkyo178/msg/561.html

記事 [政治・選挙・NHK178] ↑に伴う官房長官記者会見の内容

先ほど行われた菅官房長官の記者会見内容をBLOGOSの記事より引用:

「湯川遥菜氏と見られる邦人1名が殺害された写真を持つ後藤健二氏の写真がインターネット上で配信をされました。このような行為は言語道断の許しがたい暴挙であり、強く非難する。残り1名の後藤健二氏に危害を加えないよう、そして直ちに開放するよう強く要求する。

直ちに内閣危機管理監、および国家安全保障局長に、関係省庁と連携して情報収集をはじめとして、しっかり対応するよう指示をした。関係閣僚会議もすみやかに開催する予定であります。」

===============================================================================================
新たな声明を発表か

イスラム過激派組織「イスラム国」が日本人2人の殺害を予告していた事件で、イスラム国側から新たな声明が出されたと複数のメディアが報じている。

動画投稿サイトに、新たな画像が投稿され、その中では後藤さんと見られる男性が湯川さんと見られる男性の写真をもっている。また、湯川さんが殺害された旨の音声も入っているという。政府は、動画の信憑性の確認を急いでいる。

また、この動画の中では、イスラム国側は既に身代金は要求しておらず、死刑判決を受けているテロリストの釈放を求めているという。

こうした事態を受けて、菅官房長官は、記者会見を行い、以下のように述べている。

湯川遥菜氏と見られる邦人1名が殺害された写真を持つ後藤健二氏の写真がインターネット上で配信をされました。このような行為は言語道断の許しがたい暴挙であり、強く非難する。残り1名の後藤健二氏に危害を加えないよう、そして直ちに開放するよう強く要求する。

直ちに内閣危機管理監、および国家安全保障局長に、関係省庁と連携して情報収集をはじめとして、しっかり対応するよう指示をした。関係閣僚会議もすみやかに開催する予定であります。


これまでの経緯

YouTubeより
イスラム過激派組織「イスラム国」と考えられる組織が、日本人2人の殺害を予告する映像をYouTubeに投稿。動画の中で、イスラム国と考えら得る組織は、解放する条件として、72時間以内に2億ドル(約236億円)の身代金を支払うように要求した。

21日午前の記者会見で、菅官房長官は動画に写っている2人が昨年秋にもイスラム国に拘束されたと報道された湯川遥菜さんとフリージャーナリストの後藤健二さんと見られると述べた。

AP/アフロ
安倍首相は1月20日夜、訪問先のイスラエルで会見し、「このように人命を盾にとって脅迫することは許しがたいテロ行為であり、強い憤りを覚える。2人の日本人に危害を加えないよう、そして直ちに開放するよう、強く要求します。政府全体として人命尊重の観点から、万全を期すよう、対応を指示したところです。 」とコメント。しかし、ヨルダンのアンマンで現地対策本部を指揮する中山外務副大臣は、22日未明、記者団の取材に対し、「情報収集にしっかり動いているということで理解を賜りたい」と答えるにとどまっており、人質の解放に向けた見通しは不透明となっていた。


編集部
一方、国内では、イスラム学の専門家で昨年、北大生のイスラム国への渡航を手助けしようとしたとして私戦予備・陰謀罪に問われた中田考氏とジャーナリストの常岡浩介氏が相次いで記者会見を行った。

中田氏は、自身がイスラム国の人間と交渉のルートがあることをアピールし、状況によっては現地に行く準備もあると述べた。また、常岡氏は、昨年イスラム国に訪れた際に湯川さんに会えた可能性もあったと述べ、「警察の捜査が、湯川さん後藤さんの危機的状況を引き起こした」と警察、公安の対応を批判している。


編集部
さらに、当初期限とされていた日本時間23日には、後藤さんの母・石堂順子さんが会見。「日本政府の皆さん、健二の命を救って下さい。」と訴えた。

http://blogos.com/news/Islamic_State/


http://www.asyura2.com/15/senkyo178/msg/562.html

記事 [政治・選挙・NHK178] ↑に伴う官房長官記者会見内容
先ほど行われた菅官房長官の記者会見内容をBLOGOSの記事より引用:
「湯川遥菜氏と見られる邦人1名が殺害された写真を持つ後藤健二氏の写真がインターネット上で配信をされました。このような行為は言語道断の許しがたい暴挙であり、強く非難する。残り1名の後藤健二氏に危害を加えないよう、そして直ちに開放するよう強く要求する。
直ちに内閣危機管理監、および国家安全保障局長に、関係省庁と連携して情報収集をはじめとして、しっかり対応するよう指示をした。関係閣僚会議もすみやかに開催する予定であります。」
===============================================================================================
新たな声明を発表か

イスラム過激派組織「イスラム国」が日本人2人の殺害を予告していた事件で、イスラム国側から新たな声明が出されたと複数のメディアが報じている。

動画投稿サイトに、新たな画像が投稿され、その中では後藤さんと見られる男性が湯川さんと見られる男性の写真をもっている。また、湯川さんが殺害された旨の音声も入っているという。政府は、動画の信憑性の確認を急いでいる。

また、この動画の中では、イスラム国側は既に身代金は要求しておらず、死刑判決を受けているテロリストの釈放を求めているという。

こうした事態を受けて、菅官房長官は、記者会見を行い、以下のように述べている。
湯川遥菜氏と見られる邦人1名が殺害された写真を持つ後藤健二氏の写真がインターネット上で配信をされました。このような行為は言語道断の許しがたい暴挙であり、強く非難する。残り1名の後藤健二氏に危害を加えないよう、そして直ちに開放するよう強く要求する。

直ちに内閣危機管理監、および国家安全保障局長に、関係省庁と連携して情報収集をはじめとして、しっかり対応するよう指示をした。関係閣僚会議もすみやかに開催する予定であります。

これまでの経緯

YouTubeより
イスラム過激派組織「イスラム国」と考えられる組織が、日本人2人の殺害を予告する映像をYouTubeに投稿。動画の中で、イスラム国と考えら得る組織は、解放する条件として、72時間以内に2億ドル(約236億円)の身代金を支払うように要求した。
21日午前の記者会見で、菅官房長官は動画に写っている2人が昨年秋にもイスラム国に拘束されたと報道された湯川遥菜さんとフリージャーナリストの後藤健二さんと見られると述べた。

AP/アフロ
安倍首相は1月20日夜、訪問先のイスラエルで会見し、「このように人命を盾にとって脅迫することは許しがたいテロ行為であり、強い憤りを覚える。2人の日本人に危害を加えないよう、そして直ちに開放するよう、強く要求します。政府全体として人命尊重の観点から、万全を期すよう、対応を指示したところです。 」とコメント。しかし、ヨルダンのアンマンで現地対策本部を指揮する中山外務副大臣は、22日未明、記者団の取材に対し、「情報収集にしっかり動いているということで理解を賜りたい」と答えるにとどまっており、人質の解放に向けた見通しは不透明となっていた。

編集部
一方、国内では、イスラム学の専門家で昨年、北大生のイスラム国への渡航を手助けしようとしたとして私戦予備・陰謀罪に問われた中田考氏とジャーナリストの常岡浩介氏が相次いで記者会見を行った。
中田氏は、自身がイスラム国の人間と交渉のルートがあることをアピールし、状況によっては現地に行く準備もあると述べた。また、常岡氏は、昨年イスラム国に訪れた際に湯川さんに会えた可能性もあったと述べ、「警察の捜査が、湯川さん後藤さんの危機的状況を引き起こした」と警察、公安の対応を批判している。

編集部
さらに、当初期限とされていた日本時間23日には、後藤さんの母・石堂順子さんが会見。「日本政府の皆さん、健二の命を救って下さい。」と訴えた。

http://blogos.com/news/Islamic_State/
 

http://www.asyura2.com/15/senkyo178/msg/563.html

記事 [政治・選挙・NHK178] イスラム国が湯川遥菜さんを殺害か-Youtubeに写真画像アップ
イスラム国が湯川遥菜さんを殺害か-Youtubeに写真画像アップ
http://breaking-news.jp/2015/01/25/016484


日本時間で12月24日午後11時過ぎ、イスラム過激派「イスラム国」に拘束されている湯川遥菜さんが、殺害されたとする画像がインターネットの動画サイトに投稿されました。湯川遥菜=ゆかわ はるな


問題の画像は、同じく身柄を拘束されている後藤健二さんが、湯川遥菜さんが殺害されたとする写真を持っている様子を撮影した画像。後藤健二=ごとう けんじ


投稿されたのは以下の画像です。(一部修正を加えています)



後藤健二さんは手錠され鎖でつながれており、持っている紙の中には湯川遥菜さんの写真2枚が掲載されています。


左側には、首を切断され体の上に頭部を乗せられた状態の湯川遥菜さんの遺体とみられる写真があり、右側にはひざを地面についた状態の湯川遥菜さんの写真。


投稿されたのは、動画投稿サイト「Youtube」。現在は既に削除されている模様です。


日本政府は現在、この写真の信憑性などについて、慎重に確認を進めています。


イスラム国が湯川遥菜を殺害か…Twitterでの反応


















http://www.asyura2.com/15/senkyo178/msg/564.html

記事 [政治・選挙・NHK178] 安倍イスラエル訪問とISIS人質事件(2015年1月23日  田中 宇)
(投稿者コメント)

安倍の罪は果てしなく重い。

<以下転載>

http://tanakanews.com/150123ISIS.htm

==========================================================================================

安倍イスラエル訪問とISIS人質事件
2015年1月23日  田中 宇

 1月20日、日本の安倍首相がちょうど中東のイスラエルを訪問している最中に、同じ中東のイスラム過激派組織ISIS(イスラム国、ISIL)が、昨秋から人質にしている日本人2人の動画を公開し、2億ドルの身代金を日本政府に要求してきた。2億ドルという身代金の額は、安倍首相が今回の中東歴訪のみやげとして、ISISと戦う資金として中東諸国に出すと表明した支援金と同じ額だ。日本が出す2億ドルは軍事支援でなく、国境警備強化や(貧困がイスラム過激派を生んでいるという理屈に基づく)貧困対策など、行政施策に使う資金の支出だと日本政府は釈明している。しかし、日本が出す2億ドルがISISを弱体化するための支援金であることに違いはなく、ISISはこの点を突いて「そのカネをこっちによこせ。さもなくば2人を殺す」と脅してきた。(安倍総理大臣のイスラエル訪問)

 イスラエルのハアレツ紙は、安倍がイスラエルにくるたびに人質事件と戦争が起きると皮肉った。安倍が前回首相だった06年にイスラエルを訪問した際には、2人のイスラエル軍兵士がヒズボラに誘拐され、それを機にイスラエルとレバノンの戦争が勃発した。今回は日本人人質事件だけでなく、安倍がイスラエルに到着した日、イスラエル軍機がシリア領内に侵入してヒズボラとイランの要員を空爆し殺害する戦闘も起きた。(For Shinzo Abe in Israel, it's strictly business)

(ヒズボラやイラン要員は、アサド政権を支援してISISと戦うためにシリアにいた。イスラエルの空爆はISISを支援する効果をあげている)(Israel attacks Syria in support of ISIS)

 安倍のイスラエル訪問は、経済関係の強化が主眼だった。「平和憲法」を持つ「経済大国」(いずれも終わりかけているが)として、軍事や敵対に首を突っ込まず経済だけに注力する姿勢だ。しかし今のイスラエルは、ガザ戦争や西岸でのパレスチナ人弾圧を国際的に人権侵害(人道の罪、戦争犯罪)と非難され、最大の貿易相手だったEUは経済制裁を強めている。イスラエルは、EUに代わる貿易相手を探すのに必死だ。そこに日本の安倍首相が、おそらく米国のタカ派政治家から頼まれ、経済関係を強化すると言ってイスラエルを訪問した。日本は、戦争犯罪を犯して国際制裁されて罰せられそうなイスラエルに抜け道を用意してやった。すばらしい平和主義だ。(Netanyahu forced to look for new markets in Asia as the EU rejects Israeli goods in face of Illegal Settlement Policy)

 今回の安倍首相の中東歴訪は、エジプト、ヨルダン、イスラエル、パレスチナ(自治政府、PA)を回った。イスラエルだけに行ったのでない。しかしヨルダンもエジプトもPAも比較的親イスラエルで、これらの国の政権が、日本から資金をもらって守られる(反イスラエルの政権に転じない)ことは、イスラエルの国家安全を守るために不可欠だ。

 安倍のイスラエル訪問は、3月に予定されているイスラエルの総選挙で、負けそうなネタニヤフを応援する効果ももたらした。3月17日に予定されている総選挙では、国際制裁を無視して違法入植地を広げたり和平交渉を潰したりイスラエル国内のアラブ系住民の市民権を剥奪したがる右派を率いるネタニヤフ首相が、和平交渉の必要性を訴える中道派に破れそうになっている。(New polls put center-left bloc ahead of Netanyahu's Likud)

 イスラエル右派の米政治団体(AIPACなど)に牛耳られる傾向が強い米議会は、ネタニヤフの挽回を助けようと、2月11日にネタニヤフを米議会に招待して反イランの演説をしてもらうことに決めた。イランはイスラエルの仇敵だが、オバマ大統領はイランと和解しようとしている。ネタニヤフを呼んで演説させ、オバマを非難するのが米議会の狙いだ。オバマは「3月の選挙に近すぎる日程での訪米であり、選挙に影響を与えたくないので会わない」という口実でネタニヤフとの会談を断った。(Netanyahu's Iran speech in Congress is a recipe for an explosive U.S.-Israel clash)

 オバマとイスラエルの不仲は昨秋から露呈している。米政界は、イスラエル右派に牛耳られ続ける米議会と、イスラエル支配を脱却しようとするオバマとの政争が激化し、一枚岩でなくなっている。日本(権力を握る官僚機構)の国是は対米従属であり、官僚を無力化しようとした民主党政権の反動で官僚の傀儡として成立した安倍政権は特にその傾向が強い。米国の上層部が分裂する中で安倍は、オバマでなく議会を牛耳る軍産イスラエル複合体を従属の対象とみなしているようだ。EUやオバマがネタニヤフを嫌う中で、安倍がイスラエルを訪問したことから、それがうかがえる。

 偶然だろうが、安倍と同時期にマケイン上院議員ら米議会のタカ派議員たちがイスラエルを訪問しており、安倍はイスラエルでマケインらと会って懇談した。マケインは以前、シリアを訪問して反アサド武装勢力と面談して鼓舞し、その中にのちにISISの幹部になる人々が含まれていたことで知られる「隠れISIS支援派」だ。(安倍総理大臣のイスラエル訪問)(Angry McCain Admits Meeting With ISIS, Scolds Rand Paul For Not Knowing Terrorists)(John McCain's Whoops Moment: Photographed Chilling With ISIS)

 イスラエルの選挙で中道派が勝つと、パレスチナ和平を再開し、欧州と再和解して国際制裁を避ける策を採りそうだ(右派が全力で妨害するだろうが)。ネタニヤフが勝つと、和平推進を拒否し、国際法廷(ICC)で有罪になったり経済制裁されるのも無視して、西岸やガザを併合した上でゲットー化する「アパルトヘイト方式の解決」を突き進みそうだ。他国の指導者が選挙でネタニヤフを勝たせようとすることは、中東和平を妨害し、戦争や弾圧を広げる動きだ。安倍首相は中東歴訪で中東和平の推進を呼びかけ続けたが、実際の効果としては和平を潰したいネタニヤフを応援してしまっている。(A settler himself, FM Avigdor Liberman drops the A-bomb)

 安倍がその点を自覚してこの時期にイスラエルを訪問したのかどうかわからない。たぶん、イスラエル右派とつながっている米国のタカ派議員から圧力をかけられ、対米従属の観点から言いなりになってイスラエルを訪問したのだろう。

 石油輸入国である日本は1970年代の石油危機以来、親アラブを貫いてきた。今回の安倍の中東歴訪は、日本が親アラブから親イスラエルに転じる転換点になるかもしれない。サウジアラビアなど湾岸産油国は、米国シェール産業を潰す原油安を加速するため、アジア諸国などに原油をどんどん売りたい。日本が親イスラエルに転じても、サウジは日本に原油を売ってくれる。(◆米シェール革命を潰すOPECサウジ)

 日本が米タカ派から圧力を受けて親イスラエルの傾向を強め、その反動としてISISが誘拐した日本人を殺すぞと脅しても、米タカ派やイスラエルが本当にISISやアルカイダの敵であるなら、米イスラエルと協力してISISと戦う安定した構図が存在しうる。しかし実際は、米タカ派やイスラエルが本当にISISやアルカイダの敵であるかどうか大きな疑問がある。アルカイダや、それがバージョンアップしたISISは、米タカ派やイスラエルが中東支配に好都合な「敵を演じてくれる勢力」として育て、こっそり支援し続けている疑いが濃い。(◆イスラム国はアルカイダのブランド再編)(アルカイダは諜報機関の作りもの)(◆敵としてイスラム国を作って戦争する米国)

 正月早々、米軍機がシリアで反ISISの武装勢力に支援する武器を空中から投下したところ「間違って」ISISの駐屯地に武器を投下してしまう事件が起きた。イラクやイランの軍幹部は、米軍が意図してISISに武器を支援したと考えている。(Middle East Officials Question ''Convenient Mistakes'' Of US Airdrops To Al-Qaeda)

 ISISと最も効果的に戦っているのは米国でなく、イランと、イランに支援されているシリアやイラクの軍隊だ。米国では、オバマがISISと真剣に戦う気があるようだが、国防総省はISISと戦う気がなく、それに気づいたオバマが現場の司令官に直接攻撃を指揮する傾向を強め、国防総省がオバマを煙たがっている。この対立の余波で昨年、ヘーゲル前国防長官が辞任した。(Iran eclipses US as Iraq's ally in fight against militants)(◆中間選挙後の米国の戦略変化)(◆中東覇権の多極化)

 NYタイムスの07年の記事によると、国防総省はISISの指導者バグダディが存在しない架空の人物であると知っており、アルカイダがイラクに入り込むために架空の指導者をでっち上げて過激組織(のちのISIS)を作っていると報じている。米当局は、架空の人物とわかっているのに今もバグダディをISISの最高指導者として発表し続けている。(The US Military's Stunning Conspiracy Theory Emerges From The Archives: "ISIS Leader Does Not Exist")

 ゴラン高原の国連監視団によると、イスラエルはシリアで負傷したISISの兵士をゴラン高原経由で自国の病院に受け入れて治療している。米軍がヨルダンで訓練したシリアの「穏健派反政府兵士」たちが、イスラエル領のゴラン高原を経由してシリアに入り、ISISに合流している。(The ISIS comedy continues…)(UN Details Israeli Military Ties With Syrian Rebels)(Mossad training ISIL terrorists: Putin aide)

 ISISやアルカイダが、米イスラエルによって敵として作られた勢力であっても、ISISやアルカイダの行動のすべてが米かイスラエルの命令によるものということではない。しかし、たとえばISISが米欧や日本人を人質にして身代金を要求したり処刑する動画を世界に公開したりするのは、欧州諸国や日本をISISとの戦いに参加せざるを得ない状況にして、それを米国が指導する構造を作り、国際軍が中東にずっと駐留してイスラエルを守ってくれる状況を生み出すことにつながる。

(これまでに発表されている、米欧の人質が処刑されている映像の中には、ISISが合成したニセモノが含まれているとの指摘がある。ISISを支持して支配地域に入った米欧人が、ISISの存在を誇示するため、自分が殺される光景を撮して世界に発表する画策に賛成し、ニセモノの動画が作られた可能性がある)(Author Naomi Wolf is condemned for suggesting ISIS hostages are ACTORS and be-headings aren't real)

 フランスでは、仏政府が年末に国連でパレスチナ国家の創設決議案に賛成したり、パレスチナ和平を進めないイスラエルを制裁する態度を強めたところ、年初にパリで反イスラム的な雑誌社やユダヤ教徒向け(コーシェル)のスーパーマーケットが襲撃されるテロが起きた。国際政治の舞台に立って選挙に勝ちたいネタニヤフは、仏大統領に断られたのにパリのデモに参加し、アフリカの大統領を押しのけて最前列に立った(仏政府は彼が最前列に来ることを事前に認めていたが)。パリのテロ事件をめぐる話は改めて書きたい。(Netanyahu's Paris appearance was a PR disaster)

 ISISに捕まった日本人を救出するため、日本政府はISISに関する情報を多く持つ(ISISの生みの親である)イスラエルや米国防総省、米タカ派議員など「軍産イスラエル複合体」に頼る傾向を強めざるを得ない。日本政府が、米イスラエルとISISとの裏のつながりを察知した上で、米タカ派やイスラエルと協調するならまだしも、そうでなく米イスラエルとISISとのつながりを陰謀論扱いして無視して動いているように見えるだけに懸念がつのる。
http://www.asyura2.com/15/senkyo178/msg/565.html

記事 [政治・選挙・NHK178] 板垣東大名誉教授「今回の中東訪問のプログラム設定、イスラエルでエジプトで何を言うか、…、然るべき事を助言する人がいないで
物事が動いたのではないか」



(*板垣東大名誉教授は映像開始後43分30秒付近から登場)










http://www.asyura2.com/15/senkyo178/msg/566.html
記事 [政治・選挙・NHK178] 「私が殺されないように安倍総理に働きかけてほしい」…イスラム国に人質になっていた後藤健二氏が殺された湯川遥菜氏の写真を…
「私が殺されないように安倍総理に働きかけてほしい」…イスラム国に人質になっていた後藤健二氏が殺された湯川遥菜氏の写真を持って訴えかけた…
http://etc8.blog83.fc2.com/blog-entry-2435.html
01/25 00:58  日々坦々 


イスラム国による日本人殺害予告事件で、とうとう最悪の状況になってしまった。



湯川遥菜氏が殺されたようだ。その死体の写真を持って後藤健二氏がYoutubeに流れた。


NHKによると、その動画で後藤氏は次のように語っているとのこと。


私はゴトウケンジだ


イスラム国で私と一緒に拘束された湯川さんが殺された


日本政府は72時間以内に行動しなかった


家族や同僚と日本政府に圧力をかけてほしい


私の二人の娘と妻に会いたい


もう彼らはお金を欲しがってない


その代りにサリダアル・リシャフ(Sajida al-Rishawi)を釈放を求めているだけだ


彼女が解放されれば私は解放される


とても簡単なことで実現可能なことだ


これを私の最後の言葉にしないでほしい


私が殺されないように安倍総理大臣に働きかけてほしい


映像



そのSajida al-Rishawiなる女は爆破テロ容疑でヨルダンで死刑囚になっているとのこと。


関連ツイート




動画の投稿の仕方や必ずあるイスラム国の旗が無いなど、いつもと違うやり方で信憑性が問われるということだが、日本政府は、これを受けて閣僚会議が急遽開かれるとのことだから、ほぼ確実に殺されたのだろう。


湯川さんのご冥福をお祈り申し上げます。





http://www.asyura2.com/15/senkyo178/msg/567.html

記事 [政治・選挙・NHK178] 新たな画像の音声メッセージの内容:「イスラム国」人質事件

新たな画像の音声メッセージの内容[NHK]
1月25日 1時18分

インターネットの動画サイトに掲載された画像では、写真を持つ後藤さんの姿とともに英語で話す男性の声が流れ、「これは私と共にイスラム国に拘束された湯川さんが殺害された写真だ」と述べています。

男性の声は、安倍総理大臣を呼び捨てにしたうえで、「湯川さんを殺したのは、あなただ。われわれの指導者の要求を真剣に受け止めず、72時間以内に行動を起こさなかったからだ」としています。

そして、「妻よ、愛している。2人の子どもに会いたい。同じことが繰り返されないように諦めないで、家族や友人、そして私の会社の同僚と共に日本政府に圧力をかけ続けてほしい」と述べています。

また、「イスラム国の要求は難しいものではない。彼らはもはや金を要求しているのではなくテロリストに資金を渡すという心配をする必要はない。彼らは拘束されているサジダ・アル・リシャウィの解放を求めているだけだ。彼女が解放されれば私も解放される」としています。

中東のメディアによりますと、リシャウィという女は、2005年にヨルダンで起きた連続自爆テロ事件の実行犯の1人としてヨルダンで死刑判決を受けたということです。

さらに、男性は「これは実現可能な要求だ。皮肉にも日本政府は極めて近いところにいる」と述べ、イスラム国が解放を求める女が日本政府が対策本部を設けているヨルダンで拘束されているとしました。そして、最後に「私の命を救うのは簡単なことだ。サジダをヨルダンから解放すれば私も自由になれる」と繰り返したうえで、「妻よ、これが私のこの世での最後の数時間になるかもしれない。これを私の最後のことばにしないでくれ。総理は私を見殺しにしないでくれ」と述べています。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150125/t10014945591000.html



http://www.asyura2.com/15/senkyo178/msg/568.html

記事 [政治・選挙・NHK178] イスラム国がネットに投稿した声明「安倍、湯川を殺したのはおまえだ」「ヨルダンに捕まっている仲間と引き換えに後藤さんは釈放
イスラム国がネットに投稿した声明「安倍、湯川を殺したのはおまえだ」「ヨルダンに捕まっている仲間と引き換えに後藤さんは釈放」
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-5293.html
2015/01/25 Sun. 02:34:44  真実を探すブログ



イスラム国が1月24日夜に公開された新たな声明文の全文が判明しました。イスラム国は安倍首相を名指しで「湯川さんを殺したのはおまえだ」と指摘し、湯川さんの死亡を示唆しています。また、その上で「身代金に興味はない」とも述べ、イスラム国は「ヨルダン政府に拘束されているイスラム国の仲間(ザジダ・アル・ミシャウィ)が釈放されれば後藤さんも直ちに解放される」と提案しました。


今回のイスラム国の声明文には日本政府も度肝を抜かれたようですね。元々、日本政府は民間軍事会社を通じて政治家と関係している湯川氏の事を好ましく思っていなかったようで、外務省も救援活動をあまりしていなかったと報じられています。
安倍首相の支持者らが必死に、「安倍首相の中東訪問がテロの原因になったわけではない」と主張していたのも責任逃れが目的でした。


しかしながら、イスラム国は日本人の人質を一人残した上で、明確に「湯川さんを殺したのは安倍首相だ」と言い切ってしまったのです。日本政府が同様しているのはその後の緊急記者会見でも明白で、菅官房長官は汗を浮かべながら湯川氏の名前を間違えてしまいました。


これをイスラム国が完全に計算した上でしたのならば、イスラム国の情報収集力や分析力がそこら辺の中小国を上回っていることを意味します。安倍首相の会見をちゃんと見ていたことや人質発表のタイミングもそうですが、安倍首相の嫌な場所を的確に狙っていると言えるでしょう。そして、この騒動は安倍政権にとっての致命打になるかもしれません。


☆「イスラム国」が写真公開 湯川さん殺害か
URL http://www.news24.jp/articles/2015/01/25/10267867.html
引用:
写真は日本時間の24日午後11時過ぎ、「イスラム国」系のウェブサイトに投稿された。後藤さんと見られる男性が湯川さんとみられる男性の写真を掲げている。湯川さんは殺害されているようにもみえる。写真には音声のメッセージが添えられ、安倍首相を名指しして「湯川さんを殺したのはおまえだ」などと主張している。


 また、ヨルダン政府に拘束されている「イスラム国」関係者が釈放されれば後藤さんも直ちに解放される」などとしている。この写真はすぐに削除され、信ぴょう性は明らかになっていない。
:引用終了


☆拘束の1人殺害”とする画像 ネットに投稿
URL http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150125/k10014943441000.html
引用:
日本時間24日午後11時すぎ、インターネットの動画サイトにイスラム過激派組織「イスラム国」とみられる組織に拘束された後藤健二さんが、オレンジ色の服を着て写真を持っている画像が投稿されました。
画像の冒頭には「後藤さんの家族と日本政府が受け取ったものだ」とする英語の文章が表示されます。
画像には、後藤さんを名乗る男の声で英語の音声がついていて、「これは私と共に拘束された湯川さんが殺害された写真だ」と述べています。
:引用終了


             ◇


政府がイスラム国騒動で緊急記者会見!菅官房長官は緊張気味!?安倍首相「言語道断。許しがたい暴挙だ」
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-5292.html
2015/01/25 Sun. 01:16:53 真実を探すブログ



1月25日深夜に政府が緊急記者会見を開き、イスラム国に強く抗議すると発表しました。菅官房長官はろれつが上手く回らない状態で「言語道断の許し難い暴挙であり、強く非難する。後藤氏に危害を加えないよう、直ちに解放するよう強く要求する」と述べ、閣僚会議を開くなどして速やかに対応すると表明。
また、安倍総理大臣も「言語道断。許し難い暴挙だ。直ちに解放するよう強く要求する」と会見で話しています。イスラム国は1月24日夜に湯川遥菜氏とみられる男性の殺害画像を投稿しました。


☆日本人人質事件 菅官房長官「言語道断の許しがたい暴挙」(15/01/25)


☆首相「許し難い暴挙 直ちに解放を」
URL http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150125/j68045110000.html
引用:
1月25日 0時40分
安倍総理大臣は25日未明、総理大臣官邸に入る際、記者団に対し、「言語道断。許し難い暴挙だ。直ちに解放するよう強く要求する」と述べました。
:引用終了


☆官房長官会見「言語道断の許し難い暴挙」
URL http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150125/k10014945331000.html
引用:
菅官房長官は25日未明、緊急に記者会見し、インターネットの動画サイトにイスラム過激派組織「イスラム国」とみられる組織に拘束された湯川遥菜氏とみられる男性の写真を持った後藤健二氏の画像が投稿されたことについて、「言語道断の許し難い暴挙であり、強く非難する。後藤氏に危害を加えないよう、直ちに解放するよう強く要求する」としたうえで、関係閣僚会議を開くなどして速やかに今後の対応を協議する考えを示しました。
:引用終了


             ◇


【速報】イスラム国が拘束した日本人を1人だけ殺害した模様!殺害されたのは湯川氏だけ!
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-5291.html
2015/01/25 Sun. 00:12:29 真実を探すブログ



*黒は当ブログでモザイク


イスラム国が1月24日午後11時過ぎに新たな動画を投稿しました。動画には湯川揺菜(はるな)さんと見られる遺体の写真を持った後藤健二さんが写っており、安倍首相や日本政府に対する抗議文を読み上げています。報道記事によると、この画像が本物であるかは確認されておらず、日本政府が分析作業を急いでるとのことです。


良かったと言えるのかは分かりませんが、後藤さんは今も生存していると見られています。湯川さんは銃火器を現場で持っていた上に、民間軍事会社を名乗っていたようなので、日本政府が身代金を払わない限りはダメだったと言わざるを得ません。
後藤さんを生かしているのには別の目的があるのかもしれませんが、何とか彼だけでも無事に帰国させてあげたいところです。


☆“拘束の1人殺害”とする画像 ネットに投稿
URL http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150124/j68044610000.html
引用:
1月24日 23時52分
日本時間の24日午後11時すぎ、インターネットの動画サイトにイスラム過激派組織「イスラム国」とみられる組織に拘束された湯川※はる菜さんが殺されたとする写真を持った後藤健二さんの画像が投稿されました。
これを受けて、日本政府はこの画像を分析してその信ぴょう性の確認を急いでいます。
:引用終了


☆イスラム国 投稿した動画
URL https://ia802603.us.archive.org/25/items/mok_g/msg.mp4




http://www.asyura2.com/15/senkyo178/msg/569.html

記事 [政治・選挙・NHK178] イスラム国からのメッセージ(きっこのブログ)
イスラム国からのメッセージ
http://kikko.cocolog-nifty.com/kikko/2015/01/post-d497.html
2015.01.25 きっこのブログ


日本人2人が「イスラム国」に拘束され、身代金を要求されている事件で、72時間の期限が過ぎて約1日が経った24日の23時過ぎ、ネット上に「イスラム国」からの新たなメッセージが公開された。人質の1人である後藤健二氏が小型のパネルに貼られた写真を持っている画像で、そこには、向かって右側に膝まづいている湯川遥菜氏と思われる人物の写真、左には横たわった体の上に斬首された頭部が乗せられている写真が並んでいる、とてもショッキングなものだった。



そして、この画像とともに流れたのが、おそらく、後藤健二氏が読まされていると思われる、安倍晋三首相と自分の妻に宛てた以下の英語のメッセージだった。


"I am Kenji Goto Jogo. You have seen the photo of my cellmate Haruna slaughtered in the land of the Islamic Caliphate. You were warned. You were given a deadline and so my captives acted upon their words.


Abe, you killed Haruna. You did not take the threats of my captors seriously and you did not act within the 72 hours.


(妻の実名), my beloved wife, I love you, and I miss my two daughters. Please don't let Abe do the same for my case. Don't give up. You along with our family, friends, and my colleagues in the independent press must continue to pressure our government.


Their demand is easier. They are being fair. They no longer want money. So you don't need to worry about funding terrorists. They are just demanding the release of their imprisoned sister Sajida al-Rishawi. It is simple. You give them Sajida and I will be released. At the moment, it actually looks possible and our government are indeed a stone throw away. How? Our government representatives are ironically in Jordan, where their sister Sajida is held prisoner by the Jordanian regime.


Again, I would like to stress how easy it is to save my life. You bring them their sister from the Jordanian regime and I will be released immediately. Me for her. Rinko, these could be my last hours in this world and I may be a dead man speaking. Don't let these be my last words you ever hear. Don't let Abe also kill me."


「私は後藤健二です。今、あなたが見ているのは、私と同じように拘束されたハルナ(湯川遥菜氏)が「イスラム国」のカリフの大地で処刑された写真です。あなたは(我々から)警告されました。最終期限を与えられました。我々はあなたの言葉に従って行動しました。


安倍(晋三首相)、あなたがハルナを殺したのです。あなたは人質に対する我々の警告を真剣に受け止めず、72時間以内に行動しませんでした。


(妻の実名)、私の最愛の妻よ、愛している。2人の娘にも会えなくなるのは寂しい。安倍(晋三首相)に同じことをさせないでほしい。諦めないでほしい。あなたには私の仲間や家族、友人たちが付いている。独立プレスである私の仲間た私たちと、政府に圧力をかけ続けないといけない。


彼らの要求は簡単だ。彼らは公正だ。彼らはもうお金は望んでいない。だから、テロリストに資金提供するという心配をする必要はなくなった。彼らは捕えられている同胞のサジーダ(Sajida al-Rishawi)の釈放を求めている。とても単純なことだ。サジーダを釈放して彼らに引き渡せば、私は解放される。現在、この取引は可能だと思う。どうやって?皮肉なことは、日本の政府の代表者は、ちょうど今、ヨルダンにいる。そして、サジーダは、ヨルダンの政府によって収監されている。


もう一度、私の命を救うことが、どれほど簡単なことなのかを強調したい。あなたがヨルダン政府からサジーダを彼らの元に戻せば、私はすぐにでも解放される。サジーダあっての私の命だ。(妻の実名)、何もしなければ、これが私のこの世での最後の瞬間となり、私は殺されるだろう。どうか、これを私の最後の言葉にしないでほしい。そして、安倍(晋三首相)に私を殺させないでほしい。」


‥‥そんなワケで、後藤健二氏の妻の実名だけは伏せて書いたけど、あとはほとんど間違いないと思う。そして、「イスラム国」が後藤健二氏の解放の条件としているサジーダ(Sajida al-Rishawi)とは、いったいどんな女性なのだろうか?過去の報道などから分かっていることだけをピックアップすると、現在は44歳か45歳で、2005年にヨルダンの首都アンマンで発生した同時多発テロの実行犯の1人だ。当時は、まだ「イスラム国」ではなく、その前身の「イラクのアルカイダ」のメンバーだった。


この時は、政府高官や外国人旅行客などが利用する高級ホテル、「デイズ・イン・ホテル」「グランド・ハイアット・ホテル」「ラディソン・ホテル」がターゲットにされた。まず、「デイズ・イン・ホテル」の近くの警察の検問所で自動車爆弾が爆発、続いて「ラディソン・ホテル」の結婚式場で男性メンバーが自爆攻撃を行なって多くの人が犠牲になり、最後に「グランド・ハイアット・ホテル」のバーでもメンバーが自爆攻撃を行なってパレスチナ政府の高官を含む多くの人たちが犠牲になった。


この時、「ラディソン・ホテル」の結婚式場で、自爆攻撃に失敗したのが、サジーダだったのだ。サジーダは、自分の夫と一緒に自爆攻撃の要員になり、大量のボールベアリングを仕込んだ爆薬を体に巻き付け、ホテルの結婚式場へと侵入した。しかし、サジーダの爆薬は引き金を引いても着火せず、夫だけが自爆攻撃を実行、サジーダは逃げ惑う人たちに紛れて逃亡した。しかし、すぐに逮捕され、体に巻き付けていた爆薬が動かぬ証拠となり、2006年9月に死刑判決を受けた。上告をしたが棄却され、現在はヨルダンの刑務所で、刑の執行を待っている。これが、サジーダだ。


‥‥そんなワケで、このサジーダという女性メンバーは、「イスラム国」の前身の「イラクのアルカイダ」時代からの古参メンバーであり、組織の内部情報にも詳しいのだろう。そして、家族や近親者には「イスラム国」の幹部が多い。このままでは、近い将来、死刑が執行されてしまうため、「イスラム国」は、今回の「命と命」という取引を持ち出したものと思われる。「イスラム国」の狙いは、最初から「サジーダの奪還」であり、法外な身代金は、日本政府の出方を見るためのアドバルーンだった可能性もある。どちらにしても、あとは、安倍政権の判断力と行動力に望みを掛けるしかないだろう。


           ◇


「早く帰って」=ニュース見入る家族―新たな画像投稿・邦人人質
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150125-00000005-jij-soci
時事通信 1月25日(日)0時42分配信


 過激組織「イスラム国」とみられるグループに拘束されたジャーナリスト後藤健二さん(47)の新たな画像が動画サイトに投稿されたことについて、東京都内の自宅で取材に応じた母親の石堂順子さん(78)は25日未明、硬い表情でうつむき、「早く健二が帰って来ることを望んでいる。(健二さんの表情は)事が迫っていることを非常に厳しく感じているように見える」と語った。


 テレビのニュースに見入った石堂さんは、後藤さんとともに拘束され、映像で「殺害された」とされた湯川遥菜さん(42)について、報道陣に「亡くなっているんですね」と質問。報道陣は「未確認だ」と応じたが、「そんなことが現実に…信じられない」と言葉を詰まらせた。


 画像と共に流れた音声については「本人の声だとは思いません。健二は英語が堪能。このような、一つ一つ区切るような発音はしない。たどたどしい英語なので、別人だと思う」と話した。


 石堂さん夫妻は24日夜、後藤さんの妻と面会しようと、後藤さんの港区の自宅マンションを訪問。ただ、インターホンに反応がなく、会えないまま帰宅した。


 一方、湯川さんの千葉市の実家には、菅義偉官房長官の会見を受けて多数の報道陣が詰め掛けたが、電気は消えたままでひっそりとしていた。


 湯川さんが設立した民間軍事会社の顧問木本信男さん(70)は「ここまでのことになるとは。まだ信じられない。何かの間違いではないか」と語った。 





http://www.asyura2.com/15/senkyo178/msg/570.html

記事 [政治・選挙・NHK178] 首相、関係閣僚会議後の発言全文[産経ニュース]
首相、関係閣僚会議後の発言全文
http://www.sankei.com/politics/news/150125/plt1501250014-n1.html

 現在、あらゆる外交ルート、そして手段を尽くして取り組んでいます。解放に向けて取り組んでいます。その中で、湯川遥菜さんが殺害されたとみられる写真がインターネットに配信されました。ご家族のご心痛は察するに余りあり言葉もありません。このようなテロ行為は言語道断であり、許し難い暴挙です。強い憤りを覚えます。断固として非難します。

 改めて後藤健二さんに危害を加えないよう、そして直ちに解放するよう、強く要求します。日本政府としては、引き続きテロに屈することなく、国際社会とともに世界の平和と安定に積極的に貢献して参ります。今後も邦人の解放に向けて、政府をあげて取り組みます。

[産経ニュース 2015/1/25]
http://www.asyura2.com/15/senkyo178/msg/571.html

記事 [政治・選挙・NHK178] 湯川さん殺害か 初動から“不倫大使”まで…最悪だった政府対応(日刊ゲンダイ)
           ヨルダン国王と会談する中山外務副大臣/(C)AP


湯川さん殺害か 初動から“不倫大使”まで…最悪だった政府対応
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/156674
2015年1月25日 日刊ゲンダイ


 イスラム国による日本人2人の人質事件は、拘束中の後藤健二さん(47)が一緒に拘束された湯川遥菜さん(42)とみられる男性の殺害画像を持たされ、湯川さんが殺されたことを動画サイトで伝えたことで、新たな局面を迎えた。危険を顧みずに、イスラム国支配下に入った2人の自己責任を問う声もあがっているが、それだけでは本質を見誤る。政府の責任は極めて重大なのである。

 湯川さんがイスラム国に拘束されたのは昨年8月。同10月には後藤さんが消息を絶った。ところが、外務省が「緊急対策本部」を設置したのは、事件が表面化した今月20日である。2人が拘束された情報をキャッチしていながら、数カ月にわたって無視し続けたのは、「自己責任だ」「放っておけ」という空気が外務省内で支配的だったからだという。省内には「いい迷惑だ」とまで言い放つ職員もいたそうだ。

 1年前に安倍首相の肝いりで発足した「日本版NSC」も、全く役に立たなかった。これまでに行われた28回の会議では、「イスラム国」が議題になったことは一度もなく、パイプづくりも怠っていた。安倍首相だけが勇ましく「積極外交」なんてホザいていたが、その裏の危機管理は全く機能していなかったということだ。

 加えて、ヨルダンの現地対策本部で指揮を執る中山泰秀・外務副大臣は、イスラム国と敵対するイスラエルと親密で、「日本・イスラエル友好議員連盟」事務局長だった。この人選にも、中東の識者たちは驚いていた。

 中東各国に駐在する大使たちも頼りない。駐トルコ大使の横井裕氏は79年に外務省入省後、「チャイナスクール」に所属し、アジア大洋州局中国課長、在上海総領事、駐中国公使などを務めた中国通で、中東各国とは全くの無縁。そんなのが人質解放交渉でカギを握るといわれる駐トルコ大使なのだから頼りない。

 さらに、駐イスラエル大使の松富重夫氏は96年に当時TBSアナウンサーの有村かおりとの“路上チュー”を写真週刊誌にスッパ抜かれた醜聞男だ。松富氏は当時、妻子持ちで泥沼不倫の末、99年に離婚、01年に有村と籍を入れた。フツーの会社であれば、とっくに左遷されていただろう。こんなヤカラに人質の命を預けていたのだから、暗澹たる思いになってくる。


http://www.asyura2.com/15/senkyo178/msg/572.html

記事 [政治・選挙・NHK178] イスラム国・湯川遥菜氏殺害/安倍晋三ら、人質を見殺し(カレイドスコープ)
イスラム国・湯川遥菜氏殺害/安倍晋三ら、人質を見殺し
http://kaleido11.blog.fc2.com/blog-entry-3321.html
2015.01.25 カレイドスコープ



日本を戦争に突入させるため、イスラム国を過剰に挑発した安倍晋三とその閣僚たち、そして日本のロボット政治家と官僚たちを操っていた軍産複合体、そして高みの見物を決め込んでいた悍ましい国民と、安倍晋三から、ありえないほど不適切なグルメ接待を受けて国民に対する隠蔽工作を続けてきた愚劣なメディアの編集委員たちが、人質になっていた湯川遥菜(はるな)さん(42)の悲劇を招いたのだ。


※youtubeに首を切断された湯川遥菜氏の写真を持つ後藤健二さんの画像を使った動画が何種類かアップされているが、中にはイスラム国関係のサーバーに接続することになるので、ここにはリンクを貼らない。
キーワードは「haruna yukawa」。後は自己責任で。
https://www.youtube.com/results?search_query=haruna+yukawa


■有効な手立てをすべて封じ込めて湯川氏の殺害に加担した安倍、麻生、菅、高村らの閣僚は首を洗え


湯川氏の殺害については、Breakig Newsとして、世界中のメディアが報道している。
すでに、「安倍晋三の挑発が招いた悲劇」と、この愚昧な内閣に対する国際的な非難が沸き起こっている。



日本のネットでの第一報は、これだ。


産経新聞 1月25日(日)0時29分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150125-00000502-san-int


イスラム国殺害脅迫 湯川さん殺害か? ネット上に後藤さんとみられる画像


イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」に拘束された後藤健二さん(47)とみられる男性が、湯川遥菜(はるな)さん(42)は既に殺害されたとの声明 を読み上げる画像がインターネット上に掲載された。


安倍晋三首相は25日未明、関係閣僚会議の冒頭で「このようなテロ行為は言語道断の許し難い暴挙で、強い憤りを覚える。断固非難する」と述べた。


これに先立ち、菅義偉官房長官は官邸で緊急の記者会見を行い、配信を確認するとともに「残る後藤氏に危害を加えないよう、直ちに解放するよう強く要求する」と強調した。


画像は日本時間の24日午後11時すぎに投稿。
後藤さんとみられる男性は、首を切断されたように見える別の男性の写真を掲げ、英語で「仲間のハルナ・ユカワがイスラム国の土地で殺された写真」と説明。


声明で犯人グループは、後藤さんを解放する条件として従来の身代金要求を取り下げ、代わりに自爆テロの共謀罪で、ヨルダンで死刑判決を受け収監中のイラク人、サジダ・アルリシャウィ死刑囚をヨルダン政府に釈放させるよう要求した。


これを受け、政府は25日午前1時すぎから関係閣僚会議を開催し、情報の収集、分析を進めるとともに、今後の対処方針について協議した。


安倍晋三は、去年8月、湯川遥菜氏がイスラム国に拉致され、殺害される可能性を知りながら5ヵ月も放置。
さらに10月下旬、ジャーナリスト、後藤健二氏が拉致され、身代金要求があったことを知りながら、国民の目をそらすかのように衆院解散を宣言。


「このようなテロ行為は言語道断の許し難い暴挙で、強い憤りを覚える。断固避難する」・・・?
こんなこと、最初から想定していたはずじゃなかったのか。


アルコールが入っているのか? いまだに偽りの勝利の美酒から覚めないようだ。この犯罪は、安倍内閣の驕りと傲慢と冷酷と国民に対する無関心と無能が招いた結果である。


安倍晋三と菅義偉官ら、無能な閣僚たちが、日本列島をテロの標的にしてしまったのだ。もう、とりかえしがつかない。
いくらでも湯川氏の救出の手立てがあったにも関わらず、見殺しにすることを最初から決めていた。


72時間のタイムリミットが迫っているときに、わざわざイスラム国に「身代金は払えない」と言った高村正彦・自民党副総裁、「テロに屈しないから、身代金を支払う用意がない」と、まるで子供の戯言のような言葉を平気で吐いた麻生太郎。
そんな詭弁が国民に通用すると思っているのか。


イスラエル、ヨルダンとの武器輸出関連、原発輸出関連の商談を成功させるため、シオニスト国家と同盟を結んだことを高らかに宣言し、「イスラム国が弱体化し、壊滅につながることを期待する」と、湯川遥菜氏が拉致された翌月に、わざわざイスラム国を挑発することを言い、それが後藤健二氏誘拐の原因になったというのに、まったく無関心、無責任の安倍晋三こそが、国民の最大の敵であり脅威である。



■後藤健二氏を救出できなければ、安倍晋三、お前が首を洗え!


イスラム国のテロリストは、安倍晋三の挑発的言動が原因だと言っている。


にも関わらず、この5ヵ月、コソコソひたすら逃げ回っていただけの安倍晋三こそが、国民に対するテロリストなのだ。


「テロに屈しない」どころか、最初からテロに屈してしまったから、この悲劇の結末となったのだ。
人質殺害の原因をつくっておきながら、「テロに屈しない」と言い続ければ国民は納得するとでも思っているようだ。


11月に、たった10億円の身代金を払っていれば、少なくとも、もともとテロに無関係の日本人に対するテロの脅威は、今よりずっと薄らいだはずだ。


中田考という強力なネゴシエーターが行けば100%救出できた。
ところが、どういうわけか中田考氏を逮捕してしまったのだ。安倍晋三には、この失態の裏にある不可解を説明する責任がある。


いくら理路整然と説いても理解できる脳を持っていない愚鈍な閣僚ばかりでは、内閣総辞職してもらうしか、われわれ国民は命を守るすべがない。



口では勇ましいことばかり言って国民を騙しながら、いざとなれば覚悟が定まらず、ぐすぐす逃げ回ってばかりいるような政治家など、もっとも危険な存在なのだ。


「内閣総理大臣である私は、いかなる事態にあっても国民の命を守る責任があります。想定外は許されないわけであります」
−2014年5月15日 安倍内閣総理大臣記者会見
http://www.kantei.go.jp/jp/96_abe/statement/2014/0515kaiken.html


また嘘か。お前の言うことは、もう誰も信じない。


安倍晋三よ、首を洗え。お前たち閣僚たちの戦争ごっこのせいで、国民はとんでもなく高い代償を支払う羽目になったのだ。


        
         ◇


Haruna Yukawa executed





http://www.asyura2.com/15/senkyo178/msg/573.html

記事 [政治・選挙・NHK178] アブドラ・サウジ国王の死去に中東混迷の行く先を憂う  天木直人
アブドラ・サウジ国王の死去に中東混迷の行く先を憂う
http://www.amakiblog.com/archives/2015/01/25/#003105
2015年01月25日 天木直人のブログ


 日本のメディアが邦人人質で大騒ぎしていた23日、アブドラ・サウジアラビア国王の訃報が報じられた。

 日本のメディアは大きく取り上げなかったが、アブドラ国王の死が如何に大きな意味を持っているか、世界は知っているからこそ大きく取り上げた。

 イスラム国という化け物が生まれ、中東の将来が誰も制御できないほど混迷しようとしているこのタイミングで、アブドラ国王が死去した事は暗示的だ。

 私がアブドラ国王を最後に見たのはたしか2002年3月にベイルートでアラブ首脳会議が行われた時だった。

 あの時、アブドラ国王は中東和平問題で、イスラエルの全占領地からの撤退と引き換えに、アラブ各国がイスラエルを承認するという関係を構築しよう、という提案を行った。

 思えばあの時のアブドラ国王こそ、その絶頂期にあったと思う。

 この提案は、トーマス・フリードマンという米人記者がすっぱ抜いて、レバノン紙の一面を飾った。

 それを興奮して本省に送った記憶がいまよみがえって来る。

 もちろん、この提案は実現に至らなかった。

 サウジアラビアと言う国は、メッカを抱えるイスラムの総本山の国であるにも関わらず、最大の油田国として米国の庇護から逃れられない。

 中東和平の最大の障害であるイスラエルと敵対出来ない。

 アブドラ国王の苦悩がここにあり、そしてそれはそのまま後継者サルマン国王の苦悩でもある。

 そしていま、中東和平がますます悪化している中で、イスラム国という本物の化け物が現れたのだ。

 それはもちろん中東を不正義な形で支配し続ける欧米に対する挑戦だ。

 しかし、かつてのアラファトがいみじくもそう叫んだように、保身や現実的利益の為に、宗教の本来の教えを捨て、パレスチナの同胞を見捨てた、アラブの支配者たちへの挑戦でもある。

 実は、私が書いた「アマル それは希望」(元就出版社)の中の、サウジアラビア国王のモデルは、アブドラ国王だった。

 あそこに出てくるイスラム武装抵抗組織のリーダー・ハッサン師が語る言葉、つまり中東和平が不正義のままで終わるなら、自分でさえも制御できない恐ろしい事態が来る、と予言させたのは、イスラム国の事であった。

 私の近未来小説は、主人公の犠牲と引き換えにハンピーエンドに終わる。

 その鍵は米国大統領とサウジアラビア国王の歴史的一大決断だった。

 それをうながしたのは憲法9条を持つ日本の首相だった。

 残念ながら現実の国際政治はその逆を行っている。

 このままでは中東は、いや世界は、誰も制御できない更なる対立と犠牲の混迷に突入するだろう。

 そして途方もない犠牲を前にしてはじめて和解の動きが起きる。

 人類は血みどろの争いを永遠に続けることは出来ないからだ。

 しかし、それは勝者のない不毛な混迷だ。

 いずれ和解せざるを得ないなら、そこに至るまでの膨大な犠牲は無益な犠牲だ。

 そうあってはならないという思いで、私はアマルを書いた。

 昨年5月の事であった。

 それから8か月。

 事態は急速に悪化している。

 連日同じような顔ぶれがメディアに登場して無意味な評論を繰り返している。

 そんな評論をしている時ではない。

 一刻も早く事態を解決する道を見つける事である(了)



http://www.asyura2.com/15/senkyo178/msg/574.html

記事 [政治・選挙・NHK178] イスラム国が湯川氏、後藤氏を人質にしていたことを安倍総理は知らなかったことにしようと、官邸と外務省は画策しているそうだ。









<参照>

 

内容:

イスラム過激派組織「イスラム国」とみられるグループが、インターネット上に、日本人とみられる2人の映像を公開した。日本政府に対して、身代金として2億ドル(236億円余り)を要求している。

今回殺害を予告された、フリージャーナリスト・後藤健二さんの家族に対しては、2014年の11月初旬から、身代金を要求するメールが送りつけられていたことがわかった。

政府関係者によると、後藤さんは、2014年10月に連絡がつかない状態になっていたが、11月の初旬になって、妻のところに、「イスラム国」の関係者を
名乗る人物から、メールが送りつけられ、「後藤さんを誘拐しているので、日本円で、およそ10億円の身代金を払え」と要求してきたという。

日本政府が、海外の捜査機関に問い合わせたところ、このメールの発信元は、アメリカ人ジャーナリストのジェームズ・フォーリー氏の首を切って殺害した、イギリス人なまりの英語を話す「イスラム国」メンバーと一致することがわかっていた。

また、妻の問い合わせに対し、本人しか知りえない情報が開示されたために、日本政府は後藤さんが誘拐されているおそれが高いとみて、水面下で情報収集を続けていたものとみられる。

http://www.asyura2.com/15/senkyo178/msg/575.html

記事 [政治・選挙・NHK178] 人命は重いが、決してテロを許してはならない。(日々雑感)
http://okitahidehito.blog.fc2.com/blog-entry-4616.html
2015/01/25 06:45

<過激派「イスラム国」とみられるグループに拘束された後藤健二さん(47)とみられる男性が、湯川遥菜さん(42)は既に殺害されたとの声明を読み上げる画像が24日午後11時過ぎ、インターネット上に掲載された。発信元はイスラム国関係者とみられる。後藤さんとみられる男性は、首を切断されたように見える別の男性の写真を掲げていた。菅義偉官房長官は緊急会見し「許し難い暴挙」と強い口調で非難。画像の信ぴょう性の分析に追われた>(以上「スポニチ」引用)

 湯川某は殺害された模様だが、残る後藤某の釈放条件として「イスラム国」は金銭要求からヨルダンに捕えられている自爆テロ犯で死刑判決を受けている女性の解放に切り替えた。
 もちろんヨルダンとしては軽々に後藤某との交換条件と名指しされた自爆テロ犯の女性を解放するとは思えない。自爆テロの拡大を防ぐためにも、自爆テロ犯人には然るべき法の下で罪を償わせる必要があるからだ。一方で後藤某は何処のいかなる法をも犯してはいない。ただ「イスラム国」に囚われたということだけが後藤某の犯した過ちだ。

 しかし後藤某は「イスラム国」がそうした無法を働く暴力集団という認識の下で、敢えて「自己責任」のビデオを残してシリアへ入国した。もちろん正規な「入国手続き」を行って入国したわけではない。

 そうした無法下で行われている行為を正式な法治国家の尺度で測ることはできない。しかしだからといって米国流の超法規的な特殊部隊による救出劇という選択肢が日本政府にないことも承知している。最後の手段として「イスラム国」の交換条件通りにヨルダンに囚われている自爆テロ犯として囚われた死刑囚の女性を解放することだが、それがヨルダン政府の呑める条件なのだろうか。

「イスラム国」の提示した交換条件が呑めるかは日常的に自爆テロの脅威にさらされているヨルダンの国民世論がどのような反応を見せるかにかかっている。日本政府の選択肢ではない。
 ヨルダン政府がヨルダンの平和と安定のために女性死刑囚の開放を後藤某との交換条件として認めるのはかなり困難だと思われる。「イスラム国」の要求は非常識そのものだが、非常識な状況にシリアが陥っていることを承知の上で後藤某はシリアへ行った。その責任は全面的に後藤某にある。

 果たして後藤某に「イスラム国」と隣接する緊張に満ちた日常生活を強いられている国々に対して飛んでもない愚挙に及んだという自覚があるのだろうか。生命の危機にさらされている後藤某の身の上には同情の念を禁じ得ないが、無鉄砲な行為に対してはそれ相当の重い結果がもたらされることも当然のことだ。イスラム教をも穢すテロリスト集団の「イスラム国」に対して強い怒りを覚えるが、少なくとも後藤某もジャーナリストの一人なら、彼自身が記事のなることは不名誉だという強い認識があって欲しかった。


http://www.asyura2.com/15/senkyo178/msg/576.html

記事 [政治・選挙・NHK178] このドサクサに「対外情報機関の創設を検討」(石破茂)だそうです。人質事件を奇貨としようってわけか。(くろねこの短語)
http://kuronekonotango.cocolog-nifty.com/blog/2015/01/post-4acd.html
2015年1月25日


 嫌なニュースが飛び交っているけど、ISISによる人質事件は最悪な結果となるのか?。レレレのシンゾーは「情報戦だ」って喚いていたけど、なんのことはない、情報のカケラすら手に入れることができずに、ひょっとしたら最悪の事態を招いちゃったってことになりますね。日本版NSC(国家安全保障会議)ってのは、こんな時のために設置されたはずじゃなかったのか。これでは、単なる軍事オタクのお遊びみたいなもんです。

 レレレのシンゾーは、「湯川氏殺害か?」の一報に、「言語道断。許しがたい暴挙だ」って反応したそうだが、自分で撒いた種がそうした最悪の結果を招いた一因だってことがわかってるのかねえ。「怒り」を表明するのは誰でもできる。でも、一国のトップである以上、そうした感情をモロ出しにするのではなく、知性と理性で自らの思いを発信することができなくてはいけないんだよね。それができないからエジプトでの2億ドル支援の演説でも、たやら勇ましい文言を並べて意識が高揚しちゃてるから、いまさらどんなに人道支援だって抗弁しても、そりゃあ聞き分けてはもらえません。相手は情報戦には長けてますからね。レレレのシンゾーの心底なんてのは、おそらく鷲づかみのごとく裸にされてます。

 でもって、早速とばかりに、娘が東電のアンポンタン大臣・石破君が「対外情報機関の創設を検討」なんてことを喚いてます。人質事件をもっけの幸いとばかりに、JCIA創設ってわけですか。こういう話が出てくるだろうとは予測してたけど、ま、わかりやすいと言やあ、わかりやすいひとたちです。

・石破氏、対外情報機関の検討必要
 http://www.sankei.com/politics/news/150124/plt1501240020-n1.html

 石破茂地方創生担当相は24日、テレビ東京の番組で、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」が日本人2人を殺害すると脅迫した事件を受け、対外情報機関の創設を検討すべきだとの考えを示した。「情報収集する組織をきちんとつくることに取り組むかどうかだ。早急に詰めないといけない」と述べた。

 自民、公明両党は昨年4月、特定秘密保護法に基づく政府の秘密指定をチェックする国会機関の制度設計を検討するプロジェクトチームで、対外情報機関の創設に向けて協議を進めることを確認している。


 それはともかく、殺害が事実としたら、深く頭を垂れる他はないのだが・・・。



http://www.asyura2.com/15/senkyo178/msg/577.html

記事 [政治・選挙・NHK178] 日本政府による国民へのテロも許すな。(日々雑感)
http://okitahidehito.blog.fc2.com/blog-entry-4617.html
2015/01/25 07:32

 世界のみならず日本国内でも1%対99%の戦いは熾烈になっている。安倍政権に巣食っている竹中一派の新自由主義グローバル派が次々と派遣業法の規制緩和を行い、ついには業法そのものを全くの骨抜きにする「三年」規定までも撤廃するという。

 残業無料化法案は「1070万円超」という枠を設けるから一般勤労者には該当しないなどという逃げを打っているが、消費税率を持ち出すまでもなく、1070万円が800万円となり500万円となって300万円まで制限枠が引き下げられるのは火を見るよりも明らかだ。だから1070万円なら自分に関係ない世界だから「マッイイカ」と他人事に思わないことだ。

 官僚利権を全国に広げるために「地方創生」事業は使われようとしている。地方自治体に「地方創生計画」を提出するようにしたようだが、中央官僚が満足する地方創生事業案を提示するためには官僚が天下ったコンサルタント会社に創生案の策定を委託するしかないという現実がある。

 コンサルタント会社には同じく官僚が天下った建設会社がセットになっていて、現役官僚の天下り先の拡大を競い合うことになる。そうした構図はこれまでも散々目にしてきたことだ。官僚の天下り禁止は現実的には骨抜きになり、以前よりも多くの官僚たちが大手を振って天下り、第二の人生を優雅に送っている。

 全国に似たような構造と建屋の新幹線駅が乱立しているように、似たような公共施設を核にした「中心市街地」が創生され、数年と経たずして閑古鳥すら鳴かない廃墟に成り果てるだろう。官僚発想の地方創生事業は税の無駄遣いのみで、地方にとって何も残らないし何にもならない。

 なぜ政府は大胆なUターン投資減税を実施して、全国津々浦々から中国などへ去って行った企業を呼び戻そうとしないのだろうか。東京の企業を地方へ展開させようという無駄な政策を推進するくらいなら、実に簡単なことではないだろうか。

 Uターン投資減税と合わせて、投資する資金も政府保証で地銀から出させれば、「異次元金融緩和」で地銀などに国債と引き換えに抱えさせられ銀行の金庫で行き場がなく積み重ねられている札束も行かされようというものだ。ただ、そうした政策では官僚利権に繋がらないから官僚たちはアレヤコレヤとケチを付けてUターン投資減税策の実施に反対してきたのだろう。この国の究極の反日は実は官僚たちだという現実を国民は知るべきだ。

 政府・官僚は1%の側に立つ人たちなのか、それとも99%の側に立つ人たちなのか。国民は凝視し、監視すべきだ。政治家は「国民の生活が第一」の政治こそ実施すべきだ。官僚による官僚のための政治などと、自公政権はそろそろ決別すべきだ。

 人命の関わるテロ騒動は確かに一大事だが、この国ではその裏でこの国の未来に関わる重要な法案が静かに進められていることも忘れてはならない。


http://www.asyura2.com/15/senkyo178/msg/578.html

記事 [政治・選挙・NHK178] そしてこれからも続く(NEVADAブログ)
そしてこれからも続く
http://blog.livedoor.jp/nevada_report-investment/archives/4815689.html
2015年01月25日 NEVADAブログ


イスラム国による日本人人質問題は今は2名ですが、これが3名になり5名になり10名になるでしょうが、これは日本が「十字軍」と認定され、欧米側についたと認定された以上、仕方ないことです。

今までは日本は憲法上戦争(交戦権)を放棄してきたわけであり、イラク戦争でも1兆円以上の支援をして軍を送らなかったことを彼らは評価してきましたが、今や日本は戦争をする準備をしているとなり、米国・イギリス等と変わらない国になったという判断をされたのです。

欧米並み(十字軍)の扱いということはどういうことか、我々日本人がこれから教えられることになりますが、はたしてそれを日本国民が求めていることなのかどうかをここでもう一度考える必要があります。

自衛隊員も戦地に派遣され、「数人」ではなく、数10人単位で戦死することになるでしょうが、それを隠すことなく、遺体を欧米並みに栄誉礼をもって迎え入れ報道する体制にする必要があります。
それが今日本が進む道となっておりそれでよいのかどうか。


ベトナム戦争では毎日毎日戦死したりひどい傷をおった兵士が戻ってきて、これが反戦への大きな声となりましたが、それで膨大な死者と精神的にも病んだ負傷者を大量に作りだした戦争が終わったのです。

何のための戦争だったのかといまだに自問自答する元兵士が多くいます。

そしてアメリカ国民はベトナムから戻ってきた兵士をねぎらうどころか、軽蔑するような扱いをして、彼らは「自分達は国のために働いたのに何だこの扱いは」となり、これからアメリカはことごとく戦争に負けています。

どんな最新兵器を持ってしても、司令官の心の中に、国のために働いた”息子達”が帰国後ひどい扱いをされてきたことへの反感を持つ者も多いといわれており、これでは兵士は100%の仕事ができるものではありません。
司令官が危険を冒さない戦法をとるからです。

結果、イラクでも何の戦果もなく、アフガニスタンでもしかりです。

アメリカ軍は今や世界一弱い軍隊になり下がってしまったのです。

ところがそれでは都合が悪く米軍の穴を補う必要が出てきたのです。
その穴が日本です。
危険な所には自分たちの”息子達”は行かせない、日本ならいいだろうとなったのです。


「十字軍」となった以上、日本人は官民関係なく狙われることになります。
その覚悟は我々日本人にあるのかどうか。

今回の人質問題はそれを投げかけているといえます。

航空機事故では100人、200人あっという間に死にます。
年間自殺者は?、交通事故では?殺人では?水俣病では?自然災害では?

命の重さに区別がないとすれば、危険地域に入り殺害されても一つの命は命となります。

戦後、平和に暮らしてきた日本人ですが、今回の問題で平和とは何か、そして我々がどのような道を歩むべきなのか。
改めて考える時に来ています。



http://www.asyura2.com/15/senkyo178/msg/579.html

記事 [政治・選挙・NHK178] 何たる無策、何たる無能力――安倍晋三氏は最初から人質を見殺し?(生き生き箕面通信)
http://blog.goo.ne.jp/ikiikimt/e/134e1e0fc412d5d7fab06c914c3985fd
2015-01-25 09:36:48

 ついに湯川遥菜さんが殺されたとする映像がアップされました。安倍晋三という男は、報道機関の前に出てきて、「言語道断の許し難い暴挙。断固避難する」とコメントし、この間わずか数秒でさっと姿を消しました。

 湯川さんが殺されたとされることに対する「お悔やみ」などの言葉は一切ありませんでした。たしかに湯川さんが実際に殺されたかどうか、確認はできない。それでも、「この悲劇が事実とすれば、一国の首相として自国の国民の生命を守れなかったことに責任を感じ、悲痛な気持ちだ」くらいのことは言えたはずだし、それが礼儀というものです。

 そもそも今回の事件は、安倍氏自身がまいたタネです。エジプトでの「『イスラム国』と戦う国に2億ドルの支援をする」という演説が引き起こしたものです。ですが、もちろんそのことについてのコメントもありません。自分の責任は棚に上げ、「テロの脅しには断じて屈しない」と強がってみせるだけです。

 情けないのは、大手のメディアです。安倍首相自身が今回の事件の原因を作ったことについては、まともに指摘することは避け続けています。政府側が望む通り、「イスラム国側の所業は『許し難い暴挙』だ」と繰り返すだけです。ますます、大本営発表の色彩を強めています。

 さてそれで、安倍氏はヨルダン政府に何か働きかけをするでしょうか。ヨルダンでの「自爆テロの実行犯を釈放してほしい」と、頼むでしょうか。それは、到底考えられません。大がかりなテロ事件で、多くの犠牲者が出たのです。もし、その実行犯を釈放したら、ヨルダン国王に対してヨルダン国民は、「何だ。日本のために、自国の犠牲者の気持ちを踏みにじるのか」と、強く反発するのは目に見えています。イギリス帰りで英語が堪能な国王は、「最近ようやく自分の国の言葉をうまくしゃべれるようになった」と、時に国民からやゆされることもあるらしいアブドラ国王としては到底できないことです。

 それ以前に、ヨルダンは自国のパイロットがイスラム国側に拘束されており、その釈放に苦慮しています。交換を名指しされたサジダ・アルリシャウィ死刑囚は、そのパイロット釈放のための貴重なカードです。

 今回、イスラム国側が釈放条件を公開したのは、実際の交換釈放は実現しないことを見とおしたうえでの行動と思われます。つまり、「日本国の安倍という首相は、われわれイスラム国側の要求に応じないだろう。ヨルダンも死刑囚を釈放するはずがない」と見とおして公開要求をしている。

 イスラム国側の最大の、そして真の狙いは、「イスラム国」というものの存在を世界に認知させることにあると思われます。そのためのプロパガンダです。世界が注目すればするほど、目的は達成される。いずれ正式に「外交関係」を結ぶ国も出てくると期待しているのではないでしょうか。

 そうした方向に動いていくなら、安倍首相が考えた「イスラム国つぶし」は裏目に出たということになります。むしろ、イスラム国が注目されるための格好の材料を提供したわけです。

 日本は中東の国の人々からはまだ好意的に遇されていると伝えられます。平和国家としての”遺産”がまだ少し残っているのです。

 一方、アメリカをはじめとする西側諸国は空爆などの戦闘に加担し、「イスラム国」地域の子どもや女性を大勢殺しています。アメリカのケリー国務長官はつい先日の有志連合閣僚級会議で、「数千人単位の戦闘員を殺害し、司令官の半数も消し去った」と得意げに”戦果”をひけらかしました。その戦闘の陰で、どれだけ多くの子どもや女性が犠牲にされているか。

 日本はこの戦闘に加わっていません。ただ、安倍首相は「この有志連合に加わってこそ『一流国』」と誤った認識をお持ちのように見えます。

 今国会で、集団的自衛権を実際に行使できるように諸法規を改定します。安倍氏にすれば、集団的自衛権が行使できるようになれば、「晴れて『一流国』」という誤ったイメージに満足感を覚える。「平和国家・日本」という世界でもまず少ない貴重なブランドは、安倍施政下で風前のともしびです。


http://www.asyura2.com/15/senkyo178/msg/580.html

記事 [政治・選挙・NHK178] 報道ステーション「安倍さんの目的は人質の救出ではなく、イスラム国と戦っている有志連合の仲間に入ること」
報道ステーション「安倍さんの目的は人質の救出ではなく、イスラム国と戦っている有志連合の仲間に入ること」
http://no-nukes.blog.jp/archives/8031068.html
2015/01/25 No Nukes 原発ゼロ


2015年1月23日に放送された、報道ステーション「イスラム国 日本人殺害予告 事件の背景には何が…」を紹介します。



古賀茂明氏「安倍さんのせいで、日本はアメリカやイギリスと同じような国だと思われつつある... 投稿者 kotetsu1111



動画の内容 (古賀茂明氏の解説部分・全文書き起こし)


古賀さん:
イスラム国がやってる事は、もうとんでもない事なんですけれども、言ってる事にはけっこう共鳴する人たちが多いんですね。


で、それは何かと言うと、例えば 第一次世界大戦後に、まぁイギリスとかフランスがですね、「勝手に国境線決めちゃって民族が分断された」とか、あるいは最近であれば アメリカのですね、アフガンとかイラクとかですね、ああいうところの戦争でですね、「アメリカに罪の無い女性や子供を含む民間人が沢山殺されてるぞ」と、で、そういう事に報復するんだと いうような、あの主張っていうのは、これはあの〜 一面では嘘じゃなくて、で、イスラムの中にはそれに共鳴する人がいる。


で、イスラムの人も勿論 だから人を殺して良いって人はほとんどいないんですけれども、でも、その思想自体はけっこう共鳴する人がいるからこそ、こう 人がまだまだどんどん入ってくるという事があるというのは、ひとつ事実として押さえておかなくちゃいけないと思うんですね。


で、私はですね、ただそれよりも 今回一番驚いたのは、そのー この 安倍さんが、まぁずっとこう中東歴訪してですね、エジプト、ヨルダンなどでこう色々スピーチされてました。で、私聞いてた感じは、「あ、すごいパフォーマンスだな」と、要するに自分はもう「イスラム国と戦うんだぞ」っていうのをすごいアピールしてるなっていう風に見てたんですよ。


ところが その この事件のことが明るみに出て、よく聞いてみたら 実はその、「後藤さんが人質に取られて身代金を要求されてる」なんて情報を「政府が知ってた」っていうんですね。


で、これはちょっと私、でも「人命第一」っていう風にいま言ってるんですけど「本当なんだろうか?」と。ていうのは、普通 人質取られて身代金の交渉なんていう事になっていたらですね、まぁ一番大事なことは「犯人に対して刺激をしない」とかですね、そういうこう常識的な事があるのに、


今回わざわざ向こうに、わざわざ現地の方に近くに行って、「私はイスラム国を批判しますよ」と「イスラム国と戦う周辺国に2億ドル出しますよ」なんていう、まるで いかにもイスラム国に宣戦布告するかのような事を言ってしまったと。


で、これ普通に考えるとイスラム国は、まあ交渉できたら良いなと、もしかしたら考えてたかもしれないんですけども、そんな事を公の場で言われちゃったら、もう「日本政府だって今さらお金払いますなんて出来ないよな?」と、じゃあこれ「交渉出来ないんじゃないの?」だったらもう「宣伝に使っちゃおう」と、


あるいはもう「思いっきりふっかけてやろう」と、いうふうになってしまったんじゃないのかなと危惧していて、私はそこは、あの 安倍さん、官邸はですね、まぁそういう事で「後藤さん犠牲になっちゃうかもしれないけど、でも もっと大事な事があるんだ」っていう判断をして、一連の発言をしたんだろうなと、いうふうに思うんですね…。


古館キャスター:
古賀さんのお考えとしては、今日の動きを見ても、あるいは昨日あたりからを見てもですね、やっぱりあのー、総理、あるいはまあ防衛大臣、えー、有志連合のアメリカ・イギリスを始めとして、あるいはオーストラリア、それがいけないって言うのじゃなくて、空爆を慣行している人たちの方向に向いていて、「これで交渉が進むだろうか、人質解放の」ということを、ちょっと気をもむ方は多いんじゃないかな?というところは、どんな風に捉えますか?


古賀さん:
そうですね、ですからそこは あの〜「人命第一です」っていうのは、私は少なくとも向こうに行くまではそうじゃなかったんじゃないかなと思うんですけれども、じゃあ「何が第一だったんですか?」というと、やっぱりその今おっしゃったようにですね、「イスラム国と戦っている有志連合の仲間に入れて欲しい」と、まぁ正式なメンバーとまではなれないけど、まぁ「仲間と認知して欲しい」と。


で、そのためには本当は空爆をしたりだとかですね、あるいはイラクに武器を供与したりとか出来ればいいんですけど、これ 出来ないじゃないですか。だから、もともと その「安倍さんが願っている目標」っていうのは本当は出来ないことなんですよ。でもそれをやりたい。で、それをやるために「じゃあ何ができるか」っていうと人道支援しか出来ないと。


で、人道支援を あたかも「イスラム国と戦うための支援なんです」っていう風に、まぁ 表現してしまう。で、それを思い切り宣伝してしまうっていう事をやっちゃったんだろうなと、いう風に思います。


で、ある意味 目標は達成したと思うんですね。アメリカやイギリスは、多分 安倍さんは「もうテロなんかには屈しない」と、で、え〜「テロと戦う人たちの為にお金出します」と言ってくれるのは、非常に評価してると思うし、もう今まさにじゃあ「あなたはもう仲間ですね」と、最後まで屈しないで「身代金なんて払わないで頑張ってくださいね」「みんなで応援しますからね」って、そっちにどんどん今引き込まれてる感じがするんですよ。


ですけど、これあの〜 後藤さんのね お母さんが その 憲法のこと言ってましたけども、「日本は戦争しない国なんだ」と、で、やっぱりちょっと1回ね、我々はそこに立ち返らないといけないと思うんですね。


その、安倍さんは、いや「有志連合に入りたいんだ」あるいは入って「そういう国なんだ」って言いたいかもしれないけど、でも そんな事は 日本は憲法もあるし出来ないはずなんですよ。


で、世界の人たちに今回はですね、非常に変な宣伝になってしまって、イスラム国に上手く利用されてですね、いかにも日本ていうのは「アメリカの正義」っていうのを「日本の正義」だと思い込んでいるんじゃないか?と、あるいは その アメリカやイギリスと一緒なんだと いう、そういう国だぞっていう風に思われてしまいつつある。で、それを世界に発信されていると。


で、それに対して私たちは、いや「そうじゃないんです」と、だって「日本は今まで戦後ず〜っと戦争もしてませんよ」と、憲法では そんな「日本のこと攻めて来ないような人たちの事を一方的に敵だなんて絶対に思いませんよ」と、もう「なるべく多くの人と仲良くしたいんですよ」と、そういう国が日本なんですよ、日本人なんですよっていう事を、もう1回ここでですね、世界に僕はアピールしていく必要があるだろうなと。


その、今回は そういう日本のイメージのまったく逆の方に、まぁ安倍さんの発言もそうなんですけど、それを、まぁイスラム国に上手く利用されてですね、そうするとみんな まぁイスラム諸国の人たちも、いや なんか「日本て結局アメリカなのか?」みたいなね、“Japan is the United States”みたいなですね。


それに対して、我々は、「安倍さんはそういう印象与えちゃったかもしれないけど違うんですよ」と、もう あの “Je suis Charlie(私はシャルリー)”っていうプラカード持ってフランス人が行進しましたけども、


まぁ 私だったら“I am not Abe(私は安倍じゃない)”というプラカードを掲げて、「日本人は違いますよ」と、そんなことじゃない、もう「本当にみんなと仲良くしたいです」と、決して あの、日本は攻めてない国に対して攻撃するとか、敵だっていう、そういうことは考えない国なんですっていうのを、しっかり言っていく必要があるんじゃないのかなと思いましたね。




http://www.asyura2.com/15/senkyo178/msg/581.html

記事 [政治・選挙・NHK178] <なくそう政党助成金>自分に「寄付」 総額3.4億円超 自民参院議員43人(しんぶん赤旗)
<なくそう政党助成金>自分に「寄付」 総額3.4億円超 自民参院議員43人
「しんぶん赤旗」 2015年1月25日 日刊紙1面

 2013年の参院選(補選含む)で当選した自民党参院議員66人のうち、43人が、自民党本部から受け取った政党助成金を「選挙資金」の名目で、
1000万円、800万円と自分あてに「寄付」していたことが本紙の調べでわかりました。その“お手盛り”の総額は3億4400万円を超えます。受け取っ
た本人が、どう使ったかはチェックされません。


 参院議員が支部長を務める自民党支部の13年分の政党交付金使途等報告書を調べたもの。 ⇒詳報L面


 これによると、大半の政党支部が同年に1700万円の政党助成金を党本部から受け取り、人件費、事務所費、宣伝事業費、組織活動費などに支出しています。


 このうち林芳正前農水相(山口)、礒崎陽輔総理補佐官(大分)はじめ43人の支部が「選挙関係費」として、本人あて(4人は選挙事務所あて)に寄付。受け取った時期は、2人をのぞいて41人の政党支部が、同年7月4日の参院選公示前後です。


 受け取った金額は、ほぼ半分の24人が1000万円。うち、古川俊治参院議員(埼玉)は、同年に受け取った1900万円のうち、1000万円を公示日に自分に「寄付」、あとの900万円はすべて「人件費」に支出しています。


 ほかは800万円、600万円、500万円などですが、端数を寄付している議員も。


 宮本周司参院議員(比例)は、7月2日に577万5850円を自分に「寄付」、使い残して562万5454円を「基金」としていますが、高野光二
郎議員(高知)は、6月16日に105万5382円、7月11日に500万円を自分に「寄付」、同年に受け取った1700万円をすべて使い切っています。


 三木亨(とおる)議員(徳島)も、公示日の7月4日に200万円、投票日前日の7月20日に259万9826円を自分に「寄付」、1700万円を使い切っています。


 政党助成金の原資は国民の税金なのに、使途については基本的に条件も制限も課していません。多額な「寄付」を自分におこなった後は、どういうことに使ったかは闇の中。税金で肥え太ってもチェックできず、文字通り私物化している格好です。(藤沢忠明)


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L面から

http://img.asyura2.com/us/bigdata/up1/source/38210.jpg



http://www.asyura2.com/15/senkyo178/msg/582.html
記事 [政治・選挙・NHK178] 中東派兵への布石か<本澤二郎の「日本の風景」(1883) <イスラムに引き金を引いたシンゾウ>
http://blog.livedoor.jp/jlj001/archives/52093898.html
2015年01月25日

<イスラムに引き金を引いたシンゾウ>

 イスラム国に向かって引き金を引いたのは、日本国首相である。火中に栗を拾うシンゾウの狙いは、どこにあるのか。ここはじっくりと見極める必要があろう。殺害予告の二人の動静を、既に当局は掌握していた、との報道もある。どう考えても、この国際事件は裏がありそうだ。そうした中での安倍2億ドル発言、それをイスラエルで、となると、これは事前にワシントンとのすり合わせの上であろう。ずばり「中東派兵への布石」と断じたい。

<集団的自衛権を念頭においた策略>

 シンゾウの目的は、来秋に平和憲法を破壊することである。悪化する彼の健康状態に比例した政治日程である。その前に衆参両院議員の3分の2を確保する。既に世論操作のためにNHKを、ついで集票機関である創価学会をレイプした。この二つの強力な支援を受ければ、可能性はきわめて高い。
 日本政治に詳しくない研究者でも理解できるだろう。

 その前に自衛隊の海外派兵、とりわけワシントンが期待する中東派兵を実現したい。米産軍体制への最高のお土産である。これこそが、シンゾウのいう日米安保の深化である。
 予算成立後の国会で、例によって公明党を抱き込んでといういつもの手口で自衛隊参戦法制を仕上げる。その上でイスラム国・テロを日本に引きずり込めば、無知な国民を難なくだませるだろう。日本をテロ対象国にすれば、自衛隊の中東派兵を正当化させられる。そうした企てとも読めるだろう。

<欧米に貸し・見返りは中国封じ込め狙い?>

 シンゾウにとって戦後70年は、祖父・岸信介のあだ討ちの年でもある。日本の2015年問題は、これからの日本の進路を決定付ける深刻かつ重大な岐路である。2015年はナショナリストには、好機到来なのである。「戦後レジームからの脱却」という国家主義の悲願達成の絶好機なのだ。
 そのための国内体制は、創価学会とNHKを攻略して万全の体制にある。残るは欧米に貸しを作る作戦である。それが8500キロ離れた中東での十字軍参加なのだろう。

 欧米を引き付けての一大戦略の矛先は?まさか中国ではない、と言い切れるだろうか。ここが怪しい、実に怪しい。反共ナショナリストの動向は油断すると大変なことになる。

2015年1月25日記


http://www.asyura2.com/15/senkyo178/msg/583.html

記事 [政治・選挙・NHK178] 安倍首相がハルナを殺害した。どうか安倍に私を殺させないでほしい。(ハイヒール女の痛快日記)
安倍首相がハルナを殺害した。どうか安倍に私を殺させないでほしい。
http://tokyolumix.blog60.fc2.com/blog-entry-1389.html
2015.01/25 ハイヒール女の痛快日記


はじめまして!東京ルミックスです。
安倍さん!私はハイヒールで銃後を守ることになりそうだ!?


イスラム国拘束:後藤さん新映像のメッセージ要旨


イスラム過激派組織「イスラム国」とみられるグループに拘束された仙台市出身のジャーナリスト、後藤健二さん(47)の新たな映像が24日午後(日本時間24日夜)、インターネット上の動画投稿サイトに公開された。新たな映像で流れたメッセージの内容は次の通り。(毎日新聞転載)


私はゴトウ・ケンジ・ジョゴだ。あなたがたは私の同房、ユカワ・ハルナがイスラム国の地において殺害された写真を見た。あなたがたは警告と期限を聞いた。われわれを捕捉した人々は、その警告に沿って行動した。


安倍(首相)がハルナを殺害した。


あなたは警告を深刻に受け止めず、期限の72時間内に行動しなかった。愛する妻よ。愛している。2人の娘に会いたい。どうか、私にも同じことが起きないようにしてな。あなたは私の家族、友人、同僚たちとともに政府に圧力を加え続けなくてはいけない。


彼らの要求は易しく、またフェアになった。彼らはもはや金は要求していない。だから、テロリストに金を渡すことを心配する必要はない。彼らは、ただ獄中にある彼らの姉妹、サジダ・リシャウィの解放を求めているだけだ。それはシンプルだ。あなたがたはサジダを釈放すれば私は解放される。


日本政府は石を投げれば届く距離にいる。日本政府代表団は皮肉なことに、彼らの姉妹が獄中にあるヨルダンにいる。私は強調したい。いかに私の命を助けることが簡単なことか。これがこの世での最後の時間になるかもしれない。この言葉をあなたが聞く私の最後の言葉にしないでほしい。


どうか安倍(首相)に私を殺させないでほしい。



後藤さん公開映像(閲覧注意)
HarunaYukawaExecution

HarunaYukawaExecution 投稿者 2ch-poverty



映像はほぼ本物だというから返す返すも残念か結果になった。湯川さんの冥福を祈るしかないが、後藤さんを通して名指しで殺人者だと指名された安倍首相の責任は重大だ!中東訪問の人道支援の名のバラマキ外交はもっと政治的名配慮があってしかるべきでしょう。


安倍は政治家としてのフィロソフィーを全く持ち合わせていない!


政治家というより実業家だ!それも手垢のついた悪徳商人と言ってもいい。その後の対応を含め取り巻き連中もアマチュアレベルでしょ。少なくとも中東情勢に詳しいプロを配置しなければ、とても、テロ百戦錬磨のイスラム国に太刀打ちできないわ。


安倍の大名旅行的中東訪問で、日本人が海外でテロに遭うリスクが高くなったわね!




http://www.asyura2.com/15/senkyo178/msg/584.html

記事 [政治・選挙・NHK178] 首相「画像の信憑性は高いと言わざるを得ない」[産経ニュース]
【イスラム国殺害脅迫】首相「画像の信憑性は高いと言わざるを得ない」
http://www.sankei.com/politics/news/150125/plt1501250019-n1.html

 安倍晋三首相は25日午前のNHK番組で、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」に拘束された湯川遥菜さんとみられる男性の画像について「信(しん)憑(ぴょう)性は高いと言わざるを得ない」と述べた。同じく拘束されている後藤健二さんの安否に関しては「つまびらかにできない。さまざまな情報に接している」と語り、早期解放を要求した。

 ヨルダンで死刑判決を受け収監中のイラク人死刑囚の釈放要求に対しては「事態が動いているので答えを控えたい。人命第一の観点からヨルダンと緊密に連携して対応する」と述べた。

[産経ニュース 2015/1/25]
http://www.asyura2.com/15/senkyo178/msg/585.html

記事 [政治・選挙・NHK178] イスラエル支援議員リスト
件名:イスラエル支援議員リスト
日時:注・最終更新2014年7月
媒体:パレスチナ情報センター
引用:http://palestine-heiwa.org/choice/g-list.html
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衆議院議員


■安倍晋三(山口4区)自民党

by FNNsline


2014年5月12日、来日中のネタニヤフ首相と会談し、周辺地域での孤立を深める両国間の防衛協力・交流の拡大を約束(日イスラエル首脳会談)

親イスラエル路線を強く打ち出すネット右翼放送「チャンネル桜」が全面支援


日本・イスラエル親善協会副会長の加瀬英明がイスラエル大使を自宅に招いて行った「朝食会」では、「アラブの春」による「イスラム原理主義の台頭」を懸念する発言(参考ビデオ:日本の未来を考える朝食会vol.2(前半) 講師:ニシム・ベンシトリット・イスラエル駐日大使)


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■中山泰秀(大阪4区)自民党

by jpn douga


日本・イスラエル友好議員連盟 元事務局長

外務大臣政務官時代にはイスラエルとの関係強化に尽力(参考記事:中山外務大臣主催ミセジニコフ・イスラエル議会財務委員長歓迎昼食会)

父親の中山正暉は同議員連盟の元幹事長で二代にわたる親イスラエル議員

2008年12月12日放送のテレビ番組「太田光の私が総理大臣になったら…」で、元外務大臣政務官であるにも関わらず、アフガニスタンの場所を答えられなかった。

衆議院安全保障委員会(2013年4月2日)で、イスラエルが「イランとの戦争のリスクの回避に向けて、一生懸命、日々努力をしている」(衆議院安全保障委員会、2013年4月2日)という情勢判断にもとづき、イスラエルとの関係充実を求めた。


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■平沢勝栄(東京17区)自民党

by 覚悟の瞬間(とき)


警察官僚時代、日本赤軍対策でモサド(イスラエルの諜報機関)と親交を深める

2011年4月、日本・イスラエル親善協会副会長の加瀬英明がイスラエル大使を自宅に招いて行った「朝食会」で「モサドには大変お世話になった。日本はイスラエルから危機管理とインテリジェンスを学ばなければならない」と発言(参考ビデオ:【有料】日本の未来を考える朝食会vol.2(後半)/参考:【無料】日本の未来を考える朝食会vol.2(前半) 講師:ニシム・ベンシトリット・イスラエル駐日大使)


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■大野敬太郎(香川3区)自民党

by Keitaro Ohno


日本・イスラエル友好議員連盟事務局長


日本・イスラエル友好議員連盟元会長であり、かつ、日本イスラエル親善協会顧問でもある大野功統の二世議員

ブログで「日本は未だにイスラエルをきな臭い国としか見ていない。…(略)…まったく時代錯誤。時代は進んでいます。日本もイスラエルに学ばなければなりません」と私見を披露(2014年1月23日 リスク(責任)を取れる社会へ=イスラエルやDARPAに学ぶ)


日本イスラエル親善協会:1965年に設立された、日本における中心的なイスラエル・ロビー団体。会長は、キリスト教シオニスト団体「聖イエス会」を母体とする「ホロコースト記念館」の理事である秋山哲。前会長は、キリスト教シオニスト団体「キリストの幕屋」幹部の神藤燿。


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■石原慎太郎(比例東京)次世代の党

by たちあがれ日本チャンネル


日本イスラエル親善協会 元会長


第一次インティファーダに対するイスラエルの弾圧が世界的に批判されていた1989年、日本イスラエル親善協会会長としてイスラエル建国42周年記念集会を東京で開催、挨拶の中で「イスラエルという非常に大切な国に対する配慮がいささか足りない」と外務省を批判

2013年12月、秘密保護法成立直前の党首討論で、「イスラエルの、──私は非常に評価していますけど、小さくとも極めて優秀なモサドのような国家組織」を作るべきではないか」と発言(党首討論 安倍晋三首相 石原慎太郎共同代表質疑 2013年12月4日)


日本イスラエル親善協会:1965年に設立された、日本における中心的なイスラエル・ロビー団体。会長は、キリスト教シオニスト団体「聖イエス会」を母体とする「ホロコースト記念館」の理事である秋山哲。前会長は、キリスト教シオニスト団体「キリストの幕屋」幹部の神藤燿。


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■西村眞悟(大阪17区)無所属

by 心を今一度せんたくいたし申候。Amazing! Great Nature,Japan


「普天間基地反対を叫ぶ者の背後にはガザ地区のテロリストと同じ冷酷非情の論理がある」と主張(参考記事:眞悟の時事通信・連想されるテロリストの作戦)

2010年、日本イスラエル親善協会会長・神藤燿の案内でイスラエルを訪問しイスラエル建国62周年記念式典等に参加(参考記事:眞悟の時事通信・イスラエルにて)


日本イスラエル親善協会:1965年に設立された、日本における中心的なイスラエル・ロビー団体。会長は、キリスト教シオニスト団体「聖イエス会」を母体とする「ホロコースト記念館」の理事である秋山哲。前会長は、キリスト教シオニスト団体「キリストの幕屋」幹部の神藤燿。


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■今井雅人(岐阜4区)日本維新の会

by 高山アルタイル


「稲門杉原千畝顕彰会」事務局次長としてイスラエルの情報戦争に協力(参考記事:杉原千畝顕彰会朝食会)


「稲門杉原千畝顕彰会」は早稲田大学出身の右派議員を中心とした組織。(参考記事:千畝ブリッジングプロジェクト)


杉原千畝は第二次大戦末期にヴィザ発給を通じてユダヤ人難民を救済したが、残念ながらその人道的行為が1990年代以降イスラエルと日本の右翼の交流と宣伝に利用されてきた。(参考記事:イスラエル大使館【杉原千畝氏へのオマージュ 国交60周年記念コンサート】 )


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■松原仁(東京3区、元国家公安委員長)民主党

by jp37535


「稲門杉原千畝顕彰会」事務局長としてイスラエルの情報戦争に協力。2014年7月、ガザ空爆で連日数十人のパレスチナ人が虐殺されている最中、杉原を記念するレリーフを寄贈するためにイスラエルを訪問している(イスラエル大使館:国会議員のイスラエル訪問団 杉原千畝氏の彫像寄贈)


「稲門杉原千畝顕彰会」は早稲田大学出身の右派議員を中心とした組織。(参考記事:千畝ブリッジングプロジェクト)


杉原千畝は第二次大戦末期にヴィザ発給を通じてユダヤ人難民を救済したが、残念ながらその人道的行為が1990年代以降イスラエルと日本の右翼の交流と宣伝に利用されてきた。(参考記事:イスラエル大使館【杉原千畝氏へのオマージュ 国交60周年記念コンサート】 )


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■山本有二(高知3区、衆議院予算委員長)自民党

by YamamotoYujiCH


「稲門杉原千畝顕彰会」事務総長としてイスラエルの情報戦争に協力。2014年7月、ガザ空爆で連日数十人のパレスチナ人が虐殺されている最中、杉原を記念するレリーフを寄贈するためにイスラエルを訪問している。


「稲門杉原千畝顕彰会」は早稲田大学出身の右派議員を中心とした組織。(参考記事:千畝ブリッジングプロジェクト)


杉原千畝は第二次大戦末期にヴィザ発給を通じてユダヤ人難民を救済したが、残念ながらその人道的行為が1990年代以降イスラエルと日本の右翼の交流と宣伝に利用されてきた。(参考記事:イスラエル大使館【杉原千畝氏へのオマージュ 国交60周年記念コンサート】 )


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■石川知裕(北海道11区)新党大地・真民主

by ANNnewsCH


親イスラエル宣伝家として有名な佐藤優と懇意で、選挙の応援をしてもらったり、2冊の共著を出すなどしている


党代表の鈴木宗男氏(2015年まで公民権停止中)は2009年のガザ侵攻に際しハマースを「テロリスト」とする認識を政府に確認する質問主意書を出すなど、突出したかたちでイスラエルの戦争政策に協力。


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■中谷元(高知2区、元防衛庁長官)自民党

by THE PAGE(ザ・ページ)


日本・イスラエル友好議員連盟会長

2013年秋、日・イ友好議連会長に就任して以降、2014年2月にイスラエル公安大臣、4月に東アジア担当イスラエル武官と相次いで会談するなど、日本とイスラエルの軍事・治安関連交流を精力的に推進


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■西田譲(千葉9区)次世代の党

by サブアカウント2みらせん2014


衆議院法務委員会(2014年6月11日)における「テロ資金提供処罰法の一部を改正する法律案」に関する質問で、「ネタニヤフ首相のテロに対する考えというものは本当にしみ入る」として、彼の「国家テロ正当化」発言を延々と紹介した


【衆議院法務委員会での発言の抜粋】


ネタニヤフ首相は、首相の前はイスラエルの対テロリズム研究所の所長等をなされておりまして、私も議員連盟の関係で歓迎昼食会に参加をさせていただいて直接お話を伺う貴重な機会をいただいたわけでございますが、このネタニヤフ首相のテロに対する考えというものは本当にしみ入るものがございますので、きょうは最後に、このネタニヤフ首相の言葉を引用させていただきたいと思うんですね。こうおっしゃっています。


「テロリズムは、受け身や弱気な態度によってぽっかりあいた空白を埋めてどんどん広がっていくという不幸な性格を持っている。逆に、断固とした強い行動に出会えばそれに応じて小さくなっていく。確かなことは、テロリズムに立ち向かうにはそれと闘うしか方法はないということだ。指導者たちは市民的自由を侵害しているとか過剰反応だという非難の集中攻撃に遭うに違いない。しかし指導者たちはどんなに激しい非難に遭ってもやるべき勇気を持たなければならない。強敵を物ともしない政治家たちに狭量な者たちが投げつける石つぶてに対しては勇気ある行動こそが最良の答えだ」


このエンテベの勇者の弟であって、そして御自身もこれまで幾度となくテロと対峙されてこられたイスラエルのネタニヤフ首相の言葉は、私、拳々服膺しなければならないというふうに思うわけでございます。(衆議院法務委員会 2014年6月11日)


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■中丸啓(比例中国ブロック・広島3区)次世代の党

by インターネットTV 超人大陸


国会でイスラエルを支持する発言を繰り返している

2014年3月18日 衆議院本会議
「イスラエルのネタニヤフ首相は、秀でた国々と主要企業による有志連合を結成すべきと訴えていますし、同国のサイバー政策を統括する国家サイバー局のラミ・エフラティ部長は、日本との協力強化を進めたいと秋波を送っています。……今後、我が国のサイバー安全保障はもちろん、国際秩序を先導するためにも、どのようにイスラエルとのかかわりを深めていくのか、総理と外務大臣にお尋ねします」

※安倍首相は「イスラエルのようなサイバーセキュリティーにすぐれている国から学ぶところは多い」「今後のイスラエルとの協力強化については、鋭意検討してまいります」と回答

2014年6月11日 衆議院内閣委員会
「米国、それからセキュリティーで非常に最先端を行っているイスラエル、それからイギリス、こういった国々と協調していくことが非常に大事だと思います」「11月にイスラエルでそういう国防セキュリティーに関する国際会議もあります。そういったところへの出席というのもぜひ考えていただきたいと思います」


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■藤井比早之(兵庫4区)自民党

by FujiiHisayuki


日本・イスラエル友好議員連盟メンバー


ネタニヤフ首相来日時の昼食会に出席し、同首相から「勤勉さ、勉学、科学技術力をイスラエルと日本の類似点としたうえで、技術協力・技術開発において、日本とイスラエルの新しい未来を創りあげていきたい」という意見を述べられたことを嬉しそうにブログに掲載(ブログ:ネタニヤフ イスラエル首相と)


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■茂木敏充(栃木5区、経済産業大臣)自民党

by KYODO NEWS 【共同通信社】


入植者誘拐殺人事件を契機にパレスチナ占領地への軍事作戦を強めていたイスラエルを2014年7月6から8日にかけて訪問、同国のナフタリ・ベネット経済相との間で技術開発協力に関する覚書に署名。日本企業27社が参加するビジネスミッションを率いてのイスラエル訪問は、翌日から本格的なガザ空爆を開始することになる同国政府に、外交的・精神的支援を大いに与えた。極右政党「ユダヤの家」党首でもあるベネット経済相は、「画期的成果だ。この合意は、イスラエル企業が日本市場に入るための素晴らしい足場をつくる」と評価(イスラエル大使館経済部: 経産相、イスラエル初訪問 サイバー分野での協力推進)

イスラエル訪問中は、被占領東エルサレムについて「『十字軍物語」の1ページのような感じ」とフェイスブックに書き込むなど、パレスチナ人の自決権や国際法についての無知・無関心を露呈


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■松田学(比例南関東ブロック)次世代の党

by onikoroshisan


日本・イスラエル友好議員連盟メンバー


以下、ブログに投稿された、ネタニヤフ首相との昼食会に参加しての感想。
「さすが、ユダヤ人は賢い!と思わせてくれたのが、イスラエルのネタニヤフ首相との会食でした」「私はかねてより、世界の歴史や人類社会における日本人とユダヤ人の特別な位置づけや共通項に着目してきた一人です」
(松田まなぶオフィシャルブログ:ネタニヤフ・イスラエル首相を囲んで)

「セキュリティー研究」誌(2014年5月号186号)のインタビュー記事で、「いちばん恐いのはサイバーテロ。その対策を緊急に進めなければなりません。イスラエルやアメリカから優秀な技術者を政府の中枢に入れる、それぐらいのことをしなければできないと思います」と発言。イスラエルやアメリカの国外諜報活動に対するセキュリティ感覚がゼロであることを露呈
(【PDFファイル】「セキュリティー研究」誌 2014年5月号186号)


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■務台俊介(長野2区)自民党

by むたい俊介


日本・イスラエル友好議員連盟メンバー


2013年10月22日に開催された同議連総会で「民族を守ってくれる国家が存在しない場合、その民族に何が起こるかを痛烈に体験し、それをばねにイスラエル建国が行われたと理解している。その意味で国家というものに対するイスラエルの考え方を議連で勉強したい」と発言。他方、自身のフェイスブックでは、「沖縄タイムス、琉球新報など現地のメディアは左翼反日過激派が支配しており、県民の皆さんは反日思想に洗脳されています」とのコメントに「いいね!」をしている(むたい俊介オフィシャルサイト:活動報告)


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■長島忠美(新潟5区)自民党

by ANNnewsCH


日本・イスラエル友好議員連盟メンバー

元山古志村村長。村長時代、「日本・イスラエル・パレスチナ合同会議」の受け入れに尽力。同団体は、イスラエルの占領やアパルトヘイト政策を批判することなく両国の青少年を日本に招いて交流させることで「占領のノーマライゼーション」に寄与している


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■渡辺周(静岡6区、元防衛副大臣)民主党

by khduy kdoeb


「稲門杉原千畝顕彰会」メンバーとしてイスラエルの情報戦争に協力。2014年7月、ガザ空爆で連日数十人のパレスチナ人が虐殺されている最中、杉原を記念するレリーフを寄贈するためにイスラエルを訪問している(イスラエル大使館:国会議員のイスラエル訪問団 杉原千畝氏の彫像寄贈)


「稲門杉原千畝顕彰会」は早稲田大学出身の右派議員を中心とした組織。(参考記事:千畝ブリッジングプロジェクト)


杉原千畝は第二次大戦末期にヴィザ発給を通じてユダヤ人難民を救済したが、残念ながらその人道的行為が1990年代以降イスラエルと日本の右翼の交流と宣伝に利用されてきた。(参考記事:イスラエル大使館【杉原千畝氏へのオマージュ 国交60周年記念コンサート】 )


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■大島敦(埼玉6区→比例北関東ブロック)民主党

by dpjchannel


「稲門杉原千畝顕彰会」メンバーとしてイスラエルの情報戦争に協力。2014年7月、ガザ空爆で連日数十人のパレスチナ人が虐殺されている最中、杉原を記念するレリーフを寄贈するためにイスラエルを訪問している(イスラエル大使館:国会議員のイスラエル訪問団 杉原千畝氏の彫像寄贈)


「稲門杉原千畝顕彰会」は早稲田大学出身の右派議員を中心とした組織。(参考記事:千畝ブリッジングプロジェクト)


杉原千畝は第二次大戦末期にヴィザ発給を通じてユダヤ人難民を救済したが、残念ながらその人道的行為が1990年代以降イスラエルと日本の右翼の交流と宣伝に利用されてきた。(参考記事:イスラエル大使館【杉原千畝氏へのオマージュ 国交60周年記念コンサート】 )


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■土屋正忠(東京18区)自民党

by インターネットTV 超人大陸


2014年7月、ガザ空爆で連日数十人のパレスチナ人が虐殺されている最中、杉原を記念するレリーフを寄贈するためにイスラエルを訪問している(イスラエル大使館:国会議員のイスラエル訪問団 杉原千畝氏の彫像寄贈)

イスラエルのガザ攻撃が72時間の休戦で停止した8月10日、ブログに「イスラエルの自衛、自存の戦いは、1ヶ月で終わった」と書き込み(該当ブログ記事)。他にも、イスラエル訪問時に注入された一方的説明を鵜呑みにしたブログ記事が多数(土屋正忠ブログ)


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参議院議員


■山谷えり子(比例)自民党

by 朝まで


日本イスラエル親善協会顧問

イスラエル親善大使

キリスト教シオニズム団体「キリストの幕屋」と懇意

2012年6月のイスラエル訪問時イスラエル最大の軍需企業IAI(イスラエル・エアロスペース・インダストリー)を見学、ガザの人びとの虐殺に用いられている無人航空機を日本が購入する必要があると主張

2005年1月のイスラエル訪問時にマアレ・アドミーム入植地を訪ねた際、「テロリストの動きをエルサレムから封じこめる位置にあり、有事の際は要塞にもなる壁に囲まれた新都市」と形容して、国際法違反であるイスラエル入植地の軍事的・排外主義的性格に強い共感を示した(山谷えり子 公式サイト)


日本イスラエル親善協会:1965年に設立された、日本における中心的なイスラエル・ロビー団体。会長は、キリスト教シオニスト団体「聖イエス会」を母体とする「ホロコースト記念館」の理事である秋山哲。前会長は、キリスト教シオニスト団体「キリストの幕屋」幹部の神藤燿。


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■佐藤正久(比例)自民党

by 覚悟の瞬間(とき)


イスラエルが占領中のシリア領ゴラン高原でイスラエルの占領を固定化してしまっているゴランPKOの初代派遣部隊長

2012年11月のガザ攻撃の最中ツイッターで「ゴラン高原PKO隊長時に、イスラエル軍の内戦作戦のダイナミックさを体感。ヒズボラとの緊張が高まったレバノン正面に戦力集中の為、ゴラン正面戦車を一晩で民間輸送力をフル活用しレバノン正面に転用完了。微妙なバランスを保ちつつ、戦力転用と速やかな予備役動員で態勢強化する作戦特性だ」とツイートしその戦争マニアぶりと戦争で殺される人がいることへの関心の完全な欠如を露呈(参考サイト:佐藤正久ツイッター)


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■榛葉賀津也(静岡、元防衛副大臣)民主党

by FNNnewsCH


日本イスラエル親善協会顧問

イスラエルの占領やアパルトヘイト政策を問う視点を持つことなく、両国の青少年を日本に招いて交流させ、「占領のノーマライゼーション」を進めようとしている団体「ピース・フィールド・ジャパン」の顧問


日本イスラエル親善協会:1965年に設立された、日本における中心的なイスラエル・ロビー団体。会長は、キリスト教シオニスト団体「聖イエス会」を母体とする「ホロコースト記念館」の理事である秋山哲。前会長は、キリスト教シオニスト団体「キリストの幕屋」幹部の神藤燿。


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■長浜博行(千葉、元環境大臣、元原発担当大臣)

by KYODO NEWS 【共同通信社】


「稲門杉原千畝顕彰会」メンバーとしてイスラエルの情報戦争に協力。2014年7月、ガザ空爆で連日数十人のパレスチナ人が虐殺されている最中、杉原を記念するレリーフを寄贈するためにイスラエルを訪問している(イスラエル大使館:国会議員のイスラエル訪問団 杉原千畝氏の彫像寄贈)


「稲門杉原千畝顕彰会」は早稲田大学出身の右派議員を中心とした組織(参考記事:千畝ブリッジングプロジェクト)


杉原千畝は第二次大戦末期にヴィザ発給を通じてユダヤ人難民を救済したが、残念ながらその人道的行為が1990年代以降イスラエルと日本の右翼の交流と宣伝に利用されてきた(参考記事:イスラエル大使館【杉原千畝氏へのオマージュ 国交60周年記念コンサート】 )


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■青木一彦(島根)自民党

by ANA10032009


「稲門杉原千畝顕彰会」メンバーとしてイスラエルの情報戦争に協力。2014年7月、ガザ空爆で連日数十人のパレスチナ人が虐殺されている最中、杉原を記念するレリーフを寄贈するためにイスラエルを訪問している(イスラエル大使館:国会議員のイスラエル訪問団 杉原千畝氏の彫像寄贈)


「稲門杉原千畝顕彰会」は早稲田大学出身の右派議員を中心とした組織(参考記事:千畝ブリッジングプロジェクト)


杉原千畝は第二次大戦末期にヴィザ発給を通じてユダヤ人難民を救済したが、残念ながらその人道的行為が1990年代以降イスラエルと日本の右翼の交流と宣伝に利用されてきた(参考記事:イスラエル大使館【杉原千畝氏へのオマージュ 国交60周年記念コンサート】 )


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//memo


*『占領ノート』掲載地図
http://palestine-heiwa.org/map/s-note/


*主なイスラエル支援企業
http://www7.plala.or.jp/nsjap/list.html

http://www.asyura2.com/15/senkyo178/msg/586.html

記事 [政治・選挙・NHK178] 中世と呼ばれる日本の人質司法 それを信じる愚民の感情(世相を斬る あいば達也)
http://blog.goo.ne.jp/aibatatuya/e/e626ed4021fb7b33e852d99a66b3bc35
2015年01月25日


まず初めに、「イスラム国」の人質となった二名の内、湯川遥菜氏を日本政府が情報収集と称して、予定調和的行動が取られる時間潰しをしているうちに、小生も予測した通り、意味不明の民間軍事会社設立の湯川遥菜氏が処刑されたらしき報道がなされた。その報告を残る一名の後藤健二氏に報告させるなど、欧米広告会社と同じような効果的手法を取るなど、中々レベルの高いプロパガンダ報道に徹している。


菅スダレは、官邸で記者会見を開いたくらいだから、かなり、この後藤氏のメッセージは信ぴょう性があるのだろう。「湯川遥菜氏とみられる邦人1名が殺害された写真を持つ後藤健二氏の写真が ネット上に配信された。言語道断の許しがたい暴挙であり、残る1名の後藤健二氏に危害を加えないよう強く要求する」などと、まったくもって役立たずな発言に終始している。本当にバカの標本みたいな政府である。まあ、民主党であれ維新であれ、結果は同じだったろう。日本が、この程度の国だと云うことで、解決策ひとつ見出せない。おそらく、誰に泣きついて良いのか判らなくなっているのだ。


≪ 「イスラム国」と見られる新声明 公開映像で流れる


24日夜に公開された映像で流れた声明の概要は以下の通り。 私は後藤健二だ。あなたたちが見ているのは、同じように拘束された湯川さんが「イスラム国」の大地で虐殺された写真だ。
 あなたたちは警告され、期限を与えられ、人質には言葉通りに決定が下された。  安倍首相が湯川さんを殺した。あなたは人質に対する我々の脅しを真剣に受け止めず、72時間以内に行動しなかった。


 私の愛する妻、愛している。2人の娘に会いたい。安倍首相に同じことをさせないでほしい。あきらめないでほしい。あなたは家族、友人、私の仲間とともにある。私の仲間たちは、私たちの政府に圧力をかけ続けないといけない。


 要求は難しくなくなった。彼らは公正だ。彼らはもうお金はほしくない。だから、テロリストに資金提供するという心配をする必要はない。彼らはただ、まった同胞サジーダの釈放を求めている。


 とてもシンプルだ。サジーダを彼らに引き渡せば、私は解放される。この要求はちょうど今、可能に思える。我々の政府代表は今、皮肉なことにヨルダンにいて、サジーダはヨルダン政府に収監されている。  改めて、いかに私の命を救うことが簡単であるかということを強調したい。あなたがサジーダをヨルダン政権から彼らに戻せば、私はすぐにも解放される。彼女あっての私だ。(妻の名)。これがおそらく私のこの世での最後の瞬間であり、私は死すだろう。これを私の最後の言葉にしないでほしい。安倍首相に私を殺させないでほしい。 ≫(朝日新聞デジタル)


注記:以下の写真は、「イスラム国」の報道より



 このような問題は、原因と結果が、一目瞭然とはならない点が悩ましいわけだ。アメリカが、軍事的
プレゼンス能力を失うと同時に、諜報や陰謀的な行動を好むようにならざるを得なくなっている世界情勢の大きな変化だと捉えておく方が良いだろう。おそらく、今後とも、日本を含め、あらゆる国が、アメリカの騒乱戦術の犠牲になるのだろう。アメリカは、自らハルマゲドンな世界が到来することを望んでいるようでもある。


 NYTには、米国放送問題管理会議の会長にインタビューで「「我々はRussia Todayのような組織側からの挑戦に直面した。Russia Todayは、中東における『イスラム国』やボコ・ハラムのような組織グループらと同様、自分の視点を放送している。」と述べ、アメリカがプロパガンダ報道をしていない唯一の神聖な国家であるような事を言い出している。911以降のアメリカは、完全に狂い出したのだ。その狂気が怖くて、日本政府は狂喜乱舞しているのだから、国民を守るなんてことは一切できないのだろう。これでTPP批准なんて事になれば、日本の国は、韓国以下の国家になるのは必須のようである。南無阿弥陀仏だね(笑)。


 まあ、このような話は、半分陰謀論的で真実味に欠けると思うのなら、以下の朝日の報道はどうだろう。今や日本の司法は腐れ切り、正義などと云うものから、最も遠い所に位置する、中世の裁判と言われるレベルなのだが、国民の目線は“中世以下”の情緒に突き動かされているようだ。被害者の、残された家族への同情が、冤罪を生み、無辜な無力の弱者であった一人の人間を、大衆の面前で捕獲し、吊るし首にしようとする日本刑事司法なのだが、そこに罪の意識すら持たない人々が、「やむを得ない」なんて、緊急避難的な曖昧な情緒に逃げ込む。


 このような教養の劣化どころか、感情まで劣化して、臭いものは殺せと云う感情を多くの日本人が「正義」だと思い込んでいる、教養レベルの低さは、あの仲間を救おうとしていた「エテ公様」よりも劣るのだろう。ただ現実には、そういう人々が、10人中8人いるのが日本なのだから、安倍晋三が内閣総理大臣でも不思議はないし、国民の鏡だと言っても過言ではなさそうだ。ゆえに、日本がアメリカに永遠に追随する国家であることも自明的なのだろうが、それって、アメリカの凋落と殉死するのと同じなんだけどね。筆者は御免蒙りたい。まあ、凋落が決定的になるのに、30年は掛かるだろう。その前に、小生の命が尽きることを期待したいものである。


≪ 死刑「やむを得ない」80%、高水準続く 内閣府調査


死刑制度に対する内閣府の昨年の世論調査で、「やむを得ない」と容認する人の割合が80・3%だったことがわかった。内閣府が24日、結果を公表した。1994年以降、ほぼ同じ質問で5年ごとに調査し、これまでは一貫して容認する人の割合が増えていたが、初めて減少した。ただし、8割以上の高い水準は維持している。被害者感情への共感などが背景にある。

 調査は昨年11月、全国の20歳以上の男女3千人を対象に面接で実施。有効回答は1826人(60・9%)だった。  死刑制度の是非については「やむを得ない」が80・3%で、2009年に実施した前回調査の「場合によってはやむを得ない」の85・6%から5・3ポイント減った。これまでは、94年が73・8%、99年が79・3%、04年が81・4%と上昇し続け、前回が最高だった。


 一方で、「廃止すべきだ」は9・7%。前回調査の「どんな場合でも廃止すべきだ」の5・7%から、4・0ポイント増えた。「わからない・一概には言えない」は9・9%だった。

 今回の調査では、前回までの選択肢の「場合によってはやむを得ない」「どんな場合でも廃止すべきだ」から、「場合によっては」と「どんな場合でも」をそれぞれ削っている。超党派の国会議員でつくる死刑廃止議員連盟が、12年に「設問が誘導的だ」と批判したことを受けたものだ。法務省はこの変更が「結果に影響を与えた可能性はある」としつつ、「容認か廃止かを質問しており、調査の連続性は保たれる。肯定的な意見が多数派と言える」としている。

 容認する人に理由を尋ねると、廃止すれば被害者や家族の気持ちがおさまらない(53・4%)、凶悪犯罪は命で償うべきだ(52・9%)、凶悪犯を生かしておくと同じ罪を犯す危険がある(47・4%)の順に多かった(複数回答)。


 廃止を求める人は、「裁判に誤りがあったときに取り返しがつかない」(46・6%)と冤罪(えんざい)を心配する意見が最も多かった。


 今回の調査では初めて、日本には現在ない「仮釈放のない終身刑」を導入した場合の死刑制度の扱いも聞いた。「廃止しない方がよい」が51・5%、「する方がよい」が37・7%で、死刑容認の割合が大きく減る一方で、半数以上は「終身刑は死刑の代わりにならない」という認識であることもうかがえる。 ≫(朝日新聞デジタル:北沢拓也)




http://www.asyura2.com/15/senkyo178/msg/587.html

記事 [政治・選挙・NHK178] 辺野古に横行する海保の危険な暴力、今度は馬乗り制圧(もうすぐ北風が強くなる)
辺野古に横行する海保の危険な暴力、今度は馬乗り制圧
http://bator.blog14.fc2.com/blog-entry-2638.html
2015-01-25 もうすぐ北風が強くなる



<社説>海保「馬乗り」 決して許されない行為だ
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-237827-storytopic-11.html
2015年1月25日 琉球新報


 危険行為をしておきながら「最低限許される」と開き直る。


 海上保安庁という国家組織は、一体誰のために、何を守るために存在しているのだろうか。


 名護市の大浦湾で20日、米軍普天間飛行場の同市辺野古沖移設に反対する抗議船に乗船して海上作業を撮影していた映画監督の影山あさ子さんに、海上保安官が馬乗りして制圧した。本紙写真部員が撮影した連続写真(23日付本紙32面)を見ると、誰の目にもそう映るだろう。


 第11管区海上保安本部は「かじがある船体後部へ通り抜けるために女性をかわして奥に進んだ」と回答したが、矛盾している。船体後方から現れ、背後から影山さんのカメラを奪おうと左手を伸ばし、左足を肩から乗せている海上保安官の姿が写っているからだ。


 第11管区海上保安本部の高橋博美次長は、野党国会議員の抗議に対し「危険な行為なら物理的な措置を取らざるを得ない。最低限許される行為だ」と答えた。危険な行為をしたのは海上保安官ではないのか。決して許されない行為だ。


 そもそも海保はなぜ辺野古にいるのか。市民の安全を守るためではないことだけは確かなようだ。世界最強の米軍に差し出す新基地の建設作業を邪魔されないように、市民から守っているのだ。


 今や海上保安庁の中で、ジョージ・オーウェルの小説「1984」さながら、二重思考が蔓延(まんえん)している。海保の言う「安全確保」は市民の安全ではなく作業現場の安全を指し、無抵抗の市民を「危険」とみなす。暴力行為は慎むものではなく「最低限許される」。


 男性の喉元を手で押さえて恫喝(どうかつ)し、女性の腕をねじり上げる。ある時は、3人がかりで羽交い締めして後頭部を船底に打ち付ける。またある時は、フロート内に入った市民を力ずくで海中に数回沈める。今回、馬乗り行為も加わった。市民に暴力を振るっているのは映画の「ロボコップ」ではなく、国家公務員の海上保安官だ。


 海上保安官の馬乗りは、現在の安倍政権と沖縄県の関係を象徴しているようにも見える。翁長雄志知事を先頭に辺野古移設反対を訴える沖縄の民意を、安倍政権は馬乗りのように力ずくでねじ伏せようとしている。もはや法治国家ではない。恐怖政治がまかり通る「一党独裁国家」のようではないか。





http://www.asyura2.com/15/senkyo178/msg/588.html

記事 [政治・選挙・NHK178] 最悪の事態になった! さあどうする?安倍晋三(simatyan2のブログ)
最悪の事態になった! さあどうする?安倍晋三
http://ameblo.jp/usinawaretatoki/entry-11981399781.html
2015-01-25 12:50:16NEW ! simatyan2のブログ


最悪のシナリオが展開しています。



25日午前1時過ぎ、「イスラム国」の湯川遥菜さんが殺害された
写真を手にした後藤健二さんの画像が配信されたことで安倍総理が
会見を開いていました。


「このようなテロ行為は言語道断で許し難い暴挙だ。
強い憤りを覚える」
「ご家族の心痛は察するに余りある。言葉もない」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150125-00000004-jij-pol


この最悪の事態を招いた戦犯「安倍晋三」の白々しい言葉にさすがの
ネット民からも非難が殺到しています。


「戦犯が何かしゃべってるw 」


「見殺し 」


「何が言語道断だよ
どうせ最初から何もしてないくせに
よく吠えられたもんだ全く」


「強気に出たら思わぬことになって安倍ビビってんだろw 」


また非難はネット民だけじゃなく、演説をしたイスラエルからも非難
され始めているようです。


イスラエルのハアレツ紙が


「今後は日本の安倍晋三首相がイスラエルに来るたびに悲惨な
人質事件と戦争が起こるだろう」
と安倍首相を警戒し始めているのです。
http://www.haaretz.com/news/diplomacy-defense/.premium-1.638581


さらにアメリカですらデイリービースト紙が、


「昨年8月に湯川氏が拘束されても、11月に後藤氏が拘束されても、
日本政府は何の交渉もせずに放置してきた。
その一方で安倍首相は自衛隊を米軍とともに海外派兵できるように
法律を変えようとしていた。
この政府の姿勢が今回の事件を引き起こしたと推測される」
http://www.thedailybeast.com/articles/2015/01/22/did-japan-botch-isis-hostage-deal.html


と批判し、日本は手痛いしっぺ返しを食らっている有様です。


資金援助したイスラエルからすらも厄介者扱いされ、同盟国アメリカ
からも批判されてる日本国総理大臣って何なんですかね。


その資金援助がどこから出てるのかというと日本国民の税金からです。


消費税や地方税をアップさせて、育児手当とか削ってまでかき集めた
血税なのです。


安倍晋三のポケットマネーならともかく、と言いたいですけど、例え
ポケットマネーでも議員である限り税金なんですよね。


そして失策は今回の安倍首相の発言だけではなさそうです。


人質になってる後藤さんを昨年からシリアに行かせたのは、政府の
御用テレビ局らしいのです。


政府がイスラム国との秘密交渉に失敗していた!? 後藤氏を雇った
テレビ局も関与か(リテラ)
http://lite-ra.com/2015/01/post-810.html


政府関係者によると、


「実は、“御用メディア”として知られるテレビ局が10月下旬ごろ、
シリア入りする前の後藤氏と接触し、取材依頼をしたようだ。


当然、取材経費の話もするだろう。後藤氏はいわばテレビ局に特派
された格好。


ところが、数日たっても一向に連絡がない。


どうも後藤氏はガイド役に内通されて、イスラム国に差し出された
疑いが出てきた。


慌てたテレビ局は、いち早く政権中枢に相談したという流れのようだ」


だそうですね。


この流れの後に下の安倍発言が止めを刺したわけです。



そして安倍発言にイスラム国が怒ったんですね。
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201501/2015012000815


それをまた政府はマスコミを使って下のように発言内容を微妙に変化
させて誤魔化そうとしています。



責任逃れもいいとこです。


どこまで姑息な安倍政権か。


この最悪の事態をさらに利用するつもりなのか、ドサクサに紛れて
気になる調査結果を公表しています。


「死刑制度」容認80%超 否定派を大幅に上回る 内閣府世論調査
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150124-00000531-san-soci


なぜこの時期に唐突に死刑制度の是非を問うのか?


なぜ死刑肯定派が8割を超えたと今更報じる必要があるのか?


国民に、被害者を死亡させた犯罪者には「死」を持って償うことを
印象操作したいとしか思えませんがどうでしょうか?


さらには集団的自衛権行使容認へと、国民を戦意高揚させるべく
下準備が着々と進められているのか。




http://www.asyura2.com/15/senkyo178/msg/589.html

記事 [政治・選挙・NHK178] 後藤氏解放の条件サジダ・リシャウィ死刑囚:05年アンマン同時多発ホテル爆破テロは“自爆”ではなく“仕掛け爆弾”の可能性

 後藤健二氏の声とされるメッセージ画像のなかで取り上げられているサジダ・リシャウィ死刑囚は、05年11月9日にアンマンで起きた三つの外資系ホテルに対する同時多発テロに加わり自爆に失敗し逮捕され死刑判決を受けたとされる女性である。

 彼女は、とりわけ大きな被害を出したラディソンSASホテルの“自爆テロ”に関わったとされ、1階ホールで催されていた300名以上の結婚披露宴に潜り込み自爆しようとして失敗したと言われている。

 このヨルダン史上最悪とされる殺害事件は、日本を含む西側諸国の報道によれば、「イスラム国」(ISIS・ISIL)の前身で(故?)ザルカウィ氏が率いていたとされる「イラクのアルカイダ」(AQI)によるものとされている。

(ザルカウィ氏とバグダディ氏に共通する履歴は、米軍によって一定期間拘留されてあとで“テロ組織”を立ち上げたというものである)

※ 参考

「イラクのアルカイダ」(AQI):公安調査庁
http://www.moj.go.jp/psia/ITH/organizations/ME_N-africa/AQI_ISIL.html


 しかし、05年のアンマン同時多発ホテル爆破テロについては、ホテル内部の破壊状況などから、外部から潜り込んだ人物による自爆テロではなく、天井裏に仕掛けられた爆弾が爆破したという指摘もなされている。

 後藤氏解放の条件として引き渡しを求められているサジダ・リシャウィ死刑囚についても、日本人人質新映像公開後に自爆ベルトを装着した彼女の映像が放送されているが、自爆ベルトを装着した状態で現場で逮捕されたわけではない。
 “夫婦自爆テロリスト(ジハーディスト)”と言われているサジダ・リシャウィ死刑囚は、ホテルの客と一緒に逃げ出し、4日後に“隠れ家”とされる別の場所で逮捕されたと言われている。腹部に装着されていたとされる自爆ベルトは爆破現場で発見されたと説明されている。

 今回の事件で、あれから10年近く経った今なおサジダ・リシャウィ死刑囚が処刑されず存命であることがわかり驚いたが、彼女が、ホテル爆破の実行犯(未遂犯)であるという確固たる証拠はないのである。

 10年近く前の事件を掘り出すような投稿をしたのは、「イスラム国」絡み(「イスラム国」に限らないが)の事件(テロ)は、一般国民が見聞きできるレベルでわかるほど単純な構図ではないことを理解してもらいたかったからである。

 今回の日本人人質事件関連に限らず、「イスラム国」が発信する映像や画像の多くが合成を含む加工処理でできている。
 半分冗談だが、今回の殺害予告映像でも登場した黒装束の“ジーハディスト・ジョン”は、現在もロンドンに在住している可能性があると思っている。(後藤氏や湯川氏は“ジーハディスト・ジョン”に会ったことがないはず)

※ 参照投稿

「豪親子の切断頭部掲げ映像の撮影も:「イスラム国」に参加した“子連れ”外国人戦士が“記念撮影”をする“定番の場所”」
http://www.asyura2.com/14/warb13/msg/915.html

「クルド多数派が“人身御供”にしたクルド少数派ヤジディー・コミュニティ:水も食糧も与えられず逃避行を強いられた経緯」
http://www.asyura2.com/14/warb13/msg/765.html

「石原慎太郎氏の書生っぽくてシンプル過ぎる歴史政治観:あまりに子どもっぽい白人支配観:白人多数派も道具化された“奴隷”」
http://www.asyura2.com/15/senkyo178/msg/491.html


 昨日投稿された画像も“合成”の可能性が高く湯川氏が殺害されたとは判断できないが、日本政府は米英国家機関と違い「イスラム国」幹部と“まともな”チャネルがない(コントロールできない)と思われるので、湯川氏や後藤氏が、殺害されたとされている米英ジャーナリスト(妖しいジャーナリストだが)のように、今後も彼の地で生存を続けるとも思い切れない。

(BBCが報じたが、英国政府は「イスラム国」幹部になっているMI6のアセット(スパイ)から頻繁に情報を入手している)

 そっと二人の無事を祈るだけ...

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※ 05年アンマン同時多発ホテル爆破テロ関連参考

1) アンマン同時多発ホテル爆破テロ発生を伝える日本の報道

毎日新聞05年11月10日
同時テロで57人死亡=アルカイダ系犯行か−自爆の見方、親米政権標的‎

【エルサレム樋口直樹】ヨルダンの首都アンマンで9日午後9時(日本時間10日午前4時)ごろ、三つのホテルでほぼ同時に大規模な爆発があり、ムアシェル副首相によると少なくとも56人が死亡、110人が負傷した。いずれも自爆テロとみられ、犯行の手口などから、治安当局は国際テロ組織アルカイダによるものと見ている。イラク戦争(03年)後、ヨルダンで外国人の宿泊するホテルを狙った同時テロは初めて。
 アンマンの日本大使館は在留邦人の安否確認を急いでいる。

 爆発があったのは市中心部にあるラディソンSAS、グランドハイアット、デイズインの3ホテルで、いずれも欧米諸国の宿泊客に人気の高級ホテル。治安当局はアンマンの主要ホテルや各国の大使館などで厳戒態勢を敷いた。

 特に被害の大きかったラディソンSASでは、1階ホールで結婚披露宴が開かれていた。300人以上の招待客で混雑する中、爆弾を身に着けた犯人が潜り込み、自爆したとみられる。同ホテルは欧米諸国のほか、イスラエル人観光客に人気があったとの情報もある。
 また、AP通信によると、グランドハイアットでは背広姿の中年男性が、ロビーで治安当局者に職務質問を受けた直後に自爆した。男はアラビア語のアクセントからイラク人とみられ、ロビーの監視カメラにも映っている。同ホテルでは石造りの正面玄関が大破。周辺にはガラスの破片が散乱し、大量の血が飛び散った。
 デイズインでは爆弾を積んだ車両がホテル前で警備員に止められ、その場で自爆した模様。
 
 ムアシェル副首相は、犠牲者の多くはヨルダン人だと述べたが、AP通信によると米国や独、エジプト、サウジアラビア、イラクの被害者も含まれている。また、新華社電によると、中国軍事代表団の3人が死亡、1人が負傷した。
 ヨルダンのアブドラ国王は公式訪問のためカザフスタンに向かっていたが9日夜、急きょ予定を取りやめ帰国の途についた。国王は国営ペトラ通信を通じ、「罪のない人々を標的にした犯罪者には、正義の手が及ぶだろう」と非難する声明を出した。
 国連のアナン事務総長は10日に予定されていたアンマン訪問を取りやめた。(毎日)


2)サジダ・リシャウィ死刑囚の自供を報じた記事

アンマン・テロ、「自爆失敗」女性の自供映像が国営テレビに
2005.11.14      Web posted at: 10:28 JST- CNN

アンマン(CNN) ヨルダン国営テレビは13日、アンマンの同時自爆テロで4人目の自爆犯になるはずだったとされるイラク人女性が自白する様子を放映した。女性は黒いガウンの下に爆弾を巻き付けていた。

放送によると、治安当局に拘束されたこの女性はサジダ・アルリシャウィ容疑者(35)。白いスカーフを頭に巻き、黒いガウンで体を包み、ガウンの下には腰にぐるりと爆弾を巻き付けていた。

アルリシャウィ容疑者はカメラの前で、「夫は自分の爆弾を起爆させた。私もそうしようとしたが、失敗した。人々は走って逃げまわっていて、私も一緒に走って逃げた」と話した。

アルリシャウィ容疑者は「夫が全てを計画した」と発言。結婚式場の隅と隅に離れて立って、同時に自爆する予定だったという。夫と自分はイラク・ラマディ在住のイラク人で、11月5日に偽造旅券を使ってヨルダンへ向かったと話した。

「白い車がイラクまで私たちを迎えに来た。運転手と別の乗客がいて、いっしょにヨルダン入りした」と容疑者。アンマンでアパートを借り、夫に爆発物の扱いを教わったと説明した。

国営テレビで放送された映像がどういう状況で撮影されたものか、詳しい情報は明らかにされていない。

ヨルダン当局によると、アルリシャウィ容疑者の夫フセイン・アリ・アルシャマリ容疑者はラディソンSASホテルの結婚式場で自爆し、38人を殺害した。自爆に失敗して逃げたアルリシャウィ容疑者は13日朝、アンマン市内の隠れ家で発見・逮捕された。

ヨルダン当局はこれまでに、アルリシャウィ容疑者のほかに12人を拘束したとしている。

同時テロについてイラク・アルカイダ機構は11日、ウエブサイトに犯行声明を出し、さらに続く声明で実行者について「指導者アブ・ホベイブ、アブ・モアドとアブ・オメイル、さらに4人目はわれわれの良き姉妹オム・アオメイル。彼女は夫に連れ添って殉教の道を歩くことにした」と言及していた。

ヨルダンのムアシェル副首相は、アルリシャウィ容疑者の兄弟が、イラク・アルカイダ機構の指導者でヨルダン人のザルカウィ容疑者の「副官」とされる側近だったと話している。この人物はイラク・ファルージャで殺害されたという。

ムアシェル副首相はCNNに対し、逮捕時のアルリシャウィ容疑者が爆弾ベルトを付けていたわけではないが、近くに爆弾ベルト2つが発見されたと話した。ベルトの片方には高性能爆薬RDX(ヘキソーゲン)、もう片方には殺傷力を高めるためのボールベアリングが詰まっていたという。

 http://www.cnn.co.jp/world/CNN200511140001.html


3)ザルカウィ氏の「イラクのアルカイダ」(AQI)による犯行声明を伝える記事

アルカイダ系が犯行声明=ザルカウィ氏、攻撃継続予告−ヨルダン同時テロ‎[時事通信]

【エルサレム10日時事】ヨルダンの首都アンマンで9日夜起きた同時爆弾テロで、ロイター通信などによると、ヨルダン人テロリスト、ザルカウィ容疑者率いる「イラクの聖戦アルカイダ組織」は10日、犯行声明をインターネット上のウェブサイトに掲載した。

 声明が事実なら、ヨルダン出身のザルカウィ容疑者による祖国への本格的テロは初めて。声明は親米姿勢を維持するヨルダン王室への憎悪を鮮明にしており、同容疑者は反米武装闘争の場を拠点のイラクから近隣諸国に拡散し始めた格好だ。
 声明は「ヨルダンの独裁者が信仰の敵であるユダヤ人や十字軍たちの裏庭とした幾つかのホテルが標的として選ばれた」と指摘。「アンマンの暴君に、ユダヤ人を保護すればムジャヒディン(イスラム戦士)の標的となり、最悪を予期すべきだということを思い知らせよう」と、攻撃を続けると予告した。 

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051110-00000143-jij-int


4)アンマン同時多発ホテル爆破について自爆テロ説を疑うネット記事

「ヨルダンの連続ホテル爆破事件はイラク人と無関係?/アラビア・ニュース」(薔薇、または陽だまりの猫)
http://blog.goo.ne.jp/harumi-s_2005/e/a832c3972268cdeb440705e9aa3b0024

○阿修羅より

「ヨルダン川には嘘が流れる・・・(Ximphora):全文対訳付き」
http://www.asyura2.com/0510/war76/msg/165.html
投稿者 バルセロナより愛を込めて 日時 2005 年 11 月 15 日 07:47:34:



http://www.asyura2.com/15/senkyo178/msg/590.html

記事 [政治・選挙・NHK178] NHK人気キャスター降板は安倍政権との「蜜月」の象徴か(DMMニュース)
            単なる異動か、それとも政府筋による人事介入か?


NHK人気キャスター降板は安倍政権との「蜜月」の象徴か
http://dmm-news.com/article/912027/
2015.01.25 07:50 DMMニュース


【朝倉秀雄の永田町炎上】
『週刊新潮』1月29日号によれば、NHK「ニュースウォッチ9」の大越健介キャスターが3月末で降板することが内々に決定され、その背景には官邸の意向があったという。一方で、単なる人事異動だという声も──。インターネット上でも話題を集めているこの騒動、真相はどうなのだろうか。

■報道機関への干渉が露骨になった安倍官邸

 日本は民主国家であり、「表現の自由」が保証されている。無論、それには報道機関の「報道の自由」も含まれている。しかも「思想の自由」や「表現の自由」などのいわゆる「精神的自由」は、財産権の保障や職業選択の自由などの「経済的事由」に対して優越的地位を占め、従って、それを制約する法律の違憲審査にあたっては、より厳格な基準によらなければならない(いわゆる「二重の基準論」)というのが憲法学の常識だ。

 その趣旨からいっても、大越キャスターがたとえ政府の方針を逆なでするような意見を述べたとしても、それを「気に入らない」といって政府が報道機関の人事に干渉するなど絶対にあってはらないことだ。もしそれを許せば、民主主義は崩壊し、中国や北朝鮮のように、終始、権力者を批判している物書きの筆者などは直ちに「粛清」されてしまう。

 だが、安倍政権は「一強多弱」に増長したように確実に報道機関への干渉を強めつつある。

 自民党が、先の衆議院総選挙(2014年12月)の報道に関し、NHKをはじめ民放キー局5社に対し「中立・公平」を求める「お願い」を送ったことなどはその象徴だろう。これは要望書という形をとってはいるものの、紛れもない「圧力」である。そもそも、テレビやラジオなどは放送法で「中立・公平に伝えなければいけない」ということが決められているのだ。

■籾井勝人会長は官邸にべったり

 NHKの現会長である籾井勝人氏は三井物産出身だが、2014(平成26)年1月25日の就任記者会見で、特定秘密保護法について「まあ、いちおう通ってしまったものは言ってもしょうがない」、竹島・尖閣諸島問題については「政府が『右』と言っているのに、我々が『左』と言うわけにはいかない」、報道内容の質問についても「日本政府とかけ離れたものであってはならない」、従軍慰安婦問題についても「今のモラルでは悪いんですよ。戦争をしているどこの国にもあった」などと安倍政権寄りの発言を展開。

 政治的に中立であるべき報道機関の長としては不適切だとして衆議院予算委員会に召喚され、釈明させられただけでなく、7月18日にはNHKの元職員172名の連名で(呼びかけ人と賛同者を合わせると1527名にのぼる)辞任勧告がNHK経営委員会に出されている。

 ある国会関係者は言う。

「籾井会長は安倍総理や菅官房長官とべったりで、実際、報道機関の長としては不適切な発言が多く、そのために昨年度のNHK予算案の審議が、衆議院予算委員会や本会議で紛糾して、共産党だけでなく民主党、日本維新の会、生活の党、結いの党、社民党までが反対に回っています。そんな籾井会長を戴くいまのNHKの体質を考えれば、大越キャスターの降板劇の裏に、政府・自民党のサジェスチョンがあったことは十分に予想されますね」

 これには筆者も同感である。大越キャスターがかつて番組のなかで、安倍政権が原発再稼働に積極的なことに対し批判めいたコメントを口にしたことは確かだが、もしそんなことで権力側が報道機関の人事にまで干渉したとしたら、民主主義も報道の自由もあったものではない。それはもはや「暗黒国家」である。しかし一連の動きを見るに、いま、安倍政権は確実に「自由の敵」になろうとしている。

 筆者は一昨年、某テレビ局の求めに応じ、政府の「官房機密費」と、国会議員たちの「文書通信交通滞在費」のデタラメな使い方について話し、収録を済ませた。ところが、オンエア直前になってディレクターから「上のほうの考えで、朝倉さんの収録部分は放送されないことになりました。申し訳ありません」との連絡が入った。

 理由を尋ねると、「撮りすぎて放映時間内に収まらないことがわかりましたので、悪しからず」と言う。放映時間は最初から決まっており、それに基づいてシナリオを組み立て、取材や収録を行なっているはずで、そんな馬鹿な話はないと思った筆者は「まさか、しかるべき筋から圧力がかかったんじゃないでしょうね?」と食い下がってみると、「そんなことは断じてありません」と言う。

 ちなみに、そのテレビ局の親会社は日本で最も右寄りの論調で知られ、保守政権と二人三脚で歩んできた、それこそ「御用新聞」のようなもの。筆者は「ははん、なるほどな」と思ったものである。実際に圧力がかかったかどうかはともかく、“上のほう”の局員が「これは少々マズいか」と気を利かせて“自主規制”に出た可能性は大いにある。

■NHK側が政府・自民党の意向を忖度か

 公共放送であるNHKの予算案と決算は、衆参両院の総務委員会の審査に服さなければならない。だから、NHKは国会近くの「千代田放送会館」に前線基地を設け、国会対策要員が絶えず議員会館内の総務委員たちの部屋を回って情報収集に余念がない。

 総務委員たちの顔色をうかがい、何気ない言葉にも敏感に反応する。委員会に参考人として呼ばれた籾井会長や経営委員、理事ら、幹部がいじめられても困るからだ。

 そういった現実と筆者の経験とを考え合わせると、大越キャスターのこれまでの発言について苦々しく感じていた政府・与党筋から“それらしきこと”をほのめかされ、NHK側が自主的に先手を打った──というのが真相ではなかろうか。

朝倉秀雄(あさくらひでお)
ノンフィクション作家。元国会議員秘書。中央大学法学部卒業後、中央大学白門会司法会計研究所室員を経て国会議員政策秘書。衆参8名の国会議員を補佐し、資金管理団体の会計責任者として政治献金の管理にも携わる。現職を退いた現在も永田町との太いパイプを活かして、取材・執筆活動を行っている。著書に『国会議員とカネ』(宝島社)、『国会議員裏物語』『戦後総理の査定ファイル』『日本はアメリカとどう関わってきたか?』(以上、彩図社)など。


http://www.asyura2.com/15/senkyo178/msg/591.html

記事 [政治・選挙・NHK178] ヤバイ 安倍政権、正式に外国人労働者の大量受け入れを決定!新成長戦略に盛り込む!具体策や積極的な企業への支援策を検討へ!
【ヤバイ】安倍政権、正式に外国人労働者の大量受け入れを決定!新成長戦略に盛り込む!具体策や積極的な企業への支援策を検討へ!
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-5290.html
2015/01/25 Sun. 13:30:20 真実を探すブログ



政府が2015年6月に策定する新成長戦略に外国人労働者の受け入れ推進や新勤務形態の導入支援策などを明記する方針を固めました。報道記事によると、政府は日本の人口が減少していくことを踏まえ、「移民政策と誤解されないよう配慮しながら、総合的かつ具体的な検討を進める」として、これから外国人労働者を大量に受け入れるとのことです。


また、新成長戦略には長時間労働の是正や柔軟な勤務形態の導入に積極的な企業への支援策なども盛り込まれる予定となっています。この「柔軟な勤務形態」には残業代ゼロなどが含まれる見通しです。


政府は既に外国人のビザ緩和などを含む法案を成立させているため、外国人労働者の大量受け入れは早い時期に行われることになるでしょう。「移民政策と誤解されないよう配慮しながら」とか政府は言っていますが、労働者を沢山受け入れれば、いずれは定住する方も増えるはずです。


現に政府も「日本の人口が減少するから」と言っているわけで、これは外国人参政権などにも繋がります。民主党の鳩山政権は外国人の受け入れ中止や見直しをしていたのに、安倍政権のせいでそれも滅茶苦茶になってしまいました。保守を名乗っている連中はいい加減に、安倍政権が保守ではない事に気がつくべきです。


☆新成長戦略取りまとめへ 検討項目固まる
URL http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150124/t10014935171000.html
引用:
政府は、ことし6月をめどに策定する新たな成長戦略の取りまとめに向けて、外国人労働者の受け入れを推進するための具体策や、柔軟な勤務形態の導入に積極的な企業への支援策などの検討を進める方針を固めました。
〜省略〜
そして、今後、日本の人口が減少していくことを踏まえ、「中長期的な外国人材の活用の在り方について、移民政策と誤解されないよう配慮しながら、総合的かつ具体的な検討を進める」として、外国人労働者の受け入れを推進するための具体策を検討することを明記しています。
:引用終了


☆三橋貴明の「列島丸わかり」報告書 ー“悪魔の公約”外国人移民政策を認めてはならないー
URL http://www.asagei.com/31020
引用:
定義の問題はさておき、自民党の「外国移民」に関する公約が奇妙なのは、「労働力強化・付加価値向上の観点」から外国人を受け入れるとしている点だ。我が国の「労働力強化・付加価値向上」は必要だが、それはあくまで「日本国民の生産性の向上」によって成し遂げられなければならない。


 生産年齢人口対総人口比率が低下していく我が国は、今後は「働く国民」の生産性を向上することで、経済成長率を高めることができる。外国人労働者で人手不足を補うことは、日本国民が生産性を高めることで豊かになるチャンスを奪うことになるのだ。
:引用終了


☆新成長戦略取りまとめへ 検討項目固まる


☆外国人労働者"受け入れ拡大"明記 成長戦略素案(14/06/11)




http://www.asyura2.com/15/senkyo178/msg/592.html

記事 [政治・選挙・NHK178] 国際板リンク:「安倍氏は中東でイスラム国との戦いを支援すると表明し、イスラム国に叩かれる」(DW …)
http://www.asyura2.com/14/kokusai9/msg/848.html
http://www.asyura2.com/15/senkyo178/msg/593.html
記事 [政治・選挙・NHK178] I AM KENJI DON'T KILL KENJI SAVE KENJI/私はケンジです ケンジを殺さないで ケンジ



























http://www.asyura2.com/15/senkyo178/msg/594.html
記事 [政治・選挙・NHK178] 人質交換決定猶予「数時間」を伝えない御用メディア(植草一秀の『知られざる真実』)
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2015/01/post-6487.html
2015年1月25日

湯川遥菜さんが殺害されたとの情報が伝えられている。

政府も信憑性が高いとしている。

公開されたyoutube動画では、後藤健二さんが話しているとの形態で、イスラム国の後藤さん解放の条件が示されている。

ここで示されているメッセージで最重要の部分は、交渉の期限とも言える時間についての言及である。

殺害されるまでの時間的猶予について

hours

の表現が用いられている。

「数時間」

の意味になる。


イスラム国は身代金の要求を人質の交換に変更した。

ヨルダンで拘束されている死刑囚の解放と後藤さんの解放を交換する条件が示された。

このメッセージが正規のメッセージであり、イスラム国が契約を履行するならば、ヨルダンで拘束されている死刑囚の開放が実行されれば、後藤さんは解放されることになる。

「人命第一」の対応を取るというのであるなら、直ちにヨルダンと交渉し、この取引を成立させねばならない。

重要な点は、時間的猶予が「hours」とされたことだ。

日本のマスメディア報道では、もっとも重要なこのタイムリミットについての説明がほとんど示されていない。

政府から圧力が加えられて、「数時間」という猶予期間に関する情報を伝えることが禁止されているのかも知れない。


イスラム法学者の中田孝氏が1月22日に外国特派員協会で記者会見を行った。

適正な見解を示している。

http://www.jiji.com/jc/v4?id=isis15010001

本ブログ、メルマガでもイスラム国による邦人に対する殺害警告事件の背景について、安倍政権の責任の重大性を指摘してきたが、同様の指摘が示されている。

改めて事実関係を摘示しておきたい。

安倍首相は昨年9月に国連総会出席のためにニューヨークを訪問した際に、イラクのマスーム大統領と会談した。

その際、

「日本は,イラク政府も含む国際社会のISILに対する闘いを支持しており,ISILが弱体化され壊滅されることにつながることを期待する」

ことを表明した。

この事実は外務省のサイトに明記されている。

http://www.mofa.go.jp/mofaj/me_a/me2/iq/page1_000073.html

また、この直前に、安倍首相はエジプトのシシ大統領としている。

その内容を日経新聞が、

「首相「空爆でイスラム国壊滅を」 エジプト大統領と会談」

のタイトルをつけて報道している。

http://www.nikkei.com/article/DGXLASDE24H0A_U4A920C1EAF000/

「安倍晋三首相は23日午後(日本時間24日朝)、エジプトのシシ大統領と会談し、米軍による過激派「イスラム国」掃討を目的としたシリア領内での空爆について「国際秩序全体の脅威であるイスラム国が弱体化し、壊滅につながることを期待する」と述べた。」

つまり、安倍首相は、イスラム国(ISIS=ISIL)に対する空爆と、空爆による壊滅を支持することを明言してきたのである。

ここで重要であるのは、湯川遥菜さんイスラム国に拘束されたとの情報がyoutube動画に投稿されたのが昨年8月17日であることだ。

イスラム国に邦人が拘束され、その人命が危険に晒されるなかで、安倍首相はイスラム国に対する宣戦布告とも言える発言を示したのである。

そして、後藤健二さんがイスラム国のラッカに入って予定の日程に戻れなかったのが昨年の10月27日。

そして、11月にはイスラム国から後藤さんの妻に10億円の身代金を要求するメールが送られた。

このことは、後藤さんの妻から外務省に伝えられた。

日本政府は後藤健二さんがイスラム国に拘束され、イスラム国が身代金を要求している事実を把握していたと考えられる。

実際、日本政府はイスラム国と身代金交渉を直接的に、あるいは間接的に行なっていた可能性が高い。

こうした経緯があるなかで、安倍晋三氏が1月下旬に中東訪問を行なった。

この訪問で、安倍首相は1月17日、エジプトで開かれた「日エジプト経済合同委員会」で中東政策について次のように述べた。

「イラク、シリアの難民・避難民支援、トルコ、レバノンへの支援をするのは、ISILがもたらす脅威を少しでも食い止めるためです。

地道な人材開発、インフラ整備を含め、ISILと闘う周辺各国に、総額で2億ドル程度、支援をお約束します。」

http://www.mofa.go.jp/mofaj/me_a/me1/eg/page24_000392.html


安倍首相は

「ISILと闘う周辺各国に、総額で2億ドル程度、支援をお約束します」

と述べたのである。


邦人がイスラム国によって2名拘束されている。

この状況下で、「イスラム国と闘う周辺各国に2億ドルの支援を行う」ことを表明した。

この表明を受けて、イスラム国が邦人2名を殺害する警告を発したのである。

事態の経過が常軌を逸している。


http://www.asyura2.com/15/senkyo178/msg/595.html

記事 [政治・選挙・NHK178] 「ヨルダンの死刑囚を釈放しろというのは1億ドルの身代金よりもはるかに困難:masanorinaito氏」
「ヨルダンの死刑囚を釈放しろというのは1億ドルの身代金よりもはるかに困難:masanorinaito氏」
http://sun.ap.teacup.com/souun/16463.html
2015/1/25 晴耕雨読


https://twitter.com/masanorinaito

身代金ではなく人質交換をつかうとしたら。

日本はイスラム国の人を拘束していないから、第三国が拘束している人物を釈放させることになるが、テロリストもしくは戦闘員を解放するので、非常に困難。

解放にトルコが重要な国であることを強調したが、一つ重要なことを付け加えておきたい。

トルコ政府は、自国がイスラム国寄りとみられることを望んでいない。

実際、シリアとトルコの人の往来はあるし影響力は強いのでキー国であることには違いないのだが。

対策本部を本命から外した場所に置いたのは、そのためかもしれない。

トルコ国民に日本からのメッセージを伝えるのが大切。

日本人が苦難にあるときには必ず助けてくれる。

ハサン中田先生の記者会見「本当に交渉する気なら記者会見なんかしたらダメだろ。

そんな人を僕なら信頼しないね」とTVの生番組で他のゲストから言われた。

速攻で反論した。

中田先生は政府の交渉人になろうとして言ったんじゃない。

一ムスリムとして、一イスラム法学者として可能なメッセージを発した

「交渉するなら黙ってやらなきゃ」みたいなことを言った人は政権の意向に沿った発言だろうが、誰がハサン中田先生の行動を制約してるのだ?

警視庁公安部だろうが。

複数の番組で違う人から言われたところを見ると、ハサン先生の努力を否定的に捉えようとする人の傾向が見えてくる。

大抵、何らかの筋の意向に沿っている。

情報戦だから。

もう私は呼ばれないだろう。

サージダ・アル=リシャウィは、ヨルダンでの自爆テロ犯。

自分は自爆に失敗。

死刑判決を受けている。

本当に彼女の解放が目的なのか、それとも危機対策本部がヨルダンに置かれているためか?

何れにせよ、ヨルダンはイスラム国の敵。

イスラム国、日本政府を弄んでいる。

ヨルダンの死刑囚を釈放しろというのは1億ドルの身代金よりもはるかに困難。

新たに報じる内容がないなら、いちいち画像の説明で時間を使うな。

イスラム国は、日本の報道を見ている。

つまらぬことを延々としゃべっていると、こういう事件に不慣れで報道リテラシーの低さを見せつけることになる。

政府もマスメディアも、危機管理リテラシーが低いとテロ組織に値踏みされると、非常に危険。

不慣れな日本を弄びつつ、イスラム国に敵対する周辺国を脅迫した。

戦力の弱体化を、よりターゲットを絞ったテロによって挽回する作戦に出たのかもしれない。

もっと刑の軽い犯罪者なら交換もできただろうが、彼女(サージダ)は名の知られた自爆テロ犯で、死刑囚。

これを釈放するというのは、ヨルダン政府にとってはテロとの戦いでテロリストに屈したことを意味する。

ヨルダンは英米などの同盟国であり、トルコと違って、欧米に逆らえない。

そこを狙っている


http://www.asyura2.com/15/senkyo178/msg/596.html

記事 [政治・選挙・NHK178] イスラム国殺害脅迫 共産・池内氏「心の底から許せない政権」 安倍政権を批判(産経新聞)
イスラム国殺害脅迫 共産・池内氏「心の底から許せない政権」 安倍政権を批判
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150125-00000544-san-pol
産経新聞 1月25日(日)14時39分配信


 共産党の池内沙織衆院議員が、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」に拘束された湯川遥菜(はるな)さんとみられる男性の画像がインターネット上に公開された後、短文投稿サイトのツイッターに「こんなにも許せないと心の底から思った政権はない」と、安倍晋三首相を批判する投稿をしていたことが25日、分かった。

 池内氏は首相が「テロ行為は言語道断であり、許し難い暴挙だ」と述べたことを念頭に「『ゴンゴドウダン』などと、壊れたテープレコーダーの様に繰り返し、国の内外で命を軽んじ続ける安倍政権」と書き込んだ。

 そのうえで「安倍政権の存続こそ、言語道断。本当に悲しく、やりきれない夜。眠れない」と続けた。イスラム国への批判はなかった。

 その後、投稿は池内氏のアカウント上では閲覧できなくなった。池内氏が削除したとみられるが、ツイッター上では削除理由を明らかにしていない。



http://www.asyura2.com/15/senkyo178/msg/597.html

記事 [政治・選挙・NHK178] イスラム国殺害脅迫「支援策、脅かしに屈して変更すべきでない」首相NHK番組発言要旨(産経新聞)
イスラム国殺害脅迫「支援策、脅かしに屈して変更すべきでない」首相NHK番組発言要旨
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150125-00000550-san-pol
産経新聞 1月25日(日)16時48分配信


 安倍晋三首相の25日のNHK番組でのイスラム国に関する主な発言は次の通り。

 ■後藤さん安否「さまざまな情報に接しているところだ」

 −−(インターネット上の)メッセージは高い確証をもっているのか。動画を補う情報もあるのか

 「湯川遥菜さんを殺害したと見られる写真が配信された。痛恨の極みだ。分析をしているが、信憑(しんぴょう)性は高いと言わざるを得ない」

 「家族の心痛を察するにあまりあり、言葉もない。さらに分析を進める。このようなテロ行為は言語道断で、許すことのできない暴挙だ。強い憤りを覚え、断固として非難する」

 「後藤健二さんに危害を加えないよう、直ちに解放するよう求めたい。関係各国と連携しながら解放に向けて努力を重ねる。テロに屈することなく、国際社会と協力して世界の平和と安定のため、より積極的に貢献していく。この考えに一切、変わりはない。過激主義の流れを止めないといけない」

 −−現時点で後藤さんの安否情報は

 「さまざまな情報に接しているところで、後藤さんの救出、解放に全力を尽くしたい」

 ■「支援策、脅かしに屈して変更すべきでない」

 −−(今回の事件は)首相の中東訪問を狙ったのではないか

 「中東の平和と安定はわが国にとって死活的に重要だ。中東を訪問し、特にイスラム国の戦闘行為によって発生した難民を受け入れている国々への食料、医療の提供を中心とした支援を発表した。私たちの支援は避難民の方々に本当に必要なもので、国際社会からも高く評価されている。脅かしに屈して政策を変更すべきではない」

 −−ヨルダンが拘束するイラク人女性死刑囚の釈放を新たに要求してきた

 「今回、訪問したヨルダン、エジプト、イスラエルなどと、さまざまな情報の交換も含め、邦人に対する攻撃も含めて協力して対応していくことを議論した。そしてテロに関する情報、分析の結果などを共有することで合意をしている」

 −−ヨルダン政府に釈放を求めることもあるのか

 「イスラム国側からの要求に対し、どのように対応するかは、いま事態が動いているので答えを控える。われわれは人命第一の観点から、ヨルダンと緊密に協議、連携して対応したい」


http://www.asyura2.com/15/senkyo178/msg/598.html

記事 [政治・選挙・NHK178] あなたは安倍政権を支持しますか。支持する55.2%



http://www.fujitv.co.jp/shin2001/_basic/backnumber/index-45.html


【1月22日調査・1月25日放送分の調査結果】


【問1】次の選挙でどの政党の候補者に投票しますか。
自民党35.6%(↑)民主党10.8%(↓)維新の党3.8%(↑)公明党2.8%(↓)次世代の党0.6%(↓)生活の党と山本太郎となかまたち0.2%(↓)共産党6.0%(↓)社民党0.2%(↓)日本を元気にする会0.0%(―)無所属・その他1.6%棄権する2.6%(まだきめていない)35.8%


【問2】あなたは安倍政権を支持しますか。
支持する55.2%支持しない39.6%(その他・わからない)5.2%



http://www.asyura2.com/15/senkyo178/msg/599.html

記事 [政治・選挙・NHK178] IS人質事件、1人殺害か+湯川の民間軍事会社設立までの経緯(日本がアブナイ!)
http://mewrun7.exblog.jp/22755130/
2015-01-25 16:39

 これは『安倍と日本人の覚悟が問われる〜イスラム国の日本人人質事件http://mewrun7.exblog.jp/22745173/』の続報になるのだが・・・。(関連記事・『安倍責任論も出ているイスラム人質事件〜今こそ国民は、国のあり方を考えるべきhttp://mewrun7.exblog.jp/22750181/』)
 これまでの事件経過は。*1に。

 イスラム国が人質の身代金要求のため設けた72時間のリミットを超えた24日。夜になって、人質事件に新たな展開があった。午後11時過ぎ、イスラム国のサイトに新たな動画がアップされたのだ。

 動画には、ジャーナリストの後藤健二氏が、湯川遥菜氏の遺体だと見られる写真を胸の前に持たされている静止画像と、英語で、日本政府や妻に向けて、自分の救出やその条件について訴える音声がはいっていた。
(後藤氏が持っていたボードには、湯川氏がひざまずいている(処刑前の?)写真と、斬首後の遺体と2枚の写真が写っていたと伝えられている。)

 またこの動画は、24日夜、後藤氏の妻に送られたメールにも添付されていたという。

『◆ネット上のメッセージ全文◆

 私はケンジ・ゴトウ・ジョゴ。同房のハルナ・ユカワが「イスラム国」の地で殺害された写真を見たでしょう。あなた方は警告を受け、期限を示された。そして、私を捕らえていた者たちは、その言葉どおりに行動した。

 アベ、あなたがハルナを殺した。われわれを捕らえていた者たちからの脅迫を真に受けず、72時間以内に行動しなかった。愛する妻、2人の娘に会いたい。私の身に同じ事をアベにさせないでほしい。諦めないで。私の家族や友人、「インデペンデント・プレス」の同僚たちと共に政府に圧力をかけ続けてほしい。

 彼らの要求は、より容易なものだ。彼らは公平になっている。もはや金を求めていない。だからあなたは、テロリストに資金を出すことになると心配する必要はない。彼らはただ、収監されているサジダ・リシャウィの釈放を要求している。単純なことだ。彼らにサジダを引き渡せば、私は自由になる。実際に可能なことだと思われる。

 日本政府の代表たちが皮肉なことにヨルダンにいる。サジダはヨルダン政府によって収監されている。私の生命を救うことがどれほど容易かを強調したい。あなた方が、サジダをヨルダン政府から取り戻せば、私は即座に解放されるだろう。私と彼女が引き換えということだ。

 (妻に対し)これらの言葉はおそらく私の最後の言葉になるかもしれない。これらの言葉をあなたが聞く私の最後の言葉にしないでほしい。アベに私を殺させないでほしい。

(メッセージは英語。不明な部分を一部割愛し、誤りとみられる部分を修正) 
共同通信15年1月25日)』
 
* * * * *

 後藤氏が画像の中で、釈放を要求していたサジダ・リシャウィ氏は、イスラム国の前身のグループに関わっていた女性。05年にヨルダンで身柄拘束され、死刑囚として収監されているという。

『過激組織「イスラム国」が釈放を要求したサジダ・リシャウィ死刑囚は、ヨルダン人テロリスト、故アブムサブ・ザルカウィ容疑者が率いたイスラム国の前身組織「イラクの聖戦アルカイダ組織」が起こしたテロに関わった。ヨルダンの首都アンマンのホテルで2005年に起きたテロで、自爆しようとして当局に拘束され、後に死刑判決を受けた。(中略)

 ヨルダン当局によると、リシャウィ死刑囚はイラク西部のアンバル州出身。夫はザルカウィ容疑者の部下で、このテロで自爆死した。テロでは約60人が犠牲になった。

 同死刑囚は「夫が攻撃を実行した後、(爆発物を)起爆しようとしたが失敗した。人々が走りだし、私も彼らと逃げた」「夫がすべてを準備した。彼が私に爆発ベルトを装着させ、どのように扱うか教えた」などと語っていた。
 ヨルダン国内では、イスラム国の支配地域に墜落して拘束されたヨルダン軍パイロットと、リシャウィ死刑囚との「捕虜交換」の可能性についても議論されている。イスラム国がこうした情報を把握し、日本、ヨルダン両政府に同時に揺さぶりをかけようとしたとの見方もできる。(時事通信15年1月25日)』

☆  ★  ☆  ★  ☆  ★  ☆

 首相官邸では、25日0時過ぎから関係閣僚が集まって、情報交換の会合を実施。日本政府は(英米政府も)この画像には信憑性があるととらえているようで、安倍首相や菅官房長官は、イスラム国への強い非難をあらわにしていた。

『菅義偉官房長官は25日未明、官邸で緊急記者会見し、「湯川遥菜さんとみられる邦人1人が殺害された写真を持つ後藤健二さんの写真がインターネット上で配信された」と発表した。
 会見で菅氏は「このような行為は言語道断の許し難い暴挙であり、強く非難する」と述べた。同時に「残る後藤氏に危害を加えないよう、直ちに解放するよう強く要求する」と述べた。
 同時に内閣危機管理監、国家安全保障局長に、関係省庁と連携し、情報収集をはじめとして対応するよう指示したと明らかにした。

 政府は関係閣僚会議を開催。安倍首相は「ご家族のご心痛は察するに余りあり言葉もありません。このようなテロ行為は許し難い暴挙で、強い憤りを感じる。残る1名の解放を強く要求する。我が国はテロには屈しない」と述べた。(日刊スポーツ15年1月25日)』

* * * * *

 イスラム国に殺害されたと見られる湯川遥菜氏は、民間の軍事会社を設立。その営業活動のために、シリアを訪問したと言われているのであるが。同氏が民間の軍事会社を設立するに至った経緯について、かつて、このような記事が出ていた。

『シリア拘束の湯川遥菜氏 事業失敗、妻の死、自殺未遂…渡航の背景を父が激白

 シリア北部アレッポで、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」に拘束されたとみられる湯川遥菜(はるな)さん(42)の消息がいまだ不明のままとなっている。そんななか、千葉県内に住む父親の正一さん(74)が夕刊フジの取材に応じ、揺れる胸中を激白した。事業の失敗に妻の死、自殺未遂。シリア行きは、多くの挫折を経験した湯川さんにとって再起を賭けた「人生のラストチャンス」だったという。

 「6日に電話で話したときには『お盆明けには帰る』と言っていたのに…。今はただ1日も早く元気な姿で帰ってくることを願っています」

 千葉市花見川区の自宅で取材に応じた正一さんは、苦渋の表情を浮かべて言葉を絞り出した。

 外務省からの連絡を受けたのは17日。

 次男の湯川さんが渡航先のシリアで武装勢力に身柄を拘束された疑いがあることを告げられた。

 現地から伝わる情報はごくわずか。時間がたつごとに焦りだけが募っていく。生死さえ判然としないわが子の安否を気遣いながら、「息子がこれほど世間を騒がせるようなことをして本当に申し訳ありません。親として、教育の部分で足りない部分があったのか、と反省しています」と複雑な心情を吐露した。

 今年1月、東京都江東区で「国際民間軍事業」「国外警護」などを主事業とする「民間軍事会社」を立ち上げた湯川さん。活動実績はほとんどなかったが、日本でのその肩書が今回の災難を招いた可能性もある。経験不足も指摘されていたが、なぜ無謀な挑戦に及んだのか。

 「出発前、彼は『これが人生のラストチャンスだ』と言っていました。もともと、国際問題に関心がある様子もなかった。向こうで、事業の展望を開こうと思っていたのではないでしょうか」

 正一さんによると、湯川さんは、千葉県内の高校を卒業後、20歳過ぎで習志野市内にミリタリーショップを開業した。

 2000年に常連客だった女性と結婚。千葉市内に2号店をオープンさせるなど事業は順調だったが、05年に暗転する。

 「店が潰れて莫大な借財ができた。借金は、私が方々かけずり回って返済しましたが、彼は夜逃げ同然に姿を消してそれからすっかり疎遠になってしまいました」

 10年、湯川さんの妻が肺がんにかかったことを知った正一さんは、入院先の病院を訪ねたが、そこでもわが子と顔を合わせることはなかった。

(下につづく)

☆  ★  ☆  ★  ☆  ★  ☆

 その後、湯川さんの妻が亡くなり関係は断絶。親子の縁が戻ったのは、昨年12月のことだった。

 「突然、実家にやってきたんです。そこで名前を『正行』から『遥菜』に改名したことを聞かされた。『知り合いに短命な字画だと聞いたから』と言っていました。自殺を図って局部を切り取ったことも知りました。生活の部分で、限界を感じていたのでしょう。親としてそのまま放っておくことはできなかった」

 正一さんは、今年1月、実家近くのアパートで独り暮らしを始めた湯川さんから新事業についてのプランも聞かされていた。

 「海賊からタンカーを護衛したり、海外法人のサポートをする仕事だと言っていました」

 会社の実績作りのために「シリア行き」を計画していることも明かしていた湯川さん。4月に最初の渡航を果たし、今回が2度目だった。

 正一さんは、「最初の渡航時には成田空港までタクシーで送って『腹をくくって行け』と言って送り出しました。帰ってきたときには、『現地の人と親しくなった。歌も一緒に歌った』と目を輝かせていた。友人が少ない子でしたが、あちらでは必要とされているという実感を持てたのでしょう」と振り返った。

 人生の再出発を賭けて赴いた紛争地。そこで出会った人との縁が、湯川さんを危険な最前線へといざなったのか。』

* * * * *

 またNYの新聞は、湯川氏について、このように報じていたという。

『ニューヨーク・デイリー・ニューズは21日、イスラム国に拘束されている湯川遥菜さんについて、これまでに拘束された人物の中で最も変わった経歴の持ち主だろうと報じた。記事によると、東京郊外の出身である湯川氏は、この10年ほどは苦難の日々を送っていた。自身が経営していたミリタリーショップは倒産し、住む家がなくなって公園で寝泊まりしたこともあるという。自身の局部を切り落として自らを命を絶とうとしたこともあるという。湯川氏は妻に助けられて一命を取り留めたが、「もし失敗したら女性として生きようと思っていて、あとは運命に任せようと思っていた」と、ロイター通信に語ったことも伝えている。

妻を肺がんで失った後、湯川氏は名前を男性の名前の「正行」から女性の名前の「遥菜」に変えて、第二次世界大戦で男装の麗人のスパイとして名を馳せた川島芳子の生まれ変わりを自称していたという。その後、湯川氏は突然、極端に男性らしい行動に走り、日本の右翼思想に傾倒したと伝えている。それまで武器を扱った経験がないにも関わらず、戦士を自称し、民間軍事会社を設立したという。

湯川氏とともにイスラム国に拘束されているフリージャーナリストの後藤さんについては、湯川氏を探すためにシリアに入国したと伝えており、シリア入りする前に撮影したビデオ映像では「とても危険な地域なので何が起こってもシリアの人々を恨まない」と語っており、「必ず生きて戻る」とのメッセージを残しているという。レコードチャイナ 2015年1月23日』

* * * * *

 まだ湯川氏の生死について正式に確認されたわけではないので、湯川氏が生存していることを祈りたい。
 また何とか後藤氏が救出されるように、日本政府は本当の意味で、最善を尽くして欲しいと願うばかりのmewである。(@@)

p.s. 日本政府が人質事件が起きてすぐにヨルダンに対策本部を設置したことと、今回、イスラム国がヨルダンに収監中の死刑囚との釈放を要求していることと、何か関連はあるのかな?(イスラム国は、以前or当初から、日本人と死刑囚の交換を水面下で要求していたとか。)

                       THANKS


『<事件経過>

 ▼14年8月14日 シリア北部アレッポ郊外で、湯川遥菜さんとみられる男性が拘束される。その後、イスラム国によるものとされる犯行声明

 ▼10月25日 後藤健二さんがシリア北部の村からイスラム国「首都」のラッカに出発、その後連絡が途絶える

 ▼15年1月17日 安倍晋三首相が、カイロでの演説でイスラム国対策として2億ドル支援を表明

 ▼20日午後2時50分 過激派「イスラム国」とみられるグループが、日本人2人の殺害を予告するビデオ声明を発表

 ▼同5時47分 安倍晋三首相がイスラエルでの記者会見で「テロに屈せぬ」と発言

 ▼21日午前11時20分 菅義偉官房長官が人質は後藤さん、湯川さんと判断と発言

 ▼同午後4時26分 安倍首相が中東歴訪から帰国。関係閣僚会議で「テロとの戦いに万全を期す」

 ▼23日午前9時半すぎ 後藤さんの母、石堂順子さんが東京都内で記者会見し、解放を訴え

 ▼同午後2時50分 身代金支払期限とされる72時間が経過

 ▼24日夜 インターネット上に、後藤さんとみられる男性の画像が投稿される。湯川さんが殺害されたとの音声も (日刊スポーツ15年1月25日)』



http://www.asyura2.com/15/senkyo178/msg/600.html

記事 [政治・選挙・NHK178] 共産党って“ロック”な党-ネット番組「デモクラTV」 池内衆院議員が出演
(写真)池内衆院議員

2015年1月11日(日)
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik14/2015-01-11/2015011104_04_1.html

 総選挙で大躍進した日本共産党にメディアの注目が集まっています。10日には、池内さおり衆院議員がインターネット番組「デモクラTV」にゲスト出演。「先の総選挙で唯一躍進したといえるのは、野党の中で共産党だけ。ここに示された民意・期待にこたえて、国会でがんばっていきたい」と意気込みを語りました。

 番組では、司会やコメンテーターから「共産党の政策はいいのだから、他の野党との連携など活動を広げるべきではないか」との質問が相次ぎました。池内氏は「沖縄では4選挙区全部で、新基地建設許さないという『オール沖縄』の候補者が勝った。この流れは、これからの日本を先取りしていると思う」と強調。「総選挙最終盤、新宿駅東口での演説には、官邸前の抗議行動で出会った多くの方々が駆けつけてくれた。市民のたたかいのなかに必ず日本共産党の姿があり、一人の人間として、ともに声をあげてきた。この姿勢に多くの人の共感が集まっていることをすごく実感している」と述べました。

 コメンテーターからは「大学でロックをやっていたのに、なぜ共産党に」との質問も。池内氏は、プロレタリア作家の小林多喜二をはじめ日本共産党の戦前のたたかいに触れながら、「人権は過去幾多の試練に耐えて勝ち取ってきたと知った。共産党は反権力で人々の声を代弁して、戦争反対を言い続け、どんな弾圧にも屈しなかった。共産党って“ロック”だなと思って」と入党への思いを語りました。

 「すごく親近感がわく。共産党のイメージと違う」との感想が出されると、池内氏は「私は、共産党だからたたかえる。親近感を寄せていただけるのはうれしいが、戦前と戦後の歴史のなかでブレずにたたかってきた党だからこその私がある」と述べました。


http://www.asyura2.com/15/senkyo178/msg/601.html

記事 [政治・選挙・NHK178] 池内さおり こんなにも許せないと心の底から思った政権はない。安倍政権の存続こそ、言語道断。
池内さおり @ikeuchi_saori 2015/1/25 1:35:41

こんなにも許せないと心の底から思った政権はない。
「ゴンゴドウダン」などと、壊れたテープレコーダーの様に繰り返し、国の内外で命を
軽んじ続ける安倍政権。

安倍政権の存続こそ、言語道断。
本当に悲しく、やりきれない夜。眠れない。
https://twitter.com/ikeuchi_saori/status/559026766153404418
http://favstar.fm/users/ikeuchi_saori/status/559026766153404418 (魚拓)


http://www.asyura2.com/15/senkyo178/msg/602.html

記事 [政治・選挙・NHK178] 江川紹子 「安倍が湯川を殺した」とか言うフレーズに反応するのは、まったく無意味







http://www.asyura2.com/15/senkyo178/msg/603.html

記事 [政治・選挙・NHK178] 小沢一郎代表 生活の党と山本太郎となかまたち NHK日曜討論2015/01/25 「アベノミクスは全く失敗だった」
小沢一郎代表 生活の党と山本太郎となかまたち NHK日曜討論2015/01/25
http://4472752.at.webry.info/201501/article_26.html
2015/01/25 16:17 銅のはしご


小沢一郎代表 生活の党と山本太郎となかまたち
NHKテレビ ラジオ第1 日曜討論 ヴィディオ出演
2015年1月24日(土)以前に収録のヴィディオを25日(日)午前10:33〜10:38に 放送

✑ 安倍さんが,わざわざ中東まで行って「イスラム国」にとっては宣戦布告と言える記者会見をした。彼らは日本も敵だと見做しただろう。
「日本人拘束事件」への政府の対応はアタフタしているだけ
✑ 「集団的自衛権」と「戦闘行為だけでなく,後方支援・物資補給は戦争そのものである」 この2つの問題を,国民はもっと真剣に考えなくてはならない。
政府も曖昧な誤魔化しの話は止めるべきだ

✑ 安倍さんは,集団的自衛権であれ何であれ,自分の心の中のことを素直に正直に話しをしないと,いけない。戦後70年総理談話も,言葉で誤魔化して言い訳するのは良くない
✑ 僕は歴史の事実は事実として認め,お詫びするところは,する。 その上に立っての友好関係・協力関係をつくる戦後70年の将来展望であるべきだと

✑ 「アベノミクス」は全く失敗だった。庶民,国民一般の皆さんにとっては,何の益も無かった。いずれ今年中にその破綻と,そして安倍内閣への不信が,国民の間で芽生えてくるだろう
✑ 政党としての継続性を求めた結果,生活の党と山本太郎さんのグループとの連合体。生活の党としての今後の活動,考え方は一切変わらない

文字起こし
中川 緑アナウンサー ; 生活の党と山本太郎となかまたちの小沢代表です。事前に聞きました。

***   ***  ***

NHK中川 緑アナウンサー ; では,よろしくお願いします。

小沢一郎 代表
 よろしくお願いします。<礼>

【 「イスラム国」の日本人拘束の政府対応 】

NHK島田敏男 解説委員 ; まず,2人の日本人が拘束されているあの事件への政府の対応。政府には,どのような対応を求めていきます?

小沢一郎 代表
 今回の事件は,結局,安倍さんが,わざわざあっちまで行ってですね,彼ら 「イスラム国 」にとっては宣戦布告とも言えるような,記者会見で話しをしたということですね。
 いわゆる「イスラム国」と戦う周辺各国に援助すると。こういう言い方を(安倍総理が)したらしいんですね。
 これは,彼らにとっては,まさに自分たちの敵を援助するということですから,当然,日本も,自分たちの敵だということに捉えられて,仕方がない,しょうがないと思うんです。
 ただこの問題で,政府の対応つっても アタフタしてるだけでね,どうしていいか分かんないのが実態だと思いますけれど。

 日本国民が,考えなくてはならない2つの問題が提起されたと思うんです。

 1つは,やっぱりこれはまさに集団的自衛権の(問題)と同じことなんですね。今回は,アメリカを中心とした有志連合と言いますか,それと同じ立場で 「イスラム国」に敵対して,その人たちを援助するということですから。そういう意味で集団的自衛権のことを,もう少し真剣に日本人は考えなくちゃいけない。

 もう1つは,その言い訳に,「人道援助」であって<苦笑しつつ>,弾薬や武器を(送るわけじゃない),あるいは軍隊を送るわけじゃないよと,こう言ってますけれども,戦争というのは,ドンパチするだけが戦争じゃありませんので。その一番大事な要素というのは,要するに補給なんですね。 食糧を補給,ご飯食べなきゃ,兵隊さんは戦争できませんから。
 ですから,食糧を送る「人道支援」という名前で言おうが何しようが,後方支援,補給というのが,戦争そのものだということをね,わたくしは,この2点を今回の事件で,むしろ国民は考えるべきだと思うし,政府も曖昧な誤魔化しの話しは止めるべきだと思います。

【 生活の党と山本太郎となかまたち 】

NHK島田 解説委員 ; そして去年の衆議院選挙の後ですね,山本太郎・参議院議員が加わりましたね。

小沢一郎 代表
 はい。<笑顔>

NHK島田 解説委員 ; そして,党名も変わったわけなんですけれども。これ,どうなんでしょう。政策の方向性とか,そういったところに変化は出てくるのか。それとも,ないのか。

小沢一郎 代表
 政策的なことも,党の運営のことについても,山本太郎さんは「まったく今まで通りで,自分も同感です,同意です」 と言う話しで。
 むしろ今回はですね,我々生活の党とそれから山本(太郎)さんのグループとの連合体みたいなものでして,その意味では,我々 生活の党としての今後の活動,考え方,それは一切変わらない。
 ただ,政党要件を満たしませんと,お金の話しだけじゃなくて,こういうような場<党首討論などのテレビ番組ほか>にも 出られなくなっちゃいますんで。そういう意味で,政党としての継続性を求めた結果だということです。

【 2015年 政治はどう動く 】

NHK島田 解説委員 ; 一強多弱,自民党が飛び抜けて多数を占めている。

小沢一郎 代表
 はい。

NHK島田 解説委員 ; この状況を打破するために,何が一番重要とお考えですか。

小沢一郎 代表
 一番はやっぱり,野党で1(位と)2位の民主党そして維新。この2つの野党が協力して,自公とちゃんと相対するという強い姿勢を取ることが,その他の野党をずっと纏めていく上にも一番大事なことだと思います。

【 「アベノミクス」と安倍内閣をどう見るか 】

NHK中川 緑アナウンサー ; 今の安倍政権になって2年が過ぎましたけれども,「アベノミクス」のこれまでというのは,どのように見ていますか。

小沢一郎 代表
 結局今になって,もう「アベノミクス」というものは,全く失敗だったと。庶民,国民一般の皆さんにとっては,何の益も無かったということが,肌身で皆さん,感じつつあるんじゃないでしょうか。
 格差はどんどん開いておりますし,また,景気はさっぱり良くならない,ということでですね,わたくしはいずれ今年中に「アベノミクス」の破綻と,そして安倍内閣への不信が,国民の間で芽生えてくるんじゃないかと思います。

【 戦後70年・総理談話は 】

NHK島田 解説委員 ; 今年は戦後70年の節目の年ですね。で,安倍総理も総理大臣談話として,今の時代についてですね,新たなコメントを出すという構えのようなんですけれども,小沢さんは,その総理大臣談話,新しい70年のもの,どのようにあるべきとお考えですか。

小沢一郎 代表
 僕はね,やっぱり,はっきりと歴史の事実は事実として認めると。 その上に立っての将来展望ということであるべきで。
 安倍さんも,もう少しね,自分の心の中のことを素直に,正直に話しをしないと,いけないんじゃないかなと。
 今さっき言った集団的自衛権のことであれ何であれもう,言葉で誤魔化して何とか言い訳しよういう,そういうやり方は良くない。
 一強多弱と呼ばれるぐらいね,議席あるんですから。もっと本当にこう思うというんなら,自信持って,はっきりした明確な言動を取るべきだ。
 それがトップ・リーダーの役割じゃないかと思いますね。

NHK島田 解説委員 ; 村山総理の時からの 「痛切なお詫び」 といった文言の踏襲,これは必ずしも求めないんですか。

小沢一郎 代表
 いや。ですからそれは,安倍さん自身の考え方ですが。
 私は,歴史の事実は事実としてはっきりと認め,お詫びするところは,するべし。 その上でのきちんとした友好関係・協力関係ということであるべきだと思いますね。<毅然として厳しい表情で>

NHK島田解説委員 中川アナウンサー ; 有り難うございました。<礼>

小沢一郎 代表
 はい。<礼>



http://www.asyura2.com/15/senkyo178/msg/604.html

記事 [政治・選挙・NHK178] 人質事件巡り一部から政府批判、神経尖らす民主

2015年01月25日 11時17分
http://www.yomiuri.co.jp/politics/20150124-OYT1T50139.html


 与野党は、イスラム過激派組織「イスラム国」とみられるグループによる邦人人質事件に対し、日本政府の対応を見守る姿勢を取り続けている。

 岡田新代表が「挙党態勢の構築」を掲げた民主党も、政府に協力する方針を示しているが、一部議員からは政府批判と受け止められる発言が続いており、党執行部が神経をとがらせている。

 民主党執行部は、今回の人質事件を「政争の具にすべきではない」として、当面は安倍内閣に協力する考えを取っている。岡田氏も22日の常任幹事会で「政府には人命第一で努力していただきたい。我々もできる限り後押しする」と述べた。

 しかし、党内からは、安倍首相がエジプトでイスラム国対策の2億ドル支援を表明したことなどを問題視する発言が続いている。

 徳永エリ参院議員は、21日更新のフェイスブックに「いくら人道支援とはいえ、資金援助を大々的に記者会見でアピールし、テロ組織を刺激したことは否めない」と書き込んだ。桜井充元政調会長も22日のメールマガジンで、「首相の発言が原因で人質事件が起こったのであれば、発言は慎重であるべきだ」と言及した。

 党公式ツイッターでは21日、「『イスラム国』とみられる集団が日本人2人の殺害を公表した」と誤った情報を流し、その後、削除・訂正に追い込まれた。

2015年01月25日 11時17分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
http://www.asyura2.com/15/senkyo178/msg/605.html

記事 [政治・選挙・NHK178] 首相、女死刑囚釈放要求に「事態動いている。ヨルダンと緊密に連携」 NHK番組の発言要旨[産経ニュース]
首相、女死刑囚釈放要求に「事態動いている。ヨルダンと緊密に連携」 NHK番組の発言要旨
http://www.sankei.com/politics/news/150125/plt1501250027-n1.html

 安倍晋三首相の25日のNHK番組でのイスラム国に関する主な発言は次の通り。

 ■後藤さん安否「さまざまな情報に接しているところだ」

 −−(インターネット上の)メッセージは高い確証をもっているのか。動画を補う情報もあるのか

 「湯川遥菜さんを殺害したと見られる写真が配信された。痛恨の極みだ。分析をしているが、信憑(しんぴょう)性は高いと言わざるを得ない」

 「家族の心痛を察するにあまりあり、言葉もない。さらに分析を進める。このようなテロ行為は言語道断で、許すことのできない暴挙だ。強い憤りを覚え、断固として非難する」

 「後藤健二さんに危害を加えないよう、直ちに解放するよう求めたい。関係各国と連携しながら解放に向けて努力を重ねる。テロに屈することなく、国際社会と協力して世界の平和と安定のため、より積極的に貢献していく。この考えに一切、変わりはない。過激主義の流れを止めないといけない」

 −−現時点で後藤さんの安否情報は

 「さまざまな情報に接しているところで、後藤さんの救出、解放に全力を尽くしたい」

 ■「支援策、脅かしに屈して変更すべきでない」

 −−(今回の事件は)首相の中東訪問を狙ったのではないか

 「中東の平和と安定はわが国にとって死活的に重要だ。中東を訪問し、特にイスラム国の戦闘行為によって発生した難民を受け入れている国々への食料、医療の提供を中心とした支援を発表した。私たちの支援は避難民の方々に本当に必要なもので、国際社会からも高く評価されている。脅かしに屈して政策を変更すべきではない」

 −−ヨルダンが拘束するイラク人女性死刑囚の釈放を新たに要求してきた

 「今回、訪問したヨルダン、エジプト、イスラエルなどと、さまざまな情報の交換も含め、邦人に対する攻撃も含めて協力して対応していくことを議論した。そしてテロに関する情報、分析の結果などを共有することで合意をしている」

 −−ヨルダン政府に釈放を求めることもあるのか

 「イスラム国側からの要求に対し、どのように対応するかは、いま事態が動いているので答えを控える。われわれは人命第一の観点から、ヨルダンと緊密に協議、連携して対応したい」

[産経ニュース 2015/1/25]
http://www.asyura2.com/15/senkyo178/msg/606.html

記事 [政治・選挙・NHK178] 「沖縄の民意に従え」 普天間移設に反対する市民らが国会取り囲む(ZAKZAK)
米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設に反対し、国会を取り囲む人たち=25日午後、東京・永田町


http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20150125/plt1501251753003-n1.htm
2015.01.25


 「基地はいらない」「沖縄の民意に従え」。沖縄の海を表す青い色のスカーフなどを身に着けた市民らが25日、国会を取り囲み、安倍政権が進める米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への移設に反対の声を上げた。

 主催者によると約7千人が参加。「辺野古新基地建設NO!」「美ら海を守ろう」と書かれたプラカードを手に「ジュゴンを守れ」「埋め立てやめろ」と拳を突き上げた。

 軍事評論家の前田哲男さんは昨年の沖縄県知事選や衆院選で移設反対派が当選したことに触れ「県民の圧倒的多数がノーと言っている。明日からの国会で関連予算案を廃案にしよう」とあいさつ。ルポライターの鎌田慧さんは「基地建設は沖縄への差別、いじめだ。見て見ぬふりをしてはいけない」と呼び掛けた。



http://www.asyura2.com/15/senkyo178/msg/607.html

記事 [政治・選挙・NHK178] 安倍首相:「植民地支配」「侵略」記述変更の可能性も−戦後70年談話 (Bloomberg)
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NIPS2V6K50XU01.html

 (ブルームバーグ):安倍晋三首相は今年発表する戦後70年の首相談話で、1995年の村山談話に盛り込まれた過去の「植民地支配」と「侵略」への反省を表明した記述を変更する可能性を示した。民主党の岡田克也代表らが反発しており、26日召集の通常国会で議論になりそうだ。NHKの番組「日曜討論」が各党党首のインタビューを放映した。

安倍首相は村山談話など歴代内閣の見解を「全体として受け継いでいく」としながらも、「今まで重ねてきた文言を使うかどうかということではなくて、安倍政権は安倍政権としてこの70年を迎えてどう考えているんだという観点から談話を出したい」と発言した。

その上で、「今までのスタイルをそのまま下敷きとして書いていくということになれば、今まで使った言葉を使わなかった、あるいは新しい言葉が入ったというそういう細々とした議論になっていく」とも語った。

戦後50年の1995年8月15日に当時の村山富市首相が発表した談話では、過去の歴史について「植民地支配と侵略によって、多くの国々、とりわけアジア諸国の人々に対して多大の損害と苦痛を与えました」と指摘。「痛切な反省の意を表し、心からのお詫びの気持ち」を表明した。2005年当時に小泉純一郎首相が発表した談話も「植民地支配」「侵略」「痛切な反省」「心からのお詫び」の文言を盛り込んだ。  

その後出演した岡田氏は安倍首相の発言について「村山談話、小泉談話のキーワードは植民地支配、侵略を率直に認めたこと。安倍さんはかなりはっきりと新しい談話にはそういうものが入らないと言われたと受け止めた。これは許せない」と語った。共産党の志位和夫委員長も「一番の核心的部分はあいまいにしていこう、後退させていこうというのがはっきり出た発言で非常に重大だ」と批判した。

維新の党の江田憲司代表もキーワードを変えることが「誤ったメッセージ」を発信することになる、との懸念を示した。自民党と連立を組む公明党の山口那津男代表は村山談話のキーワードを「尊重して意味が伝わるものにしなければいけない」と語った。

記事についての記者への問い合わせ先:東京 広川高史 thirokawa@bloomberg.net

記事についてのエディターへの問い合わせ先:大久保義人 yokubo1@bloomberg.net; Andrew Davis abdavis@bloomberg.net 岡田雄至, 広川高史
更新日時: 2015/01/25 13:36 JST
http://www.asyura2.com/15/senkyo178/msg/608.html

記事 [政治・選挙・NHK178] テロと空爆・・・日本が世界の平和のために寄与できる方法  武田邦彦
テロと空爆・・・日本が世界の平和のために寄与できる方法
http://takedanet.com/archives/1018345179.html
2015年01月25日 武田邦彦 (中部大学)



今、イスラム社会で起こっていることは「悲しいこと」です。私たちから見ると特殊な宗教の人たちが暴力をふるっているように見えますが、彼らも本来は平和で穏やかな生活を望んでいるのです。


事実、7世紀にマホメットが登場し、その後、中東地域はイスラムの国が多く建国され、10世紀ころにはヨーロッパよりはるかに平和で文化的な地域だったのです。一時、蒙古の侵入で乱れたことはありましたが、その後もエジプト、イラン、トルコなどを中心的な国として栄えました。


ところが、20世紀に入り石油が取れることもあって、ヨーロッパ、アメリカが中東地域に入り、それから混乱に混乱を重ねています。ここで詳しい歴史を書く事はしませんが、今、注目されているシリアにしても1920年にフランスが攻め入ってシリアを植民地にしてから100年間ゴタゴタが続いているのです。


それは今でも同じで、イギリスやフランスの代わりにアメリカが登場して、イラクに対して「大量破壊兵器がある」とウソを言ってイラクを占領して大統領を殺害し、さらに「イスラム国はけしからん」と言って、空爆を続け、すでに昨年夏に6000人以上の犠牲を出しています(アメリカ中央軍のオースティン司令官)。


今回の日本人拘束、パリのテロの背景に、中東地域に対するヨーロッパ、アメリカの100年にわたる暴虐があることを認識でき、中立的な立場で国際社会に「平和」を呼びかけることができるもっとも良い立場にあるのが日本です。もし日本が勇気を持って「本当のこと」に基づく提案ができたら、それが日本の外交の力になり、中国などと対等に世界外交を展開していくことができるでしょう。


まず第一に「テロが憎い」というのはアメリカの論理で「テロも空爆も同じ」というスタンスが必要です。テロはお腹に爆弾を抱えて突撃するのですが、空爆は航空機が爆弾を抱えてそれを落とすのですから同じことです。


第二に、日本は国連主義を取るべきで、世界の紛争をなくすためにはイラク戦争で見られるようにアメリカが勝手に国連決議に反する形で他国を攻撃するということが起こらないように繰り返し声明を出し、協力しない姿勢をとる必要があります。


そして第三に、戦争が起こるのは「自分の国が攻められてもいないのに、遠い他国を攻める」という考え方に対して断固たる反対の態度を示すべきでしょう。


最後に、「アメリカがシリアまで言って爆撃してもアメリカ人は優れているから良いことだが、イスラム国が自分の国に許可なく入ってくる人を拘束してはいけない」というような民族に優劣をつけることを日本人はしないということを明白にするべきと思います。


日本は先進国で、アジアの国でもあるので、独自の立場から、日本の見識を示す絶好の機会です。決して、卑屈になって損得を考え、右を見たり左を見たりせずに、日本本来の文化、誇り、誠実、礼儀などを発揮することです。特に「愛国的、日本文化優先」の人がアメリカに追従しないようにして欲しいものです。




http://www.asyura2.com/15/senkyo178/msg/609.html

記事 [政治・選挙・NHK178] 民主党の新体制(菅直人)

民主党の新体制
http://ameblo.jp/n-kan-blog/entry-11979787208.html


2015-01-21
テーマ:ブログ


  岡田代表の下の民主党の新体制が固まった。


  幹事長は枝野氏留任、代表選を争った細野氏を政調会長に、長妻氏を代表代行に配置。代表選で明らかになった安全保障政策をめぐる岡田、細野両氏の意見の違いも、細野氏が岡田代表の意見に従う前提で政調会長を受けたことで、一応の挙党体制が出来上がった。


  国対委員長に高木氏、選挙対策委員長に玄葉氏、幹事長代理に福山、近藤昭一両氏。手堅い布陣だ。


  通常国会召集も目前に迫り、日本人人質事件も発生し、波乱の国会幕開けになる。新体制では代表、幹事長、政調会長いずれも論客ぞろい。岡田代表の下に意見を集約して論戦に臨めば民主党の存在感も高まるはずだ。

http://www.asyura2.com/15/senkyo178/msg/610.html

記事 [政治・選挙・NHK178] 「辺野古に基地作るな」国会包む ヒューマンチェーンで(オルタナ)
          ヒューマンチェーンに参加するICU3年の元山仁士郎さん=25日、国会前で


「辺野古に基地作るな」国会包む ヒューマンチェーンで
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150125-00010000-alterna-soci
オルタナ 1月25日(日)17時25分配信


沖縄県名護市辺野古で今月に入り、中断していた米海兵隊新基地の建設作業が再開されている。これに反対する国会議員や市民らが25日午後、国会をヒューマンチェーン(人間の鎖)で取り囲んだ。沖縄選出の国会議員は「基地反対が県民の総意」などと訴えた。(オルタナ編集委員=斉藤円華)

実行委員会が主催。新基地建設反対を掲げ、先の衆院選で当選した国会議員が姿を見せた。元自民党県連顧問で県議会議長も務めた仲里利信議員は「私は(基地反対を貫いて)自民党を除名された。今、沖縄は保守と革新でケンカしている場合ではない」と訴えた。共産党の赤嶺政賢議員も「安倍政権は県民の総意を崩すことはできない」と話した。

集会では、普天間基地がある宜野湾市の出身で、国際基督教大学3年の元山仁士郎さんも発言。元山さんは辺野古にある米海兵隊キャンプ・シュワブのゲート前で基地建設への抗議に参加していた。「今日、辺野古から戻ってきた。本土に対して、『基地はいらない』という沖縄の問いかけにどう応えるのかを問いたい」と呼びかけた。

ヒューマンチェーンには主催者発表で7千人が参加した。

■現地で抗議の市民にケガ人か

辺野古では基地ゲート前や海上で市民が抗議を続ける中、警察や海上保安庁の警備が暴力的だとの批判が強まる。21日には名護市の稲嶺進市長が沖縄防衛局に「海保の対応は過剰」などとして、作業を強行しないよう求めた。23日には社民党の照屋寛徳衆院議員らが、那覇の第11海上保安本部に対して過剰警備の中止を申し入れている。

琉球新報は17日、海上抗議で海保に拘束された男性が骨折していた、と報じた。海上保安庁は取材に対して「ケガや器物損壊などの事実は確認していない」と答え、警備は適正との姿勢を崩さない。

現地での抗議に参加する、沖縄平和運動センターの大城悟事務局長は「海保は『見られていない、何をやってもバレない』という意識なのではないか」と話している。


http://www.asyura2.com/15/senkyo178/msg/611.html

記事 [政治・選挙・NHK178] イスラム国拘束:民主党公式ツイッターでミスツイート
毎日新聞 2015年01月24日 23時14分
http://mainichi.jp/select/news/20150125k0000m040075000c.html

 過激派「イスラム国」とみられるグループが日本人2人の殺害を予告した事件で、民主党が21日の公式ツイッターで、2人が殺害されたかのように受け取れるツイートをしていたことが24日、分かった。枝野幸男幹事長は「事務的なケアレスミスだ」と内容の誤りを認め、陳謝した。

 ツイートは事件に関する党会合の開催を知らせるもので、殺害を受けての会合とも読める記述だった。配信直後から読者の指摘が相次ぎ、党は「誤解を招く言葉足らずな表現があった」として短時間で削除、訂正した。

 枝野氏は24日、熊本市内で記者団に「人の命に関わるような記述の部分で、大変申し訳ない」と述べた。(共同)

http://www.asyura2.com/15/senkyo178/msg/612.html

記事 [政治・選挙・NHK178] [古森義久] 日本外交がテロの原因と断じる愚 〜テロに屈すればテロは広がる〜(Japan In-depth)
                  屈しない人


[古森義久]【日本外交がテロの原因と断じる愚】〜テロに屈すればテロは広がる〜
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150125-00010002-jindepth-int
Japan In-depth 1月25日(日)19時0分配信 古森義久(ジャーナリスト/国際教養大学 客員教授)


イスラム過激派の国際テロ組織「イスラム国」が日本人2人を人質に取り、殺害すると脅迫したうえで1人を殺したとされる事件が日本を揺さぶっている。
だが日本国内の反応をみると、一部にはこの事件の残虐な犯罪性を直視せずに、逆に結果としてテロ組織の要求に沿うことを求める声が出てきた。この思考こそまさにテロリスト側の目指す目的であり、さらなるテロを助長することを銘記すべきだろう。

イスラム国が日本人の湯川遥菜、後藤健二両氏を人質とし、日本政府に2億ドルの身代金を要求した事件では、もちろん人命への配慮が重視されるべきである。まして湯川氏が殺害されたとすれば、同情のきわみであると同時に、イスラム国の卑劣な残虐性への怒りを改めて感じさせられる。

しかしながら、このテロ組織の残忍で冷酷な犯罪行為への糾弾は日本国内ではそれほどは目立たない。湯川、後藤両氏の自己責任を追及する声も大手メディアではほとんど表明されない。危険とわかっている地域に日本政府の警告を無視する形で勝手に入った個人のために、なぜ日本の国民や国家の全体が犠牲を払わされるのか、という問いがないのだ。

その一方、日本政府に身代金を払えという声も日本国内ではまず聞かれない。このへんは国民の多数がテロには屈するべきではない、という基本を受け入れているのだろう。

しかし気になるのは、今回のテロが起きたこと自体に日本側の非があるとするような主張である。たとえば維新の党の江田憲司代表は「野放図に自衛隊を出して米軍や他国軍と協力すると、日本人も日常的にテロに直面することになる」と述べた。日本の外交や安保の政策がテロを招いたとする示唆である。

他にも中東歴訪中の安倍晋三首相が「テロと戦う中東諸国での難民救済などのために2億ドルを供与する」と言明したことがイスラム国を刺激して、今回のテロ事件を起こしたのだとして安倍首相を批判する向きもある。テロ組織のテロ行為よりも日本側の政策に悪い原因があるとする断定である。

しかしこの種の日本側に非を帰する自虐的な思考はテロの本質を理解せず、テロをかえって助長する主張だといえる。国際テロとは「特定国家の政策を無法な暴力行為による威嚇や脅迫により不当に変えようとする行動で、民間人一般への殺害や破壊で恐怖を与え、政府を動かそうとする活動」である。

そもそも現代の法治国家群にとっては許し難い犯罪行為なのだ。その犯罪行為の目的をこちらから進んで満たし、テロ組織の主張に服従することは、こちら側の法治の枠組みを犯すこととなる。テロの効用を認めることにも通じる。

「テロ組織とはとにかく戦わない」「テロ組織の主張に従う」「テロ組織が反対することはしない」――もしこうなれば、もうテロ組織への屈服である。江田氏の言明などはテロ組織のいやがることは一切せず、テロ組織と戦う側にもつくな、というのだから、テロへ組織への同調、あるいは服従となってしまう。

江田氏のような姿勢はテロ組織の命令に従えば、テロがなくなる、とも総括しているようだ。だがテロ組織はテロによる自分たちの目的が一部でも達成されたとなると、まずまずその活動を高め、ますますその目的達成に力を入れることになる。テロの効用を発揮したことになるからだ。テロとは一切、戦わないと言明する現在の日本国も実はテロリスト側からみてのテロの効用を証明し、助長していることになってしまうのだ。

テロ組織はテロには屈しないことが確実な相手は決して標的にはしない、という基本の現実を再度、認識しておこう。



http://www.asyura2.com/15/senkyo178/msg/613.html

記事 [政治・選挙・NHK178] イスラム国、後藤さん解放で人質交換を要求 安倍政権、ヨルダンとの交渉どう進めるか[J-CAST]
イスラム国、後藤さん解放で人質交換を要求 安倍政権、ヨルダンとの交渉どう進めるか
http://www.j-cast.com/2015/01/25226117.html?p=all

イスラム過激派組織「イスラム国」が、拘束した日本人の新たな映像をインターネット上で公開した。ジャーナリスト・後藤健二さんとみられる男性が写真を持たされ、そこには湯川遥菜さんの遺体とされる姿が写っている。

映像では後藤さんを名乗る男性が、英語で、解放の条件を2億ドルの身代金からヨルダンで死刑判決を受けている爆弾テロ犯の釈放に変更したと説明した。

湯川さんの遺体写真に信ぴょう性

衝撃的な映像だ。オレンジ色の服を着せられた後藤さんが持つ1枚の写真に、殺害されたとみられる湯川さんが横たわる。映像とはいえ、映し出されているのは静止画像で、自ら「私は後藤健二です」という男性の英語の声が聞こえてくる。これまで公開してきた各種動画とはスタイルが少々違う。前回の映像には付いていた「イスラム国」の広報ロゴマークも見当たらない。

ただ政府は「本物」ととらえているようだ。安倍晋三首相は2015年1月25日放送の「日曜討論」(NHK)に出演し、「残念ながら信ぴょう性は高いと言わざるを得ない」と沈痛な面持ちで語った。また首相官邸のウェブサイトは1月25日付で安倍首相の「このようなテロ行為は言語道断の許しがたい暴挙であり、強い憤りを覚えます。断固として非難します」との声明を掲載。同時に、「後藤健二さんに危害を加えないよう、そして直ちに解放するよう、強く要求します。後藤さんの解放に向け、政府を挙げて全力で取り組みます」と宣言した。

「後藤さんの声」はイスラム国が、これまで解放の条件としていた身代金2億ドルを取り下げ、代わりに、「サジダ・リシャウィ」という人物の釈放を求めてきたと話した。これは、ヨルダンで収監されているサジダ・アル・リシャウィという女性を指す。2005年に同国の首都アンマンで爆弾テロを起こした実行犯で、死刑判決を受けた。イスラム国の前身「イラクのアルカイダ」の指導者で、2006年に米軍の空爆で殺害されたザルカウィ容疑者の側近の親族だという。自らも団体のメンバーだった。

「人質交換」の格好だが、前例は存在するようだ。NHKの報道によると2014年、イラクの都市モスルで、トルコ総領事館がイスラム国の戦闘員に襲撃されて49人が拘束されたが、3か月後に全員解放された。トルコメディアによると、トルコ側が捕虜としていたイスラム国の幹部と引き換えに政府が交渉、イスラム国側がこれに応じて実現したという。

ヨルダンもパイロットがイスラム国に拘束されている

今回の場合、釈放を求めるリシャウィ死刑囚は日本が身柄を押さえているわけではない。あくまでもヨルダンの判断に任されることとなる。菅義偉官房長官は1月25日の記者会見で、「ヨルダンをはじめ各国に協力を得ながら、さまざまなチャンネルやルートを生かして全力を尽くしている」と述べた。協力要請の中身は不明だが、リシャウィ死刑囚の取り扱いについても協議されているだろう。

ただ2014年12月には、ヨルダン軍のパイロットがイスラム国に拘束されている。リシャウィ死刑囚の釈放を、このパイロット解放のカードに使うべきだとの声も、ヨルダンの中で出ているようだ。

日本人がイスラム過激派に拘束され、その後解放された例としては2004年4月、イラクでの事件が思い出される。日本人3人を人質とした武装グループが日本政府に、当時イラクに派遣されていた自衛隊の撤退を要求。小泉純一郎首相(当時)がこれを拒否したうえで、イスラム教スンニ派の宗教指導者に仲介を要請した。最終的にこれが奏功したとされ、3人は無事帰国した。

[J-CASTニュース 2015/1/25]
http://www.asyura2.com/15/senkyo178/msg/614.html

記事 [政治・選挙・NHK178] イスラム国事件、日本政府は昨年に秘密交渉で失敗していた!?後藤さんに取材を依頼したのも大手テレビ局!
イスラム国事件、日本政府は昨年に秘密交渉で失敗していた!?後藤さんに取材を依頼したのも大手テレビ局!
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-5298.html
2015/01/25 Sun. 20:00:48 真実を探すブログ



日本政府は昨年11月上旬頃から後藤さんが誘拐されていた事を把握していましたが、実はその時から裏で秘密交渉をイスラム国側としていたようです。報じられた記事には、「外務省の一握りのスタッフだけで水面下の秘密交渉を続けたものの、失敗した」と書いてあり、政府の一部がイスラム国と交渉を行おうとしていたことが分かりました。
ただ、交渉は失敗し、そのまま政府は総選挙に突入して後藤さんを放置状態にしています。


一方で、この後藤さんがイスラム国に取材へ行った背景には、大手マスコミからの依頼があったことも指摘されていました。大手マスコミは10月下旬頃に後藤さんと接触し、取材経費を含めた話をしたと見られています。


つまり、後藤さんは独断でイスラム国に行ったわけではなく、テレビ局に特派された状態でイスラム国に渡った可能性があるということです。この点について大手マスコミは殆ど触れておらず、とても真偽が気になると言えるでしょう。


☆政府がイスラム国との秘密交渉に失敗していた!? 後藤氏を雇ったテレビ局も関与か
URL http://lite-ra.com/2015/01/post-810.html
引用:
 実は、ここにきて、ある重要な情報をキャッチした。ある政府関係者が打ち明ける。
「安倍政権の中枢は昨年10月末ごろ、『フリージャーナリストの後藤健二がイスラム国に誘拐された』との情報をすでに把握していたようだ。その後、外務省の一握りのスタッフだけで水面下の秘密交渉を続けたものの、失敗したと聞いている」
 これが本当なら、安倍首相は人命のかかった人質解放交渉を途中で放棄し、昨年12月にあの“大義なき”衆院解散・総選挙に雪崩れ込んだことになる。


 当時の経緯を振り返ってみよう。昨年10月8日、後藤氏は民放の情報番組に出演し、知人である湯川遥菜氏の人質事件を振り返った。その後、シリアに取材に向かっている。ところが、12月6日に仙台市で予定されていた後藤氏の取材報告会は中止になっていた。すべては、この2ヶ月間に秘密が隠されている。前出の政府関係者が続ける。


「実は、“御用メディア”として知られるテレビ局が10月下旬ごろ、シリア入りする前の後藤氏と接触し、取材依頼をしたようだ。当然、取材経費の話もするだろう。後藤氏はいわばテレビ局に特派された格好。ところが、数日たっても一向に連絡がない。どうも後藤氏はガイド役に内通されて、イスラム国に差し出された疑いが出てきた。慌てたテレビ局は、いち早く政権中枢に相談したという流れのようだ」
:引用終了


以下、ネットの反応




















☆人質の日本人2人 トルコからシリアに入国(15/01/21)


☆「イスラム国」めぐり飛び交う情報、 交渉の動きは


☆ヨルダンの現地対策本部、状況さらに厳しく


☆池上彰の2015年を見に行く「イスラム国」の内部映像




http://www.asyura2.com/15/senkyo178/msg/615.html

記事 [政治・選挙・NHK178] 日本の「イスラム国クソコラ」、欧米各国が称賛!デイリー「日本人のユーモアは恐怖を無にした」米国系メディア「米国政府を超え
日本の「イスラム国クソコラ」、欧米各国が称賛!デイリー「日本人のユーモアは恐怖を無にした」米国系メディア「米国政府を超えた」
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-5297.html
2015/01/25 Sun. 21:00:14  真実を探すブログ



イスラム国の騒動で「コラージュ画像(合成画像)」を使った「#ISISクソコラグランプリ」が日本のツイッターで話題になりましたが、欧米各国のメディアなどはこれをかなり前向きに報じられています。イギリスの一番古いタブロイド紙である「デイリーメイル」は「日本人のユーモアはISISの最大の武器である恐怖を無にする」と取り上げ、クソコラグランプリが結果的にイスラム国の恐怖を破壊したと指摘。


更にはアメリカの「NBC News」や銃撃事件が起きたばかりのフランスのメディアも、「日本人はユーモアを含めた表現の自由で戦っている」と称賛していました。中には「アメリカ政府でさえ成し遂げられなかったことをやってのけた」と分析するメディアも出ており、世界的な規模で日本のコラージュ騒動が話題となっています。


そもそも、日本でコラージュ画像が流行り出したのは2ちゃんねるが出来た時期くらいからで、もう10年以上も前からありました。それがツイッターなどにも広がり、最近ではゴーストライターの佐村河内守氏や号泣記者会見の野々村元県議などのコラージュ画像が大量に発生しています。
その流れでイスラム国の事件が発生したから、コラージュ画像を作っている人達が何時ものノリで飛び付いたのでしょう。9.11同時多発テロの時も飛行機をUFOにしたりするコラージュ画像が流行っていましたが、あれと同じ様な物です。


私も最初は「子供じみてるなあ」と思っていましたが、これで集中攻撃を受けたイスラム国のツイッターアカウントが閉鎖されたりした様子を見て、ちょっと考えを改めました。確かに海外メディアの言うとおりで、テロというのは恐怖を相手に植え付けるのが目的の一つになっています。
そう考えると、コラージュ画像で笑いにするのは、彼らに対する抵抗だと言えるかもしれません。最初に始めた連中は遊び半分だったと思われますが、結果的に良い方向に効果を発揮したと見ることが出来ます。


☆イスラム国(ISIS)に対するツイッター利用者の攻撃と海外からの評価 1/2
URL http://blogos.com/article/104194/?p=1
引用:
また,他のツイッター利用者の反応を見ても,「酷い」とか,「日本でテロが起きたらどうする」とか,「フランスでテロが起きた原因を理解していない」などと極めて厳しい評価が多く見られた。


しかしながら,この日本人ツイッター利用者達の『攻撃』を,意外にも海外メディアは全否定せずに報じている。例えば,「テロにユーモアで対抗」とか「アメリカ政府すら成し得なかったことを日本のツイッター利用者が実現した」などとむしろ肯定的に報じているのである。


〜省略〜


このとおり,全面的にこの現象を肯定的に捉えているものもあるのである。
実際、この現象が続く中で,いかなる理由かは不明であるが,いくつかのイスラム国関係者と思われるツイッターのアカウントが凍結されている。


確かに,この現象極めて不謹慎であるようにも思うが,英字メディアの指摘は必ずしも的外れの指摘とは切り捨てられない説得力があることは否定できない。
:引用終了


☆NBC ニュース Japanese Twitter Users Mock ISIS With Internet Meme
URL http://www.nbcnews.com/storyline/isis-terror/japanese-twitter-users-mock-isis-internet-meme-n291591
引用:
Japanese Twitter users are defying their country's hostage crisis by mocking ISIS with a nationwide Photoshop battle of satirical images.


ISIS on Tuesday released a video showing 47-year-old journalist Kenji Goto and 42-year-old Haruna Yukawa, a self-styled private security consultant, kneeling and handcuffed next to a black-clad militant who threatened to kill the two hostages within 72 hours unless a $200 million ransom was paid.


In the video, the ISIS member warns the Japanese public that it has 72 hours to pressure the government to pay the ransom. Shortly after the video's release, however, Japanese Twitter users began using a mocking hashtag to share images mocking the militants.
:引用終了


☆Japan's silly response to ISIS propaganda did what the U.S. government couldn't
URL http://www.dailydot.com/politics/japan-isis-photoshop-counterpropaganda-terrorism/



☆デイリー How Japan is fighting back at Jihadi John with MEMES: Images of ISIS executioner cutting kebab meat and posing with a selfie stick go viral as nation shows it won't be silenced over new hostage threat
URL http://www.dailymail.co.uk/news/article-2924504/How-Japan-fighting-Jihadi-John-MEMES-Images-ISIS-executioner-cutting-kebab-meat-posing-selfie-stick-viral-nation-shows-won-t-silenced-new-hostage-threat.html






http://www.asyura2.com/15/senkyo178/msg/616.html

記事 [政治・選挙・NHK178] 安倍首相の独善が、本来やらなくても良い無用な問題に、日本を引きずり込む。(かっちの言い分)
http://31634308.at.webry.info/201501/article_23.html
2015/01/25 21:00

このブログで度々書いてきたが、湯川遥菜氏が殺害されたとニュースで知ったのは、午前零時前後であった。この中で、記者が後藤氏が述べた内容を話していたが、この内容を英語で読むと、「Abe、You」と「安倍、お前が」と名指しで安倍首相に語っている。それも呼び捨てで、さらに「You」はニュアンスから言えば「あなた」ではなく、「お前」が72H以内に要求を応えなかったから、殺したのだと述べている。

しかし、マスコミも政府も、湯川氏の安否への対応は、後藤氏と較べれば随分低い。政府も後藤氏のことは心配しているが、湯川氏についてはほとんど触れていない。それは、軍事会社を設立して勝手に出かけたのだろうということだと思うが、その関心度を反映して、湯川氏が先に殺害されたようだ。湯川氏の父親も、政府、マスコミの扱いを見て、諦めていた様子である。

ただ、マスコミでは後藤氏と湯川氏は全く関係ないような扱いだが、ネット情報では、湯川氏と後藤氏はかなり面識があり、逆に後藤氏が同行したり案内していたという話もある。従って、後藤氏だけが、かわいそうで良い子とは言えないのではないだろうか。

今日のNHKの日曜討論番組に生活の小沢氏が出て、今回の拉致について以下のように述べた。


「今回の件(イスラム国)は、安倍さんがわざわざあっちに出掛けて行って、会見で戦線布告のようなことを言った訳で、相手からすれば敵と見なされるのは当然」と述べた。


正にその通りであり、誰が考えても同じようなことを考える。拉致事件の箝口令を敷いておきながら、その時は何もしないでマスコミと料理店で会食し、財界人とはゴルフを楽しんでいた。安倍首相という人間は、今沖縄の辺野古で怪我人まで起きているようなことも平気で行う。自分の主観、考えだけが正しいという態度である。

近々、安倍首相は戦後70年の談話を出すという。NHK日曜討論会で安倍氏は、「村山談話」と同じ表現はしないと明言した。その心は、日本が「植民地支配と侵略によって、多くの国々、とりわけアジア諸国の人々に対して多大の損害と苦痛を与えました」という表現が

変わるのであろう。またこの談話を出すことにより、今回のようにわざわざ問題をばら撒きに行ったように、中国、韓国から無用な批判を引き起こすと思われる。


http://www.asyura2.com/15/senkyo178/msg/617.html

記事 [政治・選挙・NHK178] <イスラム国人質事件> I’m not Abe 殺すな(田中龍作ジャーナル)
【イスラム国人質事件】 I’m not Abe 殺すな
http://tanakaryusaku.jp/2015/01/00010605
2015年1月25日 20:50 田中龍作ジャーナル



「私はケンジ」。後藤さんの無事を祈るプラカードが官邸前に現れた。=25日夕、永田町 写真:筆者=


 軍事顧問会社経営の湯川遥菜さんがイスラム国に殺害されたことに対する市民の反応は素早かった。


 湯川さんの死亡がきょう未明判明すると、夕方には官邸前に大勢の人々が集まった。フリージャーナリストの後藤健二さんをも見殺しにしてはならないという危機感からだ。


 「I’m not Abe」「殺すな」・・・参加者たちは安倍首相の責任を追及するプラカードを手にしながらシュプレヒコールをあげた。 


 「なんとか後藤さんに生きて帰ってきて欲しい。安倍首相は人質になっていたことを知っていたのに、それを伏せて選挙をした。半年近く時間があったのに何ら解決に動かなかった。安倍さんの責任が大きいと思う」。目黒区在住の会社員女性(30代)は真剣な表情で話した。



人質の家族へ思いを致す人、安倍首相を非難する人、主張は様々だ。=25日夕、官邸前 写真:筆者=


 板橋区在住の主婦(50代)は、「見殺しにするな」と自分で書いたプラカードを持って駆け付けた―


 「やっぱり明らかに見殺しだ。人命第一と言いながら、テロには屈しないと言う。いちいち相手を刺激するようなことを一国の首相が言うのは考えられない。安倍さんの言葉によって(湯川さんは)殺された」。


 ところが安倍首相は、事件を奇貨として軍国主義化を進めようとしているフシがある。首相はけさ、NHKの日曜討論で「今回の事件のように邦人が被害にあった時に自衛隊が出動できるように法改正して・・・」と発言した。


 明日(26日)から始まる通常国会に安倍内閣は「自衛隊の海外派遣恒久化法案」を提出する。




http://www.asyura2.com/15/senkyo178/msg/618.html

記事 [政治・選挙・NHK178] 安倍政権が続く限り戦争状態は終わらない  田中良紹
安倍政権が続く限り戦争状態は終わらない
http://bylines.news.yahoo.co.jp/tanakayoshitsugu/20150125-00042534/
2015年1月25日 17時51分 田中良紹 | ジャーナリスト


フーテン老人世直し録(129)
睦月某日

2人の日本人が「イスラム国」から殺害を予告された事件は、既に1人が犠牲となり、2人目も生命の危機にさらされている。残念ではあるが想定された通りの展開となった。そしてそれは安倍政権が昨年末から想定してきた展開でもある。

日本人が「イスラム国」に拘束されている事を知りながら、アメリカの「テロとの戦い」に参加する強固な意思を表明するため、年の初めに安倍総理の中東訪問は組まれ、安倍総理は「積極的平和主義」の名の下に「イスラム国」を挑発した。

これを見て、安倍総理の言う「積極的平和主義」とは、アメリカと同様に世界を正義と悪の二つに分類し、悪を倒す戦いにはいかなる犠牲も厭わずに参加するという方針である。そしてそこにはすべての戦いを否定してきた戦後日本の平和主義から日本人を脱却させる狙いがある。

その狙いは成功するのか。現在の日本は、戦後70年続けてきた路線を転換するかどうかの岐路に立たされている。日本のメディアはその点を全く指摘しないが、安倍政権の狙いを正確に読み取っているのはむしろ「イスラム国」の方である。

「イスラム国」は、アメリカに従属して自分たちへの敵意を露わにした安倍政権に照準を合わせ、日本国民に呼びかけて安倍政権の狙いを阻止しようとしている。「イスラム国」が最初にインターネット上に公開した動画は、日本人人質の殺害予告の前に安倍総理のエジプトでの演説ビデオを流し、殺害の原因は安倍総理にある事を明示した。

そして安倍総理が「イスラム国」に敵対する国への支援として表明した2億ドルと同額の身代金要求を安倍政権が受け入れるよう日本国民に圧力を促した。これにすぐさまアメリカが反応する。アメリカにとって日本政府が要求を飲んで人質が解放されるのは最悪である。日本国民にテロリストの暴虐さを見せつけ、テロとの戦いに日本を積極参加させて肩代わりさせようとするアメリカの狙いが外れる事になるからだ。

以下有料記事です。



http://www.asyura2.com/15/senkyo178/msg/619.html

記事 [政治・選挙・NHK178] <悲報>後藤さんの釈放も困難に!?日本政府が死刑囚の釈放要求を拒否!外務省「死刑囚の釈放頼めぬ。テロには屈しない」
【悲報】後藤さんの釈放も困難に!?日本政府が死刑囚の釈放要求を拒否!外務省「死刑囚の釈放頼めぬ。テロには屈しない」
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-5300.html
2015/01/25 Sun. 22:00:54 真実を探すブログ



先日に後藤さんの釈放と引き換えにヨルダンで収監中の死刑囚釈放を求めたイスラム国ですが、日本政府側はこれを拒否すると見られています。
報道記事によると、安倍首相は「テロには屈しない」と強調し、政府内でも「ヨルダンに釈放を頼むことはない」(外務省幹部)との声が漏れているとのことです。
そうなると、イスラム国側の要件を満たすことが出来ず、後藤さんも最悪の事態になってしまう可能性があると考えられます。安倍首相はヨルダン国王と緊急の電話会談を行いましたが、依然としてその内容などは不明のままです。


どうにも、安倍政権は「テロには屈しない」と「話をしない」を勘違いしているように感じられます。日本にはイスラム国とパイプを持っている方がおり、数日前に「交渉に協力したい」と表明しました。彼らと協力すれば連絡を取る事は可能ですが、日本政府側は具体的な動きには出ていないみたいです。


「テロに屈しない」は別に良いですが、だからと言って日本人を助けるチャンスを見逃すのは間違っていると思います。現に最初の2億ドル要求から死刑囚釈放に変わっているわけで、ちゃんと話せば向こうも理解するかもしれません。最初から交渉を捨てているように見え、日本政府の声明や行動には違和感があります。


☆「死刑囚の釈放頼めぬ」=政府対応に限界−邦人人質事件
URL http://www.jiji.com/jc/c?g=pol&k=2015012500206
引用:
 日本人2人を拘束した過激組織「イスラム国」とみられるグループは、ヨルダンで収監中の死刑囚釈放という新たな要求を持ち出した。しかし、安倍晋三首相は25日のオバマ米大統領との電話会談で「テロには屈しない」と重ねて強調。政府内では「ヨルダンに釈放を頼むことはない」(外務省幹部)との声が漏れる。テロリスト側との接触も思うに任せず、打てる手は限られている。
 首相は25日のNHK番組で「人命第一の観点から、ヨルダンとも緊密に連携しながら対応に当たりたい」と述べ、同国の協力を得て人質救出に努めていると説明した。
:引用終了


☆新たな画像公開、人質事件 深夜に急展開


☆湯川さん殺害したとする画像 「イスラム国」ネットに公開




http://www.asyura2.com/15/senkyo178/msg/620.html

記事 [政治・選挙・NHK178] イスラム国殺害脅迫 憤る与野党「言語道断」「許し難い暴挙」「残虐非道な蛮行」「テロに屈するな」(産経新聞)
イスラム国での日本人拘束・殺害に関する報道を受け、与党の自民・公明両党が対策会議を開いた。会議後に報道陣の質問に答える自民党・谷垣禎一幹事長(左)と公明党・井上義久幹事長(右)=25日、東京・永田町の自民党本部(大橋純人(写真:産経新聞)


イスラム国殺害脅迫 憤る与野党「言語道断」「許し難い暴挙」「残虐非道な蛮行」「テロに屈するな」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150125-00000575-san-pol
産経新聞 1月25日(日)20時22分配信


 湯川遥菜(はるな)さんとみられる男性が殺害されたとする写真を持つ後藤健二さんの画像がインターネット上に掲載されたことをめぐり、与野党からは25日、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」に対する憤りの声が一斉に上がった。各党幹部の主な発言は次の通り。

 自民党の谷垣禎一幹事長「政府の対応を全面的にバックアップする。(殺害が)事実なら言語道断、許し難いことだ。ご家族の心情を察するに余りあるものがある。断固非難しなければならない。政府には引き続き事態の打開にあたってもらいたい。全力を挙げて邦人の救出、無事を確保してほしい」

 公明党の山口那津男代表「言語道断であり、許し難い暴挙だ。強く憤りを感じている。政府は(後藤さんの)解放をしっかり求め、あらゆる手段を尽くしてほしい。与党としては政府の対応をしっかり支えながら、見守っていく」

 民主党の岡田克也代表「伝えられていることが事実なら強い憤りを覚える。後藤さんが無事に日本に戻ってこられるように政府としては全力を尽くしてもらいたい。われわれとしてできることは非常に限られているが、しっかりと後押しをしていきたい」

 維新の党の江田憲司代表「政府には引き続きテロには屈しないという基本的な方針のもとに、人命救出に最大限の努力をしてほしい。これは与野党の別はないので、全面的に協力したい」

 共産党の志位和夫委員長「今回彼らがやっていることは残虐非道な蛮行だ。絶対に許すわけにはいかないと強く非難する。人質の解放を強く求めたい。政府には人命最優先で解放を図るためにあらゆる手段、可能性を追求してほしい」

 次世代の党の松沢成文幹事長「卑劣で許し難い行為に対し強い憤りを覚える。本来は特殊部隊による邦人人質奪還も辞さないという姿勢が求められるが、日本においては憲法9条の制約がかけられている。今回のようなことを二度と起こさないためにも、自国民が拉致拘束されたときに、あらゆる手が使える憲法にすべきである」

 日本を元気にする会の松田公太代表「人命をこのような形で奪うという残虐な行為で、許し難い暴挙だ。安倍晋三政権には人命の救助のためにあらゆる手を尽くしてほしい。ただ、テロに屈してはならない」



http://www.asyura2.com/15/senkyo178/msg/621.html

記事 [政治・選挙・NHK178] 安倍談話の正体をNHKで喋ってしまった軽率な安倍首相  天木直人
安倍談話の正体をNHKで喋ってしまった軽率な安倍首相
http://www.amakiblog.com/archives/2015/01/25/#003106
2015年01月25日 天木直人のブログ


 今朝のNHKの日曜討論の安倍首相の発言を聞いて驚いた。

 安倍談話はどのようなものになるのかという島田敏男解説委員の質問に対してあっさりとこう答えたのだ。

 村山談話と同じものでは出す意味はないと。同じ表現にはならないと。

 この言葉にすべてがある。

 私を含めて安倍談話に注視する者たちの最大の関心は、果たして安倍首相が自らの言葉で侵略を認め、過去の誤りを謝罪するかどうかである。

 「村山談話を引き継ぐ」、しかも「全体として」引き継ぐ、などという一言で済ませ、あとはわけのわからない「未来志向」を長々と述べる談話でごまかすつもりだろう、そうはさせない、と、皆が手ぐすね引いて待ってる。

 ところが、こんな早い段階で、しかもNHKのテレビの前で、安倍首相自らそう白状したのだ。

 あまりにも軽率な発言だ。

 島田も驚いたと見えて、公明党の山口代表に聞いた。

 山口代表はごまかしたが、岡田民主党代表が、これは問題発言だと気色ばんだ。

 共産党の志位委員長などは正面から批判した。

 この安倍首相の発言が明日からの国会で問題にされないはずがない。

 これで8月15日を待たなくても、いや、これから作られる有識者の提言を待つまでもなく、安倍談話が一大政治イシューになる。

 中国・韓国は間違いなく反発し、そうなれば米国は再び失望したと言わざるを得ない。

 そんな談話なら、いっそ何も出さないほうがはるかにましだ。

 これまでの内閣の方針を踏襲するとだけ言って、あとは何も言わずにとぼけたほうがまだ批判されなくて済む。

 どこまで行っても馬鹿な安倍首相だ。

 何かにつけてそうだ。

 ない知恵を絞って苦労してつくったものが、ものの見事に裏目に出る。

 今度こそ途中で逃がしてはいけない。

 最後まで責任を取ってもらおう(了)



http://www.asyura2.com/15/senkyo178/msg/622.html

記事 [政治・選挙・NHK178] 「人質が解放されるようなことが「あっては困る」と思う人が政府部内にいたと考える他ありません:内田樹氏」
「人質が解放されるようなことが「あっては困る」と思う人が政府部内にいたと考える他ありません:内田樹氏」
http://sun.ap.teacup.com/souun/16466.html
2015/1/26 晴耕雨読


https://twitter.com/levinassien

>Hideyuki Hirakawa ロイター『日本ではイスラム国の犠牲者を責める者達がいる』 http://reut.rs/15xunVe

「イメージは常に恐ろしい類似性を有している…しかし今回の犠牲者は日本人であり、彼らの政府の反応と同胞の市民たちの態度は西洋の標準的な反応との重大な違いを露わにしている。」

僕のTLを見る限り、「身代金を払うな」とか「つかまったのは自己責任」とか言う人はひとりもいません。

でも、どこか別のところではそういう意見で埋め尽くされたTLを眺めている人たちもいるんでしょう。

ネットで「世論」を知ることは不可能になりつつあります。

白井聡さんとの対談本ゲラリタッチだん。

ふい〜。

これ本当に面白いですよ。

二人で「そこまで言っていいんかい」的な話をしまくっております。

全篇「敗戦の否認」について。

僕は「敗戦の否認というのは、独仏でも行なわれていて、それが病巣になっている」という話をしております。

最後は岸信介と正力松太郎はCIAの協力者だったことが2007年のアメリカの公文書館から開示されましたけれど、それを知ると安倍晋三と讀賣新聞の関係まで、この絡みは70年続いていることがわかるね、という話でした。

占領期の日本人たちがどのようにして占領軍に協力し、それによって戦後日本社会での指導的地位を得たかについての研究というのは現代日本の「対米従属を通じての対米自立」戦略の歴史的意味を知る上で必須のものでしょうけれど、この研究には絶対科研費はつきませんね。

というわけで白井聡さんと僕の「ふたりのどっちがより『言ってはいけないこと』に近づいているか競争」が全面展開しておりますところの対談本にご期待ください。

徳間書店より近刊。

おはようございます。

改めて「惻隠の情」が政治的立場を超えて共有されることを願います。

イデオロギーに主導された運動はほとんどの場合、解決した問題より多くの問題を生み出します。

「惻隠の情」に基づいて人を殺す人間はいません。

週刊誌から中田先生について電話取材。

中田先生は「一休とか澤庵とか良寛みたいな人です」とご説明する。

この貴重な外交的なチャンネルを封殺する人たちは人質を見殺しにしておいたあと情緒的な「非道なテロリストを許すな」キャンペーンを展開して、海外派兵にはずみをつけたいのでしょう。

去年のうちに二人は人質になってたわけですが、まさにその時期に中田先生は公安によって行動を規制され、それまでのように自由に中東へ行くことができなくなりました。

なぜ人質解放のキーパーソンを、彼らの協力が最も必要とされる時期に古い刑法をとりだしてまで拘束したのか。

中田先生らの仲介で人質が解放されるようなことが「あっては困る」と思う人が政府部内にいたと考える他ありません。



http://www.asyura2.com/15/senkyo178/msg/623.html

記事 [政治・選挙・NHK178] 「相変わらずいい加減なことを放言している安倍晋三と、それをさらっと受け流すNHKインタビュアー。」 ネコには都合が多い氏
「相変わらずいい加減なことを放言している安倍晋三と、それをさらっと受け流すNHKインタビュアー。」
http://sun.ap.teacup.com/souun/16465.html
2015/1/26 晴耕雨読


ネコには都合が多い氏のツイートより。https://twitter.com/TryToFollowMe

故意か無知か知らないが集団的自衛権と集団安全保障をごっちゃにし、「後方支援」も「難民支援」も「広い意味での支援」だとか適当なことを言い、税収が増えたから景気は良くなっているとアホ抜かす。

相変わらずいい加減なことを放言している安倍晋三と、それをさらっと受け流すNHKインタビュアー。

1月23日付ロイター記事に、"Japan’s pseudo state-run television channel, NHK"(日本のまがいもの国営テレビ局NHK)とまで書かれていたからね。

今日のインタビュー番組はダメ押しだろう。

http://reut.rs/15xunVe

> まあ、この”pseudo state-run television channel, NHK”って「(公共放送のはずなのに実際は)擬似国営放送であるNHK」ってニュアンスだと思いますが。

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浅井久仁臣https://twitter.com/asaikuniomi

【戦争報道】かつて私は長年、TBSの契約特派員として戦(紛)争に幾度も赴いた。

日本ではTV局と契約して戦争取材したのは私一人だ。

それができたのは、久木保(NEWS23の創設者)という報道局の剛の者が良き理解者で、持ち込む企画をどんな時も後押ししてくれたからだ。

それは当然、TBSにとっては大きなリスクを伴うものであった。

今回の様なケースは当然予測できたからだ。

しかし、「報道のTBS」の名を再興したい久木さんは、「特派員連中に『従軍記者たれ』とハッパをかけるんだが、サラリーマン化して危険をおかそうとしない。力を貸して下さい」そう言って私とタッグを組んだ。

87年にスタジオで(社員以外の者が)報告・解説するスタイルを私が日本で初めてやった時は、一部の局員が労働組合を使って阻止を図ったと後になって聞かされた。

天安門事件の特派を久木さんが決めた時は、契約書を持つ当時の外信部長が苦渋の表情で「行くのをやめてくれませんか 」と懇願した。

湾岸戦争の時は火山噴火の取材陣に死者が出たこともあり、米政府の開戦直前に各社は横並びで特派員をバグダッドから引き揚げたが、そこへ私がひとりTBSの旗を背負って乗り込むことになり、「局長は浅井に踊らされている」という陰口をを叩く者もいた。

そんな裏事情があっただけに、久木さんへの迷惑は絶対に避けなければならない。

戦地に入る時は徹底した事前準備と、現場では細心の注意を払った。

幾度も武装組織に連行されたが、TBSの名を出すことなく解放されてきた。

一度、ドイツ駐在の特派員の早とちり私がサラエボで拉致されて、装甲車の手配を要請しているとの連絡が報道局に入り慌てさせたが、それは私が取材に装甲車を使いたくて、ドイツの会社に問い合わせした事が誤解されてしまったのが原因だった。

その取材から帰り、成田から帰国報告を久木さんに入れると「首になりましたよ」と言われた。

「報道局の久木天皇」と揶揄されたこともある久木さんの失脚は私の事が原因ではないと後で知ったが、大きな責任を感じたことは間違いない。

後任者たちに私を使う度量を持つ者はおらず、私はやがてTBSを離れた。

他局では「TBSはそんな契約を!ウチは無理です」と言われた。

いずれにせよ、久木さんと私が開こうとした「フリーランサーが鉄砲玉に利用されない」道はそこで閉ざされた。

その後、何の保証もなくTVの為に戦地に向かう“後輩たち”の姿を見て、自分の力不足を悔いると共に「久木さんの様な人があと2、3人いたら変えられたかも」と思う近況。

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> 三宅雪子 日本は平和を愛し平和を望む国家である、日本国民は平和を愛し平和を望む国民である(政府はともかく私はそうであると信じている)というメッセージはこの間(私が知る限り、殆ど)発せられず、ひたすら「テロには屈しない」の一辺倒だった。そのことがどう影響したのかは今後わかってくるだろうが。

> 李ひとみ 此の期に及んで、安倍政権を批判する者の気が知れないと宣う人がいる。呑気なもんだ。これ程情報管理も危機管理も出来ぬ国が、目に見えて「戦争」に突入している中、冷静ぶって頓珍漢な無責任を撒き散らす。アンタだよ、アンタ!安倍総理のあの無防備を見た上で発言しているのか!?

> 山口二郎 目の前でこのような事件が進行していたにもかかわらず、安倍首相の中東歴訪における能天気な「反テロ演説」を進めた日本版NSCなど、最初から無能を露呈したようなもの。即刻解体すべし。

> 高瀬毅 外交評論家の宮家氏。テレビで「内輪もめはいけない。連帯と団結を強めないといけない」とコメント。事件の政治利用は早くも始まっている。政府を正当に批判することと日本の今を思うことは矛盾しない。お前たちだけが国や人質のことを考えているわけではないのだ。国民を舐めた口をきくものではない。

政府の対応の是非や内容を問わない「連帯と団結」は、黙って政府の方針に従え、てのと同じことだ。

この外交評論家は一体何を考えているのか。

何が目的か。

> 名もなき投資家 はっきりと覚えております 2014年5月15日の首相発言 安倍晋三首相「紛争国で日本人が生命の危険に晒されるような事態においても、しっかりと日本人の命を守ることこそが総理大臣である私の責任であると確信します」

> 田舎の広告屋 大戦末期の「ソ連は仲介してくれるよ」外交を思い出している。内閣失政なら、明らかになるのは、特定管理秘密で30年後かね?

> 田舎の広告屋 明白な怠慢で、殺人犯取り逃がして、被害が拡大しても、警察は一生懸命だ!批判すんなとか、さすが東京裁判しか出来なかった国だな。

> 田舎の広告屋 流言飛語抑制を呼び掛ける立場の職業に就きながら、だいたい大地震直後にメルマガだかなんだかでデマ飛ばしてた現内閣総理大臣の外交手腕とは?

> あらら「政府が動かないときは市民が圧力をかけて動かす」という、もっとも基本的な政治的発想そのものが、この社会では死に絶えつつある。これは、市民社会の維持という観点からみて、あらゆる意味で深刻な事態だと言わざるをえない。

> 山崎 雅弘 日本会議地方議員連盟の公式ブログに掲載された記事「イスラム国人質事件の自己責任について」(2015年1月23日)http://bit.ly/1usMlyk 「身代金支払いは論外。政府がこの件で目を白黒させるのも笑止。目を白黒させるのは、人質となった当事者とその関係者だけで十分」

いまRTした日本会議地方議員連盟の公式ブログに掲載された記事の筆者は不明だが、その内容の類稀なるくだらなさに卒倒しそうになったわ。

先ほどのブログ記事を、もしも淡谷のり子さんが生きていて読んだとしたら、きっと「大したたまげた」と言うだろうなあ。

「あんたもう一回生まれ直してきなさい」と言い添えるかもしれない。


http://www.asyura2.com/15/senkyo178/msg/624.html

記事 [政治・選挙・NHK178] 人質事件における政府の対応(在野のアナリスト)
人質事件における政府の対応
http://blog.livedoor.jp/analyst_zaiya777/archives/52683241.html
2015年01月25日 在野のアナリスト


昨晩から、イスラム国による人質事件が新たな展開を迎えました。湯川氏の殺害映像と、後藤氏の解放にヨルダンに拘束されている女性の解放と、その二つがYouTubeに映像として公開されています。ただし、イスラム国正規の発表ではない。これには二つの見方ができて、上からの命令ではなく湯川氏が殺されてしまった。そこで新たな条件を付加しても、公式発表という形をとらなかった。つまり本意でない、と伝える意味です。もう一つは日本政府を困惑させる目的です。政府は映像を本物、と判断しているようですが、仮に映像すべてが加工であっても、イスラム国はシラを切れます。悪い想像ですが、例えば湯川氏が殺されていたとしても今後、正式な発表として『生きている』とし、さらに要求を上積みしてくる可能性も考えられます。つまり、この件はすべてなかったこと、にイスラム国はしてくる恐れすらあるのです。

しかしもう一つ判明したのは、政府は夕方の時点で殺害の一報をうけていた。そこから再びYouTubeにアップされるまで、手を打たなかったことです。情報確認に手間どった、ということはあるかもしれませんが、すべて日本政府は後追い、イスラム国の発信に慌てて対応する形になっているのです。昨晩の官邸への緊急招集もすぐに終わったのは、いわゆるポーズだったとみられます。映像をみて、間違いないだろうと確認し、後は映像の解析を依頼したに過ぎないのでしょう。

そしてもう一つ、安倍政権はシリア反政府組織とつながっていることが、今回はっきりしました。確かに戦場で、接触ルートが限られているとしても、シリア反政府組織に頼ったら、有名無実化しているとはいえシリア政府を半ば蔑ろにしていることになります。そして今後、シリア反政府組織が政権交代に失敗し、シリア政府が残った場合どうするのか? さらにそのシリア反政府組織がテロ化したら? 非常に危惧するところです。そしてそれが『あらゆるルート』なら、恐らく交渉は失敗続きだと分かります。シリア反政府組織はイスラム国の前身と、ともにシリアで戦っていましたが、すでに敵対している。そのか細いルートだけでは信頼を克ち得ることなど不可能なはずです。アラブ諸国で必要な、信義が圧倒的に足りていないのでしょう。

国会が始まりますが、与党からは野党に人質事件で「協力を」と述べます。しかし当面は補正予算、また来年度の予算案の審議で、実質的に関係閣僚が対応する場面はありません。強いてあげるなら首相、官房長官ぐらいでしょう。今回の件ではっきりしたのは日本版NSCが機能していないことです。昨晩の映像をみるまで、みてから、政府が効果的な対応をしていないことは、一目瞭然です。すでに犠牲者が出てしまったのですから、そのことも含めて、安倍政権の対応はまったく機能していない。そんな中で、国会の対応すらままならないというなら、安倍政権のリスク管理、危機対応能力は絶望的なまでに機能不全、ということも言えてしまうのでしょう。

ある世論調査で、安倍政権の人質事件への対応を『評価』が6割、と出ています。これだけメディアが情報を捻じ曲げていれば、ふつうの人ならそう思うのかもしれません。しかし結果が伴わないものはすべて評価できないのです。「よくやった」はスポーツならそれで良いですが、人の命がかかったものに「よくやったけどダメでした」では、もう落第なのです。特に、今回とても「よくやっている」とは思えない。この政権に命を預けることは危険である、と示してしまいました。日本にいるイスラム国と連絡がとれる人物、交渉に成功したトルコ、などのルートに手をつけた形跡がない。安倍政権のそうした態度を『評価』しているようだと、次の危険を国民全体が負うことになるのかもしれませんね。


http://www.asyura2.com/15/senkyo178/msg/625.html

   

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