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2016年3月10日00時00分 〜
記事 [政治・選挙・NHK202] 原発事故は「運命」…元原子力安全委トップが笑顔で大放言(日刊ゲンダイ)
          本当に専門家だったの?(C)日刊ゲンダイ


原発事故は「運命」…元原子力安全委トップが笑顔で大放言
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/176948
2016年3月9日 日刊ゲンダイ


 震災発生時の原子力安全委員会トップが大放言だ。8日放送の「みんなのニュース」(フジテレビ系)で、班目春樹・元原子力安全委員長が原発事故を笑いながら「天罰」「運命」と表現するシーンが放送された。

 班目氏が出演したのは、シリーズ特集「震災から5年 あの日から今へ」。3回目となる8日は、VTRに登場した班目氏が番組司会の伊藤利尋アナウンサー(43)に対し、福島第1原発事故の対応と問題点を振り返る内容だった。

 インタビューで班目氏は、当時の菅直人首相(69)から「水素爆発はあるのか?」と尋ねられたことを明かし、格納容器の中に酸素はないため爆発はしない、と回答したと説明。しかし、その数時間後に1号機建屋で水素爆発が発生した。

 このことについて班目氏は、格納容器から水素が漏れ出して建屋内で爆発する可能性までは菅首相に説明していなかったことを「大失敗だったとは思う」と後悔しつつ、間違った説明ではなかったとの認識を示した。また、爆発後、菅首相から信頼されなくなったことを「ひしひしと感じました」とも語った。

 その後の事故対応について、「あんな人(菅首相)を総理にしたから天罰が当たったんじゃないかって、このごろ運命論を考えるようになっちゃってますよ」と笑いながら回答。伊藤アナから「唯一の専門家として、もうちょっと(何とか)できなかったか」と尋ねられても、「あの時、(専門家は)ずっと私1人だけだった」「原子力保安院が図面を持ってこなかった」などと、終始のらりくらりと答えていた。

 他人ごとのように5年前を振り返った班目氏。当時の責任者がこれでは、最悪の事故を招いたのも当然だ。


http://www.asyura2.com/16/senkyo202/msg/582.html

記事 [政治・選挙・NHK202] 民主維新の新党名募集でトップが民主党に!2位は立憲民主党、3位は民新党!
民主維新の新党名募集でトップが民主党に!2位は立憲民主党、3位は民新党!
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-10422.html
2016.03.09 23:00 真実を探すブログ







☆民主・維新 新党名に約2万件の応募
URL http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160307/k10010434891000.html
引用:
民主党と維新の党は、新しい党名を巡って実務者が協議し、国民から党名の案を募集した結果およそ2万件の応募が寄せられたことから、今週10日までに数件の案に絞り込んだうえで、最終的な選考に入る方針を確認しました。
:引用終了


新党名募集したら・・・トップは「民主党」(16/03/09)




以下、ネットの反応
















どうやら、民主党支持者と反民主側がお互いに「民主党じゃあないと分かり難い」と判断したようで、結果的に民主党という党名が一位になったようですね。


まあ、私は民主党という党名のままで良いと思っていたので、今回の結果に納得しています。この投票も維新の党側が「民主は嫌だ」とゴネたことから行ったものですし、民主党以外の変な名前になっても困るところでした(苦笑)。
やはり、逃げずに民主党としてシッカリと反省したうえで、国民のことを真剣に考えた政策や方針を打ち出して欲しいところですね。



http://www.asyura2.com/16/senkyo202/msg/585.html

記事 [政治・選挙・NHK202] 安倍首相「消費増税なければ、アベノミクスはうまくいっていた」「失敗であった」(Business Journal)
                安倍晋三首相


安倍首相「消費増税なければ、アベノミクスはうまくいっていた」「失敗であった」
http://biz-journal.jp/2016/03/post_14174.html
2016.03.10 文=渡邉哲也/経済評論家 Business Journal


 2016年に入り、世界同時株安など世界経済の縮小がささやかれている。そして、それは日本の消費税増税にも大きな影響を与えつつある。

 周知の通り、安倍晋三政権は17年4月から、消費税を現行の8%から10%に引き上げる予定だ。これは、14年4月の5%から8%への増税に続く流れである。

 しかし、8%に引き上げたことによって、日本経済は消費が落ち込み、安倍首相自身も「消費税を8%にしなかったら、アベノミクスはもっとうまくいっていただろう」という旨の発言をしている。また、首相の側近である菅義偉官房長官も、最近は消費税増税について否定的な言動が目立つ。

 筆者が伝え聞くところによれば、首相官邸側は「できる限り、消費税増税はしたくない」と考えているようだ。前述したように、前回の増税によって日本の景気回復が遅れ、アベノミクスの先行きが不安定になりつつあることは間違いないため、官邸側の判断もうなずける。

 そして、安倍首相と日本銀行が目標としている物価上昇率2%には、現時点で到達できていないどころか、逆にデフレがいまだに改善されていない状況だ。

 15年4月、安倍首相は「来年の2月までに物価目標2%を達成できないのであれば、アベノミクスは失敗であったと言わざるを得ない」という旨の発言をしている。

 つまり、現状を客観的に見る限り、アベノミクスは事実上の失敗に終わったといえるわけだ。そして、そんな状況下において「では、消費税の増税はどうするのか」という問題が、自民党内で大きくクローズアップされている。

■消費税増税は延期、衆参ダブル選挙か

 現在、民主党は維新の党との新党設立に向けて動いているが、枝野幸男幹事長は消費税増税に対して反対を表明している。

 そもそも、消費税の増税は民主党政権下で決められたものであり、当時与党だった民主党、野党だった自民党、公明党の3党合意に基づく政策である。そういった経緯を踏まえて、「民主党は、消費税増税に反対しない」という前提があったわけだが、これが根底から覆された。

 そして、3党合意に参加していない維新の党側は、当然ながら増税に反対するだろう。また、現在は共産党、社民党、生活の党と山本太郎となかまたちなどが「野党連合」というかたちで選挙協力すると報じられているが、野党連合が実現した場合、「消費税増税に賛成です」というのはあり得ない。

 共産党はかねてから消費税増税に否定的であり、社民党も同様である。政策合意をする上で「消費税増税に反対」というのは彼らの命題であると同時に、選挙戦術として合意できるのは、その部分以外にないと思われる。

 7月には参議院議員選挙が予定されているが、選挙の際、消費税増税に対して「賛成」と「反対」という二者択一になった時、多くの国民は「反対」を公約に掲げるほうを選ぶだろう。そのため、自民党・公明党が「賛成」を選ぶというのは現実的ではなく、「反対」の立場で選挙戦を戦わざるを得ない。

 だからこそ、昨年末頃から「消費税増税を延期して、衆参ダブル選挙」という予想が生まれてきているわけだ。また、それを受けて、各派閥や国会議員に「選挙準備をしておくように」といった通達が出たという話も聞こえる。

■4月の衆議院解散総選挙もあり得る?

 実際、衆参ダブル選挙はあるのだろうか。現実的な選挙日程を考えてみよう。1年で最も大切な政治日程は、予算の成立である。新年度の予算が成立しなければ、4月1日からの公費の支出が止まり、日本経済に大きなダメージを与えてしまうからだ。

 3月1日、平成28年度予算案が衆議院を通過した。憲法規定の「衆議院の優越」により、参議院に送られてから30日で自動成立するため、年度内の3月末には成立する見込みだ。

 しかし、予算成立後にも大きな仕事がある。予算とともに、予算関連法案を通す必要があるのだ。これは、赤字国債発行のための特例公債法案や、かつてガソリン税の暫定税率が問題になった税制改正法案などが当てはまるものである。

 これは予算案と違って自動成立の規定がないため、参議院で可決する必要がある。そして、成立しないと政治的に不安定な状況を生んでしまう。

 現在、参議院の議席は与党が過半数を握っており、容易に成立させられる状況ではあるが、あまりに急げば、野党から「強行採決だ」と批判の声が上がることは間違いない。

 そのため、「しっかりと議論をした上で、予算案および予算関連法案を早期に成立させる」というのが、今国会の役割だ。安倍首相が、予算案通過後に「来年度予算案の早期成立こそが、最大の景気対策」「1日も早い成立を目指して、緊張感を持って取り組んでいきたい」と語っているのも、そのためである。

 そして、予算が成立した後、「では、消費税増税についてはどうするか」という議論が本格化するものと思われる。

 さらに、日本は今年、もうひとつ国際的かつ大きな政治日程を抱えている。それは、5月26、27日に三重県で行われる第42回先進国首脳会議(伊勢志摩サミット)だ。当然ながら、政治的な空白を生んでしまうため、サミット期間中は選挙を行うことができない。

 また、サミット開催前には政治的に安定した体制を見せておかないと、日本は国際社会から批判の的になってしまう。そういった事情を鑑みた時、まず「サミットの2週間程度前には、選挙を終わらせておく」という選択肢がある。つまり、電撃的な「4月に衆議院解散→総選挙」という流れだ。

 あるいは、サミット開催後に選挙を行うという選択肢である。この場合、前述した衆参ダブル選挙という構図になるわけだ。より具体的な、消費税増税延期と選挙をめぐる政府と財務省の駆け引きについては、次稿で詳しく述べることとしたい。

(文=渡邉哲也/経済評論家)


http://www.asyura2.com/16/senkyo202/msg/586.html

記事 [政治・選挙・NHK202] <共産党便乗?>吉良佳子「年収2000万円以上だけど言わせてもらおう。保育園に落ちたの私だ!」
twitterから
https://twitter.com/_500yen/status/707127114349162498

500円
@_500yen
吉良佳子「年収2000万円以上だけど言わせてもらおう。保育園に落ちたの私だ!」

香山リカ「私に子供はいない。でも言わせてもらおう。保育園に落ちたの私だ!」

福島瑞穂「民主党政権の少子化担当大臣だけど言わせてもらおう。保育園の補助金を減らしたの私だ!」

#保育園落ちたの私だ


matrix @matrix____ 12時間12時間前
「共産党も便乗?吉良佳子議員「わが家も認可園落ちた」ツイッター書き込み「収入面から入園は困難」との声も」産経新聞
http://www.sankei.com/politics/news/160309/plt1603090005-n1.html
「与党内からは「収入面から入園が極めて困難な事をわかりながら申請したのではないか」(自民党幹部)と訝る声が出ている」
 

Earthling @AveVerum96 12時間12時間前
「収入面で入園が極めて困難なことを分かりながら申請した」のは明白。
こうした成りすましてをしてまで被害者ぶり、自分たちの主義主張だけを強弁する共産党員にはホント反吐が出る。

>吉良佳子議員の「わが家も認可園落ちた」ツイートに指摘
http://news.livedoor.com/article/detail/11271995/
 
 

ひがくぼきみお @higakubo 12時間12時間前
待機児童がいるお宅は、共産党・吉良佳子さんの行為をよく調べるべきと思います。@kibe0894 もっと国家国民の為に政治家は政治してもらいたいです。自分の高収入が原因なのに落ちたのがアベノセイとか笑えます。それもそれを政治利用するのが一番ムカつきます!!国民舐めたらいかんぜよ!!
 
 

ぱよぱよあんてな公式 @payopayoantenna 13時間13時間前
post:共産党の吉良佳子議員、保育園足りない中の「保活」はつらいと主張共産党ӗ http://www.fuwa2.xyz/2016/03/09/post-3459/
 
 

井上太郎 @kaminoishi 14時間14時間前
共産党の吉良佳子議員、ご主人も目黒区議、合わせて約4000万の年間収入ある極めて裕福な世帯です。専用のベビーシッターでさえ雇えます。ふざけるな、何が保育園足りない中の「保活」はつらいだ、だ! 高収入で、保育園落ちたは当たり前。落ちたというなら収入証明公開して言わないと意味が無い。
  
 

葵東( ☂外國勢力) @aoi_azuma 16時間16時間前
吉良佳子議員の「わが家も認可園落ちた」ツイートに指摘 #ldnews http://news.livedoor.com/article/detail/11271995/
国会議員のような富裕層まで認可保育園を使っていたら、貧困層はどうなります?
貧者から搾取するのが共産主義者の常とは言え、それを広言する愚行は民族性ですかね?
 
 

通りすがりのねこさん @BlueCat0227 17時間17時間前
吉良佳子議員の「わが家も認可園落ちた」ツイートに指摘 #ldnews http://news.livedoor.com/article/detail/11271995/

世帯収入が3000万円くらいあるのに「わが家も認可園落ちた」ってのはどうなのかな。
世帯収入が500万円の人から見たら、『ふざけんなっ』て感じだろうな。
 
 
<参考リンク>

■共産も便乗? 吉良氏「わが家も認可園落ちた」ツイッター書き込み 「収入面から入園は困難」との声も
http://www.sankei.com/politics/news/160309/plt1603090005-n1.html


■共産・吉良佳子氏、週刊新潮に路チュー撮られた 党は「常軌逸した取材」と激怒
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20140326/plt1403261533001-n1.htm
http://www.asyura2.com/16/senkyo202/msg/587.html

記事 [政治・選挙・NHK202] 高浜原発、運転停止の処分が+国連が慰安婦や日本の女性差別を次々勧告(日本がアブナイ!)
http://mewrun7.exblog.jp/24206914/
2016-03-10 03:12

 原発について書きたいことが山ほどあれど。なかなか書けず、忸怩たる思いでいるのだけど・・・。
 その原発問題に関して、まず、嬉しかったニュースをひとつ。(^^♪

 昨日、大津地裁で福井県にある高浜原発3,4号機(関西電力)の運転を差し止める画期的な処分が出た。(**)

 しかも、多くの反原発派が「何故、福島の事故の原因も十分に究明されていないのに、次々と原発を再稼動するんだ」「新しい規制の基準が過酷事故に対して甘いのではないか」との疑問を呈している中、山本裁判長は、まさにそのような人々の疑問や不安に応えるような判断を行なっていたことが、mewにはと〜っても印象深かった。(@@)

『関西電力高浜原発3、4号機(福井県高浜町)は安全性が確保されていないとして、滋賀県の住民29人が再稼働差し止めを求めた仮処分申請で、大津地裁は9日、関電に運転差し止めを命じる決定を出した。山本善彦裁判長は「過酷事故対策などに危惧すべき点があるのに、安全性の確保について関電は主張や証明を尽くしていない」と判断した。仮処分決定は直ちに効力が生じるため、関電は運転中の3号機を10日に停止させる。

 高浜3、4号機の差し止め決定は昨年4月の福井地裁に続き2件目。運転中の原発を止める仮処分決定は初めて。
 関電は決定を不服とし、異議と執行停止を申し立てる。3号機は10日午前10時から出力を落とす作業を始め、同日午後8時に停止する予定。

 山本裁判長は決定で「東京電力福島第1原発事故の原因究明は道半ばだ」と指摘。事故を踏まえた新規制基準の過酷事故対策について、「関電の主張や証明の程度では、新規制基準や(原子力規制委員会が審査で与えた)設置変更許可が、直ちに公共の安寧の基礎になると考えることをためらわざるを得ない」と述べた。(時事通信16年3月9日)』

『大津地裁は9日、関西電力高浜3、4号機(福井県高浜町)の運転差し止めを命じた。
 稼働中の原発の停止を命じた初の司法判断。地裁は仮処分決定の中で、関電が再稼働の根拠に据えた原子力規制委員会の新規制基準が、東京電力福島第1原発事故の教訓を十分に反映していないと指摘し、不信感をあらわにした。

 決定は、新規制基準の策定の契機となった福島原発事故について、「原因究明は道半ばの状況だ」と指摘。電力会社だけでなく、原因究明が不十分な中で策定された新基準を「世界最高水準」(田中俊一委員長)と誇る規制委の姿勢にも「非常に不安を覚える」と厳しい目を向けた。
 特に、想定外とされていた津波などが福島第1原発事故の甚大な被害を引き起こしたことを踏まえ、「過ちに真摯(しんし)に向き合うならば、十二分の余裕を持つことを念頭に置き、見落としがあっても致命的な事態に陥らない思想で基準を策定すべきだ」と強調した。

 非常用電源の確保など過酷事故対策や、地震想定に用いる断層の評価、使用済み燃料プールの耐震性や事故時の冷却方法など、規制委が審査で「基準を満たす」と判断した具体的内容にも踏み込み、「裁判所に対し(安全だとする)十分な資料が提供されていない」と軒並み疑問符を付けた(同上)』。 

* * * * *

 福島第一原発の事故に関して、先月末、当時の東京電力の経営陣3人が強制起訴されるに至ったのだが。<この件は現在、資料収集中なので、いずれ記事をアップしたい。>
 この経営陣の裁判で、最も大きな争点になりそうなことのひとつは、「本当に大津波が想定されていなかったのか、本当に大津波に対して必要な措置が予めとれなかったのか」ということだ。(・・)

 100億歩譲って、仮に福島第一原発の事故の前は、そのような大津波の発生やそれに基づく事故の発生を予見するのは困難だったとしても、いまや電力会社はもちろん周辺住民も、全国の国民もその可能性、危険性は十分に予見し得るわけで。
 まあ、だからこそ、mewや反原発派の人たちは、もう再稼動はしない方がいいと主張しているのだが。<古い原発はさらなり。3号機のように異常を示している原発もしかり。>

 しかし、国は既に40年を超えた高浜1,2号機を動かそうとしている上、菅官房長官は3,4号機も予定通り再稼動する方針を変える気はない様子。(-_-;)

『大津地裁の仮処分決定に関し、菅義偉官房長官は9日の記者会見で「高浜3、4号機は原子力規制委員会が世界最高水準と言われる新規制基準に適合すると判断したものだ。その判断を尊重して再稼働を進める政府の方針に変わりはない」と述べた。
 その上で「あくまでも仮の処分で、当事者である関西電力が今後の対応を決めると思う。国としても注視していきたい」とも語った。(毎日新聞16年3月9日)』

 それでも今回のように、一般国民の疑問や不安に理解を示す司法判断がなされたことは、脱原発を目指して活動している人たち、とりわけ、これから裁判を起こそうとしている人たちにとって、明るい材料になるのではないかと思うmewなのだった。"^_^" 

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 話は変わって・・・。これは『慰安婦の日韓合意はまやかし。安倍は強制連行の軍関与認めず、国会では謝罪せず』に

 7日、国連の女性差別撤廃委員会が、慰安婦に関する日韓合意は不十分だったとして、日本政府に元慰安婦の意見を配慮するように勧告した。(・・)
<尚、委員会には各国の女性差別撤廃条約の履行状況を監視するのが役割で、勧告に法的拘束力はない。>

『国連の女性差別撤廃委員会は7日、ジュネーブで2月16日に開かれた対日審査会合に関する「最終見解」を公表した。旧日本軍の従軍慰安婦問題について、日本政府の取り組みはなお不十分と指摘。昨年末の日韓合意を実行に移す際には元慰安婦の意見に十分配慮するよう日本政府に勧告した。

 委員会は2009年の前回会合で、元慰安婦らへの賠償や加害者の訴追などを含む慰安婦問題の「持続的な解決」を探る努力をするよう日本政府に勧告。7日の最終見解は日本がこうした過去の勧告を依然として実行していないとして「遺憾の意」を示した。

 昨年末の日韓合意については「元慰安婦らを中心としたアプローチを完全には取っていない」と指摘、元慰安婦らの「真実、正義、償いを求める権利」を保証し、彼女らの立場に寄り添った解決を目指すよう求めた。
 また元慰安婦らを傷つけることになるとして、指導的立場にある人物や公人が慰安婦問題の責任を軽くしようとする発言をやめるよう要求。学校教科書で慰安婦問題を適切に取り上げ、子どもたちに歴史的事実を客観的に示すことも求めた。(共同通信16年3月7日)』

『国連女子差別撤廃委員会は7日、対日審査の最終見解を発表し、慰安婦問題の「最終的かつ不可逆的」な解決を確認した昨年12月の日韓合意は「被害者中心の対応」が徹底されていないとして遺憾の意を表明した。
 合意の履行に当たっては「被害者の立場を十分考慮」し、補償などに取り組むよう促した。

 2月16日にジュネーブの国連欧州本部で行われた対日審査では、杉山晋輔外務審議官が日韓合意について説明。誠実な実行に向けた両国政府の努力に国際社会の理解を求めていた。最終見解は、日韓合意を含め、解決に向けた日本の取り組みに留意するとも指摘した。
 また、日本の指導者や当局者が慰安婦問題の責任に関し、「(元慰安婦の)名誉を傷つける発言を控えるよう」要請。元慰安婦に対する公式謝罪を含めた「十分で効果的な償い」を行う必要性を訴え、日本に厳しい姿勢を見せた。

 「アジア女性基金」による元慰安婦らへの償い事業に関しては、日本政府は委員会とのこれまでのやりとりで、対象外となった中国や東ティモールに広げる考えはないと回答。最終見解はこれに関し「国際人権法に基づく義務に取り組んでいない」と批判した。
 さらに、「(日本政府は)慰安婦問題への教科書の言及を削除した」と問題視し、歴史的事実を客観的に生徒らに提示するよう要求。委員会は事前に、教科書に慰安婦問題の記述を復活させる考えをただしたが、日本政府は「国定教科書制度を採用していない」として答える立場にないと応じていた。
 最終見解はまた、深刻な人権侵害に対する日本政府の「公式で明確な責任の認識」を確認することなく亡くなった元慰安婦がいることにも遺憾の意を示した。(時事通信16年3月7日)』

* * * * * 

 しかし、菅官房長官や岸田外務大臣は、国連委員会の見解に納得せず、反発を示している。^^;

『菅義偉官房長官は8日の記者会見で、国連の女性差別撤廃委員会が最終見解で慰安婦問題に対する日本政府の取り組みが不十分と指摘したことについて「(昨年末の)日韓合意を批判するなど政府の説明を十分踏まえていない。極めて遺憾で受け入れられない」と批判した。
 政府は7日、ジュネーブ国連代表部を通じて同委に口頭で遺憾の意を申し入れ、抗議した。

 菅氏は「日韓外相間で合意し、両首脳が確認したものだ。潘基文(バン・キムン)国連事務総長らも歓迎しており、国際社会の受け止めと大きくかけ離れている」と反論。合意について「両政府が誠実に実行に移すことが極めて大事だ」と改めて強調した。外務省幹部も見解について「指摘は的外れだ」と不満を漏らす。

 同委では2月に対日審査会合があり、日本からは外務省の杉山晋輔外務審議官が出席。日韓合意を説明した上で、元慰安婦の強制連行は「確認できなかった」と主張した。
 菅氏は、同委が杉山氏の説明を受けて、慰安婦について「性奴隷」の用語を使わず、「慰安婦」の表現に統一した点を指摘し、「事実関係や政府の取り組みはしっかり説明できた」と強調した。(毎日新聞16年3月8日)』

『岸田文雄外相は8日午前の記者会見で、慰安婦問題に対する日本政府の取り組みが不十分と指摘した国連の女性差別撤廃委員会の最終見解について「政府の説明内容を十分踏まえておらず遺憾だ」と述べた。政府は7日、同委側に「指摘は受け入れられない」と申し入れた。岸田氏は会見で、最終見解に関し「国際社会の受け止めとかけ離れており、批判は当たらない」と反論した。(同上)』

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 安倍首相は、慰安婦に関する日韓合意を行なうことで、米国や国際社会からの理解も得たいと考えていたのであるが。その目論見はうまく行かなかった様子。(-"-)

 安倍首相らは、韓国の日本大使館前にある慰安婦像を撤去しない限りは、慰安婦に対する支援金10億円は拠出しないと繰り返し主張しているのであるが。

『自民党の稲田朋美政調会長は25日の記者会見で、慰安婦問題の「最終的かつ不可逆的な解決」を確認した日韓合意から28日で2カ月を迎えることに関し、在ソウル日本大使館前の慰安婦像ついて「撤去していただくことが前提だ」と述べ、元慰安婦支援のための10億円拠出には撤去が不可欠との認識を示した。
 また「法的には解決済みであることや、虚偽の事実など、今まで日本が主張してきたことについては、今後も反論していくことに変わりない」と重ねて強調した。(産経新聞16年2月25日)』

 もし韓国内で、この国連の見解に関するニュースが広がった場合、元慰安婦や支援団体は、日本側に早く10億円の支援金を出すように求める可能性も出てくるかも知れず。その場合、日本がどう対応するのか、難しい判断を迫られそうだ。_(。。)_

* * * * *

 また、同委員会は、日本の皇室典範で女性に皇位継承を認めないことに関しても見直しを求める予定だったのだが。日本側の要請により削除されたという。<慰安婦問題の勧告に加えて、このことを知ったら、日本の超保守政治家や識者は、ますます委員会への反発を強めることだろう。(~_~;)>

『菅官房長官は9日午前の記者会見で、国連女子差別撤廃委員会の報告書最終案に皇室典範の見直しを求める内容が含まれていた問題について、「我が方から記述を削除するよう強く要請した」と述べ、在ジュネーブ日本政府代表部を通じた反論で記述が削除された経緯を明らかにした。

 菅氏は「我が国の皇位継承の在り方が、女子に対する差別を目的としていないことは明らかだ。委員会が皇室典範を取り上げることは全く適当ではないと説明し、結果として削除された」と述べた。また、最終案の作成経緯について、「今回の審査過程では(皇室典範は)一切取り上げられていなかった。手続き上の問題もあった」と委員会側の対応を問題視した。(読売新聞16年3月9日)』 

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 実は、この国連の委員会は、日本政府に対して、元慰安婦のことだけではなく、夫婦同姓やマタハラなど様々なことも勧告していたとのこと。(・・)

『女性差別撤廃条約の実施状況を審査する国連の女性差別撤廃委員会(CEDAW)は7日、日本政府に対する勧告を含む「最終見解」を公表した。昨年成立した「女性活躍推進法」など、前回2009年の勧告以降の取り組みを評価する一方、夫婦同姓や再婚禁止期間など民法の規定について改正を求め、「過去の勧告が十分に実行されていない」と厳しく指摘した。

 勧告は14ページ、57項目。
 昨年12月に最高裁が「合憲」とした「夫婦同姓」については、「実際には女性に夫の姓を強制している」と指摘し、改正を求めた。
 6カ月の「再婚禁止期間」について、最高裁が「100日を超える部分」を違憲とした判断についても、「女性に対してだけ、特定の期間の再婚を禁じている」として、なお改善を求めた。

 また妊娠・出産に関わるハラスメント(マタハラ)を含む雇用差別や職場でのセクハラを禁じ、防止する法的措置を整えるよう求めた。国会議員や企業の管理職など、指導的な地位を占める女性を20年までに30%以上にすることも求めた。

 一方、「女性活躍推進法」のほか、待遇改善に向けた14年の「パートタイム労働法」の改正など、前回勧告以降の法的な枠組みの整備は、肯定的な評価を受けた。(朝日新聞16年3月8日)』

* * * * *

 慰安婦や皇位継承の話は横に置くとして・・・。日本は先進国ぶっているくせに、国際社会からはまだまだ女性差別が多い国だと思われているわけで。
 次世代の女性には、理不尽な思いをさせないようにしたいな〜と願っているmewなのだった。(@@) 

  THANKS


http://www.asyura2.com/16/senkyo202/msg/588.html

記事 [政治・選挙・NHK202] 議員を10名減らしたくらいで「身を切る改革」? まずは国会議員の給与をカットすべき!(週プレNEWS)
               議員の人数だけでなく、歳費削減など大がかりな改革案を提言する古賀氏 


議員を10名減らしたくらいで「身を切る改革」? まずは国会議員の給与をカットすべき!
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160310-00062087-playboyz-pol
週プレNEWS 3月10日(木)6時0分配信


「一票の格差」是正のため、協議されている衆議院選挙改革。

現在、定員削減が話し合われているが、その内容に『週刊プレイボーイ』でコラム「古賀政経塾!!」を連載中の経済産業省元幹部官僚・古賀茂明氏は、憤りを露(あらわ)にする。

***
衆議院の定数削減の議論が混乱している。原因は地域間における一票の価値の「格差是正」問題と、消費増税の前に国会議員自らが覚悟を示す「身を切る改革」の議論がごちゃ混ぜになっていることにある。

格差是正のためには、有識者会議が出した「アダムズ方式」を採用し、小選挙区7増13減、比例区1増5減という案を採用すればよいのだが、自民党がこれを渋っている。マスコミは、その成否に焦点を当てているが、仮にこれによって「格差是正」が行なわれても「身を切る」という部分では全く不十分だということに気づいていないようだ。

衆参の国会議員は717人いる。今の案では、身を切るのは実質的にわずか10人で、大半の国会議員は痛くも痒くもない。本当に身を切る覚悟があるなら、すべての政治家が対象となるもっと大がかりな改革を断行すべきだ。

まずは国会議員の歳費(給与)をカットすべき。その額は年間約2100万円。これに“第2の給与”と呼ばれる文書通信費(非課税)がさらに1200万円加算される。合わせると3300万円だ。これだけ高待遇だと、その地位にしがみつくことが目的となる議員も現れてしまう。高すぎる給与は政治の劣化を招くのだ。

歳費は最終的には500万円から600万円くらいを目指すべきだと思う。これなら、一般的な国民と大差はない。その上で国会での質問や政策審議など議員活動にそれぞれ報酬を定め、歳費に上乗せすればよい。こうすれば、議員はよく働くようになるはずだ。

文書通信費は廃止が望ましい。それが無理でも、領収書の提出を義務づけて実費精算制にするなどの改革は必要だ。

現状、文書通信費はその使途を明らかにする必要がない。だから、不心得な議員が年間1200万円の金を自宅のローンの返済に回したり、個人の遊興費に充(あ)てたりしても露見しないのだ。領収書の提出を義務づければ、そういったことはできなくなる。収支報告書や領収書をネットなどで公開すればさらによい。

秘書3人を公費で雇える現行システムも見直すべきだ。公設秘書の多くは議員の身の回りの世話をしたり、支持者から口利き依頼を引き受け、見返りに政治献金を集めるだけの役目に成り下がっている。

高度な専門知識が必要な政策秘書も、実は「政策担当秘書資格試験」にパスして採用された者は1割ほど。残りは「公設秘書として10年以上在籍すれば、政策秘書になれる」という要件を利用し、政策秘書になった者がほとんどだ。だから、政策をつくれない「名ばかり政策秘書」が永田町を跋扈(ばっこ)することになる。

政策秘書の年収は1千万円超、公設秘書も600万から800万円ということを考えれば、今の議員秘書のコストパフォーマンスは悪すぎる。給与を下げた上で、政策立案能力の確かな政策秘書を2名、事務所を回すための事務スタッフ1名の3名体制にすれば十分だ。

そして最後に、企業団体献金の禁止だ。年間総額320億円の政党助成金を受け取りながら、政治家がさらに企業から献金を受け取るのはおかしい。政治パーティでの献金集めを含めて、即刻廃止にすべきだ。

「定数10削減」ぐらいで、胸は張れない。今後、議員が果たすべき「身を切る改革」はいくらでもあるのだ。

●古賀茂明(こが・しげあき)
1955年生まれ、長崎県出身。経済産業省の元幹部官僚。霞が関の改革派のリーダーだったが、民主党政権と対立して2011年退官。著書『日本中枢の崩壊』(講談社)がベストセラーに。近著に『国家の暴走』(角川oneテーマ21)

(撮影/山形健司)



http://www.asyura2.com/16/senkyo202/msg/589.html

記事 [政治・選挙・NHK202] NHK籾井会長また醜聞…社外役員務めた企業に反社会勢力の影(日刊ゲンダイ)


NHK籾井会長また醜聞…社外役員務めた企業に反社会勢力の影
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/176893
2016年3月10日 日刊ゲンダイ



不祥事続き(C)日刊ゲンダイ


 NHKの籾井勝人会長にまた醜聞だ。会長就任前に社外取締役を務めていた企業の元社長が粉飾決算の容疑で捕まったのである。


 警視庁組織犯罪対策3課が8日、金融商品取引法違反(有価証券報告書の虚偽記載)の疑いで逮捕したのは食品事業会社「グローバルアジアホールディングス」の菊地博紀容疑者(55)ら2人。実際は約5億円の債務超過だったにもかかわらず、2013年度の有報に計4億4500万円の架空資産を計上した疑いを持たれている。籾井会長は06年から1年間、この会社の社外取締役のポストについていた。


 どうやら、この事件はヤミが深いようだ。


「粉飾決算は入り口に過ぎません。暴力団との癒着解明が本丸のため、組対3課が動いているのです。グローバルアジアは増資を繰り返していたのですが、その資金を経営に回さず、フロント企業を通じて反社会勢力に流していた疑いが濃いのです」(捜査事情通)


 公共放送であるNHKのトップが反社と関わりのある企業の取締役をしていたのだから、深刻な話だ。それにしても、約1万人の職員を抱える大組織を任されるような人物が、怪しげな企業を見抜けず、ポストを引き受けたのか。籾井会長は暴力団と接点がなかったのか。


「籾井会長の三井物産時代の同期がグローバルアジア(当時アイビーダイワ)の社長をしていて、その関係で縁ができたようです」(商社関係者)というが、それにしてもグローバルアジアは籾井会長が社外取締役だった時期に約234億円もの巨額損失を計上。昨年3月の衆院予算委員会でその理由を突っ込まれると、「井戸を掘って石油やガスを見つける仕事をしていたが、井戸を2本あきらめることになり、全額損失に計上した。過去からの積み重ねも一気に償却した」と釈明していた。


 NHKは「特にコメントすることはない」(広報部)と静観の構えだ。


 予算の承認が絡むこの時期になると、毎年のようにNHKのトラブルが表沙汰になるが、今年はとりわけ噴出している。子会社の着服事件、記者のタクシー不正利用、アナウンサーによる危険ドラッグの所持・製造と相次ぎ、先週末の番組で公開謝罪したばかり。いよいよ、籾井会長のクビが怪しくなってきた。



http://www.asyura2.com/16/senkyo202/msg/590.html

記事 [政治・選挙・NHK202] 新党名は国民への決然たるメッセージであるべきだ 永田町の裏を読む(日刊ゲンダイ)
          民主・岡田代表(右)と維新・松野代表/(C)日刊ゲンダイ


新党名は国民への決然たるメッセージであるべきだ 永田町の裏を読む
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/176895
2016年3月10日 日刊ゲンダイ


 民主・維新両党の合流にあたって党名を公募したところ、2万件近くも応募があったという。

「ほほう、党名のことまで心配してくれる熱心な支持者が2万人もいたんだ」と感心したが、回答でいちばん多かったのが「民主党(のままでいい)」だったというから笑ってしまった。

 そもそも、新党をつくろうというのに、自分たちで党名を決められずに公募にかけるということ自体、間が抜けた話である。党名というのは、ゆるキャラの愛称とは違って、政治家たちがこの党をつくって何がしたいか、どういう世の中を目指すかを端的に表す、国民=有権者に向かっての決然たるメッセージでなければならない。裏返せば、理念も中心政策も何もないままの合流にすぎないことを自ら告白しているようなものなのだ。

 支持者の多くは事態の本質を見抜いている。これは、夏の参院選を単独で戦えば改選4議席に対して当選ゼロ、非改選の1議席だけしか残らないと予測されている維新が、壊滅を回避するために民主にすり寄っているだけの話で、しかしそれでは、松野頼久代表はじめ合流する半分ほどが民主脱藩者であるため、「出戻り」扱いされて人事面などで冷遇されることになりかねない。だから「民主」の2文字が入らない全く別の党名にすることに維新側はこだわっているのである。

 前に本欄で書いたが、民主側が維新救済のために党名まで変えてサービスする必然性はどこにもなく、「来たい方はどうぞ」と言っていればいいのに、それができないのが岡田克也代表の優柔不断である。

 回答の中には「立憲民主党」という提案もあったようだが、これには私は反対である。

 昨年の安保法制反対のデモと呼応して毎週、院内で定期的に集会を開きつつ、国会論戦をも主導する重要な役割を果たしたのは、民主党リベラル派を中心に社民党全員、沖縄の社会大衆党、生活の党の一部までカバーする超党派の議員集団「立憲フォーラム」(近藤昭一代表、辻元清美幹事長)である。

 私は昨年7月16日に立憲フォーラムが憲政記念館で開いた集会に呼ばれた時に、「立憲フォーラムを母体に立憲民主党を結成して、反安保法制・反原発再稼働・反辺野古基地建設を掲げて、デモに表れた市民の怒りを真正面から受け止められる政治勢力を形成すべきだ」と提言した。その3つの中心課題について、はっきりしたメッセージを出せない民維新党に「立憲民主党」を名乗られるのは御免被りたい。

高野孟ジャーナリスト
1944年生まれ。「インサイダー」編集長、「ザ・ジャーナル」主幹。02年より早稲田大学客員教授。主な著書に「ジャーナリスティックな地図」(池上彰らと共著)、「沖縄に海兵隊は要らない!」、「いま、なぜ東アジア共同体なのか」(孫崎享らと共著」など。メルマガ「高野孟のザ・ジャーナル」を配信中。


関連記事
民主維新の新党名募集でトップが民主党に!2位は立憲民主党、3位は民新党!
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http://www.asyura2.com/16/senkyo202/msg/591.html

記事 [政治・選挙・NHK202] グラフで鮮明に アベノミクスで消費の冷え込み“最速最大”(日刊ゲンダイ)


グラフで鮮明に アベノミクスで消費の冷え込み“最速最大”
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/176894
2016年3月10日 日刊ゲンダイ



過去15年のグラフでクッキリ(田代秀敏氏提供)/(C)日刊ゲンダイ


 メッキが剥がれても、「アベノミクスで民主党政権より景気は良くなった」「給料が増えた」と言い張る安倍首相。だが、数字は正直だ。


 毎月の消費支出金額、つまり家庭が「1カ月で使うお金」は、民主党時代との比較はおろか過去15年間で見ても、第2次安倍政権での減り方が最も激しいことが分かった。


 過去15年の毎月の消費支出のデータを分析したのは、シグマ・キャピタルのチーフエコノミストの田代秀敏氏で、その結果が別掲の折れ線グラフだ。


 消費支出金額は季節的な要因による変動が激しいので、今年1月の物価水準を基準として各月の消費支出から物価変動の影響を除いて実質化し、12カ月前からの平均(12カ月移動平均)の推移を描いている。


 それによると、2人以上世帯の実質平均消費支出は、安倍政権がスタートした12年12月は29万9087円だったのに、今年1月は28万5351円に減っている。3年1カ月で1万3736円、4.59%の減少である。


 ちなみに、民主党政権下では、09年9月から12年12月にかけ、29万5801円から29万9087円へと逆に3286円(1.11%)増えている。


 そして、これが決定的なのだが、15年前の小泉政権発足時の01年4月の実質消費支出は31万9418円。今年1月と比べると実に3万4067円(10.67%)も減ってしまった。安倍政権下の支出金額が最も少なく、減少のスピードが速いことは、グラフで一目瞭然だ。


 なぜここまで庶民はモノを買わなくなってしまったのか。田代秀敏氏はこう言う。


「安倍政権がやっていることは近隣窮乏化ならぬ、自国窮乏化です。円安で輸出を増やそうと、異次元緩和で通貨安戦争をしかけた。しかし、円安による輸出増で国内を潤すという経済成長戦略はとっくに賞味期限切れ。モノだけでなくヒトもカネも国境を越えて移動するボーダーレスの今は通用しない。むしろ円安政策は日本国民の実質所得を減らし、消費を減らす帰結をもたらした。この先、所得が増えるとは誰も期待していない。将来が不安で消費を控え、どんどん貯蓄傾向が高まっているのが現状です」


 8日発表された2月の消費動向調査でも消費者心理を示す消費者態度指数は前年比2.4ポイント低下の40.1。2カ月連続で悪化した。この調査は、向こう半年間の購買意欲などの見通しを指数にしたものだが、指数を構成する4つの指標すべてが悪化した。


 アベノミクスによる消費の冷え込みは尋常じゃない。



http://www.asyura2.com/16/senkyo202/msg/592.html

記事 [政治・選挙・NHK202] 「下着泥棒でも大臣になれる国」なのに「万引き一回ぐらいで専願受験できない」というシステムってなんなんだよ。







http://www.asyura2.com/16/senkyo202/msg/593.html
記事 [政治・選挙・NHK202] 潮目が変わった 野党は追い風と云う「空気」を感じられるか?(世相を斬る あいば達也)
http://blog.goo.ne.jp/aibatatuya/e/e490e8a104667022325310b9db400121
2016年03月10日

驚いた。福井地裁に続き、大津地裁の判決でも、住民の安全を確保できているとは言えない。原子力規制委員会がお墨付きを出したから、安全などと云う言説はない。司法は、司法として、立憲精神に準じて、国民の生命財産を守る責務がある。昨日の、大津地裁の判決の意義は大きい。最も重要な点は、規制委員会の基準=司法の判断ではないと断定したこと。


≪ 高浜運転差し止め 「司法、勇気ある決断」原発に疑念示す

「司法が勇気ある決断をしてくれた」。新規制基準に合格して再稼働した関西電力高浜原発3、4号機(福井県高浜町)の運転を差し止めた9日の大津地裁決定 に、仮処分を申し立てた住民らは興奮に包まれた。東京電力福島第1原発事故から11日で5年。国民の拭えない不信感を代弁するかのように、決定は電力会社 の説明や新規制基準への疑念を突きつけた。稼働中の原発の運転を禁止した初の仮処分決定に、関電や福井県の地元関係者からは戸惑いの声が聞かれた。

 「止めたぞ」「やった」。午後3時半過ぎ、申立人代表の辻義則さん(69)=滋賀県長浜市=らが「画期的決定!」「いのちとびわ湖を守る運転差し止め決定!」などと書かれた垂れ幕を掲げると、大津地裁(大津市)前で待機していた申立人や支援者ら約100人から歓声が起きた。 冷たい雨が降りしきる中、抱き合ったり、涙を流したりして喜んだ。

 申立人の一人で原発事故後に福島県南相馬市から大津市に避難してきた青田勝彦さん(74)は「天にも昇る気持ち」。この日が誕生日の妻恵子さん(66) は「高浜原発の再稼働は、福島の人たちの苦しみを無視している。福島第1原発の事故が収束していない中では当然の決定だが、今日は(震災後の)5年間で一 番うれしい日になった」と喜んだ。

 住民らは関電に対し仮処分異議や執行停止の申し立てをしないよう求める声明を発表。原子力規制委に新規制基準の見直し着手、政府に原発ゼロ政策への転換を求めた。

 住民らは午後5時半から大津市内で記者会見。辻さんは「『高浜3、4号機は運転してはならない』の文字が目に入り、鳥肌が立った。裁判長が今日決定を出したのは『3・11』から間もなく5年というタイミングを意識したんじゃないか」などと語った。別の申立人男性は「『避難計画は国家の責任』と言い切ってくれたことがうれしい」と話した。

 弁護団長の井戸謙一弁護士は金沢地裁の判事だった2006年、北陸電力志賀原発2号機(石川県)の運転差し止め判決を出した。今回の決定について「関電に対し、福島の事故を踏まえて、原発の設計や運転がどのように強化され、どう要請に応えたのかを立証するよう求めている点が、従来と異なっている」と指摘。「『避難計画をも視野に入れた規制基準が望まれる』と、新基準にも疑問を呈している。決定を出すには大きなプレッシャーがあったはずで裁判官に深い敬意を表したい」とまとめた。 ≫(毎日新聞:衛藤達生、村瀬優子)


産経は、  ≪今回の大津地裁の決定には「なぜ高浜原発が安全でないか」について明確な根拠が見られない。「関電側の説明が不十分」とするだけで、何が何でも原発の「ゼ ロリスク」を求めるという自らが設定した安全基準を押し付ける内容で、原発の安全性を判断する基準となってきた最高裁判例を逸脱している。≫ とトップ記事で報じ、判決の不服どころか、今回の大津地裁判決も、以前の福井地裁も、裁判長の個人的恣意に依る判決だと断罪している(笑)。原発産業に、どれだけ右寄りの既存勢力が虱のようにタカっているかの証左だろう。日経も、ハラワタが煮えくり返っているらしいく、これじゃあ、電力コストの見込みが立たない、と嘆く。命よりも儲けが大切に決まっている!と屁理屈捏ねているようだ(笑)。


≪ 原発再稼働 司法の壁 高浜原発3、4号機運転差し止め

関西電力高浜原子力発電所3、4号機(福井県)の運転を差し止める大津地裁の仮処分決定は、原発の再稼働に高いハードルを課した。大津地裁の決定は原発の安全審査を担う原子力規制委員会の判断を否定する内容。再稼働したばかりの原発が止まる想定外の事態で電気料金の引き下げをめざしていた関西電力の目算は狂い、企業や家計にも打撃が及ぶ。同様の司法判断が続けば、国のエネルギー政策の立て直しも遅れかねない。 大津地裁は決定で、安全対策に関する関西電力の説明を「不十分」と断じ、規制委による安全審査の合格も「(住民などの)安寧の基礎」にならないと指摘した。

  意見が真っ向から対立した項目の一つが地震・津波対策。関電は周辺の活断層が連動して大規模な地震を起こす可能性なども踏まえ、揺れの想定を従来の550 ガル(ガルは加速度の単位)から700ガルに引き上げる対策をとった。だが大津地裁は活断層などの調査が「徹底的に行われたわけではない」とし、過去に大規模な津波が発生しなかったと主張する関電の立場も「疑問なしとしない」と否定した。

 決定では東京電力福島第1原発事故の教訓にも触れ、原因究明が不十分であるとの認識も示した。2013年に原発の新規制基準を導入した規制委の姿勢についても「不安を覚える」と指摘した。

 国を代表する専門家らが議論して精緻に練り上げた安全規制の基準や、2年以上に及ぶ高浜原発への安全審査や検査の結果を、司法が全面否定した形だ。  

「今の段階で申し上げることはない」。9日の記者会見で、規制委の田中俊一委員長は具体的なコメントは避けたが、規制委の権威が傷つけば、原発に対する信頼回復も望みにくくなる。 政府は表向き「世界最高水準の規制委の基準に合格した原発は再稼働する方針に変わりはない」(林幹雄経済産業相)と強調する。だがようやく再稼働にこぎ着けた原発の運転差し止めは15年、停止状態にあった高浜3、4号機に運転の差し止めを命じたとき以上に衝撃が大きい。

 原発の運転差し止めを求める訴訟や仮処分申請は各地で相次いでいる。今回の住民側弁護団によると運転の可否が争われているケースは全国で約20件ある。川内原発1、2号機の運転差し止めを求める仮処分申請の即時抗告審は、近く福岡高裁宮崎支部が決定を出す。

 安全審査に合格し、4月以降の再稼働を目指す四国電力伊方原発3号機(愛媛県)などに対しても、広島の住民らが近く運転差し止めを求める仮処分の申し立てと訴訟を起こす見通しだ。

  政府は福島原発事故後も原子力を天候にも左右されずコストも安い基幹電源と位置づけてきた。昨年6月にまとめた30年度の望ましい電源構成(ベストミックス)で、全電源に占める原子力の比率を20〜22%に設定した。達成には運転期間が40年を超える老朽原発も含め、30基程度の原発を動かす必要があるが足元は4基にとどまる。

 エネルギーの安定確保や環境問題への対応をめざした国の目標の実現は大きく遅れる可能性が出てきた。

▼仮処分決定 

仮処分決定は、切迫した危険を止めることを目的にしてい るため、直ちに効力を持つ。決定を受けた「債務者」が決定の効力を取り消すには異議を申し立て、地裁の別の裁判長が担当する異議審で決定を覆す必要があ る。異議審で決定が覆った場合、「債権者」が不服として高裁に抗告する可能性がある。異議審で再び仮処分が認められた場合、債務者も高裁に抗告できる。高 裁が下した決定に対しても、特別抗告するなどして最高裁の判断を仰ぐことは可能だ。

 今回の大津地裁の仮処分決定では債務者が関西電力、債権者に当たるのが住民側。関電は高浜原子力発電所3、4号機の運転を停止しなくてはならず、「速やかに不服申し立ての手続きを行う」との方針を示している。

  住民側は仮処分とともに、運転差し止め訴訟も大津地裁に起こしている。この訴訟で関電側が勝訴し判決が確定すれば、仮処分決定の効力は失われる。ただ、差 し止め訴訟も仮処分決定を出した同じ山本善彦裁判長が担当しているため、判断が覆る可能性は低いとみられる。訴訟が高裁、最高裁まで争われる可能性もありそうだ。 ≫(日経新聞電子版)


この関電の老朽化原発の再稼働は、以下、週刊ダイアモンドでさえ、『まさかの老朽原発再稼働で関電が電撃復活か』と云う記事を書いていた。驚くほど皮肉な記事になっている。
≪高浜原発4号機で2月末、再稼働直後にトラブルが発生したのは痛かった。  原発に対する世間の目は依然として厳しい。こうしたトラブルが再び猛烈な反原発機運のきっかけになれば、復活シナリオどころではなくなることを、肝に銘じるべきだろう。≫ この一文が、正夢となり、関電は、「もう、電力料金の値下げは撤回だ。値上げしてやる!」こんな声を、社内では怒り心頭で語っているらしい。


≪ まさかの老朽原発再稼働で関電が電撃復活か

 原子力発電依存の体質があだとなって経営危機に陥っていた関西電力の経営が一転、“ロートル”の予期せぬ働きで急回復する可能性が高まってきた。

 そもそも関電は電力会社の中で最も原発比率が高い。震災後に原発への風当たりが激しくなっても、原発依存度を低くする姿勢を一切見せず、あくまで現在保有する9基の再稼働へ向けて、全経営資源を傾けてきた。

 この原発との心中戦略のおかげで、足元の原発再稼働の流れに乗って、業績回復の期待が高まっている。何とか再稼働にこぎ着けた高浜原子力発電所 3、4号機に加えて、大飯原発3、4号機も安全審査の合格が見えつつある。その上、さらに高浜原発1、2号機が、原子力規制委員会の安全審査に事実上合格 するという、うれしい誤算が舞い込んできたのだ。

 高浜原発1、2号機は1974、75年に運転を開始した老朽原発で、すでに運転開始から40年を超えている。原発は運転開始から40年経過で原則廃炉というルールがある。実際、同時期に運転を開始した他の電力会社の原発については、すでに廃炉が決定している。

 だが、基準を満たせば20年間の運転延長が1回だけ認められ、合計60年間の運転が可能となる。今回、この基準を満たす初のケースとなる可能性が濃厚なのだ。

 業界内では、今年7月の運転延長判断の期限までに、まさか安全審査に合格し、再稼働へ近づくとはみられていなかった。 そんな下馬評を覆したのだから、関電の原発に懸ける執念のたまものだといえる。ロートル原発の運転延長という“棚ぼた”によって、関電の電撃復活シナリオがいよいよ現実味を帯びているのだ。

■中電にとっては特に脅威

 関電にとっての経営改善効果は極めて大きい。

 今期第3四半期末をベースにすると、ベストシナリオが実現して原発が6基稼働すれば、月間の収益改善効果は330億円に上る。年換算で実に4000億円近い。

 これはそのまま、電気料金値下げの原資となり、価格競争が進む電力自由化の戦国時代には強力な武器だ。特にライバルの中部電力にとっては、大きな脅威となる。中電は浜岡原発4号機の再稼働を目指しているが、時期はまったく見通せないからだ。

 またエネルギー政策に詳しい橘川武郎・東京理科大学大学院教授は「再稼働で体力を付けた関電が、電力会社の買収など一気に攻勢に出る可能性もある」と指摘する。

 そんな中で、高浜原発4号機で2月末、再稼働直後にトラブルが発生したのは痛かった。

 原発に対する世間の目は依然として厳しい。こうしたトラブルが再び猛烈な反原発機運のきっかけになれば、復活シナリオどころではなくなることを、肝に銘じるべきだろう。 ≫(「週刊ダイヤモンド」編集部 片田江康男)


以下の翁長沖縄県知事の発言も、政権にとっては寝耳に水だろう(笑)。筆者も、翁長さんよ、そんな和解して大丈夫なのかと心配したが、和解受け入れの訴訟と、工事の変更等の承認手続きは別物だと、将来に噴出する問題まで、訴訟で争わない等と言えるわけもない、と翁長知事は狸ぶりを見せる。菅官房長官は、「読めば判る」と自己中な解釈に拘泥しているようだが、官邸の負けと云うことだ。

そもそも、4日に成立した代執行訴訟の和解条項は県側との「円満解決」に向けた協議をすることが盛り込まれていたが、国は、協議をすっ飛ばして、3日後に是正指示を出すと云う、倫理節操矜持にも劣る行為に出た。馬鹿にするのもほどほどにしろと云う怒りだろう。官僚任せの為政を繰り返し、「心」の欠如した、不道徳な保守などと云うものは、所詮この程度と云うことだろう。毎日と琉球新報は以下のように報じている。


≪ 「敗訴でも権限行使」移設阻止へ沖縄知事

沖縄県の翁長雄志(おなが・たけし)知事は8日の県議会で、米軍普天間飛行場(同県宜野湾市)の県内移設先・名護市辺野古 の埋め立て承認取り消しを巡る新たな訴訟で国に敗訴しても、移設阻止に向けて知事権限を行使できるとの考えを示した。政府と県の和解を受け、政府は新たな訴訟で判決が確定すれば移設問題は最終決着するとの認識だが、早くも解釈の食い違いが表面化した。

 翁長知事は新たな訴訟の判決に「従う」としたうえで、「和解は埋め立て承認取り消しに伴う2件の訴訟についてのもの。今後の国からの設計変更などは、法令に従って適切に判断していく」と述べた。国による設計変更を知事が承認するかなどは和解の範囲外との解釈で、判決確定後も移設阻止に向けて対抗する構えをみせた。和解成立後に、移設推進の主張を繰り返す政府側をけん制する狙いがあるとみられる。

 和解条項では、新たな訴訟で判決が確定すれば「(双方が)判決に従い、その後も(判決の)趣旨に従って互いに協力して誠実に対応する」と確約した。菅義偉官房長官は和解した4日の記者会見でこの文言の解釈を問われ、「あいまいではない。お互いがこれで合意した」と、判決後は対決がなくなるとの認識を示していた。

 菅氏は8日の会見で翁長氏の発言について、「(訴訟に)負けることを考えて発言されたのかと思う」と皮肉を込めた。そのうえで「国としては(裁判所の) 決定に従い、和解条項を順守していく」との姿勢を示し、「和解条項は明快に書いてある。読めば分かることだ」と改めて強調した。 ≫(毎日新聞:佐藤敬一、高本耕太)


≪ <社説>辺野古是正指示

 独善と強権に対抗しよう 分かりやすく構図を描こう。  仲介者に促され、もめ事は話し合いで解決することを目指すと約束してみせる。だが、舌の根も乾かぬうちに相手方に短刀を突き付け、あるいは足を踏 み付けながら、こちらに従えと威圧する。それでいて、世間には笑顔を見せて善人ぶる。そんな厚顔極まる神経を持っているとしか思えない。

 時代劇に出てくる悪代官の話ではない。沖縄を組み敷こうとする現代の為政者だから始末に負えない。  これは、米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設を伴う新基地建設をめぐる安倍政権の対応である。辺野古沿岸部の埋め立て承認を取り消した翁長雄志知事に対し、国は取り消し処分の是正を指示した。

 4日に成立した代執行訴訟の和解条項は県側との「円満解決」に向けた協議をすることが盛り込まれたが、国は協議の段取りを一切踏まず、わずか3日後に是 正指示を出した。取りも直さず、「唯一の解決策」と印象操作する辺野古移設に向け、司法判断を得ることを最優先すると宣言したわけだ。

 中谷元・防衛相はすぐに米政府高官へ報告し「辺野古が唯一の選択肢」と確認した。米国に忠誠を誓う姿と沖縄への強硬姿勢の落差という見飽きた光景である。

 予想されていたとはいえ、国の是正指示は裁判所が示した「円満解決」を目指す和解条項や「オールジャパンで米国と協議すべきだ」と求めた和解勧告の趣旨 にもとる。敗訴を恐れ、県との歩み寄りを演出しようとしたよこしまな思惑を自ら掘り崩す挙に出たことで、世論の反作用を引き起こすだろう。

 それにしても、和解成立後、翁長知事と会談した際に浮かべた安倍晋三首相の笑顔は何だったのか。  再協議に入るはるか前段での是正指示に対し、県幹部は「協議設定は国にとって『刺し身のつま』のようなものか」と吐き捨てた。県は不服を申し立ててあらがう。新基地を止める手だては裁判以外にも多くある。県は臆せずに渡り合ってほしい。

 地域の民意を背負った自治体の長と対立した国が、手だてを尽くさず、いきなりその権限剥奪を図った。それが代執行訴訟だった。

 裁判所は日本の地方自治に禍根を残すと疑問視し、和解が成立した。だが、安倍政権には独善と強権性をとがめられた反省が全くない。逆に沖縄側の対抗手段がくっきりしたと言えるだろう。 ≫(琉球新報・社説)


GDP成長率を日本経済が、経済成長率の基準値にしている現状では、経済の好不況は、首相や官房長官や財務・経産省、日銀の総裁が、どのような抗弁をしようと、経済成長の実態を把握する数値基準は、GDP成長率と云うことになる。14年は−1.0%だったし、15年も、−1.1程度になるのは、必須の状況だ。これで、日本経済は好況だ、将来展望も開けている。世界の投資家の皆さん、日本は買いですよ!最低限の経済の理屈が判っていたら、到底口には出せないが、安倍首相は、平気で言う。無知の無恥とは、こう云う人物のことを言うのだろう。株価が好調…官製相場と異次元金融緩和による為替誘導が貢献しているだけ。失業率が下がった…正規雇用1人に対し、2人の非正規雇用で演出。有効求人倍率上昇…ブラッ企業の続出で、非正規が逃げてゆく。

実質GDP数値を見れば判るが、最悪の政権と言われている民主党政権下でも、GDP成長率は+2.0だからね。鳩山、菅、野田でこれだよ。為替と株が動かなかったのは、白川総裁が、世界経済全体を眺めると、定常乃至は縮小経済状態にあるので、株価が上昇しないのには、それ相当の経済理論がある、と判断したからだ。つまり、実は、頼りない白川前総裁は先見の明があっただけで、マスメディアによって叩かれていただけに過ぎない。

実質賃金は、2012年、安倍政権以降、決まりきったように下げ続けている。12年以降、たったの一回もプラスに転じたことがない。驚くだろう、これが日本の首相にとっては、好況であり、津々浦々に富が行き渡ると言うのだそうだ。更に、日銀の破れかぶれマイナス金利は、日本の都市銀行は、想像もしなていないかった経営破たんと云うシナリオまで見えてきている。日銀黒田には、その処方箋はまったく描けていない。筆者は、個人的に2000年辺りから、金の現物に投資しているが、虎の子の預金すら下ろせなくなる、ギリシャのような阿鼻叫喚は、他人事ではなくなりつつある。読売は、意味が判って報じたかどうか定かではないが、タンス預金増加か?と報じている(笑)。


≪ タンス預金増?…現金残高、13年ぶり高い伸び

企業や個人が現金を手元に置く傾向が強まっている。

 日本銀行が9日発表した2月のマネーストック速報によると、世の中に出回っている現金の月中平均残高は前年同月比6・7%増の90兆3000億円で、2003年2月以来、13年ぶりの高い伸びになった。

 日銀が2月16日に始めたマイナス金利政策の余波で、預金金利も軒並み低下した。お金を銀行に預けても利息がほとんど得られないことから、現金を手元に置く「タンス預金」が増えている可能性がある。  現金の残高は、日銀が2%の物価安定の早期実現を目標に13年4月から「量的・質的金融緩和」を始めて以降、金利低下を背景に増加傾向が強まった。マイナス金利の導入で、こうした動きに拍車がかかった可能性がある が、日銀は「マイナス金利の影響かどうかを判断するのは、やや時期尚早だ」(幹部)としている。 ≫(読売新聞)


このような諸状況は、安倍政権にとって追い風とは言い難い。日を追うごとに、安倍政権は追い込まれる可能性が高い。おそらく、内閣支持率を上昇させる手立ては、プーチン会談以外残っていないような有様だ。つまり、野党の連中、特に民主党及び連合と云う組織が、国や国民のことを思って存在しているのであれば、この空気感を感じ取るはずである。もし、そのような風を感じることなく、野田豚のような国賊的言説に明け暮れているのなら、安倍政権はじめ、民主党なども、日本と云う国を壊す圧力に与した政治集団だと言えるのだろう。

安倍の広報の一人、田崎史郎が衆参W選はないと云うコラムをぶっ放した。それ相当の揺さぶりが含まれる。現代ビジネスでの露出もめっきり減った、もう一人の広報担当長谷川幸洋がW選なしと書いてくれれば、完璧にW選以上のことがあるのだろう。ただ、急激な内閣支持率低下が起きると、北方領土くらいで、有権者はピクとも動かない可能性がある。安倍の周辺では、高評価になるだろうが、一般生活者にとって、防衛する面積が増えてだけじゃないの?と云う虻蜂取らずな結果もあり得る。


http://www.asyura2.com/16/senkyo202/msg/594.html

記事 [政治・選挙・NHK202] 野党共闘におびえる自民党<本澤二郎の「日本の風景」(2290)<なんと共闘批判ビラ作成!><足元がぐらついた自民選対>
http://blog.livedoor.jp/jlj001/archives/52132820.html
2016年03月10日 「ジャーナリスト同盟」通信

<なんと共闘批判ビラ作成!>

 自民党の選挙対策本部がぐらついている。3分の2議席確保に自信がないらしい。なんといち早く野党共闘を批判するビラを作成したことが、明るみに出た。選挙違反ビラでないことを祈りたい。「野党統一候補には勝てない」と白旗を上げたも同然だ。集票マシーン・創価学会への信頼が薄らいだものか。それにしても国会審議そっちのけで、野党批判ビラ作成に狂奔していたというのでは、自民党も先が思いやられる?

<今どきの共産党批判?>

 批判ビラを見ていないので、確たる評価は出来ないが、なんとなくビラの内容は読める。おそらく10年1日のごとく、共産党批判に特化したものであろう。民主党は怖くはない。しかし、共産党の機動力・宣伝力に自民党は歯が立たないのだ。昨今の「戦争党の自公」イメージにもおびえているのだろう。
 要は、自民党が共産党におびえている証拠なのだ。これも哀れ、情けない自民党であろうか。ことほど自党の悪さを、自覚している証拠でもあろう。

<冷戦時代から思考停止の極右>

 ここから見えてくる自民党選対の思考能力は、はるか昔の米ソ冷戦時代を彷彿とさせる。「思考停止の自民党」を裏付けている。それでいて、ここ2回とも、なぜ衆院で3分の2議席がとれたのか。
 原因は、野党が受け皿を用意できなかったせいである。野党が分裂、バラバラだった。そこに創価学会がフル回転の支援をしてくれた、そのための3分の2議席だった。

<足元がぐらついた自民選対>

 しかし、今回の夏の国政選挙は違う。背後に民意の平和圧力がある。戦争NOの叫びだ。国民の平和主義が、健全野党の大同団結を求めた怒りの民意となったものである。真っ先に共産党が決断、清水の舞台から飛び降りた。これに民主党も覚悟をした。その結果の受け皿誕生である。

 もっというと、アベノミクス経済の破たんである。財閥は潤ったが、民衆は泣いている。急激な円安による被害者は、庶民大衆である。そこで福祉は削られ、年金生活者は追い詰められている。貧困化が進んでいる。
 原発・放射能被害はなくならない。沖縄の基地強化は何のためか。何もかもが戦争への準備そのものではないか。戦争放棄の9条を死守する使命が、日本人にある。世界平和の砦となる日本にしなければ、従軍慰安婦被害者に対して顔向けが出来ないだろう。

 当初は、健全野党の共闘の動きを、自民党はまったく想定できなかった。民主党内の安倍・別動隊の松下政経塾を動かせば、岡田執行部をぐらつかせることが出来る、と判断していた。どっこい当てが外れた。あわてふためいて、共闘分断を図るビラ作成に走ったものだろう。
 自民選対の足元がぐらついている証拠だ。批判ビラで、国民の平和主義をぐらつかせることなどできない。

<戦争か平和か、で決まり>

 多くの国民は、自公右翼の冷戦思考と無縁である。いまではワシントンの戦争屋と、日本の極右の専売特許でしかないだろう。戦後70年を経たが、しかし、日本国民の平和主義は定着・確固たるものがある。子供を持つ親たちだけでは断じてない。悪しき極右勢力が、思考停止の宗教団体をコントロールできても、民衆を世論操作することは、たとえNHKや読売を利用しても、おそらく困難であろう。

<戦争勢力と平和勢力が袂を分かつ一大決戦>

 有権者はわかっている。この3年有余の自公政治から、選挙の争点は間違いなく、山東昭子女史が鋭く指摘したように「自公の戦争か」「健全野党の平和か」である。1%と99%の決戦という構図であろう。

 平和勢力が、戦争勢力と袂を分かつ一大決戦の夏ではないだろうか。冷戦思考など糞くらえ、である。戦争は犯罪である。平和のために民衆は、必ずや立ち上がるだろう。その先鞭を、健全野党はつけてくれている。残るは、平和を求めて清き1票の行使である。
 野党は、イカサマの選挙屋「ムサシ」採用を拒否せよ、も忘れるな!

2016年3月10日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)


http://www.asyura2.com/16/senkyo202/msg/595.html

記事 [政治・選挙・NHK202] ひとりの投手をさらし首にしたナベツネ読売の大罪  天木直人
ひとりの投手をさらし首にしたナベツネ読売の大罪
http://xn--gmq27weklgmp.com/2016/03/10/post-4085/
10Mar2016 天木直人の公式ブログ


 高木京介という若い投手が野球賭博を認める記者会見を行った。


 その一部始終をテレビで見た私は、なんともいえないやるせない気持ちと、こみ上げる怒りを抑えることができなかった。


 これほど異様な記者会見を見た事が無い。


 記者会見を取り仕切る者もいなければ、この種の記者会見では必ず立ちあう弁護士らしき者もいない。


 突っ立ったまま、聞かれるままに、答えさせられていた。


 まるでさらし者にされているようだった。


 このような異様な記者会見をさせたものは誰か。


 いうまでもなく読売グループのドンであるナベツネこと渡辺恒雄に違いない。


 俺の顔に泥を塗ったこの野郎は、見せしめにしろ、そう命令したのだ。


 しかし、ナベツネの読売はこれで終わった。


 野球だけではない。


 まともなメディアとしてもはや存続できないだろう。


 野球賭博の背後に存在するのはこの国の組織犯罪だ。


 しかも暴力団がらみだ。


 そのことをもはや誰もが知っている。


 それを暴くのがジャーナリズムの使命であるはずなのに、みずからが関与している事を知っていながら隠ぺいし、明るみになっても、本気で膿を出そうとしなかった。


 さすがに今度ばかりは首脳そろって引責辞任の形を取らざるを得なかった。


 ならば首脳がみずから雁首を揃えて記者会見で謝罪するのが、どの大企業もやってきたことなのに、それを逃げて、投手ひとりをさらし者にした。


 組織のトップとしてあるまじき往生際の悪さだ。


 しかし、この醜態は読売の問題だけでは終わらない。


 いや、終わらせてはいけない。


 プロ野球に天下りした検察OBも同罪だ。


 天下りさせてもらった借りがあるから追及できない。


 そして大手メディアは同業者を叩けない。


 いつまでたっても暴力団を取り締まる事に出来ない警察もまた同じ穴のむじなだ。


 これを要するに、高木京介投手の記者会見は、この国の権力者たちの不誠実を見事に暴いて見せてくれた。


 権力者たちが、その悪行、失態を皆で共有し、かばい合って、最後は弱者をさらし者にして逃げようとする。


 それはまさしく今の日本の権力構造の姿だ。


 その根源こそいまの日本の政治の姿である(了)


「ファン裏切り申し訳ない」 高木投手、会見で謝罪(2016/03/09 17:35)
http://news.tv-asahi.co.jp/news_sports/articles/000069990.html



http://www.asyura2.com/16/senkyo202/msg/596.html

記事 [政治・選挙・NHK202] 政界地獄耳 民主野田に嫌われた生活小沢の提言(日刊スポーツ)
政界地獄耳 民主野田に嫌われた生活小沢の提言
http://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/1614812.html
2016年3月10日9時47分 日刊スポーツ


 ★8日、生活の党代表・小沢一郎は会見で、民主党の前首相・野田佳彦が生活の党と民主党が合流することに消極的なのは小沢の合流を嫌っているからと発言したことについて「私が嫌われているのは不徳の致すところだ。野党の大同団結をどれほど国民が期待しているか。首相経験者なのだから、もう少し高いレベルで話をした方がいい」と強い不快感を示した。

 ★ただ、小沢は7日付の自身のメルマガで「私は以前から野党が大同団結して共闘し、自公に代わって政権を担うことができる受け皿をつくらない限り国民の支持は得られない、と主張してきた。維新の党が民主党に入ることで国民が『ああよかった。これで政権を担う受け皿となる党ができた』と評価してくれるのであれば全く問題ない。しかし、現状を見ると国民の皆さんはそう評価していないと思う。むしろ『なんだ、結局、民主党にいた人たちが戻っただけじゃないか』という受け止め方のほうが多いのではないか。民主党が『これでいける』と考えているならちょっと危うい」と記した。

 ★また政策についても「安保法案の廃止と集団的自衛権行使容認の閣議決定の撤回だけでは国民の心は打たない」とし、「消費税増税を進め、原発を推進していくのでは自民党政治と何ら変わりがない」と民主党のあいまいな政策を批判しながら、原発の廃炉についても「単に脱原発というだけではダメ。日本は今まで国策として原発を推進してきたわけで、電力会社もそれに歩調を合わせて企業活動を行ってきた。そこにいきなりはしごを外すようなことを言っても激しく抵抗するだけだ。電力会社の企業経営が成り立つ方策を提示さえすれば脱原発シフトは可能。東電任せにせず、国が前面に立って抜本的な放射能封じ込め対策を講じないといけない」と政策提言した。これが野党大同団結の芯になるのならば国民は対立軸を描きやすい。(K)※敬称略


http://www.asyura2.com/16/senkyo202/msg/597.html

記事 [政治・選挙・NHK202] 小沢一郎とナベツネ。  山崎行太郎
          引責辞任することになった巨人・渡辺恒雄最高顧問


http://d.hatena.ne.jp/dokuhebiniki/20160310
2016-03-10 哲学者=山崎行太郎の政治ブログ『毒蛇山荘日記』


小沢一郎とナベツネ。

読売新聞の主筆、ナベツネ、こと渡辺恒雄が、野球賭博問題に絡んで、プロ野球界や政治記者=政治ジャーナリズムから消えるようだ。

歓迎すべきことだ。

「小沢一郎潰し」に執念を燃やす読売新聞のナベツネの退場は、何を意味するか?

野党再編、野党共闘、野党新党に対する妨害工作の一翼が崩れたということだ。

小沢一郎とナベツネは、いつも対立、敵対していたわけではないが、ナベツネの退場で、小沢一郎は動きやすくなると思われる。


巨人・渡辺恒雄最高顧問が辞任 新たな野球賭博問題発覚で
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160308-00000090-dal-base
デイリースポーツ 3月8日(火)20時9分配信

 巨人は8日夜、東京都内の読売新聞本社で会見を開き、高木京介投手(26)が野球賭博に関与していたことを明らかにした。 昨年10月に発覚した一連の賭博問題の責任を取って元オーナーの渡辺恒雄最高顧問(89)、白石興二郎オーナー、桃井恒和球団会長が辞任することも発表。会見で森田清司執行役員総務本部長コンプライアンス担当は「球団の責任者として、3人とも去年で膿を出し切れなかったという責任を強く感じているということ」と説明した。

 球団は8日付けで高木京を謹慎処分とした。また騒動を受け、14日に予定されていた財界人による巨人の激励会「燦燦会」と、16日の球団激励会は中止となった。

 発表によると、高木京は2014年シーズン、昨年賭博行為で無期失格処分となった笠原将生元投手(25)から誘われて8、9試合賭けて50〜60万円負けた。どの試合に賭けたかは覚えていないという。

 2月29日に週刊文春の記者から連絡があり、疑惑を認識。高木京がこの日、球団に連絡し、賭博行為に関与していたことを認めた。「ファンや関係者に、誠に申し訳ない。本当に軽い気持ちでやってしまった」と話しているという。

 昨年、巨人の笠原投手、福田聡志投手(32)、松本竜也投手(22)が野球賭博に関与していたとして無期失格となった。野球賭博で選手が処分されたのは、1969年の「黒い霧事件」以来で、球界に衝撃が走った。巨人は3選手の契約を解除し、原沢敦球団代表が辞任した。

最終更新:3月9日(水)10時59分デイリースポーツ


関連記事
ひとりの投手をさらし首にしたナベツネ読売の大罪  天木直人
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http://www.asyura2.com/16/senkyo202/msg/598.html

記事 [政治・選挙・NHK202] 関電の差し止めに対する大津地裁の決定に、読売の何たる批判(生き生き箕面通信)
http://blog.goo.ne.jp/ikiikimt/e/13db629ecf0eb34d06c888416677d32a
2016-03-10 09:20:25

 読売新聞は本日3月10日の社説で、「判例を逸脱した不合理な決定」という見出しを掲げて、裁判所の判決を批判しました。書き出しは、「裁判所自らが、原子力発電所の安全審査をするということなのか」と、ご立腹なのです。

 裁判所は、正しい姿を描いて判決を出すべきであり、間違った考えを批判することです。ところが、読売は、関電側のいう言い分を率直に採用し、あるいは政府の言い分をそのまま取り上げて、裁判所の言い分を批判しました。

 裁判所の判決は、例えば、もし同じような事故があった場合、市民はただちに避難できるか、ですが、それも危ういのです。原子力規制委の田中俊一委員長は、「原発事故が起きた場合の避難は、われわれとは関係がない」といってはばかりません。それは地元自治体の判断であって、われわれの判断基準とは関係がないというのです。

 そもそも、安倍政権が「日本の原発技術は世界最高水準のものができた」といいますが、その最高水準とは「一体何をさしているのか。何と何を比べて判断するのか」が全く明らかになっていません。単なる自己認識をいっているにすぎません。

 読売は、「大津地裁が、規制委の新基準に疑問を呈したのも問題だ」と決めつけます。「規制委の策定方法などに対して、『非常に不安を覚える』と独自の見解を示した」と、原発ゼロリスクを求める姿勢がうかがえることを示しています。

 読売新聞の論説委員を務める人間は、もう少し「知性」を磨く必要がありますね。


高浜差し止め 判例を逸脱した不合理な決定
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/20160309-OYT1T50157.html
2016年03月10日 読売新聞社説

 裁判所自らが、原子力発電所の安全審査をするということなのか。

 滋賀県の住民29人が、福井県の関西電力高浜原子力発電所3、4号機の運転差し止めを求めた仮処分申請で、大津地裁が差し止めを命じる決定を出した。

 重大事故や津波の対策、事故時の避難計画の策定などについて、「関電側が主張や説明を尽くしていない」との理由である。

 原子力規制委員会は、福島第一原発事故後に厳格化された新規制基準に従い、1年半をかけて3、4号機の審査を実施した。昨年2月、合格証にあたる「審査書」を交付し、関電は今年1月に3号機を再稼働させた。

 大津地裁は、規制委と同様、関電に原発の安全性の技術的根拠を説明するよう求めた。関電は、審査データを提出し、安全性は担保されていると主張した。

 だが、大津地裁は「対策は全て検討し尽くされたのか不明だ」として、受け入れなかった。

 司法として、関電に過剰な立証責任を負わせたと言えないか。

 最高裁は、1992年の四国電力伊方原発訴訟判決で、原発の安全審査は「高度で最新の科学的、技術的、総合的な判断が必要で、行政側の合理的な判断に委ねられている」との見解を示した。

 高度な専門性が求められる原発の安全性の判断で、司法は抑制的であるべきだとする判例は、その後の判決で踏襲されてきた。

 今回の決定も、最高裁判例に言及はしている。だが、再稼働のポイントとなる地震規模の想定などについてまで、自ら妥当性を判断する姿勢は、明らかに判例の趣旨を逸脱している。

 大津地裁が、規制委の新規制基準に疑問を呈したのも問題だ。

 新基準は、第一原発事故を踏まえ厳しくなったにもかかわらず、規制委の策定手法などに対して、「非常に不安を覚える」と独自の見解を示した。原発にゼロリスクを求める姿勢がうかがえる。

 菅官房長官が「世界最高水準の基準に適合するという(規制委の)判断を尊重していく」と強調したのは、もっともである。

 仮処分決定を受け、関電は、再稼働したばかりの高浜3号機を停止する作業に入る。4号機は2月に再稼働したが、直後のトラブルで停止している。

 関電は、大津地裁に対し、保全異議などを申し立てる。それが認められなければ、高裁に抗告することになろう。裁判所には、冷静で公正な判断を求めたい。



http://www.asyura2.com/16/senkyo202/msg/599.html

記事 [政治・選挙・NHK202] ≪さらに炎上≫「そもそも総研」に国会野次の自民・平沢勝栄議員が出演で「このブログ書いたのほんとに女性なの?」の問題発言!
【さらに炎上】「そもそも総研」に国会野次の自民・平沢勝栄議員が出演で「このブログ書いたのほんとに女性なの?」の問題発言!
http://xn--nyqy26a13k.jp/archives/14062
2016/03/10 健康になるためのブログ







「保育園落ちた」ヤジ発言の平沢議員が真意を説明 1


「保育園落ちた」ヤジ発言の平沢議員が真意を説明 2


そもそも総研 「保育園落ちた」ブログ やじ発言議員に真意を生直撃!

「保育園落ちた」ブログ やじ発言議員に真意を生直撃!(報道記録... 投稿者 k09080231612


以下ネットの反応。


























ここへきてもまだ訳の分からない言い訳をしています。「このブログ書いたのほんとに女性なの?」なんてもはやどうでもいいことです。匿名という事が問題視され、あっという間に署名が3万近く集まったのですから、問題の本質はそんなとこにはありません。


むしろ、この待機児童の問題を大問題として捉えられない自民党議員(庶民に全く目が向いていない)こそが大問題なのです。これでまた、自民党議員の劣化が激しく可視化されましたね。これは、野次った議員を全員特定していく必要がありそうです。


追伸:さすが「ヒステリック農業」高木美保はいい仕事しますね。芸能の仕事は出稼ぎと言ってますから、言いたいことが言えちゃって、さらに人気も出ちゃいます(美人だしね)。



http://www.asyura2.com/16/senkyo202/msg/600.html

記事 [政治・選挙・NHK202] ≪非正規の乱≫「#図書館やめたの私だ」保育士の次は図書館員が声「学校図書館なら、月給10万円を切るところも多い」
【非正規の乱】「#図書館やめたの私だ」保育士の次は図書館員が声「学校図書館なら、月給10万円を切るところも多い」
http://xn--nyqy26a13k.jp/archives/14058
2016/03/10 健康になるためのブログ



http://www.j-cast.com/2016/03/08260756.html

これに対し、図書館の事情に詳しい元産経新聞記者の猪谷千香さんが2016年3月7日に「#図書館やめたの私だ」のハッシュタグを作り、今度は図書館員の声を集め始めた。


猪谷さんは、その理由について、「正規雇用がどんどん減っていて、食べていけないぐらいの低賃金で働く現場の方はいらっしゃいます」と述べ、図書館の未来のためにも人を確保することの重要性を挙げている。


学校図書館なら、月給は10万円を切るところも多く、しかも交通費支給もなく、研修も自腹で参加するのだという。こうした実態について、「働きたくて意欲のある人たちが去っていく業界に見える…」と嘆いた。


また、東京都内在住の女性は、非正規のまま25歳から40歳まで図書館で働いたが、最後の図書館は、手取りの給料が月12万円だったという。残業代も出なかったにもかかわらず、館長並みの責任を持たされ、クレーム対応で矢面に立たされたと明かした。


このほかの投稿でも、「めちゃ頑張っても月11万だった」「定時で帰る正規職員さんを非正規が無理して支えてた」「非正規低賃金で過重労働(サビ残、自宅に持ち帰り仕事)。半年で身体を壊して、辞めざるを得なかった」といった切実な声が相次いでいる。


以下ネットの反応。




















図書館員の待遇も酷いようですね。この際だから酷い待遇(暮らしていけないような低賃金など)の職種の人は、みんな声を上げたらいいと思います。図書館員さんだって絶対に必要な職種ですから(特に今の日本には)、本来なら厚遇されてもいいはずです。


保育士問題なんてわずかの間に待遇改善の法案化まで行きましたからね。声を上げれば変わるかも知れない、声を上げなければ権力者のやりたい放題、これが現実ですね。



http://www.asyura2.com/16/senkyo202/msg/601.html

記事 [政治・選挙・NHK202] NHKの籾井会長が再び不適切な発言で謝罪!民主・維新の会議で聴覚障害者の蔑称を言い放つ!
NHKの籾井会長が再び不適切な発言で謝罪!民主・維新の会議で聴覚障害者の蔑称を言い放つ!
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-10425.html
2016.03.10 15:00 真実を探すブログ



☆籾井NHK会長、また不適切発言 民主・維新の会議で
URL http://www.asahi.com/articles/ASJ39655VJ39UCVL01W.html
引用:
会議では新年度のNHK予算が話し合われた。「クローズアップ現代」の放送時間やキャスターの変更について、議員の一人が放送総局長の板野裕爾・専務理事に対して、会長に相談したかどうかを尋ねた際、籾井会長が「つんぼ桟敷で」と発言。すぐに謝罪し、発言内容を取り消したいと申し出た。
:引用終了


以下、ネットの反応


















前回も同じようなことを言って謝罪をしているのに、再び不適切な発言をして謝罪。どうにも、籾井会長は3日間で忘れてしまうほど、物覚えが悪くなっているようですね(苦笑)。


まあ、このような発言を繰り返すということは、性根からダメな人なのでしょう。何度謝っても止められないパターンの人で、辞任までさせないと意味が無いと言えるでしょう。


高井たかし NHK籾井会長「つんぼ桟敷」《不適切用語を口にし議場から多数の指摘》【国会 衆議院 総務委員会】2016年2月23日


民主激突の籾井会長「また呼ばれるのはごめんです」(15/02/18)


関連記事
NHK籾井会長また醜聞…社外役員務めた企業に反社会勢力の影(日刊ゲンダイ)
http://www.asyura2.com/16/senkyo202/msg/590.html



http://www.asyura2.com/16/senkyo202/msg/602.html

記事 [政治・選挙・NHK202] ≪素晴らしい≫元なでしこの澤穂希さん、自民党の出馬要請を断っていたことが判明! 
【素晴らしい】元なでしこの澤穂希さん、自民党の出馬要請を断っていたことが判明!
http://xn--nyqy26a13k.jp/archives/14071
2016/03/10 健康になるためのブログ



http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160310-00000016-nksports-socc

元なでしこジャパン主将の澤穂希さん(37)が、政界の道を断って女子サッカー界の発展に貢献することが9日、分かった。昨年末に自民党からの出馬要請を辞退していたことが判明。なでしこジャパンの次期監督に、旧知のU−20(20歳以下)女子日本代表・高倉麻子監督(47)が就いた場合、指導者として支える考えがあることも明らかになった。新婚生活との兼ね合いも考慮しながら、20年東京五輪に向けた日本の復権を目指す。


以下ネットの反応。




















やっぱり澤は出馬しなかったですね。「見る目」があるんですよね。例え自民党が力を持っていても、今の自民党は国民に支持され続けられるような存在ではないという事を、わかってるんだと思います。だから、今は出るべきときじゃないと。


もちろんサッカーへの思いもあるでしょうけど。「なでしこ」ほとんど見たことないのでわかりません(←どんだけ)。でも、今回の決断で一気にファンになっちゃいましたよ。「澤なでしこ」なら応援します!


関連記事
≪選挙≫五体不満足の乙武洋匡氏が自民党から出馬へ!「自民党が擁立で最終調整」との情報!
http://www.asyura2.com/16/senkyo202/msg/563.html


http://www.asyura2.com/16/senkyo202/msg/603.html

記事 [政治・選挙・NHK202] 「保育園落ちた」問題 塩崎厚労相の“身内の話”に母親ら憤り(日刊ゲンダイ)


「保育園落ちた」問題 塩崎厚労相の“身内の話”に母親ら憤り
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/176968
2016年3月10日 日刊ゲンダイ



母親たちの話を聞く民主党の山尾志桜里議員(左)(C)日刊ゲンダイ


「保育園落ちた日本死ね!!!」――待機児童問題に一石を投じた匿名のブログ記事に共感した母親ら5人が9日夕、2万7682人分の署名を塩崎恭久厚労相に手渡した。塩崎大臣は「(署名を)安倍総理に届ける」と約束。ところが、この日の昼から行われた会合で、厚労委員会での塩崎大臣の答弁を視聴した母親たちからは、辛辣な意見が飛び交った。


「塩崎大臣は『改善する』と言っていたけど、どうやって改善するのか」


「曖昧な答弁に終始し、話が分かりづらい」


「保育園不足や保育士の給与改善など問題は山積しているが、すぐに解決に向かうとは思えない」


 3000億円の財源が必要な子育て支援策について、塩崎大臣が「財源を見つけて実行する」と明言しなかったから、母親たちが怒るのも当然だろう。しかし、最も神経を逆なでしたのは、塩崎大臣が答弁中に披露した「身内の話」だ。


「東京・目黒区に住む私の息子夫婦も、保育園探しに苦慮していました。空きがなかったようで、港区の保育園に目星をつけていたが、4カ月ほど経ったところで偶然、目黒区内で保育園が見つかったようだ。ブログに賛同する女性たちの気持ちが私にも分かる」


 身内の苦労話で母親たちにアピールしたかったのだろうが、会合に参加した中央区在住の女性(35)は、生後5カ月の男児をあやしながら本紙にこう話した。


「塩崎大臣のご子息の話については、羨ましい限りです。なぜなら、あっという間に保育園の空きが見つかっているからです。極めてまれなケースだと思います。今は、1年間探し続けても、空きが見つからないような状況が当たり前です。私は、出産してから約20カ所の保育園に問い合わせましたが、空きがなく全て断られました。それが、たったの4カ月で見つかるなんて、信じられません。私は今年の4月から仕事に復帰しなければならず、不安は募るばかり。周りのお母さんたちも似たような状況ですよ」


 保育園不足の解消はまだまだ遠い。


【3/9厚生労働委員会】山尾志桜里 待機児童問題、子育て支援について塩崎厚労大臣に質問【完全版】













http://www.asyura2.com/16/senkyo202/msg/604.html

記事 [政治・選挙・NHK202] 「高浜原発3号機」停止作業開始 全国で差し止め訴訟拡大か(日刊ゲンダイ)
           


「高浜原発3号機」停止作業開始 全国で差し止め訴訟拡大か
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/176970
2016年3月10日 日刊ゲンダイ



広がる再稼働反対デモ(C)日刊ゲンダイ


 大津地裁が、9日、福井県の高浜原発3、4号機の運転差し止めの仮処分決定を下したことを受け、関西電力は10日、稼働中の3号機の原子炉を停止する作業を始めた。原子炉の出力を下げ、今夜8時ごろに稼働を停止する予定だ。


 3号機は1月29日に再稼働したばかりで、1カ月余りで再び停止することになった。4号機は2月26日に再稼働したものの、発送電開始の作業中に原子炉が緊急停止するトラブルがあり、すでに冷温停止の状態になっている。


 今回の決定に関西電力は衝撃を受けている。


「高浜原発3、4号機については昨年4月に福井地裁で運転差し止めの仮処分決定が下されたものの、12月に関電による異議申し立て審で差し止め取り消しとなり、今年1月の再稼働にこぎつけた。今回の大津地裁の判断が福井地裁でのケースと違うのは『稼働中』の原発の初の運転差し止めであること。そして、あらためて原子力規制委の『新基準』に対し、『安全とはいえない』としたことです」(電力関係者)


 高浜原発には再稼働申請中の1、2号機という3、4号機より古くて危険な原発がある。今年4月にはこの1、2号機の差し止めを求める裁判が名古屋地裁で始まる。


 新基準での安全審査を申請した原発はこれまでに16原発26基あるが、今回の差し止め決定を受け、全国で訴訟が拡大する可能性が高まった。



http://www.asyura2.com/16/senkyo202/msg/605.html

記事 [政治・選挙・NHK202] ≪痛快≫爆笑問題の太田光が高市大臣に毒「お前の顔、映せねよバーカ!モザイクかけるぞ!」夫人の光代氏も「存じ上げません。…
【痛快】爆笑問題の太田光が高市大臣に毒「お前の顔、映せねよバーカ!モザイクかけるぞ!」夫人の光代氏も「存じ上げません。頭の良い方なら分かるんだけど」の猛毒。
http://xn--nyqy26a13k.jp/archives/14074
2016/03/10 健康になるためのブログ



http://news.livedoor.com/article/detail/11273768/

どうやら太田は、高市氏が先月の衆院予算委員会で、放送法に基づく電波停止の可能性に言及したことへ不満を抱いているようだ。「高市早苗が電波停止だって。お前の顔のほうが電波停止だよ」と毒を吐き、さらに「お前の顔、映せねよバーカ!高市おめぇ」「モザイクかけるぞ!」と罵倒を繰り返し、スタジオの笑いを誘っていた。


相方・田中光が「映せるわ!そういうこと言うんじゃないよ」とツッコむと、太田はテレビを取り巻く状況について「今の時期だけですよ、こんなの」と冷静に呟いていた。



12分50秒あたりからです。
爆笑問題カーボーイ 2016年3月8日


以下ネットの反応。














お上(権力者)を揶揄するのは庶民の娯楽ですから、爆問夫婦はまったく問題ありません。というか、全然足りません。表現の自由をどんどん規制しようとしているんですから、表現者はもっともっと暴れるべきです。


そして、高市発言に批判を真っ先にすべきなのはテレビ局のトップのはずです(もちろん表現は変えてね)。海外紙であるワシントン・ポストまで批判しているのに、本当に情けない限りです。


 



http://www.asyura2.com/16/senkyo202/msg/606.html

記事 [政治・選挙・NHK202] ヤジ議員の平沢勝栄、そもそも総研で自爆する(まるこ姫の独り言)
http://jxd12569and.cocolog-nifty.com/raihu/2016/03/post-5825.html
2016/03/10


消費税が8パーセントになった時点で、大幅に仕事を縮小した
が、その為”そもそも総研”を始めから終わりまで見ることがで
きるようになった。(良いのか悪いのか。。。。)

今日のそもそも総研は傑作中の傑作だった。

そもそも端を発したのが、”保育園落ちた日本死ね”のブログを
国会で取り上げて、安倍首相を追及していた民主党の山尾志
桜里の質問時に、自民党議員のヤジがひどかった件で。。。。

山尾志桜里の質問が幾多の汚いヤジで聞こえない。

わざとヤジで質問を聞こえなくしているように思えるほど、すご
いヤジの嵐で、その中で平沢勝栄の顔と声が特定された。

そこで平沢勝栄をテレ朝のそもそも総研に出演させて、その間
のヤジに至るいきさつを平沢勝栄に語ってもらう、そういう趣旨
の出演だったと思うが、ヤジの張本人がどのような釈明やら説
明をするのかと固唾を飲んでみていたが。。。。。

結論から言えば、自民党議員らしい釈明だった。

山尾志桜里は質問する際に

>パネルと資料を準備しましたよ。でも、与党のみなさんが、こ
れを委員の皆さんに配ってもいけない、 国民の皆さんにフリップ
で見せてもいけないとそういうことですので、私は本当に安倍政
権というのは、 都合の悪い声は徹底して却下する、都合の悪い
声は徹底して無視する、本当にそういう安倍政権の体質の象徴
となる 対応だと思いました

この説明がいたく気に入らなかった平沢勝栄がヤジったのだと。

与党がパネルを反対していると山尾志桜里は言ったが、真相
は、理事会で決まったことで、民主党を除くすべての野党がフリ
ップ使う事に反対したのを、すべて与党のせいにする。

ルールを守らなかったのは民主党の方で、国会の場で公党を
貶めるのが我慢できなかったからヤジったと言っていた。

ブログの中身をヤジったわけではない、ヤジについては謝罪す
ると言いながら、ヤジについての謝罪は、お情け程度で、いつ
までも山尾志桜里がパネルの使用を与党が邪魔をしたと言っ
たのは間違いだと、その点だけ、しつこく言い募る。

そんなことが問題なの?

自民党議員らしく、自分の利になる事だけは、相手の発言を遮
ってまで主張していたが、かえって印象が悪くなっているのに。

極めつけは、

>これ、本当に女性が書いた文章なんですかね?

>日本語が汚い。

ズレているよ。。。。ねつ造しているとでも言いたいのか。

日本語が汚い、子供の教育に悪いと言うなら、議員や首相が
国会で発するヤジも相当汚いし、他の議員の話の途中のヤジ
も教育に悪いのではないか?

しかも、スマホを使ったり、居眠りしたり。。。。。

”日本死ね!”の”死ね”がいじめにつながる文言だと問題視し
ていたが、私は究極のキャッチコピーだと思っている。

日本社会の問題点を見事にあぶりだしているし、そこまで書か
なければならなかった切羽詰まった感情が溢れ出している。

インパクトがあったからこそ国会で取り上げられて注目された
という点もあるし、ここまで書かざるを得なかった胸の内に対し
て、ただ”死ね”だけを切り取って文言が汚いとか、女性か?と
か、国民に対してのイマジネーションが欠如しているとしか思
えない。

と言うわけで結論は、平沢勝栄、自分の言葉で墓穴を掘る。

自民党議員の本質がまたまたよく分かった。


http://www.asyura2.com/16/senkyo202/msg/607.html

記事 [政治・選挙・NHK202] 「脱原発を参院選の争点に」小泉元首相が安倍政権“打倒宣言”(日刊ゲンダイ)
          


「脱原発を参院選の争点に」小泉元首相が安倍政権“打倒宣言”
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/176973
2016年3月10日 日刊ゲンダイ



「政府はデタラメを言っている」と小泉元首相(C)日刊ゲンダイ


 福島第1原発の事故から5年目。小泉純一郎元首相が9日、福島市でのイベントに参加、改めて脱原発を訴えたが、驚かされたのは、さながら「安倍政権打倒宣言」みたいな発言も飛び出したことだ。


「原発事故5年目になって原発事故から学ぼうという姿勢がなくなっている」


「汚染水は『アンダーコントロールされている』とか『日本の安全基準は世界一』というデタラメなことを政府は言っている」


 名指しこそしないものの、講演でこう斬り捨てた小泉はその後の記者との一問一答でもアクセル全開だった。


――原発推進の安倍首相に対する思いは?


「原発ゼロに切り替わるといいと思っているのですが、なかなかそうしそうにないね。(安倍首相ら政権担当者は)どうしてこんなに簡単なことが分からないのか。安全ではない。コストは安くない。クリーンエネルギーでもない。よく調べてみれば、(こうした原発推進派の理屈が)『嘘だ』ということはわかると思う。結果的にわからないのではなくて、『原発がないと経済発展できない』と思っているのではないか」


――(原発問題は)参院選の争点になる?


「そういう意思が野党第1党にないというのが不思議だね。ふつう、野党第1党なら自分で争点をつくり出しますよ。それが、民主党も原発ゼロを争点にできないというのも私は分からない」


――「原発ゼロ」にイエスかノーかの選挙にすればいい?


「大きな公約のひとつにするべきだと思うのです。与党はしたくないでしょう。私は原発ゼロの時代が来るまで粘り強く活動を続けていこうと思っています。引退したけど、あの事故を目の当たりにして、『こういうものだったのか』という悔しい思いをしている。他の問題に口を出すときりがないから、これに絞ってやっている。日本の国民の力は大きいから諦めていませんよ」


 安倍政権が原発ゼロを言い出さない限り、とことん戦う宣言である。野党は小泉流、ワンイシューのケンカ上手を見習った方がいい。











http://www.asyura2.com/16/senkyo202/msg/608.html
記事 [政治・選挙・NHK202] 「保育園落ちた」ブログ、平沢議員「表現には違和感」(朝日新聞)-「ヘイトスピーチに該当しそうな文言」と
「「保育園落ちた」ブログ、平沢議員「表現には違和感」

朝日新聞デジタル 3月10日(木)13時31分配信

 「保育園落ちた日本死ね!!!」と題した匿名のブログをめぐり、自民党の平沢勝栄衆院議員は10日、ヘイトスピーチ根絶などを検討する「差別問題に関する特命委員会」の会合で、「ブログに『死ね』という言葉が出てきて、表現には違和感を覚えている」などと語った。

 ブログについては、2月29日の衆院予算委員会で民主党議員が取り上げた際、安倍首相は「実際に起こっているのか確認しようがない」と答弁。平沢氏ら与党議員も「(ブログを書いた)本人を確認したのか」などとヤジを飛ばした。

 平沢氏は特命委の委員長。10日の会合では安全保障関連法に反対するデモについても言及し、「ヘイトスピーチに該当しそうな文言も出ていた。デモをそばで聞いていた時に『安倍(首相)死ね』と言っていた人もいる」と述べた。そのうえで、「ヘイトスピーチは、規制、根絶しなければならないが、表現の自由と絡んでくる。そのやり方については慎重に検討しないと禍根を残す」と語った。」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160310-00000034-asahi-pol

関連
≪まず1人≫「誰が書いたんだよそれ」待機児童問題の国会での野次、自民・平沢勝栄議員で確定か?
http://www.asyura2.com/16/senkyo202/msg/520.html
投稿者 赤かぶ 日時 2016 年 3 月 08 日 17:50:05: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU

≪さらに炎上≫「そもそも総研」に国会野次の自民・平沢勝栄議員が出演で「このブログ書いたのほんとに女性なの?」の問題発言!
http://www.asyura2.com/16/senkyo202/msg/600.html
投稿者 赤かぶ 日時 2016 年 3 月 10 日 13:30:40: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU

ヤジ議員の平沢勝栄、そもそも総研で自爆する(まるこ姫の独り言)
http://www.asyura2.com/16/senkyo202/msg/607.html
投稿者 かさっこ地蔵 日時 2016 年 3 月 10 日 18:47:33: AtMSjtXKW4rJY gqmCs4LBgrGSbpGg
http://www.asyura2.com/16/senkyo202/msg/609.html

記事 [政治・選挙・NHK202] 保育園Bへの野次は自民・平沢。厚労大臣が署名受け取るも、感覚のズレは大(日本がアブナイ!)
http://mewrun7.exblog.jp/24208332/
2016-03-10 17:25

 これは『保育園を落ちたのは私だ!〜子育て支援も女性活躍も軽視で、安倍への怒りが爆発http://mewrun7.exblog.jp/24195546/』の続報になるのだが・・・。

「保育園に落ちたのは私だ」運動が止まらない!(**)

 もともと民主党の山尾志桜里氏が2月29日の衆院予算委員会で、ネット上で共感を得ていた、「保育園落ちた日本死ね」という匿名ブログのことを取り上げたのがきっかけになったのだけど。
 この時、自民党議員(の方向)から「誰が書いたんだよ」「ちゃんと本人を出せ」との心ない野次が。(あたかも民主党orサヨク関係者が捏造したかのような印象を与えるような感じで?)

 さらに安倍首相が「匿名である以上、本当であるか確かめようがない」と冷たくあしらったことから、実際に保育園を落ちた経験のある人、現に困っている人の怒りが爆発。
 3月5日、国会前に数十人の女性が集まり、「保育園を落ちたのは私だ」と記したプラカードを掲げて抗議活動を行なったのである。(++)

* * * * *

 実はこの野次を飛ばした議員の中に、平沢勝栄氏(元警察官僚)がはいっていたことがわかった。(・o・)

『2月29日の衆院予算委員会で「保育園落ちた日本死ね」のブログについて質問した山尾志桜里議員に対し、ヤジを飛ばした自民党の平沢勝栄議員が10日、テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」に出演。ヤジを飛ばした真意を説明した。

 衆院予算委員会では、山尾議員が匿名ブログの「保育園落ちた日本死ね」について、安倍首相へ質問した際、「誰が書いたんだよ」「本人に会ったのか」などのヤジが渦巻いた。このヤジを言った一人が平沢議員。スタジオに登場すると「ヤジを飛ばしたことは心からお詫び申し上げます」と謝罪したが、山尾議員が、使用を認められなかったブログやパネルを使ったことを非難した。

 平沢議員によると、出所不明のものは使わない、また日本死ねという言葉は子供の教育にも影響があるので使わない、ということが自民党と民主党以外の野党も賛成して決めたにもかかわらず、山尾議員が「自民党(だけ)が(ブログやパネルを使うことを)止めた」などと説明したことに抗議するため、ヤジを飛ばしたとした。

 だが番組後半で、「日本死ね」ブログを指し、「これ、本当に女性が書いた文章なんですかね」と発言。これを聞いたコメンテーターの高木美保は「それは関係ないでしょう、女性、男性関係ない」と激怒した。
 それでも平沢議員は「気持ちはわかります。でももうちょっと訴え方はあると思う」と続けたため、高木も「議員が気持ちが高ぶってヤジを言うのと同じですよ。言わずにはいられないというのを感じ取れないですか?」とやり合う場面もあった。(デイリースポーツ16年3月10日)』

* * * * * 

 また産経新聞は早速、「共産党が便乗している」とアピールする記事を出したりしてたし。^^;
 ネット上も含め、民主党や共産党などサヨクが主導して、このような運動を盛り上げているという風潮を作ろうとしている雰囲気が感じられるところがあった。(~_~;)

『「保育園落ちた」ブログに共産便乗? 吉良氏「認可園落ちた」ツイッター書き込み 「危機感持って」と反論も

 「保育園落ちた日本死ね」という匿名ブログに関連し、共産党の吉良佳子参院議員がツイッターに「わが家にも認可保育園に入れないとの通知が区から届きました」と書き込み、国会周辺で抗議行動にも参加した。与党内からは「収入面から入園が極めて困難なことを分かりながら申請したのではないか」(自民党幹部)といぶかる声が出ている。

 吉良氏は昨年10月に男児を出産し、今年2月に公務に復帰。都内の認可保育所に男児を預けられず、5日の抗議行動では共産党の田村智子参院議員と「保育園落ちたの私だ」と書かれたプラカードを掲げた。
 参院議員は年約2134万円の歳費が支出され、吉良氏の夫も東京都目黒区議。吉良氏の事務所は産経新聞の取材に「子供のことを考え認可保育園に申請した」としている。

 一方、共産党の穀田恵二国対委員長は8日の記者会見で、匿名ブログについて、「アベノミクスの誤りは極めて明確だ」と述べ、安倍晋三政権の政策と絡めて対応を批判した。(産経新聞16年3月9日)』

☆  ★  ☆  ★  ☆  ★  ☆

 他方、この抗議活動がTVメディアに取り上げられた上、3月にはいって、女性の内閣支持率が激減したこともあってか、安倍官邸はどうもこのままじゃマズイようだと気づいたようで、いきなり「へ〜こら」し始める人たちも出現することに。(『安倍、女性支持低下で保育園に意欲、改憲慎重に。But沖縄には強権の是正指示。』http://mewrun7.exblog.jp/24202713/

『「保育園落ちた日本死ね!!!」と題した匿名のブログが、政府・与党に波紋を広げている。政権幹部は当初、「議論しようがない」などと受け流していたが、ネット上でブログに共感する声が広がると一転して待機児童への政府対応を強調。世論の大勢が政権批判に転じないよう、神経をとがらせている。

「ブログを読ませていただきました。共鳴を呼んで広がっているのは承知しています」。加藤勝信・1億総活躍相は8日の閣議後の記者会見でそう語り、待機児童の受け皿拡充に取り組む考えを強調した。石破茂・地方創生相も「(ブログに)刺激的な表現が使われている。そこまで言う状況になぜ陥ったのか、虚心に分析しないといけない」と述べた。(朝日新聞16年3月8日)』

* * * * * 

『民主党は「問題の深刻さを理解していない」(安住淳国会対策委員長代理)などと非難。国会で待機児童問題を繰り返し取り上げ、政府の対応の遅れを印象づけようとしている。

 政府・与党は4月の衆院補欠選挙や夏の参院選を前に、世論の反発が広がることを警戒している。首相は7日の参院予算委員会で「(待機児童の)受け皿作りは、政権交代前の倍のスピードだ」と問題への取り組みをアピールした。(読売新聞16年3月10日)』

『「保育園落ちた日本死ね」ブログ問題で、自民党の伊吹文明元衆院議長は10日の二階派総会で「最初からパッとやっておけばトラブルは起こらない」と述べ、安倍晋三首相の初動を皮肉った。

 安倍首相のブログに関する対応をめぐっては、2月29日の衆院予算委員会で「匿名である以上、実際起こっているか確認しようがない」と発言し、民主党など野党から「冷たい態度だ」と反発があがっていた。首相は批判の高まりを受け、今月7日の参院予算委員会で「(待機児童の)受け皿作りは、政権交代前の倍のスピードで進めている。保育士の待遇改善に取り組みたい」と述べ、丁寧に説明する方針に転換した。
 伊吹氏は二階派所属議員らを前に「後先を見極める能力を身につけてほしい」とも語った。(産経新聞16年3月10日)』

<この「最初からパッとやっておけば」という表現も、何か保育園の問題を軽く扱っているような印象を与えちゃう気がするけどね。^_^;>

* * * * * 

 でも、この運動は簡単に止まらないのである。(@@)

 昨日9日、今度は民主党の山尾議員のところに2万7千人分以上の署名が届けられ、塩崎厚労大臣が(ふつうは受け取らないんだけど?)急遽、受け取ることになったという。(・o・)

『――匿名で書き込まれたブログの波紋が広がっている。9日、このブログに賛同する母親らが集まり、待機児童の解消を求める署名を塩崎厚生労働相に提出する事態となっている。

■このブログが大きな反響を呼び、NPO法人などが政府へ抗議と待機児童の解消を求める署名集めを開始。賛同する母親らが署名を提出するために国会を訪れた。

■母親らは、集まった約2万7000人分の署名を民主党の山尾議員に提出。その後、塩崎厚労相にも手渡された。

■国会での塩崎厚労相のやりとりを見た母親らは「何を改善してもらえるのか、結局の所わからなかった」と話した。

■民主党は、保育士の給与を月額1万円アップさせるなどとした法案を今の国会に提出し、与党との対決姿勢をアピールする考えだ。

■きっかけとなったブログの投稿者は取材に対し「長い間解決していない待機児童という問題がこれによって少しでも解決すれば良いと思います」と話した。

■待機児童の数は2015年の4月1日時点で約2万3000人。今回の事態が問題の解消につながるのだろうか。(NNN16年3月9日)』

☆  ★  ☆  ★  ☆  ★  ☆

『「保育園落ちた日本死ね!!!」と題した匿名のブログをきっかけに保育制度の充実を求める署名が広がり、6日間で2万7千人余分が集まった。参加した母親らは9日、国会を訪れて署名簿を塩崎恭久厚生労働相に手渡した。当事者からの切迫した訴えに、政権も対応を迫られている。

「主人の収入は少なく、働かねばなりませんが保育園に入れてもらえませんでした。子どもをおぶってもよければ働きたいが、社会が許してくれない。子どもの多いお母さんを見るとうらやましくて涙が出る」
 この日の衆院厚労委員会。民主党の山尾志桜里氏は、署名に添えられたこんなコメントをまじえて塩崎厚労相に質問した。

 署名は「子どもをいつでも安心して預けることができる社会の実現」を求める趣旨で、関西の翻訳業の40代女性が呼びかけた。2月29日の衆院予算委員会で安倍晋三首相がブログについて「匿名なので、実際にどうなのか確かめようがない」と答弁したのを知り、インターネットの署名サイトで今月4日に開始。9日午前10時半までに2万7682人分が集まった。

 山尾氏は「悲鳴に共感する声が強烈なスピードで広がっている現実が問題だ」と指摘。子育て支援の取り組みを急ぐよう訴えた。

 塩崎氏は「山尾委員も安倍総理も全く同じ方向を向いていて、子どもをみんなでしっかり育てていこうと同じ思いでいるはずだ」と答弁。収まらない山尾氏が保育所に入るための「保活」の実態を調べるよう求めると、塩崎氏は調査を約束し、急きょ署名を直接受け取ることも決めた。(朝日新聞16年3月9日)』

『「私は、山尾委員もですね、それから安倍総理も全く同じ方向を向いていて・・・」(塩崎恭久厚生労働大臣)
 「勘弁してほしいと思います。3党(自公民)で決めた子育て支援3000億を後回しにしている政権と、私は同じ方向を向いていません」(民主党 山尾志桜里衆院議員)
 集まった署名は、午後、塩崎厚労大臣に手渡されました。
「安倍首相ですとか、やじをお言いになった皆さんを含めて、ぜひご覧になっていただければ」(JNN16年3月9日)』

* * * * *

 さっき平沢勝栄氏の野次の話を書いたのだが。平沢氏は例のブログに関して、こんなことも言っていたらしい。(-_-;)

『「保育園落ちた日本死ね!!!」と題した匿名のブログをめぐり、自民党の平沢勝栄衆院議員は10日、ヘイトスピーチ根絶などを検討する「差別問題に関する特命委員会」の会合で、「ブログに『死ね』という言葉が出てきて、表現には違和感を覚えている」などと語った。

 平沢氏は特命委の委員長。会合では安全保障関連法に反対するデモについても言及し、「ヘイトスピーチに該当しそうな文言も出ていた。デモをそばで聞いていた時に『安倍(首相)死ね』と言っていた人もいる」と述べた。そのうえで、「ヘイトスピーチは、規制、根絶しなければならないが、表現の自由と絡んでくる。そのやり方については慎重に検討しないと禍根を残す」と語った。(朝日新聞16年3月10日)』

 mewも「死ね」という表現は好ましくないと思った。(mew周辺では「死ね」「逝く、逝け」はNGワード)ただ他の部分は、多少乱暴な表現だとは思うものの、あれぐらいの言い方をしないと伝わらない部分もあるように思えたです。(・・)

 ただ、ヘイトスピーチの問題点というのは、人種とか民族とかの違いによって、どちからかと言えば弱い立場にいる人に対して憎悪や差別をあらわすために、あえて侮蔑的なor暴力的表現を使って相手を精神的に傷つけることにあるわけで。
 日本(政府)のように、強い立場、権力のある立場の人への悪口を(死ねはともかくとしても)、人種、民族差別のヘイトスピーチと同視してしまう感覚には、大きな疑問を覚えざるを得まい。(ーー)

<自民党は国連や野党の提言を軽視して、なかなかヘイトスピーチを禁止する法律を作ろうとしないのだが。その理由のひとつとしては、超保守派の議員やその支持者が在日外国人を差別しているので、ヘイトスピーチをさほど悪くないと考えているところがある。(ーー)
 ましてや平沢氏が「差別問題に関する特命委員会」の委員長だというのだから、常識的な感覚、社会性に欠けた彼らに期待するのはムリかもね。(-"-)>

 安倍内閣の閣僚や自民党の議員には、保育園のことを含め、女性の仕事や子育てに対する考え方や感覚が、一般社会の人とかなりズレている人たちが多いのが実情なわけで。(何せ閣僚や議員の半数上は世襲や苦労知らずのお金持ちだからね〜。)
 この保育園の件を機に、国民の多くがその感覚のズレに築いてくれるといいな〜と願っているmewなのだった。(@@)

 THANKS



http://www.asyura2.com/16/senkyo202/msg/610.html

記事 [政治・選挙・NHK202] 今日のニュース 高浜原子力発電所3号機と4号機の運転の停止を命じる仮処分の決定、「牛や豚が肉屋のオヤジを応援する国、日本
今日のニュース  高浜原子力発電所3号機と4号機の運転の停止を命じる仮処分の決定、「牛や豚が肉屋のオヤジを応援する国、日本」。
http://ryuma681.blog47.fc2.com/blog-entry-1804.html
2016/03/10 Thu. 17:48  リュウマの独り言


 このニュースは 私が繰り返すまでもなく皆さんご承知のことと思う。高浜原発の運転停止 (仮処分) を「大津地裁」が認めたというニュースである。これに対し「政府」は、「判決を精査する」わけでもなく、今までの方針通りに粛々と行う、らしい。福島第一の事故での国民負担はすでに11兆円。そして東北では大掛かりな震災復興事業。大型予算をつけ、東京のゼネコンが受注、それを2次、3次の下請けに丸投げしていく。受けた小規模の業者が「全国手配」をして、土木技術者を集める。そんな手法で、東北が元気になるとは思えない。地元在住者が仕事を得られるように、機械ばかりに頼るのでなく、大勢の手仕事で復旧していけば、復旧工事自体が仕事になり、経済力もついて、地元の力で復興が進むのではないか、と『ふと考える。』


                                          03月09日 NHK
福井県にある高浜原子力発電所3号機と4号機について、大津地方裁判所は「福島第一原発事故を踏まえた事故対策や緊急時の対応方法に危惧すべき点があるのに、関西電力は十分に説明していない」として、運転の停止を命じる仮処分の決定を出しました。
稼働中の原発の運転の停止を命じる仮処分の決定は初めてで、関西電力は、速やかに原子炉を止めなければならなくなりました。



この金はいつか国民が負担することになる。


                                    但馬問屋 @wanpakutennshi
岸井氏
政府は世界一厳しい新規制基準と強調してきた。これに裁判所が疑問を呈したのは大きい。裁判の決定理由では「発電の効率性を以て甚大な災禍と引替えにすべき事情とは言い難い」とまで指摘している。この言葉はとても重い。


 『原発の電気を使って暮らしていたんだから、電機は使うなよ。』などと主張されていた人々はようやく電機のある生活に復帰できて喜んでいただろうと思うのだが、原発なしで火力中心の生活でも5年間何ら支障はなかった。11兆円もあれば、今話題の保育園もどんなにかできていただろうし、保育士の給与改善などたやすくできただろうに…


                                       宋 文洲 @sohbunshu
ネトウヨもそうだが、しょせん貧乏人は保守に似合わないよ。
                                        happy @grstates
貧乏人が保守を応援するのは「牛や豚が肉屋のオヤジを応援するようなものだ」。宋さんが言いたいのは、こういうことです。奴隷が主人に感謝するようなものということです。ここでいう保守とは、既得権を持つ既成の社会階級という意味でしょう。


 支持率がいくらか下がったとは言え、「安倍内閣」は高支持率である。日本では「都合の悪いニュース」は報道されない、と外国でささやかれる。『日本って、そんな国だ。』と思われていくダメージは大きい。



上の画像は  山崎 雅弘 @mas__yamazakiのツイッターから


           Squelching bad news in Japan
        日本では都合の悪いニュースは握りつぶされる。


SO FAR, not so good for Abenomics, the ambitious program for reviving Japan’s stagnant economy introduced by Shinzo Abe upon his election as prime minister three years ago. Mr. Abe promised to fire “three arrows”: fiscal stimulus, monetary easing and structural reforms. --中略 --


Surrounded by bad news, many leaders resort to blaming the bearers of it; alas, Mr. Abe may be no exception. In fact, formal and informal pressure on Japan’s media, by the government and its allies, has been a sore point almost since Mr. Abe took office.


悪いニュースに囲まれると、多くのリーダーは、その報道者を非難する方向に向かいます。悲しいかな、安倍氏も、例外ではありません。


In fact, formal and informal pressure on Japan’s media, by the government and its allies, has been a sore point almost since Mr. Abe took office.


実際、安倍氏は就任以来、政府と政府関係者(とりまき)による日本のメディアへの公式、非公式の圧力は、心配な点と言ってよいものでした。--とNHKの会長人事以来に話は及ぶ。--


To many, his disposition to rein in critical coverage was behind the rise of a loyalist to run NHK, Japan’s publicly supported television network, in January 2014.



今NHKで何が起きているのか、コメンテーターは日本会議系になりつつある。



http://www.asyura2.com/16/senkyo202/msg/611.html

記事 [政治・選挙・NHK202] 班目春樹氏のニヤつき弁明でハッキリした“原発事故は人災”(日刊ゲンダイ)


班目春樹氏のニヤつき弁明でハッキリした“原発事故は人災”
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/176971
2016年3月10日 日刊ゲンダイ



他人事のように笑っていた班目氏(C)日刊ゲンダイ


 改めて人災だったことがハッキリした。福島第1原発事故の発生当時、「原子力安全委員会」のトップだった班目春樹元委員長が8日にフジテレビの単独インタビューに答えているのだが、その内容は呆れ果てるものだった。


 原発事故対応の“キーマン”といわれた班目氏は事故発生直後に「水素爆発はしません」と“デタラメ”を言い放ち、菅直人元首相や現場、全国民を混乱に陥れたことで知られる。


 事故から5年経った今でも、当事者意識はゼロ。インタビューで、ニヤニヤしながらこう言い放ったのだ。


「あんな人(菅直人)を総理にしたから天罰が当たったのではないかと、運命論を考えるようになっている」


 さらに、水素爆発を起こした時のことをこう振り返った。


「『わあ、しまった!』と思った。建屋まで(水素が)出てきてしまえば、普通の空気ですので爆発の可能性がある。菅総理に説明する時に、そのことまで言わなかったのは大失敗だったと思う。私自身は間違ったことは言っていない」


 まるで他人事のように言い放ち、自らの過ちを全く認めない自己弁護に終始していた。これには、インタビューしたフジの伊藤利尋アナも「福島の方はこのVTRをどうご覧になったのかなと思う」と唖然とした様子だった。


 原発問題に取り組む「たんぽぽ舎」共同代表の柳田真氏はこう言う。


「まずは専門家として『水素爆発はしない』と言ったことを恥じないといけない。今ごろ、どんな弁解をしても全く信用できません。人間の品性を疑うだけです」


 こんな男は被災者の感情を逆なでするだけ。もう表に出てこないほうがいい。



http://www.asyura2.com/16/senkyo202/msg/612.html

記事 [政治・選挙・NHK202] 「保育園落ちた日本死ね」にヤジの平沢勝栄がさらに「女性の文章なのか」とイチャモン! 自民党ではヘイトスピーチ扱いも
                平沢勝栄公式サイトより 


「保育園落ちた日本死ね」にヤジの平沢勝栄がさらに「女性の文章なのか」とイチャモン! 自民党ではヘイトスピーチ扱いも
http://lite-ra.com/2016/03/post-2051.html
2016.03.10. リテラ


[ そもそも総研 ] 「保育園落ちた」ブログ 平沢議員に直撃!やじ発言の真意は? 2016.3.10


「これ、ほんとうに女性の方が書いた文章ですかね?」


「(女性が書いたとは思えないほど)日本語としてちょっと汚い」


 またしても安倍政権が馬脚を現した。「保育園落ちた日本死ね」ブログに対し、国会で「一体誰が書いたんだよ、それ!」とヤジを飛ばした張本人・平沢勝栄衆院議員が、本日、『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日)に生出演。ヤジの言い訳を延々繰り返した挙げ句、冒頭に挙げたように、待機児童問題で怒りの声をあげている人びとを愚弄する発言を行ったのだ。


 番組を観ていない人のために、本日、平沢議員が何を語ったかを紹介しよう。まず、平沢議員は、ヤジを飛ばしたことについて「誤解されてるから真意を説明したい」と釈明。「ヤジを飛ばしたことには心からお詫びを申し上げたい」と言いつつ、すぐさま「ただしですね」とつづけ、ヤジの理由を滔々と説明した。


 平沢議員いわく、国会質疑の前に行われた理事会で、民主党・山尾志桜里議員から「保育園落ちた日本死ね!!!」ブログの内容を記したパネルを使いたいと申し出があったが、出所が不明なものは使えないというのはルールであり、これには民主党も共産党などの野党も含むかたちで理事会の回答はNOだった。なのに、山尾議員は国会質疑で「与党のみなさんがこれをフリップで見せてはいけないと言われた」と発言。このことに平沢議員は怒ったのだという。


「(フリップを出すのを)止めたのは与党だけじゃない。民主党含む野党も止めたわけ。にもかかわらず、与党だってことで攻撃したから、わたしたちはそれは事実とは違うということで、アレしたわけ」(平沢氏)


 つまり平沢議員は、ブログ内容に噛みついたんじゃない、山尾議員の発言にヤジを飛ばしたのだ、と述べたわけだが、それがなぜ「一体誰が書いたんだよ、それ!」というヤジになるのか。手続き上の問題を問うたと言うなら、「野党も合意しただろ!」「与党だけじゃない!」というヤジになるはずだ。


 この苦しすぎる言い訳に、玉川徹氏も「あのヤジをして何の意味があるんですか?」と尋ねたが、平沢議員は「中身を言ってるんじゃない」「だからヤジはごめんなさいって謝ってる」「予算委員会の長年のルール(を破ったからヤジを飛ばした)」の繰り返し。ついに業を煮やした玉川氏は、平沢議員に「私が知りたいのは、なぜヤジをしたかなんです」と言い、問題の焦点を突きつけた。


「政治の堕落だと思うんですけど、長い時間かかって国会で待機児童問題ってまだ解決できてないわけですよ。でも、お母さんたちは切羽詰まった状況です。それなのに全然解決できていない。誰に言ったらいい? 市役所に言ったらいいの? 国会に言ったらいいの? どっかの政党に言ったらいいの? 誰に言っても解決できない。『日本死ね』って言い方でしか表現できなかったんだっていうのはわかるって、(国会前に抗議のために集った)みんなおっしゃってますよ」(玉川氏)


 あのブログが共感を呼んだのは、ほかでもない、同じ思いを抱えた人たちが数多くいるからだ。保育所に入れず職場復帰できない母親、家賃よりも高い認可外保育園に預けるしか道がない家庭、その認可外にすら入れないという現実……。女性の活躍を声高に叫ぶ一方、何も解決しない現状に「日本死ね」という絶望の言葉が吐き出された、その意味を平沢議員は何も理解していない。


 現に、平沢議員はきょうの放送で、こう述べた。


「とくにこの『日本死ね』というのはですね、自殺とかいじめとかで使われる言葉なんで。『日本死ね』って言葉はあまりにもちょっと、子どもの教育にも影響があるんじゃないかと」


「この『なんとか死ね』っていうことに市民権を与えることがいいかどうかなんですよ」


 自分たちは汚いヤジを国会で飛ばしておいて、この言い様。母親たちの切羽詰まった怒りをまったく理解していないばかりか、このあと平沢議員は、冒頭のように「これ、ほんとうに女性の方が書いた文章ですかね?」「日本語としてちょっと汚いなって」と言い出したのだ。


 ようするに、平沢議員はヤジを反省するどころか、何が問題になっているかもわかっていない。だから「表現がよくない」と問題の本質をずらし、「『死ね』なんて女は言うべきでない」などというジェンダーバイアスがかかりまくった女性差別発言が出てくるのだ。


 そもそも、待機児童問題に苦しめられているのは母親だけではなく、父親も同じ。実際、保育所を落ちて育休を取ろうとした男性が会社をクビになったケースだって起こっている。仮にこのブログを男性が書いていたとして何が問題なのか。ここからわかるのは、平沢議員が、育児を最初から女性だけの問題と決めつけていることだ。


 さらに、呆れたことに平沢議員は、この生出演のあと、ヘイトスピーチの根絶を検討する「差別問題に関する特命委員会」の会合に委員長として出席し、「ブログに『死ね』という言葉が出てきて、表現には違和感を覚えている」と発言。あたかも「保育園落ちた日本死ね」というのがヘイトスピーチであるかのように語ったのだ。ヘイトスピーチとは、人種や国籍、性別など変更不可能な事柄を理由に暴力や差別的行為を煽動したりする発言のことであり、当然ながら「日本死ね」という政策批判がヘイトスピーチにあたるわけがない。これはヤジ以上に悪質な発言だろう。


 ヘイトスピーチの根絶を話し合う場で、しかもその委員長が、政権に都合の悪い発言は全部ヘイトスピーチとして取り上げる……。平沢議員のヤジの言い訳といい、この問題といい、レベルの低さが明らかになった安倍政権。だいたい、平沢議員はヤジを飛ばしている模様をカメラにばっちりおさめられていたために特定されたが、国会でヤジを飛ばしたのは彼だけではない。少なくともあの日、平沢議員の「一体誰が書いたんだよ、それ」以外にも、「やめろよ、やめろよ、もう」「誰が書いたの? 誰が書いたの!」「本人に会ったのか!?」「出典は? 出典! 出典は何だよ、出典は!」「うざーい!」というヤジが飛び交っていた。一体、何が「うざーい!」なのか、発言者は名乗り出てきて説明すべきだろう。


 そして、もうひとつ。きょうの放送で平沢議員は何度も「待機児童問題は前倒しで、予算もつけてやっている」と強調したが、既報の通り、待機児童は昨年、5年ぶりに増加し、2万3167人も入所できない事態となっている。こうして「やっている」と言いながら、待機児童問題が遅々として進まず、そればかりか安倍政権の新しい子育て支援によって3人以上の子どもを抱える家庭で保育料が多いところで月3万円も増額されるなどの問題が、なぜ起こっているのか。その根底には何があるのかを、じつはきょうの放送で玉川氏が平沢議員に突きつけていた。


「もっとはっきり言いますよ。たとえば、結局こういう待機児童問題っていうのもね、女の人が働くからこういう待機児童問題みたいなのが生まれるんだ、と。逆に言えば、働かないで家を守っていればこんな問題なんかないんだって思いが、根底にありませんか?」(玉川氏)


 この質問に平沢氏は「ないない、まったくないです」と答えていたが、そんなはずはない。平沢氏は安倍首相が会長をつとめる創生「日本」や、神道政治連盟国会議員懇談会、日本会議国会議員懇談会などの極右思想に傾倒した組織に所属するが、それらの組織の主張は“伝統的家族観を守ること”、すなわち“女の役割は家を守ること”といったものだ。経済政策が頭打ちであるため、労働力を捻出すべく「女性の活躍」を謳いはじめたものの、根本的には「女は子育てに専念すべし」という価値観であるため、働く母親の声に真摯に耳を傾けることもなければ、平沢議員の「女性の方が書いた文章ですかね?」という発言に明らかなように待機児童問題を母親だけの問題として捉え、具体的政策としては何ひとつ一向に進まないのだ。


 しかも、これは本丸である安倍首相にも言えることだ。安倍首相は著書『美しい国へ』(文藝春秋)のなかで、少子化対策についてこう述べている。


〈従来の少子化対策についての議論を見て感じることは、子どもを育てることの喜び、家族をもつことのすばらしさといった視点が抜け落ちていたのではないか、ということだ。わたしのなかでは、子どもを産み育てることの損得を超えた価値を忘れてはならないという意識がさらに強くなってきている〉


「子どもを育てることの喜び」や「家族をもつことのすばらしさ」以前に、生活のために子どもを預けて働かざるを得ないこの社会状況を、安倍首相は汲み取ろうとはしない。しかも少子化の原因は「子どもを産み育てることの損得を超えた価値を忘れているからだ」とは……。こんな考えで待機児童を含む子育て支援を真剣に取り組むと言われても、眉唾にも程がある。


 安倍政権の女性・子育て政策とは、詰まるところ「産めよ殖やせよ」の一辺倒でしかない──。この本質は、今後もどんどん露呈されていくだろう。
(水井多賀子)



http://www.asyura2.com/16/senkyo202/msg/613.html

記事 [政治・選挙・NHK202] 政府与党のメディア対応に疑問 弁護士落合洋司氏(Japan In-depth)
           落合洋司氏、安倍編集長、サブMCのAya


政府与党のメディア対応に疑問 弁護士落合洋司氏
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160310-00010002-jindepth-pol
Japan In-depth 3月10日(木)20時3分配信


弁護士の落合洋司氏を迎え、連日国会で議論されている「報道の自由」について聞いた。

特に直接的な干渉があったのは2014年11月。衆議院選挙直前に自民党からキー局へ注意を促す文書が出された。出演者の発言回数・時間、ゲストの選定、テーマについての意見、テレビ局に対し、街頭インタビューや資料映像の意見について公平中立な報道を要求する内容だった。

安倍編集長は、「ここに書いてあることは、放送法の趣旨に則ったことで、いわずもがな。よほど党側も神経質になっていたのだろうが、ここまですることはない。」と感想を述べた。落合氏は、「法的には、これが問題だとは言えないが、何故あえてこの時期に、政権党である自民党がわざわざ紙にして投げたのか。ここは問題になってくる。」と述べ、報道に対する圧力と取られても仕方がない、との見方を示した。

又、NHKのクローズアップ現代のやらせ疑惑や、テレビ朝日の報道ステーションのコメンテーター古賀氏降板問題を巡って、自民党の情報通信戦略調査会に、テレビ局幹部が任意で呼び出されたこともあった。これに対し、落合氏は「参考にしたいということで関係者を呼んで調べるのは特別なことではない。法的な拘束力も特段ない。」と述べる一方、「監督官庁である総務省がきちんと必要な権威を行使するということが、第一義的にある。なぜわざわざ政権党が呼ぶのかという疑問は発生する。」と指摘した。安倍編集長も、「政治側も、自分たちの矜持を持って対応しないと、メディア側から圧力と言われる。」とコメントした。

今年4月の番組改編での各局のキャスターの降板に対し、政府の介入を指摘する論調もある。テレビ朝日「報道ステーション」の古館伊知郎キャスター、NHK「クローズアップ現代」の国谷裕子キャスター、TBS「News23」の岸井成格キャスターなど、夜のニュースの顔と言われる人たちが降板する。落合氏は、「圧力がかかったからキャスター降板になったとは思っていない。」と述べ、「圧力と言うより、(テレビ局が)世の中の流れを見ながら、経済的なことも考えながら交代させるのだろう。圧力がかかったと決めつけるのはどうなのか。」と批判した。

岸井キャスターは、2015年11月の「放送法遵守を求める視聴者の会」による意見広告でも名指しで批判された。安倍編集長は、これについて「キャスターがそこまで中立性を欠いて発言していいのかという問題提起になったと思う。」と述べ、キャスターが自分の意見をことさらに述べるのは日本のニュース番組独特のものだと述べた。

テレビ朝日系列の人気報道番組だった、久米宏氏のニュースステーションでは、彼が直接意見を口にしなくても、雰囲気をかもしだすことによって政権を批判したり、視聴者の意見を誘導したりする部分があったと安倍編集長は指摘。「本当のニュースアンカーは、公平公正な立場で、そういうことはコメンテーターや記者に降ってバランスをとる。日本の場合はニュースアンカーが自分の意見を言いすぎるという印象を持っている。」と話した。落合氏は、「そのあたりは色々なスタイルがある。」とした上で、「バランスは重要。(ただ)意見を言わないと視聴者は物足りないかもしれない。」と話した。

高市総務大臣は、2月8日の予算委員会の中で、「放送法の規定を遵守しない場合は行政指導を行う場合もある。」「改善されない場合は、何の対応もしないと約束するわけにはいかない。」等の発言をした。これについて野党などは、メディアへの圧力だと批判した。

放送法は、「政治的に公平であること」を求めているが、これは法的義務なのか。それとも倫理規範なのか。落合氏は、「学説では倫理規範。こういう風にあるべきだと倫理を定めたものにすぎないという考えが有力。」と述べた上で、「私自身の考えだけでは、単なる倫理ではなく、規範性は否定できない。その点においては総務省の見解に汲みしている。」と述べた。その理由には、公共の電波で不公平なことが行われていて、何もできないのはおかしい、ということがある。規範性はあると考えるのが自然だという考えを示した。

放送法の中で1条に表現の自由の確保が明記されている。上記の点とコンフリクトがないように解釈しなければならないが、表現の自由は最大限確保されるが、電波法によると、総務大臣は停波の権利を持っている。「総務省の解釈としては、電波法に照らして、停波を命じることのできる余地がある。これは最近になって言い始めたことではなく、以前から言われていたこと。」と落合氏は解説した。

一方で、停波は民間側から訴えられるリスクもあるので、ハードルが高い。停波に至るまでの間に放送法に明らかに違反している、繰り返し行政指導しても直らない、ということがあって初めて停波ができる。「停波が起こる可能性は著しく低い。」と落合氏は述べ、停波の可能性について批判する声には、「そのようなことを言うこと自体が、表現の自由に対しての圧力。健全な批判をしていかなくてはいけないと思う。」と述べた。

民主党の山尾志桜里議員が、安倍首相と高市大臣に対し、「表現の自由の優越的地位とは何か」「何故精神的自由は経済的自由に優先するのか」という質問を投げかけ、安倍首相が答えに窮するという場面があった。表現の自由の優越的地位に関して、「我々が憲法を学ぶ上では重要かつ必須なところ。」と落合氏は述べ、表現の自由が否定されると民主主義が回復困難になってしまうメカニズムを説明した。

安倍編集長は、「高市さんが言ってくれたことによって、みんなが報道の自由や表現の自由に関心をもってくれたという意味で悪くなかった。」と述べ、国民のメディアに対する関心がさらに高まることに期待を示した。落合氏は、「政権党なり権力がそういうことに圧力をかけていくことに警戒感を持たなければいけないが、問題をそこにばかり持っていくというのはバランスを欠いている。」と指摘し、国民や野党に冷静な判断を呼び掛けた。

(この記事は、ニコ生【Japan Indepthチャンネル 2016年2月24日放送 を要約したものです)

Japan In-depth 編集部 (Aya)


http://www.asyura2.com/16/senkyo202/msg/614.html

記事 [政治・選挙・NHK202] 元原子力安全委員長の班目氏が描いた漫画に批判殺到!「菅直人氏はマッカーサー気取り」「再臨界は危険ではない」
元原子力安全委員長の班目氏が描いた漫画に批判殺到!「菅直人氏はマッカーサー気取り」「再臨界は危険ではない」
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-10438.html
2016.03.10 21:00 真実を探すブログ



☆「菅直人氏はマッカーサー気取り」 元原子力安全委員長・班目氏が描く「マンガ」がスゴイ
URL http://www.j-cast.com/2016/03/09260864.html
引用:
マンガを描いているのは、事故当時は原子力安全委員会の委員長を務めていた班目(まだらめ)春樹・東大名誉教授だ。班目氏は、自らが理事を務めるNPO法人「パブリック・アウトリーチ」のウェブサイトの中に自分のページを開設し、これまでの講演資料などを掲載している。
そして、現在、主要コンテンツになっているのが4コママンガで、原発事故に関するものだけでも全78話が収録されている。
:引用終了


☆斑目委員長 マンガ一覧
URL http://ponpo.jp/madarame/lec3/comic.html









以下、ネットの反応
























当時の原発管理の最高責任者だったのに、この他人事みたいな目線で書いている漫画には驚きましたよ!
あまりにも人を馬鹿にしている内容で、菅直人首相が東電に乗り込んだ時についても斑目氏は「皆(東電社員)に挨拶もしない」と書いているのです。あの緊急事態に東電で挨拶回りをしろと?


甲状腺被ばくを防ぐヨウ素剤に関しても「効果は1日だけ(だから要らない)」という趣旨の描写がありますし、核燃料の再臨界に至っては「再臨界は危険だとは思っていない」と書いてありました。


第三者が独自の目線で書いている漫画ならば分かりますが、当事者の中でもトップに居る人間の一人がこれを書いているのは狂気です。


水素爆発するとは思わなかった班目春樹 8ヵ月後の弁明


大失言!【原発儲かる】原子力安全委員長 【最後は金】2005年班目




http://www.asyura2.com/16/senkyo202/msg/615.html

記事 [政治・選挙・NHK202] 「保育園落ちた死ね」に自民・公明幹部も不快感⇒書いた人「むきだしの言葉に多くの人が共感したことが本質」
「保育園落ちた死ね」に自民・公明幹部も不快感⇒書いた人「むきだしの言葉に多くの人が共感したことが本質」
http://xn--nyqy26a13k.jp/archives/14082
2016/03/10 健康になるためのブログ







以下ネットの反応。
















「日本死ね」という表現が多くの人の偽らざる本音なのだと思います。そして、その本音がありのままの形でネット上にあったためにこれほどの共感が集まったのでしょう。


そうした切実な声に耳を傾けずに、なぜ枝葉である「表現」などというものにこだわるのでしょうか?本質を見ようとしないこの姿勢は、待機児童問題に本気で取り組む気がないと言われても仕方ないでしょう。


困っている人に寄り添う気持ちがない政治は、終わらせなければなりません。


          ◇


「保育園落ちた」ブログの波紋、政府与党内に危機感強まる
動画⇒http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2722638.html
10日16:33 TBS


 子どもを保育園に入れることができない親たちが政府に抗議している問題です。JNNの取材にある自民党幹部は「安倍総理の答弁が良くなかった。女性を敵に回すことになってしまう」。別の幹部は「安倍総理は女性とか弱者には上から目線に映るかもしれない」とも話しています。政府与党内でも危機感が強まっていて、待機児童問題への早急な対応を求める声が出ています。


 「ちょっと働く女性の大変さみたいなところがお分かりになっていないのかなと」(維新の党 松野頼久 代表)


 野党側は10日も待機児童問題をめぐる安倍政権の対応に批判を強めていて、政府・与党も危機感を募らせます。


 「子どもを預けるところがなければ、働き先を辞めなければならないという切実な国民の声、働きたいお母さんの悩みがあります」(公明党 山口那津男 代表)


 公明党の山口代表は、政府・与党の幹部会議で早急に対策をとるよう要請しました。


 「私なんかも孫がおりますと、娘が仕事をしながら孫を育てておりますと、保育はどうするかなんていうのは、大きな、なかなか難しい問題だなと実感している」(自民党 谷垣禎一 幹事長)


 しかし、こうした危機感とは裏腹に、自民党内には議論のきっかけになったブログへの苛立ちも。


 「死ねなんていう言葉が出てきて違和感を覚えている」(自民・平沢衆院議員)
 「私は不快感を持った。内容、言葉遣い、育てられる子どもが心配になる」(自民党議員)


 一方で党内には、匿名を理由に、ブログを確かめようがないと突き放した安倍総理の最初の答弁への不満もくすぶります。


 「保育園に落ちたから日本は死ねという話の対応もそうだけれど、やっぱり最初、どうせやることは最初からぱっとやっておけばそれでトラブルは起こらない」(自民党 伊吹文明 衆院議員)


 その安倍総理は10日も、「地域とよく連携しながら早急に対策に取り組みたい」と火消しに追われています。



http://www.asyura2.com/16/senkyo202/msg/616.html

記事 [政治・選挙・NHK202] ≪痛快≫塩崎大臣「山尾さんも安倍総理もまったく同じ方向を向いている」とすり寄るも、山尾議員「私は同じ方向を向いていない」
【痛快】塩崎大臣「山尾さんも安倍総理もまったく同じ方向を向いている」とすり寄るも、山尾議員「勘弁してほしいと思います、私は同じ方向を向いていない」と斬り捨てる!
http://xn--nyqy26a13k.jp/archives/14092
2016/03/10 健康になるためのブログ













「保育園落ちた…」に賛同 母親ら署名提出20160309... 投稿者 gomizeromirai


以下ネットの反応。










なんとか事態の収束を図ろうとする塩崎大臣ですが、「山尾さんも安倍総理もまったく同じ方向を向いている」はどう考えても無理がありますね。予算委員会での安倍総理のあの酷い対応のどこに同じ方向を見出せばいいのでしょうか?あまりのこじつけのひどさに笑えてきます。


しかし、山尾議員は舌鋒鋭いですね。前回選挙では中部電力の推薦を蹴ってますし、数少ないまともな政治家の一人なのでしょうか?要注目です。



http://www.asyura2.com/16/senkyo202/msg/617.html

記事 [政治・選挙・NHK202] ヤジを行った自民党議員は「政権と公党の名誉を傷つけたからヤジを飛ばした」と発言。勘違いも甚だしい。 小沢一郎(事務所)












平沢勝栄議員、番組でヤジ謝罪。でも「本当に女性が書いた文書ですか」【保育園落ちた日本死ね】
http://www.huffingtonpost.jp/2016/03/09/katsuei-hirasawa-hooted_n_9423292.html
The Huffington Post | 執筆者:中野渉
投稿日: 2016年03月10日 13時08分 JST 更新: 2016年03月10日 13時25分 JST



衆院議員の平沢勝栄氏(東京・新宿区)=2012年05月03日 | 時事通信社


話題の匿名ブログ「保育園落ちた日本死ね!!!」をめぐり、2月29日の衆院予算委員会で質問した山尾志桜里議員(民主党)に対してヤジを飛ばした自民党の平沢勝栄議員が3月10日にテレビ出演し、ヤジを飛ばしたことを謝罪した。


予算委員会では、山尾氏がブログの内容を読み上げる最中に、議員席から「誰が書いたんだよ」「中身のある議論をしろ」「本人に会ったのか」などのヤジが飛んだ。平沢氏はヤジを言った一人で、この日、テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」に登場した。「ヤジを飛ばしたことは心からお詫び申し上げます」と謝罪した一方、山尾氏が、使用を認められなかったブログやパネルを使ったことを非難した。


平沢氏が後半、「保育園落ちた日本死ね」ブログを指し、「これ、本当に女性が書いた文章なんですかね」と発言。これについてコメンテーターで俳優の高木美保氏が「それ関係ないでしょう。女性とか男性とか関係ない」と語気を強めて反論。双方がやり合う場面もあった。


次に、平沢氏の発言要旨を紹介する。質問しているのは、番組のレギュラーコメンテーター玉川徹氏。


玉川徹:あのヤジは、山尾議員の質問をある種妨害・封殺する、そういう意図で行われたんではないですか。


平沢勝栄氏:そうじゃないんです。まずはヤジを飛ばしたことについては心からお詫び申し上げたいと思います。ただし、ちょっといきさつを説明させていただきますと、このブログを山尾議員は、委員会の資料を、テレビに映すパネルに使いたいということを言ったんです。


――理事会で?


理事会で。理事会で協議して、OKを出さない限り使えないですと、結論はノーだったんです。なぜかと言うと、一つは、出所が明らかではないということ。出所が明らかでないのは使わないというのは委員会でのいままでのルールです。なぜかというと、出所不明のものが使われると誹謗中傷とかいろんなものに使われてしまう。


それからもう一つ、文章ですね。特にこの「日本死ね」というのは、例えば、子供の自殺だとかいじめかなんかに使われる言葉で、あまりにも言葉の教育にも影響があるんじゃないかと。理事会では、民主党を除くほかの党、共産党さんも含めて、これを資料に使うのはダメなんじゃないかという結論が出たんです。


――パネルと資料はダメだったけど質問はダメ? 質問はいいんですよね。


質問はいいんです。ところが質問の中で何と言ったかというと、「フリップと資料を準備しました。しかし与党のみなさんが、これを委員のみなさんに配ってはいけない」と。「国民のみなさんにフリップで見せてはいけない」と。「そういうことなので、本当に安倍政権というのは、都合の悪い声は徹底して却下する、徹底して無視する、そういう安倍政権の象徴だ」と。要するに、与党がこれを止めたってことを言ったんです。与党だけじゃなくて民主党を除く野党もこれはおかしいってことで止めたわけですが、与党だってことで攻撃した。だから私たちは事実を違うということで、アレしたんです。


――今の質問の前段の部分で、気に入らない質問は止めさせるという発言がありましたね。そういう意図でヤジを飛ばしたんじゃないのかと。


違うんです。私たちは保育が大事ということは分かっているんです。


――じゃあ、なんでヤジを飛ばしたんですか。


出所が不明な文書は使っちゃいけないということになっていて、それを共産党さんも含めて、みなさんが出すべきじゃないって合意したにも関わらず、自民党・与党だけを攻撃しているんです。事実と違うことで公党の名誉を傷つけたんです。


――質問自体はいいわけですよね。ヤジをして何の意味があるんですか。


事実と違うことを言って、公党の名誉を傷つけたから。ヤジについてはごめんなさい、ということで謝りますけど。事実と違うことで自民党、安倍内閣の名誉を傷つけるというような発言をすることは許されることじゃないんで。これは、謝罪と撤回を私たちは求めます。ヤジはごめんなさいって言っているわけです。


――じゃあ、ヤジの中身にいきますね。「誰が書いたんだそれ」って言いましたよね。


出典が明らかでなければ使えないということがあるから。その前の段階として、こういう形で山尾さんがなぜ出したんだと。「自民党が止めた」と言ったことに対して、その延長線でこう言ったわけです。


――誰が書いたかって、それに意味があるんですか。


予算委員会の長年のルールで、だれが書いたのか責任がない文書を予算委員会で出すのはダメなんです。


――SNSってそういうもんなんですよ。きっかけはどうであれ、問題は、それがこれだけ共感を呼んで、大きなうねりになっていることが重要なんであって。私は山尾議員がどういうつもりでああいう質問をしたのか知りませんよ。だけど、そういうブログの広がりが共感を呼んでいる。解釈すれば、共感を呼んでいる社会的な現象になっているということについて質問したとしても、それは不適切なんですか。


ですから、質問は何を言ってもいいんです。


――私が知りたいのは、なぜヤジをしたかなんです。どういう気持ちに基づいてあのヤジをしたのか。


自民党を違う事実に基づいて攻撃した、これが前段にきました。


――待機児童問題というのは、女の人が働くから待機児童が生まれるんだ、と。逆に言えば、働かないで家を守っていれば、こんな問題なんかないんだというような思いがありませんか。


待機児童の問題は都市問題なんです。私の地元でも大変深刻な問題です。待機児童の問題というのは、政府としてもものすごい力を入れている。ですから、この5年間だけでも50万人増やしましょうと、定員をですよ。25年、26年で22万人も増やした。昨年だって予定より1.5倍増やして12万人に増やしました。29年まで、25年から5年間の間に50万人定員を増やそうとしている。だけれども、なかなか足らない。大変に深刻な問題あることを私たちも十分に分かっているんです。


――お母さんにもインタビューしてきましたけど、国会でも解決していない切羽詰まった状況です。だれに言っても解決できない。「日本死ね」といういい方でしか表現できなかったと、みんな分かるっておっしゃってますよ。


例えばいじめの時、「あなた死ね」ということはよくあるんです。このなんとか死ね、っていうことに市民権を与えるのがいいのかということです。そういう表現を使うことはどうかなと。


――それくらいの思いということが共感を呼んでいるんです。


それは分かっていますけど。「日本死ね」っていう表現はよくない。私たちは、保育の問題や待機児童を軽く見ているわけではありません。


――「気にくわない」ブログなんですけど、ブログの主に取材しました。「答弁の最中にヤジが必要なんですか」とのことですが、いかがですか。


これは私たちは反省しなければならないです。先ほどのブログ、これ本当に女性の方が書いた文書ですかね。


高木美保:それ関係ないでしょ。女性とか男性とか関係ないですよ。


文章としても、気持ちは分かりますよ。私はもうちょっと訴え方ってあると思います。


高木:それを国会議員の方が、国会でヤジを、気持ちが高まってワアッとヤジをいうのと同じですよ。言わずにはいられないというのを感じ取れないですか。


言っていることはよくわかりますよ。ただ。言葉が日本語としては汚い。



http://www.asyura2.com/16/senkyo202/msg/618.html

記事 [政治・選挙・NHK202] 「「もっと正当な表現と正当な手段で訴えるべき」という氏の言い訳に一層腹が立つ。:毛ば部とる子氏」
「「もっと正当な表現と正当な手段で訴えるべき」という氏の言い訳に一層腹が立つ。:毛ば部とる子氏」
http://sun.ap.teacup.com/souun/19626.html
2016/3/11 晴耕雨読


https://twitter.com/kaori_sakai

そういやちょっと前に山本一太氏が、なにか「特命」を受けたと言って、ブログではしゃいでたけど、近頃ネットに多い「民主党時代は〜」という紋切り型の書き込みは、まさかそこから湧いてるんじゃないだろうね。


野党共闘批判で広報ビラ=自民 「戦うのは、(民主党など)ひ弱な野党ではなく、ひそかに勢力拡大をもくろむ共産党だ」 https://t.co/kZKjsA259I

⇨これ、一般有権者にはちょっとヒステリックに映るんじゃないかしら?


これまでの自民党らしくないやり方だな。


焦ってるのか。


川内原発、免震棟造らず 九電、耐震構造の方針維持 https://t.co/cQ3mY2T2lN

⇨再稼働も問題だけど、だいぶ業界よりの規制委員の批判さえ振り切って、自社の方針を貫く。


調子に乗ってるね。


世の中をなんだと思ってるんだろう。


>温乃 塩崎氏が阿倍氏と同じ方向向いてらっしゃると 無理に政治利用をしかかったので それに対して 牽制したように 受け取れました。今年 降ってきたように 待機児童が増えるわけでは無いので 出生した時から取り組むのは国として当然の義務。


個人的恨みから政権を批判する人はいません。


これを「政治利用」と呼ぶのは言葉の誤用です。


また、「昔からあった問題」という批判も当たりません。


安倍政権はGDPアップなどの政府方針ばかり喧伝して、それに伴う福祉ケアを怠っているからです。


「保育園落ちた」ブログ、平沢議員「表現には違和感」 https://t.co/BSnPS44l6s

⇨民主党の若手女性議員が、匿名ブログを引っ張りだして何言ってんだよ、アッハッハ、という具合にハナからバカにしてかかった結果。


たぶんそれだけのことだと思う。


そもそも総研「保育園落ちた」ブログ やじ発言議員に真意を生直撃! https://t.co/XPjRySlNzP

⇨平沢氏が出演、釈明しているんだけど、これはちょっと逆効果とも感じる内容だった。


「もっと正当な表現と正当な手段で訴えるべき」という氏の言い訳に一層腹が立つ。


GDP600兆円達成へ 子育て支援の抜本的強化を 希望に応じた、就労や結婚・出産・子育てが可能となる環境整備 https://t.co/ikIwgX49rO

⇨国民が生活するための基本的な整備をGDP論と結びつけるから、福祉の不備に対する怒りが必要以上に大きくなる。


「希望に応じた、就労や結婚・出産・子育てが可能となる環境整備」なんて、国なら着手して当たり前だろうが。


GDPアップに貢献するための援助という、政府の歪んだ発想が、今までにもあった待機児童問題に改めて国民の怒りを呼ぶことになったのだ。


平沢勝栄氏、番組内で「国会で問題のブログをパネル使用するのに反対したのは、自民党だけじゃない、共産党もだった」と、「自民党が反対したというのは事実じゃない!!」と何度も何度も執拗に訴えてたけど、せっかくテレビ出演して、主張するのはそこかよ、という残念さ。


>しかもフリップ使用を反対したと言う「理事会」には共産党はいないというオチつきです。https://t.co/0e3ov2hQtt

>自民党松島みどりの衆議院外務委員会での態度酷すぎ。 ケータイ→大あくび→読書って… こんな人が国会議員っておかしいでしょ。 https://t.co/K3SC7DYnvd




こういう編集が出来ちゃうってYoutubeぶらぼーだわ。


Youtubeの国会中継から分かることというのは、実はものすごく多い。


つまんないところをスキップもできるし。


平沢さんの出演は、党で検討したものではなく、野次シーンがテレビでクローズアップされたことで、本人が慌てて出てきた感じだろうね。


女性支持率落ち目の今、あの出演はマイナスだったんじゃないかな。


原発推進、揺らぐ信頼=野党は争点化目指す−安倍政権 https://t.co/XREh62QqyP

⇨揺らぐ・・って、そんなものとうに吹き飛んでいると思うよ。


やめた方がいいという国民の大半の思いを政府が無視しているだけ。


この騒ぎに乗じて、野党は「ヤジを自粛します」みたいな宣言をしてみてはどうかね。


タイムリーと思うがね。


あぁ、首相会見って、震災5年の節目で言ってみた的なやつか。


TL見ても「意味がわからない」という通常運転のようなので、Youtubeでチェックするまでもなさそうだ。


首相会見をNHKの解説委員が通訳中とかw 書き下し文が必要な会見なんて意味ないじゃないの。


面倒だからハナから書面で出せって。


>キャオ塩崎大臣「山尾さんも安倍総理もまったく同じ方向を向いている」 山尾「勘弁してほしいと思います」 これ見ていたとき吹き出したわ(ノシ^ω^)ノシ☆バンバン






http://www.asyura2.com/16/senkyo202/msg/619.html

記事 [政治・選挙・NHK202] 「警察が「日本を誇ろう」とか言い出したら、だいぶやばい段階じゃないのか:山崎 雅弘氏」
「警察が「日本を誇ろう」とか言い出したら、だいぶやばい段階じゃないのか:山崎 雅弘氏」
http://sun.ap.teacup.com/souun/19623.html
2016/3/11 晴耕雨読


https://twitter.com/mas__yamazaki

「いらすとや」さん(http://bit.ly/1URGIKe )の「脳マネジメントによって、体力、ビジネス力、コミュニケーション力などあらゆる人間力が飛躍的に活性化された、ハピネス社会のスーパー日本人」。

なりたくねー、こんな人。



時の政治権力者が無謬で、指導者と政府機関は常に正しい道を指し示すという真理に疑いを差し挟んではならず、国民は常に形式上自発的に指導者の指し示す方針に従うという構図は、旧ソ連や北朝鮮の歴史でよく見たが、なぜかそれが21世紀の日本で足下に広がっている。


気がつくとコースを逆走している。


愛知県警の「テロ防止」啓蒙ポスター。


誰かが「身を寄せてヒソヒソ話」していたら「警察に通報を」。


そして一番上では日本の国旗だけ他国より上位に置いて「日本を誇ろう」。


警察が「日本を誇ろう」とか言い出したら、だいぶやばい段階じゃないのか。



「税金が日本の否定に使われているなら抗議を」おおさか維新の馬場幹事長が政府に要求(産経)http://bit.ly/1SBoXyd

国連女子差別撤廃委員会とは、世界の女子差別問題を指摘する組織であり、男系天皇への固執に関する日本への勧告案も「それは現在の国際基準では女性差別に当たりますよ」という事実を指摘しているに過ぎない。


実際、世界の王室では女王や女系の王位継承も珍しくない。


国連女子差別撤廃委員会が日本に対して行う勧告は「日本における女性の人権侵害を軽減または除去するためのもの」であって、「日本を否定する」ものでも「日本に敵対するもの」でもない。


その事実が理解できず、感情的に拒絶反応を起こして「言い返し」や「仕返し」に走ろうとする国会議員は、精神が未熟としか言いようがない。


21世紀に入って、日本はどんどん「先人が歩いてきた近代国家への道」を逆戻りして、封建時代のような思考が収縮した国に回帰しようとしている。


日本会議系の人士が頑なに執着する「女系天皇の容認は日本の破壊であり、日本が日本でなくなることだ」という主張について、本当にそうなのか、他の日本国民は冷静に考える良い機会かとも思う。


戦前戦中の思想では、天皇の人間宣言も同様に「日本の破壊」とされたが、実際それをして日本が滅びたのか。


実際は逆で、今上天皇は2009年4月8日の記者会見で「大日本帝国憲法下での天皇の在り方と日本国憲法下での天皇の在り方を比べれば、後者の方が、天皇の長い歴史で見た場合、伝統的な天皇の在り方に沿うものと思います」と述べられている(宮内庁)http://bit.ly/1WaNSHS

国連女子差別撤廃委員会が、母方の系統に天皇を持つ女系の女子にも皇位継承が可能となるよう皇室典範を改正すべきだとの勧告をしようとしていたことは、同委がいかに対象国の国柄や歴史・伝統に無理解な存在であるかを改めて示したものだ(産経)http://bit.ly/1UUvzbE

「勧告の理由は、女性だから皇位継承権を与えられないのは差別であるという単純かつ皮相的なもので、125代の現天皇陛下まで一度の例外もなく男系継承が続いてきた事実、日本国の根幹をなす皇室制度への尊重はみられない」


産経は神武天皇や欠史八代を含めた数え方を「事実」と断定している。


「『男系継承が古来例外なく維持されてきたことの重みを踏まえつつ、安定的な皇位継承の維持について引き続き検討していきたい』安倍晋三首相も衆院予算委員会でこう述べている」


先の戦争については「さまざまな意見がある」と話をはぐらかす首相も、万世一系の神話については事実と断定する。


>masa-y 推古天皇 皇極/斉明天皇 持統天皇 元明天皇 元正天皇 孝謙/称徳天皇 明正天皇 後桜町天皇 歴代女性天皇。男性後継がいない場合、必然に女性天皇が中継ぎとする。"歴史群像"の筆者なら無論、知りつつワザと外した?


「女性天皇」と「女系天皇」は違う概念で、日本会議など一部の日本人が執着するのは(彼らが歴史的事実と信じるところの)「女系天皇否定の伝統」ですね。


プロフィールに「ネット右翼」「保守派」とありますが、両者の違いはおわかりですか?


日本会議など、戦前戦中の国家神道体制への回帰を目指す勢力が、その正統性の拠り所とするのは、神武天皇以来一二五代の「男系」天皇が脈々と「途切れずに」続いてきたという「万世一系」の「物語」であり、これらを客観的・実証的な歴史研究の対象とすることは「伝統の否定」だという理由で拒絶する。


政治的正統性の前提となる建国神話からして、客観的・実証的な歴史研究の対象から外しているので、その後の歴史についても、不都合な事実を否認・否定することに抵抗がない。


彼らにとって、歴史とは国柄(戦前戦中の用語で国体)を作る「パーツ」のようなもので、都合のいいパーツしか必要とされない。


参院選の中心で「憲法改正」を叫ぼう!(産経)http://bit.ly/1P171pV

政治部 小島優「回り道をしすぎれば、憲法改正のチャンスを逃しかねない。真正面から訴えた方が近道かもしれない」


日本会議系人士と繋がりの深い産経新聞は、既に憲法改正の政治運動団体と化している。


>SEALDs奥田愛基が古市憲寿との対談で本質をグサリ!「“どっちもどっち”論じゃ拮抗状態にすらならない」 http://ift.tt/1XcfrAX

政治問題についての自分の意見は言わない・持たない。


「選挙なんて、行っても行かなくても同じ」と投票意欲に水を差す。


一見、冷めた若者っぽい振る舞いだが、「時の政権に都合のいいロールモデル」に他ならない。


政権に可愛がられるのもよくわかる。


「責任転嫁は政治家の専売ではないけれど・・・でも責任転嫁がうまくないと政治家にはなれないことだけは確か」


原子力安全委員会の班目春樹元委員長のマンガ、確かに酷い。


自分の責任など眼中にない。http://bit.ly/1UgKc8y





http://www.asyura2.com/16/senkyo202/msg/620.html

   

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