★阿修羅♪ > アーカイブ > 2017年5月 > 01日00時00分 〜
 
 
2017年5月01日00時00分 〜
記事 [政治・選挙・NHK225] 何を言っているのか分からない、 “通訳”すると! 
何を言っているのか分からない、 “通訳”すると!
http://79516147.at.webry.info/201704/article_360.html
2017/04/30 22:17 半歩前へU


▼何を言っているのか分からない、 “通訳”すると!
 「共謀罪」の審議で法務副大臣の盛山正仁は、28日午前の国会審議で「通常の団体に属し、通常の社会生活を送っている一般の方々は捜査の対象にならず、処罰されることはない」と答弁した。

 その根拠について盛山は、「何らかの嫌疑がある段階で一般の人ではないと考える」と言った。

 一体、何を言っているのか分からない、と思うに違いない。“通訳”するとこうだ。

 私たちのような一般の者は、ふだんは捜査の対象にならない。ところが、「あいつは怪しい」と思われた途端に、一般の者ではなくなる、というのだ。

 一般人ではないから「共謀罪」の対象になるというのだ。では一体、誰が「怪しい」と判断するかと言えば警察だ。警察のさじ加減次第、その時の気分次第で私たちが容易に捜査対象になるのである。

 テロ対策だ、何だと、きれいごとを言っているが、早い話が、市民はみんな捜査対象になるわけだ。 これで「共謀罪」がいかに危険か分かったと思う。


http://www.asyura2.com/17/senkyo225/msg/110.html

記事 [政治・選挙・NHK225] 発表!「2017年版:報道の自由度ランキング」 日本が北朝鮮に追い付くのはいつか?(お役立ち情報の杜(もり))
発表!「2017年版:報道の自由度ランキング」 日本が北朝鮮に追い付くのはいつか?
http://useful-info.com/press-freedom-index-2017
2017年4月30日 お役立ち情報の杜(もり)


 国際NGOの国境なき記者団は、2017年4月26日、最新版の「報道の自由度ランキング」を発表しました。調査対象の180カ国・地域のうち、日本は前年と同じ72位でした。先進主要国7カ国中では最下位であり、民主主義国としては、かなり不名誉な結果といえます。

 ランキングの推移グラフを私の方で作成しました(下図)。安倍政権になってから特に順位が悪化しています。民主党政権は短命でしたが、報道の自由度という点では自民党より優れていたのです。懐かしいですね。


図(日本の報道の自由度ランキング推移:2017年) 出典:データを基に筆者が作成

 この報道の自由度ランキングは各地の記者や専門家へのアンケートを元に作成されています。国境なき記者団は、「世界各地で民主主義が後退し、ジャーナリズムの力が弱まっている」と警告しています。日本も例外ではなく、このままでは最下位の北朝鮮(180位)と競うようになってしまうでしょう。

 日本への評価が低いのは、大きく分けて二つの原因があります。「安倍政権のメディア敵視と圧力」、および、「メディア自身の自己検閲と権力への忖度」です。日本では、記者クラブという民主主義国ではあり得ない既得権益集団が幅を利かせており、元々、ジャーナリズム(権力の監視という仕事)は絶滅危惧種だったのです。権力の広報係にならなければ記者クラブの会員にはしてもらえず、記者会見の場に参加できる機会が限られてしまうというシステムは、海外からも奇異の目で見られています。

 ジャーナリズムが本当に死滅すれば、国民にとって必要な情報(権力側にとって不都合な事実)が得られず、有権者は正しい判断ができなくなり、選挙を通じて政策を正す機会が失われてしまいます。つまり、民主主義国家にとっては取り返しのつかない事態を招くのです。実感は湧かないと思いますが、暗黒の戦前を再現したくなければ、しっかりと現実を直視する必要があります。

 過去一年間について、報道の不自由度を象徴する写真を以下に示します。参考にしてください。


写真(バラエティ番組に出演する安倍総理) 出典:フジテレビ


写真(安倍総理を無批判に礼賛する人たち) 出典:ニュース23


写真(安倍内閣の支持率推移:2017年1月:JNN)


写真(安倍首相とマスコミ幹部の会食) 出典:朝日新聞+麦は踏まれて強くなる

共謀罪により、権力者にとって気に入らない者は、逮捕・投獄されるようになります。


写真(組織犯罪処罰法改正案が成立しなければ東京五輪は開催できないと発言する安倍総理)


写真(総裁任期延長が決まって仲間と万歳する安倍晋三氏)

汚染地で人体実験を強要されてもマスコミは騒がない。


図(原発事故の避難基準) 出典:阿部憲一氏のフェイスブック投稿資料

こんな人がまだ大臣をやっているのは、マスコミの批判報道が少ないからです。


写真(教育勅語を取り戻すべきと発言する稲田防衛大臣)

官僚は図に乗って、情報を隠し放題です。


写真(森友学園との交渉記録は廃棄したと述べる財務省の担当者)


写真(記者会見でブチ切れた今村復興大臣:「原発事故の自主避難は自己責任だ!」)

マスコミは安倍総理のご機嫌を取り、内閣支持率のアップに貢献する。


写真(北朝鮮の危機を煽る一方で、喜び組と花見を楽しむ安倍総理夫妻) 出典:朝日新聞

これは北朝鮮版の喜び組です。


写真(北朝鮮:喜び組に囲まれてご満悦の金正恩氏)

以上



http://www.asyura2.com/17/senkyo225/msg/111.html

記事 [政治・選挙・NHK225] 平和ボケか?それともバカなのか? 
平和ボケか?それともバカなのか?
http://79516147.at.webry.info/201705/article_1.html
2017/05/01 00:01 半歩前へU


▼平和ボケか?それともバカなのか?
 緊張が続く北朝鮮情勢についてローマ法王は、「事態は熱くなり過ぎている」と強い懸念を示した。法王は、「もし戦争になれば、大勢の人の命が失われる」と強調し、話し合いでの事態解決を強く希望した。

 一方、時事通信によると、フィリピンの首都マニラで開かれた東南アジア諸国連合(ASEAN)首脳会議の議長声明が30日、発表された。北朝鮮に対し、核実験や弾道ミサイル発射に「重大な懸念」を示して非難した。

 毎日新聞によると、トランプは今夜、フィリピン大統領のドゥテルテと初めて電話で協議。ドゥテルテは朝鮮半島情勢に言及。「今は二つの国が危険なおもちゃをもてあそんでいるように見える」と指摘し、米朝双方に自制を求めた。

 現在、朝鮮半島は朝鮮戦争以来の緊張が続いている。一触即発の状態だ。不測の事態が起きた場合、最大の被害を受けるのは日本だ。

 日本列島には原発が林立している。ミサイルが飛んで来たらどうする? 原発の安全対策はどうなっているのか? 安倍政府からこの点について一度の説明も受けていない。

 下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる。万が一、被弾したらどうなる? 6年目の福島どころの騒ぎではない。新潟の柏崎や茨城、静岡の原発がやられたら、首都圏は壊滅ではないか。

 ということは、日本の機能が完全にマヒする。こうした肝心な点について一言の説明もせず、怪気炎を上げる安倍晋三。頭が狂っているのではないか。

 また、原発被弾に何も疑問を感じない国民もどうかしている。もしかして、「原発は絶対安全、被弾などしない」と思っているのか?

 それにしても日本人と言う人種は不思議な人種だ。世界中が今、朝鮮半島情勢について強い懸念を示しているにもかかわらず、平然としている。

 自分の頭で状況が認識できていない。平和ボケなのか? それとも単なるバカなのか?

関連記事
「事態は熱くなり過ぎている」とローマ法王! 
http://www.asyura2.com/17/kokusai19/msg/291.html


http://www.asyura2.com/17/senkyo225/msg/112.html

記事 [政治・選挙・NHK225] <菅野完氏、ほれ、見い!> 「ミスターサンデー偉いやん。声紋鑑定やったんや。音声データの「タムラ」は、田村室長と、同定」











































関連記事
音声データに関する財務省のバカバカしい答弁(小笠原誠治の経済ニュースゼミ)
http://www.asyura2.com/17/senkyo224/msg/850.html

佐川理財局長 音声聞いたが本人かわからない


>「どういう風にでき上がったものなのか承知していないので、確認は控えたい」

>「報道されているのは承知しているが、音声があまりはっきりしていないうえ、どういうものなのか承知していないのでコメントは差し控えたい」




http://www.asyura2.com/17/senkyo225/msg/113.html

記事 [政治・選挙・NHK225] お詫びと総括:ロンドンで待機した安倍首相が土壇場で“電撃訪朝”を断念したワケ

 最初に、自身の不明に恥じ入り、誤った「安倍訪朝」説で空騒ぎを起こしたことを深くお詫び申し上げます。

 まだそんな世迷い言を放っているのかとお叱りの声が聞こえそうだが、この間の投稿をお読みいただけばわるように、占いで“電撃訪朝”を唱えたわけではないから、訪朝しなかったワケを推測する投稿も許してもらえるだろう。

 安倍首相がサボタージュしてきた日朝国交正常化交渉の再開をせかされてきたことは事実で、それほど遠くない将来(年内)に日朝国交正常化交渉を大きく動かす決断をしなければならない立場にあることも確かだと考えている。

 今回の外遊も、途中途中の節目で訪朝は確実だという趣旨の投稿をしてきたが、公式日程が終わったあともロンドンに24時間近く滞在したのち帰国の途についたことから、ぎりぎりまで訪朝を志向していたことは間違いないと思っている。

(※ロンドンで訪朝に向け北朝鮮と協議を続けていたのでなければ、「朝鮮半島問題」を踏まえ「危機管理」を理由に外遊日程を短縮した経緯と大きな齟齬をきたす。それゆえ、ロンドン滞在を延ばした安倍首相は非難されて当然ということになる。実際、メイ首相との会談後にゆっくり帰国の途についていても、ロンドンで行った記者会見を同じ時刻に東京で行うことができたのである。さらに言えば、29日にミサイル発射の報告を受けたのちに帰国の途についていても29日午後8時頃には帰国できている)

 韓国に亡命した駐英国北朝鮮公使が今回の騒動についても発言しているが、北朝鮮が大使館を設置しているロンドンは日朝がハイレベルで協議する場としては悪くない。(英国は西側主要国として平壌に大使館を設置し活動もしている数少ない国)

 条件が整ったら訪朝を断行するという決意を抱きながら出発したはずの安倍首相が、北朝鮮に寄らないまま帰国に至ったワケを推測してみたい。

(※「森友学園疑獄」と「(あまりの)対北朝鮮融和策」の二つを抱え、ダブルの追求を受ける政権が持たないという理由は外しておく)

 前提にしている経緯を簡略に示すと、

1)日程が7日間から4日間に短縮されたとリークされた21日の段階で、30日に金正恩委員長との会談が設定できた。

(※会談が5月にずれ込む可能性もあったので7日間の外遊日程にしていたが、会談が30日に決まったことで日程を短縮した)

2)その一方で、日朝両首脳が共同で発表できる合意内容については、日朝外務当局の協議が難航し継続状況にあった。

(※「日朝平壌宣言」の履行については合意ができたはずだが、その他の問題で対立があった可能性:これが訪朝断念のワケなので後述)

3)モスクワそしてロンドンと安倍首相の外遊に合わせるかたちで、日朝はぎりぎりまで協議を続けたが、安倍首相が平壌を訪れる条件が整うことはなかった。

(※その日の早朝に発射されたミサイルがテーマだったが、ロンドンで行われた記者会見(日本時間29日18時)は、日朝協議がまとまらず訪朝を断念したとのメッセージでもあった:「首相 北朝鮮にきぜんと対応 6か国協議開催の状況なし:日朝国交正常化進展が六者会合再開の条件と理解している安倍首相」( http://www.asyura2.com/17/senkyo224/msg/871.html  )で書いたが、六者会合の開催がすぐにはできないことにこだわった発言は違和感)


 世界にサプライズを巻き起こし歓迎の声が沸き上がったはずの「安倍−金正恩会談」がまぼろしになってしまった理由は、金正恩委員長の急な体調不良といったことを別にすると、日朝両首脳が発表する合意内容がまとまらなかったこと以外に考えられない。

 「日朝平壌宣言」の履行確認については、北朝鮮が日本にその履行を果たすよう求めていることから問題なく合意できたはずである。

 日朝が対立するテーマと聞いてすぐに思い浮かぶのは「拉致問題」だが、それがネックになった可能性を否定できないとしても、それでは日本外交があまりにも稚拙ということになるので、別の問題で対立した可能性が高いと思う。

(「拉致問題」が対立要因なら、“生存する拉致被害者全員の帰国”をめぐるものということになるが、それができないことくらい安倍首相もわかっているから、何人かでも帰国させるという要求が受け容れられなかった可能性が考えられる。しかし、全員ではなく限定者の帰国は、02年小泉訪朝と04年の小泉再訪朝の結末から、かえって火に油を注ぐ結果になることがわかっているから、それを要求することはないと思う。仮に、拉致被害者を一人でも二人でも帰国させて欲しいと要求したのなら愚策という他ない)


「「安倍−金正恩会談」実現 GW“安倍電撃訪朝”濃厚:東京五輪前の国交正常化目標:新日朝合意は韓国大統領選にも強い影響」
http://www.asyura2.com/17/senkyo224/msg/633.html

という投稿で、日朝首脳会談の目的は、「日朝平壌宣言」と「05年9月六者会合共同声明」の履行再確認だと書いた。

 「日朝平壌宣言」の履行は北朝鮮が求めることでもあるから問題ないが、「05年9月六者会合共同声明」については、北朝鮮は無効を宣言した経緯がある。

 「05年9月六者会合共同声明」には、北朝鮮は「すべての核兵器及び既存の核計画を放棄すること、並びに、核兵器不拡散条約及びIAEA保障措置に早期に復帰することを約束」ともあるから、北朝鮮が「05年9月六者会合共同声明」の履行を確認することは、核兵器の保有を謳っている12年憲法に違背することを意味する。

 北朝鮮政府が、日本政府を相手に、憲法に反する合意とも言える「05年9月六者会合共同声明」の履行を“素直に”確認することは現状況では難しい。
(恥ずかしながら、これまでの投稿ではこの問題を軽視していた)

 一方、日本政府は、「日朝平壌宣言」の履行確認だけでは、現下の国際情勢を勘案したとき、履行内容が少々曖昧で物足りなく、国際社会(米国など)の理解も得られないと判断した可能性がある。

(※「日朝平壌宣言」には、日朝両国が「核問題及びミサイル問題を含む安全保障上の諸問題に関し、関係諸国間の対話を促進し、問題解決を図ることの必要性を確認した」ことや北朝鮮が「この宣言の精神に従い、ミサイル発射のモラトリアムを2003年以降も更に延長していく意向を表明した」という表現で、今後の交渉を通じて解決していくという趣旨になっており、「日朝平壌宣言」だけの履行確認では、長期間の協議を経てやっとの思いで到達した「05年9月六者会合共同声明」が宙に浮いてしまい、朝鮮半島問題に関する時計の針が02年まで戻りかねない)


 ということで、北朝鮮の核兵器開発断念を明記している「05年9月六者会合共同声明」の扱いが最後まで詰まらなかったことが、安倍首相が訪朝を断念した理由だと考える。

 仮にこの見立てが合っているのなら、「日朝平壌宣言」の履行確認と「05年9月六者会合共同声明」の存在確認というかたちでも良かったのではないかと思う。
 そして、関係各国が「05年9月六者会合共同声明」をしっかり履行できる条件を整えるため日朝交渉を再開し加速するという合意を成果とするのである。


 「安倍訪朝」が不発のワケはこれくらいにさせていただく。

 危機演出というイヤな手法だが、国際的に段取りをしてもらったことで、二進も三進もいかない膠着状態に陥っている日朝交渉を大きく再生できる絶好機を得た安倍首相が訪朝できなかったことは誠に残念である。

 ローマ法王まで言及した「朝鮮半島危機」を回避ないし緩和する安倍首相の訪朝は、国際的期待に応えるものであり、北朝鮮融和策に反対する国内の声を抑えることもできたはずである。

 この絶好機に訪朝できなかった安倍首相を評価することはできないが、それでも、今のところ、北朝鮮に政治的負債を抱えている安倍首相の他に、否応なく火の粉を浴びる「日朝国交正常化」に取り組める政治家はいないようなので、安倍首相への期待を持ち続けるしかないと思っている。

 現下の「朝鮮半島危機」は、弾道ミサイル発射と核兵器開発を続ける北朝鮮とその動きを阻止したい(断念させたい)米国・日本・韓国という構図で起きている。

 訪朝という予測は外れたが、現在の「朝鮮半島危機」を解決する唯一とも言える道筋が「日朝国交正常化」であることは間違いない。
 なぜなら、「日朝国交正常化」を謳う02年「日朝平壌宣言」には、現在の危機の原因であるミサイルと核兵器に関する合意も盛り込まれているからである。

 朝鮮半島問題に関する決定的で最終的な解決は「米朝国交正常化」だが、現在の危機の要因はミサイル(輸出)と核兵器であり、それらの放棄は、米国支配層も認めているように、“見返り”が保証されなければ実現できない。

 “見返り”は、明示的になっているわけではないが、「日朝平壌宣言」の「日本側が朝鮮民主主義人民共和国側に対して、国交正常化の後、双方が適切と考える期間にわたり、無償資金協力、低金利の長期借款供与及び国際機関を通じた人道主義的支援等の経済協力を実施し、また、民間経済活動を支援する見地から国際協力銀行等による融資、信用供与等が実施される」という約束がそれに該当する。(そのために、米国支配層が小泉訪朝を誘導したのである)

 日朝が「日朝平壌宣言」をきちんと履行していれば、この十数年繰り返されてきた「朝鮮半島危機」は起きていないと言える。

 「日朝平壌宣言」には、「核問題及びミサイル問題を含む安全保障上の諸問題に関し、関係諸国間の対話を促進し、問題解決を図ることの必要性を確認」し、北朝鮮が「この宣言の精神に従い、ミサイル発射のモラトリアムを2003年以降も更に延長していく意向を表明」している。そして、日朝は、「安全保障にかかわる問題について協議を行っていく」ことに合意している。

 では、「日朝平壌宣言」で合意された内容が履行されず日朝関係が行き詰まっている理由は何かと言えば、拉致問題である。

 拉致問題の未解決は、確かに、日本国内向けの対北朝鮮強硬策の実施理由として通用する。
 しかし、「日朝平壌宣言」には、「日本国民の生命と安全にかかわる懸案問題については、朝鮮民主主義人民共和国側は、日朝が不正常な関係にある中で生じたこのような遺憾な問題が今後再び生じることがないよう適切な措置をとることを確認した」とあることから、02年9月17日以前に起きた拉致の問題が未解決であることを理由に、「日朝平壌宣言」の履行をサボタージュすることを認められない。

 だからこそ、日本政府は、拉致問題に何ら進展がない状況が続いても、たびたび核実験が行われ弾道ミサイルが発射され続けても、「日朝平壌宣言」の無効を口にすることができないのである。

(それまでに起きた拉致問題の扱いについて日本政府が納得できない(不満がある)というのなら、02年のあのとき、「日朝平壌宣言」に署名すべきではなかったのである)

 「日朝平壌宣言」に謳われた合意のNo.1は、「双方は、この宣言に示された精神及び基本原則に従い、国交正常化を早期に実現させるため、あらゆる努力を傾注することとし、そのために2002年10月中に日朝国交正常化交渉を再開する」というものである。

 ご存じのように、02年10月に5名の拉致被害者が帰国すると、拉致問題が解決の方向に向かっていると歓迎されるのではなく、拉致被害家族会を中心に、拉致問題に蓋がされようとしていると激しい反発が起きた。
 世論の支えがない状況で02年10月に再開した日朝国交正常化交渉はすぐに行き詰まった。

 このような状況を打開するために、03年8月に六者会合が開催され、04年5月には小泉首相(当時)が再訪朝を行った。
 小泉訪朝で、02年10月に帰国した拉致被害者の在朝家族を数名帰国させることができたが、これも、状況の好転にはつながらず、逆に、拉致被害家族会の怒りに油を注ぐことになった。あの見事なパフォーマーぶりを示した小泉純一郎氏をもってしても、拉致問題で世論を味方に付けることはできなかったのである。

 自縄自縛で身動きできない歴史的経緯もあるが、安倍首相には、「拉致問題解決」と「日朝国交正常化」の交渉を並行的に進める覚悟を決めてもらいたい。
 北朝鮮に大きな政治的負債がある安倍首相以外に、政治生命を犠牲にしてでも「日朝国交正常化」を成し遂げる気概をもった政治家はいないことを肝に銘じて動いていただきたい。

※関連参照投稿

「同じ時刻に東京で可能だった安倍首相記者会見がロンドンで行われた事情:北ミサイル発射確認後でも昨夜8時頃の帰国が可能」
http://www.asyura2.com/17/senkyo224/msg/870.html

「出発した安倍首相の外遊日程に“空白の2日間”:ほぼ確実となった“電撃訪朝”は29日か30日」
http://www.asyura2.com/17/senkyo224/msg/752.html

「オバマ流とトランプ流:「安倍電撃訪朝」が実現すれば世界から称賛!:国内対北朝鮮強硬派は沈黙」
http://www.asyura2.com/17/senkyo224/msg/711.html

「日本メディアがネグる米国務長官発言情報:目標は“朝鮮半島”の非核化:目的は北朝鮮の政権交替ではない」
http://www.asyura2.com/17/kokusai19/msg/261.html

「日本メディアがネグるマクマスター安保担当補佐官発言:「軍事的選択肢以外のすべての行動に出る時」:“安倍訪朝”を予言?」
http://www.asyura2.com/17/kokusai19/msg/273.html

「日本メディアがネグる北朝鮮朴奉珠首相の核兵器発言:核兵器開発より民生向上と演説」
http://www.asyura2.com/17/kokusai19/msg/274.html

「対北強硬派だったあのボルトン元国務次官が「すみやかな南北平和統一が核問題解決の道」と表明」
http://www.asyura2.com/17/kokusai19/msg/277.html


「なぜ、「米朝国交正常化」より先に「日朝国交正常化」でなければならないのか:米朝先行は日本の悲劇:TnWxZUTqnQさん」
http://www.asyura2.com/17/senkyo224/msg/643.html

「仁王像さんへ:米国は93年〜94年の「第1次朝鮮半島核危機」時に北朝鮮の体制を保証:米朝合意資料添付」
http://www.asyura2.com/17/senkyo224/msg/656.html

「90年以降の米国の朝鮮半島政策がわかる「米国の対北朝鮮政策に関する見直し − 結論と提言」(1999年)」
http://www.asyura2.com/17/kokusai19/msg/250.html

「トランプ米国の朝鮮半島政策がわかる「CFR北朝鮮問題タスクフォースの次期米大統領への政策提言」(2016年)」
http://www.asyura2.com/17/kokusai19/msg/251.html

「「韓国は中国の一部」 習主席の発言の真偽を問われた中国の反応は?:トランプ大統領の“気遣い”発言」
http://www.asyura2.com/17/kokusai19/msg/217.html

「共産 志位委員長 北朝鮮情勢 米に外交的解決働きかけを:「拉致問題解決」のため安倍首相が平壌へが正しい進言」
http://www.asyura2.com/17/senkyo224/msg/147.html

「北朝鮮攻撃なら事前協議 米、日本政府と確認:すごい!米国の軍事力行使を制御できる日本」
http://www.asyura2.com/17/senkyo223/msg/884.html

「北朝鮮 止める秘策はあるか:米国の安保専門家や元高官「攻撃できるとは思わない」:唯一の策は今なお有効な「日朝平壌宣言」」
http://www.asyura2.com/17/senkyo223/msg/883.html

「制裁は役に立たないが、なぜそれが米国に必要か?:日朝平壌宣言と六者会合共同声明は今なお有効と国会で確認した安倍首相」
http://www.asyura2.com/15/kokusai12/msg/889.html

「首相 北朝鮮情勢「いかなる事態でも国民守り抜く」:できないことを軽々しく口にする愚昧宰相:拉致問題=国交正常化を急げ」
http://www.asyura2.com/17/senkyo223/msg/850.html


http://www.asyura2.com/17/senkyo225/msg/114.html

記事 [政治・選挙・NHK225] 今日、自衛隊が米軍の手足に〜稲田が安保法で護衛を実施命令。日米軍一体化進む(日本がアブナイ!)
http://mewrun7.exblog.jp/25737532/
2017-05-01 07:02

 実は、mewは、今日、かなり怒っている&哀しい気持ちになっている。_(。。)_

 mewはこのブログで10年以上前から、「日米軍一体化」の計画のことを取り上げていて。<ざっと言えば、米軍と自衛隊は既に司令部も同じ場所に。共同訓練を続け、まずは、自衛隊が米軍の手足として活動。いずれは共に軍事活動をということ。>
 で、何とかその計画が進まないようにと、これまでず〜っと憲法9条改悪や集団的自衛権の行使、安保法などに強く反対し続けて来たのだけど・・・。

 今日5月1日、ついにその「日米軍一体化」(てか、自衛隊の米軍手足化?)が実行に移されることになってしまったからである。 (ノ_-。) <しかも、安倍ー稲田なんぞによって>

 稲田防衛大臣が、安保法に基づき、平時から自衛隊が米軍の艦船などを守る「武器等防護(米艦防護)」について、海上自衛隊に命令を出したとのこと。
 海自の護衛艦「いずも」が1日に横須賀基地を出て、房総半島の沖合で米海軍の輸送艦と合流し、四国沖まで移動する間、一緒に航行して防護に当たるという。(-"-)

<果たして、自衛隊がまだ有事でもないのに、任務として米軍の艦船を護衛してもいいものなのか。何か法解釈としても、ビミョ〜なところだと思うんだけどね〜。>

* * * * *

 以前も何度か書いたことがあるのだけど。mew周辺には、「何で自民党政権(特に安倍政権?)にうまく行かないことが起きると、まるで頼まれたかのように北朝鮮がミサイルやら核やらの実験をするのか」とぼやいている人が少なくない。(~_~;)

 今回の2月から防衛省の日報隠し、森友学園問題が出ていた上、稲田、金田、今村、山本、中川・・・と閣僚らの問題言動も続き、安倍内閣も自民党もかなりキツイ状態になっていたのである。(@@)

 ところが、日本政府やメディアが、トランプのシリア攻撃を北朝鮮攻撃と結びつけて、北朝鮮情勢が緊迫していると煽ったことから、状況が一変。(・o・)
 ニュース&ワイド・ショー番組も、やたらに北朝鮮のことを取り上げるようになって、安倍内閣の諸問題はどんどん忘れ去られることに。^^;

 しかも、「北朝鮮がアブナイ」って雰囲気をかもし出しておけば、自衛隊は多少の訓練はしてもOKみたいな感じになっているようで。
 今までなら、慎重に行なっていた米軍や他国軍との危険な訓練も「ここぞ、チャンス」とばかりに、どんどん実行、計画立てしている様子。(-"-)

<日本海で米軍と共同訓練して、北朝鮮をけん制(挑発?)しちゃったりもするのよ〜。(-_-)>

 本当は、今回の海自に対する「武器等防護(米艦防護)」の命令、護衛の実施はめっちゃ大きなニュースのはずなのだけど。<日本が法律にのっとって、米国と一緒に戦争するための第一歩を踏み出したのだから。> 
 きっとニュースでも、そんなに大きくは扱われないだろうし・・・。

 国民の多くは、きっとTVの映像やネットの画像で、自衛隊や米軍の艦船が航行したり、何か訓練したりする場面を見慣れて行って。軍事活動とか戦闘準備とかにも抵抗がなくなっちゃうんだろうな〜と・・・。
 こうして国民は、国やメディアに(飼い)馴らされて、平和維持への思い、戦争への抵抗感も鈍麻して行って。よ〜っぽど頑張る人たちがいないと、やっぱ、そのうち戦争しちゃうことになるのかもな〜・・・などと、ついつい悲観的になってしまうmewなのである。_(__)_

* * * * * ☆

『海自護衛艦、初の「米艦防護」実施へ…共同航行

 日米両政府は、昨年3月に施行された安全保障関連法に基づき、自衛隊の艦船が平時に米軍艦船を守る「米艦防護」を初めて実施する方針を固めた。

 1日に横須賀基地(神奈川県)を出港する海上自衛隊の護衛艦「いずも」が、房総半島沖周辺で米海軍太平洋艦隊所属の補給艦と合流し、周辺の警戒、監視にあたりながら、四国沖まで共同で航行する。米軍の要請を受け、稲田防衛相が実施を命じた。

 複数の日本政府関係者が明らかにした。自衛隊と米軍の連携を強化することで、弾道ミサイル発射など挑発行為を繰り返す北朝鮮をけん制する狙いがある。日本政府関係者によると、補給艦は、北朝鮮による弾道ミサイル発射を警戒中の米太平洋艦隊に補給を行う見通しで、4月29日から日本海に入った米原子力空母「カール・ビンソン」を中心とした空母打撃群が対象となる可能性もある。(読売新聞17年4月30日)』

* * * * *

『米軍からのニーズが高かった任務で、自衛隊法に基づき、防護のために自衛官は必要最小限の範囲で武器を使える。昨年11月から12月にかけて南スーダンの国連平和維持活動(PKO)に派遣された陸上自衛隊の部隊に「駆けつけ警護」の任務が加えられたのに続き、安保法制に基づく自衛隊の任務が本格化する。

 政府関係者によると、海上自衛隊の護衛艦「いずも」が5月1日午前に横須賀基地(神奈川県)を出港。房総半島沖周辺で米海軍の補給艦と合流し、四国沖までこの補給艦を守りながら一緒に航行する計画とされる。

 この補給艦は、北朝鮮による弾道ミサイル発射への警戒をはじめ、日本近海で情報収集などをしている米太平洋艦隊の艦船に補給する見通し。29日に対馬海峡から日本海に入った米海軍原子力空母カールビンソンの艦隊に補給する可能性もあるという。カールビンソンは北朝鮮のさらなる挑発を抑えるため、同日から日本海で韓国海軍と合同訓練を始めた。訓練には韓国海軍のイージス駆逐艦「世宗大王」や哨戒機などが参加している。(朝日新聞17年4月30日)】

* * * * *

『自衛隊による米艦などの防護は、安保関連法で自衛隊法が改正されて可能になった。「我が国の防衛に資する活動」をしている米軍などの要請を受け、防衛相が必要と認めれば命令できる。

 政府は、外国軍の武力行使との一体化を避けるため、「現に戦闘行為が行われている現場」では防護を実施しないとしている。しかし集団的自衛権の行使の3要件とは関係なく、平時や、有事に至るまでの「グレーゾーン事態」でも実施できるため、野党からは「集団的自衛権の抜け道」という批判も出ている。【前谷宏】

 ◇米艦防護の運用、なし崩しの恐れ

 米軍部隊を守る武器等防護は昨年12月に政府が運用指針を決め、防衛省は今年1月に米艦防護を想定した指揮所演習を実施した。政府関係者によると、当初は秋ごろまでに行われる日米の共同訓練の中で米艦の防護を実際に行い、任務としても始める予定だった。しかし、4月に入って北朝鮮情勢が緊迫化し、前倒しで初実施することが決まったという。

 自衛隊が米艦を防護するには、米軍からの要請が必要となる。日本側も運用指針に沿い、最初に防護を行う際は、政府の国家安全保障会議(NSC)での審議を経る必要がある。北朝鮮情勢を念頭に、自衛隊と米軍の一体化をさらに進めようとする日米両政府の意向が一致した模様だ。

 ただ今回、自衛隊が防護するのは北朝鮮に近い日本海側ではなく、太平洋側を航行する補給艦で、どこまで必要性があるのかは疑問が残る。

 運用指針では武器等防護の実施について、「特異な事象が発生した場合」以外は公表されないことになっている。一方、集団的自衛権の行使を認める安全保障関連法は、成立までの国会審議の過程で国論を二分する事態となった。北朝鮮情勢を背景に、米艦防護の運用がなし崩し的に本格化する恐れはないか、懸念の声が上がる可能性がある。【前谷宏】(毎日新聞17年4月30日)』

【◇武器等防護 自衛隊法95条2に規定される。米軍などの部隊が「自衛隊と連携して我が国の防衛に資する活動」をしている際、その艦船などを自衛隊が防護でき、最小限の武器使用も認められる。弾道ミサイルなどの警戒監視▽放置すれば日本が攻撃される恐れがある「重要影響事態」での補給・輸送活動▽日米共同訓練−−などに当たる米艦などの防護が想定される。】

☆  ★  ☆  ★  ☆  ★  ☆

 共同訓練に関するニュースもね

『米空母と海自、共同訓練…北朝鮮への圧力強化

 朝鮮半島周辺海域に向けて航行中の米原子力空母「カール・ビンソン」やミサイル駆逐艦などで構成する米軍の空母打撃群と海上自衛隊の護衛艦が23日から西太平洋で共同訓練を行うことが、22日分かった。

 複数の政府関係者が明らかにした。共同訓練の実施で日米同盟の強固さを示し、弾道ミサイル発射や核実験などの挑発行為を繰り返す北朝鮮への圧力を一層強める。

 米軍の空母打撃群との共同訓練に参加するのは、21日に佐世保基地(長崎県)を出港した海自の護衛艦「あしがら」と「さみだれ」の2隻。8日にシンガポールを出港したカール・ビンソンと23日に西太平洋で合流し、ともに北上しながら、艦船が陣形を変える戦術運動の確認や通信訓練などを実施する。期間は3〜5日間を想定しており、共同訓練は日本海でも行われる可能性がある。
(読売新聞17年4月23日)』

『海自に続き…空自のF15戦闘機が米空母と共同訓練

 海上自衛隊に続いて航空自衛隊でも、那覇基地のF15戦闘機がアメリカの空母「カール・ビンソン」に乗っている戦闘機と共同訓練を行うことを明らかにしました。

 アメリカ海軍の原子力空母「カール・ビンソン」は、海上自衛隊の護衛艦2隻と沖縄県の海域から北上しながら朝鮮半島沖に向かっています。航空自衛隊は、那覇基地所属のF15戦闘機2機が、この「カール・ビンソン」に乗っているFA18戦闘機2機と、沖縄県の東の空域で26日午前から共同訓練を行うことを明らかにしました(ANN17年4月26日)』

『空自F15と米空母艦載機が共同訓練 模擬空中戦も(2017/04/28 11:46)

 28日午前10時半ごろ、航空自衛隊のF15戦闘機2機が沖縄県の那覇基地を離陸しました。その後、空母「カール・ビンソン」に艦載しているFA18戦闘攻撃機2機と沖縄県の東の海域で合流し、敵・味方に分かれての模擬空中戦などを実施しています。今月23日からカール・ビンソンと共同訓練を続けている海上自衛隊の護衛艦2隻も訓練に参加しています。日米両政府は、こうした訓練を通じて強固な同盟関係を示し、北朝鮮への圧力をさらに強めたい考えです。(ANN17年4月28日)』

* * * * *

『日本海で共同訓練=米空母と海自護衛艦

 朝鮮半島沖へ航行中の米海軍の原子力空母「カール・ビンソン」が29日、海上自衛隊の護衛艦と対馬東方の日本海で共同訓練を行った。弾道ミサイルを発射した北朝鮮への圧力を強める狙いがある。空母はこのまま日本海を北上するとみられる。

 防衛省海上幕僚監部によると、共同訓練は昼ごろに終了し、海自の護衛艦2隻は空母から離れたという。
 カール・ビンソンを中心とする空母打撃群と海上自衛隊のイージス艦「あしがら」と護衛艦「さみだれ」は29日朝、長崎県の五島列島沖を航行した。その後、対馬海峡を経由し、対馬東方の日本海へ入った。

 空母と海自の護衛艦は23日、フィリピン海で共同訓練を開始。28日には航空自衛隊のF15戦闘機2機が合流し、沖縄東方で空母艦載機FA18戦闘攻撃機と戦術飛行訓練などを実施していた。(時事通信17年4月29日)』
 
 mewが子供の頃は、こんな訓練してたら、すぐにニュースが詳しく取り上げてたし。反対の集会とかデモとかすごかったように思うんだけどな〜。(・・)
 どうか日本の国民が、小さなニュースに気づいて、戦争を起こすor戦争に巻き込まれる前に目覚めてくれますようにと祈るばかりのmewなのだった。(@@)

  THANKS


http://www.asyura2.com/17/senkyo225/msg/115.html

記事 [政治・選挙・NHK225] 安倍晋三首相は「禁反言の原則」に縛られ、小沢一郎代表は、「3段構え」で断崖絶壁に追い込んで行く(板垣 英憲)
http://blog.goo.ne.jp/itagaki-eiken/e/d6fa6b65027e2acca2ea1be18f3575a7
2017年05月01日 板垣 英憲(いたがき えいけん)「マスコミに出ない政治経済の裏話」

◆〔特別情報1〕
 「禁反言の原則」(エストッペルの法則)−「6月に解散する」と米ペンス副大統領に公約した安倍晋三首相は、この原則によって縛られ、追い詰められている。自分が明言した言葉に反することは厳に禁じられているからである。小沢一郎代表は、「3段構え」で、安倍晋三首相を断崖絶壁に追い込んで行く。第1段階は、連休明けの5月8日衆院予算委員会、9日の参院予算委員会で安倍晋三首相の出席を求めて、集中審議で追及する。第2段階は、安倍晋三首相の妻・昭恵夫人(三井環弁護士が大阪地検特捜部に告発済み)を衆参予算委員会に証人喚問する。第3段階は、市民団体が安倍晋三首相を公務員職権乱用罪で東京地検特捜部に刑事告発するため用意している「告発状」を安倍晋三首相に突きつけて、退陣に追い込む戦術を実行する。東京地検特捜部が「告発状」を受理すれば財務省理財局、近畿財務局、データを管理しているN社などは、強制捜査(家宅捜索)恐れて、全面協力することを決めており、衆参両院で「ウソ発言」している財務官僚も取調べの対象となる。法令違反によって、逮捕される可能性は、大である。



http://www.asyura2.com/17/senkyo225/msg/116.html

記事 [政治・選挙・NHK225] 首相官邸大炎上<本澤二郎の「日本の風景」(2592)<逃避外遊帰国後に別荘へ逃げた首相夫妻?> <往生際の悪い安倍夫妻>
http://blog.livedoor.jp/jlj001/archives/52173429.html
2017年05月01日 「ジャーナリスト同盟」通信

<逃避外遊帰国後に別荘へ逃げた首相夫妻?>

 つかぬ間のモスクワ・ロンドンへと、逃避外遊でやり過ごしてきた首相夫妻は、官邸に戻らず、私邸へと潜んでしまった。報道によると、その後は山梨県の別荘へと雲隠れした、と見られている。4月28日の閣議で決定した政府答弁書で、官邸大炎上を裏付ける、新たな事実が発覚した。それをまともに報道しない新聞テレビに、元福田赳夫秘書が、さしずめ一心太助よろしく「てえへんだ、てえヘンだ」と駆け込んできて、半鐘をガンガン鳴らすので、GW返上で筆を執っている。


<往生際の悪い安倍夫妻>

 世界から物笑いの種になっている日本国の首相夫妻である。
 中国の南シナ海問題を、金や太鼓で「大変、大変」と叫んできた安倍晋三が、いまは痛くもかゆくもない北朝鮮の暴走に対して、北京に「助けて、助けて」とロシアやイギリスにまで言って、わめいてきた、まさしくアンちゃん外交である。支援する国家神道復活を目指している、日本会議の心労もただ事ではあるまい。
 とてもではないが、まともに政治評論する気にもなれない。ダジャレを交えて民衆の関心を集めるしかない。教育勅語を教える神道小学校建設に、タダ同然に国有地を払下げる大胆不敵な事件は、明白に売国奴的犯罪である。疑惑ではない。
 新聞テレビがいい加減すぎるから、夫妻はいまも往生際が悪くなっている。以前の日本政治であれば、政権が何度も変わっている場面である。NHKがまともに報道すれば、1日も持たない。

<昭惠90万円、お付きの公務員に170万円の国費支出>

 安倍昭惠は、法的には一介の私人・主婦でしかない。たまさか夫が首相だとしても、公人になれるわけがない。
 現に、第一次安倍内閣が沈没すると、福田康夫は、首相夫人のためのお付きの公務員を廃止した、と福田赳夫秘書が報告してきた。康夫は正しい。彼は過去を知る政治家として、靖国参拝に反対した、真っ当な総理大臣だった。細川護煕・鳩山由紀夫はまともで、右翼ではない。
 福島瑞穂議員の質問主意書で、2016年の私人・安倍昭惠に90万円が国庫から支出されていたことが判明した。彼女にお付きの公務員が付いていたことに仰天した国民は多いのだが、お付きにも170万円の手当てが支払われていた。
 国費を拝借して、教育基本法と憲法に明白に違反する、神道小学校建設推進のために使用されたことになる。

<詐欺横領公務員法違反>

 私人昭惠に90万円、彼女にお付きの公務員をあてがって、手当として170万円が支払われている。ここに法的根拠はない。違法である。
 一心太助いわく「二人は詐欺横領、そして国家公務員法に違反している。その証拠に二人とも逃亡しているではないか。後ろめたく無ければ、堂々と国会に出てきた証言すべきだ」と指摘する。全くそうである。

<晋三の国権乱用事件>

 昭恵の犯罪は、夫の首相の指示によって、である。私人昭惠が、どう頑張ろうが、国有地をタダ同然に払い下げることは出来ない。官房長官でも、財務相でも無理である。
 主犯は安倍晋三であり、昭惠は共犯者ということになる。お付きの公務員も、そしてその上司も、である。官房長官も一連の事件に関与している点で、共犯者であろう。本事件は共謀罪がなくても、事件として処理できるだろう。

<法務検察の出番>

 正義の法務検察の出番である。共謀罪を嘘で固めて強行する場面ではない。官邸の犯罪にメスを入れる時だ。韓国・ソウルならそうしている。

2017年5月1日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)


http://www.asyura2.com/17/senkyo225/msg/117.html

記事 [政治・選挙・NHK225] 北原みのり「アッキーの見えない印籠」〈週刊朝日〉
安倍昭恵さんが主催し、校長を務める“講座型スクール”があるらしい(※写真はイメージ)


北原みのり「アッキーの見えない印籠」〈週刊朝日〉
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170427-00000052-sasahi-pol
週刊朝日  2017年5月5−12日号


 作家・北原みのり氏の週刊朝日連載「ニッポンスッポンポンNEO」。北原氏は、安倍昭恵首相夫人を「水戸黄門アイデンティティーがある」という。

*  *  *
「UZUの学校」というのがあるらしい。安倍昭恵さんが主催し、校長を務める“講座型スクール”だという。49歳までの女性を対象にしたもので、「もっと女性が明るく楽しく」を目指しながら、毎回、ゲストを招いて様々なテーマで講義をするとか。

 フェイスブックでは谷査恵子さんが講座の主催者になっているが、昭恵さんが私人としてやってるのか、公人としてやってるのか、谷さんが勝手にやってる(←酷い)のか、どんなお金で誰がどのように運営しているのかは分からない。UZUの学校の懇親会は首相官邸で行われているようだけど、その食事代やら酒代やらが私たちの税金で払われているのかどうかも、よく分からない。

 講師にはアーティストのスプツニ子!さんや、ブロガーのはあちゅうさんといった若者受けする文化人や、庵野秀明さんといった意外な大御所や、古市憲寿さんとか駒崎弘樹さんといった“若手”言論人とか、昭恵さんの交友関係の広さがうかがえる。謝礼はいくらか分からないが、豪華だ。

 ところで、この「UZUの学校」、そもそもは「水戸黄門プロジェクト」と呼ばれていたという。

 昭恵さんと共に、この学校の構想を練ってきたという男性が、ネットメディアで、こう語っていた。

「最初は『水戸黄門プロジェクト』だったんですよね。昭恵さんが各地を訪ねていって、現地の活動に入り込んで交流するという構想もありました。隣で一緒に農作業していた女性がふとほっかむりを外した時に、周囲が『あなたは昭恵さん?!』とどよめくみたいな(笑)」

 これを読み、長い間の疑問がするする解けるような気持ちになった。不思議だったのだ。昭恵さんは何故、「気さくである」ということで、これほど高く評価されているのだろう、と。

 でも、“水戸黄門”で一発理解だ。昭恵さんには水戸黄門アイデンティティーがある。それは見えない印籠を、使いまくってきた人生だ。彼女がそれを自覚的に使うというより、黄門の前で土下座する民の振る舞いが、彼女に印籠を使わせ続けたのかもしれない。そう、この国の人の多くは、黄門様(=気さくに振る舞う絶対権力)が大好きだ。

 それにしても恐ろしい時代だと思う。首相官邸に呼ばれた人たちのはしゃいだブログや昭恵さんを絶賛する様は、しっかり残ってる。総理に批判的なポーズを取る人も、アッキーにはめろめろというパターンはけっこうある。ジャーナリストで元国会議員の井戸まさえさんが、昭恵さんが使ったのは「根拠なき権力」だと論破していたが、まさに、根拠なき黄門振る舞いに、人々は頭を垂れてきた。そしてそういう人たちは、いざという時に、沈黙を選ぶ。

 私の知人も昭恵さんに呼ばれたことがあると言っていた。「総理批判しにくくなるから」と彼女は断ったそうだが、見えない印籠がきちんと見えない、という冷静さと知性、つくづく大切だと思う。公人でも私人でもなく、黄門である昭恵さんに振り回されないために。


http://www.asyura2.com/17/senkyo225/msg/118.html

記事 [政治・選挙・NHK225] 「米朝開戦」そのとき日本で起きること<インサイドレポート> ゴキゲンな安倍総理vs戸惑う外務省(週刊現代):戦争板リンク
「米朝開戦」そのとき日本で起きること<インサイドレポート> ゴキゲンな安倍総理vs戸惑う外務省(週刊現代)

http://www.asyura2.com/17/warb20/msg/271.html

http://www.asyura2.com/17/senkyo225/msg/119.html

記事 [政治・選挙・NHK225] 政界地獄耳 どこからどこまでがテロなのか(日刊スポーツ)
政界地獄耳 どこからどこまでがテロなのか
http://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/1816201.html
2017年5月1日9時54分 日刊スポーツ


 ★衆院法務委員会は28日の理事会で、5月2日に法務委員会を開くことを同委員長・鈴木淳司の職権で決めた。連休中だが共謀罪の審議はこの間も行われる。同日の同委員会では、法務省刑事局長・林真琴が共謀罪の適用について「携帯品や外形的事情で区別される」と判断基準を説明。法相・金田勝年は「花見であればビールや弁当を持っているのに対し、下見であれば地図や双眼鏡、メモ帳などを持っているという外形的事情がありうる」と具体的な判断を述べた。野党は「外形上区別がつかず、内心を処罰されることにつながる」と反発を強めた。

 ★法務省のホームページにはテロ等準備罪処罰法案についてのQ&Aが掲載されているが「テロ等準備罪により一般国民が処罰されるおそれはないのですか」の問いに「テロ等準備罪には法律の明文により厳格な要件が定められています。テロリズム集団による組織的なテロ事案、暴力団による組織的な殺傷事案などの、組織的犯罪集団が関与する重大な犯罪の計画とそれに基づく実行準備行為が行われた場合に限り処罰することとされています」との回答が記されている。この“厳格”な要件と花見の持ち物とが、どうしてもリンクしない。

 ★法相は「一般人は100%、捜査の対象にはならない」とするものの、法務副大臣・盛山正仁は「嫌疑がかからないような行動をしている方であればまったく嫌疑がかからないわけだから、何らかあった段階でそういう人たちは一般の方ではない」と、疑われた段階で一般人とは言わなくなるという「新しい解釈」を示した。結局、法務省がどんな事例集を出してきても「誰がいつの段階で犯罪と決めるか」があいまいなこと、どの事例もテロリスト対策ではなく、国民の心に踏み込み疑心暗鬼にさせて、互いに監視する監視社会を作り上げることによる抑止力を期待するもので、一般人がこの国からいなくなり嫌な世の中になるのは時間の問題だ。(K)※敬称略


http://www.asyura2.com/17/senkyo225/msg/120.html

記事 [政治・選挙・NHK225] 「事態は熱くなり過ぎている」とローマ法王! :国際板リンク
「事態は熱くなり過ぎている」とローマ法王! 

http://www.asyura2.com/17/kokusai19/msg/291.html


http://www.asyura2.com/17/senkyo225/msg/121.html

記事 [政治・選挙・NHK225] <重要>森友学園の籠池録音、声紋鑑定で本人と確定へ!一致の確率は99%!財務省の田村氏
【重要】森友学園の籠池録音、声紋鑑定で本人と確定へ!一致の確率は99%!財務省の田村氏
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-16590.html
2017.05.01 06:00 情報速報ドットコム




作家の菅野完氏が公開した森友学園の籠池元理事長の録音テープですが、この中に登場する財務省の田村氏について声紋鑑定をしたところ、99%の確率で本人と一致しました。

声紋鑑定をやったのはテレビ番組のミスターサンデーで、声紋鑑定は日本音響研究所が行っています。調査をした日本音響研究所は「99%以上の確率で同一人物と団体ができる」とコメントしており、力強く財務省の田村氏と声が一致したと断定しました。

財務省側は事実関係を把握していないとして曖昧な答弁を繰り返している状態で、田村氏についても「分からない」としています。今回の調査結果で事実関係が確定したと言え、国会などでも追及する必要がありそうです。







声紋鑑定で音声データは田村室長と同定
































記事コメント

私は残りの1%を信じる、で言い逃れの道を選ぶ財務省。それともTV確認であって、我々が確認したわけではない、で逃げるかな?
でも逃げられる体制にしてしまっていることがスゲー問題だな、こうなると。
[ 2017/05/01 06:08 ] 名無し [ 編集 ]

100%じゃないから証拠にならない、と言いだしそう。だったら、今後の犯罪捜査でも、100%じゃなければ、声紋鑑定もDNA鑑定も証拠にならないということですね、警察・検察はそれでいいんですね、という言質を取るといい。
[ 2017/05/01 08:58 ] 名無し [ 編集 ]

あのNHKが28日の段階でもうすでに「田村室長」と書いてたしなぁ。早い段階で声紋鑑定してたかも。

佐川くんは面談があった事は認めた上で「法令に基づいて対応した」などと言ってるので、
向こうの理論で言えば、話した人物がタムラだろうがムラタだろうが、何でも良いわけですよ。
ヤツの口を開く鍵は安倍が握ってる。
安倍は支持率下がんない限りだいじょーーーーーーーーV! とタカをくくってるので、
こんな意味の無い国会やってる安倍政権けしからん!と国民が世論調査で意思表示せんかぎり、変わらないような気がします。

で、電話による世論調査って正しいの?って考えた時、
少なくとも、知らん電話には出ない用心深い人は数字に入ってこないわけで、
警戒心の甘い人対象の世論調査であると言えそうです。

自分にかかってきたら「支持しない」って答えるのに〜!とジリジリしてましたが、
もし自分にかかってきても電話に出ないから答えられないのだと気付きました(笑)
[ 2017/05/01 10:23 ] 名無し [ 編集 ]




http://www.asyura2.com/17/senkyo225/msg/122.html

記事 [政治・選挙・NHK225] 船田元氏が語る 森友問題と特区制度「自民党議員が忖度」 注目の人 直撃インタビュー(日刊ゲンダイ)
   


船田元氏が語る 森友問題と特区制度「自民党議員が忖度」 注目の人 直撃インタビュー
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/204401
2017年5月1日 日刊ゲンダイ


  
   「作新学院」の学院長を務める教育者でもある船田元氏(C)日刊ゲンダイ

 破格の国有地払い下げなど疑惑は解明されぬまま。森友学園問題はまだ終わっていない。早くからこの問題や学園の教育方針への違和感について、自身のブログで発信、メディアも注目したのが自民党衆議院議員の船田元氏だ。栃木県で幼稚園から大学院までを運営する学校法人「作新学院」の学院長を務める教育者でもある。自民党内の安倍政権に対する“忖度”の空気を含め、ズバリ聞いた。

■森友問題は早く会計検査院の中間報告を

――森友学園問題が明るみに出て2カ月半。この間、どう見ていましたか。

 問題の本質は2つだと思います。ひとつは、やはり国有地払い下げの手続きの異常です。払い下げまでの時間が非常に早く、しかも当初は貸し付けだったのが、いつの間にか売却に変わり、破格の値段で払い下げられた。値引きの理由になったゴミが適切に処理されたのかどうかも全く検証されていない。問題のもうひとつは、森友学園が運営している塚本幼稚園で「教育勅語」を暗唱していたことです。たとえ私学だとしても、そういう教育を本当にやっていいのかどうか。

――国有地払い下げでは、財務省の交渉記録が明らかにされないことが最大の問題です。

 財務省は記録を破棄したと言っていますが、もしそうであれば、記憶をたどってつくり直したらどうですか。安倍首相は会計検査院に調査させるとおっしゃったはずですが、その調査は今どうなっているのか。中間報告でもいいので、一日でも早く国民や国会に示すべきです。

――経営する作新学院の大学用地として国有地の払い下げを経験したそうですね。今回のケースとの違いについてブログに書かれていました。

 約30年前、新規に大学を設置するため国有地を払い下げていただきました。認可は文部省、払い下げは関東財務局、農地からの転用ということで関東農政局、と3つの役所が見合って、どこがまずGOサインを出すかで調整が難航し、開校は予定より2年遅れました。価格も言い値が常識ということでしたので、値引き交渉は一切なく、分割払いもありませんでした。

■私立学校関係者は悔しい思いをしている

――議員バッジを外して役所に行ったそうですね。

 当時、もう国会議員でしたので、「忖度」される心配があると思い、交渉の事務は準備室長だった親戚にほとんど任せました。私が説明しなければならない時はバッジを外して、いち学校法人の役員ということで行きました。李下に冠を正さずです。

――政府はこの問題の早期幕引きを図っているように見えますが、いまだ世論の8割が政府の説明に納得していません。

 実は、我々、私立学校関係者は、今回のことで非常に悔しい思いをしています。森友学園に加え、加計学園の一件(注・安倍首相の友人が理事長を務める学校法人が、国家戦略特区の愛媛県今治市に新設する獣医学部を巡る疑惑)もあり、私立学校というのはみな、政治家を動かして、甘い汁を吸っているんじゃないかと、思われてしまうのではないか。森友問題の真相が結局うやむやになるようだと、国民はそう思うでしょう。真面目に経営している私学にとって、これほど悔しいことはありません。

  
   教育勅語に対する考え方が寛容になっている(C)日刊ゲンダイ

「特区」を悪用されるケースも

――加計学園の問題が浮上し、国家戦略特区に対する疑念も広がっています。

 特区制度は危ういという気がしています。特区構想は、通常の行政手続きを少し変えれば非常にうまくいく可能性があるということで、地域限定で規制緩和などをするのですが、その地域だけで終わってしまったら不平等なんです。本来、特区でうまくいったら、全国どこでもできるようにしなければいけない。経済発展や地方創生を全国展開できるようにするのが、本来の特区の役割です。

――今の特区は趣旨がズレてきている?

 全体に広げないで、その地域だけでいい、という状況になりつつあります。実際、行政に相談して「ダメ」と言われたことでも、「特区にすれば、やれますよ」という“悪魔のささやき”に乗っかって、「やりましょう」となるという話も聞く。通常の手続きではやれないことを、特区を使って特定の地域でだけやらせてしまおうと、悪用されるケースもあります。

――加計学園の場合もそれでしょうか。獣医学部をつくりたいから今治市を特区に指定したように見えます。

 今治で獣医学部がうまくいったとして、それを全国に広げたら、獣医師が余ってしまいます。今治につくるためだけに、特区を利用しているとしか思えません。小泉政権で始まった構造改革特区は、途中までは、ちゃんとレビューもして、全国に広げてもいいかどうか自民党内でも議論をした。法律改正が必要な場合は改正案を出し、最初のうちは真面目にやっていたと思います。しかし、小泉政権の終わりぐらいから、変質していったような気がします。

■「教育勅語」に関する政府答弁書は国会決議に抵触する

――もうひとつの危惧されている問題、教育勅語ですが、政府は「憲法や教育基本法に反しない形で教材として使用することは否定しない」という答弁書を閣議決定しました。これについてどう思いますか?

「教材として使う」とはどういう意味なのか。教育勅語の全文を教材とするのか、それとも兄弟仲良く、夫婦相和し、というお題目の部分を使うのか、政府答弁書ではよくわかりません。仮にお題目の部分なら、あえて教育勅語を使わなくても、既に副読本などで道徳の教材があるので、教育勅語を持ち出さなくても、それを使えばいい。教育勅語は「朕思うに」で始まる。朕とは明治天皇です。後半には「一旦緩急あれば」とある。身を捨てなさい、と。やはり戦後の民主主義とは相いれません。だからこそ、昭和23(1948)年に衆参両院で排除と失効が決議された歴史があるのです。全体を教材とするのなら、天皇陛下のお言葉であったことと、後半が戦前の軍部に利用され、戦争の道具として人々を駆り出すためのプロパガンダに使われたということまで全部教えてもらわないと、おかしな話になってしまいます。

――中曽根内閣だった1983年、教育勅語を朗読させていた高校が島根県にあり、当時の瀬戸山文相は島根県に是正勧告まで出している。今は政府見解が変わってしまったのか。

 当時の文相と今の安倍政権の教育勅語に対する考え方はかなり違うと思います。寛容になっています。ただ、やはり私は、昭和23年の衆参両院での決議は、国会における議決ですので、政府の答弁書に優越すると思います。議院内閣制ですから、政府の決定よりも議会の決定の方が上。政府答弁書は記述に曖昧なところが多いですが、もし、教育勅語の内容を一部でも教材として使うことを否定しないということであれば、国会決議に抵触するのではないかと言わざるを得ません。

――国有地払い下げにしろ、教育勅語にしろ、同様の違和感を持つ国民は多い。なぜ、自民党内でもっと声が上がらないのか。

 自民党の正式な場で発言できれば、いいんだと思いますけれども。現状では、なかなか勇気がいりますよ。小選挙区制の弊害で、1選挙区1人ということは、同じ考え方をみんなが共有しなければいけない。少しでも違うと、候補者差し替え、となったり。お金配りも、ポスト配りも、官邸と党本部の力が非常に強くなって、どんどんやれる。党内で議論を戦わせたり、政府に対して、ここは違うよ、と言える人も言える場所もほとんどない状況です。役所だけでなく、自民党議員が忖度しているんですね。

――それでいいのでしょうか?

 いい時はいい。みんなまとまって動くので非常に早く物事を解決できる。しかし、自民党が一色に染まってしまっているので、急には色を変えることができなくなっています。安倍さんに、もしものことがあった時に、どうするのか。次は誰がやるのかが見えない。今の自民党は非常にもろい状況だと思います。「宰相の最大の仕事はよき後継者をつくること」という格言もあります。

(聞き手=本紙・小塚かおる)

▽ふなだ・はじめ 1953年、栃木県宇都宮市生まれ。慶大経済学部卒。慶大大学院社会学研究科教育学専攻修士課程修了。79年、最年少の25歳で衆院議員に初当選。92年、経済企画庁長官。栃木1区。当選11回。作新学院学院長。


































http://www.asyura2.com/17/senkyo225/msg/123.html

記事 [政治・選挙・NHK225] NHKスペシャル 「憲法70年 “平和国家”はこうして生まれた」 


NHKスペシャル 憲法70年 “平和国家”はこうして生まれた

NHKスペシャル 動画 憲法70年 “平和国家”はこうして生まれた 2017... 投稿者 vns00223165
※後段に文字お越しがあります。


NHKスペシャル 憲法70年 “平和国家”はこうして生まれた
http://www6.nhk.or.jp/special/detail/index.html?aid=20170430
初回放送 2017年4月30日(日) 午後9時00分〜9時58分







日本国憲法の施行から70年を迎える。今、新たな資料の公開で憲法誕生の知られざる舞台裏が明らかになりつつある。

たとえば「昭和天皇実録」などの公開で浮かび上がった新事実。それは昭和天皇が敗戦直後の昭和20年9月4日、勅語で「平和国家の確立」を明らかにし、憲法改正の調査を命じていたことである。

さらに幣原喜重郎首相が戦争放棄をマッカーサーに提唱。GHQは戦力不保持の草案を作成する。しかし、GHQ草案の条文に「平和」の文字はなかった。では、どこから来たのかー。

番組では、近年、発掘された新たな資料をもとに、日本国憲法が誕生していく1年8か月を描く。








































NHKスペシャル「憲法70年 “平和国家”はこうして生まれた」 2017.04.30
http://o.x0.com/m/481923
2017.04.30 Mediacrit

うだるような暑さに包まれた国会に14人の議員が集まりました。

初めにちょっと申し上げる事が…。

日本国憲法の誕生前夜憲法改正案の審議を進める秘密の小委員会です。

議論が白熱。

焦点となったのが戦争放棄を定めた第九条でした。

戦後日本の国のあり方を定めた日本国憲法。

第九条で平和の理念がうたわれます。

「国際平和を誠実に希求し」。

実はこの冒頭の条文はもともとの憲法の改正案にはありませんでした。

憲法の草案を作成したGHQ。

マッカーサーは「戦争の放棄」「戦力の不保持」を規定しますが条文に「平和」の文言は入れなかったのです。

では憲法九条の平和主義はどのように生まれたのか。

その経緯をたどる極秘の資料が発見されました。

昭和天皇が敗戦後間もなく勅語で初めて「平和国家」を掲げたのです。

平和国家の理念が広がる焼け跡の日本。

昭和21年1月天皇陛下が6年生だった時の書には「平和国家建設」とありました。

「平和」の文言はどのようにして憲法九条に盛り込まれたのか。

一人の議員が国会で提案した事が分かりました。

平和国家日本の出発点となった日本国憲法。

新たに発掘された資料から憲法第九条が誕生するまでの1年8か月に迫ります。

日本国憲法が施行されてから70年を迎えようとしています。

「国民主権」「基本的人権の尊重」「平和主義」を掲げた憲法。

中でも大きな柱である平和主義はどのようにして生まれたんでしょうか。

最近資料の公開が進み新たな事実が次々に明らかになってきました。

平和主義を定めた日本国憲法。

その第九条です。

この3つが規定されています。

そして冒頭に「日本国民は正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し」という条文があります。

この部分は憲法の基になったGHQ連合国軍総司令部の草案にはありませんでした。

では70年前焼け跡の広がる日本で平和の考え方はどのように誕生し憲法に盛り込まれたんでしょうか。

番組では平和国家の出発点となる重要な資料を堀り起こしました。

敗戦から間もない昭和20年9月の出来事です。

日本は降伏文書に調印します。

ポツダム宣言を受け入れ非軍事化民主化を進める事になりました。

2日後9月4日戦後最初の国会が開かれます。

日本は新たにどのような国家を目指すのか。

国会を召集したのは明治憲法で統治権の全てを握っていた昭和天皇です。

天皇は開院にあたって自ら勅語を読み上げました。

「平和国家を確立」。

新たな日本の建設に向けて昭和天皇が「平和国家」という目標を初めて掲げたのです。

歴史学者の和田春樹さんはこの「平和国家確立」の勅語が敗戦から間もない日本に大きな影響を与えたと考えています。

天皇の「平和国家」の勅語はどのようにして出来たのか。

重要な資料を私たちは去年発見しました。

勅語が出来るまでの極秘の草案です。

何度も修正を繰り返して作成された事が初めて明らかになりました。

草案は第1案から第4案まであります。

その第1案。

ここに「平和国家」の文言はありませんでした。

示されていたのは「国体の護持」です。

国体天皇を中心とする国のあり方を護る事は政府の最大の課題でした。

ところが第2案では「国体の護持」が消されます。

続く第3案で加筆されたのが「平和的新日本を建設」。

ここに「平和」が初めて登場します。

書き加えた人物も分かりました。

首相の東久邇宮稔彦です。

戦後最初の首相となった皇族の東久邇宮。

内閣や宮中に諮りながら草案を編み出しました。

なぜ「平和」の文言を勅語に加えたのか。

東久邇宮は「平和国家」の勅語が示された同じ国会で演説しています。

日本がポツダム宣言に従って非軍事化民主化を進める事を強調しようとしたのです。

昭和天皇の「平和国家」の勅語にいち早く反応した憲法学者がいました。

勅語を報じた記事を切り抜いて大学の講義に用いていました。

東大教授の宮澤俊義です。

後に政府の下で憲法改正に取り組む宮澤は平和国家に着目。

敗戦直後の9月「武装解除と平和主義」について講義を行っていました。

「原子爆弾のようなものが発明された今日戦争を行うという事はどう考えても無意味である」。

宮澤は「武備なき国家」を戦後日本の姿として思い描いていました。

焼け跡の日本に広がる平和国家の理念。

文部省は9月15日に「新日本建設の教育方針」を発表します。

その柱が「平和国家の建設」でした。

昭和天皇が掲げた目標は敗戦から僅か1か月で教育現場でも大きな方針となったのです。

長年憲法の制定過程を研究してきた古関彰一さん。

「平和国家」の理念は新しい天皇の姿を世界に伝える重要な意味があったと言います。

戦前の大日本帝国憲法いわゆる明治憲法では天皇は陸海軍を統帥する大元帥であり国際社会から厳しい目を向けられていました。

昭和天皇は海外に平和国家のメッセージをどのように伝えたのか。

戦後初めて天皇と会見した外国人がいます。

クルックホーンさんの叔父は新聞記者でした。

従軍記者だったフランク・クルックホーン。

9月25日昭和天皇に会見しました。

家族のもとに残した回想録が非公開のまま眠っていました。

回想録には宮中の表拝謁の間で会見した時の天皇の言葉が記されていました。

この会見の記録が宮内庁に残されていました。

クルックホーンの事前質問に対する昭和天皇の英文の回答文書です。

非武装の平和という昭和天皇の回答。

英文の回答を書いたのは戦前外務大臣を務めた…幣原の晩年共に暮らした孫の…戦前軍縮条約を結んだ幣原は軍部から軟弱外交と批判されました。

昭和天皇はクルックホーンとの会見の2日後9月27日マッカーサーを訪ねます。

天皇は「平和の基礎の上に新日本を建設する」事を伝えました。

天皇が占領政策に協力する事を確認したマッカーサー。

日本政府に憲法改正を促していく事になります。

昭和天皇と側近たちもいち早く憲法改正に向けて動き始めます。

3年前に公開された…天皇と憲法の関わりが明らかになりました。

従来は敗戦直後の日本政府は憲法の改正に消極的だったと考えられてきました。

ところが敗戦の1か月余り後9月21日の昭和天皇の記述です。

憲法改正問題について調査を依頼していたのです。

白羽の矢が立ったのが戦前首相を務めた近衞文麿です。

天皇の下近衞はどのような憲法改正を目指していたのか。

当時近衞が持ち歩いていた手帳を初めてテレビで撮影しました。

手帳からは「民主主義の意味」と題したメモ書きが発見されました。

「国民多数の意向に従った」「君民一致」こそ新しい憲法にふさわしいと考えていました。

近衞は天皇の軍の統帥権など大権を制限する事で明治憲法の改正を進めようとしていました。

しかし同じ時期に近衞とは別の憲法改正調査が始まります。

新たな首相に幣原喜重郎が選ばれました。

幣原は内閣に憲法問題調査委員会を設置します。

元東大教授の松本烝治国務大臣を委員長に憲法の改正調査に乗り出しました。

ここに憲法改正は天皇の意向を受けた近衞と幣原内閣による調査が並行する事になりました。

ところがこのころ近衞を戦犯容疑者として訴追しようとする動きが進んでいきます。

東京裁判に向けてGHQが戦争指導者たちを次々に逮捕します。

この間「昭和天皇実録」によれば天皇は「近衞文麿による憲法改正調査」を気にかけその進み具合を何度も確認していました。

12月軍や政府の首脳に続いて皇族の梨本宮が逮捕されます。

更に近衞に逮捕令が出されました。

出頭当日近衞は服毒自殺しました。

近衞の死によって昭和天皇の下で始まった憲法改正の調査は挫折したのです。

ご覧頂いたように敗戦後間もなく昭和天皇は「平和国家の確立」を勅語で示しました。

平和国家という新たな目標は焼け跡の日本に広がりその後の平和の考え方に大きな影響を与えた事が分かってきました。

更に昭和天皇が早くから明治憲法の改正に向けて動いていた事も明らかになりました。

改正のための調査を命じられたのは元首相の近衞文麿でした。

しかし近衞の憲法改正はその死によって挫折します。

憲法改正の調査は幣原首相の下憲法問題調査委員会が担う事になりました。

こうした中マッカーサー率いるGHQは日本政府に憲法改正を促し注視していました。

次は敗戦の翌年戦争放棄の条文がどのように生まれたのかGHQと幣原内閣の憲法を巡る交渉を見ていきます。

元日に昭和天皇はいわゆる人間宣言を行います。

天皇を「現御神」とする神格を自ら否定しました。

GHQは平和国家に向かう日本の動きを注視していました。

それを示す記録がアメリカ国立公文書館に眠っていました。

アメリカ陸軍が撮影した記録アルバムです。

幣原内閣昭和天皇の動向などが報告されています。

学習院の授業風景です。

天皇陛下が初等科6年だった時の書の写真がありました。

写真のキャプションには新年の「書き初め」と記されています。

「平和国家建設」。

平和国家の理念が日本に広がりつつある事をアメリカは把握していたのです。

一方アルバムには東條英機ら戦犯容疑者の姿があります。

東京裁判の開廷を前に昭和天皇の戦争責任を追及する声が国際社会にありました。

こうした情勢を受けて幣原首相が動きます。

幣原はGHQにマッカーサーを訪ねます。

通訳もつけず2人で3時間にわたって話し込みました。

マッカーサーに一体何を伝えたのか。

会談の内容を伝える資料が残されています。

幣原の友人が会談の内容を聞き娘がそれを書き残しました。

幣原がマッカーサーに切り出します。

「どうしても天皇制を維持させたいと思うが協力してくれるか」。

マッカーサーが答えます。

幣原が提案します。

幣原が提案したのが「戦争の放棄」でした。

マッカーサーと幣原「大いに二人は共鳴した」と記されています。

天皇制の維持と戦争の放棄を伝えた幣原。

その真意は何だったのか。

天皇制を守ろうとした幣原。

戦争放棄の提案については次のように書き残しています。

「国民が子々孫々その総意に反して戦争の渦中に引き込まれるが如きことなきよう」。

戦争の放棄を提言した幣原。

幣原の下憲法改正調査を進めていた委員会でも平和国家の理念を新しい憲法に盛り込もうとする憲法学者がいました。

宮澤俊義です。

昭和天皇の「平和国家」の勅語を受けて東大で講義を行っていたあの人物です。

極秘の委員会の議事録から宮澤らの主張が明らかになりました。

「潔く裸になって平和国家としてやっていく」。

宮澤は明治憲法で天皇の軍の統帥権を定めた第十一条など軍の規定を全面的に削除すべきだと主張しました。

しかし宮澤らの主張は軍の規定を残置残しておくべきだという主張とぶつかります。

反対の中心となったのは委員長の松本国務大臣。

明治憲法の改正には消極的でした。

政府が作成を進めていた憲法改正案がスクープされます。

天皇を中心とする君主主義はそのまま認められていました。

GHQは直ちに条文を分析し「極めて保守的」と批判します。

マッカーサーはGHQが憲法の草案を作成する事を決断します。

マッカーサーが急いだ背景には極東委員会の存在があります。

連合国の日本占領の最高機関として2月下旬に発足しGHQを管理する事になっていました。

極東委員会にはソビエトやオーストラリアなど天皇制に厳しい意見を持つ国も加わっていました。

マッカーサーは新たな憲法の基本原則を自ら示します。

いわゆるマッカーサー・ノートです。

そこに後の憲法九条につながる「戦争の放棄」が定められました。

マッカーサーは戦争の廃止そして戦力の不保持交戦権の否認を打ち出します。

更に「自己の安全を保持するための」戦争つまり自衛戦争を否定しました。

マッカーサーはGHQ民政局に1週間で憲法草案を作成するよう命じます。

戦争放棄の条文を担当したのが…ケーディスは自衛戦争を否定した箇所を削除したといいます。

その理由を生前証言しています。

ケーディスによる修正です。

自衛戦争を否定した箇所が削除されます。

新たに「武力による威嚇または武力の行使」が加えられました。

これにより侵略戦争を明確に否定したのです。

GHQ草案が完成します。

新しい憲法草案では多くの人権規定が盛り込まれ天皇は象徴とされました。

翌日GHQは憲法草案を日本側に示し次のように伝えました。

日本政府はGHQ草案を受け入れます。

条文の検討が行われ政府による帝国憲法改正案の作成が進められる事になります。

4月戦後初の総選挙が行われ吉田茂が首相となります。

憲法改正案の条文についていよいよ衆議院で審議が始まろうとしていました。

ご覧頂いたようにGHQ草案を基に「帝国憲法改正案」が作られました。

第九条の基になった条文です。

幣原首相が提案した「戦争の放棄」はGHQによって憲法に規定されました。

GHQのケーディスが「武力による威嚇または武力の行使」を加えて侵略戦争を明確に否定しました。

これは「国連憲章」から引用しています。

そして「戦力の不保持」「交戦権の否認」も規定されました。

こちらは日本国憲法の第九条です。

冒頭には「日本国民は正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し」とあります。

ところがこの条文は改正案にはありません。

ではどのようにして生まれたんでしょうか。

実は衆議院の小委員会で国会議員たちが熱い議論の末に書き加えた事が新たな資料から分かってきました。

国会で帝国憲法改正案委員小委員会が始まります。

出入りが厳しくチェックされる秘密会でした。

小委員会の議員は14人。

各政党から法律の専門家らが集まりました。

およそ1か月にわたって憲法の条文を巡り議論を戦わせます。

秘密会だったその記録は戦後50年間封印されていました。

近年速記録が公開されます。

日本人の手で多くの条文が追加修正された事が分かりました。

第二十五条の生存権。

第二十六条義務教育の中学までの延長。

そして第九条。

この小委員会で「平和」の文言が加えられた事が明らかになりました。

九条の「平和」について提言したのは日本社会党の鈴木義男です。

後に司法大臣となる鈴木義男。

その主張は九条の冒頭に「平和を愛好する」という文言を追加する事でした。

ほかの議員からも賛同の声が上がります。

犬養毅首相の息子で後に法務大臣を務めます。

なぜ鈴木は「平和」の文言にこだわったのか。

法学者だった鈴木に影響を与えたのは第一次世界大戦後のヨーロッパとアメリカの留学体験です。

人類初の世界戦争となった…戦死者は1,000万人近くに上りました。

大戦後講和会議が開かれ平和を求めて国際連盟が設立されます。

鈴木は国際協調と戦争を違法化する新しい考え方を学びます。

帰国して東北帝国大学教授となりました。

しかし鈴木を待っていたのは軍国主義へ向かう日本でした。

教育現場に軍人を配属して軍事教練の強化が進みます。

この動きを鈴木は「殺人術を教える」と反対し新聞で訴えました。

「人類文化の理想が平和にある」。

辞職に追い込まれて弁護士となった鈴木は治安維持法違反に問われた人々の弁護に取り組みます。

戦争に突き進む時代の中で無罪を主張しました。

同じ頃日本は旧満州中国東北部に進出。

国際的な孤立の道を歩みだします。

国際連盟の勧告に反発した日本は連盟を脱退しました。

再び起こった世界大戦。

太平洋戦争では日本人だけで310万人が犠牲となりました。

なぜ2度の世界大戦を防げなかったのか。

その反省から…国際社会が協力して平和を維持しようとする動きが生まれました。

鈴木義男は国際連合が誕生していく世界を見つめていました。

戦後国会議員となった鈴木は発言しています。

国際関係史を研究する油井大三郎さんは鈴木義男の孫です。

九条に「平和」の文言を追加するよう主張した祖父の真意を問い直しています。

2度の大戦を経て国際平和に動き出した世界に日本が積極的に参加すべきだという鈴木の提案。

この提案を芦田委員長が受け止めました。

外交官出身の芦田均。

戦前軍部を批判するなどリベラルな政治家として知られていました。

芦田はある資料を持ち出します。

この時芦田たちが手にしていた外務省の資料。

私たちはこの資料を発見しました。

外務省は憲法の修正がどのような国際的な影響を及ぼすかを考察し注意を伝えています。

国際法規は憲法と共に尊重するよう求めていました。

なぜ外務省は国際法規にこだわったのか。

資料を作成したのは条約局長の萩原徹だった事が分かりました。

この資料を提出した理由を萩原は報告書に残していました。

戦前大陸に進出して国際連盟を脱退した日本の外交を「ドンキホーテ式外交」と指摘。

日本の伝統的な外交を破壊したと考えていました。

この資料から憲法改正への外務省のなみなみならぬ期待を油井さんは読み取ります。

「ドンキホーテ式外交論の基調をなしていたものであるから」。

「新日本が国際秩序の中にのみ存在し得る」。

萩原は新たな憲法で日本を国際秩序の中に位置づけたいと考えていました。

外務省が小委員会に提出した資料です。

「条約」「国際法規」に加え鉛筆で「これを誠実に」「遵守する」事が記されています。

これを受け憲法第九十八条に第二項が追加されます。

更に小委員会では芦田委員長がこの外務省の資料を九条の修正に生かそうとします。

各党の委員が争うように条文を提案します。

党派を超えて次々に条文の提案が出されました。

2日後の7月29日。

再開された小委員会の冒頭で芦田委員長が一つの案を示します。

鈴木が最後の「声明す」の削除を求めました。

憲法九条の平和主義が誕生しました。

こうして今から70年前に日本国憲法は誕生しました。

その第九条です。

第九条の冒頭の条文は衆議院の小委員会で加わりました。

鈴木義男の発言そして国際秩序条約の遵守を求める外務省の意向を受け14人の国会議員が党派を超えた議論の末に生み出した事が新たな資料から明らかになったのです。

それは国際連合へと歩み始めた世界の動きを見据え日本が積極的に平和を担おうとする考え方から生まれたものでした。

こうして誕生した平和国家。

そこには多くの犠牲者を出した先の大戦への反省の念が込められていたのです。

「国民主権」「基本的人権の尊重」そして「平和主義」を掲げた新たな憲法。

鈴木義男は新憲法を解説した本で次のように述べています。

敗戦の焼け跡から平和国家として歩み始めた日本。

日本国憲法は今年施行から70年を迎えます。

2017/04/30(日) 21:00〜22:00
NHK総合1・神戸
NHKスペシャル「憲法70年 “平和国家”はこうして生まれた」[字]



http://www.asyura2.com/17/senkyo225/msg/124.html

記事 [政治・選挙・NHK225] 憲法板リンク: ・NHK[憲法70年 平和国家はこうして生まれた]の詳細。安倍晋三は繰り返し見て、歴史を正しく学んだ方が
憲法板に投稿しました。

◆NHK[憲法70年 平和国家はこうして生まれた]の詳細。安倍晋三は繰り返し見て、歴史を正しく学んだ学んだ方がいい
http://www.asyura2.com/09/kenpo3/msg/456.html
投稿者 戦争とはこういう物 日時 2017 年 5 月 01 日 13:37:04: N0qgFY7SzZrIQ kO2RiILGgs2CsYKkgqKCpJWo
http://www.asyura2.com/17/senkyo225/msg/125.html

記事 [政治・選挙・NHK225] この勘定書きを払うのは一体、誰だ! 

吉野川沿いに建つ大川村役場(左下)。右上は村立大川小中学校=4月29日、本社ヘリから加古信志撮影



大川村の位置


この勘定書きを払うのは一体、誰だ!
http://79516147.at.webry.info/201705/article_5.html
2017/05/01 13:46 半歩前へU


▼勘定書きを払うのは彼誰だ!
 縮小する日本を先取りした高知県大川村。あと何年かすると、日本各地に“大川村”が出現する。止まらない少子高齢化。過疎化が進み、限界集落が崩壊し、消滅する。

 それを知りながら、何一つ、具体的な手を打とうとしない官僚どもと政治屋たち。

 安倍晋三が鳴り物入りで宣伝した「地方創生」はどうなった? 「一億総活躍社会」はどうなった?

 縮む日本はもう止められない。そのころ時代の主役であるはずの若者たちも無関心だ。それも良かろう。勘定書きを払うのは彼らであるからだ。

*******************

毎日新聞が大川村をルポした。

高知・大川 村議会を廃止、「町村総会」設置検討を開始
https://mainichi.jp/articles/20170501/k00/00m/010/109000c
毎日新聞2017年5月1日 03時00分(最終更新 5月1日 03時12分)

人口400人 議会維持難しく、迫られた「直接民主主義」

 離島を除けば全国で最も人口が少ない高知県大川村(約400人)が、地方自治法に基づき村議会を廃止し、約350人の有権者が直接、予算などの議案を審議する「町村総会」を設置する検討を始めた。

 四国山地にある村を訪ねると、過疎化と高齢化で議員の担い手が足りなくなる現実が浮かんだ。人口減少の最先端で迫られた「直接民主主義」の動きを追った。

有権者が「直接民主主義」を担うことは可能なのか

 議会に代わり、有権者が「直接民主主義」を担うことは可能なのか−−。そんな議論が浮上した高知県大川村は高知市から車で約2時間。標高1000メートル以上の山々の斜面に16の集落が点在している。

 1971年に「四国の水がめ」と言われる早明浦(さめうら)ダムの建設に伴い、中心集落が水没。翌年には160年あまりの歴史がある主要産業の白滝鉱山が閉山したため、人口が急減した。

 村は2003年、合併特例法に基づく周辺2町との法定合併協議会設置の是非を問う住民投票を実施し、賛成が多数を占めた。しかし同時に住民投票を実施した土佐町で反対が上回り、合併構想は頓挫した。

 現在の6人の村議の平均年齢は70.8歳。半数の3人は75歳以上の後期高齢者だ。毎日新聞が6人全員に2年後の選挙への対応を聞いたところ、複数の村議が体力の問題などから今期限りで引退したい意向を示した。

 村議らは人脈をたどって若手の起用を模索しているが、「今のところ新人が出る気配がない」(村議の一人)という。

 有権者は約350人。選挙に立候補できない公務員らを除く25歳以上65歳未満は100人程度で、議員の担い手は限られる。

 村づくりに積極的な若者も多いものの、人口減のため青年団や消防団、祭りの実行委員などの掛け持ちが増えたことに加え、月額報酬約15万円で引退後の保障もない議員活動に手を挙げる人はほとんどいない。

 通算8期の村議時代に全国町村議会議長会会長を務め、元村長でもある合田司郎さん(85)は「国は地方創生を掲げるが、大川村は全国の地方の縮図だ。若者が離れ、政治への無関心が広がる悪循環は何も変わっていない」と町村総会への移行に疑問を示す。

 村関係者によると、村外で入院や入所している高齢者は50人前後に上るとみられる。村内を東西に貫く県道を走る路線バスは1日3往復しかなく、県道沿いの停留所まで徒歩で30分以上かかる世帯もある。

 70代の農業男性は「車を運転できるうちはいいが、できなくなったらどうにもならん」と語り、自らも村政を担う事態を不安視する。

 村議会を通じた代議制から直接民主制への移行に向け、村民レベルの議論はこれからだ。13年、町村総会を検討する必要性を村で最初に提案した朝倉慧(あきら)議長は「村民が村の危機を共有できるよう、周知することが課題だ」と指摘。

 議会の見解を取りまとめるよう、近く議会運営委員会に諮問する考えだ。































http://www.asyura2.com/17/senkyo225/msg/126.html

記事 [政治・選挙・NHK225] <気持ち悪い>10年前の丸川珠代氏の選挙ポスターが発掘される!「日本人で良かった。」
【気持ち悪い】10年前の丸川珠代氏の選挙ポスターが発掘される!「日本人で良かった。」
http://xn--nyqy26a13k.jp/archives/29657
2017/05/01 健康になるためのブログ




以下ネットの反応。































「何々人が最高!」「何々人は最低!」「大日本帝国!」「鬼畜米英!」

国民にこんな思考をさせて戦争に持ち込むのは、国家が使ういつもの手です。

「同じ人間なんだから」「同じ生物なんだから」「たまたま日本に生まれただけ」「たまたま人間に生まれただけ」

これが”相手”の存在を認める、大人の・まともな人の考えというものでしょう。

「日本人でよかった。」

こんな独りよがりの言葉が出てくるのは、他者を認めていない証拠ではないでしょうか?

他者を認めていない人間が、他者を思いやれるわけがありません。








http://www.asyura2.com/17/senkyo225/msg/127.html

記事 [政治・選挙・NHK225] 少なくても財務省側に重大な過失があることが推測される音声データの会話内容(小笠原誠治の経済ニュースゼミ)
少なくても財務省側に重大な過失があることが推測される音声データの会話内容
http://blog.livedoor.jp/columnistseiji/archives/51717534.html
2017年05月01日 小笠原誠治の経済ニュースゼミ


 籠池夫妻と田村室長との話し合いの内容を録音した音声データの真偽について確認するつもりはないなんて嘯いている財務省ですが…

 何を仰るうさぎさん、と言いたい!

 確認するまでもありません。

 音声データを偽造するなら、もう少し整然とした会話が進行していた筈だからです。

 こんな無茶苦茶な籠池夫妻による陳情というか不平不満を偽造できる筈がない、と。

 それにしても、聞いていると、若干田村室長に同情したくなる気もするのです。

 大変長いですが、もし時間があったら、全文に目を通してみてください。NHKが公開したものです。

 時間のない人は、太字の部分だけでも結構です。


田村氏「田村でございます」

籠池氏「籠池でございます」

田村氏「きょうはわざわざお越しいただいて…」

籠池氏「お邪魔せないかんなぁと前から思っておったんですけど。きのうの 土地の問題で、話をつけなあかんことがありましたもんですからね。もう、その足で飛び込んできました。どういう内容かご存じですかね?」

田村氏「あの、(近畿財務局から)報告は受けています。まあ全体を詳しくっていうことではないですけれども。あの、もともとこの件の経緯がですね、貸し付けをするっていうことが特例だったものですから」

諄子氏「それは感謝しております」

田村氏「そこで、その後もですね、状況の報告は受けてますので、どういう状況になっているのかというのは一応承知はしております」 

諄子氏「その報告がいい加減になってきました」

籠池氏「(近畿財務局から)直接の話がどのように得られているかわかりませんので、近畿財務局の方で対応してくれるんだろうなとは思っておったんですが、私どもなかなか東京の方にはね、こちらにお邪魔することは出来ませんもんですから、人を介してということをさしてもらっていましたけど。どうも、われわれが俗な言葉で言うと舐められているような形をしているなぁというふうに、ずっと前から感じてましてね。(小学校開設の)工期も1年ずれてしまったということは、ご存じのとおりやと思いますけれども。その工期がどうして1年ずれたかということの具体的説明は受けてらっしゃるんですかね」。

田村氏「まあ、あの、聞いておりますけど」

諄子氏「どういったことですか?」

田村氏「いや、まあ、そこは今話す事柄じゃないのかなと」

諄子氏「えー、そこを」

田村氏「それでしたら、ご説明いただければと思います」

籠池氏「非常にあのう、大阪弁で言うとブッサイクなことが起こって、1年、われわれの方がずらさざるを得んようになったということなんです、実際ね。契約の関係もありました。でも契約の関係はあったけども、まずは鍵を貸してくれなかったというところからボーリング調査が遅れちゃった。鍵1つ貸してくれたらボーリング調査が、すぐに行われて、すぐにあの悪い軟弱地盤であるとか、ガラが入っているような産業廃棄物とかを取り除く工事が入るべきだったんです。でも私どもはそこは黙ってました。そしてガラも取り除かないかんということで。われわれのほうでやりました。やったけども、ある方の介した中でお聞きすると、航空局の方の関係でですね、平成28年度の予算で、取り除きの立て替えの金額を返してもらうという約束に、当時の次長の方で口約束ではあったけどしたわけですよ。ところが『平成27年の予算要求ができていなかったから平成29年になりますよ』というようなバカみたいな回答をある筋から頂いて。言った言わないの問題じゃないけど、国の財政の中枢を担っている財務省のお役人としては、そんないい加減なことで、ええのかなと僕は思ったわけですよ、実際。でも黙ってましたよ。まだお金も返してもらってません、返してもらってませんよ、1億3000万から4000万のお金」

籠池氏「今回お邪魔した主たる目的というのは何かというと、財務省の近畿財務局の方が、われわれは小学校の用地ですから、子どもが入るわけです、あそこに。大人じゃないわけです。予算がないのに、ガラとか、それとか有害物質が入っている土を『そのまま埋め戻してほしい』と。『(敷地の外に)運ばないで場内に埋め戻してほしい』なんていうようなことが発生したわけです。それは、どなたからの指示、あるいは誘導したのかというと、ここにも打ち合わせ記録がありますけども、財務局の方から、そもそも予測される産廃処分に合わせて…」

諄子氏「ご存じですか?」

籠池氏「存じてますかって、知ってはるわけないやないかい。そんなん近畿財務局の」

田村氏「これは」

諄子氏「中道組さん(が作成した打ち合わせ記録)です。テープをもって記録しました。それを知ったのは私たち、(4日前の)金曜日です」

籠池氏「金曜日に(建設会社などとの)総合打ち合わせ会があったんですよ、現地で。山のように土が埋もれている、全体、全体。そこにはビニール、革靴、長靴、うわぁーっとあるわけですよ」

諄子氏「これ、これです。はい、ちょっとわかりにくいですよね、スマートホンじゃないから。もうすごい汚物が」

田村氏「表面に出てきているんですね」

籠池氏「(近畿財務局は)『それはそれでいいよ』ということを言っとるわけです。どういう意味かというと、そこ(打ち合わせ記録)に書いてありますよ」

諄子氏「(近畿財務局は)『それをしないと、契約は出来ないぞ』という脅し文句を言ってるんですよ」

籠池氏「『産廃、産廃土の処分が通常の10倍では到底予算がつかないが、借り主との紛争を避けたいので場内処分の方向で協力をする』とあるんですよ。場内処分ですよ。場内処分ということは、そこに残しとけということですよ。そういうふうなことを言われたら、当然、業者も設計士もですね、『ああ、それが国の希望なのか』ということで従っていくでしょう。われわれの設計(業者)も、『小学校の開校も延びたので、可能な限り場内処分計画を検討します』と書いてあるでしょ。こうやって誘導しているんですよ。そうしないと、いわゆる契約取りやめになるぞと。これはそこに書いてある(平成27年)9月4日ですから、僕たちが近畿財務局と契約させてもらったのは(平成28年)5月ですよ。5月のあとの9月の会議で、『契約を取りやめにするぞ』というふうなことですよ。こんなバカなことを言って、しかも施主であるわれわれの方には、『設計の方から聞いてくれと、近畿財務局は言わんで』ということを言っているわけですよ。こんなバカなことが認められますか。今まで1年間、学校の開設工事が遅れて、1年ずらしたんですよ。去年は『すいません、すいません』って言って80名の生徒が来ていましたけれども、全部電話連絡して、謝って謝り倒したんですから私は。その後で時間があるのにもかかわらず、悪い土地を、土をもう一度、中に埋め戻してしまえということを言っているわけですよ。こんなんで小学生のですね、安心安全をした教育が出来ますか? 出来ないじゃないですか。こんなこと、こんなことやって」

諄子氏「その産業廃棄物をですね、『とりあえず(敷地の)端っこに積め』という指導だったんですよ。それは無理ですよ。ふるってふるって、こんだけの産廃です。土自体が産廃であるということを彼らは全然認識していないんですよ。それで、そのゴミだけを取ってそれを積めということをきのう言われたというから『なにをー』ということでですね、新幹線の中で報告を受けてこっち来たんですけどね」

籠池氏「もう血圧が上がったんですよ。そんなことをね、国のお役人が言うはずはないと当然思っているでしょ。思っているのにそういうことを言ってる。ということは今まで、1年間ずらしてきた内容の事柄について、われわれには適当に言っているけど、本当にこれ、われわれの学校が設立するのを邪魔だてしてんじゃないかなというふうに思ってくるじゃないですか」

諄子氏「だから役人っていうのは、もううそつくのが仕事なんでしょうかね、田村室長さん」

田村氏「そんなことはないと思いますけど…」

諄子氏「うそつきなんです、大阪の役人は。メチャメチャですよ」

籠池氏「メチャメチャ、メチャメチャですよ。われわれはお願いして定期借地にしてもらいました。それはありがたいことやと思うてます。で、早々に購入したいとも思っています。思っていますが、本来地主さんというのは、きれいな土地にして『どうぞ使ってください』というのが本来なんですけども、『今回の土地のままでええよ、それで使ったらええやないか』という考え方自身がおかしい」

諄子氏「きのうですね、(近畿財務局と大阪航空局の職員)6人で来て『あの残骸見てどう思いますか?』って聞いたら『ちょっとひどいですよねえ』って言うんですよ。どう思うかという自分の個人の意見はないんですよ」

籠池氏「われわれは教育者ですのでうそは言わないんです」

諄子氏「だから東京の方にですね、参りましたのは、どのように報告がいっているのか、私たちもちょっと不安になりましたんでね、何か言うたら『本部が、本部が』言います。『本省が、本省が』言うんで」

籠池氏「やっぱり経緯をお話しとかないかんのやと思うんですよ、僕はね。たぶんそちらの方でいろいろ雑音が入ってくると思うんです、ええ意味じゃなくてね。私の方は(近畿財務局の)A職員さんっていう人が担当になったけども、何も説明責任してくれないんですよ。上のほうからガーンってね、ご紹介いただいて運輸の、まあいわゆる。『そんなん何や、そんなもん関係あるかいな』という感じ。そっから始まりました。だからはじめから大変な状態だったですよ。『これ持ってこい』『何やねん、こんなもの』という感じで言うてましたからね」

籠池氏「(航空局が中道組に)『平成28年度中に支払うことが出来ますよ』ということを言ったそうなんですよ。ところがそれについて『早めに払う言ってたじゃない』ということを言ってもね、『そんなもん言うてない言うてない』。そんなこと言っていなかったらわれわれからそんな請求することはないし、しかも平成27年の3月か2月か、前の財政部次長さんが『(予算を)かき集めてください、かき集めさせよう』って言ったから私はですよ、ああそれだったらもう(土壌改良工事の)契約しようかということにしたんですよ」

諄子氏「で、それうそついて」

籠池氏「ところが予算は、もうその時にはもう予算措置じゃない、なんて言うのか『計上は終わっているんで無理だったんですよ、アハハハハ』ですよ。そんな国民を愚弄してるようなこと。それで契約を誘導したよな、実際」

諄子氏「それでね、なんで借料払わなあかんのですか?何でですか? 230万円近くを毎月払わなあかんのですか? 近財だってそういうこと知ってたやんと思うんですね。だからこの60年間、70年間、土地をそのままほっ散らかしにしてたんですよね。だからたぶん問題というかもめ事の焦点はそこだったのかなあという感じがするんですけど。それだったらそれでもう全部暴き出して、近財の大罪を」

籠池氏「本当にね、愚弄されている気がするんですよ」

諄子氏「去年(平成27年)の12月もそうですけども居留守するしね。私、近畿財務局に行ったらちゃんとおるんですよ、みんな。なんでそこまでして、返してくださいよ、本当に。立て替えたお金は返してほしいです。だまし取られたような気がしてしかたないんですよ」

籠池氏「もう何回もそれで言いましたけどね」

諄子氏「鍵もそうですよ」

田村氏「いえ、あの、鍵の件とか、あのいつからですね、貸し付け契約をせないかんかっていうのは、まあこちらもあの、法律の、まあ、こちらというか近畿財務局の、法律の施行管理規約を踏まえてやるっていうことで…」。

諄子氏「その法律の…」

田村氏「そこはあるにしてもですね、あの」

諄子氏「それがおかしかったんです、そもそも」

籠池氏「だって、あそこはわれわれがお金を出して、なんと言うんですかね、土地を借りますわね、普通やったら、それまでにその土地の状態がどんなものなのか調べているわけやないですか。だってもともとあそこは、どうも土地柄が悪いぞということはわかっていると。それを今、数億円で引き受けると。そうしたらどのぐらい悪いのかということを契約しますよ、契約はと。じゃ、契約しますからちょっと貸してくれませんかと。1日ぐらい貸してくれたらずうっとボーリングしてわかるわけですよ。わかったらそれを踏まえて、次の対策を、次、どこどこの建設業者に土壌汚染を頼もうとか、設計士どうするって相談できるんですよ」

諄子氏「できるじゃないですか」

籠池氏「できるのにそれもさせないから。させてもらってから土壌のボーリングをしてからタイムラグが刻々ともう。非常に不自然なことがあったんですよ。われわれのこと考えていない、そしたらA職員という前の担当者の指示だったと思いますけどね、それにしても、それで時間がひと月以上かかって、しかもこれはあかんと。産廃があるとかね、産廃だけじゃなくて、ほかされた土があると。それを取り除くのにどれぐらいかかるんやって、パパパって3か月半じゃないですか。5月に契約して土地柄さえ良ければ、6、7、8、9、10、11、12、1、2。これぐらいでも学校はできるんですよ。できて、ことし(平成28年)の4月に開校できたはずなんですよ。それなのに意地悪なことをしたのかどうか分からん、そういうことやと思いますけど3か月半延びて、ひと月、4か月半。出来ませんよ」

籠池氏「1億3000万、4000万かかりますねえ」

田村氏「それは、あの」

籠池氏「払うことになっているんですよ。4月以降ね。それは決着がついたから後ですよね、1月に、4月に払いますいうのはね。で、それまでわれわれみたいに大学法人やない小さな法人がですよ、そりゃ大きなお金やないですか」

田村氏「多少のご不満もあると思います、あると思いますけど…」

諄子氏「多少のご不満とかいう問題じゃないのよ。そういう問題じゃないでしょう」

田村氏「いえ、あのう、民法上は有益費は、あの契約の終了時に払うというのが一般のルールなんですね」

諄子氏「一般じゃないですよ、民法、民法上でしょ」

田村氏「一般、民法、民法上。民法上、有益費は…」

諄子氏「そんなこと聞いたことないですよ、何言うてんの?」

田村氏「だって、法律に書いてあるんです」

諄子氏「法律とかじゃないって、そういうもんじゃないって」

田村氏「ただし、お話を受けて近畿財務局で検討して」


籠池氏「うん、うん」

田村氏「あの、協議が整えば、前倒しで払うっていうのを契約書に盛り込んでいるので、早めに払うということはわれわれも相談を受けて、ま、それでいいんだったらそうやってくれっていうのは、そこは相談を受けていました」

諄子氏「違う、だからそんなん相談を受けるからややこしいんでね」

田村氏「ええ」

籠池氏「だから田村室長がですね、『あっ、それでいいよ』と」

田村氏「その、近畿もそれなりに、あのう」


諄子氏「違う、だからそんなん相談を受けるからややこしいんでね」

田村氏「ええ」

籠池氏「だから田村室長がですね、『あっ、それでいいよ』と」

田村氏「その、近畿もそれなりに、あのう」


諄子氏「ちゃう、ちゃう、ちゃう。あの人、現場にも行っていないし」

籠池氏「近畿は何も動いていない」

諄子氏「お高くとまってません? 役所の仕事、お高くとまってませんかあ?」

籠池氏「いや、本来ね、これは民民の場合と、国と民は違うんやという考えが方が当然あるかわからないけど、ちょっと今回のことを、そして前回の事柄にしても、やっぱいろいろなんか知らんけど、僕はもう紹介者に対して申し訳ないから、そんなに言ってなかったけど、今回はね、やっぱりね、これは、このあの、あの方自身が愚弄されていると思ったから、僕来たんです。これはあかんと。こんなことしてたら大変なことになるなあと思ったんです。だけどね、僕は自分のために来たんじゃないですよ、おかしいと思ったの」

諄子氏「(現地に建設作業用の)2階建てのプレハブ事務所建てはったら、それが沈んだのご存じですか?」

田村氏「いえ、それは聞いていません」

諄子氏「ほらな。何も聞いてない。(敷地内の)北西の方の土壌のとこがいちばん土壌汚染がひどい感じですよ。中にはすごい有害物質まで入っているのに、そこね近財さん、知ってて『知らん』って言うんですよ」

籠池氏「これすごく重要なんは、これ言ってええのかどうか分からんけど、われわれ、建物を建てますよね、建物を建てる。ところが、これ僕は購入させてもらいますよ、購入させてもらうんだけど、じゃあ僕のとこが中学校建てる計画が将来的にあるから、それ8階建てににするつもりなんですよ。そうしたときに3メートル、2メートル、1メートルしか掘っていないから、そこの分は掘った。でもその下にいっぱい溜まってんですよ。将来的に僕が中学校を建てたときには、それを全部どけないといけないんですよ」

諄子氏「そんときは近財は『知らん』って言うと思う。もうきれいにしてほしい」

籠池氏「それを袖にしてわれわれの方に『もう今建ってる分だけでええんちゃいますか』と言う。おかしいじゃない、あなた。おかしい」

諄子氏「それにA職員いうたらね、あの土地10億って言うのよ。こっちの土地鑑定士に査定してもらったら7億って言ったよ。その差っていうのは教えてくれないのよ。誰が不動産鑑定士、全然教えてくれない。そしたら法的に追及しないと出さないんじゃないですか? (近畿財務局は)京都駅の前では国有地を安くで売って、別の大学には安くで売って。役所、役人の退職後の職場のためにゴマすっとんちゃうかあって言うんですよ」

籠池氏「あれは租税特別措置法いうのがあって第3条にわれわれ学校法人が入るんですよ。入るんやけど、それがまあ財務局の内部措置で、それが今は機能していないというかね」

田村氏「それはあの全国統一でやってるんで」

諄子氏「統一じゃないねんもん」

田村氏「いや、統一なんですよ」

諄子氏「ないもん。ほな、なんで京都駅の前の一等地があんなに値段とかね」

田村氏「昔からこう、昔はあの、適用できたんですけど、あの…」

諄子氏「いや、それはその、お宅らの中での法律のいじくりであってね」

田村氏「いえ、いえ、中じゃなくて、これはあのう…」

諄子氏「そんなんをまたご自由に変えているじゃないですか。何年かおきに。変えてるやん、よう言うわ」

田村氏「ただ、それは審議会にかけて…」

諄子氏「だから審議会かけてるじゃない」


籠池氏「重要なこともいろいろ話しましたけれども、われわれが購入させてもらうときには、やっぱりきれいにしておかないかんというふうに認識してるわけですよ。使わせてもらってる時もそうなんですよ。今、使ってましたら地主責任ってありますよね。地主責任あると思うんですよ。われわれはもう『ハイハイ』と言って全部立て替え払い、立て替え費も払いましたから、賃借料も払ってるんですよ。こんなん、きちっとやってもらわないと、入ってくる子どもたちに風評が流れたら、それこそわれわれの学年にとっては命取りになります。それどころか国にとってもやっぱり大きな問題になってくるんじゃないかなと思うんですよ。これは早めに対応してやってほしいですよ」

田村氏「近畿財務局が報告、9メーターぐらいを堀りましたと。で、中から産廃が出たと、これは事実です?」

諄子氏「そりゃ事実。もっと掘ったら、もっと出る」

田村氏「事実ですよね。そしたら、あのね、この事実を踏まえて、われわれとしてもですね、国として責任があるのであれば当然ご対応しなければいけませんので」

諄子氏「うんうん、あるある、もう」

田村氏「これは法律の専門家に意見を聞いて財産を所管しているのは航空局ですから、航空局に相談したうえで…」

諄子氏「ちょっと待って」

田村氏「対応策を検討していくと」

諄子氏「いや『相談、相談』ばっかりやで。でもね間に合わへんやん、こっちのこと考えてよ」


籠池氏「いや、時間的なもんはどういうふうに考えているの?」

諄子氏「何を言うてるの、時間的なものどうすんのよ、あんたらの相談言うたらね、何か月も待たされるねんやわあ。怠慢ですよその間の。役人の仕事の怠慢、きのうもそうです」

籠池氏「僕ら工事がストップなってるんですよ」

田村氏「それはあの、わかってますよ」

諄子氏「6月生徒募集なんですよ。あんたら邪魔してるやんそれ。また1年伸びるじゃないですか。6月生徒募集もできへんやないですか。何言ってんですか、あんたら邪魔してるんですよ。何が相談、相談やの。園長は1人ですよ、理事長は。1人で裁断してるんです。全部。あんたら何人おって、みんないい大学出た後の人間ばっかりやん。相談、相談言うて、責任、覚悟というものがなさすぎるって。私は相談言うて、今はもう乗られへん。そんな悠長な時間もないもん。だから私、国に来たんでしょう」

籠池氏「ないよ」

諄子氏「相談なんて待ってる場合やない。ほったら、あんたらもう法律家に相談する言うんやったら、うちもせなしゃあないし、国に損害賠償を起こすから、起こさなしゃあないやないですか。『どうぞ』とあんたらは言うでしょう。だって自分の責任じゃないもん。なんとか周りが何とかするわなあって室長っていう冠あっても最後は『僕ら関係ない、もっと上や上や』ってなるよね。それが、あかんて言うのよ。復興だってそれで遅れてるんよ、それと同じようなこと今回はさせない。もう1年も待った。あんたらの大罪大きいのよ。何とも思わない? もう一つ落ち度は近畿財務局。いつもメモ書いている。ちゃんと議事録書いてるんだったら全然関係ない。断片的に自分が都合のよいように国に報告してる。『ほんならメモ書きな』って言ったんです、きのうも」

籠池氏「メモをとっているようやけど『持ってる?このときの持ってるんじゃないの?』って言ったら『いえ、ないです』って」

諄子氏「仕事してるふりしてんねん」

田村氏「それは、あの、重大なですね、問題であるというふうに」

諄子氏「重大よお」

田村氏「いや、だからちゃんと認識していますんで、近畿も対応するって言ってますので」

諄子氏「いや、近畿が認識してないねん」

田村氏「いや、だから…」

諄子氏「重大やいうことを近畿が認識してないのよ、ぎゃあぎゃあ言って悪いけど」

籠池氏「田村室長さんにお願いしとかないかんのは、僕たちが、今までなんかかなり悪者になってきてるんだと僕は思うんですよ。私はね、こういう性格やから自分が前に出てくるという事はもう最終の段階しか出てこないです。本当にそうです。で今回の分については」

諄子氏「たまりかねてますよ、もう」

籠池氏「これは今、現在進行形で進んでいる事だから早めに対処せないかんとともに、われわれがあそこに中学校も作る、将来的になってますから。その時に『えーっ』ていうふうなことにならないようにしとかんといかんと思う、実際」

籠池氏「実情を知っておいてほしい。あそこはもう本当に軟弱地盤ですよ、われわれが調べてるんですよ。われわれが調べる以前は近畿財務局のA職員いう人はね『そんなん関係ないですよ。全然関係ない』って。で、資料を提出してこれは大変なことですよと言ったとはんに、『あっ、あああー』となってきたけど、あそこはもう軟弱地盤。すごく軟弱地盤でしょう。われわれはもう8階建てを建てようと思ったらもうほんとにすごい金額を注入せなあかん。でも注入してでもやりたいと思ってるから毎日私にこれは軟弱地盤なんやけどもね、軟弱地盤なんやけど、あなた方はそれを認識もっとしておかなあかんわと認識が低すぎると」

諄子氏「あんたねぇ、入札のときの経緯知ってますか。A職員がね、入札を早く運ぶためにね耳打ちして安くなりますからねって言ってたくせに高くなってるんですよ。あの人すごいひどいですよ」

籠池氏「あの方はもう、お役人の前やけども、今の現政権に対して批判的な人。だからわれわれはもう僕も何かいろいろなんや、総理夫人のことをよく聞くなあと思ってて、ええ意味で聞くのかなあと思うとったけど、新聞社といろいろなことをやっとった。あれはとんでもない奴ですわ」

諄子氏「だけどそういう人を担当に出す国は何なんですか。そういうA職員を担当に出した国はなんでなんですか? あえてそういう人を私たちに出して意地悪してるんですよね。この学校に反対しているとしか思えない」

籠池氏「長いお付き合いは近畿財務局とは僕はありますけど、今回のことで、もうとんでもないことがいっぱい出てきすぎなんですよ、ええ。だからわれわれはもう本当に、いろいろわれわれにご支援をいただいている議員の先生もいらっしゃいますけどいろいろ。今度、どうも僕の実情が違う方向でこちらの方に伝わっているような感じが前からしてたから、ええ。で、あの、昭恵夫人の方からも、確かここも聞いてもらったことがあると思いますけど、それでも変なんですよ、変。何か変なことが起こっているかということを認識せなあかんて。で、それはやっぱり、前のA職員さん、そして今の近畿財務局の中の状況がどんどんと、おかしな状況になっていったら、それがなんとなくわかったんで僕はここにもお邪魔してそのことをお伝えしようかなときたんだと思います」

諄子氏「私、何回近畿財務局に足を運んだか。でもあの人たち無能だから話にならないんですよ。筋が分からないんですよ、筋道を立てて話できない人なんで。なんかこういう邪魔しよるん」

籠池氏「それはね、ある方なんて元副大臣までやった人やけどえらい怒ってましたよ。『言うこときくんじゃないや、言うこときかすんじゃっと思ってたんやけど、なんやねん』と『バカにしとるなあ』と。バカにされてるなあと思ってる方が4人ぐらいおりますわ。1年ほど前からの状況からずっと見てるとわれわれの学校の開校は別に遅れても構わないんで、近畿財務局の自分たちの立場が維持できることばっかりをA職員も考えていたと。今いるB職員さんも考えていると」

諄子氏「自分の発言もできない人が増えましたけど、田村さんもその1人だと思いますけど。やっぱり『どう思いますか』って言われたら逃げとして黙るんじゃなくて。黙ってはるために私来たんちゃうからわざわざ大阪から」

田村氏「いやあ、あのう、ね」

諄子氏「そうやったら何のために来たんかな、不発やなと思いますわ」

田村氏「近畿から報告があった…」

諄子氏「そういう責任のないポジションにいてはるんですね」

田村氏「いえいえ片方だけのご意見をもとにですね…」

諄子氏「ええっ、そうでしょう? 今まで片方だけで。なんで、今まで片方聞いてたんで、だから話し合おう言うて出てきたんですよ」

田村氏「一応、近畿からはですね、あのう…」

諄子氏「近畿からのが間違ってるから来たんでしょ。近畿がうまく上層部に伝えてくれてたらこんなとこ来るわけないじゃないですか。何を『片方のこと』って。今頃そういう言葉しか返ってこないんですか、あなたは。血も涙もないね」

籠池氏「ちゃうちゃう、近畿財務局の方のことを『片方だけしか聞いてなかった』と。われわれが今お話ししたことで、両方から聞いたってことなんでしょ」


諄子氏「いや違うでしょう。私らのことを片方って言うって。そういう程度ですよね、何言ってんの」

籠池氏「全然だからそういうことなんですよ。近畿財務局から聞いてらっしゃることとわれわれが言ってることと違うということはわれわれが本当に悪者になっているということなんですよ」

諄子氏「ほんとそうですよ」

籠池氏「そんなのわれわれを支援してくれてる人にとっても本当にあの申し訳ないと思うんですよ、ほんとに」

諄子氏「あの人たちの程度で、私たちを、その基準でですよ、その物差しで言われてるやろなあと思うの。田村さんとお会いして察しました」

籠池氏「メチャメチャですよ」

諄子氏「借金してでも国のためにと思ってやろうとしているわけで、何も金もうけしようと思ってやるような人ではありません。あんたたちにはわからないでしょうけれども私もあの本当になんか、疲れるねぇ、黙ってられたら。子どもでもそうですよ、幼児の子どもでも言われたら」

田村氏「ですから、あの…」

諄子氏「『発言しなさい』って言いますよ」

田村氏「事実を踏まえてですね、あの、責任があれば、そこはしっかり対応させてもらいますと。これは近畿財務局…」

諄子氏「『ありがとうございます』、そう言うしかないでしょ?私どもは」

田村氏「ええ」

諄子氏「信じよう思うたんです私。だけどまた裏切られたんですよ、でも諦めない。絶対聞かないと、私は今回、ひいたらアカンなと思いました。自分の目の前にある大きな岩でも、そのいわば神様、仏さんから見たらなんともなんやなと思いますよ。だってこの土地が今、こういうとこ出てきたことの方が私はむしろよかったなあと思うんですよ」

田村氏「出てきた事実を踏まえてちゃんと検討せんといかんと言うのはそれは間違いないです」

諄子氏「間違いないよね」

田村氏「間違いない」

諄子氏「だってこれ見てくれはったでしょう今。見てくれた残骸」

田村氏「写真ですね」

諄子氏「ひどい、それが長靴とかバレエシューズとか瀬戸物、ガラス。あれをね、わからんように埋めたらいいやんて言うふうに。開校また間に合わへん、近畿財務局ずっとなんです、払わなあかんのですか、230万円、決算書見てください」

田村氏「しかるべき時に急いでやりますと、まぁ近畿は言ってるので、近畿財務局が責任を持って回答すると言う事はわれわれも聞いています」


諄子氏「いやいやいや、それはうそです。いやそれは絶対うそなんですよ。それをね、いつもそう言いながらしないんですあの人たち。現にお金入ってないもん。去年払う約束やったんですよ。それを調べてもらったら来年度の予算しか申請してないと言われてガクッときたの。またこれをやられたと。だからもう鼻っから信じたらあかんてことよ」

田村氏「1億3000万は、4月に払うとは聞いています」

諄子氏「だから聞いているのはわかったって。このまま3月に当たり前やん」

田村氏「それをどうするかっていうのは今至急検討していますので」

諄子氏「いやそれね至急なんで検討じゃないねん」

田村氏「検討しないと、だってね…」

諄子氏「それがおかしいってよ」

田村氏「おかしくないですよ」

諄子氏「なんでやのん」

田村氏「だって、どうして…」

諄子氏「ちょっと待って、検討なんかせえへんよ、すぐするよ、私らは」

田村氏「いやいや、それはできませんよ…」

諄子氏「何を言うてんの、あんたらの検討と言うのは半年かかるって」

籠池氏「いや、それはね、田村さんのほうは同じお役人やからね、近畿財務局のことをそのまま信じたいと思うけど」

諄子氏「思うでしょうけど真実です。信じられへんもん、大阪人は」

籠池氏「やっぱり私がこの東京まで来さしてもらってね、こういう話をさせてもらっているというふうな、義憤という意味で言うたらええのか。それはやっぱり認識してほしいと思います」

籠池氏「真摯(しんし)に私が進めようとしている教育、日本をしっかりさしてほしいと。将来の国民になる子どもたちの教育をしっかりしようと思っているのに、その建物を建てる段階で、こういうふうな中途半端なことをやってたら新聞と一緒ですよ。それが今出てきてるんできちっとせなあかんのやないかと僕は言うわけです」

諄子氏「やっぱり国の役人には国がない。根がない」

籠池氏「あの学校を設立せないかんなと思ったというのはやはり東雲の志じゃなくて、やはりこれは大変なことで、日本の国は。大変なことになるのをほっといたら大変やわと思ったから設立をせなあかん言うて。しかもあそこの土地は、私はいいと思ったから、じゃあ、お願いいたしますというふうなことで合意を求めていたわけですですから、もう出鼻をくじかれることはね、もうして欲しくないなと思ってるんですね、しっかりと根を生やしていかないかんのでね」

田村氏「あ、あの、いずれにしましても、われわれ国としましても、きのう、現地で確認をさせていただいた」

諄子氏「誰が、誰が確認したの?」

田村氏「あの、近畿財務局のほうで確認しました」

諄子氏「そうね、はい。主語を言わないとね」

田村氏「産業廃棄物が混じったその土壌というものを、これから、その、国としてわれわれ貸主としてどう対応していくべきかっていうことを」

諄子氏「それを言ったの提案したの。黙ってんの、みんな」

田村氏「それを、あの近畿財務局のほうも当然貸主の責任として、これからどうしていくべきかというのを当然法律の専門家にも早急に相談していきますし」

諄子氏「法律の専門家に相談するのね。じゃあ、うちも相談します」

田村氏「あの、やはり国として国費、税金から国費をお支払いするって言うことに関しては…」

諄子氏「そういう口だけです。あんた、財布の中まで知らんでしょって言うとる」

田村氏「当然、これは根拠が必要となりますので、しっかりとこれから検討していかないといけないという認識は近畿財務局の方も持っているということできのう報告を受けています」

諄子氏「ない、ない、ない、ない」

田村氏「それであの、近畿財務局から報告を受けておりますのは本日の夕方にもですね、早急に理事長の携帯電話にお電話をして、あす、近畿財務局の方からお伺いをして今後のその土壌の処理をどう進めていくのかっていうのちょっとお話ししましょうと」

諄子氏「近畿財務局だけじゃそんなことできないでしょ。国の指導があって近畿財務局が動くと言って正確に言わないかんよ、うん」

田村氏「当然、はい、はい。ということであの、本日の夕方までに」

諄子氏「私思ったもんきょう見て。国と近畿財務局とは空気が違うんだなと思った。やっぱり大阪は田舎やなあと思った。きょう、正直来てよかったな」

籠池氏「うん、そう」

諄子氏「あんなもんな、近畿財務局がなんぼ話を無理に通したって」

田村氏「検討っていうのはですね、今言ったようなことをですね」

諄子氏「それはもう耳にタコができたから」


籠池氏「やっぱり信頼関係があって前に進んでいくもんですから。近畿が、おっしゃったように信頼関係がね、なんか欠落した感じ」

田村氏「われわれとしては応援してやってるなあと言うふうに理解しています」

諄子氏「ちゃう、ちゃう、ちゃう、ちゃう」

田村氏「もともと、本来…」

諄子氏「ちゃうってば、もう応援してたらこんな延びないねんて、1年延びた事は」

田村氏「特例にしてですね」

籠池氏「特例にね、していただいた事は非常にありがたいことだと」

諄子氏「応援してないって。いや特例多いけど、それを出してけえへんねんやん。口火を切れへんところが、焦ったところがこれやったんよ」

田村氏「まあ、せっかくここまできたんで、あとまあ相談したらですね、やっていくべきだと…」

諄子氏「いやせっかくここまできたんやないねん」

籠池氏「ここまでたどり着いた」

諄子氏「ここまでたどり着いたんじゃないねん、それを園長がしはって、あんたらが足引っ張ってんねん。『せっかくここまで来た』言うのはあんたらの言葉じゃないねんで、ほんまに、ただそういうふうにしてね、最初、冒頭、『貸したってことは特例や』言うてくれはったことに対しては、すごい感謝したし、『ありがとう』って、『一生懸命買う努力するわ』って言ったらA職員が足を引っ張って」

籠池氏「でもね、あの特例で、したと言うことでしょ。A職員さんあたりはね、特例で、なんちゅうのかな、『してやったで』と。しかもしてやったプラスね、『言うこと聞かんかったら特例なんか外すで』と言い出したんやな」

諄子氏「言ったんや、それ聞いた? 報告を受けました? だから私はバラしに行ったんで、来いへんやん、きょう、近財。来られへんと思うよ、バレるから。それできょう、私たち、園長と会ってですね、何かご理解のほどは何点かありましたか?」

田村氏「いやいや、しっかりしておられますなと思いますが、あのう、もちろん国としてもですね、対応…」

諄子氏「で、やってんでしょ? 結局やってんねんて。その言葉言ったらあかんねん、軽いねん、私らにとったら響かへんからね、言葉選んで」。

田村氏「それでまあ、今回、ええ…」

諄子氏「ムカッとくるから」。

田村氏「それでまあ、今回、下の方からがれきが出てきたというのは、われわれもそういうの知りませんでした」

諄子氏「えっ、なんで知らんかったの?」


田村氏「そういうのがあるっていうのを、これ近畿財務局の報告で知らなかったんです。ですからね、この事実を踏まえて、どうしたらいいのかと。これはちゃんと検討しますんで」

諄子氏「うん、ほんでね、どれぐらいかかるんだということで、設計士がきのう見てるんです見積もりを。そしたら、この3メートル、6メートル、9メートルの上で違いませんと。絶対2億とか2、3億かかる問題になるんですって。でも今絶対やらないとこっち開けたらまた出てくるこっち開けたらまた出てくるって感じなんですよ。だから『ここだけでやろう』と国はしたんですよ。で、この予算内でそれなりの契約で上層部には許可もらえませんよって、脅しにかかったんですね。でもですよ、そんだけかかるのに上層部は、指導されんから、これ以上かかるとこの契約はダメだと、動かれへんと言うふうに言われたんですわ」

田村氏「国有地の、この、まあ全国にありますけども、管理処分っていうのは基本的には全部、財務局の権限になっているんですよ」

諄子氏「はい」

田村氏「ただ、特例的なものはわれわれにも相談きますんで」

諄子氏「はい」

田村氏「本契約は相談があったんですね」

諄子氏「もう大特例です」

田村氏「これはあの内容を承知してますけれども」

諄子氏「はい」

田村氏「これは各財務局によって、それぞれ判断して」

諄子氏「はい」

田村氏「まあ仮にですよ、土地を売る値段よりも、土地を改良する価格の方が高いと、そうしたときに売るかどうかっていうのは、それはまた別の判断がありますけれども、われわれここまでさしていただいて」

諄子氏「契約したもん、絶対に。○○だから、契約に、運ぶためにですね、財務局が知恵を与えてやったことっていうのは、すごく私たちを無視してやってるんですね。それは私たちに報告が入ってないんです。従来、地主の私たちに報告をして、ことを始めなあかんですよ。ところがいざ○○が終わって、土がうわ替え○○ですよ。これはご理解いただいてますか?」

田村氏「わかっている、ということですよ」

諄子氏「ありがとう、いやそれだけなんです、私。それを言いに来ただけなんです。帰ります」

田村氏「どうもありがとうございました」

籠池氏「きょうは話してよかったでしょう」

諄子氏「うん、よかったです」

籠池氏「いや、もうね、なんや棟上げ、棟上げ式にね、首相夫人が来られて餅をまくことになってるから」

諄子氏「紅白餅をね」

籠池氏「もうだから余計ね、僕はえらいびっくりしてもたんですよ。これ棟上げ式ずれるんちゃうかっていうやつがあるでしょう。やっぱりねそんなバカな話ようやるなぁと思って」


 なんか、籠池諄子氏の方が、1枚も2枚も上手だという気がします。

 ゴミが出来たという話を田村室長はすっかり信じ込んでいるようですが…その辺の対応ぶりが如何だったのかと思います。

 8億円の値引きについては、故意による違法な行為でなかったとしても、そうしたことについて重大な過失があると思われます。

 いずれにしても昭恵夫人の関与は間違いありません。





http://www.asyura2.com/17/senkyo225/msg/128.html

記事 [政治・選挙・NHK225] Re: なにが言いたいのか?なにが問題なのか?いい加減にしなさい。
なにが言いたいのか?
なにが問題なのか?
稲田防衛相を攻撃したいだけなのか?
いい加減にしなさい。

日米両政府は、昨年3月に施行された安全保障関連法に基づき、自衛隊の艦船が平時に米軍艦船を守る「米艦防護」を初めて実施する方針を固めた。
1日に横須賀基地(神奈川県)を出港する海上自衛隊の護衛艦「いずも」が、房総半島沖周辺で米海軍太平洋艦隊所属の補給艦と合流し、周辺の警戒、監視にあたりながら、四国沖まで共同で航行する。米軍の要請を受け、稲田防衛相が実施を命じた。

要するに、稲田防衛相は法律に定められた職務を粛々と遂行しているわけだ。問題はないわけだ。



http://www.asyura2.com/17/senkyo225/msg/129.html

記事 [政治・選挙・NHK225] なし崩し的に決まった米艦防護実施命令のおそろしさー(天木直人氏)


なし崩し的に決まった米艦防護実施命令のおそろしさー(天木直人氏)
http://www.twitlonger.com/show/n_1spr7ej
30th Apr 2017 市村 悦延 · @hellotomhanks


 今日のNHKが朝っぱらからトップで繰り返し流し、

きょうの各紙が一斉に一面トップで報じた。

 米軍の要請に基づき、きょう5月1日から海上自衛隊の護衛艦が

米海軍の艦船を防護する事になったと。

 これは我が国の防衛政策の一大転換点であり、分岐点だ。

 もちろん憲法9条違反である。

 だからこそこれほど大きく報道しているのだ。

 こんな重要な政策決定が、いつ、どのような形で行われたのだろうか。

 そう思って各紙を読み比べてみて唖然とした。

 どの記事も、政府の正式な発表に基づいて記事にしたのではなく、

政府関係者への取材で分かったと書いている。

 そんな馬鹿な事があるだろうか。

 そう思ってさらに読み進めてさらに唖然とした。

 すでに、2015年に成立した安保法関連法案によって、

防衛大臣の判断で実施命令を下す事が出来るというのだ。

 これは米艦防護の演習ではない。

 米艦船が有事に関わった場合に防護する実戦の命令なのだ。

 その命令が、こともあろうにあの稲田防衛相の判断で下されたのだ。

 まさしく憲法9条違反がなし崩し的に行われたのだ。

 これはおそろしいことだ。

 おもえば安保法制が議論された時、

この集団的自衛権の行使の憲法違反はさんざん指摘された。

 いつ、どんな時に、どのように行われるのか、さんざん議論された。

 しかし、安倍政権のごまかしの答弁によって、

何も明らかにされないまま、最後は強行成立させられてしまった。

 その後は、もはや政府に白紙委任だ。

 どの報道を見ても、今度の米艦防護の初の命令について、

それが、あの安保法制の議論の中で懸念されていた事が現実になったと

書くものはない。

 こうして憲法9条は完全に骨抜きにされていくのだ。

 果たして連休明けの国会審議で、野党共闘はこの稲田防衛相の実施命令について、

それが憲法違反だと追及するのだろうか。

 おそらくそうはならないだろう。

 共謀罪や森友問題の追及に忙しくするのだろう。

 それさえも腰砕けに終わり、後は東京都議選一色の政局になるのだろう。

 こうして憲法9条はなし崩し的に否定されていく。

 これがこの国の政治の現実だ。

 既存の護憲政党の限界だ。

 何としてでも新党憲法9条をこの国の政治の中につくらなければいけない。

 たとえどんなに弱小の政党であっても、

憲法9条こそ、他のいかなる国も持つに至っていない、人類の崇高な政治哲学、

政治理念であって、それを国是とすることが日本の政治の最も重要な使命である。

 その事を、その事だけを、国会で大声で主張し続ける政党がこの国には必要なのだ。

 新党憲法9条がこの国の政治の中に存在していたら、

憲法9条を愛する世論の願いを結集させて、米艦防護の実施命令など、

稲田防衛相に決して許すことはなかっただろう。


          ◇

護衛艦「いずも」米艦防護の任務まもなく開始か
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170501/k10010967881000.html?utm_int=all_side_ranking-social_001
5月1日 14時06分 NHK



海上自衛隊の護衛艦とアメリカ海軍の補給艦が1日午後、千葉県の房総半島の沖合で合流したのが確認され、安全保障関連法で可能となった自衛隊がアメリカ軍の艦艇を守る任務をまもなく開始すると見られます。アメリカ軍の補給艦は朝鮮半島周辺に展開すると見られ、北朝鮮をめぐり、日米の一体化の動きが加速しています。
アメリカ軍の艦艇を守る「米艦防護」の任務を行うのは、海上自衛隊の最大級の護衛艦「いずも」です。

1日午前10時ごろ、神奈川県にある横須賀基地を出港したあと、午後1時ごろに千葉県の房総半島の沖合でアメリカ軍の補給艦と合流したのが確認され、米艦防護の任務をまもなく開始すると見られます。「いずも」は2日にかけて補給艦の周辺で警戒監視の活動を行い、四国沖の太平洋でわかれたあと、東南アジアなどを訪れる長期航行に向かうことになっています。

一方、アメリカ軍の補給艦は、その後、朝鮮半島の周辺に航行して、北朝鮮の動きを警戒するため、日本海に展開しているアメリカ軍のイージス艦に、燃料を提供すると見られています。

米艦防護は、去年3月に施行された安全保障関連法で可能となった任務で、平時の場合でも日本の防衛に関わる活動しているアメリカ軍の艦艇などを自衛隊が防護できるとされ、今回が初めての実施です。北朝鮮をめぐっては、29日まで海上自衛隊の護衛艦とアメリカ軍の空母カールビンソンとの共同訓練が行われていて、日米の一体化の動きが加速しています。
















http://www.asyura2.com/17/senkyo225/msg/130.html

記事 [政治・選挙・NHK225] 沖縄論壇と本土との亀裂は取り返しがつかないほど深い〈AERA〉 
           沖縄・名護市にあるキャンプ・シュワブの海岸 (c)朝日新聞社


沖縄論壇と本土との亀裂は取り返しがつかないほど深い〈AERA〉
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170430-00000016-sasahi-soci
dot. 5/1(月) 16:00配信 AERAオンライン限定記事


 4月23日に投開票された沖縄県うるま市長選をめぐり、自民党の古屋圭司選挙対策委員長が告示日に自身のフェイスブック(FB)で、野党系候補の公約を「市民への詐欺行為にも等しい沖縄特有のいつもの戦術」と発信した。

 これを、「沖縄」に対する蔑視ではない、と突っぱねるのは無理があるのではないか。

「本土」でも報道されたが、批判の声は盛り上がらず、むしろ古屋氏に同調する一団が勢いづいたのが実情だろう。こうした展開には既視感がある。

 沖縄本島北部の米軍北部訓練場の部分返還と引き換えに整備された、高江(沖縄県東村)の米軍ヘリパッドはさまざまな疵を残した。とりわけ深く県民に刻まれたのは、反対運動の現場に派遣されていた大阪府警の機動隊員が、市民に向かって「土人」「シナ人」と発した昨年10月の出来事だろう。

 沖縄タイムス記者の阿部岳は「発言後の展開も、発言自体と同じくらい、今の日本を象徴していた」(『越境広場』3号)と嘆く。松井一郎大阪府知事はツイッターで「出張ご苦労様」と機動隊員をねぎらい、鶴保庸介沖縄担当相は国会で「差別であると断じることは到底できない」と言い張り、政府は閣議決定した答弁書で問題はないと擁護した。その結果、「政府の公式見解で、差別発言はないことになった」。

 阿部は「高江の現場で『安倍政権を倒す』という言葉を聞くたびに、違和感を覚えた」ともつづる。理由はこうだ。「安倍政権の所業は確かに目に余る。だが、それを本土の多数が選挙で繰り返し正当化し、お墨付きを与えている。たとえ何かの拍子に安倍政権が『打倒』されても、本土全体が一歩でも半歩でも変わらなければ、次の政権が同じことを始めるだけではないか」

 沖縄を封じる「壁」は幾重にも広がる。「本土」の人間として高江の「座り込み」の現場に通った映像作家の古賀加奈子はこう告白する。

「私自身は、沖縄の歴史と人々の思いを知るにつれ、『加害者の日本人』としての自分にも苦しむようになっていった。主語が変わると歴史は変わる。歴史認識の違いを、沖縄の人は良く知っているけれど、たいていの日本人は知らない。そのことが対話をこばみ続け、問題解決の糸口を見えなくしているように思う」(『越境広場』3号)

「歴史認識の違い」に着眼する古賀の論考は、沖縄と「本土」の対話の土台を築くのに不可欠な視座であろう。過去を学び、想像力を働かせるのは沖縄と向き合う上で必須の作法だが、それだけの忍耐と余裕が今の「本土」社会には失われているように思われる。

「東京で暮らし始めて10年が過ぎた」という国際基督教大学教授の田仲康博は「この街の風景を見ているとひどく気がめいることがある」(1月5日付沖縄タイムス)という。

「東京の<日常>は、さまざまな矛盾の下で生きることを強いられる周縁部の人びとの<非日常>に支えられているのだが、そのことにまったく無頓着な人びとの群れで街は今日もにぎわっている。沖縄をめぐる問題を考える際には、この圧倒的な<まなざし>の非対称性を見すえる必要がある」

 田仲はこの「傍観者の群れ」が現政権を支え、「通り一遍の報道しかできない中央メディア」またも、<傍観者>の側に属していると指摘し、こう喝破する。

「本土の人びとにとって、沖縄問題が『地域限定』の『沖縄の人びとのみが担うべき問題』として認識されている限り、日米政府の暴力がやむことはないだろう」

 沖縄の中でも国境に接する「周縁部」に置かれた八重山地域。ここでも「基地問題」が最大の焦点に浮上している。陸上自衛隊配備計画をめぐり、昨年末に市長が突如、事実上の配備容認ともとれる表明を行った石垣市は混乱の渦中にある。

 島在住の詩人、八重洋一郎のまなざしは鋭く「中央」を射ぬく。

「今日も辺野古では抗議の声が続いている。尖閣では海上保安庁警備艇と中国公船との対峙。沖縄はその苦悩の故に日本という闇をあぶり出し、辺境はその敏感な恐怖の故に中央の鈍感な自己陶酔者を底の底まで透視する」(『沖縄思想のラディックス』未来社所収「南西諸島防衛構想とは何か」)

 近年は沖縄でも、軍備強化容認派が一定の存在感を示しつつある印象は否めない。だが、留意しておきたいのは賛否両派に共通する切迫感だ。軍事拠点化が進むことで軍事の標的にされることを拒絶する軍備強化反対派と、中国の軍事的台頭への対抗措置によって安心を得たいとする軍備強化容認派の双方に、生活実感に根差した「リアルな安全保障観」が内在している。

 沖縄世論はそうした点からも、他に選択肢がないとの理由で安倍政権を支持し続けている「本土」の多数世論とは異質といえる。こうした内実を踏まえ、「本土」で沖縄を語るのであれば、相手の心象風景を塗り替えるほどの覚悟で臨まなければならない。

 そこに、「歌人」はどのように斬りこむのだろうか。

 2月5日に那覇市内で開かれたシンポジウム「時代の危機に立ち上がる短歌」を、琉球新報が2月23日付で詳報している。永田和宏(「朝日歌壇」選者)の指摘に頷かされる。

「沖縄に基地が集中している状況を許してはいけないという思いはある。だが、それをそのまま歌うと空々しい言葉になる。『それは本当にお前の言葉か』と、自己相対化する視線を持っていないといけない」

 このシンポは、『現代短歌』2月号での「特集 沖縄を詠む」と連動している。同誌に掲載された坂井修一の意見には、「歌人」でなくとも耳を傾けたい。

「歌人として沖縄を思うことは、遠い親戚の消息を尋ねるようなことではない。私たちの心のありようを真剣に探ることのはずだ」

 ウチナーンチュ2世の移住者の視点で精力的に執筆している仲村清司の著書は、作品ごとに哀切と陰影が深まっていく。『消えゆく沖縄』(仲村清司著、光文社新書)の読後感も痛切だ。この本の帯には「遺言」と書かれている。それに該当すると考える一節を、私の独断で拾わせてもらうと以下になる。

「間違ったかたちで日本に追随したり支えたりすると沖縄は自滅する」

「移住生活20年の光と影」の副題が付く同書。著者の領域には遠く及ばないが、私も移住者として沖縄に17年間暮らした。地元紙で主に基地問題を担当し、今ひしひしと感じているのは、事態が悪い方向に向かうのを止められなかったことへの痛惜の念である。今や沖縄は誰の目から見ても、日米の軍事拠点と化しつつある。その延長線上には、「沖縄戦」の再来という歴史的既視感が像を結ぶ。

 作家の目取真俊は辺見庸氏との対談(4月16日付沖縄タイムス、琉球新報など<共同通信配信記事>)で、こう問い掛ける。

「沖縄が暴動寸前の状況になり、本当に米海兵隊が撤退する事態に至ったとき、ヤマトゥの人は『沖縄県民が望んだことが実現してよかった』と歓迎するだろうか」

 さらに沖縄独立論に触れ、「まだ政治的力」はないとしつつも、「そもそも、日本政府が独立を認めることはあり得ないと思う」と悟り、こう予見する。「領土だけではなく、広大な領海も失う。そうなれば、自衛隊が出動し、県民に銃を撃つかもしれない」

 これは妄想ではない。歴史認識を欠いたまま、「本土」の人間が沖縄に対して当事者意識をもつとき、その振る舞いはより残酷になるリスクは確かにある。

 作家の姜信子は非常勤講師をしていた九州の大学で、石垣市在住の八重山戦史・芸能史研究の第一人者である大田静男氏を招いた特別講義でのエピソードを紹介している。

「大田さんは講演の最後に学生たちにこう尋ねた。『沖縄が独立宣言をする、それを認めぬ日本国が沖縄を攻撃するとする、もし君たちが日本軍兵士ならば、国家の命令通り沖縄に銃を向けるか?』。そのとき、大教室にいた男子学生の多くが、銃を向けると答えた」(3月2日付琉球新報)

 これは10年余り前の出来事だというが、現在であれば一層酷い学生たちの反応に直面するのではないか。そう悲観せずにはおられないほど、沖縄と「本土」の亀裂は取り返しがつかないほど深まってしまった。

 この国の内部で今、何かが壊れつつある。沖縄のシグナルに耳を傾けることが日本の進路を誤らせないためにも重要である、と確信している。(編集部・渡辺豪)



http://www.asyura2.com/17/senkyo225/msg/131.html

記事 [政治・選挙・NHK225] 森友学園、なぜ許可を出した「日本維新の会」が追求されないのか  新恭(まぐまぐニュース)


森友学園、なぜ許可を出した「日本維新の会」が追求されないのか
http://www.mag2.com/p/news/248103
2017.04.28 新恭(あらたきょう) まぐまぐニュース


籠池夫妻が財務省幹部らと面会した際の音源が公開されるなど、新たな展開を見せ始めた森友学園問題。しかし所属議員が執拗にその議論の打ち切りを促すような発言を国会で繰り返すなど、問題の「お膝元」の知事が代表を務める日本維新の会は、疑惑の火消しに躍起となっています。元全国紙の社会部記者でメルマガ『 国家権力&メディア一刀両断』の著者・新 恭さんは、森友学園の「愛国小学校」認可の裏に籠池氏とつながりを持つ議員たちの活動があったことは事実だろうと推測した上で、維新の会は疑惑解明の責任を担うべきであると論じています。

維新が担うべき森友疑惑解明への責任

日本維新の会の足立康史衆院議員は、政治的力量とは無関係に著名である。政府に質問できる貴重な時間を割いてまで、民進党などへの罵倒を毎回のように続け、政界の「暴言男」と異名をとる。

4月19日の衆議院外務委員会では、その矛先が朝日新聞に向けられた。

足立議員「朝日新聞はだめですね。レッテル貼りが激しい、悪意のある報道について対応していきたい」

質問の冒頭がこれである。朝日が何を書いたかというと、足立議員が安倍官邸の「下命」に従って国会の質疑をしているという内容、つまり彼自身に関することだ。その記事の一部。

「…維新の皆さん、よろしく頼みますよ」。長谷川栄一首相補佐官は、日本維新の会の足立康史衆院議員との酒席でこう伝えた。2人とも経済産業省出身。長谷川氏が14年先輩にあたる。(中略)長谷川氏から足立氏にメールが届いた。「次の委員会では、東京都の豊洲問題を質問してほしい」(中略)足立氏は自らが「ご下命」と呼ぶ官邸からの意向に沿い、衆院農林水産委員会で質問した。(中略)維新は「責任野党」を標榜する。(中略)首相の本音は別のところにもある。…「維新の彼らは利用できるからいいんだよ」(4月19日付パノプティコンの住人より)

足立議員が、2月23日の衆院予算委員会以来、国会の質疑のたびに繰り返してきたのが「森友学園問題ばかりやっている」と、民進党、共産党に文句をつけることだった。

民進党さんはこればかり。きのうも、きょうの午前中も、きょうの午後のこの予算委員会本体のみならず分科会でも、森友学園、森友学園と。そればかりですよ。(2月23日予算委)

森友の話、もう早くけりをつけたいので、もうずっと引きずっていますから。(3月17日文科委)

森友問題、大変重要でありますが、そろそろ論点整理をしていただかないと、これはいつまでやっているのかという国民の不信感も高まってくる、既にもう高まっている。(4月4日財務金融委)

なぜ、ここまで森友問題の質疑を嫌うのだろうか。維新のトップである松井一郎大阪府知事は証人喚問に応じると言っていたはずである。それだけ、この問題に親分が関心を持っているのだ。

証人喚問でも何でも、真相解明のためにやることをやれば、それだけ問題の決着は早まる。ケリをつけたければ、「責任政党」を自任する維新として、松井知事の証人喚問をするよう与党と調整するべきであろう。

そうしないのは、松井知事が証人喚問に応じれば、大阪府だけでなく、前財務省理財局長や、安倍首相夫人にも招致圧力が強まることを政府与党が懸念しているからではないのか。維新と官邸の間で話がまとまっている疑いはぬぐえない。

蜜月関係を保ってきた官邸と松井知事との間に一時的ではあれ波風が立ったのは3月24日のことだ。参議院予算委員会で、安倍首相が心配していた質疑があった。

安倍首相は、維新にかねてより批判的な言動を示してきた西田昌司議員の「大阪批判」を封じ込めることに腐心していた。

朝日新聞によると、3月6日に西田議員が森友問題で質問することを知った安倍首相はその4日前、直接、西田議員に電話し、土地が約8億円値引きされたことの「正当性」を、質疑を通してうまく説明するよう求めていた。「西田さんは大阪問題でやりたいだろうけど、それを頼んだのが安倍だと言われたら…」。憲法改正に協力してくれる維新をかばい、「大阪問題」を避けるようにというのが首相の意図であろう。

3月6日の西田議員の質問は安倍首相の思い通りに進んだ。ところが、3月23日に行われた籠池氏の証人喚問で、山本太郎議員の「怒りをおぼえた政治家は?」との問いに、籠池氏が「大阪府知事です」と答えたことで、西田議員の維新嫌いの種に火がついた。

翌3月24日午前の質疑では、首相からの事前要請がなかったのだろう、西田議員は「財務省の土地売却価格決定には一点の瑕疵もない」としたうえで、次のように主張した。

(森友学園は)建設資金がなく認可できないケースだ。大阪の私学審議会からはじまった話で、松井さんがかけてあげたハシゴから籠池さんが勝手に落ちた。ここはハシゴをかけてはだめなんだ。規制緩和の風に乗ってやった。その意味では籠池さんは気の毒だ。これは大阪の問題だ。

松井知事は証人喚問における籠池発言に続く西田議員の口撃に感情を抑えきれなかったようで、報道陣に「いつでも証人喚問に行く。欠席裁判で人のことをけなすなら僕を呼んでほしい」と語った。

さらに松井知事は、鬱憤を晴らすかのように、次のようなツイートを連発し、心の内を惜しげもなくさらけ出してみせた。

理財局長は「国有地売却にあたって、日々、地方自治体に足を運んで協議しており、今回の森友学園への土地売却についても、通常業務範囲」と答弁されました。

この理財局長の答弁を受け、西田議員は「では問題なし」後は大阪府の責任と一方的な通告で質問終了。通常近畿財務局から国有地売却の意見照会は文章で総務部に届きます…4年間で71件の意見照会がありました。

四年間の71件の意見照会において、近畿財務局職員さんが府庁に足を運んでいただいたのは、平成26年の一件のみ、この案件が、森友学園の件です。

森友学園の件で財務局は通常業務の範囲をはみ出し特別扱いしたではないか、と言いたいのだ。明らかに、政府与党への怒りがこの時点では感じられる。

翌日、東京都内で開いた党大会のあいさつでは、「油を注いでいるのは皮肉にも安倍晋三首相だ。忖度はないと強弁し続けるから、そうなる。忖度はあったと認め、いい忖度とやってはいけない忖度があるとはっきり言うべきだ」などと、盟友、安倍首相にまで不満の矛先を向けた。

この事態に、おそらく菅義偉官房長官が動いたのであろう。松井知事とは気軽に電話で話せる間柄だ。

数日のうちに、松井知事の口から「証人喚問に行く」などという言葉は聞かれなくなった。3月29日の定例会見では「私学審、私学課に指示をしたわけではないが、教育に競争原理を取り入れるという方向性への忖度はあったと思う」と、橋下・松井の唱える「教育改革」路線が愛国小学校の「認可適当」につながったことを認めた。

しかし、松井知事をはじめ維新の面々からは今一つ、この問題に対する当事者意識や責任感が伝わってこない。

安倍首相夫妻が森友学園に肩入れし、今井首席秘書官の部下である「総理夫人付き」の職員が動き、財務省、国交省も特別な計らいをしたことは間違いない。

しかし、その周辺には、森友学園の教育に心酔し、愛国小学校新設によって教育現場に風穴をあけようとする維新の政治家たちの存在があったことも確かであろう。

維新という政党は、もとはといえば、敵味方を分けて攻めたてる橋下徹氏の舌鋒とかケレン味の魅力を当て込んで集まってきた烏合の政治集団である。ただし、自治労や日教組を毛嫌いし、日の丸、国歌斉唱を重視する橋下氏のもとに吸い寄せられる人々の思想傾向は自ずから右に偏りがちとなる。

橋下氏が大阪市長になった2011年、当時の維新所属大阪市議、村上栄二氏はしばしば自分のブログに塚本幼稚園のことを書いている。たとえば同年10月15日の記事。

籠池園長夫妻と意気投合しました…この見た事もない景色…衝撃を与えられた一日でした…ここに教育の本物があります。

2012年には、村上氏ら維新の市議が塚本幼稚園に隣接する公園の緑化計画をストップするよう大阪市に圧力をかけたことがあった。塚本幼稚園が園児にラグビーやサッカーなどの球技をさせるためにこの公園を使っていたからだ。

森友学園の籠池氏は、かなり前から政治家と付き合ってきた。2008年7月12日、塚本幼稚園で開かれた「教育再生地方議員百人と市民の会」第10回定期総会で基調講演をしたのは鴻池祥肇参院議員だった。

幼稚園で、このような政治的会合が開かれるのは奇異なことである。

「教育再生地方議員百人と市民の会」の事務局長をつとめる増木重夫氏は、かつて在特会(在日特権を許さない市民の会)の関西支部長を務めたこともある人物だという。しかも理事長は維新所属の辻淳子大阪市議だ。

極右思想家と維新の議員が結びつき、塚本幼稚園の園児たちさえも巻き込んで、政治的な活動をしていたように受け取られても仕方がないのではないか。

足立衆院議員と籠池氏に接点があったのかどうかは定かでない。ただ、籠池氏の次男、籠池照明氏のブログのプロフィールには、「足立康史衆議院議員私設秘書」と経歴が記されている。

雇用契約をしていたかどうかはともかく、何らかの関わりはあったのではないだろうか。足立議員は、辞任した森友学園の代理人、酒井康生弁護士とも知り合いである。

森友学園をとりまく維新の議員たちの声が橋下、松井のツートップに届いていないとは考えづらい。私立小学校新設の審査基準を緩和し、府私学課に事務局を委ねる私学審議会が「認可適当」の答申を出した背景に、塚本幼稚園とつながりを持つ議員たちの活動があったこともまた事実であろう。

安倍総理夫妻もそうだが、維新の議員や首長たちが今になって、森友学園だけを悪者にするのは、フェアではあるまい。維新が主導して真相を明らかにするべきである。そのためには、まずは約束通り、松井知事の証人喚問を実現させ、それによって財務省官僚、昭恵夫人らの招致、隠蔽している資料の公開につなげていく必要がある。

image by: Flickr

国家権力&メディア一刀両断
著者/新 恭(あらた きょう)(記事一覧/メルマガ)
記者クラブを通した官とメディアの共同体がこの国の情報空間を歪めている。その実態を抉り出し、新聞記事の細部に宿る官製情報のウソを暴くとともに、官とメディアの構造改革を提言したい。



http://www.asyura2.com/17/senkyo225/msg/132.html

記事 [政治・選挙・NHK225] デタラメ大臣の巣窟内閣でも支持率が落ちない謎を解く(日刊ゲンダイ)
 


デタラメ大臣の巣窟内閣でも支持率が落ちない謎を解く
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/204665
2017年5月1日 日刊ゲンダイ 文字お越し


  
   漠とした空気に支えられ…(C)日刊ゲンダイ

 平和憲法の施行から、間もなく70年。戦後日本が守ってきた「大事な一線」を、安倍政権はどんどん越えていく。

 1日、海上自衛隊最大の護衛艦「いずも」が横須賀を出港。平時から武器を使って米軍の艦船を守る「米艦防護」を初めて実施する。2年前の安全保障関連法の成立で可能になった任務で、南スーダンPKO部隊の「駆けつけ警護」に続き、自衛隊の戦闘参加に道を開くものだ。

 なし崩し的な憲法蹂躙で、もはや9条は有名無実化。安倍政権はあっという間に「戦争できる国」へと突っ込んだなと思い知らされる。選挙のたびに争点隠しのイカサマで「平和の理想」を着々と放棄。今なお高支持率キープは不思議だが、安倍はエスカレート。「サリンを弾頭につけて着弾させる能力をすでに保有している可能性がある」と率先して北朝鮮危機をあおり、国民の不安をたき付ける。今や毎日が防衛出動の手前、日本の平和と安全を脅かす「重要影響事態」ムードだ。

 北朝鮮が人民軍創建85年を迎えた先月25日には、「ミサイル50発を日本に発射」とのニセ情報がネット上で拡散。こんなデマさえ信じてしまう国民心理につけ込み、希代の悪法、共謀罪を成立させる魂胆は悪辣だ。

 その証拠に、さんざん危機をあおりながら、GW中は首相以下、11閣僚が外遊に飛び立つ。北のミサイル発射後も、韓国への渡航リスクを上げもしない。

 北朝鮮危機は、国民に恐怖心を植えつけ、テロ対策を口実にした悪法ゴリ押しを狙った「フェイクニュース」ではないか。

 そのうえ、今国会でハッキリしたのはチンピラ大臣たちの無能ぶりだ。「大震災は東北でよかった」でクビの今村前復興相だけではない。南スーダンの状況は「一般的に『戦闘』、法的には『武力衝突』」、森友学園絡みの答弁の事実誤認には「記憶違いなら虚偽答弁にならない」と言い張った稲田防衛相。まともに国会答弁できず、「私の頭脳が対応できなくて、申し訳ありません」と言ってのけた金田法相……。挙げればキリがないが、居丈高に開き直る大臣たちに通底するのは、権力の驕りだ。

「どんなバカをしでかしても支持率は下がらない。そんな『1強支配』の思い上がりが今の政権には垣間見えます。しかも北朝鮮との緊迫感をあおれば“危機の前では”と、国民は大臣の失態を不問に付す。さらに政権がゴーマンさに拍車を掛ける悪循環です」(政治評論家・森田実氏)

 1強支配が続けば役人たちも政権にせっせと「忖度」。森友問題の情報隠しはその最たる例だ。政権内は上から下まで腐っているのに、安倍人気は衰えない。この負のスパイラルから抜け出せないのは、なぜなのか。戦後政治史の最大の謎と言ってもいい。

  
   叩かれすぎ?(C)日刊ゲンダイ

「国を邪魔するな」の風潮が支える悪辣政権

 メディアは「ほかに適当な人がいない」が安倍支持の最大の理由と報じるが、嘘八百だ。そもそも、この論調が安倍PR。安倍より首相にふさわしい資質と器量を兼ね備えた政治家は山ほどいる。

 安倍じゃなければ誰でもいいくらいなのに、メディアは安倍サマに忖度するように“出ようとする杭”を叩いてきた。

 野党叩きも目に余る。政権に厳しい目を向けるのは野党の責務だ。民進党はその点、森友疑惑や共謀罪をよく追及しているのに、メディアは「また批判だけ」と、さも政権の足を引っ張るのが悪事のように書く。支持率下落は止まらないと、執拗に蓮舫代表に「不人気」のレッテルを貼る。

 安倍もメディアに便乗し、国会答弁で二言目には「民主党政権の3年間はヒドかった」とあげつらう。メディアも政治家の品格のカケラもない答弁を無批判に垂れ流す。本当に異常だ。前出の森田実氏はこう嘆く。

「野党も森友問題と共謀罪で政権を追及すると決めたら、脇目も振らずに突き進めば有権者も振り向くのに、ちょっと批判記事が出ると、すぐメディアに忖度して攻撃を緩める。あまり追い込むと解散するぞ、と選挙を恐れて首相の気持ちまで忖度する始末。情けない限りです」

 深刻なのは、「国の邪魔をするな」という風潮が広く国民の間に浸透していることだ。倒錯的な「強いリーダーへの憧憬」が、明らかに安倍人気を支える要因のひとつとなっている。

 端緒となったのは、90年代後半からの就職氷河期を体験した「ロスジェネ」世代だ。バブル期の「普通に」就職より、ちょっと変わった道がカッコイイとのムードが、バブル崩壊後に一変。安定を求めて「正社員と公務員」が“憧れの職業”の座に取って代わる。そんな空気を身をもって感じた世代である。

 2000年に大学を卒業したロスジェネ世代の芥川賞作家、中村文則氏が昨年1月に朝日新聞に寄稿した「不惑を前に僕たちは」という一文は示唆に満ちている。要点を拾うと、中村氏は大学時代に第2次大戦の日本を美化する友人に反論した際、こう面罵された。

「お前は人権の臭いがする」

 人権は大切だと問うと、友人はこう畳み掛けてきた。

「俺は国がやることに反対しない。だから国が俺を守るのは分かるけど、国がやることに反対している奴らの人権をなぜ国が守らなければならない?」

 数年後、世に「勝ち組・負け組」という意識が定着した頃、フリーターだった中村氏は、バイト仲間が渡した第2次大戦を美化する本にいろいろ言うと、仲間は嫌な顔をしてこう言い放った。

「お前在日?」

■弱者救済より権力への同調を選ぶ異様な空気

 経済がバブル後の苦境から抜け出せず、「失われた○年」を重ねるごとに、「自己責任」や「自助努力」なる言葉が蔓延。それに連なるように偏狭なナショナリズムが芽生えていった。自信を失った人々が「日本人の誇り」を持ちたいがため、歴史上の汚点をなかったことにする。他国の人々を見下すようになる。中村氏はこう書いた。

〈格差を広げる政策で自身の生活が苦しめられているのに、その人々がなぜか「強い政府」を肯定しようとする場合がある。(中略)フロイトは、経済的に「弱い立場」の人々が、その原因をつくった政府を攻撃するのではなく、「強い政府」と自己同一化を図ることで自己の自信を回復しようとする心理が働く流れを指摘している。経済的に大丈夫でも「自信を持ち、強くなりたい」時、人は自己を肯定するため誰かを差別し、さらに「強い政府」を求めやすい〉

「安倍1強」は決してイデオロギーや強い意志に根差しているわけではない。現状不満派が自信回復のため、「強いリーダー」なる虚像に何となく、なびいているだけ。強そうなら安倍じゃなくてもいい。逆に自信を失った人々がこれだけ増えたことに震撼する。

 あるいは、どうせ政治に声を上げても将来は変わらない。今さえ楽しければいい。政治的無関心と諦念に基づいた消去法が、安倍1強を生み出しているのだ。ロスジェネ世代で、高千穂大教授の五野井郁夫氏(政治学)はこう言う。

「安倍1強も北朝鮮危機も漠とした空気に支えられたもの。その空気に皆が忖度し、北朝鮮がミサイルを放ってもソウルは静かなのに、東京の地下鉄や北陸新幹線はストップ。その奇妙さに気付いても、『国の邪魔をするな』の風潮にのみ込まれてしまう。国民の多くが虐げられた人々に寄り添わず、沖縄の基地問題や生活保護を批判し、『国の邪魔をするな』と権力への同調圧力を強める。弱い者がさらに弱い者を叩く構図は、政治学者の丸山真男氏が唱えた『抑圧の移譲』そのもの。つくづく、嫌な風潮に支えられた政権です」

 異様な空気に包まれたまま、平和憲法への挑戦と北朝鮮への挑発を重ね、戦争できる国づくりを進める悪辣政権を許していいのか。この時代の異様さを後世の歴史家に任せてはいけない。今から徹底検証が必要だ。


  



http://www.asyura2.com/17/senkyo225/msg/133.html

記事 [政治・選挙・NHK225] 世界で最も女性が輝いていない国がどこか、あなたは御存知ですか?客観的データの紹介。(お役立ち情報の杜(もり))
世界で最も女性が輝いていない国がどこか、あなたは御存知ですか?客観的データの紹介。
http://useful-info.com/woman-decision-making-society
2017年4月28日 お役立ち情報の杜(もり)


 言うまでもないことですが、日本という社会は男性によって支配されています。社会の在り方が男性の論理によって決められてきたのです。そのため、いびつで暮らしにくい社会が出来上がりました。例を挙げましょう。

・将来世代への負担を考慮せず、安全性も無視して原発を推進している。
・反動政治勢力による違憲安保法案(=戦争法案)の推進。軍需産業の跋扈。
・マスコミへの圧力など言論統制。ヘイトスピーチの横行。
・庶民の収入低下、負担増加
・貧富の格差拡大
・ブラック企業の跋扈。
・画一的に知識を詰め込むだけで、考える力を奪う上意下達教育
・その他

 以下の写真は、女性抑圧社会の現実を覆い隠すための自民党キャンペーンです。


出典:首相官邸ホームページ

 日本は世界的に見ても、国会議員の女性比率がとても低いです。


出典:sankei.com


グラフ:我が国と諸外国の国会議員に占める女性割合の推移
出典:内閣府 男女共同参画局

 さすがに、昭和の時代よりは女性比率がアップしていますが、それでも世界最低レベルであることが理解できます。

 政党別の女性議員比率はどうなっているのでしょうか?一つの例を以下に示します。


出典:赤旗

 戦前回帰願望が強い安倍自民党は、やっぱり女性比率が低いですね。クオーター制(社会に残る男女の性差別による弊害を解消していくために、積極的に格差を是正して、政策決定の場の男女の比率に偏りが無いようにする仕組み)を導入しようという話もあります。しかし、制度をどのように変更しても男尊女卑の意識が強ければ、仏作って魂入れずになるでしょう。

 現状の制度下でも共産党の女性比率は高いのですから、制度が整っていないことを言い訳にはできません。共産党に対しては色々と批判する人も多いですが、党内の民主主義度は自民党より高いのだと思います。

 例えば、下写真のようなヤジを女性議員に飛ばす国は、日本以外にあるのでしょうか?


写真(辻元議員に野次を飛ばす安倍総理)出典:ANN

 企業内の女性役員・管理職比率も低いままです。下図を参照してください。


グラフ:従業員、管理職、役員における女性の割合 出典:帝国データバンク

 女性役員が一人もいないという企業が約6割です。このデータは企業全体を表していますが、企業規模が大きくなるほど、女性役員・管理職の割合は低くなります。創業何十年と経っていても、女性役員はおろか女性管理職が一人も誕生したことがないという大企業がたくさん存在します。政治の世界の方がまだマシですね。

 日本社会の中でも、特に民主主義が機能しない場所が企業です。以下に例を挙げましょう。

・天皇と呼ばれる経営トップの一挙手一投足に敏感に反応し、ひたすらご機嫌取りに励む役員たち。
・その役員の忠実な犬と化した管理職たち。自分の身を守るだけで手一杯。
・組織が生んだ矛盾・無理難題は下層の従業員へすべて押し付ける。
・従順なだけが取り柄で思考停止した社員。過労死の頻発。
・自分の意見を表明する社員は淘汰される。
・がんじがらめの管理を行い、一般社員には裁量権が一切ない。
・下からの提案がない。不具合・不祥事が隠ぺいされる。
・社内議論が無いが故に凡庸となった商品・サービスが価格競争に巻き込まれ、結果として利益率が低下する。
・その他

 例を挙げればキリがありません。男性が支配している軍隊的な組織は、無機質でストレスがたまります。奴隷サラリーマンでは仕事をしていても楽しくありません。

参考記事のリンク:
【自発的隷従が蔓延し劣化が進む日本】権力者の暴力よりも「善人」の沈黙の方が恐ろしいという話

 ある社会で、女性がどのくらい意思決定に参加しているかは、民主主義のバロメータになります。男性が支配する社会はいびつです。そんな社会に未来はありません。

以上



http://www.asyura2.com/17/senkyo225/msg/134.html

記事 [政治・選挙・NHK225] 「内閣高支持率」と世論の嘘と誘導がばれ始めた!(simatyan2のブログ)
「内閣高支持率」と世論の嘘と誘導がばれ始めた!
http://ameblo.jp/usinawaretatoki/entry-12270664836.html
2017-05-01 15:48:23NEW ! simatyan2のブログ


マスゴミとネトサポの見事な連携プレーによる内閣高支持率と
世論誘導が少しずつバレ始めています。

安倍夫妻が関与した森友事件や今村大臣の失言と更迭があった
にも関わらず、内閣の支持率が上がったとネトサポが自慢げに
書き込んでいます。



普通なら有り得ない数字を公然と報道するテレビとネトサポ。

やはり大衆を舐めすぎると自ら馬脚を現すようです。

世論調査を受けた人たちから疑問の声が上がり始めました。

内閣支持率67%報道に懐疑的・批判的なツイート
https://togetter.com/li/1071003


一部を抜粋すると、

・きょう固定電話に、RDD方式の自動音声のアンケート調査が
 掛かって来た。

 最初の質問があなたは安倍政権を支持しますか?という質問
 で支持しないを選択したら最後まで調査にご協力いただき
 ありがとうございました、と、一問だけで切れた。

 2・3分のアンケートということだったのに、なにこれ?

・私も「支持政党は?」「以前は自民党だったけど」
 「ありがとうございました。カチャリ」

・私も数ヶ月前に同じ体験をした。

 その時は「操作の仕方を間違えて1問だけで終了しちゃった」
 のかと思ってしまったけど、同じような体験をしている人が
 他にもいたんだなぁ。やっぱり。

・私が受けた奴は、枕にアクドイ誘導でアベに賛成させる仕組み
 の調査だった。

 私は、その誘導がどのように間違っているか知っているが、
 そうじゃない人々はどう反応するかは明白。


つまり、初めから批判的な人は電話をすぐ切り数字に入れ
ないので、こんなことをすれば、いくらでも政府に都合の良い
数字を作ることができますよね。

北海道での全道世論調査と、あまりにも食い違いが大き過ぎ
ます。

安倍内閣不支持50% 前回より8ポイント増 全道世論調査
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/politics/politics/1-0388678.html

どうしてこんなことになるのかと言うと、

大手マスコミは世論調査を自社でやることはなく、全て外部に
発注しているからです。

そして元請けは自由に選べるので一見 公平性が担保されて
いるように見えますが、実際に調査を行う下請けの会社は
自民党の息のかかった数社しかないのです。

結局 どのマスコミからも安倍内閣に有利な結果が出るよう
に初めから仕組まれているんですね。

さらに安倍内閣とマスコミの汚いところは、森友問題や今村
失言をテレビで糾弾した直後に、今回のような支持率が上が
ったような報道をしたことです。

つまり何も知らない視聴者を、

「あんな問題があったのに安倍さんの人気は下がってない」

と思わせることで安定を図ろうとしたことです。

事実、ネトサポにそのように発信させてますからね。

森友や大臣失言をテレビが糾弾すれば、一応マスコミが機能
してるように見せかけることも出来るので一石二鳥です。

その意味でマスコミは読売サンケイは元より、朝日や毎日も
多少差はあっても政府とグルであるということです。

会社が生き残るためだから仕方ありません。

ただしマスコミが政府と100%グルであるかと言うと、
そうとも言い切れないのがやっかいな所です。

なぜならテレビは視聴率が最終的に物を言うからです。

僕が広告代理店にいたころと基本的スタンスは変わってない
はずで、視聴率が高い数字を取ればスポンサーやクライアントは
OKを出すわけで、それは政府の方針より強いのです。

やらせや仕込みは当たり前の世界で、下のような何気ない
カキ氷店に並ぶ女性のワンシーンでも、



素人ではなく知名度の低いプロ(AV女優)を使います。

テレビ局の仕込みが画面に映ってしまった!
http://ameblo.jp/usinawaretatoki/entry-11890180534.html
仕込み・ヤラセ・捏造の元凶は電通とネトウヨである
https://ameblo.jp/usinawaretatoki/entry-11919060250.html
気温40度超えもヤラセか?懲りないテレビの仕込み!
http://ameblo.jp/usinawaretatoki/entry-11910341200.html

要は視聴者次第ということなんですね。

世論誘導で引っかかったままならそのまま、しかし大衆が
誘導に乗らず怒りを保てば、それも反映させる世界です。

だから国民は目を覚まし、賢く上手にマスコミを利用すべき
だと思います。


※参考
「北朝鮮動向に不安」90%、JNN世論調査
動画→http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3042537.html
1日 10時44分 TBS

 北朝鮮の最近の動向に不安を感じる人が9割に達していることがJNNの世論調査でわかりました。

 安倍内閣の支持率は、前回の調査より6.3ポイント上がって63.3%。不支持率は、5.8ポイント下がって34.8%でした。

 北朝鮮が弾道ミサイルの発射など、挑発的な行動を繰り返していますが、最近の北朝鮮の動向をどう感じているか聞いたところ、「非常に不安を感じる」が54%で、「多少は感じる」の36%とあわせると90%に達しました。「あまり不安を感じない」「全く不安を感じない」は合わせて9%でした。

 一方、北朝鮮への対応を巡り、アメリカ軍が空母「カール・ビンソン」を朝鮮半島近海に向かわせ、途中、自衛隊と共同訓練を行いましたが、こうした日米の対応について支持するか聞いたところ、「支持する」と答えた人は64%でした。

 東日本大震災に関する失言で辞任した今村前復興大臣について、国会議員を辞めるべきと思うか尋ねたところ、「議員辞職すべき」と答えた人が63%に上りました。「議員辞職する必要はない」は29%でした。



http://www.asyura2.com/17/senkyo225/msg/135.html

記事 [政治・選挙・NHK225] 政府が説明する パレルモ条約締結=テロ対策は疑わしい 共謀罪 安倍政権のペテンを糺す(日刊ゲンダイ)
             


政府が説明する パレルモ条約締結=テロ対策は疑わしい 共謀罪 安倍政権のペテンを糺す
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/204669
2017年5月1日 小口幸人 弁護士 日刊ゲンダイ 文字お越し


  
   法案成立でテロ対策が進むというが…(C)日刊ゲンダイ

 政府は、共謀罪は「パレルモ条約締結」のために必要だと説明し、最近は「パレルモ条約を締結するとテロ対策が進む」というようなことを口にしています。しかし、これにも大きな疑問符が付くと言わざるを得ません。

 そもそも、2012年に国連で採択されたパレルモ条約は、イタリアの判事が92年にマフィアに暗殺されたことが発端となってできた条約です。 アメリカ同時多発テロは01年9月11日ですから、アルカイダやイスラム国が脅威となる前の時期につくられた条約です。時系列からして、この条約がテロ対策になるわけがないというものです。

 マフィアとテロ組織は、国際的な組織が存在することと、手段として犯罪もいとわないことは同じですが、マフィアは金儲けのために犯罪を行い、テロ組織は政治的主義主張のために行うので全く違います。例えば、代表的なテロの手法といえば自爆テロですが、マフィアは金儲けのためなので自爆はしません。組織の目的も手法も違う別物ですから、マフィア対策がテロ対策になるということではありません。実際、パレルモ条約は既に187の国が締結しているといわれていますが、残念ながらテロは起きています。

 なお、日本はテロ対策のための主要な13の条約は全て締結済みで、各条約にかかる国内法の整備は終えています。




http://www.asyura2.com/17/senkyo225/msg/136.html

記事 [政治・選挙・NHK225] 朝日新聞投稿欄・伊賀三江さん/政府が示す愚劣なミサイル退避法に82歳が「政府は、昔から同じことを言っている」と口あんぐり
朝日新聞投稿欄・伊賀三江さん / 政府が示す愚劣なミサイル退避法に82歳が「政府は、昔から同じことを言っている」と口あんぐり
http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/73b7738f160caf2cf4064645b37114f5
2017年05月01日 のんきに介護



転載元:盛田隆二 📎🖇@product1954さんのツイート〔16:15 - 2017年5月1日

「何にもしない」のが

正解かもしれない…

すなわち、運を天に任せるということ。

これが

我慢出来ないという人が

結構いるんではないかと思う。

しかし、冷静に考えて、

退避法として示し得る合理的な対策が何もないとき、

「何にもしない」

ということが

選択肢としてあっていいんじゃないか。

日本人の

最大の欠点は、

根拠のない楽観主義だ。

A・Bの

飛行をするとき、

その間の燃料がギリギリでもいいとする。

しかし、燃料不測のとき、

大惨事を引き起こす。

だから、

その場合は出立しないが

正解だ。

「避難」「避難」と

政府の誘導にしたがって、

「安全域」から引きずり出される。

それが

いま政府が公開している

避難法の正体だろう。

もし、現政権に

合理的な避難法の指南ができるなら

福島からの

自主避難者をいじめるような発言はしないだろう。

もし、

自主避難者の選択が

断罪されるに値するというなら、

つい昨日だったか、

浪江町であった火事によって

拡散される

放射性物質から保護される

完璧な

方法が地元にいる人にあるのかを

ご教示願いたい

(下記〔資料〕参照)。

放射性物質は、

関東甲信越、静岡、愛知の東側まで飛散するだろう。

しかし、地元だって、

その過程で

プルームに頭上から浚われるのは

ほぼ間違いない。

国民を不幸にするのは、

たとえば、

東電の賠償額を極力、低めに算定するとかいう、

そう言った

経済的な利益のみを考えて

企業に盲従する

守銭奴がまき散らす

彼らの傲慢な非科学的な安全対策だ。


<追記>

盛田隆二 📎🖇@product1954さんのツイート。

――それにしても、この82歳のご婦人に「政府のサイトを見て」とメールを送ってきたのが「先輩」というところに驚いた。
先輩はもう90歳近いのかも。高齢者のITスキルに感心するとともに、戦中・戦後を逞しく生き延びてこられた方々の「絶対にあの時代に戻してはいけない」という強い意志を感じる。〔18:58 - 2017年5月1日 〕――

2017年5月1日夜 記


〔資料〕

「浪江町で山林火災 人立ち入れず自衛隊出動」

   日テレ・ニュース(2017年4月30日 17:09)

☆ 記事URL:http://www.news24.jp/articles/2017/04/30/07360283.html

 福島第一原発の事故で人が立ち入れない福島県浪江町の山林で火災が発生し、自衛隊などが消火活動にあたっている。

 山林火災が発生したのは、浪江町の十万山。福島第一原発の事故で帰還困難区域に指定される場所で、29日午後に町の防犯見守り隊から通報があった。

 防災ヘリなどが出動して消火活動にあたり、一時、鎮圧状態となったが、強風にあおられて再び燃え広がった。福島県によるとこの火災でけが人はいないが、既に山林の7万平方メートル以上が延焼したという。

 現場は原発事故後、長期間、人が立ち入っていない場所で、地上からは近づくことができず、県は自衛隊や隣県にも防災ヘリの出動を要請し消火活動を続けている。



http://www.asyura2.com/17/senkyo225/msg/137.html

記事 [政治・選挙・NHK225] 細野代議士の「改憲提案」は論点がズレている ここがおかしい 小林節が斬る!(日刊ゲンダイ)
 


細野代議士の「改憲提案」は論点がズレている ここがおかしい 小林節が斬る!

https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/204666
2017年5月1日 日刊ゲンダイ 文字お越し


  
   慶応義塾大学名誉教授・小林節氏(C)日刊ゲンダイ

 細野豪志代議士が憲法改正私案を公表した。その動機は民進党は提案型政党であるべきだということで、その観点は、国民の同意と国会における多数派形成が得やすい緊急性のあるものに絞る……だそうである。

 その結果、提案は次の3点に絞られた。@高校教育までの無償化A緊急時の議員任期の延長B地方自治の拡充……である。

 しかし、何か焦点ボケの感が否めない。つまり、まず、@高校教育までの無償化は、現に法律と予算で事実上実現しており、何も改めて憲法に規定することではない。また、A緊急時に必要なことは、度重なる大震災で学んだように、現場の実情に合うように現行の災害対策基本法等を修正整備することであり、議員任期の延長ではない。さらに、B地方自治の拡充も、なぜどのような自治が必要か? が明確でなく、これまでの「掛け声」だけの地方分権論の域を出ていない。

 今、野党として憲法論議に真剣に参加するつもりならば、改憲を党是とする自民党が公表して久しい憲法全文の改正草案に真剣に向かい合うべきであろう。

 自民党の草案には問題が山積している。

 つまり、@本来は権力者を縛る規範である憲法を、国民大衆を縛るものに変えようとしているA中国と同様に、権力者が民衆の表現の自由を規制しやすい体制に変えようとしているB今の憲法の下では自由な海外派兵は認められない……と自民党でも認めているものを、国会の多数決で海外派兵できる憲法に変えようとしているC「家族は仲良く」という本来は道徳の分野にまで法が介入することを提案しているD1人1票の原則に反して違憲だと度々指摘されている現行の選挙区割りをそのまま合憲とする提案がなされているE現在の福祉国家から新自由主義という名の弱肉強食の経済体制に変えようとしている。

 政治の使命は国民大衆の幸福を増進することにあるが、今、野党の政治家ならば、自民党から提案されているこのような憲法「改悪」草案と真剣に対峙すべき時ではないか。

「提案型だ」「世論が同意しやすい」などと言って本筋からそれた提案をすることは、単なる論点ズレの議論以外の何ものでもない。




http://www.asyura2.com/17/senkyo225/msg/138.html

記事 [政治・選挙・NHK225] 今日のモーニングショー、森友問題で官邸代弁の田崎スシローVS住田・玉川・おまけに山口(まるこ姫の独り言)
http://jxd12569and.cocolog-nifty.com/raihu/2017/05/post-fc55.html
2017-05-01


今日のモーニングショー、ゲッ、また田崎が出て来た。

嫌な予感がするが、やっぱりこの人物、官邸側の話しかしない。

羽鳥慎一モーニングショー 2017年5月1日 170501

48分過ぎ、田崎スシローは財務省、官邸側の視点全開。

>羽鳥
そして、あ、田崎さん、これね、
財務省への交渉をその都度、経緯を報告、あきえさん
そして財務省にも昭恵さんに報告しているんですよと報告。
これは大きな意味をやっぱり持つのではないかなあと言う風に
1素人には思います。


>田崎
と言う風に籠池さんは言ってるんですよね。
この後の流れに影響するんですけど、僕も官邸サイドに確認し
たら、どうも嘘じゃないかと。


>羽鳥
まあ官邸サイドね。

>田崎
籠池さんの発言の信ぴょう性はどれくらいなのか。てのを一
方で見極めた方が良い。


田崎スシローは、籠池氏の発言が全面的に嘘だと言うような
ことを言い、そんな人間の話など信用できるかのような方に、
話を持って行きたいらしい。

籠池氏を国会で証人喚問した時の、自民党議員の発想となん
ら変わらないような姿勢は、やっぱりねだ。

だとしたら官邸側は、籠池氏に国会の証人喚問でも、民進党
のヒアリングでも、一方的に言われっぱなしで良いのか。

官邸や田崎曰く嘘つきの籠池氏に言われ放題で良いのか。

私は、安倍昭恵氏の口から、きちんと聞いてみたい考えがま
すます強くなった。

スシローは官邸側の意見を錦の御旗のように言うが、官邸側
の話が正しいとは限らない。

田崎スシローが、例のごとく官邸側を代弁して籠池氏の話が
嘘だとはっきり言っていたが、だったら安倍昭恵氏側の潔白を
証明することが必要になると思うが。。。。

>田崎
籠池さんは物的証拠を一つも出していない。

田村室長との会談で胸ポケットに納めていた録音テープって
物証じゃないの?

定期借地権に関する分厚い手引書について、モーニングショ
ーでは、財務省が普通の人にはそんなに手取り足取り面倒を
見てくれることはないと言っていたが、田崎はまた財務省の
代弁をしている。

>田崎
財務省の言い方は、通常こういうことはある。と言っている。

>羽鳥
元財務省にいた人はそういうことはないと言っている。
ねえ、山口さん!


その財務省にいた山口も一般的にはないと賛同してしまった
ので、田崎の面目丸つぶれだった。

住田も玉川も合理的・論理的に話をしていて、どう見ても田崎
の言い分には無理がある。

それにしても北朝鮮の脅威を煽りに煽っている政府・テレビ
だが、普通に考えて国力がそれ程あるとは思えない北朝鮮が
本気で米国に開戦を仕掛けるだろうか。

ちなみに安倍首相は、5月3日から7日まで山梨県の別荘で
ゴルフやバーベキューなどして楽しむそうだ。

あれだけ煽っておいて英気を養っている場合だろうか。

その間も、テレビでは、北朝鮮の脅威を煽り続けるのだろう。



http://www.asyura2.com/17/senkyo225/msg/139.html

記事 [政治・選挙・NHK225] 北朝鮮ミサイル発射に対する東京メトロの地下鉄の運転見合わせは政府への忖度と協力(かっちの言い分)
http://31634308.at.webry.info/201705/article_1.html
2017/05/01 15:09

北朝鮮がミサイルを打ち上げで、Jアラートの警報も無しに、東京メトロは地下鉄の運転を見合わせた。これは、東京メトロの自主判断だそうだが、明らかに北朝鮮の脅威を煽っての政府への忖度と協力と思える。

鉄道を止めるなら、列車が地上を走るJRなどの方が先である。同じ地下鉄でも、大阪等では運転している。韓国メデイアが「大げさだ」というのもご尤もな話である。

日本最大の軍艦である「いづも」が米艦隊の護衛に出発した。いよいよ着々と米軍護衛の実績を作っている。北朝鮮の脅威をうまく使っている。米国もトランプ大統領も、国内政治の人気の無さを、北朝鮮への軍事行動で人気度を上げている。安倍政権の支持率が66%と上昇している。これも北朝鮮効果である。

今のトランプ大統領なら、シリアで味をしめて本当に北朝鮮に軍事行動をするかもしれない。ただ、北朝鮮も軍隊が田植えを行わないと大変なことになる。今の時期、米軍に朝鮮半島近くで動かれると、田植え作業も出来なくなる。そんなことも、米国は当然計算ずくである。いよいよ北朝鮮は追い込まれ、どこかで自暴自棄になることが韓国、日本にとっても最も悪いケースとなる。


日本の反応に韓国メディア「大げさだ」
https://mainichi.jp/articles/20170501/k00/00m/030/061000c
毎日新聞2017年4月30日 20時58分(最終更新 4月30日 21時53分)

東京メトロなど一部の鉄道が運転を一時見合わせに

 【ソウル米村耕一】北朝鮮の29日の弾道ミサイル発射のニュース速報を受けて東京メトロなど一部の鉄道が運転を一時見合わせたことに、韓国メディアは「大げさだ」「戦争の恐怖を醸成することに熱を上げている」などと報じた。

 聯合ニュースは、ミサイルは失敗して北朝鮮国内に落ちたものの「客の不便も顧みず運行を中止し、(日本で)不満があふれている」「措置の背後には政府の存在がある」と指摘。東亜日報は「地下鉄、新幹線が運行を中断、軽率」の見出しを掲載した。

 ソウルではこの日、地下鉄などの交通機関は通常運行した。


http://www.asyura2.com/17/senkyo225/msg/140.html

記事 [政治・選挙・NHK225] 安倍暴政を支える教育の歪みととメディア支配ー(植草一秀氏) 
安倍暴政を支える教育の歪みととメディア支配ー(植草一秀氏)
http://www.twitlonger.com/show/n_1spr8kg
1st May 2017 市村 悦延 · @hellotomhanks


第2次安倍政権が発足して4年半の時間が経過する。

内閣支持率が高いとメディアが伝えるが、

内閣支持率の数値を信用できると証明するものはなにもない。

大本営発表なのである。

それでも第二次大戦中の大本営発表を信用していた者が多かった。

真実を冷静に探求している者だけが、「大本営発表は真実でない」を感づいていた。

この安倍政権は

戦争と弱肉強食

を推進している。

日本は戦後に平和主義を定めて平和憲法を創った。

これは戦後日本の偉業である。

世界遺産に「平和憲法=第9条」を定めても良いだろう。

近年流行りの「日本自慢」をするなら、

「戦争放棄」

を第一に掲げるべきだ。

しかし、安倍政権は逆の方向に進んでいる。

日本を「戦争をする国」に変え、

「米国が創作する戦争に加担する国」にしようとしている。


経済政策では

国境を超えて市場原理ですべてを仕切る「グローバリズム」

を推進している。

「グローバリズム」がもたらすものは、

「際限のない格差拡大」

だ。

1%の巨大資本だけが潤い、99%の一般市民が下流に押し流される。

これが「グローバリズム」がもたらす帰結だ。

この安倍政治の存続を許すのか。

それとも、安倍政治を退場させて、これまでの政治とは異なる

新たな流れを生み出すのか。

その判断を下すのは日本の主権者国民である。

下流に押し流されている主権者が安倍政権を支持することは自殺行為だ。

ものごとの本質を見抜き、自分たちにとって望ましい政治体制を

構築する権利と力が主権者には付与されている。

その権利と力を見据えて、政治刷新に動かねばならない。

すでに多くの主権者が気付いているが、

真実に気付かずに、大本営発表に誘導されてしまっている主権者も数多い。


政治を変えるために重要なのは、直接的には「選挙」である。

「選挙」に勝利することが、政治変革をもたらす。

そのために、何が一番大事かを考えて、広く大きな連帯を作らなければならない。

政治の現場では「野党共闘」が推進されている。

しかし、いま進められている「野党共闘」では、「政治刷新」は難しいと思う。

その理由は、「野党共闘」の政策路線が不明確だからだ。

端的に言えば、野党の中核に居座る「民進党」を信頼することができないのだ。

なぜなら、民進党の中枢にいる者たちが、安倍政権と通じているからだ。

だから、「政治刷新」の手法を抜本的に見直す必要がある。

「オールジャパン平和と共生」

「政策基軸」、「超党派」、「主権者主導」

の基本方針を打ち出している。

「野党共闘」ではなく「政策共闘」

が重要であり、

「市民連合」ではなく「政策連合」

が重要だと考える。

5月17日(水)の午後6時から8時に予定で、

衆議院第一議員会館「多目的ホール」で、

「政策共闘=政策連合」で次期衆院選を勝ち抜くための学習会」

を予定している。

詳細は改めて告知するが、日本政治を刷新するための主権者による運動の際

出発点に位置付ける活動再開になる。


「ウソも100回繰り返せば真実になる」

などと言われるが、日本人は

「多数がこうだ」

と言われると付和雷同する者が多い。

日本人は自分が少数派に属することを極度に恐れる。

自分が孤立しないことで安心感を得る。

そのような行動様式が伝統的に培われてきた。

教育の現場では、

「覚える、従う」

だけが重視されてきた。

本当の教育は、

「考える、主張する」

力を養うことであると考えるが、

日本では、

「考える、主張する」

ことを抑圧することに重心が置かれてきた。


マスメディアを動員し、国民の自由な意見の発露、

権力に抵抗する主権者の連帯が生じないように、

国民を洗脳する。

抵抗、反攻の姿勢を示す者を弾圧して、見せしめにする。

刑事訴訟法を改定し、共謀罪を創設する目的は、

国家権力に逆らう国民を弾圧するためである。

戦前への回帰、自由と民主主義の抑圧が急激な勢いで進行している。


メディアが森友事案や加計事案を正しく伝えていれば、

すでに安倍政権は崩壊していたと思われる。

首相辞任不可避の事案がありながら、のうのうと首相の座に居座っているのは、

権力がメディアを完全支配しているからでしかない。

それでも、

「関与していたら首相も議員も辞める」

と断言してしまった現状では、安倍首相が辞任に追い込まれるのは、

もはや時間の問題である。

その先に備えなければならない。


拙著『「国富」喪失』

https://goo.gl/s3NidA

安倍政権が政治刷新を阻止するために用いている五つの手法を指摘した。

教育、洗脳、弾圧、堕落、買収

の五つだ。

日本の民主主義を健全に発展させるには、

まず、教育を変えることが必要だ。

「覚える」「従う」

を強要する教育を排し、

「考える」「主張する」

力を養うことを教育の目標に位置付けるべきである。

教育基本法の抜本改正が必要である。


そして、「洗脳」を遂行する手段として用いられている権力によるメディア支配を

是正しなければならない。

その第一はNHK改革である。

NHKの放送受信契約を「任意制」に移行させる。

「任意制」に移行した途端に、NHKは受信契約者の意向を尊重せざるを得なくなる。

現状では、NHKは受信契約者の移行など微塵も考えない。

ただひたすら、政治権力のご機嫌を取ることしか考えない。

「日曜討論」は毎週、全政党による討論会にするべきだ。

政府に都合が悪い事案があるときに放送を休止するなどの措置が許されるわけがない。


「教育」と「洗脳」の弊害があまりにも大きい。

新政権を樹立したら、直ちに「教育基本法」と「放送法」の抜本改正を

断行する必要がある。

日本の政治刷新は目の前に迫っている。

主権者が覚醒し、行動すれば、確実に政治刷新が実現する。

それを断行するのは、

次の衆院総選挙である。

民進党に任せて、この大事を成就することは不可能だ。

「政策共闘」

「政策連合」

を前面に出して、

「一選挙区・一候補者」の体制を構築することが絶対に必要だ。



http://www.asyura2.com/17/senkyo225/msg/141.html

記事 [政治・選挙・NHK225] 東京メトロ運転停止は、安倍官邸の陰謀!何の理由で数万人の自由を奪う・・・
北朝鮮がミサイルを打ち上げで、Jアラートの警報も無しに、東京メトロは地下鉄の運転を見合わせた。これは、東京メトロの自主判断だそうだが、明らかに北朝鮮の脅威を煽っての政府への忖度と協力と思える。

http://31634308.at.webry.info/201705/article_1.html

鉄道を止めるなら、列車が地上を走るJRなどの方が先である。同じ地下鉄でも、大阪等では運転している。韓国メデイアが「大げさだ」というのもご尤もな話である。

日本最大の軍艦である「いづも」が米艦隊の護衛に出発した。いよいよ着々と米軍護衛の実績を作っている。北朝鮮の脅威をうまく使っている。米国もトランプ大統領も、国内政治の人気の無さを、北朝鮮への軍事行動で人気度を上げている。安倍政権の支持率が66%と上昇している。これも北朝鮮効果である。

今のトランプ大統領なら、シリアで味をしめて本当に北朝鮮に軍事行動をするかもしれない。ただ、北朝鮮も軍隊が田植えを行わないと大変なことになる。今の時期、米軍に朝鮮半島近くで動かれると、田植え作業も出来なくなる。そんなことも、米国は当然計算ずくである。いよいよ北朝鮮は追い込まれ、どこかで自暴自棄になることが韓国、日本にとっても最も悪いケースとなる

北朝鮮がミサイルを打ち上げで、Jアラートの警報も無しに、東京メトロは地下鉄の運転を見合わせた。これは、東京メトロの自主判断だそうだが、明らかに北朝鮮の脅威を煽っての政府への忖度と協力と思える。

鉄道を止めるなら、列車が地上を走るJRなどの方が先である。同じ地下鉄でも、大阪等では運転している。韓国メデイアが「大げさだ」というのもご尤もな話である。

・・・


(囲繞終わり)

確かに、東京の地下鉄が10分ほど全面ストップしたニュースがあり、これは北朝鮮のミサイル攻撃を想定した訓練であったとアナウンサーが伝えていた。

聞いたとき、地下鉄が止まったのは別の理由によるもので、民放のおふざけ(レベルの低さ)も過ぎると大いに怒っていたものである。

ですが、上記の記事の通り、北朝鮮のミサイル攻撃を想定してやっていたなら話は全く別である。
何の権限があって、乗客数万人の自由を拘束したのである。
直ちに関係者を逮捕し、罪を問わねばならない。

ただし、政府が指示したのであればこの限りではないが、それならば政府の指示を問題にすべきことになる。

このスレッドでも、何度も指摘しているように、北朝鮮の暴発は極めて低い確率である。
自衛隊のミサイル迎撃の実権をするならばともかく、地下鉄を止めるなど何の意味でやったのか。

要するに、北朝鮮の脅威を煽り立て、我が国の民意を好戦的にし、軍備拡張、ひいては憲法改正へ至る演出の一貫に過ぎない。
正式には関係者は認めないであろうが、これが官邸の指示であることは明白である。

動機において、地下鉄の幹部が、数万人の乗客の自由を奪うなどの暴挙に走らねばならないものはない。
森友学園意見でも具体的な証拠は挙がらないのと同じカテゴリーの安倍官邸のやらせである。

自民党政権と言えども、ここまで思い上がったクソはいなかった。
安倍晋三は、国家、国民を私物化し、奴隷とも思っている痴れ者。

ここに安倍晋三を、憲政史上、最低、最悪の政治屋と認定する。

ここまでやる安倍晋三を捨てて置くことはできない。
奴の判断は金正恩に等しいものである。
http://www.asyura2.com/17/senkyo225/msg/142.html

記事 [政治・選挙・NHK225] 「北朝鮮危機を煽っているのは世界中で日本の総理大臣だけ」 橋下徹や森本敏までが安倍政権の扇動を批判( リテラ)
            
              首相官邸HPより


「北朝鮮危機を煽っているのは世界中で日本の総理大臣だけ」 橋下徹や森本敏までが安倍政権の扇動を批判
http://lite-ra.com/2017/05/post-3124.html
2017.05.01 森本敏や橋下徹が安倍の北朝鮮扇動を批判 リテラ


 まったく懲りないとしか言いようがない。4月29日の北朝鮮が弾道ミサイルを発射したことを受けて、またもやマスコミが大騒ぎを繰り広げた。いや、マスコミだけじゃない。東京メトロは午前6時7分から約10分間にわたって全線の運転を見合わせ。JR西日本も北陸新幹線を午前6時8分ごろから運転を一時見合わせたのだ。

 北朝鮮のミサイル発射なんてこれまで何度もおこなわれているのに、何をパニックになっているのか。ミサイル発射後の約40分後に運転を止めたところで、何の意味もないだろう。しかも、一番危険な原発は止めずに、そのまま平気で放置して、国民の重要な移動手段をストップさせるという本末転倒ぶりである。

 何度でも言うが、仮に北朝鮮が核実験やICBMの発射実験を行ったとしても、すぐに北朝鮮から日本にミサイルが飛んでくるわけじゃない。それは米国の先制攻撃を受けての報復であり、その米国の先制攻撃の前には、米政府が20万人いるといわれる在韓米国人に退避勧告を出す。それもないのに、北朝鮮から日本にミサイルが飛んでくるなんてことはありえないのだ。

 日本のパニックぶりはもはや笑うしかないが、この滑稽な事態にあの橋下徹でさえ自制を促すツイートを連投した。橋下は、ミサイル発射を受けて東京メトロが運転を見合わせたことを、滞在先の韓国から〈こちらソウルではそんなことは全くなく普通の一日〉と投稿。日本と同様に北朝鮮vsアメリカの危険に晒されているはずの韓国は平穏だと証言した。

 そして橋下は、このように現況への私論を投稿した。

〈日本は憲法9条下の国造りでこういう事態には全く耐性がない。そんな日本が米朝のチキンレースに参加すべきではない〉
〈トランプ氏や安倍首相、そして威勢のイイ面々には、狂った北朝鮮のすぐ横には我々と同じ普通の市民の大切な暮らしがあることを想像して欲しい〉

 憲法改正論者である橋下の9条バッシングはさておき、そんな橋下でさえ、現在、繰り広げられている米朝の対立は〈チキンレース〉だと言うのである。

 また、元防衛大臣でタカ派政治学者の森本敏・拓殖大学総長も、先週放送された『朝まで生テレビ!』(テレビ朝日)のなかで、こう言いきっていた。

「世界中で、朝鮮半島を煽っているのは日本のメディアと日本の総理大臣だけだと、何度も言われます」

 世界のなかで「安倍首相だけ」が危機感を煽り、それにメディアが追随している──つまり世界中で日本だけが、総理が「北朝鮮が危ない!」と騒いで、メディアと国民が「怖い!」と叫ぶ「ガラパゴス」状態に置かれているというのである。

 事実、安倍首相はこれまで、北朝鮮の危険性を国民に向けてさんざん煽ってきた。国民の安全を考えればトランプ大統領の北朝鮮に対する強硬姿勢を制止すべき立場にあるというのに、安倍首相は同調どころか後押しする。その一方で、「北朝鮮はサリンを弾頭につけて着弾させる能力をすでに保有している可能性がある」と言い出したり、「現実から私たちは目を背けることはできない」などと語っては、ミサイルの脅威を煽った。

 さらに、先月11日には、外務省が韓国への滞在者や渡航者に対して注意を促す海外安全情報を出し、21日には内閣官房が弾道ミサイル落下時の対応について公開。自治体へも周知の徹底を呼びかけたことから、県や市町村のHPでも同様に「武力攻撃から身を守る」方法が掲載されたり、小学校などでもプリントが配布されるように。また、24日には首相官邸がメールマガジンでミサイル警戒情報を発信した。こうして国民は、「ミサイルが落ちたらどうしよう」と気が気でない日々を送ることになったのだ。

 だが、どうだろう。そうやって危機を煽る本人は、北朝鮮で故・金日成主席生誕105年記念日の軍事パレードが行われた同日に、恒例の「桜を見る会」を開催。さらに今回も、昭恵夫人を伴って外遊に出かけ、滞在先のロンドンから現地時間29日午前に開かれた記者会見で「ときには仕事を忘れて休日を楽しんでいただきたい」などと悠長なコメントを発表している。

 この事実をひとつとってもわかるように、安倍首相はいま、日本が脅威に晒されてなどいないことをよく知っているのだ。アメリカの先制攻撃がまだまだ現実味を帯びるところまでいっていないことを理解しているから、安倍首相は言葉とは裏腹に安穏と外遊に出かけられるのである。

 いや、安倍首相だけではない。このGWには、安倍首相のみならず20人いる大臣・副大臣のうち、なんと11人が外遊のために出国。4月30日から5月3日までの期間にいたっては、外交窓口である外務省の岸田文雄外相ならびに岸信夫・薗浦健太郎外務副大臣が日本に不在で、実際、岸田外相は29日のミサイル発射を受けて、訪問先のトルクメニスタンで北朝鮮を非難する声明を出した。

 安倍首相を筆頭に大臣がそろって「北朝鮮が危ない!」と連呼するから国民は戦々恐々としているのに、その当事者が日本にいない。これがすべての現実を表しているだろう。

 まったくこの詐欺的態度には反吐が出るが、安倍首相が、ここまで北朝鮮危機を煽った最大の目的はやはり、国民の目を森友問題からそらせるためだろう。実際、森友問題はその後も、財務省と籠池理事長夫妻の面談録データ音など、新たな証拠が出てきているが、ワイドショーなどは北朝鮮危機一色でほとんどまともに取り上げなくなった。

 しかも、国民に有事を煽ることは、安倍首相の野望を実現させる地ならしになる。政府が「北朝鮮の脅威に晒されている」と喧伝して、そうした不安が拡大する社会の空気をつくり出せば、9条改正も、集団的自衛権の発動も、共謀罪も、世論は「防衛のために必要」と判断する。もちろん、「強い総理」として支持率も上がる。

 実際、週刊誌報道によると、安倍首相は3月頃はかなり追い詰められていたが、北朝鮮情勢が緊迫してきてから「ツキが回ってきた」と俄然、元気を取り戻したらしい。

 世界でたった一国、この島国だけが、総理によって捏造された不安に躍らされている──その事実を国民は冷静に受け止めなくてはならない。

(編集部)

関連記事
「朝ナマ」で森本敏氏と初めて意気投合 「やるなら今しかない」  小林よしのり
http://www.asyura2.com/17/senkyo224/msg/876.html
























http://www.asyura2.com/17/senkyo225/msg/143.html

記事 [政治・選挙・NHK225] 不正選挙の背後関係 〜 ロックフェラー一族の日本支配 
不正選挙の背後関係 〜 ロックフェラー一族の日本支配
http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/65b59751f537726c2eb1af09c778a910
2017年05月01日 のんきに介護


レオンロザリア‏@leonrosaliaさんのツイート。

――ムサシとロックフェラー家の意外な関係
http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=271699
選挙を仕切っている『ムサシ』は、資本系列関係をたどると、外資系ファンドのダビンチに。ダビンチはロック家に繋がっている。2012年の選挙不正疑惑の背後関係。是非確認しておきましょう!〔20:14 - 2017年5月1日 〕――

リンクされているサイトから、

次のような

情報を得ました。

資料として紹介します。

なお、

安倍昭恵は、

ロックフェラー一族と懇親なようです。

記念写真だけをみると、

何事もなさそうですけど、本当にそうなんでしょうか。

「安倍昭恵とロックフェラー TPPに前のめり売国奴 安倍晋三 モンサント遺伝子組みGMO大麻 」

という記事があったので

紹介します。

――患者が自分自身で大麻を栽培する限りだと、製薬会社や病院の儲けにはならない。しかし、大麻の成分を取り入れた薬を開発すれば、製薬会社も儲かるのではないか。

実は、すでに世界各国の製薬会社が、そういう薬の開発に乗り出している。日本の製薬会社・大塚製薬も一足早く、2007年、医療用大麻「サティベックス(SativexR)」のアメリカにおける独占的な開発・販売権を取得した。日本では、大麻取締法によって大麻の成分の入った薬を販売することが禁じられているため、その薬は入手できないが、医療大麻の認可国では販売・処方されているのだ。

「大塚製薬は先見の明がありましたが、医療大麻を早く認可しないと、日本の製薬会社は大麻成分の入った薬の開発では出遅れることになります。最近は、アメリカの各州で医療大麻が続々と認可されていますが、その流れを見て、それをビジネスチャンスだと捉えている企業も増えているみたいです」(前出の内科医)

医療大麻の解禁のために活動する成田賢壱さんは、カリフォルニアにて医療大麻解放に向けて活動していた際、「D」という団体からメールを受け取ったという。

「そのメールには、僕の活動に理解を示してくれる旨が記載されていました。でも、よくよく調べてみたら、その団体は、遺伝子組み換え作物を販売しているモンサント社と繋がっていたんです。モンサント社は、医療大麻解禁の流れの中で、大麻の遺伝子組み換えも目論んでいると噂されています。それを知って、僕はその団体とのやり取りを辞めました。僕はむしろ遺伝子が組み替えられることで、大麻が危険なものに変貌するのではないかと危惧したからです。普通に栽培して吸うだけでも十分効くのに、なんで、わざわざ高い薬にしてみたり、危険な遺伝子組み替え大麻にしなきゃいけないんでしょうか……。何だか患者のことを金だと思っているようでいい気分ではありません」

大麻解禁の裏に利権あり。今後は、TPPによってアメリカの医療大麻認可の流れが、日本にも押し寄せてくると予想する識者も多い。近い将来、日本でも医療大麻が認可されるケースは十分にありそうだ。――


2015年11月12日に行なわれたスーザン・ロックフェラーとのトークセッション


サイト記事「乾杯するロックフェラーJr.夫妻と安倍昭恵」。*https://mamorenihon.wordpress.com/2013/11/11/%E4%B9%BE%E6%9D%AF%E3%81%99%E3%82%8B%E3%83%AD%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%A9%E3%83%BC%EF%BD%8A%EF%BD%92%EF%BC%8E%E5%A4%AB%E5%A6%BB%E3%81%A8%E5%AE%89%E5%80%8D%E6%98%AD%E6%81%B5、首相夫人、棚田視察 米ロックフェラー氏と和歌山へ MSN産経ニュース 2013.11.9 16:52 [安倍首相]


上掲サイト。横浜で行なわれた夕食会で乾杯するロックフェラーJr.夫妻と安倍晋三首相夫人の昭恵さん=7日、横浜市西区(田中俊之撮影)

☆ 記事URL:http://blog.livedoor.jp/matrix_zero1/archives/2109231.html

この記事だと、

昭恵のやっている大麻解禁運動が

ロックフェラー家の利権と繋がっているのではと怪しんでいるだけです。

しかし、より根本的には

不正選挙を巡っての日本支配が

昭恵を

ロックフェラー家に結びつけている接点ではないでしょうか。


〔資料〕

「不正選挙請負疑惑会社「ムサシ」は投票用紙や投票機器からスタッフ派遣に至るまですべて独占状態」

   阿修羅(2012 年 12 月 24 日 13:04:16)

☆ 記事URL:http://www.asyura2.com/12/senkyo141/msg/683.html

驚きました。
この「ムサシ」という会社は、投票用紙読取分類機のような投票機器だけでなく、開く投票用紙(ポリプロピレン樹脂でコーティングされた特殊用紙)、投票箱、投票記載台、投票システム等のソフト、選挙スタッフの派遣、機材・用品のレンタル、機器・機材の配送と会場設営・撤収、機器・機材の保管と点検まで、
ぜーんぶこの「ムサシ」一社が独占しています。

いいのでしょうか、こんなことで・・・・
これで公平性が保たれるわけがない。
不正が行われても何ら不思議じゃない。

これが日本の選挙の現実なんですよ。
一人でも多くの日本人はこの事実を知ってください。



さらにはこの「ムサシ」がアメリカ系企業という情報もあります。


〔資料−2〕

「『不正選挙』投票用紙読取機の前科付き会社「ムサシ」がアメリカ企業でした。」

   阿修羅(2013 年 1 月 04 日 17:12:44)

☆ 記事URL:http://www.asyura2.com/12/senkyo142/msg/289.html


2012/12/16衆議院総選挙「不正選挙」選挙システムを全国で独占的に提供している民間会社、投票用紙読取機の会社「ムサシ」がアメリカ企業でした。

ムサシという企業に、家宅捜索に入れば、この不正選挙、過去の不正、闇社会との癒着が解明できるかもしれません。

警察・特捜部は絶対に家宅捜索しませんよ。身内の犯罪がバレるから。

自書式投票用紙読取分類機「テラックCRS-VA」
→製造販売:(株)ムサシ
→筆頭株主:(株)上毛実業
→商号変更:(株)価値開発
→筆頭株主:(有)アルガーブ
→親会社:(株)ダヴィンチ…旧郵政互助会と取引
→実質支配:フォートレス・インベストメント
     …ニューヨークに本拠地を置く、世界最大の
      上場ヘッジファンド運用会社
共同会長:ピーター・ブリガー氏…ゴールドマンサックスより移籍
     ピーター・ブリガー氏(Peter L. Briger Jr.)は、CFR役員を
     や っています。
*古倉義彦=ロスチャイルド財閥の代理人、クレアモントキャピタルホー
     ルディング(〔旧:ロスチャイルド・キャピタル・ホールデ
     ィング株式会社〕)の設立者JPモルガンの元社員、イェール
     大学大学院修了


〔資料−3〕

「上毛実業株式会社=ムサシの筆頭株主」

   nk2nk2の日記(2014-05-10 )

☆ 記事URL:http://d.hatena.ne.jp/nk2nk2/20140510/1356840452

上毛実業株式会社           1,488,600 株 
ショウリン商事株式会社        1,197,400 株 
ムサシ社員持株会            546,200 株 
株式会社 みずほ銀行          360,000 株 
ムサシ互助会              299,100 株 
小林 厚一               237,700 株 
羽鳥 雅孝               237,200 株 
株式会社三井住友銀行          190,000 株 
UBS FINANCIAL SERVICES INC.-SPECIAL
CUSTODY ACCOUNT FOR THE EXCLUSIVE
BENEFIT OF CUSTOMERS          148,080 株 
  (2012年9月30日現在)



ムサシの筆頭株主に上毛実業という会社があります。

上毛実業はロックフェラー傘下の株式会社ダヴィンチ・ホールディングスの子会社アルガーブが上毛実業株式会社の発行株の17.18%を支配していると言われています。その毛実業株式会社が株式会社ムサシの発行株を握っている・・・。

これは、さらに何かあっても不思議ではないですね。

ロックフェラー家は世界大戦前からアメリカを牛耳っている大貴族です。この一族が遠からず関与しているとなると、ムサシという会社に問題があっても、それを崩すのは難しいと私は思います。

事実、ムサシは過去に選挙無効判決が下されるほどの不正行為をしているのです。そのような行為をしても、独占状態という地位を保っているところを見ると、東電と同じように警察などが本気で動いてくれない可能性が高いです。




http://www.asyura2.com/17/senkyo225/msg/144.html

記事 [政治・選挙・NHK225] <世論調査>北朝鮮に不安が90%に!内閣支持率は約60%に上昇、自民党も支持率が大幅増 「政権に緩みがあると思う」64%
【世論調査】北朝鮮に不安が90%に!内閣支持率は約60%に上昇、自民党も支持率が大幅増
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-16594.html
2017.05.01 20:00 情報速報ドットコム




各種メディアの世論調査で安倍内閣の支持率が増加となりました。

5月1日に発表されたJNNの世論調査では、内閣支持率が6.3ポイント上がって63.3%となり、不支持率は5.8ポイント下がって34.8%。政党支持率は自民党が7.5ポイント上がって39.9%に増加し、民進党は0.7ポイント低下して6.8%でした。

北朝鮮問題に関しては90%の方が「不安を感じている」と回答しており、日米が連携して強い対応をしていることを64%の人達が評価しています。

日本経済新聞社の世論調査でも安倍内閣の支持率が60%と高く、国民の大部分が北朝鮮対応に注目していることが改めて示されたと言えるでしょう。


「北朝鮮動向に不安」90%、JNN世論調査
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3042537.htm






北朝鮮の最近の動向に不安を感じる人が9割に達していることがJNNの世論調査でわかりました。
安倍内閣の支持率は、前回の調査より6.3ポイント上がって63.3%。不支持率は、5.8ポイント下がって34.8%でした。


内閣支持率横ばい60% 失言・不祥事の影響軽微  本社世論調査
http://www.nikkei.com/article/DGXLASFS30H1Q_Q7A430C1PE8000/
日本経済新聞社の世論調査で内閣支持率は60%と、前回3月調査の62%と比べてほぼ横ばいだった。今村雅弘前復興相が東日本大震災の被害を巡り「東北でよかった」と発言し辞任するなど閣僚らの失言や不祥事が続いているが、支持率への影響は軽微にとどまった。



















記事コメント

国民相手に遊ぶ日本騙すコミ!潰れた方が国民の為だべ
[ 2017/05/01 20:06 ] 名無し [ 編集 ]

当然の結果でしよう。原発事故でこれだけ苦しんみ今だ故郷に帰れない皆さんが大勢いる訳だから。広島や長崎の被爆被害者の皆さんからみれば核弾頭でも落とされたら堪らないです。いまの核弾頭は広島・長崎型以上に悲惨なもので核開発を許さないのが一番。
[ 2017/05/01 20:13 ] たら [ 編集 ]

きんぴーが喜びそうな記事ですね。
[ 2017/05/01 20:14 ] 名無し [ 編集 ]

地味に維新の支持率がガタ落ちなことを分析すべきな気がします。
森友が原因か、それ以外か。

北朝鮮情勢をこれだけやれば、政権与党の支持が伸びるのは当然ですが、では、与党よりの維新がなぜこうも落ちるのか。
[ 2017/05/01 20:15 ] 名無し [ 編集 ]

比較的安全とされている地下鉄を止めて、

地上のJRが動いているって面白いよねw

北朝鮮はアメリカが追い込めば撃ち込んで来るかもしれないけど

自分から撃ち込んで自国をアメリカに壊滅させる口実を与える訳はないじゃん。

ミサイルは着弾しなきゃ死なないけど、原発事故の放射能は病気になって苦しんで死ぬのに

国民は恐怖指数さえも政府のアンダーコントロール下にあるんだね(笑)
[ 2017/05/01 20:17 ] 名無し [ 編集 ]

北朝鮮がきな臭いからこそ、余計にでんでん政権では不安なんだが。
熊本地震程度の災害でさえ「緊急事態条項が必要」と慌てた無能なんだぜ。
(民主党政権は日本史上最大規模の東日本大震災に現行法で対処できた。)
[ 2017/05/01 20:20 ] 名無し [ 編集 ]

これ日本の安全保障の話ね。自民や維新にすり替えても一般国民は支持しないんだけど。それとも野党連合は日本着弾を願ってるのかね
 
[ 2017/05/01 20:20 ] 名無し [ 編集 ]

民主党のときのほうが暮らしやすかったしまともだった。
とにかく安倍さん、ぶちゃいく奥さんあんたのせいで森友に関与してるんだからいさぎよく辞職して。山口に帰っていくらでもご馳走食べなよ。
[ 2017/05/01 20:24 ] 名無し [ 編集 ]



http://www.asyura2.com/17/senkyo225/msg/145.html

記事 [政治・選挙・NHK225] 自民党が共謀罪推進のチラシを配布!「デマを流す人は法律ができたら困る?」「フツーは捕まらない」
自民党が共謀罪推進のチラシを配布!「デマを流す人は法律ができたら困る?」「フツーは捕まらない」
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-16587.html
2017.05.01 13:00 情報速報ドットコム




4月29日に開催されたニコニコ超会議で自民党が共謀罪推進のチラシを配布しました。

このチラシには「甘党では日本を守れない」と大きく書いてあり、共謀罪(テロ等準備罪)を積極的に推進するような内容となっています。

共謀罪について「フツーの人が捕まることなんてことはない。居酒屋とか、LINEとかで冗談言っただけで逮捕とかってツイートをたまに見かけるけど、こういうのは、まったくのウソ。『デマ』を流す人は、この法律ができたら困るから?」などと自民党は主張し、反対派の指摘をデマと一蹴していました。

他にも「ピースって唱えれば大丈夫だなんて思うのはマジで甘党」というよう文章も見られ、あまりにも幼稚な内容のチラシだと言えるでしょう。


ニコニコ超会議で歴代総理も食べた「自民党カレー」無料配布 「普段はおいしくないけど、落選すると恋しくなる味」
http://news.nicovideo.jp/watch/nw2761385?marquee
ニコニコ動画の全てを再現するというコンセプトのイベント、「ニコニコ超会議2017」が、4月29日、幕張メッセで開幕した。企業や政党が様々な出展をする中、自民党ブースには宣伝車がキッチンカーになって登場。党本部の食堂で食べられるカレーの味を再現し、来場者に無料で配布した。



















記事コメント

でも双眼鏡と地図を持って花見に行ったら、フツーの人でも捕まるんでしょ?
[ 2017/05/01 13:08 ] 名無し [ 編集 ]

チラシに論理的根拠なし

なんであいつらは論理立てて説明するって事が出来ないんだろうな
正当性がないからではあるだろうけど
それを最もらしくするのが仕事じゃなかったのか?
[ 2017/05/01 13:39 ] 名無し [ 編集 ]

だからそれを法律に明記して相当に絞ってくれればいいんだよ。
「特定指定団体のみ適用される」とか
[ 2017/05/01 13:44 ] 名無し [ 編集 ]

双眼鏡と地図とメモ張持って花見を有罪としている時点で、デマでもなんでもない異常法案

この組み合わせで国会議事堂や皇居、原発、基地に行っても逮捕はされない(職質はされるだろうけど)
外国でも撮影禁止というのはあるが、こんなおかしな話はありえない
[ 2017/05/01 13:52 ] 名無し [ 編集 ]

先月の渡部昇一に続き、元境川理事長の元横綱佐田の山(市川晋松、日本会議系になった元舞の海の長尾秀平を指導した)も急逝らしく、日本会議もgdgdなのでは?
[ 2017/05/01 13:56 ] 名無し [ 編集 ]

身内に激甘党の自民党が言っても説得力皆無
[ 2017/05/01 13:59 ] 名無し [ 編集 ]

甘党では、自民政権を守れない。

ということですね。

では、なぜ共謀罪に政治家は対象に入っていないのですか?

なぜ一般市民だけ対象なのですか?
[ 2017/05/01 14:05 ] 名無し [ 編集 ]

企業による犯罪行為、警察や政治家の汚職なども、共謀罪から除外されてるよね。
もうこの時点で、一般市民のみを対象にしていることは明らか。
矛盾だらけのこんな糞法案、廃案一択だろ。
[ 2017/05/01 14:10 ] 名無し [ 編集 ]

前もって取り締まる程度のことでテロ対策になるなら、他の国でも採用してテロなんか起きないわな。
それは採用できない、あるいは採用しても防げないから世界中で頭を抱えてるわけで、自民党のこの主張はもはや国民に思考停止を強いるものに過ぎん。

あとよ、本当に東京五輪のテロ対策のためにやりたいなら、東京五輪の期間限定の時限立法にすればいいだろ。
[ 2017/05/01 14:13 ] 名無し [ 編集 ]

俺は甘くないぞ、もっと服従せよ
「痛みを伴う改革」

とかと同じで、「辛党」って

「俺たちはおまえたち市民にもっと服従を求めるぞ、服従するやつはいい子だぞ、カッコいいぞ。」
っていうメッセージだよね、気持ち悪いわ。

で、フツーの人とフツーじゃない人の区別の仕方を早く国会で。
で、フツーじゃない人に認定されたら人権とか無視してもいいんですかね。

野党はぜひこのチラシ国会に持ち込んで追及してほしいところ。
[ 2017/05/01 14:17 ] 名無し [ 編集 ]

自民党もう滅茶苦茶だな
国会で説明しろよ
こいつら汚すぎるわ
[ 2017/05/01 14:18 ] 名無し [ 編集 ]



http://www.asyura2.com/17/senkyo225/msg/146.html

記事 [政治・選挙・NHK225] もうじき、日本各地に“大川村”が出現する 
もうじき、日本各地に“大川村”が出現する
http://79516147.at.webry.info/201705/article_6.html
2017/05/01 22:34 半歩前へU


▼もうじき、日本各地に“大川村”が出現する

村議の半数が75歳を超え、あとがまが見つからない。

住民は思案の挙句、村議会を廃止することにした。

年寄りばかりの村では、なす術がない。

一体、村の道路補修や外灯の交換などの予算はどうするのか?

悩み抜いた末に、住民が決断した方法とは?

詳しくはここをクリック
http://79516147.at.webry.info/201705/article_5.html

この勘定書きを払うのは一体、誰だ! 
http://www.asyura2.com/17/senkyo225/msg/126.html


http://www.asyura2.com/17/senkyo225/msg/147.html

記事 [政治・選挙・NHK225] 出来損ないの政治家ばかりが目立つ原因を、あなたは知っていますか?一人の暴言王を例に解説。(お役立ち情報の杜(もり))
出来損ないの政治家ばかりが目立つ原因を、あなたは知っていますか?一人の暴言王を例に解説。
http://useful-info.com/ishiharashintaro-support-society
2017年5月1日 お役立ち情報の杜(もり)


 安倍政権を牛耳っている日本会議は極めて危険な独善的集団です。戦争法を推進し、憲法改悪も企んでいます。大まかな特徴は下記の通りです。

・他国が侵略した歴史は認めるが、日本が侵略した事実を直視する勇気はない。
・独善的で視野が狭い。
・戦前回帰願望が強い時代錯誤集団。

 次のリンク先記事も参考にしてください。

【独善的?戦前回帰願望?】安倍内閣を占拠している日本会議とは何か?

 日本会議に参加している人間の暴言は多いですが、その中でも質的・量的に突出しているのが石原慎太郎氏でしょう。

「石原 慎太郎(いしはら しんたろう、旧字体:石原 愼太郎、1932年 (昭和7年) 9月30日 – )は、日本の政治家、作家。
参議院議員(1期)、環境庁長官(第8代)、運輸大臣(第59代)、東京都知事(第14代・第15代・第16代・第17代)、衆議院議員(9期)、日本維新の会代表、共同代表、次世代の党最高顧問を歴任した。
実弟は俳優の石原裕次郎。長男は自由民主党衆議院議員の石原伸晃。次男は俳優・タレントの石原良純。三男は自由民主党衆議院議員の石原宏高。四男は画家の石原延啓。」
(出典:ウィキペディア)

 日本会議の代表委員である石原氏の暴言を、かいつまんで紹介いたします。(出典:ウィキペディア)

引用始め

******************************

日本国憲法について
 2002年12月11日の都議会で日本国憲法について「改憲手続きなんていう面倒なことはせず、衆議院で破棄決議をすればいい」と発言した。インタビューなどでも、目標を「憲法を変えること」と明言している。

自主防衛推進:
 1971年7月19日付の朝日新聞で「(核兵器が)なけりゃ、日本の外交はいよいよ貧弱なものになってね。発言権はなくなる」「だから、一発だけ持ってたっていい。日本人が何するかわからんという不安感があれば、世界は日本のいい分をきくと思いますよ」との発言が紹介された。2011年6月20日の記者会見では、「日本は核(兵器)を持たなきゃだめですよ。持たない限り一人前には絶対扱われない」「日本が生きていく道は軍事政権を作ること。そうでなければどこかの属国になる。徴兵制もやったらいい」と発言した。2011年8月5日にも記者会見で、また2013年4月5日にも朝日新聞とのインタビューで「日本は強力な軍事国家にならなかったら絶対に存在感を失う」と主張している。

慰安婦について
 「日本人が彼女たちを強制連行した証拠はない。生活が苦しい時期、女性が売春をすることは金をもうけるための仕事のひとつだった。彼女たちは自らこの仕事を選んだ」と発言した。

中華人民共和国
 2014年6月22日、日本維新の会解党を正式決定した同党臨時党大会にテレビ中継で参加した際には、「日本という国家は下手をすると隣の中国の属国になりかねない危機的な状況にあり、これを防ぐために私たちは行動してきた。」と発言、憲法改正や集団的自衛権行使容認等の政策が対中国戦略である旨を明言した。

北朝鮮:
 「私が総理であったら、北朝鮮と戦争してでも(拉致被害者を)取り戻す」「アメリカがそれに協力しないとしたら、日米安保条約は意味がなくなる」と述べている。

外国人参政権
 民主党や公明党などが成立を目指す外国人地方参政権については「危ない試み」「発想そのものがおかしい」「絶対反対」「日本に永住する方なら日本の国籍取ったらいい、問題起こしてないんだったら」等々、反対意見をはっきり述べている。

在日外国人・諸文化
 2000年(平成12年)4月9日の陸自記念式典において「不法入国した多くの三国人、外国人が凶悪な犯罪を繰り返しており、大きな災害が起きた時には騒擾(そうじょう)すら想定される」と発言し、三国人という言葉が取り上げられ問題とされた。

東日本大震災
 2011年(平成23年)3月14日には、東日本大震災により日本の東北地方で広範囲が津波の被害を受けたことに関して、「被災者の方々はかわいそう」としながらも、「アメリカのアイデンティティーは自由。フランスは自由と博愛と平等。日本はそんなものはない。日本人のアイデンティティーは我欲。物欲、金銭欲。この津波をうまく利用して我欲を1回洗い落とす必要がある。やっぱり天罰だと思う」とコメントした。

原子力発電所事故について
 2011年(平成23年)3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震の影響で福島第一原子力発電所が爆発事故を起こし、大規模な放射能汚染が福島県のみならず東京都民の生活にも深刻な悪影響を及ぼしている状況の中で、石原は同年3月25日に福島県災害対策本部を訪問した際、報道陣の前で「私は原発推進論者です、今でも。日本のような資源のない国で原発を欠かしてしまったら経済は立っていかないと思う」などと発言した。

「ニート」・フリーター
 ネットカフェ難民について、2008年10月3日の定例会見では、「山谷に行けば1泊200円、300円で泊まれる宿がいっぱいあるのに、ファッションみたいな形で1泊1500円払いながら『オレは大変だ』なんて言うのはねえ」と述べ、彼らが苦境に陥っているとするのはマスコミの偏向だと主張した。

日の丸・君が代
 都知事就任後は文部省の決定に則して都立学校の公式行事における君が代の斉唱と国旗掲揚の徹底をし、君が代を起立して斉唱しなかった教師に対し懲戒処分を行った。

靖国
 靖国神社には毎年8月15日に参拝し、総理大臣には「もし首相が靖国に行かなければ、この国は芯からガラガラと崩れていく」と参拝を求め、天皇の靖国神社親拝を期待する発言を行い、小谷喜美との対談の中で「日本が行った戦争がすべて侵略だから靖国に参拝するななんていう進歩的文化人の連中はおかしい。」と述べている。

ジェンダー・性・障害者・同性愛
 米・サンフランシスコを視察した際の感想を振り返り、「ゲイのパレードを見ましたけど、見てて本当に気の毒だと思った。男のペア、女のペアあるけど、どこかやっぱり足りない感じがする」と話した。

 障害者についての発言が政治問題化したのは、1999年(平成11年)9月に東京都知事として府中療育センター(重度知的・身体障害者療育施設)を視察した後の記者会見での発言だった。「ああいう人ってのは人格あるのかね。ショックを受けた。ぼくは結論を出していない。みなさんどう思うかなと思って。 絶対よくならない、自分がだれだか分からない、人間として生まれてきたけれどああいう障害で、ああいう状態になって」「おそらく西洋人なんか切り捨てちゃうんじゃないかと思う。そこは宗教観の違いだと思う。ああいう問題って安楽死につながるんじゃないかという気がする」と発言した。

 「女性が生殖能力を失っても生きているってのは無駄で罪です」「男は80、90歳でも生殖能力があるけれど、女は閉経してしまったら子供を生む能力はない。そんな人間が、きんさん・ぎんさんの年まで生きてるってのは、地球にとって非常に悪しき弊害」「文明がもたらしたもっとも悪しき有害なものはババァ」

******************************

引用終り


石原慎太郎氏の暴言

 自分の発言を聞いたら、相手がどういう気持ちになるか、思いやりや想像力の欠片もないことが良く解りますね。コミュニケーション能力が無く、独善的です。

「政治的には、歯に衣着せぬ発言が支持を得る一方、政治問題化されるケースもある。批判に対しては安易な謝罪や訂正を拒否し、臆することなく堂々と反論を表明するという強気のスタンスを貫き、結果的にこれまで発言によって公職を辞任に追い込まれたことはない。」(ウィキペディア)

 石原慎太郎氏のような人間の存在を全否定する気はありません。但し、ある社会の中で多数派となったり、権力の中枢に入り込んだりすると大変危険です。石原氏を政治家として長年「活躍」させてしまったのは、有権者たちの判断の誤りです。死ぬほど後悔し、反省すべきです。

 「石原さんは、すでに政界から引退している。今さら、過去をほじくり出さなくてもいいじゃないか。」と思っている人もいるでしょう。そういう訳にはいきません。石原慎太郎的なものは、今日の日本社会に蔓延しているのです。

 武田康弘氏が下記リンク先の記事で、日本会議に賛同する者の精神構造に関して優れた論考をしています。一読をお勧めします。

「日本会議」の精神構造 第三回 ネクロフィリア(英仏誌も安倍首相らのウヨク団体「日本会議」に注目)

 当該記事の中から一部を、以下に引用いたします。

引用始め

******************************

「互いを対等な存在として認め合うのでなく、権威、権力、金力、学力、暴力などにより他者を自分の思う通りにしようとする」

「厳しい規則や固い組織など動かないものを愛します。モノや思い通りになる人だけしか愛せない」

「臨機応変、当意即妙とは無縁で、すべて自分の計画通りにならないと怒ります。」

「イキイキと生きている一人の人間、一人の女・一人の男から始まる社会・国という「社会契約」(人民主権)の考え方が受け入れられず、自分の思う「日本人」とか「伝統」の枠内にこどもや市民を閉じ込めようとします。」

「管理社会を好みますから、こどもや人々が自立心をもち、「私」からはじまる生き方をすることを恐れます。」

「個人や自由や解放というイメージを嫌い、批判されるのを避けます。オープンな話し合いが苦手で、一方通行です。」

******************************

引用終り

 上記のような日本会議的精神風土は、日本人の多くが意識的・無意識的に支持しています。石原慎太郎氏の暴言だけにとどまらず、戦後最悪の安倍政権を誕生させ、憲法違反の戦争法を成立させたのは、日本会議的精神風土に疑問を持たない多くの有権者なのです。

 安倍政権の独裁・暴走があまりにもひどいため、身の危険を感じた多くの市民が抗議活動を始めました。とても良いことだと思います。同時に、次の言葉も胸に留めておいた方がいいでしょう。

「一国の政治というものは、国民を映し出す鏡にすぎません。政治が国民のレベルより進みすぎている場合には、必ずや国民のレベルまでひきずり下ろされます。反対に、政治のほうが国民より遅れているなら、政治のレベルは徐々に上がっていくでしょう。国がどんな法律や政治をもっているか、そこに国民の質が如実に反映されているさまは、見ていて面白いほどです。これは水が低きにつくような、ごく自然のなりゆきなのです。りっぱな国民にはりっぱな政治、無知で腐敗した国民には腐りはてた政治しかありえないのです。」
(出典:「スマイルズの『自助論』エッセンス版」P17)

以上




http://www.asyura2.com/17/senkyo225/msg/148.html

   

▲このページのTOPへ      ★阿修羅♪ > アーカイブ > 2017年5月

★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/  since 1995
 題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
掲示板,MLを含むこのサイトすべての
一切の引用、転載、リンクを許可いたします。確認メールは不要です。
引用元リンクを表示してください。