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2017年7月05日00時00分 〜
記事 [政治・選挙・NHK228] 重要な提案!順番を間違えてはならない! 
重要な提案!順番を間違えてはならない!
http://79516147.at.webry.info/201707/article_95.html
2017/07/04 23:25 半歩前へU


▼重要な提案!順番を間違えてはならない!


 極右の野田数など都民ファーストの会を批判するブログを書いていてふと、気になった。

 私は2006年9月26日、第一次安倍政権が誕生して以来、一貫して政権を批判し続けた。この政権が歴代自民党のどの政府よりも「危険だ」と感じたからだ。

 一昨年の戦争法の際は何度も国会前に足を運んだ。原発の再稼働には、徹底して東電と安倍政権を非難した。

 度重なる選挙では毎回、「今度こそ」の願いを込めて、野党に票を投じた。だが、常に安倍自民党の圧勝に終わった。なぜだ、どうして有権者は愚かなんだ、と怒りを覚えたくらいだ。

 それが、今回の東京都議選で、安倍自民党を歴史的大敗に追い込んだ。都民ファーストの会が勝利したとはいえ、自民党が大敗したのは紛れもない事実だ。想定外の大惨敗に自民党はショックを隠し切れない。

 ところが選挙が終わった途端、ネットの攻撃の矛先は、大勝した都民ファーストの会に向かった。

 かくいう私も、その一人。小池百合子が知事に当選した直後、特別秘書に野田を任命したことまで引っ張り出して批判。

 だが、冷静に考えてみると「これでいいのか?」と、疑問が沸いた。

 都民ファーストの会を攻撃して一番喜ぶのは誰か? 安倍晋三であり、自民党だ。

 森友疑惑や加計疑惑をそっちのけで、ネットやマスコミが都民ファーストの会のスキャンダル捜しに熱中すれば、庶民の関心はそっちに移る。

 安倍にとってこんなあり難いことはない。

 それでは「もっと面白い話題」を提供しようと、都民ファーストの会絡みの、「とっておきのネタ」を週刊誌にプレゼントしよう。

 何しろ相手は政権政党だ。官邸には警察官僚をずらり揃え、加えて情報機関、内調こと、内閣調査室まで抱えている。情報操作などお手のものだ。

 その結果、「都民ファーストの会はけしからん。この野郎、あの野郎!」とみんなして袋たたき。

 気が付けば、安倍自民党は支持率急落のショックもウソのように、元の元気を取り戻していた、ということになる。

 結果的に、私たちの都民ファースト批判が、安倍復活に手を貸したことになって、すべてが元の木阿弥。水泡に帰したらどうする。

 自民党が大敗したと喜んだ。あれは一体何だったのか? そんなことになっても構わないのか?みんなで考え直してみよう。

 安倍政権は惨敗の“学習効果”で欠点を修復し、以前にも増して強権を振るい、改憲を実現。安倍首相の任期は無期限となる。こんなことが無きにしも非ずだ。

安倍政権と都民ファーストの会。
二兎を追うものは一兎も得ず、になってはよくない。

大事なことは「いま、最優先すべきは何か」である。

 私は安倍首相を退陣に追い込むことが、何を置いても最優先すべきと考える。

 特定秘密保護法から解釈改憲、戦争法と集団自衛権の行使、原発の相次ぐ再稼働、そして「共謀罪」に至る安倍政権が許せない。この先改憲を実現した暁には徴兵制の導入も絵空事ではなくなる。

そんな安倍晋三をなんとしても退陣に追い込みたい。

 だから、今は都民ファーストの会攻撃については「お休み」してもいいと思っている。何度も言うが今、この状況で、都民ファーストの会を非難して喜ぶのは安倍晋三、自民党である。

 私たちはこれまで、何のために頑張ってきたのか?

 彼らを喜ばすようなことは絶対やってはならない。

 安倍晋三や自民党に手を貸してはならない。読売や産経になってはいけない。

 小池百合子の都民ファーストの会をやっつけるのは、安倍晋三を倒してからだ。

 順番を間違えてはならない。冷静になって、そこを考えよう。


http://www.asyura2.com/17/senkyo228/msg/566.html

記事 [政治・選挙・NHK228] 「急所、取り外し」の技か。自民党が安倍首相の欠席を条件として閉会中審査をやるという 
「急所、取り外し」の技か。自民党が安倍首相の欠席を条件として閉会中審査をやるという
http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/5a458e59bfac109a7d728aece4cb2620
2017年07月04日 のんきに介護


安倍がいないんなら、

喚問するなら昭恵だろう。

前川氏だけ呼んで安倍を引きずる出さないでは、

不公平だ。

二階は、

党を挙げて安倍首相を守ると言っているが

実際は

世論を敵に回すお手伝いをしているだけと思う。

ま、自分が憎まれるんではないから、

いいかってなもんだ。


http://www.asyura2.com/17/senkyo228/msg/568.html

記事 [政治・選挙・NHK228] 「これでいいのか?」と、途中で疑問が沸いた! 
「これでいいのか?」と、途中で疑問が沸いた!
http://79516147.at.webry.info/201707/article_96.html
2017/07/05 00:01 半歩前へU


▼「これでいいのか?」と、途中で疑問が沸いた!


 選挙が終わった途端、ネットの攻撃の矛先は、大勝した都民ファーストの会に向かった。かくいう私も、その一人。

 「これでいいのか?」と、疑問が沸いた。

 都民ファーストの会を攻撃して一番喜ぶのは誰か? 安倍晋三であり、自民党だ。

 森友や加計をそっちのけで、ネットやマスコミが都民ファのあら捜しに熱中すれば、庶民の関心はそっちに移る。安倍にとってこんなあり難いことはない。

 それでは「もっと面白い話題」を提供しようと、「とっておきのネタ」を週刊誌にプレゼントしよう。何しろ相手は政権政党。官邸には警察官僚をずらり揃え、内調まで抱えている。情報操作などお手のものだ。

 その結果、「都民ファーストの会はけしからん」とみんなして袋たたき。気が付けば、安倍自民党は支持率急落のショックもウソのように、元の元気を取り戻していた、ということになる。

 結果的に、私たちの都民ファースト批判が、安倍復活に手を貸したことになって、すべてが元の木阿弥。自民党が大敗したと喜んだ。あれは一体何だったのか?

 大事なことは「いま、最優先すべきは何か」である。

 私たちはこれまで、何のために頑張ってきたのか?

 彼らを喜ばすようなことは絶対やってはならない。安倍晋三や自民党に手を貸してはならない。読売や産経になってはいけない。

 テキの術中にはまってはならない! 小池を批判するのは安倍政権を倒してからだ。

 順番を間違えてはならない。


http://www.asyura2.com/17/senkyo228/msg/569.html

記事 [政治・選挙・NHK228] わずか一日で終わった安倍・菅暴政コンビの大惨敗劇 「これには腹が立った」 天木直人
わずか一日で終わった安倍・菅暴政コンビの大惨敗劇
http://kenpo9.com/archives/1742
2017-07-04 天木直人のブログ


 これには腹が立った。

 安倍首相が「帰れコール」にブチ切れて、「こんな人たちに負けるわけにはいかない」と指さして吐いた暴言を、菅官房長官はきのう6月3日の記者会見で「首相の発言は極めて常識的だ」と語ったという。

 怪文書発言や、前川次官への誹謗発言で味噌をつけたはずなのに、そんな事などすっかり忘れて、元の菅官房長官に戻ったごとくだ。

 それだけでも腹が立つのに、きょうの毎日新聞に掲載されていた安倍首相の独占インタビュー記事を見て、もっと腹が立った。

 解散はまったく考えていない。

 これからは経済回復で責任を果たす。

 改憲の方針は変わらない。

 日米韓連携を進める。

 言いたい放題だ。

 要するに、加計疑惑による支持率低下や都議会選挙の惨敗など一日で忘れ、これまで通り、居直ると言っているのだ。

 反省して謙虚になるなどと、心にもない事を繰り返しながら、腹の中ではぺろりと舌を出しているということだ。

 わずか一日で終わった安倍・菅暴政コンビの大惨敗劇である(了)


http://www.asyura2.com/17/senkyo228/msg/570.html

記事 [政治・選挙・NHK228] 都議選が生み出した朗報 「『日本会議』所属の候補者が大量落選」
都議選が生み出した朗報 「『日本会議』所属の候補者が大量落選」
http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/0e11db0760094d6b1e0073ae8f6e1ed2
2017年07月04日 のんきに介護


吉岡正史‏ @masafumi_yoshiさんのツイート。






岩上安身‏@iwakamiyasumiさんが

こんな希望的観測。




















http://www.asyura2.com/17/senkyo228/msg/571.html

記事 [政治・選挙・NHK228] 「都民ファースト」という政党名の詐術は、なかなかのもんでしたよ、小池さん。その上、選挙のため代表者の振りもしたんですよね
「都民ファースト」という政党名の詐術は、なかなかのもんでしたよ、小池さん。その上、選挙のため代表者の振りもしたんですよね
http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/9941eb8d6715f01458c3949dd7243288
2017年07月04日 のんきに介護


岩上安身‏@iwakamiyasumiさんのツイート。



「東京都民は、神様です」

という政党が次には登場しそうだな、

と思う。

しかし、それにしても、小池さん、

事実とは逆を言うセンスは、

まさにネトウヨだ。

騙すことならお手の物、

この人が日本会議に所属しているってこと、

忘れないでおこう。



http://www.asyura2.com/17/senkyo228/msg/572.html

記事 [政治・選挙・NHK228] “自民歴史的惨敗”の副産物「小池王国」の重大な危険 〜代表辞任は「都民への裏切り」(郷原信郎が斬る)
“自民歴史的惨敗”の副産物「小池王国」の重大な危険 〜代表辞任は「都民への裏切り」
2017年7月3日 郷原信郎が斬る


昨日の東京都議会議員選挙、安倍晋三首相が率いる自民党が、議席を半数以下に減らすという“歴史的惨敗”を喫した。その最大の原因は、安倍内閣の、加計学園問題、森友学園問題など安倍首相自身に関わる問題や、稲田防衛大臣の発言などの閣僚・党幹部の「不祥事」に対する対応が、あまりに不誠実かつ傲慢で、問題を真摯に受け止めているようには思えないことにあり、それに対する都民の痛烈な批判が、このような結果につながったと見るべきである。この選挙結果を、小池都知事が率いる都民ファーストの会(以下、「都民ファースト」)が支持された圧勝と見るのは、間違いだと思う。

私は、小池都政に対しては、昨年来、【小池都知事「豊洲市場問題対応」をコンプライアンス的に考える】【「小池劇場」で演じられる「コンプライアンス都政」の危うさ】【「拙速で無理な懲戒処分」に表れた「小池劇場」の“行き詰まり”】【豊洲市場問題、混乱収拾の唯一の方法は、小池知事の“謝罪と説明”】【「小池劇場」の”暴走”が招く「地方自治の危機」】などで、徹底的に批判を続けてきた。小池知事が東京都で強大な権力を握り続けることは「地方自治の危機」だと思っている。

一方で、森友学園問題、加計学園問題などで厳しい批判にさらされている自民党や安倍内閣に対しても、ブログ等で、様々な観点から批判を続けてきた。最近では、講演での獣医学部認可の『全国展開』の発言については、【「獣医学部を全国で認可」発言で“自爆”した安倍首相】と厳しく批判した。

そういう状況で行われた今回の選挙が、「小池氏と自民党との対決」だけでなく、「厳しい批判を浴びる安倍内閣の信任を問う選挙」と位置付けられたことで、小池都政、安倍政権の双方を厳しく批判してきた私としては、対応が極めて難しい選挙になってしまった。

選挙の告示直前の6月22日に、片山善博氏と私の対談本【『偽りの都民ファースト』】が出版された。私は、これまで本を出した時には行ってきたのだが、今回は選挙期間中、ツイッター、ブログ等での本の紹介を全く行わなかった。私の小池都知事批判が、些かなりとも自民党・安倍政権を利する結果になることは絶対に避けたかったからだ。

私が投票した選挙区も、自民党、都民ファーストの会、共産党の各公認候補者のほか、民進党を離党して都民ファーストの推薦を受けている無所属の候補者、あとは幸福実現党だけだった。昔、豊洲市場問題に関して教条的な批判で混乱を煽った共産党に投票するのか。しかし、まさか、幸福実現党というわけにもいかない。結局のところ、今回の選挙では、私には、全く選択肢がなかった。

多くの都民にとっては、私のように「全く選択肢がない」のではなく、「都民ファースト以外に選択肢がない」ということだったのであろう。

「小池劇場」を巧みに使った小池氏のメッキが徐々に剥がれ、支持は確実に低下していたとは言え、それは主として、豊洲への市場移転の問題での、「決められない知事」という批判によるものだった。その点は、都議選告示の直前に、豊洲への移転の方針を一応示したことで、相当程度に緩和された。そうであれば、あまりに酷い有様の自民党・安倍内閣への失望・反発から、「自民党には投票したくない」という当然の感覚の都民が、小池氏の都民ファーストに投票するのは、ある意味では自然な流れだったと言えよう。

片山氏と私の対談本で指摘したような、小池氏の都知事としての姿勢や手法に対する根本的な問題が都民に認識されていれば、結果も異なったであろうが、上記のブログで小池氏を徹底批判してきた私ですら、安倍政権批判との関係での上記のような理由で、対談本を紹介することもなく、都議選に影響を及ぼすような形での小池批判も、差し控えていたのである。今回の選挙で小池批判の動きが顕在化しなかったのは致し方ないと言えよう。

そういう意味では、今回の選挙での“自民党の歴史的惨敗”は安倍一強の異常な政治情勢に大きな動揺を与えるものとしては歓迎すべきことであるが、その副産物として東京都が「小池王国」となってしまったこと、都議会をも掌握した都知事が絶対的権力を握って、二元代表制が有名無実化しかねない状況になってしまったことは、我々都民にとって由々しき事態である。「小池都政の暴走」が始まると、もはや止めようがないのである。

そういう意味では、今こそ、片山氏との対談本【『偽りの都民ファースト』】に注目して頂きたい。片山氏は、地方自治体の政治・行政の観点から、そして、私が、組織のコンプライアンスの観点から、小池氏が都知事として行ってきたことが、まさに「偽り」であり、全くデタラメであることを、徹底して論じている。

       

小池氏は、事あるごとに「東京大改革の一丁目一番地は情報公開」という言葉を持ち出し、情報公開による「透明化」であらゆる問題が解決できるかのように言っている。しかし、小池氏の透明性の確保、すなわち、「情報公開の徹底」が、過去の知事に対して説明責任を厳しく要求するだけで、自分には甘い「ダブルスタンダード」になっていること、予算の決定の過程の業界団体のヒアリングなども、自分の都合の良いところを世の中に見せようとする「見せる化」であって、本当の意味の「見える化」にはなっていないことを、対談の中で、片山氏が厳しく指摘している(同書169頁)。情報公開は、過去の知事時代のことではなく、小池都知事になってからの、しかも、小池氏自身に関わる問題についても徹底されなければならない。しかし、実質的に東京都政を支配している小池氏と「顧問団」や都民ファースト幹部との協議過程や「密談」についての透明化・情報公開の動きは全く見えない。

この1〜2時間程度で読める短い本が、少しでも多くの都民に読まれることが、「小池王国」となった東京都で今後起き得ることへの危機感を持ってもらうことにつながるはずである。

〜〜〜

上記の内容でブログを更新しようとしていたところ、「小池都知事、都民ファーストの会代表辞任」との信じ難いニュースが飛び込んできた。選挙直前に代表に就任し、代表として選挙戦に臨み、その結果が出たとたんに、代表を辞任するというのである。都議選向けの「臨時代表」だったということであろうか。選挙で圧勝した小池氏には、「小池百合子代表」の看板を掲げ、小池氏の責任で公認・推薦した都民ファースト候補者だからこそ、有権者が投票してくれたという認識すらなくなっているようだ。あまりに都民・有権者を舐めきった行動と言わざるを得ない。

小池氏は、今回の代表辞任の理由について、「二元代表制等々への懸念があることも想定すると」と述べているようだが、代表に就任した6月1日の定例会見では、小池氏は、

知事と、それから都議会と、二元代表制のもとにあって、しっかりと方向性を一にし、そしてスピード感を一にし、時には議会の方がむしろリードするぐらいのスピード感を持ってほしいという意味でございまして

と述べていた。「二元代表制」との関係からの懸念は最初から指摘されていた話であるが、それに対して

議会のチェックも、情報公開をすることによって、都民の皆さんの目ということがあって初めてその効果が出てくるのではないか

などと、ここでも「情報公開」という的外れの言葉を持ち出してごまかしていたのである。

今回、改めて「二元代表制」を代表辞任の理由として持ち出しているが、代表を辞任をしても、都民ファーストは小池氏が実質的に支配している政党であることは何も変わりはなく、ただ、「所属議員に何か問題があっても小池氏は責任を負わない」という点に違いがあるだけなのであるから、「二元代表制との関係での懸念」は全く解消されていない。

小池氏が代表として責任を持つ都民ファーストが公認・推薦した候補者というのと、野田数という多くの都民にとって正体不明の人物が代表となっている地域政党が公認・推薦した候補者というのとでは、有権者たる都民にとって判断が異なって然るべきである。選挙後に代表を辞任する予定であったのに、敢えて、その事実を秘し、選挙後も自らが代表を務める都民ファーストの公認候補ないし推薦候補であるように偽っていたとすると、その「公認・推薦」というのは、実質的には事実ではなかったに等しい。「候補者に対する人・政党その他の団体の推薦・支持に関し虚偽の事項を公にする行為」を「虚偽事項公表罪」として罰する公職選挙法235条の趣旨にも反すると言えよう。

このような都知事の下での東京都政が、法律に基づいて適切に運営されることは、全く期待できない。そのことを、今、改めて痛感している。



http://www.asyura2.com/17/senkyo228/msg/573.html

記事 [政治・選挙・NHK228] 「安倍一強」「小池王国」に貢献した蓮舫代表・野田幹事長は辞任すべき(郷原信郎が斬る)
「安倍一強」「小池王国」に貢献した蓮舫代表・野田幹事長は辞任すべき
2017年7月4日 郷原信郎が斬る


“自民歴史的惨敗”の副産物「小池王国」の重大な危険 〜代表辞任は「都民への裏切り」】でも述べたように、都議会議員選挙で、自民党は加計学園問題等への「傲慢」「ごまかし」や閣僚等の不祥事への強い批判から、歴史的惨敗を喫し、一方で、小池都知事が率いる「都民ファーストの会」は圧勝したが、その直後に、選挙の直前に代表に就任した小池氏が代表を辞任するなど、凡そまともな「政党」とは言い難い状況にある。こうした中で、野党としての役割を全く果たせず、ほとんど蚊帳の外のような状況に置かれたのが民進党である。

民進党の蓮舫代表・野田佳彦幹事長は、このような状況を招いたことについて責任をとり、速やかに辞任すべきだ。

都議選での5議席という結果を、「当初の予想のゼロないし1の予想より良かった」として安堵しているなどという報道があるが、ふざけたことを言ってはならない。安倍政権批判票が、小池都民ファーストに向かうという状況を招いたのは、離党者続出で民進党都連が壊滅し、民進党が、多くの選挙区で候補者すら立てられないという惨状で選挙に臨まざるを得なかったからである。

蓮舫氏にとって最大の誤りは、「都知事選挙に出馬せず、野党第一党の代表となって首相をめざす」決断をしたことである。

舛添氏が政治資金問題での批判を受けて都知事を辞任し、急遽行われることになった2016年の都知事選挙で、蓮舫氏に都知事選への立候補を期待する声が上がったが、結局、蓮舫氏は、立候補しなかった。その理由について、テレビ番組で、「都政ではできない。国を変えなければできない。」と述べた。この時点で、都知事ではなく、首相をめざそうということだったのであろう。同年秋の民主党代表選挙に出馬して、野党第一党の代表に就任した。

6月18日に蓮舫氏が都知事選への不出馬を表明したのを見届けた後に、小池氏が、6月29日に出馬を表明。当時、知名度抜群の蓮舫氏が出馬した場合、余程の強力な対立候補が現れない限り圧勝するだろうと予想されていた。小池氏が出馬しても、女性対女性の対決となって小池氏の強みが半減し、なにより、「自民党都連との対決構図」が作れなかった可能性が高い。蓮舫氏が都知事選出馬表明をすれば、小池氏は出馬を断念していた可能性も高い。

蓮舫都知事が誕生していれば、民主党が、「二重国籍問題」で足をとられることもなかった(二重国籍問題は、野党第一党の党首として「日本の総理大臣」をめざそうとすることに対する批判であり、都知事であれば、大きな問題にはならなかったはずだ。)。

蓮舫氏が、民進党代表選の期間中から「二重国籍問題」を指摘され、出足からつまずき、その問題への説明責任も十分に果たさないまま代表の座にとどまり続けたことで、民進党は、国民からは殆ど見放される状態が続いた。民進党が批判の受け皿になり得ないことによって、安倍内閣が森友学園問題・加計学園問題で失態や不誠実な対応を重ねても、支持率が下がらないという異常な状況につながり、都議選では、批判の受け皿となった小池都民ファーストが圧勝し、東京都に「小池王国」を生むことにつながった。

そういう意味では、蓮舫氏が都知事選挙に出馬せず、国政にとどまり、野党第一党民主党の代表をめざしたことは、民主党(民進党)にとっても、国民にとっても、都民にとっても最悪の結果につながったと言える。

野田氏の責任は、それ以上に大きい。

まず最大の罪は、首相在任中の2012年11月、国会での安倍自民党総裁との党首討論で、消費税増税を含む三党合意履行を条件に衆議院解散に打って出ることを明言し、その後の総選挙で、民主党の議席が、230から57議席になるという壊滅的敗北を喫したことにある。国民に期待されて政権交代を果たした後も、党内抗争に明け暮れ、菅首相の震災・原発事故対応での失態等も重なって、既に民主党は国民の支持を失っており、いずれにせよ総選挙での民主党の大敗は免れなかったと思う。それにしても、この時点での突然の解散は、ほとんど自軍に「自爆テロ」を仕掛けたに近いもので、それ以降、民主党は政党としての体をなさなくなった。

その責任の重さを考えたら、民主党内で、人前に出ることすらはばかられるはずだが、事もあろうに、2016年の選挙で蓮舫氏を代表に担ぎ上げ、「二重国籍問題」への懸念の声が上がっても跳ね返し、自ら蓮舫代表の下の幹事長のポストについたのである。これが二つ目の罪である。

野田氏の二つの罪が、民進党の野党としての機能を著しく低下させ、自民党への批判の受け皿を無くし、「安倍一強」体制に大きく貢献してきたことは間違いない。

都議選での惨敗を受けて、自民党側も、それまで頑なに拒んでいた「閉会中審査」にも応じる方向になってきている。加計学園問題について説明が困難であるからこそ、共謀罪の審議で「禁じ手」まで使って国会を閉会に持ち込んだのに、閉会中審査を行わざるを得ないのは、深刻な事態である。しかし、蓮舫・野田体制が続く限り、民進党がいくら追及しても、安倍政権に対する威力は限られたものでしかない。

安倍政権に対する批判がこれ程までに盛り上がった今回の都議選で、民進党自身が、批判の受け皿としての選択肢を提供できなかったことの責任を負って、蓮舫氏は代表を、野田氏は幹事長を、一刻も早く辞任すべきである。

とりわけ、野田氏は、民主党にとって「A級戦犯」でありながら、再び幹事長としてしゃしゃり出たことが、日本の民主主義にとっても深刻かつ重大な事態を招いてしまったのである。速やかに民進党の組織から離れ、政界を引退するのが本筋であろう。

一方、蓮舫氏は、ここで、党の再生のために潔く身を引けば、まだまだ、これから活躍の余地がある。「二重国籍問題」はあくまで、次期首相をめざす立場であるが故の問題であり、政治家としての活躍の余地が否定されるものではない。早晩、行き詰まるであろう小池都政の後の都知事をめざすというのも、一つの選択肢かもしれない。蓮舫氏の政治家としての今後のためにも、速やかに決断すべきである。



http://www.asyura2.com/17/senkyo228/msg/574.html

記事 [政治・選挙・NHK228] 韓国の反日活動家、徐 敬徳(ソ・ギョンドク)が、軍艦島徴用者の犠牲ねつ造映画の宣伝を米NY・タイムズスクエアの広場で大
 韓国の反日活動家、徐 敬徳(ソ・ギョンドク)が、軍艦島徴用者の犠牲ねつ造映画の宣伝を米NY・タイムズスクエアの広場で大々的に実施中・・・   日本政府や外務省は、事実と誤認されるだんまりを続けず、日韓基本条約の内容や、徴用の事実で反論すべき
http://gansokaiketu.sakura.ne.jp/kankokuya-zaigai-kankokukei-jyuuminraniyoru-rekishino-waikyokuhoudouya-waikyokugiwakuhoudouni-nipponseifuha-houtisezu-shikkarito-jijitude-hanron-subeki-naiyou.htm#2017-07-05-韓国の―反日活動家、徐敬徳(ソ・ギョンドク)が、軍艦島徴用者の犠牲ねつ造映画の宣伝を、米NY・タイムズスクエアの広場で大々的に実施中


「日本の歴史歪曲を知らせる」米NYに巨大な映像広告が登場=韓国ネット
   「犠牲者の魂が伝わりますように」「日本人が知らない歴史」
http://www.recordchina.co.jp/b183359-s0-c10.html

 2017年7月4日、韓国・ソウル経済によると、朝鮮人を強制徴用し奴隷生活を強要したと長崎の軍艦島を告発する映像が3日(現地時間)、米ニューヨーク・タイムスクエアの広場にある電光掲示板で上映された。

韓国広報専門家の徐敬徳(ソ・ギョンドク)誠信女子大学教授は4日、ニューヨーク・タイムスクエアに映像広告「軍艦島の真実」が掲載されたと明らかにした。徐教授は「映像にはユネスコの世界遺産に登録された軍艦島は韓国人が強制徴用された島であり、約120人の死者も発生した『地獄島』だったという歴史的事実が収められている」と説明し、「現地時間の3日から9日まで1日1000回ずつ、全部で約7000回上映される予定」と明らかにした。

約15秒の映像はタイムスクエアで最も大きい横66メートル、縦13メートルのサイズの電光掲示板で上映されている。徐教授は「日本政府は3年前に軍艦島を世界遺産に登録したが、強制徴用の事実を知らせる情報センターを建設するとの約束をいまだに果たしていない」と主張し、「世界の人たちに日本の歴史歪曲(わいきょく)を広く知らせるために映像を掲載することにした」と明らかにした。

これについて、韓国のネットユーザーからは「こんな努力をしている人もいるのか。僕も早く社会の一員になり、こういう活動を支援したい」「とてもありがたい。日本人は徹底的に歪曲された教育のためにこのような歴史を全く知らない。より多くの人が参加し、世界中に日本政府の愚かさを知らせてほしい」「せめて当時の崇高な犠牲者たちの魂だけでも伝わりますように」「今後もそのような努力を続けてほしい」など徐教授の活動を支持、応援するコメントが寄せられている。

そのほか「拍手を送ることしかできない自分が恥ずかしい」との声や、「ついでに『対馬は韓国領』との事実も広報してほしい」と主張する声も。

一方で「そんなに日本との関係を悪化させたいの?」と不安を示す声もみられた。(翻訳・編集/堂本) 


http://www.asyura2.com/17/senkyo228/msg/575.html

記事 [政治・選挙・NHK228] 総理が放った「こんな人たち…」 官房長官はこれを常識的な発言だという。誠に「おぞましい」人々である。 小沢一郎(事務所)









都議選前日ようやく表に姿を現した安倍総理を待っていたのは「やめろ!」「帰れ!」の嵐!怒れる聴衆の
中には森友・籠池氏の姿も!安倍総理は市民を指差し「こんな人たちに負けない」逆上! 17.7.1










「こんな人たち」首相演説、菅長官「常識的な発言」
http://www.asahi.com/articles/ASK73659GK73ULFA02G.html
2017年7月3日19時41分 朝日新聞



■菅義偉官房長官(発言録)

 (東京都議選最終日、東京・秋葉原での街頭演説で聴衆からの政権批判の声に、安倍晋三首相が「こんな人たちに負けるわけにはいかない」と発言したことについて)民主主義国家ですから、選挙運動というのは自由だ。許容の範囲というのはあるし、きわめて常識的な発言じゃないですか。そうした発言を縛ること自体あり得ないと思う。(政権批判の声は)人の発言を妨害するようなことだったので、総理はそういう発言をされたと思う。そういう人たちを含めて、日本は民主国家ですから。そういう中で発言をしたわけだ。(総理発言が問題とは)全く思っていない。(記者会見で)


















































































http://www.asyura2.com/17/senkyo228/msg/576.html

記事 [政治・選挙・NHK228] 北朝鮮「ICBM」発射は、キッシンジャー博士の了解を得て、プーチン大統領が命令、安倍晋三首相に「早く辞任せよ」と圧力
http://blog.goo.ne.jp/itagaki-eiken/e/d3738c88c39741af0892271a5e1c7bac
2017年07月05日 板垣 英憲(いたがき えいけん)「マスコミに出ない政治経済の裏話」

◆〔特別情報1〕
「北朝鮮は4日午後、国営メディアを通じ、大陸間弾道ミサイル(ICBM)の発射に成功したと発表した。高度は2802キロに達し、飛行距離は933キロ、39分間飛んだとしている。専門家は、最も遠くまで飛ぶ角度で発射すれば米アラスカ州に届く可能性がある指摘する」とロイター(東京/ソウル)が7月4日報じた。天皇陛下にごく近い筋が、米キッシンジャー博士サイドから聞いた情報によると、「金正恩党委員長=元帥がロシアのプーチン大統領の命令で発射させた。プーチン大統領は、キッシンジャー博士の了解を得ている。安倍晋三首相に『早く辞任せよ』と向けた圧力だ」という。「トランプ大統領も、安倍晋三首相に相当怒っている」という話だ。

http://www.asyura2.com/17/senkyo228/msg/577.html

記事 [政治・選挙・NHK228] 風見鶏わたしのことだ公明党/勝ち馬に乗るは一流公明党









 

【関連】




http://www.asyura2.com/17/senkyo228/msg/578.html
記事 [政治・選挙・NHK228] 自民に「密告、引き締め、礼賛」と後藤田の訴え+財務省・佐川が国会答弁評価され出世(日本がアブナイ!)
http://mewrun7.exblog.jp/25893324/
2017-07-05 01:46

【テニスのウィンブルドン・スタート!(・・) 1年で一番寝不足になる季節だ。(@@)<ついつい日本選手以外の対戦も見ちゃう&GSは5Sマッチなので試合が長い。 (ノ_-。) >
 1回戦。男子は、錦織が、超珍しいことに6−2,6−2,6−0と上位シード選手みたいな(そうなんだよって)勝ち方でクリア。さらに、前哨戦で優勝した杉田や女子の大阪なおみが、ストレートでウィンブルドン初勝利を果たした。(^^♪
<残念ながら、太郎ちゃんは1−3で負け。女子の日比野、奈良、尾崎も敗戦。シード選手ではバブが1回戦負け。キリオスは危険?・・・もとい、棄権。太郎と女子5人はダブルスにも登場する。>】
  
* * * * *

 さてさて、自民党は、都議選で大敗して、ようやく議員たちが少しずつ言いたいことを言えるようになって来た感じに。(・・)

 ポスト安倍の最有力候補である石破茂氏も『は3日のテレビ東京番組で、自民党が23議席と過去最低の惨敗を喫した東京都議選について「都議選が国政に影響を与えなかったことは一度もない。これだけ厳しい結果をいただいたから、ダメージコントロール(敗因の検証)をきちんとやらないと、日本が大変なことになる」と危機感をあらわにした』とのこと。

『石破氏は、安倍晋三首相(自民党総裁)が都議選の惨敗を受け、反省や謙虚といった言葉を使いながら、国政を前に進める考えを示したことに関し「言葉じゃなくて、国民に本当に、自民党は反省したと思ってもらえるかどうか。われわれの努力にかかっている」と述べた。
 その上で「大敗したときに乗じることはやりたくないが、言うべきことはきちんと言わないといけない」と語り、今後も苦言を呈する意向をにじませた。(産経新聞17年7月3日)』

 mewが、(自民党政権が続いちゃう場合は)初の女性首相になって欲しいと思っている野田聖子氏も、「上から目線的に支持率が高いからとか、民主主義的なものを排しているような(イメージが…)。もっとやはり風通しの良い政党に戻してもらいたいなと思います」と言っていた。(++)

* * * * *

 そんな中、早速、石破派の後藤田正純氏(妻は女優の水野真紀さん)が、自らのフェイスブックに、自民党執行部が「密告、引き締め、礼賛…、おかしな管理をしている」と不満を記していたという。(・o・)

『自民・後藤田議員、党執行部疑問視「密告・礼賛」体質改めよ

 自民党の後藤田正純衆院議員(47)=石破派、徳島1区=が都議選での自民大惨敗を受け、自身のフェイスブックを更新し、選挙期間中の党執行部の姿勢について疑問を呈した。都議選で応援演説をした際、安倍政権の反省点について語ったところ「党幹部からクレームがあった」と暴露。「密告、引き締め、礼賛…、おかしな管理をしている今の自民党執行部をみると、結果は仕方ないと思わざるをえません」とつづった。(スポーツ報知17年7月3日)』

* * * * *

 というわけで、後藤田氏のフェイスブックから安倍内閣&自民党の運営に関する記事を2つアップしたい。(++)

 2つめの「逆名利君と従命病君」という記事は、それこそ安倍首相の周辺にいる人たち(mewのいう仲間たち)への忠告(イヤミ、批判?)になっているような感じも。

 「立法府与党として、自民党の執行部として、矜持と覚悟を、昔の国会議員はもっていたはずなのに、最近は官邸のご意向に敏感すぎる感がある。」
 まさに「その通り!」だと思うです。(・・)

☆  ★  ☆  ★  ☆  ★  ☆

『東京都議選について

勝ちに不思議な勝ちあり、負けに不思議な負けなし。
江戸時代の松浦静山の言葉。

民心から離れた自由民主党に対して、都民は見事に反応しました。
将棋や囲碁でもあるように、負けました!と言わざるをえません。

私も都議選の応援には、何日も何ヶ所も行きました。
その際、私は必ず最初に安倍政権、自由民主党についての、現在の問題点と反省を包み隠さず述べて、その後には、外交や安全保障、経済や金融などの、安倍政権の成果に理解を求める挨拶をしてきました。

私自身が、自由民主党執行部はおかしくなってると感じたのは、私の安倍政権の反省についての街頭演説が、安倍批判をしたと、党幹部に伝わり私にクレームがきたこと。
石破さんは私に対して、私の挨拶は当然だと擁護して頂いたが、このような密告、引き締め、礼賛、おかしな管理をしている、今の自民党執行部をみると、結果は仕方ないと思わざるをえません。

順風で己を見失い
逆風で己を知る

この言葉をかみしめて、安倍政権が、順風すなわち、せっかく積み上げた多数議席や外交や安全保障、経済成長、地方創生などの政策や成果に己を見失ったことを反省し、都議選の結果を真摯に受け止め、今一度、己を知ることが大事であります。

国会活動 | 2017年07月03日』  

* * * * *

『逆名利君と従命病君 中国の「説苑」の一節

逆名利君と従命病君
中国の「説苑」の一節
逆名利君
命に逆らいて君を利する、これ忠といふ
従命病君
命に従って君を病ましめる、これを諛(ゆ)といふ

今、安倍総理のまわりにおくべき必要な人財は、命に逆らってでも総理を正しく導く、逆命利君を貫ける人だと感じます。
それが結果として、国民に対しても忠実であり、総理に対しても忠実な人財なのだ。
従命病君、すなわち、命に従って君を病ましめる人は、必要ありません。諛、すなわち、へつらう諛うだけの人は不要である。

しかし、この見極めは、トップの人間力、判断力、胆力次第。

Facebook活動報告において、都議選総括的な意見を述べたところ
新聞、TV、SNS等で取り上げられているようですが、このことすら私はビックリしている。

当然にすべき立場の方々が、今後の政府与党の信用回復のために、投票日夜から迅速に国民の胸を打つ総括を出すかと思いきや、私のコメントが目立つようでは、自民党信頼回復への迫力が感じられない。
若手や中堅も押し黙ってる中、執行部や派閥のトップが発信するかと思いきや、石破さんを除いては目立った発信はない。

政府与党という言葉があるが、国会は国権の最高機関なのだから、立法府与党は政府の下請けではないはずである。
立法府与党として、自民党の執行部として、矜持と覚悟を、昔の国会議員はもっていたはずなのに、最近は官邸のご意向に敏感すぎる感がある。

自民党執行部には、国民をなるほどと納得させる都議選総括と、再出発にむけた「逆命利君」人事の断行により、国民ファーストを実践して欲しい。

国会活動 | 2017年07月04日』

☆  ★  ☆  ★  ☆  ★  ☆

 しかし、残念ながら、安倍官邸の人事は国民にマイナスになる形での「逆命利君」人事・・・君主を利したものは出世できるような人事なのである。(~_~;)

 もし「国や国民のため、君主のためによかれ」と思い、国民のために重要な情報や意見を提供する者、「客観的に見て、正しいかも知れない」と思うような言動をした者は、ジャマもの扱いされ潰されてしまう。

 他方、「ともかく君主のためによかれ」と考え、「もしかしたら自分のやってることは間違っているかも知れない」と気づきながらも、君主に不都合なことや真実は国民に隠す・・・そのような人は、君主に重んじてもらえてしまうのが実情だ。(-"-)

 これは閣僚ではなく、官僚の例であるが・・・。いや〜、まさか、こんなにすぐに露骨なことをするのかと驚いてしまったことに、あの財務省の佐川理財局長が、国税庁長官に昇進することが決まったという。(゚Д゚)

 そうそう。森友学園の国有地安売りに関する国会審議の際、財務省の事務方の役人(参考人)として登場し、「関連する書類は既に廃棄した」と断言し、ともかく引かず。あとはひたすらしれ〜っとした顔と話し方で「承知していない」と「知らぬ、存ぜぬ」を押し通したあの佐川くんだ。(@@)

<かつて近畿財務局理財部長だったので、近畿財務局をうまく抑え込んていたのかも。同期で2歳下の迫田英典氏に、先に国税局長の座をとられた&事務次官レースも負けたけど、国税庁長官ならOKだよね。^^;>

 実際、『麻生財務相は佐川氏について「(国会で)丁寧な説明に努めてきたと認識している。国税庁次長なども務めており適材だと思っている」と話した(朝日7.3)』という。(>_<)

 ただ、当然ながら、批判の声も出ていることは言うまでもない。^^;

* * * *

『麻生太郎財務相は4日、財務省の佐川宣寿・理財局長(59)を国税庁長官に充てる人事を発表した。5日付。退任する迫田英典長官(57)の後任となる。佐川氏は学校法人「森友学園」への国有地売却問題の担当局長として、国会での追及に「不当な働きかけはなく、記録も残っていない」などと答弁を繰り返し、情報公開に消極的な姿勢が批判を浴びた。野党からは「森友問題の功労者として『出世』させた」との指摘も出ており、税の徴収を担う国税庁のトップとして納税者の理解を得られるかが問われる。(朝日新聞17年7月4日)』
 
『国有地売却問題では、8億円の大幅値引きや安倍晋三首相の妻、昭恵氏の関与など数々の疑問が指摘された。佐川氏は連日のように答弁に立ったが、売却の経緯などの具体的な説明は避け、法令の説明などに終始する姿勢が目立った。

 自由党の森ゆうこ氏は「首相を守るため、『ありえない』答弁を平然と繰り返して栄転された」と批判。与党の閣僚経験者も「事実に背を向けてでも、官邸の意向に従っていれば出世できるというあしき前例になる」と、起用した政府の姿勢を疑問視する。国会で向き合った共産党の宮本岳志氏は「場合によっては国民に記録提出を求める立場の国税庁トップになる人は、私に面と向かって『記録がありません』と言い続けた人物だ」と指摘した。

 NPO法人「情報公開クリアリングハウス」の三木由希子理事長は「佐川氏の答弁は国民の怒りに油を注ぐだけで、必要以上に政府の信頼性を失わせた」と指摘。「守るべきものは国民への説明責任ではなかったことは明確だ」と話す。(朝日新聞17年7月4日)』

* * * * *

 そして、このような論功行賞人事やお友達人事ばかりを繰り返している安倍首相&仲間たちを、早く政権の座からおろさなければ、マジで日本がアブナイ、日本がおかしくなってしまうと思うmewなのだった。(@@)

  THANKS



http://www.asyura2.com/17/senkyo228/msg/579.html

記事 [政治・選挙・NHK228] 公明党創価学会の前途<本澤二郎の「日本の風景」(2659) <暗い前途が待っている> <宗教法人の適格性にSOS>
http://blog.livedoor.jp/jlj001/archives/52178999.html
2017年07月05日 「ジャーナリスト同盟」通信

<都議選を上手くやり過ごしたが>

 極右政権に手を貸した公明党創価学会は、今後、確実に先細りしていくだろう。都議選では、小池の傘に潜り込んで、危機を脱したが、次期衆院選になると、このことが足かせとなる。昨日、自民党の元本部職員のもとに、関西の公明党市議が苦しい胸の内をさらけ出しながら、電話をしてきた。筆者は23議席全員当選でわく公明党本部で、ひとり浮かぬ顔をしていた太田ショウコウの姿が印象に残っていた。壊滅的大敗を喫した心臓の自民党のことを思うと、とても喜べなかったのだろう。「池田裏切り集団になった公明党創価学会の大義のない前途は、確実に暗い」といえる。安倍の神道に神風は吹かなかったが、信濃町もまた、坂道を転げて行く。公明党創価学会の前途を、当事者も認識しているようだ。

<暗い前途が待っている>

 「次の総選挙で自民党との連携は、うまく機能するだろうか。特に東京の選挙区が心配でならない。先輩の意見を聞きたい」
 公明党市議の質問である。「いま総選挙をすれば、やはり自民党は大敗北する。とても解散に踏み切れない。安倍が強行しようとすれば、安倍の方が引きずりおろされる。安倍憎しは国民だけでなく、自民党員も同じ。むろん、公明党との関係もしこりが残ってしまった。自公の3分の2議席は、実態のない3分の2。そもそも歴史的な壊滅的大敗をしながら、小僧レベルの幹事長とアンちゃん政治屋の心臓が傷をなめあって、政治責任をとらない。しかも、党内に三木武夫のような大義に立つ政治家が一人もいない自民党の前途も危うい」
 「さらに付け加えると、恥を知ることが政治家の基本。恥を知る政治家を、強いてあげれば村上誠一郎ぐらいだ。いまの自民党に人材がいない。公明党創価学会の前途にしても、君も国会議員秘書を経験して市会議員になったのだから、内情を知っているだろう。間違いなく暗い」

<老人中心の教団>

 「以前に比べると、足腰が弱い、弱すぎますよ。それに安倍の改憲論でしょう。正直、反対したいが、太田や山口が安倍とつるんで離れようとしない。違和感がありますよ。それは党員・学会員もそうですよ」
 「戦いにおいて、大義がないと、兵士でもなんでも士気が上がらない。都議選は、創価学会が宗教法人として認可している東京都だから、特別に力を入れていることは、自民党もよく知っている。しかし、今の自民党政権は、昔の自民党ではない。国家主義の政党になってしまった。しかも、安倍だ、麻生だと、いうなれば見識も博識もないアンちゃん政治屋ばかり。平和主義を破壊する連中さ。まともな自民党員も逃げている。今回の都議選でも、自民党に投票しなかった党員もいた。新聞テレビは書こうとしないけれど、加計や森友事件よりも、TBS記者の強姦事件をもみ消したことで、女性の敵になってしまったことだよ。前代未聞・空前絶後の事件だよ。都議会の警察消防委員会の出方を注目しているところさ。ここでも公明党の対応が監視の対象になる。自民党はもう再生の余地がないよ」

<宗教法人の適格性にSOS>

 「君も知っての通り、創価学会は宗教法人としての適格性が問われている。小池が取り消すといえば、それで息の根がとまってしまう。宗教法人を定義すると、教祖・教義・教団の3要素が必要不可欠だよ。創価学会は単なる信徒団体にすぎない。この点で、都議会で与党になるしか道がない。石原にぶら下がり、ついで猪瀬と舛添に、今回は小池という具合に。都知事の不正腐敗を追及もできない。要するに、まともな政党といえない。ひたすら創価学会を存続させる、ただそれだけの政党に堕落してしまった。国民も気づいてきている。君の心労もわかるけどね」
 「そこをつつかれると、言葉もありませんよ。先輩も詳しい」
 「当り前さ。私は大学を卒業すると、自民党本部職員の1期生として試験を受けて本部職員になったんだよ。仕えた代議士が福田派。安倍の正体は知り尽くしている。こんなアンちゃんに日本が引きずられるなんて、考えもしなかった。安倍を押し上げた小泉純一郎が憎い。倅もいい加減すぎる。おだてるマスコミが悪すぎるよ」

<池田路線放棄に手を引く会員>

 「信濃町も大変なことは、手に取るようにわかる。池田大作あっての公明党創価学会。池田がいなくなれば、もうどうしようもなくなると思うけど、君は?」
 「この5年間で、大衆の味方になって死んでゆけ、との池田主義はなくなってしまいましたよ。というよりも、その反対の軍国主義へと走っている。それを公明党創価学会が必死で支えている。ここに大義はありませんよ。まじめに考えると、議員を辞めるしかありません。先輩なら、この気持ちがわかるでしょう」
 「確か公明党は、自民党の右翼化を阻止するとかなんとか、当初は格好いいことを並べ立てていた。外国に行ってまで、そう宣伝していた。それがどうだろう、安倍の支援に徹している。お笑いだね。それでよく党員・学会員がついてゆくね?」
 「意識の高い会員は、みな距離を置いていますよ。池田先生を信頼してきた党員・会員ですからね。しかも、折伏が消えて、若いエネルギーがない。じいさんばあさんの組織ですよ。申し訳ありませんが、生活費を稼ぐだけの市会議員です。何のための議員かわかりませんよ」
 「そこいらの土建議員と変わらないね」

<正木VS谷川の死闘>

 「信濃町の死闘はどうかね。われわれも注目しているけれど」
 「上の方のことはよくわかりません。でも、穏健派の正木さんが、谷川一派に押し切られて、理事長の座をはずされたことは、聞いて驚いていますよ」
 「谷川は、太田や山口とつるんでいるはず。安倍の権力と結びついて、正木をはずしたと考えられる。強引な谷川のやり方には、当然反作用が起きてくるだろうね。ある種の信濃町の権力闘争と言えるのではないかな」
 「ウーン、いわれてみると、確かに。創価学会本部の中堅や若手の不満が充満している、という話も聞いたことがありますよ。4年後が心配ですよ」

<池田不在の学会は瓦解へ>

 「あと4年、池田が生きているかどうか。ともかく、宗教法人の問題と、もう一つは学会の経理問題。パナマ文書でも、秘密口座の存在が露見してしまったね。これも政権にへばりつく理由となっている。このさい、いっそのこと経理を公開して、税金を納める、そして政治から足を洗う、純粋の宗教団体・信徒団体としてやっていく。これが王道だと思うよ。政治は腐りきっていて、汚なすぎる。そこに首を突っ込んでいる宗教政党は、どうみてもおかしい、怪しい。いまは覇道の公明党創価学会さ。これではお話にならないと、私も思うよ」
 「そういわれると、先輩、言葉もありませんよ。だれも太田ショウコウ、山口代表を尊敬している会員・党員はいません。池田先生あっての公明党創価学会ですからね」
 「人口減の日本も衰退している、同じく会員が減少している学会も、同じ運命を辿るしかないという感じをもつ。本来の仏教の教えを、純粋に説いていく教団に変身できるかどうか。出来なければ瓦解するしかないと思うよ。残念ながら、希望の公明党創価学会はない。それは自民党にもいえる。博識・見識・廉恥の政治指導者を育成しないと、日本も地獄へと真っ逆さまさ」
 「ありがとうございました。先輩、また電話します」

 以上が、昨日の友人からの電話報告である。
 公明党創価学会に言おう、日本の希望は、日本国憲法にある。70年前に構築した日本の戦後指針は正しい。これを愚直に実践する、真の政治指導者を見つけ、育成する現在であるという史的使命に目覚める時だ。

2017年7月5日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)


http://www.asyura2.com/17/senkyo228/msg/580.html

記事 [政治・選挙・NHK228] 都議選惨敗で自ら露呈…自民党は“公明抜き”では戦えない(日刊ゲンダイ)
  


都議選惨敗で自ら露呈…自民党は“公明抜き”では戦えない
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/208725
2017年7月5日 日刊ゲンダイ


  
   安倍首相(C)日刊ゲンダイ

「公明党抜きの単独で勝利するいい機会だ」――。今年3月、国政選挙で連携する公明が都民ファーストと選挙協力する都議選に向け、こう強気の発言をしていたのが安倍首相だった。憲法改正に慎重姿勢を示す公明よりも、ウマが合う維新との連携を念頭に啖呵を切ったのだ。ところが、いざフタを開けてみれば、都議会第1党死守どころか、ギリギリ第2党の屈辱的な結果となり、擁立した候補者全員が勝利した公明の底力をまざまざと見せつけられる結果となった。



 とりわけ自民が真っ青になったのが、北区の高木啓・都議会自民党幹事長の落選だ。北区が大半を占める衆院東京12区は、2003年以来、都内で唯一、自民が候補擁立を見送り、公明の太田昭宏前代表を支えてきた。いわば「自公連立」の象徴区だ。これまで都議会の北区は4人区で“自公共存”ができていたが、今回から定員が3人に減ったうえ、公明は都民ファーストと選挙協力し、状況は大きく変わった。

「公明は終盤、『自民の高木さんは当選圏内だが、ウチはまだまだ圏外だ』と支持者をあおり、投票を猛烈に訴えた。それが奏功し、公明は前回比6000票増で当選した一方、自民は4000票も減らす結果となったのです。自民支持者は『今後の国政選挙で公明とは協力しない』とカンカンで、自公連立の亀裂になるとの見方が広がっています」(永田町事情通)

 自民の高木幹事長はもともと国政転身に意欲をみせていたといわれ、党内強硬派からは次期衆院選で太田前代表の対抗馬にぶつける、なんて話も出ている。しかし、都議選で明らかになったのは自民はしょせん、公明抜きの単独では戦えないということだ。

 共同通信が都議選の票数を基に、衆院選の都内25小選挙区の結果を試算したところ、自公協力が解消された場合、都民ファーストは22議席、自民はわずか2議席になったという。仮に安倍首相の言うように「自民単独」で総選挙を戦えば、自民壊滅は必至だ。

 政治評論家の五十嵐仁氏がこう言う。

「公明票がないと勝てないことを見せつけられました。落選した自民候補は“怒り心頭”かも知れませんが、むしろ公明をますます大事にしなければならなくなった」

「自公亀裂」の拡大を一番心配しているのは自民党だ。














































http://www.asyura2.com/17/senkyo228/msg/581.html

記事 [政治・選挙・NHK228] 逃げる安倍首相と、それを見逃す蓮舫・野田民進党  天木直人
逃げる安倍首相と、それを見逃す蓮舫・野田民進党
http://kenpo9.com/archives/1749
2017-07-05 天木直人


 反省しなければいけないと繰り返しながら、国会の閉会中審査から逃げる安倍自民党。

 さすがに逃げ切れないと思って応じた振りをしたまでは良かったが、安倍首相が外遊に逃げ込んだ時しか審査に応じない。

 都知事選の惨敗にもかかわらず、何も変わらない安倍自民党だ。

 それに対する蓮舫・野田民進党もまた何も変わっていない。

 顔ぶれが何も変わらないだけではない。

 国会対策の腰砕け振りもそのままだ。

 安倍首相不在のままの閉会中国会審査にあっさり妥協した。

 前川前次官の国会招致を勝ちとったと本気で考えているのならおめでたい。

 加計疑惑問題は、安倍首相による、安倍首相の、安倍首相のための疑惑だ。

 その安倍首相の不在の時に、前川前次官を国会に呼んで何の意味があるというのか。

 安倍首相の前で前川氏に本当のことをしゃべってもらって、安倍首相が逃げられないように追及する事に意味がある。

 それなのに、安倍首相不在の閉会中国会審査なんて、間抜けぶりもいいところだ。

 誰がそのような不毛な閉会中国会審査など、関心を持つだろう。

 安倍首相が帰国してからもう一度開くと要求してみたところで、安倍自民党は二度と応じないだろう。

 かくして、安倍自民党の都議会選惨敗の後でも、逃げる安倍首相と逃がす民進党の国会風景は何も変わらない。

 その行き着く先は、自衛隊明記の安倍改憲である。

 ここでも安倍首相は逃げ切り、民進党は見事に逃がす事になるだろう。

 どこまで行っても安倍暴政を手助けする蓮舫・野田民進党である(了)


http://www.asyura2.com/17/senkyo228/msg/582.html

記事 [政治・選挙・NHK228] 「政策連合」の軸は弱肉強食から共生への転換ー(植草一秀氏)
「政策連合」の軸は弱肉強食から共生への転換ー(植草一秀氏)
http://www.twitlonger.com/show/n_1sq0k42
4th Jul 2017 市村 悦延 · @hellotomhanks


都議選で東京都の主権者は

安倍政治=NO!

の意思を示した。

安倍政治=NO

の理由は大きく二つある。

第一は、安倍政治の基本方針に対するNO!

第二は、安倍政治の腐敗に対するNO!

今回の都議選では、とりわけ二番目の問題に対する主権者の厳しい判断が

示されたと考えられる。

安倍政治の基本方針とは何か。

かむろてつ氏の表現を使わせていただくと、

安倍政治「真・三本の矢」は

戦争

搾取

弾圧

ということになる。

政治を考察するときに、何よりも大事なことは、

「誰のための政治」であるかを考えることだ。

安倍政治は

「大資本のための政治」であり、

「主権者のための政治」でない。


これを私は、

「ハゲタカファースト」

と表現してきた。

私たちが目指すべき政治は

「国民ファースト」

の政治である。

小池百合子氏は「都民ファースト」との看板を掲げているが、

小池氏の政策が「都民ファースト」ではないことに十分な留意が必要である。

小池政治は本質の部分で安倍政治と重なっている。

やはり「戦争・搾取・弾圧」を基本としているのだ。

「戦争」は大資本の利益のために、人為的に創作されているものである。

北朝鮮の行動を支配しているのは、巨大資本であると見ておくべきである。

「究極のマッチポンプ」が「現代の戦争」、「現代の軍事危機」である。

「搾取」とは資本の原理そのものである。

資本は利益の極大化を目指す。

その利益極大化のための方策の中核が

「労働コストの最小化」=「搾取」

なのだ。

安倍政治が掲げる「TPP」も「成長戦略」も、

資本の利益極大化を目指すものであって、国民の利益拡大を目指すものでない。

正確に言えば「国民の利益極小化」を目指すものだ。


資本主義は資本の利益極大化を目指し、これを阻止するのが民主主義である。

したがって、

資本主義 対 民主主義

という対立概念で現代政治を見るべきである。

安倍政治が基本に据える第三の矢が「弾圧」であるが、

「弾圧」とは「民主主義の圧殺」に他ならない。

民主主義を圧殺するための「弾圧」なのである。

「特定秘密保護法」

「刑事訴訟法改悪」

「共謀罪創設」

によって、「弾圧法制」は完成を見た。

今後は、「弾圧」が確実に強化されることになる。

この安倍政治を打破しなければならないのである。

東京都の主権者が示した

「安倍政治=NO!」

の判断をもたらした、もうひとつの理由が

「政治腐敗」

であった。

森友・加計・山口の「アベ友三兄弟疑惑」の深刻さを主権者が認識した。

この両者があいまって、安倍自民の歴史的敗北がもたらされた。

問題は、これを今後の国政にどう活かすのかである。

勝負は次の衆議院総選挙だ。

この総選挙で、政権交代を実現し、

主権者のための政治を実現しなければならないのである。


安倍自民は年内の衆院解散・総選挙を実施できない状況に追い込まれた。

年内の衆院解散・総選挙は、間違いなく都議選の流れを踏襲するものになるだろう。

安倍首相から年内解散・総選挙シナリオは大幅に遠ざかったと見られる。

衆院任期は来年12月まである。

来年春までに総選挙を実施しない場合は、追い込まれ任期満了選挙になる。

2009年に麻生政権が実施した選挙のパターンである。

このパターンに陥り始めているのだ。


これを前提に考えるとき、年内の政局変動の大きな柱は

民進党の解体

である。

都議選ではっきりしたことは、民進党がもはや中規模政党にもなり得ない

という現実である。

公明党23議席、共産党19議席に対して、民進党はわずか5議席である。

安倍自民でさえ、23議席を確保した。

民進党は、もはや国政を担う可能性を持つ政党ではなくなっている。

それはそうだろう。

朝から晩まで眉間にしわを寄せている民進党の蓮舫代表に、

明るい未来を思い描く主権者はいない。

そして幹事長が野田佳彦氏である。

「シロアリを退治しないで消費税を上げるのはおかしい」

と訴えて、民主党は2009年に政権を獲得した。

その2009年に、この公約をもっとも大声で叫んだのが野田佳彦氏である。

その野田佳彦氏が2012年、民主党内の議論もしないまま、

「シロアリ退治なき消費税大増税」

に突き進み、さらに、

「自爆解散」

に打って出た。

年内解散を強行した最大の理由は、小沢新党に政党交付金を受領させないことに

あった。

菅直人氏、野田佳彦氏の二名が、2009年の政権交代の大業を木っ端微塵に

粉砕した第一級戦犯である。


7月1日の秋葉原街頭で、主権者は

「安倍は辞めろ」

の声を轟かせた。

しかし、その主権者は、

「民進党に日本政治を委ねたい」

とはまったく思わない。

民進党よりも共産党の方が、はるかに信頼されている。


しかし、民進党のなかに、優れた人材が存在する。

このキラリと光る民進党内の人材が民進党を離脱して、

政策を基軸に新たな核になるとき、日本政治は躍動感を取り戻す。

都民ファーストで立候補した候補者が軒並み当選した現実を目の当たりにして、

多くの国会議員が小池新党に流れ込んでゆくだろう。

しかし、小池新党が示す政策の基本路線は安倍政治と変わらない。

「みんなの党」「維新」という、大資本勢力が人為的に創作してきた、

いわゆる「第三極」路線の延長上にあるのが小池新党なのである。


重要なことは、安倍政治と、政策路線の対極にある政策を明示する勢力の結集なのだ。

原発を拝し、

戦争法を廃止し、

経済政策を「弱肉強食」から「共生」に転換する。

この基本路線を明示する政治勢力の結集が求められている。

一言で表現するなら

「政策連合」

の構築だ。

年内に、民進党の一部が、この新党創設に進む。

そして、この新党は自由党、社民党と融和する。

これらが結合して主権者新党が創設されることになるだろう。

次の総選挙では、この新党と共産党が完全なる選挙協力を実行する。

この両勢力によって、新しい政権、主権者のための政治を実現する政権が

樹立されることになる。

このことを念頭に入れて今後の政局変動を生み出してゆく必要がある。



http://www.asyura2.com/17/senkyo228/msg/583.html

記事 [政治・選挙・NHK228] 都議選の自民惨敗を喜べない…民進はやがて消える運命か(日刊ゲンダイ)
 


都議選の自民惨敗を喜べない…民進はやがて消える運命か
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/208721
2017年7月5日 日刊ゲンダイ


  
   早く代わったら(C)日刊ゲンダイ

 2日に投開票された都議選で、自民党と並んで惨敗したのが民進党だ。1998年の旧民主党結党以来最低だった前回(2013年)の15議席を大きく下回り、現有7議席も割り込む5議席。党内では「現有マイナス2ならトントン」みたいな声が出ているらしいが、告示前に公認候補の離党者が続出していたから、戦う前から負けていたと言っていい。そうしたら、予想通りというのか、これ以上、ドロ舟に乗っているのはゴメンだとばかり、藤末健三政調会長代理が離党した。

「反対が先行する政党と誤解されている」――。3日の会見で離党理由について、こう説明した藤末。都民ファースト入りの可能性を問われると「(都民ファと)合流するために離党するワケではない」と否定していたが、言葉通り受け取る人は永田町では一人もいないだろう。

 都議選でハッキリしたことは、もはや民進党はどんなにあがいても政権批判の受け皿にならないということ。都民ファが国政進出をにおわせた途端、都議選前と同様、雪崩を打ったように民進党から離党者が出るだろう。本来であれば、比例選出の藤末の離党に対して、党内から「議席を返せ」と批判の声が出て当然なのに、静かなのは「いつか我が身」と考えている証左だろう。

「A級戦犯は『存在感を示すことができなかったことは残念』などと他人事のように釈明していた野田幹事長でしょう。投票日直前に応援演説に入った品川区では、通行人から『安倍暴政のきっかけ』などと叫ばれる始末。隣に立った松原仁都連会長もボーッと突っ立っているだけでした。だいたい、仮にも総理大臣を務めた幹事長が、離党を電話で告げられて『ハイハイ』と了承しているからどうしようもない。『ふざけるな。離党届を直接、手渡しに来い』と怒るのが当たり前ですよ。要するにナメられているわけで、三くだり半を叩きつけられたのです。それが続投というのだから、ワケが分かりません」(民進党国会議員秘書)

 政治評論家の山口朝雄氏がこう言う。

「森友、加計問題でも、次々に新たなネタを手に入れて安倍政権を厳しく追及していたのは共産党。だから都議選でも議席を増やすことができた。一方、民進党は本気で政権を取る気がないというのか、自民党の敵失をひたすら待っているような中途半端な姿勢で、有権者もそれがよく分かっていたのだと思います」

 党執行部が何も分かっていないんじゃあ、消えてなくなるのも時間の問題か。








































http://www.asyura2.com/17/senkyo228/msg/584.html

記事 [政治・選挙・NHK228] 都議選で惨敗した民進党・蓮舫代表がその後の対応でも叩かれる「責任を取れ」「会見が遅い」  : 民進党は 「蓮舫懐」 状態
                      非難の嵐で 民進党は「蓮舫懐」状態
     
     
     
[私のコメント]
   
   
■ 責任から逃げるだけの蓮舫代表   民進党は「蓮舫懐」状態
  
   
> 会見でも執行部の責任について問われた蓮舫代表は「都議選は地方選だから直接的に責任をどうのこうのとは考えていない」
     
    
今回の都議選で民進党の獲得議席はわずか5議席。
  
2009年の都議選では54議席だったのだから、今回はその1/10以下の惨敗となったわけです。
にもかかわらず蓮舫代表は、「責任をどうのこうのとは考えていない」。
   
蓮舫代表には、野党第一党党首としての矜持すらないようです。
   
  
  
■ 国民からは蓮舫代表への非難の声が相次ぐ  二重国籍問題も再燃
    
    
このような無責任な蓮舫代表の対応について、国民からは多くの非難の声が相次いでいます。
  
  
「自民追い詰めようとして自分達の方が追い詰められてるじゃねーか」

「結局民進党は不要だと思われてるのがはっきりしたな」
  
「国会でスキャンダル追及ばっかりなんだから当然の結果だよ」  
  
「落とした議席より離党者の方が多いんだもんなぁ。末期症状」  などなど。
  
  
民進党は正に「蓮舫懐」状態。

民進党の崩壊は国政でも続くでしょう。
  
  
   
[記事本文]


BuzzNews.JP

議選で惨敗したにも関わらず続投を表明した蓮舫代表に責任を取るよう求める声が噴出していますが、強弁は相変わらずのようです(画像は会見で表情歪める蓮舫代表。民進党動画より)。

「責任をどうのこうのとは考えていない」

蓮舫代表は7月4日の民進党常任幹事会で挨拶した際、「極めて深刻で残念な結果」「厳粛に謙虚に受け止めたい」「何故私達が受け皿になれなかったのか猛省し厳しく総括し検証、すぐに改善したい」などと語るとともに、「国民の声を代弁できるのは私達だと思えるよう引き続き頑張っていきたい」「最先端で引き続き頑張りたい」などと続投する意思を強調していました。

また会見でも執行部の責任について問われた蓮舫代表は「都議選は地方選だから直接的に責任をどうのこうのとは考えていない」「執行部の刷新についても今の段階でどうのこうのという話ではない」と今回の敗北が責任論に発展することを牽制していました。蓮舫代表の会見での発言。

記者「都議選について執行部の責任論についてはどのようにお考えでしょうか」

蓮舫「・・・あのぅ東京都議会議員選挙、地方議員選挙でありますので直接的には責任というものをどうのこうのとは考えていません。ただやはり受け皿になれなかったという部分で、民進党が国会でやはり安倍内閣をここまでしっかりと追い込んだという部分とその、いわゆる地方議会選挙が点と点でつながらなかったものをしっかりと分析をして、早急にこの点を繋げる、そして面にする、受け皿にする、対策を講じたいと思います」

記者「そうなると場合によっては執行部の刷新ですとか、幹部が変わるってことも視野にあるってことでしょうか」

蓮舫「あのまずは総括をしなければ、今の段階でどうのこうのという話ではありません。総括を大事にします。早々にあの。」

(中略)

記者「今回の都議選の結果を受けて執行部が責任を取らないという姿勢があるということで離党したいという意向を持っている方々がいらっしゃいます。今後離党ドミノを食い止める為には執行部としてはどう対応されるのか伺えれば」

蓮舫「あの、これまでもこれからもそうした、我が党を、あー・・・出る、という声があるのであれば丁寧に耳を傾けたいと思いますし、一緒になって戦ってきた仲間ですし、一緒にこれからも戦っていきたい。特にその、今の政権があまりにもその、国民に向き合っていないという所で私たちは国会で議論を望む議会の仲間ですから、その部分の思いをもう一度強く、強く共有したいと思います」

党内からも有権者からも非難される蓮舫代表

責任を取ろうとしない蓮舫代表に対しては政権に批判的な論調の新聞までが厳しい状況であることを伝えています。朝日新聞は「党内では蓮舫氏への不満がくすぶった状態」毎日新聞も「蓮舫氏の求心力低下は否めない」。更に産経新聞では「4日も離党を模索する議員が現れ混乱が収まる気配はない」。

民進党内からの批判を具体的な議員名とともに報じている記事も目立ち始めています。既に都議選投票日の夜に藤末健三議員が離党届を提出していますが、産経は「横山博幸衆院議員(比例四国)は松野氏に離党届を預けた」朝日も松野氏の言葉として「まだ『蓮舫おろし』に向かう方が健全」など。

蓮舫代表自身も7月4日にFacebookやTwitterを更新、都民の審判を謙虚に受け止めたいと語ってはいますが責任論には触れずに「厳しく総括をして必ず改善し、民進党へのご支持につなげたいと考えます」と今後へのやる気を見せています。

しかし、「今回の選挙は国政が問われました」などとここでも自民党や安倍政権を批判、「『行政が歪められたかどうか』を明らかにするべきだと、私たちは調査を通じて国会で質してきました」「政府の姿勢に対する不信感が募ることにつながってきていると思います」と成果を強調。

こうした姿勢は安倍首相を厳しく追及している蓮舫代表が自身への追及を受け止めようともせず逃げの姿勢に徹していると受け止められており、厳しい意見が相次いでいます。

「安倍退陣を本気で求めるならお前が見本を示すべきだろう」
「受け止めるだけで責任は取らないんだよな」
「二重国籍で開き直った蓮舫がこの程度で辞めるわけもないか」
「本当に逃げてばっかりだよな。人の批判だけはするくせに」
「続投したいなら戸籍見せてケジメつけろとか言える議員はいないのか」
「民進党の代表って本当にお気楽な商売なんですね」
「安倍降ろしに必死だった蓮舫が降ろされそうな皮肉」
「安倍以上にはっきりNO突きつけられてて笑う」
「街頭演説で安倍批判ばっかりやってこのザマ。早く辞めろ」
「蓮舫って代表になってどんな成果を挙げたの?何もなくない?」
「期待に応えるというなら今すぐに代表から降りるべき」
「蓮舫はどうしたらいいかわからないんだろうな」

会見では「遅さ」への質問も

また、蓮舫代表への批判は責任論回避の態度からだけではありません。7月4日まで沈黙を守っていたからです。蓮舫代表のFacebookは都議選の前日7月1日の夜から7月4日の夕方まで更新されていませんでした。Twitterも投票日であった7月2日の朝から7月4日の午後まで音沙汰がなく、更に都議選当日のテレビ番組からの出演依頼も拒否していたとされていたため、野党第一党の代表が何故表に出てこないのか、との指摘が相次いでいたのです。

7月4日の会見ではこの件についても記者から質問が出ていました。すると蓮舫代表は「遅れたと受け止められたら申し訳ないと思うが」としつつも、都議選当日や7月3日に自分は対応する予定ではなかったと反論。

記者「歴史的大敗を喫した自民党でありますけれども、安倍総裁は昨日の朝に記者団のぶら下がり取材に答えているんですけれども、蓮舫さんとしましては投開票日も含めて姿を公にされる、お考えを公にされる場がここまで遅れたことについてはどうお考えになっているんでしょうか」

蓮舫「あ、まぁ遅れたと受け止められたらそれ申し訳ないと思いますけど、ただその、都議選当日というのは執行役員会の中で都連を中心に対応するということを決めていました。特段当初から私がという話ではありませんでした。昨日に至っては午前中に幹事長が党を代表して会見が定例でありましたのを早めて対応さして頂きまして、まずは今日の常任幹事会で皆さんの声を聞いた上でしっかりと党としてまとめていくと思っていましたので」

他人への追及にばかり熱心で自分が責められる立場になると途端に逃げようとしたり誤魔化そうとする、との印象を与えている蓮舫代表の元で民進党が党勢を回復出来ると考える人は少なく、民進党に対する辛辣な意見が殺到しています。

「自民追い詰めようとして自分達の方が追い詰められてるじゃねーか」
「結局民進党は不要だと思われてるのがはっきりしたな」
「国会でスキャンダル追及ばっかりなんだから当然の結果だよ」
「自民憎しで都政に国政持ち込んで争点にした上惨敗。アホかと」
「自民党としては続投して欲しいだろうなぁ」
「落とした議席より離党者の方が多いんだもんなぁ。末期症状」
「野田は民主党に続いて民進党も壊してしまうのか」
「蓮舫が辞めたところで代表選に出馬する奴がいるのか?」
「どうせ党名変えるくらいしか対策ないんだろ」
「批判しか出来ない党に期待する有権者などいない」
「だいたい野田が幹事長やるなら民進党にする必要なかったじゃん」
「こいつら本音は自民に吸収して欲しいんじゃないのか」
「もう民進党に次はないんだからどうでもいい」

http://www.buzznews.jp/?p=2109479



http://www.asyura2.com/17/senkyo228/msg/585.html

記事 [政治・選挙・NHK228] 民進党は政権交代を許した「総括」もしていないゾ。(日々雑感)
http://okitahidehito.blog.fc2.com/blog-entry-6241.html
2017/07/05 05:37

<民進党の蓮舫代表は4日の党会合で、「最前線で引き続き頑張りたい」と述べ、代表を続投する意向を表明した。過去最低の5議席に終わった東京都議選については今後、総括を進める考えを明らかにした。ただ、党内からは執行部の責任を問う声も上がる。蓮舫氏の求心力低下は否めない。

 蓮舫氏は会合で都議選について「極めて深刻で、非常に残念な結果となった」と反省の弁を述べたうえで「猛省をし、厳しく総括をして改善していきたい」と続投を表明。会合後、記者団に「地方選なので、直接的に責任をどうこうとは考えていない」と強調した。

 ただ、早々の続投表明に、党内からは不満の声も上がっている。加計学園疑惑調査チーム共同座長を務める桜井充元政調会長は4日、記者団に「執行部が誰も責任を取らないのはおかしい」と批判。同日開かれた旧維新の党の松野頼久衆院議員らのグループ会合では、蓮舫氏らの責任論が噴出した。

 都議選投開票日の2日には、憲法改正の議論停滞などを理由に藤末健三政調会長代理が離党届を出したばかり。民進党は、自民党惨敗に乗じ、政権批判を強めるが、足元はぐらついている>(以上「毎日新聞」より引用)


 政治家が国家・国民のことよりも自らのことを考えるようになっている。麻生氏は閣僚在任中の株や会員権の売買を禁じる「規約」に反してゴルフ会員権を購入していたし、安倍氏の国内不在中に閉会中の審査として前川氏を国会招致しようとしている。

 いずれも罰則や身の拘束規定がないため、実質的に麻生財務相が会員権を売買しようと、国会で何があろうと安倍氏が海外の会議へ出掛けても問題とはされない。しかし罰則規定がなければ何をやっても良いというものでもないだろう。

 民進党は都議会議員の相次ぐ離党と落選から都議が5人という体たらくになった。それほど民進党は都民に支持されていないということだ。

 しかし蓮舫氏は党代表としての責任を取らないし、都連会長の松原氏も責任を取らない。党幹事長の野田氏ももちろん責任を取らない。

 民進党は民主党時代から責任を取らない政党だった。安倍自公に政権交代を許した大敗を喫しても、民主党は「総括」をしなかった。それが長期低落の主原因だということを、民主党の面々は認識していない。

 民主党が第二自民党に堕したのなら、民主党は日本の政界に必要ない。それは本家本元の自民党があるからだ。そうした簡単な理屈すら理解できないお粗末な頭脳の持ち主の集まりのようだ。

 都議会選挙の敗北を受けて自民党は都連会長と都連5役の辞任を表明した。国民的な批判を浴びた都議会議員選挙結果を自民党は都議会議員選挙だと「総括」するなら、それが全国的な自民党の象徴だという国全体の世論だとう認識を持てないままになりかねない。

 依然としてマスメディアは安倍支持が不支持と逆転したが43%もある、と世論調査と称する支持率を報じている。それが本当だと自民党が思っているなら大間違いだ。それはあくまでも世論操作するためのマスメディアのお手盛り支持率に過ぎない。

 民進党は「第二自民党」路線の議員を党に残して、他の「国民の生活が第一」に共鳴する議員は党を出て小沢一郎氏の許に結集すべきだ。民主党が政権交代を果たした旗印は「国民の生活が第一」だった。

 安倍氏は北朝鮮のミサイル実験に反応して「強硬に抗議する」と何度かの常套句を繰り返している。日本にとって危険なのは北朝鮮のミサイルや核兵器はもちろんだが、それよりも戦闘的な北朝鮮の金独裁政権ではないか。日本に到達するミサイルなら通常爆弾であれ、原発を飽和攻撃されればひとたまりもない。ICBMは日本の問題ではなく、米国への核攻撃という問題だ。

 なにもかも論点をずらし隠し、問題点を曖昧にしてしまう日本の政界と官界は国民に何ら説明責任を果たしていない。国民から莫大な税を徴収し社会保険料などを徴収しているにも拘らず、政界も官界も無責任野郎のオンパレードだ。そして民進党も、お前もかと批判せざるを得ない。

http://www.asyura2.com/17/senkyo228/msg/586.html

記事 [政治・選挙・NHK228] 「深く反省」は大嘘! 安倍政権が“忖度官僚”佐川理財局長を国税庁長官に抜擢、税務調査で批判マスコミに報復(リテラ)
 
         国税庁公式HP


「深く反省」は大嘘! 安倍政権が“忖度官僚”佐川理財局長を国税庁長官に抜擢、税務調査で批判マスコミに報復
http://lite-ra.com/2017/07/post-3292.html
2017.07.04 佐川理財局長が国税庁でマスコミに報復 リテラ


 歴史的大惨敗を喫した都議選の結果を受け、「深く反省」「丁寧に説明する」と語った安倍首相。だが、実際にはこの男はそんなことはつゆほども思っておいない。あいかわらず都合の悪いことは蓋をし、批判を強引に封じ込めようと、悪あがきを続けている。

 そのひとつのあらわれが、「安倍首相抜き」の閉会中審査だ。加計学園問題を追及する閉会中審査の開催と、前川喜平前文部科学事務次官の参考人招致が今月10日に決定したが、安倍首相が「7・8日に開かれるG20出席などのために5日から12日まで欧州に外遊予定」であることを理由に、「首相不在」で開催されることが確定してしまったのだ。

 もちろんこれは、安倍首相が閉会中審査に出席したくないため、官邸が無理やりこのスケジュールを打ち出した結果だ。

「3日午前の党役員会の後、安倍首相も含む自民党の役員が話し合い、“閉会中審査に応じざるを得ない”との認識で一致したため、自民党は当初、首相が外遊から帰国したあとのスケジュールを調整していた。ところが、3日夜になって、官邸から首相の外遊中にやれ、という指示が来たため、竹下亘国対委員長があわてて民進党に“首相抜き”を提案することになった。民進党は拒否したが、官邸がこのスケジュール以外の閉会中審査には、頑として首をふらず、そのまま押し通してしまった。おそらくいま、安倍首相が閉会中審査に登場したら、火に油を注ぐ結果になるため、“安倍隠し”をはかったということでしょう」(全国紙自民党担当記者)

 本来、疑惑の張本人抜きの審議などあり得ない話だが、安倍首相は恥も外聞もなく、疑惑隠しのためにトンズラしてしまったのである。

 さらに、安倍政権の姿勢が露骨に読み取れたのが、佐川宣寿理財局長の国税庁長官への抜擢だ。周知のように、佐川氏は森友学園への国有地売却をめぐって、国会答弁で事実確認や記録の提出を拒み続け、「官邸の意を受け真相解明を妨害した」と批判されていた人物。そんな人物を安倍政権は事実上、財務省の事務方ナンバー2に抜擢したのである。

■森友疑惑隠しとパワハラ常習の佐川局長を国税庁トップに抜擢した意図

 佐川局長の国税庁長官抜擢は、マスコミからも「事実を隠蔽して首相を守ったことへのごほうび人事」「官邸の意向に従えば、嘘をついても出世できるのか」と厳しい批判が飛び交っている。

「今回の人事では、他にも、宗像直子首相秘書官が女性初の特許庁長官就任、菅官房長官秘書官を務めた矢野康治財務省主税局審議官が同省官房長に異例の抜てきをされた。ようするに官邸の言うことをなんでも聞く忠犬だけが要職につけるという、安倍政権の典型的な人事と言えるでしょう」(財務省関係者)

 しかし、この人事には、論功行賞以外にもうひとつ、意図があるといわれている。それは、マスコミへの報復と、批判封じ込めだ。

 周知のように、国税庁長官は、税務調査権という絶大な権力をもち、企業を震え上がらせている存在だ。

 一方、佐川局長は以前、「週刊文春」でも報じられたが、財務省では典型的な忖度官僚であると同時にパワハラ官僚として知られている。

「とにかく上の意向には絶対にさからわず、その命令をどんなことをしても実行しようとする。一方、部下に対しては、人間扱いしないし、逆らうものは徹底して干し上げる恐怖支配を平気でやる。部下を怒鳴りつけたり、人格批判をすることもしょっちゅうです。財務省では、『恐竜番付』なるパワハラ上司ランキングをつくっているんですが、それの上位に必ず入っている」(財務省担当記者)

 つまり、佐川局長を国税庁長官に就任させることで、安倍批判をしてきたマスコミに徹底的に税務調査をかけさせるつもりではないか、というのだ。

 これは陰謀論でも過剰反応でもない。事実、国税庁は親玉である財務省のスキャンダルや増税反対キャンペーンなどを張った報道機関や記者に対しては、厳しい税務調査を行うことで“報復”してきた。

「報復調査のときの国税のやり口はすさまじいですからね。新聞販売店への押し紙や奨励金など、新聞社のブラックボックス部分を突いてくるのはもちろん、記者の出した領収証を1枚1枚チェックして、いったい誰と会ったのかを厳しく調査するんです。調査は長期に及び、日常業務にも支障が出てくるし、記者の人脈や情報源が筒抜けになってしまう」(全国紙元国税担当記者)

■東京新聞が受けていた、ありえない税務調査の嫌がらせ

 直近でもっとも露骨だったのは、2011年から2012年にかけての東京新聞(中日新聞)に対する調査だ。財務官僚に籠絡され、消費財増税へとひた走ろうとしていた当時の民主党・野田政権に対して、東京新聞は〈野田改造内閣が発足 増税前にやるべきこと〉〈出先機関改革 実現なくして増税なし〉などの社説で真っ向から批判を展開していた。すると、半年以上の長きにわたる異例の“調査”が入り、約2億8600万円の申告漏れが指摘されたのだ。

 中日新聞と東京新聞は2016年にも、再び大規模な“調査”を受けている。このときは大きな不正はほとんど見つからなかったが、取材源秘匿のため取材先の名前を公開しなかった領収証を経費として認めないなど、重箱の隅をつつくような調査で、約3100万円の申告漏れを指摘された。しかも、こんな少額の申告漏れにもかかわらず、国税当局はこの情報を他のマスコミにリークして記事にさせている。

「2016年の調査は、官邸の意向を受けてのものと言われていましたね。2015年の安保法制強行採決や米軍基地問題での東京新聞の批判に、官邸が激怒し、国税を動かしたのではないか、と」(全国紙政治部記者)

 もちろん、こうした目にあっているのは東京新聞だけではない。マスコミが財務省の政策批判や不祥事報道に踏み込んだあとには、必ずといっていいほど、税務調査が入っている。

 たとえば、90年代終わり、それまで絶対タブーだった旧大蔵省にマスコミが切り込み、ノーパンしゃぶしゃぶ接待など、汚職事件の端緒を開いたことがあったが、その少し後、2000年代に入ると、国税当局は一斉に新聞各社に税務調査を展開した。

 2007年から2009年にかけても、朝日、読売、毎日、そして共同通信に大規模調査が入り、申告漏れや所得隠しが明らかになっている。この時期は第一次安倍政権から福田政権、麻生政権にいたる時期で、マスコミは政権への対決姿勢を明確にし、官僚不祥事を次々に報道していた。これらの調査はその“報復”ではないかと指摘された。

 さらに、東京新聞に大規模調査が入った2011年には、やはり消費増税に反対していた産経にも“調査”が入っている。また、2012年3月には朝日が2億円超の申告漏れを、4月には日本経済新聞が約3億3000万円の申告漏れを指摘された。

 また、税務調査による報復は、新聞やテレビだけではなく、週刊誌にも向けられてきた。

「財務省のスキャンダルをやった週刊誌の版元の出版社もことごとく税務調査で嫌がらせを受けてますね。それどころか、フリーのジャーナリストのなかにも、財務官僚のスキャンダルを手がけた後に、税務調査を受けたという人が結構います。年収1千万円にも満たないようなフリーに税務調査が入るなんてことは普通ありえないですから、これは明らかに嫌がらせでしょう」(週刊誌関係者)

■財務省内でも反発の声が上がっていた佐川局長の人事を官邸が強行

 ようするに国税庁はこれまでも、平気で税務調査を使ってメディアに政治的圧力をくわえてきたのだ。それに加えて、今回、前述したように官邸の言うことならなんでも聞く、忖度&パワハラ体質どころか憲兵的な体質のある、官僚の佐川氏が国税庁長官になる。もっと露骨な報復と圧力が展開されるのは火を見るより明らかだろう。

「官邸も明らかにそういう意図があると思いますよ。理財局長から国税局庁への抜擢というのは、これまではめったになかったのですが、第二次安倍政権以降は理財局長から国税庁長官というパターンが続き、財務省内部からも異論が出ていた。前任者の迫田氏のときも強い反対があったのですが、森友学園への国有地売却に骨を折った論功行賞なのか、官邸が強行した。しかし、今回はこれだけ批判が集まった後ですからね。佐川氏を国税庁長官に抜擢したら、4代続けて理財局長からの国税庁長官という前例のない人事になるうえ、森友学園のことがあったのでマスコミからも批判を受けることがわかりきっていた。それでも、佐川氏を国税庁長官にしたのは、佐川氏なら阿吽の呼吸でマスコミへの報復調査をやるだろうと考えたからでしょう。そして、国税が脅しあげれば、マスコミは再び黙るはずだ、と」(国税担当記者)

 マスコミはいま、都議選の結果を受けて、一斉に安倍政権批判の声を上げ始めているが、安倍政権は再びかつてのような圧力をかけるチャンスを虎視眈々とうかがっている。実際、先に紹介した報復調査のときは、そのあと、ほとんどすべての新聞・テレビが財務省スキャンダルの追及や消費増税批判キャンペーンをやめてしまった。

 そんな事態が再現されないよう、マスコミは安倍政権を権力の座から完全に引きすりおろすところまで、徹底的に追及しなければならない。

(野尻民夫)



















http://www.asyura2.com/17/senkyo228/msg/587.html

記事 [政治・選挙・NHK228] 地方紙の「誇り」を知った。NHK・読売は政権の言いなりになるな!(サンデー毎日)
地方紙の「誇り」を知った。NHK・読売は政権の言いなりになるな!
http://mainichibooks.com/sundaymainichi/column/2017/07/16/post-1633.html
サンデー毎日 2017年7月16日号


牧太郎の青い空白い雲 627


 隅から隅まで日本列島を歩いてから死にたい。

 1年前、肺がんの手術を経験して、ホンの少しだが「人間、いつかは死ぬんだ」と思うようになった。だったら「寅さん」のように旅をして死にたい。そんな気分で6月22日夜、仙台からフェリーに乗った。

 目指すは北の大地。翌日、苫小牧の「ウトナイ湖」で野生鳥獣を観察してから、国道で日高へ。太平洋はキラキラしている。新冠(にいかっぷ)温泉のホテルで一泊した。

 その翌日は道の駅「みついし」から襟裳岬へ。

〈北の街ではもう...〉で始まる「森進一節」を口ずさむ。 〈理由(わけ)のわからないことで 悩んでいるうち 老いぼれて...〉。まさに、そんな気分だ。

 風が強かった。右半身マヒの僕には、岬の突端に行くのは難儀で......着いてみれば〈襟裳の春は 何もない春です〉との文句通り「昆布干し」と「自衛隊」以外、何もなかった。寂しい。猛烈に寂しい。

 天馬街道から帯広へ。ここで二泊して、道東自動車道を利用して室蘭へ。洞爺(とうや)湖のホテルで一泊。いま28日未明、函館のホテルでこの「青い空白い雲」を書いている。

 多分、本誌が発売される頃には、東京に戻っているつもり。約10日間、北海道の長旅になるだろう。

    ×  ×  ×

 北海道は新聞王国である。旅行中、ブロック紙『北海道新聞』やその地の地元新聞を必ず読んだ。

『苫小牧民報』は、系列の『千歳民報』を合わせて約6万部。苫小牧市内に限っては、『北海道新聞』を上回っている。勝毎(かちまい)こと、『十勝毎日新聞』は帯広に本社を持つ、約9万部の夕刊紙。老舗ホテルを経営していて、今回はそこに泊まった。朝日新聞系のようだが「社説」がないのが、最大の特徴である。『室蘭民報』は1902年創刊の『室蘭時報』がルーツ。41年、政府の一県一紙政策により『室蘭タイムス』と合併、『室蘭日報』に改題したが、その翌年には道内に点在するローカル紙が全て統合するように命令され「北海道新聞社室蘭支社」になった。

 戦後まもなく、地元経済団体を中心に地元紙復活の機運が高まり、45年12月8日、北海道内のローカル紙のトップを切って『室蘭民報』が生まれた。現在、都道府県庁所在地以外に本社を置く新聞社で朝夕刊セット発行を行っているのは、全国でも室蘭民報社だけだ。室蘭・登別に限れば、『北海道新聞』の購読者数を上回っている。

 いま机の上にある『函館新聞』。この題字には「物語」がある。94年頃、ブロック紙の北海道新聞社は、函館市で夕刊が創刊される、と察知した。そこで「函館新聞」「函館毎日新聞」「函館日日新聞」「函館タイムス」「夕刊函館タイムス」「夕刊函館」「新函館」「南北海道新聞」「道南新聞」の九つの題字商標登録を出願した。事実上、営業妨害ではあるまいか? 結局『函館新聞』に落ち着いたが、北海道の新聞界は大揺れに揺れた。

 ともかく、北海道の地方新聞は「それぞれの経緯」を持ちながらも頑張っている。それが、紙面から滲(にじ)み出ている。

    ×  ×  ×

 各地で地元新聞と戦っている『北海道新聞』は、彼らのリーダーでもある。反権力の砦(とりで)のような存在でもある。

 旅行中「加計(かけ)学園」騒動で、文科省の前川喜平前事務次官が日本記者クラブで会見。「官邸は理由をつけて真相解明から逃げようとしている。首相自ら説明責任を果たすべきだ」と一連の政府の対応を批判した。このままでは民主主義は崩壊する。覚悟の記者会見だ。

 当然、大手紙もそれなりに報道したが、『北海道新聞』は違っていた。一面トップ。その他に記者会見の一問一答、解説などで2ページ。力が入っている。新聞はこうじゃなければ。感動した。

 それに引き換え、一部の大メディアは読者を裏切っていないか? NHKは最初に前川インタビューを実現したが、なぜか放送しなかった。『読売新聞』は「前川前次官 出会い系バー通い/文科省在職中、平日夜」という妙ちきりんな見出しの記事を掲載した。この一件では当方、「WEBRONZA ― 朝日新聞社の言論サイト」(6月28日)でも書いている(「民主主義を大事にするため守るべき『流儀』――記者は総会屋とは違う。真実にこだわれ。政権の言いなりになるな」)。

 これも読んでもらいたい。新聞好きの北海道を旅行中、あちこちで「反権力」の流れを実感した。NHKの受信料支払い拒否の動きも聞いた。『読売新聞』から「正義の地方新聞」に変えると言った人もいた。驕(おご)れる者久しからず! ではないのか。










http://www.asyura2.com/17/senkyo228/msg/588.html

記事 [政治・選挙・NHK228] 「加計ありき」が明白、決定的なインタビュー 「加計学園」問題巡り蔵内獣医師会長に聞く あの手この手で根回しあった 


「加計学園」問題巡り蔵内獣医師会長に聞く あの手この手で根回しあった
https://www.nishinippon.co.jp/nnp/national/article/340056/
2017年07月04日06時00分 (更新 07月04日 06時08分) 西日本新聞



本紙単独インタビューに応じる蔵内勇夫・日本獣医師会会長=6月26日、福岡市博多区

 日本獣医師会の蔵内勇夫会長は西日本新聞とのインタビューで、学校法人「加計(かけ)学園」の獣医学部新設に向け「あの手この手で根回しみたいなこともあった」と証言した。主なやりとりは次の通り。

 −獣医師は不足しているのか。

 「全体として充足しているし、将来的な需要も増えない。最もいい例は犬。日本で1千万頭くらい飼われているが、15年後には600万〜700万頭に減るといわれている。開業獣医師の大半はペットを診察している。犬が減るのに獣医師を増やしてどうするのか」

 −学部新設は獣医師の都市部偏在を変えることにならないか。

 「国家資格を取って、処遇の悪い場所で働くはずはない。偏在解消を図るなら、まず獣医師の処遇改善を行うべきだ」

 −昨年11月に決定した「広域的に獣医学部が存在しない地域に限り新設を認める」との政府方針により、事実上加計学園に事業者が絞られたとの指摘がある。安倍晋三首相は国会で「獣医師会の意見に配慮した」と答弁したが。

 「規制緩和が決まった後は、確かに『1校にして』とお願いした。新設を回避できないなら、せめて1校に限るべきだと思ったからだ。しかし、それ以前はそもそも新設に反対で、要望したことはない」

 −この時点で、事業者は加計学園に絞られたと思ったか。

 「思った。複数の大学関係者から『加計が準備している』と聞いていた。あの手この手で根回しみたいなこともあった。加計になるんだなと分かっていた」

 −文部科学省の前川喜平前事務次官は「行政がゆがめられた」と言っている。

 「特区で強引に大学をつくることは、文科省と獣医師会が取り組んできた既存大学の改革の流れに逆行する。行政がそこでゆがめられたというのは当然だ」

 −首相は獣医学部新設について「全国展開を目指す」と明言したが。

 「特区そのものに反対するわけではないが、動物の命を守り人の健康を支える獣医学と都市開発の規制緩和を同列に論じるのはおかしい。学術は特区になじまない。それに教師をどうやってそろえるのか。全国展開できるとは思えない」

    ◇      ◇

■県政界の有力者 蔵内氏 麻生氏と協力も

 日本獣医師会の蔵内勇夫会長(63)は8期30年にわたり福岡県議を務め、県政界の有力政治家としても知られる。

 2015年に自民党県連会長に就任。昨年10月の衆院福岡6区補欠選挙では、県連推薦候補の長男を麻生太郎副総理兼財務相とともに支援したが、菅義偉官房長官らが支援した鳩山二郎氏に敗れた。

 日本大農獣医学部卒。県獣医師会長や県動物福祉協会理事長を歴任し、10年には九州大大学院で博士学位も取得。13年に九州から初めて日本獣医師会長に選出された。

 同じ福岡県出身の横倉義武・日本医師会長と連携し、日本初となる世界獣医師会と世界医師会の合同国際会議を計画。昨年、北九州市で開催を実現させた。

=2017/07/04付 西日本新聞朝刊=































http://www.asyura2.com/17/senkyo228/msg/589.html

記事 [政治・選挙・NHK228] 講演ドタキャン 疑惑の下村氏が恐れる特捜部の捜査のメス(日刊ゲンダイ)
 


講演ドタキャン 疑惑の下村氏が恐れる特捜部の捜査のメス
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/208806
2017年7月5日 日刊ゲンダイ


  
   逃げの一手は許されない(C)日刊ゲンダイ

 加計学園から「200万円の闇献金」が渡っていたことが報じられた下村博文元文科相(63)。先月29日の会見で「疑問の点があれば、都議選が終わった後に丁寧にお答えする」と言っていたが、再び会見するつもりはサラサラないようだ。予定されていた講演会もドタキャンしている。

 下村氏は5日都内で「都議選の結果と、その後の政治課題について」とのテーマで講演する予定だったが、4日になってドタキャン。講演会の主催者によると「急きょ、やむを得ぬ事情により講演ができなくなった」という。

 下村氏がフザケているのは、野党時代、さんざん民主党大臣の政治資金問題を批判していたことだ。2010年5月28日の衆院文科委では、当時の川端達夫文科相の事務所費不正処理疑惑について、川端本人にこう詰め寄っていた。

「会計帳簿や領収書などの証拠開示がない限り、国民の目には、川端大臣の発言についての信憑性を検証する手段がない」

「領収書などの証拠開示を求めたい」

 自分の発言がブーメランとなっている形だ。

■8月の法務省人事後に動き出す可能性

 講演をドタキャンした下村氏は、東京地検がどう動くかビビっているという。東京地検特捜部が、重い腰を上げる可能性があるからだ。

「特捜部は常に政治案件を狙っています。“安倍1強”のように政権が強い時は遠慮していても、弱体化すると一気に動き出す。金丸逮捕も、政権が弱った時に踏み切っています。8月の法務省人事が終われば、しがらみなど気にせず動く可能性があります」(司法記者)

 司法ジャーナリストの鷲見一雄氏はこう言う。

「森友学園や加計学園問題などを巡る国会のやりとりを見る限り、国家としての秩序が崩壊しつつあります。検察がここで動かなければ、国民の不信感は確実に高まるでしょう。実際、世論の高まりを感じてか、裁判所や検察関係者の間では『今のままでは国家の秩序が崩壊してしまう』と批判の声が上がっているといいます。告発があれば、検察は動かざるを得ないところまで来ているのではないでしょうか」

 下村氏の疑惑を見逃せば、国民の批判はそのまま検察に向くことになる。




















http://www.asyura2.com/17/senkyo228/msg/590.html

記事 [政治・選挙・NHK228] 加計文書の扱い「不適切」=次官ら3人を注意―松野文科相(時事)-「総理のご意向」と書いた個人メモを共有にしていた
「加計文書の扱い「不適切」=次官ら3人を注意―松野文科相
7/5(水) 14:18配信
 学校法人「加計学園」の獣医学部新設に関連する文書の取り扱いが不適切だったとして、松野博一文部科学相が文科省の戸谷一夫事務次官(60)、小松親次郎文科審議官(60)、常盤豊高等教育局長(58)の3人を口頭で厳重注意していたことが5日、分かった。

 国家戦略特区への獣医学部設置に関し、内閣府が文科省に「総理のご意向」と伝えたなどとする文書は、同省内の共有フォルダなどから見つかった。同省は多くの文書について、担当する高等教育局専門教育課の課長補佐が個人メモとして作成したと判断した。

 文科相は、個人メモは行政文書に該当せず、共有フォルダに保存すべきではないなどとして、4日に監督責任のある3人を注意したという。」
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170705-00000043-jij-soci

「何でこんな文書をすぐわかるところに保管していた!」という事で処分を受けたという事ですね。
http://www.asyura2.com/17/senkyo228/msg/591.html

記事 [政治・選挙・NHK228] いい加減にしろ! NHK・マスコミ・ネトウヨ(simatyan2のブログ)
いい加減にしろ! NHK・マスコミ・ネトウヨ
http://ameblo.jp/usinawaretatoki/entry-12289862750.html
2017-07-05 14:28:33NEW ! simatyan2のブログ


5日は早朝からNHKや読売が気象庁の物々しい会見を放送。





しかし午前中に早々と警報を解除しています。

確かに備えあれば憂いなしで警戒を責めるべきものではあり
ませんが、しかし煽りの表現が大袈裟すぎるのです。

・過去経験したことのない大雨
・○○年に1度
・最大級の警戒

昔はこう言う表現はあまりしなかったと思うので調べてみる
と2012年以降であることが判明しました。

島根県の石見地方中心は今の季節、だいたい大雨なんですね。

今日の気象庁担当課長の会見は短い間に何度も噛んでいます。

よほど慌てていたのか、あるいは使いたくない表現を命令で
言わされたのか、どちらかでしょうね。

別に島根を馬鹿にするわけじゃ有りませんが、東京だったら
ともかく、島根の雨を(まだ降ってないのに)大々的にトップニュースで報じるNHK。

その直後に今日から欧州6カ国訪問で飛び立つ安倍首相の姿を
勇姿よろしく伝えていました。(実際は海外へ逃げているのですが)

<首相>5日から欧州6カ国訪問 文氏と初会談へ
https://topics.smt.docomo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20170705k0000m010036000c

NHKは解説委員の岩田明子がどっぷり安倍一族と入り浸って
から安倍ヨイショが酷くなっています。



このNHKは以前から消費者センターへの苦情はありましたが、
2012年を境にして苦情が倍以上に増えているのです。

NHK受信料、消費生活センターへの相談10年間で「5万5千件」
https://www.bengo4.com/internet/n_6291/

第二次安倍内閣以前・・・17640件
第二次安倍内閣以降・・・37360件

同じ5年間でも安倍内閣以降、倍以上なのです。

まさに安倍内閣と運命共同体のNHKと言えます。

というより、安倍内閣にずっこけられるとNHKの身も危うくなるのです。

北朝鮮のミサイル発射騒ぎも前々から書いてるように大騒ぎ
しすぎです。

大騒ぎする割には安倍首相が遺憾の意を表明し、次のG20
サミットで各国に北朝鮮に対する圧力の強化に協力を求める、
このパターンの繰り返しです。



NHKは特別番組を組んだりしてますが進展したためしはありません。

今年に入って森友や加計、他の閣僚の不祥事が発覚するたび
何度ミサイルを飛ばされたことか。

そのたびにネトウヨは保守速報などで、

【速報】北朝鮮、またしてもミサイル発射キター!!!!(画像あり)

と喜んでいます。

だから「安倍批判もみ消しミサイル」と言われる所以なのです。

NHKと並んでフジテレビや日本テレビも自他共に認める安倍
広報機関です。

では、テレビ朝日はどうか?

○最高顧問は自民党議員(大臣経験者)の息子「広瀬道貞」
○番組審議会の委員長は安倍の親友である「見城徹」です。

写真向かって左が見城徹



TBSはどうか?

○岸信介(安倍の祖父)の親友、児玉誉士夫の息子が取締役
○ニュースのキャスター竹内明は麻生太郎の甥

こう言う状態で半分は掌握されていると見るべきですね。

ただし100%掌握されているわけではないので、時には麻生太郎がバックから安倍晋三を追及したり糾弾したりさせるので、事態がさらにややこしくなります。

そうした兼ね合いを見極めながら視聴者は判断せざるを得ない
のです。




http://www.asyura2.com/17/senkyo228/msg/592.html

記事 [政治・選挙・NHK228] 日本:保守政党、東京で歴史的敗北(RFI)


(Japon: défaite historique du parti conservateur à Tokyo: RFI)
http://www.rfi.fr/asie-pacifique/20170703-japon-defaite-historique-parti-conservateur-tokyo-koike-abe


日本安倍晋三


日本:保守政党、東京で歴史的敗北


記者 RFI


発表 2017年7月3日・更新 2017年7月3日07:53




小池百合子氏、2017年7月2日
Mandatory credit Kyodo/via REUTERS


安倍晋三氏の保守政党は小池百合子・東京都知事の新党の挑戦を受け歴史的な敗北を被った。これで日本の首都の都市議会が刷新された。都民ファーストの会(TFK)のためにその保守政党は40を上回る議席を失い多数党から転落した。この結果により、小池百合子氏は2018年の次期国政選挙で首相の座を狙うことになるかも知れない。


報告 RFI東京特約記者、フレデリック・シャルル


オランダを超える経済規模を持つ住民1400万人の巨大都市・東京を率いる初の女性・小池百合子氏は、自らの政党・都民ファーストの会(TFK)を創設し、半世紀を越える期間日本の政界を支配してきた保守政党を首都で叩き潰した。

彼女はこの勝利により、2020年東京五輪やその後暫くの間世界第3の経済大国を率いることを決定づけられたかも知れない。全能の日本の官僚たちは安倍晋三氏の政権就任によりその特権の一部を失ったため、東京都知事に忠実な諸メディアと協力して同首相を弱体化させるためにあらゆることを行っている。


情実主義に非難


安倍晋三氏は、例えば新たな獣医学校の設置における情実主義を非難されている。また、平和憲法を見直したいとの彼の意欲はこの地方選挙で自身の政党に敗北をもたらした。

東京都知事は2020年五輪の準備費用の急増を抑制する−東京都民は既に高い税金が更に上がることを心配している−とともに、都政の運営をより透明にすると約束した。





http://www.asyura2.com/17/senkyo228/msg/593.html
記事 [政治・選挙・NHK228] 百田尚樹、朝日記者らと「バトル」 会見でメディア批判連発、「秋葉原には行ってません」と釈明も(J-CAST)
「百田尚樹、朝日記者らと「バトル」 会見でメディア批判連発、釈明も
7/4(火) 19:09配信

■百田氏が「メディア批判」連発
 「日本のテレビはとにかく反政府、極端なことを言えば『反日』です」――。作家の百田尚樹氏が2017年7月4日、東京・有楽町の日本外国特派員協会で開いた会見で、独自のメディア批判を展開した。

 百田氏は「日本のメディアぐらい偏向したメディアはない」と明言。「朝日新聞はフェイクニュースが多い」とも。一方で会見中には、記者から発言の「誤り」を突かれ、焦った様子で釈明する場面もあった。

■百田氏「政治的な報道については公正中立が求められる」
 今回の会見は、百田氏が登壇予定だった一橋大学での講演が中止となった騒動を受けて行われた。冒頭、百田氏は「日本に於ける言論の自由」というテーマで約25分間スピーチ。一橋大での講演に抗議した団体「反レイシズム情報センター」(ARIC)の活動について、「言論の自由を脅かすもの」だと批判した。

 百田氏が激しいメディア批判を展開したのは、スピーチ終了後の質疑応答でのこと。外国人記者から「日本の政治家がメディアを批判することについてどう思うか」と問われた百田氏は、
「日本のメディアぐらい偏向したメディアはありません。とくにテレビがひどいです。まあ、世界各国のテレビと私は比べることはできませんけど...」
と返答。続けて、国内のテレビ放送は半世紀以上にわたって数社が独占してきたとして、

「それゆえ、政治的な報道については公正中立が求められると考えています。しかしながら、日本のテレビはとにかく反政府、極端なことを言えば『反日』です。テレビは政権をいくら批判してもいいという姿勢で長年報道してきました。同じ政治家のスキャンダルであっても、野党と与党では扱いが100対1くらい違います」
と主張。こうした持論を述べた上で、百田氏は政治家のメディア批判について、「頭にきてメディアを批判する気持ちは分からないでもありません」としていた。

■「百田さんは現場に行かれたんでしょうか?」
 その後、百田氏のメディア批判はさらに過熱。安倍晋三首相が7月1日、東京・秋葉原で行った都議選の応援演説で、聴衆の一部から「安倍やめろ」コールが起きた問題についても、
「これを報道した日本のテレビ局は、画像の切り取りをやりました。実際の映像を見ると、反対派が陣取っているのはほんの一角だけでした。ところが、日本のテレビ局は、その一角だけをクローズアップして放送しました。これは、非常に汚い報道のやり方です」
と主張。続けて、安倍首相が反対派を「こんな人たち」と表現した件についても、
「(反対派は)安倍総理に非常に汚いやじを飛ばしました。私なら、もっと汚い言葉で罵っています」としていた。
 しかし、会見に出席していたフリージャーナリストの田中龍作氏が、
「私は現場に居ました。全方位から安倍さんへの批判は飛んでいました。百田さんは現場に行かれたんでしょうか?」
と突っ込むと百田氏は、
「行っていません」
と一言で回答。これに田中氏が
「百田さんこそフェイクニュースじゃないですか」
と追い打ちをかけると、
「私はあの、極端な形で申し上げました。もちろん、周りに安倍総理を批判する人はいたでしょう。私が言いたかったのは、安倍総理を批判する集団が居て、テレビがその一角ばかりを放送したということです。私は現場には行っておりませんが、全体の写真を見ています。(写真を見ると)各地で日の丸の旗が上がっていましたが、それはテレビではほとんど見ることがありませんでした」
と早口で釈明していた。」
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170704-00000011-jct-soci
「■朝日新聞記者に「何か文句ありますか?」
 また、百田氏が
「朝日新聞はフェイクニュースが多い。過去も現在も多い」
などと批判したことに、朝日新聞の記者が「反撃」する場面もあった。
 質問に立った朝日新聞の記者は、
「先ほどフェイクニュースというご指摘を頂きまして、一言申し上げたいと思いまして」と発言。その上で、
「百田さんは過去のツイートの中で、私どもの社長を半殺しにしてやると仰っていましたが、今でもその気持ちにお変わりありませんでしょうか。ヘイトスピーチではないにしても、これほど素晴らしい作品を書かれている作家として、そういう言葉づかいでよろしいのでしょうか」
と皮肉の効いた質問を投げかけた。この質問に百田氏は、朝日新聞が北朝鮮のミサイルについて「一発だけなら誤射かもしれない」という内容の記事を過去に掲載していたと述べた上で、
「今年の4月に北朝鮮と非常に緊迫した状況になりました。北朝鮮がもしかしたら日本に核ミサイルを打つかもしれない。そこで私はツイッターにこう書きました。『もし日本に核ミサイルが撃ち込まれて、この時朝日新聞が一発だけなら誤射かも知れませんと言えば、私は社長を半殺しにします』と」
と投稿の意図を説明。さらに続けて、朝日新聞の記者に対して、
「何か文句ありますか?社長にも伝えておいてください」
と告げていた。」
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170704-00000011-jct-soci&p=2
http://www.asyura2.com/17/senkyo228/msg/594.html

記事 [政治・選挙・NHK228] 民進・野田は、なぜ、安倍に張り合うように嘘をつくのだ? 自民党に追従しているだけじゃないか 
民進・野田は、なぜ、安倍に張り合うように嘘をつくのだ? 自民党に追従しているだけじゃないか
http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/285b68b48fbc674d14c3370e6ff6a098
2017年07月05日 のんきに介護


きっこ‏
@kikko_no_blogさんのツイート。



「都ファー」圧勝の理由は、

国民と向き合った(振りをした)からだ。

無闇に

「野党第1党としてここまで自民党を追い込んだ」

などという

民進・野田の内容虚偽な自画自賛を許しているようでは民進に先はないぞ

(朝日新聞記事「代表・幹事長の続投表明=民進・野田氏」
参照。*http://www.jiji.com/jc/article?k=2017070300466&g=pol)。


代表・幹事長の続投表明=民進・野田氏
http://www.jiji.com/jc/article?k=2017070300466&g=pol
2017/07/03-12:03 時事通信


東京都議選から一夜明け、記者会見する民進党の野田佳彦幹事長=3日午前、国会内

 民進党の野田佳彦幹事長は3日の記者会見で、東京都議選を受けた自身の責任について「結果は謙虚に受け止めなければいけないが、野党第1党としてここまで自民党を追い込んだ」と述べ、続投する考えを表明した。蓮舫氏に関しても続投するとの見方を示した。



こんなほら吹きが君臨していたんでは、

安倍自民党と寸分違わないというのが世間の評価だ。

民進党内では

蓮舫代表が続投することにつき、

「党内から不満の声」が上がっているそうだ

(きっこ@kikko_no_blogさんのツイート〔6:17 - 2017年7月5日 〕参照)。


確かに、

この人、小池氏と異なって、

一途だ。

賢明でもある。

ただ、欠点としては、

野田を切り捨てられない弱さを持っていることだな。

そんな彼女を

野田が擁護する可笑しさが、

半端ない。

真に代表者であるためには

もう一皮、剥ける必要があるのかもしれない。




http://www.asyura2.com/17/senkyo228/msg/595.html

記事 [政治・選挙・NHK228] 東京都議選で自民党が惨敗 安倍政権の根幹が揺らぐ(チャイナネット)


http://japanese.china.org.cn/jp/txt/2017-07/05/content_41158427.htm
http://japanese.china.org.cn/jp/txt/2017-07/05/content_41158427_2.htm


東京都議選で自民党が惨敗 安倍政権の根幹が揺らぐ


タグ: 東京都議選 投票 都民ファーストの会 外交


発信時間: 2017-07-05 16:37:00 | チャイナネット |



東京都議選の開票結果が2日夜、明らかになった。投票率は51.28%。東京都知事の小池百合子氏を代表とする地域政党「都民ファーストの会」が127議席中49議席、公明党が23議席、自民党が23議席、日本共産党が19議席、民進党が5議席を占めた。都民ファーストの会が公明党などと協力していたことから、「小池派」の議席数は事実上79議席に達し、過半数を占めている。自民党は議席数を減らし、最大政党としての地位を失い、さらに過去最低記録を更新した。

小池氏は勝利後、東京五輪・パラリンピックなどをめぐり、(安倍)政府との協力関係を深め、協力のため取り組むべき所で行動すると表明した。

小池氏は自民党の離党届を出しているが、自民党は現在も党籍を留めている。安倍首相は投票前、都民ファーストの会との対決姿勢を示していたが、小池氏を言葉で攻撃することはなかった。小池氏も安倍首相に矛先を向けることはなかった。小池氏の政治的傾向も「非常に保守的」とする声がある。

小池氏は多くの若手候補者を立て、「東京大改革」「旧式な議会を変える」といったスローガンを掲げ、有権者の支持を集めた。都知事就任から1年に渡り、小池氏は自身の政治的目標を達成するため敵を打ち立てることに長けているが、外交面では真の手腕を発揮していない。

今回の敗戦が安倍外交に影響を及ぼすかは、現時点では不透明だ。今年のG20サミットは今週金曜日にドイツで行われる。安倍首相はもはや「長期安定政権」「内政独断専行」という自信満々の姿勢で各国首脳と向き合い、国際社会から注目・重視を勝ち取ることができなくなった。個人の外交の影響力が、急激に低下する可能性がある。

またトランプ大統領の政治・外交の不確定性への、安倍首相の懸念も深まり続けている。すべての大きな変化はトランプ大統領就任後に起きた。米国はTPPとパリ協定からの離脱を宣言し、日本製鉄鋼に反ダンピング調査を発動した。その一方で東芝やタカタなどの米国法人の破産による影響が親会社に波及し、数千億、さらには1兆円以上の損失が生じている。安倍首相は最近、日EU経済連携協定(EPA)交渉に力を入れており、ドイツG20サミットで全体枠組みを構築しようとしている。TPPに準じる効果を発揮し、「一帯一路」(シルクロード経済ベルト、21世紀海上シルクロード)戦略構想が世界を席巻する勢いを削ごうとしている。

しかし7月1日の交渉終了まで、日本とEUは重要な食い違いを解消していない。安倍首相がこれまで欧米を中心とし蓄積してきた外交の成果が急速に失われていき、新たな外交の成果が得にくくなっていることは間違いない。

周辺諸国は現在、日本の政局、安倍政権の今後の変化、周辺外交との連動に注目すべきだ。石原慎太郎氏は2012年、中国共産党第十八回全国代表大会前に訪米し、「島購入」を突如口にした。その狂気じみた外交の攻撃性、中日の外交の大局及び地域情勢への深刻な災いを銘記すべきだ。


「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年7月5日





http://www.asyura2.com/17/senkyo228/msg/596.html
記事 [政治・選挙・NHK228] 霞が関官庁の仰天人事 森友“論功行賞”とお気に入り抜擢(日刊ゲンダイ)
 


霞が関官庁の仰天人事 森友“論功行賞”とお気に入り抜擢
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/208807/1
2017年7月5日 日刊ゲンダイ


  
   側近の秘書官を財務省に送り込んだ菅官房長官(左)と国税庁長官に栄転の佐川理財局長/(C)日刊ゲンダイ

 中央官庁の幹部人事が4日、一斉に発表された。菅官房長官は「全て適材適所で配置した」と胸を張ったが、実態は森友・加計疑惑隠しの論功行賞と、安倍首相のお気に入りを周辺に集めたお粗末なもの。安倍首相にとっての“適材適所”人事でしかない。

 論功行賞の筆頭は、森友疑惑で事実確認や記録の提出を拒み続けた財務省の佐川宣寿理財局長(59)の国税庁長官への栄転だ。年俸も局長級の約2300万円から次官級の約3000万円(いずれも推定)に大幅アップだ。また、財務省では、菅長官の秘書官だった矢野康治主税局審議官(54)を、組織の要である官房長に据えた。安倍官邸の意向をより確実に反映させる魂胆だ。

 加計疑惑をめぐり、文科省から飛び出した「萩生田文書」について、報道陣の追及を「半年以上も前のことで記憶が曖昧」と突っぱねた義本博司総括審議官(55)があろうことか加計学園の獣医学部新設問題を担当する高等教育局長に出世だ。財務省にしろ文科省にしろ、よくぞここまで国民をナメてくれたものだ。

 首相官邸では、経産省出身の宗像直子首相秘書官(55)が特許庁長官に栄転。その後任に佐伯耕三内閣副参事官(42)を充てた。佐伯は、安倍首相の側近中の側近で“官邸の柳沢吉保”といわれる今井尚哉首相秘書官の秘蔵っ子で、第2次安倍政権発足以来、首相演説のスピーチライターを務め、安倍首相の覚えもめでたい。首相秘書官は本省の局長級が就くのが通例で、課長すら経験していない若手の抜擢は前代未聞だ。

 この期に及んでなお、周辺に虎の威を借る狐やイエスマンばかりを集めた安倍内閣の終焉は秒読み段階だ。


































http://www.asyura2.com/17/senkyo228/msg/597.html

記事 [政治・選挙・NHK228] 閉会中審査は予算委集中審議・臨時国会への第1弾(植草一秀の『知られざる真実』)
閉会中審査は予算委集中審議・臨時国会への第1弾
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2017/07/post-c0d7.html
2017年7月 5日 植草一秀の『知られざる真実』


7月10日に衆参両院で閉会中審査が行われることになった。

しかし、7月10日は安倍首相が不在で出席しない。

加計問題を審議するのに、疑惑の中心人物が出席しない。

例によって、決定したのは自民党の竹下亘氏と民進党の山井和則氏の両衆議院国会対策委員長である。

この二名による国対委員長会談が行われると、必ず与党の要求が通る。

通常国会で共謀罪が制定されたこと、森友学園問題で安倍昭恵氏の証人喚問や参考人招致が実現しなかったのは、山井氏が安易な妥協を示してきたことによるところが圧倒的に大きい。

山井氏の行動の背後にあるのが野田佳彦民進党幹事長の意向である。

代表の蓮舫氏はお飾りに過ぎない存在で、野田氏を中心とする民進党の

「隠れ自公勢力」

が水面下で自民党と通じる談合政治を行っているのである。

談合政治を行う最大の動機は「保身」である。

政治刷新を実現しようなどという気概は消え失せて、ただひたすら、議員であり続けることだけが目的になっているのだと思われる。

次の選挙で、立候補する選挙区に強敵を擁立されないこと。

この要因によって、完全に癒着してしまっているのである。

したがって、日本政治を変革するには、民進党の解体的改革を避けて通れない。

そもそもの間違いは2012年の消費税増税法の強行制定にある。


山井国対委員長は、自民党が7月10日の閉会中審査を提案したことについて、

「この期に及んでも安倍首相は国会で説明したくないご意向のようだ。考えられない。」

として、これに応じない素振りを見せたが、その直後に、自民党の主張どおりに、7月10日に閉会中審査を実施することになった。

自民党の竹下亘国対委員長は、

「10日の状況を見た上で総合的に判断する」

としたが、これで幕引きされることは許されない。

野党は臨時国会の召集を求めている。

日本国憲法第五十三条は、

「内閣は、国会の臨時会の召集を決定することができる。いづれかの議院の総議員の四分の一以上の要求があれば、内閣は、その召集を決定しなければならない。」

と定めている。

この条文について、自民党憲法改正草案は、

(臨時国会)
第五十三条 内閣は、臨時国会の召集を決定することができる。いずれかの議院の総議員の四分の一以上の要求があったときは、要求があった日から二十日以内に臨時国会が召集されなければならない。

に改正する提案を示している。

現行憲法には臨時国会召集の期間の定めがないが、自民党憲法改正案では、

「要求があった日から二十日以内に臨時国会が召集されなければならない。」

としたのである。

したがって、安倍政権は速やかに臨時国会を召集しなければならない。


7月10日に前川喜平前文部科学事務次官を参考人招致して閉会中審査を行い、安倍首相が帰国後に、衆参の予算委員会を開催して集中審議を行い、その上で臨時国会を召集するというのが、当然の今後の流れになる。

加計学園問題では最大の当事者である加計学園の加計孝太郎氏を国会に招致して尋問を行うべきである。

加計学園の獣医学部新設は、結局のところ、安倍首相の「腹心(ばくしん)の友」である加計孝太郎氏が経営する加計学園が希望する獣医学部の新設を安倍政権が国家権力を活用して強引に認めたものである。

加計学園による獣医学部新設という結論が先にあって、その結論に、無理やり誘導したものである。

そのプロセスが、明らかにされる各種文書等によって明確に浮かび上がっている。

文部科学省が行政を歪めたのではなく、安倍政権の政治私物化プロセスが行政を歪めたものである。

東京都議選で安倍自民党が歴史的な大敗を喫した最大の理由は、主権者が安倍政権の政治私物化に明確なNOを突き付けたことにある。

主義主張の問題ではなく、主義主張以前の、政治私物化、政治腐敗を主権者は問題にしているのである。

この政治私物化問題を明らかにして、安倍首相の責任を明らかにすることが必要であり、そのためには、安倍昭恵氏に対する参考人招致、あるいは証人喚問が必要不可欠である。

野党第一党の民進党は、責任をもって、その実現を図る責務を負っている。


http://www.asyura2.com/17/senkyo228/msg/598.html

記事 [政治・選挙・NHK228] 森ゆうこ議員がズバリ!「政権のおごりや緩み、権力の暴走を野党として厳しくチェック、全力でやり通す。それでこそ野党!」






特集ワイド 松田喬和のずばり聞きます 森裕子・参院議員
https://mainichi.jp/articles/20170629/dde/012/010/005000c
毎日新聞 2017年6月29日 後段文字お越し



=東京都千代田区永田町で26日

なりふり構わず全力で、批判を恐れず追及する

 森友、加計学園を巡る国会論戦では、自由党の森裕子参院議員の鋭い追及が光った。「この国は法治国家なのに、どこでねじ曲げた」「虚偽答弁」などと畳み掛け、明確な説明を渋る安倍晋三政権を守勢に回らせた。「1強」に果敢に立ち向かった「論客」に松田喬和毎日新聞特別顧問が聞いた。【構成・庄司哲也、写真・根岸基弘】

民進党に熱あれば野党は本気で結集

 −−「安倍1強」「自民1強」と言われてきましたが、それが崩れるのではという兆候も見えています。この要因をどのように見ていますか。

 森氏 私は現在、自由党に属しています。弱小・零細野党と言ってもいい。でも、私は選挙で選ばれた国民の代表です。それなのに安倍首相は、その国会議員をばかにしたような答弁や態度に終始しています。一向に質問に答えようとしない。森友問題では「自分と妻が関わっていたら辞める」と言い切った。加計問題では動かぬ証拠を突き付けましたが、安倍首相たちはいいかげんな答弁で切り抜けたと思っている。そのやり取りを見ていた国民は「首相はうそをついている」と見抜き、見下されているとの思いを抱いているのでは。そうした国民の怒りと「首相らはいつまでこんな答弁を続けるんだ」という私の怒りが合致したようです。今も全国から励ましの電話をいただいています。

 −−「安倍1強」を支えてきた内閣支持率が下落した一方、野党支持も伸びていない。欧米で起きている政治不信を招きかねません。

 森氏 野党支持が伸びないのは極めて単純な理由です。野党が本気で結集し、独裁政治の安倍政権に代わる国民の側に立った政治を行おうという気構えがないということを国民が分かっている。煮え切らない野党に対する失望です。この話をすると、大げさなことを言っていると怒られるんですが、今の政治状況で、国民が「まあ、しょうがない」と諦めてしまって政治に無関心になると、権力者にとって都合がいい状況ができあがってしまう。これでは大政翼賛会につながりかねません。

 −−「論客」といわれる人物が野党にいなくなった印象があります。政権を追及する時に心掛けていることはあるのでしょうか?

 森氏 私自身は論客といわれる能力を持ち合わせているとは思っていません。もし、そう見られているのならば、それは、野党第1党の民進党に批判を恐れず闘う姿勢がないからでしょう。政権転落から既に4年が経過しています。それなのに今でも安倍首相をはじめ与党からは「民主党政権の時は」との批判にさらされる。でも、それを気にする必要はありません。批判を恐れたら、この仕事はできません。あえて言うなら「格好をつけない」ということでしょうか。国会などの質疑の場では、「私は頭がいい」などとアピールする話し方ではなく、シンプルな言葉を使い、分かりやすく質問しています。後は、中学時代に合唱部の部長だった経験を生かしています。合唱と一緒で、同じスピードで話さないことです。

 −−民進党を軸とした野党間の連携は進むのでしょうか。

 森氏 支持者のみなさんからも同じ質問を受けます。そして同じ答えを返しています。実は肝心の「結集」という点が見えてこない。民進党がリーダーシップを発揮する状況になっていない、と。今回の通常国会でも野党は「共謀罪」法案の廃案を目指していたのに、民進党の行動は何をしたいのかが見えなかった。ただ、政治というのは一瞬にして動くことがあります。その動きを待っています。昨年の参院選で私が当選した新潟選挙区でも非常に厳しい戦いでしたが、野党が結集すれば勝ち抜くことができるのです。

 −−ずばり聞きます。その一瞬が起こる鍵とは?

 森氏 民進党の中に「こうしちゃいられない」という熱が生まれることです。本来であれば、彼らが国会でもっと政権をガンガン追及して、目立たなければなりません。でも、その熱がない。零細野党の私が目立つようではおかしいのです。

 −−民進党内に熱がないというが、その原因は?

 森氏 まだ野党になり切れていないからではないでしょうか。民進党が提案型などと言っているのが、私には全然理解できない。良い提案をしたところで、安倍政権にいいとこ取りをされるだけ。そもそも、野党の話なんか安倍政権はまともに聞いてはいません。そういう状況ですべきことは、政権のおごりや緩み、権力の暴走を野党として厳しくチェックすること。そこに全力を傾け、どんなに批判されてもいいからやり通す。それでこそ野党なんです。その点は、自民党が野党に転落したときはすごかった。民進党にはなりふり構わずというのが足りない。どこかで、それに気付くのではないかと期待しています。

 −−自民党支持者が、野党の主張を理解する変化も必要です。

 森氏 最近、ある全国大会に出席しました。ほぼ自民党支持者で占められ、野党議員が顔を出すのははばかられる状況で、私が紹介されると会場がざわついたほど。でも、帰り際には「森さん、頑張ってよ」と、参加者の人たちが堂々と握手や記念撮影を求めてきました。驚きましたが、安倍1強と言われても、異を唱える人を排除しようとする姿勢に「やっぱりおかしい」と考えている人は与党支持者内にもいるんです。

 −−2大政党制を訴えた小沢一郎共同代表と政治行動を共にされてきました。しかし、いまだに自民党と対抗できる政治体制になっていません。小沢氏に責任はありませんか。

 森氏 2012年7月、消費増税法案に反対し、小沢共同代表と一緒に民主党を離党したことは結果的には失敗でした。民主党は政権を取りましたが、ただ一人、政権のど真ん中で経験を積んだことがある小沢共同代表は、西松建設事件で政権交代直前に「俺のことはいいから」と身を引きました。でも、そうすべきではなかった。あの当時、民主党には他に党内の取りまとめができる人材がいなかったのですから。

 ■人物略歴

もり・ゆうこ
 1956年、新潟県生まれ。新潟大卒。同県横越町議を経て、2001年、参院選で自由党公認で初当選。民主党と自由党の「民由合併」によって民主党に移る。11年、野田佳彦政権で副文部科学相に就任。16年7月の参院選で、野党統一候補として立候補し、3期目の当選を果たした。著書に「検察の罠」(日本文芸社)。1男2女の母で、孫もいる。





































http://www.asyura2.com/17/senkyo228/msg/599.html

記事 [政治・選挙・NHK228] 都議選で退場宣告の安倍政権が改造や改憲を語る噴飯(日刊ゲンダイ)
 


都議選で退場宣告の安倍政権が改造や改憲を語る噴飯
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/208804
2017年7月5日 日刊ゲンダイ 文字お越し


  
   疑惑の中心にいる安倍首相夫妻(C)日刊ゲンダイ

「自民党に対する厳しい叱咤と深刻に受け止め、深く反省しなければなりません」

 2日に投開票された都議選で歴史的大敗という結果を受け、安倍首相はこう言っていたが、例によって口先だけだ。やはり、この男はまったく反省などしていない。4日の毎日新聞に載った安倍の単独インタビューは、呆気にとられる内容だった。

 秋の臨時国会に自民党の憲法改正案を提出するスケジュールは「変わっていない」、内閣改造は「速やかに人事の検討に着手したい」、都議選惨敗の責任は「経済の回復を確かなものにする責任が私にはあるので、結果を出すことによって果たしていきたい」……と今後の政権運営を手前勝手に並べ立てるばかりで、どこにも「反省」の色は見えない。

 このインタビューは3日に行われたものだという。つまり、都議選で自民党を惨敗させた民意に配慮するフリさえ、わずか1日で捨て去り、「これまで通り好きにやらせてもらう」と居直ったのだ。恐るべき厚顔である。

「うわべだけの反省で切り抜けられると思っているのでしょう。臨時国会の重要テーマは『人づくり革命』などと言って、また目くらましをしようとしていますが、国民はもう騙されない。森友問題や加計問題では、安倍首相が関与していた疑惑が高まっても、説明責任を果たさず、追及する野党に『印象操作だ』と逆ギレする。関係資料も出さず、告発者に対しては個人攻撃まで仕掛けて疑惑を封じようとする。旗色が悪くなると、『中間報告』という禁じ手まで使って法案を強行して国会を閉じ、疑惑に無理やりフタをした。そういう強権的なやり方に、多くの有権者が恐怖や嫌悪感を感じたから、都議選で『NO』の意思を表明したのです。主権者から不信任を突きつけられた首相が、臆面もなく憲法改正を語り、数の力で強行しようなんて噴飯ものですよ」(政治評論家・森田実氏)

■「こんな人たち」に負けた都議選

 都議選最終日の秋葉原演説で湧き起こった「辞めろ」コールに対し、安倍は「こんな人たちに負けるわけにはいかない!」とイキリ立った。自分を批判する「こんな人たち」の意見など聞く必要ないと思っているのだろうが、そういう不遜な態度が有権者の離反を招いた。都議選は「こんな人たち」に負けたのだ。

 会見で安倍の「こんな人たち」発言について問われた菅官房長官は、相変わらず「問題ない」を繰り返し、「常識的な発言」とも言っていた。 

「都議選の前と後で、この政権は何も変わっていない。反省していない証拠です。安倍首相は都議選の敗因を『政権の緩みに対する有権者の厳しい批判』と言っていましたが、“緩み”ではなく“誤り”ですよ。やること、やり方がすべて間違っている。国民の声をまったく分かっていないのです。あれだけの民意を示しても態度を改めないのなら、選挙で何度でも同じ結果を突きつけるしかありません」(政治ジャーナリストの角谷浩一氏)

 メディアの側も、なぜ、わざわざ安倍の口から改憲スケジュールや改造人事について語らせ、続投を既成事実化するような真似をするのか。それも忖度ということか。せっかく単独インタビューする機会があるのなら、空虚な反省の弁を垂れ流すより、聞くべきことがあるだろう。国民が知りたいのは、改憲スケジュールより森友問題や加計問題の真相だ。なぜ、そこにズバッと切り込まないのか。この落とし前もつけずに内閣改造だ、改憲だと先に進ませるわけにはいかない。

  
   退陣要求は止まらない(C)日刊ゲンダイ

幕引きは内閣総辞職か疑惑の徹底解明しかない

「都議会で歴史的な大惨敗を喫した理由は、自民党というより安倍首相の問題です。国民は森友や加計の疑惑が解明されることを求めている。首相の仲間内に特別な便宜が図られたのではないかと、疑っているのです。官邸の意向があったのではないか。もっと言えば、この疑獄の主犯は安倍夫妻なのです。安倍首相が居座っているかぎり、国民の疑念や怒りは消えません。自民党が国民の支持を取り戻そうと思うなら、内閣総辞職か、疑惑の徹底解明しかありません」(政治評論家・本澤二郎氏) 

 疑惑解明のため、野党は臨時国会や閉会中審査を求めているが、これまで自民党は「総理が加計の追及を嫌がっている」と拒否し続けてきた。安倍が嫌がれば憲法の要請も無視とは、恐るべき無法者集団だが、都議選惨敗で、さすがに譲歩せざるを得なくなった。閉会中審査に応じ、10日に衆院内閣委、文科委の連合審査を実施することで合意。文科省の前川前次官を参考人として招致することも確認した。だが、安倍はG20とヨーロッパ歴訪の外遊中で出席しないというからフザけている。

「安倍首相がいない時に、わずか1日だけの開催なんて、アリバイづくりでしかない。疑惑の当事者が出席しなければ、意味がありません。国民をナメるのもたいがいにしろと言いたいですね。こんな小手先で乗り切れると慢心しているのなら、自民党はオシマイです。都議選の投票率はさほど高くなかったので、無党派層が大きく動いたわけではない。それなのに、自民党が無残な負け方をしたのは、自民党支持層が別の政党に投票したからです。『安倍政権のやり方はダメだ』とお灸を据えた。党を守るなら、ここで自浄作用を発揮しないと、この先、政党支持率も下がっていく。国政選挙も悲惨な結果になるでしょう」(角谷浩一氏=前出)

■政党支持率も下がる一方

 世論調査で安倍内閣の支持率はダダ下がりだが、自民党の政党支持率はさほど落ちていない。「自民党政権でいいけれど、安倍政治は嫌だ」という有権者が多いということだ。いまトップをスゲ替えれば、政権党としてまだまだ生き残れるのに、有権者から「NO」を突きつけられた安倍を支え続けるなんて、自民党は錯乱しているとしか思えない。

 都議選でハッキリしたのは、受け皿があれば、有権者がこぞって流れるということだ。たとえ候補者の顔ぶれが心もとなくても、「安倍自民よりはマシ」と選ばれた。 

 首相の不在を狙っての閉会中審査が、忖度なのか、「総理のご意向」なのか知らないが、そうやって安倍を守っていれば自民党も一緒に沈むだけだ。安倍を隠せば隠すほど、“真っ黒”だと自白しているも同然で、ますます支持は離れる。

 安倍も「問題ない」と言うのなら、堂々と国会に出てきて、国民が納得するまで説明すればいいのだ。人前に出られない首相なんて、恥ずかしくないのか。

「昔の自民党なら、とっくに安倍降ろしが始まっています。森友や加計は安倍首相の疑惑であり、首相の身から出た錆なのです。稲田防衛相や金田法相らの問題閣僚にしても、問われるのは首相の任命責任です。それでも辞任を求める声が与党内から出てこないことが、日本政治の腐敗と堕落を物語っている。疑惑の中心人物に改憲なんてやらせるわけにいかないでしょう。国会に期待できない以上、国民が声を上げるしかありません」(森田実氏=前出)

 都民ファースト圧勝という結果はともかく、「こんな人たち」の意思が都政の景色を変えた。国政も同じだ。

 9日には新宿で「#安倍政権に退陣を求める緊急デモ」が行われる予定で、かなりの規模になりそうだという。国民からの退陣要求は、もう止まらない。





  



http://www.asyura2.com/17/senkyo228/msg/600.html

記事 [政治・選挙・NHK228] 今の自民党は、二階堂擁立劇もミッチー騒動も簡単、新自由クラブが新生党規模で実現、新生党が三桁可という状況。
石破にか竹下にか分からないが、島根が豪雨だそうで、このハゲー、倒閣運動したら鉄パイプだからなーみたいな気象兵器である。
しかし、弱り目に垂れ乳で、こういうことをやると相手は籠池ってしまうもので、後藤田もチクりにカチンときたようである。
しかし、新進党を壊し、自自連立を壊した創価が、てっきり下駄の石でついて行きますどこまでもと思ったが、自民党まで裏切るとはグッドジョブながら信用ならない連中である。
今回の都議選は、自民党のパッチリお目目がアイプチだったというか、バストが寄せて上げてだったというか、背の高く見える靴のヒールを蹴飛ばしたというか、男子の前で更衣室のカーテンを開けちゃったというか、よく知らないが女同士でたとえ絶交になっても守らなければならない一線を超えることをしてしまった訳で、自民党としてはまだ連立解消の方がましだったみたいなことをしてしまった訳で、敵ながらいやらしい連中である。
もはや自民党の三百議席はなんの意味もなく、一昨日から百議席位の価値しかなくなってしまった訳で、もうダマスゴミも支持率のV字回復を演出してあげるのも不可能である。
馬鹿とワルの連立も破局がきたようである。
http://www.asyura2.com/17/senkyo228/msg/601.html
記事 [政治・選挙・NHK228] オバマが演説中にオバマ批判のプラカードを掲げる者がいた。場内が騒然。そこでオバマが取った態度は――。
オバマが演説中にオバマ批判のプラカードを掲げる者がいた。場内が騒然。そこでオバマが取った態度は――。
http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/7809b6607dbba9987e961983c646e51c
2017年07月04日 のんきに介護


ブルドッグ‏ @Bulldog_noh8さんのツイート。


























































http://www.asyura2.com/17/senkyo228/msg/602.html

記事 [政治・選挙・NHK228] 安倍首相抜きで参考人招致に応じた民進党の政治的センスの無さ(まるこ姫の独り言)
http://jxd12569and.cocolog-nifty.com/raihu/2017/07/post-3e6e.html
2017-07-05


民進党もアホだよなぁ。。。

安倍首相抜きの閉会中審査に合意した民進党。


なんで前川氏だけの参考人招致に応じたのか、信じられないセ
ンスの無さだ。

前川氏、安倍首相が公の場で相対して、議員が質問しつくす事
で見えなかったものが見えてきたり、顔の表情やしぐさだったり、
見えて来る物は沢山ある。

関係者を総動員しなければ、参考人招致でさえ意味のないもの
になって来るのがなぜわからないのか。

都議改選で自民党がぼろ負けして、自民党は浮足立っている。

今が自民党を追い込むチャンスなのに、それも生かせない。

アホか?!


数の奢りで、今までかたくなに閉会中審査拒否してきた自民党
が、少しは世論の怖さを知ったのか、閉会中審査へ歩み寄る姿
勢がみられていたが、ここは一気呵成に進むべきだった。

そのいい機会をあっさり逃して、前川氏だけの参考人招致を勝
ち取ったと、民進党の手柄の様に思っているとしたら、とんでも
なくピントがずれていると思うが。。。

安倍首相抜きの参考人招致など、気の抜けたサイダー同然だ。

この人が森友・加計問題の張本人で、この人抜きでは語れない。

なぜ安倍首相抜きで合意したのか、民進党は攻めが甘すぎる。

安倍抜きで合意をしたと言う事は、結果的には政権与党のアリ
バイ作りに協力したも同然で、政権与党は、前川氏の参考人
招致を盾に取って説明を尽くしたと言い募るだろう。

これで一件落着を狙っているかも知れない。

このくらい分かりそうなものを。。。。。

民進党の議員は、なんで先を読まないのだろう。

この際、藤井4段に弟子入りしたらどうか?


一人一人の議員の質問の質は高いのに、執行部に先を読む
力がまったくと言ってよいほど感じられない。

戦略が無さすぎるのだ、その場その場で右往左往している図。

野田もピントがずれている代表格で。。。。
>野党第1党としてここまで自民党を追い込んだ

ハア?、民進党が何をしたんだよ。

都議会選挙でも議席を減らしているし、自民党を追い込んだ
のは国民の声で、決して民進党ではない。

離党者続出で、国会での駆け引きでも、いつも自民党に丸め
込まれて、結局、後手後手に終わり妥協ばかりしている。

前の国会でも、自民党の悪辣さだけを示した共謀罪。

全面審議拒否をするくらいに断固対立姿勢を見せても良い場
面でも、審議に応じている。あの神経が全然わからない。

民進党も、自民党と同じく追い込まれていると言う事を自覚し
ないと民進党は消滅するのではないか?

民主党政権を崩壊させた野田が、幹事長でいること自体、世
間の反感を買っている事に気付かないと。。。

大体が野田は大きな顔して党の代表になるべき議員ではない。
なぜじり貧になっているのか、それが分からないような党に明
日はないと思え。

自民党は無知と反知性の集団だが、民進党には戦略の無さ
ばかりを感じる。

ああじれったい。。。。。




http://www.asyura2.com/17/senkyo228/msg/603.html

記事 [政治・選挙・NHK228] 神社本庁「恐怖政治」の実態、地方の大神社で全面戦争も(週刊ダイヤモンド)


神社本庁「恐怖政治」の実態、地方の大神社で全面戦争も
http://diamond.jp/articles/-/134148
2017.7.5 週刊ダイヤモンド編集部


“お江戸”の大神社が6月、全国8万社の神社を束ねる「神社本庁」からの離脱を決定した。片や、地方では神社本庁と地元の“全面戦争”も勃発。特集「瓦解する神社」最終回の第3回は、本庁で強まる恐怖支配に迫る。(週刊ダイヤモンド・ダイヤモンドオンライン編集部 「瓦解する神社」取材班)

「深川の八幡さま」として知られる富岡八幡宮(東京都江東区)が6月中旬、神社本庁(以下、本庁)からの“離脱”を決めたことが、週刊ダイヤモンド・ダイヤモンドオンライン編集部「瓦解する神社」取材班の取材で分かった。宗教法人法に基づく東京都の認証手続きを経て、早ければ9月までに離脱が認められる。


 神社本庁からの離脱を決めた富岡八幡宮

 富岡八幡宮は、大相撲の起源とされる「江戸勧進(かんじん)相撲」の発祥地で、江戸三大祭、「深川祭」でも有名な“江戸”を代表する神社の一つ。18代宮司の故・富岡盛彦氏はかつて、本庁事務総長(現在の総長)だった人物だ。

 それだけに、ある本庁関係者は「明治神宮が2004年に本庁から離脱(10年に復帰)したとき以来の衝撃。誰も得をせず、神社界全体への余波も大きい」と嘆く。

 どうして、こうした“最悪”の事態に陥ってしまったのか。

 本庁秘書部は「答えることはない」と取材を拒否したが、事情に詳しい神社関係者は「直接的な理由は、富岡八幡宮の宮司人事について、責任役員会の具申を本庁が無視し続けてきたため」と明かす。実際、富岡八幡宮では、トップを宮司“代務者”が6年以上も務めているという大手神社としては異常な事態が続いている。

 宮司の人事は、氏子などから選出された3人以上の責任役員のうち、代表役員(神社の場合は宮司)を除いた責任役員の推薦(具申)をもとに、神社本庁(正確には「統理」)が任命すると神社本庁庁規、神社規則に定められている。

 それが、富岡八幡宮の場合、「先代宮司の引退後、長女が代行役の『宮司代務者』に就いた。その長女を正式に宮司にしようと、13年から今春まで合わせて3回具申したものの本庁側が認めず、先延ばしされ続けてきた」(前出の神社界関係者)という。



 その理由について、本庁と富岡八幡宮の双方に対し、様々な憶測が飛び交う。真相はさておき、関係者が共通して危惧するのは、こうした“大神社”と本庁の確執から富岡八幡宮のように本庁を離脱する大神社が近年、相次いでいることだ(表参照)。

 とりわけ、本庁関係者が「富岡八幡宮以上に頭が痛い」という問題が勃発しているのが九州・大分県だ。

大分の宇佐神宮では
本庁と全面戦争に発展


 大分県宇佐市の宇佐神宮。祭神・信仰別の神社数で全国4万社あまりという神社界の“最大勢力”である「八幡宮」の総本宮で、伊勢神宮に次ぐ有力神社として出雲大社や明治神宮などと共に名が挙がる有名神社である。

 宇佐神宮を地元で支え続けてきた県神社庁宇佐支部が今年5月、氏子などで構成される支部総代会総会で、前代未聞の決議を行った。

 その中身は、「高圧的、独善的な宮司に関係修復をする心は皆無」と宇佐神宮の新任宮司を批判し、宇佐神宮の祭典や、遷宮に対する氏子への寄付要請を一切拒否することなどが盛り込まれた事実上の“絶縁状”だ。こうした事態に、県の神社関係者、本庁関係者は「本庁と大分の全面戦争の様相だ」とため息をつく。


 大分県神社庁宇佐支部は総代会総会で、前代未聞の決議を行った

 “戦端”は昨年2月、宇佐神宮に新たな宮司が着任したことで開かれた。

 新任宮司とは、今特集「瓦解する神社」第1回の記事(「神社本庁で不可解な不動産取引、刑事告訴も飛び出す大騒動勃発」)で、疑惑の不動産取引を主導した本庁幹部の1人とされる前総務部長の小野崇之氏、その人だ。

 本題に入る前に、宇佐神宮で起きた宮司職を巡る過去のいきさつを説明しよう。

 時計の針を08年に巻き戻す。先代の宮司が亡くなったため、世襲家である到津家で唯一の末裔となった女性が急遽、神職の資格を取得。その上で、女性が宮司になるまでの“中継ぎ役”として、当時の県神社庁長が宮司を務めていた。だが、この年、その中継ぎ役がこの世を去ってしまったのだ。

 宇佐神宮の責任役員会は、その死の直前、女性を新しい宮司にすべしという具申を行ったが、本庁側は女性の経験不足を理由に拒否し、またも当時の県神社庁長を特任宮司(任期3年程度)として任命する。

 これを不服とした女性が09年に本庁に離脱届を叩きつけ、10年には宮司の地位保全を求めて提訴する。ところが、13年に最高裁で敗訴が確定し、翌14年に女性は宇佐神宮から解雇されてしまう。この間、社務所内で小競り合いも起き、女性がけがを負わされたとして告訴する事態まで起きている。

 確かに、大分県内外の神社関係者からは「女性も神職としての人格に難があった」という声は少なくない。

 その一方で、南北朝時代から続く到津家は出雲大社の千家家、阿蘇神社の阿蘇家と並ぶ家格とされ、歴史と伝統を重んじる地元の支持が高かったことも事実だ。そして、「性別がもし男性であったならば、結末は違ったはず」(複数の関係者)という声も多い。

 そして15年末、今度は宇佐神宮の氏子総代会が、前出の特任宮司(宮司に昇格済み)の能力欠如を理由とする解任嘆願書を本庁に提出。16年2月には、この宮司も自ら退職願を出し、受理されたことを受けて、同月に本庁が後任の新たな宮司として送り込んだのが、小野氏だった。

天下り宮司とのバトルで
祭りの寄付が半分以下に激減


 そして、現在――。

 取材班は前述の支部総代会総会の決議について、小野氏に見解を求めたが、小野氏は弁護士を通じて、「事実について与り知らぬ」と書面で回答してきた。そこで、本庁と県神社庁、支部の各関係者の証言から何が起きたのか紐解いてみる。

 小野氏の宮司就任に対し、「地元の人間を宮司にしたい」との思惑があった支部は、当初から反対の姿勢だった。ところが、当時の宇佐神宮の責任役員3人のうち、2人が小野氏の就任を認めたことで潮目が一変したという。

「この2人は地元・宇佐の人間ではないことに加え、本庁に呼び出された直後に小野氏就任の賛成に転じた。しかも、宇佐神宮の宮司人事は“全会一致”が原則だったのに、それを覆して多数決による“強行採決”に踏み切るなど、全てが異例づくめだった」(支部関係者)

 それでも着任した小野氏に対し、支部の幹部が16年3月、あいさつに出向いたところ、小野氏から、支部が反対したことに対する作成済みの謝罪文を提示され、それに対する署名・捺印とともに、宇佐神宮内にあった支部事務局の退去を求められたという。

 その際、小野氏が「自分が宮司となった以上、支部は出て行ってもらいたい。宇佐神宮の神職は支部会員にはさせない。今後は支部との関係を断つ」などと述べたため、当時の支部長が激昂したとされる。

 ただし、これらの経緯については「小野氏は『謝罪文は支部側から提出された』、『支部の方が自ら出て行った』などと周囲に説明している」(本庁関係者)ことから、互いの主張に食い違いがある。

 とはいえ支部は、関係改善を引き換え条件に一旦は謝罪要請に応じ、事務局も移転させた。だが、小野氏への反発が支部内や氏子の間で日に日に強まったため、「小野氏の求めには今後は一切の協力をしない」と姿勢を転換。同年5月の総代会総会では、7月末に開かれる宇佐夏越祭(御神幸祭)への協賛金(氏子による寄付金)の取りまとめ中止を決議した。

 その結果、例年は支部傘下の約200社から寄せられていた1000万円以上の協賛金が、昨年は半分も集まらなかったとされる。

「地元で生まれ育った神職たちは地域の信用を集める人々。氏子がどちらの言い分を信じるかは明らかだ」と市関係者は言う。

 片や、宇佐神宮も6月時点で、従来は支部を通じて納入する神社負担金や神職負担金(今特集の第2回の記事「神社本庁の『政治力』と『資金力』、不気味がるほどではなかった!」を参照)を、「根拠となる規定がない」などとして支払いを拒否。県神社庁からの請求にも応じていないという。

 さらに今年6月。“小野”・宇佐神宮を巡るいざこざは、行政や地元商店街にも波及する。宇佐神宮が、自らが所有する土地に新たな有料駐車場を建設する、と突如発表したのだ。


 宮司人事をめぐって、泥沼化している宇佐神宮

 これまでの駐車場は、市が出資する第三セクターの所有で、参道沿いの地元商店街入り口の手前に位置していた。ところが、新たな駐車場ができれば、参拝客は商店街を通ることなく境内に入ることができる。そのため、地元商店街には「客足が遠のく」と動揺が広がっている。

「宇佐神宮の説明では『参拝客の利便性向上のため』という名目だが、支部との断絶で協賛金が減ったことで自分の新しい財布が欲しいのだろう」と皮肉るのは別の市関係者だ。

 その上、宇佐神宮は新たな駐車場の整備費用の全額と、土地代の通年の賃貸契約を三セク側に求めているとされ、困った三セクの社長である市長が直接交渉に臨み、通年契約する代わりに、宇佐神宮にせめて整備費用の一部を負担するよう求めたという。ところが、宇佐神宮側はこの代替案も拒否。交渉は暗礁に乗り上げている。

 別の市関係者は「正月や夏越祭などの繁忙期は、三セクが宇佐神宮から臨時駐車場を借りていたが、先代宮司までは『地元から儲けるわけにはいかない』として初穂料のみだった。ところが、小野氏が来てからは一変。1日当たり5万円程度を請求され、大赤字だった」と憤る。

“地元”の宇佐神宮が
“本庁の”の宇佐神宮に 


 片や、小野氏の矛先は支部に止まらず、県神社庁にも向けられている。

 今年4月、小野氏から県神社庁長宛てに『匿名文書の配布に関する申し入れ』と題する抗議文が送付された。この「匿名文書」とは、今特集の第1回で取り上げた疑惑の不動産取引について、小野氏らの関与をほのめかす複数の文書を指すと推測される。

 小野氏は、そうした匿名文書が、県神社庁理事会で配布されたことを問題視。抗議文で「配布されたことが事実であれば、(中略)法的責任についても重大な疑義を生じる」とし、「貴庁(県神社庁)の対応に応じて、相当な措置を検討させて頂く」と結び、対抗措置をほのめかす。だが、取材班の取材には、小野氏側は書面で、名誉棄損による県神社庁長への告訴の可能性について否定した。

 この騒動に、“元締め”である本庁は何をしているのかというと、やはり小野氏と歩調を共にする。

 小野氏のかつての上司、田中恆清総長は5月、これまた県神社庁長宛ての文書で、「当該文書(匿名文書)は事実と異なる内容であることは言を俟(ま)たないが、何故、貴庁(県神社庁)役員会に於いて配布されたのか甚だ疑問を禁じ得ない」と、本庁で現在進行中の調査委員会の目的を否定するような文言と合わせて非難したのだ。

 県神社庁関係者は、「匿名文書は県神社庁宛てに送付されてきたので、規則に基づいて役員会で対応を協議するため配布しただけなのだが…」と苦渋をにじませる。

 一方、前出の市関係者はこの現状にため息を漏らす。

「地元の宇佐神宮が今は『本庁の宇佐神宮』になってしまった。かつて宇佐神宮の責任役員が『これは本庁の乗っ取りだ』と言っていた。当時は真に受ける者は少なかったが、その予言通りになった。初めからオール宇佐態勢で臨めばよかったのだが、後の祭りだ」

懲戒処分規定を改定
締め付けを強化へ


「本庁に入るということは、全国の神社の人事権を掌握するということ。どこの神社にどんな空きのポストが出るのか、どんな問題を抱えているのか、全て把握できる」



 かつて神社界のある重鎮は、本庁の人事介入に起因する騒動が各地で頻発する背景について、こう指摘した。

 しかし、本庁職員が大神社の宮司人事に介入するのはなぜなのか。その理由は、本庁職員が背負う“宿命”にあるようだ。

「本庁職員は、神社の次男や実家が神社ではない者が多い」と明かすのは別の本庁関係者だ。

 各神社のトップ、宮司は伝統的に世襲制。しかも、地方ほどその傾向が強い。それゆえ、嫡男が継ぐことが基本で、次男以下は実力があっても宮司になれず、やむなく本庁に入庁するケースが多いという。給与も公務員並みで、退職者も後を絶たない。

 対して、神社界の“大企業”とも言える「別表神社」の宮司ともなると、年収は本庁職員をしのぐ。さらに一国一城の主として、地元の名士に仲間入りもできる。それゆえ、本庁幹部職員の定年退職後の天下り先として、「数少ない大神社の宮司ポストが狙われている」と複数の関係者は言う。

「今後、宇佐や富岡のような本庁による人事介入がさらに加速するのではないか」(複数の神職)――。

 昨年7月、本庁職員だけでなく全国の神職が震え上がったのが、70年ぶりとなる本庁の「懲戒規定」の抜本的な見直しだ。見直しを進めた中心人物は、小野氏と共に疑惑の土地取引を主導したとされる本庁のS総務部長(当時・秘書部長)だ。


 70年ぶりに見直された本庁の「懲戒規定」が波紋を拡げる

 その骨子を一言で言えば、厳罰化と、法廷闘争を視野に入れた懲戒対象の具体化。とりわけ、本庁職員や神職の間で懸念されているのが、懲戒対象に盛り込まれた「その他、神職としての資質に欠ける行為」の項目だ。

 しかも、「(施行の)以前に発生した事件についても適用する」と、憲法や労働法などに規定された「不利益不遡及の原則」(過去にさかのぼっての懲戒処分は不可)に抵触しかねない附則まで存在する。

  複数の本庁関係者は「体制派の意に沿わない職員のみならず、神社の宮司や神職を適当な口実をつけて懲戒処分にしてしまう可能性が高まる」と口をそろえる。そして、「最も恐ろしいのが、宮司を免職して自分たちに都合のいい宮司を送り込むこと」(別の神社界関係者)だ。

「解任された宮司が裁判で処分の無効を主張しても、規定の改正で、本庁側は『神職の資質に欠けたから免職した。神職の資質について裁判所は判断できるのか。宗教への不当介入ではないか』と主張して、裁判所の介入を拒むことが可能となった」(同じ関係者)。

 ある重鎮の神職は言う。

「神社本庁職員といえば、昔は国家公務員でいうキャリア組のような存在で、部長級ともなれば人格面でも学識面でも群を抜いていた。そのため、宮司の後継者問題に悩む地方に乞われて赴任していったものだ。だが、今ではその慣例を逆手に取り、天下り先として利用しているとしか思えない」

震災時の不祥事にも
小野氏の“影”


 東日本大震災の発生から間もない11年6月、週刊ダイヤモンド編集部と時事通信の同日報道により、明るみとなった本庁の不祥事がある。

 当時、伊勢神宮が、天皇家に代わって栽培する神事に欠かせない“神の米”、「御料米(ごりょうまい)」を被災地支援のために本庁を介して送ったところ、本庁がその一部を伊勢神宮や被災地に知らせないまま、職員に配ってしまったというものだ(『週刊ダイヤモンド』2011年7月2日号「仏教・神道大解剖」106ページ、ダイヤモンド・オンライン「消えた被災者支援用の“神のコメ” 行方は神社本庁職員の胃袋へ」参照)。

 実は、当時の記事では触れなかったが、「御料米の職員配布を決定し、これが露見しかけると全職員に箝口令を強いた人物が小野氏」(複数の本庁関係者)だ。

 当時の報道からほどなく、オフレコ取材の際には口をつぐんだある本庁関係者は、「報道は全て事実。(取材時は)小野氏が怖くて本当のことが言えなかった」と打ち明けた。

 報道後、釈明に追われた小野氏は「報道内容に事実誤認がある」と関係各所に文書を配り、火消しに走った。ところが、御料米が届けられるはずだった当の福島県神社庁が、小野氏を名指しし、小野氏の釈明内容こそ事実誤認であり、「極めて遺憾」、「貴職(小野氏)による対応への猛省を要望」するという激しい抗議文を送付した。小野氏はその年、減給処分を受けている。

 別の本庁関係者は「小野氏の行動は、伊勢神宮ひいては天皇家に対する冒涜だった」と今も怒りを覗かせる。本庁職員の中には、配布された御料米を、畏れ多くて食べることも捨てることもできず、6年経った今も、保管し続けている者が少なくないという。

「本来、神職にとって争い事は全て『穢れ』。ましてや、司法の場での争いなど最も忌避すべきこと。だが、その規範たるべき本庁が内外で起こす昨今の世俗的な騒動を見ていると、怒りを通り越してむなしくなる」と、ある本庁関係者は吐露する。「本庁の傘下にいてプラスになることは一つもない」(大神社宮司)という声が日々高まる中、神社界を束ねる神社本庁はその存在意義を失いつつある。

 そして今月1日。神社本庁の年度初めに当たるこの日、新たな人事が発令された。

 神社界関係者の耳目を引いたのは二つの人事。その一つが、今特集の連載第1回で“予測”したように本庁前財政部長のK氏が、兵庫県の大神社のナンバー2、権宮司に“栄転”したこと。そして、もう一つが、神奈川県の大神社に“中途採用”された「期待の新人」(別の本庁関係者)が、小野氏の子息の名であったことだ。配属先は父の前職と同じ総務部だった――。





http://www.asyura2.com/17/senkyo228/msg/604.html

記事 [政治・選挙・NHK228] 不正の証拠、記録無、記憶無で済むなら、国民も無しでOKのはずだ。(かっちの言い分)
http://31634308.at.webry.info/201707/article_5.html
2017/07/05 21:54

森友学園事件の国有地払い下げで、記録無、記憶無、パソコン、サーバーの記録も消去、全て証拠を消し去った佐川理財局長が、国民から有無を言わせず、税金を聴取する国税庁長官に栄転した。

麻生大臣は、佐川氏の評価として「丁寧な説明に努めた」と述べた。この言葉は、これほど国民をバカにしたものはない。国民の立場から、正確に言い直すと、「丁寧に証拠を消し、丁寧に記憶をなくすように努めた」と言うべきだろう。
今から断言出来るのは、各地の税務署で混乱が起きるのは、必定である。「あなた達のトップが記憶が無い、記録が無い」と言えば、事が済んだのではないか? 何故我々だけに、記録、証拠を出せと厳しく言えるのか?と言われてしまう。 「是非、長官に聞いてくれ!」と。

「総理の意向」と述べたと言われている藤原審議官は、経産省へ帰任させられたという。臭いものはフタで、藤原審議官の復帰先の職位はわからないが、「余計なことを言った」ということで栄転はしていないと思われる。

10日の前川氏の参考人招致では、萩生田氏の言った、言わないことが問われる。前川氏も所謂記者会見とは違い、国会の場では、もう一歩踏み込んだ回答をすることも考えられる。

また、新たなリーク文書も出てくる可能性もある。既に加計学園に決めた理由の根拠となる京都産業大との比較の議事録はまたしても無いと言われている。都合が悪くなれば、急に文書が無くなる珍現象が発生している。

折角前川氏が国会に出るので、野党には、是非ともNHKはなぜインタビューをした映像の放映を取りやめにしたかを問い詰めて頂きたい。国民の金を取り運営しているNHK程、最も公正に報道しなければならないからだ。


加計学園獣医学部新設 京都案と比較の記録なし
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201707/CK2017070502000134.html



http://www.asyura2.com/17/senkyo228/msg/605.html

記事 [政治・選挙・NHK228] 誰も書かない日米2プラス2延期の本当の理由  天木直人
誰も書かない日米2プラス2延期の本当の理由
http://kenpo9.com/archives/1751
2017-07-05 天木直人のブログ


 7月14日から開催されるはずだった日米の外務・防衛担当閣僚による安保協議(いわゆる2プラス2)が延期されたという。

 北朝鮮の脅威にどう対応するかは日米間の外交・防衛の喫緊の課題だ。

 いまこそ2プラス2が必要な時だ。

 それにもかかわらず米国側の都合で延期されたという。

 その理由はティラーソン国務長官の都合がつかなかったからだという。

 2プラス2より優先しなければいけない都合とは何か。

 7月14日に開かれるフランス革命記念日に、ティラーソン国務長官がトランプ大統領と共に出席するからだという。

 それならパリで行えばいいのだ。

 岸田・稲田両大臣にとっては、ワシントンでもパリでも、外遊する時間と手間は同じだ。

 マティス国防長官にはパリに来てもらわなければいけないが、ワシントンからパリに行くのは大西洋をひとっ飛びするだけだ。

 百歩譲って7月14日が無理でも、いくらでも直近の他の日を見つける事が出来る筈だ。

 それなのに、秋まで延期するという。

 その頃には北朝鮮情勢はどうなっているかわかったもんじゃない。

 なぜ日米2プラス2はそこまで延期されたのか。

 答えは稲田防衛相の居座りである。

 かつてマティス国防長官は、就任直後に初来日して稲田防衛相と会談した後、稲田防衛相で大丈夫かとあきれ果てたと報道された事があった。

 そもそも、稲田防衛相に対する自衛隊制服組の評判は悪い。

 マティス国防長官が、それを知らないはずがない。

 おまけに相次ぐ失言で、いまや稲田防衛相は死に体だ。

 次の内閣改造で交代必至だ。

 その稲田防衛相を直ちに更迭するのならまだしも、8月の内閣改造まで居座らせたのが安倍首相だ。

 マティス国防長官としては、馬鹿らしくて2プラス2などやってられるか、ということだ。

 そんな稲田防衛相を、自分の後継者の一人として甘やかす安倍首相もまた、あきれ果てられているに違いない。

 もはや日米同盟関係を最も危うくしているのは、安倍首相、その人である(了)





































http://www.asyura2.com/17/senkyo228/msg/606.html

記事 [政治・選挙・NHK228] 山本幸三地方創生大臣の知的レベル(小笠原誠治の経済ニュースゼミ)
山本幸三地方創生大臣の知的レベル
http://blog.livedoor.jp/columnistseiji/archives/51723440.html
2017年07月05日 小笠原誠治の経済ニュースゼミ


 朝日の記事です。


 「山本幸三地方創生相は4日、公務員の獣医師が不足しているのは「小動物獣医師がもうけるからだ」と述べ、ペットを診る小動物獣医師の待遇が良すぎるとの認識を示した。獣医学部をつくって獣医師を増やせば、ペット診療の「価格破壊」が起きて小動物獣医師の給与が下がり、相対的に給与が低いとされる公務員獣医師の不足が緩和されるという持論を述べた。

 安倍晋三首相が「公務員獣医師の確保は喫緊の課題だ」などとして獣医学部を全国で増やす方針を示したことを受け、山本氏が閣議後の会見で発言した。「小動物獣医師の給与を下げるべきだと考えるか」という質問に、「そう思っている。(日本)獣医師会の資料で、1施設で5千万円以上の収入があるところが3割を超える」などと語った。

(中略)

 厚生労働省の2016年賃金構造基本統計調査によると、民間事業所で働く獣医師の平均年収は約570万円となっている。医師の年収約1240万円、歯科医師の約860万円に比べても低い。



 ペットの獣医師が儲けすぎみたいなことを山本氏は言っていますが…それは何と比較するかで決まります。

 公務員の獣医師の給与と比較すると、ペットの獣医師は給与が高く見えるだけで、逆に、公務員の獣医師からすれば、ペットの獣医師と比較して、自分たちの給与は不当に安いと映るのは当然のこと。

 だとしたら、公務員獣医師の給与を上げれば、公務員獣医師の人手不足は即解消。

 そうでしょう?

 それに、記事にあるとおり、獣医師の平均年収は、医師や歯科医師と比べ明らかに低い訳ですから、ペットの獣医師が儲けすぎとの指摘は合理性を欠くものと言わざるを得ません。

 それでもペットの獣医師が儲けすぎだと言い張るのでしたら、獣医師に対する何らかの偏見があるとしか言いようがありません。

 この人、つい最近も、学芸員に対する根拠のない批判をしたことがありましたが…東京大学を卒業し、大蔵省に入った自分は普通の人間とは違って偉いのだという思い込みが強すぎるのではないでしょうか?

 いずれにしても、ネット上では既に多くの方が、この山本氏の考え方を批判しています。

 それはそうですよね。

 山本氏は、公務員の獣医師が不足している理由として、ペットの獣医師に給与が高いことが原因だと言います。

 だから、獣医師の全体の数を増やせば、獣医師の数が過剰になってペットの獣医師の給与が下がる、と。

 では、獣医師の全体の数が増えることによってペットの獣医師の給与が下がるのであれば、公務員獣医師の給与は下がらないのか?

 そこがポイントなのです。

 山本氏は、公務員獣医師の給与水準は不変であることを前提にしているのです。公務員獣医師の給与が変わらないなかで、ペットの獣医師の給与が下がることによって、初めて公務員獣医師の給与の相対的水準が上がり、従って、公務員獣医師の人手不足が解消する訳ですから。

 しかし、何故公務員獣医師の給与水準は変わらないのか?

 おかしいでしょう?

 本来、公務員の給与は、民間の同種類の労働者の給与に準拠すべきものですから、ペットの獣医師の給与水準と公務員獣医師の給与水準に大きなかい離があること自体が問題なのです。つまり、公務員獣医師の給与を引き上げることを考えるのが本筋なのです。

 従って、仮に山本氏が、公務員獣医師の現在の給与水準が妥当と考えるのであれば、その根拠を先ず示す必要があります。

 さらに言えば、獣医学部の新設をどんどん認め獣医師の数を増やしたとしても、それによって獣医師の年収が大きく減るようでは、獣医師になろうという人の数が増えない可能性もあるのです。

 全くもって説得力のない山本氏の説明。

 ただ単に、加計学園の疑惑を晴らすために屁理屈を言っているとしか思えません。

 また、仮に山本氏の説に従って、獣医師全体の給与水準を引き下げることに成功し、そのため公務員獣医師になる人が増えたとしても、そのような人は獣医師全体のうちで最も能力の低い者ばかりでしょうから、そのような人に公務員獣医師が務まるかと言えば、甚だ疑問。

 公務員獣医師が不足しているということは、仕事の内容に見合った給与水準になっていないからだといういう単純な理屈がどうして分からないのでしょうか?

 不思議でなりません。

 こんな人がインフレターゲットを推奨した張本人なのです。

 もちろん、そのインフレターゲットというか、リフレ政策というか、それは失敗に終わっているのです。





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http://www.asyura2.com/17/senkyo228/msg/607.html

記事 [政治・選挙・NHK228] 山口敬之レイプ疑惑はどうなったのか? 詩織さんに相談されていた記者が証言! 作家の中村文則も不起訴の経緯に鋭い分析 
           
           不起訴処分の1カ月以上前に出版された『総理』(幻冬舎)


山口敬之レイプ疑惑はどうなったのか? 詩織さんに相談されていた記者が証言! 作家の中村文則も不起訴の経緯に鋭い分析
http://lite-ra.com/2017/07/post-3293.html
2017.07.05 山口敬之レイプを清水潔と中村文則が  リテラ


 都議選の自民党大惨敗を受け、改めて加計学園疑惑追及の動きが盛り上がってきた。首相不在ではあるが、閉会中審査や前川前文科省事務次官の参考人招致が決まり、森友学園と同じような補助金や政治献金がらみの疑惑も報じられ始めている。

 しかし、同じ安倍政権にまつわる疑惑でも、まったく放置されているのが、“安倍官邸御用達”ジャーナリスト・山口敬之氏の「準強姦」もみ消し問題だ。周知のように、この疑惑は5月、「週刊新潮」(新潮社)が報じたあと、被害者の詩織さんが強い決意のもと、異例の実名顔出しで記者会見に臨み、真相究明を訴え、検察審査会に不服申し立てを行なった。

 しかし、新聞やテレビは会見の直後に、一瞬、報道したものの、そのままフェイドアウト。ネットでは逆に、安倍応援団やネトウヨたちによる、詩織さんのプライバシー暴きや〈ジャーナリストになりたい女の売名行為だろう〉〈詩織の証言には何の証拠もない〉〈山口敬之氏を貶めるための左翼のまわしものだ〉〈民進党がバックについている〉といった悪質な人格攻撃やデマが展開された。

 さらに当の山口氏自身も雲隠れしたまま、フェイスブックで〈法に触れる事は一切していません〉とレイプを否定し、〈当該女性がもし、純粋に不起訴という結論に不満だったなら時をおかず不服申立していたと考えます〉〈なぜ私がメディアに露出するようになってから行動が起こされたのか〉などと卑劣な“セカンドレイプ”的反論を行った。

 それこそ加害者や加害者を守った当局は疑惑に頬被りしたまま逃げ切り、被害者が叩かれるという理不尽な状況になってしまったのだ。

 しかし、ここにきて、詩織さんに対するこうした卑劣なバッシングを真っ向から否定する重要な証言が、第三者から飛び出した。

相談を受けていた清水潔記者が「詩織さんの主張は2年前から変わらない」

 7月3日放送の『大竹まことゴールデンラジオ』(文化放送)にゲスト生出演したジャーナリストの清水潔氏が、山口氏によるレイプ事件発生からすぐの2015年7月の段階で、詩織さんから直接相談を受けていたことを、初めて明かしたのである。

 清水氏といえば、公式発表に頼らない独自の調査報道を重ね、桶川ストーカー殺人事件、北関東連続幼女誘拐殺人事件など、何度も警察や司法の嘘・欺瞞を暴いてきたジャーナリスト。その清水氏は、生放送のなかでこう切り出した。

「この事件について、私はお伝えしなければいけないことがあるなと前から思っていたので、今日、ちょっとお話させていただきたい。詩織さんが、記者会見などでいろいろ話をされたときに、ネットなどでは、『これは政権に対する攻撃なんじゃないか?』『政治利用してんじゃないの?』『本当の話なのか?』みたいな非常に誹謗中傷、無責任な声があがったんですね。これについて、否定しておきたいと思います。実は私はこの事件、2年前からですね、詩織さんから直接相談を受けていたんです」

 さらに清水氏はこう続けた。

「私が詩織さんから相談を受けたのはその年の7月の末なんです。本当に(山口氏が)逮捕されなかったというときから、ひと月ぐらい後だったんですね。相談に来られたのはまったく個人的なルートで、私のところに訪ねてきてくれたということなんですけど、そのときの彼女の説明、こんな被害があるんですということと、今彼女が言っていることは、まったく同じなんですよ」

 この清水氏の証言は極めて重要だ。つまり、詩織さんの発言内容が事件発生から約3カ月後の段階と、それから2年だった現在とで首尾一貫していることを、当時から相談されていた人間として証明したのである。

 そもそも、山口氏がレイプ事件を起こしたのはまだTBSワシントン支局長だった時代の2015年4月。アメリカでジャーナリズムを学んでいた詩織さんは、帰国中、山口氏から仕事のためのビザ取得について話をしようと誘われて、食事に行った。しかし、2軒目の寿司屋で突然目眩を起こし、記憶が途絶える。そして明け方、身体に痛みを感じて目がさめると、ホテルの一室で、裸にされた仰向けの自分の体のうえに、山口氏がまたがっていた。しかも山口氏は避妊具すらつけていなかった。

 詩織さんがすぐに被害を警察に訴えたところ、警察は当初協力的ではなかったが、ホテルの防犯カメラに山口氏が詩織さんを抱えて引きずる模様が収められていたこともあり、本格的に事件として捜査が始まる。所轄は山口氏の逮捕状をとり、15年6月8日には、複数の捜査員がアメリカから成田空港に帰国する山口氏を準強姦容疑で逮捕するため、空港で待ち構えていた。

 ところが、そこに警視庁から逮捕ストップの指示が入り山口氏は寸前で逮捕を逃れた。

詩織さんの告発が「売名」「政治目的」というのはありえない

 清水氏も、逮捕状が発布されたにもかかわらず逮捕されなかったことについて、今回のラジオで「まずない。ほとんどないです。ゼロとは言いませんが、よっぽどおかしいんですよ」「警察官はなんとかして逮捕したいわけですから」と強調していたが、確かにこれは異例中の異例のことだった。

 清水氏によれば、山口氏のレイプ事件がすぐにマスコミに報じられなかったのも、詩織さんの告発に信憑性がなかったわけではなく、「逮捕されなかった」ことが大きいという。

「私も結構くどいですから、散々聞いたんですけども、そこ(詩織さんの話は)はまったく変わらない。だから、信頼性はもともと高いなというふうに思っていたんだけれども、すぐにこれが報じられなかったというのは、だいたい『逮捕されました』というのが本来のニュースのスタンダードなスタイルなんですよ。ですが『逮捕されなかった』となると、『ん?』ってことになるんですね。その(逮捕できなかった)理由がまずわからない。そうすると、相当取材をしないとこれは難しいぞ、と。本当に誰か捜査の妨害をした、あるいは捻じ曲げたみたいなことがあったのかどうかってことを、(取材)やっていかなきゃいけないわけです」

 しかも、今回の「週刊新潮」の記事も詩織さんが売り込んだものではなかった。その後、山口氏が安倍首相のヨイショ本『総理』(幻冬舎)を出版したり、首相に近いコメンテーターとしてテレビに盛んに登場するようになっていったなかで、この事件を聞きつけた「週刊新潮」から清水氏にアプローチがあったのだという。

「取材がしたいということで、僕のほうに紹介があったんですね。それで、詩織さん本人とも相談をして、ご本人も、ぜひきちんと私はこれを世に出したいんだ、という。私もそこは同じだったので、じゃあ週刊誌の記者と会ってみますか? ということで、紹介をして、そして『週刊新潮』が取材に入ったんですね」

 そして、「週刊新潮」は、詩織さんの証言を裏付ける様々な証拠をつかむ。そのなかでも決定的だったのが、くだんの15年6月に山口氏が逮捕直前の空港で逃れることができた内幕をめぐる“一級の証言”だ。「週刊新潮」の直撃に対して、菅義偉官房長官の右腕といわれるエリート警察官僚・中村格刑事部長(事件当時)が「私が決裁した」と認めたのである。ここで初めて、山口氏の逮捕取りやめが、官邸と近い警察官僚の指示だったという紛れもない証拠が出揃ったのだ。

「DNA鑑定なんかも行われていて、そういう意味で元TBSジャーナリストと性的関係があったのは、もう科学的にも証明されているんですけども、そのうえでとった逮捕状が逮捕直前、成田空港で容疑者が戻ってくるときに逮捕を待ち構えていたら(捜査員に)電話が入って『やめだ』という話になった、と。全然わからないままね、事態が進んでいったわけですね。その状態が明らかになっていくのに、この2年の月日がかかったんですよ。ようやく、形が見えてきたわけですね」

 つまり、こうした裏どり取材によって初めて、山口氏の「準強姦疑惑」は記事として世に出ることとなり、それを受けて、詩織さんは記者会見を開くことになった。それがこの間の経緯に他ならない。詩織さんの告発が、ネット右翼たちが言うような「売名」や「政治利用」などということはありえないのだ。

中村文則が見抜いた山口レイプもみ消しの不可解な経緯

 清水氏は放送後、ツイッターで〈生番組なので舌足らず、説明不足もあります。今回の放送は事前に詩織さんと相談のうえでの事です。そのうえで彼女が2年前から被害を訴えていたこと、しかし逮捕中止の闇が明らかになるには時間がかかったことを伝えたかったからです〉と述べている。

 実際、詩織さん自身も会見で、検察審査会への不服申し立てに時間がかかったことについては、ホテルの防犯カメラやDNA鑑定、タクシー運転手やベルボーイなどの証言等の証拠申請の準備が必要だったからだときちんと説明したが、第三者である清水氏の証言によって、それも事実であることが明白になった。

 だとすれば、やはり言うまでもなく、この間トンズラを決め込み、ましてやフェイスブックで詩織さんの「売名」だと印象づけようとデタラメを吹いた山口氏は、改めて公の場で説明する必要があるだろう。

 いや、山口氏だけではない。逮捕をつぶした警視庁の中村格氏やその背後にいるといわれる菅官房長官らもきちんと説明責任を果たすべきだ。

 実は、この山口氏の準強姦事件がもみ消された経緯について、意外な人物が鋭い分析をしている。それは、作家の中村文則氏だ。中村氏といえば、売れっ子小説家には珍しく、安倍政権批判をはじめ、踏み込んだ社会的発言をすることで知られているが、毎日新聞7月1日付愛知版で、「疑問に思う出来事があった」としてこの事件に言及している。

 それは、山口氏の不起訴決定時期と『総理』の刊行時期の関係についてだ。

 山口氏は前出のフェイスブックの反論で、〈不起訴処分はすでに昨年7月に全ての関係者に伝えられています。私はこの結論を得て、本格的な記者活動を開始しました〉などと言っているが、これは大嘘だった。逮捕を免れ、書類送検となった山口氏に不起訴の決定が下ったのは確かに2016年7月だったが、フリーになった山口氏が処女作『総理』を出版し、同時に「週刊文春」(文藝春秋)で集中連載を始めたのは、それよりも前の、2016年6月9日。つまり、中村氏は不起訴より1カ月も早く、記者活動を開始していたのだ。

 中村氏が疑問に感じたのは、まさにそのことだった。中村氏はこう指摘する。

〈そもそも、首相の写真が大きく表紙に使われており、写真の使用許可が必要なので、少なくとも首相周辺は確実にこの出版を知っている(しかも選挙直前)。首相を礼賛する本が選挙前に出て、もしその著者が強姦で起訴されたとなれば、目前の選挙に影響が出る。〉
〈でも、山口氏の「総理」という本が16年6月9日に刊行されているのは事実で、これは奇妙なのだ。なぜなら、このとき彼はまだ書類送検中だから。
 しかもその(『総理』発売日の)13日後は、参議院選挙の公示日だった。だからこの「総理」という本は、選挙を意識した出版で、首相と山口氏の関係を考えれば、応援も兼ねていたはず。そんなデリケートな本を、なぜ山口氏は、書類送検中で、自分が起訴されるかもしれない状態で刊行することができたのか。〉

『総理』が不起訴決定より早く出版された意味

 そして、それは、山口氏がなんらかのルートを使って、起訴がないことを事前に把握していたからではないか、と中村氏は分析するのだ。

〈山口氏が、絶対に自分は起訴されないと、なぜか前もって確実に知っていたように思えてならない。それとも、起訴にならない自信があった、ということだろうか。でも冤罪で起訴されることもあるから、一度は所轄が逮捕状まで取った事案なのだから、少なくとも、自分の不起訴処分が決定するまで、この種の本の刊行は普通できないのではないだろうか。〉

 中村氏はこれ以上、具体的なことを書いていないが、この間、出てきた中村格氏や、内閣情報調査室トップの北村滋情報官との関係を考えると、裏で官邸が動き、首相のお友だちである山口氏にいち早く不起訴を知らせていた(あるいは不起訴になるようにもっていった)可能性は十分あるだろう。

 そして、山口氏の前述のフェイスブックの反論は、嘘をついたわけではなく、事前に知らされていたため、不起訴決定後に本格的な記者活動を開始したと自分で錯覚してしまったということなのかもしれない。

 いずれにせよ、この山口氏によるレイプ事件は、普通は考えられないような不自然なことや不可解なことがいくつもある。山口氏や官邸はこのまま逃げ通そうとするだろうが、そんなことは決して許してはいけない。清水氏は「司法が歪められているとしたならば、とてつもない問題。他人の問題でなく自分の問題として考えなければいけないと思いますね」と語っていたが、これは、ひとりの女性の問題ではなく、すべての国民にふりかかる可能性がある重大な不正だ。今後も、徹底的に追及する必要がある。

(編集部)
















http://www.asyura2.com/17/senkyo228/msg/608.html

記事 [政治・選挙・NHK228] 発覚!稲田がまた、問題発言をしていた! 
8の返還条件のうち一つしか達成していないことが明らかになった米軍普天間飛行場


発覚!稲田がまた、問題発言をしていた!
http://79516147.at.webry.info/201707/article_103.html
2017/07/05 23:40 半歩前へU


▼発覚!稲田がまた、問題発言をしていた!


米軍普天間飛行場の返還。(敬称略)

琉球新報によると、
 防衛相の稲田朋美が移設先の名護市辺野古の新基地建設が進んだとしても、それ以外の返還条件が満たされない場合は普天間が返還されないと明言した。

 辺野古新基地が建設されても普天間が返還されないと明示したもので、継続使用されれば負担が増大する可能性を示したことになる。

 稲田の発言があったのは6月15日の参院外交防衛委員会。民進の藤田幸久への答弁だった。

 藤田は普天間飛行場の返還条件の一つ「長い滑走路を用いた活動のための緊急時における民間施設の使用の改善」を挙げ、米側と調整が進まない場合に普天間が返還されないことがあるか確認した。

 藤田が問いただしたのは、普天間飛行場は滑走路約2700メートル。だが、辺野古はオーバーランを含めても約1800メートルで、短くなる。

 そのため米側が「大型の航空機などが使用できる滑走路を要求」(防衛省関係者)しているため、民間空港の使用が想定されるという。

 ただ現状では日米間の協議で使用する空港は決まっていない。そこで、稲田は仮定の話だとした上で「普天間の前提条件であるところが整わなければ、返還とはならない」と明言し、新基地が建設されても普天間が返還されない可能性を繰り返した。

詳しくはここをクリック
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-527148.html



































http://www.asyura2.com/17/senkyo228/msg/609.html

   

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