★阿修羅♪ > アーカイブ > 2018年3月 > 17日00時00分 〜
 
 
2018年3月17日00時00分 〜
記事 [政治・選挙・NHK241] 「放送をもっと自由に」の美名に隠された悪巧み!  
「放送をもっと自由に」の美名に隠された悪巧み!
http://85280384.at.webry.info/201803/article_191.html
2018/03/16 17:07 半歩前へ


▼「放送をもっと自由に」の美名に隠された悪巧み!

 ジャーナリストの高瀬毅が警鐘を乱打した。安倍政権はいま、放送を、「もっと自由に」という美名の下に、政治的公平性を謳った条文を廃止しようとしている、と警告した。

 権力の手で「公共の電波を悪用しようとする企み」を傍観してはならない。以下に高瀬の警告を掲載する。

*******************

最近の出来事として、東京MXテレビの「ニュース女子」問題がある。DHCがCMを提供、関連制作会社が、沖縄・辺野古の基地建設反対運動について取材もせず、意図的な悪意を持って誹謗する内容の番組を制作、放送したのだ。

 きわめて悪質な番組だが、こういう番組も許容される恐れがある。BPO(放送倫理・番組向上機構)からの勧告を受け、MXテレビは番組を中止するに至ったが、地方の経営基盤の弱い独立系TVなどでは、依然として偏った内容の番組が放送されていると聞いている。

 この法案が通れば、放送のありようが著しく悪い方へと変えられてしまうだろう。個人攻撃のようなこともなされる可能性がある。

 原理的にいえば、反政府的な放送も可能だろうが、放送局の免許を権力が握っている限り、現実的には難しい。おそらく政権に有利な報道が増えると思われる。

 権力をチェックするジャーナリズムの力が、さらに弱まることは目に見えている。




http://www.asyura2.com/18/senkyo241/msg/515.html

記事 [政治・選挙・NHK241] こんなに役者な人、政治家にしておっていいのか。もっとも政治家が適材適所でない人だよ 
こんなに役者な人、政治家にしておっていいのか。もっとも政治家が適材適所でない人だよ
https://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/a34412c1d7c3d90d6847bb5355c67b21
2018年03月16日 のんきに介護


すべては、

安倍のゴリ押しから始まっている。


転載元:盛田隆二『焼け跡のハイヒール』祥伝社@product1954さんのツイート〔12:24 - 2018年3月16日

然るに、

天から降って来た災難のように

公文書の

改竄を嘆く安倍晋三。

役者やなぁ。


転載元:マッキ世も末(アベと麻生は学歴もペテン)@akhila7さんのツイート〔12:06 - 2018年3月15日





























http://www.asyura2.com/18/senkyo241/msg/517.html

記事 [政治・選挙・NHK241] あゝ、安倍晋三や麻生太郎の、このみっともなさよ! こいつらの頭の中には、いざとなったら「逃げる」の3文字しかない 
あゝ、安倍晋三や麻生太郎の、このみっともなさよ! こいつらの頭の中には、いざとなったら「逃げる」の3文字しかない
https://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/fe5fa41eebbf8f19a6991a1239f1a578
2018年03月16日 のんきに介護


尚円王@RyukyuShouenouさんのツイート。



























http://www.asyura2.com/18/senkyo241/msg/518.html

記事 [政治・選挙・NHK241] ネトウヨたちが日本政府を反日組織と認定したぞ。となると、「安倍総理頑張れ」の意味は、何? 
ネトウヨたちが日本政府を反日組織と認定したぞ。となると、「安倍総理頑張れ」の意味は、何?
https://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/42c7ba8d05004e32f3be324705eb32bb
2018年03月16日 のんきに介護



転載元:ブルドッグ@Bulldog_noh8さんのツイート〔10:37 - 2018年3月15日

安倍晋三って、

統一教会の大信者だ。

この組織から様々の指令を受け

行動している。

その安倍の信奉者であるネトウヨから見て日本政府が「反日」だというのは、

官僚たちが

統一教会の指令に服しないことが

明瞭になったからだろう。

そりゃ彼ら官僚からすればどんなに統一教会に忠誠を誓っても、

韓国の官僚にはしてもらえないから

斟酌は、

そこそこにするだろうがな。

分からないのは、

ネトウヨたちの精神構造だな。

なぜ、

韓国の宗教施設に求められるままに

行動するのか。

やはり日本憎しの感情か。


記事コメント

哀れネトウヨ (阿波の金太郎)
2018-03-16 10:36:36

ネトウヨは、日本政府こそが最大の反日組織
と認定しましたか。
どこまでも安倍を神の様に崇め、
付いていく様は哀れとしか言いようがないですね。
自分たちこそが偽装保守だと分からないのですね。




http://www.asyura2.com/18/senkyo241/msg/519.html

記事 [政治・選挙・NHK241] 安倍首相の「好感度」は金正恩の半分の5%!  
安倍首相の「好感度」は金正恩の半分の5%!
http://85280384.at.webry.info/201803/article_190.html
2018/03/16 16:26 半歩前へ


▼安倍首相の「好感度」は金正恩の半分の5%!

 韓国の好感度調査で、日本の安倍晋三首相はトランプよりも、習近平よりも、プーチンよりも好感度が低かった。金正恩をも下回る、散々な結果だった。

******************

 【ソウル時事】世論調査機関「韓国ギャラップ」は16日、周辺国首脳に対する好感度調査で、安倍晋三首相に「好感が持てる」と回答した割合が5%で、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長の10%を下回ったと発表した。

 安倍首相に「好感が持てない」と答えたのは89%で、正恩氏の83%を上回った。

 調査は19歳以上の約1000人を対象に、13〜15日に実施した。「好感が持てる」「好感が持てない」と回答した割合はそれぞれ、トランプ米大統領が24%と67%、中国の習近平主席が19%と66%、ロシアのプーチン大統領が13%と68%だった。

 安倍首相に「好感が持てる」と答えた割合は2013年8月以降の計4回の調査で3〜6%にとどまる一方、「好感が持てない」割合は89〜90%で推移していた。  (以上 時事通信) 

















http://www.asyura2.com/18/senkyo241/msg/520.html

記事 [政治・選挙・NHK241] 前川前事務次官への圧力問題 文科省をはねつけた市教委の神対応に称賛の声〈dot.〉 
前川前事務次官への圧力問題 文科省をはねつけた市教委の神対応に称賛の声
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180316-00000071-sasahi-pol
AERA dot. 3/16(金) 19:12配信

 
 退官後の活動にも圧力を受けている前川氏 (c)朝日新聞社

 
 文科省の質問がズラリと並んだメール(撮影・西岡千史)


 前川喜平・前文部科学事務次官が名古屋市立の中学校で授業をしたことについて、文科省が同市の教育委員会に対し、前川氏を招いた意図の説明や録音テープの提供などを求めていたことが、問題になっている。

 市教委の杉崎正美教育長は16日、「このような問い合わせは今まで聞いたことがない」とコメント。河村たかし名古屋市長も「(文科省は)やり過ぎ」と批判し、同省に問い合わせの意図を確認する意向を示した。

 永田町では現在、調査の実施に政治家からの要請があったのではないかと言われている。野党関係者はこう話す。

「こんな調査を文科省がわざわざやるとは思えない。外部から問い合わせがあったはずだが、電話があっても、『市教委に直接聞いて下さい』と言えばいいだけの話。となると、政治家か官邸の関与があった可能性もある」

 同日に行われた野党合同ヒアリングでは、同省の職員が経緯を説明し、「(文科省内で)調査を決めた」と語った。一方、事前に政治家からの問い合わせがあったかをたずねられると、「確認します」「(コメントを)差し控えさせていただきます」と、回答を避けた。今後、政治家の関与の有無が焦点になりそうだ。

 一方、別の意味で話題になっているのが市教委が同省に返信した“反論メール”の中身だ。最近では、役人が政権の意向を“忖度”し、国会や国民に対しては不誠実な対応ばかりが目につくが、市教委は同省に毅然とした態度で反論していた。

 そのメールの中身を紹介しよう。

 市教委に最初にメールが届いたのは3月1日18時。同省から「事実関係をご教示頂きたく」という文言とともに、15もの質問項目が並んでいた。そこには、交通費や謝金の額、動員の有無、講演録や録音データの提供要請などが記され、5日18時までに回答するよう要求していた。

 また、前川氏については「国家公務員の天下り問題で辞職」「いわゆる出会い系バーの店を利用し、そこで知り合った女性と食事をしたり、時に金銭を供与したりしていた」などと説明。「こうした背景がある同氏について、(中略)どのような判断で依頼されたのか」と、質問した。

 監督官庁からのメールでここまで強い調子の文言が並ぶと、市教委の役人がひるんでもおかしくない。ところが、そうはならなかった。

 天下り問題については「文科省ひいては国家公務員全体の問題であると認識」、出会い系バーには「バー云々については、良心的な目的であったことが報道されてい」ると反論。謝礼は交通費込みで5万円と通常の金額であったことを伝え、録音データの提供は「ご提供は差し控えさせていただきます」と拒否した。動員についても、学校内外の参加者人数を報告したうえで、「一切ありません」と回答した。

 また、「事前又は事後に保護者から意見や反応等はなかったのか」との質問には、「事前、事後とも、ポジティブな反応ばかり」と、バッサリ斬り捨てた。

 反省の色をみせなかったことに腹が立ったのか、同省は6日朝8時、再び市教委に質問のメールを送りつけた。今度は締切を翌日の7日正午に設定し、「必要に応じてこれ以外にも改めて質問をさせて頂く可能性」や「書面にて又は直接ご確認をさせて頂く可能性があります」と、“脅し”とも思える文言を並べた。

 だが、このメールも不発に終わる。同省は、2回目の質問でも、前川氏が天下り問題で「省全体の責任者」となり「本人自らの非違行為を理由として停職相当」の処分を受けたことを説明し、「校長はこの事実をご認識されていたのでしょうか」と詰問したが、市教委は「辞任されたこと以上のことは知りません」と、またもやゼロ回答。保護者や生徒の感想についても「ネガティブな反応はまったくなかったのか」と重ねて質問を浴びせてきたが、市教委は「まったくございません」と、2回目のカウンターパンチを浴びせた。

 監督官庁からの嫌がらせとしか思えない調査に、市教委が役人の矜持でキチンと反論したことに「教育の独立を守った」(別の野党関係者)と称賛の声も出ている。官邸ばかりを見て仕事をしている現在の霞が関官僚にとっては、信じられない反応だったに違いない。(AERA dot.編集部・西岡千史)



































http://www.asyura2.com/18/senkyo241/msg/521.html

記事 [政治・選挙・NHK241] 森友学園「文書改ざん」見落とされがちな重大ポイント(森功のブログ)
森友学園「文書改ざん」見落とされがちな重大ポイント
http://mori13.blog117.fc2.com/blog-entry-2225.html
2018-03-16 森功のブログ


 公文書の変造事件に発展しそうな森友学園問題ですが、安倍首相夫妻への忖度という言葉の影に隠れ、見落とされがちなのが菅官房長官の記者会見。「私や妻の関与があれば議員をやめる」と言い切った安倍首相の昨年17日の国会答弁を受け、24日に佐川理財局長が「森友学園との交渉記録は破棄した」と言いましたが、問題はそのあとの菅官房長官の会見です。森友との交渉経緯について曰く、「決裁文書にほとんどの部分は書かれているんじゃないでしょうか」――。

 この決裁文書は改ざん前のものか、あとのものか。たぶん書き換えたあとのそれを見てそう言ったと推察します。つまり、少なくとも菅さんはこの時点で決裁文書を頼り、それを盾に「安倍首相夫妻による森友学園との関与」を否定してみせたわけです。それが何を意味するのか、容易に想像がつきそうなものです。これは忖度ではなく、指示の話ではないでしょうか。





菅義偉 官房長官 記者会見 2017年2月24日午後

※7:55〜再生開始位置設定済み。



「文書が外部の目に触れるのは…」焦る財務省、指示次々
https://www.asahi.com/articles/ASL3F5GVNL3FUTIL02T.html
2018年3月14日05時00分 朝日新聞

 財務省による決裁文書の改ざんが明らかになりました。「最強官庁」「省庁の中の省庁」とも呼ばれる組織で一体何が起きていたのでしょうか。関係者の証言を交えて緊急報告します。

 「今後の開示請求に備えたほうがいい」

 2017年2月下旬。財務省本省の理財局から、近畿財務局に連絡があった。理財局は、森友学園への国有地の貸し付けをめぐる「特例承認」の決裁文書の書き換えを指示した。

 削除すべきだとされた部分のなかには、政治家や、安倍晋三首相の妻の昭恵氏の名が複数箇所に記載されていた。

 朝日新聞が学園側への不透明な国有地売却を報じたのが同月9日。国会で野党の追及が始まった。安倍首相は関与を否定し、同月17日、「私や妻が関係していたということになれば、首相も国会議員も辞める」と言い切った。

 佐川宣寿(のぶひさ)理財局長(当時)は同月24日、国会で「不当な働きかけは一切なかった」とし、学園との交渉記録は「速やかに廃棄した」と答弁した。同じ日の記者会見で、記録の廃棄を疑問視する質問に、菅義偉官房長官はこう返した。「決裁文書に、(交渉の経緯の)ほとんどの部分は書かれているんじゃないでしょうか」

 国会での佐川氏の強気の発言とは裏腹に、理財局内は混乱していた。菅長官の言うとおり、決裁文書に多くのことが書かれていたからだ。

 「答弁が断定的すぎて、文書と…

※続きは下記紙面でご覧ください。


2018年3月14日 朝日新聞朝刊








改ざんの可能性、事前把握認める 菅氏「首相も承知」
https://www.asahi.com/articles/ASL3H410LL3HULFA00P.html
2018年3月15日13時37分 朝日新聞

 森友学園との国有地取引に関する財務省の決裁文書が改ざんされた問題で、菅義偉官房長官は15日午前の会見で、改ざん前の文書が存在する可能性について5日に国土交通省から首相官邸に報告があったことを認めた。菅氏は6日に報告を受け、安倍晋三首相も承知していたという。

 財務省は8日に「現在、近畿財務局にあるコピーはこれが全て」として国会に改ざん後の文書を開示したが、官邸はそれより前に異なる文書の存在を把握していたことになる。

 国交省関係者によると、同省航空局内で保管していた文書と財務省が国会に開示した改ざん後の文書に差異があると、5日に口頭で官邸に報告。保管していた文書のコピーは財務省に渡したという。

 菅氏は「国交省から文書の存在を示された時点で、財務省によれば最終的に文書を確認できる段階になかったと承知している」と説明した。

 菅氏によると、国交省で保存する一部の文書が改ざん前の文書である可能性があると、杉田和博官房副長官に報告があった。杉田氏は、国交省に財務省の調査に協力するよう指示し、財務省に改めて徹底的な調査を指示。菅氏は杉田氏から6日に報告を受けた。

 会見で菅氏は、安倍首相についても「そうした動きがあることは承知している」と述べた。安倍首相は14日の参院予算委員会で、文書の書き換えについて「11日に報告を受けた」と答弁している。


関連記事
<菅野完氏>今日の朝日一面トップは、ほんとに凄い記事 理財局「外部の目に触れるのはまずい」首相・佐川氏答弁後 改ざん指示
http://www.asyura2.com/18/senkyo241/msg/416.html




http://www.asyura2.com/18/senkyo241/msg/522.html

記事 [政治・選挙・NHK241] 安倍総裁「圧勝」大崩壊 自民党総裁選票読み、現在の状況 「300票」が雪崩を打って安倍から逃げる、逃げる(週刊ポスト)


安倍総裁「圧勝」大崩壊 自民党総裁選票読み、現在の状況
https://www.news-postseven.com/archives/20180313_658916.html
2018.03.13 07:00 NEWS ポストセブン 週刊ポスト2018年3月23・30日号

  
  【総裁選をシミュレーションすると?】


 万全と見られていた安倍晋三・首相の自民党総裁選3選が、今国会で一気に揺らぎ始めた。どこよりも早い総裁選シミュレーションで見えてきた、「まさか」のシナリオとは──。

 森友学園への国有地売却をめぐる財務省の“文書書き換え疑惑”で批判の矢面に立つ麻生太郎・副総理兼財務相だが、最終的に詰め腹を切るしか政権を守る方法はない、と覚悟を固める可能性があるという指摘も出ている。

 政権の大黒柱である麻生氏が辞任する事態となれば、政権の大打撃だ。9月の自民党総裁選に向けた党内のパワーバランスが大きく変わると指摘するのは政治アナリストの伊藤惇夫氏である。

「森友文書の書き換えが事実であれば、麻生財務相の引責辞任は避けられないでしょう。そうなると、安倍首相と麻生さんの関係は大きく変わる可能性がある。麻生さんが閣外に去れば、総裁選でフリーハンドを持つことができる。安倍政権が泥船と判断すれば見切りをつけて、例えば総裁選に岸田文雄・政調会長の出馬を促して安倍降ろしを仕掛ける選択だってある。党内第2派閥の麻生派が首相を支持するか否かで、総裁選のキャスティングボートを握ることができる」

「まさか」の始まりである。

◆「3月までは動くな」

 自民党総裁選は405人の国会議員票と党員投票で行なわれる。

 官邸サイドの現在の票読みは、安倍首相支持を鮮明にしている細田派(94人)、麻生派(59人)、二階派(44人)の主流3派の基礎票だけで197票と議員票の半数に迫る。これに「将来の政権禅譲」を期待する岸田文雄・政調会長が不出馬を決めれば岸田派(46人)、さらに額賀派(55人)も雪崩を打って首相支持に回り、菅義偉・官房長官ら無派閥の安倍支持派議員を含めると300票以上の予測が立ち、圧勝は確実の形勢というものだった。

 だが、麻生氏が“離反”すると、その票読みは根底から崩れる。

「3月までは動くな」──麻生氏は今年初めに岸田氏と会談した際、総裁選への出馬を判断する時期についてそう助言したとされる。安倍首相の総裁3選は傍で見るほど盤石ではなく、国会の情勢次第で流れがどう変わるか分からないと考えていたのだ。

 その予言通り、3月に安倍政権は窮地に陥った。

◆福田元総理の反旗

 安倍首相のお膝元の最大派閥・細田派でも反安倍の動きが浮上した。政界引退後もなお同派に隠然たる影響力を持つ福田康夫・元首相が最近、積極的にメディアに登場して安倍政治に異を唱えている。

 2月28日、都内で開催した講演では憲法9条改正について、「改正しなければいけないというのが先にきている。中身より通りやすいものでという感じになってしまっている。本当に良いのかという気がする」──そう語って首相の前のめりの改憲姿勢に水を浴びせた。そして総裁選について、「しっかりした人が出てこないんだったら3選でも4選でもしたらいい」と突き放した。

 一連の森友問題については露骨に嫌悪感を見せた。

「各省庁の中堅以上の幹部は皆、官邸(の顔色)を見て仕事をしている。恥ずかしく、国家の破滅に近づいている」(昨年8月)

「国家の記録を残すということは、国家の歴史を残すということ。その時の政治に都合の悪いところは記録に残さないとか、本当にその害は大きい」(昨年12月)

 そう役所の対応に容赦ない言い方をしてきたが、それでも改まらないことから、ついに憲法改正という安倍政治の本丸に公然とNOを突きつけたのだ。

「日本初の公文書管理法の生みの親である福田さんの怒りはすさまじく、安倍政治が続くことそのものを憂慮している。各派の幹部クラスには福田シンパが多く、福田さんの声は党内に共感を生んでいる」(麻生派ベテラン議員)

 安倍首相の支持基盤である細田派、麻生派の真ん中に亀裂が走っているのだ。

◆お友達人事も崩壊

 そのうえ、首相を守る“親衛隊”も総崩れだ。政権の看板政策だった「働き方改革」では、首相は厚労省のデータ改竄問題で裁量労働制の今国会提出断念を余儀なくされた。

 その「A級戦犯」とされるのが最側近の加藤勝信・厚労相だ。安倍家とは家族ぐるみの付き合いで首相の信頼が厚く、他派閥(額賀派)ながら官房副長官から一億総活躍相、労働政策を所管する厚労相と常に看板政策を任されてきた。

 ところが、データ改竄問題では省内を統制できず、「廃棄した」と国会で説明した途端に省内で段ボール32箱分の資料が発見されるなど傷口を広げた。

「総理は加藤大臣を公邸に呼びつけて大変な剣幕で怒鳴りつけた。それだけに、財務省の森友文書書き換え疑惑が表面化すると、加藤さんはザマアミロといわんばかりに冷ややかだ。政権の危機だが、火の粉が別の役所に飛んで助かったと思っているんじゃないか」(官邸スタッフ)

 首相を守るどころではないようだ。

◆石破と「大阪の乱」

 その間にも、地方では反乱の芽が吹き出してきた。安倍首相がとくに気にしているのが「大阪の乱」だ。

 自民党大阪府連の府議や市議たちが「石破茂を支援する会」を立ちあげ、「総裁選の党員投票で石破氏を応援する。総裁は代わってほしい」と声を上げている。

「安倍総理や菅官房長官はわれわれ大阪の自民党より、敵である日本維新の会の主張ばかり大切にしている。府連では官邸のそうした姿勢に不満がたまっており、『敵に塩を送るような総理を3選させるわけにはいかない』と行動に出た」(大阪府連のベテラン議員)

 それに呼応して石破氏が大阪で盛大なパーティを開催(2月5日)すると、首相は大阪選出の国会議員たちを公邸の昼食会(2月16日)に招いて懐柔を図っているが、効果的ともいい難い。

「来年は統一地方選がある。自民党の地方議員にはアベノミクスの効果が地方に及んでいないという不満が強く、国会議員と違って官邸の人事での締め付けは通用しない。政権の求心力がこのまま下がっていけば、大阪の乱は全国に伝播していく」(反主流派議員)

◆様子見の二階幹事長

 総裁選の帰趨を占う上で見落とせないのが二階俊博・幹事長の動向だろう。

「安倍の次は安倍」といち早く首相の総裁3選を支持してみせた二階氏だが、財務省の文書書き換え問題では「理解できない」と政府に厳重抗議し、財務省の調査報告も出し直しを指示して首相に距離を置き始めた。

 二階氏まで主流3派から離れるようでは支持基盤がガタガタになる。そこで安倍首相は急遽、二階氏と会談(3月7日)して“蜜月”をアピールした。しかし、老獪さでは首相より一枚も二枚も上の二階氏が総裁選で言葉通りに安倍支持に回るとは思われていない。細田派のベテランが語る。

「総理はお人好しすぎる。二階さんは総理を上手におだてて西川公也・元農水相、今村雅弘・元復興相、江崎鉄磨・前沖縄北方相、そして温泉豪遊ハレンチ写真などで、就任早々ピンチに陥っている福井照・現沖縄北方相まで二階派の問題議員を次々に大臣に押し込んだ。彼らのスキャンダルでどれだけ政権の足を引っぱられたか。それでも風を読むのが得意な二階さんは、総理の3選が危ういと判断すれば、“わが派の入閣待望組の滞貨一掃してくれてありがとう”と簡単に勝ち馬に乗り換えるはずだ」

◆2&3位連合で「安倍落選」

 官邸は小泉シンパの無派閥の若手議員を中心とする勉強会『2020年以降の経済社会構想会議』を発足させた進次郎氏を安倍支持派に取り込もうとしているが、当の進次郎氏はその初会合(3月1日)で、「総裁選とは関係ない」と断言。

 勉強会の幹事長には、安倍批判を鮮明にしている福田元首相の長男、福田達夫・防衛政務官が就任し、今後の情勢次第では若手勉強会が安倍降ろし側へと回る可能性さえある。

 信任選挙と見られてきた総裁選の“票読み”はまったく分からなくなってきた。政治ジャーナリストの野上忠興氏は「安倍弱体化」のケースの総裁選の得票をこう予測する。

「このまま政権の求心力が下がっていけば、主流派から麻生派が抜け、二階派が中立に回り、安倍首相の支持勢力がどんどん離れていく。そうなれば総裁選で首相が見込める議員票は細田派を軸に、各派にまたがるお友達議員など140〜150票がせいぜいでしょう。党員票はもっと厳しい。安倍氏が第一回投票で1位になったとしても、過半数に届かずに決選投票となる可能性は十分に考えられる。

 派閥の議員数で見ると、麻生・岸田派連合ができれば2位は岸田氏の約130票、石破氏が額賀派の一部や谷垣派、石原派を取り込んで3位の約80票といった順番ではないか。安倍対岸田の決選投票となれば、3位の石破氏が首相に乗るとは考えにくい」

 まさかの“安倍退陣シナリオ”まで見えてきた。





































http://www.asyura2.com/18/senkyo241/msg/523.html

記事 [政治・選挙・NHK241] 文書改ざんを事前把握 安倍官邸に「隠蔽工作」の重大疑惑(日刊ゲンダイ)
     


文書改ざんを事前把握 安倍官邸に「隠蔽工作」の重大疑惑
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/225272
2018年3月17日 日刊ゲンダイ

  
   やはり“本丸”は安倍官邸(安倍首相と菅官房長官)/(C)日刊ゲンダイ

 森友問題をめぐる財務省の決裁文書改ざんは、安倍官邸ぐるみの「隠蔽工作」だったのではないか――。

 理財局の“単独犯”説を強調している安倍政権に対し、こんな重大疑惑が浮上した。菅官房長官は15日の会見で、官邸が5日の時点で、国交省から「文書改ざんの可能性がある」との報告を受けていたと発言。さらに安倍首相についても「6日に報告を受けていた」と明言したからだ。

 2日の朝日新聞のスクープ報道を受け、財務省が最初に決裁文書のコピーを参院予算委理事会に提出したのは8日。しかし、この文書は改ざん後だったために野党が猛反発。結局、改ざん前の文書が明らかになったのは11日だった。

 ところが、15日の菅長官の説明通りなら、少なくとも6日の時点で、安倍官邸は文書改ざんの可能性を事前に把握していたことになる。菅長官は「(真偽を)確認できる状況になかった」などと言い逃れしていたが、それならばなぜ、財務省が改ざん後の文書を国会に提出する時に明らかにしなかったのか。

■6日に報告を受けながら……

 14日の参院予算委で質問に立った自民党の西田昌司議員は、財務省の太田充理財局長を鬼の形相でにらみつけ、「5日の時点で文書改ざんの可能性を知っていたのに、なぜ国会や政府に説明しないんだよ!」「説明していればこんな異常事態にはならなかったはずだ!」とブチ切れていたが、何のことはない。安倍首相はとっくに決裁文書の改ざんの可能性があることを把握していたのだ。

 それなのに安倍首相は14日の参院予算委でも「報告を受けたのは11日」と“虚偽答弁”を繰り返していたから許し難い。上智大教授の中野晃一氏(政治学)はこう言う。

「官邸が改ざんの可能性を把握しながら、改ざん後の文書公表をとがめないのは明らかに不自然です。公表後、野党が『他に文書はないのか』と問うても、財務省は明確な返答を避け続けた。原本を隠し通すつもりだったと疑われても仕方ありません。文書改ざんについても、『佐川氏の答弁に合わせた』というのなら、『安倍首相』『昭恵夫人』など、政治家の名前を削除する必要はなかったはず。佐川氏の答弁に合わせたのではなく、安倍首相や昭恵夫人の関与を否定するために改ざんしたのでしょう。結局、官邸の指示の下で行われた改ざんを、今なお官邸ぐるみで隠蔽しているのではないか。それ以外に解釈しようがありません」

 やはり“本丸”は安倍官邸だ。





































http://www.asyura2.com/18/senkyo241/msg/524.html

記事 [政治・選挙・NHK241] 田崎史郎・西田昌司の堕落 「『権力保身主義者』に成り果てやがって!」 小林よしのり 
         



田崎史郎・西田昌司の堕落
https://yoshinori-kobayashi.com/15280/
2018.03.16 小林よしのりオフィシャルwebサイト


羽鳥慎一モーニングショーの「アッキード事件」の深掘りが面白くてつい見てしまう。

玉川徹の容赦ないツッコミが頼もしい。

わざわざ田崎史郎を毎回呼んで、安倍政権の擁護をやらせ、田崎の詭弁が剥げ落ちていく過程を
見せていくという手法が見事だ。

これも玉川がいるから成り立つ方法論だが。

森友学園のために国有地を8億円も値引きした「ゴミ埋蔵」の報告書が実は業者が「書かされた」もので、
虚偽の報告書だったことも判明した。

財務省の「決裁文書改ざん」だけでも、本来は政権が吹っ飛んで当然。

佐川宣寿を最終防衛線にしようと、権力の番犬と化した西田昌司が「佐川事件」なんて名付けているが、
馬鹿馬鹿しい限りだ。

西田とは一対一でメシ食いながら話したこともあるし、西部邁の保守思想を学んだ者であるはずなのに、
堕落したものだ。

「権力保身主義者」に成り果てやがって!

財務省の「決裁文書改ざん」=「民主主義の否定」に結び付いたもともとの原因は安倍昭恵であり、
名付けるなら「アッキード事件」が最適なのだ。

そこが明瞭になった時に、田崎史郎や西田昌司はまだ詭弁を弄するのか、それとも自分の不明を
恥じるのか、それを見てみたい。




















羽鳥慎一モーニングショー 2018年03月16日 18.03.16

※29:18〜森友文書改ざん問題 再生開始位置設定済み。





























































http://www.asyura2.com/18/senkyo241/msg/525.html

記事 [政治・選挙・NHK241] (寄稿)北朝鮮と森友問題で安倍首相に高まる圧力 (BBC NEWS JAPAN)


http://www.bbc.com/japanese/features-and-analysis-43412144


【寄稿】北朝鮮と森友問題で安倍首相に高まる圧力


2018年03月15日


ジョン・ニルソン=ライト博士、ケンブリッジ大学および英王立国際問題研究所(チャタム・ハウス)



Reuters
日本政府は米国に置いてきぼりにされるのか



ドナルド・トランプ米大統領が北朝鮮の最高指導者、金正恩・朝鮮労働党委員長との会談を約束するという、全く予想外の展開は日本政府に大きな衝撃を与えたと言っても過言ではないだろう。


北朝鮮に政治、経済面で圧力を絶え間なくかけ続けるという、慎重に計画された米日協調下の作戦は、米国の一方的で新しい穏健政策に取って代わった。米国の政策が長続きしない可能性もあるが。

米国の政策転換は、トランプ氏の自信に満ちた楽観に基づいている。トランプ氏は、交渉を通じて北朝鮮に、核兵器および高度ミサイル技術の開発を放棄させようという腹積もりだ。

しかし、予想外の会談はおそらくニクソン訪中並みの衝撃を日本に与えるだろう。当時のリチャード・ニクソン米大統領は1971年7月、中国を訪問し、毛沢東主席と会うといきなり発表した。

当時の日本政府は、それまで20年近くにわたり回避しようと苦心してきた「悪夢」を経験した。

歴代の米政権に促されるまま日本政府が忠実に守ってきた、冷戦時代の中国に対する「封じ込め」政策は、あっという間、わずか20分の事前連絡で、一方的に放棄されたのだ。

力で勝る同盟国に裏切られ、置いてきぼりにされた日本には、米国への不信感が澱(おり)のように残り、そのせいで米日関係は何年にもわたりぎくしゃくとした。


見捨てられるか窮地に追い込まれるか


車のハンドブレーキを使って急なUターンをしたかのような、トランプ氏による北朝鮮政策の急転換は、日本の安倍晋三首相にとって最悪のタイミングで起きた。



Reuters
安倍首相は、トランプ氏が大統領に就任する前に会いに行った



安倍首相は2016年11月に、大統領選に当選したばかりのトランプ氏と会談する初の外国首脳になるため、いち早く訪米した。また、移り気で自己愛の強い米国の新指導者をより良く理解し、それに対応するため、外交的な準備を慎重に重ねてきた。「トランプ・タワー」での会談成功から、トランプ大統領と特別な関係ができたと安倍氏が自信を持ったとしても当然だろう。

この自信は突然、煙のごとく消えてしまった。安倍政権は、米朝首脳会談について米国から相談がなかったことに落胆しうろたえているだけでなく、2つのシナリオを非常に警戒している様子だ。

日本は長年、米国に見捨てられる、あるいは窮地に追い込まれるのを恐れてきた。5月に予定される米朝首脳会談で何が起きるのかを不安げに見極めようとする日本政府内で、この恐怖が渦巻いている。

最も懸念されるのは、取引をまとめるのが好きなトランプ大統領が、ロバート・ムラー特別検察官によるロシア疑惑捜査から生じる国内問題から世間の目をそらすため、過去の大統領が成し得なかった北朝鮮との合意を急ぎ、米日同盟を犠牲にすることだ。



東アジア各地に駐留する米軍の数


北朝鮮の安全保障の要求に応じるため、トランプ大統領が地域の駐留米軍の大幅削減に同意したり、同盟国の利益を犠牲にして米国の戦略的利益のみ優先すると同意したりするのでないか――。日本はそのように懸念している。駐留米軍兵士は、韓国に2万8500人、日本に約5万人いる。

トランプ氏は、米国に到達可能な核弾頭を搭載した長距離ミサイルの脅威のみに注目し、日本が直面する中距離ミサイルの問題、あるいは1970〜80年代に北朝鮮工作員に日本から連れ去られた「拉致被害者」をめぐる未解決の問題など、ほかの政治的懸念を無視あるいは見過ごしたい誘惑に駆られる可能性がある。

2つ目の懸念は、5月の米朝首脳会談で合意ができない場合だ。いらだったトランプ氏が、外交手段が尽きたとして、北朝鮮を軍事攻撃する以外に選択肢がないと考えやしないか、日本は懸念している。

朝鮮半島で戦争が起きれば、米国と同盟関係にある日本も多くの犠牲と破壊を伴う戦争に巻き込まれ、国と国民全体が存亡の危機に直面する。

平和的解決を志向するレックス・ティラーソン国務長官を解任し、北朝鮮への武力行使を擁護する強硬派のマイク・ポンペオ中央情報局(CIA)長官を後任にするとトランプ氏が今週発表したことは、同盟関係のために窮地に追い込まれるという日本の懸念をいっそう高めるばかりだった。


国内のスキャンダル


この戦略的、外交的危機に加えて、安倍氏は国内の問題にも直面している。

朝鮮半島問題に直面するさなか、昨年来くすぶり続けていた汚職と利益誘導疑惑が急速に再浮上した。

このスキャンダルでは、安倍首相の昭恵夫人の責任が問われる可能性がある。大阪府にある学校法人「森友学園」は、小学校建設地として国有地を鑑定価格から86%と大幅に値引きされた価格で買収した。この売買取引を昭恵夫人が手助けしたのではないかと、疑われているのだ。



Kyodo/Reuters
森友学園については、大阪府の国有地が鑑定価格を大幅に下回る価格で売却されたことが問題視されている



進歩的な論調で知られる朝日新聞は今月初旬、国有地売却を管轄する財務省の官僚が、国会提出した森友学園への土地売却関連書類から、昭恵夫人への言及や、取引の「特殊性」に関する部分を、選択的かつ意図的に削除していた可能性があると報じた。

森友問題はすでに、劇的な影響を周囲に及ぼしている。今月9日には、財務省近畿財務局で国有地売却を扱う部署にいた職員が自殺したとみられることが明らかになり、森友問題が理由ではないかとの見方が広がった。

国政レベルでは、安倍内閣と国会の間の緊張関係が高まっている。野党の有力議員たちは、政府が国会を意図的にだまそうとしたと主張。国会のチェック機能が重要な政治制度において、これは深刻な問題だ。

公文書書き換え問題を受けて、土地売却問題が発覚した際の財務省理財局のトップだった佐川宣寿氏は、国税庁長官辞任に追い込まれた。直属の上司にあたる麻生太郎副総理兼財務相についても、野党だけでなく与党・自由民主党の一部議員たちからも辞任を求める声が出ている。


高まる圧力


安倍首相にとっては、森友問題が自分への辞任要求につながり、内閣そのものが倒れる可能性が懸念される。

森友問題が最初に発覚した昨年2月に安倍首相は、自分や妻が国有地売却で影響力を行使したと明らかになれば辞任すると公言している。今回新たに明らかになった内容からすると、たとえ明示的な働きかけでなかったとしても、不適切な影響が国有地売却に及んだという印象はぬぐいがたい。

現時点で、麻生財務相は辞任する考えはないと言明しており、安倍首相は、財務省での不透明な手続きに関する事実の究明のため、麻生氏の続投を支持している。

しかし、安倍氏が麻生氏をかばうのには、もっと強い別の理由が2つある。

まず、麻生氏が続投する限り、安倍氏への直接の批判に対する、政治的な人間の盾になってもらえる。

2つ目には、自民党で2番目の大派閥を率いる麻生氏は、今年9月に予定される党総裁選の結果を左右するだけの票数を安倍氏に提供できる。



STR
北朝鮮をめぐる緊張が、日本の有権者が安倍氏支持でまとまる理由になるかもしれない



安倍氏は、総裁3期目を勝ち取ることで、少なくともその後3年は首相を続投できると期待している。

森友問題が安倍氏の政権にどの程度のダメージを及ぼすのかは、まだ分からない。最新の世論調査で政権支持率は前回調査から6ポイント低下し48%となった。

安倍首相にとって朗報ではないものの、スキャンダル発覚当初の昨年と比べると、それほど一気に支持率が急落したというほどでもなかった。自民党よりもずっと支持率が低い野党が、森友問題で勢いを得ているという兆しも、現時点では見られない。

逆説的だが、安倍氏の命綱は北朝鮮危機なのかもしれない。日本国民の間には朝鮮半島情勢への不安が高まっており、5月の米朝首脳会談の成功に強い期待を寄せている。日本の有権者の視点に立てば、自国の安定政権と経験豊かな指導者が政権を担う状況が、成功の可能性を一番高めるように思える。

優れた統治や良好な関係(それが個人間であろうと国家間であろうと)、有効な同盟はいずれも、信頼をよりどころにするものだ。米政府と日本政府の間、そして安倍首相と日本の有権者との間に信頼を回復させ、維持できるのか、結論はまだ出ていない。


ジョン・ニルソン=ライト博士は、英シンクタンク「チャタムハウス」(王立国際問題研究所)北東アジア担当上級研究員、およびケンブリッジ大学日本政治東アジア国際関係講師


(英語記事 Shinzo Abe: N Korea and a school scandal heap pressure on Japan's PM





http://www.asyura2.com/18/senkyo241/msg/526.html
記事 [政治・選挙・NHK241] 相変わらず大局忘れる野党/政界地獄耳(日刊スポーツ) 
相変わらず大局忘れる野党/政界地獄耳
https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/201803170000113.html
2018年3月17日8時59分 日刊スポーツ


 ★安倍政権が追い込まれている中、野党は相変わらず手柄欲しさに大局を忘れている。ことに来年に選挙を控える参議院は民進党、希望の党、立憲民主党と政党基盤が弱い党ばかりで、前国税庁長官・佐川宣寿の国会での証人喚問という餌に飛びついた政治音痴の集まりといえる。ことに民進党参院国対は自民党参院国対と極めて“親密”で、誘い水の意味を知ってか知らずか目先の目に見えるものに飛びつく性質がある。しかし政治は中長期的な展望と自民党の弱点や弱みを知ることで展望が開ける。この問題を自分の都合で測った意味では無能に近い。ちなみに最後まで証人喚問に慎重姿勢を貫いたのは衆院の立憲民主党国対委員長・辻元清美であることも追記しておく。

 ★15日、衆院の野党6党は国対委員長会談で「衆院でも集中審議と証人喚問をきっちりやらせる」ことを確認したが、「刑事訴追の恐れがあるため答弁を控える」と佐川が答えることを前提にどこまで攻め込めるか、また、副総理兼財務相・麻生太郎の言うように「最終責任者は佐川」なのか、また近畿財務局や本省の理財局で本事案に関わる担当者や答弁作成者らの自殺者が相次いでいることに対して、どう考えるかについて所感を述べさせることで切り崩せるかが焦点となる。

 ★その意味では予算委員会での野党の質問程度の、怒ったりなだめすかす戦法では通用せず、野党側に一定の情報がない限り証人喚問はそつなく乗り切られてしまう。自民党にも「野党は切り崩せない」との勝算があってのことだろう。ワシントン・ポストが再選を狙うニクソン大統領陣営が民主党に盗聴器を仕掛けたと追及したウォーターゲート事件は大統領辞任にまで発展した。のちに「大統領の陰謀」として映画化までされるが、その原題は「All the President’s Men(すべて大統領の家来)」だった。(K)※敬称略



http://www.asyura2.com/18/senkyo241/msg/527.html

記事 [政治・選挙・NHK241] 特別寄稿 日本を破壊したゾンビ政治と愚民化のための言論統制(財界にっぽん)
特別寄稿 日本を破壊したゾンビ政治と愚民化のための言論統制
http://fujiwaraha01.web.fc2.com/fujiwara/article/zaikai201804.html
『財界にっぽん』 2018年 4月号 フリーランス・ジャーナリスト、慧智研究センター所長 藤原肇


安倍政権と東条幕府の相似象

 5年間も続いた安倍政治のために、日本の社会の救いがたい混迷は、太平洋戦争の半ばの時期に似ており、政治は支離滅裂の出たとこ勝負で、無責任体制の横行が殷賑を極めている。権力を一手に握った東条英機は、首相、陸相、内相を兼任した上に、状況の悪化が進むに従って、軍需相や参謀総長まで兼ね、東条幕府と揶揄されたほどだ。軍事官僚の東条にとっては、権力を一手に集中することによって、ピラミット型の集権体制を作り、権力支配の確立を狙うという、一種の疑似独裁支配への野望が、その組閣システムの背景にあった。

 それに対して世襲代議士の安倍は、閣僚経験がないまま首相になり、行政的な実務経験に乏しかったので、自分より能力の劣る人物を選び、大臣にするという閣僚人事に終始して、「お友達内閣」を作り続けた。だから、無能大臣による失態の続出によって、大臣が自殺する事件まで起き、内閣の機能マヒを露呈するほどになり、国民に愛想を尽かされて迷走した。 自殺の松岡利勝・農水相、絆創膏の赤城徳彦・農水相、尻軽の小池百合子・防衛相、暴言の高市早苗・総務相、軽量級の石原伸晃・国交相、嘘八百の稲田朋美・防衛相、経済オンチの世耕弘成・経産相、誤読の安倍晋三・首相、失言の麻生太郎・財務相、裏資金の小渕優子・経産相、賄賂の甘利明・経済再生相、という具合だ。だが、情報化時代の特性をフルに活用し、安倍はメディア懐柔の情報工作を使い、マスコミを完全に篭絡するのに成功して、批判の声を制圧し政権を維持し続けた。

 しかも、国会答弁における?とデタラメは、ミッドウェー海戦の惨敗に似て、大本営発表による?と隠蔽で、虚報が蔓延した時代にそっくりだ。その理由はメディアが完全に堕落し、事実を伝える任務を完全に放棄して、政府の宣伝機関になり果てたために、国民が無知に気づかなかったからだ。

 『NYタイムス』のファクラー支局長は、『本当のことを伝えない日本の新聞』の中で、「当局が言っていることをそのまま書くのではなく、当局が言っていないことを取材して記事にすると強調した。だが、何が起きているか全く知らされず、洗脳された国民は愚民になり果て、嘘に中毒してしまったのである。戦時中に日本列島を覆い尽くした、「鬼畜米英」や「神国不滅」の絶叫はないが、国会議員の「日本会議参加」や、「靖国神社参拝」が当たり前になり、メディアも年中行事のように、それを報道するようになっている。

 関東軍の参謀長時代の東条英機は、満州でアヘンの収益を溜め込み、それを機密費として使う錬金術を使い、シナ大陸での軍事費を確保して、それで侵略戦争を遂行していた。その時の相棒が岸信介であり、二人が本土に戻って東条内閣が成立した時に、東条首相は軍需大臣を兼任し、その右腕として岸を軍需次官に登用して、勝ち目のない対米戦争に踏み切った。その結果は焼け野原の国土に加え、広島と長崎の原爆による敗戦で、無条件降伏した日本は占領され、米国が操る従属国に成り果て、拝金主義で自立精神は消滅した。それに対し岸信介の孫の安倍晋三は、閣僚経験もない若手議員なのに、森内閣では官房副長官に就任して、官僚を最上位から指揮する立場で、NHKの番組に干渉する体験をした。また、小泉内閣では内閣官房副長官から、一足飛びに幹事長に抜擢され、自民党総裁から首相に大化けした。また、元首相の岸信介や佐藤栄作を始め、外相の安倍晋太郎や松岡洋介など、政治家の家系に属す安倍晋三には、血脈と地盤が天与の資産だし、温室育ちの幹部候補生として、実力を鍛える体験を抜きに首相になり、幸運の風に乗って暴政を推進した。

戦後体制における情報操作と「文芸春秋」の役割

 私はカナダと米国で四十年過ごしたが、世界を舞台に言論活動をした最初は、1971年に『文芸春秋』に書いた記事で、石油危機が襲来する警鐘を鳴らした。それを含む『石油危機と日本の運命』が、1973年秋の石油ショックの時に、ベストセラーになったお陰で、帰国のたびにメディアから声が掛かった。だから、文芸春秋社とは関係が続き、その動向について観察したが、文芸春秋社は内調のカネで『諸君』を創刊し、その担当者が田中健五だった。また、私の読者の一人で警視監を歴任してから、米国でCIAの訓練を受けて、内閣調査室にも勤務体験を持つ、松橋忠光さんから聞いたので、それを『インテリジェンス戦争の時代』に、次のような証言として記録した。

 「・・・一九七〇年代初期の『文芸春秋』に寄稿していた頃に、『諸君』の田中編集長に紹介されて執筆を頼まれたが、書く気はないと断わると取材協力を頼まれ、レコーダーの前で喋ったものが活字になり、商社マンの裏話という形の変名記事に仕立てられた。その頃の私はウブで日本の事情に未だ疎く、日本文化会議など知らなかったので、在外公館の実態を話し合うように頼まれ、ジャーナリストと1時間ほど喋ると、屋山という御用記者の名前で記事になったが、その時に『諸君』がでっち上げや、謀略好みの雑誌だという印象を持った。暫くして『諸君』から『文芸春秋』に移った田中編集長は、私の記事をかなりの変更や、大修正して掲載したが、ある記者の記事などは6割が、私のボツになった原稿でできていた。このような目茶苦茶が続いたので、江戸っ子の私が絶交を言い渡したら、残念という短文の手紙が届いた。歴史の証言を集めるのが私の長年の道楽だから、老人や読者を訪ねては昔話を聞き歩いているが、あるとき引退した警察庁のトップとの会話で、『文芸春秋』の田中編集長と喧嘩して絶交したと言ったら、こんなこともあると教えてくれた話がある。プロ野球の川島広守コミッショナーは、内調室長や内閣官房副長官を歴任したが、60年アンポの後にユーゴの一等書記官から戻り、『俺がアンポ騒動の時に日本にいたら、岸首相が辞めるようなぶざまな警備はしなかった』と悔しがっていた。そして、大使館への出向以外は東京を離れずに、警視庁と警察庁の往復専門で公安を担当したが、警察庁時代の川島警備局長は、何か問題が起きると『田中を呼べ、田中に来いと言え』と怒鳴り、そこに駆けつけるのが、取材記者時代の田中健五だった。こうして内調ルートで編集者として出世し、『諸君』の編集長にも就任したのだから、田中編集長が頻繁に交際した影響力で、清水幾太郎が転向した理由も分かった。また、『われわれ警察OBは三田中と呼んで、田中清玄、田中角栄、田中健五の戦後派トリオは、闇のキングでお国のために役に立った点で、それなりに功績を残したと評価しています。かつては保守派のサロン誌だった『文芸春秋』は、政府の広報記事や内調ルートのネタが多いし、国民の宣撫工作用に役に立っていますよ』とその内務官僚OBが苦笑していたのが印象深い。・・・」

 そういった工作の総元締めは川島広守で、彼は警察庁の警備局長から長官になり、内調室長を経て官房副長官で退官後は、セントラル・リーグ会長に就任した。また、日本のプロ野球システムは、読売社長の正力松太郎と同じで、公安警察向けのCIAの指定席だが、お人好し日本人は仕組みに気づかない。だから、『文芸春秋』は官房機密費の政府広報がダントツで、田中の出世の足場は内閣調査室だったが、その使い走りが彼の人生の始まりだ。また、『諸君』や『正論』で名を売った学者が集まって、「政策構想フォーラム」などの組織が発足し、それが大平のブレーンを経て中曽根のブレーン政治になった。1980年代に電通がメディア工作用に「青の会」を作り、田原総一郎がその幹事役に抜擢された。電通は満州帰りの特務を雇い、広告主や政治家の子弟を採用し、学者や評論家を権力の御用に仕立て、メディアの上で活動させていた。私が育てた何人かの若い人材に手が伸び、雑誌の座談会やテレビの討論会に、出席する誘いが掛かってきたので調べた。そうしたら、政府の機密費と財界のカネが動いていて、若くて有能でもカネに飢えた人びとが、どんどん引付けられていたのである。

 そして、1980年代にPHPが「松下政経塾」を生み、「世界平和研」や「笹川財団」などと並んで、平野さんが論じる「三宝会」が発足したが、発起人の福本邦雄は政界フィクサーだ。彼は水野成夫社長に拾われて、産経新聞の記者を経て岸内閣の時代に政界に入り、椎名官房長官の秘書になった。その後は京都放送の社長や政界顔役になり、画商として竹下の金屏風事件を仕掛け、後で中尾栄一建設相の収賄で逮捕されたが、竹下の利権人脈のキイマンだった。

「三宝会」の系譜と韓満人脈のコネクション

 インターネットで記事を検索していたら、平野貞夫の『平成政治 20年史』が素晴らしいとあり、本屋で買って読んで驚いたが、たった数行だが「三宝会」の記述があった。そこには「選挙が終わると、国会の内外で小沢潰しが活発化した。もっとも陰湿なのは竹下元首相の指示で、「三宝会」という秘密組織がつくられたことだ。新聞、テレビ、週刊誌などや、小沢嫌いの政治家、官僚、経営者が参加して、小沢一郎の悪口や欠点を書き立て、国民に誤解を与えるのがねらいだった」とあり、私に「三宝会」の名前は初耳だった。そこで「財界にっぽん」の2010年6月号で、平野さんと対談した機会を利用し、「三宝会」について質問したら、丁寧な説明をして貰ったのであり、掲載された対談の抜粋は次の通りである。

平野 岸信介や椎名悦三郎という満州人脈や、竹下登から政治の裏を指南されたことで、情報操作と錬金術に優れていたらしい。だから、「三宝会」は竹下元首相を最高顧問にして、財界とメディアによって1996年に作られており、野党潰しを目的にして動き出すが、その契機になったのが細川政権の誕生で、狙いは小沢一郎を抹殺することでした。

藤原 どうして小沢一郎に狙いを定めたのですか。

平野 1993年に細川政権が生まれる前段階として、1992年 12月に「改革フォーラム21 」が発足したが、中心にいたのが小沢一郎だからです。また、1994年に社会党とさきがけを自民党が取り込み、政権奪還した根回しを竹下がやっており、この時に竹下は小沢を最重要警戒人物と認定し、小沢を封じるための秘密組織を使うことにして、福本邦雄に「三宝会」を作らせたのです。

藤原 「夜明け前の朝日」に詳しく書いたが、竹下は平和相互の小宮山一家や許永中とも繋がり、京阪神の暴力団と密着していたために、イトマン事件や皇民党事件に巻き込まれています。しかも、最後には奇妙な死に方をしているが、あの頃のアングラ事件の謎解きに関しては、「朝日と読売の火ダルマ時代」と「夜明け前の朝日」に書いて置きました。

平野 「三宝会」には大手企業が参加しているが、法人の年会費が36 万円もしているだけでなく、個人会員の参加費が1 万円もかかるのに、新聞では朝日(5人)、日経(3人)、毎日(3人)、読売(3人)、共同(3人)、テレビでは日本(2人)、テレ朝(2人)、フジ(1人)、TBS(1人)、出版では文芸春秋(3人)、講談社(2人)、プレジデント(1人)、選択(1人)、朝日出版(1人)という具合です。また、メディアを代表する世話人としては、高橋利行(読売・世論調査部長)、芹沢洋一(日経・政治部次長)、佐田正樹(朝日・電子電波メディア局長付)、後藤謙次(共同・編集委員)という顔ぶれが並び、こういった人がマスコミ対策を指令しました。

藤原 法人会員の顔ぶれを一瞥したら、韓満人脈の影が私には読み取れますよ。しかも、それが太平洋を越えて戦後の米国人脈になり、岸信介や正力松太郎がCIAに使われて、アメリカの日本支配の手先だったが、この事実は公開された米国の外交資料が証明している。「歴史は繰り返す」と言う教訓からして、同じパターンは最近の日本の政治に反映し、それが検察ファッショとして現れていることは、私にはパターン認識と直観で分かるのです。

平野 検察ファッショは政治的意図による強権的捜査を指し、戦前の「番町会事件」が代表的であるが、ロッキード事件の時の捜査の仕方は、国民の多くに検察ファッショを感じさせた。田中首相を外資法違反で逮捕して、一応は首相の犯罪として話題を賑わせたが、アメリカ側には免責条項を適応したのに、日本側の捜査には無理が目立って、どう見ても納得できるものではありません。

藤原 それは軍備が絡む汚職だったからであり、本当は対潜哨戒機(P3C)の購入に際して、防衛庁長官(当時)の中曽根康弘が関与した、極めて重大な結果を生む防衛疑獄だった。だから、検察が架空の物語をでっち上げて、疑惑を隠すために問題をすり替えたが、全日空のトライスター旅客機の輸入の形で、手癖の悪い田中角栄を冤罪にしたのは、CIAが中曽根の罪を救うためでした。

平野 リクルート事件で自民党を離党したが、ロッキード事件では深手を負うこともなく、中曽根は首相として米国に貢いでいます。

藤原 その後の日本の政治は米国のしたい放題で、中曽根と竹下がカジノ経済とヤクザ政治を行い、バブルが炸裂して日本はガタガタになった。しかも、S I I (構造障壁攻略)に続き追い討ちの形で、金融を使った企業の乗っ取り工作が進み、ネオコン路線に追従する小泉や安倍が、対米追従のゾンビ政治を続けたのです。・・・

日米関係におけるCIAの役割と核武装問題

 個人レベルでの体験の登場になるが、日米関係の歴史を決定付けたのは、CIAと結ぶ自民党に陣取った政治家と、日本人を操ったジャパン・ハンドの関係だ。岸信介と正力松太郎に関しては衆知だが、児玉誉士夫と中曽根康弘に関しての情報は、それほど知られていない状態が続く。だが、中曽根がハーバード大でのゼミ参加を手配したのが、ジョンズ・ホプキンス大のセイヤー教授であり、彼はSAIS(国際問題研究所)の日本担当教授で、元CIAのアジア太平洋担当の部長だったし、中曽根の英語論文の代筆までした。 また、キッシンジャー自身が情報関係者で、ドイツ難民の彼は1943年に陸軍へ入隊し、二等兵の彼は新兵訓練期間中に、上等兵のフリッツ・クレマーに出会った。歩兵師団長の通訳と運転手を経て、陸軍の対敵諜報部に配属され、そこでOSSを指揮したアレン・ダラスが、キッシンジャーに目をつけ、対ゲリラ戦闘部隊のOPCに参加させて、戦闘と戦略を学ぶことになる。一方でクレマーはその後に昇進を重ね、パットン将軍の副師団長になり、退役後には陸軍参謀本部の顧問として、ヨーロッパの政治を担当した。そして、キッシンジャーをハーバード大に入れて、出世街道を歩ませたことは、ドラッカーの『傍観者の時代』に書いてある。

 冷戦初期のキッシンジャーは、アレン・ダレスの作戦調査室で、コンサルタントとして働き始めるが、同時に1951年から71 年にかけて、「ハーバード国際セミナー」の責任者を務め、それに中曽根康弘が参加した。これが核武装論者のキッシンジャーの手で、中曽根が核の問題に開眼してCIAを軸に正力松太郎と手を組み、日本列島に原子力発電を建造し、核武装を進める出発点になった。彼らを背後から操っていたのは、ローザンヌが本部の道徳再武装運動(MRA)で、岸信介や松下幸之助を始め、反共主義者が参加しており、それはハイエクや文鮮明を経由して、勝共連合や統一教会を通じ、安倍政権に結びつくのである。

 こうした文脈で展望するならば、ロッキード事件の謎も解け、ロッキード事件の時の捜査の仕方が、余りにも不自然な形で展開し、国民に検察ファッショを感じさせた。『新潮45 』に掲載されていたが、東京女子大病院の主治医による、児玉誉士夫の不審死の告白を含め、田中首相を外資法違反で逮捕し、首相の犯罪として話題になった、あの疑惑事件の正体が分かる。アメリカ側には免責条項を適応したのに、日本側の捜査には無理が目立ち、どう見ても納得できなかった事件の真相が、田中角栄に冤罪を押し付け、CIAが中曽根の罪を救うためだと理解できる。だから、検察が架空の物語をでっち上げて、疑惑を隠すために問題をすり替え、全日空のトライスター旅客機の輸入の形で、不自然な結末で迷宮入りにしたのだ。しかも、それが軍備が絡む汚職であり、本当は対潜哨戒機(P3C)の購入に際して、中曽根防衛庁長官が関与した、極めて重大な防衛疑獄であった。その背後には核武装問題と、原子力発電が国策で絡み付いており、プルトニウムを巡る思惑が、憲法改定と再軍備の形をとって、日本の運命を狂わせたのである。

遺伝子が語る血脈と時の転位を教える観相術の妙

  
  若き日の加計孝太郎(左)と安倍晋三

 パームスプリングスに25年住み、ペパーダイン大学の総長顧問だし、ロスの国際空港を利用したので、月に2度3度は用事があって、私はロスに出かけて取材をした。また、『加州毎日』に記事を書いたし、日本人街や韓国人街には、読者が沢山いた関係もあり、ロスについての情報について、かなりのものが集まったから、それを『小泉純一郎と日本の病理』に使った。 だから、かつてロスに遊学していた安倍晋三が、KCIAの朴東宣に可愛がられ、親しい関係を結んだお陰で、統一教会と親密だった話や、ロスに進出した暴力団が、いかに盛況だったかも書き込めた。 また、当時の南カ大(UCS)の言語センターは、イランやサウジからの学生で賑わい、金持ち子弟が集まって騒ぎ、言葉を習うと帰国して行く、パーティ学校として知られ、そこで安倍は英語を習ったが、単位を取得した記録はない。おそらく幼な馴染みの加計孝太郎と、愛好するゴルフに明け暮れていて、勉強する暇がなかったので、単位を取れなかったのだろう。三十数年後に「モリ・カケ事件」が起き、安倍と加計の関係について、色んな形で憶測を生んでいるが、奇妙な歴史の相似象が現れた。それはロンドンに逃避した小泉が、三十数年後に首相になった時に、過去の秘めた出来事と符合する形で、私の想像力を刺激したのと、同じような興奮を掻き立てる。この件に関しての記録は、『財界にっぽん』2002年6月号に、「大杉栄と甘粕正彦を巡る不思議な因縁」と、『真相の深層』2004年春号に出た、「小泉純一郎の破廉恥事件にまつわる日本のメディアの腰抜け」があり、共に『賢者のネジ』に収録して置いたが、言論弾圧で抹殺されてしまった。

 ここで再び歴史の相似象として、岸信介と安倍晋三の間で、遺伝子に関わる問題が蘇ってくるのは、法医学と観相学の面から、とても興味深いことである。 それにしても文献学的に見て、笹川良一に関した記録では、多くの庶子の存在が知られており、その幾つかは活字になっている。だが、岸信介に関しては発掘が遅れて、その秘密は未だ埋もれたままだ。そこに日本での調査報道が、世界から立ち遅れている現状があり、それが詐欺や犯罪の摘発を始め、それ法の公正な適用の面から見た後進性が露呈した理由なのではないのか。

 それでも有力情報筋によると、晩年の岸信介には子供があって、その一人は元自民党代議士の夫人であるし、日本航空のスチュワデスをやり、東京大学では歴史学を学んだ後で、大蔵省に入り職場結婚をして、彼女自身も自民党議員になった。岸信介と笹川良一は刎頸の友で、アヘンと結ぶ満州人脈だし、共にA級戦犯として巣鴨体験と、CIAにスカウトされており、半島から勝共連合を日本に持ち込んだ、極右思想の仲間でもある。しかも、伝記作家の工藤美代子は、二人について伝記を執筆しており、笹川については『悪名の棺』で、京に住む大津法子という女を描き、岸は『絢爛たる醜聞』において、浜田マキコが隠し子であると、思わせぶりな筆致でほのめかした。二人の巨魁の晩年の足跡は、笹川はニクソンとの交友でカリフォルニアに、岸はインドネシアの石油利権や、デュッセルドルフの日本館経営を含む、利権網を世界に確立している。そして、老いて益々お盛んだったのだが、熟年の性愛に迫っている工藤でも、肝心な今一歩に踏み込まないで、歴史の謎を放置しているのは、戦後史を綴る上での瑕瑾である。私がフランスで習得した生理学では、「個体発生は系統発生を繰り返す」や、「優性と劣性は隔世遺伝する」が法則だった。また、2年住んで学んだ台湾の観相術では、「幼相は孫に現れ、老相は祖父に重なる」と教え、それが私に2枚の引用写真を注目させたのである。

 
 加計孝太郎(左)と岸信介

 こうした直観力は現場で鍛えた、刑事が持つ円熟したカンと同じで、情報学科で習った付け焼刃の知識とは、一味違うプロの洞察力に属す。だから、私は高島易断に入門していないので、その真偽は図りかねるけれど、司法と検察当局は何かを見落として、洞察に代えて忖度(そんたく)に頼りすぎ、国民を裏切ったのではないだろうか。

言論弾圧と狂気が横行する時代性

 21 世紀の日本を襲った狂乱劇は、小泉首相と竹中平蔵のコンビが、ネオコンに操られて演じたもので、その震源地はワシントンであり、日本担当の手先はその世界に詳しい、海兵隊上がりのアーミテージと、政治屋のマイケル・グリーンだった。英語教師として来日したグリーンは、東大の佐藤誠三郎教授に師事し、中曽根や笹川財団に接近して、ファシスト的な軍事オタクに育った。また、帰米してからFSX問題で論文を書き、日本の防衛政策の専門家として、謀略家で悪名高いアーミテージの指示に従い、日米同盟を担当して売国奴を操り、絶大な打撃を日本に与える実績をあげた。それにしても、こんな卑劣漢たちに日本が愚弄され、振り回された姿は無惨であり、無条件降伏した敗戦に似て醜悪だった。この時期に君臨した小泉首相については、「Japan's Zombie Politics」の中で、そのゾンビ政治振りを徹底的に批判して、私は次の世代に歴史の証言を残した。しかも、この二人に土下座して奉仕し続けて、日本を屈辱の色で染め上げたのが、小泉の後を継いだ安倍晋三だった。しかも、横須賀の海軍基地の手配師一家に生まれ、ヤクザ政治とロカビリーを演じ、全世界に醜態を晒した小泉は、日本の名誉を徹底的に傷つけたし、国富は大量に流出してしまい、企業の所有権は海外ファンドに移った。ほとぼりが冷めるまでロンドンに逃げていた小泉は、サイコパスに属す「変人」であり、それを望診した私はそれを草稿に書いた。だが、名誉棄損の訴訟を恐れた編集部は、それを削り取って題名も著者に無断で変え、『小泉純一郎と日本の病理』を出版した。案の上というか、新聞や雑誌での書評はゼロであり、ギネスの世界記録に相当したが、ネットで出版が騒がれて読者の手に渡ったとはいえ、光文社の出版部門は閉鎖になり、古本も回収されてその存在は抹殺された。

 ところが「フグ刺し」の料理人の手並みで、草稿からテトロドトキシンを抜き、安全にしたこの本に何かを感知したらしく、松沢病院まで行って調べたジャーナリストがいた。取材した記者は公安に狙われ、冤罪の別件で拘留されて、臭いメシを食べたと教えてくれたのは、後に『月刊・日本』を立ち上げた南丘喜八郎編集主幹だった。当時の日本では権力批判はタブー視され、公安や検察を使った冤罪事件は、佐藤優、小沢一郎、植草一秀という具合に、当局のしたい放題の状態だった。それはソ連やルーマニアでは日常茶飯事だし、30年住んだ米国でも見慣れていたから、オーウェルの『1984年』が日本に取りついたと思った。私は米国からそれを観察して、無念な思いでその愚劣さの総括を通じ、削られたサイコパス診断を復活し、英語版で恥ずべき時代の墓碑銘を刻んだ。ところがそれで終わらずに、小泉を受け継いだ安倍政権は、小泉を凌駕する悪政の権化になり、『さらば暴政』で一度消滅したが、ゾンビのように蘇って来た。そして、以前にも増して醜悪な本性を現し、日本の社会を徹底的に損ない、無惨極まるまでに食い荒らした。それが現在に至るゾンビ政治の実態として、日本人に強い閉塞感を与え、息苦しさの原因を生んでいる。だが、屠殺場に率いられた畜群に似た、そんな境遇にいる事実にも気づかずに、日本人は貧富の差の拡大を黙認しているし、自民党は安倍の任期の延長まで認めて、日本の運命を地獄に導こうとしている。

 ギリシアやローマの歴史を読めば、最高行政長官は2名選ばれるし、アルコンやコンスルという執政官は、任期1年で再任は禁止であり、それが平時における統治原理だった。また、緊急時には独裁官のディクタトゥールが,任期半年で再任禁止で登場して、危機を乗り切る知恵に基づき、国家の運営が行われていた。しかも、独裁官でさえ再任させない、この政治における叡智を忘れ、三選禁止の党則を打ち捨てた、自民党の愚劣さは自涜行為の典型だ。しかも、アベノミックス詐欺に騙され、如何に歴史感覚をマヒさせて、無責任な安倍におもねている日本の運命が、自滅への道を辿っているかは、歴史の相似象が証明しているのである。

※文中敬称略


筆者の横顔
藤原肇(ふじわらはじめ)1938年、東京生まれ。仏グルノーブル大学理学部にて博士課程修了。専攻は構造地質学、理学博士。 多国籍石油企業の開発を担当したが、石油ジオロジストを経て、米国カンサス州とテキサス州で、石油開発会社を経営した。コンサルタント、フリーランス・ジャーナリストとしても活躍。ペパーダイン大学(米国加州)の総長顧問として、21世紀の人材育成問題を担当する。
 処女作の『石油危機と日本の運命』(サイマル出版会)で、石油危機の襲来を予言したのを手初めに、『平成幕末のダイアグノシス』『朝日と読売の火ダルマ時代』『夜明け前の朝日』などで、ジャーナリズム論を展開した。『情報戦争』『インテリジェンス戦争の時代』などの情報理論もある。また、『賢く生きる』『さらば暴政』(清流出版社)、『生命知の殿堂』(ヒカルランド)、『小泉純一郎と日本の病理』(光文社)、『Japan's Zombie Politics』『Mountains of Dreams』(Creation Culture)など著書多数。










http://www.asyura2.com/18/senkyo241/msg/528.html

記事 [政治・選挙・NHK241] 過労死遺族に暴言、謝罪…ブラック経営者・渡邉美樹を働き方改革公聴会の質問者にした自民党の異常(リテラ)
過労死遺族に暴言、謝罪…ブラック経営者・渡邉美樹を働き方改革公聴会の質問者にした自民党の異常
http://lite-ra.com/2018/03/post-3878.html
2018.03.17 ワタミ渡邉の暴言は働き方改革の本質 リテラ

    
     渡邉美樹公式サイトより


 ワタミグループ創業者で自民党の渡邉美樹参院議員が、13日の参院予算委員会の公聴会で意見を述べた過労死遺族を前に「国会の議論を聞いていると働くことが悪いことであるかのように聞こえる。お話を聞いていますと、週休7日が人間にとって幸せなのかと聞こえてきます」と発言した問題。発言の撤回を求めた遺族側に対し、渡邉議員は16日になって「傷つけることになり申し訳ありませんでした」と頭を下げたという。

 大事な家族を過労で亡くしている家族に対し、言ってもないことを無理やり捻じ曲げて攻撃したのだから謝罪は当たり前だ。だが、問題は「週休7日が人間にとって幸せなのか」という発言だけではない。渡邉議員の発言は徹頭徹尾ひどいものだった。

 まず、念のため経過を説明しておくと、この公聴会は安倍政権の「働き方改革」と過労死をテーマにしたもの。

 渡邉議員の質問の前には、株式会社日本総合研究所理事の山田久氏が専門家として高度プロフェッショナル制や裁量労働制の問題点を指摘、次に小児科医だった夫を過労自殺で亡くした「東京過労死を考える家族の会」代表の中原のり子氏が涙ながらに「こんなに苦しい思いをするのは、もう私たちだけでやめていただきたいのです」と語り、「働き方改革」の本質と過労死の防止を訴えている。しかし、渡邉氏にとって2人の意見など馬耳東風だったのだろう。その直後に質問に立った渡邉氏は、過労死というテーマの深刻性とは不釣り合いなほど、にこやかな笑顔でこう切り出したのだ。

「私も10年前に愛する社員を亡くしている経営者でございます。過労死のない社会をなんとしても実現したいと、そのように私も考えております」

 まるで自分が被害者のような態度、物言いで、厚顔無恥という言葉は渡邉氏のためにあるのではないかとさえ思うが、さらに渡邉議員はそれまで意見を述べてきた2人の公述人に対して、挑発するかのような質問を繰り広げていったのである。

■働き方改革法案で「みんながハッピーになる」と言い出す渡邉美樹の厚顔

「実は、国会の議論を聞いておりますと、何か働くことが悪いことであるような、そんな議論に聞こえてきます。お話を聞いていますと、できれば週休7日が人間にとって幸せなのかと、そのように聞こえてきます。私はもちろん過労死は絶対にいけませんが、働くということは決して悪いことではなく、それぞれについて生きがいであり、自己実現であり、人は働くことでたくさんの『ありがとう』を集め、そして成長していく。そんな大事なものだと思っております。ましてや人しか資源のないこの国であります。それが国をあげて働くな、働くなということでは、これからますます増える高齢者の方々も守ることができないと、そのようにも感じております。公述人お二人の働くということについてのお考えをお聞かせ願いたいと思います」
 
 過労死の問題を訴える公述人に対し、まるで喧嘩を売るような質問であり、2人の話をまったく聞いていなかったとしか思えない。そもそも誰も“働くことが悪”などとは言っていない。長時間労働やパワハラなど不当な労働環境によって人間の“働く権利”がないがしろにされ、生きがいを奪われ、追い詰められ、命さえ奪われる。そうした問題を議論しているのだ。ニコニコ顔で繰り出した渡邉氏の質問は、論理のすり替えであり詭弁に他ならない。

 しかし、その後も渡邉氏は、高度プロフェッショナル制度や裁量労働制が必要だとして「(条件次第では)働く方々にとっていいこと」「結果として労働時間も収まりみんながハッピーなことになる」「仕事は自己実現や成長、社員の幸せに繋がる」「この制度を望んでいる方もいらっしゃるわけですから」と「働き方改革法案」を導入すべきだと持論を展開した。

 こうした発言内容は、渡邉議員と自民党が労働者の権利や命など1ミリも考えていないことを改めて露呈させるものだ。いや、そもそも、渡邉氏がこの公聴会に登場したこと自体、おかしいと言わざるをえないだろう。

 周知の通り、渡邉氏率いるワタミ株式会社は、2008年6月、社会に大きな衝撃を与える過労死事件を起こした企業だ。同年4月、当時のワタミフードサービスへ入社した女性社員が、わずか2カ月後に過労自殺を遂げた。この事件で明らかになったのは、同社が社員に課した長時間労働と、ワタミのあまりに不誠実な対応、そしてブラックすぎる企業体質だった。
 
 亡くなった女性社員の勤務内容はあまりに苛烈だった。深夜帯の勤務が続き、朝5時までの勤務が1週間続いたこともあったという。そして残業時間は月に140時間以上。さらに休日や休憩時間も十分取れる状況ではなく、不慣れな業務で、強い心理的負担もあった。その後明らかにされた女性社員の手帳には「体が痛いです。体が辛いです。気持ちが沈みます。早く動けません。どうか助けて下さい。誰か助けて下さい」と書き残されており、心身ともに追い詰められていたことがわかる。

■ワタミ過労死問題で「労務管理できていなかったとの認識はありません」と強弁

 勤務時間だけではない。休日は渡邉氏の訓示冊子「理念集」を課題にしたレポートを提出するためその作成に追われ、深夜勤務の翌朝には早朝研修があり「理念集」の暗記テストが義務付けられていた。満点を取らなければ、再度研修で追試まであった。この理念集は「24時間365日働け」という渡邉氏の“経営理念”が記されるトンデモ本で、しかも社員全員が強制購入させていたことも判明している。さらに社員全員参加が命じられた障がい者施設などでのボランティア研修も休日扱いという劣悪すぎる労働環境だった。

 過労死の条件がすべて整ってしまった職場で、死に追い込まれた女性社員、そして被害者遺族に追い打ちをかけたのが、ワタミと渡邉氏の卑劣な対応だった。女性社員の死亡から4年後、神奈川労働局は女性社員に対し労災認定をしたが、その間も、そして認定以降も、ワタミは遺族との面談や謝罪を拒否したからだ。そして2013年、被害者遺族が1億5000万円の損害賠償を求めて提訴すると、ワタミは「当社の認識と異なっており、今回の決定は遺憾」とコメント、渡邉氏もまたツイッターで「労務管理できていなかったとの認識は、ありません」などと書き込んだ。そして裁判でも、ワタミは徹底抗戦の姿勢で臨み、渡邉氏は「(裁判で)風評被害が出る」「争いは早く終えたい」などと発言、さらに被害者遺族の神経を逆撫でした。
 
 この訴訟は、15年にワタミが1億3365円の損害賠償を支払うことで和解となったが、このなかには、事実上の「懲罰的慰謝料」が盛り込まれているとの報道もなされている。ワタミがあまりに悪質だったため、その“制裁”として慰謝料が加算されたという考えだ。実際、和解後に渡邉氏はFacebookで「ご両親を傷つけたこれまでの態度、認識、発言は全て取り消す」と書き込んでいるが、渡邉氏自身も認めるほど、被害者遺族に対するひどい仕打ちが存在したということだろう。

 そのブラック体質を社会に知らしめたワタミの創業者であり“顔”でもある渡邉氏。そんな人物が「働き方改革」の旗振り役を担っているのだから、当然、安倍政権が今国会の最重要法案と位置付ける「働き方改革法案」はトンデモないしろものだ。

■働き方改革法案の中身と渡邉美樹に質問させる安倍自民党のセンスがトンデモ

 8つの法案を束ねた同法案だが、その柱のひとつが裁量労働制の拡大だった。実際に働いた時間ではなく、「みなし労働時間」で定額賃金を支払う制度だ。たとえば「1日の労働時間は8時間とみなす」と合意すれば、労働時間が6時間でも12時間以上働いても、8時間分の賃金が支払われる。「仕事が早く終われば帰社」などというが、いまだに長時間労働が美徳とされる日本の企業風土にあって、これは机上の空論だろう。実際には経営者サイドにとって都合のいい制度で、残業代を支払うこともなく定額で何時間も働かせることができる。しかも年収要件がない。まさに“残業代ゼロ法案”“過労死推進法”と言われる所以だ。

 裁量労働制拡大については、例のデータ改ざん問題で先送りとなったが、もうひとつの柱である高度プロフェッショナル制度の導入は、年収1075万円以上の一部専門職を労働時間規制の対象から外すというもの。休日は確保されるものの、いくら深夜まで残業しても賃金は支払われず、しかも年収要件がどんどん下げられ、また拡大運用の危険性も指摘されている。

 さらに「働き方改革法案」では同一労働同一賃金の導入と、残業時間の上限規制があるが、その容認残業時間というのは月に100時間未満! これは「過労死ライン」とされる1カ月の残業時間100時間と同じだ。

 こんなトンデモ法案を、「みんながハッピーになる」と、しかも被害者遺族の目の前でいけしゃあしゃあと言い放った渡邉氏。自社の社員を過労死に追い込んだ反省など微塵も感じられないが、それこそが渡邉氏の本質なのだろう。

 あくまでブラック企業の経営者目線であり、労働者は働かせるだけ働かせる。そんなドス黒い意志ばかりがだだ漏れなった今回の公聴会での質問。労働者への共感どころか、人の命に対しても鈍感なブラック企業の創業者が自民党の国会議員として鎮座しているのが、安倍政権の実態なのだ。

 それにしても、過労死の問題で渡邉氏を質問に立たせた自民党の人選センスには、あらためて唖然とする。こんな渡邉議員の発言や自民党の態度を許し、「働き方改革法案」を成立させてしまえば、日本の“ブラック国家”化はいよいよ止められないところまで行ってしまうだろう。

(編集部)





















































http://www.asyura2.com/18/senkyo241/msg/529.html

記事 [政治・選挙・NHK241] 改ざんを佐川が「知っていたと思う」と理財局長!  
改ざんを佐川が「知っていたと思う」と理財局長!
http://85280384.at.webry.info/201803/article_197.html
2018/03/17 00:34 半歩前へ


▼改ざんを佐川が「知っていたと思う」と理財局長!

 財務省理財局長の太田充は16日午前の衆院財務金融委員会で、森友学園への国有地の激安払い下げ事件に関する決裁文書改ざんについて、前国税庁長官の佐川宣寿宣が「知っていたと思う」と答弁した。

 監督責任を問われた麻生太郎は12日に「佐川の判断の前の段階だと思う」と説明していた。

 立憲民主党や共産党など野党は「官僚の判断で改ざんはできない」とみて、衆参両院で麻生と安倍晋三の政治責任を厳しく追及する方針だ。



「佐川前局長は書き換え知っていたと思う」 太田理財局長
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180316/k10011367301000.html
3月16日 11時54分 NHK





「森友学園」への国有地売却に関する決裁文書の書き換え問題で、財務省の太田理財局長は衆議院の財務金融委員会で、佐川前理財局長が書き換えを知っていたのか問われ、当時、国会で主に答弁していた佐川前局長の関与の度合いは大きく、「知っていたと思っている」と述べました。

この中で財務省の太田理財局長は、「最終的にどの職員がどの程度関与したかは、捜査の影響を見極めながら引き続き調査をしているところだが、書き換えられた文言を見る限り、それまでの国会での答弁が誤解を受けることのないように行われた」と述べ、書き換えは当時の佐川前理財局長の国会での答弁と整合性を取るために行われたという認識を改めて示しました。

そのうえで太田理財局長は、「当時、国会で主に答弁をしていたのは佐川前局長であり、関与の度合いは大きかったと考えている。知っていたか知っていなかったかと言えば、それは知っていたと思っている」と述べ、佐川前理財局長は、決裁文書の書き換えを知っていたという認識を示しました。

一方、財務省が書き換えを認めた今月12日より前の5日に、国会に提出済みの文書とは記載が異なる部分があることを国土交通省が把握し、総理大臣官邸や財務省に伝えていたことに関して、太田理財局長は「今月11日にすべてをまとめて麻生副総理兼財務大臣に報告した」と述べ、麻生副総理への報告は国土交通省から指摘を受けた6日後の11日だったことを明らかにしました。

























http://www.asyura2.com/18/senkyo241/msg/530.html

記事 [政治・選挙・NHK241] 森友問題「理財局の単独犯行」では説明がつかない3つの疑問(ダイヤモンド・オンライン)
森友問題「理財局の単独犯行」では説明がつかない3つの疑問
http://diamond.jp/articles/-/163646
2018.3.16 岸 博幸:慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科教授 ダイヤモンド・オンライン




 野党やメディアが連日大々的に森友問題を追及し続けていますが、野党の政治家や識者の発言、さらには報道ぶりを見ていると、霞が関で20年働いた経験からはちょっとズレているというか、大事な論点を見逃してしまっているのではないかと感じます。そこで今回は、元官僚の経験から感じている本質的な疑問を通じて、森友問題の真相を考えてみたいと思います。

野党やメディアの追求は表層的すぎないか

 野党やメディアは、朝日新聞が決裁文書の改ざん疑惑を報じて以降、特に財務省が改ざんを認めた後は、“誰が、なぜ、公文書の改ざんを行ったのか”という点を追及し続けています。

 もちろん、この点について追及することは大事です。“誰が”については、財務省の公式見解では佐川氏を筆頭に理財局の官僚がやったとなっていますが、もし大臣官房(=財務省の中枢)も関与していたら財務省という組織全体の責任になりますし、また万が一にも麻生大臣か官邸が了解していたとしたら、政治の責任に直結します。

 また、“なぜ”については、財務省の公式見解では“佐川氏の国会答弁に平仄を合わせるために改ざんが行われた”となっていますが、もし政治への忖度などそれ以外の要素が大きかったら、責任の所在も当然変わってきます。

 ちなみに、“誰が”という点に関して、“官僚は真面目だし自分の判断で公文書を改ざんできるような度胸はない、従って政治家が関与したはずだ”という趣旨の発言をしている政治家や元官僚がいますが、これは間違っていると思います。むしろ逆で、自己保身と組織防衛が行動原理の官僚は、バレないと思えば何でもやります。かつ、一定期間いるだけの大臣(=政治家)に、組織にとって致命傷となりかねないヤバいことを話すはずがありません。そうした官僚の行動は、小泉政権で大臣秘書官を務めていた頃に何度も見てきました。

 それはともかく、“誰が”“なぜ”を追及することはもちろん大事ですが、それだけで疑惑の真相を本当に解明できるでしょうか。私は、自分自身が20年官僚として霞が関で働き、特に金融担当大臣秘書官として財務官僚の凄さを目の当たりにしてきた経験から、以下の3つの本質的な疑問を解明することが不可欠であり、それなしには疑惑の全貌は明らかにならないのではないかと考えています。

森友問題を巡る3つの本質的な疑問

 一つ目の疑問は、私自身が改ざん前の決裁文書に目を通した際に感じたことですが、なぜ決裁文書を改ざんせずにそのまま公開しなかったのか、なぜあれほどまでに大規模な改ざんをしたのか、ということです。

 改ざん前のオリジナルの決裁文書のままでも、疑惑を裏付けるような決定的な内容があったとはとても思えませんので、改ざんせずに公表したとしても、財務官僚の優秀な頭脳(=理屈や言い逃れを考える能力)をもってすれば、十分に国会審議やメディアの追及を切り抜けられたはずです。

 麻生大臣は、佐川氏の国会答弁に平仄を合わせるためと説明していますが、仮にそうだとしても、文書を見る限り300ヵ所近くという異常な分量を削除しなくても十分に対応できたはずであることを考えると、なぜそのような過剰反応をする必要があったのか、まったく理解できません。

 次に、この一つ目の疑問の延長として湧き上がってくる二つ目の疑問は、そもそもなぜ佐川氏は事実と違う国会答弁をしたのかということです。仮に事実に基づく答弁をすることとした場合でも、やましいことは何もなかったと答弁することは十分にできたはずだからです。

 そして、三つ目の疑問は、これもそもそも論になりますが、財務省は日本で最高の頭脳が集まった場所であり、かつ他の省庁とまったく異なり、一糸乱れぬ統制が取れた軍隊のような組織であるにもかかわらず、なぜ“完全犯罪”(=完璧な答弁を用意する、改ざんするなら元の文書を物理的にもデータ的にも完全に消去するなど)ができなかったのか、ということです。その延長としては、なぜ組織防衛と自己保身に長けた軍隊組織なのに、情報が外部(朝日新聞)に流出したのかという点も気になります。

「理財局がやった」では3つの疑問は解消されない

 この3つの疑問に答える一つの仮説は、財務省の公式見解である“理財局単独犯”説です。確かに、大臣官房も含め財務省の組織全体で対応していたら、もっと賢い対応をしたのではないかと推測できます。一部の識者が主張しているように、国会対応のドタバタの中で、佐川氏が決裁文書の内容や詳しい経緯などを十分に把握せずに答弁してしまい、後になってそれに平仄を合わせるために決裁文書を改ざんした、という可能性は十分にあり得ます。

 ただ、この仮説が本当に真実かと考えてみると、個人的には疑わしいと感じざるを得ません。

 そもそも佐川氏の国会答弁は、基本的には理財局で作成されているとはいえ、その内容が持つ政治的な意味の大きさを考えると、少なくとも部分的には大臣官房もチェックしているはずです。それだけ考えても、本当に理財局の暴走と言えるのかは疑問なのです。

 次に、佐川氏が勉強不足で事実と違う答弁をしたという主張も、一見もっともらしいですが、やはり疑問です。というのは、官僚ならば国会答弁の重みは分かっているので、スタッフ総出で連日徹夜してでも穴のない答弁を用意するのが普通だからです。

 さらに言えば、もし理財局だけですべて行われていたとして、佐川氏の答弁と平仄を合わせるだけのために過剰すぎる改ざんをする必要があったのかと考えると、まったく納得が行きません。

 このように考えると、理財局の暴走という公式見解は、部分的には正しいとしても、それが全面的な真実ではない可能性もあるのではないでしょうか。私は独自に情報を収集した上で、3つの疑問について自分なりの別の仮説を立てており、それが真実ではないかと思っています。まだ物証がないのでそれを披露することは差し控えますが…。

“森友祭り”ではなく真摯な“真相の解明”が必要

 いずれにしても、読者の方にぜひご理解いただきたいのは、森友問題の真相を本当に明らかにしようと思ったら、“誰が、なぜ改ざんしたのか”という表面的な事象の解明にとどまらず、上記の3つの本質的な疑問点も解明することが不可欠だということです。

 そう考えると、野党やメディアの追及のやり方はちょっとズレているのではないかと思います。例えば、野党は昭恵氏の証人喚問を求めていますが、これは真相の解明にはまったく意味がありません。それならば、佐川氏のみならず、事実と違う答弁の作成や決裁文書の改ざんに関与した理財局や近畿財務局の職員を証人喚問した方がよっぽど有益です。

 本件を政局につなげたい野党の気持ちも分からないではないですが、今回の問題が本当に深刻であるからこそ、野党もメディアも、“森友祭り”ではなく“森友問題の真相の解明”に真摯に取り組むべきだと思います。

 ちなみに、麻生大臣の対応もズレていると思います。会見中の態度の大きさはまあしょうがないとして、理財局の官僚がやったからトップの大臣の責任は免れるというのは、永田町と霞が関では通用しても世間一般では通用しません。

 最近で言えば、神戸製鋼の不祥事はトップの預かり知らぬところで行われていましたが、トップは引責辞任しています。それを政治責任と言うかどうかはともかく、トップが責任を取らない組織は世間から信頼されません。民間では当たり前のことが通用しないようでは、行政や政治が国民から信頼されるはずないのではないでしょうか。

(慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科教授 岸 博幸)








































http://www.asyura2.com/18/senkyo241/msg/531.html

記事 [政治・選挙・NHK241] 「佐川が、佐川が、佐川が」責任を下に押し付ける安倍・麻生の醜態(文春オンライン)
「「佐川が、佐川が、佐川が」責任を下に押し付ける安倍・麻生の醜態
3/17(土) 7:00配信

 朝日新聞の3月2日のスクープが引き金になって再燃した森友学園問題。スクープ通り、森友学園への国有地売却に関する14の決裁文書が300か所以上も改ざんされていたことが明らかになった。一連の問題にまつわる言葉を振り返ってみたい。

◆ ◆ ◆
財務省近畿財務局の職員
「自分の中の常識が壊されてしまった」
NHK NEWS WEB 3月15日

 財務省近畿財務局で森友学園への国有地売却を担当し、自殺した男性職員が言い残した言葉が次々と明らかになっている。男性職員が書き残したメモには「勝手にやったのではなく財務省からの指示があった」という主旨のことや「このままでは自分1人の責任にされてしまう、冷たい」という記述があった。また、「資料は残しているはずでないことはありえない」という財務省側の答弁に疑問を投げかける内容も書かれていたという。

安倍晋三 首相
「行政全体の信頼を揺るがしかねない事態であり、行政の長として責任を痛感している。国民のみなさまに深くおわびを申し上げたい」
毎日新聞 3月12日

 安倍晋三首相は12日、決裁文書改ざん問題について陳謝したが、「なぜこんなことが起きたのか、全容を解明するため調査を進める。麻生財務相にはその責任を果たしてもらいたい」と麻生太郎副総理兼財務相の辞任は必要ないとの認識を示した。

麻生太郎 副総理兼財務相
「佐川の国家答弁に合わせて書き換えたのが事実だ」
毎日新聞 3月13日

 政府側は文書の改ざんに関与していないと主張している。あくまでも財務省の「理財局の一部の職員」が佐川宣寿前国税庁長官(当時、理財局長)の答弁に合わせて改ざんしたものだというのだ。もともと佐川氏の答弁を「冴えているね」と絶賛していたのは安倍首相で、「極めて有能」と持ち上げていたのは麻生氏だ。佐川氏は1人で勝手に暴走したとでもいうのだろうか?

 また、財務省の問題ならば、そのトップである麻生氏の責任は免れないはずだが、麻生氏は一貫して責任を取らないと主張。なかにはこのような言葉も報じられた。

・小泉元首相は「忖度したんだよ」と断言
麻生太郎 副総理兼財務相
「自分が去ったら内閣が持たない」
FNNニュース 3月12日

 たしかに麻生氏が閣外に去れば、安倍政権は大ダメージとなる。それにしても自分たちの責任逃ればかりが目につく。人が1人死んでいるというのに。

安倍晋三 首相
「私や妻が関係していたということになれば、私は間違いなく総理大臣も国会議員も辞めるということは、はっきりと申し上げておきたい」

 一連の報道では、昨年2月17日の安倍首相のこの答弁が再び注目を集めた。財務省が文書を改ざんしたのは、佐川氏の答弁ではなく、安倍首相の答弁との整合性を保つためだったのではないかと野党側が指摘しているからだ。実際、決裁文書の改ざんは2月下旬から4月にかけて行われた。

 小泉純一郎元首相はBSフジのニュース番組で、「総理が『私や妻が森友学園に関係あったら、総理も国会議員も辞める』と言った。総理の答弁に合わせないといけないということで、この改ざんが始まったと私は見ている。忖度したんだよ」と断言した。官僚が政権に忖度するのは、官僚の幹部人事を首相と官房長官が握る「内閣人事局」が2014年にできたからだ。

安倍晋三 首相
「名誉校長に安倍昭恵という名前があれば印籠みたいに恐れ入りましたとなるはずがない」
朝日新聞デジタル 2017年3月6日

 改ざんされた箇所には安倍晋三首相の妻、昭恵夫人の名前があった。決裁文書からは昭恵氏が問題の国有地を「いい土地ですね」と語ったなどとする籠池泰典氏の発言などが削除されていた。実際に籠池氏の発言どおりに昭恵夫人が言ったかどうかはわからないが、安倍首相の言葉を引けば、完全に財務省は「恐れ入りました」状態だった。昭恵夫人の名前は明らかに「印籠」だ。

 もともと森友学園問題は、昭恵夫人が教育勅語を園児たちに唱和させるような籠池前理事長の愛国的な教育理念に涙を流して感激し、新たに建設する小学校の名誉校長を引き受けたところから始まっている。安倍首相は籠池氏の教育方針について「素晴らしい」「私の考え方に非常に共鳴している」と感銘を受けていた。籠池氏は昭恵夫人の名前を利用して小学校建設に乗り出し、近畿財務局は右往左往させられた。籠池氏の国会招致が実現し、佐川氏の国会招致も実現するなら、次は昭恵夫人となるのが当然だ。

森山 裕 自民党・国対委員長
「参考人の対象には全くならない」
共同通信 3月12日

 野党は安倍昭恵首相夫人の国会招致を求めているが、自民党の森山国対委員長は断固として拒否の姿勢を見せている。一方、佐川氏の証人喚問は認める方針なのだという。昭恵夫人はダメで、佐川氏はOK。この判断基準は何なんだろう? なお、森山氏は当初、佐川氏の招致に関しても「一般人だから」という理由で難しいと言っていた(朝日新聞デジタル 3月9日)。じゃ、籠池氏は一般人じゃなかったの?

・自民党内からも安倍政権批判の声
村上誠一郎 自民党・元行政改革担当相
「来年度予算、予算関連法案という問題があるわけだから、そろそろ大所高所の判断をすべき時期に来ているのではないか」
時事ドットコムニュース 3月13日

 自民党内からも安倍政権に対する批判の声が高まっている。村上氏が言う「大所高所の判断」とは内閣総辞職のことだ。村上氏はほかにも「はっきり申し上げて、全部出発点は安倍さんだと思っている」(朝日新聞デジタル 3月13日)、「部下がやったことに責任を持つのがトップだ」「もうそろそろ終止符を打った方がいいのではないか」(ブルームバーグ 3月16日)と安倍首相を激しく批判している。

小泉進次郎 自民党・党筆頭副幹事長
「自民党は『トカゲのしっぽ切り』と言われるような、官僚だけに責任を押しつけるようなことをする政党ではないという姿を見せないといけない」
朝日新聞デジタル 3月11日

 小泉氏は「この問題は行政だけではなく政治全体の問題と受け止めなければならない」とも語っているが、安倍首相はあくまで「行政の長」として陳謝したに過ぎない。今後、小泉氏が自身の発言をどう実行していくかにも注目したい。

 安倍首相の総裁選挙の3選と、安倍首相の宿願である憲法改正にも暗雲がたちこめてきた。時事通信が3月9日から12日にかけて行った世論調査では、安倍内閣の支持率は前月比9.4ポイント減の39.3%と急落した。支持しない理由の最多は「首相を信頼できない」の25.2%だった(時事ドットコムニュース 3月16日)。昨夏、安倍内閣の支持率が急落したときと同じ理由である。そのときは北朝鮮のミサイルと「国難突破解散」で乗り切ったが、今年はしばらく飛んでこなさそうだ。

籠池泰典 森友学園・前理事長
「すべてが安倍さんを守るために動いてる」
現代ビジネス 3月15日

 ジャーナリストの伊藤博敏氏は、昨年7月に籠池氏にインタビューした折、籠池氏から次のような言葉を聞かされたという。「すべて(の組織)が、安倍さんを守るために動いている。自分自身が濁流のなかにいるから、それがよくわかる。『ワルは籠池』で終わらせようということ。だが、それで済むはずがない」。なんとも意味深な言葉だ。はたして、籠池氏の予言どおり「それで済むはずがない」のだろうか? 1日3億円かかる国会は空転を続けている。昭恵夫人にはすべてを明らかにする義務がある。

大山 くまお」
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180317-00006621-bunshun-pol&p=1
http://www.asyura2.com/18/senkyo241/msg/532.html

記事 [政治・選挙・NHK241] 欧米とロシアの深刻な対立に股裂きされた安倍外交の悲惨  天木直人 


欧米とロシアの深刻な対立に股裂きされた安倍外交の悲惨
http://kenpo9.com/archives/3425
2018-03-17 天木直人のブログ


 国会が森友文書改ざん問題で大騒ぎになっている間に、安倍外交がとんでもない危機に見舞われている。

 ここにきてロシアが北方領土問題で硬化している。

 3月14日の東京新聞に、サハリン州知事が色丹島に米企業によるディーゼル発電所建設が計画されている事を明らかにしたという記事が掲載されていた。

 これは、北方領土への第三国企業の進出は日本の主権を侵害するとして受け入れられない、と言って来た日本政府の見解を真っ向から否定するものだ。

 プーチン来日時の唯一の成果であった北方領土における日ロ共同経済活動合意にも、もちろん違反する。

 そう思っていたら、今朝、17日5時のNHKニュースが流した。

 ラブロフ外相が日本のメディアと会見し、北方領土共同経済活動についてロシアの法制度を適用すると。

 これもまた完全な約束違反だ。

 そしてラブロフ外相は、日本が米国の地上配備型迎撃システムを導入した事が北方領土問題解決の障害になっている事を改めて強調することを忘れなかった。

 この、いわば「ダレスの恫喝」のロシア版である「日米同盟があるかぎり北方領土は返還出来ない」という脅しは、既にプーチンが来日したときにプーチンの口から発せられたものだ。

 だから北方領土問題を棚上げして、共同経済活動などという訳の分からない合意でごまかしたが、ついにラブロフは、その唯一の成果でさえも否定したのだ。

 これであの時のプーチン来日の成果は完全に無に帰してしまった。

 なぜ、ここにきて、これほどまでにロシアは日本に硬化してきたのか。

 プーチンが大統領選を直前に控えているということもあるだろう。

 しかし、何といってもクリミア併合以来の欧米(NATO)とロシアの軍事的対立がある。

 その対立は、サイバー攻撃、核攻撃を巡って更に深刻になり、ついに元スパイの毒殺事件によって、英国・ロシアの関係が最悪になり、すかさず米国はじめNATO主要国が英国側に立った。

 普通なら日本は欧米、NATO側に立つところだ。

 しかし、プーチン大統領との緊密な関係を売り物に北方領土返還を自分の手で成し遂げると言い続けて来た安倍首相は、プーチンを怒らせるわけにはいかない。

 その弱みをついてプーチンは安倍首相に踏み絵を迫っているのだ。

 文字通り股裂きだ。

 それもこれも、安倍外交にまともな戦略がないからだ。

 安倍首相に忖度し続けるしかない谷内正太郎NSC事務局長や外務官僚たちが、保身のために外交を放棄してしまったからだ。

 少なくとも外交においては、安倍首相はこれまで築き上げてきたものをすべてをぶち壊してしまった。

 その事だけでも内閣総辞職ものである(了)



ロシア外相「迎撃ミサイルは日ロ平和条約の障害」
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180317/k10011368661000.html
3月17日 5時13分 NHK



ロシアのラブロフ外相はNHKなどのインタビューに応じ、日本がアメリカから導入する地上配備型の新型迎撃ミサイルシステムが、北方領土問題を含む平和条約の締結交渉を前進させるうえでの障害になっている、と指摘しました。そのうえで、北東アジア周辺の安全保障問題はロシアも含めた多国間の対話によって解決すべきだという考えを強調しました。

ロシアのラブロフ外相は21日に日本で河野外務大臣と会談するのを前に、15日、NHKなどのインタビューに応じました。

ラブロフ外相は「日本とロシアが戦略的かつ友好的な関係を拡大するという目標に向かって前進するためには、アメリカのミサイル防衛システムが日本に配備される問題も検討しなければならない」と述べ、日本がアメリカから導入する地上配備型の新型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」が、北方領土問題を含む平和条約の締結交渉を前進させるうえでの障害になっている、と改めて指摘しました。

そのうえで「北東アジアを含めた地域の安全保障問題は、日米などの同盟だけで解決すべきではない。すべての関係国が1つのテーブルについて交渉を始めることが大事だ」と述べ、ロシアも含めた多国間の対話によって解決すべきだという考えを強調しました。

共同経済活動 さらに大規模事業の検討必要

日本が平和条約の締結に向けた環境整備のためにロシア側に提案した、北方領土での共同経済活動のうち、海産物の養殖や温室野菜の栽培など優先的に取り組む5つの事業については「規模がそこまで大きくない」と述べ、さらに大規模な事業を検討する必要性を指摘しました。

そのうえで、共同経済活動を実施するにあたって、日本が両国の法的立場を害さないための特別な制度を求めていることについては「必要がない」と述べ、小規模の事業であればロシアの法律に従って実施すべきだという考えを示しました。

北朝鮮への圧力維持「適切でない」

5月までに開かれる見通しの米朝首脳会談については「希望を感じている」と期待を示しました。

その一方で「トランプ大統領が、キム・ジョンウン(金正恩)朝鮮労働党委員長と会談しすべての問題を解決する用意があると言ったが、同時にアメリカは北朝鮮に対して圧力を継続しなければならないと表明した。これは適切ではない」と述べ、前向きな動きがあるにもかかわらずアメリカが北朝鮮に対して制裁と圧力を維持する方針を掲げていることは、適切でないと批判しました。














http://www.asyura2.com/18/senkyo241/msg/533.html

記事 [政治・選挙・NHK241] 「民放解体」狙う安倍首相と読売が強い警戒感! 
「民放解体」狙う安倍首相と読売が強い警戒感!
http://85280384.at.webry.info/201803/article_200.html
2018/03/17 11:53 半歩前へ

▼「民放解体」狙う安倍首相と読売が強い警戒感!

 安倍晋三の脳細胞がついに破壊された。自分を批判する報道は必要ないと怒り狂い、民放解体を狙っているというのだ。とてもまともな人間とは思えない。

 安倍に「異常」に気づいた読売が「政権のおごりだ」と厳しく批判、警戒を呼びかけた。読売が警戒感を示すぐらいだから、よほどのことだ。  (敬称略)

*************************

 読売によると、安倍首相が目指す放送事業の見直しは、放送法4条などの規制の撤廃が目玉となる。背景には、首相に対する批判的な報道への不満があるようだ。

 今回の規制緩和は、AbemaTVに代表されるような「放送法の規制がかからないネットテレビ」(首相)などの放送事業への参入を狙ったものだ。

 首相は衆院選直前の昨年10月、AbemaTVで1時間にわたり自説を述べた経緯もある。政治的中立性の縛りを外せば、特定の党派色をむき出しにした番組が放送されかねない。

 ネット事業者などに放送事業の門戸を開放すれば、地上波キー局をはじめとする放送事業者の地盤沈下につながる。

 首相の動きに、放送業界は「民放解体を狙うだけでなく、首相を応援してくれる番組を期待しているのでは。政権のおごりだ」と警戒を強めている。  (以上 読売)

























http://www.asyura2.com/18/senkyo241/msg/534.html

記事 [政治・選挙・NHK241] #MeToo 日本の現状は? NYで支援集会〜伊藤詩織さんも出席/nhk
#MeToo 日本の現状は? NYで支援集会/nhk
3月17日 10時26分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180317/k10011368881000.html?utm_int=news-international_contents_list-items_005

セクハラ被害を公表する動きが世界的に広がる中、日本の現状を報告し、支援を訴える集会がアメリカ・ニューヨークで開かれました。

集会は、国連本部で女性の地位向上を目指す委員会が開かれているのに合わせて企画され、100人余りが参加しました。

この中で、セクハラ行為に抗議しSNS上で「#MeToo」というハッシュタグを使って被害を公表する動きについて、人権問題に取り組む日本のNGO「ヒューマンライツ・ナウ」の伊藤和子事務局長が、日本では被害を公表した女性が責められることも多く、欧米のように広がっていないと報告しました。

また、知り合いの男性から性的暴行を受けたと、去年、記者会見して訴えた伊藤詩織さんも出席し、日本では声を上げにくく支援が得られにくいとか、面識のない人から嫌がらせに遭うなどしたため日本を離れていると述べました。

そして、今後は社会全体でセクハラや性暴力の問題に取り組もうと、多くの人とともに声を上げる運動を始めたとして、支援を呼びかけていました。

訪れたアメリカ人の男性の1人は「アメリカでも少し前は、セクハラを公表しにくい状況だったのが大きく変わったので、日本もいつか変わるのではないかと思いました」と話していました。

http://www.asyura2.com/18/senkyo241/msg/535.html

記事 [政治・選挙・NHK241] 要注意!電波ジャックに乗り出した安倍晋三!  
要注意!電波ジャックに乗り出した安倍晋三!
http://85280384.at.webry.info/201803/article_202.html
2018/03/17 13:55 半歩前へ

▼要注意!電波ジャックに乗り出した安倍晋三!

 安倍晋三は、「放送の自由化」という偽りの美名を前面に押し出し電波ジャックに乗り出した。テレビ放送は一斉に「不特定多数の視聴者」に電波が届く。社会的影響が極めて大きい。それを特定の目的で使われたらどうなるか?

 大衆はそんなことを知らないようだ。安倍晋三が何かやろうとしたら疑ってかからなければならない。彼はまともな人間ではない。だからウソやごまかしを平気で口にする。首相としての自覚など皆無だ。それだけに危険なのである。

 大衆の情報源はテレビだ。「ニュースメディアに関する調査」によると、「ニュースを見る際に信頼できる情報源」(複数回答)で、最も高いのはテレビ(74・9%)で、次いで新聞(43・0%)、ニュースサイト(33・5%)、ニュースアプリ(12・7%)となっている。

 それを知っている安倍晋三、というより彼を裏でコントロールしている連中は、ことのほかテレビを重視する。利用価値が高いからだ。

 だが、現在の放送法では悪用を防ぐために細かな規定がある。とりわけ重要なのが放送法4条の規定だ。そこにはこうある。

 放送番組の編集にあたっては、
(1)公安及び善良な風俗を害しないこと
(2)政治的に公平であること
(3)報道は事実を曲げないですること
(4)意見が対立している問題については、できるだけ多くの角度から論点を明らかにすることを定めている。

 これが邪魔だと安倍晋三は「放送の自由化」という偽善の旗を掲げた。「自由化」というと聞こえはいいが、この「自由化」には危険な毒が潜んでいる。  (敬称略)

**************

編注
 情報源として新聞が43・0%と低いのは、権力に腰が引ける軟弱な姿勢とともに、新聞や本を読まない「活字離れ」が大きく作用しているものと思われる。

 森友事件の公文書改ざんで、各紙がこぞって政権の不正を暴き始めた今、調査すると数字は違ってくるのではないか。



http://www.asyura2.com/18/senkyo241/msg/536.html

記事 [政治・選挙・NHK241] 「安倍は辞めろ」のコール鳴り響く〜3.16官邸前を埋めつくす人々 森友文書改ざんに怒りの声!内閣総辞職!! 











「安倍は辞めろ」のコール鳴り響く〜3.16官邸前を埋めつくす人々
http://www.labornetjp.org/news/2018/0318kinosita
2018-03-17 15:00:43 レイバーネット日本



動画(3分半)


3.16 「反原発・反安倍」官邸前行動レポート


 3月16日金曜日、小雨がぱらつき時に激しく降るなか、議員会館前では「総がかり」が呼びかけた「森友学園疑惑徹底追及!連続行動」が行われ、いっぽう官邸前では二つの集会が行われた。その一つは反原発デモ。もう一つは文書改ざんへの抗議。午後6時30分から7時すぎにかけては「原発反対」の声が鳴り響いた。が、7時30分をすぎると「安倍は辞めろ」「総辞職」のコールが、官邸周辺にこだました。8時をすぎると続々と若者たちがつめかけていた。





 国会正門前の「希望のエリア」に行くと浪江町「希望の牧場」の吉沢正巳さん(写真上)がいたので、インタビューした。吉沢さんは安倍首相と同じ年だそうだ。「牛はいま291頭でこれからも生かしつづける。生かす姿が、国に対するいのちをどう扱うんだという抵抗の姿なんだ」と。そして「安倍政治を片づけなければダメ」と語っていた。



 その後8時すぎ、再び官邸前にとってかえすと、もう坂の下から人の波で通れなくなっていた。それで警官の制止を振りきって、人々を押しわけて前に進むが、ついに地下鉄「国会議事堂前」の4番出口と3番出口の間で進めなくなる。歩道はびっしり埋めつくされている。そのなかでトラメガをもった若者たちが、「証人喚問、昭恵は出てこい」などの大合唱をくり広げていた。



 人々の口臭に参ったが、10時半すぎまで身動きできない状態がつづいた。行動の終わりにあたって元シールズの奥田愛基さんが「来週の金曜日もやりましょう!」と車道から訴えまわっていた。〔木下昌明〕





民主主義踏みにじる安倍政権倒そう






森友公文書改竄の怒りが日に日に拡大!官邸前に市民が押し寄せる!「総辞職しろ」「責任とれよ」
雨のなか怒号止まず〜森友公文書改竄問題に対して真相を追及する官邸前大抗議行動2018.3.16






































http://www.asyura2.com/18/senkyo241/msg/537.html

記事 [政治・選挙・NHK241] 国交相はゴミ再調査せず 公明党は森友問題に“ポーズ”だけ(日刊ゲンダイ)
         


国交相はゴミ再調査せず 公明党は森友問題に“ポーズ”だけ
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/225381
2018年3月17日 日刊ゲンダイ

  
   何もしない石井国交相(C)日刊ゲンダイ

 どこまで、何もしない大臣なんだ――。公明党の石井啓一国交相のことだ。森友学園の国有地売却で、ゴミ試掘業者が国や学園に求められて、実際より多くゴミがあるように虚偽の数字に変更したと大阪地検に報告したことが判明。値引きの積算をした国交省のトップである石井国交相は16日、参院予算委で、「私どもで調べることは難しい」と再調査を行うことをキッパリ否定した。

 会計検査院が「再検査」を表明し、自民党まで森友問題のPT(プロジェクトチーム)を立ち上げているのに、である。

 公明党は佐川元国税庁長官の証人喚問に関し、山口代表が喚問に前向きな発言をし、井上幹事長が二階幹事長に進言するなど、佐川喚問を主導したと報じられている。

「ワイドショーで森友問題が連日報じられ、学会員も関心を持っています。来年は統一地方選と参院選の亥年。何もしなければ、学会員の士気にも影響しかねません。公明党がしっかりやっているのを見せざるを得ない。実際、多くの学会員は、公明党の“前向き”な姿勢に納得しています」(学会関係者)

 ちょっと待った。佐川喚問は佐川氏に責任を押し付けるための既定路線だ。公明党が本当に真相解明をしたいのなら、昭恵夫人の喚問を求めるべきなのに、昭恵夫人には口を閉ざしている。石井大臣の「再調査しない」という姿勢を見ても、公明党の“前向き”な姿勢は、学会員向けの“ポーズ”にしか見えない。

 山口代表はきのう、「与党も野党もなく真相を解明し、二度とこのようなことが起こらない態勢をつくりたい」と野党に協力を求めたが、その前に足元の石井大臣を何とかして欲しい。このままでは、官邸前デモで、「イシイヤメロー」が連呼されるに違いない。































http://www.asyura2.com/18/senkyo241/msg/538.html

記事 [政治・選挙・NHK241] 加計と安倍は叔父甥?真偽不明だが、読んで愉しい“財界にっぽん” (世相を斬る あいば達也)
加計と安倍は叔父甥?真偽不明だが、読んで愉しい“財界にっぽん”
https://blog.goo.ne.jp/aibatatuya/e/6895c4a3b752d2d340bea6b85e83f64d
2018年03月17日 世相を斬る あいば達也


時折、筆者のコラムも投稿されている“阿修羅”という投稿サイトがあるが、藤原肇という人物を検索していたら出くわした。どうも、投稿主のフランクリンさんによると、当該雑誌“財界にっぽん”という月刊誌はこの号で廃刊になるらしい。投稿主によると、安倍政権を批判したために、国税庁から差し押さえを喰い、廃刊に至ったと紹介されている。なかなか面白そうな雑誌なのに残念なことである。

当該雑誌の信ぴょう性に関しては、その通りと思える部分も多いのだが、幾分違うかも?と云う点もあるが、全体として、非常に示唆的で面白い。この雑誌の、過去の対談などにも、読みごたえのあるものも見つけたので、後日披露させていただく。加計孝太郎氏と安倍晋三の関係が、もしかして、記事のような事実関係があれば、なるほど!そういうことなんだ、とストンと加計に問題に執心する安倍首相の心も理解が出来るのだが……。無論、個人的利益誘導は、厳に慎むべきである。


≪安倍内閣の弾圧で廃刊になった雑誌が放った最終号の暗黒日本暴露の特大スクープ
投稿者 フランクリン 日時 2018 年 3 月 16 日 22:46:45


若き日の加計孝太郎(左)と安倍晋三



加計孝太郎(左)と岸信介

安倍政権のデタラメ政治を徹底批判した記事のために、国税庁から差し押さえされて廃刊に至った経済誌「財界にっぽん」が、最終を飾る四月号で自公体制による言論弾圧を暴露した。その上にアッキー事件の詐欺商売の黒幕として、逃げ回っている加計孝太郎が岸信介子供で、安倍晋三とは幼児時代から一緒に育ち、ロサンゼルスにも一緒に遊学ていたことが、法医学的な鑑定資料としての写真と共に、遺伝子学的な所見と共に公開されている。(貴重な証拠写真を見るためには、下のURLを開いて記事を読む必要がある)
http://fujiwaraha01.web.fc2.com/fujiwara/article/zaikai201804.html

<「財界にっぽん」 2018年 4月号 特別寄稿
 日本を破壊したゾンビ政治と愚民化のための言論統制

フリーランス・ジャーナリスト、慧智研究センター所長 藤原肇 安倍政権と東条幕府の相似象

 5年間も続いた安倍政治のために、日本の社会の救いがたい混迷は、太平洋戦争の半ばの時期に似ており、政治は支離滅裂の出たとこ勝負で、無責任体制の横行が殷賑を極めている。権力を一手に握った東条英機は、首相、陸相、内相を兼任した上に、状況の悪化が進むに従って、軍需相や参謀総長まで兼ね、東条幕府と揶揄されたほどだ。軍事官僚の東条にとっては、権力を一手に集中することによって、ピラミット型の集権体制を作り、権力支配の確立を狙うという、一種の疑似独裁支配への野望が、その組閣システムの背景にあった。

 それに対して世襲代議士の安倍は、閣僚経験がないまま首相になり、行政的な実務経験に乏しかったので、自分より能力の劣る人物を選び、大臣にするという閣僚人事に終始して、「お友達内閣」を作り続けた。だから、無能大臣による失態の続出によって、大臣が自殺する事件まで起き、内閣の機能マヒを露呈するほどになり、国民に愛想を尽かされて迷走した。

 自殺の松岡利勝・農水相、絆創膏の赤城徳彦・農水相、尻軽の小池百合子・防衛相、暴言の高市早苗・総務相、軽量級の石原伸晃・国交相、嘘八百の稲田朋美・防衛相、経済オンチの世耕弘成・経産相、誤読の安倍晋三・首相、失言の麻生太郎・財務相、裏資金の小渕優子・経産相、賄賂の甘利明・経済再生相、という具合だ。だが、情報化時代の特性をフルに活用し、安倍はメディア懐柔の情報工作を使い、マスコミを完全に篭絡するのに成功して、批判の声を制圧し政権を維持し続けた。

 しかも、国会答弁における?とデタラメは、ミッドウェー海戦の惨敗に似て、大本営発表による?と隠蔽で、虚報が蔓延した時代にそっくりだ。その理由はメディアが完全に堕落し、事実を伝える任務を完全に放棄して、政府の宣伝機関になり果てたために、国民が無知に気づかなかったからだ。

 『NYタイムス』のファクラー支局長は、『本当のことを伝えない日本の新聞』の中で、「当局が言っていることをそのまま書くのではなく、当局が言っていないことを取材して記事にすると強調した。だが、何が起きているか全く知らされず、洗脳された国民は愚民になり果て、嘘に中毒してしまったのである。戦時中に日本列島を覆い尽くした、「鬼畜米英」や「神国不滅」の絶叫はないが、国会議員の「日本会議参加」や、「靖国神社参拝」が当たり前になり、メディアも年中行事のように、それを報道するようになっている。

 関東軍の参謀長時代の東条英機は、満州でアヘンの収益を溜め込み、それを機密費として使う錬金術を使い、シナ大陸での軍事費を確保して、それで侵略戦争を遂行していた。その時の相棒が岸信介であり、二人が本土に戻って東条内閣が成立した時に、東条首相は軍需大臣を兼任し、その右腕として岸を軍需次官に登用して、勝ち目のない対米戦争に踏み切った。

 その結果は焼け野原の国土に加え、広島と長崎の原爆による敗戦で、無条件降伏した日本は占領され、米国が操る従属国に成り果て、拝金主義で自立精神は消滅した。それに対し岸信介の孫の安倍晋三は、閣僚経験もない若手議員なのに、森内閣では官房副長官に就任して、官僚を最上位から指揮する立場で、NHKの番組に干渉する体験をした。また、小泉内閣では内閣官房副長官から、一足飛びに幹事長に抜擢され、自民党総裁から首相に大化けした。また、元首相の岸信介や佐藤栄作を始め、外相の安倍晋太郎や松岡洋介など、政治家の家系に属す安倍晋三には、血脈と地盤が天与の資産だし、温室育ちの幹部候補生として、実力を鍛える体験を抜きに首相になり、幸運の風に乗って暴政を推進した。

戦後体制における情報操作と「文芸春秋」の役割

 私はカナダと米国で四十年過ごしたが、世界を舞台に言論活動をした最初は、1971年に『文芸春秋』に書いた記事で、石油危機が襲来する警鐘を鳴らした。それを含む『石油危機と日本の運命』が、1973年秋の石油ショックの時に、ベストセラーになったお陰で、帰国のたびにメディアから声が掛かった。だから、文芸春秋社とは関係が続き、その動向について観察したが、文芸春秋社は内調のカネで『諸君』を創刊し、その担当者が田中健五だった。また、私の読者の一人で警視監を歴任してから、米国でCIAの訓練を受けて、内閣調査室にも勤務体験を持つ、松橋忠光さんから聞いたので、それを『インテリジェンス戦争の時代』に、次のような証言として記録した。

 「・・・一九七〇年代初期の『文芸春秋』に寄稿していた頃に、『諸君』の田中編集長に紹介されて執筆を頼まれたが、書く気はないと断わると取材協力を頼まれ、レコーダーの前で喋ったものが活字になり、商社マンの裏話という形の変名記事に仕立てられた。その頃の私はウブで日本の事情に未だ疎く、日本文化会議など知らなかったので、在外公館の実態を話し合うように頼まれ、ジャーナリストと1時間ほど喋ると、屋山という御用記者の名前で記事になったが、その時に『諸君』がでっち上げや、謀略好みの雑誌だという印象を持った。暫くして『諸君』から『文芸春秋』に移った田中編集長は、私の記事をかなりの変更や、大修正して掲載したが、ある記者の記事などは6割が、私のボツになった原稿でできていた。

 このような目茶苦茶が続いたので、江戸っ子の私が絶交を言い渡したら、残念という短文の手紙が届いた。歴史の証言を集めるのが私の長年の道楽だから、老人や読者を訪ねては昔話を聞き歩いているが、あるとき引退した警察庁のトップとの会話で、『文芸春秋』の田中編集長と喧嘩して絶交したと言ったら、こんなこともあると教えてくれた話がある。プロ野球の川島広守コミッショナーは、内調室長や内閣官房副長官を歴任したが、60年アンポの後にユーゴの一等書記官から戻り、『俺がアンポ騒動の時に日本にいたら、岸首相が辞めるようなぶざまな警備はしなかった』と悔しがっていた。そして、大使館への出向以外は東京を離れずに、警視庁と警察庁の往復専門で公安を担当したが、警察庁時代の川島警備局長は、何か問題が起きると『田中を呼べ、田中に来いと言え』と怒鳴り、そこに駆けつけるのが、取材記者時代の田中健五だった。

 こうして内調ルートで編集者として出世し、『諸君』の編集長にも就任したのだから、田中編集長が頻繁に交際した影響力で、清水幾太郎が転向した理由も分かった。また、『われわれ警察OBは三田中と呼んで、田中清玄、田中角栄、田中健五の戦後派トリオは、闇のキングでお国のために役に立った点で、それなりに功績を残したと評価しています。かつては保守派のサロン誌だった『文芸春秋』は、政府の広報記事や内調ルートのネタが多いし、国民の宣撫工作用に役に立っていますよ』とその内務官僚OBが苦笑していたのが印象深い。・・・」

 そういった工作の総元締めは川島広守で、彼は警察庁の警備局長から長官になり、内調室長を経て官房副長官で退官後は、セントラル・リーグ会長に就任した。また、日本のプロ野球システムは、読売社長の正力松太郎と同じで、公安警察向けのCIAの指定席だが、お人好し日本人は仕組みに気づかない。だから、『文芸春秋』は官房機密費の政府広報がダントツで、田中の出世の足場は内閣調査室だったが、その使い走りが彼の人生の始まりだ。

 また、『諸君』や『正論』で名を売った学者が集まって、「政策構想フォーラム」などの組織が発足し、それが大平のブレーンを経て中曽根のブレーン政治になった。1980年代に電通がメディア工作用に「青の会」を作り、田原総一郎がその幹事役に抜擢された。電通は満州帰りの特務を雇い、広告主や政治家の子弟を採用し、学者や評論家を権力の御用に仕立て、メディアの上で活動させていた。私が育てた何人かの若い人材に手が伸び、雑誌の座談会やテレビの討論会に、出席する誘いが掛かってきたので調べた。そうしたら、政府の機密費と財界のカネが動いていて、若くて有能でもカネに飢えた人びとが、どんどん引付けられていたのである。

 そして、1980年代にPHPが「松下政経塾」を生み、「世界平和研」や「笹川財団」などと並んで、平野さんが論じる「三宝会」が発足したが、発起人の福本邦雄は政界フィクサーだ。彼は水野成夫社長に拾われて、産経新聞の記者を経て岸内閣の時代に政界に入り、椎名官房長官の秘書になった。その後は京都放送の社長や政界顔役になり、画商として竹下の金屏風事件を仕掛け、後で中尾栄一建設相の収賄で逮捕されたが、竹下の利権人脈のキイマンだった。

「三宝会」の系譜と韓満人脈のコネクション

 インターネットで記事を検索していたら、平野貞夫の『平成政治 20年史』が素晴らしいとあり、本屋で買って読んで驚いたが、たった数行だが「三宝会」の記述があった。そこには「選挙が終わると、国会の内外で小沢潰しが活発化した。もっとも陰湿なのは竹下元首相の指示で、「三宝会」という秘密組織がつくられたことだ。新聞、テレビ、週刊誌などや、小沢嫌いの政治家、官僚、経営者が参加して、小沢一郎の悪口や欠点を書き立て、国民に誤解を与えるのがねらいだった」とあり、私に「三宝会」の名前は初耳だった。そこで「財界にっぽん」の2010年6月号で、平野さんと対談した機会を利用し、「三宝会」について質問したら、丁寧な説明をして貰ったのであり、掲載された対談の抜粋は次の通りである。

平野 岸信介や椎名悦三郎という満州人脈や、竹下登から政治の裏を指南されたことで、情報操作と錬金術に優れていたらしい。だから、「三宝会」は竹下元首相を最高顧問にして、財界とメディアによって1996年に作られており、野党潰しを目的にして動き出すが、その契機になったのが細川政権の誕生で、狙いは小沢一郎を抹殺することでした。
藤原 どうして小沢一郎に狙いを定めたのですか。

平野 1993年に細川政権が生まれる前段階として、1992年 12月に「改革フォーラム21 」が発足したが、中心にいたのが小沢一郎だからです。また、1994年に社会党とさきがけを自民党が取り込み、政権奪還した根回しを竹下がやっており、この時に竹下は小沢を最重要警戒人物と認定し、小沢を封じるための秘密組織を使うことにして、福本邦雄に「三宝会」を作らせたのです。

藤原 「夜明け前の朝日」に詳しく書いたが、竹下は平和相互の小宮山一家や許永中とも繋がり、京阪神の暴力団と密着していたために、イトマン事件や皇民党事件に巻き込まれています。しかも、最後には奇妙な死に方をしているが、あの頃のアングラ事件の謎解きに関しては、「朝日と読売の火ダルマ時代」と「夜明け前の朝日」に書いて置きました。

平野 「三宝会」には大手企業が参加しているが、法人の年会費が36 万円もしているだけでなく、個人会員の参加費が1 万円もかかるのに、新聞では朝日(5人)、日経(3人)、毎日(3人)、読売(3人)、共同(3人)、テレビでは日本(2人)、テレ朝(2人)、フジ(1人)、TBS(1人)、出版では文芸春秋(3人)、講談社(2人)、プレジデント(1人)、選択(1人)、朝日出版(1人)という具合です。また、メディアを代表する世話人としては、高橋利行(読売・世論調査部長)、芹沢洋一(日経・政治部次長)、佐田正樹(朝日・電子電波メディア局長付)、後藤謙次(共同・編集委員)という顔ぶれが並び、こういった人がマスコミ対策を指令しました。

藤原 法人会員の顔ぶれを一瞥したら、韓満人脈の影が私には読み取れますよ。しかも、それが太平洋を越えて戦後の米国人脈になり、岸信介や正力松太郎がCIAに使われて、アメリカの日本支配の手先だったが、この事実は公開された米国の外交資料が証明している。「歴史は繰り返す」と言う教訓からして、同じパターンは最近の日本の政治に反映し、それが検察ファッショとして現れていることは、私にはパターン認識と直観で分かるのです。

平野 検察ファッショは政治的意図による強権的捜査を指し、戦前の「番町会事件」が代表的であるが、ロッキード事件の時の捜査の仕方は、国民の多くに検察ファッショを感じさせた。田中首相を外資法違反で逮捕して、一応は首相の犯罪として話題を賑わせたが、アメリカ側には免責条項を適応したのに、日本側の捜査には無理が目立って、どう見ても納得できるものではありません。

藤原 それは軍備が絡む汚職だったからであり、本当は対潜哨戒機(P3C)の購入に際して、防衛庁長官(当時)の中曽根康弘が関与した、極めて重大な結果を生む防衛疑獄だった。だから、検察が架空の物語をでっち上げて、疑惑を隠すために問題をすり替えたが、全日空のトライスター旅客機の輸入の形で、手癖の悪い田中角栄を冤罪にしたのは、CIAが中曽根の罪を救うためでした。

平野 リクルート事件で自民党を離党したが、ロッキード事件では深手を負うこともなく、中曽根は首相として米国に貢いでいます。

藤原 その後の日本の政治は米国のしたい放題で、中曽根と竹下がカジノ経済とヤクザ政治を行い、バブルが炸裂して日本はガタガタになった。しかも、S I I (構造障壁攻略)に続き追い討ちの形で、金融を使った企業の乗っ取り工作が進み、ネオコン路線に追従する小泉や安倍が、対米追従のゾンビ政治を続けたのです。・・・

日米関係におけるCIAの役割と核武装問題

 個人レベルでの体験の登場になるが、日米関係の歴史を決定付けたのは、CIAと結ぶ自民党に陣取った政治家と、日本人を操ったジャパン・ハンドの関係だ。岸信介と正力松太郎に関しては衆知だが、児玉誉士夫と中曽根康弘に関しての情報は、それほど知られていない状態が続く。だが、中曽根がハーバード大でのゼミ参加を手配したのが、ジョンズ・ホプキンス大のセイヤー教授であり、彼はSAIS(国際問題研究所)の日本担当教授で、元CIAのアジア太平洋担当の部長だったし、中曽根の英語論文の代筆までした。 また、キッシンジャー自身が情報関係者で、ドイツ難民の彼は1943年に陸軍へ入隊し、二等兵の彼は新兵訓練期間中に、上等兵のフリッツ・クレマーに出会った。歩兵師団長の通訳と運転手を経て、陸軍の対敵諜報部に配属され、そこでOSSを指揮したアレン・ダラスが、キッシンジャーに目をつけ、対ゲリラ戦闘部隊のOPCに参加させて、戦闘と戦略を学ぶことになる。一方でクレマーはその後に昇進を重ね、パットン将軍の副師団長になり、退役後には陸軍参謀本部の顧問として、ヨーロッパの政治を担当した。そして、キッシンジャーをハーバード大に入れて、出世街道を歩ませたことは、ドラッカーの『傍観者の時代』に書いてある。

 冷戦初期のキッシンジャーは、アレン・ダレスの作戦調査室で、コンサルタントとして働き始めるが、同時に1951年から71 年にかけて、「ハーバード国際セミナー」の責任者を務め、それに中曽根康弘が参加した。これが核武装論者のキッシンジャーの手で、中曽根が核の問題に開眼してCIAを軸に正力松太郎と手を組み、日本列島に原子力発電を建造し、核武装を進める出発点になった。彼らを背後から操っていたのは、ローザンヌが本部の道徳再武装運動(MRA)で、岸信介や松下幸之助を始め、反共主義者が参加しており、それはハイエクや文鮮明を経由して、勝共連合や統一教会を通じ、安倍政権に結びつくのである。

 こうした文脈で展望するならば、ロッキード事件の謎も解け、ロッキード事件の時の捜査の仕方が、余りにも不自然な形で展開し、国民に検察ファッショを感じさせた。『新潮45 』に掲載されていたが、東京女子大病院の主治医による、児玉誉士夫の不審死の告白を含め、田中首相を外資法違反で逮捕し、首相の犯罪として話題になった、あの疑惑事件の正体が分かる。

 アメリカ側には免責条項を適応したのに、日本側の捜査には無理が目立ち、どう見ても納得できなかった事件の真相が、田中角栄に冤罪を押し付け、CIAが中曽根の罪を救うためだと理解できる。だから、検察が架空の物語をでっち上げて、疑惑を隠すために問題をすり替え、全日空のトライスター旅客機の輸入の形で、不自然な結末で迷宮入りにしたのだ。しかも、それが軍備が絡む汚職であり、本当は対潜哨戒機(P3C)の購入に際して、中曽根防衛庁長官が関与した、極めて重大な防衛疑獄であった。その背後には核武装問題と、原子力発電が国策で絡み付いており、プルトニウムを巡る思惑が、憲法改定と再軍備の形をとって、日本の運命を狂わせたのである。

遺伝子が語る血脈と時の転位を教える観相術の妙

 パームスプリングスに25年住み、ペパーダイン大学の総長顧問だし、ロスの国際空港を利用したので、月に2度3度は用事があって、私はロスに出かけて取材をした。また、『加州毎日』に記事を書いたし、日本人街や韓国人街には、読者が沢山いた関係もあり、ロスについての情報について、かなりのものが集まったから、それを『小泉純一郎と日本の病理』に使った。 だから、かつてロスに遊学していた安倍晋三が、KCIAの朴東宣に可愛がられ、親しい関係を結んだお陰で、統一教会と親密だった話や、ロスに進出した暴力団が、いかに盛況だったかも書き込めた。 また、当時の南カ大(UCS)の言語センターは、イランやサウジからの学生で賑わい、金持ち子弟が集まって騒ぎ、言葉を習うと帰国して行く、パーティ学校として知られ、そこで安倍は英語を習ったが、単位を取得した記録はない。おそらく幼な馴染みの加計孝太郎と、愛好するゴルフに明け暮れていて、勉強する暇がなかったので、単位を取れなかったのだろう。

 三十数年後に「モリ・カケ事件」が起き、安倍と加計の関係について、色んな形で憶測を生んでいるが、奇妙な歴史の相似象が現れた。それはロンドンに逃避した小泉が、三十数年後に首相になった時に、過去の秘めた出来事と符合する形で、私の想像力を刺激したのと、同じような興奮を掻き立てる。この件に関しての記録は、『財界にっぽん』2002年6月号に、「大杉栄と甘粕正彦を巡る不思議な因縁」と、『真相の深層』2004年春号に出た、「小泉純一郎の破廉恥事件にまつわる日本のメディアの腰抜け」があり、共に『賢者のネジ』に収録して置いたが、言論弾圧で抹殺されてしまった。

 ここで再び歴史の相似象として、岸信介と安倍晋三の間で、遺伝子に関わる問題が蘇ってくるのは、法医学と観相学の面から、とても興味深いことである。 それにしても文献学的に見て、笹川良一に関した記録では、多くの庶子の存在が知られており、その幾つかは活字になっている。だが、岸信介に関しては発掘が遅れて、その秘密は未だ埋もれたままだ。そこに日本での調査報道が、世界から立ち遅れている現状があり、それが詐欺や犯罪の摘発を始め、それ法の公正な適用の面から見た後進性が露呈した理由なのではないのか。

 それでも有力情報筋によると、晩年の岸信介には子供があって、その一人は元自民党代議士の夫人であるし、日本航空のスチュワデスをやり、東京大学では歴史学を学んだ後で、大蔵省に入り職場結婚をして、彼女自身も自民党議員になった。岸信介と笹川良一は刎頸の友で、アヘンと結ぶ満州人脈だし、共にA級戦犯として巣鴨体験と、CIAにスカウトされており、半島から勝共連合を日本に持ち込んだ、極右思想の仲間でもある。

 しかも、伝記作家の工藤美代子は、二人について伝記を執筆しており、笹川については『悪名の棺』で、京に住む大津法子という女を描き、岸は『絢爛たる醜聞』において、浜田マキコが隠し子であると、思わせぶりな筆致でほのめかした。二人の巨魁の晩年の足跡は、笹川はニクソンとの交友でカリフォルニアに、岸はインドネシアの石油利権や、デュッセルドルフの日本館経営を含む、利権網を世界に確立している。そして、老いて益々お盛んだったのだが、熟年の性愛に迫っている工藤でも、肝心な今一歩に踏み込まないで、歴史の謎を放置しているのは、戦後史を綴る上での瑕瑾である。私がフランスで習得した生理学では、「個体発生は系統発生を繰り返す」や、「優性と劣性は隔世遺伝する」が法則だった。また、2年住んで学んだ台湾の観相術では、「幼相は孫に現れ、老相は祖父に重なる」と教え、それが私に2枚の引用写真を注目させたのである。

 こうした直観力は現場で鍛えた、刑事が持つ円熟したカンと同じで、情報学科で習った付け焼刃の知識とは、一味違うプロの洞察力に属す。だから、私は高島易断に入門していないので、その真偽は図りかねるけれど、司法と検察当局は何かを見落として、洞察に代えて忖度(そんたく)に頼りすぎ、国民を裏切ったのではないだろうか。

言論弾圧と狂気が横行する時代性

 21 世紀の日本を襲った狂乱劇は、小泉首相と竹中平蔵のコンビが、ネオコンに操られて演じたもので、その震源地はワシントンであり、日本担当の手先はその世界に詳しい、海兵隊上がりのアーミテージと、政治屋のマイケル・グリーンだった。英語教師として来日したグリーンは、東大の佐藤誠三郎教授に師事し、中曽根や笹川財団に接近して、ファシスト的な軍事オタクに育った。

 また、帰米してからFSX問題で論文を書き、日本の防衛政策の専門家として、謀略家で悪名高いアーミテージの指示に従い、日米同盟を担当して売国奴を操り、絶大な打撃を日本に与える実績をあげた。それにしても、こんな卑劣漢たちに日本が愚弄され、振り回された姿は無惨であり、無条件降伏した敗戦に似て醜悪だった。この時期に君臨した小泉首相については、「Japan's Zombie Politics」の中で、そのゾンビ政治振りを徹底的に批判して、私は次の世代に歴史の証言を残した。しかも、この二人に土下座して奉仕し続けて、日本を屈辱の色で染め上げたのが、小泉の後を継いだ安倍晋三だった。

 しかも、横須賀の海軍基地の手配師一家に生まれ、ヤクザ政治とロカビリーを演じ、全世界に醜態を晒した小泉は、日本の名誉を徹底的に傷つけたし、国富は大量に流出してしまい、企業の所有権は海外ファンドに移った。ほとぼりが冷めるまでロンドンに逃げていた小泉は、サイコパスに属す「変人」であり、それを望診した私はそれを草稿に書いた。だが、名誉棄損の訴訟を恐れた編集部は、それを削り取って題名も著者に無断で変え、『小泉純一郎と日本の病理』を出版した。案の上というか、新聞や雑誌での書評はゼロであり、ギネスの世界記録に相当したが、ネットで出版が騒がれて読者の手に渡ったとはいえ、光文社の出版部門は閉鎖になり、古本も回収されてその存在は抹殺された。

 ところが「フグ刺し」の料理人の手並みで、草稿からテトロドトキシンを抜き、安全にしたこの本に何かを感知したらしく、松沢病院まで行って調べたジャーナリストがいた。取材した記者は公安に狙われ、冤罪の別件で拘留されて、臭いメシを食べたと教えてくれたのは、後に『月刊・日本』を立ち上げた南丘喜八郎編集主幹だった。

 当時の日本では権力批判はタブー視され、公安や検察を使った冤罪事件は、佐藤優、小沢一郎、植草一秀という具合に、当局のしたい放題の状態だった。それはソ連やルーマニアでは日常茶飯事だし、30年住んだ米国でも見慣れていたから、オーウェルの『1984年』が日本に取りついたと思った。私は米国からそれを観察して、無念な思いでその愚劣さの総括を通じ、削られたサイコパス診断を復活し、英語版で恥ずべき時代の墓碑銘を刻んだ。

 ところがそれで終わらずに、小泉を受け継いだ安倍政権は、小泉を凌駕する悪政の権化になり、『さらば暴政』で一度消滅したが、ゾンビのように蘇って来た。そして、以前にも増して醜悪な本性を現し、日本の社会を徹底的に損ない、無惨極まるまでに食い荒らした。それが現在に至るゾンビ政治の実態として、日本人に強い閉塞感を与え、息苦しさの原因を生んでいる。だが、屠殺場に率いられた畜群に似た、そんな境遇にいる事実にも気づかずに、日本人は貧富の差の拡大を黙認しているし、自民党は安倍の任期の延長まで認めて、日本の運命を地獄に導こうとしている。

 ギリシアやローマの歴史を読めば、最高行政長官は2名選ばれるし、アルコンやコンスルという執政官は、任期1年で再任は禁止であり、それが平時における統治原理だった。また、緊急時には独裁官のディクタトゥールが,任期半年で再任禁止で登場して、危機を乗り切る知恵に基づき、国家の運営が行われていた。しかも、独裁官でさえ再任させない、この政治における叡智を忘れ、三選禁止の党則を打ち捨てた、自民党の愚劣さは自涜行為の典型だ。しかも、アベノミックス詐欺に騙され、如何に歴史感覚をマヒさせて、無責任な安倍におもねている日本の運命が、自滅への道を辿っているかは、歴史の相似象が証明しているのである。
※文中敬称略
http://eritokyo.jp/independent/aoyama-morikake114.html

検察庁か警視庁が加計孝太郎を詐欺の容疑者として尋問して、参考資料としてDNAを調べ手操作の手順に従うだけで、安倍晋三と加計孝太郎の腐れ縁はたちどころにして解明できるはずだ。 (*注:筆者の勝手で、改行しています、あしからず) 
 ≫(投稿サイト・阿修羅より)




http://www.asyura2.com/18/senkyo241/msg/539.html

記事 [政治・選挙・NHK241] 『昭恵夫人を代弁する』読者からのメール これからも自民党に投票する人の考え方 どういう人生を歩んできたのかな?
From:K.Y  2018/03/17 15:26

昭恵夫人を代弁する

戦後自民党政権が長く続いた一方で、左翼勢力も力を得て、
愛国心自体が問題視され、教育の場でも、国歌斉唱や国旗を
掲げることも拒否する風潮が多く見られました。

そんな中、森友学園は、幼い子にまで、愛国心を植え付けよう
とする教育が、新鮮に見えました。

特に米国主導で作成された現行憲法の不備に危機感を募らせ、
改憲を望む人びとの目には、心強い味方と映ったと思われます。
昭恵氏だけでなく、麻生元総理や鴻池議員なども同様でしょう。
昭恵氏が、そんな頼もしい森友学園の名誉校長を引き受けたことも頷けます。

しかし、当初、親を大切にし、愛国心を養うまでは良かったのですが、
幼児に教育勅語を暗唱させる姿を見せられたあたりから、
これは何か行き過ぎで、落ち着かない気持ちが芽生え、
少しずつ距離をおこうとしました。

一方、籠池理事長夫婦は、昭恵氏のみならず、安部首相の許可もとらず、
勝手にお墨付きがあったかのように各方面に誇大広告を載せ、
嘘八百を声高に述べ、役人を脅し、最終的には、校舎の土地を
法外な金額で契約させることに成功しましたが、

そのことが明るみに出た時に、昭恵氏に助けを求めましたが、
昭恵氏としては、元より、そのような約束を聞かされてもいない
あげくの不正に憤りを感じ、拒絶したところ、

籠池理事長は逆切れして、自分とは主義主張が全く相容れない
左翼政治家や野党の連中と手を組み、安倍政権批判に明け暮れた
次第です。

籠池理事長夫婦は稀に見る詐欺師であることは明らかです。
一時的にせよ、詐欺師の言葉を、真実のように取り上げる
マスコミは異常としか思えません。

やはり、反主流派(石破氏、小泉氏など)からの
強い圧力があると感じます。


財務省の書き換えは石破氏が暗躍

詐欺師の籠池理事長が述べたことを、
そのまま事実と思い込んだ財務省関係者が
土地の価格の問題が公になったことで、

ある自民党議員に相談したところ、この議員の
上長が、わざと改ざんすれば、政権側が怪しまれる
という妙案を思いつき、わざとらしく、現政権の
関係者の個所を削除させた、それを指示したのは、
もちろん表向きでは出てきませんが、
石破氏のルートであったという驚きの証言を
耳にしました。

それが事実か調査して頂きたく思います。


安倍下ろしは石破氏、小泉氏の仕業

安倍首相には突っ込みどころが少なく、モリカケ問題が
唯一の攻めどころと考え、実際には現政権には
この問題についても、一点の曇りもないのですが、

自らあるいはその派閥の総理大臣への見通しが
どんどん遠くなっている石破氏、息子の将来が
不安な小泉元首相たちが、こぞって、
安倍下ろしで騒ぎ立てているというのが、
モリカケ問題の本質です。

それに手を貸しつづけているのが、野党であり、
視聴率稼ぎで節操のないマスコミです。
彼らから、何かうまい話を約束されているのかもしれませんが。

この問題で、現政権が解散した結果、
彼らにどんな良い政治ができるのでしょうか?

安倍首相とて、一人で政治をしているわけではありません。
同じ内閣はもちろん、数多くの有識者の意見を考慮して
最善と思われる方向を選択しているだけです。

石破氏や進次郎氏に、それ以上の政治ができる力が
あるのでしょうか?

国民は醜聞として、モリカケ問題に耳を傾けますが、
決して、その急先鋒の集団に新しい政治を期待して
いるわけではありません。

現政権を批判する前に、自身の力量を顧みて欲しいものです。


公文書書き換えで、自民反安倍派・マスコミ・野党が
ここぞとばかり、勝ち誇ったように雄たけびを上げていますね。
書き換える必要などなかったのに、要らぬことしましたね。

森友問題で、何か新しいことが分かったとしても、
それが国民にとって、どれだけの利益があるのでしょうか?

日本国においては、最大の問題の一つとして、
人口減少があげられます。
将来の年金はどうなるのでしょうか?
労働者不足はどうなるのでしょうか?

国の借金はどうすれば改善するのでしょうか?

日本を無視して、北朝鮮の問題が大きく転換しています。
日本はどのように対処すれば良いのでしょうか?

日本国にとって、重大案件が山積みなのに、
それらをほとんど議論せずして、この問題ばかりあぶりだして、
一体何が目的なのでしょうか?

これだから、世界から、特に中国・韓国からも
足元を見られて、言いたい放題、言われっぱなしです。

森友問題は国会とは別の場で、例えば司法に任せて
国会は本来の問題を議論して下さい。

この点では、中国の政治を見習って欲しいものです。

安倍一強などとはとんでもない。
日本の首相の立場は弱すぎます。

中国やロシアなら、報道でモリカケの一文字も現れません。
安倍首相は民主的過ぎます。
いじめられっ子の典型ですね。

だから、こんな問題でも、マスコミや野党だけでなく、
いわゆる反安倍勢力、日本を良くする能力など
全くないのに、そのポストだけを狙う勢力、
(具体的には、石破氏、進次郎氏、小池氏など)
までにも、言いたいことを言われて、

この事態こそ、国民無視の政治と言えます。

大切な時間と多額の税金を、森友問題なんかに
使わないように切にお願いします。


http://www.asyura2.com/18/senkyo241/msg/540.html

記事 [政治・選挙・NHK241] <森友・公文書改ざん>警察が官邸前デモ封じ 歩道、地下鉄出口ブロック(田中龍作ジャーナル)
【森友・公文書改ざん】警察が官邸前デモ封じ 歩道、地下鉄出口ブロック
http://tanakaryusaku.jp/2018/03/00017786
2018年3月17日 06:02 田中龍作ジャーナル



「安倍内閣は総辞職しろ」「独裁許すな」・・・冷たい雨のなか女性は声をかぎりに叫んでいた。=16日夜、官邸前 撮影:筆者=

 安倍首相の退陣を求めるデモが16日夜も、首相官邸前であった。デモの “常設会場” となっている官邸前だが、これまでと違うのは、警察が地下鉄出口を封鎖し、歩道をブロックしていることだ。

 東京メトロ「国会議事堂駅前」。官邸前に出る「3番出口」と「1番出口」は、制服警察官がバリケードを置いて立ちはだかった。

 「どうして行けないんだ」と詰め寄る男性に警察官は「混雑による事故防止のためです」と教科書通りに答えた。

 別の警察官が「2番出口を使って下さい」と誘導するので、一応その通りにした。案の上、屈強な機動隊員たちが歩道をブロックしている。蟻の這い出る隙間もない。メインステージのある官邸の真ん前に近づくのは不可能だ。

 官邸に一番近い「3番出口」に戻って、もう一度トライすることにした。

 「通せ」「ダメです」。田中が警察官と押し問答をしていると、官邸前に出ようとしている男性(60代)が警察官を説得してくれた。「この人は報道の人です。報道の自由のために通してやって下さい」。

 警察は不承不承、田中を通した。ようやく官邸前に出ることができた。


警察は歩道をブロックしたために、デモ隊から押されるハメに。防戦一方だった。=16日夜、官邸前 撮影:筆者=

 「みんなの政治を私物化するな」「安倍晋三から命を守れ」・・・これまでのデモにない凄まじいまでの怒気が、ドラムの音とともに官邸に突き刺さっていた。

 田中はカダフィのリビア、ムバラクのエジプトなど独裁政権が倒れる革命の現場を見てきたが、官邸前に響くシュプレヒコールのフレーズは、ムバラク、カダフィの末期と似てきた。アベ晋三を模した絞首人形が登場すれば本物になる。

 参加者の人数は日を追うごとに増えているようだが、この勢いがどこまで続くか。懸念材料ではある。

 「帰る人」は通すが、「来る人」はダメ。駅のトイレに行こうものなら、二度と官邸前に戻れない。

 官邸前のデモ参加者を増やさないようにする一方で減らしていく。これが警察の戦術だ。官邸の中枢を占める警察庁関係者からそうした指示が出ているのだろう。

 過剰警備は、アベ官邸が民衆の怒りに怯えている証拠だ。


「行かせろ」。男性がいくら言っても警察は頑として通さなかった。=16日夜、東京メトロ「国会議事堂前」駅 撮影:筆者=

    〜終わり〜






























































関連記事
「安倍は辞めろ」のコール鳴り響く〜3.16官邸前を埋めつくす人々 森友文書改ざんに怒りの声!内閣総辞職!! 
http://www.asyura2.com/18/senkyo241/msg/537.html




http://www.asyura2.com/18/senkyo241/msg/541.html

記事 [政治・選挙・NHK241] 国が前川前事務次官を目の敵に、圧力に屈しなかった名古屋市教育委員会(まるこ姫の独り言)
http://jxd12569and.cocolog-nifty.com/raihu/2018/03/post-1f0b.html
2018-03-17


前川氏は民間人になったのに、政府に執拗に付きまとわれてい
る。

いつまでこんな不当な行為をするつもりか。

今一番注目を浴びている元理財局長の国会招致には、真相解
明をすると言っている政府からも、民間人だからとの理由で召
致に否定的だったが、民間人になって相当時間がたつ前川前
事務次官が講演を開くのに、招いた意図の説明や録音テープ
の提供まで、招いた方にまで問合せしなければいけないのか。

前川前事務次官への圧力問題 文科省をはねつけた市教委
の神対応に称賛の声〈dot.〉
       3/16(金) 19:12配信

>前川喜平・前文部科学事務次官が名古屋市立の中学校で
授業をしたことについて、文科省が同市の教育委員会に対し、
前川氏を招いた意図の説明や録音テープの提供などを求めて
いたことが、問題になっている。

>市教委の杉崎正美教育長は16日、「このような問い合わせ
は今まで聞いたことがない」とコメント。河村たかし名古屋市長
も「(文科省は)やり過ぎ」と批判し、同省に問い合わせの意図
を確認する意向を示した。


初めに、名古屋市の感覚がまともで良かった。

今までも、広島の原爆被害を描いた漫画「はだしのゲン」の閲
覧制限とか、戦争伝える中学生朗読劇がが町からの圧力で
中止になったりとか、眉をひそめるような出来事が多かった。

やはり、安倍政権の意向が国全体に反映しているとしか思え
ないが、今回は政府の圧力に屈しなかった。

よく毅然と対応した。それは称賛したい。

今の安倍政権下では、なかなかできなかった事だから。


多くの人が、国はやりすぎだと言い、河村名古屋市長もきちん
と正論を述べている。

「神対応に称賛の声」という見出しがついているが、本来なら別
に神対応でもないし、常識的な対応なのだ。

それが「神対応」。

こういう思考こそ息苦しい社会を象徴している。


安倍政権になってから、国が教育に口を挟みすぎで、そして下
部の組織も異常に気を使って来た。

本来なら政府が教育に過剰にのめり込むことは許される事で
はないのに、それを許して来たのが日本社会だっただけで・・

前川氏は公安に監視されていたのだろうか。

そういう事なら、佐川氏も財務省や公安の監視対象になってい
る可能性大だ。

物が言えなくなっている可能性も考えられる。

それにしても、ここまで質問するか?

>「国家公務員の天下り問題で辞職」「いわゆる出会い系バー
の店を利用し、そこで知り合った女性と食事をしたり、時に金
銭を供与したりしていた」などと説明。「こうした背景がある同氏
について、(中略)どのような判断で依頼されたのか」と、質問し
た。


こんな事をわざわざ相手方に知らせる行為に悪意を感じる。

文科省の先輩に対して非道すぎる行為は恥を知らないのか。

恣意的に悪いイメージを刷り込もうと躍起になっているとしか見
えないが、そんな事と講演と何の関係があるのか。

まさに人権侵害だ。

これが通用するなら、どこから見ても品行方正、政権潔白な人
しか、講演ができなくなってしまう。

まかり間違っても人の道を踏み外した人の話はNGという事だ。

そんな息苦しい社会のどこに価値があるというのだろう。

不寛容な時代になったものだ。

官僚が官邸に支持されたのか、それとも忖度したのか知らない
が、もうこの国はそうとう安倍ウイルスに侵されているのかもし
れない。

私は広範囲にウィルスが浸透していると思っているが。。。。




http://www.asyura2.com/18/senkyo241/msg/542.html

記事 [政治・選挙・NHK241] 財務省理財局関係職員の自殺、自殺未遂、行方不明者が続出し、安倍晋三首相と麻生太郎副総理兼財務相は、断崖絶壁!(板垣英憲)
https://blog.goo.ne.jp/itagaki-eiken/e/8b46cc0097d7b5c7f23bc0acfe3c15cb
2018年03月17日 板垣 英憲(いたがき えいけん)「マスコミに出ない政治経済の裏話」

◆〔特別情報1〕
 森友学園への国有財産格安払い下げ事件(値引きの根拠となった地中のゴミも虚偽だったと業者がバラす)で財務省理財局関係職員の自殺、自殺未遂、行方不明者が、続出している。安倍晋三首相と麻生太郎副総理兼財務相は、いまや断崖絶壁に立たされている。

 <1>財務省国有財産の「青木隆係長」が今年1月か2月に自殺。
 <2>近畿財務局の「赤木俊夫上席国有財産管理官」が3月7日に自殺と判明。
 <3>3月16日、行方不明だった財務省の女性職員が自殺未遂と判明。
 <4>財務省大臣官房の矢野泰治官房長が一時行方不明に。
 <5>財務省理財局の林信光元局長が行方不明。
 <6>自殺した「赤木俊夫上席国有財産管理官」の妻が行方不明。

 ちなみに、東京都品川区内でも、私立学校経営者への「国有地格安払い下げ」をめくる「第3の森友事件」が起きており、まもなく発覚すると言われている。これは、「4月辞任説」が浮上している「麻生太郎副総理兼財務相マター」だという。



http://www.asyura2.com/18/senkyo241/msg/543.html

記事 [政治・選挙・NHK241] 国民の過半数を占める愚かな有権者が安倍自公政権を存続させている。(日々雑感)
http://okitahidehito.blog.fc2.com/blog-entry-6798.html
2018/03/17 05:09

<日本と韓国の両首脳は16日午後、電話で会談した。安倍晋三首相は文在寅大統領に対し、4月末に予定されている南北首脳会談で日本人拉致問題を取り上げるよう要請。韓国側の説明によると、安倍首相は北朝鮮との首脳会談への意欲も示したという。

日韓首脳が会談するのは、3月6日に韓国と北朝鮮が首脳会談の開催に合意して以降初めて。同席した西村康稔官房副長官によると、安倍首相は「来たる南北首脳会談では、拉致問題を取り上げてもらいたい」と文大統領に伝えた。西村副長官は「詳細なやり取りは控えたいが、文大統領も理解してくれているものという印象だった」とした上で、「この問題について日韓で連携していくことを確認した」と語った。

一方、韓国大統領府の報道官は電話会談後、安倍首相が北朝鮮の金正恩・朝鮮労働党委員長との会談に意欲を示したと説明した。日本は北朝鮮をめぐり、核とミサイルに加え、自国民の拉致という独自の問題も含めた包括的な解決を目指している。日本政府関係者によると、安倍政権は拉致問題の打開に向け、日朝首脳会談を模索していく考え。

このほか安倍首相と文大統領は、北朝鮮の非核化に向けて最大限の圧力をかけ続けることで一致した。安倍首相は4月初旬に訪米することを文大統領に説明し、「南北、米朝首脳会談に向け、日韓米でしっかり連携したい」と語った。

両首脳は中国も含めた3カ国の首脳会談を早期に開催することや、日韓のシャトル外交を実現させる方針も申し合わせた>(以上「ロイター」より引用)


 内政が完全にデッドロックに乗り上げてしまった安倍自公政権が難局の打開を求めるために「拉致問題」を切り札に使おうとしているとは驚きだ。「拉致問題」に打開を求める必要が安倍氏にあっても、金正恩(キム・ジョンウン)氏にはない。

 米朝開譚が取りざたされている今になって安倍氏が便乗して「拉致問題」を解決しようとするのはお門違いだ。なぜ米朝会談が水面下で模索されていた昨年の九月以前に「拉致問題」の前進を図ろうと、北朝鮮当局と会談しようとしなかったのだろうか。

 安倍氏は二度目の政権に就く際「自分の内閣で拉致問題を解決する」と大見得を切った。それが六年前だ。それ以降、北朝鮮と何度会談していかなる前進を見たというのか。
 安倍氏は北朝鮮当局との会談を諦めて、金正恩氏を「強力な制裁」で締め付けることだけに専念して来たではないか。なぜ硬軟織り交ぜた外交の定石で金正恩政権とチャンネルの構築をしようとしなかったのか。

 先の総選挙では北朝鮮の軍事的脅威を「国難」として煽りに煽って、自公政権が勝利するために利用したではないか。その間、安倍氏は米国のトランプ氏が児戯のような金正恩との応酬を繰り返して「斬首作戦」たの「鼻血作戦」だのと脅すのを、冷静に諫めようともしなかった。

 いずれの作戦にせよ、半島で戦争が勃発すれば百万人規模で死者が出、日本にも北朝鮮のミサイルが飛来して十万人規模で死者が出ることが予想されていた。日本国民の生命の安全を第一に考えるのが政府の役目だとしたら、脅威を煽るよりも地域の紛争の火種を取り去ることに全力を挙げるべく対話のチャンネル作りを模索しなければならなかった。しかし安倍氏はそうした努力を全くしようとせず、強硬論を堅持の一本鎗で突き進んできた。それに日本のマスメディアも付和雷同してきた。政府が愚かなら、日本の言論界も愚かな似た者同士が寿司友になって無為・無策の日々を送って来たのが日本外交の本質だ。

 口先で数々の難局を乗り切って来た安倍政権の六年だが、もはや口先だけの安倍氏のメッキは完全に剥がれた。アベノミクスをはじめ何一つまともに成功した政策は何もなく、ただ日本を米国の戦争に巻き込もうとしてきただけだ。

 阿保が官邸を牛耳り官僚の人事権を握って操縦すれば「トモダチ」政治を展開するだけという歴史的実験を国民の眼前で展開して見せた。嘘のような「モリ、カケ、スパ」三題噺が安倍自公官邸密室政治の帰結だ。一日も早い退陣を望むしかないが、安倍自公政権の次に出てくるのも安倍自公政権の無能・無策に六年間も黙って付いてきただけの自公政権が出来るだけだというのは悪夢が続くことに他ならない。

 日本国民・有権者が悪夢から目覚めない限り、日本「国民の生活が第一」を蔑ろにした米国のジャパンハンドラーに操られた米国の1%最優先の政治が続くだけだ。

 自公が国会の過半数を占めている限り、まだまだ悪夢は当分続くだろう。それも日本国民の選挙で選択した結果だ。民主主義は馬鹿であろうと何であろうと、多くを占めた者の意見が通る政治制度だ。そこにある合理性は数の論理だけだ。馬鹿が政治権力を好き勝手に使って日本を破壊するのを今しばらく眺めるしかないのだろう。



http://www.asyura2.com/18/senkyo241/msg/544.html

記事 [政治・選挙・NHK241] 腐臭列島きわまれり<本澤二郎の「日本の風景」(2917)<官邸の犯罪に蓋・逃亡する検察庁>
http://blog.livedoor.jp/jlj001/archives/52205969.html
2018年03月17日 「ジャーナリスト同盟」通信

<官邸の犯罪に蓋・逃亡する検察庁>
 次々と官邸犯罪が表面化している。国会では証人喚問を求める野党議員の声が響いている。こんな場合、普通の国では、当たり前のように犯罪捜査を任務とする検察・警察が動く。しかし、日本は動かない。その逆である。検察は、証拠を握っている籠池夫妻を牢獄に閉じ込めて、社会から隔絶させて、犯人隠匿の罪を犯している。検察・警察が、官邸の犯罪を隠ぺいして、文字通り税金泥棒を、公然と行っている。これが腐臭列島の真実である。


<首相は嘘の連発>
 日本を代表する安倍晋三の祖父は、長州出身の岸信介である。明治の藩閥政治の流れをくむ
前世紀の子孫を、首相の座に押し上げた主犯は、靖国参拝で話題を振りまいた小泉純一郎だ。彼の祖父は入れ墨やくざだったという。
 やくざが国会議員になれる日本では、女性の安全は確保されない。特に魅力的な女性は、この列島で安心して生活できない。無数の女性がやくざにレイプされて、歓楽街で性産業に送り込まれている。この中には、半島から大陸、東南アジアの女性も含まれる。レイプ文化は、TBS強姦魔を誕生させた。「木更津レイプ殺人事件」では、創価学会信者の美人栄養士が、学会やくざに殺害された。

 仰天するような官邸犯罪の数々に対しては、とうとう小泉も「安倍やめろ」と決起した。仲間の山崎拓も立ち上がった。それでも、安倍は1年以上も、嘘の連発でやり過ごしてきている。この大悪人を、NHKや読売産経が、とことん応援してきたせいである。

<霞が関は首相犯罪の共犯者>
 そして、政治屋犯罪を止める責任のある公僕・官僚が、こともあろうに安倍の嘘に歩調を合わせて、証拠となる公文書を、それこそ数百カ所も書き換えるという、想定も出来なかった証拠隠滅の重い罪を犯し、安倍を助けてきている。首相官邸も霞が関も、共に犯罪の巣と化してしまったのだ。
 いつから、こんな日本になってしまったのか。5年前の自公政権からだ。

 これでは日本の国際的地位は、落下するばかりである。日本人は誰にも、どこからも相手にされない。先日、5年ぶりに再会した新華社OBは、神田の古本屋で「修身」という本を見つけたといって見せてくれた。
 「氏神様を祀る」など現代人には、およそ理解不能な記述もあった。主眼は「天皇に奉仕する日本人」作りらしい。もっとも、今の首相は、その天皇の地位にまで首を突っ込んでいるのだから、彼の母体の日本会議の異様さを伝えて余りあろう。

 しかしながら、修身斉家治国平天下は為政者に必要な要素に違いない。安倍には、この要素の全てにおいて失格である。そんな悪党を支える日本の官僚機構に驚愕するばかりだ。

<問題はどこに?>
 過ちのレベルではない。犯罪だ。そのことに誰も手を出せないでいる。司法の出番であろうが、この司法がまた、腐りきっている。
 誰かが教えてくれたことだが、日本の最高裁長官の報酬・給与は、議長や首相よりも高い。それでいて10年も保証してくれるという日本では、最高に恵まれた地位である。しかし、何もしない。何もしなくて、最高の待遇を与えられている。
 おかしい。最高裁判所が腐ってしまっている日本なのだ。憲法違反法が実現する日本なのだ。いまも犯罪が目の前に起きている。誰もが知っている。それでも司法は、何もしない。これが今の日本の姿である。
 官邸が犯罪の巣である。その犯罪を、検察も警察も黙認している日本。法治国家ゼロの日本だ。そうして安倍犯罪は、限りなく繰り返されてきた。この5年間にわたって。

<学界・文化人・言論人も思考停止>
 言論と議会が立ち上がる場面だが、この二つも腐敗まみれだから、お話にならない。
 与党が腐りきっているためでもある。「安倍三選」をわめく大馬鹿者もいる。日本を地獄に落とそうとしているのであろうか。テレビを見ていないため、詳しくないが、ネット情報によると、それでも安倍を応援する輩が、多数というのだから、テレビもまた腐ってしまっている。
 テレビ人間にとって、日本の前途のことなどどうでもよいと考えているのであろう。

 日本に知識人はいないのだろうか。いるはずだ。官邸の犯罪を放任する法務大臣、そして配下の検察が何もしない。こんなことが許されている。どこに問題があるのか。学者・文化人は、競って提言すべきであろうが、それを全く耳にしない。
 法制度に問題はないのか。そこをガンガン訴える場面なのだが、それを聞かない。

<それでもテレビでヨイショする悪人>
 ネット情報には、悪党を応援する悪党が、テレビを占拠しているという。ナベツネ一人ではないらしい。児玉誉士夫を知らない日本人が増えてきているらしい。彼は右翼・暴力団(やくざ)の親分で、岸や中曽根康弘ら国家主義者と連携して、武器弾薬利権を吸い上げてきた大悪党である。
 この自民党の暴力腐敗構造が、いまも継承されているはずだ。TBS強姦魔がいまだに反省もしない理由なのか。これでは、日本は三流国にも届かない。

 悪人天下が許される日本返上には、法制度にも問題があるのだろう。税金泥棒が許される検察と裁判所に、法的な欠陥があるのであろう。

<韓国の検察法導入せよ!>
 すぐに気付くのは、韓国の検察である。容赦なく、犯罪を犯した人物を拘束して、獄にぶち込んでいる。小気味いいくらいだ。
 フィリピンでは、入れ墨やくざをドゥテルテ大統領が、獄にぶち込んで、女性人気を独り占めしている。抵抗するやくざは、銃で射殺している。

 日本に36年間も植民地支配された、屈辱の歴史から立ち上がった朝鮮半島である。植民地時代は、日本官憲に媚する悪党を見てきた人々の、民主主義の姿形は、本物なのであろう。 
 韓国の検察法を採用してはどうか。

<優れている半島の文化・法制を学ぶ時>
 「お前は決して朝鮮人を馬鹿にしてはならない。朝鮮の文化は日本よりも優れている。大きくなったら朝鮮人と結婚しなさい」
 当時、朝鮮軍司令官だった宇都宮太郎・陸軍大将が、息子の徳馬に言い聞かせた言葉である。今も韓国の政治制度は、日本よりはるかに優れている。それは悪人を捕まえる正義が存在しているせいである。
 日本の検察・警察制度に、この正義の観念が希薄、もしくはない。日本人は韓国に行って、検察と警察の制度と正義に裏打ちされた捜査を学ぶ必要がある。

2018年3月17日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)



http://www.asyura2.com/18/senkyo241/msg/545.html

記事 [政治・選挙・NHK241] 森友の業者も虚偽の文書作成。財務局、学園が強要?+ここからの内閣支持率が、日本の行方を決める(日本がアブナイ!)
https://mewrun7.exblog.jp/27142786/
2018年 03月 17日

 今週のニュースで「安倍総理は支持率次第。支持率が下がってきたら安倍政権は終わるよ」(自民・中堅議員)という発言を取り上げていたのだけど・・・。(TBS3.12)

 mewもまさにその通りだと思う!(・・)

 それゆえに、ここ1〜2日中に発表されるであろう世論調査の結果にめっちゃ注目している。(**)

 もともと自民党には、本当の意味で、安倍晋三氏の思想や政策、人柄を支持している人は半分もいないのだ。
 しかも、安倍首相らが党内の意見を軽視して好き勝手な政策や言動をしていること&人事で超保守仲間+αばかりを優遇することに、不満を抱いている議員が多いのが実情だ。(-"-)

 ただ、自民党の議員たちは09〜12年に下野していた間の悲惨な状況(落選含む)がトラウマになっているため、何とか政権与党の座を維持したいという思いが異常に強くなっているのも事実で。
 ともかく安倍内閣の支持率がそこそこ高くて、国政選挙でも勝てそうな間は文句を言うまいと。また支持率を落とさないために、旧・民主党政権のように、党内での争いをオモテに出して、国民の反感を買ってはなるまいと。この5年間、自分たちの思うようにふるまえず、フラストレーションがたまっている人が多いのである。(~_~;)

 でも、もし安倍内閣の自業自得によって支持率が落ちた場合は、もはやアレコレとガマンしてまで、安倍首相を支えるべき理由はない。<改憲派の議員の半分以上は、安倍首相が勝手に提言した9条2項維持案などの改憲案にも反対だしね。>
 彼らはさっさと安倍氏を首相の座からおろすか、少なくとも総裁選で3選はさせずに、新たな形の自民党政権を築くことを考え、ポスト安倍選びの動きを加速させることだろう。(++)

<安倍首相の出身派閥である細田派、幹事長が会長を務める二階派は安倍推しであるが。最近になって麻生派と岸田派が会談したり、もともと石破氏が属していた竹下派(額賀派)が石破派と接近したりなど、早くも様々な動きが出始めている。^^;>

* * * * *

 実は、昨年6月頃から「防衛省の日報隠し&稲田失言」「モリカケ問題」「このハG〜騒動」などで安倍内閣の支持率が急落。安倍首相は、このままでは支持率がジリ貧になって、政権維持や改憲が不可能になってしまうと考え、9月の解散総選挙に踏み切った。^^;

 そして、当時の調査では、民進党が社民、自由、共産党と野党共闘を行なった場合、安倍自民党が単独過半数を割る可能性が高いと予測されていたのであるが。民進党の新代表になった前原誠司氏が、共産党と共闘したくない(&小池人気にあやかりたかった?)ため、候補者を希望の党から出馬させるというトンデモない奇策に出て撃沈。
 またまた安倍自民党を圧勝させて、安倍政権の延命をアシストすることになってしまった。 (ノ_-。)

 ちなみに、直近の世論調査の結果を見てみると・・・。『時事通信が9〜12日に実施した3月の世論調査で、安倍内閣の支持率は前月比9.4ポイント減の39.3%と急落した。不支持率は8.5ポイント増の40.4%だった』とのこと。(時事通信18年3月16日)

 財務省が文書改ざんを認めたのが12日だったのだが。その時に改ざん前の文書に昭恵夫人のことが記されていたことも公表されることに。で、翌日から(何か急に安倍批判が解禁されたかのように?)、ワイド・ショーなどが連日、この改ざん問題を時間をかけて取り上げるようになったのだ。^^;
 昭恵夫人と森友学園の関係(幼稚園を訪問した時の映像含む)や、財務省職員の自殺、佐川前理財局長の国会答弁や麻生大臣の会見での態度などなどが、時に詳しい解説つきで扱われるようになったので、mew周辺には、今週にはいって、初めて森友騒動や改ざん疑惑の本質や問題点を知った人も少なくない。(・・)

 それゆえ、mewは、もう一度安倍内閣の支持率が激減して、今度はしっかりと安倍首相を退陣に追い込めるようにと切に願っているのである。(−人ー)
 逆に、もしここで支持率がさほど下がらず、安倍内閣の逃げ切り延命を許してしまうようであれば、もう日本の国政や民主主義は終わったも同然だと思うmewなのだった。(・・)

 ところで、森友学園に関して、今度は地中ごみを試掘した業者が虚偽の報告書を作成したと、大阪地検で言っていることがわかった。 (・o・)
 
 近畿財務局は、資金のない森友学園のために、ごみ処理費用を強引に増やす形で8億円も売却価額を下げたという話も出ているだけに、もしここでも虚偽の文書が作成されていたとしたなら、大きな問題になりそうだ。(@@)

『<森友>「ごみ報告書は虚偽」 業者が証言「書かされた」

 学校法人「森友学園」(大阪市)への国有地売却問題で、約8億円の値引きにつながった地中ごみを試掘した業者が、ごみは実際より深くにあると見せかけた虚偽の報告書を作成した、と大阪地検特捜部の調べに証言していることがわかった。学園や財務省近畿財務局側から促された、という趣旨の説明もしているという。値引きの根拠が揺らぐ可能性があり、特捜部は証言について慎重に事実確認を進めている模様だ。

 学園は2015年5月、大阪府豊中市に小学校を建設するため、国と借地契約を結んだ。16年3月、深さ9.9メートルのくい打ち工事中に地中から「新たなごみ」が見つかったとして国に対応を要求。国はごみの撤去費を価格に反映させて土地を売却する方針を決め、学園にごみに関する資料提出を求めた。

 学園側は4月11日、建設業者が8カ所を試掘した結果、最深で地下3.8メートルにごみがあったとする写真付きの報告書を提出した。国はその3日後、報告書などを基にごみ撤去費を約8億2000万円と算定。6月20日、土地評価額から同額を引いた1億3400万円で学園に売却した。

 捜査関係者によると、業者は3.8メートルの記載について過大だったと認め、「事実と違うことを書かされた」「書けと言われてしょうがなくやった」などと説明。当時、学園は小学校の開校時期が翌年の4月に迫っているとして、損害賠償をちらつかせて国に対応を迫っていた。

 ただ、業者はごみ撤去費については「周囲の汚染土壌も撤去する必要がある」として約9億6000万円と試算し、検察にも説明している。

 財務省や国土交通省は国会で、深さ3.8メートルのごみは16年4月5日に写真で確認したと説明。一方、直前の3月30日に国と学園の協議を録音したとされる音声データでは、学園側が「3メートルより下からはそんなにたくさん出てきていない」などと発言。国側の職員が「言い方としては混在と。9メートルまでの範囲で」などと応じ、ごみの深さの認識をすり合わせたような会話が記録されていた。

 会計検査院は昨年11月に公表した検査結果で、業者の試掘報告書について「3.8メートルを正確に指し示していることを確認できる状況は写っていない」と指摘している。

 特捜部は財務局職員らが不当に安く土地を売却したとする背任容疑などで告発を受け、捜査を進めている。【岡村崇、宮嶋梓帆】(毎日新聞18年3月16日)』

* * * * *

『関係者は近畿財務局、学園側の要請について「どちらが主導というより両方から。(学園の)籠池泰典前理事長は何とかならないかと強く主張し、財務局の担当者は露骨な言い方はしないが、言外ににおわせたようだ」と語る。業者は交渉の場で圧力を感じたという。「国が想定する撤去費を算出するために、うまく当てはまる数字だったのではないか。つじつま合わせをしたのだろう」と、土地取引は不透明だったとの見方を示した。

 財務省の文書改ざん問題に続く追い風を受け、野党は「うそにうそを重ねている」(共産幹部)などと攻勢をかける。立憲民主党の辻元清美国対委員長は「約8億円の値引きが正当との根拠がさらに揺らいだ」と強調。土地売買交渉時に財務省理財局長だった迫田英典氏の証人喚問が必要との認識を示した。

 一方、政府は真相究明に消極的だ。石井啓一国土交通相は値引きの根拠とされたごみの量の再調査を行う考えはないと表明。試掘業者の説明については「私どもで調べることは難しい」と述べた。

 文書改ざん問題で政府が描くのは、財務省理財局長だった佐川宣寿前国税庁長官が最終責任者という構図。だが、“本丸”の国有地売却問題が再燃。疑惑の連鎖に野党からは「役所の劣化と長期政権の緩みを感じる」と批判が上がった。(スポニチ18年3月16日)』

 そして、この記事を見てますます、1日も早く安倍政権を終わらせたいという気持ちが強くなって来たmewなのである。(@@)

 THANKS



http://www.asyura2.com/18/senkyo241/msg/546.html

記事 [政治・選挙・NHK241] 麻生財務大臣 / 「やかましいなあ、答弁聞きたい?」 
麻生財務大臣 / 「やかましいなあ、答弁聞きたい?」
https://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/b1937ad2a3e11662dd25001077db50b7
2018年03月17日 のんきに介護


小沢一郎(事務所)@ozawa_jimushoさんのツイート。



追い詰められて

世襲ボンボン・麻生の本性が丸出しだな。

Fuji@fj_333さんが

ツイートする。











































http://www.asyura2.com/18/senkyo241/msg/547.html

記事 [政治・選挙・NHK241] 支持率急落、改憲絶望、デモ拡大 いつになるのか安倍退陣(日刊ゲンダイ)


支持率急落、改憲絶望、デモ拡大 いつになるのか安倍退陣
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/225377
2018年3月17日 日刊ゲンダイ 文字起こし

  
   もうムリだ(C)日刊ゲンダイ

 森友文書の改ざんを財務省が認めた途端、堰を切ったように連日、新たな隠蔽や疑惑がボロボロ噴出、異常事態となっている。

 官邸が国交省から改ざんの可能性があると報告を受け、6日には安倍首相もその事実を知っていたのに国会でウソ答弁していたことが発覚。8億円ダンピングの根拠となった地中ゴミは虚偽だったと業者が認めているというし、財務省理財局に2人目の自殺者がいることや自殺未遂の女性がいる疑いも出てきた。あまりに驚愕して頭がクラクラする。

 安倍官邸はすべてを財務省のせいにし、当時の理財局長だった佐川宣寿前国税庁長官に責任を押しつけようとしているが、国民はこの問題の本丸が「安倍夫妻」だということを、今や完全に見抜いている。昭恵夫人が名誉校長に就いた小学校だからこそ財務省が国有地貸し付けと払い下げで“特別扱い”し、それを隠そうとして決裁文書を改ざんしたのだと分かっている。

 それを裏付けたのが16日明らかになった時事通信の世論調査だ。安倍内閣の支持率は前月から9.4ポイントも減り、逆に不支持率は8.5ポイントも増加。支持39.3%に対し、不支持が40・4%で、昨年10月以来5カ月ぶりに支持と不支持が逆転したのだ。

 支持しない理由のトップ、「首相を信頼できない」は8.8ポイントも増えていた。

「私や妻が国有地払い下げに関わっていたということになれば、首相も国会議員も辞める」と断言した安倍は、将棋でいえばもう詰んでいる。これが国民の共通認識だろう。今の疑問は「それでもまだ安倍は辞めないのか」なのである。

■改憲どころじゃない

 世論の変化を肌で感じ、自民党内の空気も変わってきた。きのうは党内に決裁文書改ざん問題を調査するプロジェクトチームが発足。政権擁護ばかりでは党まで批判の対象になってしまうという焦りがあるのは間違いない。

 当の安倍に対しても、「秋の総裁選まで持つのか」との見方が党内でジワジワ広がってきた。自民党改憲推進本部は今月25日の党大会までに首相が望む「9条に3項として自衛隊の根拠規定を追加する案」でまとめようとしていたが、頓挫した。森友問題で政権の先行き不透明感が漂う中、「憲法どころじゃない」「議論しても意味がない」「改憲なんて無理だ」というわけだ。

 もちろん総裁3選なんて絶望的。派閥も蠢き出した。4月に竹下派へ衣替えすることになった平成研は、OBの青木幹雄元参院議員会長らが流れを見極めようとしているし、石原派最高顧問の山崎拓元党副総裁は、ポスト安倍を見据える石破派の勉強会で政権批判を繰り広げた。

「森友問題が自民党内政局、総裁選政局に移りつつあります。来春の統一地方選に向けた準備が始まり、『党の顔がこのまま安倍さんで大丈夫なのか』という声が地方から上がっている。国会議員が“安倍降ろし”をリアリズムを持って受け止めざるを得なくなってきたのです。各派閥が『ポスト安倍』でキャスチングボートを握ろうと動き出す中、一番のポイントは二階幹事長でしょう。二階氏は森友問題で『しっかり調べろ』と財務省に説明を求めるなど、発言力を強めている。安倍氏の3選について『微動だにしていない』と言いながらも、内閣総辞職を叫ぶ野党に対し、『野党に言われるまま総辞職するわけではない。自民党は自民党として、しっかりした考えに基づいて頑張っていきたい』と発言していました。安倍首相に対し、『主導権はこっちにある』という含みを持たせたわけです。いよいよ党内はざわついてきました」(政治ジャーナリスト・鈴木哲夫氏)

「予算成立後に退陣」「訪米後のGW明けに退陣」「通常国会閉幕後に退陣」など、自民党内では水面下でいくつものシナリオが語られ出した。

  
   自民党内の空気も変化(C)日刊ゲンダイ

レガシーづくりのため居座る身勝手な執念

 ところが、である。イカれた首相は政権にしがみつき、全く辞める気がないらしい。官邸から漏れ聞こえてくると、自民党関係者がこう囁くのだ。

「安倍さんに対し周辺は『時間が経過すれば、今までのように世論は忘れる』と甘い解説を伝えていることもあり、本人は今でも改憲を進める気です。つまり3選も諦めていないということです」

 前出の鈴木哲夫氏もこう言う。

「安倍氏に近い人たちは、『これは財務省の問題なのだから、首相は辞める必要はない』という考え。安倍氏の出身派閥の細田派も、今月8日から当選回数別の懇談会をスタートさせ、3選に向けた派閥固めを始めています。これまで安倍氏はモリカケ問題に対し『丁寧に説明していく』と言ってきました。今回の危機も謙虚な姿勢を見せて乗り切ろうとするのでしょう。しかし問題は支持率。ガタ落ちしてきたら、それも難しくなります」

 安倍の八方塞がりは内政だけじゃない。

 外交も北朝鮮問題で蚊帳の外に置かれた。電撃的に米朝会談が決まり、慌てて4月の訪米をセットしたが、トランプ大統領は閣僚をバッサバッサと解任中。自分の人事で忙しい。

 どうせ米国追随なのだからと、日本なんて後回しだろう。

■麻生辞任で命脈尽きる

 改憲も3選も外交も、何もかもが逆回転しているのが断末魔首相の現実なのである。しかし本人はムキになる性格だ。公認権を振りかざす強権の前にひれ伏していた同じ穴のムジナたちが、果たして鈴をつけられるのか。

 政治評論家の野上忠興氏がこう言う。

「何があろうが自分のことしか考えられないのが安倍首相です。歴史に名を残したいという執念はものすごい。憲法改正というレガシーを残さなければ、何のために総理大臣になったのか、という思いが強いのです。政権を取り巻く状況が日々悪化しているのは自分でも分かっているはず。だから、せめて発議までは自分でやって、改憲のレールを敷いた人物として名前を残したい。ただ、いくら本人が退陣したくなくても、世論や党内事情という客観情勢が動くのは止められませんし、予算成立後に麻生財務相が辞任すれば、屋台骨が失われ、政権の命脈は尽きるでしょう」

 昨年6月に出版された「徹底解剖 安倍友学園のアッキード事件」(編者・佐高信、七つ森書館)は、そのタイトルがすでに森友問題の本質をえぐり出していたが、籠池泰典前理事長の長男・佳茂氏がインタビューに答え、こう言っていたことを思い出す。

〈手段を選ばず、平気で、事実を覆い隠してくる。そんなこの国の素顔を私たち家族は見てしまった。体験してしまったわけです〉

 半年以上前に籠池一家の目に焼き付けられた安倍政権の薄汚い正体を、まさに今、国民すべてが自分の目でしっかりと確認しているのである。

 1年以上だまされてきた国民の怒りは頂点に達している。嘘で塗り固めた政権はもはや砂上の楼閣だ。








































関連記事
安倍総裁「圧勝」大崩壊 自民党総裁選票読み、現在の状況 「300票」が雪崩を打って安倍から逃げる、逃げる(週刊ポスト)
http://www.asyura2.com/18/senkyo241/msg/523.html


  



http://www.asyura2.com/18/senkyo241/msg/548.html

記事 [政治・選挙・NHK241] 「安倍は辞めろ」のコール鳴り響く/3.16官邸前を埋めつくす人々(レイバーネット日本)
「安倍は辞めろ」のコール鳴り響く〜3.16官邸前を埋めつくす人々
http://www.labornetjp.org/news/2018/0318kinosita

動画(3分半)




 3月16日金曜日、小雨がぱらつき時に激しく降るなか、議員会館前では「総がかり」が呼びかけた「森友学園疑惑徹底追及!連続行動」が行われ、いっぽう官邸前では二つの集会が行われた。その一つは反原発デモ。もう一つは文書改ざんへの抗議。午後6時30分から7時すぎにかけては「原発反対」の声が鳴り響いた。が、7時30分をすぎると「安倍は辞めろ」「総辞職」のコールが、官邸周辺にこだました。8時をすぎると続々と若者たちがつめかけていた。

 国会正門前の「希望のエリア」に行くと浪江町「希望の牧場」の吉沢正巳さん(写真上)がいたので、インタビューした。吉沢さんは安倍首相と同じ年だそうだ。「牛はいま291頭でこれからも生かしつづける。生かす姿が、国に対するいのちをどう扱うんだという抵抗の姿なんだ」と。そして「安倍政治を片づけなければダメ」と語っていた。

 その後8時すぎ、再び官邸前にとってかえすと、もう坂の下から人の波で通れなくなっていた。それで警官の制止を振りきって、人々を押しわけて前に進むが、ついに地下鉄「国会議事堂前」の4番出口と3番出口の間で進めなくなる。歩道はびっしり埋めつくされている。そのなかでトラメガをもった若者たちが、「証人喚問、昭恵は出てこい」などの大合唱をくり広げていた。

 人々の口臭に参ったが、10時半すぎまで身動きできない状態がつづいた。行動の終わりにあたって元シールズの奥田愛基さんが「来週の金曜日もやりましょう!」と車道から訴えまわっていた。〔木下昌明〕



http://www.asyura2.com/18/senkyo241/msg/549.html
記事 [政治・選挙・NHK241] 世にもおぞましい安倍晋三政権に漂う死臭!
     
     巨大な権力を握る恐ろしさ、おぞましさ(右は佐川宣寿氏)/(C)日刊ゲンダイ


世にもおぞましい安倍晋三政権に漂う死臭!
http://85280384.at.webry.info/201803/article_204.html
2018/03/17 20:20 半歩前へ

▼世にもおぞましい安倍晋三政権に漂う死臭!

 「また財務省で自殺者 世にもおぞましい政権に漂う死臭」とオドロオドロシイ見出しを付けて日刊ゲンダイが安倍政権の「異常」を伝えた。

 政権に逆らえば前文科事務次官の前川喜平のように、ありもしないことをデッチ上げられて「悪党」扱い。言うことを聞いて、ウソをつき通せば国税庁長官の佐川宣寿のように「栄転」させる。

 日刊ゲンダイは「自殺した男性は、安倍夫妻の犠牲になったようなものだ。安倍夫妻が森友問題を引き起こさなければ、決裁書を書き換える必要も、自殺する必要もなかった」と憤った。 (敬称略)

**********************
 
 やっぱり“汚れ役”を押しつけられていたのか。死を選ぶ直前まで「なぜ自分が」と無念だったに違いない。

 3月7日、自宅マンションでクビを吊り、自ら命を絶った近畿財務局の男性職員(享年54)。彼が残していたメモの中身が明らかになった。

 近畿財務局で国有財産を扱う部署に所属していた男性職員は、森友問題の“決裁書”の改ざんを上から命じられていたらしい。

 残されたメモには、<このままでは自分1人の責任にされてしまう 冷たい><勝手にやったのではなく財務省からの指示があった><決裁文書の調書の部分が詳しすぎると言われ上司に書き直させられた>などと書かれていたという。

 男性職員は昨年夏から心と体を壊し、休職していた。久しぶりに登庁した当日、神戸市内の自宅で自殺してしまった。

 親族によると、男性は<誠実で正義感が強く、愚痴や人の悪口を言わない人だった>という。文句ひとつ口にしない性格だったために“公文書偽造”という犯罪行為を押しつけられてしまったのだろう。

 昨年8月、親族に<自分の中の常識が壊れてしまった>と電話で吐露したそうだ。

 自殺した男性は、安倍夫妻の犠牲になったようなものだ。

 安倍夫妻が「森友問題」を引き起こさなければ、決裁書を書き換える必要も、自殺する必要もなかったからだ。

 自民党のベテラン議員は、「権力のはざまで苦悩している人がいる。現場に権力が苦悩を与えているなんて、もっともやってはいけないことなんだ」と語った。

 信じられないのは、安倍晋三が男性職員の死を歯牙にもかけていないように見えることだ。お悔やみの言葉ひとつ発していない。

 昭恵にいたっては、男性職員の自殺が明らかになった当日、フェイスブックに「昨年に引き続きHAPPY WOMANのイベントに参加しました!」と、笑顔いっぱいの写真を投稿。これでは男性職員は浮かばれないだろう。

 実は、自殺したのは、この職員だけではない。財務省本省の理財局に勤務していた職員も今年1月、自ら命を絶っていたことが分かった。さらに、もうひとり、財務省の職員が自殺未遂している、という情報も飛び交っている。

 振り返ってみれば、安倍晋三の後ろは死屍累々である。

 第1次政権の時は、盟友だった松岡利勝農相が自殺。第2次政権以降も、消費者庁の審議官(享年52)と、内閣情報調査室の参事官(享年50)が自ら命を絶った。

 これほど、次々に自殺者が出る政権はかつてなかった。どう考えても異常である。  (以上 日刊ゲンダイ)













http://www.asyura2.com/18/senkyo241/msg/550.html

記事 [政治・選挙・NHK241] 前川喜平前次官の授業を検閲要求! 文科省の違法行為の背景に森友文書改ざん問題と同じ安倍政権への忖度(リテラ)
前川喜平前次官の授業を検閲要求! 文科省の違法行為の背景に森友文書改ざん問題と同じ安倍政権への忖度
http://lite-ra.com/2018/03/post-3880.html
2018.03.17 前川喜平の授業を検閲した文科省の背景 リテラ

     
     前川喜平・前文部科学事務次官(17年秋撮影=編集部)


 財務省の森友文書改ざん問題の裏で、文科省でもとんでもないことが起きていた。前川喜平前文科事務次官が公立中学校に講師として呼ばれたところ、文科省が名古屋市の教育委員会を通じ学校側を問い詰め、授業記録や録音データの提出まで求めた件だ。これは極めて異例のことで、教育の独立を阻害する公権力の圧力行為としか言いようがない。

 報道によれば、愛知県の公立中学校は2月、「総合的な学習の時間」の一環として前川氏を講師に招いた公開授業を行った。前川氏は「これからの日本を創るみなさんへのエール」と題し、自らの不登校経験などを元に生徒へ生きる力の大切さなどを語った。政治的な話はなかったという。

 ところが、この授業を知った文科省は、名古屋市教委に内容確認を要求。2度に渡って合計約30項目に及ぶ質問書を送りつけたというのだ。

 その内容は〈授業を行った主たる目的は何だったのか〉などと詰問し、前川氏について〈いわゆる国家公務員の天下り問題により辞職〉〈いわゆる出会い系バーを利用〉と書いた上で、〈こうした背景がある同氏について、道徳教育が行われる学校の場に、また教育課程に位置付けられた授業において、どのような判断で依頼されたのか具体的かつ詳細にご提示ください〉と連ねるというもの。前川氏への人格攻撃によって公開授業を批判し、学校側に圧力をかける狙いは明らかだが、さらに文科省は講演録や録音データの提出まで迫ったのである。

 まさに戦中の政府による検閲、思想統制を彷彿とさせるではないか。こんな介入が野放しにされれば、教育の現場が萎縮することは必至。当然、専門家からも文科省への厳しい非難が相次いだ。

 たとえば日本教育学会会長の広田照幸・日本大学教授はNHKの取材に対し「明確な法律違反の疑いもないまま授業内容にここまで質問するのは明らかに行き過ぎだ」「国があら探しするような調査をかけることは教育の不当な支配にあたると解釈されてもおかしくない」と指摘。元文部官僚の寺脇研氏は、15日放送の『NEWS23』(TBS)で「教育の国家統制になっていくわけじゃないですか。その反省を基に戦後の教育が成り立っているわけだから、いわゆる役所がこれはやっちゃいけないということが壊れてきてしまっている。とにかく異常」と痛烈に批判した。

 その通りとしか言いようがない。この問題発覚を受けて林芳正文科相は、「法令に基づいた行為だった」「必要に応じて事実関係を確認するのは通常のことだ」と開き直ったが、録音データの提出まで求める介入が「通常」でもなんでもないのはもちろん、この一件は法律や憲法に抵触する可能性が高い。

■自民改憲案でも政治権力の教育介入が容易に! 思想統制を強める安倍政権

 事実、教育基本法第16条では〈教育は、不当な支配に服することなく〉と明記されており、国側は個別の教育内容に踏み込まないのが原則だ。また、言うまでもなく憲法21条では〈検閲は、これをしてはならない〉と定められている。今回の前川氏の公開授業に対する政府側の詰問及び録音データ等の提出要求は、どう考えても教育を不当に支配しようという意図で行われた検閲に他ならず、行政による違法・違憲行為と断じざるを得ない。

 一方で、安倍政権がいま、教育の独立を破壊しようと躍起になっている事実にも目を向ける必要がある。

 実際、先月、自民党の憲法改正推進本部が大筋合意した改憲条文案では、現行憲法26条1項及び2項の「教育を受ける国民の権利」と「受けさせる国側の義務」に足して、〈国〉を主語とした〈教育環境の整備に努めなければならない〉なる第3項を新設した。一見、なんてことのない国の努力規定のように見えるが、騙されてはいけない。

 実は、自民党案が加えた26条3項には、教育環境整備の趣旨として、〈国の未来を切り拓く上で極めて重要な役割を担う〉と記されている。少なくとも政府が「国の未来を切り拓く」なる建前で個別の教育へ介入できるという、危険な仕掛けになっているのだ。

 さらに、ここで謳われている国側の義務は“国益”を鑑みた教育環境の整備義務と解釈できることから、いわゆる「後法は前法を優越する」の原則を曲解して第23条の「学問の自由」までもが空文化する懸念もある。いずれにせよ、戦争の反省から国による介入を制限したこれまでの教育関連法の根底を覆す、極めて危うい改憲案と言わざるを得ないだろう。

 また、安倍政権といえば道徳の教科化などによる愛国的精神の強制はもちろん、具体的な教育への介入、監視・検閲の強化も明るみに出ている。たとえば、私立学校の歴史教科書の採択にあたっては、複数自民党政治家が「なぜあの教科書を採択したのか」と問い合わせて圧力をかけていたことが露呈。さらに、自民党がホームページで「子供たちを戦場に送るな」と言う教員を取り締まる“密告フォーム”を設置していたことも大きな問題となった。

■背景には財務省公文書改ざん問題と酷似した構造、疑われる官邸の関与

 そうしたこれまでの政府・自民党の動向を考えれば、今回の前川氏の公開授業に対する圧力もまた、安倍政権が目論む教育統制の延長線上と見るのが妥当だろう。

 しかも、もう一つ気になるのは、この文科省の教育介入事件に、例の財務省公文書改ざん問題とよく似た構造が見え隠れすることだ。

 まず、今回の文科省の圧力行為には、当の省内にも戸惑いが広がっているという。本日の毎日新聞は「講師の人となりが気に入らないから調査するのはやり過ぎだ」(中堅職員)、「これが当たり前になると、教育行政がおかしくなる」(別の中堅職員)という懸念の声を伝えた。

 そして、16日に行われた野党6党による合同ヒアリングでは、文科省側は「政治家の関与はあったのか」「公安調査庁や首相官邸は絡んでいなかったのか」と問いただされたが、「確認する」としただけで否定しなかった。

 繰り返すが、文科省が違法性のない個別の授業に対し、講師を個人攻撃し、学校側に録音データまで出させようとしたのは異例であり異常だ。文科省側は、初等中等教育局長までの判断で質問し、その後に大臣らへ報告したと言っているが、こんな問題化することが明らかな圧力行為を、教育局長クラスまでの判断で勝手に行うはずがない。

 その背後には、加計学園問題で政府を告発した前川前事務次官に対する、官邸側の報復的見せしめ、そして、学校側に対し「前川のような人物に授業させるとどうなるかわかるな」という恫喝のメッセージがあったと考えるのが自然だ。しかし、名古屋市教育委員会が服従しなかったことで問題が早々に発覚し、あわてて、文科省の役人にすべてを押し付けようとしている。そんなところではないのか。

 昨年、前川氏は国会で加計問題について「行政がゆがめられた」と断じたが、その政治的としか思えない“歪み”が、この一年あまり、各省庁で次々と顕在化している。防衛省の自衛隊日報問題、厚労省の裁量労働制データ問題、財務省の森友文書改ざん問題、そして文科省の授業検閲圧力問題……。いずれも人々の生活や生命を脅かす深刻な事案である。これらすべてが、安倍政権下で噴出したという事実を有権者は重く受け止めるべきだ。

 今回の文科省検閲事件にあたっても、官邸や政治家の関与があったかどうか、徹底追及は絶対不可欠。国会も真相究明に全力をあげる必要がある。

(編集部)



























http://www.asyura2.com/18/senkyo241/msg/551.html

記事 [政治・選挙・NHK241] 特捜部は背任罪・虚偽公文書作成罪での立件急げ(植草一秀の『知られざる真実』)
特捜部は背任罪・虚偽公文書作成罪での立件急げ
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2018/03/post-754f.html
2018年3月17日 植草一秀の『知られざる真実』


「もういい加減にしろ!安倍政権」
https://goo.gl/CijUiz

と多くの主権者が判断している。

森友疑惑は安倍首相夫妻の近親者であった籠池泰典氏夫妻が経営する森友学園に時価10億円相当の国有地が実質200万円で払い下げられた国有地不正払下げ疑惑事案である。

政府は地下埋設物処理費用として8億円以上の金額を値引いたが、この値引き額算定に不正があったことが立証されつつある。

当該国有地の1945年ころの航空写真と国有地が払い下げられた時点と同じ状況である2007年時点の航空写真を比較すると、この国有地の地下埋設物の賦存状況を推察できる。

「航空写真で確認するアベ友事案国有地の深層」
https://goo.gl/QJLRfU





当該国有地のごく一部が、第2次大戦直後には池の態様であった。

したがって、この部分には何らかの埋設物が存在している可能性がある。

しかし、当該国有地の大半の部分は、この時点ですでに更地になっており、地中深くに埋設物が埋め立てられている可能性は低い。

会計検査院の検査では、国有地売却に際して8億円超の大幅値引きの根拠となった地中ごみの処分量が、最大7割も過大に算定されていた可能性が示された。

2016年春に行われた学園側と財務、国土交通両省との協議の詳細を明らかにする音声データの存在が確認されているが、この音声データでは、国が過大な埋設物処理費用を計上するための「誘導」を行っていたことが明らかになっている。

東京新聞報道をベースに経緯を検証してみよう。

音声データからは、地中ごみが地下3メートルより下からはほとんど出ていないにもかかわらず、地下9メートルまで「混在している」という形にまとめる方向に、国側が議論を誘導したことが判明する。

国側が「3メートルまで掘ると、その下からごみが出てきたと理解している」と発言したのに対して、工事業者が「ちょっと待ってください。3メートル下から出てきたかどうかは分からない。断言できない。確定した情報として伝えることはできない」と述べているのだ。

これに対して国側が、「資料を調整する中でどう整理するか協議させてほしい」と要請すると、工事業者は「虚偽を言うつもりはないので事実だけを伝える。ただ、事実を伝えることが学園さんの土地(価格)を下げることに反するなら、そちらに合わせることはやぶさかでない」と主張している。

森友側の代理人弁護士は、「そちら(国)側から頼まれてこちらが虚偽の報告をして、後で手のひら返されて『だまされた』と言われたら目も当てられない」と懸念。工事業者は「3メートル下からはそんなに出てきていないんじゃないかな」と付け加えたのである。

つまり、3メートルよりも深い箇所からゴミは出てきていないが、財務局側が、3〜9メートルの深さにもゴミが混在していたことにして埋設物処理費用の算定=かさ上げを行おうとしたことが裏付けられているのだ。

国側が「言い方としては『混在』と、『九メートルまでの範囲』で」と提案したのに対して、工事業者は「九メートルというのはちょっと分からない」と難色を示した。

これに対して、国側が「虚偽にならないように、『混在している』と。ある程度、3メートル超もある。全部じゃないということ」と説得し、工事業者がようやく「あると思う」と同意し、国側が「そんなところにポイントを絞りたい」と決着させたのである。

つまり、本来は国有地を高い価格で売却しなければならない財務局側が、無理やり譲渡価格を引き下げるための説得をしているのだ

近畿財務局の池田靖国有財産統括官は「私ども以前から申し上げているのは、『有益費』の1億3000万円という数字を国費として払っているので、その分の金額ぐらいは少なくとも売り払い価格は出てくると、そこは何とかご理解いただきたい」と提示。

これに対して籠池理事長は、「1億3000万円がうんぬんというよりも、ぐーんと下げていかなあかんよ」と詰め寄る

これに対して、池田国有財産統括官は「理事長がおっしゃる0円に近い金額まで、私はできるだけ努力する作業を、いま、やっています。だけど1億3000万円を下回る金額にはなりません」と答えたのだ。

そして、最終的に決定された売却価格は1億3200万円だった。

国が支払う1億3200万円を差し引くと、ゼロに近い200万円ということになった。

近畿財務局および財務省は、財政法9条に反して、国有財産を不当に低い価格で譲渡する行動を取ったということになる。だから、「背任」の罪で刑事告発されているのである。

そして、今回判明した公文書改ざんは、元の公文書正本があるなかで、起案日、決済日、文書番号が同じである、重要事項を抹消した「虚偽の」公文書を作成したというものである。

この「虚偽の」公文書を作成した者が「虚偽公文書作成罪」を問われることは当然である。

この件についての刑事告発も行われた。

虚偽公文書作成罪は懲役1年から10年の罰則を伴う重大犯罪である。

この重大犯罪に安倍首相自身が関与している可能性が浮上している。

この問題が核心に迫るなかで、野党陣営は、安倍昭恵氏の証人喚問実現にターゲットを絞った対応を示すべきである。

佐川宣寿氏はいずれ虚偽公文書作成罪で立件されることになるだろう。

しかし、より重大な問題は、一連の国有地激安払い下げという背任事件が、安倍首相夫妻の関与の下に発生した事案である疑いが濃厚であることだ。

したがって、問題を決着させるには、安倍昭恵氏の証人喚問を避けて通れない。

「国有地払い下げに安倍昭恵氏が関わっていないことは明らか」というのは、安倍首相が述べているだけのことで、ほとんどすべての主権者は、安倍昭恵氏が関与して国有地の不正払下げが実行されたと判断している。

野党は結束して、安倍昭恵氏喚問を必ず獲得しなければならない。




http://www.asyura2.com/18/senkyo241/msg/552.html

記事 [政治・選挙・NHK241] 忖度と安倍の罪状
忖度とは、他人の心情を推し量ること、また、推し量って相手に配慮することである
企業活動においても、いい意味の忖度とは、上司から具体的に指示されなくても上司の意を汲み成果を上げる事である。
一方、此れも良くある事であるが、上司におべっかを使うために上司の気に入るようにふるまうことも多い。
今回の森友学園問題での、忖度は、後の方に当たるが、形式的な忖度ではなく、実際に国有財産を横領した罪が発生している。
また、その忖度を財務省が組織を上げてやっているのも特徴であり、さらに悪いことは忖度した相手の立場を守る為に公文書の改竄と言う民主主義の根底に関する犯罪をやった事である。

これに対して忖度させた方の責任はないのか、と言う事が問題になってくる。
今までのところでは、麻生、安倍が言う、財務省が勝手に忖度したと言い逃れることが出来る。
道義的責任はともかくとして。
これを覆すには谷秘書官のFAX及びメールの内容如何による。
また、別のトンデモない文書が出て来るかもしれない。
もう一つは、財務省文書の改竄を、官邸側が指図した証拠を出すことである。
忖度を強要したとなれば、はなしが違ってくる。
国有財産横領罪であり、公文書偽造の主犯である。

これがこれからの国会における闘争となるであろう。
出来れば佐川が、明確に、何時、誰から公文書の改竄を指示されたと言ってもらいたいが、指示はされていないかも知れない。
直接的な文言でなくても、それを匂わせる様な言葉があったのではないか。
証拠が無くても、言ってもらいたいもの。
麻生、安部の糾弾は必ずしも法令にのみよるものではない。

忖度について事例を挙げて説明しておこう。
世界の歴史を学ぶと、それは日本特有の文化ではなくリーダーの資質に起因する世界共通の現象だと分かる。忖度やゴマすりは、それをよしとするリーダーがいなければ行われない。上に立つ者が理路整然としていて、手厳しい指摘や忠告を受け止める度量さえ持っていれば、忖度など存在するはずがないのだ。

 示唆に富むのは、7世紀の中国を率いた2人の皇帝だ。隋の煬帝と唐の李世民(太宗)。同じ一族で、ともに肉親を殺害して皇位に就いた2代目という共通項があるが、リーダーとしての在り方はまるで違った。

 権力を思うがままに振るって国を滅ぼした煬帝に対し、李世民は権力の怖さを熟知し、その行使に極めて慎重だった。有能な人材を登用するとともに的確な忠告をしてくる部下を複数身近に置き、厳しい批判や指摘にも耳を傾けた。「貞観の治」と呼ばれる理想の統治は、李世民がつくり上げた自己を律する仕組みの上に成り立っていた。

 歴史上の優れたリーダーに共通するのは、権力や権限に対する感覚の鋭さだ。その感覚が鈍いと、自分はなんでもできると思い込むようになる。聞こえのいいことばかり言う部下を重用するので、都合のいい情報しか上がってこなくなる。結果として裸の王様となり、統率力を失ってしまう。

財務省に、今回の様な忖度をさせた事は、ひとえに麻生、安倍の出来の悪さ。
否、
忖度を強要したとなれば、立派な刑事犯罪。


(忖度させた罪)

 安倍晋三は「私や妻が関与していたら総理大臣も議員も辞める」と豪語しました。

 そして妻がお付きの方に指示し、報告を受けたことはファックスでも明らかですし、そこから忖度が始まりました。否定しても、すっかり関与しているのです。

それ以前に、
逆に官僚や役人は、権力者に評価されたくて、媚びを売ることになります。

 そこまで露骨ではないにしても、権力者やその周辺に関係する方の意向を何かと忖度する、便宜を図るのはその習性の現れです。

 従って、安倍晋三が何もしなくても、総理大臣夫人が名誉校長であることで廻りは勝手に忖度してしまうのです。

 ましてや、お付きの方が官邸から「安倍昭恵夫人案件」として問い合わせれば、それ以上の圧力は無く、何とかしなけらばと思うのは火を見るより明らかです。

 問い合わせを受けた財務省国有財産審査室田村室長は、「低地借地権契約延長」について1枚目のファックスで、希望に添うことが出来ないと解答しましたが、2枚目のファックスで、「一般的には工事終了時に精算払いをするのが基本でありますが、学校法人森友学園と国土交通相航空局との調整にあたり、予算措置が付き次第、返金する旨の了解があったと承知しています。平成27年度での予算措置は出来なかったけれど、平成28年度での予算措置を行う方向で調整中」という、工事費の立て替えの予算化について言及しています。

 ましてや、国交省空港局とも調整することになっており、身内の財務省近畿財務局も一役かっています。

 併せて、大阪府私学振興審議会も小学校設立について異例の認可を出しました。

 これが、総理大臣夫人安倍昭恵という肩書きの圧力です。

最期に利益誘導について考えて見よう。
利益誘導とは、政党や政治家が、政権維持や選挙における得票、政治献金など目的に、支持基盤とする地域もしくは業界(利益集団)に政策的な便宜を図ることである。公職選挙法(第221-223条)に規定される利益誘導罪は買収や供応など選挙活動での支援に対する直接的な支払い措置を禁ずるものであるのに対し、報道や政治経済分析で一般に用いられる利益誘導は、様々な政策手段を用い合法的に行われる政策措置のことである。主として公共事業や様々な規制措置を伴う。

ところが、森友学園問題もそうであるが加計学園問題でも、政治的な利益誘導ではなく安倍のお友達への利益を誘導している。
これはすなわち国家財産の横領である。
麻生、安倍は財務省職員に国有財産の横領を誘導していたのである。

刑法による糾弾も是非、して欲しいが。
法律だけが国家ではない。

民主主義とは市民の為のルールである。
市民の大半の利益に反する法律など、事例ごとに超越すれば良いのである。
ルールに胡坐をかき、不正をする権力者を糾弾するのに法令はいらない。

最期には、怒りをあらわし、吊し上げることである。
坊ちゃん育ちの麻生、安倍には市民の本当の怖さが解らない。

普通の感覚の政治屋ならば、この時点で身を引いている。
幸いにメディアも麻生、安倍を攻撃している。
市民デモも盛んに起きている。

これが市民の意志であるのだ。
麻生、安倍のクソ野郎!
法令を楯に逃げ切れると思うな!

http://www.asyura2.com/18/senkyo241/msg/553.html

記事 [政治・選挙・NHK241] 官僚は国民に奉仕するもので、権力者に奉仕するものではない。(日々雑感)
http://okitahidehito.blog.fc2.com/blog-entry-6796.html
2018/03/16

<名古屋市立の中学校で2月、文部科学省前事務次官の前川喜平氏が授業の一環で講演したことをめぐり、文科省が市教委に対し、前川氏を呼んだ狙いや講演の内容を問い合わせ、録音データの提供を求めていたことが15日、わかった。文科省が個別の学校の授業内容について調べるのは異例。

 前川氏は文科省の組織的な天下りの問題に関与したとして、昨年1月に辞任し、その後は学校法人「加計学園」の獣医学部新設などをめぐって「行政がゆがめられた」と発言している。文科省教育課程課によると、総合的な学習の時間の授業で講演したことを報道で知り、前川氏が辞任したことや「出会い系バー」の利用が報道されたことを伝えたうえで、経緯や講演内容を尋ね、録音の提供を求めるメールを市教委に送った。市教委から講演内容は伝えられたが、録音の提供はなかったという>(以上「朝日新聞」より引用)


 前川氏は文科省官僚の天下り問題で引責辞任したとはいえ、前川氏が文科事務次官当時に関わった天下りではない。文科省事務官最高位の立場上、文科省の不祥事の責任を取ったに過ぎない。

 引責辞任以後、前川氏は加計学園の今治市に獣医学部を新設する問題で、長年新設に慎重だった文科行政が突如として官邸主導で160人もの定員という大幅な獣医師養成課程増員を果たしたことを「行政が歪められた」と批判していた。

 そうした経緯もあってか、上記引用記事のように前川氏が市立中学校で講演したことに文科省が報告を求めるという異常行動を取っている。しかし前川氏は退官後ボランティアとして夜間中学で教鞭を執っている。

 幅広い文科行政の執行側も現場側も知っている人物が市立中学で講演を行うのに、いかなる不都合があるのだろうか。講演テープの提出を求めた文科省の意図が「思想調査」だったとしたら飛んでもないことだ。

 いつから日本はヒラメ官僚が順調に出世して、真っ当な行政を堅持しようとする官僚が自殺したりするようになったのだろうか。安倍自公政権が闇雲に推進した官邸主導政治の間に、日本の行政は肝心のところが壊れたようだ。

 官僚がヒラメ化して自由闊達な行政が委縮するのは権力側にとっては好都合かもしれないが、国民にとって良くない。そしてヒラメ官僚も佐川氏のように権力側に不都合となれば直ちに切り捨てられることをヒラメ官僚たちは知るべきだ。



http://www.asyura2.com/18/senkyo241/msg/554.html

記事 [政治・選挙・NHK241] 文書改ざんの本質を国民が知っていたら絶対多数の安倍政権は生まれていなかった。(かっちの言い分)
文書改ざんの本質を国民が知っていたら絶対多数の安倍政権は生まれていなかった。
かっちの言い分
http://31634308.at.webry.info/201803/article_17.html


安倍首相は、野党の要求でやっと国会を召集した日の冒頭に解散し総選挙となった。その当時、籠池氏を証人喚問し森友学園について野党から追及され、早く国会を開け、開けと要求されていた。今回のように文書改ざんをして佐川氏が嘘の答弁をしていなければ、国政選挙の結果はまるで違ったものになったはずである。つまり今の改ざんの話が噴出していれば、内閣支持率も下がり大惨敗していたかもしれない。希望の党の話があっても少なくとも今のように絶対多数で勝つことは無かった。

直近の時事通信の調査では、内閣支持率は前回から9ポイントさがり39%で、不支持が40.2%で逆転した。一方、読売新聞の調査では、内閣支持率は前回から6ポイント下がり48%(前回54%)となった。世論調査の数字は毎回読売が高い。これは安倍政権の政府広報となっているとしかいいようがない。来週の朝日、毎日などの世論調査が楽しみだ。

麻生大臣は、昨日記者に質問されていた時、朝日新聞なんて読んだことはないと述べていた。例のいつもの人を小ばかにした顔をして、朝日も偶には本当のことも当たると皮肉っぽく述べていた。麻生氏、安倍氏にとっては朝日が天敵と映っているのだろう。麻生氏、安倍氏が、愛読しているのは読売新聞なのだろう。

当時文科省事務次官を辞めたばかりの時期に、官邸が読売新聞に前川氏が出会い系バーに出入りしたことをリークしたことは有名な話である。リークした理由は前川氏が「総理の意向があった」という文書の存在について肯定的発言をしていたからだ。前川氏は安倍政権にとっては危ない存在としか映っていない。

先日、前川氏が名古屋の中学校の講演した時、文科省の課長補佐から執拗に講演内容の問い合わせがあった。その理由が正に安倍政権にとって危ない人物が教育に関与することが許せないのであろう。中学校側に、前川氏が出会い系バーに行っていて、天下り人事に関与した人物なのに、なぜ講演などさせるのだという圧力を掛けている。この圧力に毅然と対応した中学校校長は素晴らしかった。

安倍首相という人物は自分に歯向かうものは敵で容赦なく、自分になびく、もしくは自分と同じ考えのムジナは、仲間として徹底的にえこひいきや便宜を図る。自民党内でも、その性格をよーく知っているので、怖くて党内で異論の声を大きく上げない。

これから今週末を掛けて行っている各社の世論調査が出てくる。今回の文書改ざん、前川氏のネタなど各民間テレビ、さらにNHKまで詳細に報道している。これほど大々的に取り扱った例は近年にないぐらいだ。政府広報官である田崎氏もいつもの政府ヨイショ発言も出来ないぐらい次々とボロが出てくる。

これには、安倍首相が相当怒っているようだ書かれている。これから出てくる支持率は30%の前半まで低下すると予想している。30%は政権にとって黄色信号である。今後佐川氏の証人喚問もあり、これだけでは収まらない。一気に低下する可能性は十分あり得る。安倍政権の退陣が今や国民の一番の願望である。

http://www.asyura2.com/18/senkyo241/msg/555.html

記事 [政治・選挙・NHK241] (森友文書)朝日も信用できるところはある。時々当たる」・・・「泰然自若」の麻生太郎財務相、改竄疑惑を報じた朝日新聞を見直
【森友文書】朝日も信用できるところはある。時々当たる」・・・「泰然自若」の麻生太郎財務相、改竄疑惑を報じた朝日新聞を見直した?
https://gansokaiketu-jp.com/newsindex3-naiyou-4.htm#2018-03-17-%E6%A3%AE%E5%8F%8B%E6%96%87%E6%9B%B8%E3%80%81%E6%9C%9D%E6%97%A5%E3%82%82%E4%BF%A1%E7%94%A8%E3%81%A7%E3%81%8D%E3%82%8B%E3%81%A8%E3%81%93%E3%81%AF%E3%81%82%E3%82%8B%E3%80%82%E6%99%82%E3%80%85%E5%BD%93%E3%81%9F%E3%82%8B%E3%83%BB%E3%83%BB%E3%83%BB%E3%80%8C%E6%B3%B0%E7%84%B6%E8%87%AA%E8%8B%A5%E3%80%8D%E3%81%AE%E9%BA%BB%E7%94%9F%E5%A4%AA%E9%83%8E%E8%B2%A1%E5%8B%99%E7%9B%B8%E3%80%81%E6%94%B9%E7%AB%84%E7%96%91%E6%83%91%E3%82%92%E5%A0%B1%E3%81%98%E3%81%9F%E6%9C%9D%E6%97%A5%E6%96%B0%E8%81%9E%E3%82%92%E8%A6%8B%E7%9B%B4%E3%81%97%E3%81%9F%EF%BC%9F

【森友文書】
「朝日も信用できるところはある。時々当たる」 麻生太郎財務相、改竄疑惑を報じた朝日新聞を見直した?
http://www.sankei.com/politics/news/180317/plt1803170006-n1.html

麻生太郎副総理兼財務相は16日の参院予算委員会で、学校法人「森友学園」への国有地売却に絡む決裁文書改竄の疑惑を最初に報じた朝日新聞について「朝日も信用できるところはある。めったに読んだことのない新聞だからよく分からないが、時々当たることもあるのだと思う」と述べた。

 立憲民主党の川田龍平氏の「今は(改竄に関与した)理財局長より朝日新聞を信用するか」との質問に答えた。麻生氏は9日の記者会見では、改竄問題について同種の質問を繰り返す朝日新聞記者にいらだち、「朝日新聞の取材能力のレベルが分かるな」と吐き捨てていた。

 川田氏が「理財局にだまされたと認めるのか」と質問すると、麻生氏は「状況証拠としてはそう言われるというのは、認めざるを得ない」

http://www.asyura2.com/18/senkyo241/msg/556.html

記事 [政治・選挙・NHK241] ”明恵隠し”で墓穴を掘ったのは安倍さんと小池晃!  



”明恵隠し”で墓穴を掘ったのは安倍さんと小池晃!
http://85280384.at.webry.info/201803/article_207.html
2018/03/17 22:05 半歩前へ

▼”明恵隠し”で墓穴を掘ったのは安倍さんと小池晃!

 共産党の小池晃書記局長は17日、学校法人「森友学園」への国有地売却に関する財務省決裁文書改ざんに関し、安倍晋三首相が自身と妻昭恵氏の国有地取引への関与を否定した国会答弁が引き金になったとの見方を示し、「妻の関与を隠すための改ざんではないか。墓穴を掘ったのは安倍さんだ」と指摘した。東京都内での街頭演説で語った。

 小池氏は、財務省の太田充理財局長が改ざんに関し「政府全体の答弁は気にしていた」と発言したことを取り上げ、「(首相答弁の)影響があったと認めたことになるのではないか。首相案件であることを隠蔽(いんぺい)するために改ざんが始まったことは間違いない」と断じた。  (以上  時事通信)


2018.03.16「#0316森友公文書改ざん…官邸前大抗議行動」: 小池 晃 参議院議員 (日本共産党)【7/12】



































http://www.asyura2.com/18/senkyo241/msg/557.html

   

▲このページのTOPへ      ★阿修羅♪ > アーカイブ > 2018年3月

★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/  since 1995
 題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
掲示板,MLを含むこのサイトすべての
一切の引用、転載、リンクを許可いたします。確認メールは不要です。
引用元リンクを表示してください。