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2019年3月03日00時16分 〜
記事 [政治・選挙・NHK258] 政治・選挙・NHK258を起動しました
政治・選挙・NHK258を起動しました

旧板はこちら
http://www.asyura2.com/19/senkyo257/index.html

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http://www.asyura2.com/19/senkyo258/msg/101.html
記事 [政治・選挙・NHK258] 政治屋の知恵者が沖縄県民のために登場する時がきた 井筒和幸の「怒怒哀楽」劇場(日刊ゲンダイ)
     


元気な昭和を作った田中角栄の伝記なら最高傑作になるかも 井筒和幸の「怒怒哀楽」劇場
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/248558
2019/03/02 日刊ゲンダイ ※タイトルは紙面による

 沖縄の人たちはほんとに哀れだ。県民投票で「辺野古埋め立て反対」票が大多数だったのに、アベ政府は「真摯に受け止めます」と言ったきり、工事は中止されず続いている。あの日本一危ない普天間飛行場の返還、運用を停止させるために本当にあの青い海際に、代わりの基地を造らないと米軍はやっていけないのか? 不思議でならない。誰か知恵のある人間が出てこないのか。今からでも遅くないし、別の代替計画案ぐらい出ないのかと思う。アベ君よ、真摯に受け止めたなら聞き流さないで真摯に考え直したらどうだ。思うにこの将来、北朝鮮軍はもうソウルに攻め入らないだろうし、尖閣諸島に中国軍だって上陸してくるかな? 南海のどこか離島に基地ぐらい造れないのか。今こそ、政治屋の知恵者が沖縄県民のために登場する時が来たんじゃないのか。

 楽しい映画の話を。米軍基地の行く末より、先日、発表されたアカデミー賞の行方の予想はすぐ出来た。最高の栄誉である「作品賞」は絶対にこれだと予想したとおり、「グリーンブック」という深刻だが心地良い感動作が選ばれた。1960年代アメリカ南部の激しい黒人差別を前に、冴えたエスプリに満ちたロードムービーだ。白人・黒人・メキシコ移民、人種が混在するトランプ時代にこそうってつけの秀作。「最近は作品賞は小粒になって、授賞式も派手さがなく興ざめ」などと言うバカ評論家がいるが、映画に小粒も大粒もないぞ。20年前の作品賞「タイタニック」なんて大粒の大ざっぱもいいとこ。北大西洋の大海が舞台なのに波も静かで、スジも幼稚な古くさい恋愛話でカスっていた。あんなのが衆愚の心をほんとに掴んでいたのか、疑わしかった。

 作品賞にノミネートされた中で、「ブラック・クランズマン」という、スパイク・リー監督の白人至上主義集団「KKK」に入団する黒人刑事の話も現代アメリカにはもっと刺激的だろうし、「バイス」という題名からして皮肉な、ブッシュ大統領の下で「副」として裏で政府を操っていた悪名高きチェイニー副大統領が主人公の映画まであり、バットマン役のクリスチャン・ベールが20キロも太って演じたというから、笑わせてくれる。

 ならば、日本の政治家映画もありかと空想してみた。まっ先に浮かんだのは「数は力、力は金だ」や「私は小学校卒業だ。しかし仕事のコツは分かってる」と豪語した田中角栄だ。40年前のロッキード事件も知らない若者の時代だが、田中首相こそ元気な昭和をつくった代表者だ。この政治屋の伝記は最高傑作になるかもしれない。よっし、明日から画策しよう。彼がアメリカに潰されたのなら、アカデミー外国賞で乗りこんでやるかと夢想した。



井筒和幸 映画監督
1952年12月13日、奈良県出身。県立奈良高校在学中から映画製作を始める。75年にピンク映画で監督デビューを果たし、「岸和田少年愚連隊」(96年)と「パッチギ!」(04年)では「ブルーリボン最優秀作品賞」を受賞。歯に衣着せぬ物言いがバラエティ番組でも人気を博し、現在は週刊誌やラジオでご意見番としても活躍中。








http://www.asyura2.com/19/senkyo258/msg/102.html

記事 [政治・選挙・NHK258] 東京五輪招致・贈収賄疑惑、JOC竹田会長の関与めぐり職員が証言…森喜朗氏リーク説も(Business Journal)
東京五輪招致・贈収賄疑惑、JOC竹田会長の関与めぐり職員が証言…森喜朗氏リーク説も
https://biz-journal.jp/2019/03/post_26912.html
2019.03.02 文=中村俊明/スポーツジャーナリスト Business Journal


JOC会長・竹田恆和氏(写真:ロイター/アフロ)


「竹田さんの性格を一言で表すなら、“おぼっちゃん”ですね。職員を叱責したり、感情をあらわにしたりするようなところもない。育ちが良いためなのでしょうが、仕事をガツガツという印象も受けません。基本的には“下に任せている”というスタンスで、本当に今回の贈収賄事件の実務的なことは知らなかったと思いますよ。だから、竹田さんの会見の内容に嘘はないと思います。ただ、仕事ができるタイプでもなかったのは間違いないですね。良くも悪くも、会長という立ち位置を与えられた“お飾り”的な方ですね」

 これは、日本オリンピック委員会(JOC)職員によるJOC会長・竹田恆和氏の人物評である。

 東京五輪の招致活動をめぐる不正疑惑の渦中にある男は今、岐路に立たされているのかもしれない。

 竹田氏には、東京への五輪招致が決まる直前、日本円に換算して2億3000万円もの贈収賄事件に関与したとの容疑がかかっており、現在もフランス当局の捜査は進行中だ。

 1月15日に行われた記者会見では、記者に一切質問させずに退出したことが大きな話題になったが、そこで竹田氏は以下のような弁明を行っている。

「私自身は契約に関し、いかなる意思決定プロセスにも関与していない。最後に書類に押印しただけだ」

 だが、この発言に関しては懐疑的な声もある。職務放棄とも取れるこの発言について、組織の長としての責任や資質を疑う声が各メデイアで報じられたことにも妥当性があるといえるだろう。もっとも、竹田氏を知るJOC職員の発言からは、竹田氏のビジネスパーソンとしての基本的なスタンスも見えてくる。

「竹田さんは派閥を好む方で、自分の味方側なのか、敵側なのかという嗅覚が敏感です。それはマスコミ対応に関しても同様です。定期的に新聞社やテレビ局といったマスコミとの食事会をしていましたが、側近には『あの社は好意的だ』『あそこはダメだ』とこぼしていました。IOCの中でも、自分側の人間のことは、わかりやすく可愛がっていましたが、それでも反対派を露骨に不遇にするということはありませんでした。だから、JOCの中での会長評は、実はすこぶる良いんですね。内弁慶というか、内部からの評判は良いけれど、外には敵も多いというところでしょうか」(JOC職員)

■石原慎太郎元都知事&森喜朗元首相と対立

 そんな竹田氏の歯車が狂ったのは、ある出来事がキッカケだったという。それは、2016年の五輪招致の失敗にあるという。俗に言う「2016年東京オリンピック構想」だ。

 08年に行われたIOC理事会の第1次選考では、東京・マドリード・シカゴ・リオデジャネイロの4都市のなかで、東京はトップの評価を得ていた。ところが翌09年の第2次選考では、まさかの最低票に終わっている。

「それまでの竹田さんは、これといって失敗らしい失敗をしてこなかった。旧皇族という家柄の良さもあり、誰も竹田さんには意見を言いにくい雰囲気もあったと思います。ただ、石原慎太郎元東京都知事が中心となった五輪招致の際に、招致委員会副会長としての器が問われる結果となった。悪いほうにおぼっちゃま気質というか、事なかれ主義が出たかたちです。ガツガツと他国の代表と渡り合える器量がなかったと判断され、石原氏の怒りが爆発して、かなり厳しく叱責を受けたんです。それ以降、しばらく竹田さんはふさぎ込みがちになり、性格も以前より暗くなってしまったほどです」(前出・JOC職員)

 今回の贈収賄疑惑に関しても、前回の招致失敗を繰り返さないために先手を打ったという見方もできる。「東京五輪開催は、竹田さんの地道なロビー活動が実を結んだ面もある。だから同情の余地もあると思うんです」という、JOC職員の声にも少し納得できる部分があるのかもしれない。

 ただ、石原氏の叱責により、森喜朗・東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会会長との関係も悪化していくことになる。16年招致の際のトップである石原氏と昵懇だった森氏が、竹田氏に“無能”の烙印を押すのは必然だったのかもしれない。全国紙運動部記者はこう話す。

「招致委員会の全理事が全員退任したのに、竹田さんがJOCの会長を続けていたのも、石原さんは気に食わなかったようです。竹田さんがIOC委員に就任するなど、出世したことも面白くなかった。もともとソリが合わなかった竹田さんと、石原・森ラインは前回の招致失敗から修復できないほどの溝ができてしまった。竹田さんは竹田さんで、前回の失敗の責任を自分に押し付けた石原さんと森さんに対して相当強い恨みがありますから」

 さらに、今回の贈収賄の不祥事も、アンチ竹田サイドから出てきたという声もあるという。

「そもそも、今回の一連の贈収賄事件をリークしたのは、森氏サイドという見方が強くあります。森氏が竹田氏を潰すために、仲のよい記者にスクープを“抜かせた”ということです。タイミング的にも、カルロス・ゴーン日産自動車前会長の逮捕と重なり、世間的にも『フランス政府からの報復では』という印象を想起させやすかった。森氏の思惑と異なったのは、世間には思ったほど竹田氏に対して厳しい反応がなかったことではないでしょうか」(前出・全国紙運動部記者)

 一連の不祥事で孤立無援状態の竹田氏は、20年の東京五輪をJOC会長として迎えることができるのか。いずれにしても、一刻も早い真相の解明が待たれる。

(文=中村俊明/スポーツジャーナリスト)










http://www.asyura2.com/19/senkyo258/msg/103.html

記事 [政治・選挙・NHK258] 東京新聞の望月衣塑子記者を助けたい。中2の女子生徒がたった1人で署名活動に取り組んだ理由とは(ハフポスト)
東京新聞の望月衣塑子記者を助けたい。中2の女子生徒がたった1人で署名活動に取り組んだ理由とは
女子生徒は、かつての自分と望月記者を重ね合わせていた
https://www.huffingtonpost.jp/entry/isoko-mochizuki-signature-campaign_jp_5c7a1ea7e4b0e1f77651aefc
2019年03月02日 16時22分 JST 関根和弘 ハフポスト日本版ニュースエディター/うさぎ好き



東京新聞の望月衣塑子記者を支援する署名を呼びかける「Change.org」のページ

官房長官会見での質問をめぐって首相官邸側から問題視されている東京新聞の望月衣塑子(いそこ)記者を支援しようと、1人の女子中学生が立ち上がった。

望月記者の質問を制限しないよう官邸側に求めるインターネットの署名運動を2月に開始。活動を終えた2月28日までに、1万7000人を超える賛同者を集めた。

なぜ中学生は活動することを決意したのか。本人に聞いた。


時事通信社 記者会見で挙手する東京新聞の望月衣塑子記者(左手前)を指す菅義偉官房長官=2017年7月4日、首相官邸

「特定の記者の質問を制限する言論統制をしないで下さい」──。2月5日、インターネットの署名活動サイト「Change.org」に、そんな文言のキャンペーンが現れた。

特定の記者とは、東京新聞の望月記者のこと。菅義偉官房長官の記者会見で厳しく質問し続ける望月記者に対し、首相官邸側は「未確定な事実や推測に基づく質問」などと度々抗議してきた。

官邸は2018年12月、沖縄県のアメリカ軍普天間飛行場を県内の辺野古沖に移設する工事をめぐる望月記者の質問を問題視。「事実誤認がある」として、官邸を担当する記者クラブ「内閣記者会」に対し、「問題意識の共有をお願いする」などと文書で申し入れた。

一方、実際の会見でも司会を務める官邸の報道室長が望月記者の質問中、数秒おきに「簡潔にお願いします」などと妨害とも受け取れる行為を繰り返すなどした。

東京都に住む中学2年の女子生徒(14)は、こうしたことをテレビのニュース番組で知ったり、官房長官会見の様子をインターネットの動画で見たりした。

「これでは単なるいじめと変わらない。もう見ていられない」。女子生徒はそう思い、ネットで知ったChange.orgを使って賛同者を集めることにした。

望月記者の問題が「他人事」に思えなかったことには訳がある。自身も小学生のころ、いじめられた経験があるからだ。

「私は口数の少ないタイプで、小学生のころ、人から物事を強引に進められても断れなかったことがありました。あと言葉による暴力を受けたこともあります」

かつての自分と望月記者が重なり、いてもたってもいられなくなった。Change.orgはネットで探し当て、母親の助けを借りて署名を募った。

「娘と一緒に会見の動画やニュースを見ていたんですが、望月記者に対する『妨害』がだんだんひどくなり、娘も署名を集めたくなったようです」。母親はそう打ち明ける。

ただ、誹謗中傷や嫌がらせを恐れ、「山本あすか」と仮名を使った。「安倍政権のサポーターからの攻撃は正直、怖いです」

署名集めの最中、望月記者からTwitterのダイレクトメッセージを受け取った。「ありがとう。中学生が頑張るのは心苦しい。大人が頑張るから大丈夫だよ」。中学生の自分を心配してくれていることはありがたかったが、納得できなかった。

「私はずっといじめをなくしたいと思っています。国の上のほうのことだけど、こんなこと許したら普通の人ももっと自由に発言できなくなると思って。中学生でも無関心ではいられませんでした」

当初の予定より延長し、2月いっぱいまで署名を集め続けた。





2月26日。菅官房長官は記者会見で、望月記者から「この会見はいったい何のための場だと思っていらっしゃるんでしょうか」などと会見の意義について問われ、「あなたに答える必要はありません」と突っぱねた(リンク先の動画8分36秒ごろのやり取り)。


時事通信社 記者会見する菅義偉官房長官=2月26日、首相官邸

女子生徒は望月記者に対する「圧力」が続いていることに、さらに不安を募らせているという。

集めた署名は印刷するか電子データにして、首相官邸と記者クラブ双方に届けたいとしている。


















































http://www.asyura2.com/19/senkyo258/msg/104.html

記事 [政治・選挙・NHK258] 国民民主党・玉木雄一郎代表「政権を倒すには野党がまとまるしかない」(日刊ゲンダイ)
   






国民民主党・玉木雄一郎代表「野党がまとまるしかない」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/248651
2019/03/03 日刊ゲンダイ ※タイトルは紙面による


野党批判にひるまない(C)日刊ゲンダイ

 来年度予算案は2日未明に衆院を通過。年度内の成立が確定したが、予算委員会の審議で際立ったのが、安倍政権のデタラメぶりだ。数の力におごって議論を軽視し、不都合な事実は隠蔽する。こういう悪辣政権に、野党はどう対峙していくのか。国民民主党の玉木雄一郎代表に話を聞いた。

 ◇  ◇  ◇

 予算審議で明らかになってきたのは、国民生活の実態は悪くなっているのに、統計をいじって「良くなった」と見せかける国家的隠蔽工作です。

 ところが、与党の閣僚は聞いたことにマトモに答えず、聞いてもいないことを長々と話す。資料やデータを出さず、出てきたと思ったら間違っていたり改ざんされていたりする。これでは議論が成り立ちません。

 例えば、毎月勤労統計の問題。

 昨年の実質賃金は明らかに下がっていて、われわれの計算では「マイナス0.3」なのに、「プラス0.2」と言い張っている。アベノミクスの6年間で実質賃金が対前年度プラスになったのは、2016年だけですよ。国民生活が悪くなっていることを認めて、改善策を考える必要があるのに、表面だけ糊塗して経済政策がうまくいっているフリをする。

 安倍首相はよく「総雇用者所得は増えている」「家庭の金融資産も増えている」と自慢しますが、ものすごい金持ちがいれば、合計や平均値はハネ上がります。99人いたら50番目の「中央値」に着目しなければいけない。格差が広がっていることが問題なのに、いつも合計や平均値の話ばかりで、一人一人の生活の現実に目を向けようとしないのです。

 それどころか、あまねく集めた税金を所得の高い人に振り分けるという、ワケのわからない再配分をするわけです。消費増税時の軽減税率も、所得の高い人ほど恩恵を受ける。約1兆円の軽減分のうち、低所得者層に還元されるのは全体の11%程度で、9割が中高所得者向けです。

 増税分の使いみちでも、所得1500万円の層は増税による負担増が年間およそ7万円に対し、幼児教育の無償化で66万円もの減免メリットを受ける計算です。一方で、所得が260万円以下の層は1万5000円くらいのメリットしかありません。車や住宅購入の支援策も金持ち優遇策でしかない。

 安倍政権では権力に近い人やお金持ちだけがいい思いをし、庶民は負担ばかりを押し付けられる。そういう金持ち優遇政治で本当にいいのでしょうか。今、必要なのは米国追従から脱却して日本を守り、一般庶民の生活を豊かにする政治です。国民のための政治、家計ファーストの経済政策に変えなければなりません。

 そのためには、やはり野党がまとまるしかない。今、国会で自由党と統一会派を組んだのは最初の一歩。合併に向けて、丁寧に進めているところです。他の野党ともいろんなルートで話をしている。本気で政権を倒そうと思ったら、自公政権に代わる選択肢を示さないとダメだ。民主党政権の反省はもちろん必要ですが、国民の生活を良くするという大きな目標のもとに結集する。野合批判にひるんで躊躇している場合ではありません。







http://www.asyura2.com/19/senkyo258/msg/105.html

記事 [政治・選挙・NHK258] 「鈍感!」に「卑怯だ!」テレビ中継後の異例国会バトル 自衛官の子「パパは憲法違反?」めぐり非難の応酬(フジテレビ)
「「鈍感!」に「卑怯だ!」テレビ中継後の異例国会バトル 自衛官の子「パパは憲法違反?」めぐり非難の応酬
3/1(金) 18:03配信 FNN PRIME

・テレビ中継終了後の国会で異例の与野党応酬
2月28日、来年度予算案の採決を翌日に控えた衆院予算委員会。はじめの5時間は安倍首相が出席しての集中審議で全国にテレビ中継されたが、中継が終わった後の一般質疑で、与党議員による激しい野党議員批判と、それに対する猛反論という、あまり見ない強烈な場面があった。発端は2月13日の予算委での立憲民主党の本多平直議員と安倍首相の質疑だ。

・発端となった安倍首相「パパは憲法違反?」問答とは
この13日の質疑で本多議員は、安倍首相が講演で憲法9条に自衛隊を明記する憲法改正の必要性を説く際に使う「ある自衛官が、息子から涙ながらに“お父さん憲法違反なの?”と尋ねられた」というエピソードについて、実話なのか確認した。

安倍首相が「実話だ。防衛省から聞いた話だ」と答えたのに対し、本多議員が「私の実感と違う。私は小学校中学校とずっと自衛隊の駐屯地のそばで育ち、たくさん自衛官の息子さんがいたが、こんな話出たことがない。私の小中学校の時代ですらそうで、今こんな話は出ている実感がない」と指摘し、自衛隊は合憲なのだから改憲は不要と主張した。

これに対して安倍首相が「本多議員は私の言ったことはウソだと言っている。非常に無礼な話だ。私が嘘を言うわけない。人格攻撃ではないか」と激高し、本多議員も「たとえ話なのか実話なのか聞いただけじゃないか」と反論する応酬となった。

その後、安倍首相は20日の予算委で「防衛省担当の首相秘書官を通じて、航空自衛隊の幹部自衛官から聞いた話だ」と答弁し、本多議員は秘書官の証言を求めて不満を示したものの、この話題は落着したかに思われた。しかし、これが28日の予算委員会で蒸し返されたのだ。その主は本多議員ではなく、自民党議員だった。

・「私は自衛官の息子」自民党議員の野党議員猛批判
「自民党の小田原潔です。さっそく本題に入ります」

こう切り出した当選3回の自民党議員で、本多議員と同い年の小田原潔氏。父親は元自衛官だ。そして冒頭から本多議員の2週間前の質問に噛みついた。

「総理のエピソードが作り話だと言わんばかりに随分と時間を費やされました。(本多)委員に個人的な感情はありませんが、あの発言を聞いて血液が逆流するんじゃないかと思うほど憤りを覚えました。私は自衛官の息子であります。委員と同年齢、昭和39年生まれです。自衛隊官舎で育ちました。総理のエピソードが航空自衛隊の幹部自衛官ということであれば、なおさら合点がいきます。目に浮かぶようであります」

小田原議員は「背景には自衛官の息子に共通する生い立ちがある。転勤に次ぐ転勤。ほかの職業の転勤転校とはちょっと違います」などと自衛官の子供ならではの苦労話を続けた後、自らが少年時代の小・中学校教科書に「戦争を放棄した憲法のもとで、武器を持つ自衛隊があることなどは多くの議論を呼んでいる」「憲法違反であるという意見も少なくない」と記述されていたことを指摘し、次のように声を張り上げた。

「エピソードが本当かどうかなんてことで国会の時間を費やすのであれば同い年の私が真実で上書きしたい。委員が育ったあのころ、多くの自衛官の子供が憲法の定め、授業や大人のふるまいに傷つき悩み、無力感を飲み込んで成長したんです」

・小田原議員が指摘する教科書の自衛隊違憲論への言及
さらに小田原議員は、現在使われている中学の教科書でも「自衛隊は憲法に違反するという主張もある」と書いていると指摘し次のようにボルテージを上げた。

「今でも毎年毎年何万人の子供たちが嫌な思いをしながら座っているんです。私は父に憲法違反なのと聞かずにすみましたが、もし聞くことがあったら私も泣くと思います。自衛隊が憲法違反という大人の声は、テレビをつければ耳に入ってきます。一家だんらんの時そんな話題が流れてきたらどんな雰囲気になるか皆さん想像できるでしょう」

・「あまりに鈍感!」小田原議員からの非難に本多議員は…
そして小田原議員は、本多議員の質問について感情を込め、大声で非難した。

「お父さんが憲法違反と言われたから涙が出るんじゃないんです。こんなことを聞いたら父は悲しむって百も承知だけど、今日あったことが辛くて我慢できないから親には聞いてほしい。聞いた瞬間に親がどんなに心を痛めた表情になるかわかっているから口に出す前から涙が出るんです!こんなこともわからないで、私は駐屯地の近くにいて実感がないんですというのはあまりに鈍感!全国の自衛官とその家族はやりきれません」

小田原議員はその後、この件に関して柴山文科相に質問したが、一連の発言を委員の1人として聞いているしかなかった本多議員はその場でたまらず「何を言ってるんだ。何を人の意見を反論できない場で批判してるんだ!一方的じゃないかあなた!」と声を荒らげた。

小田原議員は「憲法の記述が変わらなければ教科書は変わらない。教科書が変わらなければこれからも毎年自衛官の子は黙って授業に耐えていく。その結果自衛官の子は心で泣く。これを放っておく国でいいのか」と訴え、次の質問に移った。そしてそれから約2時間後、元から予定されていた本多議員の質問の時間となった。ちなみに本多議員も当選3回で、枝野代表の元秘書という経歴を持っている。

・「卑怯なやり方!」本多議員の反撃
本多議員は「外務大臣に冒頭質問しようと考えていたが大変看過できない出来事がこの委員会で発生したのでその問題を先に取り上げたい」として小田原議員への反論を始めた。

「たまたま私はきょうここで質問に立つことになっていましたが、ここは政府に対して質問する場で、特定の野党議員に反論権のないまま、その発言について非常に精細に批判をする。私は議会人として卑怯なやり方だと思っています。非常に憤って心が震えているんですけれど、そのことを強く批判して指摘しておきたい」

・本多議員は「与党の矜持」「政治家としての姿勢」で攻勢
さらに本多議員は、自らが民主党政権で与党議員だったときは「ヤジも控え目で、ましてや野党議員の質問を批判することはしたことがない」と指摘し、小田原議員について「与党議員の矜持として失格している」と非難した。

また本多議員は、小田原議員の発言は「政治家の姿勢としても問題がある」として、「自衛官の子供でなければ自衛官の子供の話をしてはいけない、そんなことを言い始めると国会議員は議論ができなくなる」と指摘。障がい者と議論しているときに「障がい者じゃない本多さんにはわからないよね」、女性議員と女性問題について話していて「あんたは男だからわからないよね」と言われ悔しい思いをすることもあると語り、次のように続けた。

「私は自衛隊の駐屯地のそばで育ちました。多くの自衛隊のお父さんを持つ友人とすごしました。その過去を冒涜したように、お前は人の内心がわからない政治家だと、こんなことを指摘される覚えはまったくありません!障がい者の方の気持ちもわかるように、女性の気持ちもわかるように、そして自衛官の息子さんの気持ちもわかるように、そういう政治家になりたいと思っています。あなたのような人にいきなり、真剣に予算を議論する委員会で個人攻撃をされる覚えはありません!」

・本多議員の反論 小田原議員のエピソードは昔のこと?
その上で本多議員は、小田原議員が自らの自衛官の息子としての少年時代の苦労話を語ったことについては、当時の野党第一党の社会党でさえ自衛隊違憲論を展開していた昔の話であり、自衛隊の存在が国民により定着している現在とは状況が違い、現状は変わっていると主張。自らの自衛隊への敬意を強調した。

「私は時系列も大事にしているんです。野党第一党が憲法違反だと言っていた時期はまだまだ厳しかったでしょう。そこから自衛官の方が努力されて、私たちはいま野党第一党だけど憲法に違反していないのは当然だと、合憲の存在として尊敬している。あなたの姿は観閲式で見なかったけれど私は昨年観閲式に行って参りました。自衛官の方に最大限の経緯を払っています。そういった思いも無視して一方的に批判する。非常によろしくないと思いますよ」

・一強体制を揶揄しつつ「発言は安倍首相にもマイナス」
また本多議員は、小田原議員を小笠原議員と言い間違え、周囲に指摘されると「どちらでも私にとってはいいです。卑怯な不意打ち議員!」と感情を露わにする場面もあったが、次のように安倍一強と言われる自民党の状況の揶揄も交えつつ、小田原議員の質問は安倍首相の憲法改正にもマイナスだと指摘した。

「この政権の問題点、安倍総理の提灯持ちをして出世をしようという方もいるでしょう。そうではなくて(野田聖子)委員長や石破先生のようにしっかり戦っている方もいる。しかしあなたのやっていることは安倍総理のアシストになっていない。あなたがこう言うから明日もこの議論を続けますよ。安倍総理をアシストしているおつもりかもしれないがそれはマイナスになっている」

・憲法に自衛隊明記の意義の有無…さらなる論争を
その後、本多議員は、本来予定していた河野外相らへの質問に移った。そして翌3月1日の予算委員会の冒頭、野田委員長は、小田原議員の質問を念頭に、「新年度予算は国民も大変注視している。特定議員への誹謗中傷ととられかねない発言は無論、議員の自由な質問権を害しかねない議論は慎むように」と注意を行った。

与党議員による野党議員の質問に関する個人批判とそれに対する猛反論という、今回の異例の応酬。そのあり方の是非はともかく、安倍首相が主張する「自衛隊を憲法9条に明記」することで、自衛隊に関する何が変わり、何が変わらないのか。変化が生じるならいい変化なのか悪い変化なのか。また、日本国憲法の最初に改正にふさわしい価値や意義があるのかないのか。こうした論点は今後も冷静な場での突き詰めた議論が求められそうだ。」
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20190301-00413180-fnn-pol

> 委員と同年齢、昭和39年生まれです。自衛隊官舎で育ちました。総理のエピソードが航空自衛隊の幹部自衛官ということであれば、なおさら合点がいきます。目に浮かぶようであります

この元幹部自衛官の方は「さすがに今はそういう事はないと思う」ともおっしゃっておられるのですがね、
http://www.asyura2.com/19/senkyo258/msg/106.html

記事 [政治・選挙・NHK258] 安倍首相が口出し「新元号は日本の古典から」の無知と不遜(日刊ゲンダイ)
  


安倍首相が口出し「新元号は日本の古典から」の無知と不遜
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/248652
2019/03/03 日刊ゲンダイ


トップダウンで決める(C)日刊ゲンダイ

 新元号の発表まで1カ月。すでに候補が出そろい、菅官房長官を中心に絞り込み作業が進められているというが、ビックリするような元号に決まるかもしれない。安倍首相が、またおかしなことを言いだしたからだ。

 これまでの元号はすべて中国の古典から選ばれている。しかし、安倍は周辺に対し、「元号の出典は日本で書かれた書物がいい」と話しているというのだ。

 漢字が苦手なのは分かるが、日本の古典ももともとは漢文だ。江戸時代には、8世紀の歴史書「日本書紀」から引用した新元号案が審査対象になった例もあるというが、これも漢文で書かれている。役所の公文書も明治初期までは漢文だった。

「日本の古典から選ぶのは、中国嫌いの右派支持層に配慮したのだと思います」(官邸関係者)

 だが、大和言葉から選ぶのは無理がある。万葉集は全編、漢字で記されているが、この万葉仮名は、漢字の持つ意味に関係なく音だけを日本語の表記にあてはめたもの。天皇のおくり名としても使われる元号は、漢字の意味も重視するから、元号の候補にはそぐわないはずだ。まさか、「あけぼの元年」とか「たまゆら元年」とか、平仮名の元号にでもするつもりなのか。はたまた、明治が大好きな安倍のことだから、夏目漱石の小説から引用すればいいとでも考えているのか。

「元号の選定は有識者に任せるべきで、首相が『こうしたい』などと口出しするのは根本的におかしい。元号への介入は天皇の政治利用も同然ですが、権力を誇示したい安倍首相は、新元号を官房長官ではなく、自分が発表すると言いだしかねません」(政治評論家・森田実氏)

 元号までも私物化とは、不遜の極みだ。






















http://www.asyura2.com/19/senkyo258/msg/107.html

記事 [政治・選挙・NHK258] 小川淳也議員「血みどろになって、なり替わる!」「国民は気づいている!」 改ざん、隠蔽政権を痛烈批判! 


小川淳也 立憲民主党・無所属フォーラム 趣旨説明 本会議 根本厚労相不信任案 2019 03 01



※最終シーンです。タイトル前文はこの演説最終からの引用です。


























































小川淳也議員 衆議院国会演説(3月1日)より一部を文字起こししました
https://note.mu/cybershottad/n/n10773f8eb6ae
Tad 2019/03/02 18:50



2019年3月1日の衆議院本会議にて、立憲民主党小川淳也議員が根本大臣への不信任決議案趣旨弁明を行いました。1時間50分にもおよぶ演説(フィリバスター)で、その内容が素晴らしかったので、ほんのわずか一部ではありますが、抜粋し文字起こししておきます。

小川淳也議員:いったいいつから霞が関はそんな組織、集団になってしまったのでしょうか。

本来、実務の負担は下へ行くほど重いものです。そして負うべき責任は上へ行くほど重いものです。これが組織の当然の倫理であり、モラルであります。そのモラルをこの日本社会においてもっと具体的に体現すべき、国民に範たるべき日本政府霞ヶ関内部において崩壊が見え始めていることは、本当に残念な由々しき事態だと思います。

やがてこうした風潮は日本社会の隅々にまで及びかねない。その状況は今すでに起きつつあるのではないでしょうか。総理や官房長官をはじめとした政権中枢は、霞が関の人事権を全権掌握した史上初の政権です。その政権が人事権を振りかざし、官僚に真実を隠させ、事実を歪ませ、事態を隠蔽させることをよしとするのであれば、まさにこれこそ国家的な危機であります。

先日ある出版社の若い社員と、トップの資質と組織の文化について意見を交換する機会がありました。トップがどういう人物かによって組織の文化は大きく変わってくるのではないか、と私が指摘した時のことです。その若い社員はしばらく考え込んでこう言いました。

「確かにそうですね。トップがどういう人かによって部下は怒られるところと褒められるところがずいぶん変わって来ますからね」

私はその発言にはっとしましたし、極めてシンプルに事の本質を言い当ててくれていると感じました。同時に私自身も小さな事務所ではありますが、よく気をつけなければならないと思ったものです。まさにその通りなんです。

組織のトップが、「何を望むのか」「何を尊び」「何を認め」「何を褒め」「何を好むのか」。

そして組織のトップが、「何を否定し」「何を拒否し」「何をしかり」「何に怒るのか」。

この日々の小さな積み重ねこそが組織の体質を決め、職員の行動倫理を変えていくのです。この自覚がないままに現在のように人事権を振りかざす状況が続けば、事態はさらに深刻化し、やがては日本社会の隅々、末端にまでモラルの崩壊が押し寄せる。そしてこの看過しがたい悪しき文化が日本社会全体に蔓延、感染していく大きな危機感を持っています。

今回、厚労省は重要なメールを探し出し国会に提出しました。私はこれ自体は率直に評価しています。まだまだ国会が機能していると思ったものです。同時にこれを探し出し提出せざるを得なかった将来ある若い担当職員の心痛にも思いが及びました。しかしこうした不都合な事実をさらけだし、真理を追究することで一時的に組織は揺らぐかもしれません。しかしこうしたことを積み重ねることで社会が揺るぎないものになっていきます。誰しも真に仕えているのは所属の組織ではなく、引いてはその先にある社会であり、この国の未来であるはずです。改めて立場ある人間、責任ある人間の自覚と自制を強く求めたいと思います。

小川淳也議員:現在の政権にはびこる「何が正しいか」が基準ではなく、「何が都合が良いか悪いか」の行動、言動の先には一体何が待っているのでしょうか。「何が正しいか」を問い続けた社会は、透明性の高い信頼に足る、まさにみんなのための社会へと発展するのではないでしょうか。「何が都合が良いか、悪いか」を問い続けた社会は、やがてその都合の良し悪しは、「誰にとって都合が良いか悪いか」という問題と切り離すことができません。したがって社会は、やがてその特定の誰かのための社会になっていかざるを得ない。これが今すでに日本社会で起き始めている極めて危険な兆候ではないでしょうか。
今回の統計不正もさることながら、かねてから大きな問題となっている国有地の処分、学校法人の認可、すべてに同じ構図が見て取れるのではないでしょうか。

小川淳也議員:最大の闘いの対象は、実は、安倍政権でもなければ自民党でもない。私自身を含め、真に闘うべき対象は、この国民のあきらめなのではないか。国民とともにこのあきらめと戦うために、まずは私たち自身が確固たる意思を持って、自らをはげまし、自らの絶望やあきらめと敢然と闘い続け、そして常に国民とともにあるその姿勢を示し続けなければなりません。

国民は気付いています。現政権の体質にその本質に気付いています。微妙に、敏感に、しかし確実に感じ取っているのです。

小川淳也議員:今回の国会審議、私も数値や統計と格闘して参りました。しかし委員会でも申し上げた通りです。途中からふと思うようになりました。なぜ私はこんなに数字をにらみ、統計手法と取っ組み合い、政権と数値論争をしているのだろう。週末に議員会館で一人詰め、もがいている時だったと思います。

もしこの国の総理大臣が「良い数字はもういいから、そこはうまく行っているのだろう。悪い数字はないのか。そこに困っている国民はいないのか、そこで抱えている社会の矛盾はないか」。そう問いかける内閣総理大臣がいれば、そもそもこんな不毛な数値論争は起きてないじゃないですか。表面的な言葉だけでなく、数値だけでなく、真に国民に寄り添い、国民生活を思い、国家の威信や国家の尊厳に勝るとも劣らぬ重要な国民生活への思い、民のかまどを憂う思いを総理に求めたいと思います。

 以上、ここまでの文字起こしは本当にほんのわずか一部です。全編は衆議院のHPにてアーカイブされていますのでぜひ多くの方に見ていただきたいと思います。

(衆議院本会議2019年3月1日)
http://www.shugiintv.go.jp/jp/index.php?ex=VL&deli_id=48690&media_type=fp





http://www.asyura2.com/19/senkyo258/msg/108.html

記事 [政治・選挙・NHK258] <キャンペーン>東京望月衣塑子記者など特定の記者の質問を制限する言論統制をしないで下さい。(山本あすか・仮名)
  
東京望月衣塑子記者など特定の記者の質問を制限する言論統制をしないで下さい。
発信者:山本 あすか 
宛先:内閣記者会/記者クラブ、 安倍晋三/総理大臣、 菅義偉/官房長官
 
 
首相官邸記者クラブの内閣記者会に上村秀紀官邸報道室長名で申し入れがありました。官房長官会見で特定の記者の言動を内閣記者会として規制せよというものです。
 
ここで特定の記者とは望月衣塑子記者のことであることは、中学生の私でも理解できます。
 
菅官房長官、上村官邸報道室長がやっていることは、望月記者へのいじめではありませんか?
 
特定の記者の質問を制限する報道規制をやめてください。内閣記者会の皆さんは、官邸の報道支配に負けないで下さい。
 
今回の規制を受け入れたらさらに報道の自由が制限されていく可能性もあります。
 
首相官邸は、いじめをやめてください。よろしくお願いします。
 
政府や大人がいじめをやったり、いじめを傍観する共犯者になるから、
 
日本からいじめがなくならないんです。
 
記者が質問を制限されたら、次は一般人が自由を制限されるようになるでしょう。
 
また記者クラブのみなさんもフリーの記者さんが会見に参加を制限されている現状を改善してください。
 
このキャンペーンが私のように若い人たちが報道の自由について考えるきっかけになれば幸いです。
  
 
(署名受付期間:2019年2月5日〜2月28日)
(賛同署名数:17,130筆)
 
   
*********************
 
【2日で目標到達】

キャンペーン成功!
山本 あすか
日本・東京
2019年2月7日

キャンペーンを始めて約2日で賛同が1万を超えていました。

賛同下さった皆様にお礼申し上げます。
ありがとうございます。

望月記者が記者会見でいじめられたり、政権が特定の記者の質問を制限するのは、いけないことだ、報道の自由を大切にしたいと考える人達がたくさんいることを可視化出来ました。

官邸が特定の記者の質問を制限しようとすることや質問妨害について 新聞労連さんが抗議して、それを新聞や放送が取り上げていたので、報道の自由を守るために頑張っていらっしゃる記者さんがまだまだたくさんいるんだと、希望を感じました。私も会見や国会中継をみて新聞を読んで考えて行きます。

皆さんの賛同を内閣記者会と官邸に届けます。

賛同下さいました皆様、ありがとうございます。
 
 
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【キャンペーン再開】

再開します。
山本 あすか
日本・東京
2019年2月8日

キャンペーンを始めて2日間で目標の1万人を超えたので一旦成功宣言をしましたが、まだ会見で特定の記者いじめや質問妨害が毎日続いています。

酷いです。

この会見での質問妨害は、不公正です。

平成31年2月8日(金) 内閣官房長官記者会見(東京新聞望月記者、上村報道室長の質問妨害について) youtu.be/GNstnduBixc @YouTubeより

すでに1万超の賛同を頂きましたが、さらに賛同したかったという方のお知らせをいただきましたので、継続します。

また、フリーの記者さんたちの活動も制限しないでということを含めて、報道の自由を守って下さい。

気に食わない人には失礼な態度でいい、異論など聞かなくてもいいというやり方を、子どもたちが見てお手本にしていいのでしょうか。

この問題は、望月記者への個人攻撃に留まらず、すべての人へのモラハラです。

内閣記者会では、政権の人が気に食わない記者には、質問妨害をして質問に答えない論法を行い、スネ夫や赤シャツ的役割の公務員がいじめに加勢しています。

望月記者へのいじめを放置していると報道全体への規制が進み一般人も弾圧されるようになるでしょう。

このいじめを許したら、世の中にさらに、
学校や職場で同様のいじめを許すことになります。

いじめをやめて下さい。報道の自由を守りましょう。
 
 
*********************
 
【15,000人達成】

15,400人超の皆様 ありがとうございます。
山本 あすか
日本・東京
2019年2月12日

15,400人を超える賛同をありがとうございます。

あの会見は酷い、いじめをやめて!

子供がみてるんだよ!

質問に答えないで質問を変に遮る行動は、あまりに酷い

報道の自由を守ろうフリー記者さんも排除しないで

という気持ちの人が日本にはたくさんいることが

社会にも広がっていっていると思います。

特定の記者の質問を制限しようとする政権の行動について、国会でも取り上げられました。

会見をみて、国会中継をみて、新聞を読んで、ニュースみて、メディアリテラシーを考えて

今の社会を考えていきましょう。
 
 
*********************
 
【今日もまた】

今日もまた望月記者への質問妨害が続いています。
山本 あすか
日本・東京
2019年2月14日

15,800人の皆様の賛同をありがとうございます。

内閣記者会での会見では、今日もまた望月記者への質問妨害が続いています。

他の記者にはこの様な質問妨害はありません。

この様な状況を許していてもよいのでしょうか。

https://www.facebook.com/groups/1295178247269212/permalink/1995843840535979?sfns=mo
 
 
*********************
 
【いじめを閣議決定。これで良いのでしょうか。】

もうすぐ16000です。

山本 あすか
日本・東京
2019年2月15日

賛同ありがとうございます。

政府は山本太郎参議院議員の『特定の記者への質問制限に関する質問主意書』に答えて、

「(望月衣塑子記者の)質問制限の意図はなく、円滑な進行に協力を求めた」だけで「知る権利の侵害には当たらない」と答弁しています。

これからも上村室長の質問妨害を、協力と称して堂々と継続すると閣議決定しました。

いじめを続けていくことを閣議決定しました。

これで良いのでしょうか。
 
 
*********************
 
【私はキャンペーンを呼びかけることしか出来ません】

16200人の賛同ありがとうございます。

山本 あすか
日本・東京
2019年2月17日

私がこのキャンペーンをしていて、連絡を下さる記者さんや周り大人の人たちから

大人たちが頑張るから、中学生は無理しないで大丈夫だよと、声をかけていただいています。

より多くの人たちに今の報道の自由の危機は、普通の人たちの言論の自由の危機だと知っていただくために

私はキャンペーンを呼びかけることしか出来ませんが、新聞記者さんやいろいろな大人が今回の閣議決定に反対する行動を始めています。

以下の会見は、一般の人たちも参加出来ます。

https://twitter.com/product1954/status/1096670541883203584?s=12

から引用

【官邸による取材・報道の自由侵害に抗議する緊急声明】記者会見

◆2月19日17:30〜参議院議員会館101会議室

梓澤和幸弁護士ら呼びかけ人、南彰新聞労連委員長、清水雅彦教授らが出席予定。賛同人として私も参加します。望月記者の問題に関心を寄せる一般の皆様もどうぞお越し下さい。
 
 
*********************
 
【とても、怖いです。】

国家の底が抜けかけている

山本 あすか
日本・東京
2019年2月22日

こんばんは。

期末テストも無事終わりました。

たくさんの賛同をありがとうございます。

このキャンペーンは、2/28まででおしまいにして、このみなさんの思いを

内閣記事会と官邸に伝えにいくのですが、

とても、怖いです。

怖いことがおかしいんだと思います。

最後の5日間、賛同が増えますように。
 
 
*********************
 
【国民への弾圧です。】

官房長官が望月記者への回答を拒否
山本 あすか
日本・東京
2019年2月26日

2/26(火) 21:17配信
共同通信

菅義偉官房長官は26日の記者会見で、東京新聞の記者から「この会見は一体何のための場だと思っているのか」と問われたのに対し「あなたに答える必要はない」と述べた。首相官邸側は同紙や記者クラブへの文書で、この記者は事実に基づかない質問を繰り返していると主張している。

記者の質問は「会見は政府のためでもメディアのためでもなく、国民の知る権利に応えるためにある」などとして、見解を尋ねる内容だった。

引用おわり

これは、暴力です。

国の中枢の人がいじめをしています。

私たち子供は、面前DVされているんです。

今日本では、学校でいじめが増えて

いじめを目の前で見せられた子どもたちが

面前DV、面前いじめの影響で不登校が増えています。

それと同じ状況です。

心ある皆さん、

心理学研究職、児童精神科、小児神経科、福祉職の皆さんからも

この面前いじめが国によって行われている状況に声を上がっています。

私は2/28にこのキャンペーンを終える予定で今後、大人の皆さんに言論の自由を守る活動を託します。

望月記者への弾圧は、国民への弾圧です。

最後まで、賛同よろしくお願いします。
 
 
*********************
 
【あと2時間】

現在17100人超の賛同ありがとうございます。
山本 あすか
日本・東京
2019年2月28日

新聞社や放送局、フリー記者さん、ネットニュース、研究職、法律関係の方々からも

特定の記者への質問制限や妨害が、ハラスメントであり、いじめであり、

国家の中枢がいじめを率先して行うことはいけないという発信が増えています。

私たち子どもは、いじめを見せつけられ、面前DVを受けているのと同じです。

特定の記者の質問を制限したり、妨害することを許すことは、報道の自由の侵害です。

これは、一般の人の知る権利の剥奪であり、一般の人への言論統制に繋がります。

あと2時間ですが、

皆さんの声を内閣記者会、官邸に伝えましょう。
 
 
*********************
 
【成功宣言】
 
キャンペーン成功!
山本 あすか
日本・東京
2019年2月28日

特定の記者の質問を制限しないでください、記者会見での妨害やいじめをやめてくださいというキャンペーンに17,000人を超える賛同を頂きました。最初、1万人を目標にしていたのですが、大きく上回りました。

賛同下さった皆さんありがとうございます。
たくさんのコメントも感謝申し上げます。

内閣記者会、官邸に皆さんの声を届けます。

大人がいじめをしていることを許していたら学校や社会からいじめはなくなりません。

特定の記者の排除を許してしまったら、
報道の自由は守れないし、
一般の人の知る権利や言論の自由も奪われてしまいます。

今、たくさんの大人の皆さんがこの問題に声を上げて来ています。

中学生の私は、キャンペーンの賛同を内閣記者会と官邸に届けて活動を終え、
これからも新聞を読んで国会中継をみて、
自分がやるべきことを考えて行きます。

子どもたちの未来を守るために、
心ある皆さん、この問題を一緒に考えていきましょう。

大人の皆さんもよろしくお願いします。
 
 
https://www.change.org/p/%E6%9C%9B%E6%9C%88%E8%A8%98%E8%80%85%E3%81%AE%E3%81%BB%E3%81%8B%E7%89%B9%E5%AE%9A%E3%81%AE%E8%A8%98%E8%80%85%E3%81%AE%E8%B3%AA%E5%95%8F%E3%82%92%E5%A6%A8%E5%AE%B3%E3%81%97%E3%81%9F%E3%82%8A%E5%88%B6%E9%99%90%E3%81%97%E3%81%AA%E3%81%84%E3%81%A7%E4%B8%8B%E3%81%95%E3%81%84-%E5%A0%B1%E9%81%93%E3%81%AE%E8%87%AA%E7%94%B1%E3%82%92%E5%AE%88%E3%82%8A%E3%81%BE%E3%81%97%E3%82%87%E3%81%86
http://www.asyura2.com/19/senkyo258/msg/109.html

記事 [政治・選挙・NHK258] 野党よ、自由の小沢氏の「股をくぐってもいい」という気持ちでまとまってくれ。(かっちの言い分)
野党よ、自由の小沢氏の「股をくぐってもいい」という気持ちでまとまってくれ。
https://31634308.at.webry.info/201903/article_3.html


昨日のブログでは立憲小川議員の記事を紹介した。『立憲小川議員、国会本会議で安倍首相の嘘政治の本質の的を射る。https://31634308.at.webry.info/201903/article_2.html』これを読むとわかるが、小川議員は、国会の本会議のど真ん中で、言葉では断定表現を避けてはいるが、言ってみれば安倍首相は嘘つき政治をしていると述べている。この感情は野党を支持している国民の共通認識であろう。

安倍首相を普段のツイッターで「うそつき」と事あるごとに公言して発信しているのが自由党小沢事務所である。事務所と書いたのは、小沢氏の意向を受けて公式ツイッターで発信しているからだ。その小沢氏が、「(安倍首相は)とにかく平気でうそをつき、悪いことが見つかっても全く責任を取らない。なぜ、こんな政治がはびこるのか。野党がだらしないからだ。」と述べている。よくぞ言ってくれていると思う。

その小沢氏が、そんなことを許しているのは、野党がかつての民主党時代のようにまとまっていないからだと述べている。
小沢氏は、以下のように「股をくぐれというならくぐるし、謝り」もすると述べている。本当にこれが国民の気持ちである。壊し屋、壊し屋と批判する人が多いが、この気持ちは国民の本当の思いなのだ。
『過去のいきさつや恩讐(おんしゅう)を乗り越えるべきだ。私も股をくぐれと言われれば、なんぼでも股をくぐるし、謝りもする。日本の国、社会が危うくなっている。個人的な経過や感情にとらわれている場合ではない。』

枝野代表が、小沢氏が何度も何度もしつこく提案しているオリーブの木方式を「迷惑」だと一喝しているようではダメだ。先日の自由党の記者会見を見ていたら、自由党が国民民主党と統一会派を組んだのは立憲が中々野党協力に乗ってこないことに業を煮やしたからだというニュアンスを述べていた。枝野氏が小沢氏のような気持ちになれば確実に世の中が動く。昨日も書いたが、立憲の小川議員の選挙区では小川議員が動いて共産党の参議院候補に一本化したような度量があれば、確実に野党が勝てる。野党間の面子、数の競争など全く興味はないのだ。国民は安倍政権自体がもうこりごりなのだ。


自由・小沢氏「股をくぐれと言われれば、なんぼでも」
https://www.asahi.com/articles/ASM326JQ6M32UTFK004.html
2019年3月2日
自由党・小沢一郎代表(発言録)
 (安倍政権は)とにかく平気でうそをつき、悪いことが見つかっても全く責任を取らない。なぜ、こんな政治がはびこるのか。野党がだらしないからだ。
 (野党内での)過去のいきさつや恩讐(おんしゅう)を乗り越えるべきだ。私も股をくぐれと言われれば、なんぼでも股をくぐるし、謝りもする。日本の国、社会が危うくなっている。個人的な経過や感情にとらわれている場合ではない。
 この際、みんなまとまろう。一緒の政党になるのが難しければ、「オリーブの木」(小政党が選挙協力して政権の受け皿をつくる構想)でもいいから、一つのグループとして選挙を戦おう。なんとしても、5月くらいまでに野党の一体化を実現したい。7月の参院選で、自民党を過半数割れに追い込み、安倍内閣を退陣させたい。(2日、浜松市での講演で)

http://www.asyura2.com/19/senkyo258/msg/110.html

記事 [政治・選挙・NHK258] ここまでくると、もうストーカーだね
統一名簿はダメでしょう。立憲民主党が嫌だって言ってんだから。これ以上しつこいと、「まとまってくれ」というのは口実で、ホントは立憲を壊そうとしているんじゃないかと思えてくるんだけど。
http://www.asyura2.com/19/senkyo258/msg/111.html
記事 [政治・選挙・NHK258] 「沖縄は住民投票により米軍基地移転に反対する意思を示した」(RFI)


(Japon: à Okinawa, un référendum sur une base américaine très controversée: RFI)
http://www.rfi.fr/asie-pacifique/20190223-japon-okinawa-referendum-base-americaine-tres-controversee


日本


日本:沖縄で激しい論争の米軍基地についての住民投票


記者 RFI


発表 2019年2月23日 更新 2019年2月23日22:53




米軍基地は沖縄沿岸部の辺野古に建設が予定されている。
JIJI PRESS / AFP



2月24日日曜日、南日本・沖縄の住民は島の米軍新基地建設について意思を示すことになっている。数年来このテーマは地元住民を煩わせてきた。


複数の世論調査によれば、沖縄の住民は全般的に米軍の撤退に賛成している。彼らの68%が島における米軍の存在に反対だ。しかし、日本の当局者たちが言い出したのはそのことでない。日曜日の住民投票の対象は現在地の移設先となる新基地の建設だ。

沖縄の都市部・宜野湾に位置する普天間基地は長年にわたり緊張の元になっている。常態的な騒音に加え、軍人や基地職員が起こす度重なる事故・犯罪・非行に住民は不満を述べている。

この緊張を解消するために、日本は1996年に米国側の当事者と交渉してこの基地を人口の希薄な海岸部の辺野古に移すことにした。移転計画に反対したお陰で9月に選出された島の知事(投稿者による和訳は、これは環境を踏みにじるものだと声を上げている。新基地の建設は海洋の動物相や保護種を危機に晒すと。

移転計画に反対する住民たちは、沖縄県が支える米軍の負担の割合は大きすぎると主張し、基地が県内から全て撤退することを望んでいる。島は日本の全面積の1%に満たないが、日本に駐留する米軍約47,000人の半数を超える人員を抱えている。

「反対」の勝利が見込まれているが、住民投票は象徴的な勧告に過ぎない。安倍晋三・日本首相は、結果を考慮せずいくら費用が掛かろうとも移転を実施するとの考えを伝えている。




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(Les habitants d'Okinawa votent contre le déplacement d'une base américaine)
http://www.rfi.fr/asie-pacifique/20190224-japon-resultat-referendum-okinawa-base-militaire-usa-etats-unis-futenma


日本米国防衛


沖縄住民は投票により米軍基地移転への反対を決めた


記者 RFI


発表 2019年2月24日・更新 2019年2月24日16:52




沖縄島・宜野湾の投票所、2019年2月24日日曜日。
JIJI PRESS / AFP



2月24日日曜日、沖縄の住民は住民投票により、日本の南端・沖縄本島北東沿岸の自然の守られた湾・辺野古への米軍普天間基地移転に反対することを決めた。150万人の有権者が投票のために呼ばれた。彼らは多数決により、建設中の基地を閉鎖するとともに他所への移転を止めよとの意思を表明した。


報告 RFI東京特約記者、フレデリック・シャルル


この住民投票(投稿者による和訳に強制的な力は何もない。しかし沖縄住民は、都市の真ん中に位置するために世界で最も危険な飛行場の1つとされている、普天間の海兵隊ヘリコプター基地の移転に反対の意思を示した。また、台湾に近い自分たちの列島が支える在日米軍の存在について、その割合が既に大きすぎると住民たちは考えている。

珊瑚と海洋哺乳類の豊富な自然の守られた湾に米軍の新基地が建設されることを住民は望んでいない。それは生態系を破滅させることだと。彼らは普天間基地が沖縄の外に移転することを望んでいるが、日本の他所では誰もそれを望んでいない。沖縄の小さな列島は日本に配置された米軍軍人の既に4分の3を抱えている。


安倍晋三氏は米軍の存在に反対するよう動員する危険を背負っている


安倍晋三首相は彼らの主張になおも耳を閉ざし続けるつもりだ。彼にとっての優先事項は日本列島と米国の同盟を強化することだ。沖縄は戦略的に重要で、米軍基地は中国を「抑止」し北朝鮮を監視する任務を果たしている。

沖縄の近くでは、日本と中国の領土紛争の対象である尖閣諸島は、日米安全保障条約の防衛範囲に入っている。しかし、沖縄住民の利益を無視することにより、日本の首相は在日米軍の存在に反対するよう住民たちを動員する危険を背負っている。


►RFIで聞く:米軍新基地の建設反対運動



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(投稿者より)

「普天間飛行場の代替施設として国が名護市辺野古に計画している米軍基地建設のための埋立て」に「反対」する県民の意思が正式に示されました。これは民主主義の手続きに則った意思決定ですから、全ての当事者はこれを尊重するしかないでしょう。

"Mais en ignorant les intérêts des habitants d'Okinawa, le chef du gouvernement japonais risque de les mobiliser contre la présence militaire américaine au Japon." 「しかし、沖縄住民の利益を無視することにより、日本の首相は在日米軍の存在に反対するよう住民たちを動員する危険を背負っている。」 それだけでなく、東京が沖縄を見下し傷つける行為を今後も続けるならば、沖縄は在日米軍に反対するだけでなく日本にも立ち向かうようになる恐れがあります。

沖縄は日本にとって戦略的に重要です。日米同盟も重要です。東京は考えを改めて沖縄と和解し、辺野古以外に普天間を移転することを考えた方がいいでしょう。また、その方が安く早く上がるはずです。




http://www.asyura2.com/19/senkyo258/msg/112.html
記事 [政治・選挙・NHK258] 日本政府、沖縄県民投票の結果受け入れない方向 辺野古埋め立て (BBC NEWS JAPAN)


https://www.bbc.com/japanese/47366904


日本政府、沖縄県民投票の結果受け入れない方向 辺野古埋め立て


2019年02月26日



AFP
沖縄県内各地の米軍基地に米兵数万人が駐留する



米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設をめぐり、名護市辺野古沿岸部の埋め立てに県民の大多数が反対した県民投票について、安倍晋三首相は基地移転は「これ以上先送りすることはできない」と述べ、投票結果を受け入れない姿勢を示した。

24日に投開票された沖縄県民投票では、辺野古埋め立てによる新基地計画について「反対」が72.15%に達した。

沖縄の米軍基地については、米兵による度重なる事故や犯罪などのため、住民の反発が高まっている。

日本に駐留する米軍基地の大半が沖縄にある。

安倍首相は25日、記者団に対して、「今回の県民投票の結果を真摯に受け止め」るものの、「日米が普天間基地の全面返還に合意してから20年以上、実現されていない。これ以上先送りすることはできない。これまでも長年にわたって県民と対話を重ねてきたが、これからもご理解をいただけるよう全力で県民との対話を続けていきたい」と述べた。

沖縄県によると、辺野古の埋め立てへの「反対」は72.15%、「賛成」は19.10%、「どちらでもない」が8.75%。投票率は52.48%だった。

「埋め立て反対」を掲げて昨年9月に当選した玉城デニー知事は記者団を前に、「政府は、辺野古の埋め立てを決して認めないという断固たる民意を真正面から受け止め、『辺野古が唯一』という方針を見直し、工事を中止するとともに、普天間飛行場の一日も早い閉鎖・返還に向け、県との対話に応じるよう、強く求める」と述べた。

結果に法的拘束力はないが、県民投票条例の規定により、玉城氏は安倍首相と、東京のアメリカ大使館を通じてドナルド・トランプ米大統領に結果を通知する。反対票が投票資格者総数の4分の1を超えたため、両政府に「結果を尊重」するよう要請する。しかし、日本政府は県民投票の結果を無視することができる。



AFP
2016年の基地反対運動



普天間飛行場は沖縄県宜野湾市の人口密集地に位置するため、米政府は人口の少ない場所への移転を目指している。2004年8月には、沖縄国際大学の敷地に米軍ヘリコプターが墜落する事件が起きた。

米軍の沖縄駐留は、日米が戦後に結んだ安全保障同盟体制の主要な要素だが、地元の抵抗感は根強く、多くの住民は県外移転を望んでいる。

日本に駐留する米兵約4万7000人の半数以上が、沖縄に駐留している。

1995年に沖縄で複数の米兵が12歳少女を集団強姦した事件で、米軍基地への反発は一気に高まった。

2016年には沖縄県うるま市で、元海兵隊が20歳の女性を強姦殺害した罪で有罪となり、無期懲役判決を受けた。男の逮捕後に基地は、一時的な夜間外出禁止令や外部での飲酒禁止令を出した。


(英語記事 Okinawa: Tokyo to overrule referendum on US base


関連トピックス 日本 外交 政治 米国





http://www.asyura2.com/19/senkyo258/msg/113.html
記事 [政治・選挙・NHK258] 在日米軍基地、安倍氏が民意を無視し移設推進(チャイナネット)


http://japanese.china.org.cn/jp/txt/2019-02/26/content_74505752.htm


在日米軍基地、安倍氏が民意を無視し移設推進


タグ:沖縄 移設 基地 民意


発信時間:2019-02-26 15:21:38 | チャイナネット |



日本沖縄県は24日の県民投票で、在日米軍基地の県内移設案を圧倒的多数で否決した。県は25日、民意を尊重するよう政府に促した。安倍晋三首相は、移設工事は予定通り推進し、「これ以上延期できない」と述べた。


【延期を望まない安倍政権】


岩屋毅防衛大臣は25日の記者会見で、「(新基地)建設を推進するが、沖縄県民に(移設の必要性を)丁寧かつ誠意ある態度で説明し、理解を求めていきたい」と述べた。

安倍氏は、24日の県民投票が示した米軍基地への反感について、「誠意をもって」受け入れると述べた。また「あらゆる努力により、引き続き米軍基地の沖縄県民への負担を軽減していく」と約束した。

共同通信によると、普天間の海兵隊航空基地は、米軍が第二次大戦終了から1972年までに沖縄県を占領した時代の「遺産」だ。多くの県民は普天間基地の県外移設を願っている。沖縄県の面積が日本の100分の1のみであるにも関わらず、約4万7000人の在日米兵の過半数が集まり、県内の生活及び生態環境が圧力を受けていることに不満の声をあげている。

日米政府は1996年に基地の県内移設(宜野湾市から名護市辺野古へ)で合意した。沖縄県と県民が抗議を繰り返した。

安倍氏は記者団を前にし、普天間基地は住宅地にあり安全リスクが存在するが、移設によりこのリスクを解消できると話した。政府は長年に渡り沖縄県民と対話し、理解を得ようとしている。また日米が基地移設で合意してから20年以上が経過し、「これ以上延期できない」と述べた。


【民意の尊重を求める県民】


沖縄県の玉城デニー知事は25日、県民投票の結果は県民の「毅然たる意志」を示しており、政府はこれを受け入れ、「(新基地の)施工を直ちに停止すべき」と述べた。

政府は昨年12月、名護市辺野古で埋立工事を開始した。

玉城氏は米軍基地反対運動の代表人物の一人で、昨年9月末の県知事選で圧倒的大差をつけ勝利を収めた。就任後は県内移設案の県民投票を積極的に推進した。県内の有権者の約53%が、24日の県民投票に参加した。県内移設に「反対」は約72%、「賛成」は19%で、残りは「どちらでもない」だった。

この投票結果に法的拘束力はないが、安倍政権はある程度の圧力を受ける。朝日新聞が先週行った世論調査によると、安倍内閣は沖縄県民投票の結果を尊重すべきが8割にのぼった。

県民投票の規則によると、ある選択肢が有権者から4分の1以上の支持を集めた場合、沖縄県は民意を尊重し、かつ安倍氏とドナルド・トランプ米大統領に対して正式に投票結果を伝えなければならない。沖縄県の関係者によると、玉城氏は29日に東京を訪れ、首相官邸と米国大使館に県民投票の結果を伝え、「対話」を求めることになる。

玉城氏は政府が昨年10月、新基地の埋立工事の開始を指示したことについて抗議していた。仲裁機関は先週、この申し立てを取り下げた。県民投票の結果を新たな根拠とし、県は再び申し立ての準備を進めている。

名護市辺野古の、基地移設先に隣接する米海兵隊の基地キャンプ・シュワブの門前で25日、政府が移設を強行推進することに抗議する活動が再び催された。宜野座在住の高橋英夫さん(音訳、66歳)は共同通信の記者に「県民投票の結果は予想通りだった。政府が現地人の意向を尊重することを願う」と述べた。

日本では今年7月に参院選が予定されている。NHKが2月に行った世論調査によると、安倍氏が所属する自由民主党の支持率は約37%で、野党に大差をつけている。そのため沖縄の県民投票の結果で、安倍政権が立場を変えることはないと分析されている。

中央大学元教授のスティーブン・リード氏は、ロイター通信の記者に「(米軍基地移設は)地方政府の政策ではなく、(国家の)外交政策に関わる。(日米双方は)すでに取引を決めている」と話した。


「中国網日本語版(チャイナネット)」 2019年2月26日





http://www.asyura2.com/19/senkyo258/msg/114.html
記事 [政治・選挙・NHK258] 「ビッグニュース期待したが何もなかった」沖縄県民投票が静かに終わった理由は?(Sputnik日本)


https://jp.sputniknews.com/opinion/201903015983710/


「ビッグニュース期待したが何もなかった」沖縄県民投票が静かに終わった理由は?



© 写真: Simon Desmarais


オピニオン


2019年03月01日 21:50(アップデート 2019年03月01日 22:13)



アナスタシア フェドトワ


2月24日、米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設を問う沖縄県民投票が行われた。県民投票が日本で行われたのは2回のみ。白熱ぶりから、結果のいかんによらず大きな出来事になることに疑いはなかった。だが投票当日、那覇市と宜野湾市の街なか、そして投票所で人並みはまばらだった。投票率は52.48%。有効性があるとみなされる投票率は超えたが、予想よりは低かった。スプートニクは現地住民と専門家からインタビューを取り、沖縄県民の無関心さの原因を尋ねた。


スプートニク日本


「今日は休日ですから」

投票前日の23日、那覇市にある県庁前の広場では投票を呼びかけるイベント「2・24 県民投票キャラバンファイナル」が開かれた。アーティストが伝統衣装でコメディ劇を演じ、投票を呼びかけた。だが広場では観客よりも空席が目立った。出席したのは沖縄県の玉城デニー知事と数十人の県民だけだった。人混みの印象を作り上げたのは記者とボランティアからなる軍隊。ボランティアは関心を持つ県民がいない時、あからさまに退屈そうな記者らに選挙前の調査書を配布していた。



© 写真 : Ivan Zakharchenko
沖縄県民投票



翌24日、沖縄はさらに静けさを強めた。県庁前の広場からは県のシンボルを描いた旗が消え、突然現れた少数の活動家グループが全く閑散とした通りで活動していた。普天間基地付近と辺野古にもこの日、人々は見られなかった。「今日は休日で基地は閉まってるからね。ほら、誰もいない」と説明したのは那覇まで運転してくれたタクシーの運転手だ。沖縄の抗議活動は、仕事のようにきっちり月曜日から金曜日というスケジュールで行われるようだ。


「一般の人を喚起するのはとても難しい」


© REUTERS / Kyodo
沖縄の基地反対運動:軍国主義の高揚に反する戦い、そして安全で安心な生活への願い



「大阪から来ました。ここにはビッグニュースになるネタが起きていると思いましたが、結局、小さな出来事すら起きませんでしたね。」

ある米国人ジャーナリストは新基地建設反対県民投票連絡会事務所への道中でこう訴えた。連絡会事務所では沖縄の政治エリートが結果発表を待って集まっていた。

結果は予想通りだった。投票者の72.2%が辺野古移設に反対、19.1%が賛成、8.7%が「どちらでもない」だった。2014年と2017年の出口調査も同様の数字を示していた。だが問題が県民にとって非常に重要で、沖縄県の熱心な取り組みにもかかわらず、投票率は52.48%に留まった。

比較すると、1996年に行われた米軍基地縮小と日米地位協定見直しを問う県民投票の投票率は59.5%だった。その上、当時は「賛成」への投票率が記録的な91.3%だった。その他にも、1997年に行われた海上ヘリポート基地建設を問う名護市民投票では投票率は82.5%だった。



© Sputnik / Anastasia Fedotova
米軍普天間飛行場



「これはどうしても『やれ』ということではないし、政府がしょっちゅう言うように法的拘束力はなくて、行こうと思わない人じゃないと行かないじゃない。現実を少しでもわかる人は行くんだけど、あまりその(基地の)存在に影響されずに生きている人もたくさんいるんですよ」と低い投票率の理由を説明したのは活動家のおおしろひろこさんだ。

おおしろさんは、沖縄の一般人は何か起きない間は軍事基地の危険性について深く考えないと指摘。そのため、急いで今投票しようとしないという認識を示した。



© REUTERS / Franck Robichon
安倍首相が玉城沖縄知事に 辺野古移設は「もはや先送りできない」



「一度何かが起きたら、誰彼構わず大きな影響を受けてしまう。大きな影響というのは戦争が起きたら、まず基地のあるところが最初に標的にされることです。そこを本当はもっと考えてほしい。沖縄は常に戦争の最前線に立たされてきた。このことは過去を振り返ったらわかる。それでも身近にとても悪いことが起きない限り、普段の生活で一般の人はあまり考えない」

おおしろさんは、県民の説得に携わった人の1人だ。毎朝彼女は「反対に○を」と書かれた旗を持って外に出て、ただ通行人に手を振って「おはようございます」と見送っていた。おおしろさんは、これが仕事に急ぐ人の注目を集める最良の手段だと述べる。

「喚起するのはとても難しかった。あまり言いすぎるとかえって逆効果になるでしょう。それでも説得はしなければいけない。このあたりがとても苦しかったです」 

ロシア科学アカデミー極東研究所日本研究センターの上級研究員でモスクワ市立教育大学外国語研究所日本語学科准教授、政治学士であるビクトル・クズメンコフ氏は、低い投票率が翁長雄志前知事の死に起因すると指摘した。

「沖縄県民が県民投票で活発ではなかった理由は、翁長前知事の死去で説明されると考えている。彼こそがはっきりと意思表示する立場を取り、米軍基地を県外に移設するよう要求していた。この出来事の真っ最中に翁長前知事は亡くなった。後継の玉城デニー知事は同様の見解を維持しているが、情熱が下がったことは明らかだ」

沖縄県民はこれに加え、クズメンコフ氏が見るところ、中国との対立を常に報じる日本メディアの影響下で妥協して、国の安全保障のためだと米軍基地設置の必要性を認めた。

おおしろさんも県民の低い関心について日本のマスコミに責任があると批判する。「日本(本土)の人たちに何を言っても、今はマスコミもストップされているし、現実を知らせないという政府の力がとても働いています。大手の新聞は政府の触手が働いているので、政府にとって都合の悪いことは知らせません。沖縄でこれだけ大きなことが起きていても小さな記事で済ませてしまう。だから普通の人には届かないんです」

おおしろさんが主張するところ、県民投票の結果を取り上げた時さえ、日本のテレビ局は問題の深刻さを弱めた。



© AP Photo / Greg Baker
米軍辺野古基地設置反対の請願書作った米国人は沖縄自主権のため戦うか?



一方でロシア科学アカデミー極東研究所日本研究センターのワレリー・キスタノフ所長は、県民投票が無駄ではなかったという立場を取る。

「私が見るところ、投票率が50%超に終わり、法的効力を一切持たないとは言え、投票実施は無駄ではなかった。沖縄県民は何と言っても辺野古移設に反対する意見を表明する機会を得た」

新基地建設反対県民投票連絡会の高良鉄美共同代表は県民投票の結果に肯定的な認識を示した。

「最低投票率、どれくらい反対があるのか、どちらでもないという票がどうでるか、これをとても心配していたのですが、沖縄県民の意思がはっきり表れたことが改めて確認できました。私自身もそうですが、みんなの県民を信じている気持ちが出たのだと思います」


***


日本政府は県民投票の結果を認めることを拒否している。だが2月24日、 県民の52.48%は手間もデモ行進もなしに初めて、この痛みを伴う問題に関する自分の意見を表明することができた。投票の翌25日、安倍晋三首相は、「結果を真摯(しんし)に受け止め」ると述べる一方で、普天間基地の辺野古への移転は先送りできないと計画を貫く姿勢を示した。


タグ 日本, 沖縄, 米国






http://www.asyura2.com/19/senkyo258/msg/115.html
記事 [政治・選挙・NHK258] 韓信の股を潜るのは小沢氏ではない、野党政治家諸君の方だ。(日々雑感)
https://okita2212.blogspot.com/2019/03/blog-post_3.html
3月 03, 2019 日々雑感(My impressions daily)

<(安倍政権は)とにかく平気でうそをつき、悪いことが見つかっても全く責任を取らない。なぜ、こんな政治がはびこるのか。野党がだらしないからだ。

 (野党内での)過去のいきさつや恩讐(おんしゅう)を乗り越えるべきだ。私も股をくぐれと言われれば、なんぼでも股をくぐるし、謝りもする。日本の国、社会が危うくなっている。個人的な経過や感情にとらわれている場合ではない。

 この際、みんなまとまろう。一緒の政党になるのが難しければ、「オリーブの木」(小政党が選挙協力して政権の受け皿をつくる構想)でもいいから、一つのグループとして選挙を戦おう。なんとしても、5月くらいまでに野党の一体化を実現したい。7月の参院選で、自民党を過半数割れに追い込み、安倍内閣を退陣させたい。(2日、浜松市での講演で)>(以上「朝日新聞」より引用)


 過去に二度も非・自民党政権を成立させて政権交代を果たした戦後政界の立役者が自分を捨てて日本の国家と国民のために野党結集を呼び掛けている。チマチマとしたメンツや好悪の念を口にする愚かな政治家がゴマンといる中で、なんと清々しいことだろうか。

 過去二度の政権交代の瓦解は、一度目は社会党や新党さきがけの連中の面子に拘った離脱により、二度目は民主党内の「政権欲」に憑りつかれた連中が集団で「国民の生活が第一」の政治から「自民的な財務省主導」の政治に舵を切ったため、民主党を支持した有権者の信を失って瓦解した。それらはいずれも小沢氏が原因となって崩壊したのではない。

 いや細川政権当時の消費福祉税7%の突然の提唱は財務官僚の使嗾に乗ったのが瓦解した主な原因だろう。当時の小沢氏はまだ野心的な若さが露呈したというべきだ。

 決して小沢氏は「壊し屋」ではない。かれこそ自民党に代わって政権を担う政治勢力を構築しようと汗を流した戦後政治家はいない。現在の政界を見渡しても、彼に代わり得る政治家は皆無だ。小沢氏こそ日本の政界の宝だ。

 戦後世界が一本道で突き進んで来たグローバル化が欧米諸国で行き詰まりを見せている。日本は戦後日本的な企業経営で高度経済成長を果たしたが、米国支配のグローバル化を強いられてプラザ合意を呑まされ、急激な円高から為替相場で突如として出現した「経済大国」という幻影に酔って世界中で爆買いし、顰蹙を買いつつ束の間のバブルに陶酔した。

 しかし為替という相対的な富の出現は蜃気楼のようなものに過ぎない。バブルが弾けた後、確たる経済策が手元になかった政治家諸氏は米国から要請されるがままに「構造改革」路線を突っ走って、高度経済成長を果たした制度を悉く破壊し「改革」した。

 つまりバブル崩壊以後の自民党は「保守」政党ではない、社会改革を目指す「革新」政党だ。だから彼らは伝統的な一次産業携帯までも破壊し農協を解体しようとたくらむ。その先にあるのは米国の穀物メジャーに日本の農業を売り渡して、食糧のグローバル化を完成させることでしかない。つまりそれは完全な米国による日本支配だ。

 そうしてはならない、というのが「国民の生活が第一」の政治だ。だから小沢氏は検察とマスメディアによって嵌められた。かつて彼の師の田中角栄氏がロッキードと米国議会によって陥れられたように。愚かな日本の全国紙やテレビ関係者たちは「政治とカネ」という小沢氏を追い落とすためのプロパガンダ・フレーズを狂気のように叫び続けた。

 小粒揃いの民主党政治家諸氏はプロパガンダの嵐に抗して小沢氏を守るどころか、政権マニフェストを反故にして第二自民党への道をかじを切り、「国民の生活が第一」を捨ててグローバル化へ突き進んだ。第二自民になってしまえば民主党を支持した有権者たちは変貌した民主党を見捨てるのは当然だ。

 自民党を支持して来た「経営者」や「投機家」たちはそのまま自民党支持に残っていた。彼らはマスメディアを支配しているし、多くの評論家たちを食わせている。だから世論操作するのはお手の物だ。ただ安倍氏は世論操作の偽情報に乗ってしまって嘘を吐き続けるという失態を重ねているが。

 アベノミクスは正常な経済原論を理解する程度の頭脳があればアホノミクスだと誰にでも解る。その程度の初歩的な経済政策の失敗だが、またまた今年10月に消費増税する、という大失敗を繰り返そうとしている。

 学習能力が欠落しているのも安倍自公政権の秀でた特徴だ。先の大戦からも安倍自公政権は何も学習していない。ブロック経済がいかに世界を大戦に導く危険なものか、学習していない。それは安倍氏と経済官僚たちだけではない、多くの経済評論家や日本の腐り切ったマスメディアたちも同様だ。新自由貿易主義を標榜しつつ、ブロック経済を構築する論理矛盾にすら気付かないお粗末さだ。

 世界が向かうべきはエマニエル・トット氏がグローバリズムの対極は「協調的保護主義」だと看破した通り、「みんな違って みんないい」という世界だ。

 一握りの投機家たちのための世界にしてはならない。世界はすべての人類のためにある。富豪トップ26人の資産がボトム35億人の総資産と同じという世界は尋常でない。その尋常でない世界を創り出したのは世界中を金融資本が自由に駆け回るグローバル世界を構築したからだ。単一世界は極端な格差を短期間で生み出す。まさしくグローバリズムの行き着く先は圧倒的多数の弱者の肉を、極めて少数の勝者が貪り喰らう暗黒世界だ。

 人類はハンメルの笛に踊らされて破滅の海へと向かって行進している。日本はその行進の隊列の先頭近くに立って、行進の旗を振っている。安倍氏の馬鹿げた回数の世界漫遊は世界平和に少しでも寄与しただろうか。日本の国家と国民の安全に少しでも寄与しただろうか。彼の政権の間に、日本は少しでも戦争から遠くなっただろうか。それとも戦争を引き寄せているだろうか。答えは簡単だ。日本は明日にも米国の戦争に巻き込まれる瀬戸際に歩を進めている。

 小沢一郎氏の許に集結して、三度目の政権交代を果たそう。韓信の股を潜るの小沢氏ではない、すべての野党国会議員だ。何のためにバッジを付けているのか。バッジは子女を誘惑するための小道具ではないだろう、大かな顔をして議員パスでグリーン車に乗るためでもないだろう。「主権者」国民に奉仕するための決意の象徴ではないか。



http://www.asyura2.com/19/senkyo258/msg/116.html

記事 [政治・選挙・NHK258] 政局は、安倍晋三長期政権に「倦み、嫌う国民世論」を受けて、安倍晋三首相の退陣時期をめぐる攻防と4月の統一地方選、7月の…
政局は、安倍晋三長期政権に「倦み、嫌う国民世論」を受けて、安倍晋三首相の退陣時期をめぐる攻防と4月の統一地方選、7月の参院選挙、総選挙戦の勝敗に焦点が移った
https://blog.goo.ne.jp/itagaki-eiken/e/a745d22de9bdecd5e4a592d85acf26b1
2019年03月03日 板垣 英憲(いたがき えいけん)「マスコミに出ない政治経済の裏話」

◆〔特別情報1〕
 2019年度政府予算案(101.5兆円)が3月2日未明の衆院本会議で自民、公明両党などの賛成多数で可決、参院に送付された。衆院通過後30日で自然成立することを定めた憲法の規定により、2018年度内成立が確定した。このため、政局は、安倍晋三長期政権に対して「倦み、嫌う国民世論」を受けて、安倍晋三首相の退陣時期をめぐる攻防と4月の統一地方選、7月の参院選挙、総選挙戦の勝敗に焦点が移った。加えて、自民党は、東京都の小池百合子知事(在任期間2016年8月2日〜)の後釜に谷垣禎一元幹事長を据えることを想定しているので、早くも2020年7月に東京知事選挙戦が事実上早まる可能性がある。2020年東京オリンピックが、2020年7月24日から8月9日までの17日間に開催されることから、選挙時期が調整されることもあり得る。以下は、天皇陛下のごく近くにいる吉備太秦の見立てである。



http://www.asyura2.com/19/senkyo258/msg/117.html

記事 [政治・選挙・NHK258] 日本、多国籍軍に参加+沖縄の民意をスル〜、安倍と玉城も物別れ+細野を巡り派閥対立が再燃(日本がアブナイ!)
https://mewrun7.exblog.jp/28050753/
2019-03-03 05:07

【1日からJRAで女性騎手が2キロの斤量減になる制度がスタート。今、JRA唯一の女性騎手である藤田菜々子騎手もその恩恵を受けることになったのだが。そこそこ騎乗技術や経験が身について来たこともあり、土日で17鞍も騎乗以来を受けたという。(・o・)

 馬術は、五輪などでも、唯一、男女一緒にノーハンデで戦う競技種目になっているし。(障害飛越とか長距離のクロカンとかも。)本当は競馬もそうあると一番いいかも知れないのだけど。ただ、競馬社会は今でも女性を軽視する風潮が強く、そのために地方競馬も含めて、女性騎手は増えるどころか減るばかりであるのが実情だ。(-"-)<JRAはいまだに女性調教師もいない。厩務員などのスタッフも少ない。>そのような状況を打破するには、今回のように斤量減で女性騎手が活躍できる道を開くのも一つの手なのではないかと思う。(・・)
 
 藤田菜々子騎手は、先月のフェブラリーSで女性騎手として初めてGIレースに騎乗。コパノキッキングを5位入賞に導いた。<それなりにいい騎乗だったと思う。7連勝で逃げ切り優勝したインティが強すぎ。ユタカの逃げペースも絶妙過ぎ。・・・西原玲奈が負傷&引退していなかったら、彼女もかなりの線まで行けたと思うけど。>
 藤田騎手のことを、朝からNHKのニュースまでが扱っていたのは驚きだったし。彼女ばかりに負担をかけるのはしのびないのだけど。彼女が活躍すれば、女性騎手が増える可能性も広がると思うので、自分のペースを守りつつ、頑張って欲しいと思う。o(^-^)o】

* * * * *

 先週、気になったニュースをいくつか・・・

 まず、ついに自衛隊が初めて多国籍軍に参加することになった。(゚Д゚)

 少し前までは、国連主導のPKOにしか参加できなかったのだが。あの15年に安倍自民党が強行した安保法制によって、多国籍軍も含む「国際連携平和安全活動」への参加が可能になったからだ。(ノ_-。)

 今回は、エジプトのシナイ半島での停戦監視団に参加することいなったのであるが。治安は比較的良好だと言われているものの、前回のスーダンのPKOのように、いつ武力による攻防が始まるかわからないし。自衛隊の方も武力で応戦できるので、何が起きるかわからないわけで。
 mewには、これは平和活動のふりをして戦争参加に近づく一歩であるように見える。(**)

『シナイ半島に2自衛官派遣へ 防衛相、準備を指示

 岩屋毅防衛相は28日、自衛隊制服組トップの河野克俊統合幕僚長や陸海空の各幕僚長ら幹部を呼び、エジプト・シナイ半島でイスラエル、エジプト両軍の停戦を監視する多国籍軍・監視団(MFO)の司令部要員として自衛官2人を派遣する準備を指示した。岩屋氏は「中東の平和と安定に我が国が積極的に寄与するため、要員を派遣する」と記者団に説明した。

 国連主導の国連平和維持活動(PKO)ではないMFOへの自衛官派遣は、2016年施行の安全保障関連法で可能となった「国際連携平和安全活動」の初の適用事例となる。派遣には、紛争当事者間の停戦合意などを規定する「PKO参加5原則」が準用される。

 司令部のあるシナイ半島南部のエジプト・シャルムエルシェイクの治安は比較的良好で、派遣自衛官の武器の使用を必要最小限と定める5原則の条件を満たすと判断した。近く現地に調査団と政務三役を送り、4月中の派遣を目指す。【木下訓明】(毎日新聞19年2月28日)』

 話は変わって・・・。

 先月24日に行なわれた沖縄県民投票では、辺野古移設(新基地建設)に反対する票が、投票数の7割、全有権者の4割を越えた。(~~)v

 県議会で決めた条例では、最多の選択肢(今回は反対票)が有権者の4分の1に達した場合、知事はそれを尊重し、首相と米大統領に通知することになっている。
 そこで、沖縄の玉城知事は早速、今月1日、米大使館と首相官邸を訪問。米国側と安倍首相に結果を通知すると共に、首相と会談を行なった。しかし、安倍首相は移設工事を「先送りできない」とあっさり拒否。会談は平行線で終わったという。(-"-)

『沖縄県の玉城デニー知事は1日、官邸で安倍晋三首相と会談し、米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古移設を巡る県民投票で「反対」が7割超となった結果を通知した。玉城氏は移設に絞って初めて明確に示された強い民意を政府に伝え、「民意は何より重く、尊重されなければならない」と移設断念を迫った。安倍首相は「もはや先送りできない」と移設工事推進を変えない方針を示し、会談は平行線に終わった。

 玉城氏は県民投票の結果の重さを国内外にアピールするため、会談後、東京都内の日本外国特派員協会で記者会見し「辺野古埋め立て反対の投票結果が全てだ」と訴えた。(共同通信19年3月1日)』

『会談のなかで、「日米特別行動委員会(SACO、サコ)」に代わる、県と日米両政府からなる「SACWO(サコワ、Special Action Committee With Okinawa)」を提言した。しかし、前向きな返答は得られなかったという。(Buzzfeed Japan19年3月1日)

『それに先立って在日米国大使館でもジョセフ・ヤング首席公使と面談した。
 辺野古の埋め立て工事の即時中止や、普天間飛行場の即時運用停止を求めた。さらに、県と日米両政府で構成する、沖縄の基地負担軽減についての協議機関を設けるよう申し入れた。(同上)』

 この件については、もちろん今後も書き続けるが。mewは、まず玉城知事が提案した日米政府と沖縄の協議を開催すべきだと思う。
 そして、毎度ながら、安倍内閣を動かすには、国民の後押し(支持率低下の圧力と共に)が必要
であることを訴えたい。(**)

* * * * *

 また来月21日には、沖縄3区で衆院補選が行なわれる。これは、自由党の衆院議員だった玉城デニー氏が、昨年、知事選に出馬するために辞職したために、行なわれる補欠選挙だ。

 野党側(自由党)は、辺野古移設反対のフリー・ジャーナリスト、屋良朝博氏(56)を擁立することに決めているのだが。自民党は、元参院議員の島尻安伊子氏(53)を擁立することに決めたという。(・・)<ちなみに仙台市出身。結婚して沖縄県民になったんだって。>

 沖縄の自民党は10年から辺野古反対の方針で選挙を戦っていたのだが。12年に安倍晋三氏が首相になってから、官邸から辺野古賛成に方針を変更せよと圧力がかけられることになった。
 そんな中、真っ先に翻意して、辺野古賛成に回り、周辺の議員の説得に励んだのが島尻氏。そのご褒美で、沖縄北方担当大臣に抜擢されたのだけど。何と大臣在任中の16年の参院選で落選したという珍しい人だ。(~_~;) <沖縄県民はきっとそういうところを、よ〜く見てると思う。>
  
 この衆院補選もしっかり勝って、安倍官邸&自民党にさらなるプレッシャーをかけたいところだ。(++)

 ところで、自民党二階派に所属していた田畑毅衆院議員(46・比例東海、当選3回)が、女性に準強制性交容疑で刑事告訴されたことなどから、先月、自民党を離党。さらに衆院議院の辞職願を出し、1日の本会議で認められた。(・・)

 これにより、衆院の比例東海では自民党の吉川赳氏(元衆院議員)が繰り上げ当選することになるのだが。このことで、自民党内の岸田派vs.二階派の対立が、激しくなる可能性が出て来た。
 というのも、この吉川氏の選挙区は静岡5区で、旧民主党時代からずっと細野豪志氏と戦って来た人だからだ。(@@)

 まあ、ふつうであれば、吉川氏が現職議員に戻ったことにより、次の衆院選では当然にして吉川氏が自民党の公認候補に選ばれるところなのだけど。先月、細野氏が無所属ながらも、自民党の二階派(志士会)に入会。静岡5区からの出馬を続ける決意を明らかにしている上、自民党への入党もにおわせており、二階幹事長が細野氏を推す可能性も十分にある。(++)

* * * * *

 先週も、岸田政調会長は吉川氏の地元の会合に駆けつけて、本人を激励。他方、二階幹事長は、細野氏の歓迎会に出席して、選挙対策を指南したという。(~_~;)

『衆議院静岡5区の自民党候補・吉川赳氏の講演会に、岸田政調会長が駆けつけ、自民党入りを目指す細野議員をけん制しました。

25日夜、御殿場市で開かれた吉川氏の集会には、約700人の支援者が訪れた他、吉川氏が所属する派閥・岸田派を率いる自民党の岸田政調会長が応援に駆けつけました。

講演の中で岸田政調会長は「国政に戻ってくると信じている。力を合わせて応援したい」と話し、吉川氏を支援する考えを強調しました。

吉川赳氏「地元の皆様方との対話、その先に選挙の結果があると思いますので、相手の動きというよりは私がやるべきことをやっていく」(テレビ静岡19年2月26日)』

『「地元の選挙民が正確に判断する」。二階俊博幹事長は26日の記者会見で、静岡5区の対応を問われ、有権者の判断を尊重する考えを強調した。細野氏が3回連続で岸田派の吉川赳元衆院議員に勝利していることを踏まえた発言だ。

 細野氏は将来的な自民党入党を模索。二階氏はこれを後押しする。25日夜には、側近の林幹雄幹事長代理らとともに、東京都内の日本料理店で細野氏を囲み、選挙対策などを指南した。

 二階氏は近く、細野氏を応援するため、静岡5区入りする方針。岸田派の反発は必至だが、二階派幹部は「吉川氏は細野氏相手に2回も落ちているのに何を言っているのか」と意に介さない。(時事通信19年2月27日)』

 二階氏は、自分の勢力維持のために、最近「安倍4選」を提案したという話も流れているのだが。党内には、これ以上、二階氏に好き勝手をさせたくないと思っている人も少なくないはず。
 しかも、先月の党大会で事故により頚椎損傷の重傷を負った谷垣元総裁が壇上に上がり、大拍手を浴びたのだが。谷垣氏は、岸田派を含む宏池会の柱だった人で、岸田派をサポートする姿勢を見せているという。(・・)

 最近、自民党内で派閥抗争の話を読むと、ついウキウキしてしまうのだが。安倍政権の足元を揺るがすためにも、二階おろしをしたいかなと思ったりもするmewなのだった。(@@)

 THANKS



http://www.asyura2.com/19/senkyo258/msg/118.html

記事 [政治・選挙・NHK258] ねえ、こんなしっかりした中学生がいるのだ! 「国民主権」なら強行せず議論を 七尾明香里さん 


ねえ、こんなしっかりした中学生がいるのだ!
https://85280384.at.webry.info/201903/article_22.html
2019/03/03 半歩前へ

▼ねえ、こんなしっかりした中学生がいるのだ!

 実に頼もしい。

 ねえ、こんなしっかりした中学生がいるのだ。

 説明もしないで勝手に強行するのは自分勝手だと思う、と14歳の子どもが言った。その通り。

 大の大人は恥ずかしくないのか?

詳しくはここをクリック
https://www.facebook.com/photo.php?fbid=2054109588000458&set=a.319996084745159&type=3&theater




井上 和美 恐るべし中学生❣️
まあ、小学校6年生で、三権分立を習うからね。

岩澤俊之 こんにちは、やいちゃん。「明香里」は、おそらく「あかり」と読むのでしょう。ん?どっかで聞いたことがある名前だぞ?憲法の仕組みをゲス三と、それから「防衛省」に教えてあげてー、あかりちゃん(笑)

Rachel Clark あかりちゃんに教えてもらったね、あべちゃん!

富田 穀 この中学生の意見こそがまっとうな立場。日本の総理大臣を名乗るんなら、この中学生の意見に従うべき。投書に拍手喝采します🎵

人見 やよい わ、わ、わ。
デニーさんがシェアしてくださってる〜!
あかりちゃん、やったね!

佐藤 智子 素晴らしい感性!人としてそうあるのが当たり前なのだが、今や大人がそうでない事に問題は大きい。それも日本の代表たる人が…( ; ; )

人見 やよい 希望と感動と感謝を感じた朝でした。こんな14歳がいるなんて、日本も、まだまだ捨てたもんじゃないわって。

Hiro Jah 中学生が正論で、総理が狂論。もう駄目だこの国は・・・











































http://www.asyura2.com/19/senkyo258/msg/119.html

記事 [政治・選挙・NHK258] 日本の市民の皆様へ、最終投稿。 第6章 喧噪の中で失ってしまった大事な事
2018年6月28日より「日本の市民の皆様へ、最終投稿」と題して「1章 破壊されてしまった三権分立の原則」から2018年8月13日の投稿「5章 そして全てが逆行する社会へ」を阿修羅の選挙板に投稿させて頂いております[1]。最後の投稿から随分と間が空いてしまいましたが、以下6章と7章を続けて投稿します。

1章 破壊されてしまった三権分立の原則
2章 音楽は政治を批判してはならない
3章 欲望の行き着く果てに
4章 何処から、何処へ、何ゆえに
5章 そして全てが逆行する社会へ
6章 喧噪の中で失ってしまった大事な事 <== 今回分
7章 「こんな平成に誰がした。」 行為とその帰結。そして怒りと不安と希望と

この第6章は2011年11月より始めた一連の投稿の中で多分最も重要な章の1つだと思う。もう一つ重要な章を選んだとすると、それは原発板に2012年1月12日に投稿した「日本の市民の皆様へ-その2」の第8章 「眼の前の事と向き合う(言葉或は知識、そして現象の認識とのギャップ)」[2]である。言葉を通じてしかこの世界を観ようとしない人々の思考と習慣を話題とした。この章と併せてお読み下さい。それは以下述べる様にスローガンに表せられたイデオロギーを通して見る世界と言葉を用いずにこの世界を観る事の違いである。

あるアイデアが情念になりそれがイデオロギー化しスローガンを通してこの世界に働きかける - と言うイデオロギーと目の前の世界の関係。そんなイデオロギーと言う名の欲望とその欲望から発せられた言葉に全くおかまいなく脈々と流れる"あるもの"を考える章である - 政権にどの様な勢力が居座ろうが文明の中の文化を利用した自分達のイデオロギーの夢の実現の欲求として、その地域の昔からの固有の文化を自分達の達成したい理想社会の方向に都合の良い様に引き寄せながら政権運営をおこなって行く過程、そしてその過程を取り仕切っている不遜で強欲な人々を我々は世界の至る所で現在進行形で目撃している。
===
6章 喧噪の中で失ってしまった大事な事
随分昔に読んだ本からの引用と言う形で話を進めてみる。Max Picardと言うスイスの哲学者が、1958年みすず書房より出版された「騒音とアトム化の世界」[3](残念ながら絶版になって久しい)と言う本の中で述べていた。人々は喧噪の世の中に生き、各個人がそれぞれアトム化(原子化)してしった事。以下の様にも言っていたとも記憶する。間違っていたら御免なさい。人間がオペレータ(即ち機械をもくもくと操作する者)に堕してしまった事。同じくみすず書房より出版された彼の「沈黙の世界」と言う本では神と対話する内省の重要性を訴えていた。彼自身の言葉を示す。"Nothing has changed the nature of man so much as the loss of silence."[4] それは、現代社会において有史以前から持っていた動物としての人間の中の本性より、沈黙を喪失してしまった事だと言える。人間が沈黙の中での内省を行う事を忘れ、言葉が一杯詰まった頭のみに意義を見いだし、その生命存在の意義を失いつつある事と言えようか。また、文明批評家Ivan Illiciの著書「エネルギーと公正」[5]の中で心に残った言葉があった。彼は「加速」と言う言葉をこの本の中で使っていた。この世の社会と人々の動きを良く表している。物質文明、機械文明の生活の中で欲望が肥大化し、それらの文明が深まるにつれ上に述べた状態が不可避となり、人であるよりもオペレータになっている時間がより一層長くなり、どんどんと抜け出せない深みにはまって行くのである。それは日常の中で一人一人の統一体としての生命が分裂、原子化し家族が原子化しバラバラで絆を喪失そして社会にはユニークさも無くなり分断化する現代の日本の人々の事を言い当てて居る様に思える。

Picardが語った言葉で彼の考えを良く表す言葉を記しておく。手元に「騒音とアトム化の世界」が無いので孫引きと言う不本意な形となってしまいますが以下の引用をさせて頂きます。[6]現代の人々の生き方を非常に良く記述していると思う。「私はある時、一人の男がテレビの前に座っているのを見た。その傍らで同時にラジオが鳴っていた。しかも同時にこの人は時折テレビから目をはなして新聞を読んだ。いったいこの人はどこにおるというのだろう。テレビの中か、新聞・ラジオ、あるいは安楽椅子の中か。彼はそれらのすべてであり、そして無でもあった。いたるところにおり、しかもどこにもおらなかった。そして彼の欲したのは実はこのことであった。即ちどこにもいないこと、自分自身を解体し、またその破片から自分を組み立てることであった。昨日の死はなんとつまらなく、今日の復活もまたなんとつまらないことであろう。この人間は自分自身から脱走しておったのである−というのも当たらない。彼はそもそも自分というものを持っていないのであって、したがって自分自身から逃げるということもできない。彼は一般崩壊の中の、運動の一小部分以外の何ものでもないのである。現代人は内面的に連関性をなくしたごたごたの中に生活している。我々は内的に寸断されてしまっているのである。我々は連続性の中に生きているのではなく、非連続性の中に生きているのである。一つの印象、一つの感情、一つの考えが、隔絶されながら、それぞれ別の印象や、感情や考えの側に平気で並んでいる−否、先立つもが全くなかったかのように、次々と立ち現れるのである。ただ絶え間なく何ものかが、瞬間を通って転じてゆくだけである。」あなた自身今の生活を省みて彼の言葉に反論する事が出来るのであろうか?

皆が皆生命を、命を愛する事を忘れ去り、加速をこよなく愛する喧騒の時代でもある。現代社会において加速は一つのキーワードだ。加速と言う中毒。この結果は人に何をもたらすか?スピードをこよなく愛する一方人として愛を育む心と、内省の習慣が失せてしまった事。どうしてその様に先を急ぐのか?個人が加速し、人々が加速し、人間が加速し、情報が加速し、日常が加速し、技術が加速し、一年が加速し、一世紀が加速し、人類の歴史が加速し、一体ぜんたい我々は何処へ行こうとしているのか?沈黙の中での内省を忘れ忙しい人生を送りながら、己の強欲さ故、他の人の事を気にかけずにおとしめ蹴落とし、人を精神的に肉体的に傷つける事をいとわない輩達、己を他の人々と切り離し社会の中の或は集団の中の自意識過剰な原子となり、加速する人々。皆が皆人生の速さや人生のスケールを誇っている現代社会。肥大化する欲望そして強欲と便利さを更に加速し追い求めるのとは裏腹に、騒がしい人間以外の動物が棲む自然界の生きとし生ける物達は、そこからやって来る、その正反対の不便さ即ち環境汚染や環境破壊と言う結果を沈黙の中で甘受しなければならないこの不条理が見えないのである。動物、鳥、魚、植物はこの生きにくい世界になす術がないのが人間には判らないのだろうか?同じ様に人間もこの殺伐とした空間で何がおこっているのかと言う関心をも失ってオストリッチの様に頭を砂の中に入れて、この様な事態が過ぎるのを待っているだけなのだろうか?もしかしたら人間のみならず生命が滅ぶのを知っていて何もせずそれを楽しんでいるのではなかろうか?もしそうだとしたらその様な考えはこの世の終末を待ち望み単に楽しんでいる終末論者の考え方と同じではないか?どうやら人間は先の見えない判らない何かの終わりに向かって加速している様である。 今や人間が人間以外の動物にくらべて遥かに愚かになってしまった。生命が何らかの理由故にこの世に在る事を忘れ、この流れが続いて行く事を忘れ、欲望に突っ走り、他人を押し退け、自然を押し退け動物を押し退け、生態系を押し退け排除し、生命の存在の大事な意味を忘れ喧噪の中で生きている。

一言で言おう。第4章「何処から、何処へ、何ゆえに」の中では述べなかったが、「 何処から、何処へ、どの様に」と言う問いが"Profile"(例えば隣の芝生は青いとか)と言う言葉と結びついて我々個人の中で相手との比較の対象となってしまっている現在。人間は近年この世界を物理的に大きなスケールで見渡せる事が出来、その結果比較の対象が広がってそれにより更に欲望が際限なく増殖してしまった。だが「何ゆえに」と言うと問いのおおもとにあるのは生命なのである。あなたには日常の中でそれを感じる事が出来るか?実はその他人の中と自分の中にある「何ゆえに」は比較の対象がないのである。しかし「何ゆえに」と言う問いをも忘れてしまうか無視するからユニークな個人、特定の宗教を信ずる人々や民族の迫害や、抑圧がおこってしまうのである。生命の公正と平等には優生思想など入り込む余地はない。この事実を無視するgeopoliticsに満ちた日常に踊らされて、brainwashに巻き込まれてしまっている我々。

本投稿第三章の「欲望の行き着く果てに」で書いた事を詳しく述べる。この世界の出来事を現場で見る気持ちは更々無く、情報のリアルタイム化とそのダイジェスト即ち咀嚼に追われる日々の生活習慣の事である。この様な環境ではいとも簡単に人は情報に騙される。何故か?客観性が無いからさ。自分の好みの情報だけをアクセス。頭の中に入っている自分の、世界の解釈理解を確認する為に自分の好みの新聞やインターネット上の情報を選択し、自分の考えを補強する記事のみ読み漁る。選択的情報の咀嚼。これが心地良いのである。頭の中は言葉で一杯。でも心の中は空っぽ。虚しいね。簡単に言えば自分の意見と同じ様な論調を読んで安心安堵し、その反対の意見に反発し攻撃する。攻撃される人々は主に自らの意見を公に出来る自己推進能力のある方々。その様な人々を人格破壊しようとする訳。何故人々は意見の違う人々を攻撃するのか。どうしてそのまま、ありのまま、受け入れられないのか。それは何故か?色々と理由が有ろうがその一つとして: 皆が皆インターネット上で喧噪を選び、違った意見を持つ人々や他の民族を批判し、それにより己の心に満足感をもたらしている訳なのだろう。不快なら相手を攻撃する事、が心地良い。この悪しきEthosの現象(「4章 何処から、何処へ、何ゆえに」参照の事)は世界で同時進行している事に皆さん気づいて欲しい。つまり異なった相手を受け入れる能力の無い人々が増加中とも言えようか。そして又他人に対しての意地悪が心地良い。ところが現実とはユニークさと多様性の集合体なのだ。生命が、此処では自分が母より産まれて来る事を選択した時点でユニークな存在なのであるが、その個人の多様性さも判らん輩が文化の多様さや民族の多様性さをも見下し軽蔑する行動を取るのは愚かな事。しかも自分がユニークで優生な人間だと思っているのでなおさら、たちが悪い。心がここにあらず、善のEthos或はスピリッツな世界を喰らい尽くす"busy monster"達。インターネット依存症のあなたへ。この姿を自分の形相として捉えられるだろうか?この事から人間を紋切り型にさせておく事、オペレータにさせておく事が権力を持つ面々にとって如何に重要なのか判るだろう。

さてまたまた音楽の話で恐縮だ。あなたが以下の曲を聴いた時自由にこの曲から何かをイメージ出来る様に以下の文を読む前この同じ曲を2つの映像のYoutubeで聞いてみて欲しい。[7][8]歌詞は[9]。英国の作曲家で英国のロックグループU2のアルバムのプロデューサとして知られるBrian Enoと言う方がいる。彼の2005年のアルバム"Another Day on Earth"の中の"And then so clear"と言う1曲。あなたは今この曲を聴いて何を連想、想像しただろうか?

今日は私がその曲から思い浮かぶイメージをEnoさんには申し訳ないが勝手に解釈してここに記載する。ご勘弁の程。それは4章 「何処から、何処へ、何ゆえに」で以下言及した、心があなたの中に落ち着いて座っていてあなたとあなたの心が一体(unity)となっている時、この時この場所に「心此処にまします」と言う事に関連する。私にとって”And then so clear”の曲からイメージする事は: まだ私が小さな子供であった時に車を使った何泊かの家族旅行から家へ帰って来た時に見た天窓から光が差し込んでいる場面でフッと思った事なのである。それは私と父、母私の兄弟が一緒にいると言う一体感。静寂の中の愛に包まれた家族の中の自分。そしてそのunityから外の社会があると言う事を初めて理解した時の感触に近い。言葉では説明出来ない自分と家族と世界との一体感。しかしこれとて以下述べる生命の流れの極一部を認識、感じとったに過ぎないのである。

これは沈黙するしかない動物には彼らの本能により判っているのである。それは、この表題の章の問いへの答えである。あなたが喧噪な世の中に棲む事で心の中から失ってしまった気持ち。それは思っているよりも遥かに大きく大事なものなのである。しかし私と言う生を授かった事はもっと高い次元の、何かしらの理由があるからなのだろうと言うこの世のシンプルな捉え方。脈々と続いて来た生命の流れとその脈動をこの曲を何回も聴くと思い浮かぶのである(実は歌詞の内容と違うのですが)。前の幾つかの段で述べたが今現在物質文明に晒された人々は沈黙と内省を忘れ、そして頭の中にある行動パターンに影響され見ず知らずの他人を安易に攻撃、人格破壊する事が広く行われている。他の人の持つ固有で唯一の個としての尊厳さが疎んじられてしまう日常の思考と習慣の中に生きている。それこそがアトム化と言う事。自分が原子化アトム化し己がこの世界にあると言う事実を忙しい情報の中で見失う事で心の中の自分を失い大事な己と世界の関係を断ち切られてしまう。動物と同じ様、人が石の上を歩くのを止めてから言葉が増殖しこの世界と切り離され人は原子化してしまった。あなたは上記の様に子供の頃、自分と家族と世界との一体感を感受した事はなかったのだろうか?その様な気持ちが生じた事があったかどうか、あなたの中にある記憶の糸を手繰ってみて欲しい。

この世界に産まれて来て、思春期に家族から独立する気概が生じた後に、社会に出でて女としてまた男として異性と出会い結婚し子供が出来て彼ら子供達が一人立ちし、自分が自分の親と同じ様に長い人生を歩んで行きそして老いてゆく。そしてその初期の過程の中で家族と言う小さな群れの中に一人の生き物として私が生きていると言う実感と、家族と言う小さな群れが大きな群れの中に生きている実感、(2つの違った遺伝子がもっと大きな流れ即ち時の流れと脈々と続く生命の流れを共有する)とそれを囲む外との関係の連続性を既知する事で社会性を理解し、習得する事が出来る。これは生物の群生の空間的な尺度から見た考え方。だがとても不思議なのだが、誰一人として日本の社会でのイデオロギーに基づいた祀り事が、日本の社会空間、群生の空間にどのように力を及ぼし変出させ影響しているのかと言う見方を執れない不可解。

この考えに少し関連する事だ。群生の空間と言う観点で日本社会と言う空間から観ると、後に述べるが、どうやら偏屈な考え方やイデオロギーが跋扈し、人間の顔の態をなしていない文化の風潮が蔓延るいびつな空間、人が棲み難い生活空間となってしまった様だ。人間が家族が原子化してしまった現在、第一章 「破壊されてしまった三権分立の原則」で言及したが或る勢力による、社会形態を変えようとする事により彼らが理想と考える様な、日本を素晴らしい国にして行こうと言う努力をするのは理にかなっているのかどうか甚だ疑問なのである。そんな事よりまず善の'Ethos'例えば希望を人々の心の中に取り戻し育て、家族の中に社会の中に人間愛を呼び戻す事が先なのが判らないでいる、日本の社会があたかも自分達の物であるかの様に振る舞う不遜で強欲な政治屋達。現代日本の社会においては生きる力が弱い家族もあり強い家族も或る訳で、弱い家族を手助けする福祉と言う社会制度を手厚くするどころか、彼らを更に窮地に蹴落とす様な政策を実施している事実。家族と言う小さな群れに必要以上の経済的な圧力をかけてはばからない社会制度。一方軍備拡張の為惜しみなく予算を注ぎ込む。正直者は馬鹿を見る、どころではない更に悪い状態である。つまり弱い者が更に抑圧されてしまっている日本の社会。この様な不条理がまかり通っている事に殆ど誰も怒りを表現しないのは、人間が家族が原子化してしまった上日々機械的に生きている為と思うのだが。子供を持つ親として不条理に満ちた政治のやり方に抗うのは、動物として生命として当たり前の事なのであるが。そう。オペレータとは皆が皆何も言わない、或は皆が皆同じ事を言う状態に陥っている人々の事である。個人的に成功の為の機会を持たない、持てない市民を抑圧するエリート意識に満ちた優生学的政治手法が日本で行われているのではないかと思えてくるのだ。何も明治時代の教育勅語を実践し、戦前の封建的な大家族に家族形態を戻す事が本当に現実味のある社会問題の解決策なのだろうか?人間を中心に据えた実践的な政策やアプローチを行う政治手法と、イデオロギー的なアプローチを取る政治手法の間の乖離をまざまざと見せつけられる今日この頃である。残念な事にこの世界の意義、意味の深さを忘れてしまって忙しく人生を送っている原子化した人間で構成される社会においてはこの乖離の帰結がどうなるのかを考えようとする'Ethos,'風潮も社会から失われてしまった。判っていると思うが、不遜傲慢強欲にかられた面々が支配する国は滅びる。

この章の推敲の途上に先日の東京新聞のWeb 「梅原猛さんの平和思想」と題した以下の記述を発見。色々と考え倦ねていた事が見事に鮮明になった。以下長いが引用する: 「梅原猛さんから興味深い見解を聞いたことがある。『神も仏も捨てたのが、明治政府です』と−。仏教を排斥した史実はあるが、神を捨てたとは…。はてと首をひねった記憶がある。 『昔から日本人は山川草木すべてが神様だという多神論でした。仏教にも同じ思想があり、神と仏を合体させた宗教を民衆は信仰してきた。神仏習合、それが日本の思想の中心でした。だが、明治になり国家神道という一神教になったのです』 国家主義は古来の思想を無視して、国家神道という新しい宗教を国民に強制した。さしずめ教育勅語はその道具であった。この一神教こそ戦争へと日本人を駆り立て、日本を狂わせた張本人なのだという説明だった。」[10] Aha!である。原理主義者の実体が見えた。戦前の人々の様相。梅原氏が指摘していた様に多神論を捨てた故に生命の流れの観点から世界の人々を見渡す事が出来なかったのであろう。現政権と天皇皇后両陛下の関係がこじれている理由が良く判る。ところで話はがらりと変る。危機管理の極意は「最悪の事態に備える事」である。よって民主主義を支持する全ての人々が持てる限りの力を合わせ、日本会議によるクーデターに備えた危機管理体制の構築を行わなければならない時なのである。その根拠として変質してしまった与党自由民主党が通して来た法律の数々を見れば直感的に判るだろう。イデオロギーに執着する彼らなら日本の民主主義を転覆させるクーデターをやりかねない。

さて生命を時間的な尺度から考えてみよう。私と言う生命は私の父がたぐって来た、私の母がたぐって来たそれぞれの赤い糸の様な生命の流れが重ね合わさった物なのである。別の表現をとれば、私は父と先祖の血の繋がりと母と先祖の血の繋がりからの一つの生命としてこの世に生まれて来た訳。この世の根底に脈々とした生命の流れがある事実。この事が一番理解し易い人生での出来事は結婚式と言う場であろう。新郎が属する群れと新婦が属する群れの一同に会する出会いと祝福の時ではなかろうか。その出発点から、男と女の愛と愛情という中で新たな生命は生まれ成長し、心と心が重なり合って一つの心が産まれ、この世に長々と生を過ごしながら、体と心の一体感(unity)と共に尊厳を持って死を迎える。その間新たに産まれた小さい生命が全く同じ繰り返しの中で女性として或は男性として育ちそれぞれの道を旅し各々(原子化していない)個人が大きな生命の流れの中で出会う訳。即ちそれは私が一人の男として私の妻が一人の女としてこの世に生命を送り出す同じ営みを行い父となり又母となり、午後の太陽の高さに例えればまるで日の陰った夕方の様に、齢を重ねそして日暮れの様に歳をとりこの世から役目を終えて去って行く。私と妻の遺伝子を子供達に引き渡し、そして「何処から何処へ」の問いの先にある、どうしても答えられない「何故に」との問いを子供達に引き継がせている。だが、この大事な問いを背負って生を生きているのかどうかが彼や彼女に判るかどうかは本人の自覚次第だ。(或は親として子供にこの問いの意味を教えるべきなのだろうかと言う自問はあるが)。人間以外の動物達は、自分達がこの世界にあり生きて居る事の、不思議な見えない力が(「何故に」と言う先に)在る事を知っているのである。だが残念な事に私と言う小さなスケールを通してしかこの世界が見えないこの限界故これ以上は言葉が発せない。沈黙の中で生命の不思議を想う。

その一方この一つの生命としてこの世に生きる、私の中にある欲望は何処から来るのか、そして何処へ行くのか?何ゆえに?との問いが私の中を、私の生を貫く。そして体を欲する心の渇きの側面を持つ愛の事を考え巡らす。一人の男と一人の女の間のunityを縦軸にとるとそれは何と短い横軸の時間の期間なのか。横軸方向に過去を振り返れば途轍もなく遥か以前の私の知らない時がある。又逆方向を見れば新しい未来が見える。この生命の流れは「何処へ」行くのかと言う問いは未来へ向かって発しているのである。そして私は何かを残しつつ、一つの生命としてこの世から去って行くと言う事。何故に生命は死ぬのかは生命には終わりがあるから。何故に生命は産まれるのか。それはあなたと言う生命が産まれて来る事を選んだ事に理由があるから。これから産まれて来る子供達、生命達を「安全」な社会に或は生態系に送り出さなければならない宿命。その今生きる生命としての、遥かに崇高でしかも過酷な迄の義務を人間を含む生命は背負う。

生命を産み出して来た、又これから産み出すであろう、女性のあなた方にはこの事実は体の中に刷り込まれた思いであるに違いないだろうし、又無視出来ないのでは。幸せな人生を送れる様に身を粉にしながら日々男性優位の社会の中で悪戦苦闘している日本の女性達。日本の社会が男性が優位性を保てる様に設計され且つその様に機能している現状。その一方小さな群れとしての家族の中で子供と妻をないがしろにする又はネグレクトする様、最悪な場合は暴力を振るう様な行動をとってしまう男性諸君。又己の考え、思考習慣に基づき人々の間にある多様性を無視し、女性差別や蔑視を行う面々。男性優位の特徴である、最下部に位置する小さなスケールの家族から、地方自治や地方の会社、そして社会最上部に位置する国会へと貫く、男尊女卑の源である家長制と言うヒエラルキーを生活の社会空間から柔らかいベールで包み都合良く隠し続けて来た事。これこそ悪しき文化としての風潮である。これが日本と言う社会の中の生活空間に深く根付いている。更に昨今競争原理と言う手法を取り入れ敗者復活戦の様に弱いもの同士を戦わせるやり方。日本の中に新たにカースト制を作っているのか?それ故に、「法の下の平等」が日本の中で崩壊している事に女性の市民自身が強く抵抗し、善なる'Ethos'としての社会の希望を女性の方々が共有しこの日本の社会を良い方向に変えて行く様に努力して行かなければこの閉塞した社会に明るい光は差し込まぬ。この投稿を読んでいる皆さん、御存知の様に強権的組織の中では個性と、女性の権利は抑圧すべき対象と理解していると思う。それはアジア的な、個人のユニークさを否定する、男のタテ社会の属性であると言う事。これは母性が産み出したユニークな生命と多様性の容認を行う社会の対極に位置する。男と女の間にその様な生命の対等さと言う見方が出来ない男性諸君は生命の流れを創る女と言う性を守れない男達である。ほ乳類の間ではオスはメスを守り、子供を守るのではなかったのか?この生き難い世の中に子供を守らず、子供に当り散らし暴力を振るってどうするのか?もっとやる事が有るのではないのか?(次章最後の部分[一連の投稿の最後にあたり]参照の事)。あなたには自分の子供達が小学校の半ばの頃その横顔をさりげなく観た時、特に自分の娘の横顔から、彼女がこれから産み出すであろう生命の流れの片鱗をかすかに読み取った事があるのだろうか?そう想うだけで今の社会の女性や女の子に対する性差別や(性)暴力の不条理から彼女達を守らなければと心を構えるのがオスとしての務めと思わないのか?どんな肌の色の人々でもどんな社会的立場の人々でも子供の事を想う気持ちは同じである。自分の子供の中の生命の流れを認識出来ない者達。原子化した家族の中でその気持ちを喪失してしまっているのだろうか?

悠久と流れる生命。そして人々の、己の生命の流れを守ろうとする意志。その一方女性が自身を守り子供達を守る事。更に男性が女性と子供達を守る事。更に社会が家族を大事にし守る事。この全ての防壁が決壊しつつある、日本の生活空間。経済的に困窮すると心に余裕が無くなるのは自明の理。個人がそして家族を含め、公正公平さを失い教条化し硬直化した組織の犠牲となりつつある。皆さん、もっと大きく見ようではないか。家族も同様なのだが、日本全体が袋小路に追い込まれてしまっている事実がある。そこで、日本の政府の従業員の皆様へ。このままでは日本は駄目になってしまうと言う危機感が心の中に生ずる事がきっとある筈だ。あなた方は日本の市民よりも世の中の大局観をお持ちの筈。今出世欲に駆られた爺婆となるか、単に何も言えないオペレータになるか、それとも未来を予見し危機を回避しなければ日本は駄目になるとの大局観を持って日本の屋台骨の内側から変化をもたらす様努力をするか、あなた方は今この3者の内どの立ち位置を取るかと言う所まで追いつめられているのである。この事実をしっかり認識しておく様喚起したい。

冬の、或る日曜日の昼下がりの日差し。ほのぼのと呑むミルクティー。クッキーをこれに浸して口の中に運びながら美味しさを実感するこの様な些細な時。でもその様に個人が幸せであると感じさせる時間がこの世から失せてしまった。心が満ち足りている営みの喪失。何故に男がいて女がいるのか。そして人間は一体何処へ行こうとしているのか?騒々しい日常生活からは全くもって考えつかない想いである。

6章での問いと独白:「生命の流れと言う"Ground rule"と、権力欲、金銭欲等の強欲と言う事の間の関係とは一体何なのか?ground ruleに関与する事無く、憲法改正の御旗のもと自分達のイデオロギーの目指す理想郷を実現する為に祀り事を行っている面々。原理主義者と呼ばれても仕方がないのである。」

参考文献等
[1] 阿修羅のwebより拙稿「日本の市民の皆様へ」シリーズのサーチ、 https://www.google.co.jp/search?as_occt=any&as_sitesearch=www.asyura2.com&num=100&as_q=%93%FA%96%7B%82%CC%8Es%96%AF%82%CC%8AF%97l%82%D6&btnG=%8C%9F%8D%F5&gws_rd=ssl
[2] 「日本の市民の皆様へ-その2, 」 阿修羅, http://www.asyura2.com/12/genpatu20/msg/412.html
[3] 「マックス・ピカート」 ウィキペディアより、
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%94%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%88
[4] "Max Picard Quotes,"AZ Quotesのウエブより、https://www.azquotes.com/author/28210-Max_Picard
"Max Picard Quotes," "AZ QUOTES"ウエブサイトより、https://www.azquotes.com/author/28210-Max_Picard
[5] 「イヴァン・イリイチ」、ウィキペディア、
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%A4%E3%83%AA%E3%82%A4%E3%83%81
[6]「座右の銘データベース」、http://www.kokin.rr-livelife.net/post/post_meigen/post_meigen_253.html
[7] "And then so clear," アルバム"Another Day on Earth," Brian Eno,
https://www.youtube.com/watch?v=sLEgjBVtdhE
[8] 同じ曲で違った映像背景、"And then so clear," アルバム"Another Day on Earth," Brian Eno,
https://www.youtube.com/watch?v=lcK8_kKCsq8
[9] "And then so clear"の歌詞、https://genius.com/Brian-eno-and-then-so-clear-lyrics
[10] 梅原猛さんの平和思想、【私説・論説室から】、2019年1月21日、東京新聞
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/ronsetu/CK2019012102000139.html

http://www.asyura2.com/19/senkyo258/msg/120.html

記事 [政治・選挙・NHK258] 「闇が多すぎる」 立憲・福山氏が実質賃金の参考値公表を要求(毎日新聞)-一方自民・岡田氏は最後まで公表を明言せず
「「闇が多すぎる」 立憲・福山氏が実質賃金の参考値公表を要求
3/3(日) 12:01配信

 立憲民主党の福山哲郎幹事長は3日、NHKの討論番組で、厚生労働省の毎月勤労統計を巡る問題について「まだ明らかになっていない闇が多すぎる」と述べ、国民の生活実感に近い実質賃金の「参考値」を参院予算委員会に提出するよう要求した。これに対し、自民党の岡田直樹参院幹事長代行は「専門的な方々にしっかり検討してもらいたい」と公表に慎重な姿勢を示した。野党は4日から始まる参院予算委で引き続き政府を追及する方針だ。

 厚労省は2018年1月分の調査から、調査対象の事業所(規模30〜499人)を従来の総入れ替え方式から部分入れ替え方式に変更した。野党は、17年と18年で共通する事業所を抜き出して比較した参考値では、18年は大半の月で実質賃金がマイナスになるという試算を出している。

 これについて岡田氏は番組で(1)サンプル数が少なく誤差が生じやすい(2)新しい事業所の状況を反映しない――などの問題点を挙げた。しかし、国民民主党の玉木雄一郎代表は「サンプル数が少ないという言い方はやめた方がいい。(厚労省は)名目賃金の参考値は出している」と述べ、政府の対応の矛盾を指摘した。

 共産党の小池晃書記局長は、調査方法の変更に首相官邸が関与したかどうかを厚労省の特別監察委員会が調査しなかったことを批判。岡田氏は「まったく根拠のない推測に過ぎない。(変更は)不正ではなく、むしろ改善だ」と反論した。福山氏は元厚労省統計情報部長の姉崎猛氏と中江元哉元首相秘書官が「あいまいな答弁を繰り返している」として、参院予算委にも参考人としての出席を求めた。」
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190303-00000022-mai-pol

与党側がここまで実質賃金の調査結果の公表に後ろ向きなのはよっぽど悪いということなのか、とも思ってしまいます。
http://www.asyura2.com/19/senkyo258/msg/121.html

記事 [政治・選挙・NHK258] 田畑毅元議員“準強制性交事件”で捜査潰しの動き! 山口敬之氏への逮捕状執行を止めた中村格・警察庁官房長が介入か(リテラ)
田畑毅元議員“準強制性交事件”で捜査潰しの動き! 山口敬之氏への逮捕状執行を止めた中村格・警察庁官房長が介入か
https://lite-ra.com/2019/03/post-4581.html
2019.03.03 田畑捜査潰しにあの警察官僚が暗躍か リテラ

    
    「自由民主党衆議院議員田畑つよし」ホームページより


 準強制性交容疑で刑事告訴された田畑毅衆院議員は、3月1日の衆院本会議で辞職届けが認められた。2月15日に自民党へ離党届けを出してから2週間。辞職は遅きに失した感を否めない。

 なにしろ、田畑氏は、交際中だった名古屋市の20代女性から刑事告訴されているうえ、今週の「週刊文春」では、高校2年生の時に同じような行為をされたという女性から告発されてしまったからだ。

 記事によると、田畑氏は女子高生を都内の自宅兼事務所マンションに連れ込み、力任せに押し倒して避妊具も付けずに性交渉に及んだうえ、いやがる少女を押さえつけてビデオカメラで撮影していたという。

 田畑氏は“魔の三回生”と呼ばれ、何かとトラブルを起こす安倍チルドレンのひとりだが、高校2年への淫行行為は当選前に行われたものであり、安倍自民党は、性犯罪者を議員として迎え入れていたことになる。派閥の長である二階俊博幹事長はもちろん、安倍首相の責任も厳しく問われるべきだろう。

 しかし、現実はどうやら逆に動いているようだ。安倍首相や二階幹事長の責任どころか、事件はこのまま幕引きされてしまう可能性が濃厚になってきた。

前述したように、田畑氏は名古屋市の20代女性から準強制性交容疑で刑事告訴されているが、捜査をしている愛知県警が完全に腰が引けているらしいのだ。全国紙の愛知県警担当記者が語る。

「女性からの告訴状は愛知県警が2月6日に受理しています。国会会期中は不逮捕特権がありますが、田畑氏は議員辞職したわけですから、逮捕される可能性もある。そう思って、各社、取材をかけているんですが、捜査員の反応が消極的なんです。『交際していたわけだから、逮捕は難しい』『強制を証明できない』とかなんとか言い訳ばかり語っている。国民の目がありますから、在宅で書類送検くらいはするかもしれませんが、その場合も、送致書の内容は不起訴を誘導するようなものになるんじゃないかといわれています

 実は、こうした愛知県警の消極姿勢の裏には、例の安倍政権のおぼえめでたい警察官僚の介入がいあったのではないかといわれている。

 周知のように、事件は去年のクリスマスイブに起きたもので、女性は現場から警察に通報。警察官が駆けつけ、すぐに被害届を出しており、当初は、捜査現場もやる気を見せていた。ところが、それからほどなくして、空気が一変したのだという。

 きっかけは、愛知県警本部長の加藤達也氏が警察庁に呼び出されたことだったという。県警関係者がこう語る

「国会議員に関わる事件ということで、発生直後から警察庁には報告をあげていたようなんですが、年明け、捜査の指揮を執る県警の加藤達也本部長が警察庁に呼ばれ、中村格官房長から慎重捜査を厳命されたようなんです。この話が流れたあと、県警の捜査本部の空気ががらりと変わった。そのあと、刑事告訴は一応、受理しましたが、それはメディアの目があるからで、まともな捜査はほとんどできていません」

 警察庁からの圧力というわけだが、加藤本部長を東京に呼んだという警察庁官房長の名前に聞き覚えはないだろうか。そう、中村格氏といえば、安倍首相のお友だちのジャーナリスト・山口敬之氏の事件で捜査に圧力をかけたといわれる警察官僚だ。

■警察庁の中村格官房長が県警本部長を呼びつけ官邸に頻繁に出入り

 奇しくも、山口氏の事件もお酒を飲んで意識のない状態の伊藤詩織さんに性交に及んだという準強制性交容疑だったが、このとき、山口氏への逮捕状執行を止めたと「週刊新潮」に報じられたのが警視庁刑事部長だった中村氏だった。そして、中村氏が菅義偉官房長官の秘書官時代からおぼえめでたく「右腕」ともいわれていたことから、官邸の意を汲んで、捜査に圧力をかけたのではないかという疑惑も持ち上がった。

「中村氏は国会などでも追及を受けましたが、官邸はこの問題が発覚した後、逆に次代の警察庁トップを狙える官房長に起用した。この人事はもちろん論功行賞というのもあると思いますが、官房長は全国の警察組織を監視できるポストですから、忠犬の中村氏は政権にとってもうってつけだったんでしょう。今回も中村氏が圧力をかけたと知れば、その人事がさっそく功を奏したかたちですね」(全国紙政治部記者)

 前出の愛知県警担当記者によると、愛知県警の加藤本部長は警察庁に呼ばれた後、記者たちの取材を受けるたびに「バッジが付いているから立件は難しい」と憔悴しきった表情を浮かべるようになったという。

 しかし、もし中村氏が圧力をかけていたとすれば、当然、その背後にいると考えられるのが、官邸の存在だ。実は「週刊新潮」も3月7日号の記事で田畑氏の事件の捜査に、中村格氏が介入している可能性を示唆していたのだが、そのなかでこんな意味深な捜査関係者のコメントを掲載している。

「田畑さんが刑事告訴された2月上旬以降、警察庁の中村格官房長が頻繁に官邸を訪ねています」

 新潮は一応、官邸が捜査に口出ししていないだろうとしているが、中村氏のこれまでの動きを考えると、官邸に詳細な報告をあげ、連携しているのは間違いない。

「田畑氏の議員辞職も、菅さんが中村さんから捜査状況の報告を受けて、阿吽の呼吸で決めたものじゃないでしょうか。官邸としては、田畑氏を議員辞職させても、逮捕されたたら政権にダメージになりますから、なんとか捜査を潰したいはず。官邸が直接口出ししなくても、中村さんなら、意向を忖度してきっと、これからも捜査潰しに動くと思いますよ」(全国紙政治部記者)

 本当に、捜査はこのまま潰されてしまうのか。しかし、愛知県警は安倍政権の忠犬となった警察キャリアに臆することなく、捜査を尽くさないと、国民の信頼そのものを失いかねないことを肝に銘じるべきだろう。

(編集部)































http://www.asyura2.com/19/senkyo258/msg/122.html

記事 [政治・選挙・NHK258] <とんでもない応援記事だ!>細野豪志、長島昭久、馬淵澄夫議員の復活を望む朝日の政治記者  天木直人 




細野豪志、長島昭久、馬淵澄夫議員の復活を望む朝日の政治記者
http://kenpo9.com/archives/5686
2019-03-03 天木直人のブログ


 きょう3月3日の朝日新聞に、この国の政治と政治記者の正体を見る思いの記事を見つけた。

 曽我豪という名の編集委員が「日曜に想う」と題する政治論評で細野豪志、長島昭久、馬淵澄夫の三人の国会議員について書いている。

 いずれも、2017年10月の衆院選直前に小池百合子の希望の党に入った後、小池百合子の失速で行き場のなくなった旧民主党議員だ。

 細野豪志議員についてはいまさら書くまでもないだろう。

 長島昭久議員は、選挙期間中に小池百合子を自らのポスターから削除して当選したまではよかったが、細野豪志議員のように自民党入りに成功せず、保守新勢力を目指す地域政党との小会派に甘んじている。

 落選した馬淵澄夫議員は、もはや国会議員に返り咲く事は難しいと思われていたのに、思いもかけない同僚議員(樽床議員)の補選転出のおかげで繰り上げ当選し、自分でも認めているように、棚かららぼた餅で国会に戻ることの出来た議員だ。

 三人とも、はじめから自民党の政治家になるべき議員であるが、選挙枠がないから民主党議員になったような議員だ。

 当然ながら、野党共闘にはなじまない議員たちだ。

 つまり、自民党でもなく、野党でもない、いまの政治の中では、まるで役立たずの議員たちだ。

 ところが曽我豪編集委員はこの三人に次のようにエールを送っている。

 「確かな再興の道が見えないなら、世間がそう簡単に彼らを認めるはずもない。だが同時に世評ほどあてにならないものはない。民主党政権誕生の前夜、政策の実現性や政権担当能力の練度を十分に問う事なしに『一度やらせてみたらいい』と言った論者は少なくなかった」と。

 「ムキになって『悪夢』を否定するよりも、次は悪夢にならないと世間に思わせるよう政策と能力を磨く方がよほど現実的な解決策であろう」と。

 そしこう締めくくっている。

 「馬淵氏58歳、長島氏57歳、細野氏47歳。人生100年時代と人は言う。あの挫折と彷徨がけがの功名だったと後々言えるだけの時間はある」と。

 とんでもない応援記事だ。

 この曽我豪という政治記者は、安倍首相と食事を重ねる朝日の政治記者だ。

 こんな政治記者が朝日新聞の政治担当の編集委員である。

 朝日の正体見たりである(了)



(日曜に想う)挫折して知った、それぞれの道 編集委員・曽我豪
https://digital.asahi.com/articles/DA3S13917592.html
2019年3月3日05時00分 朝日新聞 後段文字起こし


「鳥になりたかった雲」 絵・皆川明

 3人は20世紀最後の年の2000年に民主党から衆院選に初挑戦した。

 細野豪志氏は当選、早くから未来の首相候補と目された。馬淵澄夫氏は落選したが03年衆院選で当選、経済政策と選挙対策で研鑽(けんさん)を積んだ。補選で涙をのんだ長島昭久氏も03年に雪辱を果たし、外交・防衛の論客として脚光を浴びた。

 現実主義的な志向と実務で自己実現したいとの思いの強さが3人の共通点と見えた。党代表選では、2度出馬した馬淵氏に続いて細野、長島両氏の名前もあがるようになった。

 だが民主党政権は倒れ、安倍晋三政権下で野党は離合集散を繰り返した。3人は17年衆院選に臨み希望の党に再び集ったが、党は選挙で失速し解党され、その後の道筋は大きく分かれた。

 当選した長島、細野両氏は二大政党制への夢を自ら閉じた形だ。長島氏は中庸論に立つ保守新勢力に向け、地域政党と小会派結成を選んだ。細野氏は敵対してきた自民党の中で自己実現の道を探る。

 そしてこの2月、補選に伴う繰り上げ当選で馬淵氏は無所属議員として国会に戻って来た。彼の夢はどうなったろう。

     *

 17年の落選直後、馬淵氏に会った。リュックを背負い真っ黒に日焼けしたバックパッカーのようななりで現れ、「全国おわび行脚の旅ですわ」と笑った。20人ほどの馬淵グループは続けるとし、「ちょうど落選と当選でほぼ半々。しかも代表の自分が落選組の方で話がしやすい。けがの功名でした」と真顔で言った。

 先月末、馬淵氏に再会した。落選のおかげで20年ぶりに十数万世帯の地元・奈良を歩き思い出せた原点があるという。

 「自民党の否定や政権交代のために政治家になったのではない。地方の声は今も昔も、暮らしを良くしたい、一極集中で地方がおきざりにされる、です。だから必ず中央集権から地方分権へ時代が変わる。そのための大きな社会像を用意し提起しておくことが使命のはずでした」

 小泉純一郎首相が仕掛けた05年の郵政解散・総選挙で民主党は敗北、政権交代は遠のいたかに見えた。だがそれで逆に立ち止まって、自由度の高い一括交付金など分権論をじっくりと形にする貴重な時間が出来たと今になって思う。

 「ただ、私たちは現実政局に対し過敏に反応しすぎた。自民党が投げる球を打ち返すのに必死で、政権時も野党になって以降も、論点と議論の土俵の両方を相手に奪われた。現実感がなかったからではない。成熟しないまま小さな現実主義に偏したのが私たちの失敗でした」

 分権の視点を欠いた消費増税の民自公3党合意に乗ってしまい、都市型から地方重視型政党への脱皮も道半ばで、一括交付金は安倍政権により廃された。失われたのは何より民主党らしさ、「集中から分散へ」の大きな社会像だった。

 「野党がただまとまれば勝てるとは思えない。疑惑追及は大切だがそれだけでは二大政党制は再興出来ない。市井の人たちは冷静です。野党は何をしたい政党なのか分からない、と言う。私は消費減税を分権とセットで問題提起したい。それがポスト安倍時代に向けた社会像の論争に発展してほしいからです」

 馬淵グループとは別に40人強の仲間とつくった落選組の会がある。馬淵氏は繰り上げ当選後も代表を続けることにした。挫折を教訓に地方の声を代弁し中央に伝えることの大切さを知ったからだ。

     *

 選挙で誓った希望は実らず、確かな再興の道が見えないなら、世間がそう簡単に彼らを認めるはずもない。だが同時に世評ほどあてにならないものはない。民主党政権誕生の前夜、政策の実現性や政権担当能力の練度を十分に問うことなしに「一度やらせてみたらいい」と言った論者が少なくなかった。

 ムキになって「悪夢」を否定するよりも、次は悪夢にはならないと世間に思わせるよう政策と能力を磨く方がよほど現実的な解決策であろう。

 馬淵氏58歳、長島氏57歳、細野氏47歳。人生100年時代と人は言う。あの挫折と彷徨(ほうこう)がけがの功名だったと後々言えるだけの時間はある。














http://www.asyura2.com/19/senkyo258/msg/123.html

記事 [政治・選挙・NHK258] 小沢一郎高笑い! 安倍首相に再び悪夢を見させる「石破の乱」(週刊実話)
小沢一郎高笑い! 安倍首相に再び悪夢を見させる「石破の乱」
https://wjn.jp/article/detail/2969351/
週刊実話 2019年3月7日号


 

 安倍首相が仕掛ける露骨な「石破包囲網」に自民党長老の間から「止めろ。“石破の乱”で小沢一郎を高笑いさせるだけだ」と猛批判が起きている。ただその声、安倍首相に届いているとも思えず、自民党内に不穏な空気が渦巻いているのだ。

 事の発端は2月6日夜。安倍首相が自民党の全7派閥のうち、石破派を除く6派の事務総長と首相公邸で会食したことが判明した。

 「名目は昨年の自民党総裁選に協力してもらった慰労だという。こっそり仕掛けるつもりが、一部の全国紙の翌日の総理動静にこう載った。“6時32分に公邸入り。石破派を除く各派閥事務総長と会食”と。密会のはずが、バレバレとなった」(自民党関係者)

 参加したのは、総裁選で首相支持の細田、麻生、岸田、二階、石原の5派と、自主投票の竹下派。除外された派閥の長・石破氏は「こそこそやるな」「堂々とやれ」と大激怒したという。

 自民党の二階俊博幹事長も記者会見で「つまらないことだ。みんな愉快に思うか? 内緒にするほどのことではない。仕切った人は反省していると思う」と不満ありあり。

 「選挙の総監督の二階氏にすれば、総裁選後はノーサイド。そして、今年のキツイ選挙は一枚岩で勝利したいところ。二階氏も知らないうちに、勝手に溝を作るような官邸周辺の行動には怒り心頭です。一説には、二階氏もついでに潰そうという見えない意図を感じたため、激怒したという噂もあります」(政界事情通)

 この動きに高笑いしているのが、自由党の小沢一郎代表だという。自民党長老がこう懸念する。

 「小沢氏は最近、山崎拓・元副総裁に対し、森喜朗政権時に加藤紘一元幹事長が“加藤の乱”を起こそうとし失敗した例を挙げ、石破氏を加藤氏に見立てた。つまり、野党の安倍不信任案に石破氏を巻き込む案を披露したわけだ。選挙で自民惨敗なら石破氏を首班指名、旗頭にして石破派を根こそぎもっていく…。今度の石破潰しを見ると、石破クーデター説も単に小沢氏の仮説だけで済まない嫌な空気が漂い出した」

 さらに、この話に拍車をかけているのが自民党大会(2月10日)での安倍首相の挨拶だ。12年前の亥年、安倍第1次政権は消えた年金騒動で参院選大敗。それが引き金となり民主党政権が誕生した。安倍首相は「悪夢のような政権が誕生した。あの時代に戻すわけにはいかない!」と発言し、会場をザワつかせた。

 石破氏は党大会後、「過去に終わった政権を引き合いに、自分たちが正しいというやり方は危ない」と猛批判。そして、小沢氏も記者会見で不気味なひと言。

「もう一度、悪夢を見てもらう」
 石破の乱へ猪突猛進?






















http://www.asyura2.com/19/senkyo258/msg/124.html

記事 [政治・選挙・NHK258] 他サイトでも安倍サポによる洗脳は効かなくなってきたようです
最近、よそのサイト「ガールズちゃんねる」や「secrettalk(シークレットトーク)」などいわゆる"安倍信者"が工作を行ってきていたであろう掲示板サイトでも、安倍さんへの懐疑的な評価が増えてきました。
彼の化けの皮がはがれてきてるのでしょうか。

最近のネトウヨさんって
「ネットde真実」って馬鹿にされてんのを恥と思わなくなってきてる
"新聞・テレビ・ラジオまでもマスコミは全部嘘!どこの誰が流したかわからないようなネットのニュースを見て!"って
昔のネトウヨと何が違うってここだと思う
前はこれ顔真っ赤にして否定してたのにね。


奴に騙される人は安倍晋三が国を滅ぼしていることに気付いてないだけ
東京オリンピックまで安倍は粘るだろうが
退陣したら安倍の悪政のツケはガッツリ回ってくる

いわゆる"上級国民"を除く庶民は現状年収は増えてないし
増えたのは税金だけ
上場した大企業は安倍が日銀を通して税金と年金で株を買いまくってるから
そこの社員と取引先くらいまでは年収が増えたかもしれない
だが株を買うために借金をしているのだから
それはいつか今を上回る大増税によって返さなければいけない
そしたらツケを払わされる庶民は更に苦しむしかない

安倍は今、支持率を獲るために
一部の人間にだけ税金で利益誘導をしている
利益を享受してる一部の人たちはいっときの株価上昇や一時のボーナスで財産が増えたと喜び
ごく一部の人が儲ける数百万数千万というカネで日本の未来そのものを売り飛ばしている

税金で大企業の売上を一時的にブーストさせてるだけのアベノミクスの負の力は大きい
確実にでかいしっぺ返しが来る
しかしその時には、既に安倍晋三は権力の座から消えていて責任の所在は曖昧になる
国民は怒りをぶつける相手すら見つけられずに困窮していくしかない
今、はした金貰って大声で安倍を絶賛してるネトサポ・ネトウヨも、やがては『自分を含めて』苦しむことは覚悟しておいたほうがいい。


※後半の文章は他サイト様に私ねこりんが過去投稿したことがあります
http://www.asyura2.com/19/senkyo258/msg/125.html

記事 [政治・選挙・NHK258] 辺野古を埋めるな!官邸前で大抗議/元山仁士郎さんもアピール 小池晃氏「悲鳴を上げている沖縄の人たちを殴らないでくれ!」

沖縄県の辺野古埋め立てに対する抗議行動で掲げられたメッセージ=2019年3月1日午後7時56分、東京都千代田区、関田航撮影 朝日新聞


沖縄県の辺野古埋め立てに反対して抗議の声を上げる人たち=2019年3月1日午後7時49分、東京都千代田区、関田航撮影 朝日新聞


沖縄県の辺野古埋め立てに改めて抗議の声を上げる「『辺野古』県民投票の会」代表の元山仁士郎さん(中央右)=2019年3月1日午後8時48分、東京都千代田区、関田航撮影 朝日新聞


沖縄県の辺野古埋め立てに反対して抗議の声を上げる人たち=2019年3月1日午後8時8分、東京都千代田区、関田航撮影 朝日新聞


沖縄県の辺野古埋め立てに反対して抗議の声を上げる人たち=2019年3月1日午後7時52分、東京都千代田区、関田航撮影 朝日新聞


沖縄県の辺野古埋め立てに反対して抗議の声を上げる人たち=2019年3月1日午後7時50分、東京都千代田区、関田航撮影 朝日新聞


沖縄県の辺野古埋め立てに反対して抗議の声を上げる人たち=2019年3月1日午後8時17分、東京都千代田区、関田航撮影 朝日新聞


沖縄県の辺野古埋め立てに反対して抗議の声を上げる人たち=2019年3月1日午後7時59分、東京都千代田区、関田航撮影 朝日新聞


沖縄県の辺野古埋め立てに反対して抗議の声を上げる人たち=2019年3月1日午後7時40分、東京都千代田区、関田航撮影 朝日新聞



辺野古を埋めるな!官邸前で大抗議/元山仁士郎さんもアピール
http://www.labornetjp.org/news/2019/0301kinosita
2019-03-02 12:32:31 レイバーネット日本



→動画(9分)

3.1 辺野古埋めるな東京大抗議(首相官邸前)


 たまたまインターネットをみていると安倍首相と会談を終えた玉城デニー沖縄知事と県民投票を呼びかけて一人ハンストをした元山仁士郎さん(写真上)が、日本外国特派員協会で記者会見している中継を途中からみた。なかで江川紹子さんが「本土の人たちに具体的に何をしてほしいと思いますか?」と質問した。すると元山さんは「このあと官邸前で抗議行動がありますから、そちらにお越しいただければ……」と答えた。「何をしてほしいか」ーーそれは何よりも自分で反対の声を上げることである。自分の問題なのだ。



 3月1日は原発反対の金曜行動のある日だが、そのあと急きょ、辺野古新基地建設反対の抗議が行われるとわかった。最近はネット社会でチラシやポスターなどつくらず、即ツイッターなどで呼びかけることで人々が集まる時代になった。



 午後7時30分。官邸ではすでに警官が鉄柵を張りめぐらしてずらり。また抗議の人々もこれまた多めでずらり。報道陣のコーナーに入ろうとするも、ここもすでにいっぱい。やむなく抗議の人々の中に入ったが、びっしりで身動きできない。こんなに官邸前の参加者が多いのは久しぶりではないか。



 主催者の一人が「きょうのコールは『辺野古を埋めるな』と『安倍はやめろ』の2つしかないので、これでいきます」と挨拶し、いっせいにコールがはじまった。そのなかで共産党の小池晃参院議員がスピーチした。「沖縄の人たちはもう殴らないでくれと悲鳴を上げているのに、真摯に耳を傾けるといってまた殴っているのが安倍政権じゃないですか!」と。



 警官たちはまた地下鉄入口の歩道に並んで通行止めをし、過剰警備がはじまった。それをかきわけて元山さんもやってきてスピーチした。そのなかで、かれは厳しい顔で「沖縄の意志は示しましたが、まだ形になっていません。安倍政権はうそつきで信用できない。しかしながらこれを変えられない現実があります。これを変えるためにももっともっと周りに伝えて下さい」とアピールした。かつてシールズの奥田愛基さんが涙ながらに「お願いだからもっと国会前にきてください」と訴えていたことを思い出した。〔木下昌明〕


3.2 安倍政権ふざけんなデモ・杉並

labornetTV 2019/03/02 に公開

月2日「9条かえるな! 安倍政権NO! 杉並デモ」が行われた。「パンクロック労働組合」のサウンドカーを中心に賑やかに「安倍やめろ」を訴えた。撮影=レイバーネットTV



私たちが声あげる番 各地で抗議、官邸前に3000人
https://www.jcp.or.jp/akahata/aik18/2019-03-03/2019030315_01_1.html
2019年3月3日 しんぶん赤旗


(写真)首相官邸前で「辺野古を埋めるな」と抗議する人たち。スピーチするのは元山仁士郎さん=1日

 沖縄県名護市辺野古への米軍新基地建設の賛否を問う県民投票で示された民意を無視する安倍政権に対する抗議が1日、市民有志の呼びかけで札幌、東京、名古屋で行われました。人びとは、「民意に従い、辺野古の埋め立てをやめろ」と声をあげました。

 東京・首相官邸前で行われた抗議は、首都圏反原発連合(反原連)の抗議を引き継いで午後7時半から行われました。コールは「辺野古を埋めるな」「安倍は辞めろ」の二つのみ。市民有志の呼びかけに3000人が集まりました。

 抗議の冒頭にマイクを握った男性は、「民意を無視する安倍政権の姿勢は、他の問題でも行われているし、これは沖縄だけの問題ではない。根本的に解決するためには、政権を代えないといけないと思います。声をあげるのは、僕たちの番です」と話しました。

 「『辺野古』県民投票の会」代表の元山仁士郎さん(27)も駆けつけました。「みんなで知恵を出せば、違う選択肢が見つけられます。(安倍政権が主張している)辺野古が唯一じゃないですよ。もっと多くの人が集まってくれると思ってここに来ました。もっと周りの人に声をかけてほしい」と語りました。

 日本共産党の小池晃書記局長(参院議員)がスピーチし、県民投票の結果を無視する安倍政権を厳しく批判。先日、辺野古を訪れたことを紹介し、ゲート前で座り込みを続けている人から「いま沖縄でおきていることは、全国の問題です」と言われたとのべ、「“土砂が投入”されているのは、日本の民主主義・法治主義です。基地建設を絶対に許すわけにはいきません。みなさん一緒に頑張りましょう」と呼びかけました。

 初めて抗議に参加したと話す女性(32)は、「秘密保護法のころから、政治がおかしいと感じていました。沖縄の自然を壊すことは絶対に反対です」と話しました。



首相・沖縄知事会談は平行線 官邸前、歩道埋めるデモ
https://digital.asahi.com/articles/ASM315GHXM31UTIL045.html
2019年3月2日05時00分 朝日新聞

 沖縄県の玉城デニー知事は1日、首相官邸で安倍晋三首相と会談した。名護市辺野古の埋め立てに反対する票が7割を超えた県民投票の結果を伝え、米軍普天間飛行場の移設工事の中止を求めたが、首相は応じなかった。官邸前では「辺野古を埋めるな」と市民らによるデモが行われた。

 会談は約20分間。玉城氏は冒頭で「辺野古埋め立てに絞った県民投票で、移設断念を求める県民の民意が初めて明確にされたことは極めて重要な意義がある」と工事の中止を求めた。しかし、首相は「普天間は世界で最も危険な基地と言われている。この危険な状況を置き去りにするわけにはいかない」などと埋め立てを続行する考えを示した。

 玉城氏によると、会談では日米政府と沖縄県による三者協議の設置についても提案したが、具体的な返答はなかったという。

 官邸前のデモでは、歩道が数百メートルにわたって埋まり、「民主主義を埋めるな」「海を殺すな」などと書かれたプラカードが並んだ。東京都の自営業住田千恵さん(49)は「沖縄の海に何度も癒やされてきたので、埋め立ててほしくない。本土の人たちも、沖縄のことを自分事として考えてほしい」と話した。































































http://www.asyura2.com/19/senkyo258/msg/126.html

記事 [政治・選挙・NHK258] 菅長官、「政府に都合が悪い意見」を言う東京新聞望月記者だけを無視、妨害。質疑可視化で明らかに(ハーバー・ビジネス)
菅長官、「政府に都合が悪い意見」を言う東京新聞望月記者だけを無視、妨害。質疑可視化で明らかに
https://hbol.jp/187046
2019.03.03 犬飼淳  ハーバー・ビジネス・オンライン


定例会見での菅官房長官(首相官邸ホームページより)

「あなたに答える必要はありません――。

 2019年2月26日午後の定例記者会見で菅義偉官房長官が東京新聞・望月衣塑子記者に言い放った一言が波紋を広げている。

 望月記者を擁護する記事、逆に菅官房長官を支持する記事が入り乱れ、実際に記者会見を見たことが無いであろう大半の方々は困惑しているのが実態ではないだろうか。そこで、本記事ではできる限り「事実」に基づいて、2月26日午後の会見で起きたことを検証していきたい。

 まず、当日午後の望月記者の質問計2問は約2分半の検証動画として公開しており、実際の映像をご自身の目と耳で確かめて頂きたい。

【あなたの質問に答える必要はありません】東京新聞 望月衣塑子記者 vs 菅官房長官 2019年2月26日午後 記者会見


 司会者(内閣府職員・上村秀紀 報道室長)から「質問は簡潔に」と2回妨害されていることが映像でも確認できる。一方、他5人は1度も注意されていない。もし実際に望月記者の質問時間が他記者よりも異様に長いのあれば、この注意は妥当であろう。その妥当性は次の棒グラフで検証したい。



 この棒グラフは、平均質問時間(青)と司会者から妨害された回数(赤)を示している。また、望月記者が妨害を受けた18秒ごろに赤い点線を引いている。

 この棒グラフから読み取れることは、質問開始から18秒が注意の目安であるならば、他5人は18秒を超えても妨害を一切受けていないのは不自然だ。司会者は望月記者だけを狙って質問妨害したと考えざるを得ない。

 ちなみに同日午前の記者会見で質問妨害について問われた菅長官は「妨害をしていることはあり得ません」と答えており、この棒グラフが示した「事実」と菅長官の発言には大きな隔たりがあることも、また「事実」だ。  ただ、妨害が最も酷かった今年1月頃と比較すれば、2月に入って妨害の頻度は減っている。

 例えば、望月記者が沖縄県民投票をめぐるハンガーストライキについて質問した1月18日午後の会見では2問の質問に対して計8回も妨害が入った。この会見も約2分半の検証動画として公開しており、質問開始から数秒おきに妨害が繰り返される異常な様子を確認できる。

【元山さんハンスト】東京新聞 望月衣塑子記者 vs 菅官房長官 2019年1月18日午後 記者会見


他の記者と大差なかった質問構成



 ここまで「質問時間」に着目して検証してきたが、ここからは「質問内容」に焦点を当てたい。

 具体的には、2月26日午後に質問した記者全6名の全質問を信号無視話法の観点で分析する。

「信号無視話法」分析では各記者の質問内容を以下の配色ルールに沿って色分けすることとする。

青信号:質問内容
黄信号:質問の前置き、質問に関係する経緯を説明
赤信号:質問と無関係、事実誤認
通常色:不要な言葉、言い間違い、似た言葉の繰り返し(読み飛ばしたほうが理解しやすい箇所)

 また、菅長官は「会見は記者が意見を述べる場ではない」と考えている様子のため、記者の個人的意見と思われる箇所は< >で括って区別してみよう。

 望月記者に対しては、「自分の意見を喋り続け、なかなか質問に移らない」「質問に事実誤認がある」といった批判があり、その批判が正しければ望月記者は他の記者と比べて黄信号や赤信号の割合が高く出て、< >で括られる部分も望月記者だけ多くなるはずである。

 この会見で質問した6人記者の所属と名前、質問内容は以下を参照いただきたい(✳︎漢字が不明の記者がいるため、記者全員を公平にカタカナで表記する)。

共同通信・オガサワラ記者
産経新聞・ナカムラ記者
フジテレビ・チダ記者
北海道新聞・カネコ記者
ニコニコ・ナナオ記者 東
京新聞・モチヅキ記者



6記者とも大差なかった色別分析結果



共同通信・オガサワラ記者:黄信号67%青信号25%、地の色8%
産経新聞・ナカムラ記者:黄信号70%青信号28%、地の色 3%
フジテレビ・チダ記者:黄信号58%青信号41%、地の色 1%
北海道新聞・カネコ記者:黄信号76%青信号23%、地の色 1%
ニコニコ・ナナオ記者:黄信号58%青信号37%、地の色 5%
東京新聞・モチヅキ記者:黄信号64%青信号30%、地の色 6%

 6記者に共通して、前置きや質問に関係する経緯の説明(黄信号)に約6割〜7割を費やした後、約3割〜4割を質問(青信号)に充て、言い間違いや不要な言葉(地の色)がわずかに混ざってしまう、という構成だ。モチヅキ記者も平均的な割合におさまっている。つまり、モチヅキ記者の質問の構成は他の記者と大差ない。「なかなか質問に移らない」という批判は全く当たらない。

 では、具体的にどのような質問だったのか1人ずつ順番に確認していく。

他の記者は個人的意見は一切言っていない?

【1人目 共同通信 オガサワラ記者】



●1問目 「共同通信のオガサワラです。あのー、日本人拉致問題について伺います。 あのー、米国のトランプ大統領は、昨年の米朝の首脳会談で、あ、安倍総理の要請に応じる形で拉致問題を取り上げたと明らかにしていますけども、その後、あのー、8カ月が経過しましたが、(以上、黄信号) そのトランプ大統領の問題提起を通じてですね、あのー、拉致問題が何らかの進展を得られたのでしょうか。あの、問題提起の効果について、あのー、長官の認識を伺います(以上、青信号)」

●2問目 「関連で伺います。共同通信のオガサワラです。 あの、安倍総理は先日の、あのー、トランプ大統領との電話会談でもですね、米朝首脳の再会談でも拉致問題を取り上げるように要請しました。あのー、安倍総理ご自身が、あのー、金正恩氏にあ、会うことが実現しないままですね、<トランプ大統領に拉致問題の交渉を引き続き託すようなですね形になっているとも言えそう>ですけども、(以上、黄信号) こういった戦略に至っている理由についてご説明いただけますか(以上、青信号)」

 2問とも拉致問題に関して、前置きと背景を述べた上で質問に入っている。

 注目すべきは2問目の「トランプ大統領に拉致問題の交渉を引き続き託すようなですね形になっているとも言えそう」という箇所。これは明らかにオガサワラ記者の「意見」である。

 だが、オガサワラ記者は特に質問妨害は受けていない。

【2人目 産経新聞 ナカムラ記者】



●1問目 「産経新聞のナカムラです。皇位継承に伴う4月末からの10連休に関連してお伺いいたします。
政府は、今回の10連休に当たり、国民生活に影響が出る事態を避けるための対処方針をまとめました。え、保育施設の一時預かりで補助を加算する制度を創設したり、ギャンブルに未成年がかかわらないよう対応を徹底するなど、<細かいところまで対応している印象>ですが、(以上、黄信号)
これについて政府の狙いをお聞かせください(以上、青信号)」

●2問目 「関連して、産経新聞のナカムラです。今、引き続き、各省庁に対応をお願いしたいということでしたが、(以上、黄信号) まあ、あの、この10連休、改めてになりますけれども、あのー、国民にどのように過ごしてもらいたいといいますか、どう思っていらっしゃいますでしょうか(以上、青信号)」 

 まず1問目。10連休の政府対処方針について「細かいところまで対応している印象」という明らかな「個人的意見」を述べている。しかも、それは政府に対して好意的な意見だ。

 そして2問目は「10連休を国民にどのように過ごしてもらいたいか」を問い、菅長官は「政府としては、こぞって祝福を受けることができるように万全の体制で臨んでいきたい」と気持ちよく回答している。

【3人目 フジテレビ チダ記者〜5人目 ニコニコ ナナオ記者】



 3人目〜5人目についても前置きと背景を述べた上で質問に入るという構成は同様だ。

フジテレビ チダ記者
「フジテレビのチダです。わ、話題変わります。ふるさと納税について伺います。大阪府の泉佐野市は、今年度の寄付額が昨年度の2.6倍となるおよそ360億円に上る見通しを明らかにしました。(以上、黄信号)
泉佐野市は、寄付額の最大20%をアマゾンのギフト券で還元するキャンペーンを始めていますが、長官の受け止めをお願い致します(以上、青信号)」

北海道新聞 カネコ記者
「北海道新聞のカネコと申します。あの、毎月勤労統計で、2004年から行われていた不正な調査に関する厚生労働省の特別監察委員会について聞きます。衆院予算委員会の予算審議が大詰めを迎える中、野党側では監察委員会の取りまとめの内容について衆院で予算審議が行われている間に示されるべきとの指摘もあります。(以上、黄信号)
監察委員会の取りまとめの公表時期についてどうあるべきか、政府の考えをお願いいたします(以上、青信号)」

ニコニコ ナナオ記者
「ニコニコ ナナオです。よろしくお願いします。あの、日本は現在、汚れた廃プラスチックを含むですね、廃プラのリサイクルの一部を海外に頼っている状況だと思いますが、あのー、日本がですね、ノルウェーとともにバーゼル条約の対象に汚れた廃プラスチックを加えようという提案を出すと伝えられております。(以上、黄信号) えー、この事実関係と、採択には締約国の満場一致が条件となりますけれども、えー、見通し、さらにはその採択の結果にかかわらず、国内処理能力を向上される、させるお考えということでよろしいでしょうか(以上、青信号)」

おべんちゃらのような「記者の意見」は妨害されない

【6人目 東京新聞 モチヅキ記者】

 そして、いよいよ望月記者である。



●1問目
「東京・望月です。えー、関連で、あ、関連じゃない。官邸の東京新聞への抗議文を、の関係です。長官、午前、抗議は事実と違う発言をした社のみとのことでしたけども、この抗議文には主観に基づく客観性、中立性を欠く個人的見解など<質問や表現の自由にまで及ぶものが多数ありました>。(以上、黄信号)
我が社以外のメディアにもこのような要請をしたことがあるのか。また今後もこのような抗議文を出し続けるおつもりなのかお聞かせください(以上、青信号)」

●2問目
「東京・望月です。えーっとですね、今の関連ですけども、抗議文の中には森友疑惑での省庁間の協議録に関し、メモあるかどうか確認して頂きたいと、まあ、述べたことに会見は長官に要望できる場かと抗議が寄せられましたが。<会見は政府のためでもメディアのためでもなく、やはり国民の知る権利に応えるためにあるものと思いますが、>(以上、黄信号)
長官はですね、今のご発言を踏まえても、この会見は一体何のための場だと思っていらっしゃるんでしょうか(以上、青信号)」

 モチヅキ記者の質問は自らに対する圧力に関連した2問となっている。

 1問目冒頭に「関連で」と言い間違えてはいるが、先ほど円グラフでも確認した通り、他の記者と同じようなタイミングで質問に移っている。

 2問目で「会見は政府のためでもメディアのためでもなく、やはり国民の知る権利に応えるためにあるものと思いますが」と意見を述べた上で会見に対する長官の認識を質問したが、菅長官の回答は「あたなに答える必要はありません」という一言であった。この「意見」が政府にとって耳の痛い意見であることは想像に難くない。

 改めて2月26日午後の記者会見で起きた事実を総括すると、他の5記者と比較してモチヅキ記者の質問は長くはないし、質問に移るまでに時間もかかっていない。「意見」を述べているが、他にも意見を述べた記者は2名いた。しかし、モチヅキ記者だけが質問妨害を受けた挙句、「あなたに答える必要はありません」と回答を拒否された。

 菅長官は「会見は記者が意見を述べる場ではない」という主旨のコメントを度々している。

 ここからは筆者の推測になるが、そこには省略されている言葉があるのではないか。

 菅長官が言いたいこと、それは、正確に言うならば「会見は記者が(政府に批判的な)意見を述べる場ではない」なのかもしれない。

<文・図版・動画作成/犬飼淳 TwitterID/@jun21101016> いぬかいじゅん●サラリーマンとして勤務する傍ら、自身のnoteで政治に関するさまざまな論考を発表。党首討論での安倍首相の答弁を色付きでわかりやすく分析した「信号無視話法」などがSNSで話題に。最近は「赤黄青で国会ウォッチ」と題して、Youtube動画で国会答弁の視覚化に取り組む。  犬飼淳氏の(note)では数多くの答弁を「信号無視話法」などを駆使して視覚化している。また、同様にYouTubeチャンネル(日本語版英語版)でも国会答弁の視覚化を行い、全世界に向けて発信している

























http://www.asyura2.com/19/senkyo258/msg/127.html

記事 [政治・選挙・NHK258] 医療費抑制、都道府県の権限強化を 財務省が提言 過剰ベッド減らぬ病院 5年で14%増、医療費は膨張 漂流する社会保障
医療費抑制、都道府県の権限強化を 財務省が提言
2018/10/31 2:00
 
財務省は30日の財政制度等審議会(財務相の諮問機関)で、各地域の実態に応じた病床数にするよう促すため、都道府県の権限強化を検討すべきだと提言した。人口あたりの病床数が多い地域は入院医療費が高額になっていると指摘。公的病院などの統廃合を進め、高齢化で膨らむ医療費抑制につなげる。

11月中にもまとめる19年度予算案の提言に盛り込む見通しだ。同省は都道府県1人あたりの入院医療費と病床数には相関関係があると分析。人口10万人あたりの病床数が最も多い高知県は医療費も最大だった。「医療費は医療提供体制に強い影響を受ける」と適正規模に見直すよう訴えた。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO37124200Q8A031C1EE8000/?n_cid=SPTMG002

過剰ベッド減らぬ病院 5年で14%増、医療費は膨張 漂流する社会保障 NIKKEI Investigation
漂流する社会保障 経済 ヘルスケア 地域総合2019/3/3 2:00日本経済新聞 電子版

病院ベッド(病床)の過剰感が強まっている。日本経済新聞が都道府県の医療計画を調べたところ、必要数を上回る病床は2018年度に計21万1千床と、13年度比で14%増えていた。超過割合は2割台に乗った。人口減で不要になった高額な重症者向けの削減や、高齢化に適したリハビリ用への転換が進まない。実際の需要に合った適正な病床数にしないと医療費は一段と膨らむ。
 
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO41975040S9A300C1MM8000/?n_cid=NMAIL007

過剰ベッド、大病院も深刻に 入院数5年で4%減 漂流する社会保障 
漂流する社会保障 経済 ヘルスケア 地域総合2019/3/3 2:00日本経済新聞 電子版
病院の過剰ベッドは、患者が集まりやすい大病院にも広がってきた。重症者向け大病院の入院患者数はこの5年で4%減ったことが日本経済新聞の調べでわかった。今後も医療需要が想定以上に落ち込み、病床の需給バランスは一段と崩れる懸念がある。
【関連記事】過剰ベッド減らぬ病院 5年で14%増、医療費は膨張
■医療進歩、大病院の4割弱で減少
厚生労働省が公開している入院料が定額制の「DPC病院」のデータを分析した。その数は全国約7300ある一般病院の2割。大病院が多く、重症者向け病床数の7割を占める。入院件数に平均入院日数を掛けた「延べ入院患者数」をはじくと、2012〜17年度の継続データがある1743病院で4%減だった。
医療の高度化で平均入院日数が短くなっているほか、入院日数が長いと診療報酬が減額される仕組みに変わったことも影響した。大学病院など高度医療を担う219病院の4割弱で入院患者数が減った。

https://www.nikkei.com/content/pic/20190303/96958A9F889DE6E3EBE5E6E0E5E2E2E0E2E1E0E2E3EB9793E7E2E2E2-DSXMZO4197425002032019SHA001-PN1-2.jpg
 

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO41974270S9A300C1EA5000/?n_cid=SPTMG053


http://www.asyura2.com/19/senkyo258/msg/128.html

記事 [政治・選挙・NHK258] 消費税廃止&最低賃金全国一律1500円ガーベラ革命(植草一秀の『知られざる真実』)
消費税廃止&最低賃金全国一律1500円ガーベラ革命
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2019/03/post-5ab0.html
2019年3月 3日 植草一秀の『知られざる真実』


3月2日午後、東京日本教育会館一ツ橋ホールで

消費税廃止へ!
2019政治決戦必勝!総決起集会
ガーベラ革命で共生社会を実現しよう

が開催された。

U-PLAN さま
https://bit.ly/2IOsFYG



さゆふらっとまうんど さま
https://bit.ly/2GWJn6a



集会は三部構成で行われ、とても意義深い充実した集会になった。

天気が良すぎたためか参加者が会場定員を下回ったが、2019政治決戦必勝に向けて、大きな一歩を踏み出す有益な集会になった。

貴重な週末の時間を割いて集会に参加下さった主権者のみなさま、集会開催に際してお力を賜ったすべてのご関係のみなさまに心から感謝を申し上げたい。

オールジャパン平和と共生は2015年夏にインターネット上で産声を上げた市民による政治運動であるが、運動発足以来、間もなく4年の時間が経過しようとしている。

政治的な背景を持たない純粋な市民の手作りの運動で、資金も人手も持たない草の根の運動であるため、力の及ばないことが多いが、運動の理念と哲学に賛同下さる多くの方々の温かな支援とご尽力によって、未来に夢と希望を持てる意義ある運動になっていると思う。

私は昨年3月、「TPPプラスを許さない全国共同行動」を通じて「しあわせの経済」の運動との出逢いの機会をいただいた。

ヘレナ・ノーバーグ・ホッジさんが制作された映画『幸せの経済学』上映会を兼ねたシンポジウムが開催され、辻信一氏と鈴木宣弘氏の講演もあった。

このシンポジウムを通じて『しあわせの経済』の運動を知ることになり、別の水脈で類似した価値観、問題意識をもって活動する人々の存在を知った。

昨日の集会には、「しあわせの経済」運動に参画されている「共生革命家」のソーヤー海さんも登壇して話をしてくださった。

3月3日には、本年11月に開催される『幸せの経済フォーラム2019』に向けてのミーティングイベントが東京白金台の明治学院キャンパスで開催され、私も足を運んだが、連帯の輪を広げてゆくことの重要性を改めて感じた。

昨日の総決起集会では冒頭、前日本医師会会長の原中勝征氏があいさつをされた。

平和と共生の社会を実現するための運動の意義を分かりやすくお話しくださった。

続いて鳩山友紀夫元内閣総理大臣が基調講演をされた。

大日本主義に突き進む現在の安倍内閣の基本方向の誤りを指摘され、友愛の精神に基づく政治の重要性を説かれた。

沖縄では辺野古埋め立てについての県民投票が実施された。

投票総数の72%が反対し、沖縄知事選での玉城デニー氏の各投票数39万票を上回る43万票の埋め立て反対の意思が明示された。

この民意を踏みにじる政治は、もはや民主主義政治とは言えない。

私たちが力を合わせて政治を刷新してゆく重要性を指摘された。

さらに、特別ゲストとして沖縄県知事の玉城デニー氏から県民投票、沖縄県知事選、2019政治決戦に向けてのメッセージを動画映像で提供くださった。

基調講演を含むオープニングイベントを受けて三部構成で集会が進行した。

第一部では「ガーベラ革命で共生社会を実現しよう」をテーマに、私から私たちの提案を紹介させていただいた。

日仏共同テレビ局France10 さま
https://bit.ly/2Tqh5H1



第二部では野党各党の代表者から2019政治決戦に向けての決意表明をいただいた。

立憲民主党 川内博史衆議院議員
日本共産党 宮本徹衆議院議員
自由党 山本太郎参議院議員(スケジュールの関係で登壇は第三部の後)
からスピーチをいただき、

国民民主党 原口一博衆議院議員から動画メッセージを

社会民主党元代表 吉田忠智元参議院議員
藤田幸久参議院議員

からメッセージをいただき、司会が代読をさせていただいた。

第三部では「地方から日本を変える」をテーマに、地方から政治を変える各種の取り組みについてのお話があった。

登壇されたのは、

山田正彦元農林水産大臣
多々良哲氏(宮城県知事選候補者)
田中重仁氏(弁護士)
ソーヤー海氏(共生革命家)

最後に集会宣言が読み上げられ、満場の拍手によって宣言が承認された。

「ガーベラ革命」とは「誰もが笑顔で生きてゆける社会と政治を実現すること」。

色とりどりのかわいいガーベラの花は多様性の象徴である。

同時にガーベラは「希望」、「前進」、「限りなき挑戦」という花言葉を持つ。

「戦争と弱肉強食の政治」を「平和と共生の政治」に刷新するためには、想いを共有する市民が連帯して横につながることが必要である。

25%の市民が連帯すれば日本政治を変えられる。

市民が政治権力を奪還することができる。

この方向に力を合わせて「ガーベラ革命」を成就しようと訴えた。

経済政策では

「消費税廃止へ」の基本路線と「全国一律最低賃金1500円の実現」を提案した。

すべての国民に保障する最低水準を引き上げること、

財源調達において「能力に応じた負担」原則を確立すること、

の重要性を訴えた。

その具体策が「消費税廃止へ」の政策路線と全国一律最低賃金1500円の実現である。

所得税と法人税の負担適正化と利権財政支出の2割カットによって財源を確保することができる。

選挙に際しては、政策公約を基軸に、主権者が支援する候補者を選別し、この候補者に市民の投票を集中させる。

「消費税廃止へ」と「最低賃金全国一律1500円」の訴えは、最初は奇異に感じる人が多いかも知れないが、内容が理解されるに連れて、大きな広がりを持つ政策目標に成長すると考える。

この政策を明示する候補者を「ガーベラ推薦候補」として市民が連帯して支援し、投票を集中させる。

この運動の拡散が3月2日総決起集会を起点に始まることになる。



http://www.asyura2.com/19/senkyo258/msg/129.html

記事 [政治・選挙・NHK258] 森友事件追及が再燃する:籠池夫妻を切り捨てたことが仇となって、安倍氏は窮地に追い込まれるのは確実…(新ベンチャー革命)
森友事件追及が再燃する:籠池夫妻を切り捨てたことが仇となって、安倍氏は窮地に追い込まれるのは確実、2017年に潔く総理を辞任しておくべきだった
https://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/37751602.html
2019/3/3(日) 午後 0:55 新ベンチャー革命


新ベンチャー革命2019年3月3日 No.2274

タイトル:森友事件追及が再燃する:籠池夫妻を切り捨てたことが仇となって、安倍氏は窮地に追い込まれるのは確実、2017年に潔く総理を辞任しておくべきだった

1.いずれ安倍氏の命取りとなるであろう森友事件がばれるキッカケとなったのは、木村・豊中市議の地道な調査追及の賜物である

 本ブログでは今、再度、森友事件を取り上げていますが(注1、注2)、それは、総理失格が明らかな安倍氏を辞任に追い込むには、森友事件の追及の再燃化が、もっとも有効とみなしているからです。

 この事件については、ウィキに時系列でまとめられています(注3)。

 森友事件が、ときの総理大臣・安倍氏の地位を脅かす大事件に発展したキッカケをつくったのは、森友学園の小学校建設用地の地元・大阪豊中市の市議・木村氏が執拗に調査追及したからです(注4)。

 森友学園への国有地の不当な払い下げという国家犯罪は、木村氏の執念がなければ、発覚しなかったのは確かです。

 安倍氏の意向を受けて当時の財務省と近畿財務局は絶対にばれないよう、この国家犯罪を実行したはずだったのですが、“天網恢恢疎にして漏らさず”のコトワザ通り、悪事は暴かれたのです。

2.安倍氏の意向を受けて、近畿財務局に不正をやらせた張本人は、迫田・元国税庁長官(事件当時の理財局長)

 森友事件ではなぜ、財務省が全省を上げて、安倍氏のために、国家犯罪に手を染めたのでしょうか、ズバリ、当時の迫田理財局長(国有地の管理担当部署)が私欲に駆られて、安倍氏のために尽力したからだと思われます(注5)。

 さて、2015年9月4日、安倍氏は国会会期中にもかかわらず、唐突に大阪出張して、読売テレビの人気番組・ミヤネ屋に生出演していますが、筆者個人は、当時、なぜ、安倍氏がこのような行動を取ったのか、実に不可解でしたので、当時の出来事を記憶していました。このとき、安倍氏は、このテレビ局に近い近畿財務局の誰かに密会したと疑っています(注6)。

 森友事件が発覚したのは、2017年であり、2015年当時は、森友事件を国民の誰も知らなかったのですが、後から考えると、安倍氏は、森友学園のために、近畿財務局に陳情に行っていたのではないかと強く疑われます。このときの読売テレビへの不自然な出演は、まさに、上記の隠密行動を隠蔽するためのアリバイづくりだったのでしょう。

 野党は、このときの安倍氏の不自然な大阪日帰り出張の真の目的を、執念深く追及すべきです。

3.完全犯罪を狙った安倍氏の誤算は、自分に都合が悪くなると籠池夫妻を容赦なく切り捨てたこと

 安倍氏は、豊中市議・木村氏の粘りで、国有地の森友学園への不当払い下げがばれて、さらに籠池夫妻と昭恵夫人の親交がばれた段階で、潔く、責任を取って総理大臣を辞めておけば、それで、森友事件は一挙に沈静化していたはずです。

 ところが、安倍氏は、生来の偏狭な幼児性がむき出しとなって、自己防衛のため、自分の権力を利用して、逆に、籠池夫妻を切り捨てたのです。

 安倍氏に大人のシナリオ発想力が備わっていれば、籠池夫妻を切り捨てて、逆に恨みを持たれたら、それがまた、自分に跳ね返ってきて、結局、自分の命取りになるかもしれないというリスク想像力が働いたはずです。しかしながら、初老の小学生と揶揄される安倍氏はそれをせず、籠池夫妻を突き放したのです。

 この結果、いよいよ、籠池夫妻による意趣返しが始まるわけです(注7)。

 籠池夫妻の場合、安倍夫妻と違って、有能な子供たちが控えていますから、仮に籠池夫妻を偽装事故死させても、それでは片付かないのです。安倍氏にとっては実に厄介です。

 さて、安倍氏は、今後、どのような行動に出るのでしょうか。

注1:本ブログNo.2271『森友事件の籠池夫妻は安倍氏の事件関与の決定的証拠を握っているらしい:自縄自縛に陥っている安倍氏は最低でも総理辞任という国民への公約を果たす時期が到来した』2019年2月28日
https://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/37747498.html

注2:本ブログNo.2273『多くの国民から顰蹙(ひんしゅく)を買っているハダカの王様・安倍氏を辞任に追い込む最有力手段は、森友学園事件を2012年までさかのぼって追及すること:この時点は安倍氏の盲点となっている』2019年3月2日
https://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/37750393.html

注3:森友学園問題
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A3%AE%E5%8F%8B%E5%AD%A6%E5%9C%92%E5%95%8F%E9%A1%8C

注4:本ブログNo.1637『軍国小学校開設不正事件:安倍氏の関与と財務省の不正が明白なのに、まだ、安倍内閣支持率が50%もある?これでは日本はよくならない!』2017年3月22日
https://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/36609068.html

注5:本ブログNo.1958『森友事件の主役は安倍昭恵夫人でもなく、佐川・前国税庁長官でもない:安倍氏本人と佐川氏の前任者・迫田氏である、みんなごまかされるな』2018年3月10日
https://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/37229831.html

注6:本ブログNo.1975『安倍氏がもっとも狼狽するのは、2015年9月4日の大阪日帰り出張に関する野党の追及:この日の午後3時から小一時間、安倍氏は近畿財務局関係者と密会していたのではないか』2018年3月27日
https://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/37255796.html

注7:阿修羅“安倍晋三首相こそ詐欺師だ、と籠池泰典!”2019年3月2日
http://www.asyura2.com/19/senkyo257/msg/1034.html


ベンチャー革命投稿の過去ログ
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-Oakland/1386/melma.htm

テックベンチャー投稿の過去ログ
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-PaloAlto/8285/column-top.html



http://www.asyura2.com/19/senkyo258/msg/130.html

記事 [政治・選挙・NHK258] ウーマンラッシュアワー 村本大輔氏 自由党から参議院選挙に出馬か? 小沢一郎氏が声を掛け、本人も会ったとの未確認情報 

















http://www.asyura2.com/19/senkyo258/msg/131.html

記事 [政治・選挙・NHK258] <倒閣宣言は本気だ!自民党の急所突く剛腕に支持拡大!>小沢代表「5月までに野党一体化実現、安倍内閣を退陣に追い込む!」





































自由・小沢氏「股をくぐれと言われれば、なんぼでも」
https://digital.asahi.com/articles/ASM326JQ6M32UTFK004.html
2019年3月2日21時19分 朝日新聞


講演する自由党・小沢一郎代表=2日午後、浜松市

自由党・小沢一郎代表(発言録)

 (安倍政権は)とにかく平気でうそをつき、悪いことが見つかっても全く責任を取らない。なぜ、こんな政治がはびこるのか。野党がだらしないからだ。

 (野党内での)過去のいきさつや恩讐(おんしゅう)を乗り越えるべきだ。私も股をくぐれと言われれば、なんぼでも股をくぐるし、謝りもする。日本の国、社会が危うくなっている。個人的な経過や感情にとらわれている場合ではない。

 この際、みんなまとまろう。一緒の政党になるのが難しければ、「オリーブの木」(小政党が選挙協力して政権の受け皿をつくる構想)でもいいから、一つのグループとして選挙を戦おう。なんとしても、5月くらいまでに野党の一体化を実現したい。7月の参院選で、自民党を過半数割れに追い込み、安倍内閣を退陣させたい。(2日、浜松市での講演で)



小沢一郎氏、参院選野党勝利へ「5月までに一体化」
https://www.sankei.com/politics/news/190302/plt1903020013-n1.html
2019.3.2 20:47 産経新聞


自由党の小沢一郎共同代表

 自由党の小沢一郎代表は2日、浜松市で講演し、夏の参院選で勝利するため、野党結集への意欲を重ねて示した。「5月くらいまでに野党の一体化を実現し、参院選で自民党を過半数割れに追い込む。安倍晋三内閣を退陣させる思いでいる」と述べた。

 具体的な戦術として政党合併のほか、野党が比例代表を統一名簿で戦う「オリーブの木」構想を挙げた。旧民主党が分裂した経緯を念頭に「股をくぐれと言われれば股をくぐる。個人的な感情にとらわれている場合ではない。日本社会が危うくなっている」と語った。



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http://www.asyura2.com/19/senkyo258/msg/132.html

記事 [政治・選挙・NHK258] 「安倍にはうんざり」怒り充満/盛り上った杉並サウンドデモ 「安倍政権の方がよっぽど悪夢!安倍ヤメロ!」 
「安倍にはうんざり」怒り充満/盛り上った杉並サウンドデモ

http://www.labornetjp.org/news/2019/0302shasin
2019-03-03 13:08:15 レイバーネット日本



→動画(4分半)

3.2 安倍政権ふざけんなデモ・杉並


 「反安倍デモに行くの? どんどんやってくれ。俺も行きたいくらいだ」。東京・杉並で乗ったタクシー運転手は記者にこう語った。通行人の女性も「もう安倍はやめてほしい。悪いことばかりやっている」とデモ隊に声援を送っていた。





 3月2日、高円寺で行われた「安倍政権ふざけんなデモ」は、松本哉(素人の乱)・永田浩三・池田香代子・熊谷博子・高山香奈子の各氏が呼びかけたもの。「杉並一帯で安倍政権反対、未曾有の大規模デモが発生!」の予告とおり1200人を集めて大いに盛り上がった。



 高円寺は、2011年4月10日の反原発大規模デモの発祥地でもあり、警察はその再来を恐れたのか大警備態勢が敷かれていた。しかし、それをはね返すようにサウンドカーを中心にした若者のデモ隊は、大音響とハデな訴えで街頭の注目を集めた。



 雰囲気はお祭りで、車上の「パンクロッカー労働組合」はロックを流しながら「安倍やめろ、選挙に行こう」と訴えた。お札で体をグルグル巻きにして、ワイングラスの帽子をつけたコスプレ姿の男性は「お札は守銭奴、ワインはニセのトリクルダウン」と安倍を風刺していた。



 「いま一番安倍に言いたいことは?」の質問ですぐに返ってきたのが「沖縄辺野古問題」。「怒→怨」の大ボードを持った男性は「右翼でも左翼でもいいけど、やはり人としてやってはいけないことがある」と安倍の土砂投入を批判していた。デモを取材して、一般市民の中に「安倍にはうんざり」の悲鳴が充満していることを実感した。(M)

↓警察の過剰警備がめだった
















































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