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2019年4月04日00時20分 〜
記事 [政治・選挙・NHK259] 安倍首相“新元号ショー”の裏で、加計学園獣医学部のゴリ押し認可がまた露呈! 問題だらけで文科省が「改善」要求(リテラ)
安倍首相“新元号ショー”の裏で、加計学園獣医学部のゴリ押し認可がまた露呈! 問題だらけで文科省が「改善」要求
https://lite-ra.com/2019/04/post-4641.html
2019.04.03  やっぱりゴリ押し認可?加計学園獣医学部に文科省が「改善」要求! リテラ

    
     学校法人 加計学園HPより


 安倍首相の“私物化”が止まらない。新元号の発表後には異例の総理会見を開いたが、そこでは「ちょうど本日から働き方改革が本格的にスタートします」「かつては何年もかけてやっと実現するレベルの改革が、近年は国民的な理解のもと、確実におこなわれるようになってきた」「一億総活躍社会をつくることができれば、日本の未来は明るい」などと新元号にかこつけて自分の政策をアピールまでおっぱじめる始末だった。

 働き方改革では、経済界の要望に応えて“残業代ゼロで働かせ放題”の「高度プロフェッショナル制度の創設」をゴリ押し。安倍首相は過労死遺族の面談要求を拒否したその日、銀座の料亭で経団連の今井敬、御手洗冨士夫・両名誉会長らと会食するなど、国民の切実な声を無視した。そうやって“お友だち”を優遇して強行採決した法案を「かつては何年もかけてやっと実現するレベルの改革」「国民的な理解のもと」などと胸を張るとは、まったく国民を舐めきっている。

 だが、安倍首相の“お友だち優遇”政治の問題は、まだまだ終わらない。じつはつい先日も、あのアベ友案件で、やはりと言うべき結果が報告されたからだ。そう、加計学園問題だ。

 先月3月29日、文科省は、新たに開設された大学などにおける設置計画の履行状況を調査した結果を公表。そこで「改善」が指摘された私立106校のなかに、岡山理科大学獣医学部が入っていたのだ。

 しかも問題は、その「改善」を指摘された内容だ。公表された調査結果によると、岡山理科大の獣医学部に対して出された指摘は〈定年規程に定める退職年齢を超える専任教員数の割合が高いことから,定年規程の趣旨を踏まえつつ適切な教員組織の編制に努めること〉ということだった。

 そして、この問題は、獣医学部の新設を認める答申を出した文科省の大学設置・学校法人審議会(設置審)でも指摘されつづけていたものなのだ。

 簡単に振り返ると、加計学園の獣医学部新設をめぐっては、2017年、設置審は新設認可判断を8月から10月に延期したが、当初から設置審は「定年退職した65歳以上の教授と、大学を卒業したばかりの若手が多い」(毎日新聞2017年6月5日付)と指摘していた。実際、加計学園が文科省に提出した書類では、専任教員75人のうち、1〜6年生が揃う2023年度末時点で定年の65歳以上となる教員が20人にも及んでいた。

 ところが、同年11月9日に設置審は新設を認める結論の答申を出す。しかも、認可を認める答申が出されながらも、この「教員の定年問題」が解決されているわけではなかった。留意事項としてやはり〈完成年前に、定年規定に定める退職年齢を超える専任教員数の割合が比較的高い〉と注文がつき、その後も問題は解消されておらず、今回、「改善」の指摘が出されたのだ。

 いや、こうなることはある程度、想像できた結果なのかもしれない。というのも、新設を認める答申を出したあと、設置審の委員からは「みんな納得していない。忸怩たる思いだ」などと不満が噴出。マスコミに対して問題点を訴えるという事態となったからだ。

 しかも、設置審の委員が「依然として実習体制が十分でない」と指摘したところ、「取りまとめ役を務めた委員」が「設置審としてこれ以上認可を先延ばしにすれば、学園側と訴訟を含めたトラブルになる可能性がある」などと発言。「訴訟という言葉を聞かされ、何も言えなくなった」と話す委員もいたほどだった。

■問題だらけの加計学園獣医学部のゴリ押し認可を安倍首相は説明せよ

 非公開の審議で、事実上、圧力が加えられたなかで出された、加計学園獣医学部の設置認可──。結果、開学後もさまざまな問題が起こっており、たとえば今年2月に本サイトで報じたように、「深刻な四国の獣医師不足を解消するため」という大義名分で新設されたはずなのに、四国で獣医師になることを希望する「四国枠」合格者がたった1名しかいなかったのである。

 この問題については、加計学園だけの責任ではない。なにせ、地方ではとくに確保に悩まされてきた公務員獣医師の問題は「地方では獣医大学があっても増えるものではない」「まずは待遇の改善をおこなうことが先決だ」と指摘されつづけていたのだ。だが、安倍首相はそうした意見に対してまともに答えず押し切った。結果、こうした状況に陥っていることを、安倍首相はしっかり国民に説明するべきだ。

 改元を自己アピールの機会にし、まるで新元号によって新しい時代に変わるかのような演出に余念がない安倍首相。まんまと成功しメディア各社の調査では支持率が軒並み上昇しているようだが、森友・加計問題をはじめ、安倍首相の疑惑が消えてなくなることなどけっしてないのである。

(編集部)
















http://www.asyura2.com/19/senkyo259/msg/289.html

記事 [政治・選挙・NHK259] 武田教授が激怒。NHKが垂れ流す「日本国の借金1000兆円」の大ウソ  武田邦彦(まぐまぐニュース)
武田教授が激怒。NHKが垂れ流す「日本国の借金1000兆円」の大ウソ
https://www.mag2.com/p/news/392666
2019.04.02  武田邦彦『武田邦彦メールマガジン「テレビが伝えない真実」』 まぐまぐニュース




新聞やテレビなどのマスメディアは、国民に真実を伝えるための機関だというのは、この国では幻想となってしまったのかもしれません。中部大学の武田邦彦教授は、自身のメルマガ『武田邦彦メールマガジン『テレビが伝えない真実』』で、「財務省が発表したから」の理由で「日本の借金1000兆円」を垂れ流すNHKや、原発事故後「放射線防護服」を着て取材しながら「放射線は怖くない」と書き散らす新聞記者のあり方を厳しく非難し、職業倫理の低さを嘆いています。

なぜマスコミはフェイクニュースばかり報道するのか?

現在のフェイクの最大のものは「消費税上げ」で、政府が「マスコミは日本にとって大切なので、増税しない」と言った途端、まったく消費税についての報道を止めてしまいました。つまり、「自分が損することなら、国民を裏切ってもよい」ということで徹底しているのです。普通の職業でも、もっと職業倫理が高いと思います。

そして「日本国は1000兆円の借金がある。子供につけを回すな」と財務省が言うと、それをNHKが放送します。事実は、「日本国は約300兆円の黒字で、政府が国民から1000兆円を借りていて、将来、子供に1000兆円を返す」ということですから、借金ではなく資産なのです。真逆のことを財務省が言っていて、NHKはそれが間違いであることを知っていて「財務省が発表したから」という理由で、そのまま伝えるというのが「フェイクニュースの仕組み」なのです。

その結果、お金を稼いでも「所得税」「地方税」「土地建物税」から始まって、残ったお金で物を買えば「消費税」、遊べば「遊興税」、お酒を飲めば「酒税」、そして毎日、電気、ガス、水道で税金を取られ、最後は「相続税」と、一体自分が稼いだお金の何割を自分が使えるのか!と叫びたくなります。それにNHKの受信料とくるのですから、腹も立つのも当然です。

原発爆発後、防護服を着た新聞記者が「放射線は怖くない」と書き続けた怪奇

2011年に福島原発が爆発し、福島県の人は被ばく限界の1年1ミリシーベルトを超えるようになりました。爆発から4日目ぐらいに新聞(著者が確認したのが四大新聞)、NHKをはじめとした主要テレビの記者、カメラマンは全部、福島から引き揚げ、現場から20キロから30キロに設置された無人カメラで映像を送ったのです。

それから3か月、記者が「放射線防護服」を着て、恐る恐る福島に帰ってくると、そこの人が普通の服装で普通に仕事をしているではないか!記者が「そんな恰好で大丈夫ですか?」と聞いたら、「新聞に大丈夫と書いてあった」と答えたというのです。放射線が怖くて逃げた記者が、「放射線は怖くない」と書き続けたのですから、相当な神経の持ち主です。

もう一つ。爆発したその日、午後4時30分のニュースでNHKは「被ばく限界が1年1ミリシーベルトですから、原発の周りは限界の数1000倍になりました」(記録あり。著者の本に具体的にアナウンサーの言葉を載せてあります)と放送したのに、午後6時以後のニュースでは、「被ばく限界」についてまったく触れなくなったのです。

その1時間30分の間になにがあったのか? 政府から指導された? NHKの首脳部が報道局に指示した? 空気を読んで変えたのか? いまだに明らかになっていません。

このようにこれが日本という誠実な国のマスコミか?と疑うようなことが続き、その結果、福島原発の爆発の原因、福島の人の被ばくとガンなどの発症、再稼働している原発の付近の日本人の被ばく限界などすべては闇の中に入ってしまいました。

image by:Elnur , shutterstock.com

武田邦彦 この著者の記事一覧

東京大学卒業後、旭化成に入社。同社にてウラン濃縮研究所長を勤め、芝浦工業大学工学部教授を経て現職に就任。現在、テレビ出演等で活躍。メルマガで、原発や環境問題を中心にテレビでは言えない“真実”を発信中。









http://www.asyura2.com/19/senkyo259/msg/290.html

記事 [政治・選挙・NHK259] <朝日新聞、大スクープ!本当なら、内閣総辞職もの!>新元号発表が遅れた「空白の11分」をメディアは徹底検証せよ 天木直人

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新元号発表が遅れた「空白の11分」をメディアは徹底検証せよ
http://kenpo9.com/archives/5804
2019-04-03 天木直人のブログ


 4月1日の菅官房長官による新元号発表は、午前11時30分に行われる予定だった。

 そのことはメディアもこぞって事前に公表しており、だからこそ国民は一斉にその瞬間をテレビの前で固唾を飲んで待っていた。

 ところが、いつまでたっても菅官房長官が現れなかった。

 やがてテレビに皇居に向かう車が映し出され、NHKが、新元号決定の政令が閣議決定されたので、その政令に天皇陛下の署名が必要であるからそれをもらいに向かったのだ、天皇の署名を待って発表される、そこまで憲法を遵守した配慮がなされているのだ、などと説明した。

 私もそいう事かと思って、それほど憲法を遵守するなら、なぜ憲法9条を遵守しないのかと、安倍首相のダブルスタンダードを皮肉った。

 ところがである。

 きょう4月3日の朝日新聞を見て驚いた。

 あの「空白の11分」は、「天皇が時をも支配する」という保守派の主張に配慮したセレモニーの為だったというのだ。

 すなわち朝日はこう書いている。

 「・・・政府関係者によると、臨時閣議の前に行った全閣僚会議で、新元号に対する意見が相次いだために、日程は当初予定より遅れていたという。そうしたなか菅氏は閣議決定のあと、天皇陛下と皇太子さまに新元号が伝えられるのを待っていた。
 まず、閣議終了後の11時26分、宮内庁長官室の電話が鳴った。杉田和博官房副長官が宮内庁の山本信一郎長官に・・・陛下と皇太子にお伝え願いたいと伝えた。山本長官は、皇太子さまのいる東宮御所で控えている西村康彦次長に電話連絡。その後、山本長官から天皇陛下へ、西村次長から新天皇に即位する皇太子さまへ・・・対面で伝えられ、11時40分までに山本長官と西村次長は杉田っ副長官に伝達(を終えた)の事実を電話で報告。菅氏はその1分後に、記者会見場で令和と墨書した額を掲げた・・・」

 そんな事をやっていたのだ。

 しかもである。

 朝日はこう続けている。

 「・・・国民に発表する前に、天皇陛下と皇太子さまに新元号を伝えなければいけない(という)綿密なシミュレーションに沿った運びだった。元号は、天皇が時をも支配する事を象徴した『天皇の元号』。保守派にはこうした主張が強く残っている・・・保守層から強い支持を受ける安倍政権にとって、一連の手続きで天皇に対する配慮は欠く事の出来ないものだった・・・」

 何のことはない。

 日本会議に配慮しただけの話だ。

 署名をもらいに行ったというのは誤報だったのだ。

 憲法遵守どころか、国民主権に真っ向から反する憲法違反の所業だったのだ。

 はたして、この朝日の大スクープは事実なのか。

 それともNHKの解説が正しかったのか。

 メディアは徹底的に検証して真実を国民に知らせる義務がある。

 もし朝日の記事が本当なら、これは国民主権の新憲法を追いやったと言う意味で、れっきとしたクーデターだ。

 それだけで即刻、内閣総辞職ものである(了)



「令和」発表、空白の11分 保守派を意識、政権の配慮
https://digital.asahi.com/articles/ASM424HNYM42UTFK00C.html
2019年4月3日07時30分 朝日新聞 


新元号を発表する菅義偉官房長官=2019年4月1日午前11時41分、首相官邸、岩下毅撮影

 菅義偉官房長官による元号発表の予定時間だった1日午前11時半。首相官邸の記者会見場には各社の記者が詰めていたが、予定時刻を過ぎても菅氏は姿を見せなかった。

 元号を「令和」に改める政令を閣議決定した臨時閣議は、5分前には終わっていた。このころNHKは、政令を持つ職員を乗せた黒塗りの車が、首相官邸から皇居に向かう様子を空撮した映像を流し続けた。車は11時36分に皇居内の御所に到着。菅氏の会見は、予定より11分遅い11時41分から始まり、「新しい元号は『令和』であります」と発表した。この「空白の11分」が、今回の改元で、一つの象徴的な場面となりそうだ。


新元号「令和」の発表後、会見する安倍晋三首相=2019年4月1日午後0時7分、首相官邸、小玉重隆撮影

 政府関係者によると、臨時閣議の前に行った全閣僚会議で、新元号に対する意見が相次いだために、日程は全体的に当初予定より遅れていたという。そうしたなか菅氏は、閣議決定のあと、天皇陛下と皇太子さまに新元号が伝えられるのを待っていた。

 まず、閣議終了直後の11時26分、宮内庁長官室の電話が鳴った。杉田和博官房副長官が宮内庁の山本信一郎長官に「元号は『令和』、典拠は『万葉集』である。陛下と皇太子殿下にお伝え願いたい」と伝えた。


元号を改める政令を持った政府の職員が車で皇居に入った=2019年4月1日午前11時31分、皇居・桔梗門、山本裕之撮影

 山本長官は、皇太子さまのいる東宮御所で控えていた西村泰彦次長に電話で連絡。その後、山本長官から天皇陛下へ、西村次長から新天皇に即位する皇太子さまへ、「令和」が対面で伝えられ、11時40分までに山本長官と西村次長は杉田副長官に伝達の事実を電話で報告。菅氏はその1分後に、会見場で「令和」と墨書した額を掲げた。

 国民に発表する前に、天皇陛下と皇太子さまに新元号を伝えなければならない――。綿密なシミュレーションに沿った運びだった。


「令和」閣議決定後の流れ

 元号は、天皇が時をも支配することを象徴した「天皇の元号」。保守派には、こうした主張が根強く残っている。戦後に象徴天皇となり、元号選定の手続きからも天皇は切り離されたはずだが、保守層から強い支持を受ける安倍政権にとって、一連の手続きで天皇に対する配慮は欠くことのできないものだった。

安倍首相、皇太子さまと異例の面会

 2月22日、東宮御所。首相は前日の天皇陛下に続いて、皇太子さまに面会した。天皇への面会は「内奏」と呼ばれ、首相や閣僚が定期的に行っているが、皇太子に対する面会は異例だ。5月に迫る即位を見越した「プレ内奏」とも言うべき面会だった。

 こうした行動は首相に近い保守系議員の期待感を膨らませた。「元号の候補を10〜20案に絞ったというくらいは言ったかもしれない。4月1日に向けた地ならしではないか」。産経新聞は3月27日付朝刊で「複数の元号案29日提示へ/首相、皇太子さまに」と1面トップで報じ、首相は29日に天皇陛下と皇太子さまに面会した。

 実際に首相が何を伝えたかは公式には分からない仕組みになっている。内奏の内容を漏らすことは、天皇の政治利用を避ける観点からも厳禁とされる。1973年の田中角栄内閣当時、増原恵吉防衛庁長官が昭和天皇の発言とされる内容を記者に説明したとして、更迭されたケースもある。


新元号「令和」の書=2019年4月1日午後0時27分、首相官邸、西畑志朗撮影

 首相の行動は臆測を招いた。政府関係者は「事前に元号案を見せるなんてあり得ない」と語るが、別の首相官邸幹部は「元号案を見せたかどうかは分からない。首相が自身で判断することだ」と事前に伝えた可能性を否定しない。

退位・改元 保守派とのあつれき

 天皇に対する配慮が必要な一方で、憲法違反の疑いを指摘される事態は避けなければならない。政権が微妙なバランスを取ろうとしたのは、政府と保守派のあつれきを投影している。

 神社本庁で2017年8月に開かれた研究会。神道政治連盟や日本会議の政策委員を務める百地章・国士舘大特任教授は、元号決定前に天皇の「聴許(ちょうきょ)」(許可)を得るべきだとした。

 「次の御代(みよ)替わりにおきましては、何とか事前にご聴許をいただくような方策を期待したい」

 かつて元号の決定は「天皇大権」で、明治憲法時代の旧皇室典範では明確にうたわれていたが、戦後、国民主権の新憲法で天皇が「国民統合の象徴」となり、天皇の政治関与は禁じられた。旧元号制も廃止された。


保守派と政府側の攻防

 元号存続を危ぶんだ神社界など保守派は、戦後に元号法制化運動を展開。1979年に元号法制定にこぎ着けたが、憲法にのっとる形で、法律は「元号は政令で定める」と規定した。天皇大権が存在しないことは明確になっている。元号について天皇の許しを得ることはあり得ない。

 象徴としての務めが果たせなくなるのを避けたいという天皇陛下の退位自体も、保守派の天皇観に反するものだった。特例法制定や新元号決定をめぐる一連の過程で、保守派の反発は続いた。百地氏は今年1月、朝日新聞のインタビューで「今回は安倍首相が新元号を正式決定する臨時閣議前に宮中に参内し、天皇陛下だけでなく、新天皇に即位する皇太子さまにもお伝えすべきだ」と改めて訴えた。

 いずれも憲法違反につながりかねない主張だった。それでも、安倍政権は支持基盤の訴えを完全に無視することはできない。政権の宿命ともいえる構図の中で対処してきた菅氏は1日、一連の日程を終え、ほっとしたように周囲に漏らした。「ようやく終わりました」




















http://www.asyura2.com/19/senkyo259/msg/291.html

記事 [政治・選挙・NHK259] 新元号に便乗して転機をはかる安倍政権の行き詰まり 永田町の裏を読む(日刊ゲンダイ)
      


新元号に便乗して転機をはかる安倍政権の行き詰まり 永田町の裏を読む
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/251072
2019/04/04 日刊ゲンダイ


新元号発表の日、朝から報道陣に対応する安倍首相(C)共同通信社

 安倍晋三首相の新元号発表をめぐるはしゃぎぶりに眉をしかめる人が少なくない。あるベテラン野党議員もそのひとりで、「事前に2度も皇太子に面会したり、菅義偉官房長官に任せておけばいいのに自分で記者会見を開いたり、いかにも自分こそが新時代の“明るい未来”への扉を開く主人公だとアピールしようとしていて、見苦しい」と嘆く。

 しかも、御用メディアを使って、何日も前からこれが大事件であるかのようにあおらせた。

「とくにNHKがひどくて、朝昼晩のニュースやワイド枠で何度も新元号の決定から発表までの手順を図で説明し、『さあ、いよいよあす11時半には……』などとアナウンサーが叫んでいる。日本経済新聞も前日の1面トップは政治部次長の筆で『政治・外交…転機の予感 新元号あす公表』の大見出しだ。安倍が会見を開いて『元号に込めた意味や国民へのメッセージを自ら語るのは、首相として転機を背負う覚悟の表れ』などと、露骨な提灯記事を書いている。日本が転機なのは事実かもしれないが、それと新元号とは何の関係もない。話は逆で、安倍政治が北方領土も拉致も改憲も行き詰まっているので、これに便乗して自分が転機を掴みたいだけ」と手厳しい。

 もうひとつの狙いとして、皇太子とは仲良くしたいという思惑がある。今上天皇は徹底した平和主義者、護憲主義者であるし、沖縄県民に深く寄り添う気持ちを何より大切にしていて、そのどれをとっても安倍とは正反対の立場にある。かつて天皇が女性天皇・女系天皇や女性宮家を可能にする皇室典範の改正を政府に働きかけた時に、それをことごとく潰したのは安倍であり、そのため、この生前退位は政府に頼まずに、天皇が自分で直接国民にメッセージを発してようやく実現したのである。このように、安倍は今上天皇とは冷たい関係なので、次の天皇とは何とか関係を良好にしたいという思いがあるのだろう。

 しかし、皇太子の学友である小山泰生の著書「新天皇と日本人」を読むと、皇太子は「天皇制には民主主義政治の弱点を補完しうる大事な機能・役割がある」という考えを持っているようで、しかもそれは深い歴史の研究に根ざした信念であるらしい。歴史に限らず何事も勉強不足の政治家など相手にされないのではないか。



高野孟 ジャーナリスト
1944年生まれ。「インサイダー」編集長、「ザ・ジャーナル」主幹。02年より早稲田大学客員教授。主な著書に「ジャーナリスティックな地図」(池上彰らと共著)、「沖縄に海兵隊は要らない!」、「いま、なぜ東アジア共同体なのか」(孫崎享らと共著」など。メルマガ「高野孟のザ・ジャーナル」を配信中。


















http://www.asyura2.com/19/senkyo259/msg/292.html

記事 [政治・選挙・NHK259] 「令和」最終段階で追加 政府要請で中西氏提出か(共同通信)

ネットを見ていると、まだ「安倍が新元号を決めた」ことを理解してない人がけっこういるようだが
「令和」は間違いなく安倍が決めたものである。

「安倍首相が最終判断する」と報じられていたし
「元号は政令で決める」と法律で定められている以上、
少なくとも形式的には政府=首相が決めるわけで、それを今回は実質的にも「首相が決める」を徹底させたのである。

そのことの傍証となるような記事を昨晩、共同通信が配信した。まだ出ていないので下に貼り付けておく。

見出しになっていることだけでもすごい内容だが
さりげなく書かれているが
「政府は有識者懇談会で国書(日本古典)の採用を事実上促し」も重大な問題ではないか。
“有識者”の意見を聞くふりをして、自分の好みを押しつけた疑いが濃厚だ。安倍のいつものやり方である。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190403-00000165-kyodonews-soci
「令和」最終段階で追加 政府要請で中西氏提出か
4/3(水) 19:08配信

 政府が新元号に決定した「令和」は、選定作業が最終段階を迎えた3月中旬以降、候補名に追加されたことが分かった。考案者との見方が専門家の間で浮上している中西進国際日本文化研究センター名誉教授が要請を受けて提出した可能性がある。政府は有識者懇談会で国書(日本古典)の採用を事実上促し、令和に決定した。複数の関係者が3日、明らかにした。

 菅義偉官房長官は1月下旬ごろ、元号担当の古谷一之官房副長官補らが事前に選定した20〜30の候補名提出を受け、絞り込み作業を開始。政府関係者によると、令和は3月上旬の段階では候補名になかった。


http://www.asyura2.com/19/senkyo259/msg/293.html

記事 [政治・選挙・NHK259] ゴーン前会長を再逮捕 日産の資金を私的流用の疑い NHK :経済板リンク 
ゴーン前会長を再逮捕 日産の資金を私的流用の疑い NHK

http://www.asyura2.com/19/hasan131/msg/800.html



http://www.asyura2.com/19/senkyo259/msg/294.html

記事 [政治・選挙・NHK259] 談話に“2つの鍵” 安倍首相「令和」会見は単なる選挙対策か 保阪正康 日本史縦横無尽(日刊ゲンダイ)
 


談話に“2つの鍵” 安倍首相「令和」会見は単なる選挙対策か 保阪正康 日本史縦横無尽
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/251074
2019/04/04 日刊ゲンダイ


この程度の内容なら記者会見は必要ないのでは?(会見する安倍首相)/(代表撮影)

「令和」という元号が明らかになった時、私の元に何人かの知人、友人たちから連絡があった。私は定期的に市民講座やカルチャーセンターで講演を続けているのだが、そこの受講生からだ。号令の令や召集令状の令が思い出されてくるので不快感があるというのである。戦争体験者が多いのが特徴だが、なるほどそういう受け止め方もあるのかと思う。言われてみれば、昭和という時代なら令という語には暗いイメージがあるのかもしれない。

 しかし「令」の字が元号に用いられるのは、初めてであり、毎日新聞によると幕末に候補だったことが2回ある程度だそうだ。ただ令には命じるといった強制の意味がある半面で、良いとか清らかといった意味もあり、この理解を広めていきたいというのが命名者の本意なのであろう。私もこうした考えはよく理解できる。出典にしても万葉集というのはそれなりに納得できるし、一定の枠内での良識は見て取れる。この考案者の名を政府は伏せると言ったが、事実上この案は、万葉集研究者の中西進大阪女子大名誉教授であるとも報じられている。

 さてこのような経緯を見て、そして今回の発表の流れを見て、どのようなことがわかるのか。そういう検証は十分になされなければならない。安倍首相の会見での談話の中にその鍵が隠されているように思う。首相談話を読んですぐに2つのことに気づくはずだ。1つは、この程度の内容なら記者会見の必要はないのではとの感想である。官房長官で十分なはずなのに、なぜとの疑問が湧く。勘繰れば現在の地方選を含め、来るべき選挙を意識しているのではないかとも思える。政治への天皇利用と解されないか、というのであれば、もう少し密度の濃い談話内容であるべきではないかと思う。

 密度の濃いとは、この元号が歴代天皇のどのような意思を継いでいるかといった歴史について触れてもよかった。それが例によって、「悠久の歴史と薫り高き文化、四季折々の美しい自然。こうした日本の国柄を、しっかりと次の時代へと引き継いでいく」といった内容では、なんとも物足りない。これでは「令」の字の持つ昭和のマイナスが浮かび上がらない。

(つづく)



保阪正康 作家
1939年、北海道生まれ。同志社大卒。編集者を経て「死なう団事件」でデビュー。「昭和天皇 」など著書多数。2004年、一連の昭和史研究で菊池寛賞。













http://www.asyura2.com/19/senkyo259/msg/295.html

記事 [政治・選挙・NHK259] この身の程知らず 更迭すべきなのに/政界地獄耳(日刊スポーツ)
この身の程知らず 更迭すべきなのに/政界地獄耳
https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/201904040000280.html
2019年4月4日9時21分 日刊スポーツ


衆院内閣委で、自身の発言を撤回し陳謝する塚田一郎国交副大臣(左)を見つめる安倍首相(共同)

★「いいこと言った」と思ったら怒られた。1日、国土交通副大臣・塚田一郎が北九州市での集会で、下関と北九州を結ぶ「下関北九州道路」の整備で国の直轄調査への移行に関し「安倍総理と麻生副総理の地元の事業」「安倍晋三首相や麻生太郎副総理が言えないので、国直轄の調査計画に引き上げた。私が忖度(そんたく)した」と発言した。塚田は2日、「事実と異なるため撤回し謝罪する」というコメントを文書で出した。

★与党は火消しにおおわらわだろうが国民の前に姿も現さず、この発言をなかったことにしようとする本人、任命した首相・安倍晋三、自民党の火消し係、それを中途半端に攻撃して追い詰めない野党議員。すべて国民の政治不信の元凶だ。日常茶飯に起こる程度の低い舌禍、軽口、冗談にならないような不規則発言、加えてセクハラやパワハラの類、ここ数年、政治の世界はごまかしたり改ざんしたり頬かむりして正すことをせず、あいまいにやり過ごしてきたものばかりだ。国民に反対の多い法案の強行採決、公文書改ざん、不正統計、政治の世界はうそ、ごまかしのオンパレードではないか。野党も国民もあまりの件数の多さに問題の重大さを忘れ、まひしてしまっている。

★だが、こんな程度の政治に胸を張り、新たに新元号をいただく時代を受け入れていたら、この国はどんどんだめになるのではないか。ひとつひとつの問題に決着をつけ、曲がりなりにも内閣の一員が道路建設は首相と副総理の地元だから忖度したなどという疑念を想起させただけで、本来内閣は恥ずかしくて恥ずかしくてこの身の程知らずの副大臣を直ちに更迭すべき事案のはずだ。陳謝撤回で済ませていては年号は変わっても、この国に新時代は訪れない。(K)※敬称略




























http://www.asyura2.com/19/senkyo259/msg/296.html

記事 [政治・選挙・NHK259] 異次元緩和の副作用は明白 竹中氏「政府は成長戦略に本腰を」 日銀は物価2%目標脱せよ 翁百合日本総合研究所理事長が見解 
異次元緩和の副作用は明白 竹中氏「政府は成長戦略に本腰を」
2019.4.4 11:38

 小泉政権で経済財政政策担当相などを務めた竹中平蔵東洋大学教授は、日本銀行の異次元緩和の副作用は明白だとしたうえで、景気が悪化しても日銀に残された手段は少ないため、政府は規制緩和など成長戦略に本腰を入れるべきだとの見解を示した。今年10月に消費税増税が実施されれば景気後退局面に向かう可能性が高まるとし、延期が必要との持論も重ねて主張した。

消費税より歳出改革

 竹中氏はインタビューで、異次元緩和は物価がプラスとなる効果を示す一方で、「副作用は間違いなく出ている」と明言した。「リーマン・ショック以降10年続いた大いなる安定が最終局面を迎えている」とし、景気後退の際には「追加緩和策は限られている。金融政策で景気を刺激するのは難しい」と指摘。「今の政策を我慢強く続け、政府はもっと規制緩和をしろということだ。打ち出の小づちはない」と語った。

 消費増税に関しては、財政の健全化のために実施するといわれているが、「消費税を上げても財政の健全化にならない」との見方を示した。財政赤字の最大の原因は社会保障問題であり、税率を30%まで上げるなら別だが、社会保障に含まれている非合理的な部分を改革しない限り財政健全化はできないと指摘。「まずやるべきは歳出の改革であり、消費税の引き上げではない」と述べた。

 政府・日銀は2013年1月の共同声明で、日銀ができるだけ早期に2%物価目標の実現を目指すとともに、政府は大胆な規制・制度改革など経済構造変革と持続可能な財政構造の確立に向けた取り組みを着実に進めることを公約した。しかし、2%目標の達成には程遠く、政府の成長戦略や財政再建も進んでいないとの批判が根強い。長期化する超低金利政策の副作用を懸念する声も増えている。

 竹中氏は、日銀の異次元緩和は物価目標を設定して思い切った金融緩和で人々の期待を一気に変える短期決戦的な政策で、「本当は短期で元に戻したかった」と語った。政府も呼応して改革するはずだったが、「規制緩和は大きく進まなかった。だから地方では投資機会がない」との見方を示した。

大胆な規制緩和必要

 長期化する超低金利政策や人口や企業の減少で、地域金融機関の預貸利ざやが縮小し、経営環境が悪化している。打開策の一つとみられるのが再編だ。安倍晋三首相は昨年11月の未来投資会議で、地域銀行の再編について「独占禁止法の適用に当たっては地域のインフラ維持と競争政策上の弊害防止をバランスよく勘案し、判断を行っていくことが重要だ」と言及。事実上、政府によるお墨付きを与えた。

 同会議の議員を務める竹中氏は、県内での独占的な融資シェアを理由に合併を認めないという公正取引委員会の判断は「昭和というより明治の判断」とし、旧態依然だった競争政策が変わることについては歓迎する。ただ、「合併を自由に許せば地銀が良くなるかというと、そんなことはない。悪くなる程度がちょっと和らぐことはあっても、それによって地銀が復活することは考えられない」と語った。

 その理由として地方に投資機会がないことを挙げ、「人口が減る中で投資機会がないという問題にメスを入れない限り、一時しのぎの政策は取れても根本的な解決にはならない」と指摘。国と地方自治体が大胆な規制緩和を進めることが地域金融機関の復活のためにも不可欠との見方を示した。(ブルームバーグ Emi Urabe、Masahiro Hidaka)
https://www.sankeibiz.jp/macro/print/190404/mca1904041138011-c.htm

 

日銀は物価2%目標脱せよ 翁百合日本総合研究所理事長が見解
2019.4.4 11:41

 日本銀行出身の翁百合日本総合研究所理事長はインタビューに応じ、日銀は2%の物価目標至上主義から脱し、将来のリスクを最小化するよう、より広い視野で金融システムの安定や地方経済、財政健全化など日本経済全体に目配りしていく必要があるとの見解を示した。

潜在的リスク拡大

 翁氏は「地域金融機関の業務粗利益に占める資金利益の割合は9割と預貸利ざやに依存する収益構造になっている。低金利による基礎的収益力の低下で自己資本も徐々に圧迫されている」とし、金融システム面で中期的なリスクが潜在的に大きくなっていると指摘。「地域金融機関は地方経済を支えているので、資金仲介が機能しなくなると実体経済にすごく影響が出る」と語った。

 翁氏は、信用秩序の維持は「日銀法第1条に定められた重要な役割」であり、金融庁だけの仕事ではないと説明。日銀は、物価だけでなく「少し広い視野で日本経済全体への目配りが必要だ」と語った。リーマン・ショック後の金融危機への対応が遅れた反省から、英イングランド銀行内に設置された金融行政委員会(FPC)に倣い、日銀内に信用秩序維持政策を討議する委員会の設置を提案した。

 黒田東彦総裁は昨年9月の会見で、金融機関は「適切な経営管理体制、特にリスク管理体制を整備していくことが必要」としながらも、「これは直接的には金融庁の仕事かもしれない」と言明。日銀としては、考査やモニタリングで金融機関の取り組みを後押しする補助的な役割にとどまるとの立場を明確にしている。

 国際決済銀行(BIS)は昨年7月、黒田総裁も出席した2017年6月の年次総会の議論をまとめた報告書「Low for Long or turning point?」(低金利をもっと長く続けるのか、それとも転換点か)を公表した。そこには「過去20年間、社会福祉をより大きく損ねてきたのは物価ではなく、金融危機だった」という討論者の反省の弁が書かれている。

 翁氏は「2%至上主義を再考した方がいいという議論が中央銀行サークルからも出ている」と指摘。地方経済の持続可能性を考えた時、「2%達成がずっと展望できない中で、これがいつまで続くのかという不安を多くの金融関係者は持っている」と語った。その上で、日銀も物価の安定のみならず、「金融システムの安定や社会福祉を考えた上で何が必要か考えていく必要がある」と主張した。

財政に副作用懸念

 長期金利の0%誘導が財政に与える副作用にも懸念を示す。「スウェーデンで1980年代に財政健全化が進んだきっかけは長期金利の高騰だった。金融政策で長期金利を抑えているので、市場の警告が遮断されている」と分析。大量の国債購入で流動性が低下し、ボラティリティー(変動率)が上がりやすいことも、「回り回って金融システムの安定性に影響する」との見方を示した。

 黒田総裁は2014年9月の会見で、政府の財政健全化の努力に市場が疑念を持てば「政府・日銀としても対応のしようがないということにもなりかねない」と強い警告を発した。ただ、最近は「財政運営は政府・国会の責任で行われるものであって、中央銀行からどうこう言うことではないのかもしれない」(昨年6月の会見)と述べるなど、財政規律については消極的な発言に終始している。

 出口で金利が上がれば、保有国債の評価損や企業倒産に伴う信用コストが増え、一般会計の4分の1を占める国債費も拡大する。翁氏は「これだけ長く低金利が続いていると、金融システムや財政を健全に保ちながら正常化するのはとても難しい」と指摘。出口は単に技術的な問題ではなく、「金融システム安定や財政健全化ができて初めて可能になるので、総合的に議論が必要だ」と語った。

 翁氏は1984年に慶大大学院修士課程修了後、日銀入行。92年に日本総研に移り、2018年から理事長。1990年代半ばの住専問題を議論した金融システム安定化委員会委員、金融審議会委員などを歴任。2011年に京都大学博士(経済学)。(ブルームバーグ Masahiro Hidaka Emi Urabe)
https://www.sankeibiz.jp/macro/print/190404/mcb1904041141026-c.htm
http://www.asyura2.com/19/senkyo259/msg/297.html

記事 [政治・選挙・NHK259] 新元号の英訳に見る日本政府の国語力。(日々雑感)
https://okita2212.blogspot.com/2019/04/blog-post_4.html
4月 04, 2019 日々雑感(My impressions daily)

<外務省は、平成に代わる新元号「令和」について外国政府に英語で説明する際、「Beautiful Harmony=美しい調和」という趣旨だと伝えるよう在外公館に指示した。今月1日の新元号発表後、「令」を「order=命令、秩序など」と訳す外国メディアがあったのを受けた措置で、外国メディアにも個別に説明している。

 「令和」の発表後、国際的に影響力が大きい英BBC放送が「order and harmony」と表すと報道。「令」については「Command=指令」を意味すると報じる欧米メディアもあった。外務省の担当者は「令和の意味を正確に訳すのは難しいが、全く異なる解釈をされるのを避けるため、趣旨を伝えることにした」と述べた。

 外務省内では「令」が律令など法律の意味で使われることがあることから、「『令和』は『法の支配に基づく平和』とも解釈でき、日本の外交姿勢になじむ」といった声も出ている>(以上「毎日新聞」より引用)


 新元号を批判するつもりでないことを最初に断っておく。ただ言葉を言葉として解釈したらどういう意味になるかを考えてみただけだ。

 ちなみに漢和辞書で「令」を引いてみると、読みが「りょう」と「れい」の二通りあると出る。「りょう」の方は「律令制度」の用い方にある通り、「古代において、律と共に根本をなしたおきて」と書かれている。「れい」の項では「1.、いいつけ。いいつける。2.、相手に関係ある人を尊敬して言う語」とある。

 「れい」の1、の例としては「命令」が上げられ、2、の例としては「令夫人」などがあげられている。どこにも「Beautiful 」に相当する意味はない。外電が「order and harmony」と配信した方が極めて自然な解釈だ。

 現憲法下で「戦争法」を制定する安倍自公政権の折り紙付きの「読解力」だ。「命令」を「美しい」と解釈するのも朝飯前なのだろう。しかし「和」を「harmony」と解釈したのは政府も外電も全く同じというのは偶然なのか。

 いや、そうではないだろう。「令」を「Beautiful 」と英訳したの政府の方が誤りではないか。「令」を「order」と英訳した方が正当性を有するだろう。その方が自然だ。

 「令和」を「order and harmony」と英訳して報じた外電の方が字面に忠実な英訳だ。最初に断ったように、私は「令和」という新元号にケチを付けようとするのではない。ただ字面通りに解釈すれば「命令と調和」となるのが自然だ、と解釈の大幅な介入に苦言を呈しているだけだ。

 子供の名前にキラキラ・ネームを付けるのが流行っているという。ひと昔前、暴走族などがグループの名にキラキラ漢字を当て嵌める漢字遊びが流行った。元号を制定した現代の有識者たちにも現代社会の空気を吸っている。彼らの思考回路に「キラキラ・ネーム」の素養が刷り込まれていたとしても不思議ではない。

 しかし、なぜ漢字の元号を制定するのに「日本の古典」に拘ったのだろうか。日本の古典であっても、漢字の「元号」を採用する限りは中国の古典の影響から逃れられないのは自明の理だ。そもそも「元号」制度そのものが中国の元号制度に倣ったものではないか。

 安倍自公政権は韓国の歴史ファンタジーを批判していなかっただろうか。他国の「捏造」に対しては敏感な政府が自分たちの勝手な「解釈」を押し付けるのは如何なものだろうか。

 他者に対して「事実に対して厳正であれ」というのなら、自身の発する言葉に対しても「厳正な解釈」をすべきではないか。一事が万事、世界の平均成長率の半分にも満たないGDPの成長率を「イザナギ景気」超えの好景気だ、と宣伝するのは「詐欺」だ。日本は平均3.3%成長する世界から見れば明らかに「衰退」している。

 正しい解釈の出来ない者が政権に就いている、という酷い現実を日本国民は知るべきだ。「黒」を「白」と言いくるめる政府に対して、いやクロだから「黒」だと言い切るマスメディアが不在なのが日本の最大の不幸だ。

 新元号「令和」の英訳に見えた政府の「解釈」がいかに不自然で自分勝手なものか、日本国民は恥と共に深く認識すべきだ。



http://www.asyura2.com/19/senkyo259/msg/298.html

記事 [政治・選挙・NHK259] 塚田「大勢いて我を忘れた」と釈明。安倍、更迭否定も、野党は国会で追及+安倍の思い通りの国民(日本がアブナイ!)
https://mewrun7.exblog.jp/28159845/
2019-04-04 10:51

 2日に発表された共同通信の緊急世論調査の結果を見て、唖然としてしまった。(・o・)

『共同通信社が1、2両日実施した全国緊急電話世論調査によると、政府が「平成」に代わる新元号として公表した「令和」について73.7%が「好感が持てる」と回答した。「好感が持てない」は15.7%だった。

 普段の生活や仕事で主に使いたいのは新元号か西暦かを尋ねたところ、両方が45.1%で最多。西暦34.0%、新元号18.8%の順だった。内閣支持率は52.8%で3月の前回調査比9.5ポイントの大幅増。不支持は8.5ポイント減の32.4%となった。

 新元号公表を巡る高評価が内閣支持率の押し上げに影響した可能性がある。(共同・毎日新聞19年4月2日)』

 簡単に「令和」に好感を抱いちゃう国民が7割以上いることにも、「・・・」なのだけど。

 この新元号の決定&発表によって、内閣支持率が9.5%もアップしちゃう(不支持率が8.5%もダウンしちゃう)って。「何で?」って感じ。(~_~;)

<ちなみに、読売の調査では、支持率3%アップ、不支持率3%ダウンだったらしい。^^;>

 安倍首相は1日、令和の出典となった万葉集に関して」「ブームになるのではないか」と認識を示していたそうなのだが。(*1)実際、万葉集の売れ行き、予約数が急増しているらしいし。(>_<)

<令和は万葉集の「初春令月、気淑風和」からとったんだけど。これは中国の詩文集「文選」(6世紀)にある「仲春令月、時和気清」からいただいたもの(オマージュ)らしいのに。機会があったら、またいずれ。>

 それにしても、こんな風に安倍陣営の思い通りに動いてしまう国民が結構いることには、もはや呆れるしかないし。「これじゃあ、安倍官邸も自民党も国民をナメ切って、自分たちのペースでやってられるよな〜」と嘆くしかないmewなのである。_(。。)_

* * * * *

 で、安倍官邸&自民党としては、この支持率アップをうまく活かして、7日に投開票第一弾が行なわれる統一地方選や7月の参院選にいい流れで迎えたかったのではないかと思うのだけど。

 まさに「自業自得」という感じで。塚田国交副大臣の「忖度」発言が、チョット足を引っ張ることになりそうだ。(@@)

 塚田氏の詳しい発言内容に関しては『副大臣「安倍、麻生を忖度して国直轄に」と発言〜凍結された1800億の道路、事業再開か?+宮崎緑の着物』にアップしたのだが。

 当日の音声を録音したものが、TVで流されるようになっている。

<この前に「大家(敏志)さんが、私が逆らえない吉田博美参議院幹事長と一緒に、私の副大臣室にアポを取って来られました。地元の要望がある。これが下関北九州道路です。」と言っている。>

『塚田副大臣は、副大臣室に「下関北九州道路の整備促進を図る参議院議員の会」会長の自民党の吉田博美参議院幹事長が訪れた際に交わされた会話を次のように述べました。

「下関と北九州ですよ、みなさんよく考えてください、下関は誰の地盤なんですか、安倍晋三総理ですよ、安倍晋三総理。麻生副総理の地元でもある北九州への道路の事業が止まっとるわけですよ。」

「吉田幹事長が私の顔見たら、『塚田、分かってる?これは総理の地元と副総理の地元の事業なんだよ』と。『俺がなんで来たと思うか』というんですよね。

 私すごく物わかりが良いんです、すぐ忖度します。『わかりました』と。そりゃ総理とか副総理がそんなこといえません、地元の。そんなこと実際ないんですよ、森友とかいろいろ言われてますけど。でも私は忖度します」(九州朝日放送19年4月3日)』

<このあと『それで、これを今回の新年度予算に国で直轄の調査計画に引き上げました』という。>

 もう「森友とかいろいろ言われてますけど」と、わざわざ森友問題をジョークのような感じで引き合いに出して、その上で「でも私は忖度します」って言っちゃうのがスゴイでしょ?(・・)

 しかも、実は、ここでかなり笑いが起きていたのだ。^^;

<自民党の議員も支持者も、モリカケ問題に関しては何の反省もないことが、よ〜くわかるというもの・・・あ、自民党では、首相らを忖度すること、地元の公共事業に国から補助金をとって来ることなどは、当たり前のことだったんだっけ?(@@)>

 それに、この発言は、塚田氏ひとりの問題で済まないところがある。だって、これだと吉田参議院幹事長が、塚田副大臣に圧力をかけて、国の直轄に引き上げさせた(調査費だけで4000万円も予算をとらせた)ことになってしまうのだから。(・o・)

 そこで、塚田氏は2日、すぐに発言内容は「事実でない」として、撤回、謝罪のコメントを発表。

 吉田参院幹事長も、塚田氏に会って要望を行なったことは認めたものの、塚田氏が語ったような発言はしていないと否定した。^_^;

『塚田氏は北九州市で1日にあった集会で、自民党の吉田博美参院幹事長から「首相と副総理の地元事業なんだよ」と言われたことを紹介し、「国直轄の調査に引き上げた。私が忖度した」と発言した。3日の衆院厚生労働委員会では、発言が「事実と異なる」として改めて撤回し、陳謝。そのうえで昨年12月20日、国交省副大臣室で吉田氏と会談したことは認めた。

 一方、吉田氏は3日、塚田氏が紹介した自身の言葉について「発言した事実はない」とするコメントを発表。ただ、会談に同席した同省関係者によると、道路事業が話題となり、吉田氏が塚田氏に「僕も一生懸命やるし、国の仕事だよね」などと陳情したという。(朝日新聞19年4月3日)』

* * * * *

 しかし、当然にして野党は、それでは納得せず。(おいしい攻撃材料として)3日には早速、国会で、この発言を追及すると共に、塚田副大臣の辞任、更迭を求めた。(**)

 塚田氏は、菅官房長官や周辺からかなり怒られたようで、すっかり平身低頭モードに。

<『菅官房長官:「すでに昨日の午後、本人から私に事実と異なる内容の発言であったと訂正と謝罪を行ったとの趣旨の説明がありました。私からは説明責任をしっかりと果たすよう、二度と再びこうしたことのないように注意しました」(ANN4.3)』

 国会でも、ひたすらに発言内容は「事実でない」と説明。そして「大勢が集まる会だったので、われを忘れて事実と違う発言をした」と(わけのわからない?)釈明を繰り返して、謝罪を重ねたものの辞任は拒否。

 安倍首相も、「まずは本人からしっかり説明すべきで、そのことを肝に銘じて職責を果たしてもらいたい」と述べて、更迭を拒否。そのまま、続投させる考えを示した。(-_-;)

 野党側からは、「副大臣が利益誘導の予算を組み、選挙で票を集めることを国民は許さない」「撤回、謝罪では済まされない。言った時点でアウトだ」と批判しており、今後も辞任するまで、さらに追及を強めて行く予定。

 他方、政府や自民党内には「辞めさせることにはならない」という強気の反応もあれば、「国会で徹底追及される。辞めさせたほうがいい」(参院幹部)という声も出ており、しばらく揺れそうな感じだ。_(。。)_

『塚田国土交通副大臣“忖度発言"を陳謝

塚田国土交通副大臣は1日、福岡県と山口県を結ぶ道路の整備計画が進展したことをめぐり「安倍総理大臣や麻生副総理が言えないから、私が忖度(そんたく)した」などと発言したことについて、3日、国会で陳謝した。

立憲民主党の初鹿議員は「予算を決定する権限がある副大臣として、非常に問題だ」として塚田国交副大臣に辞任を迫った。

塚田国交副大臣「誠に申し訳ございませんでした。北九州下関道路に関する発言の内容について、それは事実とは異なっているということで撤回をさせていただきました」

立憲民主党・初鹿議員「事実と何が異なっているのかをきちんと説明してください」

 塚田国交副大臣「事実は、私が忖度をしたということはございませんし安倍総理、麻生副総理の地元の案件だから特別な配慮をしたということはございません」

立憲民主党・初鹿議員「副大臣の気持ちで予算をつけることができる。ある意味手心を加えることができるということを、示してしまったようなことなわけです」「副大臣を辞職するつもりはありませんでしょうか」

塚田国交副大臣「しっかりと説明責任を果たすことにおいて、職責を全うしていきたいと考えています」

安倍首相「副大臣としての公正性が疑われてはならないのは当然のことであろうと、初鹿委員からも厳しいお話をいただきました。そのことをしっかりと肝に銘じて、職責を果たしてもらいたいと考えております」

国会運営もここまでは与党ペースで進み、新元号発表で内閣支持率が上がったところだっただけに、政府与党としては思わぬところで足をすくわれた形。野党側は「言った時点でアウトな案件」だとして、4日以降も追及を強める構え。(NNN19年4月3日)』

* * * * *
 
『菅義偉官房長官は2日の記者会見で「地域の周辺道路で慢性的な渋滞が発生し、本州と九州を結ぶ主なルートが一つしかないために昨年の(西日本)豪雨の際も大きな問題となった。そうしたことを踏まえて昨年度も調査が行われた」と忖度を否定。一方で「本人が丁寧に説明を行うことが必要だ」と述べ、塚田氏の説明責任に言及した。

自民中堅議員は「選挙の応援に行って迷惑を掛けるとは逆効果だ」と絶句。党幹部は「余計なことを言ったものだ」と頭を抱えるが、「もう発言は取り消された」として国会審議などへの影響は否定した。

国民民主党の原口一博国対委員長は「予算と事業の私物化だ。安倍政権のおごりそのもので、副大臣の地位を利用して選挙を有利に進めようとしていると言われても仕方がない。辞任すべきだ」と強く批判。立憲民主党の辻元清美国対委員長は「政権ぐるみで政治を私物化している可能性がある。撤回して済む話ではない。真相はどうなのか、国会で追及する必要がある」と語った。

塚田氏の発言は、福岡県知事選(7日投開票)の自民推薦候補の応援演説で飛び出した。同県選出の自民衆院議員は「知事候補のイメージも落としかねない。足を引っ張っている」と苦言。県議選に挑んでいるある自民福岡県議は「問題発言と捉えられても仕方ないと思う。私の選挙にまで悪い影響がなければ良いが」と話した。

一方、福岡県幹部は「すでに国直轄調査になることが決まっているので、進捗(しんちょく)に影響は出ないだろう」と話し、大きな問題には発展しないとの認識を示した。(西日本新聞19年
月3日)』

 今朝、TVを見ていたら、一部のニュース・ワイド・ショーで、この件を扱っていたようだけど。 この件は、モリカケの「忖度」や利益誘導・バラマキ政治など、安倍自民党政権の根本的な問題に関わるものであるだけに、今度こそ、メディア(特にTV)がしっかりと取り上げて、国民に問題点を伝えて欲しいと願っているmewなのだった。(@@)

  THANKS



http://www.asyura2.com/19/senkyo259/msg/299.html

記事 [政治・選挙・NHK259] アベ竹金粉ショー 武器・森加計・外遊バラマキ・リニア 
アベ竹金粉ショー 武器・森加計・外遊バラマキ・リニア
http://blog.livedoor.jp/pat11/archives/51968333.html
2019年04月04日 自民党的政治のパンツを剥ぐ


昨日の夕方 写真家白川義員番組を見た
テーマは 天地創造 大自然
そこでは 俯瞰写真=空撮写真が主役となる

今朝 久しぶりに人民日報日本語版を覗いた
そこでは 空からのシルクロードとの言葉が躍っていた

***

安倍政権登場以降 実質賃金が減った

会社内部留保が異常膨張し続けている
さらに持ち合い株風船のふくらみもある
原因は
特別会計 年金 郵貯 日銀 の操りマジックだろう
国家財政中身のアンコ抜きがアベノミクスのマジックネタだ

これらは 中国経済勃興期と手を取り合い日本の高度成長期
が成り 膨らんだ国家資金だった

竹中ハゲタカと手を組んだのが日米安保ハゲタカだ
その下請けが安倍内閣という構図であり
ここに究極談合 団子国家が成立した

福田はそれが嫌で ふざけんな!退陣をした

***

国家財政抜き取りが アベノミクス 法人減税 
リニア&5輪談合金シャブとなり
投資好き勝手 バクチ株への配分変更と続く

その合間の チョロマカシ&横流しが
森友加計&忖度カモフラージュ道路マジックだ

裏仲間を世間では マフィアと呼ぶ
ジョーカー=無罪パスを使える 恐ろしき集団だ
これが成長率阻害元凶だと
政治状況を空撮してみた




http://www.asyura2.com/19/senkyo259/msg/300.html

記事 [政治・選挙・NHK259] 衆院大阪12区補選 共産出身“野党統一候補”大金星はあるか 宮本岳志氏が出馬(日刊ゲンダイ)
 


衆院大阪12区補選 共産出身“野党統一候補”大金星はあるか
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/251067
2019/04/04 日刊ゲンダイ


退路を断って挑戦(中央が宮本岳志候補)/(C)日刊ゲンダイ

 まさかの波乱は起きるのか。すでに有力3候補が出馬表明し、混戦必至となっている21日投開票の衆院大阪12区補選。そこに共産党の宮本岳志衆院議員(59=比例代表近畿ブロック)が、“野党統一候補”として出馬したいと名乗りを上げた。4人の争いとなればさらに激戦となるのは確実だ。

 補選は、自民党の北川知克元環境副大臣の死去に伴って行われる。現在、北川氏の甥で自民党の北川晋平氏(31)、日本維新の会の藤田文武氏(38)、無所属の樽床伸二氏(59)が立候補を表明している。

 宮本氏は、国会で初めて森友問題を取り上げるなど、一定の知名度がある。

「12区は北川石松元環境庁長官からの北川王国。現時点では、北川さんがややリードし、維新の藤田さんが猛追しています。いくら知名度があるとはいえ、宮本さんの当選は厳しい。任期途中で打って出る“無謀な戦い”に、永田町では『罰ゲームなのか』ともささやかれています」(永田町関係者)

 17年の衆院選大阪12区は、自民が7万1614票、維新が6万4530票、共産が2万2858票だった。樽床氏は希望の党の比例単独に回った。

 政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏が言う。

「今回は4人の立候補で票が割れます。もし投票率が低くなれば、当選ラインは6万票程度に下がることもあるでしょう。共産に加え、立憲民主党、国民民主党、無党派層の票が宮本さんに集まれば、当選ラインをうかがう戦いに持ち込める可能性があります。衆院選で、共産候補に他の野党が協力するのは沖縄だけです。今回の補選で、他党が宮本さんに全面協力して善戦すれば、野党共闘にも大きな意味を持つことになります」

 前回衆院選大阪12区の比例では、立憲1万8789票、希望1万5185票だった。前回の希望票の半分以上が樽床でなく、宮本氏に流れる可能性もある。
























































http://www.asyura2.com/19/senkyo259/msg/301.html

記事 [政治・選挙・NHK259] 塚田国交副大臣「忖度」発言が嘘なわけがない! 安倍首相、麻生財務相の下関北九州道路“利益誘導”にこれだけの疑惑(リテラ)
塚田国交副大臣「忖度」発言が嘘なわけがない! 安倍首相、麻生財務相の下関北九州道路“利益誘導”にこれだけの疑惑
https://lite-ra.com/2019/04/post-4643.html
2019.04.04 塚田「忖度」発言は事実! 麻生利益誘導の疑惑 リテラ

    
    つかだ一郎HPより


 安倍政権の政治がいかに腐りきっているか。そのことが現役副大臣の発言によって明らかになった。1日に北九州市でおこなわれた集会で、自民党・麻生派所属の塚田一郎・国土交通副大臣が「総理とか副総理が言えないので、私が忖度した」と発言した問題だ。

 塚田国交副大臣が公の場で「暴露」したのは、北九州市と山口県下関市を結ぶ「下関北九州道路」について。下関北九州道路は2008年の福田康夫政権時に調査が中止されたが、第二次安倍政権で復活。2017年度からは自治体予算と国の補助で調査を再開させ、2019年度からは国の直轄事業として国が調査費を全額負担することになり、4000万円が計上されている。

 総事業費が2000〜2700億円もかかると試算されている一方、その必要性や採算がとれないのではと疑問視されている下関北九州道路。どうしてそれが復活したのか疑問視されてきたが、塚田国交副大臣は今回、本年度から国直轄の調査へと決定された内幕を明かし、「私が忖度した」と発言したのだから、これは大事件だ。

 塚田国交副大臣は昨日の国会で「我を忘れて誤った発言をした」などと釈明したが、実際の話はディテールに富んでおり、とてもじゃないが嘘の話だとは思えない。あらためて、塚田国交副大臣の発言を紹介したい。

 まず、塚田国交副大臣は「麻生太郎衆院議員にお仕えして、早20年近く。最初の総裁選は大変でした。その時代から麻生太郎命、一筋でやってきた。筋金入りの麻生派です」と述べ、その後、こんな話をはじめた。

「国土交通副大臣ですから、ちょっとだけ仕事の話をさせていただきますが、大家敏志さん(福岡県選出の自民党参院議員)がですね、私のもうひとり逆らえない吉田博美さんという参議院の(自民党)幹事長と一緒に、私の副大臣室にアポを取って来られました。『地元の要望がある』。これが下関北九州道路です。

 じつはこれ、経緯がありまして、11年前に凍結されているんです。なんでかわかります? 『コンクリートから人』っていう、とんでもない内閣があったでしょ。総理は『悪夢のようだ』と言いましたが、まさにそのとおりでございます。公共事業はやらないという民主党政権ができて、こういう事業は全部フリーズ、凍結しちゃったんです」

 事業がストップしたのは11年前の2008年であることは間違いないが、前述したように、それは福田政権時のことであって民主党政権時ではない。デマによって相も変わらずしつこい民主党政権叩きをつづけるのは安倍首相や麻生副総理とまったく同じだが、問題はこのあとだ。

「何とかしないといけないと。下関と北九州ですよ。よく考えてください。下関は誰の地盤ですか? 安倍晋三総理です。安倍晋三総理から麻生副総理の地元でもある北九州への道路事業が止まっているわけです。

 吉田(参院)幹事長が私の顔を見たら、『塚田、わかってる? これは総理の地元と副総理の地元の事業なんだよ』と。『俺が何で来たかわかるか』と。私、すごく物わかりがいいんです(会場笑い)。すぐ忖度します(会場笑い)。『わかりました』と。

 そりゃ総理とか副総理はそんなこと言えません、地元の。そんなこと、実際ないんですよ? 森友とかいろいろ言われていますけど、私は忖度します」

 吉田自民党参院幹事長といえば、2015年の安保法制の審議で自民党参院国対委員長として安保法制強行の先頭に立ち、先の総裁選では石破茂議員が掲げた「正直、公正」というスローガンに対し「(首相への)個人攻撃と受け取っている国民もいる」と批判するなど、安倍首相に近い人物だ。

 その吉田自民参院幹事長は国交副大臣にわざわざアポを入れ、「総理と副総理の地元の事業だとわかっているのか」「俺が何で来たかわかるか」と明確に圧力をかけ、塚田国交副大臣から見事に「忖度」を引き出していたのである。

■塚田発言で「お友だち優遇」と「忖度」が横行する安倍政権の実態が露呈

 しかも、塚田国交副大臣の「総理とか副総理はそんなこと言えません」という発言は重大だ。加計問題で安倍首相は「私から指示を受けたという方はひとりもいない」などと主張しているが、実態は柳瀬唯夫首相秘書官や和泉洋人首相補佐官、杉田和博官房副長官といった官邸スタッフが暗躍していた。実際、和泉首相補佐官は「総理は自分の口からは言えないから、私が代わりに言う」と、吉田自民参院幹事長とそっくりの発言をおこなったとされている。ようするに、直接指示せずとも「総理のご意向」「首相案件」だというだけでこうした利益誘導はおこなわれるという証拠ではないか。

 そして、この下関北九州道路は「安倍首相と麻生副総理の地元」案件として、事業化に向けて動き出した。塚田国交副大臣はこう明言している。

「それでですね、この事業を再スタートするためには、いったん国で調査を引き取らせていただくということになりまして、これを、今回の新年度の予算に国で直轄の調査計画に引き上げました!(会場拍手)

 別に知事に頼まれたからではありません。大家敏志が言ってきた、そして私が忖度したということですので」

 唖然とするほかないだろう。安倍首相に近い吉田自民参院幹事長や、北九州市を含む福岡県を選挙区とする大家議員に「総理と副総理の地元の事業だとわかっているのか」と迫られたことを明かした上、「私は忖度します」と誇り、言われたとおりに国直轄の調査計画に引き上げたことを自身の手柄として堂々と胸を張っているのである。

 見てのとおり、塚田国交副大臣はこれが利益誘導だという事の重大性にまったく無頓着で、悪気などなく発言している。これは、それほど安倍政権下で「お友だち優遇」と「忖度」政治が当たり前になっているということを示す発言であり、そのディテールの細かさからも「我を忘れて誤った発言をした」とは到底考えられないのだ。 

 そして、実際にこの塚田国交副大臣の下関北九州道路をめぐる「証言」は、「誤った発言」どころか、あまりにも状況とぴたりと符号するものなのだ。

 というのも、この下関北九州道路にかんしては、以前から「安倍・麻生道路」と呼ばれ、「安倍案件なのでは」と囁かれてきた問題であり、吉田自民参院幹事長や大家議員が関与していることも確認されていた。

■塚田「忖度」を引き出した吉田参院幹事長・大家議員は官邸で安倍首相から…

 たとえば、実際に安倍政権は、凍結されていた下関北九州道路を建設に向けて検討を再開させ、2017・2018年度予算でそれぞれ調査費700万円を計上。さらに、下関北九州道路の建設を目指して昨年11月2日に「整備促進を図る参院議員の会」を発足させた。そして、その会長に就任したのは吉田自民参院幹事長であり、幹事長には大家議員が就いている。

 その上、会発足直前の昨年10月25日には、ふたりは官邸で安倍首相と面談。そこで安倍首相は、下関北九州道路について、こう号令をかけていた。

「早期建設に向けた活動にしっかり取り組むように」

 問題となっている塚田国交副大臣が国交省副大臣室で吉田自民参院幹事長と大家議員が面談したのは昨年12月20日であり、塚田国交副大臣も面談の事実は認めている。ようするに、安倍首相主導のもと、下関北九州道路建設に向けて吉田自民参院幹事長と大家議員が動いていたのは事実なのだ。

 そして、塚田国交副大臣の発言どおり、実際に国直轄の調査計画に引き上げられ、先月29日には今年度から調査費は国が全額負担することが公表された。

 しかも、だ。いまから約1カ月前のしんぶん赤旗紙上で、下関市の自民党関係者はこんなことを語っているのだ。

「九州経済連合会の会長は、麻生太郎副総理の弟の泰氏だ。自民党内の会議では、安倍・麻生の関係でスタートした計画だといわれている。それだけに総理・副総理の在任中に事業化させたいという思いは両県の政治家に共通している。ここで動かなかったら経済界にも顔向けできない」(しんぶん赤旗3月5日付)

 どうだろう。塚田国交副大臣の今回の発言は、こうした証言と符号、見事に裏付ける内容になっているのである。

 新たに浮上した、森友・加計学園につづく「忖度」による利益誘導問題。しかも、現役の副大臣が悪びれもせずに公の場で手柄話として披露するほど、安倍政権が腐りきっていることが白日の下に晒されたのだ。今後、安倍首相と麻生副総理は全力で事実を否定しつづけるだろうが、今度こそ、この腐敗政権に終止符を打つときだ。

(編集部)




























http://www.asyura2.com/19/senkyo259/msg/302.html

記事 [政治・選挙・NHK259] 小西禎一は言った「大阪らしさを取り戻さなきゃあかん」 大阪市が消える日 適菜収(作家)(日刊ゲンダイ)
小西禎一は言った「大阪らしさを取り戻さなきゃあかん」 大阪市が消える日
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/251059
2019/04/04 日刊ゲンダイ


松井府政で副知事を務めた小西禎一大阪府知事候補(C)日刊ゲンダイ

 大阪府知事候補の小西禎一が遊説先から選挙事務所に戻ってきた。小西はなかなか面白い人で、自民党女性局のイベントでも人気がある。仲間内で集まってフットサルをやることもある。

 ――日本は西洋に先駆けて大衆社会が限界まで来てしまっているのではないか。それが一番悪い形で大阪で表出したのが「維新の会」という現象だと思う。先日、元大阪市長の橋下徹が「ダブル選挙で大阪を昔に戻すな」と述べていたが、どのように感じたか?

「維新がやってきたことは、住民の中に分断と対立をつくったことです。それは大阪らしくない。大阪はもっと柔らかでしなやかな『はんなり』という表現が合う文化だと思うんです。だから、大阪らしさを取り戻さなきゃあかん。ケンカしてどちらが腕力が強いみたいな話はおかしいです」

 ――なぜ大阪で維新が勢力を伸ばしたのか?

「世界的にもポピュリズムが広がってきているし、大阪にも鬱屈しているところがある。そうすると、人々は過激なものを求めてしまう。なんでもいいから世の中を変えればいいと。本当に良い方に変えているかは別にしてね」

 ――数値を見れば、維新政治により、明らかに大阪は悪くなっている。

「そうです。2018年の犯罪ランキングは、全国47都道府県中、大阪は最下位。福祉・インフラ・子どもの生活ランキングも最下位。幸福度ランキングは43位です。経済指標も全国と比べて悪化、現金給与総額の動きも、全国の平均を下回っています。だから僕は成長を実感できる府民生活の実現、健康で安心して暮らせる大阪の実現を公約で訴えているのです」

 ――前回の住民投票で維新はメモリのグラフの目盛りをごまかしたり、都合の悪いデータを隠した詐欺パネルを街頭演説やタウンミーティングで使っていた。維新が特異なのは、市民団体や学者から間違いを指摘された後も最後まで使い続けたこと。確信犯的にデマをばらまき、大阪市民をだましていたわけだ。なぜ、こんなことが許されるのか?

「彼らは二重行政の無駄の象徴としてWTCとりんくうゲートタワービルを例に出します。でもあれは単にバブルが崩壊しただけで、二重行政とは関係ない。維新は黒字化を手柄のように言うが、僕は昔からおかしいと思っている。行政の役割は赤字になるところに税金を配分することです。黒字になるなら民間企業がやればいい」

 ――維新は大阪市の赤バス(市交通局運営のコミュニティーバス)にも難癖をつけて潰した。彼らの発想は根本的に間違っているということか?

「うん。行政と民間企業の話をごっちゃにしたらイカン」

 維新により大阪が傾いた理由がわかってきた。

=つづく






適菜収 作家
1975年生まれ。早大で西洋文学を学び、ニーチェを専攻。ニーチェの「アンチクリスト」を現代語訳した「キリスト教は邪教です!」、「ゲーテの警告 日本を滅ぼす『B層』の正体」など著書多数。近著に「もう、きみには頼まない 安倍晋三への退場勧告」。

























http://www.asyura2.com/19/senkyo259/msg/303.html

記事 [政治・選挙・NHK259] <「苦しい立場に置かれたネタ二ヤス氏を助けた」と!>トランプ大統領の「ゴラン高原併合承認」を批判しない佐藤優 :国際板
国際板リンク

<「苦しい立場に置かれたネタ二ヤス氏を助けた」と!>トランプ大統領の「ゴラン高原併合承認」を批判しない佐藤優  天木直人

http://www.asyura2.com/19/kokusai26/msg/117.html



http://www.asyura2.com/19/senkyo259/msg/304.html

記事 [政治・選挙・NHK259] “安倍・麻生道路で大炎上 塚田副大臣「忖度」発言の真相(日刊ゲンダイ)
 


“安倍・麻生道路で大炎上 塚田副大臣「忖度」発言の真相
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/251150
2019/04/04 日刊ゲンダイ


お堅いタイプと見られているが…(塚田副大臣)/(C)日刊ゲンダイ

 国交副大臣の塚田一郎参院議員の発言が大炎上だ。塚田氏は1日、北九州市で行われた福岡県知事選の応援集会で、下関北九州道路(下北道路)の調査が今年度から政府直轄になったことについて、「総理とか副総理が言えないので、私が忖度した」と明言し、「(吉田博美参院幹事長から)これは総理と副総理の地元の事業だよ」と言われ「分かりました」と応じたエピソードまで披露。道路整備で便宜を図ったと口にしたのである。

 北九州市と下関市を結ぶ下北道路は、1998年に政府が策定した「海峡横断プロジェクト」のひとつとして調査が進められてきたが、大型公共事業への批判が高まり、2008年に凍結された。ところが、安倍政権下の17年度から、調査費約2100万円のうち700万円の補助金支給が始まり、19年度からは政府直轄で調査することが決定。一度は止まった計画が安倍政権下で復活したわけだ。

「安倍首相のお膝元・山口県と麻生副総理の地元・福岡県を結ぶ計画だけに、地元では『安倍・麻生道路』と呼ばれています。地元財界の試算では、建設費は約2000億円に上るとみられている。両県選出の国会議員にとっては、安倍総理と麻生副総理の在任中に事業化することが“最重要課題”といわれています」(福岡県政関係者)

 安倍首相自身も昨年10月、下北道路の整備促進を図る自民党参院議員との会談で「早期建設に向けた活動にしっかり取り組むように」と話していた。

「そもそも両県を結ぶ道路は、既に関門橋と関門トンネルの2ルートがある。交通量も減少傾向にあり、福岡県議会では、第3の道路を造る意味はないと野党が追及しています」(前出の福岡県政関係者)

■福岡知事選では劣勢に

 そんな中で、予算決定に関与できる塚田氏の発言は一発アウトだろう。

「塚田さんはお堅いタイプで、過去に失言したことはほとんどない。今回の失言は、二階幹事長と麻生さんの“代理戦争”になっている福岡県知事選が原因でしょう。塚田さんは麻生さんの元秘書で、『私は筋金入りの麻生派』と公言するほどの間柄。現状、麻生さんが支持する自民推薦の新人は、二階派が支援する現職に大差をつけられている。大惨敗だと、麻生さんの求心力が低下しかねません。焦る塚田さんが少しでも新人の票を増やすため、『安倍・麻生道路』をアピールし、やりすぎてしまったとみられています」(永田町関係者)

 塚田氏は「我を忘れて誤った発言をした」と釈明。ついつい“本音”を漏らしてしまったということか。



















http://www.asyura2.com/19/senkyo259/msg/305.html

記事 [政治・選挙・NHK259] 政府は“有識者懇談会”をどう誘導したのか

親投稿の共同通信の記事は「政府は有識者懇談会で国書(日本古典)の採用を事実上促し」と書くだけでその具体的な中身については書いていないので、ここではその中身は何かを中心に書いてみたい。(まあその中身自体は簡単な話なんですが。)

(なお、文中、新聞記事から引用または参考にした部分には番号を付け、文末にその記事のタイトルとURLを記す。)

早い話、新元号が国書由来のものになることは、安倍が「国書から選ぶのがいいね」と言った瞬間に決まったと言っていいだろう。

> 首相の「日本古典が本命」との意向は、古谷一之官房副長官補を筆頭とする元号担当チームに「二〜三年前」(官邸筋)には伝わっていた。(参考資料B)
> 「国書がいいよね。『記紀万葉』から始まるんだよね」。首相は昨年末、古事記や万葉集を例示しながら日本古典を典拠とする意欲を側近議員に漏らした。(B)

ここで、今回の元号の決め方の大枠を復習しておくと

専門家に候補名の提出を依頼

元号担当の古谷一之官房副長官補らが20〜30まで絞って菅に提出(@親投稿ほか)

それを菅がさらに絞り込む。(@ほか)

なお産経は
>国文学、漢文学、日本史学、東洋史学の分野の専門家が考案し、歴代政権が極秘に受け継いできた60〜70の元号案から菅義偉官房長官を中心に20程度に絞った上、3月上旬に最終案として5案を含む1ケタ台に絞り込んだ。

と書いている。(F)

とにかく菅が絞り込むというのが、何とも言いがたい。何しろ安倍政権の中では安倍と一二を争う〇〇であるのは明白だからねえ。
もうこの時点で、ろくでもない候補名しか残らないのではないかという不安は拭い去れない。

いずれにしても専門家の提案を受けてからここまでは政府関係者による選定であり、安倍の意思が反映するのを妨げるものは何もない。

手順としてはこのあとで9人の有識者懇談会に候補名が示される。
官邸としてはこの段階で間違っても安倍の意思に反するような意見が表明されるのは避けたかったことだろう。
そのためには、まず「物分かりのよさそうな、空気を読むのが得意そうな顔ぶれを選ぶ」のが第一。
それで選ばれたのがあの顔ぶれだ。“有識者”と呼ばれる9人の暗愚な人たちである。わかりやすい。
この顔ぶれが、どこかの時点で安倍が国書由来の元号を望んでいることを知れば、ほぼ万全だろう。
そして実際に彼らは、自ら調べて情報に接するか、あるいは誰かにささやかれて、それを知ったに違いない。

4月1日に菅が「令和」を発表した直後の共同の報道
> 令和は「一番人気があった」(作家の林真理子さん)、「素晴らしいとの意見が多かった」(山中伸弥京都大教授)とされる。複数の有識者は終了後、政府が特定の元号案に誘導する場面はなかったと記者団に明らかにした。(A)

「誘導する場面はなかった」という言葉が何とも味わい深いが、いずれにしても「令和」に相当人気がかぶっていた様子がうかがえる。
5つか6つあるはずの候補名の中で、そんなにこの「令和」なんてのに人気が偏るものだろうか。裏を返せばそれは、ほかの案がよほどひどいものだったのではないのか。

あとになって、令和を含めて6つの候補名が提示されたことが判明した。以下の6つである。右側に出典を示す。

久化(きゅうか) 漢籍
万和(ばんな) 文選
万保(ばんぽう) 漢籍
広至(こうし) 日本書紀 詩経
英弘(えいこう)古事記
令和 万葉集

さすがの安倍官邸も、全部を国書由来にするという露骨なことはできなかったのか。上の3つが漢籍起源、下の3つが国書起源である。
個人的にはこの中では「万和」が好みだが、先に述べた理由から、漢籍の3つは実質的に最初から除外されていた。安倍様の意思に反するからだ。詩経を含む4番目も望ましくない。
となると、英弘と令和の一騎討ちということになる。
これなら、人名に普通にありそうな英弘に比べて、また音としても、令和が人気になるのもわかる。

以上が「誘導」の骨子だが、もう1つの重要な仕掛けは、万葉集に由来する「令和」がさらに漢籍を典拠としていた、漢詩を踏まえていたという事実を隠したことである。
もしこれを隠していなければ、結果がどうなったか、全くわからない。唯一純和籍の「英弘」になっただろうか。
産経は安倍は「英弘」を気に入っていたと書いているが(F)、もしそうならあとから「令和」を追加する必要性は薄れる。

これを隠したのはいかにも安倍官邸らしい、卑怯な手口である。

政府は「隠したわけではない」と言うのだろうか。

ここで登場するのは、令和の考案者と噂される中西進氏である。
万葉集の専門家で漢籍にも詳しいとされる中西氏が、令和の典拠として漢籍に触れるのを忘れる、そんなことがあり得るだろうか?
そう考えることは中西氏に対する侮辱に等しい。
ましてや、もし仮にも官邸の力によって中西氏がその事実を伏せるように強いられたのなら、それは氏の誇りとプライドをずたずたに切り裂くことではないだろうか。
安倍官邸ならやりかねないことではあるが。

中西氏はこう言っている。
> 当初は明言を避けていたが、公表が近づいた3月上旬になって「私は関係していない」と否定している。(H)
> 考案者かと尋ねられ「私からお話しすることはありません。何も知りません」と話した。(I)
> 出典元が万葉集となったことに関しては「すごくいいことです」とした上で「いい時代になればと思いますけど、私からそれ以上お話しすることはありません」と述べた。(I)

もちろんこの発言から決めつけることはできないが、先に書いた理由で、中西氏は令和に関わっていないと考える。

令和は、中西氏ではなく全く別のルートから安倍にもたらされたのではないか。
だから候補に挙がるのが遅れたのではないか。

その別ルートとしてまず考えられるのは日本会議系列である。
それから全くおぞましいことだが、NHKの岩田明子である。

この両者なら、令和が漢籍を踏まえていることを全く無視しても不思議ではない。むしろ積極的に隠すだろう。
そして岩田であれば、NHKの放送で「令和」にあれほど素早く反応できた理由もわかる。
少なくとも「候補はこの辺に絞られた」ぐらいは聞いていただろう。
それどころか、安倍のあの出来の悪いスピーチの原稿作りに手を貸した可能性だってないとは言えない。

いずれにせよ、今回の元号選びもまた、安倍によって行政が歪められた一例、安倍による政治の私物化のきわみであることは間違いないだろう。

参考資料(結局使わなかったものあり)
@共同 親投稿 
「令和」最終段階で追加 政府要請で中西氏提出か
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190403-00000165-kyodonews-soci
A共同 元号有識者懇「政府誘導なし」
https://this.kiji.is/485433026178253921
B東京新聞 首相、当初から国書本命 中国古典出典の慣例破る
https://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201904/CK2019040202000128.html
C東京 元号6案、1週間前確定 2カ月前から絞り込み
https://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201904/CK2019040302000157.html
DNHK 「令和」選定手続き公開には「30年程度必要」安倍首相
E毎日 英弘」「久化」「広至」「万和」「万保」 新元号原案の全6案判明
https://mainichi.jp/articles/20190402/k00/00m/010/056000c?fm=mnm
F産経 新元号 「令和」は政府が追加委嘱した3案の1つ 有識者懇談会で全員賛成は「令和」のみ
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190403-00000500-san-pol
G時事 政府説明、実態と乖離=「令和」の選定過程
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190403-00000011-jij-pol
H東京 「令和」考案者は中西進氏か 万葉集の専門家
https://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2019040101002255.html
I東京 考案者浮上に「何も知らない」 新元号、万葉集研究の中西進氏
https://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2019040201002021.html


http://www.asyura2.com/19/senkyo259/msg/306.html

記事 [政治・選挙・NHK259] 奇策 保釈中のゴーン逮捕で消し飛んだ「安倍‐麻生道路」(田中龍作ジャーナル)
奇策 保釈中のゴーン逮捕で消し飛んだ「安倍‐麻生道路」
http://tanakaryusaku.jp/2019/04/00019909
2019年4月4日 18:37 田中龍作ジャーナル


 「私が忖度した」。塚田一郎国交副大臣の問題発言で、にわかに疑惑が浮上することになった「下関‐北九州道路」。地元では「安倍‐麻生道路」と呼ばれる代物で、第2の関門大橋あるいは第2の関門トンネルを目指す。

 きょう野党が合同で国交省と総務省から事情を聴いた。九州出身の野党議員が予想通行量を尋ねると国交省は「手元に資料がない」として回答を避けた。かりにあったとしても、数字は安倍政権お得意のデッチ上げだろう。「安倍‐麻生道路」は、莫大な予算をつぎ込む壮大な無駄遣いとなりそうなのだ。

 統一地方選挙たけなわ。政権を直撃しかねない問題から国民の目をそむけたい官邸は奇策に打って出た。保釈中のカルロス・ゴーン元日産CEOの身柄を地検特捜部に獲らせたのである。4度目の逮捕だ。追起訴はよくあるが、いったん保釈された被告が逮捕されるのは極めて異例だ。

 ゴーン被告の主任弁護人である弘中惇一郎弁護士がきょう午後、日本外国特派員協会(FCCJ)で記者会見をひらいた。弘中弁護士は強い口調で検察のやり口を批判した。

 「ゴーン被告は罪証隠滅、逃亡の恐れがないとして裁判所が保釈を認めた。逮捕には合理性も必要性もない。文明国ではありえない。海外では許されることなのかを踏まえて報道してほしい」。

 弘中弁護士は検察がゴーン氏の妻の携帯電話やパスポートを押収したことも明らかにした。


記者会見場は内外のメディアで溢れかえった。ドイツの通信社記者は「スピン効果満点だね」とシニカルな笑みを浮かべた。=4日午後、日本外国特派員協会 撮影:田中龍作=

 ゴーン氏は自らのツイッターで「11日に記者会見を開く」と明らかにしていた。マスコミは「保釈要件にインターネットの使用禁止がある」として、あたかもゴーン氏のツイートに問題があったかのように報道していた。

 だが弘中弁護士は「インターネットの使用禁止とは理解していない」と明言した。

 呆れた検察の広報を務めるのがマスコミだ。

 あるテレビ局はゴーン氏を載せた車両が自宅から出るところから東京地検に入るまでを伴走し、ライブ中継した。テレビ各局のキャスターは、ゴーン氏を載せた車両が出発すると、地検の逮捕容疑を読み上げた。各局同じ内容だ。大ぶりのパネルに事件を図解していた。

 ライブ中継はじめパネル製作は前日から用意していなくてはできるものではない。明らかに地検のリークである。

 今週末をゴーン逮捕で乗り切れば、「安倍‐麻生道路」なんて国民は気が付かないまま終わってしまうさ・・・官邸の主の高笑いが聞こえるようだ。


東京地検のリークに沿ってリポートする女性記者。国策捜査への疑問は欠片もない。=4日朝、検察庁前 撮影:田中龍作=

  〜終わり〜


ゴーン前会長4度目逮捕 弁護人の弘中氏が緊急会見(2019年4月4日)

※3:30〜 再生開始位置設定済み










関連記事
ゴーン保釈後1カ月で異例の再逮捕 記者会見阻止が狙いか(日刊ゲンダイ)
http://www.asyura2.com/19/hasan131/msg/811.html




http://www.asyura2.com/19/senkyo259/msg/307.html

記事 [政治・選挙・NHK259] 《拡大しつつある放射能大災害と一大隠蔽》カルディコット博士が安倍首相を名指しで非難ヘレン・カルディコット…:原発板リンク


http://www.asyura2.com/19/senkyo259/msg/308.html
記事 [政治・選挙・NHK259] 「経国済民」なき政治はすべてファンタジーだ。(日々雑感)
https://okita2212.blogspot.com/2019/04/blog-post_94.html
4月 04, 2019 日々雑感(My impressions daily)

<「文在寅大統領の周りは、『チュサパ(主思派)』で固められています。チュサパは北朝鮮よりも強い主体思想(金日成が提唱した独自の社会主義理念)を持つ人達のことで、文大統領が、北朝鮮が核放棄する前から38度線の武装解除を始めたのはその思想に基づいてのこと。さらに、文政権が反日姿勢を強めているのも主思派の影響と見られています。つまり『親北』=『反日』であり、北朝鮮と近づけば近づくほどに文政権は反日姿勢を強めていくはずです」(前出・韓国人ジャーナリスト)

 そのような状況下にある韓国で、3・1独立運動記念日のさなか、同国の知られざる一面を、私は現地で見ることになる。つまり韓国国内はいま分裂の危機にあるのではないか――という光景だ。

 3月1日、ソウル市内では大々的なデモ行進が行われていた。大音量で音楽を響かせ、参加者は熱いシュプレヒコールをあげる。「反日デモ」ではなく「反文在寅デモ」だ。

 軍服に身を包んだ参加者はこう胸を張った。

「この集会には30万人の韓国人が集まっている(*現地報道では数万人)。われわれはアカの政権を打倒する!」

「太極旗部隊」と名乗るデモの行列がソウル市内を埋め尽くしていた様子は確かに壮観だった。人々を観察していると韓国軍OBや、中高年の男性や地方出身者が多い。いわゆる保守層、右派によるデモが太極旗部隊であるようだ。

〈ムンジェインは北朝鮮のスポークスマンだ!〉というプラカードを掲げた中年男性もいた。デモの所々で韓国国旗である太極旗と、米国国旗である星条旗がはためいていた。彼らを勢いづかせたのが、前日の米朝会談の決裂であることは明らかだった。

 いま韓国で、右派と左派による分断が深く進行していることをうかがわせる光景だった。左派政権である文政権が反日姿勢を見せる背景には、北朝鮮の姿が色濃くあるのは先に述べた。

 その様子は左派陣営でも確認できた。

 3月1日の在韓日本大使館前。こちらで見られたのは、もちろん左派のデモ隊の姿だ。しかし、その数は50名ほどと、かなり少ない。参加者の多くが若者で、うち半数ほどは動員された学生のようだ。

リーダーの運動家は、マイクでこうシュプレヒコールを上げる。

「日本は謝罪しろ!」

 聴衆も拳を振り上げてはいるが、その様子はシュプレヒコールに合わせたコンサート的なノリに見える。「怒りで拳を突き上げる」といった風情ではない。

 そしてリーダーはこう演説を始めた。

「アメリカのトランプ大統領は北朝鮮の金正恩を友達だという。それならなぜ、制裁をするのか! 制裁をやめるべきだ!」

 いまも確実にある北朝鮮の核保有問題の存在を無視しためちゃくちゃな暴論なのだが、リーダーは大真面目にそう主張しているのだ。理屈もなにもあったものではないが、韓国左派がいかに親北であるかということだけは、この演説によく表れている。

 そして、左派デモの人数の少なさが示唆するものは、韓国内における反日派は実は少数であるという事実だ。

 過去に植民地支配された歴史があるので韓国内には公に「親日だ」とは言いづらい雰囲気があるが、熱く拳を振り上げているのは一部の左派政治家と市民運動家だけでしかない。

 問題は文政権がそうした国内情勢を知ってか知らずか、反日姿勢を維持するために強権的になっていることにある。

 2月15日、文在寅は大統領府本館中武室で行われた「国家情報院・検察・警察改革戦略会議」に出席した。そこで次のような「宣言」を行った。

「今年は特別な年です。100年前、独立運動によって正義に満ちた大韓民国が建設された。日帝強占期(植民地支配時代)、警察と検察は独立運動家を弾圧する植民地支配を補完する機関だった。いまも残る暗い影を改革し、完全に脱ぎ捨てなげればならない。そのために大統領、青瓦台は常に監視、牽制する」

 つまり政権は権力機関の掌握に力を注ごうというのだ。こうした姿勢に右派は反発を強めているという。

「いま『親北朝鮮、アカの政権を倒すためにクーデターを起こすべきだ』という意見までが右派や韓国軍関係者の中で囁かれるようになっているのです。韓国軍や国家情報院はこれまで北朝鮮を『敵国』とみなし、演習・情報収集をしてきたわけです。それだけに、無条件に北朝鮮に歩み寄る文政権を危険視しているのです」(韓国メディア記者)

 文在寅大統領の任期はあと3年以上ある。このまま親北路線を突き進むのならば、深刻な左右激突は避けられないのかも知れない――>(以上「JBpress」より引用)


 ブログを書くにあたって、この評論を書いた「過去に植民地支配された歴史があるので韓国内には公に「親日だ」とは言いづらい雰囲気があるが、熱く拳を振り上げているのは一部の左派政治家と市民運動家だけでしかない」という一文に対する抗議から始めなければなない。

 なぜなら日本はいかなる国や地域に対しても「過去に植民地支配」した歴史がないからだ。朝鮮半島の人たちは「植民地支配された」と主張するし、日本人の似非・文化人や似非・評論家たちは好んで「植民地支配」とのステレオタイプの文言を使いたがる。

 しかし日本は朝鮮半島に対して植民地支配した歴史がない。「併合」した歴史はあるが、植民地支配して朝鮮人を搾取したことはない。逆に日本国民の税を投じて朝鮮半島の近代化と朝鮮人の教育と医療水準の向上に努力した。

 どの20世紀前半に於いて、どの欧米諸国が植民地に初等教育機関はおろか大学まで建設しただろうか。日本は平壌に帝国大学まで建てた。そして朝鮮人の教育に心血を注いだ。

 そうした前提の上で上記評論に批判を加える。韓国政府が親北政権だとしても、政治体制の異なる二国がそのまま統合することはあり得ない。一方の政権が政権を放棄し、一方の国家体制の併呑されるしか統合の方途はない。あるいは、同時に南北二国の政治体制が一つに纏まる、という離れ業を演じない限り南北統一はあり得ない。

 文大統領がいかに親北であろうと、韓国政府を潰して、丸ごと金正恩氏の独裁政権下に併呑されるとは思えない。文大統領は南北の異なる政治体制をいかにして乗り越えるつもりなのだろうか。

 スローガンとして「南北統一」を叫ぶのは一向に構わないが、韓国大統領が北朝鮮へ恋慕の情を募らせる、というのは理解し難い。南北統一を望むのなら、一層「核廃棄」を金正恩氏に求めなければならないはずだ。

 国際社会は核兵器を保有したままの北朝鮮と韓国の統一国家樹立を望まないどころか、決して承認しないだろう。

 いや、その前に南北統一を文大統領が叫ぶのなら、彼は具体的な南北朝鮮の統一「工程表」を明らかにすべきだ。統一に必要な北朝鮮への経済支援なども具体的に算定しなければならないし、どうやって工面するのか示さなければならないだろう。

 日本の援助をあてにするのはお門違いだ。散々日本をコケにして来て、いまさら援助を申し込めるはずもないだろう。韓国民も何に対しても集団ヒステリーを起こす前に、まずは冷静に「経国済民」を考えるべきだ。



http://www.asyura2.com/19/senkyo259/msg/309.html

記事 [政治・選挙・NHK259] 「令和」発表の陰でまた塚田副大臣がいみじくも安倍政権の腐敗体質を暴露(まるこ姫の独り言)
http://jxd12569and.cocolog-nifty.com/raihu/2019/04/post-da8b.html
2019.04.04


いくら新元号の「令和」を大騒動して発表して支持率が上がったとしても安倍政権の体質は何も変わっていなかった。

能天気な国民は、「新元号」騒動ですっかり権力者の思惑にハマっているのに、それにも気づかないのか浮かれまくっている。

いくら新元号を発表しようと、皇太子が即位しようと、私たちの生活までリセットされることはない。

苦しい生活は続いていく。

いや今年は4月に入って値上げに続く値上げラッシュで、秋には消費税10%が待っている。

現実を見ていない人が多すぎる。

ましてや安倍政権の政治は腐りきったまま。


せっかく華々しく「新元号」を発表して支持率アップを狙っても、安倍政権の体質は体質で、またぞろ塚田と言う副大臣が、重大な問題発言をしている。
この塚田副大臣の発言は看過できない大問題発言で、国会で追及されていたが安倍首相は例の如く、罷免要求を拒否。

安倍首相、罷免要求重ねて拒否 塚田副大臣の忖度発言
                4/4(木) 12:03配信  共同通信

>安倍晋三首相は4日の参院決算委員会で、首相と麻生太郎副総理兼財務相の地元の道路整備を巡り「忖度した」と発言した塚田一郎国土交通副大臣の罷免を重ねて拒否した。「発言は問題だが、本人がしっかり説明し、そのことを肝に銘じて職責を果たしてもらいたい」と強調した。

何度同じ答弁を聞いてきた事だろう。

結局、どんな舌禍だろうと、どんな問題発言だろうと安倍首相は辞めさせる気はないのだ。

居座っていれば時が過ぎ忘れ去られてしまう、それを狙っているのだろう。

安倍首相には何を言っても、糠に釘で手ごたえがない。

野党はこれで攻めどころが無くなって放置してきたのだろうが本当にこれでよいのだろうか。

居座ったもの勝ちの政治で良いのか。

やっぱりこんな横暴な振る舞いが通用するのは数の力を自民党に与え過ぎたからだ。

参議院選挙では根っからの自民党支持者に「自民党しか政権を担えない」と言う気持ちを変えさせないと。

メディアが政権へのチェック機能を持ち、政権の暴走を許すまじという姿勢だったら、今の異常な事態にはなっていなかっただろうが。

話を塚本副大臣の「忖度」発言に戻して、最近の安倍政治では謝罪して撤回すれば問題ないという姿勢だ。

後で撤回すれば何ごとも許されるって政治家にあまりに甘すぎないか?

高い歳費を貰って嘘をつき放題でもバレなければあり、バレた後でも撤回すれば済む政治は国民の不信感が増大するだけじゃないのか。

責任の欠片もない発言は気楽な稼業だな。

自民党政治は未だに利益誘導型で、加計学園の構造とそっくりだ。

安倍首相は国会で何度野党に追及を受けても、「忖度などするわけないじゃないですか」と言ってきたが、やっぱり「忖度政治」は安倍政権下では普通に行われていたことを証明したようなものだ。

隠しても隠してもアホな子分たちが自白する。

手のひらから砂が零れ落ちていく。。。。。





http://www.asyura2.com/19/senkyo259/msg/310.html

記事 [政治・選挙・NHK259] ゴーン氏に見たかつての日産の「天皇」 OBが語る体質/朝日デジ
ゴーン氏に見たかつての日産の「天皇」 OBが語る体質/朝日デジ
有料会員限定記事 ゴーン前会長
2019年4月3日16時30分
https://www.asahi.com/articles/ASM3K6F5NM3KULFA007.html?iref=comtop_favorite_02

 横浜市のみなとみらい21地区にそびえる日産自動車グローバル本社。22階建てのビルの上層階にある役員用会議室で、経営の重要事項を決する取締役会が月に1度のペースで開かれる。

 前会長のカルロス・ゴーン(65)が昨年11月に逮捕されるまでの数年間、取締役会の所要時間は1回あたり平均30分を切っていた。短い時は10分弱のこともあり、「ゴーン以外に発言もないままシャンシャンで終わることも珍しくなかった」と日産幹部。役員ごとの報酬額の決定をゴーンに一任することも、異論もなく決まった。人事と報酬を掌握したゴーンに面と向かって反論できる役員は残っていなかった。

 2000年代の初頭。日産で月に1度開かれる経営会議では、ゴーンが役員を罵(ののし)る声がたびたび響いた。

 「お前の言っていることはうそだ」「お前のプロジェクトはモンスターだ」

 担当事業の収益低迷を報告する度に、副社長らも居並ぶ前で口を極めて非難されたと元常務は振り返る。

 「私はゴーンの側近と対立していたので、抵抗勢力と色分けされていた。ゴーンは自分が気に入らない者はどんどん排除した」

 大赤字を垂れ流していた車種群の収益改善という難題を命じられ、懸命に改善策を説明しても、「お前の言うことは信じられない」と一蹴された。「ひどいときは、報告しても話も聞かずに無視された」

 倒産寸前だった日産をV字回復へと導いたゴーンは自分への異論を許さなくなり、周囲はイエスマンで固められていった。「コミットメント(必達目標)」を掲げて幹部に責任感を植え付けようとしていたのに、米国事業で大赤字を出した側近の外国人幹部を栄転させるなど次第に変節。信賞必罰の気風は弱まり、社内の規範は失われた。

 元副社長の森山寛は06年、日産社内での体験をつづる回顧録を執筆するうちに強い既視感にとらわれた。「私はゴーンの中に塩路(しおじ)一郎を見たんです」

この記事は、企業統治の不全を露呈し「独裁者」の出現を再び許した日産の企業体質に迫った連載「ゴーンショック 繰り返す統治不全」を1本化したものです。=敬称略

 塩路は、かつて「塩路天皇」の…

http://www.asyura2.com/19/senkyo259/msg/311.html

記事 [政治・選挙・NHK259] 詐欺・改ざん・捏造の蔓延する安倍政権下の日本において、電通配下の大手マスコミが発表する安倍内閣支持率は2倍から3倍に…
詐欺・改ざん・捏造の蔓延する安倍政権下の日本において、電通配下の大手マスコミが発表する安倍内閣支持率は2倍から3倍にかさ上げされているとみなすべき
https://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/37788256.html
2019/4/4(木) 午後 2:56 新ベンチャー革命 2019年4月4日 No.2303


1.驚愕!:新元号・令和が発表されて、安倍内閣支持率が10ポイントも上昇し、50%台になった?

ネット情報によれば、安倍内閣が新元号・令和を発表したら、40%台だった内閣支持率が10%近く跳ね上がって、50%台になったそうです(注1)。

 また、新元号・令和を好感している国民は73%だそうです。

 筆者個人の肌感覚において、ネット世論と、大手マスコミの世論調査結果が今ほど乖離している過去事例はあまり記憶にありません。

 電通配下の大手マスコミ世論調査が国民全体の意見を真に代表しているのかどうか、まったく不透明ですし、まったく信用できません。

 われら日本国民は、電通配下の大手マスコミの発表する世論調査が正しいのか、かさ上げされているのか、まったく確かめようがないのです。

 それにしても、電通配下の大手マスコミの世論調査数字とネット世論の反応との乖離はあまりに大きすぎます。

2.電通配下の大手マスコミの世論調査はまったく信用できない!

 上記の世論調査をやったのは、電通系の共同通信とのことですが、大手テレビ局や大手新聞社の世論調査も、電通系の世論調査専門の会社に委託されているのでしょう。

 したがって、本ブログでは、大手マスコミのやる世論調査結果の改ざんは、大手マスコミを牛耳る電通が実質的に仕切っていると観ています。

 ちなみに、大手マスコミのやる世論調査が改ざんされている事実は、すでに、毎日新聞記者だった鳥越俊太郎氏が告白しています(注2)。

 この証言から、電通配下の大手マスコミの世論調査はほとんど信用できないでしょう。

 今、比較的信用できるのは、電通とのつながりの薄い地方の新聞社くらいのものでしょう。

 電通配下の大手マスコミの発表する安倍内閣支持率は、2015年時点で、地方新聞の同様調査結果と2倍も違っていたという比較検証はすでになされています(注3)。

 2015年時点より今の方が、安倍内閣支持率がさらに低いと推測されますので、今、電通配下の大手マスコミの発表する安倍内閣支持率は、実態数字の2倍以上であり、場合によっては、3倍程度、かさ上げされていると観てよいでしょう。

3.日本政府の統計改ざんがばれている現在、電通配下の大手マスコミの世論調査結果の改ざんがさらに大胆になっているのは、やはり安倍氏の人間性が影響している

振り込め詐欺犯罪が急増・蔓延している今の日本においては、遂に、日本政府も平気で統計改ざんをやるようになっています。

このように、日本全体が詐欺・改ざん・捏造まみれの国に堕したのは、やはり、安倍氏が“巧言令色”の詐欺師的首相だからでしょう。

 このように観ると、上記、安倍内閣支持率50%台という電通系共同通信の調査結果は、実際の2倍から3倍くらいに大幅かさ上げされていると疑われます。

 いずれにしても、安倍政権下の日本は堕落の一途です。いまだに、安倍自民党を支持する国民は真剣に再考して欲しいと願って止みません。

注1:阿修羅“新元号を発表しただけで内閣支持率が9.5ポイントも上がる国民性(脱力)(まるこ姫の独り言)”2019年4月3日
http://www.asyura2.com/19/senkyo259/msg/282.html

注2:楽天ニュース“鳥越俊太郎氏 若者ら除外する世論調査結果の信憑性に疑問”2012年7月20日
https://news.infoseek.co.jp/article/postseven_130805/

注3:嗚呼、悲しいではないか!“電通とインチキ新聞”2015年12月15日
https://ameblo.jp/jicchoku/entry-12106409413.html




http://www.asyura2.com/19/senkyo259/msg/312.html

記事 [政治・選挙・NHK259] 塚田副大臣がいくら事実でないことと強調しても、調査国費4000万円は事実だ。(かっちの言い分)
塚田副大臣がいくら事実でないことと強調しても、調査国費4000万円は事実だ。
https://31634308.at.webry.info/201904/article_4.html

塚田副国交省大臣は、「安倍総理大臣や麻生副総理が言えないから、私が忖度した」と述べ 、「今年度は調査費として、私が働き掛けて4000万円の調査費を付けた。」と述べた。調査費4000万円などは、その場の雰囲気で熱くなって思わず口走った話ではない。しかもこの額の調査費は、それまでの補助金と違って全額国費で計上されている。これでほぼ現実的に建設されると思われる。本人もそれを計上させたのは自分だと言いたかったのではないかと思う。むしろ、野党はこの辺りの話から切り崩した方がいい。逆にこれを浮き彫りにすることによって、橋道路の建設をやりずらくした方がいい。

この中で、今日の共産党の仁比議員の質問は鋭かった。その質問は平成28年3月、関門会が石井国交大臣に下関北九州道路の早期実現に向けた要望書を提出したが、なんと、その筆頭に安倍晋三の名が書かれていたことを明らかにし、安倍首相を追及した。これに答えるとき、一生懸命に原稿を読んでいたが、官僚が答えを書いたのだろう。安倍氏は、首相である私が要望書に自分で名前を書けなどと言った訳ではなく、勝手に書かれたと述べたのだ。しかし、これは明らかに嘘である。なぜなら、我々会社人の常識として、国に出すような正式な要望書に当時の総理大臣の名前を勝手に拝借して提出するなんてあり得ない。これが一般常識である。もし、勝手に社長の名前、大臣の名前、総理大臣の名前など勝手に承諾も無しに使ったら大変なことになる。安倍首相が承諾したから名が載っていたのだ。その意味で、安倍首相も、麻生大臣も塚田氏を使って言わした話であることがわかる。

http://www.asyura2.com/19/senkyo259/msg/313.html

記事 [政治・選挙・NHK259] だから翼賛報道 新元号「有識者懇」にマスコミ代表ズラリ(日刊ゲンダイ)
 


だから翼賛報道 新元号「有識者懇」にマスコミ代表ズラリ
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/251143
2019/04/04 日刊ゲンダイ 文字起こし


中身なしの会見(C)共同通信社

だから政治利用と言われるのだ

「してやったり」とほくそ笑んでいる安倍首相の姿が目に浮かぶようだ。共同通信社が1、2日に行った世論調査で、内閣支持率が52.8%となり、前回調査(3月)と比べて9.5ポイントも上昇したからだ。

 この1カ月の間に目を見張るような政策を打ち出したワケでもない。むしろ、その逆だ。当初段階で初の100兆円超えという空前の「軍拡予算」を成立させ、10月の消費増税10%に向けた景気対策と称して「ポイント還元」や「プレミアム付き商品券」といった「世紀の愚策」に2兆円も計上したことに批判が続出。安倍が「全国津々浦々に届ける」と胸を張っていた景気回復の実感とやらはサッパリで、中国や欧州などの世界経済の減速が鮮明になる中、日銀が1日に発表した企業短期経済観測調査(短観)の景況感は6年3カ月ぶりに大幅悪化した。

「2島先行返還」「2島返還+α」なんて大はしゃぎだった北方領土を巡るロシアとの交渉も事実上、決裂するなど、内政も外交も失敗だらけ。統計不正問題では、野党側が真相解明のために求めた資料提出や関係者の国会招致をことごとく突っぱねて知らん顔。何から何までデタラメ政治の極みにもかかわらず、政権支持率が大幅アップした理由はひとつしかない。「新元号」の発表だ。

 共同の調査によると、新元号に決まった「令和」について、73・7%が「好感が持てる」と回答。NNNと読売新聞の緊急世論調査でも「好感を持っている」という人が6割を超えた。「令和」自体にケチをつける気は毛頭ないが、新元号の祝賀ムードが、そのまま政権支持率を押し上げる原動力になったのだ。

予想された新元号ショーと会見が遅れたワケ

 もっとも安倍政権が、ハナから「新元号」を政権浮揚の一大イベントに利用しようと考えていたのは間違いない。憲法学者の水島朝穂早大教授は、新元号が公表される前日の3月31日付のネットコラム〈直言〉で、こう書いていた。

〈昼のNHKニュースをはじめ、民放各局のワイドショーがこれをたっぷり生中継する。安倍首相自らが「その先の時代」を熱く語れば、支持率にプラスという判断だろう。(略)新聞は12時30分締め切りの早番に間に合うから、夕刊一面トップ記事となる。新元号にかこつけて、自らの政権が「平成の先の時代」にまで幾久しく、永々、蜿々に続くことをアピールできるわけである〉

 安倍政権による「新元号ショー」をズバリ予想し、まさに指摘通りの展開となったワケだ。

 水島教授があらためてこう言う。

「新元号を発表した際の最大のポイントは、11時30分の予定だった菅官房長官の会見が11分遅れたことでしょう。あの11分の遅れによって、メディアや国民の緊張感が一層高まり、元号に注目が集まったのです。ヒトラーもそうでしたが、演説の予定時刻にわざと遅刻する指導者は少なくありません。待たされた人はその間、思考停止状態に陥り、『一体何を話すのだろうか』と関心が高まる。そうやって注意を引きつけてから語りかけるのです。今回の新元号発表も同じ。恐らく政権側は発表時刻が遅れることが分かっていたはず。安倍政権の時間操作や巧みな演出にメディアが乗ってしまったのです」

 なるほど、どうりで安倍の薄っぺらな談話の内容が大きく報じられたワケだ。

 大マスコミは支持率アップの世論誘導に加担したのも同然だ。


官邸に入る日本新聞協会会長(左)と民放連会長(C)共同通信社

新元号を首相の手柄のように報じるメディアはアベ政治の共犯者

 そもそも今回の改元を巡っては準備期間が十分にあった。今上天皇が退位の意向を示したビデオメッセージを公表したのは2016年8月。一代に限って退位を実現する特例法は翌17年6月に成立し、退位と新天皇の即位の日が決まったのは同12月だ。新元号を発表するまでの間、国会はもちろん、国民に広く議論を呼びかけるべきだったのに、政府が新元号の原案に対する意見を聴いたのは1日の有識者懇談会だけ。9人の参加者は30分程度の間に6つの候補名を示されて意見を求められたらしいが、これじゃあマトモな意見など出るはずがないだろう。

 最初から新元号を政治利用したい安倍政権が、「国民の声を聴いた」というアリバイ作りをしたに過ぎない。

 しかも、その有識者の人選も巧妙だ。ノーベル賞受賞者の山中伸弥京大教授や宮崎緑千葉商科大教授、榊原定征前経団連会長など、およそ元号制度に詳しい人物とは思えない。とりわけ、政権の薄汚い思惑を感じざるを得ないメンバーが日本新聞協会会長の白石興二郎読売新聞グループ本社会長、上田良一NHK会長、民放連会長の大久保好男日本テレビ社長というマスコミ代表だ。

 元共同通信記者でジャーナリストの浅野健一氏がこう言う。

「新聞、テレビのトップが揃って懇談会のメンバー入りとなれば、現場は批判報道をできないでしょう。安倍政権の狙いはそこにあり、だから、どのメディアも新元号の礼賛報道一色になったのです。戦前、戦中よりも酷い翼賛報道であり、政権のプロパガンダ機関に成り下がったと言っていい」

安倍自身が改元の内幕を暴露している

 有識者懇談会を短時間で終わらせたのは、情報が外部に漏れることを恐れたため、などと報じられたが、どういうワケか新元号発表後は背景がダダ漏れ状態だから摩訶不思議だ。

 新聞各紙では「令和」のほか、原案として示された候補が「英弘」「久化」「広至」「万和」「万保」であり、「令和」の考案者が文化勲章受章者で国際日本文化研究センター名誉教授の中西進氏だったと断定的に報じられた。

 菅官房長官が2日の記者会見で「考案者が秘匿を希望しているのに加え、明らかにすれば詮索されるので、公表を差し控える」と発言していたのは一体何だったのか。日経新聞に至っては新元号発表に至る1日の経緯を克明に描写。〈1日午前11時16分、首相官邸4階の閣僚応接室。「それでは、総理一任ということでよろしいですか」。菅義偉官房長官が確認をとると、安倍晋三首相は「これでいこう」と決めた〉なんて書いているからビックリ仰天だ。さらに〈首相は昨年冬ごろ「漢籍にこだわる必要はないよね」と周囲に漏らすようになった。(略)今年に入り、事務方に「選択肢としてあってもいいんじゃないか」と選定を指示。4月1日示された令和は、万葉集の序文にある漢文から引用するという従来の発想にはない手法となった〉なんて締めくくっている。

 これが事実であれば、本来の改元手続きと乖離している上、日本国民の総意に基づく存在である象徴天皇を安倍が政治利用したのは明々白々だ。大体、安倍は1日夜のNHK番組で「令和」の選定過程を記録した公文書の公開について「考案された方々の名誉もある。30年という時は必要なんだろう」と言っていたが、自ら内幕を暴露しているようなものではないか。それなのに、まるで安倍の手柄と言わんばかりの報道には違和感しかない。政治評論家の森田実氏がこう言う。

「皇室に関する行事は粛々と静かに執り行われるべきなのです。それを人気取りや支持率を上げるためにフルに政治利用しているのが今の安倍政権。政治権力として極めて悪質な行為なのに、メディアも結託して悪ふざけ報道を続けている。政権もメディアも救いようがないほど堕落していると言えます。恥を知れとはこのことです」

 安倍サマメディアと化した今の報道機関は、国民生活を破壊する「アベ政治」の共犯者なのだ。

























http://www.asyura2.com/19/senkyo259/msg/314.html

記事 [政治・選挙・NHK259] 安倍政治を象徴する塚田副大臣発言文字起こし(植草一秀の『知られざる真実』)
安倍政治を象徴する塚田副大臣発言文字起こし
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2019/04/post-32c2.html
2019年4月 4日 植草一秀の『知られざる真実』


「国土交通大臣ですから、ちょっとだけ仕事の話をさせていただきますが、

大家敏志さん(自民党参議院議員)がですね、私のもう一人逆らえない吉田博美さんという参議院の(自民党)幹事長と一緒に私の副大臣室にアポをとって来られました。

『地元の要望がある』

これが下関北九州道路です。

実はこれですね、いきさつがありまして、

11年前に凍結されているんです。

なんでか分かります?

「コンクリートから人へ」っていうとんでもない内閣があったでしょ。

総理は『悪夢のようだ』と言いましたが、まさにその通りでございます。

公共事業はやらないという民主党の悪政権ができて、こういう事業は全部フリーズ、凍結しちゃったんです。」

しかし、事実は違う。

11年前の2008年は前半が福田康夫内閣、後半が麻生太郎内閣だ。

凍結したのは福田康夫内閣だった。

「下関と北九州ですよ。

みなさんよく考えてください。

下関は誰の地盤ですか。

安倍晋三総理ですよ。

安倍晋三総理から、ね、麻生副総理の地元でもある北九州への道路の事業が止まっているわけですよ。」

「吉田(自民党参院)幹事長が私の顔を見たら、

『塚田、分かっている?

これは総理と麻生副総理の地元の事業なんだよ』と。

『俺が、何で来たと思うか』と言うんですね。

私すごくものわかりがいいんです。

すぐ忖度する

『分かりました』と。

そりゃ、総理とか、ね、副総理とか、そんなこと言えませーん。

地元の。そんなこと実際ないんですよ。

森友とか、いろいろ言われていますけど。

でも私は忖度します。

それでですね、この事業を再スタートするためには、いったん国で調査を引き取らせていただくことになりまして、

ま、これを今回の新年度の予算に、国で、直轄の調査計画に、

引き上げました!」

「別に知事に頼まれたからではありません。

大家敏志が言ってきた。

そして私が忖度したということですので。

いろいろ計画があります。

トンネルが良いという人がいるが、橋がいいのではないかということで、おそらく橋を架ける形で調査を進めて、できるだけ早く、みなさまのもとに橋が通っていけるように頑張りたい。」

国土交通省副大臣である自民党の塚田一郎衆議院議員が、4月1日、北九州市で開かれた麻生太郎氏が推す福岡県知事選候補者の支援集会で、こう述べた。

行政の私物化とはこのことを言う。

塚田一郎氏は4月3日の衆院厚生労働委と内閣委で、

「私が忖度したということはないし、安倍総理、麻生副総理の地元の案件だから特別な配慮をしたことはない」

と釈明した。

「大勢が集まる会だったので、われを忘れて誤った発言をした」

とも述べた。

この釈明で問題が済むのなら、警察も、検察も、裁判所も、全部無意味な存在になるだろう。

録音もされている。

普通の裁判なら、塚田一郎氏の発言は、迫真性があり、一貫性もあり、真実性を認定することは間違いない。

虚偽を供述する動機もない。

このような発言を、「発言した内容は事実ではなかった」の一言で済ませてよいということになれば、この国は無法地帯に陥ることになる。

現に、安倍首相の周辺は完全な無法地帯と化しているから、そのこととは整合的と言えるのかも知れない。

しかし、こんなことを認めて良いわけがない。

塚田副大臣は即刻罷免される必要がある。

これを放置するなら、野党もメディアも存在意義がないと言って過言でない。






































http://www.asyura2.com/19/senkyo259/msg/315.html

記事 [政治・選挙・NHK259] 「令和」はツッコミどころ満載、日本政府は“想像力”が足りない(ダイヤモンド・オンライン)
「令和」はツッコミどころ満載、日本政府は“想像力”が足りない
https://diamond.jp/articles/-/198757
2019.4.4 窪田順生:ノンフィクションライター ダイヤモンド・オンライン


「命令」の「令」は最悪、戦時中の「召集令」や「動員令」を連想されかねない。今の日本を取り巻く環境を考えると、この文字を元号に使うリスクは大きい Photo:AP/AFLO

新元号「令和」が発表され、お祝いムードに沸く中、海外メディアからは「日本の右傾化を表している」と言われ、国内からも「命令に従って和めという安倍独裁だ」との声が上がっている。新元号にはそのような意図はないのかもしれない。しかし、「命令」「司令」の「令」の字を使うことがどのような連想を生むのかを、日本政府は事前に想像できていただろうか。(ノンフィクションライター 窪田順生)

海外メディア、反安倍…
「令和」にイチャモンをつける人々


 新元号で日本中がお祝いムード一色のなか、そこに水を差すようなイチャモンをつけてくる人たちが次々と現れている。

 まず、ケチをつけたのは一部の海外メディアだ。「中国の書ではなく、日本の書を使うという判断は、日本が右傾化しているからだ」と言い出したかと思えば、お隣・中国からも、「中国人には”平和がゼロ”に聞こえる。縁起が悪すぎる」なんて、これまたネト…ではなく愛国心溢れる方たちが発狂しそうな批判を展開した。

 ただ、これくらいなら、「日本は日本!よその国が口出すな!」で済まされるが、問題は新元号発表から日が経つにつれ、国内でもイチャモンが増えてきていることだ。

 世の中で起きていることのほぼ9割くらいは安倍首相が悪いからだと考える、いわゆる「反安倍」の方たちからは、「命令に従って和めということで、安倍政権の独裁が始まった証拠だ」なんて声が上がっており、また一つ、批判の材料が増えた感じである。

 という話を聞くと、「国が決めたことがそんなに気に食わないなら、今すぐに日本から出ていけ!」「天皇に対しても失礼!時代が時代なら不敬罪だ!」と怒りのあまり、今すぐこういう人たちの横っ面を張り倒したくなる、という方もいるだろう。「こういう低脳左翼がいるから、いつまでたっても日本は新しい時代になれないのだ」と、さらに激しい反安倍への憎悪が芽生えた、という方も少なくないかもしれない。

 個人的には元号にそこまで強い思い入れもないし、「令和」と決まったのならばゴチャゴチャ言わず、黙って受け入れればいいのではと思う。「令和」でも「万和」でも「英弘」でも、我々庶民の生活は何も変わらない。こんなことで騒ぐより、もっと国民的議論をしなくていけないテーマは山ほどあるはずだ。

 ただ、その一方で、「危機管理」ということを生業としている者からすると、今回の新元号イチャモン騒動はかなり興味深い。日本政府の危機管理における致命的な問題点をあぶり出している可能性があるからだ。

 それは一言で言うと、「想像力の欠如」である。

日本政府は危機回避のための
「想像力」を働かせたか?


 企業、大学、役所、そして公的機関の報道対策アドバイザーを十数年務めてきて身にしみて痛感するのは、つくづく「危機管理」で重要なのは「想像力」だということだ。

 炎上している局面では、その場しのぎの対応をすれば世間から袋叩きにされるし、不正を公表しないでクサいものに蓋をすると後でもっと大変な事態になる…などなど、経営者でも高級官僚でもみな頭ではよくわかっている。わかっているが、「危機」が起きると、その場しのぎの言い逃れをして、クサイものに蓋という対応をとってしまう。世間からボコボコに叩かれるような事態が、自分の身にも起こるかも、という想像力が働かず、「俺は大丈夫」と根拠のない自信を抱くからだ。

 自分自身の仕事を振り返っても、やってきたことの要諦は、いかに経営トップなどに「最悪を想像してもらうか」ということである。

 メディアや顧客など、組織外からこういう批判が来るかもしれないなど、最悪のシナリオを提示して、無駄な対立や衝突を避けるような「安全策」を考えていく。模擬記者会見で実際に登壇して、厳しい追及に対応をしてもらうことで、いかに自分たちがご都合主義的な説明をしているかということに気づいてもらう。

 すべては「想像力」を働かせてもらうことを目的としたものだ。

 こういうことを日常業務としてやってきた人間からすると、「令和」という新元号を検討する際に、政府内部で、いったいどのような「想像力」が働いたのか、ということは非常に気に掛かる。

 例えば、本稿の冒頭でいくつか紹介した「令和」へのイチャモンについては、政府内の危機管理を担当する人たちはどれほど予見して、どのような対応を取ろうとしていたのか。

 新元号発表直後、アナウンサーが「命令の令に、昭和の和です」と文字を説明したことからもわかるように、ほとんどの日本人は「令」という文字から、「命令」「辞令」「司令」など連想する。

 もちろん、広い世の中なので、「令月の令ね。いやあ、これはめでたい文字を使ったね」というリアクションの方もいらっしゃったかもしれないが、大多数は「上」から押し付けられるようなイメージを抱いたはずである。

 実際、歴史学者で東京大学史料編纂所の本郷和人教授も、《「普通に使うと使役表現となり、中世の人に読ませると『人に命令して仲良くさせる』となる」(Abema TIMES 4月3日)と述べている。

召集令、動員令…
「令和」から連想されるもの


 こういう高圧的なイメージだけでもリスキーなのに、「最悪」を想定すれば、「令」はさらにネガティブなイメージと結びつけることが容易にできてしまうのだ。

 過去を振り返ると、日本政府は国民が苦しくなればなるほど、お上からの「令」を笑顔で受け取って団結しなくてはならぬ、と呼びかけてきたという動かしがたい事実がある。例えば、戦時中のスローガンがわかりやすい。

「笑顔で受取る 召集令」
「翼賛は 戸毎に下る 動員令」

 苦しい時こそみんなで「命令」に従え。従うものに平和が訪れる。つまり、「令和」という言葉の響きは、戦前、戦中の国民統制を連想させてしまう恐れがあるのだ。そういうリスキーな元号を、これまた「一億総活躍」なんて戦時スローガンを思わせる掛け声を好んで使い、事あるごとに右傾だ、国粋主義だと言われる首相が掲げるわけだ。

 もし筆者が、政府の危機管理を担当する人間ならば、「令和」には間違いなく強固に反対をした。「デメリット」が大きすぎるからだ。

 ご存じのように、辺野古では基地を巡って県と政府でバチバチのバトルが続いている。原発再稼働問題もしかりだが、最終的には、どちらも日本政府による「命令」を受けた公的機関が力づくで押し切っていくはずだ。

 東アジアに目を移せば、韓国の「徴用工」と「従軍慰安婦」、中国の「南京大虐殺」などなど、日本にはことあるごとに「戦争犯罪」カードをちらつかせるのがお約束となっている国がある。そういうパブリックイメージを国際社会で触れ回りたい人たちからすれば、戦前の国民統制を思わせる元号を掲げた政府は、カモネギどころか、獲物が自分で調味料をかけて歩いているくらい、ありがたい話だ。

 また、この春からは「外国人労働者」が「人手不足」業界にやってくる。

 日本人でも嫌がる低賃金・過重労働なので、どこかの留学生のようにサクサクと所在不明になっていくのは目に見えている。そうなると、国は「不法滞在外国人」をこれまで以上に厳しく監視、取り締まりをしなくてはいけない。

 ブラック企業で働かされました、雇い主からセクハラやパワハラを受けましたと騒ぐ外国人に対しては、「ひどい不良外国人だ」とサクサクと国外退去にしていかなくては、国の威信に関わるからだ。

なぜ6案の中で一番ケチが
つきそうな元号を選んだのか


 そうなると、遅かれ早かれ、日本は外国人に対してあまりに冷たいのではという情報戦が仕掛けられる。「命令に笑って従え」という元号を掲げる国が、弱い立場の外国人にパワハラしてます、なんてニュースは、「ニューヨーク・タイムズ」あたりは嬉しそうに報じるはずだ。

 要するに、今の日本の状況や、取り巻く国際環境に鑑みると、「令」という文字を年号に使うことは政府批判、日本批判の材料になるのは目に見えていたはずだ、ということを申し上げたいのである。

 断っておくが、「令和」をディスるつもりは全くないし、安倍首相はヒトラーだとか、軍靴の音が聞こえるとか大騒ぎしたいわけでもない。「危機管理」ということを民間企業よりシビアに求められる日本政府が、これらのリスクに対してどこまで「想像力」を働かせていたのか、ということを指摘したいだけだ。

 左翼や安倍ガーはなんでも批判をする、というが、「万和」や「英弘」であれば、少なくとも今のような方向性の言いがかりはなかったはずだ。実際、前出・本郷教授も6つの最終案の中で「『令和』以外の5つはケチのつけようがない」(同上)と述べている。

 そこで気になるのは、なぜツッコミどころ満載の「令和」が選ばれたのかということだ。

 一番ありそうなのが、先ほど申し上げた「想像力の欠如」だ。筆者もこれまでこの仕事をしてきて感じるのは、高学歴で頭脳明晰、素晴らしいキャリアをお持ちの方も、自身の組織を客観的に見ることは、極めて難しいということだ。

 筆者のように組織外の人間が、「それは叩かれますよ」と提言をして、ようやく気づく。それまでは、自分たちが叩かれるとか、世間の反感を買うような対応をしているなど夢にも思わないことが多いのである。

 そのような意味では、政府の中枢で、日本を舵取りをする立派な方たちであっても、つい内部理論に囚われて、「令和」という元号が国民や世界にどういう印象を与えるのかというところまで、想像力を働かせることができなかった、という可能性はなくはない。

トップダウンの改革を
元号で暗示しているのか?


 もちろん、「お前が言っていることなど政府はすべて想定内だ。おかしなイチャモンなど大したことがないと判断したんだろ」という意見も多いだろう。筆者もそう信じたい。

 だが、もしそうだとすると、なおさら「令和」という言葉により深い意味を見いださざるを得ない。

 リスクを織り込み済みであえてこの元号にしたのだったら、「令和」にしなければいけない「国の事情」があったということだ。そう考えると、新元号発表後の安倍首相のスピーチの中に気になるくだりがあった。

「急速な少子高齢化が進み、世界がものすごいスピードで変化をしていく中で、変わるべきは変わっていかなければなりません。(中略)かつては何年もかけてやっと実現するレベルの改革が、近年は国民的な理解の下、着実に行われるようになってきたという印象を持っています。そうした中で、次の世代、次代を担う若者たちが、それぞれの夢や希望に向かって頑張っていける社会、一億総活躍社会をつくり上げることができれば、日本の未来は明るいと、そう確信しています」(首相官邸ホームページより)

 ご存じのように、安倍政権になってから、日本は何年もかけてやっていた改革が進んでいる。モリカケで騒ぎになった岩盤規制に穴が開き、十数年塩漬けだったカジノも解禁され、選挙的にはタブーとされた禁煙規制も進められ、企業に配慮してきた労働基準法の大改革も進められた。

 要するに、国がトップダウンで「命令」をして変化を促す局面が増えてきているのだ。

 安倍政権の批判をしているわけではない。これから産業界が必死に抵抗をしていくであろう最低賃金の引き上げを始め、これまでの政治家が「票田」に配慮をして何十年も先送りにしてきた問題に、新しい日本の舵取りをする人々は容赦なくズバズバと手を突っ込んでいかなければいけなくなる。

 そういうことをすれば、独裁者のそしりを受けるし、弱者を守れという抵抗にも遭う。しかし、やらなければいけない。その決意から、どうしても「令」の文字にこだわった、というのなら納得である。

 いずれにせよ、「令和」に込めたという「人々が美しく心を寄せ合う中で、文化が生まれ育つ」というのは、どうにも強引というか、後付け感があるのは否めない。

「これからの日本は凄まじい変化があるけど、それを乗り越えないことには明るい未来はありませんよ。それを皆さん覚悟して、甘っちょろいことは言わないでね」という思いを「令和」という文字に込めた、と言ってくれた方が、よほどストンと腹に落ちる。

「令和」が、これまで通りにやっていれば、日本人は皆ハッピーという穏やかな時代ではないことだけは確かなのではないか。




















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記事 [政治・選挙・NHK259] 室井佑月「騙されてないか」〈週刊朝日〉 
       
室井佑月(むろい・ゆづき)/作家。1970年、青森県生まれ。「小説新潮」誌の「読者による性の小説」に入選し作家デビュー。テレビ・コメンテーターとしても活躍。自らの子育てを綴ったエッセー「息子ってヤツは」(毎日新聞出版)が発売中


       
       イラスト/小田原ドラゴン


室井佑月「騙されてないか」
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190403-00000008-sasahi-pol
AERA dot. 4/4(木) 7:00配信 週刊朝日  2019年4月12日号


 作家・室井佑月氏は、豊かさを実感できない現状に政府への不信感を募らせる。

*  *  * 
 政府与党側「5年連続で今世紀に入って最高水準の賃上げがつづいている」

 野党側「実質賃金は最悪水準。実質ベースアップはマイナスではないか」

 で、結局どっちだったの? 我々は豊かになったのか、貧しくなったのか。

 マスコミが味方し、政府側の意見を広めても、現実は誤魔化せないところにまで来ているんじゃないか?

 レギュラーで出ているラジオで、『家賃滞納という貧困』という著書を出された太田垣章子さんという司法書士の方とお会いした。

 家賃を滞納すると大変だという話は、なぜそうなってしまうのかという話になった。

 太田垣さんいわく、この国のシングルマザー世帯の子どもの2人に1人が貧困。朝と夜、ダブルワークで働いても満足な賃金をもらえていない人がいる、とのことだった。

 仕事を終え、家に帰ってきてからも、あたしはそのことを考えつづけた。シングルマザーでダブルワークを強いられている人たちは、非正規労働者だ。ひょっとして無貯金の人も多いかもしれない。だとすれば、病気になって数日仕事を休むだけで、生活がままならなくなってしまう。

 今年はゴールデンウィークが10連休になる。政府がそうすると決めた。休日が多くなれば、国民が喜ぶと思ったんだろうか。

 非正規で働いている人はどうなる? ダブルワークでぎりぎり家賃を払っている人は?

 非正規はサービス業に多いから、ゴールデンウィーク、職場は稼働している? むしろ混む?

 それも酷いことなんだよね。10連休を作ったのは、国民のためじゃないの? つまり、連休中に非正規で働く人を国民と見なしていないことになる。

 政府がやるべきは、10連休を作ることじゃない。超少子高齢化のこの国のシングルマザーが、ダブルワークでも食べていくのが大変だという現実の改善だろう。というか、朝と夜、10〜12時間も働いて、ぎりぎりの生活しかできない非正規労働者の待遇をどうにかすべき。

 安倍首相はよく「安倍政権において就業者が380万人増えた」と自慢する。しかし、その内訳は、安倍政権の6年間で、15〜24歳で90万人増、そして65歳以上の高齢者が266万人増。

 就業者増加の7割が高齢者だ。彼らは引退し、孫と遊ぶ生活を選べたのに、働くことを選んだわけじゃない。年金だけじゃ食べていけないからだ。15歳から24歳の就業者が増えたのは、親が学費を払えず、上の学校に上がるとき奨学金を借りるから。今、大学生の2.7人に1人が奨学金を借りている。学校に通いながらアルバイトしなくちゃならない。

 前出の政府側の意見と、野党側の意見、どちらが正しいか? いわずもがな。でも、いわないと、よりはっきりしちゃうから、マスコミは政府側の言い分をがんばって広げているの?









































http://www.asyura2.com/19/senkyo259/msg/317.html

記事 [政治・選挙・NHK259] 新元号「令和」への官邸誘導はやっぱりあった! マスコミが報じない有識者懇談会、衆参両院正副議長意見聴取の内幕(リテラ)
新元号「令和」への官邸誘導はやっぱりあった! マスコミが報じない有識者懇談会、衆参両院正副議長意見聴取の内幕
https://lite-ra.com/2019/04/post-4642.html
2019.04.04 「令和」への官邸誘導はやっぱりあった リテラ

    
    新元号発表後の首相会見(首相官邸HPより)


本サイトで繰り返し指摘しているように、4月1日に決まった新元号「令和」の決定経緯はまさに「官邸の私物化」といえる代物だったようだ。安倍晋三首相が「万葉集」を典拠にした点に執拗にこだわり、「国書から初めて引用した」と自画自賛した笑み満面の会見を見るにつけ、この政権が新元号の制定を政権浮揚のために利用したことは歴然としている。

 実際、決定直後の各社世論調査をみると、「新元号に好感を持っている」と回答したのは73%(共同通信)〜62%(読売新聞)と高い数字をはじき出している。ついで尋ねた内閣支持率も、共同通信の調査では前回(3月)に比べて9.5ポイントも上回る52.8%へと急上昇した。

「あれほど安倍政権に批判的だった新聞まで改元を前に旗を降ろしてしまい、政権批判の鳴りはピタリとやんでしまった。まさに安倍政権のシナリオ通りだったということでしょう」(全国紙社会部記者)

 しかも、ここにきて、新元号「令和」決定過程の疑惑も明らかになっている。安倍首相の会見やNHK岩田明子記者ら安倍応援団などの解説などから、「令和」が安倍首相や官邸主導であらかじめ決められていたのではないかという疑惑は根強く囁かれていたが、共同通信が3日の朝刊向けに、官邸の誘導を示唆する記事を配信したのだ。
 
記事は、前回の「平成」が決まる際、誘導があったという当時の元号担当・的場順三元内閣内政審議室長の言葉を紹介したうえ、今回、政府が誘導性を排除する狙いから、近現代の元号の頭文字「M(明治)」「T(大正)」「S(昭和)」「H(平成)となっている案を除外したと書いている。

 また、有識者懇談会などで配布した原案書(A3判1枚)には、6案が「英弘(えいこう)」から五十音順に並べられ、「令和」は最後に記載されていたことを紹介。「結論ありきと疑われる要素は極力排除した」という政府証言を引用した。
 
 ここまで読めば、安倍政権の“無罪”を立証するような内容なのだが、注目すべきは、その後の官邸内の様子を描いたくだり。

 官邸では、「広至(こうし)」は「字画は良いが書きづらい」、「万和(ばんな)」「万保(ばんぽう)」は「子どもには読みづらい」と指摘される一方で、「令和」については、新春の梅を描いた万葉集を典拠として「情景が浮かぶ」といった賛同の声が官邸内で相次ぎ、本命視されていたというのだ。この「情景が目に浮かぶ」というのはまさに、安倍首相が決定後に会見やテレビで説明した言葉と同じ表現だ。共同ははっきり書いていないが、どうやら新元号を「令和」にすることは、官邸内であらかじめ決定されていたらしい。

 実際、この共同の記事を受けて、元号選定に詳しい関係者を取材したところ、こんな内幕を明かしてくれた。

「共同の記事が書いている官邸内の評価そのものが有識者懇談会で伝えられた可能性は高い。それに6案のなかにある『万和』と『万保』みたいに同じ漢字を使った元号案が含まれているのもおかしな話。万の字を好むメンバーの賛成票を散らすことになってしまうからね。それだけ巧みな誘導がおこなわれたにもかかわらず、懇談会のメンバーから『令和』以外の案を推す意見も実際出たんだ。そうしたら、同席していた官邸の事務方が『一般の人名や会社名で使われている』とマイナスの要素を説明したらしい」

 これは、明らかに、官邸が有識者懇談会を誘導したということではないか。実際、有識者懇談会のメンバーからも、そのことを示唆する発言が出てきている。民放連会長の大久保好男・日本テレビ社長が「事前に候補を教えてもらったわけでもなく、準備できなかった。感想のようなものを述べたにとどまる」と懇談会が事後承認の機関に過ぎなかったことを認めたのだ。

■官邸の強引なやり方に赤松広隆・衆院副議長が激怒! 意見聴取で「令和」への異論も

 新元号をめぐる安倍政権の強引な姿勢は、有識者懇談会に対してだけではない。その後の手続きでも露わになった。有識者懇談会が終わると、新元号案について衆参両院の正副議長への意見聴取をおこなうが、そのやり方をめぐって、衆院の赤松広隆副議長が激怒したのだという。

「官邸側は当初、新元号に関する衆参両院の正副議長への意見聴取を、国会内でおこなうことにこだわっていた。そして『発表までおとどまりいただきます。携帯電話は預からせていただきます』と書いた文書を正副議長に通知したんです。これに対し、国会は国権の最高機関であるとして赤松氏が猛反発。菅官房長官がなだめようと何度も電話をかけても赤松氏は携帯電話に一切出なかったほど。結局、衆院議長公邸で意見聴取がおこなわれたのですが、その後も赤松氏の怒りは収まらず、『安倍の安の字が元号に入っていたら絶対反対する』と周囲に話していました」(全国紙政治部デスク)

結局、「安」の字は元号に入っていなかったものの、前出の関係者によれば、「令和」についても、「令」の字が「政府による国民や立法府への命令をイメージさせ、新元号に上意下達の印象を与える」という趣旨の見解が意見聴取の際に示されたという。

ところが、こうした異論の存在は一切公にされず、まるで「令和」が国民総意の決定であるかのような世論づくりがおこなわれ、その結果、安倍政権は冒頭で説明したような政権浮揚にまんまと成功したというわけだ。全国紙社会部記者がため息交じりに語る。

「マスコミはその政権浮揚に完全に手を貸したかたちになりましたね。新聞・テレビは新元号が決まるまで特集記事や特番を組みながらカウントダウンし、国民的イベントを演出。その仕上げとして、決定後、安倍首相を出演させ、PRを垂れ流したわけですから」

いまからでも遅くはないだろう。政権浮揚に担がれたマスコミは、その元号決定までの経緯を子細に検証し、いかに政治的な産物だったかを白日の下に晒すのがせめてもの責務ではないか。

(編集部)
















http://www.asyura2.com/19/senkyo259/msg/318.html

記事 [政治・選挙・NHK259] 平成に戦争なく平和が続いたことが一番うれしいと陛下!  
平成に戦争なく平和が続いたことが一番うれしいと陛下!
https://85280384.at.webry.info/201904/article_41.html
2019/04/04 22:11 半歩前へ

▼平成に戦争なく平和が続いたことが一番うれしいと陛下!

 平和を口にする者は多いが、天皇、皇后両陛下ほど「心の底から平和の尊さ」を感じておられる方はいないのではないか。

 天皇として最後の外国首脳との公式会見に臨まれたこの日も、30年の平成時代に戦争がなかったことが、一番うれしいと述べられた。

 かたや改元で浮かれる安倍晋三は支持率急騰で、平和憲法の「改悪」に自信を深めている。念願の改憲が実現すれば、晴れて世界のどこでも“派兵”可能となる。俗にいう、「戦争が出来る国」になるわけだ。

 そんな晋三は、「平和と護憲にご熱心な陛下」を快く思わず、終始足を引っ張ってきた。図に乗った安倍晋三は、ついに陛下の悪口まで口にするほど傲慢になった。こんな首相は前代未聞、不謹慎極まりない。

 幸い、次期天皇も今上陛下の薫陶を得て、護憲と平和の精神を重じておられる立派な方だ。

 次期天皇が、「悪政」に邪魔されないよう監視するわれわれ国民の責任は重大だ。

*********************

 天皇、皇后両陛下は4日午後、お住まいの皇居・御所でパナマのバレラ大統領夫妻と会見された。天皇陛下が在位中、外国首脳と会見するのは今回が最後となる。

 バレラ大統領が「世界の平和と繁栄のために陛下が残された功績に対して心から感謝いたします」と伝えると、天皇陛下は「平成の時代は戦争がなかったということが、一番重要だと思います。

 それは、日本国民が戦争の悲惨さを真剣に考え、対応してきたからだと思います」と応じた。 (以上 時事通信)



















http://www.asyura2.com/19/senkyo259/msg/319.html

記事 [政治・選挙・NHK259] 安倍政権と酷似「令和」元ネタは腐敗政治を嘆く内容だった(日刊ゲンダイ)
 


安倍政権と酷似「令和」元ネタは腐敗政治を嘆く内容だった
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/251145
2019/04/04 日刊ゲンダイ


「初の国書」と胸を張るが…(C)共同通信社

 政府が1日に決定した新元号の「令和」は、選定の最終段階で新たに追加されたものだと報じられている。3月上旬の段階では候補名になかったと複数の関係者が認めているのだ。事実上、「令和ありき」で選定作業を進めていたことがうかがえる。

 政府は3月上旬に案を絞り込み、菅官房長官が安倍首相に説明。その際に「令和」は含まれていなかった。3月中旬以降、「令和」の考案者とみられる中西進・国際日本文化研究センター名誉教授に要請し、追加提出を受けた数案の中から、安倍首相が「令和」だけを選び、選定作業で残っていた5案に加えて有識者懇談会に示したとされる。

「わざわざ万葉集研究の第一人者である中西氏に追加依頼したということは、どうしても出典を万葉集にしたかったのでしょう。安倍首相は『歴史上初めて日本の古典が出典』と大威張りでしたが、すぐに万葉集の出典は漢籍からの引用だったことが分かった。国書由来はマヤカシだとバレて赤っ恥です」(政治評論家・本澤二郎氏)

 しかも、元ネタの漢籍が腐敗政治に愛想を尽かした役人の呟きだと知ったら、卒倒するのではないか。

 政府が出典として示したのは、万葉集の「梅花の歌三十二首」序文にある<初春令月、気淑風和〉の一節。この序文は、中国後漢の学者で、役人でもあった張衡(78〜139年)の「帰田賦」を踏まえたものとされる。

「帰田賦」を口語訳すれば「田舎に帰ろう」といったところだが、<遊都邑以永久、無明略以佐時(都暮らしも長くなるが、世を良くする功績もない)>で始まる内容は、安倍首相がアピールする「ひとりひとりが輝く新しい時代」とは程遠い。政治の腐敗を嘆き、中央政府に愛想を尽かして故郷に帰る喜びをつづる厭世的な独白である。

 元ネタになった部分の句は<超埃塵以遐逝 與世事乎長辭、於是仲春令月 時和氣清>。日本語に訳すと、「さあ、この塵芥の世界から抜けてはるか彼方に去り、生臭い俗世との縁を絶とう。折しも今は春も半ばの良き月だ。時はなごやか、空気も澄んでいる――」というような意味だ。

「後漢書」によれば、年少時から文才にたけた秀才で、天文学、数学、地理学などにも通じた張衡は、地方の役人だったが、都に呼ばれ、中央政府の官僚になる。

 張衡が仕えたのは、6代皇帝の安帝だ。その治世は宮廷官僚の宦官が幅を利かせ、忖度や賄賂の横行を招いた。嫁の閻后も、側室の子を殺したり、縁故政治を増長させるなど、やりたい放題だった人物として評判が悪い。中央政府の腐敗に我慢できなかった張衡は順帝(8代皇帝)の時代に朝廷を辞し、「帰田賦」を書いたのだ。

 政治腐敗、側近の跋扈、縁故主義、そして“安帝”……。さすがに偶然の一致だろうが、中西氏が護憲派の「総がかり行動」の賛同者に名を連ねていたり、日本ペンクラブ編集の「憲法についていま私が考えること」に執筆していたことから、ネット上では「『令和』の元号は安倍首相への戒めか?」などの臆測も飛び交っている。

「偶然とはいえ、安倍悪政に物申すような元号を自分で定めるとは皮肉な話です。それでも『花が咲き誇るイメージ』などと言って安倍首相が浮かれているのは、教養も恥の概念もないからです」(本澤二郎氏=前出)

 後漢では安帝の時代が滅亡の端緒になったが、安倍政権は歴史にどう評価されるのか。














http://www.asyura2.com/19/senkyo259/msg/320.html

   

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