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2021年7月26日17時10分 〜
記事 [経世済民135] 厚労省リーフレット配布を理由に…河合塾、24年勤務の講師を突如「雇い止め」、国が復職命令(リテラ)
厚労省リーフレット配布を理由に…河合塾、24年勤務の講師を突如「雇い止め」、国が復職命令
https://biz-journal.jp/2021/07/post_239308.html
2021.07.25 06:00 文=田中圭太郎/ジャーナリスト リテラ

    
    厚生労働記者会で会見する河合塾講師の佐々木信吾氏

 大手予備校の河合塾から雇い止めされた男性講師について、厚生労働省の外局である中央労働委員会は「速やかに就労させなければならない」と河合塾に復職を命じた。命令書は5月27日に講師と河合塾双方に送付された。

 講師側が雇い止めについて、不当労働行為の救済を労働委員会に申し立てたのは2014年1月。愛知県労働委員会で2016年に救済命令が出て、さらに中央労働委員会で再審査が行われたことで、7年以上が経過しての決着だった。労働委員会の処理目標が1年6カ月程度であることを考えると異様な長さだ。

 驚くのは、講師が雇い止めされた理由だ。非正規労働者が無期雇用に転換できる権利を定めた、改正労働契約法を解説したリーフレットを同僚に手渡したからだという。しかも、そのリーフレットは厚生労働省が作成したものだった。労働委員会が不当労働行為と認定した、講師の雇い止めの経緯を取材した。

■「雇い止めされるとは思わなかった」

 中央労働委員会の復職命令を勝ち取ったのは、河合塾数学科講師の佐々木信吾氏(59)。中央労働委員会の命令を受けて、2021年6月に厚生労働記者会で会見した。

 佐々木氏は2013年11月、河合塾から翌年度の業務委託契約を結ばないと告げられた。それまでは毎年契約を更新して、24年間勤務してきたので、事実上の解雇である。その主な原因となったのが、下の写真のリーフレットを配ったことだった。


リーフレット

 リーフレットは4ページあり、1ページ目の一番下には、厚生労働省の名前が入っている。その年に施行された改正労働契約法のポイントを、厚生労働省がまとめたものだ。佐々木氏は何も手を加えていない。このリーフレットを封筒に入れた状態で、河合塾町田校や横浜校GA館の職員3人に休憩時間中に手渡しただけだった。

 ところが、施設内で許可なく文書を配布し、施設管理権を侵害したとして、河合塾から厳重注意を受ける。組合が厳重注意の撤回を求めると、非を認めないことなどを理由に、翌年度の契約が結ばれなかったのだ。佐々木氏は当時をこう振り返る。

「正直言って、厚生労働省が作成したリーフレットを配ったことで、雇い止めされるとは思いませんでした。河合塾の批判が書かれたものではありません。契約を解除された時には、河合塾は一体何を考えているのだろうと思いました」

 佐々木氏は労働組合である河合塾ユニオンの書記長を務めている。河合塾ユニオンはもともと別の組合員の雇い止めについて、2012年に河合塾が法人本部を置く愛知県労働委員会に不当労働行為の救済を申し立てていた。その係争中に佐々木氏が契約解除されたことで、ユニオンはそれまでの申立に追加する形で、佐々木氏に対する不当労働行為の救済を2014年1月に申し立てた。

 愛知県労働委員会は、リーフレットは組合の主義主張が記載されたビラではないことや、配布によって法人の業務に具体的な支障をきたした事情はないなどの理由から、2016年8月に佐々木氏の解雇を不当労働行為と認定。河合塾に対して佐々木氏の職場復帰と、2014年以降の報酬に5分の利息を付して支払うよう命じた。

 労働委員会の命令は行政処分であり、労組法27条15項に基づき、再審査を申し立てても効力は維持され、履行されなければならない。ところが、河合塾は命令を拒否。上部機関である中央労働委員会で再審査が行われ、2021年5月、最終的に佐々木氏の復職と報酬の支払い、それに河合塾の河合英樹理事長による謝罪文の交付を命じる書面が発行された。

■改正労働契約法を無視して大量解雇

 改正労働契約法は、パート、アルバイト、派遣社員、契約社員、嘱託など、有期契約で働く人が、2013年以降に5年以上勤務すると、無期雇用に転換できる権利が得られることを定めた。つまり、非正規労働者の雇用の安定を図るための法改正だった。

 しかし、河合塾では2013年度に佐々木氏だけでなく、それまで長年河合塾を支えていた有期雇用職員らが大量に契約解除された。その多くは女性だった。退職に応じると正社員登用の試験で優遇すると校舎長らに言われたものの、実際には大半が落とされたという。河合塾ユニオンはその人数が180人以上にのぼると指摘する。佐々木氏は相談に来た有期雇用職員らにこのリーフレットを手渡していたのだ。

 有期雇用で働く人の雇い止めは、2013年以降に大学や企業でも問題になった。長年働いてきた人を雇い止めしようとするケースや、2013年以降に採用した人の契約を5年未満にするケースが相次いでいる。いずれも無期雇用を避けるためと考えられる。

 河合塾も、結果的に改正法の趣旨を無視した形だ。しかも、大量雇い止めによって、講師は担当している塾生に進路指導ができなくなり、業務が混乱したという。河合塾ユニオンの関係者は今回の中央労働委員会の命令によって、「改めて改正労働契約法の趣旨が徹底され、現場で働く人、窓口で学生に接する人たちが安心して働けることにつながれば」と期待する。

「無期転換を避けるために5年未満で解雇するのは、ある意味では非正規労働者へのいじめと言えます。今後河合塾に対して無期雇用を認めるように交渉することに加えて、同じ問題を抱えている大学や企業などの違法な状況が改善されるように、文部科学省や厚生労働省にも働きかけていきたいと考えています」

■業務委託契約の「労働者性」を認める

 もう1点、中央労働委員会の命令では画期的と言える判断があった。それは、業務委託契約の講師全員を労働者として認めたことだ。

 河合塾では、雇用契約と業務委託契約のいずれかを、講師が選べるようになっている。佐々木氏は雇用契約の場合には授業の前後に無報酬の業務を行うことを条件とされたため、労働組合の役員としてどうしても受け入れられず、業務委託契約を選択したという。河合塾は、業務委託契約の佐々木氏はあくまで事業者であり、労働組合法上の労働者ではないとして、契約解除は不当労働行為ではないと主張していた。

 しかし、中央労働委員会は、業務委託契約の講師の勤務実態を審査して、次のように判断する。

「法人の事業遂行に不可欠かつ恒常的な労務供給者として事業組織に組み入れられており、業務委託基本契約や個別契約の内容は、一部を除き、会社が一方的、定型的に決定しており、委託契約講師の報酬は、法人に対する労務供給に対する対価であると認められる。

(中略)

 広い意味での指揮監督下の労務提供と一定の時間的場所的拘束が認められる。他方、委託契約講師について、顕著な事業者性は認められない」

 以上の判断から、佐々木氏を事業者ではなく、法人との関係で労働組合法上の労働者であると認定した。

 しかもこの命令では、河合塾で勤務する佐々木氏以外の業務委託契約の講師についても、労働者として認めている。さらに言えば、河合塾と同じような条件の業務委託契約で働く非正規労働者に関しても、労働者として認められる可能性を示したことになる。

 現在、河合塾ユニオンの上部団体である浜地区労働組合協議会で議長を務め、非正規労働者の相談に応じている佐々木氏は、7年以上かけて得られた結論の意義をこう説明する。

「業務委託で働く人が解雇された際に、経営側の弁護士からあなたは労働者ではないと言われて、1年も2年も埒が明かない状態が続き、そのまま泣き寝入りしたケースは多いはずです。しかもそうした手法はコロナ禍で激増しています。

 しかし、今回の中央労働委員会の命令で、業務委託であっても指揮監督下で賃金を得ていれば、労働者として認められることがはっきりしました。非正規労働者にとって大きな一歩になったのではないでしょうか」

■命令に対して河合塾は「不服」

 最初の審査が行われた愛知県労働委員会も、今回の中央労働委員会と同様に佐々木氏の復職を河合塾に命じていた。ところが河合塾は、愛知県労働委員会の命令に「法人における出講契約の手続きを無視したものであって(労働委員会の)裁量権を逸脱するもの」と反発していた。

 河合塾のこの主張を、中央労働委員会は命令書で「労働委員会の救済命令は、不当労働行為を事実上是正するために行う行政処分であり、広範な裁量権を有する」と退けた。命令書には「復職させることを命じるのも適当であって、裁量の範囲内の救済方法として当然認められる」と明確に書かれている。

 中央労働委員会の命令をどのように受け止めているのかを河合塾に質問すると、「命令は不服であると考えている。これに対して詳細なコメントは差し控えたい」と回答が返ってきた。河合塾ユニオンによると、河合塾は「この命令を不服として、国に対し命令の取り消しを求める訴訟を提起しました」と塾内に掲示しているという。

 しかし、今後河合塾が国と訴訟で争うにしても、行政処分の効力は維持されている。佐々木氏の復職は、速やかに行われるべきではないだろうか。

(文=田中圭太郎/ジャーナリスト)



http://www.asyura2.com/21/hasan135/msg/457.html

コメント [政治・選挙・NHK282] 旋風なき「れいわ」どこへ 衆院選で山本氏の復帰なるか(朝日新聞) 赤かぶ
80. 2021年7月26日 17:11:05 : Gotth5c1qc : THZxRThVcmtFYWs=[3955]
>>75
いい人なんだなあ、

わたしゃ、20年前から、どっちもストップしてる。

  
http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/227.html#c80

コメント [経世済民135] 厚労省リーフレット配布を理由に…河合塾、24年勤務の講師を突如「雇い止め」、国が復職命令(リテラ) 赤かぶ
1. 赤かぶ[142416] kNSCqYLU 2021年7月26日 17:11:31 : DiuQjGfad6 : UTBWZXVVMUNWUkE=[41201]


http://www.asyura2.com/21/hasan135/msg/457.html#c1
コメント [経世済民135] 厚労省リーフレット配布を理由に…河合塾、24年勤務の講師を突如「雇い止め」、国が復職命令(リテラ) 赤かぶ
2. 赤かぶ[142417] kNSCqYLU 2021年7月26日 17:12:22 : DiuQjGfad6 : UTBWZXVVMUNWUkE=[41202]


http://www.asyura2.com/21/hasan135/msg/457.html#c2
コメント [経世済民135] 厚労省リーフレット配布を理由に…河合塾、24年勤務の講師を突如「雇い止め」、国が復職命令(リテラ) 赤かぶ
3. 赤かぶ[142418] kNSCqYLU 2021年7月26日 17:13:10 : DiuQjGfad6 : UTBWZXVVMUNWUkE=[41203]


http://www.asyura2.com/21/hasan135/msg/457.html#c3
コメント [政治・選挙・NHK282] 五輪の「被災地」「復興」ないがしろが酷い! コンセプトから消し、開会式でもアリバイ的な扱い…被災県の子どもの深夜動員にも… 赤かぶ
22. 地下爺[16049] km6Jupbq 2021年7月26日 17:14:00 : AyQ2qIS7Zg : VndWai9tWndycy4=[4]
【チーム コカ・コーラ】 TVCM「+1の想い」篇 30秒 TEAM Coca-Cola TVCF
https://www.youtube.com/watch?v=kq86HwkvSQ4 より





http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/235.html#c22
コメント [政治・選挙・NHK282] バッハ会長から脅され菅首相が決断か…五輪途中からの一部「有観客開催」に現実味  デタラメ五輪で起こる6つのハプニング(日… 赤かぶ
18. 2021年7月26日 17:14:09 : FoP2Dr9OdQ : aTNodDdDUFdFdEk=[-2905]
transimpex_ochd(スコットランド・ケール語で8です)で投稿しています。

No.12 創価偽天皇・皇室を上げる必要は無い。

旭かな売国奴。

自分達は関係ないとアピール?しているだけ。

何故なら 自分達の創価偽天皇・皇后達と手下の運動会だから。

繋がりの偽ユダ系の輩とは仲間。


http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/232.html#c18

記事 [ペンネーム登録待ち板6]   東京五輪大会を本来、中止すべきだ !

   東京五輪大会を本来、中止すべきだ !

     東京五輪への識者の見解・詳報は ?

植草一秀氏ブログ「知られざる真実」
(第2901号:2021年7月26日)

1)東京汚リンピックは、始まる前に終わっている !

東京汚リンピックは、始まる前に終わっている。完全な五輪終である。
東京汚リンピックの、開閉会式演出の総合責任者である、小林賢太郎氏が、過去のコントのなかで、「『ユダヤ人大量惨殺ごっこ』をやろうって言ったとき」と表現していた。
このコントは、いまもネット上で閲覧できるものである。
過去のことであるが、現時点まで、撤回も謝罪も贖罪もないものである。
過去のことと、切り捨てることは、できない。
過去の発言を、「切り取ったもの」の表現にも、あたらない。

2)ナチスによる、ユダヤ人大量虐殺の悲劇を、笑いのネタにした !

ナチスによる、ユダヤ人大量虐殺の悲劇を、笑いのネタにしたものである。
当然のことながら、世界的に問題視される。
五輪組織委は、22日付で小林賢太郎氏を解任した。
開会式は、23日に予定されている。
開閉会式演出の総合責任者であり、小林氏が担当した、開閉会式の演出は、使用できない。
従って、開会式は、入場、挨拶、聖火点火のみで、実施するしかない。
五輪組織委の実力が、いかんなく発揮される開会式になる。

3)東京五輪大会を本来、中止すべきだ !

事態を打開する唯一の方法はこれである。東京五輪大会を中止することである。
五輪組織委のこれまでの成果は、華々しい。
大会エンブレムの盗用から始まった。
五輪スタジアムのデザインも、差し替えられた。
五輪組織委の森喜朗会長(元首相)の女性蔑視発言、逆ギレ会見で、森氏は引責辞任に追い込まれた。
引責辞任に追い込まれた、森喜朗氏が、その後も五輪界隈(かいわい:近所)に出没すること自体、組織委がまったく反省していないことの表れである。
渡辺直美氏の容姿を、侮辱する演出案を提案したことが発覚して、佐々木宏氏が、引責辞任に追い込まれた。
開閉会式の演出を担当していた、MIKIKOは、組織委から何の連絡もないまま担当から外されていた。

4)小山田圭吾氏は、批判を受けて、辞任に追い込まれた !

楽曲を担当した、小山田圭吾氏は、過去の犯罪的ないじめ行為を、インタビューで得意になって発言したことについての、批判を受けて、辞任に追い込まれた。
そして、開会式前日、演出総合責任者が、解任された。
五輪組織委員会の武藤敏郎事務総長は、各種人事が、丸投げであったことを認めた。
恐らく五輪組織委が、電通に丸投げし、電通は、電通の感覚ですべてを仕切ってきたのだろう。
これらの関係者が、すべて男性であることも、多様性の視点から理解しがたい。
人権意識も、多様性を尊重する発想も、皆無である。
―この続きは次回投稿しますー

(参考資料)

○東京五輪開催:海外の視線は、「83%が反対、すごい数字」

(www.asahi.com:2021/6/3)

7月23日の開幕まであと50日となった東京五輪。コロナ禍のもと東京や各地で緊急事態宣言が出され続ける中、菅義偉首相や国際オリンピック委員会(IOC)は、開催に突き進む。この状況、海外からはどのように見えるのか。五輪と日本に詳しい識者に聞いた。
「五輪貴族は優雅に滞在、終われば帰るだけ」 米パシフィック大学教授のジュールズ・ボイコフさん
 ――国際オリンピック委員会(IOC)の傲慢(ごうまん)さを批判し、コロナ禍の東京五輪は中止すべきだと主張していますね。
 「私のように長年、五輪を研究してきた学者ではなくても、誰の目にも明らかでしょう。東京が緊急事態宣言下であっても大会はできると強弁するIOCは、開催都市に暮らす人々、日本国民の健康を最優先に考えていないのです」
 「五輪貴族は快適なジェット機で飛んできて、五つ星ホテルで優雅に滞在し、祭典が終われば帰るだけなんです。長年、上流社会に生きてきた体質は変わりません」
 ――菅義偉首相が「IOCは東京大会を開催することを既に決定している」と主権国家のリーダーであることを放棄するような発言をして、日本で世論から批判されました。
 「全く驚きません。開催都市契約はそれだけIOCにとって優位な条項になっています。招致が決まった瞬間は優しく抱きしめる。しかし、いったん開催都市契約書を交わすと、財政面の負担を押しつけて羽交い締めにします。しかも、強烈に、です。
開催都市の決定は東京の時は2013年、28年ロサンゼルスは開催11年前で、早まる傾向にあります。開催国や都市のトップは、開催時には表舞台から消えていることがほとんどです。菅首相の発言は彼をみすぼらしく映し、支持基盤を弱めるかもしれませんが、IOCに委ねることは彼の責任を取りのぞかせる防波堤にもなっています」
 ――朝日新聞の世論調査では「中止」が43%、「再び延期」が40%で、今夏の開催に83%が異を唱えています。中止になる可能性は、まだありますか。
記事後半では「五輪開催まで60日を切り、幸運も尽きかけているように見えます」と語るペンシルベニア大学法学院教授のエリック・フェルドマンさんが登場します。

○枝野幸男代表記者会見2021年4月28日(水)

TAGSニュース役員記者会見枝野幸男

2021年4月28日

○新型コロナ(2)「東京五輪・パラ」「政治の責任」について

【フリーランス・横田記者】
 菅総理が、東京五輪開催の決定権は、IOCが持っていて、もう開くしかないという、東京五輪ありき論に対するご意見・反論をお聞きしたい。安心安全な大会の開催が困難な場合、日本側から中止を申し入れて認めてもらうことが無理なのか。
それでもIOCが開くと言い張れば、契約を破棄することもあり得るのではないか。
あるいは、破棄できなかった場合に、コロナ感染爆発で損害・被害が出た場合の賠償をあらかじめ盛り込むとか、いろいろな対応の仕方があると思うが、枝野代表のお考えを伺いたい。

【枝野代表】
 オリンピックを開くのか開かないのか自体は、IOCなのかもしれませんが、オリンピックを開くためには、我が国の政府の国家主権である、入国管理について、例外をつくらない限り、実施は不可能だと思います。
そして入国管理については、オリンピックも考慮すべき一つの事情だとは思いますが、しかしながら、今何よりもというか政府にとって最大の役割は国民の命と健康を守ることだと思っていますので、政府は、オリンピックについても、国民の命と健康を守る上で、必要なときには、オリンピックに配慮した、入国規制の緩和はしない、という判断をするのが、政府としての責任だと思っているし、それから、仮に入ってこられても、我が国としては、選手などについても、健康・命の保証をどこまでできるのかということをきちっと示すのが、政府の役割だと。
それはIOCに対しても、各国のオリンピック委員会に対しても、もちろん国民に対しても、国民の命と健康、そして来られる選手・コーチ・役員などに対する、命と健康を守れる保証があるのかということを、政府が示す。
それが示せなければ、結局実施ができないというのは、当然だと思います。

○“五輪” 問われる各党、「命守れ」共産党、

   「推進」自公都ファ、公明党が、ダンマリ

(www.jcp.or.jp:共産党:2021年6月30日)

大激戦が続く東京都議選で東京五輪の開催が最大の争点となってきました。五輪開催ありきの自民党や都民ファースト、政府与党として五輪開催を推進しながら、都議選ではダンマリを続ける公明党、これに対し「五輪中止し、命守れ」と訴える日本共産党の正面対決の構図が鮮明になっています。
 「東京」29日付の意識調査で、1万人有観客の五輪開催に感染拡大の不安を感じる都民は79・8%に上りました。28日付の「朝日」「毎日」では「現状での開催反対」「中止・再延期」が6割にのぼっています。都内の新規感染者は増加傾向を強め、海外選手の空港検疫での陽性確認とその後の疫学調査の遅れなど不手際も相次ぎ、世論は厳しさを増しています。五輪期間中に予定されていた都内のパブリックビューイング(PV)は全6会場で中止。全国的にもライブサイトやPVの中止が相次ぐほか、大会に小中学生を動員する「学校連携観戦」も都内14自治体が中止を決めました。
 しかし、菅義偉首相は出陣式で、東京の感染状況が予断を許さないと認めながら、「人類の英知によってこの難局を乗り越えていく」と対策を語らず強行に固執。丸川珠代五輪相も都議選中盤の演説で、「子どもたちに『応援プログラム』を行うなど、特別な体験の機会を」と発言するなど、世論を無視し開催ありきの姿勢です。
 五輪中止を求める声を「非現実的」「不安あおる」と批判してきた公明党の山口那津男代表は、25日の告示以来、五輪問題に言及せず逃げてばかり。無責任極まりない姿勢です。共同通信の世論調査(27日公表)では、公明支持層でも「無観客」が39・6%、「中止または延期」が38・7%で同党は自己矛盾を深めています。
 「無観客」を提唱している都民ファーストはもともと、6月都議会に寄せられた五輪中止の陳情を自公とともに不採択としており「開催ありき」の立場。都ファの荒木千陽代表は第一声で小池百合子都知事との一体感を強調しました。しかし、5者協議で上限1万人までの有観客開催を決めたのは小池知事自身です。
 新型コロナの感染拡大のリスクをなくし命を守る最良の方法は、日本共産党がズバリ提起する「五輪の中止」です。「五輪を中止し、命を守れ」の政策が都民の共感を広げています。政治が決断すれば今からでも五輪を中止することは可能です。日本共産党の躍進で五輪の強行開催を止め、国民の命を守る選択をと呼びかけています。



http://www.asyura2.com/10/nametoroku6/msg/15507.html

コメント [経世済民135] 厚労省リーフレット配布を理由に…河合塾、24年勤務の講師を突如「雇い止め」、国が復職命令(リテラ) 赤かぶ
4. 赤かぶ[142419] kNSCqYLU 2021年7月26日 17:14:39 : DiuQjGfad6 : UTBWZXVVMUNWUkE=[41204]


http://www.asyura2.com/21/hasan135/msg/457.html#c4
コメント [政治・選挙・NHK282] バッハ会長から脅され菅首相が決断か…五輪途中からの一部「有観客開催」に現実味  デタラメ五輪で起こる6つのハプニング(日… 赤かぶ
19. 2021年7月26日 17:15:06 : FoP2Dr9OdQ : aTNodDdDUFdFdEk=[-2904]
transimpex_ochd(スコットランド・ケール語で8です)で投稿しています。

ウイルスで漢字変換が変。

明らかなです。
http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/232.html#c19

コメント [経世済民135] 厚労省リーフレット配布を理由に…河合塾、24年勤務の講師を突如「雇い止め」、国が復職命令(リテラ) 赤かぶ
5. 赤かぶ[142420] kNSCqYLU 2021年7月26日 17:15:32 : DiuQjGfad6 : UTBWZXVVMUNWUkE=[41205]


http://www.asyura2.com/21/hasan135/msg/457.html#c5
コメント [経世済民135] 厚労省リーフレット配布を理由に…河合塾、24年勤務の講師を突如「雇い止め」、国が復職命令(リテラ) 赤かぶ
6. 赤かぶ[142421] kNSCqYLU 2021年7月26日 17:15:53 : DiuQjGfad6 : UTBWZXVVMUNWUkE=[41206]


http://www.asyura2.com/21/hasan135/msg/457.html#c6
コメント [政治・選挙・NHK282] 五輪スタッフ、メディア関係者に「インチキ陰性判定」乱発か?検査スリ抜けこんなに簡単 デタラメ五輪で起こる6つのハプニング… 赤かぶ
19. 2021年7月26日 17:19:00 : Gotth5c1qc : THZxRThVcmtFYWs=[3956]
TBSに出まくってる、松本哲哉も、
「医療崩壊したら、あとは知りません的なコメント。」

保健所が、対応できなくなるんじゃなく、しなくなるという事。

家で死んでも数字は把握しないという事だね。
いけしゃあしゃあと言ってのけたね。

   
http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/234.html#c19

コメント [政治・選挙・NHK282] 五輪スタッフ、メディア関係者に「インチキ陰性判定」乱発か?検査スリ抜けこんなに簡単 デタラメ五輪で起こる6つのハプニング… 赤かぶ
20. だそうで、、、、[1] gr6Cu4KkgsWBQYFBgUGBQQ 2021年7月26日 17:19:09 : VRZaytSGzI :TOR NkJPSUpmMFpMOW8=[10]
バッハ会長から脅され菅首相が決断か…五輪途中からの一部「有観客開催」に現実味

2021年7月26日 9時26分

日刊ゲンダイDIGITAL
開会式で入場行進するドイツ選手団に拍手するバッハ会長(C)ロイター


 “ぼったくり男爵”こと国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長(67)は、14日に菅首相と面会した際、「新型コロナウイルスの感染状況が改善すれば、有観客も検討して欲しい」と要請した。この時、首相側は明確な回答はしなかったという。

MISIA「君が代」斉唱は絶賛だが…東京五輪開会式で“大損”させられた芸能人

 多くの会場で無観客が決まった8日の5者会談後の共同声明には、「感染状況に大きな変化が生じた場合、5者会談で対応を検討する」と観客の扱いについての一文が盛り込まれていた。バッハ会長は「日本は五輪が始まれば歓迎し、サポートしてくれると信じている」と自信を見せている。

 現在はほとんどの会場が無観客。関係者からは「今から観客を入れるのは現実的ではない」との声が多く、小池都知事も「コロナ対策が優先される」と断言している。それでも“取り巻き”たちが黙っていない。

「バッハ会長やIOCの言いなりになってきた菅首相、丸川五輪担当相、橋本組織委会長、武藤事務総長も、圧力に押され、何とか一部を有観客でやりたいと検討しているそうです。大会が始まれば、機運が盛り上がってくることを期待しているのです」(政界関係者)
 8月24日開幕の東京パラリンピックはすでに有観客開催が浮上しているが、25日は東京都内で新たに1763人が新型コロナウイルスに感染した。1日に1000人を超えるのは6日連続。大会中止が検討されてもおかしくない状況だが、バッハ会長にヘーコラするばかりの政府は、パラリンピックより前に、強引に観客を入れるかもしれない。
http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/234.html#c20

コメント [政治・選挙・NHK282] 五輪の「被災地」「復興」ないがしろが酷い! コンセプトから消し、開会式でもアリバイ的な扱い…被災県の子どもの深夜動員にも… 赤かぶ
23. 地下爺[16050] km6Jupbq 2021年7月26日 17:19:19 : AyQ2qIS7Zg : VndWai9tWndycy4=[5]
   by コカ・コーラだけは 今後 飲むまいと決めた@地下爺


http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/235.html#c23

コメント [医療崩壊7] コロナワクチンが危険な理由  (分子生物学者・免疫学者 荒川央)  魑魅魍魎男
18. 2021年7月26日 17:24:35 : juJg7V4FOs : QVVMOFFrWHlaRDY=[1111]

 >ワクチン、そんなにいっぱい打ってますか?  < 君は この程度の認識だ


 君は母親ではない おそらく子供もいないだろう

 子供は 生まれて二年間に 10種類のワクチンを打っている
 
 私の孫は 今2歳だ いっぱい ワクチンを打ったぞ〜〜〜ん

 WIKIでも見て 勉強して 顔を洗って 出直しておいで!!
 
 
http://www.asyura2.com/21/iryo7/msg/123.html#c18

コメント [政治・選挙・NHK282] ボランティア削減で捌ききれなくなった弁当を国立競技場で大量廃棄・・・食品ロスなんか知ったこっちゃない、ってことか!!  赤かぶ
46. 増税反対[2616] kZ2QxZS9kc4 2021年7月26日 17:25:20 : 9eYpmEtJGA : MGdkbGZ2dzRQcG8=[216]
都民に責任が有るのは当然なのでは?


賛成派の知事を嬉々として選び続けてきたのは都民なのだから、

違う選択も出来たのにしてこなかった以上、最も罪が重いのは

東京都民になります。

 しかも巨額の国民の金を使う事も最初から分かり切った事であったし、

それでいて東京都民には申し訳ないという意識すら無さそうだ。

この弁当類の大量廃棄を見ても何も感じないのか、って話です。

 何をのん気に地方に遊びに出かけてるんだって、そう自分は思い

ますけどね・・・感染拡大も都民の責任大です。
http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/218.html#c46

コメント [政治・選挙・NHK282] ドイツ紙が指摘「五輪によって、普段は気づかれない日本の問題が明らかになった」(クーリエ・ジャポン) 赤かぶ
54. 2021年7月26日 17:28:02 : Gotth5c1qc : THZxRThVcmtFYWs=[3957]
黒い雨訴訟上告、断念、政府。

ざまーみろ!

  
http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/222.html#c54

コメント [政治・選挙・NHK282] 旋風なき「れいわ」どこへ 衆院選で山本氏の復帰なるか(朝日新聞) 赤かぶ
81. 地下爺[16051] km6Jupbq 2021年7月26日 17:28:58 : AyQ2qIS7Zg : VndWai9tWndycy4=[6]

家の 嫁が 山本太郎さー が嫌いなようです。

なぜかと問うと 「自分が正しいと言っている」とのことだそうです。

じゃ。。 言っているのことは 認めるのだと 問いただすと


そうだとの こと 。。


              by 嫁一人自由に操縦できない@地下爺



http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/227.html#c81

コメント [政治・選挙・NHK282] 五輪スタッフ、メディア関係者に「インチキ陰性判定」乱発か?検査スリ抜けこんなに簡単 デタラメ五輪で起こる6つのハプニング… 赤かぶ
21. 2021年7月26日 17:30:09 : LBUMfES5ts : T2RNL0NRLzI3UzY=[1]
しっかり検査やったら陽性者続出で五輪がダメになってしまうという忖度か。
そもそも五輪開催は無理があったのでは。五輪の為に日本社会がダメになる。
http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/234.html#c21
コメント [原発・フッ素52] 「黒い雨」全面勝訴 84人全員を被爆者認定 援護区域見直し迫る 広島地裁、初の司法判断(戦後75年で初?!) 戦争とはこういう物
12. 2021年7月26日 17:30:56 : LY52bYZiZQ : aXZHNXJYTVV4YVE=[10788]
黒い雨訴訟で上告断念 首相表明

2021年7月26日 16:30 (2021年7月26日 16:50更新)

https://article-image-ix.nikkei.com/https%3A%2F%2Fimgix-proxy.n8s.jp%2FDSXZQO0860472026072021000000-1.jpg?w=638&h=399&auto=format%2Ccompress&ch=Width%2CDPR&q=45&fit=crop&bg=FFFFFF&ixlib=js-1.4.1&s=a13766813a4aa65b0976b02890dccfe9
「黒い雨」訴訟の上告を断念する方針を表明する菅首相(26日、首相官邸)

菅義偉首相は26日午後、広島への原爆投下直後に降った「黒い雨」訴訟に関し、広島県と広島市の上告断念を容認すると表明した。「私自身熟慮してきた。84人の原告については被爆者援護法に基づき、その理念に立ち返るなかで救済すべきだと考えた」と述べた。首相官邸で記者団に語った。

訴訟の原告に「直ちに被爆者手帳を交付したい」と説明した。原告以外に同じような事情を持つ人も対象に救済を検討する意向を示した。

一方で「国としては受け入れがたい部分もある。談話という形で整理したい」とも話した。上川陽子法相と田村憲久厚生労働相に対応を指示した。

首相は26日夕に広島県の湯崎英彦知事、広島市の松井一実市長と官邸で面会し、政府の方針を伝える。

「黒い雨」を巡る14日の広島高裁判決は原告全員を被爆者と認定して被爆者健康手帳の交付を命じた一審・広島地裁判決を支持し、国や県・市側の控訴を棄却した。原爆と関連が想定される疾患を発症していなくても、黒い雨に遭ったと証明できれば被爆者と認定すべきだと指摘した。

国はこれまで県と市に最高裁へ上告するよう要請していた。県と市は受け入れず協議が続いていた。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQODE266M20W1A720C2000000/
http://www.asyura2.com/19/genpatu52/msg/819.html#c12

コメント [医療崩壊7] コロナワクチンが危険な理由  (分子生物学者・免疫学者 荒川央)  魑魅魍魎男
19. 2021年7月26日 17:31:02 : juJg7V4FOs : QVVMOFFrWHlaRDY=[1112]

 ↑17

 人類は 何度かの革命を起こして 現在の寿命になっている その代表的なものが

 1,2,3   都市化 上水道 ワクチン だ〜〜

 栄養価だけなら 昔でも 肉を食うことはできたけど 粗食でも長生きはできた

 江戸時代は 40歳までに ほとんど死んだ 30歳まで生きられれば ほぼ

 天命を全うしていた時代だ〜〜

 ===

 ワクチンを 否定するのなら 上水道も否定すべきだし 都市化も否定すべきだ

 ここには 人類の進化の歴史が 大きなくくりとして 存在する
 
http://www.asyura2.com/21/iryo7/msg/123.html#c19

コメント [政治・選挙・NHK282] 五輪の「被災地」「復興」ないがしろが酷い! コンセプトから消し、開会式でもアリバイ的な扱い…被災県の子どもの深夜動員にも… 赤かぶ
24. 増税反対[2617] kZ2QxZS9kc4 2021年7月26日 17:31:34 : 9eYpmEtJGA : MGdkbGZ2dzRQcG8=[217]
チームコカコーラはマスクを着用しない事も分かった・・・
http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/235.html#c24
コメント [政治・選挙・NHK282] 旋風なき「れいわ」どこへ 衆院選で山本氏の復帰なるか(朝日新聞) 赤かぶ
82. 2021年7月26日 17:32:02 : 6zBw4AuTRI : NzhBYTNybXguSTY=[1]
 
昨年だったでしょうか、都知事選?
あれで山本太郎が選出されて居たら、東京(都政)も随分瑞々しくなったでしょう。
ところが民意はまたもやカイロ代(><;

まぁ民意・総意なら仕方ないんですが、太郎さん、一度はアナタをトップに戴いて
この不思議な世界や不可解な世の中を眺めてみたい!
 

http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/227.html#c82

コメント [政治・選挙・NHK282] ジョコビッチとメドヴェージェフが常軌を逸した暑さに「試合時間変更」を要求! 大会組織委は「暑さに対しては万全の対策を採… 赤かぶ
22. 2021年7月26日 17:32:37 : 6cx8Iy8oRU : bWF5LjlsUndLN3M=[224]

  【 悪魔のアメリカがフットボールやバスケットのオフなので 】


  強引にこの時期にねじ込んできたわけだ。
  悪魔のアメリカは不正で金儲け&脱税&詐欺で銀行から融資をうける悪魔の死者:
  トラブルがQアノンや頭がおかしい脳みそ犬の福音派の牧師たちと復活を目指し
  ている。

  私利私欲で自分らの金儲けさえできれば、選手も、他国の事情も、どうでもいい
  連中だ。

  ======================

 GEの原子炉設計者が明かしてる様に、地震のない悪魔のアメリカでの仕様なので、
 震度6には格納容器は耐えられないから、日本はすぐにでも全てを撤去すべきだ!
 というほど、しかも、活断層の真上に建てようが、売っちゃって金儲けさえすれば
 他人の国などどうでもいいんだわ!!

  ★【 これが第二次・原爆投下! 】★ と同じことだ。

 =========================

 ◆:報道特集は来週は特にいいね。

 原爆投下での【 原爆小頭症 】被害者たちの苦悩を明らかにするようだ。
 WHOぐるみでジカ熱のデマ・フェイク、息を吐くようにうそをつく国連組織。

 =========================

 先週の感染者【 727人 】===> 今日【 1763人 】:2400%超え

  汚倫フィーバーに、選手の自由な出入りに、報道陣の遊び放題・・オモテナシ

 だから、2400%超えだ。
 G7サミットも、開催都市が2400%超えになり、今やイギリスは感染者数が
 一日で5万人に達した。

 =========================

 悪魔のアメリカは自国の利益のためには

 【 第二の原爆投下;原発の押し売り 】&【 感染拡大汚倫開催 】

 を日本に押し付ける。
 飼い犬の【 棄民党+役人+越後屋 】は未だにA級戦犯DNAスピリットだ!!
 悪魔の圧力を利用しての【 税金ピンハネ 】以外に関心がない。

 ===========================

 こんな奴らに選手のことを慮るなんて土台無理だろう。

  橋下や吉村も同じ。万博も。カジノもだぁ。8股不倫王子もだ。2ch五月も。

 ・・・・・
http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/233.html#c22

コメント [政治・選挙・NHK282] ジョコビッチとメドヴェージェフが常軌を逸した暑さに「試合時間変更」を要求! 大会組織委は「暑さに対しては万全の対策を採… 赤かぶ
23. 2021年7月26日 17:35:08 : LBUMfES5ts : T2RNL0NRLzI3UzY=[2]
海外関係者はなんでこんな猛暑の時期にしかもコロナ禍の中でやるんだ。と
思っているのだろうね。バッハや安倍、菅、石原、森に言ってくれ。
http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/233.html#c23
コメント [カルト33] ネトゲ・週中に感染数更新の見込みと台風直撃、接種は非公表。また土砂崩れがありそうで、それを口実に五輪は中止する事である。 ポスト米英時代
2. NASAとHAARP[1] gm2CYIJygmCCxoJngmCCYIJxgm8 2021年7月26日 17:35:37 : 7YOk4PYNEg :TOR NlczbEhEa25IU00=[2]
https://twitter.com/takuya_angel/status/1419378359167963136

Takuya Angel
@takuya_angel
Replying to
@takuya_angel
その後7/25 18:41に撮った動画です。
分断された右側が、一瞬違った動きの雲が映るのです。見えましたか?別次元というか、別レイヤーというか。昨年から台風

は来てませんが、おかしな現象が続いてます。

Takuya Angel
@takuya_angel

暴風域は伴わない→すでに消えてるのでは?。関東に雨が降る→雨雲も無いようですが、作るのかな?

Takuya Angel
@takuya_angel
Jul 25
今回も上陸できない感じ。バリアみたいなものがあります。すでに本体すら無くなってますね。
http://www.asyura2.com/21/cult33/msg/467.html#c2

コメント [医療崩壊7] コロナワクチンが危険な理由  (分子生物学者・免疫学者 荒川央)  魑魅魍魎男
20. 2021年7月26日 17:39:16 : juJg7V4FOs : QVVMOFFrWHlaRDY=[1113]

 >「ワクチンのmRNAは直ぐ消える」と根拠無く言いはじめてるのは

 根拠も何も これは すでに実験されている

 テスト方法 :  mRNAに 放射能タグを つけて 体に注射すると

 肝臓に 80%以上が集まるのですが 2日ほどすると 分解されて おしっこに出てくる

 ===

 こういうのは 10年以上前に 実験されているんですよ〜〜〜
 
 だから mRNAは 体内に残ることはないとされている 

 だから 塩野義も大阪大学も mRNAワクチンを研究してるんだよね〜〜

 ===

 君が言う mRNAが 子宮や卵巣に残るのなら レントゲン写真を撮れば

 一発でわかる そういうことはないのだ  by 大阪大学

 
http://www.asyura2.com/21/iryo7/msg/123.html#c20

コメント [政治・選挙・NHK282] バッハ会長から脅され菅首相が決断か…五輪途中からの一部「有観客開催」に現実味  デタラメ五輪で起こる6つのハプニング(日… 赤かぶ
20. 2021年7月26日 17:39:43 : LBUMfES5ts : T2RNL0NRLzI3UzY=[3]
感染拡大で中断打ち切りに現実味のはずが有観客が現実味?完全に狂ってますな。
http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/232.html#c20
コメント [政治・選挙・NHK281] 山本太郎「私たちの議席獲得は叶いませんでしたが、 より良き東京になるようできることをやってまいります」 赤かぶ
335. アラジン2[680] g0GDiYNXg5My 2021年7月26日 17:41:18 : GqPH8xzUjY : TUJodmhZT1VXakk=[5]
>>334. 天然理心的飛影さん
>中国の弱点についての言及がありませんね。

それはどうでもいいからです。
世界の不幸の最大の原因はアメリカであり、中国がアメリカを潰してくれればそれでいい。
日本の不幸はアメリカの植民地であることですから。

中国がアメリカを潰せなければ、もう一つの可能性は、アメリカ自身が貧富の格差で潰れるのを期待することです。
Qアノンの騒動は、アメリカの貧民階級がどれほど支配者層に不満を持っているかを露にしました。
彼等もまた不幸なんです。
国民皆保険が無いから、コロナの死亡者数はアメリカが世界一です。
アメリカは貧乏人が死んでいるんです。

>イスラム国と韓国は、世界から核戦争を根絶する偉大な国になる

よくわかりませんが、イスラム国はテロ組織で、「国家」ではないです。

>彼には対CIAの参謀が居ないというべきです。
国会議員でも無いのに、そんなものは不要でしょう。


http://www.asyura2.com/21/senkyo281/msg/742.html#c335

コメント [政治・選挙・NHK282] 五輪の「被災地」「復興」ないがしろが酷い! コンセプトから消し、開会式でもアリバイ的な扱い…被災県の子どもの深夜動員にも… 赤かぶ
25. 地下爺[16052] km6Jupbq 2021年7月26日 17:43:20 : AyQ2qIS7Zg : VndWai9tWndycy4=[7]
増税反対 さん


 コメント ありがとう ございます。


             by いい加減 独立したいと思う の地下爺


http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/235.html#c25

コメント [医療崩壊7] コロナワクチンが危険な理由  (分子生物学者・免疫学者 荒川央)  魑魅魍魎男
21. 2021年7月26日 17:45:17 : juJg7V4FOs : QVVMOFFrWHlaRDY=[1114]

 >肝臓に 80%以上が集まるのです

 つまり mRNAワクチンは 本来なら筋肉注射して その全量が 筋肉細胞の中に入れば

 効率的に スパイクたんぱくを作ることができるのだが〜〜

 それは 理想であって 現実には 何%しか 筋肉細胞には入らないでしょうから

 残りの何%かは 体液から リンパに「漏れていく」わけで それが 肝臓に到達するわけだ

 一部は 血管に入るものもあるかもしれないが それは 実験で確かめられた通り

 ごくわずかということでしょう
 
 ===

 ま〜〜 君たちに こんな難しいことを言っても わかってはもらえないでしょうけど〜〜
 
 
http://www.asyura2.com/21/iryo7/msg/123.html#c21

コメント [政治・選挙・NHK282] 五輪スタッフ、メディア関係者に「インチキ陰性判定」乱発か?検査スリ抜けこんなに簡単 デタラメ五輪で起こる6つのハプニング… 赤かぶ
22. 2021年7月26日 17:45:43 : cqI018gRsE : WWs2ajN3YmtpZEU=[1]

ちがうわ。

世界の何でも陽性(ありえない感染者該当〜!確定のでたらめツール)PCR検査のインチキぶり〜じゃねえの。メーソンつながりの五輪も採用というのも頷けると言うことだよ。中国のケツの穴PCR検査はあれからどうなった?
http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/234.html#c22

コメント [政治・選挙・NHK282] 五輪スタッフ、メディア関係者に「インチキ陰性判定」乱発か?検査スリ抜けこんなに簡単 デタラメ五輪で起こる6つのハプニング… 赤かぶ
23. shue777[959] gpOCiIKVgoWCVoJWglY 2021年7月26日 17:49:20 : n8j4rFGIGs : UDBWZDdFUWlTakk=[101]
全部嘘さ そんなもんさ♪
http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/234.html#c23
コメント [政治・選挙・NHK282] 東京五輪は即刻中止を!茶番の五輪のどこに意義があるんだ 井筒和幸の「怒怒哀楽」劇場(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
33. 地下爺[16053] km6Jupbq 2021年7月26日 17:49:34 : AyQ2qIS7Zg : VndWai9tWndycy4=[8]
 by コカ・コーラだけは 今後 飲むまいと決めた@地下爺

http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/226.html#c33
コメント [カルト33] CNN・アスリート・表彰台で抗議容認を。つーか、世界中から五輪やめろと言われている中で、それもレベルの低い抗議はやめる… ポスト米英時代
6. 2021年7月26日 17:50:46 : 53wVq7Y1lU : b2dQTGd2Y0RqeHc=[472]
まあ 今回は金メダル何個とりましたとかじゃなく
客観的な証拠、つまり
記録更新、世界新記録を出したとかで評価するべきだろうね
隣のひとよりちょっぴり早かったですとか、不戦勝で勝ちましたとかだと
レベル低すぎだろう。



http://www.asyura2.com/21/cult33/msg/462.html#c6

コメント [政治・選挙・NHK282] 米紙の報道「オリンピックが時代に取り残されたままならば『終焉の時』が迫っている」 IOCは社会の変化についていこうとしなか… 赤かぶ
1. 赤かぶ[142419] kNSCqYLU 2021年7月26日 17:51:32 : DiuQjGfad6 : UTBWZXVVMUNWUkE=[41204]


http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/236.html#c1
コメント [政治・選挙・NHK282] 米紙の報道「オリンピックが時代に取り残されたままならば『終焉の時』が迫っている」 IOCは社会の変化についていこうとしなか… 赤かぶ
2. 赤かぶ[142420] kNSCqYLU 2021年7月26日 17:52:27 : DiuQjGfad6 : UTBWZXVVMUNWUkE=[41205]


http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/236.html#c2
コメント [政治・選挙・NHK282] 米紙の報道「オリンピックが時代に取り残されたままならば『終焉の時』が迫っている」 IOCは社会の変化についていこうとしなか… 赤かぶ
3. 赤かぶ[142421] kNSCqYLU 2021年7月26日 17:52:53 : DiuQjGfad6 : UTBWZXVVMUNWUkE=[41206]


http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/236.html#c3
コメント [政治・選挙・NHK282] バッハ会長から脅され菅首相が決断か…五輪途中からの一部「有観客開催」に現実味  デタラメ五輪で起こる6つのハプニング(日… 赤かぶ
21. 2021年7月26日 17:52:55 : Gotth5c1qc : THZxRThVcmtFYWs=[3958]
ツイッターで口々にみんな非常にスガ政権に、
怒ってるよー。
こりゃ、山のような金メダルもかえって、粗大ごみになりそうな気配。

どうせ、アンフェアな状況下での、八百長みたいなメダル取りじゃ、
金魚すくいと同じ。

まあ、所詮、やって来た海外アスリートも、バッハの
ペテンにかけられたようなもの、犠牲になりに来たようなもの。

同情はしないよ。ひょっとすると、金メダルの数だけ、
自民議員が、潰されるかも。

  
  


http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/232.html#c21

コメント [政治・選挙・NHK282] 米紙の報道「オリンピックが時代に取り残されたままならば『終焉の時』が迫っている」 IOCは社会の変化についていこうとしなか… 赤かぶ
4. 赤かぶ[142422] kNSCqYLU 2021年7月26日 17:53:31 : DiuQjGfad6 : UTBWZXVVMUNWUkE=[41207]


http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/236.html#c4
コメント [政治・選挙・NHK282] 米紙の報道「オリンピックが時代に取り残されたままならば『終焉の時』が迫っている」 IOCは社会の変化についていこうとしなか… 赤かぶ
5. 赤かぶ[142423] kNSCqYLU 2021年7月26日 17:54:22 : DiuQjGfad6 : UTBWZXVVMUNWUkE=[41208]


http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/236.html#c5
コメント [政治・選挙・NHK282] 米紙の報道「オリンピックが時代に取り残されたままならば『終焉の時』が迫っている」 IOCは社会の変化についていこうとしなか… 赤かぶ
6. 赤かぶ[142424] kNSCqYLU 2021年7月26日 17:54:51 : DiuQjGfad6 : UTBWZXVVMUNWUkE=[41209]


http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/236.html#c6
コメント [国際30] COVIDワクチンが作り出す微小血栓が心臓などに回復しない損傷を与える可能性(櫻井ジャーナル) 赤かぶ
5. 地下爺[16054] km6Jupbq 2021年7月26日 17:55:17 : AyQ2qIS7Zg : VndWai9tWndycy4=[9]

 ちゃんとは 読んでませんが 特効薬 ありますよ!!

 日本製の イベルメクチン  です!!

 世界各地で 驚異的な 成果を上げています!!

 

http://www.asyura2.com/21/kokusai30/msg/735.html#c5

コメント [政治・選挙・NHK282] 米紙の報道「オリンピックが時代に取り残されたままならば『終焉の時』が迫っている」 IOCは社会の変化についていこうとしなか… 赤かぶ
7. 赤かぶ[142425] kNSCqYLU 2021年7月26日 17:55:21 : DiuQjGfad6 : UTBWZXVVMUNWUkE=[41210]


http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/236.html#c7
コメント [医療崩壊7] コロナワクチンが危険な理由  (分子生物学者・免疫学者 荒川央)  魑魅魍魎男
22. 2021年7月26日 17:56:07 : juJg7V4FOs : QVVMOFFrWHlaRDY=[1115]

 >ガンジス川で沐浴するヒンズー教徒は全員死んでいますよ。

  もう少し、自然に備わった免疫系を信頼しても良いのではないでしょうかね。


 そんなに自信があるのなら もう何も言いますまい

 あなたは ガンジスに行って 沐浴をお願いします

 それと 現地に行って 生野菜を パクパク お食べになってくださいな〜〜〜
 
 ===

 だから 香辛料をいっぱい使った カレーなんてものが 主食になっているわけで

 これなら 冷蔵庫がなくても大丈夫 手でつかんで食べても大丈夫だ〜〜

 ===

 インドなどで ケレーが 流行ってる理由も 上水道がなかったからでしょう
 
 日本は 水がきれいだったから 白い飯などが食べられるのですよね〜〜

 これも 人類の 都市化と関係している
 
http://www.asyura2.com/21/iryo7/msg/123.html#c22

コメント [政治・選挙・NHK282] 米紙の報道「オリンピックが時代に取り残されたままならば『終焉の時』が迫っている」 IOCは社会の変化についていこうとしなか… 赤かぶ
8. 赤かぶ[142426] kNSCqYLU 2021年7月26日 17:56:34 : DiuQjGfad6 : UTBWZXVVMUNWUkE=[41211]


http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/236.html#c8
コメント [国際30] COVIDワクチンが作り出す微小血栓が心臓などに回復しない損傷を与える可能性(櫻井ジャーナル) 赤かぶ
6. 地下爺[16055] km6Jupbq 2021年7月26日 17:56:44 : AyQ2qIS7Zg : VndWai9tWndycy4=[10]

  公式に認めていて 推奨しないのは なぜでしょうね?!




http://www.asyura2.com/21/kokusai30/msg/735.html#c6

コメント [国際30] COVIDワクチンが作り出す微小血栓が心臓などに回復しない損傷を与える可能性(櫻井ジャーナル) 赤かぶ
7. 地下爺[16056] km6Jupbq 2021年7月26日 17:58:38 : AyQ2qIS7Zg : VndWai9tWndycy4=[11]
 

http://www.asyura2.com/21/kokusai30/msg/735.html#c7
コメント [政治・選挙・NHK282] 旋風なき「れいわ」どこへ 衆院選で山本氏の復帰なるか(朝日新聞) 赤かぶ
83. アラジン2[681] g0GDiYNXg5My 2021年7月26日 17:58:46 : GqPH8xzUjY : TUJodmhZT1VXakk=[6]
>>80
20年前! すごいですね!
その頃の私は政治には全く無関心でした。

http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/227.html#c83
コメント [医療崩壊7] 新型コロナウイルスワクチンの対応に関する公式見解 (いのうえ内科・リウマチ科)  魑魅魍魎男
8. 2021年7月26日 18:00:58 : q27q7TeKIo : MElZdVJEWlluaEU=[1]
>>2の推定実数380万人のリンクをたどると、その根拠はhttp://www.asyura2.com/21/kokusai30/msg/357.html#c67となるがその推定実数には無理があると思う。

そのリンクで推定実数の根拠とされてる、「vaersのワクチン有害事象報告システムの過小報告数改善のための調査」は、2007〜2010年にハーバードピルグリムヘルスケア株式会社により行われた調査で、そこで言われている「ワクチンの有害事象報告数1%未満」という数値及び「すべての薬害の有害事象報告数0.3%」という数値は約10年後の今日、vaersのワクチン有害事象報告システムの過小報告がどの程度改善されたかあるいは改善されてないのかこの調査報告だけでは定かでない。
なので、11405×100/0.3=3801666人という計算は難しいと思う。また「ワクチン有害事象」の推定実数を「すべての薬物有害事象報告」の0.3%で考えた場合というのも妥当でないと思う。
しかしこの調査に依って今日、vaersへの過小報告が100%改善されたなどは有り得ないので仮に改善されたとしても「ワクチン有害事象報告数1%」が2〜3%くらいではないか?つまり過小報告の「vaersワクチン有害事象報告」の推定実数は55万〜36万人くらいのものじゃないか?これもまったく当て推量だが。。。
http://www.asyura2.com/21/iryo7/msg/121.html#c8

コメント [政治・選挙・NHK282] 五輪の「被災地」「復興」ないがしろが酷い! コンセプトから消し、開会式でもアリバイ的な扱い…被災県の子どもの深夜動員にも… 赤かぶ
26. 赤かぶ[142427] kNSCqYLU 2021年7月26日 18:03:31 : DiuQjGfad6 : UTBWZXVVMUNWUkE=[41212]


http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/235.html#c26
コメント [政治・選挙・NHK282] ジョコビッチとメドヴェージェフが常軌を逸した暑さに「試合時間変更」を要求! 大会組織委は「暑さに対しては万全の対策を採… 赤かぶ
24. 2021年7月26日 18:03:41 : Nf2PcZ7ZZc : Z2E4eW1QcUxVaFU=[415]
(日本人が一個でも多く金メダルを獲得するには)理想的な環境……と、海外の新聞に皮肉られる未来が見える。

本当は、前みたいに10月中旬に開催できればよかったんだけどね。いつから(冬季じゃない)五輪は真夏に開催されるようになったんだろう。まずそこからおかしいものね。

どのくらいの人たちが、疑問に思っているのだろう?それとも、涼しいクーラーの効いた部屋の中にいる人たちは、他人事だとして無関心なんだろうか?

http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/233.html#c24

コメント [政治・選挙・NHK282] 東京五輪は即刻中止を!茶番の五輪のどこに意義があるんだ 井筒和幸の「怒怒哀楽」劇場(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
34. panbet37[3925] gpCCgYKOgoKChYKUglKCVg 2021年7月26日 18:07:00 : 6J7XudsF6g : SWhiVG1scjVucXc=[1615]
熱血漢井筒監督の怒怒パンチに大拍手。ほんと、世界が深手を負わないうちにこのクソ五輪は辞めるべきです。
http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/226.html#c34
コメント [カルト33] 朝日・れいわ、どこへ。太郎が大将首を取りに行く腹を決める事である。 ポスト米英時代
3. 地下爺[16057] km6Jupbq 2021年7月26日 18:07:11 : AyQ2qIS7Zg : VndWai9tWndycy4=[12]

  あんね 山本太郎さー は 日本人の民度 をあげようとしているの わかる?!
                 ゆ
  だから みんなを誘って 選挙に生こう それが 今の私達の 責任と義務て

  ことですよ。 目指せ 投票率80%!!


 

http://www.asyura2.com/21/cult33/msg/464.html#c3

コメント [カルト33] 朝日・れいわ、どこへ。太郎が大将首を取りに行く腹を決める事である。 ポスト米英時代
4. 2021年7月26日 18:07:53 : 53wVq7Y1lU : b2dQTGd2Y0RqeHc=[473]
まあ 衆議院選挙を先送り、先送りにされてタイミングが
つかめなかったのもあるかもしれないね
有権者は忘れやすい 3カ月たてば忘れる。
与党と、野党の作戦かもしれなかったね。

太郎も、都知事選の時は
やはり困窮の人々を見てるだけに、見て見ぬふりは出来ない 今やるしかなかったという事だろう(同情する)
まあ、選挙近づけば、また馬淵議員等らと協力して盛り上がればいい。
大坂の時は、敵を突いて上手く仕留めた。
有権者にも、敵が見えれば盛り上がりやすいだろうね



http://www.asyura2.com/21/cult33/msg/464.html#c4

コメント [医療崩壊7] ワクチン6割接種でも「感染下火にならない」「解除慎重に」尾身会長 (毎日新聞)  魑魅魍魎男
12. 2021年7月26日 18:12:10 : rmLceWdmuI : UkJ5TVZPV1hFZE0=[11]
東京都の検査数
07/04 *2434 13332 10656 10650 *9751 10889 *6441 計64153 (9165/day)
07/11 *2813 14026 10680 10877 10251 11166 *6777 計66590 (9513/day)
07/18 *2751 13166 10899 *8632 *3016 *4283 *8672 計51419 (7346/day)
07/25 *3061 ***** ***** ***** ***** ***** ***** 計*3061

検査数減らして感染者少なく見せかけているんじゃないか疑惑を追及したほうがよさそう。
http://www.asyura2.com/21/iryo7/msg/122.html#c12

コメント [政治・選挙・NHK282] 旋風なき「れいわ」どこへ 衆院選で山本氏の復帰なるか(朝日新聞) 赤かぶ
84. 2021年7月26日 18:14:50 : Nf2PcZ7ZZc : Z2E4eW1QcUxVaFU=[416]
多分、東京から出れば、山本太郎の一議席は取れる。
でも、それだけかなあ、という気がする。でも現状ではそれで上等だと思う。


http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/227.html#c84

コメント [政治・選挙・NHK282] 米紙の報道「オリンピックが時代に取り残されたままならば『終焉の時』が迫っている」 IOCは社会の変化についていこうとしなか… 赤かぶ
9. 2021年7月26日 18:20:28 : 9gsFcvDu0s : VDBVWDB5MVBVa2s=[2]
国民に祝福されない世界イベントは存在意義がない。

今回もテレビが大騒ぎしているだけで、
少なくとも50%の国民は白けている。

五輪関係者がコロナ重篤になって、
日本人患者のベッドを取るように、
おそらくなるだろう。
日本人感染者は自宅療養で死をまつようになれば、
大人しい日本人の怒りも心頭に達するだろう。

これが五輪の負のレガシーになる。
国民イジメの五輪のレガシー。
http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/236.html#c9

コメント [国際30] COVIDワクチンが作り出す微小血栓が心臓などに回復しない損傷を与える可能性(櫻井ジャーナル) 赤かぶ
8. 2021年7月26日 18:21:16 : 6iedclCpxU : ajRVY2F6VnBDcXc=[24]
共産党はもともと全体主義目指しているからワクチン推進は渡りに船なのだろう。

 接種後の死者はワクチンのせいではなく自然死と言うが、
CDC VAERS ワクチン接種後の死亡報告数(7/4)は過去30年間の合計が
4598人で年平均153人、これに対し今回のワクチンでは約半年間で5141人となっていて年間に比例計算すると10282人と成る。危険度は従来に比べて67倍危険となる。

 個人が知らない内にロシアンルーレットに参加させられている。この様な情報を隠して
感染のリスクだけを強調し上手くワクチン接種へ誘導している。これが全体主義のやり方なのだろう。

 今回のワクチンは高い確率で感染症と同様な症状となり運が悪いと死亡する。
感染問題を大きく見せる為に、PCRで陽性なら自然死等であってもコロナ死とカウントしPCRで陽性が出やすい様にする為に、Ct値を40倍にして居る。

 これは1兆倍に増幅していることを意味するから、数個のウイルスでも陽性にする。少ないウイルスは感染させる力が無く、又空中に浮遊するウイルスを取り込んだりするから意味を持たないと見方がある。
 
 共産党よ、今は民主主義の世の中なのだから、ましてや個人の生命に関わる問題であるから、ワクチン信奉を止めて実対を包み隠さず伝えろよ。
http://www.asyura2.com/21/kokusai30/msg/735.html#c8

コメント [医療崩壊7] ワクチン接種が原因で、何らかの病気による死亡者が増えるという知見は得られていません。 (厚労省)  魑魅魍魎男
29. 2021年7月26日 18:21:30 : q27q7TeKIo : MElZdVJEWlluaEU=[2]
放射能と同じ。
そうして意図的に原因を回避し責任を取らない犯罪を犯す。

放射能: 
「放射能と甲状腺癌多発の因果関係は証明されていません。沢山見つかるのは最新検査機器の高精度のせいかも。徹底的なスクリーニングのせいかも。元々あったガンが検査で見つかったのかも^^福島健康調査以外の医療施設で被爆者の甲状腺検査は許しませんからね^^」(福島健康調査)

新コロワクチン:
「ワクチン接種が原因で、何らかの病気による死亡者が増えるという知見は得られていません。」(厚労省)
http://www.asyura2.com/21/iryo7/msg/113.html#c29

コメント [カルト33] バウム・開会式の最中に震度7の誤報、秀吉・一秒で訂正、気象庁・23日十時十九分キャンセル報。やはりアキラのような事が計… ポスト米英時代
6. 2021年7月26日 18:23:18 : cqI018gRsE : WWs2ajN3YmtpZEU=[2]

・首都圏直撃 大型台風八号〜 という前フリも、誤報〜?

 わざと作ったみたいに登場してきた、東京五輪直撃、季節外れ、通常コース外れ、常識外れ、台風の八号?だが、消えかかっているとか、ネットで話題になってるよ。
 台風の体をなしてないけど、上陸直前に、台風本来の姿に変身かと…。
こういう超珍種・新種こそが、異例中の異例として、原因究明とか評価対象とすべきだろ。

 凄いところから突然登場、凄い角度で、関東侵入コース。明日は大雨に強風だそうですが…。
 競技中止連続〜で選手達もテレビなし冷蔵庫なし段ボールベッドの選手村ステイホームを強制されますか。

 もし台風八号で、都内の地下鉄が、中国の沈没地下鉄列車みたいなレベルの災害になったら、そりゃあ、河川近くのマンション住宅も床上・床下浸水は免れず… 交通網は寸断…設置した競技会場だってどうなる?

 延期・五輪は → 中止・五輪? → で、五輪終〜? チ〜ン♪ 
史上初の途中中止五輪大会?

>台風八号(ニバルタック)に注目です。
http://www.asyura2.com/21/cult33/msg/451.html#c6

コメント [政治・選挙・NHK282] 米紙の報道「オリンピックが時代に取り残されたままならば『終焉の時』が迫っている」 IOCは社会の変化についていこうとしなか… 赤かぶ
10. 2021年7月26日 18:25:13 : 9gsFcvDu0s : VDBVWDB5MVBVa2s=[3]
医者も人の子、自分の身を護るために、
お上と上司の命令に従う。

日本人の命か五輪メンバーの命かの選択のとき、
日本人の命は捨てられる。

これが国民イジメの五輪の姿!
イジメ音楽家を選択した五輪の姿!、

http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/236.html#c10

コメント [政治・選挙・NHK282] 米紙の報道「オリンピックが時代に取り残されたままならば『終焉の時』が迫っている」 IOCは社会の変化についていこうとしなか… 赤かぶ
11. 赤かぶ[142428] kNSCqYLU 2021年7月26日 18:25:47 : DiuQjGfad6 : UTBWZXVVMUNWUkE=[41213]

https://twitter.com/HajimeNatsuyama/status/1418750578587430915



http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/236.html#c11
コメント [医療崩壊7] コロナワクチンが危険な理由  (分子生物学者・免疫学者 荒川央)  魑魅魍魎男
23. 2021年7月26日 18:28:18 : 8pKh4md53c : NTZmNnBlczJtdk0=[113]
天然痘撲滅に本当にワクチンが寄与したのか?

単純に割り切れない問題ではないでしょうか、20世紀初頭の欧州は栄養も不足し、衛生観念もなかった。 英国のレスター市で下水道を完備し、ワクチンの接種率を低下させたところ天然痘はほぼゼロとなったようです。 
当時のワクチンは生ワクチンであり雑菌などが多く含まれ他の感染症を引き起こしていたようです。

重要なのは衛生観念と栄養そして免疫力でしょう。 
http://www.asyura2.com/21/iryo7/msg/123.html#c23

コメント [政治・選挙・NHK282] 旋風なき「れいわ」どこへ 衆院選で山本氏の復帰なるか(朝日新聞) 赤かぶ
85. 2021年7月26日 18:30:05 : FLhWLbxIMk : ci9PRFowa2oyUmc=[3]
>>64
山本太郎を妬む者は、山本の支持者の中にしかいないかと
まず大阪、兵庫出身の党首は支持してない


>>60
雇われ?
想像とかけ離れすぎている所が、流石山本の支持者、聡明だ

原発問題で出てきた当初は少し期待を寄せていた

発言内容が低俗というのは政策内容ではなく彼がツイッターやブログで使う不適切な、幼稚な言動の事。

税金で飯を食う議員なら公に見える場では言葉を選ぶべきだがその常識がまず備わっていない。その時点から期待をしなくなった。

立憲や共産の党首と比較した時、明らかに幼稚で浮いている。

また、車椅子姿で言葉もままならない様な身障者のかたを抜擢し、その方達に公の場でマイクを向けて喋らせる行為は、確実に身障者にとっては重労だ。創価内閣の被害者とはいえ代償が大きいし、山本自身も自ら支持率を落とす行為だ。

天皇への手紙は政治利用のためとは全く思わないが、これに関しては国民にも身障者の政治利用として受け取られても仕方がない。

893内閣が推進する原発を批判しながら、税金と命吸い上げアイテムであるタバコを影で吸う行為も、国民に健康被害を訴える公での主張に対し矛盾している。

「れいわ」「新撰組」というネーミングや、自身を「行動する「バカ」」と自称する議員は支持しない

自己承認欲の強いパフォーマー。
http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/227.html#c85

コメント [医療崩壊7] ワクチン接種が原因で、何らかの病気による死亡者が増えるという知見は得られていません。 (厚労省)  魑魅魍魎男
30. 2021年7月26日 18:32:01 : 9gsFcvDu0s : VDBVWDB5MVBVa2s=[4]
赤木ファイルといっしょでしょう。

今に厚労省から自死者がでる。

直接の担当者は苦しんでいると思いますよ。
http://www.asyura2.com/21/iryo7/msg/113.html#c30

コメント [政治・選挙・NHK282] 五輪、国民・都民は3密無視で大騒ぎ、猛暑の中での試合に選手は大不満(まるこ姫の独り言) 赤かぶ
17. 2021年7月26日 18:34:07 : 2xXqnFNNfA : c0xUcTY1RVhJOFE=[1]
先に枠が買われてしまっていて、夏だと決まってたところに「温暖な気候」とムチャを言って売り込んだのが間違え。明白なウソ。年々ひどくなってるきらいはあるけど、何年も前からわかりきったこと。

アメリカも北半球で開催できないような日程組んでアレだけど、また、知らないはずがない暑さなのに平気で決定しちゃったこともアレだけど、アメやIOCのせいだけじゃない。そこにウソまでついて飛び込んだのはアベニッポン。
http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/229.html#c17

コメント [雑談・Story41] 灰色の空 蒲田の富士山
78. 蒲田の富士山[823] ipeTY4LMlXiObY5S 2021年7月26日 18:37:52 : ThU5Gy6dsg : UWU5VlZ1UlRBak0=[251]
URLは↑コメ75と同じ。

08号 (NEPARTAK)

現況

◆実況   26日15時 台風 (TS)
 位置 34.8N 147.0E (34゚50 147゚00) POOR
  日本の東
 進路 NW 30km/h (17kt)
 中心気圧 992hPa
 最大風速 20m/s ( 40kt) 最大瞬間 30m/s ( 60kt)
 暴風域 なし
 強風域 東  600km 西  390km ( 325 210NM)

進路予報

◆12時間予報 27日03時 台風 (TS)
 位置 35.0N 143.0E (35゚00 143゚00)
  銚子市の東南東_約210km
 予報半径 85km ( 45NM)
 進路 W 30km/h (16kt)
 中心気圧 992hPa
 最大風速 20m/s ( 40kt) 最大瞬間 30m/s ( 60kt)
 暴風警戒 なし

◆24時間予報 27日15時 台風 (TS)
 位置 36.2N 142.1E (36゚10 142゚05)
  銚子市の東北東_約130km
 予報半径 120km ( 65NM)
 進路 NNW 15km/h (07kt)
 中心気圧 992hPa
 最大風速 20m/s ( 40kt) 最大瞬間 30m/s ( 60kt)
 暴風警戒 なし

◆48時間予報 28日15時 温帯低気圧(LOW)
 位置 40.5N 139.0E (40゚30 139゚00)
  日本海
 予報半径 220km (120NM)
 進路 NNW 20km/h (12kt)
 中心気圧 994hPa
 最大風速 00m/s ( 00kt) 最大瞬間 00m/s ( 00kt)
 暴風警戒 なし

以上引用−−−

灰色の空になってきた。
 
今年は、毎週、台風が来て、ずっと灰色の空の夏が、続く。(かもしれない)

さっき、洗濯物を全部、部屋の中に取り込んだのは、正しかった。

8月20日に、何事もなければ、「日」氏のところに、コメント入れてみよう。

でも、富士山の噴火って、それよりも、そのまえに、大地震があるのじゃないかな?

http://www.asyura2.com/14/idletalk41/msg/885.html#c78

コメント [政治・選挙・NHK282] 五輪スタッフ、メディア関係者に「インチキ陰性判定」乱発か?検査スリ抜けこんなに簡単 デタラメ五輪で起こる6つのハプニング… 赤かぶ
24. 2021年7月26日 18:39:43 : 2xXqnFNNfA : c0xUcTY1RVhJOFE=[2]
「日本ではベタジンはイソジンって名前だよ」なんて話が流れてそうだね…店にそれとわかるような外人が来て買い占めていったとかないのかな。

それにしても、昔の漫画とかにありそうな「小学校のとき、検便で犬のふん入れたら虫だらけすぎてバレ、お灸をすえられた」なんて話とよく似てる。どこまでもバカ。
http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/234.html#c24

コメント [政治・選挙・NHK282] 米紙の報道「オリンピックが時代に取り残されたままならば『終焉の時』が迫っている」 IOCは社会の変化についていこうとしなか… 赤かぶ
12. 2021年7月26日 18:40:07 : rzSmF93miQ : SEI1WjVTMkNSbGM=[110]
 自分が年を取ったと自覚する。

 スケートボードっていう競技、いつからオリンピックでやっているのか知らないが、日本選手の金メダルラッシュ(かな?)に時代に乗りそびれている自分を痛感する。
 メダルを取った選手を腐すつもりは全くない。この点は強調したいが、オリンピックでスケートボード(?)という違和感を隠すつもりもない。

 IOCがスケートボードを実施競技として決めたのだろうな。今回、サーフィンもオリンピックの正式競技になったらしい。これにも違和感。

 IOCの独善的なオリンピック運営は時代に取り残されているというこの投稿記事の趣旨には全く同感だが、スケートボード、サーフィンをオリンピック競技に加えてしまうIOCの感性って、時代に先行しているというか、先行し過ぎているというか、あるいは自分が遅れているのか、ワケがわからなくなってきた。

 あるいは新競技とすることで何か新たな利権でも生まれたのか?
http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/236.html#c12

コメント [政治・選挙・NHK282] 「れいわ新選組」をウロチョロしている池戸万作さんは、「日本経済復活の会」(AJER)の幹事。池戸万作さんが、どのような人物… 新共産主義クラブ
9. 2021年7月26日 18:41:55 : LFdj7v4TY2 : Wjd2WFhmd1NEbzI=[3220]
疑問なのは、なぜ高橋洋一を招いてMMT講義をやったのかということだ。山本氏は右派には過敏なくらい警戒していたと思うが、高橋はあっさりれいわの中に入り込むことができた。それはなぜ? この疑問を解かないとれいわに対する不信を払拭できないのも事実だ。これは山本氏やれいわに対する誹謗中傷やヘイトではない。 
http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/228.html#c9
コメント [政治・選挙・NHK282] 旋風なき「れいわ」どこへ 衆院選で山本氏の復帰なるか(朝日新聞) 赤かぶ
86. 2021年7月26日 18:46:46 : olf8MjX40E : bTd6WE95d3puN1E=[67]
安くていいからもっと小さなステッカーサイズのポスターを配ってくれたら車の後部に貼って応援したい、その方が多くの人の目に止まるし支持者の数も把握しやすいと思う。

マスゴミには期待できない、言葉を封じられるのが落ち。
http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/227.html#c86

コメント [政治・選挙・NHK282] ドイツ紙が指摘「五輪によって、普段は気づかれない日本の問題が明らかになった」(クーリエ・ジャポン) 赤かぶ
55. 2021年7月26日 18:53:46 : LFdj7v4TY2 : Wjd2WFhmd1NEbzI=[3221]
日本メディアは外国メディアに指摘されないと自国の批判もできないのか?
例の日本会議も、最初に報道したのは外国メディアだった。日本メディアが知らなかったはずはない。もっともお仲間の産経はスルーだろうが、朝日や毎日も書かなかったのはどうしてだ。ここに日本メディアの中に起こっている深刻な変化が見て取れる。
テレビや新聞や雑誌が伝えないのなら、国民が自らの手で告発するしかない。
http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/222.html#c55
コメント [政治・選挙・NHK282] 菅首相が国賓級のおもてなしでワクチン前倒し要請もファイザーは“スルー”「野党のせい」と恨み節〈AERA〉 赤かぶ
26. 2021年7月26日 18:54:20 : olf8MjX40E : bTd6WE95d3puN1E=[68]
「野党のせい」・・・それが本当なら打ってない人は野党に感謝しましょう

数年後に結果が出ます、因果関係を認めない不治の病が流行ります。
http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/225.html#c26

記事 [近代史6] 中国に取り残された残留日本兵を救った中国人
中国に取り残された残留日本兵を救った中国人

貧しい農民に過ぎない孫邦俊さんが、なぜよりによって元日本兵などを保護したのかは分からない。孫さんは石田さんを家に連れ帰り、衣服と食事を与え、医者にも診せてやり、家族同様に世話するようになった。孫さん一家が、石田さんを保護したことで得をしたことは何一つなかった。


2021-07-25
中国に取り残された残留日本兵、石田東四郎さんのこと
https://vergil.hateblo.jp/entry/2021/07/25/213549

小野田寛郎(1974年フィリピンから帰国)や横井庄一(1972年グアムから帰国)などと違って知名度はゼロに近いが、1993年、敗戦から48年も経ってようやく中国から帰国した石田東四郎という元日本兵がいる。

この石田さんにまつわる物語は、実に驚くべきものだ。

1912年、秋田県増田町に生まれた石田さんは、1937年、再招集されて中国河南省に渡ったが、終戦直前に行方不明となり、戦死したものと考えられていた。

しかし彼は、銃撃により頭を負傷し、聴覚と記憶を失ったまま生きていた。

1946年秋、石田さんは河南省黒石寨で、ボロボロの衣服をまとい物乞いをしているところを隣村の農民孫邦俊さんに保護された。

貧しい農民に過ぎない孫邦俊さんが、なぜよりによって元日本兵などを保護したのかは分からない。孫さん自身が元孤児だったからという説もあるが、確認できていない。

ともかく孫さんは石田さんを家に連れ帰り、衣服と食事を与え、医者にも診せてやり、家族同様に世話するようになった。しかし当時はまだ日本による侵略の爪痕が生々しく残っている時期で、孫さんの村にも多くの被害者がいた。孫さんは門前にまでやってきて抗議する彼らを必死に説得しなければならなかった。

孫さん一家が、石田さんを保護したことで得をしたことは何一つなかった。

石田さんは負傷のせいで脳に障害を負っているらしく、夜中に大声で叫んだり、自分の顔を殴ったり、与えた靴や布団を切り刻んでしまったりした。また、働く能力がなく、いくら農作業を教えようとしても、草取りひとつ満足にはできなかった。

石田さんが突然半身不随になったときは、孫さんは借金までして彼を治療した。

孫さんがそんなふうに石田さんを親身に世話する姿を見て、周囲の村人たちも、やがて彼を仲間として受け入れるようになっていった。

しかし、文化大革命の時期には、石田さんのせいで再び孫家に苦難が訪れた。日本人を保護していることから「外国と内通している」と批判され、息子の孫保傑さんは学業を中断せざるを得なかったのだ。

孫邦俊さんは石田さんを引き取ってからずっと、彼の家族を探したいと考えていたが、名前も経歴も話せない石田さんの身元はわからず、1962年、彼を帰国させることができないまま亡くなった。亡くなる際、孫さんは息子の孫保傑さんに「これからも日本のおじさんの面倒をよく見なさい。機会があれば日本の家族を捜してあげなさい」と言い残した。

孫保傑さんは父の遺言を守り、1972年に日中の国交が回復すると石田さんの身元探しに奔走した。

1992年、津田康道さんという人が、新聞に載っていた負傷兵は数十年前自分と一緒の部隊にいた石田東四郎さんだと確信し、訪中して面会した後、石田さんの弟である石田小十郎さんに連絡をとった。

翌1993年、血液鑑定により石田小十郎さんとの血縁関係が確認され、石田東四郎さんは日本に帰国した。

しかし、帰国の日になっても石田さんは孫家を離れようとしなかったので、孫保傑さんは自分で石田さんを日本に送り届け、さらに20日間も付き添った。孫さんが帰国すると、石田さんはあちこち探し回り、落ち着くまで10日もかかったという。

2002年、孫保傑さんの妻の王成香さんが養老院にいる石田さんを訪ねると、石田さんは涙を流し、王成香さんが帰ろうとすると自分も立ち上がって着いていこうとした。

ここまでくると、果たして石田さんは日本に帰国できて幸せだったのだろうか、とも考えてしまう。

石田東四郎さんは2009年、肺炎のため97歳で死去した。記憶が回復することはついになかった。

それにしても、敵国の敗残兵だった石田さんを迎え入れ、47年間も親身に世話した孫さんたちの行為は何と表現すればいいのか。親切などという言葉では表しきれないものがある。

この孫さんだけでなく、敗戦時の混乱で置き去りにされた日本人孤児を保護し、我が子同様に育ててくれた多くの中国人養父母たちがいた。

一方の日本はといえば、こうした「中国残留孤児」たちが帰国すると、日本語が不自由なため自立できず生活保護で暮らす彼らを厄介者扱いし、彼らが中国に残してきた高齢の養父母たちを呼び寄せたりすれば、中国人が日本の税金にたかっている、などと言って叩いてきた。

この違いはいったい何なのだろうか。

参考:王浩 『半世紀にわたり日本の負傷兵を世話した ある農民の話』
      人民中国 2005年4月
   孫東民 『時空を超えた人道精神』 人民中国 2006年5月

https://vergil.hateblo.jp/entry/2021/07/25/213549
http://www.asyura2.com/21/reki6/msg/102.html

記事 [ペンネーム登録待ち板6]   東京五輪を中止の決断が、「挑戦する政府」のあるべき行動だ !

   東京五輪を中止の決断が、「挑戦する政府」のあるべき行動だ !

       東京五輪開催への識者の見解・詳報は ?

植草一秀氏ブログ「知られざる真実」
(第2901号:2021年7月26日)

1)〜4)は前回投稿済みです。以下はその続きです。

5)小林賢太郎氏も解任は不可避である !

小山田氏にしろ、小林賢太郎氏にしろ、解任は不可避である。
「おもてなし」とアピールしてきたが、その真意は、「裏ばかり」ということである。
そもそも五輪招致が、不正な賄賂によって、獲得したものだから、表に見せらない「裏ばかり」は想像に難くない。
メンバーの名前を、表に出すだけで、すべてが崩壊する。
菅義偉首相が、「やめることは一番簡単なこと、楽なことだ。挑戦するのが、政府の役割だ」
と語ったと報じられている。

6)菅首相の東京五輪開催の発言は、不可思議な発言だ !

菅首相の東京五輪開催の発言は、不可思議な発言である。
菅首相は、4月23日の会見で、「東京五輪の開催はIOCが権限をもっています」
「IOCは開催することを決定しています」と繰り返し述べた。
「IOCに権限があるから、日本政府が中止にはできない」と、言っていたのではないか。
菅首相の認知能力に、重大な問題があると推察される。

7)東京五輪を中止の決断が、「挑戦する政府」のあるべき行動だ !

「挑戦するのが政府の役割」なら、権限をもつIOCと交渉し、国民の命と健康を守るために、東京五輪を中止を決断させることが「挑戦する政府」のあるべき行動である。
いずれにせよ、23日開会式の演出なしを、早期に確定すべきである。
東京オリパラの招致委員会、および東京都が提出した、東京五輪立候補ファイルにこう記された。
「この時期の天候は、晴れる日が多く、かつ温暖であるため、アスリート が最高の状態でパフォーマンスを、発揮できる理想的な気候である」

8)全国各地で、連日猛暑と高い湿度が報告されている !

全国各地で、連日猛暑日が報告されている。かつ湿度が極めて高い。
この条件下で、「最高の状態で、パフォーマンスを発揮できる」アスリート(スポーツや、他の身体運動に習熟している人である)は、皆無に近い。
さらに、日本には、台風が襲来する。
台風6号が、沖縄付近に停滞している。
非常に強い勢力に発達して、大きな被害をもたらすことが懸念される。それだけではない。
台風8号、9号、10号が、本土に接近する恐れがある。
東京五輪を、台風が、直撃する可能性すら存在する。

9)8万人規模の選手・関係者・メディアが、海外から日本に入国する !

8万人規模の選手、関係者、メディアが海外から日本に入国する。
その検疫体制が、ザル対応(欠点・欠陥が多い)である。
かつ、入国した者に対する、検査体制もザル対応である。
立憲民主党が明らかにしたが、五輪組織委は、外部には公表しない「内部マニュアル」を保持していた。
外部に出してはいけない、部外秘の「内部マニュアル」である。
―この続きは次回投稿しますー

(参考資料)

○《仏国・メディア痛烈批判》「日本人の気持ちを想像すべき」各国が東京

   オリンピック開催に反対する本当の理由 !

(news.yahoo.co.jp:2021/7/3 )

2021年6月17日、菅義偉首相は東京オリンピック・パラリンピックの開催を公式に表明した。しかしウガンダの代表団から新型コロナウイルスの陽性者が出たこともあり、大会開催によって爆発的にウイルスが感染拡大するのではないかと不安視する声もある。6月18日には、尾身会長ら日本の感染症の専門家が「無観客での開催が望ましい」と提言してもいる。
“開催宣言”の直前、同月13日にはイギリスで開催された主要7カ国首脳会議(G7サミット)で、菅首相は「全首脳から大変力強い支持をいただいた。改めて主催国の総理大臣として心強く思う」などと記者団に語っている。各国からの支持を追い風にして、開催を断行する形となったわけだ。
 しかし、果たして各国の一般市民もオリンピック開催を支持しているのだろうか。アメリカのメディア「The Washington Post」が、IOCのバッハ会長を「ぼったくり男爵」と呼び話題を呼んだことは記憶に新しいが、各国の“本音”はどこにあるにのだろうか。今回はヨーロッパ諸国のメディアが報じた記事を中心に探ってみた。

◆英メディア:「開催は本当に正当化されるか ?」と問う、

 たとえば、イギリスのメディア「The Guardian」は、4月12日に公開された社説で、東京オリンピックを中止することによるアスリートと経済への影響の甚大さに理解を示した一方、《(人々の)生命を危機に晒す今大会の開催は本当に正当化されるかを日本政府とI O Cは問わねばならない》と批判を展開している。
《オリンピック開催まで100日を切る中、大会を「人類が新型コロナウイルスに打ち勝った証として実現する」という(菅首相の)約束は、楽観的どころかまったく間違っているようにも見える》
《オリンピック大会直前に、施設の建設が間に合わない、チケットの売れ行きが不調であるなどの問題が発生するのはお決まりだが、感染症が蔓延する中で開催を予定している今回の大会はレベルが違う》
《大会を開催するのであれば、感染拡大を食い止めるためのルールを確実に施行する必要がある》

◆英メディア:「日本政府は日本人の声に耳を傾けない」

 同紙は5月24日に「オリンピック開催の中止を求めている数多くの日本人の声に、日本政府は耳を傾けないだろう」と題したオピニオン記事も掲載した。
《他のG7諸国に比べると日本の新型コロナウイルス感染状況は悲惨ではない》にも関わらず、《日本国民がこの「成果」を政治家の手腕の結果と結びつけていない》と指摘した。
その原因として、日本政府の国民に対する不透明なコミュニケーションと、大きな危機に直面した時に責任を負う気概があるリーダーの不在を挙げている。
 そしてこの2つの問題点が、オリパラ開催を強行しようとする政府と、感染拡大を懸念する日本国民の溝を生んでいると分析しているのだ。

◆ドイツ語圏への声明:「日本に来ないでください」

 ドイツの大衆メディア「Frankfurter Rundschau」は4月19日、日本国内で開催に反対する人々がいると紹介。4月2日に社会哲学者の三島憲一氏や政治学者の三浦まり氏などの日本の知識人20名が、ドイツ語圏の人々に対し、関係する各メディアに「日本に来ないでください」という声明を送付したことを取り上げている。
 この声明には《スポーツで実績を積んできた国の1つが東京オリンピックへの参加を辞退すれば、各国に連鎖反応を引き起こすことができ、結果的に今回のオリンピックは中止せざるを得なくなるだろう》と記載されているという。
 日本国外に大会へのボイコットを呼びかけることでオリンピックの開催を中止させようとする動きは、IOCや日本政府にとってはプレッシャーになるのではないかと分析されてもいた。

◆スペインメディア:「中止は絶対にない」と断言 !

 一方で、スペインのメディア「El Mundo」は、4月14日の記事で、《オリンピックが中止されることは絶対にないだろう》と断言。その理由については《聖火リレーは既に始まり、大会期間中に使用される建物は建設済みだ。東京オリンピックの210億ユーロ分の予算は既に確定され、テレビ局やスポンサーはすでにキャンペーンを開始している》からだと述べている。
 しかしながら、こんな予測も付け加えている。
《大会が中止になるのは、日本政府が感染症の新たな「波」に直面してパニックを起こした場合のみだろう》
 また、G7諸国と比較すると日本の新型コロナウイルス感染状況は酷くないものの、ワクチン接種速度が非常に遅い日本の現状を踏まえ、東京オリンピックの開催能力を疑問視したものもある。

◆「ワクチン普及に大きな遅れを取った理由」とは ?

 フランスのメディア「Le Figaro」は、世界第3位の経済大国であるにも関わらず、日本が他のG7およびOECD諸国と比較してワクチン普及に大きな遅れを取った理由を《(日本国内で根強い)ワクチンへの疑念や(承認に至るまでの)官僚的なシステムが絡んでいる》のではないかという専門家の声を紹介している。
 このようにヨーロッパメディアには、オリパラ開催に否定的な内容が多かった。しかしあくまでもワクチン接種が進まない日本の現状や、「オリンピックを断行しようとする日本政府やIOC」と「それに反対する日本国民や公衆衛生の専門家」の“バトル”を客観的に報じるところで留まっていた。
 しかしいよいよオリパラ開催が迫ってきた6月23日、大会開催に強烈な“否”を突き付ける記事が報じられた。

◆「オリンピックは道徳的なスキャンダル」と痛烈批判 !

 報じたのはフランスのメディア「Libération」。《私たちの声明は、IOCの暴走を止めることを目的としている》と、痛烈な批判を展開しているのだ。
 一部を要約して、本記事をご紹介する。
〈《手遅れになる前に、この大会の中止を求めている東京や日本の人々の声に耳を傾けなければならない。日本国民の6割から8割が大会の開催に反対し、大会の安全確保のために動員される医療関係者からも反対の声が上がっている。東京オリンピックは、日本の医療システムを弱体化させることになるからだ。
 IOCは、恥ずかしげもなく、若くて健康的な世界中のオリンピック選手への優先的なワクチン接種を検討している。これは日本やフランスをはじめとした、大会参加国の道徳的なスキャンダルなのではないのだろうか。強い者を守ること、そして一般人の観客をスタジアムに入れることなく、広告収入を守るためにテレビ放映を行うことがオリンピック精神なのだろうか。公衆衛生や人命の価値は、コカ・コーラ社の広告の価値よりも低いのだろうか。東京オリンピックは、オリンピック精神とオリンピックの構造の「真実」を明らかにした。
 東京大会の開催中止を求め、専門家やスポーツ選手らが世界各地で声を上げ始めている。80%の日本人が反対しても大会が中止にならないのであれば、世界中の連帯が必要だ。特に、フランスは次の夏季オリンピックの開催国として重要な役割を担っている。パリ大会が感染症の中で開催されたとしたら? 感染症が蔓延する中でオリンピックを迎える日本人の気持ちを想像すべきなのではないのだろうか。私たちは、IOCにオリンピックの開催に関して自由な権限を与えることを拒否する。
 惨事を避けるためにも、世界的な感染症の流行の中で予定される東京オリンピック開催を再考すべきだろう》〉
 未決定事項が多い今大会に対する世界中のメディアの目は厳しい。2021年7月、コロナ禍のなかでの東京オリンピック・パラリンピック開催は、どのような結末を迎えるのだろうか。



http://www.asyura2.com/10/nametoroku6/msg/15508.html

コメント [近代史6] 中国に取り残された残留日本兵を救った中国人 中川隆
1. 中川隆[-16036] koaQ7Jey 2021年7月26日 18:59:01 : L74jVt1sps : d1BvM3NxcG10VGM=[35]
中国社会の本質について、その歴史を研究し見抜いてきた者なら、中国人の論理価値基準が誠意のやりとりであることを知っているはずだ。 すなわち、

「中国では善意、誠意に対しては善意で応える。悪意に対しては悪意で返す」


という原理こそ膨大な人口と長い歴史に貫かれてきた社会の価値観なのだ。 この意味で、中国人の心を掴み、理不尽な要求をさせず正義と良心をもって望むようにさせたいなら、それ以上の良心と誠意、善意を与えなければならない。


かつて日中戦争に敗北した日本に対して、周恩来は


「日本帝国主義が中国を侵略したのであって日本人民に罪はない」


とし、日本人のもの凄い負荷になる戦後賠償を求めなかった。

このときの恩義があるから日本は田中国交以降、対中5兆円の賠償ODAを続けているのだ。 我々は周恩来の恩義に誠実に応えなければならない。

http://www1.odn.ne.jp/~cam22440/yoti01.htm


______________
______________

撫順戦犯管理所


1950(昭和25)年7月、スターリンと毛沢東の間で交わされた取り決めによって、私は中国に対する戦犯として、969名の仲間と共にソ連から中華人民共和国へ身柄を移されました。拘留された撫順監獄の正門には、「日本人戦犯管理所」と大書されていました。それでも未だ自分が「戦犯」であるなどとは思ってもみませんでした。「戦犯とは、戦争を発動した天皇をはじめとする一連の指導者たちだ」とばかり思い込んでいたからでした。

 この監獄は、昔日本人が「反満」「抗日」分子をぶち込み、拷問や虐殺を行っていた所と聞きましたが、今や巨額の資金をつぎ込んで改修された、清潔で、明るく、スチームなどを整えた近代的な監獄でありました。そして不思議にも、ここでは「強制労働」はなかった。

 米の飯をたらふく食わせて、勝手に遊ばせておくのです。日本人戦犯が傲慢な、侮蔑するような言葉を投げかけても、看守たちは軽く受け流す。中国の工作員たちは、彼らにとっては正にその「敵」であるこの我々を罵りもしなければ、殴りもしないぱかりか、食事、運動、入浴、理髪、看護など生活のすみずみまで、皆一様に世話をしてくれるではありませんか。皆、その真意を疑いながらも、頭を下げざるを得ませんでした。

「撫順戦犯管理所」の生活の中で、最初に私の心を強く打ったものは、私たちに接する中国の工作員たちの「人間的な偉さ」だった。彼らは唯の一度も我々を罵ったり、手を振り上げたりなどはしなかった。そして親身になって世話をしてくれた。衣食住は、至れり尽くせりだった。労働はなかった。

 伝え聞くところでは、工作員の殆どが日本軍によって肉親を奪われたり、家を焼かれなどしている被害者だったという。孫所長は叔父を、呉指導員は父と叔父を、また看守の一人は自分以外の家族全員を、日本軍によって殺害されたという。その彼らにとって、我々は当然「憎むべき敵」である筈だ。にもかかわらず、彼らは私たちにこのように献身的な奉仕をしているではありませんか。私は、日本軍が捕虜など人間と思わず、拷問したり、虐殺したりした仕打ちを思い浮かべて、大和民族と自己とを深く恥じ、彼らの偉大さに心から敬服した。

http://www.ne.jp/asahi/tyuukiren/web-site/backnumber/01/ebato_taiken_hansei.htm

戦犯管理所の思い出


▼資料解説 

座談会が開かれたのは1956年6月22日、戦犯たちに不起訴の決定が通知され、第一次の釈放のあった日の翌日に開かれた座談会ということになる。

日本への引き揚げ船に乗る前、天津市の恵中ホテルで開かれた。

出典は『人民中国』56年8月号である。


編集部 

みなさんは、まもなく中国を離れて日本にかえられます。中国にいられたあいだのいろんな状況やこんどの釈放をめぐる御感想をきかせていただけるなら、『人民中国』の読者の方がたも―もちろん読者のなかにはみなさんの御家族、親類の方やお友だちもいらっしゃると思いますが―ひじょうによろこんで下さると思います。そこで今日はとくにみなさんに集まっていただいて座談会をもよおした次第であります。


大澤剛(司会) 

座談会にはいる前に中国人民に感謝します。きのう私たちは中国人民政府から、自分たちの過去おかした罪からみて、考えもしなかった寛大な処理をうけ、間もなくなつかしい親兄弟のいる日本に帰ろうとしています。中国をはなれるにあたり、六年間のさまざまなことが思い出されます。昨日寛大な処理を聞いたときのことからまず感想をのべあって見たいとおもいます。

中島宗一 

そうですなぁ、わしや偽満州国の警察に長くおったんですが、あの昨日の自分たちに対する処理を宣告された時、検察員先生の方が、ここにいる戦争犯罪者は人道主義に反し、国際法に反した罪行を犯した者と言われました。私もひとつの例をあげてみるならば、日本が東北を侵略した時、これに反抗して立ち上がった抗日軍を指揮した趙尚志将軍を道案内したというたったひとつの理由でオロチョンの方をとらえ、日本刀で首をきり、さらにその上脳味噌を取り黒やきにして薬だといってのんだ、人間では考えられない行爲をした自分が、だんだん人間としての気もちをもつようになり、私のやった事が本当に悪いことであることを知り、当然中国人民に厳重な処罰をうけなくちゃならないというふうに考えていました。それがこのような寛大処理の恩典によくして、あの時の自分は電気にうたれたようになりました(一同同感の声)。あの時の感謝と感激は一生忘れられません。

伊東恒 

私はあの日撫順で釈放を言い渡されたときのあの廣間にはいった時、私が待っていた裁判が始まったと考えていたのです。だが私はあの検察員の方から中国政府の私たちにたいする起訴免除の決定発表をいわれた時自分の事のような感じはしませんでした。何か私にはピンとこなかったのです。そのうちに名前がよばれたんですが、私の名前があった、その時の気持は何と表現してよいか分かりませんでした。私が過去やったことが走馬燈のようにぐるぐると頭をかけめぐり、複雑な感じでいつの間にか涙がぽろぽろ出るのを禁じられませんでした。

過去陸軍士官学校を出て日本軍の指揮官、教育者としての日本の農村漁村の、本当に純朴な年を東洋平和の為だとか聖戦だとかでだまし、中国へ侵略にかりたてて来たのです。皆さんもごぞんじのように杭州湾上陸につづいて侵入し、杭州一帯の地域で砲兵を指揮し、何のつみとがもない住民まで砲弾で射ち殺し、平和な部落や寺院を破壊したり放火したりしました。そのご憲兵に変りましてからも一生懸命あの兇悪な憲兵の下士官兵を3000名近く教育しました。そしてこれらの者は中国全土アジア全地域にわたり世界歴史上例のない、野蛮残酷な罪行を行って来ました。こうした私に対する決定をきいた時、ただ本当に申しわけなさでもう私は何とおわびしてよいか分かりません。あの時の感激は一生を通じて忘れることは出来ません。

久保田源次郎 

わしも年より役として一言いわしていただきます。私は過去25年の長い間日本軍隊の將校として多くの部下を教育し、また部隊長として戦争に出て行きました。こういうことは国家の為だ人民の為だとか日本はますます国力が大きくなるのだとか、あるいは結局のところ自分の名誉であるとさまざまなことを考えてましてあまたのいくさを行いました。その上、東北では十年の間偽満州国、ことに偽蒙古軍官学校に勤めまして、蒙古の純朴な年を日本軍の軍隊の手先として中国人をもって中国人と戦わすというように、皆さまとちがったあくらつな考えのもとに多くのことをやって参りました。また師団司令部管区の参謀長として偽蒙古軍の司令官を傀儡と致しまして、その人たちの名前のよって私が自分勝手な命令を出して多くの部下や部隊に多くの人民を惨殺する行為をおこなわせました。

いま申しましたように自分の罪行のことを考えると、私は当然死刑もしくは重い刑に処せられ、撫順の管理所において死を待ち、日本に帰れないと考えていましたが、撫順であまたの中国人民の方々の傍聴されている前で起訴を免除されて釈放されるということを聞いた時、まったく夢ではないかと考えました。被害者の方々にまことに済まなかったと、胸がいっぱいです。(同感の声)

岡本鉄四郎 

私は過去大隊本部情報係下士官として抗日軍を120名も逮捕し、椅子にしばりつけ竹刀で殴ったり革で殴ったりして取調べたあと、小さい薄暗いしかも最も不衛生な廟の中に押し込んで、たったアンペラ一枚を与えるだけで、布団もなにもやらず、一日1人たった200グラム、高粱の饅頭を支給しただけで虐待して来ました。長い間、こうして虐待したために多くの人が栄養失調になり、本当に骨と皮ばかりになった人が多くありました。

そのうちの2名の人を医療手当もせず、ついに殺してしまいました。しかも捕虜の家族の方が監禁している廟の近くに来られたことがありましたが、そのときの私は自分の部下に命じてその婦人を縛らせ、さんざん罵倒し、ぶんなぐったあげく、差入れをしようと持って来た饅頭と南京豆をかっぱらって追返してしまいました。また捕虜の方々を後手にしばり、早く歩かないといって、けっとばし、軍刀のサヤで殴り、暴虐の限りをつくし、この方々を鄭州の捕虜収容所に送りました。そうした人々は、東北の昔の偽満に送られ、軍事工場の建築に使
われ、次から次へと殺されてゆきました。

 私は捕虜を虐待殺害したこの罪行を見ただけでも、国際法規と人道主義に違反したことがあまりにも明らかです。それなのに、今日このような寛大なお許しを得たのですが、なんとおわびしてよいか分かりません。

司会 同感です。私自身も東北の憲兵として、中国人民の土地の上に陸軍官舎とか軍事基地を設け、演習場を作り、中国の平和な農民が自分の土地を歩いていただけで、とっつかまえて拷問し、そのあげく、私自身二階の窓から突き落とすようなことまでしてきました。これが自分の過去の姿であり、このような自分の罪行をふりかえってみる時に涙なくしてはおられません。

 私たち戦争犯罪者は、誰を問わず皆このように罪深い罪行を犯したものなのです。こんな事を国のお父さんお母さんが聞いたら、どんなに嘆くか知れません。

一同 まったくそうですね。

司会 

供を育てて人殺しに仕立てようとは親逹は考えていなかったのです。戦争を起して儲けた者は、ほんの一部の者で、私達にはなんの利益もありませんでした。中国の人びとは戦争で、どれだけ多くの人びとが、そのお父さんを殺され夫を殺されていったことでしょう。それを思うとこうして、お許ししていただいたことをまことに申し訳なく思います。

久保田 

傍聴席の人のなかには、肉親を殺され、現在この世に居られない方の遺族がおられたことと思います。平頂山事件で三千名の中国人民が殺害されたときたった一人生き残った方素栄さんのような人もいたでしょう。私はそのことを考え、泣かされて来ました。

石田傳朗 

私はあの釈放を言い渡された廣間にはいった時、それとなく二階の傍聴席を見たら政府機関の人、市民の方がおられました。その方々の前であの起訴免除の言渡しを聞いた時、背中にあたたかいものを感じて来ました。現にあの撫順の土地では、日本軍は平頂山事件の大殺戮をやったし、それには私も加わったのであります。その被害者よりあの寛大な処理を受ける時、私はほんとうに中国人民の寛大なあたたかい心を感じました。私は東北でどのような事をやったのか、ただ申し訳ない泣きたい気持でいっぱいでした。

司会 

まったくです。このことは一生涯を通じて忘れることは出来ません。このことは自分達ばかりでなく家族の者も中国人民に感謝していると思います。

白井藤代 

私は過去を考えれば許せない人間なのに寛大な言渡しをうけて心から泣いたのです。そればかりか私は貧しい漁師の息子で、生まれて三十七年間、軍靴以外クツをはいたこともなかったのに、こんど立派な革靴をもらいました。そのとき私は過去の自分を考えざるをえなかったのです。私は中国にお客様として来たのでしょうか、そうではありませんでした。私は中国におしわたり、本当に罪のない平和な労働者や農民の方々を殺害したり拷問したりした許すことのできぬ罪人ですのに、その私を許して下さいまして私は感激せずにはおれませんでした。

岡本 

そうです。自分はあの寛大赦免の言渡しを聞いたのちいよいよ帰国するというので、所長さんはじめ管理所の皆さんから見送りをうけるばかりか、考えてもいなかった送別の宴会までしていただいた時、胸がいっぱいになってどんなに感謝してよいやらわかりませんでした。私は所長さんの手を握りました。そしてこれからあやまった道には進みません、必ず人間としての道を進みますと誓って来ました。

司会 

そうです。私も昨日管理所を出る時、工作員の方々や班長さんや看護婦さんの顔を見ているうちに、まったく家を離れるような気持がしました。

久保田 

わしも別れるとき、ついとりこんで御厄介になった看護婦さんやお医者さんに会ってお別れ出来なかったのが残念でした。一目でも会ってお別れしたかった。病気をしてお薬や注射をうってもらったり、どれだけお世話になったかわかりませんから・・・・(同感の声)

中島 

本当にやさしい人達ばっかりでしたねぇ。わしやみんなが『おじいちゃん』となつこく呼んでいたあの年輩の工作員の方が見当らなかったけど、ぜひ一目会いたかった。何とか一目会ってお礼をいいたかったんだが見つからなかった。いよいよ管理所を出る時は、むしように管理所がなつかしくなって来て・・・・皆もうしろをふりかえりふりかえり名残り惜しそうに見ていたけれど、これは私達の本当の気持でしょうねぇ。(全員同感の声)

石田 

そうです。夜なんか、寝冷えさせないようにフトンかけて下さったり、日本から手紙や写真が来ると、お父さんや兄さんは丈夫かと写真や手紙をいっしょに見て自分のことのように喜んで下さった。その工作員さんにとうとうお礼のことばもいわずに残念でした。私はあたたかい身内と別れるようなつらさでした。

伊東 

そうですねぇ、私もお世話になった李班長さんを血まなこになって捜したのですがどうしても見えなくてお別れ出来なくて残念だったのですが、崔先生や趙先生に元気で発ちましたとくれぐれもよろしく伝えてくださいとおたのみしたら『必ずお伝えします』といわれたので安心しましたが、まったく名残りおしいことでした。

司会 

本当にこの六年の間に肉親のようなつながりが出来ていたのですねぇ。ふりかえってみると六年前に新中国に来たとき、私達の間にはどんな考えがあったのでしょう。思い出してみましょう。

若月金治 

それですがねぇ、管理所に来た当時は殺されるのではないかとオドオドしていました。自分でもおかしいくらいですが、最初散髪にいった時ヒゲをそってもらいながら、もしかしたら首を切られるのじゃないか(笑声)と思いましたが、無事に終ってホッとしましたよ・・・・。またあの大きな煙突ができたとき、私達が過去やったことを思い出して、俺達もあの下でこっそり殺されて、焼かれてしまうのではないかと思いましたが、あの煙突が出来上って見ると、入浴場にはマンマンとお湯を送ってもらうし、冬は暖かいスチームを通してもらうし、みんなわれわれのためにやってもらったのです。

久保田 

そうですよ、入浴場一つ見ても分かりますねぇ、過去われわれは、真冬に中国人民に水浴させたのに・・・・

中島 

わしは昔、中国人民を散々侮辱してきたので、中国に渡されたとき、今度は俺がやられる番だと考えていたが、部屋はキレイで廣いし、ご飯の時などは『たりたか、たりないか』とかならずきいてくれたものです。私はまたこの事から、俺達は日本人だから恐れられているのだ・・・・(笑声)こんなところにおっても日本人は恐れられているのだと思っていましたが、こんな考え方が変ったのは、朝鮮戦争が停戦になった時からです。はじめのうちは、米軍が東北にはいって来て俺達を出してくれると思っていました。

司会 

アメリカ軍が『解放』してくれると考えていたわけですね・・・・(笑声)

中島 

そうですよ。所長さんは最初から、かならず中国と朝鮮の人民が勝つといっておられたが信じられなかったのですよ。それが現実のなかから段々わかって来ました。それからもうひとつ。私は過去中国の人を欺瞞して使用するということをやって来ましたので、管理所で工作員の方々が色々してくれるのを見て、ハハアこの裏には何かあるわい、政策だ、手だと考えて、やってくれることすべてを有難いとは感じられなかったです。

ところが末梢神経炎にかかって動けなくなりましてねぇ、夜も眠れませんでした。そのとき毎晩お医者さんが廻ってきて診て下さったり、また工作員さんがしょっちゅう部屋に来て要求があったら、どんなことでも言ってくれ、すぐ解決するからといわれ、わしらの考えていることをいうと何でもすぐ解決してくれました。注射を四、五十本も打ってくれました。

司会 

このような現実からだんだん中国を信頼するようになったのですね。

白井 

私はですね、一昨年の四月頃でした、歯がいたくて運動室で休んでいた時、管理所のパン工場で働いている人がいつものように室の前までパンを運んで来ました。ところがその人が休んでいた私に『あんたは白井さんではないですか、私を忘れましたか』というんです。私は不思議に思った。私に中国の知人はいないはずだ、それで私もその人の顔をよくみてみたが、どうしてもはっきり思い出せない。しかしふッと思いあたるふしがあって身体中の血がいっぺんに下ったように感じました。きいてみるとやっぱり私が兵隊として駐屯していた山東省のある村の少年でした。

そのころは十四、五歳の少年でした。私は何度もこの少年を丸太やその他でなぐり、また小さい身体にいっぱいまきを背負わせ、歩くのがおそいといっては蹴とばしたもんです。それからまたあの人たちが汗水たらしてつくった穀物を全部取り上げてしまったこともあります。そのごあの人の両親は亡くなり、たった一人生き残ったあの人は東北に来たんです。これはそのとききいてわかったのです。私はそのとき、これはただごとではすむまいと覚悟しました。しかし私の考えとは反対に、その人は私に『早くよくなりなさい』といって出て行きました。その後もずっとパンをもって来てくれる度に私に会うと『元気ですか』とたずねてくれます。私はこれをきくたびに私の過去と、またあの人たちの家族のことを思わずにはいられませんでした。

石田 

中国の人をどう見るかということですが、私もはじめのうちは復讐されるとおもっていました。ある日あたりちらしてやるつもりで工作員の人に面談を求め、づけづけといろんなことを言ったことがあります。私は怒られるにちがいないと考えていたのですが、先方は、『食事はまずくないか。夜はよくねむれるか。まあ身体を大切にして下さい。君の問題は私も考えてみましょう』とやさしくさとしてくれました。このようなことは一度や二度のことではないのです。むちゃくちゃなこともよく聞いてもらえることから、私の考えが間違いだ、どうもおかしいと考えはじめ、度を重ねるうちに罪を考えはじめました。

若月 

私も色々ありますが、私は寝ぞうが悪いんです。(笑声)背中をおっぽり出してうとうとしていると班長さんがはいって来て布団をなおしてくれました。だまっていると、次の人の布団をなおしてそっと出て行かれました。また国慶節の時でした。御馳走を腹いっぱい食って、トランプをやり、大ダブラをやっていると、そこへ皆さんの知っている班長の『おじいちゃん』がはいって来て、にこにこしながら落花生を机の上においてゆくのです。あの人は頭がすこしはげているんですが、思わず私は背中に水をぶっかけられたような気がしました。

それにはわけがあるんです。大体あの人は三東の人なんです。私はその三東にいたとき、ある日行商人をつかまえ後に廻って、側にあった石をその行商人の頭にたたきつけ、頭を割ったことがあります。そしてその人がかついでいた籠のなかから落花生をとったんです。ところがその行商人が頭のはげた班長さんによく似ているんです。そのときはっとして、それから自分のやった事を真剣に考えるようになりました。自分のやった事が人間のやる事じゃなく、戦争とはどんなものかを考えるようになりました。

中島 

あるとき私は飯をたくさん貰って、のこったのを便所へすてたことがあります。叱られると思っていたら、工作員さんは『お百姓さんの苦労を知っているでしょう、このようにめしを捨てることは、人間のやることではない。』といわれ、私もやっぱり百姓の子ですから、悪い事がすこしわかりました。

司会 

いろいろ工作員さんが実際的に示すことのなかから、過去やった事は悪いと自分でさとるようになって来ましたが、これは戦争についての考え方のうえでも同じで、はじめは戦争の悪いことがなかなかわからなかった。それがやはりだんだんわかってきたといったようなことがあると思います。

若月 

戦争の問題が出て来ましたが、中国の各地を参観させてもらい、中国の発展している姿をこの目で見たときは、戦争がなければこんなに発展するものかと、戦争の悪いことをはっきると知ることが出来ました。ハルピンの亜麻工場で工場長さんがいわれたとおり、戦争がなければ、人間の生活は豊かになります。ハルピンに参観に行ったときに、赤いネッカチーフをつけた女の子が小さい弟をつれていて、その弟が『この人たちは誰?』と姉さんにたずねました。私はなんと言われるかと、好奇心を持って聞いておりますと、『この人達は働いている人民を学習に来られているんです』とやさしく弟におしえていました。私は働いている人を殺すなんて、どんなに悪いかがわかりました。私はこの幼い少女におしえられました。

司会 

中国人民の、やさしい態度の中から、人間はどうあらねばならないかが分かって来たのですね。その裏には、いろいろな、6年来の生活全体があった訳ですね。どうですか、生活のことを話しましょう。

中島 

私はいま16貫あまりあります。敗戦時は14貫少々でしたからね、家族が見たら見違えると思いますね。

若月 十年間に二貫目ふえた・・・・


岡本 そのうえ若返って帰るとは変だねぇ。


中島 

家族がいちばん喜ぶのは、私が健康でかえることだと思います。よく薬を飲んだ私が、いまこんなに元気になっているのは管理所の人たちのおかげです。例えていうと、ヘントウ腺がはれて、うがい薬でももらいたいと医務室に行くと、すぐ注射室へつれていってペニシリンをうってくれるんです。病気をさせないように、消毒や身体の検査など、みんな大きな努力を拂って下さいました。だから、私がこんなに元気なのも決して奇蹟ではありません。

司会 白井さん、どうですか療養所は?


白井 

私の療養所行きは、変っているんですよ。まったく自覚症状がなかったのに、ある日工作員さんから療養所に行くようにといわれて、びっくりしたのです。自分で自分の病気に気がつかないうちに管理所では、定期のレントゲン透視でチャンと私の身体が悪いことを知って、療養所にやって下さったのです。療養所は林を背にした小高い山の中腹にあって、ひじょうに見晴らしのよい公園のようなところです。療養所の部屋には真白な敷布をしいたベットがあり、手箱、魔法瓶、看護婦さんを呼び出す呼びリンまでついています。療法には、空気療法、滴入療法、体育療法があり、科学的に検査され、一人一人療法がちがうのです。私は体育療法だったわけです。療養所では付添いの人が一切をわが事のように面倒を見て下さるのです。そのために、私はこんなに元気な身体になったのです。

司会 

そうですね、療養所に行った人もひじょうに元気になってかえって来ましたね。

岡本 

いま医療の話が出ていますが、私なんか六年間これという病気もせず、本当に元気で過して来たんですが、私の隣に寝ていた岡田豊君なんか、三年半近くも胃が悪くて、ハルピン以来入院していたんですが、この人の話を聞くと、入院中婦長さんが岡田君に、これからはなんでも貴方の好きなものを作って上げますからと言われたそうです。すると岡田君は、私はカステラとサツマ薯のキントンが食べたいと言ったそうです(笑声)。ところがカステラはわかるが、サツマ薯のキントンは一体どうして作るのか中国の人にはわからないのです。

司会 そうですね、中国にはないんですから。


岡本 

それでも本人が食べたいというものだから婦長さんは作り方を教えて下さいといわれたそうです。それで岡田君はキントンを作るには、こうやって、ああやってと作り方を書いて、婦長さんに渡すと、婦長さんは夕食の時に『言われた通りには出来なかったけれど、ひとつ食べて下さい』といって持って来られた。そのとき岡田君は夢中で食ってしまったそうです。昔、お母さんが作ってくれたキントンとおなじようにうまいので、ひじょうに喜んでパクパク食ったそうですよ。

婦長さんは、いままで何を食っても嘔吐をもよおしたり、食べなかったのにたくさん食べるのを見てひじょうに喜んで、これからは毎日でも作るから、いちどに沢山食べ過ぎて、体をこわさないようにといわれたそうです。このようにして岡田君の病気は、だんだんよくなってゆき、今ではすっかり元通りに元気になって、われわれと一緒に帰れるようになりました。

司会 

岡田君も日本に帰ってお母さんからキントンを作ってもらう度に思い出すでしょうねぇ。

岡本 

その時に、婦長さんが『私は中国人民にあなた方の病気を治すように依託されているだけでなく、あなた方の家族の方々にも、あなた方の病気を治す責任を負っているのです』とこのように言われたので、岡田君はひじょうに感激し、自分が過去中国人民にたいしておこなった行為を、ふり返らざるを得なかったといっていました。


司会 

そうでうねぇ、いまの岡本さんのような話はどれだけ多くの人々が経験したかわかりませんねぇ。

白井 

本当にお世話になりました。今もうすっかりよくなりましてねぇ。バレーやバスケットのことをいうと、昔はボールなんかいじったことはありませんでした。中国に来てはじめてバスケットやバレーボールが出来るようになりました。そればかりか今ではみんなのなかから選ばれてバレーの選手にもなっています。

中島 

いやぁ、わしもねぇ、あのスケート場が出来た時なんか五十ツラさげていまさらスケートなんか、ころんで腰の骨を折るのが関の山と思っていたところが、多くの、はじめてだという同僚がたった二、三日位ですべれるようになるのを見ると俺もやってみたくなり、やってみると面白くてやめれぬようになり、すべったりころんだりしたけれど、人並に滑れるようになりましたよハハ・・・・。実をいうとねぇ、私は長野県の諏訪湖というスケートの盛んなところに生まれたんですがねぇ・・・・そのわしは中国ではじめてスケートをおぼえるなんて、まったく・・・・

岡本 

僕はねぇ、チョット運動のほうは苦手なんだけどネ、しかしそれでもねぇ、パン食い競争とか魚釣とか、宝捜しとか、クス玉割りとか、玉入れとかあまり走らないのは得意でねぇ・・・・(全員爆笑)。俺はあまり競技に出なかったが、たったひとつ競技に出て賞品をもらったことがあるよ。それはピンポンの試合に出たんだ。マサカここでピンポンなんて出来ると思っていなかったんだが。

久保田 

私もこんな年寄りだけどネ、半日運動をやらせてもらって、けっこう若い者とおなじように丈夫ですよ。

中島 

わしやね、昔、中国の人を捕えて留置場に一年近くもホウリ込んでいたことがあります。その間運動どころか、散歩すらさせず、いれッ切りでした。そのためその人達は青白くやせこけ、外へ出た時なんかちょっと歩くとフラフラしてぶッ倒れるという有様でした。このことと中国政府が自由に運動させてくれたことと思い合わせて、何と感謝してよいかわかりません。

司会 

全く私達は自由な運動が充分出来、飯の腹一杯食わせてもらいました。こんどは自分達の食生活をふり返ってみましょう。

久保田 

まったくわしみたいな年寄りは、腰が曲ったり、あちこち体が惡いもんだから班長さんはひじょうに心配されて『飯が食べられるか』とか『かめないのではないのか』とか『お菜はたべられるか』とか、いろいろ心配されて年寄りには年寄りに似合った食事を作って下さったり、患者食には三品も四品もいろいろ変ったものを手数をいとわず作って下さった。いつも昔のことを引合いに出すようですが、いぜん私が東北にいた当時、中国の人たちに対したのとはまったくちがっています。

司会 それから、私たちは日本人好みのもを沢山たべて来ましたねぇ。

若月 

そうですよ、私も年が若いものですからね、正月や旧正月になると、きっと炊事に餅つきのピンチに行きましたよ。向う鉢巻きで皆が威勢よく気合いをかけて餅をついてね。ほんとうに日本に住んでいると同じように紅白の餅が食べられるとは考えてもみなかったことですよ。そして、工作員の方も汗をかいて餅つきを手伝ってくれましたね。

中島 

日本人好みの食事というと、すしも食べましたね。わしはここで巻ずしが食べれる、ちょっと考えていなかったですよ。

岡本 

そうですよ、わしも、もともとすしが好きだったもんですからね、六本も七本も巻ずしを食べて皆に笑われましたよ(一同笑声)

白井 すしもそうですが、大福餅、おはぎ、ぜんざいなんかもね。

司会 

私らは山の中で育って、まったく味噌と漬物しか食べて来なかったんですがねぇ、それが中国では毎日白米飯に美味しい副食を食べて来ました。その他こうした民族の習慣や好みをよく尊重して配慮してくれましたね。

中島 

真冬にキウリ、ホウレン草、これをみただけでもどんなに私たちのビタミンの吸収、栄養の攝取を考えておられたかよくわかりますよ。

司会 食事の面でもそうでしたが、衣類の面でもやはりそうでしたね。

伊東 

そうですね、衣服など毎年新しい物をもらって、とても着つくせるものではなかったし、すべてこんな調子だからせっかく日本から小包で送ってくれたものに少しも手を通す必要がなく、今度それを背負って歩いているというわけですよ。


中島 イヤー、私もそうですよ。


石田 そうでしたね、破れた物などひとつも着ることがなかったですね。


司会 

私たちは食う物、着る物いずれも恵まれた生活をして来ましたが、もっとまだ樂しいことがありましたね。

若月 

そうそう、踊りとか劇とか、わしはどうも人から手をたたいてもらうのが好きでしてねぇ(笑声)。踊りなど何百とやったですね、日本民謡、朝鮮舞踊、中国のヤンコー、腰鼓、それにあの茶摘の踊りや蓮の花の踊りなどね、それからソ同盟の踊りもね、大がかりな芸能祭は、みんなで三十回以上もやったですよ。


中島 久保田さんも芸能祭に出られたんですね。


久保田 

ハイ、私も過去は号令かけることしか知らなかったのですが、年寄りも若い人に見せてばかりもらっていてはだめだと思って、一度舞台に立ったんですが、とたんに拍手されて、あがってしまってね、観客の誰が誰だか見分けもつかなくなってしまってね、それでも合唱が終ると、またもアンコールでしたよ。この禿頭が舞台に上ったのに同情してくれたせいもありましたでしょうがね、アハハハ・・・・(笑声)

中島 

そうそう、久保田さんはあれからずうっと舞台に立っていましたね。今度はお孫さんと一緒に大いに踊りや歌もやるんですなァ。


久保田 ええ、やりますとも。


司会 踊りの時は『ムスメ』さんもおおぜい出て来ましたね。


若月 

そうそう、あの『ムスメ』さんの衣裳造り、かつら造り、化粧、あれはなかなかたいへんでしたよ。

司会 

いつか日本から来た代表団が私たちの芸能祭を見て、『この管理所には日本人の女もいるんですか』と聞いたことがあったそうですよ。

中島 

劇がちょっとでも遠のくと、もうありそうなものだがなァと、ちょっと淋しくなることもありましたからね。いざ劇だ芸能祭だとなるととたんに張りきり方がちがってね。それに私たちが踊りや劇をやるとなると所長先生から工作員の方、それに家族の方、看護婦さんなどみんな見物に来られたですね。日本人民の状態を描いた劇には涙を流して、もうとても観ていられないと言われ、こんなに真剣に中国の人びとは私達の芸能祭を観てくれたんですよ。 

若月 

管理所の工作員の方々はよく子供を連れて来られるんで、子供の声が聞えるとやっている者はとても張り切ったんですよ。


司会 映画も沢山みましたね。


若月 

私が記憶している範囲でも、三百本以上でしたよ。日本の映画も沢山みましたね。『太陽のない街』『二十四の瞳』など、ああした映画は感銘が深かったですねぇ。それからわれわれの間では、インド映画が好評をよんだですね。

岡本 イタリアの映画『自轉車泥棒』もそうでしたね。


中島 

管理所では、あの楽団も、ずいぶん私達を楽しませてくれましたね。こんど帰るときはその楽器までもらったりして・・・・。

石田 

樂団が最初出来たときは、スカスカラッパであったんですが、とても上達しましたね。最近では、あの『ウィリアム・テル』や『黄河合唱の歌』なども立派にやりこなしていましたからね。私は納涼会で音楽を聞き、踊りを見るのが、なによりの楽しみでした。

白井 

いや、まったくそうでしたね。あの音楽会では『さくら』『越後獅子』、踊りでは『八木節』『安来節』など、ほんとうにこんな美しい文化遺産が私達の祖国にもあったのだと思うと、とても祖国が懐しくなることがありましたよ。

若月 

たしかに、私達の文化活動は、大きな力をもつようになりましたね。そればかりでなく、昔は譜を読むのに大変だった人が、いまでは作曲できるようになったんですからねぇ。

岡本 

作曲ができるようになったばかりでなく、絵を描く人も、六年のうちに沢山出てきましたよ。私自身も昔からぼつぼつ絵を描いていましたが、中国に来たときは、もう自由に絵を描けまいと思い、悲観していました。ところが、絵をかきなさいと油絵具や其他の道具など全部そろえてくれました。この六年間のうちに、大型の油絵など私一人だけで百点も描きました。そのほか水彩画、ポスター、スケッチなど全部合わせれば、私だけで、八百点ぐらい描きましたよ。(ホーと一同びっくり)

若月 岡本さんの『チベットの豊収』、あの絵は大したもんですね。

岡本 

いやー、そのほか全然絵の描けなかった人で、絵が描けるようになった人がたくさんいますよ。さきほど若月さんがいわれたように、作曲のできない者が出来るようになり、絵の描けない者が描けるようになったり、私達は、個人の才能と趣味を生かすことができました。

中島 

本当ですね。岡本さんがいわれたように、趣味を生かすということは、大きな事ですよ。碁も今では誰でもうてるようになっていますよ。

司会 私も管理所に来てから、碁をうちだしましたよ。


岡本 私達はそのようなことを通じて、人間らしくなって来たのですね。


司会 いま人間らしいといわれたが、人格が尊重されておりましたね。


中島 

私は警察にいて、人をたたくなどは何とも思はず、当り前だと考え、街頭でも中国の人をずいぶんなぐり、また警察にひっ張りこんでなぐりました。中国に来てからは、わたしたち一同一度もなぐられたことはないですが・・・・。

伊東・久保田 まったくそうです。

司会 

それでは最後に参観について話しましょう。岡本さんは、中国の11の省を見てまわって、どう考えられましたか。

岡本 

参観のことですが、6400キロの旅行をさしていただき、私はこの中から何処へ行っても感じることは、ひじょうに、まあ中国の景色が美しいということを今度程感じたことはありませんよ。私は昔は戦争の絵などかいていたのです。中国の町や村が爆撃で廃墟になったその景色をかいていました。しかしそのような景色がこんど参観したあの美しい景色とくらべてどんなに醜悪なみにくいものであったか、このようなものを美しいと感じていた自分を反省することが出来ました。

揚子江の両岸の菜種の花の咲いたところ、また漢口から杭州にかけてどこにも咲いているアンズや梨の花など、本当にきれいな景色だと感じました。鉄道沿線の町や村や住宅やまたハゲ山が植林されているのを見て、皆さんも美しいと感じられたと思います。これは誰がつくったのでしょうか。もとから美しくはなかったのです。中国の人が戦争の廃墟の中から建設して出来たものであることを私はしみじみ感じました。この中から私は、平和な環境のなかで美しい心をもった人があってはじめて美しい景色が出来ることを学んだのです。このような美しい町や村をふたたび廃虚にしてはならない、これこそ最大の罪惡であると本当に強く感じました。この村や町に中国の人の尊い血が流され骨がうずめられたことを考えるとき、過去の行為を反省せずにはおられませんでした。

伊東 

杭州は私は前にいたことがあるのでとても印象が深いものがありました。日本兵がバリケードをきずき、銃剣をつきつけて通行人を検査した所も、いまは平和建設の工事がすすんでいました。西湖や霊隠寺などの名勝地もあの頃は日本の軍隊ががんばっているので、中国の人で遊びにゆくものは誰一人いなかったところですが、今では農民らしいおじいさんやおばあさんがお寺まいりしているのを見ました。私はすべてのものが中国人の手にもどったことを強く感じました。そして名所古跡もいまさかんに修築されていました。

司会 

参観といえば瀋陽市郊外の大村に行ってあのおばあさんからあたたかい気持で会ってもらった。しかし実際には、いまさらこちらから顔を出せた義理じゃないんです。こういう中国の人たちの寛大な気持についてどうですか。

若月 

私は養老院で老人の方がきれいな部屋に住み、植木いじりや玉突きを愉快そうにしているのを見て、ふとおふくろはどうしているだろうかということを考えました。老人の方は、日本の人にも自分たちとおなじように老後のたのしい生活をさせたいと言っていました。私は老人の方が、私たちの親のことをも考えて言ってくれたのだと、そんな気持がしました。

司会 

私たちは長い間中国の人びとの配慮をうけて来ました。このなかから、わたしたちは中国の人たちが世界の平和をつよく願っていることを知りました。私たちに対する態度、日本人民への友情もここから出ているとおもいます。私たちは過去の罪悪を知り、ふたたび中国の人に銃をむけることは出来ないと強く感じています。

第二次世界大戦に苦痛がアジアの人びと、世界の人びと、わたしたち日本人自身のなかに強く残っているのです。自分たちの行く道は平和の道だし、この道こそ自分たちのすすむべき道だと思います。今日天津に集まって間もなく日本に帰ろうとしていますが、今後私たちは二度と前のような道は歩まず、平和のために努力しなければならないと思います。(全員同感の声)


 中国の皆様から受けたあたたかい配慮に心から感謝し、中国の皆様への最後の言葉としましょう。それから『人民中国』編集部の方がわざわざこの座談会をひらいて下さったことにも感謝したいと思います。

編集部 

たいへん長いこと、どうも御苦労さまでした。かさねてお礼申し上げます。みなさんは、いよいよ中国をあとにして、みなさんの祖国日本にかえられ、家族の方がたと一家だんらんの楽しい日をお迎えになります。どうか日本にかえられてから、平和で幸福な生活をお送りになりますよう心からお祈りしております。では、みなさん御元気で。どうも有難うございました。 

【出席者】

大澤剛 1922年岐阜県生まれ。公主嶺憲兵分隊特高係憲兵軍曹。故人。
中島宗一 1909年長野県生まれ。竜江省警務庁特務課地下工作班長。故人。
伊藤恒 1911年佐賀県出身。関東軍憲兵司令部教育隊教務課長憲兵少佐。故人。

久保田源次郎 1888年東京生まれ。「満州国」軍第九軍管区副指令少将。故人。
岡本鉄四郎 1915年愛媛県生まれ。117師団389大隊伍長。故人。
石田傳郎 1907年三重県生まれ。間島憲兵分隊長憲兵少尉。故人。

白井藤代 1920年千葉県生まれ。59師団45大隊第2中隊分隊長兵長。故人。
若月金治 1924年山梨県生まれ。59師団41大隊5中隊一等兵。故人。

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★  漢語迷の武漢日記  ★


中国の武漢に留学している「漢語迷」と言います。「漢語」は「中国語」という意味です。 「迷」は日本語でいえば「おたく」に近い意味です。例えば、「球迷」といえば、 「サッカーおたく」といった意味です。私は今、中国語の勉強に情熱を燃やしているので、こういうペンネームにしたわけです。

「漢語迷の武漢日記」と題して、中国の留学生の生活・中国の学生の生活といった身近なことから中国の政治 ・経済・社会・マスコミの状況など少し大きなことまで、いろいろなことを皆さんにお伝えできればと思っています。 あまり大したことは書けないとは思いますが、中国に関心のある方はよろしかったら読んでみて下さい。

漢語迷は、2002年6月23日をもって、武漢での留学期間を終え、7月から中国の経済特区・深センで仕事をすることになりました。 今後はビジネスという角度からの情報も含め、これまでの『漢語迷の武漢日記』の名称のままで、引き続き中国レポートをお送りします。 読者の皆さん、今後ともよろしくお願いします。

http://www1.odn.ne.jp/kumasanhouse/kangomei/

第1回 日本人留学生の生活 


 皆さん、こんにちは。私はこの九月から中国の武漢というところに留学している者です。年は30歳。仕事を辞めてやってきました。ペンネームは「漢語迷」と言います。「漢語」は「中国語」という意味です。「迷」は日本語でいえば「おたく」に近い意味です。例えば、「球迷」といえば、「サッカーおたく」といった意味です。私は今、中国語の勉強に情熱を燃やしているので、こういうペンネームにしたわけです。
 今日から「漢語迷の武漢日記」と題して、中国の留学生の生活・中国の学生の生活といった身近なことから中国の政治・経済・社会・マスコミの状況など少し大きなことまで、いろいろなことを皆さんにお伝えできればと思っています。あまり大したことは書けないとは思いますが、中国に関心のある方はよろしかったら読んでみて下さい。

 今日は第一回ということで、とりあえず一番身近な留学生の生活を報告したいと思います。

 私は今、二人の日本人と生活しています。彼らと生活していて驚いたことは、彼らがほとんど勉強をしないということです。今は授業にすら出ていないという状況です。それでは一体何をしているのかと言うと、毎日のようにプレステをやったり、日本のビデオや漫画を見たり、スポーツをしたり、音楽を聴いたりして生活しています。もちろん、これらのことをやってはいけないとは言いませんが、これらのことで留学生活のほとんどが占められているというのはやはり問題だと思います。彼らが「親が金を送ってこない」などと怒っているのを見ると、彼らの親は本当にかわいそうだと思います。「何のために留学しているんだ」と言いたくなります。一番困るのは、彼らが音楽をすごい音量で聴くので、勉強に集中でできないということです。今や耳せんが不可欠になっています。中国には耳せんが売っていないので、日本から持っていった耳せんがぼろぼろになっています。

 留学生寮というのは中国の学生から隔離された世界なので、自分から中国の学生に積極的にアプローチしていかなければ、全く彼らと接せずにすんでしまいます。私はかなり中国人の友達が増えましたが、中国人との接点がほとんどないという人も多いようです。

 私は日本いるとき、「留学をした」という話を聞くと、「じゃあ、もうペラペラでしょう?」などと紋切り型に言っていたものですが、実際に来てみると、語学の習得というのはやはり一人一人の努力に依存しているというのを実感します。 私の方は彼らにかまわず、1日1日を大切にして勉強していこうと思っています。今また、すごいボリュームで音楽が鳴り始めました。困ったものです。それでは、今日はこれで失礼します。

1999.12.4

第2回 留学生と中国人学生の格差 


 皆さん、こんにちは。今日は中国の留学生と中国人学生の置かれている生活環境の格差についてお伝えしたいと思います。

 まず最初に私たち留学生の生活環境について簡単に紹介しましょう。武漢大学の留学生寮の場合、四人部屋になっています。ただ、四人部屋といっても、中には一人一人の個室があります。冷暖房は完備、当然お湯も出ます。ただ、この夏は新しい留学生寮ができたばかりということもあり、結局は冷房がつかず、40度近い暑さの中を扇風機だけで過ごさなくてはなりませんでした。暖房も使い始めの頃は漏水があったり、すぐに壊れたりして大変でした。お湯が出なくなったり、停電になったりということもたびたびです。そういうわけで、留学生の間では不満が絶えません。

 しかし私が初めて中国人学生の宿舎に行ったとき、こうした不満は一気に吹き飛んでしまいました。彼らの部屋は八人部屋でした。中に入ると左右に二段ベッドか二つずつ。日本のユースホステルを思い浮かべていただければいいと思います。真ん中に共用の小さな机が二つ。もちろん個室などというものはありません。冷暖房は当然なく、冬をしのぐ手段は 「窓を閉めること」 だそうです。シャワーも水しか出ないので、耐えられない人はバケツにお湯を汲んできて使います。
 私が中国人学生の宿舎に遊びに行くと、誰もが決まって「私たちの宿舎は環境が悪くて恥ずかしい」と言います。そのたびに私は返答に困ってしまいます。 中国人からしてみれば留学生は本当に贅沢な暮らしをしているのです。

 こうした現象が起こる背景には円と元の価値の格差があります。中国人の一ヶ月の給料の平均は都市部でも一万円ちょっとです。つまり、日本人と20倍ほどの格差があるわけです。留学生の学費や部屋代は中国人学生に比べて格段に高いので、やはりいい環境の所に住めてしまうわけです。 逆に、中国の学生が自費で日本に留学することはほとんど不可能というのが現状です。中国人学生の友達の友達が日本に留学しているそうなのですが、彼は死体運びなどをして生計を立てているそうです。毎日遊んで暮らしている日本の留学生とは何という違いでしょうか。

 このような経済力の差を背景に一部では何か自分が偉くなったものと勘違いし、傲慢になってくる日本人も出てきます。恐らく日本でも報じられたと思いますが、武漢でこのような事件がありました。ある日本企業の駐在員が、ホテルで注文と違ったものが来たのに激怒して、ウェイトレスに土下座して謝らせたというのです。結局、この社員は強制帰国という処分になったようですが、日本の「週刊新潮」ではこの処分を「国辱」などと言って批判していたようですね。(私は直接この記事を読んだわけではありませんが。) しかし、私に言わせれば、これぐらいしてやらないと日本人の王様気分はなくならないのではないかと思います。(もちろん、日本企業の駐在員がこのようなひどい人ばかりではないことは申し添えて置きます。)

 すっかり話が広がってしまいましたが、このような「格差」を指摘したところで、それをすぐにどうにかできるというものではありません。ただ、私は一部の留学生のように経済的に、また環境において恵まれているのをいいことに、無駄に時間を過ごすようなことは決してしてはならないと思うのです。そのことを肝に銘じて留学生活を続けていきたいと思っています。

1999.12.25


第3回 中国農村訪問記


 日本で最も大きな祝日といえば、おそらく元旦でしょう。ところが、中国では元旦というのはあまり重視されていません。なぜなら、中国人にとって重要なのは旧暦だからです。したがって中国で最も大きな祝日は旧正月(春節)です。今年の場合、新暦の二月五日が旧暦の一月一日にあたります。この時期、中国が一年の中で最もにぎやかになります。

 私はこの春節をやはり中国人とともに過ごしたいと思ったのと、中国人の普通の生活を知りたいと思い、冬休みを使って中国の友達の実家に行くことにしました。今回はその訪問記を皆さんにお伝えしたいと思います。

 武漢から電車に乗ること7時間。そこからさらにバスに乗ります。途中、漢江という長江の支流にあたる大きな川を渡るのですが、橋がないため、バスごと船に乗って川を渡ります。船といっても日本のフェリーのような大きな物ではなく、車が10台程度しか乗らないような小さな船です。 2時間ほどするとようやく湖北省(中国中西部)の村にある私の友達の実家に着きました。お父さんが小学校の先生をしているため、小学校の中に家があります。観光地ではないので、外国人はよほどのことがない限りまず来ることはない所と言っていいでしょう。

 何といってもきつかったのは寒さです。いま中国は一番寒い時期なので、中西部といっても零下10度近くまで気温が下がります。ところが友達の家には暖房器具というものが全くないのです。窓の周りも隙間だらけで、外とあまり変わらない寒さだったので、本当に大変でした。友達のお父さんの月給は約500元(約6500円)。中国の中でも、あまり高い方ではありません。お母さんの方が農民出身ということもあり、仕事をしていないので、生活はなおさら苦しいようです。そういう中で暖房器具を買うというのはかなり大変なようです。

 もう一つ大変だったのは風呂がないことです。彼らは週に一度程度お湯で体を拭くくらいです。僕もその習慣に従いましたが、2週間以上も風呂に入れないというのはやはりつらいものです。

 テレビは12年前に買ったという映りの悪い白黒テレビ。洗濯機などはもちろんありません。ガスはあることはありますが、節約のためか主には薪を使っていました。トイレは公共のものしかなく、夜は真っ暗闇の中を2・3分歩いていかなければなりません。トイレといってもドアなどはなく、穴が並んでいるだけのものです。つまり、昼間ならお互い丸見え状態です。トイレットペーパーはなく、みんな新聞紙を使っていました。

 食事は質素そのものです。日によってはおかずが白菜だけ、もやしだけ、春雨だけという日もありました。肉や卵はめったに食べられないようです。しかし、春節になると肉や卵、餃子がたっぷりと出てきます。中国人にとって春節というのは本当に特別な日なのです。

 言葉はかなりきつい方言で、普通語(日本で言う標準語)しか勉強していない私にはほとんど聞き取れません。また、普通語が話せない、聞き取れないという人もたくさんいます。


木がほとんど残っていない山 (筆者撮影)


 この村にはゴミを収集するというシステムがまだないため、ゴミがいたるところに散らばっていました。また、印象的だったのは周りを山に囲まれているのに、その山の上に木がほとんど残っていなかったことです。禿山といってもいい状態で、無残でした。恐らく薪を取るに任せて、環境を保護する対策を採っていないのでしょう。ただ、こうしたことを責めるわけにはいきません。この村にはそのような対策を採る資金など恐らくないのです。

 ただ、友達が言うには、この村の生活水準は中国の平均レベルで、もっと経済的に遅れた地域はたくさんあるといいます。実際、中国のもっと内陸部に行けば貧しい地域はいくらでもあるでしょう。 中国が改革解放以降、急速に経済発展しているとはいえ、やはりまだまだ貧しいというのが現実です。

 中国の学生がどんなに苦労して大学に来ているかということを知ると同時に、留学生というのは普通の中国人とは全くかけ離れた生活をしているということを改めて実感した2週間でした。1日何百元もするホテルに住んでいる日本の大企業の社員は普通の中国人から見たらほとんど貴族のような生活をしていると言ってもいいでしょう。そして、そうした日本人の多くは中国の普通の人たちの生活を知る機会もないし、知ろうともしないというのが現実です。  日本での豊かな生活に慣れてしまった僕にとって、中国人と同じ生活を続けていくことは不可能でしょう。ただ、これから中国と深く関わっていくものとして、「普通の中国人」の存在を忘れてはならないし、彼らとの接点を持ち続けていきたいと思っています。そして、それが真の意味での日中友好への近道だと思います。

2000.2.11

第4回 過去の戦争に対する大きな認識の差


 大阪市のピースおおさかで1月23日に行われた集会 「二十世紀最大の嘘 『南京大虐殺』 の徹底検証」 について、こちらの方の 「集会」 反応をご報告しておきましょう。

 まず、中国政府の反応ですが、テレビや新聞では毎日のようにこの問題が大々的に取り上げられ、 「集会」 に対する批判と同時に、日本の政治家がこの問題についてどう発言したとか、新たに南京大虐殺を証明する資料が見つかったといった報道が連続的にされていました。

 次に、学生の反応ですが、南京大学では抗議行動なども行なわれたようですが、武漢大学について言うと、表立った抗議行動というものは全くありませんでした。関心は比較的薄かったようです。友達に聞いてみると、 「集会」 についての情報自体を知らない人もいました。中国人学生の宿舎にはたいていテレビがないので、新聞を見ない限り情報が入らないということもありますし、期末テストの時期だったということもあったようです。ただ、留学生寮の前に 「集会」 を批判した新聞記事のコピーが貼ってありました。誰が貼ったのかはわかりませんが、やはり中には強い関心を持っている人があることも確かです。

 ふだん中国人学生と話している時のことについて言うと、戦争のことを話題に持ち出してくる学生はほとんどいません。やはり、彼らとしても触れにくいようです。ただ、中にはやはりストレートに戦争について聞いてくる学生もいます。彼らの本音を知るには、もう少し関係を深めていくことと、語学力を高めていくことが必要なようです。

 学生以外の人たちの反応ですが、僕が農村に行っている間、食事をしている時に何度か南京大虐殺に関するニュースが流れました。なんとも気まずい状況でしたが、僕が 「こういう人たちがまだ日本にいて本当に恥ずかしい」というと、友達のお父さんは、「これは歴史上のことだから、気にすることはないよ」と言ってくれました。また、別の人は「あなたのような後の世代の人たちの問題ではない」と言っていました。しかし、内心はどう思っていたか分かりません。

 日本人の友達や先生の中には、タクシーに乗った時に 「集会」 の件でけんかを吹っかけられたと言う人もいました。やはり、反応は一様ではないようです。 仲のいい中国の友達は 「中国人の多くは日本人を恨んでいる」 と言います。それが、実態に近いかもしれません。

 いずれにしても、戦争について日本人と中国人の間で大きな認識の差があることだけは確かです。

 先日読んだ中国のある雑誌の中に韓国人のエッセイが載っていました。そこには「韓国人が一番尊敬するのはどこの国の人か?大多数の人はドイツ人と答える。なぜか?彼らは自分たちの過去の誤りを認める勇気があったからである。それに比べて、日本人はどうか?言葉の遊びにふけり、何とか過去を忘れさせようとしてきた」 と言ってことが書いてありました。これは韓国人が書いたものですが、中国人も同じように思っていることでしょう。

 「いつまで謝ればすむのか」 などといっている人は、なぜ日本とドイツに対する評価がこれほど違ったものになってしまったのかを考えるべきだと思います。

2000.2.13

第5回 中国のマスコミ 


 今日は皆さんに中国のマスコミの現状についてご報告したいと思います。
 マスコミは本来、権力を批判・監視する機能を持つ必要があること、にもかかわらず日本のマスコミの場合、記者クラブ制度などによってこの機能が全く骨抜きにされていること、こうしたことは多くの人によって再三指摘されてきていることです。

 しかし、中国のマスコミについて言えば、現状は日本とは比較にならないほど深刻だと言わざるを得ません。中国のマスコミの役割―それは、政府の政策の宣伝に他なりません。最近になって「世論による監督」ということが中国でも言われるようになってきましたが、実質的には中国のマスコミはこうした役割をほとんど果たしていないといっていいでしょう。

 中国のマスコミの現状は中国の代表的なニュース番組「新聞連播」を見れば端的にわかります。この番組は毎晩七時から中央電視台で三十分間放送されているもので、日本で言えばNHKの七時のニュースに当たるものと言っていいでしょう。

 このニュースの内容のほとんどは中国の指導者が誰々と会談した、こういう講話をした、どこどこへ行った、共産党がこういう会議を開いたといったもので占められます。そして、特徴的なのはいいことは報道しても悪いことはほとんど報道しないということです。例えば、鉄鋼の生産がこんなに増えた、といったことはしょちゅう報道されますが、「政府の政策の失敗でこんな問題が起きた」といったことは決して報じられることはありません。

 政府の政策を正当化するために極めて恣意的に情報が選択されているということも中国のニュースの特徴の一つでしょう。例えば、日本については最近よく「日本政府がオウム真理教に対する取り締まりを強化した」というニュースが取り上げられます。他に日本についてのもっと大きなニュースはたくさんあるのに、なぜこのようなニュースが取り上げられるのでしょうか?ここには明らかに中国政府の法輪功に対する取り締まりを正当化しようという意図が伺えます。つまり、「先進国」日本でも「邪教」に対する取り締まりを強化している。ならば、我々が法輪功を取り締まることが人権弾圧などとどうして言えようか、というわけです。実際、こうした情報操作は功を奏しているようで、中国の学生の中では法輪功=オウム真理教と同様な極めて危険な宗教、というイメージがすっかり出来上がっています。

 ロシアのチェチェン紛争に関する報道が日本に比べてはるかに多いのも同じ意図によるものといえます。中国はロシアがチェチェンの独立運動を鎮圧することを支持しているのですが、ニュースも「ロシアがチェチェンの独立派を見事に押え込んだ」というような論調です。なぜ、こうなるのかというと、中国は新彊やチベットで独立運動が激化することを極度に恐れています。したがって、こうした独立運動を押え込むことを正当化する必要があるわけですね。だから、「ロシアだってやっているんだぞ」ということを言いたいがためにチェチェンのことを頻繁に報じているのだと言えると思います。

 台湾の総統選挙について言うと、ほとんど無視に近い状態でしたね。ニュースではなんと各候補者の得票率だけを言って、十秒ほどで終わりました。そして、その後にどこどこの国が再度「一つの中国の原則」を支持したというニュースを滝のように続けざまに流しました。こうした報道の影響もあり、中国では「台湾が独立してもいい」などという人はほとんどいません。というより、まだ出会ったことがありません。かなり柔軟な考えを持った先生でも、この問題では絶対に譲る人はいませんね。それだけ教育と報道の影響は強いということでしょう。

 中国のマスコミがこのようになってしまう根元にはやはり共産党の一党支配があります。この部分が変わらない限り、いくら「世論による監督」などと言っても問題は根本的には解決しないでしょう。

 さて、随分と中国のマスコミの悪口を言ってしまったようですが、振り返って日本のマスコミはどうでしょうか?中国のマスコミに比べたら比較にならないほど自由な環境にありながら、自分たちの権益を守るために自ら政府に統制される道を選んでいるわけですから、ある意味では状況はさらに深刻と言えるかも知れません。中国のマスコミを批判するのは簡単なことですが、自分たちも似たことをやっていないのか、省みる必要があるのではないでしょうか。

2000.4.1

第6回 日中のナショナリズムをめぐって 


 この一年間、南京大虐殺や台湾問題をめぐって日本でもさまざまな議論が繰り広げられてきたかと思います。それについて、中国にいる僕の眼から簡単に意見を述べさせていただきたいと思います。

 まず、南京大虐殺をめぐる議論についてですが、一つ指摘しておかなければならないことは、日本で南京大虐殺をを「否定」する人たちが出てきたり政治家が失言を重ねたりすることについて、中国政府の一部の人たちは純粋に怒りを感じるというというよりもむしろ喜んでさえいるのではないかということです。なぜか?それは、こうした問題が起こればそれをナショナリズムの高揚に利用することが出来、同時に国民の政府に対する不満をそらすことができるからです。もちろん、中国の多くの侵略戦争の被害に遭った一般の民衆(中国では民衆を「老百姓」という)は純粋に怒りを感じていることは言うまでもありません。つまり、「中国」と一口に言っても決して一枚岩ではなく、官僚と「老百姓」では立場に違いがあることを見ておく必要があると思います。

 ただ、こうした中国のナショナリズムを批判する人たちは往々にして自分の国のナショナリズム、また、自分の中にあるナショナリズムには全く無批判です。これでは中国政府のナショナリズムを批判することは出来ないでしょう。

 次に台湾問題についてですが、誤解を恐れずに言うと、僕は石原慎太郎の台湾問題に関する中国批判については大体において支持することが出来ます。僕の基本的な立場はこうです。「台湾のことは台湾の人たちが決める」。彼らが独立を支持するなら独立すればいいし、統一を支持するなら統一すればいい。そう考えます。ですから、石原氏が中国の「最悪の場合武力で統一する」という考えを批判するのはもっともだと思うのです。これは民主主義の原則からして当然でしょう。問題は石原氏のこうした発言が民主主義を擁護しようという動機から出ているというよりも彼の国家主義的・拝外主義的な思想から出ているということです。

 僕がこの二つの例を挙げて言いたかったことはこういうことです。僕は中国に来てマスコミの統制や強い国家主義的体質など悪い面をたくさん見てきています。これは南京大虐殺や台湾問題をめぐる報道にも言えることです。そして、これらは当然批判に値することです。ところが、中国のこうした面に対する率直な批判は、どうも石原氏を始めとしたいわゆる「保守派」(こうした安易な分類はあまり好きではないのですが)と言われる人たちからばかり出ているような気がするのです。

 今必要なのは、中国の問題点も批判できると同時に自国の血塗られた歴史も率直に批判できると言う人ではないでしょうか。そうしないと、議論にどうもかみ合わない部分が出てくるような気がするのですが、いかがでしょうか?

 僕が得ている情報というのは極めて限られたもので、ここで述べたことも極めて感覚的に述べたことに過ぎないので、批判などがあれば率直に出して下さい。

 さて、最後にチベットについて中国ではどう報道されているか知りたいという要望があったので、ちょっと触れておきます。

 実を言うと、僕の見ている範囲ではチベットに関する報道は最近ほとんどありません。当然と言えば当然でしょう。「チベットで暴動が起こった」などというまずい情報は中国では絶対に流されることはないからです。

 チベットの政治機構の重要なポストは漢民族が押さえているという事実はあるようです。石原氏らが中国のチベット政策についてどう批判しているのか具体的には知りませんが、問題があるのは事実でしょう。

 チベット「解放」が果たして「侵略」と言えるのかどうかは僕はチベットの歴史に関する知識がほとんどないのでわかりません。ただ言えるのはイデオロギーを抜きにしたところで歴史学的に厳密に検証していく必要があるということです。中国を擁護したい、あるいは批判したいという動機が最初にあって問題を見るならば、正しい評価は下せないでしょう。

少し長くなりましたが、今日はこの辺で。

2000.6.15


第7回 報道とナショナリズム 


 前回の『漢語迷の武漢日記』に対して次のような質問をいただきました。

 「本文中にこのようにあります。

『それは、こうした問題が 起こればそれをナショナリズムの高揚に利用することが出来、同時に国民の政府に対する不満をそらすことができるからです。』

これは、何か具体的な新聞記事や事実によるものでしょうか?現地にいて、具体的な情報に接しておられると思いますので、そのあたりのことを、もう少し詳しくお教えいただけたら、幸いです。」


 これはなかなか難しい質問ですね。というのは、中国指導部は「南京大虐殺について報道するのはナショナリズムを高揚させるためだ」などということは絶対に言うわけはないからです。ただ、私は以下の二つの理由からそのように言えると判断しました。


1.以前にも述べたように、中国のニュースというのは完全に共産党によって統制されたものであり、台湾問題・法輪功問題・チェチェン問題など、全ての報道の内容から抽出できる特徴として@中国政府の政策が正しいものであることを宣伝するA中国のナショナリズムを高揚させる、があること。したがって、南京大虐殺報道もその例外ではありえないこと。


2.中国の報道が日本の政治家の失言や「否定集会」など以外にも、強引とも言えるやり方で南京大虐殺についての記事を定期的に作り出していること。例えば、下の人民日報の記事を見て下さい。

「南京大虐殺」の新たな証拠、長春市で発見

中国侵略日本軍の「南京大虐殺」の新しい証拠が発見された。吉林省歴史資料館はこのほど、当時の「大阪毎日新聞」を一枚発見した。この新聞には南京で日本記者が目撃したことが掲載されている。

「昭和12年(1937年)12月23日」付けの「大阪毎日新聞」には「南京総攻撃観戦記(その3)」と題した記事が載せられている。作者の署名は「光本本社特派員」である。記事には、「特派員」は、中国侵略日本軍に伴って廃墟となった南京に入り、南京市内で中国の一般人や軍人が逃げまどい、死傷する現場、日本軍が略奪した軍備の数々などの「輝かしい戦果」、日本軍が威張って南京入りした情景など、見き聞したことが記載されている。

記事はこう書かれている。

「助川部隊と海軍に一掃された後の敗軍の死体は(下関埠頭付近の)この大通りから揚子江下流まで2、3里続いており、ある報告によると、死体数は全部で約3万体である。城内の掃除は14日午後5時に一段落した。」

「南京総攻撃以降の敵の死体についての最初の統計結果ではおよそ、城外攻撃を行なった3日で合計7万人を殺し、城内では合計1万5千人の敵を殺した。この他、生きて捕えられ、処置が不可能な敵は、各部隊合計で約1万2 千人……。」


 紹介されたところによると、この新聞は、このほど傀儡満州国歴史資料で発見されたものである。「大阪毎日新聞」は「保存廃止」の本の間に挟まれており、どの資料にも「関東軍司令部満州航空株式会社」の「複製不可」および「秘」という字のある公印が押されている。日本で発行されたこの新聞は、当時の「満州航空株式会社」が日本から傀儡「満州国」の「首都」長春に持ち込んだものかもしれない。


「人民日報海外版」 2000年1月25日4面

 私は今この『大阪毎日新聞』の記事の内容自体が正確なものなのかどうかを証明することは出来ません。しかし、今、問題にしたいのはそのことではありません。私が問題にしたいのは『大阪毎日新聞』の記事を人民日報が「新発見」としていることです。皆さん、考えてみて下さい。『大阪毎日新聞』の記事などというのは日本の図書館のどこにいってもごろごろしているわけです。日本の南京大虐殺について研究している学者もとっくにこうした記事は見ていることでしょう。中国では他にも「どこそこの農村のある家の軒下から古い新聞記事が発見された」といった類の報道が常に流されています。それを「新発見」などといって騒ぎ立てる意図は一体何なのでしょうか?これはもう純粋な意味で日本を批判しようという意図からではないことは明らかでしょう。真の意図はこうした情報が次々と流れることが中国政府にとって有利だからと言うほかはないのではないでしょうか。


 こうした歴史学的に見て粗雑極まりない記事は国内的には効果を発揮しても、結果的には中国が自分で自分の首を絞めることにつながるでしょう。こんな記事を「自由主義史観」の人たちが見たら、「それ見たことか」とよだれを流して飛びつくことでしょう。そして、「中国はこんなデタラメなプロパガンダをしている」などといって小林よしのりが漫画でも画けば、みんな「なるほど、全くそのとおりだ。自由主義史観は正しい」ということになってしまうでしょう。

 しかし、こうした中国の粗雑な記事をいくらたくさんあげつらっても、だからといって「南京大虐殺は幻だ」という証明にはならないことは改めて強調しておきます。他にもしっかりしてた歴史学上の研究があるわけですから、これは全く別の問題です。

 話はそれますが、中国の報道がこんなに水準の低いものになってしまう原因としては@社会主義体制の中で作られてきたイデオロギー的な思考様式が科学的な思考を妨げていること。イデオロギーに支配された環境の中では、イデオロギー的に正しいことを言っていれば、科学的に厳密な証明がなくても許されるという傾向があるように思います。A一党支配の下では、粗雑な記事を書いても厳しい批判に晒されることがないこと。もし、こうした記事を批判したら、まるで「南京大虐殺を否定している」かのように言われるかもしれません。

 中国がこうした状況を抜け出すにはまだ時間がかかると思います。

 ちなみに、私が中国の学生と接する時にこの問題について取り上げる時、どのようにしているかということについて述べると、中国政府の南京大虐殺報道についての問題点を取り上げることはかなり慎重に行なっています。というより、あまり取り上げることはありません。なぜかと言えば、そんなことよりも日本の過去の歴史についての反省の態度を誠実に伝えることの方が先だと思うからです。多くの中国人学生はまだまだ日本人に対して根深い不信感を持っています。僕の友達は彼の友達から「なぜ日本人と付き合うんだ」と批判するそうです。そう批判する理由の中で歴史上の問題が大きな位置を占めていることは確かです。したがって、まずこの壁を破らなければ、中国政府云々を言っても、信用してもらえないのです。中国政府を批判するにしても、まず自国の歴史に対して誠実な態度を取ることが必要であることは再度強調しておきます。

 さて、随分と話がそれてしまいましたが、「南京大虐殺について報道するのはナショナリズムを高揚させるためだ」という証明としては不十分かもしれません。あとは、中国で滝のように繰り返し流される同じような報道とそれに対する中国人のリアクションからその報道が発揮する効果を体得したとしか言いようがないものです。

2000.6.25


第8回 新彊の旅 


敦煌の砂丘 (筆者撮影)

 この夏休みを利用して新彊を旅しました。新彊というのは、シルクロードで有名な、中国北西部の地域です。ウィグル族などの少数民族が多い地域であり、独立の動きなどもあることは日本にいる皆さんもご存知でしょう。今回は旅行の中で、ウィグル族の方から漢族との関係などについていろいろと話が聞けたので、それについてご報告したいと思います。(なお、中国という国は言論の自由がない国なので、少数民族であるウィグル族が漢族を表立って批判することはかなり難しいことであることを前提にして読んで下さい。)

 新彊の町トルファンはウィグル族の多いところです。最西端のカシュガルのような、ウィグル族がほとんどを占めているという町に比べるとずっと少ないですが、それでも半分ぐらいはウィグル族という感じです。街並みも漢族がほとんどを占めている武漢のような町とはだいぶ違っています。耳慣れないウィグル語も至る所で飛び交っています。


トルファンの古代都市遺跡 (筆者撮影)

 トルファンは古代の都市遺跡など、数多くの観光地があります。私はトルファンに着いた初日に主な観光地を車でまわる一日ツアーというのに参加しました。その時に私の隣に座っていたのがウィグル族のAさんです。Aさんは見たところ、40歳前後の女性で、現在、深センで英語教師の仕事をしており、その同僚であるアメリカ人を案内するということで一緒に来たということでした。私はこれまでウィグル族の人と話す機会など全くなかったので、いい機会だと思い、ウィグル族と漢族の関係など、いろいろなことを聞いてみました。(もし、車の中に漢族が一人でもいたら、当然突っ込んだ質問は出来なかったでしょうが、観光ツアーということもあり、乗っていたのはウィグル族以外は全て外国人だったので、無理を承知でいろいろと聞いてみたわけです。)

 ウィグル族と漢族の関係について、彼女は「ますます悪化している」と答えました。この答えにはちょっとドキッとしました。なぜなら、それまでも行きの電車で会った何人かの漢族やウィグル族の運転手に同じ質問をしていたのですが、当然かもしれませんが、みんな「まあまあだよ」と言ってお茶を濁していたからです。(もちろん、本当にそう思っていた人もいたかも知れませんが)だから、「あまり良くない」と言うぐらいならまだしも、「ますます悪化している」という率直な言い方はちょっと驚きだったのです。悪化している理由として、彼女は新彊政府のウィグル人に対する差別的な政策、漢族優位の政策を挙げていました。具体例として、Aさんは自らの体験を話してくれました。

 Aさんは大学受験の時、新彊のアクスという市でトップという、非常に優秀な成績だったそうなのですが、そのような優秀なウィグル族の学生には自分の専攻を選ぶ権利はなく、強制的に中国語学科に入れられてしまったというのです。これはどうやら新彊政府が優秀なウィグル族を漢族の側に取り込むための政策のようです。その時、 Aさんは悔しくて泣いたといいます。実は、Aさんはその時までは中国語はほとんど出来なかったそうです。(新彊には漢族の学校とウィグル族の学校があり、ウィグル族で六割ぐらいの人がウィグル族の学校に通っているようです。そして、ウィグル族の学校に通った人は、ほとんど中国語が出来ないという人が多いようです。Aさんもウィグル族の学校に通っていたので、大学に入るまでは中国語はほとんど出来なかったようです)その時、私の中国語がところどころ通じなかった理由がようやくわかりました。中国語は彼女の母語ではなかったのです。(ウィグル族は中国に住んでいるといっても、母語はあくまでウィグル語であり、日本人が英語を学ぶのと同じで、彼らにとって中国語は外国語に過ぎないといっていいでしょう)

 彼女は「ウィグル族はウィグル族自身の歴史を知らない。教科書にあるウィグル族の歴史はすべて漢族の書いたものだ」と言っていました。「教育内容に対して、意見を出すことは出来ないのか」と聞くと、「新彊では全てのことは漢族が密室で決める。ウィグル族は全く口出しできない。もし口出ししたら、すぐに投獄される」と答えました。

 他にも、パスポートの手続きが漢族に比べるとはるかに遅い、モスクに行かせないなどの状況があると言っていました。また、「ウィグル族は商売で人を騙すようなことはしないが、漢族はすぐに人を騙して儲けようとする」とも言っていました。車が油田の近くを通った時には「ここはもともとウィグル族の土地だった。なのに、石油が出たとたんに漢族がやってきて奪ってしまった」と怒っていました。彼女は本当に漢族を憎んでいるようでした。

 彼女とはウィグル料理の店で昼食をともにしたのですが、この時もちょっとした民族間のあつれきを見ることになりました。私たちはパン麺という、ウィグル料理の麺を注文しました。この麺の中には本来、羊肉が入っているそうなのですが、どうも中に入っていたのが牛肉だったようなのです。彼女はそれに気づくとすぐにウェイターを呼び、「これは何肉だ」と尋ねました。ウェイターはちょっと困った様子で「羊肉です」と答えると、彼女は「絶対に違うわ。これは牛肉よ。これはウィグル料理じゃない!ここの店長は何民族?」とかなり強い口調で再度聞きました。ウェイターが「漢民族です」と答えると彼女は「やっぱり」と非常に不愉快な様子でした。この時、彼女の民族の文化に対する強いこだわりというものを感じました。

 彼女から私へも質問がありました。「日本人と漢族の関係はどうなのか?」私は「多くの日本人は中国人との交流にあまり積極的ではない」と答えました。私はこれはあまり良くない意味で言ったつもりだったのですが、彼女の方はさも「それはそうだろう。漢族などとはうまく行かないのは当然だ」とでも言いたげな反応でした。これにもちょっとびっくりすると同時に、そこまで漢族を嫌っているのだと改めて感じました。

 新彊の独立の問題についても、無理を承知で聞いてみました。彼女は「それは答えたくない。でも、それは極めて重要な問題だ」と答えました。かなり率直にいろいろと話してくれた彼女もこの問題になるとやはり慎重に答えざる得なかったようです。実は、この時から一週間ぐらい後に電車でであったウィグル族の学生たちにも、ノートに書くという形で「革命はウィグル人にとっても『解放』と言えるのか」といったことを聞いてみたのですが、「そういうことを聞いてはいけない」と言われ、答えてもらえませんでした。やはり、こうした独立に関わる問題は中国ではやはりタブーなようです。外国から来た私のような人間がぶしつけにこうした質問をすると、下手をすると彼らを身の危険にさらすことにもなり兼ねないので、その後はこうした質問をすることにはかなり慎重になりました。

 ちょっと話がそれましたが、Aさんの話に戻すと、はっきりした言い方ではありませんが、彼女の志向は明らかだと思います。つまり、「重要な問題」というのは彼女は独立を志向しているということです。

 もう一つ、日本の過去の中国侵略についてウィグル族としてどのように考えているか、ということも聞いてみました。それに対する答えは「日本人とウィグル族の間には何の問題も発生していない。だから、戦争に関しては何の感情もない」というものでした。つまり、彼らには日本に侵略された中国という国に属していたという感覚は全くないのです。これは、他のウィグル族の人に聞いてもみな同じ意見でした。考えてみれば、新彊は革命後に「解放」されたわけですから、当然かもしれません。ですが、今現在、南京大虐殺などをめぐって日本と中国の間でやりとりされていることも、彼らの多くにとってよそ事として映っていることは確かだと思います。

 以上がAさんと話したおおよその内容です。この意見はある部分はウィグル族の多数の意見を代表しているでしょうし、ある部分はそうではないかも知れません。ですから、一人のウィグル族の意見として参考にしていただければいいと思います。

ウルムチ・天池 (筆者撮影)

  ツアーで最後の観光地を見た後、私が最初に車に戻ってきて、運転手と二人だけになったので、ちょっと話をしました。最初に「ウィグル族と漢族の関係はまあまあだ」と言っていた運転手です。ですが、この時はまる一日ツアーをともにしたことでちょっと打ち解けたせいか、少しだけ本音を話してくれました。「俺の仲間で政府に反対したわけでもないのに監獄に入れられているやつはたくさんいる。腹の中に言いたいことはたくさんある。でも、言いたくても言えないよ」

  さて、今までウィグル族の反漢族意識と言えるものばかり紹介してきましたが、他の意見があることも紹介しておきましょう。ただし、これは電車の中で出会った在日韓国人の学生から聞いた間接的な話です。彼女がある上海で働いているウィグル人の女性から聞いた話は以下のようなものだったそうです。「小さい頃は漢族のことをずっと憎んでいた。でも、上海に行って仕事をするようになってから、漢族の方がウィグル族に比べてずっと勤勉に働いていることを知った。今は彼らを尊敬している。小さい頃の自分が恥ずかしい」

 「ウィグル族は商売で嘘はつかない」というAさんの見方も一面的であることは指摘せざるを得ません。これは私自らの体験です。私がトルファンに来て二日目にウィグル人の車に乗って砂漠に行くツアーに参加することになりました。元々の約束では人数の多少に拘わらず150元でいいということでした。ところが、車に乗ってから、一人のキャンセルが決まると急に態度が変わり、「一人200元だ。いやだったら下りたっていいんだぞ。自分じゃもう車は見つけられないぞ」と脅すような言い方で言ってきました。これには腹が立ちましたが、ここで言い争って、ギスギスした関係のまま長時間を共にするのはたまらないと思い、ついつい妥協してしまいました。でも、後で考えると、こうした場合は絶対妥協してはいけませんね。それはさておき、これ一つの例を見ても、「ウィグル人は商売では嘘をつかない」というのは一面的であることがわかると思います。どうやら、どの民族も、自民族をいいように見てしまう傾向は避けられないようです。もちろん日本人も含めて。
 漢族のウィグル族に対する見方も一つ紹介しておきましょう。電車で出会ったある漢族の学生は「ウィグル族は羊肉ばかり食べているので臭いからいやだ」と言っていました。こうした見方をどれだけの漢族がしているのかわかりませんが、こういう見方をしている人もいるのも事実です。

 電車の中で出会ったばかりの漢族とウィグル族の人が昼間から仲良くビールを飲み交わしているのも見ました。全般的に見ると、やはり漢族は漢族、ウィグル族はウィグル族で固まっていることがほとんどですが、こんな場面が見られたのも事実です。

カシュガル・エイティガール寺院 (筆者撮影)

 今回の旅では、新彊の中ではトルファン以外にもウルムチ・カシュガルを訪れましたが、特にカシュガルはとても中国の一部とは思えませんでした。ほとんど外国ですね。なぜなら、先ほども述べたように、ウィグル族がほとんどですし、中国語もホテルは別として、街中ではほとんど通じないからです。中国語を話すことが後ろめたく感じさえします。歌謡曲のテープなども漢族の歌っているものはほとんど売っておらず、みんな今までは聞いたことも見たこともないウィグル族の歌手のものばかりです。これは漢族が大多数を占めている街しか行ったことのなかった私にとってはちょっとしたカルチャーショックですね。

 大陸と台湾の間では、歌・映画・ドラマなどの文化的交流はかなり進んでおり、政治的な国境はあっても文化的な国境はかなり低くなっていると言えます。例えば超人気歌手・張恵妹は台湾人ですし、超人気ドラマ『還珠格格』もやはり台湾制作のドラマです。そうしたものがどんどん大陸に入ってくるわけです。ところが、新彊は台湾とは逆に政治的国境はなくても文化的な国境は非常に高いという気がしました。やはり、民族の壁は厚いですね。世界中で民族紛争が起こる理由も理解できます。

 さて、ここまで新彊についていろいろと報告させていただきました。出来るだけいろんな面から報告したつもりですが、それでも、これは私が旅行というわずかな期間に接したほんの一面に過ぎません。したがって、これをもって新彊の情勢がどうなのか、ウィグル族が何を望んでいるかということを簡単に論じることは出来ないと思います。ただ、少なくともこのような考えを持っている人たちがいるということで一つの参考にしていただけると幸いです。

2000.8.1


第9回 英語のカリスマと民族主義

 先日、武漢大学で李陽(リーヤン)の講演会がありました。彼は英語をネイティブ並みに話せるということで、大学生の間ではカリスマ的存在になっています。彼は「クレイジーイングリッシュ」という雑誌を出していて、この宣伝も兼ねてあちらこちらで講演会を行なっています。この日の講演会にも恐らく数千人の学生が集まったと思います。

 講演の主な内容はどうしたら英語がうまくなるかということなのですが、さすがに講演慣れしているだけあって、ユーモアも交えたなかなか面白いものでした。ただ、彼が「単語は単独で覚えるのではなく、必ず文の中で覚えること!」とスローガンを唱えると、みんなもそれを復唱するといった感じで、何か宗教団体の集会のような雰囲気もありましてた。

 そして、僕が最も不愉快に感じたのは、李陽が学生の民族意識を高揚させることを通じて彼らを引き付けようとしていたこと、その手段が他民族を侮辱することであったことです。彼はこう言いました。「日本人は欧米人を大変崇拝している。それはかつて原爆を落とされたため、彼らを恐れているからだ」 僕はこの言葉を聞いた時、非常に複雑な気持ちになりました。多くの中国人が日本に対して怒りや恨みを今でも抱きつづけていることは理解できるし、当然のことでしょう。しかし、この李陽の言葉はそうした中国人の立場をもってしても許されるものではないと思います。もし、広島・長崎の被爆者がこの言葉を聞いたらどう思うでしょうか。被爆者の多くも侵略戦争を止められなかったという意味では責任がなかったとは言えませんが、多くの人は侵略には直接関わっていない無辜の市民だったわけです。その被爆者に対して「原爆を落とされたゆえに欧米人を崇拝している」などというのは彼らに対する侮辱としか言いようがないでしょう。

 さて、僕がここでこんな例を挙げたのは、別に反中感情を煽るためではもちろんありません。こうした、他の国・民族をこき下ろし、自分の国・民族だけは何か特別で素晴らしいかのように言う偏狭な民族主義者がどこにでもおり、それがまた相手方の偏狭な民族感情を刺激するという悪循環の中で、友好を台無しにしているといいたいのです。日本では南京大虐殺を否定したりしている人たちがまさにこれに当たるでしょう。

 僕はこうした民族主義の土俵に乗ってしまってはいけないと考えます。そして、こうした李陽のような中国人の発言に対しては、日本人としての民族感情から批判するのではなく、偏狭な民族主義に反対するという立場から批判する必要があると思います。

 講演の終わった後、一緒に講演を聞いた歴史学科の友達(中国人)と話をしました。彼は言いました。「中国・日本、どちらにも『自分の国こそ一番』という民族主義の力が強い。そして、自分たちのようにその中間に立つ勢力は最も力が弱い。これは大きな問題だ。しかし、この『自分の国こそ一番』という考え方は多くの人にとって容易には放棄しがたい」

 僕は、今後の日中の友好のためには、日本が過去の侵略戦争の歴史をはっきり認めるという前提の下、お互いを尊重しあい、民族主義の渦に巻き込まれない様にすることが大切だと思います。

2000.11.12

第10回 中国の大学の腐敗 


 今日は中国の大学の腐敗についてご報告します。

 中国の幹部の汚職・腐敗がかなりひどいものであることは皆さんも新聞などを通じてご存知だと思います。最近も元全人代の副委員長が汚職の結果、死刑になったという事件も記憶に新しいでしょう。

 しかし、こうした腐敗はなにも政治・行政分野に限ったことではありません。中国はでは改革開放政策が開始されて以降、ようやく「法治」が強調されるようになりましたが、それが社会の末端まで浸透するには程遠い状態にあり、コネ・人脈がものをいう著しく不公正な社会になっています。 大学もこうした問題が典型的に現れる場所の一つです。なぜなら、いかなる大学に入ったか、いかなる学位を獲得したかということは、中国においてはその人の将来を決定的に左右してしまうほど重要だからです。

 昨年、ある修士の学生の死体が近くの湖で発見されました。学校側の説明によると、彼は博士の試験が不合格で、落胆して泥酔した末、湖に転落して死亡したということだった様です。しかし、多くの人の話では実態は違うようです。

 ある人の話によると、博士の試験というのは著しく腐敗しており、例えば先生と人脈があれば、事前に試験の問題を手に入れることさえ非常に簡単なことだそうです。また、元政府の幹部だった人などは、車を先生に贈ったりして、点数に関わらず合格しているそうです。

 先ほどの修士の学生はそうした大学の腐敗した実態を知り、怒りのあまり自殺したというのが本当のところのようです。

 この事件の実態については、実際にいろいろと調査しなければ断定することは出来ませんが、先ほど述べたような腐敗があることは確かです。

 留学生の先生の身の回りでもこうした事例は事欠かないようです。例えば、留学生の先生に対しては、アメリカへの公費留学の割り当てやアフリカなど海外での中国語教師の割り当て(中国で教師をやるよりもはるかに待遇がいい)などが時々あるのですが、こうしたことも、本来なら試験などを通して公正に決めるべきことです。ところが、実際にはこうした割り当てがあることすら公開されず、事務室と関係のいい先生との間で秘密裏に決められることが多いようです。そして、この先生の運命を握る、比較的権力の大きい事務室の人も、ほとんど人脈で入ってきた人ばかりのようです。

 多くの優秀な学生は、こうした不公正に嫌気が差して、海外に行くことを志しています。中国政府は人材の流出を防ぐために、海外に留学する人には約8万元(日本円100万円に相当)を保証金として収めさせ、帰国した者にのみ返金するとしています。平均月収が500元の中国において、この額がいかに巨額かわかるでしょう。それでも多くの学生は海外に残ることを選択します。

 このように、中国社会の腐敗・不公正は中国の発展の大きな障害になっていると思います。しかし、この問題の根は非常に深いものがあります。なぜなら、法を公正に執行するには司法機関の独立が必要ですし、腐敗を監視するにはマスメディアの言論の自由が必要ですが、これらは全て一党独裁に関わる問題だからです。

 しかし、今の体制の下でも、許容される部分は増えてきていると思います。また、中国の発展を考えれば、そうなることは必然だと思います。

2000.12.11

第11回 週間新聞『南方周末』は面白い


 一党独裁の体制下にある中国ではマスコミに対する統制が厳しいことは以前にも述べた通りです。昨年もインターネット上のニュースや議論に対する規制が強められました。

 しかし、だからといって中国の全てのマスコミが政府に都合のいい情報だけを垂れ流しているだけだと考えるならば、それもまた誤りです。

 確かに共産党の機関紙『人民日報』などは政府に都合のいい情報のみを流している典型的新聞といえるでしょう。その内容は「江沢民がこんな講話をした」「李鵬がどこどこの首相と会談して『一つの中国』の原則を確認した」「政府がこんな成果を挙げた」「中国はこんなに発展している」といった内容ばかりです。僕が中国に来たばかりの頃、「中国の新聞といえば『人民日報』」と思い、早速とり始めたのですが、あまりのつまらなさに一ヶ月でとるのをやめました(ちなみに意外かもしれませんが、中国の一般の人の中で『人民日報』を読んでいる人はほとんどおらず、街なかの新聞スタンドにも置いていません)。

 しかしその一方で、政府の統制という枠の中にあっても、少なくとも地方レベルの政府に対してはかなり鋭い批判を繰り広げている新聞もあります。その代表的新聞が『南方周末』です。武漢以外に北京・上海・広州など全国の主要都市で販売されており、発行部数は150万部に達しています。収入が少ないため回し読みが多い中国において、実際の読者数は700万人以上に上るようです(当紙アンケート調査による)。それだけ支持を集めているわけです。週間新聞なので、情報のスピードには欠けますが、その分問題に対する考察が深められているように思います。実際にどんなことが書いてあるか、ここで例を挙げて紹介します。

 昨年末、中国の古都・洛陽のデパートで大規模な火災があり、最上階のディスコでちょうどクリスマスパーティーが開かれていたことあり、309人もの犠牲者を出したことは日本の新聞でも報じられていたので、ご存知の方も多いと思います。

 この火災の直接の原因としては、ビル内装会社が免許のない作業員にハンダ付けの作業をさせ、その際に出た火花がソファーに引火し、大火災に至ったとされています。彼らは火の手を止められないのを見ると、何の通知もせずに直ちに逃走したことが犠牲者を増やしました。

 しかし『南方周末』は「確かに火災の直接の原因は彼らにあるといっても間違いではないだろう。だが、これだけでは309人もの犠牲者を生み出した惨劇の原因というには不十分だろう」と追及を深めていきます。そしてまず「もし東都デパート・東都ディスコ(火災の起きたデパート・ディスコの名前)の消防安全施設が法律の定める条件を満たしていたならば……このような重大な結果には至らなかっただろう」
と、デパートのずさんな消防設備がすでに火災の芽を孕んでいたことを指摘します。

では、こうしたずさんな消防設備がなぜ放置され続けてきたか?実は洛陽の消防当局はこのデパートの危険性には四年も前から気づいており、何度も警告を発してきたこと、そして昨年12月1日には市政府に対してデパートを営業停止処分にするよう要求していたこと、それに対する政府の判断がもたついている間に火災が発生してしまったことを『南方周末』は指摘しています。では、市政府はなぜデパートに処分を下すことに消極的だったのか?この点を『南方周末』はさらに追及していきます。そして、その原因を次のように述べています。「実は火災で死亡したデパートの店長は表向きの店長で、裏の店長は市政府幹部の嫁だったのである。昨年、河南省テレビの番組で東都ディスコの消防施設が不合格だったという報道がされた後、洛陽市のある幹部が消防当局に対しディスコを営業停止にしないよう要求していたのである」 つまり、市政府幹部とデパート・ディスコとの癒着が今回の大惨事を生み出した根本的な原因だというのです。さらに『南方周末』はこのデパート以外にも、公安部門・検察部門・法律部門関係者の親戚や友人が経営するディスコ・娯楽施設に対しては非常に甘い管理しか行なわれていないことを指摘しています。

 そして、最後に現地に詳しい記者の言葉を引いて、次のように締めくくっています。「ある政府部門は人民から与えられた権力を私的権力とみなし、管理機能を行使する際に最も重視していることはいかに多くの金を徴収するか、どうしたらより多くの利益を獲得できるかということであり、いかに有効に管理するかということではない」「彼らにとっては指導者の鶴の一声が法律制度よりも重要なのである」

 このように、『南方周末』は市政府に対して容赦ない批判を繰り広げています。

 もちろん、中国においてはこうした批判を中央政府に向けることはそう簡単なことではないでしょう。また、台湾問題や法輪功の問題について中央政府の見解に反することを言うことは『南方周末』であっても絶対に不可能です。これが中国における言論の自由の限界です。

 また、先ほどの政府批判にしても、多分に現地の人の「噂」に基づいているものもあり、必ずしも厳密な資料的裏付けに基づいていないという問題点も指摘できると思います。

 しかし、「言論の自由が完全に保障されている」日本の新聞の堕落ぶり、権力との癒着ぶりと比較した時、「一党独裁」下にある中国の『南方周末』の方がはるかに面白いといえるのではないでしょうか?

2001.1.12


第12回 中国人とは一体? 


 最近、読者の方から「もう少し身近な話題があった方がいい」というご意見をいただきました。もっともなご意見で、これまでは「日記」と言いながら、政治やマスコミの問題など、固めの問題、日常生活からかけ離れた問題に話題が集中していたと思います。ただ、これまで何となく日常的な問題を書くのを避けてきた理由は、こうした問題を書くと、率直に言ってどうしても中国や中国人に対するぐちが多くなってしまうということ、それが中国によく通じていない人にとっては何か中国人を差別しているのではないかと誤解されることを恐れていたということがあります。ただ、僕の考えとしては、相互の問題点を率直に批判し合うことが真の友好であり、お互いを過度に持ち上げることが友好ではないと思っていますし、せっかくこういったご意見もいただいたので、今回は中国人に対する率直な苦情を書きたいと思います。

 中国に来てまず驚くことは、何といってもデパートなどの店員の態度の悪さです。仕事中に食事をしたりお茶を飲んだりということはごく当たり前に見られる光景です。少し暇になると店員同士で大声でおしゃべりを始めたり、居眠りを始めます。そんな時、こんな多くの人は必要ないのではないかといつも思います。おつりは大体投げて渡します。一言で言えば、中国には「お客様」という概念がないのです。売ってやっているという感じですね。

 レストランの店員の態度もひどいものです。以前、湯包(タンパオ)という、ショーロンポーに似た武漢名物の有名な店にいきました。三品を注文し、先払いだったのですが、30分たっても二品しか来ません。何度も催促したのですが、「もうすぐ出来るから」の一点張り。そうこうしているうちに、とうとう一時間が過ぎました。業を煮やし、再度催促したところ、何と店員は傲慢そのものの態度で、「あなたたちは二品分の金しか払っていないから、二品しか出せない」と言ってきたのです。何のことはない、店員が計算を間違えて、二品分の金しか取っていなかったのですが、それをまるで僕らのせいであるかのように言ってきたのです。それも、何度も催促した末、一時間もたってからです。その時はさすがに「だったら何度も催促しているんだから、早く言え」と怒鳴りつけました。しかし、彼女は何の申し訳なさそうなそぶりも見せませんでした。これには本当に腹が立ちました。

 これに類したことは何も特別なことではなく、中国では日常茶飯事です。こんな話をしていると、僕は中国に来たばかりの頃に書いた、中国人のウェイトレスを土下座させて日本人ビジネスマンが強制退去になった事件を思い出します。あの時僕は、これは日本人の傲慢だ、と書きました。実際、日本人のビジネスマンの一部に中国を見下す態度があることは事実です。ただ、中国に来て一年半もたった今からあの事件を考えてみると、細かい事実関係を見なければ、一方的に日本人側が悪いとは断定できないというふうに思います。なぜなら、もしウェイトレスの態度が先ほどの湯包レストランの店員の態度と同じようなものだったら、土下座までさせるかは別としても、怒鳴りつけたい気分になるのは当然だと思うからです。それは、相手が中国人であろうが、日本人であろうが、何人であろうが同じです。

 さて、次に僕が中国人の悪しき習慣として挙げたいのは、彼らが列を作らないことです。例えば、郵便局などに行くと、いつも窓口の前はダンゴ状になっています。後から来た人が平気で横入りしてきますし、もう僕が窓口で荷物を受け取る書類を出しているのに、それでも横から手を突っ込んできて、自分の順番を先にしようとします。僕はこういう時、「列に並んで下さい」というのですが、ほとんどの中国人はこうは言いません。横入りには横入りで対抗するだけです。これには本当に閉口させられます。

 もう一つ僕が耐え難いのは、中国人がゴミをごみ箱に捨てないことです。こういうと、「それは日本も同じだ」と言う方もいるかもしれません。しかし、中国の状況はとても日本の比ではないと言えます。例えば、電車に乗ると、彼らは果物の皮やひまわりの種(中国人はひまわりの種を食べるのが大好きです)の殻などをすべて床に捨てます。清掃員が頻繁に、大量のゴミを片づけますが、瞬く間に床が汚れていきます。新彊に行った時などは、スイカの皮や弁当の箱を車窓からポイポイ投げていました。洪水で電車が12時間止まった時の惨状はすごいものでした。窓の下は弁当箱・缶・ペットボトル・果物の皮などでゴミの山と化していました。本当にこの時は絶望的な気分になりました。

 他にも挙げればきりがないので、これ位にしておきます。

 もちろん、こうした中国人の公衆道徳の無さには義務教育ですら受けることの出来ない多くの貧困人口が存在することなど、やむ得ない事情も影響しているかも知れません。しかし、他の発展途上国の状況を聞いてみると、ここまでひどくないようなので、やはり原因をここに帰すことはできないようです。

 また、「中国人は……」とは言っても、そうでない中国人、またこういう中国の現象に対して批判的に思っている中国人もたくさんいることも確かです。しかし、圧倒的多数は先ほど言ったような状況にあるのも事実です。

 僕は中国のこうした現状を見て、ちょっと不思議に思うことがあります。なぜなら、中国では社会主義革命以降、「人民に奉仕する」ことが重要なスローガンとなり、「公」の「私」に対する優位性が常に強調されてきたからです。それなのに、現在の中国においてはなぜこんなにも「私」が突出した形で現われ、「公」がこんなにも軽んじられているのでしょうか?

 この点について、僕は先日、「中国近現代政治思想史」の先生に聞いてみました。先生によると、中国では例えば「雷峰(自分の生命を犠牲にして他人の命を救った英雄)に学べ」運動のように、社会主義の理想のために死を恐れないといった大きな意味での「公」は強調されても、公共道徳のような身近な意味での「公」はほとんど教育されてこなかったと言うのです。また、中国人の中には「公」と「私」という概念が極めて希薄で、明代になってようやくこうした考えが出たきたが、それもあまり普及しなかったとも言っていました。つまり、現代の中国人の公共道徳の欠如はこうした中国の伝統的な思想に由来していると言うのです。

 これは一つの見解ですが、まるで自分の家にいるような感じでご飯を食べたりお茶を飲んだりおしゃべりを楽しんでいる店員たちを見ていると、「公」と「私」の区分がないというのはうなづけるところです。

 さて、こんなふうに書くと、中国というのは何とひどい国だと思うかも知れません。実際、中国に様々な意味での期待や幻想を抱いてやって来た旅行者や留学生の中には失望して帰って行く人も少なくありません。

 では、僕は?こうした中国人のいやなところも含めて受け止めて、悪いところは悪いとはっきり言わせてもらって、彼らともっと深く付き合っていきたいと思います。実際、そうする中で彼らの様々ないい面も見えてきます(その点はまた別の回に触れます)。逆に日本に対する歴史問題や最近度重なる中国人に対する差別問題(これも、別の回に触れる予定です)などに対する批判があれば正面から向き合っていきたいと思います。こうして、何やら「日中友好」という曖昧な美辞麗句の下にお互いをたたえ合うというような関係ではなく、率直な批判をし合える関係を作っていきたいと思っています。

 どうも、日常的な気軽な話題と思って書き始めたところ、結局何だか大袈裟な締めになってしまいましたが、今日はこの辺で終わりにします。

2001.3.1

第13回 広州の春節 


 随分前のことになってしまいましたが、今年の春節のことをまだご報告していなかったので、ご報告します。

 今年の春節(旧正月)は昨年の農村とはうって変わって、中国でもっとも経済の発展している地域の一つ、広州の友達の家で過ごしました。

 この友達は、昨年の夏休みに洛陽を旅行した際に知り合った中国人学生の一人です。

 僕は今年もぜひとも中国人の家で春節を過ごしたいと思っていたのですが、躊躇もありました。やはり、春節は家族水入らずで過ごしたいだろうし、そこへよそ者がいきなり入っていくのは失礼だと思ったからです。ましてや、昨年の友達とは違って、広州の友達は旅行で一度会っただけでした。しかし、大都市の春節がどんなものか見てみたかった僕は無理を承知で春節をともに過ごすことを頼んでみたのです。

 すると、彼女は快く受け入れてくれ、わざわざ僕のためにベッドを一つ空けてくれ、そこに数日間泊めてくれました。こうして昨年に続き、今年も中国人とともに春節を過ごせることになったのです。

 それにしても、広州人の春節の過ごし方は農村とは全く違っていました。一言で言えば非常に淡白なのです。昨年も書きましたように、農村では普段の食事が質素そのものなので、春節の時の料理の豊富さは際立っていました。ところが、広州では除夕(大晦日)の料理も正月の料理も普段と大した違いはないようでした。この時だけで比べれば、むしろ農村の料理の方がはるかに豪華だったと言えるでしょう。

 日本人が大晦日に紅白を見るのと同じように、中国人もほとんどの人が大晦日に「連歓晩会」という、歌・漫才・コントなどの有名人が次々出てくる番組を見ます。その視聴率はなんと97〜8%という驚異的なものです。ところが、広州人はあっさりしたものです。彼らは広東語がわかり、香港のテレビ局も受信できるため、「晩会」始まってしばらくすると、さっさとチャンネルを変えてしまい、香港のテレビを見始めました。そして、それも見飽きたらしく、今度はVCDを見始めました。そして、しまいには、驚いたことに、21世紀最初の正月を待つことなく、つまり、12時が過ぎるのを待つことなく、みんなさっさと寝てしまいました。取り残された僕も仕方なく、年を越すことなく床につきました。

 昨年農村で春節を過ごした時は爆竹が至るところで鳴り響いていました。 中にはまるで大砲を発射したかのような馬鹿でかい音のするものがあったり、また、平気で爆竹を人の方に向けて投げて来る人もいるので、耳を塞いでびくびくしながら歩いたものです。しかし、毎年のように死傷者が出るので、現在大都市においては爆竹は禁止されています。ですから、広州の春節は非常に静かでした。

 僕の過ごしたのは広州の一家庭に過ぎないので、みんながみんなこんなに淡白なのかはわかりませんが、友達に聞いてみたところ、広州人の春節は総じてこんな感じなようです。

 それにしても、この友達は僕のために本当に心を尽くしてくれました。「広州には面白いところはない」といいながらも、自ら計画をたててくれ、博物館・花市(広州では年末に花の市をやるのが恒例になっていて、その際には膨大な数の露天が出る)・花車巡遊(広州各地域の山車や龍などが出て、道路を練り歩く)・春節晩会(歌・楽器・漫才・雑技・花火などの出し物がある)などに連れていってくれました。どうやら僕のために事前にどこで何があるかということを全部調べておいてくれたようです。

 部屋にいても、「洗濯物はないか」と聞いてくれ、遠慮がちに出すと、次の日には全てきれいに畳んで返ってきました。食欲がなかった日は「うちのものが口に合わないんでしょう」といってパンをわざわざ買ってきてくれたり、胃薬をくれたりしました。

 彼女のお兄さんは「日本食が恋しいだろう」といってわざわざ僕を遠くの日本食の店まで連れていってくれ、うな丼をご馳走してくれました。
 日本であれば、一度しかあったことのない人を正月に何日も泊めるということだけでもちょっと考えられないことのような気がします。それなのにここまでしてくれるとは……。本当に感激でした。同時に「どうしてここまでしてくれるのか」と考えました。

 人によっては多くの中国人に共通しているこうした親切さには「必ず何か打算がある」と言います。しかし、僕はこの考えには同意しません。ビジネスにおける関係ならいざ知らず、学生同士の関係で、しかも遠く離れたところに住んでいる以上、リターンが得られる保証など何もないからです。

 僕はこれは中国の一つの文化なのだと思います。そして、これは前回描いた中国人の負の面とは違ったもう一つの一面なのです。

 そうした中国人の一面を改めて見た今回の春節でした。

2001.4.4


第14回 ある大学の先生


 中国は事実上の一党独裁の国家であり、マスコミなどの報道がかなり統制されていることはこれまでの日記の中で述べてきた通りです。

 しかし、その中国の中で、大学という場はかなり自由な領域と言えるでしょう。中国人学生との間で共産党の一党独裁を問題にするなどということはごく普通のことですし、僕が先生に「台湾が独立するか統一するかは台湾の人たちが決めることではないか」などといっても、当然、反論はありますが、それが問題になるということありません。学生共産党員が共産党を批判するということも珍しくありません(日本なら、共産党員になるというのは何か特別のことのような気がしますが、中国では学級委員や班長になる程度のことと考えていいでしょう)。

 大学の講義も、人によってはかなりズバズバと現在の中国・中国政府を批判しますし、中国人学生たちが高校までに叩き込まれてきた公式見解とは全く違った考え方を展開していきます。

 そんな中で、今回はそうした先生の一人、A先生を紹介したいと思います。(念のため、講義名は控えます。)

 A先生は日本にも留学経験があり、最初の授業の時も僕が日本人だと知ると、親しげに話し掛けてくれました。「日本の留学生とぜひ交流したい」と向こうから積極的に提案してくれ、交流会を開いたこともあります。

 日本の大学にいた時は、大学の教授というと、敷居が高く、何だか近づきにくいという人がほとんどでしたが、この先生には少しもそういう所がありません。本当に気さくな人です。毎週授業が終わると、いっしょに話をしながら帰ります。

 講義の内容は歯に衣を着せないものです。「中国政府は李洪志(法輪功の指導者)を批判するが、個人崇拝を推進しているという意味ではかつての毛沢東と何の違いもないじゃないか」とか「中国共産党の力で日本を追い出したというが、本当なのか。アメリカやソ連の力があってやっと勝ったというのが実情ではないのか」などと平気で言います。こんなことは以前紹介した『南方週末』も含め、マスコミは絶対に言えないことです。生徒の中にもさすがに「先生、ちょっと注意した方がいいですよ」と心配して言う人もいるそうてす。しかし、先生は全くお構いなしの様子です。

 そんな先生の講義の中で、非常に印象に残った話があります。先生は、ハナ・アーレント(有名のドイツのユダヤ人女性思想家)が「あんな少数のナチスにあれだけ大量のユダヤ人が殺戮されたのは、ユダヤ人の側にも問題があるはずだ。ただナチスの残虐性を問題にするのではなく、ユダヤ人自身の弱さ、問題点も追究しなければならない」という趣旨のことを述べて、轟々たるユダヤ人からの非難を浴びたことを例に挙げながら、次のように言いました。「今の中国人もこの時アーレントを批判したユダヤ人に似ている。日本の過去の侵略は頻繁に問題にするが、大躍進や文革など、自民族の汚点についてはすぐ忘れてしまう。文革の被害を展示する記念館の計画も進んでいない」と中国人の「歴史健忘症」を痛烈に批判しました。

 ここで早合点して「その通りだ。中国はいつまで日本の侵略について謝罪を求めるつもりだ!もっと自分の国の問題を見ろ」などと決して言わないでいただきたいと思います。もしそのように言うならば、この先生の言うことを全く理解していないことになります。

 誤解しないでいただきたいのは、A先生が決して日本の侵略を決して軽く見ているわけではないということです。彼が日本への留学経験した際、ある公園で老人がバーベキューをやりながら中国での戦争体験を自慢げに語るのを見て、日中間にある戦争認識の絶望的な溝を感じたと言います。しかし、彼はそうであるにもかかわらず、なおかつ中国人自らを痛烈に批判しているのです。僕はこの懐の深さに敬服せざる得ません。僕は多くの日本人は彼のような懐の深さに学ぶ必要があると思います。

 彼は「歴史健忘症」はアジア人に共通した特徴だ、と言います。僕もそう思います。「日本は過去そんなに悪いことはやっていない。中国はこんなにひどいことをやっている」と他国・他民族の罪悪だけを批判し、自国・自民族の罪悪を顧みない人が日本にもどれだけたくさんいることでしょうか。先生が批判したのは、まさにどの民族・どの国家の中にもあるこうした態度なのです。

 僕は日中双方の偏狭な民族主義と「歴史健忘症」が果てしない悪循環を形成しているのが現状なのではないかと思います。

 日中両国が自己の誤りに謙虚に目を向けることが出来るようになった時、真の日中友好が可能になるのではないかと思います。

2001.4.18


第15回 ある大学の先生 2


 以前の日記の中で、「中国のマスコミが頻繁に南京大虐殺を始めとした日本の侵略の事実について報じるのは、国民の民族感情を煽る意図があるのではないか。中国政府と、純粋に日本の侵略に対して怒りを感じている一般の国民との間には差があるのではないか」といった内容のことを書いたことがあります。

 この点について、前回ふれたA先生にどのように思うか先日聞いてみました。A先生なら比較的客観的かつ冷静な見解が聞けると考えたからです。しかし、それに対する先生の見解は正直に言って意外なものでした。「そのような意図はほぼないといっていいだろう。政府・マスコミは中国の国民の怒りをそのまま代弁しているに過ぎない。いや、それどころかむしろ抑制して表現しているとすら言える」先生によると、日中両国の経済を始めとした関係がこれだけ密接になった今、中国政府は日本との関係をこじらすことなど望んでいないというのです。しかし、中国政府が何よりも恐れているのは、過去の日本の侵略、あるいはそれを否定・隠蔽するような発言・行為に対して弱腰の態度を取ることで国民から「売国」という目で見られることだといいます。つまり、五四運動の時のように、最初は外国に向いていた矛先が最後には自らに向けられることを最も恐れているというのです。

 僕はこれを聞いて、目からうろこが落ちたような気持ちになりました。なぜなら、これまで中国が事実上の一党独裁であることから、政府が国民の思想・意識・感情・行動などをコントロールしているという面、つまり上から下へという面ばかりに目が行き、逆に国民の意識が政府に与えている影響という面、つまり下から上へという面にあまり目が行っていなかったからです。考えてみれば、いくら一党独裁と言っても、国民を統制するばかりで、民意を反映することがなければ、しだいに支持を失い、その存在基盤を自ら掘り崩すことになります。

 NATOがユーゴの中国大使館を空爆(誤爆?)した時も、政府が学生らの運動を煽っているという見方が日本でもかなりありました。しかし、これについても先生は「反米の運動は学生の中から自然に起こったものだ。政府は運動を煽るどころか、むしろ学生の運動が急進化するのを恐れ、それをある程度秩序だった、抑制したものにするために介入したのいうのが現実だ」

 同じことは、最近起こった米中機の衝突事件についても言えるといいます。ニュースなどで「アメリカがついに謝罪した。これはわが民族の偉大な勝利だ」などとアナウンサーが言っているのを見ると、中国政府が国民の民族感情を煽っているように見えますが、国民の感情を代表して言っているだけで、実際には政府としてはあまりアメリカとの関係をこじらせたくないし、穏当に問題を解決したいというのが本音だと先生は言います。

 つまり、これらの流れを大きく規定しているのは決して中国政府ではなく、中国の国民だということです。

 話を日中関係に戻すと、先生は「最近の歴史教科書問題を始めとした一連の問題の中で、中国人の日本に対する怒りはどんどん高まっている。そして、これは決して中国政府に煽られたものなのではなく、ごく自然の怒りだ。多くの人が、かつて周恩来が日本にからの賠償を放棄したことに疑問を持ち始めている。日本は「以怨報徳」(恩を仇で返す)だと多くの人が感じている」

 前回にも述べたように、A先生は自国・自民族に偏った見方を決していない人です。その先生が怒りを隠し切れない様子でこう言った時、僕はその言葉を重く受け取らざる得ませんでした。

 最近、「日本はODAで中国をこんなに援助しているのに、中国は少しも感謝しないどころか、さらに謝罪を求めてくる。けしからん」といった類の議論がよく聞かれます。やはり中国は「恩を仇で返」していると言いたいのでしょう。ODAは日本政府も明言している通り、国益追求の手段で、日本もそこから多くの恩恵を受けているのであり、決してボランティアでやっていたわけではないことはここではおくとしても、このように主張する人たちは中国があれだけ多大な被害を日本によって受けながらも、全ての賠償を放棄したという「恩」などすっかり忘れてしまっているかのようです。

 日中両国がいう「恩を仇で返す」、この中身の違いは両国の間にある深い深い溝を象徴しているかのようです。

 A先生は、中国政府が中国国民の感情を代弁している以上、日本側が過去の歴史に対してしっかりとした認識を示していけば、この点では中国政府は引いていくはずだと言います。

 僕はA先生の分析がすべて正しいかどうかは分かりませんが、少なくとも、過去の歴史事実に対する中国政府の言い分を、単なる日本から金を引き出すための外交カードに過ぎないなどと見て、それに対して軽率な「反撃」を加えたりすることは、中国の国民の更なる怒りを招き、日本人と中国人の関係(政府間の関係に限らず)をどんどん悪化させていくだけで、何の良い結果ももたらさないことだけは確かだと思います。

 中国に来て約一年半になる僕ですが、まだまだ中国のほんの一面しか見えていないことを改めて実感させられたA先生との対話でした。

2001.4.24


第16回 中国人の日本観 


今回は中国人(僕が接しているのは主に学生ですが)が日本、または日本人をどのように見ているのかということについて書きたいと思います。

ひとことで言えば、やはり中国人の日本に対する見方というのはステレオタイプで一面的であることは否定できません。例えば、どの人も知り合ったばかりの頃必ず聞いてくるのは「富士山はきれいか」「日本には桜がたくさんあるのか」「日本の茶道はどのようなものなのか」といったことです。きっと地理の教科書などにこういったことが書いてあるのでしょう。もちろん、この点は日本人の中国に対する理解もさして変わらないといえるかもしれません。多くの日本人が中国といって思い浮かべるのは天安門や万里の長城・パンダ・中華料理・チャイナドレス・一党独裁の政治体制といった程度のものではないでしょうか。

歴史問題が中国人の日本に対する印象の大きなマイナス要因になっている中で、逆に日本に対する親しみをもたらす役割を果たしているのは日本のドラマ・俳優・歌手・漫画・スポーツ選手などです。

ドラマでいうと、中国の若者で「東京愛情故事(東京ラブストーリー)を知らない人はまずいないと言っていいでしょう。同時に鈴木保奈美の名前も知らない人はいません。中国で放映された時、爆発的な人気を呼んだようです。なぜこんなにも中国人に受けるのか、聞いてみたことがあります。それによると、80年代まで愛情のない結婚がまだまだ多くあった中国において、登場人物たちの愛に執着する姿が非常に新鮮に映ったのではないかとのことでした。(ただし、東京ラブストーリーが放映されたのは中国ではつい3・4年前のことだそうです)

俳優で言うと、かつての大スターは山口百恵でしたが、今は酒井法子がもっとも有名な日本人女優と言っていいでしょう。多くの中国人はなぜか日本の女性は優しい(「優しい」という言葉の中には「夫の言うことをよく聞く」という意味が含まれているようです)という印象を持っているらしく、ほとんどの男子学生は僕に「日本の女性は優しいんでしょ」と羨ましそうに聞いてきます。これも先ほど述べたステレオタイプな日本認識の一つです。そして、酒井法子はそうした「優しい日本女性」のシンボル的存在と見なされているようです。

ただ、最近は日本のドラマが多く放映されていることもあり、学生たちの知っている日本の俳優も多様化してきています。柏原崇・キムタク・松島菜々子・深田恭子などは広く知られており、中国人学生の宿舎に行くとポスターもよく貼ってあります。

歌手で言うと、宇多田ヒカル・浜崎あゆみが広く受け入れられており、日本で彼女らのアルバムが出ると瞬く間に海賊版が出回ります。しかし、俳優に比べると知名度はずっと低いといえます。(ただし、これは武漢での話で、広州など沿岸地域に行くと、日本の情報に触れる機会が多いらしく、知っている日本の俳優や歌手の数はずっと増えます。)

日本の漫画が中国人に与えている影響も大きいものがあります。今の学生なら誰もが「ドラえもん」「スラム・ダンク」などを読んで育っています。最近でもテレビで「ちびまるこちゃん」「探偵少年コナン」「セーラームーン」などが放映されています。この背景には、中国国産の漫画やアニメで面白いものがまだまだ少ないということがあると思います。(実際、僕の見たところでも見るに耐えないレベルのものが多いです)

スポーツ選手で言うと中田英寿の名を知らない男子学生はまずいないと言っていいでしょう。中国人はサッカーというスポーツに対する思い入れが強く、テレビでもセリエAやプレミアリーグの試合をよく放送しています。学生食堂のテレビにセリエAの結果が出た時、男子学生がゾロゾロとテレビの周りに集まったのを見て驚いたものです。ただ、民族感情の強い中国人にしては不思議なほど自国のサッカーのレベルに対しては悲観的で、僕が「次のワールドカップは中国にもチャンスがあるんじゃないか」と水を向けると、誰もが決まって「中国は見込みがないよ。やはりアジアナンバーワンは日本だよ」と言います。その分、アジアの星としての中田への期待は大きいようです。

中国人の日本観というと、また堅苦しい話になってしまいますが、どうしても歴史問題に触れざるを得ません。最近、顔見知りの女子学生にある授業で偶然会いました。彼女は前に別の友人に連れられて僕の部屋に来たことがあったのですが、その時はなぜかほとんど話をしませんでした。ところが、今回は別人のように多くのことを話したのでびっくりしました。そして、その後こう言いました。「あなたって、性格がいいのね。日本人てみんなそうなの?」「えっ?」僕は普通に話していただけなので、こんなことを言われて驚きました。そして、なぜそんなことをいうのか彼女に聞きました。彼女によると、日本人というのは歴史の教科書に出ているようにみんな残酷で恐ろしい人たちばかりだと思っていたというのです。だから初めて僕という日本人に接して、そうでもなさそうなので意外に思ったそうです。前に僕の部屋に来た時に積極的に話さなかったのも日本人に対するそうしたイメージがあったからだということでした。

こうした中国人の日本人観というのは決して彼女だけに特殊なものではないと思います。実際、僕のある友人は彼の友人から「漢奸(戦争中、日本側についた裏切り者の中国人をこう呼んだ) 」と呼ばれたと言います。この背景には彼らの祖父母や親類がかつての戦争の中で直接に日本によって受けた被害があるでしょうし、歴史教育の影響もあると思います。

今、歴史教科書問題がさかんに論じられていますが、僕個人の考えとしてはあのような歴史事実に明らかに反した内容で子供を教育することには反対です(詳しいことについてはここでは論じません)。それでは、中国の歴史教育はどうでしょうか。かつての日本の侵略がいかに残酷なものであったのかを中国が詳細に教科書に描くことは被害に遭った側として当然だと思いますし、それが「反日的」になるのはやむをえないことだと思います。ただ、一つ僕が思うのは、もし中国の歴史教育が現在の日本人も恐ろしい人間であるかのような印象を与え、結果的に中国人と日本人の間に壁を作るようなことになっているとしたら、そうした教育方法については再考する必要があるのではないかということです。もちろん、壁の原因は歴史教育だけではないでしょうし、日本人の側が過去の侵略戦争に対する認識を明確にするというということを前提としての話です。もし、日本人側の歴史認識が明確でないために、中国人の怒りを買うようなことがあるとすれば、「壁」の原因は日本人側にあるといえるでしょう。

最後に中国人の日本認識の中で二つほど気になる点を挙げておきます。一つは、日本の侵略戦争に対しては当然のことながら批判が行われていくわけですが、戦後の日本のことになると急速な経済発展という認識だけがあって急に称賛の声一色になってしまうということです。もちろん、僕の考えとしても戦後の経済発展がもたらした恩恵は計り知れないし、そのプラス面が大きいことは否定できないと思います。しかし、その一方で、公害や環境破壊の問題など、マイナス面も多々あったわけです。しかし、そうした面については中国人はほとんど知らないというのが実態です。「水俣病」という言葉を知っている中国人はほとんどいないのではないでしょうか。

日本の侵略に対する徹底した批判と戦後の日本に対する無批判と言えるまでの賛美―このコントラストが中国人の日本認識の一つの特徴をなしているように思えます。

もう一つ気になるのは平和憲法に対する認識です。ここでは平和憲法の是非については論じませんが、不思議に思うのは中国人学生が日本の平和憲法の存在についてほとんど無知なことです。少なくとも平和憲法の存在がかつてのように日本が中国を侵略しない担保になってきたと思うのですが、そのような認識は学生の中には薄いようです。ニュースでは「一部の政治家が平和憲法を改正して、軍事大国化を進めようとしている」といったふうに取り上げられることはありますが、これは単に日本という特定の国を抑制するものとして平和憲法を見ているだけで、平和憲法そのものに普遍的・積極的な意味を見出そうとする姿勢は全くといっていいほどありません。ただ、中国自身が軍備の増強を進めている以上、平和憲法の内容を肯定することはできないわけで、ある意味では当然かもしれません。日本には平和憲法はあって欲しいが、中国にはあっては困るというのが本音でしょう。

こうして見ていくと、中国人の日本認識はまだまだ一面的で、多くの誤解があると言えると思います。同じことは日本人の中国認識にも言えるでしょう。最近、マスコミではとみに教科書問題やODAの問題などが日中間の問題として取り上げられています。こうした歴史や政治の問題について両国間のコミュニケーションを増やし、共通の認識を徐々に作り上げていくことはもちろん重要なことです。しかし、そうしたマスコミでクローズアップされること以外にも、例えば先ほど述べた日本女性に対する認識といったことも含めて、もっと理解を深めていく必要があると思います。その手段は政府レベルを含め多々あると思いますが、その中でも、僕らのような留学生と中国人学生の顔と顔を突き合わせたコミュニケーションというのは非常に大切だと思います。中国に来てからというもの、そのことを痛切に感じる毎日です。僕一人の力は微々たるものですが、両国間の理解を深めていくことに少しでも力になれればと思っています。

2001.6.1

第17回 中国大学入試の闇


以前、「中国の大学の腐敗」と題して、中国の大学の問題を取り上げましたが、今回さらに突っ込んで中国の大学入試の問題を取り上げてみたいと思います。

この春、僕の大学4年生の友人が今の大学よりさらにレベルの高いA大学の大学院の試験を受けました。結果は、総合点では合格ラインを超えたもの、数学の点数が合格ラインにわずか一点足りなかったために、不合格に終わりました(中国の入試では日本と違い、総合点以外に各科目ごとの標準点があり、それを越えないと合格できないのです)。

彼は以前、日本語検定試験の一級を受けた時もやはり一点足りなかったために合格できませんでした。本当に不運としか言いようがありません。しかし、これ自体は公正な試験の結果ですから、仕方がないと言えます。

問題は次のような現象が起こっていることです。彼の言うところによると、彼の友人がやはりA大学の大学院の同じ学科の試験を受けました。結果は各科目の標準点は全て越えたものの、総合点で合格ラインに達しませんでした。本来ならば、この結果なら当然合格出来ないわけです。ところが、彼は僕の友人と違ってA大学の出身であるために、何と合格してしまったというのです!

僕はそれを聞いて、友人に「腹が立たないのか」と聞きました。彼は怒った様子も見せず、「仕方ない。こういうことは中国ではごく普通に起こることだから」と言います。もう、あきらめている、といった感じです。彼はすでに浪人して来年再度受験することを決意し、今も勉強に励んでいます。

こうしたコネのある者、人間関係がある者が得をするという現象は以前も述べたように中国では普遍的な現象です。これらは法的に見れば明らかに違法と言えるでしょう。 ところが、こうした違法な行為以外に、中国の入試には「制度化された不公平」とでも言えるものが存在します。

その代表が、各省・各直轄市ごとの合格者数の割り当て制度です。例えば北京大学の湖北省出身者の枠は何人とあらかじめ決まっていて、湖北省の受験者で成績の多い人がどんなに多くても、枠以上の数の人は合格できないしくみになっています。この結果、どういう問題が起こってくるかというと、受験生の平均点が高い省においては合格ラインが極度に高くなり、省ごとの合格ラインに大幅な差ができるという現象が起こってきます。

具体的に言うと、99年度の重点大学(国家の指定したトップクラスの大学)の合格ラインは武漢市で566点、北京では460点となっています(満点は750点)。両者の間にはなんと100点以上の差があるのです。

ちなみに、各省ごとの合格者枠にどれ位の差があるのかというと、北京大学と並ぶ名門の清華大学では約三千の合格枠中、北京には四百から五百が割り当てられる一方、甘粛省にはわずか40前後しか割り当てられていません。上海にあるやはり名門の復旦大学では99年の二千四百の合格者枠中、なんと千二百余りが上海に割り当てられています(「中華網」参照)。

こうした割り当て制度が、教育する機会や施設に恵まれない内陸部の生徒たちに大学進学の機会を与える役割を果たしていることは否定できません。もし、こうした制度がなかったら、チベットやウィグル地区など比較的貧しい地域からはほとんど北京大学に合格できる人は出ないということも考えられることです。

しかし、北京や上海など、最も豊かな地域の生徒が優遇されているとなれば、これは明らかに不公平としか言いようがありません。

このような不公平な制度が維持されている理由としては諸説あります。政府の教育部には北京出身者が多いため、自分の子弟に有利なようにこうした制度を維持していると意見もあります。また、各大学は現地の政府からさまざまな便宜を図ってもらっているため、現地の枠を増やさざる得ないのだ、という見方もあります。
いずれにせよ、この制度が何か合理的な理由に基づいているとは言えないことは確かなようです。

合格者数の割り当て制度に意外に、僕から見て不合理と思える制度に「拡招」と呼ばれる制度があります。「招」とは中国語で「募集する」と言う意味で、「拡招」は正規の枠以外に合格者を拡大するという意味です。具体的に言うと、各大学の合格ラインから不足している点数が20点以内であれば、お金を多く払えば合格できるという制度です。いくら払えばいいかというと、二万元(約三十万円)です。現在、中国人の平均収入は大都市でも約千元ぐらいですから、この額がいかに大きいかわかるでしょう。しかし、大学に入れるかどうかはその子の将来に関わりますから、貧しい家庭でもお金を借りたりして必死に子供を大学に入れようとするはずです。一方、大学にとってはこれは大きな収入になるでしょう。これは、決して非合法な裏口入学ではありません。中国ではこれがれっきとした制度として存在するのです。先ほど「正規の枠以外で」と言いましたが、「拡招」で入った生徒は、一度入ってしまえば他の本科生と何の区別もありませんし、卒業証書も同じです。僕から見れば、これは単に大学が金もうけのために考えた制度としか思えません。

以上、僕が聞いた範囲、知っている範囲で中国大学入試の問題点を書いてみました。しかし、まだまだ僕が知らない多くの不公平なこと、不条理なことがあることと思います。「中国の社会は暗黒だ」。多くの18、9歳の大学生たちが僕にそう言います。

中国人にとってよりレベルの高い大学に受かることは将来のより豊かな生活を意味します。大学院に行くことも、日本なら学問的興味からという人が多いかもしれませんが、中国ではほとんどの場合、将来の高収入のためです。特に農村出身の子弟たちは、貧しさから抜け出すために必死になって勉強します。以前報告した農村の状況を見れば、これは皆さんも理解できることと思います。大学受験の結果は本当にその子供の人生を左右してしまうのです。

ですから、一部の大都市の人間や大学の利益のためにこうした貧しい子供たちの努力をないがしろにするような制度は一刻も早く改善して欲しいものです。

2001.6.27

http://www1.odn.ne.jp/kumasanhouse/kangomei/
http://www.asyura2.com/21/reki6/msg/102.html#c1

コメント [政治・選挙・NHK282] 「れいわ新選組」をウロチョロしている池戸万作さんは、「日本経済復活の会」(AJER)の幹事。池戸万作さんが、どのような人物… 新共産主義クラブ
10. 2021年7月26日 18:59:19 : LFdj7v4TY2 : Wjd2WFhmd1NEbzI=[3222]
>>9訂正

MMT講義 → 消費税減税研究会

お詫びして訂正します。
http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/228.html#c10

コメント [政治・選挙・NHK282] 米紙の報道「オリンピックが時代に取り残されたままならば『終焉の時』が迫っている」 IOCは社会の変化についていこうとしなか… 赤かぶ
13. 2021年7月26日 19:00:09 : Gotth5c1qc : THZxRThVcmtFYWs=[3959]
開会式、視聴率、56%と喜ぶが、

小山田、小林賢の問題の演出が、見て見たかった、好奇心のデータじゃない?

結果的に、オヤマダのいじめ自慢とホロコーストいじりが、
視聴率をあげたいう事だね。

喜ぶ自民のバカども。

     
http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/236.html#c13

コメント [カルト33] ドン・免疫学の世界的権威である阪大教授が山で遭難。弟子だけでなくオール阪大で捜索に出掛けて救出する事である。 ポスト米英時代
2. 2021年7月26日 19:04:35 : XhJ8g1sXRw : Yy5KREI0ZkdrOFE=[1360]

●これは 確かな情報といちべえさんからですが・・・

あ、そかは幹部から順に大量の人が鯛捕されているが、末端の実行部隊には知らされていないようだ

もう やめ時 変わり身を早くした方が身の為・・・
でもあの世で閻魔様に可愛がられるのは変わらないが 生きている内に少しでも早く改心し善行を積んで
今までの劫と相殺しないとまずいでぇ〜〜 地獄での修行はつらいらしいよ  知ーらない!!

http://www.asyura2.com/21/cult33/msg/455.html#c2

コメント [医療崩壊7] 新型コロナウイルスワクチンの対応に関する公式見解 (いのうえ内科・リウマチ科)  魑魅魍魎男
9. 2021年7月26日 19:04:37 : olf8MjX40E : bTd6WE95d3puN1E=[69]
先に接種した人は他人の手を引っ張ることを止めてくれ

赤信号は赤信号、みんなで渡っても轢かれる人は轢かれる、死なば諸共はゴメン被る
http://www.asyura2.com/21/iryo7/msg/121.html#c9

コメント [近代史6] 中国に取り残された残留日本兵を救った中国人 中川隆
2. 中川隆[-16035] koaQ7Jey 2021年7月26日 19:05:42 : L74jVt1sps : d1BvM3NxcG10VGM=[36]
2011年3月22日 【地震】支援の輪。読売新聞より。

小さな小さな記事だった。


『残留孤児養父母が支援』

日本人残留孤児を育てた中国黒竜江省ハルビンの中国人養父母ら少なくとも15人が、東日本巨大地震の被災地に義援金を送ることを決めた。

19日、中国側の赤十字社に義援金を託す予定だ。

関係者は『孤児たちは私達の家族。1980年代に帰国したが、縁は切れない』と話している。

義援金を送るのは、養父母らでつくる民間団体
『ハルビン市日本留華孤児養父母親睦会』の会員や家族。

石金階事務局長(53)によると、地震発生後東京、千葉などに住む残留孤児28人の無事を電話で確認した。


中国デマで混乱しという大見出しの下の小さな小さな記事だった。

http://blog.livedoor.jp/kaname_miduki/

115 :名無しさん@お腹いっぱい。(北海道):2011/03/19(土) 21:42:01.92 ID:vYis8Yjg0

昔の中国一般人は優しいよ。

日本人に統治されて酷い事されまくったのに日本が戦争に負けて日本へ帰りまくり
だが、取り残された弱者や子供を中国政権から隠して守り中国人として育てた。

そして、日本人孤児達は大きくなって数年前日本に帰って来たんだが今回の地震で自分の子は大丈夫かと心配して中国の親達は義捐金を日本に送った。

日本人孤児も老人だから中国の親は凄い老人なのに。


____


中国に残留孤児が多いのは、中国人の性質によると思っています、

私は現在、地震のあった、近くの町、重慶に滞在していますが、地震の募金活動や、献血など、凄いボランテアの数です、

漢民族は、人間や生き物に対して、優しいですよ、あんな性質で、戦争できるのかな、、と思うほどです、

戦後、自分の肉親を殺した日本人の子供であても、放置は出来なかったと、推定します、
現在でも詐欺や泥棒は日常的ですが、殺人や障害は滅多にない様です

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1216564117

Q. よく「中国残留孤児」というのがありますよね。満州にいた日本人の孤児が戦後に支那人に引き取られて育てられたというのがあります。しかし何故「韓国残留日本孤児」といのが存在しないのでしょうか?

終戦当時、かなりの日本人が朝鮮半島にいたと思います。朝鮮半島にいた日本人が戦後、引き揚げで全員帰ってきたかは定かではありません。しかし戦後のドサクサで朝鮮半島に残った日本人はいなかったのでしょうか?

支那では戦後、日本の子供達を引き取りわが子のように育てた「中国残留孤児」というのがあります。

しかし「韓国残留日本人孤児」「北朝鮮残留日本人孤児」というのがいませんよね。これは何故でしょうか。

A. アメリカ中学校教材で使われている 'Kawasima洋子ワッキンスシの著者の洋子話(so far from the bamboo grove)というノンフィクションが当時の実態を表していますから、英語の勉強を兼ねてお読みになると良いでしょう。

実態は、朝鮮人による強姦、惨殺などによって多数の人が犠牲になったり、人身売買によって売り飛ばされています。

また、売り飛ばされて、農奴にされて、韓国で半生を送り、日本人として異例の第一回光復節賞が授与された望月カズと言う人の半生にもその時の状況が語られています。

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1436135609
http://www.asyura2.com/21/reki6/msg/102.html#c2

コメント [近代史6] 中国に取り残された残留日本兵を救った中国人 中川隆
3. 中川隆[-16034] koaQ7Jey 2021年7月26日 19:08:22 : L74jVt1sps : d1BvM3NxcG10VGM=[37]
赤塚不二夫120%―死んでる場合じゃないのだ – 1999/1 赤塚 不二夫 (著)
http://www.amazon.co.jp/%E8%B5%A4%E5%A1%9A%E4%B8%8D%E4%BA%8C%E5%A4%AB120-%E2%80%95%E6%AD%BB%E3%82%93%E3%81%A7%E3%82%8B%E5%A0%B4%E5%90%88%E3%81%98%E3%82%83%E3%81%AA%E3%81%84%E3%81%AE%E3%81%A0-%E8%B5%A4%E5%A1%9A-%E4%B8%8D%E4%BA%8C%E5%A4%AB/dp/4901006096

赤塚不二夫が語っていた戦争と差別…終戦時の満州で助けてくれた中国人、日本に帰って受けたイジメと差別


『おそ松くん』をアレンジしたアニメ『おそ松さん』(テレビ東京系)のブームは、番組の放送が終了した今でもまったく衰える様子を見せず、また、タモリがエンディング曲を歌っていることでも注目されたドキュメンタリー映画『マンガをはみだした男 赤塚不二夫』も現在公開中。亡くなってから8年近くの時が経っても、赤塚不二夫は話題を振りまき続けている。

 人々が赤塚作品を愛し続けているのには、色々な理由があるだろうが、そのなかの一つとして大きいのが、彼のつくる物語の根底に流れる「優しさ」だろう。赤塚不二夫の担当編集をしていた武居俊樹氏は、赤塚不二夫『赤塚不二夫120%』(小学館)の解説でこのように綴っている。

〈小説家の井上ひさしが後に言っている。

「文部省が赤塚漫画を『道徳』の副読本にしないのは理解できない」と。

 ある意味で、赤塚の作品は道徳的だ。

 例えば、暴力シーンはいっぱい出てくるが、弱虫でチビのハタ坊がいじめられるシーンは決して出てこない。喧嘩も、対等か、強い者に逆らう時に起きている。チビ太が一人で六つ子に挑んでいくような時だ〉

 弱い者いじめはしない──赤塚作品で貫かれているこの姿勢は、彼の子どもの時の体験によってできあがったものであった。

 赤塚不二夫は、1935年9月14日、満州にある古北口という、旧満州国と中国の国境沿いの町で生まれた。父親は、特務警察を務めた後、奉天で消防分署の署長を務めていた。現地の中国人たちを監督する立場の人間である。尊大な態度を取り、徹底的に彼らを痛めつけたとしても誰からも文句は出ないし、実際にそうしている日本人はたくさんいた。しかし、赤塚不二夫の父の行動は、それとは真逆のものだった。

終戦直前におやじが奉天(現在の瀋陽市)の鉄西区の消防分署の署長になった。部下はみんな中国人。彼らがミスしたとき、朝の六時ごろ、籠に卵をいっぱい入れて持ってきたり、砂糖とかいろんなもの持ってくるの、謝りに。でも、おやじはぜったいに受け取らなかった。

「いらない、そんなもの。おまえたちが食べろ」って。

 ボクはまだ子どもながらも、なんか騒がしいなと思って起きて見にいったら、そうやってるわけだ、おやじと部下が。

 そしたらうちのおふくろが、「もらっとけばいいのに」。子どもたちに食べさせたいと思うわけだよ。そうしたら、おやじ怒った。「ふざけるな」って。

 そういうことがずっと続いていたから、終戦のとき中国人が、「おくさんお米あるかあ、砂糖あるかあ」って持ってきてくれて助けてくれた。

 学校では先生から、中国人を蔑視した教育を受けていたけど、ボクは学校から帰ってくると、おやじの部下の中国人の子どもたちと、官舎のまわりで犬コロみたいに遊んでいた。中国語で、みんないっしょになって生活してたわけだから、「おまえは日本人なんだからエリートなんだぞ」なんてことはおやじは言わなかった。だから、ボクは中国人に対して差別とかそういう気持ちをもったことはなかった(中国引揚げ漫画家の会編『ボクの満州 漫画家たちの敗戦体験』亜紀書房)

 物資の少ない状況下、赤塚不二夫の父だって、付け届けは喉から手が出るほど欲しかったはずだ。しかし、それを受け取ってしまえば、渡しにきた中国人たちが飢えに苦しむことになる。それを分かっていたから、頑として受け取らなかったのだ。また、赤塚不二夫の父にはこんなエピソードもあると言う。


砦には時々、さまざまな物資を積んだトラックが到着した。おやじはその物資をよく村人に分けていた。

「敵も味方も同じ人間じゃないか」

 何か見返りを期待したわけじゃない、こちらに真心さえあればそれは必ず相手に通じるはずだ──これがおやじの人間観だった
(赤塚不二夫『これでいいのだ 赤塚不二夫自叙伝』文藝春秋)


 こういった行動は、実際に相手に伝わっていた。赤塚の父の首には当時の金額で2千円の賞金がかかっていたが、誰も父のことを密告したりはしなかった。どころか、敗戰の混乱時には赤塚家を周囲の中国人が守ってくれたのだ。

 そして、終戦後は、なにかと面倒を見てくれたり、日本人の集まっている安全な場所まで部下だった中国人たちが送り届けてくれたという。

 戦時中にいばっていた日本人のなかには、終戦の混乱のドサクサに紛れ中国人に惨殺された例もある。実際、近所の中田さん一家は戦中に恨みを買っていたため、殺されてしまったという。その話を聞いた当時の心境を赤塚不二夫は〈いつも部下の中国人を可愛がっていたおやじが、ぼくたち一家を救ったと思わないわけにはいかなかった〉(前掲『赤塚不二夫自叙伝』)と振り返っている。

 弱い者いじめをするのではなく、助け合って生きていけば、今度は自分が困ったときに助けてくれる。小学生の赤塚不二夫は父の行動からそのことを学んだのだという。

 しかし、小学校6年生のとき、引き揚げて母の郷里である奈良県の大和郡山で新しい生活を始めると、今度は「差別される」立場に置かれることになる。ほとんど戦災を受けることもなく、古くから住んでいる地元の住人ばかりの土地にとって、満州から引き揚げてきた家族は「よそ者」以外のなにものでもなく、冷たい扱いを受けたのだった。


ある時、配給があるから鍋持って集まれという回覧が回った。ぼくが鍋を持って行って並んだ。ところがぼくの番になったとき、

「あ、満州か、お前はダメだ」
 と断られた。あの時は悲しかった(前掲『赤塚不二夫自叙伝』)

 当然、学校でもイジメの対象となってしまうのだが、そんなとき、かつて父が現地の中国人に対して親切に接したように、イジメられている赤塚不二夫に親切に接してくれる人物が現れた。学校で番長を張っていた奥村という同級生の男である。彼との出会いはこのようなものだった。

僕は子供の頃から、絵が得意だった。「よーし、あいつが俺のこと、そんなにイジメるんだったら、漫画を描こう」って、藁半紙16枚くらいを糸で縫って、そこに鉛筆でマンガを描いたのだ。確か「寿司屋のケンちゃん」ってマンガ。その頃、お寿司屋さんなんか行ったことなかったのに、どうしてそんなマンガを描いたんだろう。それがわからない。でもとにかく、描いたわけだ。それを番長に、「僕の描いたマンガです」って差し上げた。番長はしばらく、パラパラめくって見てたよ。

「これ、ほんとにおまえが描いたのか?」

「ほんとです」

 それからみんなを集めて、

「いいか、今度なぁ、赤塚イジメたら、俺が承知しないぞ」

 って。それから見事に、イジメにあわなくなった(前掲『赤塚不二夫120%』)


 この後、奥村と仲良くなった赤塚不二夫は柿畑から柿を盗んで売り警察の厄介になるなど、数々の悪行に手を染めることになるのだが、そんな悪ガキの奥村は一方で、まわりから差別される立場の人間に対して優しい態度をとる一面もあった。イジメを受けている赤塚不二夫を助けた他に、こんなエピソードもあると言う。


クラスに一人、重度の小児マヒの子がいた。性格のとてもいい子だった。運動会の日がきたが彼は参加できない。窓から外を見ているだけだ。その日、ボス奥村はぼくに命じた。

「お前残って、あいつと一緒にいてやれ」

 しかたなくぼくも運動会に出ないで、二人で教室に残った。グランドではワーワーみんな楽しそうにやっている。窓からそれを見ている彼に、「面白いか?」と聞くと、嬉しそうに「うん」と答えた。

(中略)

 それにしても奥村という男も大したものだと思う。ただ体がでかくて腕っぷしが強いだけではなかった。ハンデを背負った友達の気持がわかり、ぼくに運動会を休んで付き添わせるという、教師ではできない対応をやってのけたのである(前掲『赤塚不二夫自叙伝』)

 このように奥村が面倒を見ていた子たちは赤塚不二夫の心に深く刻まれており、彼らが一緒に遊んであげていた当時3歳の男の子は『おそ松くん』に登場するチビ太のモデルにもなっている。

 父、そして、ガキ大将の奥村。彼らが見せてくれた、弱い者を守り、決して差別しない態度は、漫画家となった赤塚不二夫にも受け継がれ、それが赤塚作品の根底に流れる「優しさ」にもつながっている。

 周知の通り、先日、ヘイトスピーチ対策法が成立したわけだが、そんな法律をつくらねばならないほど、現在の日本社会は急速に寛容さを失い、多様性を認めることができない社会になりつつある。それは、赤塚不二夫が作品のなかで描いていた世界とは真逆のものであり、そのような社会になってしまったことは嘆かわしいことである。どんな人間も差別を受けなければいけない必然性などないし、社会はどんな人の個性も受け入れることができる多様性を持つべきだ。赤塚不二夫は生前、こんな言葉を残している。我々がいま、赤塚不二夫のマンガから学ぶべきことはたくさんある。

僕は、この世の中に「いい人」だけの人なんて、いないと思っている。

同じように、「悪い人」だけの人もいない。

世の中って、正しいことも悪いことも、美しいことも汚いことも、恵まれている人もハンディを背負っている人も、金持ちも貧乏人も、おバカも利口も、賛成も反対も、糞も味噌も、ぜーんぶごちゃ混ぜになってるのだ。それが世の中ってぇものだからね。それでいいのだ!!(前掲『赤塚不二夫120%』)
http://lite-ra.com/2016/06/post-2314.html
http://www.asyura2.com/21/reki6/msg/102.html#c3

コメント [政治・選挙・NHK282] 米紙の報道「オリンピックが時代に取り残されたままならば『終焉の時』が迫っている」 IOCは社会の変化についていこうとしなか… 赤かぶ
14. 2021年7月26日 19:09:28 : Gotth5c1qc : THZxRThVcmtFYWs=[3960]
米紙のニューヨークタイムズ紙は
もう、五輪が危機にあることを察している。

特にそれが東京五輪で、顕著に表れた。鈍い国民は気づかない?

人は必ずしも、アスリートに、酔いしれたりしない。

強引な、セールスと押し売りは、
選手自身にも、恨みが降りかかり、責任を取らないIOCは、いつの間にか、
犯罪者になっている。

犯罪者側になってからでも遅くはないが、北京五輪、パリ五輪と、
降りかかる災難を、バッハ一味は耐えられるのか、

じっくり観察したい。



http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/236.html#c14

コメント [政治・選挙・NHK282] 五輪スタッフ、メディア関係者に「インチキ陰性判定」乱発か?検査スリ抜けこんなに簡単 デタラメ五輪で起こる6つのハプニング… 赤かぶ
25. 2021年7月26日 19:11:02 : y2TlVEVqDA : emQuampMUHN0WC4=[2]
日本選手も陰性捏造して出場してそうだね
ただでさえ地の利がありすぎるのだから、メダルは返上し記録はなしにしましょう
http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/234.html#c25
コメント [カルト33] CNN・アスリート・表彰台で抗議容認を。つーか、世界中から五輪やめろと言われている中で、それもレベルの低い抗議はやめる… ポスト米英時代
7. 2021年7月26日 19:11:14 : XhJ8g1sXRw : Yy5KREI0ZkdrOFE=[1361]

●あの〜 皆さまにお聞きしたい事が・・
今回の大運動会の選手は ワクチソを打たないと参加出来なかったのでしょうか?
教えてくださいませ・・

文化放送のくにまるジャパンのパーソナリティー くにまるさんは二回目の接種を日曜に受けたそう ( 一一)
大竹まことさんも 先日一回目を奥さんと一緒に受けたそう・・
ラジオ局に 正しい情報がはいってないのだろうか?

http://www.asyura2.com/21/cult33/msg/462.html#c7

コメント [近代史6] 中国に取り残された残留日本兵を救った中国人 中川隆
4. 中川隆[-16033] koaQ7Jey 2021年7月26日 19:11:51 : L74jVt1sps : d1BvM3NxcG10VGM=[38]
2016年08月12日
中国大使館が留学生に接触しスパイに養成 その手口

世界ウイグル会議にスパイ

台湾系のメディアによると、中国国家安全部がスウェーデン留学生Asiya Abuliekemuにスパイ活動をするよう脅迫していた。

世界ウイグル会議のデリシャット氏が来日し、中国への留学生や、中国からの留学生が同じ目に遭っていると訴えた。

Asiya Abuliekemuは世界ウイグル会議を破壊するよう指示を受けたという。


  
世界ウイグル会議はウイグル人の独立や自治を目指す会議で、中国から逃げ出したウイグル人で構成されている。

ウイグルは中華人民共和国が成立する以前は国家で、中国の一部ではないし所属したことも無い。

13世紀にモンゴルのジンギスカンに服従しモンゴル帝国で重要な地位を占めるが、その後は周辺国との戦争が絶えず、17世紀には清に占領された。


清国を構成する女真族はいわゆる漢民族ではない非中国人で、ウイグルは独自の文化を持った支配地域という位置づけだった。

19世紀始めに清国が崩壊の道を辿り始めると、ウイグル族の反乱が起こり、数十年に及ぶ戦いの末に結局は清国に敗れた。

1949年に中華人民共和国が成立した前後、再びウイグル人が蜂起し独立国家を建国したが、鎮圧され中国に併合されている。


中華人民共和国の地図を見ると、外側を大きな面積の「自治区」等が取り囲み、内側に小さな省が多く存在している。

外側の大きい方は漢民族と無関係な国を併合した場所で、内側の小さい省だけが、いわゆる中国人本来の土地です。

北京より右側は旧満州国つまり清国の領土だし、内蒙古はモンゴル、ウイグル、チベットは完全に別の国でした。

中国人留学生と産業スパイ

要するに中国というのは北京周辺の僅かな地域だけが「漢民族」固有の土地で、その他は全部少数民族や外国の土地を奪ったものです。

独立運動や暴動が絶えないので、治安部隊を全土に配置しているが、年間数千件の暴動が発生している。

中国の治安部隊は外国とは桁が違い、予算は人民解放軍と同額の10兆円以上で、第二人民解放軍とも呼ばれています。


話を中国のスパイ強要に戻すと、2014年に『月刊中国』という反大陸的な中国人情報誌が、産業スパイについて解説している。

日本に来る中国人留学生に中国公安が目をつけて、本人が望まなくてもスパイに仕立て上げていく。

中国で訓練を受けたプロ工作員を「基本同志」、協力者を「運用同志」と呼んでいるが、留学生は「運用同志」にさせられる。


よく集団詐欺やマルチで被害者が別な人を勧誘して加害者になっているが、留学生も被害者であると同時にスパイを行っている。

優秀な中国人留学生は日本企業の研究員になったり、招待されて企業情報を知りえる立場になる。

中国大使館にそうした留学生を集めて、報告させたり情報収集の指示を出したりする。


もし留学生が協力しなければ、留学許可を取り消されて本国に送還されるか、国費の支給を打ち切られます。

大学の先端分野や、防衛関係、スーパーコンピュータなど、日本の大学には中国が欲しがる技術が転がっている。

中国は他国の技術をすぐにパクルのが得意だが、手際の良さはスパイの存在なしには考えられない。

中国が人心を掴む手口

以前の中国では映画007のように情報部が養成したプロのスパイを外国に送り込んでいました。

だが一人の有能なスパイを養成するには長い時間と手間がかかり、しかも養成したスパイが寝返ることは良くあるとされている。

そこでスパイを要請して送り込むのではなく、日本で暮らしている留学生を利用して情報を得ている。


養成したスパイを東京大学に送り込むより、既に東大に入って成功している留学生をスパイに使った方が効率的だからです。

その為に中国大使館は留学生に接触して相談事に乗ったり、留学費用を払ってやったり、公私ともに面倒をみます。

留学生と大使館は信頼関係や人間関係が生まれ、自然な形で協力するようになります。


ここがポイントで、中国が人を垂らしこむ手口は「感動させて」心の底から心服するように仕向けます。

日本の左翼がヨボヨボの爺さんになっても中国に忠誠を尽くす理由がこれで、命令されるのではなく、心の底から中国が好きなのです。

これを洗脳やマインドコントロールとも言い、スパイにしろ左翼にしろ、自分の意思で協力するように心を操ります。


一度相手の心を掴んでしまえば、その人はもう一生涯、中国による心の支配から逃れる事ができなくなります。

よくカルト教団の元信者が「こうしてマインドコントロールから抜け出した」と言っていますが、その姿はどう見ても支配された影響が残っています。

本人がどんなに努力して抜け出そうとしても、中々抜け出せないのが心の支配で、この分野は旧ソ連と中国が非常に進んでいました。
http://thutmose.blog.jp/archives/64925019.html
http://www.asyura2.com/21/reki6/msg/102.html#c4

コメント [近代史02] 中国人が日本人を大好きになった理由 中川隆
11. 中川隆[-16032] koaQ7Jey 2021年7月26日 19:12:37 : L74jVt1sps : d1BvM3NxcG10VGM=[39]
2021-07-25
中国に取り残された残留日本兵、石田東四郎さんのこと
https://vergil.hateblo.jp/entry/2021/07/25/213549

小野田寛郎(1974年フィリピンから帰国)や横井庄一(1972年グアムから帰国)などと違って知名度はゼロに近いが、1993年、敗戦から48年も経ってようやく中国から帰国した石田東四郎という元日本兵がいる。

この石田さんにまつわる物語は、実に驚くべきものだ。

1912年、秋田県増田町に生まれた石田さんは、1937年、再招集されて中国河南省に渡ったが、終戦直前に行方不明となり、戦死したものと考えられていた。

しかし彼は、銃撃により頭を負傷し、聴覚と記憶を失ったまま生きていた。

1946年秋、石田さんは河南省黒石寨で、ボロボロの衣服をまとい物乞いをしているところを隣村の農民孫邦俊さんに保護された。

貧しい農民に過ぎない孫邦俊さんが、なぜよりによって元日本兵などを保護したのかは分からない。孫さん自身が元孤児だったからという説もあるが、確認できていない。

ともかく孫さんは石田さんを家に連れ帰り、衣服と食事を与え、医者にも診せてやり、家族同様に世話するようになった。しかし当時はまだ日本による侵略の爪痕が生々しく残っている時期で、孫さんの村にも多くの被害者がいた。孫さんは門前にまでやってきて抗議する彼らを必死に説得しなければならなかった。

孫さん一家が、石田さんを保護したことで得をしたことは何一つなかった。

石田さんは負傷のせいで脳に障害を負っているらしく、夜中に大声で叫んだり、自分の顔を殴ったり、与えた靴や布団を切り刻んでしまったりした。また、働く能力がなく、いくら農作業を教えようとしても、草取りひとつ満足にはできなかった。

石田さんが突然半身不随になったときは、孫さんは借金までして彼を治療した。

孫さんがそんなふうに石田さんを親身に世話する姿を見て、周囲の村人たちも、やがて彼を仲間として受け入れるようになっていった。

しかし、文化大革命の時期には、石田さんのせいで再び孫家に苦難が訪れた。日本人を保護していることから「外国と内通している」と批判され、息子の孫保傑さんは学業を中断せざるを得なかったのだ。

孫邦俊さんは石田さんを引き取ってからずっと、彼の家族を探したいと考えていたが、名前も経歴も話せない石田さんの身元はわからず、1962年、彼を帰国させることができないまま亡くなった。亡くなる際、孫さんは息子の孫保傑さんに「これからも日本のおじさんの面倒をよく見なさい。機会があれば日本の家族を捜してあげなさい」と言い残した。

孫保傑さんは父の遺言を守り、1972年に日中の国交が回復すると石田さんの身元探しに奔走した。

1992年、津田康道さんという人が、新聞に載っていた負傷兵は数十年前自分と一緒の部隊にいた石田東四郎さんだと確信し、訪中して面会した後、石田さんの弟である石田小十郎さんに連絡をとった。

翌1993年、血液鑑定により石田小十郎さんとの血縁関係が確認され、石田東四郎さんは日本に帰国した。

しかし、帰国の日になっても石田さんは孫家を離れようとしなかったので、孫保傑さんは自分で石田さんを日本に送り届け、さらに20日間も付き添った。孫さんが帰国すると、石田さんはあちこち探し回り、落ち着くまで10日もかかったという。

2002年、孫保傑さんの妻の王成香さんが養老院にいる石田さんを訪ねると、石田さんは涙を流し、王成香さんが帰ろうとすると自分も立ち上がって着いていこうとした。

ここまでくると、果たして石田さんは日本に帰国できて幸せだったのだろうか、とも考えてしまう。

石田東四郎さんは2009年、肺炎のため97歳で死去した。記憶が回復することはついになかった。

それにしても、敵国の敗残兵だった石田さんを迎え入れ、47年間も親身に世話した孫さんたちの行為は何と表現すればいいのか。親切などという言葉では表しきれないものがある。

この孫さんだけでなく、敗戦時の混乱で置き去りにされた日本人孤児を保護し、我が子同様に育ててくれた多くの中国人養父母たちがいた。

一方の日本はといえば、こうした「中国残留孤児」たちが帰国すると、日本語が不自由なため自立できず生活保護で暮らす彼らを厄介者扱いし、彼らが中国に残してきた高齢の養父母たちを呼び寄せたりすれば、中国人が日本の税金にたかっている、などと言って叩いてきた。

この違いはいったい何なのだろうか。

参考:王浩 『半世紀にわたり日本の負傷兵を世話した ある農民の話』
      人民中国 2005年4月
   孫東民 『時空を超えた人道精神』 人民中国 2006年5月

https://vergil.hateblo.jp/entry/2021/07/25/213549  
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/319.html#c11

コメント [政治・選挙・NHK282] 米紙の報道「オリンピックが時代に取り残されたままならば『終焉の時』が迫っている」 IOCは社会の変化についていこうとしなか… 赤かぶ
15. 2021年7月26日 19:13:35 : JxIE07Io9I : U0hyZG52UEVtZi4=[6]
侵略軍事国家アメリカは会長バッハが妨害を一蹴してヒロシマを訪問し、
世界核戦略体制に公然と反対を表明するヒロシマ宣言を発したのが
余程気に入らなかったらしく、
手を変え論を変えてオリンピック委を叩いている。
バッハ叩きの姑息が、わらかすことに靖国改憲一派と共同歩調なのである。
WHO非難を重ねてきた分裂挑発国家アメリカの腐り根性が丸見えの記事であるな。http://shibuyaleft.livedoor.blog/archives/10669969.html
http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/236.html#c15
コメント [カルト33] CNN・復讐に怯える米軍協力者。復讐と言うか処罰は当たり前で、それが嫌なら鬼畜米英ラエルに亡命する事である。 ポスト米英時代
3. 2021年7月26日 19:18:02 : XhJ8g1sXRw : Yy5KREI0ZkdrOFE=[1362]

自身がスカだったから 今度は台風をおみまいするのか?
そんな事ばかり考えて実行している方の 頭の中はどうなっているのか?
心には暖かな血が流れているのか?
   
  『   あんた(ら) (心の中に) 愛は あるんかい ??  』

http://www.asyura2.com/21/cult33/msg/463.html#c3
コメント [政治・選挙・NHK282] バッハ会長から脅され菅首相が決断か…五輪途中からの一部「有観客開催」に現実味  デタラメ五輪で起こる6つのハプニング(日… 赤かぶ
22. 2021年7月26日 19:18:26 : Gotth5c1qc : THZxRThVcmtFYWs=[3961]
米紙も、ドイツ紙も、じっくり批判して来てるね。

神輿かついで喜んでたのは、町内会の、森爺さん。

世界は、オリンピックの凋落を東京五輪で感じ取ったそうだ。

あんなひどいもの見せられては、オリンピックが可哀そうだ、まで出始めた。

猪瀬や、安倍や、おもてなし姉ちゃんのおかげ。
今後バッハは、EUでさらし首になるかもよ。 

甘くはないよ、五輪は。 

      
   



http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/232.html#c22

記事 [近代史6] 日中戦争証言
日中戦争証言1 車河堡
http://www.jade.dti.ne.jp/~kaworu/syogen/syakaho.html#

於 車河堡 1997.8.21, 1998.8.20

張さん(64歳)柳河口の証言


 今日、日本の皆さんがいらっしゃったので、私は日本軍の、当時のこの地区でのことについて述べさせていただきます。

昔この地区は日本軍国主義の侵略を受けました。私たちに非常に大きな損害を与えてくれました。今話したのは当時の軍国主義のボスがここで悪いことをしたんです。私たちこの地区の者たちは昔の日本人に恨みを持っていました。ということは、当時この地区で非常に残酷に中国の人を殺したからです。

昔この車河堡に1ヶ所、柳河口、車河口にそれぞれ1ヶ所、あと大杖子の4ヶ所は村があったんですけれども、ここから南の方は全部無人区だったのです。柳河口のところに日本軍は憲兵隊を作りました。憲兵隊の中に又もう一つ事務所を設けました。この事務所はどういう仕事をするかといいますと、中国人を雇ってスパイにさせたのです。この事務所は日本軍の憲兵隊の指導のもとにありました。討伐隊がありました。警備隊がありました。憲兵隊がありました。事務所がありました。警備隊は憲兵隊の言うことを聞きます。当時残酷な悪事を働きました。三光政策を実施しました。すべて憲兵隊の事務所の決定によって、下の人が実施しに行ったのです。

モクイと大杖子と柳河口の日本軍のすべての行動は討伐にせよ、すべて憲兵隊と事務所の指導のもとに行ったことです。憲兵隊と事務所で決定して、下が実行しました。憲兵隊の松沢が私たちの村に1つの穴を掘りました。無人区から連れてきた人を全部その穴の中に落として、松沢一人だけで中国の7人を殺しました。これは1つの例です。私は解放村の人間ではないけれども日本軍のことにつてわかるのです。ここから出発して解放村に日本軍が討伐に行くのです。沢山の人を1ヶ所に囲むのです。紐で縛って3列にさせました。私のお祖母さんの家のおじさんは、5人家族で、張さんと言って、南溝子の人です。3本の紐で3列の人を縛って、1回で3列の人を全部殺しました。


 当時の日本軍国主義の中国での残虐な行為については、一口で言えないほどありました。昔のことを思い出すと本当に怒りを抑えられないほどです。今回皆さんが私たちの中国を訪問され、私たちの所まで足を伸ばして訪れて下さいました。このことは、私が先程話した昔日本軍国主義が中国を侵略したことと全く反対です。あの頃は私たちは恨みを深く持っていました。今友人が来ましたので、恨みは無いどころか心から歓迎します。これからは中日両国が友好往来の面 でますます頻繁になるよう期待します。


 

勾さん(72歳)柳河口の証言


昔日本軍はこのところで3つの人圏を作りました。その時、人圏に入ったら自由に出入りすることが出来ませんでした。人圏を作るだけで沢山の中国の人が死にました。人が死んだ原因は、ひとつは食料が作れないから餓死したのです。もう一つは仕事を強制的にやらされて仕事しなければ殴られたりして死んだ人もいます。もう一つ小さい人圏も作りました。それは直接日本軍の管轄下にありました。井戸も掘りました。その井戸は鉄条網で囲んで中国の人に使わせない。水を飲ませない。小屋は非常に小さくて、食べるものも無くて、着るものも無くて、病気になったりしました。リュウという家では1回で6人が死にました。それは人圏を作った結果 です。
 

張さん(62歳)柳河口の証言


 この中で私は一番若いです。当時10歳位です。当時はまだ小さいですけど、日本軍の印象は非常に深いです。日本軍はこの柳河口で沢山の機構を作りました。例えば憲兵隊、警備隊、傀儡軍隊、それから日本憲兵隊の中の事務所もありました。当時看板は日本憲兵投降事務所というのを使いました。中国人のスパイを募集しました。どの家にも殺された歴史があります。無人区で人を捕まえて、柳河口で殺しました。1回見たことがあったんですけれども、1回で40人くらいの人を無人区から連れていって、柳河口で殺しました。

もう一つの例ですが、ここ車河堡でも悲惨な事件がありました。西峪溝のところで私の叔父さんも捕まえられました。日本人に騙されて会議があると言われて、ここまで来ました。そして村に入ったらすぐ停められたのです。全部で40人くらい1ヶ所に集められ、機関銃で殺されました。骨を燃やしました。この40人くらいの中に私の叔父(母の弟)が入っていました。叔父が死んだ後、お祖父さん(お母さんのお父さん)は、おかしくなって高いところから飛び降りて死んでしまいました。お母さんも弟が殺されたということを知って、様子を見に行って帰ってから、病気になって死にました。この事件は日本の軍国主義が中国に対して行った惨案です。


 人圏は外側に大きな人圏があり、中に又人圏を作って、一番真ん中に日本人が周辺を管理するためにいました。もともと人圏の中のスペースはきつかったのですけれども、又更に無人区の方から沢山の人を連れてきて、もっときつくなりました。食べ物もないし、飲む水もない、水も使わせてくれない。毎日毎日沢山の死んだ人を外に送りだしました。リュウという一軒では6人がその中で死にました。人が死ぬ ことはもう普通のこととなったのです。しばらくしたら又一人が死んで外に運んで行きました。


 私がこっちに来る前は、まだ日本軍をリーベンクイズ(日本鬼子)と呼んでいました。お祖父さんは今度リーベンクイズに会いに行きますねと又今の孫も話しているといくことは、当時の日本軍がここで行った残酷なことが皆の心に残っているからです。昔の日本軍国主義と、今の日本の友人とは違います。皆さんの到来を熱烈に歓迎します。今の話は昔軍国主義が行ったことです。皆さんとは違います。

張さん(71歳)車河堡の証言 トウさんが説明し直す

 西の住民です。傀儡軍の自衛団の退院に、入れられました。討伐隊で無人区に討伐に行った時、トウという人を頭とする討伐隊で黒河へ討伐に行きました。物を背負って連れられて行って、黒河に着いてみたら皆殺された人ばかり、つまり死体ばかりでした。沢山の人を、捕まえたらその場で殺していたのです。彼が行ったことは全部真実です。

 

宋さん(67歳)大杖子の証言


当時私は15歳でした。華北地区で日本軍は13年占領しました。この13年の間に、中国人民は残酷無残な被害を受けました。大杖子では数百軒の人がひとつの人圏に入れられました。門が1つしかなく、出入りも自由にできません。鉄砲を持って、山間地帯に住んでいる中国人を1ヶ所に、人圏というところに強制的に連行されました。何軒かの家族がブタ小屋とか小さな部屋とか、その中に泊らせられました。実験があったので伝染病にもかかりました。1つの村で1年で数百人が死にました。

私の記憶では、ある時日本軍が区画して、無人区と人が住んでいる地区(人圏)を作りました。日本軍は当時の中国共産党員の9人を黒河の無人区で捕まえて殺しました。9人の内、1人の19歳の娘がいました。その娘は日本軍に強姦されて、銃剣で殺されました。それから人が住んでいるところの人が野良仕事に出たことを見つかって、捕まえられて殴られて死んだこともありました。1人はリさんと言いました。もう1人はチャンさんと言いました。壁の外に出ることは八路軍に通 じることで、八路軍に情報を届けに行ったと言われたのです。

 1回こういうことがありました。人圏の壁が低いから、八路軍を防ぐことが出来ないから、それを高く伸ばそうと思って村全体の人に出てもらって作らせました。時間が短く、本当にわずかな時間でその工事が完成出来なかったので、村全体の人は全部木の下に縛られました。私は当時15歳だったんですけれども、私まで縛られて、子どもしか残らなかったのです。全部捕まえられて、皆が物を集めてそれをお金に換えて、そのお金をある人を通 して軍に渡して、ようやくその工事時期を伸ばしてもらいました。


 私は昔の日本軍国主義の反動勢力に対して非常に恨みを持っています。私たち中国人民は、江沢民主席の教えに従って、子々孫々あの時期の歴史を銘記します。当時日本人民も大変な災害を受けたこと、沢山の一般 庶民も強制されて送り出されたことも銘記します。これからは中日友好でやっていきます。今回N先生の率いる代表団の皆さんと、世々代々、次の世代まで付き合っていきます。私たちも日本に行って、日本の政治、経済、文化いろいろ進んでいるところを学び取って、日本の方はどんどんこちらにいろんな形でおいでになることを歓迎します。これから中日両国は子々孫々、世々代々、友好的に付き合っていきましょう。

 

馬さん(74歳)車河堡の証言


 日本軍の飛行機が落とした毒ガスの爆弾のことを話します。私はあの日、山で放牧していました。急に匂いがして、目眩した感じがしました。飛行機から落とされてそれが爆発したら、ものすごく匂いがして、それを嗅いだ人は、伝染病になりました。


トウさんが説明し直す。

 飛行機から籠が落とされて、地面に着いてから爆発しました。彼は匂いをかいで1ヶ月くらい病気になりました。

Nさん補足説明

 籠というのは風船爆弾のこと

 

劉さん(83歳)車河堡の証言

 当時通行証が無いと外に出られなかったのです。当時は作物があったら焼き払われたし、家があったら焼き払われ、物があったら奪い取られました。人も殺されました。三光政策を実行したのです。妻は27歳で日本軍に銃剣で殺されました。その時私は29歳でした。何故殺されたかというと山に登ったからです。人圏に入らないで山に住んでいたのです。山に登ったときに日本軍に見つかって銃剣で殺されました。自分の家を焼き払われました。布団とか生活用具を全部焼き払われたのです。その時私は83歳まで生きることが出来るとは思わなかったです。妻が殺された後、再婚しました。再婚した妻も病気で死にました。31歳の時に日本軍が投降しました。今日まで生きるとは思わなかったです。大杖子から来ました。


 

張さん(75歳)大杖子の証言


本当は今日会議に参加したくなかったんです。私は気持ちが小さくて、日本人を恐れていました。今度来た日本人は前に来た日本人と違うと言われて、私は今日会議に来ました。日本人と会うことになりました。時間の関係で、私の見たことを申します。

三光政策、これは事実です。人に会ったら殺す、物を見たら奪う、家を見たら焼き払らいました。人圏の中の人を沢山殺しました。日本の植民地にしようと企んで、中国人に残酷な悪事を働きました。私は見たんですけど1回に29人を殺しました。1943年です。もう1回は黄危川の無人区で30人ほど捕まえて承徳に送り込んだのです。

トウさんが言い直してくれる。
 当時の銃剣で刺された傷跡が、顔と足に残っています。1回は日本人のために物を背負ったときです。日本人が無人区に略奪に彼を連れて行って、チャンチャンイーという谷のところで、日本軍は彼を銃剣で刺したのです。それは、他のところから銃声が鳴り響いたときのことです。彼はちょっと歩きが速かったので、日本軍はあなたはこの背負ったお米を八路軍のところに届けに行くと判断されて、銃剣で刺されたんです。

 人圏の中には日本軍も住んでいました。日本軍の世話をしました。ある日日本軍が水が欲しいと言ったんですが、この人はお湯が欲しいだろうとお湯を持っていきました。日本軍はお湯を飲むのじゃなくて足を洗いたかったのです。熱いと感じてそのお湯を彼の足にかけたんです。それで足を火傷しました。人圏の中の人を自衛団に組織しました。黒田という日本人がいまして部落の方の自衛団の閲兵しました。検閲しました。自衛団の団長が居ないからかわりに右へ習えと言わなければならないときに、日本語が判らずに言えないでいると、銃剣を足に刺し込まれて倒れました。

 
王さん(69歳)柳河口の証言


憲兵隊は中国人を殺すのによく悪事を働きました。当時皆も言ったんですが、二重の人圏があり、真ん中のは人圏ではなく、日本人が住んでいたんです。


トウさんが説明。

 この10人のおじいさんたちは自ら日本軍から何回も何回もの被害を受けました。この方々は話したいことが沢山あるのですけれども皆さんと会ってから涙が出るばかりで話し続けることが出来ません。この4人は当時の憲兵隊のことを話しました。南山の毒爆弾の話もしました。当時の柳河口は興隆県の所属ではありませんでした。承徳市の所属だったのです。当時の柳河口は柳河と車河を制御する唯一の門戸だったのです。

当時の管理体制は、一般 の傀儡軍は日本軍の指示に従い、日本軍は憲兵隊の指示にしたがっている。当時、さっき話しの出ました日本の憲兵隊は1つの隊でしたけれど、この河周辺の傀儡軍全部を指揮することが出来たんです。憲兵隊の一番悪いところは、中国人を捕まえて投降させて、中国人に中国人を殺させたことです。1人の憲兵隊の隊長に長島という人がいました。熱河省の憲兵総署は承徳にありました。この地域はその当時第二大隊長長島の統括下にありました。東満で中国人を100人くらい捕まえて、自分のスパイにしたんです。何回もの戦いで中国の将軍を攻め落としたのは、全部このスパイを利用したからです。

ここの憲兵班は長島の下にありました。インズーニ事件で30人くらい殺されました。西峪溝事件で40人くらい殺されました。南溝子ではさっき3列と言いましたが、236人殺されました。全憲兵隊が刺し殺したんです。日本軍が討伐隊としてスパイを連れて憲兵隊の指示にしたがったのです。さっき飛行機で大杖子に落とした爆弾のことも、又毒ガスの爆弾のことも全部日本憲兵と関係があったのです。毒ガスと毒爆弾は全部憲兵班と直接関係があったんです。

もう一つは五指山に根拠地がありました。五指山は南にあったんです。この毒と細菌を落としたのは、風が全部南向きの風だったら、全部五指山の方に風によって飛ばされることになります。それをもって八路軍を殲滅しようとする計画だったのです。当時承徳市に離宮があって、その中に陸軍病院があったのです。それが731部隊の支部でした。おじいさんたちの話をまとめて言えば2つのことです。日本憲兵隊のこと、もう1つは南山の毒ガス爆弾のことです。細菌の付いていた風船のことを話しました。

 

馬さん(74歳)車河堡の証言

 通訳無し トウさんが標準語に直す

 無人区に行って、稲刈り、穫り入れをしました。八路軍が食べるものが無いように穫り入れをしたのです。部落の周りに高い柵も作らせなかったし、木も植えさせませんでした。八路軍がそこに上がって人圏に入れるからそれを許さないためです。

 
宋さん、王さん、張さんの証言

Nさん

 宋さんに、ちょっと話しにくいことかもしれないけれど、今日は女性が沢山来ているから、大杖子で起こった、部隊長が女の人を強姦して殺した話をして下さい。

 

王さん(69歳)柳河口


 1回だけ見たことがあります。強姦したのは普通子どもには見せないんです。1回見たのは、若い女性に沢山水を飲ませて、お腹を膨らませたり、鉄の棒を火で焼いて、赤い鉄の棒を乳房に当てたり、女性の生殖器に差し込んだり、あるいは銃剣の先を焼いて乳房や生殖器をえぐり取ったりしました。


 

張さん(64歳)柳河口


 だれだれという話はしません。確かに当時、多くの女性を。当時満州軍がおりました。日本軍がおりました。姉妹3人がいました。満州軍の3人の兵(中国人)がその女性たち3人を強姦しました。その時日本軍が来て、3人の中国の男を追いだして、また日本軍が続けてその女性たちを強姦しました。ほんとに目をつぶりたいような事件でした。ただ1つの側面 だけでなく、いろんな面で悪いことをしました。姓名は言わない。言いたくない。こういう事実があったことは間違いないのです。

 
Nさん


この方たちはそういうことを人前で言ったことが無いから、なかなか口を開いてくれなかったんです。やっとこの前聞き出したんですけどね。そして話しだせばきりがなくなるのね。宋さんの村なんか、余り大きな人圏ではないんだけど、そこでもやっぱり女の人は100人くらいやられている。そしてその場で殺された人も自殺した人もいるけれど、あとの人たちはみんな男性がね、彼女らの傷を包み込んで、一緒に耐えてきているのね。今までね。人前で言ったことないからって言うんです。だから後は想像して下さい。

 

1998年---古老4人の話 於 車河堡 1998.8.20

張さん(72歳)
 15.6歳の事を思い出しています。村の東の角にある柳のところに、日本軍が来た。最初の1回、何も起こらなかった。八路軍が入ってきてから、だんだん日本軍もこちらにひどいことをするようになった。 特に人圏を作ってからよその人たちをこちらに追い出した。この近くの南の方に、殺人場があった。中国の人全部を、その殺人の場所に連れて行って殺した。今、この村の若い人たちは、知らない人が多いです。そこは溝のようになっていて、死人溝とも言います。

  特に討伐が始まってから、ものすごく凄かったです。特に人圏が作られてから1人の日本軍、黒岩が最初に人を殺す。その後は生きたまま心臓を取り出す。私は1回見たことがある。名前は判りませんけど、日本人は黒岩と言った。もう1人の日本軍が、手に心臓を持って黒岩にあげたところを見たことがある。

  当時ほんとに日本人を心から恨みました。中国の人は当時、近づく勇気がなかった。向こうが鉄砲と刀を持っているから、見るにしても遠くから見た。 当時、日本軍に、「この日にこの家を離れなさい。人圏に入りなさい。」と言われ、日本軍が翌日来て見て、もし家を離れていなかったら、すぐ火をつけられる。

  ここ何年かは、日本の友人が何回も何回も、私たちのところを訪問にいらっしゃって、そういう意味からは、中日両国はいつまでもいつまでも友好的に付き合っていく必要があると思います。す。
馬さん(75歳)


  昔のことを思い出したら、当時、黒河のところ、それから西山のところ、その辺りは中国の人が殺されました。特に八路軍が来てからもっとひどくなった。日本軍は昼も夜も、特によく夜出てきて、八路軍を捜していた。八路軍を捜していたのだけれど、一般 市民を見つけてもその場で殺した。

  私はまだ小さく、17.8歳の頃だった。日本人はみな若い人に荷物を背負わせた。私にはひとつ、空の木の箱を背負わせた。中には何も入っていなかった。

  だんだん人圏を作ってから、日本軍はひどくなった。山で人を見つけたら、すぐ殺した。モクイ前の所にカンデンという所があって、そこまで荷物を運ばされた。同じ村の人4人が一緒にいたが、このまま行くと生きてられない、きっと殺されると思った。このカンデンで荷物をおいてから、4人は放された。そして、この4人は帰ってきた。

  人圏を作ってから、ここの村の人は山の上に逃げた。八路軍は山から下りないようにすすめた。でも、日本軍はどうしても山から下ろして、人圏に入れようと思っていた。

  1回こういう事があった。羊を山で放牧した時、風船が飛んできて、中に毒ガスが入っていた。その匂いがひどかった。その匂いをかいで、昏睡状態になって、半月後にやっと起きられた。羊はその場で50匹くらい死んだ。 43年の暑い時の5月、ホウツァンチョンの北山でのことだった。私は羊の放牧に行っていた。そしたら、飛行機が飛んで来て、風船を落とした。たくさんの風船を落とした。地面 にぶつかると、すぐ割れて臭い匂いが出てきた。だいたい半日ぐらい昏睡状態、倒れたままだった。羊が先に帰ったので、家族が捜しにきて、倒れている私を見て家に連れて帰った。風船は紐で縛ってあった。このくらいの大きさ。直径30センチくらい。放牧は1人で行ったので、ほかに見た人はいなかった。家族は野良仕事をしていた。
劉さん(84歳)


  今日まで生きられるとは思わなかった。日本軍が中国に侵略した時に、日本軍に殺された人は数え切れないほどいました。今、中国に来ている日本のみなさん、私たちに会って、私たちを忘れないでいることに感動しました。 1942年のことはだいたいみんな判っている。

  1942年の時、人圏に入ることになった。人圏に入らなかった人は、山に逃げた賊と言われ、その人たちの生活も苦しかった。ひとつの部落に1日何十人もの死者が出た。1番多いときは、47人の死者が出た部落もあった。1日47人も死んだ。その遺体を外に出そうと思ってもなかなか間に合わなかった。

  当時、妻は27歳、日本軍に銃剣で刺されました。43年の時、日本軍が来ると知って、妻と一緒に逃げた。でも、妻は遅いので、日本軍に捕まった。旧暦の7月28日、その時6人殺された。妻、妻の叔母さん、妻の弟、男の子が3人、4人の男の子のうち3人が殺された。承徳県の烏龍机で、銃剣で殺されました。

  ツァイコウの山の中腹で、1回で27人殺されて埋められた。私は当時29歳。日本軍に妻と子どもが連れられていったので、ついて逃げた。途中で人殺しの声が聞こえて、また逃げ出した。これは、無人区で、人圏に入らなかった人たちの話です。

  1943年の春の話、ワンツェワンホー(王永庄)で21人が連れられ、そのうち20人が殺されました。逃げ出した人は、当時40歳位 で、今はもういない。1944年、多分日本軍は負けることを予測したと思います。山の上に毒ガスを埋めて三角の旗を立てた。行ってから、それを自然に爆破させて、殺そうと思っていたと思う。見たことがある。いままだ残っていると思う。日本軍が撤退した後、毒ガスで中国の人を全滅しようと企んだと思った。

  1945年、日本軍は7月に撤退した。6月に大雨が降りました。40日間、大雨が続いた。その毒ガスは雨が降ったから破れなかったんだあと思う。7月に日本は敗北した。当時、中国の人で、日本軍のために働いていた人もいた。その人たちの話しによると、この毒ガスをいったん嗅いだら、死ぬ ことに決まっている。それを解決する方法もない、と言われた。この北山の上にひとつあった。南の山の上にもうひとつ。五指山のところにもあった。チョウモウリャン(橋木梁南山)と黒河にもあった。中国の人で、日本軍のために働いた人たちの話しによると、この毒ガスはそれを取り消す方法はない。唯ひとつの方法は、頭を水の中に浸して、その匂いを嗅がなければ大丈夫だった。でも、日本軍が撤退した後、40日間の雨で、毒ガスは外にも漏れずにすんだ。

  21歳の時、日本軍が入ってきて、31歳の時に帰った。今日まで生きられるとは思わなかった。
唐さん(73歳)

 車河堡のところに、ツンコウショウ(ツン政府)というのがありまして、そこには村の人の名簿が全部あったのです。当時は村政府と言います。昔はツンコウショウと言った。

  日本軍に捕まえられたら、いつも聞かれるのです。

「八路軍に会ったことがありますか。」あるいは

「八路軍のために仕事をしたことがありますか。」

と聞かれる。「したことない。」と言うと「バカヤロウ、サンピン」(この部分は日本語で大声で証言した)と言われた。

そして、言わなかったら鉄砲を火につけて赤くして、鼻の穴にさしこむ。そうやられて痛くて我慢できないから、メチャクチャなことを言う。要するに認めさせるのです。最後まで認めなければ、穴を掘ったところに連れて行かれて殺される。


  殺した場面を見たことがあった。北溝という所で、10数人が殺されるところを見たことがある。それを見終わらないうちに帰ってきた。 風船を見たこともある。ある年の春、南の山へ薪を取りに行ったら、50センチくらいの風船が落ちてきて、匂いがしたのですぐ逃げた。

張さん(72歳)

 もう少しつけ加えます。

  当時、川の向に住んでいた。当時、日本軍は人圏を中国の村民たちに作らせた。昼に作って、夜は八路軍が山から下りてきて、それを壊した。翌日作らせられて、すごく苦労した。ある日、門のような所を作った。日本軍はトラックに乗って、山の上に検査に行った。山に行ったから、しばらくは帰ってこないと思って少し休憩した。日本軍がすぐ帰ってくるとは思わなかったのです。ところが、日本軍はすぐ帰ってきて、作ってないのを見て、つるはしで、休憩した人を殴った。大人は3回、私はまだ小さかったから、2回殴られて、2回でも目の前が真っ暗になって倒れた。もし、3回殴られたら死ぬ に決まっている。

  16歳の時だった。日本軍が村の人たちを、無人区に作物の採り入れに行かせた。男は16歳以上のものが行かされて、昼食の後、集合所があってそこに行って、1000人くらい鍬を持って作物の採り入れに行かせられた。そして、三道梁子からマンファチャンまでの作物を全部切り取らせられた。だいたい25キロくらいの距離の作物を切った。

  なぜ作物を切ったかというと、当時は無人区には人がいることを許さない。すべての人が生存する条件を取り除くのです。作物を切ったら、人が隠れる所がない。そのため、中国の人たちに切らせたのです。三光作戦は中国の人が生存する条件を崩す。人圏に入らなかった人は、山の上に逃げるでしょう。作物を切ったら食料がないから、みんな逃げられないようにしたのです。1000人くらいで、1週間くらい作物を切らせられたら、作物はなくなった。無人区の話しです。村民たちは自分が植えた作物を切りたくないが、日本軍は切らないのを見て殴ったのです。


劉さん(84歳)


 人圏の中の村民は、ほんとにいろんなことで困った。

  例えば、外に植えた作物は、人圏に入らなかった村民が植えたものです。それを切ったら、外の人たちは食べ物がなくなる。同じ村の人だからそれを切る気はない。切らなければ日本軍に殴られたり、また、八路軍も切るのを許さないから、どうするのか困った。

  人圏に入らなかった人はどこにいたかというと、共産党の党支部があって、そこに民兵の連隊があり、ひとつの場所を占領していて、そこにいた。日本軍が来たら戦って、勝ったらそこにいるが、負けたら山の周辺に逃げる。そして、日本軍が去ったら、また戻ってくる。ぐるぐる回っていた。豚も人について逃げた。羊も牛も逃げた。家財を背負って逃げた。何日も食事をしないこともあった。

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http://www.asyura2.com/21/reki6/msg/103.html

コメント [近代史6] 日中戦争証言 中川隆
1. 2021年7月26日 19:20:02 : L74jVt1sps : d1BvM3NxcG10VGM=[40]
日中戦争証言2 劉寨子
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2000年8月20日 於 劉寨子中学

朱(77歳)さんの話


とにかく経験したことを話します。うまく話せないことについては、申し訳ありません。6人が殺されたことについておおまかに話したいと思います。

 1944年6月か7月、はっきり覚えていませんが、日本軍がやって来て八路軍の中隊長などの関係者を何人か捕まえました。苗爾洞というところに連れて来て、それから北京市の密雲県に連れて行ったのです。

  私は百姓でしたが民兵です。武器があります。銃があります。7人が民兵でした。この民兵の7人は、もしかすると日本軍がまたやって来るのではと判断して、ここで準備をしていました。結果として、翌日に日本軍は捕まった八路軍のみなさんを連れてまた来たのです。

 来たときに、民兵の7人がそこで日本軍と戦ったのです。戦っているうちに、その中の八路軍の2人(板書 中隊長馮広文、民兵馮瑞興)が自分の縛られた縄を切って、こっそり逃げました。この2人は助かりました。あとの6人が殺されました。名前はその当時ははっきりと知らなくて後で教えてもらったのですが、日本の指揮している人は金田大作で、もう一人は朝鮮人の孫山という人で、この2人が日本軍を率いてやって来て6人を殺したのです。

この殺戮は、牛圏というところで起こりました。捕まった6人の人は、牛圏で刀で殺されました。その中の1人は腹のところを全部開けられて、腸や胃が全部外に流れているところを後で見ました。この6人を殺した後、日本軍は撤退し去って行きました。この7人の民兵はまた山から下りて見に来たのです。腸とか胃とか肝臓とか外に全部流れた人は、その時はまだ死んでいなかったのです。何かを話してくれたようです。その後、死にました。

高通訳さんの説明

 さっき、おじいちゃんは自分の気持を言いました。

 「我々は当時の日本に対して何もしていないのに、どうして私たち中国人に会うと必ず殺すのか。それが理解できなかった。それを思い出すと、憎くてたまらない。」

ということです。おじいちゃんはさっきずっと紙に書かれたものを読みました。あれは死んだ人の名前です。だれの息子、だれの2番目の息子、馮さんとか、今、黒板に書いてくれていますが、人の名前を読んでくれました。

 今日は、来る前に村の人たちは、特にこの人たちの子孫の人たちは、

「もし、おじいさんとか、お父さんとかが来たらぼくの代わりになぐってきてください。」と頼んだそうです。

「それで、今日来てみたら支援してくれる日本の人たちですから全然違う。同じ人間なのにどうしてこんなに違うのかと思います。その時のことを思い出すと憎む気持でいっぱいです。」

と言っていました。(板書「苗爾洞牛圏惨殺案」で殺された6人の名前 馮の子、馮、馮、夏の子、李の子、王 すべてフルネームで)


朱さん


 もう1つのことを言います。村のチョウスーガンという女性が、日本軍に強姦、暴行されて、それからここに連れられて来ました。当時の偽満州国の警察(中国人なんですが)に配給しました。


高通訳さん

 ずっと昨日からみな「配給した」「配ってあげた」というふうに同じ言葉使いで言っています。


Nさん

 そう言っていたんです、当時は。女の人を自分たちが強姦した後、満人に払い下げるんです。「配給」するんです。


高通訳さん

 昨日は、ぼくは訳さなかったんですが、みんな使っていますから今日は「配給した」と訳します。

朱さん

 今回、みなさんが来る前に、興隆県の政府の方から、警察のその人を捜してくれることはできないかと頼まれましたが、その人は当時も知らなかった人で、女性の方も今どこにいるか知らないのです。


Nさん

 満軍に配給したのでなくて、警察官に配給したの?


高通訳さん

 警察官に配給した。昨日の話もそうですが、「満軍の場合もあるが、警察に配給することも多い。」と言ってました。


Nさん

 ここの討伐隊は警察官で構成されているの?


高通訳さん

 ぼくは東北の出身なんですけども、当時、たとえば朝鮮人も警察にいたという話もあります。当時は、日本軍が満州に入ったときに朝鮮半島から連れてきた朝鮮人、そして、もうすでに逃げてきていた朝鮮人も、それから漢民族の人も利用して、彼らを警察にして管理することも多かったのです。だからそういうときは、朝鮮の人も入っています。そういう話もよくあります。さっきの警察は、漢民族の人、普通の中国人だと思います。

王(78歳)さんの話

 42年ごろから日本軍がここにやって来て、人圏をつくって、人圏の中に村人を集め、人圏の中に入りたくない人を殺すという方針でした。私の家族はみんな人圏の外で活動していました。武器がありますから、手榴弾や銃がありますから、八路軍と関係があると思います。

 伯父さんの家族のことです。1944年の旧暦の1月14日に大雪が降りました。伯父の家に行っていて「ここに泊まってください。」と言われたのですが、「雪が降っていますから不便です。今早く帰らないとだめです。」とその日は帰りました。その日の夜、日本軍がやって来て、伯父さんの子ども2人、21歳と18歳が殺されました。なぜ知ったかというと、ここに殺されて死ななかった、14カ所刺されて死んだふりをした人がいて、その人に会って、「私は死んだふりをしたから生き残ったんですけど、あなたの伯父さんの家族の人は、死にましたよ。」と言われて、駆けつけて行ってみて、2人の息子が死んだとわかりました。

伯父さんは死ななかったのです。伯父さんを自分の家に引き受けて、面倒をみてあげていたのですが、具体的な原因はわかりませんが、付き合いにくい人で、家族の間でもめていました。いつも伯父さんも怒ったりしていて、家族のみんなも怒ったりしていました。そういうようなけんかが起こると、自分が出かけていって「あなたたちは喧嘩をやめなさい。日本軍のせいなのに、家族の間で喧嘩をしてどうするの。」と話しました。

高通訳さんの説明

 次の話は、お母さんの弟ですから叔父さんです。その人も別のところで殺されました。叔父さんが、家族の中では、唯一の労働力だったということです。

 もう1つのことですが、お父さん(この人の実の父親ではなくて、中国の特に農村部ではそういう習慣がありまして、すごく親しい先輩に「お父さん」と呼んで、面倒を見てもらうし、仲がすごくいい関係。私たちがよく言う義理のお父さん、血縁のないお父さん)ですが、その人も別のところで殺されて、たぶん人圏の外で、移動している人だと思いますが、子ども2人が残されて、非常に困難な状況にありました。そのお父さんにこの人は、ご恩があるようで、時々助けてくれるような人だったので、殺されて非常に怒っています。

 さっきのお父さんの話は、1943年の春のことでしたが、もう一つは、直接日本人と関係ないのですが、1939年、日本軍がまだやって来ていないときに、中国の共産党か国民党か知らないのですが、たぶん共産党の軍隊がここに来て、百姓たちの農作物を(もしかするとトウモロコシかもしれません。)徴発して食べた。食べたが、今お金が払えないので、領収書のような紙を1枚「私たちの軍隊は、1939年の何月何日、お米のいくらいくらを徴発した。これから別の日にこの証明書を持ってお米をもらってください。」といったような領収書をくれたそうです。

この方は領収書を、積み上げていた石の中に入れて取っておきました。共産党軍がまたやって来るときに、お米をもらうつもりだったけれど、日本軍がやってきて全部焼いてしまったので領収書もなくなった。おじいさんは、建国後「共産党軍は私のお米をいくらいくら食べました」とか言ったのですが、証明書がないと、何の証明にもならない。直接、日本人と関係しませんが、これも日本軍によってもたらされた損失だという話です。
王さん(64歳)さんの話

高通訳さんの説明

 この方は、古老たちの中でわりと若いです。だからあまり他の方たちと同じような経験は覚えていないということです。1945年の時9歳です。1943年のときは6歳ぐらいです。そういう年齢だったので詳しいことははっきり覚えていません。

 覚えているのは、まず、この人のお母さんが殺されたことです。お母さんが殺されたときに、妹さんは3歳でした。知り合いの王さんは、ある晩に5人家族全部殺されました。一番年上の人は、だいたい50歳ぐらい、一番小さい子どもは3歳ぐらいでした。

 この方は小さい頃から飢えても、寒くても泣かない子どもでした。よく親の心を知っている子どもでした。しかし、日本のことを言われると、「日本軍がやって来るぞ。」と言う言葉が出ると恐れます。そういうような記憶でした。この人も話を聞いたら人圏の外で活動している家族ですから大変な経験があったようですが、小さすぎて覚えていないようです。


王さん

 1972年の日中友好国交回復に対して、この地域の人はみんな反対しました。私たちは、つらい経験したのに、どうして今更友好などという言葉を言い出して関係を回復するのか。政府は何回も説得して、「当時は軍国主義のやったことで、日本人民、日本国民たちとは友好関係を持っていかなくてはだめだ。戦争は、普通の人民の責任ではない。」と教えられた。しかし、今も気持ちとしては、今になってもやはり「日本」という二文字を聞いたら「憎む」という気持ちが湧いてきます。私の考え方では、このような歴史はいつまでも次世代、どんな世代になっても忘れてはいけないことです。私はわりと若いですから、当時の詳しい話は次の夏さんに教えていただきたいです。
夏(76歳)さんの話

高通訳さんの話

 この方は、満州の年号をつかっていたので43年ごろか康徳6年、日本軍がやって来て拠点を作り始めました。それから康徳9年ごろ拠点ができて、無人区の管理とか、人圏の管理とか始めたそうです。つまり15里以外は無人区、7キロから7.5キロ以遠より遠くは無人区で、人間も住んではいけないし、農作物も作ってはいけないところです。以内の人は、人圏に住まなければならない。

この人は、無人区の人ですが、隣接地帯に村があり、その村には33世帯、160人います。その中では50人位が人圏に入れられて、30人位殺された。山に逃げて、ご飯を食べられなくて、凍死、餓死した人は20人ぐらいでした。


夏さん

 6つのことを話したい。1つは、この劉寨子のあたりは無人区です。このあたりのみなさんを日本軍は潘水泉というところの人圏に入れたかったのです。劉寨子からこっちは、全部潘水泉の人圏に入って、そちらは、だれも住んではいけない無人区です。このあたりで30人ぐらい、日本軍に協力しないで最後まで抵抗した人がいて、この30何人も全部捕まって人圏に入れられました。

 2つ目の事件ですが、この人の家族は12人いまして、6人が殺されました。ここで部隊を率いている花芳というのは日本人で、孫山は朝鮮人で、2世帯を包囲しました。この人ともう1人の人が無人区を代表していて責任を持っている方で、2人は一緒の家に泊まっていたようです。日本軍がやって来て、満州国の憲兵も連れて7人が2世帯の家を囲んで、全部家に入って、そのもう1人の責任者を捕まえようとしたところ、その人は、家の後ろから逃げてしまいました。

この人の義理のお父さん(さっき言った血縁のない人ですが)、その人の息子さんと娘さん、3人が殺された。銃殺された。他の人は、人圏に入れられた。当時は、最初は三光政策をとらなかったみたいですが、43年から三光政策をとって、家屋は全部焼いてしまったんですから、それにしてもどうしてそこに住んでいたかというと、たとえ壁がなくても、浸があれば中を暖めることができます。それを利用したいですから、親戚というか血縁のないお父さんたちはそこに住んでいたんです。日本軍が中に入って、その家のおじいちゃんが逃げようとしたときに銃殺されて、娘さんも同じ状況ですけれど、そのお父さんは、起きようとするときに銃殺されたということです。

 3つ目ですが、さっきもう1人の責任者について話しましたが、この方も責任者の1人ですから日本軍は捕まえようとした。その時、お父さんは、別のところで日本軍のために荷物を運ぶような仕事をしに出かけた。お兄ちゃんは、銃殺されたから、日本軍がこの家族のところにやって来たときに、おばあちゃんとお母さんがなぐられたんですが、みなさんは、ひざまずいて「どうしても殺さないでください。命を残してください。」と頼んで、結局殺されなかった。

その後、家族のみなさん全部は山の奥に逃げた。だけど、別の所から「この人は責任者だ。」というような情報が入ってきて、それで、憲兵とかが捕まえようとして来た。しかし、彼は警戒心が強いので、いつか来るなと別の所に行くんです。ですから、ちょうどその日に別の所に行ったときに、夏さんとか許さんとか3世帯ぐらいにが囲まれて、「この人はどこに行ったか。」と拷問したんです。「知らない。」と言うんです。彼はもちろんどこに行っても周りの人にどこに行ったかを教えないんですから、確かにみなさんは知らない。それで「部落に入りなさい。」と言われて、みなさんが山を下りて部落に行こうとするときに、その中の1人が歩き方がちょっと速くなったので、逃げるんじゃないかと判断して銃殺した。そういう人が1人います。

 4つ目の話ですが、この家には2人の男の人がいて、捕まえられて監獄というか刑務所というか別の所に連れて行かれた。残された女性と子どもは、主人が捕まえられて連行されたので、非常に悲しくて、家の中で大きな声で泣き叫んでいた。お香を立てて仏様とか神様に「ぜひ生きて帰るように。」とずっとお願いしたんです。そしてろうそくも点けてお香も立てて、みんなずっとやっているもんですから、日本軍がまたやって来て「お前たちは、ひげ(八路軍)のためにご飯を作っているのではないか。」と言うんです。

「いや違います。お香を立てて仏様に頼んでいるんです。」
「いやそんなことはない。」

ということで、この6人のうち5人を刀で殺したんです。女性の人は全部服を脱がせて殺しました。ですから夏さんは、殺してもう充分なのにどうして服を脱がせなければならないのかが非常に理解できなかったのです。家族の中の子ども1人が3カ所ぐらい刺されても死ななかったので、後で八路軍に助けられて生き残ったんです。

 康徳9年のお正月の14日の夜のことです。いつ日本軍が出て来るかというと、雪が降る日とか夜が多かったのです。なぜかというと昼間だと見回っている人がいます。遠くから山の上から「日本軍がやってきたぞ。」という情報がすぐ入って、みなさんに知らせて、すぐ逃げてしまう。だから、昼間は割と安全です。夜になると、おなかがすいていてご飯も食べなくてはならないし、寒くて、それに眠いし、夜になるとちゃんと情報が入ってこない。ですから夜は危険です。

その康徳9年の旧暦お正月14日の夜、日本軍がやって来て、この人たちは凍っている川の上を歩いているときに遭遇しました。そのときは情報も遅かったそうです。さっきの王さんのところの2人の男の人を殺しました。同じ年齢の人ですが1人を殺して、もう1人を殺そうとするときにその人は崖から転落して自殺して死んでしまいました。もう1人は40歳の人ですが、抵抗する力がなくて何カ所も刺されましたが、死なないですみました。その中の若者夫婦2人を連れて行ったが、女の人を誰かに配給しようとした。

この男の人はご主人ですから殺そうとした。やっぱり人圏に入る人がとても多くて、村ですからお互いに親戚同士で人圏の管理上の問題もあって、保証人が何人も出てきて「殺さないで。私が保障します。この人は日本人と対抗しない。そういうことを保障しますから部落に入れて生きさせてください。」と言うことがあって殺さなかった。その人の奥さんは、拠点の中に半月ぐらい入れて、半月後部落に入れたそうです。女性ですからその中でどのようなことが起こったか知らないのですが、侮辱的でした。


 最後の6番目の話です。詳しくは言っていません。ここにやって来る日本人は先頭に立っているのは普通の服を着た警察というか、私服の人で、八路軍が結局3人ぐらい殺されたのですが、最初山から下りて来たときに、村の人が自分の内部の人だから手を挙げたときに、私服の人に見られてばれてしまった。ですから、続いて日本軍がやってきて、八路軍の人たちをさっき名前をいちいち言ってくれたんですが殺して、普通の百姓さん2人を殺して、大きな罪を犯しました。その中の1人孫フイテンさんという人が捕まえられて銃殺されるというときに、「銃ありますか。」と言われて、最初「ない。」と言った。

圧槓子というんですが、足とか、腕とか棒に縛られて、それから圧力をかけて骨折させるようなそういう刑なんですが、そうされる前に「じゃあ探して上げる。」と言って、探して銃をあげたんです。「じゃあお金があるか。ないと刑をやるよ。」というときには、布で作った靴の中からお金(八路軍の紙幣、根拠地の紙幣)も出して、日本軍にあげた。

孫さんは結局、日本軍に降参、頭を下げて、日本軍はこの人に、ここで共産党討伐大隊長というポストをあげて、日本軍は副職になりました。この人が日本軍のために一生懸命やって、だから内部の秘密の資料など八路軍のものでしたけれども、だれがどういうような仕事をやっているか、どこに住んでいるかなどそういうような詳しい資料を全部日本軍に提供して、その人のせいで色々悲惨なことが起こったのです。そういうこともありました。

 昔のことは確かに悲惨なことがいっぱいで、いつ思い出しても憎む気持ちでいっぱいです。たとえみなさんに会っても何か復讐するというような気持も湧いてくるほど、自分に対して昔のことの影響がこれほど大きいということです。しかし、今になったら天皇陛下も含めて、中国人の友達になっていますから、今日のことをいろいろ見て、日本の方々が今、こんな貧しい劉寨子の中学校にいろいろ寄付してくれて大変ありがたいことです。

 つらい思い出はいっぱいありますが、これからは、友好になりますので、もうそういう話をしないことにします。それで、今ここで勉強している子どもたちがここで育って、卒業して、国家にとって有益な人材になったら決して皆さまのご恩を忘れられないと思います。これからは、友好関係を保ちつつがんばっていきたいと思います。これは、今の気持です。話は以上でございます。ありがとうございます。
馮さん(劉寨子中学校の副校長)の話

〔書いてきたものを黒板に貼り、請 われて説明〕

 私の個人的な話なんですが、私の祖父の馮の家に八路軍の2人が泊まっていました。日本軍が家に来ていろいろ調べましたが気付かずに去って行ったときに、喬という密告者が出てきて「八路軍2人がそこにいますよ。」と教えたので、日本軍が戻って来て祖父に聞いたんです。「果たして八路軍は泊まっているか。」と聞いたら、祖父が大きな声で「絶対いません。」とか言って、本当は部屋の中の八路軍の人に知らせたということです。そういう声が聞こえたので、八路軍の朱さんともう1人が中から脱出しようとするときに、朱さんが銃剣で刺されて、それでも2人は逃げてしまいました。兵士だったので足が速かったので逃げられたのです。しかし、朱さんは腸も出ていますし、おなかからの出血が大変多くて、だいたい3キロぐらい走ってそこで死んでしまったそうです。

 今日の最初に朱さんが紹介してくれた、2人が助かって、6人が牛圏というところで殺されたという話で、その殺された6人の中に親戚の馮が含まれています。民兵が日本軍と戦っているうちに逃げて助かった2人の馮広文と馮も私のおじに当たる親戚です。
http://www.jade.dti.ne.jp/~kaworu/syogen/ryujya.html
http://www.asyura2.com/21/reki6/msg/103.html#c1

コメント [政治・選挙・NHK282] 五輪開会式やはりブーイング噴出、パクリ批判まで…米国でも視聴率最低で閉会式は大丈夫?(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
1. 赤かぶ[142429] kNSCqYLU 2021年7月26日 19:20:32 : DiuQjGfad6 : UTBWZXVVMUNWUkE=[41214]


http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/237.html#c1
コメント [政治・選挙・NHK282] 五輪開会式やはりブーイング噴出、パクリ批判まで…米国でも視聴率最低で閉会式は大丈夫?(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
2. 赤かぶ[142430] kNSCqYLU 2021年7月26日 19:21:34 : DiuQjGfad6 : UTBWZXVVMUNWUkE=[41215]


http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/237.html#c2
コメント [政治・選挙・NHK282] ドイツ紙が指摘「五輪によって、普段は気づかれない日本の問題が明らかになった」(クーリエ・ジャポン) 赤かぶ
56. 2021年7月26日 19:21:47 : Gotth5c1qc : THZxRThVcmtFYWs=[3962]
スガは、HANADAのインタビューにしか、

日本語が、使えないのか。

ほとんど病気だな。

  
http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/222.html#c56

コメント [政治・選挙・NHK282] 五輪開会式やはりブーイング噴出、パクリ批判まで…米国でも視聴率最低で閉会式は大丈夫?(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
3. 赤かぶ[142431] kNSCqYLU 2021年7月26日 19:22:26 : DiuQjGfad6 : UTBWZXVVMUNWUkE=[41216]


http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/237.html#c3
コメント [カルト33] 高畠・ラエル・ワク拒否者を一斉逮捕。接種優等生で、一番悪い結果が出ているラエルでこんな事をやると、フランス以上に国民が… ポスト米英時代
10. 2021年7月26日 19:22:55 : XhJ8g1sXRw : Yy5KREI0ZkdrOFE=[1363]

>7さん 五井野博士の講演でのお話を思い出しました。

ニュートンが言っている重力は ないそうです・・
かれの 捏造だそう・・  (-_-メ)

http://www.asyura2.com/21/cult33/msg/450.html#c10

コメント [近代史6] 日中戦争証言 中川隆
2. 中川隆[-16031] koaQ7Jey 2021年7月26日 19:23:30 : L74jVt1sps : d1BvM3NxcG10VGM=[41]
王さん(69歳)柳河口


1回だけ見たことがあります。強姦したのは普通子どもには見せないんです。

若い女性に沢山水を飲ませて、お腹を膨らませたり、鉄の棒を火で焼いて、赤い鉄の棒を乳房に当てたり、女性の生殖器に差し込んだり、あるいは銃剣の先を焼いて乳房や生殖器をえぐり取ったりしました。
http://www.jade.dti.ne.jp/~kaworu/syogen/syakaho.html

王さん

 1972年の日中友好国交回復に対して、この地域の人はみんな反対しました。私たちは、つらい経験したのに、どうして今更友好などという言葉を言い出して関係を回復するのか。政府は何回も説得して、


「当時は軍国主義のやったことで、日本人民、日本国民たちとは友好関係を持っていかなくてはだめだ。戦争は、普通の人民の責任ではない。」


と教えられた。しかし、今も気持ちとしては、今になってもやはり「日本」という二文字を聞いたら「憎む」という気持ちが湧いてきます。私の考え方では、このような歴史はいつまでも次世代、どんな世代になっても忘れてはいけないことです。私はわりと若いですから、当時の詳しい話は次の夏さんに教えていただきたいです。
http://www.jade.dti.ne.jp/kaworu/syogen/ryujya.html
http://www.asyura2.com/21/reki6/msg/103.html#c2

コメント [医療崩壊7] 東京・銀座で子供へのワクチン接種に反対するデモ 約800人が行進 (サンスポ)  魑魅魍魎男
5. 2021年7月26日 19:24:53 : UO53rLcEm2 : c0RwM252bVZxbFE=[1]
やはりウヨの主催か。地下爺もウヨだし。
http://www.asyura2.com/21/iryo7/msg/112.html#c5
コメント [政治・選挙・NHK282] 五輪開会式やはりブーイング噴出、パクリ批判まで…米国でも視聴率最低で閉会式は大丈夫?(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
4. 赤かぶ[142432] kNSCqYLU 2021年7月26日 19:26:00 : DiuQjGfad6 : UTBWZXVVMUNWUkE=[41217]

https://twitter.com/ren19730509/status/1419525341765271555



http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/237.html#c4
コメント [政治・選挙・NHK282] 五輪開会式やはりブーイング噴出、パクリ批判まで…米国でも視聴率最低で閉会式は大丈夫?(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
5. 赤かぶ[142433] kNSCqYLU 2021年7月26日 19:27:18 : DiuQjGfad6 : UTBWZXVVMUNWUkE=[41218]


http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/237.html#c5
コメント [医療崩壊7] コロナワクチンが危険な理由  (分子生物学者・免疫学者 荒川央)  魑魅魍魎男
24. 2021年7月26日 19:28:24 : juJg7V4FOs : QVVMOFFrWHlaRDY=[1098]

 >天然痘撲滅に本当にワクチンが寄与したのか?

 日本の 山本先生?だったかな〜〜 エチオピアの山奥まで 天然痘を追っかけて行って

 撲滅しましたよね〜〜
 
 ===

 ワクチンも重要だが 撲滅しようという 情熱に感謝ですよね〜〜
 
http://www.asyura2.com/21/iryo7/msg/123.html#c24

コメント [政治・選挙・NHK282] 五輪開会式やはりブーイング噴出、パクリ批判まで…米国でも視聴率最低で閉会式は大丈夫?(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
6. 赤かぶ[142434] kNSCqYLU 2021年7月26日 19:29:54 : DiuQjGfad6 : UTBWZXVVMUNWUkE=[41219]

https://twitter.com/sNzbkBpRP5nE5OZ/status/1419598764193443848



http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/237.html#c6
コメント [政治・選挙・NHK282] 東京五輪は即刻中止を!茶番の五輪のどこに意義があるんだ 井筒和幸の「怒怒哀楽」劇場(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
35. 2021年7月26日 19:30:09 : Gotth5c1qc : THZxRThVcmtFYWs=[3963]
小山田圭吾、小林賢、やのぶみの辞任で、
国民の開会式への好奇心はいやがうえにも増したという事。

どういう演出か知りたいだろう。
視聴率は、いじめ自慢とホロコーストいじりが、押しあげたが
余りのひどさにドン引き。

それが56%という立派な数字だろう。

自民はバカだから数字で喜ぶ。
    
     


http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/226.html#c35

コメント [政治・選挙・NHK282] 五輪の「被災地」「復興」ないがしろが酷い! コンセプトから消し、開会式でもアリバイ的な扱い…被災県の子どもの深夜動員にも… 赤かぶ
27. 2021年7月26日 19:30:32 : ExR6t2kOBg : b2I1RHE4TnlLWGM=[1]
JOC経理部長の飛び込み自殺で囁かれる「五輪招致買収」との関係

竹田恒和前会長、森喜朗前会長、菅首相も疑惑に関与
http://www.asyura2.com/21/senkyo281/msg/324.html



http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/235.html#c27

コメント [政治・選挙・NHK282] 五輪の「被災地」「復興」ないがしろが酷い! コンセプトから消し、開会式でもアリバイ的な扱い…被災県の子どもの深夜動員にも… 赤かぶ
28. 2021年7月26日 19:33:59 : ExR6t2kOBg : b2I1RHE4TnlLWGM=[2]
福島ヤバイ 見たこともない花が咲いていると海外報じる
http://www.asyura2.com/15/genpatu43/msg/471.html



http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/235.html#c28

コメント [政治・選挙・NHK282] 英紙が痛烈批判「東京五輪は菅首相のためだけに開催されている」(クーリエ・ジャポン) 赤かぶ
28. 2021年7月26日 19:34:01 : q27q7TeKIo : MElZdVJEWlluaEU=[3]
フィナンシャルタイム記事は東京汚リンピックマンセー記事である。
「反対、問題、非常識さは山ほどあるが、それを押し切り汚リンピックを強行し利権一味が潤うなら選手や納税者が気の毒でも良いですね^^」という記事である。

http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/216.html#c28
コメント [政治・選挙・NHK282] 五輪開会式やはりブーイング噴出、パクリ批判まで…米国でも視聴率最低で閉会式は大丈夫?(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
7. 2021年7月26日 19:34:08 : JxIE07Io9I : U0hyZG52UEVtZi4=[7]
この2020東京オリンピック大会が、コロナを蔓延させた武漢世界軍人運動会の二の舞になるのではないか?
2019・10、史上最大規模の世界軍人運動会に109カ国の軍人9308人が世界中から中国武漢に終結し、武漢でコロナウイルスが異様な感染・蔓延を始めたのはそれからだった。
http://shibuyaleft.livedoor.blog/archives/5958855.html
その2019・10以前に、既に、イタリアの下水道からはコロナウイルスが採取されていた。
武漢爆発のずっと前だ。
CDC(アメリカ疾病予防管理センター)ですら、季節性インフルエンザの症状が新型コロナウイルスによる肺炎と酷似していることから、新型コロナウイルスへの感染を見落としている可能性を延べていたのだ。

日本国民が気になるのは731部隊の細菌兵器資料を終戦直後に日本軍から強奪して行ったアメリカの意図とその資料群の行方である。http://esashib.com/nankin02.htm
http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/237.html#c7

コメント [カルト33] バウム・開会式の最中に震度7の誤報、秀吉・一秒で訂正、気象庁・23日十時十九分キャンセル報。やはりアキラのような事が計… ポスト米英時代
7. 2021年7月26日 19:34:29 : XhJ8g1sXRw : Yy5KREI0ZkdrOFE=[1364]

>5さん  
●いちべえさんの やばカラス情報によれば
 地下6千メートルに埋め込まれていた 自信屁ー器を 最近完全に撤去したそう
 え 誰の命令でかって?  勿論 米国のプリン将軍の命令です!

 現在、横田に寅婦人が来日されているらしいし エアーホースUに乗って来た方も横田に到着されている

 噂によれば JFKジョンジョンらしい  (現在の 本当の副大統領である)
 寅側も 何かを準備中か??


http://www.asyura2.com/21/cult33/msg/451.html#c7

コメント [政治・選挙・NHK282] 五輪開会式やはりブーイング噴出、パクリ批判まで…米国でも視聴率最低で閉会式は大丈夫?(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
8. 赤かぶ[142435] kNSCqYLU 2021年7月26日 19:34:34 : DiuQjGfad6 : UTBWZXVVMUNWUkE=[41220]

https://twitter.com/36madcooky_jp/status/1419591781138632704



http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/237.html#c8
コメント [政治・選挙・NHK282] ジョコビッチとメドヴェージェフが常軌を逸した暑さに「試合時間変更」を要求! 大会組織委は「暑さに対しては万全の対策を採… 赤かぶ
25. 2021年7月26日 19:35:10 : Gotth5c1qc : THZxRThVcmtFYWs=[3964]
どーせ、東京五輪は、アンフェアな八百長五輪。

日本人の金メダルにもさして喜びは、無いよ。

テニス強豪一人もいないのに、大坂なおみの、活躍ってなに?

  
http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/233.html#c25

コメント [経世済民135] 厚労省リーフレット配布を理由に…河合塾、24年勤務の講師を突如「雇い止め」、国が復職命令(リテラ) 赤かぶ
7. 2021年7月26日 19:35:55 : OO6Zlan35k : L3FGSWVCZWxFS3c=[509]

代ゼミの縮小が一時ニュースになったが

超少子化と、子育て世帯の実質賃金の低下による浪人回避と現役志向、個別指導とリモート志向などで、塾ビジネスは長期的には完全に斜陽産業だ

河合塾グループ自体は、映像授業の河合塾マナビスによる時流への対応で売り上げを伸ばし続けていたが、去年はやはりコロナ禍の影響で落ち込んでいるが

大規模対面の旧型の河合塾は、やはり厳しい

リーフレットの配布自体は、単なる言い訳で、あまり成績の良くない講師から、どんどん雇止めして構造改革を進めたいという危機感だろう

実際、河合塾は教育ビジネスの上位からは消え去っており、就職人気度も長期低迷にあるが

今回のコロナ危機で、対面講義が売りだった旧型の大規模塾はさらに危険な状況にあるのだろう

まともな人間であれば、さっさと転職するのだろが、労働活動に熱心な50代では、どうにもならないから、何としても、しがみつくのが合理的かもしれない

https://www.vorkers.com/a0910000000HDI3/analysis/
https://gyokai-search.com/3-kyoiku.htm
http://www.asyura2.com/21/hasan135/msg/457.html#c7

コメント [政治・選挙・NHK282] 米紙の報道「オリンピックが時代に取り残されたままならば『終焉の時』が迫っている」 IOCは社会の変化についていこうとしなか… 赤かぶ
16. 2021年7月26日 19:37:30 : dWH2h3FlOs : VEZyUFVTUFAyUTY=[1]
>>9

先程夕方のMXテレビ5時に夢中での生投票

あなたは五輪観てますか
はい 7928
いいえ 5164


視聴率調査ビデオリサーチ社(電通)
電通を嫌っていた石原裕次郎はかってこう語ってた
「ビデオリサーチが電通イベントの数字を上げるのは当たり前」と彼はニールセンの数字を信じてた
http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/236.html#c16

コメント [政治・選挙・NHK282] 五輪スタッフ、メディア関係者に「インチキ陰性判定」乱発か?検査スリ抜けこんなに簡単 デタラメ五輪で起こる6つのハプニング… 赤かぶ
26. 2021年7月26日 19:37:49 : ExR6t2kOBg : b2I1RHE4TnlLWGM=[3]
ビートたけし、東京五輪の開会式に激怒
          
「金返せよあれ」「外国に恥ずかしくて行けないよ」「あれ、素晴らしかったですか?」
https://johosokuhou.com/2021/07/25/49348/
 

無駄の多さから予算が半減していたクールジャパン事業が新型コロナ緊急対策支援で約30倍、878億円に増額して復活している件
https://note.com/iifilmsllc/n/n78727097ac6e



http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/234.html#c26

コメント [政治・選挙・NHK282] 米紙の報道「オリンピックが時代に取り残されたままならば『終焉の時』が迫っている」 IOCは社会の変化についていこうとしなか… 赤かぶ
17. 2021年7月26日 19:40:24 : ExR6t2kOBg : b2I1RHE4TnlLWGM=[4]
トライアスロン後に水泳選手らが嘔吐 AFPが画像つきで報道 東京湾の汚れが原因か
https://johosokuhou.com/2021/07/26/49407/



http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/236.html#c17

コメント [医療崩壊7] コロナワクチンが危険な理由  (分子生物学者・免疫学者 荒川央)  魑魅魍魎男
25. AN[1975] gmCCbQ 2021年7月26日 19:40:34 : 7MnTY0kXGk : WnV6NThHb3NRa0E=[109]
>>2. さん
>mRNAはそれほど長く存在しないと思われています

 6.さんがもう反論?していますが、反論になっていないので、追加です。

 「mRNAは壊れやすい」は研究者間では「常識」です。
 それを克服?するため、「mRNAワクチン開発者」達は長年努力を重ねてきました。 現在までに開発された技術は、RNAを”修飾”することで、翻訳(RNAを設計図として蛋白質を生合成すること)効率を高めたり、RNAの寿命を高めることです。
 いくつか解説がネットにアップされていますが、次のが危険性を含めて割と公平に書かれていますので紹介します。
・mRNAワクチン:新型コロナウイルス感染を抑える切り札となるか?
・飯笹 久(島根大学学術研究院医学・看護学系)
https://www.rnaj.org/component/k2/item/855-iizasa-2

 小生が重要と考えるのは次の部分です。
 「一方、Moderna 社のワクチン (mRNA-1273) の場合、詳しい情報がまだ出ていないのだが、論文によるとCap1の下流は全てSpikeタンパク質の配列で (K986P、V987Pは用いている)、ウラシルは全て1メチルシュードウリジンに置換されている10。おそらく製剤的な工夫がなされていると思われるが、このRNAがなぜ、-20度で保存可能になったのかは、詳細がわからない11」

 『詳細がわからない』ものなんて、恐すぎませんか?


 蛇足ですが、種痘の誕生については、山のような解説がネットに上がっています。
 少しは読んでみることを23.さんなどにオススメします。

http://www.asyura2.com/21/iryo7/msg/123.html#c25

記事 [近代史6] 小野田寛郎を英雄扱いしてきただけでも大概だが、今度はその嘘を世界にまで広めるのか?
2021-07-18
小野田寛郎を英雄扱いしてきただけでも大概だが、今度はその嘘を世界にまで広めるのか?
https://vergil.hateblo.jp/entry/2021/07/18/105707

映画『ONODA』がカンヌでスタンディングオベーションという惨事


1974年3月、フィリピン・ルバング島のジャングルに30年潜伏していた小野田寛郎元陸軍少尉が帰国した際の歓迎ぶりはすさまじいものだった。

政府が彼のために日航特別機を用意したことから始まり、機が羽田に着陸する30分前からNHKは特別番組の実況中継を開始、小野田が降りるタラップの下には百人近い政府関係者が並び、またそれ以上の数の報道陣がカメラの放列を敷いていた。

まるで戦勝国の凱旋将軍が帰国したかのような扱いである。

小野田が家族のもとに落ち着くと、今度はその手記の版権をめぐる争奪戦が始まった。最終的に講談社が争奪戦に勝利し、出版されたのが小野田の手記『わがルバン島の30年戦争』(1974年)である。

それから47年後の今年、カンヌ映画祭でこの小野田の「戦い」を描いた映画『ONODA』(アルチュール・アラリ監督)がオープニング上映され、熱烈なスタンディングオベーションで迎えられたという。[1]

 本作は、太平洋戦争の終戦後もフィリピン・ルバング島の森林で、終戦を信じられないまま30年間残り続けた小野田寛郎元陸軍少尉の実話を映画化したもの。フランス人のアラリ監督は、津田寛治、遠藤雄弥、イッセー尾形ら日本人キャストと日・仏など国際的スタッフの混成を指揮しながら、小野田少尉が島に派遣され、そこから驚くべき軌跡を辿る様子を、キャラクターの人間性に焦点を当てながら描く。

 スクリーン・インターナショナル誌が、「小野田の日本軍への献身は戦争の愚かさと残虐さを浮き上がらせるものの、彼の揺るぎない信念はそれ自体が何かしら美しさをそなえている」と評するように、人間ドラマの側面が評価されている。

(略)

 津田は子ども時代にテレビで小野田さんの帰還を見ていたことに触れ、「演じるにあたって資料を読み、あの時代に大和魂を日本に持ち帰ってきた人だと知り、感動しました。だから誇りをなくさないように演じようと思いました」と語った。(略)

この映画の原案はフランスで出版された小野田の自伝“ONODA 30 ans seul en guerre”(Bernard Cendoron著)[2]だそうだが、 小野田の自伝である以上、その内容の骨子は手記と同じだろう。

問題は、この手記の内容が嘘だらけだったことだ。


ゴーストライターが暴露せざるを得なかったほどひどい手記のデタラメ
30年間、文章を書くどころかろくに会話もしていなかった小野田に手記など書けるわけもなく、『わがルバン島の30年戦争』にはゴーストライターがいた。作家の津田信氏である。

津田氏は1974年4月から約3ヶ月間、伊豆にあった講談社社主の別邸で小野田と寝食を共にして聞き取りを行い、小野田の語った体験談を手記にまとめた。小野田の生の発言と、その内容を脚色せざるを得なかった事情を最もよく知る人物である。

津田氏は後に、小野田の嘘を告発する『幻想の英雄 ― 小野田少尉との三ヵ月』を書いている。

ゴーストライターが名乗り出て内幕を暴露するというのはタブーなのだが、津田氏はそうせざるを得なかった理由をこう述べている。[2]

 小野田寛郎の「手記」を代筆して以来、私は後ろめたさにさいなまれつづけてきた。明らかに事実とちがうことを知りながら、代筆者という立場上、事実通りに書くことができなかった箇所がいくつかあり、その結果、「手記」の読者に、間違った小野田寛郎像を抱かせてしまったのではないか、という後ろめたさである。それが私を責めつづけた。

 「人がどのような小野田寛郎像を持とうが、それはその人の自由だ、単なる代筆者にすぎないお前が、そんなことまで気にやむ必要はない」――私は後ろめたさをごまかすために、何度も自分に言いきかせた。(略)しかし、日がたつにつれて私は、私の見た小野田寛郎の姿を、私の知り得た事実を、このまま自分の胸のなかだけに蔵っておくことに、かえって堪えがたくなってきた。

 ゴーストライターが自ら名乗り出ることは出版界のタブーである。私があえてその禁を破ったのは、もしこのまま口をとざしていたら、一生この後ろめたさを持てあますばかりでなく、間違った“小野田伝説”が語りつがれるおそれがある、と思ったからにほかならない。いわば本書は、私の“懺悔の書”でもある。そして、ついでに言えば、もっとも書きにくいことこそ書かねばならないのが物書きの存在理由だ、と私は思っている。

小野田はとっくに戦争が終わったことを知っていた
小野田手記によると、彼は「救出」される直前まで、戦争は終わっておらず、日本は連合軍と戦い続けていると信じていたことになっている。手記で小野田は、兄の呼びかけを聞いても、捜索隊が残していった新聞や雑誌を見ても、すべて謀略による偽情報だと判断して信用せず、最後に単独で探しに来た鈴木紀夫青年と出会い、彼の口から改めて敗戦を聞いたときも、「百パーセントのうち、九十九パーセントは信じなかった」[3]と述べている。

しかし、これは嘘である。津田氏はこう書いている。[4]

 小野田寛郎は本当に敗戦を知らなかったのか、なぜ肉親の呼びかけにも応じなかったのか――「手記」の焦点はそこにあり、私が代筆を引き受けた理由もそれを知りたかったからだ、とは前にも述べた。

 しかし、小野田手記を読んだほとんどの人が、肝腎かなめのこの点について結局は納得がいかなかったのではないか、と思う。なぜなら、代筆者の私自身が納得のいかぬまま、適当にごま化してしまったからである。

 むろん私は、彼の話で腑に落ちないところは何度も問い返した。自分でもしつっこいと思うほど念を押した。だが、敗戦認識についてはいくら訊いても彼の説明は矛盾だらけで、むしろ、聞けば聞くほど疑惑が生じた。

 正直、私は頭をかかえた。彼に代わって手記を書く私がそもそも納得できないのだから、そのまま書けば読者はますますわけがわからなくなってしまう。このときほど私は、代筆を引き受けたことを後悔したことはない。できることなら、おりたかった。が、すでに連載がはじまっており、今更、やめるわけにはいかなかった。当時の私には、彼の矛盾だらけの話を何とかつぎはぎして、適当につじつまをあわせるより他に途はなかった。私は内心、冷汗をかきながら、もっともそうな理屈をこね、舞文曲筆を弄した。この点、まことに慙愧に堪えない。

――なぜあのとき、彼の話をそのまま書かなかったのか。書いておけば小野田寛郎が命令を守り抜いた“最後の武人”でも“英雄”でもないことを世間に知らせることができたはずだ。

津田氏の言う「彼の話」の主な部分を要約すると、次のようになる。[5]

1959年に捜索隊が残していった肉親からの手紙や写真入りのビラ、大量の新聞(約4ヶ月分)を読んでも、戦争が終わったとは思わなかったのか?
→親兄弟の手紙や写真も敵の謀略であり、我々の戦意破砕をねらう戦術だと思った。日本の新聞も我々をおびき出すためにアメリカ軍の謀略機関が作った(アメリカにとって都合が悪い部分を差し替えた)ものと判断した。

新聞には「皇太子ご成婚」の記事がたくさん載っていたはず。戦争中にこんなお祭り騒ぎはおかしいと思わなかったのか?
→日本が富み栄えている証拠だからむしろ喜んだ。広告からもいろいろな品物が豊富に出回っていることが伺えて、日本は戦争を有利に戦っていると考えた。

新聞には皇太子妃(美智子)が民間出身と書いてあったはず。皇族でも華族でもない皇太子妃など大日本帝国では考えられないはずだが?
→新聞を読んで、日本は民主国家になったことが分かったから、おかしいとは思わなかった。

日本が民主国家になったのなら帝国陸海軍も消滅しているのでは?
→昔の軍隊はなくなったが、それに替わる組織ができて、まだアメリカと戦っている。

それは自衛隊のことか?
→自衛隊は国内向けの武装警察で、戦っているのは戦争請負業みたいな別の組織。日本は民主国家になったが、大東亜共栄圏確立のため、その組織に金をやってアメリカと戦ってもらっている。また、その組織は日本だけでなくアジア全域の防衛を担当している。

アジア全域なら中国も含まれるのか?日本は共産主義の中国と手を組んだのか?
→中国財閥の金を融通してもらうため、日本が尻押しして毛沢東を中国の指導者にした。

それならあなたはその戦争請負業者の下請けとして戦ったのか?
→軍隊の組織は変わってもあくまで大東亜共栄圏を確立するための戦いであり、目的は同じ。自分はあくまで日本のために戦った。

これが口からでまかせの嘘でなければ、小野田は妄想にとりつかれていたとしか言いようがない。

もっと直接的な証拠もある。津田氏が伊豆で手記執筆のため小野田と缶詰になっていたころ、当時大学生だった息子が父親に着替えを届けに行き、小野田に会って話を聞いているのだ。[6]

父から頼まれた着替えを入れたバッグを持って東海道線に乗り、伊東に向かった。野間別邸は広い庭を持つ昔ながらの木造洋館で、その一室に小野田さんはいた。私は、庭に面した応接室で初めて小野田さんに会った。痩せていて、思ったより小柄な人だというのが第一印象だった。

このときのことを書くと長くなるので、印象に残ったことだけ書くと、小野田さんは世間が騒いでいるような人ではなかったということだ。戦争がどうのこうの、帝国軍人がどうのこうのという話は抜きにして、私には単なる「気が小さいおじさん」にしか思えなかった。

なぜなら、この夜、私は小野田さんと一緒に風呂に入り、彼の背中を流しながら話をしたからだ。

私はおそるおそる聞いた。「小野田さん、戦争が終わったのを知っていたんですか?」

すると、小野田さんは、なにかに怯えているような目つきになり、「そうだ」とぽつりと言った。私はこのとき、ただ、「やっぱり」と思っただけだった。それから、小野田さんは湯船につかりながら、突然、持っていた銃の話をしてくれた。「坊主、銃というのはこうやって構えて、こうやって撃つんだ」みたいな話だった。

あとから知ったが、小野田さんは戦後、ルバング島で生き残った仲間と住民を襲い、食料を奪いながら生きてきた。村人を何人か射殺している。銃は肌身離さず持っていた。だから、戦争が終わっていたのを知っていても、報復が恐くてジャングルを出られなかった。ただ、最後に残った仲間の小塚一等兵がフィリピン警察軍に殺されたので、観念したのだろう。

(つまり、元上官の任務解除命令、フィリピン軍に投降などの一連の儀式は、フィクションの上に成りたっていたと言える)

小野田はジャングルに潜んで何をしていたのか?
小野田は、少なくとも1959年の捜索隊が置いていった手紙やビラ、新聞などを読んだ段階で、日本がとっくに戦争に敗れ、それどころかアメリカとは同盟関係になっていることを理解していたはずだ。それでも投降しようとしなかったのは、この頃までにはもう現地住民を何人も殺しており、報復や処罰が怖くて出ていけなかったのだろう。

小野田たちは島民たちから離れてジャングル内で自活していたわけではない。バナナやヤシの実程度は採集できたが、それ以外の食料や衣服などは住民から盗んだり強奪していた。しかも小野田は島民たちを「ドンコー」と呼んで蔑視し、憎んでいた。[6]

 彼は島民たちを“ドンコー”と呼んだ。落語に出てくる熊公、ハチ公と同じように、それが土民を指すときの日本兵の習慣だったらしい。だが、小野田寛郎がドンコーと口にするとき、そこには熊公やハチ公にこめられた親しみは微塵もなく、敵意と憎しみしか感じられなかった。彼があまりにもしばしばそれを口にするので、

「寛郎、ドンコーはよくないな」

 格郎ただお(注:小野田の次兄)も注意したが、

「ドンコーは、ドンコーです」

 寛郎はゆずらず、あんな奴らを日本人と同格に扱うわけにはいかない、と言う意味のことを口ぎたなくまくしたてた。その口ぶりから察すると、彼は島民を動物並みにしか見ていないようであった。

(略)

「ドンコーの奴ら、われわれの邪魔ばっかりしやがって」

 彼がなおも言い募ったとき、さすがにたまりかねたのか、

「おい、寛郎、お前はそのドンコーに銃をつきつけて、食糧を奪(と)ったんだろ。いわば彼らは、お前の命の恩人なんだぞ」

 と、格郎がたしなめた。しかし、寛郎はそれでもひるまず、すぐ言い返した。

「敵の食糧、弾薬を利用するのが遊撃戦のイロハです」

小野田はこう言うが、現地住民を敵に回してゲリラ戦など成立するはずがない。

実際のところ、小野田たちはどのくらい島民たちを殺したのか。小野田本人がこう語っている。[7]

 別邸の浴室は銭湯のように広く、浴槽もいちどきに十人ぐらいが長々と体を伸ばせるほど大きかった。風呂の中でも彼は相変らず感情表白に乏しかったが、浴槽のへりに並んで腰かけながら、ようやく私は彼の口からいくつかのエピソードを引き出すことに成功した。

 しかし、実を言うと、この“裸の会話”から私が耳にしたものは、手記には織りこめない話のほうがはるかに多かった。たとえば島民殺傷問題である。

 ある晩、私は思いきって彼に訊いた。

「一体、何人ぐらい殺(や)ったんです?」

 彼はわざと私のほうを見ないで、つぶやくように言った。

「百人ぐらいかな」

(略)

「百人、全部殺(や)ったの?」

「いや、殺したのは三十人ぐらいです」

「じゃ、残りは?」

「弾はたしかに当たったが、死にはしなかったでしょう。だいたい、戦傷者は戦死者の三倍というのが軍隊の常識です」

(略)

「ドンコーの奴ら、こっちがおとなしくしているとすぐつけ上がって、銃をぶっ放しながらどんどん山に入りこんできやがるんです。だからわれわれも懲らしめのために撃ち殺してやったんです」

(略)

 もはや明らかに殺人であった。少なくとも戦いではなかった。と言うのは、彼の話を注意深く聞いているうちに、島民たちには殺意がないことがわかったからである。

 彼らが山に登ってくるのは、伐採や果実採取が目的であった。が、山の奥には銃を持った旧日本兵が潜んでいる。山に登りながら彼らが銃を撃つのは、あくまでも威嚇射撃であった。わが身を護る手段であった。その証拠に、彼らのほうから仕かけてきたという話は寛郎の口から聞いたことがなかった。「ドンコーに先にみつかるようなヘマはしなかった」というのが彼の自慢の一つであった。では、なぜ、彼は島民たちを射殺したのか。

「われわれの占領地域に勝手にはいりこんできたからです。われわれはいずれ島全体を占領するつもりでした」

 これが小野田寛郎の言い分であった。そして彼は島民たちの威嚇射撃を、「生意気にわれわれを挑発した」と言うのである。島民たちにとっては、とんでもない、そして、このうえない危険な誤解だったわけである。

「小野田さんがいなくなって、島民たちはほっとしたでしょうね」

 私が言うと、彼はニヤッとして答えた。

「ドンコーの奴ら、自分のことを山賊とか、山の鬼とかと呼んでいましたからね」

手記に織り込めない話といえば、こんな話もあった。[8]

「その犬をドンコーの奴ら、われわれにけしかけやがるんです。あんまり癩にさわったんで仕返ししてやったことがある」と寛郎が口を挿んだ。

「どんな仕返しをしたんです?」

「ある村の副村長が何度もけしかけやがったから、そいつを三日間つけねらって、一人になったところをぶっ殺してやった」

(略)

「まず膝をねらって一発射ち、歩けないようにしておいてボロ(蛮刀)でたたっ斬ってやった。その野郎、腕で顔をかばいながらいざって逃げようとしたが、こっちは日頃の恨みで容赦しねえ……」

 寛郎は左腕を曲げて顔をかばう島民の真似をし、その次にボロを何度も振りおろすジェスチャーをして見せた。事実なら、まさに惨殺である。初夏の陽が明るい応接室に居ながら、背筋が寒くなったのを私は覚えている。

また、津田氏が聞き取りをしていた伊豆の別邸に、小野田の長兄敏郎が「厚生省から頼まれた仕事」を持って訪ねてきたことがある。これはそのときの話。[9]

 夕食後、敏郎は厚生省から頼まれた仕事をはたすため、寛郎を促して応接室へ去った。一足遅れて私が行くと、敏郎はテーブルの上にノートをひろげ、鉛筆を片手に、斜め前に腰かけた寛郎に説明していた。

「島民が訴え出た事件で、どうにも腑に落ちない殺傷事件がいくつかあるんだ。多分、お前がやったのではなく、別の犯人が起こした事件だろうと思うけど、念のため確かめてくれと言われてきたんだよ。これから読み上げるから、違うなら違うと答えてくれ」

 敏郎はまず日時、場所をあげ、次に事件の概略を読み上げてから、囁くように訊いた。

「どうだい、覚えがあるかね?」

 途端に寛郎が横を向いてつぶやいた。

「俺だよ」

「えッ、お前か――」

 敏郎は絶句し、やがて仕方なさそうにノートに何か書き入れた。この晩敏郎が読み上げた事件は十件ほどだったが、そのたびに兄弟の間で、「俺だよ」「え、これもか」が繰り返された。敏郎は何度もため息をついた。眼鏡の奥で軽く両眼を閉じ、頭を小さく左右に振った。寛郎はソファの上で立てた両膝を抱え、終始横を向いて眉一つ動かさなかった。

島民たちの言う通り、小野田たちはまさに山賊であり、鬼だったと言うべきだろう。

投降した小野田は強盗・殺人・窃盗の累犯者で、しかも30人も殺している。当時のフィリピンなら当然死刑だろう。百万歩譲って、自分たちは戦争終結を知らないまま戦いを続けていたのだという小野田の主張を認めたとしても、無抵抗の民間人を殺した行為は戦争犯罪である。戦犯裁判でも死刑だろう。

そうならなかったのは、日本政府がマルコス独裁のフィリピン政府と「握った」からだ。


2016年、このときの日本政府とフィリピン政府との間の外交交渉に関する文書が発見されている。[10]

埋もれていた極秘の外交文書

日本とフィリピンの戦後史を研究している広島市立大学の永井均教授は、小野田さんの帰国に関する日本政府の極秘文書を情報公開請求で初めて入手しました。670枚に及ぶ外交文書です。

NHKは今回、永井教授と共同で、見つかった外交文書の分析を行いました。文書には、小野田さんの帰国を巡り、日本とフィリピン政府との間で極秘の交渉が行われていたことが記されていました。

この中には次のような記載もありました。

「小野田氏ら元日本兵により30人が殺され、100人が傷つけられた」
「何らかの手を打たなければ、フィリピン側の世論も納得しない」

戦争の終結を知らない残留日本兵らが、地元の住民に深刻な被害を与えていたことが公文書で初めて確認されたのです。

永井教授は「文書からは小野田元少尉の救出問題が通常の残留日本兵の扱いをはるかに超える、政治的・外交的な重要案件だったことが分かる」と話しています。


“見舞い金”は3億円に

「かかる人的、物的損害に対し、日本政府は補償する動きがあるか」

交渉の中で、フィリピン側は、被害への補償の有無を打診していました。
日本政府は1956年のフィリピンとの協定で、戦後賠償は解決済みとの立場でした。しかし一方で、現地の被害者や遺族たちが声を挙げ、反日世論が高まることを懸念し「見舞金」を支払う検討を始めました。

「被害者らは、損害賠償請求権を行使するおそれがある。見舞金は、請求権行使を思い止まらせる効果をもつであろう」

日本政府は、見舞い金として3億円を拠出する方針を固めていきました。

当時、フィリピンとの交渉に関わり、のちに外務事務次官を務めた竹内行夫さんは両国の将来を見据えたという日本の見舞い金の提案に、フィリピン側も理解を示したといいます。そのうえで「いろんな被害というか損害を島民の方に与えていたという事実が判明しましたので、小野田少尉の救出に多大の協力をしてくれたフィリピンに対しては感謝をしたいという日本側の誠意としてやった」と述べました。

小野田はなぜ津田氏のルバング島行きを嫌がったのか
手記を代筆する過程で、津田氏は小野田らが潜んでいたルバング島のジャングルに実際に行ってみることを希望した。手記の描写にリアリティを加えるためには現地の環境を体験してみなければ、という考えからだったが、なぜか小野田と兄の格郎は津田氏が現地に行くことをひどく嫌がった。

結局津田氏は反対を押し切ってルバング島を訪れるのだが、現地を実際に見ることで、なぜ彼らが反対したのかを明確に理解することになる。

 離陸して十分もしないうちに眼下に田園風景がひろがり、間もなく右下にコレヒドール島が見えた。(略)セスナ機ははじめてなので、ちょっと心細かった。長髪で派手なシャツを着た若い操縦士がゴム草履をはいているのも頼りない気がした。

「あれがルバングです」

 ラモスが指さした。風防ガラスの彼方に細長い島が見え、その島裾で波が白い線を描いていた。(略)ヤシ林がぐんぐんせり上がり、海岸際の道路がはっきり見えたとき、機は大きく旋回して着陸姿勢に入った。前方に草原がひろがっていた。

「これが飛行場か――」

 降りて小雨にうたれながら、私はしばし茫然とした。狐につままれたような気持だった。右も左もただの草原であった。滑走路は幅五メートルほどの砂利道だった。そのところどころに雑草がはえていた。「これが飛行場――」私はもう一度つぶやいた。C君も左右を見回してあきれたような表情であった。

(略)

「マニラを攻撃する場合、ルバンの飛行場は重要な拠点になります。友軍が島に上陸して飛行場を占領するとき、われわれはその道案内をしなければなりません。だから、島内のどんな変化も見逃がせないのです」―― これが小野田寛郎の語った、ルバングで頑張っていた理由である。「二俣では兵要地誌候察を徹底的に教えられた」と彼は自慢した。(略)

 だから私は、どんな飛行機でも発着可能な立派な飛行場があるものとばかり思いこんでいた。ルバング島には飛行場が一つしかない。小野田寛郎が友軍を誘導するつもりだった飛行場は、間違いなくここであった。この草っ原であった。

「恐れ入りましたね」

 C君が歩きながらつぶやいた。C君も寛郎得意の“候察”を思い出したに違いなかった。幸い、雨はやんで、かすかに青空がのぞいた。濡れた草原を横切りながら、格郎が私たちのルバング行きを阻止しようとした謎が一つ解けたような気がした。

(略)

 帰途、テリックの町に寄った。ちょうどマニラからの定期船が着いたところで、五、六十人の乗客が下船中だった。定期船は百トンぐらいの大きさで、船尾が桟橋からはみ出していた。それを見て私はまた、狐につままれたような気持になった。

「島を全部占領したら、テリック港を原子力潜水艦の基地にしようと、小塚と何度も語り合った」という寛郎の話を思い出したからである。

 むろん、夢物語だったのだろうが、そんな夢を描くくらいだから、それなりの港湾施設があるものと私は思っていた。だが、実際のテリック港は、幅五メートル、長さ約三十メートルのコンクリート桟橋があるだけであった。念のため、ラモスを通じてデンに訊いてみると、七、八年前までは粗末な木の桟橋だったという。

(略)

 走り去るジプミーを見送りながら、私は胸でつぶやいた。

 ――小野田寛郎はジャングルに逃げこんで以来、いちども飛行場もこの港も見たことがなかったに違いない。

 もし得意の候察を実行していれば、たとえ空想にせよ、飛行場を占領するだの、港を原子力潜水艦の基地にするだの、という考えは湧かなかったはずである。

セスナの離着陸がやっとの粗末な飛行場と、百トン程度の船が着けるだけの桟橋しかない港。ルバング島に戦略的重要性などかけらもなく、当然アメリカが手間暇かけて小野田たちに謀略戦など仕掛ける理由もない。

小野田の主張する「戦い続けた理由」も嘘だったのだ。

フィリピンで戦った英雄は断じて小野田などではない
日本は、ただの山賊でしかなかった小野田を英雄に祭り上げてきた上、こんどは映画を通じて何も知らない欧米人まで騙そうとしている。その愚かさと傲慢さには呆れるほかない。

日本による侵略から始まったフィリピンの戦いは、確かに英雄と呼ぶべき人々を生んだ。しかしそれは、断じて小野田などではない。こういう人たちだ。[12]

 帰りは雨になっていた。

 雨は降り続いていたが、サルバシヨンの町役場でトライシカー(注:三輪タクシー)を降りた。広場に日本軍と戦ったゲリラたちを顕彰する記念塔が建っていた。塔は、暗闇を照らす燈火をかたどっていた。その背後に、戦死した七十名のゲリラたちの氏名が刻まれていた。最初の氏名は、指揮官のサルバドール・ミリタンテ大尉である。

 ゲリラ戦士たちの氏名の上に、次のような文字が刻み込まれていた。

 「ブエノビスタの英雄

       第二次世界大戦

  夜のうちに倒れた者たちは

  生きて陽の光を見た者たちに

  忘れられることはないだろう」

 夜とは日本軍占領時代を意味している。フィリピンでは、第二次大戦の終戦を「解放」と言っている。日本軍占領下から「解放」されたからである。

(略)

 キャプテン(注:バランガイ・キャプテン=村長のこと)は、道一つへだてた小学校の校庭に、私を連れて行った。どこでも見られる校庭風景だったが、私はふいに先日会った、この島の歴史に詳しいサラダサさんの話を思い出した。

 「サルバドール・ミリタンテ大尉を含むバランガイの住民たちが校庭に集められた。機関銃が住民に向かってすえられていた。『もし、ミリタンテが降伏しないならば皆殺しだ』。日本帝国陸軍将校は一、二、三と号令をかけた。その時『私がミリタンテです』と住民の中から彼が立ち上がって、日本軍指揮官の前に進み出た。指揮官はミリタンテの手を握り、『すべてのゲリラを率いて降伏するんだ』と言った。『いや、私は降伏しません』。『跪ひざまづいて降伏するんだ』。『跪くんだ』。日本軍将校が怒鳴った。彼は跪いたが降伏をしなかった。だから、彼はギマラスの英雄になった。今でも」

 小学校の正面にコンクリートの記念碑があった。

 「サルバドール・ミリタンテ大尉は、一九四三年八月二十四日、自由のための殉教者としてこの校庭で 、日本帝国陸軍に殺された。」

日本が本当に作るべきなのは、こうした真の英雄たちの戦いと人生を描いた映画だろう。


[1] 佐藤久理子 『小野田寛郎さん描いた映画、カンヌで熱烈なスタンディングオベーション』 映画.com 2021/7/11
[2] 津田信 『幻想の英雄 ― 小野田少尉との三ヵ月』 図書出版社 1977年 P.300
[3] 小野田寛郎 『わがルバン島の30年戦争』 日本図書センター 1999年(小野田手記の再版本)P.242
[4] 津田 P.127-128
[5] 津田 P.133-140
[6] 山田順 『40年前、お風呂場で小野田寛郎さんがポツリと言った「(終戦を)知っていた」』 Yahoo!ニュース 2014/1/24
[7] 津田 P.80-83
[8] 津田 P.171
[9] 津田 P.175
[10] NHK 『特集 小野田さん帰国42年後の真実』 2016/7/26
[11] 津田 P.191-196
[12] 石田甚太郎 『ワラン・ヒヤ 日本軍によるフィリピン住民虐殺の記録』 現代書館 1990年 P.28-31

https://vergil.hateblo.jp/entry/2021/07/18/105707
http://www.asyura2.com/21/reki6/msg/104.html

コメント [カルト33] ドン・免疫学の世界的権威である阪大教授が山で遭難。弟子だけでなくオール阪大で捜索に出掛けて救出する事である。 ポスト米英時代
3. 2021年7月26日 19:41:57 : XhJ8g1sXRw : Yy5KREI0ZkdrOFE=[1365]

●以下に 阪大教授の記事がでています・・
・ https://twitter.com/K4NN4BI/status/1419168775434227714 ・

http://www.asyura2.com/21/cult33/msg/455.html#c3
コメント [政治・選挙・NHK282] 五輪スタッフ、メディア関係者に「インチキ陰性判定」乱発か?検査スリ抜けこんなに簡単 デタラメ五輪で起こる6つのハプニング… 赤かぶ
27. 2021年7月26日 19:42:03 : niyy4hTwUA : OHU1UGRCUHhtN0k=[4881]
採点競技は捏造メダルだよ。
(見てないけどな(笑))

>>22
毎日の検査で使用されているのは「抗原」検査だ。
検査の方法まで捏造するな!
(何ヶ月前から抗原検査って言ってると思う?少なくとも二ヶ月は前だぞ。何でPCR検査にしないのかって批判してたんだからな、主に玉川さんが(笑))

http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/234.html#c27

コメント [近代史6] 小野田寛郎を英雄扱いしてきただけでも大概だが、今度はその嘘を世界にまで広めるのか? 中川隆
1. 中川隆[-16030] koaQ7Jey 2021年7月26日 19:42:42 : L74jVt1sps : d1BvM3NxcG10VGM=[42]
2021-07-22
インタビュー記事を読む限り、『ONODA』のアラリ監督は小野田寛郎の実像をまったく分かっていない。
https://vergil.hateblo.jp/entry/2021/07/22/151505


前回記事で取り上げた映画『ONODA』のアルチュール・アラリ監督に、「地球の歩き方」がカンヌでインタビューを行っている。しかし、予告編を見ても、このインタビュー記事[1]を読んでも、アラリ監督が小野田寛郎の実像を理解していたとはとても思えない。

アラリ監督によると、この映画を撮ろうと思ったきっかけは、父親から小野田の話を聞いたことだという。

──同作を撮ろうと思ったきっかけは?

自分の父親と話していたときに思いつきました。もともとは冒険映画を撮りたいと思っていて、ロバート・ルイス・スティーヴンソンやジョゼフ・コンラッドの小説を読みながらテーマを探していました。(略)そのことを父と話していたら、父から「私が24歳のときに、戦後も約30年間戦争を続けていた日本の兵士が帰ってきたことがあった」という話を聞かされ、一気に心が動かされました。

そして、小野田の自伝を読んで魅了され、その内容を事実だと考えて映画を撮っていった。

小野田さんの本を読みながら、これはすごく強いシーンになるだろうなという箇所をリストアップしていったのが2013〜2014年にかけて。撮影を始めたのは2018年です。撮影までには4〜5年かかっています。(略)

(略)

そもそも小野田さんの話は、豊かな出来事に満ちあふれています。(略)小野田さんの話は神話のようですが、同時に本当の話です。本当にはあり得ないけれど、しかし実際の話というところが自分のなかですごく重要でした。

(略)小野田さんの体験は、フィクションではない実際のことです。だから、小野田さんとともにその場にいて、小野田さんに指先で触れるような形でこの映画を撮りたいと思いました。現実に根差すけれど、現実に忠実ではないというバランスが、神話のようだけれど本当にあった話を表現する上での方法論でした。

しかし残念ながら、自伝に書かれているのは「本当の話」ではない。小野田が敗戦を知らないまま戦い続けていたというのも嘘なら、島民に対する加害行為も、重大な事件はすべて欠落している。

──小野田さんの描き方について気をつけたことは?

(略)

小野田さんはフィリピンで、実際に人々に危害を加えたことがありました。小野田さんは頭のいい人でしたから、無自覚に暴力を働いているわけではありません。しかし、小野田さんは自分は戦争のなかにいると思っていますから、敵を殺めることができます。自分の仲間でさえも、裏切るようなことがあれば、殺めることができます。

物語が進んでいくなかで、見ている人たちが単純に小野田さんに感情移入して、彼の視点で物事が進んでいくのではなく、一歩横に退いて小野田さんを見つめられるようにしたかった。そのため脚本の初稿を直す上で、小野田さんの暴力シーンをもう少し強調しました。例えば、島民の人が傷ついている様子を加えることで、表現できるのかもしれない。そういうことを経て、いまの形になっています。

小野田手記にも一応、島民に危害を加える場面は出てくる。しかし、たとえ島民を狙って銃撃する場合でも、手記ではそれはあくまで「敵」との「戦い」ということにされている。[2]

 島民といえば、彼らは米軍が上陸すると同時に敵側につき、討伐隊の道案内をつとめたばかりか、日本兵が私たち四人だけになると、山にどしどし入ってきて、伐採をはじめた。彼らは腰に蛮刀をさし、その中の一人は必ず銃を持っている。私たちにとっては討伐隊以上に油断のならない存在であった。

 彼らの姿を見つけたり、けはいを感じたらすばやく茂みに身をひそめ、銃を腰に構えて、やりすごした。が、いくら用心しても、こちらの姿を確認されてしまうことがある。そのときは躊躇せず射撃することにしていた。そしてただちに移動した。討伐隊に通報されるにちがいないからであった。

実際には、島民が「山にどしどし入って」きたのは、戦争が終わったので以前のように自分たちの山で果実採取や伐採をしていただけだし、銃を持っていたのは危険な残留日本兵から身を守る護身用だった。小野田らはそんな島民たちを「懲らしめのために撃ち殺してやった」り[3]、逆恨みから惨殺したり[4]していたのだ。

「その犬をドンコー(注:島民を指す侮蔑語)の奴ら、われわれにけしかけやがるんです。あんまり癩にさわったんで仕返ししてやったことがある」と寛郎が口を挿んだ。

「どんな仕返しをしたんです?」

「ある村の副村長が何度もけしかけやがったから、そいつを三日間つけねらって、一人になったところをぶっ殺してやった」

(略)

「まず膝をねらって一発射ち、歩けないようにしておいてボロ(蛮刀)でたたっ斬ってやった。その野郎、腕で顔をかばいながらいざって逃げようとしたが、こっちは日頃の恨みで容赦しねえ……」

 寛郎は左腕を曲げて顔をかばう島民の真似をし、その次にボロを何度も振りおろすジェスチャーをして見せた。事実なら、まさに惨殺である。初夏の陽が明るい応接室に居ながら、背筋が寒くなったのを私は覚えている。

小野田たちが潜伏中に30名もの島民を殺したことは英語でもニュースになっていた[5]ので、アラリ監督も知っていたかもしれない。しかし、自伝のような小野田の自己弁護を前提にしていたら、こんな凄惨な「暴力シーン」は想像できなかっただろう。

アラリ監督は、陰謀論やフェイクニュースに流されず、「もっと普遍的な何か、人間性というものに触れたい」という認識でこの映画を作ったという。しかしその映画の中身がほぼフェイクというのでは、皮肉というほかない。

──小野田さんのことを現代で語る意味はどこにありますか?

現在とつながり、反応する部分はもちろんあります。何か自分たちが信じるものに対して全身を捧げたために、それが彼らをひとつの世界に閉じ込めてしまうことがあります。孤独というのも人類が抱えている永遠のテーマです。また陰謀論みたいなもの、フェイクニュースや、誰かが世界を操っているのではないかという見えない何かに対する恐怖が、想像力によって生まれてしまうという状況は、現在ともつながります。しかし今回のモチベーションは、もっと普遍的な何か、人間性というものに触れたいという点でした。

ちなみに、仮にこれが「フィリピンのジャングルで戦い続けた日本兵の話」ではなく、「フランスのどこかの山にこもって戦い続けたドイツ兵の話」だったとしたら、監督はそれを信じただろうか。ナチスドイツの兵士が、敗戦を信じず、第三帝国への熱烈な忠誠心から、30年も山の中で、周囲の村人から物資を「徴発」しながら「戦争」を続けた、などという話を信じただろうか。

ヨーロッパ人のドイツ兵だったらあり得ないが、監督自身が「あまり知っているとは言えません」という東洋の国日本の兵士ならそんな「神話のよう」なこともあり得たと思ったのなら、それは一種のオリエンタリズムだろう。

[1] 守隨亨延 『『ONODA』アルチュール・アラリ監督にカンヌでインタビュー、終戦後30年間戦い続けた旧日本兵の物語』 地球の歩き方 2021/7/19
[2] 小野田寛郎 『わがルバン島の30年戦争』 日本図書センター 1999年(小野田手記の再版本)P.95-96
[3] 津田信 『幻想の英雄 ― 小野田少尉との三ヵ月』 図書出版社 1977年 P.81
[4] 津田 P.171
[5] “Japan WW2 soldier who refused to surrender Hiroo Onoda dies” BBC News, 2014/1/17


https://vergil.hateblo.jp/entry/2021/07/22/151505
http://www.asyura2.com/21/reki6/msg/104.html#c1

コメント [政治・選挙・NHK282] 米紙の報道「オリンピックが時代に取り残されたままならば『終焉の時』が迫っている」 IOCは社会の変化についていこうとしなか… 赤かぶ
18. 2021年7月26日 19:45:06 : Gotth5c1qc : THZxRThVcmtFYWs=[3965]
FIFAという組織ね。

覚えておこう。


http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/236.html#c18

コメント [政治・選挙・NHK282] 五輪、国民・都民は3密無視で大騒ぎ、猛暑の中での試合に選手は大不満(まるこ姫の独り言) 赤かぶ
18. 2021年7月26日 19:50:04 : niyy4hTwUA : OHU1UGRCUHhtN0k=[4882]
>>14
日曜の検査数は2700件ほどだそうだよ。
そのうちの1700件が陽性(嗤)。
検査増やしてないというか、大幅減なんだけど?
(君のコメントは矛盾してるねぇ)

http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/229.html#c18
コメント [政治・選挙・NHK282] バッハ会長から脅され菅首相が決断か…五輪途中からの一部「有観客開催」に現実味  デタラメ五輪で起こる6つのハプニング(日… 赤かぶ
23. 2021年7月26日 19:52:17 : niyy4hTwUA : OHU1UGRCUHhtN0k=[4883]
>……「新型コロナウイルスの感染状況が改善すれば、有観客も検討して欲しい」……
東京の感染者数は増加の一途を辿ってますけど?
選手村クラスターも悪化するだけですけど?
全く改善の兆しも見えませんが、それでも観客入れますか、そうですか……。
(地獄に堕ちろ!)

http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/232.html#c23
コメント [政治・選挙・NHK282] ジョコビッチとメドヴェージェフが常軌を逸した暑さに「試合時間変更」を要求! 大会組織委は「暑さに対しては万全の対策を採… 赤かぶ
26. 2021年7月26日 19:56:34 : niyy4hTwUA : OHU1UGRCUHhtN0k=[4884]
競技場は、観客席があるせいで風通しも悪く、ハードコートなので太陽熱がこもりやすい。
おそらく体温を超える暑さになっているだろう。
テニスではないけど、アーチェリーの選手が熱中症で倒れた。

ここでスポーツしろと言うの?
死ねと言ってるのと同じようだと思うんだけどね。
(最初から真夏の開催は無理だったんだよ。全部電通の候補地選定買収のせい)

http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/233.html#c26

コメント [政治・選挙・NHK282] 五輪開会式やはりブーイング噴出、パクリ批判まで…米国でも視聴率最低で閉会式は大丈夫?(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
9. 2021年7月26日 19:57:44 : niyy4hTwUA : OHU1UGRCUHhtN0k=[4885]
>「選手は競技が終わると解放的になり、ハメを外すもの。彼らの中にクラスターが発生する恐れがある。事態が深刻化したら大変です。閉会式を縮小することも考えられます」(浜田和幸氏)
既に選手村ではクラスターになってるよ。

http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/237.html#c9
コメント [政治・選挙・NHK282] 旋風なき「れいわ」どこへ 衆院選で山本氏の復帰なるか(朝日新聞) 赤かぶ
87. 2021年7月26日 19:58:04 : F4gjeaU2DI : VTZyL2RQa09kdjI=[595]
選挙開票を疑わない時点で,山本太郎も原則あっち側だ。

ただ,有権者に直接語りかけ,有権者の想いを聞こうという姿勢だけは,現在日本の政治家において,他に類を見ない資質の高さはあるだろう。

山本太郎自身,三宅洋平が当選できなかった瞬間に,開票の不正には気付いているはずだ。

それを指摘して,正そうとできない以上,山本太郎にも,本質的には日本の不正を改善はできなし,それを実現する意思もない。
http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/227.html#c87

コメント [番外地9] 爽彩さんの母親は何故先頭に立って殺人事件の揉み消し・隠蔽工作をしているのか? 中川隆
8. 中川隆[-16026] koaQ7Jey 2021年7月26日 20:02:53 : L74jVt1sps : d1BvM3NxcG10VGM=[47]
爽彩さんの母親は何故先頭に立って殺人事件の揉み消し、遺体発見場所や加害者の隠蔽をしているのか?
#178 2021/07/09 15:54
不思議なことに、なぜか皆さん、母親が加害者側の手に落ちていない前提で考えてますよね?
私なら加害者、当然少年法に守られた子供を使っている大人ね、は加害者少年達に被害者の追い込みを始めさせる前に、母親を加害者側の男の女にする。
この点でも、外来者でキレイなシンママとその娘が狙われた。
#184 2021/07/09 16:20
被害者の母親は5年前から集団ストーカー行為を受けていた。
加害者側の大人は、成人女性よりも、児童ポルノや児童売春に使える少女が金を生む。高く売れる少女をどうやって手に入れるか?を考えれば誰が考えても同じ答えになる。
母親に言い寄って、関係を結ぶ。児童売春の隠し撮り用の部屋で、母親と男の成績行為を隠し撮り。
それをネタに母親も、ついでに売春強要。12歳の少女でさえ食い物にする加害者側の大人が、食い物にしやすい成人のシンママを食い物にしないと考える理由は?
市からの賠償金だって、母親を手中にしていれば加害者側のもの。
とことん、市外からの転入の小さい娘を持つ美人のシンママは、母子ともに死ぬまでしゃぶりつくしていると、考えない理由を聞きたい。

▲△▽▼

爽彩さんの母親は爽彩さんの遺体の発見場所を隠して、凍死体をどうやって公園に運んだかをわからない様にしています。
爽彩さんの母親は爽彩さんの失踪当日は氷点下17℃の極寒日だった、被害者が自殺したのは間違い無い、吉田は犯人じゃない、といった明らかに間違ったデマを多数連発して読者の判断を誤らせています。

元々、さあやさんのパニック障害は校長が何度も繰り返し言っている様に、家庭内での性虐待が原因でしょう。爽彩さんは母親の男から逃げたくて夜遅くまで公園に居た、と言われています。デート先生もそういう母親に怒って、今日はデートだからまた今度にして下さい、と皮肉を言ったのです。

被害者の母親は事件を矮小化しようと必死でデマを拡散しています

・被害者の母親は爽彩さんの遺体が発見された場所を公開しないでくれと警察に頼んだ

「ここ」をわかられると、以下のような疑問がわくため
向かいの住宅の通報なので、近所には知れていますし
事件捜査時点で、トイレわきの水場石垣にブルーシートがかけられたので、犯人のみ知るじじつだからというのは「いいわけ」です。
場所の隠蔽、15〜20の天気気温の隠蔽はKが
でもね、ニュースで最初に現場がでてるしね

#22 2021/06/15 00:40
トイレの近くにブルーシートがあったらしいよ
水路からひきあげて置いたかも?

#33 2021/06/29 22:24
そもそも、向かいの住宅から、遺体の一部が見えたから通報したんですよ
ですから、もうそれだけで場所はトイレわきの水路あたりのエリアしかないの。
住宅地がそこだけだから。
車道にも近いし
youtube.com
の天気見ればわかるけど、こんな状態で1ケ月も雪の中でしたなんてありえんのよ
まあ、発見の前日が雪ね(逆に)

で、警察は事件性を否定しないとやばいから、
そこを突かれないおうに土管のなかみたいなリークをしたの。
もう仕組まれてんのよ。

4月22日HTB北海道ニュース
この事件の最初の報道で映されたのは、水路の終点。トイレの建物から10数m離れた個所。花束が水路の石垣の
どこかに置かれてるのも映ってる。

もりりん、ここから360度撮影と、石の場所特定して。
あと、土管との位置関係と、公園の全体との位置関係、道路からの位置関係。行き倒れに不自然ないか、車で運んだっぽいのか。

つまり、遺体の置かれていたのが道路のすぐ近くで人家から良く見える所だとわかると、自殺ではない事がわかってしまうので、遺体発見場所を公開させないのです。

__________

・廣瀬爽彩さんの家族から、ネット上で出ている加害者の名前は誤りだと警告されました。
加害児童の実名を特定している方
間違えています。気をつけてください。
男子児童名のフルネームが出ている子はボランティアで娘を探してくれていた子です。
現在、ネット上で特定されている男の子の名前は加害者ではありません。当サイトではフルネームでは出しておりませんが、誤った情報になりなるため訂正しておきます。大変申し訳ございませんでした。
(実際には吉田君は爽彩さんが覚醒剤を飲まされて撮影された児童AV で相手役をやっていた違法動画撮影の主犯格)

767ニューノーマルの名無しさん2021/05/08(土) 03:59:59.78ID:VZpUKxM00
俺は爽彩ちゃんのロリータAVを4本とも保存してる

827ニューノーマルの名無しさん2021/05/08(土) 04:09:54.71ID:VZpUKxM00
>>711
音がCと断定はできないが、、

1つ目:自撮りアングルでいたってシンプルなハメ撮り?みたいな動画3分ちょい
2つ目:1つ目とほとんど同じ感じで複数の姿勢があるパターン動画4分弱
3つ目:後方から誰かが撮影してる動画で、被害者のノリが違うし縛られているのがチラっと見える動画5分弱
4つ目:たぶん本筋の強制オナ動画で、嫌がっている彼女にネチネチと何度もダメ出しをして強制的にオナさせていて、一部棒のようなものを使用してる動画7分ちょい

#5 2021/05/09 21:48
最初は吉田とのカラミ
二番目は藤○もカラミに参加
三番目が拘束プレイで四番目が凌辱プレイ
四番目は多分、爽彩ちゃんの許可なし
____________________

・爽彩さんが失踪した当時、捜索を行った近親者が、2月13日、爽彩さんが失踪した当時の様子を明かす。
「失踪当日、爽彩を車で探しているときに車内の外気温計や街中の温度計はマイナス17℃を指していました。雪が降っているほうがまだ暖かくなるのですが、あの日は晴れていて、放射冷却でさらに冷え込む夜でした。爽彩が行方不明になった3日後に旭川には大雪が降りました。猛吹雪で膝くらいまで雪が積もり、車で捜索を続けましたが雪で視界が悪く、捜索は難航しました。警察には『あの天候では、3時間くらいしか体力的にもたなかったのではないか』と言われました」
(実際には気温 0℃前後の非常に暖かい晩で、凍死自殺は絶対に不可能だった)

廣瀬爽彩の叔母
名探偵くんが沢山いて困惑しています。憶測や間違いが至る所で発信されています。誤情報が多いので鵜呑みにしないようお願いします。爽彩の靴、カバン、携帯も姉の元に帰ってきております。無いなどと言う噂もどこから出た情報か分かりませんが誤情報ですので、お間違えないようにお願いします。

爽彩さんが失踪した時に、娘を殺さないで返してくれたら 150万円を出す、という事になっていました。つまり、お母さんは最初から自殺だとは思っていなかったのです。150万円というのはヤクザの売春組織からの足抜け代か、ヤクザへの上納金でしょう。

お母さんは最初から爽彩さんがヤクザに誘拐されたと思っていたのです。
___________

#723 2021/06/27 07:44
こども会議旭川A.G.O は吉田が設立した
そのメンバーが捜索の第一主要メンバーだったから公園を探さないようにする事も
探したように振る舞うこともなんら難しいことではない
なんなら、確かに探したけどそこの場所は見てなかったと言えば良いだけだしな

#725 2021/06/27 08:00
確かに。気象データ消しまくってるの異常
母親も何か別の件で脅されている可能性もありますよね

#726 2021/06/27 08:04
怖いなぁ。。。
ナース服や児童服はプレイ用だったのか…
確かに揉み消すような言動も多かったし納得…
気象データ、ことごとく消されてる。。

#773 2021/06/28 21:12
>>726
気象データが消されるってどういう意味?意味わからん。いろんなお天気会社が持ってるだろ?

#774 2021/06/28 21:13
>>773
バクサイに気象庁のデータを書き込むと消されるってこと

#775 2021/06/28 21:16
>>774
ありがとう。てか、なんで消されるんだ?爆砕が消すんか?誹謗中傷でもないのにな。

#777 2021/06/28 21:18
>>775
文春 「失踪した13日は-17℃で吹雪で三時間ともたなかった、遺体は凍っていた
気象庁 「13日は-5℃で晴れ」

このウソを文春にリークした誰かが隠したいらしい
http://www.asyura2.com/21/ban9/msg/547.html#c8

記事 [カルト33] タップ・仏・大統領警護の軍人が総辞職、伊・フィレンツェ・警察が反ワクデモに合流。組織の全てではないにしろ、軍人や警察がデモに合流するというのはソ連崩壊以来で、大きな動きになりそうである。
日本で言えば自衛隊の一部や機動隊の一部が制服のまま反ワクデモに合流したようなもので、安保闘争超えのプチ226といったところで、程度の差はあれ世界中で起きつつある訳で、生きるか死ぬかの話であるから当然と言えば当然である。
http://www.asyura2.com/21/cult33/msg/469.html
コメント [経世済民135] 死に体の日本経済 一言主
1. 2021年7月26日 20:04:57 : OO6Zlan35k : L3FGSWVCZWxFS3c=[510]

>消費者に対しては、担保力を低下させ、購買力を減じる方向

相変わらず、理解してないようだが

大部分の消費者や企業は金利収入になど依存しておらず、逆に、住宅など融資金利の低下は購買力を上昇させ、消費を促進させる効果を持つ


よってマイナス金利の弊害は、銀行の利益を押し下げて金融仲介機能を破壊することが最大だ

リスクを取って起業する新規企業への投資が大きく阻害される


さらに悪いのは生産性の低いゾンビ企業が延命して、産業の効率化を阻害することだ

日本では亀井モラトリアムのような本来潰れるべき中小零細への融資を金融機関に長期にわたって強制したため、

銀行の債権構造を悪化させ、しかも融資審査能力は育たず、金融機能の低下がモラルハザードを招き、生産性の低い企業では実質賃金がいつまでも上昇せず、最低賃金も低いままになったわけだ


よってマイナス金利を止めること自体は、可能だが、その結果生じる円高は、今回の最低賃金上昇効果を増大させるから、失業率上昇を招き、政権運営を悪化させ

ただでさえ、コロナとオリンピックで批判されている政府は、非効率な巨額のバラマキを行うだろう

長期的には、日本経済をさらに低迷させることになる


だから日銀は、



http://www.asyura2.com/21/hasan135/msg/456.html#c1

コメント [政治・選挙・NHK282] 米紙の報道「オリンピックが時代に取り残されたままならば『終焉の時』が迫っている」 IOCは社会の変化についていこうとしなか… 赤かぶ
19. 2021年7月26日 20:06:02 : niyy4hTwUA : OHU1UGRCUHhtN0k=[4886]
最近は視聴率も捏造してるだろ。
娯楽が溢れてるこの時代に、何でテレビに釘付けにならなきゃならない?
(若者はスマホでソシャゲとかやってんだろ。昨夜の某小説サイトはアクセスが重かったな(笑))

http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/236.html#c19
コメント [自然災害22] 18日の伊豆大島近海の地震、首都直下地震の前兆か…伊豆半島の津波対策、議論されず(Business Journal) 赤かぶ
10. 2021年7月26日 20:08:35 : fKrhhgwvcw : QkEyWS9wakoySUk=[1]
熱海市民や伊豆半島民や静岡県民が危惧していた通り、
熱海で地殻変動による土石流が発生したことで
静岡県の前兆現象の確かさが証明された。


http://www.asyura2.com/17/jisin22/msg/810.html#c10

コメント [医療崩壊7] コロナワクチンが危険な理由  (分子生物学者・免疫学者 荒川央)  魑魅魍魎男
26. 2021年7月26日 20:11:53 : niyy4hTwUA : OHU1UGRCUHhtN0k=[4887]
mRNA が DNA に逆転写されるって論文、どうなったんでしょ?
一応、下の方の査読は通ってたらしいんだけどね。
(記憶が正しければ、海外ネタのはず……)

http://www.asyura2.com/21/iryo7/msg/123.html#c26
コメント [自然災害22] 関東で相次ぐ地震は「首都直下地震の予兆」と専門家 北海道は3.11超えリスクも〈週刊朝日〉 赤かぶ
14. 2021年7月26日 20:11:54 : fKrhhgwvcw : QkEyWS9wakoySUk=[2]

2021年7月26日11時16分頃 青森県東方沖 M5.1 4

2021年7月24日5:49頃 フィリピン M6.8

2021年7月22日6:15頃 パナマ M7.0

でも一応成り立つけど?まだ他にあるのかどうか?
http://www.asyura2.com/17/jisin22/msg/800.html#c14

コメント [政治・選挙・NHK282] ドイツ紙が指摘「五輪によって、普段は気づかれない日本の問題が明らかになった」(クーリエ・ジャポン) 赤かぶ
57. 2021年7月26日 20:25:55 : FoP2Dr9OdQ : aTNodDdDUFdFdEk=[-2912]
transimpex_ochd(スコットランド・ケール語で8です)で投稿しています。

必死に盛り上げて・お金かけて・時間もかけて 50数%?

創価がっかり 名前通りでしたね。

後 煽てて天狗になるのは半島の人達が多いですよ。

日本人は、冷静な人も居ます。

煽てられるのは? と理由を探るから

(相手が何を意図としてそういう事を言うのか)

残念でしたね 洗脳工作の創価朝鮮信者達。
http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/222.html#c57

コメント [近代史5] 「ママ、死にたい」自慰行為強要、わいせつ画像拡散…氷点下の旭川で凍死した14歳女子中学生への“壮絶イジメ” 中川隆
297. 2021年7月26日 20:27:38 : L74jVt1sps : d1BvM3NxcG10VGM=[48]
【旭川女子中学生事件】E現地取材 永山中央公園 市教育委員会 北海道警【小川泰平の事件考察室】# 102
2021/07/26




2021年7月19日(月)から21日(水)まで旭川にて取材を行いました。6月に次いで2回目の旭川になります。
現地取材では、旭川市教育委員会、旭川東警察署、北海道警察旭川方面本部、永山中央公園等に取材結果の報告になります。

▼ご遺体発見箇所と当時の状況を考察
▼教育委員会はどこまで事件を知っているのか?
▼北海道警旭川方面本部で聞いたこと

@現場から取材進捗レポ
https://youtu.be/_6azNpebaXc
A2つの現地映像を交えての考察
https://youtu.be/Ufad75rRR4U
B子ども相談室「キラキラ星」代表 インタビューhttps://youtu.be/TCwQvmHy8QU
C 元校長を直撃!学校と市教委員の闇!
https://youtu.be/DngjICshlMo
D 事件そして取材の真意を解説!
https://youtu.be/k7CFXMONwLg



【息子は悪くない】旭川C男 佐藤飛翔の母親の問題発言の数々、そして”きなこもち”とは
2021/07/10




【暴露】C男母親「なぜ裁判しないの?」 「被害者の母親は不倫してる」被害者家族を煽る発言を繰り返す”きなこもち”
2021/07/17





【激怒】「廣瀬家はゴミ屋敷で、不倫相手を連れ込んでる」とTwitterで暴露するC男母親”きなこもち”
2021/07/25



http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/591.html#c297
コメント [近代史5] 旭川では町ぐるみで女子中学生に強制売春をさせている? 中川隆
229. 中川隆[-16025] koaQ7Jey 2021年7月26日 20:28:48 : L74jVt1sps : d1BvM3NxcG10VGM=[49]
【旭川女子中学生事件】E現地取材 永山中央公園 市教育委員会 北海道警【小川泰平の事件考察室】# 102
2021/07/26




2021年7月19日(月)から21日(水)まで旭川にて取材を行いました。6月に次いで2回目の旭川になります。
現地取材では、旭川市教育委員会、旭川東警察署、北海道警察旭川方面本部、永山中央公園等に取材結果の報告になります。

▼ご遺体発見箇所と当時の状況を考察
▼教育委員会はどこまで事件を知っているのか?
▼北海道警旭川方面本部で聞いたこと

@現場から取材進捗レポ
https://youtu.be/_6azNpebaXc
A2つの現地映像を交えての考察
https://youtu.be/Ufad75rRR4U
B子ども相談室「キラキラ星」代表 インタビューhttps://youtu.be/TCwQvmHy8QU
C 元校長を直撃!学校と市教委員の闇!
https://youtu.be/DngjICshlMo
D 事件そして取材の真意を解説!
https://youtu.be/k7CFXMONwLg



【息子は悪くない】旭川C男 佐藤飛翔の母親の問題発言の数々、そして”きなこもち”とは
2021/07/10




【暴露】C男母親「なぜ裁判しないの?」 「被害者の母親は不倫してる」被害者家族を煽る発言を繰り返す”きなこもち”
2021/07/17





【激怒】「廣瀬家はゴミ屋敷で、不倫相手を連れ込んでる」とTwitterで暴露するC男母親”きなこもち”
2021/07/25



http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/598.html#c229
コメント [政治・選挙・NHK282] 日本人の「知性低下」を露呈した東京五輪…政治家も官僚も私利私欲に走る 三枝成彰の中高年革命(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
65. 2021年7月26日 20:29:29 : q27q7TeKIo : MElZdVJEWlluaEU=[4]
知性の低下ではない。そんなものはもともと無い。

始原的あるいは根源的な論理で考える資質が無い者にそもそも知性など無い。事情や現状など横に置き本来どうあるべきという考え方が出来ない。「知性の無さ」は明治以来のニポンの伝統。
だから気が狂った戦争もするし、国際法上独立国のクセに70年間被占領状態でもおかしいと思わないし怒りもしない。
http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/207.html#c65

コメント [政治・選挙・NHK282] 旋風なき「れいわ」どこへ 衆院選で山本氏の復帰なるか(朝日新聞) 赤かぶ
88. 2021年7月26日 20:32:36 : niyy4hTwUA : OHU1UGRCUHhtN0k=[4888]
不正はあるだろうね。
今回の都議選なんて「落としどころ」な臭いがプンプンしてるし。
(あれだけ下馬評の高かった自民が伸びず、低かった都ファが踏みとどまるなんて、狙って数合わせしたようにしか見えないもの。共産は一つ増えただけで、立民が倍近く増えてるのも不自然)

http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/227.html#c88
コメント [政治・選挙・NHK282] 米紙の報道「オリンピックが時代に取り残されたままならば『終焉の時』が迫っている」 IOCは社会の変化についていこうとしなか… 赤かぶ
20. 2021年7月26日 20:33:28 : FoP2Dr9OdQ : aTNodDdDUFdFdEk=[-2914]
transimpex_ochd(スコットランド・ケール語で8です)で投稿していま

喜ぶ 創価自公と信者達。

創価偽天皇・皇室も同様に招致に動いた成れの果て。

国民が大変な時に譲位やら即位式やら馬鹿騒ぎ。

皇室制度など不要という事。

朝鮮カルトも同様に。


http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/236.html#c20

コメント [政治・選挙・NHK282] 旋風なき「れいわ」どこへ 衆院選で山本氏の復帰なるか(朝日新聞) 赤かぶ
89. アラジン2[682] g0GDiYNXg5My 2021年7月26日 20:33:33 : CqH5bPDhXw : cXdZdWRoUmNSc2s=[1]
>>87
>それを指摘して,正そうとできない以上,

不正選挙が無いとはいいませんが、証拠は状況証拠のみです。
敵が政府側である以上、状況証拠では倒せません。
時間の無駄です。

「自分がこういう方法で不正をした」という証人を見つけ出さない限り無理です。
http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/227.html#c89

コメント [政治・選挙・NHK282] 米紙の報道「オリンピックが時代に取り残されたままならば『終焉の時』が迫っている」 IOCは社会の変化についていこうとしなか… 赤かぶ
21. 2021年7月26日 20:35:57 : FoP2Dr9OdQ : aTNodDdDUFdFdEk=[-2913]
transimpex_ochd(スコットランド・ケール語で8です)で投稿しています

ウイルス?

投稿の文字が消えたり・感じがおかしかったり。

妨害工作のせい?
http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/236.html#c21

コメント [国際30] COVIDワクチンが作り出す微小血栓が心臓などに回復しない損傷を与える可能性(櫻井ジャーナル) 赤かぶ
9. 2021年7月26日 20:39:23 : MUksnxUr1U : VmZoMlJoTjRkWFk=[3]
ワクチンネタやカルト板でアメリカ極右福音派系のガチの基地外が傍若無人にコピペるようになって、ここもつまらなくなったよな。
こいつらって、世の中に楽しみというものがないんだよ。
冗談を言う余裕すらない。
責任はトランプ系デマを垂れ流したカルト板のポストや田中鵜、コロナ便乗商法のチンチン櫻井あたりだな。

「極右の福音派牧師」によるコロナ便乗勧誘商法
共産党も出てくるよ(笑)
な、こいつらの正体わかっただろ?
  ↓↓↓

ワクチンは「世界的大虐殺」と陰謀論を語る著名アメリカ人牧師、コロナ感染で入院へ(FINDERS) - Yahoo!ニュース
https://news.yahoo.co.jp/articles/5ecca76b3f43dd542a642bf402743d30d9d5a930

コロナに感染した極右の福音派牧師がSNS上で嘲笑の的に

アメリカで極右の福音派牧師としてメディアで活動しているリック・ワイルズ氏

ワイルズ氏は4月下旬、同サイトのインタビューで、新型コロナウイルスワクチンは「世界的虐殺だ」と発言し、ワクチン接種を拒否すると明言していたのだ。また、信者に対し「私たちはサタン(悪魔)による初の世界的虐殺の目撃者になる。あなたは生き残らなければならない。ワクチンは接種するな」と呼びかけ、「この虐殺による唯一のメリットは、ワクチンにより、世界から馬鹿な人々が一掃されることだ」とも述べていた。

ワイルズ氏は今回の発言以外にも、新型コロナウイルスについてさまざまな持論を展開してきた。昨年1月には、

「新型コロナウイルスは、無神論をうたう中国共産主義者に対する神の与えた罰だ」

と発言。「トランスジェンダーの若者たち」を含む「精神的反乱者たちのせいで」神の与えた罰は「アメリカにも下されるだろう」とも話していた


http://www.asyura2.com/21/kokusai30/msg/735.html#c9

コメント [医療崩壊7] 新型コロナウイルスワクチンの対応に関する公式見解 (いのうえ内科・リウマチ科)  魑魅魍魎男
10. 2021年7月26日 20:44:03 : 3dGFhO2U7c : TUUwbkNzbFgxNXc=[1]
>vaersのワクチン有害事象報告システムの過小報告がどの程度改善されたか
>あるいは改善されてないのかこの調査報告だけでは定かでない。

改善されていれば、とっくに新たなレポートが出ている。

>「ワクチン有害事象」の推定実数を「すべての薬物有害事象報告」の0.3%で
>考えた場合というのも妥当でないと思う。

http://www.asyura2.com/21/kokusai30/msg/357.html#c67 のリンク先の
英文レポート(pdf)をしっかり読みましょう。

>、、、、これもまったく当て推量だが、、

推量以前、出来の悪い文系脳の妄想レベル。
http://www.asyura2.com/21/iryo7/msg/121.html#c10

コメント [政治・選挙・NHK282] 五輪、国民・都民は3密無視で大騒ぎ、猛暑の中での試合に選手は大不満(まるこ姫の独り言) 赤かぶ
19. 達人が世直し[601] kkKQbIKqkKKSvIK1 2021年7月26日 20:44:22 : qQUySCZ9Sw : c0h6QWxldXZGeDY=[114]
思い出した。
この、かぶる笠。
実際に使われているんだろうか?
東京の人で、見た人がいたら、写真投稿してくれない?
もしかしたら、あべのマスクならぬ、たぬきの破れ傘だったりして。
まじ、不安。
http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/229.html#c19
コメント [医療崩壊7] コロナワクチンが危険な理由  (分子生物学者・免疫学者 荒川央)  魑魅魍魎男
27. 2021年7月26日 20:48:01 : F4gjeaU2DI : VTZyL2RQa09kdjI=[596]
mRNAとワクチンとは,まったく異なった概念のものなので,mRNAワクチンと何らかの媒体であるかの如く表現することは誤りである。

誤ってしまっているのではなく,意図的に,ワクチン媒体としてmRNAを内包する何らかの物質との誤認を誘導しようとしているので,詐欺の類似性を有していると言えるだろう。

mRNAが何かに効くわけではない。

mRNAとは,DNA/RNAという2属性の遺伝子のうち,RNAの方が発信する信号の形式なので,問題は,mRNAであれば良いのではなく,どういう命令文になっているかが重要なわけである。

コミナティ(ファイザー)のmRNAは,多くのYouTube動画に証明されるよう,人体の赤血球遺伝子を変質させて,赤血球の形状について,表面にコロナ状の突起を生成させるよう遺伝子組み換えを行うよう命令文化された信号であったようだ。

免疫(白血球)は,遺伝子組み換えによってコロナ状に変質した赤血球に襲いかかり,これを包括して抹殺する。

これをプログラミングすることによって,白血球は同様の動きをするとの理屈を付けて,ワクチンと同じ働きをすると考えられるので,これをワクチンと呼ぶというだけで,これはワクチンではない。

問題は2つある。

その@
mRNAが,赤血球の遺伝子を組み換えてコロナ状にすることと,白血球がコロナ状になった細胞を襲ってこれを抹殺することと,新型コロナの対策として何も解決しないということである。

遺伝子組み換えを起こす赤血球は,新型コロナの持つ毒性を何も含んでいない。

白血球は,このワクチンモドキを摂取しようとすまいと,コロナ状の突起を有する細胞が体内に出現すれば,これを攻撃するというだけなので,遺伝子組み換えを起こす赤血球にも新型コロナの毒性を伝える対策は何も無く,それを攻撃する白血球も別に最初からコロナ状の突起を持つ侵入細胞は攻撃するわけだから,はっきり言って,このモドキの接種とは何も効果があると証明されないということである。

そのA
血栓ができる仕組みはこれで証明されている。

赤血球がどのくらいの遺伝子組み換えを起こすかは定かではないが,僅かでも起こせば,白血球はこれを攻撃して腫瘍化し,その腫瘍が血管内に詰まるから血栓ができるわけである。

これは,その量とできる箇所によっては死ぬ。

量とできる箇所を操作できるのか出来ないのかは不明であるが,できるとすれば狙い撃ちで殺害したい者を殺せるし,出来ない場合は運が悪ければ死ぬということ。

結論

何も効果がないもののおかげで,死ぬかも知れないということ,リスクだけあって効果は期待できないことだけが証明されているということでしかない。
http://www.asyura2.com/21/iryo7/msg/123.html#c27

コメント [経世済民135] 死に体の日本経済 一言主
2. 2021年7月26日 20:49:08 : j1bb8hV3EA : MWxmblpCUTViMFU=[18]
キチガイ自公党とその一味どもの正体は鬼畜日本兵でただの人殺しなのさwww
http://www.asyura2.com/21/hasan135/msg/456.html#c2
コメント [政治・選挙・NHK227] <腐敗>記者クラブが東京新聞に抗議?菅官房長官に食い下がった社会部記者が気に食わず「場を乱しすぎ」< 記者クラブが忖度> 赤かぶ
81. 2021年7月26日 20:52:18 : j1bb8hV3EA : MWxmblpCUTViMFU=[19]
抗議するクズどもは使いモンにならんから皆殺ししちまえよトンキンシンブンwww
http://www.asyura2.com/17/senkyo227/msg/417.html#c81
コメント [政治・選挙・NHK282] 選手村が五輪中スカスカに? 米国体操チーム“脱出”に組織委は弱腰…今後も続出か デタラメ五輪で起こる6つのハプニング(日… 赤かぶ
33. 2021年7月26日 20:53:51 : 1HdYy6WWuA : QjdvSzJlR1AvWm8=[340]
そういや、五輪関係らしき集団が、普通に新宿を歩いていたな

他にもたくさんいるんだろうな
http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/230.html#c33

コメント [政治・選挙・NHK282] 五輪開会式やはりブーイング噴出、パクリ批判まで…米国でも視聴率最低で閉会式は大丈夫?(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
10. 2021年7月26日 20:53:52 : Gotth5c1qc : THZxRThVcmtFYWs=[3966]
高視聴率は、「怖いもの見たさ」

お化けが出るかなと思ったら、電通の杜撰な上げ底演出だった。

4時間もだらだらやっていたなんて知らなかった。

56%の視聴者が、ブーイングだろう。間抜けな自民党は、
また、支持率を下げるよ。
   
たけしじゃなくとも金返せ!!

  
      


http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/237.html#c10

コメント [政治・選挙・NHK282] 菅コロナ大失政がフィナーレへ(植草一秀の『知られざる真実』) 赤かぶ
1. 赤かぶ[142436] kNSCqYLU 2021年7月26日 20:55:33 : DiuQjGfad6 : UTBWZXVVMUNWUkE=[41221]


http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/238.html#c1
コメント [カルト33] タップ・仏・大統領警護の軍人が総辞職、伊・フィレンツェ・警察が反ワクデモに合流。組織の全てではないにしろ、軍人や警察が… ポスト米英時代
1. 2021年7月26日 20:56:18 : 1HdYy6WWuA : QjdvSzJlR1AvWm8=[341]
さて、 世界を支配するヨーロッパ貴族 対 ヨーロッパ市民 の戦い

歴史は変わるか それとも、変わらぬか・・・
http://www.asyura2.com/21/cult33/msg/469.html#c1

コメント [政治・選挙・NHK282] 五輪開会式やはりブーイング噴出、パクリ批判まで…米国でも視聴率最低で閉会式は大丈夫?(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
11. 2021年7月26日 20:56:40 : Gotth5c1qc : THZxRThVcmtFYWs=[3967]
佐々木宏とか田中知之、日置貴之って

顔上げて街歩けねえよ。

税金ドロボー。金返せ!

  

http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/237.html#c11

コメント [政治・選挙・NHK282] 五輪開会式やはりブーイング噴出、パクリ批判まで…米国でも視聴率最低で閉会式は大丈夫?(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
12. 2021年7月26日 21:01:55 : Gotth5c1qc : THZxRThVcmtFYWs=[3968]
体操とか柔道とか、レスリングとか、スケボーとか興味ないんだよ。

めんどくさいから、早く片付けろ、!

100円ショップの棚ざらし商品みたいな
アスリートの取った金メダルの重みのない事!

こんなに金メダルに興味が失せたとは!
スガと選手のツーショットなんかいいから

早く衆院選でもやってくれ。


http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/237.html#c12

コメント [政治・選挙・NHK282] <異常事態>東京五輪にスポンサーから続々NO! TV観戦増でCM効果上昇のはずが放映中止ドミノの可能性(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
55. 2021年7月26日 21:02:58 : 1HdYy6WWuA : QjdvSzJlR1AvWm8=[342]
どうやら、台風は東京を避けたようだな

果たして、自然か 人為的か・・・・
http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/213.html#c55

コメント [医療崩壊7] コロナワクチンが危険な理由  (分子生物学者・免疫学者 荒川央)  魑魅魍魎男
28. 2021年7月26日 21:06:38 : F4gjeaU2DI : VTZyL2RQa09kdjI=[597]
ワクチンとは,まずターゲットとする核酸が持つ毒性を特定できねばならない。

mRNAワクチンと呼ぶ代物は,毒性が無いから安全とか言ってるわけだが,そもそも,その毒性への耐性を生成するのがワクチンであるのに,ターゲットとなる毒は無いから安全なんだよとは,ワクチンではありませんよと言っているのと何も変わらない。

一方で,赤血球は遺伝子組み換えを起こす。

遺伝子組み換えを起こした細胞は,分裂増殖するとき,組み替えられた同じ形状で分裂増殖するわけである。

血栓ができず,頭痛や発熱が無かったという年寄りは,当然だが,コロナ状に組み換え遺伝子となった赤血球を白血球が攻撃しなかったから,血管内に血栓が出来ず,頭痛も発熱もないわけであるが,その場合,遺伝子組み換えを起こした赤血球はそのまま存在している可能性が高い。

頭痛が起こった,発熱したという者は良い,それは組み換え遺伝子赤血球を白血球が殺害したということだからだ。

多くの場合,頭痛も発熱も起こさなかったという年配者,その体内の,白血球の攻撃に晒されなかったコロナ状に組み換え遺伝子となった赤血球は,正常な赤血球同様の身体への酸素補充を行えるのだろうか?

コロナ状に組み換え遺伝子となった赤血球は,分裂増殖していきながら,身体に酸素を供給しないならば,ワクチンの影響無いよと喜んでいる今の高齢者の寿命は,原因不明のまま短くなる=年金支給額が少なくて済む,こういう絡繰でないことを祈るばかりである。
http://www.asyura2.com/21/iryo7/msg/123.html#c28

コメント [政治・選挙・NHK282] ドイツ紙が指摘「五輪によって、普段は気づかれない日本の問題が明らかになった」(クーリエ・ジャポン) 赤かぶ
58. 2021年7月26日 21:08:25 : FoP2Dr9OdQ : aTNodDdDUFdFdEk=[-2918]
transimpex_ochd(スコットランド・ケール語で8です)で投稿しています。

戦前 父は見合いを断った(後で田舎に帰って判ったのはそういう人だったと

いう事) 知らなかったと言ってました。

父の性格なら 只 合わなかったから断ったのでしょう。

そういう事で 女の子の私に異常に興味を持った人達が居たという事。

(日本人同士の子供の)

それから 戦後の政策として 静かに差別が―という人達の血が入り込んでいる

日本人の家庭にもいます。

私が子供の時から 羨ましく思われたのはそのせい。

叔母達などからも。

いろんな所で小さい時に見に来た人達を覚えています。

今日 スーパーで仄めかしがありましたが 私には関係ない事です。

残念でしたね。

昔の事を知っている人達が残っているのは、誤算だったでしょうね 

創価偽天皇・皇室も。

(子供の時から胡散臭く見てましたので 親は何も言いませんでしたが)


朝鮮人って日本人などに難癖付ける人達が多いんですね。

勝てないからでは? (真似をしても)

http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/222.html#c58

コメント [国際30] COVIDワクチンが作り出す微小血栓が心臓などに回復しない損傷を与える可能性(櫻井ジャーナル) 赤かぶ
10. 2021年7月26日 21:15:52 : VHrLReiQAQ : VzdsYlM3N0MvVVE=[49]
共産党は、専従職員やら、党から派生した団体、会社など、幅広い「生活者」を抱えているので、主に左寄り世間に反した政策をとって、それを瓦解させるわけにはいかない。

たとえ、ワクチンが命に関わるものであったとしても、周囲の大衆が認めれば、認めるのである。
国民が大被害を受けても、それは頑強に押し通すでしょう。

911、311、香港問題など、裏で戦争屋が糸を引いているものなど、裏社会に対する分析力はほぼゼロに等しいし、たとえ理解しても、大衆に迎合せざるをえない側面がある。

ただし、全体主義的な性質は、少しはあるが、今の与党や維新ほど強烈ではないのではないか。
http://www.asyura2.com/21/kokusai30/msg/735.html#c10

コメント [政治・選挙・NHK282] 米紙の報道「オリンピックが時代に取り残されたままならば『終焉の時』が迫っている」 IOCは社会の変化についていこうとしなか… 赤かぶ
22. 2021年7月26日 21:21:24 : Gotth5c1qc : THZxRThVcmtFYWs=[3969]

コロナ禍で、生活に困窮してる人びとががいるのに、

オリンピックで、金魚すくいやっている。

菌のメダルじゃ食えないよ。

 莫大な金をどぶに捨てて。

  
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