★阿修羅♪ > アーカイブ > 2022年1月 > 29日15時55分 〜
 
2022年1月29日15時55分 〜
記事 [カルト35] 泣生・日テレ・死亡診断書が原因、ワクについては濁す報道。息子はワク死亡に激怒した可能性がありそうである。
ブログを読むと、ワク死亡を疑う遺族と疑わない遺族の話が多数あり、遺族が医師に詰め寄っても相手にしてくれないとか、厚労省に自分の家族がワク死亡にカウントされていないと問い質す遺族も散見されるが、今回の事件はその線もありそうである。
http://www.asyura2.com/21/cult35/msg/648.html
コメント [政治・選挙・NHK285] 維新が「ヒトラー」抗議でブーメラン棚上げのうえ橋下徹と一体認める馬脚! 吉村知事は誹謗中傷問題を利用し批判封じの条例制定… 赤かぶ
27. 2022年1月29日 15:56:45 : ylCy0ROiAM : UndzVmlPTDdrSmc=[9]
自民と安倍ゲリゾーに利用され今では右極団体の拉致被害者の会
ナチス維新に利用される木村花の母木村響子


もうどちらも同情できなくなった
http://www.asyura2.com/22/senkyo285/msg/339.html#c27

コメント [医療崩壊8] 新型コロナ ワクチン未接種者に不要不急の外出自粛要請へ (NHK 山梨) 魑魅魍魎男
18. 2022年1月29日 15:58:44 : fLlUPA2TxQ : ZGhMZjIvTy8vVE0=[1]

NHKを始めとして、TV局には、矛盾を矛盾として捉えられる、一流大学も出ているのであろう。弁証法位学んできているであろうに。それも分からないようなプロデューサー、ディレクターしか居なくなってしまったのか。○○者しかいないのか。

東京都だけの罹患者の発表を見ても、ワクチン接種者の75%が、再感染していている、。ワクチン未接種は、25%の感染者なのだよ。それを自から認めて、電波に乗せているではないか。これを忘れての、このnewsか。これを大○○者と云う。脳変局と云う。
お話にならない、お○○な所行である。
http://www.asyura2.com/21/iryo8/msg/362.html#c18

コメント [政治・選挙・NHK285] 国民民主・玉木「菅直人元首相は見識ない議員」それアンタでしょ(まるこ姫の独り言) 赤かぶ
35. 2022年1月29日 15:58:54 : ylCy0ROiAM : UndzVmlPTDdrSmc=[10]
>>34

話題をそらす自民とナチス維新の馬鹿ウヨ工作員
http://www.asyura2.com/22/senkyo285/msg/338.html#c35

コメント [政治・選挙・NHK285] 二審も性暴力認定山口敬之が上告へ、どこまでも往生際が悪い(まるこ姫の独り言) 赤かぶ
88. アラジン2[1699] g0GDiYNXg5My 2022年1月29日 16:00:22 : 151RJn8n8U : OUMxRG5rSC5yOVk=[12]
>>86. 地下爺さん
以前言いましたが、私は地下爺さんと宗教の話はしたくないんです。
考えがまるで違います。

宗教は糞です!

どれだけ私が欧米の手によって殺された人の無念が悔しくて悲しいか、
地下爺さんには理解できません。
だから宗教関連については、私にレスしないで下さい、お願いします。

シッティング・ブル(アメリカ・インディアン)のウィキです。
欧米の思考、思想を、どれだけ私が嫌いなのか、少しは理解できると思います。
↓↓」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%83%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%BB%E3%83%96%E3%83%AB


http://www.asyura2.com/22/senkyo285/msg/317.html#c88

コメント [医療崩壊8] WHO元副事務局長 「コロナワクチンの承認と推進は、医学史上最大のスキャンダルだ」 (連新社)  魑魅魍魎男
3. 2022年1月29日 16:08:53 : rxED0dLGYM : RGtKazREN2YuR0E=[1]
>他に有効な治療方法が存在しない場合のみこのワクチンが使用可能

イベルメクチンでの治療が可能な時点で、ワクチン使用禁止だ。

私はワクチン打って無いが、オミクロン株は喉の痛みと37.6℃の微熱。
投薬せず、解熱剤も使わず治った。オミクロン株はインフルエンザより軽症。

インフルエンザより感染力が強いが、インフルエンザより軽症になったウイルスの
ワクチンを打ち続ける事は、抗体依存性感染増強(ADE)を起こすだけだ。

不織布マスク、換気、パーティション、ソーシャルディスタンスを徹底するしか無い。
http://www.asyura2.com/21/iryo8/msg/403.html#c3

記事 [国際31] 軍事的な緊張を高めてきた米国が欧州で孤立し始めた(櫻井ジャーナル)
軍事的な緊張を高めてきた米国が欧州で孤立し始めた
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202201290000/
2022.01.29 櫻井ジャーナル

 今にもロシアがウクライナへ軍事侵攻するかのような話をアメリカの政府や有力メディアは流し、軍事物資を運び込み、軍事訓練も行なっているが、ヨーロッパでは事態の沈静化を図る動きが進んでいる。

 1月26日にはパリでロシア、ウクライナ、フランス、ドイツが軍事的な緊張が高まっている問題について協議​​、事態を平和的に解決することで合意した。ウクライナの現体制は2014年のクーデターで誕生したのだが、その際に結ばれた停戦合意を尊重するということだ。

 ロシア軍の軍事侵攻が迫っているという話をウクライナの国防省は否定​​していたが、ドミトロ・クレバ外相も軍事侵攻するために十分な兵力は集結していないと語っている。ウクライナのNATO加盟問題にロシアは口を出すなとしていたEUのジョセップ・ボレル外務安全保障政策上級代表でさえ、対話を継続するべきだと語っていた。反ロシア感情が強いはずのクロアチア大統領も全面戦争へ向かって動き出したならNATO軍へ派遣している自国軍を撤退させるとしている。

 パリで会議が開かれる4日前、ドイツ海軍の海軍総監だったケイ-アヒム・シェーンバッハ中将が辞任を申し出た。ロシア軍がウクライナへ軍事侵攻しようとしているとする話は「ナンセンス」であり、ウクライナがクリミアを取り戻すことなど不可能だと21日にニューデリーのシンクタンクで語ったことが問題にされたのだが、問題にしたのはアメリカ政府だろう。

 ウクライナで軍事的な緊張を高めてきたのはアメリカ/NATOにほかならない。そこでロシアはアメリカの軍事的支配地の拡大をこれ以上容認できないとしている。そこで、NATOをこれ以上東へ拡大させないこと、モスクワをターゲットにできる攻撃システムをロシアの隣国に配備しないこと、ロシアとの国境近くで軍事演習を行わないこと、NATOの艦船や航空機をロシアへ近づけないこと、定期的に軍同士の話し合いを実施すること、ヨーロッパへ中距離核ミサイルを配備しないことなどを文書で保証することを求めている。アメリカ政府はロシア政府へ「回答文書」を渡したが、肝心の問題には触れていないと言われている。

 ウクライナでの問題に限らず、軍事的な緊張を高める上で西側の有力メディアが果たしてきた役割は小さくない。2003年3月にイラクを先制攻撃する前、アメリカの政府や有力メディアはイラクが「大量破壊兵器」を保有し、すぐにでも使うかのように宣伝していた。

 そうした宣伝に熱心だったひとりがウォールストリート・ジャーナル紙のマイケル・ゴードン。2002年に彼はニューヨーク・タイムズ紙でジュディス・ミラーと一緒に偽情報を広めていた。

 2020年に入ってから世界はCOVID-19(2019年-コロナウイルス感染症)騒動で麻痺している。その感染症の実態はいまだに明確でないが、その病気を引き起こしているとされているSARS-CoV-2(重症急性呼吸器症候群コロナウイルス2)は武漢病毒研究所から漏れ出たとする話をゴードンは盛んに伝えていた。

 また、ミラーは2005年にニューヨーク・タイムズ紙を離れ、07年にウィリアム・ケーシーの政策研究マンハッタン研究所へ入り、08年にはFOXニュースへ移動、2010年にはニューズマックスへ移った。ここはケイシーやCIAと関係の深い富豪、リチャード・メロン・スケイフから支援を受けていた。またCFR(外交問題評議会)のメンバーにもなっている。

 アメリカに抑え込まれていたヨーロッパが独自の動きを見せ始めたように見えるが、そのタイミングでCOVID-19騒動も沈静化の動きがヨーロッパでは出てきた。その時期にCOVID-19騒動を煽っている日本は軍事的にも前のめりになっている。この国の「親米派」は自分たちのボスに忠誠を誓うことしかできないようだ。

http://www.asyura2.com/21/kokusai31/msg/396.html
コメント [国際31] 軍事的な緊張を高めてきた米国が欧州で孤立し始めた(櫻井ジャーナル) 赤かぶ
1. 赤かぶ[163426] kNSCqYLU 2022年1月29日 16:25:05 : IrhQbsPtA1 : My43WnR3V2FGemc=[2030]


http://www.asyura2.com/21/kokusai31/msg/396.html#c1
コメント [政治・選挙・NHK285] 安倍晋三氏 国会そっちのけで安倍政権の検証本を熟読…ルール無視のエゴサに透ける再々登板への色気(FLASH) 赤かぶ
30. 2022年1月29日 16:26:20 : qyjLKDKN06 : WEdzUFpscmRpckU=[1517]
アベノのミクスとは、基幹統計を偽装しても成果が得られなかった政策。

安部政権が残した未だに出口の見つからない負の遺産でしょう。

早期引退こそ、多くの国民に業績として称えられることでしょう。
http://www.asyura2.com/22/senkyo285/msg/334.html#c30

コメント [政治・選挙・NHK285] ステルスオミクロンより強毒な「デルタ変異」国内に出現!3月「第7波」襲来の可能性(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
59. 2022年1月29日 16:26:33 : B3tKPimoDM : V3RXSDB5clIva2s=[150]

 フランスはワクチン様3回接種;約5割・・・のお陰で(2回:約8割)

  感染者数が 5万10万人から50万人に達するほどの急増でも、

  【 死者数が200〜300人/日 】でさほど急増しない。重症化が防げている。

 ====================

 (1)海外ではPCR検査が十分に受けられる。
 (2)経口薬も潤沢だ。
 (3)検査キットも行き渡った。
 (4)ブースター接種も順調に伸びてる。

 での、規制を少し緩めましょう〜〜ね。

 この国は、ぜぇ〜〜〜んぶが駄目だなぁ。癌の厚労省が邪魔するからだ。

 ・・・・・・
http://www.asyura2.com/22/senkyo285/msg/333.html#c59

コメント [政治・選挙・NHK285] 維新が「ヒトラー」抗議でブーメラン棚上げのうえ橋下徹と一体認める馬脚! 吉村知事は誹謗中傷問題を利用し批判封じの条例制定… 赤かぶ
28. 2022年1月29日 16:26:37 : CAD4XCHdr6 : S3hUZHRMUXRSdEE=[20]
SNS上でのネットいじめ、リンチ、誹謗中傷というとネトウヨがよくやってることだよねwwwそれはおいといて。今回の騒動で一応日本社会にもヒトラー及びナチスが悪であるという認識はあるんだね。ヒトラー率いるナチスと同盟組んでた大日本帝国を礼賛するアレとかヒトラーやナチスにも良いところがあるとか宣うアレがウヨウヨいるわりにね。それはおいといて。誹謗中傷がよくないのは理解するが昨今の日本の風潮から考えるに政治家や官僚みたいな連中に対する批判の一切合切も誹謗中傷認定され言論の自由がなくなり大日本帝国のような喜劇的終局を迎える羽目になるよね。まあ国殺しは日本人の得意技だものね。しゃーないね。それはおいといて。ヒトラーっぽいものにヒトラーとナチスっぽいものにナチスと言及することのなにがいけないのか。バカは風邪ひかないんだからちゃんとばかりには君は馬鹿なんだよということを教えてやらないと本人の為にもならないのに。
http://www.asyura2.com/22/senkyo285/msg/339.html#c28
コメント [政治・選挙・NHK285] 維新が「ヒトラー」抗議でブーメラン棚上げのうえ橋下徹と一体認める馬脚! 吉村知事は誹謗中傷問題を利用し批判封じの条例制定… 赤かぶ
29. 新共産主義クラブ[-13277] kFaLpI5ZjuWLYINOg4mDdQ 2022年1月29日 16:26:47 : 1ZCETBIvFM :TOR dUFmWWxnN3dhd28=[17]
 
 たぶん、菅直人さんは、過去の読売新聞グループ本社代表取締役・主筆の渡邉恒雄さんの橋下徹さんに対する「アドルフ・ヒトラーを想起する」の発言を知った上で、「弁舌の巧みさではヒトラーを思い起こす」とツイートしていると思います。
 
 維新は、大阪府と包括連携協定を締結している読売新聞からの菅直人さんへの批判を期待して、立憲民主党への抗議を始めたのでしょうが、渡邉恒雄さんが過去に橋下徹さんをヒトラーに例える発言をしていたため、読売新聞は維新の援護ができないでいるのだと思われます。
 

http://www.asyura2.com/22/senkyo285/msg/339.html#c29
コメント [政治・選挙・NHK285] ワクチン3回目接種が進まない「もう一つの理由」…医療従事者すら副反応リスクを懸念(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
70. 2022年1月29日 16:28:14 : NyHFkvlTW6 : OEpXRkhYTlJQYi4=[1]
>>53.様
>西村やすとし
本日の分科会で、ワクチン接種を議論しました。ワクチンの安全性・有効性は不明ですが、国民に必要なワクチン確保に全力を挙げるべきとのご指摘いただきました。
現在、ファイザー社、アストラゼネカ社とワクチン供給の基本合意済みです。ワクチン確保に努めます。

はぁ?
安全性も有効性も不明なワクチンの確保に努めるって、どゆこと?
そんなものをもう供給基本合意済みってどゆこと?

やっぱり自民党は、シンジロちゃんが言ってたけど、今の1億2000万人の日本の人口を6000万人にしたいという事ですか?
冗談で言ったんじゃないですよね。
すると、差し引き6000万人の減少ですが、それだけの人口を何年で削除しようって事ですか?
やっぱりワクチンで削除ですか?
何年で6000万人削除ですか?
最終的に10年くらいですか?
まさか1年とか2年とかじゃないですよね。

なんと恐ろしい人達だ事、自民党って!



http://www.asyura2.com/22/senkyo285/msg/326.html#c70

コメント [政治・選挙・NHK285] 国民民主・玉木「菅直人元首相は見識ない議員」それアンタでしょ(まるこ姫の独り言) 赤かぶ
36. 2022年1月29日 16:32:24 : Ff274msx3k : R1ZpTXhJcXlNTjY=[1690]
国民ミンス、急にイスラエルの肩を持つ。
イスラエル人のことを知りもしない議員が。

室井さんの旦那は、「ダブルスタンダード」と指摘。

都合のいい時に、正義を振りかざして。仲良しこよしの、
ミンスと維新。

国際法ではいい子、国内法では、ハイエナ族。

    
http://www.asyura2.com/22/senkyo285/msg/338.html#c36

コメント [カルト35] 知恵袋・オーラは微弱な電気エネ、欧米では研究されているが、軍事目的の為に一般に広まらない。それでダマスゴミにオカルトと… ポスト米英時代
2. 2022年1月29日 16:39:09 : fCZ83cf8p2 : YzI0bTRWZmk2Mms=[4012]
 ☆オーラは電気エネ、は仰せの通り   我々はたくさんの光の層から構成される存在であり、最も密度の高い層が肉体で、その周囲に層状に光輝くエネルギー体=オーラが存在しますネ   光の身体の内部はいはば光の糸で編まれた繊維の束で先般より触れているプラズマフィラメントですネ

  ☆このプラズマフィラメントは情報の保存、記憶、情報交換,解釈と言った機能を素粒子レベルでやってのけるバイオコンピュータですネ   光の身体=プラズマ体は無数の電子で構成されており電子の密度と回転数により低次のものから高次のものまで存在しており、この電子は記憶を有する暗号化されたマイクロフィルムの様なもので膨大な情報を保存、処理できマス

 ☆感情や知性は悩の働きによるものと言うのが現代医学や一般通念でも当たり前となっていますネ  が、実際は感情とは感情体=アストラル体から、また心はメンタル体と言う肉体より高次のプラズマ体から溢れ流れてくるエネルギーにほかなりマセン
 ;何だ、ワシ自身が超ハイテクのプラズマ家電だったのカヨ   ヨリ
http://www.asyura2.com/21/cult35/msg/646.html#c2

コメント [政治・選挙・NHK285] 維新が「ヒトラー」抗議でブーメラン棚上げのうえ橋下徹と一体認める馬脚! 吉村知事は誹謗中傷問題を利用し批判封じの条例制定… 赤かぶ
30. 新共産主義クラブ[-13276] kFaLpI5ZjuWLYINOg4mDdQ 2022年1月29日 16:39:53 : kH2nHjL0j2 :TOR QWRoZGhKU2dFc3c=[1]
 
 私の憶測ですが、日本の財界は、維新と、国民民主党、都民ファーストの会、さらに、菅直人さんや枝野幸男さんなど、一部の人たちを排除した上で、立憲民主党との合流を望んでいると推測しています。
 
 日本共産党の影響を排除し、憲法改正を始めとして、自民党に対して公明党よりも協力的な野党第一党を作るためです。
 
 維新は渋っていますが、国民民主党は維新へ、合流のラブコールを送っています。
 
 立憲民主党は、国民民主党が都民ファーストの会と合流したのち、そこに合流する予定だと推測されます。
 
 読売新聞は、維新を説得し、野党の大合流に前向きな国民世論の形成のために、大阪府との包括連携協定を結びに行ったのでしょう。
 
 その流れを止めて、立憲民主党と維新との間に楔を打ち込むのが、立憲民主党の菅直人さんのツイートのねらいであったように思います。
 
 今のところ、維新は、菅直人さんのねらい通りの反応をしています。
 
 立憲民主党の執行部が、菅直人さんのツイートが党の最高顧問として相応しくない重大な問題発言であったとして、菅直人さんを排除する動きに出るかが、今後の注目点です。
 

http://www.asyura2.com/22/senkyo285/msg/339.html#c30
コメント [政治・選挙・NHK285] 二審も性暴力認定山口敬之が上告へ、どこまでも往生際が悪い(まるこ姫の独り言) 赤かぶ
89. 地下爺[19655] km6Jupbq 2022年1月29日 16:40:26 : k3zXh6OQQU : R1Jic2NNN3pnYkE=[3769]
地に平和 様

 こんな あらじん2 さんを 大好きな人に 分類する ヒネクレモノ の

 私も 愛してくださいね。 m(__)m

 
http://www.asyura2.com/22/senkyo285/msg/317.html#c89

コメント [政治・選挙・NHK285] 二審も性暴力認定山口敬之が上告へ、どこまでも往生際が悪い(まるこ姫の独り言) 赤かぶ
90. 地に平和[1433] km6CyZW9mGE 2022年1月29日 16:41:21 : DUMroLluKU : MlM0VjBjaXV6R1k=[51]
>>87 アラジン2さん
>つまり「共産主義国家が自国民を虐殺する政権」を選択するという事です。


了解しました。
それでは、あなたは中国か北朝鮮にでも移住して、そこから発信なさるべきだと思います。

なぜなら、日本は、少なくとも明治以来、「自ら引き起こした戦争によって」、また「アメリカの戦争に協力して」、「他国民を殺してきた政権」の国だからです。

現実には「他国民を殺す政権」に守られてぬくぬくと暮らしながら、口先だけで「自国民を殺す政権」を選ぶ、などと言っても説得力がありませんよ。

よくて「お花畑の住民」、きつい言い方をすれば「偽善者そのもの」だと思います。

クリスチャンにとって「偽善者であること」は最大の罪と言ってもいいかもしれません。
(イエスが、一番厳しく非難したのは、「律法学者」「パリサイ人」などの偽善者たちでした。)

わたしは教会出席率の低い模範的とは言い難いクリスチャンですが、偽善者―――口先でキレイごとを言い、行いの伴わない人物―――にはならないよう心掛けています。
http://www.asyura2.com/22/senkyo285/msg/317.html#c90

コメント [政治・選挙・NHK285] 二審も性暴力認定山口敬之が上告へ、どこまでも往生際が悪い(まるこ姫の独り言) 赤かぶ
91. 地に平和[1434] km6CyZW9mGE 2022年1月29日 16:45:56 : DUMroLluKU : MlM0VjBjaXV6R1k=[52]
>>86〜の地下爺さま

いつもお世話になります(なんか変?)

殺伐感を和らげて下さってありがとうございます^^
http://www.asyura2.com/22/senkyo285/msg/317.html#c91

コメント [医療崩壊8] WHO元副事務局長 「コロナワクチンの承認と推進は、医学史上最大のスキャンダルだ」 (連新社)  魑魅魍魎男
4. 2022年1月29日 16:50:52 : 1rhY8L3VYE : R0FiWGVuNmxNeW8=[3]
在日米軍関係者の外出制限は延長せず終了 沖縄県はオミクロン拡大の要因と指摘  

緊急事態宣言は慎重判断 岸田首相
https://johosokuhou.com/2022/01/29/55304/



http://www.asyura2.com/21/iryo8/msg/403.html#c4

コメント [原発・フッ素53] 福島沖の魚で再び基準超え クロソイ、全量を回収 (共同) 魑魅魍魎男
9. 2022年1月29日 16:51:17 : kY6EvMj5Bk : NVRnL2thVGZ1VHM=[1]
しょうじきいって1400Bq/Kgという値自体にそれほどの驚きはない。
なぜなら、あれほど大きな原発事故だったのだから、今尚その程度の値が出るのは当然だから。
逆に今迄の『検出限界以下』という値の方が、とうてい信じられなかったほど。

それよりも福島近郊で1400Bq/Kgが検出されているのだから、
そろそろ仙台湾や相模湾、東京港あたりの魚も全数検査すべきでは?
「ふぐすま沖で1400Bq/Kgの魚が見つかりました」で終わらせていい話じゃない。
http://www.asyura2.com/20/genpatu53/msg/768.html#c9

コメント [政治・選挙・NHK285] ステルスオミクロンより強毒な「デルタ変異」国内に出現!3月「第7波」襲来の可能性(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
60. 地下爺[19656] km6Jupbq 2022年1月29日 16:51:35 : k3zXh6OQQU : R1Jic2NNN3pnYkE=[3770]

 本日 抗原定性検査を 受けてきましたが 陰性と判断されましたが 有効期限は
 
 本日のみでした 。。。。


 PCR検査だと どうなんだろう ???




http://www.asyura2.com/22/senkyo285/msg/333.html#c60

コメント [政治・選挙・NHK285] 菅直人氏のツイートに維新が抗議文の過剰反応 「ヒトラーの大衆扇動術」読んで実践? ラサール石井 東憤西笑(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
80. 達人が世直し[1195] kkKQbIKqkKKSvIK1 2022年1月29日 16:53:59 : vouZoQV3GI : cERhT0preFllVnc=[433]
衆議院議員の米山隆一氏のツイッター投稿を受けての、SmartFLASHの取材記事が、分かり易い。
長いが、皆さんの手間を省くために、コピーして貼り付けておく。
興味があれば、ぜひどうぞ。
以下はその記事のコピー。
・・・・・・・

米山隆一氏

立憲民主党の最高顧問を務める菅直人氏のツイートが、連日話題を呼んでいる。

菅氏は1月21日、《橋下氏をはじめ弁舌は極めて歯切れが良く、直接話を聞くと非常に魅力的》としたうえで、日本維新の会について《弁舌の巧みさでは第一次大戦後の混乱するドイツで政権を取った当時のヒットラーを思い起こす》などとツイート。維新は26日に抗議文を提出した。

抗議文では、「まったく事実に基づかない妄言であり、誹謗中傷を超えた侮辱と断じざるを得ない。国会議員としてはもとより、人として到底許されるものではない」などとして、1月末までのツイート撤回と、立憲民主党および菅氏へ謝罪を求めている。

この抗議を受けて26日、菅氏は《ツイッターは党の指示ではなく私の一存で発した、私の感想を述べたもの。維新からは私には直接何も言ってきていない。私のツイッターに抗議するなら私にするべき》と主張。《的外れな謝罪要求に応ずるつもりはない》と、謝罪要求に応じない意向を示した。

騒動のさなか、Twitter上で維新の会を批判したのは、衆議院議員の米山隆一氏だ。

《吉村氏「維新を名指ししてヒトラーと同意だと。立憲民主党の現最高顧問の発言ですから公党としてどうとらえるかその回答を待ちたい」との事ですが、それなら2012年は維新が民主に同じ事を言っているので、当時民主党幹部の菅氏に、まず維新・橋下氏が謝るべきかと思います。》

米山氏が指摘したのは、2012年、民主党政権が公約になかった消費税増税を目指していることに対して、橋下氏が「ヒトラーの全権委任法以上だ」と批判していたこと。確かに、橋下氏も「ヒトラー」という固有名詞を持ち出している。

このツイートの “真意” について、米山氏に話を聞いた。

「2012年に橋下氏が『ヒトラーの全権委任法以上だ』と言っているわけですから、それを棚に上げて菅さんだけを批判するのは、明らかにおかしいということでツイートさせていただきました」(以下、米山氏)

このツイートには、「維新にブーメラン!」と賛同する声が多く寄せられた、とも米山氏は語る。維新側から、何か反応はあったのだろうか。

「『(橋下氏の批判は)政策の批判であり、人格の批判ではないことが理解できないのか』という批判がありますが、それを言うなら、菅さんだって《弁舌の巧みさでは》としているのであって、人格批判ではない。

それに、橋下氏の発言だって、単に政策を批判するなら、ナチスを持ち出す必要はない。文脈としては、民主党にいる全員に向けて人格批判をしたことになりますよ。

それなのに、菅さんに対しては、『国会議員としてより、人としてどうか』とまで言っているわけです。しかも所属機関にまで謝罪を求めるのは、ダブルスタンダードだと思います。むしろ、維新の体質を如実に示していると思います。

そもそも、『ナチスに例えるだけでアウト』なんてことはない。例えられた人は怒るけど、トランプ元大統領だって何度も例えられてきた。そういう事実を無視して、菅氏を言いくるめようとするやり方が本当に嫌だなと」

大阪府知事の吉村洋文氏は、菅氏のツイートについて「国際上あり得ない」としている。しかし、多くの専門家たちが「この認識は誤りではないか」と指摘している。米山氏は、こうも続ける。

「自分が言ったことのつじつまを合わせるために、話を展開していくのは罪深いと思うんです。菅氏を批判するために、ありもしない国際規範を、自分が専門家のていででっちあげるのは、弁護士としても、大阪府知事・市長を歴任した者としても、知的誠実さに欠けていますよ」

・・・・・・・
以上が記事。



http://www.asyura2.com/22/senkyo285/msg/325.html#c80

コメント [医療崩壊8] WHO元副事務局長 「コロナワクチンの承認と推進は、医学史上最大のスキャンダルだ」 (連新社)  魑魅魍魎男
5. 2022年1月29日 16:54:57 : yJCeRCsIww : M0hVMU1SNTYvcEE=[1]
ヤマサ醤油もワクチンで潤っているだろ

ワクチンの正体ばれたら企業イメージやばいな
http://www.asyura2.com/21/iryo8/msg/403.html#c5

コメント [原発・フッ素53] 福島沖の魚で再び基準超え クロソイ、全量を回収 (共同) 魑魅魍魎男
10. 2022年1月29日 17:02:41 : 1rhY8L3VYE : R0FiWGVuNmxNeW8=[4]
福島沖のクロソイから1400ベクレル、国の基準超えて再び出荷停止!
放射性物質が中々減らず
https://johosokuhou.com/2022/01/29/55298/

クロソイ1検体から、国の基準を超える500ベクレルの放射性セシウムが検出されたと発表した。
県漁連は同日付でクロソイの出荷を停止し、漁獲自粛措置をとった。
https://www.asahi.com/articles/ASP2Q6R8HP2QUGTB00S.html



http://www.asyura2.com/20/genpatu53/msg/768.html#c10

コメント [テスト31] Re: 「最終的には、家まで向こうが来てもこっちは抗うすべは無くなってしまう」国が終わる 緊急事態条項迫る!!! /Ichibei… 歙歛
72. 少人長[947] j62QbJK3 2022年1月29日 17:02:45 : HHmQYhRlSc : WFVNWldXT01tNnc=[45]


Q.この絵は何を描いてるのですか?
A.中世ヨーロッパで発生した、大陰謀犯罪の『魔女狩り』です。

Q.火刑にされている二人は何をしたのですか?
A.貧しい人々を救う為の民間医療です。

Q.何故、群衆は周りで見物しているだけなのですか? A.教会と領主に騙されているからです。

Q.彼らはどんな嘘をついたのですか?
A.「民間医療者は悪魔の手下の『魔女』であり、呪薬を調合する。」というものです。

Q.民衆がそんな嘘にたやすく引っ掛かったのは、なぜですか?
A.当時は教会が人生の全てに介入し、悪魔の存在を強調していたからです。

Q.宗教面以外に『魔女狩り』の目的があるのですか?
A.教会と結託した医師による「医療独占」です。


http://www.asyura2.com/14/test31/msg/985.html#c72
コメント [医療崩壊8] 英・国民保健サービスの最新情報 「すべてのワクチン接種がまもなく中止」 ??  魑魅魍魎男
14. 2022年1月29日 17:02:47 : kY6EvMj5Bk : NVRnL2thVGZ1VHM=[2]
ワクチン摂取が有害なのではなく、いわゆる武漢株用に作られたワクチンが今や無意味ということ。
ファイザーやモデルナは市場に現存すコロナワクチンという名のゴミを大至急回収するべき。

てかコロナワクチン接種後の生理不順だけでも恐ろしかったのに、
https://www.fhi.no/en/studies/ungvoksen/increased-incidence-of-menstrual-changes-among-young-women/

今度は母乳にmRNAワクチンが含まれるとか怖すぎ。薬害ってレベルじゃない。もはや毒。
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/35087517/
http://www.asyura2.com/21/iryo8/msg/397.html#c14

コメント [政治・選挙・NHK285] 一党二制度の立憲民主(植草一秀の『知られざる真実』) 赤かぶ
28. 2022年1月29日 17:03:49 : GKrFHZxck1 : NWt2OVRDOEwuRTI=[1]
てゆーか、自分ところでやらずに
すぐ立憲にやらせようとするから
まず自分のところでやって成功すれば他のところも追随するのに

まっ自分ところでうまくいかないから野党第一頭にさせたがるのかもしれないけど

いずれにせよ、左の維新の支持政党は立憲じゃないでしょう?

批判というより、立憲が自分たちの支持どおりに動かないから癇癪を起こしているだけに見える

なんで支持者でもない左の維新の支持にいちいち従わなきゃいけないんだ?
って気にはなるな。
http://www.asyura2.com/22/senkyo285/msg/330.html#c28

コメント [政治・選挙・NHK285] ステルスオミクロンより強毒な「デルタ変異」国内に出現!3月「第7波」襲来の可能性(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
61. 2022年1月29日 17:06:16 : xmqLLTVTew : MkxnbktaTFNJblk=[1]
コロナはただの風邪。
その通り。

それをテレビ新聞が恐怖の殺人ウイルス騒動に仕立て上げたんだろ。
ネット住人ってマスコミが大嫌いなくせにマスコミの言う事を鵜呑みにするんだからねえ。
http://www.asyura2.com/22/senkyo285/msg/333.html#c61

コメント [カルト35] 朝日・立憲は完全に袋小路。でもなく、連合の高卒おばちゃんがトロイの木馬かどうか判定すればいいだけである。 ポスト米英時代
1. 2022年1月29日 17:08:48 : LY52bYZiZQ : aXZHNXJYTVV4YVE=[12435]
〖田村淳のNewsCLUB〗ゲスト:泉健太さん(2022年1月29日後半)
2022/01/29
〖文化放送〗ロンドンブーツ1号2号田村淳のNewsCLUB
https://www.youtube.com/watch?v=em582WWkb4c
http://www.asyura2.com/21/cult35/msg/647.html#c1
コメント [政治・選挙・NHK285] 一党二制度の立憲民主(植草一秀の『知られざる真実』) 赤かぶ
29. 2022年1月29日 17:09:12 : GKrFHZxck1 : NWt2OVRDOEwuRTI=[2]
共産党でもない左の維新が
共産党の代理人であるかのように
偉そうにしているのはちょっと…

そもそもこうなったのは
立憲と共産の協力は順調に進んでいたのに
左の維新が勝手に割り込んできて
あれを追い出せこれを切れ、枝野じゃだめだ代表を代えろとか
邪魔したせいだし


http://www.asyura2.com/22/senkyo285/msg/330.html#c29

コメント [政治・選挙・NHK285] 維新が「ヒトラー」抗議でブーメラン棚上げのうえ橋下徹と一体認める馬脚! 吉村知事は誹謗中傷問題を利用し批判封じの条例制定… 赤かぶ
31. しんのすけ99[1779] grWC8YLMgreCr4JYglg 2022年1月29日 17:09:27 : A4AvZivHZs : WU95VlVYQVVmdmM=[2697]
>既報でも指摘したが、国際社会で「ご法度」となっているのはヒトラーや戦前のナチスドイツを肯定・正当化したり称賛・美化することであって、今回のように大衆扇動や思想統制、優生思想、独裁などに警鐘を鳴らす際、ヒトラーやナチスに喩えることは国際的にご法度ではない

↑↑↑

これぞ、まったくその通り ご法度と言えるのは あの西岡昌紀のような「ホロコースト否認論」を言う

菅直人の発言は、ヒトラーおよびナチスを称賛してなどいないし ホロコーストも否定してなどいない
しかも 「弁舌の巧みさは」 巧みさ は 褒めている言葉だぞ 「弁舌の狡猾さ」「弁舌のずる賢さ」
とか言うのなら話は判るのだが、巧みさ では貶したことになっていない もちろん菅直人本人は
揶揄のつもりで言った事だろうが、結果として褒めてしまっている

◆ 菅さんよお、アンタ 「弁舌の狡猾さ」 と言うべきだったなあ 揶揄になっていないぞこれ ◆

これを ご法度とか言うのなら、「ナチスに学べ」 とか言った麻生太郎は 逮捕投獄されていなきゃ
おかしいだろう。
http://www.asyura2.com/22/senkyo285/msg/339.html#c31

コメント [国際31] 軍事的な緊張を高めてきた米国が欧州で孤立し始めた(櫻井ジャーナル) 赤かぶ
2. 2022年1月29日 17:10:34 : stX5MH747A : WkMxd0dPVDFZb1E=[40]
もう、完全に落ち目モードだな(笑)
現代文明国家の体をなしていない。

> 米ペンシルベニア州ピッツバーグで28日、バイデン大統領がインフラ投資などについて演説する数時間前に、市内の橋が崩落する事故があった。

米ピッツバーグで橋崩落、10人けが バイデン氏インフラ演説の直前(朝日新聞デジタル) - Yahoo!ニュース
https://news.yahoo.co.jp/articles/7b16d27b7f0b99e69bd588828c53657c2107b13b


http://www.asyura2.com/21/kokusai31/msg/396.html#c2

コメント [政治・選挙・NHK285] 壊される民主主義(植草一秀の『知られざる真実』) 赤かぶ
1. 赤かぶ[163427] kNSCqYLU 2022年1月29日 17:10:56 : IrhQbsPtA1 : My43WnR3V2FGemc=[2031]


http://www.asyura2.com/22/senkyo285/msg/341.html#c1
コメント [政治・選挙・NHK285] 壊される民主主義(植草一秀の『知られざる真実』) 赤かぶ
2. 赤かぶ[163428] kNSCqYLU 2022年1月29日 17:11:43 : IrhQbsPtA1 : My43WnR3V2FGemc=[2032]


http://www.asyura2.com/22/senkyo285/msg/341.html#c2
コメント [医療崩壊8] WHO元副事務局長 「コロナワクチンの承認と推進は、医学史上最大のスキャンダルだ」 (連新社)  魑魅魍魎男
6. 2022年1月29日 17:12:16 : SDIRBTLOiF : aUJqdWdYb1RWbDI=[1]
こういう正論が出るのが本当に遅い。
高校生物(しかも理科1とか理科基礎とか言われる、高1で習う範囲)の知識があれば、普通こんなもん打たんだろ
また、小学校高学年程度の算数の知識があれば、コロナはそれほど危険ではない事もわかるのだが。

http://www.asyura2.com/21/iryo8/msg/403.html#c6
コメント [政治・選挙・NHK285] 壊される民主主義(植草一秀の『知られざる真実』) 赤かぶ
3. 赤かぶ[163429] kNSCqYLU 2022年1月29日 17:12:51 : IrhQbsPtA1 : My43WnR3V2FGemc=[2033]


http://www.asyura2.com/22/senkyo285/msg/341.html#c3
コメント [政治・選挙・NHK285] ワクチン3回目接種が進まない「もう一つの理由」…医療従事者すら副反応リスクを懸念(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
71. 少人長[948] j62QbJK3 2022年1月29日 17:14:28 : HHmQYhRlSc : WFVNWldXT01tNnc=[46]


Q.この絵は何を描いてるのですか?
A.中世ヨーロッパで発生した、大陰謀犯罪の『魔女狩り』です。

Q.火刑にされている二人は何をしたのですか?
A.貧しい人々を救う為の民間医療です。

Q.何故、群衆は周りで見物しているだけなのですか?
A.教会と領主に騙されているからです。

Q.彼らはどんな嘘をついたのですか?
A.「民間医療者は悪魔の手下の『魔女』であり、呪薬を調合する。」というものです。

Q.民衆がそんな嘘にたやすく引っ掛かったのは、なぜですか?
A.当時は教会が人生の全てに介入し、悪魔の存在を強調していたからです。

Q.宗教面以外に『魔女狩り』の目的があるのですか?
A.教会と結託した医師による「医療独占」です。

http://www.asyura2.com/22/senkyo285/msg/326.html#c71
コメント [政治・選挙・NHK285] 壊される民主主義(植草一秀の『知られざる真実』) 赤かぶ
4. 赤かぶ[163430] kNSCqYLU 2022年1月29日 17:14:42 : IrhQbsPtA1 : My43WnR3V2FGemc=[2034]


http://www.asyura2.com/22/senkyo285/msg/341.html#c4
コメント [日政U2] 立憲民主、衆院選に向け小沢一郎氏に協力要請/産経 仁王像
19. 竹光鈍[11] knyM9ZPd 2022年1月29日 17:14:50 : PHEhG0SKJU : b0ZOUnd1dG8vZy4=[8]
小沢大先生ば立憲っと令和しんせんっと如き相手にする思うちょるんかの、ずんたれ共たい。
有権者騙しとっとばってん信用獲るっちゃびんたも持っとらんと何が代議士もっそ、神輿が勝手に練り歩けっとね、勝手に練り歩けんっと歩んでみんさいよ、吐いた唾しか啜れんずっさらしぃぐゎんたれ共が。
http://www.asyura2.com/15/gaikokujin2/msg/332.html#c19
コメント [政治・選挙・NHK285] 二審も性暴力認定山口敬之が上告へ、どこまでも往生際が悪い(まるこ姫の独り言) 赤かぶ
92. 人間になりたい[1626] kGyK1ILJgsiC6IK9gqI 2022年1月29日 17:17:20 : AwxU2zxs6c : US8xQlRtRXZ5WjY=[298]

>>82.地に平和 様

返信ありがとうございます。
たぶん、これ以上続けてもグダグダになるだけだとおもいますので、
気になるところだけ書いておきますが、適当に聞き流してください。

>山口氏が「強姦をした」という証拠があれば示して下さい。

地に平和さんのいう客観的証拠とは何を意味しているのかよくわかりませんが、
ホテルで性行為があったことは強姦魔も認めています。
問題は、そこに同意があったのか、なかったのかということだけです。
司法は、状況証拠や心証から同意はなかったと認めて有罪と判断しました。
この時点で、刑事とか民事に関係なく司法が強姦魔だと認めたのです。
制度の問題で上告もあるかもしれませんが、個人のかってな判断ではありません。
掲示板のコメントに強姦魔と書くことに何の問題もありません。
はすみとしこはなんの根拠もなく醜悪な偏見でヘイトを垂れ流したので有罪になりました。
全く別物で比較の対象にはなりません。

人間社会は、妄想界と自然界から構成されています。
妄想と自然では性質が違いすぎるので、妄想をそのまま自然界に投影すると、
社会は混乱して維持することができなくなります。
妄想を正常化するためのフィルターが人間性です。
人間とは、隣人愛を社会的行動規範の根底として受け入れて行動する人のことです。
その一部が共同幻想化されて人間社会が機能することになります。
世の中にはこのフィルターが欠落し、妄想をそのまま突出する人もいます。
相模原の障がい者殺人犯やオウム真理教といったカルト、自公維新といった犯罪組織などです。
イエスの偉大さは、神の子とか人の子とかメシアというよりも、
高性能な妄想変換フィルター、人間性の高さにあるとおもいます。



http://www.asyura2.com/22/senkyo285/msg/317.html#c92

コメント [政治・選挙・NHK285] 維新が「ヒトラー」抗議でブーメラン棚上げのうえ橋下徹と一体認める馬脚! 吉村知事は誹謗中傷問題を利用し批判封じの条例制定… 赤かぶ
32. 楽老[2827] inmYVg 2022年1月29日 17:17:57 : MHK9dMal3A : dzJJRk03WXVETC4=[70]
>19.ekpBc3NkS0Nldnc:維新という政党のイメージダウンを狙ったものであろうことは間違いのないこと。ここには正当なる批判の片鱗は微塵もない。

全くトンチンカンで馬鹿げたコメント
>>31.:これを ご法度とか言うのなら、「ナチスに学べ」 とか言った麻生太郎は 逮捕投獄されていなきゃおかしいだろう。

というごく真っ当なコメントにどう反応する❓

    
http://www.asyura2.com/22/senkyo285/msg/339.html#c32

コメント [政治・選挙・NHK285] 国民民主・玉木「菅直人元首相は見識ない議員」それアンタでしょ(まるこ姫の独り言) 赤かぶ
37. 楽老[2828] inmYVg 2022年1月29日 17:21:23 : MHK9dMal3A : dzJJRk03WXVETC4=[71]
維新と合流したいだけの玉木雄一郎
合流できた後にはパシリになる身分なのに(大笑い)
http://www.asyura2.com/22/senkyo285/msg/338.html#c37
コメント [医療崩壊8] NHK・天才てれびくんにファイザー広告塔・忽那賢志医師が出演 子どもをワクチン接種へと誘導し非難轟々  魑魅魍魎男
17. 2022年1月29日 17:22:00 : rxED0dLGYM : RGtKazREN2YuR0E=[2]
@ⅿ−RNAワクチン打って数日後に因果関係不明で死ぬ事が有ります。

A心筋炎になったら一生スポーツは出来なくなります。

Bワクチンに含まれる酸化グラフェンが5G電波と共鳴し、ナノマシーンとなって、
 寄生虫の様に体中を這いまわり悪さをする事が有ります。

C将来不妊症になる可能性が有ります。

Dⅿ−RNAワクチンは現在も治験中の為、数年後の安全性は確認していません。

E小児科学会は盲目に、「接種には意義がある」と言っています。

子供たちにきちんと説明しよう。
http://www.asyura2.com/21/iryo8/msg/401.html#c17

コメント [政治・選挙・NHK285] 新型コロナ「みなし陽性」は棄民政策の極み! 全責任放棄の岸田政権に医師から次々と悲鳴が(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
11. しんのすけ99[1780] grWC8YLMgreCr4JYglg 2022年1月29日 17:23:34 : A4AvZivHZs : WU95VlVYQVVmdmM=[2698]
馬鹿の極みだね 検査キットが絶対的に不足してから それを言うから馬鹿なんだ

インフルエンザが 例年比0.1%と劇的に撲滅状態なのは、二年前から言われていた事ではないか
ならばなぜ当初から 「みなし陽性」 それを言わないのか インフルに近い症状が出たならば九分九厘
コロナと判断できるであろう事は 二年前から判っていた事だ 検査キットが不足した今頃になって
急に慌てて「みなし陽性」なんて言い出すのは 国民の不信感を増幅するだけで「後手後手に回っている」
という印象しか与えないではないか 遅すぎるのだよ 呆れたね。
http://www.asyura2.com/22/senkyo285/msg/340.html#c11

コメント [雑談・Story42] 遅まきながらYouTube。重力式雨水フィルター 日
2. 2022年1月29日 17:26:18 : obYr0Q2o3s : MjF0U0pYSGtEMGc=[9]
>>1
上記を削除し、シリーズ2本目のタイトルや動画字幕を修正しました。

Future water supply No. 2 重力式雨水フィルター2号の仕組み          (未来の水道2)Gravity type No. 2structure

https://www.youtube.com/watch?v=FmydFc_cm6Y
http://www.asyura2.com/21/idletalk42/msg/148.html#c2

コメント [政治・選挙・NHK285] 維新が「ヒトラー」抗議でブーメラン棚上げのうえ橋下徹と一体認める馬脚! 吉村知事は誹謗中傷問題を利用し批判封じの条例制定… 赤かぶ
33. 2022年1月29日 17:30:30 : 1KFfrlKYPo : NjdheXQ1UHduSTY=[3]

菅元総理は、ただ思い起こしただけですよね。

何が悪い。
http://www.asyura2.com/22/senkyo285/msg/339.html#c33

コメント [政治・選挙・NHK285] 新型コロナ「みなし陽性」は棄民政策の極み! 全責任放棄の岸田政権に医師から次々と悲鳴が(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
12. 赤かぶ[163431] kNSCqYLU 2022年1月29日 17:31:01 : IrhQbsPtA1 : My43WnR3V2FGemc=[2035]


http://www.asyura2.com/22/senkyo285/msg/340.html#c12
コメント [政治・選挙・NHK285] 維新が「ヒトラー」抗議でブーメラン棚上げのうえ橋下徹と一体認める馬脚! 吉村知事は誹謗中傷問題を利用し批判封じの条例制定… 赤かぶ
34. 2022年1月29日 17:31:24 : qxNlsUXK8U : Z1NyeW5ETTdLMlU=[-681]
transimpex_ochd(スコットランド・ケール語で8です)で投稿しています。

ロシアが凍らない港が欲しかった?

それで併合?  本当かな? 日本の周囲の国は併合を喜んだのでは? 

他も喜んだでしょうが。

日本という国を潰せる事が出来ると(日本人をという意味)

この併合を喜び、第二次世界大戦で半島・台湾などが密入国を入れている現状を

否定されると困る中露という事でウクライナで表している?

アメリカもドイツなどの態度はそういう事? EU/始めイギリス・フランスなども。

どちらも移民・移民の状態。


世界中で移民・密入国が出来ない・胡散臭い世界を形成し自分達が利益を

享受出来ないのなら冷戦解除した意味がない?

http://www.asyura2.com/22/senkyo285/msg/339.html#c34

コメント [政治・選挙・NHK285] 新型コロナ「みなし陽性」は棄民政策の極み! 全責任放棄の岸田政権に医師から次々と悲鳴が(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
13. 達人が世直し[1196] kkKQbIKqkKKSvIK1 2022年1月29日 17:34:31 : vouZoQV3GI : cERhT0preFllVnc=[434]
さて、どうしたものか。
コロナに感染していなくても、コロナに感染していることにして、コロナ病棟に隔離すれば、じきに真正コロナに感染する。
ほ〜ら、やっぱりコロナだったでしょ。ってわけだ。
私は名医。えへん!。

それよりも、医者に診察も受けられず、出来る筈もない自己診断で、家にじっとしていろ、と言うのを止めてほしいわ。
自己診断の誤診は自己責任ってかい?。
せめて、高級ホテルとは言わないが、何処かの、キャンセルに泣いている、リゾートホテルを手配してよ。
勿論、私の納めた税金でね。
そうでなければ、あっと言う間に家族に感染を広げてしまう。
そんなこと出来ないでしょ。
高齢者と同居している人だって、いるわけだから。
どうして、そのくらいのこと考えないかなぁ〜。
想像力欠乏症か?

はっきり言って、何を言われても、無理!無理!、無理!無理!、無理〜!

政府の言ってることは、道理に悖る。
無理が通れば、道理が引っ込む。

今の日本は、無政府状態そのもの。
政府が逃げ出し、行政が投げ出してしまった。

「本日をもって、行政の組織的対応は消失した。
国民は、各々の判断、努力で、生き延びる道を探ってほしい。」
そう言うことも無く、蜃気楼の如く、消えた。
わしの納めた税金と共に・・・。

「税金と共に、去りぬ」?

国民は、
「コロナと共に、世を去りぬ。」?

私は、コロナは嫌いなんです。
閻魔様だって、コロナは嫌いだと思います。
無理!無理!


http://www.asyura2.com/22/senkyo285/msg/340.html#c13

コメント [政治・選挙・NHK285] 新型コロナ「みなし陽性」は棄民政策の極み! 全責任放棄の岸田政権に医師から次々と悲鳴が(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
14. 赤かぶ[163432] kNSCqYLU 2022年1月29日 17:38:56 : IrhQbsPtA1 : My43WnR3V2FGemc=[2036]


http://www.asyura2.com/22/senkyo285/msg/340.html#c14
コメント [政治・選挙・NHK285] 国民民主・玉木「菅直人元首相は見識ない議員」それアンタでしょ(まるこ姫の独り言) 赤かぶ
38. 2022年1月29日 17:39:11 : uAKtXn6nls : dEJibzJ1S3p5T2s=[94]
世界の一般常識とはとんでもない主張をする奴はナチスと親和性があるということだ。維新には実際あるだろう。

まして菅直人の発言は、想起させる、だ。当然だろう。維新のメンバーは毎日テレビに出て勝手な主張を繰り返し垂れ流す。内容など何もなくて身を切る改革とか言うばかり。ナチスの宣伝戦力とまるっきり同じだ。

こんな政党、ナチスをイメージしない方がおかしいわい。ここにも維新を持ち上げる阿呆が何人かいる。結局HANADAやWILLにいるアホウヨの仲間。
http://www.asyura2.com/22/senkyo285/msg/338.html#c38

コメント [政治・選挙・NHK285] 維新が「ヒトラー」抗議でブーメラン棚上げのうえ橋下徹と一体認める馬脚! 吉村知事は誹謗中傷問題を利用し批判封じの条例制定… 赤かぶ
35. 2022年1月29日 17:40:43 : ylCy0ROiAM : UndzVmlPTDdrSmc=[11]
橋下はもうこれで完ぺきに維新の政党関係者です

テレビの放送法違反なのでテレビには出られないよ
http://www.asyura2.com/22/senkyo285/msg/339.html#c35

コメント [医療崩壊8] WHO元副事務局長 「コロナワクチンの承認と推進は、医学史上最大のスキャンダルだ」 (連新社)  魑魅魍魎男
7. 2022年1月29日 17:52:19 : I8d3eVPlsw : cDdiLmpMbUVyeWs=[1]
>WHO元副事務局長のクリスチャン・ペロン氏が1月12日にルクセンブルグ下院議会で
発言した内容です。

じゃあ、ルクセンブルクの議会や政府は、この話を聞いて、ワクチン止めたわけ?
今のWMO事務局長はもそうだけど、保健事業の専門家ではあっても、ほんとにウィルスやワクチンの専門家なわけ?
ワクチンが無効なことをちゃんと証明して、論文に書いているわけ?
なんか、定性的な言い方で、アンチワクチン派に受けしそうなことを言っているだけのような。
http://www.asyura2.com/21/iryo8/msg/403.html#c7

コメント [医療崩壊8] WHO元副事務局長 「コロナワクチンの承認と推進は、医学史上最大のスキャンダルだ」 (連新社)  魑魅魍魎男
8. 2022年1月29日 17:53:52 : V8vNzl6OcU : U3RrTHA5YXVLN0k=[30]

   テレビ等のメディアは何時でも権力者の味方。


   未だにテレビ等のワイドショウでコロナ感染者等のグラフ見せ、


   そのコメントでオミクロンでの感染者数が爆発的に増えている


   旨の話はするが、昨年のクリスマス等からの人流の流について、爆発的な


   移動については一言も語らず、また、デルタ株蔓延時における


   東京オリンピック開催についてのコメントもない。


   本当に垂流しのテレビ等マス媒体である。


   何のためにデジタル化を進めたのか・・・。 馬鹿である!!!


   視聴率が下がるのが目に見えている。


   一番馬鹿なのが国民であることは言わずもななんだが・・・。


   ・・・。


   
http://www.asyura2.com/21/iryo8/msg/403.html#c8

コメント [医療崩壊8] WHO元副事務局長 「コロナワクチンの承認と推進は、医学史上最大のスキャンダルだ」 (連新社)  魑魅魍魎男
9. 命を大切に思う者[5662] lr2C8JHlkNiCyY52gqSO0g 2022年1月29日 17:54:07 : ZGHJzc9atY : TndyNDAyNFdxalk=[45]
ワクチンが毒にしかなってないことには同意しますが、

> そして PCR検査も科学の許容範囲を超えている
> ウイルス感染のデータも 死亡者数も 誇張されている

コロナが存在しないとか、 PCR検査が詐欺だとか、という主張には同意できない。
そりゃ、死因がコロナ死としてカウントされた人達の中に、死因が他である人も混ざってるけど、そのカウントされた数は目安にはなってる。
死因が他である人が真のコロナ死の10倍も100倍も居るわけないんだよ。

製薬会社が、実際に起きてるコロナ被害を悪用して、毒にしかならない薬を騙して売りつけてると考えるのが自然。
騙して売りつけるために、コロナが存在しないのに、コロナをでっち上げたとするのは、考えすぎだと思います。
だいたい、ワクチンを接種してもコロナに感染すると言った口で「コロナが存在しない」と主張するのはおかしいだろう。

「PCR検査も科学の許容範囲を超えている。ウイルス感染のデータも 死亡者数も誇張されている」の方をしつこく広めてる人達は、
自民党の連中が感染者の発見と隔離をしつこく妨害し続けてる罪(ウィルス拡散テロと大量虐殺。刑量は死刑しか駄目)を揉み消すのが真の狙いとしか思えない。
感染者の発見の妨害は感染者数を少なく見せかけるのが目的。五輪が終わってもまだ続けるのか!
最近は「みなし陽性政策」とかいう検査妨害を始めた。「みなし陽性政策」とは正しくは「みなし陰性政策」であり、みなし陰性の人が検査を受けるのを禁止する政策です。
みなし陽性の人は、PCR検査で陽性判定されない限り、感染者数としてカウントしないのだから「みなし陽性政策」というな名前が詐欺。実際に行う行為と真逆に名前をつけてる。
実際に行う行為は、みなし陰性の人に「何が何でも検査を受けさせない」です。感染者数を少なく見せかけるために検査妨害する政策なのです、「みなし陽性政策」は。

ウィルス拡散テロと大量虐殺を続けてる自民党の連中は死刑しか駄目。
コロナが存在しないとか、 PCR検査が詐欺だとか、必死で広めてる人達は、自民党の連中をよほど死刑から救ってやりたいみたいだな。 

http://www.asyura2.com/21/iryo8/msg/403.html#c9
コメント [経世済民135] 株高バブル崩壊…東証年初から3000円超の大幅下落、「ジェットコースター相場」に突入(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
17. 2022年1月29日 17:58:42 : V8vNzl6OcU : U3RrTHA5YXVLN0k=[31]


   先進国から脱落した哀れな日本国家。


   5流国家に相応しい株価の動きかな・・・。


   政治家が馬鹿だとますます奈落の底に落ちる最悪な国家。


   その政治家を支える馬鹿ばっかりの国民。


   やはり中国の属国が一番良いのかも・・・。


   ・・・。
http://www.asyura2.com/21/hasan135/msg/674.html#c17

記事 [医療崩壊8] 利益がリスクを上回るという証拠がないとしてスウェーデン政府が11歳以下の子どもへのコロナワクチン接種を公式に「拒絶」(地球の記録)
利益がリスクを上回るという証拠がないとしてスウェーデン政府が11歳以下の子どもへのコロナワクチン接種を公式に「拒絶」
https://earthreview.net/sweden-rejects-vaccines-for-kids/
2022年1月29日 地球の記録


記者会見で「子どもへの接種はしない」と述べるスウェーデン公衆衛生庁局長官のビョークホルム氏。 svd.se


スウェーデンの公衆衛生庁局(保健庁)が、「 5歳から 11歳へのコロナワクチン接種」について、

「子どもたちにワクチンを接種することによる、リスクを上回る利益が見あたらない」

として、子どもへのワクチン接種を拒絶したことがスウェーデンの報道で伝えられています。

リスクのほうが上回っていると判断したようです。

(報道) 公衆衛生庁局:5〜11歳へのワクチン接種は行わない (スウェーデン語)
FHM: Inget allmänt vaccin för 5–11-åringar

ヨーロッパで初めて、「子どもへのコロナワクチン接種を公式に拒否した」ということになります。

このスウェーデンの姿勢が、他の国にも多少影響を与えるといいですけれど。

上の報道はスウェーデン語でちょっと難しいですので、この記事の内容を取り上げていたメディア記事をご紹介します。


スウェーデンは、5歳 - 11歳の子どもへの COVID ワクチン接種を拒否。リスクを上回る明確な利益が見当たらないと保健省は述べる
Sweden Rejects COVID Vaccines For Kids 5-11, Says There Is No Clear Benefit That Outweighs Risks
greatgameindia.com 2022/01/28

1月27日、スウェーデンの公衆衛生局は、リスクを上回る「明確なベネフィット」の欠如を理由に、5〜11歳の子どもへの COVID ワクチン接種を拒否した。

記者会見で公衆衛生庁局長官は、「現在までの見識では、子どもたちは COVID 感染による重症化のリスクが低く、ワクチン接種による明確なメリットは見あたらない」と述べた。

スウェーデンの報道機関によると、COVID によって「子どもたちが重症に陥ることは、ほぼない」という事実に加えて、オミクロン株では比較的軽度の症状が多いことも、スウェーデン公衆衛生庁の判断として言及された。

さらに、長官は、「これが安全なワクチンであったとしても」、そのようなワクチンに対する「副作用がまったくないわけではない」ことを認めた。

長官は、追加の科学的発見や新しい COVID の亜種が発生した場合はこの選択を再考するかもしれないと述べた。スウェーデンでは、リスクが高いとみなされている子どもに関しては、すでに COVID ワクチン接種を受けている。

報道によれば、スウェーデンでの感染確認数は上昇しているものの、病院や医療機関は「以前の波ほどの緊張状態にはない」という。

公衆衛生庁局は、オミクロン株の症状は以前の亜種ほど深刻ではないため、2月に「規制の段階的廃止」を行い「感染管理対策」を開始する必要があると考えていると述べた。


http://www.asyura2.com/21/iryo8/msg/404.html
コメント [医療崩壊8] 利益がリスクを上回るという証拠がないとしてスウェーデン政府が11歳以下の子どもへのコロナワクチン接種を公式に「拒絶」(地… 赤かぶ
1. 赤かぶ[163433] kNSCqYLU 2022年1月29日 18:00:45 : IrhQbsPtA1 : My43WnR3V2FGemc=[2037]


http://www.asyura2.com/21/iryo8/msg/404.html#c1
コメント [医療崩壊8] 利益がリスクを上回るという証拠がないとしてスウェーデン政府が11歳以下の子どもへのコロナワクチン接種を公式に「拒絶」(地… 赤かぶ
2. 赤かぶ[163434] kNSCqYLU 2022年1月29日 18:01:27 : IrhQbsPtA1 : My43WnR3V2FGemc=[2038]


http://www.asyura2.com/21/iryo8/msg/404.html#c2
コメント [政治・選挙・NHK285] 維新が「ヒトラー」抗議でブーメラン棚上げのうえ橋下徹と一体認める馬脚! 吉村知事は誹謗中傷問題を利用し批判封じの条例制定… 赤かぶ
36. 2022年1月29日 18:01:46 : 1KFfrlKYPo : NjdheXQ1UHduSTY=[4]

ちょび髭だちょび髭だ、ちょび髭だからヒトラーだ、家に鏡はあるのかって、全世界のちょび髭に対するちょび髭差別でちょび髭に宣戦布告しているのだろうか。
であれば、いずれちょび髭デモが起きるだろう。
http://www.asyura2.com/22/senkyo285/msg/339.html#c36
コメント [政治・選挙・NHK285] 新型コロナ「みなし陽性」は棄民政策の極み! 全責任放棄の岸田政権に医師から次々と悲鳴が(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
15. 命を大切に思う者[5663] lr2C8JHlkNiCyY52gqSO0g 2022年1月29日 18:04:03 : ZGHJzc9atY : TndyNDAyNFdxalk=[46]
「みなし陽性政策」は、感染者の発見と隔離を妨害する政策です。
「みなし陽性政策」とは正しくは「みなし陰性政策」であり、みなし陰性の人が検査を受けるのを禁止する政策です。
みなし陽性の人は、PCR検査で陽性判定されない限り、感染者数としてカウントしないのだから「みなし陽性政策」という名前が詐欺。実際に行う行為と真逆に名前をつけてる。
実際に行う行為は、みなし陰性の人に「何が何でも検査を受けさせない」です。

感染者数を少なく見せかけるために検査妨害する政策なのです、「みなし陽性政策」は。
37.5℃未満の人が検査を受けるのを禁止するとか、37.5℃以上でも4日未満の人が検査を受けるのを禁止するとかいう、あの政策と同じ。だたし今回は全額自己負担の検査まで禁止する点が違う。検査妨害がエスカレートしてる。
感染者数を少なく見せかけるための検査妨害、五輪が終わってもまだ続ける気か! 

http://www.asyura2.com/22/senkyo285/msg/340.html#c15
コメント [政治・選挙・NHK285] 維新が「ヒトラー」抗議でブーメラン棚上げのうえ橋下徹と一体認める馬脚! 吉村知事は誹謗中傷問題を利用し批判封じの条例制定… 赤かぶ
37. 命を大切に思う者[5664] lr2C8JHlkNiCyY52gqSO0g 2022年1月29日 18:07:14 : ZGHJzc9atY : TndyNDAyNFdxalk=[47]
テレビに維新の人間ばかり出てるのは、ヒトラーの手口そのものなんだけどな。そんな不公平、許されるか! 
http://www.asyura2.com/22/senkyo285/msg/339.html#c37
コメント [政治・選挙・NHK285] ステルスオミクロンより強毒な「デルタ変異」国内に出現!3月「第7波」襲来の可能性(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
62. 2022年1月29日 18:07:44 : B3tKPimoDM : V3RXSDB5clIva2s=[151]

 いいねぇ!
  
   少し、煽ってくれよ!!

    京都の清水寺の舞台なんぞ、一桁の人流だ!

     めでたし! めでたし! マスク要らんべぇ??

  〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

  これで、感染者数の【 指数関数的増大が止まった 】からありがたい。

   欧米並みの爆発にならないさ。なったら堪ったもんじゃない。毎日50万人じゃな!

 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

(1)日本人はすすんで行動自粛するお利口さん。
(2)マスクも3密も守ってる。
(3)急増しだすと緊張モードに直ぐ移行し外飲み減少。バカな白人たちと違う。

 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 三浦瑠璃は人流抑制で自殺が増えるとデマッてる!! CSISの悪魔の手先!


 【 自殺は非正規は貯蓄ゼロ 】&【 自助死ね!】&【 消費税は越後屋へバラマキ 】

 政策のせいであって、マンボウのせいじゃない。*【 論点のすり替え 】*

 ◆:まじめに働いて貯金がゼロ!v.s.内部留保500兆円、役員報酬1億円超え!

 を誘導したCSISの手先【 三浦瑠璃 】が何を言ってるんだ。
 竹中の一味でアヘンやスカスカや役立たずと悪魔のアメリカの弁護者がぁ〜〜!!

 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 消費税の8割を企業に流し、役立たずの子会社法人に垂れ流しを一切口にしない三浦。

  田原はお気に入りだから、電通の回し者だ。嫁の葬儀の司会が電通の会長だからな。

 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 消費税の半分でもコロナ休業補償に回せば、マンボウでも緊急事態デンデンでも誰も死なねぇ〜〜

  竹中とタッグで貧困層を大量生産したCSISの手先【 三浦瑠璃 】が何を言ってるんだ。


 【 消費税22兆円 】÷【 貧困層220万人 】=10,000,000万円/人/年間


●:一年間で貧困層1人に1千万円も配れる。1人300万円にして残りは売り上げ減業者だ。
■:2年目にも貧困層1人に300万円も支払える。業者にも規模次第で500万円でもできる。
▼:3年目は上で漏れてる困窮者に回せる。

 海外に60兆円捨てて! リニアにも捨てて! 越後屋に数十兆円の助成金/年間!

 【 金なんて幾らでもあるべ!!】

 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 悪魔のアメリカのポチ、CSISに論文を出して賞をもらったインチキ学者:三浦瑠璃。

  竹中、橋シタ、吉村、アヘン、アホウ、首絞め、8股不倫王子デンデン・・・の一味。

 
 日本人は感染爆発すると、勝手に自粛できる有能さがあるんだなぁ。
 豪雨や津波の時に言われる前から行動してたらねぇ〜〜。

 春までの食料を買い占めたのに、スーパーもデパートも、ガラガラ・・・だ。笑える〜〜!!
 1人もレジ待ちする人がいない。

 ・・・・・・・
http://www.asyura2.com/22/senkyo285/msg/333.html#c62

コメント [政治・選挙・NHK285] 新型コロナ「みなし陽性」は棄民政策の極み! 全責任放棄の岸田政権に医師から次々と悲鳴が(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
16. 赤かぶ[163435] kNSCqYLU 2022年1月29日 18:08:27 : IrhQbsPtA1 : My43WnR3V2FGemc=[2039]


http://www.asyura2.com/22/senkyo285/msg/340.html#c16
コメント [医療崩壊8] 利益がリスクを上回るという証拠がないとしてスウェーデン政府が11歳以下の子どもへのコロナワクチン接種を公式に「拒絶」(地… 赤かぶ
3. 2022年1月29日 18:08:40 : 1KFfrlKYPo : NjdheXQ1UHduSTY=[5]

>利益がリスクを上回るという証拠がない

そう思います。
むしろ副作用の多発の様子を見ていると、確率的にワクチンのリスクの方が高いと言わざるを得ない。
http://www.asyura2.com/21/iryo8/msg/404.html#c3

コメント [政治・選挙・NHK285] 国民民主・玉木「菅直人元首相は見識ない議員」それアンタでしょ(まるこ姫の独り言) 赤かぶ
39. 命を大切に思う者[5665] lr2C8JHlkNiCyY52gqSO0g 2022年1月29日 18:08:44 : ZGHJzc9atY : TndyNDAyNFdxalk=[48]
テレビに維新の人間ばかり出てるのは、ヒトラーの手口そのものなんだけどな。そんな不公平、許されるか! 
http://www.asyura2.com/22/senkyo285/msg/338.html#c39
コメント [政治・選挙・NHK285] 維新が「ヒトラー」抗議でブーメラン棚上げのうえ橋下徹と一体認める馬脚! 吉村知事は誹謗中傷問題を利用し批判封じの条例制定… 赤かぶ
38. 2022年1月29日 18:13:10 : GDZwiyo7iU : Nm10R3ZMUHRTcVU=[1048]
こうなると、維新は、アベのかたまり、アベ側餅だ。
http://www.asyura2.com/22/senkyo285/msg/339.html#c38
コメント [医療崩壊8] WHO元副事務局長 「コロナワクチンの承認と推進は、医学史上最大のスキャンダルだ」 (連新社)  魑魅魍魎男
10. 2022年1月29日 18:14:49 : 1KFfrlKYPo : NjdheXQ1UHduSTY=[6]

WHO関係者すら認めるしかなくなったワクチン被害、言わば内部告発ともいえ高く評価したい。
http://www.asyura2.com/21/iryo8/msg/403.html#c10
コメント [政治・選挙・NHK285] 維新が「ヒトラー」抗議でブーメラン棚上げのうえ橋下徹と一体認める馬脚! 吉村知事は誹謗中傷問題を利用し批判封じの条例制定… 赤かぶ
39. 2022年1月29日 18:15:22 : EkLZD15jVs : TW11R2FxYmtrdUE=[1152]

【速報】イスラエル関係者、菅直人のヒトラー発言に「怒りを超えて失望」

2022/01/29(土) 11:47:16.45ID:CAP_USER

h ttps://sn-jp.com/wp-content/uploads/2022/01/kannnaoto.jpeg


国民民主党の榛葉賀津也幹事長は28日の記者会見で、立憲民主党の菅直人元首相が日本維新の会に関し
「(ナチス・ドイツの)ヒトラーを思い起こす」とツイッターに投稿したことを巡り、

「あってはならない比喩で、国際的には完全に即アウトだ」と批判した。立憲に説明を求める考えも示した。

榛葉氏は日本イスラエル議員連盟副会長で、菅氏の発言後、

知人のイスラエル関係者から「怒りを超えた失望のメールや連絡があった」という。

h ttps://news.yahoo.co.jp/articles/728837cbf2767cf9db0bf99409d9975daa1d36e5

菅元首相は21日に
「橋下氏をはじめ弁舌は極めて歯切れが良く、直接話を聞くと非常に魅力的。

しかし『維新』という政党が新自由主義的政党なのか、それとも福祉国家的政党なのか、基本的政治スタンスは曖昧。

主張は別として弁舌の巧みさでは第一次大戦後の混乱するドイツで政権を取った当時のヒットラーを思い起こす」とツイッターに投稿。

h ttps://news.yahoo.co.jp/articles/428eabbeca2853403f967c955ebce9aad56c6339

・ヒトラーに例える論証
h ttps://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%92%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%81%AB%E4%BE%8B%E3%81%88%E3%82%8B%E8%AB%96%E8%A8%BC

・ゴドウィンの法則とは、
「インターネット上での議論が長引けば長引くほど、ヒトラーやナチを引き合いに出すことが多くなる」というもの。1
990年に弁護士のマイク・ゴドウィン氏によって提唱された。「ゴドウィンのヒトラー類比の法則」ともいう。

議論が長引き、相手の意見が受け入れられないときなどに、
その必要がないにもかかわらず恣意的にヒトラーやナチス、ファシズムを引き合いに出し、相手を攻撃する行為である。

根拠なく誇張し不適切に貶めた比喩であることがほとんどであり、ヒトラーとの関連付けを安易に議論の中で用いるべきではない。
インターネット上のフォーラムの中には、ヒトラーや彼の行為に例えた時点で議論は打ち切られ、例えを持ち出した側を負けとするものもある。
h ttps://makitani.net/shimauma/godwins-law

関連スレ

野村修也「弁舌の巧みさの共通点を使ってヒトラーと同じだとの印象操作。そのレトリックは国際的にも否定されてる」
h ttps://lavender.5ch.net/test/read.cgi/news4plus/1643290215/

2022/01/29(土) 11:51:32.60ID:Lht4NSzg
外国人まで敵に回すとは、カンチョクト恐るべしw

2022/01/29(土) 11:51:56.23ID:cq3H0ION
>・ゴドウィンの法則とは、
>「インターネット上での議論が長引けば長引くほど、
>ヒトラーやナチを引き合いに出すことが多くなる」というもの。
>1990年に弁護士のマイク・ゴドウィン氏によって提唱された。
>「ゴドウィンのヒトラー類比の法則」ともいう。

>議論が長引き、相手の意見が受け入れられないときなどに、
>その必要がないにもかかわらず恣意的にヒトラーやナチス、ファシズムを引き合いに出し、
>相手を攻撃する行為である。

「日本はナチスを謝罪しているドイツを見習え!」
ってよく言っている韓国人そのものじゃん

2022/01/29(土) 12:57:58.93ID:GAoqIM7l

菅直人、イスラエルを怒らす

うーん、なんか文字足りなくて「死せる孔明生ける仲達を走らす」にはならんな

「死せる菅直人、イスラエルを怒らす」なら字足らずにならないんだが残念ながらあいつ生きてるし

いやもう、半分死んでるようなもんかな

h ttps://lavender.5ch.net/test/read.cgi/news4plus/1643424436/
http://www.asyura2.com/22/senkyo285/msg/339.html#c39

コメント [自然災害16] プレートテクトニクス理論は、もっともらしい嘘ではないか?(日本を守るに右も左もない) 稲垣勘尚
12. 2022年1月29日 18:21:04 : kY6EvMj5Bk : NVRnL2thVGZ1VHM=[3]
そもそもプレートテクトニクスというのは、1910年代に提唱された大陸移動説から派生しており。
さらに世界で起きた震源地を地図上にポイントすると、おおよその場所がほぼ同じ場所に集束することから、
我々の住み暮らす地表とは、硬い岩盤層、つまりプレートのようなものの上に形成されており、
そのプレート同士が沈みこむ時の反動や振動から、地震が起きるのではないかという説。

しかし実はプレートテクトニクスは1990年代には既に否定されており。
それはその「プレート」というものが存在しないと考えられているから。
これは「プレート」以前の問題として、まずその下に存在する「マントル」の存在を
今現在においても、さらには最もマントルに近い場所とされる海溝のような場所を掘り進んでさえ
誰一人マントルに到達できなかったという事実から。

つまりマントルに到達する前、地学上はまだ「プレート」であるとされる距離を掘り進んでいる段階でさえも
地底から発される驚異的な熱によって、何如なる材質で作られたドリルも全て融けおちてしまったという事実。

これらの事実から「プレート」などという明確な岩盤層は実際には存在せず、
いわば牛乳を煮る時に表面にはる膜のような存在こそが、我々がこれまで「プレート」と呼んできたものではないかというのが現代地学。
つまりマントルという熱い牛乳の上にできた膜のようなものが、我々が「プレート」と呼び、今現在住み、暮らしている地表であるというもの。
そして火山とはその膜を破って吹き出してくるあぶくのようなものだと、現代では考えられている。

まとめると、プレートテクトニクスの大前提である「プレート」というものが牛乳の膜のような存在だと推定されるため、プレート同士が沈みこむだとか、反発するだとかいうことはありえず。
それすなわち、この地球上の何如なる場所においても大地震は起きる可能性があるということ。
もっとも、それは数百年という短いスパンの話ではなく、数千年、数万年というスパンでの話だけど…。

ちなみに「世界で起きた震源地をポイントすると、おおよその場所がほぼ同じ場所に集束する」という説に対しても、そもそもその「世界で起きた震源地」というもの自体のデータが決定的に不足(せいぜいが第一次大戦前あたりからのデータしかない)しているからそう見えるだけ、と現代地学では考えられている。
そんな過去100年程度の昔話ではなく、仮に1億年前からの震源地データがもしあれば、恐らく違った結果が得られるだろうということ。

なのでプレートテクトニクス理論は、もっともらしい嘘ではないかも何も、すでに古臭いカビの生えた学説。
とはいえ日本では、地学自体がメジャーでないため、いまだにプレートダイナミクス論が幅を効かせているという悲しい現実。
EU圏のような地熱発電の盛んな国々ではまず考えられない。
なんせ情報工学先行でドイツ留学してた私でさえ、専門でもないのにこれだけ語れる。
http://www.asyura2.com/09/jisin16/msg/776.html#c12

コメント [政治・選挙・NHK285] 国民民主・玉木「菅直人元首相は見識ない議員」それアンタでしょ(まるこ姫の独り言) 赤かぶ
40. 2022年1月29日 18:24:44 : niyy4hTwUA : OHU1UGRCUHhtN0k=[6734]
玉木ンは、あっちへブラリ、こっちへブラリ、今度はHanadaへブラリか?
たぬきのキ○タマじゃねえんだから、風が吹いても……吹かないからブラブラしてるのは止めた方がいいと思うぞ。

今の国民民主党を支持するのは連合くらいだろ(嗤)。

http://www.asyura2.com/22/senkyo285/msg/338.html#c40

コメント [医療崩壊8] 利益がリスクを上回るという証拠がないとしてスウェーデン政府が11歳以下の子どもへのコロナワクチン接種を公式に「拒絶」(地… 赤かぶ
4. 2022年1月29日 18:26:37 : niyy4hTwUA : OHU1UGRCUHhtN0k=[6735]
科学者ならその判断になるでしょう。

mRNAワクチン推進してる連中は、科学者ではない。

http://www.asyura2.com/21/iryo8/msg/404.html#c4

コメント [政治・選挙・NHK285] 二審も性暴力認定山口敬之が上告へ、どこまでも往生際が悪い(まるこ姫の独り言) 赤かぶ
93. アラジン2[1700] g0GDiYNXg5My 2022年1月29日 18:27:16 : 151RJn8n8U : OUMxRG5rSC5yOVk=[13]
>>99
>それでは、あなたは中国か北朝鮮にでも移住して、そこから発信なさるべきだと思います。

ほう、自国がどうあれ、そこが自分の望む政権で無いなら逃げろ、と?
自国を自分の望む政権にする、という選択肢は無いわけですか?

残念ながら、そんなしょうもない選択肢など、考えることもできないです。
私は自分が望む政権でないから、自民党打倒を叫んでいるわけですが、
あなたは自民党が自分の望む政権だから、日本に住んでらっしゃると?

さすがインチキ宗教信者は、言う事が違いますね。感心しました。

>現実には「他国民を殺す政権」に守られてぬくぬくと暮らしながら、

あなたはぬくぬくと暮らしてらっしゃるんでしょうが、私は違います。
毎日毎日、苦しくなる生活を倹約しながら生きてますよ。

この30年間、経済が停滞している国で暮らして、
「ぬくぬく」と言える神経を疑います
自殺者が増加している現実すら見えないわけですか?
さすがインチキ宗教信者は、言う事が違いますね。感心しました。



http://www.asyura2.com/22/senkyo285/msg/317.html#c93

コメント [政治・選挙・NHK285] ステルスオミクロンより強毒な「デルタ変異」国内に出現!3月「第7波」襲来の可能性(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
63. 命を大切に思う者[5666] lr2C8JHlkNiCyY52gqSO0g 2022年1月29日 18:28:57 : ZGHJzc9atY : TndyNDAyNFdxalk=[49]
前から疑問に思ってるのですが、何とか株とか分類することに意味あるの?
少なくとも日本では、感染者数が少ない時期は、単に行政検査の数を絞ってただけで、1日あたりの感染者数は、行政検査の数に連動してるのです。
このことを「行政検査の数を増やせば感染者を無尽蔵にでっち上げられる」と広めてる連中が居るけど、全くの出鱈目。
偽陽性は検査数の1%しか出ないのだから、陽性者数は検査数の1%で頭打ちになる。今、陽性率が1%しかないか? 10%以上あるだろう。陽性者数から1%を引いた数は、真の感染者の数ですよ。
むしろ、今までが、感染者の大半を見逃していたのです。
行政検査の数を増やした結果、真実が表に出始めただけです。

検査数全体とは連動してないけど、行政検査の数とは連動してると思う。行政検査だけの数の遷移を公表させるべきです!
感染者数(正しくは発見数)と綺麗に比例してると思うよ。

行政検査を受ける人は感染してる可能性が高い人ばかりだけど、
全額自己負担で受けるかは、金を持ってるかどうかで決まるから、感染してる可能性が低い人が大半を占める。
検査数全体と比較したら、わからなくなるのです。
比較するなら行政検査の数としないといけない。おそらく比例してると思う。 

http://www.asyura2.com/22/senkyo285/msg/333.html#c63
記事 [近代史5] 同性愛・レズビアンの女性芸能人
【ゆっくり解説】同性愛・レズビアンの女性芸能人22選
2022/01/28


http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/1460.html
コメント [政治・選挙・NHK285] 一党二制度の立憲民主(植草一秀の『知られざる真実』) 赤かぶ
30. 2022年1月29日 18:29:29 : kbxG9x9y56 : UTF3S0MxcWNqck0=[57]
1番悪いのは痴漢だろ。
http://www.asyura2.com/22/senkyo285/msg/330.html#c30
コメント [医療崩壊8] レムデシビル、軽症でも使用へ 従来は中等、重症者向け (共同) 魑魅魍魎男
4. 2022年1月29日 18:30:11 : 1hFwhl5XF6 : dXZTY1pyS01GUXM=[1538]
コロナ死者が増えてないので、焦った厚労省に入院患者が殺されてしまうね。
無理やりコロナ患者にして毒薬で全滅です。恐ろしや、恐ろしや。

http://www.asyura2.com/21/iryo8/msg/402.html#c4
コメント [医療崩壊8] レムデシビル、軽症でも使用へ 従来は中等、重症者向け (共同) 魑魅魍魎男
5. 2022年1月29日 18:31:45 : niyy4hTwUA : OHU1UGRCUHhtN0k=[6736]
この手の薬は早期投薬しなきゃ効かないんだよね。
結果、投薬量が多くなって臓器にダメージを与え、紙に至らす。
重症化してからじゃ使っても効かないし、軽症・中等症で酸素投与と抗生物質を使って重症化を防ぐようになっちゃったから、レムデシビルは余ってるんだろう。

まあ、イベの予防的使用でレムデシビルは不要だけどね。
(点滴薬のレムデシビルでは予防には使えないし!)

http://www.asyura2.com/21/iryo8/msg/402.html#c5

コメント [国際31] 軍事的な緊張を高めてきた米国が欧州で孤立し始めた(櫻井ジャーナル) 赤かぶ
3. 2022年1月29日 18:31:54 : hHRyrQsPsY : Nk5rVnVxSUM2Vk0=[690]
日本人が崇めるメディアが大うそつき。
NYT、WaPo、WSJ、ABC、NBC、PBS、BBC、G、、、、、、。

ロシアがウクライナになんか侵攻しない、と何十回も大声で言っているのに、日本の金魚のフンメディアは「ウクライナに侵攻するとされているロシアが、ウンヌンデンデン」と繰り返すおぞましさ。

その一方で、大統領選の不正をトランプ支持者が具体的に暴露しても、
「根拠なく不正選挙を主張するトランプ支持者が、ウンヌンデンデン」と繰り返す。

まさしく、ゲッベルスの「ウソも百回言えばホントになる」を有言実行中。
マスゴミとしか言いようがない。
http://www.asyura2.com/21/kokusai31/msg/396.html#c3

コメント [医療崩壊8] 利益がリスクを上回るという証拠がないとしてスウェーデン政府が11歳以下の子どもへのコロナワクチン接種を公式に「拒絶」(地… 赤かぶ
5. 2022年1月29日 18:33:17 : I8d3eVPlsw : cDdiLmpMbUVyeWs=[2]
>子どもたちにワクチンを接種することによる、リスクを上回る利益が見あたらない

よく調査して、現状で行政の取るべき考えを示したものと思います。
ただし、12歳以上について、スウェーデンは1000万人の全人口のうち800万人くらいが接種を終えていて、3回目接種も40%以上が終えています。
あくまで、11歳以下についての措置であって、ワクチンに懐疑的になっているわけではありません。

http://www.asyura2.com/21/iryo8/msg/404.html#c5

コメント [原発・フッ素53] 勇気ある6人の若者が立ち上がった!〜「甲状腺がん患者に救済を」東京地裁に提訴(「過剰診断説」で黙る地デジ大マスゴ… 戦争とはこういう物
2. 茶色のうさぎ[-29703] koOQRoLMgqSCs4Ks 2022年1月29日 18:33:39 : 5YiKSGhljs : cFZVbHNnQTI3RC4=[135]

 ぺっ♪

 ↓ 水俣 足止め裁判じゃん。 ばか 逃げるなー♪ 人体実験💛
https://photos.app.goo.gl/2qvjQehy9rSaSuLUA
https://photos.app.goo.gl/gyZgeQ1s1yshE4cDA

 ↓ 10万円で、逃げるなー♪  井戸謙一💀 ←しね💀
http://www.asyura2.com/20/genpatu53/msg/764.html#c1

 ↓ ころせ💀 崎山比早子💀 ←自殺しろ💀
https://photos.app.goo.gl/sjfNKVmfZBaETx2T6
https://photos.app.goo.gl/FySNyJm5ZijZ31hd7

 まぁ、 60年間 がんばれよ! あほ  うさぎ♂

 寄付金? 白石草さん💛 ←正解と思います。
https://www.ourplanet-tv.org/donation/


http://www.asyura2.com/20/genpatu53/msg/771.html#c2

コメント [政治・選挙・NHK285] ステルスオミクロンより強毒な「デルタ変異」国内に出現!3月「第7波」襲来の可能性(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
64. 2022年1月29日 18:35:46 : B3jX6vN1sg : ZGhnQkVHQzVxZkk=[16]
おバカ情報 インチキ情報を垂れ流す マスコミ+ゲンダイは、日本人の敵だ


ワクチン接種 と 経済封鎖 による 平民と中小事業者を抹殺するのが、目的


北京五輪の前に 緊急事態宣言を なんとしても 出させたいと願う奴らのわめき声!!!
http://www.asyura2.com/22/senkyo285/msg/333.html#c64

コメント [医療崩壊8] 大村・愛知県知事 「ワクチンを打って打って打ちまくるしかない」  魑魅魍魎男
11. 2022年1月29日 18:37:00 : niyy4hTwUA : OHU1UGRCUHhtN0k=[6737]
その愛知に住んでますが、父親にブースター接種の案内がきたので、接種しないように言い聞かせてるとこ。
「オミクロン株にはワクチン(もどき)は効かないって」
これがまた面倒なことに、耳の遠い頑固オヤジなんだわ……。

大村さん、もっとワクチン(もどき)のこと勉強してくれよ……。
効かないものは何したって効かないよう!

http://www.asyura2.com/21/iryo8/msg/394.html#c11

コメント [政治・選挙・NHK285] 壊される民主主義(植草一秀の『知られざる真実』) 赤かぶ
5. 命を大切に思う者[5667] lr2C8JHlkNiCyY52gqSO0g 2022年1月29日 18:38:03 : S9ro5uB8Cc : ZmpSMXhTTmRWNTY=[1]
私も、鍵はメディアコントロールだと思います。
選挙の開票作業で不正し放題だからと言って、あまり実態とかけ離れた結果を出すと、国民に革命を起される。

メディアコントロールは、選挙のためというより、むしろ、国民に革命を起こされないことが目的だと思います。
革命を起こされないだけでいいのなら簡単。
テレビを見てる本人を納得させる必要はない。
テレビを見てる人に「他の人達は与党のやり方を容認している。自分だけで革命を起こしても、誰も付いて来てくれず、自分だけ殺される。損だ」と思い込ませればいいだけ。
国民の大半は、与党のやり方に納得してないけど、国民の中で自分だけ浮くのが怖いんですよ。
「革命を起こしても自分だけ浮く」と思わせればいいだけだから、チョロイもんです。
国民の大多数がどう思ってるかなんて、テレビがどう言ってるかでしか判断できない。テレビが嘘を言えば全員が真に受ける。 

http://www.asyura2.com/22/senkyo285/msg/341.html#c5
コメント [政治・選挙・NHK285] <ジャパンライフ元会長に懲役8年の実刑判決>疑惑まみれの安倍政権「負の遺産」に断罪続々…当の本人は反省の色ナシ!(日刊… 赤かぶ
1. 赤かぶ[163436] kNSCqYLU 2022年1月29日 18:40:45 : IrhQbsPtA1 : My43WnR3V2FGemc=[2040]


http://www.asyura2.com/22/senkyo285/msg/342.html#c1
コメント [医療崩壊8] WHO元副事務局長 「コロナワクチンの承認と推進は、医学史上最大のスキャンダルだ」 (連新社)  魑魅魍魎男
11. 2022年1月29日 18:41:16 : I8d3eVPlsw : cDdiLmpMbUVyeWs=[3]
ルクセンブルグは、60万余の全人口の8割以上が2回接種を終え、50%以上が3回目の接種を終えていますが。
この元WHO副事務局長とかいう人の発言は、どうとらえられているんですかね。
どうせ発言するなら、人口が100万人にもならないような国でいうのでなく、EUの中心メンバー、独仏伊あたりで堂々と発現するなり寄稿するなりしなくては。
http://www.asyura2.com/21/iryo8/msg/403.html#c11
コメント [政治・選挙・NHK285] <ジャパンライフ元会長に懲役8年の実刑判決>疑惑まみれの安倍政権「負の遺産」に断罪続々…当の本人は反省の色ナシ!(日刊… 赤かぶ
2. 赤かぶ[163437] kNSCqYLU 2022年1月29日 18:41:32 : IrhQbsPtA1 : My43WnR3V2FGemc=[2041]


http://www.asyura2.com/22/senkyo285/msg/342.html#c2
コメント [政治・選挙・NHK285] <ジャパンライフ元会長に懲役8年の実刑判決>疑惑まみれの安倍政権「負の遺産」に断罪続々…当の本人は反省の色ナシ!(日刊… 赤かぶ
3. 赤かぶ[163438] kNSCqYLU 2022年1月29日 18:42:05 : IrhQbsPtA1 : My43WnR3V2FGemc=[2042]


http://www.asyura2.com/22/senkyo285/msg/342.html#c3
コメント [政治・選挙・NHK285] <ジャパンライフ元会長に懲役8年の実刑判決>疑惑まみれの安倍政権「負の遺産」に断罪続々…当の本人は反省の色ナシ!(日刊… 赤かぶ
4. 赤かぶ[163439] kNSCqYLU 2022年1月29日 18:42:33 : IrhQbsPtA1 : My43WnR3V2FGemc=[2043]


http://www.asyura2.com/22/senkyo285/msg/342.html#c4
コメント [政治・選挙・NHK285] <株暴落に岸田・黒田は打つ手なし>賃上げできなければこの内閣はオシマイだ(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
28. 2022年1月29日 18:42:45 : YgetavPXR4 : NXFxNTQ1MXI0elk=[15]
>16 の楽老様

正確には個人歯科医院の最多損益帯です。
これがコロナ後に、250-500万円になったということです。
コロナ前は500-750万円でした。
同じデータが共産系の保険医新聞と、自民f党系の歯科医師会新聞に載っています。
歯科では勤務医はあまりいません。ほぼ開業医です。
歯科は医科で言うところの外科系であり、本来ならそんなに沢山の患者を見れるものではありません。昔が異常だったのです。
おまけに、物を作らないと仕事になりません。オーダーメイドの仕立て屋、彫金細工士でもあります。だから勤務時間が長いのです。
歯科医院数は7万件弱、歯科医師は10万人位です。選挙では歯科医師の独自候補を立てるわけですが、自民党が大敗した時に何万票その候補が得票したと思います。
答えは28万票です。歯科医院一軒当たり4票入れたことになるのです。
それくらいどの歯科医師も原価割れの保険点数の改善を望んでいるのです。
この時は医師会の候補は落選しています。
ここまでやっても、状況は改善されません。
民主党が政権を取った時も歯科医師の議員を当選させたのですが、やはりダメでした。
医科と歯科の初診料と再診料の統一を求めているのですが、その答えは、数年前の歯科医師会会長の逮捕です。
歯科は感染対策に医科よりも費用をかけています。なのに初再診料は歯科の方が安いのです。
います歯科技工士がいなくなっています。寝る時以外は働かないと食っていけない仕事になる若い人はいません。
医師の給与を300万円削って歯科に回すと、歯科医師1人頭900万円のアップになります。
歯科医師に400万円、歯科技工士に250万円、歯科衛生士に250万円分配すると医科系の給料らしくなります。
今がひどすぎます。
http://www.asyura2.com/22/senkyo285/msg/336.html#c28

コメント [経世済民135] 株高バブル崩壊…東証年初から3000円超の大幅下落、「ジェットコースター相場」に突入(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
18. 命を大切に思う者[5668] lr2C8JHlkNiCyY52gqSO0g 2022年1月29日 18:42:55 : S9ro5uB8Cc : ZmpSMXhTTmRWNTY=[2]
官僚や自民党の連中がこれまで世界を騙し続けて、円を暴落するのを防いで来たけど、いよいよ日本円が紙屑になる恐れありとバレ始めて円安になって来てる。
円安になってるのは、日本は何の資源もないし付加価値も期待できないと感づかれ始めたからだと思います。
どんどん暴落して行くと思う、自民党を倒して政権交代しない限り。 

http://www.asyura2.com/21/hasan135/msg/674.html#c18
コメント [政治・選挙・NHK285] <ジャパンライフ元会長に懲役8年の実刑判決>疑惑まみれの安倍政権「負の遺産」に断罪続々…当の本人は反省の色ナシ!(日刊… 赤かぶ
5. 赤かぶ[163440] kNSCqYLU 2022年1月29日 18:43:25 : IrhQbsPtA1 : My43WnR3V2FGemc=[2044]


http://www.asyura2.com/22/senkyo285/msg/342.html#c5
コメント [医療崩壊8] WHO元副事務局長 「コロナワクチンの承認と推進は、医学史上最大のスキャンダルだ」 (連新社)  魑魅魍魎男
12. 2022年1月29日 18:44:19 : niyy4hTwUA : OHU1UGRCUHhtN0k=[6738]
元WHOの人ね、元。
しがらみが無くなって言いたいことが言える人。
書かれてる発言は正しいけどね。

WHOの中の人に聞きたい。
「君らは科学者か? それとも政治家か?」

http://www.asyura2.com/21/iryo8/msg/403.html#c12

コメント [政治・選挙・NHK285] <ジャパンライフ元会長に懲役8年の実刑判決>疑惑まみれの安倍政権「負の遺産」に断罪続々…当の本人は反省の色ナシ!(日刊… 赤かぶ
6. 赤かぶ[163441] kNSCqYLU 2022年1月29日 18:44:20 : IrhQbsPtA1 : My43WnR3V2FGemc=[2045]


http://www.asyura2.com/22/senkyo285/msg/342.html#c6
コメント [政治・選挙・NHK285] <ジャパンライフ元会長に懲役8年の実刑判決>疑惑まみれの安倍政権「負の遺産」に断罪続々…当の本人は反省の色ナシ!(日刊… 赤かぶ
7. 赤かぶ[163442] kNSCqYLU 2022年1月29日 18:45:06 : IrhQbsPtA1 : My43WnR3V2FGemc=[2046]


http://www.asyura2.com/22/senkyo285/msg/342.html#c7
コメント [政治・選挙・NHK285] <ジャパンライフ元会長に懲役8年の実刑判決>疑惑まみれの安倍政権「負の遺産」に断罪続々…当の本人は反省の色ナシ!(日刊… 赤かぶ
8. 赤かぶ[163443] kNSCqYLU 2022年1月29日 18:45:32 : IrhQbsPtA1 : My43WnR3V2FGemc=[2047]


http://www.asyura2.com/22/senkyo285/msg/342.html#c8
コメント [医療崩壊8] WHO元副事務局長 「コロナワクチンの承認と推進は、医学史上最大のスキャンダルだ」 (連新社)  魑魅魍魎男
13. 佐助[9051] jbKPlQ 2022年1月29日 18:46:18 : drh17q7fFQ : anQyZXg5bFZ4TlE=[112]
先日英国ジョンソン首相は、英国でのマスク着用・ワクチンのパスポート義務を終了することを発表いたしました。

フランスも「段階的に」制限を解除して行く声明が出されました

デンマークがコロナ規制を完全撤廃した。

日本では,玉川はじめ打て打ての大合唱,ワクチン打たないとクビといわれた。

未だにPCR検査がコロナの検査と勘違いしている医師や看護師がいることに驚きを隠せない。

吉野医師より。あなたが接種すればするほど、より多くのお金を得る方法の証拠!吉野先生が公開しバラしました!一日10万円も貰える仕組み

打てば人の免疫システムはボロボロ,グチャグチャになる。そして、感染者(自然感染、ワクチン感染共に)が多くなればなるほど、新たな変異の種類も多くなります。

そしてワクチン打て打ての知事合唱とマスコミの接種推奨キャンペーンがものすごい。打つのは自由だが,生殖細胞のDNAを通過して次世代に伝染させるは狂気の沙汰。


http://www.asyura2.com/21/iryo8/msg/403.html#c13

コメント [政治・選挙・NHK285] <ジャパンライフ元会長に懲役8年の実刑判決>疑惑まみれの安倍政権「負の遺産」に断罪続々…当の本人は反省の色ナシ!(日刊… 赤かぶ
9. 赤かぶ[163444] kNSCqYLU 2022年1月29日 18:46:21 : IrhQbsPtA1 : My43WnR3V2FGemc=[2048]


http://www.asyura2.com/22/senkyo285/msg/342.html#c9
コメント [医療崩壊8] NHK・天才てれびくんにファイザー広告塔・忽那賢志医師が出演 子どもをワクチン接種へと誘導し非難轟々  魑魅魍魎男
18. 命を大切に思う者[5669] lr2C8JHlkNiCyY52gqSO0g 2022年1月29日 18:47:34 : S9ro5uB8Cc : ZmpSMXhTTmRWNTY=[3]
重症化率が低くても感染者数が増えれば、重症者の数は以前より増えるという説明まではあってるが、
それをワクチン接種に結び付けてる点が悪質。
ワクチンには副作用がある。
感染者の発見と隔離を徹底すればいいだけだろう! 営業自粛も要らない。発見と隔離の徹底だけでいい。
それをやらないからこうなってるんだろう。
自民党や医者たちが、なぜ発見と隔離をここまで憎むのかわからない。相変わらず検査数は世界と比べればほぼ0のままです。 

http://www.asyura2.com/21/iryo8/msg/401.html#c18
コメント [医療崩壊8] 利益がリスクを上回るという証拠がないとしてスウェーデン政府が11歳以下の子どもへのコロナワクチン接種を公式に「拒絶」(地… 赤かぶ
6. [165] iKQ 2022年1月29日 18:47:44 : 2PO6QU0fEg : RVU2LktrbnViUG8=[48]

 すえーでん様  ドクチン信者様に 餌を与えないでください


 疑似餌でも 食いつきますよ〜〜〜〜ん
http://www.asyura2.com/21/iryo8/msg/404.html#c6

コメント [政治・選挙・NHK285] <株暴落に岸田・黒田は打つ手なし>賃上げできなければこの内閣はオシマイだ(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
29. 命を大切に思う者[5670] lr2C8JHlkNiCyY52gqSO0g 2022年1月29日 18:49:09 : S9ro5uB8Cc : ZmpSMXhTTmRWNTY=[4]
官僚や自民党の連中がこれまで世界を騙し続けて、円を暴落するのを防いで来たけど、いよいよ日本円が紙屑になる恐れありとバレ始めて円安になって来てる。
円安になってるのは、日本は何の資源もないし付加価値も期待できないと感づかれ始めたからだと思います。
どんどん暴落して行くと思う、自民党を倒して政権交代しない限り。 

http://www.asyura2.com/22/senkyo285/msg/336.html#c29
コメント [政治・選挙・NHK285] <ジャパンライフ元会長に懲役8年の実刑判決>疑惑まみれの安倍政権「負の遺産」に断罪続々…当の本人は反省の色ナシ!(日刊… 赤かぶ
10. 赤かぶ[163445] kNSCqYLU 2022年1月29日 18:49:31 : IrhQbsPtA1 : My43WnR3V2FGemc=[2049]

https://twitter.com/lFCarpV10kouji/status/1487329428854439940



http://www.asyura2.com/22/senkyo285/msg/342.html#c10
コメント [政治・選挙・NHK285] <株暴落に岸田・黒田は打つ手なし>賃上げできなければこの内閣はオシマイだ(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
30. 2022年1月29日 18:50:13 : niyy4hTwUA : OHU1UGRCUHhtN0k=[6739]
>>14
>インフレ率上昇は物価上昇と賃金上昇がおこるから。
インフレーションってのは物価上昇ですよ?
インフレ率上昇って、そのまんま物価上昇ですよ?
それに、物価が上昇しても、最低賃金の上昇がなければ賃金の上昇はありませんよ。
(知ったかさん?)

http://www.asyura2.com/22/senkyo285/msg/336.html#c30
コメント [医療崩壊8] 利益がリスクを上回るという証拠がないとしてスウェーデン政府が11歳以下の子どもへのコロナワクチン接種を公式に「拒絶」(地… 赤かぶ
7. 命を大切に思う者[5671] lr2C8JHlkNiCyY52gqSO0g 2022年1月29日 18:52:17 : S9ro5uB8Cc : ZmpSMXhTTmRWNTY=[5]
効果が上回る根拠にしてるのが、売り手(製薬会社)がそう言ってるからだけ。
実社会の統計データは感染防止効果が全くないことを示している。
権力者が実社会の統計データを無視して売り手の言うことに前提にしてる現状はおかしい。 

http://www.asyura2.com/21/iryo8/msg/404.html#c7
コメント [政治・選挙・NHK285] 維新が「ヒトラー」抗議でブーメラン棚上げのうえ橋下徹と一体認める馬脚! 吉村知事は誹謗中傷問題を利用し批判封じの条例制定… 赤かぶ
40. 2022年1月29日 18:53:59 : CAD4XCHdr6 : S3hUZHRMUXRSdEE=[21]
↑の知人のイスラエル関係者日本人だったりしてね。
http://www.asyura2.com/22/senkyo285/msg/339.html#c40
コメント [政治・選挙・NHK285] 安倍晋三氏 国会そっちのけで安倍政権の検証本を熟読…ルール無視のエゴサに透ける再々登板への色気(FLASH) 赤かぶ
31. 2022年1月29日 18:54:11 : niyy4hTwUA : OHU1UGRCUHhtN0k=[6740]
>>30
引退したら、臭い飯が待ってるので引退できない。←今ここ
森友・加計・桜を見る会はどこをどう見ても犯罪ですので。
(起訴してないじゃないかって? そりゃ、起訴するべき検察が犯罪者集団なのでしょうよ)

http://www.asyura2.com/22/senkyo285/msg/334.html#c31
コメント [医療崩壊8] 米軍医が内部告発 コロナワクチン接種開始後、流産、癌、各疾病が激増中  魑魅魍魎男
16. 命を大切に思う者[5672] lr2C8JHlkNiCyY52gqSO0g 2022年1月29日 18:54:25 : S9ro5uB8Cc : ZmpSMXhTTmRWNTY=[6]
日本国内についても、現状を統計として出させることは出来ないかねえ? 統計の隠蔽を許してるのなんておかしいのです。日本政府は都合のいいデータしか公表しない。都合の悪いデータは隠蔽してる。そんなこと許されるか。 
http://www.asyura2.com/21/iryo8/msg/396.html#c16
コメント [政治・選挙・NHK285] <ジャパンライフ元会長に懲役8年の実刑判決>疑惑まみれの安倍政権「負の遺産」に断罪続々…当の本人は反省の色ナシ!(日刊… 赤かぶ
11. 2022年1月29日 18:56:05 : uAKtXn6nls : dEJibzJ1S3p5T2s=[95]
この会社がマルチまがいの悪徳企業であることは話を聞いていれば5分でわかるはず。金をもらった政治家や評論家は全てクソ。

それが数十年間も社会に棲息していたことが驚き。
http://www.asyura2.com/22/senkyo285/msg/342.html#c11

記事 [カルト35] 銀河系の公転速度216万キロ、太陽系の公転速度が85万キロ、地球の公転速度が十万キロ、自転速度が1600キロ。一緒に移動してるのが人間で、死後が無いの多次元理解できないなどと寝言を言ってる場合ではないのである。
時速216キロでなく万キロで、いくら実感が無いとはいえ、この一瞬も天文学的なスピードで三重に回転している訳で、同じスピードで移動しているから実感湧かないにせよ、信じられないスピードで、それを左脳で理解できるなら、それより可愛いあの世だの多次元も理解しようぜという話で、公転や自転のスピードの方がよっぽどオカルトだぜーという感じである。
http://www.asyura2.com/21/cult35/msg/649.html
記事 [国際31] ウクライナを巡るボリス・ジョンソンのチャーチル気取りは「目をそらすための戦争」ドタバタ喜劇(マスコミに載らない海外記事)
ウクライナを巡るボリス・ジョンソンのチャーチル気取りは「目をそらすための戦争」ドタバタ喜劇
http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2022/01/post-d5c528.html
2022年1月28日 マスコミに載らない海外記事


Finian Cunningham
2022年1月25日
Strategic Culture Foundation

 反道徳的な誕生日パーティーが一つの理由で、ロシアと戦争を始めようと試みるボリス・ジョンソンは、嘆かわしい、ふ抜けドタバタ喜劇への転落だ。

 多少離れた場所で紛争をかき立てるのは国内政治問題から目をそらすのに有効だという古い格言は、かつてないほど当てはまる。だかイギリスのボリス・ジョンソン首相の場合、この策略は笑劇への成り下がりだ。

 最終的に保守党が、この悲惨な首相を排除するまでのジョンソンの命脈は限られている。彼の監督下、ウソと無能とスキャンダルがダウニング街からにじみ出る。保守党寄りマスコミさえ保守党にとって救いようのない選挙の重荷ジョンソンへの忠誠を放棄した。

 それが今週、ロシアがウクライナ侵略した場合「厳しい結果」になるというジョンソンにの「警告」が全くこっけいに聞こえる理由だ。外交で気骨を見せようとしても、ぷにゃぷにゃゼリーのようだという彼の国内イメージと矛盾する。

 ロシアがウクライナを侵略し、キエフに傀儡政権を据えることを計画しているのはイギリスの諜報情報で「明らかだ」とまじめくさった顔でジョンソンは主張した。彼はイギリスがロシアに厳しい経済的代償を支払わせるべくNATO同盟諸国を「率先している」とまで言った。イギリスの話は怪しく信頼性の一片もないと酷評されているにもかかわらず。

 最近の主張に信頼性を与えるべく、イギリス外務省は在キエフ大使館から外交官を避難させ始めた。これはイギリスが差し迫った紛争の雰囲気を煽動し、ウクライナを巡るNATOとロシア間の緊張を意図的にエスカレートさせようとしていると見ること可能だ。大使館員避難はロシアがウクライナ侵略を計画しているという根拠がない主張に信頼性を与えがちだ。

 アメリカとオーストラリアもイギリスの先例に習った。大使館避難命令の時点に、イギリスの外務と防衛大臣がオーストラリアを訪問していたのは重要に思われる。

 ボリス・ジョンソンがチャーチル風の偉そうな政治家のふりをするのは政治というより喜劇だ。ヨーロッパに対するロシア侵略とされるものに立ち向かう上で、ジョンソンが「自由世界」を導いていると、我々は信じるよう期待されているのだ。

 これは、ダウニング街でのスキャンダルの果てしない悪夢を監督しているかどで、しわだらけの服を着たボリスが解任に直面している中での出来事だ。

 Covid流行封鎖中の官邸での飲み会に対するジョンソンの嗜好は、彼にとって顔にパイを投げつけられたような酷い結果になった。

 封鎖ののおかげで、多くのイギリス人が愛する家族の死に最後のお別れさえ言えず悲しんでいた昨年、彼が首相公邸で誕生パーティーを開いいていたことが今週表面化した。ジョンソンの無責任な行動に対する一般市民の怒りは沸点に達した。おっちょこちょいのボリスも、かつては感じが良い、票を稼ぐ人物と見られていた。今やのウソをつく道化役者のイメージは、益々明らかに嫌悪され軽蔑されている。

 その上、保守政権が増税提案を計画している中、イギリス人は労働者に最も大きく打撃を与える生活費と燃料代の高騰に直面している。

 ジョンソンの政治生命は危機にひんしている。通常保守派を支援する放送局が決定的に彼に敵対している。(「トーリーグラフ」というあだ名の)デイリー・テレグラフはジョンソンが「数日内に」党幹部、そして首相の地位を奪われると予測している。

 この汚い窮余の国内政治を背景に、ジョンソンと彼の支持者が「ウクライナ問題」に飛びついているのだ。

 ダウニング街は、致命的な軍事援助を何トンもイギリス空軍貨物機がウクライナに送付する許可を与えた。

 ロシア侵略の際に、残った外交官避難を支援するため、ウクライナに飛行機で行くべくイギリスは「攻撃旅団」を待機させている。

 だがイギリス・メディアには、奇妙な現実のずれがある。彼らは概して、ウクライナ状況を適当な信じ易さで報じている。ロシアは悪意ある当事者、イギリスはウクライナ主権の高貴な擁護者として描かれている。モスクワに対する非難は、どんな懐疑心もなしに額面通り報じられる。

 ロシアがウクライナに対し、いかなる脅威を意図していないと繰りし断固否定しているにもかかわらず、何の疑問も投じない。NATOに支援されるウクライナ武装化と平和に対する脅威に関するモスクワのもっともらしく思われる主張は、イギリス・メディアは適切な分析をする事なしに、かろうじて報じるだけだ。ボリス・ジョンソンのチャーチルのような振る舞いで、ウクライナについて、もったいぶって話す彼を、奇妙にもメディアは信用するのだ。

 だが、このイメージ描写のおかしな点は、ジョンソンの国内の道化に対しては同じメディアが寛容しないことだ。彼らは道徳的権威皆無の大ぼら吹きで無能なピエロとして彼を非難しているのだ。

 ダウニング街の同じピエロが「ロシアの侵略に立ち向かう」国際政治家になりすますと、イギリス・メディアは、どういうわけか真剣に受けとめるのだ。

 歴史上、国内政治の問題から、国内で説明責任を避ける方法として、海外での軍事冒険の刺激になった多くの例がある。この身勝手な画策は決してイギリス特有ではない。だが現在の場合、反道徳的な誕生日パーティーが一つの理由で、ロシアと戦争を始めようと試みるボリス・ジョンソンは嘆かわしい、ふ抜けドタバタ喜劇へ転落だ。

 Finian Cunninghamは主要報道機関の元編集者・記者。国際問題について多く書いており、記事は複数言語で刊行されている。

個々の貢献者の意見は必ずしも Strategic Culture Foundation のものを意味しない。

記事原文のurl:https://www.strategic-culture.org/news/2022/01/25/boris-johnson-posing-as-churchill-on-ukraine-is-slapstick-example-of-war-as-distraction/

----------

http://www.asyura2.com/21/kokusai31/msg/397.html

コメント [国際31] ウクライナを巡るボリス・ジョンソンのチャーチル気取りは「目をそらすための戦争」ドタバタ喜劇(マスコミに載らない海外記事) 赤かぶ
1. 赤かぶ[163446] kNSCqYLU 2022年1月29日 18:58:53 : IrhQbsPtA1 : My43WnR3V2FGemc=[2050]


http://www.asyura2.com/21/kokusai31/msg/397.html#c1
コメント [国際31] ウクライナを巡るボリス・ジョンソンのチャーチル気取りは「目をそらすための戦争」ドタバタ喜劇(マスコミに載らない海外記事) 赤かぶ
2. 赤かぶ[163447] kNSCqYLU 2022年1月29日 19:00:04 : IrhQbsPtA1 : My43WnR3V2FGemc=[2051]


http://www.asyura2.com/21/kokusai31/msg/397.html#c2
コメント [政治・選挙・NHK285] 二審も性暴力認定山口敬之が上告へ、どこまでも往生際が悪い(まるこ姫の独り言) 赤かぶ
94. アラジン2[1701] g0GDiYNXg5My 2022年1月29日 19:03:44 : y72H1RiuCE : OEp0Z1k2S1gxbnM=[1]
すみません。
>>93 はアンカミスです。

>>99 ではなく
>>90. 地に平和さん へ


http://www.asyura2.com/22/senkyo285/msg/317.html#c94

コメント [政治・選挙・NHK285] ステルスオミクロンより強毒な「デルタ変異」国内に出現!3月「第7波」襲来の可能性(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
65. 竹光鈍[12] knyM9ZPd 2022年1月29日 19:04:14 : PHEhG0SKJU : b0ZOUnd1dG8vZy4=[9]
防疫っちゃ個人々々ん意識じゃけぇの感染拡大っとずっさらしか者の証拠ったい、紙面電波っちゃ当てにせんと戒厳令っと布いてみったい。
意識の甘さっと絞めっとごわっそ。
http://www.asyura2.com/22/senkyo285/msg/333.html#c65
コメント [医療崩壊8] WHO元副事務局長 「コロナワクチンの承認と推進は、医学史上最大のスキャンダルだ」 (連新社)  魑魅魍魎男
14. 空虚[4746] i_OLlQ 2022年1月29日 19:05:18 : fMQHZ8Bnpc : OWM1UTRrZ21Sam8=[8]
ワクチンで予防したい人には、政府が助成金で無料にしてあげなさい。
打たない方法で対処したい人には、有効と思われる治療薬の使用を認めなさい。
症状が出たと思われる人には、速やかに医師の診断に基づき必要なメディカルケアが受けられるように支援をしなさい。

【 法改正しなくても できることはある! 】

最大の間違えは、集団ヒステリー状態の自粛に頼ること(現場の医師も巻き込んで)を政府や行政機関が最良の方法だと信じて推進していることだよ。
http://www.asyura2.com/21/iryo8/msg/403.html#c14

コメント [政治・選挙・NHK285] 高裁でも伊藤詩織さんが勝訴、山口敬之氏の“性暴力”認める判決! 安倍政権の意向で捜査を握り潰した警察の問題が改めて浮き彫… 赤かぶ
23. 2022年1月29日 19:08:39 : wUL86nbv8o : aVBvdW5sNEt4MUk=[39]
>19さんへ

>中村格の証人喚問、国会でやろうよ。
 立憲、できないのかね? やったら、株は上がるぞ。

賛同です!
いずみんや、なぜ君の小川にできるのかが心配ですが。(協調路線??)



http://www.asyura2.com/22/senkyo285/msg/322.html#c23

記事 [医療崩壊8] 《あなたが病気になる本当の理由》病原菌理論の虚偽からNWO・「既得権益と統制のアジェンダ」まで世界の暗部にフォーカスして医の本質に迫る



昨今はネットの世界にも言論の封殺の嵐が吹き荒れているようで、ブログであれば運営者による突然の全削除、ドメイン保有者にもやれ安全でない接続だと断じて閲覧がままならない状況が続いているのではないのでしょうか。


そこで次善の策として有用な情報は、ここ阿修羅掲示板の今や重要な役割の一つであろう魚拓の場所としての機能を活用すべきであると考え、歪められている現代医学の問題点を関連する世界既得権益支配層のアジェンダやニューワールドオーダーといった国際事象にまで言及して探ろうとする著書の要約記事をコピペ投稿させていただきます。


あなたが病気になる本当の理由 ゾンビと呼ばれた赤ちゃん抜粋
https://baby-skin-rash.com/2020/12/29/a-prescription-for-illness/
ドーン・レスターとデビット・パーカーは、それぞれバックグラウンドが会計と電子工学という医療とは違う分野にいた人物です。


二人は、西洋医学、細菌理論、ウイルス、感染症発生の歴史について独自の研究をし、2019年、「What really makes you ill?(あなたが病気になる本当の理由)」という本を出版しました。


CDC(米国疾病対策センター)の保健部門でエイズ症例の情報収集に参加したこともある医師で、ウイルスの本当の正体はエクソソームと考える、アンドリュー・カウフマン博士も絶賛するこの本は、私たちが認識している病気の概念を覆す内容になっています。


医療分野出身ではない二人だからこそ、タブーにとらわれない衝撃的な内容のこの本は、病気の概念について認識を間違えていたというより、わざと隠されていたのではないか?と思えるような事実の証拠を次々に出してくれています。


引用が多いため、かなり入念に調べられたこともわかります。


※この本の日本語訳は 残念ながら現在は出ていませんが、全文を読まれたい方は、ぜひ購入して読んでみてください。


********** フォローアップに続く **********


で、要約された現著作は2019年の12月に出版された
What Really Makes You Ill?: Why Everything You Thought You Knew About Disease Is Wrong
(あなたが病気になる本当の理由:病気について知っていること全てが間違っている理由…)で、上記引用元のユー子さんが各章ごとに要約されているので章毎にフォローアップ記事として続きます。 以下各章目次です。


第1章「病気の処方薬」
第2章「効果がなく、危険なワクチン」
第3章「病原菌理論の虚偽」  
第4章「感染症神話」  
第5章「動物の病気」  
第6章「地球の汚染・科学の失敗」
第7章「非感染症」  
第8章「地球の問題」
第9章「既得権益と統制のアジェンダ」
第10章「病気の本質と原因」
あなたが病気になる本当の理由・感想と考察




http://www.asyura2.com/21/iryo8/msg/405.html
コメント [医療崩壊8] 利益がリスクを上回るという証拠がないとしてスウェーデン政府が11歳以下の子どもへのコロナワクチン接種を公式に「拒絶」(地… 赤かぶ
8. [166] iKQ 2022年1月29日 19:15:06 : 2PO6QU0fEg : RVU2LktrbnViUG8=[49]

 沖縄が だらだらと下がってるけど〜〜

 過去の下がり方より 緩やかだよね〜〜


 広島も これから だらだらと下がっていくのだろうけど 


 こりゃ〜〜  長引くな〜〜

 ===

 岸田政権も イライラが募っていて 変な指針を出しそうだ

 濃厚接触者を 5日にするなんて クレイジーだと おもうけどな〜〜

 
http://www.asyura2.com/21/iryo8/msg/404.html#c8

コメント [政治・選挙・NHK285] ステルスオミクロンより強毒な「デルタ変異」国内に出現!3月「第7波」襲来の可能性(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
66. 2022年1月29日 19:15:11 : puuuDGkhjg : MHZ2RTBiVFlWc0U=[5]
世界権力者・ディープステートの走狗であるゲンダイは、あるかどうかも不明な変異株を予告して国民の恐怖を煽っている。

出てきたとしても変異しているのだから、今のワクチンではたいして効き目がないだろう。それでも国民に3度目を打たそうとする政府の後押しをしているのが、根性のねじ曲がったゲンダイである。

本当にこのパンデミックを収束させるつもりなら、得体の知れないワクチンをやめて、治療薬としての有効な薬がいくつかあるのだから、それらを緊急承認して対処すれば解決できるはずだ。たとえば、アビガンとかイベルメクチンを早く特例承認すればよいのだ。治験もしていないコロナワクチンの承認が出来たのだから簡単だろう。

しかしそれでは、世界権力者のめざすグレートリセットの前提条件である大量人口削減が出来なくなる。そのため、彼らの指図に従う岸田首相には本当の解決策をとることはできない。むしろ、先日の世界フォーラムのオンライン会議でグレートリセットという言葉を発して世界権力者の方針に前のめりで従っているようでは、何をか言わんやである。

http://www.asyura2.com/22/senkyo285/msg/333.html#c66

コメント [医療崩壊8] WHO元副事務局長 「コロナワクチンの承認と推進は、医学史上最大のスキャンダルだ」 (連新社)  魑魅魍魎男
15. 空虚[4747] i_OLlQ 2022年1月29日 19:15:56 : fMQHZ8Bnpc : OWM1UTRrZ21Sam8=[9]
もうひとつ踏み込んで云えば、どの方面でも現場の人々はすばらしく誠実に対応してくれている。

【 よからぬ思惑を盛り込んで邪魔をするのは誰かを見極めることだ 冷静にな 】

集団ヒステリーや忖度や斟酌や、政治的思惑を排除してことにあたればよいだけのことだ。

プロパガンダは権威と権力のアイテムだぞ 民主主義が好きなんだろ? 己自身が民主的になることだ。
http://www.asyura2.com/21/iryo8/msg/403.html#c15

記事 [医療崩壊8] あなたが病気になる本当の理由 感想と考察




前回までの記事で、ドーン・レスターとデビット・パーカー著「What really makes you ill?(あなたが病気になる本当の理由)」という本の内容を紹介してきました。
病気、医薬品、ワクチン、感染症、病原菌理論、毒、化学物質、環境汚染などの問題を取り上げ、問題の根本になっている既得権益についても踏み込んでいる内容です。
この本を読みいろいろ考えることが多かったので、疑問に思った箇所、気になった箇所などを「感想と考察」として記事に書いてみようと思います。
本の内容をまだ読んでいない方は、ぜひ先に第1章から順番に読んでいただけると、よりわかりやすいと思います。


「あなたが病気になる本当の理由」の著者について


「あなたが病気になる本当の理由」の著者は、イギリス人のドーン・レスターとデビット・パーカーの二人です。
本には、ドーン・レスターが会計、デビット・パーカーが電気工学の分野のお仕事をされていると書かれています。


お二人とも医療系分野以外の方々なのですが、「What really makes you ill?」のウェブサイト内の動画によると、身内のがんをきっかけに現代医療に疑問を持つようになり、10年以上かけて様々な文献を読み調べたことがこの本の出版につながったということです。
本の出版にあたり、かなりの人から「医療系じゃないくせに何がわかるんだ?」ということを言われたとおっしゃっていました。
ただ、本を読んでいただくとわかるのですが、引用、引用、と引用だらけで、引用元も全て提示されており、かなり調べ込んであることがわかります。


本の最後にも書いてありますが、医療系の人の意見の方が逆に偏りやすいという現実があり、自費出版でスポンサーもいない、医療系素人だけに洗脳教育も受けてきていない著者の主張は、大変説得力があると思いました。
 
この本は2019年12月に発売されたのですが、著者のお二方も2019年末から世の中がコロナのパンデミックで大変なことになるということは全く知らない状態での発売だったため、大変驚いたそうです。


私も含め、パンデミックがきっかけでいろいろなことに疑問を持ち、この本にたどり着いた方は多いのではないかと想像しています。
多分私は、パンデミックがなかったらこの本は読んでいなかっただろうし、万が一読んだとしても「内容が頭に入ってこない」「いまいち理解できない」というようなことが起こっていたと思います。
「感染症は病原体によって引き起こされる」という認識は、このパンデミックがなければ疑うことなく、メディアや権威が推奨する間違った感染症対策に従っていたかもしれません。
 

「あなたが病気になる理由」の主張


「あなたが病気になる理由」はとても長く、すごい情報量が詰まっている本です。
私が記事にした分でも削って削って要約したのですが、それでもかなり長くなってしまたので、ここで本全体に繰り返し出てくる重要な主張を箇条書きにしたいと思います。
 
  • 現代医療に科学的根拠はない。
  • 医薬品とワクチンにも科学的根拠はない。
  • 現代医療は、病気に対する自身の認識の低さを認めている。
  • 毒はたとえ少量であっても薬にはならない。
  • 少量の毒は、すぐに副作用を引き起こさないかもしれないが、長期的蓄積で問題を引き起こす。
  • 医薬品は、病原体や病変部位を殺す、または体の特定の機能を阻害する目的で作られているため、毒性がある。
  • 医薬品は、安全性に関する適切な試験が行われていない。
  • ワクチンは、18世紀の「病気の人から取り出した膿を健康な人の血流に注入すると病気の予防になる」という迷信の上に成り立っている。
  • 予防接種が病気を引き起こす。
  • すべてのワクチンが危険。
  • ワクチン接種で免疫が得られるということはない。
  • 感染症、病原体は存在しない。
  • 病原菌理論に科学的証拠はない。
  • 病原菌が感染症の原因という理論が信じられていたが、どうしても原因菌が検出できない病気が存在した。そのため、細菌が原因でない病気の原因はウイルスということになった。
  • ウイルスの存在を証明できた人は、今までに一人もいない。
  • 細菌に病原性はなく、基本的に人にとって有益、または有益でも害でもない日和見性である。
  • 「悪玉菌」や「害」と見なされる細菌は、死んだ細胞を分解(後片付け)してくれているだけ。
  • ミミズが土の中の死んだ物質を分解するように、寄生虫も消化管内の病的物質を食べてくれている。
  • 歴史上の感染症の流行は、事実が改ざんされて伝わっている。
  • 病気の病名はたくさん存在するが、同じ症状でも違う病名を持つ疾患が数々存在する。
  • 感染症の本当の原因は、有毒物質。
  • 有毒物質というのは、汚染された水、不衛生な環境、化学物質、電磁放射線、重金属などの事。
  • 現代医療は「殺菌」は積極的に行うが、有毒物質のリスクに対してはあまり取り上げない。
  • 気候変動は、人為的ではない自然現象。
  • 二酸化炭素の増加は、植物の成長を促進する。
  • 環境の主要な汚染源は、石油産業。
  • 科学的進歩により利益を得るのは支配者層だけ。一般市民は搾取され、慢性疾患に苦しむ。
  • 生活水準の向上は、健康があって初めて得られる。
  • ほとんどの化学物質は、その毒性を評価するための試験が行われていない。
  • 毒性物質に安全な摂取許容量は存在しない。
  • 化学物質の安全性を実験する際は、単一物質のみだけでなく、他の化学物質との相乗効果も実験しなければならないが、それはほとんど行われていない。
  • 遺伝的要因は、心血管疾患、がん、呼吸器疾患、糖尿病などの非感染症疾患の原因ではない。
  • 非感染症の原因も感染症と同じく、有毒物質。
  • 自己免疫疾患は存在しない。体は自分自身を破壊しないし、それを間違えて行うこともない。
  • 炎症は怪我や病気で損傷した箇所を修復する防御反応。
  • 細菌やウイルスはがんを引き起こさない。
  • がんは本来転移しない。
  • 毒は体内に蓄積することで問題を引き起こす。
  • 国連の2030アジェンダは「持続可能な開発」を推進し、グローバル多国籍企業が有利になる世界体制を推し進めている。
  • 発展途上国や貧困が蔓延する地域への医療介入は、製薬大企業には大きな利益になるが、その地域の環境と人々の健康を害する恐れがある。
  • 人口増加の問題は人々を怖がらせるプロパガンダであり、世界は十分な食料を生産できる能力がある。
  • グローバリゼーションは、既得権益による世界のコントロール。
  • 現代医療は、人体を機械のようなものと捉え、個人差、置かれている環境などを考慮していない。
  • 発熱、くしゃみ、咳、嘔吐、下痢などは、感染症の症状ではなく、体が有害物質を排出しようとしている症状。
  • 体には自然治癒力が備わっている。
  • すべての病気に共通している原因は、酸化ストレス。
  • 健康を維持するためには、栄養を摂取し、有毒物質、電磁放射線、ストレスを避ける。
  • 毒素の摂取を最小限に抑え、栄養素の摂取を最大化することによって、体本来の自己治癒メカニズムを促進できる。


疑問


「あなたが病気になる本当の理由」の主張はだいたい分かったかと思います。
ここで私が疑問に思ったこと、多分、ほとんどの方が同じ疑問を持ったのではないか?と思うのですが、
感染症は存在しない

という主張についてです。
私は今まで生きたきた中で、明らかに病気が人に移ったという状況を見てきました。
例えば、長女がまだ赤ちゃんだった頃、私と長女で友人の家に遊びに行きました。
その友人にも同じくらいの赤ちゃんがいて、遊びに行く前日にひどい嘔吐下痢の症状があったそうです。
遊びに行った日はもう元気になっていたのですが、私たちが帰宅した後、長女が突然嘔吐し、さらに夜遅くまで下痢が止まらなくなります。
やっと下痢が止まったと思ったら、今度は私が突然嘔吐します。
そして下痢も…
その翌日、私の嘔吐下痢が止まってから数時間後に主人の嘔吐下痢が始まります。
このような体験は、私だけでなく誰でも1度はされていると思うのですが、これが感染症でなければなんなのでしょう??
私なりに考えてみました。

考えられる回答1
「有毒物質、電磁波、ストレスなどへの曝露があった。」
この本の主張からするとこの回答になるのですが、症状が出たタイミング、状況を考えると、イマイチ説得力に欠ける感じがあります。
考えられる回答2
「病気になった際、くしゃみ、咳、吐瀉物(としゃぶつ)、糞便などに体が排出しようとする毒素が含まれており、それが他の人の体内に入ることでその人に同じ症状が出る。」
この本では、
野外排便が病気の蔓延の原因になる。

と書いてあったので、この理由は納得がいきます。
細菌やウイルスが感染させるのではなく、体液に含まれる毒が感染させるのではないか?ということです。
 
ナチュラルハイジーンの医師、Dr.バーナーの「感染症と病原菌理論」という記事に、この説についての記述がありました。
細菌は腐生性です。つまり、死んで腐敗している有機物で生きています。細菌は実際に私たちの恩人です。細菌は私たちの排泄物を分解し、私たちの体から取り除いてくれます。細菌は無毒であり、人体からの分泌物と排泄物が正常である限り感染性はありません。中毒症が存在する場合、つまり代謝廃棄物が人体に過剰に蓄積し、人体の分泌物と排泄物が異常に有毒になると、非病原性細菌が有毒な廃棄物を食べ、いわゆる病原菌に変わる可能性があります。
人間の分泌物が異常であり、人体の細胞が過度の有毒物質によって細胞死させられた場合にのみ、細菌は死んだ細胞を分解し、有毒廃棄物を排出します。これにより人体から死んだ組織を取り除くのを助けます。 病気を引き起こすとされる菌は、病気がない場合にもしばしば人体に存在します。
これらの菌は、特定の病原菌が引き起こすと思われる病気にかかったことがない場合や、病気に感染しているけど発症したことがない場合にもよく見られます。
さらに、これらの菌が引き起こすとされる病気が存在する場合、その病原菌が存在しないということもあります。
本当に健康な子どもは、猩紅熱、おたふく風邪、はしか、またはその他のいわゆる感染症に感染している人と毎晩一緒に寝たとしても、病気を発症することはありません。しかし、同じ子どもが毒されると、いわゆる感染症の症状を発症します。この病気は細菌によるものではなく、弱った消化器官から吸収された腐敗性毒素によるものです。


ナチュラルハイジーン医師 バージニア・ベトラノ博士


 
すべての感染症は、タンパク質の分解という1つの原因によるものです。
敗血症性感染という用語は、感染の全分野においてタンパク質の分解を意味します。
感染症は生物学的異常や病気には関係がありません。感染症は消化管から吸収されたタンパク質腐敗性毒素から生じる敗血症性症状にすぎません。


ナチュラルハイジーン医師 J.H. ティルデン博士


 
体液に含まれる毒が感染させるのか?体液に含まれる毒を代謝した菌が感染させるのか?
この辺がまだよく分かりません。
 
考えられる回答3
「ミラーニューロンの働きで他の人に同じ症状が発症した。」
ミラーニューロンとは、共感の働きを担うとされる脳内の神経細胞の事です。
あくびが移ることなどもミラーニューロンで説明ができるそうです。
病気が感染したように見える状況もミラーニューロンにより、病気の人の周りにいる人も毒素を排出しようとする作用が働き、症状が出始めるのかもしれません。
活動電位を発生させる神経細胞の働きなので、「共鳴」という言い方もできると思います。
物質の持つ振動は共鳴するので、距離が近ければ近いほどミラーニューロンが共鳴しやすくなると言えます。


ミラーニューロンについてはこの本には全く出てきませんが、この説明だと納得がいく気がします。


この他の有力な説、ご意見、反論などがありましたら、メール、コメント、ツイッターなどから教えていただけると嬉しいです。
 

感想


カンジダブログを書いていた私は、「善玉菌」「悪玉菌」という認識を強く持っており、カンジダ菌が常在菌であることは認識していましたが、カンジダ菌が増殖した際には「除菌」「クレンズ」が必要であると思っていました。
それがこの本を読み、自分の腸内でカンジダ菌が増殖したのはカンジダ菌が私を病気にしようとした、攻撃しようとした、ということではなく、私の腸内が毒されすぎていたためカンジダ菌がお掃除(分解)しに来てくれていたということがよく分かりました。
私の腸内が半分死んでいるような腸内環境だったんだと思います。
なので、仕事をまっとうするために増殖してくれていたカンジダ菌を「除菌する」という表現は、間違っていたことを実感しました。
”細菌の存在はすべて善”
動物にも善動物・悪動物がいないように、細菌にも善悪はないんですね。
硫化SIBOなどでガスが出るのも、未消化の食品が腐敗しているのと共に、腸内自体も腐敗が始まっているのかもしれません。
カンジダ症、IBS、SIBOなど、腸内環境の問題は、カンジダダイエットやFODMAPなどの食事療法よりも前に、とにかく有毒物質を避けるということが大切だと分かりました。
菌は常に「善」の存在だったんですね。
ずっと「なんでカンジダ菌は自分の棲家である宿主を攻撃するんだろう?宿主が死んだら自分も困るのでは?」と思っていたので、謎が解けました。
 
この本で推奨されている代替医療「ナチュラルハイジーン」も、提唱されていることはかなり共感度が高いのですが、ローフードダイエットなど細かいところで完全に同意できかねる部分もありました。
伝統的な日本の食生活では、あまり生野菜は食べられてきていません。
野菜を煮込むことでケイ素など重要な栄養素を体に吸収しやすい形態で摂取できる面もあると思っているため、食生活のほとんどを非加熱のものにすることは少し抵抗があります。
ダイエットについては様々な意見があり、「これが絶対正しい!」というものはないので、ここは個人個人、臨機応変にやっていけばと思います。
 
感染症に関しては、現代医療、西洋医学の提唱する「病原菌論」を、「そういうもの」だと思って疑わず生きてきたため、本当に目からウロコでした。
よくよく考えると、
●感染しても潜伏期間がある場合がある。
●感染しても無症状な場合がある。
●病原菌が常在菌として普段から存在する場合がある。
●感染する人としない人がいる。

など、一度嘘をついてしまったので、その嘘を正当化するためにさらに嘘で固めている感じがよくわかります。
 
内海聡先生の「ワクチン不要論」にも同じような内容が書かれていますが、内海先生は病原菌理論には反対していないようなので、その点で「あなたが病気になる本当の理由」とは異なります。


心血管疾患やがんなどの非感染症も有毒物質による酸化ストレスが原因になっているということは、あらゆる疾患の原因は「酸化ストレス」というシンプルな結論に辿り着きます。
遺伝や運動をしているかの有無などは、あまり関係ないということです。
 
現在メディアでは連日のように感染症の恐怖を煽り、そのせいで本当に怖がっている人も多いと思います。
そんな人にこそ是非この本を読んでいただきたいです。(本当に怖がっている人には「陰謀論」としか受け取ってもらえないかもしれませんが…)
自分の身を守るためにマスクをして手に消毒薬という毒を塗るよりも、毒、医薬品、ワクチン、添加物、化学物質、電磁波、ストレスを避けることの方が何倍も重要です。
有毒物質が蔓延している現代ですが、より多くの人がオーガニックで抗酸化作用のある食事を摂取し、適度な運動、アーシングをして心身ともに健康な生活を送っていただけるようになれば幸いです。



あなたが病気になる本当の理由・感想と考察
https://baby-skin-rash.com/2021/03/25/what-really-makes-you-ill-review/



http://www.asyura2.com/21/iryo8/msg/406.html
コメント [政治・選挙・NHK285] <ジャパンライフ元会長に懲役8年の実刑判決>疑惑まみれの安倍政権「負の遺産」に断罪続々…当の本人は反省の色ナシ!(日刊… 赤かぶ
12. 赤かぶ[163448] kNSCqYLU 2022年1月29日 19:16:46 : IrhQbsPtA1 : My43WnR3V2FGemc=[2052]


http://www.asyura2.com/22/senkyo285/msg/342.html#c12
コメント [政治・選挙・NHK285] <ジャパンライフ元会長に懲役8年の実刑判決>疑惑まみれの安倍政権「負の遺産」に断罪続々…当の本人は反省の色ナシ!(日刊… 赤かぶ
13. 赤かぶ[163449] kNSCqYLU 2022年1月29日 19:17:20 : IrhQbsPtA1 : My43WnR3V2FGemc=[2053]


http://www.asyura2.com/22/senkyo285/msg/342.html#c13
コメント [政治・選挙・NHK285] <ジャパンライフ元会長に懲役8年の実刑判決>疑惑まみれの安倍政権「負の遺産」に断罪続々…当の本人は反省の色ナシ!(日刊… 赤かぶ
14. 赤かぶ[163450] kNSCqYLU 2022年1月29日 19:18:07 : IrhQbsPtA1 : My43WnR3V2FGemc=[2054]


http://www.asyura2.com/22/senkyo285/msg/342.html#c14
コメント [政治・選挙・NHK285] 小泉純一郎・菅直人元首相2人が「脱原発」で結託も…会見サプライズなしのドッチラケ(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
14. 2022年1月29日 19:19:43 : 1ZnI61aWHc : WTZqSlRuY0tOa00=[7]
まあ、小泉は偽善者だし、息子も無能揃いだから、少しでも自分は良い事しましたというアリバイ造りだろうね。
http://www.asyura2.com/22/senkyo285/msg/335.html#c14
コメント [政治・選挙・NHK285] 国民民主・玉木「菅直人元首相は見識ない議員」それアンタでしょ(まるこ姫の独り言) 赤かぶ
41. 2022年1月29日 19:20:14 : OIMDeJYqrY : SElxS3NMdFNiUEU=[1]
 
     いいぞタマ‡ソ!

維新・都ファー・連合と組んでガンガンやってくれ!
自公を打ち負かして天下をとってくれ!

・・・で、参院選はどこに投票すりゃ〜いいんだよ?
エダNoにはガッカリだったなあ。全然器じゃなかったなあ。
もうダメだろうなココ。

今日とうちゃんも下々はよく頑張ってはるけどな、おカシラがな・・
 



http://www.asyura2.com/22/senkyo285/msg/338.html#c41

コメント [政治・選挙・NHK285] <ジャパンライフ元会長に懲役8年の実刑判決>疑惑まみれの安倍政権「負の遺産」に断罪続々…当の本人は反省の色ナシ!(日刊… 赤かぶ
15. 赤かぶ[163451] kNSCqYLU 2022年1月29日 19:20:25 : IrhQbsPtA1 : My43WnR3V2FGemc=[2055]



安倍晋三の逮捕遅れて被害拡大!河井克行元法務大臣の大規模買収と2100億円巨額詐欺の裏にいる元首相。自民党の中で孤立する安倍の行方。元朝日新聞・ジャーナリスト佐藤章さんと一月万冊




http://www.asyura2.com/22/senkyo285/msg/342.html#c15
記事 [医療崩壊8] 第10章「病気の本質と原因」


今回は、最終章である第10章「病気の本質と原因」の内容を要約して紹介します。
病気に対しての正しい認識と誤った認識、健康を維持するためには具体的にどうしたらいいのかについて説明しています。
後半の「結論」は、第10章に対してではなく、本全体に対して書かれています。


病気の本質と原因


現代医療の基本的な主張は、病気を治す薬と病気を防ぐワクチンを使用することで、健康の問題を改善できるということです。
さらに、科学と証拠に基づいている唯一の医療が現代医療であるとも主張されています。
この本、特にこの章では、それが真実から遠く離れていることを主張しています。
 
現代医療は、17世紀〜18世紀の科学の進歩によって誕生し、19世紀後半に医学的に重要な発見がたくさんあったとされています。
特に重要とされている発見は、
●さまざまな細菌の発見
●病原菌理論の発見
●ワクチンの開発と使用

です。
この中には、1930年代の電子顕微鏡の発明で、科学者は以前よりもさらに小さな構造を見ることができるようになったことから、「ウイルス」として知られるようになった粒子を発見したことも含まれます。
その後も医学は進歩し、21世紀の現在、診断、治療、実験室ベースの研究などの目的のために、ますます進んだテクノロジーの医療機器の開発がされています。
 
にもかかわらず、現代医療により根絶された(と言われている)疾患は、天然痘のみです。
第4章「感染症神話」で説明したように、天然痘の原因は虐殺、貧困、飢餓、暴力、過酷な労働環境、毒物への曝露であり、ウイルスではありません。
したがって、天然痘の根絶は現代医療の功績とは言えません。
 
現代医療の基盤になっている考えは「病原菌理論」であり、現代医療はこの誤った理論に固執しているために、病気の根絶に失敗してきています。
※この本で言及されている現代医療の失敗は病気についてであり、緊急処置や身体的損傷のための外科手術には適用されません。

医薬品とワクチンの化学成分のほとんどは、本質的に人体に毒性があります。
特に意図的に毒性を持たせている医薬品は、抗生物質、抗ウイルス剤、抗がん剤です。
その毒性により、細菌とウイルス、がん細胞を殺すように作られているためです。
毒が健康を維持、または回復させることができるという考えは、全く根拠がありません。
体を毒して健康に戻すことは不可能です。
医薬品の使用やワクチン接種ですぐに副作用が確認できなかったとしても、それは体内に蓄積することで中毒や損傷を引き起こす可能性があります。
体の自然な状態である健康を回復し維持することができるのは体だけです。
 
現代医療が病気の原因について誤った認識を持っている以上、人々の健康は改善していくどころか悪化されていきます。
 
病気の性質

病気の性質について、現代医療の認識、代替医療の認識、その他の認識について見ていきます。
現代医療の認識

現代医療は、病気を「特定の原因と、認識可能な徴候や症状を伴う障害」と定義しています。
ここで言う「特定の原因」とは、知られているものと知られていないもの両方を含みます。
病気の性質に対する現代医療の理解のレベルが低いというのが、この本の核となる主張です。
この主張は間違いなく物議を醸すと思われますが、これは多くの医療機関の声明によっても裏付けられています。
例えば、第7章「非感染症」では、主要な非感染性疾患の正確な原因が不明であるだけでなく、これらの疾患の多くの側面が十分に理解されていないことを、現代医療自身も認めていることを明らかにしています。
さらに、感染症についても「ちゃんと理解している」と主張されていますが、第3章「病原菌理論の虚偽」では、この主張の多くの異常と矛盾の存在を明らかにし、これらの病気の多くの側面も十分に理解されていないことを説明しました。
 
先ほど示した現代医療の重要な発見の3つ、
●さまざまな細菌の発見
●病原菌理論の発見
●ワクチンの開発と使用

に加え、
●人体は機械のようなもので、自己治癒力はそこまで持ち合わせていない
●病気は生まれ持った遺伝的要因により左右される

という大まかに5つの理念が、現代医療の基盤となっています。
 
「医学は時とともに、また、行われる実験の数とともに進歩している。」と一般的には考えられているかもしれませんが、これは誤りです。
現代医療の根本にある理念が正されない限り、その中でいくら実験を行っても、不十分な理解を埋めることはできません。
 
病気の診断
病気はその兆候と症状によって診断可能であると主張されていますが、多くの病気、特に感染性と呼ばれる病気は、別の病名でも同じような症状を示すことがよくあります。
●発熱
●咳
●倦怠感
●下痢

など。
現代医療では「症状がなくなった=病気に勝った」を意味し、症状を緩和する医薬品の投与が治療のメインとなっています。
投与した医薬品が効果を示さなかった場合、症状のみから出した診断が間違っている可能性があるため、より適切な診断をするために検査をすることがあります。
この検査は、血液、尿、糞便、病変部位サンプルを使用することが一般的ですが、検査のやり方は以下のようなパターンがあります。
●電子顕微鏡での観察
●動物実験
●組織の切除し、固定または凍結
●埋め込み
●抽出
●再水和
●染色
●紫外線放射
●電子ビームによる衝撃

染色剤や固定剤として使用される化学物質は、組織サンプルの構造を変えてしまうものもあります。
その時点で、その組織は明らかに生きてはいません。
さらに人体から取り出された病変組織は、人体のように細菌がたくさん存在する環境とは全く異なる無菌環境に置かれます。
第3章「病原菌理論の虚偽」でも説明したように、ほとんどの研究者は、このような実験手順が研究対象のサンプルにどの程度影響するかについてほとんど気に留めていません。
 
これは現代医療が人体を「機械のようなもの」と捉える考え方に起因しています。
各疾患は、その症状が起こる部位により特定でき、同じ病名を診断されている患者は同じ症状を示す、医薬品の効き方も同じ、という考え方になります。
しかし、現実はこうではありません。
病気の重症度や、医薬品やワクチンに対する反応も個人差があります。
 
ブルース・リプトン博士の著書「生物学の信念」では、生細胞が、置かれている環境に反応する事について触れています。
細胞に健康的な環境を提供すると、細胞は増える。
環境が最適ではなかったとき、細胞は衰弱する。
環境を調整すると、病気の細胞は活性化する。

 
病気と環境の関連性については、現代医療でも認識していますが、それは外部環境に焦点が当てられています。
ブルース・リプトン博士の実験での観察は、内部環境も考慮されています。
多形性として知られる現象で、細菌は環境の変化に応じてそれらの形を変える能力を持ちます。
 
現代医療の病気の認識の矛盾
「オッカムの剃刀(かみそり)」とは、
ある事柄を説明するためには、必要以上に多くを仮定するべきでない。

とする指針のことで、14世紀の哲学者・神学者のオッカムが多用した哲学です。
病気についての様々な原因について考える際もこの哲学を適用することができます。
「仮定の数が最も少ない最も単純なものが、正しい可能性が最も高い」ということになります。
 
現代医学を例にすると、
「病気」は、体の異常、または体が適切に機能しないことを指しています。
この説明は単純に見えますが、現代医学は病気を感染症と非感染症の2つに分類し、感染症は、
●病原体が体に侵入し起こる
●人から人に伝染する
●必ずしも症状を伴うとは限らない
●感染の後に必ずしも病気が続くとは限らない
●感染した人が常に他の人に感染させるとは限らない

と、矛盾の多い説明がされています。
さらに、現代医学は以下のことも説明ができていません。
●微生物が病気を引き起こすことができるメカニズム
●感染する微生物により致死的な病気を引き起こすものもいれば、軽度の症状のもの、無症状のものもいるという理由


現代医学は、非感染症については理解が乏しいことは認めていますが、そこには多くの仮定が存在します。
そのうちの一つは、遺伝的要因が、非感染症の発症、死亡リスクを高める上で重要な要因であるということです。
例えば、「がん家系」や「がんに罹りやすい遺伝子を持っている」という考えです。
しかし、これは事実ではありません。
遺伝子が決定因子であるという考えは、ヒトゲノムプロジェクトによって根拠がないことが証明されています。
遺伝的要因が人の健康状態を決定するという考えは、エピジェネティクスの分野での研究によっても反証されています。
過去10年間の研究で、遺伝子を介して受け継がれるDNAの塩基配列は、誕生時に具体的に設定されていないことがわかっています。
したがって、遺伝子は運命ではありません。
非感染性疾患の原因は、複数に渡ります。詳しくは、第7章「非感染症」で説明しています。
にもかかわらず、WHOは現在も「遺伝的要因が非感染症疾患の発症リスクに起因する」という姿勢を貫いています。
 
多発性疾患・合併症の治療

患者が複数の疾患を併発している状態、合併症や多発性疾患と言われる状態は、世界中で劇的に増加しています。
現代医療では、多発性疾患の患者に複数の疾患に対する複数の医薬品を処方します。
多剤併用と呼ばれるこの治療法は、それぞれの薬にそれぞれの副作用があることから、副作用の発生率が高くなっていることが報告されています。
認可を受けている医薬品は、有効性、安全性、副作用についてのテストを受けていますが、これは多発性疾患のケースを想定しては行われていません。
つまり、処方された複数の薬が、同時の服用でどういう作用を示すのかはわからない状態です。
 
代替治療では
現代医療、西洋医療以外の医療である代替医療は、現代医療支持者に「邪道」「偽医療」と呼ばれ、見下されている風潮があります。
多くの代替医療では、天然の物質を薬とし治療します。
これは毒性化学物質を薬とする現代医療よりも好ましく見えるかもしれませんが、実は代替医療の基盤も現代医療と同じく「病原菌理論」(第3章参照)です。
欠陥のある理論に基づく治療法には限界があります。
しかしながら、代替医療の中には、現在主流になっている理論と異なる理論に基づき、異なるアプローチをするものがいくつかあります。
 
現代医療と正反対の立場をとる医療

その中で一番注目したいのは、19世紀に開発された「ナチュラルハイジーン」です。
数人の医師によって提唱された代替治療であるナチュラルハイジーンは、現代医学の「毒を薬にする」という治療法と反対の立場を取りました。
●病気は、体を攻撃する現象ではなく、毒と戦っている現象である。
●病気は、体が適切に機能する能力の崩壊を表している。
●症状は、有害物質の存在に対する体の反応の現れ。
●体の機能を破壊するものは、すべて健康に有害な影響を与える。
●毒素を排出し、損傷を修復することで、体は自然な健康状態に戻る。

 
この新しい理論の信憑性は、嘔吐と下痢という2つの症状を参照することで証明できます。
現代医療の観点では、嘔吐と下痢は病原菌に起因していると捉えます。
しかし、病原菌がこれらの症状を引き起こすメカニズムは説明されておらず、嘔吐と下痢に軽症〜重症まで度合いの差があることも説明できません。
「ナチュラルハイジーン」という本の著者ハーバート・シェルトンは、嘔吐・下痢を、
消化器系に有害物質が存在することに対する体の反応と、それを排出する努力。

と説明します。
 
有毒物質が体に侵入する経路は、経口摂取に加え、
●吸入
●経皮摂取
●注射

もあります。
毒素が体内に入る経路によって、影響を受ける組織や臓器が異なり、体がそれを排出するための反応も異なります。
例えば、吸入された毒素を排出するために体は、喘息などの呼吸器の疾患に典型的な症状である、くしゃみや咳などの反応を示します。
人々が日常的にさらされている複数種類の有害物質とその組み合わせ、その影響は非常にたくさんあり多種多様な反応で現れます。
例えば、ダイオキシンなどの有毒物質は生体内蓄積するため、排出がより困難です。
しかし、これは体がこの毒素を排出する力がないことを意味するものではありません。
それどころか、体は多くの自己防衛機構を持っています。
有毒物質の蓄積が生命の脅威になるくらいのレベルに達すると、体はそれ排出するために激しい努力をし、発熱、くしゃみ、咳、嘔吐、下痢など、急性症状として現れます。
これは、有害な物質や影響に抵抗、排出、損傷の修復、生体組織や臓器の大変重要な作用であると言えます。
 
体が有害物質を排出すると、症状は和らぎ、その後なくなります。
しかし、症状がなくなったからといって、すべての有毒物質が体から排除されたとは言えません。
蓄積された毒素を排出するための体の努力は、生物が生きている限り続きます。
したがって、体内に蓄積された毒素の量が多いほど、それを排出するために必要な労力が大きくなることは明らかです。
 
残念ながら、現代医療はこの重要な反応を、薬を使用して治癒する必要があると解釈します。
しかし、ほとんどすべての医薬品は必然的に毒性を持つため体はそれも排出しようとし、現代医療はそれを「新しい症状」として認識、さらなる医薬品での治療が必要と捉えます。
これは、発熱、くしゃみ、咳、嘔吐、下痢など、急性症状から慢性疾患に移行するという悪循環を生むだけです。
 
慢性疾患の症状は、体が「損傷からの保護」「損傷の修復」「健康な状態への回復」に向けて努力している表れです。
慢性疾患の症状が悪化していくということは、体が適切に機能する能力の崩壊を示しています。
例えば、心血管疾患は、心血管系の機能障害を表す慢性疾患です。
慢性疾患に関連する症状に、「炎症」があります。
炎症は、損傷に対する体の反応であると認められていますが、現代医療によって多くの慢性疾患の主な原因であると誤って認識されています。
そのため現代医療では、「抗炎症薬で抑制する必要がある深刻な症状」と主張されています。
 
炎症は、怪我や傷に対する体の反応であることに加えて、体が損傷を修復するメカニズムの1つでもあります。
ハーバート・シェルトンは「炎症=是正措置」と表現しています。
怪我と病気の両方における炎症の目的は、血液の供給の増加を通じて、患部に修復材料を提供することです。
損傷が修復されると、血液供給は正常に戻り、炎症は止まります。
炎症の継続的な存在は、損傷が完全に修復されていないことを示します。
 
医薬品の主な目的は、
●病変組織を殺す
●病原体を殺す

です。
「殺す」という目的のために、故意に毒性を持たせてあります。
この毒性にもかかわらず、「医薬品は健康を回復させる能力がある」と信じられています。
これは化学物質が主成分の医薬品だけでなく、天然の薬にも同じことが言えるということに注意が必要です。
体の不調を治癒するのは、薬ではなく、体の自然治癒力です。
 
ナチュラルハイジーンの理念をまとめると、
症状は有害物質の存在に対する体の反応の現れであり、毒素を排出する作用を含む影響です。
症状は損傷を修復し、体を自然な健康状態に戻します。

現代医療の病気の説明に比べ、非常にシンプルです。(オッカムの剃刀の基準に当てはまります。)
現代医療がラベル付けする病名で、同じ病名なのに症状が異なったり重症度が異なるという現象は、「人々が同じ病気を患っていない」という説明ができます。
体内の内部環境の違いが、この差につながります。
 
酸化ストレスとフリーラジカル
ナチュラルハイジーンという新しい考え方では、個々の病気の実態は存在しません。
様々な症状として現れる不調は、体の正常な機能の混乱です。
すべての病気に共通している原因、それは「酸化ストレス」です。
フリーラジカルは、細胞代謝を含む体の通常のプロセスによって生成されます。
しかし、これらの分子は不対電子を持っているため、抗酸化物質によって還元されない場合、反応性が高く、周囲の細胞に深刻な損傷を与える可能性があるため潜在的に危険です。
体内に酸化ストレスが見られるということは、フリーラジカルの生成が過剰になっているということです。
過剰なフリーラジカルにより引き起こされる酸化ストレスは、非感染性疾患の発症に関わっています。
フリーラジカル損傷の結果として発生する可能性がある現象は、
酸化ストレス➡︎炎症➡︎ミトコンドリアの変化・ミトコンドリアの機能障害
です。
悪性の腫瘍細胞は通常、不均衡な酸化還元状態を持っています。
 
酸化ストレスが非感染性疾患に関連していることはわかっていますが、感染症にも関連しているという認識があります。
現代医療の説明する、「フリーラジカルの機能の1つは、病原性微生物による攻撃から体を守ることである」という主張は、明らかに誤りです。
仮にこの主張が正しいとすれば、侵入した病原性微生物はフリーラジカルにより殺されるため、酸化ストレスも感染も起こらないはずです。
その前に微生物が感染症の原因という前提からして誤っています。
 
「生体異物」とは、生体に通常存在しない化学物質で、生体に障害を与える可能性のある物質のことを言います。
医薬品も生体異物に含まれ、この分類は現代医療によっても認められています。
これは、医薬品に毒性があり、体から排出する必要がある「外来化合物」として認識するという主張をさらに裏付けるものです。
医薬品が有害であるという主張は、すべての毒素が損傷を引き起こすのと同じメカニズムを生み出すという認識によっても裏付けられています。
言い換えれば、医薬品はフリーラジカルの生成を促進します。
 
人体には、抗酸化物質を生成することによって酸化ストレスに対抗する、いくつかのメカニズムがあります。
このメカニズムが適切に機能するためには、抗酸化作用のある食事を摂る、EMF(電磁波)や化学物質、重金属など有害物質を避けるなどの対策が必要になります。
 
運動

2018年2月のWHOのファクトシートには、次のように記載されています。
運動不足は、世界中で死亡する主要な危険因子の1つである。
世界的に、成人の4人に1人は十分に運動をしていない。

世界の大多数の人口の健康データ収集システムが不十分であると認められている国が存在する事実を考慮すると、これは非常に大胆な主張です。
WHOの懸念は、ファクトシートに記載されているように、運動不足が非感染性疾患の発症と死亡リスク要因になるという考えに基づいています。
 
酸化ストレスがあらゆる病気の根底にあるということは、前述しました。
運動不足が酸化ストレスや非感染性疾患を引き起こすということは、証明されていません。
にもかかわらず、現代医療は運動量の増加による健康上の利益を強調します。
もちろん適度な運動、フィットネスは健康に有益です。
現代医療の主張は、誤解を招く可能性があるということを指摘する必要があります。
最も一般的な非感染性疾患である「心血管疾患」により、死亡するアスリートの症例数が実証しています。
 
これらの疾患で亡くなったアスリートの多くは、20〜30代と若く、「スポーツ関連の突然死」として扱われています。
スポーツ関連の突然死率は、エリートアスリートの方がより高くなっています。
 
ここで重要なのは、「心臓は電気的に機能する」ということです。
心臓には、心拍の速度とリズムを制御する電気システムがあります。
心臓の電気系統に問題があると、不整脈と呼ばれる不規則な心拍が発生する可能性があります。
 
心臓に異常があったわけでもなく、しかも若くて健康で活発なアスリートが突然死してしまう現象は、現代医療と反対の立場をとる医療によって説明することができます。
激しい運動は、フリーラジカルの生成と脂質過酸化を劇的に増加させます。
これにより酸化ストレスと損傷が生じます。
これを防ぐために、抗酸化作用のある食事を摂ることが重要ですが、エリートアスリートを含め、これを認識している人は多くありません。
 
重要なのは抗酸化物質の摂取だけではありません。
もう1つの非常に重要な栄養素はマグネシウムであり、その欠乏は心臓の問題にも関連しています。
マグネシウム欠乏症は、健康な成人に心臓突然死を引き起こす可能性があります。
 
4つの要因

現代医療では、「病気などの体調不良を引き起こす原因はたくさんある」と主張しています。
現代医療の主張する病気の原因と危険因子は、以下の通りです。


感染症と呼ばれる病気の原因

●生物学的要因(細菌、ウイルス、寄生虫など)

非感染性疾患と呼ばれる病気の危険因子
●遺伝的要因
●生理学的要因
●行動的要因
●環境的要因

「原因」と「危険因子」で分けられているのは、現代医療の認識の低さを表しています。
危険因子はリスクファクターとも呼ばれ、「原因になる可能性」を示唆している単語です。
結局、原因になるかはわからないということです。
しかし、この「かもしれない」という可能性のため、マラリアの原因になる蚊を殺すための殺虫剤の散布など、不適切な対策が行われています。
 
ナチュラルハイジーンによると、体が適切に機能する能力の崩壊は有害物質への曝露によって引き起こされますが、体にはそれ自体を保護できる固有のメカニズムもあると主張されます。
しかし、有害物質への曝露レベルが許容量を超えると、このメカニズムが適切に機能して体を保護する能力が損なわれる可能性があります。
これはまさに、世界人口の大多数が現在直面している苦境です。
 
ただし、この状況を改善することは可能です。
 
改善するためには、正しい情報を持つ必要があります。
改善するための対策として、有害物質を避けることは基本です。
さらに、有益であるか害であるかに関係なく、人の健康に影響を与える要因について知っておく必要があります。
この要因を大きく4つに分類すると、
1、栄養
2、有毒な曝露
3、電磁放射線被曝
4、ストレス

となります。
 
1、栄養
現代医学は、栄養が重要であることを認めていますが、栄養に対するその重要性についての理解が不十分です。
オックスフォード医学辞典には、栄養素を以下のように説明しています。
成長やエネルギー生産を調節する物質を提供するために、食事の一部として摂取しなければならない物質。

この定義は、栄養について現代医療の誤った考えの1つを浮き彫りにしています。
それは、食物の主な目的が体に「エネルギー」を提供することであるということです。
エネルギー摂取量、つまりカロリーに焦点を当てた食事は、「健康的な食事」というわけではなく、「良い栄養」を表すものでもありません。
肥満の原因が摂取カロリーと消費カロリーの不均衡から来ているという考えから、バランスの取れたカロリー摂取を推奨していると思われます。
肥満は体脂肪の蓄積の結果とされていますが、体脂肪はカロリーの過剰摂取の結果としてのみ蓄積するわけではありません。
それは、消費される食品の品質と密接に因果関係があります。
 
WHOファクトシートでは、
BMI(ボディマス指数・体格指数)の上昇は、非感染性疾患(心血管疾患、糖尿病、特定のがん)の主要な危険因子。

と述べていますが、これらの疾患はカロリーの過剰摂取によって引き起こされるものではありません。
ナチュラルハイジーンでは、これらが、
●フリーラジカル生成の増加
●酸化ストレス
●細胞と組織の損傷をもたらす「有害物質および影響」への曝露
による、体内の機能障害のさまざまな症状を表している。

と主張しています。
現代医療がカロリーに注目する理由は、「人体は機械のようなもの」「人の食事は車のガソリンのようなもの」という考え方に由来します。

これは誤りであり、人体は機械とはまったく類似していない生物です。
食べることの目的は、エネルギーの生成だけでなく、すべてのプロセスをサポートするために必要な材料を体に提供することです。
したがって、食品には栄養素という体に必要な物質が含まれている必要があります。
 
「ナチュラルハイジーン」のハーバート・シェルトンは以下のように説明しています。
食品が人の生命活動に適切に役立つためには、物質は組織に利用できる形態でなければならない。

逆に言うと、体が利用できない物質は、栄養素ではないということです。
体が利用できない物質は「毒」と見なされます。
 
WHOは、優れた栄養を「健康の基礎」と呼んでいますが、この理念を政策に生かすことはできていません。
その理由の一つは、化学、製薬、食品業界の既得権益の影響によるものであり、栄養の真の意味に対する国民の意識の高まりによって収益性が脅かされることになるためです。
さらに、一般的な医療従事者は、「栄養を重視する=非科学的、医師ではなく栄養士の領域」と見なす傾向があり、栄養についての理解を深めることに消極的です。
医学部のカリキュラムに栄養コースが事実上ないことも、拍車をかけています。
しかし、栄養を理解することは、人間の健康を理解するための基本であります。
 
体が比較的大量に必要とする栄養素は、以下の3つに分けられます。
●炭水化物
●脂肪
●タンパク質

比較的少量で必要とされる栄養素は、以下の2つです。
●ビタミン
●ミネラル

 
炭水化物
炭水化物には、でんぷん、砂糖、繊維などがあり、さまざまな食品に含まれています。
ほとんどの炭水化物は消化過程で分解されて糖に変換され、体の主なエネルギー源となります。
この糖の主な種類はブドウ糖で、体に応じて使用、または保存されます。
糖質は炭水化物の一種ですが、すべてが同じではなく、体によって同じように処理されるわけでもありません。
ただし、炭水化物をブドウ糖に変換し血流に放出するプロセスは、体の自己調節メカニズムによって厳密に制御されていることを強調することが重要です。
しかし、これらのメカニズムは、特定の炭水化物、特に精製された炭水化物と糖の消費によって乱される可能性があります。
ショ糖や精製糖は、加工食品の一般的な成分であり、糖尿病を含む多くの病気に関連付けられている製造された物質です。
ショ糖の消費は、体の通常の制御メカニズムを混乱させ、血流に放出される糖のレベルを急上昇させます。
この糖レベルの急増は、酸化ストレスや損傷につながる可能性のあるフリーラジカルの生成を増加させることが広く認識されています。
これは、糖尿病を含むほとんどの慢性的な健康問題に共通する根本的なメカニズムです。
ここではショ糖と精製糖について述べており、野菜や果物、穀物に含まれる糖には適応されないということをご理解ください。
 
カロリー摂取量を減らし体重増加を防ぐというのは、栄養価ではなく食品の発熱量に誤って焦点を当てているもう1つの例です。
でんぷんベースの食品が有益か害かという問題は、それらが精製されているかどうかで決まります。
穀物の精製は、ほとんどの場合、栄養価がほとんど残っていない状態まで精製します。
小麦などの多くの精製穀物やパンなどは、製造処理中に失われた栄養素を置き換えるために特定の栄養素を添加します。
しかし、個々の栄養素を添加し強化しても栄養価は改善されません。
ほとんどの精製プロセスでは、繊維も取り除かれます。
適切な消化に重要な繊維が消失することも、精製の弊害です。
 
タンパク質
タンパク質はアミノ酸で構成されており、その一部は体内で合成されますが、必須アミノ酸と呼ばれるものは体内で合成されないため、食事から摂取する必要があります。
肉や乳製品などの動物性食品は豊富なタンパク質源であり、体の主要なタンパク質源であると考えられています。
動物性食品を避ける食生活ではタンパク質が不足すると主張されていますが、これは誤った主張です。
アメリカの生化学者トーマス・コリン・キャンベルの「チャイナ・スタディー」という本では、
新しいタンパク質のゆっくりではあるが着実な合成を可能にする植物タンパク質は、最も健康的なタイプのタンパク質。

と述べています。
 
脂肪
脂肪はカロリーが高いことで有名ですが、食事の重要な要素です。
しかし、他の主要栄養素と同様に、脂肪も誤解を招く情報の対象となっており、その中で最も重要なものは、脂肪の摂取、コレステロール値の上昇、健康へのリスクの増加に関連しています。
「善玉」と「悪玉」コレステロールについての誤った考えは第1章「病気の処方薬」でも説明しましたが、コレステロールは体の機能の多くに不可欠であり、体のコレステロールのほとんどは肝臓によって生成されることを繰り返し述べなければなりません。
高コレステロール値に関連すると主張されている健康上の問題は、「悪玉」コレステロールではなく、酸化コレステロールが原因であることを繰り返すことも重要です。
ラッセル・ブレイロック博士の2006年の著書「健康と栄養の秘密」で、
コレステロールが酸化されない限り危険ではないということは、15年以上前に発見されている。

と記述されています。
LDLコレステロールが「悪玉コレステロール」と呼ばれるようになった理由は、HDLコレステロールよりも酸化しやすいからです。
 
最も不健康な種類の脂肪は、水素化脂肪と工業的に生産されたトランス脂肪酸です。
これらの脂肪は、WHOのファクトシートにも「健康的な食事の一部ではないため、避ける必要がある」と示されています。
トランス脂肪酸は、工業的に生産された加工食品にのみ含まれています。
したがって、トランス脂肪酸を避けることは簡単です。
WHOファクトシートはまた、動物性食品に見られる飽和脂肪の摂取を減らすことも推奨しています。
飽和脂肪の削減のために提案された方法には、全脂肪乳製品を低脂肪乳に置き換えることが含まれます。
しかし、脂肪含有量の除去には追加の処理が必要であり、全体的な栄養含有量がさらに減少するため、これは必ずしも健康的な対処ではありません。
飽和脂肪の摂取量を減らすことができる別の提案された方法は、バター、ラード、ギーなどの飽和脂肪を、大豆、菜種、ベニバナ、ひまわり油などの多価不飽和脂肪に置き換えることです。
しかし、これも必ずしも健康的ではありません。
これらの植物油のいくつかは遺伝子組換え作物から生産されています。(特に大豆)
さらにこれらの油は、しばしば、油の抽出時に作物を有害な化学物質にさらす工業プロセスによって生産されます。
 
食用油の製造は、必ずしも遺伝子組み換え作物や有害な化学物質を使用しなければいけないわけではありません。
コールドプレスは、オリーブオイルやココナッツオイルなどの油を製造するために一般的に使用される方法で、より健康的です。
 
ビタミン・ミネラル
ビタミンやミネラルといった微量栄養素の重要な役割の1つは、病気の状態において抗酸化物質として作用し、酸化ストレスとそれにより生じるフリーラジカルの損傷から体を保護することです。
●ビタミンA
●ベータカロチン
●ビタミンC
●ビタミンE

などが抗酸化物質として知られていますが、あまり知られていない抗酸化物質として、
●ビタミンD
●ビタミンK
●マグネシウム
●亜鉛
●マンガン

などもあります。
それ以外にも5000種類を超える植物由来のフラボノイドなど、各抗酸化物質は細胞や組織の異なる場所で作用し、すべての抗酸化物質が体にとって重要であります。

現代医療の重大な間違いは、単一の栄養素の欠乏が特定の健康問題につながる可能性があるという考えです。
例を挙げると、WHOのウェブサイトには、以下のような主張があります。
ビタミンA欠乏症(VAD)は、子どもの失明の主な原因で、予防可能。

 
この他にも、壊血病は重度のビタミンC欠乏症が原因と言われていますが、壊血病は重度の抗酸化物質の欠乏で、酸化ストレスとフリーラジカルによる損傷から生じる状態です。
食品には栄養素の複雑な混合物が含まれています。
つまり、欠乏症は、単一の栄養素の欠乏だけが原因ということはあり得ないことになります。
 
現代の食生活で増えている加工食品には、微量栄養素が不足していることは指摘されています。
そしてこの問題は、その不足している微量栄養素を栄養補助食品で解決できるという考えにつながっています。
特定の栄養素の不足が確認できたとしても、実験室で合成された化合物では問題を解決することはできません。
栄養補助食品業界は、合成化学物質が食品に自然に存在する栄養素と「化学的組成は同一」であるという理由で合成化学物質の使用を正当化していますが、これはひどく誤解を招く恐れがあります。
 
ビタミンサプリメントがいい例です。
サプリメントに含まれるほとんどのビタミンは、石油誘導体、または硬化糖から製造・加工されています。
化学組成的に類似していても、製造されたサプリメントのビタミンは食品に含まれるものと構造的に異なります。
さらに重要な事実は、食品中のビタミンには、栄養素を体の細胞に吸収するために必要な「他の要素」が常に付随していますが、サプリメントにはまったく含まれていないということです。
したがって、サプリメントに含まれるビタミンは、不完全な栄養素です。
分離されていて、食品に由来しないビタミンは、たとえ構造的に酷似していても天然のビタミンとは別物になります。


ミネラルサプリメントも同じです。
サプリメントのミネラルは、酸で岩石を処理して作られた工業用化学物質であります。
人体は岩石鉱物を消化することができません。
岩石鉱物は使用できないものとして拒否され、体から排出されます。
したがって、このサプリメントはまったく役に立ちません。
それに比べて植物は、天然の岩石鉱物を完全に吸収し、植物が消費されたときに人体が消化、吸収するのに適した形に変換することができます。
ハーバート・シェルトンが述べているように、人体が吸収できる唯一のミネラル源が植物であるのはこのためです。

私たちは土壌からではなく、植物界からのみミネラル栄養素を引き出す必要があります。

 
ミネラルが効果的に機能するためには、他の要素の存在も必要です。
例えば、カルシウムとマグネシウムのバランスの関係です。
カルシウムは健康な骨に不可欠であることが知られていますが、NHS(イギリス健康保険サービス)のウェブページ「強い骨のための食品」に示されているように、その有効性にはビタミンDの存在も必要です。
骨を強化するのに十分なカルシウムと、体がカルシウムを吸収するのを助けるビタミンDが必要。

 
しかし、十分なカルシウムとビタミンDを摂取していても、骨がカルシウムを吸収するには適切な量のマグネシウムも必要です。
 
現代の食事は加工食品の普及でマグネシウムが欠乏しやすい状況にあり、カルシウムは十分に摂取できているのにもかかわらず骨に吸収されにくく、血中にカルシウムが蓄積し腎臓結石を引き起こしやすくなっています。


ナトリウムとカリウムの間にも同様の関係があり、どちらも細胞、特に心臓の健康な機能にとって重要です。
WHOは、体のナトリウムレベルを下げるために塩分の摂取量を減らすことを推奨しています。
しかし、これは誤解を招く恐れがあります。
体は岩石ミネラルを代謝できないため、「食卓塩」からナトリウムを吸収しません。
第1章「病気の処方薬」で説明したように、ナトリウムレベルの上昇の主な原因の1つは、カリウムの欠乏です。
 
新鮮な果物、野菜、その他の植物性食品の摂取量を増やすことで、多くの健康問題が軽減されることは明らかです。
残念ながら、土壌の栄養素レベルは世界の多くの地域で過去数十年にわたって大幅に低下しており、そのような土壌で栽培された食品の栄養素含有量は必然的に減少しました。
しかしこの問題は、栄養補助食品の使用や食品の強化によって解決することはできません。
唯一の解決策は、土壌に栄養分を補給することです。
肥料は失われた栄養素を置き換える重要な役割を果たしていると言われていますが、ほとんどの産業慣行農業で使用されている製品はNPK肥料です。
つまり、窒素、カリウム、リンしか含まれていないため、他のすべての重要なミネラルが不足しています。
特にマグネシウムは不足しています。
 
主要なミネラルに加えて、「微量ミネラル」と呼ばれる、少量のみ必要とされるミネラルもあります。
WHOの「人間の栄養と健康における微量元素」というタイトルのレポートには、

微量元素には、ヨウ素や亜鉛などの必須元素、おそらくマンガンやシリコンなどの必須元素、フッ化物、鉛、カドミウム、水銀などの潜在的に有毒な元素が含まれ、これらも低レベルでいくつかの有益な作用を持っている可能性があります。

という記載がありますが、これは緊急に改訂する必要があります。
フッ化物、鉛、カドミウム、水銀が単なる「潜在的な」毒素ではなく、すべて明確な毒素であることを示す証拠がたくさん存在します。
これらはどんな用量であれ「有益な作用を持っている可能性」はありません。
 
現代医学が人体だけでなく、栄養素も断片的に捉える考え方は、様々な栄養素がその種類と量と組み合わせにより相乗効果を持ち、人の健康に有益な作用を働くという事実を理解していません。

 




 


ヒポクラテスによる「食べ物を薬とせよ。」という勧めに基づくもう1つの誤解を招く考えは、特定の食品には「薬効がある」という考えです。
例えば、一部の食品は「天然抗生物質」であると主張されています。
しかし、これは誤った主張です。
人体には何兆もの細菌が自然に住み着いており、そのほとんどは消化器系に存在し、そこで消化プロセスを助けます。
これは、本物の食品が細菌を殺さないことを意味するだけでなく、細菌を殺す物質を「食品」と呼ぶことができないことを意味します。
健康に特に有益であると主張されている食品もありますが、食品は「薬」としては機能しません。
ハーバート・シェルトンが述べているように、
決して食品を薬と見なすことはできません。食品は栄養物質です。

治癒は、体によってのみ実行される生物学的プロセスであり、その生来の自己治癒メカニズムは、食品から得られる栄養素によってサポートされています。
通常は食品として消費されない、または栄養価のない物質は、「食品」とは言えません。それらは、正確には「毒」と見なされます。
 
本物の食品は本質的に安全ですが、有毒物質によって汚染されている場合は有毒です。
汚染がなかったとしても、食べ過ぎ、過剰摂取で問題を引き起こすことがあります。
この問題には、痛みや不快感が含まれる場合があります。
これらは、過度に拡張された消化器系がすでに消費された食物を処理できるように、「食べることをやめなさい。」という体の信号です。
これらの症状を、大量の摂取により食品が「毒」になったことを意味すると解釈するのは不適切です。

 




 


以上のことと、ナチュラルハイジーンの考え方から提唱したいことは、以下の通りです。
  • 栄養摂取は、量ではなく質。食事からの摂取が好ましい。
  • 農薬などの有毒化学物質や、遺伝子組み換えを避けるため、有機食品を選ぶ。
  • 製品ラベルをよく読む。
  • ホールフードダイエットを心がける。
  • プラントベースダイエット(果物多め)を心がける。
  • ローフードダイエットを心がける。
  • 脱水症状は体の酸化ストレスを引き起こすため、こまめに水分補給する。
  • 水分補給にお茶、コーヒー、ジュースなどは適さない。
  • 水道水はフィルターし、有害物質を除去する。
  • 逆浸透(reverse osmosis)システムを採用した蒸留水は、有害物質とともにミネラルも取り除かれるが、解毒を助ける素晴らしい水。
  • ミネラルは水からではなく食品から摂取すべき。
  • 作りたての自家製ジュースは、体の水分摂取量を増やすだけでなく、栄養素の摂取量も増やす。


2、有毒な曝露
「毒」の定義は、「体の組織の活動を刺激、損傷、または損なう物質 」です。
毒を生み出す可能性のある生物はたくさんいますが、その目的は、捕食者から身を守るための防御、獲物を弱らせる、または殺すための攻撃のいずれかです。
対照的に、細菌毒素は、病気を引き起こすというまったく異なる目的を持っていると主張されています。
2019年1月の記事「細菌毒素の構造と機能における進化的特徴」には、以下のように示されています。

細菌の毒素産生は、病原菌が病気を引き起こす主要なメカニズム。

この記事は、毒素が一部の細菌によってのみ生成されることを認めていますが、この後の記述で認識の低さを明らかにしています。
特定の細菌がそのように強力な有毒分子を生成するのに、なぜ他の細菌は生成しないのかについては、まだ謎である。

現代医学では、特に人体の中で病気を引き起こすことを唯一の目的として、どんな細菌も「毒」を生み出すという誤った考えをベースにしているため、この考えに固執し続けている限りこの謎は解けません。
 
「ウイルス」という単語は、もともとラテン語で「毒」を意味する単語でした。
しかし現在は「病原体であるウイルス」という解釈に変わっています。
ウイルスと呼ばれる粒子は、タンパク質コーティング内の遺伝物質の断片であり、「生きている」または「感染性」としての説明を正当化するために必要な特性を備えていません。
細菌、ウイルス、またはその他の病原体が病気の原因であると主張する理論には、多くの認識の低さ、多くの異常や矛盾が含まれていることが示されています。
 
にもかかわらず、医療機関が「病原菌理論」を順守し続ける理由の1つは、既得権益、特に「有毒物質」を生産、使用、排出する業界を支配する利害関係者の影響と関係しています。
多数の病気の責任をいわゆる「病原性微生物」になすりつけることは、危険な製造活動や製品から注意をそらすため、これらの産業にとって明らかに大きな利益になります。
しかし実際は、有毒物質の危険に継続的にさらされることが、人間の健康に本当の脅威をもたらすだけでなく、すべての生物の生命を危険にさらします。
 
有毒物質の有害性についても認識はしている現代医療ですが、その認識はパラケルススの誤謬、
全てのものは毒であり、毒でないものなど存在しない。
その服用量こそが毒であるか、そうでないかを決める。

という理念に基づいているため、問題を悪化させています。
 
ハーバート・シェルトンの1968年の記事「毒とは何か」で、
毒は、量的にだけではなく、質的にも重要である。

と示しているように、物質の投与量ではその基本的な性質を決定することはできません。
しかし、毒の投与量は、それが引き起こす害の程度を決定します。
低用量の有毒物質は害を及ぼすようには見えないかもしれませんが、これは害が発生していないことを意味するものではありません。
低用量で害が見られない理由の1つは、毒素を排出して損傷を修復する体の能力によるものです。
しかしこれは、その物質が「低用量なら安全である」と見なすことができるという意味ではありません。
有毒物質によって引き起こされる害の程度は、その物質にさらされた個々の人の健康状態にも依存します。
これは、人体を機械的なものとして見る現代医学に無視されている事実です。
しかし、この現代医学の見方には致命的な欠陥があります。
それは、体の本来の「自己保護」「自己治癒」の機能の存在を認めることができないためです。
それはまた、健康状態、および毒素の既存の身体的負担に関して、個人差があるということを無視します。
さらに、「ほとんどすべての物質」が毒として作用する可能性があるという考えは、本質的に毒性があり、したがってすべての生物にとって有害な物質と、本質的に毒性ではないが、それでも一部の生物に悪影響を与える可能性がある物質を区別できません。
ヒ素と柑橘系の果物の比較を例として説明できます。
天然に存在する物質であるヒ素は本質的に毒性があるため、猫、犬、ウサギ、人間を含むすべての生物に害を及ぼします。
ヒ素が生物の種類ごとに引き起こす害の程度は、猫、犬、ウサギ、人間のいずれであっても、曝露レベルと、この特定の毒素を排出し、どれだけ損傷を修復できるかの個体差の能力、個々の健康状態により決まります。
柑橘系の果物は本質的に有毒ではありません。
それらは人間にとって非常に適した食品ですが、猫、犬、ウサギは忍容性が低く、「有毒」とさえ見なされています。
これは、それぞれの動物の種により消化器系内の解剖学的、および生理学的に違いがあるためです。
 
食品の過剰摂取による体調不良は、その食品に毒性があるという意味ではありません。
単に消化能力以上の食物が体内に入ってきた際の反応です。
さらに、先ほど説明したカルシウムとマグネシウムの例では、マグネシウムが不足しやすいことがわかりました。
マグネシウム欠乏という体内に存在するべき物質が適量ではないという状態において、「マグネシウムに毒性がある」ということにはなりません。
 
本当に問題にすべき有毒物質は、第6章「地球の汚染・科学の失敗」で説明したように、化学工業で合成された化学物質や化合物の大部分、地下深くから地表に運ばれた多くの天然に存在する物質が含まれます。
これらの物質は、生命を維持する人体の生化学的プロセスと両立しません。
これは、それらがいかなる用量、または曝露レベルでも摂取、吸入、注射、またはその他の方法で体内に吸収されるべきではないことを意味します。
有毒物質により害の程度は様々ですが、ほとんどの有毒物質が害を引き起こすメカニズムは、酸化ストレスを誘発して損傷を引き起こすフリーラジカルの生成によるため、それらは細胞レベルで損傷を引き起こし、ひいては組織や臓器に損傷を与えます。
 
人体は、定期的にさらされる大量の有毒物質に対して無防備ではありません。
それどころか、体は解毒という毒素の除去のための器官とシステムを持っています。
解毒に重要な役割を果たす最も重要な器官は、肝臓です。
 
有毒物質の解毒に重要な役割を果たすと同時に、その性質から、病気にかかりやすい部位でもあります。
●肝炎
●肝硬変
●赤痢

など。
これらの疾患の一般的な症状、特に嘔吐や下痢によって示されるように、これらは「有毒物質」を排出するための体の努力を表しています。
 
有毒物質は肝臓に損傷を与える可能性がありますが、「肝臓の再生」というタイトルの2007年の記事で示されているように、体はこの重要な臓器を再生する能力も持っています。
肝臓は失われた質量を回復し、その大きさを適切な大きさに調整すると同時に、再生プロセス全体で体の恒常性を完全にサポートします。

毒素を排出し、肝臓を再生する能力は、人体が有毒物質への特定のレベルの曝露に耐えることができる理由の2つです。
しかし、体の「自己保護」「自己治癒」のメカニズムは、生命を脅かす可能性のあるシアン化物などの非常に有毒な物質の単回投与、曝露によって損なわれる可能性があります。
これらのメカニズムは、有毒物質への継続的な曝露によっても損なわれる可能性があります。
これは生命を脅かすものではありませんが、単回投与、または曝露で脅威になり、細胞レベルで損傷を引き起こし続け、身体の適切な機能を低下させます。
これらの持続的な曝露はまた、肝臓が適切に機能する能力を損ない、損傷を与える可能性さえあります。
残念ながら、肝臓に損傷を与えることが知られている「有毒物質」の1つは、肝臓に影響を与える病気を治療するための薬として使用される医薬品です。
一般的に使用される薬物が肝臓に害を及ぼす能力については、1986年の「薬物による肝毒性のスペクトル」というタイトルの記事で説明されています。
一般的に使用されている薬は、肝臓に毒性作用を引き起こす可能性があり、人間に自然に発生するほとんどすべての肝疾患を模倣する可能性があります。

 
2010年の「薬物誘発性肝障害」というタイトルの記事では、
薬物誘発性肝障害(DILI)は一般的であり、ほぼすべての種類の薬物療法が、肝疾患を引き起こす可能性があります。

と認識されています。
パラセタモール(アセトアミノフェン)は肝臓の損傷に最も関連する薬です。
この記事では、肝臓に損傷を与えることが知られている他の薬のいくつかに言及しています。
●麻酔薬
●抗がん剤
●抗生物質
●抗結核薬
●抗レトロウイルス薬
●心臓薬

など。
 
特定の器官の機能を阻害したり、病原体や病変部位を殺す目的の医薬品を摂取した際、症状が改善したように見えることがありますが、これは体の自己治癒の機能が作用したためであり医薬品の作用ではありません。
また、抗結核薬や抗生物質の使用にもかかわらず効果が見られなかった場合、「細菌が耐性を持ったことを意味する」と解釈されることがよくありますが、これは誤りです。
これは、投薬により損傷を受けた肝臓がその機能を阻害されるという、酸化ストレスの状態を表していると取れます。
 
薬物誘発性肝毒性は、アメリカにおける急性肝不全の最も頻繁な原因です。
第1章「病気の処方薬」で説明したように、アメリカ人は、「先進国で最も不健康な国民」という報告があります。

医薬品の他に注意すべき有毒物質は、農薬です。
農薬は、害虫駆除、除草目的で使用されるため、必然的に毒性があります。
一般的な農薬は、殺虫剤、除草剤、殺鼠剤、殺菌剤などですが、中にはウイルスを殺す目的の農薬もあります。
ウイルスは生物ではないので、殺すことはできませんが…
 
また、サンドフライ、ブユ、マダニ、ツェツェバエ、ダニ、カタツムリ、シラミ、蚊などを介して感染されるとする疾患を「ベクター媒介性疾患」と呼びます。
ベクター媒介性疾患には、マラリア、住血吸虫症、ヒトアフリカトリパノソーマ症、リーシュマニア症、シャーガス病などが含まれます。
これらの疾患に対するWHOの対応は、治療とワクチン接種の実施が含まれますが、それとは別に殺虫剤で処理されたネットや屋内残留噴霧技術などの媒介生物を削減する戦略も含まれます。
その中の一つである「航空機の消毒」は、航空機に侵入してしまった可能性のある昆虫に対し、他国への侵入を防ぐために殺虫剤を使用することを伴います。
しかし、CDC(アメリカ疾病予防センター)によると、航空機の客室内で殺虫剤を使用して蚊を殺すことが蚊媒介性疾患の導入と蔓延を防ぐのに効果的であることを示す証拠はありません。
さらにこの航空機の消毒は、ペルメトリンとフェノトリンという消毒薬を使用しており、これをキャビンに適用すると、人の健康に害を及ぼす可能性があると指摘されています。
 
第8章「地球の問題」では、ベクター媒介性疾患は、蚊やその他の媒介動物によって伝染する寄生虫によって引き起こされたものではないことを示しています。
本当の原因は有毒物質への曝露です。
 
家庭や職場で一般的に使用される多種多様な製品の化学成分の危険性については、第6章「地球の汚染・科学の失敗」で説明しました。
化学物質の一部は個別にテストされ、安全と見なされていますが、大部分はテストされていないままであることが明らかになりました。
 
環境汚染による健康被害は非常に大きいため、誰もが健康を維持することは事実上不可能であると思われるかもしれませんが、これは必ずしもそうではありません。
説明したように、体は毒素を排出し、損傷を修復し、健康を回復するための本来のメカニズムを持っています。
毒性物質への継続的な曝露によって損傷を受けることで、体の自然治癒力は弱まりますが、この損傷は軽減できます。
それには、毒性物質への曝露を最小限に抑えるための継続的な努力が必要です。
また、栄養素、特にフリーラジカルを中和し体内での損傷を防ぐための抗酸化物質の摂取を最大化するための継続的な努力も必要です。
さらに、食事からの栄養素の摂取量を増やすことで、デトックス機能が促進されます。
毒素が時間の経過とともに体内に蓄積するのと同じように、体からの毒素の除去にも時間がかかるため、解毒は継続的なプロセスになります。
毒素を体から排出する際には、一時的に病気のような症状を発症することが多いことを強調する必要があります。
 
ナチュラルハイジーンで推奨するデトックス方法は、体が解毒プロセスを自然に実行できるようにするために、毒素の摂取を最小限に抑え、栄養素の摂取を最大化することによって、体本来の自己治癒メカニズムをサポートすることです。
これは、急激に解毒するデトックス方法よりも安全です。
 
化粧品を購入する際は、成分表をよく読み、フタル酸エステル類、パラベン、トリクロサンなどの有毒化学物質を避ける努力をしてください。
「ナチュラル」や「グリーン」という表記があったとしても、有毒化学物質を含んでいる場合もあります。
ベンゼンやホルムアルデヒドなどの揮発性有機化合物(VOC)も避けてください。
塗料、溶剤、クレンザー、消毒剤、建築材料、工芸品などに含まれていることがあります。
掃除には、石鹸、水、重曹、酢、レモン汁、ホウ砂など、安全で自然なものを使ってください。
衣服を選ぶ際は、オーガニックコットンなどの無毒な素材を使用して衣料品を製造し、アゾフリー染料を使用しているブランドの服を選ぶようにしてください。


3、電磁放射線被曝
電磁放射は、周波数と波長の範囲に広がるエネルギーの形態です。
すべての形態の電磁放射は、それらが持つエネルギーの強度に応じて電離または非電離のいずれかに分類されます。
地球は常に、「自然バックグラウンド放射線」として知られる低レベルの電離放射線の存在下で存在していました。
これは、自然に発生する放射性物質によって放出される放射能との組み合わせの結果として発生します。
鉱業などの放射性物質の放出によりバックグラウンド放射線レベルは徐々に上昇していましたが、核兵器の開発、試験、そして核の使用の結果、20世紀半ばに大きく変化しました。
電離放射線の環境レベルは、主に原子力産業、特に原子力発電所の継続的な操業の結果として上昇し続けています。
 
自然の電磁環境は、「不自然な」非電離放射線によっても変化しました。
そのレベルは、家庭用、および産業用のほぼすべての機械の主電源としてAC(交流)電気が導入された後に増加し始めました。
電気を利用するすべての電気機器と電気器具は、電磁界(EMF)を生成します。
20世紀後半以降、携帯電話や無線通信などの普及で、地球の電磁環境が信じられないほど速いペースで、取り返しのつかないほど変化したことは明らかです。
 
WHOファクトシートでは、

電離放射線には、医学、産業、農業、研究での使用など、多くの有益な用途があります。

と説明しています。
残念ながら、医療機関は「病気の原因となる実体」を破壊しなければならないという考えに基づいて運営されています。
病気の実体を打ち負かすため、特にがんを治療するために特定の形態の電離放射線が使用されます。
電離放射線は患者を殺さずにがんを破壊できるため、有益であると見られていますが、WHOファクトシートでは、
低線量の電離放射線は、がんなどの長期的な影響のリスクを高める可能性があります。

と、がん治療ががんを引き起こすということを認めています。
カール・Z・モーガン博士は、
安全なレベルの被ばくはなく、悪性腫瘍のリスクがゼロになるほど低い放射線量はありません。

と述べています。
 
しかし、低線量、または低被ばくが必然的にがんにつながるわけではありません。
これは遺伝子の問題でもなく、各個人の固有の健康状態に完全に依存します。
この章で説明している4つの要因が関わってきます。
 
電磁放射線は、電気的に動作する臓器や器官に特に有害です。
電気的に機能する人体の主要な器官は、心臓と脳です。
体の必要とする電気はごくわずかです。
これは逆に言うと、有害な電磁放射線がわずかの量であっても体に影響してしまうということになります。
体の繊細な電気システムは、不自然な電磁界によって破壊される可能性があります。
低レベルの非電離電磁放射線への曝露から生じる可能性のある害の程度は、毒素の固有の身体的負担を含む、各人の健康状態によって異なります。
興味深いことに、有毒化学物質と非電離電磁放射線の間に、相乗的な関係が存在するという証拠があります。
 
「ワイヤレス放射/電磁界は有毒な身体負荷を増加させる」というタイトルの記事では、
無線、および電磁放射線は、毎日の有毒物質への曝露の影響を相乗的に高めることができます。

と述べています。
毒素と電磁放射線が相乗的に相互作用するメカニズムはあまり知られていませんが、それらが両方ともフリーラジカルの生成を通じて効果を発揮するという事実に関連している可能性があります。
ただし、特に懸念されるのは、電磁放射線が血液に影響を与えることが示されていることです。
これは、記事にも記載されているように、脳関門です。
繰り返し行われた研究では、無線放射が血液の透過性を増加させることを示しています。これは、脳関門や脆弱な器官への有毒化学物質のより多くの移動を可能にします。

 
しかし、体は有害物質や電磁放射線の影響に対して無防備ではないことを強調することが重要です。体はそれらの存在に対処する多くのメカニズムを持っています。
このメカニズムの1つに、「細胞ストレス応答」があります。
細胞ストレス応答は、環境内の潜在的に有害な刺激に対する個々の細胞の保護反応です。
それは、ストレスタンパク質と呼ばれるタンパク質の合成によって特徴付けられます。
細胞ストレス応答を誘発することが発見された最初の刺激は加熱であり、これがこのタンパク質が当初、熱ショックタンパク質と呼ばれていた理由です。
 
熱刺激以外に、電磁放射も細胞ストレス応答を引き起こします。
実際、細胞は熱刺激よりも電磁放射に対してはるかに敏感であり、電磁放射刺激の閾値エネルギーは有効な熱刺激よりも10億倍以上弱かったことがわかっています。
 
ICNIRPガイドラインは、電磁放射線による組織の加熱を防ぐレベルに、これが唯一の関連する悪影響であることに基づいて、閾値を設定しています。
WHOは、この閾値を上回らなければ安全という見解ですが、これはWHOの電磁放射線に対しての認識の低さを表しています。
無線周波数(RF)と超低周波数(ELF)は、どちらもIARC(国際がん研究機関)によってグループ2B発がん性物質(「可能性のある」ヒト発がん性物質)として分類されています。
この分類は、組織の加熱が唯一の関連する健康への悪影響であるという主張に異議を唱えています。
 
WHOやICNIRPなどといった既得権益の機関は、電気通信産業の影響もあり、電磁放射線が細胞への熱刺激を与えなかったとしても人体に悪影響を及ぼすという事実を認めたがりません。

残念ながら、5Gと5G関連のインフラ、テクノロジーについては多くの懸念があり、その1つは、環境内の既存の電磁放射の濃度を許容できないレベルまで上昇させることです。
5Gに使用される周波数は、スペクトルの無線周波数セクションの上限にあります。
これらの高周波電波は、その波長からミリ波(MMW)としても知られています。
 
MMWは現在、多くの国、特にアメリカで使用されている空港のボディスキャナーに使われているため、5Gはこの範囲の周波数の初めてのテクノロジーではありません。
このスキャナーは「エネルギーが低いため安全である」と主張されていますが、これは健康への悪影響をもたらさないということではありません。
MMWは、皮膚内で非常に不快な感覚を生み出すことが知られているため、軍により群集制御のツールとして使用されています。
MMWは、ほとんどの場合、人間の皮膚から1〜2ミリメートル以内に吸収され、毛細血管と神経系を介して体の他の部位に伝達される恐れがあります。
 
5Gの実装も、不自然な電磁放射の放出を強化すると思われますが、5Gは人間の健康への潜在的な影響を完全に調査することなく実装されます。
 
原子力発電所やウラン鉱山など電離放射線への被ばく源は、特にこれらの産業で働いている人や近くに住んでいる人にとっては、簡単に回避できない場合があります。
無線周波数範囲で電磁放射を使用する技術の驚異的な拡大は、世界中の電磁環境の性質を大きく変えました。
携帯電話やその他のデバイスが依存する無線通信システムは至る所に存在しますが、それらは都市部でより高くなっています。
 
体の電気システムは、一方向にのみ流れる電流を使用して動作することを強調することが重要です。これは、直流(DC)と呼ばれます。
対照的に、主電源は交流(AC)電気で動作します。
つまり、電流は方向を変えて流れ​​ます。
すべての電気機器および電気器具は、超低周波数(ELF)範囲の電磁界を生成します。
これは、体の繊細な電気システムを妨害し、白血病や脳腫瘍などの多くの健康への悪影響に関連しています。
 
体は恒常性の状態を維持する必要がある電気システムであり、地球と直接接触する「アーシング」によって機能をサポートすることができます。
アーシングの提唱者は、地球と直接接触すると電磁放射の影響が減少するとは主張していませんが、アーシングは電気的恒常性の回復に役立つと主張しています。


4、ストレス
一般的に言う「ストレス」とは、オックスフォード辞書で説明されているように、

精神的、または感情的な緊張。

です。
この章で言う「ストレス」は、「効果」のことになります。
現代医学ではストレスを、「怪我、病気、心配など、体の健康を脅かしたり、その機能に悪影響を及ぼしたりする要因」と、否定的な意味合いを説明していますが、ストレスにはポジティブな意味合いもあります。
 
ストレスを研究するこの分野の先駆者的存在であるハンス・セリエ医学博士は、ストレスを次のように説明しています。
それが原因であるか、結果であるか、快適であるか、不快であるかにかかわらず、あらゆる要求に対する身体の非特異的な反応。

セリエ博士は、原因と結果を区別するために、原因となる要因を指す「ストレッサー(stressor)」という用語を作り、「ストレス」という用語は「影響」という意味で使うようになりました。
また、正と負の意味合いを区別するために、「良いストレス」に「ユーストレス(eustress)」、「悪いストレス」に「ディストレス(distress)」という用語を使用しました。
 
ユーストレスの例
  • 新しいキャリアの機会
  • 楽しく挑戦的なライフイベントから生じる可能性のある喜び、興奮、爽快感などの感情


ディストレスの例

  • 愛する人の死などの悲劇的な人生の出来事
  • 戦争などの生命に直接の脅威をもたらす状況の結果として生じる、恐怖、心配、対処不能などの感情


ユーストレスとディストレスは、通常の意味のストレスとは異なります。
それらは、通常の日常生活の一部ではないストレッサーによって引き起こされる、ストレスのレベルの上昇を表しています。
ユーストレスとディストレスは体への要求の増加を表していますが、それらは同じ効果ではありません。
ユーストレスはしばしば有益であると見なされますが、ディストレスは、特に長期にわたる場合、健康に害を及ぼすと見なされています。
 
ストレッサーに対する身体の反応は、「急性ストレス反応」としても知られる「戦うか逃げるか」反応を伴うと言われています。
これは、内分泌系が特定のホルモン(特にコルチゾールとアドレナリン、セロトニンなど)を高濃度で分泌するきっかけとなります。
興味深いことに、アドレナリンは神経伝達物質とホルモンとして機能します。
アドレナリンの分泌物の目的は、体が「非通常の」ストレッサー、特に苦痛を引き起こす恐れなどの感情を誘発する状況に迅速に反応できるようにするために、エネルギーの急増を調節することです。
ストレッサーが解消されると、分泌物のレベルは徐々に正常に戻り、体は通常の恒常性状態に戻ります。
ストレッサーが急速に解消されない場合、体はホルモンと神経伝達物質を放出し続けます。
これらは、特定の上昇したレベルで、神経学的影響を含む健康への悪影響に関連しています。
たとえば、コルチゾールレベルの上昇はうつ病に関連しています。
 
ただし、神経学的影響は、感情的なストレッサーの結果だけではありません。
それらはまた、神経系に悪影響を与えることが知られている有毒化学物質や、電磁放射線などの物理的ストレッサーによって引き起こされる可能性があります。
 
「特定の低線量、または被ばくでは、有毒化学物質や電磁放射線は悪影響を及ぼさない」と主張されていますが、これは誤解を招く恐れがあります。
この主張は、細胞レベルでの微妙な影響を完全に無視しています。
ブレイロックMD博士が健康と栄養の秘密で説明しているように、

微量な毒性は、明らかな臨床毒性を生み出すことなく細胞機能を破壊する可能性があります。
これは無症状毒性として知られる状態です。

無症状毒性とは、例えると、吐き気、嘔吐、腹痛などの明らかな兆候ではなく、漠然とした倦怠感、思考の曇り、記憶の喪失、神経過敏、うつ病、、軽度の痛みなどの、医療機関では無視されることがある症状です。
一般的な医師は吐き気や嘔吐を毒素摂取に起因しているとは捉えず、代わりに細菌などの病原体への感染を疑います。
同じように、無症状毒性を毒素や電磁放射の影響と考える医師は、ほとんどいません。
代わりに、精神障害を疑うことが多くなっています。
そしてこの対処法として、向精神薬を処方します。
向精神薬は、存在が証明されたことのない問題を修正できないだけでなく、脳に深刻な害を及ぼすことが知られているため、治療としてはまったく不適切です。
すべての向精神薬が、脳と精神の機能障害を引き起こすことによって機能するようにできています。
 
向精神薬が「精神障害」の不適切な治療法であるもう1つの理由は、ディストレスを引き起こした根本的な感情的問題に完全に対処できないためです。
前に述べたように、問題はその原因に対処することによってのみ解決できます。
しかし、多くの一般の人々は、精神科の薬が倦怠感や失恋、家族間の葛藤などの日常の問題への答えであることを認めてしまっています。
 
例えば、両親や他の大人に反抗する子どもは、「反抗挑戦性障害(ODD)」という診断が下され、行動障害と見なされます。
現代医療は反抗挑戦性障害の原因を認識していませんが、反抗挑戦性障害の診断は問題行動が6か月以上持続している必要があるため、一時的な癇癪は含まれません。
反抗挑戦性障害を引き起こす要因として考えられるのは、神経系に害を及ぼす物質への曝露です。
これには、食品着色料や防腐剤として使用される化学物質など、さまざまな食品添加物が含まれます。
さらに、ワクチンにも神経毒性成分が含まれています。
電磁放射線も神経学的な危害を引き起こす可能性があるため、携帯電話などのデバイスで遊ぶ機会が多い子どもは、有害な電磁波の影響にさらされます。
 
精神障害によって多数の影響を受けていると主張されている世代には、高齢者も含まれます。
65歳以上の人々が診断される最も一般的な状態は認知症です。
WHOは認知症の原因を特定していませんが、「認知症は、アルツハイマー病や脳卒中など、脳に影響を与えるさまざまな病気や怪我から生じる。」と説明しています。
にもかかわらず、ファクトシートには、「アルツハイマー病が認知症の最も一般的な形態である。」とも記載されています。
アルツハイマー病があるから認知症になるのか、認知症があるからアルツハイマー病になるのか、記述に矛盾が生じています。
さらに認知症のリスク要因を、
●飲酒
●喫煙
●運動不足
●健康的ではない食事

から、
●うつ病
●学歴の低さ
●社会的孤立
●認知機能の欠如

までを挙げています。
ナチュラルハイジーンでは、認知症を含む精神障害を「有害物質への曝露に起因する、特に神経系および脳内の機能障害の症状」と認識しています。
場合によっては、これらの曝露は、第7章「非感染症」の内分泌系および先天性欠損症に関する議論で示されているように、出生前に発生した可能性があります。
 
 
ストレッサーが有害な影響を与えるメカニズムは、有害物質が組織に酸化ストレスを与えるメカニズムと同じです。
脳の酸化的損傷は神経系の機能障害を引き起こすため、酸化ストレスは、うつ病、不安障害、および高い不安レベルにも関係しています。
元脳神経外科医のラッセル・ブレイロック博士は、
ストレスは代謝率を高め、代謝の増加はフリーラジカルの生成を高める。

と説明しています。
十分な抗酸化物質がない場合、フリーラジカルは酸化ストレスを誘発し、細胞の損傷を引き起こします。
したがって、長期にわたるディストレスは、フリーラジカルの生成と細胞の損傷を継続し、神経系や脳を含む組織や臓器の機能障害を引き起こします。
この問題を防ぐためには、良い栄養と抗酸化物質が豊富な食事を心がけ、有害化学物質、特に神経系に影響を与えるものを避け、感情的なストレッサーの影響を最小限に抑えることが必要です。
 
この方法として、食事療法、リラクゼーション、睡眠の工夫などがあり、それに加え「アーシング」もストレスを解消と神経系のバランスを取り戻すのに役立ちます。
アーシングは、生理学と体の器官を支配する生体電気回路を回復して安定させ、生体リズムを調和させ、自己治癒メカニズムを高めることができます。


結論


WHOの医療政策ガイドラインは、すべての加盟国による実施が推奨されています。
つまり、WHOは全世界の人口の健康に影響を与える力を持っています。
この責任の大きさから、WHOが病気の治療と予防のために推奨する対策は、適切であるだけでなく、安全で効果的であると想定することもできます。
ただし、これらは誤った仮定です。
この本で示しているように、「現代医療」は病気の性質を完全に理解しておらず、そのすべての原因を正しく特定することができていません。
現代医療による病気の治療と予防のための手段、すなわち薬やワクチンは不適切であるだけでなく、安全でも効果的でもないことを示しました。
現代医学は科学に基づいた証拠に基づいていると主張されていますが、病気の問題を解決できなかったことは十分に明らかです。
健康状態は改善せず、悪化し続けている問題であることを示す証拠がたくさんあります。
薬やワクチンが病気を治したり予防したりしないことは明らかです。
しかし、これらの対策の問題は、単にそれらの有効性の欠如ではありません。
医薬品が有毒であり、健康に不利益であるという証拠が増え続けています。
現代医学が病気の問題を解決できなかった主な理由は、それが根本的に欠陥のある理論に基づいて機能しているためです。
明らかな欠陥にもかかわらず、現代医療はこれらの理論を改訂することを拒否しています。
他のすべての問題と同様に、病気の問題は、その性質を理解し、その本当の原因を正しく特定することによってのみ解決できます。
人々は、病気の原因が取り除かれ、存在しなくなった場合にのみ、健康に回復することができます。それを説明するハーバート・シェルトンによって示されるように、
原因が残っている限り、完全な回復は期待できません。

 
健康は人体の自然な状態ですが、健康を達成し維持するには、人々が特定の行動を取る必要があります。
具体的には、第一に、健康に悪影響を与える要因への曝露を回避または制限すること。
第二に、健康を改善する要因への曝露を増やすことを意識的に決定すること。
ほとんどの人は、特に病気の治療と予防において、病気に関する「権威」として現代医療の医療機関を信頼していますが、残念ながら、これは見当違いの信頼です。
権威=真実、ではありません。

 
この本の冒頭で「この本は物議をかもすかもしれない。」と述べました。
ここでアーサー・スコペンハウアーの残した言葉を復唱する必要があります。

 
この本を最後まで読んでくれた方々が、第三の段階に到達し、本当の病気の原因を新たに理解することで、「健康について正しい決定を下すために必要な真実の情報を手に入れた!」と思っていただければ幸いです。
 

まとめ


第1章〜第9章では、健康や環境についての問題を挙げてきましたが、最終章の第10章では、病気に対しての「正しい認識」と「誤った認識」の説明とともに、私たちが取るべき具体的な行動についての提案が多くありました。
私が個人的に気になった点は、「食べ物を薬と見なすことはできない」という箇所と、「運動について」の箇所です。
「食べ物を薬と見なすことはできない」の部分は、このブログに天然の抗菌剤についていくつか記事を書いてきている私は、読んだ時に「間違った情報を記事にしてしまったか!?」と思いました。
天然の抗菌剤と呼ばれる食品には、食品以上の特別な効果はないものと早合点してしまいましたが、よく読むと、「食品の栄養素が重要」とあるので、天然の抗菌剤と呼ばれる食品に腸内環境を整えるために有益な栄養素が豊富に含まれているという解釈と理解しました。
決して、その食品が菌を殺すという意味ではないという理解です。
「運動について」は、激しい運動は酸化ストレスを引き起こす原因になる、激しい運動をするのならば電解質、特にマグネシウムが重要とわかりました。
決して運動不足が病気の原因になるというわけではないことを強調されていた印象でしたが、個人的には適度な運動により血流を良くしておくことでデトックスが促進されると思っているため、それに触れられていなかったところが少し物足りなさを感じました。
とはいえ、デトックス方法は「栄養を摂取する」「有毒物質を摂取しない」「電磁波を避ける」「悪いストレスを避ける」というシンプルな方法を推奨されていたことは、大変参考になりました。
キレーション点滴などの方法はオススメしないと解釈しました。
 
「あなたが病気になる本当の理由」はとても長い本なのですが、疑問に思った点、気になった点などをメモしながら読んでいたので、次回はその辺を含めた私の感想文を記事にしようと思います。



第10章「病気の本質と原因」
https://baby-skin-rash.com/2021/03/23/the-real-nature-and-causes-of-illness/




http://www.asyura2.com/21/iryo8/msg/407.html
コメント [政治・選挙・NHK285] 国民民主・玉木「菅直人元首相は見識ない議員」それアンタでしょ(まるこ姫の独り言) 赤かぶ
42. 2022年1月29日 19:21:31 : Jc5WJMn07E : NVFGeGlJQVJhLnc=[251]
  玉木氏が我が党と言い切るからには党是を指しているのだろうが党是に相手を貶めて何かをやって行くことは許されない旨の規定でもあるのか。相手を貶める意図は無かったとの弁明の余地も含め非常に抽象的な論で、我が党にはそういう議員はいないと言い切るとは仰天だ。
  貶めるとは相手側の主観であるところ、例えば国会に於いて官起案の行政立法案は与党の閣議と党内論議を経て政府提案として本会議に出す性質の本来イリーガルな手法で二度の論議を経ている筈だが、野党や無所属議員からすれば本会議で初めて耳目にする法案だ。ゆえに国民納税者代表として官起案の法案内容に疑義を呈する場合があろう。事務方と与党の間で合意が出来、後は党議拘束を掛けて賛成多数で可決するところまで既に煮詰まった法案は、当然ながら与党以外の議員が問題点を指摘、違憲状態を含めた精査検証余地は多分にあり、はぐらかし答弁や墨塗改竄文書を平然と出されれば罵倒に近い批判は当然起きる。これをして法案起案した与党と官僚集団が貶められたと表現すれば玉木に言わせれば見識のない議員となるだろう。
  やはりと言うべきか、国会で文句や批判ばかり、の与党のバイアスを玉木が引き継いでいるのは官僚出身ということもあろう。官起案の行政立法案を与党が二度の関門を異議も立てずに承認する慣行が戦後に亘って政財官護送船団方式として定着、膨大な公金が憲法との整合性もなく歳出された結果、元官僚が政界進出し護送船団方式の継承に尽力するに不思議はない。
  国民の一票を得て個々の議員が議会に出ることは、党是の実現に固執せず議会での徹底論戦を胸に落とし一人一党の精神で可決に臨むという意味だ。党議拘束を掛けて最初に結論ありきで政府提案を強行可決する与党と玉木氏の考えは同じである。個々の有権者の一票を党是の実現で括り、真摯な論戦により各議員が支持者の声を反映する最終採決機能を無碍にする玉木党首は自民党党首と同様に議会人として完全に失格ということだ。
  
http://www.asyura2.com/22/senkyo285/msg/338.html#c42
コメント [政治・選挙・NHK285] ステルスオミクロンより強毒な「デルタ変異」国内に出現!3月「第7波」襲来の可能性(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
67. 2022年1月29日 19:22:15 : puuuDGkhjg : MHZ2RTBiVFlWc0U=[6]
66です。

しかし、WHOのテドロス局長の顔はひどいな。心のやましさが顔にありありと出ている。いい死に方は出来ない顔だ。


http://www.asyura2.com/22/senkyo285/msg/333.html#c67

コメント [政治・選挙・NHK285] <ジャパンライフ元会長に懲役8年の実刑判決>疑惑まみれの安倍政権「負の遺産」に断罪続々…当の本人は反省の色ナシ!(日刊… 赤かぶ
16. 赤かぶ[163452] kNSCqYLU 2022年1月29日 19:23:14 : IrhQbsPtA1 : My43WnR3V2FGemc=[2056]


http://www.asyura2.com/22/senkyo285/msg/342.html#c16
記事 [医療崩壊8] 第9章「既得権益と統制のアジェンダ」




今回は、第9章「既得権益と統制のアジェンダ」の内容を要約して紹介します。
既得権益・利権を握る勢力が、世界でグローバル社会と呼ばれる管理社会を作り、自分たちの都合のいい政策を推し進めているということについて説明しています。

既得権益と統制のアジェンダ


国連の目的は、
●平和の維持
●国際経済的、社会的、文化的、人道的国際問題を解決するための協力

とされています。
国連憲章の第IX章、第55条では、
国連がより高い生活水準を促進する。

と述べています。
国連の包括的な目的は、すべての人にとってより良い生活水準を備えたより良い世界を作ることであるように思われますが、残念ながらそれは誤りです。
 
イギリスは20世紀以前まで主要な世界大国の1つでしたが、1900年代初頭から支配力は衰退し始め、この衰退は最終的には他の帝国にも起こりました。
そこで台頭してきた国がアメリカです。
アメリカは米ドルを世界の基軸通貨にすることで、主要な世界大国にのし上がりました。
その時代の最も影響力のあるアメリカ人の1人と見なされていたヘンリー・ルースは、アメリカを「世界で最も強力な国」と呼び、アメリカの義務について、
私たちが適切と考える目的のために、そして私たちが適切と考えるような手段によって、私たちの影響力を完全に世界に及ぼすことです。

と述べています。

アメリカは、1945年に2つの核爆弾を日本に投下したときに全世界にその圧倒的軍事力を見せつけ、世界をリードしつつ、既得権益とその支配的な影響力を拡大していきました。
現在、世界のほとんどの国で運用されている金融システムは、主に既得権益グループの管理下にあり、秘密の会議でポリシーを策定しているため、民主的なプロセスの外で運用されています。
 
国連組織は、既存の問題について話し合い、それを解決するための措置を提案するために会議を開催します。
この議事録は公開された報告書に文書化され一般に公開されており、秘密裏に開催されていませんが、それでもこれらの会議は既得権益の影響を受けています。
特に重要な会議の1つは、1992年にブラジルのリオデジャネイロで開催されたUNCED会議でした。アジェンダ21として知られる最初の「グローバル計画」を採択し、2000年のミレニアムサミットで、「私たちが現在直面している問題は、グローバリゼーションにより改善される。」と提唱し、アジェンダ21と特に差のないMDGsという8つの目標を打ち出しました。
2015年のMDGsの失効時、国連・持続可能な開発サミットを開催し、2030アジェンダとして知られる次の「グローバル計画」を作成しました。
 
グローバリゼーションの重要な特徴は、さまざまな利害関係者間の協力を促進することです。
2030アジェンダ文書が示すように、これらの利害関係者には「民間部門」が含まれます。
言い換えれば、株主のために利益を生み出すことを主な目的とする企業です。
しかし利益を追求することは、人類の問題を解決するという目的と両立することはめったにありません。企業の利益のために有益な措置は、ほとんどの場合一般大衆の利益を害します。
グローバリゼーションのもう1つの重要な特徴は、すべてのシステムを管理する規則、規制、基準の調和が必要なことです。
最終的には、既得権益によって制御される単一のグローバルシステムに統合されます。
 
この問題は、大衆が自ら選んだわけでもない、全く知られていない人々によって統治されていることです。
 
富、権力と影響力

「お金はすべての悪の根源である」ということわざがありますが、何世紀にもわたって商品やサービスの交換の媒体として使用されてきたお金自体は、悪ではありません。
一部のお金の取得方法とその使用目的が「悪」である、という言い方はできるかもしれません。
世界中の何億人もの人々が極度の貧困状態にある中、「1パーセント」と呼ばれる富裕層が存在します。
 
2018年フォーブス億万長者番付では、2,208人いた億万長者の総資産額の合計は約9.1兆ドル、その中でも最も裕福な20人の合計総資産額は約1.2兆ドルでした。これは全員がアメリカ人というわけではありません。
「世界で最も裕福な1%は、残りの99%の人たちの合計総資産額以上の富を所有している」と言われています。
2015年は、作り出された富の82%を、最も豊かな1%が懐に入れました。
世界銀行などの主張に反して、極度の貧困に対する対策が機能していないことを明確に示しています。
巨大な不平等が存在することは明らかであり、これは、拡大し続ける貧富の差とともに、「世界のアジェンダ」が「世界の貧困」を終わらせたり、改善したりということはなかったという証拠を提供します。
それどころか、国際機関、特にIMFと世界銀行の政策は、貧困の悪化も助長しています。
 
ここで富そのものを批判しているというわけではありません。
人であろうと資源であろうと、搾取の目的での富の存在を明らかにしたいのです。
 
最も一般的な富の用途として、「戦争」があります。
戦争資金は銀行家や金融業者から借り、利子付きで返済しますが、債務返済は国民からの税金で行われます。
「平和」のためという大義で始められる戦争は、戦争産業の発展につながりました。
戦争産業以外に、医薬品・ワクチン業界も、巨大な収益が保証されています。
これらの産業の発展は偶発的ではなく、莫大な富を利用することにより、ほとんどの大企業の背後にいる所有者と意思決定者は、政治を含む社会の多くの分野でかなりの影響力を発揮できるようになりました。
 
第二次世界大戦後の支配的な世界大国としてのアメリカの出現は、
「アメリカが常に主導しなければいけない」
「アメリカには利益を支配する権利がある」
という考えにつながりました。
例を挙げると、1954年、グアテマラ大統領であったアルベンツ大統領が、特に土地を持たない農民に対し、土地を与えるという農地改革を実施したことでクーデターに遭い大統領職を辞任させられました。
これは、アメリカに本拠を置くユナイテッドフルーツカンパニーのグアテマラ事業が、グアテマラでの経営環境に脅威を感じアメリカ政府に支援を要請したことで起こりました。
CIA(中央情報局)は、このクーデターを実行したことを認めています。
 
世界銀行とIMF(国際通貨基金)、WTO(世界貿易機関)など、独立しているように見える国連の関連機関も、アメリカの既得権益の影響を強く受けています。
技術の進歩により大量生産が可能になったことから、海外市場で無制限に展開できる「自由貿易」が促進され、事業主は富を拡大させました。
自由貿易は、賃金を削減し収益の最大化を図る性質があります。
これが発展途上国での貧困化につながることは、第8章「地球の問題」で説明しました。
興味深いことに、2016年の世界の上位500社の総収益は、同じ年、世界​​最大の経済国であるアメリカのGDPを大幅に上回ったと報告されています。
この莫大な富の一部は、労働者からの搾取により生み出されました。

2016年の大企業10社のうち4社は、非常に収益性が高く強力な業界である石油ガス業界に属しています。
石油は化石燃料であり、このまま石油を掘り続けると枯渇する、と一般に信じられていますが、そうではありません。
石油業界は1970年代以降、休みなく大量の石油を抽出し続けただけでなく、新しい油田を発見し続けてきました。
しかし石油は枯渇しておらず、地球には推測されていたよりもはるかに多い石油量が存在していることを示唆しています。
しかし「石油は有限である」という考えにより、石油の高価格が正当化されてきました。
最も強力な既得権益に、石油産業に関与し、支配してきた一族が関与していることに注意する必要があります。
 
企業の富は、ビジネス上の利益に有利な法が確実に制定されるように、さまざまな方法で影響力を行使するために使用されます。
この影響力の購入は、「ロビー活動」と呼ばれます。
さらに、自社の社員を政治の世界に入れる、または政治家を自社の社員として雇うことにより、影響力をさらに拡大しました。
 
政治家ではなく企業の既得権益が政策の内容を決定する国は、もはや民主主義国とは言えません。
「金権政治」と呼んだ方がいいでしょう。
金権政治は、国民を政治的プロセスへの関与から完全に排除し、意思決定においても国民の発言を拒否するシステムです。
 
グローバリゼーションと管理統制アジェンダ

「グローバリゼーション」という用語は、一般的に旅行や通信システムなどでの世界中の人々や国の間のコミュニケーションを指します。
それ以外に、グローバル貿易を促進するための国家間の相互関係を指すために使用される用語でもあります。
グローバリゼーションの目的の1つは、貿易や金融のシステムだけでなく、すべて分野において国連機関の取り決めに完全に応じさせることです。
したがって、各国が「グローバルシステム」の政策に準拠した措置を実施しなければいけない、ということです。
国連は、国連憲章で定められた目的を達成するために、これらの「グローバルシステム」が不公平なくあらゆる場所のすべての人の利益のために機能することを保証している、と思われるかもしれません。
しかし、それは誤った考えです。
なぜなら、国連の組織は、主にアメリカに拠点を置く「既得権益」の影響を強く受けているからです。
アメリカの利益が、世界をリードする、世界を支配する「権利」を主張していることも実証されています。
「アメリカの利益は人類の利益のためになる」という主張もありますが、アメリカの支配は自分たちの利益のためでしかありません。
 
NSSM 200(国家安全保障検討覚書き)という文書では、アメリカの利益になるという観点から、アメリカの安全保障に悪影響になるかもしれない人口増加について、懸念を表明しています。
特に発展途上国の特定の国での人口増加を懸念していますが、特定された国はすべてアメリカの利益になる資源を持つ国です。
 
人口抑制として、発展途上国の女性に生殖や家族計画について教育する、妊婦検診を推奨しHIV検査の機会を与える(妊娠中は偽陽性が出やすいことに注意)ということが行われています。
また、人口増加の弊害として、食料不足から飢餓が引き起こされていることを主張し、アグリビジネス企業の進める大規模な農業方法を推奨します。
実際は、食料は十分にあり、貧困や飢餓の根底には先進国の搾取の存在が関わっています。
また、大規模農業、単一作物の栽培、輸出の増加が経済成長を促進し、発展途上国の経済成長につながる、という主張も間違っています。
グローバリゼーションにより開かれた市場に参加できるのは大企業のみで、中小企業は参加できていない現実があります。
輸出用の作物の栽培ばかりが増え、地元の人に作物が行き渡らなくなるということが起こっています。
特にグローバリゼーションの恩恵を受けているのは、
●石油会社
●金融機関(土地と商品の投機家を含む)
●グローバルアグリビジネス
●軍事産業

です。
支配的な既得権益は、
●ウォール街(金融)
●軍産複合体
●ビッグオイル(石油)
●バイオテクノロジーコングロマリット
●ビッグファーマ(製薬)
●グローバル麻薬経済
●メディアコングロマリット
●情報通信技術(IT)

などの業界があります。
 
貧しい地域にグローバル大企業が進出することは、その地域で雇用が生み出され経済発展につながると考える人もいるかもしれませんが、実際は、IMFと世界銀行によって課された厳しい緊縮政策の悪影響に苦しむことを余儀なくされています。
 
貿易自由化、自由貿易は、規制に縛られることなく自由に貿易が行えるという意味を持ちます。
WTO(世界貿易機関)により推奨されている既存の取引システムには、大企業に有利なシステムになっており、公平さはありません。
現在も運用されている多くの貿易協定がありますが、アメリカーEUの間のTTIP(大西洋横断貿易投資協定)、EUーカナダの間のCETA(包括的経済貿易協定)などが施行されています。
このような貿易協定は、大企業に有利な権利を与え、協定に参加する国が守るべき統一した規制が敷かれます。
例えばカナダは近年、アメリカの緩い企業規制にほぼ従っています。
そして、CETAを通じてアメリカの影響を受けたカナダが、規制の厳しいヨーロッパに間接的にアメリカからの影響を及ぼすことになります。
アメリカの影響で遺伝子組み換え作物を多く栽培するカナダと協定を結ぶことにより、EU諸国の有機農業は弱体化させる可能性があります。
 
ISDS(投資家対国家紛争解決)と呼ばれるシステムは、既得権益側である投資家が特定の国の法律の存在により損害を受けていると判断した場合、訴訟を起こすことができるシステムです。
ヨーロッパでは、ICS(投資裁判所システム)と呼ばれています。
現在、ICSはEUと他国との間の二国間協定にのみ適用されていますが、これを多国間に変更することが提案されており、それはすべての貿易協定にグローバルに適用されることを意図しています。
これが適用されると、各国の政府は既得権益の投資家にとって不都合な法律の制定に消極的になる可能性があります。

2017年2月に発効されたWTO貿易円滑化協定(TFA)は、自由貿易の促進と円滑化を主張しています。
これは、特定の規制の存在が貿易の足かせになっている場合、貧しい方の国に罰が課せられるような不公平なシステムになっています。
 
開発は「前進」の重要な側面であるという主張は、貿易、経済成長などすべてがグローバリゼーションの議題の中心とし、継続的な経済成長を世界中に押し付けます。
グローバル経済の概念は、グローバリゼーションをサポートすることのみを目的とし、そのために世界経済という実態を「管理されるべきものである」という概念を促進しています。
 
医療システムの統制

WHO(世界保健機関)の主な目的は、WHOのウェブサイトに記載されているように、
すべての人にとってのより良い健康。どこにいたとしても。

を達成することです。
21世紀に人類が直面すると考えられている問題の一つ、「疾病」。
この問題を解決するには、問題の原因を正しく理解することが不可欠です。
WHOはICD(国際疾病分類)という疾病を分類する国際基準を設けており、定期的に更新しています。
ICDの中では、疾病を細菌性か非感染性かの2種類に分け、基本的に各疾病に3文字コードが割り当てられます。
たとえば、狂犬病はコード「A82」で識別されます。
病気が細菌によって引き起こされるという誤った考えについては、第3章「病原菌理論の虚偽」で、非感染性疾患の原因について医療機関の知識レベルが低いということは、第7章「非感染症」で詳しく説明しています。
 
病気の原因をしっかり把握できていない現代医療が病気の予防と治療に使う方法、「薬」と「ワクチン」は、不適切な解決策であることを意味し、実際病気は減るどころかどんどん増えています。
 
なぜ現代医療は自身の間違いを認めないのか?
これは既得権益の影響が大きいためということは明らかです。
医師ですらこの過ちに気づいていないのは、既得権益による医学教育の賜物です。
 
また、FDA(アメリカ食品医薬局)の承認を受けている医薬品は安全が証明されているというわけではないことは、承認後に副作用、死亡例があった医薬品の報告が多いという事実からもわかります。
世界各国で現在取り入れている医薬品承認のプロセスは異なりますが、承認手続きにグローバル化が取り入れられると、既得権益が世界中の医療システムを都合のいいように変更することが可能になります。
 
ICH(国際医療用医薬品調和技術評議会・人間が使用する医薬品の技術要件の調和のための国際評議会)は、1990年に設立された医薬品承認に関わる機関です。
ICHの役職には、大手製薬が作るPhRMA(アメリカ研究製薬工業協会)からの代表が入っており、医療機関や製薬などの既得権益が絡んでいます。
またICHの役職には、BIO(バイオテクノロジーイノベーション協会)からの代表も入っており、アメリカのバイオテクノロジー業界からの既得権益も絡んでいます。
このような機関が資金提供する研究は、機関に影響を及ぼす既得権益に都合のいい結果を出すように務めます。
 
医療業界の既得権益の中にいる人々は、そのシステムが存続する限り永続化に既得権を持てるため、欠陥の存在を認めることに非常に消極的です。
 
「エイズの原因はHIVウイルスではない」と主張するピーター・デュエスバーグ教授は、著書「エイズウイルスの解明」で、
個人的に、あらゆる分野で行われているコンセンサスの見解に疑問を投げかける科学者はもうほとんどいないと思う。

とコメントしています。
 
医療システムで働くすべての人はその存続に明らかな「既得権益」を持っており、それが終わりを迎える場合何らかの影響を受けますが、大多数の人々はこの問題に関心を持っていないため現在の医療システムの存続が続いています。
そして、グローバリゼーションが促進されることで、既得権益の恩恵はさらに大きくなります。
WHO(世界保健機関)はそのような医療機関の統治機関であり、CDC(アメリカ疾病予防センター)はアメリカの医療統治機関でありながら「他国の医療問題はアメリカ国民の健康にリスクになる」とし、他国への介入を正当化します。
1918年のインフルエンザ(スペイン風邪)とペストは、そのようなエピデミックの例として頻繁に用いられ、人々の恐怖を煽ってきました。
この恐怖は、世界中の継続的な監視を正当化し、新たな潜在的危険の発生を検出するためにも利用されています。
 
人の健康は他人の健康には依存していませんが、外部の要因を含む特定の要因に依存しています。
 
科学者のキャリアは「どれだけ資金を獲得できるか」という能力によって決まり、それには既得権益のコンセンサスを受け入れることは必須で、異議を唱えるということは資金もキャリアも諦めなければいけないことを意味します。
科学者も人間であり、政治的イデオロギーや金銭の誘惑から免れることは難しいようです。
 
このようなシステムができてしまった裏には、1つの財団の存在があります。

「グローバルロール」という記事では、ロックフェラー財団を、WHO、ユニセフ、世界銀行とともに、大きな財政的影響力を持つ「プレーヤー」の1人として特定しています。
 
ほとんどの医薬品は石油由来の化学物質から製造されています。
ロックフェラー家が、アメリカの石油産業の発展に大きく関わってきた事実にも注意が必要です。
ロックフェラーが所有するスタンダードオイル会社によって生み出された富は、この家族が実質的に石油産業を支配することを可能にしました。
そのためロックフェラー家は、自社製品を利用した医療システムの開発に明らかに既得権を持っていました。
ロックフェラー家はアメリカの医療システムの開発に貢献しただけでなく、医学研究にも関わっていました。
その一部は健康の改善を促進することとは、ほとんど関係がありませんでした。
石油という生物と地球の生態系の健康に有害な物質を薬にするということは、「有害な側面もあるが、治療効果もある」という信念から来ています。
 
「石油化学産業の調査」というタイトルの記事では、
現在私たちは、石油化学製品が私たちの健康と環境に及ぼす悪影響を理解する初期の段階にある。

と述べ、石油化学製品の潜在的危険性が想像以上に大きいことを示唆しています。
さらに、
脳や肝臓などの人間の組織や臓器に蓄積し、
●脳
●神経
●肝臓の損傷
●先天性欠損症
●がん
●喘息
●ホルモン障害
●アレルギー
を引き起こす可能性がある。

とも述べています。
 
このような潜在的危険性のある石油化学製品を薬として使用し続けている理由として、「正しい用量で使用すると有害物質でも有益である可能性がある」という誤った考えがあります。
第6章「地球の汚染・科学の失敗」で説明したように、安全性試験は「観察可能な悪影響がない」用量を決定します。
これは「全く副作用のリスクがない」という意味ではありません。
人々が日常的に使用する医薬品と化学物質の無数の組み合わせから生じる悪影響を決定するためのテストは、実施されていません。
 
「医薬品やワクチンが命を救う」というメッセージを宣伝し続けている組織の広大なネットワークがあることは明らかです。
さらに悪いことに、これらの組織内で働く人々の大多数は、心から人々を助けたいと思って働いています。
医学的知識が低い人々は、医学的専門家の専門知識に依存しているため、誤った理論が正される機会を逃しています。
医学専門家は、既得権益の影響下で機能する医学教育を受けてきているため、石油化学製品は医薬品の主要成分であり続けます。
 
医学教育

教育は知識を伝達していくプロセスですが、同様に誤った情報の普及としても機能します。
ハーバート・シェルトンの著書「ナチュラルハイジーン」の一節に、
教育を受けた人ほど虚偽に強い確信を持つ。

とあります。
医学部のカリキュラムはさまざまですが、必然的に「薬」が病気の適切な治療法であることを医学生に教えるコースが含まれています。
医師の教育のメインは、病気を治療するための医薬品への信念に基づいています。
微生物学、病理学、薬理学、免疫学と呼ばれる科目では、医学生は細菌、病気、薬、ワクチンについて学びます。
その過程で、「これ以外の他の知識は軽蔑されるべきである」と教えられています。
 
「quack」という単語は、もともとアヒルがうるさく「ガー、ガー」鳴くという意味がありますが、「インチキ」「偽医者」という意味もあります。
医学的知識を持っていると主張しているけど適切な医学的資格を持っていないため、「医学」を実践することを許可されていない人を表すために使用されます。
この用語は、病気の治療薬として使用されているが、適切な規制機関によって承認されていない物質を表現するためにも使用されます。
 
ロックフェラー家が影響を及ぼす石油業界から派生した現代の医療業界は、この医療利権の永続を目的に、医学教育システムも利用することにしました。
 
19世紀のヨーロッパ、特にドイツでは、病気とその原因について、実験室での研究が急速に普及しました。
ドイツの大学にこの方法を視察に行ったアメリカ人医師たちは、この方法を絶賛。
アメリカに戻り、ドイツで見た方法を再現しようとします。
ジョンズ・ホプキンス大学の医学部は、その第1号です。
ヨーロッパ流の科学医学の研究室の設立には、多額の資金が必要であったこともあり、一般の医師たちは消極的でした。
代わりに、医療を自分の利益につなげられると考えた勢力が資金提供に乗り出し、既得権益を握ります。

ドイツに視察に行ったアメリカ人の一人であるエイブラハム・フレクスナーは、医師ではなく教育者です。
全国的な医学部の教育の質に関する調査を依頼されたエイブラハム・フレクスナーは、「フレクスナーレポート」という報告書で、ドイツの実験室調査がベースになっている医学を絶賛。
「石油に含まれる成分を抽出し製造した薬を用いて治療をする医学を教える学校のみ医科大学として認定する」という内容のレポートを作成しました。
 
ロバート・コッホ博士が、「結核菌が結核の原因物質」という結論を出したのも、実験室ベースの研究でした。
コッホ博士の理論が誤りであることは、第3章「病原菌理論の虚偽」で説明しています。
残念ながら、結核菌が無実であるということは、現代医療は認めていません。
そのため、現在も医学部では微生物学という科目で結核菌が結核の原因であると教えられています。
 
フレクスナーレポートでは、「アメリカでの医学が世界の医学を引っ張っている」と主張していますが、この主張は証拠によって裏付けられていません。
実際には、アメリカの医療システムは他の先進国のものと比較した場合、うまく機能していません。
2017年、コモンウェルス財団が発表した報告書では、先進国11か国の医療制度を比較した「医療制度のパフォーマンス」の項目で、アメリカを最下位に格付けました。
アメリカの医学は収益性を優先させるあまり、利益相反と倫理的問題を引き起こしています。
医学生は医薬品を「必須医薬品」と見なすように教えられ、発展途上国の貧しい人々が手頃な価格の医薬品を入手できるように支援したいと思わせるような教育が行われています。
 
UAEM(必須医薬品のための大学)は、2001年に始まった運動の組織であり、イエール大学の学生が国境なき医師団と協力して、サハラ以南のアフリカでイエール大学が開発したHIV /エイズ薬のジェネリック医薬品の生産を許可を、大学と大手製薬会社に求めました。
これは、アフリカ大陸全体でのHIV治療の大規模な拡大につながりました。
学生が教えられた誤った情報により、現在も何百万人もの人々が、有毒なARVという医薬品により毎日害を受け続けています。
 
医学部を終えた医学生の一部が進む2年生の大学院EIS(エピデミックインテリジェンスサービス)というコースを卒業すると、
●CDCの研究員
●CDCの役職
●WHOの役職
●医学部の教員、学部長
●市保健委員
●州の疫学者

などの出世コースが用意されています。
これ以外にも、EIS卒業生は、財団、メディア、非政府組織、製薬での役職を与えられることもあり、現代医療システムの永続化を支える要に成長します。
 
さらに大学卒業後、医師になった学生たちはCME(継続的な医学教育)という製薬会社が大きなスポンサーであるコースの参加が義務付けられています。
CMEが扱うトピックのほとんどは、医薬品に関連しています。
 
また、医学生は世界中で蔓延が問題になっている「メンタルヘルス」についても学びます。
学生が教えられる対処法は、向精神薬の処方です。
興味深いことに、2019年4月の「医師と医学生のメンタルヘルスのサポート」という記事で、多くの医学生と開業医も、うつ病、不安、燃え尽き症候群、ストレスなどメンタルヘルスの問題を経験してきていることが報告されています。
患者の健康に責任を持つ人々が「不安定な思考、認識、感情、行動」を持っていると見なされる可能性があることは、心配です。
 
また、WHOが非感染性疾患の主要な危険因子の1つとして「不健康な食事」を含んでいるにもかかわらず、医学部では健康なライフスタイルについての教育が不足しています。
これは、栄養学が栄養士の扱う領域であり、医師の領域ではないという考えからきていると思われます。
 
医学部で費やす年月、高い学費は、現代医学に内在する多くの欠陥を正しい理論と解釈する強い信念を深く根付かせ、欠陥を認めることが非常に難しい状況を作ります。
 
デリック・ロンズデール医学博士の著書「なぜ私が正統医学を去ったのか」では、
医師にとって、自分の治療が事態を悪化させているということを認識するのは、難しい場合がある。

という記述があります。
 
医学研究

医学雑誌「ランセット」の社説では、医学研究の目的を以下のように述べています。
●社会のため
●知識を進歩させるため
●世界中の人々の健康を改善するため
●病気を治療し予防するためのより良い方法を見つけるため

このような目的が掲げられていますが、実際は営利目的なんではないか?と思わせるような事実をランセットは指摘しています。
生物医学研究には毎年約1,600億ドルが費やされている。
研究の85%が、無駄または非効率的であると推定される。

 
医学研究が営利目的に傾いている原因のいくつかに、以下のことが挙げられます。
1、研究を開始する前にその重要性を評価できていない。
「売れる」医薬品の特許の取得に研究費をつぎ込むことが多い。
2、既得権益の掲げるコンセンサスに沿わない研究には、資金が下りない。
このコンセンサスとは、病原菌理論であったり、医薬品の売り上げに貢献する内容であったりする。
3、成功している科学者は、一般的な科学的信念に合うようにデータを作成する。
最も評価される信念の1つは、「細菌」が病気を引き起こすという理論。
4、研究結果が掲載される医学雑誌は、製薬会社のマーケティングに成り下がっている。

 
新薬やワクチンの有効性についての研究は、その調査結果の信憑性が低く、ひどい場合はゴーストライターが書いた原稿に医師がサインしたものを発表します。
科学や医療の専門家という公衆衛生のために働く人々が、立場上追求すべき目的と反対の結果を引き起こしかねない利益相反の問題が浮上します。
しかし社会的にこの利益相反は、詐欺や違法行為ほど重罪とみなされていません。
 
1998年にFDAによって承認されたロタウイルスワクチンがいい例です。
ロタウイルスワクチンが認可されてから約1年以内に、ワクチンを受けた子どもたちに100例以上の重度の腸閉塞が報告されました。
そしてロタウイルスワクチンは、市場から回収されました。
このワクチンに関連していたFDAとCDCの委員会のメンバーは、ほとんどがワクチン製造業者と関係のある面々でした。
 
開業医や医学研究者は、医療業界から金銭的利益を得るべきではありません。
 
しかし、医学研究は医療業界と関連のないところでも既得権益に利用されてる面があります。
特定のプロジェクトでは、男性と女性の両方の生殖能力を低下させる方法の調査が行われています。
19世紀後半にフランシス・ゴルトンが優生学という用語を作り出した頃から調査されています。
イギリスで始まった優生学の思想はすぐにアメリカにも広まり、NSSM 200(国家安全保障研究覚書)は、1970年代に特に発展途上国での急速な人口増加について懸念を表明しました。
効果的な避妊法研究の一部はロックフェラー財団によって資金提供され、財団の年次報告書に記録されています。
 
1993年11月の「COOHの機能的および免疫学的関連性-ヒト絨毛性ゴナドトロピンベータの末端伸長:WHO避妊ワクチンへの影響」という記事では、
避妊ワクチンに関するWHOの課題は、避妊ワクチンの標的分子としての妊娠ホルモンヒト絨毛性ゴナドトロピン(hCG)である。

という記載があります。
抗hCG抗体は、子宮内での卵子の正常な発育をサポートする女性ホルモンを阻害します。
このワクチンは多くの国で臨床試験でテストされ、そこにはインドが含まれます。
研究では、「ワクチンによる抗体価が一定レベルに達した場合は避妊効果は有効であるが、定期的にワクチンを接種しないと抗体価のレベルが下がり、最終的に生殖能力が回復する」ことが発見されました。
避妊ワクチンは、複数回接種しないと既得権益に都合のいい効果は得られないようです。
ロックフェラー財団は、この研究の大きな出資者です。
 
人の健康に計り知れない悲惨な影響を与える可能性のある研究題材として、「遺伝子編集」もあります。
ゲノム編集(遺伝子編集とも呼ばれる)は、科学者が生物のDNAを変更できるようにするテクノロジーです。
この研究の最終的な目標は、これらの技術を使用してヒトDNAを改変することです。
病気の予防と治療に貢献する可能性を打ち出し行われているこの研究は、遺伝的要因が大きな原因と考えられている「がん、心臓病、精神疾患、エイズなどの予防と治療のため」とされています。
これらの病気はすべて議論されており、欠陥のある遺伝子によって引き起こされたものではないことが示されています。
人間の遺伝子を操作することは、病気の治療の目的であるとしても、明らかに倫理的に計り知れない意味を持っています。
 
遺伝子編集研究への出資者は、
●ロックフェラー財団
●ビル&メリンダゲイツ財団
●主要な製薬会社
●GMO種子会社

が含まれています。
 
嘘の公布

2030アジェンダは、21世紀に人類が直面する問題を解決するための国際社会の取り組みの最新版です。
17ある目標のうち、
●貧困を終わらせる
●不平等と戦う
●気候変動を止める

これらが最重要視されています。
一見素晴らしい目標ですが、これらは人々を欺く嘘であると言えます。
これらの問題の根本になっている原因は正しく理解されておらず、既得権益の影響を受けている専門家の意見に異議・反論を唱えることは妨害されます。
 
「持続可能な開発(SDGs)影響サミット」というタイトルのウェブページは、2018年9月に開催されたサミットに言及し、
持続可能な開発目標とパリ協定の決議の進展を促進するには、グローバルな対話、より深い官民協力、そして第4次産業革命技術のより広範な適用が必要。

と述べています。
過去の第1次〜第3次の産業革命では、主に実業家や金融業者など、非常に少数の人々の所得水準は上がりましたが、それ以外の一般の人々は貧困に陥り貧富の差が拡大しました。
第4次産業革命も同様の結果になる可能性があります。
 
PRとプロパガンダ

PR(広報)は、多くの企業が自社の製品やサービスに関する情報を一般に提供するために使用するマーケティングツールです。
多くの場合、報道機関に向けて発表するプレスリリースの形式であり、組織の製品やサービスへの関心を高め、購入してもらうことを目的としています。
プレスリリースは、非営利団体によっても使用されます。
例えば、WHOはニュースリリースを発行して、最新の「病気の発生」などの問題について一般に通知します。
 
プロパガンダは、「虚偽、または誇張された情報であり、政治的目的、または見解の支持を得るために使用される」という定義があります。
PRと違い、人々を欺く情報の使用という意味があります。
現在の民主主義社会では、見えない力が大衆の意見、習慣、好みなどを操作しています。
例えば石油化学製品は、マーケティングにより消費者に有益であるという面ばかり宣伝され、健康や環境に有害であるという側面は知らされていません。
消費者の多くは、「製品が安全でない場合は市場に出回らない」という固定観念があるため、マーケティングの謳い文句に疑いを持ちません。
 
心理学者が個人と権威者との関係を調査したところ、偽の専門家が他人の思考や行動を操作するのは非常に簡単であることがわかりました。
そして、大多数の人々が権威者を信頼するという事実は、さまざまな方法で既得権益によって悪用されてきました。
 
世論を操作することができるもう一つの効果的な方法は、「恐れ」を利用する方法です。
この戦略は、感染症が危険な病原体によって引き起こされ、健康に深刻な脅威をもたらすという欺瞞的な考えを永続させるために、権威に対する国民の信頼への依存と利用し、医療機関によってしばしば使用されます。
そして最後は「ワクチンがこの恐怖を解決」というパターンができあがっています。
 
都合の悪い情報が一般に公開されるのを防ぐことに既得権を持つ人々は、都合の悪い情報に対し徹底的に攻撃します。
化学物質の危険性を指摘したレイチェル・カーソンの著書「沈黙の春」に対し、全国農業協会は予算を倍増させ、沈黙の春の酷評キャンペーンに徹しました。
「BSEの本当の原因は、有毒な有機リン酸塩での牛の洗浄」と指摘したマーク・パーディーも、大変な誹謗中傷に遭いました。
 
慈善活動、チャリティー、第三セクター

社会は3つの「セクター(部門)」で構成されていると言われています。
1、民間、またはビジネス
2、公的、または政府
3、市民社会、または非営利、非政府組織

3、の非営利団体というセクターの目的は、困っている人々を支援する、つまりチャリティーや慈善活動を行うことですが、注目したいのはこの資金源です。
慈善活動団体の2017年収支報告の統計を見ると、アメリカ全体の慈善活動団体が4,000億ドルを超える寄付を受けています。
非営利団体が集合的に、多数の多種多様な「正当な理由」のために巨額の資金を調達できることは明らかです。
 
慈善団体が集める収益は年々大きくなっている傾向にありますが、この理由は以下の通りです。
●オンライン寄付の普及
●会社が従業員の給与から任意で天引きし、寄付するシステムが広がっている
●教育
●既得権益から資金提供を受けている

一部の慈善団体の活動は、2030アジェンダの目標に対する財政的支援を増やすため、ボランティアのスタッフを動員して、世界中の何百万もの若い学生にグローバル目標について教育しています。
この「教育」には、気候変動と感染症に関する誤った考え、これらの問題に対処できると主張されている不適切な解決策が含まれます。
 
2030アジェンダを全面的に支援する国連基金は、1997年に10億ドルを寄付した億万長者のテッド・ターナーによって設立されました。
国連基金は、
国連が地球規模の問題を解決するのを助けるために人々、アイデア、リソースをつなぐためのプラットフォーム。

と説明されています。
2030アジェンダの目標を推進するために、チャリティーや慈善団体を通じて多くの利害関係者が協力して取り組んでいることは明らかです。
感染症、疾患、貧困、農業などの分野で活動する慈善団体は、国連やロックフェラー財団、ビル&メリンダゲイツ財団などのグローバルパートナーによって資金提供されていることがあり、既得権益の目標に沿って活動しています。
 
メディア


放送、出版、インターネットなどのマスコミをメディアと呼びますが、従来のメディアは信頼できる情報源からの正確で偏りのない情報を提供し、ニュースは事実であると見られていました。
しかし、この見方はひどく誤解を招くものです。
既得権益が主流メディアを所有・管理しているため、メディアの扱う情報の資料は、通信社やPR機関から提供されています。
メディアはこの資料の信憑性を精査することなく、発信します。
また、既得権益はインターネット上のSNSや検索エンジンにも影響を与える力を持っていますが、現在はまだそこまでインターネットを制御していません。
(注)この本「あなたが病気になる本当の理由」は、2019年12月に発刊されています。
インターネットは依然として貴重な情報源であり本物の情報がたくさんありますが、中には誤った情報、プロパガンダも存在します。
インターネット上でも、既得権益のコンセンサスに反する意見や情報は、「陰謀論」「フェイクニュース」というレッテルを貼られる風潮があります。
 
この「陰謀論」や「フェイクニュース」というレッテルを貼る手法は、イギリス政府による「フェイクニュース」への調査の開始によって実証することができます。
2017年からイギリス政府はインターネット上のコンテンツを精査することを始めました。
この精査は「ファクトチェック」と呼ばれます。
ファクトチェックにより信憑性が確立されたコンテンツのみが、パブリックドメインに残るようなシステムを目指しています。
 
イギリス政府は、独立したファクトチェック慈善団体が中立の立場でこの調査を行っていると説明していますが、この慈善団体の資金提供者の1人は、億万長者ジョージ・ソロスの創設したオープンソサエティ財団(OSF)であることに注意が必要です。
 
既得権益のコンセンサスが強くメディアに影響を与えている例として、感染症が挙げられます。
1、麻疹
2、エボラ出血熱
3、ライム病

を例に説明します。
 
1、麻疹
麻疹は、比較的最近まで軽度の病気と見なされていましたが、現在では伝染性が高く、致命的となる可能性があると報告されています。
2019年のWHOの麻疹ファクトシートでは、
2017年、世界中で11万人の麻疹による死亡を確認。

と記載されていますが、これは誤解を招く恐れがあります。
この11万人の死亡は、麻疹に起因するというより、合併症による死亡に起因しています。
ウイルスにより引き起こされるとされている麻疹は、
空気中や物の表面上で最大2時間活動的であり伝染性を維持する。

とされていますが、微生物学の教科書で、
ウイルスは、宿主細胞の外では不活性。

と説明されていることが、WHOの見解と一致しないということを指摘するジャーナリストはいません。
残念ながら、ジャーナリストは常に、「ウイルスは人々を感染させ病気を引き起こす危険な病原体である」というコンセンサスの見解に準拠した原稿を作成します。
適切な例として、「麻疹の症例がヨーロッパで過去最高を記録」という2018年8月の記事では、
2018年の前半6か月で41,000人以上が感染し、37人が死亡。
感染拡大を防ぐためには、人口の95%が予防接種を2回受けることが必要。

と述べています。
この記事の執筆者は、1987年の「麻疹ワクチンの失敗」というアメリカ公衆衛生ジャーナルの記事と対比すべきでした。
「麻疹ワクチンの失敗」という記事では、
98%の麻疹ワクチン接種率であったアメリカの高校内で、麻疹の感染拡大が発生。
また、麻疹症例の70%が予防接種済みの学生で発生。

とあります。
ワクチンの有効性が疑われる事実があるにもかかわらず、NHS(イギリス国民保険)のウェブサイトでは、
現在、ワクチン接種の有効性のため、麻疹はイギリスではあまり見られない疾患になっている。

と主張しています。
 
2、エボラ出血熱
2019年5月のWHOファクトシートでは、エボラ出血熱の致死率を、
25〜90%の間で変動する(平均約50%)
とし、非常に深刻な健康問題であることを強調しています。
エボラの初期の症状は、
●発熱
●頭痛
●筋肉痛

など。
その後、
●嘔吐
●下痢
●腎臓と肝臓の機能障害

が報告されています。
これらの症状から、エボラ出血熱が毒素に関連していることは明らかです。
2018年初頭からコンゴ民主共和国で感染拡大が始まったとされるエボラの本当の原因は、ウイルスではなく毒性物質の可能性があります。
コンゴ民主共和国は、コバルト、銅、ダイヤモンド、タンタル、スズ、金などの貴重な鉱物を大量に保有している国であり、感染拡大が発生した北キブを含む地域では、多くの国際的な鉱業会社が操業していました。
毒性物質への曝露という意味で、鉱業が特に危険な職業であることは、第6章「地球の汚染・科学の失敗」で説明しました。
この問題は、大手メディアではほとんど取り上げられません。
 
3、ライム病
ライム病は、ボレリアブルグドルフェリという細菌によって引き起こされ、この細菌に感染したダニに刺されることで人間に感染するとされています。
ライム病の症状は、
●発熱
●頭痛
●倦怠感
●特有の発疹

とされており、治療せずに放置すると、感染は関節、心臓、神経系に広がる可能性があるため、抗生物質での治療が推奨されています。
ライム病は細菌によって引き起こされると信じられていますが、潜在的な原因として、合成ピレスロイド化合物から生成された防虫剤が挙げられます。
 
 
このような情報はほとんどのメディアが報じないため、多くの一般の人々は情報が不十分であるだけでなく、特に健康問題に関連するトピックについて誤った情報を信じていることがよくあります。
 
非主流メディアが大手メディアの見解に異議を唱えることもありますが、この本でも主張している「病原菌理論」に異議を唱えるメディアはほとんどありません。
 

まとめ


既得権益を握る勢力が推し進めるグローバリゼーション。
表向きには世界で起きている問題を解決する道であるように見せ、実際は支配者層に都合のいい政策を行っているだけということがわかりました。
その目的は、
●自分たちの収益をさらに増やす
●世界中の人々をコントロールする
●優生思想の信念からの人口削減
●医薬品やワクチンで人々を病気にする

など、普通に考えて映画や小説の中で描かれる世界の話のように見えますが、2019年末からのパンデミックがあったため、この章に書いてあることと本当の世界で起きていることが繋げやすくなったように思います。
いろいろ怖いことが書いてありましたが、この内容を多くの人が知り、支配者層のコントロールに従わなければ支配者層の目標は達成されません。
私は近い将来、家族や友達と「2020年はすごいことがたくさん起きたけど、今は本当にいい時代になったね〜」と言い合えるような世界になると思っています。
現在はまさにいい方向に変わる転換期であると言えます。
 
次回、第10章「病気の本質と原因」は、最終章です。
病気に対しての正しい認識と誤った認識、健康を維持するためには具体的にどうしたらいいのかについて説明しています。



第9章「既得権益と統制のアジェンダ」
https://baby-skin-rash.com/2021/03/09/vested-interests-the-agenda-for-control/




http://www.asyura2.com/21/iryo8/msg/408.html
コメント [政治・選挙・NHK285] <ジャパンライフ元会長に懲役8年の実刑判決>疑惑まみれの安倍政権「負の遺産」に断罪続々…当の本人は反省の色ナシ!(日刊… 赤かぶ
17. 赤かぶ[163453] kNSCqYLU 2022年1月29日 19:24:49 : IrhQbsPtA1 : My43WnR3V2FGemc=[2057]


http://www.asyura2.com/22/senkyo285/msg/342.html#c17
コメント [カルト35] 銀河系の公転速度216万キロ、太陽系の公転速度が85万キロ、地球の公転速度が十万キロ、自転速度が1600キロ。一緒に移… ポスト米英時代
1. 2022年1月29日 19:25:28 : fCZ83cf8p2 : YzI0bTRWZmk2Mms=[4013]
アインシュタインは「光の無限性から1秒間に30万km進む」と光速の有限性を決めつけましたが、それによって色々不思議な事も有り得ない事も出て参りマス

 実際は宇宙は膨張しているだけでなく遠くに行けば行くほど速くなるわけでニュートン力学は勿論、相対性理論にもそぐわない困った観測事実が出て参りマス

 それを説明するためにダークマターとかの眼に見えない凄いエネルギーが宇宙全体を覆っているんだろうと科学者は考えることになりマシタ

 実際は宇宙はプラズマの海、ケプラーの仮説した電磁力で考えればよかったのn強情にニュートンの引力で説明しようと押し通したのデシタ   ニュートンはケプラーの主張を証明しようと磁石の引き付ける力と距離の実験をしたのですが逆2乗の関係にならなかったのでケプラーの電磁力を否定してしまったわけデスネ  何ちゅうゴーマン、

 ニュートンの「プリンピキア」発表後にスティーブン・グレイが「電磁力は距離の逆2乗になる」と言う事を発見したわけデシタ    このグレイの発見も王立協会の会長になってからニュートンは消し去ったわけデシタ  ;ったく、クソジジイの代表ジャノ、 ヨリ
http://www.asyura2.com/21/cult35/msg/649.html#c1

コメント [政治・選挙・NHK285] <ジャパンライフ元会長に懲役8年の実刑判決>疑惑まみれの安倍政権「負の遺産」に断罪続々…当の本人は反省の色ナシ!(日刊… 赤かぶ
18. 赤かぶ[163454] kNSCqYLU 2022年1月29日 19:25:29 : IrhQbsPtA1 : My43WnR3V2FGemc=[2058]


http://www.asyura2.com/22/senkyo285/msg/342.html#c18
記事 [医療崩壊8] 第8章「地球の問題」




今回は、第8章「地球の問題」の内容を要約して紹介します。
国連の「持続可能な開発」アジェンダ、特に持続可能な開発目標(SDGs)の問題と、それが世界の人々の健康にどのように関わってくるのかについて説明しています。


地球の問題


国連(UN)は、第二次世界大戦の終わり、1945年に設立されました。
最初は51カ国でスタートし、現在は193カ国が加盟しています。
国連の中心的使命は、
国際平和と安全の維持

です。
1945年以来、世界大戦こそ起きていませんが、世界のさまざまな地域で多くの紛争が発生しているため、国連が国際平和の維持に完全に成功したとは言えません。
21世紀の国連の使命は、
●平和と安全
●気候変動
●持続可能な開発(Sustainable Development)
●人権
●武装解除
●テロ
●人道と健康の緊急事態
●男女平等
●統治
●食糧生産

などが挙げられています。
国連には、多くの組織や機関が存在します。
●UNDP(国連開発計画)
●UNICEF(国連児童基金)
●WFP(世界食糧計画)
●UNFPA(国連人口基金)
●UNCTAD(国連貿易開発会議)
●UNEP(国連環境計画)
●世界銀行
●IMF(国際通貨基金)
●WHO(世界保健機関)
●FAO(食糧農業機関)
●UNAIDS(国連エイズ合同計画)
●IAEA(国際原子力機関)
●WTO(世界貿易機関)
●CTBTO(包括的核実験禁止機関-試験-禁止条約機関)
●OPCW(化学兵器禁止機関)

これらは「グローバルな課題」のために存在しますが、課題はその性質が完全に理解され、根本原因が正しく特定されている場合にのみ解決できます。
この章では、これらの課題が実際は正しく理解されておらず、その解決策がむしろ事態を悪化させていることについて説明しています。
 
現在の国連戦略の重要な側面の1つは「開発」です。
開発は、文明と生活の質の向上と同義であると認識されています。
発展途上国にグローバル化経済に参加する機会を与え、恩恵を受けさせるという支援は、「グローバリゼーション」が開発の背後にある原動力になっています。
貧しい発展途上国が現在の状態にあるのは、その原始的な性質の結果であると認識されています。
しかし、これは誤った認識です。
貧困と急速な人口増加の中で、経済発展は巨額の債務によって妨げられているのが現実です。
「発展途上国」または「後発開発途上国」と呼ばれる国の多くは、かつてヨーロッパ諸国の植民地でした。
植民地支配から解放されたように見える現在も、発展途上国は経済的に先進国に搾取され、植民地であり続けています。
先進国の搾取が、現在も発展途上国の貧困に影響している事実を認めることなく、すべての国連加盟国は国連の「持続可能な開発」アジェンダの実施に同意しています。
 
このアジェンダは、1992年にアジェンダ21で始まり、2000年にはミレニアム開発目標(MDGs)が続き、2015年には持続可能な開発目標(SDGs)が続きました。

アジェンダ21

国連環境開発会議(UNCED)は、1992年6月にブラジルのリオデジャネイロで開催されました。
地球サミットとしても知られるこの会議の主な成果は、「アジェンダ21」でした。
国連のウェブサイトによると、アジェンダ21とは、
人間が環境に影響を与えるあらゆる分野の国連システムの組織、政府、および主要グループによって、グローバルに、全国的に、そしてローカルに取られるべき包括的な行動計画。

と説明されています。
貧困の撲滅や環境対策など、将来への持続可能な文明を実現するための国際的な行動計画ということです。
すべての人の生活水準を向上させたいという願望は、確かに有益な目標です。
しかし、1992年以来、アジェンダ21の下で実施されてきた措置のほとんどが失敗してきた事実があります。
一部の人たちの生活水準は改善されましたが、依然として貧困、飢餓、健康障害に苦しんでいる人たちが圧倒的多数です。
そしてお金持ちと貧乏人の格差は広がっています。
 
アジェンダ21の「開発と環境」の目的の達成には、「健康と開発は密接に関連している」という声明があります。
ここで注意が必要な2つのプログラムは、
●伝染病の管理
●環境汚染と危険による健康リスクの軽減

です。
伝染病の管理は、第3章「病原菌理論の虚偽」で説明した、病原菌理論という誤った理論の上に成り立っています。
誤った理論は誤った対策を生み出し、その対策のメインは、
●ワクチン接種
●医薬品の投与
●有毒物質の使用

などです。
 
ミレニアム開発目標(MDGs)

「開発アジェンダ」の次の段階は、ミレニアム宣言が署名され、ミレニアム開発目標(MDGs)が採択された2000年9月に導入されました。
ミレニアム開発目標には、主に発展途上国に焦点を当てた8つの目標が含まれ、そのうち3つは健康問題に関連しています。
●乳幼児死亡率の削減(MDG4)
●妊産婦の健康を改善する(MDG5)
●HIV / エイズ、マラリア、その他の病気と闘う(MDG6)

現状を見ると、これらの目標が失敗に終わっていることは明らかです。
にもかかわらず、ミレニアム開発目標2015レポートは、MDGsの満了時に、
グローバル、国、地域の協調的な取り組みのおかげで、MDGsは数百万人の命を救い、さらに多くの人々の状態を改善してきた。

と主張します。
この主張には根拠がありません。
レポートでは、適切な統計データが不足していることを認めています。
 
持続可能な開発目標(SDGs)

2015年9月、国連加盟国は開発アジェンダの次の段階に合意しました。
新しい宣言「私たちの世界を変革する:持続可能な開発のための2030アジェンダ」というタイトルの文書を発表しています。
この文書では、2030年までに達成するべき、17の計画(SDGs)と、169の目標が記されています。
MDGsとは異なり、SDGsは発展途上国だけでなく、すべての国連加盟国によって実施されます。
文書では、
これらの計画と目標では、私たちは非常に野心的で変革的なビジョンを設定しています。
貧困、飢餓、病気、そして欲求のない、すべての生命が繁栄できる世界を構想しています。

と主張しています。
MDGsが失敗に終わったにもかかわらず、失敗の原因を見直さずにSDGsを実施しても、目標を達成する可能性は低いです。
人類が直面している問題を解決するためには、全く異なるアプローチが必要になります。
 
健康と幸福

2030アジェンダの目標3の中心的な内容は、
すべての年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、幸福を促進する。

ことです。
この目標には13の目標が含まれています。
健康に関する国連の専門機関WHO(世界保健機関)は、健康を次のように定義しています。
病気や虚弱がないだけではなく、肉体的、精神的、社会的に幸福の状態。

この本の前の章で何度も触れてきたように、WHOは根底にあるのが「病原菌説」という誤った理論であり、さらに慢性疾患の原因に対しては理解が不十分と認めているため、WHOが健康的な生活を保証することはできません。
現在とこれまでのWHOのアプローチは、病気の発生率と死亡率の増加を起こしています。
 
「すべての人の健康」という目標は、健康と開発が相互に関連しているという考えに基づいています。
開発を進めるには、人々が健康である必要があること

不健康な人々は生産性が低い

不健康な人々の医療費は、国にとって財政的負担

人々の存在意義は、国の発展と経済成長

これは重大な欠陥のある考え方です。
さらにもう一つの大きな欠陥のある考え方は、「健康が、医薬品やワクチンなどを使用する現在の医療システムのみにより提供される」ということです。
SDG3のターゲット8には、
経済的リスク保護、質の高い医療へのアクセス、すべての人にとって安全で効果的、質の高い、手頃な価格の必須医薬品とワクチンへのアクセスを含む国民皆保険を実現する。

という目標があります。
 
2019年1月のWHOファクトシート「ユニバーサルヘルスカバレッジ(UHC)」には、次のように示されています。
UHCとは、すべての個人とコミュニティが経済的困難に苦しむことなく必要な医療サービスを受けることを意味する。

ただし、10億人以上が世界で貧困に苦しむ中、UHCという保健医療サービスを実施するには、かなりのコストがかかります。
この問題には、豊かな国が貧しい国に援助するという形が提案されています。
病院などの施設建設に加え、医薬品やワクチンの費用も含まれます。
 
この保健医療サービスの重大な欠陥は、豊かな国の医療サービスが人々を健康にするというわけではないことです。
例えば豊かな国とされているアメリカは、医療サービスに莫大な金額が費やされているにもかかわらず、何百万人ものアメリカ人が健康状態が悪いことに苦しんでいます。
 
すべての人のための医薬品

現代医療は、「医療サービスに医薬品が欠かせない、医薬品だけが病気を治せる手段である」と主張しますが、これには根拠がありません。
医薬品は、体の生化学的プロセスをサポートするようにはできておらず、病気のプロセスに関与すると考えられている特定の身体機能を妨害するように化学産業の研究所内で作られた合成化合物です。
体の正常な機能を妨げる物質は、定義上「毒」です。
医薬品は「毒」であるため、病気に対する効果を示しても、同時に意図しない、予期しない効果も伴い、これを副作用と呼んでいます。
 
さらに、現代医療ではこの副作用を治療するために、副作用に病名をつけ別の医薬品で治療しようとします。
 
また、医薬品は厳格な安全性試験を受けたとされていますが、発売後に深刻な副作用を引き起こし販売停止になった医薬品はたくさんあります。
これは安全性試験の信頼性を疑う事実です。
他の薬物との相互作用を調べる試験もされていないか、数種類の薬物しか調べられていないため、複数の医薬品を摂取する場合にリスクになります。
安全性試験は6ヶ月までしかされていないケースが多く、6ヶ月を超える長期的なリスクは考慮されていない傾向があります。
「2001年〜2010年の間にFDA(アメリカ食品医薬品局)によって承認された新規治療薬の発売後に起きた安全性の問題」と題された2017年5月の記事には、
2001年〜2010年にFDAによって承認された222種類の新規治療薬のうち、71種類(32.0%)が市販後の安全性の問題が見つかりました。

しかし、販売中止になったのは、たった3種類の製品のみでした。
興味深いことに、発売後の安全性問題が多かった医薬品は、生物学的製剤(バイオ医薬品)と精神治療薬でした。
第7章「非感染症」で説明したように、バイオ医薬品は、生物から遺伝子操作された医薬品のことを言います。
バイオ医薬品は、生細胞のタンパク質を遺伝子組み換え技術で作り出しているため、この自然界には存在しないタンパク質構造が病気から回復しようとする生化学的プロセスを助けるということはありません。
効果に疑問が残る医薬品で、世界中の人々を健康にすることは無理でしょう。
 
さらに、インドやバングラデシュは自国に医薬品製造施設を持ちジェネリック医薬品を製造していますが、本家の大手製薬は正確に再現できないと主張するバイオ医薬品を次々に開発し、発展途上国の医薬品製造に大きな影響を及ぼしています。
これは、貧しい国の人々が手頃な価格の医薬品を利用できるようにするという2030アジェンダの目標に反しています。
 
医薬品は人を健康にはせず、むしろ病気にするため、「発展途上国の人々が医薬品を簡単に手に入れられるようになるべき」と言っているわけではありません。
問題は、先進国に厳しい環境規制が存在するにもかかわらず、医薬品製造施設は有毒な排水を河川などの地元の水域に排出しているという事実です。
これには医薬品を摂取した人からの排泄物、医薬品製造プロセスでの下水廃棄物が含まれます。
特にNRDC(天然資源防衛協議会 )の報告書は、製薬業界の有毒廃棄物で汚染された水を無害化する技術は存在しないということを明らかにしています。
この製薬業界による水質汚染は、地元住民の健康状態を悪化させるでしょう。
 
すべての人のためのワクチン

「予防接種に関する10の事実」と題されたWHOのページには、
予防接種は毎年200万〜300万人の死亡を防ぎます。
世界的な予防接種の適用範囲が改善されれば、さらに150万人の死亡を回避することができます。

と記載されています。
これらの主張を立証することはできません。
「すべての人のためのワクチン」という目標を掲げた2030アジェンダは、主に感染症がより蔓延しているとされ、人々、特に子どもたちが「命を救うワクチン」を緊急に必要としている発展途上国での予防接種の適用範囲を拡大することに焦点を当てています。
2009年のWHOグローバルヘルスリスクレポートでは、
国が発展するにつれて、人口に影響を与える病気の種類は、下痢や肺炎などの主に感染性疾患から、心血管疾患やがんなどの主に非伝染性疾患に移行します。

と主張しています。
この主張からすると先進国には感染症が存在しないか、存在してもごく少数であると解釈できますが、現実はそうではありません。
先進国にも感染症と診断される症例は多くあります。
予防接種プログラムを含む「公衆衛生的介入」は、発展途上国がワクチンの費用を問題なく払えるようにするために開発の必要性を主張します。
 
オーストラリアのアボリジニの人々や子どもたちと一緒に働いたアーチー・カロケリノスMD博士は、1995年のインタビューで次のように述べています。
病気の子どもや栄養失調の子どもに免疫をつけることはできず、それを乗り越えることを期待することもできません。

感染症と呼ばれる症例は、貧しい生活条件に関連しています。
それは先進国のスラム街でも一般的になってきています。
NHS(イギリス国民保険サービス)のレポートでは、貧しい生活条件、貧しい衛生環境での「細菌の繁殖」が感染症の蔓延の原因になっていると認識しており、これを防ぐためのワクチン接種の必要性を強調します。
発展途上国で蔓延している病気の原因であると言われている細菌にはさまざまな細菌が含まれており、その多くは健康な人の体内で発見されていることに注意してください。
例えば、発展途上国の子どもたちにとって重大な健康問題であると言われている肺炎。
肺炎の原因菌の一つは、肺炎レンサ球菌です。
これは、健康な子どもにも見られることが認められているため、肺炎の原因にはなり得ない細菌です。
「バングラデシュにおける小児期の死亡の原因:最新情報」という2001年の記事によると、バングラデシュの子どもの死因は、医師の口頭分析によるものがほとんどであることを報告しています。
これは死因が細菌によることを証明していません。
にもかかわらず、バングラデシュでは2015年に、肺炎レンサ球菌によって引き起こされる肺炎を予防すると主張されているPCV(肺炎球菌結合型ワクチン)が導入されました。
 
ワクチンは病気を予防しないどころか、副作用、体調不良、死に関連しているという証拠が増えています。
ワクチンの副作用は、発熱や注射部位の痛みなど、すぐに現れる場合もあれば、数ヶ月〜数年経って現れる場合もあります。
副作用が軽く、ほとんど気づかないくらいの場合もあれば、重篤になる場合もあります。

予防接種の目的は感染症を根絶することですが、現在までに「根絶された」とする感染症は、天然痘のみです。人類は2世紀以上にわたって予防接種を行ってきたにもかかわらず…
ポリオは「ほぼ根絶」状態にあると主張されていますが、これにも疑問が残ります。
ポリオの主な症状は、麻痺です。
ポリオ流行国の代表であるパキスタンでは、ポリオ症例が大幅に減少しているそうです。
ところが、急性弛緩性麻痺(NPAFP)が大幅に増加しました。
ポリオはウイルスが原因で人々に感染すると考えられていますが、ウイルスは生物ではなく、人々に感染することはできません。病気も麻痺も引き起こしません。
ワクチンが麻痺を引き起こしている可能性があります。
詳しくは、第2章「効果がなく、危険なワクチン」を参照してください。
さらに、1990年〜1991年の北インド農村地域における麻痺性ポリオの状況を見ると、37例の麻痺症例中60%は、麻痺の前に発熱を抑えるための筋肉内注射を受けていた報告がありました。
ワクチンと他の有毒物質の組み合わせが、事態を悪化させている可能性があります。
インドでは 殺虫剤DDTの使用が禁止されておらず、ホルムアルデヒドはインドの化学産業の製品の1つであることに注意してください。
ポリオの増加は工業化と相関性があることが疑われ、産業が成長中の発展途上国では麻痺が増えています。
 
製薬業界は、さまざまな異なる病気を予防するワクチン、さらに場合によっては治療するためのワクチンを開発し続けています。
「2017年ワクチン・医薬品開発」というPhRMAのウェブサイトによると、
今日、アメリカのバイオ医薬品企業は、病気の予防と治療の両方を目的として264種類のワクチンを開発しています。

とあります。
驚くべきことに、264種類中101種類は、様々ながんのために開発されています。
 
伝染病

SDG 3の目標3は、
2030年までに、エイズ、結核、マラリア、今まで対策がとられていなかった熱帯病の流行を根絶させ、肝炎、水系感染症、その他の伝染病の対策にも取り組む。

と言及されています。
ここで言及されている伝染病は、主に発展途上国で蔓延していると主張されます。
工業化が進む地域の進み具合とこれらの伝染病の発症例の増加は比例しているため、この主張と一致します。
 
さらに貧困層に蔓延している伝染病について、 WHOは以下の要因を危険因子として挙げています。
●安全でないセックス
●高血圧
●喫煙
●飲酒
●安全ではない水
●不衛生

これらは貧困層特有の要因とは言えず、「病原菌が病気の原因であり、誰にでもどこにでも感染する可能性がある」と主張する病原菌理論と一致していません。
さらに、ワクチン接種の目的は、病気の原因であると主張されている細菌に対する抗体を生成するように体を刺激することで、伝染病の発症に寄与する危険因子に影響を与えるとは主張されていません。
 
統計を見ると、1960年代の感染症による死亡の大部分は、ワクチンの接種率が低い発展途上国で発生しました。
一部の富裕層の子どもは死亡率が低い結果になっています。
これは、住宅、栄養、衛生の改善に関連しています。
ワクチンが子どもの死亡率を下げているわけではありません。
さらに注意が必要な点は、WHO世界保健統計の信憑性が曖昧なことです。
2011年、世界保健機関の事務局長であるマーガレット・チャン博士は、
現在、約85か国、世界の人口の65%においては、信頼できる死因の統計はありません。

という声明を出しています。
貧困地域の医療制度に一般的に適当なデータを出しており、誤診、過小検出を考えると、死亡率や症例数などは、ほぼ確実に過小評価されています。
 
肝炎
肝炎の定義は「ウイルス、毒性物質、または免疫学的異常によって引き起こされる肝臓の炎症」です。
肝炎の最も一般的な形態は感染性肝炎で、AからEの文字で識別される5つの異なるタイプの「肝炎ウイルス」のどれかによって引き起こされます。
これは、抗体を検出する血液検査によって診断されます。
最も重大な感染性肝炎は、B型肝炎ウイルスとC型肝炎ウイルスによって引き起こされるとされている肝炎です。
WHOのウェブサイトには、
ウイルス性のB型およびC型肝炎は、世界で2番目に多いがんである原発性肝がんの主な原因です。

と記載されています。
「C型肝炎」というタイトルのWHOファクトシートには、
C型肝炎ウイルス(HCV)は、急性感染と慢性感染の両方を引き起こします。
急性HCV感染は通常無症状性であり、生命を脅かす病気に関連することは非常にまれです。

とあります。
「無症状の感染症感染」というのは、矛盾している用語です。
なぜなら、現代医療は「感染」を、
病原体による侵入で、それは病気を引き起こし、認識可能な徴候および症状を伴う。

と定義しているからです。
 
肝臓の問題は、毒性物質によって説明することができます。
 
B型肝炎ワクチンは、出生後すぐに接種することを推奨されている予防接種で、アルミニウム、ホルムアルデヒド、遺伝子組換えDNA技術を使用して生成されたウイルスタンパク質が含まれている可能性が高いワクチンです。
遺伝子組み換え技術で生成された物質を新生児の体に注入することの長期的な健康への影響は、まだ明らかにされていません。
 
急性肝炎の症状は、
●黄疸(皮膚、目)
●極度の倦怠感
●吐き気
●嘔吐

などであり、これらは明らかに肝臓の問題を示していますが、ウイルスが原因ではありません。
 
慢性肝炎は、経口抗ウイルス薬で治療されることが一般的ですが、副作用に「重度の肝臓の問題」と記されているものもあり、肝疾患の治療としての使用に完全に不適切であります。
肝炎の治療薬が、肝炎の症状を引き起こしていると言っても過言はないです。
しかも、経口抗ウイルス薬には「ウイルスの増殖を抑制する効果はあるが、肝炎の症状は取り除かない」と記載されています。
したがって、B型肝炎治療が始まったら、それは一生続けなければいけないことになります。
 
現代医療は、「肝炎の主流は感染性肝炎である」と、ウイルスが大きな原因であることを主張しますが、毒素が肝障害に大きく寄与すること、発がん物質への曝露が原発性肝臓がんを引き起こす可能性があることは明らかです。
解毒臓器である肝臓が毒性物質の影響を受けやすいというのは、職業的曝露の例を見るとわかりやすいです。
肝炎に関連する毒性物質の一つに「溶剤」があります。
溶剤への曝露が発生する可能性のある職業は、以下の通りです。
●ドライクリーナー
●化学者
●医療従事者
●看護師

肝毒性があると特定された化学物質は、
●トリクロロエチレン(TCE)
●キシレン
●トルエン
●クロロホルム

などです。
肝毒性があると認識されている化学物質や溶剤の多くが工業プロセスで一般的に使用されているという事実は、発展途上国での工業化の増加が肝臓の問題の増加に関連している可能性が高いことを意味します。
 
インフルエンザ
インフルエンザは、SDG3.3で具体的に言及されている病気ではありませんが、2018年11月のWHOファクトシート「インフルエンザ(季節性)」では、世界的な現象であると主張されています。
季節性インフルエンザは急性呼吸器感染症で、世界各地で流行しているインフルエンザウイルスによって引き起こされます。

 
1918年インフルエンザ(スペイン風邪)については、第4章「感染症神話」で説明しました。
1918年のパンデミックは、医療機関に信頼できる死亡率と死因の統計がないと暴露されたことから、感染症の流行ではない可能性も大いに考えられます。
最も重要な側面の1つは、このパンデミックが第一次世界大戦の4年目に発生したことです。
貧困の感染症レポートでは、
感染症は、紛争地帯や戦争地帯に住む人々の間で蔓延している。

と強調されています。
病原菌理論は、感染症と紛争・戦争地帯との相関性についてを説明できません。
戦争中に罹患率と死亡率を誘発する可能性のある要因の1つは、ストレス、より正確には苦痛です。
1918年の「戦争神経症、シェルショック(戦場ショック、砲弾ショック)と兵士の神経症」というタイトルの記事では、戦闘部隊と何らかの原因で入院した患者の両方において、機能性神経症の影響がどれほど広範囲に及んでいるかが明らかにされています。
シェルショックやその他の神経状態に苦しむ人々にとって、治療は回復にほとんど効果を示さなかった。

 
さらに紛争に伴い行われたワクチン接種プログラムは、インフルエンザの罹患率と死亡率の増加に関連している可能性があります。
1918年インフルエンザ(スペイン風邪)では、死亡率の観点からの最大の流行地域はインドであり、推定死亡者数は1,000万〜2,000万人でした。
1918年、インドは大英帝国の植民地であり、西洋医療の製薬産業も存在していました。
これはインドでのワクチン接種プログラムの促進に影響を与えた可能性があります。
●天然痘
●腸チフス
●コレラ
●ペスト

などのワクチンが接種されていた時期と重なります。
 
1918年以降のインフルエンザの発生は、すべて1918年インフルエンザ(スペイン風邪)のインフルエンザウイルスの子孫ウイルスによるものとされ、ワクチンメーカーである製薬は、恐怖を煽り、ワクチン接種の推進の道具として使っています。
 
HIV / エイズ
「HIVと呼ばれるウイルスがエイズと呼ばれる病気の原因である」と主張する理論に根本的な欠陥があることは、第4章「感染症神話」で説明しました。
現代医療はこの欠陥を認めず、エイズの流行を2030年までに根絶すべきとして、SDG3.3の目標に盛り込んでいます。
エイズは最初はアメリカで発生しましたが、のちにアフリカで流行し、特にサハラ以南のアフリカがHIV感染が発生する主要な地域であると主張されています。
 
アフリカにおける「HIV /エイズ」の最も重要な側面の1つは、1980年代以降、エイズの診断が他の国、地域で使用されているものとは異なる基準に基づいていたことです。
1980年代以降、「スリム」と呼ばれる大幅な体重減少に苦しむアフリカ人たちが、HIVに感染していると認識され、他国では1980年代半ばから導入されていたHIV検査もアフリカには普及しませんでした。
これは、インフラと設備、資金の不足のためと考えられています。
●体重減少
●慢性の下痢
●発熱
●持続的な咳
●無力症

など、アフリカの人々にとって一般的だった症状を示すことが、エイズの診断につながりました。
また、妊娠中はHIV感染の偽陽性の検査結果が出やすいことは第4章で説明しましたが、アフリカでは妊娠中の検診でHIV検査をすることが多く、統計が歪められる原因の一つになっています。
結核、マラリアといった、サハラ以南のアフリカで蔓延している病も、エイズと誤診断されるケースが相次ぎました。
 
WHOファクトシートでは、
抗レトロウイルス療法(ART)をエイズ治療に利用可能にしたこと、それを急速に普及させたことが、致命的な病気であったエイズを慢性的で管理可能な状態に変化させたため、HIV治療は大きな進歩を遂げた。
2000年〜2017年の間に、新たなHIV感染は36%減少、HIV関連の死亡は38%減少。
この期間、ARTにより1,140万人の命が救われた。

とあります。
ARTは非常に有毒であり、ART治療で命を救うことはできないということは第4章で説明しました。
それにもかかわらず、WHOはARTの使用の拡大が、2030年までにエイズの流行を終わらせるというSDGの目標を達成するための取り組みの中心であると主張しています。
 
人々は植えつけられたHIVへの恐怖で自ら検査を受けるようになり、陽性の検査結果はARTを使用した治療の始まりを意味します。
ARTはウイルス複製の抑制を目的としているため、継続する必要があります。
そのため治療は生涯続きます。
 
2008年の「アフリカサハラ以南におけるART治療を受ける成人の早期死亡率」というタイトルの記事では、
サハラ以南のアフリカの早期死亡率は非常に高い。
患者の8%〜26%がART治療初年に死亡し、ほとんどの患者は最初の数ヶ月で死亡する。

とあります。
これらの死亡はARTの直接の結果であるという論理的な結論から注意をそらすため、これは難読化されています。
有毒な薬物が死因の唯一の原因とは言えませんが、治療の開始直後に発生する早期死亡とは無関係であるとは言えません。
 
アフリカなど発展途上国の健康問題には、貧困や衛生面の問題も関係していますが、産業による有毒物質も大きな要因になっています。
先進国で使用禁止になった有毒物質(多くは殺虫剤)は、発展途上国で援助や支援を装い届けられています。
有毒物質の中には、
●アルドリン
●クロルデン
●DDT
●ディルドリン
●エンドリン
●ヘプタクロル

など、現在地球上に存在する殺虫剤の中で最も危険なもの、有機リン酸塩も含まれています。

エイズを引き起こすのはHIVウイルスではなく、機能していない検査、診断であり、有毒薬物で治療されることで早期死亡が引き起こされていることは、大きな悲劇です。
 
結核
結核は、SDG 3.3で「2030年までに根絶させる」目標に含まれる、もう一つの疾患です。
現代医療は結核を、
●病原菌によって引き起こされる致命的な疾患
●発展途上国に蔓延する疾患
●HIV感染者は、結核菌感染率が普通の人に比べ20〜30倍高い

と認識しています。
もともと結核でもその後にHIV感染が陽性になればその症例はエイズになり、HIV感染が陰性なら病名は結核のままです。
結核とHIVが一般的に共存しているという主張は、いくつかの理由で非常に異常です。
異常のうちの一つは、2017年末には世界で3,690万人がHIV感染していると言われ、そのうち2,570万人、つまり約70%がアフリカ地域に住んでいたのに対し、結核は、2017年、結核の新規症例の62%が東南アジアと西太平洋地域で発生したとファクトシートに記載されています。
もう1つの異常は、結核は細菌性疾患と定義付けられていることに対し、HIV / エイズはウイルス性疾患であるということです。
「HIV感染が免疫系を弱め、そのために日和見感染に対して脆弱になり結核にもなりやすくなる」という主張がありますが、結核が偽陽性のHIV検査結果を生み出すのに、HIV感染が先にあるというのもおかしい話です。
 
結核に感染しているけど発症はしていない状態を、潜在性結核感染症と呼びます。
WHOファクトシートは、
世界人口の約4分の1が潜在性結核感染症です。

と主張します。
結核の診断と同様、潜在性結核感染症の診断は、結核菌の検出ではなく、結核菌に対する免疫反応の存在を検査することを行っていますが、結核レポートは、潜在性結核感染症の検査には限界があることを認めています。
潜在性結核感染症患者が、発症する可能性があるかどうかも判断できないことを認めています。
にもかかわらず、WHOは、潜在性結核感染症から結核発症するリスクを回避するために、潜在性結核感染症の検査で陽性となった人に、治療を受けることを推奨しています。
 
結核の治療は、HIV感染も伴う場合は抗レトロウイルス療法(ART)を使用、そうでなければ抗生物質を使用することが一般的です。
抗生物質は複数種類使用され、これは1種類の使用の場合、結核菌が耐性を持ってしまうことを防ぐためと説明されています。
一般的な抗生物質の1つであるイソニアジドは、副作用として肝毒性が報告されています。
発症するかもわからないような無症状の疾患に対し、このようなリスクの高い薬物で予防・治療するのは考えものです。
肝臓の損傷は、毒素を処理して排除する体の能力が著しく損なわれていることを意味します。
結核と潜在性結核感染症の早期発見・早期治療は、製薬業界の利益にはなるかもしれませんが、患者の利益にはなりません。
 
結核のリスク因子の一つ、糖尿病は、精製糖を多く含む加工食品の摂取と深く関係しています。
糖尿病有病率の増加と共に、結核の症例も増加しています。
以前より結核の有病率が高いインドは、世界第2位の砂糖生産国であり、最大の消費国でもあります。
近年ファーストフードは、発展途上国で影響力を伸ばしています。
有毒な食品添加物を多く含む食生活により、肝臓と腎臓が毒素の処理の限界に達すると、肺がそれを助けようとして影響を受けます。

マラリア
赤血球内にマラリア原虫属の寄生原虫が存在することによる感染症が、マラリアです。
この病気はハマダラ蚊によって伝染し、主に熱帯および亜熱帯地域に限定されます。
マラリアは、SDG 3.3で具体的に言及されているエピデミック疾患の1つであり、2030年までに根絶される予定です。
マラリアは感染症に分類されますが、人から人には伝染しません。
マラリアは結核やエイズに比べ致死率は低いとされていますが、何十億もの人々に非常に深刻な脅威をもたらすと言われており、特に危険にさらされている地域は、発展途上国、その中でも特にアフリカです。
 
マラリアについて現代医療の認識に矛盾・問題点は、以下の通りです。
  • 発展途上国におけるマラリアを含む疾病の罹患率と死亡率に関して、入手可能なデータが不足していることはWHOも認めている。
  • マラリア原虫という寄生虫に感染しているメスのハマダラ蚊によって感染すると報告されており、ハマダラ蚊とマラリア原虫は南極大陸を除き、世界のすべての大陸に生息する。
    にもかかわらず、感染が熱帯および亜熱帯地域に限定されている。
  • マラリアが特定の蚊(ハマダラ蚊)によって伝染するのか、特定のハマダラ蚊によってのみ伝染するのか、他の媒介動物によっても伝染するのか、主張が一貫していない。
  • マラリアの主な症状、発熱と脾臓の腫大は、熱帯、亜熱帯以外の世界の多くの地域で発生したことが記録されている。
  • 1564年〜1730年代(小氷期の最も寒い時期)、イギリスではマラリアが流行していたため、マラリアを媒介する種類のハマダラ蚊も存在していたことがわかる。現在のイギリスにもハマダラ蚊は存在するがマラリアの症例はない。マラリアを媒介する種類のハマダラ蚊がイギリスでは絶滅したと考えるには無理がある。
  • アメリカも過去にマラリアの流行があったが、現在はマラリアは根絶されている。しかしハマダラ蚊は存在する。殺虫剤DDTの噴霧で根絶したと主張。
  • 殺虫剤、薬物療法、環境工学により「マラリアは根絶された」という主張をしながら、媒介者であるハマダラ蚊はまだ生息しているという主張。
  • メスの蚊は生まれてきた時点ではマラリアに感染しておらず、マラリアに感染している人を刺すことで蚊も感染。さらに人を刺すことで感染を広めるとされている。
  • マラリア感染した蚊は無症状で影響を受けないが、マラリア感染した人は症状が出て命の危険がある場合もある。
  • 蚊が吸う少量の血液に、どれだけのマラリア原虫が入っているのか、疑問。
  • 蚊が血を吸うために刺す部位の血液に、どれくらいの確率でマラリア原虫が存在するのか、疑問。
  • マラリア検査はマラリア原虫を検出するわけではなく、抗体を検出する顕微鏡検査で行われる。
  • 経験の浅い顕微鏡医は、菌、垢、植物の胞子、酵母、空気中のカビをマラリア原虫と間違えることがある。
  • 「マラリアに何度も感染することで免疫を獲得できる」という主張に根拠はない。
  • マラリアの合併症と言われる「黒水尿」は、ヒ素中毒の影響。
  • マラリアの治療薬キニーネは、マラリア感染から回復させることはなく、神経毒性がある。
  • キニーネベースの薬、抗マラリア薬、特にクロロキンの過剰摂取は致命的となる可能性がある。
  • マラリアのリスクグループ:乳幼児、5歳未満の子ども、妊婦、エイズ患者、移民、旅行者。
    なぜこのグループが高リスクなのかについては、説明なし。
  • マラリア流行地域では、妊婦に対し、妊娠中の予防治療としてスルファドキシン-ピリメタミン(SP)の投与を検討中。妊娠初期のSPの投与は、催奇形性の影響を伴う。
  • マラリアワクチン「RTS、S」は、痛み、腫れ、熱に加え、熱性けいれんという深刻な副作用も報告されている。
  • マラリア対策の蚊帳(ITN)は、ピレスロイドという殺虫剤が使用されており非常に有毒。この蚊帳の中で眠ることは、深刻な健康問題が発生するリスクがある。
  • 屋内残留噴霧(IRS)という殺虫剤は、カーバメート、有機リン酸塩、有機塩素化合物からできている。有機塩素化合物の1つはDDT。


顧みられない熱帯病(NTD)

2030アジェンダのSDG3には、
顧みられない熱帯病(NTD)とは、熱帯地域、貧困層を中心に蔓延している寄生虫、細菌感染症のこと。

とあり、流行の根絶の目標が盛り込まれています。
WHOのウェブサイトには、
世界中で10億人以上が貧しい生活を余儀なくされ、健康な数百人以上が生活を脅かされている。

とあり、「neglected(無視された、軽視された)」病であった印象を受けますが、これらの病気の影響はそこまで大きくありません。
 
リスクグループは、
●衛生設備がない地域の人たち
●感染性の媒介動物や家畜と密接に接触している人たち
●貧困層

とされています。
 
感染性病原体が人体に侵入する理由の1つは、微生物の複製を促進するためであると主張されていますが、これは、微生物が非衛生的な状態に住む貧しい人々の体に侵入することを好む理由を説明していません。
NTDの主な原因であると主張されている微生物は、細菌、真菌、原生動物です。
しかしこれらは健康な人の体に存在する微生物叢の構成メンバーでもあります。
 
細胞生物学の教科書の「細胞の分子生物学」という項には、「病原体、感染、先天性免疫」というタイトルの章があります。ここで説明されていることは、
人体は、約1013種類のヒト細胞と、約1014種類の細菌、真菌、原生動物の細胞で構成される複雑な生態系であり、これを微生物叢と呼ぶ。
病原体(を含む微生物叢)は通常、健康な微生物叢とは異なる。

健康な人の微生物叢は、無害、または有益であり、病原体が微生物叢に入ってくることで健康問題が引き起こされるという認識です。
また、無害、または有益である通常の微生物叢も、特定の条件下では有害になる可能性があることが示されています。
微生物の構成メンバーは、体の免疫システムが弱まっている場合にのみ問題を引き起こす。

無害、または有益である微生物が、なぜ有害に変わるのかは、説明されていません。
 
微生物は体に侵入して病気を引き起こすと信じて疑わない現代医療のこの問題点は、人間の健康問題に取り組む深刻な障害となっています。
微生物を破壊・攻撃する戦略の実施は、NTDの影響を受けている人々の問題を解決することはないでしょう。
 
顧みられない熱帯病(NTD)の例を見ていきましょう。
 
ハンセン病
ハンセン病は、WHOの顧みられない熱帯病(NTD)に分類される細菌性疾患の1つです。
第4章「感染症神話」では、歴史的にハンセン病が世界の熱帯地域に限定されていなかったことを説明しました。
世界中で新たに診断、報告されたハンセン病患者の81%は、
●ブラジル
●インド
●インドネシア

の3か国であるとされています。
 
ハンセン病について現代医療の認識に矛盾・問題点は、以下の通りです。
  • ハンセン病は、熱帯地域以外でも発生している。
  • 顧みられない熱帯病(NTD)に分類されながら、薬物での治療法が存在する。
  • ハンセン病の原因菌・らい菌に感染すると、菌の増殖がゆっくりなため、潜伏期間が1年以内〜20年以上かかることもあるという主張。
  • らい菌感染は、発症しないケースもあり、発症しても重症化しないケースがあるという主張は、コッホの原則に反している。
  • CDC(アメリカ疾病予防センター)は、「ハンセン病が人々の間でどのように広がるのかは正確にはわかっていない」と認識の低さを認めている。
  • 「95%以上の人がハンセン病に対して自然免疫を持っている」というCDCの認識。
  • 「ハンセン病は、3種類の抗生物質を含む多剤療法(MDT)で治癒可能である」というWHOの認識。
  • 多剤療法の薬は、吐き気、嘔吐、下痢、肝毒性などの副作用が報告されており、薬が有毒であることは明らか。
  • ハンセン病の症状である神経損傷は、ヒ素、鉛、水銀などの有毒物質に曝露された際の神経障害と同じ症状であること。
  • インド亜大陸内の多くの地域の地下水が、ヒ素で汚染されていることが報告されている。
  • ハンセン病ワクチンは、現在試験中。


寄生虫感染症
寄生虫については、第3章「病原菌理論の虚偽」でも触れました。
寄生虫は、「他の生物の中、または表面に住む生物」と定義づけられています。
現代医療では、一部の例外を除いて、「寄生虫は病原性である」と主張しています。
しかし、2011年の「微生物真核生物」という記事では、「人体における寄生虫の機能はほとんど研究されておらず、したがってあまり知られていない」と述べています。
CDCのウェブサイトから読み取れる見解は、

  • 寄生虫感染症は、主に熱帯地域で一般的な問題
  • 顧みられない熱帯病(NTD)を引き起こす可能性がある
  • 寄生虫感染は先進国でも見られる
  • 病原性寄生虫は、原生動物、蠕虫(ぜんちゅう)、外部寄生虫の3種類に分類できる
  • 原生動物…腸、血液や組織に見られる。糞口経路を介して伝染する。
  • 蠕虫…体が細長く蠕動により移動する虫。扁形動物、回虫など。
  • 外部寄生虫…ダニ、ノミ、シラミなど。


ライム病は、ボレリアブルグドルフェリ菌を保菌するダニによる感染症と考えられていますが、健康な体は、侵入者の侵入を防ぐ自己保護メカニズムを持っています。
寄生虫の存在は、人の健康が損なわれていることを明確に示しています。
回虫の役割には、土壌内の死んだ有機物の分解があります。
体内の微生物叢に回虫が常在しているかしていないかにかかわらず、回虫が生体内で分解の行為を始めれば、それは「死体の分解」という任務を遂行しているだけです。
 
ハーバート・シェルトンの「腸内寄生虫」というタイトルの記事では、

外部寄生虫の存在は、最も一般的には不衛生、特に体や衣服の洗濯の頻度が低いことに関連している。シラミなどタイプの寄生虫は、定期的な入浴によって簡単に根絶できる。

と説明しています。
 
寄生虫対策のために行われる、蚊など媒介者を殺す有害物質の散布は、人々の健康状態を悪化させ、寄生虫に対する通常の防御機能を損なう方法であり、問題は解決しません。
 
トリパノソーマ症
トリパノソーマ症は、「トリパノソーマ属の寄生原虫の存在によって引き起こされるあらゆる疾患」のことを指します。
最も代表的なのが、
●シャーガス病(南アメリカのトリパノソーマ症)
●睡眠病(アフリカのトリパノソーマ症)

です。
 
シャーガス病は、ラテンアメリカで発生すると言われ、クルーズ・トリパノソーマと呼ばれる寄生虫によって口の周辺を刺されることで感染する疾患です。
「多数の寄生虫が血中を循環するが、ほとんどの場合症状はない、または軽度」という説明は、コッホの原則に反しています。
シャーガス病の治療薬の副作用には、多発性神経障害、吐き気、嘔吐、めまい、頭痛などがあり、薬に毒性があることがわかります。
シャーガス病がクルーズ・トリパノソーマによって引き起こされていないことは明らかです。
この疾患の本当の原因は、産業によって生成されるさまざまな有毒物質への曝露です。
この地域の重要な産業には、鉱業と製錬が含まれ、どちらも環境汚染、深刻な健康被害を引き起こすことが示されています。
他には、農薬や石油化学製品の製造も含まれます。
南米の大規模農場では、殺虫剤の使用が年々増えています。
 
睡眠病は、アフリカ・サハラ以南の36か国で風土病であると説明されています。
全症例の98%が、ブルース・トリパノソーマと呼ばれる寄生虫に起因しているとされています。
この寄生虫の媒介動物は、感染した雌のツェツェバエです。
WHOファクトシートによると、
このツェツェバエは、人間、または人間の病原性寄生虫を宿す動物から感染した。

とあり、この主張は明らかに異常です。
感染は人間が先なのか、ハエが先なのか、説明がつきません。
他の寄生虫の問題にも共通する矛盾として、媒介動物は発症しないことに対し、人間は発症する、しかも死に至るケースもあるということです。
睡眠病の症状は2段階に分けられ、最初は発熱、頭痛、関節の痛みなど、軽度の症状が現れます。
次の段階で寄生虫は血液脳関門を通過し、中枢神経系に感染します。
この際の、混乱、感覚障害、協調不良、睡眠サイクルの障害が「睡眠病」と呼ばれる由来です。
睡眠病の治療には5種類の薬が投与されます。(ペンタミジン、スラミン、メラルソプロール、エフロルニチン、ニフルチモックス)
これらの薬の目的は寄生虫を殺すことであり、すべて本質的に毒性があります。
とりわけ胸痛、呼吸困難、嘔吐、下痢、胃腸障害、多発神経炎を含む有害な副作用に関連しています。
メラルソプロールは、ヒ素ベースの薬物です。
ヒ素には神経毒性があります。
 
アフリカにある産業の多くは、神経学的な健康への悪影響を生み出す可能性があります。
鉱業、金鉱業は、水銀への曝露が常に伴います。
鉱山労働者が最も影響を受けますが、周辺住民にも影響します。
 
毒性物質と神経毒性物質の組み合わせの曝露は、寄生虫以上に神経学的健康問題の説明を提供します。
 
リーシュマニア症
リーシュマニア症は、「熱帯、および亜熱帯で一般的な原生生物、リーシュマニア属の寄生虫によって引き起こされる疾患」と定義され、感染した雌のサシチョウバエに咬まれることで伝染するとされています。
WHOの主張では、リーシュマニア症には3種類に分類できるということです。
●内臓リーシュマニア症(VL)…最も深刻。カラアザールとも呼ばれる。症状は、貧血と脾臓、肝臓の肥大。
●皮膚リーシュマニア症(CL)…最も一般的な形態。症状は、潰瘍など皮膚病変。
●粘膜皮膚リーシュマニア症(ML)…鼻、口、喉の粘膜の破壊を伴う症状。

同じ種の寄生虫によって引き起こされる疾患が、なぜここまで異なる症状を表すかについての説明はありません。
リーシュマニア症の治療のために承認された薬、VLには静脈内リポソームアンホテリシンB(L-AmB)、CL、ML、VLには経口ミルテフォシンが使用されています。
これらは毒性があり、吐き気、嘔吐、下痢、肝障害といった副作用に関連しています。
リーシュマニア症は、感染していても無症状のケースがあることも主張されており、これには根拠を示す説明が存在していません。
 
住血吸虫症
住血吸虫症とは、住血吸虫科に属する寄生虫に感染することにより引き起こされる熱帯病の総称です。
WHOファクトシートで、感染の原因であると主張されている媒介動物は、淡水の巻貝です。
巻貝から放出される寄生虫に汚染された水と接触することで感染するとされています。
 
住血吸虫症の症状は、腹痛、下痢、血便など、腸に関連する症状と、肝臓の肥大の2種類があります。
WHOはこの2種類の症状を、
住血吸虫の卵に対する体の反応によって、引き起こされる症状に個人差がある。

と説明していますが、上記の症状は有毒物質への曝露に対する身体の反応に起因する可能性があることは明らかです。
さらに子どもでは、貧血、発育阻害、学習能力の低下を引き起こす可能性を指摘されており、寄生虫が成長と発達の障害を含むこのような症状を引き起こすことができるメカニズムについての説明はありません。
これらの症状は、内分泌系に関連しています。
 
他の寄生虫感染症同様、住血吸虫症の影響は特定の人たちにのみ及びます。
住血吸虫症は、熱帯および亜熱帯地域、特に安全な飲料水と適切な衛生設備を利用できない貧しい地域社会で蔓延している。

WHOファクトシートでは、このように説明されています。
 
WHOの住血吸虫症対策は、寄生虫駆除剤であるプラジカンテルの定期的な投与です。
プラジカンテルの目的は寄生虫を殺すことであり、そのためこの薬は本質的に有毒です。
腹痛、嘔吐、頭痛、めまい、倦怠感などの副作用と関連しています。
 
他の寄生虫感染症と同様、体の小さい媒介動物は寄生虫から悪影響を受けず、体の大きい人間は深刻な害を受ける可能性があるという、明確な説明のない理論が主張されています。
 
寄生虫汚染のある水を介して伝染すると言われている住血吸虫症の考えられる原因には、淡水域の中、または近くに直接散布される蚊の幼虫を防除するための殺虫剤などの農薬が含まれます。
これらの毒素に加えて、水域に排出される有毒な産業廃棄物など、他の多くの水質汚染物質があります。

非伝染性疾患(非感染症)

非感染症については、第7章「非感染症」で詳しく説明しました。
SDG 3の目標4は、「2030年までに、予防と治療を通じて非感染性疾患による早期死亡率を3分の1に減らし、メンタルヘルスと福祉を促進すること」を目指しています。
WHOのファクトシートは、非感染症も感染症と同じく、発展途上国や貧困層で蔓延しているという見解ですか、個人の健康状態は開発の段階や住んでいる国の収入とは関係がありません。
個々の個人的な状況が、健康状態を大きく左右します。
 
グローバルアクションプランレポートは、主要な非感染症の共通の危険因子を、
●喫煙
●不健康な食事
●運動不足
●飲酒

といった行動要因に関連付けており、非感染症の発症の原因を個人の責任であると示唆する方向に向けています。
確かに人々は自分の健康に責任がありますが、不誠実な医療機関の存在、医原病の存在は、現代医療が病気の主な原因であることを示しています。
4大非感染性疾患である、心血管疾患、がん、慢性呼吸器疾患、糖尿病は、すべて低・中所得国の人に大きな影響を与えています。
 
現代医療が非感染症に対して行っている対策は、例えば急性心筋梗塞の予防のためのアスピリン、肝臓がんの予防のためのB型肝炎ワクチン接種など、医薬品やワクチンに頼っています。
これはどちらにも予防効果はなく、むしろ健康に悪影響になります。
 
メンタルヘルス
SDG 3.4の目的は、非感染症の削減に加えて、精神的健康と幸福を促進することです。
メンタルヘルスについては、第1章「病気の処方薬」で説明しました。
WHOファクトシートは、メンタルヘルスの発生率が継続的に増加していることを指摘しています。
肉体的な病気とは異なり、精神的な病気に関連する症状はかなり曖昧です。
一般的に、異常な思考、知覚、感情、行動、他者との関係の組み合わせによって特徴付けられますが、どのような思考、知覚、感情、行動、人間関係が正常なのかについての定義はありません。
さらに、異常な精神状態の存在を判断するための科学的に確立された基準やテストもありません。
「異常」の解釈は、非常に主観的です。
しかも「異常」であった場合、一般的に「治療」が必要とされています。
そしてこの治療は、通常、医薬品が使用されます。
医薬品での治療は、症状の悪化を含む多大な害を引き起こす可能性が非常に高くなります。
 
医薬品に加えて、うつ病など精神障害の治療には、電気ショック治療などが含まれる場合があります。
電磁界への曝露が身体の機能に有害な影響を与えるということは、第6章「地球の汚染・科学の失敗」で説明しました。
電気的に機能する2つの主要な器官の1つ、「脳」に不自然な電流を直接流すと、深刻な害を及ぼす可能性があります。
化学的治療と電気的治療の増加は、医原性の罹患率と死亡率を明らかに上げるでしょう。
 
精神障害の原因になる要因は複数考えられますが、不自然な電磁放射や多種多様な神経毒性物質が含まれ、これらはすべて脳の機能に影響を与えることが知られています。
一般的な神経毒の例を挙げると、
●アルミニウム
●水銀
●鉛
●アスパルテーム
●メタノール
●フッ化物

などがあります。
これらの神経毒性物質は、農薬、医薬品、ワクチンだけでなく、さまざまな日用品に含まれています。
したがって、精神障害に関連する死亡率の増加は、事実上他のすべての病気の状態を引き起こす要因と同じであると言えます。
 
リプロダクティブ・ヘルス

リプロダクティブ・ヘルスとは、生殖に関する「健康」と「権利」のことです。
SDG 3の目標1では、大きく分けて、
●妊産婦死亡率を下げる
●家族計画、情報と教育

の2つに言及されています。
 
WHOファクトシートでは、
妊産婦死亡の半分以上がサハラ以南のアフリカで発生し、主に農村地域の貧困層に影響を及ぼしている。

と主張しています。
WHOは、発展途上国の死亡率データが適切に収集できていないことを認めているため、この主張は信憑性が疑われます。
妊産婦死亡の主な原因は、予防可能な合併症に起因していると言われており、発展途上国の女性は先進国の女性とは異なり、医療サービス、特に出産前検診などへのアクセスが不足しているために発生するとされています。
医療機関は、妊娠と出産を人間の自然なプロセスの一部ではなく、病状であると認識しているように受け取れます。
妊娠・出産のケアは重要ですが、女性は過去数万年にわたって、まわりの人の手助けを受け出産・育児をしてきました。
過去には多くの女性が出産中に亡くなりましたが、妊産婦死亡率は、栄養や生活環境などの要因に起因します。
この本全体で主張していることですが、ほとんどの医学的な介入は不必要であり、多くは明らかに有害であることを示しています。
 
例えば、出産直後に出血を抑える目的で、ホルモンであるオキシトシンを注射すると、副作用を引き起こすことが知られています。
オキシトシンは陣痛を誘発し、流産を誘発するためにも使用されることに注意する必要があります。
 
出産前に問題の存在を明らかにする血液検査には、HIV検査も含まれています。
妊娠は、HIVの偽陽性を引き起こす可能性がある状態の1つです。
万が一陽性が出た際は、有害な薬物であるARVを使用した薬物治療が開始される可能性があります。
 
産後ケアの一環として、新生児に対する予防接種が含まれます。
この危険性は、第2章「効果がなく、危険なワクチン」で説明しました。
 
家族計画、情報と教育への介入は、2018年2月のWHOファクトシート「家族計画・避妊」に示されています。
家族計画は、維持不可能な人口増加、人口増加による経済、環境、国や地​​域の開発努力に悪影響を与えることを抑制するための鍵となる。

人口増加が「維持不可能」であるという考えは、トーマス・マルサスに帰する理論に基づいています。
この理論は、「人口の増加率は、常に食料生産の増加率を超える」と主張しています。
 
「世界は人口過密になり、十分な食糧を提供できないという差し迫った危険にさらされている」という恐怖に基づく主張があります。
人口調査局(PRB)のウェブサイトによると、世界の人口は2050年までに98億人に達する、特にアフリカの人口は2050年までに2倍以上の26億人になると予測されています。
この声明の目的は、人々に恐怖を植え付けることです。
このような人口増加は、大きな問題を引き起こすという印象を伝えることを目的としていますが、この主張は、世界でも資源が豊富な地域であるアフリカが、約3千万平方キロメートルの土地面積を持つ2番目に大きな大陸であることを認識していません。
また、この通りに人口増加が起こったとしても、大陸が過密になったり、アフリカ人が自分たちを養うことができなくなったりすることはない、ということも認識していません。
 
”すべての妊娠が望まれ、すべての出産が安全に行われ、全ての若者の可能性が満たされる”ために活動する国連機関である「UNFPA」は、性病、性感染症に対し、以下のような認識を持っています。
性感染症は死産、先天性感染症、敗血症、新生児死亡などの妊娠関連の合併症も引き起こす可能性がある。

病原性生物によって引き起こされる病気は存在しておらず、したがって性感染症もありません。
しかも、性感染症の治療は非常に有害であるため、注意が必要です。
これには、母親の内分泌系を破壊し発育中の赤ちゃんに悪影響を与える可能性のある化学物質や、電磁放射への曝露が含まれます。
 
コンドームは避妊や感染症予防に推奨されていますが、アレルギー反応に関連するラテックスが含まれます。ラテックスには刺激性があります。
さらに、コンドームは一般的に潤滑剤や殺精子剤と組み合わせて使用​​されます。
コンドーム潤滑剤の成分として使用される化学物質の1つは、発がん性物質であるベンゼンです。
殺精子剤の一般的な成分は、ノンオキシノール-9と呼ばれる物質であり、これも刺激性であると報告されています。精子を殺す目的の物質なので、毒性があります。
生殖器領域へ​​の有毒物質の適用は、性病と誤って解釈されるかもしれない不快な症状を引き起こす可能性が非常に高いです。
 
危険な化学物質

危険化学物質への曝露の有害な影響は、「2030年までに、有害化学物質と空気、水と土壌の汚染による死者と病気の数を大幅に減らす」ことを目的とするSDG 3の目標9で認識されています。
2030アジェンダの目標を達成するための措置は、一般に、国連、または関連組織によって管理されるさまざまなプログラムに組み込まれています。
健康問題の場合、これには常にWHOが関与します。
そのようなプログラムの1つがIPCS(国際化学物質安全計画)であり、これはWHOによって管理されています。
WHOが、その危険性を懸念する化学物質は、以下の通りです。
●ヒ素
●アスベスト
●ベンゼン
●カドミウム
●ダイオキシン
●ダイオキシンのような内部撹乱物質
●フッ化物
●鉛
●水銀
●農薬

 
WHOのウェブサイトでは、化学物質によって引き起こされる危険性についての情報が不足していることを示唆しています。
さらに、年間推定193,000人の死亡の原因である「化学物質による意図しない中毒」、そのほとんどは予防可能であると認識されています。
これは、化学物質中毒の原因が予防可能であるにもかかわらず、「偶然」起こっていると読み取れます。
家庭で小さいな子どもが誤って重金属、農薬、溶剤、塗料、洗剤、灯油、一酸化炭素、薬物などの化学物質に曝露されてしまったケースなどを指していると思われますが、このようなケースは家庭や職場で長期的な曝露によって健康被害を受けたケースの中の、ほんの一握りです。
 
SDG 12の目標4では、
2020年までに、合意された国際的な枠組みに従って、化学物質とすべての廃棄物の環境に配慮した管理を実現し、人間の健康と環境への悪影響を最小限に抑えるために、大気、水、土壌への放出を大幅に削減する。

という目標が掲げられています。
他の目標のほとんどが2030年までに達成することを目指していることに対し、この目標は2020年と、他より10年早く達成される見込みがあるようです。
これは、化学物質の問題の大きさを考えると、軽視しているようにも取れます。
有毒化学物質を単に管理することは、業界がそれらを製造し続けるということは変わらないため、適切な解決策ではありません。
 
UNEP(国連環境計画)では、「国際化学物質管理への戦略的アプローチ」というパンフレットの中で、化学物質を、
日用品、食品や衣類から輸送や技術、その間のプロセスすべてに至るまで、化学物質は日常生活の一部。

と主張され、化学物質はごく一般的なものであるため、合成か天然かという議論はあまり意味がない、というような印象を与えます。
 
健康環境レポートは、環境の状態がそこに住む人々の健康に影響を与えることを認識しており、全死亡の約23%が環境要因に起因している、そこには化学物質も含まれることを認識しています。
第6章「地球の汚染・科学の失敗」でも説明したように、化学物質の大部分は潜在的な健康への悪影響の全範囲について完全にテストされていないままです。
科学界全体で、有害化学物質の危険性についての知識が非常に限られていることを意味します。
この認識の低さは、有害化学物質の複数の組み合わせへの曝露による健康への悪影響を判断するテストが事実上行われていないことによって、さらに状況を悪化させています。
 
WHOは、「低中所得国が、環境疾患の最大のリスクにさらされている」と認識しています。
これは、発展途上国での化学物質の生産と使用に起因するためです。
WHOは「不適切に管理された化学物質」がリスクを高めているという認識ですが、リスクを高める要因はそれだけではなく、有毒化学物質の製造、使用、廃棄も含まれます。
 
化学産業企業を含む大規模な多国籍企業が、より緩い規制と労働力の削減によるコストの削減を追い求めるあまり、製造施設を発展途上国に移転することがますます一般的になっています。
先進国に比べ規制が緩いからといって、発展途上国であれば有害化学物質の適切な管理を怠ってもいいというわけではありません。
しかし、現実はその傾向にあります。

1984年、インドのボパールで発生した悲劇は、 20世紀で最悪の産業災害の1つと見なされています。
1917年に設立されたアメリカを代表する化学企業、ユニオンカーバイドコーポレーション(UCC)は、1934年、カーバメート系農薬を製造する工場をボパールに建設しました。
ところが農薬事業が不振であったため、1980年代初頭に大部分の生産を停止しました。
大量の有害化学物質が工場敷地内に残されましたが、これは公表されませんでした。
1984年12月2日の夜、漏えいが発生したとの報告があり、毒性の高いガスであるイソシアン酸メチル(MIC)が大量に大気中に放出されました。
この漏えいで、約50万人が毒ガスにさらされ、そのうち約2万5千人がこれまでに死亡しました。
この工場はその後も適切な処理が行われることはなく、ボパールの住民にとって継続的な問題となっています。
2001年にユニオンカーバイドを買収し世界最大の化学企業となったダウケミカルは、ボパールの工場の処理を断固として拒否しています。
 
現在市場に出回り、使用されている約10万種類の化学物質の大部分は未試験のままですが、テストされた化学物質の多くは非常に危険であることがわかっています。
これらの有害化学物質の多くはPOPs(難分解性、高蓄積性、長距離移動性、人の健康・生態系に対する有害性を持つ物質)として分類されており、その危険性はUNDP(国連開発計画)の報告書「持続可能な開発のための化学物質と廃棄物管理」で認められています。
POPsへの曝露は、特定の種類のがん、先天性欠損症、発達障害、免疫機能不全、生殖器系の機能不全など、深刻な健康への影響につながる可能性がある。

にもかかわらず、報告書は、
医薬品、殺虫剤、忌避剤などの化学製品は、毎年何百万人もの死者を防ぐのに役立つ。

と主張しています。
毒性の高い化学成分を含むこれらの化学製品は、病気と死に寄与する可能性が高いです。
 
すべての産業の化学物質管理に予防原則を組み込むことは、問題の一部を解決するでしょう。
残りの問題部分の解決策は、産業が無毒の成分を含む製品を作成することです。
 
産業と開発

工業化は開発の重要な側面であると主張されています。
国が工業化されればされるほど、発展したとみなされます。
また、産業の発展から多くの利益がもたらされるとも言われています。
先進国の人口は、発展途上国の人口よりも大きな繁栄、より良い生活水準、より良い健康を享受していると言われています。
ただし、これは誤解を招く主張です。
UNIDO(国連工業開発機関)の文書では、
工業化は過去200年間で、世界中の何億人もの人々を貧困から救うのに役立ちました。

とありますが、この主張は立証されていません。
開発の結果、一部の幸運な人々の財産は大幅に増加し、本当に助けを必要とする人々はこれまで以上に無力になりました。
 
「開発がより良い健康につながる」という考えも問題があります。
前述のように、WHOは、国が発展するにつれて、国民が苦しむ病気が「伝染性」から「非伝染性」に変化すると主張しています。
非伝染性疾患は致命的な疾患であることが多いため、急性から慢性の健康問題への変化は健康の改善ではないことは明らかです。
 
しかし、2030アジェンダは「持続可能な開発」を強調し、SDG 9では「持続可能な工業化」を促進します。
世界の国々を工業化のレベルにより、「先進国」「発展途上国」と2種類に分類する言い方は、21世紀初頭の企業運営の性質を過度に単純化しています。
過去数十年はグローバリゼーションの急速な加速があり、巨大な多国籍企業が生まれてきました。
例えば、一部の多国籍企業は、自社に有利な税制を取っている国に本拠地を構え、環境的規制が緩い国に工場を構えるという戦略で利益を上げています。
 
汚染に起因している工場や採掘は、地元の人たちの健康に悪影響を及ぼしますが、それは病原体が原因の伝染病であるという誤った認識がなされ、ワクチンや医薬品といった毒性物質で対処されます。
汚染に対しては、「適切に管理されれば安全」という考え方が主張されており、この考え方の下では汚染物質の継続的な生産と放出の継続が可能になっています。
 
環境団体ピュアアースとスイス・グリーンクロスが作成した「世界最悪の汚染問題:私たちの足元の毒物」というレポートでは、世界で最も汚染されている業界を毎年公開しています。
2016年の病気の起因度によってランク付けされた汚染産業のトップ10は、以下のとおりです。
1、ULAB(使用済み鉛蓄電池)リサイクル
2、鉱業、鉱石処理
3、鉛製錬
4、皮なめし工場
5、ASGM(職人による小規模の金採掘)
6、産業廃棄物処理場
7、工業団地
8、化学製品製造
9、製品製造
10、染料産業

 
これらの産業が主に汚染を排出する工場を置いている発展途上国では、巨大な多国籍企業の圧力により、規制の適用が遅れている現実があります。
 
ただし、規制は厳しくなっても問題が解決しない側面もあります。
これは「有毒物質への安全な曝露レベルの確立」が、問題解決へつながるという誤った主張に基づき規制が導入されるためです。
 
一部の発展途上国の政府は、多国籍企業を誘致することで自国に利益をもたらすと考え、それを考慮した規制、税制を取ってきましたが、そこから生み出された利益のほとんどは多国籍企業に独占され、自国民は低賃金の労働を強いられた挙句、環境汚染による健康被害に苦しむという状況が生まれています。
 
SDG 12の目標5は、廃棄物に起因する問題を認識し、
2030年までに、防ぐ、減らす、リサイクル、再利用を通じて、廃棄物の発生を大幅に削減することを目指す。

という目標を掲げています。
この中で、リサイクル、再利用はとても大切なことで現在取り組みが広がっていますが、それ以上に重要な「防ぐ」、つまり廃棄物になるようなものを生産しないことの重要性の認識は、まだまだ低いままです。
例えば、急速に成長している電気通信産業製品の処分は、有害物質、特に重金属や希土類を常に含むため、環境汚染の主な原因です。
危険ではありますが、これらの材料は貴重であり、e-廃棄物とも呼ばれるコンピューターやスマートフォンなどの商品廃棄物をリサイクルするための事業の確立が促進されています。
残念ながら、これらのリサイクル事業はほとんどは発展途上国に置かれます。
これはこの地域の環境と健康問題の悪化をさらに促進します。
 
携帯電話メーカーは、新しいバージョンのデバイスを継続的に導入し、売上と利益を大幅に増加させていますが、製造する製品の安全な廃棄について責任は負いません。
さらに、5Gテクノロジーがグローバルに実装された場合、人の健康への危険性を大幅に増加させます。
 
経済発展は、適切で環境に優しい生産技術に基づいていれば、環境の質を低下させることなく進めることができます。
一般の人は、購買習慣を変え、無毒な製品の需要を生み出すことで、この問題解決を促進できます。
 
貧困

貧困は21世紀の人類が直面する主要な問題の1つです。
SDG 1の目標1では、
2030年までに、あらゆる場所のすべての人々の極度の貧困(現在1日1.25ドル未満で生活している人々)をなくす。

と示されています。
2015年10月、世界銀行は「国際貧困ライン」を1日あたり1.90ドルに修正。
これにより極度の貧困層の数が増加しました。
極度の貧困の影響を最も受けているとされる地域は、サハラ以南のアフリカです。
しかし、ミシェル・チョスドフスキー博士は、著書「貧困のグローバル化と新世界秩序」の中で、データの不足についてを指摘しています。
 
さらに、特定の国に住む人々の貧しさの度合いを計る際、先進国と発展途上国という2つの分類だけでなく、一人当たりのGNI(国民総所得)を基準にする見方もあります。
しかし、GNI(国民総所得)による測定には限界があります。
例えば、億万長者の本拠地であるアメリカにも、2017年時点で、50万人以上のホームレスのアメリカ人が存在すると言われています。
低中所得国に分類され、極度の貧困状態にある人が何百万人もいるとされているインドでも、20万人以上の億万長者インド人が存在します。
これは世界中のほとんどの国に存在する貧富の差の存在を表しています。
さらに、収入を基準にする見方は、食料などの値段を考慮していないため、貧しさを計る基準にするには不十分です。
 
グローバリゼーションの拡大の問題は、主に食料の価格が大企業によって世界市場の水準にまで引き上げられているにもかかわらず賃金は引き上げられないという状況から、貧困化を促進しています。
 
WHOのウェブサイトでは、
貧困は、適切な住居、きれいな水、適切な衛生設備を持たないために人々の健康を害している。人々を病気にする環境に住まわせている。

と認識しています。
これは、不衛生な環境と病気との関連性の存在は正しく特定していますが、環境汚染物質や産業活動によって生成された汚染物質の役割について言及していないため、不十分です。
しかも、WHOは貧困と健康について次のように認識しています。
貧困は健康障害の主な原因であり、必要なときに医療にアクセスする際の障壁である。
貧しい人々は、十分な量と質の高い食品やヘルスケアなど、健康に必要なものを購入する余裕がない。

ここでいう「ヘルスケア」とは、ワクチンと医薬品を含むサービスについてを指しています。
 
発展途上国で感染症が蔓延していると主張するWHOは、貧困が感染症を蔓延させる原因になっていると認識しています。
この説の土台にある病原菌理論は間違っているため、WHOが病気の予防、治療の効果的な方法を提供できないことを意味します。

発展途上国で病気が蔓延する理由の一つとして、先進国の搾取の問題が挙げられます。
先進国は、発展途上国に製造施設を置いたり、資源を採掘しており、汚染の問題が深刻化しています。
 
IMF(国際通貨基金)が設立されて以来、深刻化する経済・金融危機が数多く発生しており、IMFが「経済の安定」を達成し、危機を回避するための適切な措置を講じていないことを示しています。
IMFは、「国際貿易の促進が雇用を生み出しと持続可能な成長を促進するため、世界中の貧困を削減する。」と主張しています。
国際貿易の促進は多国籍大企業のさらなる躍進につながり、雇用の生み出しはさらなる低賃金労働者を増やすだけとなる懸念があります。
したがって、IMFの現行の政策では貧困は解決できません。
それどころか、発展途上国の国内向けの産業が国際貿易により打撃を受け、多国籍大企業による加工食品、ファーストフードなどの進出が増えている現状があるため、食の面からも人々の健康に影響を及ぼします。
 
飢餓と栄養失調

SDG 2では、
飢餓を終わらせ、食料安全保障と栄養改善を達成し、持続可能な農業を促進する。

という目標が掲げられています。
飢餓はほぼ常に貧困と共存しており、特に食料価格の上昇が所得の増加と比例しない場合に顕著です。
21世紀初頭から世界経済の状況が悪化し続けているため、先進国、発展途上国の両方でますます問題化しています。
 
飢餓と栄養失調の問題は、貧困など他の問題と同様に、根本的な原因が正しく特定されていない限り解決できません。
しかし残念ながら、国連もWHOも飢餓と栄養失調の問題の根本的な性質を理解し、その原因を正しく特定することはできていません。
栄養失調は、空腹を満たせる十分な食べ物を摂取していても、その食べ物に含まれる栄養素が乏しいことでも起こります。
そのため、栄養失調は発展途上国の人々のみの問題ではありません。
食品のエネルギー値、つまりカロリーは、その栄養価とは関係ありません。
 
大企業がどんどん市場を支配するようになるにつれて、高度に加工された食品がより容易に入手できるようになり、伝統的な食品や食生活を摂取する習慣が減ってきています。
 
WHOのウェブサイトは、ビタミン、ミネラル、微量栄養素の重要性を指摘しています。
特に、
●ヨウ素
●ビタミンA
●鉄

の重要性を強調していますが、これらは唯一重要な栄養素でも最も重要な栄養素でもありません。
栄養素は単独で考慮されるべきではなく、すべての栄養素が重要です。
 
栄養失調は、低体重や過体重の原因になります。
カロリーや一部の栄養素のみを重視する考え方は、問題を解決しません。
 
世界食糧計画(WFP)は、世界中で支援する人々の栄養摂取を改善するために、幅広い専門食品を用意していますが、その内容は、
●強化ブレンド食品(FBF)
●調理不要食品(RUF)
●高エネルギービスケット(HEB)
●微量栄養素粉末
●圧縮フードバー

などです。
この中の強化ブレンド食品(FBF)の原材料には、
微量栄養素(ビタミンとミネラル)で強化された、部分的に調理済みおよび粉砕されたシリアル、大豆、豆類、豆類のブレンド

と記載されています。
調理不要食品(RUF)の原材料には、
植物性脂肪、乾燥脱脂乳、麦芽デキストリン、砂糖、ホエイ

と記載されています。
高エネルギービスケットの原材料には、
小麦粉、水素化野菜ショートニング、砂糖、大豆粉、転化糖、高果糖コーンシロップ、スキムミルクパウダー、ナトリウムとアンモニウム、重炭酸塩、塩

と記載されています。
これらはすべて、砂糖や塩などの不健康な成分を含む高度に加工された食品であることが明らかです。
ビタミンとミネラルで「強化」されていると主張されていますが、これらの製品には、体が適切に機能するために必要なすべての栄養素は含まれていません。
したがって、これらの製品を「栄養価の高い食品」と表現することは不適切です。
 
発展途上国で飢餓が続くと言われている理由の1つは、世界人口の増加に対応できない食糧生産によって引き起こされる食糧不足が原因であると言われています。
しかし、これは誤った主張です。
世界は食糧不足に悩まされていません。
世界には十分な食料があります。
十分な食料があるにもかかわらず飢餓が続く理由については、この後に説明します。
 
農業と食料不足

世界人口は2050年に98億人、2100年に112億人に達すると国連により予測されています。
この予測から生じる懸念の1つは、食料不足に関連しています。
アジェンダ21では、食料不足の懸念について触れられており「食料生産を増加させるための努力が必要である」と主張しています。
SDG 2の目標4では、
2030年までに、持続可能な食料生産システムを確保し、生産性を向上させる回復力のある農業慣行を実施する。

という目標があります。
 
「飢餓と栄養失調」の項で説明したように、食糧が十分に供給されているにもかかわらず、世界で飢餓が続いています。
その理由はいくつかあります。


1、飢えた人々はほぼ常に「極度の貧困」の状態に陥っている人々だから
これは発展途上国だけでなく、先進国でも見られる状態です。
食料価格の上昇についていけない所得世帯が存在します。


2、発展途上国の農業に多国籍大企業が介入し、利益優先の輸出作物の栽培に専念し始めたため
昔から存在していた農家は、輪作、二毛作などの手法で、その土地の気象条件に順応し、害虫の問題や土壌肥沃度の維持に対応していました。
ほとんどの農家が小さな区画で構成され、自給自足の側面がまだまだ残っていた時代です。
外国からやってきた植民者は、このような農地を大規模農場に変え、単一作物の栽培、輸入目的の作物の栽培を始めます。
地元の農家は、痩せた土地への移動を強いられたため、貧困と飢餓に陥っていきます。


3、緑の革命の弊害
1940年代〜1960年代に起きた「緑の革命」は、作物の収穫量を増やすために化学肥料や遺伝子組み換え種子を導入した農業革命です。
小規模農家が輪作や二毛作などの手法で回避していた土壌肥沃度の低下という問題に、戦争産業によって生産された硝酸化合物から開発された、NPK肥料と呼ばれる化学肥料が使用されるようになりました。
N(窒素)、P(リン)、K(カリウム)をメインに土壌に適用するこの方法から、土壌の自然な化学組成に不均衡が生じ、結果として作物の栄養価に影響を及ぼしました。
インドでは、農民は緑の革命により、「少ない肥料で収穫量を上げるため、収入が増加する」と信じ込まされましたが、正反対の結果がもたらされました。
収穫量は上がらないまま、肥料の使用量だけが増えていきます。
以前は自分の種子を収集していましたが、緑の革命下では、大企業が特許を持つ種子を購入しなくてはいけません。
自殺したインドの農民の数は30万人を超え、緑の革命が農業に進出した地域に自殺が集中している事実は、インド農民の意思を表しています。


4、IMFと世界銀行が提供する財政援助のため
発展途上国の財政支援のためのIMFと世界銀行の援助は、受領国が実施しなければならない政策を含む条件に合意することが必須です。
この条件は、アグリビジネス企業の開発した種子の購入、輸出作物の栽培などが含まれます。
農民はこの方式の農業を始める資金を得るためにローンを組みますが、高価な再生不可能種子の購入と不必要な有毒物質の投入に対する債務で借金漬けにされます。


5、グローバリゼーション政策が作物の多様性と市場の多様性を破壊したため
グローバリゼーションは、食料価格を世界市場レベルに引き上げることを奨励しました。
これはもともと物価が安かった地域の住人にとって、食料価格が上昇したため、貧困と飢餓を引き起こしました。
さらに、農家は食料価格の上昇ととも収入が増えたというわけではなく、その利益は大企業や投資家に入りました。
財政援助を受けるための条件を受け入れているため、農家は気候や状況に応じて作物を栽培していた頃の方式に戻ることはできず、大企業が望む輸入作物の単一栽培で株式市場が決定する価格に左右され、どんどん貧困に陥っていきます。
 
 
2011年の世界の推定食品廃棄量は10億トンを超えており、これは世界で生産される食品の総量の4分の1以上に相当すると言われています。
何百万人もの人々が飢餓に苦しんでいる世界でこのような膨大な量の食品ロスが発生しているという事実は、食糧の流通に関する深刻な不平等の存在を浮き彫りにしています。
また、国内消費用に栽培された食用作物よりも、輸出用の「換金作物」を栽培することを要求する政策の恐ろしい性質を示しています。
しかしこれらの政策は、「食料生産レベルを高めることができる持続可能な農業手法を実施することによって、食料安全保障を提供する」と主張する同じ組織によって作成されています。
 

●有毒化学物質
●巨大な単一栽培農場
●遺伝子工学
●特許
●農業資源の企業所有権

これらをシステムに組み込んだ工業型農業に、多くの問題があることは明らかです。
「オーガニックムーブメント」というタイトルのウェブペジでは、
●有機農業
●生態学的農業
●中小規模の土地所有

が、飢餓と貧困に対する唯一の永続的な解決策であると主張されています。
 
きれいな水と公衆衛生

水はすべての基本的な人間のニーズの中で、最も重要なものの1つです。
水がなければ、人間は数日以上生き残ることができません。
人体のすべての機能をサポートする細胞プロセスは、水の存在を必要とします。
つまり、人間が消費することを目的とした水は「きれい」でなければなりません。
しかし、これは国連やWHOは、「きれいな水」という用語を使用しません。
代わりに、水質を指すときに「安全」という用語を使用します。
「安全」という言葉が水と食料に対して使用される場合、完全に無害というわけではなく「可能な限り安全」を意味する相対的な用語になっていることに注意が必要です。
「可能な限り安全」という基準は、人間の健康にリスクをもたらすと考えられるレベルを下回っていれば、人間が消費することを目的とした水に汚染物質を含めることを許容します。
病原菌理論の厳格な順守は、非衛生的な条件で繁殖すると主張されている特定の病原菌が水の最大の汚染物質であり、「水媒介」感染病の主な原因であるという考えに基づいています。
 
WHOファクトシートでは、衛生状態の悪さに関連する同様の病気のグループに言及しており、
衛生状態の悪さは、コレラ、下痢、赤痢、A型肝炎、ポリオなどの病気の伝染に関連している。

と述べています。
 
下痢と嘔吐は感染症に起因する症状ではなく、体が有毒であると認識する物質を排出する自然なメカニズムです。
WHOファクトシートでは、「コレラ感染は治療しないと致命的な場合がある」とする一方、「ほとんどの人はコレラ菌に感染しているが、無症状。」という矛盾した主張があります。
しかもコレラは細菌性感染症でありながら、抗生物質では治療されません。
コレラの主な治療には、水分補給が含まれます。
さらに「コレラは簡単に治療できる」とされているにもかかわらず、製薬業界は、WHOがコレラ流行地域での使用を推奨する経口コレラワクチンを開発しました。
 
コレラが頻繁に発生する不健康な生活条件は、さまざまな要因の結果です。
この要因には、基本的なインフラの欠如、戦争や紛争が含まれます。
難民キャンプではコレラ感染のリスクを高める可能性が指摘されていますが、これは病原菌が原因ではなく、排泄物、腐敗した食品、ゴミで汚染された水の摂取などが、嘔吐や下痢を引き起こしていると考えられます。

2016年の国連の「目標6の進捗状況」という報告では、
約10億人が野外排便を行っており、約20億人が糞便で汚染された水源にさらされている。

と述べています。
糞便は人体によって生成される廃棄物です。
摂取した場合、これは常に嘔吐という即時反応を引き起こします。
したがって、人間の糞便排泄物で汚染された水が嘔吐、下痢を引き起こすのは、細菌の存在によるものではないことは明らかです。
第6章「地球の汚染・科学の失敗」で説明したように、細菌を殺すという目的のために消毒剤を利用する処理では、糞便が水から除去されることはありません。
消毒剤として使用される化学物質は、主に塩素ベースの化合物であり、水を浄化しません。
それどころか、この化学物質は人間の健康だけでなく環境にも重大な危険性をもたらします。
 
水の汚染の大部分は、鉱業、石油およびガスの抽出、化学製造、繊維製造、農業などの産業活動にも起因しています。
水を汚染する産業は、製造施設を発展途上国に移転させ、産業廃棄物に対する緩い規制、または存在すらしない規制の恩恵を受け、発展途上国の水域を汚染し続けています。
 
言及されている主要な懸念化学物質の1つはヒ素です。
ヒ素は、
●アルゼンチン
●チリ
●中国
●インド(西ベンガル)
●メキシコ
●アメリカ合衆国
●バングラデシュ

などの国の地下水に、高レベルで存在しています。
急性ヒ素中毒の症状には、嘔吐、腹痛、下痢などがあります。
ヒ素の他にも、ダイオキシン、殺虫剤から、塩化メチレン、トルエン、クロロホルム、1,2-ジクロロエタン、フェノールなどの医薬品廃棄物などの汚染が懸念されています。
 
水質汚染を最小限に抑えるだけの対策はもはや適切ではありません。
産業活動、およびその他すべての水質汚染源は、有毒廃棄物を水に排出することを完全に禁止する必要があります。
 

まとめ


一部の先進国の支配層によって拡大されてきた「グローバリゼーション」。
多国籍企業が主に発展途上国から搾取するという状況が悪化し、世界で貧富の差がどんどん広がっています。
その結果、貧困や汚染などの影響から健康被害を受けている人々に対し、表向きは助けの手を述べるような目標や計画が並べられる国連の持続可能な開発目標(SDGs)。
支配層が作り出した問題を認識しようとせず、貧困の対策には開発、健康問題の対策には医薬品やワクチン、殺虫剤など有毒な化学物質で対応しようとしているため、問題が解決されるどころか悪化することが予想できます。
 
 
●石油産業を牛耳っている一族
●その石油産業から派生した製薬を牛耳る一族
●国連を作った一族

は共通しており、国家の単一世界政府への統合を支援する新世界政府(NWO)を推進しています。
そのため、国連やその関連組織であるWHOは、その一族の利益のために行動していると考えられ、世界中の人々のためではないということがわかります。
この一族の作り出す流れに乗らないために私たちができることは、医薬品、ワクチン、有毒化学物質などを避けることから始められると思います。
支配層の数よりも一般大衆の数の方が圧倒的に多いので、支配層の作り出そうとする流れに乗らない人が増えれば増えるほど、流れは変わっていくと思います。
 
次回、第9章「「既得権益と統制のアジェンダ」では、既得権益・利権を握る勢力が、世界でグローバル社会と呼ばれる管理社会を作り、自分たちの都合のいい政策を推し進めているということについて説明しています。
上記の一族にも言及しています。


第8章「地球の問題」
https://baby-skin-rash.com/2021/02/26/global-issues/




http://www.asyura2.com/21/iryo8/msg/409.html
コメント [政治・選挙・NHK285] 新型コロナ「みなし陽性」は棄民政策の極み! 全責任放棄の岸田政権に医師から次々と悲鳴が(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
17. 2022年1月29日 19:29:49 : Ff274msx3k : R1ZpTXhJcXlNTjY=[1691]
今年度、80兆円近いコロナ対策予算は、どこへ。
まさか、維新と自民公明で、山分けでは。

ブランド病院は相変わらず安泰。
   
   
http://www.asyura2.com/22/senkyo285/msg/340.html#c17

記事 [医療崩壊8] 第7章「非感染症」


今回は、第7章「非感染症」の内容を要約して紹介します。
心血管疾患、化学物質過敏症、自己免疫疾患、アレルギーから自閉症やがんまで、様々な非感染症である疾患の、表向きの原因と本当の原因について説明しています。

非感染症


WHO(世界保健機関)では、ICD(国際疾病分類)という疾病の分類を定めています。
これによると、すべての疾病は、
●感染症
●非感染症

の2つに分類されます。
 
感染症という概念の異常や矛盾については、第3章「病原菌理論の虚偽」、第4章「感染症神話」で説明しました。
この章では、感染症だけでなく、非感染症も現代医療に正しく認識されていないということを説明します。
 
 
非感染性疾患(NCD・非感染症)は、毎年4,100万人の死因になっており、これは世界の全死亡者の71%に相当します。
1位 心血管疾患(CVD) 毎年1,790万人が死亡
2位 がん 毎年900万人が死亡
3位 呼吸器疾患 毎年390万人が死亡
4位 糖尿病 毎年160万人が死亡

 
WHOのファクトシートでは、慢性疾患とも呼べる非感染症の原因には、
●遺伝的要因
●生理学的要因
●環境的要因
●行動要因
が関わってくる

と述べています。
 
遺伝的要因が非感染症に関わってくるという認識は間違っており、感染症と同じく、非感染症にも有毒な化学物質、電離放射線などが大きく関わっています。
これについては、後から詳しく説明します。
 
 
国連が打ち出している「持続可能な開発のための2030アジェンダ」には、17項目の目標が含まれています。
そのうちのSDGs3という目標は、「すべての人に健康と福祉を」となっており、これは世界の貧困層に対しても先進国と同様、医薬品、ワクチン接種の供給を提供していくという目標です。
感染症だけでなく、非感染症も貧困地域に蔓延していると認識されていますが、これは誤解があります。
2018年11月の「米国における非感染性疾患のマクロ経済的負担:推定と予測」という記事には、
非感染症は、アメリカでの全死亡数の89%を占めている。

と記載されています。
WHOファクトシートによると、世界ではこの割合が71%であると記載されているため、先進国で高所得国であるアメリカの方が世界平均に比べ、非感染症がより蔓延していることがわかります。
 
第1章「病気の処方薬」で説明したように、医薬品は病気を治療しません。悪化させます。
第2章「効果がなく、危険なワクチン」で説明したように、ワクチンは病気を予防しません。感染症という概念からして間違っているため、ワクチン接種が病気の原因になります。
 
医薬品とワクチンは「病原菌論」という誤った解釈の上に成り立っていますが、現代医療は、非感染症についても知識が乏しく誤った解釈をしています。
 
1、心血管疾患

心血管疾患(CVD)とは、心臓・血管など循環器における疾患で、心臓や血管を傷つけ、心臓発作、心不全、不整脈、脳卒中、その他の血液循環障害などの深刻な病気や合併症を引き起こす一連の状態とされています。
心臓発作と脳卒中のリスク因子は、他の非感染症のリスク因子と共通しています。
●飲酒
●喫煙
●不健康な食事
●運動不足

などです。
ファクトシートはこれに加え、
●高血圧
●高血糖
●血中脂質の上昇
●太りすぎや肥満

などもリスクを高める因子としています。
このため、心血管疾患リスクを減らす目的で、糖尿病、高血圧、高血中脂質の薬物治療が必要になる場合があります。
その際、特に一般的な薬は、
●アスピリン
●ベータ遮断薬
●アンジオテンシン変換阻害薬
●スタチン

です。
心血管疾患において問題視される高血圧については、第1章「病気の処方薬」でも説明しました。
これには、血圧の正常値が年々下げられている事実が含まれます。
製薬業界の利益は増えますが、医薬品は病気を予防も緩和もできません。
 
2017年2月の記事「心臓の欠陥遺伝子に対する突然死の警告」では、
遺伝的要因が心血管疾患を引き起こす可能性がある。

という見解を説明しています。
この見解は現代医療の誤解であり、遺伝子は体の機能を制御したり、病状を引き起こしたりしません。
遺伝子自体は、それをオン・オフにする他の要因によって制御されます。
ここで言う「他の要因」とは、環境、食事、ストレスなどです。
遺伝子自体が、これらの要因に制御されているため、遺伝的要因が心血管疾患を引き起こすという考え方は不適切です。
 
心血管疾患のリスクの要因に、EMF曝露の問題があります。
EMFとは、電磁界(電磁波)のことです。
生体は電子機器のように電気システムを持ち、特に脳と心臓は電気的活動により動いています。
EMF曝露によるフリーラジカルという不対電子の過剰な生成は、細胞や組織に損傷を与えます。
また、血中のフリーラジカルはコレステロールを酸化し、LDLおよびHDLと呼ばれるリポタンパク質を運びます。
 
酸化ストレスは血管壁に損傷を与え、アテローム性動脈硬化症、心臓発作、脳卒中、末梢血管疾患など、これが心血管疾患のリスクの要因になります。
 
もう一つのリスクの要因は、精製糖です。
精製糖の摂取量が多い場合、糖分子とタンパク質の間の化学反応である「糖化」が起こり、糖化されるとタンパク質がより酸化されやすくなります。
さらに精製糖の摂取も、フリーラジカルの生成につながります。
 
酸化ストレスの問題の対処は、医薬品ではできません。余計悪化させます。
酸化ストレスには、抗酸化作用のある食品の摂取が重要です。


2、化学物質過敏症

化学物質過敏症は、年々世界中で増えている疾患です。
インクの匂いに耐えられず新聞を読むことができない…
プラスチックに反応するため、電話を使用することができない…
合成繊維の服を着ることができない…

化学物質過敏症患者は、このようなことに苦しんでいます。
 
20世紀半ば頃から認識され始めた疾患ですが、2007年の医学辞典にはまだ化学物質過敏症についての記述がありません。
化学物質過敏症のWHOファクトシートも存在しないことから、現代医療が多くの病状の原因因子として有毒化学物質の重要性を認めることに消極的なことが伺えます。
 
電磁波過敏症について言及している「電磁界と公衆衛生」という2005年の記事では、化学物質過敏症についても少し触れています。
化学物質過敏症と電磁波過敏症は、明らかな毒物学的、または生理学的根拠、または独立した検証を欠く一連の非特異的症状を特徴としています。

化学物質過敏症と電磁波過敏症は「原因不明の不定愁訴である」という意味です。
「明らかな毒物学的根拠はない」ということは、有毒物質が無関係であることを意味するものではありません。
化学物質の大部分は想定できるすべての悪影響についてテストされておらず、人々が日常的にさらされている化学物質のさまざまな組み合わせからの影響を観察するテストは実施されていません。
 
臨床生態学のセロン・ランドロフ博士は、化学物質過敏症を「石油問題」と呼びます。
石油由来の合成化合物の使用の増加と、化学物質過敏症の増加の密接な相関関係を示しています。
 
それを認識していない現代医療は、化学物質過敏症を原因不明とし、公式に認可されていないこの疾患患者を精神科に送るという対処がされる可能性があります。
そして精神科からは、精神薬が処方されます。
この薬の危険性は、第1章「病気の処方薬」で詳しく説明していますが、これが化学物質過敏症を改善させることはなく、むしろ悪化させる危険性があります。
 
化学物質過敏症の改善には、有毒化学物質を避けることが重要です。
特に、「物質を有毒にするのは用量だけである」という間違った考えが、化学物質過敏症を増やしています。
「少量の毒なら安全」ということはありません。
高用量の毒は、すぐに健康に害が出ます。
低用量の毒は、長期でゆっくり害が出ます。
毒の蓄積は、重大な健康被害を引き起こす可能性があります。
 
3、電磁波過敏症

電磁波過敏症は、電磁波の影響により、頭痛、倦怠感、ストレス、睡眠障害、皮膚症状など様々な不調が現れる症状です。
現代医療は電磁波過敏症について認識していますが、それがEMF(電磁波)曝露の影響であることには異議を唱えています。
そのため、電磁波過敏症よりも「特発性環境不耐性」という呼び方がふさわしいとされています。
WHOは、
現在、特発性環境不耐性の症状をEMF曝露に関連付ける科学的根拠はありません。

と主張しています。
 
1985年のロバート・ベッカー博士の著書「電磁気学と生命の基盤」によると、
低レベルのマイクロ波で照射されたニンニクの芽に、主要な染色体異常が見つかった。
哺乳類の細胞にも同じ変化を発見した。

とあります。
IARC(国際がん研究機関)は、2002年に低周波放射線を、2011年に高周波放射線をグループ2B発がん性物質(発がん性があるかもしれない物質)として分類。
非電離放射線への曝露によって引き起こされる健康への悪影響は、がんだけではありません。
 
ニール・チェリー博士が2000年にオーストラリア上院に提出した「電磁放射の健康への影響の証拠」という論文によると、
自然、および人工の電磁放射線は、脳、心臓、細胞など、生体の通信システムと共鳴的に相互作用し、ホルモンのバランスを変化させ、臓器や細胞に損傷を与る。
脳と心臓は、生命に不可欠な主要な生物学的機能を仲介、および調節するため、特に敏感である。

と述べています。
 
電磁汚染のレベルは、過去数十年で驚異的に上昇しており、5Gの出現でこれは悪化し続けると予想されます。
IoT(モノのインターネット)に必要なデータのトラフィック量の対応に、5Gは必要とされています。
5Gの革新の1つは、EMFプロジェクトによって検討されている周波数範囲の主要セクターである30〜300GHzの周波数範囲で動作するミリ波の使用です。
これまで、衛星とレーダーシステムのオペレーターだけが、ミリ波を使用していました。
5G向けに提案されたテクノロジーは、事実上安全性のテストがされていません。
 
ニール・チェリー博士は、EMF曝露によるメラトニンレベルの低下を指摘しています。
メラトニンは重要なホルモンのひとつであり、睡眠に関わっています。
 
2011年5月、多くの医師や専門家が、化学物質過敏症と電磁波過敏症を環境疾患として公式に認めることを要求する請願書をWHOに提出しています。
この請願はWHOに影響を与えることができず、2015年に再度提出された請願書も同じでした。
現代医療は、現在もスタンスを変えていません。
 
電磁波に関連する産業と軍は、電磁場と放射線の無制限の使用を要求しています。
そのため、電磁場と放射線の危険性については透明性がない傾向にあり、それはどんどん悪化しています。
化学物質過敏症や電磁波過敏症を精神疾患として対処する現代医療のやり方は、ひどすぎます。
 
4、湾岸戦争症候群

湾岸戦争症候群(GWS・Gulf War Syndrome)の定義は、「1991年の湾岸戦争中に使用された殺虫剤などの化学物質、ワクチンや錠剤などに起因する主に神経系障害の症状(慢性疲労、めまい、記憶喪失、消化器の不調、筋肉の消耗を含む)で、軍人に現れる疾患」となっています。
米国退役軍人省のウェブサイトには、湾岸戦争の退役軍人の医学的に説明できない病気として、
●疲労
●頭痛
●関節痛
●消化不良
●不眠症
●めまい
●呼吸器を含む医学的に説明できない慢性症状のクラスター
●記憶障害

の存在を示唆しています。
「医学的に説明できない」という部分が、現代医療による湾岸戦争症候群の捉え方が、化学物質過敏症、電磁波過敏症と極めて酷似している印象を与えています。
 
「湾岸戦争の暴露」というウェブサイトには、
●ワクチン接種
●ピリドスチグミン臭化物
●農薬
●化学兵器
●生物兵器
●劣化ウラン

など、軍人が遭遇した可能性のある潜在的に危険な物質のリストがあります。
軍人全員がこれらすべての物質に曝露されていたとは考えにくいのですが、全員に共通しているのはワクチンを接種したことです。
投与されたワクチンには、
●黄熱病
●腸チフス
●コレラ
●B型肝炎
●髄膜炎
●百日咳
●ポリオ
●破傷風

が含まれていると記載されています。
一部の軍隊は、
●炭疽菌
●ボツリヌス菌

のワクチンも接種しました。
第3章「病原菌理論の虚偽」では、すべてのワクチン接種が不要であり、ワクチンは人々の血流に大量の有毒物質を注入してしまうものであるということを説明しました。
 
軍人たちが曝露されていた農薬は、以下の4種類と考えられています。
●カルバミン酸メチル有機塩素系農薬…殺虫剤・制服の処理に使用
●DEET(ジエチルトルアミド)…虫除け殺虫剤・皮膚に塗布
●有機リン(OP)系農薬
●ピレスロイド系農薬

農薬は、害虫や菌、雑草を殺す目的で作られているため、危険です。
そして他の化学物質との組み合わせでの安全テストは行われていないため、相互作用で毒性を高める危険性があります。
湾岸戦争に従事していた軍人は、まさに複数の化学物質に曝露されていました。
「1990年〜1991年の湾岸戦争に従事した軍人697,000人のうち、少なくとも4分の1が湾岸戦争症候群の深刻な症状に悩まされている」という調査結果があります。
にもかかわらず、医療機関は湾岸戦争症候群と上記の有毒化学物質の関連性を「根拠がない」として認めようとしません。
 
5、自己免疫疾患

自己免疫疾患は、「異物を認識し排除するための役割を持つ免疫系が、自分自身の正常な細胞や組織に対してまで過剰に反応し、攻撃を加えてしまうことで症状を起こす免疫機能の破綻による疾患の総称」とされています。
80種類を超える疾患が自己免疫疾患に分類されます。
この定義によると、人体は外部から病気に襲われるだけでなく、自己を攻撃してしまう性質もあるように思われますが、これは真実ではありません。
自己免疫疾患に対する現代医療の理論は、免疫系についての誤った考えに基づいており、そのベースは第3章で説明した、病原菌理論です。
 
NIAMS(国立関節炎・筋骨格・皮膚疾患研究所)のウェブサイトでは、
自己免疫疾患の原因は誰にもわかりません。

と、現代医療が自己免疫疾患についての認識の低さを認めています。
にもかかわらず、
多くの自己免疫疾患の原因は不明ですが、感染症や環境要因の組み合により、人の遺伝子は疾患の発症の要因になる可能性があります。

と、自己免疫疾患の要因が「感染症」と「遺伝子」である可能性について言及しています。
 
1996年のピーター・デュエスバーグ博士の著書「エイズウイルスの捜査」では、自己免疫疾患説の欠陥を説明しています。
自己免疫疾患は、エイズを含め、他のどの病気にも存在しない。

 
現代医療による「免疫システム」の主な機能の認識は、「侵入する病原体を検出し、戦い、殺す」ことです。
しかし、本当の意味の免疫は第3章でも触れたように、侵入してきた微生物を攻撃することはありません。
一部の微生物は特定の条件下で体内に侵入してきますが、体が健康な場合、これは起こりません。
人体は、常に健康状態を達成し維持しようと努めており、傷ついた場合は、損傷を修復して自分自身を癒すためにあらゆる努力をします。
自分自身を破壊しようとしたりすることはありません。
それを間違えて行うこともありません。
 
現代医療による自己免疫疾患の定義では、自己免疫疾患が炎症によって引き起こされることに言及しています。
現代医療は、炎症が損傷箇所の治癒のために起こる防御反応であることも認めているため、炎症は「防御」と「破壊」の2つの目的があると解釈できます。
「防御」と「破壊」は明らかに相反する反応であるため、この解釈は異常です。
 
「ナチュラルハイジーン」の著者ハーバート・シェルトンは、炎症は怪我や病気で損傷した箇所を修復する防御反応であると述べています。
修復が完了すると炎症プロセスは停止します。
炎症の根本的な原因は、「毒」の存在です。
 
自己免疫疾患の動物実験研究では、実験に使用する動物を人間の自己免疫疾患患者の状態に近づけるため、毒性物質を使用します。
水銀はその1つです。
TMPD(テトラメチルペンタデカン)と呼ばれる化学物質もまた、「自己免疫疾患誘発試薬」として使用されます。
これは「炭化水素油アジュバント」とも呼ばれ、自己免疫疾患の症状を誘発させる可能性が報告されています。
 
2002年12月の「環境化学物質と自己免疫疾患:原因と結果」という記事は、医薬品や化学物質への曝露が自己免疫疾患と呼ばれる症状を引き起こすという証拠を提供しています。
特定の医薬品、化学物質と、特定の症状の関連性の調査が記載されています。
自己免疫疾患は、薬が取り除かれたときに解決する一時的な状態です。
にもかかわらず、自己免疫疾患は免疫抑制薬と抗炎症薬という2種類の薬で治療されます。
 
例えば、狼瘡、および関節リウマチの治療のために処方された免疫抑制薬は、アザチオプリンです。
アザチオプリンの副作用に、低血圧と肝障害、嘔吐や下痢も含まれます。
これらの症状はすべて、体が薬物の毒性を排出しようとしている結果です。
別の免疫抑制薬、メトトレキサートは、特定のがんの治療にも使用されます。
メトトレキサートの副作用は、嘔吐に加え、血液と肝臓に悪影響を与える可能性があります。
これらの副作用も、メトトレキサートに毒性があることを明確に表しています。
重篤な有害事象に対して処方される非常に一般的な薬である、NSAID(非ステロイド性抗炎症薬)やコルチコステロイドなどの抗炎症薬ですが、これらも深刻な健康への悪影響を伴います。
 
 
6、糖尿病


糖尿病の定義は、「過度の喉の渇きと大量の尿の生成を引き起こす代謝障害」となっています。
糖尿病には、1型糖尿病と2型糖尿病の2種類があります。
1型糖尿病は、体がインスリンを産生する能力を失った状態を言います。
小児期、青年期に発症することが多くなっています。
2型糖尿病は、インスリンが効かない、代謝性疾患と見なされる状態です。
生活習慣病とも呼ばれ、中年期に発症することが多くなっています。
1型糖尿病は、2型糖尿病よりも重症と見なされます。
WHOファクトシートによると、
1型糖尿病の原因は不明であり、現在の知識では予防できない。

とあります。
2型糖尿病は、肥満と運動不足が原因の自己免疫疾患であると見なされていますが、現代医療は原因のメカニズムをはっきりと認識していません。
 
WHOファクトシートによると、糖尿病の治療は、
●食事療法
●運動
●投薬
●定期的なスクリーニング

とされており、これにより症状が改善すると説明されています。
 
体のインスリン欠乏の状態は、医薬品である「インスリン」を体内に注射することによって矯正できると主張されています。
1980年代まで使用されていたのは、動物由来のインスリンです。
現在は、化学的に合成された「ヒトインスリン」を使用しています。
ヒトインスリンは、インスリンの働きを模倣しますが、天然のインスリンと同じ働きはできません。
 
2型糖尿病の治療では、主に「メトホルミン」という薬を使用しますが、2015年8月の「薬物の包括的レビュー・メトホルミンとの薬物相互作用」という記事では、薬物相互作用のレビュー記事であるにもかかわらず、
メトホルミンへの反応には、個人間でかなりのばらつきがある。

という、2型糖尿病治療の欠陥を認めています。
 
WHOは糖尿病の原因を「肥満」と認識していますが、これは誤解があります。
糖尿病は肥満の結果として発症する病気ではなく、本当の原因は食事であり、特に有毒な食品添加物や精製糖過多な食事が引き起こします。
WHOでも、糖尿病予防として、
●健康的な食事
●定期的な運動
●正常な体重の維持
●禁煙

を挙げているので、食事が原因になることは認識しています。
しかし、WHOファクトシートでは、精製糖が血糖値を急上昇させるという害についての言及が十分ではありません。
これについて考えられる理由は、カナダとアメリカの糖尿病学会が、食品会社、製薬会社から企業資金を受け取っていることが挙げられます。
さらに、人工甘味料であるアスパルテームは、砂糖の代わりに使用しても糖尿病のリスクを下げません。
 
糖尿病は、体の代謝プロセスの混乱であるため、精製糖からの毒素が糖尿病を悪化させることは明らかです。
食事から毒素を排除することが、改善につながります。
 
7、多発性硬化症

多発性硬化症(MS)の定義は、「若年および中年の成人に影響を与える神経系の慢性疾患」です。
脳と脊髄の神経を取り巻くミエリン鞘(髄鞘)が損傷し、関与する神経の機能に影響を及ぼします。
多発性硬化症協会のウェブサイト「徴候と症状」によると、
多発性硬化症は複雑で、多くの症状がある。
多発性硬化症の診断は、困難な場合がある。
初期の多発性硬化症は、症状が非特異的である。

とあります。
この診断上の課題は、多くの自己免疫疾患と共通しています。
免疫系がミエリン鞘を攻撃するきっかけになる要因はよくわかっていないようですが、遺伝的要因と環境要因の組み合わせであると考えられています。
遺伝的要因が自己免疫疾患に関連しているという考えは、根拠がないことが示されています。
環境要因は、特定の多発性硬化症の発症に大きく関わっています。
多発性硬化症の潜在的な要因として、微生物(特にエプスタインバーウイルス・EBウイルス感染)が挙げられていますが、これも証明されてはいません。
 
多発性硬化症の最も重要な特徴は、通常、神経線維を保護するミエリン鞘の損傷を伴うことです。
神経細胞のもつ突起である軸索の損傷が、多発性硬化症に関連していることは20年以上前から知られています。
第6章「地球の汚染・科学の失敗」でも触れた人工甘味料、アスパルテームの構成分子であるメタノールは、軸索毒です。
メタノールは常にホルムアルデヒドに代謝されます。
ホルムアルデヒドは毒性が高く、発がん性物質として知られています。
多発性硬化症患者のミエリン鞘損傷箇所は、メタノール中毒の際に損傷を受ける箇所と一致しています。
 
アスパルテームの製造業者は、アスパルテームと多発性硬化症の関連性を激しく否定しています。
それは多発性硬化症協会のウェブサイトにも記載されています。
アスパルテームが、多発性硬化症を引き起こすという主張を裏付ける科学的証拠はない。

 
ただしこの情報のソースは、「ニュトラスウィート」という商品名のアスパルテームのウェブサイトなので、公平な情報であるとは言えません。
 
しかしながら、メタノールへの曝露経路はアスパルテームだけでなく、プラスチック、接着剤、樹脂、医薬品など、さまざまな材料の製造に使用されるホルムアルデヒドを生成するプロセスに関与しているという事実も知っておく必要があります。
 
さらに、コレステロールはミエリン鞘の必須成分であり、メタノールに溶けます。
このことからも、メタノールへの曝露が脳内のコレステロール、ミエリン鞘のコレステロールにも悪影響を与えることがわかります。
 
医療機関は、
多発性硬化症の治療法はない。

と主張していますが、治療には投薬を行います。
その1つが、テリフルノミドという免疫調整剤です。
テリフルノミドには、炎症を抑える効果があると主張されています。
しかしそのメカニズムは分かっていません。
多発性硬化症の治療薬として、シンバスタチンという薬もあります。
これは高コレステロールを治療するための薬で、抗炎症作用、神経保護作用もあると言われています。
シンバスタチンは、筋肉痛、圧痛、脱力感、けいれんなどの副作用に関連しています。
より深刻な副作用には、重度の筋肉痛、発疹、血管や関節の炎症、痛みなどがあります。
これら副作用の症状が多発性硬化症の症状と一致するということは、心配な状況です。
 
多発性硬化症は、生体内の調節機能であるメチル化サイクル(有機化合物の中の水素HがメチルCH3に置き換わること)を混乱させる、有毒な環境要因への曝露の結果であることは明らかです。
多発性硬化症を改善させるには、毒性物質への曝露の低減と排除が必要になります。
 
8、ギランバレー症候群

ギランバレー症候群(GBS)の定義は、「手足のしびれと脱力がある末梢神経の病気」です。
2016年10月のWHOファクトシートには、
人の免疫系が末梢神経を攻撃するまれな状態である。

と記載されています。
この説明によると、ギランバレー症候群は自己免疫疾患ということになります。
ギランバレー症候群の別名は、「感染後の多発性神経障害」です。
これは発症の要因が、細菌やウイルス感染である可能性を示唆しています。
WHOファクトシートでは、ジカウイルスに焦点を当てていますが、ギランバレー症候群の原因はウイルス感染ではありません。
NINDS(国立神経疾患・脳卒中研究所)のファクトシートには、
ギランバレー症候群の正確な原因は不明であり、なぜ発症する人としない人がいるのかはわかっていないが、伝染性、または遺伝性ではない。
ギランバレー症候群はほとんどの場合、免疫系が末梢神経の軸索を取り巻くミエリン鞘に損傷を与える。軸索自体に損傷を与える可能性もある。

ギランバレー症候群と多発性硬化症との共通点が多いことがわかります。
 
WHOファクトシートには、
ギランバレー症候群はワクチン投与によっても引き起こされる可能性がある。

と記載されています。
アルミニウム、ホルムアルデヒド、水銀などの神経毒性物質がワクチンの成分であるという事実は、特定のワクチン接種が神経損傷につながることの説明になります。
ギランバレー症候群の治療法はありません。
ですが医療機関は、静脈内免疫グロブリンと血漿交換という治療を提供しています。
これは免疫が自身の体を攻撃してしまうという理論に基づいた治療法ですが、人体は自己治癒する機能を備えています。
それを無視したこの治療方法は、事態を悪化させる可能性があります。
 
9、アレルギー

アレルギーの定義は、「体がアレルゲンと呼ばれる特定の抗原に対して過敏になる障害であり、その後吸入、摂取、注射、またはその他の方法で接触するたびに特徴的な症状を引き起こす。」となっています。
アレルゲンは、「過敏症の人にアレルギーを引き起こすあらゆる抗原」と定義されています。
抗原は、「抗体分子によって特異的に結合される可能性のある任意の物質」と定義されています。
抗体は、「特定の抗原の存在に応答してリンパ組織で合成される特殊な種類の血液タンパク質」と定義されています。
アレルギーのメカニズムは、「体の免疫系が物質を有害であると誤って反応すると発生する」とされていますが、なぜこれが起きるのかは説明されていません。
今まで大丈夫だった物質に対し突然アレルギー反応を発症するケースがあることも、説明されていません。
さらに不明な点は、特定の物質のみがアレルゲンになりうることです。
 
現代医療は、他の非感染症と同様、アレルギーの要因は遺伝的要因に関連していると主張しています。
アレルギー患者の家族もアレルギーがあるケースが多い。

という主張ですが、これには根拠がありません。
アレルギーの発症が遺伝的であるのなら、発症は出生時、または出生直後であるはずです。
多くの人が、ある程度の年齢になってからアレルギーを発症しているということは、この主張に反論します。
 
アレルギーの症例は年々増えており、これからも増え続けると予想されています。
現代医療は、この原因について「わからない」と述べていますが、考えられる原因として、
●綺麗すぎる環境
●細菌にさらされない環境

により、免疫機能が発達する機会を逃しているとする、「衛生仮説」が挙げられています。
この衛生仮説は、大きな誤解を招く恐れがあります。
現代医療が、感染症の原因になる病原菌の脅威を煽っていることは、第1章〜第5章で説明しました。
年々増えているアレルギーの原因が、「細菌にさらされない環境」であるという主張に矛盾があることがわかります。
第6章「地球の汚染・科学の失敗」では、環境が有毒物質で汚染され続けていることを説明しました。
これは「綺麗すぎる環境」とは、相反します。
 
NHS(イギリス国民保険サービス)が提供する「一般的なアレルゲン」のリストには、医薬品や家庭用化学物質などの物質が含まれています。
アレルゲンという用語は、医薬品や家庭用化学物質などの問題を説明されているために存在します。
これらは正確に言うと「毒素」です。
 
最も一般的なアレルギーに「花粉症」が挙げられます。
花粉症は、アレルギー性鼻炎と共通の症状を発症します。
アレルギー性鼻炎の主な治療法は、抗ヒスタミン薬です。
抗ヒスタミン薬は、刺激や炎症を引き起こすと言われている化学物質であるヒスタミンの生成と放出をブロックすると言われています。
第一世代の抗ヒスタミン薬の主な副作用の1つは眠気で、思考障害やかすみ目とも関連しています。
第2世代・第3世代の抗ヒスタミン薬は、眠気を引き起こしにくいのですが、頭痛や吐き気といった副作用があります。
別の治療法は、抗炎症薬であるコルチコステロイドです。
 
ヘンリー・ビーラー博士は、著書「食事は最高の薬」の中で、このように述べています。
鼻と副鼻腔の粘膜が萎縮した後、花粉症・アレルギー性鼻炎が発症する。
花粉症・アレルギー性鼻炎の発症の前には、粘膜の損傷が先行する。
粘膜の損傷がない場合、どんな刺激物を吸入しても、花粉症・アレルギー性鼻炎は発症しない。

 
ACAAI(米国アレルギー・喘息免疫学)のウェブサイトによると、花粉症・アレルギー性鼻炎を引き起こす刺激物には、以下のものが含まれています。
●洗濯洗剤
●プールの塩素
●香水
●ヘアスプレーなど香料

これらの物質は有毒であり、体がこれらに反応するのは当然のことです。
体は有毒な物質に反応しているのであり、無害な物質に間違えて反応しているわけではありません。
粘液は粘膜の保護潤滑バリアであり、特定の状況では体が粘液の産生を増加させます。
これは家庭用品の特定の化学成分、特に「フレグランス」と呼ばれる香料を含む、有毒な化学物質(特に揮発性の化学物質)の吸入に起因します。
これらの化学物質は、鼻の炎症を引き起こす可能性があり、根本の原因が長期間取り除かれない場合、組織にさらなる損傷を引き起こします。
これがカタル性炎症です。
 
アレルギーと呼ばれる症状の発症を引き起こすのは、有毒物質だけです。
中毒状態がないことは、一部の人々はアレルギーを発症しない理由の説明になります。
 
この問題の解決策は、毒素への曝露を減らすことです。
 
子どもたちの間で増え続けている食物アレルギー。
特定の食物タンパク質に対する免疫反応により引き起こされるとされています。
この反応は、
●アレルギー
●不耐性

の2つに分類できるとされています。
アレルギーの方が重度で、不耐性は軽度の反応ということです。
重要な栄養素である食品タンパク質が、アレルギーや不耐性を引き起こす理由は、説明されていません。
 
花粉症・アレルギー性鼻炎は、毒性物質が原因でした。
同じことが食物アレルギーにも当てはまります。
食物アレルギーに関連する可能性のある毒素は、第6章で説明しています。
加工食品や清涼飲料水の食品添加物、合成化学物質の使用の増加は、特に子どもの食物アレルギー発症率の増加について十分な説明を提供します。
ただし、食物アレルギーの要因は複数あるため、他の要因も考慮する必要があります。
 
食物アレルギーの最も一般的なアレルゲンは、
●卵
●牛乳
●ピーナッツ
●木の実
●魚
●甲殻類
●小麦
●大豆

の8種類の食品です。
この中から、ピーナッツ(落花生)アレルギーに焦点を当てて見てみましょう。
 
10、ピーナッツアレルギー


ピーナッツアレルギーの定義は特にありませんが、メイヨークリニックのウェブサイトの説明では、
免疫系がピーナッツタンパク質を有害なものとして誤って識別した場合に発生。

とあります。
他のアレルギーと同様、現代医療は、ピーナッツに反応する人と反応しない人が存在する理由を理解していません。
しかし、この特定のアレルギーの発生率が過去数十年で劇的に上昇していることは懸念事項です。
 
通常、食物アレルギーと診断されると、症状を引き起こす食品を避けるように指示されます。
ピーナッツアレルギーの新しい研究(ロンドンで実施されたLEAP研究)では、乳児期にピーナッツを含む食品を食事に取り入れることで、ピーナッツアレルギーの発症を防ぐことができることを示しています。
「ピーナッツに繰り返しさらされると、ピーナッツに対する耐性が生じる」というこの主張は、食物タンパク質に対する有害反応を指す「食物アレルギー」の基本的な定義から考えると矛盾しています。
 
ピーナッツアレルギーの要因の一つは、明らかに毒素です。
ピーナッツは本当の「ナッツ」ではありません。
硬い殻を持つ木の実とは異なり、地下で成長し、柔らかい殻を持つマメ科植物です。
そのため、カビ毒、アフラトキシンを放出すると言われているアスペルギルスカビが生えやすいと言われており、このカビ毒がピーナッツアレルギーの原因になっていると言われています。
このカビは、ピーナッツが湿った状態で栽培、保管された場合にのみ発生します。
第6章で説明したように、有毒なのはカビではありません。
カビが生えるということは、そのピーナッツはすでに人が消費できる時期を過ぎ、腐敗が始まっていることを表しています。
この状態のピーナッツを消費した人に不調が出るのは当然のことです。
 
さらに、ピーナッツは綿花と同じ畑で交互に栽培されることが多く、畑の土壌からかなりの量の殺虫剤を吸収します。
食用作物ではない綿花は、除草剤や殺虫剤などの農薬の使用が政府によって規制されていないため、大量のBHC(ベンゼンヘキサクロリド)が使用されています。
BHC(ベンゼンヘキサクロリド)は、リンデンと化学的に類似している有毒な有機塩素化合物の殺虫剤です。
 
汚染されている食品はピーナッツだけではないため、食物を摂取することによって体調不良が引き起こされることは驚くことではありません。
長期的、日常的に毒素を摂取することは、体が毒素を処理して排出する機能を低下させる可能性があります。
 
最も深刻な症状であるアナフィラキシーショックは、致命的となる可能性があります。
アナフィラキシーショックに対処する治療法は、天然ホルモンであるアドレナリン(エピネフリン)に由来する合成物質、エピネフリンのエピペンです。
ピーナッツアレルギーの人は、重度の反応が発生した場合にすぐに使用できるように、常に携帯することをお勧めします。
ただし、エピペンは緊急用であり、根本的な問題を解決することはできません。
 
食物アレルギーのある子どもは食物アレルギーのない子どもと比べて、喘息やその他のアレルギー疾患を起こす可能性が2〜4倍高くなります。
これらの状態が頻繁に同時に起こるという事実は、そこに共通の特徴が存在することを示しています。
その主な特徴は、毒性物質へのさらなる曝露に対して身体を敏感にさせる根本的な全身毒性です。
体が無害な食品を有害であると誤って識別しないことは明らかです。
体が特定の食品を「有害」であると認識する理由は、それらが有毒物質の存在のせいで有害であるためです。
 
11、湿疹

湿疹とは、皮膚の表層に起こる炎症の総称です。
湿疹には、原因が体内にある内因性湿疹と、原因が体外にある外因性湿疹があると定義されますが、NEA(全国湿疹協会)のウェブサイトでは、
湿疹の正確な原因は不明です。

というおなじみの主張をしています。
さらに、
研究者は、湿疹の発症は遺伝子と環境要因の組み合わせで起こると認識しています。

という、こちらもおなじみの主張も含まれます。
最も一般的な湿疹はアトピー性湿疹であり、アトピーという単語はアレルギーを発症する素因を指します。
にもかかわらず、NHS(イギリス国民保険サービス)のウェブサイトには、
アトピー性湿疹の正確な原因は不明です。

という記述があります。
接触性皮膚炎には2つの形態があり、1つは刺激性、もう1つはアレルギー性であると主張されています。
しかしこの主張を突き詰めると、刺激物とアレルゲンの間には、区別がありません。
 
これらの状態は、すべて有害物質との皮膚接触の結果です。
刺激物は皮膚表面を損傷し、その刺激物自体、または他の化学物質の経皮吸収を促進させる可能性があります。
湿疹は、アトピー性皮膚炎、接触性皮膚炎などその形態にかかわらず、有害物質、特に有毒化学物質との接触の結果であることは明らかです。
 
刺激物となる化学物質・薬剤を使用しない産業はないと言ってもいいのではないか?と言うくらい、有毒物質は産業によって使用されています。
アトピー性皮膚炎は、産業の工業化とともに症例数が増えています。
NEA(全国湿疹協会)のウェブサイトの「アトピー性皮膚炎の原因」というページでは、特に石鹸や家庭用洗剤が刺激物として認識されています。
例えば、石鹸や洗剤に含まれる防腐剤「トリクロサン」は、アレルギー、喘息、湿疹に関連しています。
 
湿疹の治療法は「ない」と主張されていますが、ステロイドベースの保湿クリームを使用する治療法が現在は主流であり、これは炎症を軽減し、乾燥肌を和らげる作用があります。
しかし、これは根本的な問題を解決することはできないため、緩和も一時的なものにすぎません。
最も一般的なステロイドベースの保湿クリームは、ホルモンのコルチゾールの働きをするように合成されたコルチコステロイドです。
コルチコステロイドは、多くの副作用に関連しています。
 
現代医療では、湿疹に対し、保湿クリームの処方に加え、症状を引き起こす物質を避けるように指導します。
この指導には、有毒物質を含むすべての製品との接触を避けることも追加するべきです。
 
12、喘息

喘息の定義は、「気管支が敏感になり狭くなる発作」であり、「短期間に重症度が変化し、咳、喘鳴、および呼吸困難を引き起こす」となっています。
WHOファクトシートの喘息の項目では、
喘息の根本的な原因は完全には理解されていない。

とあり、この章で取り上げている他の疾患と共通しています。
現代医療が考える喘息の原因は、
刺激への曝露

です。
この「刺激」には、アスピリンや他のNSAIDなどの薬物、ベータ遮断薬が含まれています。
喘息は呼吸器系の問題ですが、必ずしも吸入された物質によるものではないことを示しています。
 
2009年5月の「皮膚・派生TSLP(胸腺間質リンホポイエチン)が表皮から喘息への進行を誘発する」という記事では、湿疹と喘息の間に密接な関係があることを指摘しています。
湿疹に苦しむ人々の大部分は、後年に喘息を発症する。
医療機関はこれらの状態の関係の本質を理解していない。

皮膚の問題が呼吸系の問題に発展するということです。
 
これは、皮膚と肺が、腎臓と肝臓を助ける排泄器官として機能するということに注意する必要があります。
化学物質の香料が呼吸器系の問題を引き起こす可能性については、第6章で説明しました。
例えば、衣類の柔軟剤は、クロロホルム、酢酸ベンジル、ペンタンなどの毒素や、ホルムアルデヒドを放出する化合物を含む、毒性が高く揮発性の高い化合物が多数含まれています。
さらに柔軟剤には香料も添加されているため、複数の毒性物質の相乗効果でより有害な影響を及ぼす可能性があります。
 
喘息など、呼吸器系の問題のもう一つの大きな要因は、大気汚染です。
この大気汚染の大部分は、産業や一部の都市部の有害な生活条件から発生しています。
車両の排気ガスや産業排出物などの要因によって汚染されますが、室内の空気もさまざまな要因によっても汚染される可能性があります。
塗料、ニス、ワックスにはすべて有機溶剤が含まれており、多くの洗剤、消毒液、化粧品、ホビー製品も同様です。
溶媒には、毒性の高い化学物質、ベンゼン、パークロロエチレン、塩化メチレンなどが含まれており、これらは揮発性です。
 
メタノールは常にホルムアルデヒドに代謝されるため、喘息患者にとって懸念されるもう1つの化学物質です。
ホルムアルデヒドは、グループ1の発がん性物質(ヒトに対して発がん性がある)に分類されます。
低用量でも、鼻や喉の炎症を急速に引き起こす可能性があります。
高用量の曝露では、下気道の重大な炎症を引き起こし、喉の腫れを引き起こす可能性があります。
つまり喘息の症状を引き起こす可能性が高いということです。
喉の腫れもアナフィラキシーの典型的な症状であり、この深刻な反応の主な原因として有毒化学物質への曝露を意味します。
 
現代医療では、喘息は治療不可能の症状であると認識されていますが、治療の仕方により管理可能です。
「ナチュラルハイジーン」著書、ハーバート・シェルトンはこのように指摘しています。
鼻、喉、副鼻腔などに刺激がある場合、これは全身状態を表します。

喘息は呼吸器系だけの問題ではなく、全身の問題であるということです。
これは湿疹やアレルギー疾患にも同じことが言えます。
 
ほとんどの場合、根底にある毒性は特に内分泌系と副腎に影響を及ぼします。
毒性物質を避けることで、問題のある部位の炎症が改善します。
 
「食事は最高の薬」の著者、ヘンリー・ビーラー博士は、自身の経験から、
まず最初に毒性物質を患者から遠ざけると、改善することが多い。

と述べています。
ビーラー博士の解毒治療の成功は、喘息が根本的な毒性によるものであることを示しています。
 
13、関節炎

関節炎の定義は、「関節の炎症をともなう疾病」であり、発赤、腫脹、圧痛、こわばり、可動域制限などを伴うとされています。
 
関節炎には2つの形態があり、それぞれの定義は以下の通りです。
●変形性関節症…関節軟骨の摩耗に起因する関節の変性疾患
●関節リウマチ(RA)…関節の滑膜内層の疾患

 
関節リウマチは、免疫系が誤って体内の健康な細胞を攻撃し体の患部に炎症を引き起こす、自己免疫疾患に分類されます。
体が間違って、自分の健康な細胞や組織を攻撃することはありえませんが、CDC(アメリカ疾病予防センター)は「関節リウマチ=自己免疫疾患」という主張を正しい意見としています。
にもかかわらず、CDCのウェブサイトには、
関節リウマチの特定の原因は不明です。

という、おなじみのコメントが記載されています。
 
「原因は不明」と認識の低さを認めているにもかかわらず、CDCウェブサイトには、関節リウマチの危険因子を特定しています。
●遺伝的要因
●感染

 
NHS(イギリス国民保険サービス)のウェブサイトでも、感染やウイルスが関節リウマチを引き起こす可能性を示唆する理論に言及していますが、「これらの理論はいずれも証明されていません。」とも記載されています。
 
現代医療は関節炎について認識が低いにもかかわらず、これが治らない病であると断定し、治療には医薬品の投与を行います。
主な医薬品は以下の通りです。
●生物学的製剤(バイオ医薬品)…ウイルス、遺伝子、タンパク質などの生物から遺伝子操作された薬
●コルチコステロイド
●DMARD(疾患修飾性抗リウマチ薬)…抗炎症薬
●NSAID(非ステロイド性抗炎症薬)…抗炎症薬・鎮痛剤
●パラセタモール(アセトアミノフェン)など……鎮痛剤

 
ウイルス、遺伝子、タンパク質は「生物」ではないことに注意してください。
医薬品の製造のため、結果の予測不可能な遺伝子操作技術を用いることは非常に疑わしいです。
 
関節炎の発症が増える高齢者層は、他の体調不良により薬を服用していることも多くなります。
服用している薬の副作用で関節炎を発症していても、それに気付く人は多くありません。
 
ヘンリー・ビーラー博士は、関節炎の原因として、「有毒物質の過負荷」を挙げています。
痛み、発赤、腫れ、熱、機能障害はすべて、局所的な血液の過剰状態によるものです。
炎症は、「中毒症」が対処されない際に起こります。
中毒症を合成化学物質である医薬品で解決しようとしても、うまくいきません。
 
14、内分泌疾患

内分泌疾患は、「数種類のホルモンを製造して血流に直接分泌する内分泌腺の、機能障害」と定義されています。
内分泌系とは、体の成長などに重要な機能を調節する、体のバランスを取るための腺、臓器、ホルモンの総称です。
●ストレスへの反応
●性的発達
●インスリンの産生とグルコースの利用
●代謝
●神経発達
●知能
●行動
●睡眠パターン
●血圧
●生殖能力

これらの機能調節を行っています。
 
ホルモンは、生体内の機能における、情報を伝えるメッセンジャーとして機能しています。
内分泌疾患は、特定のホルモンの産生不足、または過剰産生に起因すると言われている障害と呼ばれる多くの異なる状態があります。
これには、先端巨大症、クッシング症候群、バセドウ病、嚢胞性線維症、アジソン病が含まれます。
 
現代医療は、内分泌疾患においても医薬品の使用が唯一の対処方法であると認識しています。
そのため、ホルモン産生不足には合成ホルモンを投与、ホルモン過剰産生には産生阻害剤を使用しバランスを取ろうとします。
しかし、この方法には多くの問題があります。
 
まず、投与される合成ホルモンは、天然のホルモンと化学構造は同じでも、全く異なる物質であるという問題があります。
コルチゾールは、体にストレスがかかっているときに副腎によって生成されるホルモンで、高レベルのストレスは高レベルのコルチゾールを生成しますが、体がストレスを受けなくなるとコルチゾールレベルは正常に戻ります。
過剰なレベルのコルチゾールによって引き起こされると言われているクッシング症候群は、主に医薬品コルチコステロイドの長期使用に起因すると報告されています。
体にもともと備わる機能により絶妙なバランスに保たれているホルモンを、糖質コルチコイドなどの合成ホルモンで補おうとすることは、内分泌系を妨害し破壊します。
さらに医薬品である合成ホルモンには、通常防腐剤が含まれており、これがさらに悪影響を与えます。
すべての医薬品ベースの治療は「副作用」に関連していることが認められています。
合成ホルモン療法も例外ではありません。
コルチコステロイド薬であるヒドロコルチゾンの副作用には、吐き気、頭痛、めまいなどがあります。
 
現代医療が認識していないホルモンバランスについて、ホルモンの中にはごく微量に存在するホルモンがあるということです。
テオ・コルボーン博士は、「平和」と題されたエッセイの中で、子宮環境を例に、微量ホルモンの量の割合をこのように例えています。
3,169世紀の中でのたった1秒

この微量ホルモンの存在は、子宮だけに限りません。
 
さらにホルモンは単独では機能せず、ホルモンの多くは体内の他のホルモンの産生と放出に依存しています。
単一の医薬品ホルモンで問題解決を図るということは、無謀な考えであり、これがホルモン調節機能を狂わせ問題を悪化させています。
 
もう1つの問題は、ホルモン補充療法(HRT)です。
これは、閉経中に経験する症状を和らげると言われています。
現代医療は、更年期の問題がエストロゲン欠乏によるものとし、エストロゲン補充により問題を解決しようとします。
すべての医薬品と同様に、HRTは副作用に関連しており、副作用には、吐き気、脚のけいれん、腹部膨満、頭痛、消化不良などがあります。
HRTは、ある症状を別の症状と置き換えるだけであることは明らかです。
 
ある特定のHRT薬の有効性を実証することを目的とした研究では、この薬により女性の心臓発作、脳卒中、乳がんの発生率、認知症のリスクが増加していることがわかりました。
 
内分泌系の破壊のもう一つの要因は、46か国の約8,000人の子どもたちのさまざまな先天性欠損症の原因であった医薬品サリドマイドです。
サリドマイドはもともと吐き気の治療で処方されていましたが、その後つわりに苦しむ妊婦を治療するためにも使用されるようになりました。
妊娠中にサリドマイドを服用した母親から生まれた赤ちゃんに現れたさまざまな異常には、四肢の奇形、臓器の欠陥などがあります。
 
DES(ジエチルスチルベストロール)と呼ばれる薬は、エストロゲン様作用があるとされ、もともと妊娠中の特定の症状にのみ使用されていました。
それが、以下のような症状にも使用されるようになります。
●出産後の乳汁産生の抑制
●ほてり
●更年期症状を緩和
●子どものにきび
●前立腺癌
●淋病

サリドマイド同様、DESも奇形や異常をもたらしましたが、サリドマイドとの違いはDESの影響が出生時には発見されず、赤ちゃんが成長して「家族を持ちたい」と考えるようになった年齢の頃に明らかになることです。
生殖器系内で異常が見つかり不妊に陥る、DESを使用した母親の子どもはがんの発生率が高まる、などの問題が発覚しました。
 
このような健康への悪影響にもかかわらず、サリドマイドとDESの両方が特定の癌の治療として使用され続けていることに注意する必要があります。
 
内分泌系に深刻な影響を与えることが実証されているのは、医薬品だけではありません。
「内分泌かく乱化学物質」と呼ばれる化学物質の害は、この本「あなたが病気になる本当の理由」全体を通して主張しています。
多くの化学物質が内分泌系に影響を与えることはわかっていますが、化学物質の大部分は、人体への影響についての信頼できるテストが十分にされていません。
 
内分泌系の破壊に関係する化学物質には、
●殺菌剤
●除草剤
●殺虫剤
●工業用化学薬品
●合成製品
●一部の金属

などがあり、特定の農薬には持続性で生体蓄積性のある有機ハロゲン化合物が含まれます。
 
毒物学と化学の分野はどちらも、「物質を毒にするのは用量であり、したがってどんなに有毒であっても、すべての物質の安全な用量がある」という概念に固執しています。
2012年の論文「ホルモンと内分泌かく乱化学物質:低用量効果と非単調用量反応」では、
内分泌かく乱化学物質の研究は、内分泌かく乱化学物質が低用量でも影響を与える可能性があり、高用量での影響では予測できないため、毒物学の「低用量なら安全」という考えに異議を唱えてきた。

と説明しています。
 
化学物質の影響をテストするための主流の科学的アプローチは、「用量を増やすと効果も増す」という考えに従っています。
この線形の関連性は、「単調な用量反応」関係と呼ばれます。

多くの化学物質は、この「単調な用量反応」に当てはまりません。
特に内分泌系内では、従来の毒物学で安全と見なされるレベルより低用量でも、大きな効果・影響を生み出す可能性があることを意味します。
 
赤ちゃんは、内分泌かく乱化学物質の影響に対し最も脆弱であり、その影響は、自己免疫疾患、自閉症、喘息、糖尿病、甲状腺障害、ADHD、特定のがんが含まれます。
 
内分泌破壊交換非営利公益法人(TEDX)の事務局長キャロル・クウィアトコウスキー博士は、非常に重要なコメントをしています。
遺伝は、比較的最近の内分泌疾患の劇的な増加を説明できません。

 
内分泌関連の健康問題の増加は、20世紀の工業化の拡大と、それに伴う合成化学物質、主に石炭、天然ガス、石油に由来する石油化学製品に基づく化学物質の生産と使用の増加に密接に関連しています。
第6章で説明した石油とガスの抽出、特に水圧破砕操作に関与する化学物質の多くが内分泌かく乱物質です。
 
さらに内分泌系は、有毒化学物質だけでなく他の要因からも悪影響を受けることがあります。
この他の要因には、EMF、電磁放射が含まれます。
電磁放射が、内分泌系の器官である松果体によって産生されるホルモン、メラトニンの産生を妨害する可能性があります。
 
無線、およびマイクロ波周波数は、アメリカの安全ガイドラインである10,000マイクロワットをはるかに下回る電力密度で、甲状腺を刺激し、基礎代謝率を高めます。
代謝率の増加は、フリーラジカルの生成の増加と酸化ストレスに関連し、健康上の問題の多様性の増加に関連することが以前に実証されました。
 
15、先天性欠損症

先天性欠損症の定義はオックスフォードのメディカル辞書には載っていませんが、「先天性」という用語は出生時に存在する状態であり、先天性奇形には、遺伝性であるか環境要因であるかにかかわらず、出生時に存在するすべての障害が含まれます。
先天性異常は、
●先天性欠損症
●先天性障害
●先天性奇形

の総称です。
 
WHO先天性異常ファクトシートでは、
先天性異常の約50%は特定の原因に関連付けることができない。
しかし、いくつかの既知の遺伝的、環境的、その他の原因または危険因子が存在する。
他の原因と危険因子には、風疹や梅毒などの特定の母体の「感染症」が含まれる。

と主張されています。
 
「感染」が先天性欠損症を引き起こす可能性はありません。
 
先天性異常は年々増加しており、WHOはこれを「遺伝的要因が大きい」と説明しています。
 
TEDXの事務局長キャロル・クウィアトコウスキー博士は、
先天性欠損症は遺伝的要因によるものではなく、内分泌関連の問題である。

と指摘します。
生殖、成長、発達はすべて内分泌系によって調節されており、遺伝的要因では説明ができないことが存在します。
 
WHO先天性異常ファクトシートは、遺伝的要因に加え環境的要因も危険因子としています。
妊娠中に曝露される比較的少数の農薬、化学物質、医薬品のリスクについて触れていますが、大多数の化学物質のリスクは適切なテストが行われていないため、これでは不十分です。
 
発育中の赤ちゃんに生じる影響の程度と性質は、母親が妊娠中のどの段階でどのような内分泌系を破壊する化学物質に曝露されたかにより差が生じます。
妊娠中の医薬品の処方は一般的ですが、 過去数十年間にアメリカで承認された薬物の90%以上は、胎児へのリスク、ヒトの催奇形性リスクは不明です。
これは、妊婦に対して未知の薬物を使用するテストは倫理的に問題がある、という理由で行われていないことがほとんどです。
しかし、テストで安全性が確認されていない薬物が妊婦に処方されているため、事実上、処方された妊婦が被験者となってしまっています。
すべての動物は内分泌系が類似しているため、動物実験で観察された催奇形性効果(薬物使用により胎児に奇形が生じること)のある化学物質は、ヒト催奇形性物質でもあるとして認識されるべきです。
 
例えばてんかんは、症状を管理するために妊娠中であっても投薬の継続が必要であると主張されています。
エイズなどの感染症(とされている病)は、胎児にも伝染するリスクがあるとされ、投薬の必要性を強調されますが、HIV / エイズの主な薬物治療の1つであるAZTは、もともと抗がん剤として処方されていたものです。
事実上すべての抗がん剤と治療法は催奇形性であることに注意してください。
プラスチックを柔らかくするために使われるフタル酸エステル類も、催奇形性があることが証明されています。
殺虫剤や農薬、特に有機リン系農薬への曝露が先天性欠損症に関わっているとする証拠も増えています。
遺伝子組み換え作物で一般的に使用される農薬、グリホサートも先天性欠損症に関連しています。
さらに、メタノールは別の催奇形性化学物質です。
メタノールはタバコの葉の処理に使用されるため、タバコの煙に多く含まれます。
また、人工甘味料、アスパルテームの成分でもあります。
アスパルテームは、先天性欠損症と精神遅滞を引き起こす催奇形性物質です。
電離放射線、特にX線も催奇形性があります。
妊娠中の母親の催奇形物質への曝露は先天性欠損症の大きな要因ですが、湾岸戦争の男性退役軍人の例が示しているように、父親の曝露は無視できません。
マンハッタン計画や、核実験に関わった軍人で、多量の放射線に曝露された男性の子どもには、先天性欠損に苦しんでいる子どもたちが存在します。
放射線が、男性の精子の染色体に異常を引き起こすためと考えられます。
 
小頭症は、赤ちゃんの頭や脳が出生前に完全に発達していない先天性の症状です。
2015年、ブラジルでは小頭症の症例の異常なクラスターが観察されました。
現代医療はこれをジカウイルスが原因と特定。
しかし、2015年よりも前は、ジカ熱は一般的に発熱、発疹、関節痛、筋肉痛、頭痛を伴う軽度の症状のみ確認されていました。
蚊がジカウイルスを拡散するという主張は殺虫剤散布プログラムをもたらし、有害物質、環境汚染物質が散布されました。
これは問題を解決するどころか、悪化させました。
ブラジルの特定の地域が強力な農薬散布プログラムにさらされており、当時、これらの地域で小頭症の多くの症例が発見されたことも報告されました。
小頭症はウイルスによって引き起こされるのではなく、催奇形性のある有毒化学物質によって引き起こされる可能性があることは明らかです。
 
16、ダウン症

ダウン症は、「21番染色体の3つのコピー(21番染色体)の染色体異常に起因する状態であり、これは高齢の母親で発生する可能性が最も高い」と定義されています。
CDC(アメリカ疾病予防センター)のウェブサイトでは、ダウン症の染色体異常の原因は、
誰も知らない。

となっていますが、この主張は不誠実です。
多くの研究者はそれがなぜ起こるのか知っています。
 
「アンインフォームドコンセント」の著者ハル・ハギンズは、染色体に異常を及ぼすことのできる催奇形物質について言及しています。
水銀は、異常な染色体数を生成することがわかっています。
染色体数に影響を与える水銀、またはその他の有毒物質への曝露のタイミングは、影響の程度を決定する上で重要な要素になります。
妊娠初期に曝露が発生して胎児に受け継がれると、先天性欠損症を引き起こす可能性のある「異常な染色体数」や、自然流産や流産を引き起こす「生存不能」な生活につながる可能性があります。

 
また、有毒化学物質、ストレス、運動不足などで過剰なフリーラジカルが生成されると、細胞に損傷を与える可能性があります。
精子と卵子の細胞の損傷は、減数分裂中に染色体損傷を引き起こす可能性があり、異数性(染色体の突然変異において、その一部の数が1本ないし複数本変異・増減した状態のこと)と染色体異常に関連するさまざまな先天性欠損症につながる可能性があります。
 
X線などの電離放射線と、レーダーなどの非電離放射線は、半世紀以上前にダウン症と関連していることが示されました。
また、他の形態の電離放射線が染色体損傷および特定の欠陥を引き起こすことも数十年前から知られています。
 
フリーラジカルの生成の原因になる毒素や放射線に長年曝露されること、その蓄積による身体負荷は、年配の女性が若い女性よりもダウン症の赤ちゃんを出産する可能性が高い理由の1つです。
 
17、二分脊椎

二分脊椎は、「本来脊髄が納まるべき脊柱管と呼ばれるトンネルに先天的な形成不全が生じ、神経の一部が脊柱管の外に出ている状態」を指します。
神経管閉鎖障害(NTD)に分類されます。
神経管閉鎖障害とは、神経管が正常に形成されないことによって引き起こされる先天性異常のことを指します。
二分脊椎に関するメイヨークリニックのウェブサイトには、おなじみの
原因はわかっていない。

という見解と、
遺伝的、および環境的危険因子の組み合わせに起因する可能性。

という、他の疾患についての見解と同じようなことが書いてあります。
 
2009年の記事「人間の神経管欠損の遺伝学」では、危険因子を
●葉酸欠乏症
●特定の抗けいれん薬の使用
●糖尿病
●肥満
●神経管欠損症の家族歴

と主張しています。
 
神経管欠損(NTD)のある胎児には、染色体異常のリスクがあります。
NTDは染色体異常によって引き起こされるとは認識されていませんが、同時に発生することが観察されていることに注意する必要があります。
これには因果関係がある可能性があります。
 
葉酸欠乏症は、二分脊椎の危険因子の1つと見なされています。
葉酸の利点については確証する研究結果が存在し重要さが強調されますが、葉酸摂取量を増やしたケースの統計では、NTDの出生数の減少は見られませんでした。
葉酸摂取量を増やすことが無意味とは言えませんが、葉酸と二分脊椎はあまり関係がない可能性も出てきます。
2006年の記事「神経管の欠陥と葉酸:閉鎖から遠く離れたケース」によると、
葉酸の有益な効果の根底にあるメカニズムは、全く明らかではありません。

とあります。
 
葉酸は抗酸化物質で、発育中の赤ちゃんに損傷を与える可能性のあるフリーラジカルを中和できることを意味します。
しかし、自然に食品に含まれる葉酸塩の化合物と、合成された葉酸は別物です。
葉酸塩を含む食品はたくさん存在するため、葉酸サプリメントは不要です。
葉酸がNTDリスクに関係がない可能性がある以上、葉酸は妊娠中に特別必要という栄養素ではなくなります。
一つの栄養素だけを多く摂取することよりも、栄養素全体に注意を払う必要があります。
 
糖尿病と肥満は、精製糖や食品添加物など、有毒物質に関連している可能性があることは説明しました。
ほとんどの抗てんかん薬(AED)は、女性が奇形や熱帯病の赤ちゃんを産むリスクに関連しています。
抗てんかん薬であるバルプロ酸とカルバマゼピンは、特に神経管閉鎖障害(NTD)、その中でも特に二分脊椎の発症に関連しています。
バルプロ酸は、双極性障害の治療にも使用され、妊娠中であっても薬物治療を継続することが推奨されています。
ほとんどの薬は、人間の催奇形性効果についてテストされていません。
さらに、NHS(イギリス国民保険サービス)のウェブサイトでは、てんかんと双極性障害の原因が不明であり、それらが発生する理由が完全には理解されていないことが認められています。
 
バルプロ酸など薬物療法のいくつかは、子孫における先天性奇形、他の新生児への悪影響の発生に関連しています。
バルプロ酸の副作用として、
●吐き気
●嘔吐
●肝機能障害

があります。
これらの副作用は、バルプロ酸が有毒物質であることを示しています。
この有毒な薬が、催奇形性もあることを意味します。
 
18、乳幼児突然死症候群

乳幼児突然死症候群(SIDS)は、「乳幼児(2〜6か月がピーク)の突然の予期せぬ原因不明の死亡」と定義されていましたが、これは最近修正され、「生後1年までの乳幼児突然死」のみが乳幼児突然死症候群と呼ばれるようになりました。
乳幼児突然死症候群も、現代医療により「原因不明」とされていますが、危険因子は示されています。
その一つは環境ストレスであり、例としてタバコの煙などが指摘されています。
タバコの煙は有害ですが、タバコの煙にさらされても死なない赤ちゃんもいるので、原因がこれだけということはありえません。
乳児用パーソナルケア製品を含むほとんどの家庭用品に含まれる多くの有毒で揮発性の化学物質も、要因となる可能性があります。
これだけではありません。
ほとんどの乳児は、生後2〜4か月からワクチン接種を受けています。
乳幼児突然死症候群の発症のピークである月齢2〜6か月と、ワクチン接種がスタートする時期とが重なるのは、偶然なのでしょうか?
ワクチンの毒性は、第2章「効果がなく、危険なワクチン」で説明しました。
6価ワクチンは、以下の疾患に対して免疫をつける目的があります。
●ジフテリア
●破傷風
●無細胞百日咳
●B型肝炎
●不活化ポリオウイルス
●インフルエンザ菌B型

 
「多価ワクチンが赤ちゃんにとって大きなリスクである」という意見は、2014年3月の「6価ワクチン接種後の乳幼児突然死:神経病理学的研究」という記事で否定されています。
6価ワクチン接種と乳幼児突然死は因果関係がない。

という結論です。
それにもかかわらず、この記事には次のようなコメントが追加されています。
しかし、ワクチンの成分は、脆弱な乳児の致命的な結果を引き起こすのに直接的な役割を果たす可能性があると仮定しています。

最も脆弱な赤ちゃんは、早産で産まれてきた赤ちゃんです。
NHS(イギリス国民保険サービス)は、未熟児の赤ちゃんは感染に弱いため、未熟児であってもワクチン接種をスケジュール通りに受ける必要を強調しています。
 
現代医療が主張するもう一つの乳幼児突然死症候群の危険要因は、乳幼児突然死の前に「風邪」やその他の「感染症」にかかったことがあるということです。
罹患した乳児の約半数が、死亡前の48時間以内にウイルス性上気道感染症にかかっている。

という記述があります。
感染症にかかった赤ちゃんには、パラセタモール(アセトアミノフェン)などの薬で治療されている可能性があります。
しかも、ワクチン接種後、風邪のような症状を発症する可能性があることに注意が必要です。
 
乳幼児突然死の原因がワクチン接種のみとは言えませんが、ワクチン接種が他の要因の存在下でトリガーになっている可能性はあります。
ワクチンが赤ちゃんの毒素に対する防御機能を弱め、他の毒素により致命的な影響を受けてしまうということです。
 
メイヨークリニックのウェブサイトには、乳幼児突然死について次のような記載があります。
原因は不明だが、乳幼児突然死症候群は、呼吸と睡眠からの覚醒を制御する乳児の脳の部分の欠陥に関連している可能性がある。

 
2010年2月の「乳幼児突然死症候群における脳幹セロトニン作動性欠損症」というタイトルの記事は、乳幼児突然死症候群がセロトニンシステムの異常に起因することを指摘しています。
この記事では、ホメオスタシスに関与するシステムが生後1年の間まだ発達中であり、内分泌系は恒常性を維持がうまくできない場合があります。
乳幼児突然死症候群で死亡した乳児のケースは、セロトニン異常があったことが判明したという報告があります。
体温、呼吸、血圧、心拍数などの基本的な機能を調節する脳幹の領域は、セロトニンを分泌する内分泌系によって調節されています。
 
妊婦によるSSRI抗うつ薬の服用もまた、危険因子になります。
SSRI抗うつ薬は、内分泌かく乱物質であり、乳幼児突然死につながる可能性があるという重要な証拠があります。
 
もう1つの重要な点は、2003年の「松果体とメラトニン」というタイトルのウェブページに示されているように、セロトニンとメラトニンが相互に関連していることです。
メラトニンは脳の松果体で作られるホルモンで、メラトニンの前駆体はセロトニンです。
低レベルのメラトニンに関する影響に、乳幼児突然死症候群が含まれています。
乳幼児突然死症候群で死亡した乳児は、他の死因で死亡した乳児よりもメラトニンレベルが低かったことがわかっています。
新生児は、出生直後にメラトニンを生成および分泌できないため、通常、母乳育児を通じて母親から提供されます。
メラトニンは強力な抗酸化物質です。
これは、ワクチンの有毒な化学成分の悪影響を減らすことができることを意味します。
したがって、メラトニンのレベルが低いと、赤ちゃんの解毒システムの機能が低下します。
 
赤ちゃん向けの製品であっても、有毒物質を含む製品が多数あることに注意してください。
●衣類の布地に使用される化学物質
●衣類に印刷された画像の染料
●プラスチックに使用される化学物質
●ベビーベッドのマットレス素材や寝具に使用される化学物質
●ベビーシャンプー、ローション、パウダーなどのフタル酸エステル類
●電磁放射線

など。
 
19、自閉症

自閉症は、「2歳半より前に発症する小児期の精神障害」と定義されています。
自閉症に関連する症状は多様で、
●人とのコミュニケーションが難しいこと
●言語の発達が遅いこと
●抽象的な概念の理解が困難なこと
●環境の小さな変化に対する強迫的な抵抗

などがあり、重症さや症状の組み合わせは様々です。
自閉症は、厳密に言うと自閉症スペクトラム障害(ASD)の一つに分類されます。
自閉症スペクトラム障害の診断には、血液検査のようなものはなく、医師が子どもの示す行動を評価することで行われています。
 
この章で議論されている健康問題のほとんどと共通して、現代医療は、その原因を含む自閉症の多くの側面が十分に理解されていない、未知であることを認めています。
WHOファクトシートでは、「遺伝的要因」の関与を主張しています。
しかしながら、遺伝的要因の関与は、遺伝学者によって裏付けられていません。
遺伝的要因では、ここ数年の自閉症の爆発的増加が説明がつかないのです。
遺伝的障害では、このような天文学的な増え方はしません。
以下は、CDC(アメリカ疾病予防センター)によるアメリカの自閉症発症率の統計です。


1983年10,000人に1人
2000年150人に1人
2010年68人に1人
2014年59人に1人


自閉症が急激に増えていることがわかります。
 
WHOファクトシートでは、過去50年間のASDの世界的な蔓延の増加の原因を次のように主張しています。

●意識の向上
●診断基準の拡大
●診断ツールの改善
●レポートの改善
など。

この説明は、自閉症が急激に増え続ける理由としては不十分です。
 
急増の本当の原因は、環境要因に起因しています。
現代医療はASDを「精神障害」に分類しています。
小児期に「一般的」と呼ばれる精神障害の1つは、ADHD(注意欠陥多動性障害)です。
薬物で治療できる年齢に下限はなく、精神障害の治療には医薬品の使用が含まれることがあります。
精神障害と診断された子どもたちには、抗不安薬などの医薬品が投与されることがあります。
2013年のアメリカの統計で、出生〜1歳まで精神薬を服用している乳児の数は以下の通りです。


抗不安薬249,669人
抗うつ薬26,406人
ADHD薬1,422人
抗精神病薬654人


2歳〜3歳の幼児になると、さらに数が増えます。
 
これらの薬がADHDなどの「精神障害」のある子どもに処方される理由は、「脳内の化学的不均衡」を修正できると主張されているためです。
しかし、第1章「病気の処方薬」で説明したように、そのような「化学的不均衡」の存在を判断できるテストはなく、精神科の薬がそのような不均衡を修正できるという証拠はありません。
これらの薬は危険であり、さまざまな副作用を引き起こす可能性が非常に高くなっています。
自閉症の子どもにこのような薬を投与することは、改善させるということよりも悪化を引き起こします。
 
自閉症スペクトラム障害児の症状として、かなりの割合が児童が発達の退行を経験します。
習得したスキルや覚えたことを喪失することが特徴です。
この発達退行は、神経変性との関連が考えられます。
神経変性は、発達段階の特定の時期での神経の混乱を表しています。
この原因として、神経毒性物質への曝露が含まれます。
神経毒性物質の一つは、ワクチンです。
現代医療は、自閉症とMMR(はしか、おたふく風邪、風疹)ワクチンの関連は否定していますが、MMRワクチンに限らず、すべてのワクチンは強い毒性がある成分が含まれています。
 
国、地域によって多少の差はありますが、通常、ほとんどのワクチンは生後24か月前に接種が集中しています。
これは発達の退行が起こる時期と大体一致しています。
発達の退行が起こる平均年齢は、約20か月でした。
 
ワクチンに詳しい医療ジャーナリストのニール・ミラーと、医師のゲイリー・ゴールドマンは、

乳児死亡率が最も低い国は、子どもが生後1年以内に最も少ないワクチンを投与された国である。

と報告しています。
 
ほとんどの乳幼児がワクチン接種後すぐに発育退行を経験したり死亡したりしないという事実は、彼らがそれによって害を受けていないことを意味するものではありません。
乳幼児の体内の細胞や組織は、無症状のレベルではありますが、ワクチンの神経毒性成分によって損傷を受けています。
損傷の程度は、いくつかの要因によって異なります。(第10章で説明)
損傷は場合によって、後年に現れる神経学的健康問題の一因となる可能性があります。
 
ワクチンには有毒な成分が複数含まれますが、その中でも特に自閉症に関連しているのが、
●水銀
●アルミニウム
●ホルムアルデヒド

です。
これらはすべて神経毒性として認識されています。
水銀は、人間の脳の発達に関与するプロセス(酵素の生成)を阻害するため、脳機能障害を引き起こす可能性があります。
アジュバントとしてのアルミニウムは、脳に蓄積し、神経変性を引き起こすことが知られています。
ホルムアルデヒドは、水銀やアルミニウムほど注目されていませんが、発がん性神経毒であり、同様に有害です。
ホルムアルデヒドを含むワクチンには、ジフテリアと百日咳が含まれ、どちらも多価ワクチン内で投与され、6か月前の乳児に3回接種されます。
神経毒性物質への曝露のタイミングと期間は、広範囲の構造的・機能的欠陥を引き起こす可能性があります。
神経毒性物質とは、
●フタル酸エステル
●有機リン系農薬
●有機塩素系農薬

も含まれます。
ワクチンだけでなく、乳幼児向けのものを含むパーソナルケア製品の成分の一部には、フタル酸エステルなどの神経毒性化合物を含む毒性物質が含まれています。
 
現代医療は、「自閉症は治療法のない生涯にわたる状態である」と主張していますが、ASDと診断された多くの子どもたちは、特定の治療アプローチを通じて、症状の劇的な改善を達成しました。
完全な回復を達成した人もいます。
しかし、これは現代医療の理念を信じる一般医の治療法では達成できませんでした。
 
20、がん

がんの定義は悪性腫瘍であり、悪性腫瘍は「細胞の異常で目的のない制御されていない分裂から生じ、その後、周囲の組織に侵入して破壊する」と説明されます。
恐ろしい病気ですが、非常にありふれた病気です。
WHOファクトシートでは、
がんは、世界で6人に1人の死因であり、世界で2番目に多い死因。

と記載されています。
一般的に「がんは単一の病気」とされていますが、WHOファクトシートでは、
体のあらゆる部分に影響を与える可能性のある、多数の病気の総称。

とあります。
がんの原因としては、
一般に前がん病変から悪性腫瘍に進行する多段階プロセスでの正常細胞から腫瘍細胞への形質転換から生じる。
これらの変化は、人の遺伝的要因と3つのカテゴリの外部発がん物質との相互作用の結果。

と記載されています。
3つのカテゴリの外部発がん物質とは、以下の物質です。
●物理的発がん物質(電離放射線など)
●化学的発がん物質(有害化学物質など)
●生物学的発がん物質 (ウイルス、細菌、寄生虫など)

 
ファクトシートによると、がんの危険因子は他の非感染症と同様、
●喫煙
●飲酒
●不健康な食事
●運動不足

であるとされています。
この主張は、非常に誤解を招くものです。
喫煙と肺がんの関連性は証明されていますが、なぜ喫煙ががんの原因になるのかというと、ほとんどのタバコ製品にベンゼン、ホルムアルデヒド、メタノール、ヒ素などの発がん性物質が含まれているためです。
飲酒は、肝臓がんにつながるかもしれない肝障害と密接に関連しています。
お酒が肝臓に影響を与えるという事実は、お酒の毒性を示しています。
不健康な食事は確かに健康を害しますが、がんの発症に寄与する食品は、農薬や食品添加物などの有毒化学物質を大量に使用して製造された食品です。
がんの危険因子としての運動不足への言及は、完全に根拠がありません。
他にがんの要因がない状態では、運動不足であってもがんは発症しません。
 
がんについては、ヒポクラテスを含む古代エジプト人とギリシャ人の両方の著作に記載されており、これらの著作はがんが主に現代の病気であり、工業化の結果であるという議論に反論する証拠として引用されています。
しかし、工業化の発がん性生成物をがんに結び付ける証拠がたくさん存在するため、これらの反論の根拠はない状態です。
 
WHOファクトシートでは、
がんの発生率は、年齢とともに劇的に上昇する。

とも記載されています。
WHOはこの理由を、「おそらく年齢によるがんリスクの蓄積」としていますが、正しくは「年齢による体内の毒素の蓄積」です。
がんは老化の病気であるという理論は、子どもや若い成人もこの病気に苦しんでいるという事実により反駁されています。
 
1937年にアメリカでNCI(国立がん研究所)が創設されて以来、がんの原因と治療法の研究のため、様々なプログラムが実施されてきました。
1950年代、化学療法によるがん治療を開発するためのプログラムが設立。
1962年、環境中の潜在的な発がん物質を調査するための別のプログラムが設立。
1964年、ウイルスとがんの関係の調査のためのプログラムが設立。
ウイルスプログラムはいくつかの理由で医療機関に好まれたため、このプログラムに資金が流れましたが、このプログラムではがんを引き起こす可能性のあるウイルスを発見することはできませんでした。
プログラムは中止され、その研究者の何人かは、HIV / エイズを調査するための研究プログラムに移されました。
1971年、ウイルスとがんの関係がまだ調査中である間に、リチャード・ニクソン大統領はかの有名な「がん戦争」を開始しました。
がん戦争の目的はがんの治療法を見つけることですが、「戦争」という言葉のイメージが表すように、がんを攻撃する、殺す、という意味が含まれています。
しかしこのアプローチは報われず、がんの罹患率と死亡率は上がり続けます。
この失敗の本当の理由は、そのアプローチががん、特にその原因と治療についての根本的に欠陥のある理論に基づいていたためです。
 
現代医療は、がんの発生が「遺伝子」と密接に関わっていることを主張しています。
様々な遺伝子と様々な形態のがんが関連付けられていますが、これは欠陥のある理論です。
アメリカの生化学者デビット・ラスニック博士が引用した2002年の記事「がんの異数性理論とその受容への障壁」では、
遺伝子をまったく変異させない発がん物質のリストが増えている。
さらに、がん特異的な遺伝子変異はない。
単一の臓器の腫瘍でさえ、均一な遺伝的変化を示すことはめったにない。
そして決定的な反論としては、正常なヒト、または動物の細胞をがん細胞に変換することができる遺伝子は、まだがんから単離されていない。

 
遺伝的要因とともに存在することで危険因子となる生物学的要因は、現代医療に深く根付く「病原菌理論」に基づいています。
WHOのファクトシートによると、
2012年に診断されたがんの約15%は、
●ヘリコバクターピロリ
●ヒトパピローマウイルス(HPV)
●B型肝炎ウイルス
●C型肝炎ウイルス
●エプスタインバーウイルス
などの発がん性感染症に起因していた。

とあります。
「発がん性感染症」という言葉がありますが、これは矛盾しています。
第3章「病原菌理論の虚偽」で説明したように、細菌は感染を引き起こしません。
さらに、細菌は正常な細胞をがん細胞に変換する能力はありません。
そして一番大切なのは、がんは細胞の増殖を伴いますが、感染は細胞の破壊を伴うとされていることです。増殖と破壊では、全く異なるメカニズムの作用です。
つまり、生物学的要因はがんとは無関係になります。
 
ただし、がんの物理的要因は無視できません。
WHOのファクトシートは、がんの物理的要因に、実証済みのヒト発がん物質である電離放射線が含まれることを認めています。
化学的要因も無視することはできません。
WHOのファクトシートは、アスベストやヒ素などのいくつかの例にしか言及していませんが、化学的要因はがんの原因の大きな部分を占めています。
ほとんどの化学物質は適切な安全テストを受けていない状態ですが、最も一般的にテストされる影響の1つは発がん性です。
しかし、発がん性のテストが行われているにもかかわらず、テストで発がん性が認められた化学物質が現在も出回っています。
例として、以下のような有毒な有機塩素化合物、
●塩化ビニル
●トリクロロエチレン
●PCB
●TCDD

などです。
 
発がん性物質は、ベビーソープ、ベビーシャンプー、赤ちゃん用泡風呂などにも隠れています。
多くの洗剤製品で使用されている界面活性剤、エトキシレートの成分で、1,4-ジオキサンはグループB2の発がん性物質(おそらくヒトの発がん性)です。
「おそらくヒトの発がん性」というのは、動物実験で発がん性が認められたけど、人では実験を行っていないため、「おそらく」という表現になっていることを意味します。
動物実験で発がん性が認められた場合、人にとっても発がん性があると見なされなければなりません。
タルカムパウダー(ベビーパウダー)は、滑石粉(タルク)に硼酸 (ほうさん) 、香料などを加えた粉末で、子宮頸がんなど、女性の生殖器系の他の形態のがんにも影響を及ぼします。
さらに、女性のパーソナルケア製品、
●生理用ナプキン
●タンポン
●デオドラント
●拭き取りシート

なども、成分に通常塩素ベースの化学物質を含む漂白剤、および一般にフタル酸エステルを含む香料化学物質が含まれ、その一部は発がん性があることが知られています。
これらの化学物質は、”ウイルス”よりもよほど子宮頸がんのリスクを上げています。
 
有毒な化学物質は、経皮吸収され血流に入り、体の様々な部位で問題を起こします。
それは女性だけでなく、男性にもリスクになっています。
 
NHS(イギリス国民保険サービス)によると、前立腺がんの原因は不明ですが、不思議なことに、感染に関連しているとは主張されていません。
興味深いことに、18世紀のイギリスの若い煙突掃除人は、陰嚢がんになりやすいことが発見されていました。
これは煙突の煤(すす)への曝露に直接関連していることが示されました。
煤にはさまざまな炭化水素が含まれており、その一部は発がん性があると特定されています。
がんを発症リスクは、煤への暴露だけではなく、彼らがほとんど入浴せず衛生状態が非常に悪かったことを含む要因との組み合わせによって上昇しました。
 
白血病は血球のがんであり、白血病の最も一般的な形態は急性リンパ芽球性白血病です。
現代医療では急性リンパ芽球性白血病の正確な原因は不明とした上で、
危険因子は、遺伝的要因と放射線、および特定の化学物質を含む環境要因。

と主張しています。
医学雑誌ランセットに掲載された2013年の記事「急性リンパ芽球性白血病」には、
電離放射線は、急性リンパ芽球性白血病の確立された要因。

と記述されています。
電離放射線は非常に危険であることが医療機関によって広く受け入れられています。
さらに、すべての形態の電離放射線はグループ1発がん性物質(人に対する発がん性がある)に分類されます。
電離放射線ほど危険ではありませんが、非電離放射線もがんを含む多くの有害な影響にも関連しています。
病気、特にがんは、ほとんどの場合、何年にもわたって継続的に有害な要因にさらされた結果であることを強調することも重要です。
発達中の子どもの脳は毒素に対してより敏感であり、携帯電話が20歳未満の子どもや若者に重大な健康被害をもたらす問題を浮き彫りにします。
子どもは大人に比べ頭が小さく、頭蓋骨が薄いため、脳組織はより高い導電率を持っています。
大人に比べ子どもは放射線をより吸収し、悪影響を受けてしまいます。
 
がんは老化に関連した病気と言われるにもかかわらず、子どもに急性リンパ性白血病が多いのは、こうした影響が考えられます。
急性リンパ性白血病の発症は2〜3歳で多く、生後〜2歳の間に多数のワクチン接種がスケジュールされていることを考慮すると、ワクチンの有毒成分、発がん性物質である水銀とホルムアルデヒドが血液を毒し影響を与えていることが考えられます。
 
WHOは、
がん症例の早期発見・早期治療は、がんの死亡率を下げる。

と主張していますが、この主張は誤解を招くものです。
ほとんどの種類のがんは治療後の生存率が低く、これは早期発見・早期治療が死亡のリスクを減らしたり生存を保証していないことを表しています。
生存率が低い大きな理由は、治療法の性質によるものです。
がん治療の最も一般的な形態は、
●手術
●化学療法
●放射線療法

です。
これは「がんを殺さなければいけない」という誤った理論に基づいています。
さらに、化学療法と放射線療法は、発がん性があることが認められています。
発がん性物質によって引き起こされたがんは、発がん性物質の使用によって治癒することはできません。
 
さらに、がんの再発と転移についてWHOは、このように説明しています。
がんの特徴の1つとして、境界を超えて急速に異常成長すること。その際、体の隣接する部分に侵入して他の臓器に広がる可能性があり、それを転移と呼ぶ。

転移は、元のがんと違う部位や臓器で頻発します。
現代医療の認識では、元のがんが治療で完全に根絶されず、他の場所に移動したと考えます。
 
がん細胞が体の他の部分に広がり、他の臓器に侵入するという考えは、細胞生物学と完全に矛盾するため、誤りです。
 
細胞の定義には、こう書かれています。
複雑な(単細胞以外の)生物は、特定の機能を実行するために特別に適応された何百万もの細胞で構成されています。
細胞分化のプロセスは、胚の発生の早い段階で始まり、特定の種類の細胞(例えば、血液細胞、肝臓細胞)は常に同じ種類の細胞を生じさせます。

ある臓器の細胞が、別の臓器に広がることはありません。
 
トニー・ページ博士は、著書の「生体解剖が明らかにしたこと」で、興味深い説明をしています。
人工発がん物質を使った動物実験では、通常、転移は全く起こらない。

この事実は、転移ががん治療によって新たに発生していることを示唆しています。
 
がんの転移が起きる好発部位として、肝臓が挙げられます。
肝臓は体の主要な解毒器官であり、肝臓の処理能力を超える量の毒素の存在が、肝臓がんにつながります。
肝臓がんの原因になっている毒素として、抗がん剤が考えられます。
残念ながら、抗がん剤によって引き起こされた転移と呼ばれるがんも、抗がん剤や放射線で治療されることが多くなっています。
これはしばしば患者に死をもたらし、「患者はがんとの戦いに敗れた」と報告されています。
正しくは、「患者は(元のがんを引き起こした物質を含む)毒素の蓄積との戦いに負けた」ということになります。
 
がん研究は、とらえどころのない治療法を提案しています。
2015年10月、ネイチャー誌の「Cancer-ファイティングウイルスが承認を勝ち取る」というタイトルの記事では、
10月27日、FDA(アメリカ食品医薬品局)は、進行性黒色腫を治療するためにタリモジェンラヘルパレプベック(T-Vec)と呼ばれる遺伝子操作されたウイルスを承認した。

と掲載しました。
がんの原因因子として感染症を挙げているにもかかわらず、菌やウイルスでがんを治療しようと言うのです。
がんのウイ​​ルス治療のアイディアは、患者が感染の症状、特に発熱を経験したときに腫瘍が時折退行するという観察から生じました。
この観察は、ウイルス感染を証明したわけでも、ウイルス感染ががんを治療するということが証明されたわけでもありません。
遺伝子操作は、第6章「地球の汚染・科学の失敗」でも説明したように、非常に危険な可能性がある不確実で予測不可能な方法です。
 
「感染症」の症状は、毒素を解毒して老廃物として排除しようとする身体の努力の結果です。
がんは体内の毒性物質蓄積に直接関係しているため、解毒はがんからの回復に非常に重要です。
解毒を行うことにより、体が自然治癒することができます。
がんを回避することは可能であり、そのためにはがんについての正しい知識が必要です。
ドキュメンタリー映画「トキシックビューティー」で、エプスタイン博士はこう説明しています。
現代のがんの流行の主な原因は、石油化学と原子力産業の技術、それらの環境汚染物質に直接関係している。

付け加えると、非電離放射線も現代のがんの流行の要因として忘れてはいけません。
 
がんは体を攻撃するものではなく、身体の損傷の現れです。
 

まとめ


感染症だけでなく、非感染症も現代医療に正しく認識されていないということを説明しました。
現代医療は非感染症の原因について「わからない」という認識の上で、原因としては、
●遺伝的要因
●生理学的要因
●環境的要因
●行動要因

を挙げています。
遺伝的要因は、有毒物質による遺伝子損傷が原因になっています。「生まれつき」や「家系」というわけではなさそうです。
生理学的要因は、細菌感染やウイルス感染のことで、これは根拠がありません。
環境的要因は、産業用化学物質、家庭用化学物質、大気汚染、農薬、重金属、医薬品、ワクチン、電磁波などの有毒物質のことで、これが一番問題になる要因です。
行動要因は、飲酒、喫煙、不健康な食事、運動不足のことで、間違ってはいませんが、もっと有毒物質の悪影響に言及するべきということです。
 
さらに何度も繰り返し強調されている主張に、「少量の毒なら安全ということはない!」ということがあります。
化学物質には他の化学物質が存在する状況で毒性を示すもの、毒性が強まるものが多く存在しますが、化学物質の毒性を調べる実験では他の化学物質との相乗効果はほとんど調べられていないという事実があります。
定められている一日耐容摂取量は、その化学物質単体での実験結果から算出された値であり、私たちは化学物質まみれの世界に生きているため、その化学物質のみを摂取しているわけではない、他の化学物質と一緒に摂取していることがほとんどです。
そのため、製品に記載されている一日耐容摂取量を守っていたとしても、有毒物質による酸化ストレスで病気を発症してしまうという状況になっています。
 
病気を予防・治療するには、とにかくこれらの毒性物質を排除することが重要になります。
個人的には、体にいいものを摂取する、デトックスをするよりも前に、「毒性物質を摂取しない」ということが大切かと思います。
 
次回、第8章「地球の問題」では、国連の「持続可能な開発」アジェンダ、特に持続可能な開発目標(SDGs)の問題と、それが世界の人々の健康にどのように関わってくるのかについて説明しています。



第7章「非感染症」
https://baby-skin-rash.com/2021/02/09/non-infectious-diseases/




http://www.asyura2.com/21/iryo8/msg/410.html
コメント [政治・選挙・NHK285] 新型コロナ「みなし陽性」は棄民政策の極み! 全責任放棄の岸田政権に医師から次々と悲鳴が(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
18. 2022年1月29日 19:32:14 : k6YZ1NGjsY : TmFqOW1RTDNRLk0=[1]
みなし陰性にしてコロナへの過剰対応も抑えてもらえんか。

http://www.asyura2.com/22/senkyo285/msg/340.html#c18
コメント [カルト35] 泣生・日テレ・死亡診断書が原因、ワクについては濁す報道。息子はワク死亡に激怒した可能性がありそうである。 ポスト米英時代
1. 佐助[9052] jbKPlQ 2022年1月29日 19:32:43 : drh17q7fFQ : anQyZXg5bFZ4TlE=[113]
猟銃をもてる人は,嘘つきの政治家とは違う,母が亡くなるまでいい人だったと思う。しかし医師もいい人だったはず。

私にはワクチン関係で亡くなった親戚と知人が4人もいる。全部「因果関係不明で肺炎や癌や脳出血や老衰」で済まされている。酷い話です。

ワクチン接種死犠牲者は幾らかもらえるが,医師は「ワクチン接種と死亡の因果関係不明」の診断書,実験の補償金ゼロ

そして医者は接種すればするほど、より多くのお金を得る仕組み!一日10万円も貰える

http://www.asyura2.com/21/cult35/msg/648.html#c1

記事 [医療崩壊8] 第6章「地球の汚染・科学の失敗」




今回は、第6章「地球の汚染・科学の失敗」の内容を要約して紹介します。
気候変動という問題を利用し本当の環境汚染から注目をそらしている事実、私たちが生活する上でどのような毒素が蔓延しているかについて説明しています。

地球の汚染・科学の失敗


科学理論は非常に難解で理解するのは難しいという先入観から、一般の人は専門家の意見を信用します。
しかし、残念ながら現代の風潮は、大手メディアに出る専門家の意見が正しいとされ、同じ専門家でも反対意見を唱える専門家は非難される傾向にあります。
そのため大衆は、情報の全てを知る機会がなく、偏った考えを持ちやすくなります。
 
現在メディアが取り上げる環境問題は、環境汚染よりも気候変動についてが主流になっています。
医療機関の病気に関する理論には欠陥がありますが、特定の毒素が特定の病気の原因となる環境汚染物質から来ていることは、限られた範囲で認識しています。
 
世界中で全死亡者の約23%、疾病負荷の約22%が「環境」に起因すると言われています。
 
現代医療は病原菌理論(第3章「病原菌理論の虚偽」参照)を基盤としているため、病原菌を殺菌するという対策は積極的に行いますが、これが結果的にさらなる健康被害をもたらしています。
細菌や害虫に対処するための有毒物質は、特定の対象だけに作用するものではありません。
 
汚染された水と不衛生な環境は、確実に健康へのリスクをもたらします。
しかしながら、WHO(世界保健機構)の考えるリスクは、不衛生な環境を繁殖地にする細菌であり、有毒化学物質が環境汚染や人間の病気に寄与する程度を大幅に過小評価しています。
 

 
有毒化学物質に関する主な問題の1つは、物質を毒にするのは用量だけであるため、安全であるという信念に基づいて製造および使用されていることです。
この誤った信念は、環境に、そして必然的にその環境に生息するすべての生物の健康に深刻な結果をもたらしました。
 
この章で説明する汚染物質は、化学物質だけではありません。
電離および非電離の両方の電磁放射(電磁波)が含まれます。
 
有毒な化学物質は健康に害を与えますが、病気との直接的な関連性を示すことが事実上不可能である理由の1つは、疾患の1つ1つが明確な原因を持たないためです。
もう1つの理由は、疾患には大抵複数の要因が関係しているためです。
 
製造される化学物質は、ごく一部のみが安全性のテストをされ限られた範囲の効果のみが評価されます。
生体から抽出された組織、細胞、分子、その他の断片のみを調べる実験室での実験では、本当の安全性は確認できません。
 
気候変動


気候変動についての主な主張は、
大気中の前例のない量の二酸化炭素が気候に悪影響を及ぼしており、この状況の主な原因は人間の活動である。

ということです。
しかし、気候変動を否定するわけではありませんが、この主張は根拠がありません。
気候変動は、惑星の存在を通して起こった自然現象です。
大気中の二酸化炭素のレベルが気候変動の背後にある原動力であること、または人間の活動が大気中の二酸化炭素の総量の最大の要因であるということは証明されていません。
 
二酸化炭素は温室効果ガスと見なされていますが、大気中の最も豊富な温室効果ガスは二酸化炭素ではありません。(「最大の温室効果ガス」で検索してみてください。)
にもかかわらず、1980年代以降、地球温暖化(のちに呼び方が気候変動に変更)の原因にされた唯一のガスが二酸化炭素です。
 
人間の地球上での活動は確かに二酸化炭素を生成しますが、それが危険なレベルかというとそうではありません。
「気候:反対のコンセンサス」という本の著者、古気候学者のロバート・M・カーター教授は、
大気中の二酸化炭素の増加は、植物の成長を促進し水の使用効率を高めるため、有益である。

と述べています。
OMAFRA(オンタリオ州農業食品農村省)によって作成された「温室内の二酸化炭素」というタイトルの2009年のファクトシートにも、
温室環境内での植物の成長と生産に対する二酸化炭素補給の利点は、何年もの間よく理解されてきた。
二酸化炭素は、植物の成長の重要な側面である光合成に不可欠。

という記述があります。
二酸化炭素は地球上の生命に必要であり、大気中の高レベルの二酸化炭素は植物の成長に役立ち、食糧供給を増加させます。
 
メディアが二酸化炭素の「悪」について煽るのは、有毒物質による環境汚染という本当の問題への注目を避けるために行われています。
 
気候変動説反対派は、石油産業から資金提供を受けていると言われています。
反対意見も本当の問題を隠すために上げられている可能性があります。
 
環境の主要な汚染源は、石油産業です。
 
非有機化合物

ここでいう有機化合物とは、構造に炭素を持つ化合物です。
有機化合物は酵素分解され、菌によって自然界でリサイクルされます。
化学産業は、自然が決して作り出すことのない多種多様な新しい物質、非有機化合物を生み出しました。
これは自然に分解されることが困難な物質です。
非有機化合物の増加は、環境汚染の増加の重要な要因です。
人体が有毒物質の集中曝露に絶えずさらされ​​ているにもかかわらず生き残っているという事実は、人体に自然治癒力があるという証拠です。
しかし、絶えず増加する毒素レベルに耐えるにも限界があります。
世界中で多くの人が病気に苦しんでいるという事実は、この限界を表しています。
 
自然毒

自然界には、生物にとって有害な多くの天然物質があります。
それらのいくつかは、元素の形で有害ですが、無害な化合物内で自然界でのみ発生します。
他のものは、自然界で発生する形で有害ですが、地下層の奥深くにとどまり、放出を促進する事象(噴火など)によって妨害されない限り、比較的無害です。
 
●鉛
●水銀
●ヒ素
●ウラン

これらは、自然に発生するけれど毒性の高い物質で、非常に有毒でありながら様々なところに使用されています。
しかもその使用目的に正当性を持たないものもあるため、注意が必要です。
 

  • 柔らかい青みがかった灰色の金属元素
  • 通常、鉱石内に存在
  • 少なくとも2千年の間有毒であると認識されている
  • 古代ギリシャの医師は、鉛摂取による疝痛と麻痺について認識していた
  • 鉛中毒の初期の犠牲者は、主に鉛労働者とワインを飲む人
  • 鉛のワインへの添加は、ブドウのタンニン酸の収斂性を消すため
  • 18世紀〜19世紀のイギリスでは、お菓子の赤色着色料に鉛添加
  • 19世紀のアメリカでは、害虫マイマイガの駆除にヒ酸鉛が主成分の殺虫剤を使用
  • 鉛とヒ素はどちらも持続性の毒物
  • ヒ酸鉛が使用されていた土地は、長期間汚染が残る
  • アンチノック剤として鉛を添加したガソリンが、有鉛ガソリン
  • 鉛の塗料への添加は、鉛の乾燥プロセス促進能力のため
  • シックハウス症候群は鉛塗料と関連性がある
  • 鉛の健康被害は、IQの低下など特に子どもに顕著
  • 鉛中毒の深刻な影響は、非常に低いレベルの曝露でも発生
  • 成人の鉛中毒は末梢神経系と中枢神経系、腎臓、血圧に影響を与える
  • 男性と女性の両方の生殖に悪影響を与える

 
水銀
  • 室温で液体である銀色の金属元素
  • 地球上で最も有毒な自然発生物質の1つ
  • 自然界では通常、硫化水銀と呼ばれる鉱石の形で発生(辰砂)
  • 常温、常圧で凝固しない唯一の金属元素
  • 常温で容易に気化する
  • 融点はマイナス38.9度で、それ以下に冷やせば固まる
  • 2000年以上にわたって採掘されている
  • 古代ギリシャ人は軟膏に、古代エジプト人は化粧品に使用(毒性について知らなかった)
  • ワクチンの製造に使用する水銀はろ過されると言われているが、微量は残る
  • ワクチンに使用される形態であるエチル水銀は健康にリスクをもたらさない、という主張に根拠はない
  • 鉱石から金属を溶解する能力があるため、金や銀などの貴金属の抽出に利用される
  • 水銀は神経毒
  • 鉱業、製錬、火力発電、天然ガスの燃焼、石油製品の精製、その他の工業プロセスで環境に放出される
  • 床タイルや人工皮革の塩化ビニルの製造に使用される酢酸の製造過程で、100トンの水銀を生産して水俣湾に投棄したチッソ水俣工場の影響で、5,000人以上が水銀関連の神経学的健康問題に苦しみ、500人近くが死亡
  • 歯科用アマルガムの危険性は、アマルガム内の水銀が絶えず蒸気を放出するということ
  • 塩化水銀(カロメル)は、利尿剤、下剤、局所消毒剤として使用されていた
  • 20世紀初頭まで梅毒の治療に水銀を使用
  • 高用量水銀摂取の症状:腹部のけいれん、腎不全、幻覚、筋力低下、手足のしびれなど
  • 低用量水銀摂取の症状:異常な過敏性、自殺願望など
  • 水銀の安全な曝露レベルはない

 
ヒ素
  • 有毒な灰色がかった金属元素
  • 金、銅、亜鉛、鉛など、他の金属と共に自然に存在する
  • 金、銅、亜鉛、鉛などの製錬プロセスの副産物
  • 殺虫剤・殺鼠剤に使用される
  • 発がん性
  • ヒポクラテスの時代〜19世紀は薬の成分として使用されていた(リウマチ、寄生虫、つわり、喘息など)
  • 19世紀には、ヒ素による嘔吐が体にショックを与え、病を治療すると考えられていた
  • 医薬品、農薬、防腐処理液などの用途で使用されたヒ素は、環境中に残る

 
ウラン
  • 自然に発生する有毒物質
  • 放射性物質
  • 核兵器の原材料
  • ウランにはいくつもの同位体が存在
  • 同位体も放射性で、半減期が長い「ウラン238(半減期は約44億6800万年)と、ウラン235(半減期は約7億380万年)」
  • 発がん性
  • ウラン鉱山労働者は一般の人に比べ、死亡率がかなり高い


鉛、水銀、ヒ素、ウランという自然毒について説明しました。
次は、人工的に製造される毒素について触れていきます。
 
製造された毒

科学的進歩は、工業化による様々な有毒物質の放出を伴ってきました。
「科学的進歩により人々の生活水準が向上した」という意見もありますが、工業化の主な受益者は実業家です。
一般市民は労働者として搾取され、生活習慣病と呼ばれる慢性疾患に苦しんでいます。
生活水準の向上は、健康があって初めて得られます。
化学産業による有毒物質の排出は、環境の脅威となっています。
ほとんどの化学物質は、その毒性を評価するための試験が行われていません。
稀に試験が行われたとしても、特定の化学物質単体での試験であり、他の化学物質との相乗効果は考慮されていません。
 
石油
  • 石油は4世紀に中国で最初に掘削され、19世紀半ばのアメリカで石油の発見と採掘のブームが始まる
  • 石油産業は、石油の抽出と精製だけでなく、原油に由来する化学物質の製造、石油化学製品が含まれる
  • 石油化学製品は21世紀の様々な製品の主成分を形成するが、この廃棄物は石油以上に有害
  • 石油化学製品のうち、ベンゼンには発がん性があり、トルエンは神経毒
  • 石油は医薬品の原料でもある
  • プラスチックは石油化学製品


塩素

  • 塩素は非常に反応性の高いガス
  • 有機物と即結合する性質
  • 塩素は多くの医薬品に使われている
  • 第一次世界大戦中、化学兵器として塩素ガスが使われた
  • DDTという殺虫剤は、有機塩素化合物
  • 作物には油性DDT、人には粉末DDTを噴射していた
  • DDTは特に脂肪組織に蓄積する
  • 野生生物種に多大な影響、北米では特に白頭鷲に影響
  • レイチェル・カーソン「沈黙の春」出版から10年後、一部の国でDDTに禁止措置
  • DDTが儲かる製品だったため、取り下げをためらい禁止しなかった国も存在する
  • 塩素の燃焼など有機塩素化合物のプロセスは、ダイオキシンを含む有毒な副産物を生成する
  • ダイオキシンは、内分泌系、生殖器系、心臓血管系に悪影響を与える可能性

 
有機リン酸塩
  • 有機リン酸塩は、DDTが禁止になったため代わりに使用されるようになった殺虫剤
  • DDTと同じく有毒
  • 化学兵器の神経ガスとして使用されていた
  • シラミの駆除剤にも使用されており、成長期の子どもの頭にはぜひ塗布したくない化学物質
  • 銅をキレートするため、銅欠乏の原因になる
  • 銅欠乏は神経障害につながる
  • 狙った害虫のみを殺せる殺虫剤はない

 
レアアース
  • 希土類元素とも呼ばれる化学元素
  • 光学材料、電子材料、水素吸蔵合金などに不可欠
  • レアアースの毒性について十分に研究されていない
  • レアアース産業の労働者に潜在的な危険性にさらされている
  • 鉱床に放射性物質が含まれる
  • 生産は、水質汚染や農地の破壊に関連

 
違法薬物
  • ヘロイン、大麻、コカイン、キニーネ、ストリキニーネ、モルヒネを含む139の物質がCIAの人体実験プログラムに使用されていた
  • 行動変容とマインドコントロールの研究が行われていた
  • 被験者は主にボランティアの軍人
  • 被験者には、薬物の毒性が伝えられていなかった
  • 1960年代アメリカで、一般市民による違法薬物の使用を規制する法律が導入
  • CIAが研究に違法薬物を使用することは免除されていた

 
電離放射線
  • 電離放射線とは、電離作用を持つ全ての放射線のこと
  • 電離放射線は自然界に存在する放射線だが、ウランの採掘など人工的活動が地下深くにあった放射性物質の放出を促進している
  • 金、銀、銅、スズなどの採掘にも関連
  • 戦時中に配備された原子爆弾は2つだけ
  • 1945年8月6日、広島市に投下されたウラン爆弾
  • 1945年8月9日、長崎市に投下されたプルトニウム爆弾
  • 1945年7月16日、ニューメキシコでプルトニウム爆弾の試験
  • 核開発の実験による大気への放射線放出量は、広島に投下されたサイズの爆弾29,000発以上
  • 放射線の研究でノーベル賞を受賞したマリ・キュリーの死因はがん
  • 1945年〜1947年に放射性物質の影響を調べる人体実験が行われたという記述あり
  • 人体実験の被験者は、貧しい人、病気の人など
  • 広島・長崎で原爆投下後の清掃業務を割り当てられた軍人も被験者に
  • 爆発による放射線は風によって広がる
  • ネバダの核実験は、米国中部、東部、カナダ全体にまで放射能を拡散
  • 放射線の安全量は0
  • 現代医療では低用量の被曝は安全とされている
  • 放射線治療は無害で有益と証明されたことはないが、核産業にとっは大きな経済的利益
  • 病原菌殺菌のための食品照射は、食品の安全性を高めるためと言われているが、実際は危険性が上回る
  • 食品照射は、ビタミンとミネラルを破壊
  • 食品照射は、風味、香り、外観、質感にも悪影響
  • 食品照射により、ベンゼンやトルエンなどの揮発性の有毒化学物質を形成する
  • 原子力の起源は武器であり、平和利用はありえない
  • 原子力発電が安価な電力供給に貢献するという意見は誤り
  • 税金の投入なしで経済的に成り立った原子力発電は過去に存在しない
  • すべての原子力発電所が放射能汚染水を排出する
  • 核廃棄物の安全な処理方法は存在しない
  • 1979年スリーマイル島、1986年チェルノブイリ、2011年福島と、原発事故が絶えない

 
非電離放射線
  • 原子や分子を電離させる十分なエネルギーを持たない放射線
  • 電界、磁界、電波、マイクロ波、赤外線、紫外線、可視光線が非電離放射線
  • 電磁スペクトルという特定の周波数と波長の範囲を参照して説明される
  • 電離を起こさないから無害というわけではない
  • 過去100年で、電磁環境は劇的に発達
  • 電磁環境は目では見えず、感覚でもわからないため、問題意識が薄い
  • 19世紀にニコラ・テスラによって発明、開発されたAC(交流)システムは、世界中で使用されているが、地球の通常の電磁スペクトルには存在しない周波数で動作する
  • 電力と通信のためのエネルギーは、30Hzが最高である自然発生周波数を超えている
  • 電気と磁場は常に一緒に発生→電磁界(EMF)
  • 爆発的に普及した携帯電話の電磁界が引き起こす害として認識されているのは、組織の加熱のみ
  • 国際がん研究機関は、携帯電話の電磁界に発がん性があるという認識
  • 電磁界は生物学的プロセスを阻害する
  • 内分泌系は電磁界に特に敏感
  • X線やMRIも発がん性の可能性がある
  • MRIは、体内の水素原子の自然な配列を変化させる
  • 5Gは、当初の計画よりも早く導入され始めた新世代の通信システム
  • 5Gの害についての証拠が見つかる前に導入したかった思惑があると思われる
  • 2G、3G、4Gと5Gの違いは、ミリ波(MMW)範囲の周波数の使用
  • MMWは、遺伝子発現を変化させ、細胞増殖と酸化ストレスに関連するタンパク質の合成を促進する

 
水圧破砕(フラッキング)
  • 水圧破砕とは、石油とガスを抽出するために使用される掘削作業
  • アメリカでは天然ガスの掘削に水圧破砕を行っている
  • 特殊な砂粒や、酸・防腐剤・ゲル化剤・摩擦低減剤などの化学物質を添加した水が使われているため、水・大気・土壌の環境汚染の原因になっている
  • この化学物質には、ヒ素、バリウム、ベンゼン、カドミウム、シアン化物、フッ化物、鉛、水銀、塩化メチレン、トルエン、ウラン、ラジウム-226、ラジウム-28が含まれる
  • 天然ガス産業は、有毒物質の使用が低用量と主張し、危険性を否定
  • 地震学者は、水圧破砕が地下の圧力を変えるため、地震を引き起こしていることを指摘

 
ジオエンジニアリング
  • ジオエンジニアリングとは地球工学の事で、地球温暖化を緩和するための地球の気候システムへの意図的で大規模な介入、気象操作
  • 「ジオエンジニアリングは倫理的ではない」とする意見・証拠が多い
  • CO2は地球の気温を上昇させる温室効果ガスではない
  • 地球工学的介入は、二酸化炭素除去(CDR)と太陽放射管理(SRM)の2つに分類される
  • 特に懸念されるのは、SRM(別名「ケムトレイル」)
  • SRMは、太陽光を偏向させる、または大気、雲、地球の表面の反射率(アルベド)を上げることにより、受け取る短波太陽放射(紫外線、可視光線)を減らす
  • 太陽放射を反射するため、アルミニウム、バリウム、ストロンチウム、銀を含むケムトレイルを散布
  • ケムトレイルはケミカルの飛行機雲であり、環境を汚染し、健康に有害(特に神経系に有害)
  • 軍隊も気象操作に介入
  • 気象操作は、1978年に発効の国連条約(ENMOD)によって表面上は禁止されたが、今も行われている
  • 高周波活性オーロラ調査プログラム(HAARP)は、電離層を操作するための無線周波数エネルギー
  • 電離層とは、地球を取り巻く大気の上層部にある分子や原子が、紫外線やX線などにより電離した領域
  • 非電離放射線は自然に存在しない不自然な周波数であり、人体に悪影響
  • HAARPを使用して電離層を加熱できる
  • この加熱により、特定の場所の天候が大幅に変化して洪水や干ばつが発生する可能性がある

 
毒性食品
  • 食品は代謝をサポートするために必要な栄養素を提供する必要がある
  • カロリーは「エネルギー」の単位であり、「栄養」の単位ではない
  • WHOは、脂肪、糖、塩分の摂取量を減らすことを推奨
  • 加工食品に含まれる合成化学物質は、栄養分でもなければ無害でもない、いわゆる毒物
  • 昔から食品のカサ増しのために、フィラーを加える手法が存在した
  • コーヒーにチコリを加えるなど、昔のフィラーは無害なものだったが、現代は有害な毒がフィラーになる
  • 1930年、粗悪品、嘘の表記、有毒・有害な食品の製造、販売、または輸送を防止するため、FDA(食品医薬品局)という米国政府機関が設立される
  • 他国でも、食品の安全を守る法律や規制が設立
  • この時期は病原菌が病気の原因という考えが台頭し始めた頃と重なり、安全な食品=病原菌に汚染されていないという認識に
  • 1963年、WHOの共同食品基準プログラム、CAC(コーデックス委員会)を設立
  • 安全な食品の世界基準は、病原菌の汚染ないことと脂肪、糖、塩分の過剰でないことにフォーカス
  • 本来の安全な食品の基準は、栄養素を含み、毒素を含まないということであるべき

 
加工食品
  • 加工食品は、増え続ける世界人口の食料供給に貢献しているとアピールされている
  • 加工食品に使用する合成化合物は、ほとんどの場合有毒であり、人間が摂取するべきではない石油化学製品に由来する
  • 有毒石油化学製品の添加は、毒でも長期間高用量で摂取しなければ安全であるというパラケルスス(スイスの医師、化学者 、錬金術師、神秘思想家、悪魔使い・ 1493年〜1541年)の誤った理論に基づいている
  • 合成化学物質で合成食品を製造するということは、野菜や肉など本物の食品の管理の手間とそのコストを省ける
  • 食品添加物、農薬、抗生物質などの動物用医薬品は、病原菌理論という誤った考えに基づき使用されており、消費者に害をもたらす
  • コーデックスの表示基準では、虚偽、または誤解を招く表記を禁じているにもかかわらず、成分が食品の5%未満を構成する場合は表記の必要がないという矛盾したルールも存在する
  • MSG(化学調味料)は特定の条件下では表記しなくてもいいという規定がある
  • 加工食品の表記にある見たことも聞いたこともない表記はたいていの場合有害な成分で、消費者にそれを知られたくないものである傾向がある

 
食品添加物
  • 食品添加物とは、栄養価の有無にかかわらず、通常はそれ自体が食品として消費されず、食品の代表的な成分として使用されない物質
  • つまり食品添加物とは本来食品ではない物質
  • 食品添加物の主な目的は、製造工程で失われる生鮮食品原料の品質を人為的に置き換えること
  • 食品添加物の使用は、食品を、カロリーは高いが他の必須栄養素が少ない高度に加工された食品にする
  • 食品添加物の安全基準は、感知できるほどの健康リスクがないということ
  • 条件付きで安全(高用量摂取でなければ安全)ということであり、本当の意味で安全ではない
  • 食品添加物のADI(一日摂取許容量)を決定する試験も、医薬品と同様、単一の食品添加物摂取のみを考慮している
  • 複数の食品添加物の摂取、他の毒素との相乗効果は無視されている
  • 多くの食品添加物が石油化学製品に由来している
  • アフラトキシンというカビ毒は、最も強力な変異原性、および発がん性物質の1つ
  • アフラトキシン曝露と肝臓がんとの間に関連性が確認されている
  • 特にアフラトキシンの影響を受けやすい作物:トウモロコシ、ピーナッツ、綿花
  • この3つの作物は、農薬、除草剤、抗菌剤の高用量の使用が認められている

 
食品着色料
  • 食品着色料は、食品の加工や保管で失われた明るさ、色を追加、変色を隠すなど、見た目を良くする目的で使用される
  • 例えば植物から作られるサフランは、黄色の着色料として使用されるが、天然の食品であり栄養素も含まれる
  • 合成化合着色料は、サフランのような天然着色料とは別物
  • 銅はピクルスを緑に染める、鉛はお菓子を赤に染めるなど、天然着色料でも有害なものもある
  • 染料は、もともとコールタール由来だったが、現在は石油由来のものが多い
  • 染料は、もともと繊維産業向けだったが、食品産業にも使用されるようになった
  • FDA(アメリカ食品医薬品局)は、食品着色料に含まれる不純物の混入を10%まで認めている
  • この不純物には、ベンゼン、鉛、水銀、ヒ素などの非常に危険な物質が含まれている場合がある
  • 食品着色料の摂取と子どもの多動などの行動障害を関連付ける研究がある
  • 着色料が多く使われている食品は、たいてい子ども向け
  • タートラジン、キノリンイエロー、アルラレッドという食品着色料はすべて石油化学製品由来
  • アルラレッドは、殺虫剤に使用される芳香族炭化水素であるナフタレンの誘導体
  • 特定の化学食用色素と特定の化学防腐剤の組み合わせによって健康への悪影響が引き起こされる
  • 安全性試験では食品着色料単体での影響しか考慮されない
  • 危険と判断され食品への添加が禁止されている着色料でも、医薬品への添加は認められているもののある

 
香料
  • 食品加工の際に失われる風味(味と香り)を補うために添加される添加物が香料
  • 合成化合着色料と同じく、合成香料も石油由来のものが多い
  • 食品合成香料メーカーは、化粧品や洗剤などの香料も生産している場合が多い
  • 「イチゴ味」の香料は、イチゴからではなく、約20種類の化学物質からできている
  • 香料合成の抽出プロセスの際に使用される溶媒は、食品に混入することはないとされているが、残留物の存在は技術的に避けられない
  • 溶媒の例:メタノール(不凍液の主成分)・プロピレングリコール(危険性の疑いがある)
  • 電子レンジポップコーンの製造に揮発性のジアセチルを使用した香料生産工場の労働者と、肺疾患・呼吸器系疾患の関連の報告がある
  • ジアセチル以外にも、1,000を越える香料に毒性がある疑い

 
グルタミン酸ナトリウム(MSG)
  • グルタミン酸ナトリウム(MSG・化学調味料・うまみ調味料)は、それ自体は味はないが、風味増強剤として働く
  • グルタミン酸は、多くの食品に自然に存在するアミノ酸
  • 1908年、日本人化学者の池田菊苗教授が昆布から風味増強成分を分離
  • 現代のMSGは昆布は使用せず、でんぷん・廃糖蜜などの発酵により製造
  • MSGメーカー側は、MSGと天然のグルタミン酸の化学構造が同じであることを強調する
  • 化学構造が同じだからといって、同じ物質というわけではない
  • 天然グルタミン酸は、消化過程でのみ分解されるペプチド結合によって結合されている
  • MSGはペプチド結合のない遊離型なため、摂取によりMSGが血流に入りアミノ酸の血流濃度が急上昇し、倦怠感、神経損傷などの症状を引き起こす
  • グルタミン酸は脳と脊髄に見られる神経伝達物質
  • 天然グルタミン酸は単一のアミノ酸で構成されているのに対し、MSGは常に不純物を伴う
  • MSGは、医薬品やワクチンにも添加されている
  • 特にMSGを直接血流に注入することは危険

 
保存料・防腐剤
  • 防腐剤により食品が長持ちするようになったが、防腐剤の悪影響はあまり考慮されていない
  • 腐敗は細菌が物質を分解し環境中に戻すための自然プロセス
  • 食中毒の原因は有毒物質であり、細菌、ウイルス、寄生虫ではない
  • 例えばボツリヌス菌の産生する毒素による神経毒性は、呼吸器系の問題や麻痺が含まれるが、これらは有機リン系農薬などの化学物質の影響の可能性が高い
  • 安息香酸ナトリウムは、特定の食品着色料との組み合わせで健康に悪影響
  • ハムやソーセージなど加工肉に使われる硝酸ナトリウムと亜硝酸ナトリウムは、発がん性に関連
  • 食品添加物の酸化防止剤は、抗酸化物質ではない
  • BHA(ブチル化ヒドロキシアニソール)とBHT(ブチル化ヒドロキシトルエン)などの防腐剤は、発がん性の疑いがある
  • 合成化学防腐剤は、食品を毒し食品を安全性の低いものにしている

 

  • 「塩」は化合物である塩化ナトリウムを指す
  • 塩が食品の防腐剤として機能するのは、脱水を引き起こすため
  • 高度に精製された食卓塩は、ミネラルが取り除かれ、漂白され、固結防止としてアルミニウムを含む固結防止剤を添加される
  • WHOは塩分摂取量の削減を推奨
  • 高血圧は、細胞レベルでのナトリウムとカリウムの不均衡が原因で発生する可能性が高い
  • 健康に害があるのは精製塩のみで、ミネラルを含む天然塩は健康に有益と言われるが、そういうわけでもない
  • 塩は腐食性が高く、酵素活性を破壊し、脱水を引き起こす

 
砂糖
  • 砂糖は炭水化物に分類され、単糖類のブドウ糖、果糖、二糖類の乳糖、ショ糖などがある
  • すべての糖は同じではない
  • 例えば果物や野菜に含まれる果糖は食物繊維などの存在のおかげでゆっくり代謝されることに対し、人工的に製造された果糖は素早く吸収され血糖値に影響する
  • WHOは、砂糖の摂取を控えることを推奨しているが、ホールフードに含まれる糖は健康上の問題を引き起こさないとしており、この認識は正しい
  • 砂糖も塩と同様、脱水作用がある
  • 精製された砂糖は、カルシウムとマグネシウムの吸収を妨げ、虫歯の原因になり、肥満を引き起こし、関節炎を引き起こし、喘息を引き起こし、骨粗鬆症の原因になり、妊娠中毒症の原因になり、フリーラジカルと酸化ストレスを引き起こす可能性がある
  • これに加え、砂糖は結核を引き起こす可能性もある
  • 1910年、日本が台湾で安価な砂糖の供給源を大量に獲得したとき、結核の発生率は劇的に上昇
  • 糖尿病が結核の重要な危険因子であるという証拠が増えている

 
人工甘味料
  • 健康上の問題とカロリーとは関連性がないのにもかかわらず、食品業界はカロリーを悪役にし、低カロリーでも甘さはある人工甘味料を開発した
  • 人工甘味料のサッカリンは、コールタール誘導体である化合物、安息香酸スルフィド
  • 発がん性のあるサッカリンは、人の消費には適していないとする意見がある中、FDAはサッカリンをGRAS(Generally Recognized As Safe ・一般に安全と認められる)に分類
  • サッカリンは他の添加物と同様、少量なら害はないという判断(これは誤った認識)
  • 人工甘味料のアスパルテームは、体のアミノ酸(アスパラギン酸)レベルを上昇させ、体の保護メカニズムを崩す
  • アスパルテームは、神経毒性がある
  • アスパルテームは、先天性欠損症や精神遅滞、多発性硬化症などと関連性がある

 
遺伝子操作作物
  • 遺伝子操作作物は、遺伝子工学(GE)、遺伝子改変(GM)とも呼ばれ、増え続ける世界人口、増え続ける食料供給に不可欠であると主張されている
  • 人間が作物、生物にDNA、RNA、タンパク質を導入、または改変して、新しい形質を発現させたり、既存の形質の発現を変化させたりするプロセスが遺伝子操作、遺伝子組み換え
  • 実際の遺伝子組み換え技術発達は、世界の特定の派閥が食糧の生産を支配する力を強めているということ
  • 遺伝子工学の起源は「優生学」
  • 優生学の目的は、「人間の品種を改善する」ための方法を開発すること
  • 飢餓は流通と貧困の問題であり、遺伝子組み換えでは解決できない
  • 交配などの育種方法は、遺伝子組み換えと違い自然な方法
  • 遺伝子組み換え作物に使用される除草剤、グリホサートには全身性代謝毒性が確認されている
  • 雑草がグリホサートに対し耐性を持ち始めたため、モンサントは、ベトナム戦争中に枯葉剤として使用された毒性の高い化学物質、エージェントオレンジの成分の1つ、2,4-D(2,4-ジクロロフェノキシ酢酸)をグリホサートとブレンド
  • 2,4-Dには、発がん性、内分泌かく乱作用、神経毒性がある




水道水

  • 2017年のWHOガイドラインは、水に関するSDGs(持続可能な開発目標)を含む資料が組み込まれている
  • SDG 6.1は「2030年までに、すべての人にとって安全で手頃な飲料水への普遍的かつ公平なアクセスを達成」という目標を掲げている
  • これはつまり「人間が消費する水を安全なものにする」という目標
  • 病原菌説をベースにしている現代医療は、水に含まれる微生物の危険性に注目することが予想される
  • 飲料水に添加される特に注意が必要な2つの物質は、塩素とフッ素
  • 消毒は本質的に有毒で、飲料水の塩素消毒も有毒
  • もともとの塩素の使用目的は、繊維の漂白と細胞分解(つまり腐敗)の臭い消し
  • 腐敗の臭いは消せても、それが毒性を消すわけではない
  • 飲料水の塩素消毒で形成される複数の副産物の一つ、クロロホルムを含むTHM(トリハロメタン)は、発がん性の疑いがある
  • 排泄物で汚染された水を塩素で消毒しても、排泄物を取り除いたことにはならない
  • 水質汚染の原因は細菌ではなく、塩素、フッ素、産業廃棄物である
  • コレラ、下痢、赤痢、A型肝炎、腸チフス、ポリオなどの病気の原因は、毒性物質
  • フッ素と塩素は多くの共通の特性を持っている→腐食性、反応性、毒性、自然界では元素ガスの形で発生しないこと
  • フッ素は虫歯を予防せず、フッ化物は歯と健康に悪影響を与える
  • 鉱物からアルミニウムを抽出するプロセス、その他多くの産業プロセスの副産物としてフッ素が生成される
  • その強力な腐食性と極度の毒性のため、フッ化物の処分は非常に高価で物議を醸す問題だった
  • フッ化物を水道水に添加することで、フッ素処分の問題は解決
  • フッ化物は害虫駆除に使用される物質
  • 抗がん剤、抗うつ剤、抗炎症剤、麻酔薬など、推定20〜30%の医薬品にフッ素化合物が添加されている
  • フッ素化合物の医薬品への添加は、薬物代謝の速度を遅くするために添加されている
  • 産業廃棄物による水質汚染の2大産業は、鉱業と石油&ガスの採掘
  • 行政は、地域の水路への産業廃棄物の排出を制御するのみで、これは「少量の毒素なら安全」という間違った考えに基づいている
  • 近年、畜産業の水質汚染も問題になってきている
  • 多くの医薬品が排水に流され、水質汚染の原因になっている
  • 浄水は、大部分の化学物質を除去できていない


経皮吸収

人体が毒を摂取する経路は、
●経口摂取
●注射
●吸入
●経皮吸収

があります。
皮膚は毒素の排出と吸収の両方を行います。
皮膚を通して体内に吸収された有毒物質は、経口摂取された場合よりも有害である可能性があります。
これは経口摂取された毒物は消化器系により肝臓に送られ、酵素により無毒化されるためです。
皮膚から吸収された毒物は肝臓を通りません。これは注射にも同じことが言えます。
特に、油性の毒性物質は脂肪に溶解し、さらなる害をもたらす可能性があります。
現代医療は、化学物質の経皮吸収の健康への影響についてあまり認識していません。
洗剤や、肌に塗布するローションやクリームなどは、経口摂取を想定しての無毒性量(NOAEL)は設定されていますが、経皮吸収は想定されていません。
 
プラスチックのフタル酸エステル
プラスチックは便利なため、生活のいろいろなところで見かけます。
プラスチックには、硬いものもあれば、サランラップのように柔らかいものもあります。
柔らかいプラスチックは、製造の際に可塑剤と呼ばれる化学物質でさらに処理する必要があります。
この可塑剤は、石油化学製品でもあるフタル酸エステル類を使用することが一般的です。
プラスチック製造業界は、フタル酸エステルを「安全」とし、その健康への影響を認識していませんが、フタル酸エステル類の種類は多く全てが安全試験をされているわけではないことを知っておく必要があります。
そして、内分泌かく乱作用など、フタル酸エステルの健康への重大な影響の証拠が増えています。
特に妊娠中の女性は、内分泌かく乱物質に対し脆弱でありお腹の中の胎児に影響します。
吸入マスク、カテーテル、医療用ゴム手袋でさえ、フタル酸エステルが使用されています。
これは医療スタッフと患者の皮膚に接触し、経皮吸収されています。
 
プラスチックのBPA
BPA(ビスフェノールA)も、プラスチックに含まれ健康への害が懸念される化学物質です。
食品のパッケージや哺乳瓶、缶詰の内側などに使用されています。
BPAも内分泌かく乱物質として広く認識されていますが、FDAはそれを、
現在、食品に混入している量は安全の範囲内

としています。
FDAのこの認識にもかかわらず、アメリカではメーカーが自主的にBPAを排除する動きが広がっています。
しかしながら、BPAフリー製品であっても、プラスチック製品のほぼ全てが「エストロゲン様化学物質を放出する」という報告もあります。



 
家庭用洗剤
ここ数年で消費者は、家庭用洗剤などのクリーニング用品に危険な化学物質が含まれていることに気づき始めました。
これにはエアーフレッシュナーなどの芳香剤も含まれます。
洗剤に含まれる化学物質への曝露による悪影響は、軽度の刺激からがんを含む慢性的な健康問題まで様々です。
2000年に米国毒物管理センターにあった電話206,636件のうち、10%近くが洗浄剤への曝露によるものであり、電話件数の半分以上が6歳未満の子どもに関連していたと報告されています。
家庭用洗剤に含まれる毒性物質への曝露は、経皮吸収だけでなく、吸引からも起こります。
 
1,4-ジオキサンと呼ばれる化学物質は、液体洗剤などの製品に含まれており、発がん性が疑われています。
これは使用が中止になりましたが、1,4-ジオキサンの代わりに添加される化学物質は、異なる作用機序を持つだけで、安全性はそこまで改善されていないというケースが多くなっています。
 
家庭用洗剤には他にも有毒物質が含まれているケースがありますが、一部の家庭用品は、製品に発がん性物質やホルムアルデヒドなどの神経毒が含まれていることを開示していません。
 
化粧品・パーソナルケア製品
化粧品の使用には長い歴史がありますが、それには顔に鉛丹や辰砂(硫化水銀)という毒物を塗る習慣も含まれています。
これは毒性物質が経皮吸収されるため、大変危険です。
にもかかわらず、近代の化粧品産業は、これらの天然の毒素を化学物質に置き換えた化粧品を生産しています。
 
加工食品同様、化粧品には保存料としての成分が含まれています。
保存料には抗菌作用があり、これはその毒性により菌を殺すという意味です。
保存料で最も一般的な成分として、パラベンが挙げられます。
研究では、パラベンが弱いエストロゲン様作用を示すことが報告されています。
 
製品の香り付けのための香料は、3種類の製造方法があります。
1、石油化学製品からの化学合成
2、天然物質を化学的に分離
3、天然物質から抽出

こうして作られた香料は、複数種類は調合され様々な香りが生成されます。
天然物質と言うと「無害なもの」と思われるかもしれませんが、それは加工され元の物質とは別のものになっているケースもあるため、一概に無害とは言えません。
例えばコカミドDEAと呼ばれる界面活性剤。
これはココナッツ由来ですが、IARC(国際がん研究機関)により「発がん性」に分類されています。
 
さらに防腐剤として一般的なトリクロサンは、「ホルムアルデヒド放出剤」とも言える有機塩素化合物です。
もともとは医療品にのみ使用されていましたが、現在は抗菌石鹸などにも使用されています。
トリクロサンは水道水の遊離塩素と反応し、日光の下で分解してクロロホルムを生成します。
また、トリクロサンは、ダイオキシンとして甲状腺ホルモンへの影響も懸念されています。
 
●ラウリル硫酸ナトリウム(SLS)
●ラウリルエーテル硫酸ナトリウム(SLES)

は、界面活性剤です。
歯磨き粉、シャンプー、髭剃りクリームなどに使用されています。
ラウリル硫酸ナトリウムは、皮膚に損傷を与えるため、透過性を高め、有毒な化学物質を体内や全身の循環に吸収させる危険性があります。
 
メーカーは、化粧品・パーソナルケア製品は発売前に安全性テストが行なわれていると主張しますが、毎年必ずいくつかの製品がリコールになり、鉛、水銀、アンチモン(レアメタルの一種)などの毒性物質の検出が後を絶ちません。
リコールが最も多いのは、
●ボディーソープ
●クレンザー

です。
リコールと頻繁に関連する成分は、
●パラベン
●フタル酸エステル
●ホルムアルデヒド

です。
 
衣服
衣服や靴の着用も、有毒化学物質への暴露の原因となっている可能性があります。
繊維産業も石油化学製品の恩恵を受けています。
1939年に商業生産を開始したナイロンを始め、合成繊維の製造は20世紀半ばから驚異的に増加しています。
合成繊維は高血圧、心拍数の増加 、不整脈、および狭心症に関連性があります。
繊維や衣類の製造に使用される化学物質は、環境汚染の原因にもなっています。
特に以下のような利点を持たせた繊維・衣類に使用されています。
●耐久性
●撥水
●しわになりにくい
●形状記憶
●難燃性

ポリエステルは非生分解性で、分解されない廃棄物を産み出します。
漂白、染色、仕上げなどのプロセスで、重金属を含む排水により、土壌や水を汚染します。
 
主に乳幼児向けの衣類で行なわれている衣類を難燃性にするプロセスは、PBDE(ポリ臭化ジフェニルエーテル)という化学物質の使用が含まれます。
PBDEは、生体内蓄積性があり、思春期発症の遅延、精子数の減少、胎児の奇形、発がん性の懸念があります。
しかもこの化学物質は、炎にさらされた製品の発火を遅らせますが、火災を止めることはありません。低温燃焼では、有毒物質である高レベルの臭素化ダイオキシンを放出します。
PBDEの毒性が認識され、代わりに使用されるようになった物質のいくつかは、塩素化合物です。
これも燃焼の際、毒性の高い発がん性ダイオキシンを生成することを意味します。
 
また、Tシャツやトレーナーなどのプリントに使用されるインクには、可塑剤としてフタル酸エステル類が使用されることが一般的です。
これは時間が経つにつれて、フタル酸エステル類が製品から放出され、水の汚染、有毒物質の経皮吸収につながる可能性があります。
 
衣類の粘着防止、帯電防止、防水、発汗防止、色落ち防止、防虫などの特性のために使用されるホルムアルデヒドも、懸念される化学物質です。
ホルムアルデヒドは、発がん性のほか、吸入した際、咳、喘息、胸痛、気管支炎、肺炎との関連が指摘されています。
 
パークロロエチレンは、ドライクリーニングで溶剤として使用される化学物質で、ドライクリーニングの服を着ている人だけでなく、ドライクリーニングの従業員にも明らかな健康被害をもたらします。
この揮発性化学物質は、呼吸器系に危険をもたらすことが知られています。
 
以上の衣服に使用される有毒な化学物質は、肌に触れることで経皮吸収され、血流から全身に運ばれます。
また、経皮吸収以外にも、ほとんどの合成繊維は皮膚呼吸を妨げることがわかっています。
 
綿、羊毛、亜麻、麻、絹などの天然繊維からできている衣服を選ぶことが望ましくなりますが、天然繊維でも有毒物質が検出されることに注意が必要です。
例えば、羊毛からは羊に散布された殺虫剤が検出されることがあり、綿は遺伝子組み換え作物として大々的に栽培されているため、残留除草剤が検出されることがあります。
 
有毒物質が含まれる衣服は完全に回避することは難しいのですが、その事実を知っておくだけでできるだけ毒への曝露を減らすことができます。
 
歯科

歯科の分野も一般現代医療と同様、その根底には病原菌説があり、「治療としての有毒物質の使用は適切な用量で使用すれば安全である」という間違った認識を持っています。
X線の危険性は認識していますが、水銀とフッ化物の危険性については認識不測の状態です。
 
アマルガム
歯科用アマルガムは、銅、スズ、銀、亜鉛の粉末に液体水銀を混ぜて作る歯の詰め物です。
歯科では「水銀には潜在的なリスクがあるが、それは高レベルでの曝露のケースのみであり、アマルガムはそれに当てはまらないため安全」としています。
水銀は猛毒で、安全なレベルの曝露はありません。
アマルガムは、水銀を蒸気として放出し、それが肺に吸収される可能性があります。
これはアマルガム充填処置後、検出可能な量の水銀を放出し続けることがわかっています。
 
ハル・ハギンズ口腔外科学博士は、歯科用アマルガムが健康に及ぼす影響を示す症例について述べています。
歯にアマルガム充填物が入っている若い女性患者は、白血病と診断されていましたが、アマルガム充填物の除去により健康状態が改善。
白血病が治癒したと言える状態にまで回復しました。

がんが単一の原因によって引き起こされているとは考えづらいのですが、このエピソードはアマルガムが白血病に大きな影響を与えていたことを示しています。
 
1830年代頃、歯科の領域には現在のような規制が存在せず、自由診療のサービスが一般的でした。
水銀を使用するアマルガムは、鉛に比べ詰め物として歯に適合しやすく、金よりもはるかに安価であったため、一気に普及しました。
この利点により、水銀の毒性を懸念する声は無視され、アマルガムはアメリカ歯科医師会のバックアップにより推奨されました。
 
2017年3月のWHOファクトシートでは、
アマルガム充填には問題がある。

と認識され、アマルガム充填材の使用を段階的に廃止し、費用対効果の高い代替品を開発することが推奨しています。
 
アマルガムの除去は、正しい手順によりその危険性をちゃんと認識している歯科医が行う必要があることを付け加えておきます。
 
ニッケル
●クラウン
●ブリッジ
●義歯の金属
●矯正装置

などに使用される歯科材料に、ニッケルがあります。
ニッケルは、この地球上で最も耐久性がありながら最も発がん性のある金属の1つです。
歯科製品に使用されているステンレス鋼は「安全」であるという印象を受けますが、ステンレス鋼にはニッケルが含まれているため、安全とは言えません。
歯科用製品に使用される合金の一部は、ニッケルに加えて、
●ベリリウム
●コバルト
●クロム

などの物質を含む可能性のある化合物であり、これらはすべて有毒です。
一部の金属は他の種類の金属が一緒に存在することで、相乗的に相互作用を示します。
例えば、コバルトはニッケルの発がん性を高めることができます。
さらに、特定の金属は体の生体電気機能を妨害する恐れがあります。
金属のかぶせ物、詰め物から発生する電荷が、生体機能を狂わせたり、アマルガムが存在する口腔内では水銀放出を促進します。
この口腔内の金属による異常な電気的作用は、脳に悪影響を及ぼすことも懸念されます。
 
フッ化物
フッ素とフッ化物は歯科で使用される非常に有害な物質です。
●歯磨き粉
●洗口剤
●塗布用のクリーム

に添加されています。
これは、フッ化物が歯の失われたミネラルを置き換わることによって弱い歯を保護し、強化するという考えに基づいています。
しかし実際は、フッ化物は歯のフッ素症と呼ばれる状態を引き起こすことによって、歯を弱めます。
 
病原菌理論では、虫歯の原因は虫歯菌の生成する「酸」であるとされていますが、これは誤解です。
虫歯の原因は精製糖という甘い毒であり、精製糖を摂取し続けながらフッ化物の予防処置に頼っても虫歯は防げません。
精製糖を食事から排除することのみによって、解決することができます。
 

まとめ


環境汚染が人々の健康に悪影響を与えることを認識しているにもかかわらず、「大気中の二酸化炭素が気候変動の原因」「気候変動が環境問題の最重要事項」と主張するWHO。
この章では様々な有毒物質が挙げられましたが、著者の意図は人々を怖がらせることではなく、人々に現状を認識してもらい、本当の問題を排除していくように行動を促してくれていることだと思います。
産業は利益の追求のため潜在的にリスクのある化学物質を「安全である」と主張し、行政もそれを厳しく取り締まる体制にはなっていません。
この本で何度も主張されることは、
毒性物質に安全な摂取許容量は存在しない。
化学物質の安全性を実験する際は、単一物質のみだけでなく、他の化学物質との相乗効果も実験しなければならない。

ということです。
現状は、毒性化学物質は「少量なら安全」と見なされ摂取許容量が存在し、その安全性はほとんどの場合、単一の化学物質のみの実験で出されています。
多くの異なる毒素に曝露される現代の日常では、摂取許容量は意味を持ちません。
 
さらに、この本全体を通して主張される「病原菌論」という間違った考え。
これが病原菌を殺す毒の使用を正当化しています。
結果、毒により環境は汚染され、人々の健康にも悪影響が出ています。
 
この章の最後は、膨大な数の有毒化学物質によってもたらされる危険性について世界に警告したレイチェル・カーソンの著書「沈黙の春」の言葉で締めくくられています。
結局のところ、「選択」は私たちが行うことです。
長い間耐えてきた私たちがついに「知る権利」を主張し、それにもかかわらず、無意味で恐ろしいリスクを冒すように求められていると結論付けられた場合、私たちはもはや世界を有毒な化学物質で満たさなければならないという助言を受け入れるべきではありません。

 
次回、第7章「非感染症」では、心血管疾患、化学物質過敏症、自己免疫疾患、アレルギーから自閉症やがんまで、様々な非感染症である疾患の、表向きの原因と本当の原因について説明しています。



第6章「地球の汚染・科学の失敗」
https://baby-skin-rash.com/2021/01/25/poisoning-the-planet/




http://www.asyura2.com/21/iryo8/msg/411.html
コメント [医療崩壊8] WHO元副事務局長 「コロナワクチンの承認と推進は、医学史上最大のスキャンダルだ」 (連新社)  魑魅魍魎男
16. 家畜たるもの従順たれ![1] icaSe4K9gumC4ILMj12Ph4K9guqBSQ 2022年1月29日 19:36:04 : 6UY6R7tMGU :TOR OURZYmwwcEFyb28=[69]
安倍第二期政権当時「権力側」の意図に沿った協力姿勢を貫き通し
ていた関西芸能興行事務所

その事務所に所属するタレントたちは岸田政権になっても「権力迎合」
の姿勢を崩すことなく現在の「自宅待機療養」統制システムに忠実に
従う「行動模範」として重宝に活用されている

「新型コロナウイルス感染拡大を防ぐ」為と称した「活動自粛」
「家籠り」が一般市民に強要された当時「権力側」とその仲間のマスコミ
が用いていた「ステイホーム」という言葉を目にした時「ご主人様」と
「犬」との関係を連想させたのだが

結局「中央政府(事実上世界政府へと様変わり)」による完全監視管理
統制社会下における「トランスヒューマン(家畜ロボット)」の予行演習
「仕込み」「躾」「調教」がこの二年以上の長きに渡り行われている事が
明白となった

「マスクをしろ」「外出や移動を控えろ」「集会を行うな・集会に参加するな」
「集団で行動するな・集団を形成するな」「面と向かっての会話を控えろ」
「握手やハグや肩を組むなど外での身体的触れ合い接触を控えろ」「外出
時間を極力少なくしろ・夜間は外出するな・飲食店に出入りするな」「酒を
提供するな」「ライブ活動は自粛しろ」「仕事も交際も里帰りも墓参りも
可能な限りリモートで行え」、、、、

「311大津波災害」当時の災害緊急放送でNHKのアナウンサーが「一般市民」
に対し「逃げろ!」とまるで目下の人に「命令」するかのごとく絶叫していた
態度に大変な違和感を感じたが

周囲からそのアナウンサー自身も「命令」口調で「絶叫しろ」と「命令」を
受けているのだろうと邪推した

その「命令」に忠実に従ったアナウンサーが順調に出世して今ではNHK報道
の顔としてメインの待遇を得ているのは象徴的である

http://www.asyura2.com/21/iryo8/msg/403.html#c16

記事 [医療崩壊8] 第5章「動物の病気」




今回は、第5章「動物の病気:さらなる医療神話」の内容を要約して紹介します。
狂犬病、ウシ結核、BSE、粘液膿症、炭疽(症)などの例をもとに、現代医療の病気に対する間違った認識が動物に対してどのように影響しているかについて説明しています。

動物の病気


人獣共通感染症

人獣共通感染症の定義は、「人間に感染する可能性のある動物の感染症」です。
人獣共通感染症の原因物質は主に細菌、ウイルス、寄生虫であると主張されていますが、人間だけの感染症を引き起こすと主張されている病原体とは異なる種です。
前回までの章で説明したように、細菌、ウイルス、寄生虫、真菌は病原体ではなく、人間の感染症を引き起こしません。
したがって、これは人獣共通感染症であろうと非人獣共通感染症であろうと、動物の感染症の原因物質にはなり得ないことを意味します。
細菌が人獣共通感染症を引き起こすという誤った考えに基づいた対策は、人間の感染症に対処するために行われている対策と全く同じではないにしても、非常に似ています。
人間に有害であることが示されたこれらの措置は、必然的に動物にも有害であります。
さらに、人間の食となる家畜動物の治療にこれらの有害な対策を行うことは、人間の健康にも深刻な影響を与えます。
 
WHO(世界保健機関)の文書は、家畜への感染症対策について詳細には触れていませんが、食品媒介病原体の防止を通じて「食品安全保障」を確保すると主張しています。
これは病原体を殺すことを目的としているため、必然的に毒性のある化合物(抗菌剤)の使用を指していることは明らかです。
有毒な抗菌化学物質の添加によって、食品が安全になるわけがありません。
 
病原菌理論という誤った考え方が、ここでも影響してきます。
 
人獣共通感染症の伝染経路

人獣共通感染症の伝染経路は、以下の通りです。
●直接接触、動物の咬傷など
●飛沫感染
●ベクター(キャリア)

ベクターとは通常、昆虫、寄生虫など病原体を運ぶ虫のことを言います。
蚊が代表例です。
 
人間の病原体とは異なり、動物の病原体は複数の宿主に感染する能力があると言われています。
さらに、人間の場合と同様、動物にも感染症の無症状状態、潜伏感染が存在するということです。
 
人間の感染症に関する理論と同様、動物の病気に関する理論には、多くの異常や矛盾が含まれていることは明らかです。
 
家畜のワクチン

第1章「病気の処方薬」、第2章「効果がなく、危険なワクチン」で説明したように、薬やワクチンには毒性があり、これは動物用の薬やワクチンも同じです。
一部の動物の予防接種スケジュールは、人間の予防接種スケジュールと似ています。
牛は、最大16種類の病気の予防接種を受けています。
 
ワクチン接種された家畜の肉の消費の人間の健康への影響は、よく理解されていません。
「ワクチンは安全である」という思い込みのため、ほとんど研究されていない状態です。
家畜には、抗生物質と成長ホルモンも投与されます。
これらは物議を醸したため、ADI(一日摂取許容量)とMRL(最大残留限界量)が設定されましたが、それは各物質の用量を個別に評価するだけで、ワクチンと抗生物質、ワクチンと成長ホルモンなど、異なる動物用医薬品の組み合わせの影響は考慮されていません。
食用になるために安全性を考慮して投与される動物用医薬品は、逆に多大な害を引き起こします。
 
家畜の抗生物質

畜産における抗生物質の使用は、感染症の治療・予防に限定されず、家畜の成長の促進にも使用されます。
この薬剤の安全性と有効性を評価する研究が行われた上での使用と思いたいのですが、実際には、人間の健康へのリスクも動物生産への利益も十分に研究されていません。
研究が行われていないにもかかわらず、畜産には多種多様な抗生物質が使用されています。
12種類の抗菌薬が、家畜の様々な成長ステージに投与されています。
抗生物質耐性の問題は懸念されていますが、抗生物質の乱用によって引き起こされる本当の問題は、環境汚染です。
この環境汚染が、人間、動物の健康に、深刻で有害な影響を与えています。
 
人口の増加とともに、家畜人口も増加しています。
これに伴い、巨大な単一栽培農場の開発が野生動物に影響を与えています。
さらに「病原菌理論」という欠陥のある理論が強く信じられているため、有毒化学物質の導入が許容されています。
 
病気を根絶するための真の努力の最初のステップは、「病原菌理論」への信念の根絶でなければなりません。
 
ここからは、いくつかの動物の病気について説明し、その原因に対する誤った考え方と対処、それが引き起こす結果を説明します。
 
狂犬病

OIE(国際獣疫事務局)の狂犬病の定義は、「人間を含む温血動物の中枢神経系に影響を与えるウイルス性疾患」です。
狂犬病は最も致命的な人獣共通感染症の1つです。
毎年、世界中で60,000人近くが亡くなり、そのほとんどが発展途上国の子どもたちです。
狂犬病は、南極大陸を除いて、世界のすべての大陸に存在します。

と主張されています。
 
しかし、WHOファクトシートでは、
狂犬病は対処されなかった熱帯病の1つであり、主に遠隔地に住む貧しく脆弱な人々に影響を及ぼします。

とあり、OIEの説明とは発生地域、脆弱なグループという点で一致していないようです。
狂犬病は動物の咬傷を介して伝染し、圧倒的多数の症例は犬の咬傷が原因で発生していると報告されています。
 
OIEの記述で興味深いのは、
通常、神経に沿って脳に移動する前に、一定期間侵入部位に留まる。

という部分です。
狂犬病には潜伏期間があることを示唆しています。
 
WHOファクトシートによると、狂犬病は、
●多動性行動
●水への恐怖

を引き起こすとされ、ウイルスが麻痺を誘発する可能性も指摘されています。
狂犬病感染している動物からの咬傷は、迅速な治療が必要であると言われ、この治療法は非常に珍しいのですが、狂犬病ワクチンを投与するというものです。
 
狂犬病ワクチンは、ウイルス曝露の前後の両方で投与できます。
ただしこのワクチンは、狂犬病の「危険にさらされている」と見なされる人々を除いて、予防的に定期的に投与されることはありません。
危険にさらされている人とは、主に獣医、動物研究者など、動物を扱う人々を指します。
狂犬病ワクチンは動物と人の両方に使用されますが、最初の狂犬病ワクチンは人間の使用のみを目的として製造されました。
その開発はフランスの化学者、ルイ・パスツールの功績によるものであり、彼の業績の1つと見なされています。
第3章「病原菌理論の虚偽」でも説明したように、パスツールの科学には欠陥が多く、彼の狂犬病ワクチンも例外ではありません。
 


 
パスツールの行った実験は、ポリオの感染を実証すると主張された、第2章「効果がなく、危険なワクチン」で紹介した恐ろしいサルの実験(ポリオ患者の脊髄からの抽出液を、サルの脳に注入し麻痺を引き起こす方法)と同レベルのものでした。
 
狂犬病ワクチンは詐欺であるだけでなく、有害であることが証明されています。
 
21世紀の狂犬病ワクチンは19世紀に使用されたものとは異なりますが、欠陥のある理論に基づいているということは共通しています。
 
パスツールの同時代人であるマシュー・ウッズ博士は、狂犬病についてこう言及しています。
フィラデルフィアの犬の施設では、年間平均6,000匹以上の放浪犬が飼われています。捕手と飼い主が頻繁に犬たちに噛まれていますが、25年間で狂犬病の症例は1件も発生していません。
通算150,000匹の犬がいた中で、です。

 
動物の狂犬病は、基本的に虐待または栄養失調、あるいはその両方が原因です。

虐待と栄養失調は、ワクチン接種によって予防も治療もできないことは明らかです。
 
にもかかわらず、医学生にはパスツールの狂犬病ワクチンが狂犬病問題を解決したと教え、狂犬病を引き起こすウイルスが特定されていないことは隠されていました。
 
モーデン博士は自身のエッセイの中でこう述べます。
狂犬病の死やその他の症状はありませんでした。
狂犬病は存在しないと思います。
パスツール治療が、病気以上の悪影響を引き起こしました。

人間の狂犬病は中枢神経系の病気であり、脳の炎症(脳炎)を伴うという主張は、狂犬病ワクチンの副作用である可能性があります。
 
多くの国で、犬の狂犬病ワクチン接種は義務になっています。
しかし、犬もワクチンの副作用に苦しむ事実があります。
認められている副作用には嘔吐と発熱が含まれ、どちらも明らかな中毒の兆候です。
 
アメリカ獣医学協会(AVMA)のウェブサイトでは、狂犬病ワクチンの副作用について、
生命を脅かす可能性がある。

という記述があります。
 
影響が深刻なことを示唆していますが、残念ながらOIEは、
狂犬病を根絶するために必要な適切な措置は、少なくとも70%の犬に予防接種をすること。

と主張しています。
 
狂犬病は主に犬の咬傷を介して伝染すると主張されていますが、他の動物(コウモリ、アライグマ、猫など)も狂犬病を引き起こすとされるウイルスを伝染させることができる媒介動物とされています。
したがって犬に予防接種をするだけで狂犬病を根絶できるという考えは、説明されていないさらなる別の矛盾です。
「狂犬病が本物の病気である」という証拠が完全に欠如しているにもかかわらず、狂犬病は、多くの動物、特にペットにワクチンを接種する必要がある重要な人獣共通感染症と見なされ続けています。
これは製薬業界にとって非常に有利ですが、人間と動物の健康に非常に有害です。
 
ウシ結核

ウシ結核のOIEの定義は、「動物の慢性疾患」です。
ウシ型結核菌によって引き起こされるとされ、牛に限った病気のような病名ですが、哺乳類全般に感染する可能性があり、咳などの風邪のような症状から死に至るケースもあるということです。
ウシ型結核菌と、人間の結核の結核菌は、別の菌と説明されています。
 
人間への感染経路は、ウシ型結核菌に感染した牛の生乳を飲むこととされています。
そのため、牛乳の低温殺菌が一般的ではない発展途上国で、より頻繁に発生すると言われています。
ルイ・パスツールが考案した低温殺菌は、牛乳を殺菌することで牛乳が安全になるとされています。
しかしこれもパスツールの、誤解されている功績の一つです。
牛乳の低温殺菌が普及しているにもかかわらず、この病気は制御も根絶もされていません。
 

 
第3章「病原菌理論の虚偽」で説明したように、細菌は色々なところに生息し、哺乳類の体内にも常在菌として存在します。
常在菌は病気の原因になるというより、宿主の健康に貢献している、または無害な存在です。
検出されるウシ型結核菌も、常在菌である可能性が高く、これをすべて殺菌しようとする試みは無理があります。
しかも、ウシ、ヤギ、ウマ、バッファロー、バイソン、ラクダ、ブタ、シカ、アンテロープ、犬など、非常に広範囲の動物からも検出されるため、間違った認識が動物たちの悲惨な結果を生み出す可能性も出てきています。
 

 
イギリスでは、アナグマをウシ型結核菌の主要な保菌動物とみなし、アナグマから家畜への感染拡大のリスクを懸念し、アナグマへのワクチン接種、または淘汰を検討していたことがあります。
そして実際、アナグマへのワクチン投与が実施されましたが、2015年、BCGワクチンの不足のために中止になりました。
 
さらに、牛に対するツベルクリン皮膚検査は、BCG接種の結果としても陽性反応が起こることが多い検査です。
検査により陽性が出た牛は、屠殺になります。
 
ウシ結核がウシ型結核菌によるものという考えは誤りで、本当の原因は、慣行農業で使用されている農薬、化学物質、環境汚染物質と思われます。
特に抗生物質の影響が大きいです。
病原菌を殺すための抗生物質が、逆にミトコンドリア機能に有害な影響を与え、結核の症状を引き起こしている可能性があります。
 
BSE(牛海綿状脳症・狂牛病)

BSE(牛海綿状脳症・狂牛病)の定義は、牛の進行性神経系の致命的な病気で、脳がスポンジ(海綿)状になる感染症(プリオン病)とされています。
BSEは、海綿状脳症の形態以外にも、TSE(伝達性海綿状脳症)という他の動物に影響を与えるタイプの病気も存在します。
プリオンとは、神経組織に存在する異常な感染性タンパク質のことを言います。
この感染性タンパク質が混入した飼料が感染源となり、BSEを引き起こすとされていますが、どのようにプリオンが形成されるかというメカニズムは分かっていません。
 
BSEに感染した牛の肉骨粉入りの飼料が感染源として疑われていますが、まず本来草食の牛に肉骨粉を与えること自体が不自然です。
にもかかわらず、BSEの対処は、特定の肉骨粉を飼料に使用することを禁止するというもので、BSEの症例は現在も報告されています。
 
オーガニック畜産農場を経営し、自身の農場の牛からBSEの感染が拡大しているという疑いをかけられたマーク・パーディは、自身の経験と調査を「アニマル・ファーマ」という本にまとめています。
パーディは、BSEの原因として、ホスメットを挙げています。
ホスメットは、牛によく見られる害虫であるウシバエの除去を目的とした、リンから作られた化合物を含む化学殺虫剤で、牛の洗浄に使用されます。
リンベースの化学物質は神経毒性があります。
 
イギリスは特にBSEの症例数が多かった国ですが、パーディは次のように説明します。
1982年当時、イギリスではホスメットを牛の体重あたり 20mg/kg という高用量で年に2回使用していた。
全身型のジチオリン酸塩は銅をキレート化して血液脳関門を開くことができ、それにより牛は脳内の金属バランスを乱された。
殺虫剤は牛の首に塗布され、有毒な化学物質が頭に近い部位から浸透し、脳に到達した。
イギリスでは、数百万頭の牛の屠殺をもたらした。
ホスメットの使用量が少なかった国では、イギリスに比べBSEの症例数は少なかった。

 
パーディの研究は、当局にもみ消されました。
有毒化学物質と病気の関連性を認めてしまうことは、政府とメーカーに莫大な損害賠償責任が生じてしまうためです。
 
粘液腫症


粘液腫症は、「粘液腫ウイルスと呼ばれるポックスウイルスによって引き起こされるウサギの重要な病気」とされています。
粘液腫症は、人獣共通感染症に分類されていません。
ウサギだけの病気であり、人間にはうつらないということです。
粘液腫ウイルスは、主に熱帯島蚊(ネッタイシマカ)と羽斑蚊(ハマダラカ)によって媒介されると言われており、どちらの蚊も黄熱病やマラリアなど、人間の感染症の主な媒介動物として知られています。
これらの蚊は、人間やウサギ、他の動物を刺すことが認められていますが、粘液腫ウイルスに感染するのはウサギのみという不自然な主張になっています。
 
1859年以降、オーストラリアではウサギの驚異的な急増により、この害獣を駆除するために毒物を利用するようになりました。
毒物は、
●ストリキニーネ
●ヒ素
●シアン化物
●リン

が含まれていました。
 
同じ時期、蚊の大量発生の問題も起きていたため、蚊に対しても殺虫剤が散布されました。
結果、大量の毒物中毒死のウサギの死骸、蚊の死骸が発見され、ウサギの粘液腫症が蚊と関連付けられることになりました。
 
粘液腫症の本当の原因もまた、病原菌ではなく毒性物質である可能性があります。
 
炭疽(症)

炭疽(症)の定義は、「胞子形成細菌である炭疽菌によって引き起こされる病気」です。
狂犬病同様、炭疽菌は南極大陸を除いて、世界のすべての大陸で見られると言われています。
OIEによると、
ほとんどの動物は感受性があるが、炭疽(症)は通常、反芻動物と人間の病気。

とあります。
OIEとWHOの炭疽(症)の説明を見ると、人獣共通感染症でありながら、「動物から動物へ、あるいは人から人へと広がることはない」という記述があります。
炭疽菌への感染源は、感染した動物や動物製品との接触、動物の肉を食べる、ということです。
 
また、WHOは、
炭疽菌は何世紀にもわたって認識されてきましたが、この病気についてはほとんど知られていません。

と、認識の低さを認めているにもかかわらず、炭疽菌の脅威が重大なものとして対処の必要性を強調します。
 
残念ながら、炭疽(症)の治療には、大量の抗生物質の使用が含まれます。
炭疽菌の放出する毒素が非常に有毒であるとするにもかかわらず、炭疽菌感染が無症候性疾患を引き起こす可能性もあるという主張は異常です。
 
炭疽(症)の原因が炭疽菌であるということは、ロバート・コッホ博士により発見され、炭疽菌ワクチンはルイ・パスツールによって最初に実証されました。
R Bピアソン著「パスツール:盗作、詐欺師」という本では、パスツール炭疽菌ワクチンが動物を病気から保護できなかったことを示す多くの事実について述べられています。
例)4,564頭の羊がワクチン接種し、その後そのうちの3,696頭の羊が死亡。
 
現在、炭疽菌ワクチンは、高リスクグループに入る特定の人たちにのみ推奨されています。
皮なめし工場の労働者は、過去に高リスクグループとしてワクチンを投与されていましたが、現在はこの要件は適用されなくなり、現在の高リスクグループのメインは軍人です。
 
アメリカの軍人は、軍事紛争中に炭疽菌の胞子を生物兵器として使用することによる潜在的な脅威に直面しているという主張のため、ワクチンが投与されていますが、炭疽菌ワクチンが安全であると証明されたことは一度もありません。
 
逆に炭疽菌ワクチンは深刻な健康への悪影響をもたらすことが証明されており、湾岸戦争に従事しワクチン接種した軍人に現れた症状は、湾岸戦争症候群と呼ばれています。
 
生物兵器としての炭疽菌兵器の作成プロセスは軍事機密であり公開されていませんが、病原菌理論が誤りであることを考えると、この兵器には有毒物質が含まれている可能性が大きいです。
 
19世紀のイギリスでは、ウールソーターという羊毛の選別を仕事にする人たちの間で、ウールソーター病と呼ばれる敗血症の症例が急速に増加しました。
これも病原菌によるものと認識されていますが、これは当時羊のノミ・ダニ対策として羊に散布されていた溶液(または粉末)に含まれるヒ素による影響と考えられます。
 
19世紀に、有毒なヒ素の影響に苦しんだ羊飼い、ウールソーターについての報告がありましたが、病原菌理論の台頭から、原因は炭疽菌であるという先入観が先行しました。
 
動物実験

ここで言う生体解剖という言葉は、「実験目的での生きている動物の外科手術」という意味で使います。
生体解剖の目的は、研究、試験、教育です。
試験の中には、身近な日用品に含まれる化学物質の安全性をテストするものも含まれます。
これは毒物がある一定の用量を超えなければ使用の問題はないとする、間違った考えのもとに行われています。
動物実験は、動物の生体解剖が医療解明の上で不可欠なプロセスであるという主張の上に行われています。
しかしこれも病原菌理論という間違った考えの上で行われている行為で、しかも研究中、細胞の固定などの手順を行うため、組織、細胞、病気の分子、細菌、ウイルスに何らかの影響が出てしまうことは避けられず、生体内と同じ環境が再現され実験されているとは言えません。
ほとんどの動物が人間とは違う生理学的特徴を持つことも考慮されていません。
例)
●人間には胆嚢があるが、げっ歯類にはない。
●人間の体内はビタミンCを合成できないが、げっ歯類はする。
●ラットやマウスは嘔吐しない。

ラットやマウスなどの実験動物は、頭痛があるのか、落ち込んでいるのか不安なのか、吐き気があるのかを研究者に伝えることができませんが、そこが実験で知りたい項目、安全な用量を知るための重要なポイントの一つです。
そしてほとんどの場合、実験動物は殺されます。
 

 
有効な実験結果を得られないにもかかわらず、実験動物の命を奪い、「動物よりも高次な存在であるとする人間のための医療解明の上、必要なプロセスである」という主張は、考え直す必要があります。
 

まとめ


前回までの章は主に人間の病気について取り上げてありましたが、この章では動物の病気、人獣共通感染症について、現代医療が取る間違った対策について説明されました。
人間であっても動物であっても感染症が存在するという証拠はなく、それにもかかわらず薬やワクチンで対応している状況は、人間も動物も同じということです。
感染症と思われている疾患の本当の原因はここでもやはり毒性物質であり、この事実が認められてしまうと困る政府、製薬によって隠されていることが示唆されています。
 
 
私が以前ツイッターで狂犬病ワクチンの不必要性について触れた際、ワクチン推進派のものすごい反発があり驚きました。
日本が狂犬病を50年以上発生させていない狂犬病「清浄国」であるのは、ワクチンのおかげ

と強く信じ込んでいる方々からの反発です。
私が投稿したような発信が「公衆衛生のリスクになる」という正義感からの反発というのはわかりましたが、信じている事実を全く疑わない姿勢が、少し怖くもありました。
 
狂犬病については、こちらの記事でも触れているので、よろしければ読んでみてください。



次回、第6章「地球の汚染・科学の失敗」では、気候変動という問題を利用し本当の環境汚染から注目をそらしている事実、私たちが生活する上でどのような毒素が蔓延しているかについて説明しています。




第5章「動物の病気」
https://baby-skin-rash.com/2021/01/14/animals-and-diseases/




http://www.asyura2.com/21/iryo8/msg/412.html
コメント [医療崩壊8] WHO元副事務局長 「コロナワクチンの承認と推進は、医学史上最大のスキャンダルだ」 (連新社)  魑魅魍魎男
17. 2022年1月29日 19:37:35 : KYZqUdcmfU : NjZlN0ZkQW5Dbnc=[1]
7>>
1すきに
http://www.asyura2.com/21/iryo8/msg/403.html#c17
記事 [番外地10] アメリカの現在のインフレ率7.1%はもう絶対に元に戻せない滅茶苦茶な高インフレだよ
アメリカの現在のインフレ率7.1%はもう絶対に元に戻せない滅茶苦茶な高インフレだよ:
何故世界の株価は今崩れかけているのか? 
これまでわれわれは大量の負債を作り出し、大量の現金を給付した。それで誰もが現金を受け取った。更にものを買うためにお金を借りようと思えば、それも簡単だった。背景にあるのは量的緩和と現金給付である。こうした緩和策は経済を浮揚させると見せかけて実は何年も持たず、大きなバブル崩壊の原因となるのだが、人々はそれに気付かずに紙幣を印刷したがる。

しかも今回のバブル崩壊は例えばリーマンショックの頃よりも深刻である。何故ならば、アメリカでは40年ぶりの物価高騰が起きているからである。
7.1%のインフレとは1年の間に預金の価値がそれだけ減ったということである。日本でもガソリンなどの価格が上がっているが、それはその分貯蓄の価値が目減りしたということである。インフレを喜んでいる人々は、もう随分減ってきたとは思うが、その意味を理解しているのだろうか。

購買力をそれほど大幅に増強すれば、経済は商品とサービスを作ろうとはするが、結果として大規模なインフレになる。
それで利上げが必要となる。政策金利が上がるとそれに連動する住宅ローンや自動車ローンなどの金利も上がり、ものを買うための資金を借りにくくなり、インフレが抑えられる。

インフレと金融引き締め
金融市場では金融引き締めが必要となることを早くから織り込んでいたが、アメリカの中央銀行Fed(連邦準備制度)のパウエル議長はインフレが手遅れになるまでインフレの脅威を否定し続け、緩和を継続してインフレに燃料を供給し続けた。
何故ならば、自分の金融引き締めが引き起こした2018年の世界同時株安のように、金融引き締めをすれば株価が暴落すると分かっていたからである。


手遅れになった物価高騰
元々インフレが酷くない間に金融緩和を止めていればこれほどの事態にならなかったのだが、上記の経緯から緩和のブレーキは遅れた。それで本来必要だった以上の金融引き締めが必要となり、その規模は明らかに株価を殺してしまう量が必要とされている。

金融市場は早くから利上げが必要になると織り込んできたが、Fedは市場よりも後手に回り続け、金融引き締めは遅れた。したがって今、高騰した物価に対応するべく金利が上昇している。政策金利を先回りする市場の2年物国債の金利は怒涛の勢いで上がっている。上がってはいるが、1.2%程度で7.1%のインフレが収まるわけがない。金利は何処まで上がるだろうか。そして1.2%でも株価にとっては十分脅威なのである。

金利上昇と株価の関係
以上がこれまでの経緯である。しかしそもそも金利が上がれば株価が下落するのは何故だろうか? 

すべての資産は互いに競争しなければならない。
金利、つまり債券の利回りは1%程度上がった。そうすると他のものにも連動する。
競争とはどういうことだろうか? 債券や株式など様々なものに投資をする投資家の気持ちになってみれば良い。
例えば国債に投資をしても金利が0%の状況で株価が年間5%上昇するならば、誰もが株式に投資をしようと思うだろう。
一方で国債の金利が仮に4%まで上がったとして、株価の上昇見込みが変わらず5%だったとすれば、1%の差のために下落リスクのある株式を買いたいと思うだろうか?

だから金利が上がると株価は下がらなければならない。株価が下がると将来の上昇余地が増えるということだから、株式の予想リターンは改善して5%から8%に増えるかもしれない。それならば4%の金利とも釣り合いが取れるだろう。このようにして市場は互いに調整するのである。


緩和を永遠に続けられる時代は終わった

金融引き締めで株価が下落することは過去にもあった。例えば2018年である。
当時は市場が20%程度下落したところでパウエル氏が株安の原因は自分だと認め、引き締めを撤回して株価は反発した。
しかし今回の問題は、金融引き締めを止めると物価高騰が続いてしまうことである。

市場を資金漬けにしても物価が高騰せず、金融引き締めも必要にならない、そういう時代は終わった。いまや相場のサイクルの新たな局面に達している。
これはインフレ愛好家たちの致命的な矛盾なのだが、緩和を永遠に続けられていたのはデフレのおかげである。物価が上がらないからこそ緩和が続けられたのだ。だがその時代は終わった。

何故その時代は終わったのか? 
これまで同じ事が何度も起こってきた。

暴落までのサイクル
金融緩和のサイクルとは次のようなものである。まず経済成長が以前ほどではなくなってきて、人々は金融緩和に頼るようになる。金利を下げると経済と株価は回復し、人々は喜ぶ。
そうしている内に今度は金利がゼロまで下がってしまい、これ以上下げられなくなる。そうすると人々は紙幣を印刷し始める。量的緩和である。(もう公に紙幣印刷と呼んでしまって良いのではないか?)

量的緩和はリーマンショック以後の新しいものだと思われがちだが、人類の歴史上紙幣印刷は何度もあった。元々は紙幣ではなく金貨だったから、改鋳によって金貨に含まれるゴールドの含有量を減らしたりしたのだが、それは要するに貨幣の価値を薄める今の量的緩和と同じことである。
奇妙なことに国民は政府の借金を薄めるために自分の貯金の価値を減らす政策を喜んで支持している。人々は生まれながらの奴隷なのだろう。

しかし問題は、紙幣印刷を行なっても10年か20年の間はインフレが起こらないということである。この10年という期間はレーガノミクスの1980年代に緩和が始まって緩和バブルが完全に崩壊するまでの50年から見れば短い期間なのだが、人々の実感として10年は長い。

だから人々は「どれだけ紙幣を印刷してもインフレにはならない」とする錯覚に陥ってしまう。そう主張しているMMT(現代貨幣理論)は新しいものに思われがちだが、歴史を振り返れば緩和バブル相場の末期にいつも同じ主張が現れ、バブル崩壊とともに消えてゆく、いつものことなのである。

ただ、この紙幣印刷理論はいつも違う名前で現れるので新種だと錯覚されがちである。
われわれが消費をできるかどうかはわれわれが生産できるかどうかに掛かっているのであり、政府から送られてくる紙幣の量に掛かっているではない。
紙幣は食べられない。

結論
こうしたことは金融史をきちんと勉強した人間には当たり前のことである。ドル以前に世界の基軸通貨だった大英帝国のポンドやオランダ海洋帝国のギルダーが金融緩和でどうなったか。

大英帝国の基軸通貨ポンドはいかに暴落したか
量的緩和で暴落したオランダの基軸通貨

▲△▽▼


金融緩和や財政出動をすると最初はインフレになり長短金利が逆転、最終的には何十年もデフレ・スタグフレーションの時代が続き株価は大暴落する:
エリオット波動ではアメリカ株はもうすぐ1929年の大暴落の後の 1932年を始点とするスーパーサイクル第(X)波の上昇トレンドが終わりスーパーサイクル(a)波の下降トレンドに変わる。

アメリカのコロナ騒動での金融緩和と財政出動がスーパーサイクルの大勢転換のトリガーになった:

NYダウのエリオット波動分析ではアメリカ株はもうすぐ100年に一度の大暴落になる:

日本エリオット波動研究所によると、

1932.07 スーパーサイクル波 (T)波 始点
1937.03 スーパーサイクル波 (T)波 ピーク
1942 スーパーサイクル波 (U)波 ボトム
1968 スーパーサイクル波 (V)波 ピーク
1982 スーパーサイクル波 (W)波 ボトム

現在はスーパーサイクル波 (X)波 上昇中


1982 スーパーサイクル波 (X)波, サイクル波 T波 始

1987.07 スーパーサイクル波 (X)波, サイクル波 T波
ピーク
1987.10 スーパーサイクル波 (X)波, サイクル波 U波
ボトム(ブラックマンデー)
2000.01 スーパーサイクル波 (X)波, サイクル波 V波
ピーク(ITバブル)
2009.03 スーパーサイクル波 (X)波, サイクル波 W波
ボトム(リーマンショック)

現在は スーパーサイクル波 (X)波, サイクル波 X波
上昇中  

エリオット波動 ディグリーとラベリングの表
http://jewri.org/standard/
http://www.asyura2.com/21/ban10/msg/272.html

記事 [医療崩壊8] 第4章「感染症神話」


今回は、第4章「感染症神話」の内容を要約して紹介します。
過去に流行した感染症の例をいくつか挙げ、一般的な認識との誤差、その矛盾点を指摘しています。

感染症神話


感染性

現代医療(西洋医療)は、「感染性と非感染性の病気が存在する」と主張します。
WHO(世界保健機構)のウェブサイトには、
感染症は細菌、ウイルス、寄生虫、真菌などの病原性微生物によって引き起こされる。

と記されています。
第3章「病原菌理論の虚偽」では、
●微生物が病原性というのは誤り
●人々の間で病気がうつるというのは誤り
●感染症は存在しない

ということを説明しました。
 
人々が、ほぼ同じタイミングで同じような症状の病気にかかったのを見た経験があるかもしれません。
その場合、「感染症が存在しない」という事実は信じ難いかもしれませんが、経験的証拠は科学的証拠としては不十分であり、それを裏付けるさらなる証拠が必要です。
 
現代医療が「病原体が感染症を引き起こす」という主張を続けるのは、製薬業界の医薬品やワクチンを推進するためだけであり、実際、医薬品やワクチンの研究・開発は日々進んでいるにもかかわらず、感染症は根絶されません。
医薬品やワクチンが感染症に対して効果的でない理由は、病気が細菌・ウイルスによって引き起こされていないからです。
 
抗体

病気になった際に医療機関で診察を受けると、検査なしで病状から診断する場合と、尿や血液を検査して診断する場合があります。
検査で検出されるのは、病原体ではなく「抗体」です。
抗体は病原体に感染した際に体が生成するたんぱく質であるとされ、特定の抗体が検出されることでどのような病原体に感染しているかがわかるとされています。
現代医療ではこの抗体の存在を、2通りの違った解釈の仕方をします。
1、特定の抗体の検出は、その病原体に対する免疫を持っている状態
2、特定の抗体の検出は、その病原体に感染している状態

免疫があるのか?感染しているのか?
この状態が同時に存在するのは矛盾があります。
どちらの解釈も正しくありません。
 
天然痘

天然痘ウイルスを病原体とする感染症「天然痘」。
高熱や膿疱を発症し、致死率が高いとされる感染症です。
過去の歴史では、ヨーロッパ人が天然痘をアメリカ大陸に持ち込み、アメリカ先住民が壊滅的な打撃を被ったとされています。
 
●はしか
●インフルエンザ
●腺ペスト
●ジフテリア
●チフス
●コレラ
●猩紅熱
●水痘
●黄熱病
●百日咳

など、他の病気でも同じようなエピソードがあります。
 
これらの神話の共通点は、
●新しい病気である
●人々に免疫がない
●多くの人が感染し、亡くなっている

ということです。
 
天然痘神話の矛盾点は、
1、そんなに天然痘が致命的なら、なぜ先住民は滅びなかったのか?
2、天然痘をアメリカ大陸に運んできた船員は、長い航海中、なぜ誰も発症しなかったのか?

2の矛盾点については、船員たちが無症状キャリアであったと説明されています。
不可能ではないにしても、全く誰も発症せずに病原体を体内に持ち運んでくるということは、不自然です。
「発症しなかったのは、免疫があったから」とも説明されますが、現代医療で説明される免疫は「抗体がある」ということです。
抗体がある(=免疫がある)のであれば、感染はしていないということになります。
つまり「体内に病原体を持っていない」ということです。
 
アメリカ先住民が大量死した事実はあったのかもしれませんが、その原因は感染症ではなく、何か他のものであった可能性が高いです。
 
歴史家デイビッド・スタナード博士の著書「アメリカのホロコースト:新世界の征服」には、このように記されています。
15世紀の街では、道路脇の溝は停滞した水で満たされ、公共トイレとして機能していた。
この状況は、その後何世紀にもわたって続いていた。

 
これは当時のヨーロッパも同じような環境で、人口の大多数は、衛生設備、下水がない環境で、自分たちの排泄物と共に暮らしていました。
汚染された水を飲み、入浴や体を洗うこともありませんでした。
ヨーロッパにおける天然痘の大幅な減少は、衛生環境の改善にありました。
 
イタリア人、クリストファー・コロンブスの航海の当初の目的は、アジアへの西のルートを見つけることであったと言われています。
しかし、本当の航海の目的は、金や銀などの貴重な資源を探し、入手することでした。
アメリカ大陸の先住民が身につけている金色の宝飾品を見たとき、彼らはその土地に宝物がたくさんあることを知り、凶悪な行動に移りました。
略奪、虐殺、強姦、拷問…
 
スペイン人も同じようなことをしました。
スペイン人は、略奪後、これ以上奪うものがなくなった際、地元住民を労働力にして鉱山を設立し、地面から貴金属を採掘させました。
岩壁の鉱山という、落石の危険、換気の十分ではない環境、辰砂、ヒ素、無水ヒ素、水銀などの有毒な蒸気が放出されている環境で、地元住民は、時には暴力を受けながら強制労働を強いられました。
強制労働は鉱山だけにとどまらず、農業にも及びます。
このような過酷な環境での労働者の寿命は、平均約3〜4か月でした。
 
ヨーロッパ人の侵略によって、何人のアメリカ先住民が亡くなったかは不明ですが、多くの人が亡くなったと考えられます。
それは感染症が原因というよりも、暴力、過酷な労働環境、毒物への曝露に加え、強制労働を拒否し自死を選ぶ先住民もいたということです。
何人が犠牲になったのかは、記録がありません。
 
アメリカ大陸で天然痘の流行により何百万人もの命が失われたという歴史は、歪められています。
実際の死の原因は、虐殺、貧困、飢餓、暴力、過酷な労働環境、毒物への曝露であることを裏付ける証言が存在します。
 
小児疾患

2008年の「小児疾患-親が知っておくべきこと」という記事では、
小児は、特に生後数か月〜数年の間に風邪、気管支炎など、多くの感染症に罹ります。
上気道のウイルス感染症や細菌感染症は非常に一般的であり、回避するのは困難です。

とあります。
感染症が一般的である理由や、乳幼児に影響を与える主な理由については説明していません。
この主張は、ワクチン接種を勧めるためと思われます。
多くの小児疾患は、ワクチンで予防可能であると主張されています。
 
風邪は例外で、ワクチンが存在しません。
その理由は、「風邪の原因になるウイルスが200種類以上存在するため」と言われていますが、そうであれば、なぜ異なる複数のウイルスに感染しないのでしょう?
感染症にかかると免疫が弱まり、病原体はこの免疫の弱体化を利用し増殖すると言われています。
免疫が弱体化したなら、他の感染症にかかってもおかしくないのではないでしょうか?
乳幼児は免疫が弱いために、感染症予防としてワクチン接種が推奨されていますが、なぜ風邪のワクチンはないのでしょう?
 
医学文献は同時感染の事例に言及していますが、それらは一般的であるとは見なされていません。
これは明らかに、「細菌が日和見感染を引き起こす可能性がある」と主張する「細菌理論」の信条に反する矛盾です。
 
ワクチンが予防するとされている疾患

アメリカの予防接種スケジュールには、14種類の病気に対するワクチンが含まれます。
●B型肝炎
●A型肝炎
●ロタウイルス
●ジフテリア
●破傷風
●百日咳
●インフルエンザ・タイプb
●肺炎球菌
●ポリオ
●はしか
●おたふく風邪
●風疹
●水痘
●髄膜炎菌



水痘、はしか、風疹という3つのウイルス性感染症を例にとると、これらは発熱・発疹という症状が出ることで共通しています。
細胞内でウイルスが増殖する際の細胞死が、発熱や発疹を引き起こすとされていますが、そのメカニズムについては説明されていません。
 
体には自然治癒力が備わっており、有害物質を体外に排出する機能があります。
皮膚はデトックスの主要な器官の一つであり、発疹、しみ、膿疱などはデトックスのサインです。


ティルデン博士の著書「健康の障害 Vol 2」では、
はしかは、子どもの体が有毒物質を排出している結果。
特に食生活の悪さが影響している。
多くの病気はしばしば胃腸管の決定的な混乱から始まる。

と述べられています。
 
ロバート・メンデルソン博士は、著書「医療異端者の告白」の中で、
乳幼児にとって問題のある食品の一つは「牛乳」である。

と述べています。
人工乳で育つ乳児は、完全母乳で育つ乳児に比べ、将来健康上の問題が発生しやすくなるということです。
 
ただ、食事は有毒物質摂取のほんの一部に過ぎず、他にも医薬品、ワクチンなど有毒物質摂取源は存在します。
 
子どもたちの間で同じ病気が流行しているように見えるのは、特定の毒素への同時曝露の結果と捉えることができます。
そして同じように見える症状も、よく見ると子どもによって異なっていることがわかります。
 
ハンセン病

ハンセン病とは、抗酸菌と呼ばれる細菌の一種である「らい菌」に感染することで皮膚、粘膜、神経に発症する感染症とされています。

ヒポクラテスの著作にも記載されており、病気が神々からの呪いや罰の結果であると見なされていた時期から存在していたと言われている病気です。
長い間、ハンセン病は伝染性が高いと考えられており、隔離施設も存在しました。
 
ノルウェーのハンセン博士がハンセン病の原因の細菌を特定する前は、ハンセン病の治療には、血液、蜂針療法、ヒ素、水銀などが使われていました。
ハンセン博士が原因菌を発見したことにより、治療は、水銀軟膏からペニシリンに変わりました。
 
現在、ハンセン病には1種類の抗生物質では耐性が付くとして、複数種類の抗生物質が使用されています。
ハンセン病の発症率は低下したと報告されていますが、根絶はされていません。
抗生物質の効果が限られているように見える理由は、内分泌腺、特に副腎に対する衰弱効果のためです。
2011年11月の「ハンセン病ワクチンに向けた前進とハードル」という記事では、
ハンセン病の神経損傷の根底にあるメカニズムは、ほとんど理解されていない。

と認めています。
さらにこの記事には、興味深い記述があります。
BCGはもともと、ハンセン病と結核の両方を予防するために開発され、広く普及していました。

結核とハンセン病は異なる細菌によって引き起こされるとされているはずですが、BCGはどのように異なる細菌に効果を示すのでしょう?
これは病原菌理論に反しています。
さらにこの記事では、
ハンセン病は、人間の最も有名な、しかし最も理解されていない病気の1つです。
らい菌感染症は必ずしも病気を引き起こすとは限らず、感染症の30〜75%は、重大な症状を引き起こすことなく自然に解消されると推定されています。

とあります。
この記述から、らい菌感染症はコッホの原則(1)を満たしていません。
「コッホの原則」の原義は、
1. ある一定の病気には一定の微生物が見出されること
2. その微生物を分離できること
3. 分離した微生物を感受性のある動物に感染させて同じ病気を起こせること
4. そしてその病巣部から同じ微生物が分離されること
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「コッホの原則」

 
ゲルハルト・ブフヴァルト博士の著書「ワクチン接種:恐怖に基づくビジネス」によると、
城壁があるために都市の拡大が困難であった時代、狭いスペースに大勢の人々が暮らすようになり、ハンセン病が頻発した。
都市が城壁を越えて拡大され人々が利用できるスペースが増えると、すぐにハンセン病は消えた。

特定の要因、特に不衛生な生活条件と発疹性疾患の間には、非常に明確な関連性があります。
 
発疹の症状が出る疾患はたくさんありますが、発疹、膿疱、しみ、できものなどの肌の問題はすべて皮膚から毒素を排出するためサインです。
 
エレノール・マクビーンの「豚インフルエンザへの曝露」という本では、
天然痘ワクチンは、梅毒、麻痺、ハンセン病、癌を引き起こすことがよくある。

とあります。
ワクチンに有毒物質が含まれていることを考慮すると、これは驚くようなことではありません。
 
梅毒

梅毒の定義は、「梅毒トレポネーマ菌によって引き起こされ、全身に病変が形成される性感染症」です。
科学者のジャレド・ダイアモンドの著書「銃、病原菌、鉄鋼」という本の梅毒の初期形態の説明によると、
頭から膝まで体を覆うニキビができ、肉が人々の顔から落ち、数ヶ月以内に死に至る。

とありますが、これは梅毒というより、ハンセン病に当てはまります。
 
「ナチュラルハイジーン」の著者、ハーバート・シェルトンも指摘するように、昔の梅毒と今日の梅毒は違う病気のようです。
 
梅毒が性感染症であることを明確に示しているという証拠はなく、それは細菌によって引き起こされるものでもありません。
1495年頃、梅毒がヨーロッパで流行り出した時、ハンセン病治療には水銀軟膏が使用されていました。
水銀中毒の症状には、皮膚の脱落と剥離、梅毒、ハンセン病、さらには天然痘らしき症状が含まれることが認識されています。
 
1905年に梅毒の原因菌、梅毒トレポネーマ菌が発見された時から、梅毒の診断方法と治療法は変わりました。
ハンセン病、マラリア、糖尿病、妊娠でも陽性が出る「ワッセルマン反応」という診断方法と、抗生物質を使用する治療方法です。
 
しかし、梅毒もまた細菌が原因の感性症ではなく、これらの方法は見当違いです。
衛生状態が悪かった頃のヨーロッパでは、人々は体を洗う習慣もなく、同じ服を洗わずに何度も着用していました。
当然、性器周辺も洗わないため、衛生状態の問題で発症していたと思われます。
 
にもかかわらず、当時はワッセルマン反応陽性者に天然痘ワクチンを打っていました。
 
梅毒は性感染症でなければ、細菌によって引き起こされるものでもありません。
これは梅毒以外の性感染症と呼ばれる疾患にも当てはまります。
 
1918年インフルエンザ

インフルエンザの定義は、「呼吸器系に影響を与える伝染性の高いウイルス感染症」です。
WHOファクトシートでは、
インフルエンザは季節性の病気であり、季節性インフルエンザは突然の発熱を特徴とする。
その他の症状は、咳、頭痛、筋肉や関節の痛み、重度の倦怠感、喉の痛み、鼻水。
インフルエンザは、特にリスクの高い人に重篤な病気や死亡を引き起こす可能性がある。

とあります。
インフルエンザの高リスクグループは、
●5歳未満の子ども
●65歳以上の人
●妊婦
●特定の慢性病状のある人

 
スペイン風邪とも呼ばれる1918年のインフルエンザの流行は、何百万人もの命を失った原因であると言われています。
この流行は、主に20〜40歳の成人に影響を及ぼし、症状が通常のインフルエンザとほとんど類似していないことが示されています。
スタンフォード大学のウェブサイトの記述によると、
仕事に向かう人が突然フルーの症状を発症し、数時間後に死亡。
通常のインフルエンザを発症しているように見えた患者が、急速に重度の肺炎を発症。
鼻や口から赤い泡を吹き、気道確保が難しくなり死亡。
通常のインフルエンザと異なることは明らか。

とあります。
 
CDC(アメリカ疾病予防センター)は、
1918年以降のインフルエンザAの流行は、すべて1918年のウイルスの子孫によって引き起こされている。

としています。
 
第3章「病原菌理論の虚偽」でも説明したように、ウイルスを生き物と見るには無理があり、生きていないウイルスが子孫を残すこともありません。
 
1918年のインフルエンザパンデミックは、この年のみ発生したことになっていますが、深刻な病気の広まりは、1915年〜1920年代後半まで存在していました。
1918年インフルエンザに関する主流の報告からは、多くの矛盾点が浮かび上がります。
その1つは、引用されている死亡率統計の幅広い変動です。
2,000万〜4,000万人が死亡したと主張する報告もあれば、5,000万人以上という報告、さらに1億に達する可能性を示唆する報告も存在します。
 
1918年インフルエンザは、1918年11月に終結した第一次世界大戦よりも多くの死者を出したと言われています。
 
「1918年〜1919年の米軍とインフルエンザの大流行」という記事では、このように示されています。
第一次世界大戦とインフルエンザは関連性があります。
フランスの塹壕(敵の銃砲撃から身を守るための溝・穴)の中の状態が、ウイルスを致命的に危険な殺人者に進化させました。

ウイルスが殺人者に進化したという事実はありませんが、兵士が置かれた状態は過酷な環境であったことは事実です。
 
通常、軍人は若く、健康で運動能力に優れている人たちから選ばれますが、1918年インフルエンザでは、軍人たちが大打撃を受けたことがわかっています。
これは戦争で敵からの攻撃を受けたための死ではなく、別の原因が浮き上がってきます。
 
一つはワクチンの接種です。
すべての兵士が、複数の病気に対しての予防のため、ワクチン接種が強制されました。
●狂犬病
●腸チフス
●ジフテリア
●天然痘

ワクチンには、上記の病気に対するワクチンが含まれていたことを言及する記述があります。
しかも、当時からワクチンの有効性が疑わしいという認識がありました。
 
もう一つの原因は、治療薬です。
20世紀初頭に一般的だったインフルエンザ治療薬は、解熱鎮痛剤のアスピリン(サリチル酸)でした。
現在、アスピリンは呼吸器系の問題を引き起こすことが認識されていますが、当時は危険性が知られていませんでした。
上記で引用したスタンフォード大学の記事で説明されている症状は、アスピリンの大量摂取に起因すると認識されている症状と非常によく似ています。
 
「ナチュラルハイジーン」著者のハーバート・シェルトンは、
エピデミックは、集団病。

と言います。
 
1918年〜1919年のパンデミックは、インフルエンザ以外にも、
●おたふく風邪
●はしか
●腸チフス
●睡眠病

の症例が多数ありました。
これは人々が単一の原因物質を持った同じ病気に苦しんでいたわけではないことが明示されています。
 
アスピリンは低用量でも毒性がありますが、影響はそれほど深刻ではないため認識されないこともあります。
戦争で負傷、瀕死の兵士には、アスピリンが絶え間なく投与された可能性があります。
 
さらに軍内では、腸チフスに効果を示すはずのワクチンを摂取していたにもかかわらず、腸チフスの発症が多発しました。
しかしこれが表沙汰になると、ワクチン推奨の製薬にとっては都合が悪いことになります。
そのため、すべての症状を「インフルエンザ」と呼んでしまうことは、都合が悪いことを隠す意味もありました。
ポリオの麻痺を「AFP」という新しい呼び方に変えるなど、この手法は医療業界の慣行です。
 
ワクチンとアスピリンの他にも、
●塩素ガス
●ニトログリセリン
●重金属
●量が少なく内容も貧しい食事
●喫煙
●泥の中での行動

なども、インフルエンザと言われる症状を発症させる混合要因となっていました。

 
黒死病「ペスト」

黒死病「ペスト」の定義は、「ラットのノミから人間に伝染するペスト菌によって引き起こされるラットおよび他の野生のげっ歯類の急性流行病」です。
WHOファクトシートによると、
ペストに感染した人は通常、1〜7日間の潜伏期間ののち、発熱、脱力感、頭痛などを発症する。
ペストには、腺ペストと肺ペストの2種類がある。

とあります。
 
ペストの大流行は、過去に3回ありました。
1回目は、紀元前5世紀。アテネの疫病と呼ばれています。
当時のギリシャの歴史家であるトゥキディデスの著書「ペスト」によると、症状は以下のように記載されています。
●激しいけいれん
●口からの出血
●体内の灼熱感

 
2回目は、西暦6世紀。当時のローマ皇帝であったユスティニアヌスの疫病と呼ばれています。
「ユスティニアヌスの疫病」というタイトルの記事は、当時のビザンチンの歴史家であるプロコピオスの著書から、症状を以下のように説明しています。
●妄想
●発熱
●昏睡

 
上記の2つのペストの流行のそれぞれの症状は、WHOファクトシートの説明するペストの症状とかけ離れていることがわかります。
 
3回目は、西暦14世紀。これは黒死病と呼ばれています。
この流行は、現代から割と近い過去のことであるため、有力な情報が残っています。
このペストは、噴火のごとく急速に世界中に広まり、WHOファクトシートによると、総死亡数は推定5,000万人に登ります。
ラットに寄生するノミが突然ペスト菌に感染したと言われています。
ノミからペストに感染したラットが大量死しました。
そして宿主であるラットが死んだ際、ノミは新たな宿主として人間に寄生したとされています。
これにより多くの人が亡くなりましたが、これは人々に免疫がなかったためとされています。
 
この説明には矛盾があります。
●14世紀の記録には、ラットの大量死についての記載がない。
●ペストの広がりの速さ。ノミ→ラット→人間という経路であれば、そこまで速く感染が広がるのは無理がある。
●ノミも感染しているのに、影響を受けなかったのはなぜか?

 
年輪年代学者のマイク・ベイリー教授は、14世紀の年輪データの研究により、ある興味深い樹木の成長パターンを発見しました。
ベイリー教授は、14世紀の地球に何が起きたのかを調べました。
彼の発見は、
●樹木がほこりで覆われていた
●魚や動物などの大量死が起きた
●これらは地球と空気の乱れにより起きた可能性がある

ペストが流行した年と年輪からの情報を照合すると、地球の空気の大きな乱れがあった年と重なります。
ペストでの死因の多くが肺に関連していたことを踏まえると、大気の乱れが呼吸器系に何かしらの影響を与えていた可能性があります。
 
1348年1月25日、ヨーロッパは大地震に見舞われました。
そしてこの前後にも何度も地震が発生しています。
さらに氷床の層を調べた結果、ペストが流行していた時期の層から通常よりも高いレベルのアンモニウムが発見されています。
ベイリー教授は次のように結論付けました。
彗星、地震、アンモニウムに関する十分な情報があり、ペストは1348年1月25日の彗星の破片の影響によるものであるという非常に有力な示唆があります。

この大地震に関わった彗星の調査では、彗星からアンモニウム、硫化水素、二硫化炭素などの有毒化学物質が検出されています。
 
14世紀半ばは、アジアとヨーロッパ全体で大気が不安定になっており、これは動物や作物にも影響しました。
●1337年、中国のキアン近郊だけで400万人が飢饉で亡くなる。
●アジアとヨーロッパの両方で、洪水、飢饉、地震が頻繁に発生。
●キプロスでは、地震直前に風が有毒ガスを広め、住民の多くは有害ガスを吸い込んだ後、突然倒れ、苦しみながら亡くなった。
●イタリアでは、大地に割れ目ができ、有毒な蒸気が噴き出した。

 
17世紀イギリスで起きた黒死病の流行の際も、彗星の出現が目撃されています。
 
現代医療が主張する「ペストの原因はラット(または小動物)に寄生するノミからのペスト菌」という説は、証拠もなく、全く見当はずれということになります。
 
結核

結核の定義は、「結核菌という桿菌によって引き起こされる、組織内の結節性病変の形成を特徴とする感染症」です。
結核の症状は、WHOファクトシートによると、
●痰や血を伴う咳
●胸痛
●脱力感
●体重減少
●発熱
●寝汗
●結節

さらに、
結核患者が咳、くしゃみ、唾を吐くことで、結核菌が空中に放出される。
人が感染するためには、これらの細菌のほんの一部を吸入する必要がある。

とあります。
しかし、初期段階の結核患者から結核菌を発見した人は誰もいません。
病気の発症時に結核桿菌が存在しないことは、それが原因菌にはなり得ないことを決定的に示しています。
 
結核の原因は細菌とされているため、治療は抗生物質を使用します。
一般的な治療では、4種類の抗生物質を6ヶ月間投与します。
とにかくできるだけ多くの細菌を殺すことを目的としていますが、危険な副作用の問題はあまり議論されません。
 
結核治療に使われる抗生物質の例として、イソニアジドが挙げられます。
イソニアジドの報告されている副作用は、以下の通りです。
●吐き気
●嘔吐
●胃の不調
●便秘
●口の渇き
●発熱
●皮膚反応
●めまい
●神経の炎症
●精神病
●血液障害
●血糖値の上昇
●末梢神経の損傷
●肝臓の損傷

これは全身性の中毒を示しており、この薬物が非常に毒性があることを明確に示しています。
抗生物質による体内での実際の効果は、体が有毒であると認識する物質を排除しようとする活動の増加です。
この活動の増加は主に内分泌腺で起こりますが、抗生物質を摂取すると、吐き気と嘔吐のように消化器系でも反応が生じる可能性があります。
抗生物質治療の長期間継続は、内分泌腺を徐々に消耗させ、消化器系が損傷、多くの深刻な健康問題が発生します。
これは現代医療により、薬剤耐性と解釈されることが多い現象です。
 
このような危険な副作用のリスクが存在するにもかかわらず、現代医療は結核撲滅のため、結核菌に感染しているとする「無症状の結核患者にも積極的に抗生物質治療を拡大すべき」という姿勢をとっています。
WHOの主張に基づくと、この潜在的結核患者数は、世界人口の約4分の1(約75億人)と推定されています。
 
さらに現代医療は、結核予防のため、BacillusCalmette-Guérin(BCG)ワクチンというワクチンを開発しました。
多くの国で、このワクチンが標準的な乳児予防接種スケジュールに含まれています。
 
にもかかわらず、CDC(アメリカ疾病予防センター)のウェブサイトでは、
BCGは必ずしも人々を結核から守るとは限らない。

と説明しています。
WHOの大規模なフィールド試験は、1968年〜1971年の期間、結核の流行が蔓延するインドで行われました。
309の村からなる1つの地域では、約364,000人が結核の予防接種を受けましたが、ほぼ同じ規模の別の地域の人々は予防接種を受けませんでした。
しかし結果は、ワクチン接種されていない地域よりもワクチン接種された地域の方が、結核の症例数が多かったのです。
 
では、結核の本当の原因は何なのか?
これは食事が考えられます。
肝臓と腎臓は、毒素を排除する主要な臓器です。
これらの臓器の稼働が限界に達すると、毒素が体内や血液に蓄積する可能性があり、非常に危険です。
肺と皮膚は、それぞれ腎臓と肝臓を助ける代用除去の働きをします。
この代用除去機能が働く過程で、除去される毒素の特定の化学的性質により、気管支炎、肺炎、結核が発生します。
この特定の毒素とは、加工食品に使用される化学食品添加物が考えられます。
ほとんどの食品添加物は有毒で、摂取量が多いほど、デトックス臓器の負担が大きくなります。
 
結核は、貧しい生活条件、貧困、栄養失調と関連して発生しますが、近年、ワクチン接種が推奨されているにもかかわらず、一部の先進国でも症例数が増えている事実があります。
 
エイズ

エイズは、1981年にロサンゼルスで最初に特定された疾患で、「原因はヒト免疫不全ウイルス(HIV)、性感染症に分類される」となっています。
1980年代初頭の主流メディアの報道は、この病気にかかった人は誰もが苦しんで死ぬ運命にあるという印象を与え、「ペストやスペイン風邪に匹敵するくらい多くの人が死ぬ」という可能性を大々的に宣伝しました。
 
HIVと呼ばれるウイルスとエイズと呼ばれる疾患について、医療機関が行った主張は誤りです。
 
最初のエイズの症例は、サンフランシスコ地域で複数の男性が2つの比較的まれな病気、
●カポジ肉腫(KS)、癌の一種
●ニューモシスチスカリニ肺炎(PCP)

と診断された1981年に始まりました。
この時点で、KSとPCPは新しい病気ではなく、どちらもウイルスによって引き起こされたとは主張されていませんでした。
なのにこの1981年の症例はウイルス性と判断され、エイズという新しい病名がつきました。
 
エイズの高リスクグループは、
●同性愛者(特に活発な性生活をしている男性同性愛者)
●麻薬常習者

の2グループです。
 
特に、麻薬常習者は「ポッパーズ」という薬物と抗生物質を使用していた人たちが、脆弱になりました。
ポッパーズは、体内で代謝されてニトロソアミンを形成する亜硝酸アルキルから作られ、発がん性が認識されています。
カポジ肉腫は血管腫瘍であり、亜硝酸塩は血管に作用します。
有毒な亜硝酸塩の吸入が、ニューモシスチスカリニ肺炎(PCP)を引き起こすことは、結核が肝臓と腎臓の許容範囲を超える毒素により引き起こされることと共通しています。
 
抗生物質は感染症の治療薬ですが、かなりの期間にわたって予防的にも投与されていました。
また、麻薬常習者で発症した人のほとんどは、静脈内麻薬使用者でした。
有毒物質の血流への注射による健康への悪影響は、第2章「効果がなく、危険なワクチン」でも説明しました。
 
エイズ発見初期にこの疾患を研究した臨床医と研究者は、すぐにエイズが毒物関連の健康問題であるという仮説を立てました。
しかし医療機関とメディアは、HIVウイルスが原因という説に固執しました。
 
1997年、ピーター・デュエスバーグ博士とデビッド・ラスニック博士は、「VirusMyth」というウェブサイトに、
エイズ患者が使用した薬の毒性が、エイズという疾患を引き起こした。

という記事を掲載しましたが、1984年4月23日、HHS(アメリカ合衆国保健福祉省)が、
エイズの原因はウイルス。(より正確には「レトロウイルス」)

と発表したことにより、記事は削除されてしまいました。
記者会見では、ワクチンが約2年で入手可能になることも発表されましたが、これは30年以上経った今でも実現されていません。
 
この記者会見でのヒーローは、ウイルスの発見者とされるロバート・ギャロ博士です。
彼は、US NIH(米国国立衛生研究所)で働いていた時に、ウイルスを発見したとされています。
このアメリカの研究と同時に、フランスの科学者、リュック・モンタニエ博士とフランソワーズ・バレ・シヌーシ博士によってもエイズの原因が調査されていました。
どちらも後にウイルスの発見で、ノーベル賞を受賞しています。

エイズの研究は、ウイルスが原因とする研究のみに莫大な予算が投じられ、毒物が関わっているという仮説は消されました。
 
ギャロ博士の記者会見は、ウイルスがエイズの原因であるという仮説を証明するオリジナルの科学論文を専門文献に発表していないうちに行うという、この業界では異例の手順での記者会見となりました。
その後、論文は発表されましたが、記者会見で主張されたウイルス仮説を裏付ける実際の証拠を提供することはできませんでした。
「病原菌理論」の教義の範囲内でさえ、エイズのウイルス仮説は非論理的であったのです。
 
がんに関連するレトロウイルスも研究していたピーター・デュエスバーグ博士は、ギャロ博士の提唱するウイルス原因説に反論しました。
この反論は、1980年代初頭にエイズ患者の多くを検査した臨床医や研究者からの支持も得ていましたが、現代医療からの強い反発を受け、デュエスバーグ博士は事実上、医療業界から追放されました。
デュエスバーグ博士は、受けていた助成金も打ち切られましたが、現在も自身の「HIVと呼ばれるレトロウイルス粒子は正常な人体機能の一部であり、無害である」という意見は変えていません。
 
「HIVはエイズを引き起こす」説に反対する科学者の一人に、ポリメラーゼ連鎖反応(PCR)の発明で1993年ノーベル賞を受賞したキャリー・マリス博士がいます。
マリス博士は、1988年、NIH(アメリカ国立衛生研究所)のHIV検査の分析に従事していた際、HIVがエイズを引き起こしたという証拠を含む元の研究論文を引用する必要があったため、論文を探していました。
しかしいくら探しても、そのような論文は見つけられません。
 
1984年5月、ジャーナルサイエンス誌に発表されたギャロ博士と彼の同僚の科学論文は、ウイルスとAIDS患者との弱い相関関係を示しているだけで、HIVがエイズを引き起こすという明白な証拠を提供していませんでした。
 
「HIVはエイズを引き起こす」説は取り下げられないまま何年も過ぎていますが、エイズに関しての定義は、少しづつ変更されています。
●推定潜伏期間が10ヶ月から10年以上に修正
●HIVが免疫系を弱め、細菌による日和見感染を引き起こすと修正
●結核はHIV陽性の主要な死因であると修正

エイズ症例数が多いのは、サハラ以南のアフリカです。
結核の症例数が多い地域はインドですが、結核とエイズが関連しているという矛盾した主張がされています。
その後、HIV感染だけではなく、日和見感染もエイズの原因になるという解釈に変わりました。
 
一般的に、エイズの診断には、HIV抗体の有無を検出する「迅速診断検査(RDT)」を使用します。
現代医療では、抗体を、
●病気に対して保護されている状態
●病気に感染している状態

という2種類の異なる解釈を持ちます。
HIV検査の場合、「病気に感染している状態」という解釈をします。
抗体はタンパク質であり、その特定の種類は各病原体に特異的であると見なされます。
HIVに特異的であると考えられるタンパク質は、p24およびp41があります。
 
ヘンリー・バウアー博士は、「HIV検査はHIV検査ではない」というタイトルの記事で、次のように述べています。
p24とp41はエイズという病気に固有のものではありません。

 
HIV検査は、他の多くの条件のために「偽陽性」の結果を生み出す可能性があります。
誤検知ということです。
●ハンセン病
●インフルエンザ
●マラリア
●妊娠
●多くのワクチン接種

などで、誤検知が起きる可能性があります。
 
現在エイズに使用されている治療法は、1980年代から1990年代初頭に推奨された治療法とは異なりますが、すべて「ウイルス複製を抑制する」という同じ原則に基づいています。
エイズ治療であるART(抗レトロウイルス療法)は、体内でのウイルス複製を抑制するとされる治療です。
ARTで使用する薬は、非常に有毒です。
エイズ患者の最初の治療法は、白血病の治療薬として1960年代に最初に開発された薬剤であるAZT(アジドチミジン)でした。
DNA合成の強制終了によって成長中のリンパ球を殺す薬です。
リンパ球は白血球です。
通常、がんの化学療法は、その強い毒性から、1回1回の療法の間に休息期間を設けて短期間の投与を繰り返しますが、エイズのAZT治療は生涯にわたって行われることになっており、最初から高用量で投与されます。
この治療により亡くなった患者の死因は、「エイズ」になります。
 
バウアー教授のウェブサイトでは、
AZTは実際に1980年代半ば〜1990年代半ばの間に、約15万人のHIV陽性の人々を殺した。

とあります。
 
「HIVは致命的なウイルスである」という信念の最も悲劇的な結果の1つは、非常に毒性の高い薬物による治療が、乳児にも投与されることです。
前述のように、妊娠はHIV検査結果の偽陽性を生み出す可能性のある状態です。
胎児は、HIV陽性の母親からHIVに感染するという間違った認識の結果、出生直後から有毒なAZTが投与されることがあります。
 
theperthgroup.comというウェブサイトでは、HIV / エイズ業界全体が誤診に基づいていることを指摘しています。
このThe Perth Groupでは、
エイズは酸化ストレスの結果である。

と主張しています。
長期間にわたる有毒な薬物の大量摂取の結果であったこと。
有毒物質はフリーラジカルの生成を増加させ、酸化ストレスは細胞、組織、臓器に損傷を与えます。
ちなみにこれは、デュエスバーグ博士の「エイズは無害なパッセンジャー(乗客)ウイルスである」という主張とは、微妙にニュアンスが異なります。
 

まとめ


病原体によって引き起こされる感染症は、現代医療によってその危険性を強調されていますが、これは根拠のない主張です。
しかもこの感染症に対する予防と治療により健康を著しく損ない、生命を危険にさらす可能性があるため、人々への影響は非常に深刻です。
この危険な対策が、被害者を増やし続けています。
感染症の本当の原因は、有毒物質であり、環境汚染物質と密接に関連しています。
 
現在の感染症の恐怖をやけに煽る風潮、逆に食品、日用品、飲料水、空気、ワクチン、薬などに含まれる有毒物質、電磁波などへの注意喚起があまりない風潮について、考えさせられました。
手洗い、うがい、マスク、ソーシャルディスタンス、消毒などについても考えさせられます。



 
次回、第5章「動物の病気」では、狂犬病、ウシ結核、BSE、粘液膿症、炭疽(症)などの例をもとに、現代医療の病気に対する間違った認識が動物に対してどのように影響しているかについて説明しています。



第4章「感染症神話」
https://baby-skin-rash.com/2021/01/10/infectious-diseases-dispelling-the-myths/




http://www.asyura2.com/21/iryo8/msg/413.html
コメント [政治・選挙・NHK285] 国民民主・玉木「菅直人元首相は見識ない議員」それアンタでしょ(まるこ姫の独り言) 赤かぶ
43. 2022年1月29日 19:39:59 : KqDpA87dkk : UXRTbmc2LjJNcnc=[70]
玉木代表「相手をおとしめて何かをやっていくという政治手法そのものが、我が党の考え方とは相いれません」
の割には、衆院選は維新と共闘。

玉木代表「相手をおとしめて何かをやっていくという政治手法そのものが、我が党の考え方とは相いれません」
の割には、共産党は全体主義だとネトウヨに媚を売る。

玉木代表「相手をおとしめて何かをやっていくという政治手法そのものが、我が党の考え方とは相いれません」
の割には、積極財政を謡いながら緊縮財政をやっていく。

大塚耕平
@kouhei1005mon
·
7時間
IMF「日本の財政が予見可能であることが重要」として間接的に懸念表明。打開策はRMTしかない。

RMTとはリアルマネートレーディング
オンラインゲームやスマホアプリのアカウント、キャラクター、アイテム、ゲーム内仮想通貨などを、現実の通貨(リアルマネー:法定通貨)で売買する経済行為を指す。
擬似的な経済システムが成立するMMORPGやMORPG、レアアイテムをプレイヤー間で取引できるソーシャルゲームなどで行われているが、2017年現在、日本国産のほとんどのオンラインゲームではアカウントの売買・譲渡、RMTは利用規約で禁止されている

アルゼンチンが財政破綻した手法をそのまま日本でやろうとしてるわけだ。

自国通貨建てのアルゼンチンが財政破綻した理由
何でもかんでも民営化、公共施設は企業が買い取り、インフラを抑えた企業が仮想通貨で直接売買、結果政府が保証する通貨の価値が下がりハイパーインフレになった。

つまり山本太郎が自国通貨建ての国は財政破綻しないというのはウソ。

日本を財政破綻させる方法
民営化でインフラと土地を企業が抑える
企業が仮想通貨を流通させる
日本の通貨「円」の価値が下がりハイパーインフレになり財政破綻する

維新と国民民主は正に↑この手法をやろうとしているね。
積極財政派の藤井聡や三橋貴明はMMTしか見えていないから国民民主の玉木を担いで維新と国民民主が手を取り日本を財政破綻させるみたいな感じになりそうだわ。
やっぱり保守派ってネトウヨの因子を持ってるから自爆するのが既定路線なんだろうな。

参院選は維新と国民民主は積極財政を謡いながらベーシックインカムで行くだろうな。
こうなったられいわの積極財政は霞んでしまうな。
立憲共産はまたアベスガ岸田政治がー!憲法守れ!とかで行って立憲はその後消滅しそうだし、なんだかんだで当分自公政権は安泰だろうな。

http://www.asyura2.com/22/senkyo285/msg/338.html#c43

記事 [医療崩壊8] 第3章「病原菌理論の虚偽」



今回は、第3章「病原菌理論の虚偽」の内容を紹介します。
処方薬やワクチンのベースになっている考え方が「病原菌理論」で、この理論からして間違っているということを説明しています。
 


病原菌理論の虚偽


感染症

現代医学(西洋医学)の考える「感染症」は、「病原菌理論」に基づいており、その基本的な主張は「病原菌が体に侵入して病気を引き起こす」というものです。
病気の原因となる微生物は病原体と呼ばれます。
NIH(アメリカ国立衛生研究所)は、生物医学研究を行うアメリカの政府組織で、「病原菌理論」を支持します。
にもかかわらず、NIHのホームページで興味深い記述を見つけることができます。
感染症を引き起こす病原体として微生物について説明している項目で、
病気を引き起こす微生物が最も注目されることが多いのですが、ほとんどの場合、注意することが必要です。微生物は病気を引き起こしません。
真の病原体は、事実上すべての感受性宿主に病気を引き起こす感染性病原体です。

と述べられています。
「宿主に感受性がなければ、病原体に曝露されても感染症は発症しない。」ということです。
つまり感染症を発症するかしないかは、病原体に曝露されることというより、他に原因があるようです。
 
理論とは?

一般的に、理論という言葉には「仮説」という意味は含まれていません。
理論の作成には、まず仮説を立て、それについて考えられる現象についてより多くの説明を収集します。より理解を深めるため、実験を行います。
実験により、説得力をつけた仮説が、理論として成立します。
したがって、現代医療の提唱する病原菌理論は、多くの確立された事実の存在を示唆する傾向があります。
徹底的に調査され、科学的根拠に裏付けられている印象を持たされます。
 
しかし、病原菌理論には証拠がありません。
「病原菌理論に科学的証拠はない」という主張を裏付ける情報源は数多くあります。
 
レバーソン博士の講演

1911年5月、ロンドンで講演を行ったレバーソン博士は、
病原菌理論の全体構造は、証明されていないだけでなく、証明することもできない。
それらの多くが真実の逆であることは、証明することができる。
病原菌理論の提唱者、パスツールによるこの説は、感染症は細菌によって引き起こされるとしている。




ベドウ・ベイリー博士の記事

1928年、ベドウ・ベイリー博士は、ロンドンメディカルワールドという雑誌に記事を掲載しました。
微生物が特定の病気の原因であることが決定的に証明された例はありません。
私はこの事実を正す準備ができています。
1860年代初頭、ルイ・パスツールによって提案された「病原菌理論」は、欠陥のある理論であるにもかかわらず、現代になっても修正されていません。

 
フローレンス・ナイチンゲールの経験

フローレンス・ナイチンゲールは、19世紀、長い看護のキャリアで何千人もの患者を世話した経験から、1860年、「看護覚え書」にこう記しています。
病気が始まり、成長し、互いに受け継がれるのを見てきました。

 
病棟が過密になると、通常の発熱の症状を示していた患者の症状に変化が生じ、腸チフスの症状を示します。
この現象は、病原体による感染に見えますが、ナイチンゲールは「感染はなかった」と報告しています。
「病気の悪化は、患者の不健康な状態が引き起こした自然の結果である。」と述べています。
●過密
●衛生状態の悪さ
●新鮮な空気の欠如

などの要因が病気の悪化を引き起こした、という認識です。
天然痘が流行した状態と、非常によく似ています。
 
病原菌理論とワクチン

ワクチンは感染症を予防するという理由で、現代医療では正当化されています。
病原菌理論と予防接種は密接に関係しています。
「軽度の病気にかかることは重度の病気を予防する」という考えは、予防のために病原体を体内に注射するという案につながりました。
この結果、細菌説の「父」としてルイ・パスツールは賞賛され、ワクチンは製薬の利益の大部分を占めるようになりました。
 
病原菌理論の歴史

「感染症は病原体によるもの。」と最初に提唱したのは、パスツールではありません。
19世紀以前にも似たようなアイディアは存在していました。
1546年、イタリア人医師ジローラモ・フラカストロは、病気の原因になる微細な実体があるという説を提唱しました。この説には、「実体は熱によって病原性になる。」という考えが含まれていました。
しかし、フラカストロは「実体」を観察することができません。
 
1676年、アントニウス・ファン・レーウェンフックは、現在「菌」として認識されている小さな実体を見ることができる顕微鏡を発明した、と報告されています。
 
1762年、ウィーンの医師であるM・プレンシズ博士が、パスツールの理論よりも1世紀早く「感染症の病原菌理論」を提案しました。
 
医療は宗教

ロバート・メンデルソン医学博士は、「医療異端者の告白」という本の中で、医療機関の「権威」に対する信念が見当違いであることを指摘しています。
現代医療は、人々の信仰なしでは成り立ちません。
医療に対して疑問を持つことで、この信仰から解放されます。
 
歴史家のジェラルド・ガイソンは、1995年の著書 「ルイ・パスツールの私的科学」の中で、パスツールがどんなに親しい同僚に対しても、自分のメモを見せなかったエピソードを紹介しています。
メモは、パスツールの死後も彼の家族により守られ、誰の目にも触れないようになっています。
 
天然痘ワクチンを作ったエドワード・ジェンナーも、病原菌理論のルイ・パスツールも、英雄と呼ばれる権利はありません。
この二人は、人の病気、苦しみを産み出してしまいました。
 
病原菌理論の欠陥

パスツールの病原菌理論を現代医療は、「感染症とは微生物が体に侵入すること」と解釈しましたが、これは誤解を招く恐れがあります。
体の内因性微生物も病気を引き起こす可能性があると主張されているからです。
メイヨークリニックのウェブサイトの「感染症」の項目では、
多くの生物が私たちの体内や体表に常在します。
通常は無害で、有益な場合もありますが、特定の条件下では、一部の生物が病気を引き起こす可能性があります。

とあります。
この主張はおかしいです。
無害な微生物が病原性になるための条件は記述にありませんが、病原菌は絶えず変異して免疫系を圧倒し、病気を引き起こすことが示唆されています。
別の説明では、
正常な細菌叢は、宿主の防御機構と他の微生物の存在によって成長が制御されているため、病気を引き起こしません。

と述べています。
内因性微生物と侵入微生物が互いに競合するが、細菌叢のバランスが取れている場合、侵入微生物は抑制されるという意見です。
しかしその防御機構が弱まっている場合、体は日和見病原体に圧倒される可能性があります。
 
これは現代医療が、体の内因性生物が病原性に変わる条件について理解が不十分なことを認めているように解釈できます。
 
とはいえ、侵入する病原体が病気を引き起こすことを防ぐために、免疫に依存することには問題があります。
免疫系の機能は「病原体を攻撃して破壊すること」であると主張されています。
これは、強力で完全に機能する免疫システムがすべての侵入者を破壊できることを意味し、したがって、強力な免疫システムを持っている人は誰でも、潜在的に体内に感染性病原体を持たないはずです。
しかし、病原性であると主張されている微生物は、健康な人々の体内で発見されています。
この状況に対する説明は、いくつかの病原体が休眠状態で体内に存在する可能性があるということです。
しかし、強力な免疫システムは、いわゆる休眠状態であっても、免疫システムが弱くなったときにその後「活性化」される可能性のある病原体の存在を容認するべきではありません。
現代医療によるこの説明は、病原菌理論に関連する説明のすべての矛盾に、筋の通る答えを提供することはできません。
残念ながら、これらの異常な矛盾に対処する現代医療は、明確な答えを提供しない代わりに、さらなる異常、矛盾を使って複雑な答えをを作りました。
 
病原菌理論の浸透

病原菌理論は現代医療だけでなく、代替医療にも浸透しています。
この本を執筆するにあたって参照した文献の著者たちでも、病原菌理論を支持する専門家がいるくらいです。
これはWHOをはじめとした、世界の現代医療の努力の賜物だと思います。
 
科学の進歩の弊害

過去3世紀にわたって、科学は大幅に進歩しました。
それは必ずしも有益ではなく、結果的に害になるものも含まれます。
科学が進歩するとともに、科学者・専門家の権威もどんどん大きくなりました。
異議を唱える見解には、「非科学的」や「疑似科学」の烙印を押します。
そしてその害の影響が特に大きいのが、健康の分野です。
第1章「病気の処方薬」でも説明しましたが、医学における実験は、実験室での実験が人体にも適用されるという条件で行っています。
 
医療の実験

医療の実験では、経験的証拠はほとんど無視され、健康なボランティアを被験者として使う人体実験であっても、健康な人と病気の人で同じ結果が得られる前提での実験結果を取っています。
副作用を調べる実験は実験期間が短い場合がほとんどで、長期的な副作用は調べられません。
 
さらに、組織、細胞、分子のみを取り出した状態で行う実験は、同じ結果が生体でも得られるという確証はありません。
ロンドン大学の生理学者、ハロルド・ヒルマン博士、彼の長いキャリアの中で行った調査の結果は、
ほとんどの実験方法は、検査対象の細胞や組織に直接影響を及ぼし、さらにはそれらの構造を変える。

という大胆な主張が生まれました。
培地に加えた変更が、培養に含まれる細胞の活性と健康に直接影響を与えることが観察されています。
 
ヒルマン博士は自身のウェブサイト上で行った調査結果を発表していましたが、2016年、博士はお亡くなりになり、現在はサイトも機能していません。
多くの記事が未発表のままになっていますが、公開された論文のみが効力を持つという考え方は誤っています。
2011年のヒルマン博士の論文では、このように述べられています。
多くの実験手順に矛盾が生じています。
●殺される動物
●切り取られる組織
●冷凍
●埋め込み
●汚染
●光照射
●電磁波照射

など。
これらの手順を踏む結果、細胞は明らかに死んでいます。
電子顕微鏡


細菌やウイルスなどの微生物を観察するための電子顕微鏡。
ヒルマン博士は、
電子顕微鏡を使用する学者は立体幾何学の指示を無視しており、検出した構造の見かけはほとんどは実験プロセスの成果物です。

と明言しています。
 
電子顕微鏡では、生きたウイルスを観察することができません。
実験室で人工的に作成された環境は、実際の人体とは似ても似つかない環境であり、そんな環境での実験からの結果は当然不適切なものになります。
 
ウイルス

ウイルスは、「生きた細胞内でのみ複製可能な微粒子」「タンパク質の殻に囲まれた核酸(DNA、またはRNA)のコアで構成されている」と定義されています。
さらにウイルスの中には、エンベロープという脂質性の膜の構造を持つものと、非エンベロープという持たないものに分けられます。
ウイルスの定義の中では、ウイルスが多くの病気の原因になっていることも含まれています。
これがあたかも明確に証明されているかのように…
 
事実は、ウイルスが病気の原因であることを明確に示す科学的証拠はありません。
 
19世紀に病原菌理論を信じていた科学者たちは、調査していた多くの病気に関連していると思われるさまざまな細菌を発見しました。
しかし、すべての病気の病原体(細菌、または真菌)を特定することはできず、この特定できなかった病気の存在が、彼らを「病気の原因となった他の有機体がなければならない」という考えに導きました。
そしてその有機体は、「光学顕微鏡では見えないくらい小さい微生物であるに違いない」と信じ込みました。
 
そしてその「光学顕微鏡では見えないくらい小さい有機体」は、1930年代に電子顕微鏡が発明されたのち、観察されました。
この観察された有機体が「ウイルス」です。
細菌が原因ではない病気の原因は、ウイルスということになりました。
 
ウイルスと毒

「ウイルス」という単語は、ラテン語で「毒」「有害物質」という意味があります。
18世紀〜19世紀の文献、特に天然痘とワクチン接種に言及しているものを注意深く読むと、「ウイルス」という言葉が、明らかにある種の「有害物質」を指していることがわかります。
文献では、天然痘患者の膿をウイルスと呼んでいますが、それは感染を拡大させるという意味のウイルスというより、単に毒という意味のウイルスでした。
この時期の文献の中でも「感染」という言葉は使われていましたが、これは病原体の広がりを意味する感染というよりも、「汚染」という意味合いが大きい側面があります。
疾患患者の膿を健康な人の体内に注入(接種)すると、健康な人の血流は汚染されます。
敗血症(blood poisoning)は、感染により起こるのではなく、毒の汚染により起こります。
 
ウイルスは生物?

ウイルスの定義では、ウイルスを「生物」とは呼んでいません。
ウイルスが生きているかどうかの問題は、賛否両論です。
「生きている」と定義するには、クリアしなければいけない条件があります。
 
全米科学アカデミー(NAS)のリン・マーギュリス博士は、著書「共生惑星」で、生きているものと生きていないものの違いを説明し、ウイルスは生きていない「非生物」に分類しています。
生きている細胞の外では何もしないので、ウイルスは生きていません。
ウイルスは、それ自体を生成するための必要条件を欠いているため、生細胞の代謝を必要とします。
自己を維持するための代謝は、生命の本質的な特徴です。ウイルスにはこれが欠けています。

 
現代医療では、ウイルスが「生き物である細菌のように振る舞う」と主張されているため、ウイルスが生物か非生物かはグレーゾーンとなっていますが、「ウイルスが感染性であり危険」という印象を与えるには、ウイルスが生物でないと問題です。
しかし、マルグリス博士が述べているように、「生細胞の膜の外にあるウイルスは不活性である」ため、ウイルスが人の間で伝染するという可能性には矛盾が生じます。
 
もしウイルスが生きていない非生物であるのならば、どのように移動し、感染を拡大するのでしょう?
どのように体内に入り、細胞に感染するのでしょう?
生きていないウイルスに運動能力はないはずです。
 
一部の人は、「ウイルスが様々な粒子に乗せてもらい移動する」と主張し、感染症の伝染性を正当化します。
しかし、運動性がないのなら、粒子に乗せてもらう行動すらできないはずです。
 
この疑問に対し、現代医療は筋の通る説明ができていません。
ウイルスが感染を起こすメカニズムは分かっていないのです。
 
ウイルス感染

一般的には、咳やくしゃみの際に飛沫する唾液や粘膜粒子に付着したウイルスが他者の体内に入り感染すると考えられていますが、唾液や粘液に付着したウイルスが空気中を移動することはこれまで観察されていません。
ウイルスが観察されたのは、実験室の電子顕微鏡下のみです。
ウイルスの空気感染は仮説でしかありません。
 
ハーバート・シェルトン博士の著書「ナチュラルハイジーン」の一説によると、
10人の健康なボランティアが、10人のインフルエンザ患者の病床で45分間、顔に咳をかけてもらった。
この実験の結果、10人のボランティアは誰もインフルエンザを発症しなかった。

とあります。
10人という数は少なすぎると思われるかもしれませんが、病原菌説が正しいのであれば、この10人がインフルエンザを発症しないことはおかしいということになります。
 
ウイルスと細胞死

現代医療では、ウイルスが細胞に侵入すると複製し、これが病気を発症させるとしています。
医療機関サイトEncyclopediaof Life(EoL)では、ウイルスを「生き物」として認識しています。
ウイルスが細胞に付着

カプシドタンパク質(ウイルスゲノムを取り囲むタンパク質の殻)と宿主細胞の外膜上の受容体との間で分子間結合する。

と説明しています。
ヒルマン博士は、この「受容体」を、実験プロセス上で生成された人工細胞であると特定しています。
 
さらにEoLでは、
多細胞生物では、ある程度の数の細胞が死ぬと、生物全体が重大な代謝阻害を起こす、または死に至る可能性がある。

とも説明しています。
実際、細胞死は毎日何十億もの細胞で起こっている正常なプロセスです。
「細胞死=病気」とも取れるこの表現は、誤解を招く恐れがあります。
 
細胞死が病気のプロセスであると認識されている理由は、これが実験室での実験中に観察された可能性が高いためです。
医薬品やワクチンを製造すること前提の実験では、ほとんどの場合「ウイルスが細胞内で複製したことを観察した」と報告、その後、細胞は死にます。
これで実験結果は「ウイルスが細胞を殺した」となりますが、実験の手順上細胞が死んだ可能性は無視されます。
 
ウイルスが試験管内で細胞を殺す(in vitro)=ウイルスが生体内でも細胞を殺す(in vivo)??

 
生体内からウイルスが直接検出されたことはありません。
特定の症状を示す一部の人から抗体が検出されると、感染が確認されたことになるだけです。
 
感染の潜伏感染

風邪で医療機関を受診すると、ウイルスの有無の検査をせずに問診での症状だけで「ウイルス性疾患」という診断をされることがよくあります。
さらに、無症状の人が感染者にされることもあります。
EoLではこれを
ウイルスの「休眠」段階

と説明しています。
休眠していたウイルスが眠りから覚め活性化すると、症状を引き起こす可能性があるということです。
現代医療はこれを「潜伏感染」「潜伏期間」と呼ぶことにしました。
 
潜伏感染のメカニズムについては、説明も曖昧で証拠もありません。
例えば、水痘ウイルス。
水痘ウイルスは、潜伏感染を引き起こすウイルスの代表例で、このウイルスに一度感染するとウイルスが体内に潜伏し、活性化されると症状が出る、休眠に入ると症状が治まる、を繰り返すとされていますが、これがどのように起こるかについての説明はありません。
 
ウイルスは病原体ではないと認める科学者

ウイルスは病原体ではないと認める、数少ない勇気のある科学者の一人にリン・マーギュリス博士がいます。
マーギュリス博士は、
ウイルスは病原菌や敵ではない。

と述べています。
 
別の科学者で、ウイルス学、分子生物学、生態学、海洋生物学を研究したドイツの生物学者、ステファン・ランカ博士は、
研究の過程で、私はどこにも病気の原因となるウイルスの存在の証拠を見つけることができなかった。

と語っています。


ランカ博士が、ドイツの保健当局に「ウイルスの存在の証拠について」質問したところ、保健当局は、病気を引き起こしているとされるウイルスが存在することが直接証明されたことがないことを示唆しました。
 
ウイルス自体を検出できる検査はありません。
体内のウイルスの存在が直接決定されるのは、ウイルスに対して産生したとされる抗体の検出によってのみ決定されるという問題が浮き彫りになります。
 
ランカ博士は、また、「はしかがウイルスによって引き起こされる」という主張の誤りを明らかにする目的で、はしかウイルスの存在の証拠を科学的に提示した人物に、懸賞金を用意しました。
2015年、ドイツの医師がこの課題を受け入れ、6種類の論文を提示しました。
しかし、ランカ博士は、提示された論文に必要な証拠が含まれていないとし、懸賞金の支払いを拒否、これが論争を引き起こし裁判になりました。
裁判は論文を提示した医師に有利な結果に終わり、これがメディアで放送されると、ランカ博士に対する誹謗・中傷も発生しました。
ところが、「それでも論文に必要な証拠が含まれない」と上訴したランカ博士。
2016年の初め、今度は裁判所がランカ博士の上訴を認める形になりました。
ちょうど同じ頃、はしかのケースが相次いだこともあり、メディアはランカ博士の上訴の結果について報道しませんでした。
 
この議論から、「ウイルスによって引き起こされる病気はない」ということは明らかです。
ウイルスの存在を証明することができないのです。
 

細菌

細菌は、ウイルスと異なり、生物です。
そしてウイルスと同様、細菌が病原体であるという主張は誤りです。
 
1676年、アントニー・ファン・レーウェンフックが最初の実用的な顕微鏡を発明。
微生物を観察できるようになりました。
1762年、プレンシズ博士が最初の「病原菌論」を提唱。
19世紀になってから、昆虫学者アゴスティーノ・バッシにより、病原菌論の証拠を提示したとされる実験が行われました。
このように、病原菌論は、「病原菌理論の父」と呼ばれるルイ・パスツールが提唱するより前に存在していました。
 
17世紀、18世紀、19世紀の間、ヨーロッパ中に多くの病気が蔓延していました。
それは、
●チフス
●コレラ
●結核
●天然痘

などが含まれます。
イギリスの多くの町や都市に存在した不衛生な環境は、ヨーロッパ中の多くの町や都市にも蔓延していたことに注意する必要があります。
 
現代細菌学の創設者と見なされているのはロバート・コッホ博士です。
コッホ博士は、特定の病気が特定の細菌によって引き起こされたという証拠を提示したと主張されていますが、パスツール同様、コッホ博士も誤った英雄です。
 
コッホの原則

 
コッホの原則
1、ある一定の病気には一定の微生物が見出されること
2、その微生物を分離できること
3、分離した微生物を感受性のある動物に感染させて同じ病気を起こせること
4、そしてその病巣部から同じ微生物が分離されること

 
ピーター・デュエスバーグ博士の著書「エイズウイルスの捜査」によると、
細菌と様々な病気の関係を調査すると、コッホの原則に当てはまらない例外が明らかになる。

とあります。
細菌は、特定の病気を持っていない人からも検出されるのです。
 
例えば、ブドウ球菌感染症。
このブドウ球菌は、健康な人の常在菌であり、深刻な病気を引き起こす病原菌でもあります。
健康な人がこの菌によりなぜ病気を発症しないかは、説明がありません。
 
コッホの原則は、時代遅れで欠陥があるため、修正が必要です。
 
細菌は病原性?

細菌について認められている事実の一つとして、細菌が様々な場所に生息するということです。
●土壌
●水
●空気
●人間
●動物
●植物

など。
動植物に生息する細菌は、宿主に有益な貢献をしている菌、特に何もしない菌がいます。
人間の消化器官に住む細菌は、栄養素を作り出してくれるという重要な役割をする菌もいます。
このような有用菌、または日和見菌が、どのように病原性を持つ菌に変わるかは解明されていません。
したがって、細菌が病原性を持つという説は、現段階では仮説に過ぎないと言えます。
 
細菌には、生物の体内から死んだ細胞を排除する機能を持つものもあり、「分解者」として役立っています。
生体内では毎日自然のプロセスとして起こっている細胞死。
特に毒素への曝露があった際の細胞の損傷、細胞死の後片付けをしてくれるのが、細菌です。
 
細菌に病原性があると決めつけることは、大きな代償を支払うことになります。
その理由は、抗生物質の使用です。
しかし病原菌論がベースの現代医療は、この間違いを認めることに消極的です。
この間違いを認めることは、抗生物質とワクチンを否定することになるためです。
 
細菌の多形性

現代医療では細菌の単相性を主張しますが(例外は認めている)、細菌は多形性であり、各々形態を変化させます。
置かれた環境により細菌が形態を変化させることは、ミトコンドリアの遺伝物質が本質的に細菌であることを考えると、驚くべきことではありません。
実験室と生体内では環境が全く異なるため、同じ細菌を観察しているつもりでも、全く違う特性が見られる可能性が出てきます。
細菌が多形性であることを認めてしまうと、この矛盾も認めることになるため、現代医療では細菌の単相性を主張します。
 
悪玉菌

代替医療で主に主張される説、細菌が病気を引き起こすメインの原因というよりは、特定の細菌が放出する毒素が病気の原因になっているという説。
これも誤解があります。
病変部位に見られる細菌は、毒素による細胞損傷の処理のためにそこに存在していたと考えられます。
石油化学物質や重金属など、環境汚染を細菌が無毒化してくれることと同じように、体内でも毒素による損傷を細菌が無毒化してくれます。
 
大腸菌は食中毒の原因として知られていますが、同時に健康な人の体内に生息していることもわかっています。
コッホの原則によると、体内に大腸菌を持つ人は全員食中毒を発症しなければおかしいということになります。
大腸菌は食中毒の原因菌ではなく、病原性の細菌は存在しません。
 
抗生物質

抗生物質の定義は、「微生物によって生成された、または微生物に由来した、他の微生物の成長を破壊または阻害する物質」です。
抗生物質は主に「細菌感染症」の治療に使用されます。
それらは「ウイルス感染」には効果がないと考えられています。
 
一番最初に開発された抗生物質は、ペニシリンです。
これは現代医学最大の成果の1つとして評価されていますが、真実は多くの人の認識とは異なります。
 
細菌が無害であることは、上記で説明しました。
しかし現代医療は、生物の体内に何兆もの細菌が存在することは認めていますが、細菌が無害であることは認めていません。
 
医薬品が特定のターゲットにのみ作用するということは不可能であるということ同様、抗生物質も特定の細菌をターゲットに作用することはできません。
抗生物質が「悪い細菌のみではなく、有用菌にも作用してしまう」ということは、現代医療にも認識されています。
現代医療は、「何兆もいる細菌のうちの一部の有用菌・無害菌のグループの喪失は、深刻な問題ではない」という認識です。
 
この認識には問題があります。
抗生物質は有用菌まで殺してしまうことと同時に、体内に損傷も与えてしまうという事実が存在します。
 
内分泌腺の機能を研究したヘンリー・ビーラー医学博士は、
内分泌腺がペニシリンの毒性に反応し、体を刺激してそれを排出する。

と説明しています。
 
ビーラー博士は、
ペニシリンは、注射後、わずか数秒で腎臓から排出されるほど毒性が強い。

とも述べています。
 
抗生物質にはペニシリン系以外にも様々な種類がありますが、種類、形態(錠剤、液体、注射)に関係なく、毒性があります。
 
抗生物質の一般的な副作用は、NHS(イギリス健康保険サービス)などの現代医療機関にも認識されており、消化器系への影響、嘔吐と下痢が含まれます。
これらは体が毒素を排泄しようとするために起こります。
 
抗生物質の耐性

抗生物質の使用でだんだん抗生物質が効かなくなってくる「抗生物質の耐性」。
WHOのファクトシートには、「抗生物質の誤用が耐性の問題を引き起こす」と記されていますが、それがどのように起こるかは説明されていません。
細菌の多形性により、細菌が形態を適応させるからなのでしょうか?
 
抗生物質の処方は、最初の抗生物質で効果が見られない場合、さらなる抗生物質が処方されるケースが一般的です。
この療法は、内分泌系、特に副腎を刺激し続けます。
これが長期間にわたると、内分泌腺は弱まり、代謝の制御やストレスに対する体の反応などの機能が阻害されます。
代謝機能が弱まり症状が改善しない、または悪化したように見えることを、現代医療では病原菌が抗生物質に耐性を持った結果と捉えます。
 
さらなる深刻な健康問題は、がんリスクの上昇です。
抗生物質の長期使用は、腸内でがんの前駆体が成長しやすい環境を作ります。
 
スーパーバグ

スーパーバグとは、抗生物質耐性菌のことを指します。
最も一般的なスーパーバグの1つは、MRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)で、「多くの抗生物質に耐性を持つ危険な細菌」とされています。
メチシリンは、ペニシリン系抗生物質です。
すでに説明したように、ブドウ球菌は健康な人の常在菌であり、深刻な病気を引き起こすとされる病原菌でもあります。
コッホの原則に当てはまりません。
 
現代医療は、「このブドウ球菌のいくつかの菌株だけが抗生物質に耐性がある」と主張しています。
そして抗生物質耐性菌に対して、さらに強い抗生物質を開発し対応しようとしています。
さらに強い抗生物質を使うようになれば、状況はさらに悪化するでしょう。
 
真菌

真菌は、動物でも植物でもありません。
真菌の定義は、「腐生植物として、または動植物の寄生虫として生きている生物」です。
※真菌は植物ではないので、「腐生植物」という呼び方は本当は語弊があります。
 
メディカルマイクロバイオロジーという教科書には、
真菌は健康な人に病気を発症させることは滅多にないが、特定の真菌は病原性である。

と主張しています。
「感染しているが、無症状の人もいる」という細菌・ウイルスの説明と同じことが真菌にも当てはまります。
真菌の病原性が病気を引き起こす際に他の要因が必要であるということは、基本的に真菌には病原性がないことを意味します。
 
「細菌の腐生性は、人体に有益な面もある」ということは先ほど説明しました。
真菌にも腐生性があるということは、真菌も人体に有益である可能性があります。
 
感染症を引き起こすと言われている真菌の代表は、カンジダです。
この酵母は、もともと人体の常在菌であり、微生物群集の不均衡によって感染を引き起こすと認識されています。
カンジダの異常増殖を引き起こすのは、この不均衡です。
不均衡の原因の1つは、抗生物質の乱用です。
 
メディカルマイクロバイオロジーでは、
特定の真菌は人間と共生関係を築き、固有の微生物叢の一部となっている。

と説明しています。
 
真菌は寄生虫のように外部から侵入してくるわけでもなく、宿主に害を与えるわけでもない。
「寄生虫として生きている生物」という説明は、おかしいということになります。
先ほど説明したように、抗生物質は「毒」であり、細胞損傷を誘発します。
細胞損傷の結果、カンジダ菌が異常増殖すると考えられます。
 
抗生物質の使用などの要因がなければ、真菌は害を及ぼさず、死んだ細胞の残骸を分解し除去してくれる有益な存在であると言えます。
しかし、現代医療は、細菌やウイルスの時と同様、「真菌のほとんどは病原性があるため、治療で殺さなければならない」と主張します。
 
原生動物

原生動物は、微細な単細胞生物のグループのことです。
マサチューセッツ大学地球科学部教授、リン・マーギュリス博士は、生物を5種類のグループに分類しました。
●動物
●植物
●真菌
●細菌
●原生動物

 
原生動物の例は、
●マラリア原虫
●リーシュマニア
●トリパノソーマ

などがあります。
2011年7月の「ヒトマイクロバイオームにおける微生物真核生物:生態学、進化および将来の方向性」という記事では、次のように述べています。
微生物真核生物は、ヒト腸内細菌叢の重要な構成要素。
腸内原生生物の寄生虫はしばしば熱帯病と見なされるが、実際には世界中に広く分布しており、集団内でのそれらの蔓延はしばしば尿の衛生状態の悪さに関連している。

またしても衛生状態の悪さが健康状態の悪さに関連している問題です。
これは偶然ではなく、人間や動物の排泄物の近くに住むことは非常に不健康であることを理解する必要があります。
細菌の存在は関係ないのです。
廃棄物に細菌や真菌が存在するのは、腐生生物としての機能によるものです。
菌は下水処理施設でも利用されているくらいです。
記事にはこのような記述もあります。
多くの人々が既知の寄生虫に感染していますが、無症状です。

人々に症状がなければ、彼らは病気と見なすことはできません。
つまり定義上、病気の原因物質である病原体に感染した可能性はありません。
 
マラリアは、特に発展途上国の国々で、致命的な病気の1つと見なされており、その原因はマラリア原虫という寄生虫であると言われていますが、この主張に反論する証拠が増えています。
M.L.ジョンソン博士は、
社会情勢が改善された場所では、マラリア対策を行う前にマラリアは徐々に減少した。

と述べています。
 
リーシュマニア症は、サシチョウバエ(サンドフライ)に刺されることにより、リンパを介して細胞が感染し、発症すると言われています。
リンパシステムの機能は、毒素や老廃物の体からの除去です。
この時点で、リーシュマニア症も毒素と関連していることが示されています。
リーシュマニア症の治療には、毒性が高く、症状を悪化させるアンチモンを含む薬が使用されます。
 
2019年3月のWHOファクトシートは、リーシュマニアの危険因子として、
下水処理、下水設備の不備など、貧しい衛生環境がサシチョウバエの繁殖地になっている可能性がある。

としています。
また、
リーシュマニア寄生虫に感染した人のごく一部だけが最終的に病気を発症するが、治療せずに放置すると致命的である。

と主張しています。
またしても「病気を引き起こすかもしれないし、引き起こさないかもしれない」というコッホの原則に反した意見です。
実際は不衛生な生活環境やその他の要因が大きく関係しています。
 
トリパノソーマ症は、トリパノソーマ属原虫の感染を原因とする感染症です。
トリパノソーマ症、アフリカトリパノソーマ症(睡眠病)は、ツェツェバエに吸血されることにより感染するとされていますが、WHOファクトシートには、
ツェツェバエが発見された多くの地域では、睡眠病が見られない。

とも記述されています。
この矛盾から、「トリパノソーマ症は、ツェツェバエによる寄生虫感染ではない。」と解釈できます。
 
ハーバート・シェルトン博士の「ナチュラルハイジーン」の中では、
「敗血症」は感染ではなく中毒である。

とあります。
「中毒」が睡眠病を引き起こす可能性がある。

とも述べています。
 
寄生虫

寄生虫は複数種類存在し、肉眼で見える大きさのものもあるため、微生物ではありません。
定義では、寄生虫が体に侵入し症状を引き起こすとされていますが、これは間違いです。
実際は、病気の状態の体が先にあり、その結果寄生虫が寄生します。
 
ハーバート・シェルトン博士の「ナチュラルハイジーン」では、
寄生虫は、通常、健康な人の腸管を宿舎にすることができない。
条虫と鉤虫は、正常な胃と腸では発生しない。

とあります。
つまり、病気の消化管、有毒物質の負荷がかかっている消化管には寄生するということです。
ミミズが土の中の死んだ物質を分解するように、寄生虫も消化管内の病的物質を食べてくれていると考えられます。
 
免疫と抗体

「微生物によって病気が引き起こされていない」という主張を裏付ける圧倒的な証拠が存在し、「病原菌理論」の基盤となった考え方と仮定の重大な欠陥を明らかになりました。
しかしこれは、他の疑問も生み出します。
その一つは「免疫」です。
 
免疫の定義は、「循環する抗体と白血球の存在によってもたらされる、感染に抵抗する身体の能力」です。
免疫の概念は、外部の病原体が体に侵入して感染し、それによって病気を引き起こすという考え、つまり病原菌理論と密接に関連しています。
したがって、病原菌理論を否定することは、免疫の概念も考え直さなくてはいけないということになります。
 
抗体とは、「特定の抗原の存在に応答してリンパ組織で合成され、血漿中を循環して抗原を攻撃する特別な種類の血液タンパク質」のことです。
 
NIH(アメリカ国立衛生研究所)のウェブサイトでは、
抗原は、化学物質、細菌、ウイルス、花粉などの物質。
抗体は、病原菌を含めた抗原を攻撃し、無毒化する。

ということを説明しています。
 
感染

抗体が生成される

将来再感染するときに備え、抗体は体に残る

とされているため、抗体の存在は以前の感染の「証拠」となり、それは抗体検査によって検出できるとされています。
 
ブドウ球菌や大腸菌、カンジダ菌など、多くの病原体が内因性であり常在菌であるにもかかわらず、体がこれを攻撃するとはどういうことなのでしょう?
現代医療はこの疑問に答えるために「自己免疫疾患」という言葉を生み出しました。
 
病原菌理論が間違っているとなると、体は病原体から身を守る必要がなくなります。
 
スタンフォード大学のウェブサイトで公開された「ボディーガード:免疫システムの秘密」という記事では、
免疫系についてはよくわかっていないため、免疫系を「ブラックボックス」と見なしている。
患者から免疫系の状態について尋ねられた場合、免疫学者であっても答えるのが難しい。
現在も1960年代後半と同じ実験が行われている。
免疫学の進歩には、欠如がある。

と述べています。
現代医療ではこれほどまでに免疫について理解がないという事実は、現代医療の病気についての主張の信憑性がなくなることにつながります。
 
「免疫」という言葉の定義は、「何かに影響されない」ことです。
 

まとめ


パスツールが提唱し、現代医療の基盤になっている病原菌理論は間違っている、ということを説明しました。
その理由として、感染症についての現代医療の説明に、様々な矛盾があることが挙げられます。
●感染しても無症状の人がいるという、コッホの原則に反することを認めていること
●潜伏感染のメカニズムを説明できないということ
●ウイルスが生き物か生き物でないかの曖昧さ
●ウイルスは検出されたことがないという事実
●免疫が常在菌を攻撃するという矛盾

などです。
現代医療は、これらの矛盾に対し、
●よくわからない
●例外もある
●病原体の種類による
●自己免疫疾患

などの理由で正当化しようとしています。
病原菌理論が間違っているとなると、医薬品、抗生物質、ワクチンなども間違っていることになり、現代医療がひっくり返る問題です。
 
病気・感染症の原因が病原体でないとすれば、何か?
これは衛生環境、汚染、有毒物質という要因が大きいようです。
病気の症状は有毒物質を排出しようとしている症状であり、病原体と思われている細菌・真菌は、腐生生物と言い、有毒物質による細胞損傷を分解するために病変部位に存在している可能性があります。
 
本当の免疫、「何かに影響されない」という意味の免疫は、衛生環境、汚染、有毒物質の問題をクリアした時点で得られるということになります。
 
次回、第4章「感染症神話」では、過去に流行した感染症の例をいくつか挙げ、一般的な認識との誤差、その矛盾点を指摘しています。



第3章「病原菌理論の虚偽」
https://baby-skin-rash.com/2021/01/04/the-germ-theory/




http://www.asyura2.com/21/iryo8/msg/414.html
コメント [政治・選挙・NHK285] ステルスオミクロンより強毒な「デルタ変異」国内に出現!3月「第7波」襲来の可能性(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
68. 2022年1月29日 19:42:23 : E6SRfCLd1A : VkdtODJ2SG1SS1U=[209]
スプートニクXがジ〜ッとこちらを見ているような・・・・・・?!
http://www.asyura2.com/22/senkyo285/msg/333.html#c68

   前へ

▲このページのTOPへ      ★阿修羅♪ > アーカイブ > 2022年1月

★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/  since 1995
 題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
掲示板,MLを含むこのサイトすべての
一切の引用、転載、リンクを許可いたします。確認メールは不要です。
引用元リンクを表示してください。