https://www.sponichi.co.jp/society/news/2025/09/14/kiji/20250914s00042000240000c.html
思わず背筋が寒くなる話。
BSフジ「BSフジLIVE プライムニュース」での一コマ。
スタジオに笑いが起こる・・・
私は思わず背筋が寒くなった・・・。
こんな輩らが、国会議員として税金で養われ、またある奴らはジャーナリストを気取ってニュース番組で政治を語る。
これでは日本の政治が良くなる道理はない。
日本の将来を思うと暗澹とした気分になるのも当然だろう。
以下に記事の全文を転載する。
国民民主党の玉木雄一郎代表(56)が12日放送のBSフジ「BSフジLIVE プライムニュース」(月〜金曜後8・00)に出演。立憲民主党の小川淳也前幹事長(54)が首相指名選挙に関して「無効票を投じるなら議員辞職すべき」と発言したことに言及した。
小川氏は9日の会見で、自民党総裁選後に見込まれる首相指名選挙について「何党の誰であれ、無効票を投じるなら議員辞職すべきだ」と述べた。
衆院で与党が過半数割れの状況で迎えた昨年11月の首相指名選挙では、決選投票で国民民主党や日本維新の会などが自らが所属する党首などの名前を書き、無効票は84票に上った。自民党の石破茂総裁が221票、立民の野田佳彦代表が160票で、結果的に石破首相が誕生。玉木代表は自身が1回目の投票で落選した場合も党所属議員が決選投票でも玉木氏の名前を書くと公言。維新の馬場伸幸代表(当時)も自公政権への協力を拒否する構えを見せていた。
今後の首相指名選挙でも国民、維新が前回のような投票行動を取った場合、自民新総裁が当選する可能性が大きくなる。小川氏の発言はそれを踏まえたもので、「簡単に自民新総裁に首相の座を譲り渡すべきではない。野党が一致協力すれば、政権交代の可能性が論理的にはある」とも述べた。
玉木氏は9日の会見で、所属議員に自身への投票を求める考えを示している。番組では政権交代を視野に入れて他党の党首の名前を書く可能性を問われ、「まだ自民党もどなたが出てくるか分かりませんのでちょっと日の高い話だなと思う。今後の展開をよく見定めていきたい」とコメント。1回目の投票では「皆さん、各政党の代表を書くことになると思う」とし、決選投票になった場合については「与野党さまざまな動きもよく見ながら仲間と相談して決めることになる。(自身への投票を求めるかどうかは)まだそこまで頭がいっていない」と明言を避けた。
そして小川氏の「議員辞職すべき」発言がVTRで紹介されると、「ま、小川さんもう辞められましたからね」と一言で反応。小川氏は発言の2日後の11日に幹事長を退任し、安住淳衆院予算委員長が後任に就いている。
スタジオに笑いが起こる中で「党としての意見ではないんだろうと思います」と付け加えた玉木氏に、共演の日本維新の会・藤田文武共同代表も笑って「小川さんらしいなと思って…あんなん言うてもうたらほんまに頼む時気悪い。小川さんって真っすぐな人だなと思って聞いてました」とコメント。決選投票での対応については「玉木代表がおっしゃられたのと同じで、今軽々に言えるステージでもないということ」と話した。
記事の転載はここまで。
小川氏は立憲民主党の幹事長を辞める少し前に、
首相指名選挙で決戦投票になった場合は、上位2名のどちらかの氏名を書いて投票すべきであり、それ以外の氏名を書けば無効票になるとわかっているのだから、そのルールを無視して確信的に無効票を投じるなら、国会議員の責任を自ら放棄するものとして、その責任を取って国会議員を辞職すべきだ。
という主旨の発言をしていた。
この発言は、正論であり、反論は難しい。
番組に於ける玉木氏の発言でも、(恐らくどや顔で・・・)
「ま、小川さんもう辞められましたからね」・・・「党としての意見ではないんだろうと思います」
と詭弁で逃げるのが精一杯だったのだろう。
問われているのは、ルールを無視して確信的に無効票を投じる、その無責任さ。
同時に、平然と規則を破る者の国会議員としての資質だ。
決選投票は上位2名のどちらかに投票するというのは「衆議院規則第18条第3項及び参議院規則第20条第3項」に規定されている、国会議員が守るべき規則なのだ。
しかも、上位2名以外の名を書けば自動的に無効票になると、あらかじめ警告されている。
この指摘は立憲民主党の幹事長でなければ指摘する資格がないわけでもないし、当然ながら、立憲民主党の党の意見でなければ指摘してはいけないというものでもない。
玉木氏の発言は、自分の不適切な行動、国会議員としてあるまじき行動を指弾されて、返答に窮した挙句の、「問題のすり替え」という詭弁を弄したものだということがわかるだろう。
不倫がばれても平然と公党の代表に居座って恥じない、ひとでなし。
規則を破ることなど日常茶飯事なのだろう。
思い上がりも甚だしい。
卑怯な、不貞野郎だ。
そんな詭弁に「スタジオに笑いが起こった」そのことに対して、私の背筋には冷たいものが走った。
ゾッとする・・・あれ。
そして・・・またフジか・・・と。
もうひとりの主役。
こちらは日本維新の会の共同代表の藤田氏の発言。
「・・・あんなん言うてもうたらほんまに頼む時気悪い。・・・」
自分たちの誤った行動を指摘されて、ぐうの音も出ず・・・。
やっと口にした言葉が、悔し紛れの「ほめ殺し」と「気ぃ悪い」。
まともな反論もできず、完敗。
こんな二人がそろって、税金で賄われる巨額の歳費を懐にし、尚且つ税金で助成しているいる公党の代表だと。
「いやぁ、感じ悪ぅ。」
小川氏の正論に正面から向き合わず、詭弁を弄して嘲笑する国会議員の極めて不適切な発言を聞いても、諫めるどころか一緒になって嘲笑してしまう、それが追従の笑いだったとしても、番組スタッフの無能さはお笑い臭。
誰一人として、不適切な発言と振る舞いを諫める人物もいないとは・・・。
不貞野郎が思い上がるのもむべなるかな。
http://www.asyura2.com/25/senkyo298/msg/150.html
https://www.nikkansports.com/general/nikkan/news/202509150000415.html
「モリ・カケ・サクラ」。
そうだよ、裏金事件に気を取られて、忘れてしまうところだったよ。
裏金事件ばかりじゃないぞ。
あれもこれも、腐った自民党から悪臭を放ちながら湧いて出る「ウジ」のような「政治と金の問題」、どれ一つとして真相が解明されたためしがないぞ。
そのことを、ひとり、小沢氏は忘れてはいなかった。
そして言う。
以下に記事の全文を転載する。
立憲民主党の小沢一郎衆院議員が15日、X(旧ツイッター)を更新。自民党総裁選(22日告示、10月4日投開票)をめぐり、候補者全員にすべき“たった1つの質問”を記した。
小沢氏は、自民党総裁選について報じた一部メディアの記事を添付。「候補全員に次の質問さえすれば、自民党総裁選なんて何の意味もないことが分かる。『あなたはモリカケサクラ以降の権力の私物化や裏金問題について、真相を解明する気がありますか?』 全員がムニャムニャとなっちゃう」とつづった。
そして「自民党は結局、自民党。自民党は変わらない。いま変わるべきは政治そのもの」と続けた。
党総裁選をめぐっては小泉進次郎農相(44)が13日、地元の神奈川県横須賀市で後援会の支援者らと面会し、党総裁選への出馬の意向を伝えた。ほかに、茂木敏充前幹事長(69)と「コバホーク」こと小林鷹之・元経済安全保障相(50)が出馬表明しており、高市早苗・前経済安全保障相(64)、林芳正官房長官(64)も出馬の意向を固め、近く記者会見する見通しだ。
記事の転載はここまで。
小沢氏は言う。
「自民党は変わらない。いま変わるべきは政治そのもの」
と。
そして、変わるべきものが「もう一つ」ある。
昔は「社会の木鐸」と言われ、尊敬されることもあった「記者」。
今は、ほんの一部の記者を除いて、そんな記者は見当たらない。
どうしてそんなことになってしまったのか。
元凶は「記者クラブ」制度だ。
畜舎で居ながらにしてエサ記事を与えられ、咀嚼することもなく、そのまま垂れ流していく。
もはや家畜と化した記者に、野生のごとき、時には無鉄砲な働きを期待することは空しい。
それでも小沢氏は言う。
「・・・真相を解明する気がありますか?・・・」
と、質問をぶつけろ、と。
そのことによって社会に向かって真実を報じることができる。
それが記者の仕事であり、使命だと。
あらゆる「記者クラブ」は「癒着の温床」であり、まさに「畜舎」そのもの。
即刻、解体すべし。
http://www.asyura2.com/25/senkyo298/msg/151.html


高市早苗氏が必死のイメチェン!「裏金議員隠し」と「ほんわかメーク」で打倒進次郎氏にメラメラ
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/377590
2025/09/16 日刊ゲンダイ
印象は変わりましたか?(9月2日撮影)/(C)日刊ゲンダイ
石破首相の後継を選ぶ自民党総裁選は5人の争いが確実で、今週は出馬会見ラッシュとなりそうだ。現時点で高市早苗前経済安保相(64)と小泉進次郎農相(44)の一騎打ちの構図は揺るがず、女性初の総理を目指す高市氏は打倒進次郎氏に向け、マイナス面の払拭に躍起だ。
◇ ◇ ◇
本命2人の勝敗を握るのは、まず国会議員票の動きだ。前回1回目の投票は進次郎氏の75票が最多で、高市氏が72票と続いた。票の動きを左右するのは、いまだ党内に影響力を持つ重鎮の意向である。石破首相を除く首相経験者3人のうち、すでに菅副総裁は進次郎氏の後ろ盾を気取り、岸田前首相は財政政策などの相違から高市氏を推すとは考えにくい。前回は自派に所属した議員に、決選投票では「高市以外に」と密かに呼びかけたほど。それでも高市は11日に議員会館の事務所に岸田前首相を訪ね、立候補を伝達した。誠意を見せることで政策面の垣根を越え、支持を得たいのだろうか。
残るは党最高顧問の麻生氏の判断である。前回は、首相時代に「麻生おろし」を仕掛けられた石破首相への遺恨もあり、高市氏を支持。決選投票で敗れ、非主流派に転げ落ちた。
「前回は石破憎しの感情が勝り、判断を誤ったと後悔しきり。その苦い経験から、今回は失敗できないと“勝ち馬”を見極めるまで様子見ムードです。特に高市さんへのこだわりはなく、勝ちさえすれば進次郎さんに乗っても構わないようです」(麻生派関係者)
前回の党員票は「下駄をはかせた数字」
前回の総裁選では禁じ手「リーフレット」の送付、今も「裏金議員らの押し」の印象も…/(C)日刊ゲンダイ
議員票と同数の295票が割り振られる党員・党友票も大事となる。前回は、高市氏がトップの109票を獲得。進次郎氏は61票で3位にとどまった。「地方は高市優勢」と語られているが、「下駄をはかせた数字」と自民党関係者はこう言う。
「大ひんしゅくを買った政策リーフレットの影響です。高市陣営は『金のかからない総裁選』との党方針に反し、全国の党員30万人にリーフレットを郵送。禁止通達の前に送ったと言い張ったが、他陣営の支持者に『今回、うちの先生は高市さんを応援するの?』と誤解を与えた。忘れられがちですが、アレがなければ彼女の党員票は2〜3割ほど減っていたはずです」
前回、高市氏の推薦人20人のうち旧安倍派の裏金議員が13人も名を連ねた。衆院選と参院選を経て、すでに9人が政界を去ったが、裏金議員に推される印象がつきまとうのも、高市氏にはマイナスだ。
「高市さんは11日夜に議員宿舎で約20人の議員と会合を開き、推薦人確保のメドが立った。その後、取材に応じたのは、衆院当選5回で無派閥の黄川田仁志議員。裏金イメージ払拭のため、今回の推薦人名簿は恐らく旧安倍派の色を薄める方向になるのでしょう」(別の自民党関係者)
高市本人もイメチェンを図っているという。14日の日本テレビ系「真相報道バンキシャ!」は、高市氏が周囲に「“高市改造計画だ”と言われてメークのレッスンに行った」と漏らしたと伝え、“改造”後の写真を見たメーキャップアーティストは「共感性のあるほんわかメーク」とコメントしていた。
はたして付け焼き刃の裏金隠しと変身メークは奏功するのか。
◇ ◇ ◇
早くも市場は「サナエノミクス」に浮かれているが庶民への恩恵は期待できなさそうだ。●関連記事【もっと読む】『市場は早くも「高市トレード」だが庶民に恩恵なし…サナエノミクスが招く株高・物価高の暗澹』で詳報している。
http://www.asyura2.com/25/senkyo298/msg/152.html

自民党総裁選は政策・人材の払底をさらすだけで終わる 金子勝の「天下の逆襲」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/377608
2025/09/16 日刊ゲンダイ ※後段文字お越し
この総裁選に何の正当性もないと、多くの国民が気付く(C)共同通信社
JNNの世論調査で石破首相の続投を支持する人が49%。自民党支持者に限れば、73%も占めていた。にもかかわらず、自民党は民意を踏みにじる形で総裁選に突き進んでいる。しかし、この選挙の候補者は1年前とほぼ同じで、政策がなく、肝心の裏金問題の議論もない。
要するに自民党は、相変わらず国民を完全にバカにしていて、人気投票でトップをすげ替えさえすれば支持率が回復すると考えているのだ。
そもそもこの総裁選は、読売新聞と毎日新聞が石破首相の「辞任ありき」という“誤報”を打ったことで世論を誘導した側面がある。メディアは総裁選の人気投票で話題を埋め尽くし、自民の支持を回復させようとしている。その“成果”をもって再び自民と良好な関係を築き、自らの地位を確保しようという思惑があるのだろうが、これもまた無能政治部の完全な勘違いだ。
目下、名前が挙がっているのは、高市前経済安保相、小泉農相、林官房長官、茂木前幹事長、小林元経済安保相と同じ。人気投票という面から見れば、残る可能性があるのは高市氏と小泉氏だろう。
高市氏の政策は失敗した安倍晋三の焼き直し。まず中国や韓国を叩き、防衛力を増大させ、アベノミクスに倣って赤字国債を発行して、バラマキや減税を行う。しかし、そんなことをしてトランプ米大統領に気に入られたとしても、うまくいくわけがない。円安に拍車がかかり、1ドル=150円台を超え、悪夢の円安インフレが加速。ただでさえ食品の値上がり率が8%を超えているのに、さらにヒドい状態になることは目に見えている。
では、小泉氏はどうか。彼は前の総裁選では解雇規制緩和を打ち出し、一つ間違えば父・純一郎元首相の「小泉改革」の再現になりかねず、反発を買った。
今「売り」にしているのは農政改革だが、振り返ってみれば、その政策は失敗だった。卸売業者が不透明で儲けすぎていると叩いたが、実際は需要見通しの間違いによるコメの生産不足。農家への直接支払いをせず、農業者の減少を放置する。認識の甘い彼の政策では、農家はさらに苦しくなってしまいかねない。父親は労働市場を壊し、息子は農業を壊すことになるのではないか。
自民は政治献金問題も物価対策も放棄して人気投票に邁進する一方、野党は臨時国会の開催を要求。衆議院議員の過半数を無視して、国民に投票権もない総裁選という茶番劇をやり続ければ、彼らの異常さだけが際立つ。この総裁選に何の正当性もないと多くの国民が気付く。そして最終的に、自民には人材も政策も払底している事実をさらすだけで終わるだろう。
金子勝 慶大名誉教授
1952年6月、東京都生まれ。東京大学経済学部卒業、東京大学大学院経済学研究科博士課程修了。法政大学経済学部教授、慶應義塾大学経済学部教授などを経て現職。慶応義塾大学名誉教授。文化放送「大竹まことゴールデンラジオ」などにレギュラー出演中。近著「平成経済 衰退の本質」など著書多数。新聞、雑誌、ネットメディアにも多数寄稿している。
http://www.asyura2.com/25/senkyo298/msg/153.html
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