HAARPテクノロジーで竜巻退治??

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投稿者 佐藤雅彦 日時 2000 年 8 月 12 日 17:30:25:

  HAARPテクノロジーで竜巻退治??

 ――HAARP考案者のイーストルンド博士の話から考えると
   HAARPはやはり“気象兵器”として設置された可能性が高い――

●アラスカでひそかに稼働を続けている「プロジェクトHAARP」――HAARPは「高周波を作用させて行なう能動的なオーロラ研究事業」という偽装的なコードネームで呼ばれている米国海軍・空軍合同事業――については、フジテレビの『アンビリーバボー』が以前に荒唐無稽な取り上げ方をしてくれたので、かなりの誤解を伴いながら“オカルト大好き少年少女”の陰謀トピックスとして広く“認知”されていると思います。
  (ちなみに『アンビリーバボー』では、「ニューヨークの航空を飛び立ったばかりのジェット旅客機を、アラスカのHAARPの“電磁ビーム”が狙い打ちして撃墜したのだ」という荒唐無稽説を宣伝していたが、HAARPの技術的特性と設置条件から考えて、そうしたことはありえないと私は考えています。 おそらく第一義的な目的は、軍事通信能力とレーダー探索能力の拡張研究、そして敢えて言えば“気象改変テクノロジー”の実験的研究ではないかと思います。 この他に、HAARPの陰謀的用途として、電磁ビーム砲と電磁的マインドコントロールを唱えている人々もいますが、仮にそうした目的であれば、もっと効率の良い技術展開の仕方があると思うので……。)

●「プロジェクトHAARP」については『Earth Island Journal』が1994年に警告記事を発表しています。それは世界的に見て、おそらく最も初期に書かれた告発・警告論文でしょうが、私は1996年に『技術と人間』の11月号(プロジェクトHAARP)と12月号(HAARP計画のルーツ、「プロジェクトHAARP」の環境影響評価)に、これらを翻訳して紹介しましたので、興味のある方は図書館などで探して読んで下されば、HAARP計画の詳細と問題点が理解できると思います。
  HAARPについては、残念ながら日本では、信頼に足る文献がいまだ皆無に近いありさまです。 かつて『ムー』誌が巻頭特集でこれを大々的に扱ったことがありましたが、荒唐無稽の冒険陰謀物語に脚色されていました。 その後、『Angels Don't Play This HAARP』(だったかな)というHAARP告発本の原典の翻訳版としょうして学研ムーブックスから一冊出ましたが、これも無惨な“改変”が加えられ、ファンタジックな超訳本にされていました。
  (ファンタジックな超訳本に改竄[かいざん]してしまう編集サイドの心情が、理解できないわけではありません。 大半の日本の読者にとっては、しょせんこの手の本は“読み捨ての幇間[エンターテインメント]もどき”なのでしょうから……。 しかしノンフィクション本を“知覚の扉”として利用したい読者にとっては、マンガチックな脚色は迷惑な話です。 ついでに言うと、こうした読者をバカにした改竄[かいざん]の一類型として、原著には必ず載っている参考文献リストをすっぱり削除してしまう翻訳書というのが、日本ではまだまだ蔓延[はびこ]っていまして、朝日新聞社の単行本なんかでも、そうした“バカボン”はざらにある。ましていわんや読売や産経は……というわけで、発展的に情報探索する道具としては使い物にならない。 せいぜいが“紙で出来たパンとサーカス”なのです。)

●……と愚痴はこのくらいにして、HAARPを考案したバーナード・イーストルンドが英国の『ニューサイエンティスト』誌に登場して、マイクロ波照射による気象改変テクノロジーの展望を語っています。
  いまごろどうしてこの“マッド”サイエンティストが――“水爆の父”エドワード・テラーと同様に技術的可能性はともかくとして倫理的に「マッド」と言うほかない――世間を騒がすようなことを言っているのか(もっと正確に言えばメディアで取り上げるのか)、ちょいと疑問に思えたのですが、どうやら欧州議会で気象改変テクノロジーの問題を取り上げて行くらしい。 そこで、最もパワフルな“気象改変テクノロジー”の提唱者であるイーストルンドを登場させたのではないかと、睨[にら]んでいるところです。

●彼が考案した「電磁波の“バリア”構築による対ミサイル防衛構想」はペンタゴンに買われてHAARPとして結実した。 ペンタゴンは「HAARPの運用によって北極付近のジェット気流の配置が激変し、世界じゅうの気候パターンがカタストロフィックに変わってしまうのではないか」という懸念の声にたいして、「我々は気象改変を意図していない」と宣伝してきた。
  しかしイーストルンドの発言を読むと、こうしたテクノロジーの主目的が気象改変にあることは歴然としている。

●90年代に入って、やはり確実に世界の気候パターンは激変し始めたように思えます。 生活実感として言えば、90年代後半になって劇的にひどくなった。
 「地球温暖化」説には今もって学者の間からも疑義が出されており、長期的視野から見て現在の気候変動が「温暖化」の結果なのかどうか、きわめて怪しいところですが、「温室ガス」の排出だけでこれほど急激に気象の激変に起こるものなのでしょうかね???
  (FEMAの学者もマイクロ波ビームによる気象改変テクノロジーを積極的に評価しているようだが、要注意ですな。 「自然災害は人力統御が不能だが、マイクロ波照射なら統御できるのでずっと安全だ」という発想法でいけば、「大地震が起こる前に人工地震でガス抜きしたほうが安全だ」という理屈だって成り立つわけだし……。)


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科学ニュース − 8月11日、東部時間午前5時06分に更新
http://dailynews.yahoo.com/h/nm/20000810/sc/tornadoes_dc_2.html

 ●● 竜巻を“電子レンジで調理”しようと企む科学者 ●●
                (ビル ・ロザート記者)

ロンドン(ロイター電) − 「ベン」ことバーナード・イーストルンド は漫画にでてくるスーパーマンではない。が、マイクロ波(極超短波)の放射を利用して竜巻の進行を阻止できるというスーパーマンみたいな“力わざ”を本気で信じている。

イーストルンドは電磁気学の専門家で、1970年代の初めには米国原子力委員会の核融合部門の責任者だったこともある人物だ。彼はこのアイディアを、すでに1980年代に、スターウォーズ流の(電磁波バリアによる)電磁的な対ミサイル防御壁の構想を考えるなかで思いついたと、『ニューサイエンス』誌に語った。

80年代の半ばに、マイクロ波アンテナを使って対ミサイル防護壁を構築する構想を提唱した。

「アンテナを使って対ミサイル防衛を行なうというアイディアに取り組んでいたときでした……。私は、これほど強力な兵器なら、アラスカ上空を猛烈な勢いで吹き抜けてい くジェット気流の“端っこ”を暖めてやれば、ジェット気流の向かい先を変えてやることができるのではないかと思いついたのです」――イーストルンドは同誌にそう告白している。

そこから更に、彼の構想は“発展”した。竜巻を阻止する程度なら、ジェット気流の流れを丸ごと変えてしまうほどのエネルギーは必要ない、と……。

「イーストルンドは、竜巻を鎮める程度なら、最初に考えていたよりも遥[はる]かに小規模な電力で実行できると気付いた」と、『ニューサイエンティスト』誌は報じている。

温かく湿った空気が冷たい空気の層を突き抜けて上昇すると、その場所には雷雨が発生するが、竜巻は通常、そうした雷雨のなかで発生する。 空気は上昇するにつれて冷えて行くが、その結果、空気に含まれていた水分が凝集して雨粒になるわけだ。

雨粒を抱えて重くなった空気の塊[かたまり] は、下に落ち始める。こうした空気の塊の運動が、竜巻を作り出す。

イーストルンドは、冷えた空気によって発生する“吹下ろし(ダウンドラフト)”にマイクロ波を照射して暖めてやれば、竜巻の発生を阻止することができると考えている。

マイクロ波を生み出すための電力源として有望なのは、巨大な太陽電池板を備えた太陽熱発電衛星をいくつも配備した衛星ネットワークである、と熱弁を振るうイーストルンドであるが、彼自身もこれまでに二度、竜巻で自宅を壊された経験があるそうだ。


●●コンピュータ・シミュレーションの結果は「有望」と出た

イーストルンドは、オクラホマ大学・暴風解析予測センター(CAPS)のコンピュータを使ったシミュレーション実験で、マイクロ波照射による竜巻消散構想の実効性を確かめたが、結果は素晴らしいものだったという。

「我々は机上実験で、冷たい雨を伴った“吹下ろし”を消散させることに成功しました。 ただし、まだどうして成功できたのか理由は解明できていませんけどね……。 推測される理由としては、おそらくマイクロ波ビームを当ててやることで空気が熱せられ、そのせいで“浮力”が生じて、“吹下ろし”の落下スピードを遅くできたからだと思いますが……。」――イーストルンドは『ニューサイエンティスト』誌にそう語っている。

科学者たちはエネルギービームの利用は危険であると懸念を表明してきた。しかしイーストルンドは「マイクロ波のエネルギーはほとんど全て水蒸気に吸収されてしまうので、正確に照準を合わせてマイクロ波照射を行なうかぎり人間への影響はない」と自信満々だ。

「竜巻は、一度発生したらどこに向かって吹いていくか、今もって皆目予測がつかない。しかしマイクロ波の場合はコントロールできるわけですから、人々に危害を与えることはない」――連邦緊急管理庁(FEMA)専属の物理学者であるポール・ブライアントもそう太鼓判を押している。

イーストルンド自身も、自分の構想につきまとっている問題を全部解決できたわけではない、と認めている。だが彼は、この構想を進めることで世間の人々が“気象改変テクノロジー”をもっと好意的に考えてくれるようになると期待している。

「私が本当に望んでいるのは、“気象改変”というアイディアを実現に向けて進めていくことなのです。 今はこんな構想を語るだけで嘲笑を浴びてしまうが、我々は、“気象改変テクノロジー”が世間から真剣に評価される段階へと、状況を進めていく必要に迫られているのです」――イーストルンドはそう語る。

米国は、毎年、年間1000件以上の竜巻に襲われている。 昨年5月には、オクラホマとカンザスの両州で24時間のうちに70件以上の竜巻が発生し、46人の死者と800人の負傷者、それに7億ドルの損害を出したと、『ニューサイエンティスト』誌は書いている。

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