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Re: 民主化の流れは止まりません
http://www.asyura2.com/0411/war63/msg/1147.html
投稿者 ワヤクチャ 日時 2004 年 11 月 29 日 22:27:20:YdRawkln5F9XQ
 

(回答先: 民主化の流れは止まりません 投稿者 高弘 日時 2004 年 11 月 29 日 20:36:48)

>民主化の流れは止まりません
>http://www.asyura2.com/0411/war63/msg/1138.html
>投稿者 高弘 日時 2004 年 11 月 29 日 20:36:48:xZLbWxvRf/mrs

>(回答先: Re: 戦いは長期戦になるでしょう 投稿者 ワヤクチャ 日時 2004 年 11 月 >28 日 16:36:47)


>>自分が元々いたところで住民の協力を得ながら
>>戦闘しているレジスタンスとアメリカから遠路はるばる出かけていって
>>補給路を線でかろうじて結んでいるに過ぎない米軍のどちらが勝つかですよ。

>アメリカ軍というのはもともと外征軍なので、常にアウェ−で戦うのです。
>それ故、圧倒的な物量でこの不利な条件を相殺しています。

その圧倒的な物量を運ぶ為の経路が果たしていつまで確保できるか問題では?
線というものは弱いものです。
至る所で待ち伏せ可能なのです。
あなたは米軍の車両が道路を走行中に仕掛けてあった爆弾で破壊される映像を
見ませんでしたか?
ああいったことが散発的に行われるでしょう。
そこで米兵の中にも輸送任務を拒否する兵士がで出てきた模様ですよ。
厭戦気分が米兵の中に増大しているでしょう。
ファルージャの攻撃はそれを打ち消す為にヘビメタなどをガンガン鳴らしながら
ゲーム感覚で攻撃をさせていたでしょうが、それでも米軍は敗北したのですよ。
この敗北感たるや強烈なハズですよ。
兵士が人間であるという事を忘れてはいけません。
単なる量の問題ではないのです。

>武装勢力は、今が正念場でしょうけど、アメリカ軍は更に増派されます。

アメリカ政府をそうしようとするでしょうね。
しかし、戦況が思わしく無い事がアメリカ国民に伝わるにつれて
アメリカ国内でも厭戦気分が広がるでしょう。
ベトナム戦争のパターンです。
インドネシアではイスラム教が強いのでイラクで米軍と戦う義勇兵の募集が始まった
ようですよ。
つまり、イスラム対アメリカという図式にはまりつつあるわけです。
イスラム教徒の人口は13億人ぐらいです。
もちろん、その中でどれだけがアメリカに反発しているかという問題は
あるでしょうが、かなりな割合になる可能性大です。
また、イラクのイスラム教徒を見殺しにしているとしてイスラム教国の自国政府に
対するイスラム教徒の反発も強まるでしょう。
イランもいつまで静観しているか疑問です。
解らないように反米勢力を支援しているかも知れません。
なんせ、イランは次は自分の国がやられるかも知れないと思っているでしょうから
戦場がイラクである内にアメリカをできるだけ叩いておきたいと考えるでしょう。

>世界に展開している米軍は再編により余剰がありますので、

どのぐらいあるのですか?

>この余剰人員がイラクに派遣されると睨んでいます。

その程度で足りるかどうかが問題です。

>消耗戦なら、規模が大きいアメリカ軍に有利に働きます。

ゲリラ戦というのはいつどこで攻撃されるか分からないという恐怖と
戦わなければならないのです。
米兵がこの恐怖にどこまで耐えられるかが問題です。
長期に渡ると頭がおかしくなってくるでしょう。
米兵が目立つのに引き換えレジスタンス側は住民になりすます事が可能なので
自分の都合のいいタイミングで攻撃ができるのです。
だから米軍は住民皆殺しをせねばならず、それをすれば反発が強まるという
悪循環に陥っているのです。

>いずれ武装勢力は、根を上げて逃走します。

でかけて行っている米兵の方が先に音を上げるでしょう。
家族から遠く離れたところで一体オレは何やってんだと思うでしょう。
一方、レジスタンスは自分が元々住んでいた場所で怒りに満ちて米兵を殺そうと
するでしょう。
この士気の差が勝敗を決めるのです。

>>私には長期戦になったとしてもそれはレジスタンスに有利な条件であると思います>ね。
>>アメリカの経済が破綻して、金欠になり、日本からの資金が滞れば終わりですよ。

>それはどうでしょうか。

軍資金が無くなるのですよ。
いつまでも戦争なんかやってられないのです。
戦費がかさめば国内から批判が噴出するのです。

>イラクで治安が悪化しているのは、バグダッド周辺だけでしょう。

それは、もっと情報を集めないといけませんね。
レジスタンス・レポートがどこでの戦闘を報告しているかですよ。
しかし、米軍憎しと思う人はどこでも米軍を攻撃するでしょう。
どこにそういう人間がいるか米軍にはさっぱり解らないハズです。
人の心を探査する機械は無いのですよ。
親米的な態度を装っていた人間が突如攻撃する場合もあるでしょう。
他国を侵略するという事はそういう事です。

>北部のクルド人地区は安定しているし、

様子見をしているのではありませんか?
クルド人にしたら米軍とスンニ派や反米シーア派が消耗戦をやってくれた方がいいでしょう。
わざわざ今の時期に米軍と戦う必要は無いという事ですよ。

>南部には選挙で有利な多数派であるシ−ア派がいるので、
>安定している地域の住民だけで選挙を実施するだけでしょう。

そのような一部の地域だけの選挙で選ばれた人々は選挙を行わなかった地域の
人々から政府とは見なされないでしょう。
ですから選挙の実施を遅らせる要望が既に出ております。

>長期戦になってもイラクの復興が進むだけなので、そうなれば武装勢力は孤立します。

誰が復興するのですか?
戦乱が耐えない中でできるのですか?
復興資金は?
何故、復興が進むと言えるのか教えて下さい。

>>ファルージャは一気にけりを付けるつもりで米軍は臨んだでしょう。
>>それに失敗して今度はもっと強力な大量破壊兵器を米軍は
>>使用するつもりなのかも知れません。

>最初はそうだったのでしょうけど、正規戦ではないので
>地域制圧で終わる訳ではありません。

少なくともファルージャを米軍の拠点にするつもりだったでしょう。
しかし、それに失敗した。
軍事シナリオは大きく後退したのです。
正規戦で無い事は最初から折込済みでしょう。
その上で負けたのです。

>一旦退いて、更に空爆を加えて弱らせるのでしょう。

それがさらなる反発を呼ぶでしょう。

>その後、アメリカはハイテク兵器を駆使して有利に戦いを進めます。

それはさらなる住民の被害をもたらしさらなる反米感情の高揚に貢献します。

>>>米兵の命と反米武装勢力の命を等価で交換する訳にはいかないから
>>>無理をしないだけです。
>>そんな差別的な考えがイラクの人に伝わるからイラク国民は怒るのですよ。
>>あなたのその投稿をイラク国民が知ったら、自衛隊攻撃の危険は高まるでしょう。

>イラク国民が怒るのは筋違いでしょう。

乗り込んでこられて米兵の命よりも価値なきものとしてイラク人を扱われたら
怒るのは当然でしょう。

>味方の危険を少なくして、敵の損害を多くするのは兵法の基本です。

しかし、最後には市街戦にならざるを得ません。
そこで、米兵とレジスタンスは同じような条件で戦う事になるのです。

>イラクの暫定政権は、武装勢力と対峙しています。

暫定政権の要人達もあらゆる攻撃を受けるでしょう。

>普通のイラク国民がどちらに付くかは決まっています。

何故?
CIAの傀儡アラウィにイラク国民が心から付くとでも思いますか?
フセイン時代にはアラウィは単なる爆弾テロリストだったのですよ。

>図式は、イラクVSアメリカ軍ではないのです。
>イラク軍+アメリカ軍VS武装勢力なのです。

そのイラク軍から脱走するイラク兵が多いとの事です。
そりゃあそうだ。
なんでイラク人同士で殺し合わねばならないか思いまっせ。
ついこの間まではアメリカ憎しと言い合っていた仲同士なのに。
米軍の方についたシーア派の指導者に対するイスラム教徒の
反発はいかばかりかと思います。

>>>武装勢力の小細工は通用しません。
>>小細工では無く、結構強力な武器で反撃しているようですよ。

>武装勢力は携帯型の武器しか保有していない筈です。

何故、そんな事が言えますか?

>戦車や攻撃機に立ち向かうには無理があります。

ですから、ゲリラ的に米兵を狙うのですよ。
最後は白兵戦ですからね。

>町が破壊され尽くされた時点で逃走するしかありません。

そういうやり方がいかにイラク国民の反発を買うか解りませんか?

>>>どちらかというと政界から淘汰されているのは、反戦勢力でしょう。
。>人の命を大事にしようという方が淘汰される事はありません。
>>命を粗末にする方が淘汰されるのみです。

>イラク戦争賛成派は、命を粗末にしていると言いたいのですか?

はい。

>命を大切に思うからこそ、イラクの民主化を望むのです。

その為に反米勢力を皆殺しにするのですね。
反米勢力は命の内に入らないという事ですか?
アメリカが来なかったら彼等は普通に暮らしていた人々なのですよ。
フセイン政権の下で普通に暮らしていた人々が、米軍が来た為に殺し合いを
するはめになってしまったのです。
反戦派の方が命を大切に考えているという事は明らかです。

フセイン政権下では経済封鎖により多くの人が死にました。
それは、フセインだけの問題では無く、経済制裁という手段を取った側の問題でも
あります。

>現在、反戦勢力の意見を代弁する社民党・共産党は少数勢力であり、
>淘汰されつつあります。

民主党に勝たせようとしたのでしょう。
よりマシな政権になるかと。
しかし、民主党も自民党とあまり変わらんなという考えが広まれば社民党や共産党
にもチャンスはあるでしょう。

>>「アメリカの政治に反対できない民主主義」というものです。
>>私はもっと国民主権を発揮できる民主主義を求めます。

>民主主義なら取り合えず何でも良いでしょう。

アメリカ民主主義の中身が問題です。
それは、アメリカ資本が儲ける為の民主主義です。
イラクを親米政権にして石油を確保し、イスラエルを支援し、中東に次々に親米政権を
作ろうとしているのでしょう。
サウジアラビアに民主主義はありませんが、親米という事で許されているのです。
親米>民主主義
なんですよ。
こんな欺瞞的なものは無いでしょう。

>あまり欲張らない方が良いです。
>『二兎を追う物、一兎も得ず』です。

民主主義を手に入れたつもりが単なるアメリカの植民地だったというのが日本です。
そりゃあ、豊かにはなったでしょう。
しかし、アメリカに反発すれば、ボロボロにされるという情け無いものでしか
ありません。
特に反米世論が盛り上がらなくても
先行的に小泉・竹中政権によってボロボロにされているではありませんか。
アメリカの意図は日本資本を弱体化し、アメリカ資本で牛耳ってしまおうという事
でしょう。
金の面で押さえてしまえば、グウの音も出ないだろうという腹でしょう。
それは、その通りでまさにそうやられちゃてるわけですわ。
民主主義云々以前の問題です。
独立できていないのです。

>>アメリカにいつまでもしっぽを振っているようでは
>>世界人民の民主主義から淘汰されてしまいますゼ。

>今の所、淘汰される気配はありません。

いや、これからそれが始まるでしょう。
アメリカ帝国の終焉の始まりがこのイラク戦争になるでしょう。

>今はアメリカに付いている方が安全だからそうしているだけです。

今の瞬間安全に見えてもそんなものはすぐ崩れます。

>将来的に日本の政策が変わる可能性もあるので、
>永遠にアメリカ一辺倒と言うわけではないのです。

そりゃそうでしょう。
アメリカ一辺倒では危ないと思う人が増えていくでしょう。

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