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史上最高のモニタースピーカー アルテック 612A(銀箱)
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1072.html
投稿者 中川隆 日時 2020 年 8 月 16 日 12:46:41: 3bF/xW6Ehzs4I koaQ7Jey
 

(回答先: アルテックの世界 投稿者 中川隆 日時 2020 年 8 月 13 日 18:25:52)

史上最高のモニタースピーカー アルテック 612A(銀箱)

アルテック史上最高のプロ用スタジオ・モニター!

ALTEC 612 - YouTube 動画
https://www.youtube.com/results?search_query=ALTEC+612

ALTEC 604 - YouTube 動画
https://www.youtube.com/results?search_query=ALTEC+604

ALTEC LANSING 612C Monitorの仕様 アルテック
https://audio-heritage.jp/ALTEC/speaker/612cmonitor.html

ALTEC LANSING 604Eの仕様 アルテック
https://audio-heritage.jp/ALTEC/unit/604e.html

ALTEC LANSING 604-8Gの仕様 アルテック
https://audio-heritage.jp/ALTEC/unit/604-8g.html

ALTEC LANSING 604-8Hの仕様 アルテック
https://audio-heritage.jp/ALTEC/unit/604-8h.html

ALTEC LANSING スピーカーシステム一覧 アルテック ランシング
https://audio-heritage.jp/ALTEC/speaker/index.html

Altecの商品一覧 - 中古オーディオ 高価買取・販売 ハイファイ堂
https://www.hifido.co.jp/sold/?KW=Altec&G=&LNG=J&OD=120&L=60

ヤフオク! - ALTEC 612 銀箱タイプの中古品・新品・未使用品一覧
https://auctions.yahoo.co.jp/search/search/altec%20%E9%8A%80%E7%AE%B1/0/

ヤフオク! -「altec 612」の落札相場・落札価格
https://auctions.yahoo.co.jp/closedsearch/closedsearch?auccat=&tab_ex=commerce&ei=utf-8&aq=-1&oq=&sc_i=&exflg=&p=altec+612&x=0&y=0

ヤフオク! - アルテック(一般 スピーカー)の中古品・新品・未使用品一覧
https://auctions.yahoo.co.jp/category/list/2084041557/

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ALTEC 612 Vintage Speaker Cabinet
◇アルテック 612 銀箱 スピーカー ペアキャビネット◇
https://lajazz.jp/products-page/altec-speaker_end/altec-612-vintage-speaker-cabinet%E2%97%87%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%86%E3%83%83%E3%82%AF-612-%E9%8A%80%E7%AE%B1-%E3%82%B9%E3%83%94%E3%83%BC%E3%82%AB%E3%83%BC-%E3%83%9A%E3%82%A2%E3%82%AD%E3%83%A3

Price: $6,000.00 約700,000円(参考)
本品は1960年代初頭にアルテック社から発売されたスタジオ・モニター・スピーカーシステム、 612 "銀箱" です。
アルテック史上最高のプロ用スタジオ・モニターとして君臨し続けている優秀なモデル。
後の612Xシリーズだけではなく、アルテックの基本構造の礎となった重要なスピーカーです。 それまで培われてきた劇場スピーカーなどの知識を惜しみなく注ぎ作り上げられたその箱鳴りは 素晴らしいです。

米松合板仕様の完全オリジナルキャビネット。 キャビネットは乾ききっておりこの上のない抜けの良い状態となっております。 年代物のため、外観は塗装の剥がれやキズがあり使い込んだ印象を除き概ね良好です。
今回、落札特典といたしまして、612用のスピーカースタンドを贈呈いたします。

■ エンクロージャー仕様 ■
外形寸法(梱包前): 幅650mm × 高750mm × 奥450mm(片側)
重量(梱包前): 20.5kg(片側)

■ ユニット構成 ■
615-B Duplex: 15インチコアキシャルスピーカー 16オーム
https://lajazz.jp/products-page/altec-speaker_end/altec-612-vintage-speaker-cabinet%E2%97%87%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%86%E3%83%83%E3%82%AF-612-%E9%8A%80%E7%AE%B1-%E3%82%B9%E3%83%94%E3%83%BC%E3%82%AB%E3%83%BC-%E3%83%9A%E3%82%A2%E3%82%AD%E3%83%A3

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アルテック DUPLEXシリーズ
主にモニター用に用いられた同軸型スピーカーユニット。
604シリーズが有名、中でも604Eは70年代に日本でも多く使用された。
他に605、601など。


・ALTEC LANSING 601 (1943)

・ALTEC LANSING 604 (1945)

・ALTEC LANSING 604E (1967)

・ALTEC LANSING 605B (1967)

・ALTEC LANSING 601-8D (1970)


ALTEC 604E は大変な傑作機で、音軸が揃い位相特性の精度が高いため音場感が出る。
華麗な音色である。アルティックトーンをしっかり残しながらハイファイになっている。Cタイプと比べると切れがあり現代的な音になっている。同軸で音像定位がよく空気感をよく表現できる。

ALTECの超大型システムのように雑にならず歴然と締まった音の印象。現代にも通用する。

天井が高く空間が広いのでプラネタリウムを見ているような広大な音場空間が出現します。

ホーンも上向きになっていて、音場の高さがよく出ていた。実演のエネルギー感と熱気がある。

音のまとまり感も他のALTECのスピーカーより歴然と優れていて驚異的な性能だと思う。

音圧は100dBくらいでしんどくなるらしいが、十分なハイエナジー&ハイプレッシャーサウンド。
後ろに従えている巨大な二機は120dBを涼しい顔で歪みなく再生してしまう。
ただ以前は120dBまで上げていたが真空管でドライブすると85dBでも満足できる音が出ているという。

評価の高いシリーズ機ではもっともロングランの製品で、1975年当時全米のレコーディングスタジオでアンケートを取ったところスタジオ使用率全米一位の実績を持つモニタースピーカーだった。

月日が流れて現在になって、性能的には過去の物になったかというと、そうだとは言いかねるものがある。604はベークスパイダー(蝶)ダンパーとフィックスドエッジの古いタイプは現代録音だとかパイプオルガンを再生するとアッという間にダンパーがへし折れる。

その時点でオリジナル喪失します。エレクトリの営業でALTECのプロでも515を折っている。

注意が必要である。1967年に製造開始した製品だが世代を重ねて性能も向上しており

シンセサイザーで作ったエレクトリック音源にも完全に対応している。オリジナルコーンの威力で低域もスパッとキレがある。主はオリジナルコーンの重要さを力説されていたが、確かにこれは重要だと感じさせられた。従来機より明らかに空間表現が向上している。

全体的に平坦化されたウェルバランスなハイファイ・トーンで鋭く立ち上がる音が改善されており、現代物ソースばかり聴く人にはこちらがベストだろう。シルバーのハンマートーン塗装の下は木製キャビネットだがコツコツと叩いてみると質感は金属の箱にやや近い。

オリジナルコーンでオリジナルキャビネット。箱が大変綺麗で素晴らしい。

604なのに高域が耳に刺さらないがアッテネーターが背面にありドライバーの音を絞っている。

6畳間だと、本当にほんっっとに605Aか605Bにしておいた方がいい(笑)

604は高域がきつく耳がおかしくなる(笑)


実は他の有名なヴィンテージの銘機と呼ばれるものは大抵このモデルの足元にも及ばない。

ALTECの一大傑作でまさに決定版です!
でもみんなALTECならA5とかA7とか大きい方に行ってしまう。共振が大きく音が汚れるし、大雑把な音なのに。
ALTECの館ではスピーカーの間隔はかなり広く取られていた。

「セッティングの正解は二等辺三角形ではなく正三角形なんです」


ALTEC A5 の515ウーファーと288コンプレッションドライバー(ニイパッパッ)だとホーン311と上手く合わないのではないか?A7の511Bホーンなら良いが、ダブルウーファーだとエネルギー感がマッチするので世間では低く言われているが817Aでシステムを組んでいるのです。というお話しを伺いました。


ALTECは現代スピーカーと比べると音楽の表情が断然に魅力的なんです!表現力がある!
現代のスピーカーは無表情に感じられるのですね。


原材料のコバルトの主な産出国だったコンゴ共和国が内乱に突入して供給が途絶えた。

アルニコ磁石から急遽フェライト磁石に切り替わったが「音が良くない」 とみんな一斉に離れた。

ただ古いスピーカーはコーン紙が綺麗でもボケた眠い音のものが非常に多い。

減磁が主な原因だが再着磁は基本的に良くない。

後はネットワーク部品が劣化してる。


よく中古ショップでALTECの大型は眠いボンヤリした音で鳴っているが

減磁とネットワークCの劣化が原因。


ALTEC LANSING 405 A オールアルミコーンのユニットミニフロントローディング。

見事なアルティックトーン。これはサブの小型モニター用スピーカーなのだが、
WE755 A とかには敵わないとのこと。


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ALTEC 604AB の音の値打ちの内訳は、ユニットとネットワークで50%、

箱が50%。つまり箱が適当では駄目ですよという話でした。


ALTEC 604 B C E 8G を実際に聴いたけど、自分が持ってる604Cが
もっともエンターテイニングな音。Eはハイファイ・トーンでアルティックらしさも
しっかり残ってて現代物ソースのみならこちらの方が良いかも知れない。

Bは普遍的でモニター的だが同系の最高峰である。8Gは振動版が重く地味な印象。


ALTEC 604C は軽薄かもですがエンターテイニングな演出感は強烈。

次がだいぶ薄くなってEだと思う。眩しいまでの明るさや輝かしさは ABと比べても際立って多いのです。自分は即物的なのでCで良いかなあ。

ABはキリッとした端麗辛口といった感じで大吟醸の味わいとスッキリしたコクがあるが、もっと普遍的でモニターライク。ALTEC 604はA〜Eまで。

「私はあまり米国製は認めていないのですが、アメリカ西海岸でしたら
ジムラン、ALTEC、Tru-sonicの三羽ガラスですね、ALTECなら604AとBまで、
ここまではランシングが在籍していた頃ですから」

「ウィリアムソンアンプなど英国製のヴィンテージアンプの方がハイファイで細部まで描き切る分解能がある。音質は女性的で綺麗。アメリカの方が個性があり重厚で厚みがある。

その分ディティールは曖昧になり音は緩さが気になるような気もします」


「ヴィンテージスピーカーは現代高性能アンプの広帯域や制動力を要求していないものがある。
スピーカーユニットとキャビネットとパワーアンプでほぼ音が決まる。
JBLの要求ダンピングファクターは1、ALTECは5。600とかのアンプ持ってくると音が詰まる。
スピーカーとアンプどっちも制動してしまうから」


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「音楽&オーディオ」の小部屋
アルテックを使わない理由 2017年12月02日
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/fde597cb035944ec68b14cc724b4adb6

先日、次のようなメールをいただいた。

「当方は、アメリカのSPを中心にいろいろ使用してきましたが、いつの間にかJBLばかりになってしまいました。しかし、1950年代前半の「ジムランシング」時代のユニットと1970年代以降のユニットは全く性格が違うような印象を受けます。まずは、日ごろの感謝と自己紹介まで。」

内容的にはボクシングでいえば軽くジャブ程度ということだろうか(笑)。すぐに返信した。

「拙いブログを読んでいただき恐縮です。昔のJBLの音は大好きです。細身の音の中に何とも言えない色気がありますよね。今のところアルテックがちょっと気になる存在になっています。もしアルテックを使わない理由がありましたらご教示ください。」

これもジャブ程度のお返しだったが(笑)、すると実に興味深い内容のご返信をいただいた。

「当方の周辺のオーディオの先輩・仲間の多くが、ALTECやタンノイを使用されております。なぜかJBLは「冷遇」されております。そんな中で、なぜJBLなのか?なぜALTECでないのか?本当に不思議です。

強いて言えば、次のことが理由かと思いますが・・・。

@ALTECはユニット・ネットワークの種類が限られており、組み合わせが極めて限定される。

AALTECは初期タイプ、特に最初期タイプのユニットに絶対的優位性がある。

ちなみに、当方も過去A7もどき、A5もどきを使用しました。その経験から、上のようなことを感じましたし、結局マニア 内での「最初期ユニットの取り合い」になってしまいそうな予感もしました。

この春にビンテージオーディオを始めたばかりの知人に請われ、所有していたALTECオリジナルの最初期エンクロージャーをお譲りした次第です。

最近、ALTEC 604E2(604−8Gのチューンアップ版のようです)というユニットとエンクロージャーを譲っていただきました。

結線したばかりで、これから調整を楽しみます。同軸SPを本格的に使った経験がなく、さてどうなることやら。当方はアナログ中心で、プリ・パワーとも管球式です。

「フルレンジSP」の記事は、かなり取り上げられましたね。「同軸SP」、機会があればぜひ取り上げてください。」

以上のような内容だったが「アルテックは初期のアルニコマグネット・タイプに限る。」と、耳にタコができるほど聞かされてきたが、やはりそういうことだった。

実はアルテックに限らず、SPユニットのうちフェライト(マグネット)タイプが、アルニコタイプを上回った例を知らない。

そもそもなぜアルテックを話題に載せたかというと、我が家のウェストミンスターのエンクロージャーにアルテックの同軸2ウェイ(口径38センチ)を放り込んだらどういう音がするんだろうと、ずっと気になっているから。

現状のJBL「D130」+「AXIOM80」(クロスオーヴァー500ヘルツ)にまったく不満はないものの、もともと同軸2ウェイ用のエンクロージャーなので回帰志向は常に頭の片隅にある。

それならオリジナルのタンノイ同軸ユニットを使えばいいじゃないかとご指摘を受けそうだが、この音がどうも・・・。

タンノイさんのファンは世に多いので、これ以上深入りしてあれこれ言うと差し障りがありそうなので止めておこう(笑)。

メールでご提案があった同軸SPについては口径38センチの分は惜しいことに前述のアルテックとタンノイさんぐらいで品薄なのが現状だが、30センチクラスとなるとグッドマンの「TRIAXIOM」(トライアクショム)シリーズが思い浮かぶ。

      

20年近くオークションと‟にらめっこ”してきたがいまだにお目にかかったことがない逸品だが、万一、ゲットする機会があればぜひ試してみたいところ。
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/fde597cb035944ec68b14cc724b4adb6


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- モニタースピーカーの堕落-
https://procable.jp/setting/07.html

■モニタースピーカーは、いつのまにやら、堕落してしまいました。

優れたモニタースピーカーが製造されなくなって、その代わりが出来るほどの優秀なモニタースピーカーが、その後、たったの一つも出てこなかったというのが、その原因です。

1950年代から60年代の、マイルス・デイビスの時代までさかのぼってみます。マイルス・デイビスやジョン・コルトレーンが、レコーディング・スタジオでプレイバックされる音を聞いていた、そのモニタースピーカーは、アルテック(altec)612A(通称、銀箱)です。38センチ口径の604という型番のアルテックの同軸ユニットが入ったモニタースピーカーです。

その612Aモニタースピーカーを設計開発したチームの中には、誰もが知る人物がいました。当時、アルテック(altec)社に勤めていた、JBLさん、James B.Lancingさんです。

アルテック社は、WE社、つまり、ウェスタン・エレクトリック社の技術部門が独立して出来たメーカーです。アルテック社内で往年のウェスタンエレクトリックの技術を勉強したJBLさんが、その後アルテック社を退職してから作ったメーカーがJBL社ですが、この話は本論からはずれます。

アルテックのチームとその一員だったJBLさんは、そのとき一点の曇りもない、完璧なスタジオモニタースピーカーを設計することに成功しました。それが、アルテック612Aという604という型番のユニットの入ったモニタースピーカーです。604ユニットは、38センチ口径です。モニタースピーカーには、38センチ口径のユニットが必要不可欠であったということです。

38センチというと、低音を思い浮かべるかたが多いと思います。それは大きな間違いであって、当時のモニタースピーカー用途の38センチという口径のユニットは、中域をしっかり出して、「生音と等身大の音」を出し、間違いのないミックスダウンをするためのモニタースピーカー、つまりそれが、38センチ口径のモニタースピーカーです。勿論、低周波も出す能力もありますので、低域以下の低周波数帯域のミックスダウンにも失敗はあり得ませんが、中域はそれ以上に重要です。中域再生のため、ウーファー部は1500ヘルツ、ボーカル帯域までをも、しっかり出す能力を持っています。

上記のアルテック612Aスタジオモニタースピーカー(銀箱)は、1940年代から使われはじめ、その後長年に渡って米国スタジオの標準となり、その後、日本国内も、それに習って、アルテック612A(銀箱)が標準となりました。米国のジャズのほとんど、その後のロックなども、アルテック612A(銀箱)をモニタースピーカーにしており、それが基準です。1970年代頃までは、米国では、それが続いていたものと思われます。

日本の音楽の黎明期は、それよりずっと遅れてスタートしています。アルテック612Aとそのユニット604のモニタースピーカーが標準になったのは、1960年代後半くらいからでしょうか。604Eか、604-8Gユニットくらいの時代からでしょう。アルテック612Aモニタースピーカーが使われていたのは、1980年代くらいまででしょう。

実は今でもマスタリングスタジオが使っているモニタースピーカーは、アルテック604ユニットであったりします。最終的には、今でもアルテック604をモニタースピーカーにして音を聞いて、マスターを作る段階で、スタジオの間違ったミックスを修正しているというのは、本当のことです。これはマスタリングスタジオにもよるものと思われますが、東京四ツ谷にある、多くのレコード会社が信頼しているマスタリングスタジオは、今もアルテック604がモニタースピーカーに入っていると、そのオーナーさんと仲の良いエンジニアのかたから聞いています。

その後のスタジオモニタースピーカーは、おそらくJBLに移行したものと思われます。別のメーカーも入っていたのかもしれませんが、そのあたりは、詳しくありません。

重要なことは、メインモニタースピーカーの信頼性が、アルテック612Aに比較して、低くなっていったのと併行して、YAMAHA NS10Mがスタジオに入っていったということです。当時、「ラジカセ」というものが、非常に多く使われるようになり、非常に多くの若者はじめ米国国民がラジカセで音楽を聴くようになっていました。NS10Mの役割は、当時、二つありました。

■YAMAHA NS10Mがモニタースピーカーとして使われた本当の理由
1)ラジカセで聞く人たちがいかなる音で聞くのかを、チェックするためです。

つまり、ラジカセの代表、それに近いものとして、割と素直な性質のYAMAHA NS10Mが、それ専用のモニタースピーカーとして選ばれたということです。これがNS10Mがスタジオに入っていった最たる理由です。

2)おおざっぱな音決めのためです。

卓の上に置いて、至近距離でミックスダウンするわけですから、今では二亜フィールドのモニタースピーカーと言われている、この手の使い方は、使いやすいのです。おおざっぱな定位などを最初に決めるため、NS10Mは「簡・易・的・な」モニタースピーカーとして使われました。もちろんNS10Mくらいのモニタースピーカーでは、信頼性が全くありませんので、最後には、ラージモニタースピーカー、ミドルモニタースピーカーなど、いろいろな種類のモニタースピーカーで検証して、音決めしていたものと思われます。

このあたりの時代で、モニタースピーカーを取り巻く環境が、すでに何かがおかしくなってきていることが分かります。というのは、1959年のマイルスやコルトレーンのジャズが、つまり、アルテック612Aモニタースピーカーでミックスダウンされた完璧な録音が、ラジカセでしっかり鳴らないなどということは、あり得ないことだからです。それが鳴らないのであれば、それはラジカセメーカーの責任なのですから、そんなことを、NS10Mなどをモニタースピーカーにしてまでチェックしていること自体、時間の無駄でしかなかったはずです。

モニタースピーカーの品質が落ちていき、メインモニタースピーカーを全面的に信頼できなくなってきていたからこそ、無意味なことでも、せざるを得なかったと言えます。

その後、さらにメインモニタースピーカーの信頼性は、時代とともに低くなっていき、ミドルモニタースピーカーにもろくなものがなくなってしまいました。というより、ミドルサイズには、最初からろくなモニタースピーカーは、一つたりとも、歴史上、登場していないのが実態です。

そして現代に至って、YAMAHA NS10Mだけが、無惨にもスタジオに取り残されてしまいました。役に立というが立つまいが、取り残されてしまった。だからNS10Mなどが(民生用のスピーカーに過ぎないものが)、モニタースピーカーなどと呼ばれていたのです。

■ミックスダウンの課程

自宅録音のかたも、プロのかたも、NS10Mをモニタースピーカーにしてのミックスダウン時には、次の課程を経ているはずです。

1)非常に録音の良い、優れたミックスダウンのイメージ、数枚のリファレンスCDの音が、頭の中にあります。理想とする録音です。それはおそらく数枚のCDでしょう。

2)そのリファレンスCDの音に近くなるように、モニタースピーカーの音を「目を凝らすように神経質に聞いて」、ミックスダウンしていきます。

3)プレイバックして、何度も聞き直し、良く分からなくなった時には、リファレンスCDを、そこでプレイバックしてみて、1枚で分からなければ、二枚のCDをプレイバックしてみて、ボロであろうがなかろうが、とにかくそこにあるモニタースピーカーを通して、どこがそれと違うのかを確認して、リファレンスCDの音に、時間をかけて似せていきます。

上記の方法を、NS10Mをモニタースピーカーに使う場合のミックスダウン時には、100%の確率で、取られていることと思います。頭の中は、音の足し算と引き算で埋め尽くされているはずで、そこにエネルギーの大半が吸い取られていきます。

その作業をしていること、しなければならないことこそ、そのモニタースピーカーが信頼できない品質のものである証拠です。

優れた本物のラージモニタースピーカーは、聞いた通りの音に録音されます。最も音楽が素晴らしく聞こえるようになる、まさにそのポイントに向かって録音するだけで、リファレンスの必要などありません。モニタースピーカーで聞いた通りの音が、マスターに刻まれていくからに他なりません。

また、NS10Mのように、爆音でミックスダウンする必要もありません。普通の音でプレイバックしたときにこそ、生音に近い等身大の音が出てきますから、全く無理がありません。等身大の生音という概念は、ミックスダウンには、非常に重要です。モニタースピーカーから「生音」が出ていれば、それイコール、完全に信用できるという、誰にでも分かる非常に単純なことです。ということは、NS10Mくらいのものではモニタースピーカーとは言えないということです。

そこにある音、人の存在、又は楽器の存在、音楽全体の存在が、よりいっそう気持ち悪いほどに生々しくなるように、さらに音楽が最も魅力的になるように、イコライジングしながらミックスダウンしていくだけです。

そして、その通りの生々しい信号が、マスターに刻まれていきます。それを再現しきれるオーディオ装置の有無などは、関係のないことで、間違いのないミックスダウンこそが最重要です。プロはどなたも最良のミックスダウンを望んでおられます。

ミックスダウン時の失敗や後悔、あそこはこうしておいたほうが良かったかな、というような、あとから来る迷いも、優れたモニタースピーカーさえあれば、一カ所もあり得ないミックスダウンになるであろうことは、プロのレコーディングエンジニアのかたならば、即座に理解されますでしょうし、作業が非常に早く、まったく合理的であることも、理解されますでしょう。

優れたラージモニタースピーカーが、早く出現することを願って止みません。プロのレコーディングエンジニアのかたは、集中力、気力等、並はずれて非常に優秀なかたがたばかりなのですが(今まで出会ってきたプロのかたは例外なくそうでした)、いかんせん、モニタースピーカーの環境が悪すぎます。一億五千万円もするニーブやスチューダーの卓(ミキサー)に、YAMAHA NS10Mしか接続されていないなどということは、異常事態です。

例えスタジオの経営側が、ラージモニタースピーカーは、これこれの46センチウーファーのものを壁に埋め込んで、背後からの反射をも防いでいる、これは米国のどこそこのメジャースタジオと同じであるなどと宣伝していたところで、レコーディングエンジニアのかたがた本人が、それらを全く信用できないものとして見限っており、全くあてにもせず、気分転換にしか使われていないようなことでは、それらは、ろくなモニタースピーカーではなく、使い慣れたNS10Mのほうがまだましだということで、今もNS10Mだけがスタジオに取り残されているのです。

■結論

「多くの人がラジカセだから、それにミックスダウンの音を合わせておこう。」又は、「多くの若者がiPODでイヤフォンで聞いているから、それに合わせてミックスダウンの音を合わせておこう。」

それは、非常に問題のある、「ムダ」、「ムラ」、「ムリ」、トヨタ生産方式で言えば、仕事の三大悪であり、絶対に許されない考え方です。

真のプロフェッショナルのかたは、今まで書いたことから、すでに理解されていることと思います。そのような考え方は、二流の考え方です。

プロフェッショナルは、責任を持って、徹底的に正確な信号をマスターに刻み込むこと、それが最高の仕事であり、最高の結果を生みます。

皆が使う音源、風潮に合わせるなどということは、どうでも良いことです。プロのかたは、100年後にも、その音源が最高の音源であって欲しいはずです。

そのときに使われているものがラジカセなのかiPodなのか、そんなことは分かりません。完璧なフラットが出るものを誰もが使う時代が来ているのかもしれません。そのような時代は来ていないかもしれませんが、そんなことはどうでも良いことです。

最高の録音を再現できないとしたら、それはラジカセ側の責任であい、iPod側の責任、未来の再生機材の責任であるということです。

レコード会社側の、二流の考え方に、プロのかたは妥協してはなりません。それでは二流の録音しかできません。

■さらに、上記の二流録音がもたらす結論を明確にしておきます。

徹底的に正確な信号を録音した一流の音源があるとします。かたや、iPodやラジカセに合わせた録音があるとします。両者をiPod、ラジカセで聞くとします。いづれが良い録音に聞こえるかは、明白なことです。

誰が聞いても前者を選びます。

これで、十分でしょう。

■注意点

アルテック612A(銀箱)というモニタースピーカーの名前、アルテック604ユニットというモニタースピーカー用のユニットの名前を出さざるを得ませんでした。素人のかた、オーディオのかたは、WEのフィールドスピーカーと同様、これにも近寄らないでください。これによって、いかに多くの熟練したオーディオマニアのかたが泥沼に陥ってしまわれたことか、それはまさしく吸血鬼のごとしです。一生涯かけてもセッティングできないかもしれない、非常に危険なプロの道具です。

セッティングしきれるのはプロだけと想像します。アルテック612Aというモニタースピーカーは、セッティングしきってこそ、はじめて上記のような、聞いた通りの録音がしていけるものであり、セッティングが不完全ですとかえって混乱してしまうことになります。あまりにも正確に信号を増幅してくるからこそ、一個のXLRプラグ、一本のケーブル、一個の電源プラグ、アンプ、卓などの選択ミス等、一つも許されません。もろにその間違いを出してきますので、その原因はプロのかたにしか皆目分からないはずですし、オーディオ用のプリアンプやパワーアンプくらいのものでは、とうてい鳴るものではありません。したがって、アルテック612A(銀箱)の本当の音、本当の能力は、オーディオ界では、オーナーであれオーディオ店であれ、ただの一人も知らないはずです。

趣味に使うには、あまりにも過酷で、かつ、デリケート過ぎる、本物中の本物のモニタースピーカーなのです。

オーディオは、プロのレコーディングとは違います。趣味です。趣味として割り切って、誰にでもお勧めできるモニタースピーカーは、能率90dBから93dBほどの、30センチか、38センチのウーファーのPA用スピーカーです。(EV(エレクトロボイス)のTX1152レベルになりますと、性能も高く信頼性も高いPA用スピーカーが、モニタースピーカーとして使える最高のものになります。)

低域のチェックには、38センチウーファーのスピーカーが必要不可欠なのですが、TX1152は、38センチウーファーものです。あら探しには、現代の小型のスモールスピーカーが必要です。それは、プロのスタジオさんなどに、どれがいいかを聞いて下さい。

アルテックは、A7、又はA5のほうが、よほどに安全な部類のものですが、アルテックA7にしたところで、過酷なことになるのは当然だという認識と覚悟がいります。これらもモニタースピーカーとして使えないことはありませんが、EV(エレクトロボイス)SX300や、TX1152などに比べますとモニタースピーカーとしては、クロスオーバー周波数の問題を抱えていますから、モニタースピーカーとしては、電源を良くした場合には、音の焦点の調整が難しいですから、非常に使いにくいです。アルテックA7につきましては、スピーカーの能率という項目でも、触れています。


■現代のモニタースピーカーにつきまして(2014/12/29記述)

現代は、デジタルレコーディング全盛の時代になりました。そして、アナログ時代より音が良いのではないかというほどのデジタルレコーディングすら可能になってまいりました。

それとともに、モニタースピーカーの環境も、やっと変わってきましたので、追加して、修正すべきところは、修正します。先の記述と合わせて読まれますと、「モニタースピーカー」の役割というものが、より理解出来るだろうと考えております。

ラジカセの全盛期の頃のスモールモニターというのは、ラジカセの音をスタジオで確認する為のものであった事は、前述した通りです。
しかし、現代のスモールモニターは、用途が全く違ってきています。現代のラージモニターでは、優れたものも出て来ております(目から火が出るほど高額ですが)が、そのような高額なものを買うまでもなく、用途は同じなのですから、EVのTX1152を、低域専用のモニタースピーカーにしたほうが十二分どころか、そちらのほうが用途に向いているくらいです。

しかし、TX1152も含めまして、それらのラージモニターで音楽を聞きますと、どれもこれも、欠点が隠れて、良く聞こえてしまうという、ラージモニターは、ほぼ例外なく、モニターとしては致命的な欠陥も、同時に持っています。スモールモニターも、プロが使えるレベルのものとなりますと、非常に高額です。

信頼性の高い、「パワードモニター」ですと、安いものでも、16センチウーファーもので、一個7万円、二個で、14万円から、15万円します。これで一番安価なものです。が、安価でも非常に高性能です。

それらの役割は以前の小型モニタースピーカーとは全く違っており、しかも、皆さんに縁のあるオーディオ用のものとは種類が全く違うものですので、決してオーディオ用のスピーカーをモニタースピーカーとしては、使わないで下さい。

(気を付けて下さい!!、オーディオ用と私が書いているスピーカーというのは、JBL の、モニタースピーカーという名前で売っているもの、一つ残らず、全てを含みます。B&Wもそうです。それらは、単なるオーディオ用に過ぎません。モニターとウソをついているのは、より多く、販売したいだけの事です。)

何というおそろしいことを彼らはしているのでしょうか!

さて、話題を元に戻します。現代の、本物の、小型のモニタースピーカー(パワードモニター)、それらは、現代のデジタルレコーディングの「あら探し」に向いているものになります。

勿論、セッティングはきちんと出しておかなくてはなりません。完璧なフラットでないと、意味が無いのです。

そうしますと、それらのモニタースピーカー(パワードモニター)は、あらを探すのに、適切なものへと変貌します。そして、よりフラットなレコーディングが可能になるのです。

★このあたり、10Mの時代とは、全く意味が違ってきていますので、注意してください。

そして、超低域だけは、ラージモニターで確認するという、いわば、分担作業です。そういう方向へと、レコーディング環境も変化してきております。

あら探しも出来て、超低域の確認も同時に出来る38センチもののウーファーを備えたものが現代にもあれば一番いいのですが、その種のものは、残念ながら、一本だけで、200万円前後もします。二本で、消費税も込みで、ざっと400万円でしょう。その価格帯のものでは、採算の取れるプロのスタジオしか導入出来ないでしょう。

■最大注意事項:)パワードモニター(アンプ内蔵のモニタースピーカー)が、おそらく、共通して持っている特徴につきまして。

現代のモニタースピーカー(パワードモニター)は、あら探しに向いていると書きました。それは、壁コンセントに来ている、通常100Vで接続しておいて、おおむね、フラットにセッティング出来た場合です。

現代のスモールモニタースピーカーの9割までが、アンプ内蔵型、つまりは、パワードモニターと呼ばれるものであり、音の焦点のセッティングは、一見不可能に見えます。

ただ、抜け道があります。それらのスピーカーを使われる時には、他の機材には、ダウントランスやダウン&アイソレーションなど、優れた電源を出来るだけ使っておいて、パワードモニターだけを、壁コンセントに来ている、通常100Vから取ってあげて下さい。

それで、最善の録音環境が整うと思います。

が、おおむね!、おおむねではありますが、どのみちミックスダウンやマスタリングの作業というのは、メジャーレコード会社(ソニーミュージックや、エイベックスや、ヤマハなど)の仕事を請け負っているレベルのプロのエンジニアの力を借りなくては、うまくいく筈が無いほど、レベルの高い作業です。

ただレコーディングエンジニアというだけではダメです。現役で、ソニーやエイベックスなどの、メジャーレコード会社の仕事を請け負っているレベルのエンジニアか、専門の会社でないと、依頼しても満足するものは出来上がりません。

さてその際、出来るだけプロのエンジニアに任せる以前の段階で、優れた音源を作っておいたほうがいいのは、言うまでもありません。そのほうが、短い時間で、音楽が完成する、すなわち、コストが安くつくのです。

そして、音の濃さ、デジタルの濃さというのは、自宅でレコーディングする時にこそ、決まってしまうのです。

その時には、200Vからの、又はアイソレーション系の、良い電源を使い、デジタルロスを最小限にしなければ、音を濃くするチャンスは、いくらプロにその後任せても、もうやって来ないのです。

さらには、意外にも、プロのエンジニアは、音の濃さには全く無関心なケースが多いのです。ミックスダウン、マスタリングにおいてはプロですが、音の濃さや、音の焦点については、素人さんなんです。

ということは、絶対に(絶対に!!)、録音ルートだけは、パワードモニターを使ったとしても(パワードモニターは壁コンセントの100Vから取ってください)、他の録音機材全て(録音ルート)には、200Vからのダウン&アイソレーション級の、非常に良い電源を使ってあげて下さい。

つまり、ラージもスモールも、最善の「濃い音」の録音には、「録音ルート」だけは、必ず最善の電源を使って下さい、ということです。


注:)パワードモニターの場合には、モニタールートには、そこまで良い電源を使ってはいけません。録音結果の音の濃さには、関係の無い部分でもあります。録音ルートと、モニタールート、この違いは、素人さんでも理解出来る筈の事ですので、決して混同しないで下さい。そして、理論を、理解してください。この程度の事が理解出来ないのであれば、自宅レコーディングは最初から無理です。

モニターしている音が薄いからといって、録音されている音が薄いとは限らないでしょう。この基本だけは、必ず理解してください。そして、あら探しの出来るパワードモニターを使って下さい。

ダウン&アイソレーション級の電源は、あくまでも、録音ルート、そして、モニタールートには、通常100V。それで、完璧です。音も非常に濃い音で録音されます。でないと音の焦点が、キンキンになってしまって、せっかくの良質なパワードモニターが、使えなくなります。


その際、モニタールートへの電源は、何でもいい、というよりは、壁コンセントから取った100Vのほうが、パワードモニターには向いている、と、しておきます。

パワードモニターは、アンプ内蔵です。要するに、わざと、内蔵アンプには、100V電源を、送ってやって、音の焦点が普通になるように、取りはからって下さい、ということです。そうするだけで、音の焦点が一発で決まりますし、音源が濃いので、モニター環境に狂いが生じる事もあり得ません。目的が録音だから、これは成立することです。

オーディオの場合には、すべての電源を、ダウン&アイソレーションから取るのが理想ですが、これはレコーディングです。オーディオとレコーディングは別物です。ただし、録音ルートは、何度も書きますが、デジタルが欠落してはいけませんので、すべて、ダウン&アイソレーション級の電源から取ってあげてください。

■要点をまとめます。

自宅録音のかたは注意してください。本当に良いレコーディングをしようと思ったら・・・、

最後は凄くハイレベルなプロの力が必要であるということと、モニタースピーカーには、プロ用、つまり、あら探しに向いている、プロ用のパワードモニターを、壁コンセントの通常100Vから取っていただくということ、他の機材は、予算が許す限り、最高の電源(理想は、200Vのダウン&アイソレーション級のトランスなど)から電気を取るということ、そのあたりが、濃密な音で録音出来て、さらには、モニターで躓かないコツです。

そして間違ってもオーディオ用のスピーカーだけは、モニター用として使ってはならないことだけは、しっかりと、記憶しておいて下さい。特に、〇B〇や、B〇Wなどのモニター(と名乗っているスピーカー)では、全くダメですので、その点は注意してください。

現代の本物のプロ用のパワードモニターは、非常にマニアックなものです。


プロケーブル注:)ただし、これは録音用、マスタリング用ですので、オーディオのかたが入手しても、つまらない音だと思うだけでしょう。オーディオのかたは、安易に、入手しないで下さい。

★小型パワードモニターの機種を具体的に知りたいかたは、メールか、お電話などで問い合わせ下さい。日本では、それは到底作れるものではありませんので、日本製は見限って下さい。パワードモニターも、日本製には、要注意です。

——————————————————-

Music Well Studio さんのコメント: モニターの音はどうあるべきなのか!!

Subject: 導入感想をお送りいたします。

PRO CABLE さま

お世話になります。
御社より、スター電器 3000W ダウントランス コンセント16個バージョンと
シールド電源ケーブルを購入させて頂きました、
大阪のMusic Well studio の○○○○と申します。

御社の多くのお客様が感想をお送りされていますので、僕もお役に立てれば
と思いメールさせて頂きます。

接地工事が終了いたしました。
A種棒を2本連結しました。この時点で抵抗値が13Ω出ていましたので、
これで完了としました。

今回の電源廻りのリニューアル前は、○○○製100Vの大型アイソレーションレギュ
レーターにて整流し、その後に○○○製 ○○○-1500(コンディショナー) を配し
て使用しておりました。

そして今回、音に直接関わる機器には、スター電器 3000W ダウントランス に
マリンコシアターモデルを配して直接接続しました。(○○○-1500はキャンセルです)

結果、音場がとても大きく感じられ、今までに聴いた事のないダイナミクス豊富
な出音です。
これがノイズレベルの下がった事のみで得られる“音”なのかと疑問に思う程です。

私は常に “フラット” な音環境を切望し、そこを追究する事がリスナーの皆様に
対しての責任だと日々考えております。
目指すは良いものと悪いものをしっかり聴き分ける事が出来るフラットな環境です。
その様な着色のない環境での制作を可能にしないと最終アウトプット(流通商品)時
点では大変な事になります。

制作初期段階で少しでもピーキーなものが出来上がってしまうと、その後段階での
作業で段々としわ寄せが積み重なり、ごまかしごまかしで最終的にはろくなものに
はなりません。

制作スタジオに求められるのは限りなくフラットな音響環境です。
決して良い音も悪い音も『立派な音にしてしまう再生環境』ではありません。

Studioで自然に出来た“音の印象”がどの様な再生環境(ヘッドフォン、ラジカセ、
カーステ、喫茶店の天井スピーカーそして高級オーディオ等)においても“同じ印象”
で聴く事が出来れば、制作環境としては最高の状態と言えます。

歴史的に、あまり良い環境で制作出来なかった頃に“エンジニアの勘”というものが
生まれ、そしてそれが重要視されてきた気がします。
フラットな再生環境では無いため“見越”の技術が必要だったんですね。
なんとも恐ろしいですね。

“音”が解りにくければ、音楽制作は大変困難になります。

今、目の前では今までに感じた事の無い“素晴しい音”が鳴っております。

しかし、それだけではありません。
制作段階では各トラックに色々な補正処理を施します。その中にEQ処理や音圧処理
があります。
リニューアル後、特にEQ処理には大きな変化が出てます。
パラメーターを動かす幅が大幅に減少しました。変化がとても良く見えるからです。
処理後のEQカーブを見ても今までの様に大きくはなりません。なだらかで微妙な曲
線です。

“自然に聴こえるまま”で、何の見越も必要なく作業出来ています。

不安になるくらい。。。(笑)

これで大正解なのだと思います。
大きく変化させる事はピークを生みます。
振り返って、今までどれだけピーキーなものを創って来たのかと思うとゾッとします。

音をCD-Rに納め、いつもの様に色々な再生環境で聴いてみました。
実験です。ここが私にとって “肝” となります。 ドキドキです。
その結果は . . .  凄い!! ニュアンスは変わりません!
(勿論、再生環境によって迫力等は違いますが…)
今まで苦労して何度も何度も色々な環境で聴いては直し聴いては直ししていたものが、
一発でOKレベルに到達出来ました。

これは本当に素晴しく嬉しい限りです。

驚いたことに気が付けばなんと位相感までも改善されてしまってます!
モニター環境にまで影響が出るとは。。。

電源を“まとも”にする事は本当に万能薬の如く色々な恵みが与えられるのですね。
本当に驚きです。

以上が現時点での導入感想となります。

– – – – – – – – – – – – – – – – – – – –

Music Well Studio
代表 ○○ ○○
○○○-○○○○-○○○○
http://www.musicwell.jp

https://procable.jp/setting/07.html


▲△▽▼

妖刀アルテック 612Aモニター(銀箱)には、絶対に近づいてはならない。
別の箱に604ユニットが入ったものは、その限りではありません。
612A(銀箱)オリジナルには、WE同様、絶対に近づかないでください。
612A(銀箱)オリジナルも、上記の能力が全く同レベルで必要な「妖刀」、「化け物」です。鳴らしきれるはずがありません。


- 記憶に残る人(重体患者からのメール)-

記憶に残る人を1名あげてくださいと言われれば、私は次のかたをあげます。

個性的なかたがオーディオには不思議と多く、印象に残っている人ばかりなのですが、このケースだけは、少し事情が違っていました。

あまりにも、おそろしい余韻が、今も残っています。

氏名も定かではありません。住所も、何も知りません。たった2通、舞い込んできたメールでした。私が全く知らないかただからこそ、書けることです。それはそれは、今思い出しても、おそろしい内容だったと思います。それ以上おそろしい状況に陥っていたかたは、他には知りません。

ある日、メールが来ました。次のようなメールでした。


「ウェスタンエレクトリック(WE)のフィールドスピーカーを鳴らしていますが、困った状態になってしまっていますので、アドバイスしてくださいますでしょうか。」


短いメールでした。私の返答は、下記の短い内容でした。
「ウェスタンエレクトリック(WE)のフィールドスピーカーを鳴らされているほどのかたでしたら、私のアドバイスなど必要ないでしょう。私のサイトをくまなく読まれて、もしヒントがあれば、それを生かしていただいて、あとは、ご自分でセッティングされていかれればいいのではないでしょうか。」


二週間ほどして、再度、短いメールが来ました。


「本当に困っているのです。オーディオで、良いと言われるものを、次から次へと買い集めた結果、どうにもならない状態になってしまったのです。どうしていいか、全く分かりません。お願いします。」


これで状況の全貌がつかめました。想像以上に、深い「オーディオ地獄」に陥っておられるかただということが、分かりました。ウェスタンエレクトリック(WE)のフィールドスピーカーは、尋常な価格ではありません。それだけでも相当の金額ですが、そのレベルと同等の金銭感覚で、良いというものを次々に買い漁ってきたとなると、およそ我々には想像できないほどの、大金が動いていたと思われます。

私はそのとき、純粋に、まったく「音」のことしか、考えていませんでした。

そして、次のようなメールを送ってしまったのです。


「了解しました。事情は分かりました。機材はあとでいいですから、まずは、今、持っておられるオーディオ屋で勧められて買われたケーブル、または、ご自分で買われた高額なケーブル類を、全部、ゴミ箱に捨ててください。または、売却されてください。とにかく一本残らず処分されてください。それからでしたら、本格的に、ご相談に乗ります。その後、再度メールください。」


でした。その後、二度とメールは来ませんでした。
私の書いたことの意味が、分からなかったのでしょうか。


今にして思うに、私はうかつだったのかもしれません。相手は、おそらく重症の患者だったのです。自分自身で身動きすら全く不可能なほどの、緊急の大手術が必要なほどの、救急車で搬送しなくてはならないほどの、重体の患者だったのです。
「一体全体、どれくらいの大金を、ゴミにつぎ込んだんだ!!」
今思い出しても、はらわたが煮えくり返るほどの、気持ちにかられます。


ウェスタンエレクトリック(WE)のフィールドスピーカーに、お金をつぎ込むほどのかたは、尋常ではありません。


どこでそんな大それたものの知識を得てきたのかも、定かではありません。

普通の中古オーディオ屋さんは、いくらなんでも、そこまでのものは、勧めないものです。

つぎ込んだお金の総額は、五千万円なのか、七千万円なのか、一億円なのか、家族は? 家庭は崩壊していないのか? その後、破産してはいないのか?


次から次へと、疑問が沸いてきます。
「ケーブルを全部ゴミ箱に捨てろ。」などではなく、もっと徐々に、正常な軌道に戻してあげることは、自分にあの時、出来なかったのだろうかと、今も、ふと思うことがあります。あまりにも短いメールでしたので、そのかたの状況、その奥の奥まで見通すことが、そのときには、出来なかったのです。

今にして思うと、このかたの声は「肥溜め」から発せられていた「救助」を求めるSOSの声だったのです。肥溜めに落ちてしまい、どうあがいても這い上がれず体中をウジ虫が這い回り、死を待つしかないという状況、あれこそは悲痛なる「うめき声」だったことが、今でこそ分かるのです。
■これを読まれるかたは、はっきりと、認識されておいてください。私は断言します。


ウェスタンエレクトリック(WE)のフィールドスピーカーなど、本物のF1マシンです。

クラウンD45の商品説明で記述している通りの、本当に、戦国時代の「妖刀」そのものです。


100万円の、ゴミケーブルごときレベルのもので、鳴らせるわけがありません。

500万円の、ゴミアンプごときレベルのもので、鳴らせるわけがありません。


スピーカーとアンプ、又は、ケーブルとの相性が合うだの合わないだの、低いレベルの話を、いつまでも言っていてはダメです。

F1のレベルは、「品質と技術の絶対的な高さ」だけです。ただそれだけです。徹頭徹尾、それが要求されています。F1レースの世界と全く同じです。

そして・・、

例えケーブル類が全て、第一級品のプロ用であって、健全なものだったとしても・・・、

アンプは? 

ウェスタンエレクトリック(WE)のフィールドスピーカーの設置角度、高さ、奥行き、場所は?、

一ミリ単位で、全てその音から逆算していって、本能的に計算できるでしょうか?、

部屋の音響処理は?、

そして、たった一個のプラグが音に与える影響まで、この箇所は金か銀か、全ての箇所を、一つも間違えずに、音から、一つの前後の狂いもなく、全プラグの正解を逆算できますでしょうか?


音響処理グッヅなど、さらに混乱を招いてしまうだけに終わり、ウェスタンエレクトリック(WE)のフィールドスピーカーの前では、害悪になるのみで、これもまたゴミに過ぎません。全く役にも立たないどころか、足を引っ張る程度のものばかりなのです。

自分の耳で、目で、肌で、部屋の中を徘徊している音の複雑なルート、それが全て明瞭に見えているだけの「能力」がなくてはなりません。同時に、周波数特性の計測装置より正確に、全てのケーブルと機材の特性が、耳で把握できなくてはなりません。

ウェスタンエレクトリック(WE)のフィールドスピーカーとは、それほどまでに恐ろしいものだと認識されてください。

そこまでは無理だと、誰でも思われるでしょう。そう思われるのであれば、「妖刀」には、絶対に近づいてはならないという「印」です。

それが、し・る・し、です。
又は、音の修行僧として、一生涯を送るかです。

選択は、二つに一つです。例外はあり得ません。

もう一種、同程度に恐ろしいものを書いておきます。アルテック612Aモニター(銀箱)のオリジナルです。別の箱に604ユニットが入ったものは、その限りではありません。612A(銀箱)オリジナルには、WE同様、絶対に近づかないでください。612A(銀箱)オリジナルも、上記の能力が全く同レベルで必要な「妖刀」、「化け物」です。鳴らしきれるはずがありません。

あのメールのかたが、ご家族のかたと、今も幸せに暮らしておられることを、心から祈っている次第です。
http://www.procable.jp/setting/17.html

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兵庫県 ALTEC システム Y様宅訪問記 | 禁断のKRELL
https://ameblo.jp/507576/entry-12448858078.html

神戸市 アルテックの館を再訪問 | 禁断のKRELL
https://ameblo.jp/507576/entry-12613158406.html

岡山県 Vintage Audio 店訪問記 ALTEC 604 | 禁断のKRELL
https://ameblo.jp/507576/entry-12616010035.html

 

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コメント
1. 中川隆[-11819] koaQ7Jey 2020年8月16日 13:44:47 : k2bzml3lWg : RFZZVDZ1ZWY0ZkE=[23] 報告
224: ディラン :2010/02/02(火) 21:44:15 HOST:FLH1Adl055.kyt.mesh.ad.jp

ALTEC9862 の魅力は広帯域再生だと思って居ります。
J−POP、クラシックはやはり広帯域再生で無いとね。フルレンジ派の方々には小僧扱いされそうですが。(笑)
9862の魅力は新しい録音のCD、LPも見事に再生します。

ウエスタン直系のALTECが話題に昇り難いのは鳴らし方に問題有りと思って居ります。

802,414、416+950です。最強だと思って居ります。
タンノイ、JBLに宣戦布告です。
(ALTECしか知らないだけか?コンプレックスの裏返しか、笑。)


228: ジークフリート :2010/02/04(木) 08:21:37 HOST:wb56proxy12.ezweb.ne.jp

怪傑黒頭巾じゃ面白くないですナ〜!
特にJBL辺りには戦線布告して、9862が#4344のパクリでないてな感じの主張なんかがあると、ギャラリーとしては楽しめますがね。


231: MIZ :2010/02/04(木) 18:53:28 HOST:p4030-ipad202akatuka.ibaraki.ocn.ne.jp

>9862の魅力は〜
>802,414、416+950です。最強だと思って居ります。

4WAYだけど、バランス良く鳴りますよね。
でもつまらない音ではなく、心地良い音色もでるし。
臨場感というか迫力もバッチリ(´ー`)b。

出来るなら、
ウォーミングアップCD一枚分の時間で慣らし運転すると
より反応が良くなり、より気持ち良く鳴ってくれます(躍動感UP?)。

>タンノイ、JBLに宣戦布告です。

9862を迎えながら自宅でも美音?環境つくりたいので
サブとして考えてるのが実は「タンノイSP」だったりします(爆。
タンノイSPは、箱鳴りも音としているとネットで良く見るので気になってます。
他は前使っていたNS-1200でしょうか。

>075
宣戦布告されたり終戦だったりあったようですが
ツイーターのダイヤフラムはJBLな!我が9862です(爆。

950のダイヤフラムが無いので
JBL075ダイヤフラムが代用されている訳ですが。

音の違いがどんなものか、じっくり聴いてみたいです
シクシク(ノ∀`)>JBL4343日本oo協会の録音技師の方が使いこなせずに難しい・・・

 っだったんでしょね。

当時のスタジオモニターはJBLの4320、4325 4330、4331あたりとALTECの銀箱系統とその流派、ユニットが 604系(E、G)+箱612系(612A、612C、620)が多かった。

 4343が出ても以降せずにそのままでしたからね。

そうしてるうちにウーレイやらガウスやらウエストレイクあたりが出てきて混戦になり、B&Wが参入してJBLもALTECもトドメ刺されたというかなんというか。

241: RW-2 :2010/02/11(木) 13:29:03 HOST:125.173.203.61.ap.yournet.ne.jp
パルジ様
 エレクトリが音頭取って4343のようなヤツお願いしやんすで作った製品
 ですからJBL風でなきゃいけなかったんだすよ。確かアメリカぢゃ販売しな
 かったはずですよ。

歴史的に考慮しても一番アルテックらしくない製品でしょ。
 しかしながら流石アルテック、潜在能力はバツグンらしいですよ。上手く鳴らす
 にゃ非常にクリティカルなようで。

 6041もエレクトリがウーレイのようなヤツお願いしやんすで作りやんした。

 エレクトリで一番成功したのは一番安いDIGでしょね。2〜3Wのアンプで
 ガンガン鳴りやんす。これが一番アルテックらしいでしょね。


242: ジークフリート :2010/02/11(木) 18:02:07 HOST:FLH1Aar090.oky.mesh.ad.jp

 4343なんかはプレイバックモニターの部類ですから、録音技師の仕事用とはちょっと目的が違うんですよね。
 しかし、TADやウエストレイクのダブルウーハー機と比べると、ちと半端な感じがします。
 ま、今じゃジェネレックとか卓上ミニモニターの時代ですから、4320〜4343なんてのは既に過去のもの。

 それにしても、6041やキングダムを見るたびに、同軸ユニットを使う意味があるのかナ?と思ってしまいます。

243: 世直し奉行 :2010/02/13(土) 02:28:03 HOST:p2147-ipbfp1601kobeminato.hyogo.ocn.ne.jp

↑超ワイドレンジと同軸のメリット、我国マニアのニーズでしょう。
帯に短し襷に流し、本末転倒の為せる技???クラシックリスナーは大変?です。

音量差で、其の都度調教は難儀?!毎日が精神衛生上地獄?です!
結果、胃潰瘍に?多分!!!


244: ディラン :2010/02/13(土) 14:25:42 HOST:FLH1Adl055.kyt.mesh.ad.jp

ジークフリートさん
9862の例の蜂の巣の真似、四角い音響レンズですが外したり付けたりを繰り返して試してみました。
音の拡散と言うより音色が違いますね。着けたほうが全体の音色が良かったです。
同軸+ウーファーは私も疑問に思います。ウーレイは元町のJAZZ喫茶で聴きましたが大音量には良いようですが私の好みでは有りませんね。
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/music/11602/1204788275/

2. 2020年8月16日 13:48:57 : k2bzml3lWg : RFZZVDZ1ZWY0ZkE=[24] 報告
 ALTEC  612A (604C入)            
http://jupiteraudio.com/2079/2079.html

ALTECオリジナルスピーカーの中でも、人気の高いモニター用スピーカー、通称銀箱です。

このサイズでこれだけの鳴きっぷりは実に見事です。
ご家庭でも十分置けるサイズです。
しかも同軸であるがゆえ、音量を絞り込んでも定位はしっかりと真ん中で定位してくれます。

搭載されているユニットも人気の高い604Cです。
通常はフィクスドエッジですが、こちらのモデルはコルゲーションエッジに交換されています。
しかしそれが功を奏してか、非常に豊かになってくれるのです。
フィクスドエッジの切れの良いサウンドも魅力ですが、これはこれでなかなか乙なものです。
LPを聴くに良し、CDを聴くにも向いているような気がします。

そして、このモニター仕様らしいフェイスも惹かれるところでしょう。
昨今の凝り過ぎてしまったデザインよりは、見ているだけでも安心感があります。
能書きを並べたものよりもストレートで、このどうだ!!と云わんばかりのサウンドステージ感は聴く者の体を震わしてくれます。

http://jupiteraudio.com/2079/2079.html

3. 中川隆[-11818] koaQ7Jey 2020年8月16日 13:57:37 : k2bzml3lWg : RFZZVDZ1ZWY0ZkE=[25] 報告

ALTEC #614, 612A, 620A のサウンドの違い 2010年09月30日
https://community.phileweb.com/mypage/entry/2051/20100930/20815/


アルテック(ALTEC)の#604系同軸ユニットを使ったモニタースピーカー612A,614,620Aの音質の違いを述べて見たいと思います。

その前に、ユニットの#604系と605系に違いを簡単に記します。604系と605系の最大の違いは「エネルギー感」の違いだろうと思います。604系は低域から高域にかけてのエネルギー感の密度が高く、パワーリニアリティが素晴らしいユニットだと思います。その為「モニターSP」に使われているのだと思います。

これに対して#605系はやや控えめなエネルギーバランスで、家庭で静かに音楽を楽しむのに適していると思います。実際に#605Aや605Bを聴いて見ましたが、殆ど音色も性能も変わりません。605Aと605Bで片chずつのシステムでステレオを組んでも違和感は有りません。

604系のモニターSPは基本的に「箱の違い」で612Aや614、620Aと620B等の違いになっています。612Aの時代のユニットは「604E」がメインで、620Aや620Bの時代は604-8Gや604-8K、604-8H等になります。604Eはリアバッフルからユニットを取り付ける様になっているので、基本的に620Aや620Bの箱には取り付けが出来ません。604-8G以降のユニットはJBLのユニットと同じようにバッフルの外側からユニットの取り付けが出来る様に、604E以前のユニットに付いていたフレームの補強リブがなくなっています。

【614箱SYSTEM】 サイズ:W47.5×H63.5×D36.5 約30Kg

箱のサイズが小さいので低域の伸びは612Aや620A程には期待できませんが、弾む低域とキレの有る高域の組み合わせを獲得しています。組み合わせるアンプで質感はゴロゴロ変わります。

【612A箱SYSTEM】 サイズH747mm x W650mm x D451mm 約40Kg


 箱の横幅・奥行きは620Aと殆ど変わりませんが、高さが750mmぐらいに抑えられ、ハーフモニターサイズにして扱い易くなっています。モニターSPの基本であり代表選手みたいなSPです。のちに箱のサイズを合わせてJBLから#43シリーズが出ました。

 箱の材質が米松合板で出来ていますので、非常に軽く反応の良いサウンドの傾向が有ります。組み合わせるアンプでしなやかな表現からパワフルな表現まで自在に変化します。その意味ではオーナーの力量や好みをサウンドに反映させやすいSPだと思います。

低域のどっしりとした安定感では620Aに譲りますが、反応の速さでは620Aでは対抗できません。どんなソースでも卒なくこなしてくれる安心感が有ります。

【620A箱SYSTEM】 サイズW66×H101.6×D45.7  62.6Kg

このSPが一般家庭では非常に使い易い音質を持っていると思います。低域も他の612Aや614に比べてしっとりとしてどっしりとして落ち着いています。この低域に支えられた高域のまろやかさで誰でも扱い易いと思います。


604系の同軸ユニットは基本的に、定位の良さと低域と高域の繋がりの良さが有りますので、シンプル・イズ・ベスト の大変良いSPだと思います。

私の場合はネットワークと内部配線を「ルシファー仕様」にし、「伝送ロスの極小化」対策をして使っています。音数(情報量)や質感が一般の604系のサウンドでは有りません。

レス一覧

しきさんはじめまして!
マイルームの説明文で凄く聴いてみたい欲求にかられました。
今回の記事も非常にマニアックでワクワクしました。
byナポリの6 at2012-01-04 19:08

ナポリの6さん レスありがとうございます。
もう58歳になりますので、後残り何年くらいオーディオを楽しめるか?・・・と思いますと気持ちが焦ります。(あと15年は大丈夫と思いますが・・・)
早く良いサウンドを作って安心して音楽三昧をしたいと願っています。

このブログは休止していますので最新のブログを見たいなら、

サウンドトレール 店主のつぶやき
http://soundtrail.co.jp/p14.html
サウンドトレール
http://soundtrail.co.jp/index.html

Mr.トレイルのオーディオ回り道
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840

サウンドトレール「ケーブルカタログ」
http://soundtrail.co.jp/p06.html

・販売業者: サウンドトレイル株式会社

・責任者 : 代表  錦戸 敏重


〒834-0065
福岡県八女市亀甲170-7番地

TEL:0943-24-8660 
 携帯:090-1878-1529(こちらをご利用ください)

営業時間/AM10:00〜PM5:30

定休日/木曜日


地図
https://www.google.co.jp/maps/place/%E3%80%92834-0065+%E7%A6%8F%E5%B2%A1%E7%9C%8C%E5%85%AB%E5%A5%B3%E5%B8%82%E4%BA%80%E7%94%B2%EF%BC%91%EF%BC%97%EF%BC%90%E2%88%92%EF%BC%97/@33.21935,130.531093,14z/data=!4m5!3m4!1s0x3541aee7af852b1b:0xeb18a97c68144bf6!8m2!3d33.2193603!4d130.5311334?hl=ja

をご覧ください。

byしき at2012-01-04 20:24

しきさん

URLありがとうございます^^
是非とも素敵なシステムと共に末永く音楽三昧して下さいね!
陰ながら応援させてください。では!

byナポリの6 at2012-01-04 22:37

しきさん、はじめまして。
アルテックの記事拝読しました。
小生今一番気になっているスピーカーがアルティックです。
604をバッフルにつけるか、あるいはヴァレンシア導入を考えておりますが、6畳間ですからどうするか目下検討中ではあります。

お気に入りに追加させていいただきました。
今後とも宜しくお願いいたします。

byマーサ君 at2012-01-16 18:44

マーサ君さん レスありがとうございます。

こちらこそ始めまして。

ALTECで6畳間で使える38cmユニットは604か605系だと思います。
能率が良いので管球アンプのシングルアンプで十分な音量が出ます。
箱は612か620Aが良いと思います。バレンシアも良いですね。
今後ともよろしくお願いいたします。

byしき at2012-01-16 18:56

しきさん、ありがとうございます。

はい、ターゲットは
1位 バレンジア(ただネットワークの程度が至極心配)
2位 604ユニット(ただエッジの程度が至極心配)

620Aとってもいいですが、箱が6畳間にはちょっと大きすぎるような。。。

アンプは先日キットを組み立てました300Bシングルで鳴らそうと思っています。
このままだとマッキンのC46がプリになりそうですが、せっかくなのでアルティック用にいいプリがないかなと探しています!

byマーサ君 at2012-01-16 21:00

はじめまして
604−8Kを614タイプの箱に入れて楽しんでおります
ネットワークのダイヤルの位置でいつも悩んでいますが
聴く音楽がポップスやソウルなので、
あまり気にせず楽しんでおります
今後ともよろしくお願いします。

byumesugi at2012-04-06 15:58

umesugi さん レスありがとうございます。

604系の音は、オーディオの基本みたいなサウンドです。
低域のコーン型に比べ中高域のホーン型の能率が高いので、
音圧を合わせるテクニックが要ります。
中高域用にもう1個か2個ツィーターを足して、
音圧を下げて合わせて使っています。
「音変換ロス対策」と考えています。

今後ともよろしくお願いいたします。

byしき at2012-04-06 16:38

しきさま

だいぶ古い記事で恐縮ですが、ぜひご教示いただきたく、レスさせていただきました。
当方、614あるいは612箱に416−8Bユニットをいれて、使ってみようと考えております。そこで、それぞれのバスレフの動作周波数は何Hzくらいなのでしょうか?

どうぞよろしくお願いいたします。

TAKI

byTAKI at2015-04-16 08:37

TAKI様 レスありがとうございます。

416-8Bユニットを614や612箱に入れる件はお止めになった方が良いと思います。

Foが45〜50Hz程度ですので低域不足を感じるだろうと思います。

ALTECは有る程度パワーを入れないと鳴らないSPですので、
そのパワーに耐える「重い箱」でないと低域不足になります。
お勧めは620箱です。こちらだと35Hz位までは出て来るだろうと思うます。

byしき at2015-04-16 09:40

しきさま

さっそくのご返答ありがとうございます。
マルチの中低域用(150Hz〜1KHz)として、416-8B+614箱を考えておりました。
そのような限定的な使用を前提とした場合、いかが思われますでしょうか?
もし、よろしければ、サジェッションいただけたらと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。

byTAKI at2015-04-16 18:03

TAKI様 再レスありがとうございます。

全体のSPシステムとアンプ及びアンプの出力具合が判りませんのでお答えしようが有りません。

コーン型とコンプレッションドライバー(以下CPドライバー)では質感が大きく違います。コーン型を使うなら400〜500Hz以下にした方が良いと思います。「人の声の帯域」はCPドライバーでカバーした方が「質感」のグレードが高くなります。

自分は#375を500Hz〜7・8000Hzをカバーして使っています。800Hzで切ると、人の声がコーン型とCPドライバーとで行ったり来たりと落ち着きません。

byしき at2015-04-16 19:09

しきさま

ごもっともです。

やはりCPドライバーですよね。
うちも500Hz以上は、ALTEC311-60のCPホーンを使っています。
あえて150Hz〜1KHzをコーンにする、なんてのはやめておきます。
それよりも、現状の500Hz以下の帯域を割って、5way化に進むことにします。
ありがとうございました。

TAKI

byTAKI at2015-04-21 21:44

TAKI様 お返事ありがとうございます。

どんなにうまく調整したLE8T(コーン型)でも、
CPの音にはかないません。
質感とSN比のグレードが全く違うと感じています。
ユニットの性能が違うのです。

byしき at2015-04-21 22:00

https://community.phileweb.com/mypage/entry/2051/20100930/20815/

4. 中川隆[-11817] koaQ7Jey 2020年8月16日 16:36:47 : k2bzml3lWg : RFZZVDZ1ZWY0ZkE=[27] 報告
ALTEC 612 スタジオモニター 604同軸ユニット
https://kaitori-audiodripper.jp/altec-612-studiomoniter


1960年代のスタジオを席巻したALTEC 612モニター
銀箱という愛称がつけられたALTEC社の同軸型38cmスタジオモニター。

altec 612
ビートルズが録音を行っていたイギリスのAbbey Roads Studio(アビーロード・スタジオ)のモニターは楕円同軸型EMI製のモニターでしたが、録音風景に映っているモニタースピーカーはALTEC 612Aモニターです。

AbbeyRoad_studio_altec604_612
アビーロード・スタジオのオリジナルのALTEC 612A 604Eモニター
当時の612Aモニターに搭載されている15インチ同軸ユニットは604Eや604Dであることは皆さまがご存知の通りです。

アビーロード・スタジオに納品されていたユニットは605Eでした。ミキシングコンソールはEMI製 Redd 37。

604Eは515B(Altec A5 低域ドライバー)の磁気ユニットを使用していました。605Eは磁束密度が落ちる416(A7用)ユニットのマグネットを採用していました。1970年代に入り、JBL4320が導入されました。現在でもスタジオ様へ伺った際に604-8Hや604-8Gが612キャビネットに入って1本だけPCモニター画面の上に設置されているのをお見掛けします。用途はナレーションやセリフ等の音声編集を行ったりする時のモニターとなるようです。

AbbeyRoad1
銀箱612のエンクロージャーは1930年代後半のIconicシステムから始まり、最後はパーティクルボード製の612Cへと変遷していきます。人気があるのは米松製で吸音材は”座布団”が入ったタイプですね。

内部には補強がないため、よくなきます。またエンクロージャー容量も少ないため豊かな低域とはいきません。さらに1インチユニットのドライバーと小さなホーン開口が1200Hz/1500Hz以上の帯域を受け持つため、コントロールが難しいモニターでした。特に604ユニットが装着された612は難儀するものです。

上下とも伸びてない周波数特性ながら、音楽の芯をきちんと鳴らす612モニターは今もなお魅力がございます。

【ALTEC 612 メモ】

・612に搭載されております604(デュプレックス)ユニットは1943年の誕生以来604RWBタイプからHタイプまで30年以上製造されました。人気があるタイプはB,C,Eタイプとなります。604RWBはN2000ネットワークが純正となります。コーン紙とマグネットは515RWBと同一です。604BではN1000に変更されました。どちらも希少なタイプとなります。

・おすすめは玉数もある604Eと604C(少な目)です。604Cはフレームはアルテック特有の緑青色のメタリック・ハンマ ートーン塗装になり、ネットワークはN1600が標準です。コーン紙は515のフィックスドエッジと515Bのギャザーエッジの2タイプがございます。604Cはフィックスドエッジで軽めの低域で50年代から60年台の録音に合う傾向があります。604Eは515Bタイプとなりエンクロージャー容量に比較して低域の再生能力が増しました。明瞭度も十分に確保されていますのでレンジが拡がった70年代以降の録音にも対応できます。エッジには出荷時からヴィスコロイドが塗られています。現在でもウーファーコーン紙もドライバー振動板も入手が可能です。

・スタジオでも多数導入されていた612Cは整備されている個体が多く、その際適切に変更されたかは慎重に見極めください。

・通称「銀箱」と呼ばれるエンクロージャーは当時の関税上から国内生産品が多くアルテック製はごく僅かですので、オリジナル箱をうたっている場合は可能なら中身の吸音材をご確認ください。本国でのライセンス生産品も多数ございます。特に古いものは白い座布団のような吸音材(綺麗すぎる物は要注意)、グラスウールの場合は5cm厚の粗密度の粗いものが入っています。

・フィックスドエッジの604Cまでとフリーエッジになった604が搭載された612のどちらが良いかは聴かれる音楽の年代によってお選びください。604Bを搭載した612が希少だとしても、聴かれる音楽が70年代以降に録音されたものが多い場合はいずれ買い換える事になります。1950年代までの録音が多くアナログレコードを中心に聴かれる方は初期604がおすすめです。

ALTEC買取ご参考額(中古の買取保証額となります)

■アルテック・スタジオモニター
612銀箱 604B〜604C ¥360,000〜 604(A)は別途

612銀箱 604D〜604E ¥240,000〜

※オリジナルやライセンス・エンクロージャーの価格となります。オリジナル以外やユニット単体もご相談ください。

他の中古モデル(288ドライバーや515,416ウーファー、A7、A5スピーカーシステム等)もぜひご相談ください。

■アルテック・ドライバー
288ドライバー ¥200,000〜

288Bドライバー ¥100,000〜

288Cドライバー ¥70,000〜 

288-16Gドライバー ¥110,000〜

802ドライバー ¥55,000〜

※状態の良いペアは10〜20%増

※オリジナルダイヤフラム

■アルテック・ウーファー
515 ¥140,000〜 程度上 ¥170,000〜

515B ¥90,000〜

515C ¥70,000〜

803B〜 ¥70,000〜  803A ¥85,000〜

A7、A5スピーカーシステムもぜひご相談ください。

年代別に詳細な価格をご提案させて頂ききます。

■アルテック・ホーンユニット
805B ¥90,000〜

1005B ¥110,000〜

1505B ¥180,000〜

※スロート付きとなります。

※Aタイプは20%増

828エンクロージャーはご相談ください。

2016年10月5日現在
ALTEC 604-8Gユニット&純正ネットワーク(キャビネット国産)ユニットはグッド・コンディションです。

中古のALTEC 604-8Gユニット&純正ネットワーク

https://kaitori-audiodripper.jp/altec-612-studiomoniter

5. 2020年8月17日 07:20:19 : UukSvsLRRY : UC9xWVR5VDVyMkU=[4] 報告
Mr.トレイルのオーディオ回り道
ALTECの同軸ユニットは素晴らしいと思う 2010年05月09日
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/23cd12723ee3e22d1be611780edaf43f

30年以上前のALTECの同軸ユニットは見ていても「見事な造形美」があり機能的で惚れ惚れしてしまう。

同軸ユニットで有名なのは「タンノイ」も有名だけど、私は「ALTEC」の方が好きです。


比較的新しい同軸ユニットはフェライト化され、マンタレーホーンになってしまって、「コストダウン」に走られてしまって残念な気分ですが、604-8G以前のユニット、特に「ALTECグリーン」のユニットは大好きです。

605a

このユニットを使って#612Aを完成させようとしています。SP箱内配線とユニットへの「音質対策」を施しますとJBLの#375を使ったシステムと同等くらいの音質になります。すべて配線材は「ルシファー」にしますので「音数」がオリジナルとはケタ違いのサウンドになります。

https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/23cd12723ee3e22d1be611780edaf43f

6. 中川隆[-11813] koaQ7Jey 2020年8月17日 07:23:28 : UukSvsLRRY : UC9xWVR5VDVyMkU=[5] 報告
Mr.トレイルのオーディオ回り道
ALTECの同軸ユニットに別途ツィーターの効果 2010年05月31日
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/80643c41e01eefba04308efaf64378c8

上の写真は昨日の朝の状態です。612Aの上にフィリップスのツィーターを追加しています。追加する事でどうやら4つの音質改善効果が出る様です。フィリップスのツィーターは1300Hz〜22000Hzまでカバーしていますので完全にALTEC604・605の高域と重なります。

612a2

612Aで試して良かったものですから#614箱でも試して見ましたら実に良いサウンドになりました。ツィーターを追加したサウンドを聴かなければそれで済んでいたのかも知れませんが、追加する事で @周波数レンジの拡大 Aサウンドバランスがよりウェルバランスになる B音の密度が上がり滑らかさと音数が増加する。 Cツィーターの設置場所の関係かもしれませんが空間再現性が更に上がります。音の拡散が柔らかくなり非常に聴き易いサウンドになります。大音量でも小音量でも十分楽しめます。

昨日は#614のオーナー様がSPを引き取りに見えられて、ツィーター追加の効果を確認していただいた所「もう後には戻れない」との事で、ツィーターも一緒に引き取られて行きました。

612a

今朝の612Aの状況ですが、ツィーターがなくなって淋しい事ですが、また作れば良い事なのでユニットを探してまた作りたいと考えています。

先日ネットワーク内配線を「ブルースーナー」にした効果がやはり出ています。低域のボン付きもなくなり音数の増加、音のキレ・ヌケがかなり改善されています。一番判り易いのが「耳に優しくなった事」で大音量にしても「音のキツサ」がなくなり、小音量でも「音痩せ」がなくなりました。内部配線を「ルシファー」にしますと更に大きな改善が出来そうです。今週予定しています。

https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/80643c41e01eefba04308efaf64378c8

7. 中川隆[-11812] koaQ7Jey 2020年8月17日 07:26:13 : UukSvsLRRY : UC9xWVR5VDVyMkU=[6] 報告
Mr.トレイルのオーディオ回り道
高能率SPユニットを選ぶ理由 2010年05月25日
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/41247cfe36fbb3dd7dd6461c1ded9db5


若い頃は「重低音」が欲しくて「重いコーン紙」のユニットを使ったSPを使っていました。現在D130やALTEC#604、605系のSPを使う様になって「高能率SPユニット」でないと使えなくなっています。

その理由は「スピード感」です。音楽は「時間の芸術」です。経過する一瞬の時間に音が連ならないといけません。「重いコーン紙のユニット」では「ろれつが回らない」のです。この「ろれつが回らない」サウンドでは必要な音が出てこないのです。実際に自宅のJBL:D130で出ているのに有るお客様の所ではJBL:2215Aで音が出てこないのです。マッキンのMC2500でドライブして有りましたがJAZZならスイングしないのです。早いパッセージを再生できないと欲求不満になります。

時間の経過とともにその一瞬に出るべき音が出ないと云う事は「音楽」がぶった切られている訳で、「音変換ロス」と私が読んでいる現象です。重低音を得る代わりに「音楽」を捨てている様に思えます。

「伝送ロス」対策はとどまる所が有りませんがやればやるほど「音数」と「鮮度」が出て来ます。しかし「音変換ロス」はSPユニットの選択で決まります。100db/Wクラスのユニットにどうしても目が行ってしまいます。

https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/41247cfe36fbb3dd7dd6461c1ded9db5

8. 中川隆[-11811] koaQ7Jey 2020年8月17日 07:38:12 : UukSvsLRRY : UC9xWVR5VDVyMkU=[7] 報告
ALTEC #612A箱


Mr.トレイルのオーディオ回り道
また回り道をしてしまいました。2010年04月15日
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/9b14e41a1d971540c6006f0722a53e6d


また回り道をしてしまいました。現状で必要なのは「RCA箱システム」のアンプなのですが、先々手元に欲しいと思っていた「SP箱」を購入してしまいました。

612a1

ALTEC #612A箱です。箱の傷やネットの張替えをしないといけないようですが「612A銀箱」がかなり以前から気になっていました。

612a2

604系のユニットを使うシステムですが、以前620Aや614箱を鳴らしていたことが有ります。すべて嫁に出して現在はUREI813しか残っていません。

612a3

これから外装を再塗装し、ネットを張替え、ユニットを購入、専用トレールを作成してシステムを作っていく事になります。また「音質改善パーツ」を購入と色々と出費を覚悟する事になります。ゆっくりと自分用のSPを造って行きたいと思います。

スタジオモニターとしてJBLの4343や4333、4331、EC-138システムと使ってきましたが、ALTECの612Aはずっと気になっていたSPでした。このSPを「Trail仕様」にして使ったらどんなに素晴らしいサウンドが出てくれるだろうか?と想像をたくましくしています。予想では「音の切れ・ヌケが良く、ハイスピードで反応の良いSP」になると考えています。
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/9b14e41a1d971540c6006f0722a53e6d

9. 中川隆[-11810] koaQ7Jey 2020年8月17日 07:45:06 : UukSvsLRRY : UC9xWVR5VDVyMkU=[8] 報告
Trail仕様 ALTEC#612A

Mr.トレイルのオーディオ回り道
昨夜は定例のオフ会 2010年05月23日
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/97e2c521b47d8299abc82dd7d9c3e568


昨夜は30年来のオーディオ仲間の例会を私の事務所で行いました。出来たばかりのTrail仕様ALTEC#612Aのお披露目を致しました。

612a1

仲間の方の印象はすこぶる「好印象」だったようで皆さん興味津々だった様です。以前612Cを使われた方もいらっしゃいますので「ALTECでこんなサウンドも出るのか?」と驚かれていました。また初めてALTECのサウンドも聴かれた方も「ALTECとはこんな音も出せるのか!!」と驚いていらっしゃいました。

612a2

軽く反応する低音とキラ星の様な輝きと艶の有る高音のサウンドが出ますので、他のシステムを聴かせても612Aに戻してくれとの要望で、612Aオンリーのオフ会になりました。チョッと今までにない反応で皆さん#612Aにクギ付けになられた様でした。

小音量から大音量まで楽々とこなしてくれます。クラシックの弦楽合奏も聴いていただきましたがタンノイのサウンドを軽く超えています。音の粒立ちや音数の多さ、艶やかな質感等タンノイでは出せていない弦楽器のしなやかさまで出して来ます。Trail仕様ですので小音量にしてもほとんど「音痩せ」が有りませんので安心して使えます。いつになく「ALTEC談義」まで出て来ました。

https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/97e2c521b47d8299abc82dd7d9c3e568

10. 中川隆[-11809] koaQ7Jey 2020年8月17日 07:56:42 : UukSvsLRRY : UC9xWVR5VDVyMkU=[9] 報告
Mr.トレイルのオーディオ回り道
ALTEC#614 と#612Aの聴き比べ 2010年05月29日
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/ddd50928d8fb56101e166c1893079704


今日は朝から#614と612Aとの聴き比べをしています。#614には604-8G、#612Aには605Bが入っています。604-8Gには純正ネットワーク、#605BにはN1201-8Aの内部配線を「ブルースーナー」にしたネットワークを組み合わせています。

612_6141

聴き比べて直ぐに感じるのは「エネルギー感」の違い。断然604-8Gが良い。音のち密さ、反応の速さ、音数・・・とユニットについてはほとんどの項目で604-8Gに軍配を上げます。

#614箱と612A箱では大きさが違いますので「音のゆったり感」は違います。箱が大きい分だけ612Aの方がサウンドの完成度は高い様に思います。

ユニットの重量が604-8Gでは15.6Kg/個に対し605Bは12.5Kgと3.1Kgの差が有ります。この辺に磁石の強さの差が有る様に思います。

#612Aに早く604系のユニットを付けたくなります。

https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/ddd50928d8fb56101e166c1893079704

11. 中川隆[-11808] koaQ7Jey 2020年8月17日 08:01:59 : UukSvsLRRY : UC9xWVR5VDVyMkU=[10] 報告
Mr.トレイルのオーディオ回り道
マイッタなあー!!ALTEC#612システム 2010年05月12日
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/9494813680892653c57adb6775aa4166


自宅のSP-707Jシステムは3年かけて作り上げてきました。ウーハーにD130の16Ω仕様とテレフンケンを使い、中域に#375+ゴールドウィング+ハイルドライバー(amt1)、高域に175DLH+2405+デッカリボン+ビクターリボンとSPユニットだけで8個も使ったシステムと本日完成したALTEC#612A(#605B)のシステムのサウンドが非常に似ているのです。当然「音楽表現力」も近似の感じです。

まず「漂うような音の出方」が似ています。612AはSPセッティングも正確なポイントを抑えていませんし、SPケーブルもWE 14GAとはるかに格下のものを使っているのに707Jシステムに近いサウンドを出してくるのです。これが凄いと思わずには居られません。ユニットは同軸2ウェイとは言え「一発」なのです。

「軽い低音と反応の速さと深み」も予想を超えて近似な感じです。612Aの箱とユニットのバランスが良いのでしょう。

中域は自宅の707Jの方が分厚い感じはしますが612Aの方も遜色ないように思います。#375のエネルギー感には及ばない事は判っていますがなかなかどうして聴き応えが有ります。

高域は707Jが100KHzまで出せるようにしているのに対し22KHzまでとかなり低いところまでしか出ませんが、可聴帯域はカバーしていますので不足感は感じません。

「空間再現性」も612Aは良い感じです。仮セッティングでも十分に感じれますので専用トレールにセットさえすれば前後左右への音の広がりが更に出てきますので「ステージ」を意識できそうです。

「Trail仕様化」して初めてサウンドを確認して見て本当に驚いています。これをすべて「オールルシファー」のケーブルで接続し、専用アンプでドライブし、専用トレールでSPセッティングをしたならどんなサウンドを出してくれるか楽しみです。

https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/9494813680892653c57adb6775aa4166

12. 中川隆[-11807] koaQ7Jey 2020年8月17日 08:08:13 : UukSvsLRRY : UC9xWVR5VDVyMkU=[11] 報告
Mr.トレイルのオーディオ回り道
ALTEC 612Aでクラシック音楽を聴いて見る 2010年05月15日
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/b8170394b2b1cb1f426cc6bac6cb027c


#612Aがほぼ完成し、テストCDとして澤野工房のJAZZCDをメインに今まで聴いて来ました。今朝は初めてクラシックの「弦楽合奏」を聴いています。

612a2

ALTECのSPでは「クラシックは聴けない」、「弦楽器のゴーイングが不得手」とか雑誌では書かれていますが「Trail仕様のALTEC」ではその様な事は有りません。瑞々しく艶やかな音色で鳴ってくれます。イタリア合奏団の「コレルリ:弦楽合奏協奏曲」をかけていますが音のヌケやキレが素晴らしい上に艶やかな弦楽器に響きを出しています。

クラシックはタンノイ、弦楽器の再現はタンノイが良いと云われていますが、私はタンノイのSPは避ける様にしています。ALTECの同軸とタンノイの同軸は双璧の様に云われていますが、個人的にタンノイも使って来ましたが「潜在能力を引き出す」と云う点ではALTECに軍配を上げます。タンノイのユニットはコーン紙をホーンの延長に使っていますので「コーン紙の強度」がネックとなって来る点(コーン裏面にリブを取り付けている点)で大音量再生しますと「モタツキ」や不要共振を発生する構造になっている事が私の選択から外れます。またユニットへの接続で4Pソケットを使っている事やネットワーク基板の強度のない事も興味の対象から外れます。タンノイはイニシャル時点でそれなりのグレードで聴かせてくれますが私の望む音質には届かないユニットなのです。

その点アルテックの同軸ユニットは低域と高域が完全に分離していますし、SP端子も別個に有り、高域のダイアフラムにも手を入れる事が出来ます。30年前の販売時点で無かった技術をALTEC同軸のユニットに手を入れますとその「潜在能力の高さ」に驚かされます。

個人的には「最強のフルレンジユニット」だと思っています。とにかくヌケ切ってなっているサウンドにご機嫌で幸せな気分になれます。

https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/b8170394b2b1cb1f426cc6bac6cb027c

13. 中川隆[-11803] koaQ7Jey 2020年8月17日 09:35:24 : UukSvsLRRY : UC9xWVR5VDVyMkU=[16] 報告
Mr.トレイルのオーディオ回り道
残して置きたかったスピーカー ALTEC #620A 2016年03月13日
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/ca8bbc5e2cb3759b358d12281286e254


置き場所がなくなる事が予想できた為に、泣く泣く手放してしまったスピーカーが有った。ALTEC #620A(16Ω仕様)。上述の写真のスピーカー。

ALTECの家庭用で使えるSPの中で最高の出来栄えのSPだと思う。販売当時はJBLの「43シリーズ」スタジオモニターに押されて、目立つような事がなくあまり知られないで消えていった。

ALTECの604系の同軸ユニットは「芸術的」な造形をしていた。その中でも「604E」と「604-8G」は最高の出来だと思う。今でもユニットの写真を見るとワクワクする。その後出て来た620Bや604-8H以降は「コストダウン」化されて、604の名前を冠しているけど別物ぐらいにレベルダウンしていた。その後会社自体が消滅してしまった。

上述写真の620Aは、「自分が使う事」を前提に、内部配線やネットワークに手を入れていた。出て来たサウンドはALTECオリジナルの状態の時に比べて、再生帯域が上下に広がり、音数が別物ぐらいに増えて、非常に良いバランスで鳴っていた。612A(604E)も使った事が有るが、この620Aには到底及ばなかった。(低域の再現性が違い過ぎた)クラシックもJAZZも「眼前で演奏している」雰囲気が有った。JBL#4343では到達できなかったグレードでした。

以下に「音質対策」した内容を記します。

上の写真はALTECオリジナルの「内部配線」。JBLもあまり変わらない。日本のメーカーのSPはもっと性能の低い内部配線が多い。

交換した「当方オリジナルの配線」。材質も太さ(断面積)も格段のグレードです。(ALTECオリジナル配線も比較の為)

オリジナルのSP端子。JBLのSP端子は片穴ですが、ALTECは貫通しています。どちらが良いか?・・・言わずもがな・・・ALTECに軍配。ケーブルの固定化力が違います。

当方が採用したSP端子。「伝送ロス」に拘ったフルテック製のロジウムメッキ仕様のしっかりしたSP端子です。セットで軽く1万円は超えます。

他にも「伝送ロス対策」を出来る所はすべて対策しています。見た目は殆ど変わりません。オリジナルの状態を出来るだけ残して「さりげなく高音質」を目指していました。
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/ca8bbc5e2cb3759b358d12281286e254

14. 中川隆[-11802] koaQ7Jey 2020年8月17日 09:47:27 : UukSvsLRRY : UC9xWVR5VDVyMkU=[17] 報告
Mr.トレイルのオーディオ回り道

モニタースピーカーと音楽を楽しむスピーカーとは? 2016年03月10日
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/fb87edffe1c2019b5c1c0e8afbeac402

1960年代のレコード制作スタジオにはALTEC #612A(604E)が殆ど設置されていました。#612Aを爆音に近い音量でモニタリングされていたそうです。私が思うに、低音が出難い箱なので、低域を出そうとしてして音量が上がっていたのではないだろうか?

1970年代はJBLの#43シリーズが#612Aに取って代わる様な普及を始めます。#4311のコンパクトモニターや#4320、4331、4333、4343,4345,4350等の非常に大きなバリエーションンが出来ました。”612Aとの大きな違いは、「低域側への周波数帯域の拡大」(より低音が出るようになる)だと思います。その分SPユニットの能率が100dbから90db代に下がりました。

1980年代には、ウーレイモニターやATC等、モニターSP全盛時代になり、各社モニターSPを出して来ます。YAMAHAのNS-1000Mやリファレンスコントロール3A等の小型のSPも出て来ました。

モニタースピーカーは「プロ用」で有る事が、「耐久性・音質」等で優秀だと勘違いされて一般ユーザーに浸透して行った様に思う。1970年代の国産SP達は、チョッと入力を入れすぎると「ツィーターが飛ぶ」故障が多かった。その為「故障しない」丈夫なSPが優秀なのだと勘違いしていた処が有った様に今思うと感じる。実際。自分もその頃は「壊れないSP」としてJBLのL-100を選択した。

「丈夫で壊れなく、高音質」であるとして「モニターSP」礼讃の風潮が出来た様に感じる。しかし、モニターSPにアレルギーを起こすベテランのマニアがいたことも事実である。自分もこの年(60歳以上)になって、「モニターSP」はもう要らないと思う様になった。それよりも「音楽を楽しませてくれる」SPの方が良いと思う様になって来た。

つづく。
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/fb87edffe1c2019b5c1c0e8afbeac402


モニタースピーカーと音楽を楽しむスピーカーとは?(つづき)2016年03月11日
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/01d370a4ae4875e5166d5ac7340d2510

4年前までは、事務所を開いていたので38pウーハーを使ったシステムを常時5セット程置いていた。小型・中型SPも合わせると10セットくらいは置いていた。現在事情が有って、現在の「音楽部屋」のお守(庭の草取り・立木の選定等)をしなければならなくなったので、JBL3大ホーンシステム以外は処分した。(現在でも3セット所有)

私は長い間(27年間)JBL#4343Aを自宅のメインすシステムとして使ってきた。云わずと知れた「モニターSP」である。その前がタンノイアーデン、その前がJBL L-100で有り、アーデンやL-100に比べれば#4343の低域の下の方の伸びが「ドスン」と響き渡る広帯域型になった。その低域の響きのおかげで「音楽表現の幅」が広がったのを実感していた。

JBL#4343とほぼ同時期に発売されていたALTEC#620Aは、当時のJBLブームで殆ど選択肢に入らなかったが、常に気にかかる存在だったので、自分で鳴らして見たくて購入した。この時感じたのは、「しまった!!!・・・」(雑誌の影響を受けすぎた)と云う事。最初からこちらの620Aを選択しておれば、アンプ代も安く済んだし、第一「鳴り」が違う。実に音楽的になってくれるのだ。#4343を鳴らすのに苦労していたのが馬鹿らしくなる。同軸2ウェイのSPなので「触る処がない」状態で非常にまともな音がする。誰だ、JBLやALTECはJAZZ向きだなんて固定観念を植え付けたのは・・・。クラシックのオーケストラも室内楽もケーブルやアンプを選べば、何でもこなしてくれる。

本題に戻って、「聴く人がモニターSPだと思えばどんなSPでもモニターSPになれる」と云う事。カラヤンやマイルス・デイビスがAR#3Aを自宅で使っていたとか・・・。

上の写真は自分が使っていたスペンドールBC−Uだが、耐入力が低いので大音量は望めないが、実に音楽的な表現をする。自分の場合「SP内部配線交換」をして使っていたが、このBC-Uを販売されていた完実電気の福岡営業所長さんが来られてこのSPの音を聴いて、「これがBC-Uの音ですか? 音の質感・ヌケやキレ・ノビが大幅に改善されて別物のSPに聴こえる」と云われました。現在は手放したが、嫁入り先に「貸出」をしましたら、「音楽が聴ける」との事でえらく喜んでいただき帰って来ませんでした

こちらはハーベスのマークV。こちらも「SP箱内配線交換」したモノですが、クラシックはもちろんJAZZも楽しく聴けるシステムになりました。これくらいのサイズのSPで音楽を楽しく聴く事が出来ます。こちらも試聴していただき嫁入りしました。

モニタースピーカーは仕事で使うために「コンパクト」な作りになっている事が要求される。ただ使う場所や設置場所によりどんなSPでもモニターSPになれる。だた、自分は、このメーカー作り付けのユニットやユニット配置、数ですべてが片付くとは考えていない。

今までのオーディオの「固定観念」は雑誌が意図的に作り上げた節が有る。根本的な処に疑問が有る。自分の求める音や音楽表現の為には、自分でアセンブリーして「自分専用」(世界に一つ)のSPを作り出す事が必要ではないかと思う。
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/01d370a4ae4875e5166d5ac7340d2510

15. 中川隆[-11801] koaQ7Jey 2020年8月17日 10:04:17 : UukSvsLRRY : UC9xWVR5VDVyMkU=[18] 報告
 トレイル仕様 SP カタログ 
http://soundtrail.co.jp/p04.html


 トレイル仕様 SP の紹介

  1. トレイル仕様(Trail仕様) SPとは?

     「伝送ロスの極小化」を具現化したスピーカーです。

     基本となるスピーカーは既存のメーカー製を使っていますが、
     その潜在能力を引き出す為に「伝送ロスの極小化対策」を施しています。

  2、具体的にはどんな事を対策して有るのか?

     1)内部配線材の交換・・・SPによって使える線材が変わります。
                     @シリウス ブルー配線
                     Aシリウス 化け物配線
                     Bシリウス ルシファー配線
                     Cシリウス シルバースター配線
                     Dシリウス ゴールドスター配線

                     数字が大きくなるほどより高音質になります。
                      ルシファー配線が最高級です。

     2)ネットワーク・・・基本的に回路はそのままで触りません。
                 内部配線が交換可能なら上述@〜Bまでの配線で交換します。

     3)SPユニット・・・基本的にユニットへの改造はしません。(復元可能な対策)
                @ウーハーのモール線とSPターミナル間の半田の入れ替え
                Aコンプレッションドライバーのダイアフラムへの配線交換

  3、どんな音質になるのか?

     1)伝送ロスを極小化させると「音数の増大」、「SN比の向上」、「周波数帯域の拡大」等の改善
     2)小音量でも「音痩せ」のないサウンドになり、大音量でも「うるささ・きつさ」の少ないサウンドに変化します。
     3)結果的にオリジナルSPの持っている音質・音色の延長線上で最高クラスの音質を獲得。
     4)市販されているメーカー製のSPのサウンドとは一線を画す高音質になります。

  4.トレイル仕様のスピーカーはいつでも有るのか?

      基本的に「店主の趣味」で作っているので、「一品モノ」になります。
      売れ切れましたら次のSPは何になるか判りません。
      当社に来ていただいて「試聴」していただく事をお勧めします。


  5、特注仕様でお手持ちのスピーカーを「トレイル仕様」にする事が出来る場合が有ります。
      トレイル仕様に出来るSPと出来ないSPがございます。
      基本的に「リアバッフル」が開くSPはトレイル仕様に出来ます。

      トレイル仕様のスピーカーへの改造依頼の場合の金額目安は?

      1)小型シングルコーンSP・・・¥5万円/セット・・・B4サイズぐらいまで
      2)中型シングルコーンSP・・・¥10万円/セット・・・SP-LE8Tクラス
      3)中型マルチウェイSP・・・・¥15万円/セット・・・ハーベスHL クラス
      4)大型同軸ユニットSP・・・¥20万円/セット・・・ALTEC#620Aクラス・・・・タンノイは不可。
      5)大型3ウェイSP・・・・・・・¥25万円/セット・・・JBL#4333クラス
      6)上述クラスに該当しない場合は価格はご相談で決めます。

       (料金のほとんどがケーブル代です)


…………………・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 【商品の案内】


  【A】 ALTEC#620AモニターSP スペシャル仕様

    【基本ユニットの説明】
 
            1)エンクロージャー・・・ALTEC純正箱
            2)ユニット・・・・・・・・・・ALTEC#604-8Gを604E仕様に変更。
                          ウーハーコーン紙・・・・・・604E用(16Ω仕様)に張替済
                          中高音用ダイアフラム・・・604E用(16Ω仕様)に交換済み
                          ネットワーク・・・・・・・・・・604E用ネットワークに換装済(16Ω仕様)
            3)サランネット・・・・・・張替をしています。

    【仕様説明】

           内部配線は「ゴールドスター仕様」になります。
           ダイアフラム内の配線もシルバースターになります。
           SP端子もフルテック製の最高級仕様に交換済み。
           現在有るスキルの最高峰を注ぎ込んで作成しました。

           長年JBL#4343を使って来ましたが、このSPの前では「単なる音が出ている」ぐらいにしか
           感じる事が出来なくなり処分しました。

           「音楽性の高さ」をご体験ください。

          ※ALTEC#620Aをはじめ604系のユニットを使ったTrail仕様のSPの作成は
            今回で6セット目です。
            十分に経験を積んでいますので安心してお使いいただけます。


  【B】 スペンドール BC‐USP


    【仕様説明】

            SP端子はフルテック製最高級ロジウムメッキ品に交換済み。

            このSPは「趣味」で「ルシファー配線」で作ったものですが(一般的には作る事が難しい)
            JBLとはまた違った英国の音色でエネルギー感を出してくれます。

            元々「音楽表現」の上手いSPにエネルギー感が付加されますと
            サブスピーカーではなくなります。

            38cmクラスのSPと対等なメインSPとしてお使いいただけます。

http://soundtrail.co.jp/p04.html

16. 中川隆[-11743] koaQ7Jey 2020年8月23日 11:53:53 : 3D87TwaUD6 : VGk5NUNOMk5FNVU=[15] 報告
ALTEC 604 Duplex A,B,C,D,E 大研究 | 禁断のKRELL
https://ameblo.jp/507576/entry-12619639520.html
17. 中川隆[-11740] koaQ7Jey 2020年8月23日 11:58:44 : 3D87TwaUD6 : VGk5NUNOMk5FNVU=[18] 報告
ALTEC 604 Duplex A,B,C,D,E 大研究 | 禁断のKRELL
https://ameblo.jp/507576/entry-12619639520.html

兵庫県 ALTEC システム Y様宅訪問記 | 禁断のKRELL
https://ameblo.jp/507576/entry-12448858078.html

神戸市 アルテックの館を再訪問 | 禁断のKRELL
https://ameblo.jp/507576/entry-12613158406.html

岡山県 Vintage Audio 店訪問記 ALTEC 604 | 禁断のKRELL
https://ameblo.jp/507576/entry-12616010035.html

ALTEC A7 | 禁断のKRELL
https://ameblo.jp/507576/entry-12166175916.html?frm=theme

18. 中川隆[-11725] koaQ7Jey 2020年8月24日 09:46:34 : RyOSypPQPV : NHo0VFdSS2Q4Qlk=[12] 報告

Mr.トレイルのオーディオ回り道
ALTEC #612A銀箱SP Trail仕様

 

ALTEC #612A エンクロージャー入手 2010年04月20日
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/7d932c33d92317e72dfd765d5af1ef41

ALTECの604系用のエンクロージャーで試していないのが「クレッシェンド箱」と「612A箱」です。特に1960年代のモニターSPとして一世を風靡した「612A箱」には非常に興味が有りました。

https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/4b/16cf6c9ca0cb6e18b14d4cf6f754f720.jpg

今回USA製の「612A箱」のみを入手しましたが痛みがひどく「再塗装」と「サランネットの張替」が必要な状況で、手がかかりそうです。

https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/b4/bcdd5259cd7e390352f1e5c44f4b04a5.jpg

エンクロージャーの内部も確認しました。一部部品の不足している所も有りますがまずまずでしょうか。

これから機会を見て「再塗装」、「ユニット入手」、「組み込み」、「専用サウンドトレール作成」(既に昨日図面を仕上げています)となります。1年から2年をかけて仕上げて行きたいと考えています。
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/7d932c33d92317e72dfd765d5af1ef41


ALTEC #612A エンクロージャー再塗装へ 2010年04月23日
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/53e4911936a3d7ffcc5cbf07cbd2f09f

先週購入した612A箱のキズや塗装の痛みがひどいので「再塗装」に出しました。GW明けには仕上がって来る予定ですが、その後、サランネットの交換を致します。まだユニットを手に入れていませんのでしばらく眠らせる事になります。

https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/c4/79ea84beea974dd32eb852a16db5aeb1.jpg

どうしても今日中に出して置きたかったのは訳が有ります。明日「マル秘SP」が入荷するのです。置き場所の関係でスペースを確保しておかないといけません。38cmクラスのSPになりますのでそれ相応のサイズと重さが有ります。

明後日には愛知県の方から「すえさん一行」様が来訪の予定ですので、本当は内部配線の交換してお聞かせしたかったのですが、日程的に間に合いませんでした。

他にも6L6ppアンプもGE6550ppアンプへの切り替え依頼を2週間前に出していましたがこちらも間に合いません。なかなかレスポンスのスピードが田舎だと合いません。皆さんゆっくりですから待つしか有りません。
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/53e4911936a3d7ffcc5cbf07cbd2f09f

Mr.トレイルのオーディオ回り道
612A再塗装入荷 2010年04月30日
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/b3e47842933fd1fb6f699226a01fa6a6

先週再塗装に出していた612Aの箱が入荷しました。

https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/f3/b8cd6ccfa7f92179211e8c08f64e2520.jpg

入手時点ではキズが多くチョッと多く使うのをためらうほどでしたが、再塗装の時に「パテ埋め」をしていただいてキズを補修していますのでかなり奇麗になりました。

ユニットは連休明けぐらいには揃う見込みです。本日1ユニット到着の予定ですが本来のお目当てのユニットとは違いますので、時間をかけて揃えて行きます。

サランネットの張替と専用トレール入荷も5月の末までかかりそうです。
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/b3e47842933fd1fb6f699226a01fa6a6

ALTEC#612A SPの作成 2010年04月30日
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/55d44d3dcc2bec72c22b3237d90e9f29

再塗装が完了したBOXに本日届いたユニットを組み込んでいます。

612a2

上の写真は入手した時のBOXの中の状態です。吸音材もユニットもついていません。

612a3

ユニットを取り付けた状態です。これから吸音材とSP端子を取り付けます。ネットワークともう1個のユニットは連休明けの入荷になりますのでまだ音出しは出来ません。
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/55d44d3dcc2bec72c22b3237d90e9f29

ALTEC#612A SPのイニシャル音出し確認 2010年05月02日
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/bbd2009c8f96167998f37fb75fd9a011

612a_test2

本日ALTEC#605のユニット1個とネットワークが来ましたので早速ALTECオリジナル配線で接続して「音出し確認」をしています。ネットワーククロスはオリジナルでは1.6KHzですが1.2KHzのネットワークで鳴らしています。

#605のユニットはもう一段上のユニット#604に対してマイナーなイメージが有りますが、なかなかどうして素晴らしい再生をしてくれます。現状でも専用トレールが来れば申し分ない「音質」になると思います。
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/bbd2009c8f96167998f37fb75fd9a011


ALTEC#612A SPの部品の調達手配が完了しました 2010年05月05日
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/fba11106fbc7b81eb128d1756afcdb5f

ALTEC#620Aと並行して#612Aシステムも作成しています。こちらはなかなか部品が揃わなくて手を出せずにいました。

612a

まずユニットについてですが、605Bのペアを予定していたのですが1個しか入手できなかった為、誤って605Aを発注してしまいました。この状態で音出し確認をしましたが605Aと605Bの音質の差は感じられませんでした。音圧が605A(103db)に対し、605B(97db)とメーカー仕様ではなっていますが「測定器・測定方法・測定環境」が違うと推測されます。6db(4倍)も音圧が違えば誰でも聴き分けれると思いますがその差を感じられません。

ようやく605Bをもう1個入手できる手筈が出来、来週には手を加えられそうです。

ネットワークも605Bオリジナル(604Eも同じ)では使えません。小さな箱体に直出し配線になっています。そこで1201-8Aのネットワークを準備しています。この1201-8Aのネットワークは現物を見て予想以上に良い造りだと思いました。サランネットも到着しています。
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/fba11106fbc7b81eb128d1756afcdb5f

ALTEC#612A のサランネット交換 2010年05月08日
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/30669d7ffd712f75e78752c358a520b8

ALTEC#612A(銀箱)の整備を着々と進めています。
612a

写真では判りづらいですが、片方のサランネットの痛みがひどく「張替」を余儀なくされました。上の写真は「張替前」の状態です。
612a1

交換後の写真です。サランネット自体の質感がきめの細かいものになっています。

612a2

これで何とか使える「見てくれ」になりました。単純に「サランネット交換」だけで作業が終わった訳では有りません。内部のフレームを取り外してユニットを取り付ける鬼目ナット等も一緒に整備しています。(ユニットを止めるネジが空回りして固定できないものが数本有りました)

これで前面は完了ですが後面は「ネットワーク」の取り付けが有りますのでまだ検討中です。「どのネットワークを使うか?」が固まっていません。吸音材の取り付けが完了しました。
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/30669d7ffd712f75e78752c358a520b8


ALTEC 612A SPの進捗 2010年05月11日
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/8b9e3a0a6be4d19bab497d6be4c4ebe5

今朝からユニットへの「音質改善処置」(Trail仕様化)を実施し、SPユニットをエンクロージャーに取り付けました。

612a1

その後ネットワークをリアバッフルに取り付ける作業を完了しました。ここまでも色々と大変でしたが最後の作業に入っています。

612a3

内部配線作りがこれから始まります。「ルシファー」のケーブルはφ11mmのケーブルを3本重ねにして1本のケーブルを作って行きます。1台当たり6本のケーブルが必要です。1セット(左右ペア)ですと

1)SPターミナル裏〜ネットワークIN ×2本×2台
2)ネットワークOUT〜ウーハー ×2本×2台
3)ネットワークOUT〜ツィーター ×2本×2台

1本の長さは0.5mで良いのですが(0.5m×3本=1.5m)、1.5m×6本×2台=18mの長さと、3本×6×2=36本の端末加工が必要です。実際の作業は更に増えて(2本×2×6×2)+(1本×6×2)×2倍=120箇所(ケーブルの両端)になります。端末加工は皮むき・半田付け・ケーブルのまとめとなります。但しケーブル自体が非常に硬く強固に作って有るので大変なのです。

後はコツコツとただ作業を積み上げていくだけです。これが根気のいる作業なのです。

普通のケーブル(+・−で1本)のケーブルとは比べ物にならないほど手の込んだ加工が必要なのです。当然所要時間も大きく違います。一般のケーブルなら30分ですべてが完了します。これが「ルシファー仕様」になりますと加工だけで1日丸まるかかってしまいます。
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/8b9e3a0a6be4d19bab497d6be4c4ebe5


ALTEC 612Aの「Trail仕様」 SP完成 2010年05月12日
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/1bae3ea2612b7833358304380a525aef

ALTEC 612A SPが完成しました。早速音出し確認をしています。

612a1

前回ALTECオリジナル配線で確認した時のサウンドとは全くの別物になりました。反応が早くバランスが良く聴いていて心地よくなります。音のヌケ・キレが抜群です。予想通り低音の不足も感じません。614箱より612A箱はかなり横幅が大きくなりますのでこの辺が効いているようです。「箱の作りや材料が良い」のでしょう・・・パワータップのケースによる音質の変化と同じ事が云えそうです。

612a2

ルックスも「再塗装」と「サランネット張替」で奇麗に仕上がりました。

612a3

まだ「専用トレール」が入荷していませんので「仮の音出し確認」です。SPケーブルもWE 14GAを使っています。これから1週間ほど「馴らし運転」をして行きます。ネットワークがまだ「大容量伝送」に対応できていませんので「馴染ませてやる」事が大切です。

この時点で「音の軽さと深み」が十分音楽を楽しめるグレードに仕上がっています。エンクロージャーがUSA製でよく乾いた米松合板製で有る事と、使っているユニットが#605Bでありながら604-8G以上に味わいのあるサウンドです。ALTECのユニットは604-8G辺りから大きな「コストダウン」を感じます。そのコストダウン前のユニットですので性能的には互角かそれ以上の味わいを感じます。

612a4

ネットワークは8ΩのN1200-8Aを使っています。本来は#605Bは16Ω仕様ですので16Ωが良いのかも知れませんが特段不具合もなさそうです。

専用トレールは来週入荷の予定ですので、入荷後正規のSPケーブル(SCS-34)で再確認します。アンプの方も専用アンプを予定しています。こちらは本日出来上がったとの連絡が有りましたので明日引き取りに行きます。
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/1bae3ea2612b7833358304380a525aef

ALTEC#612A システムの完成 2010年05月21日
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/d49db07b598af2bd28358b9854e57ade

ようやく待ちに待ったSTM-612A専用トレールが完成しました。実は612Aの専用トレールは既にSTH-11が有りました。STM型で作りたかっただけです。

Stm612a4

早速ALTEC#612A 銀箱を載せて音出しです。

612a1

#612A銀箱SPはTrail仕様化後まだ鳴らしていませんのでこれから馴染ませる為に鳴らし続けます。

612a2

鳴らし始めの第一印象は「物足りない・・・」から始まりました。もっともRCA箱システムを聴いてから直ぐに切り替えましたので止むを得ません。

612a3

この#612A銀箱SPのユニットは#605Bです。SPとしては一応完成ですが、将来的にはユニットを604系にする計画でいます。#612Aを鳴らしますと#620Aは眠りに着きます。

612a4

部屋の中に大型SPが3セットも有りますと置き場所も工夫が必要です。CDP・アンプ類も後1セット用意しないと3セットのSPを楽しむ事は出来ません。とりあえずプリアンプが1セット有れば直ぐに3番目のシステムで#620Aを鳴らせるようになります。

鳴らし始めて「音の粒立ちの良さ」、「音離れの良さ」、「響きの良さ」と中高域のサウンドがキラ星の様にキラキラ輝いています。決していやな音ではなく「珠玉」の様な感じです。箱がよく乾いた米松ですので箱の良さとユニットの良さが出ています。605Bと612Aの組み合わせですので低域は多分40Hzどまりと思いますが、非常に反応が早く軽い低音です。聴くにつれ深みを増して行くようです。#605Bと612Aの組み合わせはこれはこれで良い組み合わせだと思います。

ただ最初に「物足りない・・・」と感じた意味が判りました。アンプ出力は16Ω、ネットワークが8Ω、SPユニットが16Ωとインピーダンス整合を無視していました。何でも「やってみろ」でやりますのでこんな事もあります。しかし、やはりインピーダンス整合は必要なようでサウンド全体が周波数帯域的にゲタを上げたように持ち上がって、エネルギー感や低域の下の帯域が出ていません。ネットワークを16Ω化改造をするように手配します。
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/d49db07b598af2bd28358b9854e57ade


ALTEC#612A システムのサウンド 2010年05月22日
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/430575d3f507b8fbde655f4edb204a92

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昨日「物足りない・・・」の原因が判りました。SPには一切手を加えずに正常化しました。アンプのゲインの絞り込みすぎでバランスを欠いたサウンドになっていました。

早速鳴らし込みに入っています。この612Aのサウンドは非常に気持ちの良いサウンドがします。音のヌケ・キレが素晴らしい上に響き方が漂う様に出て来ます。ノリノリのJAZZが楽しめます。躍動感がすごいです。この分ではクラシックも問題なさそうです。ゆっくりと検証して行きます。

この612Aはまだ更なる「音質向上」の余地を残しています。昨日ネットワークを16Ω化する為にどうしたら良いかと色々調べて行きますと「ネットワーク自体が伝送ロスの塊」と思う様になりました。ALTECの604系や605系、A7/A5系も含めて非常にチャチな作りになっています。604/605系のオリジナルネットワークは概して「コンパクト」なのが特徴です。605B専用ネットワークも所有していますが、手の加えようがないくらいコンパクトですので見切りを付けてN-1201-8Aのネットワークを使いました。N1201-8Aは比較的大型のネットワークですので手を加えて「伝送ロス対策」が出来ます。
N12018a6

予備にN1201-8Aをもう1セット持っていますので、こちらの方を「伝送ロス対策」、「16Ω化」させて入れ替えをしたいと思います。
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ALTEC#612A システムのサウンド つづき 2010年05月22日
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/818238bb55c046e7f69e6f8d21af0bc4

朝からずっとALTEC#612A(Trail仕様)を聴いています。基本的性能は十分に「当たり」を示しています。パーチクルボードの箱からは得ることの出来ない「躍動感」が簡単に出て来ます。JAZZをメインに音質の確認をして来ましたが、クラシックの弦楽合奏も問題なく再生します音楽の「勢い」をいとも簡単に出して来ます。

612a1

音の立ち上がりの早さ(反応の速さ)、躍動感、弦楽器のゴーイングの質感まで再生する分解能の高さ(艶やかに綾を織りなす様な質感)。どれも素晴らしい水準に有りますが、高音のコンプレッションドライバーには若干ピークを感じます。低域も「音の塊」を感じます。これらの不具合は主に「ネットワーク」で出ていると思いますので、「ネットワーク」への「伝送ロス対策」をしますと、更に「音数の増加」、「反応の速さ」、周波数レンジの拡大」、「質感のなめらかさ」を大きく改善できると思います。

612a2

これはすごいSPになりそうな予感をします。ワクワクしています。来週にはネットワークに対策をしたいと考えています。
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612A「銀箱」のサウンドの変化 2010年05月25日
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先週金曜日(21日)にほぼ完成した#612A「銀箱」を鳴らし続けています。どうやら馴染みも出て来たようで「豊潤」なサウンドを奏で始めています。

https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/3f/379cede00ebb66374996720c322070d7.jpg

スケール感もエネルギー感も、低域のタイトな出方も後のRCA箱システムには及びませんが、コンパクトでキラリと光る粒立ちの良いサウンドに憑かれています。パワーアンプは#6550シングルアンプから6L6ppアンプに交換しました。ドライブ力が物足りないと感じたからです。交換後、音の密度と滑らかさが更に上がり、「これさえ有れば他は要らないかも?」とさえ思う様になっています。まだチョッと低域のブーミーさが残っていますがこのSPで「音楽」を聴きますと「穏やかな」心地になります。
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ALTEC N1201-8A ネットワーク 2010年05月28日
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/2cb1ec3bdedc422ca8f62be9ee6a333f

ALTEC 604系のSPを使う時に考えるのが「ネットワーク」に何を使うかです。604-8Gなら専用のネットワークが有ります。604-8HにもN1201-8Aが有ります。困るのが604E以前のユニットを使いたい時に「純正ネットワーク」では「直出し配線」が問題となり、使うのを止めてしまいました。

ALTECのネットワークの件でネットで検索すると、やはり同じ事を感じている方が多い様で、「自作ネットワーク」を作られている例を多く見かけます。確かにネットワークを構成するパーツによる「音の違い」は確かに有ります。しかし、その「パーツがネックではない」と云うのが私の持論です。ネックはもっと他に有ります。結局この「ネック」を見誤った為に、「どんぐりの背比べ」的な音質変化ぐらいしか享受出来ていないと私は思います。

ALTECもJBLもネットワークに使っているパーツはそうグレードの高いものは有りません。必要にして最低限以上は有ると思っています。(過去のSPの作成事例からの経験)

https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/52/2cb248e6e475179f2fe70b5f6aa8aa9f.jpg

現在、612A用の16Ω仕様のネットワークを作っています。N1201-8Aを選択しました。ALTECのネットワークでパーツの交換は基本的にしません。それ以外の部分に手を加えます。
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19. 中川隆[-11724] koaQ7Jey 2020年8月24日 10:22:11 : RyOSypPQPV : NHo0VFdSS2Q4Qlk=[13] 報告
Mr.トレイルのオーディオ回り道
ALTEC #620A SP Trail仕様

Mr.トレイルのオーディオ回り道
新SP アルテック620A 2007年12月23日
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/dcf149089d914d0fed4db38c7de96c8c

アルテック620A 画像
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新しいモニターSPが到着しました。アルテック620A(604-8G)です。まだオリジナルの状態ですがなかなかなサウンドを聴かせますが、オリジナルの状態ではチョッと音数が足りません。手順を踏んで「音質アップ」の為Trail仕様にして行きます。

銀箱(604-8G)の箱と並べてみますとその存在感が違います。でかい!!
銀箱で感じていた低音不足が大幅に改善できそうな予感です。
質感は紛れもなくアルテックのサウンドです。4343の様に低音と高音の質の違いもなく低域から高域まで質感の繋がりが良いですね。

SP自体触る所も有りませんので「丈夫で故障知らず」のプロの要求にこたえる構造とTrail仕様にしたときの「質感」でハイエンドクラスのマニアにも受け入れられると思っています。

このSPは30年ほど前のSPです。当時知る人ぞ知るSPだったのですがJBL43シリーズ旋風が巻き起こっていてメジャーになれなかったSPです。

おかげでJBL#4343を購入し27年付き合ったあげく「これ以上の音質アップは原理的に厳しい」と判断してとうとう嫁に出してしまいました。その代わりにいつも気になっていた620Aを購入しました。これから何処まで「音質改善」が出来るか楽しみです。既に銀箱で可能性を感じていますのでイージーで高音質なSPになることは間違い有りません。

この620AをドライブするアンプのTrail仕様化を開始しました。吉永オーディオ製のEL34ppステレオアンプです。内部配線をシリウス化しています。写真を見て真似しようとしたら「ノイズ」の塊になりますので安易な模倣はしない事です。プリアンプは既にシリウス化が終わった物が有りますので「低価格」でスーパーマニアクラスの音質になります。
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/dcf149089d914d0fed4db38c7de96c8c


Mr.トレイルのオーディオ回り道
アルテック 620AのTrail仕様化 2007年12月29日
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/44e5284cf4093b9c9b97e0bec251d148

Altec_620a_trail1
https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/3f/a633dd8f65089771313145ba67d3639b.jpg

アルテックの620AのTrail仕様化が完了しました。当初は「ルシファー仕様」での交換を考えていましたが、端子が持ちませんので急遽Trail仕様(SCS-33)にての交換に致しました。写真のダクト穴からケーブルの太さをご覧ください。下の写真で見えるようにしています。

https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/00/85b0fa96ac2921fbb9267b78edf2993e.jpg

交換後のサウンドはズバリ「トップランク」のSPに変身です。軽く張りのある低音と唄う中高音、音の伸びは低域側も高域側も広がっています。Trail仕様の特徴である反応が良くきらめくような質感です。JAZZのシンバルのサウンドが実在感を持っています。ピアノの強打鍵音は目前で演奏しているリアル感が有ります。

Altec_620a_trail2試聴はMC2600で行いましたが、本来の「管球アンプ」のシステムでも十分なサウンドが出てきます。準備中のVT-62ppアンプ(Trail仕様)とWE310Aプリ(Trail仕様)で来年1月中には鳴らせるように出来るでしょう。この組合せが出来れば一生物のシステムになります。
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/44e5284cf4093b9c9b97e0bec251d148



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マル秘SPのTrail仕様化中 2010年04月27日
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/9e3fc64b77571e4664b50087e2067cf9

マル秘SPのTrail仕様化を本日から開始しました。

161_3

SP箱はALTECの#620Aスタジオモニターです。メーカー純正のオリジナル箱です。

161

ユニットへの「音質対策」を実施しています。低域側は順調に完了しましたが高域側がチョッと大変なのです。

161_4_2
ユニットの先端(後端)のダイアフラム部への対策で悩んでいます。16Ω化された影響なのか個体の差なのか「取り付けスペース」が異常に狭いのです。ここはじっくりとやらないといけません。一発勝負で片を付けないと2度目は有りません。

161_2

結局「スペース」の問題が解決できず本日は終了です。明日、ガスケットを作り対策します。ダイアフラム本体は上の写真の様に「密閉」されていますので、その上のカバーはガタ付きなく取り付けれればよいのです。
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/9e3fc64b77571e4664b50087e2067cf9

Mr.トレイルのオーディオ回り道
「ALTEC#620A」 の内部配線 2010年04月28日
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/3dd043d7643534499c10b8f7be7866fe

「ALTEC#620A」 の内部配線やSP端子は以下の様になっています。
620a1

非常に「細い」配線で接続されています。

620a5

SPターミナルもプッシュ式の細い配線用です。

音数(情報量)の伝送は「線材の断面積に比例」します。(経験で得たものです)
これを「Trail仕様化」で交換します。オリジナルの細い線材ではユニットの潜在能力は引き出せません。

620a3

比較の為「ALTECオリジナル」の配線と「ルシファーTrail仕様」の線材の太さを並べて見ました。簡単に線材の断面積は50倍以上有ります。

620a4

SPターミナルも太い配線が接続できるようにする事と「伝送ロス」対策で「材質」にも配慮しています。もっと良いSPターミナルや配線材が有れば交換はいといませんが、自分が色々試して来てこの組み合わせになっています。
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/3dd043d7643534499c10b8f7be7866fe

ALTEC#620A SPの完成 2010年05月04日
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/68acd246bf02fadf739cc9446338bce2

Blog2_004

4月30日に一度「Trail仕様化」を完了していたALTEC#620Aをそのまま鳴らし続けていて「不具合」の確認をしていました。

色々な所が「接続の馴染み」が必要な状態になっていますので「不具合」が有る場合、症状が「安定化」するのを待っていました。

「音出し確認」の時に「Rchの高域のビビり」を確認していました。この原因が何処に有るのか推定する事が大切です。単純に「高域のビビり」と云っても色々な所の「接続不良」で出て来ます。

今回の場合は5日間ほどかけて症状を特定しましたので本日ユニットを外して「対処」を完了しました。今回の場合は高域SPターミナルのぐらつきとダイアフラム部の半田付け不具合でした。「対処後」の音出し確認をしていますが「不具合」はなくなった様です。これで安心して「音楽」が楽しめます。

昨日に比べ「音の広がり感」が出て来て自宅707Jシステムを凌駕するサウンドになっています。自宅のSPを交換したくなります。
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/68acd246bf02fadf739cc9446338bce2

ALTEC#620Aのサランネット張替 2010年05月18日
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/05a073258d8eaedf8fff2e94ea64543a

先週から中途で止まっていた620Aのサランネット張替がようやく片付きそうです。サランネットの張替そのものは先週の段階で完了していたのですが、このサランネットは一般の構造と違い「ド素人」が設計した様な外枠で挟みつける様なタイプなのです。

620a3

この外枠が20〜30年経過して「乾燥」して「硬化」してしまっていた為に「タッカーの刃」がたたないのです。元々はタッカーで止める様に作って有るのですが、1本1本丁寧にキリで穴を開け木ネジで止めて行かないと奇麗に仕上がらないのです。時間と手間がかかります。夕方ようやく仕上がりました。
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/05a073258d8eaedf8fff2e94ea64543a

ALTEC#620A システムの完成 2010年05月19日
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/a8ff304645c7a7d38a6240a6a66ee45a

620a_system1
https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/5d/fe8c96f790c11195ee6bc34b5eb9a5c0.jpg

昨日夕方#6550シングルアンプが完成して接続した状態で終了しました。今朝からサウンドの確認をしています。

620a_system2

6L6ppアンプから#6550シングルアンプにパワーアンプが変わっています。サウンドの方も大きく変わりました。6L6ppアンプの時はSPとSPの間にサウンドが有りましたが、SPの外側にもサウンドが広がり始めました。音数が飛躍的に増加したような印象を受けます。6L6ppアンプの時も「球」をSTC CV1947に交換しますと同じような「音数」になりますが、プッシュプルアンプでは604系にはピークが出来る様で、シングルアンプにした事でピーキーさがなくなった事のメリットが大きいです。相性はシングルアンプの方が良い様です。

620a_system3

上の写真のアンプが今回交換したシングルアンプです。元はGEC KT66シングルアンプでした。元々はKT88シングルアンプですので元に戻った事になります。このアンプは三栄無線のキットだったものを中古で買い求め、「Trail仕様アンプ」にして使っていました。

今回は#620Aに使っていますが将来的には#612A用のアンプにします。まだパワータップを正規品にしていませんので近いうちに完了の予定です。
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/a8ff304645c7a7d38a6240a6a66ee45a

20. 中川隆[-11723] koaQ7Jey 2020年8月24日 10:57:28 : RyOSypPQPV : NHo0VFdSS2Q4Qlk=[14] 報告
Mr.トレイルのオーディオ回り道
ALTEC #614 SP

Mr.トレイルのオーディオ回り道
次のSP作成はALTEC#614システム 2010年05月14日
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/c1eb8a0c69f6f3063b71c979d66e7915


ALTEC#620A、#612AとSPを作って来ています。次は#614になります。この#614システムは熊本のお客さまからのご要望です。

3年ほど前に#614システム(604-8G仕様)を作っていた事が有り、そのサウンドを知っておられる方からの依頼です。当時の#614システムは現在福岡のお客様の所に有ります。作成は今月末からの予定をしています。ユニットをお客様の方で手配されていますのでそれが入荷してからになります。一応エンクロージャーは1ペア確保しました。来週末には入荷の予定です。自分用の#614システムも作る予定ですがこちらはお客様の分が完了してからになります。(置き場所の関係)

現在#620Aのサランネット、#612Aの最終仕上げが残っている上に#6550アンプ 2台の最終調整が残っています。加えてマル秘作戦を実施中で来週いっぱいまではスケジュールがギッシリです。
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/c1eb8a0c69f6f3063b71c979d66e7915

#614箱入荷 2010年05月19日
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/a268c84a6d7d2a622c4cf9e1009a45d2

ALTEC#604-8Gを入れるべく#614箱が入荷しました。箱を開けて中身は確認しましたが直ぐに元の梱包箱に戻して棚に保管しました。写真を撮るところまで梱包を開いていません。今度の日曜日にSPのオーナーさんがユニットを持ってこられる事になっています。

いつもなら梱包を解いてトレールに設置し写真を撮るところですが、まだ#612Aのトレールが来ていませんので置き場所が混乱します。612A用のトレールは金曜日に来ますのでその後になります。今度の土曜日にオフ会をしますので場所を確保しておかないといけません。

前回のオフ会が半年前ですのですべてのシステムが大幅に「音質アップ」しています。私のシステムのサウンドは「常に進化中」です。
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/a268c84a6d7d2a622c4cf9e1009a45d2

ALTEC#614 システムの作成準備 2010年05月23日
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/942fa94c439e8270c790a5df549efe86

ALTECの同軸ユニットを使ってのSPシステム作成が#620A、612Aと来ましたが、次は#614システムです。エンクロージャーは入手しています。

614
https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/60/8ecdd07e38a6061013a234957abfcea0.jpg

612Aと比べると随分と大きさが違います。

https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/d7/ae7607bdc5fb02c9c815b7455065c6c7.jpg

この小さい箱サイズでも38cm同軸ユニットが使えます。以前この中に604-8Gのユニットを組み込んで使っていました。その時のサウンドをご存じのお客様が本日「604-8G」を持って来られます。そのお客様用に準備したエンクロージャーです。自分用はその後になります。
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/942fa94c439e8270c790a5df549efe86

ALTEC#614 システムの作成開始 2010年05月24日
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/7743e8ad9af9be9d37fb84a00b88b516

昨日熊本から嵐の中を604-8Gユニットとネットワークを持って来ていただきました。これでパーツは全て揃いました。

6141

#614箱の正面写真です。

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こちらが裏面の写真です。上の写真はまだ手つかずの状態です。

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裏ぶたを外した内部の状況です。ユニットを取り付けは木ネジでするようになっています。吸音材も一切入っていません。

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内部のユニット取り付けフレームを外した状態です。ユニット取り付けのボルトや穴が一切ありません。非常に不親切なエンクロージャーです。(米松国産箱)

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ユニット取り付けフレームの前面側の姿です。サランネットがタッカーで止められています。

このままではユニットをしっかり固定するのは難しい為、ネジ式にしてユニットを止める様に手を加えないと使えません。サランネットを外してネジ式に出来る様に改造しないと前には進みませんので今日はこの点に的を絞って作業します。
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/7743e8ad9af9be9d37fb84a00b88b516


ALTEC#614 システムの作成初日 2010年05月24日
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/f49645cf2b6174b161fd49b6fe2b04d7

昨日ユニットが来ましたので今日からALTEC#614 システムの作成を開始しました。
6048g7
本日の予定はユニットを固定する為の「詰め付きナット」の取り付けです。単に「詰め付きナット」を取り付けるだけではすみません。何もマーキングの無い板ですので位置出しから始めないといけません。

6148

作業手順としては
@箱からユニット取り付けフレームを取り出す。
Aサランネットを外す
B詰め付きナットの穴の位置出し
C穴あけ
D詰め付きナットの取り付け・塗装
Eサランネットの張り直し
Fユニット取り付けフレームを箱に取り付ける。
6142_2

G吸音材の取り付け開始(天板→側板→側板→底板)・・・2日間を予定。
Hネットワークの「音質対策」

までを本日完了しました。

ユニットの方を点検しましたらチョッとまずい不具合が発見されました。

6048g2

片方のダイアフラムのマイナス側(黒色線)のL型端子が根元から折れているのです。その根元部分に配線が直接半田付けされています。早急に新品ダイアフラムを購入する事も含め対策案を決めないといけません。

6048g4

+側の赤色配線は正常です。−側はこのままではダイアフラム配線が出来ません。またユニットのSP端子の裏側も「半田付け」(本来はネジ止め)されて随分と手直しされています。(2個共)
6048g6

ネットワークへの音質対策まで完了しましたので明日は、
1)吸音材張り
2)リアバッフルへのSP端子及びネットワーク取り付け
3)ユニットへの「音質対策」
4)ユニットをエンクロージャーに組み込み

を予定しています。

明後日は、SP箱内内部配線作りです。
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/f49645cf2b6174b161fd49b6fe2b04d7


SP #614 の進捗 2010年05月25日
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/b134b55b4d844dc1ec91f2022304b683

昨日に続いて#614「銀箱」SPの制作を続けています。
予定では、

1)吸音材張り
2)リアバッフルへのSP端子及びネットワーク取り付け
3)ユニットへの「音質対策」
4)ユニットをエンクロー ジャーに組み込み

でしたが、4)のユニットのエンクロージャーへの取り付けを延期しています。昨日報告した「ダイアフラム」の端子折れの為交換します。ダイアフラムを発注しました。今週末に入荷の予定です。1)〜3)までは予定通り進捗しています。現在内部配線材を作成中です。

この#614箱に604-8Gユニットでは奥行き寸法的にギリギリのサイズです。前回作成時にも相当苦労しています。寸法的に考えると#604用ではなく#605用に最適です。
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/b134b55b4d844dc1ec91f2022304b683

SP #614 の進捗(2) 2010年05月26日
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/0b9703d0f952cfd6e527e55e6858b65a


ALTEC#614 SPの作成も佳境に入って来ました。

6141

ユニットをBOXに組み込み、留めネジの長さをチェックしています。

6142

こちらがユニット組み込み後の姿です。この状態で吸音材を付けた裏蓋を合わせます。吸音材に「ユニットの跡」が型として付きますのでその部分を丸くくり抜きます。ユニットの全長と裏蓋とに隙間が有りませんので、吸音材でユニットを抑える様になりますので接触しない様に「くり抜く」のです。ドライバーユニットに接触するものが有るとドライバーの音が死んでしまいます。

残念ながら裏蓋へは「SP端子」、「ネットワーク」、「配線材の取り付け」、「吸音材のくり抜き」を終わっていますがお見せする事は出来ません。(ノウハウになります)

本日中には完了できる時間が有りますが、片方のユニットの「ダイアフラム」入荷待ちになります。
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/0b9703d0f952cfd6e527e55e6858b65a


ALTEC#614 SPの片ch 完成 2010年05月27日
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/47a39bc7a3c26b4eb4b6ab8340d4093e

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https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/d5/a6cdc0ea00a91e1136f1f49acefd201c.jpg

ALTEC#614 SPの片chが完成しました。もう片chはダイアフラム待ちですので明日にお預けです。

https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/24/0720a4eca9aade3b31bbd1007af93033.jpg

変則なステレオですが#614と612Aをそれぞれ片chづつ合わせて音出しをして見ました。#614SPは箱は小さいですが入っているユニットが604-8Gですので612Aの605Bとはグレードの差を感じてしまいます。

まず、エネルギー感がまったく違います。614の前に立っていますと「音圧」がビシバシと伝わって来ます。音のキレ込み(分解能)や音の深みの表現など数ランク上の再生音を出して来ます。612Aにも604系を入れなくてはいけませんね。

新規発注したダイアフラムも昨日夕方到着しましたので今朝から取り付け準備に入っています。ユニットの前オーナーがどのような取り扱いをしたのか、ダイアフラムを見れば判りますが、ダイアフラムの所にゴム板が敷いて有り、ダイアフラムとカバーがなかなか外れません。本来ゴム板は要らないのです。
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/47a39bc7a3c26b4eb4b6ab8340d4093e


ALTEC#614SPの組み立て完了・・・問題が・・・ 2010年05月27日
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/df791d5a4b29aa6f6a7ccb229d8b995d

#614SPも組み立てが完了しました。サウンドはエネルギッシュでち密でキレ・ヌケが良く申し分ないのですが、614箱に対してエネルギーが強すぎる様で「ビビり音」が出ています。

「ビビり音」の原因を探って行きますと「ネットワークケース」が音圧でビビっています。この「ビビり音」を止めないと使い物になりません。昨日も片chの状態で色々対策して見ましたがなかなか難しいですね。発生原因とメカニズムを突きとめて対策しないといけません。これから「調整」に入ります。
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/df791d5a4b29aa6f6a7ccb229d8b995d


ALTEC#614SPの組み立て・調整完了 2010年05月28日
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/f8160bd8481b0227f059c713a03396f86144

組み立て当初「ビビり」まくっていたサウンドも何とか使える状態まで「ビビり音」を低減させました。ネットワーク自体の「状態」の問題が有りますので完全には止める事は難しいと判断しました。

6145

このネットワークの個体は上の写真に見える部分の「ALTEC]の文字の部分が本体から浮き上がっていて、押すと「ペコペコ」音を出します。本体部分と表面との間に剥離が有って空洞が有るのです。604-8Gのエネルギーが凄まじいものですから箱の狭さと相まって完全には止め切れないようです。作り込みが甘いか保管状態の問題かと推測されますが一般のネットワークではこの様な事はないと思います。私も初めての経験でした。

現在では家庭で使う音量では気にかかる事はないと思います。モニタールームで大音量でモニターする時に一部の曲で出てくる可能性は有ります。
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/f8160bd8481b0227f059c713a03396f8

21. 中川隆[-11720] koaQ7Jey 2020年8月24日 12:08:53 : RyOSypPQPV : NHo0VFdSS2Q4Qlk=[17] 報告

ALTEC#620Aでクラシック 2010年08月14日
https://community.phileweb.com/mypage/entry/2051/20100814/20073/


ALTEC#620Aでは今まで主にJAZZを楽しんでいましたが、クラシック、特に「弦楽器」はどれくらいの再生をしてくれるだろうかと思って、今朝はクラウディオ・シモーネ指揮/イ・ソリスティ・ベネティでコレルリやトレルリの合奏協奏曲を聴いています。

非常に艶やかな質感でキレが有り音が弾み、雰囲気もしっとりして良い感じで鳴ってくれています。

このCDは分解能の悪い装置で聴くと、音の線が細くヒステリックな音になり易いのですが、線の太さも丁度良いくらいで、弦楽器の艶やかさがALTECとは信じられないくらいの質感で鳴っています。

ユニットの外観は604-8Gですが、コーン紙とダイアフラム・ネットワークは16Ω仕様になっていて、604Eに近い仕様になっています。基本的にユニット以外では「内部配線」のケーブルを「ルシファーケーブル」に交換しただけのもので、「伝送ロス」対策と「音変換ロス」対策を兼ねています。

620Aオリジナルではかすれた様なサウンドしかしませんが「Trail仕様」にしますと、ユニットの基本性能はそのままに「潜在能力」を引き出して来ます。これ1台有ればどんな音楽も「合格点」を出せる再生をしてくれます。

見方を変えれば、「フルレンジ1発」でこの様な事が出来るユニットは他には見当たりません。

レス一覧


オリジナルの620A良いですね^^
 16Ωには興味深々ですね〜

まだ 当方も新しい目の620Bなんですが、色々実験しながら
  楽しい日々を過ごしております。

 JAZZを良く聴いていますが、そつなく広いジャンルで
   以外に鳴らしてくれるので毎日が発見です。

bySUMI蔵 at2010-08-14 23:32

SUMI蔵 さん レスありがとうございます。

このALTEC#620Aは604系としては6セット目、620Aとしては4件目になります。

ALTECオリジナルではとても使えませんので「音質アップ」の手を加えています。
現在605A、605B、604Eとこの604E仕様604−8Gを持っています。

ユニットを見るとその造形美に惚れ惚れします。
手元に1セットは残しておきたいSPの一つです。
現在、この620Aと612Aを持っています。

604Eは620A箱に取り付けることは出来ません。(フレームの補強リブが裏付け専用になります)604Eは#612Aに組み込んでいます。

604−8H以後になりますと6セルをマンタレーホーンにして有ります。このマンタレーホーンはパワーを加えると「ホーン鳴き」をしますので避けています。後期型になるほど「コストダウン」をされていますので出来れば604−8G以前のユニットがお勧めです。

ご不満がなければそのままお使いでかまわないと思います。
1Wで100dbの音圧がありますので私は20Wクラスの特製管球アンプでドライブしています。管球アンプの方が「音のつや」が出て好ましい「音色」になるようです。しかし、管球アンプはある程度「管球アンプ」を勉強した人でないとお勧めしません。

このSPは内部配線が「伝送ロス」を激しくしますので、良いケーブルで再配線をお勧めします。また接続がオリジナルでは「ギボシ」に似たような安直な接続ですのでここも出来れば半田付けが理想です。

何セットも620Aを聴いていますとその音の良さがわかりますが中高音のホーン部分の音が「飛んで」来ますので、ユニットのパラレル化をすると聴きやすくなるでしょう。

もっともこの620Aは私の装置の中ではサブSP具合でしかありません。JBLの3大ホーンシステム(8SPユニっト仕様)に比べればおもちゃみたいな物です。620Aはそれでも最新のSPに比べたら「音楽性」とユニットの優秀性は抜群です。

byしき at2010-08-15 01:29

しきさん、こんばんは。

私は604Cのフィックスド・エッジのユニットが大好きなのですが604E仕様の604−8Gって初めて聞きました。

凄く興味があります。

何時かお邪魔したときには、聴かせて下さいね。

byhidetarou at2010-08-15 21:36

ひでたろうさん レスありがとうございます。

前オーナーさんがコーン紙とダイアフラム、ネットワークを604E仕様にしたと言って有りました。16Ω仕様になっています。

604Cも狙っていますが、604Aの最初期型は
JBLさんの設計と聞いていますので
是非試して見たいと思います。

620Aは人気が高いので嫁に出す前においでください。

byしき at2010-08-15 22:12

しきさん おはようございます。

アルテック604系で弦楽器が艶やかに鳴ってしまう。
うーん。。。 なかなか想像がつかない世界です。
イメージとしてはやや硬質になりそうな気がしますが、
そこはしきさんの腕の見せ所なんでしょうね。

しきさんが言われるようにユニットのポテンシャルが高ければ、
あとはユーザーのつめかた次第で「〜が鳴らない」ということは
ないのかな と感じています。

byたくみ@深川 at2010-08-16 05:39

たくみさん レスありがとうございます。

従来のオーディオ評論では「決め付け」られていた事が多すぎる様に思います。

SPの場合、「内部配線」で音質グレード・音色が決まっていたようです。
アンプの場合は「電源ケーブル」で音質グレードが決まります。

それらの「前提条件」が変われば当然出てくるサウンドも大幅に変化します。

私の場合、機器の「潜在能力を100%引き出して使いたい」と考えていますので、その機器のネックポイントを聴き分けて対処します。

機器の試聴で「良い・悪い」は誰でもしますが、「なぜこんな音になるのだろうか?」とその原因を追及されている方は少ないのではないでしょうか?

byしき at2010-08-16 10:09

https://community.phileweb.com/mypage/entry/2051/20100814/20073/

22. 中川隆[-11718] koaQ7Jey 2020年8月24日 14:01:28 : RyOSypPQPV : NHo0VFdSS2Q4Qlk=[20] 報告

UREI スピーカーシステム一覧 ウーレイ
https://audio-heritage.jp/UREI/speaker/index.html


UREI_813 〜大型スタジオモニターの雄〜 2011年5月28日

初代813はアルテック604-8Gとサブウーハにエミネンス社の800Wが搭載されていました


●イーベイUKにて、UREIのあの813をみつけました。

ウーレイっていう幽霊みたいな名前の会社ですが、United Recording Electronics Industryの略で、プロ用機器の有名な老舗です。Bill Putnamによって1958年にUniversal Audio社(現存しています)が設立された後に、ビルによってUERI社も設立されましたが、今はJBLに吸収されてUREI社は残っていません、業務用アンプのJBL/UREIとして出ています。

 この813は1977年の米国発売ですからもう30年以上前の製品になります、当時\100万という高価なスタジオモニターとして発売されていました。録音スタジオの壁に埋め込まれているスカイブルーのホーンが際立つ大変印象的な813の写真を見た人も多いと思います。

813は頻繁にレベルアップされ、813Bになるとコンシューマー用としてユニット保護ヒューズやアラームランプなどが省略された813BXという大型フロア型も出ました。木目のキャビネットが綺麗で、ALTECの6041みたいなスピーカでした。

●813シリーズはUREI独自のタイムアライメントネットワークを採用したモニタスピーカーシステムで、マルチユニットによる位相ズレを解消しています。ウーハの位相を電気的にずらすことで、両ユニットの音響中心を揃えたのと同等以上の効果で、リスニング・ポイントの位相差をなくすもので、スタジオ録音に重要な優れた定位を実現しているんです。

 813の構成は、サブウーハと同軸ユニットの2スピーカの3ウェイ・バスレフ方式で、f特は40Hz〜17.5kHz、8Ωで150W、幅787×高さ908×奥行559mmで、重さはなんと80kgという超重量スピーカです。

 まず813Bでは、同軸ユニットにUREI自慢の801Bを採用、これはPAS(Professional Audio Systems)社製38cmノンコルゲーションコーンにJBLの高域ドライバとホーン(2425H+800H)を埋め込んだ同軸型ユニットで、ホーンの開口部にはあのスカイブルーの発泡プラスチック製のユサ・フォームが塗布されています。

これは、適切な空気インピーダンスとスムーズなレスポンス?を実現しているのだそうで、意味分かってませんがただのパフォーマンスではないようでしたぁ。

サブウーハにはケンタッキー州のエミネンス(Eminence)社(いまでもギターアンプのスピーカユニットなんか作っていま〜す)のウーハを採用。この813Bが大ヒットになってUREIはスタジオモニタとしての座を確実なものとしました。


 でも私の知っている813は確かアルテックのユニットだったと思っておられる方、そうなんですねぇ、初代813はアルテック604-8Gとサブウーハにエミネンス社の800Wが搭載されていまして、今回の出品がまさにこれにあたります。この時のホーンはあの青いユサ・フォームは付いていなかったはずなのですが、出品画像にはなぜかちゃんとついていますねぇ。

 813は1979年に磁気回路がフェライトの604-8Kへ変更となり型番が813Aとなりましたが、このときホーン部にユサフォームとホーン内のレゾネータ(風切音みたいな高域の吸音材って感じです)が付きました、これはカットオフ近辺のあばれとか3kHz付近のピークを改善するためなんだそうです、こんなんでいいんだぁ、って感じですが、、。

となると今回の出品は813Aとも思えますが、実はネットワークが838が搭載されていまして、これだと813となります、813Aではネットワークは839に変更されているんです。ただ、813Aと813のカタログを見ますと、813にはユサフォームは付いていなくて813Aには付いていますが、搭載ウーハは813と同じ、604-8Gと記載されているものがありました。どうも813から813Aへの過渡期にはどっちもありだったみたいですねぇ、このあたりあんまりこだわっていないところがいかにも海外メーカだと思いました。

 さて、1980年代初めになるとアルテックが供給不安を起こすようになりました(品質上の問題らしです)。そこで代わりにPAS社の同軸ユニット採用となるわけで、これが813Bで1983年に米で発売、813シリーズの中で一番売れたモデルとなるわけです。

 ちなみに813の最終モデルは813Cで1984年の発売でJBLのE145と2425(2426)を組み合わせた同軸ユニットと2215Hウーハの組み合わせです。エンクロージャーは板厚25mmの高密度チップボードで内部の全コーナーは約40mm角の米松角材で補強されています。

●813はセッティングでかなり音が変わるようですね。そもそも奇妙なセッティングで、サブウーハーが上になるようにして、ホーンがリスナーの耳の位置になるように設置するのが本体の使い方らしいのです。このためには高さが数十センチもある頑丈なスタンドが必要となりますし。

さらに背面を共振しにくい堅固な壁面に密着させる必要があるそうです。もっとも家庭用ではなくてスタジオ用だからこれでいいのでしょう。でも家庭では大変扱いにくい、もっともそんな人はめったにいませんが。

 音は、JBLのカラっと明るい音よりさらに楽天的だそうで、なんのことやら。これではなぜ813がスタジオで認められたのか不思議です。

モニタースピーカーとしての明晰な音、なんら色づけされないモニタリングとしての役割にはおよそふさわしくない、弾みのついた明るい響き、雄大なスケール感でアメリカ的な朗々とした豪華な音らしいのです。


 たとえばマッキントッシュなんかの豪華アンプで50年代のジャズを目一杯の音量で鳴らしたら、輝きと生命力に満ちた豪華サウンドで至福の時となるのでしょうが、バロックファンの私には到底合いそうにありません。


●価格は即決価格で£1499(約20万円)となっています。813Bだと人気機種なのですが、初代813ということで、\25万が相場、\8万で即買いと勝手に値付けいたしました。

 なんせ160kgですからね、送るのが一苦労で、もちろんUKからは無理ですよねぇ。もっとも日本で売っていても、これをウサギ小屋の一般家庭で鳴らそうとは思いませんが、逆にこれ買って鳴らせる環境の人がうらやましいっす。
http://audioagent.wordpress.com/2011/05/28/urei-813/
http://blogs.yahoo.co.jp/audio_agent/62843145.html


▲△▽▼


UREI Model 813 1980年6月15日

菅野沖彦
ステレオサウンド 55号(1980年6月発行)
特集・「’80ベストバイコンポ209選」より

 アメリカのプロ機器メーカーUREIが、アルテックの604−8Gを改造してシステム化したユニークなモデルだ。サブウーファーを追加、ホーンをUREI製に変え、タイムアライメントを施したネットワークを内蔵させている。適度なダンピングコントロールを施してたサブウーファーの働きで低域が豊かに、また歪の少ない高域が特徴。置き方によって音がかなり変るシステムだ。

UREI Model 813(組合せ)1979年10月30日


瀬川冬樹

続コンポーネントステレオのすすめ(ステレオサウンド別冊・1979年秋発行)
「第17項・アメリカの新しいモニタースピーカー UREI #813」より


 UREIはユナイテド・レコーディング・エレクトロニクス・インダストリーズの頭文字。日本語で発音するとあまり印象がよくないが、録音スタジオ等のプロ用器材の製造で、古くから有名なメーカーだ。つまり一般コンシュマー用ではないが、この会社の手がけた新しいモニタースピーカー813型は、日本のオーディオファンのあいだで、ちょっとした話題になっている。

 というのは、JBL4343の出現で、新しいモニタースピーカーの、音にぜい肉のない、つまり鋭利な刃物でスパッと切り割いてゆくような明晰な音に馴らされていた(しかしその点に多少とも不満をおぼえていた)人たちに、そうでないもうひとつのアメリカの音、肉づきの豊かな、神経質でない、人の好いアメリカ人のような屈託のない朗々とした豪華な味わいを、久々に聴かせてくれたスピーカーだという点で。

 なにしろ、音がいくらでも湧き出てくるような、弾みのついた明るい響き。雄大なスケール感。まるでコダカラーのような、つまりどこか人工的な味わいであることは感じさせながらも、しかしこれはアメリカでしか作ることのできない色彩のあざやかさと豊富さ。この音に馴らされたあとでたとえばJBLを聴くと、どこか禁欲的にさえ聴こえるほど、こちらの鳴らす音は享楽的だ。

 外形寸法は相当に大きい。とくに奥行きの深いことが、いっそう大きく感じさせる。そしてもうひとつ、低音用ユニットが上になるようにして、高音用ユニットが聴き手の耳の高さにくるように設置するという条件を満たすためには、高さが数十センチの頑丈なスタンドが必要だ。サイドボードや物入れのような共鳴しやすい材料は厳禁だ。また背後には共振しにくい堅固な壁面を選び、原則として背面を壁に密着させる。

 これは一般家庭用ではなくスタジオ用だから、家庭ではひどく扱いにくい。こういうスピーカーを家に持ち込むのは、日本の愛好家ぐらいのものかもしれないが、しかしこの音は他に得がたい魅力だ。ただ私は、ここまで楽天的な音を、毎日のように楽しむ気にはなれないが。

          ※

 このスピーカーを生かすのは、たとえばマッキントッシュのアンプの豪華な音だろう。そしてカートリッジもアメリカの製品。これで50年代のジャズをいっぱいのボリュウムで鳴らしたら、しばらくのあいだ陶然とした気分が味わえるにちがいない。輝きと生命力に満ちた豪華なサウンド。しかし、渋いクラシックのファンにはどう考えてもこの音は好まれない。

 このスピーカーの基本はアルテックの604−8Gというモニター用のユニットだが、UREIの技術によって、アルテックの音がなんと現代ふうに蘇ったことかと思う。おじ604−8Gを収めた620Aシステムでは、こういう鳴り方はしない。この813に匹敵しあるいはこれを凌ぐのは、604−8Gを超特大の平面(プレイン)バッフルにとりつけたとき、ぐらいのものだろう。

 UREI813を鳴らす組合せ例をもうひとつあけておく。国産で羽音の表情の最も濃いトリオの07シリーズを中心に、プレーヤーもカートリッジも結果的にスピーカーと同じまっ黒け≠ナ統一できた。むろんそういうおもしろさより、音質本位に考えた結果である。


スピーカーシステム:UREI #813 ¥498,000×2
コントロールアンプ:マッキントッシュ C32 ¥690,000
パワーアンプ:マッキントッシュ MC2205 ¥668,000
チューナー:マッキントッシュ MR78 ¥490,000
ターンテーブル:テクニクス SP-10MK2 ¥150.000
キャビネット:テクニクス SH-10B3 ¥70,000
トーンアーム:テクニクス EPA-100 ¥60,000
カートリッジ:ピカリング XUV/4500Q ¥53,000
カートリッジ:エンパイア EDR.9 ¥50,000
計¥3,177,000(ピカリング XUV/4500Q使用)
計¥3,174,000(エンパイア EDR.9使用)


スピーカーシステム:UREI #813 ¥498,000×2
コントロールアンプ:トリオ L-07CII ¥160,000
パワーアンプ:トリオ L-07MII ¥1200,000×2
チューナー:トリオ L-07TII ¥130,000
プレーヤーシステム:テクニクス SL-01 ¥80.000
カートリッジ:エンパイア EDR.9 ¥50,000
計¥1,656,000


UREI Model 813 1979年6月15日


菅野沖彦
ステレオサウンド 51号(1979年6月発行)
特集・「評論家の選ぶ’79ベストバイ・コンポーネント」より


 武骨なスタジオモニターながら実に堂々たるアメリカンサウンドを聴かせてくれる。アルテックの音には違いないが、高域の歪感のなさは、確かにリファインされたモデルといってよい。

UREI Model 813 1978年6月15日


菅野沖彦
ステレオサウンド 47号(1978年6月発行)
特集・「評論家の選ぶ’78ベストバイ・コンポーネント」より

モニターとしての確度と音楽の魅力がバランスした優秀製品。

UREI Model 813 1978年6月15日

井上卓也
ステレオサウンド 47号(1978年6月発行)
特集・「評論家の選ぶ’78ベストバイ・コンポーネント」より

古き器に新しき酒をもった伝統と技術の巧みな調和は強烈な魅力だ。

UREI Model 813 1978年6月15日

瀬川冬樹
ステレオサウンド 47号(1978年6月発行)
特集・「評論家の選ぶ’78ベストバイ・コンポーネント」より

これこそアメリカでしか作ることのできない、血色のよい明るい響き。

UREI Model 813 1978年3月15日


瀬川冬樹
ステレオサウンド 46号(1978年3月発行)
特集・「世界のモニタースピーカー そのサウンドと特質をさぐる」より


 久しぶりに面白いスピーカーに出会った。永いこと忘れかけていた音、実にユニークな音。

たとえばブラームスのP協のスケールの雄大な独特な人工的な響き。
アメリカのスピーカーでしか鳴らすことのできない豪華で華麗な音の饗宴。
そしてラヴェル。

「パリのアメリカ人」ではなくて「パリジャン・イン・アメリカ」とでも言いたい、まるでコダカラーのような色あいのあざやかさ。

だがそれう不自然と言いきってしまうには、たとえばバッハのV協のフランチェスカッティのヴァイオリンで、自分でヴァイオリンを弾くときのようなあの耳もとで鳴る胴鳴りの生々しさ。このスピーカーにはそうしたリアルな部分がある。アルゲリチのピアノのタッチなど、箱の共鳴音が皆無とはいえず、ユニット自体も中域がかなり張り出していながらも、しかしグランドピアノの打鍵音のビインと伸びきる響きの生々しさに、一種の快感をさえおぼえて思わず口もとがほころんだりする。

だが何といっても、クラシックのオーケストラや室内楽を、ことに弦の繊細な美しさを、しみじみ聴こうという気持にはとうていなれない。何しろ音がいかにも楽天的で享楽的であっけらかんとしている。スペンドールの枯淡の境地とはまるで正反対だ。

  そのことを裏がえしていえば、ジャズやポピュラーの再生に限定したとき、このスピーカーは全く他に得がたい美しい音を聴かせる。中でも菅野録音に代表される豊かで豪華な音の響きを味わいたいという場合、あるいは、五〇年代に代表される良き時代のスタイルで演奏されるジャズ、こういうプログラムソースが、このスピーカーからは、素晴らしく味の濃い密度の高い、ゴージャズでしかも何よりも大切なことはとても暖かい音で、再生される。

この音に楽しまされているうちに、ここ数年来、JBLやイギリスの新しい流れのモニタースピーカーを中心に、少なくとも私自身の耳が、このいくらか古めかしく暖かな音の美しさをすっかり忘れかけていたことに気づかされた。リッチで、ことに低音のリズムが豊かによく弾み、明るく楽しい。音が少しもいじけていない。伸び伸びと、あくまでも伸び伸びとよく唱う。音がいくらでも湧き出てくるような気分になる。

スピーカー自体の能率がかなり高いこともあってアンプのボリュウムはかなり絞っておいても音が豊かさを失わないが、能率の高さよりも音の自体の性質がいっそうそれを感じさせるのにちがいない。今日的なワイドレインジと、古き良き日の善意に満ちた(分析的でない)楽しい豊かさとが見事にドッキングして、解像力の高くしかも冷たさのない新しいモニタースピーカーが生まれた。

スピーカーユニットの配置が独特なので、試みに天地を逆さまにして床に直接置いてみたが、これでは音像がべったりして全然よくない。指定どおり、高域ユニットが耳の高さ附近にくるように、高めの台に乗せることが必要のようだ。


UREI Model 813 1978年3月15日

菅野沖彦
ステレオサウンド 46号(1978年3月発行)
特集・「世界のモニタースピーカー そのサウンドと特質をさぐる」より


 ユーレイという名前は日本では奇異な感じを持たれるかもしれないが、このメーカーはアメリカ・カリフォルニア州サン・ヴァレイにあるプロ機器専門メーカーで、ユナイテッド、レコーディング・エレクトロニクス・インダストリーズという。そのイニシャルをとるとUREIとなる。

社名が示す如く、主に録音の周辺機器を製造しているが、同社のスピーカーに接するのは、私もこれが初めてであった。

このシステムは、今アメリカのスタジオで、一つの流行ともいえる様相を呈しているアルテックの604のモディファイである。

604−8Gのセクトラルホーンとネットワークをはずし同社製の800Hというストレートホーンをつけ、これにもう一つ38センチのユニットを追加、これらにタイム・アラインド・ネットワークをつけ、大きなダンプドバスレフ・エンクロージュアに収めた大型モニターシステムである。

モデル813と呼ばれるこのユニークなシステムは、正直なところ完全に私を魅了してしまった。

その高域は、604−8Gとは似ても似つかぬ繊細かつ、明確、なめらかなハイエンドと化し、しなやかな弦の響きを再現するし、パルシヴな高域のハーモニックスも優美な音を響かせる。加えて、適度にダンピングをコントロールした低域の豊かさは素晴らしく、フェイズ感はナチュラルで、近来稀に聴く優れたスピーカーだった。
http://audiosharing.com/review/?cat=91


▲△▽▼


UREIの製品は、初期物に人気がある。

たとえば、1620ミキサーは太い音の初期物に対し、後期物はハイファイ的音と評されている。

価格も初期物が高く、自ずとどちらの音を皆が望んでいるかは分かる。

私もUREIのスピーカーは、JBLユニットを使う前の813が好きであって、それが置いてある日本橋の喫茶店へよく行ったものだ。
http://wabikichi.blog133.fc2.com/blog-category-17.html


さてUREI夫さんの813ですが、38ユニットが縦に並ぶその巨大さは圧巻です。

最初、再生音にちょっとホコリっぽい感じもあったんですが、それは単にまだ目覚めていないだけでした。しばらく鳴らすうちに調子が出てきて、豪放磊落、悦楽再生そのものという感じで歌い出します。

さすがはマッキン2500でドライブしているだけはある、暖かみとパワフルさが共存した音です。

この813にはアルテックのユニットが使ってあるそうで、歯切れの良さと重量感が同居したこのSPの低音レスポンスの良さはその賜かも知れません…。
http://www.geocities.jp/krytone1234/tabioto.htm


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11. 中川隆 2013年6月23日 10:50:59 : 3bF/xW6Ehzs4I : W18zBTaIM6
同軸型ユニットの選択


川崎先生は「プレゼンテーションの極意」のなかで、特徴と特長について語られている。
     *
「特徴」とは、物事を決定づけている特色ある徴のこと。
「特長」とは、その物事からこそ特別な長所となっている特徴。

     *
ベッセル型フィルターの「特徴」が、同軸型ユニットと組み合わせることで「特長」となる。

UREIの813のネットワーク(TIME ALIGN NETWORK)は、回路図から判断するに、
ウーファー部のハイカットフィルターは、8次のベッセル型である。

ベッセル型フィルターの通過帯域内の群遅延特性はフラットであると前に書いているが、そううまくウーファーの音だけに遅延がかかって、トゥイーターからの音と時間的な整合がとれているのか、と疑われる方もおられるだろう。

メーカーの言い分だけでは信じられない、コイルとコンデンサーだけのネットワークで、タイムアライメントをとることが、ほんとうに可能なのか、と疑問を持たれても不思議ではない。

ステレオサウンドの46号の特集記事はモニタースピーカーだった。
その次の47号で、46号で登場したモニタースピーカーを、三菱電機郡山製作所にての測定結果が載っている。

アルテックの620A、JBLの4343、4333A、ダイヤトーンのMonitor1、キャバスのブリガンタン、K+Hの092、OL10、ヤマハのNS1000M、そしてUREIの813の、無響室と2π空間での周波数特性、ウーファー、バスレフポート、パッシヴラジエーターに対する近接周波数特性、超高域周波数特性、高次高調波歪特性、混変調歪特性と混変調歪差周波掃引、インパルスレスポンス、群遅延特性、エネルギータイムレスポンス、累積スペクトラム、裏板振動特性、デジタル計測による混変調歪が載っている。


ステレオサウンド 47号の測定結果で比較したいのは、アルテック620A とUREI・813であることはいうまでもない。

813のネットワークの効果がはっきりと出ているのは、インパルスレスポンス、群遅延特性、エネルギータイムレスポンスにおいてである。

620Aのエネルギータイムレスポンスは、まず-40dB程度のゆるやかな山があらわれたあとに、高く鋭く、レベルの高い山が続く。 最初の山がウーファーからのエネルギーの到達を示し、それに続く山がトゥイーターからのものである。

813はどうかというと、ゆるやかなウーファーの山の中ほどに、トゥイーターからの鋭い山が入りこんでいる。ふたつの山の中心が、ほぼ重なり合っている形になっている。

620Aでのウーファーの山のはじまりと、813でのはじまりを比較すると、813のほうがあきらかに遅れて放射されていることがわかる。

インパルスレスポンスの波形をみても、このことは読み取れる。

620Aでは、やはりゆるやかな低い山がまずあらわれたあとに鋭い、レベルの高い山が続く。

813では、ゆるやかな山の始まりが遅れることで、鋭い山とほぼ重なり合う。

群遅延特性も、同じアルテックの604-8Gを使用しているのに、813はかなり優秀な特性となっている。
http://audiosharing.com/blog/?cat=60

UREI 813

PAS社のユニットはUREIに採用されたことがありました。以下の文章は、UREIのモニタースピーカーシステムについて、ランシングヘリテッジフォーラムの管理人、Don McRitchie氏が2001年8月に同フォーラムに記載したものです。

ちょっとだけ訳してみると…


オリジナルの813(下の画像)はモディファイしたALTEC604-8GとEminence社(北米のスピーカーユニットメーカー)のウーファーを使用。このウーファー(型番はU800W、または800W)は最低域を伸ばすのではなく、パワーハンドリングを改善するためのもの。

その後、1979年にフェライトの604-8Kに変更。フォーム状のパッドをホーンに取付けカットオフ近辺のクセを低減。さらに、ホーンの内壁にレゾネーターを形成して3kHzのピークを解消。これが813A。

70年代後半から80年代初頭にかけてALTEC社は品質管理に問題を抱えるようになり、UREIは604の代わりを探し始めた。候補としてTannoy、Emilar、Gaussの同軸をテストしたが要求を満たさず。結局、PAS社の同軸ウーファー部にJBL社の2425を組み合わせ、これにEminenceの補助ウーファーを搭載したのが813B(下の画像)。UREIのビジネスはこれで大成功する。

UREIはその後ハーマンに吸収され、1984年にJBL社の801と呼ばれる新型同軸ユニットと2215Hを組み合わせた813Cになったということです。


UREI stands for Universal Recording Electronics Industries. It was founded by Bill Putnam in the 1960’s as a small manufacturing arm of his larger recording studio business – Universal Recording Company (later United Recording, United Western and currently Ocean Way). Bill was one of the most respected recording engineers in the business. He was Frank Sinatra’s favorite engineer and worked on many of his most renowned recordingsBill was instrumental in developing many of the technological innovations that have become standards in the recording history. A detailed profile of his life can be found at:

http://www.uaudio.com/history/BPsr.html

Word of Bill’s innovations in developing homebuilt equipment for his studio spread throughout the industry and resulted in demand for him to manufacture and sell his products. This was the genesis of what would ultimately become UREI. One of Bill’s homebuilt products that gained significant word-of-mouth was a customized monitor that was the prototype for the 813The original prototype was based on the Big Red monitor developed by Sherwood Sax of Mastering Lab and manufactured by Audio Techniques of Stamford Connecticut. It was based on the Altec 604. The major innovation of the Big Red was to replace the standard cross-over with a customized design that tamed a ragged midrange response that plagued all 604/605’s of that era. It resulted in a much smoother response that addressed the long standing reputation of the 604 as being a “fatiguing” monitorBill Putnam worked with Dean Austin, Ed Long and Dennis Fink of UREI to further improve the 604. The multicell horn of that driver had relatively poor directional control and poor loading at crossover which contributed to the harsh and ragged response. The 813 was developed with a customized, flared horn that had tighter pattern control and a revised cross-over. The cross-over was designed by Ed Long and introduced the patented Time Align (R) concept that allowed the 604 to operate as a time-coherent point-sourceThe original 813 was installed in Putnam’s own United/Western recording studios in the mid 70’s. Outside mixers and engineers that booked time in these studios were very impressed with this new monitor and pressured Putnam to manufacture and sell the 813. In 1976, UREI expanded its field of operations and entered into the monitor businessThe original 813 used a modified 604-8G along with an Eminence helper woofer and Ed Long’s Time Align crossover. Interestingly, the main purpose of the Eminence woofer was not to extend bass response but rather increase overall output. The 604 was prone to failure at high output levels. The helper woofer allowed UREI to increase the power handling of the 813. To this day, unless soffit mounted and equalized, the 813 has a reputation of being somewhat bass shy.

In 1979, Altec introduced the 604-8K as the ferrite replacement of the Alnico 604-8H. The new driver was found to sound quite different leading Putnam to make further revisions to the 813. A new horn was introduced that added foam padding to the interior of the horn and a foam extender on the horn mouth to soften the cutoff frequency characteristics. Putnam also included small Helmholtz resonators on the internal side walls of the horn to trap the persistent 3 khz spike in the 604 response. The network was redesigned to accommodate the driver changes and the new system became the 813ADuring the late 70’s and into the early 80’s, Altec was experiencing significant quality control problems. At the time, Altec was headed towards bankruptcy and the eventual closure of the Anaheim facility. It resulted in such poor product consistency that UREI was rejecting as much as 95% of the incoming Altec drivers. UREI became an authorized Altec repair center just to ensure they would have enough stock on hand to build the 813. It led UREI to ultimately seek a replacement for the 604UREI initially tested Tannoy, Emilar and Gauss products, but none would meet their requirements. Ultimately, they became interested in PAS drivers which had a unique 15” bass driver that could accept a high frequency compression driver of the user’s choice. UREI was favorably impressed with JBL’s 2425 compression driver and tried mating it to the PAS transducer. This became the basis of the 813B introduced in 1983. Again, an Eminence helper woofer was employed. This was a very successful design and led to a very healthy upgrade business for UREI in converting 813A’s to 813B’s. The 815 was also introduced at this time which was a monster monitor that contained two Eminence helper woofers for a total of 3-15” drivers.

During the development of the 813B, there was a very interesting problem with the production 813A. All of the sudden, new 604’s exhibited a deep, narrow hole in their response at 3 kHz. A phone call to Altec established that the long known issue of the spiked midrange response had finally been addressed by a new engineer and a design change was made without informing their customers. UREI addressed this new development by substituting closed-cell foam of the same color as the original open-cell foam in the resonating holes, which disabled the resonators without changing the product cosmeticsIn the early 80’s, Bill Putam’s wife died and he began to lose heart in the business. Harman International expressed interest in the firm and UREI was sold in late 1983 to become a division of JBLpro. Dean Austin moved over to JBL and became responsible for the ongoing design of UREI monitors. In 1984, the 813C was introduced as an all JBL product. It used a new coaxial called the 801 and replaced the Eminence helper woofer with the 2215H (pro equivalent of the LE15). This was the most successful 813 yet and replaced the 815B as well since it had higher output than that 3 driver system. Dean went on to design the very successful 12” 809 which was the last UREI monitor that was sold when Harman International discontinued the brand in the mid 1990’s

Commented by Roberto at 2008-06-18 21:52 x
urei かっこいいですね! 真似っこしてミニ版を作ってみたいです(笑)

確かネットワークに特殊な位相補正技術が使われていたとか...
ところで、ダブルウーハーのエンクロージャーは一体なんでしょうかね?
全然違う特性のユニットだと思うのですが。

Commented by kiirojbl at 2008-06-18 22:46
あれっ?
箱の中は当然仕切られているのではなかったかしら…
考えてみると813、813A、813Bについては確認してないです。
http://www.jblproservice.com/pdf/UREI%20Time%20Align%20Series/813C-L,R.pdf

Commented by darda95_215 at 2008-06-19 17:19
懐かしいなぁ、使ってました 813A。
仕切りは無かったっす。
モニターのクセになんでも自己流で鳴らしてしまう頑固なヤツでした。
ハマれば無敵なほど魅力的、JBLほどの融通性は無くてALTECの血の方が濃いように感じてました。
ネットワークにタイムアライメントとか言うわりに電球とか使われていて面白かったです。
信号がフィラメント通るんだもん、SPケーブルなんざなんでもええよね w


Commented by kiirojbl at 2008-06-19 19:22
813A、箱の仕切りはなかったですか。
うれしいです、そういう構造。
スピーカー、理屈じゃないですよね。

自己流で鳴らしてしまう、ってこれもうれしいですね。
スピーカーってそのぐらい主張が欲しい。
じゃないと、こだわっている意味がないですもん。

それがALTECの音ならなおさらいい。
ALTECって恐ろしいほどの魅力を感じます。
聴いてみたいなぁ…

電球をネットワークに使うのは知ってましたが、UREIもそうだったんですか。
というかもしかしたらUREIが最初だった?
貴重な情報として覚えておきますです。


Commented by Roberto at 2008-06-20 09:29 x
仕切りはないのですね! ダクトが1個なのでそうかな〜と思っていました。面白いですね。 エッジが硬いユニットだから問題ないのでしょうね。

電球は、リミッタですね? せっかくだから外からピカピカ見えたら楽しいのに!

Commented by kiirojbl at 2008-06-20 14:15
813Aは仕切りなし、813Cは仕切りありということが分かっていますので、あとはオリジナルの813と813Bですね。
http://www.jblproservice.com/pdf/UREI%20Time%20Align%20Series/813C-L,R.pdf

Commented by old_style_photo at 2008-07-10 08:04 x
うちの813には仕切りがありますね。鳴らすのにひと苦労でした。


Commented by old_style_photo at 2008-07-10 08:06 x
こんな感じで使っています。


Commented by kiirojbl at 2008-07-10 12:00
お使いになっているのは813Aでしょうか、それとも813Bでしょうか?


Commented by old_style_photo at 2008-07-10 12:31 x
たぶんAだと思うのですが。
altec604-Kが使用されているタイプです。

Commented by kiirojbl at 2008-07-10 12:49
貴重な情報、ありがとうございます。
604-8Kですと、813Aですね。
だーださんの813Aは仕切りなし、old styleさんの813Aは仕切りあり・・・
う〜む、謎が深まってまいりました。面白いですね。


Commented by old_style_photo at 2008-07-10 12:56 x
仕切りはありますが密閉ではありませんよ。
バスレフのような構造になっています。
こちらこそよろしくお願い致します。

Commented by old_style_photo at 2008-07-10 15:26 x
入手当初のあまり鳴りがよくなかったのでネットワークをオリジナルに基づき作り直しました。
http://kiirojbl.exblog.jp/9070201/



▲△▽▼


次のSPは Urei 813 スタジオモニター 2009年01月25日

専務用の次のSPは 「Urei 813 スタジオモニター」 にしました。

アルテックの604系のユニットとJBLのウーハーで構成されています。
ブルーのホーンがアクセントですね。

既に604系では604-8Gで#614や#620AをTrail仕様にして、その実力を十二分に確認しています。モニターSPの中で「普通に使える」SPとしてALTEC 604系のSPユニットは非常に素晴らしいソノリティを持っています。

一般的なモニターSPと違って「削られた音」が ほとんどないユニットですので非常に楽しみです。

パワーアンプも2種、Trail仕様の「化け物クラス」のアンプを用意しています。


Urei813、いいですね。
昔、MJ(無線と実験)を愛読していまして、(今はしていませんが)表紙になっていたのが今でも鮮明に覚えています。

部屋が広ければ、一度は使ってみたいのですが、多分、無理でしょう。せめて、620とかは使ってみたいです。(中学くらいから憬れています。)
byいたちょう at2009-01-25 11:01

604系のSPは大変素晴らしいサウンドを聴かせてくれます。
自分の気に入るレベルまで追い込んでみたいと思っています。
byしき at2009-01-25 11:10

前日記(レス禁止で(-_-;))で

「モニターSPを探していま〜〜す!」

ってあったので 気になっていたのですが・・・  
早ッ!!  ウ〜〜レイ(Urei)になったのですね。  懐かし〜〜いです。    モチロン使った事もありませんし ホンモノを見た事があるかも今となっては・・・?? 記憶にアリマセン。

当時は スタジオモニターが 流行って いましたよねェ〜〜   

ウ〜〜レイに ガウス タンノイ ATC アルテック そして JBL。 

憧れですよね。   

ウチには やっとの思いで 4344を入れた思い出があります。  6畳間に押し込んでの使用でしたが 降り注ぎ 浴びせ掛けられる様な音のシャワーに 満喫していましたね。  多分・・・ アレでは4344の良さは聴き出せていなかったと思いますが 当時は当時で楽しんでいたのですから まァ− よし! でしょうかネ。

今は部屋も広くなりましたので 大型のモニターSPの導入を企んでおります。  企むのはタダですからネ  (^_^)v   

JBLやTANNOY ウエストレイク・・・  
 今一度 アノ 浴びせ掛ける様な 音のシャワーに浸りた〜〜い。
byアコスの住人 at2009-01-25 13:26

SP遍歴を繰り返した挙句、メーカーオリジナルを基本にSPユニットの変更や追加で自分好みのSPを作っています。

ALTECの604系のユニットの潜在能力が非常に高く、これを使わない手はないと思いました。

Urei 813 を自家薬籠中の玉に仕上げたいと思っています。
byしき at2009-01-25 13:52

なるほど、ウーレイですか これは気付きませんでした。
確かに、しきさんのこれまでの方向ときっちり一致しますね。
byたくみ@深川 at2009-01-25 19:47

JBLは既に3セットの大型システムを持っていますので次はALTECと思い614や620Aを使ってきましたが、良い所と欲しい所を考えるとウーレイが良いと思いました。

一生付き合えるSPと考えるとそれなりに しっかりしたSPユニットが必要です。

既にJBLとALTECのユニットの「潜在能力」の高さを感じていますので期待を裏切らないと思います。 結構大きな箱ですので置き場所も大変です。
byしき at2009-01-25 20:13
http://community.phileweb.com/mypage/entry/2051/20090125/9763/

Urei 813 の音出し 2009/02/01

早速ユニットを組み付けて前オーナーさん手作りのネットワークで「音出し確認」です。

とにかくSPの高さが180cm有りますので「異常な高さ」です。前オーナーさんはALTEC A4 を導入されるためにこのUREI を手放されたとの事ですので相当大きいお部屋でしかも「大音量」でドライブされていたようです。

ともかく「音出し確認」は無事に完了しました。スケール感の大きい再生音でパワーを入れれば入れるだけ「鳴り」が良くなってきます。

「音の空気感」に独特のスケールと雰囲気を持っています。前オーナーさん手作りのネットワークはOILコンデンサー等が宙ぶらりんなので後日対策が必要ですが、なかなか良い部品が使って有り、このサウンドの源かも知れません。

ただ、自分が作り上げたRCA箱システムと比べると「豪放さ」は有るものの、「音の粗さ」も相当ありますので、あちこちに手を入れて行かないと「専務宅」で使えません。

単純に第一チェックで


1)SPスタンドの新規作成・・・・高さと安全・音質対策

2)ネットワークのユニット化・・・ネットワークの完成(フィルムコンデンサー交換)

3)低域ウーハーのユニット交換・・・416-8Bに交換予定(ノーブランドウーハー交換)

4)高域にピラミッドツィーターの追加・・・高域の伸びと音数改善

5)SP内部配線、ネットワーク配線と各SP端子の交換・・・音質改善


を対策したいと考えています。

しばらくはこのままで聴きながら一つ一つ確実にグレードアップと使い勝手をよくしていきたいと思っています。


コメント

d4studio さん この度はありがとうございました。
ユニットと箱代だけでもこの価格は安かったと思っています。
付属のネットワークには疑問を持っていまして、今回いただいたネットワークの様な物を「特注」で作ろうかと考えていたぐらいです。
ネットワークの仕上げでこのシステムのサウンドが決まります。
現状でも「合格点」が出せるようなサウンドが出ています。非常に満足しています。
でも「大きい」ですね。
投稿 トレイル | 2009/02/02 10:46
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/c2c188777dd340c80fe09bc0c6a8beda

UREI 813 のサウンド 2009/02/03

UREI 813 のサウンドは「非常に魅力的なサウンド」です。
JBLの3大ホーンシステムとは随分と変わった「雰囲気」が有ります。

まだ「音質改善対策」は一切やっていません。音は比較すれば「粗い」のでしょうが「豪放なサウンド」は非常に魅力的な部分を持っています。多分オイルコンを使った手製のネットワークがなせるサウンドかもしれません。515Bのウーハーを使ったときのサウンドに似ていますね。


コメント

ネットワークいろいろ試してみて下さい。自分なりに試行錯誤して作り上げた音です。50年代のjazzを聴く設定になっています。604でここまで太い音が出るのはなかなか無いと思いますよ(笑)
投稿 d4studio | 2009/02/04 02:19


今出ているサウンドは良質なネットワークによって出ているサウンドだと思います。
どう表現すればいいのでしょうか?「うねるような音楽が表現される」様で、こんな響きのサウンドは初めてです。
非常に気に入っています。
投稿 トレイル | 2009/02/04 10:33
https://community.phileweb.com/mypage/entry/2051/20090204/9969/

UREI 813 にOLD N1200 ネットワークの組み合わせ 2009/02/10

昨夜は早くから寝て12時間爆睡していました。
出かける前に UREI 813 用にもう一つネットワーク(JBL N1200)を手配していましたので1昨日入荷していました。
付属のオイルコンを使ったネットワークと違いJBL N1200のサウンドは「カチッ」とした質感で、ALTECとJBLの違いがはっきりと出ています。どちらが良いと云うのではなく「表現を変える」事が出来るitemとして使って行きたいと思っています。

オイルコンを使ったサウンドは「豪快で音楽を大きな河の流れの様に」聴く事が出来ます。一方JBLのN 1200を使ったサウンドは本来の「スタジオモニター」の様な切れ込みと粒立ちを感じさせるサウンドです。どちらも私には素晴らしいサウンドを予感させてくれます。

まだ今週はUREI 813 に手を付ける事が出来ませんが、着々と注文していた部品が入荷しています。

来週には「専用トレール」が出来上がって来ますので、それからすぐに手を付ける予定でいます。取りあえずはN 1200を使ったシステムとして作り上げます。オイルコンのネットワークは部品を固定する部品を入手しないと安心して使えません。またこのネットワークには上品な「専用木箱」を作る予定です。

写真でも判るように後ろのRCAシステムがUREIの陰に隠れて全く見えなくなっています。180cmの高さでは、立って聴かないといけません。

コメント

urei813はレコーディングスタジオ用に作られたものでかなり高い位置から上部を前にたおしたレイアウトを基本としているようです。それに習って高くしていました。
投稿 d4studio | 2009/02/11 23:23


専務の自宅で使う予定なので高さをSP上面で120cmにします。その上にピラミッドのリボンツィーターを追加して使う予定です。
オイルコンのネットワークも配線を替えていろいろ試していますが、d4studioさんのオリジナルが一番良さそうです。
回路が決まり次第「固定化」します。木箱の設計と、サランネットの設計をしないといけません。なにせ、専務宅には「遊び盛り」の幼児が2人もいますので防御しないとホーンを折られてしまいます。
投稿 トレイル | 2009/02/11 23:47
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/855962b9d22c949c09b310434eedbb7d

UREI813 の進捗 2009/02/13

今日はN1200の音質対策を実施しました。「音質対策」と云っても大したことは出来ませんが、「鉛半田」を「鉛レス半田」に一部を入れ替えました。本当は全部したいのですが半田こてが入りません。

これだけでも結構な音質改善になります。

またオイルコンを使ったネットワークの配線変更で実験をして見ました(シンプル化)が、やはり部品点数が多いほど「深み」や「コク」が出るようで、元の状態が一番良さそうだと云う事になりました。

コメント


ネットワークの部品点数が多い方が深みやコクが出る・・・というのは興味深いです。
byヒジヤン at2009-02-13 19:46


ネットワークもアンプも「シンプルだから良い」とはいえない部分が有ります。ケーブルも同じです。
「音楽の味」は「料理の味」とそっくりです。
一つの商品の中に「良い音の素材を沢山入れた」ものはなめらかで音数が多くて、力感も良くて、「うま味」が有るのです。
byしき at2009-02-13 20:41

「シンプル イズ ベスト」理論はどうしたのでしょうか。
byヒジヤン at2009-02-13 20:49


短絡した考え方の「シンプル イズ ベスト」ではまろやかさが出ませんね。
機器の数は出来るだけ少ない方が良いのですが、その中身は豊富な良い素材が使ってあることが必要です。
byしき at2009-02-13 21:07
http://community.phileweb.com/mypage/entry/2051/20090213/

UREI813 の改造着手 2009/02/14

R305 が出て行きましたので少しスペースが出来ました。トレールの入荷も日取りが確定しましたので、懸案の「改造」に取り掛かりました。

まずは背の高いスタンドから降ろして仮置き用のトレールに載せました。そしてユニットを取り外しています。

ウーハーユニットが下に来るように箱を上下逆に向きを変えました。内部配線材には「ルシファー」を使います。

裏面のSP端子を付ける処が塗装されていませんでしたのでブラックに塗装しています。

内部の桟の入り方です。内部は2分割されていると思っていましたが、グラスウールで仕切ってあるだけの簡単な構造です。

取り外したユニット達です。単純に2つのユニットだけですのでシンプルです。

ダイアフラムも開けて見ました。ダイアフラムも「ラディアン」に交換してあるそうで、配線も交換してありました。

ここら辺も「音質改善対策」の重要な部分です。

ネットワークは今回はJBL N1200 を使う事にしました。このネットワークをBOXの中に入れて固定化させて使います。
ユニットは「対策中」です。明日にはすべて組み上がる予定です。
https://community.phileweb.com/mypage/entry/2051/20090214/

UREI813 の音質改善対策完了 2009/02/15

Urei81326_2 ウーレイ(UREI)813のSPの「音質改善対策」が完了しました。まだ鳴らし始めたばかりなので、各部の馴染みが進んでいませんのでかなりピーキーな音が出ていますが、少しづつまろやかに変化しています。

対策内容は

1)SP端子の設置(購入時点では付いていなかった)

2)ネットワークをJBL N1200 に変更。

3)内部配線を「ルシファーケーブル」でやり直し。

4)各ユニット毎に半田の入れ替えやケーブル材の入れ替えを実施。

等です。何せ配線が太く巨大ですのでその取り回しや強度が強い為に端子をへし折ったりとトラブルが有りましたが何とか完成に至りました。

1st印象は「低域の分解能と量感は十分、中高音はまだ馴染みを待つしかない」でした。かなり「吠え」ましたね。

明後日には専用トレールが来ますので、その頃までにはかなりエージングが進むと思います。とにかくN1200がふん詰まっています。いきなり今まで扱った事のない「情報量」が来ていますので時間が必要です。

コメント

ネットワーク内臓の「普通のSP」の形態にまとめました。
家庭用で使いますのでこちらの方がシンプルで使いやすいと思います。
後は専用トレールの入荷とサランネットの作成です。
音質は今でも申し分ないサウンドになっています。
投稿 トレイル | 2009/02/16 10:27
https://community.phileweb.com/mypage/entry/2051/20090215/10224/

UREI813 のその後 2009/03/01

Urei8131_2 UREI813も最終形態にして鳴らし込みを続けて来ました。
約2週間になります。
ネットワークのエージングもようやく完了して来たみたいで
まろやかなサウンドになって来ています。

現在の実力は後ろのRCA箱システムと遜色ないサウンドを奏でています。
部屋に入った瞬間どちらが鳴っているのか判りません。

UREI813のサウンドは低音域の豊かさと伸びきった高域になります。
単体では高域は伸びていませんのでピラミッドのツィーターに負う処が大きいのですが、つながりが良いので違和感を感じません。

反応の軽さと音の厚みとレンジの広さとウォームな質感で期待通りになりました。
大音量再生から小音量再生まで幅広く使えます。
後はサランネットが出来て来るのを待つだけです。
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/dce33e17dd7edd39c4058ff8585c70c0/?st=1


UREI#813Bシステムの変貌 2010/06/09

今日は午後から専務宅のUREI#813Bシステムのサウンドを聴きに行きました。前回3月に行っていますがその時との違いは「正規品パワータップ」の導入前後と云う事になります。

先月「正規品パワータップ」(100V/1000W・117V/500W仕様)を導入してサウンドが「激変」したとの報告を受けていましたが、「ダブル 604系ユニット化」も頭の中にイメージを描いていますので、その必要性もチェックしたかったのです。

いつも良く聴く「ジェットストリーム」でポール・モーリアの曲をかけてもらいましたが「ビックリ」致しました。「激変」しています。

前回はやたらと低域が出しゃばっていましたが「バランスの良い事」と「音の厚みの増大」、「音色の艶やかさ・美しさ」、「音数のビックリするくらいの増加」等が直ぐに判ります。ちなみにプリアンプのC40のイコライザーは全て「ノーマル」ポジションです。

電源タップを「パワータップ正規品」に交換しただけで大幅なグレードアップとバランスの良さ、音色の美しさを手に入れています。聴取位置が若干近いのですが「うるささ」をほとんど感じません。小音量から大音量まで使えます。

UREI#813BのSPシステムに「ダブル 604系ユニット化」は必要ないと結論しました。想像以上の変貌ぶりでした。

自宅のSP707Jシステムはまだ100Vラインが試作品パワータップです。これを早く交換したくなります。
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/7e122d9d474229a1ed195a3f76cae713

23. 2020年8月24日 14:03:46 : RyOSypPQPV : NHo0VFdSS2Q4Qlk=[21] 報告
[3490] ドン・コルレオーネ [関東] 2005/10/27(Thu) 08:59

アメリカの通信線は、恐ろしく長いので電圧がドロップします。
これを防ぐには、ラインブースターといわれる電圧増幅をします。
通常長距離の場合は2A3、若しくは300Bの後でラインブースターを使います。これはベル研(昔のATT)の方式です。
ベル研の子会社であるウエスタン・エレクトリック(WE)がトーキーに使いました。
製造1924年、実際の始動は1926年ジャズシンガーです。
これが世に言うWE211とWE−555コンプレッションドライバーです。

[3582] ドン・コルレオーネ[関東] 2005/11/06(Sun) 13:11

今日はコンプレッションとSPの話です。
初期のトーキーの問題はどうして音を均一にするかです。
当時は、映画館というよりは劇場です。
スクリーンの前と後で音の大きさが違うのはお客様が大変です。音源から遠くまであまり変わらないことです。
此処に遠くへ音を押し出すというコンプレッションと言う方式が開発されました。後にシネラマ用として開発されたボイスオブシアター(A−7)も遠くへ音を押し出すタイプです。
これは大成功しました。当時は高性能な磁石が無かったのでコンプレッションドライバーはフィールドタイプです。

エジソンのお陰で?スピーカーが作れなかったウエストレックスとしては結果的に映画のトーキーシステムを90%握る事になります。

これから20年後にランシングがアルニコのパーマネントSPを開発します。

[3653] k5 [京都] 2005/11/16(Wed) 10:50

ウーレイって、アルテック604をチューンしたSPを売っていた会社ですよね。
元オンキョー、現タイムドメインの由井さんによるとホーンとネットワークがセットになったキットも売っていたそうです。取り付け説明書には、
「604のホーンを金槌(木槌か?)で殴って折れ」
という説明があったそうで、当時高価だった604のホーンを折るというのに驚いたそうです。ウーレイのキットは位相と時間軸補正をオリジナルより正確にやるらしく、それが由井さんのポリシー(タイムドメイン)のベースになっていると言うことでした。


[3654] ドン・コルレオーネ[関東] 2005/11/16(Wed) 11:57

少し解説を入れますと
813Aがアルテック604で
813Bが、JBLユニットです。

現在もurei社はミキサーでは世界一らしいです。

元々フランクシナトラ専用のミキサー技術者だったららしいですが評判が良くて会社を作ったそうです。

604は、ランシングがアルテックをやめてJBLをつくりフィールドコイルからパーマネント(アルニコ)の1940年(この世に生を同時に受ける)に作ったスピーカーの傑作ですね。

現在でもこれ以上のSPは、出てこないそうです。
アルテックといいJBLといい一人の天才が後世に名を残すなんて凄いですね。
実は今日そのureiの中古が出てきたそうです。
25年立ってもう一度同じスピーカーを買うとはね。


[3653] k5 [京都] 2005/11/

>元々フランクシナトラ専用のミキサー技術者

キャピトル時代のシナトラの録音はいいですよね。特に初期のモノラル録音である、In the wee small hours とか Where are you ? なんかは大好きです。

もちろん、N.リドルやG.ジェンキンスなどの名アレンジャーあってのことですが。

>アルテックといいJBLといい一人の天才が後世に名を残すなんて

たしか、8インチのD208もそうでしたよね。
JBLもランシング路線からロカンシー路線になると途端にポリシーが変わります。
応答性から直線性、ユニットに例えるならD208からLE8Tと言うところでしょうか。
そういう意味ではランシング路線を継承したのはALTECですね。
ところで、このHPはご存じですよね?
http://hwm8.gyao.ne.jp/nao-sakamoto/

http://homepage2.nifty.com/HInoue/Don.htm



UREI 813A




Urei 813A Monitor Speakers


24. 2020年8月24日 14:07:02 : RyOSypPQPV : NHo0VFdSS2Q4Qlk=[22] 報告
アルテック・ランシング 604 シリーズ  

 1944年に(604E)を発売を開始して以来(604−8G)、(604−8H)、(604−8K)、(604−HPLN)、(904−8A)、(604−16X)、(604−168X)にいたるまで、アルテック・ランシングは一貫したポリシーに従って(604シリーズ デュプレックス(DuplexR)ラウドスピーカ)を製造し続けてきました。

604 モニタ シリーズ 604E  

 高域も低域も(16 オーム)の製品です。
 クロスオーバーが一緒に出荷されていました。

604 シリーズ デュプレック ス(DuplexR)ラウドスピーカを代表する製品です。  
未だに多くのレコーディング・スタ ディオで標準モニターとして使われています。  


604−8G

 高域も低域も(8 オーム)の製品です。
 クロスオーバーが一緒に出荷されていました。

 新しい16 インチ フレームの最初の製品である604−8Gはアルテック・ランシングの最初のモニターシステムである604Eにとって変わりました。  

ウーレイ(UREI)社のタイム・アライン(Time AlignTM)の最初のバージョンに使われた604は604-8G のOEMバージョンでした。
http://hwm8.gyao.ne.jp/nao-sakamoto/yota/index.html

25. 2020年8月24日 14:12:48 : RyOSypPQPV : NHo0VFdSS2Q4Qlk=[25] 報告
永遠のアルテック・ランシング 604 シリーズ
http://hwm8.gyao.ne.jp/nao-sakamoto/yota/index.html


 1944年に<604E>を発売を開始して以来<604−8G>、<604−8H>、<604−8K>、<604−HPLN>、<904−8A>、<604−16X>、<604−168X>にいたるまで、アルテック・ランシングは一貫したポリシーに従って<604シリーズ デュプレックス(DuplexR)ラウドスピーカ>を製造し続けてきました。

 皆様はアルテック・ランシングが<604 シリーズ デュプレックス(DuplexR)ラウドスピーカ>について執念を持ってこだわり続けていたのかおわかりいただけるでしょうか?

 <クロスオーバが付いている>製品であったり<クロスオーバが付いていなかったり>、<シンビオテック(SymbiotikTM)のダイアフラム>であったり<タンジェンシャルのダイアフラム>であったり、<ハイパワーの低域コーン紙>であったり<通常のコーン紙であったり>、<低域と高域でインピダンスが異なっていたり>とか様々な製品を発表してきました。

 この<604 シリーズ デュプレックス(DuplexR)ラウドスピーカ>のサウンドの区別が付かないのであれば、これからご説明することを見ていって下さい。少しはその違いがはっきりしてくることでしょう。  604はラウドスピーカ単体というよりも<コーンタイプのウーハ>、<高域のホーン>そして<コンプレッションドライバ>を備えたシステムとして考えるべきなのです。
 これらの同じ形状のフレームでありながら、それに使われているコンポーネントがたまたま多少異なったサウンドを発生するという事実が、アルテック・ランシングが<604 シリーズ デュプレックス(DuplexR)ラウドスピーカ>を製造する上で、また皆様が<604シリーズ デュプレックス(DuplexR)ラウドスピーカ>を使う上で制限がないことを物語っています。

604 モニタ シリーズ

604E  

 高域も低域も<16 オーム>の製品です。
 クロスオーバーが一緒に出荷されていました。

 <604 シリーズ デュプレック ス(DuplexR)ラウドスピーカ>を代表する製品です。  未だに多くのレコーディング・スタ ディオで標準モニターとして使われています。  私共は604Eが<1957 Chevy:時 代遅れかもしれませんが>のようなものだと考えています。  しかし本当に時代遅れなのでしょうか?  決してそうではありません。その実績が実力を物語っています。

604−8G

 高域も低域も<8 オーム>の製品です。
 クロスオーバーが一緒に出荷されていました。

 新しい<16 インチ フレーム>の最初の製品である<604−8G>はアルテック・ランシングの最初のモニターシステムである604Eにとって変わりました。  <604E/2>は<オーディオ・テクニックス(Audio Techniques)社>が販売をした<ビッグ・レッド(Big Red)>として販売されました。
 <ウーレイ(UREI)社>の<タイム・アライン(Time AlignTM)>の最初のバージョンに使われた604は<604-8G>のOEMバージョンでした。

604−8H  

 高域も低域も<8 オーム>の製品です。
 クロスオーバーが一緒に出荷されていました。
 
 <604−8G>の後継機種である <604−8H>には<タンジェリン (TangerineTM)フェーズプラグ>と<マンタレイホーン>が追加されました。  アルテック・ランシングは一つは<中域(Mids)>をそして一つは<高域 (Highs)>を調整する2個のボリュー ムを付けることでネットワークの改善を図りました。これらの2個の< イコライゼーション>はこの<2 ウェイ モニターシステム>に<3ウェイ システム>に匹敵する性能を加えてくれました。

604−8K
 高域も低域も<8 オーム>の製品です。
 クロスオーバーが一緒に出荷されています。

 フェライト・マグネットを最初に使用した<604 シリーズ デュプレックス(Duplex)ラウドスピーカ>です。<604−8H>の特徴を全て備えた新しい標準モニターは繊細感を加えましたが、著しい性能向上を図ることができました。A/Bブラインド・テストをすれば皆様はわかっていただけるものと考えています。(私共としては<604−8H>よりも<604−8K>の方がはるかに好きなサウンドをしています。)

ミュージカル・サウンド バージョン

904−8A
 高域も低域も<8 オーム>の製品です。
 クロスオーバーが一緒に出荷されていました。

 604の長所を継承している<904−8A>は、大きなパワーを必要とする<エンターテイメント・システム>の分野に604の使用用途を拡大してくれます。一つのフレームにホーンとウーハが付いた<904−8A>は、アルテック・ランシング独自の<シンビオテック(SymbiotikTM)高域ダイアフラム>、アルテック・ランシング独自の<タンジェリン(Tangerine)フェーズプラグ>そしてアルテック・ランシング独自の<ハイパワー・ボイスコイルを使った低域コーン紙>を採用しています。<930エンクロージャ>に組み込むことによって<904−8A>は<934 スピーカシステム>となります。<934スピーカシステム>2台はほとんどのハッチバックタイプの自動車後部に積むことができるものとは思いますが、そんなことはあてになりません。<934スピーカシステム>は同じ大きさのスピーカシステムの2倍の《パンチ感》があります。<934スピーカシステム>は<PA>、<モニター>そして<電気楽器の再生システム>として使ってみて下さい。ただし、<ベースギター>や<オルガン>のサウンド再生にはお勧めできません。

604のマルチ駆動

604−HPLN

 高域は<16 オーム>、低域は<8 オーム>です。
 クロスオーバは付属されていませんでした。

 大きなパワーを必要とする<2 ウェイ>または<3 ウェイ>でのマルチ駆動用に設計がなされた最初の<604シリーズ デュプレックス(Duplex)ラウドスピーカ>です。近代的な設計がなされたパワーアンプから理想的な電力伝送を受けられるように低域は<8オーム>に高域は<16 オーム>にしてあります。
 <604−HPLN>はアルテック・ランシング独自の<軽量アルミニウム・ダイアフラム>、<タンジェリン(TangerineTM)フェーズプラグ>そしてアルテック・ランシング独自の<大きな耐入力を持った低域コーン紙>を使っています。

604−168X
 高域は<16 オーム>、低域は<8 オーム>です。
 クロスオーバは付属されていませんでした。

 <604−HPLN>の磁性体をフェライトに置き換えたのが<604−168X>で、<マンタレイホーン>を使っています。<604−168X>はその姉妹機である<604−16X>と共に大きなパワーに対応できる<2ウェイ>または<3 ウェイ>のマルチ駆動用に設計がなされました。<3 ウェイ>システムとして使う場合にはその中域に<MR94Bマンタレイホーン>と<299ー8A コンプレッション・ドライバ>を使ってみるのも面白いと考えます。


604−16X

 高域は<16 オーム>、低域も<16 オーム>です。
 クロスオーバは付属されていませんでした。

 <604−16X>は<604−168X>の低域、高域とも<16 オーム>となったバージョンで、複数の<604 シリーズ デュプレックス(Duplex)ラウドスピーカ>を使わなくてはならない場合に特に利点を発揮してくれます。例えば4台の<604−16X>の低域をパワーアンプの片方のチャンネルで並列結合で駆動する場合に非常に有効な選択となりました。

 私共は新しい<604 シリーズ デュプレックス(Duplex)ラウドスピーカ>に誇りを持っています。 そして本来これらの製品が持っている潜在能力を拡張させています。

 私共としては皆様が<604 シリーズ デュプレックス(Duplex)ラウドスピーカ>の新しい可能性をできる限り多く発見し、わくわくするような使い方をしていただければと期待をしています。

http://hwm8.gyao.ne.jp/nao-sakamoto/yota/index.html

26. 中川隆[-11716] koaQ7Jey 2020年8月24日 14:18:29 : RyOSypPQPV : NHo0VFdSS2Q4Qlk=[27] 報告
ALTEC 604 Duplex A,B,C,D,E


ALTEC 604A,B 

604はAタイプが一番人気、Aは切れが良く反応が速い。ユニットは黒っぽい色。フィックスドエッジ。

初代(A)とBは同じ。なめらかな音で聴きやすいので一番人気がある。

604AはRWBという赤文字の初期型とHOLLYWOODと書かれた黄色文字の後期型がある。

BタイプはHOLLYWOODである。RWBとHOLLYWOODでは値段は倍ほども違う。

アメリカのスピーカーでは最高峰の一つとされる。Cとかと比べると蝶ダンパーと

フィックスドエッジでパーン!というキレの良さが違ってくる。ではボーカルとかを聴く人で

ジャズの楽器の音を重視しないのであれば必要ないかというと、
そうではなく、楽器の音色とか質感が全然違ってくるわけです。やっぱりAというのは
引き合いが多く、市場に出て来ても値段がいくらになるかなんとも言えないものがある。

ただ、高額な相場は初期モデルや数の少ない希少品ほど人気があり高額になる骨董品の

性質が出ている。604AまででランシングはALTECを去っている。Bは基本設計が同じだから

ランシングの作といえる。AとBは音は似通っているとはいってもステレオで使うならAかBか

ちゃんと合わせる。当然混在はさせない。604ABはアルテックトーンが存在するが

もっと普遍的な音。Cの方がアルテックトーンが強い。筆者のようにCのような

アルテック色が強い音の方が好きという人も中にはいるのだが、
キャラクターが減ってもランシング作の方が良いと感じる人の方が多い。

ただ1940年代の古い製品なので現在でも実用に耐えられるコンディションのものは少ない。

ABの箱は黒箱だが、写真の604Bはサロンタイプの家庭用に使われていた箱に入れ直したものだろう。

604全体としてウーファーの振動版が軽く、反応が早く、小気味が良い。

現代の15インチと比べると低音が出ないが敏感なウーファーが好ましく感じられる。

現代のパーマネントマグネットのウーファーはしんどいというか、やっと低音出している感じで

動きが重たく鈍いんですよ。

ALTEC 604C

ABからは音は大きく変わる。ユニットはグリーン色。フィックスドエッジで

後半はフリーエッジに変更されている。初代,Bから傾向は大きく変わる。

しっかりした音。TANNOYと比べるとうるさいというか激しさや切れが出てくる。

アルティックトーンは一番強く、エンターテイニングで眩しいまでの明るさや輝きや

華やかさがある。フリーエッジはエッジがじゃばら状になってる。

エッジの幅が広くなったじゃばらの部分でウーファーに現代物ソースの

重低音が入っても大振幅を吸収しダンパーが壊れにくくなった。
ただ小股の切れ上がった表現は消え失せて緩くなってしまった。

604は高域レベル可変アッテネーター付きでないと狭い六畳間では高域が強くて

耳が痛くなる。その場合は605Aがお勧めであるそうだ。次点で605Bでも良い。

ALTEC 604D

未聴である。結局タンノイ社と同じで同じ音だと買い替えてくれないのでモデルチェンジごとに

傾向を大きく変えてきている。Dというユニットは存在数が極少数で手に入れることは難しいだろう。

ALTEC 604E

やはりCから大きく音が変わる。Eのユニットは白っぽい色。あと極少数のグリーン色が存在。

つまりグリーン色はCかDかEしかないのだが、ほぼCで間違いない。

華やかさもまだしっかり残っているが、プログラムソースの殆どに対応できる

平坦なハイファイ・トーンになっている。アルティックトーンはCよりだいぶ薄くなったが

ABよりはアルティックトーンがある。604は同軸で位相特性に優れており、

直熱三極管のアンプを使うと広大な音場空間の再現性に優れ、

録音現場の空気感を上手く再生できる。弱点としては低音が出ない。

ただそれは現代の15インチスピーカーと比べての事であって、

18cmのスピーカーの低音とは比べ物にならないことは強調して置きたい。


フィックスドエッジもフリーエッジも寿命はウレタンエッジなどより遥かに長寿命だが、

やはり交換は必要になる。使っているとエッジが薄くなってくる。


CのユニットにEの振動版やコーン紙でリペアしたものもある。

紛いものと言ったら言葉は悪いけどやはり違う物になる。

604-8G ここからは大きく評価が下がる。日本にも多く輸入されていたので現在も使ってる人は多い。

でも最近のスピーカーなんかと比べると反応もいいし全然良いといえる。


604は銀箱と初期の黒箱とfamilykingの箱があるが、銀箱や黒箱は音をしっかり前に出そうと
している検聴用モニター。familykingはバックロードで内圧を横に逃がしているので
音がこもりにくく、抜けがいい。ホールの豊かな音場感を出せる。
一般家庭リスニング用としてはfamilykingがいいでしょう。


女性ボーカルを聴く場合、MONITOR REDとALTEC 604を比べると
ALTECの方が音が自然。TANNOYの方が色艶があり官能的という違いがある。
ALTECもマグネットの減磁やネットワーク部品劣化などで眠い音が出ている。
再着磁(3万円)やパーツ交換などのリペアーでボケた音は改善できる場合がある。


ALTEC 604A,B,Cは間違いない買い物とされている。

604ABは普遍的な音で、地味にも感じられるので、あくまでも個人的な感想だが

ハイファイでプログラムソース全般を鳴らせる604Eが推薦モデルである。


604シリーズはA7やA5より鳴らしやすい。A5,A7,817Aは腕が要る。

雄大なスケール感は魅力だが、キャビネットの共振による音の汚れも大きい。


ただ世の中の大勢を占める意見としては604A(無印の初代)はアルティックの最高峰とされる。
A,BはC以下より数が少なくなり値段も高くなる。

27. 中川隆[-10391] koaQ7Jey 2020年10月31日 12:12:26 : 7HgMgaipVc : WmZKQi8ucmVYWkE=[20] 報告

ユートピア製品 スピーカーエンクロジュア(BOX)  

ALTEC 38cm 専用 スピーカーエンクロージャー/BOX
http://www.utopianet.co.jp/product/enclosure.html

■ 612C/A(銀箱)
口径 38cm 適応ユニット ALTEC
サイズ H 750×W 650×D 510mm
アルテック38cm同軸2WAY用のスピーカーとして一番小さなBOXは日本で大変高い評価を頂いております。


■ 620B
口径 38cm 適応ユニット ALTEC
サイズ H 1020×W 660×D 460mm
アルテック38cm同軸2WAYスピーカーを収納するスタンダードなBOXで日本で一番多く販売されています。

■ 614
口径 38cm 適応ユニット ALTEC
サイズ H 630×W 480×D 360mm
ALTEC同軸 2Way
601、602、604、605 シリーズ
ALTECモニタースピーカーシステム
銀箱、ライトターン 2色あります。


■ 846A VALENCIA
口径 38cm 適応ユニット ALTEC
サイズ H 760×W 700×D 490mm
612C/Aをヴィンテージデザインに変えたもので、組子パネルを取り付け高価な逸品になりました。


■ 873A BARCELONA
口径 38cm 適応ユニット ALTEC
サイズ H 1150×W 1060×D 700mm
38cmウーハにホーンドライバーを上部に取付けたシステムです。前面はハの字型の格子が3枚取付けられています。1960年代を代表するクラシックデザインの、風格のあるスピーカです。
http://www.utopianet.co.jp/product/enclosure.html

28. 中川隆[-10086] koaQ7Jey 2020年11月07日 13:30:14 : rBzhPMJiBc : eXgyN1czclhOai4=[33] 報告
■ ALTEC 604-8K & 山本音響工藝社BX280 ■
http://www.kusunoki.jp/audio/ALTEC/ALTEC.html


アルテック社は元々、Westan Electric社との関係が深い会社で、その技術サービス部門のエレクトリカル・リサーチ・ プロダクト・コーポレイテッド(ERPI)が独立して、オール・テクニカル・プロダクツ社が誕生し、後にアルテック・シア ター・サービス社と改称します。 アルテック・シアター・サービス社は1927年設立のランシング・マニュファクチュアリング社を買収、1941年、アルテッ ク・ランシング社が誕生します。この時、ランシングは技術担当副社長に就任します。このアルテック・ランシング社で、 ランシングは後世に残る名ユニット、802ドライバー、604フルレンジ、515ウーハー等を開発。A-7,A-5等のThe Voice Of Theaterシリーズの開発にも関与していたと言われています。しかしランシングは5年間在籍したのみで、JBL社を 設立、独立していきます。

WEの設備を譲り受けたアルテックは、1949年よりWEのアンプやスピーカーの製造を開始、1950年代に入りますと、ア ルテックは劇場用システムを本格的に開発するようになります。

さて、1944年に産声を上げたALTEC 604ですが、A7,A5などが映画館用として使用されたのに対して、604シリーズは 「スタジオモニター」として、フロアー型の620シリーズ、よりコンパクトな612シリーズに搭載。1975年には604-8G のモデルが発売され、620Aエンクロージャーに搭載されます。また、604-8Kなどにも搭載されている「マンタレーホーン」 が1978年に開発、1979年604-8Hに使用され、少しずつですが改良されて現在に至っているのがわかります。

604-8Kを搭載したスピーカーシステムとしては、比較的コンパクトで巾が狭い、Milestone 604のモデルが1996年に 発売されましたが、そのユニット生産打ち切りと共に、604シリーズは幕を閉じました。

しかし、兵庫の山本音響工藝社によりエンクロージャーBX280に604-8Kを納めたスピーカーシステムが発表になり、 一般的には一回り小さい、角形ダクトのある、BX170に納めたものが有名ですが、さすがは大容量エンクロージャー。 比較してみると、鳴りっぷりの違いは明かです。特にエンクロージャーの大型化による低域再生能の改善は目を見張るもの があり、100dB/W/mの圧倒的な能率の良さで、300Bシングルアンプをはじめとする、小出力アンプが増えてきた現在、 再び注目をあびている様です。

山本音響工芸ホームページ
https://userweb.117.ne.jp/y-s/speaker%20and%20horn-j.html
https://userweb.117.ne.jp/y-s/index-j.html


ユニットは最近まで生産されていただけあって、ヴィンテージ・オーディオショップでなくても、比較的探せばみつかる 様です。

オリジナルの銀箱や620Jエンクロージャーに入った620 Monitorと比較してこの山本音響工藝社のエンクロージャーの 特徴は、ネットワークをシンプル化したのも効いたのか、とにかく明るく、伸びやかによく響きます。 ジャズばかりでなく、クラシック音楽も存分に楽しむことが出来るシステムです。
私は職場で仕事中のBGMはBOSE111TRで、お客さんが来た時などはアルテックで音楽を鳴らし分け ています。
ともすると古いアンプで鳴らしがちですが、確かに古のMcIntosh C22&MC240で鳴らすと、古いジャズなどにはうってつけ かも知れません。でも私はあえて、CDをメインとした現在作られているアンプを使っています。
実際、C22&MC240の組み合わせは素晴らしかったのですが、せっかく山本音響工藝社のネットワークとワイ ヤリングで分解能も桁外れに上がって、CDなどもバリバリかけられるシステムとなっているのに、それを生か さないテはありません。
そういう訳で私はエアー・タイト(A&M)のATM300を使っています。
力強さ、鳴りっぷりの良さに加えて、みずみずしく3極管ならではの分解の良さを引き出しつつ、出力の小ささ を補ってくれるこの組み合わせは、今までのどんな組み合わせより、より「楠らしい」サウンドに仕上がってい ると思います。


桜の集成材を使用し、ウレタン塗装による、「お金のかかったスピーカー」です。
ダクトは組み合わせるスピーカーによって、選ぶことが出来ます。

ちょっと条件は悪いのですが、職場ではフロントの上にちょうど2階の高さから待合室を 見下ろすような感じでセッティングしています。

エンクロージャーの内部です。
金色に光っているのは、ネットワーク。
ちなみにエンクロージャーは逆さまにしています。

取り付け孔から、拡大して中を見た写真です。
内部配線ケーブルは6N無酸素銅単線です。
吸音材をまったく使用していないのも特徴!

ユニットの拡大です。
604シリーズでも8Gとの大きな違いは、ツィー
ターのマンタレー・ホーンと、アルニコからフェ
ライトマグネットに変更になった点です。


ダクトは交換やオーダーメードが可能です。

スピーカーのボイスコイル。
非常に軽いのが印象的。

ボイスコイルを飛ばすと、こういうふうに黒くなってしまいます(^^;


エアー・タイト(A&M)のATM300。
300Bシングルアンプです。たった8Wの出力ですが、存分に鳴らしてくれます。
ちなみにソースはSTUDER D730をダイレクト接続しています。

ダイレクト接続しているSTUDER D730です。
なぜ、A730も持っていて、D730なのか?
そのあたりの詳しいことは、「銘機礼賛」のSTUDERの項をご覧下さい。
「使いこなし方」のページにも詳細を載せております。

http://www.kusunoki.jp/audio/ALTEC/ALTEC.html

29. 中川隆[-9879] koaQ7Jey 2020年11月17日 12:45:01 : GmJ0HtwMbI : NzRCRVhEMHdYY1E=[22] 報告
Mr.トレイルのオーディオ回り道
オーディオで一番面白いのは同軸ユニットシステム 2018年08月12日
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/8a4492ce59a748fea5bb38f6371faeef


オーディオをやっていて一番面白いのは「スピーカー選び」。今までに沢山のSPを鳴らしてきたが「同軸38cmユニット」を使ったシステムが今でも欲しいと思う事が有る。

例えばALTEC 604-8Gを使った620AモニターSP。サイズ的に自宅で使うには丁度良い大きさで、能率が高いので1W/chのアンプで楽に鳴らせる。604系や605系は615箱や612箱に入れて鳴らしていた事もある。定位の素晴らしさがまず頭に浮かぶ。1インチスロートのコンプレッションドライバーが38cmコーンの中心部に同軸配置されていて、独特の鳴り方をしてくれる。結構スケールの大きい鳴り方をしてくれる。但し、オリジナルの内部配線では1/10くらいの性能しか出て来ない。内部配線のグレードが上がれば上がるほど性能アップしてくれるユニットだ。

こちらはタンノイHPD-385を使ったレクタンギュラーヨーク。タンノイHPD385は若い頃「アーデン」で使っていた事もある。その時は鳴らし切らずにJBL#4343と入れ替えた事が有る。アーデンよりレクタンの方がよりクラシック音楽に合う様に感じる。このSPを特製のムラードEL34ppモノラル×2台+マッキン:MX-110プリでドライブしていた時の美音も忘れ難い。

同じ同軸38cmユニットであるが、ALTECとタンノイでは性格が違う。ALTECはどちらかと云うとJBLに近い「生音の雰囲気」の音作り、それに対しタンノイは「箱鳴り」をうまく使って「雰囲気豊かに響き」を生かして鳴らすタイプ。このSPでブラームスの交響曲第2番を鳴らしていた時の得も言われぬ響きの良さに聴き惚れていた時期もある。

結局、同時期に現在のオリンパスシステムと自宅のSP-707J+αシステムを持っていたので、前述2種のSPは手放してしまった。私のJBLユニットを使ったSPシステムは「弦楽器」・「女性ヴォーカル」の質感と「ピアノ」・「ドラム」の質感を同時に満足させるサウンドを出して来ます。偏にDECCAリボンツィーターを使っている為。

同軸ユニットのSPは、ユニットの数が少ない事がメリットでもあるが、それがデメリットでもある。一つのユニットでは出て来ない音が有る事を承知して使わないといけない。
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/8a4492ce59a748fea5bb38f6371faeef

30. 中川隆[-9857] koaQ7Jey 2020年11月17日 17:17:14 : GmJ0HtwMbI : NzRCRVhEMHdYY1E=[47] 報告
Mr.トレイルのオーディオ回り道
エンクロージャーと音の傾向 2017年05月17日
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/61cf12373b8435eba17479e94119d71b

オーディオの中心は「スピーカー」だと思う。どんなスピーカーを使うかでそのランクが決まって来る。表現力はSPシステムの性能で決まると思っている。何故なら「電気信号を音に変換するのはスピーカー」だからだ。

スピーカーには箱(エンクロージャー」が使われている。低域ユニットは安直に小型でFoが低く・・・と云った諸性能や使い勝手からダイナミック型(コーン型)に殆どなってしまった。コーン型ウーハーの低域ユニットが今では主流である。本当はコンプレッションドライバー型で低域ユニットが出て欲しかったのだが・・・。とんでもないマグネットと重量・サイズになる事は想像が付く。

エンクロージャーは材質や「作り」でかなりサウンドが違ってくる。重い箱からは重い低音が、軽い箱からは軽い低音が出て来る。「物性の音」がそのまま出て来ます。

その箱にどんなユニットを組み合わせるかでもサウンドは大きく違ってくる。38pの高能率SPユニットでは箱の特徴に敏感に反応する。例えばALTEC 604系のユニット。通称「銀箱」と呼ばれる#612箱や614箱が使われる事が多い。”612箱は米松合板製で作られているモノが多い。この箱は非常に軽く反応の良いサウンドを出してくる。同じユニットを#620箱にすると低域の重心が下がり落ち着いたサウンドになる。こちらは「パーチクルボード」を使って有る。それぞれ特徴のあるサウンドになるので「ニーズ」によって使い分ける必要が有る。

箱(エンクロージャー)のサイズ、材質、作り(補強の入れ方等)で「物性の音」が変わって来る。この物性の音とユニットの傾向とを合わせて音作りをしていくべきだと思っている。

ただどんなスピーカーシステムで有れ「セッティング」は重要だ。メーカー製でフロアー型となっているからそのままポン置きで良いなどと底の浅い考えはしない方が良い。メーカーがどんな思いで「袴」や「スパイク」を付けたのか分かったモノではない。個人的にはかなりいい加減な部分だと考えている。

https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/61cf12373b8435eba17479e94119d71b

31. 2021年2月01日 17:58:07 : I6iXKnv8FE : R3JvNS5QRXV2R3c=[14] 報告
ALTEC 604 Duplex A,B,C,D,E 大研究 | 禁断のKRELL
https://ameblo.jp/507576/entry-12653844868.html
32. 中川隆[-7359] koaQ7Jey 2021年2月15日 12:31:59 : JYhYYeXb2g : TDJnVUk4OGtjaHc=[9] 報告
「音楽&オーディオ」の小部屋
アルテックを使わない理由 2021年02月15日
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/7570f12f3080df97b6c667d64a679d9e

常日頃のメル友さんにはほんとうに感謝だが、ほかにもときどき見知らぬ方からメールをいただけるのでたいへんありがたい。

つい先日も次のようなメールをいただいた。


「ブログ、楽しく・興味深く・真剣に、拝見させていただいております。

当方は、アメリカのSPを中心にいろいろ使用してきましたが、いつの間にかJBLばかりになってしまいました。

しかし、1950年代前半の「ジムランシング」時代のユニットと1970年代以降のユニットは全く性格が違うような印象を受けます。まずは、日ごろの感謝と自己紹介まで。」

内容的にはボクシングでいえば軽くジャブ程度ということだろうか(笑)。すぐに返信した。

「拙いブログを読んでいただき恐縮です。昔のJBLの音は大好きです。細身の音の中に何とも言えない色気がありますね。今のところアルテックがちょっと気になる存在になっています。もしアルテックを使わない理由がありましたらご教示ください。」

これもジャブ程度のお返しだったが(笑)、すると実に興味深い内容のご返信をいただいた。

「当方の周辺のオーディオの先輩・仲間の多くが、ALTECやタンノイを使用されております。なぜかJBLは「冷遇」されております。そんな中で、なぜJBLなのか?なぜALTECでないのか?本当に不思議です。

強いて言えば、次のことが理由かと思いますが・・・。

@ALTECはユニット・ネットワークの種類が限られており、組み合わせが極めて限定される。

AALTECは初期タイプ、特に最初期タイプのユニットに絶対的優位性がある。

ちなみに、当方も過去A7もどき、A5もどきを使用しました。その経験から、上のようなことを感じましたし、結局マニア 内での「最初期ユニットの取り合い」になってしまいそうな予感もしました。

この春にビンテージオーディオを始めたばかりの知人に請われ、所有していたALTECオリジナルの最初期エンクロージャーをお譲りした次第です。

最近、ALTEC 604E2(604−8Gのチューンアップ版のようです)というユニットとエンクロージャーを譲っていただきました。

結線したばかりで、これから調整を楽しみます。同軸SPを本格的に使った経験がなく、さてどうなることやら。当方はアナログ中心で、プリ・パワーとも管球式です。

「フルレンジSP」の記事は、かなり取り上げられましたね。「同軸SP」、機会があればぜひ取り上げてください。」

以上のような内容だったが「アルテックは初期のアルニコマグネット・タイプに限る。」と、耳にタコができるほど聞かされてきたが、やはりそういうことだった。

実はアルテックに限らず、SPユニットのうちフェライト(マグネット)タイプが、アルニコタイプを上回った例を知らない。

そもそもなぜアルテックを話題に載せたかというと、我が家のウェストミンスターのエンクロージャーにアルテックの同軸2ウェイ(口径38センチ)を放り込んだらどういう音がするんだろうと、ずっと気になっているから。

現状のワーフェデール「スーパー12」(クロスオーヴァー150ヘルツ)にはまったく「ひとかけら」の不満もないものの、もともと同軸2ウェイ用のエンクロージャーなので回帰志向は常に頭の片隅にある。

それならオリジナルのタンノイ同軸ユニット(口径38cm)を使えばいいじゃないかとご指摘を受けそうだが、この音がどうも・・・。

タンノイのファンは世に多いので、これ以上深入りしてあれこれ言うと差し障りがありそうなので止めておこう。

人を不快にさせても、冒頭の話のように「1円の得」にもならないからですね(笑)。
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/7570f12f3080df97b6c667d64a679d9e

33. 2021年4月08日 14:10:13 : dyVNzycV9Q : dXdmQ2x3RGpxc3M=[39] 報告
audio identity (designing)宮ア勝己 
Archive for category 604-8G

Date: 12月 2nd, 2009
同軸型ユニットの選択(その1)
http://audiosharing.com/blog/?p=1017


JBLの4343について、これまで書いてきた。ワイドレンジについては、いまも書いている。
これらを書きながら考えていたのは、放射パターンを考慮したときの同軸型ユニットの優位性について、であり、
同軸型ユニットを中核としたスピーカーシステムの構想について、である。

アルテックの604シリーズ、タンノイのデュアルコンセントリック・シリーズ──、
両社の伝統的ユニットを使い、最低域と最高域を、ぞれぞれ別のユニットで補う。

すでに、実際の製品として、アルテックには6041があり、タンノイにはキングダム・シリーズがある。
にもかかわらず、自分で確認したいこと、試してみたいことが、いまもくすぶっている。
そのくすぶりが、書くことで次の段階へとうつろうとしている。

今日、604-8Gが届いた。
http://audiosharing.com/blog/?p=1017


同軸型ユニットの選択(その2)
http://audiosharing.com/blog/?p=1025

同軸型ユニットを中心としたワイドレンジのスピーカーシステム構築を考えれば、
タンノイとアルテックの同軸型ユニットを、私と同世代、上の世代の方は、最初に思い浮かべるだろう。

タンノイにするかアルテックにするか……。
別に迷ってはいなかった。最初に手にしたほうを使おう、そういうつもりでいたからだ。

主体性のない、やや受け身のスピーカー選びだが、それでも、モノとの巡り合いがあるだろうから、
ひとつくらい、こんなふうにスピーカーを選ぶのもいいかもしれない。

タンノイには、五味先生の本でオーディオと出合っただけに、その想いは簡単には語れない。
アルテックは、ここに書いたことをきいて知っていただけに、
一度は、自分の手で鳴らしてみたいと、ここ数年想い続けてきた。

タンノイとアルテック、ふたつとも手に入れてシステムを組むというのは、いまは無理だ。
だから、最初に私のところに来てくれたほうを使おうと決めた。そしてアルテックが到着した。
http://audiosharing.com/blog/?p=1025


同軸型ユニットの選択(その3)
http://audiosharing.com/blog/?p=1026


604-8Gに関して、こんな記事が出ていたことがある。
管球王国 Vol.25において、604シリーズ6機種の試聴記事が載っている。

そこで、篠田寛一氏が、604-8Gに604EのネットワークN1500Aを使うと、
「604Eに限りなく近い音で鳴る」と発言されている。
これを受けて、杉井真人氏(どういう方なのかは知らない)が、
「8Gのネットワークを解析するとわかるのですが、かなりイコライジングしているんです。
音質補正回路みたいなものが入っていて、
ある帯域にピークやディップを持たせたりして独特の音作りをしています」と補足されている。

604-8Gのネットワークには型番はない。
クロスオーバー周波数は1.5kHzで、ウーファーのハイカットは12dB/oct.、
トゥイーターのローカットは18dB/oct. となっていて、レベルコントロールは連続可変で、ツマミはひとつ。

この専用ネットワークは、ほんとうに杉井氏の指摘のとおり、
回路構成によって独特の音作りを行っているのだろうか。
http://audiosharing.com/blog/?p=1026


同軸型ユニットの選択(その4)
http://audiosharing.com/blog/?p=1027


手もとに604-8Gがあるから、ネットワークの内部を見ることができる。
シャーシー内部には、鉄芯入りのコイルが2個、コンデンサーが3個、
あとはレベルコントロール用の巻線型のアッテネーターだけである。

12dB/oct.のハイカットフィルターには、コイルとコンデンサーがひとつずつ、
18dB/oct.のローカットには、コイルはひとつ、コンデンサーはふたついる。
ハイカット、ローカットあわせて2個のコイルと3個のコンデンサーは、最低でも必要である。

インピーダンス補正や周波数特性をいじるのであれば、さらにコンデンサーやコイルが必要になる。
604-8Gの専用ネットワークには、必要最小限の部品しか収められていない。
インピーダンス補正も周波数のイコライジングを行なう部品は、何ひとつない。

アルテックのサイトから、604-8Gのネットワークの回路図がダウンロードできる。
見れば一目瞭然である。どこにも杉井氏が指摘されるようなところは、ない

杉井氏の「解析」とはどういうことなのだろうか。
http://audiosharing.com/blog/?p=1027

34. 中川隆[-5893] koaQ7Jey 2021年4月08日 14:15:12 : dyVNzycV9Q : dXdmQ2x3RGpxc3M=[40] 報告
同軸型ユニットの選択(その5)
http://audiosharing.com/blog/?p=1028

おそらく杉井氏は、604-8Gと604-8Hのネットワークを混同されていたのだろう。
勘違いの発言だったのだろう。

604-8Hはマンタレーホーンを採用している関係上、ある帯域での周波数補正が必要となる。
それに2ウェイにも関わらず、3ウェイ同様に中域のレベルコントロールも可能としたネットワークであるため、
構成は複雑になり、使用部品も増えている。

だから、杉井氏の発言は、604-8Hのネットワークのことだろう。
勘違いを批判したいわけではない。

この記事の問題は、その勘違いに誰も気がつかず、活字となって、事実であるかのように語られていることである。

この試聴記事に参加されている篠田氏は、エレクトリでアルテックの担当だった人だ。
アルテックについて、詳しいひとのはずだ。
604-8Gと604-8Hのネットワークについて、何も知らないというのはないはずだ。

本来なら、篠田氏は、杉井氏の勘違いを指摘する立場にあるべきだろうに、
むしろ「アルテックのあがき≠ンたいなものがこの音に出ている」と、肯定ぎみの発言をされている。
http://audiosharing.com/blog/?p=1028


同軸型ユニットの選択(その6)
http://audiosharing.com/blog/?p=1033


604Eのネットワーク、N1500Aは、クロスオーバー周波数は1.5kHzで、
減衰特性はウーファーは6dB/oct.、トゥイーターは12dB/oct.。
604-8Gのネットワークとはスペックの上では減衰特性が異るわけだが、
もっとも大きな違いはスペックに、ではなく、回路構成にある。

いま市販されている大半のスピーカーのネットワークは、並列型であろう。
604-8Gのネットワークも並列型である。

パワーアンプから見た場合、ウーファーとトゥイーターに、それぞれネットワークの回路がはいったうえで、
並列接続されたかっこうになっている。だからこそ、バイワイアリングという接続方法も可能になる。

直列型は、文字通り、ユニットを直列接続した回路構成となっており、
ウーファーのマイナス端子とトゥイーターのプラス端子が接続される。
12dB/oct.の場合は、並列型と同じようにトゥイーターの極性を反転させることもある。

604Eと直列型のネットワークN1500Aの組合せもその例にもれず、
ウーファーとトゥイーターのマイナス端子同士が接続される。
一見、トゥイーターの極性を反転しているかのように思えるが、
N1500Aの入力端子のプラス側は、トゥイーターのプラス側に接がっている。
http://audiosharing.com/blog/?p=1033


同軸型ユニットの選択(その7)
http://audiosharing.com/blog/?p=1034

つまり、604Eは、N1500Aを接いで鳴らすと、ウーファーは逆相接続になる。
プラスの信号が入力されると、コーン紙は前にではなく、後に動く。

もちろんウーファーを正相接続にして、トゥイーターの極性を反転させるという手もあるだろうし、
ウーファーもトゥイーターも正相接続もあるなかで、
アルテックは、ウーファーを逆相にするという手を選択している。

それに直列型のネットワークを採用する例では、ウーファーのプラス端子が、
そのまま入力端子のプラスとなることが多いはずだが、
この点でも、604EとN1500Aの組合せは異る。

スピーカーユニットを逆相にすると、音の表情は大きく変化する。
フルレンジユニットで試してみると、よくわかる。

これらのことをふまえてN1500Aの回路図を見ていると、アルテックの音づくりの一端がうかがえる。
http://audiosharing.com/blog/?p=1034


同軸型ユニットの選択(その8)
http://audiosharing.com/blog/?p=1040


604EとN1500Aの組合せにおける、こまかな工夫にくらべると、
604-8Gと、そのネットワークの組合せは、ウーファーもトゥイーターも正相接続で、
スピーカーの教科書に載っているそのままで、おもしろみといった要素はない。

それだけN1500Aと604-8G用ネットワークの仕様は違うわけだ。
だから管球王国 Vol.25にあるように、604-8GにN1500Aを組み合わせれば、
純正の組合せの音は、同じアルテックの604というスピーカーの中での範疇ではあるものの、
かなり傾向は異ってきて当然であろう。

優れたユニットであればあるほど、活かすも殺すもネットワーク次第のところがある。
604-8Gでシステムを構築するにあたって、ネットワークをどうするか。

604-8Gについているネットワークをそのまま使うつもりはない。
ひとつのリファレンスとして、純正ネットワークの音はいつでも聴けるようにはしておくが、
ネットワークに関しては、新たに作る予定でいる。

N1500Aと同じ回路のものを試しにつくってもいいが、私が参考にするのは UREIの813である。
http://audiosharing.com/blog/?p=1040

35. 中川隆[-5889] koaQ7Jey 2021年4月08日 17:43:27 : 7vJmlBbsA6 : YzNyY2VzangxR2s=[1] 報告
Date: 12月 16th, 2009
同軸型ユニットの選択(その9)
http://audiosharing.com/blog/?p=1041

ゆくゆくは604-8Gをマルチアンプ駆動で、チャンネルデバイダーはデジタル信号処理のものにして、
時間軸の整合をとった同軸型ユニットの音を鳴らしてみたい、とは思っている。

それでも最初はネットワークで、どこまでやれるかに挑んでみたい。
ネットワークの場合、時間軸の整合はとれないと考えているひとが少ないようだ。
コイルとコンデンサーといった受動素子で構成されているネットワークで、
604-8Gの場合、ウーファーへの信号を遅らせることは不可能のように捉えられがちだが、
けっしてそんなことはない。

たとえばQUADのESL63は、同心円状に配置した8つの固定電極のそれぞれに遅延回路を通すことにより、
時間差をかけることを実現している。
KEFのレイモンド・クックも、ネットワークでの補正は、高価になってしまうが可能だといっている。

またJBLに在籍した後、マランツにうつりスピーカーの設計を担当したエド・メイは、
マルチウェイスピーカーの場合、個々のユニットの前後位置をずらして位相をあわせるよりも、
ネットワークの補正で行なった方が、より正しいという考えを述べている。
ユニットをずらした場合、バッフル板に段がつくことで無用な反射が発生したり、
音響的なエアポケットができたりするため、であるとしている。
http://audiosharing.com/blog/?p=1041

同軸型ユニットの選択(その10)
http://audiosharing.com/blog/?p=1042


レイモンド・クックもエド・メイも具体的な方法については何も語っていない。

ふたりのインタビューが載っているのは、
1977年発行のステレオサウンド別冊「コンポーネントステレオの世界’78」で、
当時出版されていたいくつかの技術書を読んでも、
ネットワークでの時間軸の補正については、まったく記述されてなかった。

だから、どうやるのかは皆目検討がつかなかった。
ただそれでも、ぼんやりとではあるが、コイルを多用するであろうことは想像できた。

同時期、アルテックの604-8Gをベースに、マルチセルラホーンを独自の、水色のホーンに換え、
604-8Gのウーファーとトゥイーターの時間差を補正する特殊なネットワークを採用したUREIの813が登場した。
813についても、ステレオサウンドに詳しい技術解説はなかった。

可能だとわかっていても、そのやり方がわからない。
少し具体的なことがわかったのは、ステレオサウンドの61号のQUAD・ESL63の記事においてである。
長島先生が書かれていた。
http://audiosharing.com/blog/?p=1042


同軸型ユニットの選択(その11)
http://audiosharing.com/blog/?p=1043

ステレオサウンド 61号の記事には、ESL63の回路図が載っている。
たしか長島先生の推測を元にしたものだったと記憶している。

8個の同心円状の固定電極に対して、直列に複数のコイルが使われている。
同心円状の固定電極は、外周にいくにしたがって、通過するコイルの数がふえていくようになっていた(はず)。

やはり、コイルの直列接続によって、時間軸の遅れをつくり出しているのはわかっても、
動作原理まではわからなかったし、どういうふうに定数を決定するのかも、とうぜんわからなかった。

ESL63やUREIの813に使われている回路技術はおそらくおなじものだろうと推測はできても、
具体的なことまで推測できるようになるには、もうすこし時間が必要だった。

ESL63の翌年にCDプレーヤーが登場する。
そしてD/Aコンバーターのあとに設けられているアナログフィルターについての技術的なことを、
少しずつではあるが、知ることとなる。

フィルターには、いくつかの種類がある。
チェビシェフ型、バターワース型、ベッセル型などである。
http://audiosharing.com/blog/?p=1043

同軸型ユニットの選択(その12)
http://audiosharing.com/blog/?p=1044

UREIの813のネットワークに使われているのは、ベッセル型フィルターである。
おそらくESL63のディレイ回路も、ベッセル型フィルターのはずだ。
ベッセル型フィルターの、他のフィルターにはない特徴として、
通過帯域の群遅延(Group Delay)がフラットということがあげられる。

つまりベッセル型のハイカットフィルターをウーファーのネットワークに使えば、
フィルターの次数に応じてディレイ時間を設定できる。

604シリーズのウーファーのハイカットを、ベッセル型フィルターで適切に行なえば、
トゥイーターとの時間差を補正できることになり、
これを実際の製品としてまとめ上げたのが、UREIの813や811といったスピーカーシステムと、
604E、604-8G用に用意されたホーンとネットワークである。

ホーンの型番は800H、ネットワークの型番は、604E用が824、604-8G用が828、
さらに813同様サブウーファーを追加して3ウェイで使用するためのネットワークも用意されており、
604E用が834、604-8G用が838であり、TIME ALIGN NETWORKとUREIでは呼んでいる。
http://audiosharing.com/blog/?p=1044

同軸型ユニットの選択(その13)

川崎先生は「プレゼンテーションの極意」のなかで、特徴と特長について語られている。
     *
「特徴」とは、物事を決定づけている特色ある徴のこと。
「特長」とは、その物事からこそ特別な長所となっている特徴。
     *
ベッセル型フィルターの「特徴」が、同軸型ユニットと組み合わせることで「特長」となる。
http://audiosharing.com/blog/?p=1046


同軸型ユニットの選択(その14)
http://audiosharing.com/blog/?p=1094

UREIの813のネットワーク(TIME ALIGN NETWORK)は、回路図から判断するに、
ウーファー部のハイカットフィルターは、6次のベッセル型である。

ベッセル型フィルターの通過帯域内の群遅延特性はフラットであると前に書いているが、
そううまくウーファーの音だけに遅延がかかって、トゥイーターからの音と時間的な整合がとれているのか、
と疑われる方もおられるだろう。
メーカーの言い分だけでは信じられない、コイルとコンデンサーだけのネットワークで、
タイムアライメントをとることが、ほんとうに可能なのか、と疑問を持たれても不思議ではない。

ステレオサウンドの46号の特集記事はモニタースピーカーだった。
その次の47号で、46号で登場したモニタースピーカーを、三菱電機郡山製作所にての測定結果が載っている。

アルテックの620A、JBLの4343、4333A、ダイヤトーンのMonitor1、キャバスのブリガンタン、
K+Hの092、OL10、ヤマハのNS1000M、そしてUREIの813の、
無響室と2π空間での周波数特性、ウーファー、バスレフポート、パッシヴラジエーターに対する近接周波数特性、
超高域周波数特性、高次高調波歪特性、混変調歪特性と混変調歪差周波掃引、
インパルスレスポンス、群遅延特性、エネルギータイムレスポンス、累積スペクトラム、
裏板振動特性、デジタル計測による混変調歪が載っている。
http://audiosharing.com/blog/?p=1094


同軸型ユニットの選択(その15)
http://audiosharing.com/blog/?p=1157

ステレオサウンド 47号の測定結果で比較したいのは、
アルテック620AとUREI・813であることはいうまでもない。

813のネットワークの効果がはっきりと出ているのは、
インパルスレスポンス、群遅延特性、エネルギータイムレスポンスにおいてである。

620Aのエネルギータイムレスポンスは、まず-40dB程度のゆるやかな山があらわれたあとに、
高く鋭く、レベルの高い山が続く。
最初の山がウーファーからのエネルギーの到達を示し、それに続く山がトゥイーターからのものである。

813はどうかというと、ゆるやかなウーファーの山の中ほどに、トゥイーターからの鋭い山が入りこんでいる。
ふたつの山の中心が、ほぼ重なり合っている形になっている。

620Aでのウーファーの山のはじまりと、813でのはじまりを比較すると、
813のほうがあきらかに遅れて放射されていることがわかる。
インパルスレスポンスの波形をみても、このことは読み取れる。

620Aでは、やはりゆるやかな低い山がまずあらわれたあとに鋭い、レベルの高い山が続く。
813では、ゆるやかな山の始まりが遅れることで、鋭い山とほぼ重なり合う。

群遅延特性も、同じアルテックの604-8Gを使用しているのに、813はかなり優秀な特性となっている。
http://audiosharing.com/blog/?p=1157


同軸型ユニットの選択(その16)
http://audiosharing.com/blog/?p=1159

ウーファーとトゥイーターの中心軸を揃えた同軸型ユニットは、
その構造ゆえの欠点も生じても、マルチウェイスピーカーの構成法としては、
ひとつの理想にちかいものを実現している。

同軸型ユニットは、単体のウーファーやトゥイーターなどにくらべ、
構造はどうしても複雑になるし、制約も生じてくる。
それでも、各スピーカーメーカーのいくつかが、いまも同軸型ユニットを、新たな技術で開発しているのをみても、
スピーカーの開発者にとって、魅力的な存在なのかもしれない。

KEFは1980年代の終りに、Uni-Qという同軸型ユニットを発表した。
それまで市場に現れた同軸型ユニットとあきらかに異り、優位と考えられる点は、
ウーファーとトゥイーターのボイスコイルの位置を揃えたことにある。

アルテックの604シリーズ、タンノイのデュアルコンセントリック・ユニットが、
トゥイーターにホーン型を採用したため、ウーファーとトゥイーターの音源の位置のズレは避けられない。

パイオニアのS-F1は、世界初の平面振動板の同軸型、しかも4ウェイと、規模も世界最大だったが、
記憶に間違いがなければ、ウーファー、ミッドバス、ミッドハイ、
トゥイーターのボイスコイルの位置は、同一線上にはなかったはずだ。

ユニットの構造として、Uni-Qは、他の同軸型ユニットを超えているし、
同軸型ユニットを、スピーカーユニットの理想の形として、さらに一歩進めたものともいえる。
http://audiosharing.com/blog/?p=1159

36. 中川隆[-5888] koaQ7Jey 2021年4月08日 17:47:33 : 7vJmlBbsA6 : YzNyY2VzangxR2s=[2] 報告
Date: 2月 16th, 2010
同軸型ユニットの選択(その17)
http://audiosharing.com/blog/?p=1160


Uni-Qをもってして、同軸型ユニットは完成した、とはいわないが、
Uni-Qからみると、ホーン型トゥイーターのアルテックやタンノイの同軸型は、あきらかに旧型といえるだろう。

ただ、オーディオマニア的、といおうか、モノマニア的には、
アルテックやタンノイのほうに、魅力を強く感じる面があることは否定できない。
Uni-Qの優秀性は素直に認めても、個人的に応援したくなるのは、アルテックだったり、タンノイだったりする。

空想してもしかたのないことではあるが、もしJBLがUni-Qを開発していたら、
モノとしての魅力は、マニア心をくすぐるモノとして仕上っていただろう。

Uni-Qは、あたりまえのことだけど、あくまでもイギリス的に仕上りすぎている。
もっといえば、いかにもKEFらしく仕上がっている。
そこが魅力でもあるのは重々承知した上で、やはりもの足りなさも感じる。

すこし話はそれるが、アルテックとタンノイの同軸型ユニットを比較するときに、磁気回路の話がある。
タンノイはウーファーとトゥイーターでひとつのマグネットを兼用している、
アルテックはそれぞれ独立している、と。

たしかに604や605などのアルテックの同軸型ユニットにおいて、
ウーファーとトゥイーターのマグネットは独立している。
が、磁気回路が完全に独立しているかという、そうではない。

604の構造図をみればすぐにわかることだが、ウーファー磁気回路のバックプレートと、
トゥイーターのバックプレートは兼用していることに気がつくはずだ。
http://audiosharing.com/blog/?p=1160

同軸型ユニットの選択(その18)
http://audiosharing.com/blog/?p=1161

アルテック、タンノイといった古典的な同軸型ユニットで、
ウーファー部の磁気回路とホーン型トゥイーター(もしくはスコーカー)の磁気回路が完全に独立しているのは、
長島先生が愛用されてきたジェンセンのG610シリーズがそうである。

完全独立、ときくと、マニアとしてはうれしいことではあるが、
ふたつ以上のマグネットが近距離にあれば干渉しあう。

干渉を防ぐには、距離を離すことが手っとり早い解決法だが、同軸型ユニットではそうもいかない。
ならばひとつのマグネットでウーファー用とトゥイーター用を兼ねよう、という発想が、
タンノイのデュアルコンセントリックの開発に当たっては、あったのかもしれない。

もっともマグネットは直流磁界で、ボイスコイルが発する交流磁界の変化によって、
磁束密度が影響を受ける、それに2次高調波歪がおこることは、
いくつかのスピーカーメーカーの解析によってはっきりとした事実であるから、
一つのマグネット(ひとつの直流磁界)に、二つの交流磁界が干渉するタンノイのデュアルコンセントリックでは、
音楽信号再生時に、どういう状態になっているのかは、専門家の話をうかがいたいと思っている。
http://audiosharing.com/blog/?p=1161

同軸型ユニットの選択(その19)
http://audiosharing.com/blog/?p=1163

振動板の駆動源といえるマグネットが兼用されているため、
節倹の精神によってタンノイはつくられている、ともいえるし、
口の悪いひとならば、ケチくさいつくり、とか、しみったれたつくり、というかもしれない。

けれどオートグラフという、あれだけ意を尽くし贅を尽くしたスピーカーシステムをつくりあげたタンノイが、
その音源となるユニットに、節倹の精神だけで、ウーファーのコーン紙のカーブを、
トゥイーターのホーンの延長として利用したり、マグネットをひとつにしたとは、私は思っていない。

ボイスコイルがひとつだけの純粋のフルレンジユニットでは、ワイドレンジ再生は不可能。
かといって安易に2ウェイにしてしまうと、タンノイが追い求めていた、
家庭での音楽鑑賞にもっとも大切と思われるものが希薄になってしまう。
そのデメリットをおさえるために、できるかぎりの知恵を出し、
コーン型のウーファーとホーン型のトゥイーターを融合させてようとした結果が、
タンノイ独自のデュアルコンセントリックといっていいだろう。

これは、外観からも伺えないだろうか。
アルテックの604の外観が、同軸型2ウェイであることを顕示しているのに対し、
タンノイのデュアルコンセントリックは、何も知らずにみれば、大口径のフルレンジに見えないこともない。
http://audiosharing.com/blog/?p=1163


同軸型ユニットの選択(その20)
http://audiosharing.com/blog/?p=1165

タンノイの同軸型ユニットは、必ずしもマグネットがひとつだけ、とは限らない。
1977年ごろ登場したバッキンガム、ウィンザー、このふたつのシステムに搭載されているユニット2508は、
フェライトマグネットを、高音域、低音域用とにわかれている。

バッキンガムも、ウィンザーも、ウーファーユニットを追加したモデルだ。
このときのタンノイの主力スピーカーシステムは、アーデン、バークレイなどの、いわゆるABCシリーズで、
使用ユニットはアルニコマグネットのHPDシリーズ。いうまでもなくマグネットはひとつだけ。
さらに同時期登場したメイフェアー、チェスター、ドーセット、アスコットには、2528DUALが使われている。
このユニットもフェライトマグネットだが、低音、高音で兼用している。

HPDシリーズはのちにフェライトマグネット使用のKシリーズに換っていくが、
Kシリーズも、マグネットひとつだけ、である。
2508のマグネットがふたつあるのはフェライトマグネットだからではないことが、このことからわかるだろう。

1996年、キングダムが登場する。
このキングダムに搭載されている同軸型ユニットも、またマグネットを2組持っている。
http://audiosharing.com/blog/?p=1165

同軸型ユニットの選択(その21)
http://audiosharing.com/blog/?p=1166


キングダムのユニット構成は、同軸型ユニットを中心として、低域にサブウーファーを、
高域にスーパートゥイーターを追加した4ウェイである。

ここまで書けば、察しのいい方ならば気がつかれるだろうが、
タンノイのスピーカーづくりのありかたとして、同軸型ユニットだけでシステムを構築する場合には、
従来からのウーファーとトゥイーターのマグネットを兼用させたものが、
そしてレンジ拡大のためにウーファーやトゥイーターが追加されるときには、
マグネットが独立したタイプが使われる。

このことから推測されるのは、重視する要素が、システム構成によって違いがあるということだ。

それぞれの同軸型ユニットが重視している要素は、調和か明晰か、ではなかろうか。
このことは、エンクロージュアの構造、つくりの違いにも顕れている。
http://audiosharing.com/blog/?p=1166

同軸型ユニットの選択(その22)

タンノイの創始者、ガイ・R・ファウンテンと、
チーフエンジニアのロナルド・H・ラッカムのふたりが音楽再生においてめざしたものは、調和だった気がする。
それも有機的な調和なのではなかろうか。
http://audiosharing.com/blog/?p=1374


同軸型ユニットの選択(その23)
http://audiosharing.com/blog/?p=1582


この項の(その18)でふれているが、同軸型ユニットにおいて、
ウーファー用とトゥイーター用のマグネットが独立していた方がいいのか、
それともひとつで兼ねた方がいいのか、どちらが技術的には優れているのか、もうひとつはっきりしない。

タンノイのリビングストンは、ステレオサウンド別冊「世界のオーディオ」のタンノイ号で、
アルテックの604との比較、それにマグネットを兼用していることについて語っている(聞き手は瀬川先生)。
     *
これ(604のこと)に比べてタンノイのデュアル・コンセントリックは全く違います。まず、ホーンでの不連続性はみられません。第二にコーンの前に障害物が全くないということです。第三に、マグネティックシャントが二つの磁束の間にあるということです。結局、タンノイは一つのマグネットで二つのユニットをドライブしているわけですが、アルテックは二つのマグネットで二つのドライバーユニットを操作しているわけで、この差が大きなものになっています。
     *
第三の理由として語られていることについては、正直、もうすこし解説がほしい。
これだけではなんともいえないけれど、
少なくともタンノイとしては、リビングストンとしては、
マグネットを兼用していることをメリットとして考えていることは確実なことだ。

そのタンノイが、同軸型ユニットなのに、
ウーファーとトゥイーターのマグネットを独立させたものも作っている。

そのヒントとなるリビングストンの発言がある。
     *
スピーカーの基本設計の面で大事なことは、使われているエレメントが、それぞれ独立した思想で作られていたのでは、けっしていいスピーカーを作り上げることはできないと思うのです。サスペンションもコーンもマグネットも、すべて一体となって、それぞれがかかわり合って一つのシステムを作り上げるところに、スピーカーの本来の姿があるわけです。例えば、ボイスコイルを研究しているエンジニアが、それだけを取り上げてやっていると、トータルな相関関係が崩れてしまう。ボイスコイルだけの特性を高めても、コーンがそれに十分対応しなかったり、磁束密度の大きいマグネットにしても、それに対応するサスペンションがなかったりするわけで、そこでスピーカーの一体感というものが損なわれてしまう。やはりスピーカーを作る場合には各エレメントがそれぞれお互いに影響し合い、作用し合って一つのものを作り上げているんだ、ということを十分考えに入れながら作る必要があると思います。
     *
「一体」「一体感」「相関関係」──、
これらの言葉が、いうまでもなく重要である。
http://audiosharing.com/blog/?p=1582

37. 中川隆[-4583] koaQ7Jey 2021年5月27日 13:44:31 : jBhw51c26A : djBvS3c5UEVwY1U=[18] 報告
Mr.トレイルのオーディオ回り道
ALTEC 620Aモニターとタンノイ VLZ自作箱システム
2021年05月27日
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/2c9700a65007560ff76bd4d61e4fd7ff


6畳一間の寮生活から始めたオーディオ趣味も、オーディオ雑誌に乗せられて、大型SPへの憧れを持たされた。心地よい音楽を楽しむ目的ならば、VLZや620Aモニターの「1発」ユニットで十分だと思う様になった。

ALTEC 620Aモニターが有れば、今は十分だと思う様になった。現在のオリンパスシステムや自宅システムでは、BOXの上にユニットを並べている。これに対し、「1発」システムでは非常にシンプルで、SPBOXの上の掃除が非常に簡単。

こんなにユニットが有ると掃除が大変です。また7SPユニットシステムで完成させましたので、ドライブするアンプやチャンデバが要り、ケーブル類も沢山使います。贅沢と云えば贅沢ですが、音をまとめる事も一通りでは済みません。管球アンプとTR型アンプを組み合わせて使うと更に大変なスキルが要ります。
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/2c9700a65007560ff76bd4d61e4fd7ff

38. 中川隆[-4200] koaQ7Jey 2021年6月17日 09:30:33 : 8GR37KR94k : TU91SzRhTmVlUzY=[8] 報告
40年ぶり復活のアルテック同軸
2017-12-08
https://ameblo.jp/ecc813/entry-12334658525.html

シェリング バッハ ヴァイオリンソナタ  アルテックで生々しく

さて、12月 早くも1週間過ぎ
音三昧の毎日
  

で、先般手に入れ作ったJBLD-123     
    

今回、手持ちで有る 買って40年近く
アルテック同軸型2ウエイスピーカー 605B 
共働き当時、買った物である。
オーディオセンターの店長との思い出もあり
思えば、自分の歴史 記念の品でもある。
604のコンシューマー向け605B

持っていながら、使ってこなかった要因は
音に雑味と、中低域の不満があってであった。
量感はありましたが、なじめず。
でも、ある時は夏祭りのカラオケ大会での音出しに
した事もありました。
とどろく太鼓なども・・・  凄かったのですが(爆) 

懐かしいが メインにはならず、小型2ウエイなどに移行
最近はフルレンジの凝ったり  持っていながら(汗)

時間も出来て、ネットワークで実験もやってきて
有るテック?のネットワークを直列型にしたらと
思った次第。


さて、その前に改めて 
アルテック・ランシング 伝承の歴史

雑学 アルテック・ランシングの社名
>ついでにアルテック・ランシングの社名はウェスタン・エレクトリック社の
 製造・サービス部門であった<オール・テクニカル・サービス・カンパニ
 (ALL TECHNICAL SERVICE COMPANY[ALTEC])>から来た名前ですが、
 アルテック・ランシングの中でも会社に古くからいる方はアルテックと
 言わずにオールテックと発音しています。

アルテックとJBLの関係
1946年10月1日、アルテック社を退社したランシングは新たに会社を設立する。
「ランシング・サウンド・インコーポレーテッド」。

同軸のくり抜きタイプはJBLには無いユニット
マルチセルラーホーンも同じく無い様に思います。

同軸スピーカーでは
イギリス、タンノイのモニターゴールドなど有名だが
ここで歴史的 時系列を見てみると

アルテック 【604 デュプレックス・スピーカ】は1944年に完成しました。
潜水艦のソナー用のスピーカーユニットとして開発されてきましたが、
第二次世界大戦には間に合いませんでした。
アルテック・ランシングのサウンドシステムがもつ特長の一つとして、
全ての製品が同じサウンドポリシーを持っていることがあげられます。
ですからアルテック・ランシングのスピーカシステムは<メインスピーカ>
として使った大きなシステムでも<サラウンドスピーカ>として使った
小さなシステムでも同じサウンドがするということです。

【タンノイの同軸2ウェイ・スピーカー】  

>最初にこのデュアル・コンセントリックが発表されたのは1948年で、
このときは永久磁石ではなく励磁型(電磁石)で、1950〜51年に
DeccaとEMIからスタジオ・モニターとして受注して、本格的に
生産を開始したようです。励磁型は1952年にはアルニコの永久磁石
を使うタイプに改良されています

アルテック同軸  1944
タンノイの同軸  1948
ちなみにJBL創立 1946

タンノイがアルテックを真似た物か?

--------------------------------------

古のアルテックに40年ぶり復活である

上の箱に入れていない 別の箱のを取り出してきた
夏場の高温でピッチが流れて、涙状態(T T)
    
音出ししましたが まったく異常無しでした。(汗)

純正ネットワーク N-1600-D


内部には鉄心タイプのコイルと フイルムタイプのコンデンサー
   
半固定抵抗やセメント抵抗を見て、これではですねぇ
雑味の原因など思ってしまった。


今時点で、自分の手持ちで 純正に近い1600Hzふきんで最適なものを模索
低域のコイルをメインとして考え
5.6mHと2.7mHのパラ接続 1.822mHを基準として考えた。
これを計算式に逆に当てはめると、クロス周波数 1398Hzとななる

標準1600Hzからすると200Hzほど低くなる。 自己責任

ヴァイオリンなど生々しく
オーケストラの雰囲気、ピッコロなど
コンデンサーの容量の選定の基準にしている。

只今、片チャンネルで、音合わせ中

ヴァイオリンソロで らしく

現時点

パーマロイ 1:1 2分割 トランスで-6dB レベル落ち 
16Ωでは256Ωにもなるのでカップリング容量は少なくても低域は伸びる

純正ネットワークとは違って
豊かさや分解能 
まさにシアター用の様で音が飛んできます!
自分的に最高であります!   
灯台下暗し(暮らし)でした。 

https://ameblo.jp/ecc813/entry-12334658525.html

39. 中川隆[-4199] koaQ7Jey 2021年6月17日 09:32:23 : 8GR37KR94k : TU91SzRhTmVlUzY=[9] 報告
修理実例 ALTEC 604-8G、ネットワークを追加しました | レリック スピーカー修理工房
https://relicfreq.com/info/1693

修理実例 ALTEC 604-8G、ネットワークを追加しました
投稿日: 2021-01-23 投稿者: RELIC管理者


新型コロナウイルスの影響で各地で緊急事態宣言が発せられ、ご自宅で過ごすことが増えていることと思います。

当社では、こんな時期でもウェブサイトやSNSを通じて、スピーカー修理を知って、楽しんでいただけたらいいなと思い、少しずつ修理の写真やお話を公開しています。

今回は ALTEC(アルテック) を代表するユニット 604-8Gとそのネットワークの修理実例を公開しました。

ALTEC 604-8G は同軸ユニットの代表ともいえるユニットです。写真もたくさん掲載しましたので、ぜひご覧ください。

・ALTEC 604-8G スピーカーユニット修理実例と価格
・ALTEC 604-8G 用ネットワーク修理実例と価格

同軸ユニットと言えば TANNOY(タンノイ) もありますね。

同軸ユニットのことを、ALTEC は「デュプレックス」と呼び、TANNOYは「デュアルコンセントリック」と呼んでいます。

ALTEC と TANNOY の同軸ユニットは、ひとつのユニットで低域と高域をまかなう2Wayシステムで、同軸上で両方の音源が求められるという点では共通しているようですが、実はALTEC の同軸ユニットは「ふたつの磁気」でなりたっていて、TANNOY の同軸ユニットは「ひとつの磁気」でなりたっているという点が異なります。

それぞれに設計思想があり、いろんな制約がある中で開発され、それが今も愛用されていると考えるとなかなか感慨深いですね。

当社では ALTEC の 604-8G や 604-8H、TANNOY の HPD385、MonitorGold などユニット、ネットワークともに修理実績が多数ございます。メンテナンスをお考えの方は、お気軽に お問い合わせ ください。

https://relicfreq.com/info/1693

40. 2021年6月17日 09:34:50 : 8GR37KR94k : TU91SzRhTmVlUzY=[10] 報告
ALTEC 604-8H
http://modernjazznavigator.a.la9.jp/audio/a4.htm

ALTEC 604-8HALTEC 604-8Hは、1940年代に開発されたALTEC 600シリーズに起源を発する由緒正しい40センチ同軸フルレンジのユニットです。左図で判るとおりに、独立した高音ユニットのホーン部分が、40センチ口径のウーファーの磁気回路を貫通して開口しています。この形式の「同軸構成の40センチ・ユニット」のことを、ALTECでは「Duplex」と名付けています。1941年に601が先ず最初に開発された時から、600番台の型番は「Duplex」専用です。この辺のことをお知りになりたい方で、英語が苦でない方はここでどうぞ。かの名器604E等を経て、アルニコ磁石の最後の製品が、ALTEC 604-8Hです。現行品はALTEC 604-8Kですが、これはフェライト磁石を採用しています。枝番が時代を追ってAからKまで来た訳ですが、基本設計は一貫しています。ある時期からバッフル後ろ付けではなく、フロント・マウントになりました。中古市場では604E以降のものが多く出回っており、ペアで30から40万円位です。見ての通りの布エッジなので、2,30年前のものでも十分使用に耐えます。


製品の諸元

この604-8Hの諸元は次の通りです。

再生周波数帯域:40- 20,000Hz
能率: 100dB
インピーダンス: 8オーム
クロスオーバー周波数:1.5kHz
最大入力: 65W
寸法:直径41X 奥行き28センチ
重量:15キロ


どこをとっても文句の付けようがない性能ですし、図体も立派なユニットです。そのような風格と性能なので、これ一発で、十分に満足できます。同軸構成のたまもので、音像の定位は抜群で、若干中音が張り出しているので、ヴォーカルなんかを聞くには最高ですし、管やピアノの再生も立派なものです。独立したネットワーク・ボックスが付属しており、構成を工夫して中高音と高音を別個に増減できるので、3ウェイ的な使用が可能です。


ユニットの構成

ALTEC 604-8H604-8Hは、簡単にいうと、ALTECの515ウーファーと、802ドライバーを足し合わせて同軸構成に仕上げたものです。515ですからオーヴァー・ダンプ気味で、バスレフの場合には工夫が必要です。別に605シリーズもあり、こちらは515よりもマグネットの弱い416ウーファーに、806ツイターを組み合わせたもので、バスレフで使いやすくなっています。同軸は、音を発する部分が、前方から見て上下左右共に一致しているので、全再生帯域にわたって整った音を出せるのが、何よりのウリです。独立したウーファーとツイターを組み合わせる通常の2ウェイ・システムでは、低音と高音で発音位置がかなり違いますから、厳密にいえば「バラバラな音」が出ているわけです。そういう欠点が、同軸にはありません。種々の帯域でのスピーカーからの音の出方を測定し、モアレ図で示した記事が技術誌に時折掲載されますが、同軸の音の揃い方は歴然としていて見事であり、唸ってしまいます。「2,3米離れて聴くンだもの、誤差の範囲だョ」で済ませられるかどうか、気にする人は同軸の良さを認識しています。(無論、発音位置の完全な一致は不可能で、同軸でも前後に僅かですがズレています) ウーファーを貫通するホーンは、古くは多分割のマルチセルラーといわれるタイプでしたが、最近はマンタレィ(魚のエイ)といわれるタイプです。


マンタレィ・ホーン

ALTEC 604-8Hマンタレィ・ホーンは、JBLがバイラジアルと称し、エレヴォイがCDと称する定指向性ホーンで、拡散性が良いといわれています。その上、古い設計のホーンにありがちな「ブッ飛んで来る」、辛口にいえば「突き刺すような」感じが薄れ、柔らかさが加わります。ホーン開口の曲率が一本調子では無く、途中で大きくしています。両ユニットがクロスする周波数は、1.5kHzです。40センチウーファーでは、一様振動できる限界が数百Hzですから、それをはるかに超えて、分割振動をする中音域に大きく入り込むので、高い方は苦しい所です。またウーファーの邪魔にならない程度の大きさに止めたマンタレーでは、1.5kHzまでの低い帯域の再生は苦しい筈です。さりとて、ホーンを大きくすると単一ユニットにはまとめられません。これに上手く折り合いをつけるのが、この手の同軸構成の設計ノウハウのようです。それにしても1.5kHzまで出すために一定のホーン長が必要であり、ウーファーの磁気回路との干渉も回避しなければならず、ドライバーの磁気回路は一番後ろにあります。上図でも判るとおりに、仕上がりは結構奥行きがあるユニットとなっています。アルニコは壷型といってどうしてもズングリしてしまいます。磁石がフェライトの場合は、これと逆に平べったくなるので、現行品の奥行きは20センチ強と短くなっています。ホーンの付け根の部分には、下図に見るようにコルゲートしたダンパーが入っていて、低音と高音の干渉を回避しています。昔は、ここはフェルトだったそうです。


新井さんの改造

ALTEC 604-8Hこのホーンについては、新井さんという研究家が数年前に一連の成果をMJ誌に発表され、後に単行本化されています。上図のホーンのノド元左右にネジが見えますが、コレをはずして別のホーンに付けかえるという研究です。実に細かい作業のようですが、丁寧に順序を踏んで取り替えておられるようで、指向特性もチャンと調べて、改造の効果の確認がされていました。新井さんは、「工業製品はどうしても数をこなす必要性から余計な手間をかけられないが、アマチュアは手間を惜しまず、トコトン凝れる点を生かすべきだ」と主張されていました。どこかで少数ながら、この改造を受注していた時期があった気もします。新井さんはカリンという超硬木材の加工が巧みであり、図に見えているプラスティック製の黒いホーンを、赤味の綺麗なカリン材に取り替えた仕上がりは実に見事なものでした。そして何と、大阪の中古CD店で、正にこの改造品を聴いたことがあります。オンケン式といわれるマルチ・ダクトの箱に入れたモノが鳴っていたので、CD選びもソコソコに色んな盤をかけてもらっては、「えェなぁ、えェなぁ、、、」と唸った記憶は忘れられません。


ALTEC推奨キャビネット

ALTECでは、このユニット用に多くのキャビネットを開発していきましたが、現行はやや小型の612(170リットル位)と、より大きな620(230リットル位)の二つです。612の方は「銀箱」という愛称があり、モノクロのプロ用然とした無骨な外観ながら、それがかえってスパルタンな印象があるのか、中古ではこちらに人気があります。620の方は余裕があり、たっぷりと低音も出そうです。また、国内代理店が十数年前に組み格子仕立てで有名なヴァレンシアの箱に入れて「604 Valencia」として売り出したことがあります。これは稀に中古市場で見かけることがあり、先頃入手した「6041」が無ければ、コレでも買っていたかも知れません。この代理店は、その前にも605を612サイズに入れた「クレッシェンド」という製品も出し、人気がありました。最近は、「マイルストーン604」という製品も出ているそうですが、聴いたことはありません。他社では、某山本工芸が、カバ櫻合板で箱(170リットル)を作り、ネットワークも独自の物を付属させたものを売っています。

自作では、かの上○さんが515系ウーファーの低音解析をオンキョーに依頼した所、正味100リットル強くらいの小さめの箱でないと、強力な磁気回路でダンプされたこのウーファーの低音を、ダラ下がりさせずに60ヘルツくらいまで引っ張ることは出来ないという結果をもらい、その大きさで仮想同軸構成の箱を作ってもらったという記事を、某SS誌に掲載していたことがあります。確かに、ホーン・ロードをかけた低音を狙って使うほどにダンピングを効かしたこのユニットをバスレフで楽しもうとすると、それはモノの道理に合っています。こういう場合は、昔、JBLでよくやっていたように、バスレフ孔は大きめにして、ダクト長をほとんど取らず、息抜きくらいで使うというギミックが使えそうですね。
http://modernjazznavigator.a.la9.jp/audio/a4.htm

41. 中川隆[-4198] koaQ7Jey 2021年6月17日 09:36:10 : 8GR37KR94k : TU91SzRhTmVlUzY=[11] 報告
ALTEC 409Bと409−8E
http://modernjazznavigator.a.la9.jp/audio/a5.htm


ALTEC 409−8Eここに示した図は、ALTEC 409−8Eの正面です。ALTEC 409シリーズは、20センチの同軸フルレンジです。ALTECにおけるフルレンジの歴史は古く、その出自であるWesternにも755Aがあり、その後ALTECに引き継がれて、名器ALTEC 755E、いわゆるパン・ケーキがその地位を継承しました。これらは全て、シングル・コーンと呼ばれる単一のコーン紙で、全帯域を再生するものです。このユニット群は壁や天井に埋め込んで使う業務用として使われていました。限界を心得た上で聴けば、その音、特に肉声の再生は抜群で、名器とも称されました。とはいえやはり、コーン紙一枚による再生には限界があり、録音技術の進展に伴い求められた高音の再生に難がありました。そこで、これに同軸構成でツイターを付加したのが、409シリーズであり、755シリーズの伝統を引き継ぐ名ユニットです


ALTEC 409BとDIG

ALTEC 409−8EALTEC 409シリーズでは、最初に409Bを手に入れました。まだ子供が小さい頃で、当然手元は不如意であり、当時ヒット中のJBL L26 Decadeには手が届かず、ALTEC 409Bを国内代理店が箱に入れて売り出したDIGにも手が届きませんでした。このDIGは、名前からも判るようにジャズの再生が上手いこのユニットに目を付けて、結構箱鳴りのするキャビに入れて売り出し、大ヒットした製品です。今でも中古が数万円で取引されているから驚きです。能率が100dB近くあって高いので、真空管アンプに丁度良い組み合わせでした。しかしこれにも手が出ず、中身の409Bユニット単体がやっと買えたんだと記憶します。今のフォステクス等のフルレンジと違って、古い設計ですから少し大きめの箱を作って楽しみましたが、メリハリが効きながらも、ゆったりとした正統的な音でした。同軸構成ですから、上に示した409Bでは、高音の7センチユニットは20センチウーファーのフレームに鉄製の橋を渡し、その真ん中に取り付けてありました。また、気休めかも知れませんが、上図からも判るように、その小さなユニットには周辺に10個近い丸穴があけてあり、高音を拡散して指向性を広げるディフューザーとなっていました。部屋で使わなくなってからは、車のスピーカーとして使いましたが、直射日光の当たる厳しい環境のために、2,3年でボロボロになってしまい、「まぁ、骨までしゃぶったなぁ」ということで廃棄しました。


409−8E

ALTEC 409−8Eしかし409Bの音の良さが忘れられずに、余裕が出来た時にその現行品である409-8Eを買いました。ペアで定価3万円程度ですから、2万数千円で手に入ったと思います。409Bとその何代目かの後継機である409−8Eとは、高音ユニットに違いがあります。409Bのようにウーファーにブリッジをかけるのではなく、409−8Eでは、右図からも判るように、ウーファーの真ん中の磁気回路にツイターが直付けされており、ヴォイスコイル位置がもっと近付いています。ツイターの裏には小型のコンデンサーが付けられており、ウーファーは素通し、ツイターはこのコンデンサーで低音を切っていたようです。コーン紙に変わりは無いように見え、エッジも今様のウレタンでは無く、布エッジです。念のため、409−8Eの諸元は以下の通りです。


ユニット:低域20センチ、高域5センチ、クロスオーヴァー2.5kHz)
再生周波数帯域及び最低共振周波数: 50 - 14,000Hz、90Hz
能率及びインピーダンス: 98dB、8オーム
最大入力: 64W(連続)
寸法及び重量:直径21 x 厚み8センチ、1.3kg


ヴォーカルを再生したら抜群

20センチ径のフルレンジ、または同軸のユニットは、ウルサイことを言えば低音、高音に不満があります。しかし、余り管がでしゃばらない、ピアノトリオ伴奏位のヴォーカルであれば、再生帯域に不満は全くありません。むしろ単一ユニットでの再生に固有のまとまりの良さ、そして20センチ程度の紙コーンが人の声の再生に最適であるということが納得できる点が、755シリーズや409シリーズの魅力です。

http://modernjazznavigator.a.la9.jp/audio/a5.htm

42. 中川隆[-4197] koaQ7Jey 2021年6月17日 09:38:22 : 8GR37KR94k : TU91SzRhTmVlUzY=[12] 報告
同軸スピーカーの長所と限界
http://modernjazznavigator.a.la9.jp/audio/b23.htm

同軸スピーカーとは、ウーファーとツイターを一つのユニットに組み込み、その発音位置を同軸にそろえた形式のものです。オーディオの進展と共に、幾つかのユニットに再生帯域を分担させることが不可欠になっていますが、別個のユニットを複数駆動すると、発音源がバラバラになるという欠点が生まれますが、同軸構成の場合にはそういう欠点が無く、理想の「点音源」に近いという長所があります。Nelsonもそこに惹かれてこれまでに、テクニクスの8PX−1や8PW−1、そしてAltec409Bや409-8E等を使ってきました。コーン紙の真ん中がアルミドームであるユニットも同軸と考えてもよいとすれば、もっと多くのユニットがあります。

短所は、、、

結構好きなんで、短所は書きたくないんですが(^^;)、やはり現実には上記のように理想的なことにはなっていない場合もあります。問題は、両ユニットのつながりです。ウーファーの高音帯域では、分割振動の問題があり、ツイターには下限帯域で再生の苦しさがあります。別ユニットであれば解決の手が幾らもあるものの、同軸では最終的にウーファーの真ん中にツイターを持ってきて、1ユニットに納めなければなりませんから、そこにどうしても辻褄合わせというか、妥協が入ります。それを上回るメリットがある、というのが同軸派の主張です。


開発の歴史

諸説があるようですが、同軸構成を始めたのはJensen、それにWestern/ Altecが続いた模様です。JensenのG610は、時期的に早かっただけではなく、さらに3ウェイにまで構成を進化させました。形式としては、同軸ホーンとダブルコーンに大別できますが、ウーファーの中心に補助的なコーンを付けて高音を補強するダブルコーンは同軸に入れないという考え方もあります。その後、JBL、Tannoy、Electro Voice、Bozakと多くのメーカーが同軸を手がけました


Jensen

JensenのG610は、ウーファーの真ん中をスコーカ-のホーンが貫通し、ツイターはウーファーのフレームに渡した橋の中心を外した位置に宙吊りではめ込んであります。ウーファーのコーン紙をスコーカ-のホーンの延長として流用するので、コーン紙は深絞りで奥行きがあります。3つのユニットの磁気回路は独立です。ウーファーは磁気回路が強烈で、オーヴァー・ダンプなのでホーン・ロードをかけるのが普通ということらしい。


Altec
Altecについては、こことここ

http://modernjazznavigator.a.la9.jp/audio/a4.htm
http://modernjazznavigator.a.la9.jp/audio/a5.htm

に別途書いたので、ここでは繰り返しません。

JBL

JBLには、古くはLE14CやLE12Cといった同軸ユニットがありました。いずれも当時の5センチ口径ツイターLE20を、前者は35センチ口径のLE14ウーファー、後者は30センチ口径の123ウーファーの中心に埋め込んだものでした。コンパクトな構成なのであこがれたことがあります。現在はLE175の流れを汲む小型ホーンを38及び30センチウーファーに組み合わせた2142、2152そして2155がありますが、一部はディスコンになっています。


Tannoy

今も健在な英国のメーカーですが、どうも日本と東南アジアの売上だけで食っているという噂がしきりです。2ウェイですが、Jensenに似たやり方で、ウーファーのコーン紙をホーンの延長に利用していますが、Jensenと違って磁気回路は共通のようです。かの五味さんを始め、多くのファンがいて、オートグラーフなどは神格化されんばかりの人気です。ユニット自体も、「Red Monitor」等といって愛されたようです。Tannoy IIILZという25センチのユニットに、人気があったりしました。箱鳴りをうまく使った音作りのようで、完成品を買うのが吉です。必ずしもクラシック向きということはなく、ジャズでもWestminster Royal等は良い鳴りかたをするそうです。


Electro Voice

Electro Voiceの同軸ユニットにも人気がありました。ダブルコーンの30センチ口径のものや、ホーンを使った38センチ口径のものなどがありました。


国産

恐らく現行品で、同軸ユニットは無く、ロイーネのものがそれに近いのかもしれません。古くは、コーラル、パイオニアその他に良い製品がありました。コーラルの薄緑色のコーン紙と、弾丸型のイコライザーを中心に据えた20及び25センチの同軸は、店頭では元気の良い音がしていましたが、使ったことはありません。福音電気、というと「フっるぅー」と言われてしまいますが、今のパイオニアのホーン型同軸も、よく売れた製品だったと記憶します。


ともあれ同軸は、、、

今は、同軸ユニットを作るメーカーが限定され、自作の面白さは少なくなっているようです。英国のKEFでしたかが、「ユニQ」と称するユニットを中核に据えた既製品を作っており、これは派手ではないながら、良識ある人の支持を得ているようです。何か奥歯にものが挟まっていますが、つまりは「これで、ジャズを聴くのはなぁ」という気がします。恐らく誤解でしょうが、、、

http://modernjazznavigator.a.la9.jp/audio/b23.htm

43. 中川隆[-4196] koaQ7Jey 2021年6月17日 09:44:55 : 8GR37KR94k : TU91SzRhTmVlUzY=[13] 報告

375: パルジファル :2021/05/26(水) 22:34:59 HOST:KD106133127043.au-net.ne.jp
 久しぶりに最近のタンノイでも聴いてみるか?と旧知のオーディオ屋に出没したら、ヴァイタ191が入荷していて、タンノイを聴く気は何処へやら。

 聴き覚えある191は、バスビンほど濃厚じゃなかったが、果たしてこのブツはどんな具合いか?
 箱の木目がヤケに濃いので、なんだか音色もそうじゃなかろか?という気がする。(科学的根拠がないのが、素人の強み?)
 ちょっと落ち着いた頃、聴きに行ってみよーっと。

376: 薬漬け :2021/05/29(土) 12:19:58 HOST:p4109014-ipoe.ipoe.ocn.ne.jp
大先輩、奇遇ですね。うちの近所のお店にもCN191が入っていました。
レンジ感はオートグラフほどは無い感じでしたが、バスビンはともかく、濃密な感じは出て
いました。中域の充実度はなかなかでしたね。
やはりホーントゥイーターとドライバー+ホーンの差でしょうか。
私みたいに神経質に?聴くならオートグラフかなあ……。

377: パルジファル :2021/05/30(日) 11:11:56 HOST:KD106133127100.au-net.ne.jp
〉神経質に聴くなら・・
 
 先輩、オートグラフとCN191では生い立ちが違いますからねぇ。

〉やはりホーンツイーターとドライバー+ホーンの差でしょうか

 どちらもバックプレッシャー型のドライバーにラッパがついてますから、基本的にはいっしょですよ。
 違いと言えば、サイズとかフェーズプラグの形状、ホーンの形状とか。
 ヴァイタの方は、後期になると、マグネットや振動板やホーンが変わりますが・・いずれにしても中身は基本拡声器ですからナローレンヂですよね。

 ツイーターの振動板は、タンノイが2インチ、ヴァイタが3インチ。
 当然ながら、小さい方が入力に対しての追従性は良いですわねぇ。(極論すれば、1インチとか、0.75インチの方がもっとイイでしょ!てなことになりますけど)

378: 薬漬け :2021/06/11(金) 13:05:38 HOST:sp49-104-34-143.msf.spmode.ne.jp
昨日日本センチュリーのブラ4を聴いてきましたが、弦の質感がオートグラフの高域、
トゥイーターの質感に良く似ている気がしました。大先輩の仰る、トゥイーターの振動板の
2センチというのが肝かもしれませんね。

379: RW-2 :2021/06/13(日) 18:06:22 HOST:83.231.105.175.ap.yournet.ne.jp
38cmウーハーでクロスが1KHZ。中域のスピード感が少し落ちるけど2インチ振動板と
ショートホーンだからその辺が限度ですもんね。にしても2コイル共有マグネットとか
コーン紙をホーン延長に使うとか、アルテックに比べると圧倒的に合理的かつ先進的
だったのはさすが英国。ダイヤフラム交換とかもし易い。基本が変わってないので
レストアもどうにでもなる。シルバーだ、レッドだ、って拘らなければの話ですけど。

380: 666 :2021/06/15(火) 06:45:18 HOST:softbank126209206045.bbtec.net
クラシックはタンノイ、弦楽器の再現はタンノイが良いと云われていますが、私はタンノイのSPは避ける様にしています。ALTECの同軸とタンノイの同軸は双璧の様に云われていますが、個人的にタンノイも使って来ましたが「潜在能力を引き出す」と云う点ではALTECに軍配を上げます。タンノイのユニットはコーン紙をホーンの延長に使っていますので「コーン紙の強度」がネックとなって来る点(コーン裏面にリブを取り付けている点)で大音量再生しますと「モタツキ」や不要共振を発生する構造になっている事が私の選択から外れます。またユニットへの接続で4Pソケットを使っている事やネットワーク基板の強度のない事も興味の対象から外れます。タンノイはイニシャル時点でそれなりのグレードで聴かせてくれますが私の望む音質には届かないユニットなのです。
その点アルテックの同軸ユニットは低域と高域が完全に分離していますし、SP端子も別個に有り、高域のダイアフラムにも手を入れる事が出来ます。30年前の販売時点で無かった技術をALTEC同軸のユニットに手を入れますとその「潜在能力の高さ」に驚かされます。
個人的には「最強のフルレンジユニット」だと思っています。とにかくヌケ切ってなっているサウンドにご機嫌で幸せな気分になれます。
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/b8170394b2b1cb1f426cc6bac6cb027c


ALTEC#612A
昨夜は30年来のオーディオ仲間の例会を私の事務所で行いました。出来たばかりのTrail仕様ALTEC#612Aのお披露目を致しました。
仲間の方の印象はすこぶる「好印象」だったようで皆さん興味津々だった様です。以前612Cを使われた方もいらっしゃいますので「ALTECでこんなサウンドも出るのか?」と驚かれていました。また初めてALTECのサウンドも聴かれた方も「ALTECとはこんな音も出せるのか!!」と驚いていらっしゃいました。
軽く反応する低音とキラ星の様な輝きと艶の有る高音のサウンドが出ますので、他のシステムを聴かせても612Aに戻してくれとの要望で、612Aオンリーのオフ会になりました。チョッと今までにない反応で皆さん#612Aにクギ付けになられた様でした。
小音量から大音量まで楽々とこなしてくれます。クラシックの弦楽合奏も聴いていただきましたがタンノイのサウンドを軽く超えています。音の粒立ちや音数の多さ、艶やかな質感等タンノイでは出せていない弦楽器のしなやかさまで出して来ます。Trail仕様ですので小音量にしてもほとんど「音痩せ」が有りませんので安心して使えます。いつになく「ALTEC談義」まで出て来ました。
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/97e2c521b47d8299abc82dd7d9c3e568

381: RW-2 :2021/06/16(水) 05:13:00 HOST:83.231.105.175.ap.yournet.ne.jp
アルテックの同軸はウーハー在りきの同軸なのでいろいろ無理はありますね〜。

ウーハーのボイスコイル径が3インチなのでホーンドライバー振動板に3インチを
使えなかった。実態4.5cmですがウーハーボイスコイル径が7.5cmしかないので
スロートは直管。コニカルでもハイパボリックでもないのが残念と。直管から
(それもプラスチック製だし)いきなりマルチセルラーで解放されるので、タメ
作ってからブファってな音になる。

そんなこんなでクロスオーバーを低く取れない。ウーハーを中域まで使わざるを
得ないのでその帯域のスピード感が落ち、ホーンドライバーとの音色が合わない。
ってなわけで私の望む音質には届かないユニットでありました。この天邪鬼が(略)


https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/music/11602/1596031365/l50

44. 2021年6月20日 11:29:25 : hoBgz425ds : SmxoSFFVZFM1czI=[7] 報告
Mr.トレイルのオーディオ回り道
ALTECの604系のスピーカーは気に入っていた
2021年06月20日
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/fb16b5d89a8fa9393c3a5a38197d159d

ALTECの604系のSPユニットのサウンドは好きな音だった。重低音は出ないけれど「楽音」は十分に出ていた。能率が100db近くあるので1W/chのアンプでもドライブできた。

604系のBOXには、#612,#614、620A系、クレッシェンド等あるが。その中でも620Aの箱が最も良いと感じた。612/614系では低域の量感に不満を持つ。その点620Aは良いバランスだと思った。他に620B系やクレッシェンド箱も有るが、ご縁が無かった。と云うか、620Aがルックスとサウンドが良かったので敢えて求めなかった。

シングルコーンの様な音の出方は素晴らしく、定位の不安が無い。タンノイのユニットと双璧と云われるが、タンノイのユニットのネットワークが気に入らなかった。また、コーン紙をホーンに見立てて拡散させる方式には限界があると感じた。
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/fb16b5d89a8fa9393c3a5a38197d159d

45. 2021年10月23日 08:10:17 : PHeKaqYmhc : RTk1bTBYOXF2SkE=[1] 報告
Date: 10月 22nd, 2021
色づけ(colorationとcolorization・その2)
http://audiosharing.com/blog/?p=35798

カラーレイション(coloration)とカラリゼイション(colorization)は、
同じように捉えがちの人もいるようだが、同じ色づけであっても、
その意味あいが違う、ということを(その1)で触れている。

カラリゼイションということで、私がまっさきに思い浮べるスピーカーは、
やはりアルテックだ。

往時のアルテックのことであり、
そのアルテックの604-8Gを搭載したUREIの813のことである。

UREIの813は聴く機会がなかった。
813Aもなかった。
私がステレオサウンドの試聴室で聴いたのは、813Bと、
そのコンシューマー・ヴァージョンの813Bxである。

813Bはアルテックの604ではなくなっている。

813の音は、ほんとうに聴きたかった。
瀬川先生は、「続コンポーネントステレオのすすめ」で、813についてこう書かれている。
     *
なにしろ、音がいくらでも湧き出てくるような、弾みのついた明るい響き。雄大なスケール感。まるでコダカラーのような、つまりどこか人工的な味わいであることは感じさせながらも、しかしこれはアメリカでしか作ることのできない色彩のあざやかさと豊富さ。
     *
ステレオサウンド 46号の特集の試聴記では、こう書かれている。
     *
たとえばブラームスのP協のスケールの雄大な独特な人工的な響き。アメリカのスピーカーでしか鳴らすことのできない豪華で華麗な音の饗宴。そしてラヴェル。「パリのアメリカ人」ではなくて「パリジャン・イン・アメリカ」とでも言いたい、まるでコダカラーのような色あいのあざやかさ。
     *
46号では、岡先生も、同じように評価されていた。

こういう良さが、813Bでは、少なくとも私は感じられなかった。
アルテックのユニットではなくなったからなのか。

UREIの813の音は、はっきりとカラリゼイションである。
しかもそのカラリゼイションは、
アルテックのユニットだからこその色づけだと感じるし、
五味先生が山中先生のリスニングルームで、ブルックナーを聴かれたことも思い出す。

http://audiosharing.com/blog/?p=35798

46. 2021年10月26日 08:07:12 : Axx9xfYkCA : aUhHZUxLMDhkcGM=[2] 報告
Date: 10月 25th, 2021
色づけ(colorationとcolorization・その3)
http://audiosharing.com/blog/?p=35813

ステレオサウンド 16号掲載のオーディオ巡礼で、
五味先生は山中先生のリスニングルームを訪問されている。

このころ山中先生のメインスピーカーは、アルテックのA5だった。
     *
そこで私はマーラーの交響曲を聴かせてほしいといった。挫折感や痛哭を劇場向けにアレンジすればどうなるのか、そんな意味でも聴いてみたかったのである。ショルティの二番≠セった所為もあろうが、私の知っているマーラーのあの厭世感、仏教的諦念はついにきこえてはこなかった。はじめから復活≠オている音楽になっていた。そのかわり、同じスケールの巨きさでもオイゲン・ヨッフムのブルックナーは私の聴いたブルックナーの交響曲での圧巻だった。ブルックナーは芳醇な美酒であるが時々、水がまじっている。その水っ気をこれほど見事に酒にしてしまった響きを私は他に知らない。拙宅のオートグラフではこうはいかない。水は水っ気のまま出てくる。さすがはアルテックである。
     *
《さすがはアルテック》とある。
ブルックナーの音楽にまじっている水を、
五味先生のオートグラフでは《水は水っ気のまま出てくる》のに対し、
山中先生のアルテックは《見事に酒にしてしまった響き》だからだ。

これをどう捉えるか。
いくつかの捉え方ができよう。

その一つとして、アルテックのスピーカーによるカラリゼイションがうまく働いて、
ブルックナーの音楽にまじっている水っ気を酒にカラリゼイションしてしまう。
私は、そう捉えることができる、と考える。

これは高忠実度再生においてあってはならないことなのだろうか。
http://audiosharing.com/blog/?p=35813


Date: 10月 25th, 2021
色づけ(colorationとcolorization・その4)
http://audiosharing.com/blog/?p=35815

割と程度のよいアルテックの604-8Gを持っている。
手に入れたのは十年ほど前である。
ずっと押入れで眠ったまま。

いまのスペースだと、604-8Gに見合うエンクロージュアを置くスペースが確保できない。
銀箱と呼ばれているエンクロージュアにおさめる気はまったくない。

あの小さなエンクロージュアでは、
私がアルテックのスピーカーに求めるカラリゼイションが得られそうにないからだ。
もっともっとゆったりした容積のエンクロージュアに、604-8Gをおさめたい。

私が第一候補として、604-8Gを手に入れる前から考えているのは、
ステレオサウンド 51号掲載のマイ・ハンディクラフトに登場したモノだ。

ジェンセンのバス・ウルトラフレックス型である。
このエンクロージュアなら、
アルテックならではのカラリゼイションを発揮できそうに感じるからだ。

このエンクロージュアそのものは聴いている。
聴いている、といってもエンクロージュア単体の音を聴けるわけはなく、
JBLの2220Bをおさめた状態の音だった。

その音を聴いているからといって、604-8Gをおさめた音が想像できるわけではない。
いいはずだ、という直観でしかないが、朗々と鳴ってくれるはずだ。

LCネットワークはアルテック純正は使わない。
自作する。
UREIの813のLCネットワークを参照に自作する。

バス・ウルトラフレックス型がすぐには無理だから、平面バッフルも考えている。

ブルックナーの音楽にまじっている水っ気を酒にかえてくれる音で、
グレン・グールドのブラームスの間奏曲集を一度聴いてみたい。

http://audiosharing.com/blog/?p=35815

47. 2021年10月26日 08:09:07 : Axx9xfYkCA : aUhHZUxLMDhkcGM=[3] 報告
Date: 9月 23rd, 2017
色づけ(colorationとcolorization・その1)
http://audiosharing.com/blog/?p=23776


カラーレイション(coloration)という言葉がある。

KEFのReference Seriesのカタログを見ていたら、
“Low Colouration”とあった。

KEFはイギリスの会社だから、colorationではなくcolourationである。
瀬川先生がいわれていたことだが、
カラリゼイション(colorization)とカラーレイションは、意味が違う。

どちらも色づけと訳すことはできるが、
色づけの意味合いがそもそも違う。

カラリゼイションは、積極的な色づけであって、
例えばモノクロの写真に着色、カラー化の意味での色づけである。

カラーレイションは、オーディオの世界では、
ノンカラーレイション、ローカラーレイションと使われ方をすることからもわかるように、
本来あってはならぬオーディオ機器固有の音色による色づけのことである。

カラーレイションとカラリゼーション、
いまでは、カラリゼーションの方は耳にしなくなったが、
先日、カラーレイションのところにカラリゼーションが使われていたことがあったのと、
KEFのカタログで目にしたので、思い出した次第。

http://audiosharing.com/blog/?p=23776

48. 中川隆[-15791] koaQ7Jey 2021年10月27日 09:51:06 : eEARBDN36k : RkJva044UDQwMTI=[13] 報告
Date: 10月 26th, 2021
色づけ(colorationとcolorization・その5)
http://audiosharing.com/blog/?p=35819

このことも思い出す。
私だけでなく、あのころ瀬川先生の文章に魅了され、
何度もくり返し読んだ人ならば、きっと思い出すはずだ。

1981年夏、ステレオサウンド別冊セパレートアンプのムックの巻頭、
「いま、いい音のアンプがほしい」で、
アルテックの604EをマッキントッシュのMC275で鳴らした時のことを書かれている。
     *
 しかしその試聴で、もうひとつの魅力ある製品を発見したというのが、これも前述したマッキントッシュのC22とMC275の組合せで、アルテックの604Eを鳴らした音であった。ことに、テストの終った初夏のすがすがしいある日の午後に聴いた、エリカ・ケートの歌うモーツァルトの歌曲 Abendempfindung(夕暮の情緒)の、滑らかに澄んで、ふっくらとやわらかなあの美しい歌声は、いまでも耳の底に焼きついているほどで、この一曲のためにこのアンプを欲しい、とさえ、思ったものだ。
     *
この時の604Eがおさめられていた箱は、銀箱である。
マッキントッシュのC22とMC275と同時代のアンプ、
マランツのModel 7とModel 9、それからJBLのSG520とSE400Sで、このときの音は出なかっただろう。

《滑らかに澄んで、ふっくらとやわらかなあの美しい》エリカ・ケートの歌声、
それにモーツァルトの歌曲 Abendempfindung(夕暮の情緒)、
これ以上のカップリングはないように、いまも思う。

そして、この時の音も、アルテックとマッキントッシュによるカラリゼイションである。
http://audiosharing.com/blog/?p=35819

49. 中川隆[-15780] koaQ7Jey 2021年10月27日 21:53:56 : wUdshiPjJo : SzUwV0tEY2FjSUE=[1] 報告
兵庫県 ALTEC システム Y様宅訪問記 | 禁断のKRELL 2019年03月22日
https://ameblo.jp/507576/entry-12448858078.html

神戸市 アルテックの館を再訪問 | 禁断のKRELL 2020年07月24日
https://ameblo.jp/507576/entry-12613158406.html

ALTEC 1520T モノーラルパワーアンプ | 禁断のKRELL 2020年10月15日
https://ameblo.jp/507576/entry-12631592624.html

ALTEC 604 Duplex A,B,C,D,E 大研究 | 禁断のKRELL 2021年02月01日
https://ameblo.jp/507576/entry-12653844868.html

ALTEC 612A 銀箱 ハンマートーン塗装の打ち合わせ | 禁断のKRELL 2021年09月21日
https://ameblo.jp/507576/entry-12699272408.html

ALTEC 604C DUPLEX 同軸スピーカーユニット | 禁断のKRELL 2021年09月28日
https://ameblo.jp/507576/entry-12700601021.html

ALTEC 612A サランネット交換 | 禁断のKRELL 2021年10月09日
https://ameblo.jp/507576/entry-12702647582.html

50. 2021年12月01日 06:01:06 : HEDeGVFvEU : bm1ERFN2dGpqNlU=[14] 報告
Mr.トレイルのオーディオ回り道
昔使っていたALTEC#612システム
2021年11月30日
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/c470d9c4c164f3b7e7b7ec59c0627f81


オーディオを始めた頃、ヨーロッパのレコードスタジオで、モニタースピーカーとして、ALTEC#612システムが使われていると知り、とても憧れたスピーカーでした。何と云っても「プロが使っている」処が凄いと思いました。



自分が入手したのが2010年の5月。USA製の箱だったが、塗装が剥がれ見た目が良くなかったので、再塗装して化粧直しをしました。



#612箱システムと同時に#614箱、620A箱システムと3セットの比較試聴をしていました。612・614・620A共に、それぞれユニットが違い、音の出方も少しづつ違っていました。



#612箱には604Eを入れ、614箱には604-8G、620A箱にも604-8Gを入れました。予備に605A、Bをストックしていました。このALTEC 604系のSPユニットのサウンドはJAZZに最適でヴォーカルも良かったですね。同じ同軸型のタンノイのユニットも良いけれど、JAZZが好きな方はALTECを選択されるでしょう。

https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/c470d9c4c164f3b7e7b7ec59c0627f81






Mr.トレイルのオーディオ回り道
もう一度使って見たいスピーカーALTEC 620A(604-8G)
2021年11月26日
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/66c1ab0be46a02d51c4676fec3912cce


今でも縁が有ればまた使って見たいスピーカーが有ります。ALTEC#620A(604-8G入り)。箱の大きさはJBL#4343と遜色ない大きさサイズです。



SPユニットとネットワークを外したエンクロージャー(箱)の状態。当方の「音質対策」をする為に、ユニットやネットワークに手を入れて行きました。



ダイアフラムには、JBLと違い、「バックカバー」が付いています。JBLのユニットには付いていません。この部分が「半田付け」タイプなのが余り気に入りません。

同軸2ウェイのシンプルなSPですが、中域の濃密なサウンドはJAZZに打って付けです。
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/66c1ab0be46a02d51c4676fec3912cce
51. 中川隆[-14796] koaQ7Jey 2021年12月07日 04:44:12 : 2zSsj4hxA6 : M1FvMG5mVWxiOGc=[29] 報告
超お買い得
真空管アンプ「カトレア」 ささやき 45アンプ
価 格 185,000円

出力が2Wと少ないですが音質が素直でとても綺麗な音が聞けます少ないパワーで透明感と繊細な音を求めている人へお薦めです。但しスピーカーの能率が95db以上有るのが理想的です。
45はグリットチョークを使用し、ロングライフ設計で動作させています。良い球はシンプルに作るのが最高の音が聞けます。ごまかしの無い素直な音を是非聞いてみて下さい。


サイズ W335 x D235
回路構成 CR結合(グリットチョークによる)ドライブ
入力感度 1V  100kΩ
出 力 2W + 2W
使用真空管 6SL7  45  5Y3
シャーシー カリン
B電源回路 一回路
NFB回路 なし
納 期 1ヶ月

http://www.cattlea.jp/product/?no=3

▲△▽▼

ペンションすももの木 _ 「カトレア」の交流点火の真空管アンプ
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/488.html

真空管アンプ「カトレア」 _ 交流点火の 300B ・ PP5-400 コンパチブル モノラルアンプ
http://www.asyura2.com/18/revival4/msg/113.html  

45 シングルアンプ
http://www.asyura2.com/18/revival4/msg/153.html

My Audio Life (趣味のオーディオ) 45 シングルアンプの製作
http://www.asyura2.com/18/revival4/msg/154.html


▲△▽▼

45シングルで鳴らされた Goodmans Axiom80 が理想の音

良く知られているように故瀬川冬樹氏は45シングルで鳴らされた Goodmans Axiom80を生涯理想の音とされておられたようです。このスピーカの設計者がその後作ったスピーカは多々ありますがそのどれもが一聴して柔らかな音を出しますから本来の方向はリアル派とは異なるのでしょう。低域共振点は20ヘルツ台で大変に低く、エッジ、ダンパのコンプライアンスが高い割には最大振幅に制限があるためにアナログ時代は極めて使いにくいユニットでした。ピックアップ系の共振が問題にならないデジタル時代の環境では大変使いやすくなっています。
https://www.audio-maestro.com/about.html

フルレンジ好きの人ならば、一度は憧れたであろう「GOODMANS AXIOM80」という英国製の特異なスピーカーが手元にございます。愛好者には古くは 故瀬川冬樹氏や是枝重治氏などが有名でしょう。私も数年前より80年代に発売された復刻版を数セット取り扱いました。旧タイプとは、コーン紙の形状や厚さが大きく異なっています。

旧タイプのコーン紙は、薄くて張りがあり、外周部分に折り返しを付けてコーン紙全体の強度を上げる構造でした。それに対して復刻版はポテッと厚めで、その外周部分は切りっ放しでありました。

カンチレバーも、旧タイプでは薄くしなやかなモノでしたが、厚めのものに変わっていました。旧タイプより耐入力が増している事から想像するとそれらと関係があるのかも知れません。復刻版は現在手元にはありませんが、オークションなどで手に入れることが出来る様です。価格は上がっていますが・・。

旧タイプも稀に目にしますが入手は絶望的かもしれません。


AXIOM80は、コーン紙が「フラフラ」して扱い難いと云う定説が昔からありました。アナログ時代には確かにレコードの反りなどの理由によりコーン紙が揺さぶられ、ボイスコイルが底打ちする可能性があり、狭帯域のシングルエンドの真空管アンプが有利でした。故瀬川冬樹氏は無帰還でトランス結合の「UX-45シングル」で鳴らしていたようです。能率が高く、2W程度の出力でも充分に楽しめました。

メーカー製の専用箱は私の知る限りは昔から存在せず、付属の図面を元に家具屋へ注文するか自作でした。通称「ヤマハ箱(ヤマハで製作されたもの)」も見たことが有ります。何れにしろ「専用 ARU」との組み合わせが一般的でした。

現在 AXIOM80 を駆動するアンプは「6BM8/ECL82 超3極菅接続」を私は使用しています。小型の出力トランスを持つエレキット製品の改造品です。見た目は非力なのですが、音の広がりや奥行き感などに優れ、安価で簡単に改造出来て、とても満足しています。
http://rmuk.exblog.jp/

瀬川冬樹は創刊まもない頃のSS誌で、ゴッホ美術館で手持ちの複製画の本物を見た時その本物は所蔵の複製画の複製に見えた、という小林秀雄の有名な一文を引いてオーディオ論を展開していました。今日眺めても極めて優れたオーディオ論で、瀬川畢生の名論文だとおもいます。

瀬川冬樹氏の名論文は1960年頃のラジオ技術誌の「私のリスニングルーム」、しばらくあとの「M夫人のクレオさん」(クレデンザのこと、M夫人は福岡で御健在)、1960年代半ばのラ技連載の一連の「これからのステレオ装置」などであり、個人的には1970年代の瀬川さんは抜け殻としか思えないのです。

それは瀬川さんも分かっていたようです。
お亡くなりになる直前のことですが倉敷在住のIさんに、

ぼくはもうだめなんだ、体もだめだしオーデイオも堕落してしまったんだ、

今一度昔に帰りたい、45とアキシオム80に戻りたい、

そのために80は8本用意しているんだが、、

と述懐されたそうです。

瀬川さんのピークは JBL の蜂の巣ホーンをお使いになられたマルチアンプ時代の頃まででしょう。

Iさんからその話を伺った時、なぜか太宰治を想いました。氏が癌に侵されていることはそのころは既に衆知のことでした。
しばらくしてお亡くなりになったのですが大村一郎としてはS字状結腸にできた腫瘍で亡くなったとしても瀬川冬樹としてはそうではないと思ったものです。
http://www.audio-maestro.com/luochi_sui_shii.html

52. 2021年12月17日 16:30:29 : zmzr2B105A : UHZod0RibWE1QTI=[7] 報告
Mr.トレイルのオーディオ回り道
ALTEC 604系の試聴は楽しかった。
2021年12月17日
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/1de1218f9fff6bb2e5e002a2420b4433

写真に見えるのはALTEC#612モニターSPが前に有りますが、後ろには620AモニターSPが有ります。専用のSPスタンドを作成して試聴していました。

更に中央に#614モニターSPです。3種の聴き比べを2010年頃やっていました。#612箱は1970年代、レコード制作会社で100db以上の大音量でモニターされていたと聞いています。その理由はおそらく「低音が出ない」からだろうと推測します。米松のBOXでは乾いた軽く弾む音は出ますが、重低音は出ません。重低音とまでは行かなくても#620Aはかなり低音が出ます。#614SPはサイズ的に厳しいので「低音域」が弱いですね。それらが分かって購入しないと「肩透かし」を食らいます。

「重低音」を望むなら、JBLならLE系のユニット(LE15Aや#2215等)が良いですね。JBLは低音の出方で色々型番を揃えています。中間帯に#2205、軽い低域なら130A・D130・2220系ですね。

https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/1de1218f9fff6bb2e5e002a2420b4433

53. 中川隆[-14301] koaQ7Jey 2022年1月06日 11:36:24 : bGtd9kpmQw : aXc0Sk9WblpRcjI=[11] 報告
ALTEC#604-8Gにも特注仕様が有る
2022年01月06日
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/80eb0b28621e66e048e98dcb833eea49


一般的なALTEC#604-8Gです。

#614箱内も620A箱内も604-8Gが入っています。

ホーン部後ろのカバーが「青色」(ブルー)に変更されています。合わせて、ネットワークも16Ω仕様にALTEC本社に特注している物です。今となっては、ALTEC社が消えていますので、同じ仕様にする事は出来ません。

ブルーのカバー一つでユニットの印象がかなり変わります。こちらのユニットを使った620Aは、あるお医者さんが使っていらっしゃいます。

ウーレイ社ではホーンが「青色」(ブルー)でしたが、同じユニットでもかなり性能が落ちている様に感じました。

https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/80eb0b28621e66e048e98dcb833eea49

54. 2022年2月04日 04:32:24 : JKSPu7iMHo : eDYxc1lad1o1NEk=[24] 報告
>>49に追記
ALTEC 604E SUPER DUPLEX 同軸スピーカーユニット | 禁断のKRELL
https://ameblo.jp/507576/entry-12716031633.html
55. 中川隆[-13730] koaQ7Jey 2022年2月11日 17:22:24 : 8fbxFIojGM : N1RjM3BBSXg1Yy4=[43] 報告
No.4 ALTEC Lancing - 620B Custom
http://www7b.biglobe.ne.jp/~ballds/sp4.html


今回は私が長くメインスピーカーとして、使っていたものを紹介します。これを鳴らしきる場所が確保できるならば、ずっとメインのスピーカーとなっていたことでしょうけど・・・・ 音、特に真空管アンプと組み合わせた時の音には非常に満足していました。とっても能率が高く(出力音圧レベル103dB)、どんな低出力のアンプでも試聴可能な範囲の音が出るというのは最近の小型スピーカーではありえないことです。組み合わせによっては、ジャズだけでなく他のジャンルもなんなくこなしました。そんなところが、いにしえのウェスタン・エレクトリックのスピーカーに通じているのかもしれません。


このスピーカー、最初は私の2系統の再生装置の内、主にジャズを聴くための系統の発展型スピーカーとして手にいれました。この系統のスピーカーでは、これ以前はJBLのスピーカーを2世代使っていました。その頃はJBLの人気が非常に高く、その中でもスタジオ・モニターがオーディオ愛好家や雑誌に記事を書いていた諸先生がたにも絶賛されていた時代でした。確かに私自身もいろいろなところでそれを超高級アンプとの組み合わせで試聴し、ディテールを表現するその分解能には圧倒されていましたし、自分の装置の音のリファレンスとしておりました。ただ、長く自分のそばにおいて聞きこんでいくうちに、その音の薄さが気になってきました。新しい録音は素晴らしいのだけれど、ちょっと古めの録音だとかなり音の悪さだけが目立って、楽しく聴けないようなところもあるし、細かい表現は非常に素晴らしいのだけれど、音の密度というか浸透力というのか、例えば通常聴きいている部屋のなかで特にリスニング・ポイントで聴いている間はいいのだけれど、ちょっと離れた場所や隣の部屋に入ったとたん聞こえてくる音が全く違うのだ。というより音が聞こえてこない場合のほうが多いのだ。そこでいろいろ聞いているうちに、このアルテック系のスピーカーはJBLとは違う概念で作られているというのを感じたのです(このスピーカーや同じユニットを使った612Cというスピーカーはそれ以前に多くのアメリカのスタジオでモニター・スピーカーとして使われていたものですけど。)。でも、そのころの普通の見方からすれば、かなり古い音作りのスピーカーという感じは否めませんでしたが。でも、音の密度や浸透度といったものでは、愕然とする位違いがありました。かなり離れた所にいても、きちっと音楽が聞こえてくるのです。最初、特にトランジスター・アンプで鳴らしている時は、非常に音の粗さや暴れが気になりましたが、いろいろ回りの機器やパーツを替えていくとそういうところが少しずつ変わっていきました。特に、アンプを真空管アンプ、それも直熱型の真空管を使用したシンプルなアンプに替えた場合にまったく違った表情をみせました長所である躍動感とカチッとした芯のある音を保ちながら、とても滑らかで柔らかな音を聴かせてくれたのです。この傾向は特にウェスタン・エレクトリックの真空管を使ったときに感じます。
あと、このスピーカーの長所では、定位が非常に優れていること。スピーカー・ユニットが同軸型で音源が同じポイントにあるのだから、当たり前なのですが、現在の一般的なスピーカーでは複数のユニットを使っているのでなかなか実現できていないことなのです。演奏者がどういう並び方をしてるとかが目にみえるようです。特にライブではその雰囲気がとてもよく伝わってきます。この時期、もう一つの系統でESL-63を使っていて、こちらも人工的に同軸音源をつくっていて、それも奥行きまでも同一の音源ですから、もっとシビアに再現されましたが、切り替えをしても同じような性質を持っていることにより、違和感を感じることはありませんでした。コンパクトなスピーカーではシングル・コーンでしか実現できないでしょうからちょっとこの感じを再現できるかはわかりませんが・・。できれば、できのいいミニチュア版が出ないかと思ってますが今更こんなふるいタイプのスピーカーのミニチュア版はでないでしょうね。シアター・サプライのALTEC7のミニチュアは見かけますが。
もう一つの特徴は、ウーファーの効率がとても高いことにより実現できた、軽やかで爽やかな低音が聞けること。直径38センチの大型コーン型スピーカーではなかなか実現できないのですが、評論家により、よく風のような低音と表現されている音が実感できます。90dB前後の効率ではベタベタとまとわり付かれるような重々しさがありますが、そんな感覚を微塵も感じさせないこの音感はとっても気持ちのいいものです。これは音味の問題で決して再現できる周波数の問題ではないのです。周波数的には、その大きさに物言わせ低い音をしっかりと再現できます。ウッド・ベースもとても躍動感を表し、ジャズなどには最適です。やっぱり欠点は、その大きさと重さでしょう。以前は一人で簡単に運んでいましたが、だんだん辛くなってきました。それとその大きさにより置く所に制限がありますので、誰にもお勧めというものではないでしょうね。あまり小さな部屋ではそれだけで、かなりのスペースを占有されてしまうことですね。     by Masa July, 2000


仕様:15インチ ウーファー + 同軸型ホーン・トゥィーター (ALTEC 604-8H Speaker Unit)アルニコ最終モデル)
入力インピーダンス: 8 オーム
出力音圧レベル: 103db
大きさ: 660x1030x460  60Kg

http://www7b.biglobe.ne.jp/~ballds/sp4.html

56. 中川隆[-13640] koaQ7Jey 2022年2月25日 08:04:23 : suerLOoI3c : b2hMMzhOZ1cwVkU=[3] 報告
Mr.トレイルのオーディオ回り道
ALTEC#620Aも5セット程、手に入れたが・・・
2022年02月25日
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/66e6035797877683e204387bb5d8a6d4


ALTEC#604系のSPは614・612・620Aを使っていた。620Aは5セット程入手したが全て嫁に出した。ALTEC社も1980年頃は体力が無くなっていて、620A辺りまでぐらいしか使えないと感じている。620Bは縦長スリットのバスレフ方式でデザイン的に気に入らない。その後の6セルホーンからマンタレーホーンに代わったユニットも聴いたが高域が伸びていない。

こちらのウーレイの604系ユニットも高域が伸びていない、18KHzくらいまでしか出ないので、ユニットの性能が604Eや604-8G程完成していない。作りが悪くなっていると自分なりに感じている。

こちらは神奈川県の前オーナーさんが、米国のALTEC社に16Ω仕様に改造依頼して使われていた物を入手して、自分用に内部配線を交換して鳴らしていた。それが関西のオーナーさんの元へ嫁いでいった。それが今年帰ってくる。出戻りさんになる様です。何処に置こうか?・・・取り敢えず自宅2階の7.5畳の洋間に入れようと思っている・・・まだ思案中。
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/66e6035797877683e204387bb5d8a6d4

57. 2022年4月04日 09:13:49 : L7dGzXJ7Fw : TnlWOWY4Q1llaGs=[5] 報告
ウーレイ#813BのユニットとALTECの同軸ユニット
2022年04月01日
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/af97fa9d020543e3946dd08400443507


仮置き用のトレールに乗せたウーレイ#813Bです。サイズは後ろのRCA Wフロントロード箱を殆ど変わらない大きなサイズです。

#813Bの搭載されているユニットです。同軸ユニットがフェライト化され、ALTEC#604-8Gに比べると、奥行き寸法が大幅に短くなっています。専用ウーハーユニットもコストダウンされ、フェライト化及びSP端子がチャチな半田付けタイプになっています。

これがウーレイの同軸ユニットです。高域が18KHz位までしか出ていません。やはり、20KHzまでは出て欲しいですね。

ALTEC#604Eです。作りがしっかりしています。40Hz〜20KHzまで再生します。

ALTEC#605Bです。604Eと同時期に製造されたユニットで、604Eのコーン紙が515Bクラスに対し、605Bでは416クラスのコーン紙になっています。その違いは比較をしなければ分からないでしょう。比較した結果は「価格」が物語っています。

ALTEC#604-8Gユニットです。604Eから比べると「イカツイフレーム」ですね。こちらもなかなか出来が良く、良いサウンドを出して来ます。

https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/af97fa9d020543e3946dd08400443507

58. 2022年10月16日 07:25:29 : PbMeIGMrKA : bTgxblNWZEhIQjY=[1] 報告
Date: 10月 15th, 2022
オーディオは男の趣味であるからこそ(アルテック604の現在)
http://audiosharing.com/blog/?p=38319


Great Plains Audio(グレート・プレーンズ・オーディオ)は、
1998年にアルテックの資産を受け継いで創業している。

一時期、活動を停止した、というウワサも耳にしたけれど、
いまはまた活動しているようである。

グレート・プレーンズ・オーディオ(GPA)のサイトを見ると、604の最新版がある。
604-8E IIと604-8H IIとがある。

604-8E IIがアルニコ仕様で、604-8H IIがフェライトである。
フレームの形状からいえば、604Eではなく、
604-8Gもしくは604-8Hの後継機となるのだが、そのところはまぁどうでもいい。

私が気になるのは、というか、アルテック時代の604シリーズと大きく違うのは、
ホーンである。

GPAのサイトには604-8E IIと604-8H IIの真横からの写真がある。
ホーンがフレームよりも前面に突き出している。

アルテックの604のホーンはフレームよりも前に出ていない。
だからユニットを下に向けて伏せて置くことができる。

新しい604は、もうできない。
音のため、なんだろう、とは誰だって思う。

音が良ければ、突き出している方がいい、という捉え方もできる。

ホーンがフレームよりも前に張り出している同軸型ユニットは、
604-8E IIと604-8H II以前にも存在していた。

それだから、どうでもいいことじゃないか、と割り切れればいいのだが、
どうも私は、この点が気になる。

GPAの同軸型ユニットのホーンがフレームよりも前に突き出ていてもいいのだけれど、
ならば604という型番ではなく、違う型番にしてほしかった。

八年前、別項で、
美は結論である。
己の結論に節制をもつことが、オーディオマニアとしての「美」である、
と書いた。

いまもそう思っている。
アルテックの604にあって、GPAの604にはないもの、
それに気がついてほしい。

http://audiosharing.com/blog/?p=38319

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