人口減少には多くの要因があり、何が主要な要因と言い得るのかその根拠が問題妹之山商店街

人口減少には多くの要因があり、何が主要な要因と言い得るのかその根拠が問題
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投稿者妹之山商店街日時 2015 年 4 月 28 日 07:14:23: 6nR1V99SGL7yY

(回答先: チェルノブイリ周辺国での人口減少は間違いなく放射能汚染による死亡である投稿者魑魅魍魎男日時 2015 年 4 月 28 日 02:02:54)

人口減少には多くの要因があり、何が主要な要因と言い得るのかその根拠が問題

そうですね、チェルノブイリ事故の影響は
私が認識していた以上の影響があったのかもしれません。
これは私の反省点です。

しかし、だとしてもチェルノブイリ事故“だけ”が
人口減少の原因であるというのは、やはり誤謬です。
他にも多くの要因があるのですから。

>事故後7年後から人口が減少に転じています。
>まるで申し合わせたように7年後に人口減少が始まった。
>これは人為的な原因ではあり得ません。
>被ばく被害が深刻になって多くの人が死に始めた証拠です。

チェルノブイリ事故が1986年
ソ連崩壊が1991年
ソ連時代はソ連圏諸国では国外移住は自由にはできませんでした。
ソ連崩壊により国外移住が（どの程度の自由度かは分かりませんが）
できるようになったのですから、国外移住分だけ人口は減りますね。
長年海外移住などできない状態に抑圧されていたのですから、
ソ連圏崩壊以降、国外への人口流出は、むしろ自然であるとさえ思います。

死亡者数ではなく、海外移住者数を提示できないので、
チェルノブイリ事故だけが人口減少の原因とは言えないという一つの例証です。

>チェチェン、オセチアでも紛争がありましたが、
>これもチェルノブイリからは離れており、
>また何百万人もが移住を強いられるほどの規模ではありませんでした。

チェチェン民族は半減したとまで言われるほどの陰惨な戦争でした。
死者だけでなく、避難民として海外移住した人々も多かったです。
また、ロシア兵や家族にもベトナム戦争症候群のような現象が生じました。
戦争とは全社会的に非常に大きな影響を及ぼします。
じゃあ、何人だと言われても提示できませんが。

ベラルーシとウクライナの人口統計
http://blog-imgs-51.fc2.com/j/y/o/jyouhouwosagasu/bu_1ukurainaberaru-si01010.jpg

この表によると、
ウクライナの人口減は約100万人、
ベラルーシの人口減は約70～80万人です。

一体どこから「1千万人以上」という数字が出てきたのでしょうか。

1.人口減少
2.人口移動
3.死亡者数（チェルノブイリが原因であると思われる死亡者数）

この三つがあると思うのですが、
私も混同していると思うのですが、
貴方も混同しているのではないですか。
人口が減少していることが＝チェルノブイリが原因である死亡とは
限らないのですから。

>旧ソ連への怨念も問題外です。
>ロシア系住民がいびり出されてロシアへ脱出したというのも、最近の話でしょう。

ソ連崩壊は、1991年です。
最近の話ではありません。

グルジアとウクライナでの紛争もここ数年ではありません。
ソ連崩壊以降に始まり、それが顕在化したのが、
グルジアでは2003年のバラ革命、
ウクライナでは2004年のオレンジ革命として表面化しました。
事態というのは、表面化するずっと以前から深く静かに進行しているのです。
そして蓄積された量が質へと転化するのです。

ということで、「旧ソ連への怨念も問題外」というのは、同意できません。
旧ソ連圏各国の人口減少の一つの大きな要因です。
それを「問題外」とする＜根拠＞である「最近の話でしょ」ということが
間違っています。

>ロシアに脱出したのならロシアの人口が増えるはずですが、
>人口は1997年から2008年の間に600万人近くも減少していますから、
>事実ではありません。

その時期にロシアからユダヤ人がイスラエルへと数百万人の単位で移住して
います。（もっとも更にその後、欧米へと再出国する人も多いのですが）

・ロシアへの人口流入と
・ロシアの人口減少

この二つは矛盾するものではありません。
人口流入より、出生率低下、人口流出、戦病死関連、等々で、
結果として人口減少となることもあり得ます。
問題は、その内訳なのですが、それは私には分かりません。

貴方はどうも、一つの要因“だけ”で説明しようとし過ぎるのではありませんか。

一つの事態に、一つの原因“だけ”とは限らないのです。

一つの事態に、多くの要因がある方が多いと思います。

問題は、多くの要因の中で、何が＜主要な＞要因かということです。

チェルノブイリ事故は、人口減の原因の一つであることにおいては、
私と貴方との違いはありません。

貴方が為すべきことは、
確かに他の要因も存在することは認めた上で、
しかし、問題なのは、主要な要因は何かということであり、
チェルノブイリ事故が主要な要因であると言い得る根拠は、これだ。
、、、とまあ主張を展開すればいいのではないかと思います。
、、、その上で、

貴方は、チェルノブイリ事故が主要な要因であると主張しています。

そうですね、私には、それを否定するだけの客観的データはありません。

ただ、他にも多くの要因があるという主張が間違っているとは思いません。

むしろ、他の要因の方が大きいと主張したいのですが、
他の要因の方が大きいと証明する客観的データがありません。

チェルノブイリ事故“だけ”が“唯一・最大の”要因である。
という主張なら、やはり現時点でも同意しません。

1.「唯一ではないが最大の要因」

2.「多くの主要な要因の中の一つ」

私は、2.の考えであり、1.の考えには、現時点では同意できません。

しかし、貴方は、自己の主張する「チェルノブイリ事故が原因」、
それ以外の要因をことごとく全て否定しますね。
ちょっと奇異に感じます。
チェチェンとグルジアでの戦争で死者は出てますから、
人口現象の一つの要因ですよね。
ユダヤ人が数百万人もイスラエルへと出国していますから、
それも人口減少の一つの要因ですよね。
反ロシアナショナリズムの高揚によりロシア系住民を排外主義的に
かなりたくさん追い出してますから、それも人口減少の要因ですよね。

何故他の要因を認めようとしないのでしょうか。
認めてしまうと、チェルノブイリが原因による死者という主張が、
その分だけ減ってしまうと考えるのでしょうか。
分からなくはないのですが、それは非誠実ですよね。

別に他の要因を認めても、認めることによって、
チェルノブイリ事故が主要な要因であるということまで、
否定されるわけではありません。

真摯に他の要因も認めた上で、
しかし、チェルノブイリ事故が主要な要因である。
何故そう言えるのかの根拠を提示すればいいだけです。
　

コメント
01. 2015年4月28日 07:25:31 : Xf1LRWNaIw 　多摩散人です。　「いいね！」じゃなかった。読んでいます。
02. 2015年4月28日 11:46:30 : cIyUM56RfY ＞その時期に（1997年から2008年の間に）ロシアからユダヤ人がイスラエルへと数百万人の単位で移住しています。（もっとも更にその後、欧米へと再出国する人も多いのですが）デマでないならば、根拠となる統計資料を示してほしい。
03. 妹之山商店街 2015年4月28日 11:56:17 : 6nR1V99SGL7yY : fVEm22WqXU >>02 そうですね、「数百万人」というのはデマですね。すいませんでした。「百数十万人」に訂正します。イスラエルには百万人前後のロシア系社会が存在します。旧ソ連圏から次々と移住してくるのですが、更に欧米等へと次々と出国していきます。何年に何人というデータは探しても出てきませんでした。ただ、ロシアから百万人前後、旧ソ連圏から数十万人という数字は、間違っていないと、今の所思っています。

01. 2015年4月28日 07:25:31 : Xf1LRWNaIw
　多摩散人です。

　「いいね！」じゃなかった。読んでいます。