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原発事故 政府の力では皆様を守り切れません 首都圏避難で首相談話草案(東京新聞)
http://www.asyura2.com/15/genpatu44/msg/885.html
投稿者 赤かぶ 日時 2016 年 2 月 20 日 10:36:05: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 

                    首相談話の草案


原発事故 政府の力では皆様を守り切れません 首都圏避難で首相談話草案
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201602/CK2016022002000148.html
2016年2月20日 東京新聞 朝刊


 二〇一一年三月の東京電力福島第一原発事故の際、首都圏で大規模な避難が必要になる最悪のシナリオに備え、当時の菅直人・民主党政権下で首相談話の作成が極秘に行われていたことが分かった。本紙が入手した草案には「ことここに至っては、政府の力だけ、自治体の力だけでは、皆様(みなさま)の生活をすべてお守りすることができません」などと万策尽きた状況を想定した部分もあり、原発事故直後の政府内の危機感をあらためて示している。

 草案を作成したのは、民主党政権で官邸の情報発信担当の内閣官房参与を務めていた劇作家の平田オリザ氏。当時、文部科学副大臣だった鈴木寛・元民主党参院議員が原発事故発生から一週間後の一一年三月十八日、作成を依頼し、平田氏は二日後の二十日に書き上げた。四百字詰め原稿用紙七枚に相当する約二千八百字の長文で、避難の範囲といった具体的な数値については、発表時の放射性物質の拡散状況に対応できるよう「○○キロ圏内」などとした。

 赤字で「重要原稿草案 2011・3・20」と書かれた草案は冒頭、政府の責任を認めて謝罪し、原発を所管する経済産業省や東電の責任追及を約束。その上で「国民のみなさまの健康に影響を及ぼす被害の可能性が出てまいりました」などと避難を呼び掛けた。パニックを警戒し「西日本に向かう列車などに、妊娠中、乳幼児を連れた方を優先して乗車させていただきたい」「どうか、国民一人ひとりが、冷静に行動し、いたわり合い、支え合う精神で、どうかこの難局を共に乗り切っていただきたい」などと訴えている。

 平田氏はパソコンで草案を書き、鈴木氏に渡した。福島原発事故の放射能汚染が首都圏に及ぶ可能性が少なくなったことから、公表しなかった。

 鈴木氏は本紙の取材に「官邸の指示ではない。私が独断で準備した」と説明。ただ、原発事故の影響がさらに拡大すれば、菅首相らに提案するつもりだったという。平田氏は「談話が必要になる可能性は極めて低いという前提で、シミュレーションとして作った。実際に発表する場合にはさらに専門家を加えた検討が必要だと思っていた」と話した。

 首都圏避難を伴う「最悪のシナリオ」をめぐっては当時の近藤駿介原子力委員長が一一年三月二十五日に作成。福島第一原発1〜4号機の使用済み核燃料プールが空だきになって燃料が溶融するなどの想定で、首都圏の住民数千万人の避難を示唆する内容だった。

◆私は知らない
 菅直人元首相の話 東京を含め五千万人の避難が必要になるという最悪の事態は、事故発生当初から私の頭にあった。スタッフはいろんなことを想定して準備する。ただ私は(首相談話草案の存在を)知らないし、見たのも初めて。本当に避難が必要になった場合は、特別立法を含めて何らかの手だてをしたはずだ。


             ◇

【関連】福島事故 首相談話草案全文 妊婦、乳幼児連れの方 優先乗車させて
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201602/CK2016022002000157.html
2016年2月20日 東京新聞 朝刊

 東京電力福島第一原発事故の際、当時の菅直人・民主党政権下で作成された首相談話の草案全文は以下の通り。 

 この度(たび)の福島第一原子力発電所の大規模事故にあたり、多くの国民のみなさまに大きな不安をお与えしていることを、改めてお詫(わ)び申し上げます。

 特に、これまで四十年間、首都圏の電力を支えてきてくださった大熊町、双葉町の皆様(みなさま)、近隣市町村、福島県民の皆様、隣接する茨城県、宮城県の皆様には、本当に多大なご迷惑をおかけし、お詫びの言葉もございません。申し訳ありませんでした。

 この度の事故は、政府、経済産業省はじめ関係諸機関、東京電力のいずれにも、多大な責任があり、今後、事態が収拾したのち、きちんとした反省、検証のみならず、責任の追及を行っていく所存です。

 しかしながら、いまは、政府、東京電力、自衛隊、消防庁など関係諸機関、そして全国民の総力を挙げて、被害を最小限に食い止めなければなりません。どうか、その点をご理解いただければと存じます。

 福島第一原子力発電所は、廃炉を前提として、とにかく、被害を最小限に抑えるように、今後も全力を挙げて対策を講じてまいります。

 しかしながら、いまの時点において、国民のみなさまの健康に影響を及ぼす被害の可能性が出てまいりましたので、その点をご報告させていただきます。

 まず、お願いしたいのは、現在の放射線量から考えて、いま、すぐに健康被害が起こるわけではありませんので、どうか落ち着いて、各自、冷静に対処、行動をしていただきたいということです。

 繰り返します。今すぐに健康被害が起こるような事態は起こっておりません。これからの説明をよく聞いていただき、国民各位が、冷静な行動をとっていただきますようにお願いいたします。

 まさに、いま、日本国民の叡智(えいち)、理性、自制心が問われています。

 なにとぞ、よろしく、ご協力ください。

 まず、立ち入り禁止区域を、現在の20キロ圏内から、○○キロ圏内に拡大いたします。これは、念のため、最悪の事態を想定しての避難です。

 ○○圏内というのは、放射性物質の拡散による直接の健康被害が起こりえる、最大限の距離をとっています。この圏内の皆様には、たいへんなご心配とご不便をおかけいたしますが、どうかご協力いただきたい。

 すでに関係する自治体には連絡を取っており、現在、避難経路などを策定、指示をしていただいております。各自治体の指示に従って、ゆっくりと、焦らずに避難を行ってください。繰り返しますが、すぐに危険が迫っているわけではありません。念のため、最悪の事態を想定しての避難ですので、ゆっくりと避難をしてください。

 なお、この区域の皆様には、今回の事故の安全確認が完了するまで、○か月以上の長期間の避難をお願いせざるをえません。まことに申し訳ありませんが、ご不便に耐え、安全確保にご協力いただきたいと思います。

 政府としても、最大限の支援を行ってまいります。避難の長期化が避けられない地域に関しましては、政府が責任を持って、全面的に持続的な支援を行い、ご不便を最小限に抑えます。

 また、放射線量の推移を見ながら、定期的に、車両などを出して、各家庭からの必要な生活用品の移動なども支援いたします。

 なお、大熊町、双葉町の住民の皆さまには、最悪の場合、数年の単位で将来的にも居住が難しくなることが予想されます。完全移住も含めて、政府と自治体で対応を協議してまいります。地元住民の皆様の、政府、東京電力への信頼を裏切るような結果となってしまったことを、重ねてお詫び申し上げます。

 さらに屋内待避区域を、現在の30キロ圏内から○○キロ圏内に拡大いたします。繰り返しになりますが、立ち入り禁止を指示した○○圏内は、放射性物質の拡散による直接の影響が起こりえる、最大限の距離をとっています。ですから、屋内待機区域は、けっして、24時間外出禁止という区域ではありません。あくまでも念のための措置です。

 外出時の注意は別途申し上げますので、極力外出を避けていただければ、健康被害は防げます。

 この地域の皆様にも、食料など生活必需品の配給を責任を持って行いますので、ご協力ください。

 また圏外避難をご希望される皆様にも、西日本の自治体にも協力を仰ぎ、受け入れ体制を整えます。

 今日、明日、健康被害が出るわけではありません。どうか慌てずに行動してください。

 それ以外の周辺地域の皆様に、健康被害の可能性について申し上げます。

 お手元の資料をご覧ください。

 妊娠中の方、乳幼児、○○歳以下の子ども、40歳未満の成人、40歳以上の成人について、距離別の想定される健康被害の可能性をお示ししました。

 またこの数値は、風向きによって大きく変化しますが、強風の風下に立った場合の、最悪の状況を想定しての数字となっております。

 たとえば、50キロから100キロの地域では、○○歳以下の子どもの、十年以内の甲状腺癌(がん)発症の可能性が、○○%から○○%となっています。屋内待避を続けていただければ、この数値は、大幅に下がります。

 他の地域でも同様に、屋内待避を続けていただければ、長期にわたる健康被害の可能性が、大幅に低下します。

 ただ、比較的安全な○○キロ圏外の皆様でも、妊娠中の方、乳幼児をお持ちの方が、それでも不安を感じられるということは否定できません。こうした方々の不安に応えるためにも、ぜひ全国民にご了解いただきたいのですが、西日本に向かう列車などに、妊娠中の方、乳幼児を連れた方を優先して乗車させていただきたい。

 くりかえしますが、成人に、すぐに健康被害が出るわけではありません。100キロ圏内に、一週間以上とどまっていても、屋内待避を続けていれば、健康被害は起こりません。

 どうか、理性と、強い自制心を持って、この最大の国難に、国民一丸となって対処していただきたいと存じます。

 放射線の量は、風向きなどで刻一刻と変化します。ふさわしくない喩(たと)えかもしれませんが、花粉の飛散に似ています。政府は、各地の放射線量の情報を逐次、国民のみなさまに提供し、待避、外出の指針としていただくよう努めてまいります。

 なお、念のため申し上げておきますが、この度の原発事故では、チェルノブイリ原発事故で起こったような放射性物質の大量拡散、いわゆる「死の灰」の飛翔(ひしょう)、大気に乗っての拡散の可能性はありません。放射線の拡散だけならば、政府の指示に従って充分な距離を置けば被害は防げますし、また時間をおけば、安全性の回復が望めます。この点をご信頼いただき、冷静な行動をとっていただくことをお願いいたします。

 政府は、全力を挙げて、事故対策、避難支援、生活支援に取り組みます。しかしながら、ことここに至っては、政府の力だけ、自治体の力だけでは、皆様の生活をすべてお守りすることができません。どうか、国民一人ひとりが、冷静に行動し、いたわり合い、支え合う精神で、どうかこの難局を共に乗り切っていただきたいと願います。

 重ねて、政府、東京電力の不手際をお詫びし、国民全般の最大限のご協力をお願いいたします。

 ※文中の「○○」など草案全文は原文のまま。避難の範囲や期間など具体的な数値は、発表時の状況に対応できるよう空白とされた。

 

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コメント
 
1. 2016年2月20日 11:44:11 : eYjoyqTK1b : YzNQodLwgYg[4]
>平田氏はパソコンで草案を書き、鈴木氏に渡した。福島原発事故の放射能汚染が>首都圏に及ぶ可能性が少なくなったことから、公表しなかった。

 >東京都・茨城・群馬・栃木・千葉県などは相当汚染されてしまっている。

枝野の「直ちに影響はない」発言といい、民主党の言うことは嘘がてんこ盛りだったね。


2. 2016年2月20日 11:45:07 : S7ZFWSKAdM : I@lleF6q7Ys[1]
東京新聞はすごいな。
ジャーナリズムの真骨頂の調査報道やってるのは東京新聞だけだ。
ゴミウリ、惨軽、朝日、犬HK等のマスゴミは大本営発表垂れ流しに加えて犯罪政権に加担した隠ぺい、歪曲工作だけ。
がんばれ東京新聞!

3. 2016年2月20日 12:33:36 : iheldNFs1k : OZVoCD3xZeY[4]
今一度当時の状況を噛みしめてみるのも必要だろう。
国民の全てはTVにしがみ付いた。震災だけでもパニックになり、それに原発事故が重なり、頭は硬直化した。東北・関東圏の市民は政府を批判する余裕は無く、とにかく放射能情報を欲しがった。福島で経済的に余裕のある家庭は逸早く子供を疎開させた。関東圏でも乳幼児を抱えた家庭はペットボトル水を買いあさった。
しかし国を信用しない市民のパニック行動は正しかった。

ドイツは脱原発の方針を打ち出した。「政府の力だけ、自治体の力だけでは、皆様(みなさま)の生活をすべてお守りすることができません」と言うことだ。

自民党は政権復帰した途端、原発再稼動を打ち出した。


4. 2016年2月20日 16:50:58 : v1gbxz7HNs : Ay@h0DQyQEc[626]
冷静でいられる場合か。だがまあ想定自体は正しく、訴える内容も正しい。しかし本当に政治というものが倫理的、論理的に正しいことをできるのか?奴等は常に政治的、経済的に正しいことしかしないではないか。

ただあの時、一瞬だけ正気を取り戻したのは事実だと思う。
財界、官僚、その他の働きかけですぐに正気を失ったが。

3号機が爆発した時、テレビ局の画面は津波が接近中という警報へと一斉に切り替わった。
全テレビ局が一斉に、当局は一切あずかり知らない情報を勝手に報じた。
事前の申し合わせと、指令センターからの指令がなければできないことだ。
どうやら政府も官庁も超越した存在があって、あの時、国民の支配権を失うまいと必死に操作を繰り返していた。
今も続いている。


5. 2016年2月20日 17:35:10 : 8rfQzL5Qyw : DnIKgZKyh_U[141]
>>01。ハ記事本文には関係ないが)

 原発は絶対に爆発もしないし、安全だと嘘八百を言いふらし、全国に54基の原発(やもんじゅ・再処理工場)を作った「自民党」は免責かい?

 次の原発過酷事故で日本は「世界で唯一、原発で滅んだ国」と後世の歴史に記されるんだぞ。


6. 2016年2月20日 19:39:52 : s3xNraD5gc : TDqfTahLUi8[2]
フクイチ爆発直後の幻の「首相談話草案」。国民に誠意を持って語りかけることこそが政治だということを改めて教えてくれる。自民党なら「緊急事態要項」発令で、「戒厳令の夜」ですね。
2016年2月20日

ところで、本日の東京新聞一面は、「原発事故 政府の力では 皆様を守り切れません」の大見出し。なんのこっちゃと思えば、3.11直後に「首都圏避難で首相談話草案」なるものを作成していたってね。東京も放射能汚染で避難を余儀なくされた場合をシミュレーションしたってんだが、それほどの危機的状況にあったんだなあということを改めて確認した朝となったのである。

 この草案を作成したのは劇作家の平田オリザで、「情に訴える分と理性に訴える部分のバランスを考えた。今でもこの文章でよかったかどうかは分からない」とコメントしている。政治家や官僚ではない表現のプロの視点って、こういう原稿にはとても大切なもので、だからなんだろうね、草案には「10年以内の子どもの甲状腺がん発症の確率」や「福島第一原発からの距離別の健康被害の可能性」についてもちゃんと盛り込まれている。

 実際に首都圏避難が現実になったら、この草案だけではとても対処できない混乱が起きていただろうけど、その時には「草案の練り直しに加わってもらう放射線の専門家や心理学者、小説家の人選」も進められていたとか。

・原発事故 政府の力では皆様を守り切れません 首都圏避難で首相談話草案 

・福島事故 首相談話草案全文 妊婦、乳幼児連れの方 優先乗車させて

 自民党ではこうはできなかったんじゃないのかねえ。だからこそ改憲に絡めて「緊急事態要項要綱」なんてのを持ち出してきているわけで、「戒厳令よりはましだ」という平田オリザの言葉に自民党なんかにはとても望めない、民主党だからこその「誠意」を改めて感じる。

 なんでもかんでも「民主党がー」って言ってりゃ事足りると思っている頭の足りない世襲政治屋には、とても及びもつかない草案なんだろうね。権力をかざして抑えつけるのではなく、国民に誠意を持って語りかける。それこそが政治なんだということを、誰かあの愚か者に教えてやれ、ってなもんです。

http://kuronekonotango.cocolog-nifty.com/blog/2016/02/post-4e06.html


7. 2016年2月20日 22:16:28 : YaegIPKLG2 : Fbydgb5o7yo[417]
フクシマはバックアップしてないけど大丈夫、と言ったのは、民主党政権ではありません。
私は兵庫県民(瀬戸内側)なので、
地震⇒原発事故想定の避難訓練が昼間だ、ってだけで、甘いな、って思っちゃいますね。
船やバスで逃げる?
各地の交通インフラの老朽化が問題視される昨今、
道路も港も無傷で済む程度の地震で、原発が故障する
って想定は
ある意味怖いんですけど。どんだけ脆いん?

8. 戦争とはこういう物[1101] kO2RiILGgs2CsYKkgqKCpJWo 2016年2月20日 22:17:18 : 0lfblgLuXc : joWj7kZ@L@I[149]
不都合な事実を垂れ流しにして叩かれたのが民主党政権。
不都合な事実を先送りに隠蔽して支持率を上げているのがアベノ自民党政権。

9. 知る大切さ[4409] km2C6ZHlkNiCsw 2016年2月20日 22:19:44 : rXmQVSTR26 : wmfWUboB@Eg[430]
自民党なら「緊急事態要項」発令で、「戒厳令の夜」ですね。

確かに!

一気に大日本帝國の臣民or神民に落とされていたこもしれませんね。


10. 2016年2月21日 07:58:17 : v4XNmrcrrM : DlcBDOTYGRk[28]
そして、茹でガエル状態のニッポン人。
昨日も葬式! 明日も葬式!

11. 2016年2月21日 11:59:12 : LY52bYZiZQ : i3tnm@WgHAM[1247]
Domestic | 2016年 02月 21日 11:36 JST
首相、宮城県で市場視察

 安倍晋三首相は21日午前、東日本大震災からの復興状況を確認するため宮城県を訪れ、塩釜市で水産物の仲卸市場を視察した。被災地視察は昨年12月以来。3月11日で震災から5年を迎えるのを前に、復興に取り組む姿勢を示す狙いがある。

 観光客でにぎわう市場の朝市で、首相はマグロやウニなどを盛り付けた海鮮丼を試食し「おいしいですね」と笑顔を見せた。同行した村井嘉浩宮城県知事らに「観光客が順調に増えているようだ。外国人観光客もたくさん来るだろう」と観光振興に期待感を示した。

 石巻市では、災害公営住宅で住民との交流行事に参加した。

〖共同通信〗

http://jp.reuters.com/article/idJP2016022101001292


12. ボケ老人[329] g3uDUJhWkGw 2016年2月21日 14:36:51 : BaFcSfFnNM : 7Y5rAonq3r0[11]
>1 YzNQodLwgYg
>民主党の言うことは嘘がてんこ盛りだったね。

単なるあなたの悪意ある書き込みだネ
わたしは、民主党には何の期待もしていないが、息を吐くように嘘をつく安倍政権に比べれば100倍も1000倍もベターだと思います。
菅政権および平田氏はそこまで原発事故を真摯に考え、正直であったことの証です。

現実問題として程度の差はあれ、まったく手に負えない状況は何ら変わっていません。


13. 2016年2月21日 18:13:16 : Wyn7QLps4Q : oaTXD7WaJcQ[1]
福島県は当然ながら十分に人が住める場所である。

福島県南相馬市の住民の内部・外部被曝の被曝量はとっくの昔に十分下がっていることは、データが証明している。

2016.2.21 12:10
【被曝リスクを検証する(上)】
命奪うのは放射線ではない 10万人検査の医師が報告した真のリスクとは
http://www.sankei.com/premium/news/160219/prm1602190009-n1.html

南相馬市の住民の内部・外部被曝の状況
http://www.sankei.com/premium/photos/160219/prm1602190009-p1.html

 小さな診察室に穏やかな空気が流れた。

 「大丈夫。今の生活で食べているものは、何も問題ありませんよ」

 子供が被曝していないか不安そうな母親をなだめるように、医師の坪倉正治さん(34)は言葉をかけた。「ありがとう」。女の子がはにかむと、坪倉医師は185センチの長身をかがめて「どういたしまして」とほほ笑んだ。

 東京電力福島第1原発から北に約23キロ離れた福島県南相馬市立総合病院。坪倉さんは東大医科学研究所に研究員として籍を置きながら、週の半分をここで過ごす。毎週火曜日の午後は、乳幼児専用のホールボディーカウンター(WBC)「BABY SCAN(ベビースキャン)」を使い、6歳以下の児童の内部被曝量を測定している。体外から放射線を浴びる外部被曝に対し、飲食物から被曝する内部被曝は、健康への影響がより大きい。

 この日、長女(5)の検診で訪れた女性(36)は、平成23年3月の東京電力福島第1原発事故で、まだ生後3カ月だった長女とともに県外へ避難し、2年ほど前に南相馬市の実家に戻った。

 「子供に内部被曝の検査を受けさせていないことが、ずっと心に引っかかっていた」。結果を聞き、「ほっとした。2人目も安心して育てられる」。間もなく生まれる新しい命に語りかけるように、大きくなったおなかをさすった。

■   ■ 

 坪倉さんが南相馬市に入ったのは、原発事故から約1カ月後の23年4月。これまでに南相馬市と周辺自治体の延べ10万人以上の内部被曝検査に携わってきた。

 また、南相馬市が事故後、全市民を対象に希望者に配布したガラスバッジ(個人線量計)のデータ延べ約5万人分の解析も進めるなど、現場の医師としては唯一、「内部」と「外部」の両方から住民への影響を調査し続けている。

23年9月から24年3月までのおよそ半年間では、被験者の35%で放射性セシウムが検出されたが、翌年の夏は10%以下、26年以降は5%以下で推移している。

 26年から県内3カ所で導入したベビースキャンは通常のWBCの5〜6倍の検出能力を持つ。これまでに4千人以上を検査したが、放射性セシウムが検出された児童は1人もいない。

 にもかかわらず、検査と同時に実施したアンケートでは、福島県産の野菜やコメ、水道水を避ける親の割合が約6割に上った。「通常の食生活で内部被曝することはない」。坪倉さんは“安全性”を発信する必要性を感じ、これまでに県内の小学校などで100回以上の講演を重ねてきた。

■   ■ 

 原発事故は福島の社会を大きく変化させた。避難で長時間の移動に耐えられず亡くなった高齢者、身体の異変を感じても受診せず末期がんになった女性、脳卒中でたびたび入院する除染作業員…。住民は健康を害し、「弱者」があぶり出された。坪倉さんはこうした実態を目の当たりにしてきた。

 データも坪倉さんの見てきた現実を裏付ける。原発事故後、南相馬市立総合病院では脳卒中で入院する患者が倍増した。糖尿病や高脂血症などの生活習慣病が事故後に増加していたことも分かり、避難した人の方が避難しなかった人よりも病気の悪化率が大きいという結果も出ている。

「住民の命を奪っているのは放射線ではない。放射線をリスクの1つとしてとらえながら、本当に命を守りたければ、社会全体の問題として本気で取り組んでいかないといけない」。坪倉さんはそう訴えた。

 原発事故から5年近くがたつが、放射線への不安はなかなか消えない。被曝リスクの実態はどこまで分かっているのか報告する。

 【用語解説「放射線被曝」】 人体が放射線を浴びることで、影響の大きさは実効線量(単位はシーベルト)で表される。放射線医学総合研究所によると、年間では宇宙からも大地からもそれぞれ0・3ミリシーベルトほど被曝するほか、食事からも約1ミリシーベルトを摂取している。自然の放射線による被曝の積算線量は年間で2・1ミリシーベルト(日本平均)になる。ほかにも、胸のエックス線検査は1回0・06ミリシーベルト、東京−ニューヨーク間を航空機で往復すると0・19ミリシーベルトを浴びる。


14. 2016年2月21日 20:04:47 : vPwf7a10wQ : dBvbtnYPE5o[7]
この平田オリザなる男だが、2011年5月に韓国・ソウルでの講演の中で
東京電力が福島第一原発で行った汚染水の放出について、「アメリカ政府からの強い要請があった」と発言。その後、撤回して謝罪した過去がある。

http://blog.livedoor.jp/hanatora53bann/archives/51834681.html

政府の対応に抗議して内閣参与を辞任した小佐古敏荘・東大大学院教授とは違い、
国民を欺く側に加担し内閣参与職にしがみついたことを忘れてはならない。

この草案が今頃になって出てくるのも奇怪だが、甚大な放射線汚染の危機が迫っている事実を平田は知っていて書いたと考えるのが妥当だ。
どれだけの覚悟を持って内閣参与を受任したのだろうか。
結果として、キャリアに箔をつけるために国民を欺いたと言っても過言ではない。


15. 2016年2月21日 20:30:37 : npDLF2UBNs : 3clQILjO0Ws[75]
>>単なるあなたの悪意ある書き込みだネ
>>わたしは、民主党には何の期待もしていないが、息を吐くように嘘をつく安倍政権に比べれ
>>ば100倍も1000倍もベターだと思います。
>>菅政権および平田氏はそこまで原発事故を真摯に考え、正直であったことの証です。

>>現実問題として程度の差はあれ、まったく手に負えない状況は何ら変わっていません。

<<全く、その通りです。

 カルト新聞の3Kとかゴミ売りなんて、反論もされませんねぇ。13さん、空振り・・・

 〜〜〜〜〜〜〜〜

 因みに、親の中部新聞も頑張ってるし、地方紙もいいのが多い・・・

  西日本新聞や、北海道新聞など・・・、益川さんのダメ総理・・・の下野新聞も、いいねぇ。

 〜〜〜〜

>>菅政権および平田氏はそこまで原発事故を真摯に考え、正直であったことの証です。

 福島に飛んで、佐藤知事に頭を下げて、子供をみんな非難する許可を出して欲しい・・・

  と言ったのは、菅さんだ。

    太郎ちゃん同様に、市民から出た人間じゃなきゃ、市民の立場に立てない。

  〜〜〜〜〜

      進次郎みたいな世襲4世は、単なるCSISの売国ポチだ。

       A級戦犯逃れのDNAも全部、売国カルト・・・。

 〜〜〜〜〜
   
        40%の検診で、将来、1,000人が甲状腺がんになると発表されたが、

          100%なら2.5倍の、2500人になるし、

              今後は、吸引の二次被爆で、0〜4歳児が急増する。


        更に、10〜15年遅れで、

           脳腫瘍、そして、白血病が、甲状腺がんを数で超えて行った・・・

              ロシア、ベラルーシ、ウクライナ・・・


      〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


      現時点で、ベラルーシと比較して、甲状腺がんは、2倍もの発症率・・・・


       等価被ばく線量 = 大人:子供:幼児(0〜4)=1:5:9

         幼児は大人の約9倍も影響を受けるので、100Bq/kgを食べると、

            900 Bq/kgの食品を食べたことになる。


       5年目以降に激増した、0〜4歳児の甲状腺がん・・・・

http://2.bp.blogspot.com/-W64LAqN0Y-E/T-6vIjaNyOI/AAAAAAAABBg/tVRmUDum9Aw/s1600/ch_throid.png


  〜〜〜〜〜〜〜〜

     ★☆:固形がんは、これからが本番です  

http://3.bp.blogspot.com/-oe8WVkXi8tU/TcIt_QaNYeI/AAAAAAAAP_k/_MZNdQyF4hw/s1600/IPPNW%25E3%2583%2581%25E3%2582%25A7%25E3%2583%25AB%25E3%2583%258E%25E5%259B%25B3%25E8%25A1%25A8%25EF%25BC%2592.jpg

     
     ★☆:事故7年目から、神経・循環器・消化器・骨筋系・・・が多発・急増

      http://ks.c.yimg.jp/res/chie-0/168/664/i3/12238877254.jpg

 〜〜〜〜

       これからが本番なのに、甲状腺がんで萎えていては、持ち堪えられません・・・


    http://ks.c.yimg.jp/res/chie-0/168/664/i3/12238877254.jpg


16. 2016年2月21日 21:33:15 : MahlUWvjZ5 : H6O8CClFrAU[7]
福井で、原発の再稼働に失敗すれば、近畿、中京圏が壊滅的被害を受けます。
人々は座して死を待つだけになるでしょう。
再稼働の失敗、最も起こりやすい事象です。その事を皆さんはどう認識していますか。

17. 2016年2月21日 21:51:43 : wmpQp2uMBc : otG2NMtzfoE[96]
福島からの避難者、帰還あきらめ避難先への移住が増加傾向に
http://www.huffingtonpost.jp/2016/02/20/nuclear-evacuee_n_9283430.html?utm_hp_ref=japan

震災の仮設住宅、5年間で190人が「孤独死」
http://www.asahi.com/articles/ASJ2L354YJ2LUBQU00N.html


18. アベノモックス[171] g0GDeINtg4KDYoNOg1g 2016年2月22日 00:22:35 : 700wMmqRz2 : Tn4qwm0V@nE[4]

「政府が想定してた最悪のシナリオ」は、事故翌年には出ています。

今回はその場合に首相が読む原稿が現存するという記事ですね。

そもそも菅元総理自身、事故の数日後に官邸の中を歩きながら「三千万人避難」と記者につぶやいてそのままツカツカと去って行きまして、その段階で数千万人規模の避難が検討されていたことが分かります。

その避難基準が日本の法律である1ミリシーベルト基準かどうかは分からないのですが、チェルノブイリを超える汚染の実態から、4号機燃料プールから相当の放射性物質が漏洩したとみられます。

4号機倒壊やフクイチ放棄による危機と混同されている方もおられるかも知れませんが、例えばガンダーセン氏は4号機燃料プールの燃料は1m露出したと想定していまして、それは長さ4mの燃料棒の1/4に相当します。

つまり、1535本の燃料棒の内、約380本が空焚きになったことと同等であり、水量が0mmにならなければ安心だということにはなりませんし、NRCは水量ゼロとの記録も残しています。

http://chikyunoko.exblog.jp/20000944/
チェルノブイリでは汚染地を法的には年間1ミリシーベルト以上(実効線量)と定義していますが、実際には年間0.5ミリシーベルト以上で運用されています(放射能管理ゾーン)。これを考えにいれず、年間1ミリシーベルト以上で観ても、東電福島第1原発事故は日本列島の全土を汚染したことがわかります。


http://blog.livedoor.jp/amenohimoharenohimo/archives/65767819.html
小出「はあ……。まずは、呆れました。ただし、今現在福島を中心として、1ミリシーベルトを守ろうとすれば膨大な土地を放棄しなければもうできないという現実は確かにあります」

水野「ただ、年間1ミリシーベルトをまもるというのが、国の定めなんだから」


http://blog.livedoor.jp/amenohimoharenohimo/archives/65784723.html
水野「え…政府が想定してた最悪のシナリオ、というものが今になって明らかになってきました」

小出「そこででも東京電力は苦闘しながらやったとは言っているわけですけれども、これからまだまだ余震も来るでしょうし。次に大きな余震が来たときに4号機の使用済み燃料プールが、本当に壊れないんだろうかということが私は不安なの、です」

小出「もし壊れてしまえば、その、政府が3月15日のころに、予想したように、250キロというようなところも、膨大な汚染を受けるようなことになると思います」


19. アベノモックス[172] g0GDeINtg4KDYoNOg1g 2016年2月22日 00:43:46 : XCwZQISNek : zd4nh_PfneM[1]

http://www.nrc.gov/reading-rm/doc-collections/commission/slides/2012/20120807/lochbaum-ltr-20120807.pdf
NRC内部での緊迫したやり取りの様子の記録

http://www.natureasia.com/ja-jp/nature/specials/contents/earthquake/id/nature-news-102711
Nature 特別翻訳記事

4号機の使用済み核燃料プールに貯蔵されていた核燃料が、莫大な量のセシウム137を放出していた可能性を指摘している


20. 不眠症[46] lXOWsI_H 2016年2月22日 05:39:52 : mBqEoVAF7k : YuLD0e5f9D4[47]

 放射性物質飛散情報 を 隠蔽 し、

 東日本 4千万同胞 の悲惨な 多死・多病 を招いた…

 当時の 文科副大臣 だった…

 鈴木 寛 (すずきかん) が ?

 信じられない !  

 嘘を書くな 東京新聞・中日新聞 ! 


21. 2016年2月22日 09:46:50 : rrhrFN6JLd : C6EI10g_Gy4[320]
発電所が事故になって何十キロ圏に避難しなきゃならないようなものはいらない。
大体、住民がバスや自家用車で避難訓練しなければならないような原発を造るなよ。

22. 2016年2月22日 15:11:25 : GEn3TuYtQA : LFcerCcVZVI[29]

いまの「キチガイ安倍政権」なら、こんな「宣言文」など作成しないで、「安全な海外」へ家族・資産共々我先に逃げ出すだろう。

なんせ現地邦人を残し夜逃げした満州国関東軍実務政策官「岸信介」の孫ですから

第一「福島原発事件」の原因は「キチガイ安倍」に有る!

第一次安倍内閣当時、共産党議員の国会質問に「福島原発は絶対安全」「事故など起こる訳ないから対策不要」と断言している。

その当事者であるキチガイ総理が発言を隠し「偽善者」ぶって、お友達の宮城県知事と「安全」キャンペーンをやる。

そしてこのキチガイは小沢の地元「岩手県」には近ずかない!。


23. 2016年2月22日 18:42:21 : 6Ry0M8NoDw : 5S_81wPre68[2]
この事故の最も腹立たしいのは原発事故に備えた訓練も設備も
点検もしていなかった事、原発の事を知らない者が保安院の長だった事、
作為としか思えないような事故の連なりでここまで日本は堕落してしまった。


24. 2016年2月22日 21:39:57 : npDLF2UBNs : 3clQILjO0Ws[79]

 固形がんと甲状腺がんの図を載せ間違い

 正解

  http://www.rist.or.jp/atomica/data/pict/09/09020310/07.gif


25. ボケ老人[334] g3uDUJhWkGw 2016年2月23日 11:22:33 : BaFcSfFnNM : 7Y5rAonq3r0[16]
高浜原発再稼動板の再掲と手直しですが

西風が吹いていると、舞鶴若狭道(片道1車線しかない部分が多い)を利用して120km離れた宝塚市に避難する計画だそうです。
避難先の一つ、宝塚スポーツセンターの管理者は避難先に指定されていることを知らず、当然のことながら、避難受け入れ準備は一切なし、県からの指示もないため具体的な受け入れ計画を作る予定もなし。
さらにお笑いは
住民が舞鶴若狭道で逃げる途中の綾部PA(駐車スペース数十台分:高浜原発から37km)でスクリーニングと除染をするとのこと。
ところがこの時の係官は綾部PAから150km離れた福井市に居り、事故起こした高浜原発のそばを通って避難住民よりも先に綾部PAに駆け付けるそうです。

福井市はワープあるいはテレポート技術を開発したのでしょうか
それともパンツ大臣の父親が知事であった時と同様、50年後100年後にカタワが出ても知ったことではないという考え方を踏襲しているのでしょうか。

首都圏ではない人口密度の低い福井県嶺南地方でさえ
『原発事故 政府の力では皆様を守り切れません』 が
現実なのです。

この一事をもってしても
安倍政権と菅政権 どちらが国民に対して誠実でしょうか。


    


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