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繰り返される国家衰亡の歴史、熊本地震から学ぶこと
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投稿者 軽毛 日時 2016 年 5 月 09 日 14:31:38: pa/Xvdnb8K3Zc jHmW0Q
 


繰り返される国家衰亡の歴史、熊本地震から学ぶこと
2016.05.06

熊本地震発生! 地震予知は恐らく不可能

 2016年4月14日21時26分、熊本を震源とするマグニチュード6.5、最大震度7の大地震が発生し、甚大な被害がもたらされました。本震だと思われたそれは、その28時間後に発生したマグニチュード7.3の地震により「前震」だと訂正され、その後も震度5〜6レベルの地震が頻発し、さらには阿蘇山の噴火まで加わり、被害を拡大しつづけています。


(写真:PIXTA)
 月に人間を送り込むほどの科学力を誇っても、“灯台下暗し”ではありませんが、人間は自分の足下の地球のことはほとんどわかっていません。

 日本では、毎年何百億円もの税金を投入して地震予知研究に余念がないそうですが、これまで一度も当てたことはありません。半世紀近くも前から、「もうすぐ東海大地震が起こる!」「もうすぐ東海大震災に見舞われる!」と耳にタコが当たるほど叫ばれながら、いまだに東海大地震(最近は「南海トラフ大地震」と呼ばれるようになっています)は起こっていません。

 その間、別の地区では数多くの大地震が起こっています。最近20年の震度7級の巨大地震だけをみても、阪神淡路に大地震が起こり、新潟中越に大地震が起こり、東北に大地震が起こり、そして今回、九州に大地震が起こりました。「つぎこそ!」「つぎこそ!」と叫ばれつづけてきた東南海地方は、ずっと平穏のまま。

 政府の地震調査研究推進本部(以下、地震本部)が発表したことと言えば、

――今後、30年以内に南海トラフ地震が起こる可能性は70%!

……という、意味がありそうでほとんど意味のない予測のみ。30年以内のいつ起こるのかもわからず、確率の数字が本当に正しいのかどうかを証明する手段もなにひとつない。これでは単に「もうすぐ起こるよ」と言っているのと変わりません。

 キリスト教徒は、2000年前からずっと「神の国は近づいた!」と叫びつづけながら、いまだに神の国が到来する気配もありませんが、これに似ています。地震の場合、神の国と違って「もうすぐ起こる」「もうすぐ起こる」と永久に言っていれば、いつかは当たるでしょうが、そんなことなら莫大な研究費など費やすまでもなく、誰にでもできることです。

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「赤ん坊がいつ死ぬか」を当てるようなもの

――毎年毎年、何百億もの経費を費やして、地震本部は何やってんだ!?

……と叫びたくもなりますが、しかし、そもそも地震予知など現在の科学力ではまったく不可能なのですから、地震本部が予知できないのは致し方ないことなのです。たとえるなら、今生まれたばかりの赤ちゃんを指して、「この赤ん坊の体を調べて、この子が何歳の何月何日に死ぬかを当ててみろ」と言われているようなもので、地震予知は恐らくどんなに科学が発達しようとも無理でしょう。

――それでも研究をつづければ、今はムリでも将来的には予知ができるようになるかもしれないじゃないか!

……と反論されれば確かにそうでしょう。しかし、仮にその後の研究によって地震予知が可能になったとしても、やはりそれに投入した労力と叡智と時間と資本に見合うだけの費用対効果はないと思われます。

 もしそれが「何月何日何時ごろ、某地区で100%の確率で起こる!」というピンポイントで予知できるものなら話は別ですが、それはさすがに不可能。たとえば「ここ3カ月以内に60%の確率で東南海地域で最大震度7の地震が起こる」くらいの精度で予知できるようになったとしても、そのことに大きな意味があるでしょうか? 東南海地方の住民全員が、当たるか当たらないかわからない地震予知のために、3カ月間にわたって別の地域に避難できるわけもなく、予知を聞かされたところで通常の生活を続けざるを得ません。ただ不安な日々を送るだけです。

 それなら、地震を予知することより、起こったあとの被害を最小限に抑える策に尽力し、予算を注ぎ込んだ方がよっぽど建設的だと思われます。

 内陸地震の犠牲者のほとんどは家屋の倒壊による圧死です。ならば、建造物の耐震免震性能を上げる研究をして、家屋の倒壊をゼロに近づければ、犠牲者の数も激減するでしょう。つまり建物の耐震性能を上げる努力は、地震予知に比べて比較にならないほど容易で効果が高いのです。

 海溝型地震なら津波による犠牲者がほとんどなのですから津波対策、あるいは起こってしまったあとの復興予算に充てる、など。地震予知に予算を傾けるより、やるべきことはいくらでもあるように思えます。しかし、今後も地震予知の予算が大幅に削られることは、恐らくないでしょう。

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本音と建前、学者特有の婉曲的表現

 その理由のひとつには、ひとたび「予算」が生まれれば、砂糖に群がるアリのように、その利権に人がわらわらと群がり、これを削減しようとすると、彼らが全力で抵抗してくるためです。

 学者はこう主張します。

 「地震の予知は、たしかに現時点では難しいかもしれない。しかし、今後もたゆまぬ研究をつづけていれば、いつかはできるようになるかもしれない」

――難しい。 ――でもいつかは! ――かもしれない。

 これはたいへんわかりやすい、「ホントは不可能だけど、でもそれを言ったら予算削る気でしょ?」という学者特有の婉曲的表現です。政治家でたとえるなら、彼らが「善処します」と言ったら「やる気はないよ」という意味、「秘書がやった」といえば「私がやったが責任を取るつもりはない」という意味、「ただちに影響はない」といえば「じわじわと真綿で首を絞めるように影響が出る」という意味の婉曲的表現であるのと同じです。


(写真:PIXTA)
 政治家がバカ正直に「改善する気なんかねぇよ」「責任なんか取らん」「影響甚大」と言わないように、科学者もバカ正直に「まったく不可能です」とは言いません、言うはずもありません。それを言ってしまえば、研究予算が剥奪され、自分たちは“おまんまの食い上げ”になってしまうからです。

 しかし国民は、こうした学者の言葉に簡単に騙されて地震予知に期待し、政府もこれに予算を割きます。

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ソ連の愚行「超能力開発」

 歴史をひも解けば、「最初からムダだと分かっているものに莫大な予算を垂れ流す」といった悲劇はよくあることで、冷戦期のソ連による「超能力開発」はこの典型でした。

 現在のロシア連邦がまだソビエト連邦だったころ、時の政府は、テレパシーだの透視だの念力だのという「超能力」開発に、莫大な予算を注ぎ込んでいました。超能力など、もちろん「手品」を言い換えただけのものにすぎませんが、こんな子供だましに、大の大人が、それどころか政府が、大マジメで莫大な予算を投入して研究していた時代がありました。その傍らで、国民が飢えに苦しんでいたにも関わらず、です。

 滑稽話にしても笑えない話で、「そんなくだらないことにカネを注ぎ込むくらいなら、飢えた国民を少しでも救済しろ!」と言いたくなりますが、そうした理屈は通りません。なんとなれば、さきほども触れたように、ひとたび「予算」が発生すると、その予算で生計を立てる者が生まれ、彼らが「予算」という名の「メシのタネ」を守るために、その身をウソで塗り固めてでも予算を守ろうとするからです。

 そもそも超能力などはなからイカサマなのですから、これにどれほど莫大な予算を注ぎ込もうと、何の成果もあるはずがありませんが、これに苛立ちを覚えたソビエト政府がせっつくようになります。

――これだけの予算を注ぎ込んでいるというのに、まだなんの成果もないのか!

 すると、予算削減を恐れる研究者は、政府首脳に「手品」を見せて、これを「成果」と伝えます。

 「今のところ、ここまでできるようになりました! あともう少しなんです!」

 手品を見た政府首脳は満足して、逆に予算を拡大する有様。こうしたウソにウソを重ねていった結果、超能力研究所が開発していったのは「超能力」ではなく「手品の技術」でした。その結果、当時のソ連には、「超能力者を自称するイカサマ師」が数多く現れることになります。

 ところがさらに滑稽なのは、当時、ソ連の「ニセ超能力者」の出現に驚いたアメリカ合衆国政府までソ連に負けじと超能力研究を始め、「米ソ核開発競争」の裏では「米ソ超能力開発競争」というマンガのような愚行が熾烈化し、米ソは競ってイカサマ師どもに莫大な富を注ぎ込んでいきました。

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しかしタナボタということも……

 地震予知は“イカサマ”とは申しませんが、「実現不可能なことに血税を垂れ流す」という点においては、ソ連の超能力開発と似ています。しかし、「では、地震予知研究はまったくムダなのか?」というとそうとも言い切れない面もあります。

 たとえば、場面変わって中世から近世にかけてのヨーロッパ。この頃、ヨーロッパでは「錬金術」が大流行していました。

――そこらへんの石コロや鉄クズを、化学的物理的措置を施すことで金塊や銀塊に変えることはできないものか。

 もしこれに成功すれば、一気に億万長者。当時の科学者たちは、それこそ人生をかけて錬金術を研究し、スポンサーは彼らに莫大な開発費用を注ぎ込みました。

 錬金術師の中には「錬金なんかできっこない」とわかっていながら、スポンサーからの資金を引き出すために、「手品」のタネづくりに余念がなかった者もいたといいますから、このあたりはソ連の超能力開発と同じ構図です。

 ちなみに、あの有名な近世物理学の泰斗アイザック・ニュートンも、錬金術師としての顔がありました。


(写真:PIXTA)
 現在では、錬金は「事実上不可能」であることがわかっています。「事実上」というのは、「仮に鉄から金を生成しようと思えば、核融合によって“理論上”は不可能ではないが、そんなことは現在の科学力をもってしても不可能だし、もし将来、技術的に可能になったとしても、核融合によって出来上がる金銀など比較にならないほどの莫大な経費がかかる」ため割に合わない、という意味です。

 しかし、それが判明したのは皮肉なことに「錬金術」の研究成果によって、化学・物理学の知識が蓄積されていったからです。「占星術」自体は“まがい物”ですが、この研究によって天文学が発展したのとよく似ています。錬金術師の「石コロから金を生成する」という目的はついに達成できませんでしたが、その代わり科学の発展には貢献したのですから、すべてがムダだったというわけではありません。

 これと同じように、「地震予知」の目的自体は永久に達成されることはないと思いますが、その名目によって得られた予算で、地下奧深くの大陸プレートなどの研究を進めることができ、それによってタナボタ的に別の研究成果が生まれ、それが何かしら人類の進歩に貢献することになるかもしれません。

次ページ: 過去の「歴史地震」を遡る
過去の「歴史地震」を遡る

 しかし、人類が「計測器などを用いた本格的な地震研究」を始めたのは、本当につい最近のこと。たとえば日本で初めて地震計が設置されたのは明治になってから(1885年)で、まだ130年ほどしかたっていません。

 それ以前の地震のことを「歴史地震」といい、それらの地震はたいへん資料に乏しく、したがってまだ地震研究は始まったばかり。人間の人生でたとえればヨチヨチ歩きの「幼少時代」といってよいものです。そんな段階で「予知」など、幼稚園児に「相対性理論」を理解しろと言っているようなものでしょう。

 ちなみに、ヨーロッパでの地震研究は、日本よりさらに130年遡って1755年頃からですが、それでもまだまだ浅い。実はヨーロッパで地震学が生まれたきっかけは、「リスボン地震」の発生でした。

 その頃のヨーロッパは、相次ぐ大戦争で疲弊していました。1667年から始まった南ネーデルラント継承戦争を皮切りに、ヨーロッパ内だけでもオランダ侵略戦争、ファルツ継承戦争、スペイン継承戦争、オーストリア継承戦争、七年戦争。それらがアメリカに波及して、ウィリアム戦争、アン女王戦争、ジョージ王戦争、フレンチ&インディアン戦争、インドに波及して、カルナティック戦争、プラッシーの戦いへとつながっていきます。

 17世紀後半から18世紀半ばにかけての100年、ヨーロッパは主だった戦争だけでも両手で足らないほどの戦争を繰り広げました。1755年は、そうした「戦争の一世紀」の終盤にさしかかったころだったのです。

 このようにヨーロッパ全体が疲弊しきっていたときに、ポルトガル沖に巨大地震が発生します。

次ページ: ヨーロッパ全体に影響を及ぼしたリスボン地震
ヨーロッパ全体に影響を及ぼしたリスボン地震

 1755年11月1日、リスボン地震発生。

 伝えられるさまざまな被害から、推定マグニチュード9.0(阪神淡路大地震の360倍以上の地震エネルギー)とも言われる規模で、もし震度計があれば「7」を示したことでしょう。さらに海底地震であったため、20〜30m級の巨大津波がつぎつぎと町を襲い、リスボンを中心にポルトガルの海岸沿い都市は壊滅、その犠牲者は6万人前後というすさまじいものでした。

 地震による被害は直接被災したポルトガルのみならず、ヨーロッパ全体の社会、経済、そして思想界、宗教界にも大きな影響を与えます。

 実はこの地震が起こった日は、たまたまキリスト教徒にとって重要な祭日である「万聖節」の日でした。そのため、教会も動揺します。なんとなれば、敬虔(けいけん)なるクリスチャンたちが国を挙げて教会に集まり、真摯に神に祈りを捧げている最中に、なぜか神が怒りを爆発させて教会を崩壊させ、多くの善良なる市民の命を奪ったことになるわけで、教会は神学的観点からこれをどう説明してよいやら、困惑したためです。

 かのヴォルテールは、「こんなことをしでかす神が慈悲深いはずがない!」と怒りを露わにし、ジャン・ジャック・ルソーはバビロンの塔を造ったときの神の怒り同様、「人間が分不相応な都市を造ったための神の怒り」だと分析、イエズス会は「ポルトガル国民の罪深さゆえ」と主張します。


(写真:PIXTA)
地震学の成立

 しかし、こうした神学的観点からの見解はどれもこれも説得力に欠いていました。特にイエズス会の言い分はポルトガル国王の逆鱗に触れ、イエズス会は国外追放の憂き目を見ます。

 どれも人々を納得させるものではなかったため、「神学的」見地からではなく、あくまでも「科学的」に原因究明しようとする者も現れました。それがドイツ観念論の泰斗、イマヌエル・カントです。

 カントはリスボン地震に関する情報をかき集め、これを分析、地震の原因は神に起因するものではなく、単に地学的原因(地底奥深くにある巨大なガス溜まりが振動して起こった)と考えました。彼の理論は後に誤りと判明しますが、しかし、原因を「神」にではなく「自然のメカニズム」に求めたことは画期的で、ヨーロッパの「地震学」はここから始まったとみなされることがあります。

次ページ: 振り返って日本……
振り返って日本……

 リスボン地震による震災は、エンリケ航海王子から始まるポルトガル黄金時代の余韻が残るこの国の国力を大きく削ぎ、「これを契機としてポルトガルは二流国家へと転落した」という見解を示す学者もいるほどで、以後、現在に至るまで昔日の勢いを取り戻すことはなくなりました。このように、巨大地震は一国の衰勢を左右するほどの力を秘めています。

 ポルトガルの国勢を衰えさせたとまで言われるリスボン地震は、地震の規模や津波地震であることなど、何かと「東日本大地震」との類似性が指摘されています。さらに日本の場合は、リスボン地震にはなかった原発問題まで抱えており、後世「あの地震が日本衰亡の転機であった」と史書に書かれることになるのではないかと危惧する者もいるくらいです。

 この上、もしここでダメ押しのように「南海トラフ大地震」が起こり、もう一度、原発(浜岡)がメルトダウンでも起こそうものなら、偏西風に乗って放射能が東京に降り注ぎ、東京は死の町と化して壊滅、福島原発など比較にならない被害をもたらして、日本は本当に衰亡していくことになるかもしれません。

 「そんな大袈裟な」と思われるでしょうか。歴史をひも解けば、その絶頂の最中において、ひとつの国や町が自然災害で突然崩壊・衰滅するということは珍しくありません。

 たとえば、紀元前1780年。当時エーゲ海に覇を唱えていたクノッソス王国は繁栄の極致にあって、突如起こった巨大地震によって壊滅、いったん衰亡しています。また、ずっと時代が下って西暦79年、イタリア中部にあって繁栄の絶頂にあったポンペイ市とヘルクラネウム市の2市は、突如噴火したヴェスヴィオス火山の火砕流で一夜にして消滅したことは、人口に膾炙(かいしゃ)しています。

 聖書の中の話ではありますが、ソドム市とゴモラ市の2市も「その繁栄の極致で神の怒りに触れ、天から硫黄が降り注いで一瞬で消滅した」ことはあまりにも有名ですが、これも学問的には、恐らく巨大地震による壊滅と考えられています。

 現在、日本は平和だからこそ、より一層気を引き締めてかからねばなりません。しかし、こうした平和な時代の国民は、必ず安寧に胡座(あぐら)をかいて危機感を失い、滅びの途へとばく進している自分に気づかないものです。

 東日本大地震は「原発の危険性の最終警告」を我々に示してくれているのに、過去の教訓に学ぼうともせず、これほどの甚大な犠牲を払って得た「警告」を無視して、原発利権に群がる政治屋らが今、私腹を肥やすために遮二無二原発を再稼働させようとしています。

 こうした「最終警告」を無視し、将来もし浜岡原発が再稼働されるようなことになれば、南海トラフ大地震が起こったとき、浜岡原発より東、関東一円が放射能で汚染されて人が住めなくなり、日本は本当に衰滅していくことになるかもしれません。

神野 正史(じんの・まさふみ)
神野 正史
予備校世界史トップ講師、世界史ドットコム主催 歴史エヴァンジェリスト。「スキンヘッド、サングラス、口髭」の風貌に、「黒スーツ、黒Yシャツ、金ネクタイ」という出で立ちで、「神野オリジナル扇子」を振るいながら講義をする。誰にでもわかるように立体的に、世界の歴史を視覚化させる真摯な講義は、毎年受講生から絶賛と感動を巻き起こし、とてつもない支持率。近年はテレビや講演会でも活躍。著書の『世界史劇場』(ベレ出版)はシリーズで大人気。最新刊の『最強の成功哲学書 世界史』(ダイヤモンド社)も好評発売中。

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コメント
 
1. 2016年5月09日 14:41:27 : nJF6kGWndY : n7GottskVWw[1433]

>原発利権に群がる政治屋らが今、私腹を肥やすために遮二無二原発を再稼働
>浜岡原発が再稼働されるようなことになれば、南海トラフ大地震が起こったとき、浜岡原発より東、関東一円が放射能で汚染

ありきたりな妄想だが

当面、再稼動はないし

このまま莫大な損失を出して終わりそうだな

そして、いつもの通り、そのツケは国民へというわけだw

http://hamaoka.chuden.jp/
浜岡はこれからどうなるの?
浜岡は運転再開の予定がありますか?


2. 2016年5月09日 20:30:09 : 8rfQzL5Qyw : DnIKgZKyh_U[375]
>>01

 ありきたりの妄想ではないよ。浜岡は東海地震の震源域の中そのものさあね。再稼働していなくても核燃料は原子炉圧力容器内と使用済み燃料保管プールにわんさかと在るわなあ。稼働していようといまいと、その危険性は福一4号機のプールの例で十分に実証済みさ。

 莫大な損失と言うが「福一過酷事故複数連発ですでに約10兆円、今後も何兆円だか何十兆円だかそれ以上かもしれず」皆目見当がつかん。これが全部国民に付け回されるんだぞ。また、浜岡を稼働したとして例えば10年間(でもいいし、20年間でも構わんがな)でいくらくらい儲かるんだ?経費を除いて純粋に利益から見てということだぞ。

 国民に回る付けの主要な部分は「原発事故時の莫大な損失」だけさ。現在、九電川内原発しか稼働していないが、九電とそれ以外の9電力の電力料金に大差はないぞ。

 

 
 


3. 2016年5月10日 00:23:44 : nJF6kGWndY : n7GottskVWw[1437]


これまで国内原発が違法に稼動停止させられていた損失分だけでも巨額だが

さらにそれが増え続けるということだ

計算してみるといい


津波による事故の直接損失と放射能漏れの風評被害は巨額だが再稼動しようがしまいが、いずれにせよかかるコストだ



4. 2016年5月10日 02:41:12 : bC7BzPnf9Y : IhosJKwkKQY[40]
地震予知は危機管理だと思えば良い。
当たる・当たらないを言っていても仕方ない。
人間の時間の物差しなど地球の時間に比べれば一瞬である。したがって、数万年に一度も
地球の時間の物差しからすれば、数分に一度の頻度となる。

聖書を引き合いにしているが、予知と預言を混同してはならない。意味が違う。


5. 2016年5月10日 06:47:40 : n5dqowFiBE : IqHs8@cfAi4[2]
2さんの計算項目は良い選択肢だ。
わかりやすい。

6. 2016年5月11日 03:02:50 : w3M1BHSquE : 5KToaZSVnLw[513]
>>4
>当たる・当たらないを言っていても仕方ない。

そりゃ、逃げ口上というもの そんな事言っていたら、この阿修羅の当たった試しのない予言予知スレは
すべて出鱈目ばかりのお遊びですって 認めてしまうようなもんですぞ

当たりもしない地震予知に国家予算を投入するのは まったくの無意味で税金泥棒
原発推進とまったく同じ穴のムジナ まあ 原発ほど莫大な予算は食い潰していない事だけが
せめてもの救いではありますがね。


7. 忍穂耳の垢[420] lEWV5I6ogsyNQw 2016年5月11日 17:27:41 : ogkua2EvAo : gQLoXuzCOSk[13]
なにが言いたいのかよく解らないなと見ていたら、最後は浜岡原発の話だったか。
ゴミの目処が立っていない原子力はあまり合理的な選択だとは思わない。

だが、その浜岡よりも心配なのが、となりの中国の核施設だ。
彼らは海にも作ると聞いた。
かつて、脱線してしまった、誉れ高き高速鉄道車両を埋めて「無し」にしようとしたり、
かの国の人権意識、環境意識の薄さと、その露な拡大志向をみれば、記事よりも気になるところ。

たとえば、
支那沖が、何かの手違いでチェルノブイリのような大規模汚染が海ぎわで起こり、
実際に海洋の生物が死滅するような事故が起れば、その汚染は確実に日本沖に届くだろう。
その拡大志向に驕る程に巨大プラントならなおさら、被害は地球規模に及びかねない。

ソドムとゴモラの喩え話で警告するは、むしろかの危うい大陸国家にこそ相応しいとも思う。


8. 2016年8月07日 07:25:13 : LY52bYZiZQ : i3tnm@WgHAM[-8791]
2016年8月6日(土)
要望聞き 復興を前進
熊本地震 仁比議員、西原村を訪問

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik16/2016-08-06/2016080604_03_1.jpg
(写真)被災者に要望を託される仁比(正面中央)、山本(同左)、田島(同右)の各氏=4日、熊本県西原村

 日本共産党の仁比聡平参院議員は4日、4月の熊本地震で全半壊家屋1288棟の被害を受けた熊本県西原村を訪れ、避難生活者や仮設入居者らと懇談し、要望や現状を聞きとりました。日置和彦村長とも懇談し、聞き取った要望を伝え、意見交換しました。山本伸裕県議と田島敬一村議らが同席しました。

 懇談会でいまだに避難所生活を続ける被災者は、「いつ仮設に移れるのか役場の説明もなく不安。村の職員や議員は情報提供とともに定期的な声かけをしてほしい」「家屋の再建地に農地を使いたい。規制を緩和してほしい」などと訴えました。自宅に戻った被災者は「私有地の道路復旧に公的支援を」などの要望を寄せました。

 日置村長は共産党議員団との懇談で、被災した住民の声を直接聞き行政に反映させると約束。「復興を村民といっしょに頑張りたい」と話しました。

 仁比議員は懇談後、被災者の不安、要望を受け止め、課題ごとにテーマを立て具体的要求を前進させる住民本位の復興の実現が重要だとのべ「要求実現を自治体ぐるみの運動にし、要求実現の方向性を見いだす先頭に党議員団とともに立っていきたい」と語りました。

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik16/2016-08-06/2016080604_03_1.html


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