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忍穂耳の垢 lEWV5I6ogsyNQw 全コメント
[政治・選挙・NHK199] ≪驚くべき答弁≫議場騒然!民主党階猛議員「安倍総理は憲法の『ケ』の字も知らないじゃないか!見てる高校生にも謝れ!」 赤かぶ
4. 忍穂耳の垢[362] lEWV5I6ogsyNQw 2016年1月09日 05:45:46 : 13VRHPHhaw : YTKheEqmSOU[1]
安倍首相はあまり好きではないのだが‥
この対応は対立色を鮮明にしたいだけの論とみたが。

なんというか、いわゆるポジショントークというやつか。
そんなあら探しをしてどうする。
なにより聞きたいのは、本人がこれに納得しているのかどうかだ。
政治家だから、仕方が無いのかも知れぬが。そのあたりは、ご同情申し上げておこう。


そもそも、今どきのリベラルに感じるのは、
戦前の軍国主義を懲らしめたい‥という鬱鬱(うつうつ)とした情念。
それは、もう既に戦争体験者ではなく、戦前が悪だという漠然とした観念のみの、いわば病的な反応とみる。


試しに聞いてみるがいい。
いったい、戦前の何が悪いのかさえ、峻別できない。
なぜ戦争にまでもつれ込んだのか、国民全員を巻き込んだ悪しき原因が、未だに特定出来ていない。
何が悪いのか、聞いてみると、どれもこれも感情的なものばかり。

多くの左派が盲目に採るような、戦前の全部を否定してしまえば、
もう、日本人が日本人のままではいられないのは、充分に気付いている筈なのだが‥
残念ながら‥
そこに「悪」の原因を捉える「知」は無いとみる。


最近の話題で云うなら‥

立憲主義の何たるかさえ、
習い覚えたままの優等生な理解ばかり。
そもそも、民衆革命という西欧でのみ成り立つ「進化論」に立ち、
それを無批判に鵜呑みにして、日本を見下ろし、立憲主義に沿わないとのたまう者たち。

そんな民衆革命に拠らなくとも、憲法は存在するということさえ、おぼろげだ。
まさに優等生なるかな。

はてさて、
戦後の、朝日新聞に代表される、フランス革命を礼賛する史観に染められた哀れな日本人ともみる。
http://www.asyura2.com/16/senkyo199/msg/386.html#c4

[政治・選挙・NHK199] ≪驚くべき答弁≫議場騒然!民主党階猛議員「安倍総理は憲法の『ケ』の字も知らないじゃないか!見てる高校生にも謝れ!」 赤かぶ
21. 忍穂耳の垢[363] lEWV5I6ogsyNQw 2016年1月09日 17:21:42 : XZ2uHaevNs : 9I9JNYq44_Q[1]
>>12 殿 コメントありがとう。

既に 4にて話は尽きているとは思うが、名指しいただいたので答えてみたい。

>私は戦後生まれなのだが、戦前に生まれたであろう貴方に戦前が良かった事を教えて下さい・・

よくお読みいただきたい。私は戦前が良かったとは言っていない。
むしろ、たいへんに問題がある故に悲劇な結末を迎えた。

先のコメントは、
立憲主義は政府を縛るものとみる所謂‥リベラルな立場には、敗戦にまで至った原因を解明できないと表明しているのみ。
そもそも解明出来ていないのだから、それに拠るリベラルな解決策はむしろ混迷を増すばかり。


戦後の復興を何より驚いたのは、占領統治した米国とそのお仲間だったろう。
彼らは、かの戦勝を民衆革命のそれになぞらえて、日本国民の解放劇とみた。
だが、時が経つにつれて、
同じく解放劇をなし傀儡統治した国が、日本のような復興を遂げようとせぬことに。

それは、かつての占領統治政策が、日本という文明の全容を捉えていなかったことを意味しよう。

日本の復興は、米英に拠る戦後の施策のみに拠るのではない。
占領統治した米英には想像だに出来ぬ、歴史の積み重ねが、戦後の復興と繁栄を支えているのだ。
言い換えれば、占領統治が残した民衆の解放劇という「視座」が、現実に照応していない、つまりボロが出たということ。

これからは、そうしたリベラル、左巻きな風は、その愚かさに次々気づき消えてゆくだろう。
そうして始めて、貴殿の言うような戦前の愚かさの原因究明が可能になるとも思う。
http://www.asyura2.com/16/senkyo199/msg/386.html#c21

[政治・選挙・NHK199] ≪驚くべき答弁≫議場騒然!民主党階猛議員「安倍総理は憲法の『ケ』の字も知らないじゃないか!見てる高校生にも謝れ!」 赤かぶ
22. 忍穂耳の垢[364] lEWV5I6ogsyNQw 2016年1月09日 17:23:20 : XZ2uHaevNs : 9I9JNYq44_Q[2]
コメントをありがとう。まとめレスで申し訳ないけれども

>>13

>日本の国柄に合わないということで民主主義、いや議会主義も否定、学問の自由も・・

それは極論。そうした白か黒かで戦前を全否定する愚を、案じているのだが。

>>16

そのようなご指摘をいただくとは承知しているが、
対立色をあおり、それを見て胸がすく者等の、その背後にある戦後のリベラルさについて一般論を記させていただいた。

上のコメでも記したが、安倍政権への対立軸は、かの立憲主義の定義に酔うリベラルだけではない。
日本の本質を捉え、戦前の愚を解明した処方箋をもち、現政権に真っ向対峙してもらいたい。
ところが、国会質疑をみると、このような些末な技術論、揚げ足取りに終始する始末。
階議員は、その持てる力を発揮する道があるやに思うが。

http://www.asyura2.com/16/senkyo199/msg/386.html#c22

[政治・選挙・NHK199] ≪驚くべき答弁≫議場騒然!民主党階猛議員「安倍総理は憲法の『ケ』の字も知らないじゃないか!見てる高校生にも謝れ!」 赤かぶ
37. 忍穂耳の垢[365] lEWV5I6ogsyNQw 2016年1月10日 05:06:36 : racenp0e7k : sj4thYvCCL4[1]
>>23. 殿 早速のコメントありがとう。

>>そもそもこの質問は安倍首相が「野党は対案を出さずに逃げている」などと言うから、予算委員会で「予算案は野党が出せないことは分かっているだろう」と言う意味で出された質問だろう。

申し訳ないが、これも些末な技術論の域を出ぬものとみるが、いかがかな。

こうした国会の段取りや、答弁の端に出る、粗(あら)にこれぞと食らいつく、その姿を哀れんだ次第だ。

そうした段取り論、技術論ではない、すこし大きな思想の、言上げから、はじめてはいかがかと。
http://www.asyura2.com/16/senkyo199/msg/386.html#c37

[政治・選挙・NHK199] ≪驚くべき答弁≫議場騒然!民主党階猛議員「安倍総理は憲法の『ケ』の字も知らないじゃないか!見てる高校生にも謝れ!」 赤かぶ
38. 忍穂耳の垢[366] lEWV5I6ogsyNQw 2016年1月10日 05:12:11 : racenp0e7k : sj4thYvCCL4[2]
>>28. 殿 “ネトウヨゾンビ”とは恐れ入る。(笑)

ご質問については、@〜Bについてお答えする前に、貴殿の描くものをまづは出してみてはいかがかな。

そして、Cについては、

>戦争突入へと一般民衆を徹底洗脳でコントロールし、あれ程の惨禍をもたらした皇国史観に基づく、日本軍国主義(天皇制ネオ・ファシズム)体制と・・


どうも‥戦後の史観に染まった観念論の域を出ぬとみたが。

書名は思い出せないのだが‥
往時の開戦時、たしか谷崎潤一郎だったかな、その折の空気を映すものがあったと記憶している。

開戦時の日本人は、みな洗脳されてそれに従ったのだろうか。
いや、違う。
男のみならず、少なからず、開戦やむなしと、米英に立ち向かおうとした婦人らが居た。
谷崎はそれをしっかり描いている。

それは、貴殿の言う皇国史観な視点ではない。
洗脳という類いでもない。
洗脳を言うなら、戦後のそれはまさに洗脳に近い。

そもそも、皇国史観と名付け片付けるあたりが、かなり左向きな観念論なのだが‥


こヽから先は、遠大な議論となる。
日本のなしたボタンの掛け違いは、なんと壬申の乱を経た天武天皇にまで遡る。
その天武天皇のなした親政に憧れたのが、南朝。
そして、それを是としたのが明治政府だ。おそらくご存知であろうが。

この時点で統帥権干犯を楯に専横する軍部を、押さえ込む術が存在しなかった。
それは、大日本帝国憲法がそもそももつ欠陥でもある。

その根はと問えば、
おそらく、天武天皇が憧れたであろう支那の皇帝。
その支那に憧れる、その根にあるものは、驕り高ぶりだ。
それを、往時の渡来人勢力が支えてもきただろう。
天武帝は、三種の神器の一つ、剣(つるぎ)の稜威のまえに、なす術無く病死したのをご存知だろうか。
それは驕り高ぶりの報いであり、日本の霊統はそれを許さなかった。

ところが、
日本人は、こうした驕り高ぶりを、そのまま義とし、善としてきたところがある。
日本人をして、権威主義に溺れさせ、権威の表面に執着する輩を野放しにして来た。
だがそれは、神器の罰にみる如く、そもそも、日本的なるものではない。
それらの報いが、負け戦さという契機で、出たのだ。
日本国民が被るむごたらしい災禍を伴って。


貴殿のご質問に叶ふ答えは、天皇にしてもどうすることも出来ない、
憲法と、その憲法解釈に潜む闇に暗躍して、覇道を遂げんとする国内勢力。
そして、
非西洋な日本、つまり理解出来ない日本を懲らしめんと驕る西欧の価値観。
その力のせめぎ合いの結果、あのむごたらしい敗け戦さをもたらした。

残念ながら、こうした分析は西欧の価値観、歴史観では、どうにも読み解けぬもの。
だが、それをして始めて、ボタンの掛け違いが明らかになるのが、この日本文明でもあろう。
それをして、始めの物言いに至ったまで。
これについては、こうした筆舌には尽し難いものも、もちろんあるのだが。

http://www.asyura2.com/16/senkyo199/msg/386.html#c38

[政治・選挙・NHK199] ≪驚くべき答弁≫議場騒然!民主党階猛議員「安倍総理は憲法の『ケ』の字も知らないじゃないか!見てる高校生にも謝れ!」 赤かぶ
76. 忍穂耳の垢[367] lEWV5I6ogsyNQw 2016年1月12日 20:19:35 : 3NO9L2ieOg : DF9oP9LvUuM[1]
>>45.殿 用事でお返事が遅くなってあいすまぬ。

>「始めからすこし大きな思想の、言上げ」などでなく、小さな問いで《始める》ことは何ら問題ないと思うのだが。どうかな・・

それもまた真だろう。それについては視点の相違というところでいかがか。
‥おそらくもう承知されいるやにみるが‥着目するところが全く異なるということ。

条文に書かれてある、或いは無いと言い立てて、それを争うのは‥
結局のところ、同じ陥穽、堂々巡りに堕ちるだけとみるからだ。
http://www.asyura2.com/16/senkyo199/msg/386.html#c76

[政治・選挙・NHK199] ≪驚くべき答弁≫議場騒然!民主党階猛議員「安倍総理は憲法の『ケ』の字も知らないじゃないか!見てる高校生にも謝れ!」 赤かぶ
77. 忍穂耳の垢[368] lEWV5I6ogsyNQw 2016年1月12日 20:20:41 : 3NO9L2ieOg : DF9oP9LvUuM[2]
>>49.殿 コメントありがとう。

>●東西の単なる「比較文明論」的、論議ではない、!!
>純粋に庶民の間から生まれ、日本古来より伝承される・・

なかなか良い視点とみる。
だが、日本国民の風は、庶民の間からのみ生れ伝承されたわけではない。
今に残る日本的な伝統は、遠近は措いて、なにがしかの形で皇統の風に接続する。
それは、民と神。さらには、民と臣と君との相互関係のなかに醸成され、伝承されてきたものだからだ。

それを、単に庶民といういわば下層に視野を絞るのは非合理とみる。
どうも、そこにはある種のイデオロギーの臭いがするが。


>●問題なのはあくまで、戦前'30年代より敗戦に至るまで、台頭してきた軍閥に・・

(笑)視野を狭めてどうするのか。

問題は考えておられるよりも根が深いのだよ。
奈良時代以降よりこの方、日本人は何がしかの狂った道に、少しづヽ邁進してきたのだ。
だからこそ、東京裁判で悪者が裁かれてなを、人々は己の責任に忸怩(じくじ)たる思いをもつのだ。

その穢れた風に気づき糺すのも我々である。


>●立憲主義云々とは、・・
>今では洋の東西を問わず、文明社会で至極当然なベーシックなルールとして、・・

貴殿の言う「立憲主義」なるものは、おそらく‥条文が為政者を縛るという概念装置だろうか。
残念ながら‥、それは、洋の東西で普遍的なるものではない。
狭い西洋という歴史観のなかで生まれたもの。
西洋人は自尊心のままそれを普遍的と強く謳い推し、日本人もそれを真に受けた。

だが、それを東洋的視点でみるならば、そこには為政者を憎み滅ぼさんとする精神の病理が仕込んであると気づく。
それに気づかぬ限り、占領統治がなした洗脳は解けぬかも知れぬ。

http://www.asyura2.com/16/senkyo199/msg/386.html#c77

[政治・選挙・NHK199] ≪驚くべき答弁≫議場騒然!民主党階猛議員「安倍総理は憲法の『ケ』の字も知らないじゃないか!見てる高校生にも謝れ!」 赤かぶ
78. 忍穂耳の垢[369] lEWV5I6ogsyNQw 2016年1月12日 20:22:32 : 3NO9L2ieOg : DF9oP9LvUuM[3]
>>58 山田ミー太郎 殿 あの折は有り難きコメントをいただいた。

>ただですね、昨今の安陪政権ないし安陪本人に対する反発や
>異議申し立ての根底にある動機を、すべて戦後の日本人が
>意識的、無意識的に持つ階級闘争的史観・心性といった観点のみから・・

反発を感じるのも止む無しと思い、コメントしている次第だ。
それは、そこで採る方法論が、おそらく無自覚なのか、戦後習い覚えた西欧的なものばかりが目立つからなのだ。
詳しくは、次のコメントに記したい。


今の安倍政権で、経済の面では一貫して批判し続けてきている。
特に消費税については繰返し。
尤も、こうした経済運営については、
前政権のみならず、臣よりも権力があるらしい官僚機構にも責めがあろう。
当然、現政権がその責任をもつのだけれども‥

その根は彼らが気づかぬものも多々あるだろう。
指弾する側が無自覚に西欧的精神装置を持ち出すようにだ。
特に、税には、日本に措いては他に較べて深く濃い歴史がある。
彼ら為政者や官吏等は、そこに込められた哲学を学んでいるとはとうてい思えない。

そうした無知は古い日本を封印してしまった経緯に拠る。つまり彼ら官吏等だけの責めではない。
その根から気づきが起ってはじめて、ことが動くやに思うが。

http://www.asyura2.com/16/senkyo199/msg/386.html#c78

[政治・選挙・NHK199] ≪驚くべき答弁≫議場騒然!民主党階猛議員「安倍総理は憲法の『ケ』の字も知らないじゃないか!見てる高校生にも謝れ!」 赤かぶ
79. 忍穂耳の垢[370] lEWV5I6ogsyNQw 2016年1月12日 20:24:26 : 3NO9L2ieOg : DF9oP9LvUuM[4]
>>59 (上の78コメントの続き)

>「戦前の軍国主義を懲らしめたい‥という鬱鬱とした情念」とか
>「フランス革命を礼賛する史観」(>>04)とは関係なく
>存在するものと考えます・・

なるほど。表面的にはそのとおり。

だが、現政権に対峙してリベラルな姿勢を採るところで、
持ち出す概念には西欧の民衆革命に淵源するものばかりなのは何故かと思う。

為政者を縛る所謂「立憲主義」のみならず、為政者に向ける憎悪、国を憎むこころ。
まさに西欧的なものとみる。

こうした別のモノが、何故か立ち上がるのは、やはり戦後の洗脳となるだろう。
なにより、無自覚なところが憂うところなのだ。

とまれ、
こうした国や為政者に対する悪念という視点で見ると、
典拠は明かす暇が無いが‥西欧のそれと、日本文明とでは、少し違う歴史をもつ。

日本はこうした反目の者等をも統治してきた歴史があるが、西欧は対立相克ばかりが目立つ。
だからこそ、日本人は、
皆が集い声を荒げて指弾することや、デモに繰出すことを「恥」と感じる。
武士の時代の「下克上」とは、むしろその往古由来のその「恥」の感性の後に出たものだ。
かように、歴史は今を生きる我々の衝動に影響を及ぼしている。

ところが、
古い王政を倒した歴史を普遍的歴史とみる西欧は、日本人のもつ「恥」を未開人の衝動とみるだろう。
それは、それに染まる日本人とても同じ。高名な先生方も同じくその洗脳の枠の中に居るとみる。
http://www.asyura2.com/16/senkyo199/msg/386.html#c79

[政治・選挙・NHK199] ≪驚くべき答弁≫議場騒然!民主党階猛議員「安倍総理は憲法の『ケ』の字も知らないじゃないか!見てる高校生にも謝れ!」 赤かぶ
80. 忍穂耳の垢[371] lEWV5I6ogsyNQw 2016年1月13日 03:16:09 : DNMLzL2xcA : qAyoHVeQfwc[3]
>>64. 母系社会 殿 コメントありがとう。

気になったことをコメントしたい‥

>京都学派は戦前、有名な西洋文明批判の「近代の超克」座談会を行ったグループで、中心人物である西田幾多郎氏は、結局は採用はされませんでしたが、政府から依頼されて独自の「大東亜共栄圏」構想の原稿を書きましたし、一部の学者は、陸軍の行動を抑制しようとして海軍に接近したため・・

西田はこの戦前の言動がもとで、いまは見るかげもないが‥、
本来、は東洋的思想の柱のひとつとして、もっと注目されるべき存在だろう。

だが、みるに‥
彼と、彼の弟子達が迷い込んだ迷宮は、文字で表現するというメディアそのものについての疑義が足りなかったとみる。

故に、彼の言説の後半生のものは、あまり真理の響きを感じない。
初期の「善の研究」には、禅の、その躍動が、そこかしこに満ちているし、
それはまさに、不立文字なる禅を解き明かさんという情熱がほとばしるものだった。
その不立文字が何かを、いまだ誰も表現し得ていないのだよ。


飛鳥時代に、
日本人は、禅を含め、仏教を新しい教えとして招き入れた。
そこでは、西遊記で有名な玄奘三蔵もいる。彼は日本から来た道昭を導いた。
それは、往古の神々が教えるものと、おなじ響き、同じ瞬間をもたらしたからだろう。
それ故に、日本人は仏教を善しとしたのだ。

だが、
その導入において、為政者の我侭、政略が交錯し、数々の政変を招いた。
最終的に、国教としての位置を得たけれども、その本質的な教えは、
やがて、換骨奪胎されてゆき、
本人が努力する必要のない、僧侶による加持祈祷と化した。

ずっと後の話だが、明治の神仏分離令によって、日本の伝統的精神性、つまり日本神話の支えが無くなった仏教は、早晩、風に吹かれる雲の如く、やがて消えてしまうのかも知れぬ。
何故なら、今行っている「わざ」は、どれも往古の神職が教えた喪祀りなのだから。

はてさて、釈迦が伝えた霊統は何処に行ったのだろうか。
http://www.asyura2.com/16/senkyo199/msg/386.html#c80

[中国7] 「中国から攻撃されれば尖閣守る」米軍司令官が明言=中国ネット猛反発「図々しいにもほどがある」「日本から金をだまし取ろうと 赤かぶ
2. 忍穂耳の垢[372] lEWV5I6ogsyNQw 2016年1月30日 08:15:18 : cjrG7TrbNQ : mkfAEuSVsPI[7]
この米太平洋軍司令官の言葉は、日本と米国の約束に基づいてのもの。
それに疑心暗鬼をふくらます記事と、コメント。
これをみて、ちょっと気になりコメントすることにした。(長いので二つに分けて投稿する)

なにより、同盟国がその約束を果たすのはあたり前のことだろうに。


こうした記事に迎合して、難癖をつける方がいる。
もちろん、記事の中の、中国ネットユーザーらの言説ではない。日本のそれを話題にしている。

そうした難癖は、いつも方向性が決まっているものだ。
現政権の批判がまづある。そう、反現政権のスタンスだ。
そして、それを牛耳っている(とみる)米国への批判。そう反米のスタンス。

この二つは、一見別のもののように見えるが、じつは同じ根をもつ。
そこには、その難癖をつける方々自身が自覚さえもしていない原因があるだろう。
それは、仏教で云うなら「無明」に駆られた人々だ。

戦後の西欧的自由主義思想のなかで生れ育った者達は、こうした難癖が大好きかも知れぬ。
ところが、そうした者達は、西欧の云う自由主義的な価値観の、その奥にあるものを、おそらく知らない。

西洋は、我侭で暴虐な王政を打ち倒し、民衆の手で為政者を縛るというシステムをこしらえた。
そう、最近にわかに言い出した「立憲主義」なる思想だ。

これは一見、優れたシステムのように見えるが、残念ながらそうではない。
その欠陥は、西洋の価値観からは残念ながら見えない。
見えないがゆえに、いまだに、その「無明」は凄惨な革命と云う「カルマ:業」を求めて彷徨っているだろう。
http://www.asyura2.com/15/china7/msg/837.html#c2

[中国7] 「中国から攻撃されれば尖閣守る」米軍司令官が明言=中国ネット猛反発「図々しいにもほどがある」「日本から金をだまし取ろうと 赤かぶ
3. 忍穂耳の垢[373] lEWV5I6ogsyNQw 2016年1月30日 08:16:52 : cjrG7TrbNQ : mkfAEuSVsPI[8]
(2のつづき)
東洋の叡智に「無明」というものがある。
それは、釈迦とその弟子達が見つけた苦しみの「根」だ。
それは、簡単にいえば、憎しみのるつぼ。人々の無意識に宿る病理だ。
それは暴力によって、人から人に伝染する宿痾でもある。
この「無明」をちゃんと悟っていない僧が、最近とみに増えてきたやにみる。

東洋の叡智は、それを見定めたが故に、
それを陶冶する文化をもち、それを今に伝えてきたのだ。
だから、その「無明」に駆られることを恥と見るこころを、いまだ保つ。
ところが、
西洋は、その憎しみの「根」を捉えるまでに至らなかった。
いや、そもそも、そうした歴史をそのものを生みだせなかった。

苦しみがルサンチマンを生む。
そのルサンチマンが革命を起こし、世を変える。
だが、そこで醸成された苦しみの「根」を、
彼ら西欧の宗教は、ついぞ浄化できなかった。
いや、それどころか、
彼らの宗教は、その「無明」を生産する側に回ったほどだ。

そこに息づく、為政者、統治者への憎悪は、
社会主義思想という屁理屈を得て、おびただしい血を流し、無辜の人々に苦痛を与えてきた。
いまも、それは生きている。
それは、西欧的な価値観に迎合するとき、それは起るだろう。

見よ。
そんな西欧の宿痾さえ知らぬ、無知な日本の民らが、
戦後の厭戦気分を利用してはびこった西欧の風に染まり、
為政者を、まるで西欧の絶対君主のように憎み、かつての占領統治者を憎む姿を。


このような愚かさに、既に気づいている方も多かろう。
ところで、西洋にみるような「見えにくさ」が無い「無明」の事例をひとつ挙げておこう。
それは、隣国、韓国の「従軍慰安婦」問題にみる日本への憎しみだ。
それはまさに「無明」そのものであるが故に
そこを掘れば掘るほど「無明」、つまり憎しみの連鎖が回帰する。つまりは病理だ。

どこぞの「左巻き」になびくメディアは、その宿痾が見えぬが故に、まんまとそのアリ地獄に堕ち、
自らその「無明」に感染してしまったようだ。
そう、朝日新聞のそれだ。

http://www.asyura2.com/15/china7/msg/837.html#c3

[経世済民105] この狂気の大量廃棄を見よ! コンビニ地獄3(simatyan2のブログ) 赤かぶ
12. 忍穂耳の垢[374] lEWV5I6ogsyNQw 2016年2月06日 05:48:48 : M5PpCCo0ic : aqWOGiAbaak[5]
>>4 殿の最後のコメント
>ホント いつか必ずバチが当たるぞ。

なるほど。そのとおり。


いったい 何が悪いのか。

問題を起こした食品、それを指弾する消費者が悪いわけではないのは、皆さんご存知のとおり。
だが、どこぞのキャスター?が云ったという、世界には飢えに苦しむ地域もあるのに、食物を棄てるとは何事か‥と思う方も多かろう。


何が悪いのかを明らかにするなら‥
流行りのカタカナ語で云うならば‥「インテグレーションの罪」となろうか。

インテグレーションとは、数学用語ならは積分だ。
情報を積層して集約する、そこに新しい価値を見つけて、大喜びして「インテグレーション」を讃えてきたのが、今までの我々だった。

ところが、今になって、どうもこの「インテグレーション」には功罪があることが見えて来た。
プラスが集積すれば大成功だが、マイナスが集積すれば、それは困った悲惨な事態を招くことが。


見よ、その代表的な例が、個人情報。
集積することが「善」とばかりに、集めた結果。
皆が息苦しいくらい、個を隠す法制度を採らざるを得なくなってしまった。

全国チェーンの有名店が、
一度異物混入、あるいは何らかの義務違反事故を起こせば、
それは、膨大な流通在庫の即時棄却をもたらす処理事案となる可能性がある。

では、そのとき点て
一消費者であり、一顧客である貴方は、それを望んだのか?。

問うまでもない。
こんなことは、わたしたちは望んでいない。
結果的に望んだはずだと云う、屁理屈は脇に措いて‥、よく考えたらいい。
この「インテグレーションの罪」を、だ。
http://www.asyura2.com/16/hasan105/msg/290.html#c12

[経世済民105] この狂気の大量廃棄を見よ! コンビニ地獄3(simatyan2のブログ) 赤かぶ
13. 忍穂耳の垢[375] lEWV5I6ogsyNQw 2016年2月06日 05:51:53 : M5PpCCo0ic : aqWOGiAbaak[6]
失礼。
誤:では、そのとき点て → 正:では、そのとき
http://www.asyura2.com/16/hasan105/msg/290.html#c13
[政治・選挙・NHK201] 三種の神器の異様な日本<本澤二郎の「日本の風景」(2261) <敗戦目前、天皇が守ろうと必死になった三種の神器> 笑坊
1. 忍穂耳の垢[376] lEWV5I6ogsyNQw 2016年2月11日 14:04:36 : 7oNvidSziw : 28oaLYILKmU[4]
>日本を象徴する神社と神棚の日本から見えてくる神秘主義の日本は、近代どころか民主主義にも届かない前近代が覆っている。

(笑)このあたりに、習い覚えたまんまの、西洋的歴史観が表れている。

そう‥ 斟酌するなら‥
封建制とは時代遅れと同義であり、
伝統的な王の統治を打ち倒す民衆革命、それを歴史の進化とみる歴史観だ。
断っておくと、
臣の執る政治ではない、王そのものを倒すことが、正義であり進化だと。

こうしたものを、我々は当然として学ばされてきた。
いや、正しくは洗脳下にあったというべきか。


だが、こうした西欧的歴史観は果してほんとうに普遍的な真理なのか、
きちんと検証されているとはとうてい思えない。
その最たる例が、この日本だ。
徳川幕府という、いわば臣(将軍家)を倒したのが明治維新。
そう、王(天皇)ではない。
なぜか語られないが、明治維新の前と後とで王(天皇)の権威は変わらない。
いまだかつて、この日本では、王(天皇)を倒し国を建てたことなど、一度もないのだよ。

だが、
それに近いものはある。
それは、飛鳥時代に覇をなした蘇我氏が、崇峻天皇を暗殺したという例がひとつ。
だが、この蘇我氏は後に逆賊として滅ぼされる。
それは日本の長い歴史の中でみるば、一時的な揺らぎでしかない。

ところが、こうした日本に、
西欧的歴史観をムリヤリに当てはめんと足掻いているのが、これら左巻き?な御仁かと。


記事を拝見して‥
どうやら左巻き?の御仁は、それらの妄念を成就せんとして、
なんとかして日本文明をけなそうと、懸命に努力されておるやに。

明治天皇替え玉論しかり、
考古学では既に否定されている弥生人の襲来譚、しかり、
皇統に嫁ぐあまたの家系のなかの、ほんの僅かにしか過ぎぬ渡来系の血を採り挙げ、
その渡来性を喧伝したり。

なんとかして、日本人の本流を消さんとする試み。

だが、かれら左巻きらが尊崇する西欧的歴史観にも綻びが目立ってきた。
中東に次々に起ったナントカ革命なる民主蜂起を、歴史の必然と捉えた結果が何かを。
血みどろの災禍は治まらず、本家本元の欧州への難民流入となった。
それは王を倒す民衆革命なるものが、かならずしも善いことではないと。
既にして、その西欧的歴史観は普遍的真理ではないと証明されているやにみるが。
http://www.asyura2.com/16/senkyo201/msg/157.html#c1

[政治・選挙・NHK201] 三種の神器の異様な日本<本澤二郎の「日本の風景」(2261) <敗戦目前、天皇が守ろうと必死になった三種の神器> 笑坊
4. 忍穂耳の垢[377] lEWV5I6ogsyNQw 2016年2月11日 18:55:06 : 7oNvidSziw : 28oaLYILKmU[5]
>>3. 殿

>天孫降臨なんて、嘘でしょ。・・・

そのとおり。
おそらく、その可能性が高かろう。
もっとも、
邪馬台国談義は、どこぞの国の歪曲報道と根が同じで、とんと興味がないけれども。


かの天孫降臨譚とは、
本来はニニギ(瓊々杵尊)の崩御と、その葬送を隠すため神秘化されたものに過ぎぬとみる。
そう、ニニギが崩れたことをもって、
天つ国から地への転落だから、すなわち地上への降臨譚(再生譚)と解釈したものだ。

そうみると、
大嘗祭の「真床追衾(まとこおうふすま)」とは、先帝の死の床衾(ふとん)を追体験する祭儀となろうか。
本来、神の代には、先帝は生前のうちに譲る風があったのだが、
ニニギの子の彦火火出見尊の夫婦喧嘩のうちに崩れたゆえに、
そうした追体験の祭儀が考案された可能性があるのやも。

それにしても、
このあたりには、何重にもにわたり、ニニギと、その皇祖であるアマテラスへの憎しみが隠されている。
おそらく、こうしたものをなしたのは、往時に跋扈していた新羅系、後に百済系の者等のしわざとみる。
こうした者等は、いまも跋扈し続けている。そう左巻きな者等と共に。
http://www.asyura2.com/16/senkyo201/msg/157.html#c4

[政治・選挙・NHK201] 三種の神器の異様な日本<本澤二郎の「日本の風景」(2261) <敗戦目前、天皇が守ろうと必死になった三種の神器> 笑坊
8. 忍穂耳の垢[378] lEWV5I6ogsyNQw 2016年2月12日 15:37:46 : 13VRHPHhaw : YTKheEqmSOU[5]
>>5. 殿 戦前の異常性という視点は、なかなかよい論点。少しコメントしたい。

>日本人が元から非理性的だったとは思わない。歴史上の知識人でも、現代人から見てもかなり「科学的」で理性的な人々もいたと聞く。しかし、少なくともこのエピソード一つとっても、太平洋戦時中の日本は確かに異常だった。

言わんとするところは理解できくもない。
だが、そうした「異常性」をきちんと分析せず、忌み嫌うのも、そのまま非理性的な対応なのではないかな。

戦前の、いったい何が問題があったのかさえ解けず、
癇に障るものぜんぶを否定しているのが戦後のリベラルな態度とみる。

ところが、戦前のもの全部を忌み嫌うのなら、皇室の存在も、皇室が端緒となる伝統文化と、その底流に流れる価値観や精神性、そうしたものも否定されなくてはならない筈。

だが、どうだろう。
それこそ左巻きな御仁でさえも、皇室を指弾したり、和歌や四季折々の行事を、あからさまに指弾して否定するものを見たことがない。なぜなら、それは日本人のアイデンティティそのものだからだ。

こうしたところに、戦後の左巻きな論調の破綻点が露出している。
そう、そこには感情のみがめだつ、即ち未解決だということ。


火事から御神影を守ったとあるが、それが本当の真心から出た行動であるのなら、例えば、火事に遭ったとき、亡き家族の形見を取りに、燃えさかる我が家に戻ろうとするのと同じ。
だが、そうした行動を、他者が強制・強要するような重圧を加えているのなら、また別の問題となろう。

ご指摘の小学校長が、そうした強制・強要の、無意識の重圧下にあるのなら、それは日本的精神性からみても、忌わしいこと。
御神影を守るという対応、そうした物事の結果を求め、他者が指弾し、強要し、権威をもって脅すのなら、それはつまるところ、そうした結果に拘っている姿となろう。
仏教で云うなら執着だ。この、結果を求めて執着するこころが、その根にある。
すなわち、親や上長の権威に執着というゴミが張り付いた状態、いわば穢れた権威。

してみると、そのゴミが張り付いた状態は何も戦前だけの専売ではない。
もちろん、戦前は戦時下における重圧もあり、権威が強かったが故に、その禍も大きかっただろうが、
戦後においても、権威を振りかざし、人をして苦しめ脅す姿の、その本質的なところは、まったく同じ。
戦前の愚かさを問う者は、こうした腐った「権威の強要」に向かい合うべきだろう。
そうしたものは、今もそこら中にあるのだから。

戦前を忌み嫌うあまり、日本人にとり大事なものまで捨て去るような愚は、そろそろやめにしたいものだ。
http://www.asyura2.com/16/senkyo201/msg/157.html#c8

[政治・選挙・NHK201] 三種の神器の異様な日本<本澤二郎の「日本の風景」(2261) <敗戦目前、天皇が守ろうと必死になった三種の神器> 笑坊
9. 忍穂耳の垢[379] lEWV5I6ogsyNQw 2016年2月12日 18:33:54 : 3NO9L2ieOg : DF9oP9LvUuM[8]
>>4 について補足するのを忘れていた。

「天孫降臨」は漢語だが、本来の大和言葉ならば「天(あま)下り」。

この「天下り」とは、今の鉄道の「上り」と「下り」に残るように、政を執る都(天)から下るというのが本義。
ニニギ(瓊々杵尊)は、その辺境の地である九州に御幸した(そして旅先で崩御した)という事実を意味する。

この九州の地を辺境とみる本来の意味を、編纂する(おそらく渡来系の)者らが嫌ったのだろう。
それを歪めて、架空の「天(あま)」なる国からの降下と神話化し、意味を逆転させたのが「天孫降臨」。

九州の方には大変申し訳ないが、「天孫降臨」譚には、故郷である半島に近い、九州の地を持ち上げたい、渡来系識者らの自我が塗り込まれている。
http://www.asyura2.com/16/senkyo201/msg/157.html#c9

[政治・選挙・NHK201] 丸山議員の奴隷発言があぶりだす金美齢氏のもう一つの暴言−(天木直人氏) 赤かぶ
11. 忍穂耳の垢[380] lEWV5I6ogsyNQw 2016年2月19日 19:54:54 : XZ2uHaevNs : 9I9JNYq44_Q[6]
いつもながら天木氏は所謂ポジショントークで突っ走っておられる(笑)


はて、「奴隷が大統領になる」などと丸山議員が語ったかどうかは?だが‥
こうしたコトバへの反応をみるに、何と言うか日本人の属国根性が露出しているのではなかろうか。

戦後の教育を受けて育った者は、しらず識らずのうちに、英米が負う心の傷も真似ぶものだ。
そうしたものは、無意識のNGワードとして忌避の感情がもたげる。

まさに、黒人・奴隷、などはその最たるもの。
米英が昔、象牙海岸あたりから多数の黒人を積み出し、奴隷として使役した負の歴史だ。

その心の傷を負う彼等は、そのことを他に言われるのを嫌うだろう。
かように、西欧の精神性には奴隷とそれに向ける差別の宿痾が息づいている。

そうした、無意識のNGワードを、今までの政治家なら、意識化できていたのかも知れない。
だが、たまには、丸山議員のようにその枠から外れた者が居たとしても驚かない。


こうした無意識のNGワードのひとつ‥
「奴隷」は、その当事国が思い出し、常に煩悶する、その非人道性ゆえに、
かの「性奴隷(セックス・スレイブ)」なる語が、どうにも手に負えぬものともなった。
http://www.asyura2.com/16/senkyo201/msg/521.html#c11

[政治・選挙・NHK201] 元財務官僚の高橋洋一氏が「アベノミクスは失敗した」と明言!「消費税を5%に戻すしか無い。10%は致命的なダメージに」 赤かぶ
3. 忍穂耳の垢[381] lEWV5I6ogsyNQw 2016年2月26日 03:05:32 : 13VRHPHhaw : YTKheEqmSOU[6]
>>1. 殿のコメントにつられてみる

>>シロアリ小役人の退治をしましょう。

それで済むのだろうか?

わたしはそうは思わない。
「税」というものの歴史の厚みを知らず、安直に外国の方法論を導入した者達。

そうした者達が、こしらえた「直間比率」などというコトバに踊り、
消費税の導入に荷担した政治家たち。
そうした政治家たちは、今も息をし、政治の世界に生きている。

退治するのは、そうした過ちを犯した者達、本人が自覚し懺悔してからでも遅くはない。
http://www.asyura2.com/16/senkyo201/msg/817.html#c3

[政治・選挙・NHK202] 経済運営 一層難しく 本社世論調査、「消費増税反対」58%:消費税増税再延期=衆参同時選挙の雰囲気醸成、マイナス金利不評 あっしら
2. 忍穂耳の垢[382] lEWV5I6ogsyNQw 2016年2月29日 06:30:20 : eu2jDf3aSs : BWlYbIp6pH0[7]
「政(まつりこど)」とは民の心を知ることに始まる。
民の集合的無意識野にある、民さえ気づかぬ声なる声をも知ってはじめて「政(まつりごと)」が成る。
それを知るには、幾重にも積み重なっている歴史と伝統を学ばくては始まらない。

どこぞの国では、株式市場にサーキットブレーカーのしくみを導入し、数日で撤回してしまったと聞く。
かの国の投資家の無意識の反応を知っているのなら、あのようなドタバタ劇にはならない。
つまりは、民を見ていない、民に学んでいないというその姿勢が、あの顛末に表れているのだ。

消費税という税制は、おそらく世界でも最も伝統のある、この日本の税の歴史の厚みを、全くもって考慮していない。
単に、安直に税収確保ができそうだと、西欧の税制を真似てみたというだけのお粗末なもの。
端的に言うならば、この税には哲学が無い。
そう、消費税という税制が、日本国民に如何なる影響を残すのか、皆目わかっていない。

この誤った税制を導入して、民の暮らし向きはどうなったのか。
西欧あたりから来た税制らしく、人々を分断し、疎外化させてゆく。
老いも若きも、妊婦も乳飲み子も、そして病人も「等しく」払わなくてはならない。
それは、贅沢品等にかかる懲罰的な税を除いて、従来の税では無かったもの。
いや、無かったどころではない。税概念として真逆なものだ。

消費とは生活そのものである。
つまり、生命の維持活動に懲罰がかかるということ。そう、生を罰されているということだ。
日本はそれこそ神代から、生きを恵み、誕生を喜び、長命を寿ぐ民として生きてきた。税もその恵みに基づくもの。
その生があるときから、真逆に罰せられることになった。
こうした真逆さに打ちのめされる衝撃がどれほどのものかが、さっぱり分っていない。

そこには、ほんらい税にあるはずの感謝も、未来への希望も無い。
あるのは、既存のお金を奪われる喪失感。それは日本においては特に、皆を衰亡へと向かわせるものとなる。
やがて弱い者から、稼ぐ力の無い、老人や、子をなす女性、子供から、衰亡の淵に飲み込まれるだろう。
それは、もう既に起っていることだけれども。


その愚かさに気づいて「では‥次の増税を止めます」とか言うお話ではない。
この消費税という税制を、屁理屈でカチカチの役人らに染められて、導入を決意した政治家たち。
そう、今もたくさん居る。何人もの愚かな政治家たちがこれに関わってきた。
そうした者達がその誤りに気づき、皆の前で懺悔をするのが先だろう。
http://www.asyura2.com/16/senkyo202/msg/143.html#c2

[国際12] 亀裂が深刻化する移民・難民問題(GLOBAL EYE) 赤かぶ
3. 忍穂耳の垢[383] lEWV5I6ogsyNQw 2016年2月29日 17:54:58 : iPF9hyjbKI : Y6DUQ_9dtmE[6]
>ヨーロッパが動乱の渦に巻き込まれないためにもEU内の政治家の力が試されていますが、解決策がないというのが正直な認識であり、もはやどうにもなりません。

「アラブの春」とか「ナントカ革命」とか言い、
まるで、民衆革命が歴史の必然であるかのようにしむけた、
そうした革命思想の本家である西欧が、いまその撒いた種の結果を受けているということ。


西欧の民衆革命を普遍的とみる価値観には、彼ら自身が気づかぬ宿痾がある。
仏教的に云うならば「カルマ」と言ったら良いか。

統治とは、統治する一者と、統治される民とが、長い歴史の中で育ててきたものとも言える。
そこには、統治する者は謙虚でなくてはならず、それは民の信頼にささえられたものだと、かつては知っていた。それがいわゆる「王道」だ。

だが、
こうした統治者の戒めを忘れた、愚かな君主が現れたとき、
西欧はの一部の国は、愚かな君主を殺すだけに飽き足らず、
長い歴史が育ててきた君と民の関係も葬り去った。

かの「民衆革命」という「美名?」はそれを正当化したもの。
それ以来、そうした「革命」を正義とするドグマに染まった者たちは、
次々に、その「革命」と同時に、その「カルマ」の報いを受けることとなった。

西欧は、そうした誤った価値観を他に押し付けてきた、その報いを今受けているとみる。
http://www.asyura2.com/15/kokusai12/msg/710.html#c3

[政治・選挙・NHK202] 経済運営 一層難しく 本社世論調査、「消費増税反対」58%:消費税増税再延期=衆参同時選挙の雰囲気醸成、マイナス金利不評 あっしら
6. 忍穂耳の垢[384] lEWV5I6ogsyNQw 2016年2月29日 20:29:02 : iPF9hyjbKI : Y6DUQ_9dtmE[7]
失礼。
>>2. の「政(まつりこど)」は「政(まつりごと)」のミスタイプだった。

他のコメントを拝見するに、
このような世情を招いているのは、一義的には現在の安倍政権がその責めを負うだろう。
その抗議の矛先を、安倍政権に向けるのは当然のこととも思う。

だが、それだけで解決するのだろうか。
緊縮財政、財政再建を語る際に、当然の如く消費税増税を語ってきた国民にも、その責めがあるはず。

その消費税やむ無しと捉えた、分ったつもりの、御仁たち。
彼らと、この消費税という日本にとっての愚策を思いついた金数えの官僚たちとは、共通するものがあやに思う。
不確かな未来を嫌い、既存の取り崩ししか思い浮かばない、という退路な思考だ。
そう、既にあるところから徴収するほど楽な話はない。だが、それをしたら国が衰亡するということを知らない。
http://www.asyura2.com/16/senkyo202/msg/143.html#c6

[経世済民106] 消費増税延期と法人増税こそ正しい緊急経済対策(ダイヤモンド・オンライン) 赤かぶ
2. 忍穂耳の垢[385] lEWV5I6ogsyNQw 2016年3月03日 12:43:20 : 14kkzzCqQP : 2JP_woa5YuY[8]
増税延期の議論は、否定するつもりはないのだが‥
こうした議論をみるたび思うのは、経済の専門の方々は、経済方面での専門家でしかないな、と感じた。

彼らは簡単に徴税を議論するが、それが国民の統治としての側面をもつことを語らない。
消費税という税制が、民の統治という側面にどのような意味をもつのか知らない。

当然だ。
彼らは政治家ではないのだから。
政治家ではないということは、民の苦しみの声を聞き、それに答える責任が薄い。

何度も書き込んでいる話だが、
民を統治する国が千年を超えて継続している大国はこの日本国しか存在しない。
保守的な立場なら、二千年余を超えて、民の統治が続いているとも。
そこで連綿と続いてきた税の歴史は、他の諸外国をも睥睨する。

そこで培われてきた税の伝統、税観念は、そう簡単には揺るがないし、
変えようとすれば大きな反動に見舞われる。それが長い伝統、即ち集合的無意識に刻まれた深さの故だ。
消費税の導入以来、わが日本国民はその大きな反動に見舞われてきた。
その反動は、経済の専門家の予想を超えていたのは、いわば当然のこと。

政治家はこうした民の声に気づく立場にあるが、経済の専門家は金稼ぎの数字に出ない限り気づかない。
特に、戦後の日本否定な価値観に染まって育った方々が、皆外向きの知識で経済を語る。
そのような経済の専門家だけにまかせていたら、国は亡んでしまうかも知れぬ。

まづは、
消費税が民の生活に及ぼす、心理的側面を、
日本の税観念の伝統に照らして、議論することから話は始まらなくてはならない。
そうした、大きな意味での「統治」の議論なくして、消費税を軽々に語るのは、愚かとも言えよう。
http://www.asyura2.com/16/hasan106/msg/246.html#c2

[経世済民106] 消費増税延期と法人増税こそ正しい緊急経済対策(ダイヤモンド・オンライン) 赤かぶ
4. 忍穂耳の垢[386] lEWV5I6ogsyNQw 2016年3月03日 17:36:34 : racenp0e7k : sj4thYvCCL4[4]
>>3. 殿 これはこれは コメントありがとう。

> ちなみに 日本を支配したのは 朝鮮の百済の王族が 日本に逃げてきて 天皇家を奪ったものだ

(笑)そうなのかな?。
国が奪われているのなら、今頃は皆が朝鮮語を喋っていなくてはならないだろう。

思うに‥、国とは言葉だ。コトバが国を支えている。
日本語は、たしかに外来の音韻や記号で、幾分か変化はしたけれど、いまだ日本語であるのは確か。
その外国語臭も百年余で消滅した(上代特殊仮名遣の消滅)。
簡単な話、渡来した百済人達のアイデンティティは日本語文化の中に吸収され、雲散霧消してしまったのだよ。
今の在日と呼ばれる方々と同じように。

歴史的な観点で言えば、
渡来人勢力の関与が疑われるのは、残された資料が彼らに拠るものだから、これは仕方がない。
確かに遣隋使・遣唐使を出していた頃は、まるで最近の隣国のコウモリ外交とそっくりなところもある。
だが、そうした百済人らが活躍する中、日本は「倭」という大陸向けの国号を「日本(やまと)」と改めた。「日の出づる国」という称号は、日本人のアイデンティティを維持した「しるし」だと思うが。

> そうですね〜〜 日本には 主として 3つの奴隷の血が流れている>
>
> 1: 失われた ユダヤの10士族
 ・・・

どうしても、外から来た血を語られたいようだね。
だが、ユダヤの10支族の件は、そもそもかのユダヤの神話自体が信憑性がないと聞く。考古学的にだ。
掘っても神話に相当するものが出ないと聞く。
神話ならば、どこかで話が反転していてもおかしくないとみるなら、可能性の一つとして、日本からドロップアウトしてかの地に辿り着き、栄えた者たちが成した「あるべき神話」の可能性だってあるだろう。
それ以外は、いわゆる東夷の民としてみるなら、大陸沿岸から日本へ還流したことがあったとしてもなんら不思議では無い。

> 消費税だろうが 戦争に行って 鉄砲玉になれと言われても 日本人は素直に命令に服従する
> それは 日本人のDNAに刻まれた 素晴らしい民族性であり 困った民族性でもある

お題は消費税なのだが、余談が長くなってあいすまぬ。

素直さ‥を云われるのなら、
民が為政者を信じ、為政者は民を慈しむ。それは多くの国がつまづいて頓挫した統治の姿だ。
必ずしも完璧だとは言わぬが、少なくとも隣国はおろか、西欧よりは善い姿を維持しているやに思う。
完璧ではないが故にこそ、消費税増税など、日本を苦しめる施策を選んではならないとも思う。
社会転覆を期待してルサンチマンが増えるのを喜ぶのは、あまり良い道ではない。
http://www.asyura2.com/16/hasan106/msg/246.html#c4

[政治・選挙・NHK202] 財務省大臣官房審議官が消費税12%を示唆!軽減税率導入で問題無しと強調!「12%になっても生活に身近な飲食料品は8%… 赤かぶ
4. 忍穂耳の垢[387] lEWV5I6ogsyNQw 2016年3月08日 03:41:04 : iEkJphSerf : VLJGZMeO0GQ[5]
>・・国民理解はある程度得られ、引き上げやすくなる」

どこに理解が得られるのかの根拠が無い。
さては、このどうしても税率アップしたい御仁の個人的な心証かな?(笑)

消費税を上げれば、チャリンチャリンと税が入ってくると考えているのだろう。
庶民は、こうしたの政治家、つまり民の声を聞く必要の無い、愚かな官吏には気をつけなくてはならない。

こうした考え方は、そうしたチャリンチャリンで「安全だ」という過去参照な意識が生むもの。
同時に、それは日本的精神に生きていない、輩たちもこうしたものに飛びつくだろう。

こうした者たちは、戦後の日本否定な価値観が生んだあだ花かも知れぬが。
論理だけに走れば、隣国や中国にみる愚かな精神性に近づくだけだ。
http://www.asyura2.com/16/senkyo202/msg/494.html#c4

[政治・選挙・NHK202] 財務省大臣官房審議官が消費税12%を示唆!軽減税率導入で問題無しと強調!「12%になっても生活に身近な飲食料品は8%… 赤かぶ
5. 忍穂耳の垢[388] lEWV5I6ogsyNQw 2016年3月08日 03:45:28 : iEkJphSerf : VLJGZMeO0GQ[6]
>>4 失礼。
誤:庶民は、こうしたの政治家 → 訂:庶民は、こうした政治家
http://www.asyura2.com/16/senkyo202/msg/494.html#c5
[経世済民106] 危機的状況になりつつある日中関係と消滅する爆買いツアー(GLOBAL EYE ) 赤かぶ
4. 忍穂耳の垢[389] lEWV5I6ogsyNQw 2016年3月09日 20:39:47 : gGpUipdtQk : W_sSSdMQx@I[5]
かの支那の人々は、古来からずっと、日本に純朴な憧れを抱いてきた。
それは、彼らが観る「蓬莱」つまり富士山観光にそのまま表れている。
だが、それと同時に、
歴代の、というよりかなり古代な政権からして、日本を敵と憎んできた。
そう、かなりの日本由来の誉れが、消されてきた。
支那の蔑視と、大陸に憧れた日本人らによって、だ。
それを真に受けて、日中を語る好事家が、ひきも絶えない。(苦笑)

よくみたほうがいい。
支那は、民間では、日本を師匠と仰ぐ。純真にだ。
ところが、そこに政治が入ると、とたんに態度を豹変する。
それがかの国。

この二重性を、よくよく知っていた方が良い。
http://www.asyura2.com/16/hasan106/msg/421.html#c4

[経世済民106] 冷え込む景況感、消費税再増税への判断厳しく GDP連続マイナスも(SankeiBiz) 赤かぶ
6. 忍穂耳の垢[390] lEWV5I6ogsyNQw 2016年3月13日 18:15:02 : iEkJphSerf : VLJGZMeO0GQ[7]
一番最初のコメントでも触れられているが、消費税という税制を導入以降、この国の民の暮らしぶりは下がり続けてきた。もう二十年余も前のバブル崩壊せいでもないのは明らかだろう。

税務を預かるお役人らも、そんなことは知っていようが、なぜ止められないのか。
それは、チャリンチャリンと税が勝手に入るから「安全だ」という思考にある。
「安全確実」に入ることを期待するとは、「不確実さ」を嫌う思考だ。

それはつまり「過去参照な思考」。
たとえば原発事故の談義で、既にある経験をついつい基準に思考してしまうあたりがそれ。
信じていただけるかどうかは措くとして‥
この「過去参照な思考」は、不思議なことに文字符牒と親和性が高い。
文字は意識を、分析分割に向かい賞罰的意識へと傾かせる。同時に不安定さを嫌う。
ちょっとしたミス、過ちが時に過剰な非難と制裁を生む、現代はまさに「過去参照」症にある。
世のお勉強の出来る、つまり文字(書籍)をたくさん読んだ秀才こそ、そこに堕ちやすい。
たいへんお勉強が出来て自信満々だから「過去参照な思考」の弊害が見えない。気づかない。

本来、税とは感謝から始まった。天の恵み、地の恵み、伝統の恵みへの感謝から始まった。
そうした恵みは、ほんらい「不確実」で予測不可能なもの。
「不確実」だからこそ、感謝があり、生きる喜びがある。
そこに、「確実」で「予測可能」な税を導入したら、どうなるのか。
真逆の、生きる苦しみがやってくる。いまの現実がそれだ。
http://www.asyura2.com/16/hasan106/msg/497.html#c6

[政治・選挙・NHK202] ≪・・・≫今井絵里子氏「戦争、反対だけで防げない」「交際中の男性は、政治の妨げにならない」 赤かぶ
6. 忍穂耳の垢[391] lEWV5I6ogsyNQw 2016年3月14日 19:52:51 : 59l8MkwmOM : W5xw3KnVPKc[9]
皆さん、政局の「為にする」視点からのご意見かな

>戦争には反対です。でも戦争は反対だけでは防げず、備えは必要です。

現政権を応援するつもりは無いのだが、これは正論だろう。

兵で威嚇してきたとき無防備でいたら、北米や中南米の原住民のような末路になりかねない。
備えは必ず要る。なにしろ、太古から日本はそうしてきたのだから。
元寇に立ち向かった先祖も、ここに並ぶ一部のコメントをみたら悲しむだろう。

喧嘩両成敗というように、戦争は起こした双方にその責めがあるのがあたり前だ。
そもそも、かの日米の戦争は、当事国同士、つまり日米双方が「やる気」があったから起った。
それを、日本側だけ諌めても片手落ちだ。
高邁な平和理論をぶち揚げたとしても「やる気」満々の輩を止める保証など無い。
http://www.asyura2.com/16/senkyo202/msg/776.html#c6

[政治・選挙・NHK202] ≪・・・≫今井絵里子氏「戦争、反対だけで防げない」「交際中の男性は、政治の妨げにならない」 赤かぶ
16. 忍穂耳の垢[392] lEWV5I6ogsyNQw 2016年3月15日 02:54:51 : XZ2uHaevNs : 9I9JNYq44_Q[7]
>>11. 殿 コメントありがとう。

>特権階級の言う「備え」なるものが下々の庶民にまで回ってきた試しなんて、これまであったか?

特権階級も庶民もない。
繰返しになるが、元寇に命を捨てて立ち向かった先祖が、これをみたら悲しむだろう。


ちなみに、散見する防備否定論は、
どこぞのスクールで採り上げられたケーススタディかは知らぬが、
互いに軍備拡張したから戦争になった‥など、単なる解釈、結果論に過ぎない。
それは、防備をしないが故に戦争を防げた(と勝手に考える)事案も、単なる結果論に過ぎないからだ。
つまりは、その段階で論理破綻しているのだよ。
往古の歴史は、片方が戦争する気まんまんなら、戦争が起ると教えている。

そんな、単なる仮説に過ぎぬケーススタディを
さも有名だと有難がって飛びつくのは、実に左巻きらしいけれども。

いずれ、こうした防備否定論は、無責任な輩と指弾されるときが来るだろう。
どうせ左を執るのなら、もっとましな芯をとらえた議論をしたいものだ。
http://www.asyura2.com/16/senkyo202/msg/776.html#c16

[政治・選挙・NHK202] ≪・・・≫今井絵里子氏「戦争、反対だけで防げない」「交際中の男性は、政治の妨げにならない」 赤かぶ
19. 忍穂耳の垢[393] lEWV5I6ogsyNQw 2016年3月15日 17:48:23 : 13VRHPHhaw : YTKheEqmSOU[7]
>>17. 殿 これは先の次のコメのお方かな‥ コメントありがとう。

>それと70年間も日本の安保として沖縄は人間としての尊厳と人権を踏みにじられ、米軍基地を・・

貴殿が沖縄の方なのか、プロ的にポジショントークしているのかは、分らぬが。

沖縄の方が感じる不平等感は、国も知らぬはずが無い。
ペリー開国以来の不平等を正してきた日本の精神は、沖縄も同じ。

わたしには、かの辺野古の新基地は米軍への貢ぎ物に見えて仕方がない。
辺野古は、ナシするぐらいして始めて「貢ぎ物」でないと見せられよう。
その点では貴殿と意見が近いと思うが、いかがかな。

米国が割りをくらう苦い解決策を、かの国に飲ませられないできたのも戦後日本。
役人を押さえる力をもつ現在の政権の力の見せ所だと思う。
http://www.asyura2.com/16/senkyo202/msg/776.html#c19

[政治・選挙・NHK202] ≪・・・≫今井絵里子氏「戦争、反対だけで防げない」「交際中の男性は、政治の妨げにならない」 赤かぶ
20. 忍穂耳の垢[394] lEWV5I6ogsyNQw 2016年3月15日 17:51:47 : 13VRHPHhaw : YTKheEqmSOU[8]
>>19  失礼、訂正する。
誤:辺野古は、ナシするぐらいして始めて
   ↓     ↓
訂:辺野古は、ナシにするぐらいして始めて
http://www.asyura2.com/16/senkyo202/msg/776.html#c20
[政治・選挙・NHK202] 憲法前文“国権しばらない” / おおさか維新議員 立憲主義理解せず gataro
4. 忍穂耳の垢[395] lEWV5I6ogsyNQw 2016年3月16日 11:07:04 : 13VRHPHhaw : YTKheEqmSOU[9]
民が決めて為政者を縛る‥という考え方は本来は無かったはず。
それは、現憲法から忍び込ませたもの。

それは、もとはと言えば、米欧の考え方。
為政者と民衆が対峙するという、かの地の史観が入っているものだ。
だが、
日本人はそうした歴史を体験していないし、倣う必要もない。
いずれも西欧にかぶれた方々が、さも標準かのように言いはじめたものだろう。

西欧を啓蒙したい朝日紙や、民と権力者の対決がスタンスの赤旗紙などは、
さも世界標準の考え方だと触れ回りたいのだろうけれども。
http://www.asyura2.com/16/senkyo202/msg/843.html#c4

[政治・選挙・NHK202] 憲法前文“国権しばらない” / おおさか維新議員 立憲主義理解せず gataro
9. 忍穂耳の垢[396] lEWV5I6ogsyNQw 2016年3月16日 14:58:55 : ObVnO52IPY : iLkkZHZkcSE[5]
>>5. 日高見連邦共和国 殿 コメントありがとう。
この種の議論はいきおい泥沼の知識論争になりかねないから、それにはお付き合いしないことをご容赦願いたい。

>『はず』じゃなくって、ソコとっても大事なところだから、そう言う“根拠”をちゃんと示して欲しいな。

なるほど。
「憲法」という名では日本には名だたる歴史がある。
七世紀はじめの「十七条の憲法」は有名な聖徳太子がなしたものだ。民がなしたものではない。
断っておくが、憲法とは何か、条文となった憲法はと問えば、日本はここに始まる。

そして、近代というくくりでみるなら、明治になされた前の憲法は欽定憲法だ。
欽定とは、君主により制定された憲法。もちろん議会に居る臣らが起草したものだが。
民(おおみたから)の意を酌んではいるが、民がなしたものではない。そもそも対峙した民という立ち位置さえ無い。

故に、憲法は、一義的に‥民が決めて為政者を縛る‥ものではない。
 「憲法」≠「民が決めて為政者を縛るもの」
いかがかな。


日本に於いて「憲法」即ち‥「法(のり)」とは、実はもっと深い意味がある。
古くは、不変の法典があるとされた。それを「不改常典(かはらずのつねのり)」と云う。
天智天皇が言及するほど古くからあるとされ、それを外れた者には天から罰が振り下ろされたとも聞く。
諸説あるが、それは、文字に記されない、民の心根、つまり集合的無意識野に刻まれた法典と理解してもいいだろう。
日本には、欧米にも引けを取ることない、法の理念が往古から存在したことを意味する。それは、かの震災時に世界が驚いた秩序に見ることができよう。

このように、日本では民の心を鑑みる者がなすという伝統があった。この永き伝統を無視して憲法を語れぬ。
ところが、近代憲法というコトバには、巧妙に「民が決めて為政者を縛るもの」という西欧的仕掛けが混じった。
後で追加されたものと怖じるからこそ「理解していない」などと事毎に罵る者が出る。

だが、こうした西欧的史観、つまり‥為政者を倒して憲法で封じた‥歴史は日本に於いては無い。
当然だ。天皇(制)が公式に転覆されたことが無いのだから。一部例外があるが、これも首謀者は糾された。
奈良期以降の豪族の争い、武士の時代(征夷大将軍職)も、やはり臣や臣に準ずる者の争い、糾すための戦いで、君主(天皇)が倒された例はない。
このように西欧と異なる歴史をもつ日本は、欧米の概念をそのまま模倣する義務などありはしない。

負けたのだから西欧の価値観に染まるべきだ‥というのなら話は別だが(笑)、それでは >>1 殿の拘束衣論と同じ。
憲法を起草した明治の頃と同じように、日本にとり必要なもののみ取り入れればよいのだよ。

江口議員のように違う意見が出たり、それを受けて赤旗や、散見するコメントに見る如く「恥さらし」などと言いつのるのは、日本にはいまだ馴染んでいない表れでもあろう。
西欧の法概念を鵜吞みにするようなお勉強の良くできる(日本を見ていない)法学者はどう言うかは知らぬけれども。
http://www.asyura2.com/16/senkyo202/msg/843.html#c9

[政治・選挙・NHK202] 憲法前文“国権しばらない” / おおさか維新議員 立憲主義理解せず gataro
11. 忍穂耳の垢[397] lEWV5I6ogsyNQw 2016年3月16日 16:05:43 : racenp0e7k : sj4thYvCCL4[7]
>>8. 殿 コメントありがとう。

>馬鹿なこと言ってはいけない。「ポツダム宣言を受け入れます。要求に沿った新しい憲法を作ります」と言ったのは日本政府自身だろうが。

「ポツダム宣言」受入れの意味については、諸説あるようだが‥
そもそも、一度決めたのだから違えてはならないというのなら、

北方領土も返して欲しいと望んではならないことになるし、
米国の施政権下とされた沖縄も、返してもらったのは間違いだとなろう。

国と国とは、歴史や伝統が異なるのはもちろん、価値観において一方が他方に従うことは出来ない。
かりに文書で交わされたとしても、それはやがて正されるときが来るものだ。

それでも、決まったのだから違えてはならぬというのは、いまだ敗戦国というパラダイムで日本に迫る支那と同じ。戦後が終るとはそうした枠組みが変化して、本来の立ち位置に戻るということでもあると思うが、いかがかな。
http://www.asyura2.com/16/senkyo202/msg/843.html#c11

[政治・選挙・NHK202] 憲法前文“国権しばらない” / おおさか維新議員 立憲主義理解せず gataro
14. 忍穂耳の垢[398] lEWV5I6ogsyNQw 2016年3月16日 17:45:51 : racenp0e7k : sj4thYvCCL4[8]
12. 殿 またまたコメントありがとう。

>>馬鹿なことを言ってはいけない。・・日本政府がポツダム宣言を受諾した時点で、・・「米欧の考え方」を受け入れ、その考えに倣わねばならなくなったのだ。(「・・」は略の意 )

日本が署名したのは「サンフランシスコ講和条約」だが、
その「ポツダム宣言」のどこ見ても、憲法は民が為政者を縛るものだという明白な言辞は無い。
無いということは、かならずしも欧米の憲法観をそのまま踏襲するとは、ならないだろう。
かりに学者がそうだと決めつけても、民がそうみていないのなら、それは正される運命にあろう。

それから、既に戦前には存在していた国際法(ハーグ条約)をみると、
「占領者は絶対的な支障がない限り、占領地の現行法律を尊重する・・云々」とか、
「敵国に強制的に忠誠の誓いを為さしめられることはない」等々にみる精神からすれば、
負けた国とてその歴史や価値観、伝統については守られるべきものと読める。

とするなら、なをさらに‥
憲法についての解釈論が分れるのは仕方がない、日本には欧米よりも古い憲法観があるのだから。
そうした民の伝統、民がどう捉えてきたかを知らない学者は、定義のその奥をみない優等生、戦後の洗脳下にある者と言えようか。

後は、>>11 で貴殿へのコメントにあるとおり。
戦後は終りつつあるのだよ。
一部の、古い日本を封じ込めたい病理にある方々を除いて、だが。

あと、こうした議論は、つまらぬ片言半句を捉まえての、真だ偽だの揚げ足取りになりやすい。だが、それはご容赦願いたい。
http://www.asyura2.com/16/senkyo202/msg/843.html#c14

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15. 忍穂耳の垢[399] lEWV5I6ogsyNQw 2016年3月16日 17:51:04 : racenp0e7k : sj4thYvCCL4[9]
失礼した。上の14のコメントのリンクが外れてしまった。
>>12 殿へのものだった。
http://www.asyura2.com/16/senkyo202/msg/843.html#c15
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22. 忍穂耳の垢[400] lEWV5I6ogsyNQw 2016年3月16日 21:32:51 : yuBKLdbgC2 : EzMqkYndHRM[8]
>>17. 殿 またまたコメントありがとう。

>・・これが学界の通説になっているのだよ。

さっぱりお分かりになられないようだ。
国会で反対の意見が出る。こうして異を唱えるものが居るのは、その「学会の通説」とは違う理解が存在するということ。
ためしに、では自衛隊は憲法違反だという学者がたくさん居るのも「学会の通説」なのか‥となろう。
残念ながら、そうした通説は民の捉え方を反映していない。やがて修正される運命にある。

ちなみに、国は踏み込んだ判断を下せないだろう。
先の従軍慰安婦問題もそうだが、戦勝国であり同盟国の価値観・歴史観の違いに踏み込んでまで、刺激しても詮無いからだ。ま、私としては、その踏み込みなくして本当の解決は無いと思うのだが‥。
だが、議会で質問を受けることは出来よう。過去にもその種の憲法観をめぐる議論があったはずだ。
私がここで書き込んでいるのも、そうした声にならぬ声の存在を示すためだ。


>欧米各国の根底にある《権力の乱用を防ぎ人間の尊厳を守ろうとする立憲主義は、人類が長い歴史をかけて確立してきた英知である》という憲法観は彼らにとって「憲法は民が為政者を縛るもの」と改めて強調するまでも無く当然のことなのだよ。

その“人類が長い歴史をかけて・・”の「人類」とは欧米人のこと。
その種の歴史観は、残念ながら普遍的なものではない。
貴殿には見えないだろうが、そこに生じた病理までも日本は受取る必要はないと思うからだ。
ただ、必要なものだけ参考にすればいい。

その「人類」という大きな目線がどれほど傲慢なのかは、先の国連の委員会が出した、日本の皇室典範を「女性差別」と批判するところにも窺えよう。一部を除いて、欧米は世界史=西欧史とみて、日本を原始時代から解放してやったぐらいに思っている者がいるはず。
だが、
その西欧的な価値観が、日本に於いては普遍的ではないと、彼らも知っていたからこそ、朝日新聞に代表される新聞雑誌・ラジオ、そしてテレビを走狗として、陰に陽に欧米の価値観を啓蒙、つまりは洗脳して来た。それはWGIPとして近年明るみになった。
この種の「立憲主義」を声高に唱える方が居るということは、そのプログムはかなり成功したことになる。

それと、ハーグ条約については、負けた国でも歴史や価値観、伝統については守られるという論点で挙げたまで。
戦後処理で決めた版図が後に変わるように、その国の歴史や伝統、価値観がその条約に抵触するなら、それはやがて正されるということ。それが解釈論の違いだとしたら、何をかいわんや、だ。

貴殿風に言えば、その国の伝統や価値観は、一時の条約・特別法よりも優位にある‥となろうか。
http://www.asyura2.com/16/senkyo202/msg/843.html#c22

[政治・選挙・NHK202] 憲法前文“国権しばらない” / おおさか維新議員 立憲主義理解せず gataro
27. 忍穂耳の垢[401] lEWV5I6ogsyNQw 2016年3月17日 02:20:22 : 7oNvidSziw : 28oaLYILKmU[9]
>>21. 殿 横から相済まぬ。

>大御心は「機関でよい」としたのにも関わらず潰されたと記憶してる。
>陛下を空手形に使う逆臣の坩堝が帝国の姿と見た。その後辿る有り様たるや…
>
>して今日。
>
>
>何も変わらない

そうかな。

明治政府の立脚点は、おそらくご存知であろうが陸軍だ。
強力な陸軍なくして武士の時代に引導は渡せなかった。
そう、鳥羽伏見の戦いには、有名な「錦の御旗」がなくてはならなかったのだ。
陸軍の士気を高めたのは、正義(御稜威:みいつ)は吾らにあり。それは明治政府の云う南朝正統論に接続する。

ところが、これは本来の天皇の伝統を反映していない。
たとえ、そこで西欧の立憲主義を、いきなり接ぎ木しようとしたとしても、無下に無視されたのは当然だろう。
そうした歴史の背景を日本は負うていないのだから。もっとも明治・大正の自由な気風は感じるけれども。

日本を戦争へと追込んだのは、日米双方の責任がある。
だが、日本のみを見るなら、それは明治政府の南朝正統論に端をなす。
後に「皇軍」と呼ぶ、天皇が直接に統帥する軍という幻想のものとに、民を導いた結果が、あの結果となったのだ。
その意味で、その先鞭をつけた明治帝には、大いに責任があられるだろう。
なぜなら、軍の暴走を止められなかったのも、この「皇軍」の概念ゆえだ。
だが、それは明治帝おひとりの責めでもない。なにしろ、そうした歴史観を日本書紀は描き、それを時代時代の要人が御親政として憧れてきた節があるのだから。

左巻きの諸君が、本当に注意すべきことは、
その「天皇が直接に統帥する軍」が蘇生することだと、老婆心ながら付け加えておく。
ちなみに、現在の憲法は旧憲法観よりも本源の姿に近い。だから九条を死守するまでもなく、それは叶えられていると言えよう。
http://www.asyura2.com/16/senkyo202/msg/843.html#c27

[政治・選挙・NHK202] 憲法前文“国権しばらない” / おおさか維新議員 立憲主義理解せず gataro
28. 忍穂耳の垢[402] lEWV5I6ogsyNQw 2016年3月17日 02:22:52 : 7oNvidSziw : 28oaLYILKmU[10]
>>23. 殿 またまたまた、コメントありがとう。
以下、まとめレスで申し訳ない。

>納得するに足る根拠を説明できない異説は、所詮反論にもならず「ハーグ条約」についての通説を覆すことはできないのだから、・・

「ハーグ条約」について噛み付いてきたか。

残念ながら、それについては前言したとおり、負けた国でも歴史や価値観、伝統については守られるという論点で挙げたまで。
それは、優先順位がどうだとか貴殿が得意な?お話ではなくて、単に歴史や伝統が蹂躙されてはならないという視点が戦争前に既にあったということを明かすだけだ。それが条約によってどう変化するかのは話の外。

>>24.
>・・である「立憲主義」が日本国憲法になぜ取り入れられたかについてだろうが。今まで君は何を論じてきたのだ。

何が何だか分らなくなっているやに思うが。
私は一貫して貴殿の言う「立憲主義」は、イコール日本の憲法観ではないと言っているだけだ。

>>25.
>それは近代的な意味での「憲法」の定義だよ。

それは、貴殿の洗脳の深さを表明しているだけだとみるが。

>>26.
>>めしに、では自衛隊は憲法違反だという学者がたくさん居るのも「学会の通説」なのか‥となろう。
>
>これは学者だけでなく憲法制定時の政府答弁で明言されているのだ。

それなら、なをさら学者さんは信用できないとなるだろう。
政治は民に選ばれた議員が執るもの、やがて合憲への修正があろう。ゆめゆめ、それに反旗を掲げられぬよう。

>かの地の史観も何も人間が複数いればその中で必ずヒエラルキーが生まれる。
>・・
>皆が平等なんてありえんだろう。それこそ空想的な発想だ。

(苦笑)だいぶん前のコメを引いてきたか‥

これは‥困ったものだ。貴殿は、日本を知らぬとみた。
“支配するものと支配されるものに分かれる”ところに注目するところなど、やはり西欧のパラダイムと見るが。
権力者と被権力者の対立、相克という視点でしかお勉強されなかったのかな。

前にも論じたが、民は覇をなす臣らに対立することはあっても、「君」に対立したことはめったに無い。
http://www.asyura2.com/16/senkyo202/msg/843.html#c28

[政治・選挙・NHK202] 憲法前文“国権しばらない” / おおさか維新議員 立憲主義理解せず gataro
36. 忍穂耳の垢[403] lEWV5I6ogsyNQw 2016年4月03日 19:10:58 : IHwoCb3BWs : W5Y6UzS7x_8[7]
しばらく用事で書き込めないでいた。ようやく戻れたが、このコメは誰も読んではくれぬだろうけれども‥とりあえずレスしておきたい。

>>30 殿

>   はっきりさせておきたいが、君自身はは「ポツダム宣言」が「ハーグ条約」に優先するという通説に対し異論は無いのだね。いかかがな。

(笑)逃げるも何も、そうした貴殿の大好きな論点に絞ること事態が、既に答えを内包している。これは誘導ともなろう。
それにしても、随分とまた好戦的な言辞をお使いになる御仁だ。


この話題は、もう貴殿が、>>17 で「ポツダム宣言」には民が為政者を縛るという明示的な文言が無いと認めた段階で、話はもう終っているのだよ。

明示的にそうした憲法観とやらが無いということは、それを知らぬ国民にとっては存在せぬのと同じ。
試しに、今の憲法が成された時、既に生まれていた人たちに聞いてみるがいい。

有り難いことに、遠出のなか、現憲法制定時に立ち会った方々に訊ねる機会に恵まれた。
訊いた方々は皆、あの憲法をある種の不戦の誓いとは捉えたが、自身らが成した為政者を縛る憲法だとは誰も捉えていなかった。野党がそれを云いつのる姿を異様と語る者も居たほどだ。

いま話題の憲法改正でも、なかなか前に進まない‥
その奥にあるのは、先に挙げた「不改常典(かはらずのつねのり)」があるだろう。
その証拠に、今の憲法も、そして旧憲法も、大きな改正はなされていない。

皮肉なことに、貴殿が云う「民が為政者を縛る」という憲法観の「民が縛る」という概念そのものが欠けているのだよ。


>>32 殿

>   それなら君はこう言うべきなのだ。『「立憲主義」は、イコール《敗戦前の》日本の憲法観ではない』。

はて、貴殿が言われるように、戦前の旧憲法は「立憲主義」なる憲法ではないという見立てで確定なのか。
みるに‥旧憲法にも充分に「立憲主義」の要素があるとみる議論もある。
もちろん貴殿の言うような西欧的ではないのだが。


繰返しになるが、
貴殿の言う西欧的な「立憲主義」を、この日本は受入れたわけではない。
学者が何と言おうとも、市井の人々は無知なのではなく、受入れていないのだ。
それは、慰安婦問題の判断でも同じ。
西欧的な人道観でみるか、往時の日本の習俗、価値観でみるかでの違いで、その善悪の評価は大きく異なる。

それでも西欧的なものが優先すると言うのなら、
詰まる所、敗戦国なのだから戦勝国がなした史観を受入れろという話に帰着してしまう。
そんなに戦勝国史観を強要するとなれば、それはいまの中国が日本にむける態度と同じとなろう。
http://www.asyura2.com/16/senkyo202/msg/843.html#c36

[政治・選挙・NHK204] NHK籾井、原発報道を政府寄りに&麻生の悪口もダメ+岸井が語る政府の影響(日本がアブナイ!) 笑坊
2. 忍穂耳の垢[404] lEWV5I6ogsyNQw 2016年4月23日 20:35:41 : 7oNvidSziw : 28oaLYILKmU[12]
>〈岸井 筑豊では麻生炭鉱の方が兄貴分だから、どんなことがあっても悪く言ってはいけないという仁義がどうもあるみたいなんですよ(笑)。〉

これは、いったい誰が言っているのかな?
困ったものだ。

今の税議論を肯定する麻生氏を擁護するつもりは、全くないし、
どうぞ、やり込めて欲しいくらい‥なのだが‥

こうした議論の底にみえるのは、
左巻きの、なんでも現政権がやったことは『悪しきもの』にしてしまいたい、偏りだ。
それにしても、千葉レイ女史ではないが、困ったものだ。

そもそも、戦前の何が悪かったのかも知らず、感情的に戦前なるものを否定する、その暗さよ。
もうそろそろ、自らのPTSD症候群に気づく時節だろうに。
もう、病的なところに居ることも判らぬようになってしまったのか。

はてさて、
左巻きの御仁は、戦前の何が悪くて、桜を楽しみウサギが飛ぶ月を愛でる日本を善しとするのか、
いったい、どこが違うのかを明らかにしてもらいたいものだ。
http://www.asyura2.com/16/senkyo204/msg/861.html#c2

[政治・選挙・NHK204] NHK籾井、原発報道を政府寄りに&麻生の悪口もダメ+岸井が語る政府の影響(日本がアブナイ!) 笑坊
3. 忍穂耳の垢[405] lEWV5I6ogsyNQw 2016年4月23日 20:43:16 : 7oNvidSziw : 28oaLYILKmU[13]
失礼。少し表現を誤ったようだ。

旧:左巻きの御仁は、戦前の何が悪くて、桜を楽しみウサギが飛ぶ月を愛でる日本を善しとするのか、
  ↓   ↓
訂:左巻きの御仁は、戦前の何が悪くて、桜を楽しみウサギが遊ぶ月を愛でる日本を善しとするのか、
http://www.asyura2.com/16/senkyo204/msg/861.html#c3

[政治・選挙・NHK205] 「すごい日本人」像は、日本人が胸をそらしにそらしてもいいものなのか(生き生き箕面通信) 笑坊
3. 忍穂耳の垢[406] lEWV5I6ogsyNQw 2016年4月28日 14:02:05 : b3wKhimvKg : qFGaOA6KZ5s[3]
そもそも、日本の「和(わ)」なるものを知らぬお方に、話を聞いても仕方がないのではないかな。
そのアッカマン教授とやらの懸念は、「人権」を越えるモノを認めないという、欧米的史観そのものでしかない。
ときに、
安倍首相がノーベル経済学賞の受賞者クルーグマン教授に訊いたという‥
「消費税5%から8%への増税がなぜ日本に多大なインパクトを与えるのか・・」と。
それに対しての答えは、簡単に言えば「わからない」だそうな。

もちろん、同教授は消費税増税(正確には付加価値税と本人は語るが)の反対論者である。
だが、特に日本でだけこうも悪影響が著しいことには、答えが無いのだよ。

これも同じ、日本について戦後的な知識しか持たぬ外国人に訊いても仕方がないということ。

ところで、その尊い「人権」だが‥、
最近、その「人権」なるものにも、光りと闇があるとまざまざと見せられた。
シリア難民を足蹴にして「出て行け」と言うのは、他ならぬ「人権」を掲げる欧州人だった。
なんと都合のいい「人権」かと見た者もいる。
大地の「祇」なる霊性を捨てた欧米人には「和」はさっぱり判らないだろう。

別の見方をするなら、これは、ドグマとなった「人権」には本当の力が無いということでもある。
「人権」を語る前に、ドクマ崇拝にはまる人間のサガから学び直した方が良い。


>あまり「和」を突拍子もなく先に置きすぎると、やはり明治憲法になっていきます。

(笑)
旧憲法のなにが悪いのか、なぜ誤った戦争を起こしたのかもよく判らぬままに、
こうしたことを書くのは、戦前はすべて悪いという戦後史観そのもの。
よくよくその思考の枠組みが、既に偏向していることに気づかれるがよい。
http://www.asyura2.com/16/senkyo205/msg/255.html#c3

[政治・選挙・NHK205] 「すごい日本人」像は、日本人が胸をそらしにそらしてもいいものなのか(生き生き箕面通信) 笑坊
9. 忍穂耳の垢[407] lEWV5I6ogsyNQw 2016年4月29日 00:11:40 : ogkua2EvAo : gQLoXuzCOSk[9]
>>5. 殿 横から失礼。

>「和」を支配者が強制すればそれは全体主義につながる。

うむ。それは「和」と文字で掲げ、ドグマとし、他に強要した時からそうなるだろう。
文字は本質的に、主体と客体を消してしまう。欠陥のある伝達術(メディア)だからだ。
それがなす症候群は先に挙げた「人権」と同じ。

残念なことに、人類はこのドグマの禍根を捉える目を、いまのところは、持ち得ていないのだよ。

とまれ、
ご指摘の、いわゆる「全体主義」の憂いは、確かにある。
だが、日本人に染み付いた「全体を鑑みる心」はいま、混雑する駅のホームの振る舞いにみる如く、世界から賞賛されてもいる。

往時は、エネルギーを断たれ、もう後が無い日本には、ああした選択肢しか無かったとも言えよう。
窮鼠猫を噛むかとばかりの窮状で、その民族なりの袋小路にはまったまでのこと。
いわゆる「同調圧力」なるものを諸悪の根源とみるのは、「短絡」のそしりを免れないだろう。

ただし、陸軍がかくも暴走したのは、こうした民の質ゆえではない。
それは明治政府とその後継者にこそ責めがあろう。
http://www.asyura2.com/16/senkyo205/msg/255.html#c9

[政治・選挙・NHK205] 改めて、憲法は、「非改憲」が朝日新聞です。「改憲」は読売新聞です(生き生き箕面通信) 笑坊
4. 忍穂耳の垢[408] lEWV5I6ogsyNQw 2016年5月03日 23:55:31 : iEkJphSerf : VLJGZMeO0GQ[9]
>なにしろ、憲法は、「国を縛るもの」です。国民を縛るものではありませんよね。それを、自民党は、「国民を縛るもの」として律しようとしています。

これはこれは(笑)
国民が国を縛ると言うのなら、この際、もっとしっかりと国を縛る法律に変えた方がよいのではないかな。
そうして、はじめて、国民がなす、国を縛る憲法だろうに。
ところが、そうは決してならないだろう。

それには、理由がある。

これは「不改常典:かはらずのつねのり」の精神性が、いまも生き続けているということ。
憲法が変えられないのは「天なる神」つまり、天皇が定めた憲法は変えられない、という太古からの精神性故なのだよ。

好むと、好まざるとに関わらず、
旧憲法と同じく、内閣が推し天皇が定めたものは同じ。
だから今も、変えられない。それだけ。

先の、旧憲法もそう。ほぼ変えられずに敗戦まで至った。
そうしたことも知らず、今の左巻きの諸君は、それに乗っかっているだけのこと。

もし、そうでないことを証明したのなら、どうぞガチガチの非武装憲法に替えてみたらいい。(笑)
出来るのなら、だがね。


こうした経緯を、自覚しているかどうかはは定かでは無いが。
はてさて、戦前を忌み嫌う諸君よ。これで良いのかな。(笑)
http://www.asyura2.com/16/senkyo205/msg/471.html#c4

[政治・選挙・NHK205] 改めて、憲法は、「非改憲」が朝日新聞です。「改憲」は読売新聞です(生き生き箕面通信) 笑坊
5. 忍穂耳の垢[409] lEWV5I6ogsyNQw 2016年5月04日 00:01:08 : iEkJphSerf : VLJGZMeO0GQ[10]
>>4. 失礼、ミスタイプがあった。

誤:もし、そうでないことを証明したのなら、
    ↓
訂:もし、そうでないことを証明したいのなら、
http://www.asyura2.com/16/senkyo205/msg/471.html#c5

[政治・選挙・NHK205] 安倍首相が護憲派に激怒!テレビ番組で野党批判!「(護憲は)思考停止している。真剣に考えてほしい」 赤かぶ
13. 忍穂耳の垢[410] lEWV5I6ogsyNQw 2016年5月04日 15:53:15 : 14kkzzCqQP : 2JP_woa5YuY[10]
これは、なんとも皮肉な展開とみるが。

国民が抱いているかに見える「護憲」なるものは、
民が国権を制限するという、左巻きな方々が語る、いわゆる欧米史観な憲法観ゆえではない。

まったく反対で、民が(天皇が定める)憲法に触れてはならぬという、無意識のなせるもの。
これは、戦後七十年どころではない、その数十倍の歴史をもつ。

たしかに、かつての軍国主義日本を封じようという御仁も居るだろう。
だが、その無意識野には、少なくとも千数百年余にわたる、「不改常典:かはらずのつねのり」の精神性が隠れているのだ。

その証拠に、いま現憲法は、民がなしたものではない。
よくGHQがなしたと嗤う者も居るが、形式上は臣らが推して君が定めたものだ。
戦前の憲法も同じだ。明治政府の重臣等が推して君が定めたもの。
だから、現憲法も、敗戦まで続いた旧憲法と同じく、ほぼ変えられずにいる。
もっとも、今の君は「象徴」となられたらしいが、
それで民の意識が戦後ばっさり切り替わったわけでもないのは、いうまでもない。

それにしても、皮肉なものだ。
左巻き諸君は、民が国権を制限する憲法観を唱えつつ、
その真反対の「不改常典:かはらずのつねのり」に助けられているのに気づかない。

方や時の総理は、その「不改常典:かはらずのつねのり」に挑もうとしているのだ。
「思考停止」という言葉まで使って
http://www.asyura2.com/16/senkyo205/msg/514.html#c13

[政治・選挙・NHK205] 野田佳彦と共産党。  山崎行太郎 赤かぶ
2. 忍穂耳の垢[411] lEWV5I6ogsyNQw 2016年5月04日 16:30:09 : 14kkzzCqQP : 2JP_woa5YuY[11]
山崎氏の政治家野田にむける執拗さには、ほとほと呆れ返るばかりだが‥

これはそのとおり。

表面的には国のことを考えているつもりな「のだ」ろうが、
結局、野田氏の採る策は、安全確実な税収だと推す愚かな税収吏の道だった。

その安全確実な策は、
この国の税本来の哲学を踏んでいないが故に、国を疲弊させてゆく。
それは、この国の消費税の歴史が、それをそのまま証明していよう。
その危うさを、全く気づいていない、困ったお方だ。

無駄遣いを止めるのとセットだと言ったとて、
悪い方の、増税法だけ残るのは、見えていたはずだ。

本当に気をつけねばならないのは、
こうした、国の事を真剣に案じているかに居ながら、
民が亡んでゆく道を、ついふらふらと選んでしまう政治家だろう。
http://www.asyura2.com/16/senkyo205/msg/513.html#c2

[政治・選挙・NHK205] 「伝統的文化を破壊し、今に続く嘘八百の伝統をデッチ上げた明治維新の罪は大きい。:松井計氏」 赤かぶ
6. 忍穂耳の垢[412] lEWV5I6ogsyNQw 2016年5月05日 03:22:23 : yuBKLdbgC2 : EzMqkYndHRM[14]
>・・明治維新がなければ、徳川政権による共和制への移行というケースも考えられたかも知れませんよね。

(笑)それはたぶん無い。
まさに、思考ゲームは踊るで、話題としては楽しいが。


見て来た訳ではないのだが、幕府倒壊の前夜には、突如として世直しの民衆運動が勃発したらしい。
それも、話題の「江戸」でだ。
もちろん江戸のみならず、江戸時代後半に全国各地でも度々起った。

それは、空から「天照皇大神宮」や「太神宮」の神札が降り、
「ええじゃないか」と言い、踊り狂ったという。
踊る者等は「天照大御神の御神徳で一挙に世が切り替わる」のを待望した。
そうした騒動は、往時の封建支配を一時的にせよ麻痺させたとも聞く。

そうした機運は、錦の御旗へなびいたところにもうかがえよう。
将軍とは、しょせん君から征夷大将軍職に任ぜられた軍臣でしかない‥と、あっけなく切り替わった。
明治維新は、単なる“外様藩による政権奪取”ではない。そこには民衆の期待が重畳していたとみる。

みるに、
その「江戸」をはじめ、往時はどろどろの神仏混淆な文化が限界点に達していたのかも知れぬ。
それが証拠に、明治の神仏分離は、民衆による積極的な廃仏毀釈運動になったほどだ。

どうも、記事のような、江戸文化礼賛な風には、日本人は向かわなかったとみるが。
http://www.asyura2.com/16/senkyo205/msg/533.html#c6

[政治・選挙・NHK205] 「伝統的文化を破壊し、今に続く嘘八百の伝統をデッチ上げた明治維新の罪は大きい。:松井計氏」 赤かぶ
11. 忍穂耳の垢[413] lEWV5I6ogsyNQw 2016年5月05日 16:05:49 : sG6pyp7CxA : iqVoRuRA1Zc[7]
>>9. 殿 コメントを有り難う。
>どんな政権でも既得権者とそれ以外の者がいます。・・タガが緩めば世直しの民衆運動が勃発するのは当たり前の話なのでは。

なるほど。そうした解釈もあるとは思う。
だが、往時の幕府のタガの緩みとみるのは、どちらかと言うと欧米的史観のニオイがする。

江戸期末に起ったものと、欧州で起った市民革命とは全く違うものだ。
「ええじゃないか」運動は革命運動ではない。なにより、意図的に政権に対峙して挑んだものではない。
それは、狂ったように舞い踊り、他の家になだれ込んで、勝手に振る舞うという、ある種の忘我・狂態だった。
行政はもちろん、それを取り締ったが、それでも追いつかないぐらいの規模だったとみる。

これを西欧的史観でみると誤るだろう。
日本の民衆は、意図的に幕府の打倒に憎悪を燃やしたのではなく、時のパラダイムの変化を「世直し」の機運として感じたのだ。


>しかし少なくとも外国の利益のために日本の運命が捻じ曲げられる事は無かったと思う。・・・(中略)・・・それ以外の期間は気分だけが一等国で民衆は貧しさに喘ぎ敗戦や放射能その他汚染で苦しんでいる。そして将来が良い方向に向かうと信じられる人はほとんどいない。

なるほど。最近でたらしい‥維新は外国がカネを出した論‥か。
それについての真偽は措くとして、明治維新から敗戦までの日本は仰るほど無意味ではなかったとみる。

あのむごたらしい結果には、今も言葉も無いし、ああした結末ではない道を選べた可能性は、僅かながらあったとも思う。
だが、それさえも俯瞰すると、近代の日本人のがんばりが無ければ、アジア諸国はいまだ植民地のままだった可能性があるだろう。

谷崎潤一郎の作品で、名前は思い出せないのだが、市井の女性まで、欧米の横暴にふつふつとした怒りを抱いていた。それは、往時の軍国主義を礼賛するためになされたものではないのは、見ればわかること。
そして、敗戦となった後も、各地に残り、自らの命を捨て、植民地支配に対して現地の人々と共に戦った、たくさんの兵士達がいる。
こうした、自立を志向する意志は、明治からの、いやその前の武士の時代からの、誇りを尊ぶ日本人の歴史が支えているとみる。

もし、その‥維新は外国がカネを出した論‥が正しいのなら、植民地支配という、多くの権益を失った宗主国は、多大な損をしたとなろう。仮定の仮定として、ここまで日本が出るとは考えていなかった植民地宗主国は、読み誤ったともなろう。

ちなみに、将来についていうなら、むしろ良い方向に向かっているとみる。
それは、先述した欧米的史観をいかに対象化し、それを卒業できる否かにもよる。
いまもある、どこか欧州を師とした施策、それは消費税も含まれるが、その根に潜む、日本を異なる文明としてきちんと観ない態度をやがて改めてゆくことで、なるとみる。
http://www.asyura2.com/16/senkyo205/msg/533.html#c11

[政治・選挙・NHK205] 「伝統的文化を破壊し、今に続く嘘八百の伝統をデッチ上げた明治維新の罪は大きい。:松井計氏」 赤かぶ
12. 忍穂耳の垢[414] lEWV5I6ogsyNQw 2016年5月06日 01:20:33 : OGxvdoedOo : XhK3GFvz6Nk[7]
>>10. 斜め中道 殿 コメント有り難う。

>俺はある方に賭けたいな。
>・・
>俺自身は、明治維新には否定的だな。

なるほど。
明治維新を賛美するつもりはさらさらない。民がある種の変化を感じ、社会現象として表れるほどに、「江戸」の武家政権の倒壊は必然なる変化とみるだけのこと。

もとは薩摩のお方とあるが、明治維新の成り行きは戊辰戦争の、特に東北戦争あたりから、神話としての神武東征にみるような、大陸由来の夷狄征伐なイデオロギー色が出たやにみる。あれは、どうも日本的ではない。

1のお方も言及されているが、明治帝はかつて潰えた南朝を推したと聞く。
それは、南朝にみる天皇親政の再興ということ。それをさらに遡れば、神武東征をある種の華夷秩序的な史観で捉える精神性。それを体現するかのような、親政をなした天武帝にまで遡るだろう。
ところが、こうした親政は、ほんらいの天皇のお姿ではない。日本人はそれを知っているからこそ南朝は潰えたのだ。
ちなみに、ほんらいの天皇のお姿を語り出したらたいへんなので、ここでは割愛させていただく。

この「天皇親政」観は、武士の時代を終わらせるのに大いに功をなしたのかも知れぬが、反面、統帥権干犯を楯に、その功ある陸軍の暴走をももたらした。その結果はご存知のとおり。その原点の原点は、記紀にみる古典に既に内在する「天皇親政」賛美だ。
これは、何度も言うが日本的ではない。

だが、これに気づかないお方が歴史に累々と居る。
先の南北朝のように、皇統が分れんとする歴史の動因にもなったくらいだ。そして今も、その根はあるだろう。
日本人が、こうした、最古の古典にさえ入り交じっている大陸臭を、きちんと対象化し選り分けることが、本当の意味の、明治から敗戦に至るまでの総括、大いなる学びとなるとみる。
http://www.asyura2.com/16/senkyo205/msg/533.html#c12

[経世済民108] 中国バブル崩壊は「必ず起こる」 中国の著名大学教授が主張(Forbes JAPA) 赤かぶ
2. 忍穂耳の垢[415] lEWV5I6ogsyNQw 2016年5月10日 15:26:25 : 59l8MkwmOM : W5xw3KnVPKc[10]
かつて日本が経験したのだからと、比較目線でいいのかと、ふと思う。

これは、あくまでも主観的なお話しでしかないのだが‥

ビルゲイツが、中国の3年間のコンクリ使用量が、米国が20世紀の百年間で使った量より多いと驚いたという。
この国の、こうした野放図な暴走が、たとえば、大規模な環境破壊を引き起こすとしたら、単なる比較論では済まないだろう。

海に原子力施設をなすとどこかのニュースで聞いたが、
例えば、海洋が大規模に汚染されてしまい、数十年にわたり魚が食べられなくなったら、どうするのか。
首都の大気汚染という程度はない、国際的な問題となればだ。

かの国は、太古の太古をたどれば、基本的には山とその裾野の民だ。
彼らは、深い意味において、海を扱う術に疎い。海を守るという意識さえ、おそらく無いだろう。

これはあくまでも、主観的な妄想でしかない。
だが、かの国の姿をみるに、有り得ない妄想だとも片付けられないものがある。
http://www.asyura2.com/16/hasan108/msg/440.html#c2

[経世済民108] 中国バブル崩壊は「必ず起こる」 中国の著名大学教授が主張(Forbes JAPA) 赤かぶ
3. 忍穂耳の垢[416] lEWV5I6ogsyNQw 2016年5月10日 15:29:03 : 59l8MkwmOM : W5xw3KnVPKc[11]
失礼 >>2

誤:首都の大気汚染という程度はない、
   ↓   ↓
訂:首都の大気汚染という程度ではない、
http://www.asyura2.com/16/hasan108/msg/440.html#c3

[政治・選挙・NHK205] パナマ文書公開でさらに日本人の名前! ホリエモンなど富裕層の「普通の節税」「合法」キャンペーンに騙されるな(リテラ) 赤かぶ
8. 忍穂耳の垢[417] lEWV5I6ogsyNQw 2016年5月10日 16:44:27 : 59l8MkwmOM : W5xw3KnVPKc[12]
オバマ大統領が「多くの取引が合法で、それがむしろ問題だ」と言ったそうな。
もうこれで、話の方向はついたのかも知れぬ。


こうした、法律論と道義的責任論を闘わす、その根には何があるのか。
そこにあるのは「税」とは何かという哲学が失われていることだ。
他国も基本的には同じだろうが、特に日本においていうなら「税」とは「感謝」だ。

この「感謝」を知るからこそ人は納税する。
古くは、コメ作りを教えた神々に感謝して「初穂(はつほ)」を捧げた。
全国から集る税を「ちから」とも言った。「税(ちから)」さんという姓もあるくらいだ。
その一番大事な「感謝」を、学校では教えているのだろうか。

これらの忘却が、チャリンチャリンと安定した税収だという「消費税」必要論の根にあるだろう。
「感謝」の場面が無いにも関わらず、生きているかぎり納めなくてはならない。
それは、生者に取り憑き、生き血を吸う、寄生虫の姿でしかない。

記事言う節税合法論と、この「消費税」とは、いわば問題の両側面と言えるだろう。
http://www.asyura2.com/16/senkyo205/msg/762.html#c8

[政治・選挙・NHK205] 謝罪なき広島訪問はアルコールなき清酒だ。(日々雑感) 笑坊
3. 忍穂耳の垢[418] lEWV5I6ogsyNQw 2016年5月11日 15:21:16 : ogkua2EvAo : gQLoXuzCOSk[11]
>・・米国の機嫌を損ねないようにオバマ氏に「謝罪」させない、というのは本末転倒だ。

2度の原爆のみならず、各地での空襲、非戦闘員の殺戮という異常さをみるなら、
お気持ちも分らないわけではないが、もう「謝罪」ではないのではないのかも知れぬ。

この種の「謝罪」は憎しみの連鎖を伴う、それは、ほんとうの意味での、過去への反省にならない可能性がある。

反省とは、ほんらい最も主観的なもの。
誰に促されるわけでもなく、自己の内面で立ち上がってこその変化だろう。
だからこそ、
>>1 さんの意見にも理がある。おそらく、日本人の多くはそう思っているのではないか‥とも。


米国の大統領が広島に来るという難事業が終われば、全ては蓋をされて話が終ると嘆じている方もいるようだが‥
オバマ大統領が広島に来れば、必然的に、それを米国人も、世界も、それを注目する。
そのとき何があったのかを、敵国という色メガネがとれはじめた人々がそれを見るだろう。
そのとき、何を感じるのかが大事なような気がする。
http://www.asyura2.com/16/senkyo205/msg/803.html#c3

[政治・選挙・NHK205] 謝罪なき広島訪問はアルコールなき清酒だ。(日々雑感) 笑坊
4. 忍穂耳の垢[419] lEWV5I6ogsyNQw 2016年5月11日 15:29:50 : ogkua2EvAo : gQLoXuzCOSk[12]
ひとつ 言い忘れた。

オバマ大統領が、広島に来ながらも謝罪しないという前提でこの記事は出来ているが、
それは同大統領が語った訳ではない。米国の要人やその報道から出たものだ。

それをみるに、
米国は、オバマが「謝罪」をやりかねないと気を揉んでいる、ともとれる。
それはそれで、大変興味深い展開ではある。
http://www.asyura2.com/16/senkyo205/msg/803.html#c4

[自然災害21] 繰り返される国家衰亡の歴史、熊本地震から学ぶこと 軽毛
7. 忍穂耳の垢[420] lEWV5I6ogsyNQw 2016年5月11日 17:27:41 : ogkua2EvAo : gQLoXuzCOSk[13]
なにが言いたいのかよく解らないなと見ていたら、最後は浜岡原発の話だったか。
ゴミの目処が立っていない原子力はあまり合理的な選択だとは思わない。

だが、その浜岡よりも心配なのが、となりの中国の核施設だ。
彼らは海にも作ると聞いた。
かつて、脱線してしまった、誉れ高き高速鉄道車両を埋めて「無し」にしようとしたり、
かの国の人権意識、環境意識の薄さと、その露な拡大志向をみれば、記事よりも気になるところ。

たとえば、
支那沖が、何かの手違いでチェルノブイリのような大規模汚染が海ぎわで起こり、
実際に海洋の生物が死滅するような事故が起れば、その汚染は確実に日本沖に届くだろう。
その拡大志向に驕る程に巨大プラントならなおさら、被害は地球規模に及びかねない。

ソドムとゴモラの喩え話で警告するは、むしろかの危うい大陸国家にこそ相応しいとも思う。
http://www.asyura2.com/15/jisin21/msg/429.html#c7

[政治・選挙・NHK206] 極右「WiLL」になぜ右翼団体がテロを起こしたのか?「天皇をないがしろにする安倍的右派」台頭と右右対立(リテラ) 赤かぶ
23. 忍穂耳の垢[421] lEWV5I6ogsyNQw 2016年5月14日 18:23:17 : EvLcPuZSug : C3oN9D4jG7Y[4]
>・・民族派団体・一水会の木村三浩氏が“3つの考え方”・・

この「2つ目」の、「諌言(かんげん)派」は、当然の話だが、往古からあった。
おそらく記録から消されたものも多かろう。
諌める臣はとうぜん、自らの職とその扶持(ふち)を捨てて君を諌め、意見が通らぬときは無言で去った。
それが臣等のあいだで争いになることも、しばしばだ。

そう、同じ繰返しをしているだけのこと。

http://www.asyura2.com/16/senkyo206/msg/123.html#c23

[政治・選挙・NHK206] 極右「WiLL」になぜ右翼団体がテロを起こしたのか?「天皇をないがしろにする安倍的右派」台頭と右右対立(リテラ) 赤かぶ
24. 忍穂耳の垢[422] lEWV5I6ogsyNQw 2016年5月14日 18:56:20 : EvLcPuZSug : C3oN9D4jG7Y[5]
ひとつ言い忘れていた。

気になるのは、諌言するその臣は、君とは何かをより深く知っているのかどうか、だ。


戦後の識者はこぞって天皇観を、そして、戦前の国家神道が採った過ちを分析してきた。
ある者は、かつての国家神道を、民が拠る神社神道と、君が祈る皇室祭祀の、2つの軸があったとみる。
内燃機関に喩えるなら、皇室祭祀が発火点となり、神社神道という燃焼室を膨張させつづけたと解けようか。
そして、
GHQは、その神社神道のみを葬り去り、発火点の皇室祭祀はそのまま残したとみる。
それが故に、いまの皇室祭祀には、明治の思想が残っていると見て、それを危険視する向きもある。

あるいはまた、明治以後とは、
それ以前の古い皇室祭祀を、往時のガチガチ皇国思想のもとに改造した果てなのだと見て、
維新以前、あるいは平安時代の皇室祭祀に戻すべきだという向きもある。

こうした視点は、今話題の、日本会議なる方々は、おそらく煙たがるかも知れぬが。


いずれにしても、君とは何かを知っているか否か。
ところが、この君とは如何なる存在なのか、よくわかっていない。というより、諸説あって定まらない。

いまの状況では、あまり楽観的にはなれない。
なぜなら、もうすでに記紀の段階で歪められているからだ。
それらの文献の知識におぼれた者等は、知識を紡いで勝手な解釈をする。
記紀にはとうぜん半島臭があるから、それで半島がもとだと騒ぐ者も出る。上のコメのように。
いっぽう、万葉にはじまる歌の伝統に感応して、「感性」でその君の何たるかを知る者もいる。
これらの者は、おそらく意見が合わぬだろう。

歪められた知識のゆえに起った例を挙げれば、
かつて日本を敗戦という窮地にまで追いやったのが、おそらく「天皇親政観」。
いわゆる「皇軍(こうぐん)」という思想だ。「右」が何を言うかと驚くかも知れないが(笑)

戦後の論者で、この天皇が親しく「政り(軍事・行政)」を執るのは間違いだと指摘した者が居る。
もちろんそれ以前からもあった。維新そして日清日露戦争と、親政を尊ぶ声にかき消されていただけ。
もうひとつは、そのコインの裏側でもある天皇親祭観。
天皇が主体となって、親しく「祭り(祭祀)」を執り行うというのは、古代と違うと云う者も居る。

この「親政」と「親祭」の両方を取りあげられたら何も残らないと、思うかも知れない。
ところが、ちゃんと残るものがあるのだ。それを見つけた先に未来があるだろう。
http://www.asyura2.com/16/senkyo206/msg/123.html#c24

[政治・選挙・NHK206] 極右「WiLL」になぜ右翼団体がテロを起こしたのか?「天皇をないがしろにする安倍的右派」台頭と右右対立(リテラ) 赤かぶ
35. 忍穂耳の垢[423] lEWV5I6ogsyNQw 2016年5月16日 04:28:01 : gx2bokWX2w : kvyIcd1vuxI[9]
しばらく離れていたら、なかなか面白いご意見があったのでコメントしてみたい。

>>30. けろりん 殿

>本当に、天皇=神の国=神国___ならば、だ、
>・・・(中略)
>ある意味、ごう慢きわまりない神からの神罰なんだ・・・

それはそのとおり。というより自業自得のなせるもの。
この自業と自得のプロセスは、神をもち出すまでもなく当然の成り行きでしかない。

けれど、その問題提起そのものが少し違う。
神代を、天上に住む霊妙なる神様の物語りとして描いたのは、記紀を編んだ者たちの都合でしかない。
本来は、この地上に住まわれていた先祖。記紀の呪縛の中に居るまま議論しても仕方がないだろう。
だからこそ、日本のみ人を神と祀る。功をなし国を進化させた存在を尊ぶのは神代も今も同じだ。


>『  天帝  』『  皇帝  』の概念は、
>紀元前700年前後の<  周  >代で、初めて世界史的にも現れる。

周王朝は盛大な歴史改ざんをなした王朝。それは出土する殷代の遺物、甲骨文字から判明している。
いまの中国文明の起点がこの「周」。だからかの国の虚飾と裏切りの原点がここにつまっている。

これは、あくまでも仮説でしかないが、
中国初代の「夏」王朝には、日本で言うところの「天皇」にあたる血筋が存在していた。
「夏」を倒した「殷」は、その家系を絶やさず残したと記録にある。
ところが、「周」以降、それが不明になる。
いまに続く中国文明は、その尊い血筋を滅ぼしてしまったのだろう。
そして、その欠けた権威の穴埋めとして、単なる臣、将軍に過ぎぬ存在を「皇帝」と呼んだのだよ。

その証拠に、単なる臣なればこそ、無能なら次の臣に切り替わる。彼らはそれを美化?し「易性革命」と呼んだ。
だからこそ、隣国にはいまだその家系があることを呪う。さまざまな噂話を焚き付けもする。
そうした策動は、既に飛鳥・奈良の頃から延々と今に続いている。脱力することに千数百年もの間だ。
なにしろ日本とは、彼らが裏切り、倒した「殷」と同系統の「夷」なのだから、恨み骨髄に達する。


>数百とも言われている__神代文字時代だ。
>主なものは、カタカムナ、アヒル文字だ・・。

失礼の段、大変申し訳ないが、こうした文字文化を掲げて文明の黎明とみる精神性は、近代の思考の枠組み。
文字の無い時代にこそ、文字では到達できない精神文化が花開いていた。
だからこそ、世界にはたくさんの文字を持たぬ文化がある。
応神朝以降、漢字をもってやって来た連中は、そうした文化をおそらく理解できなかっただろう。


>物部・蘇我の、古神道蔵書をことごとく焚書 扱いで、
>・・・
>記述できなくなっている・・・朝鮮半島や中華大陸に

蘇我、そして後の藤原、彼らを支えたのが外来系の者達なのは衆知の通り。
日本に来て、彼らは生きるために汚れ仕事、困難な仕事を率先してやったはずだ。
それは率直に感謝するが、それは一時期、日本人と血筋が混淆しただけのことで、すり替わったわけではない。

その証拠をふたつ挙げる。
ひとつは、我々は日本語を喋っていること。日本語は、朝鮮語とも中国語とも全く違う。文法論でも音素でもだ。
彼らがすり替わって占領したのなら、今ごろは朝鮮語を喋っているはずだ。音素的にはそれに近い時期もあったけれども、それは百年ほどで日本語音韻に戻った。
ふたつめは国号だ。
歴史は、親大陸と、嫌大陸との両極にぶれながら今に至る。
親大陸時代についた名が「倭」だ。それ嫌大陸時代に「日本」に改めた。藤原を支える外来系もこれを覆せなかった。
もし、彼らがすり替わって占領したのなら「日の本(もと)」という国号は使わないだろう。

>>31
>< おのれの身体は神の「 社 』だ。 >

これはおっしゃる通り。
神道には本来、教義も教典も、教祖も居ない。すなわち一人一宗とみてもよい。
ただし、それを知って生きるか、知らずに生きるかで、すこし違う。
身体を用いて叡智を知ることもできる。身体は意識のように簡単には汚れないからだ。
だが、意識が汚れたままなら、それに抗えずいずれ病となる。
皇族はそれをかつて学んだはずだが、いまはどうなのかは知らぬ。
応神の血脈が絶えて継体になるあたりから、后の家系も皇族を選ぶようになり、種としての血が衰弱した。果ては半島趣味な女帝だ。それは叡智と、霊能との違いが判らなくなったという事でもあるだろう。
あのあたりから、かつての叡智は消えて行ったのかも知れぬ。
http://www.asyura2.com/16/senkyo206/msg/123.html#c35

[政治・選挙・NHK206] 極右「WiLL」になぜ右翼団体がテロを起こしたのか?「天皇をないがしろにする安倍的右派」台頭と右右対立(リテラ) 赤かぶ
36. 忍穂耳の垢[424] lEWV5I6ogsyNQw 2016年5月16日 04:53:38 : gx2bokWX2w : kvyIcd1vuxI[10]
失礼。正確ではないところを訂正しておきたい。

>35 で、
>「夏」を倒した「殷」は、・・
としたが、これは定かではない。「夏」の次の王朝の「殷」は、・・あたりが順当だろう。
倒したと形容するに相応しいのは「殷周革命」の方。それと同じとみられる懸念があるので訂正する。
http://www.asyura2.com/16/senkyo206/msg/123.html#c36

[政治・選挙・NHK206] 極右「WiLL」になぜ右翼団体がテロを起こしたのか?「天皇をないがしろにする安倍的右派」台頭と右右対立(リテラ) 赤かぶ
38. 忍穂耳の垢[425] lEWV5I6ogsyNQw 2016年5月16日 17:19:37 : kkFcXYwh2U : YAtABdkJG3Y[13]
>>35 の、以下の箇所に補足したい。

>そうした策動は、既に飛鳥・奈良の頃から延々と今に続いている。脱力することに千数百年もの間だ。
>なにしろ日本とは、彼らが裏切り、倒した「殷」と同系統の「夷」なのだから、・・

かつての韓流ブームが消え、ようやく隣国の異様さに気づいたようだが、
全部がそうだとは言わないが、隣国の半島国家は、いわば華夷思想の本家の分家、先兵でしかない。
それは、まるで日章旗にみえる図柄に、大陸の陰陽五行思想をはめ込んだところからも窺えよう。
それは本家中国文化よりも、よりいっそう、悪い意味で先鋭的だ。

なぜなら、
本家の古き支那(中国)の民には、「周」朝以前にあった日本への憧れがいまだ残る。沿岸部には「夷」の後裔もいる。台湾のようにだ。
ところが半島人の多くは、陰陽五行思想を誇り「東夷」を憎み蔑む無意識に染まり、「周」の如く歴史改ざんに躊躇がない。
彼らは「殷周革命」の如く、裏切りと屈辱の歴史を積み重ね、病理を育ててきた。いまもその脊髄反射のままに生きている。それもインテリ層ほど。
悲しいことに、彼らの先祖が日本に学びに来た伝統をも、人質などと卑下し解釈するありさまだ。
どうか、彼らの先祖がかつて持っていた、謙虚さをどうか取り戻してもらいたいものだ。

その脊髄反射の、ほんの一例を挙げてみよう。
桜の起源をめぐって、韓国の済州島が起源だと、なんとも珍妙な言説を彼らは繰返す。
どうみても、科学的に言ってあり得ない説に、いまだに血道をあげ続ける姿を、一種の狂気とみる向きもあろう。

「ソメイヨシノは韓国原産」のトンデモ論を暴く…それは「イタチがカナブンと交尾、サンマを産む」に等しい!?
http://www.sankei.com/west/news/160509/wst1605090006-n1.html


繰返すが、千数百年もの間、こうした妄想の歴史改ざんをこの日本で続けて来たのだよ。
それによってある種、歪んでしまった歴史。弥生人の征服譚などの妄想をもとに出来た歴史学を、真に受けて信じてしまう政治家も出る始末。
天皇家の由来を訝しむよりも、こうした半島系・大陸系の歴史観に酔うて勝手な言説をふりまく者らの、精神性を訝しんだほうがいいだろう。
ここには、生きている者だけではなく、千数百年もなんなんとする間に出来上がった、歪んだ霊威もその背後に隠れていよう。


記事に戻れば、君を諌めるのは今に始まったことではない。それはそれで正常な統治の一場面だ。
大正あたりの日本は大いに西欧にかぶれ、今上天皇もその影響下のもとに育った。その揺り戻しが起っているのだ。
問題は、諌める側、それを非難する側、どちらも「君」とは如何なる存在かを知っているか否か。それが大事なこと。
ゆめゆめ、大陸系の病理に冒され、その脊髄反射にある者らの跋扈(ばっこ)を許してはならない。
http://www.asyura2.com/16/senkyo206/msg/123.html#c38

[政治・選挙・NHK206] ライス米大統領補佐官がバラした「謝罪なし」の舞台裏ー(天木直人氏) 赤かぶ
14. 忍穂耳の垢[426] lEWV5I6ogsyNQw 2016年5月18日 00:19:27 : EvLcPuZSug : C3oN9D4jG7Y[6]
「利害」の文字が目についた。
どうも‥
この天木直人なるお方の言説には、劣化が激しいので最近はみるのさえ憚られるのだが‥


彼の宿敵の安倍首相に塩を送るわけではないけれど、
下種の勘繰りも、ここまで至ったかという思いだ。

日本人の心情とするなら、オバマ大統領の広島訪問に際して、何の条件も求めない。
だから、来ても来なくとも、何らこだわらない。
来て欲しいのは広島をよく知る外務大臣の立場ならむべもないが、それとて求めるものではないのは知っている筈。


そうした心情をこの、天木氏は泥靴で踏みしだき、陰謀論に利用していることを、理解しているのだろうか。
現政権が憎いのは分らぬではないが、こうした踏み込みは見ていて危ういとしか言いようが無い。

ここにきて思うのは、反安倍勢力の拙さだ。
それをみる皆は、肩を落していることだろう。

繰返すが、反安倍の諸君。一般の人々の心情まで踏みつけて、どうする?。
それが君達の本意ではなかろうに。
http://www.asyura2.com/16/senkyo206/msg/248.html#c14

[アジア20] <コラム>なぜ台湾人は中国に反感を覚え、日本に親しみを持つのか、その歴史を探る 赤かぶ
4. 忍穂耳の垢[427] lEWV5I6ogsyNQw 2016年5月22日 20:27:38 : DNMLzL2xcA : qAyoHVeQfwc[5]
大陸系の情報に飲み込まれている方々は、けっして語らぬ視点だが‥
親しみを持つのは、同じ系統の価値観を感じるから、つまり共感があるゆえ。

中国大陸の東の海浜から、島々は「夷」人の血が濃い。いわば親戚筋。
国家という頭でこしらえた理屈で国境線を引いても、太古からの民族の風は変わらない。

もちろん、大陸から政争で逃げ込んだ連中は別だが。
http://www.asyura2.com/16/asia20/msg/323.html#c4

[政治・選挙・NHK206] 対米従属を決定づけることになるオバマの広島訪問ー(天木直人氏) 赤かぶ
6. 忍穂耳の垢[428] lEWV5I6ogsyNQw 2016年5月23日 15:22:40 : qyczUn9c1U : 5J7Qm59iSMs[15]
>しかし、この考えは甘かったようだ。

困ったお方だ。(笑)

隣国の反日が、マッチポンブで焚き付けられて燃上がるのと同じ光景。
こうして、反米感情を焚き付ければ、衝動的な者がもっと増えると、
何処か‥腹の底で笑っているやに感じる文だが‥


>原爆投下と捕虜虐待を相殺する形で日米和解を行おうとするものだ。

「バターン死の行進」と原爆投下とを、両天秤にかけられるとみるのは米国の勝手。
だが、世界の多くの者はバランスするとは、とても思わぬ。

むしろ、動揺しているのは米国人だろう。
だから、こうまでしてオバマの不規則行動をなんとかして封じたい。
逆に見れば米国民への配慮。

>それを逆手にとって、米国の都合のいいように、過去のものとして葬り去るつもりだ。

なんというか、典型的なアジりとみるが(笑)

過去のものとして葬られる‥とみるのは、この御仁の心証でしかない。
はたして、世界の皆がそうみるかどうかは別。
それは、ハワイに行ったからとて同じだ。
さらに、次の大統領が出て日米関係が変化したら、それはもっと不確実だろう。

そもそもが、あの素性のよろしくない日韓の合意に米国が関わっているのにみる如く、
どれも憎しみの連鎖を終らせるという線上にある話ばかり。
過去の歴史を冷静にみるには、まずはその段階を経ねばならない、
憎しみと、総括・善し悪しは切り離されなければならないという点で、これは意味があるとみる。

この御仁は、
その憎しみの連鎖をさらに継続させようという点で、半島の反日と同じ。困ったものだ。
さて‥
こうした狡知の、焚き付けに脊髄反射して、立ち上がる御仁はどれほどいるのやら。
http://www.asyura2.com/16/senkyo206/msg/519.html#c6

[政治・選挙・NHK206] 対米従属を決定づけることになるオバマの広島訪問ー(天木直人氏) 赤かぶ
11. 忍穂耳の垢[429] lEWV5I6ogsyNQw 2016年5月24日 03:50:58 : EmpzeTBIfY : _4LsdWziMeE[28]
>>7. 殿 コメントありがとう。少し時間が空いたので、お相手してみたい。

>>日本人を戦争に引きずり出した戦争犯罪者を「象徴」に戴く我ら臣民、、、

ま、伝わるかどうかは貴殿次第だけれども‥

断っておくが、これは、天皇を擁護する為に言うのではない。

誰かが言っていたが、戦前の天皇制は二重構造だったという。
表面は顕教、おん自ら政(まつりごと:軍事・行政)を執る、聖なる天皇像。
裏面は密教、政府の官吏が判断し実行に移す。天皇は単なるシンボル的存在。

そうそれは、簡単に言えば、国民を騙すシステムだ。この歴史はかなり古い。
この、顕教と密教というコインの裏表のシステムは、
かつてあった同じその歴史を超克しようとした初期の明治政府でさえ、図らずも落ちてしまったシステム。
ミイラ取りがミイラになる喩えそのままに、だ。

だから、当時も、
今と同じく、実質的な(軍事・行政)権力は天皇には実は無かった。
それは、臣民が天皇を、隣国の皇帝と同じと勘違いしたときから、おそらく始まったのだろう。
おそらく、上古からこうしたねじれが存在したはずだ。

この国民を騙すシステムは、明治のはじめはそれなりに機能したが、
世界の、日本への締め付けが進むほどに、
やがて天皇親政の声に圧されてゆくに従い、親政される主体である軍部は、
わがまま勝手に振る舞えるとなり、ご存知のような自壊の道を歩んだのだ。


そうした天皇を、西欧式の価値観で捉え、賊の首領とみるのは勝手だが、
それは、いわば、存在しない空想がなす悪者。
日本の敗戦を、どこかの民衆革命と同じ類いの解放劇とみる、西洋の史観。
むしろ、
それで日本の持つ宿痾が消えるのなら、やってみるが良い。消える筈がないのだから。
誤った見立ては、誤った処方箋を生むだけ。患者は一向に治癒しないだろう。

願わくば、もう少し、この日本を知っていただきたい。貴殿が日本人ならばだ。
http://www.asyura2.com/16/senkyo206/msg/519.html#c11

[国際13] 欧州テロ“常態化”の理由 社会の内側に危機抱える:近代知性主義者によるもっともらしい解釈の一つではあるが... あっしら
1. 忍穂耳の垢[430] lEWV5I6ogsyNQw 2016年5月25日 15:09:31 : iEkJphSerf : VLJGZMeO0GQ[12]
お題にある「欧州テロ“常態化”の理由」とは、もっと単純なもの。

フラストレーションをつのらせたルサンチマンが、やがて社会体制を変革する‥つまりは、革命は正しい‥という思想が、欧州にはある。
最近話題の、民が為政者を縛るという狭義の「立憲主義」の背中にもそれはあるだろう。
なにしろ、原点はフランス革命なのだから。


欧州テロは、こうした思想、
欧州という限られた範囲でしか有意でない“解釈論”を、
全く別な伝統、価値観にある世界、たとえば中東に、“啓蒙”し続けた結果がこれ。

だが、欧州はその“解釈論”を正しいと信じるが故に、コトの全容が見えない。
“解釈論”は不完全だったと認められないが故にだ。
だから、どうしても枝葉末節なコトに目がゆく。この記事のように。

残念ながら、欧州はこうした思想を振りまいた、その結果を受取っているだけに過ぎない。
http://www.asyura2.com/16/kokusai13/msg/844.html#c1

[政治・選挙・NHK206] 歴史の大逆転<本澤二郎の「日本の風景」(2368) <G7キリスト者首脳の伊勢神宮参拝> <政教分離を放棄したG7首脳> 笑坊
10. 忍穂耳の垢[431] lEWV5I6ogsyNQw 2016年5月28日 06:27:08 : qyczUn9c1U : 5J7Qm59iSMs[16]
>・・・国家神道に対する知識は不足しているが、戦前のあの過酷で、不自由な日本社会を律していたのが、国家神道である。

知識不足を断るその謙虚さには敬意を表するが、
かの「国家神道」なるものが戦争をなした元凶とみるのなら、それには大いに疑問がある。


西欧で起きた、たくさんの戦争の最中にも、そこには宗教があった。
なぜならそれは、生と死のぎりぎりの瀬戸際だからだ。

当時の日本は追いつめられていた。
「現人神(あらびとがみ)」とか「八紘一宇」とか言うころは、もう後が無かった。
後が無いとは、負ければ、命が無いということ。生まれた国、故郷をとられるということ。
いま話題の、尖閣諸島を盗られるとか、そういうレベルではない。どうか想像力を働かせて欲しい。

だから皆、故郷にいる親や子供たちを守るために、銃を取ったのだ。
それを見送る者も、死を常に、感じていた。
いま話題の新型爆弾(原爆)の威力さえ知らず、なんと竹槍で対抗しようとしていたくらいだ。

追いつめられた者達は、無意識の底にある聖なるもの、自らが信じるものの、もとに立つ。
それが、西欧ならば、たとえば基督教であり、中東ならイスラム、この日本なら神道となったというだけ。
ちなみに、仏教にその任を負えはしない。なぜなら仏教は、神道にみる日本的霊性に奥底で支えられているからだ。

いわば、
かの悪名高き「国家神道」とは、死の床で最後の最後に発症した「死因」に過ぎないのだよ。
「死因」が何かは、その個体のどこが一番弱いのかによってきまるだけのこと。
だから、
どれほど「死因」を論じたとしても、病気(戦争)そのものを防ぐことには、つながらない。

だが困ったことに、
その「死因」に過ぎぬ「国家神道」なるものを、原因と捉える愚がいまも続いている。
ほら、そこらじゅうにだ。どれも西欧的史観に染められた者ばかり。
http://www.asyura2.com/16/senkyo206/msg/711.html#c10

[政治・選挙・NHK206] 歴史の大逆転<本澤二郎の「日本の風景」(2368) <G7キリスト者首脳の伊勢神宮参拝> <政教分離を放棄したG7首脳> 笑坊
11. 忍穂耳の垢[432] lEWV5I6ogsyNQw 2016年5月28日 06:29:50 : qyczUn9c1U : 5J7Qm59iSMs[17]
>>10 の続きも、記しておこう。

では、
そのような「死因」へのプロセスを決定づけたのは何か、戦争にまで至った原因は何か、と問うてみよう。

その一番最初に挙るのは、そう軍部の、それも陸軍の暴走だ。
では、その暴走を制御するの手立ては、どこにあったのか、と問うてみよう。
その先に出てくるのは、軍とは何か、誰が軍を取り締れるのか‥という問いだ。
それは、「国家神道」とは少し別の話なのが分るだろうか。


驚くべきことに、明治以来のシステムには、軍を制御する術(すべ)が無かった。
当時の先進国に倣い、憲法をなし、議会で事を決めると、設計したにも関わらず、だ。
それは、
往古以来、軍を統帥する伝統を持たない天皇が、なぜか軍を統帥するという‥虚構を抱えたまま、明治は生まれたことによる。
それは、武士の時代を終わらせるために、有名な錦の御旗の力を最大限に利用した結果でもあるかも知れぬ。
それをいいことに、
軍は統帥権干犯を楯にして、天皇の大権を挙げ、好き勝手なことが出来た。
なにしろ、それに口を挟める者は誰も居ないのだから。

最後の最後まで、帝国陸軍は、天皇が親しく統帥するという、その本質的な虚構が見えず、その先には破局しかないことにも、気づくことができなかった。
それは明治以降に生まれた、いわゆる「国家神道」が負える責めではない。

http://www.asyura2.com/16/senkyo206/msg/711.html#c11

[政治・選挙・NHK206] 歴史の大逆転<本澤二郎の「日本の風景」(2368) <G7キリスト者首脳の伊勢神宮参拝> <政教分離を放棄したG7首脳> 笑坊
18. 忍穂耳の垢[433] lEWV5I6ogsyNQw 2016年5月28日 18:01:46 : 3NO9L2ieOg : DF9oP9LvUuM[13]
>>13. ボケ老人 殿。コメント有り難う。長くなるので要所のみお答えしたい。

>仏教感としてどうかな、一方的な決め付ではないか

仏教者には大変申し訳ないが、これは‥しいて言うなら、既に現実化していることだ。

仏教はもともと、神道となる以前の、神道の祖型の段階で、新種のお祓いの一手段として導入された。
もちろん、人を救済する仏教の力を否定するわけではない。ただ始まった経緯を述べているだけ。
その底には、往古の神々の権威をある意味で「借りた」基礎がある。だが、これを語ると長いので、しない。

みるがいい、この構造を明治政府が破壊した結果、いまの仏教は漂流しつつあるではないか。
死者が出ても、昔からの宗旨の仏教で葬らない、無宗教の葬儀が増えているとも聞く。
それは、世に貧困が広がっているからだけではない。
なにより、仏教者がいちばん切実に感じているのではないかと。仏教が危機に瀕していることに。

もちろん、神仏混淆に戻せばいいという話でもないけれども。
かように、神々から切り離された仏教は、人をして生死を分つ瀬に追いやる、かつての狂気の進行、
満州事変から始まる十五年戦争の最中の、その理論的な支えとなるには弱いとみる。


>原因と結果をないまぜにして議論をぼかしているように思う。

お題の「国家神道」をどう捉えるか、どの時点で切り出すかで、所見は異なるだろう。

たとえば、GHQが言う「国家神道」、たしかD・H・ホルトムあたりが知恵を付けた元だったか‥
いわゆる「神社神道」がそれだとするなら、
それに関わるものを全て解体・破壊したあかつきには、日本人は日本人でいられないだろう。
それ程に、我々の文化の根底にそれは関わっているからだ。

全く異文化である西欧の価値観、歴史観で日本を断じても、混乱ばかりを生むだけ。
いまだにその愚かな方法論に固執する方々が多いようだけれども。


>往古(いつの時代を指すのかわからないが)天孫族は大王(おおきみ)が軍を統帥していた。

(笑)貴殿も、往時の陸軍とおなじ陥穽に落ちているとみたが。

だがそれもやむなしとも思う。その陥穽に落ちる歴史はかなり根深いからだ。
なにしろ、“大王(おおきみ)が軍を統帥”するという、大きな勘違いは、千三百余も前の天武朝にまで遡るのだから。

この、いわゆる「天皇親政」が、いままで何度も頓挫してきた歴史があることは、あまり話題にされていない。

例えば‥
臣を一切置かず、文字通り「天皇親政」をなした天武帝は、神剣の祟りという、いわば罰を得て病に崩れた。これは誰も臆して語らないが、祖神がそれを許さなかったということだ。
あるいは、親政に憧れた宇多帝は、重用した菅原道真が左遷され、醍醐天皇によって否定されて、皮肉にも延喜の治、古今集にみる日本文化の再興をみた。これもあまり表に出ないが、国が大きく変化した節点の一つだ。
同じく、親政に憧れた後醍醐帝がなした吉野朝、有名な南朝はやがて潰え、北に吸収された。
その南朝の後継と標榜する明治政府がなした国は、日清日露の頃は威勢がよかったが、ご存知のとおり敗戦し、他国による占領統治をみた。
ちなみに、それらの原点だとまぶしく見る、神武天皇が戦った東征は、即位していない皇子のときの話だ。
それらを今に伝える記紀は、それをなした往時の者等の願望がそこに結実している。「八紘一宇」の典拠となる神武天皇の御事績を含めて。いわば、我々はいまもその亡霊に憑かれているとも言えようか。

もうそろそろ、“大王(おおきみ)が軍を統帥”するという虚構に気づいても良い頃ではないかな。
もし「天皇親政」が本来の天皇のお姿なら、このような結末には至っていない。

それは、戦前・戦後の識者らの論説にも見られる。
戦前は福沢諭吉だ。彼は天皇をして「虚器」「虚位」と表現した。
戦後は、誰だったかは思い出せぬが、大日本帝国は「天皇親政」といういわば表向きの「顕教」と、テクノクラートらの実質的な専横という「密教」との、二重構造、つまり「天皇不親政」が論じられてもいる。

あの愚かな戦争を防ぎたいと思うのなら、
結果的な病理でしかない「国家神道」を責めるよりも、
貴殿でさえも取り込まれている、この「天皇親政」という虚構に気づくことの方が、はるかに意味があるだろう。
何度も繰返して申し訳ないが、それは、明治以降に生まれた、いわゆる「国家神道」が負える責めではないのだよ。
http://www.asyura2.com/16/senkyo206/msg/711.html#c18

[政治・選挙・NHK206] 歴史の大逆転<本澤二郎の「日本の風景」(2368) <G7キリスト者首脳の伊勢神宮参拝> <政教分離を放棄したG7首脳> 笑坊
23. 忍穂耳の垢[434] lEWV5I6ogsyNQw 2016年5月29日 04:34:24 : 13VRHPHhaw : YTKheEqmSOU[12]
>>18 のつづき

>>13. ボケ老人 殿。失礼。大事なところを落としていた。

>明治4年太政官布告に始まり昭和12年「国体の本義、現人神」により完成するまでになった国家神道があるからこそ、通説であった天皇機関説を問題にし、統帥権干犯を言い出したと考えられる。

それは、貴殿の言葉を返すわけではないが、原因と結果を混ぜこぜにした議論。
はじめに「国家神道」という悪ありきで出来た論ではないかな。

後の統帥権干犯に近い動きは、それこそ明治のはじめから存在したし、その頃はまだ国家神道は完成していなかったと、資料が語っている。
国家神道が完成するまでには、それこそ自身を否定する程の振れ幅で、紆余曲折があった。
なにしろ、当初は国学者の云う理想論のとおりに、祭祀と政治さらには宗教までも一致させようとしたのだ。それも基督教抜きで。さらに、古代の律令制度にあった神祇官を復活させようと企て、政府の言う神道「大教」を教える「教導職」までこしらえた。これらの企てが次々に頓挫して、その方針は二転三転した。

祭・政・教の一致が不可能だと明治新政府は渋々受入れ、宗教を切り離してようやく「国家神道」が固まったのだ。
つまりは、最初から「国家神道」のグランドデザインなどは有りもしなかったし、それが固まるより先に統帥権干犯に近い動きはあった。
維新まもない頃、その統帥権干犯に類する動きが問題化しなかったのは、先のコメの福沢諭吉にみる如く、天皇が如何なる存在かを知る者が当初は存在し、彼らが臨機応変に対応して事を収めたと聞く。
だから、貴殿の見立ては、現実の経過とは逆になる。

推察するに、在野の神道と「国家神道」とを区別したい‥という結論ありきの議論とみるが。だから「国家神道」の異常さ異質性にこだわる。
残念ながら「国家神道」と言えども在野の神道と隔絶したものではない。それは、紆余曲折を経て固まっただけの「死因」なのだよ。

それと「現人神」、正確には「現御神(あきつみかみ)」だが、明治初期のそれは、単に皇祖の御稜威がつく尊い存在ぐらいの認識だった。十五年戦争の最中にみるような、人の姿をした「神様」などという切迫したものではなかった。
どうも、敗戦時の「国家神道」を、まるでナチスドイツのような怪物に見立てたい、それで在野の神道を区別したいという、願望がほの見えて、ならない。


>今また通説である、集団的自衛権が憲法違反であることを一内閣の解釈、しかも内閣法制局長官を恣意的に取り換え、・・

なるほど。そのお話か‥
今の政権はそれほど好きではないのだが、内外の情勢、挑発する北朝鮮や、南シナ海や尖閣諸島にみる中国の動静をみるに、憲法を改正して法整備している間に、いつなんどき有事があるかも知れぬ。
その法整備の冗長さゆえに、ぽっかり空いた防備の穴、脆弱さに対処しようとするのは、責任ある為政者としては、仕方がないのではないかな。

http://www.asyura2.com/16/senkyo206/msg/711.html#c23

[政治・選挙・NHK206] 歴史の大逆転<本澤二郎の「日本の風景」(2368) <G7キリスト者首脳の伊勢神宮参拝> <政教分離を放棄したG7首脳> 笑坊
25. 忍穂耳の垢[435] lEWV5I6ogsyNQw 2016年5月29日 18:03:10 : GdO03XB0LE : ywJDavVFC4g[13]
>>24. ボケ老人 殿 コメント有り難う。

>神道となる以前と言う意味が分からない。

これが解らなければ議論にはならない。
神道を神道と最初に捉えたのは、漢籍を知る仏教者あたりから出たと聞くが、
むしろ、そう呼ばれる前は、神道とはこうだ‥と迫ることもない、茫漠とした霊性の世界があった。万葉集にも「神ながら、言挙げせぬ国」とあるようにだ。話題の「国家神道」もそうだが、最終的な形態をそのまま過去にまで当てはめて見るのは間違いのもと。
明治政府は「(神社)神道」は宗教ではないと言い、祭政一致は政教分離に反しないとしたが、そうした政治的な意味ではなく、もっと深い意味で、神に感謝し神前で祈りをささげる日本人の姿は、宗教ではない。むしろ霊性と言う方が相応しいだろう。
GHQはこれを知らない。彼らの洗脳が成功したのか、戦後の日本人も、宗教という枠組みでしか見なくなった。もちろん皆ではないけれども。

>祟りを恐れて敬うのがカミサマで仏教は蘇我氏がマツリゴトとして普及させたもの。・・

それは中世以降を現代人が見た解釈論ではないかな。
それでは、江戸時代に数回起きた「お蔭参り(おかげまいり)」は説明出来ない。
日本人はかつて、心のどこかで、はるか皇祖にまで行き着く恩恵(おかげ)によって生かされているのだ‥と知っていた。それは祟りへの怖れとは別のものだ。
これを知っているのと、知らずに怨霊信仰とみるのとでは、出てくる議論はかなり違うものになる。

>鎮守の森に根差すカミサマとい〔わゆる「神社神道」=国家神道〕は別物であって、これを解体・破壊しても庶民には何の痛痒も無い。」

そうかな。
その“鎮守の森に根差すカミサマ”が坐す神社で、日清・日露(戦争)に出征した、わが子や亭主をお護り下さいと、戦勝祈願したのが国家神道完成へのエンジンにもなっている。そうした市井の神社が国家神道を支えたのだ。
とまれ、戦前には、神道から宗教的側面を切り離され、今度は占領統治下の施策と洗脳によって神話は語られなくなり、手足を縛られた各地の神社は衰退してしまった。朽ちた社殿を見かけて沈痛な思いにかられるのもしばしばだ。もちろん、“鎮守の森”さえ残ればそれでいいというのなら、問題はないだろうが。

>倒幕と明治維新は下級武士層の政権奪取に過ぎず、・・
>天皇の権威は京都周辺には及んでいても関東やそれ以北では、「天皇?。なんぼのもんじゃ」と言うものであった。

それはかなり狭い見方とみる。なにより、先の「お蔭参り」や、「ええじゃないか」騒動という世直しの機運が存在したことをみていない。庶民は、天照大御神の御神徳でいっきょに世が変わると、待望して踊り狂ったのだ。そうした機運は、錦の御旗を掲げる倒幕勢力を助ける、見えない力になっただろう。こうして、民が許したからこそ維新は成功した。単なる“下級武士層の政権奪取”劇とみたら誤ろう。

>・・、天皇の統帥権という概念そのものが存在しない。

初期の維新政府とはつまるところ陸軍に始まった。強力な軍を擁して武家政権を倒さねばならなかったからだ。
この者等は、天皇が自ら軍を率いると謳い、「神武東征」になぞらえることで、士気をおおいに引き上げたことだろう。それはいまも「皇軍」という名の響きに残っている。
明治維新を成し遂げさせた「皇軍」によせる思い、それは「天皇親政」による崇高な国づくりへとつながるのは必然のこと。「天皇の統帥権」という言葉が出るはるか前から、天皇が親しく「政(まつりごと)」を執るという思想は根付いていたのだ。
少し大きめの流れでみるなら、明治維新は、「天皇親政」を遂げきれずに吸収された南朝の再チャレンジという意味がある。維新を進める者等にとって、後醍醐帝が憧れた「天皇が親しく政を執る」のは当然に尊守する概念だったろう。

>村の鎮守の神様の一部を招魂社として一般のそれとは区別して、さらに靖国神社となして英霊(政権側の戦死者)を顕彰する。
>これが在野の神道と隔絶したものではないとは

なるほど。だが、人を神様と祀るのは国家神道の専売ではない。
それを始めたのは江戸時代に神道界を支配した吉田神道が始めたものだ。それは豊臣秀吉の豊国大明神、徳川家康の東照大権現にも影響を与えたと聞く。それが長州藩の招魂社、ひいては靖国社につながっている。靖国社の立ち位置の是非は脇に置いての話。
貴殿も“一般のそれとは区別して”と云われるように、庶民は、その人霊を祀る社は、古くからの神様とは違うと、ちゃんと了解していた。もともと人を祀る伝統は日本の霊性にはある。けれど、その多くは御霊を鎮めるためのものだからだ。
むしろ、出征している子や夫の無事を願い、戦勝祈願をするかたわらで、かつて戦地に倒れた御霊に頭(こうべ)を下げるのは、いわば必然の流れだったのかも知れぬ。
子や夫を無事に返して欲しい、願わくば勝利してほしいという、庶民の切なる願いがそこにある。庶民をしてそのような状況にさせたのは、日本を締め上げんとする西欧諸国、それに抗して大陸で戦端を開く軍、それを鼓舞する大本営の陸軍のテクノクラートら、これらの者等に日本の命運を任せてしまったことによろう。かえすがえすも、それにブレーキを掛ける仕組みが無かった事が悔まれる。

>単なるプロパガンダに終わっているのは悲しいね。

陰謀論なら、幾らでも焚き付けられよう。だが、北朝鮮と拡張主義を帯びる中国の動静に対処するのは、どの者が政権を執るとて同じだ。
http://www.asyura2.com/16/senkyo206/msg/711.html#c25

[政治・選挙・NHK206] 歴史の大逆転<本澤二郎の「日本の風景」(2368) <G7キリスト者首脳の伊勢神宮参拝> <政教分離を放棄したG7首脳> 笑坊
27. 忍穂耳の垢[436] lEWV5I6ogsyNQw 2016年5月31日 18:14:38 : XZ2uHaevNs : 9I9JNYq44_Q[10]
>>26. 歯磨き右近高山 殿

>「国家神道」という概念自体、実体のないものだった、という可能性もあるのではありませんか?

そのとおり。
追いつめられ、宗教の教えに望みを託して戦おうとする。信仰心の厚い国柄なら十分に起こりうる事。
そこで非難されるべきは戦いの是非なのに、彼らの宗教そのものが悪いと指差す愚かさよ。
海の向こうの大統領予備選では、イスラム教徒の入国を禁ずると候補者が言ったそうな。これも似たようなもの。

「国家神道」は、明治政府の肝いりでなした祭祀と政治を統合したシステムという土台が、やがて勝てない戦争にのめり込んで、行き着いた「結果」でしかない。それは上のコメでの「死因」と同じ。

どうやら、左巻きの方々は、GHQの敷いた路線、教わった西欧的史観のもとに、旧日本を見る。まるで、時代遅れの封建時代に生きた野蛮人を見る如くにだ。
ところがよく見ると、そこには、今の我々と同じ日本人が居る。何とか生き延びようと苦しみもがいている姿をみつけるだろう。


>それよりも、東北大地震の時、「一つになろう、日本」って、コレは「Fascismの温床」に他なりません。

言挙げされた言葉は、あっという間に錆び付き、朽ちやすい。古代の日本人はその儚さを知る故に言挙げを慎んだとも思う。
「一つになろう、日本」も同じとみる。朽ちたら皆が気づく。もの言えば、くちびる寒しとなる。

朽ちてドグマ(教条)化したことに気づかず、喜々として喧伝して歩く者もいるが、それが力を得るかどうかは分らない。
話題の「国家神道」という「死因」が発症した時のような、世に重くのしかかる重圧、はけ口の無い心の葛藤、そのような内面の、それも集合的な要因なしには、ご指摘のような狂気に至るまでには、ならないのではと。


蛇足ながら、冒頭の記事を改めてみるに、なんとステレオタイプな視点かと。
そもそも、靖国社と伊勢神宮を同列とするところは滑稽だ。

伊勢神宮とは、天皇が、皇祖が示した道から逸れ、同床共殿の勅を破り、なした、いわば天皇個人の祭祀場でもある。そこには世を導く君への「戒め」が込められている場。「天皇が親しく政を執る(天皇親政)」という、本来の君から逸れたところから出た穢れ、即ち、かの戦争を終らせる場所としてはまことに相応しい。
日本の首相は軍の総帥でもある、それは米国の大統領も同じ。二人はこの神宮を起点とし広島を訪問した。なかなか良く出来た筋書きだとも思う。
http://www.asyura2.com/16/senkyo206/msg/711.html#c27

[政治・選挙・NHK207] 現役の神社宮司が「日本会議や神社本庁のいう伝統は伝統じゃない」「改憲で全体主義に逆戻りする」と真っ向批判(リテラ) 赤かぶ
16. 忍穂耳の垢[437] lEWV5I6ogsyNQw 2016年6月01日 23:45:38 : qyczUn9c1U : 5J7Qm59iSMs[18]
はて、この日吉神社の三輪宮司は、リテラなる場に引用されたのを了解済みなのかな?

>事実、神社本庁が「本宗」として仰ぎたて、安倍首相がサミット開催地にゴリ推し(過去記事参照)して各国首脳に訪問までさせた伊勢神宮ですら、明治になるまで一度も天皇が参拝したことはなく、・・

(笑)一度も参拝したことがない‥のではなくて、してはいけないのだよ。
それは、伝統だった。天皇の歴史を少しでも知る者なら、こうした書き方はしない。

それと、天皇が地方の神社に参拝するのも、本来は有り得ないこと。今はそれさえ崩れている気配があるけれども。


>実際、神社本庁は「伝統」の御旗のもと、機関誌「神社新報」で新たな憲法を制定して軍の「統帥権」を天皇に帰属させるべきだという主張すらしている。

まずはそのソースを拝見したいものだ。
なにしろ、今の憲法下で象徴とされる天皇は、そもそも「統帥権」を執れぬ立場にある。
象徴天皇という立ち位置を変えるほどの改正を、本当にそのような主張があるとは、にわかには信じられない。


なぜなら、それは日本を戦端の淵におとしめた原因という、たいへん大きな問題だからだ。
ところが、困った事に‥
多くは、いまだ「天皇が親しく政・軍を執る」という虚構がなす陥穽に気づいていない。それは、ここに集う左巻きの御仁らも含めて。いや、それどころか、問題の存在にさえ気づいてもいないだろう。
こうした無知な御仁がそのまま天皇の側近になったら、おそらく戦前の陸軍テクノクラートらと同じ愚を犯すだろうと思うからだ。まさに先の民主党政権に、危うさを憶えるのと同じ。こうした思いは、ちょっと前の、左巻きの御仁との意見交換で、なおさらに強くした。

とまれ、
こうした「天皇親政」が、当時の軍部に「天皇の(直接の)統帥権」という論拠を与え、軍部の独走を許した。いわば、日本を戦争におとしめた本因がこれなのだよ。「国家神道」という結果的な病的症候群を責めるよりも、より本質的な原因がこれ。

ちなみに、
このような「天皇親政観」を植え付けた原因は、古事記、日本書紀を編んだ者等にその原因がある。もっと深く言えば、力に頼る人間の愚かさ、驕りにその原因があろう。
天武帝は、蘇我氏等がなした傀儡王朝を憎み、敢えて一切の臣を置かない親政をなしたふしがある。
問題は、その天武朝の親政を、朝鮮系帰化人や漢籍に通じた者らが、当然の事として彼らの価値観のもとで賛美の目で捉え、それを描いた事だ。
記紀の通奏低音として響く、侵略史観、「易性革命」的な強さを善しとする性向は、本来の日本人のそれではない。
困った事に、歴代の天皇の一部は、そうした大陸的性向に憧れ、皇祖が戒める驕りのままに生きたところがある。その責めはその皇祖の恩恵に預かる国民に及ぶということを知らぬままに、だ。
http://www.asyura2.com/16/senkyo207/msg/108.html#c16

[政治・選挙・NHK207] 解散を打てなかった安倍総理には「負け犬」の烙印が押されるー(田中良紹氏) 赤かぶ
1. 忍穂耳の垢[438] lEWV5I6ogsyNQw 2016年6月02日 03:20:28 : 3NO9L2ieOg : DF9oP9LvUuM[14]
一読して。少し寂しいというのか読後の印象。

期待して拝見してきたのだが、どうやら失望してしまった。
この御仁に見えているのは、
日本ではない、西欧の価値観で見聞した指標で語っているだけ。
それも、今回のは、かなり煮詰まったか文体とみた。
フーテンさんよ、それで良いのかと。

たしかに、安倍氏を皆、最初は警戒した。
安倍総理の言葉に乗る少し異質な響きを感じてだ。
だが、その言葉は無視できなくなってしまったようだ。
ところが、この御仁は、それさえもよく分っていないとみた。

旧き自民党政治の仕組みを挙げて安倍氏をあげつらう、
“解散を打てなかった安倍総理には「負け犬」の烙印が押される”とうそぶく。
だか、それを言うなら、言った側も同じ。
もしこの物言いが外れたら、田中良紹さんよ、貴殿は「負け犬」の烙印が押されることだろう。
http://www.asyura2.com/16/senkyo207/msg/147.html#c1

[政治・選挙・NHK207] 保育士待遇改善、給付型奨学金検討・・・でも、財源は「アベノミクスの成果を活用」。これはもう政策じゃなくて神頼みってことだ かさっこ地蔵
1. 忍穂耳の垢[439] lEWV5I6ogsyNQw 2016年6月03日 15:56:21 : b3wKhimvKg : qFGaOA6KZ5s[7]
>財源は「アベノミクスの成果を活用」。これはもう政策じゃなくて神頼みってことだろう。・・

では、消費税なら安定財源だとでも考えているのだろうか。

国政を預かる者の責任として、財源論はしかるべきとは思うが‥
こうした財源論は、たとえば法人税の減税で問われた例をみたことが無い。
だが、消費税増税の見送りでは盛んにそれが出る。なぜか、と思う。

こうした視点は既に、消費税増税を推す官僚らが敷いた路線上に、いつの間にか乗せられていることに気づいているのだろうか。

消費税増税が延期になったからとて、消費税反対論者は胸を撫で下ろしてよいとは思えない。
なぜなら、この‥消費税なら安定財源だ‥という発想こそがこの国を蝕んでいる元凶なのだから。
http://www.asyura2.com/16/senkyo207/msg/209.html#c1

[アジア20] 韓国の執拗な日本攻撃の原因は植民地支配より深い根がある(SAPIO) 赤かぶ
1. 忍穂耳の垢[440] lEWV5I6ogsyNQw 2016年6月04日 19:11:52 : sVwseNOS0s : J6dDilIKc5Y[10]
記事はよく書けているとは思うが、もっと根は深い。
彼らはその華夷思想、彼らの国旗にみる中国思想を捨てても、その反日、蔑日は終らないだろう。

その国旗に描かれる太極の図の
本家本元の支那が、抱き続けている華夷思想の病理に気づき、懺悔するときまで、それは続くだろう。
そうした根深さに気づいていたのは、130年ほど前の福沢諭吉もそうだ。


考えてみてほしい。中韓との妙な関係は今に始まったことではない。
日本人は古代中国の古典と仰ぎ見るが、
なぜかここ数百年来、日本のほうが文化も民度も高く、中韓が低い。それは何故なのか。

じつは、精神文化という視点では、太古からこの傾向は変わっていないのだよ。
その中国古代思想を知る古老は、すべては東海に浮かぶ神仙の島(日本)から教わったと言う者がいる。

話は逆ではないかと‥誰しもがいぶかしむだろう。
だが、ここ数百年来の、日本と中韓との関係には、なぜか符合してしまう。
例えば、中華人民共和国という国号は、日本人が苦心して造った漢字で構成されている。

なぜ逆‥なのか。それは、彼らが略奪者だからだよ。
今の言葉でならパクリと言うのか。
彼らは仕込んだ精神文化から、せっせと文献を含む物質文化を量産し、それを教えた師匠を歴史から消してきたのだ。
そう、かの日本が新幹線の技術を教えたら、彼らは自分等の技術だと言い張り出したのと同じ。
ソフトウェアはタダ、そしてその開発した誉れも奪う。それも可能ならば力づくで。
これは、支那の王朝に力があった頃は、実際に関係者を抹消してもきたはずだ。

こうして、誉れを全て奪い取るまで、それは続く。なぜなら、それは彼らの病理だからだ。


よく、アジアの共同体なる思想、取組みが喧伝されたりする。
それは確かに、耳には心地良い。
だが、彼らが数千年繰返して、裏切られ、断絶をしてきた病理をみていない。
それこそ、高邁な人権思想を語っていた欧州人が、イスラム難民を簡単に足蹴にするより、根は深いのだ。
もっとも、全く救いようが無いと断言するつもりはない。彼らの驕る病理の底には、日本を真摯に憧れるさらなる古い精神性が眠っているからだ。けれど、力を得て驕るあいだは、病理が進行し続けるだろう。

ちなみに、隣の半島もそれは同じ。むしろ、その病理はもっと濃い。
彼らは日本が師だった本当の歴史を、認める事はおそらく出来ないかも知れない。なにしろ自らの手で隠滅し続けているからだ。そう、今この瞬間も。
http://www.asyura2.com/16/asia20/msg/396.html#c1

[政治・選挙・NHK207] マスゴミの巧妙な議論のすり替え。(日々雑感) 笑坊
6. 忍穂耳の垢[441] lEWV5I6ogsyNQw 2016年6月06日 11:33:05 : IHwoCb3BWs : W5Y6UzS7x_8[8]
>しかし総需要不足に陥っているのは無策・無能なアベノミクスが二年半以上も続いたからに他ならない。

一所懸命、世に唱えられている努力には敬服するけれど、これは単なる独断だろう。
他のコメントでも指摘している方が居られるようだから、この“議論のすり替え”ついては措く。


経済の、それも庶民の消費が滞っているのは、消費税に代表される施策にある。
もちろん外来要因もある。だが、バブル崩壊後ほぼずっと下り坂なのは、ひとえにこうした施策と、その底にある思考形態にあるとみる。

その思考形態とは、消費税を安定財源とみる思考だ。
それに税官吏らの高官や学者連中を筆頭に、庶民までその感染が広がっている。
チャリンチャリンと安定した財源だとみるのが、なぜ悪いのか‥と、
逆ギレする方も居るかも知れぬから、少し説明しよう。

消費税を安定財源とみる思考とは、確実に存在する既存の金から取ろろうという思考。
こうした思考は、不確定な未来を嫌い、確実な過去を好む思考から出てくる。
この思考にある者は「保険」も大好きだ。なぜなら不確実な未来を過去化できるから。
同時にそれは、不確実性のある所得税、法人税から遠ざかろうともするだろう。
これが、財政再建にむけて消費税を基軸に据え、法人税を問わない、思考の流れを生んでいる。

だがこうした患者らは、日本人にとって税とは不確実さと同義であることを知らない。
不確実だからこそ、得た富に感謝が伴う、感謝が税を支えているということを。

不確実さを嫌う思考の産物である消費税は、生きるものを悪しと罰金を課すのと同じになる。
同様に、補助金漬けでさらに弱体化する農業や、BIなど確定した金を配るのも同じ。
民を疲弊させてゆく、名付けて「既存確実物質思考」。

最近とみに思うのは、
日本を憎しと思う者らは、こうした思考、その果実である消費税を、
じつに効率的に日本を衰退させる方法論だと注目しているのではないか、ということだ。
http://www.asyura2.com/16/senkyo207/msg/329.html#c6

[政治・選挙・NHK207] 慢心した坊ちゃん 山口二郎(本音のコラム 東京新聞) 赤かぶ
3. 忍穂耳の垢[442] lEWV5I6ogsyNQw 2016年6月06日 12:02:27 : IHwoCb3BWs : W5Y6UzS7x_8[9]
この山口某氏の劣化もここまで来たかというところ。
少し寂しいところもある。

一国の大臣を「坊ちゃん」と呼び下げるその非礼はご自身にも及ぶだろうに。


断っておくが、総理大臣の権力が増せば、それは暴走まで至る危険がある。この政権を無条件に賞賛するつもりは無い。

だが、今回の消費税増税の延期は評価されるべきだろう。
なにしろ、危機が顕在化してからの延期では意味がないからだ。
世はすべからく過去参照型思考に堕ちている昨今だが、こうした予防的措置を取れるのは学者ではなく政治家なのだと、改めて感じたものだ。

記事が云う、前言と違うという矛盾は、そもそも、危機顕在化後に延期では遅過ぎるという本当の矛盾から出た判断。そこには不確実な未来に対処し、民を守らんという視点がある。
だが、前者の矛盾を問う視点には、民は居らず安倍憎しのみがあるやにみる。見ていても病理を感じてしまうほどに。
http://www.asyura2.com/16/senkyo207/msg/309.html#c3

[政治・選挙・NHK207] 慢心した坊ちゃん 山口二郎(本音のコラム 東京新聞) 赤かぶ
6. 忍穂耳の垢[443] lEWV5I6ogsyNQw 2016年6月06日 16:11:38 : EvLcPuZSug : C3oN9D4jG7Y[7]
>>4. 殿 コメントを有り難う。

>消費税増税延期という政策判断と前回の総選挙で公約とした政治家としての責任とは全く別物・・

その責任論をふくめ、世論調査では、庶民は増税延期の判断を良しとみているはずだが?

もはや責任論を出すのは、先の“安倍憎し”の方々しか居ないとなろう。
民意がなびいてもいない論点を挙げるのは愚策。その愚をごり押しすれば、民がますます敬遠するだろう。


>更にこの政策判断も、介護職員や保育士の給料が本当に上がるのか?
>小売業界のレジソフトを準備していた企業はどうするのか?

レジソフト?。これまた都合のいい被害者をだすものだ。
政策で右往左往する業界には気の毒だが、それによって利益を得てきたのも同じ業界だろう。
それは大局からみたら瑣末な話。そもそも消費税増税が無ければ存在しない話でもある。

それと、“介護職員や保育士の給料”を上げるのは消費税増税だというご見識なのか。
それは現状を見て見ぬ議論。消費税の施行以来、財政再建が特段進んだとは聞かないし、庶民の暮らしぶりは萎縮し続けている。
それは、日本という国にとって、消費税は財政再建の策としては合わないし、社会保障のみならず、従事者の給与アップにはつながらないという事実だ。

消費税は内需を冷し、国を疲弊させる悪税だ。
ところがそれを安全確実な税収だとみる困った御仁らが進めたもの。
貴殿もそれに列する方々なのかな。それとも、この山口某氏と同じ“安倍憎し”の病に取り憑かれた方か。
http://www.asyura2.com/16/senkyo207/msg/309.html#c6

[政治・選挙・NHK207] 警察と一体になってヘイトスピーチデモを実力行使で中止に追い込むのは、いくらなんでもやり過ぎだ。 赤かぶ
8. 忍穂耳の垢[444] lEWV5I6ogsyNQw 2016年6月06日 17:16:32 : EvLcPuZSug : C3oN9D4jG7Y[8]
左右の立場は違えど、表現の自由が奪われる危惧を感ずる、その視点はなかなか勇気のあるもの。
だが、中盤あたりの論旨に、左巻きらしい「危うさ」を感じてしまった。


>今の安倍政権の独裁的体質をストップできず、日本で全体主義がどんどん進行して、戦前の絶対的天皇制のような状態になった最悪の状況を。

独裁的体質が暴走する危惧はもちろんある。
だが、それを戦前の全体主義、国家神道のなしたものとみるのは、残念ながら日本の将来には役立たない。
このようなステレオタイプな戦前観には、危惧の念を抱く。

これは、GHQが先導した「日本だけが悪い、それも皇祖を崇敬する天皇制が悪い、戦争に荷担した神社神道が悪い」という見方をそのままそらんじたものとみたが。
なんと愚かなことよ。


どうやら未だ洗脳が解けていないらしいから、これを論じても通じない。
だからたとえ話をしよう。

戦前の天皇崇敬、国家神道が国を破綻させたわけではない。

例えばそれは、欧州人が、イスラムの神の御名を唱えてテロをするが故に、イスラム教を邪教とみるのと同じ。残念ながら、イスラム教には罪は無い。だが、基督教徒はそうは見ない。
これと同じ。皇祖のなした国を守れと戦前は云っただろうが、それは家族・故郷を守るのと同義だった。人は生死の境で神に頼らんとする。残された婦人や親は出征者の無事を神に祈りもした。

だが、それを戦争に勝った連合国側はどうみたか。
今のイスラムの聖戦と同じとみただろう。
そう、「日本だけが悪い、戦争に荷担した神社神道が悪い」だ。
それは、その後の洗脳によって、いまや多くの左巻きな御仁・御婦人を生み、神道についてのあらぬ誤解をなしてもいる。

イスラムの聖戦を捉えて、
テロを誘発するとして、どれだけイスラム教が邪教かと分析し、論じたとて意味が無い。
なぜなら、それはテロを生むほんとうの原因ではないからだ。
それと同じで、どれだけ国家神道にみる、戦前の天皇崇敬、神社神道の悪を論じたとて意味が無い。
なぜなら、それは戦争により立ち至った最終的な国の姿に過ぎないからだ。
国民を巻き込む戦争にまで至った原因は別にあるのだから。

ところが、とくに左巻きの諸君らにみる、過去参照型思考の病理ゆえなのか、
これが解らない。GHQが染めた「日本だけが悪い、皇祖崇敬が悪い」という邪宗論に堕ちたままだ。
なんと愚かなことよ。
http://www.asyura2.com/16/senkyo207/msg/345.html#c8

[政治・選挙・NHK207] 慢心した坊ちゃん 山口二郎(本音のコラム 東京新聞) 赤かぶ
18. 忍穂耳の垢[445] lEWV5I6ogsyNQw 2016年6月07日 03:21:13 : tRKkdqCgYk : QD1QLAG_p_Q[9]
>>8. 殿 コメント有り難う。
政権擁護するつもりは無い。一度消費税増税をした責めを背負う政権が、たまたま正しい選択をしたとみただけ。


>G7でも安倍首相に同調して不況対策打とうなんて国はあるのかい?
>
>なんだか日本だけが冬籠りの準備しているようで。

そうかな。そのご発言は来年あたりまで保留していたほうがよいと思うが。

G7の欧州の国々は、安倍政権が指摘した危機の可能性を、それも中国発のものを語れない事情があるかも知れぬ。あの場では、だ。
少なくとも、中国の外側からみた経済指標は、いつなにかあってもおかしく無い数字が並んでいるのだから。

そうした危機には、この山口某氏なるおぼっちゃまは、予測で来ませんでしたと学者然と語れるが、政治家はそうはゆかぬ。
少なくとも、危機の可能性があるのなら、前言に捕われずに、不確実な未来に策を打つのが政治家だろう。
もし危機が現実かしたら、前言と違うなどという過去参照型思考の責任論よりも、現実の危機に見舞われ、無策の責めを問われるのだから。

http://www.asyura2.com/16/senkyo207/msg/309.html#c18

[政治・選挙・NHK207] 慢心した坊ちゃん 山口二郎(本音のコラム 東京新聞) 赤かぶ
19. 忍穂耳の垢[446] lEWV5I6ogsyNQw 2016年6月07日 03:22:56 : tRKkdqCgYk : QD1QLAG_p_Q[10]
失礼。>>18 には続きがあった。

>日本ばかりが頑張ってみたところで世界の景気が上向くではなし。

打てる手はうつのが未来をみる政治家だ。
ないに越した事はないが、もし危機が本当に来たら欧州はひとたまりも無いとみる。つまり、それだけ、中国がらみに賭けて商売している可能性がある。

http://www.asyura2.com/16/senkyo207/msg/309.html#c19

[政治・選挙・NHK207] 慢心した坊ちゃん 山口二郎(本音のコラム 東京新聞) 赤かぶ
20. 忍穂耳の垢[447] lEWV5I6ogsyNQw 2016年6月07日 03:23:43 : tRKkdqCgYk : QD1QLAG_p_Q[11]
>>9. コメント有り難う。

>生活の党と共産党は”消費税を5%に戻すべき”と言ってます。

なるほど。けれど、私の勘違いなら、いいのだが‥
生活の党の有名なお方は、この稀代の悪税である消費税を始めた当事者と側聞するのだが。

なれば、とうぜんに責任は重い‥とだけ、言っておこう。
なぜなら、税率を上げるよりも、税そのものを始めた者は、この国の十数年来に及ぶ疲弊に大いに責めがあるからだ。

http://www.asyura2.com/16/senkyo207/msg/309.html#c20

[政治・選挙・NHK207] 慢心した坊ちゃん 山口二郎(本音のコラム 東京新聞) 赤かぶ
21. 忍穂耳の垢[448] lEWV5I6ogsyNQw 2016年6月07日 03:24:40 : tRKkdqCgYk : QD1QLAG_p_Q[12]
>>12. 殿 正確にはコメントではないかも知れぬが、お叱りのコメント有り難う。(笑)

>6は工作員じゃないの?工作員でしょ?

(笑)これはこれは、工作員の尊称をいただけるとは思いもよらなんだ。
どうやら、前言を翻したゾ‥というおぼっちゃま山口氏の路線どおりのご指摘とみたが。

もちろん、安倍政権の擁護者なら、こうして消費税増税の愚を言い続けてはいない。
少なくとも、先の増税には大きな責めを負う政権とみている。

http://www.asyura2.com/16/senkyo207/msg/309.html#c21

[政治・選挙・NHK207] 慢心した坊ちゃん 山口二郎(本音のコラム 東京新聞) 赤かぶ
22. 忍穂耳の垢[449] lEWV5I6ogsyNQw 2016年6月07日 03:25:23 : tRKkdqCgYk : QD1QLAG_p_Q[13]
>>15. 殿 コメント有り難う。

>>自己保身のための増税延期で何を評価するんだ?

自己保身とみるのは貴殿の心証でしかない。それが自己保身だとどうか証明されたらよかろう。

わたしは、前回の増税に懲りて、財務省と、それになびく自民党政治家らの圧力に抗したとみるのだが。

http://www.asyura2.com/16/senkyo207/msg/309.html#c22

[政治・選挙・NHK207] 中国軍艦の接続海域侵入を大騒ぎするメディアの選挙応援  天木直人 赤かぶ
14. 忍穂耳の垢[450] lEWV5I6ogsyNQw 2016年6月09日 17:10:51 : FptxkqL2uQ : l4Uj5bSCOQA[1]
> 馬鹿馬鹿しい。
>
>
> 中国軍艦が攻めて来たわけではない。

困った御仁だ。安倍憎しがここまできたかと。
それとも、中国を視野から何故か外してしまう左巻きの精神性に、染まられたかな。(笑)

随分前に、
中国もやがて、大国になり豊かになれば、こうした実力行使はなくなり、大人しくなるだろうと説いていた方も居た。
だが、その気配が無いどころか、ますます先鋭化しているのが現実。
こうした類いの支那擁護論を、どなたが唱えていたか思い出してみるのも面白い。
http://www.asyura2.com/16/senkyo207/msg/482.html#c14

[政治・選挙・NHK207] 中国軍艦の接続海域侵入を大騒ぎするメディアの選挙応援  天木直人 赤かぶ
18. 忍穂耳の垢[451] lEWV5I6ogsyNQw 2016年6月10日 01:51:38 : EvLcPuZSug : C3oN9D4jG7Y[9]
(笑)動く生ゴミかね。これはこれはありがとう。

いやはや、
選挙応援とみる、その了見には呆れ返る。

あくまでも、邪推の邪推だが‥
天木氏は、この軍艦騒ぎで、憎くき安倍がスタンドプレーをなして支持率を上げてしまう、
それがどうにも面白くないと、地団駄踏んで怒っている‥わけだ。
もしそうなら、この御仁は安倍憎しのためなら、日本国民は眼中に無いとなろう。

つい数日前に、中国軍機が米軍機に急接近した騒ぎがあったばかり。
天木氏は昨年11月もあったと言うが、その時の中国の状況と今とは同じではない。
軍艦が来るということは、いわば新しい段階に入ったということ。

中国と話し合うとは、
この種の無謀な行動を、まずは大々的に報道し、議論を興し、
世界の視野から中国の行動を非難して始めて、相手にこちら側の考えが伝わるというもの。
それが話し合いの入口。
昨年もそれに近いコトがあったから騒がなくていい‥というお話ではない。
http://www.asyura2.com/16/senkyo207/msg/482.html#c18

[経世済民109] 消費増税、東日本大震災並みの景気悪化要因…「延期で財政悪化」は嘘、逆に財政悪化も(Business Journal ) 赤かぶ
1. 忍穂耳の垢[452] lEWV5I6ogsyNQw 2016年6月10日 07:23:20 : 13VRHPHhaw : YTKheEqmSOU[13]
これはそのとおり。
たしかノーベル経済学賞を受賞したクルーグマン教授だったか、彼に安倍首相が、
「消費税5%から8%への増税がなぜ日本に多大なインパクトを与えるのか・・」と訊いても明解な答えがなかった。

それが意味することは、欧州での消費税と同じに考えても答えが出ないということ。
日本には日本なりの税の伝統と哲学があり、それを欧州人はよく解っていなかったということだ。
それは、そうした西欧の税理論を学んだ学者や高官も同じ。

消費税のもっとも大きな問題は、それが感謝に基づかない生への罰金であるところだ。
それは、日本人の税観念にある不確実性ゆえの感謝を、確実な搾取に変えてしまいたい過去参照型思考がそれを支えている。そう、「確実な税収源だ」という誤った見立てだ。

あまり話題にならないが、日本は並み居る先進諸国のなかでもダントツの長生きな国柄。
制度や方法論では時代により変遷があるけれど、収める先は同じ「日の本」を頂点とする藩や県などの行政単位が、少なくとも千数百年も続いてきた。
これは、欧米諸国とは別の伝統と哲学が長く生きているということ。つまり、安易な比較や模倣は危険だということでもある。

ちょっと考えてみればわかることが、なぜかこんな簡単なことが解らぬのか。
それは、戦後になり、こうした日本の特殊性を、古い言葉で言えば国体という視点が、悪しき戦前として忌避されてしまったことによるのかも知れぬ。
http://www.asyura2.com/16/hasan109/msg/622.html#c1

[政治・選挙・NHK207] 「「國體」の意味が未決のまま「國體ノ変革」を企てた者は厳罰に処されました。:内田樹氏」 赤かぶ
4. 忍穂耳の垢[453] lEWV5I6ogsyNQw 2016年6月13日 18:09:26 : iPF9hyjbKI : Y6DUQ_9dtmE[9]
内田氏はまだ、ちくちく呟いていたのだね。
この御仁の「国体(國體:旧字表記)」についての意見はどこにも見えぬようだが‥

こうした左巻きの御仁の大きな間違いをひとつ言っておこう。
こうした明治政府が始め、敗戦後解体された施策を、戦争を助長させた、あるいは戦争を起こした悪しき原因と、単純素朴に捉えるところだ。

ま、当時を知る人々がそれを唾棄するほど嫌いなのが、これらの言辞だろうし、戦後の「啓蒙」でも悪しきものと教えてきただろうけれども。

だが、この「国体」には残念ながら罪は無いのだよ。
明治政府が押し進めた「国家神道」もそう。

なぜなら、
明治とは、神仏混淆で怪しげな宗教が席巻し、人口移動が厳禁される非常に抑圧の強い、江戸という時代を終わらせ、国を再建しようとした試みだったからだ。
江戸時代には、世には迷信が蔓延し、そこらじゅうに金品をたかる陰陽師や行者が跋扈していた。
天明の大飢饉に代表されるような飢饉が数回起ったが、普通なら人口移動が起るものが許されず、庶民は口減らしのために自ら子を殺した。
このような、非常に強い抑圧をはねのける新しい国家を造らんとするエネルギーが明治維新にはあった。

「国体」や「国家神道」などは、その願いを受けて生まれたもの。
こうしたモノが悪しき姿を帯びたのは、引くに引けなくなった昭和あたりから。
この最後の姿のみをみて、断じているのが左巻きの御仁らだ。

たとえば、
つい先日には米国でテロがあったばかり。「イスラム国」の名も見える。
米国の大統領予備選候補がイスラム教徒を入国させないとうそぶいたとも聞く。
まるで、イスラム教はテロを助長する邪教かのような雰囲気もそこらにある。
イスラム教を危険宗教であると論じれば、いくらでも論証できよう。独断と偏見を用いて。

だが、イスラム教、それを信じるイスラム教徒は、はたして「邪悪」なのか。

わたしはそうは思わない。
彼らを邪教の輩とみる視点が、欧米の人々にはあるというだけの話なのだ。
人は生死を決する場面に立たされたとき、神にすがる、神の御名を唱えるのだから。

それは、国家神道も同じ。日本が掲げんとした「国体・国柄」も同じだ。
その構造や御名を唱えて戦争に突き進んだとて、唱えられたモノに責めを負わすのは間違い。

内田氏はたいへん優秀な学者さんと聞くが、
どうも論理は冴えても知性や悟性はとんと感じられぬ。
人は知性が減退するほどに、物事の原因が見えなくなり、結果ばかりが目につくもの。
その知性の減退、萎縮が起っているのではと、案じられてならない。
http://www.asyura2.com/16/senkyo207/msg/659.html#c4

[政治・選挙・NHK207] 国の立憲主義と民主主義を崩壊から救えるかどうかという一大問題。そのために賛同できる者は全て共闘すべき。 小沢一郎(事務所 赤かぶ
2. 忍穂耳の垢[454] lEWV5I6ogsyNQw 2016年6月13日 21:00:38 : 13VRHPHhaw : YTKheEqmSOU[14]
ご本人が、このツィートを打ったかどうかは解らぬが、名を出す以上は責任があろう。

>しかし、今問われているのは、この国の立憲主義と民主主義を崩壊から救えるかどうかという一大問題。そのために賛同できる者は全て共闘すべき。

ほう。小沢氏は民衆が為政者を縛るという狭義の立憲主義を採られたのかな。
もしそうなら、増々そのお立場を狭くするだろう。期待していたところもあるのだが。
単なる愚民向けの「言葉」なら、それはもはや通じない。


あまり個人を非難する話題はしたくないのだが、この御仁は少なからず、今の日本に責任があるとみる。

まづ、中国とのお付き合いのスタンスだ。
戦後の学者の論理、それは古事記や日本書紀が作り上げたものだが、日本の少なからずの人はそれに違和感を感じている者が少なくない。
学者とてそう。それを、まさに素直に受入れて、韓国・中国の史観に迎合してしまう、その立ち位置に違和感を感じた者も多かろう。

そう、簡単に言えば勉強不足。この御仁は気がついていないとみる。
それに迎合する子分たちは、どうするのかな。(笑)彼を嫌う御仁の多くはその疑義によるものだからだ。
このまま、放っておけばこの御仁は消えてゆくぞ。

それと、この日本を塗炭の苦しみにおとしいれた、消費税を始めた関係者でもある。
それを知る故に、今回の税率引き上げに反対するのは当然の当然。
というより、関係者でしたと頭を下げる場にいる御仁だ。

まづは、その懺悔をしてから大言壮語されるがよかろう。
http://www.asyura2.com/16/senkyo207/msg/694.html#c2

[政治・選挙・NHK207] 国の立憲主義と民主主義を崩壊から救えるかどうかという一大問題。そのために賛同できる者は全て共闘すべき。 小沢一郎(事務所 赤かぶ
6. 忍穂耳の垢[455] lEWV5I6ogsyNQw 2016年6月13日 22:37:09 : 4wNvK1vK16 : GW0kSqCGJyE[1]
>>4. 殿 コメント有り難う。

>この文章力では真っ当な思考は無理である。

なるほど。些末な日本語文法論か。(笑)

こうした些末な、揚げ足取りしか出来無いのは、本旨を否定する術が無いと言うのと同じ。
もう少し骨ある議論をしたいものだ。

さて、
何度でも言おう。
このツィートをした御仁は、この程度の愚民を翻弄する言葉を弄するのなら、
このまま消えてゆくだろう、と。

その師匠から受け継いだか知れぬ、立ち位置。
その大陸の往古の洗脳に気づかぬ、実に素朴過ぎる歴史観。
そして、そもそも消費税という愚策を進めた責任。
これを懺悔してはじめて、モノを言う場所にいるとみるが、いかがかな。
http://www.asyura2.com/16/senkyo207/msg/694.html#c6

[政治・選挙・NHK207] 吉永小百合さんが関西市民連合街宣に寄せられた素晴らしいメッセージ 「戦争をする国になってはいけない」 赤かぶ
40. 忍穂耳の垢[456] lEWV5I6ogsyNQw 2016年6月13日 23:05:17 : 4wNvK1vK16 : GW0kSqCGJyE[2]
JRを利用する度に、道々このお方のご尊顔は拝見するけれど、
申し訳ないが、どれだけこの国のことを知っておられるのかと心配でならない。

それは、戦後一色となった厭戦気分、平和の理念そのものだからだ。
こうした理念は、敗戦直後のいわゆるPTSD、それに多い被さった西欧史観が多分に含まれているからこそ、心配するのだ。

戦前と戦後に生きた方々は、その最後の最後にみた国のカタチを嫌うのは当然だろう。
だが、
彼らが、この国をして無惨な敗戦に向かわしめたか、ほんとうの原因を分っているとは思えない。

みるに、戦後、敗戦直前まで続いていた地獄の様相を、占領者が指弾するのと同じく、戦争の忌わしき原因だと、そのまま愚直に感じているだけとみる。
平和をのみ乞い願い、あの憲法を守らんとするその真摯な姿は分る。だが、それでは戦争に命を投じたかつてのご先祖の決意を知らなさ過ぎるやに。

吉永さゆりさんよ。あの戦争に散った人々を、単なる愚かな戦争の犠牲者とみるのか。
もしそうなら、少し残念だ。
JRを利用する壁にみるそのご尊顔が、すこし色あせてゆくような気がする。
http://www.asyura2.com/16/senkyo207/msg/677.html#c40

[政治・選挙・NHK207] 国の立憲主義と民主主義を崩壊から救えるかどうかという一大問題。そのために賛同できる者は全て共闘すべき。 小沢一郎(事務所 赤かぶ
7. 忍穂耳の垢[457] lEWV5I6ogsyNQw 2016年6月13日 23:21:47 : 4wNvK1vK16 : GW0kSqCGJyE[3]
>>5. 殿 コメント有り難う。

>>無知をさらけ出しとるな、恥ずかしないんか。

はて、確かにわたしは無知な者だが、それでも
先のコメントで、貴殿が私のコメのどこが無知とみたかが分らない。

分らぬままでは、貴殿の単なる心証に過ぎないとなろう。
心証とは妄想・空想と同じ。なんら客観性を帯びぬ主観的な愚痴に過ぎぬとなる。

はて、その無知とは何かをお教えいただけたら、有り難いのだが。
http://www.asyura2.com/16/senkyo207/msg/694.html#c7

[政治・選挙・NHK207] 国の立憲主義と民主主義を崩壊から救えるかどうかという一大問題。そのために賛同できる者は全て共闘すべき。 小沢一郎(事務所 赤かぶ
21. 忍穂耳の垢[458] lEWV5I6ogsyNQw 2016年6月21日 12:58:03 : QkvFSBPuoc : 4l4sPZ4Ux8A[7]
>>18. 日高見連邦共和国 殿 これはこれはコメント有り難う。

冒頭のコメは、記事のツィートでこの御党首にこのままフェードアウトな成り行きを感じたゆえ。
期待していた御仁でもあったが、過去の政治家になったと自ら醸し出しているさまは残念。
それゆえに、厳しいコメントをした次第だ。


私の >>12 のコメントへのレス、お待ちしております!

>>12.

>まともに“立憲主義”を語り・・

(笑)立憲主義はこうだと語ったつもりは無い。
「立憲主義」を都合良く乱用することを批判してきたのみ。

民が為政者を縛るという、その欧米史観が内包する闇にも気付かぬ愚かさをだ。
その欧米史観は日本の歴史が育んだものではない。

純朴なのか、教わった事をそのまま信じている優等生なのかは知らぬが、
そうした左巻きな思想を掲げるさまをみるに、
党利党略からの戦略から出たポーズと訝しむ者も出てこよう。


>@〜A〜B

“狭義の”というコトバに反応されたらしいが、
これは区別のために付けただけのこと。

憲法とは、いや「国の法(のり)」とは、民が為政者を縛るという条件は必須ではない。
それは、国を導く存在による、国のかたちの宣言であり、統治の方向性の宣言であってもよいではないか。

古くは、憲法はそうした広い意味で作られてもきた。
「民衆が定め、為政者を拘束する」という思想は、後から付与されたに過ぎない。

党利党略ではなく、ほんとうにその「狭義の立憲主義」に立脚するのなら、
まずは、民が(為政者を越えて)憲法を定めてから、守らんと説くべきだろう。
なにしろ、現憲法は、その内容も含めて、民がなしたものではないのだから。


その「狭義の立憲主義」についてさらに言えば、
いわば、腐った為政者を懲らしめるために出来た対症療法に過ぎぬもの。
欧州人からすれば、叡智なのかも知れぬが、別な視点からみるなら、いわば病巣を切除するだけで本質的な快癒には必ずしも至るとは限らない、副作用ありありの施術。

その奥にある「民が為政者に抗する」という思想は、各地で革命騒ぎを起こしては、夫々の国の伝統的な統治構造を破壊の淵にも追いやって来ただろう。それは数多くの難民をも生んでいる。まさに悲劇だ。

日本人には、もともとこうした対立・対抗を核とした思想は馴染まないのだよ。


とまれ、繰返しになるが、
この生活の党の御仁は、このままゆけば消え去るのみとみた。
それにしては惜しいと思うが故に、先のコメとなった。

この御仁を憎む者を変えることはできぬが、この御仁が変わることは出来よう。
そうして初めて、新しい局面が生まれよう。
それには、戦後より強くなった、支那や半島の歪曲が混じる歴史観を改め、
いまの消費税という悪税の基礎をなした当事者として、懺悔をすることから始めたらいかがかと思い、コメントしたまで。
http://www.asyura2.com/16/senkyo207/msg/694.html#c21

   

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