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2016年06月25日 「ジャーナリスト同盟」通信
<消えていく年金基金135兆円>
EU離脱のロンドン爆弾がさく裂、再び金融危機が世界を覆っている。日本では円が急騰して株価が急落、先行きの見通しは立たない。日銀の黒田総裁の「マイナス金利」政策に内部から怒りの批判が表面化、黒田失脚へと突き進んでいる矢先の出来事である。財務大臣の諮問機関である財政制度審議会の吉川会長も「アベノミクスは失敗」と公言している。しかし、其れよりも何よりも135兆円の年金基金が消えて行っている!安倍内閣炎上である!
<アベノミクスの株高操作は年金基金>
伊勢神宮でのG7サミットで世界経済の浮上を図ったはずの、安倍晋三の心臓を直撃したロンドン爆弾の威力は、グローバル化という1%のための経済路線に赤ランプがついた格好である。
今回明らかになった点は、専門家が予想していた以上に欧米経済は劣化・深刻化しているということだった。各国とも紙幣を刷りまくって、株価を操作していたのだが、日本の場合は、より深刻である。安倍内閣の強力な指示で、あろうことか国民資産である年金を、そのために投入していたことだ。結果、株価急落による莫大な損失によって、現在の年金生活者と将来の年金生活者を不安に陥れてしまったことになる。
1か月5万円、10万円、15万円の年金で生きている年金生活者は、路頭に迷うことになる。筆者もその仲間入りすることになるのだから、これはただ事では済まされない。
いわゆるアベノミクスとは、国民の年金資産を株式に投入して、意図的に株高に操作して、それがあたかも経済はよくなったと吹聴していただけであることを、小学生にもわからせてくれている。その罪は万死に値しよう。
<安倍も黒田も真っ黒焦げ>
この不始末をどうつけるつもりだろうか。
嘘の連発は通用しないだろう。国民の不安を現実のものとした政治責任は、非常に重いものがある。国民資産を株式というリスキーな分野に投入していいわけがない。
安倍よ、黒田よ、どう責任を取るつもりなのか。二人とも真っ黒焦げだ。
官房機密費を懐に入れているであろう政治・経済部の記者諸兄の追及も気になるところだが、衆議院は緊急の本会議・委員会で黒白を明らかにする義務を、国民に対して負っていることを忘れてはなるまい。
<衆議院は直ちに年金の行方を審議すべし>
日本の福祉政策の中で、最も評価される制度の一つが年金制度である。15歳から年金を払ってきた70代のお年寄りでも、いま前途への生きる希望を失っている。
安倍支援の「パナマ文書」に登場する脱税資金を全て吐き出させて、穴埋めするとでもいうのか。ここいらをはっきりさせてくれないと、暴動が起きるかもしれない。
なぜ株価操作に年金資金を投入したのか。この点を国民全てが知りたいと思っている。
<アリバイ工作始めたGPIFの東芝提訴>
6月23日ロイター通信は、GPISと聞いたこともない機関が、疑惑まみれの東芝に1000万ドル近い損害賠償を求めて、裁判を起こしたと報じた。
GPIFとは年金積立金管理運用独立法人という。安倍内閣の強力な後押しで、年金を株式に投入している組織なのであろうが、破たんしていた東芝株を買い支えていた犯人であることを、進んで名乗ったものだ。
企業実態とは無関係なところで株式を購入して、投資家の目を曇らせる役目をしていたのである。これもひどい。損失が1000万ドル?桁が違うだろう。こんなアリバイ工作にはまる日本人と考えての提訴に違いない。
恐ろしい。東芝の悪辣さを、筆者は息子の医療事故死で、辛酸をなめさせられている渦中にある。人間の命に向き合えない東芝の再生は無理というものだが、裁判ではGPIFがどれほど東芝株を買い支えていたのか、ぜひとも知りたい。
<安倍の売国奴政策に鉄槌を!>
時は参院選の渦中である。与党は金権選挙どころではない。その費用を年金の穴埋めに回すべきだろう。
国民資産を、自己の政権維持のために、国民資産を危険すぎる株式に投入した安倍内閣は、文字通りの売国奴ではないだろうか。
それでいて、憲法破壊のための3分の2議席確保と新聞は伝えている。事実であれば、間違いなく日本は地獄に落ちることになる。売国奴をのさばらせる主権者でいいわけがない。
2016年6月25日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)
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