http://www.asyura2.com/21/idletalk42/msg/338.html
Tweet |

2-1米不足に対応するには
地元店舗でもようやくブレンド米(備蓄放出米)がちらほらでてきた。
しかし実売5kg3200円(税抜)程度。
「通常米との価格に大差がない」。
備蓄米と普段食べている新米、差額はおよそ200〜300円。これなら余程の事が無い限り、通常米に手が出る。
あなたなら品質の極めて落ちるものを僅かな差額を惜しんで敢えて選びますか?
もとの価格(5kg2000円付近)が妥当と誰もが心で思ってる。もしも以前のような価格帯に戻るなら、備蓄米も即売れする筈。どっちにしたって償却処分が近い訳だし、転売されたって構わない米です。高値で売れるものでもない、だからじゃんじゃん投入すべきだったと思いますが、あなたならどう考えるのでしょうか。
そもそもJAは米だけで年間1兆5千億円の売り上げがあったと聞き及んでいます。
そこから農家全体にどのくらい行き渡っていたんですかね?
その額を単純に倍加したが今回の売り上げとなる筈ですが、よくよく考えてみましょうか。この話をよおく突き詰めてから農家を支える未来の話をしましょうか。
都内近郊での米の価格は、ブランド米の中でもとりわけ高値のものが揃ってます。各地方のブランドもさまざま。もっとも値が張るものと、通常いただいている米との価格差は激しいでしょう。それらは「おいしい米」というより、単に風変わりな米であるはずですが、どうお感じになりますかね。
比較的希少性を醸し出した高い米って、白くて甘くて、もちっとしてるだけだったりしませんか?それは殆ど栄養の片寄った米ですよね。それが世間一般に美味しいとされてる印象です。もちろん、無農薬米だったら、一段、そこからまた跳ね上がりますが。
報道にある「平均販売価格」とは、言わば「通常米」をレギュラーガソリンとして、それにハイオク(希少米)を混ぜて、その平均値であったりする訳でしょう?価格設定幅に際限がなければ当然上振れするのですよ。つまり、メディアの情報は消費者が立ち止まって考えるための公益情報とはなってない、単なる「煽り」だと思います。煽動したいんでしょう。
そうして報道を使い、備蓄(ブレンド)米の価格を一律一定に高止まりさせたい狙いが集荷業者側にはあると見ています。
当初、報道では、米の実売価格が上がった後も集荷業者側(JA)から農家への支払額に変化は無いとの情報がありました。それは事実そうだった筈で、その後、各方面への圧力がかかると共に、農家救済が叫ばれるまでの経緯と繋がるものと見てます。
わたし個人が以前、知り合いの農家から買っていた米は「玄米30kg(半俵)」で7000円(税込み)でした。かなり安いでしょう。細かな砂利など混じっていましたが、農家目線で言えば「自然な事」で、その分安あがりに提供できる訳です。
細かなゴミがきれいに払われて化粧袋に入ると相場(現在のネット価格を参照すると)3倍の22000円となります。この価格帯では高給無農薬米が買えました(残留0米とは異なる)。もちろん、一般消費者に立った価格設定ではないです。
田舎の農家の方と話をするといろいろ会話が楽しめます。そうした機会を是非体験される事をお薦めします。
そこでは都内のレストランなどへ定期的に米を数袋まとめて送られていました。そうした農家が多いという印象でした。そうして仲卸を通さず、直接顧客を掴んで経営できていることは何より農家として強みであるはずでしょう。彼らはそうして独自の販路をもって、米蔵を抱えていました。
訊けば、彼らにとっては「販路さえ得られれば良い」のです。
彼らが口を揃えて言うのは、「米を集荷しに来てくれて、それを顧客の元に運んでさえくれれば良い」という話でした。
もちろんそれはわれわれ消費者にとっても同じ事です。
仲卸(中抜き業者)を通さず、われわれのもとへより安価に運んでくれる業者さえ居れば良い訳です。米に必ずしも小売りが必要である訳ではありません。直接的な流通販路(業者)さえ整えばよいという訳です。
言ってる事が何を意味するか理解されますでしょうか。
すなわち、わたしたちが結束すれば良いと言うだけなんです。出来る事は限られていても、限られた中で出来る事をすれば良い。それだけです。
繋がれば良いのです。農家もまた繋がれば良い。小さながらも皆が繋がれば、そうして大きな共有倉庫に備蓄し、そこから集荷業者に来てもらう。なんならそこに専属の集荷業者としてわれわれが行く事も出来ます。
そのようにわれわれの意思を皆の前に明らかにすべきです。
われわれは集荷業者を選別すべき、また農家をも選別すべきだという事です。
その為に出来る事はわたしたちが行動するという事だけ。商売としてそれをするのです。
地方の町には農家さんが総世帯数のおよそ一割、必ずいます。2万世帯の市町なら2000件の農家があります。これは具体的な数字として見る事が出来ます。
山里の奥まで多くの農家を訪ね歩き、そこで直接消費者宅とを繋ぐ、短距離運輸業を経営したら面白そうでしょう?100kg圏内で直接生産品を送り届ける宅配便です。この話を煮詰めるのは面白いと思いますよ。
そこでの取り引き内容次第では、わたしたちはすぐ農家さんと契約を結ぶ事が出来るでしょう。長ったらしい話はよほど付き合いが進まないと無理ですから。そこから個別の消費者宅へと、いまより遥かに安価に届ける方法をわれわれは構築する事が出来るのではないでしょうか。また、われわれが仲間同士で団結できれば、農家そのものに皆で転身する事も楽しいかと思います。
これなら例えば一人暮らし世帯の高齢者の元へ直接届けることもできます。
人間的な繋がりができれば、きっとよい繋がりが生まれる筈です。
軽自動車の場合、積載量は350kg制限なので11袋(半俵)運べます。欲しい人に量り売りもできます。
まず黒ナンバーを取得し登録しなくてはならないですが簡単です。マニュアルなら燃費も抑えられます。これで一日数回ピストン輸送してもいい。燃費分は稼がなくてはなら無いのでなるべく近場に農家がいる地域の方にお勧めです。
売り上げがわずかでも、仕事自体は楽しいものとなる筈です。
ギリギリの採算性で仕事をし、その間、空いた時間を無駄にせず、複数先からの頼まれごとを抱えても良い訳です。
例えば行き先が合致すれば、地域の運送会社のドライバーの集荷も手伝うことができます。そうして長く好かれる仕事が出来れば地域に必要な人として頼られる事にもなるでしょう。
そうしている間、さらに副業にできる数々のアイデアが生まれる事にもなる筈です。これは地域に必要な貢献できる仕事になります。
わたしはこのアイデアを更に成長させるノウハウを皆と創造し、共有したいと思っています。そして地域同士が繋がれば何が出来るとお思いでしょうか。
こうした働きこそ、本来国が補助しなくてはならないと思っています。そしてまたそうした動きを農水省は自由競争経済の中に認めるべきでもありますね。
このまま国産米の高値止まりがつづくようだと消費者の米離れは加速します。「いくら元値が安くとも」仲卸がでたらめやっているとその販路からの買い手も減り、結局、そこに付き従うだけとなった農家は生産高に見合わない実入りを強いられることにもなるでしょう。
われわれに必要な事はまだまだ社会に足りていません。われわれはそれらを普及させたい。
国策へ関与する業者として個人ひとりひとりが動き、繋がりを持てれば良いんです。そして国内需給を引き上げる意思のある農家と繋がり、そこでわれわれもまた農業を学び支えていく、われわれがその学びを続けられる為にも、身体を健全に保つためのあらゆる勉強もが普及されねばなりません。旧世界の知識は何の役にも立ってなかった。だからいまこそ持ちうる役立つ知識を互いに伝え合い、できれば現場を通して共有を図りたいとまで考えています。
現状すぐにでもできます。まずは農家さんとの交渉です。
でかでかと実名と個人電話番号の入ったチラシを作り、農家とおぼしき家々を回り、ポストに投函して回る。それが営業においてもっとも効果的です。一日500件を目標に、雨が降ったら傘をさしても朝から夜迄、地域を歩いて回って見せる。そうして噂されるくらい懸命にやるんです。一週間で2500件ポスティングできれば。すぐお呼びがかかります。
地域の裏道や近道を良く見て、その地域の道をすみずみまで覚える。わたしはそれを複数の土地と地域でやりました。
やがてあちこちからお呼びがかかるようになる。まずは個人宅の集荷を中心に、お使いなど便利屋としてお手伝いもする。専門職、プロの仕事はできないし、奪わないのが懸命です。
単に荷物を運送会社迄運んでくれるだけでも嬉しいとするお客さんが多いと思います。宛名書きして梱包の手伝いをしてくれるだけで嬉しいとする人も居ます。そうした手伝いを繰り返しているうちに、最寄りの運送会社に頻繁に出入りする事になりますので、そこで打ち解けたら、集荷の手伝いを申し入れてみます。何度でも顔を出しているうちに向うから声がかかるかも知れません。町を走ってればそこで懇意の付き合いになるかも知れません。そうなるまで精一杯働きます。そうすると業者側からも個数単位で僅かながらもリベートが得られるようになるかも知れません。
3ヶ月で100件の顧客ができたらそのローテーションで仕事の無い日はほぼなくなります。ほぼ毎日お呼びがかかる顧客もできます。地域に自分を必要とする人が沢山出来ます。それを目標とします。そうなると次から次へと口コミで顧客を紹介されるようにもなります。
地方を拠点とし、雇傭(個人起業)を沢山作れば、それが横に繋がって得意不得意を分かち合える仕事仲間のネットワーク組織が作れるものと考えます。年に一度、サミットを開いても良い。ネットで簡単に繋がれるから。
他に何が出来るかはそれぞれでちょっと考えてみられれば面白いと思います。どんどんやれることを考え、出来ない事は他に頼んで、輪を大きくしていけばいい。
そこに大事なのは単なるビジネスを持ち込まない事。人間的な信頼性が必要なのてできないことは無理せず出来る人に繋ぐ。
だから個人がそれぞれ平社員かつ社長として個人起業を経営し、当然、誰とでも同じ目線で繋がる。対等な繋がり。だからこれは新しい組織の形となる。
組織形態で共有できることは多いので、ひとりよりふたり。ふたりより三人。同じ地域間で10人も居れば、例えば交代制で電話番を引き受けて専用携帯に繋いだり、隣同士の地域を手伝えたり、仕事の振り分けなど専用のアポインターを雇傭したりも出来る。
事務所を持つ迄になれば、当番制にして交代制で現場と電話応対を任せることもできる。そして資本金を募り、雇傭も増やせる。そうすれば年中無休で対応しつつ休日も取れる。
実はこうして人々の間に介入するのがわたしの予てよりの夢でした。それをわたしは「蜂」と解釈します。
人々の間を飛び回って人々の意識を直接変化させる事が出来ます。
山間部に一人高齢者が居たとします。その人たちの手伝いが出来る。タクシー代わりに使っても頂ける。なんならパワーセルやバイオイーザーのような器機の無償貸し出しもできる。地域にひとつ購入を検討させる事も出来る。
自由主義経済は都市部中心に固まっている。山間部など過疎地には「蜂」の助けが必要かも知れません。山から里に降りた白き蜂をご存知ですか?わたしは淵の底から今か今かとこの時がくるのを待ち望んできました。この時までわたしは地の底に抑え付けられて来たのです。
もしこれに外部から政治的な圧力がかけられる事になれば、それこそ何ハラスメントと言うのでしょうかね。民ハラですか?
積極的に社会をよりよく変革させようとすることが社会人の務めならば、そこにバカがつくほど積極的に正直である迄でしょう。それを妨害するのは余程愚かな行為であると思うのです。だからこうした政治に腐敗してきた国は最後までだらしないままおわるのですよ。
こうした国や政府、メディア官僚らが犯した不正や過ちを許さず、二度と旧世界に戻らせないと心に決めた人だけにこれが伝わって欲しいと願います。われわれが人として生きるため、そこに必要なものを生み出すための行動には、われわれ国民自らが立ち上がり、踏み出す必要があります。
▲上へ ★阿修羅♪ > 雑談・Story42掲示板 次へ 前へ
- 備蓄米放出ではっきりしたこと Air−Real 2025/5/16 16:48:12
(2)
- 備蓄米にはパレットごと追跡用バーコードタグをつければいい(本文と無関係 Air−Real 2025/5/20 00:56:45
(0)
- 農政は生まれ変わるべき時が来ている Air−Real 2025/5/16 18:54:05
(0)
- 備蓄米にはパレットごと追跡用バーコードタグをつければいい(本文と無関係 Air−Real 2025/5/20 00:56:45
(0)
最新投稿・コメント全文リスト コメント投稿はメルマガで即時配信 スレ建て依頼スレ
▲上へ ★阿修羅♪ > 雑談・Story42掲示板 次へ 前へ

すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。