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QUAD の静電型スピーカーを超えるスピーカーはまだ存在しない
http://www.asyura2.com/21/reki7/msg/380.html
投稿者 中川隆 日時 2021 年 11 月 10 日 14:17:34: 3bF/xW6Ehzs4I koaQ7Jey
 

(回答先: Sogaphon を取り付けた蓄音機で聴いた CD の音 - YouTube動画 投稿者 中川隆 日時 2021 年 11 月 08 日 13:21:57)

QUAD の静電型スピーカーを超えるスピーカーはまだ存在しない


静電型スピーカーの存続に取り組むドイツ QUAD Musikwiedergabe
http://www.quad-musik.de/japanese_magazine-_interview.pdf
http://www.soundbox.co.jp/QUAD/japanese_1.htm

ドイツ QUAD Musikwiedergabe PRODUCTS
https://www.quad-musik.de/index.php/en/products


ドイツ QUAD社 QUAD ESL57・63 の復刻新品

ドイツQUAD Musikviedergab GmbH 社QUAD ESL57 復刻新品(受注生産品)
* QUAD ESL57QA ¥1,300,000 ペア(税別)
2 つの違ったスタイル、前面メタル・グリル色は3色から選択してください。
https://www.soundbox.co.jp/QUAD_ESL57QA_Cata_a.pdf


ドイツQUAD Musikviedergab GmbH 社QUAD ESL63 復刻新品(受注生産品)
* QUAD ESL63QA ¥1,600,000 ペア(税別)
フレーム木の材質、色を指定してください
https://www.soundbox.co.jp/QUAD_ESL63QA_Cata_a.pdf

ドイツ QUAD ESL57専用サブウーファ
QUAD Musikwiedergabe
http://www.quad-musik.de/html/catalogue.html

ESL57 (QA) subwoofer, the round shaped.

They come without an edge, easy to turn to optimize there performance in the room.
Not only prepared to fit with the 57 design, but also an ideal solution for third party electrostatics.

We deliver them as a pair including an active crossover

You can have them in various colours and/or with wooden top and bottom plates
http://www.quad-musik.de/html/subround.html


ドイツ QUAD ESL63 専用サブウーファ
QUAD Musikwiedergabe
http://www.quad-musik.de/html/catalogue.html


▲△▽▼


復刻品 QUAD-II 真空管モノラル・アンプ 
(ドイツ QUAD MusikWiedergabe GmbH) 製 ¥500.000/ペア
オプション KT66/GEC、EF86/Mullard、GZ32/Mulalrd +\120,000より
https://www.soundbox.co.jp/QUAD/QD-II.htm


復刻品 QUAD 33/2プリアンプ  QUAD 303QR パワーアンプ 
(オランダ QUADREVISIE社製)
https://www.soundbox.co.jp/QUAD/QD_33_2_303QR.htm
https://www.soundbox.co.jp/QUAD/Quad%20Revisie_JP_left.pdf


▲△▽▼


サウンドボックス
https://www.soundbox.co.jp/

東京都調布市仙川町2−13−32

Tel: (03) 5577-5227 

サウンドボックスへの地図
https://www.google.com/maps/d/viewer?mid=10SwyUNIYBG0FdAFxBfQZSf_iNdw&ie=UTF8&hl=ja&msa=0&ll=35.66216900000003%2C139.58260799999994&spn=0.004184%2C0.006866&z=17&source=embed


営業時間:月曜日−土曜日11:00−19:00/日曜・祝日休み


QUAD ESL57,ESL63 ESL63Pro 修理受付中 
https://www.soundbox.co.jp/quad63repair.html


▲△▽▼


Q: 最高に音の良いスピーカー教えて下さい。 2012/2/15 rollingcyukunさん
最高に音の良いスピーカー教えて下さい。
音の良し悪しは個人差があると思いますがあなた様が良いと思うスピーカーを教えて下さい


A: papageno_eulenspiegelさん

クラシックを聴く場合に限定すれば、QUADのコンデンサー型を超えるものはまだ存在しないと思っています。

数ミクロンという極薄の振動膜に数千ボルトの高電圧をかけたうえ、それを挟む形の電極板に+と―の音楽信号を与えて振動膜を震わせ音を発生させる仕組みで、一般的な、ラッパを箱に取り付ける形式と違って、音楽信号に固有音の色付けがされる要素を極限まで排除したスピーカーです。

拙宅では現在、旧いタンノイのGRF(モニターゴールド)、最近導入したハーベスのHL-P3ESRを含めて3種類をおいていますが、結局、ほとんどQUADのESL57しか使わなくなってしまいました。

ESL57 は1957年頃に発売され、’80年代半ばごろに生産終了となったいわば骨董品ですが、世界中に根強いファンがいて、リストアして使い続けている人たちが大勢います。

ドイツの QUAD代理店では、振動膜を枠に張る機械を英国のQUADから買取って、「新品」を供給しているので(金属製のグリルだけは中古品を塗りなおしたものですが)、ドイツに住んでいたころにわざわざコブレンツに近いQUAD代理店まで行って買ってきました。外観のデザインも大変気が利いていますので、グリルをくすんだ緑色に塗装してもらった我が家のセットは私の最も愛するオーディオ・コンポーネントです。

ドイツQUADでは、ESL57 の改良型である ESL63 の新品も、さらに現在も QUAD本社が量産している ESL2805/2905 も販売していましたが、じっくり聴き比べたところ、音そのものの魅力ではやはり原点である ESL57を超えられていないと思います。改良型では音像の定位や空間表現を改善する措置が加えられているのですが、やはりそのために音質への影響が避けられなかったのでしょう。

QUAD のコンデンサー・スピーカーの唯一の問題点は、その発音方式に必然的に起因する低音の不足と言われてきました(私自身は、主に聴く音楽の種類からあまりそう感じていませんでしたが)。ところがドイツ QUAD では最近、ESL63、ESL57 向けにそれぞれ専用のサブウーファーを独自に開発したとのこと。従来は、既存のサブウーファーをQUADのコンデンサー・スピーカーとうまくマッチさせる事は不可能と言われてきましたが、このESL57専用サブウーファーをドイツに注文してみようかと、近頃悩ましい日々を送っております(きっと近々注文しちゃうんだろうなァ〜〜)。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1181575751


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伝説の静電型スピーカー QUAD ESL57・ESL63
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/682.html

静電型スピーカーの修理 _ STAX・QUAD ELECTROSTATIC LOUDSPEAKER RESTORATION
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/836.html  

オールド QUAD の安物アンプは名機なのか?
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/840.html

ESL57 が似合う店 喫茶店 荻窪邪宗門 _ ESL57 と QUADU の世界
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/214.html  

  拍手はせず、拍手一覧を見る

コメント
1. 中川隆[-13979] koaQ7Jey 2022年2月03日 07:29:35 : tOh3ugIRWs : d3hwYjVOdlFyZWs=[6] 報告
QUAD ESLの修理お任せください _ サウンドポイント55
https://geolog.mydns.jp/www.geocities.co.jp/soundpoint55/newpage4.html


旧製品からの部品取り整備後移植。

63,63PROの振動板の張替(MTAUDIO提携)

1ユニットあたり¥1万〜¥4万、基本工賃¥1万です。

(整備で済む場合と振動板交換またはオリジナルの整備品の移植等でお値段が変わります)

ESLのノイズでお困りの方、ロッキー、サウンドボックスの修理代が高額で諦めて居られた方一度御相談下さい。

現物を見せて頂いてお見積り致します。

お問い合わせ電話 075−711−0055 までお気軽に

年中無休朝9時〜夜8時まで電話受付

お問い合わせメールはこちらから soundpoint55@nifty.com

サウンドポイント55への地図
https://geolog.mydns.jp/www.geocities.co.jp/soundpoint55/tizu.html

〒601−1253
京都市左京区八瀬大衛町717−2 秋岡ビル 4F
サウンドポイント55
рO75−711−0055
https://geolog.mydns.jp/www.geocities.co.jp/soundpoint55/newpage4.html

サウンドポイント55 真空管アンプ組み立て修理
QUAD ESLスピーカー格安修理出来ます 年中無休で受付いたします

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2. 中川隆[-13964] koaQ7Jey 2022年2月03日 08:24:19 : tOh3ugIRWs : d3hwYjVOdlFyZWs=[21] 報告
サウンドポイント55 スピーカー在庫のページ
https://geolog.mydns.jp/www.geocities.co.jp/soundpoint55/newpage3.html


RCA LC−1B IN オリジナルBOX  在庫あり  写真1,2,3             \75万
 (スタジオモニター用壁掛け型、バッチ付き)

RCA LC−1B ユニット 超極上品   1ペアーあり            ¥60万
 (LC-1Aとの違いはエッジ改良によるfo改善、見た目の違いはありません)

JENSEN H−520 極上品     1ペアーあり              ¥28万
 (604類似同軸2WAY)

JENSEN G−610 オリジナル   1本のみあり             ¥50万
 (銘記3WAY,弁当箱ネットワーク、Cとは別物です)

パルメコ 38cm同軸2WAY LS−1     2ペアー在庫  写真1,2,3 ¥63万

(初代BBCモニター、WE系の特注品と思われる構造です。ドライバーは713か?)

(残念ながらコーン紙に破れ補修が御座いますが音質には問題御座いません。)

(超ヘビー級のユニットでコーン紙はジェンセンより遥かにパンパン、ロレンツの

ツイーターを付けて3WAYにしてBBCで使われました。あのアビーロードスタジオ、
  アメリカのバンガードのスタジオでも採用されてました。)

バイタボックス 30cm同軸       1ペアー在庫あり 写真1,2,3   ¥20万完売
(ロンドンWE直系、601とは比べ物にならないクオリティーです)

シーメンス ワイド・アングル       極上1ペアーあり。          ¥60万 完売
(25cmコアキシャル3パラ。マッチングトランス付き。平面バッフルで御使い下さい)

これらはビンテージの中でも最高に位置するユニット群です。
アルテック、JBL、TANNOYに愛想をつかした方御試聴ください。  

    その他のビンテージ

ボザーク  30cm 同軸ユニット    2ペアー在庫あり        ¥8万、12万
 (東海岸の勇)

EMI     楕円同軸ユニット      1ペアー在庫あり            ¥6万
 (メタルセンターによるメカニカル2WAY+ツイーター)

ロンドンRCA38cmウーハー        1ペアーあり             ¥30万完売
 (最高のパーマネントウーハーです、ロンドンWE2080Aより凄いです。)

IPC ドライバー 555マウント         2本在庫          ペアー¥15万
 (ジェンセンOEM,砲弾ドライバーの555マウント、金属振動板)

IPC ホーン 1049                1ペアーあり       ペアー¥12万
 (上記ドライバー用ホーン、勿論555使えます)

アンペックス  1インチ用ホーン         1ペアーあり       ペアー¥6万完売
 (JBLのホーンより1ランク上の造り、WEホーンのようなデッドニングがして有ります)

フィールド・ウーハー  38cm          2ペアー       ペアー¥20万、¥25万

(ジェンセン)      30cm          4ペアー       ペアー¥12万より

(素晴らしい音留まりです。WEのウーハーもジェンセン製です)

RCAビクター  25cmフルレンジ 1910年代貴重珍品   1ペアーあり  ¥18万

(HIS MASTERS VOICE ラベル、片方セーム皮エッジに交換されております。)

ステフェンス  1インチドライバー          2ペアー       ペアー¥12万完売

 (ウエスタン・ツルーソニック、WEが後期モニターに使って有名になりました)

ラーコン  555用マルチセルラー(26Aホーン近似8セル、珍品) 1ペアー ¥30万

(KS6368と同じような布と鉄板の張り合わせです。6368もラーコン製です)
(555に使用すると25Aホーンより良い音です。)

ジェンセン  38cmパーマネントウーハー           2ペアーあり ¥10万より
(定番、アルテック、JBLからのグレードアップにどうぞ)

アルテック 604D 38cm同軸 N−1600ネットワーク付き     ペアー¥25万

(オリジナルNEWコーン紙に貼り替えました。音質には問題御座いません。)

アルテック 604−8G 38cm同軸 ネットワーク付き         ペアー¥21万

アルテック 604−8K 38cm同軸 ネットワーク付き         ペアー¥18万
(コーン紙に少しだけ傷があります)

806,802各種在庫あり。  アルニコユニットのみです。        ペアー¥5万より

416A、416−16Z、803A他在庫あり                    ペアー¥7万より

JBL LE-85(3ペアー有り¥8万) 、LE375(20万)、LE-15A、2220B他各種ウーハーあり。

TAD TD4001ペアー(極上オリジナル振動板)              ペアー¥30万

TL-1601A、2ペアー(極上のオリジナルコーン)             ペアー¥12万

QUAD ESL57(3ペアー在庫あり、金、黒、ベージュ)          ペアー¥18万

QUAD ESL63(3ペアー在庫あり、茶、黒)                ペアー¥25万

QUAD ESL63PRO                              ペアー¥28万
ESLは全て整備済み。

JBL オリンパスS8Rシステム 程度良                   ペアー¥90万完売

JENSEN G−610C inBOX エッジ補修小、音質には問題ありません。

 純正ユートピアウルトラフレックスBOX入り 定価¥266万       ペアー¥95万完売

Gauss 2インチドライバー HF−4000(アルニコ) 4本在庫在り     ペアー¥20万完売

写真1,2,3 振動板の状態、ボイスコイルの抵抗値等は揃っております。

外観は多少剥げ錆等御座いますが電気特性音質は完品です。 4本まとめて ¥35万完売

JBL 2インチ用ホーン2350 2本在庫  再塗装致しました  ペアー¥90000
スロートアダプター2328付です。

        随時写真アップ予定です。しばらくお待ちください。

https://geolog.mydns.jp/www.geocities.co.jp/soundpoint55/newpage3.html

3. 中川隆[-13947] koaQ7Jey 2022年2月04日 03:36:50 : JKSPu7iMHo : eDYxc1lad1o1NEk=[7] 報告
因みに、QUAD ESLでまともな修理ができるのはサウンドポイント55だけです。
QUAD代理店のロッキーインターナショナルでは既に旧型ESLの修理は受け付けていません。
ドイツQUAD Musikwiedergabe GmbH 代理店のサウンドボックスではエレメント総入替え以外にはまともな修理ができません。

4年前にサウンドポイント55の主人が亡くなられてから、QUAD ESL使用者は修理ができなくなってみんな困っていたのです。
今度の再開はおそらく前に仕事を手伝っていた弟さんだと思いますが、何とか潰れない様に応援して下さい。

4. 2022年2月11日 08:52:13 : 8fbxFIojGM : N1RjM3BBSXg1Yy4=[14] 報告
No.3 QUAD-ESL
http://www7b.biglobe.ne.jp/~ballds/sp3.html

今回は私が視聴の時、頭の中でリファレンスとして使っているスピーカーを紹介したいと思います。これは、ある種の楽器や音楽について、私の中での理想の音にかなり近いものなのですが、手放してしまったあと、入手できず。


写真左:ブラック・パネル
写真中央:ブロンズ・パネル
写真右:新型-ESL63


BBC発表データ仕様のスピーカーとは全く違う方向を長年目指している英メーカーにQUAD社があります。50年の歴史の中で静電型のスピーカー一筋で製造を続けています。もちろん、そのスピーカーを駆動するためのアンプも真空管時代から作り続けています。例えば、後でお話する現行機種の「ESL-63」は1963年に開発に着手(これは最初のESLが発売されて、そんなに経ってない時期なのですが次のステップにすぐ移ってる。)実際に製品化されたのは、1982年なのです。いかに、真面目にやっているかというのもこんなところからもわかります。日本でも同様のポリシーで静電型のスピーカーやヘッドフォンの製造を続けている「STAX」がありますが、スタックスの場合はどちらかというと、ヘッドフォンで採算をあわせているという感じがしますが・・ 音についてはかなり傾向が違うようですが。 スタックスはまじめそのものと言っていい音で、ちょっと面白さとか楽しさという面で何か欠けている気がします。一方、QUADはひとつひとつの音を聞くと、静電型らしくとっても真面目で弦楽器や木管楽器は生の楽器の音にとても近い音がしますが、大き目の響きのいい部屋で聴くと、ホールの2階席できいているようなとっても耳に心地よい音がします。原音に忠実らしく、オーケストラで演奏している現役の演奏家がよくこのスピーカーを好んで使っているようです。また、フィリップスでは長くこのスピーカーを出来あがったレコードを再生という観点でチェックするためのモニター・スピーカーに使用していました。
私自身もこのスピーカーから再生されるチェンバロ、弦楽器、そして木管楽器の質感がとても好きで三年ほど小編成のクラシックのためのスピーカーとして使っていました。但し、響きのよい大きな部屋なぞ望むべくもなく、オーケストラやこれ以外の楽器(金管楽器や打楽器)では、ねばりや迫力といった感じがでないので、大編成のクラシックやジャズ等の音楽では躍動感が出ず、それらの音楽は別のスピーカーを使っていました。 その後、この部分を改善した新しいモデル、ESL-63が発売されたのを機に、もう少し違うジャンルまでを同じような音で聴くことを望んでこの新しいスピーカーに変えたのですが・・ 確かに、音圧レベルも上がり、低音も大編成のオーケストラをカバーできるほどの改善があったのですが、高音域での独特の音味、一部の楽器での原音に近い質感がなくなってしまって、なんの変哲もない普通のスピーカーになってしまったのでした。どちらかというと、スタジオ・モニター的なスピーカーの音に近づいた感じです。もちろんしっかりした音がどの帯域でも出ており全体の質は非常に高いのですが。個人的に望んだ高音域での独特の質感はいろいろアンプを変えて試しましたが、同じ音は出てきませんでした。(このスピーカーは現在我が家で休眠中。経年変化でコンデンサーが全てへたってしまいました。修理にだすか、検討中。)でも、頭の中にはその前のESLの音がこびりついていて、チェンバロやヴァイオリン等の試聴の時にどうしてもその音と比べてしまうのです。       
by Masa July, 2000


仕様: 静電型(コンデンサー型)
入力インピーダンス: 15−30オーム
出力音圧レベル: 85db以下
大きさ: 787x876x267  18Kg

http://www7b.biglobe.ne.jp/~ballds/sp3.html

5. 中川隆[-12767] koaQ7Jey 2023年2月23日 06:13:04 : ubL7Ij0jd6 : djhYZnRDUzlLcjY=[9] 報告
オーディオ買取センター
https://www.kaitori.audio/

〒061-2283 北海道札幌市南区藤野3条2丁目1-54 第一恵成ビル2F
TEL:011−522−7822


●私たちのポリシーについて
私たちはオーディオ製品を販売する上で、次のオーナーにはより長く使ってもらいたいという思いがあります。そのためお客様から買取したオーディオ機器を丸投げして販売するようなことは行わず、専門的な技術者による入念な整備・メンテナンスを行って再販することを基本としています。

専門的な知識を持った技術者によって入念なメンテナンスを行った機器は古い製品であっても長期間使い続けることができ、お客様が長年大切に使ってきたオーディオ機器は、次のオーナーの元で現役で長年活躍し続けることでしょう。

このように私たちはモノを大切にするという初心を忘れずに、業務を行っていくことを根底に日々業務を行っております。

●オーディオ買取店の現状について
現在、オーディオ買取業界には、広く浅く不特定多数の商材を扱うリサイクルショップ業者が数多く参入しております。このような業者は商品についての知識を持ち合わせていないことが多く、買取した品物は十分な整備等を行わずに転売を行い利ざやを稼ぎます。サイト上で高価買取をうたっているにも拘わらず、いざ査定を依頼すると査定額が非常に安い場合も多いので注意が必要です。

【多くのお客様が当店を選ぶ理由】
●高度な木工・塗装・電気技術
商品に十分な知識を持ち合わせていない業者は、不具合が生じた場合に適切な対処を行うことができません。そのようなリスクを考慮して低い査定額を提示するのは当然だと言えます。

それに対して私たちは高度な木工・塗装・電気的な技術を持ち合わせており整備や修理の大半を自社工房にて行っております。自社工房にて整備・修理が行われた品物はリニューアル商品として再販がなされ新しいオーナーの元に旅立ちます。

⇒修理・調整について詳しくは

https://www.kaitori.audio/repair


中古品といえども商品に安全性を付加して再販することができるため、例え壊れている品物を高く買取をしても十分な利益を得ることができるのです。

当店のように特に木工技術と電気技術という異なる2つの技術を持ち合わせている中古オーディオ店は全国でも少数だと自負しております。


▲△▽▼


壊れたコンデンサスピーカー高価買取・下取・修理します!
https://www.kaitori.audio/condenserloudspeaker


QUAD
「空気のように漂うような出音」
「スピーカー後方からも音が出る」

QUAD ESLに代表されるコンデンサスピーカーは、エンクロージャーにスピーカーユニットをマウントするダイナミックスピーカーシステムとは一線を画する独特の鳴り方・広がり方をするのが特徴です。
しかし埃や湿気に弱く非常にデリケートかつ・故障しやすいのも特徴でした。

過去、素晴らしい製品が数多くありましたが、湿気の多い日本では取り扱いが不向きと言われ、現在では日本国内で販売されている新製品はごく一部となりました。
また、日本国内で販売されていたコンデンサスピーカーの多くが発売から既に20年以上が経過しており、中古市場でも正常に出音動作するものも数少なくなってしまいました。

当店は正常動作しないコンデンサスピーカーの修理・オーバーホールを開始しました。
コンデンサスピーカーの修理・オーバーホールを行える技術者は日本国内でも極わずかです。

QUAD
「音が出ない」、「音が歪む」、「左右の音量バランスが異なる」、「音量レベルが全体的に小さい」、「ノイズが出る」等の症状のコンデンサスピーカーをお持ちの方は是非当店へお問合せください。

修理することを前提に、他店が提示しない高額にて査定します。
また、当店在庫との下取交換であればより高く査定します。
修理も行っていますのでお気軽にご相談ください。

QUAD / クオード
コンデンサスピーカーの代名詞的ブランド英国のQUAD社。
湾曲した畳のようなデザインのESL57と、ストレートかつモダンなルックスのESL63。
いかなるオーディオコンポーネントを駆使してもダイナミックスピーカーでは決して得られない鳴り方。
現在でも世界中に愛用者が多いコンデンサスピーカーシステムのスタンダードです。

⇒ QUAD製スピーカーの商品情報はこちら

MARTIN LOGAN/マーチンローガン
同社の多くのモデルが低音域をエンクロージャーに収納されたダイナミックスピーカーで再生を担い、中高域を静電型スピーカーにて再生するハイブリッド方式を採用しています。
ハイスピードかつ量感のある低域と、コンデンサスピーカーならではの音の広がりを両立しています。
背が高くスリムなトールボーイ型スピーカーにより定位感が良く「ステージが目の前に出現する」といった高い評価を得ており、QUADと同様世界中に愛用者の多いブランドです。

⇒ MARTIN LOGAN製スピーカーの商品情報はこちら

APOGEE / アポジー
現在オーディオインターフェイス等、プロ音響製品を扱うアポジー社ですが、80年代中期からハイエンドコンデンサスピーカーシステムを販売していました。
同社ではリボン型スピーカーと呼び、2〜3WAYまたは、コーン型スピーカーとのハイブリッド製品等が存在していました。

⇒ APOGEE製スピーカーの商品情報はこちら

MAGNEPAN / マグネパン
QUADやMARTIN LOGANに比べ市場の流通量、情報が少ないコンデンサスピーカーシステムです。

⇒ MAGNEPAN製スピーカーの商品情報はこちら

6. 保守や右翼には馬鹿し[18] lduO54LiiUWXg4LJgs2Ubo6tgrU 2023年2月27日 09:21:29 : uBg5Ktb9tw : MEdJSGhNYW83MmM=[3] 報告

シゲさん
2021/11/21 16:42
QUAD ESL57 110Vに対する電圧環境の整備について
1.「100Vのまま」と「110V」との使用環境による音の違い
2.115Vや120Vの電圧で使用する場合の問題
以上について知見のある方からのご回答をお待ちしています。


ベストアンサー
tar********さん
2021/11/21 17:06

下記にサービスマニュアルがあります。
https://www.manualslib.com/download/407326/Quad-Esl-57.html

この中でHT(高電圧を発生するユニット)の電圧が±7%に入っていることを確認しろとあります。EHTは単なるコッククロフト・ウォルトン回路なので、電源電圧の差がそのまま出てきて、110Vを100Vのままで使っていると -9%になると思います。
もともとの設計が±7%のセンターを狙っているとすると、故障と判断される程度に電圧が低いという事になると思います。Loss of Sensitivity と Distortion の二つの項目にEHTの電圧のことが書いてあるので、感度が低くなるのと歪みが大きくなるという事でしょう。

とはいえ、構造的に悪影響があるとは思えないので、性能の低下があっても構わないのなら使い続けても壊れるようなことは無いと思います。
120Vだと±7%を外れるのでまずいかもしれませんが、低い分には大丈夫でしょう。
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/682.html


▲△▽▼


115V用オーディオ機器を100V電源に接続してはいけない
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/982.html


プリケーブル社の 115Vへの昇圧トランス(600W容量)

非メッキ3ピン! 115Vへの昇圧トランス(600W容量)
当店販売価格9,750円(税込)
https://procable.jp/trans/115vtrance.html

7. 中川隆[-12581] koaQ7Jey 2023年5月12日 19:32:22 : 951zCPEJQw : VGFNd2xpUDE0VTY=[4] 報告

因みに、ESL57 はインピーダンスも能率も非常に高いので、15Ωにも対応できる真空管アンプなら出力 4Wのアンプでも大音量が出て、低音も轟然と鳴ります。

ESL63 はインピーダンス 8Ω、出力音圧レベル 86dB/W/m なので、出力 15W 以上の真空管アンプが必要です。

8. 中川隆[-12565] koaQ7Jey 2023年5月24日 11:24:07 : 37q3CiodoU : eHRCc1dFNTBRVUE=[1] 報告
<■106行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>
ESL63・ESL57 のリスニングポジションについては色々な見当外れの設置法が拡散されていますが、目の前、至近距離に置いて、かぶりつきでヘッドフォン的に聴かないと音からオーラが消えてしまいます。


1. ESL63 をモニタースピーカーとして使う場合の設置法、音楽を愉しむのには使えない

ESL63 のリスニングポジションは本来は二等辺三角形ではなく正三角形に設置して内向きに振るのがメーカー指定の聴き方です。

リスニングポジションとスピーカーを正三角形の位置になるようにし
かなり内振りにして、リスナーの耳辺りを狙う感じにセットする。
リスニング姿勢は、椅子に座って俯瞰するよりも、カーペットに座った状態が良い

スピーカーの面積が大きいので、2枚の衝立の目の前に座るような感じだ。
そして、再生すると、2本のスピーカーの間に音像が立ち並ぶ感じになる。
微少信号が極めて正確に再現されるので、ステージかぶり付きで聴いている聴衆の感じになって、雰囲気が最高に味わえる。
音像は極めてホログラフィックで、ボーカルは自然な口、人肌の感じが素晴らしい。
音が詰まった感じになるときは、微妙にリスニングポジションを前後にずらし、
またスピーカーの内振りの角度を微調整すると、抜けのよい良い音になる。
https://vt52.blogspot.com/2008/09/quad-esl-63-pro.html

2. ESL57 のオーラが消えてしまう設置法 _ 1

平面波が出るESL57は平行配置が原則です。
ディレー回路内蔵のESL63は内振り、出来れば45度も可能ですが、57は厳密に平行法で使うのが、良い結果を生みます。これはほとんどの方が、試されていません。

そして、SPから3〜4メートルぐらい離れて聴くと、音が波打ち際にいるようにどんどんと押し寄せてきます。
https://tannoy.exblog.jp/13780879/
https://tannoy.exblog.jp/13799252/

3. ESL57 のオーラが消えてしまう設置法 _ 2

ESL57を対向に置くと三次元的なホログラフィな音が出る
https://tannoy.exblog.jp/26492781/


△▽


ESL63・ESL57 の正しい聴き方

「SPとの距離ゼロで激聴! 麻薬的ニアフィールドリスニングを ESL63・ESL57で」・・

が基本になります。


ESL63・ESL57 の聴き方は やはり鳴らすのが極端に難しい JBLパラゴンに準じます。

長年オーディオ誌を読んでパラゴンを使っている人の記事を読むと、私だけではなくて狭い部屋で使っている人が多かった。

ニアフィールドというのなら、古今東西パラゴンを最右翼にあげなくてはならない。なにせスピーカーとの距離がゼロセンチでも聴けるスピーカーなんてパラゴンを置いて他にはなかなか見あたらない。

パラゴンの使い方は様々な使い方があるけれど、前面の音響パネルにピタリと額を付けて聴くという人もいるのだ。故瀬川氏の報告によれば、その方のパラゴンには前面音響放射パネルに額の油染みが出来ているという。 これを読んだフクロウさんは、なにやら魑魅魍魎が跋扈する不気味なパラゴンの世界を覗き見た思いがしたものだ。

それにしても強力な375(376)ドライバーによる中音ホーンでダイレクトに鼓膜を振動させるのであるから、なんと過激な聴き方であろうか。でも、麻薬みたいなもので、これは病み付きになるのかも知れない

「SPとの距離ゼロで激聴! 麻薬的ニアフィールドリスニングをパラゴンで」・・

ウ、これは危ないな。

※そこまで過激にならなくても、フクロウさんのパラゴンのベストリスニングポジションを計ったら145センチだった。床面から耳の位置までの高さは90センチである。そんなに都合の良い椅子など存在しないから、家具作りが得意なフクロウさんの自作である。私の場合、自分にパラゴンを合わせる事は諦めて、私がパラゴンに合わせるようにしたのです。その結果が専用椅子作製となった訳だ。

なお、パラゴンを高いステージに乗せるというのはパラゴン使いなら誰でも考えつくのだが、私の場合は見事にパラゴン嬢にはねつけられた。素人の妻でさえ、台に乗せたら随分ひどい音になった、と言ったのだから、その酷さは並大抵のものではなかった。

よく喫茶店とか、公共の場等では台の上に乗せて鳴らしているパラゴンを写真で見るのだけれど、あの状態でマトモな音になっているのだろうかと不思議だ。店だから単なるBGM的な使い方でも良いのか?。

憑かれたようにSPに額を密着させて聞くという人には及ばないけれど、私は8畳間前方壁からの距離が140センチほどの場所で聞く。私も、かなりのニアフィールドリスニングだと思います。これは部屋の四隅に置かれたサラウンドSPとの兼ね合いのせいですから、通常の2チャンネルステレオとしてパラゴンを聴くのなら、さらに近接位置になるでしょう。

また、SPの50センチ前であぐらをかいて座って聴くボーカルもまた麻薬的効能があります。

従って店ではなくて個人所有のパラゴン使いの方々の大多数は、近接位置で聴いていると思います。こうすることで最新のモニターSPに負けない解像度の高い音が聴ける。パラゴンから一メートル以内に近づいて、その悪魔的魅力の美音をじっくりと聞いたことがない人は、パラゴンを聴いたことにはなりません。

パラゴンというスピーカーは巨大な外観と裏腹に、ニアフィールドリスニングにより威力を発揮する類希なSPなのです。


△▽


パラゴンはどんな狭い部屋でも前面の音響パネルから至近距離で聴けばいい音になります。 ヴァイオリンを狭い部屋で弾くのと同じですね。
パラゴンは元々センタースピーカーとして設計されたので、ステレオ感とか位相とか定位とか周波数特性は完全に無視しているのですね。


Whistle Stop Cafe U パラゴン 5 2018-02-25
https://ameblo.jp/oohpopo/entry-12500257119.html

前回 「理論的には部屋のどの位置で聴いてもバランスのとれたステレオ再生が可能になるというのが、ステレオ時代に誕生したパラゴンのセールスポイントで、究極のステレオ再生専用装置なる評価が与えられた」と記したが、

パラゴンは友人宅で聴いた際、聴取場所を変えて座ったり、立ってみたり、寝転んでみたり、行儀の悪い格好で試し聴きしてみた。

左右のスピーカー2本の時よりは、首を動かしても音像が移動しない、しかし、リフレクターから遠く離れたり、極度に左右どちらかへ移動した場合はやはり、バランスのとれたステレオ再生にはほど遠い事が分かった。

故・岩崎千明氏が生前直接語ってくれたパラゴンの聴き方の中で、パラゴンはなるべくスピーカーに近づいてあの湾曲した反射板と「にらめっこ」して聴くのが最良であると。

それを確かめる為に、やはり友人宅のパラゴンで持参したジャズのレコードで
リフレクターから2m位の位置から徐々に近づいていき、目の前は木目しか見えない状態になった時こそ、ステレオ再生のバランスと生のような臨場感を体感できる事への確証をもったのだ。

メトロゴンも同じだが、ステレオ音像のバランスやリアルなジャズ再生となれば
あのリフレクターにどんどん近づいていってしまう。結果、岩崎氏の言うように、
パラゴンの真ん前で正座し「にらめっこ」して聴くのが私もベストと思う。

9. 中川隆[-11484] koaQ7Jey 2024年2月25日 11:27:24 : ErGf6HbXqu : WjBhL09IVFJJR00=[1] 報告
<■138行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>
GRFのある部屋 2024年 02月 22日
https://tannoy.exblog.jp/33846078/

温暖化のせいか、季節も早く回っている様です。連日続く雨の中を走ってきました。朝、中央高速に乗ると、小雨ですが寒いですが、気温は+8.5度ありました。東京都と茅野の気温差は6度ぐらいですから、南から暖かい空気を送り込んでいる今日の気温なら、茅野辺りも雪ではなく雨だと思いました。

SAに入り、茅野の天気をみたら今日は、終日、雨の予想。関西には行くのですが、新東名が多く、この冬、茅野には寄っていないので、時間的余裕がある今日、点検も兼ねて寄ってみようと思いました。

いつものインターを出ると、一面の霧です。原村も五里霧中の中でした。昼前に、ついたので、早速水回りや電源周りの点検。去年のうちに頼んでおいた、お風呂場の換気扇も交換され静かに回っていました。点検がてら、風呂場の掃除も兼ねて熱いシャワーを浴びたらようやく昨晩の新年会のワインが溶けて行きました。

お風呂から出ると、つけておいたQuadESL-57からいい音が出ています。ロストロポーヴィッチのチャイコフスキーのくるみ割り人形です。迫力あるティンパニーの音がどんどんと鳴り響き、とてもコンデンサーSPから出ている音とは思えません。

先日の石岡のAさん邸の巨大コンデンサーSPとは比べものにはならないのですが、うちの57は世間で思われている音とは全く違い、低音楽器がとてもいい音になります。オーケストラのバランスに相似しているからでしょう。いつも言いますが、最後に一組装置を残すとしたら、このQuadのシステムでしょうね。
https://tannoy.exblog.jp/33846078/

GRFのある部屋 2024年 02月 19日
常陸の国 石岡のAさんを訪ねる 前篇
https://tannoy.exblog.jp/33843590/

一月の横浜のMさんのサロンで開かれた「テープの会」でお会いした、常陸の国のAさん邸を訪問いたしました。石岡の街に来るのは、四十年ぶりです。そのころは高速もない時代でしたから、環七から常磐道を通り水戸を目指しました。遠かったです。

古い街並みがまだ何軒か残っており、ゆったりとした道が、歴史を感じます。早速、近くの行きつけのお蕎麦屋さんに案内されました。田舎蕎麦が緩く切ってある、柔らかなお蕎麦でおろし大根と一緒にいただきました。Aさんからこの街の歴史をお聞きしました。長い歴史のある街で、この地方をまとめる行政の中心の城下町で、霞ヶ浦を利用した水運で栄え、常磐線が開通後は、徐々に地方の行政や商業で生きる街になっていったとのこと。

裏通りまで道が広いのは、お城の防衛上真っ直ぐな道がなくて、あみだくじの様に曲がった裏道が昔の街道筋だった名残だそうです。大正時代からの少しハイカラな洋館も残っており、昔の栄光が偲ばれます。高速ができて、静かになった街並みは、とても懐かしく、タイムマシーンで時代を遡った気がしました。

落ち着いた街並みが昔の記憶を呼び起こします

本日、私のためにご用意してしてくださったプログラムは、最初は現在のCDから始めて、ステレオレコード、モノラルLP、蓄音器によるSPレコードの再生を体験しつつ、レコード発明前のオルゴールの時代まで遡るという壮大なものです。夕方5時ごろまで、時間を延長してレコード音楽の歴史に身を委ねるという贅沢な時間になりました。

お昼から戻ると、すぐにショーの開演です。玄関からお部屋に入る前から、廊下にはCDやレコードが溢れて並んでいます。嬉しくなってきますね。

部屋に入ると、目の前のスピーカーが天井近くまであります。これは、すごい高さです。横浜のMさんのMcIntosh XRT-26の2200ミリを遥かに凌駕しています。伺ってはいたのですが、実物を拝見すると、圧倒的な大きさですね。

このスピーカーは、アメリカはユタ州のSound Lab社のコンデンサー型スピーカーで、一番大きなMajestic 945PXという形式で、高さは、106インチ(2.7メートル)もあります。この下のモデルでも、94インチ(2.4メートル)あり、これでも通常の日本の部屋では入らないでしょう。

106インチと94インチのモデルの差は、低域の再現能力で、106インチモデルは24Hzから、94インチモデルは26Hzから再現するそうです。特性上は2Hzの差ですが、振動板の大きさは、30センチの差があり、スケールの大きさはやはり違うそうです。

この部屋は、背の高いスピーカーを前提に設計されており、天井高は最初から3メートルを設定されています。中のエレメント大きさは、中央部が小さく高音用で仮想同時みたく中央部に焦点が来るそうですが、座っている時と立って聴く時では、音像の高さが変わりスケール大きな音を聴かせます。


それらを駆動するアンプ類が向こう側に見えます。すべてのアンプが、上蓋を外しています。私と同じ様に蓋を外したほうが、音の上方への響きが変わるからです。徹底していますね。一台だけ外されていないアンプがありました。DVAS社の光カートリッジ用イコライザーです。理由は内部のボードが上からぶら下がっている構造だからだそうです。

大型のスピーカーの位置調整は、ぴったりとあっています。平面スピーカーですが、少しだけ内向きの分だけ奥行き方向にも展開して、普通に聞けば後方のシーメンスがなっている様に聞こえます。面白いですね。

Phono系統は左の927からEMTやOrtofonの入力が、左奥のBoulderのphonoアンプに入り、中央のジェフローランドのプリへ、音量調整は、手前の数字が見れるディスプレイでコントロールしています。右側のThechnicsのプレーヤーからは、Klaudioのリニアトラッキングアームで、光カートリッジを鳴らし、DVASのEQからJeffに入り、一番手前のBoulderの850モノブロックでコンデンサーSPが駆動されているわけです。

低域まで豊かになるコンデンサースピーカーのピタリと定位した音は、あたかも中央奥のモノラル用のシーメンスのSPがなっている様に聞こえます。普通のコンデンサーSPだと、音色はきれいなのですが、なかなかスケールと奥行き感が出ません。ネットワークやチャンネルでヴァイダーがない無垢な音がこの素直な音を出しているのでしょう。驚きました。


右側は、エソテリックのCDプレーヤーとそれらの電源です。こちらも上蓋がないので、エソテリック特有の音がせず、素直な音です。Vivaldiのリコーダー協奏曲から掛かりました。私がシューベルトが好きだということで、シューベルトのピアノトリオとグルダの即興曲をお聞きしました。 両方ともピアノの音が秀逸でした。

ハーディングがマティアス・ゲルネをスウェーデン放送響で振ったプロジェクトもあり、CDの最後は、私も愛聴しているコジナのAh Mio Corがかかりました。これは素敵なアルバムです。聞き惚れました。


CDはここで終わり、次はレコードです。まずは、ステレオレコードから。ステレオだけでも、アームが四本ですから4系統あります。まずは、定番のEMT927です。専用アームに、最初期のEMTのカートリッジが付いています。

イコライザーは、Boulderのフォノ・プリアンプです。良い音ですね。針圧はそれほど重くなく、2.5g前後だそうです。しなやかな音がしますね。イコライザーもしっかりと役割を果たし、歪み感はありません。927特有の力感もあり安定してかかります。

Vivaldiのリュート曲が掛かりました。こういう漂う様な弦の音が会場に消えていく響きは、大型のコンデンサースピーカーの独壇場です。Emma Birkbyの美しい声で、パーセルのソングブックです。きれいな声ですね。この表紙に見覚えがあります。帰ってきてからバロック棚の辺を探したら出てきました。


ロマンチックなCelloの演奏がかかりました。柔らかな音です。通常、オルフェオのレコードは、DMMもあり少しだけキツくなるのですが、流石に超大型のコンデンサーのスピーカーが効いているのでしょうね。本当にロマンチックな音です。こういう柔らかな、美しい音楽がコンデンサーにぴったりの曲なのでしょう。音が安定して深く柔らかな音します。


プレーヤーを変えて、光カートリッジも聞いてみました。S/Nがよく、低域の再現性が別物です。DVASイコライザーも、スピーカーの特性によくマッチして、広帯域で力のある音を聴かせます。奥行きもうちで鳴らした時より立体的展開します。アームはクラウディオでした。どのレコードも、あたかも38/2トラのテープが鳴っている様に、悠揚迫らぬ音がします。初めて聞く大型のコンデンサースピーカーの音に圧倒されました。

いや、圧倒されたのは、長年かけて培ってきたAさんのエネルギーの総量と思いの丈ですね。素晴らしいです!

Commented by TANNOY-GRF at 2024-02-20 14:32
Aさんの訪問記 最初は全3巻になりましたが、何とか整理して二回に納めました。最近は5時間分を覚える記憶力がなくなりました。写真を撮っておいて、後から機種名等を復習いたします。膨大なレコードをお持ちのAさん邸には、視点を変えて何回かお邪魔しないとその全容が見えてきません。


Commented by me-me-1948 at 2024-02-20 16:18
GRFさん、先日は遠路をお出で頂き有り難うございました。
今回私が用意したプログラムと、GRFさんの音楽&オーディオ歴が上手くシンクロしたようで、私も大いに楽しませて頂きました!
ただチョット褒め過ぎの感も有りますので、お詠みになる方は、80%の話とお考え下さい(笑)。


Commented by TANNOY-GRF at 2024-02-20 17:23
A さん 私は話半分ぐらいに抑えて書いています(爆)。実際に装置を目の前にして、その音を聞かれ、後編も合わせて読まれるとその凄さが伝わってきます。

https://tannoy.exblog.jp/33843590/

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