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グッドマン
http://www.asyura2.com/21/reki7/msg/591.html
投稿者 中川隆 日時 2021 年 12 月 06 日 12:14:34: 3bF/xW6Ehzs4I koaQ7Jey
 

(回答先: イギリスの高級オーディオはすべて輸出用で本国では全く売れない _ イギリス人は何故そんなにケチなのか? 投稿者 中川隆 日時 2021 年 11 月 10 日 07:49:21)

グッドマン


酷い音のインチキ・レプリカを量産して伝説の評価を落とした Goodmans Axiom80
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/686.html

AXIOM80 の先駆けとなった英SOUNDSALES社のスピーカー
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/448.html

グッドマン・スピーカーの世界
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1079.html

グッドマンの最上位機種 Axiom 22
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1075.html

グッドマン MAXIMスピーカーシステム
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1076.html

グッドマン 8インチ フルレンジ スピーカーユニット AXIETTE
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1078.html

▲△▽▼

Goodmans Axiom80 については

オーディオマエストロ 是枝アンプ
https://www.audio-maestro.com/about.html

オーディオマエストロ Speaker System
https://www.audio-maestro.com/products1.html

「音楽&オーディオ」の小部屋 「オーディオ談義」
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/c/efca4d25974b323a3217e344a4edabfa  

  拍手はせず、拍手一覧を見る

コメント
1. 2021年12月06日 15:01:41 : pnaVn9Bjno : L2Rtbi5QL3JDcXc=[25] 報告
Vintage Audio(ヴィンテージ・オーディオ)
http://www.asyura2.com/21/reki7/msg/301.html
2. 中川隆[-14811] koaQ7Jey 2021年12月07日 02:13:37 : 2zSsj4hxA6 : M1FvMG5mVWxiOGc=[14] 報告
1. 平面バッフル

平面バッフル 製作いたします 五加音響研究所のオーディオ修理と製作
https://otoyas.exblog.jp/22515940/


竹集成材のスピーカー平面バッフル板 
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http://www.mokuzaikako.com/


ヤフオク! -「平面バッフル」の落札相場・落札価格
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2. 後面解放箱

真空管アンプ「カトレア」
ヨーロッパ製の軽く反応の良いスピーカーユニット用に設計したフロントホーンスピーカーボックス
http://www.cattlea.jp/news/info.php?id=50


3. スピーカーのエンクロージャー製造メーカー

Hasehiro Audio (ハセヒロオーディオ) 奇跡の音質「バックロードホーンスピーカー」の製造・販売
http://www.hasehiro.co.jp/

スピーカーエンクロジュア(BOX) ユートピア製品一覧 
http://www.utopianet.co.jp/product/enclosure.html

Lowtherの正規エンクロジュア ユートピア輸入製品一覧 
http://www.utopianet.co.jp/product/import.html

3. 中川隆[-14803] koaQ7Jey 2021年12月07日 04:33:52 : 2zSsj4hxA6 : M1FvMG5mVWxiOGc=[22] 報告
超お買い得
真空管アンプ「カトレア」 ささやき 45アンプ
価 格 185,000円

出力が2Wと少ないですが音質が素直でとても綺麗な音が聞けます少ないパワーで透明感と繊細な音を求めている人へお薦めです。但しスピーカーの能率が95db以上有るのが理想的です。
45はグリットチョークを使用し、ロングライフ設計で動作させています。良い球はシンプルに作るのが最高の音が聞けます。ごまかしの無い素直な音を是非聞いてみて下さい。


サイズ W335 x D235
回路構成 CR結合(グリットチョークによる)ドライブ
入力感度 1V  100kΩ
出 力 2W + 2W
使用真空管 6SL7  45  5Y3
シャーシー カリン
B電源回路 一回路
NFB回路 なし
納 期 1ヶ月

http://www.cattlea.jp/product/?no=3

▲△▽▼

ペンションすももの木 _ 「カトレア」の交流点火の真空管アンプ
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/488.html

真空管アンプ「カトレア」 _ 交流点火の 300B ・ PP5-400 コンパチブル モノラルアンプ
http://www.asyura2.com/18/revival4/msg/113.html  

45 シングルアンプ
http://www.asyura2.com/18/revival4/msg/153.html

My Audio Life (趣味のオーディオ) 45 シングルアンプの製作
http://www.asyura2.com/18/revival4/msg/154.html


▲△▽▼

45シングルで鳴らされた Goodmans Axiom80 が理想の音

良く知られているように故瀬川冬樹氏は45シングルで鳴らされた Goodmans Axiom80を生涯理想の音とされておられたようです。このスピーカの設計者がその後作ったスピーカは多々ありますがそのどれもが一聴して柔らかな音を出しますから本来の方向はリアル派とは異なるのでしょう。低域共振点は20ヘルツ台で大変に低く、エッジ、ダンパのコンプライアンスが高い割には最大振幅に制限があるためにアナログ時代は極めて使いにくいユニットでした。ピックアップ系の共振が問題にならないデジタル時代の環境では大変使いやすくなっています。
https://www.audio-maestro.com/about.html

フルレンジ好きの人ならば、一度は憧れたであろう「GOODMANS AXIOM80」という英国製の特異なスピーカーが手元にございます。愛好者には古くは 故瀬川冬樹氏や是枝重治氏などが有名でしょう。私も数年前より80年代に発売された復刻版を数セット取り扱いました。旧タイプとは、コーン紙の形状や厚さが大きく異なっています。

旧タイプのコーン紙は、薄くて張りがあり、外周部分に折り返しを付けてコーン紙全体の強度を上げる構造でした。それに対して復刻版はポテッと厚めで、その外周部分は切りっ放しでありました。

カンチレバーも、旧タイプでは薄くしなやかなモノでしたが、厚めのものに変わっていました。旧タイプより耐入力が増している事から想像するとそれらと関係があるのかも知れません。復刻版は現在手元にはありませんが、オークションなどで手に入れることが出来る様です。価格は上がっていますが・・。

旧タイプも稀に目にしますが入手は絶望的かもしれません。


AXIOM80は、コーン紙が「フラフラ」して扱い難いと云う定説が昔からありました。アナログ時代には確かにレコードの反りなどの理由によりコーン紙が揺さぶられ、ボイスコイルが底打ちする可能性があり、狭帯域のシングルエンドの真空管アンプが有利でした。故瀬川冬樹氏は無帰還でトランス結合の「UX-45シングル」で鳴らしていたようです。能率が高く、2W程度の出力でも充分に楽しめました。

メーカー製の専用箱は私の知る限りは昔から存在せず、付属の図面を元に家具屋へ注文するか自作でした。通称「ヤマハ箱(ヤマハで製作されたもの)」も見たことが有ります。何れにしろ「専用 ARU」との組み合わせが一般的でした。

現在 AXIOM80 を駆動するアンプは「6BM8/ECL82 超3極菅接続」を私は使用しています。小型の出力トランスを持つエレキット製品の改造品です。見た目は非力なのですが、音の広がりや奥行き感などに優れ、安価で簡単に改造出来て、とても満足しています。
http://rmuk.exblog.jp/

瀬川冬樹は創刊まもない頃のSS誌で、ゴッホ美術館で手持ちの複製画の本物を見た時その本物は所蔵の複製画の複製に見えた、という小林秀雄の有名な一文を引いてオーディオ論を展開していました。今日眺めても極めて優れたオーディオ論で、瀬川畢生の名論文だとおもいます。

瀬川冬樹氏の名論文は1960年頃のラジオ技術誌の「私のリスニングルーム」、しばらくあとの「M夫人のクレオさん」(クレデンザのこと、M夫人は福岡で御健在)、1960年代半ばのラ技連載の一連の「これからのステレオ装置」などであり、個人的には1970年代の瀬川さんは抜け殻としか思えないのです。

それは瀬川さんも分かっていたようです。
お亡くなりになる直前のことですが倉敷在住のIさんに、

ぼくはもうだめなんだ、体もだめだしオーデイオも堕落してしまったんだ、

今一度昔に帰りたい、45とアキシオム80に戻りたい、

そのために80は8本用意しているんだが、、

と述懐されたそうです。

瀬川さんのピークは JBL の蜂の巣ホーンをお使いになられたマルチアンプ時代の頃まででしょう。

Iさんからその話を伺った時、なぜか太宰治を想いました。氏が癌に侵されていることはそのころは既に衆知のことでした。
しばらくしてお亡くなりになったのですが大村一郎としてはS字状結腸にできた腫瘍で亡くなったとしても瀬川冬樹としてはそうではないと思ったものです。
http://www.audio-maestro.com/luochi_sui_shii.html

4. 中川隆[-12034] koaQ7Jey 2023年12月08日 21:52:22 : CVL7DDxomw : WmJoTHN0eVVxdnM=[8] 報告
<■249行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>
「音楽&オーディオ」の小部屋
オーデイオは博打だ!
2023年12月01日
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/69cae8532d52c65bc3294458fde12ef5

オーディオはどこを弄っても大なり小なり「音」は変わるもの。

で、「現在、気に入った音が出ているのでどこも変えたくない・・」、それも結構。

しかし、そもそも「気に入った音がどういうものかわからない」という人がいるのも事実だね(笑)。

実は、自分がそれで常に「もっと気に入った音があるんじゃないか・・、いろいろチャレンジしてみよう」という希少人種に属している模様。

仲間からも、「貴方はどこかをしょっちゅう弄ってますね〜」と、やや呆れ気味に言われる。けっして自慢できる話ではないけどね・・(笑)。

とはいえ、たとえそのどこかを弄ったとしても、はたして気に入った音になるかどうかは保証の限りではないのがオーディオの面白くもあり、悲しいところでもある。

もちろん、ある程度理論的な根拠がないとチャレンジしないが、それでも出てくる音の複雑さはまだきちんと物理的に解明されているわけではない、なぜならそれぞれの機器の組み合わせや部屋の大きさなどの「変数」の複雑さも当然影響している。

そこで、長年培ってきた「カン」を働かせながら現象を実際に試すためにはどうしても実験が欠かせない・・、となるといかなるチャレンジもどこか「博打の要素」を帯びているというわけ。

つまり、「伸るか反るか、いっちょうやってみっか・・」、オーディオマニアという人種は博打好きが多い可能性がありますな(笑)。

今回のチャレンジもそうだった。

それは何の気なしにオークションに出品されたスピーカーを見たときに閃いた。

実に見事な箱の補強・・! (箱の)「剛性」も一段と強化されてきっと「いい音」が出るに違いないと思わせるものがある。

すぐに連想したのが5年ほど前に自作した「AXIOM80」用の箱。

市販の箱には無理な注文なので、「板厚」をわざわざ「1.5cm」と薄くして少しでも響きを良くしようという苦心の労作である。

ところが・・、いつのころからかどうも「箱の剛性」が足りないかもしれないという懸念が脳裡の片隅に芽生えてきていた。

そこで、たちどころにこのオークションの画像が背中を強く押したというわけ。

これほど立派な補強は自分のような素人には無理だが、せめて似たようなことは出来るはず。

いっちょう、やってみっか・・(笑)。

すぐに「ホームセルフ」の店に駆け込んで材料を調達した。

1mの棒を6本調達した。〆て「480円」なり〜(笑)。

これをどうすんの〜。

それぞれ適当な長さに切って、縦に2本、横に2本、きっちりと箱の内部に張り付けた。

「百聞は一見に如かず」でご覧のとおり。

少し斜めになっているけど、ハンマーで棒の端っこを横から微妙に叩いてガッチリ固定している。どうせ外からは見えないんだから見かけはどうだってよろし(笑)。

これで、きっと「箱の剛性」が一段と強化されたに違いない。

さあ、問題は出てくる音だッ、つうの・・。

まあ、悪く鳴(な)ったときは元に戻すだけだが、これまで幾度となくこの種の実験をしてきたものの、実は元に戻したことは殆んどない。

悲しいかな、人間の性(さが)で、どうしても新たにチャレンジした方に未練が残ってしまうのだ(笑)。

さあ、今回はどうなんだろう・・。

以下、続く。
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/69cae8532d52c65bc3294458fde12ef5

空前絶後の「コスパ」
2023年12月02日
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/c47c545e1e76a45d32c27858830d3954

前回からの続きです。

オーディオ記事は、どちらかといえば(他の記事に比べて)不評なので、なるべく連続して投稿しないことにしている。「専門的過ぎてよう分からん」という声が多い・・。

ところが・・、前回の記事が予想外にも大好評!

ハイ、望むところです。それでは皆様のご期待に応えて続編といきましょう(笑)。

まずは、前回細工したスピーカーの映像を再掲しておこう。

縦に2本、横に2本の細い棒を縦と横にしっかり張り付けて箱の強度(剛性)を増したつもり。

とはいえ、逆に適度な「箱鳴り」が抑えられて、見るも無残な失敗に終わる可能性だって十分ありますな。

まあ、「伸るか反るかの大博打」である(笑)。

そして、わくわくハラハラしながら音出しへ・・、いわばオーディオの醍醐味の瞬間ですね〜。

そして、これは素晴らしい!!

音の透明感、歯切れの良さ、そして艶っぽくて色気に満ちた音色といい・・、これまでAXIOM80からまったく引き出せなかった魅惑の世界が目の前に広がった。それに、時折り感じてきたあの神経質くさい響きが完全に一掃されている!

不覚にもこの歳になって思わず目が潤みましたぞ・・(笑)。

いやあ〜、参った・・、天にも舞い上がる気持ち、そしてどうしてこの細工を早くからやらなかったのかという悔恨が入り混じって複雑な気持ちが交錯した。

それにしても、「AXIOM80」(初期版)が本領を発揮したらそれはもう凄いことになると実感した。

これまで、「オーディオ・フェア」でB&Wを始め各種の高級なスピーカーを高価なアンプでいくつも聴かせてもらったが、どんなに「いい音」が出ても所詮は「普通の音の域」を出ないものだった。

ましてや、一般家庭で出す音なんて・・。

ところが、この(適切な箱に入った)「AXIOM80」ときたら、もうまったく別次元の音になってしまい、これしか出せない音の世界へ誘ってくれるのだ。

まあ、どんなに口を酸(す)っぱくしても、理解してもらえないだろうから、一度聴いてもらうしかないだろうなあ・・(笑)。

で、読者の疑問は「なぜ箱の剛性を高めたことが、それほど功を奏したのか・・?」に行き着くはず〜。

「音響学」の専門家でもないので、あくまでも素人考えなのだが〜。

「箱は上下2枚の板、前後2枚の板、そして側板2枚の計6枚で構成されている。で、箱全体の剛性が高まると、これらの板が一斉に同じ振動(響き)になって全体のハーモニーに乱れが少なくなる」ということではないだろうか・・。

もちろん、厚い板を使っても箱の剛性は高まるが、これでは最初から板の振動(響き)が期待できない・・。アメリカ系のユニットならそれでいいのだろうが、イギリス系のユニットなるとそうはいかない。

で、実際に、現実のこととしてユニットと箱の見事な一体感がこれまでになく目立って感じたので、こういうコメントに繋がったわけ。

しかし、細工に使った「棒」の代金が「480円」で、こんなに目覚ましい効果が上がるなんてもう「空前絶後のコスパ(コスト パフォーマンス)」ですね。これは・・。

あまり大袈裟な表現は柄に合わないのだが、これ以外の言葉が浮かばない。

しかし、困ったことが出てきた・・、「AXIOM80」から、こんな音が出てくると、もうほかのスピーカーを聴く気がしなくて〜(笑)。

とまあ、以上のとおり「まるで熱病に浮かされた」ように縷々自分の感想を一方的に述べたわけだが、やはりここは冷徹な「第三者」の判断を仰いだ方がいいだろう。

さっそく、我が家のご意見番であり、「AXIOM80」の大ファンである「Y」さんに連絡してみた。

高齢者施設の理事長さん(常勤)なので、お仕事の邪魔をしないように平日は連絡しないことにしているが、今回ばかりは「驚天動地」の事態だから許してほしい(笑)。

すると・・、「ああ、ちょうど私から連絡するところでした。実はネットのサイト「ア〇〇〇」が全商品15%引きの一斉セールをやってましてね、実は今日(1日)でお仕舞なんです。

それでダントツの〇〇電機の「ブレーカー」をお宅用に購入しましたのであなたの家に付けて上げようというわけです。対象は200V用のオーディオ電源1個になります」

「エ〜ッ、それはご親切に・・、実にありがたいことですが、ブレーカーの交換は電気工事技師の資格が要るんじゃないですか・・」

「ハイ、私は施設の運営上、その資格を持っています。5分間ほどすべての電気機器を停電状態にして入れ替え作業をしますが、それで構いませんか」

「ハイ、別に構いませんけど・・」

そして、追い打ちを掛けるように「実は15%引きのセール期間なので、絶好の機会とばかり新しいDAC(SMSL)を購入しました。今日着いたばかりです。我が家のCDプレイヤーが故障して修繕に出していますので、ぜひお宅のAXIOM80で試聴させてもらいたいんですけど・・」

「ハイ、いいですよ、どうぞどうぞ・・」

これは、昨日(1日)のことだった。

メチャ忙しい午後になったわけだが、そこにはまったく想像を絶するような波乱万丈の展開が待ち受けていた・・(笑)。

以下、続く。
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/c47c545e1e76a45d32c27858830d3954


新生なった「AXIOM80」の魅力
2023年12月04日
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/c927f7a3db2f2f8ccfbc78fa204df2d0

前々回の「空前絶後のコスパ」の続きです。

我が家のオーディオの「レーゾン・デートル」とでもいうべきスピーカー「AXIOM80」の「血沸き肉躍る」改変劇です(笑)。

ちなみに、毎年、このブログで12月後半に「この1年を振り返って」というタイトルで、オーディオ対策として効果があったものから順に「ベスト10」を発表しているが、早くも「ベスト1」はこれで決まりです。

さて、連絡してから15分ほどでお見えになった「Y」さん。手には新しい「ブレーカー」と、比較的小振りの「DAC」を小脇に抱えられていた。

「一度先にAXIOM80を聴いてみますか?、それとも作業後に聴きますか?」

「ハイ、作業の方を先にやりましょう・・」と、さっそくブレーカーの交換に取り掛かられた。ありがたいことである。予定通り5分ほどで完了。で、これが外した「ブレーカー」。

何とまあ、銘柄を見たら絶対に交換した方がいいと評価されていた最悪のブランドだったのには驚いた。

で、このブレーカーのどこが悪いかといえば、電線の「入」と「出」の間に質の悪い抵抗が入っていて、それが電流に悪さをするという。

なるほど・・、これは「オカルト」なんかではなくて「れっきとした」物理的対策である。オーディオの大元は「電源」なので、ここが拙いと全体に影響してくる。電流にとって抵抗は必要悪であり、無ければ無いに越したことはない。

オームの法則「電圧=電流×抵抗」により、電圧が一定の「100V」とすると、抵抗は小さいほうがいい。

とはいえ「素人の生兵法」なので、間違ってたらゴメンね・・(笑)。

ちなみに、ネットワークに使う「コイル」のうち「ムンドルフ」(ドイツ)が、なぜいちばん良いかといえば抵抗値が「極小」だからである。

改めて、縁の下の「力持ち」の「ブレーカー」にまで注意を向ける「Y」さんのご慧眼(けいがん)には恐れ入るばかり〜。さすがに「電気工事技師」さんである。

(それはさておき、くれぐれも電気の大元の「素人工事」は絶対にしないようにね、下手すると感電とか火事になりますよ!)

そして、次は新たに購入されたDACを接続。置き場所がないので、仕方なく「エルガー プラス」(英国dCS)の上に置いて、「CDトラポ」からのバランス・ケーブルを接続した。ちなみに電源ケーブルはPADの「ドミナス」である。

固唾を呑んで見守る中、各種機器のスイッチをオン・・。

ゆっくりと静かにそして厳かに音が広がっていった・・、そして二人して、思わず息を呑んだ。

前々回に述べた音質以上の仕上がりで、何という魅力的な音なんだろう・・。

「くどい」のは嫌いなのでこれ以上は控えるが、あの「やかまし屋」の「Y」さんが、しばし寂(せき)として声無しの状態・・、およそ想像はつきますね(笑)。

そして、感極まった面持ちで「これまで聴かせてもらった中で最高の「AXIOM80」です。素晴らしいの一言です! オーディオ愛好家であれば好き嫌いは別にして一度は聴いておくべき音だと思います・・、これもブレーカーの交換と新しいDACが大いに貢献していますね」と、Yさん。

負けじと「それもあるでしょうが、箱の剛性を強化した効果が大きいと思いますよ」と、健気(けなげ)に応戦する自分。

なんだ、なんだ・・、手柄争いの様相を呈してきたな〜(笑)。

まあ、どちらでもよろし、AXIOM80さえうまく鳴ってくれればそれでいいんだから〜。

それにしてもこの新しい「DAC」は優れものだった。あの「じゃじゃ馬」の「AXIOM80」をこうまで破綻なく手なづけるのだから〜。

「15%引きセールは今日(12月1日)まででしたよね?」

「そうです。注文するなら今日中がタイムリミットですよ」

う〜ん、何とも悩ましい・・、価格も手頃だしねえ〜。

結果は読者のご想像にお任せするとしよう・・(笑)。
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/c927f7a3db2f2f8ccfbc78fa204df2d0


脳はマンネリを嫌う
2023年12月07日
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/10f5bad7b2c4b49ba992054589a5c7e5

SPユニットと大切な共存関係にあるエンクロージャー(以下、「箱」)。

このほどAXIOM80が入っていた箱の剛性を強化したところ、見事に変身〜。これまでのAXIOM80はいったい何だったんだろう・・、あまりの変わりように「新生AXIOM80」と呼びたくなった。

もうほかのスピーカーは要らないんじゃないか、とまで思い詰めたが、「脳はマンネリを嫌う」ようで、たったの1週間ほどでほかのスピーカーを聴きたくなった(笑)。

ちなみに「音楽を聴く」といっても、空気の振動を耳の鼓膜で感知し、それを音楽に変換するのは「脳」ですからね〜。

それに加えて、大編成のオーケストラを心ゆくまで堪能できないというのも一つのネックである。

そこで、出番となったのがグッドマンの「TRIAXIOM」。

口径30cmの同軸3ウェイで、オークションでもめったに見かけない希少品で、AXIOM80に次いで「我が家の至宝」的な存在。

グッドマン社は幸か不幸かユニットを単独販売するだけで、タンノイみたいに箱を作らなかったが、それが様々な悲喜劇を引き起こした。

音作りはタンノイよりはるかに上なのに、今では正当な評価を受けないまますっかり忘れ去られているのが惜しい。

我が家も例に漏れず「TRIAXIOM」用に薄板(厚さ:1.2cm)の箱を作り、それに容れて楽しんでいたが、このほど格好の実例が登場したことになる。

つまりAXIOM80のときのように「箱の剛性」を強化すれば、きっともっと素敵なサウンドになるに違いないという確信めいたものが湧いてきたので、似たような補強をやってみた。

箱を自作する人間だけにもたらされる至福の楽しみといえる。

楽屋裏を見ても気持ちのいいものではないが、この通り。

ご覧のとおり、補強といっても細い棒を縦、横に1本ずつガッチリ張り付けるだけである。

左右両方の作業が済んで音出しへ〜。

あれまあ・・・、まさに期待通りのカチっと引き締まった「極上のサウンド」へと大変身〜。

AXIOM80の精緻で凝った作り(それとは裏腹に壊れやすい・・)、とは違うので大音量を入れてもビクともしないユニットである。大編成のオケでもオルガンでもなんでも来てくれ〜(笑)。

それにしてもグッドマンが醸し出す音にますます引き付けられてしまった。ちょっと表現が難しいが、人間の琴線にそっと触れてくるとでもいおうか・・、センチメンタルな人に向いていそう。

(ただし、フェライトマグネットの時代に入った「301」以降は「似て非なる」もの・・)

それに比べて同じ英国製なのに「ワーフェデール」は明らかに違うサウンドである。どちらかといえば、心情に訴えかけるというよりも、物理的な佇まいというか、やや冷めたサウンドだといえそう。

同じ英国製なのにね・・、やはり違う。結局、ユニットの製作者が音楽好きだったかどうかに由来しそうな気がするが〜。

グッドマンのユニットはほかにも「AXIOM150マークU」(口径30cm、以下「マークU」)を保管しているが、何とか出番を考えてやらないと宝の持ち腐れになってしまうと痛切に感じた次第。

で、このほど、この「マークU」がオークションに出品され落札されていた。ほんの一昨日(12月5日)のことだった。

ご覧のとおり重量級の堂々たるマグネットが付いていて、持ち上げるのに一苦労するほど。

落札価格は「5万8千円」だったが、安っ! 性能からすると2倍でもおかしくないほどで、落札者はいい買い物をされましたよ〜。

で、この「マークU」の我が家の活躍場所を求めると・・、もはや「TRIAXIOM」がこうなった以上、ウェストミンスターの箱に収めるしか方法がなくなった。

あ〜あ、早く「スーパー12」(ワーフェデール)が故障しないかなあ・・(笑)。
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/10f5bad7b2c4b49ba992054589a5c7e5

5. 中川隆[-11634] koaQ7Jey 2024年2月11日 19:54:21 : n4p04CquLw : bG9tSjdBTFhRTk0=[18] 報告
<■79行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>
「音楽&オーディオ」の小部屋
「タンノイ」と「グッドマン」に思う
2024年02月10日
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/b09091765cd15b924d513c70224d7035

「〇〇さん、タンノイのユニットに興味ありますか?」と、連絡があったのはオーディオ仲間のSさんからだった。

「ええ、無いことも無いのですが・・」と歯切れの悪い返事をしたところ、「現在オークションにタンノイの(モニター)レッドのユニットが出品されてますよ。あなたが好きな口径30cmです。しかも中央部があめ色で、これはレッドの初期バージョンです。シルバーの音に近いとされていますので特に人気がありますよ」

ほう・・、俄然色めき立った(笑)。

レッドとかシルバーとか「何のこっちゃい?」という方がおられるかもしれない。

クラシック音楽向けとされる英国のスピーカー「タンノイ」の歴史は古い・・、そしてユニットの変遷をいくつも重ねてきた。

古い順に、モニター「ブラック」、「シルバー」「レッド」「ゴールド」「HPD」・・といった具合で、この色彩の命名はマグネットのカバーに由来したものだ。

で、タンノイは古ければ古いほど音が良いとされている・・、何故かはわからないが、憶測すると真空管と同じで大衆に向けて広範に普及しだすと材質の吟味から細かなツクリまでメーカーはコストを念頭に手を抜きたがる傾向がある。

所詮は利潤を追求するのが生き残っていくためのメーカーの使命ですからね〜。

ちなみに、名管とされる「WE300B」の初期バージョンの「WE300A」は先年のオークションで「160万円」の高額で落札されたのはまだ記憶に新しいところ、たかが真空管だけどね・・(笑)。

で、「レッドの前期版」だが、さっそくオークションで見つけて「ウォッチリスト」に登録して見守ることにした。

で、途中経過の入札価格を見た途端に戦意を喪失した・・、20万円以下ならともかく、もうすでに越えている(笑)。

あとはどのくらいの額で落札されるかに興味が移った。

もったいぶらずに決着をつけると「落札日は2月7日」落札額は「459,300円」・・。

え〜っ、およそ46万円もする価格に驚いた。

さっそく「S」さんにご注進・・、「例のレッドは46万円でしたよ!」「ああ、それは安かったですね。業者の販売価格は60万円台ですからね・・」「ほう・・、それを知ってる人たちが殺到したんですね、まったく生き馬の目を抜く世界とはこのことですねえ・・」

ただし、これは私見としてズバリと言わせてもらうとタンノイは実力の割には買い被られている。つまり、お値段と実力が釣り合っていない。

これも「五味康佑」さんが「タンノイの回し者」とまで言われたように、あの独特の「音楽評論」とともにその素晴らしさを過剰と思えるほどに吹き込んだせいだ・・、愛読者はまるで魔法にかかったみたいに「タンノイ」が欲しくなるんだから〜(笑)。

実はこの自分がそうだった・・。

我がタンノイ遍歴を述べてみると「VLZ(イン・キャビネット)」に始まり、「インパルス15」そして「ウェストミンスター」へとグレードアップしていったが、結局今となってはバランス的に「VLZ」がいちばん良かったと思っている。

そして、今や「ウェストミンスター」の中身はすっかり原型を留めておらず、口径38cmのユニットは追放の憂き目に遭い、長大なバックロードホーンは自分好みに簡略化している。

そして、まことにお粗末な部品が使われているネットワークは即刻廃棄して、クロスオーバーを「1000ヘルツ」から「ハイカット100〜200ヘルツ(ムンドルフのコイル)の切り替え方式」にして、ようやく好みの音になってくれた。

仲間たちは「あのタンノイを改造するなんて度胸がありますねえ」と、一様に感心してくれるが、内心「こいつアホとちゃうか」と思っているかもねえ(笑)。

まあ、どう思われようといい・・、人生一度きりなんだからせめてオーディオくらいは心行くまで好き勝手にさせてもらおう。

ブランドとかオリジナルにこだわるのは「愚の骨頂」だと思っているが、はたから見るとどうなんだろうねえ・・。

で、タンノイにひきかえ、格上とされている同じ英国の「グッドマン」が、実力以下に過小評価されているのが残念でたまらない。

現在愛用しているのは「AXIOM80」(2ペア)、「TRIAXIOM」(口径30cm同軸3ウェイ)、「AXIOM150マークU」(口径30cm)の3つのユニットだが、独特の哀愁と翳りを醸し出す音ヅクリにぞっこんである。

グッドマンは例外が若干あるとしても、基本的に口径38cmのユニットに手を出さなかったところにメーカーとしての矜持と慧眼を思い知るのである。

で、これほど際立った能力があるのに「存続」という面でタンノイの後塵を拝したのはなぜか・・、やっぱり「エンクロージャー」を作らなかったせいかなあ〜。

レコードやDACなどの前段機器、増幅機器のアンプなどではどうしても解決できない次元の違うノウハウ的なものがエンクロージャーに秘められている気がしてならない、いわばオーディオの最後の砦・・。

つい、オークションの話からあらぬ方向へ発展してしまった。

はなはだ身勝手な独演会はこのくらいにして、違ったご意見もお伺いしたいところですね(笑)。

https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/b09091765cd15b924d513c70224d7035

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