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[番外地8] 日本政府が大規模財政出動や公共事業をやっていた時代も有りましたが、結果は大失敗に終わり、日本株の3割が国際金融資本に乗っ… 中川隆
1. 中川隆[-8458] koaQ7Jey 2021年1月09日 12:44:34 : hal7Lvmmkc : dFEvSnlyL3Fab1k=[1]
低所得者には生活費をばら撒かなくてはいけないけど、企業にだけは金をやってはいけない理由
日本政府が大規模財政出動や公共事業をやっていた時代も有りましたが、結果は大失敗に終わり、日本株の3割が国際金融資本に乗っ取られました。 マネーストックがいくら増えても、起業するより多国籍企業の株や不動産を買った方がリスクが低いので、物価や実質賃金は上がらず、株価と不動産価格だけが暴騰するバブルになるのです。 そして相場のプロの国際金融資本がバブルを潰してボロ儲けし、日本株が国際金融資本に乗っ取られるという何時もの結果になります:
1985年のプラザ合意でドル-円が半値になって、日本は輸出で稼げなくなったので内需拡大する為に金融緩和してお金をばら撒いたのです。つまり、輸出企業の仕事が無くなったので内需振興で国民の仕事を増やそうとしたのです。

日米構造協議(1989年)は双子の赤字に苦しむアメリカが、見えない貿易障壁となっていた日本の商習慣や制度を改めさせるために仕掛けた貿易戦争で、「10年間で総額430兆円の公共投資の実施」を日本政府に約束させました。
その段階で日本政府は財政出動・公共事業で国内需要を増やしました。

そしてその結果、円の貨幣価値が暴落して、日本のGDP,、日経平均と日本の不動産価格は暴騰しました。
しかし労働者の実質賃金は全く上がらなかったのです。
円の貨幣価値が暴落したのを見てCIAは日本経済を完膚無きまでに破綻させる為にバブル崩壊を仕掛けました:

1929年10月24日、ニューヨーク・ウォール街では、世界大恐慌の引き金となって、株式大暴落が起こりました。そして、あれから60年後、今度は日本を叩き潰す為に、1990年2月、巨大な経済の逆回転が始まり、平成バブル経済が崩壊しました。

 平成バブルが崩壊するバブル・ピーク時、CIAは、ベルリンの壁が崩壊し、東西冷戦後の次の敵は、日本だと考え始めていました。事実、1989年秋から始まった、アメリカ系証券会社の株価動向は不気味な動きをし始めました。バブルと、その崩壊に携わったのは、y uday a系の金融機関であるソロモン・ブラザーズという証券会社でした。

 ソロモン・ブラザーズは資本主義の歴史に詳しく、また日本の昭和初期の経済にも精通していて、1989年11月、ニューヨークで「日経平均株価が大暴落したら大儲け」という『プット・ワラント』のデリバティブ商品を機関投資家や大口投資家に大量に売り始めたのでした。それ以来、ソロモン・ブラザーズが中心になって、債券、為替、株価のトリプル安が始まります。これがバブル崩壊の裏側に隠れたメカニズムだったのです。
 
 バブル絶頂期は、1989年にそのピークを迎え、株価は天井でした。この時、多くの日本人は、株価の高騰(こうとう)並びに地下の高騰に、湧きに湧き、怕(こわ)いもの知らずで、日本の投機家達は今迄になく傲慢(ごうまん)になっていました。そしてこの頃、事実CIAは、アメリカの敵は日本であると考え始めていました。

 CIA経済部門のスペシャリスト達は、アメリカ系証券会社のソロモン・ブラザーズ(現在はソロモン・スミスバーニー)と手を組み、日本経済の崩壊作戦に向けて本格的に動き出しました。これが今日の不況を長引かせる要因を作ったのです。これが日本株式市場に於ける下落のシナリオ「バブル崩壊作戦」でした。


ソロモン・ブラザーズは、1989年当時の沸き立つような好景気も、60年前のアメリカ・ニューヨーク.ウォール街での大恐慌と同一のものであると、そのバブル崩壊を予測したのです。

 かつて、国際金融資本の総帥・ロスチャイルドの配下であったロックフェラーやデュポン(世界最大の化学メーカー)らは、この大恐慌を利用して天文学的な巨富を手にしていました。ソロモン・ブラザーズはこれに因(ちな)み、バブル崩壊を企てる研究に取りかかったのです。
 「どうしたら一儲けできるか」からはじまり、「どうしたら日本経済を徹底的に叩く事が出来るか」という結論を導き出し、日本経済崩壊に向けて模索し始めたのです。

 60年前のウォール街での「暗黒の木曜日」の立役者は、国際金融資本の総帥・ロスチャイルドの息の掛かる東部のエスタブリュシュメント達(ロックフェラーを筆頭に、デュポン、ケネディ、オナシス、アスター、バンディ、コリンズ、フリーマン、ラッセル、ファンダイン、リー・クアンシューの超大富豪十二家)でした。
 この者達は手持ち株を売り捲り、その結果、下落に下落を重ね、二束三文になった株式を買い叩いたのです。それで巨万の富を手にしたのですが、今日とは情況が違うことに気付きます。この難題に、しばらく苦慮しますが、ついに糸口を掴んだのです。

 その糸口とは、「何が株価を暴落させる要因になるか」と言うものでした。つまり株価が暴落する切っ掛けを作ればよいのです。そして、「下落によって、下がった株で大儲けできる商品を持っていればよい」ということに行き当たったのです。それが「デリバティブ」でした。

 デリバティブとは、金融派生商品(通貨・金利・債券・株式・株価指数などの金融商品を対象とした先物取引)のことで、「先物取引」という意味合いを持っています。

次の研究課題は「どうやったら大暴落を人工的に作り出し、しかも、そのタイミングに合わせて、自分達の狙うポイントに、総てを集約することが出来るか」という研究に取りかかったのです。
 人工的に大暴落を作り出す場合、60年前の大恐慌では、アメリカの大富豪達による「大量売浴せ」という手法が使われました。

 大量売浴せとは、売方が買方の買数量より、多量の売物を出して買方を圧倒し、相場を押し下げようとすることで、「売り崩し」とも言われます。
 しかし、それでは巨額な資金が必要であり、当時と違って、それほど経済構造は単純なものではなくなっていました。研究に研究を重ねた結果、巧妙な手口を考え出します。

 それは、「膨らんだ風船を、更に膨らませる手口」だったのです。
 風船は、空気を送り込んで膨らませれば、それだけ膨らみますが、その実体は「バブル」です。膨らむものは、いつか破裂して、大爆発を起こす物理的法則に制約されます。経済とて、この法則下に制約されているのです。彼等はこれに気付いたのでした。

 彼等はそのシナリオを、綿密なストーリーで組み立てました。徐々に膨らみを見せる風船に、意図的に、頃合いを見計らって、更に膨らませ、次に急激に膨らませるという巧妙なストーリーを演出したのです。風船は、今まで徐々に、周囲の状態に馴染みながら膨らんでいたのですが、これに急激な吹圧を掛け、パンパンの膨張状態を作っておいて、一挙に破裂させるという巧妙な演出を画策したのでした。

 彼等は、この原理を東京株式市場に応用して、バブル崩壊を目論んだのです。
 そして彼等は「デリバティブ」という、風船を一突きにする「針」を手に入れ、膨張し過ぎて破裂状態になったところで、一突きにする演出を手がけたのでした。

ソロモン・ブラザーズは裁定取引を使って、意図的に、無防備な日本経済に先制攻撃を仕掛けたのです。「梃子(てこ)の原理」(レバレッジ)を利用して、なるべく少ない資金で、効果的にバブル崩壊に導く人工爆発の状態を作り上げる研究をしたのです。こうして研究の成果を、実行に移した時期が1989年の秋から冬に掛けての事でした。日経平均株価は瞬(またた)く間に膨らみ、バブルは天井へと向かっていました。
 1989年11月、ソロモン・ブラザーズはニューヨーク・ウォール街で「東京株式大暴落の図式」に則り、『プット・ワラント』という金融派生商品を売り始めていたのです。この派生商品を、至る処に仕掛けておいて、株価を自由に操ったのです。
http://www.asyura2.com/20/ban8/msg/769.html#c1

[近代史4] 御用学者列伝 _ 竹中平蔵 中川隆
25. 2021年1月09日 15:23:42 : hal7Lvmmkc : dFEvSnlyL3Fab1k=[2]
竹中平蔵が節税方法を暴露
2021/01/09






http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/727.html#c25
[近代史3] 日本人を憎む被差別同和部落出身者 2 _ 竹中平蔵 中川隆
39. 中川隆[-8457] koaQ7Jey 2021年1月09日 15:24:16 : hal7Lvmmkc : dFEvSnlyL3Fab1k=[3]
竹中平蔵が節税方法を暴露
2021/01/09






http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/115.html#c39
[近代史02] 竹中平蔵物語 中川隆
125. 中川隆[-8456] koaQ7Jey 2021年1月09日 15:24:40 : hal7Lvmmkc : dFEvSnlyL3Fab1k=[4]
竹中平蔵が節税方法を暴露
2021/01/09






http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/301.html#c125
[番外地7] 寒冷地での水道管の凍結を防ぐには 中川隆
4. 2021年1月09日 16:56:52 : hal7Lvmmkc : dFEvSnlyL3Fab1k=[5]
ああ、水が出ない…… 2021年01月09日
http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1367.html

 今朝の寒波は凄かった。手元の寒暖計ではマイナス10度、スマホ気温もマイナス8度。 何年も破裂が起きなかった手作り井戸水配管で、久しぶりに大量のつららが下がってるから、たぶん亀裂が入ってる。
 17年も住んでいるから、もちろん配管の蛇口、4カ所でポタポタ・チョロチョロ出しで備えていたのだが、水を出しながら凍結したようだ。

 それより、井戸水が湧き上がらなくなって、風呂に43度の湯を入れていたら、途中で止まってしまった。井戸水は、いったん枯渇させると、数日間は汚い水しか出てこないので、本当に苦労する。
 地表深くまで凍結が進み、地下水の移動が少なくなっているかもしれない。井戸使用開始後、配管破裂以外で枯渇したのは初めてのケースだ。

 これから、どのような恒久修理対策をするか頭が痛い。一番いいのは、ポリエチレン管に全部変えてしまうことだが、非常に高額になるので簡単に手を出せない。
 ポリエチレン水道管の可塑率は10%あるので、水の凍結膨張率と同じで理屈上、凍結膨張破損しないことになっている。耐久性も、塩ビ管なみにある。
 だが、バルブやエルボ、チーズなどの部品がえらく高価なのだ。全部作り直すと、一財産(数十万円)かかってしまう。

 私が蛭川村に移住した当初は、真冬はマイナス10度以下になるのが珍しくなくて、厳冬の晴れた朝なら、おおむねマイナス7度になるのが相場だった。これは北海道の函館付近と同じ程度の寒さだ。
 いわゆる内陸型の放射冷却によるもので、北海道と違って日中は、気温が上昇する。しかし、今日は、13時過ぎても、ひどく寒い。たぶん終日氷点下の冬日になるのだろう。

 2008年、リーマンショックの年あたりから、昔ながらの深刻な冷え込みが少なくなった。ちょうど、この頃から、野生動物の人間社会への侵入が加速し、夜中に家の前で猪が普通に出歩くようになったこと、裏山にクマが出没すること、早朝にカモシカや鹿が騒ぐことが普通になった。

 このあたりから、猪が激増し普通の水田まで襲うようになった。だから、それまで獣害対策など無用だった、この村で、電柵やワイヤーメッシュ柵などの対策をしなければ、事実上農業が不可能になってしまったのだ。
 なぜ増えたかというと、猪の子供は、マイナス10度以下だと凍死してしまうので繁殖できない。だが温暖化が進み、マイナス6度くらいまでしか下がらなくなったので、幼獣が容易に越冬するようになり、急激に増えたというわけだ。

 またマイナス10度以下まで下がるのが普通になれば、猪も減ってゆくはずだ。
 熊が増えたのは別の理由で、ベテラン猟師が老齢化で減ったこと。やはり老齢化で果樹園などが放置され、管理されなくなった果実を食べることで増えた。
 それに、里山が手入れされないため荒廃して、奥山との境界が曖昧になったこともある。

 急に気温が下がり始めた事情は、いくつか考えられる。
 私は、地球温暖化、異常気象の最大の理由は、炭酸ガス温室効果ではなく、原子力発電所温廃水であると指摘してきた。
 
 気候変動の最大の原因は、原発温廃水である 2020年11月13日
 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1309.html

 ところが、フクイチ事故の影響で、再稼働や定期点検が厳しくなり、54基ある原子炉のうち、2019年末に稼働しているのは、わずか9基であり、それも定検があるため、実質3基程度だ。
 だから、原発温廃水は、非常に少なくなっていて、海水表面温度が上昇せず、これも急激な寒冷化の一因になっているかもしれない。昨年の台風が、超大型化できなかったのも、温廃水が減った影響があるかもしれない。
 
 一番大きな理由は、多くの気象学者が提唱しているとおり、地球がミニ氷期に向かっている可能性があることだ。
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%8F%E6%B0%B7%E6%9C%9F

 原因は、太陽活動の衰退と火山活動の活性化で説明されている。これは、地球活動を観察してきた者には分かりやすく納得のいく理屈である。確かに、一昨年から太陽の黒点活動は著しく減少し、経済活動に影響を与えるほどの巨大太陽風も少なくなっている。
 それに、地球全体で火山活動が活性化しているのも、日常的に報道されている。
 ごく最近では、日本の巨大地震の前兆と噂されるキラウエア火山の噴火も起きた。
 
 https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2020/12/post-95235.php

https://www.excite.co.jp/news/article/Tocana_201806_post_17060/

現在の太陽活動は、マウンダー極小期に類似していて、小氷期説には大きな説得力がある。
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%82%A6%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%BC%E6%A5%B5%E5%B0%8F%E6%9C%9F


 だが、今月(2021年1月)行われるダボス会議では、「炭酸ガスの増加によって地球温暖化が起きる」という子供だましの虚構が宣伝され、「このため炭酸ガスを出さない原発が必要」と、アルゴアやゲイツ、竹中平蔵らが主張し、コンピュータと原発による超管理社会に「グレートリセットする」と喚いている。

 地球が寒冷化しているとすれば、火力発電や石油原動機を抑制する必要はないのだが、ゲイツ、ゴアらは、何としても温暖化は避けられないと脅迫し、赤道の島々が水没すると煽っている。
 ちなみに、ゲイツ、ゴアともに、原子力利用に巨大な利権を保有している当事者だ。
 だから欧米に追従して日本まで、2030年までにガソリン自動車を全廃すると言い出していて、電気が切れたら充電に3時間もかかるEV車に切り替える路線が進行している。

 もし小氷期説が正しければ、どんなに炭酸ガスを抑制しても、決して気温は上がらない。だが、原発温廃水を海洋に大量投棄することで気温が上がり、結果として炭酸ガスも増えてくるので、ゲイツらは自己正当化のためにも、必死になって原発を増やし、再稼働させようとするだろう。

 だが、今年の冬は苛酷だ。地球温暖化説をあざ笑うように、地球規模で歴史的な寒冷化が起き始めている。
 https://earthreview.net/2021-began-with-the-extreme-cold-wave/

 1月6日、スペインでマイナス34.1度が記録された。これはスペイン気象観測史上最低記録である。リンク先にあるように、1月9日現在、欧州は氷雪に閉ざされている。
 カナダではマイナス62度、北京では、7日にマイナス19.6度が記録された。
 
 どうやら、日本でも、今起きている寒波がピークではなさそうだ。我が家では、昨夜、と数日前、夜中に顔が痛くなる冷凍庫級寒さで、寝られなくなってしまった。出費をけちっても仕方ないので、エアコンをつけたが、初めて経験するような真っ白な吐息が出た。もしかしたら、今月、次の寒波ではマイナス15度程度まで冷えるかもと予想している。

 こうなると、ポタポタ・チョロチョロ出しでは、そのまま凍結してしまい、真夜中に爆発するような音で破裂することになる。
 だが水を出しすぎると、今朝のように、井戸の水が涸れてしまう事態になり、頭を抱えている。テープヒーターは、恐ろしいほど高額の電気代がやってくるし……。

 私は、若い頃、日本アルプスの厳冬期縦走で、マイナス20度、暖房器具なしのツエルトで寝た経験が何回かあるが、一晩中寝られたものでなく、せいぜい短時間ウトウトする程度だった。
 今年は、もしかしたら、同じような体験をするのかもしれない。

http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1367.html
http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/524.html#c4

[リバイバル3] 大雪の前に、どんな準備をしたらいいのか?気をつけるべきポイントは? 中川隆
6. 中川隆[-8455] koaQ7Jey 2021年1月09日 16:57:13 : hal7Lvmmkc : dFEvSnlyL3Fab1k=[6]
ああ、水が出ない…… 2021年01月09日
http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1367.html

 今朝の寒波は凄かった。手元の寒暖計ではマイナス10度、スマホ気温もマイナス8度。 何年も破裂が起きなかった手作り井戸水配管で、久しぶりに大量のつららが下がってるから、たぶん亀裂が入ってる。
 17年も住んでいるから、もちろん配管の蛇口、4カ所でポタポタ・チョロチョロ出しで備えていたのだが、水を出しながら凍結したようだ。

 それより、井戸水が湧き上がらなくなって、風呂に43度の湯を入れていたら、途中で止まってしまった。井戸水は、いったん枯渇させると、数日間は汚い水しか出てこないので、本当に苦労する。
 地表深くまで凍結が進み、地下水の移動が少なくなっているかもしれない。井戸使用開始後、配管破裂以外で枯渇したのは初めてのケースだ。

 これから、どのような恒久修理対策をするか頭が痛い。一番いいのは、ポリエチレン管に全部変えてしまうことだが、非常に高額になるので簡単に手を出せない。
 ポリエチレン水道管の可塑率は10%あるので、水の凍結膨張率と同じで理屈上、凍結膨張破損しないことになっている。耐久性も、塩ビ管なみにある。
 だが、バルブやエルボ、チーズなどの部品がえらく高価なのだ。全部作り直すと、一財産(数十万円)かかってしまう。

 私が蛭川村に移住した当初は、真冬はマイナス10度以下になるのが珍しくなくて、厳冬の晴れた朝なら、おおむねマイナス7度になるのが相場だった。これは北海道の函館付近と同じ程度の寒さだ。
 いわゆる内陸型の放射冷却によるもので、北海道と違って日中は、気温が上昇する。しかし、今日は、13時過ぎても、ひどく寒い。たぶん終日氷点下の冬日になるのだろう。

 2008年、リーマンショックの年あたりから、昔ながらの深刻な冷え込みが少なくなった。ちょうど、この頃から、野生動物の人間社会への侵入が加速し、夜中に家の前で猪が普通に出歩くようになったこと、裏山にクマが出没すること、早朝にカモシカや鹿が騒ぐことが普通になった。

 このあたりから、猪が激増し普通の水田まで襲うようになった。だから、それまで獣害対策など無用だった、この村で、電柵やワイヤーメッシュ柵などの対策をしなければ、事実上農業が不可能になってしまったのだ。
 なぜ増えたかというと、猪の子供は、マイナス10度以下だと凍死してしまうので繁殖できない。だが温暖化が進み、マイナス6度くらいまでしか下がらなくなったので、幼獣が容易に越冬するようになり、急激に増えたというわけだ。

 またマイナス10度以下まで下がるのが普通になれば、猪も減ってゆくはずだ。
 熊が増えたのは別の理由で、ベテラン猟師が老齢化で減ったこと。やはり老齢化で果樹園などが放置され、管理されなくなった果実を食べることで増えた。
 それに、里山が手入れされないため荒廃して、奥山との境界が曖昧になったこともある。

 急に気温が下がり始めた事情は、いくつか考えられる。
 私は、地球温暖化、異常気象の最大の理由は、炭酸ガス温室効果ではなく、原子力発電所温廃水であると指摘してきた。
 
 気候変動の最大の原因は、原発温廃水である 2020年11月13日
 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1309.html

 ところが、フクイチ事故の影響で、再稼働や定期点検が厳しくなり、54基ある原子炉のうち、2019年末に稼働しているのは、わずか9基であり、それも定検があるため、実質3基程度だ。
 だから、原発温廃水は、非常に少なくなっていて、海水表面温度が上昇せず、これも急激な寒冷化の一因になっているかもしれない。昨年の台風が、超大型化できなかったのも、温廃水が減った影響があるかもしれない。
 
 一番大きな理由は、多くの気象学者が提唱しているとおり、地球がミニ氷期に向かっている可能性があることだ。
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%8F%E6%B0%B7%E6%9C%9F

 原因は、太陽活動の衰退と火山活動の活性化で説明されている。これは、地球活動を観察してきた者には分かりやすく納得のいく理屈である。確かに、一昨年から太陽の黒点活動は著しく減少し、経済活動に影響を与えるほどの巨大太陽風も少なくなっている。
 それに、地球全体で火山活動が活性化しているのも、日常的に報道されている。
 ごく最近では、日本の巨大地震の前兆と噂されるキラウエア火山の噴火も起きた。
 
 https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2020/12/post-95235.php

https://www.excite.co.jp/news/article/Tocana_201806_post_17060/

現在の太陽活動は、マウンダー極小期に類似していて、小氷期説には大きな説得力がある。
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%82%A6%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%BC%E6%A5%B5%E5%B0%8F%E6%9C%9F


 だが、今月(2021年1月)行われるダボス会議では、「炭酸ガスの増加によって地球温暖化が起きる」という子供だましの虚構が宣伝され、「このため炭酸ガスを出さない原発が必要」と、アルゴアやゲイツ、竹中平蔵らが主張し、コンピュータと原発による超管理社会に「グレートリセットする」と喚いている。

 地球が寒冷化しているとすれば、火力発電や石油原動機を抑制する必要はないのだが、ゲイツ、ゴアらは、何としても温暖化は避けられないと脅迫し、赤道の島々が水没すると煽っている。
 ちなみに、ゲイツ、ゴアともに、原子力利用に巨大な利権を保有している当事者だ。
 だから欧米に追従して日本まで、2030年までにガソリン自動車を全廃すると言い出していて、電気が切れたら充電に3時間もかかるEV車に切り替える路線が進行している。

 もし小氷期説が正しければ、どんなに炭酸ガスを抑制しても、決して気温は上がらない。だが、原発温廃水を海洋に大量投棄することで気温が上がり、結果として炭酸ガスも増えてくるので、ゲイツらは自己正当化のためにも、必死になって原発を増やし、再稼働させようとするだろう。

 だが、今年の冬は苛酷だ。地球温暖化説をあざ笑うように、地球規模で歴史的な寒冷化が起き始めている。
 https://earthreview.net/2021-began-with-the-extreme-cold-wave/

 1月6日、スペインでマイナス34.1度が記録された。これはスペイン気象観測史上最低記録である。リンク先にあるように、1月9日現在、欧州は氷雪に閉ざされている。
 カナダではマイナス62度、北京では、7日にマイナス19.6度が記録された。
 
 どうやら、日本でも、今起きている寒波がピークではなさそうだ。我が家では、昨夜、と数日前、夜中に顔が痛くなる冷凍庫級寒さで、寝られなくなってしまった。出費をけちっても仕方ないので、エアコンをつけたが、初めて経験するような真っ白な吐息が出た。もしかしたら、今月、次の寒波ではマイナス15度程度まで冷えるかもと予想している。

 こうなると、ポタポタ・チョロチョロ出しでは、そのまま凍結してしまい、真夜中に爆発するような音で破裂することになる。
 だが水を出しすぎると、今朝のように、井戸の水が涸れてしまう事態になり、頭を抱えている。テープヒーターは、恐ろしいほど高額の電気代がやってくるし……。

 私は、若い頃、日本アルプスの厳冬期縦走で、マイナス20度、暖房器具なしのツエルトで寝た経験が何回かあるが、一晩中寝られたものでなく、せいぜい短時間ウトウトする程度だった。
 今年は、もしかしたら、同じような体験をするのかもしれない。

http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1367.html
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1127.html#c6

[近代史5] 日本語の起源 中川隆
16. 中川隆[-8454] koaQ7Jey 2021年1月09日 18:32:21 : hal7Lvmmkc : dFEvSnlyL3Fab1k=[7]
日本語の起源は朝鮮半島にあり?方言の共通祖先を発見、東大
2011年5月5日 18:47 発信地:パリ/フランス [ ヨーロッパ フランス ]
https://www.afpbb.com/articles/-/2798334#:~:text=%E3%80%905%E6%9C%885%E6%97%A5%20AFP,%EF%BC%89%E3%80%8D%E3%81%AB%E7%99%BA%E8%A1%A8%E3%81%95%E3%82%8C%E3%81%9F%E3%80%82


日本語の起源は朝鮮半島にあり?方言の共通祖先を発見、東大

【5月5日 AFP】日本語の方言の多くは約2200年前に朝鮮半島から移住してきた農民たちに由来することが、進化遺伝学の観点から明らかになったとする論文が、4日の学術専門誌「英国王立協会紀要(Proceedings of the Royal Society B)」に発表された。

 日本語は、世界の主要言語の中では唯一、起源をめぐって現在も激しい議論が戦わされている。

 主要な説は2つある。1つ目は、定住が始まった3万年〜1万2000年前の石器時代文化に直接由来しているというもの。この時代は原始的な農業も一部で行われていたが、主に狩猟採集生活が営まれていた。アジア大陸からは紀元前200年ごろに人の流入があり、金属製の道具やコメ、農業技術がもたらされたが、言語発達にはほとんど影響を及ぼさなかったというのがこの説の主張だ。


 もう1つの説は、紀元前200年ごろの朝鮮半島からの人の大量流入が日本の先住文化に非常に大きな影響を及ぼしたとするもので、先住民が大規模な移住を余儀なくされ、彼らの話していた言語もほとんどが置き換えられたと考える。最近の考古学上およびDNAの証拠は、いずれもこちらの説が有力であることを示している。

■方言の共通祖先の年代は?

 さらなる証拠を求めて、東京大学(University of Tokyo)の長谷川寿一(Toshikazu Hasegawa)教授とリー・ショーン(Sean Lee)氏は、数十の方言の年代をさかのぼり、共通祖先を見つけようと試みた。

 この手法はもともと進化生物学において、化石から採取したDNA断片から系統樹を作成し、数百万年前の祖先までさかのぼる目的で開発されたもの。リー氏によると、言語に適用することには異論もあるが、これまでの実験結果などから、言語には遺伝子のような特性があり、代々の継承を通じて進化することが推定されるという。

 2人は、体の部位、基本動詞、数字、代名詞などの主な210単語について、59方言でリストを作成。数千世代にわたり改変されていない、いわゆる「高度保存遺伝子」を見つけ出すのと同じ要領で、他の方言に影響されていない「変化耐性」を持つと思われる単語を選び出し、コンピューターでモデル化した。

 すると、これらの単語はすべて約2182年前の共通祖先に行き当たった。この年代は、朝鮮半島から大量の渡来人が来た時代に当たる。

 リー氏は、農民の流入が始まった時期はこの時期より少し前の可能性があると指摘しつつ、「日本に流入した最初の農民たちが、日本人と日本語の起源に深い影響を及ぼした」と結論付けている。(c)AFP/Marlowe Hood

https://www.afpbb.com/articles/-/2798334#:~:text=%E3%80%905%E6%9C%885%E6%97%A5%20AFP,%EF%BC%89%E3%80%8D%E3%81%AB%E7%99%BA%E8%A1%A8%E3%81%95%E3%82%8C%E3%81%9F%E3%80%82
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/254.html#c16

[近代史5] バイデン「フェイク票」上乗せの卑劣な手口と真犯人判明! 「死者の不在者投票」も… トランプ“戒厳令”発動で米内戦勃発へ!! 中川隆
79. 中川隆[-8453] koaQ7Jey 2021年1月09日 20:07:05 : hal7Lvmmkc : dFEvSnlyL3Fab1k=[8]
米議会乱入事件、議事堂のドアを開けたのは誰だ?
酒井 吉廣 2021/01/09


米連邦議会議事堂になだれ込むデモ隊(写真:ZUMA Press/アフロ)© JBpress 提供

 1月6日、米議会で上下両院合同会議が開催された。本来であれば、選挙人投票に従って次期大統領を選出する場だが、トランプ大統領を支持する人々が連邦議会に乱入。支持者の女性一人が死亡するなど、首都ワシントンは大混乱に陥った。そして7日には、トランプ罷免や弾劾の話が民主党、及び匿名を名乗る共和党議員から出た一方、トランプ政権の閣僚等は辞任表明を始めている。その中で、トランプ本人はテキサスに行ってしまった。

 また、前日の1月5日にはジョージア州の2議席を巡って上院選の決選投票が行われ、民主党が2議席を獲得することになった。民主党の獲得議席数は50議席(上院の定数は100)で両党同数だが、上院の議長を務める副大統領を民主党が抑えたため、事実上の過半数を獲得した格好だ。

 次期大統領選出を巡る未曾有の混乱とジョージア上院選の結果、トランプ大統領やトランプ支持者の動きについて、全国共和党委員会の選挙管理ボードのメンバーでもある酒井吉廣氏に聞いた。

──1月6日に開催された上下両院合同会議は未曾有の大混乱に陥りました。なぜこのような事態になったのでしょうか。

酒井吉廣氏(以下、酒井):まず、大統領と副大統領の行動はほめられたものではなかったですね。

 今回の混乱は、基本的には両党の政治家が国家ではなく、自分のために動いた結果だと感じています。トランプ大統領は大統領選での不正を訴え、集会を開きましたが、その後の動きを統率しようとはしませんでした。残念なことですが、無責任の誹りは免れません。

 ペンス副大統領も、選挙結果を覆すかどうかについて、自身の憲法解釈でそれは無理だと宣言しましたが、もし大統領の訴える不正がないと思うなら、不正が「ない」から行動しない、不正があるなら憲法解釈を示すのではなく行動に出る、というのが筋だったと思います。第一、副大統領が行動に出たとしても、大きな議論は巻き起こったでしょうが、6日の合同会議冒頭でバイデン候補の票が直ちに無効になるわけではなかったのですから。

 そもそも、今回の混乱はペンス副大統領の不用意な発言が招いたものですから、彼が「俺に任せろ」と言って議事堂の前に立って聴衆に呼びかけるべきだった。メディア経由でも良かったと思います。ペロシ議長でも良かったですが、いずれにしても残念ですね。

 彼らは誰のために行動していたのでしょうか。

上下両院合同会議でバイデン候補の勝利は確定した(写真:代表撮影/ロイター/アフロ)© JBpress 提供 上下両院合同会議でバイデン候補の勝利は確定した(写真:代表撮影/ロイター/アフロ)
──民主党側や、議員全体についてはどうですか。

酒井:クルーズ上院議員が、上院、下院、最高裁から各5人の緊急調査委員会を作って、10日間で不正の有無を確認することを提案したのですから、それを議論するべきでした。「不正がある」「ない」と言い合っていても埒が明かないからです。でも、これが成立せず、米国は分断を解消する術を一つ失いました。不正があったかどうかは今後も尾を引くでしょう。

 民主党側についても、ペロシ下院議長からは論戦をするという気概が感じられませんでした。また、共和党議員も民主党議員も同じですが、「リンカーン大統領は・・・」「独立の時は・・・」「子供たちが何を学ぶか・・・」などという教訓論めいた議論を繰り返すばかりで、議題となっている点に触れたのはわずかでした。この無力さというか、第三者的な雰囲気が、米国の分断を解消できない原因でしょう。

──ワシントンに集まったトランプ支持者は20日の大統領就任式の会場を占拠、議会に乱入しました。議会は厳重に警備されているはずですが、なぜ議事堂の中に侵入できたのでしょうか。

酒井:今回の議事堂への乱入は、米ウォールストリート・ジャーナルが1月6日朝刊に掲載した、1887年の議事堂の周りを取り囲む写真と同じ構図になりましたね。意味深です。

 誰が6日の乱入を煽ったのか、つまりホワイトハウスのデモ隊を誰が議事堂に先導したのか、疑問を感じるところです。トランプ演説を聞いていた人たちは、演説後はただ歩いていただけです。一方、議事堂の周囲には警戒態勢が敷かれておらず、警官が本気で動き始めたように感じたのは議事堂の2階に上る人が増えてからです。そもそも、議事堂前のバリケードをよけた人の中に警官がいましたし、議事堂のドアに行く前の階段のところでデモ隊を止めるべきでしたが、その時は逃げていました。窓を割る映像も出ていますが、ほとんどの人はそこからは入っていません。中からドアを開ける人がいたのでしょう。

──警備員が開けたのですか。

不自然さが目立つ議事堂乱入事件
酒井:わかりません。ただ、内部の人が開けなければ、ドアを壊さずには入れませんし、ドアには鍵がかかっているので(外からも中からも鍵で開ける錠)デモ隊が窓から侵入していたとしても、開けられません。

 とにかく、警官は議事堂の外では、デモ隊に対してほとんど警戒していなかったように感じます。むしろ、道を開けたままデモ隊が議事堂に近づくのも、進入するのも、放置したというのが現実ではないでしょうか。

──不思議な感じですね。

酒井:今回の暴動を改めて見ると、議事堂に侵入した数は限られており、しかも、その中には明らかに雰囲気が違う若者たちがいて、顔を隠しながら挑発的な行動をしていました。7日朝のメディア報道に出てくるのは、顔を隠さずに、警備員と対峙しているだけの人たちです。議事堂への侵入とデモという二つの動きには違いがあったとの印象を受けます。

議事堂に押し寄せる群衆。映画のワンシーンのよう(写真:ZUMA Press/アフロ)© JBpress 提供 議事堂に押し寄せる群衆。映画のワンシーンのよう(写真:ZUMA Press/アフロ)
──どういう警備状態だったのでしょうか。

酒井:ワシントンポストの7日朝刊に4分程度でデモ隊の行動を撮影した映像があるので、それを見ると良いと思います。例えば、デモ隊の一人がドアにはしごをぶつけている(それでもドアは開かない)のですが、その時に消火器のようなものを顔にかけていました。なぜ、直ちにやらなかったのでしょうか。また、議事堂の中を歩いてみればわかりますが(普通は一般公開しているので誰でも入れる)、議事堂は守りやすい作りになっており、警備員がスペースを空けない限り、議場への進入もできません。どういう警備だったかはわかりませんが、本当に何があったのか・・・。

──なぜ警官は武器を持たない女性を撃ったのでしょうか。

酒井:これも不思議なのは、警官だと説明されていますが、議員と思われる人も銃を相手に向けているシーンがありました。とすると、議員は議会に出席するのに銃を所持していたことになります。変ですよね。

 女性に対する銃撃についても、押し合いへし合いという場面がどの映像を見てもないので、そもそも撃つ必要があったかどうか、疑問です。また、侵入者の中に催涙ガスを所持する人間がいたと報じられていますが、(私も受けたことがありますが)催涙ガスも人命にかかわるほどの大した武器ではありません。

 いずれにしても、威嚇射撃ですみましたね。ただ、撃たれた人の名前やその時の行動状況など、詳細な報道がなされていません。

議事堂の塀をよじ登る人々(写真:AP/アフロ)© JBpress 提供 議事堂の塀をよじ登る人々(写真:AP/アフロ)
議事堂内部を歩き回るデモ隊(写真:Abaca/アフロ)© JBpress 提供 議事堂内部を歩き回るデモ隊(写真:Abaca/アフロ)
──ご説明からすると、暴動は誰かの演出だったという印象をお持ちのようですね。

酒井:わかりません。ただ、2020年8月に大都市で黒人暴動があった時には、爆竹がならされ、店舗が壊されて強盗が起きたにもかかわらず、それをライブで報道しているメディアの中には「これは暴動ではない」という意見がありました。この時は、デモ参加者のほぼ全員が過激な行動をしていましたが、今回は恐らく全体の1割にも満たない人が侵入しただけでしょう。今回が暴動なら、前回も暴動でしょう。しかも、侵入者が歩く両端は紐で通路のようになっていましたし。

──仮に誰かが仕組んだとすると、何が理由だと思いますか。

酒井:米国は、大量破壊兵器があると批判してイラクを攻撃し、フセイン大統領を死刑にした国です。あの時も、フセイン大統領の方が正々堂々としていたとの声がありました。米国には、目的主義に走り過ぎるきらいがあります。

──どういう意味ですか。

  
酒井:6日の議会乱入事件で最も不自然なのは、乱入事件を理由に共和党議員の中にバイデン支持に回ったと述べる議員が出てきたことです。それとこれとは違うでしょう。国家の将来を決する議事で正当化できる意見ではありません。

 また、米国の議員は、世界中の敵国に対して、一般人まで殺すような戦争を平気で可決するのに、自分たちは、武器さえ持たない同じ国民の声を聴かずに逃げてしまいました。バカみたいな話ではないでしょうか。副大統領でも、下院議長でも、他の誰でも「俺が彼らと話す」と言えば、それで収まった話です。

──民主党だけでなく、共和党にもトランプ大統領を引きずり下ろしたい人間がいたということでしょうか。

酒井:そういうふうにも見えますよね。達観すれば、共和党もトランプ問題に疲れていたのは事実でしょうし、11月3日からの動きの遅さを見ると、ここまで問題が大きくなると思っていなかったのだと思います。

ドミニオンがハッキング可能なシステムだったのは事実
──上下両院合同会議の話に戻しますが、選挙結果の確定を巡っては、共和党の議員から異議申し立てが立て続けに上がっていました。トランプ陣営は一貫して選挙に不正があったと再集計と投票の無効を訴えてきましたが、なぜこれだけの議員が反対しているのでしょうか。

酒井:ドミニオン・ボーディング・システムズの提供したシステムに、外部とのアクセスが可能なことは既に証明されています。一度投票した結果を後から上書きできることも。それをやったという証言者も出ています。今も続いている訴訟案件はありますが、トランプ陣営の訴えは裁判所で棄却されています。ただ、これらすべてがフェイクという話もあり得るわけですから、安易には評価できませんが、こういう状態は不満を高めます。

 選挙という観点で言えば、今後も同じシステムを使うと、共和党の勝利はなくなる可能性があります。だから、怒りのこぶしを上げたのだと思います。ただ、選挙不正は従来から起きていましたが、これまではあまり重要視されていなかったという面があります。動きが遅いですね。

銃を構える警官(写真:AP/アフロ)© JBpress 提供 銃を構える警官(写真:AP/アフロ)
床に残された血痕(写真:REX/アフロ)© JBpress 提供 床に残された血痕(写真:REX/アフロ)
──ドミニオンのシステムがハッキングされたという話は?

酒井:ハッキングされたかどうかは確定的ではないですが、ロシアが選挙に関する何かをハッキングをしたというのは司法省も認めています。一方、ハッカーの中で、ドミニオンのシステムにハッキングできたという人が名乗り出ました。大手メディアには報道されていませんが、彼はその方法などを語っています。ハッキングが可能なシステムだったのは事実です。

──私が平和ボケしているだけかもしれませんが、選挙の集計機をハッキングして選挙そのものを不正操作するという話はにわかには信じられないのですが・・・。

酒井:外国人か国内の誰かはわかりませんが、バックドアの話を含め、通常のハッキングと選挙集計機のハッキングに難易度の差はないでしょう。ハッキングそのものを楽しむ人もいます。逆を言えば、選挙集計機だけがハッキングされない堅牢なものだということの方が不自然です。

──クルーズ上院議員は選挙不正を検証するため、選挙結果の最終確定を10日延期するように主張しました。これまでも、選挙結果については激戦州を中心に検証されてきたと思います。何を検証しようとしているのでしょうか。

酒井:具体的に何をではなく、選挙のすべてを検証しようとしていました。彼は、2016年の予備選でトランプ大統領と争った人で、トランプ一辺倒の立場を示したことはありません。中立的に見て大切なものは何かという観点で行動したと考えるべきです。本心としては、2024年の出馬を意識した行動かもしれませんが・・・。

 一方、憲法学者でもある彼の観点は、憲法にある国民を守る権利はすべて活用するという発想です。しっかりと検証した結果、不正があれば選挙は無効になりますが、なければもはや共和党も不正と言えなくなります。分断の加速を回避できたでしょう。

2022年の中間選挙に漂う不穏な空気
──上下両院合同会議の前日、1月5日にジョージア州の決選投票が行われました。結果は民主党が上院の2議席を獲得しました。この結果をどう見ますか?

酒井:ドミニオンのシステムが不正を許すものならば、共和党議員が二人とも負けたのは当然です。繰り返しますが、トランプ大統領の気持ちとは別に、「選挙」という観点では、今回もなぜか不思議なほどの僅差で民主党が勝ちました。

 個人的には、今の民主党や社会主義的な動きを支持する人々が増えている流れからすれば、民主党が勝つなら、かなりの差をつけると思っていました。これは、アトランタなどジョージア州の関係者からの話ですが、それほど民主党側の勢いは強かった。一方、このシステムは僅差で民主党が勝つようになるプログラムでしょうからどちらの投票も修正してしまう。そういうことだと、サイバーの専門家は言っています。だからこそ、疑わしいと感じるのです。

──上院共和党のトップ、マコネル院内総務をはじめ上院共和党の幹部はバイデン候補の勝利を認めています。共和党の分裂が深刻に見えますが、内部はどうなっているのでしょうか。

酒井:日本では、モリカケ、桜、日本学術会議と政策とは異なるところで、数年の議論がありました。この中で、野党だけでなく、石破さんなど自民党の重鎮も批判していましたね。これが議員というものでしょう。共和党が分裂したという話ではなく、議員は本質よりも体裁を選ぶ時があるということではないでしょうか。

  
──今回の暴動の後、トランプ大統領は円滑な政権移行を認めました。

酒井:実質的な敗北宣言ですね。ただ、あと2週間、黙っていられるかどうか。それよりも、DCに集まった人たちの気持ちをどう落ち着かせるのか。これが問題です。メディアのインタビューに答えた人の中に、「選挙結果に怒っているのではなく、不正を主張する相手を無視することが民主主義ではない」という人がいました。また、「平和裏に歩いている自分たちを暴徒だというのは変じゃないか」という人もいました。こういう人々を今度どうするのかが問題です。

──1月20日以降、トランプ大統領は4年後を見据えて影響力を維持するとの見方もありますが、今回の暴動を受けて、トランプ大統領弾劾という主張も出ています。

酒井:冒頭のペンス副大統領への見方と同じで、弾劾をしようが、何をしようが、法律の範囲内でやるのは自由ですが、やろうとしても議論が起こり簡単ではありません。トランプ大統領を訴追するという話にしても、コーミー元FBI長官とモラー特別検察官はロシアゲートに関連してトランプ大統領を訴追しないと語っています。簡単ではないでしょう。

 それよりも、個人的に心配なのは、このままでは2022年の中間選挙が混乱しかねないことです。今年は、既に予備選の準備が始まるわけですが、人心が落ち着かないとそれも簡単ではありません。

──トランプ政権の閣僚が辞任表明を出していますが。

酒井:憲法25条には罷免ではなく、大統領の職務停止を決められることが書かれています。でも、それに加わりたいと思う政権の人間はいないでしょう。だから、辞任表明しているのだと思います。ペロシ下院議長ほかの民主党員も、弾劾をしたいのであれば、閣僚の勇気を待つなんて言っていないで早く行動すべきでしょう。

 いれにせよ、不思議なデモと議事堂進入事件でした。
https://www.msn.com/ja-jp/news/national/%E7%B1%B3%E8%AD%B0%E4%BC%9A%E4%B9%B1%E5%85%A5%E4%BA%8B%E4%BB%B6-%E8%AD%B0%E4%BA%8B%E5%A0%82%E3%81%AE%E3%83%89%E3%82%A2%E3%82%92%E9%96%8B%E3%81%91%E3%81%9F%E3%81%AE%E3%81%AF%E8%AA%B0%E3%81%A0/ar-BB1cAP4j?ocid=msedgntp
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/359.html#c79

[近代史4] どうしても戦争だけはやりたくなかったドナルド・トランプ大統領 中川隆
26. 中川隆[-8452] koaQ7Jey 2021年1月09日 20:07:32 : hal7Lvmmkc : dFEvSnlyL3Fab1k=[9]
米議会乱入事件、議事堂のドアを開けたのは誰だ?
酒井 吉廣 2021/01/09


米連邦議会議事堂になだれ込むデモ隊(写真:ZUMA Press/アフロ)© JBpress 提供

 1月6日、米議会で上下両院合同会議が開催された。本来であれば、選挙人投票に従って次期大統領を選出する場だが、トランプ大統領を支持する人々が連邦議会に乱入。支持者の女性一人が死亡するなど、首都ワシントンは大混乱に陥った。そして7日には、トランプ罷免や弾劾の話が民主党、及び匿名を名乗る共和党議員から出た一方、トランプ政権の閣僚等は辞任表明を始めている。その中で、トランプ本人はテキサスに行ってしまった。

 また、前日の1月5日にはジョージア州の2議席を巡って上院選の決選投票が行われ、民主党が2議席を獲得することになった。民主党の獲得議席数は50議席(上院の定数は100)で両党同数だが、上院の議長を務める副大統領を民主党が抑えたため、事実上の過半数を獲得した格好だ。

 次期大統領選出を巡る未曾有の混乱とジョージア上院選の結果、トランプ大統領やトランプ支持者の動きについて、全国共和党委員会の選挙管理ボードのメンバーでもある酒井吉廣氏に聞いた。

──1月6日に開催された上下両院合同会議は未曾有の大混乱に陥りました。なぜこのような事態になったのでしょうか。

酒井吉廣氏(以下、酒井):まず、大統領と副大統領の行動はほめられたものではなかったですね。

 今回の混乱は、基本的には両党の政治家が国家ではなく、自分のために動いた結果だと感じています。トランプ大統領は大統領選での不正を訴え、集会を開きましたが、その後の動きを統率しようとはしませんでした。残念なことですが、無責任の誹りは免れません。

 ペンス副大統領も、選挙結果を覆すかどうかについて、自身の憲法解釈でそれは無理だと宣言しましたが、もし大統領の訴える不正がないと思うなら、不正が「ない」から行動しない、不正があるなら憲法解釈を示すのではなく行動に出る、というのが筋だったと思います。第一、副大統領が行動に出たとしても、大きな議論は巻き起こったでしょうが、6日の合同会議冒頭でバイデン候補の票が直ちに無効になるわけではなかったのですから。

 そもそも、今回の混乱はペンス副大統領の不用意な発言が招いたものですから、彼が「俺に任せろ」と言って議事堂の前に立って聴衆に呼びかけるべきだった。メディア経由でも良かったと思います。ペロシ議長でも良かったですが、いずれにしても残念ですね。

 彼らは誰のために行動していたのでしょうか。

上下両院合同会議でバイデン候補の勝利は確定した(写真:代表撮影/ロイター/アフロ)© JBpress 提供 上下両院合同会議でバイデン候補の勝利は確定した(写真:代表撮影/ロイター/アフロ)
──民主党側や、議員全体についてはどうですか。

酒井:クルーズ上院議員が、上院、下院、最高裁から各5人の緊急調査委員会を作って、10日間で不正の有無を確認することを提案したのですから、それを議論するべきでした。「不正がある」「ない」と言い合っていても埒が明かないからです。でも、これが成立せず、米国は分断を解消する術を一つ失いました。不正があったかどうかは今後も尾を引くでしょう。

 民主党側についても、ペロシ下院議長からは論戦をするという気概が感じられませんでした。また、共和党議員も民主党議員も同じですが、「リンカーン大統領は・・・」「独立の時は・・・」「子供たちが何を学ぶか・・・」などという教訓論めいた議論を繰り返すばかりで、議題となっている点に触れたのはわずかでした。この無力さというか、第三者的な雰囲気が、米国の分断を解消できない原因でしょう。

──ワシントンに集まったトランプ支持者は20日の大統領就任式の会場を占拠、議会に乱入しました。議会は厳重に警備されているはずですが、なぜ議事堂の中に侵入できたのでしょうか。

酒井:今回の議事堂への乱入は、米ウォールストリート・ジャーナルが1月6日朝刊に掲載した、1887年の議事堂の周りを取り囲む写真と同じ構図になりましたね。意味深です。

 誰が6日の乱入を煽ったのか、つまりホワイトハウスのデモ隊を誰が議事堂に先導したのか、疑問を感じるところです。トランプ演説を聞いていた人たちは、演説後はただ歩いていただけです。一方、議事堂の周囲には警戒態勢が敷かれておらず、警官が本気で動き始めたように感じたのは議事堂の2階に上る人が増えてからです。そもそも、議事堂前のバリケードをよけた人の中に警官がいましたし、議事堂のドアに行く前の階段のところでデモ隊を止めるべきでしたが、その時は逃げていました。窓を割る映像も出ていますが、ほとんどの人はそこからは入っていません。中からドアを開ける人がいたのでしょう。

──警備員が開けたのですか。

不自然さが目立つ議事堂乱入事件
酒井:わかりません。ただ、内部の人が開けなければ、ドアを壊さずには入れませんし、ドアには鍵がかかっているので(外からも中からも鍵で開ける錠)デモ隊が窓から侵入していたとしても、開けられません。

 とにかく、警官は議事堂の外では、デモ隊に対してほとんど警戒していなかったように感じます。むしろ、道を開けたままデモ隊が議事堂に近づくのも、進入するのも、放置したというのが現実ではないでしょうか。

──不思議な感じですね。

酒井:今回の暴動を改めて見ると、議事堂に侵入した数は限られており、しかも、その中には明らかに雰囲気が違う若者たちがいて、顔を隠しながら挑発的な行動をしていました。7日朝のメディア報道に出てくるのは、顔を隠さずに、警備員と対峙しているだけの人たちです。議事堂への侵入とデモという二つの動きには違いがあったとの印象を受けます。

議事堂に押し寄せる群衆。映画のワンシーンのよう(写真:ZUMA Press/アフロ)© JBpress 提供 議事堂に押し寄せる群衆。映画のワンシーンのよう(写真:ZUMA Press/アフロ)
──どういう警備状態だったのでしょうか。

酒井:ワシントンポストの7日朝刊に4分程度でデモ隊の行動を撮影した映像があるので、それを見ると良いと思います。例えば、デモ隊の一人がドアにはしごをぶつけている(それでもドアは開かない)のですが、その時に消火器のようなものを顔にかけていました。なぜ、直ちにやらなかったのでしょうか。また、議事堂の中を歩いてみればわかりますが(普通は一般公開しているので誰でも入れる)、議事堂は守りやすい作りになっており、警備員がスペースを空けない限り、議場への進入もできません。どういう警備だったかはわかりませんが、本当に何があったのか・・・。

──なぜ警官は武器を持たない女性を撃ったのでしょうか。

酒井:これも不思議なのは、警官だと説明されていますが、議員と思われる人も銃を相手に向けているシーンがありました。とすると、議員は議会に出席するのに銃を所持していたことになります。変ですよね。

 女性に対する銃撃についても、押し合いへし合いという場面がどの映像を見てもないので、そもそも撃つ必要があったかどうか、疑問です。また、侵入者の中に催涙ガスを所持する人間がいたと報じられていますが、(私も受けたことがありますが)催涙ガスも人命にかかわるほどの大した武器ではありません。

 いずれにしても、威嚇射撃ですみましたね。ただ、撃たれた人の名前やその時の行動状況など、詳細な報道がなされていません。

議事堂の塀をよじ登る人々(写真:AP/アフロ)© JBpress 提供 議事堂の塀をよじ登る人々(写真:AP/アフロ)
議事堂内部を歩き回るデモ隊(写真:Abaca/アフロ)© JBpress 提供 議事堂内部を歩き回るデモ隊(写真:Abaca/アフロ)
──ご説明からすると、暴動は誰かの演出だったという印象をお持ちのようですね。

酒井:わかりません。ただ、2020年8月に大都市で黒人暴動があった時には、爆竹がならされ、店舗が壊されて強盗が起きたにもかかわらず、それをライブで報道しているメディアの中には「これは暴動ではない」という意見がありました。この時は、デモ参加者のほぼ全員が過激な行動をしていましたが、今回は恐らく全体の1割にも満たない人が侵入しただけでしょう。今回が暴動なら、前回も暴動でしょう。しかも、侵入者が歩く両端は紐で通路のようになっていましたし。

──仮に誰かが仕組んだとすると、何が理由だと思いますか。

酒井:米国は、大量破壊兵器があると批判してイラクを攻撃し、フセイン大統領を死刑にした国です。あの時も、フセイン大統領の方が正々堂々としていたとの声がありました。米国には、目的主義に走り過ぎるきらいがあります。

──どういう意味ですか。

  
酒井:6日の議会乱入事件で最も不自然なのは、乱入事件を理由に共和党議員の中にバイデン支持に回ったと述べる議員が出てきたことです。それとこれとは違うでしょう。国家の将来を決する議事で正当化できる意見ではありません。

 また、米国の議員は、世界中の敵国に対して、一般人まで殺すような戦争を平気で可決するのに、自分たちは、武器さえ持たない同じ国民の声を聴かずに逃げてしまいました。バカみたいな話ではないでしょうか。副大統領でも、下院議長でも、他の誰でも「俺が彼らと話す」と言えば、それで収まった話です。

──民主党だけでなく、共和党にもトランプ大統領を引きずり下ろしたい人間がいたということでしょうか。

酒井:そういうふうにも見えますよね。達観すれば、共和党もトランプ問題に疲れていたのは事実でしょうし、11月3日からの動きの遅さを見ると、ここまで問題が大きくなると思っていなかったのだと思います。

ドミニオンがハッキング可能なシステムだったのは事実
──上下両院合同会議の話に戻しますが、選挙結果の確定を巡っては、共和党の議員から異議申し立てが立て続けに上がっていました。トランプ陣営は一貫して選挙に不正があったと再集計と投票の無効を訴えてきましたが、なぜこれだけの議員が反対しているのでしょうか。

酒井:ドミニオン・ボーディング・システムズの提供したシステムに、外部とのアクセスが可能なことは既に証明されています。一度投票した結果を後から上書きできることも。それをやったという証言者も出ています。今も続いている訴訟案件はありますが、トランプ陣営の訴えは裁判所で棄却されています。ただ、これらすべてがフェイクという話もあり得るわけですから、安易には評価できませんが、こういう状態は不満を高めます。

 選挙という観点で言えば、今後も同じシステムを使うと、共和党の勝利はなくなる可能性があります。だから、怒りのこぶしを上げたのだと思います。ただ、選挙不正は従来から起きていましたが、これまではあまり重要視されていなかったという面があります。動きが遅いですね。

銃を構える警官(写真:AP/アフロ)© JBpress 提供 銃を構える警官(写真:AP/アフロ)
床に残された血痕(写真:REX/アフロ)© JBpress 提供 床に残された血痕(写真:REX/アフロ)
──ドミニオンのシステムがハッキングされたという話は?

酒井:ハッキングされたかどうかは確定的ではないですが、ロシアが選挙に関する何かをハッキングをしたというのは司法省も認めています。一方、ハッカーの中で、ドミニオンのシステムにハッキングできたという人が名乗り出ました。大手メディアには報道されていませんが、彼はその方法などを語っています。ハッキングが可能なシステムだったのは事実です。

──私が平和ボケしているだけかもしれませんが、選挙の集計機をハッキングして選挙そのものを不正操作するという話はにわかには信じられないのですが・・・。

酒井:外国人か国内の誰かはわかりませんが、バックドアの話を含め、通常のハッキングと選挙集計機のハッキングに難易度の差はないでしょう。ハッキングそのものを楽しむ人もいます。逆を言えば、選挙集計機だけがハッキングされない堅牢なものだということの方が不自然です。

──クルーズ上院議員は選挙不正を検証するため、選挙結果の最終確定を10日延期するように主張しました。これまでも、選挙結果については激戦州を中心に検証されてきたと思います。何を検証しようとしているのでしょうか。

酒井:具体的に何をではなく、選挙のすべてを検証しようとしていました。彼は、2016年の予備選でトランプ大統領と争った人で、トランプ一辺倒の立場を示したことはありません。中立的に見て大切なものは何かという観点で行動したと考えるべきです。本心としては、2024年の出馬を意識した行動かもしれませんが・・・。

 一方、憲法学者でもある彼の観点は、憲法にある国民を守る権利はすべて活用するという発想です。しっかりと検証した結果、不正があれば選挙は無効になりますが、なければもはや共和党も不正と言えなくなります。分断の加速を回避できたでしょう。

2022年の中間選挙に漂う不穏な空気
──上下両院合同会議の前日、1月5日にジョージア州の決選投票が行われました。結果は民主党が上院の2議席を獲得しました。この結果をどう見ますか?

酒井:ドミニオンのシステムが不正を許すものならば、共和党議員が二人とも負けたのは当然です。繰り返しますが、トランプ大統領の気持ちとは別に、「選挙」という観点では、今回もなぜか不思議なほどの僅差で民主党が勝ちました。

 個人的には、今の民主党や社会主義的な動きを支持する人々が増えている流れからすれば、民主党が勝つなら、かなりの差をつけると思っていました。これは、アトランタなどジョージア州の関係者からの話ですが、それほど民主党側の勢いは強かった。一方、このシステムは僅差で民主党が勝つようになるプログラムでしょうからどちらの投票も修正してしまう。そういうことだと、サイバーの専門家は言っています。だからこそ、疑わしいと感じるのです。

──上院共和党のトップ、マコネル院内総務をはじめ上院共和党の幹部はバイデン候補の勝利を認めています。共和党の分裂が深刻に見えますが、内部はどうなっているのでしょうか。

酒井:日本では、モリカケ、桜、日本学術会議と政策とは異なるところで、数年の議論がありました。この中で、野党だけでなく、石破さんなど自民党の重鎮も批判していましたね。これが議員というものでしょう。共和党が分裂したという話ではなく、議員は本質よりも体裁を選ぶ時があるということではないでしょうか。

  
──今回の暴動の後、トランプ大統領は円滑な政権移行を認めました。

酒井:実質的な敗北宣言ですね。ただ、あと2週間、黙っていられるかどうか。それよりも、DCに集まった人たちの気持ちをどう落ち着かせるのか。これが問題です。メディアのインタビューに答えた人の中に、「選挙結果に怒っているのではなく、不正を主張する相手を無視することが民主主義ではない」という人がいました。また、「平和裏に歩いている自分たちを暴徒だというのは変じゃないか」という人もいました。こういう人々を今度どうするのかが問題です。

──1月20日以降、トランプ大統領は4年後を見据えて影響力を維持するとの見方もありますが、今回の暴動を受けて、トランプ大統領弾劾という主張も出ています。

酒井:冒頭のペンス副大統領への見方と同じで、弾劾をしようが、何をしようが、法律の範囲内でやるのは自由ですが、やろうとしても議論が起こり簡単ではありません。トランプ大統領を訴追するという話にしても、コーミー元FBI長官とモラー特別検察官はロシアゲートに関連してトランプ大統領を訴追しないと語っています。簡単ではないでしょう。

 それよりも、個人的に心配なのは、このままでは2022年の中間選挙が混乱しかねないことです。今年は、既に予備選の準備が始まるわけですが、人心が落ち着かないとそれも簡単ではありません。

──トランプ政権の閣僚が辞任表明を出していますが。

酒井:憲法25条には罷免ではなく、大統領の職務停止を決められることが書かれています。でも、それに加わりたいと思う政権の人間はいないでしょう。だから、辞任表明しているのだと思います。ペロシ下院議長ほかの民主党員も、弾劾をしたいのであれば、閣僚の勇気を待つなんて言っていないで早く行動すべきでしょう。

 いれにせよ、不思議なデモと議事堂進入事件でした。
https://www.msn.com/ja-jp/news/national/%E7%B1%B3%E8%AD%B0%E4%BC%9A%E4%B9%B1%E5%85%A5%E4%BA%8B%E4%BB%B6-%E8%AD%B0%E4%BA%8B%E5%A0%82%E3%81%AE%E3%83%89%E3%82%A2%E3%82%92%E9%96%8B%E3%81%91%E3%81%9F%E3%81%AE%E3%81%AF%E8%AA%B0%E3%81%A0/ar-BB1cAP4j?ocid=msedgntp
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/1152.html#c26

[近代史5] テレビドラマ関係投稿集 中川隆
7. 2021年1月09日 21:22:22 : hal7Lvmmkc : dFEvSnlyL3Fab1k=[10]
>>3 に追記

松本清張 ゼロの焦点 (日本テレビ 1991)
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/1040.html
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/407.html#c7

[番外地7] 寒冷地での水道管の凍結を防ぐには 中川隆
5. 2021年1月09日 21:59:27 : hal7Lvmmkc : dFEvSnlyL3Fab1k=[11]
「水道管が凍らないようにちょろちょろ水を出しておいた」のに大寒波で水道凍結!? 災難に見舞われた人救おうと有益情報集まる (1/2)
正しい「水抜き」の知識を持っておくと安心です。
https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/2101/09/news031.html

 「水道管が凍らないようにちょろちょろ水を出しておきましょう」という暮らしの知恵を実践したところ、台所の水道が凍結してしまった――というツイートが話題を呼んでいます。どうしてこうなってしまったのか。正しい予防法はあるのか。水道のプロにお話を聞きました。

 災難に見舞われたのは、宮城県石巻市在住で、東北の若手漁師集団「Fisherman japan」にて事務局長を務める長谷川琢也(はせたく)@hasetakuさん。

 「水道管が凍らないようにちょろちょろ水を出しておきましょう」という暮らしの知恵を目にしたことから、1月8日22時ごろより台所で実践したところ、翌9日9時半ごろ、蛇口から出る水はおろか、水を受けていたマグカップまでカチンコチンに凍ってしまっていることに気づいたと言います。


 これにより、台所の水道が完全に使えない状態となってしまったはせたくさんは、Twitter上で「めちゃ凍ってるじゃん!!どーしたらいいのこれ」と画像を添えてツイート。当該ツイートは1万9000件以上リツイートされているほか、多くの人からお見舞いの声、凍ってしまった水道を復旧させるための知恵、雪国ではよく知られる「水を落とす方法」など有益な情報が寄せられています。

 ねとらぼ編集部がはせたくさんにお話をうかがったところ、凍結に遭遇したのは今回が初めてで、「他にももっとすごい状況の人がいるので、このレベルで話題になっていいのかとも思いましたが、いろんな人がコメント等でアドバイスしてくれて、台所は引き続き極寒(なんなら外より寒い)ですが、心は暖かくなりました……でも水はまだ出ません……」「SNSは昨年悪い意味で話題になったりもしたけど、悪いことばかりではないですね。良い人多くて安心しました」と話してくれました。

大変な状況の中、お話を聞かせていただきありがとうございました


凍結を防ぐためには? 正しい予防策

 しかし気になるのは、ちまたでよく聞く「水道管が凍らないようにちょろちょろ水を出しておきましょう」という暮らしの知恵は有益ではないのか。はたまた、凍結を防ぐための正しい予防法はないのかです。ねとらぼ編集部では、水回りのトラブルに対応するクラシアン仙台支社を取材しました。

――ネット上では「水道管が凍らないようにちょろちょろ水を出しておきましょう」という方法がよく知られているようなのですが、この方法では水道の凍結を防ぐことはできないのでしょうか。

クラシアン:その方法は水道が凍ってしまうかどうか微妙なときや、少し寒いときには有効だと言われているのですが、今回のような大寒波のときには効果を発揮しません。

――大寒波の際には、具体的にはどういった対応を取るべきなのでしょうか。

クラシアン:しっかりとした「水抜き」が有効だといわれています。手順としてはまず、水抜き栓を閉めてから、残っているお水を出し切るために蛇口周りをすべて開けます。追い炊き機能のついているお風呂の場合は、循環口までお水を張っておき、トレイに関してもタンクが凍ってしまいますから、タンク内のお水をすべて抜いておきます。とにかく、水道管からお水をしっかりと抜いておくことが大切です。

――Twitterでもアドバイスの声があった「水を落とす方法」ですね。

クラシアン:そうです。ただし、この作業を行っていただいても確実に凍結を防げるというわけではなく、あくまでも凍りづらくなるための予防策と考えていただければ幸いです。どうしても気温が低くなってくると「凍るときは凍ってしまう」というのが正直なところです。

――万が一水道が凍結してしまった場合はどうすればよいのでしょうか。

クラシアン:熱湯などをかけてしまうと、配管が破裂する可能性があるため、これだけは絶対にやらないでいただきたいです。見えている範囲をじわじわとぬるま湯で溶かしたり、ドライヤーで少しずつ温めるという方法もあるのですが、知識のない場合は専門の業者さんなどにご相談されるのが安心かと思います。

 クラシアン仙台支社によると、1月8日から9日にかけての大寒波で仙台市内はかなり気温が下がっており、同様の相談の電話が鳴りやまない状態が続いているとのこと。正しい「水抜き」の方法は、仙台市水道局などでも紹介されているので、しっかりと確認した上で、引き続き警戒が必要です。
https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/2101/09/news031.html


「水道管が凍らないようにちょろちょろ水を出しておいた」のに大寒波で水道凍結!? 災難に見舞われた人救おうと有益情報集まる (2/2)
https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/2101/09/news031_2.html

http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/524.html#c5

[リバイバル3] 大雪の前に、どんな準備をしたらいいのか?気をつけるべきポイントは? 中川隆
7. 中川隆[-8451] koaQ7Jey 2021年1月09日 21:59:52 : hal7Lvmmkc : dFEvSnlyL3Fab1k=[12]
「水道管が凍らないようにちょろちょろ水を出しておいた」のに大寒波で水道凍結!? 災難に見舞われた人救おうと有益情報集まる (1/2)
正しい「水抜き」の知識を持っておくと安心です。
https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/2101/09/news031.html

 「水道管が凍らないようにちょろちょろ水を出しておきましょう」という暮らしの知恵を実践したところ、台所の水道が凍結してしまった――というツイートが話題を呼んでいます。どうしてこうなってしまったのか。正しい予防法はあるのか。水道のプロにお話を聞きました。

 災難に見舞われたのは、宮城県石巻市在住で、東北の若手漁師集団「Fisherman japan」にて事務局長を務める長谷川琢也(はせたく)@hasetakuさん。

 「水道管が凍らないようにちょろちょろ水を出しておきましょう」という暮らしの知恵を目にしたことから、1月8日22時ごろより台所で実践したところ、翌9日9時半ごろ、蛇口から出る水はおろか、水を受けていたマグカップまでカチンコチンに凍ってしまっていることに気づいたと言います。


 これにより、台所の水道が完全に使えない状態となってしまったはせたくさんは、Twitter上で「めちゃ凍ってるじゃん!!どーしたらいいのこれ」と画像を添えてツイート。当該ツイートは1万9000件以上リツイートされているほか、多くの人からお見舞いの声、凍ってしまった水道を復旧させるための知恵、雪国ではよく知られる「水を落とす方法」など有益な情報が寄せられています。

 ねとらぼ編集部がはせたくさんにお話をうかがったところ、凍結に遭遇したのは今回が初めてで、「他にももっとすごい状況の人がいるので、このレベルで話題になっていいのかとも思いましたが、いろんな人がコメント等でアドバイスしてくれて、台所は引き続き極寒(なんなら外より寒い)ですが、心は暖かくなりました……でも水はまだ出ません……」「SNSは昨年悪い意味で話題になったりもしたけど、悪いことばかりではないですね。良い人多くて安心しました」と話してくれました。

大変な状況の中、お話を聞かせていただきありがとうございました


凍結を防ぐためには? 正しい予防策

 しかし気になるのは、ちまたでよく聞く「水道管が凍らないようにちょろちょろ水を出しておきましょう」という暮らしの知恵は有益ではないのか。はたまた、凍結を防ぐための正しい予防法はないのかです。ねとらぼ編集部では、水回りのトラブルに対応するクラシアン仙台支社を取材しました。

――ネット上では「水道管が凍らないようにちょろちょろ水を出しておきましょう」という方法がよく知られているようなのですが、この方法では水道の凍結を防ぐことはできないのでしょうか。

クラシアン:その方法は水道が凍ってしまうかどうか微妙なときや、少し寒いときには有効だと言われているのですが、今回のような大寒波のときには効果を発揮しません。

――大寒波の際には、具体的にはどういった対応を取るべきなのでしょうか。

クラシアン:しっかりとした「水抜き」が有効だといわれています。手順としてはまず、水抜き栓を閉めてから、残っているお水を出し切るために蛇口周りをすべて開けます。追い炊き機能のついているお風呂の場合は、循環口までお水を張っておき、トレイに関してもタンクが凍ってしまいますから、タンク内のお水をすべて抜いておきます。とにかく、水道管からお水をしっかりと抜いておくことが大切です。

――Twitterでもアドバイスの声があった「水を落とす方法」ですね。

クラシアン:そうです。ただし、この作業を行っていただいても確実に凍結を防げるというわけではなく、あくまでも凍りづらくなるための予防策と考えていただければ幸いです。どうしても気温が低くなってくると「凍るときは凍ってしまう」というのが正直なところです。

――万が一水道が凍結してしまった場合はどうすればよいのでしょうか。

クラシアン:熱湯などをかけてしまうと、配管が破裂する可能性があるため、これだけは絶対にやらないでいただきたいです。見えている範囲をじわじわとぬるま湯で溶かしたり、ドライヤーで少しずつ温めるという方法もあるのですが、知識のない場合は専門の業者さんなどにご相談されるのが安心かと思います。

 クラシアン仙台支社によると、1月8日から9日にかけての大寒波で仙台市内はかなり気温が下がっており、同様の相談の電話が鳴りやまない状態が続いているとのこと。正しい「水抜き」の方法は、仙台市水道局などでも紹介されているので、しっかりと確認した上で、引き続き警戒が必要です。
https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/2101/09/news031.html


「水道管が凍らないようにちょろちょろ水を出しておいた」のに大寒波で水道凍結!? 災難に見舞われた人救おうと有益情報集まる (2/2)
https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/2101/09/news031_2.html

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1127.html#c7

   

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