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[リバイバル3] 古いアンプやスピーカーにはリスクが有る 中川隆
77. 2020年9月19日 08:27:34 : ys4sIfYOWM : Ljl4enVOdVFhd1E=[1]
Mr.トレイルのオーディオ回り道
またしてもトラブルが・・・ 2020年09月19日
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/6f19cde677f858fd6c78452bbfa29edf


自宅システムをいつもの様にTV音声で鳴らしていたら、突然「ギャー!!!!」と云う音が鳴り響いて、慌てて高域のアンプの電源をOFFにしました。以前からこの高域のアンプからは「ジジジ・・・」と云うノイズが時々出ていて、(出ない時もある)鳴らす時は、出来るだけ近くに居る様にしていた。再度、電源SWをONにして見ると「正常」な音の出方・・・しかしまた突然「ギャー!!!!」と云うノイズで、とうとうこのアンプを取り外しました。TA-3140Fは入荷した早々にSPを2セットも壊した「いわく付き」のアンプ。「保護回路のヒューズがおかしかった」との事であったが、何故そのヒューズがおかしくなったのか?原因不明の為、追加で「SPユニット保護」の為に、出力側に10μのコンデンサーを付けていた。10μのコンデンサーを使った為に、200Hz以上でしか使えなくなっていました。

翌日に、サブシステムで鳴らしていたTA-3120Aを交換で持って来ました。前回は入手したばかりで「ノイズ」が有ったのでTA-3140Fと入れ替えたのです。今回は、3ヶ月の鳴らし込みのおかげで「ノイズレス」になっており、安心して使えそうです。このTA-3120AはTA3140F(不具合品)よりも「ヌケて」いる様で、SN比が高いのが良く分かります。音色も出力も上がって、使い易くなりました。SPユニット保護で10μのコンデンサーを付けていたので高域ユニットが壊れる事は無かったようです。

TA-3120Aを使って初めて「まともなバランス」になった様に感じます。それでもTA-3120AはNo2グレードの電源ケーブルしか経験していません。自宅は全てNo1グレードのケーブルです。しばらくは「活性化」の現象が出て来るでしょう。サウンド全体としては「グレード」が上がりましたね。

現在、TA-3140F(トラブル品)とTA-3130Fの2台を修理に出して来ましたが、元に戻る事は無いと思う。サブシステムで使う予定。
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/6f19cde677f858fd6c78452bbfa29edf
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/832.html#c77

[番外地8] 南京大虐殺の証拠〜当時の記録映像と生存者の確実な証言 中川隆
2. 中川隆[-11313] koaQ7Jey 2020年9月19日 08:41:40 : ys4sIfYOWM : Ljl4enVOdVFhd1E=[2]
南京大虐殺の証拠〜当時の記録映像と生存者の確実な証言 - YouTube
貴重資料『南京事件U』 - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=yrLPTGCXPr0
南京事件資料集
http://kk-nanking.main.jp/

南京事件(南京大虐殺)の真実
「否定派の解釈の誤りと、捏造のすべてを明るみにだします」 by タラリ
http://www.nextftp.com/tarari/index.htm

▲△▽▼

1971年、朝日新聞に連載された本多勝一記者の長編ルポルタージュ『中国の旅』は、大変な反響を巻き起こしました。

このルポによって初めて、中国戦線で旧日本軍が行ってきた数々の凄まじい蛮行が、被害者である中国人自身の証言という生々しい形で徹底的に暴露されたからです。出征した兵士たちは、ごく少数の例外を除いて自分たちが行った残虐行為については一切口をつぐんでおり、教科書や一般の歴史書も抽象的に戦争の経過や背景を説明するだけだったため、戦後世代の日本人の多くは、かつて自国が行った侵略戦争の実態がどのようなものだったのか、具体的には何も知らないも同然でした。『中国の旅』は、いわば無知ゆえに安穏としていられた戦後世代を過酷な歴史的事実に目覚めさせる冷水のような役割を果たしたのです。

それだけに、このルポに対する右派勢力からの攻撃にもすさまじいものがありました。本多氏や朝日を黙らせようとする直接的脅迫はもちろん、氏の人格を中傷する捏造記事や、『中国の旅』に書かれている膨大な事例の一つでも否定しよう(そしてそれを宣伝することでルポ全体の信用性を貶めよう)とするあらゆる試みが行われました。

本多勝一 中国の旅 (朝日文庫) が朝日新聞に連載された時の読者の批判は

今更そんな昔の事を掘り起こさないで欲しい
戦争というのはああいうものなんだ
みんな覚醒剤を飲んで異常な精神状態でやった事で、仕方なかったんだ
古傷をタワシでゴシゴシ擦る様な事を書くのは止めて欲しい

というのが大半だった。

連載当時はまだ実際に南京で戦った日本兵が沢山生存していたのですね。
本多勝一 中国の旅 が嘘だと反論する元日本兵は一人も居ませんでした  


▲△▽▼

日本軍文書:南京大虐殺で南京の人口が80万人近く減少
 吉林省公文書館で最近、南京大虐殺の記録を含む日本軍の中国侵略に関する文書が見つかった。同文書によると南京大虐殺前後の2カ月半で南京地区の人口は113万人から34万5000人へと78万5000人減少していた。人民日報海外版が伝えた。

 同文書は1938年2月19日と同28日に日本軍華中派遣憲兵隊の大木繁司令官が関東軍司令部に報告した2件の「南京憲兵管轄区内の治安回復状況に関する報告」。報告の「事変前後の人口対比」によると、「事変前」に南京の人口(下関を含まず)は100万人で、2月28日までに33万5000人が帰還し(戻り)、下関の人口は13万人で、後に1万人が帰還した。

 1937年12月13日、中国侵略日本軍は南京を占領した。その後6週間、日本軍はこの世のものとは思えないほど残虐な手段で、中国の市民と軍の捕虜30万人以上を殺害した。だが日本には南京大虐殺の数字の矮小化、さらにはこの犯罪行為の否認を企てる者が常にいる。

 今回の日本関東軍の文書は吉林省公文書館に保管されており、関東軍が中国東北部を統治していた1931年から1945年までの様々な事項が記録されている。現時点で中国侵略に関する世界唯一の関東軍文書であり、非常に貴重で、日本国内にすらないものだ。

 1945年8月15日に日本が降伏を宣言すると、日本軍はこれらの文書を数日間かけて焼却したが、間に合わなかったものを地中に埋めた。これらの資料は1950年に吉林省の工事現場で発見された。(編集NA)
http://www.asyura2.com/20/ban8/msg/215.html#c2

[番外地8] 最新の核DNA解析で ・アイヌは縄文人の直系の子孫 中川隆
1. 中川隆[-11312] koaQ7Jey 2020年9月19日 09:17:10 : ys4sIfYOWM : Ljl4enVOdVFhd1E=[3]
最新の核DNA解析で
・アイヌは縄文人の直系の子孫
・日本人は半島の無紋土器人の直系の子孫
だというのが証明されています。


縄文語はアイヌ語
日本語は半島の無紋土器人の言葉
皇室が平安時代まで使っていたのは百済語


というのがわかってきたんですね。

日本語は朝鮮無文土器文化人の話していた言葉だった
https://lavender.5ch.net/test/read.cgi/geo/1596586891/l50

最新の縄文人ゲノム解析で、本州縄文人はアイヌのクラスターに含まれた。この結果は北海道縄文人の全ゲノム解析と一致し、アイヌ民族が日本列島の住人として最も古い系統であると同時に東ユーラシア人の創始集団の直接の子孫の1つであることを示している。

2020/08/25 縄文人ゲノム解析から見えてきた東ユーラシアの人類史
覚張 隆史(金沢大学人間社会研究域附属 国際文化資源学研究センター 助教)
太田 博樹(生物科学専攻 教授)
https://www.s.u-tokyo.ac.jp/ja/info/6987/

考古学「日本の先住民はアイヌ」
縄文人骨の特徴は、弥生時代に入り本州で失われていった。その一方で、北海道ではオホーツク文化の進入にもかかわらず近代まで維持された
https://www.sapmed.ac.jp/medm/7-30.html

言語学「日本の先住民はアイヌ」
東北北部にアイヌ語地名が多くのこっており、また北海道と同じ遺物が出る以上、東北地方にアイヌ語を話す人聞が居住していたことは否定出来ず、「蝦夷もある時代まではアイヌ語を使用していた」という考えを表明する
http://id.nii.ac.jp/1204/00000541/


遺伝学は日進月歩だから去年の知識でも現在ではもう通用しません。
林原チャンネルやチャンネル桜に出る自称アイヌ専門家の知識は10年は古いんですね。
そもそもチャンネル桜に出演しているジャーナリストや普通のお医者さんに遺伝学の専門知識が有る訳ないですね。
http://www.asyura2.com/20/ban8/msg/387.html#c1

[リバイバル3] 盲目の演奏家 _ 音楽を理解するためには楽譜が読めなくても構わない 中川隆
1. 2020年9月19日 10:23:56 : ys4sIfYOWM : Ljl4enVOdVFhd1E=[4]
「音楽&オーディオ」の小部屋
音楽家がオーディオに無関心な理由 2020年09月19日
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/733826f08999f1837335f5dcd9e800f3


これまで50年近く「音楽とオーディオ」に親しんできた、と偉ぶってみたものの、な〜に徒に馬齢を重ねてきただけだが(笑)、いつも気になっていることの一つが「楽譜」の存在。

日頃聴いているクラシック音楽はすべて作曲家の手になる「楽譜」に基づいて演奏されているので、「楽譜」が読めさえすればもっと深い曲趣の把握が出来たり「いい演奏」かどうかの判断材料になるのに、と思うわけ。

したがって楽譜を見ながら聴いたり楽器を演奏できる人がちょっぴりうらやましいというのが本音で楽譜が読める音楽評論家たちもこれに含まれる。

こういう人たちは四六時中、生の音楽にどっぷり浸(つ)かっているだろうから耳のほうも凄く肥えていて、家庭においてもオーディオ装置にうるさい人が多いと考えるのがまあ普通だろうというもの。

ところがである。どうもこれまで幾多の音楽専門誌を読んでみても、これら専門家たちの間で総じて「オーディオにあまり関心を示さない人を見受けるのは一体どうしてなんだろう?」と思うことがしばしばある。

というわけで、素人が簡単に思いつく理由をいくつか挙げてみた。

1 常日頃、半分仕事みたいな意識で生演奏に携わっているので家に帰ってまで音楽を聴こうとは思わない、つまり日常生活の中に仕事を持ち込みたくない。

2 ほとんど毎日、歪みのない生の音を聴いているので、電気回路を通した音は人工的で聴く気がしない。

3 他人の演奏をなるべく聴きたくない、芸術的な見地から影響を受けるのがイヤだから。

4 他人の演奏のアラが分かるから聴きたくない。むしろ音楽というよりも演奏者のテクニックの上手下手に関心がいってしまう。 

こういうテーマは実際に「実在の音楽家(演奏家)」に訊いてみるのが一番。

O市にお住まいのEさんは大学の先輩で、在職中ひとかたならぬお世話をいただいた方。同じ職場で上司と部下の関係となり五味康祐氏の著作「西方の音」を貸してあげたりして音楽の趣味を通じてたいへん懇意にさせていただいた。

Eさんは学生時代のときからトロンボーンを奏されており、職員で運営する私設の吹奏楽団でずっと活躍、今でもお元気で顧問として活躍されている。

それにトロンボーンに限らず管楽器全般に詳しい方でオーケストラの演奏を聴いてたちどころにどこそこの楽団だと的確に言い当てられる。(ご本人の言)

管楽器の演奏にその楽団の独自の特徴が表れるのでそれが目安になるとのことで、まあ、いわばセミプロみたいな方。

自分とはまるでレベルが違う音楽の聴き方をされている。

そのEさんも例によってオーディオ装置にはほとんど関心を示されず、ご自宅に二度ほどお伺いしたことがあるが古い英国製のたしかスペンドールとかいった小振りのスピーカーがずっと放置したまま。

さて、失礼を承知で「オーディオに関心を示されない理由」を単刀直入に聞いてみた。

その結果、1〜3までいずれも少しずつ該当するが、一番大きな理由は4とのこと。

また、「いい音」を得るためには、それなりの手間と投資額も必要になるがそれもまた面倒で「オーディオは”そこそこ”でいい」とあっさりおっしゃる。いかにも飾らないEさんらしい物言い。

結局、表題の回答としてはこの辺に落ち着くのだろう。

自分はてっきり2だと思っていたので見事に予想が外れたが、4が主な理由だとすると、これはこれでまた結構割り切れない話。

素人考えだが演奏者のテクニックのアラに気をとられてしまって、それが音楽鑑賞の障害になるなんて「本当に音楽が好きなんだろうか」という素朴な疑問が湧き起こる。

そういうことなら、なまじ「楽譜」が読めたり「楽器」が演奏できないほうがいいとさえ思うし、それに上記の1とも関連するが日常生活の中で身近に音楽を本格的に楽しむ機会を設けないというのもこれまた音楽家として淋しすぎる話。

たとえば、いつぞやのBSハイビジョンの番組の中で先年、引退宣言をしたピアニストのマリア・ジョアオ・ピリス女史が日常生活の中でそれこそ普段着のままで気軽に楽しむのが本来の音楽芸術のあり方だと力説していたのが妙に記憶に残っている。

具体的に彼女が言うのには、「決められた一定の時刻と時間内にきちんと正装して演奏会に出向き衆人環視のもとで音楽を聴いて本当にそれで心から音楽が楽しめるのだろうか」といった趣旨だった。

これにはまったく同感。

音楽愛好家といっても、およそ演奏会重視派とオーディオ重視派とに大別されるわけだが、どちらが本当の「音楽好きなのか」一つの答えが出されているような気もするが、はたしてどうなんだろう。

そういえば伝説のピアニスト「グレン・グールド」は途中から演奏会を放棄して「スタジオ録音」に専念した。

その理由の一つが「演奏会で一度聴いたくらいで音楽が分かるはずがない。たとえばゴールドベルク変奏曲で小節ごとの変奏の状況なんて何度も繰り返して聴かないと絶対無理」と宣う。

というわけで、純粋な「音楽好き」という観点からすると「オーディオ重視派」に軍配を上げたくなるが、つい色目で見がちな自分と違って客観的な視点からするとはたしてどうなんだろう。

https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/733826f08999f1837335f5dcd9e800f3
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1083.html#c1

[リバイバル3] 音楽家とオーディオマニアは音楽の聴き方が違うか? 中川隆
19. 中川隆[-11311] koaQ7Jey 2020年9月19日 10:24:52 : ys4sIfYOWM : Ljl4enVOdVFhd1E=[5]
「音楽&オーディオ」の小部屋
音楽家がオーディオに無関心な理由 2020年09月19日
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/733826f08999f1837335f5dcd9e800f3


これまで50年近く「音楽とオーディオ」に親しんできた、と偉ぶってみたものの、な〜に徒に馬齢を重ねてきただけだが(笑)、いつも気になっていることの一つが「楽譜」の存在。

日頃聴いているクラシック音楽はすべて作曲家の手になる「楽譜」に基づいて演奏されているので、「楽譜」が読めさえすればもっと深い曲趣の把握が出来たり「いい演奏」かどうかの判断材料になるのに、と思うわけ。

したがって楽譜を見ながら聴いたり楽器を演奏できる人がちょっぴりうらやましいというのが本音で楽譜が読める音楽評論家たちもこれに含まれる。

こういう人たちは四六時中、生の音楽にどっぷり浸(つ)かっているだろうから耳のほうも凄く肥えていて、家庭においてもオーディオ装置にうるさい人が多いと考えるのがまあ普通だろうというもの。

ところがである。どうもこれまで幾多の音楽専門誌を読んでみても、これら専門家たちの間で総じて「オーディオにあまり関心を示さない人を見受けるのは一体どうしてなんだろう?」と思うことがしばしばある。

というわけで、素人が簡単に思いつく理由をいくつか挙げてみた。

1 常日頃、半分仕事みたいな意識で生演奏に携わっているので家に帰ってまで音楽を聴こうとは思わない、つまり日常生活の中に仕事を持ち込みたくない。

2 ほとんど毎日、歪みのない生の音を聴いているので、電気回路を通した音は人工的で聴く気がしない。

3 他人の演奏をなるべく聴きたくない、芸術的な見地から影響を受けるのがイヤだから。

4 他人の演奏のアラが分かるから聴きたくない。むしろ音楽というよりも演奏者のテクニックの上手下手に関心がいってしまう。 

こういうテーマは実際に「実在の音楽家(演奏家)」に訊いてみるのが一番。

O市にお住まいのEさんは大学の先輩で、在職中ひとかたならぬお世話をいただいた方。同じ職場で上司と部下の関係となり五味康祐氏の著作「西方の音」を貸してあげたりして音楽の趣味を通じてたいへん懇意にさせていただいた。

Eさんは学生時代のときからトロンボーンを奏されており、職員で運営する私設の吹奏楽団でずっと活躍、今でもお元気で顧問として活躍されている。

それにトロンボーンに限らず管楽器全般に詳しい方でオーケストラの演奏を聴いてたちどころにどこそこの楽団だと的確に言い当てられる。(ご本人の言)

管楽器の演奏にその楽団の独自の特徴が表れるのでそれが目安になるとのことで、まあ、いわばセミプロみたいな方。

自分とはまるでレベルが違う音楽の聴き方をされている。

そのEさんも例によってオーディオ装置にはほとんど関心を示されず、ご自宅に二度ほどお伺いしたことがあるが古い英国製のたしかスペンドールとかいった小振りのスピーカーがずっと放置したまま。

さて、失礼を承知で「オーディオに関心を示されない理由」を単刀直入に聞いてみた。

その結果、1〜3までいずれも少しずつ該当するが、一番大きな理由は4とのこと。

また、「いい音」を得るためには、それなりの手間と投資額も必要になるがそれもまた面倒で「オーディオは”そこそこ”でいい」とあっさりおっしゃる。いかにも飾らないEさんらしい物言い。

結局、表題の回答としてはこの辺に落ち着くのだろう。

自分はてっきり2だと思っていたので見事に予想が外れたが、4が主な理由だとすると、これはこれでまた結構割り切れない話。

素人考えだが演奏者のテクニックのアラに気をとられてしまって、それが音楽鑑賞の障害になるなんて「本当に音楽が好きなんだろうか」という素朴な疑問が湧き起こる。

そういうことなら、なまじ「楽譜」が読めたり「楽器」が演奏できないほうがいいとさえ思うし、それに上記の1とも関連するが日常生活の中で身近に音楽を本格的に楽しむ機会を設けないというのもこれまた音楽家として淋しすぎる話。

たとえば、いつぞやのBSハイビジョンの番組の中で先年、引退宣言をしたピアニストのマリア・ジョアオ・ピリス女史が日常生活の中でそれこそ普段着のままで気軽に楽しむのが本来の音楽芸術のあり方だと力説していたのが妙に記憶に残っている。

具体的に彼女が言うのには、「決められた一定の時刻と時間内にきちんと正装して演奏会に出向き衆人環視のもとで音楽を聴いて本当にそれで心から音楽が楽しめるのだろうか」といった趣旨だった。

これにはまったく同感。

音楽愛好家といっても、およそ演奏会重視派とオーディオ重視派とに大別されるわけだが、どちらが本当の「音楽好きなのか」一つの答えが出されているような気もするが、はたしてどうなんだろう。

そういえば伝説のピアニスト「グレン・グールド」は途中から演奏会を放棄して「スタジオ録音」に専念した。

その理由の一つが「演奏会で一度聴いたくらいで音楽が分かるはずがない。たとえばゴールドベルク変奏曲で小節ごとの変奏の状況なんて何度も繰り返して聴かないと絶対無理」と宣う。

というわけで、純粋な「音楽好き」という観点からすると「オーディオ重視派」に軍配を上げたくなるが、つい色目で見がちな自分と違って客観的な視点からするとはたしてどうなんだろう。

https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/733826f08999f1837335f5dcd9e800f3
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1009.html#c19

[近代史5] ニュースは最初からすべてマスコミを経営する資本家が流すフェイクだった 中川隆
18. 2020年9月19日 10:33:04 : ys4sIfYOWM : Ljl4enVOdVFhd1E=[6]

2020年09月19日
ディズニームーラン事件。日本でもあったメディアと中国の癒着

ロケを許可してもらう見返りに、中国礼賛報道をしたNHK作品

画像引用:【クール】 シルク ロード Nhk https://sekino-blog.web.app/%E3%82%B7%E3%83%AB%E3%82%AF-%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%89-nhk.html?2

ディズニームーラン事件

ディズニーの新作映画「ムーラン」を巡って中国との癒着が疑われ、抗議運動やボイコットに発展している。

ムーランは新疆ウイグル自治区で政府の許可を得て撮影し、中国の歴史を称える内容となっている。

中国の経済発展にともなってハリウッド映画の売り上げに占める割合が増え、映画会社は中国マーケットを重視している。

最近ハリウッドでは中国で撮影したり中国を舞台にしたり、中国人を出演させて中国での売り上げを狙う作品が多い。

ディズニーも中国でヒットさせるために中国作品で中国ロケを行い、中国政府に最大限配慮した。

中国では政府の許可を得ないと国内国外を問わず映画公開はできず、1ドルの売り上げにもならない。


ゲームや音楽やテレビ番組もそうで、最近では韓国のサードミサイル配備で韓流タレントや韓流映画が全面禁止になった。

韓流タレントは中国でライブやテレビ出演できなくなり、映画売り上げはゼロになった。

結局韓国政府は「サードミサイルを増やさず、将来撤去する」という誓約を交わして、やっと韓流ライブ復活を認めてもらった。

中国と癒着するとはどういう事か

こんな国であるから少しでも「チベット、ウイグル弾圧」や「香港民主化」を連想させる作品は上映許可が出ない。

逆に中国や香港で取材やロケ、活動が認められているメディア(NHKなど)は、中国と癒着している事になる。

映画「ムーラン」の内容は木蘭(ムーラン)という少女が男装して兵士になり、異民族と戦って勝利する。


むろん漢民族や中国人から見て異民族を倒すわけで、チベットやウイグルでやってきた事を連想させる。

とどめを刺したのが映画のエンディングに流れるテロップで、ディズニーが中国新疆ウイグル自治区政府に感謝するメッセージが添えられた。

新疆ウイグルは中国軍が占領する前はウイグル人の国家であり、現在は人民解放軍と治安部隊がウイグル人を鎮圧している。


欧米は金のためためにこうした事を見逃してきたが、中国が目障りになり人権で騒ぐようになった。

ディズニーは金もうけのためにウイグル弾圧を支援した訳だが、こうした恥ずかしい事を日本もやっていた。

1980年に放送されたNHKシルクロードとその続編は、多くが侵略地域と核実験場で撮影された。


中国はウイグルなど異民族の土地で核実験したからで、シルクロードを見た日本人がツアー旅行し多くの人が核実験場を歩いた。

日本テレビは1978年から西遊記を放送したが、やはり撮影地は中国僻地ででした。

日テレとNHKはこの頃「中国はすばらしい」「日本は中国に酷いことをした」「中国に謝罪し援助しよう」という番組を大量に放送しました。


中国との癒着とはこういう事を指します

http://www.thutmosev.com/archives/83902134.html
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/308.html#c18

[番外地8] 今は技術の進歩で1日に2,3時間も働けば生活に必要なものを作れる時代になっているんだ。 これ以上生産力を高めても意味ないんだ… 中川隆
1. 中川隆[-11310] koaQ7Jey 2020年9月19日 10:40:35 : ys4sIfYOWM : Ljl4enVOdVFhd1E=[7]
>緊縮と消費税が低所得層を増やし、これが国を衰えさせる。

だからその判断が間違っているんだよ。
今は技術の進歩で1日に2,3時間も働けば生活に必要なものを作れる時代になっているんだ。
これ以上生産力を高めても意味ないんだよ。
問題は労働者が搾取されていて、正当な労働の対価を得られなくなっている事。
http://www.asyura2.com/20/ban8/msg/389.html#c1

[番外地8] 中国より遥かに恐ろしいのは、チャンネル桜も強力に尽力した欧米資本による日本の銀行と大企業の乗っ取り 中川隆
1. 中川隆[-11309] koaQ7Jey 2020年9月19日 10:59:44 : ys4sIfYOWM : Ljl4enVOdVFhd1E=[8]
アメリカが日銀に異次元金融緩和させた目的は日本の銀行と大企業の乗っ取り

アベノミクスで日本が米国債を買いまくった為に、1ドルが70円以下になると日本の対外純資産はマイナスになり、日本の資産はすべて外資に乗っ取られる。特に日本国債を日銀に売って、その金でアメリカ国債を買った日本の銀行はすべて債務超過になって欧米資本に乗っ取られる。

アベノミクスとは何だったのか(Live配信2020/9/1) - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=9ZMZjUkBPow

2018.5.28「安倍首相の売国政策を糾弾する」大西つねきの週刊動画コラムvol.28
https://www.youtube.com/watch?v=VFEBdHhOv5A

資金不足を続けている対外純債務国(10兆ドル;1,100兆円)が発行する米国債は、ゼロ金利の日本・欧州の金利と、2%から2.5%の金利差(イールド)があるという理由から、売れていきました。

しかし今は、コロナショックからのFRBの緊急利下げで、米国債も金利ゼロです。ゼロ金利のドル国債を買うと、日本、欧州、中国からはドル安のリスクを、金利ではカバーできません。

短期で投機的なドル先物買いの動きは別ですが、2年単位の中期では、債務国の通貨のドルに金利差がない時は、基軸通貨とは言っても「円に対してドル安」の材料になります。
http://www.asyura2.com/20/ban8/msg/379.html#c1

[近代史4] 中川隆 _ アンティーク・オーディオ関係投稿リンク 中川隆
20. 2020年9月19日 11:26:44 : ys4sIfYOWM : Ljl4enVOdVFhd1E=[9]
ワーフェデール・スピーカーの世界
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1084.html
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/109.html#c20
[近代史4] イギリスのスピーカー 中川隆
10. 中川隆[-11308] koaQ7Jey 2020年9月19日 11:27:24 : ys4sIfYOWM : Ljl4enVOdVFhd1E=[10]
ワーフェデール・スピーカーの世界
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1084.html
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/111.html#c10
[リバイバル3] 残雪の出羽三山に「生まれかわりの旅」に出よう _ 月山スキー場 中川隆
16. 2020年9月19日 12:09:57 : ys4sIfYOWM : Ljl4enVOdVFhd1E=[11]

前田建設工業が出羽三山の風力計画撤回 全国に誇る山岳信仰の地 住民の運動で1週間で決着
2020年9月15日
https://www.chosyu-journal.jp/shakai/18455


 山形県の出羽三山で大規模な風力発電を計画していた前田建設工業(東京)は9日、同社のホームページで「計画を白紙撤回する」と発表した。地元では住民が「出羽三山の風車建設に反対する会」を結成し、「1400年の歴史と自然、庄内の景観を壊す出羽三山への風車建設に反対します」と計画の撤回を求めて署名運動を開始したばかりだった。地元住民は「白紙撤回」の発表を喜ぶとともに、山形県の洋上に新しい風力計画も浮上していることから、地元同意の仕組みのない現行の再生可能エネルギー推進施策の見直しなどを求めて引き続き声をあげていきたいと話している。同じ前田建設工業が大規模洋上風力を計画している下関市安岡地区の住民は、山形県の行動に励まされ、「次は安岡沖を白紙撤回に追い込もう」と話し合っている。

 出羽三山とは、山形県の中央にそびえる羽黒山(414b)、月山(1984b)、湯殿山(1500b)の総称だ。出羽三山の風力発電計画を住民が知ったのは、8月7日から前田建設工業が環境アセス配慮書の縦覧を開始してからだった。地元住民にはほとんど知らされないまま計画が動き始めていた。

 計画は、鶴岡市と庄内町の山間部二区域(庄内町三ヶ沢を含む羽黒山北方区域と、羽黒町川代地区などからなる区域。地図参照)の2296fを事業実施区域とし、3200〜4200`hの風車を最大40基建てる(総出力12万8000`h)というものだった。

 これを知った地元の森林や河川を研究している大学研究者たちが、まず声をあげた。

 山形大学名誉教授で日本山岳会山形支部長の野堀嘉裕氏は「風車から1`以内に民家が多数あるうえ、北部区域の最南端風車からわずか1・2`のところに羽黒山神社が位置することになる。南部区域の南東側5`に弥陀ケ原湿原、南東8`に月山山頂、南9`に湯殿山神社がある。風車の長い羽根を運ぶには曲がりくねった道路の大幅な拡幅が必要だが、この地域はもともと地すべり地域なので、風車建設でブナの豊かな森が伐採されたら、土砂崩れの発生や下流域での土砂災害が懸念される」とインターネットで発信した。

 それを受けて山伏たちが立ち上がった。

 羽黒山伏の星野文紘氏は「御山のすばらしさを知らず、経済だけで考えるとは! 御山から恩恵を受けて生活し、御山の険しく厳しい場所そしてその自然環境に注意している。危険な場所での安易な行為は御山の機嫌を損ねるとして禁忌とされている」と訴え、全国にインターネット署名を呼びかけた。


山伏修行体験塾


山形大学名誉教授・野堀嘉裕氏が作成した出羽三山の風車建設イメージ

 そうした人たちが集まって「出羽三山の風車建設に反対する会」を結成し、8月31日に会発足と反対署名開始の記者会見をおこなった。羽黒町観光協会の呼びかけに応えて9月5日までに、鶴岡市内の飲食店、農場、直産業者、たね屋、精肉店、養鶏場、寺院、理美容店、書店、漢方薬店、医院や整体院、筋肉道場など100をこえる店舗・団体が名前を出して署名を置いている所に名を連ねた。

 旅館・多聞館は公式ホームページで「この計画が実現してしまえば、出羽三山の景観が致命的に損なわれるにとどまらず、出羽三山地域の森林は大量に伐採され、地盤は大規模に掘り崩され、羽黒山参道や門前町手向の宿坊街をはじめとして周辺地域は風車の騒音や超低周波に包まれることでしょう。土砂災害の多発や住民・来山者の健康被害も懸念されます」と訴えた。

 また、日本山岳会山形支部が反対を表明。日本山岳修験学会も前田建設工業に意見書を提出した。

 前田建設工業が白紙撤回を表明したのが9日(前日には各区長に伝えに行ったといわれる)であり、記者会見から1週間で決着をつけたことになる。

 前田建設工業が洋上風力の建設を狙う下関市安岡地区にこのニュースが伝わると、住民はわがことのように喜び、「安岡沖も白紙撤回に追い込まなければ」と口々に語っている。

 「反対する会ができて署名活動を始めたとは聞いていたが、こんなに短期間で撤回に追い込むとはすごいことだ。安岡沖だけでなく、室津の風力も豊浦沖の洋上風力もそこに住んでいる住民が本気になることだ」「励みになる。地元の人の思いが強いのだろう。こういうニュースを聞くと、安岡の白紙撤回にも手が届きそうだ。安岡の反対行動のことが山形県に届いていると聞き、同じ思いが本州の端から端までつながっていくのがうれしい」と話題にしている。

各地の山伏も力発揮 広大な自然破壊を危惧

 白紙撤回に追い込んだことについて、「出羽三山の風車建設に反対する会」の人たちに意見を求めた。

 呼びかけ人代表で羽黒山伏である星野文紘氏は、「祈りの聖地の羽黒山、月山、湯殿山に巨大な風車を建てることは誰が見ても認められないことだ。私は8月16日に大学の先生から今回の計画を聞き、すぐにネットで全国に訴えた。出羽三山に修行に来た方々が私のつながりだけでも全国に1000人おり、その人たちが立ち上がって署名を集めたり、前田建設に意見書を出したりし始めた。そこから地元に波及していった。鶴岡市長や山形県知事、庄内町長、自民党の衆議院議員も反対の声をあげた。ちょうどそのとき、前田建設が学校を建てるときに有害物質を放置していたという全国ニュースが流れ、それでまた火がついた。前田建設もこれ以上住民運動が広がってはまずいと思って判断したのではないか。いろんな力があわさって大きな力になった」という。

 続けて「私たちの運動は、組織がどうのこうのではなく、自分でできることをどんどんやっていったし、全国展開していった。理屈じゃなく、ここに建てるのはダメ、と思いの強さをドーンと出していった。修験道に“受け給う”という言葉があり、それは思想信条にかかわりなくすべての人を受け入れるという意味を持つものだが、そういう運動だった。それが短期間で決着をつけた原動力だと思う。大学の先生が羽黒山神社の鳥居から見える風車のイメージ図をつくってくれ、それも大きなインパクトになった。長周新聞の安岡風力の記事を見て、会社の体質を知ったことも参考になった。今回のことは全国いろんな地域への問題提起になったのではないか。みんなが力をあわせれば大手企業の計画もひっくり返せるのだ、と」と語った。

 同じく呼びかけ人代表で羽黒町観光協会会長の星野博氏は、「白紙撤回に追い込んだのは、地元と全国の山を信仰する人たちの力、その思いの強さだと思う。今年は山伏修行の“秋の峰”がコロナで初めて中止になったが、その分が風力反対のパワーになって出たのではないか。インターネット署名を呼びかけると、東京の山伏が1人で160人集めたとか、北九州の山伏が80人集めたとかの知らせがどんどん飛び込んできた。この地域には現在でも羽黒修験道をおこなう山伏たちが住み、毎年全国からの修行者を160人受け入れている。OBはそれこそ全国に何千何万人といる。また山岳信仰に興味を持ち、ハイキングコースとして出羽三山をめぐる観光客が年間80万人訪れるところだ」とのべた。

 そして「前田建設は下関の洋上でも大規模な風力を計画していると聞いた。しかも住民4人を裁判にまで訴えている。その情報もおおいに参考になった。風力反対で頑張っている安岡のみなさんに、よろしくと伝えてほしい。今後のことだが、今回のきっかけは県が“風況調査の結果、風が安定していて良い”と公表したことで、そこに前田建設が乗り込んできた。二度とこのようなことがないように、住民同意を不可欠とするなどの条例を整備することが必要だと思っている」と話している。

 同じく呼びかけ人代表で山形大学農学部准教授の菊池俊一氏は、「白紙撤回と聞いて安堵した。事業者も賢明な判断をしたと思う。それとともに今回の運動は、山形県や鶴岡市のエネルギー行政の問題点に気づく契機になったと思う。山形県は福島原発事故の直後、再生エネルギー活用の方針をうち出したが、そのなかで全電力の45%を風力でまかなうとしている。この数値目標に縛られて、今回のような建ててはいけない場所への計画にもつながった。最近では山形沖に洋上風力建設の話も出ている。3・11から10年たち、今回のことはそれを見直すきっかけになったと思う」とのべた。

 続けて「月山とそれに続く森林には湿原地帯が広がり、高山植物の宝庫だ。出羽三山には貴重な自然の資源が残っており、一度改変してしまえばそれを元に戻すのは難しい。そして環境アセスそのものの不十分性も明らかになった。環境アセスでは事業実施区域の自然への影響しか調べないが、自然界は連続している。たとえば風車建設や道路拡幅は、下流への土砂災害の影響としてあらわれるが、アセスには事業実施区域をこえた場所への配慮がない。そうしたことの見直しも必要だと思っている」と語った。

1400年の伝統守る 参拝者惹きつける霊峰

 取材のなかで羽黒町観光協会会長の星野博氏が、「出羽三山は山岳信仰の聖地だ。崇峻天皇の皇子・蜂子皇子が593年に開山したといわれ、1400年の歴史と伝統を持つ。それが風力発電建設から守られたのはうれしい話で、今後も守っていきたい。機会があればこの山をみなさんにも体験してほしい」と語った。このことについてもう少し聞いてみた。

 出羽三山のそれぞれの山は、羽黒山が現世、月山が前世、湯殿山が来世という三世の浄土をあらわすとされる。現在の出羽三山をめぐる旅は、初日に羽黒山を登って出羽三山神社・三神合祭殿を参拝し、その後は宿坊や旅館などに宿をとる。翌日月山に登って月山神社本宮を参拝、湯殿山まで縦走し、湯殿山神社本宮を参拝する。

 「羽黒山の入り口の2446段ある石段を登ると、樹齢1000年をこえるスギや国宝五重塔があらわれる。そこで山の霊気を体感してもらいたい。山は母胎であって、母胎にこもって新しい命をいただいて出てくる、つまり生まれかわりの旅だ」(星野博氏)。


羽黒山の石段参道


羽黒山五重塔

 羽黒山山麓の手向地区は山伏の里であるとともに山伏が経営する宿坊街で、参拝者をもてなすことを生業としている。星野博氏は一八代目だという。宿坊で出される精進料理には地元で採れた山菜が豊富に使われ、旅人の身も心も癒やす。「出羽の白山島(ごま豆腐)、月山の掛小屋(タケノコの油揚げ煮)、祓川のかけ橋(ふきの油煎り)」など山伏が創作した食文化に触れることができる。

 宿坊を営む山伏は、夏には参拝者を山に案内し、3bの雪が積もる冬には東日本各地を回って出羽三山のお札を配り、翌年夏の参拝者を呼び込む営業をおこなっている。それぞれの宿坊がそれぞれ担当県の檀家を持っており、そうした関係は400年以上も続いているという。この地域は日本遺産にも認定されている。

山伏の厳しい修験道 出羽三山に息づく文化

 では、山伏とはどんな人か? 白装束を身にまとい、金剛杖にホラ貝を持っている写真は見たことがあるが、いったいどんな修行をしているのか?

 「はるか昔、日本列島に暮らしていた人々にとって、山は神の宿る聖域であり、子孫を見守る祖霊が鎮まるところと考えられていました。修験道はそのようなおだやかな山岳信仰に根を下ろしながら、仏教とりわけ密教や道教などの影響を受けて形づくられました。修験道は中世以降、聖なる山に分け入って谷を渡り、山々を駈け、山に籠もり、山の神霊を我が身に宿す修行を重ねた山伏たちを通じて、人々に受け入れられてきました。日本の多くの霊山が信仰を集める中で、この東北の地に起こったのが羽黒修験道です」(羽黒町観光協会ホームページ)

 現在おこなわれている山伏の修行は、「秋の峰」と「冬の峰」の二つだ。出羽三山神社の「秋の峰」は8月26日〜9月1日(6泊7日)、荒澤寺は8月24日〜9月1日(7泊8日)。女性のみを対象とする「神子修行」(出羽三山神社、3泊4日)があり、そのほか羽黒町観光協会が主催する「山伏修行体験塾」(2泊3日)や、宿坊主催の修行体験の場もある。

 山伏の修行も死と再生=生まれかわりの行であり、抖(と)そう(山をひたすら登る)、南蛮いぶし(唐辛子の粉末を火鉢でいぶして部屋中に蔓延させる)、滝行、三食一汁一菜の食事など厳しいものだという。この「秋の峰」を経験すれば山伏になれる。


出羽三山の精進料理

 また「冬の峰」は、地元手向集落の山伏から2人が選ばれ、9月24日から大晦日まで100日間に及ぶ籠もり行としておこなわれている。

https://www.chosyu-journal.jp/shakai/18455
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/866.html#c16

[近代史4] 山形 出羽三山 中川隆
2. 中川隆[-11307] koaQ7Jey 2020年9月19日 12:10:16 : ys4sIfYOWM : Ljl4enVOdVFhd1E=[12]

前田建設工業が出羽三山の風力計画撤回 全国に誇る山岳信仰の地 住民の運動で1週間で決着
2020年9月15日
https://www.chosyu-journal.jp/shakai/18455


 山形県の出羽三山で大規模な風力発電を計画していた前田建設工業(東京)は9日、同社のホームページで「計画を白紙撤回する」と発表した。地元では住民が「出羽三山の風車建設に反対する会」を結成し、「1400年の歴史と自然、庄内の景観を壊す出羽三山への風車建設に反対します」と計画の撤回を求めて署名運動を開始したばかりだった。地元住民は「白紙撤回」の発表を喜ぶとともに、山形県の洋上に新しい風力計画も浮上していることから、地元同意の仕組みのない現行の再生可能エネルギー推進施策の見直しなどを求めて引き続き声をあげていきたいと話している。同じ前田建設工業が大規模洋上風力を計画している下関市安岡地区の住民は、山形県の行動に励まされ、「次は安岡沖を白紙撤回に追い込もう」と話し合っている。

 出羽三山とは、山形県の中央にそびえる羽黒山(414b)、月山(1984b)、湯殿山(1500b)の総称だ。出羽三山の風力発電計画を住民が知ったのは、8月7日から前田建設工業が環境アセス配慮書の縦覧を開始してからだった。地元住民にはほとんど知らされないまま計画が動き始めていた。

 計画は、鶴岡市と庄内町の山間部二区域(庄内町三ヶ沢を含む羽黒山北方区域と、羽黒町川代地区などからなる区域。地図参照)の2296fを事業実施区域とし、3200〜4200`hの風車を最大40基建てる(総出力12万8000`h)というものだった。

 これを知った地元の森林や河川を研究している大学研究者たちが、まず声をあげた。

 山形大学名誉教授で日本山岳会山形支部長の野堀嘉裕氏は「風車から1`以内に民家が多数あるうえ、北部区域の最南端風車からわずか1・2`のところに羽黒山神社が位置することになる。南部区域の南東側5`に弥陀ケ原湿原、南東8`に月山山頂、南9`に湯殿山神社がある。風車の長い羽根を運ぶには曲がりくねった道路の大幅な拡幅が必要だが、この地域はもともと地すべり地域なので、風車建設でブナの豊かな森が伐採されたら、土砂崩れの発生や下流域での土砂災害が懸念される」とインターネットで発信した。

 それを受けて山伏たちが立ち上がった。

 羽黒山伏の星野文紘氏は「御山のすばらしさを知らず、経済だけで考えるとは! 御山から恩恵を受けて生活し、御山の険しく厳しい場所そしてその自然環境に注意している。危険な場所での安易な行為は御山の機嫌を損ねるとして禁忌とされている」と訴え、全国にインターネット署名を呼びかけた。


山伏修行体験塾


山形大学名誉教授・野堀嘉裕氏が作成した出羽三山の風車建設イメージ

 そうした人たちが集まって「出羽三山の風車建設に反対する会」を結成し、8月31日に会発足と反対署名開始の記者会見をおこなった。羽黒町観光協会の呼びかけに応えて9月5日までに、鶴岡市内の飲食店、農場、直産業者、たね屋、精肉店、養鶏場、寺院、理美容店、書店、漢方薬店、医院や整体院、筋肉道場など100をこえる店舗・団体が名前を出して署名を置いている所に名を連ねた。

 旅館・多聞館は公式ホームページで「この計画が実現してしまえば、出羽三山の景観が致命的に損なわれるにとどまらず、出羽三山地域の森林は大量に伐採され、地盤は大規模に掘り崩され、羽黒山参道や門前町手向の宿坊街をはじめとして周辺地域は風車の騒音や超低周波に包まれることでしょう。土砂災害の多発や住民・来山者の健康被害も懸念されます」と訴えた。

 また、日本山岳会山形支部が反対を表明。日本山岳修験学会も前田建設工業に意見書を提出した。

 前田建設工業が白紙撤回を表明したのが9日(前日には各区長に伝えに行ったといわれる)であり、記者会見から1週間で決着をつけたことになる。

 前田建設工業が洋上風力の建設を狙う下関市安岡地区にこのニュースが伝わると、住民はわがことのように喜び、「安岡沖も白紙撤回に追い込まなければ」と口々に語っている。

 「反対する会ができて署名活動を始めたとは聞いていたが、こんなに短期間で撤回に追い込むとはすごいことだ。安岡沖だけでなく、室津の風力も豊浦沖の洋上風力もそこに住んでいる住民が本気になることだ」「励みになる。地元の人の思いが強いのだろう。こういうニュースを聞くと、安岡の白紙撤回にも手が届きそうだ。安岡の反対行動のことが山形県に届いていると聞き、同じ思いが本州の端から端までつながっていくのがうれしい」と話題にしている。

各地の山伏も力発揮 広大な自然破壊を危惧

 白紙撤回に追い込んだことについて、「出羽三山の風車建設に反対する会」の人たちに意見を求めた。

 呼びかけ人代表で羽黒山伏である星野文紘氏は、「祈りの聖地の羽黒山、月山、湯殿山に巨大な風車を建てることは誰が見ても認められないことだ。私は8月16日に大学の先生から今回の計画を聞き、すぐにネットで全国に訴えた。出羽三山に修行に来た方々が私のつながりだけでも全国に1000人おり、その人たちが立ち上がって署名を集めたり、前田建設に意見書を出したりし始めた。そこから地元に波及していった。鶴岡市長や山形県知事、庄内町長、自民党の衆議院議員も反対の声をあげた。ちょうどそのとき、前田建設が学校を建てるときに有害物質を放置していたという全国ニュースが流れ、それでまた火がついた。前田建設もこれ以上住民運動が広がってはまずいと思って判断したのではないか。いろんな力があわさって大きな力になった」という。

 続けて「私たちの運動は、組織がどうのこうのではなく、自分でできることをどんどんやっていったし、全国展開していった。理屈じゃなく、ここに建てるのはダメ、と思いの強さをドーンと出していった。修験道に“受け給う”という言葉があり、それは思想信条にかかわりなくすべての人を受け入れるという意味を持つものだが、そういう運動だった。それが短期間で決着をつけた原動力だと思う。大学の先生が羽黒山神社の鳥居から見える風車のイメージ図をつくってくれ、それも大きなインパクトになった。長周新聞の安岡風力の記事を見て、会社の体質を知ったことも参考になった。今回のことは全国いろんな地域への問題提起になったのではないか。みんなが力をあわせれば大手企業の計画もひっくり返せるのだ、と」と語った。

 同じく呼びかけ人代表で羽黒町観光協会会長の星野博氏は、「白紙撤回に追い込んだのは、地元と全国の山を信仰する人たちの力、その思いの強さだと思う。今年は山伏修行の“秋の峰”がコロナで初めて中止になったが、その分が風力反対のパワーになって出たのではないか。インターネット署名を呼びかけると、東京の山伏が1人で160人集めたとか、北九州の山伏が80人集めたとかの知らせがどんどん飛び込んできた。この地域には現在でも羽黒修験道をおこなう山伏たちが住み、毎年全国からの修行者を160人受け入れている。OBはそれこそ全国に何千何万人といる。また山岳信仰に興味を持ち、ハイキングコースとして出羽三山をめぐる観光客が年間80万人訪れるところだ」とのべた。

 そして「前田建設は下関の洋上でも大規模な風力を計画していると聞いた。しかも住民4人を裁判にまで訴えている。その情報もおおいに参考になった。風力反対で頑張っている安岡のみなさんに、よろしくと伝えてほしい。今後のことだが、今回のきっかけは県が“風況調査の結果、風が安定していて良い”と公表したことで、そこに前田建設が乗り込んできた。二度とこのようなことがないように、住民同意を不可欠とするなどの条例を整備することが必要だと思っている」と話している。

 同じく呼びかけ人代表で山形大学農学部准教授の菊池俊一氏は、「白紙撤回と聞いて安堵した。事業者も賢明な判断をしたと思う。それとともに今回の運動は、山形県や鶴岡市のエネルギー行政の問題点に気づく契機になったと思う。山形県は福島原発事故の直後、再生エネルギー活用の方針をうち出したが、そのなかで全電力の45%を風力でまかなうとしている。この数値目標に縛られて、今回のような建ててはいけない場所への計画にもつながった。最近では山形沖に洋上風力建設の話も出ている。3・11から10年たち、今回のことはそれを見直すきっかけになったと思う」とのべた。

 続けて「月山とそれに続く森林には湿原地帯が広がり、高山植物の宝庫だ。出羽三山には貴重な自然の資源が残っており、一度改変してしまえばそれを元に戻すのは難しい。そして環境アセスそのものの不十分性も明らかになった。環境アセスでは事業実施区域の自然への影響しか調べないが、自然界は連続している。たとえば風車建設や道路拡幅は、下流への土砂災害の影響としてあらわれるが、アセスには事業実施区域をこえた場所への配慮がない。そうしたことの見直しも必要だと思っている」と語った。

1400年の伝統守る 参拝者惹きつける霊峰

 取材のなかで羽黒町観光協会会長の星野博氏が、「出羽三山は山岳信仰の聖地だ。崇峻天皇の皇子・蜂子皇子が593年に開山したといわれ、1400年の歴史と伝統を持つ。それが風力発電建設から守られたのはうれしい話で、今後も守っていきたい。機会があればこの山をみなさんにも体験してほしい」と語った。このことについてもう少し聞いてみた。

 出羽三山のそれぞれの山は、羽黒山が現世、月山が前世、湯殿山が来世という三世の浄土をあらわすとされる。現在の出羽三山をめぐる旅は、初日に羽黒山を登って出羽三山神社・三神合祭殿を参拝し、その後は宿坊や旅館などに宿をとる。翌日月山に登って月山神社本宮を参拝、湯殿山まで縦走し、湯殿山神社本宮を参拝する。

 「羽黒山の入り口の2446段ある石段を登ると、樹齢1000年をこえるスギや国宝五重塔があらわれる。そこで山の霊気を体感してもらいたい。山は母胎であって、母胎にこもって新しい命をいただいて出てくる、つまり生まれかわりの旅だ」(星野博氏)。


羽黒山の石段参道


羽黒山五重塔

 羽黒山山麓の手向地区は山伏の里であるとともに山伏が経営する宿坊街で、参拝者をもてなすことを生業としている。星野博氏は一八代目だという。宿坊で出される精進料理には地元で採れた山菜が豊富に使われ、旅人の身も心も癒やす。「出羽の白山島(ごま豆腐)、月山の掛小屋(タケノコの油揚げ煮)、祓川のかけ橋(ふきの油煎り)」など山伏が創作した食文化に触れることができる。

 宿坊を営む山伏は、夏には参拝者を山に案内し、3bの雪が積もる冬には東日本各地を回って出羽三山のお札を配り、翌年夏の参拝者を呼び込む営業をおこなっている。それぞれの宿坊がそれぞれ担当県の檀家を持っており、そうした関係は400年以上も続いているという。この地域は日本遺産にも認定されている。

山伏の厳しい修験道 出羽三山に息づく文化

 では、山伏とはどんな人か? 白装束を身にまとい、金剛杖にホラ貝を持っている写真は見たことがあるが、いったいどんな修行をしているのか?

 「はるか昔、日本列島に暮らしていた人々にとって、山は神の宿る聖域であり、子孫を見守る祖霊が鎮まるところと考えられていました。修験道はそのようなおだやかな山岳信仰に根を下ろしながら、仏教とりわけ密教や道教などの影響を受けて形づくられました。修験道は中世以降、聖なる山に分け入って谷を渡り、山々を駈け、山に籠もり、山の神霊を我が身に宿す修行を重ねた山伏たちを通じて、人々に受け入れられてきました。日本の多くの霊山が信仰を集める中で、この東北の地に起こったのが羽黒修験道です」(羽黒町観光協会ホームページ)

 現在おこなわれている山伏の修行は、「秋の峰」と「冬の峰」の二つだ。出羽三山神社の「秋の峰」は8月26日〜9月1日(6泊7日)、荒澤寺は8月24日〜9月1日(7泊8日)。女性のみを対象とする「神子修行」(出羽三山神社、3泊4日)があり、そのほか羽黒町観光協会が主催する「山伏修行体験塾」(2泊3日)や、宿坊主催の修行体験の場もある。

 山伏の修行も死と再生=生まれかわりの行であり、抖(と)そう(山をひたすら登る)、南蛮いぶし(唐辛子の粉末を火鉢でいぶして部屋中に蔓延させる)、滝行、三食一汁一菜の食事など厳しいものだという。この「秋の峰」を経験すれば山伏になれる。


出羽三山の精進料理

 また「冬の峰」は、地元手向集落の山伏から2人が選ばれ、9月24日から大晦日まで100日間に及ぶ籠もり行としておこなわれている。

https://www.chosyu-journal.jp/shakai/18455
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