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古いアンプやスピーカーにはリスクが有る
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/832.html
投稿者 中川隆 日時 2018 年 4 月 01 日 01:02:26: 3bF/xW6Ehzs4I koaQ7Jey
 

(回答先: 本当のオーディオファイルは「ミニマリスト」を目指す 投稿者 中川隆 日時 2017 年 2 月 13 日 09:20:55)


古いアンプやスピーカーにはリスクが有る - Mr.トレイルのオーディオ回り道 2018年03月31日

昨年10月から、「45年前」(自分がオーディオを始めた1973年)の当時のアンプとスピーカーを集め始めた。今回が初めてではない。過去にも何度も入手して整備して手放している。今回はアンプまで揃えた所がちょっと違う。完全カムバック版を目指して見た。

アンプは

@アキュフェーズ C200+P300 Aパイオニア EXCLUSIVE C3+M4 BLUXMAN M-06α の3種類。

@アキュフェーズ C200+P300・・・使用約5ヶ月(約650Hr)・・・ゲインコントロールのガリが取れない・・・左右で差が有る(P300側)

AEXCLUSIVE C3+M4・・・使用約2ヶ月(約300Hr)・・・ほぼ安定して来た。

BLUXMAN M-06α・・・使用約2ヶ月(約300Hr)・・・ピークホールドSWで接触不良。Rchの音が出なくなる。現在も頻繁に発生。ノイズの発生中(電源ラインと信号ライン)


スピーカーはJBL4311B、LE8T、D208システム共に問題はない。

最近購入したALTEC ミニモニターでは、

アッテネーターのガリ?

レベル差が大きい・・・左右で定位が安定しない

アッテネーターレベル:購入時Lch3・Rch8と大きく差が有り、現在どちらも5で鳴らし込み中)・・・しばらく5(中点)のレベルで鳴らし続ける予定。

こんな状態で、アンプとSPのアッテネーター系の酸化膜が悪さをしている。アンプとSPで組み合わせて「不具合」が出て来ると、どちらがおかしいのか? 判らなくなる。「治る」と云う保証もなく「リスク」が有る。皆さんにはお勧めしない。苦しむだけになるから・・・。
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/a4e2d218b4dcceb2925e8832b40ee4fe


________


ヤフオク! - 「TANNOY」の検索結果
https://auctions.yahoo.co.jp/search/search?auccat=&tab_ex=commerce&ei=utf-8&aq=-1&oq=&sc_i=&p=TANNOY&fixed=0&x=0&y=0

ヤフオク! - 「JBL」の検索結果
https://auctions.yahoo.co.jp/search/search;_ylt=A7dPDivsDr9aUhgAbAR1WDd8?p=JBL&aq=-1&oq=&fixed=0&ei=UTF-8&slider=0&tab_ex=commerce&auccat=23764&x=0&y=0

ヤフオク! - 「SONUS FABER」の検索結果
https://auctions.yahoo.co.jp/search/search?auccat=&tab_ex=commerce&ei=utf-8&aq=-1&oq=&sc_i=&p=SONUS+FABER+&fixed=0&x=24&y=18

ヤフオク! - 「HARBETH」の検索結果
https://auctions.yahoo.co.jp/search/search?auccat=&tab_ex=commerce&ei=utf-8&aq=-1&oq=harbeth&sc_i=&p=HARBETH+&fixed=0&x=0&y=0

ヤフオク! - 「B&W」の検索結果
https://auctions.yahoo.co.jp/search/search;_ylt=A7dPFtZrEb9agF8AjAFAPDh8?p=B%26W&aq=-1&oq=&fixed=0&ei=UTF-8&tab_ex=commerce&auccat=&slider=0&x=0&y=0

ヤフオク! - 「QUAD ESL」の検索結果
https://auctions.yahoo.co.jp/search/search;_ylt=A7dPDif1D79avWkAowlAPDh8?p=QUAD+ESL&aq=-1&oq=&fixed=0&ei=UTF-8&tab_ex=commerce&auccat=&slider=0&x=0&y=0

ヤフオク! - 「Goodmans Axiom 80」の検索結果
http://auction-kensaku.com/index.php?query=goodmans%20axiom%2080

ヤフオク! - 「Western Electric」の検索結果
https://auctions.yahoo.co.jp/search/search?auccat=&tab_ex=commerce&ei=utf-8&aq=-1&oq=&sc_i=&p=Western+Electric&fixed=0&x=0&y=0

ヤフオク! - 真空管アンプ アンプの検索結果
https://auctions.yahoo.co.jp/category/list/2084037423/;_ylt=A7dPDiY_Dr9aRg4Atx5APDh8?p=&aq=-1&oq=&fixed=0&ei=UTF-8&slider=0&tab_ex=commerce&auccat=2084037423&x=0&y=0

ヤフオク! - アンプ - 「EAR」の検索結果
https://auctions.yahoo.co.jp/search/search;_ylt=A7dPDi01WVxa1w8AAiR8WDd8?p=EAR&aq=-1&oq=&fixed=0&ei=UTF-8&slider=0&tab_ex=commerce&auccat=23792&x=0&y=0

ヤフオク! - 「GOLDMUND」の検索結果
https://auctions.yahoo.co.jp/search/search?auccat=&tab_ex=commerce&ei=utf-8&aq=-1&oq=goldmund&sc_i=&p=GOLDMUND&fixed=0&x=0&y=0

ヤフオク! - 「FM ACOUSTICS」の検索結果
https://auctions.yahoo.co.jp/search/search;_ylt=A7dPFfu8EL9auEkAXVBAPDh8?p=FM+ACOUSTICS&aq=-1&oq=&fixed=0&ei=UTF-8&tab_ex=commerce&auccat=&slider=0&x=0&y=0  

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コメント
 
1. 中川隆[-6862] koaQ7Jey 2018年4月01日 01:17:37 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-9634]

スピーカー修理専門店


ファンテック株式会社
http://www.funteq.com/

運営統括責任者 代表取締役 緑川 禎志
所在地 〒061-3214 北海道 石狩市 花川北4条1丁目2-110
電話/FAX番号 0133-74-5699

※お電話での対応は行っておりません。
  恐れ入りますがメールまたはFAXにてご連絡ください。
e-mail contact@funteq.com

_________


スピーカー修理工房 軽井沢

YOSHIDA スピーカーリペアサービス
〒389−0206 長野県北佐久郡御代田町大字御代田4108−1541
TEL 0267−32−6852 

国産 海外製 すべてのメーカーから修理を断られたスピーカーの修理致します。
http://yoshida-speaker-repair.server-shared.com/#

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Audio Lab オーディオラボ オガワ スピーカー修理工房

スピーカーの修理、ご相談、お問合せ先

〒997-0032山形県鶴岡市上畑町5-20
専用電話番号:0235-29-1225
オーディオラボ スピーカーサービス部
http://audiolab.co.jp/repairerbunch/
http://d.hatena.ne.jp/tomtom1ono/20120715/1342359961

______


ケンリックサウンド株式会社

ウレタンエッジ交換 1本の費用 15,000円(税込)
〒145-0064 東京都大田区上池台4-2-6 レイクヒル長原106
電話番号:03-5948-6056
http://jbl43.com/?mode=cate&cbid=969637&csid=0
http://JBL43.com/

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スピーカー 修理 チューニング サウンドデン
〒733-0804 広島市西区山手町27-7
TEL:082-233-7777

・エッジ張替え
・再着磁
http://www.soundden.com/index.html

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スピーカーとアンプ修理-リテイルマネジメント
〒552-0007 大阪市港区弁天 3-21-8
電話番号 06-6574-6101 
http://www.labsp.net/

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ウーファーエッジ張り替え業者リンク集|禁断のKRELL
https://ameblo.jp/507576/entry-12239486964.html

JBL Project K2 S9500 JBL 1400NDのエッジ交換|禁断のKRELL 2017年01月04日
http://ameblo.jp/507576/entry-12234884892.html


2. 中川隆[-6861] koaQ7Jey 2018年4月01日 01:20:24 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-9634]

ファンテック スピーカー修理・スピーカーエッジ交換・オーディオパーツ販売
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ファンテック株式会社

運営統括責任者 代表取締役 緑川 禎志

所在地 〒061-3214

北海道 石狩市 花川北4条1丁目2-110

電話/FAX番号 0133-74-5699

※お電話での対応は行っておりません。
  恐れ入りますがメールまたはFAXにてご連絡ください。

e-mail contact@funteq.com

商品代金以外の必要料金
消費税(表示価格は税別の価格です)
送料(下記参照)
代金引換時の手数料(下記参照)
郵便・銀行振込の場合の振込手数料

送料 全国一律300円(一部商品は110円)
代引手数料 350円
http://www.funteq.com/fqco.htm


____


JBL S3100を導入。
ウーファーは北海道のファンテックさんにエッジ張り替えに出しました
38cmダブルウーファー長寿命ラバーコーティングウレタンエッジ交換で33,156円。

メールでしかコンタクトが取れないのがネックですが、効率化の為に仕方ないです


_____


戻ってきたグッドマン「AXIOM150マークU」 - 「音楽&オーディオ」の小部屋 2016年12月24日
http://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/d014c88a5852f68f72f7c6150ed58df2


11月下旬のブログで掲載していた修理目前のグッドマンの「AXIOM150マークU」。

         

ご覧のとおり満身創痍にもかかわらず立派な音が出る。オークションで手に入れたものだが、惜しいことにある特定の周波数のときにだけビビリ音が出るので修繕先を探し回ったのは既に記載したとおり。

3本持っている同型ユニットのうちの1本なので、取り立てて急ぐことはないが大のお気に入りなので是非スペアとして持っておきたいところ。こういう古典型に属するデリケートなツクリのユニットを修繕できるところは豊富な経験を持つショップに限る。

仲間たちに当たってみたところ、強い後押しがあってようやく北海道の「ファンテック」さんに辿りついた。


ファンテック - スピーカー修理・修理用パーツ・オーディオアクセサリー販売 北海道 石狩市
http://www.funteq.com/


電話の受け付けはやってないので、メールだけのやり取りになったが、過去の修理履歴をお伺いしたところ、

「過去に Jensen A12 や agnavox 等のフルレンジ系の励磁型ユニットや、Peerless の初期のユニットの歪(ビビり)の改善修理を行ったことがございます。原因はさまざまではありますが、エッジ部分の亀裂の共振が原因であった
事もございます。JBL 150-4 のコーン紙のみの交換も行ったこともあります。」

とのことだった。

複雑な励磁型ユニットの修理を出来るくらいだから「お任せしよう」と意を決して、先方のご了解のもとに厳重に梱包して発送した。

そして首を長くして待つこと1週間、ようやくメールが届いた。

「この度はありがとうございます。フィザーコーンとセンターキャップから歪音の大半が発生しておりました。

フィザーコーンの補強、割れていたセンターキャップの交換を終えましてその後テストを行い、フィクスドエッジの数カ所からも極僅かではありますが歪が確認されました。センターキャップを外した時に判明いたしましたが、コーンの根元に近い所にも僅かな亀裂がございました。この部分は補修いたしました。エッジやコーンの罅割れを拝見しますところ、元々何か外部からの衝撃があったのでしょうか。

エッジの歪箇所にダンプ剤を塗布いたしましたところ、ほぼ完全に歪音がなくなりました。現在とても良い音質で鳴っております。ボーカルは勿論の事、最も歪が判りやすいピアノソナタも濁りの無い音質でございます。

この様な状態までになりましたので、リコーンの必要は無いものと思います。見た目を重視される場合は別ですが、音質の面では、極力オリジナルのフィザーコーンと元のコーンはそのままにされた方が良いのではないかと思います。

今回の修理でございますが、センターキャップの交換、ボビンの内側の清掃、フィザーコーン及びエッジの補修となりますが、14,040円(税込み・返送料込み)という事でお願いしたいと思います。(内センターキャップ交換は 8,650円となっております)。」

以上の内容で宜しければ、修理を完了させていただきます。」

以上のとおりだったが、非常に修理代金が安いことに驚いた!別のショップでは「AXIOM300」のときに同じような修理で倍額以上取られた記憶がある。

北海道からの発送だったので金曜日出発で、我が家に到着したのは20日(火)の午前中だった。

        

見事に補修してあった。エッジ部分には保護のためセロファンが巻いてある。すぐに「無事到着しました。」と報告すると、「素晴らしいユニットですね。末永くご使用頂けることを願っております。」と返事があった。

スピーカーの専門家から「素晴らしいユニット」だと、太鼓判を押してもらったが、これまでいろんなユニットを試してきたがこれに優る好みのユニットにはとうとう出会わなかった。

これで現用中の「AXIOM150マークU・イン・ウェストミンスター」のユニットがいつ故障しても大丈夫、いつも大船に乗った気持ちでいられる。

ただし、小出力の真空管アンプで鳴らしているので入力オーバーなどはおよそ考えられず、たぶんこのスペアの出番はこないと思うが…(笑)。
http://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/d014c88a5852f68f72f7c6150ed58df2


3. 中川隆[-6860] koaQ7Jey 2018年4月01日 01:37:18 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-9634]

伝説の名器の中古品を買うのは大博打


不思議な事に良い音は古い製品に宿っていることが多い。軍事目的などで金に糸目を付けずに開発したからか、黎明期で皆が頑張ったからなのか、また当時の人達が真面目でケチな商売っ気など出さなかったからか、そこは解らないが事実は事実である。

しかし、開発されてから既に半世紀の時が経っている。いかなる良品も経年変化で相当いかれている物が多いからブランドに飛び付かない事だ。

特にウェスタン・エレクトリック製品は要注意、どんな上等の肉も腐っていたら食べられないし、食べないほうがよい筈だ。
http://audio-file.jugem.jp/?month=201008

今、伝説の名器 Axiom80 、WE755A や Marantz #7 オリジナルの中古品を手に入れると こういう目に逢うと覚悟して下さい:

Goodmans AXIOM80復刻版の修理です・・・

依頼内容 : ・ビリツキが発生する


所見
ビリツキが発生する直接の原因はダンパーとボイスコイルの接合部の割れ(写真参照)が原因だったのですが、たぶんユニット前面がら大きな力が加わった様です。

また、よくよく確認すると接合部の割れだけではなく、ダンパーのベークライトが根元で折れていました。そしてユニット前面から力が加わった事を示すように、コーン紙の円錐の端で歪み(高低で約5mm)があり、ボイスコイルボビンにも小さなクラックがあり、結果ボイスコイルにギャップが出来てしまっています。

さすがにこの状態でまで壊れると、ボイスコイル・ボビン・ダンパー・コーン紙を一度分解して、ボイスコイルの巻き直し、ダンパーの修理(又はダンパーのみ交換)後、組み立てする必要があります。ただ、2本で使用している場合は、もう左右で音は合わなくなります。

分解修復の他にコーン部のASSY交換という選択肢もありましたが、どちらにしても修理費も高額になります。結局修理中止となりましたが、こういった固体が無理やり修理され、オークション等に出回るのです。

皆さん気をつけてくださいね。

修理・お問い合せは下記までご連絡下さい。

電話:08636-3-0808
メール:ootsuka@giga.ocn.ne.jp
http://vintage-audio.jp/?p=305


わたしのメインはプリに#7(0108??番台)にパワーにU-BROS24KでTANNOYを鳴らしています。
自慢げに取られると困りますが、私はマランツの球機種をメインに収集している者です。

#7シリーズのC、CR、PとT、TRそれにKと全種総12台。Cに関しては完全オリジナル動作品も4台所有しています。

球機で無いのは#33R(プリ)だけと云う状態です。

しかし、これらオリジナル部品のみで稼働している4台は全て在米時代に入手した物で、帰国後ヤフオクでウン十万で数点競り落としましたが1点も全てオリジナル部品での稼働品はありませんでした。

カップリングをバンブルビーから160Pとかセレンからダイオードに交換したもの、たかがスイッチと云われますが、何故かアルプス製だったりとか、性能に直接関係ありませんが、ツマミもプラスチック(オリジナル品はエボナイトです)のそっくり品とか etc・・・

完全オリジナル部品構成の#7を彼らに1度聴かせて、その音に違いを教えてあげたくなるような代物(有名なビンテージショップでも同じでした)ばかりが、この日本でははびこっていますので、入手時は心して検討する事です。

最近のヤフオクやイーベイでも粗悪品やCやPと偽ってレプリカのKをよく見かけます。余程信頼できる人(店ではありません)からの入手をお薦めします。

また、セレンやコンデンサ類はストック品を多数持っていなければ、一致する数値を求める事が出来ませんので結構購入後もメンテナンスや微調整が必要です。

老婆心ながら、#7を希望する方に知っておいて欲しいことですので・・・
http://oshiete1.goo.ne.jp/qa2635491.html

ビンテージ系の機器は、ヤフオクによる個人売買ではリスキーのため、信頼の置ける専門ショップ、またはメンテナンス工房からの購入が妥当である。

ビンテージの名器、マランツの#7/#9やマッキントッシュのC22/MC275、JBLのSG520/SE400Sなど、人によって、その音質評価に著しく差が出るのは、機器のコンディションによって、次元が異なるほど「良し悪し」に差が出るからである。

ビンテージを愛用するならば、きっちりとメンテナンスされた機器をチョイスするのが大前提だ。
http://blogs.yahoo.co.jp/namechan9999/archive/2011/7/6


Vintage Audioについての幾つかの誤解 

さて、皆さんは10年使い続けた家電製品が初期性能を維持していると思いますか?
数年ぶりに押入れから出した、電熱器。やっぱり、使えるかどうか、不安ですよね?
普通は、劣化していると思うでしょう。

たとえ未使用で良い環境で保存されていたとしても、経年変化により電解コンデンサは容量抜けしますし、実際に使用されたものは、熱によりソリッド抵抗は抵抗値が倍くらいになり、オイルコンデンサやフィルムコンデンサの類も一部の高級品以外は耐圧が劣化し、動作中にDC漏れを起こすようになります。真空管アンプのアウトプットトランスの断線だって珍しくありません。

プッシュプルアンプは、片側の巻線が切れていても、音が出ます。(比較的メジャーなあるアンプ、OPTの断線率が非常に高いのですが、それを扱っていたある業者、そのことを全く知らなかったそうです。音が出てるかどうか程度のチェックしかしていないからですね。当然、客も故障に気づいていないのです。)

もし、Vintage Audioに興味がある人は、必ず、これらを、“本来あるべき形”に修繕してから、音を聴いて欲しいのです。だって、故障品がどんな音をだしているかなんて、興味ないでしょう?

金銭的理由、技術的理由、どちらでもいいけど、Vintage Audio機器を正常な状態に戻すことが出来ないのならば、手を出さないほうが良いです。 本来あるべき形 これも、ちょっと難しいです。世の中に、まともに修理が出来る人が、殆どいないからです。私も出来ません。

技術もそうですが、パーツのストックがありません。秋葉原やRSコンポーネンツの通信販売では、音響的に充分な性能の補修部品がそろわないのです。もちろん、いいかげんな代替部品では、”本来あるべき姿” とは、音質的に言い難い。

往年のハイファイ機器と呼ばれたものは、多くのものが、今聞いても、ちゃんとハイファイの音が出ます。当時の資料を見ても、欧州のFM放送は高域15KHzを保証していました。レコード会社間の特性アップ競争だって、すさまじいものがあります。性能に対する要求は非常にシビアだったのです。

私は、雑誌類のVintage Audioのレビューで、高域のレンジの狭さとか、音が甘いが。といっているレビューの多くが、本来の性能を発揮出来ていない物を聞いているからではないかと疑っています。

当時は、ハイファイオーディオが花形産業だった時代ですから、大企業が研究費を出し、博士号を持つ一流の科学者が音声増幅回路の研究・改良に心血を注いだ時期でもあります。現在のオカルト系オーディオメーカー等とは比較にならない位には科学的に開発されています。

Vintage Hifi機器から、ノスタルジックな音と形容される音が出ていた場合、かなりの確率で本来の性能を維持していない。と、考えても良いと思っています。最近のオーディオ雑誌では、無責任にビンテージオーディオ機器を紹介しているものもあり、非常に危険だと思います。
http://rasenkan.blog.so-net.ne.jp/2005-05-27

ヴィンテージオーディオの 修理 と メンテナンス のお話。

写真は1960年代の英国の代表的なオーディオメーカー、LEAK社の真空管式ステレオアンプ Stereo20の内部写真(プロによるメンテナンス済です)

このアンプは、出力段に6BQ5/EL84のPushPullを採用した、英国の標準的な構成の家庭用ハイファイアンプです。出力10W。両チャンネルで20Wあることが、型番の由来と考えられます。標準的な の、意味は“基準となる高品質”という意味であって、安物の意味ではないので、ご注意を。

なお、直熱3極管シングルのような出力ととれない構成の真空管アンプは、比較的最近のブームです。

40年も昔のアンプですから、音が出ていたとしても、そのままでは半分壊れているような状態で、本来の音質は望むことができません。それどころか、DC漏れを起こして、スピーカーを壊してしまったり、耐圧の落ちたコンデンサが原因で発火する危険性もあります。

個人間売買や技術のない店の現状販売品をそのままつかうのは、非常に危険な行為です。

40年もたてば、どんな電気製品でも壊れてしまいます。かりに、音が出ていても、正常な状態ではありえません。完全オリジナルにこだわっても、壊れていては意味がありません。

とはいえ、どんな部品で直しても良いというわけではなく、オリジナルで使っていた部品と音質的に近いものや、十分な安定性を持ったもの。また、それなりの佇まいをもった部品を使うべきではないでしょうか?
これが、ヴィンテージ機器を使うときの難しさのひとつです。

懇意にしている、ヴィンテージオーディオ業者に依頼して修理してもらったのがこの写真です。もちろん、許可をもらって公開しています。

判る人には判ると思いますが、非常に良い部品を使ってメンテナンスされています。秋葉原を一日、足を棒にして歩いても、これだけの部品はそろわないはずです。ちゃんとしたパーツを持っていて、技術力のある業者に修理を依頼するかどうかで、出来上がりがぜんぜん違います。もちろん、音質もです。

このクラスのパーツをそろえることは、今の秋葉原では不可能。また、ほとんどヴィンテージオーディオ取扱店では、この程度の修理はできないので、ご注意を。
http://rasenkan.blog.so-net.ne.jp/2004-11-27-5

無知とは恐ろしい

今出ているAudio Basic(vol.34)に、LS3/5a には Leak Stereo30 や Stereo70 が良く合う、と無責任に勧めているコラムがあります。

初心者も対象にしたオーディオ誌で、40年も昔の、しかもネットオークションで買ったと言う、アンプを勧めてもいいのかな、と疑問に思いましたが、筆者はその危険性について一切触れていません。

ここで言うまでも無いことでしょうが、ネットオークションは基本的に自己責任の世界です。そして、40年前のアンプを買った場合の自己責任とは、単に音が出ないと言うだけでなく、接続したとたんにスピーカーが飛ぶ危険まで可能性として含まれます。

むしろ、40年も前の電子機器が、何のメンテナンスも無しに正常に動作すると考える方がおかしいのです。それに古いものですから、取引相手に「こちらでは正常に動作していた。輸送中に壊れたのだろう」と言われたら、もうどうしようもありません。無知とは恐ろしいものです。
posted by とのじ at 20:46 | Comment(14) | TrackBack(2) | オーディオ


この記事へのコメント

LEAKの記事について一言。筆者の経験とこの記事から読み取るべきは、

「今は無き40年前このアンプを作ったリークという会社には、サウンドポリシーとして今聞いても魅力的な黄金のブリティッシュサウンド確立ていた。」

この事実です。私も「そんなバカな!」とおもった一人ですが、友人宅でSTEREO70でドライブしたESL57の音を聞き、これはと思い急いでSTEREO70を購入致しました。自分でもいろいろ試した結果、LS3/5Aのドライブのに於きましては歴代QUADのアンプより魅力的に聞こえショックを受けました。

この経験を自分流にまとめますと、アメリカンサウンドの代表にJBL、アルテックの系譜が存在する様に、ブリティッシュサウンドにはQUADさえ凌駕するようなLEAKサウンドの系譜が存在していたのです。
日本のオーディオマニアはいずれH.J.LEAK氏の仕事を再評価しなくてはならないでしょう。山本氏の記事はそれを私に気付かせてくれたのです。
Posted by マニア at 2005年06月15日 18:45


Audio Basicの記事によれば、LS3/5aにジャストミート、著者の友人宅ではセレッションの700、700SE、KEF105、ウィーンアコースティック、Dynaudioにもいい相性だということが書かれています。
Posted by Sound_Solitaire at 2005年05月15日 22:41


LEAKは汎用部品中心なので、比較的な押しやすいのではないかという気もします。
有名どころのビンテージでいうと、マランツの#7あたりは、動作が非常に不安定なアンプなうえ、音質の多くの部分を好ましい音質のパーツの選択によるチューンナップに頼っている部分があるので、本来の音質で鳴らせている人は殆どいないでしょう。

RSコンポーネンツあたりで売っているような、今のパーツじゃ直せないんですよ。(というわけで、普通の中古業者では治せない。)

私が好きなQUADも、絶対買ってはいけない
QUAD II の中古の見分け方、などもあるのですが、公に教えることはしていません。パーツを持っていないので、電源コンデンサの過剰容量の修理が多いですね。容量アップ → 音質アップと考える能天気な人につける薬はないですが^^; 球の寿命は確実に縮みます。

古いオーディオ機器を使うということは、知識とお金を必要とします。気軽なものではありません。特にアンプはそうですね。私もビンテージスピーカーは100本以上もっていますが、アンプはメンテナンスコストを考えると、数台しかもてません。

知識はなくても良いけど、最低でも、知識のある業者にまっとうなお金を払う必要はあります。(仕事しっかり、値段は安く。なんて、ありえないですよね)

ビンテージオーディオに本来の性能を発揮させる使いこなしの為には、上にかいたことだけでなく、その機器の造られた時代、組み合わせを前提とした機器とその特性。を正しく理解する必要があります。

もちろん、正常動作品であることが前提で、現状品で音質を語られてはLEAKも不本意でしょうけど。

Posted by YAS@螺旋館 at 2005年05月15日 23:09
http://tonoji.seesaa.net/article/6407714.html


TANNOY [Autograph]管球式アンプ レストア 2010-11-26


TANNOYプリアンプ TYPE HF.C/VA/200(8)

TANNOYパワーアンプ TYPE HF/200AC/12L(6)


1950年代タンノイも自社スピーカーシステムと組み合わせる為の管球式アンプ(プリアンプ・パワーアンプ)を製造していました。TANNOYとQUADが純正みたいに言っている方が多いですが、モニターレッド搭載システム辺りまでは、TANNOY社製アンプが、本来純正の組み合わせなのですよ。

今回のレストア依頼品は・・・

・プリアンプ TYPE HF.C/VA/200 (1956〜1958年)【初期型】

・パワーアンプ TYPE HF/200AC/12L (1958〜1959年)


お客様からはオリジナルに準じた仕様で復元(レストア)して下さい。というご依頼!

当店では基本的に故障した個所のみ、また電気的にのみ正常になるような修理、つまり一般修理は基本的に行っていません。当然お客様からのご要望やご予算があれば、そういった一般修理も行いますが、基本的にはレストア(復元)となります。

しかし、レストアは言うほど簡単ではありません。

オリジナルの回路構成、回路定数、ワイアリングを遵守する事は当然です。ただ、交換に要する部品全てがオリジナル部品(デットストック)が入手できる訳でもありませんし、デットストックと言っても交換時点で良品であっても、スグに不良となる部品もあります。その辺りを見極めながら、オリジナル以外の部品を使用する場合は、極力オリジナル部品の特性に近い内容のモノをセレクトして、適材適所で使って行きます。

最近(現行)部品を使えば良いとか、定数が近似値だから使うとか、そういった安易な修理ではオリジナルの復元(レストア)は不可能です。Vintageアンプは、電気的には正常な修理が出来ていても、駄目なんですよ。

また、修理代をケチったのか?修理者の能力・経験不足なのか?酷い内容の修理が多いです。

例えばWE製のワイアを使った方が、音が良くなるとかで、全てのワイアをWEのケーブルに交換されている英国製アンプを目にしますが、交換されてしまった段階でそのアンプは、復元できない状態になっており、大切な機材がこの世の中から消えてしまいます。こういった修理者の訳の分からないエゴで、わざわざ壊されている機材が最近多いのです。

さて。。。下記の写真をご覧下さい。

TANNOYアンプ交換部品

今回のTANNOYのアンプで交換した部品です。

殆どは経年劣化による部品の不良ですが、このプリアンプは改造されていました。改造のされ方から考えて、たぶんファクトリーカスタマイズだろうと思いますが、プリアンプの最終段にEF86でカソードフォロア回路が組まれていました。本来このプリアンプはECC83×2本構成なのです。たぶん、当時のオーナーがプリ⇒パワー間を離して設置したかった?のではないでしょうか。。。

ただ、TANNOYのプリアンプは小電流型の回路構成です。ここに1つ回路を追加する事は、電源回路の大幅な定数変更必要になるのですが、このプリアンプでは電源の供給方法を変更せず安易に電源を取られていました。結果、ノイズレベルが当時のHiFi系のアンプでは考えない値(7〜8mV)出ていましたので、ここはお客様に確認しオリジナル構成に戻しました。

その他、劣化したCR部品は1点1点測定し、適材適所で置き換えています。プリアンプのデカップリング用の電解コンデンサー等は、複数個使用しオリジナルの定数になるようにしています。あり合わせの部品を使った訳ではないのですよ。電解コンデンサーは基本的に消耗部品なので、ケースバイケースで現行の一般部品を使います。カップリングコンデンサーは、直接信号が通過する部品なので、気を使います。

修理費用に制限がなければ、軍規格のハーメチックシールタイプを使用します。当時のカップリングコンデンサーは、信号の通過特性が現行のフィルムコンデンサー程良好ではありませんので、ここに特性の良すぎるコンデンサーを使用すると設計時点の予測外の事が起こったり、音質が大きく変化してしまいます。ただ、一般規格のデットストック品等を使うと、交換時には正常な部品であっても、スグに不良になる事が多いのです。この辺りの耐久性は、さすが軍規格です。

抵抗器はカーボン抵抗ならカーボンを使います。特に当時の英国製アンプは、米国製アンプに比較し電力容量が1クラス低い抵抗を使っており、熱の影響で抵抗値が増大しているモノが多いのです。また、交換時に金属皮膜抵抗を使いたがる修理者がいますが、当時の英国製アンプはハイ・インピダーンス設計のアンプが多いので、金属皮膜抵抗を入れてしまうと、誘導ノイズ等いろいろ悪影響が出ます。

あと、英国系のアンプの可変抵抗器(VR)にガリが発生したからといって、接点復活剤をスプレーする方って多いと思いますが、接点復活剤を入れるとその可変抵抗器は死にますのでご注意ください。ウェハに接点復活剤が染みて僅かでも導通が出来ます。ハイ・インピーダンス回路ではその抵抗値さえも影響がでますので、そのVRは使えなくなるのです。

また、TANNOYのプリアンプは、フォノイコライザー回路が各社イコライジングに対応しているマルチタイプなので、大量のコンデンサーを交換します。この交換を行わなければ、正常なイコライザーカーブ特性が出ません。

最後に、真空管の選別です。今回はお客様からの指定でムラード製・GEC製当時のオリジナルで全て揃えました。元々付いていた真空管で不良なのモノは交換。出力管のKT66は特性が若干落ちておりこのアンプには使えないという判断と、アンバランスが30mAもあったので2本交換してバランスさせました。前段管はノイズレベルを確認しながら、セレクトしました。

接続ケーブルもケーブルとコネクター部の断線や半田不良がありましたので、その他細かな所と合わせて手直しを行います。


これでレストアは完了です。


ご使用時の注意点としては・・・

・パワーアンプのカバーは外してご使用ください。外した方が通気が良くなりパワー管(KT66)に優しくなります。

・電源電圧200Vで調整していますので、必ず200Vで使用すること。また、現時点で真空管のセレクトは行っているので、興味本位で真空管を差し替えな事、真空管の順番を変更しないことくらいでしょうか。。。

今後は2〜3年に一度、真空管と電解コンデンサーの定期チェックを行っていけば長らく安定して使えることでしょう!


レストア後の試聴ですが・・・

特に1950年代の英国製HiFi系アンプの能力(帯域特性・歪み特性・S/N特性)は非常に優れています。高級機になればなる程その傾向が強いのです。だから、かなりクリアーでシャープな音質になります。

レストア直後は、音が硬すぎるという印象を持つ人も多いのです。ただ、それで正常なのです。レストア直後にも関わらず、まったりしたボケ気味の音質だった場合は、それは完全な修理が行われていない可能性もあります。

各メーカーの音作りやシリーズ(グレード)により、若干の傾向の違いはありますが、概ねそんな感じになります。現在において、部品が劣化した状態のアンプの音を基準に考えたら駄目なのです。部品が劣化し特性が出ていないのですから、ボケボケの音質になって当然なのです。

今回のTANNOYのアンプも当時の英国系高級HiFiらしいサウンドです。派手な色付けない、極めて端正なサウンドです。

英国系の高級HiFi機材(アンプやスピーカー)って、高級機になればなる程色付けの少ないクリアーで端正なサウンドになっていきます。水を飲んでいるような感覚です。だから、コメントに苦労するんですよね。悪く言えば特徴的な音質ではないのです。HiFi(高忠実度)ですから・・・ね。機材に色が付いていては、ソースに対して高忠実度再生になりませんからね。

オーディオの音質の骨格はスピーカーとアンプによってほぼ決定されますが、これも高級機なればなる程、それぞれの相性を求めてきます。TANNOYのアンプは、TANNOYのスピーカーによくマッチします。どこがどうとかという話ではなく、ほんとスムーズに音が出てきます。バランスもいいのです。当然といえば当然ですね!これがTANNOYの考えていた音質なんですから・・・

今ここに試聴用として12インチシルバーが搭載された「Landsdown」があり、それで試聴していますが・・・LEAK TL-12Plusでは若干音の線が細くなり上ずった感じになるのですが、TANNOYのアンプではそれが全くありません。重心が下がり音に厚みが増した感じです。バランスが良くなりました。しかも、クリアーなサウンドで、J-pop等Vintage機材では苦手とされるソースも見事に朗々と鳴らしてくれます。てか、J-popが鳴らないVintage機材はどこか故障していますよ。

大切に使ってくださいね。

この記事はTANNOYアンプのレストア記事ですが、記事を読んで頂いて、TANNOY純正サウンドに興味をお持ちの方は、決して安い機材ではありませんが、販売できるアンプも多少ありますので、お気軽にお問い合わせください。
http://vintage-audio.jp/?p=650


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Vintage Audio(ヴィンテージ オーディオ) (株式会社サイバーメディア)

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4. 中川隆[-6859] koaQ7Jey 2018年4月01日 01:52:54 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-9634]

QUAD ESL-63 の修理


2012年 01月 15日
QUAD修理で判明したとんでもない新事実

ESL-63につきものの、ボツボツ音がするトラブルに見舞われたが、修理費用がべらぼうなので躊躇し、休眠状態になっていたが、よさそうな修理工房を見つけて、ようやく修理が終わり、後は到着を待つだけとなった。

年末ギリギリに運び込んでから約2週間と、修理期間もすごく短いし、何しろ今まで知り得なかったことをご教示頂き、かなり勉強にもなった。

将来の予防的メンテを含めての修理総額は、今ある2つの修理店の4分の1位だと思う。
ここではその修理メンテ内容の詳細はお示ししないが、2台共にカナリ細かくチェックした上で修理していただいたことだけ申し述べておくことにする。

後は到着し、エージングをしながら音の状態をレポートしていく予定だ。
何故エージングが必要かということも含め、この間において意外な、そして空恐ろしいことが明らかになった。

これを書くか書くまいか相当迷ったのだが、こういうことが闇から闇に消えて行くのは良くないと思い切った。

小生がこのESL-を購入したのは1984か5年、発売開始してから数年後のことで、名古屋の大須にある棒オーディオ店だった。

この店の店長と思しきS浦という人は、ESL-63の音に惚れて、店のハイエンドオーディオ客に、かなり積極的に薦めていたから、おそらく全国的にも一番多くESL-63を販売したのではないだろうか。

店にはその頃の輸入代理店「ハーマンインターナショナル」の人間がいつも出入りしていた記億がある。

小生はハイエンドオーディオ人間では全くないが、店内で音を聴いてから家で聞くYAMAHA NS1000の音と、あまりにも・・次元の違う音なので驚き、そして使ってみたいという気持ちが強くなってきた。

しばらくしていざ購入という時に、アンプは何を使っているかと聽かれ、その頃小生はLUXのB-12という方チャン150Wモノラルアンプを2台で使用していたから、そのように告げると、それではダメ、よく鳴らないと無気な言葉を返し、このアンプならまだ良く鳴るといって示したのが、ハーマンカードンのhk-870だった。

およそデザイン感覚があるとは言えない全身黒尽くめの箱が、良い音で鳴るとは思ってなかったので、出力を訊くと100W×2だという。
それなら所有のLUXのほうが性能が良いのではというと、何やら難しげなことを説明したがよく分からなかったが、今思えば低インピーダンス負荷時の供給能力が問われるということだ。

それでも問題ないだろうと購入したESL-63をつないで聴き始めたが、音量が高くなると、アンプのヒューズが飛びまくってしまい、聴きものにならなくなった。

それで仕方なく入手する羽目になったのが先のhk-870。
これでそうやすやすとアンプがクラッシュすることは少なくなったが、それでもたまにあるので、今度はもう1台追加し、擬似ブリッジ仕様にした。
こうすると供給能力は約3倍ほどに増えるから、今度はアンプも十分耐えてはくれたが、通常ではあまり目立つことのなかったものも増幅されるから、1台の時のほうが良い音がした。

それからアンプ遍歴が始まり、ひょっとしたことで今の、インナーサウンド社のE-300に落ち着いたのだが、このアンプは堀出しもので、静電型SPを鳴らすための工夫がいたるところで、されているアンプであった。

しかし我が家にやってきたESL-63は、どうも因縁のSPのようで、こんな話からスタートする。

丁度マイナーチェンジを控えた時に購入したから、小生に届けられるものは、SPコード接続端子が従来の差込式からバナナプラグ兼用になったものが運ばれる予定で、店のS浦氏もハッキリそう言っていた。
しかし到着したものは従来のタイプだった。

どちらでも大して差はないのだと思うが、予定の商品とは違うものが到着したからには、クレームを入れると、数日後にNEWタイプが届いた。
しかし届いたのは良いのだけれど、次の朝片方のSPからボツボツ音が出ているではないか。

新商品、しかも相当高額で購入した次の朝にはもうトラブルだから、そして最初に搬入されたものが旧機種だったこともあり、相当頭に来たが、音に惚れていたからには仕方なく、再度機械交換(したと思っていた)することになった。

そしてその後は先に書いたようにアンプ選定に力を注いできたというわけだが、使用して4年経った時また片方からノイズが出るようになった。

実はその前からどうも音の調子が良くないので、ハーマンに点検させようと送ったことがあったが、何をどういじったかは説明なしに戻され、おまけにSPサイドのカバーが破れていたので、電話するとはじめから破れていましたという。

自然に破れるわけはなく、相当無理してSPを持ちあげない限り破れることは絶対ないはずだ。
(今回の修理で判明したが、裏側で2ヶ所補修テープで止めた後があったが、収縮しなかったため、たるみが生じているとのこと)

新品を購入し、まだ1年経ってないものが、自然にカバーが破れるはずがないが、確固とした原因が不明なため仕方なくほつれ破れの補修をすることになった。(補修の仕方がプロの仕事とは思えない)

これがけちの付き始めの2番目いや3番目になる。
1番は旧タイプ搬入。2番は交換したSPが翌朝にトラブル。3番はなんだか出てくる音がにごり気味、4番は点検に出すもカバー破損し戻ったこと。
点検の結果問題なしということだったが、以前音がにごり気味。

アンプのせいだということにして、アンプを探すことに専念することになった。

結果インナーサウンドのE-300というアンプを見つけ持込テストの結果、現状より数段良好だったから、購入することにした。

この結果静電型SPがダイナミックSPのように鳴ってくれることになり、音楽を選ばずに済むことにつながった。
以前より相当良くなてはいたが、あのESL-63の音は美しものとは決して言えなかったが、そうこうするうちに片方のSPの音量が少し小さいことに気づいた。

点検の結果問題なしということなので、セッティングの問題だろうと思い、バランサーで調整して聴いているうちに、今度は違う片方から、あのノイズが発生。

2001年の事、修理業者を当たるが、ハーマンはすでに撤退していて、見知らぬオーディオ販売店が修理を引き受けることを知った。

リビルト品を使うから安くできるというのでお願いすることにした。
ユニット交換料金は1つ60000万円、ESL-63は全部で4枚のユニットがあり、全て交換となると24万円プラス工賃で30万以上になる。

もう少しで新品が入手できる価格だから躊躇したが、まずは見積もりを取るためにSPを修理工場のある静岡に送ることにした。

そんなに遠くでもないから車で運ぼうとしたが、運送屋に頼んで運んでくれという。
そして両方運ぶからチェックして欲しいというと、ブツブツ音が出ている側だけで良いと、オーディオエンジニアとしては信じられないようなことを言うではないか。
何故だろうと思ったが、仕方なく運送屋に依頼するために元箱が必要となり、購入先のオーディオ店で箱を借りた。

送ってしばらくし、見積もりの連絡があり、その時電話に出て応対したのは社長という人物。
見積もり額は15万以内だから思ったよりは少額であったが、問題はその時の電話である。

オーディオ店から借りた元箱には送り状が貼られていて、送り主はハーマン、送り先には借りたオーディオ店の名前が貼ってあったのだ。(これは通常のことだ)

東京の店にいるその社長は、静岡の工房の誰かからその話を聴き、小生をてっきりオーディオ店の人間だと思い込んだらしい。

全国でおそらくトップのESL-63の実績の箱の持ち主の店に対して、よく思っていなかったのか、「売るだけ売っておいて、修理は他の業者に任せるとは・・・」と凄い剣幕で罵られてしまい、違うと何度説明しても嘘をつくなの一点張りだった。

30分以上も文句を言われ電話を切った3日後、その社長から電話があって、あの時はどうもすみませんでした、そばで聴いていた女性の事務員からたしなめられました、苦労して修理技術を会得し、資格を取得したもので、思わず興奮してしまいました・・・そんなお詫びの電話であった。

このことが静岡に伝わった・・・元は静岡からの連絡が発端だったろうから、お詫びの印なのか、ユニット3枚交換したが、2枚分の修理代を請求してきたので10数万円で良いことになった。
(最後に記述するが、ところがこれが、あってはならない凄い結果を生むことになるのだ)

修理の時に、小生はもう1台のSPも点検して欲しいというと、雑音が出rてなければ問題ないから必要なしと言われてしまい、多分忙しいからだろうとおもっていた。
使用して15年近く立つSP、両方点検したほうが良いだろうとは、誰しも考えることなのだが、この工房では必要なしという。

戻ってきた修理品と問題無の方では音質の違いが散見されたが、他の要因だと解釈していた。
しかしたまたま遊びに来たオーディオに無知な若い女性から、左右の音がだいぶ違いますね、それに音の大きさも違う・・・と言われ、やはりそうなのか、SP自体の原因ではないか、そう思い始めたが、時は流れ3年前の2009年片方からノイズが出るようになったのを切っ掛けに、修理費も更に高額になっていることもあって、ESL-63とお去らばすることにし、部屋の片隅におしやったが、どうしてもあの音が忘れられずにいたところ、偶然今回の修理工房にめぐり合ったというわけだった。

ここから本日の核心となる。
今回面倒を見てもらった工房の主人が言うには
このシリアルナンバーの機械は旧製品:すなわちSP接続が差込式のはず、それが何故バナナプラグ兼用タイプになっているのか不思議なことだというコメントがあった。

このことから推測できることは、最初搬入された旧機種が返品されたので、SP接続部分だけを交換し、ニュータイプに仕立て上げた。このためシリアルナンバーが旧タイプの番号のままになっていた。

あるいはSPの上部だけをソックリ入れ替えた可能性も否定できない。
調子がおかしいとハーマンに送ったときに、SPの下部はそのままにし、上部だけを交換した可能性があり、というのはこのSP修理交換の実績も知らされてないのに、今回の修理点検で、ユニットが2枚交換してあったことが判明し、新旧でユニットの幅が若干違うから、必ず見合ったものにしなければならないのに、規格でないものが無理やり取り付けられていて、その結果フレームが反り返っていて電極が剥がれていたということでしたから、ハーマンが実施した隠れメンテナンスと言うより機械交換したものがそういう状態の傷物であったということになる。

古い機械でろくに状態を確かめもせずに販売するという姿勢は、あり得ることだし、こっそりと交換してしまうことも十分あり得ること。新製品販売前に旧製品の在庫を何としても履きたかったのだろう。

いずれもが絶対にばれない、そう思って実施した行為、本来ならば企業生命をおびやかすほど大問題となるだろうがもう時遅し。

誰が小生等の購買者を騙す結果にしたのかは定かではないが、旧製品の在庫をなくすことが至上命令だった可能性は否定できない。
残れば永久に売れ残るか、安く買い叩かれるかどちらかで、高級外車同様高額商品であるが故に、モデルチェンジの時には苦労するようだ。

このような行為に及んだのがハーマンの営業そしてエンジニアだとすると、知見のないままにやってしまったという事になるが、この頃は・・・今でもまだソウなのだが海外製品に対するメンテ知見は相当厳しい物があったようで、ESL-63のような非ポピュラーな機械では特にそういう傾向が強かったと思われる。

音は確かに良いからオーディオを職業にしていた人間は、こぞって絶賛し、推奨したが、まさか経年で接着剤の劣化が起こりそれが主な原因で様々なトラブルが出ることなど、イfギリス本国でも情報がなかったのだろうから致し方ないことでもあった。

使用してから15年ぐらい経つとそれが起こるから、最近では富にトラブルが増えていて修理代がべらぼうだから、手放す人が多くなってきた。
オークションではまともな機械が出品された試しがなく、リビルトし、保証も有るものだと新品購入価格に近い値段がしてしまう。

因縁の話はこれで終わりだと思われるかも知れないが、更に続きがある。
先ほどのことは修理が必要なボツボツ音の出る方からのもので、中を開けて見ることによって驚くべき過去の経緯が明らかになってしまった。

一方正常と思っていたほうだが、小生が音量が少し小さいと感じていた理由がハッキリした。
このSPは静岡の工房に運んだもので、ユニット3枚交換して帰ってきたものだった。

しかし中を点検チェックしてもらうと、またもやとんでもないことが発覚したのであった。
全パネルユニット4枚中、生きているのは交換してない1枚だけで、交換した3枚は死んだ状態だという。

パネルには導電塗料を塗布するのだが、それを忘れたのか、あるいは57という別の機械のものを塗布したのか、全く導電体として機能してないから音がでない状態であったらしい。
修理交換してない1枚だけが生きていて音が出ていたから、道理で音量が小さかったわけだ。

塗装しなおしし、導電リボンを交換、更に電源ユニット交換でようやく正常な状態になったらしい。
しかしこれは明らかに手術ミスであり、訴訟されても仕方がない事例である。
小生も音が少し小さいと思っただけで、通常の3分の1しか出てなかったことは気が付かなかった。

というのはのこのSPは構造上、裏側からも音が出て、ソレが混合すると、3分の1の音量なのに少しという感覚認識となってしまったからだ。
SPが4つ有るのとほぼ同じ状態で音が混合されて聴こえてくるから、両方いっぺんに聴くと、ほんの些細な事のようにしか聴こえて来なかった。

音など感覚の世界は実に恐ろしいものだ。

修理に出したもbのが、以前より悪くなって戻ってくることは、医療の世界と同じような頻度があるかも知れない。
だからユーザーはひたすら良い医者を見つけることが必要とされる。

今回そのような過去の事実があからさまになって、これで今まで漠然と抱えていたこのSPに対するマイナスイメージが現実となり、今回それに対してできる限りの手を打っていただいた。
まだ音を聞いてないが、これで30年かかってようやくまともな音に返り咲いたのではないかと期待している。

更に今回の徹底修理メンテで、過去からまとわりついてきたこのSPの亡霊たちがいなくなる禊ができたのではないかとも期待する。
そして10年以上通電されなかった、動いていないパネルが3枚あるということは、今後のエージングの楽しみもある。

目の玉が飛び出すような修理代金を請求しながら、改悪されていたという悲劇はあってはならないことだ。
輸入代理店、販売店、メンテナンスサイド、雑誌や評論はもちろん、更にはユーザー自体が知見を持つことが必要なことと改めて認識した。

今回の総点検および修理で初めて分かったことにも仰天したが、30年経ってようやくこのSPから厄が消え禊となったたような気持ちになれた。

最初音を聞いたときに「何かおかしい」と思ったのは事実であった。
その原因も複数であることも今回でようやくわかった。

それにしても、今まで修理点検に携わった人たち、いったい何をしていたのか、機械だからまさに機械的なことしかやらなかったのか。

SPは音楽を聴くための道具という基本概念をすっかり忘れてしまったのか、実に嘆かわしい。
問題大有りのものを問題なし・・・・テスターなどで測ればすぐに判明するものをやらずに問題なしといったと推測されることなど。

思い出したのが今の家に移るとき、TV・FMアンテナ工事もあわせてお願いした。
電波状態があまりよくないと聴いていたので、業者の担当者に、結果はどうだったか訊くと、バッチリ写ってますから大丈夫ですという答え。
引越し後TV設置し、電源を入れるも雑音だけで何も映らない。
ちゃんと映ると言っていたから、アンテナは大丈夫という前提で、TVのチェックを始め様々時間を欠けてやったがダメだったので、最寄りの電気屋に来てもらうと、一発でアンテナが死んでいるとのこと。

屋根に上がってチェックすると、なんとあり得ない初歩的ミスが発覚。
同軸ケーブルが皮膜を剥がさずにそのまま接続されていた。

あり得ないことであるし、見もせずにチャント映っていると言い切った奴もやつ。
集団で猿芝居をされてしまったことがあった。(業者もまさかこんなミスが有るとは夢にも思わなかっただろう)

これからもそういう直感、熟成された感性、そして勘を大事にしていこうと強く思っている。
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2012年 01月 17日
ESL-63復活

もう使うことはないだろうと諦めていたESL-63が修理を終えて無事帰ってきた。
京都は八瀬のオーディオ職人の手であらゆる問題がクリアになった。

過去の病歴までわかってしまうのはさすがに名医である。
QUADからライセンスを得たという業者の1つに10年ほど前依頼したが、個々は散々であった。

交換はされていたが交換したものが動いてないという診断で、そういえば戻ってきた後どうもおかしいので、サイド見てもらったが、問題なしで戻された経緯があったが、この時小生の耳は確かで、なにかおかしいと感じたのだったが、2度のチェックデ問題なしと言われ、他の要因があるのかとおもっていたのだった。

しかし4つ有るユニットのうち交換した3つが全く動いていないのだから、おかしいに決まっている。
業者は本当にチェックしたのだろうかと非常に疑わしい。

原因は前回修理業者の導電塗料の塗り忘れ、あるいは前任機種ESL-57の塗料を流用してしまったかどちらかのミスであるということが今回の診断で判明した。

このSPは因縁がついていたのか、その他にも修理のミスによる影響をまともに受け続けたのであった。
このあたりは前回書いたが、どうしてもまだ脳裏から消えないのでまた書いてしまった。

一番不可思議なことは、初期のモデルのシリアルナンバーであるにもかかわらず、シリアルナンバーはそのままで、マイナーチェンジサれたものになっていたということだった。
色々なことが考えられるが、これは衝撃の事実であった。

しかし今回の外科的内科的大手術で、過去の信じられないような多くの不幸な因縁も多分消えてくれたと思う。

先ほど到着し、厳重な梱包を解いてしばらく通電、3時間ほどたってから、バナナプラグ接続しようとしたが、この日のために取っておいた物が見つからず、やむなく通常接続にした。

最初の音を確認しなければならないので、切り替えスイッチを使わずに、NS-1000のケーブルを外し繋ぎかえることにした。

NS-1000の欠点はSPケーブル入力端子がプアーで、細いコードか、ターミネートしたものしか入らないことだ。

最初だからどうしても動作が慎重になる。
音楽を聞く前にしばらく通電するなんていうことは金輪際したことがないのに。

取り出したCDは最近の愛聴盤、シモーネのERAT録音でマンドリン協奏曲ヴァイオリン協奏曲集である。
2つのマンドリンの音色の違いと位置、そして奏法の若干の違い、奏者の息遣いのようなものの雰囲気が出ているかなどチェックポイントは多い。

心配事はルームチューニングをNS-1000に徹底して合わせたこと、本来ライブナ部屋だが、相当デッドになっているから、ESL-63がどのように反応するか。


後方を片付けなくてはならないが・・・

昔と少しセッティングを変えてESLのバックにカナリ余裕をもたせ、コーナーからの対角線距離1.8mを確保することにしたのと、SPの角度を鋭角にして内向きのしたこと。多分45度はある思う。
これですぐにベストポジションとは行かないのはわかっているが、調整のための基本としておかねばならない。床に目印をつけることにした。

さて初めての音はどうだったか。

弦楽器が明るい。
繊細な演奏の雰囲気がよく出ている。
音が拡散するためか、定在波の影響がない。

当たり前だが低音はNS-1000に比べ強くでない。
マンドリンの強弱の奏法がとても良く掴めるし、等身大だ。
バックのオケの弦が少しきつく思って接続を調べると逆相接続になっていて低音が拡散されたのか、中域に影響があったようだ。

接続を正規にすると落ち着いた音になった。(通常のダイナミックSPでは位相が違っても大した音の違いはなかったようだ)
CDだがLPの持つ音が出る予感が漂いそして音が消えるときの余韻がすごく出るのには驚いた。
(こういう所が静電型SPを愛好する人の共感を呼ぶのではないか)
新品同様のユニットが3つ内蔵されているので、しばらくはエージングが必要だが、そのうち更に音が変化してくると思われる。

ファーストインプレッションは非常に高いレベルの満足度である。
音圧も以前よりは相当高くなっていて、アンプのヴォリュームは2目盛ほど少なくて済むのはオドロp機だが、多分これは電源ユニットを2台ともソックリ交換したことによるのかも知れない。

また片方のSPが交換した3枚が働いてなあ買ったから、音圧が出なくて当たりませなのだが、ESL-63は後方にも音を放出するからどちらのSPが良くないのか1台づつ切り離して聴かないとわからないことと知った。

さあて、明日から調整だ。
今月末には相当素晴らしい音色を聴かせてくれることだろう。

ESL-63を久しぶりに聞いて、面白い事に気がついた。
調整してきたNS-1000の音がESL-63にかなり近い音になっていたということだ。
やはりESL-63の音が染み付いていたのだろうか。
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2012年 01月 23日
ESL調整中:美しい音になりつつ有るようです

調整中のESLでああるが、耳の高さより中心部がやや低いから、やはり少し持ちあげたい。
台になるものを物色したが、多分一番良くマッチングすると考えられる木製の、しかも黒檀、紫檀のブロックの適当なものがない。

10p角だと相当の金額を投資しなければならないことになるが、もし失敗するととんでもなくもったいない。
それでもう現有品ではなくなったが、二種類あった専用台のいずれかがオークションか中古で出たらあてがおうと決めた。

何時の事になるかわからないので、繋ぎとしてやれることをやってみようと思い、手始めにSPを仰角設置することを思いついて実行にうつした。

どのくらいの角度が良いのかは志向作顔、と言うよりあまり上げ過ぎるとSPが後ろに倒れる危険性があるから、ほんの少し、という訳で角度は不明である。

SPの前2つの脚に昔のTAOC製のインシュレーターを挟み込ムのだが、平面SPのため一人の作業は結構難しい。

それでもようやく仰角に設置ができ、只今慣らし運転中。
それと付属の電源ケーブルを、太くて短いものに交換してみた。

極端に変化があるものではなかったが、(壁の中の電気ケーブルには現状で使える1番太いものを使用してあり、壁コンセントから電源供給していたから、多分もともと電源の影響は受けにくかったのかも知れない)

結果として、以前よりボリューム感が出て低音が締まってきた。
中音域に艶が乗ってきた。
反面音の定位感は少し甘くなったような気がする。
左右の角度は変えてないので何れコレもベストを捜さねばならない。
コニサーソサエティ録音のワンダ・ウィウコミルスカがバイオリンを弾いたブラームスのソナタが以前とは違う趣を見せ、テクニックの未熟さをがまともに見えてくる反面、バイオリンノ音色はクレモナの銘器を彷彿とさせる音で聞こえてきた。

古いDECCA録音、カラヤン/VPOのドヴォ8はVPOの弦の美音がとてもよくわかる。
今まで音の影に隠れてしまっていた音楽以外の様々な音(つぶやく、うなり、掛け声、楽譜をめくる音、息継ぎの音、呼吸音などなど)がよく聞こえ、一層の雰囲気を出すことにつながってる。

こういう所がESLにのめり込む要素の1つであることは間違い無いだろう。
音がリアリティがありライブ感がある、ソレがESLだといって過言ではないと思う。

まだまだどんどん日がな良くなっていくことを期待するものである。
http://dracdrac.exblog.jp/15316802/


「サウンドポイント55」の三村さんからアドバイス

使用上の注意点はあまり頻繁な移動は厳禁で、デリケートな扱いが求められる。
二人で筐体にひねりを加えないように扱うのが良い。

注意点は再生音に異常が出たら即座に使用を中止して修理工房に連絡すること、
これだと修理代は2万〜3万程度で済む、

「音は出ているから、そのうち直るだろう」とそのまま使い続けると致命的な故障に発展し、高額な費用がかかることになる。

したがって、何十年も放置していたものは大抵の場合修理費用がかさむわけである。

「正しく使い続ければメンテナンスフリーで使い続けられるのか?」

と問われますと、そういうわけにはいかず、内部の接着剤の剥離などの小さな補修が必要である。

10年間単位でみると、途中で1回前後、2〜3万円程度の補修(片側)が必要になる
だろうという目安です。


クォード ESL63 と 63PRO の修理価格ですが、過去の修理歴とかノイズが出だしてからの使用状況等により様々のようです。

ESLの取り扱いに力を入れているサウンドポイント55さんでお聞きしたところ、過去に依頼された修理品の平均という事で言いますと、大体ペアーで10万から12万円位というのが一番多いそうです。ですから、単純に片方ですと5〜6万という事になるようです。

最大となりますとまず無いケースですが、多分片方15万円位という事になると思います。サウンドポイントさんでレストアした物であればノイズが出だして直ぐに連絡すれば、普通掛かっても2〜3万円以内で直るものと言っておられました。先の見積もりはあくまで放ったらかし、または過去幾度かのメーカー修理の場合のケースなのだそうです。


寒い時期に移送した場合、到着後暖かい部屋で直ぐにスイッチを入れると結露で壊れる可能性があるので、冬場は機械が冷え切って届くと思うので、部屋の温度に馴染んでからの電源投入を厳守すること。

これが使用に当たっての唯一の注意点です。

部屋の寒いところに放置されがちな日本では急な部屋の暖気による結露が一番ESLには問題となります。冬場のご使用にだけ御注意下さい。


それから ESL-63 は ESL57 と違いSWオンですぐに最大音圧が得られます。

通電時 5000V掛かっていますので、空気清浄機の如く部屋の埃を吸い寄せます。
試聴中以外の通電は百害有って一理無しとご理解下さい。


Q:   ESL63ですが、連続通電24時間で壊れると聞きましたが、連続通電時間は
何時間程度までがよろしいですか?また、長時間の連続通電後は、何時間休ませれば、再度の使用がスピーカーに負担なく可能ですか?


A:   連続通電24時間で壊れるというのは全くのデタラメです。
24時間通電(常時点けっぱなし)だと壊れるというのが間違って伝えられてるだけだと思います。人によっては数年点けっ放しでお使いの方も居られます。

でもそういう使い方だと空気清浄機として働いて部屋の埃を吸い寄せ続けるので内部に埃が入ってスポット放電し振動板を破るリスクが上がるという事です。

電気的には点けっ放しでも何ら問題ないです。消費電力も5Wほどです。

ダストカバーは付いておりますが、63 の場合完全密閉というわけではないので多少空気の行き来はありますのでリスクが上がるわけです。
(57はテープによるユニットごとの完全密閉です)

何らかのショックや経年でダストカバーが破れたり隙間が出来た時にはよりそのリスクは上がります。そういった事もあり常時通電は避け、鳴らす時だけ通電して下さいという事を申し上げている次第です。

当方でも普通に2〜3日の点けっ放しはしょっちゅう致しております。
ですから、再度の使用もいつでも出来ます。SPに負担など一切ありません。

本体の高さは92.5cm、日本には輸入されなかった鉄フレームの専用台は高さが21.5cmある。ネジ止めで強固にセッティングが可能であり、転倒防止にもなる。

合計すると全高は114cmとなり椅子に座った状態でリスニングに最適な高さが得られる。


______

QUAD ESLスピーカーの修理で定評あるサウンドポイント55
http://www.geocities.jp/soundpoint55/index.html


QUAD ESLの修理お任せください

旧製品からの部品取り整備後移植。

63,63PROの振動板の張替(MTAUDIO提携)

1ユニットあたり¥1万〜¥4万、基本工賃¥1万です。

(整備で済む場合と振動板交換またはオリジナルの整備品の移植等でお値段が変わります)

ESLのノイズでお困りの方、ロッキー、サウンドボックスの修理代が高額で諦めて居られた方一度御相談下さい。

現物を見せて頂いてお見積り致します。


〒601−1253
京都市左京区八瀬大衛町717−2 秋岡ビル 4F
рO75−711−0055



5. 中川隆[-6858] koaQ7Jey 2018年4月01日 02:11:11 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-9634]

ウェスタン・エレクトリックの調整・修理


- 記憶に残る人(重体患者からのメール)-


記憶に残る人を1名あげてくださいと言われれば、私は次のかたをあげます。

個性的なかたがオーディオには不思議と多く、印象に残っている人ばかりなのですが、このケースだけは、少し事情が違っていました。

あまりにも、おそろしい余韻が、今も残っています。

氏名も定かではありません。住所も、何も知りません。たった2通、舞い込んできたメールでした。私が全く知らないかただからこそ、書けることです。それはそれは、今思い出しても、おそろしい内容だったと思います。それ以上おそろしい状況に陥っていたかたは、他には知りません。

ある日、メールが来ました。次のようなメールでした。


「ウェスタンエレクトリック(WE)のフィールドスピーカーを鳴らしていますが、困った状態になってしまっていますので、アドバイスしてくださいますでしょうか。」


短いメールでした。私の返答は、下記の短い内容でした。


「ウェスタンエレクトリック(WE)のフィールドスピーカーを鳴らされているほどのかたでしたら、私のアドバイスなど必要ないでしょう。私のサイトをくまなく読まれて、もしヒントがあれば、それを生かしていただいて、あとは、ご自分でセッティングされていかれればいいのではないでしょうか。」


二週間ほどして、再度、短いメールが来ました。


「本当に困っているのです。オーディオで、良いと言われるものを、次から次へと買い集めた結果、どうにもならない状態になってしまったのです。どうしていいか、全く分かりません。お願いします。」


これで状況の全貌がつかめました。想像以上に、深い「オーディオ地獄」に陥っておられるかただということが、分かりました。ウェスタンエレクトリック(WE)のフィールドスピーカーは、尋常な価格ではありません。それだけでも相当の金額ですが、そのレベルと同等の金銭感覚で、良いというものを次々に買い漁ってきたとなると、およそ我々には想像できないほどの、大金が動いていたと思われます。

私はそのとき、純粋に、まったく「音」のことしか、考えていませんでした。

そして、次のようなメールを送ってしまったのです。


「了解しました。事情は分かりました。機材はあとでいいですから、まずは、今、持っておられるオーディオ屋で勧められて買われたケーブル、または、ご自分で買われた高額なケーブル類を、全部、ゴミ箱に捨ててください。または、売却されてください。とにかく一本残らず処分されてください。それからでしたら、本格的に、ご相談に乗ります。その後、再度メールください。」


でした。その後、二度とメールは来ませんでした。
私の書いたことの意味が、分からなかったのでしょうか。


今にして思うに、私はうかつだったのかもしれません。相手は、おそらく重症の患者だったのです。自分自身で身動きすら全く不可能なほどの、緊急の大手術が必要なほどの、救急車で搬送しなくてはならないほどの、重体の患者だったのです。


「一体全体、どれくらいの大金を、ゴミにつぎ込んだんだ!!」


今思い出しても、はらわたが煮えくり返るほどの、気持ちにかられます。


ウェスタンエレクトリック(WE)のフィールドスピーカーに、お金をつぎ込むほどのかたは、尋常ではありません。


どこでそんな大それたものの知識を得てきたのかも、定かではありません。

普通の中古オーディオ屋さんは、いくらなんでも、そこまでのものは、勧めないものです。

つぎ込んだお金の総額は、五千万円なのか、七千万円なのか、一億円なのか、家族は? 家庭は崩壊していないのか? その後、破産してはいないのか?


次から次へと、疑問が沸いてきます。


「ケーブルを全部ゴミ箱に捨てろ。」などではなく、もっと徐々に、正常な軌道に戻してあげることは、自分にあの時、出来なかったのだろうかと、今も、ふと思うことがあります。あまりにも短いメールでしたので、そのかたの状況、その奥の奥まで見通すことが、そのときには、出来なかったのです。

今にして思うと、このかたの声は「肥溜め」から発せられていた「救助」を求めるSOSの声だったのです。肥溜めに落ちてしまい、どうあがいても這い上がれず体中をウジ虫が這い回り、死を待つしかないという状況、あれこそは悲痛なる「うめき声」だったことが、今でこそ分かるのです。

■これを読まれるかたは、はっきりと、認識されておいてください。私は断言します。


ウェスタンエレクトリック(WE)のフィールドスピーカーなど、本物のF1マシンです。

クラウンD45の商品説明で記述している通りの、本当に、戦国時代の「妖刀」そのものです。


100万円の、ゴミケーブルごときレベルのもので、鳴らせるわけがありません。

500万円の、ゴミアンプごときレベルのもので、鳴らせるわけがありません。


スピーカーとアンプ、又は、ケーブルとの相性が合うだの合わないだの、低いレベルの話を、いつまでも言っていてはダメです。

F1のレベルは、「品質と技術の絶対的な高さ」だけです。ただそれだけです。徹頭徹尾、それが要求されています。F1レースの世界と全く同じです。

そして・・、

例えケーブル類が全て、第一級品のプロ用であって、健全なものだったとしても・・・、

アンプは? 

ウェスタンエレクトリック(WE)のフィールドスピーカーの設置角度、高さ、奥行き、場所は?、

一ミリ単位で、全てその音から逆算していって、本能的に計算できるでしょうか?、

部屋の音響処理は?、

そして、たった一個のプラグが音に与える影響まで、この箇所は金か銀か、全ての箇所を、一つも間違えずに、音から、一つの前後の狂いもなく、全プラグの正解を逆算できますでしょうか?


音響処理グッヅなど、さらに混乱を招いてしまうだけに終わり、ウェスタンエレクトリック(WE)のフィールドスピーカーの前では、害悪になるのみで、これもまたゴミに過ぎません。全く役にも立たないどころか、足を引っ張る程度のものばかりなのです。

自分の耳で、目で、肌で、部屋の中を徘徊している音の複雑なルート、それが全て明瞭に見えているだけの「能力」がなくてはなりません。同時に、周波数特性の計測装置より正確に、全てのケーブルと機材の特性が、耳で把握できなくてはなりません。

ウェスタンエレクトリック(WE)のフィールドスピーカーとは、それほどまでに恐ろしいものだと認識されてください。

そこまでは無理だと、誰でも思われるでしょう。そう思われるのであれば、「妖刀」には、絶対に近づいてはならないという「印」です。

それが、し・る・し、です。


又は、音の修行僧として、一生涯を送るかです。

選択は、二つに一つです。例外はあり得ません。


もう一種、同程度に恐ろしいものを書いておきます。アルテック612Aモニター(銀箱)のオリジナルです。別の箱に604ユニットが入ったものは、その限りではありません。612A(銀箱)オリジナルには、WE同様、絶対に近づかないでください。612A(銀箱)オリジナルも、上記の能力が全く同レベルで必要な「妖刀」、「化け物」です。鳴らしきれるはずがありません。


あのメールのかたが、ご家族のかたと、今も幸せに暮らしておられることを、心から祈っている次第です。
http://www.procable.jp/setting/17.html


これは相談する人を間違えているのですね。

日本でウェスタン・エレクトリックの調整・修理ができるのは

Vintage audio restoration
OM laboratory
http://sky.geocities.jp/cafesphinx/SPHINX/OM_Labo.html


〒321−0966 栃木県宇都宮市今泉1−3−10
青木 英男

E-mail warungwayan@ybb.ne.jp


OMラボラトリーでは、ウエスタンエレクトリック等のヴィンテージ機器の修復とヴィンテージパーツを使用したオリジナル機器を制作しています
http://www.facebook.com/pages/OM-Laboratory/265550180183171
http://sky.geocities.jp/cafesphinx/SPHINX/Welcome.html
http://sky.geocities.jp/cafesphinx/SPHINX/OM_Labo.html


青木 英男
ハードウェア・エンジニア

東洋大学工学部電気科電子コース卒。81年OMラボラトリーを設立、電子機器設計製作に従事。84年より中近東文化センターや早稲田大学古代エジプト調査室による遺跡調査のための機材開発に参加。95年宇都宮市大谷地区地下廃抗観測装置の企画設計製作。その他無人自動操縦ヘリコプター等の特殊機器・機材の開発に取り組む。

_________


Gallery WE13a [WESTERN ELECTRIC]

以上の展示の,WE13Aギャラリ−,及び,ギャラリ-・スフィンクス,です

喫茶の方は金土日の12時〜19時迄!555の音聞いて!.

(日中は,TEL028-637-1111, 夜は, we13ahn@fujiii.org)

USAの1930年代以後のWestern Electricの劇場用音響装置の紹介をしています.
http://fujiii.org/index.htm


ウェスタンエレクトリック社のシアター音響が聴ける WE13a

 WE13aギャラリー(株式会社 藤井)さんでは、シアターなどでよく使われている、昔ながらの スピーカーシステムやパワーアンプなど、ウェスタンエレクトリック社の名機が沢山あります。

 ギャラリー内は70坪の広さとのことですが、その広さを感じさせないのは、設置されている システム類がとても大きいためなのかと思いましたが、実はそればかりではないと感じました。

 それでは私が感じたものは何でしょう?

巨大な空間の中に、一般家庭のリスニングルームでは決して体験できない、 繊細な中にもスケール感あふれる、不思議(魅力的)な音響空間であったからだと思います。
http://www.alphait.co.jp/2001/0110/011010-1.html


Gallery WE13a


栃木県宇都宮市城東2−1−12 藤井ビル3F 内

JR宇都宮駅東口より、徒歩12分/タクシー3分

営業日 常時 但し 土,日,祭日は予約必要! 

営業時間 9時〜17時00

WE13a & 貸gallery SPHYNX へお問合せは we13ahn@fujiii.org


地図
http://fujiii.org/chizu3.htm

● 2-Ta7396(=7397),Ta7395,
space(2)+4181,24a,594a

● 12a,13a, 16a horn

● 41,42,43.86,87,15b.

● EURODYN (オイロダイン)

● 757,Wurlitzer,Eurodyn

http://fujiii.org/index.htm

WE12A、WE13Aとの出会い

宇都宮の藤井さんには、一方ならぬお世話になっている。
トーシローの「夢」の実現と藤井さんのメカニズム好きが、人格と言う大きな輪の中の何点かが接触して実現したと思う。そんな中での、最大のイベントとしては、WE12AとWE13Aの出会いである。これを除いては語れない。


藤井さん(ギャラリー13Aオーナー)のコレクションを見れば、トーシローの持ち物なんぞ吹けば飛んで無くなっちまう。ただ、HPを開く立場に立てばクラシカルなオーディオをそれぞれの使いこなしや、好きな音楽、調度品、部屋の広さを含めた音楽環境で同じ音楽も千差万別に聞こえるかもしれない。


2年位たつかも知れないが〜「道楽部屋通信」No2〜にこのWE12A、13Aを書かせ頂いた。文中の『F氏』とは、藤井松尾氏その人です。

--何しろ生きてる内に見えることはなかろうと思ってました

--藤井氏に感謝しております・・心から・・
       


古代オーディオ創世記

今を去ること30年前、このトーシローが19歳の折り

「ウエスタン・エレクトリック」に出くわして以来、どーにもこーにも惚れ抜いておりますが、
トーキー幕開け時代のゴールデン・アメリカン・サウンドに「接近遭遇」した場面の昔話を少々。


WE12A+13Aスピーカーの組み合わせ資料を見てから‘何とか実物にさわりたい,ってのが実感でありました。月給取りの懐では、にっちもさっちも行かず、知人のF氏にTELの度に誘惑した。

約3年の歳月が流れたと思う。ある日突然、出社前だったと思うが、連絡が入った。

「WE12A+13Aが、ステレオ・ペアーで入りそーだ」

F氏、再三、米国とコンタクトを取っていたが、12+13とも、モノが無かった。

私が生きている内に、12+13に触れることはなかろーと思っていただけに、自分のものでもないのに、目頭が熱くなった。

(白状すると、「涙がこぼれてやりきれなかった」これは、書けなかった)

その後、聞けるまでに、話のネタには事欠かなかった。天井を抜いて、クレーンをセットしたとか、米国からの入荷の都合がつかなくなったとか、入荷したらしたで、スロート・ジョイント部が問題で、宮大工に泣き付いた等々。

その甲斐あって、「ついに音が出た」との一報が入った。
喜びいさんで行きましたね。


AMPは、WE86+87、PLは、EMT927+TSD15。

横にノイマンのレースがあったんで、これで是非と頼み込んだ。
問題があって、ノイマンでは聞けなかった。F氏に

「オリジナルはWE41+42+43なんで、なんとかこの組み合わせで鳴らしましょう」

と持ちかけた。それから更に1年が過ぎた。

「ステレオでそろった」

と再度連絡が入った。またまた新幹線で宇都宮まで飛んだ。


パブロ盤ズートのネーチャーボーイ。
リプリーズ盤「暖炉の前」のディーン・マーチン、
カザルスのドイツ盤「鳥の歌」などを持ち込んだ。

当初、60年前のシステムなんて・・・と心配していた。しかし、見事に打ちのめされた。

特に「鳥の歌」を掛けたときは、ただひたすら、この古色蒼然としたシステムにコウベを垂れる以外になかった。それほどまでに、私にはグッとくるものがあった。〜

--12A+13A・・・

--ただ感無量でした

--この時のアンプ49+86+87だったと思います


--「暖炉のデーン」と呼んでます
  


--記念写真です

--左:藤井さん 中央:三上先生 右:トーシロー

実はこの時、藤井氏、桜井氏、トーシローの3人で

いいね〜 とか やっぱりね〜と感嘆詞のオンパレードを繰り広げていた。


「鳥の歌」のパートが入ったとたんしゃべれないし、空気が違った。

文字どうりうなだれてただひたすら全身で聞いていた。こんな経験は、N氏の594システム以来だった。トーシローの体験だと、本当にいいものに出会った時は言葉を失う、その‘もの‘からの見えない「ちから」が、人を圧倒する。これが、根本でスゴイ奴は、趣味や時代を超えるキット・・・


クラシックは、本当にド・シロートですがカザルスだけは好きで、特に「鳥の歌」と「トロイメライ」は小品のトーシロー用ベスト。国連の「鳥の歌」が欲しくて探していたが、ビデオで先に入手してしまった。これを、ある喫茶店で発見し、映像に引き込まれていると、買い物かごを小脇に抱えたエプロン姿のおばさんが入って来てコーヒー豆を注文した後、カウンターに肘をついて、丸椅子に腰掛けた。豆を包んでいる間、おばさん映像の方に目が行く、

「あら、やだ・・・あの、おじいさん何・・・何なのこの〜
ジ~ンとする気持ち・・・」

実は、最初FMで聞いて感激して探していたがレコードでは見つからない。ほとんど諦めていたところに出くわした。専門に、ユニオンや廃盤屋で探していた訳ではないが・・・

トーシローLDで手に入れたが、その店では最後の一枚だった。1つ2つ残念なのは、最後の方にアナウンスが入る、演奏の映像がフェード・ダウンして風景等になってしまう。ケチ臭いこと「しゃーがって」とトーシローだけがじだんだ踏んで、負け犬の遠吠えをした。


--英国コロンビア盤

--鳥の歌が入ってます

--LDです

--国連の鳥の歌が収録されてる
http://ameblo.jp/masatakes/entry-10021834360.html


6. 中川隆[-6857] koaQ7Jey 2018年4月01日 02:28:35 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-9634]

真空管アンプのメンテナンス・修理


チューブ・オーディオ・ラボ
http://shinkuukan2.web.fc2.com/index.html

チューブオーディオラボ 真空管アンプ 修理工房
http://shinkuukan2.web.fc2.com/Repair/repair.html

チューブオーディオラボ  
〒949-6680   新潟県 南魚沼市 六日町1857-3    

TEL/FAX 025-775-7383

E-Mail:tubeaudiolabo@rouge.plala.or.jp


地図
https://www.google.co.jp/maps/place/%E3%80%92949-6680+%E6%96%B0%E6%BD%9F%E7%9C%8C%E5%8D%97%E9%AD%9A%E6%B2%BC%E5%B8%82%E5%85%AD%E6%97%A5%E7%94%BA%EF%BC%91%EF%BC%98%EF%BC%95%EF%BC%97%E2%88%92%EF%BC%93/@37.0625722,138.8769425,17z/data=!3m1!4b1!4m5!3m4!1s0x5ff5f6ad3b70ae8d:0x613dad9b24959cca!8m2!3d37.0625722!4d138.8791312?hl=ja


 真空管をこよなく愛する皆様・そして私自身。色々な球を使用して様々なシチュエーションで、 真空管の音色が溶け込むのか、そして音源とマッチするのか、様々な条件を検証すべく当HPの 名称をチューブオーディオラボ(真空管音響工房)と名付けました。ラボはラボラトリーで研究・ 実験・製作当の意味があります。※注ラバトリーではない!

当初、実験的アンプの作成など手がけておりましたが、ここ最近修理の依頼が増えている傾向にあります。 これも真空管オーディオならではの特徴かと思います。すべてのみなさんがお手持ちの音響機器を 末永く愛していたいという表れではないでしょうか。

使い続けると、色々なところに不調を来すものです。人間同様たまには健康診断を受けないと。

という訳で、深刻な状態になる前にメンテナンスをお奨めします。

もちろん不具合は発生した後でも、部品のある限り修理は可能です、小さなことでも気になることがございましたらご相談ください。

そんな貴重なアンプ等の修理記録を随時ご紹介 してまいりましたが、今回このページを修理工房として、過去の記事をまとめてみましたのでご参考 までにご覧ください。


2012/04/01 ◆マランツ7:ノイズ修理
2012/06/10 ◆KT-66プッシュプルアンプ&モニタースピーカー
2012/08/14 ◆マランツ7:音が出ない
2012/10/10 ◆WE205D:修理?調整!
2013/09/24 ◆マッキントッシュC11:修理
2013/11/19 ◆R120アンプ:片ch音出ず
2014/06/19 ◆2A3 PPAmp リペア
2014/09/05 ◆KT66 アンプ修理
2014/09/14 ◆WE300B ノイズ発生
2014/12/23 ◆Marantz_7 :ハムノイズ
2015/04/25 ◆マッキントッシュMC240 :メンテナンス
2016/03/27 ◆マッキントッシュMC30 :ハムノイズ
2016/02/28 ◆マッキントッシュ C-11 :ノイズ…
2016/07/05 ◆245アンプ:音質調整
2016/09/11 ◆2A3アンプ:音質改善
http://shinkuukan2.web.fc2.com/Repair/repair.html

チューブオーディオラボでは、真空管アンプ作成はもとより、各種オーディオ機器の修理 メンテナンスも行っております。お気軽にご相談ください。


•お待ちの真空管、トランス、パーツ等を活用した特注アンプの製作を承ります。

•指定の真空管及び、当方ストックの真空管を使ってのオリジナルアンプの製作を承ります。

•シャーシの穴加工、メラミン焼付塗装、レタリング入れ等の製作を承ります。

•制作途中で作れなく成ってしまったアンプ、自作及びキット製品等も制作承ります。

•自分で真空管アンプを製作したいのだが、シャーシ加工、ハンダ付け作業等の場所が無いと
お悩みの方、休日を利用してアンプを製作したいが場所がと言う方
ワークショップが利用出来る様に進めています。

•部品の購入手配、シャーシ加工、配線、完成後の試聴等アドバイス致します。


事前にご予約頂ければ、各アンプでの試聴が出来ます、普段お聴きになっているCDを持ってお越しください。
http://shinkuukan2.web.fc2.com/koubou/koubou.html

真空管アンプはハンダで音が変わる! 

このアンプの製作者様 チューブオーディオラボ Kさんとの問答を再現してみよう。  


Kさん「使用するハンダの種類で音は随分変わりますよ。端的な例を挙げるとエレキ・ギターですね。ギターの内部配線のハンダを変えるだけで音が一変するので、(ハンダの種類に)拘るエレキ奏者がとても多いです。

真空管アンプにしても以前古いウェスタン製のアンプを修繕したことがありますがソックリそのまま復元したのに肝心の音の方が蘇りません。原因は使うハンダにありました。爾来、古いアンプを修繕するときは可能な限り使用されているハンダを吸い取ってそのまま使用することにしています。」


「ハンダは一種の抵抗素材ともいえますから35か所もの関所があればハンダの種類によって音が変わるというのは十分納得できますね。ちなみにこれまで使用された中で一番音のいいハンダのブランドは何ですか?」


Kさん「それはナッソです。もう市販はされていませんので昔買い込んだものを大切に使っています。古いアンプでも回路はそのままで結線の箇所をこのハンダに入れ替えるだけで音が激変しますよ。」


世にアマチュアのアンプ・ビルダーさんは数多いが、どうしてもプロに及ばないのはこういうところに一因があるのかもしれない。

血なまぐさい激動の幕末期に、「新選組」が「勤王の志士」たちを襲撃したあの有名な「池田屋騒動」事件で当時現場で死亡したのはなまじ剣術の腕に心得のある連中ばかりだったという。腕に覚えのない面々はハナから逃亡したおかげで命が助かった。

「生兵法は大怪我の基」ということを言いたいわけだが、ほんとうに家庭で音楽をいい音で聴きたいと思ったら、つまらないプライドは捨てて(よほどのプロ級は別だが)、ハナからプロが作ったアンプを使った方がいいと思うが、これはちょっと言い過ぎかなあ(笑)。
http://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/268f28bacb0f04cf1c580a3ace03d11e


チューブ オーディオ ラボ

ナッソ : 今回使用するハンダです・・・

作業効率は最低のハンダです・・・
体にも良くないです・・・が・・・音は良い
http://shinkuukan2.web.fc2.com/2015/repair2015_06/repair_2015_06.html


7. 中川隆[-6856] koaQ7Jey 2018年4月01日 02:30:27 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-9634]

板橋商会

オーディオ関係を中心に海外通販代行の板橋商会です

海外大手オークションサイトの「eBay」での輸入と輸出をお手伝いいたします。

「チューブオーディオラボ」様の関東・東海販売代理店も行っております。


板 橋 商 会

運営責任者 村 上  武

所在地 東 京 都 板 橋 区 本 町

電話問合せご希望の方は、土日祝日 or 平日22時から23時半で承ります。
TEL:070-6568-4952
Mail:itabashi.trading0358@gmail.com
http://www.arisan58.com/index.html

6FD7シングル真空管アンプ

チューブオーディオラボ様の独自の回路・パーツ選定、6FD7の潜在能力、優秀な出力トランス。これらが見事に合わさり、2Wの出力ながら高能率のスピーカーを下から上まで鳴らしきる能力を秘めています。

大反響につき、注文が殺到しています。真空管も徐々に貴重になりつつある為、資材調達・製作を兼ね、納期を頂いております。
(真空管含む、税抜き120,000円)


50シングル真空管アンプ

真空管アンプの頂点の一角です。トランスにはテクトロンの大型トランス等、高級パーツで妥協を廃し、回路構成、配線にも細心の注意を払った造りとなっています。力強く心地の良い音は、改めて音楽を聴く楽しみを再認識することでしょう。
(真空管除く、税抜き760,000円)
http://www.arisan58.com/product.html


ビンテージハンダ
 ドイツのクラングフィルムのハンダ
 アメリカのナッソ等

ビンテージケーブル
 ドイツシーメンスのマイクロフォンケーブル
 ※基本的にDIY用にメーター売りしていおります。
http://www.arisan58.com/about.html


板橋商会 サービス

チューブオーディオラボ様販売代理店

新潟のチューブオーディオラボ様の販売代理店も行っております。
時期未定ですが近々に東京でもチューブオーディオラボ様のアンプの音を予約制または、アンプ等貸し出しを行えるようにいたします。ご期待下さい。


eBay輸入(購入)代行

eBayとは、世界最大級のネットオークションです。日本にない商品が沢山出品されています。送料や手数料を考えても外国から買った方が安い場合もございます。そのようなお買物のお手伝いいたします(購入できない商品もございます。)。


海外通販サイトからの代理輸入

海外からの購入には、なかなか敷居の高いものです。お客様に代わり輸入代行をおこないます(購入できないサイトもございます。)。


自社にてオーディオ関連パーツの販売

徐々にサイトにて紹介いたします。
ビンテージハンダやケーブル等、オーディオパーツが中心となります
http://www.arisan58.com/services.html


ご利用いただくに当たって

輸入・輸出代行に関しては板橋商会の会員になって頂きます(年会費3,240円。振込手数料はご負担願います。入会した月から一年間有効です。お振込みが無かった、問題等が無いと判断しましたら一年後に返金いたします。)。

チューブオーディオラボ製品やサイトで販売しているものについては、購入する際会員になっている必要はございません。メールか電話(夜の22時から23時30分)でご連絡下さい。詳細をご案内いたします。


サービス料として、代行手数料を商品の値段によって頂戴いたします。

★★★代行手数料等は近々に明示させていただきます。もう少しお待ち下さい。★★★

代行手数料は他のサイトと比較すると高いです。
その代わりお手伝いさせて頂いた代行物品に対して、お客様のお手元に届いて明らかにこれは問題があると私も同意するケースが有れば、代理で対応させて頂きます(確実に全部クレームを処理出来るとはお約束できませんが。)。そのあたりの詳細も電話やメールでご案内いたします。

気を付けて欲しいことがあります。

なんといっても、外国の方から購入するということです。そこから購入するということはご理解下さい。またeBayはオークションであるということも。

外国の方の考え方は日本と違います。文化も違います。キチンキチンとした日本人とは違います。

外国の方は非常におおらかです(全員ではないですが。中には日本人もびっくりの凄い気を使った超丁寧な商品の扱いと素晴らしいサービスをされている方も沢山いらっしゃいます。)。

なので、そのところは、メールや電話でご理解頂けるよう、ご案内いたします。

海外のオークションは基本的に落札した方の自己責任が日本より多く付くことを十分認識して、皆様楽しんでいらっしゃいます。 過剰なサービスをお求めになる方や、完璧な商品を求めすぎていると、いたい思いをすることがございます。 私も何度か詐欺にあいました。 しかしながら、それでも魅力的な商品は沢山あり、いまでも自分でも購入しております。

決済措置もYahooオークションに比べ、整備されています。 自己責任が日本より多く付くことがクレームの窓口をしっかり設置してあることにもつながっています。 私が確認し、購入をしない方が良いと感じれば、お客様にご辞退のお申し出をすることもございます。

お客様と細く長く商品について楽しくお話しながら、仕事をしていきたいと常々思っています。

何度もご連絡下さいと書いていますが、事情があり日中は電話に出ることが出来ません。

夜の22時から23時30分までご連絡をお受けします(それ以外の時間は本当に出れなくてすみません。)。

購入の金額についても、ご理解頂くことがあります。
購入するときに為替とか、決済手数料とか、送料とか、いろんなめんどくさいことはこちらで計算しますが、そういった経費もかかることはご了承ください。

海外から買うなんて無理と思っていらっしゃった方は、ご連絡下さい。

サイト販売もいたします。
http://www.arisan58.com/about.html


8. 中川隆[-6855] koaQ7Jey 2018年4月01日 02:51:42 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-9634]

マークレビンソン・カウンターポイントのアンプのリペア


株式会社リザイエ
http://www.risaie.co.jp/repair/amp_player/index.html
https://www.facebook.com/risaie.co.ltd/


〒110-0005 東京都台東区上野5-7-7公徳堂ビル4F
 03-5817-4182
 info@risaie.co.jp

リザイエのエンジニア


林田 孝一
ハーマンインターナショナルにて約30年、オーディオ・メンテナンス業務に携わる。 JBL・Mark Levinson・SME等、歴代の銘機に深い造詣を持ち、あらゆる場面を器用に乗り切る頭脳派エンジニア。

井手 彩樹
シュリロ貿易〜ハーマンインターナショナルにて約40年、オーディオ・メンテナンス業務に携わる。 Mark Levinson・QUAD・SME・REVOX・TANNOY・MERIDIAN・AKG等、手掛けたブランドの数はリザイエの匠の中で最も多い。 修理困難時、持ち前の粘りと高い経験値で難局を打破するベテランエンジニア。

宇佐見 敏夫
ハーマンインターナショナルにて約45年、オーディオ・メンテナンス業務に携わる。 手掛けたブランドはMark Levinson・JBL・SME・QUAD・ortofon等。 特にMLAS時代における銘機のメンテナンスについて右に出る者はいない。

吉田 茂
山水電気〜ハーマンインターナショナルにて約45年、JBLメンテナンスの匠としてブランドを支え続けた。豊富な経験と卓越した感覚は、他の追従を許さない。

田中 雅人
ヘビームーン〜現在に至るまで約25年、Westlake・PMC・Bryston・BARCO等オーディオ・ビジュアルのメンテナンス業務に携わる。 的確かつ迅速な対応を求められるプロの現場実績も豊富で特にWestlake Audioで採用されたJBLユニットに造詣が深い。

須田 晃
山水電気〜ハーマンインターナショナルにて約45年、オーディオメンテナンスに携わる。
JBL・Mark Levinson・QUAD・harman kardon・Mcintosh等、手掛けたブランドは幅広い。
熟練の技と知識が頼もしい。

落合 謙一
ラックスマン・サンスイ・クレル等のオーディオ機器修理業務に約30年携わるベテランエンジニア。数多くの修理経験と豊富な知識で愛機を蘇らせる。

________


リザイエ 禁断のKRELL
https://ameblo.jp/507576/entry-12153867315.html


9. 中川隆[-6854] koaQ7Jey 2018年4月01日 03:03:38 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-9634]

チェロのアンプのリペア

有限会社エイブル
http://eiburu.kataranna.com/


熊本県天草市本渡町広瀬2497-6
電話番号 0969-22-8220
E-mail eiburu@royal.ocn.ne.jp

代表取締役 塩田直人

社員数 4名

業務内容 オーディオ機器の修理・メンテナンス

海外ハイエンドの修理に定評をいただいております!

当社の修理依頼の80%〜90%が海外メーカー製のオーディオ機器です。これまで培ってきたキャリアから、真空管アンプやプレイヤー、デッキといったアナログ機器、海外ハイエンドの修理に定評をいただいております。

海外メーカーのMaIntosh(マッキントッシュ)、Marantz(マランツ)、CELLO(チェロ)、EМT、MARK LEVINSON(マークレビンソン)、STUDER(スチューダー)、REVOX(ルボックス)、QUAD(クオード)なども修理できる可能性がありますのでご相談ください。


10. 中川隆[-6853] koaQ7Jey 2018年4月01日 03:24:53 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-9634]

保証期間切れのアンプの修理

(有)アクアオーディオラボ (aqua-audiolab.)
http://www.aqua-audiolab.com/


〒358-0011 埼玉県入間市下藤沢379
phone:042-966-5789


長年に渡り、サンスイのオーディオアンプを開発してきた企画、開発の中枢メンバーで構成するラボです。サンスイアンプの修理でお困りの場合は、最後の修理の機会と思います。

山水アンプの修理は国内で販売されたモデル総てを対象とした修理、また、長年愛用した思いでのあるモデルや、今では手にはいらない海外、国内の名器の修理、オーバーホールも受付けています。


旧モデルのリニュアール例、

専門メーカー開発経験技術者により行ないます

ブランドを持った一流のメーカーであれば、まして、趣味としてのオーディオ機器ならば、単に定められた保証期間内のものだけを保証するとの考えは、改められなければならないと考える。

また、新しい世代に地球環境の破壊を防止し、微力でもリサイクル的な考えから、現在でも充分に実用に耐え更に商品的な魅力、性能を持っている製品群を開発して来た自負から、ユーザー様とのコンセンサスを得、且つコンテンツを理解された上で、アンプのリニュアールオーディオ(Renewal audio )を実施します。


保証期間切れのモデルを修理する。

海外ブランドの国内で販売されたモデルで、修理経路が分からなくなっている。また国内で販売されたサンスイのアンプはすべてを対象とする、真空管、ステレオレシーバ、修理可能であれば、修理保証期間の切れた製品であっても、ユーザーのお気に入りである以上、可能な限りの修復を行う。写真は、現在では生産中止になり、サービス事体を行なっていないTO-3タイプのトランジスターで在庫もなくなっていますが、音質面ではこの前にも後にも、超えるのは有りません。

従い、このトランジスタで作られたアンプは、非常に魅力的なサウンドが生まれます。ブラックフェイスのあのアンプです、ぜひ、復活させて音の魅力にはまって下さい。
http://www.aqua-audiolab.com/model/contents3.html


GOLDMUND MIMESIS SR5故障/修理 2013年11月07日

少し前の話ですがパワーアンプのGOLDMUND MIMESIS SR5の音が突然でなくなりました。

「ついに来たか」と言う感じですが、どうにもなりません。

つまらないトラブルかもしれませんので、まずケースを開けテスターで通電を確認しました。トランス、アウトプットあたりは断線はしていません。素人ながらも電源の入り口当たりが怪しいという感触です。

ムンドは最近、扱いがステラからゴールドムンドジャパンに代わりました。SR5はステラの扱いでしたのでどうしたものかと、まずはGMJに問い合わせの電話をしてみました。

修理対応は可能と言うことですのでひとまず安心したのですが、自社販売でないためか上目目線の物言いで、ムッとしながらも話を聞くと、修理代金は基本料金+時間当たりの工賃+部品代とのこと。基本料金と最初の時間工賃で5万円〜とのことです。

高いです。私はこれまで、国内外の製品でアンプ2回、プレーヤー2回、スピーカー1回、DAコンバーター1回と故障経験もそれなりあります。
初期費用が既に高額、電話対応からも信頼感は沸きません。
ひとまず、修理依頼は保留にしネットで修理してくれるところがあるか探すことにしました。

で、見つけたのが埼玉入間市にある(有)アクアオーディオラボ。

修理対応可能と言うことですが、「一度見せてくれ」とのことで、家から来るまで1時間くらいのこともありひとまず持ち込んでみました。

数日後が、電源スイッチの破損が原因とのことで、修理を正式に依頼しました。
ただこの時点でスイス製のオリジナルの部品が入手可能かは不明。

私の方でもGMJに問い合わせてみると、「部品の販売のみはしない」とけんもほろろの対応。

スイッチなんか小さなアッセンブリ交換なのですから臨機応変に対応してくれても良さそうなものなのに・・・・。

以前スピーカーの故障でアクシスに問い合わせたときなど、部品が既になく、「中古品ならあるかも」と部品提供してくれたとき(二カ所の半田取り付けでしたので自分で交換したため、中古部品の代金だけです)とは大違いです。

で、結局オリジナルの部品は難しそうで、そこに強いこだわりもありませんでしたの代替え品で修理続行です。

修理は一ヶ月強かかり「部品交換にずいぶん時間がかかるな」と思っていましたが、アクアオーディオラボさんでは「いくつか部品を入手後、取付け計測=テストを繰り返し、最終的な使用部品を決めた」との説明で「そこまでやってくれたのか」と感激しました。

肝心の音は、私の駄耳ではその前後でその違いが分かりませんでした。既にエージングも終わったであろう今でも快調に鳴っています。

さらに費用のGMJの初期費用の1/3程度で済み、アクアオーディオラボさんに修理依頼して大満足です。

アンプを引き取りに行ったときも、参考になるアンプの話も聞け勉強にもなりました。

アクアオーディオラボさんは山水の古いアンプが得意なようですが、国内外のアンプ修理実績もあるので、古いアンプで修理対象終了品でお困りの時(最近のアンプでも)は、問い合わせる価値があるのではないでしょうか。
http://community.phileweb.com/mypage/entry/3854/20131107/39880/


11. 中川隆[-6852] koaQ7Jey 2018年4月01日 03:39:20 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-9634]

オールド・マランツ、マッキントッシュのメンテナンス・修理


セブン再生工房
〒929-0425 石川県河北郡津幡町七野
Mail : mke_am1114@yahoo.co.jp
TEL: 080-5854-5749
http://morix-am.com/Marantz.html


マサトレーディング/マッキントッシュ修理/マランツ修理/MASA TRADING
〒213-0026 川崎市高津区久末474-1 ヒルサイド久末3-102
TEL : 044-777-8066
https://masatrading.stores.jp/about/

詳細は

オールド マランツ
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/635.html

マッキントッシュ
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/627.html


12. 中川隆[-7029] koaQ7Jey 2018年4月01日 15:38:10 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-9706]

ウエスタンラボ札幌
http://wl-sapporo.com/

〒001-0904 北海道札幌市北区新琴似4条2丁目2-1
011-765-5561

店舗営業時間:平日:AM11:00〜PM8:00 (日・祝・祭日PM6:00)
定休日:毎週水曜日

メンテナンス・修理(復)・アップグレード
http://tubeaudio.net/maintenance.html

当店で販売いたしました製品はもちろん、他店で購入されました製品やインターネットオークションで落札されましたオーディオ機器の修理・メンテナンスをお請けいたしております。
修理させていただきます製品は基本的にメーカーや輸入ディーラーが修理しない製品・並行輸入品、修理不能品を行いますので、作業完了までの所要時間を頂きますことと、国産中古品の場合は一般的な中古市場価格よりも費用が嵩む場合が多く有ります。

尚、量産タイプのコンポ・プリメインアンプなどの修理は、お断りさせていただく場合がございます。

 


・修理基本工賃 重量30kgまでの一般的な(自作アンプも含む)オーディオ機器 一台 16,000円
            管球式FMチューナー国内バンド変更及び整備 30,000円
            修理品完了納期 通常1週間〜1ヶ月 機器の状態・部品調達期間により3ヶ月以上かかる場合もございます。
            機器修理完了後は店頭デモを含む最低3日間の実働試験を実施(測定器からは判断しにくい音質などの験聴)


・スピーカーエッジ交換 JBL 40,000円/pair (2231などの15") TANNOY 50,000円/Pair (HPD385などの15")
                 その他のサイズはお問い合わせください。


現在迄の主な修理・整備実績
ALTEC 128A/B 1520 1567A 1568A 1569A 1570B/BT etc.

McIntosh A116 MC30 MC40 MC60 MC75 MC240 MC275 MC2105 MC2205 MC2505
C8 C20 C11 C22 C24 C26 C28 C29 C33 MR65 MR67 MR71 MR73 MR74 MR75 MR77 MR78
MX110 MX112 MX113 MX114 MX115etc.

marantz #5 #7/T #8/B #9 #10/B

その他
Western Electric,RCA,IPC,Langevin,Harman/Kardon,Ampex,DYNACO,FISHER,SCOTT,SAE,JBL,
EMT,SIEMENS,Klangfilm,TELEFUNKEN,Garrard,Thorens,Goodmans,SME,QUAD,LEAK,REVOX,
Accuphase,Luxman,KENWOOD(TRIO),YAMAHA,TEAC,AKAI,DENON,NEC,MICRO,SONY,Technics,Victor,
FENDER,Peavey,GUYATONE,TEISCO etc.

・旧QUAD製品(405-2まで) メンテナンスパックのお知らせ。
http://tubeaudio.net/quad405mt.html


13. 中川隆[-7219] koaQ7Jey 2018年4月01日 20:14:29 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-9724]

オーディオユニオン お茶の水 ハイエンド中古館

修理相談窓口
http://www.audiounion.jp/ct/news/article/1000006539/

オーディオユニオン お茶の水 ハイエンド中古館
http://www.audiounion.jp/shop/hi-endused.html
http://blog-hi-endused.audiounion.jp/
https://twitter.com/hiendused


受付時間 11:00 〜 17:00

〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台 2-2-1 2F
TEL:03-3293-5311
Eメール syuri_soudan@audiounion.jp

どこに修理に出していいか分からないどこに修理に出していいか分からないどこに修理を依頼したらいいか分からない???

もう無くなったメーカーだけど、修理は可能だろうか???

修理に関するお困りの件のご相談承ります。

※全てのオーディオ製品の修理が可能ではございませんので、ご了承ください。

※Mark Levinson、KRELL、Cello、JBL、WADIA等々



14. 中川隆[-7690] koaQ7Jey 2018年4月03日 05:51:22 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-9817]

サウンドボックス (ドイツ QUAD Musikwiedergabe GmbH 代理店)
http://www.soundbox.co.jp/
https://www.facebook.com/soundboxaudio/

〒182-0002 東京都調布市仙川町2−13−32
Tel: (03) 5577-5227  Fax: (03) 3305-2519

サウンドボックスへの地図
https://www.google.com/maps/d/viewer?mid=10SwyUNIYBG0FdAFxBfQZSf_iNdw&ie=UTF8&hl=ja&msa=0&ll=35.66216900000003%2C139.58260799999994&spn=0.004184%2C0.006866&z=17&source=embed

営業時間:月曜日−土曜日11:00−19:00
日曜・祝日休み


_____


オーディオ機器の修理
http://www.soundbox.co.jp/ortofon.html

サウンドボックスの修理は自社修理ではなく外注になります

オーディオ機器の修理・オーバーホール受け付け中


・オルトフォン・ア−ム軸受けの折れ修理


・JBL・ラウザ−・タンノイHPD等のスピーカーのウレタンエッジ張り替え

1970-80年代に製造されたスピーカーの多くはそのエッジにウレタン・フォームを使用しています。このウレタン・エッジは特性的には優れたものなのですが、経年変化により、ボロボロになってしまうのが欠点です。

こうしたスピーカーはそのコーン紙そのものはまだ劣化しているわけではないので、ウレタン・エッジさえ張り替えれば、まだ十分にしようできます。そのスピーカーが持つ本来の音を損なうことなく復活させるためにはやはり新品時と同様のウレタンでエッジで張り直すことが必要です。

JBLスピーカーはアメリカより輸入しましたJBL専用ウレタンエッジを使用し、ほとんどすべてのJBLスピーカーのウレタンエッジの交換が可能です。タンノイおよびラウザ−は新たに専用ウレタンエッジを制作したものを使用します。費用は1本当たり¥21,000(税込)より・・・・

・オーディオ機器の修理、オーバーホール、改造承ります。 

古くてメーカーでの修理が不可能のアンプ、あるいはメーカーがもう存在しないため修理不能なもの、メーカーで受けてくれない修理、オーバーホール等、承ります。 
(一部その機種の専用部品がないモノは修理をお受けできないモノもございます)   


・JBL初期の白ゴム・エッジ 軟化処理受付開始

初期JBL スピーカー・ユニットLE15A、LE8T等のゴムの白いエッジは経年変化による劣化で堅くなり、本来の特性が出なくなってきています。こうした劣化を本来の弾性を回復させる、化学処理をいたします。この処理によりゴムを活性化し、寿命を延ばせるばかりでなく、そのスピーカー本来の特性を取り戻すことができます。ゴムエッジが破れているもの、すでにひび割れしているモノについては残念ながら元にもどすことはききません。ひび割れる前に、処理をされるようおすすめします。費用は一本当たり¥10,000(税別)より

__________


QUAD ESL57, ESL63 ESL63Pro 修理受付中
http://www.soundbox.co.jp/quad63repair.html 


______


特選オーディオ機器(毎日更新) 
http://www.soundbox.co.jp/newcoming.html

QUAD Musikviedergabe GmbH(ドイツ)
http://www.soundbox.co.jp/QUAD/japanese_1.htm

ドイツ・QUAD ESL57 ESL63 復刻新品
http://www.soundbox.co.jp/

ドイツQUAD社「ESL」&「22+IIアンプ」復刻版、ジャクリン・ヘッドフォン新発売
http://www.soundbox.co.jp/QUAD/home.htm

復刻品 QUAD-II 真空管モノラル・アンプ (ドイツ QUAD MusikWiedergabe GmbH) 製 ¥500.000/ペア
http://www.soundbox.co.jp/QUAD/QD-II.htm


15. 中川隆[-7708] koaQ7Jey 2018年4月03日 07:36:39 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-9841]

サウンドポイント55
http://www.geocities.jp/soundpoint55/index.html


サウンドポイント55 真空管アンプ組み立て修理
QUAD ESLスピーカー格安修理出来ます 年中無休で受付いたします
オーディオ買取 真空管、ビンテージ物、なんでも買取 いたします

ビンテージ・オーディオを中心に販売、真空管アンプの製作修理を行っております。
QUADのESLの修理を始めました。
今まで修理費用が高額で諦めておられた方、直してもまたすぐに壊れ困惑しておられる方、一度ご相談下さい。


〒601−1253 京都市 左京区 八瀬大衛町717−2 秋岡ビル 4F
TEL : 075−711−0055
メール : soundpoint55@nifty.com

サウンドポイント55への地図
http://www.geocities.jp/soundpoint55/tizu.html

こだわりのオーディオショップです。
ビンテージ物中心にやっております。(いつの間にか)
真空管アンプの修理、設計、製作やってます。
普通じゃ物足らなくなった方御立ちよりください。
オーディオ談議出来るようにコーヒー用意してます。
話にだけ来て頂いても結構です。
ノウハウは無料です。
でもたまには何か買ってね。

真空管アンプ用のパーツそれなりに有ります。
技術指導致します。
解らない事があったら何でも聞いてください。

WEの修理初めてボチボチ30年経ちます。
でもWEなら何でも良いという考えには賛同出来ません。
やはり真の意味でHiFiでないと存在価値は無いと思います。
ホーム・オーディオに業務用機器を持ち込むにはそれなりの
ノウハウが要ります。86や91アンプでもそのまま鳴らせば
ナローな映画館バンド。それって本当に良い音ですか?

最近流行のリピーター、皆さん2次オープンで使ってみえます。
ハイがしゃくれ低音が足らなくなってませんか?
600Ωのリピーターは2次側600Ω負荷しないとフラットな特性にはなりません。
WEのリピーターはそれ以外にピークを抑える為に小容量のコンデンサーを
パラうように指定されてます。だからハイの出ないSP以前のリピーターが高値で
売り買いされる。何か間違ってませんか?

600Ωのライン送り、WEの時代とアルテックの時代では使い方が全然違います。
WEはL型のアッテネーターを負荷抵抗として使いマッチングをとります。
アルテックはT型のアッテネーターを使いオープンとして使い次のアンプのイントラの二次側に
ターミネーターを入れ、それを負荷としてインピーダンス規制をします。
意味の解らない方、たぶんあなたの600Ω伝送は滅茶苦茶です。

バランス送り、キャノンからピン(アンバラ)にコードで変換出来ると思ってみえる方が多いです。
そのようなコードは片方オープンで片肺駆動か、酷いのは片方ショート、このコード使えば
二次側ショートでトランジスターなら出力段が飛びます。真空管なら変な音?

何でもかんでもトランスを入れれば音が良くなると思ってられるかたが増えてます。
どんな優秀なトランスでも入れれば音は劣化します。正しい使い方をしてください。
何も足さない、何も引かない、トランスの理想でありアンプの理想、果てはオーディオの理想。

WEを含めたビンテージオーディオの本当の素晴らしさを後世に伝えたいですね。

QUAD ESLの修理を始めました。
旧製品からの部品取り整備後移植。
63,63PROの振動板の張替(MTAUDIO提携)
1ユニットあたり¥1万〜¥4万、基本工賃¥1万です。
(整備で済む場合と振動板交換またはオリジナルの整備品の移植等でお値段が変わります)
ESLのノイズでお困りの方、ロッキー、サウンドボックスの修理代が高額で諦めて居られた方一度御相談下さい。現物を見せて頂いてお見積り致します。
http://www.geocities.jp/soundpoint55/newpage2.html

おいでやす なんでもつくりまっせ
オーダーメイドによるアンプ製作を承っております
もう20年以上にわたりアンプの製作を承っております。

パワーアンプに関してはWEを初めプロ用のアンプが多数存在致しますので
それらを改造する事が多かったですが、プリアンプは市販品にマランツ#7
マッキンC22等以外にこれといった存在が無く、プロ用機ではプリは有っても
レコードを掛けられるRIAAイコライザー内蔵の物が殆ど御座いません。
有ってもアルテックのミキサーにプラグインでレコードが掛かるようにする程度
の物しか御座いません。従いましてプロ用のパワーアンプに相応しいプリをとの
御要望でプリアンプの製作依頼が殆どでした。

昨今のWE機器の高騰によりまして同機のレプリカ的な物からプロ機に存在の
少ない直熱管を用いてのアンプの御依頼も多少御座います。しかしながら造る
限りは造る意味が無い物は造るに値しないと判断し、タンゴはじめ国産OUTPUT
を使いましてのアンプの製作依頼は今までは基本的に御受け致しておりません。
例外的にVT-52ppと300Bsのアンプを将来グレードアップ可として御造りした事
は御座いました。ボチボチトランス等の入手難、年代からの不良率等考え合わせ
国産の使用も致し方無いか?貴重なビンテージトランスに長生きして貰う為に
電流、電位を与えないでマッチングトランス的な使用法も検討中です。


修理改造に関しましては自作または某先生方?製作の物、メーカ製を含め国産
トランスを使用した物も面倒は診させて頂きました。


設計、製作の御指導に関しましては国産OUTPUT使用の物に関してもさせて頂き
ますので御気軽に御相談ください。

尚電源トランスに関しましては国産の使用はやぶさかでは御座いません。
チョークは出来れば外国製が使いたいなあという所ですね。色々手に入りますから。

過去の製作例に関しましては私の手元には写真を含め何も残っておりません。
叉使用部品の性格から過去に同じ物を2つとして製作した事は御座いません。
ですからサンプルを御見せ出来ません。一時期量産可能な機種を考えそのプロト
モデルを製作して使用してましたがこれをくれと言われ断り切れず無くなって以来
自分用にも残っておりません。
これではあまりにも解りませんのでOUTPUT不良で修理に帰ってきてうちに居ついて
おりますプリとプロトタイプとして実験的に製作致しましたオール直熱管のプリの写真を
掲載しておこうと思います。前者は改良してイコライザーのみ只今使用中で、後者は
電源にWEの20Bの改造モデルを使用しておりましたがそれを持って行かれたので
現在音が出せません。
http://www.geocities.jp/soundpoint55/newpage5.html

QUAD ESLの修理お任せください

旧製品からの部品取り整備後移植。

63,63PROの振動板の張替(MTAUDIO提携)

1ユニットあたり¥1万〜¥4万、基本工賃¥1万です。

(整備で済む場合と振動板交換またはオリジナルの整備品の移植等でお値段が変わります)

ESLのノイズでお困りの方、ロッキー、サウンドボックスの修理代が高額で諦めて居られた方一度御相談下さい。

現物を見せて頂いてお見積り致します。
http://www.geocities.jp/soundpoint55/newpage4.html


ヴィンテージ・スピーカー在庫品

RCA LC−1B IN オリジナルBOX  在庫あり  写真1,2,3             \75万
 (スタジオモニター用壁掛け型、バッチ付き)

RCA LC−1B ユニット 超極上品   1ペアーあり            ¥60万
 (LC-1Aとの違いはエッジ改良によるfo改善、見た目の違いはありません)

JENSEN H−520 極上品     1ペアーあり              ¥28万
 (604類似同軸2WAY)

JENSEN G−610 オリジナル   1本のみあり             ¥50万
 (銘記3WAY,弁当箱ネットワーク、Cとは別物です)

パルメコ 38cm同軸2WAY LS−1     2ペアー在庫  写真1,2,3 ¥63万

(初代BBCモニター、WE系の特注品と思われる構造です。ドライバーは713か?)

(残念ながらコーン紙に破れ補修が御座いますが音質には問題御座いません。)

(超ヘビー級のユニットでコーン紙はジェンセンより遥かにパンパン、ロレンツの

ツイーターを付けて3WAYにしてBBCで使われました。あのアビーロードスタジオ、
  アメリカのバンガードのスタジオでも採用されてました。)

バイタボックス 30cm同軸       1ペアー在庫あり 写真1,2,3   ¥20万完売
(ロンドンWE直系、601とは比べ物にならないクオリティーです)

シーメンス ワイド・アングル       極上1ペアーあり。          ¥60万 完売
(25cmコアキシャル3パラ。マッチングトランス付き。平面バッフルで御使い下さい)

これらはビンテージの中でも最高に位置するユニット群です。
アルテック、JBL、TANNOYに愛想をつかした方御試聴ください。  

    その他のビンテージ

ボザーク  30cm 同軸ユニット    2ペアー在庫あり        ¥8万、12万
 (東海岸の勇)

EMI     楕円同軸ユニット      1ペアー在庫あり            ¥6万
 (メタルセンターによるメカニカル2WAY+ツイーター)

ロンドンRCA38cmウーハー        1ペアーあり             ¥30万完売
 (最高のパーマネントウーハーです、ロンドンWE2080Aより凄いです。)

IPC ドライバー 555マウント         2本在庫          ペアー¥15万
 (ジェンセンOEM,砲弾ドライバーの555マウント、金属振動板)

IPC ホーン 1049                1ペアーあり       ペアー¥12万
 (上記ドライバー用ホーン、勿論555使えます)

アンペックス  1インチ用ホーン         1ペアーあり       ペアー¥6万完売
 (JBLのホーンより1ランク上の造り、WEホーンのようなデッドニングがして有ります)

フィールド・ウーハー  38cm          2ペアー       ペアー¥20万、¥25万

(ジェンセン)      30cm          4ペアー       ペアー¥12万より

(素晴らしい音留まりです。WEのウーハーもジェンセン製です)

RCAビクター  25cmフルレンジ 1910年代貴重珍品   1ペアーあり  ¥18万

(HIS MASTERS VOICE ラベル、片方セーム皮エッジに交換されております。)

ステフェンス  1インチドライバー          2ペアー       ペアー¥12万完売

 (ウエスタン・ツルーソニック、WEが後期モニターに使って有名になりました)

ラーコン  555用マルチセルラー(26Aホーン近似8セル、珍品) 1ペアー ¥30万

(KS6368と同じような布と鉄板の張り合わせです。6368もラーコン製です)
(555に使用すると25Aホーンより良い音です。)

ジェンセン  38cmパーマネントウーハー           2ペアーあり ¥10万より
(定番、アルテック、JBLからのグレードアップにどうぞ)

アルテック 604D 38cm同軸 N−1600ネットワーク付き     ペアー¥25万

(オリジナルNEWコーン紙に貼り替えました。音質には問題御座いません。)

アルテック 604−8G 38cm同軸 ネットワーク付き         ペアー¥21万

アルテック 604−8K 38cm同軸 ネットワーク付き         ペアー¥18万
(コーン紙に少しだけ傷があります)

806,802各種在庫あり。  アルニコユニットのみです。        ペアー¥5万より

416A、416−16Z、803A他在庫あり                    ペアー¥7万より

JBL LE-85(3ペアー有り¥8万) 、LE375(20万)、LE-15A、2220B他各種ウーハーあり。

TAD TD4001ペアー(極上オリジナル振動板)              ペアー¥30万

TL-1601A、2ペアー(極上のオリジナルコーン)             ペアー¥12万

QUAD ESL57(3ペアー在庫あり、金、黒、ベージュ)          ペアー¥18万

QUAD ESL63(3ペアー在庫あり、茶、黒)                ペアー¥25万

QUAD ESL63PRO                              ペアー¥28万
ESLは全て整備済み。

JBL オリンパスS8Rシステム 程度良                   ペアー¥90万完売

JENSEN G−610C inBOX エッジ補修小、音質には問題ありません。

 純正ユートピアウルトラフレックスBOX入り 定価¥266万       ペアー¥95万完売

Gauss 2インチドライバー HF−4000(アルニコ) 4本在庫在り     ペアー¥20万完売

写真1,2,3 振動板の状態、ボイスコイルの抵抗値等は揃っております。

外観は多少剥げ錆等御座いますが電気特性音質は完品です。 4本まとめて ¥35万完売

JBL 2インチ用ホーン2350 2本在庫  再塗装致しました  ペアー¥90000
スロートアダプター2328付です。
http://www.geocities.jp/soundpoint55/newpage3.html


16. 中川隆[-7720] koaQ7Jey 2018年4月03日 14:58:23 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-9865]

Vintage Audio(ヴィンテージ・オーディオ)
ネクストイノベーション株式会社 オーディオ事業部 担当者:大塚
http://vintage-audio.jp/
https://www.facebook.com/ni.vintageaudio/?fref=ts

ヤフオク! - t_otsuka0413さんの出品リスト
https://auctions.yahoo.co.jp/seller/t_otsuka0413?


Vintage Audio(ヴィンテージ・オーディオ)
〒706-0224 岡山県 玉野市 八浜町 大崎430-12
TEL: 0863-53-9922
FAX: 0863-53-9655
メール:vintageaudio@csis.jp


当店では1950-60年代に欧米諸国で製造された、Vintage HiFiオーディオ機材の販売・レストア(オーバーホール・修理)を行っています。


機材・部品販売 取り扱いメーカー一覧
Goodmans・EMI・LEAK・RCA・STEPHENS・ALTEC・JBL・EV・Jensen・Beam-Echo・PYE・GEC・Lockwood・DECCA・Garrard・Thorens・Acoustical(QUAD)・McIntosh・Marantz・Tannoy・ORTOFON・Technics・DENON…等

多数在庫ありますので、機材をお探しの方は、電話かメールにてお問い合わせください。

※当店では基本的に機材を現状で保管しております。お客様からお話しを頂いた時点で、メンテナンスの方法(仕様)を打ち合わせ、修理・調整後出荷致します。
http://vintage-audio.jp/?page_id=7


[店舗営業時間]
10〜22時(平日)/13〜22時(土・日・祝日)
※ご来店の際は場所がわかり難い為、事前にご連絡頂ければご案内致します。

アクセスマップ
https://www.google.com/maps/place/%E3%80%92706-0224+%E5%B2%A1%E5%B1%B1%E7%9C%8C%E7%8E%89%E9%87%8E%E5%B8%82%E5%85%AB%E6%B5%9C%E7%94%BA%E5%A4%A7%E5%B4%8E%EF%BC%94%EF%BC%93%EF%BC%90%E2%88%92%EF%BC%91%EF%BC%92/@34.531134,133.921093,15z/data=!4m5!3m4!1s0x3553fa43dd4ad29f:0x99c86a7a43520717!8m2!3d34.5311335!4d133.9210933?hl=ja-JP


修理・お問い合せは下記までご連絡下さい。
電話:0863-53-9922
メール:ootsuka@giga.ocn.ne.jp


Vintage Audioにようこそ!!
当店では1950〜60年代に欧米諸国で製造された、Vintage HiFiオーディオ機材の販売・レストア・修理を行っております。

Vintage Audio(ヴィンテージオーディオ)1950年代のモノラル機材専門店

1958年までのモノラル機材はステレオ時代のオーディオ機材と同じではありません、1本(1ch)で音楽のリアリティを追求し、音場感(広がり)を出せるように設計されています。SP(78s)やモノラルLPは、モノラル時代に製作されたオーディオ機材でなければ本来の良さは再現できません。また、適切なメンテナンスも必要です。

1950年代のHiFi機材を適切にメンテナンスし、上手に使いこなしたモノラル再生は、リアルな表現の中に音楽性を伴った素晴らしいサウンドを奏でてくれる事でしょう!

機材の選択や使いこなし、メンテナンスまでトータルでご相談に応じますので、お気軽にお問合せ下さい。

【メンテナンス ディスク】
Vintage Audio(ヴィンテージオーディオ) メンテナンスディスク

この度、岡山県玉野市にある店舗をリニューアルオープンいたしました。
ご来店頂ければ、店舗に設置してあるヴィンテージオーディオコーナーで、当時のHiFiグレードのオーディオ機材で試聴や音楽を楽しんで頂けます。ソフトからハードまでをヴィンテージオーディオで一環して再生すると、レコードをまた別の一面を楽しむ事が出来るような気がします。

また、毎月レコードコンサートの開催を予定しています。 詳細が決まりましたらこちらのサイトでもご案内いたしますので、ぜひ足をお運びください。
http://vintage-audio.jp/?page_id=876

RECORD SOUNDSP盤・LP盤・初期盤・クラシックレコード専門店
レコードコンサート開催予定
http://recordsound.jp/?_recordsound=ef8e846fb7e9bf2aa1152930a89d7f6a62295193

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「For Sale」 「スピーカーシステム」 一覧
英VITAVOX(ヴァイタヴォックス) Bitone TYPE620 スピーカーシステム 販売
Neumann(KLEIN+HUMMEL) O 92 スタジオモニタースピーカーシステム|1
Neumann(KLEIN+HUMMEL) O 92 スタジオモニタースピーカーシステム(ペア) 販売
SIEMENS Coaxial+関本製後面開放箱(ペア) 販売
EMI Loudspeaker Type LE4|2
EMI Loudspeaker Type LE4(ペア) 販売
EMI社 DLS529スピーカーシステム(S:8323と8317)
RCAモニタースピーカーシステム LC-1A
http://vintage-audio.jp/?cat=2


「For Sale」 「アナログプレーヤー」 一覧
SME トーンアーム 3012(後期型)
SME トーンアーム 3009(後期型)
http://vintage-audio.jp/?cat=6


「For Sale」 「英国系」 一覧
Goodmans+LEAK TL-12plus
LEAK(リーク) ステレオ20 管球式ステレオパワーアンプ
Goodmans社(グッドマン) 3Way Hi-Fi スピーカーシステム
LEAK(リーク) TL-12plus管球式パワーアンプ
ROCKBAR Co製 Goodman用エンクロージャーキット
QUAD(クォード) ESL-57 静電型スピーカーシステム
TANNOY(タンノイ) 「Landsdown」12inモニターシルバー搭載スピーカーシステム
Goodmans(グッドマン) AXIETTE
Goodmans(グッドマン) Axiom 22mk2
Knight(ナイト) 12in 3Way同軸ユニット KN812
Goodmans AXIOM80復刻版 修理
Goodmans(グッドマン) MAXIMスピーカーシステム
EMI社 DLS529スピーカーシステム
英PYE(パイ)社スピーカーシステム(TANNOYシルバー)
http://vintage-audio.jp/?cat=12


「For Sale」 「ドイツ系」 一覧
SABA(サバ) Permadyn 19-200 フルレンジSPユニット
ISOPHON(イソフォン) 4Wayスピーカーユニット
SIEMENS/KLANGFILM(シーメンス/クラングフィルム) 6 Ruf lsp. 23a
http://vintage-audio.jp/?cat=8


「For Sale」 「アメリカ系」 一覧
Mark Levinson(マークレビンソン) ML-2 モノラルパワーアンプ
ROCKBAR Co製 Goodman用エンクロージャーキット
KLIPSCH(クリプッシュ)ホーンコーナースピーカーシステム
http://vintage-audio.jp/?cat=5

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修理について

1950〜60年代に製造された機材は、既に製造後50年以上を経ています。途中で修理したモノもあれば、オリジナルのまま経過したモノもあるでしょう。いずれにしても、メンテナンスを行わず使用する事は非常に危険です。

当店では、姉妹サイトのGarrard(ガラード)でも同じポリシーですが、基本的にレストア同等の修理を行います。
レストア 英(restore=回復する)とは、老朽化などの理由により劣化した、もしくは故障した機材を修復し、発売当時の性能に復活させること。

■貴方の機材は本当に正常ですか?

現在ヴィンテージ機材は、オークション等の普及により誰でも安価で購入できるようになりました。

そして、内容がどうであれ一応音さえ出れば正常という思われている方が多いのです。

半世紀以上経て何も修理を行わず、正常な動作ができる家電があるでしょうか?オーディオ機材も家電なのです。

一応出ている音も、適切な修理を行い調整された機材から出る音は、全く違うのです。歪っぽくボケボケした音が1950年代のHiFi機材のサウンドではありません。もちろん機材のグレードやシステム構成にもよりますが、繊細かつ明瞭でダイナミックレンジの広いサウンドです。例えば未整備のボケた音でも、クラッシックやJazz等の古いソースであれば何となく雰囲気で鳴ります、J-popやロック等現在のレスポンスを要求されるソースをかけると、とたんに馬脚を露わします。またはボケた音を太い音と勘違いされている方も多くいます。適切に修理された1950年代のHiFi機材では、ソースに関係なく忠実に再現します。逆に解像度が高すぎてレコーディングの粗を出し、ソースを選ぶ機材も存在するのです。

お店で完動品(メンテナンス済)で購入していても、そのお店の修理能力や部品の在庫や調達ルートがない為に、適切な修理が行えてないモノも多数あります。また、専門店では完動品として販売する為に適切(完全)な修理ができない場合があります。通常、適切(完全)な修理を行う場合、部品代と真空管代でかなり高額になります。それを最初から販売価格に載せてしまうと販売金額が通り相場よりかなり高額となってしまい、売り物にはならないでしょう。ぼったくりのお店という烙印を押されかねません。

当店では修理内容に応じた、またお客様のご予算に応じた修理を行っております。基本性能が維持できる範囲で、低価格部品を使っての修理も行いますし、オリジナル同等規格のディスコン部品を使っての修理も行います。この内容を修理前にお客様とキチンと打ち合わせを行い、ご了解頂いた上で修理を開始しますので、ご安心下さい。
http://vintage-audio.jp/?page_id=10


「修理・オーバーホール」 「英国系」 一覧
英Goodsell PFAコントロールアンプ
英EMI 92390PF(15Ω) 同軸ユニット オーバーホール
LEAK(リーク) STEREO20 管球式パワーアンプのオーバーホール
Goodmans(グッドマンズ) MAXIMのネットワーク オーバーホール
LEAK(リーク) Varisrope Stereoプリアンプ オーバーホール
LEAKプリアンプ用電源ユニットの製作
LEAK(リーク) Stereo20パワーアンプ+Leak Point Oneプリアンプ オーバーホール
PYE HF20 スピーカーシステム ネットワークOH
Western Electric(ウェスタンエレクトリック) 100F LOUDSPEAKER SET 修理
EMI-319 楕円型同軸2Wayスピーカーシステム オーバーホール S:7563/8365
TANNOY(タンノイ) [Autograph]管球式アンプ レストア
Goodmans AXIOM80復刻版 修理
http://vintage-audio.jp/?cat=13


「修理・オーバーホール」 「米国系」 一覧
Marantz(マランツ) Model 2 オーバーホール 2台
Marantz(マランツ) Model1 / Model 6 オーバーホール
Marantz(マランツ)Model 1 / Model 4 オーバーホール 2台
http://vintage-audio.jp/?cat=26

「修理・オーバーホール」 「ターンテーブル/プレーヤー」 一覧
Pierre clement Type H4 L7 プレーヤーシステム オーバーホール
P.CLEMENTのアイドラーホイールの修復
http://vintage-audio.jp/?cat=25


Garrard(ガラード)301 401 修理・レストア専門ショップ
http://garrard301.jp/


17. 中川隆[-7737] koaQ7Jey 2018年4月03日 20:23:40 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-9889]

イシノラボ - アンプや真空管などの機器・パーツの販売・通販・修理!
http://www.ishinolab.com/
http://www.ishinolab.com/modules/xpress/


山水電気株式会社のOBが修理担当致します。
特にサンスイ,ラックス,デンオン,真空管アンプなどを得意としております。

•これまで使わなかったアンプやスピーカに通電したら、音が出ない/ノイズが出た。

•オークションで購入したが細部で故障がある。

•古い機種の点検・補修をしたい。

•MCカートリッジ針交換/修理。

その他の修理も、どうぞお気軽にお問い合わせ下さい。


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イシノラボ 平野紘一
〒261−0011 千葉市美浜区真砂5−7−9−101
TEL: 043−270−3282 

受付時間09:00〜18:00(水曜定休)

地図
https://www.google.co.jp/maps/place/%E3%80%92261-0011+%E5%8D%83%E8%91%89%E7%9C%8C%E5%8D%83%E8%91%89%E5%B8%82%E7%BE%8E%E6%B5%9C%E5%8C%BA%E7%9C%9F%E7%A0%82%EF%BC%95%E4%B8%81%E7%9B%AE%EF%BC%97%E2%88%92%EF%BC%99/@35.6435239,140.0624153,17z/data=!3m1!4b1!4m5!3m4!1s0x602283cbfb43f1a7:0xc336c1161cb2055a!8m2!3d35.6435239!4d140.064604?hl=ja


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修理/メンテナンス/オーバーホール・サービスのご紹介

マスターズから修理/メンテナンス/オーバーホール・サービス業務のご紹介です。


概要

メーカーのサービス部品の保有期間は製造完了後8年です。その後においてはメーカーサイドのサービスが受けられない場合がございます。
マスターズではそのようなオーディオアンプ、スピーカーシステムに関しご相談に応じる用意がございます。

事情によっては修理不可能な場合もございますが、当方の努力により、皆様の愛機をメンテナンス、オーバーホールすることも可能です。是非、ご相談ください。
販売店関連の方のご相談も承ります。


お応えできるご要望例

次のようなご要望にお応えします。

•これまで、使わなかったアンプ、スピーカに電源を入れたら、音が出ない/ノイズが出た。

•オークションで購入したが、細部で故障がある。

•古い機種なので、点検補修したい。

MCカートリッジの針交換、修理等も受け付けます。 どうぞ、お気軽にお問い合わせ下さい。

得意分野・得意メーカー

特にサンスイ、ラックス、デンオン、真空管アンプなどを得意としております。
山水電気株式会社のOBが修理担当致します。


また、イギリスのロジャース(Rogers)製品については本国では活動停止しておりますが、マスターズはロジャースジャパン(Rogers Japan)から修理業務を引き継いでおり、引き続き当方のサービス業務は継続しております。
本国での活動停止により、サービス部品の供給がございませんので、部品ストックの関係で修理できない機種もございますが、ご相談ください。
ロジャースジャパン(Rogers Japan)のOBが修理担当致します。


【2015年11月追記】
この度、初めて、フィリップスメカ搭載のCDプレーヤーの修理を致しました。
今後、フィリップスメカ搭載のCDプレーヤー(例えばマランツ)についての修理を承ります。
なお、故障内容によっては修理困難の場合もありますので、予めご了承ください。
https://www.ishinolab.com/modules/doc_guidance/service/mentenance.html


スピーカ用ネットワーク製作
https://www.ishinolab.com/modules/doc_guidance/service/speaker_network.html

バランス型スピーカネットワーク製作
https://www.ishinolab.com/modules/doc_guidance/service/balance_type_speaker_network.html


自社製品については

超お買い得 イシノラボのトランス式パッシブ・プリアンプ
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/689.html


18. 中川隆[-7892] koaQ7Jey 2018年4月11日 09:45:09 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-10102]

AMP修理工房 田中勝夫
http://amp8.com/index.htm
http://amp8.com/ja1mdn/index.htm

〒371-0805 群馬県 前橋市 南町2町目68-6

アクセス
上越線新前橋駅から2.5Km、両毛線前橋駅2Km
関越道前橋インターから3Km

来工房の時は、事前予約の事。
 FAX  027-221-1920(9時〜18時迄)
 電話  027-221-1920(9時〜18時迄)


地図
http://amp8.com/etc/annai/mdn-tiz.htm

測定機器 修理者履歴
http://amp8.com/etc/annai/lja1mdn.htm

AMP修理工房の詳細・修理の御案内
http://amp8.jp/etc/annai/annai.htm


現在までの修理機器一覧(製造メーカー・機種別)
http://amp8.jp/etc/annai/listamp.htm


外国製AMP修理記録

◆Acoustic Research
◆AGI
◆Aura
◆BGW
◆BRYSTON
◆CounterPoint
◆FmAcoustics
◆GAS
◆JBL
◆QUAD
◆MarkLevinson
◆McIntosh
◆MissionElectronicsCyrus
◆Musical Fidelity
◆PROCEED
◆SAE
◆Spectral
◆SUMO
◆ETC

AMP修理工房 基本的修理方針
http://amp8.com/etc/annai/makeamp.htm

下記を熟読の上、右のアイコンをクリックして、修理機器のメールをお送り下さい。

問い合わせが多く「氏名+修理機器名」で管理していますので、質問は実名でお願いします。

 又、スパムメール対策をしておりますので、安全の為、メールの「件名」には、必ず「機種名」+「修理」+「お名前」等を入れ、長めでお願いします。 amp@amp8.net

それでも返事が無い場合は右記のフリーメールを試して下さい。 amp8com@yahoo.co.jp

初めての方の「通常修理」は原則受け付けません。


修理の流れ

1.A.貴方より修理機器の明細+故障内容のメール。
又、この修理品の思い出や、思う所も、差し支えない範囲でお送り下さい。
小生、それらを謙虚に受け止め、修理方法の提示に使用致します。

2.当方よりの、通常修理概算修理費用、オーバーホール修理概算費用を御連絡致します。

3.貴方より修理機器を当方へ送る。輸送料は貴方持ちです。 荷作り方法は此方
宅配便の場合、取次店や営業所に持ち込まなくても、電話1本で取りに来ます。
大きい声で言いませんが、持ち込むと、100円負けるらしいですが、ドライバーが取りに来ると、1格下の料金にしてくれる事も有るそうです。但し、負けなくても小生責任は取りません。
保険等の使用で修理する場合で、交換(不良)部品の返還が必要な場合は、事前に連絡下さい。普通は、取り外す前に、壊してしまいます。交換(不良)部品は修理時、壊して基板から取る方が、楽な場合が多いい為、です。

4.当方、修理機器の状態を調べます。不良部品、修理時間等を考慮し、通常修理修理費用、オーバーホール修理修理費用、及び修理期間を御連絡致します。
又、既に部品/互換部品/上位互換部品が製造中止の場合、代替え品の提示致します。
代替え品の場合、改造が伴う場合が有ります。この時、出来るだけ、点検時の様子をデジカメで取り、メールで付随して、送ります。 画像なのでファイルのバイト数が大きいので、ブロバイダーのサーバーからは出来るだけ早く削除してください。 又、小生のHPに乗せる場合がありますのでご了承下さい。 但し、出所は出しません。

5.貴方よりの返事を待ちます。
修理しない場合は、見積もり費用=15,000円〜50,000円を請求させて頂きます。
最低見積もり費用は15,000円です
見積もり時バラック修理等を行いますので、不良部品は取り外し時、破棄する場合が、有ります
返却時に、出来るだけ現況に回復しますが、戻せない場合があります。

   −1.回路図が入手可能な国内AMP製品=出力100W/100WまでのAMP=1.5万円円                           出力150W/150WまでのAMP(重量25Kg以内)=2万円
                          それ以上のAMP(重量25Kg越える物)=3万円〜
   −2.海外AMP製品、回路図が入手不可な国内AMP製品=出力100W/100WまでのAMP=2万円                           出力150W/150WまでのAMP(重量25Kg以内)=3万円                           それ以上のAMP(重量25Kg越える物)=4万円〜
   −3.真空管使用製品に付きましては、付随真空管の試験費用が追加されます
               測定真空管10本まで=無料
               測定真空管20本まで=1万円
               測定真空管40本まで=2万円
   −3.CD/チュ−ナ−/ラジオ/無線機器/テ−プデッキ/VTR等は1.5万円〜です
                  重量15Kg以上=2万円 重量20Kg以上=3万円〜
   −4.製品重量35Kgを越える物は個別に打ち合わせに成ります。
       但し、B-2302、B-1、等 分解して軽くなる製品は除く。
   −5.修理せず返却する場合は、入金確認後、送料着払いで返送致します。
       この時、修理品が不要な場合、部品取りとして当方で買取りも致しますのでお申し出下さい。
        買い取り価格は、殆ど見積もり料とチャラです。但し、買い取れない機器もあります。
物によっては後日修理し、YAHOO等に売りに出します、その時は、出来る限り、旧持ち主にメール送ります。

6.修理をする場合は見積もり料は不要です。
修理する場合は出来るだけ早く、修理を開始します。又は部品の手配を始めます。
海外製品や回路図の入手等、又部品等の検索で、修理期間が伸びる場合が有りますが、ご了承下さい。 又、小生の状態により修理期間が伸びる場合も有ります。
修理の様子、調整・測定データーをデジカメで取り、HPに乗せ、アドレスを送ります。写真(画像)は表示よりも、実サイズは大きいです。よって、細かい所を見たい場合は画像をダウンロードして見てください。

7.修理完成し最終修理金額をメールします。
貴方よりの、最終修理金額の入金を待ち、送料着払いで、返送します。
余程のことが無い限り、見積もり金額=最終修理金額です、現在まで100%同じです
御家族様へのご配慮で、返送するときに、元払いを希望される時は、最終修理金額に、お送り頂いた時の送料を上乗せしてお送り下さい。
但し、此方から送るとき差額が出ても返送致しません。
又、各運送業者の支店・営業所や郵便局に留め置くことも出来ます。そこに取りに行く必要が有ります。

8.修理品は最低30分以上の定格実働動作試験をして、引き続きエージングは24時間以上、行います。
http://amp8.com/etc/annai/makeamp.htm


19. 中川隆[-7891] koaQ7Jey 2018年4月11日 09:56:41 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-10102]

螺旋館 スピーカーユニットの修理
http://www013.upp.so-net.ne.jp/rasenkan/audio/fix1.htm

Vintage Audioの修理 スピーカー編

フィックスドエッジが裂けてしまった、Stephens Trusonic P112。

非常に薄い紙がエッジになっている。 よく見かける、裏から紙を貼ったり、接着剤で無理やり固めるような修理では、 音質に影響が出てしまうだろう。

日ごろから懇意にしているVintage Audio Shopに完璧な修理を依頼した。

これが出来上がり。

完璧な修理である。指で触っても段差は感じられず、見た目もシミ程度にしか見えない。 エッジの柔らかさにも影響が無い。 私は、それまでは自分の手先が器用なほうだと思っていたが、コレを見て、返上した。

詳しくは聞かなかったが、紙の繊維を絡み合わせるようにして丁寧に接着していくのだそうだ。

オーディオ製品というより、工芸品の修理に近い世界なのだろう。 大切なオーディオ機器、修理が必要な場合は、いいかげんなものではなく、 しっかりした修理をするべきでは無いだろうか。

上記のような修理を必要とする方は、私までご連絡をいただければ。紹介させていただく。 ただし、こういうレベルの修理なので、質より安価であることを重視される方にはお勧めできない。


20. 中川隆[-7890] koaQ7Jey 2018年4月11日 09:59:54 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-10102]

Goodmans AXIOM80復刻版 修理 VintageAudio
http://vintage-audio.jp/?p=305


依頼内容
 ・ビリツキが発生する


所見
ダンパーの付け根も折れていました

ビリツキが発生する直接の原因はダンパーとボイスコイルの接合部の割れ(写真参照)が原因だったのですが、たぶんユニット前面がら大きな力が加わった様です。また、よくよく確認すると接合部の割れだけではなく、ダンパーのベークライトが根元で折れていました。そしてユニット前面から力が加わった事を示すように、コーン紙の円錐の端で歪み(高低で約5mm)があり、ボイスコイルボビンにも小さなクラックがあり、結果ボイスコイルにギャップが出来てしまっています。

さすがにこの状態でまで壊れると、ボイスコイル・ボビン・ダンパー・コーン紙を一度分解して、ボイスコイルの巻き直し、ダンパーの修理(又はダンパーのみ交換)後、組み立てする必要があります。ただ、2本で使用している場合は、もう左右で音は合わなくなります。

分解修復の他にコーン部のASSY交換という選択肢もありましたが、どちらにしても修理費も高額になります。結局修理中止となりましたが、こういった固体が無理やり修理され、オークション等に出回るのです。

皆さん気をつけてくださいね。


21. 中川隆[-7889] koaQ7Jey 2018年4月11日 10:04:54 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-10102]

螺旋館 古いQUAD製品の修理について
http://www013.upp.so-net.ne.jp/rasenkan/audio/quadrep.html


市場に流通する現状動作品

たとえば、QUAD 405でいうと、最初のモデルは1975年発売、306や606が1986年に発売に なっているから、1980年前後のして20〜25年くらい経っていると考えられる。 現状、動作しているものでも、ノイズの混入や、本来の性能を発揮できていないものなど 不具合があって当然だと思う。

現状品を売り買いするオークションや一部販売店もあり、市場には半故障品があふれているのだろう。 状態が悪く、本来の性能を維持していないQUAD製品が世の中には大量にあふれかえっていると思われる。

これを機会に、QUADの修理に関する情報をまとめてみた。

なお、自分で修理する人のための情報ではない。 自分で修理できる能力を持っている人は、Webで参考資料を探す必要もないだろうし、 どうすれば修理できるのかわからないレベルの人は、壊してしまうのがオチだから、 自分で修理しようなどと考えるべきではない。

QUADの正規修理業者

アンプでいうと、QUAD33, 303以降、スピーカーはESL63以降のものは、 Harman Internationalから業務を引き継いだ、QUADの正規代理店

株式会社ロッキーインターナショナル(東京都荒川区東日暮里1-27-13 TEL:03-5850-6960)
http://www.rocky-international.co.jp/index.html


で修理を受け付けている。 実際に修理業務を行うのは、DENON系の修理会社である。 QUAD UKからエンジニアが来日し、修理についての講習を行ったそうだ。 業務引継ぎから、あるていど時間がたったので、作業にも慣れていると思う。 私も、ここに 66プリの修理を依頼し、特に問題はなかった。

真空管アンプのQUAD 22やII、ESL-57の修理は、

SOUND BOX : http://www.soundbox.co.jp/

で可能である。

正規代理店ではないのだが、QUADの本筋の系統(ドイツにおけるQUADの販売店が独自に 行っている修理サービス。ESLの製造ジグなども引き継いでいる)の修理を行っているので、 安心できると思う。

音質を考えた修理を行えない業者

その他にも、自称修理業者がQUAD等のアンプの修理例を載せているWebを見たことがあるが、 まともな修理をしているのを見たことがない。

パーツを持っていないので、音質に影響の大きな電源の電解コンデンサにRSコンポーネンツあたりの 通販で買うことのできる、音響用パーツではない、一般の国産部品を使った酷いものであった。 (良い業者さんをご存知の方は、このWebで紹介させていただくので、是非、お教えください)

国産パーツメーカーの名誉のために言うが、国産部品の品質は優秀だ。 が、電源を例に取れば、QUADの音が、英国産のコンデンサーで決められているのだ。 電源ケーブルで音が変わることを知っているオーディオマニアが、 電源を構成する部品の音を無視するのであれば、それは滑稽なことだ。

Harmanとロッキーの業務引継ぎのとき、一番もめたのが、 補修部品の引継ぎに関することだったのだそうだ。

Harman International取り扱い当時、QUAD306の電源コンデンサの交換をお願いしたことがあるが、 当然元の銘柄とは異なるが、きちんと英国製の音響用部品を用いて修理がなされていた。 (QUADに限らず、英国メーカーがすべての部品を英国製でそろえているわけではないし、 それが良いといっているわけではない。音質を気にするのであれば、メーカーの意図にそった 修理が必要だ。という話である。)

QUADのメンテナンスを考えている方へ

もし、このページを見たあなたが、QUAD製品の修理を希望しており、 QUADの音質を気に入っている人ならば、少々予算オーバーでも上記の純正修理を受けて欲しい。 修理代をケチって、外観がQUADなだけのものになってしまうのであれば、 それはQUAD製品にとっても、あなたにとっても不幸なことなのだから。

オークションなどで安く手に入れたのだから、安く治したいという気持ちはわかるが、 本来、修理とは非常に手間と時間の掛かる仕事である。 安くて高品質はありえない。(部品をストックする倉庫代だって、大変なコストなのだ。)

車を想像するとわかりやすいかもしれない。300万円で買った新車と30万円の中古車、 車検代は1/10だろうか?30万円のおんぼろ車のほうが車検代はかさむかもしれない。 逆に、メンテナンスにお金の掛かるような状態だから30万円だったと考えるべきかもしれない。 個人間売買などの中古オーディオもしかりである。

もちろん、非純正でもまともな修理が出来るところがあれば、それはそれでOKだ。 QUAD 22やII等の真空管アンプについては、最高品質のパーツによる最高音質のメンテナンスを 行える技術者を知っているので、希望があれば、ご紹介する。


22. 中川隆[-7888] koaQ7Jey 2018年4月11日 10:32:50 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-10102]

2010年11月15日
素人がヴィンテージ・オーディオを売り始めました。

最近のオーディオだけでは物足りないのか、あるいは銀座の地代が稼げないのか、Sound Createというショップが、ヴィンテージ・オーディオを扱い始めました。


SOUNDCREATE|サウンドクリエイト
東京都中央区銀座2−4−17
http://soundcreate.co.jp/
http://soundcreate.co.jp/legato/
https://ja-jp.facebook.com/soundcreate.legato/

ヴィンテージ・オーディオは、現代オーディオとはまた違った知識と経験が必要なものであり、それを獲得するのには、情報があふれている現代オーディオ以上に困難なものです。

そこで、重要になるのが優れた行きつけのショップを見つけることです。とは言え、素人にはどれが優れたショップであるのか見当がつきませんから、経験と失敗を積み重ねることによって、そうした勘を養い、優れたショップを見つけるわけです。

それは、現代オーディオをやっていたショップでも変わりありません。客商売ですから、個人の場合以上にそうした経験と知識を積み重ねることが必要なわけです。それを怠ると、間違った商品を売り、ショップの信用に関わってきます。これは当然のことです。

ところが、Sound Createはその当然のことを怠って、ヴィンテージ・オーディオの商売をはじめたようです。

例えば、この

「Garrard 301/SME 3009」
http://sc1212.blog21.fc2.com/blog-entry-272.html

などはその典型でしょう(2010年11月15日現在)。

アームがSME 3009となっていますが、これはどう見てもSME 3009S2/Impです。

両者の違いは、画像検索などで確認していただくとして、問題なのは性能と価格の違いです。

3009S2/Impは、1972年に登場した機種で、当時の流行だった軽量・軽針圧に対応した機種です。ですので、カートリッジ(シェル込み)で15gまでしか対応していませんし、針圧も1.5gまでしかかけることができません。これは、現在のMCカートリッジのほとんどが使えないことを意味します。

そのおかげで、価格も安くオリジナルの3009の1/2から1/3程度の値段で売られていたりします。

こうした間違いは、銘板に「SME Model 3009」としか書かれていないことから発生したものと推測されます。せめて、ネットで画像検索していれば、すぐに間違いに気づいたでしょうに、それすら怠ったようです。

また、ほかにも非常にレアなユニットを使ったスピーカーシステムも売っていますが、これもユニットが間違っているようですが、ここでは指摘しません。探してみてください。

というわけで、このSound Createというショップは、ヴィンテージ・オーディオの素人が何も判らずに商売をはじめたわけですから、普通の人は近づいてはいけません。素人商売なのに、価格だけは立派に銀座価格となっています。

Sound Createに忠告することがあるとしたら、「素人がヴィンテージ・オーディオに手を出すな」と言う事でしょうか。ましてや、日本ではあまり扱われたことがなく情報も少ない、Trusonic, RCA, Lorenzなどを扱おうとするならば、尚更です。

私もヴィンテージ・オーディオの経験は浅いのですが、あまりにも酷いので久しぶりに記事にしてみました。
素人の殿様商売は、さっさと畳むよう祈りつつ。

追記(11/19). スピーカーに関する記述はさすがに直してきました。



この記事へのコメント

素人がヴィンテージオーディオを売っているケースは結構多いようです。
特に、ドイツ系などゴミを拾ってきて売り捌いているようです。

全くの素人がMJを読みながらヴィンテージパーツを使ってフォノイコやアンプを作り、販売しています。

最近では、ヨーロッパ系のカートリッジを拾ってきて針に拘るなどと言いながら、素人が試行錯誤しているみたい。
Posted by マイクロ at 2011年11月18日 20:21
http://tonoji.seesaa.net/article/169504155.html#trackback


螺旋館 ヴィンテージ・オーディオを扱ってはいけない業者 2010-11-15
http://rasenkan.blog.so-net.ne.jp/2010-11-15


現在のオーディオには無い独特の魅力があることからか、現行商品のオーディオ製品を扱うだけでは、商売として不十分だからか、最近、新規にビンテージオーディオを扱うようになった店が多いように思います。

また、一時期、eBayにビンテージオーディオ製品が出回り、今まで、入手ルートを持っていなかった業者が仕入れ可能になったこともひとつの原因ではないかと思います。まあ、私もその時期にいろいろなものを入手できたのですが。最近のeBayは、以前ほど魅力的なモノは出品されず、昔のように、モノの価値や適正な価格を判っている業者間の売買に戻っているようです。

結果として、そういった古いものを扱う充分な知識を持ち合わせない業者が、適当な商売をしているようです。

たとえば、こんなページを見つけました。


サウンドクリエイト オリジナルスピーカー RCAユニット入荷!!
http://sc1212.blog21.fc2.com/blog-entry-172.html


RCAのSL123との事です。(今は修正されています。)

では、私のコレクションからSL123を紹介しましょう。SL123はRCAの業務用スピーカーユニットで、有名なLC-1の12吋タイプといった位置づけのモニタースピーカーです。30cmフルレンジとコーンツィータの組み合わせによる同軸スピーカーで、非常に玉数の少ない、珍しいモデルです。


http://rasenkan.c.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_470/rasenkan/DSC01250.JPG


ちょっと文字がかすれていますが、RCA SL123Aの文字が確認できると思います。SL123の後期バージョンがSL123Aの様です。SL123Aではマグネットカバーが省略されています。アメリカ製のスピーカーは、ユニット単体で販売されているものは、スピーカーキャビネットに入れると見えなくなる背面も塗装したり、立派なマグネットカバー(一説には、磁石を大きく見せるためと言う説も?)をつけますが、最初から箱にいれてシステム売りしたスピーカーユニットは、塗装を省略したものが多いです。さすが、アメリカの合理主義?


http://rasenkan.c.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_470/rasenkan/DSC01253-8c00e.JPG


磁気回路は非常に大型のアルニコタイプということがお分かりと思います。上記の販売店が、SL123と言って販売しているスピーカーとは、お金のかかり方が全く別物だと言うことがお分かりでしょう。

1950年代、永久磁石は非常に高価なものだったため、同一メーカーから販売されている、同一口径のスピーカーユニットも、マグネットサイズで2〜3種類くらいバリエーションをつけている例が数多くありました。たとえば、Goodmansの12インチ同軸スピーカーは、マグネットのサイズ順のTriaxiom 212, 412, 612といったラインナップになっています。

さて、上記サイトで紹介されている、小さなマグネットの12インチウーファーは、RCA社の一般的なスピーカーシステム(それでも、当時、非常に高価なものだったはずですが)のウーファーと思われます。もっと小型のマグネットもみたことがあるので中間サイズのものです。私が知っている範囲では、このタイプの12インチスピーカーユニットのコーン紙は、カーブは同一ですが、上位モデルについては、オルソン博士の文献にも残っているように、エッジ近傍に質量を付加して、エッジによる周波数の乱れを押さえる為の特殊な処理がされています。当然、一般モデルにはその様な手のかかる処理はなされていません。


http://rasenkan.c.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_470/rasenkan/DSC01254-2.JPG


ツィータについても、写真のサイズから、はっきりしませんが、SL123のツィータはY字型のステーにマウントされ
ウーファーのオフセンターに配置されているので、それをわざわざ2個に分ける意味があるとは思えません。日本人はタンノイやALTECの影響もあって同軸スピーカーが好きな人が多いですしね。


http://rasenkan.c.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_470/rasenkan/DSC01254-1.JPG


この時代のRCAの一般的な家庭用のスピーカーシステムの多くは30cmウーファーに加え、コーンツィータ2個を角度を付けてマウントし、音が広がるように設計されていたので、故障したツィータを取り除き、有りモノでまとめたものかもしれません?それはあくまで想像。


残念ながら、こういったニッチな世界については、ネット上に情報がありません。詳しい人がネット上で発言することをしないからです。理由は判りますよね?

特に、Vintage RCAに関する情報は、マニアが秘匿しているとしか思えないくらい、情報がありません。(私も、あまり、公表するつもりはありません。)


幸いにして、私がビンテージオーディオを始めるに当たり、日本で最高の知識と最高のメンテナンス、最高の真摯さで商売をしている人と知り合うことが出来たので、10数年の短期間にしては、良い実用的なコレクションを手に入れ、素人してはそこそこの知識を手に入れることが出来ました。


おそらく、このお店もそういった、ヴィンテージオーディオ製品に対する充分な知識を持っていないだけで、顧客を騙すといった悪気は無いのだろうと思います。しかし、こういった正しい知識と顧客に対する説明を必要とする分野の商品で、販売店が充分な知識を持ち合わせない場合、商売をする資格があるでしょうか?

たとえば、自分が売ってる絵画についてまともな説明が出来ない画商は商売相手として信用できますか?

勿論、ヴィンテージオーディオというのは、骨董の世界に近いものがあるのですから、購入する側も勉強して知識を身につける必要があるでしょうね。
http://rasenkan.blog.so-net.ne.jp/2010-11-15


23. 中川隆[-7887] koaQ7Jey 2018年4月11日 10:47:44 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-10102]
>>22
>素人がヴィンテージオーディオを売っているケースは結構多いようです。
特に、ドイツ系などゴミを拾ってきて売り捌いているようです。

>全くの素人がMJを読みながらヴィンテージパーツを使ってフォノイコやアンプを作り、販売しています。

>最近では、ヨーロッパ系のカートリッジを拾ってきて針に拘るなどと言いながら、素人が試行錯誤しているみたい。

2013.12.20
我が、蹉跌のオーディオファイル #28.欲しかったスピーカー
http://audio-file.jugem.jp/?eid=34

4、5年前、捨てられていたラジオから外したような、ボロボロのドイツスピーカーがネットオークションなどで出回ったが、こうした事を積み重ねた結果がドイツスピーカーの評判を落としてしまったのではあるまいか。

あの手の8pほどのスピーカーはおそらくラジオから外したものと推察され、もしそうなら所詮人の声さえ満足に聴く事が出来れば事足りるので、其れなりの性能にしか造られていないだろう。それを50円か100円か或いは1000円か知らないが塵の山から安く拾って来て、オーケストラを鳴らし

「フィールドスピーカーで御座い。付いては20万円頂きます。此方は上等のテレフンケンなので100万円頂きます」、

これでは評判が落ちるのも無理はない。


オーディオに興味を持ち始めてから約40年程経つが、当初最も欲しかったスピーカーにクラングフィルム、(後にシーメンス)オイロダインがある。

引き出しを整理していたらシーメンス当時のカタログが出てきて、オイロダインのスペックが載っていた。

ちょっと驚くのは再生周波数で、何と50Hz〜15,000Hzとあった。
今時数万円のスピーカーだって人間の可聴範囲20Hz〜20,000Hz付近をカバーしている。

そこで、スピーカーの再生周波数に付いて一寸調べてみたら、どうやらこういう事らしい。

スペックがどの様な数字であるかは兎も角、「実際にスピーカーから出る低音の60Hz以下は音というよりも風圧として肌で感じるもので、強烈なドラムやベースの唸りの様な低音は大概80Hz〜100Hzくらいである」という。だから、60Hzが出れば通常僕らが聴いているオーディオの低音に何ら不足を感じるものではなく、まして50Hzが出るなら映画館などの大鉄桟を巨大な大砲の発射音や炸裂音で揺るがすに実は充分な低音が出る事をオイロダインのスペックから読み取る事が出来るのだそうだ。

そして高音は「4KHz〜6KHz以上の純音の音色を判別する事は非常に難しく」この辺りで音程に対する判断は鈍って来るものらしい。
僕らが聴く「スピーカーの音(無論録音前の原音も)を決定づけるのは純音ではなく倍音であって、倍音は整数倍で膨らんで、大体13〜14KHzほど先からは殆ど聴こえてこない」ものらしい。

だから、オイロダインの50Hz〜15KHzという周波数帯域はこれらの条件を低音で10Hz、高音で1KHzばかり其々上回っており、従ってオイロダインで聴けない音は無いといってもよいという事になるらしい。

だから、2〜3万ながら矢鱈に周波数帯域の優秀なスピーカーが量販店などに出回っているのは、要するに僕ら消費者が悪いという事になるようだ。
つまり、食紅で真っ赤な蛸しか買わないとか、胡瓜や大根や長芋も真直ぐなものしか買わないとか、そうした次元と同じ事で、本質よりも見た目を重視する発想と同じ理屈になると考えてよいだろう。

生産者は売れなければ困るから、食紅が体に毒だろうが薬だろうが兎も角真赤っかに塗りたてちまう。流石に近頃では暮れの御徒町でもこんな蛸は滅多に見掛けないが、一昔前は真っ赤っかが常識だった。

食の安全が叫ばれる現在でも、野菜などは相当にいかがわしい色付けや型の細工、或は遺伝子の組み換え、延命処置などをしてあるものが出回っているようだ。
そういうものでなければ、僕らが買わないから、言い換えるなら、音が良かろうが悪かろうが最低でも20Hz〜20KHz出る事にしなければ買う人が居ないから、メーカーは無理してでもこういうものを造るし、測定の仕方で再生周波数表示などどうとでも云える事でもあるから、何が何でもこれ以下の数字は発表すまいとする。

基より、こんな数字は音質には何の係わりもない事で、それは曲った胡瓜も真っ直ぐな胡瓜も味や栄養価に変わりが無いどころか寧ろひん曲った胡瓜の方が(自然栽培)数段勝るというのと同じ事であるようだ。

従って周波数50Hz〜15KHzのオイロダインのスペックは、実質的に巨大空間における再生音に何の不足もないということを示しているのだが、既に各メーカーの宣伝文句に毒されてしまっている僕らは、この数字に目を疑い「そんな程度のものか」と吃驚して「大したこと無い」と見下してしまう。

でも評判は最高だから、それを僕らが住むマッチ箱の中の更に小さな書斎で鳴らそうと思う人もいる。結果的に手にはしなかったが自分がそうだった。
マッチ箱の中で鳴らすオイロダイン、実際は劇場の体積分の部屋の体積程度の実力も出せないのではあるまいか。

第一天井高が違い過ぎる。一般的な家庭用のスピーカーだって100%の実力を発揮させるには本当は5メートル以上の天井高を必要とするが、我々の住むマッチ箱の天井高は多寡だか2m半程度が通常の高さである。

単なる大音響ならば出そうと思えば出せるのかもしれないが、音楽としてはとても聴けたものではあるまい。今更ながらこんなものを買わなくてよかったと再度カタログを見直してそう思った。オーディオ関係者の誰もが口をつぐんで決して口外しないのは部屋と音響の関係に付いてである事は知っておいた方が良いだろう。
本当の事を言ってしまうと、メーカーも評論家も雑誌も売れなくなって都合が悪いから口外しないのである。当時本気で購入を考えていた事が「阿呆なことだった」とはそれを知った今だから言うことが出来る。

「クラングフィルム」、ただの社名だそうだが何とも響きがいい。これだけで部屋中に心地よい音楽が広がってくるような錯覚すら覚える素敵な名称である。
僕はドイツの映画館で映画を見た事が無いから、オイロダインの本当の実力は知らない。

旧日劇には確かWEの巨大なホーンが入っていて、解体時に誰がかっぱらうかと話題になったらしいから、日劇で観劇した人達は知らぬ間にWEの劇場音を聴いていた事になるが、クラングフィルムを使っていた劇場や映画館となるとまず聴いた事がない。少なくとも僕は知らない。

そのオイロダインを今頃になって某所で聴いた。

まあ、一般家庭ではあまり望めない広さの部屋にデンと置かれたオイロダインは壮観であり、愛想もこそもない如何にもドイツ的な武骨さが却って、変な例えだがローライの写りの良さの様な、カメラの武骨さとは真逆の効果を期待させるのと同様、見ているだけで素晴らしい音が聞こえてくるような気さえしたものだ。

期待に胸を膨らませていざ鳴りだしたこの時の落胆はだから筆舌に尽くしがたい。
音はか細く、妙に高音ばかりがガラスを引っ掻くような音でキーキー鳴りだした。
おそらく原因はオイロダインそのものではなく他に有ったのだろう。配線間違いとか、プレイヤー周辺、或いは真空管・コンデンサー不良、等々、そして何よりも部屋。

それにしても酷かった。

ドイツスピーカーが如何に優れたものかは日常聴いているつもりだから、その遥か上位機種のオイロダインがこのていたらくである筈が無い。いや、このような音で許される筈が無いと思ったが、これはオイロダインが悪いのではなくて、映画館の大空間に向けて、且つスクリーンの後ろに置いて鳴らすように出来ているスピーカーを書斎に持ち込むこと自体が間違いだと云うべきなのだろう。

ここで聴いたか細い音を完璧主義のドイツ人が母国の映画館で鳴らして、経営者も観客もそれで満足する筈はなかろうとも思った。

あの若かった頃、首尾よく入手出来ていたら僕のオーディオ人生は悲惨なものに変わっていたことだろう。

何時か本当のオイロダインの音を聴いてみたいが、何処で聴く事が出来るのか今のところ当てが無い。

一昔前FMファンという雑誌があった。その創刊号のグラビアに野口さんという方のオーディオルームが掲載されていたが、この人は桁違いな人でコンサートホール程の広さのオーディオルームに有名どころのスピーカーがごろごろしており、壁にオイロダインが嵌めこんであったと記憶している。もしかしたら此処で聴く事が出来るかもしれないと思うが、とっくに物故されたのでどうにもならない。

カタログでオイロダインには2m×2mという平面バッフルを指定しているがこのサイズはどう考えても「最低これだけ必要ですよ」ということであって、何に依らず無限大を理想とするのが平面バッフルならば、オイロダインのバッフルが2メートル四方で充分というものではないにまっている。

然るに、その最低限の寸法だって家庭に持ち込むにはかなりの無理がある事が容易に想像できる。バッフルを左右の隙間なくピッタリくっ付けて置いても横幅4メートル必要である。

勿論これでは何かと不便だから実際は最低でも5メートル必要になるし、天井高は通常2.3メートルと考えて、部屋に入れるだけなら何とかなるだろうが、これもぎりぎりでは何かと苦しいだろうから少し余裕を持たせるとして3メートルほどは必要になるだろう。そしてバッフルの後ろにも最低2mほどの空間が必要になるし、今度はスピーカーから何メートル離れたところで聴くかを考えなければならない。最低でも8mほど必要とすれば、部屋の縦方向は10メートル以上必要になるだろう。長手10メートル、横幅5メートル、天井高3メートルが、オイロダインの最低条件のバッフルを置くスペースとして必要という事になる。

そしてこれは最低条件だから此処までやったからといって満足に鳴ってくれる保証はないのである。

メーカーも発売元も売れるものなら売りたいから、家庭用として組み上げる最低限の規格を無理やり発表した事を恰も証明するように、某所の音は再度云うが酷い音だった。低音など出てこなかった。

オイロダインはドイツスピーカーの代表格だから、ドイツスピーカーは劃して、つまりこういう物を家庭に持ち込ませようとしたから評判を落とし、我が国で普及しなかったのではないかと思われる。これは実に残念なことだ。

シーメンスにはコアキシャルという25センチウーハーの同軸上に9センチツイーターを装備した小劇場用のスピーカーがあるがこれを1メートル四方の平面バッフルに付けたものも他所で聴いた事があるが、オイロダイン同様Tメートル四方のバッフルでは音にならないのだろう、これも酷いものだった。

カタログにはもう一つスタジオモニターの「オイロフォン」とかいうスピーカーも載っていた。

W460,H1050,D310、2WEY,7スピーカー、アンプ内蔵密閉箱。
中高音は口径の記載はないが8pほどの物を拡散方向を変えて4個、低域用も口径の記載はないが20センチ程のコーンスピーカーを3個、という構成である。

「透明な音質は苛酷なまでに音源の判断を可能にします」とあるから、音という音は細大漏らさず再現しますよ、と云っているわけで、だからこそアンプ内蔵なのかと推察するが、「高域、低域共3db、6ステップの調整が可能」とあるし、「壁面に接近して使用できます」とあるから、敢えて業務用のスピーカーを家庭に持ち込もうというなら、大空間を要しないスタジオモニターの此方の方が扱いやすいかもしれない。尤も今でも発売しているかどうかは知らないが、カタログに記載されているくらいだから日本の何処かに存在するものと思われるので、何方か探してみられては如何だろう。

ヴァイオリンを弾く友人T君はELACの何とかいうスピーカーを使っているが素晴らしいとべた誉めである。僕は聴いていないから何とも言えないが、ELACのSTS322というMMカートリッジを愛用しているので、同様の音造りであればべた誉めも当然かと推察する。ドイツの音造りにはイギリス、アメリカとはまた違った如何にもドイツらしい堅めの哲学の様なものを感じさせる。

WEに代表され、JBLやアルテックで一般化したアメリカスピーカーも僕らを魅了するに充分な魅力を持っているが、イギリスのタンノイやヴァイタボックスは音の品性に於いて遥かにアメリカ系を上回る。全てそうだという訳ではないが、概してアメリカ系のスピーカーはジャズ、ロック系の音楽に適しており、其れ程の品性を必要としないのは云ってみればお国柄かもしれない。

どうあれ、ドイツスピーカーの胸を張ったようながっちりした、且つ繊細な音造りの魅力が正しく紹介されていない事は、オーディオ大国日本として画竜点睛を欠くと云うべきだろう。

4、5年前、捨てられていたラジオから外したような、ボロボロのドイツスピーカーがネットオークションなどで出回ったが、こうした事を積み重ねた結果がドイツスピーカーの評判を落としてしまったのではあるまいか。

あの手の8pほどのスピーカーはおそらくラジオから外したものと推察され、もしそうなら所詮人の声さえ満足に聴く事が出来れば事足りるので、其れなりの性能にしか造られていないだろう。それを50円か100円か或いは1000円か知らないが塵の山から安く拾って来て、オーケストラを鳴らし「フィールドスピーカーで御座い。付いては20万円頂きます。此方は上等のテレフンケンなので100万円頂きます」、これでは評判が落ちるのも無理はない。

スピーカーで一番難しいのは箱だという事は今更めく話で、とうに皆様御承知の通りである。

ただ造るだけなら大工仕事でも出来るが、ユニットの実力を実力通りに鳴らす事はそう簡単に出来ることではない。

指定の寸法で造ったから音になるかといっても、まずまともな音になった例を僕は知らない。無論素人仕事でも偶然の大当たりが無いとは言えないが、エンクロージャーの自作ばかりは決してお勧めできるものではない。

尤も、どう造ったって、音は出るに決まっているので、願望から僕らはつい錯覚する、出来たてのほやほやの時は「なんて良い音だ」と思いたいのである。
そして、JBLやアルテックのユニットを使っているんだから良い音に決まっているというブランドに対する先入観がまた僕らの耳を錯覚させる。

回路図通りに組み上げれば一応回路図通りの音が出るアンプなどとはわけが違って(これだって部品配置や配線方法等で俄然音は違ってくるが)目に見えない空気の振動に関する計算と現実の音の間には大きなギャップがあるようだ。

だが逆の事もあるだろう、コーラルのスピーカーユニットだって、箱を旨く造れば素晴らしい音に仕上がるかもしれない。今も云った通り偶然の産物が成功をおさめないとは云えないから、つい期待するし箱造りに嵌るのである。

この事は自作エンクロージャーに限った事ではなく、他社製造の箱つまり指定寸法に依る本職の仕事だってユニットがまともな音を出した例を聴いた事が無い。

まして、他社独自の設計によるエンクロージャーをや、である。

タンノイ然り、JBL,アルテック然りオリジナルとの音質の差は歴然としている。

古くはヴァイタボックスのコーナーホーンに物凄い奴があった。大メーカーともあろうものがよくぞここまでやってくれたものだとほとほと愛想が尽きて、以来このメーカーの物は何によらず買った事が無い。こういう音造りを平気でやる音響メーカーを信用出来ないのである。指定寸法という触れ込みながら、どう造ったってここまで酷い音にはなるまいと思うが、それがちゃんとそうなっているのだから驚く。

件のラジオ用スピーカーも当然箱を作らねばならないが、素人仕事も本職仕事も含めてちゃんと音になった例があるんだろうか、甚だ疑わしい。

僕の知っている限りでは、自称スピーカーの専門家の造ったへんてこりんなバッフルなど随分杜撰でいい加減なものだった。言うまでもなく音は出ていたが音にはなっていなかった。

会社の大小を問わず、どういうものを造るかというメーカーのコンセプトは、要は経営の先見性に加えて教養とセンスとモラルを根本とする筈だから、これが無いメーカーは気楽なものである。何でも有りなのだ。要は「だからこのスピーカーは良いのですよ」という話を造ってしまえば良い。

僕らはだから自分の耳をしっかり信じて、良い悪いもさることながら、好きか嫌いかをしっかり耳で判断したら良いのだろう。JBLだから好きなのではなくて、眼をつぶって聞けば自分の好き嫌いは誰に教えてもらわずとも基よりはっきりしている筈だ。

その耳で是非ともちゃんと整備されたドイツスピーカーの音を聞いてみては如何だろう。

ただし、どうしてもオイロダインをというなら、閉館した映画館を買ってしまうのが早道だろうから相当の費用も必要になるに決まっている。だが、価値はあると思う。

勇者の出現を期待して、是非とも聴かせて頂きたいものだ。
http://audio-file.jugem.jp/?eid=34


24. 中川隆[-7886] koaQ7Jey 2018年4月11日 11:18:19 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-10102]

2005年05月14日 無知とは恐ろしい
http://tonoji.seesaa.net/article/6407714.html

今出ているAudio Basic(vol.34)に、LS3/5aにはLeak Stereo30やStereo70が良く合う、と無責任に勧めているコラムがあります。初心者も対象にしたオーディオ誌で、40年も昔の、しかもネットオークションで買ったと言う、アンプを勧めてもいいのかな、と疑問に思いましたが、筆者はその危険性について一切触れていません。

ここで言うまでも無いことでしょうが、ネットオークションは基本的に自己責任の世界です。そして、40年前のアンプを買った場合の自己責任とは、単に音が出ないと言うだけでなく、接続したとたんにスピーカーが飛ぶ危険まで可能性として含まれます。むしろ、40年も前の電子機器が、何のメンテナンスも無しに正常に動作すると考える方がおかしいのです。それに古いものですから、取引相手に「こちらでは正常に動作していた。輸送中に壊れたのだろう」と言われたら、もうどうしようもありません。

ちなみに、この筆者の筆名は「山本耕司」とありました。無知とは恐ろしいものです。


この記事へのコメント

今、その記事を読んで見ましたが、中古品に対する注意書き(音が出なくても当然くらいの気持ちで付き合う)もきちんと記載されていましたので、ご指摘の問題は少ないかと思います。
Posted by Sound_Solitaire at 2005年05月15日 12:54

ええ、確かに書かれていますね。

「音が出なかったり、雑音が出たりしても、ゲーム感覚で解決して楽しむくらいの気持ちで付き合うと良い。」と。

私は、そんな半端な気持ちで手を出すようなものでない、と思い、このような文章を書きました。
Sound_Solitaire様は、40年前のアンプをオークションで手に入れて大事なスピーカーが飛んだとしても、「ゲーム感覚」で許してしまえるほど、寛大な方なのでしょうか?
Posted by とのじ at 2005年05月15日 16:48

私の場合だったら、まず安価なSpeakerで安定性をしばらく試して問題ないことが判断できたら次の段階へ進めると思います。

「ゲーム感覚」というのは失敗しても笑って済ませるくらいの余裕が必要だということだと思います。どの程度の失敗になるかは、その人の接続環境にもよりますが、トータルとして「ゲーム感覚」で取り組むことが必要ということではないでしょうか?文脈から私はそのように受け取りました。逆に言えば、ゲーム感覚で取り組めない人は手を出さない方がよいということを暗示していると思います。

私が読む限り、筆者は、この中古品の危険性について相当記載していますよね。

 「なにぶん、外国の価値観で、しかも1960年代に製造されたものだから、経年劣化もあり・・・・」

 「古いワーゲンやバンデンプラなどを所有するのと同じで・・・」

それらを無視して「筆者はその危険性について一切触れていません」と断定するのはいかがなものだろうかと思った次第です。
Posted by Sound_Solitaire at 2005年05月15日 19:57

Sound_Solitaireさんの様なベテランの方でしたら、まず安価なスピーカーで試すでしょう。私もそうします。

しかし、Audio Basicという雑誌は、初心者も対象にしたものであることをお忘れなく。そして、初心者とは得てして、そのような常識と思えることも欠く事が往々にしてあるのです。
それを踏まえた上で、「ゲーム感覚」で等とさも気軽そうに書くのは無責任である、と考えます。

更に、Sound_Solitaireさんの挙げた文章ですが、

 「なにぶん、外国の価値観で、しかも1960年代に製造されたものだから、経年劣化もあり・・・・」

これだけでは、どの程度の危険性か読み取りません。この文章からスピーカーが飛ぶ危険性まで読み取れますか?

「古いワーゲンやバンデンプラなどを所有するのと同じで・・・」
が何を意味するかはカーマニアの人でないと判りませんね。無意味です。バンテンプラなんて普通の人が知っているとお思いですか?

この文章がラジオ技術あたりに載せられたのなら私も嘲って済ませますが、初心者を対象にしたAudio Basicに載せる態度を無責任だと言っているのです。
Posted by とのじ at 2005年05月15日 20:31

それに比べると、LEAKは汎用部品中心なので、比較的な押しやすいのではないかという気もします。そういう意味では、市場にパーツがあふれているワーゲンやMINIくらいかな?どちらにせよ、まともな神経の持ち主が、免許取立ての若葉マークに勧める車ではないでしょうね。

余談ですが、有名どころのビンテージでいうと、マランツの#7あたりは、動作が非常に不安定なアンプなうえ、音質の多くの部分を好ましい音質のパーツの選択によるチューンナップに頼っている部分があるので、本来の音質で鳴らせている人は殆どいないでしょう。

RSコンポーネンツあたりで売っているような、今のパーツじゃ直せないんですよ。(というわけで、普通の中古業者では治せない。)

私が好きなQUADも、絶対買ってはいけない QUAD II の中古の見分け方、などもあるのですが、公に教えることはしていません。

パーツを持っていないので、電源コンデンサの過剰容量の修理が多いですね。

量アップ → 音質アップと考える能天気な人につける薬はないですが^^; 球の寿命は確実に縮みます。

車は良くわかりませんが、古いオーディオ機器を使うということは、知識とお金を必要とします。気軽なものではありません。特にアンプはそうですね。私もビンテージスピーカーは100本以上もっていますが、アンプはメンテナンスコストを考えると、数台しかもてません。

知識はなくても良いけど、最低でも、知識のある業者にまっとうなお金を払う必要はあります。(仕事しっかり、値段は安く。なんて、ありえないですよね)

AUDIO BASICの読者には刺激と薬が強すぎるでしょう。

ところで、著者の聴いたSTEREO30は、本来の音質だったのでしょうか?私の持参したメンテナンス済みのSTEREO20は、とのじさん宅で、B&WのSS25相手に、本来良い組み合わせではないけれども、結構、良い勝負をしたと思います。
Posted by YAS@螺旋館 at 2005年05月15日 21:42

Audio Basicの記事によれば、LS3/5aにジャストミート、著者の友人宅ではセレッションの700、700SE、KEF105、ウィーンアコースティック、Dynaudioにもいい相性だということが書かれています。
Posted by Sound_Solitaire at 2005年05月15日 22:41

ビンテージオーディオに本来の性能を発揮させる使いこなしの為には、上にかいたことだけでなく、その機器の造られた時代、組み合わせを前提とした機器とその特性。を正しく理解する必要があります。

もちろん、正常動作品であることが前提で、現状品で音質を語られてはLEAKも不本意でしょうけど。
Posted by YAS@螺旋館 at 2005年05月15日 23:09

LEAKの記事について一言。筆者(山本氏)の出した情報が不十分なので、皆さんは情報を読み違えおります。筆者の経験とこの記事から読み取るべきは、

「今は無き40年前このアンプを作ったリークという会社には、サウンドポリシーとして今聞いても魅力的な黄金のブリティッシュサウンド確立ていた。」

この事実です。私も「そんなバカな!」とおもった一人ですが、友人宅でSTEREO70でドライブしたESL57の音を聞き、これはと思い急いでSTEREO70を購入致しました。自分でもいろいろ試した結果、LS3/5Aのドライブのに於きましては歴代QUADのアンプより魅力的に聞こえショックを受けました。

この経験を自分流にまとめますと、アメリカンサウンドの代表にJBL、アルテックの系譜が存在する様に、ブリティッシュサウンドにはQUADさえ凌駕するようなLEAKサウンドの系譜が存在していたのです。

日本のオーディオマニアはいずれH.J.LEAK氏の仕事を再評価しなくてはならないでしょう。山本氏の記事はそれを私に気付かせてくれたのです。
Posted by マニア at 2005年06月15日 18:45

英国の標準アンプといえば、LEAKだというのは、今も昔も変わらぬ“常識”だったと思うのですが、あの程度の“稚拙”な記事で思い出さなければならないような事でしたか?

BBCモニターの最上位機種用のモニターアンプも、BBC仕様のLEAKですね。

私やとのじさんが、繰り返し申し上げているのは、そういった常識ではなく、40年前のアンプは、初期性能は維持していないから、ちゃんと補修が必要。それが出来ないのならば手を出してはいけない。という、まあ、これまた常識レベルの事ですがね。
Posted by YAS@螺旋館 at 2005年06月15日 19:22

追伸

英国の標準アンプという高い評価を得ていたのは、真空管アンプ時代です。

真空管アンプ時代にあった、超高級モデルや業務用に採用されたモデルに対応するトランジスタアンプはなくなってしまいました。これは、モノラル → ステレオ時代の、オーディオ製品の安物化 に起因する部分も多いと思いますが、LEAK製品も真空管アンプ時代のオーラを失ってしまいます。405の大ヒットで会社を大きくしたQUADとは相反しますね。

さて、現状品同士で比べると、10年新しい分、トランジスタアンプのほうが、初期性能に近い音を出すかもしれません。
Posted by YAS@螺旋館 at 2005年06月15日 19:42

私は、「なんで今更Leak?」と思ったので、山本氏が40年前の中古アンプの危険性を充分に警告していない点にばかり眼が行ってしまっていました。

山本氏やマニア氏が、今までLeakすら知らずに、初めて聞いたLeakに新鮮な驚きを持って文章を書いていた、との視点がありませんでした。確かに、Leakは国内には正規輸入されていなかったので、国内にしか眼を向けていなかった人には今まで無名の存在であった、との事実があっても不思議ではありません。

マニア氏も、上記コメントやYASさんのblogにあるようにメンテナンスに気をつけて、折角入手したLeakを存分に堪能してください。
それにしても、
「やっぱり、無知とは恐ろしい」
いえ、これは私自身の日本のオーディオ環境に対する無知への戒めでもあります。
最後に、新鮮な視点からものを見ることを示唆して頂いた"マニア"氏に御礼申し上げます。
Posted by とのじ at 2005年06月15日 20:44

最近になって「LEAK社の40年ほど昔のトランジスタアンプ」を購入しました。実は、当該のAUDIO BASICの記事を読んでいたので、、、今頃になって記事を読んで実際に行動した例があるというご報告まで(笑)。YAS@螺旋館さんのページに私が書かせていただいた内容を編集し、こちらの記事にもコメントさせていただきます。

とのじさん、YASさんの懸念される点は、まさにその通りと思います。LEAKのトランジスタ・アンプが国内でそれほど流通しているとも思えないので、あの記事がどの程度の影響を読者に与えたのかは不明ですが、私は早速eBayで検索してしまいました(クロアチアかどこかからの出品がありました 笑)。

私の場合はたまたま、どうみても最新のオーディオ機器では商売をしていない店にQUAD関連のアンプを探しに行き、「LEAK社の40年ほど昔のトランジスタアンプ」を見つけました。ご主人が英国に行った際に衝動買い?されて持って帰られたもので、現状渡しだがコンディションは良いということだったので、あまり迷わずに購入しました。本当は、QUAD 33+303のセットを購入するつもりだったのですが、こちらはいつでもあるとのことでしたから、初めてのお店で名刺代わりにLEAKのトランジスタ・アンプを買うのも面白いかなと思った次第です。なにしろ、何も買わずにお店とのつきあいを始めるというわけにもいきませんから。

#さすがに名刺代わりにデッカのデコラを買うわけにもいかず(笑)。

お店ではタンノイのスピーカ(多分III-LZ)に接続して音を聞かせていただきましたが、最初はえらく古色蒼然とした音だったので驚きました。とりあえずスピーカは飛ばないだろうとは思われましたが、LS3/5Aに接続するのはやめておいて、ROGERS LS2 を買ってきて接続してみました。音がどうこうという判断はまだできませんが、音は出ています(笑)。

#火事にならないように気をつける必要がありそう。

AUDIO BASICの記事はLEAKという名前を強く意識させてくれるものでした。私のようにQUADは知っていてもLEAKは知らないという人は多いように思います。実は改めて雑誌などを読み返してみるとLEAKの管球式のアンプに関する記事はそれなりにあり、私も読んでいたはずなのですが、関心が無ければ記憶に残らないという状態だったのでしょう(「見ている」が「見えていない」という状態?)。あわてて Firsts in High Fidelity (http://www.audioxpress.com/bksprods/products/bkaa58.htm)を買ったところです。

私の妹は旦那の英国車趣味もあり、しばらくバンプラを日常的に使っていましたが、路上で立ち往生することもあり、それなりに苦労していました。このバンプラは他のクラシックな英国レーシングカー達と共に、最近メンテナンスを受け、路上を走れる状態に再度整備されましたが(実際に路上を走ることはないと思う)、適切な費用でちゃんと整備できる工房とめぐり合うことができたことが幸せでした。大切な文化財として保護されるということも大切では?と思います。

オーディオ機器も車もカメラも(人間も?)ちゃんとメンテナンスしてもらえるところを見つけるのが大切ですよね。
Posted by atakada at 2008年07月01日 06:23

私が言いたいことは既に本文とコメントで書いていますので、そちらを参考にしてください。

> オーディオ機器も車もカメラも(人間も?)ちゃんとメンテナンスしてもらえるところを見つけるのが大切ですよね。

これには、同感です。
ちなみに、古いトランジスタアンプをきちんとメンテしてくれるところは、古い真空管アンプのメンテをしてくれる所を見つけるよりも困難です。
頑張ってください。
Posted by とのじ at 2008年07月02日 00:12


昨日帰宅したところ、周辺には消防車が数台停車しており、物々しい雰囲気でした。LEAKのアンプから出火したのではないかと一瞬不安になりました(笑)。

こんな記事がありました。

SL「あそBOY」も一度あそぼ よみがえるハチロク
http://www.asahi.com/travel/news/SEB200806300012.html

メカニカルなものは長持ちしますね、と改めて思いました。メカニカルなものは場合によっては部品を手作りすることも不可能ではないですからね。カメラも車もエレキの力が入ったものほどメンテナンスは困難(不能)になります。

古いトランジスタアンプは、最も絶滅が危惧される(予見される)種族になるわけですね。

生産された時から長い年月を生きのび、とりあえず私のところで動作しているアンプは大切にしたいと思います。あと10年もするとこの時代の音を知る手がかりが更に少なくなってしまうかもしれませんので。
Posted by atakada at 2008年07月02日 11:06


25. 中川隆[-7885] koaQ7Jey 2018年4月11日 11:25:34 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-10102]

LEAK(リーク) TL-12plus管球式パワーアンプ VintageAudio 2010/05/18
http://vintage-audio.jp/?p=555


英国の標準アンプといえば、LEAKだというのは、今も昔も変わらぬ“常識”だったと思うのですが、国内での知名度は決して高くないメーカーですね。ただ、国内のヴィンテージオーディオの様にまともな修理もされずに現状品で音質を語られても誤解されるだけで、大した事のないアンプと評価されてるんだろうと思います。誰か著名な人が使っていたからという事で、流されていく日本人はある意味滑稽でもあります。TANNOYにマランツ・QUAD・マッキンが日本の標準?TANNOYも決して標準とは言えないが、それでもPYE等高級HiFiメーカーも高級機種にはTANNOYは使用していましたので、TANNOYはそれなりの評価は出来ると思いますが、「黄金のブリティッシュサウンド」とか言いながら、「TANNOYにマランツ・QUAD・マッキン」はないでしょう…と思うのは私だけ?

いやいや、わかってる人はわかっているんですね。「黄金のブリティッシュサウンド」を目指すなら、最低限LEAKを組み合わせないと駄目ですよ。標準機ですからね。ただ、LEAKが最高ではないんです。当時の英国はある意味異常だったんで、LEAK以上の上級機種は数多く存在します。だから、最低限と言わせてもらいました。時代は異なりますが、LEAK TL-12plusの上級機はオリジナルのTL-12ですね。BBCモニターLSU/10(Parmeko)にBBC仕様のTL-12が採用されていました。

LEAKのモノラルアンプplusシリーズやSTEREOシリーズは、現在でも数多く出回っており、比較的安価に入手する事が可能ですので、日本の標準機(マランツ・QUAD・マッキン)に疑問を持っている方は検討されるといいと思います。するとより上級機の存在が気になるでしょうが…まぁ、それが普通の流れです。研究することで、モノ用途、ステレオ用途、家庭用、家庭用PA、家庭用HiFi、業務機の区別が付く様になり、ますますヴィンテージオーディオの楽しみは広がっていきますね。その入り口が英国の管球アンプでは、TL-12plusなのです。そんなアンプです・・・(*^。^*)

LEAK(リーク) TL-12plus 内部 1

ただ、特に英国のHiFi系のアンプは、フォーミュラーカーの様な所があります。かなりデリケートなので、経験豊富な技術者が適切なメンテナンスを施さなければ、本来の性能が発揮できません。オークション等で安価に購入できますが、結構な確立でそれは落とし穴なのです。気をつけて下さい。

LEAK各種アンプの在庫は多数ございます。興味がある方はお気軽にご連絡下さい。
http://vintage-audio.jp/?p=555


LEAK(リーク) ステレオ20 管球式ステレオパワーアンプ VintageAudio 2011/04/07
http://vintage-audio.jp/?p=767


LEAK ステレオ20は1958~1967年まで製造されたLEAK社を代表するパワーアンプです。ボディーカラーも初期~中期型はゴールド系、中期以降はガンメタに塗装が変わります。今回は、お客様のご要望により、電気的には正常な状態に復元は希望するが、出来る限りコストを抑えた仕様でお願いします。という事でした。また、スピーカーケーブルとパワーアンプの接続部はバナナプラグを使用したいという事でした。

販売コストを抑える為に、後期型となります。真空管はロシアか中国製の中からセレクトします。経年劣化で不良になっている、コンデンサーや抵抗器等の電子部品も、フィルムコンデンサー、国産の電解コンデンサー、抵抗はA&Bのカーボン抵抗や金皮抵抗器を適材適所で置き換えていきます。

これで、電気的には復元できています。

素材は同じでも、真空管や交換する電子部品(真空管はムラード製、コンデンサーはハーメチックシール等の高信頼部品等)で例えばこのLEAK ステレオ20でも、販売価格が2〜2.5倍になります。音質的にいえば、ロシアや中国製の真空管を使用するのと、当時のムラードオリジナルを使用するのでは、若干ですがロシアや中国製の真空管の方が、華やいだ感じになります。高額修理の方だと、もっと重心が下がり、グッと落ち着いた感じになります。どちらも、電気的特性は同じなのですが、部品による僅かな違いが音質として現れる訳です。ただ、部品のグレードはどうであれやはりキッチリメンテナンスしたLEAKは、英国HiFi系のアンプらしく、中庸のバランス、解像度が高い中にも品位のあるサウンドを聴かせてくれます。

部品が劣化(不良)になっている現状品のサウンドとは、雲泥の差があります。

写真に写っている、オクタルのプラグは内部に抵抗器による減衰パットを組んでいて、パワーアンプに接続する機材によっては、ゲインが上がりすぎる場合がありますので、このソケットを差し込む事で、入力感度を調整する為の当店オリジナルのアダプターです。


あと、お客様の使用電源環境を事前にお伺いしており、通常の100V50Hzという事でしたので、220〜240Vにステップアップできるトランスを付属させております。当店でメンテナンスするアンプは、基準の電源電圧で真空管をセレクトしておりますので、むやみに真空管を差し替える事や電源電圧を変える事は、極力行わないで下さい。バランスが崩れる事がありますので、ご注意下さい。使用頻度によりますが、1〜2年毎に定期チェックに出して頂ければ、十分かと思います。

今回は、最終コストを極力抑えるプランでご要望頂きましたが、LEAK ステレオ20らしいサウンドには仕上がっていると思います。末永くご使用頂き、音楽を楽しんで頂ければと思います。
http://vintage-audio.jp/?p=767


Goodmans+LEAK TL-12plus VintageAudio 2012/02/07 
http://vintage-audio.jp/?p=926


先週の土曜日に九州は福岡まで、Goodmansの3WayシステムとLeak Tl-12plus+ヴァリスロープVを納品に行ってきました。


私は基本的にどんなに遠くても、それ相応のシステムの納品の時には持って行く事にしています。システムが嫁いだ先がどうなっているのか?そんな興味もあります。やはり、今後も大切に使用して欲しいという気持ちが一番かも知れません。

今回のGoodmansは、英国ADキャビネット社が製造したGoodmansの指定箱に、12inの3Way仕様です。スピーカーと二人三脚を組むのは、LEAK TL-12plusの初期型です。LEAKの専門書に解説がありますので、敢えて隠しませんが、LEAK TL-12plusはシャンパンゴールドのタイプでも初期型と後期型があり、出力トランスの設定を変更しています。発売が1957年で1964年まで製造されています。年表から考えれば初期型はモノラル時代の最後に発売されていますので、ステレオ時代に入り音作りを変更したのだろうと推測できます。初期型の方が中音域に厚みがあります。後期型はフラットでワイドレンジな感じを受けます。モノラルで使用するのであれば、初期型の方がマッチすると思います。

このシステムを活かすも殺すも今後はオーナー様の腕次第という事ではありますが、オーディオが最も華やかだった頃の英国のHiFiです。しかも、英国の音を代表するGoodmansのシステムですから、使いこなせば必ず答えてくれるポテンシャルは持っています。特にクラシック系の音楽には、これ以上ない位の組み合わせですから、是非是非大切に使ってやって頂きたいものです。
http://vintage-audio.jp/?p=926


26. 中川隆[-7884] koaQ7Jey 2018年4月11日 11:41:00 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-10102]

LEAK(リーク) STEREO20 管球式パワーアンプのオーバーホール 2017/03/27
http://vintage-audio.jp/?p=1520


LEAK(リーク) STEREO20 管球式パワーアンプのオーバーホールを行いました。

海外から仕入れたモノを、販売用にオーバーホールを行いましたが、現状としてはオリジナルの状態でしたので、いつものように部品をチェックして不良部品は交換します。ちなみに、このLEAK STEREO20は前期型となります。詳しくは書きませんが、製造年代によって回路や出力トランスの型式が変更になっています。それにより、音質も違います。

基本的にコンデンサ系(電解コンデンサーとカップリングコンデンサ)は全滅ですから交換になります。使用時間が少なかった為か、抵抗器は交換する必要がありませんでした。
ブロックコンデンサは、LCR製電解コンデンサに交換しましたが見た目を合わせるために外皮を剥がし、塗装し取り付けました。

■オーバーホール前基板面


LEAK STEREO20 オーバーホール前内部|2

■オーバーホール後基板面

LEAK STEREO20 オーバーホール後|内部


真空管は、全てセレクトしたMullard製のオリジナルに交換します。
最終的に外装をクリーニングして完成です。
http://vintage-audio.jp/?p=1520


27. 中川隆[-7883] koaQ7Jey 2018年4月11日 11:46:17 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-10102]

LEAK(リーク) Stereo20パワーアンプ+Leak Point Oneプリアンプ オーバーホール 2017/03/07
http://vintage-audio.jp/?p=1253


「LEAK Stereo20パワーアンプ+Leak Point Oneプリアンプ」をオーバーホールにてお預かりしました。

■症状
・ノイズが多く、ガリノイズが頻繁に発生する
・プリアンプの音量調節可変抵抗器、バランス調整可変抵抗器交換、ツマミが交換されていたので、オリジナル部品に交換して欲しいとオーナー様からの要望


■所見
・約30年前購入の際、プリ・パワー共にオーバーホールを受けたようだが…多くの部品が全く別の定数のCRで置き換えされていた。

■処置


・オーバーホール

 電解コンデンサー全交換

 カップリング・コンデンサー全交換(ハーメチックシール、スペースの関係でプリの最終段のみCDE150シリーズ)

 抵抗器交換(誤った抵抗値に置き換えられているカーボン抵抗器、金属皮膜抵抗器、数値が変化している抵抗器をA&Bカーボン抵抗器に交換)

 プリアンプの音量調整用可変抵抗器、バランス調整用可変抵抗器、ツマミ3個をオリジナル部品に交換

 真空管選別・調整(真空管は全てMullard製(Blackburn工場製))
 クリーニング

これもという感じですが。。。まともに修理を受けているアンプって非常に少ないですね…

前修理者が一度オーバーホールを行った様ですが、部品の手持ち在庫の関係か?交換されている定数は違うし、部分的に全く手をつけていない箇所があります。部品の交換方法もいい加減な感じです。正直、こんな修理ではLEAK本来の性能も音質も望めません。

当店では、極力オリジナルと同様の部品を選別し、ワイヤリングも含め部品を交換することに注力しています。

最新の現行部品に交換することは極めて簡単ではありますが、部品自体の性能は当時の部品より現行部品の方が明らかに優れています、ただその高性能ゆえ当時の設計段階で予期せぬ状態が稀に現れることがあり、どうやらその症状が性能的にも音質的にも悪さをしている可能性があります。私が行う作業工程で、最も時間が掛かるのがオリジナルに準じた部品の選定作業となります。
また、真空管の選別にも時間を掛けて行います。

仕上がったアンプをお客様の所に伺って音出しした結果は、「購入した当時より、ノイズが少なく、分解能が高くなった!いい音ですね!これが、LEAK本来の音質だったんですか〜いやぁ、嬉しい!」と高評価を頂けました。オーバーホールには結構な時間が掛かり大変ではありますが、こうして喜んで頂くと本当に嬉しくなります!!!
http://vintage-audio.jp/?p=1253

LEAK(リーク) Varisrope Stereoプリアンプ オーバーホール 2017/03/09
http://vintage-audio.jp/?p=1312


LEAK Varisrope Stereoプリアンプ オーバーホールを行いました。


■所見
・全くオリジナルの状態ですが、使用時間がそれほど長くなったのでしょう!コンデンサーは不良ですが、全ての抵抗値は許容範囲内という極めて良好な個体です。


■処置
・電解コンデンサー全交換
・カップリングコンデンサー全交換(全てハーメチックシールタイプに交換)
・真空管選別/調整(真空管は全てMullard製(Blackburn工場製))
・接点クリーニング
・外装クリーニング


お決まりの事ですが…カップリングコンデンサーは全て絶縁不良になっていますので、当然全交換となります。電解コンデンサーは、実は測定上は正常を示す場合が多いのですが、半世紀以上前の本来寿命がある部品をそのまま放置というのも気持ちが悪いので交換します。電解コンデンサーを交換する事による音質的な変化は、多くの場合ザワザワ感が少なくなり、音がシッカリします。

抵抗器は使用時間等によると思われますが、抵抗値が上がっている場合が多いのですが、今回の個体の抵抗器は全て許容範囲内で左右での偏差も少ない為、全ての抵抗器をオリジナルまま使用することが出来ました。

元々ついていた真空管は、Mullard製(YELLOW Label)でしたが、測定の結果1本がエミ減気味でしたので、ロングメッシュ・タイプを選別し交換しました。特にプリアンプは、S/Nに配慮する必要があります。

真空管のソケット、セレクター、可変抵抗器などの接点をクリーニング。

左右のゲイン偏差、S/N、歪率、EQ特性、接点ノイズの有無等一通り測定器で確認。

外装をクリーニングして完了となります。

適切に整備すれば、システムに実装してPHONO入力にし音量MAXでも僅かなヒスノイズしか聴こえない状態となります。
S/Nがよく英国HiFiらしい美音は素晴らしいですね!
http://vintage-audio.jp/?p=1312


LEAKプリアンプ用電源ユニットの製作 2017/03/07
http://vintage-audio.jp/?p=1302


「LEAプリアンプ用電源ユニット」の製作を行いました。

LEAKのステレオ・プリアンプにパワーアンプ(TL-12Plus)をモノラル構成で2台でステレオ使用する場合は、プリアンプの電源を片側のTL-12Plusから供給を受けると、パワーアンプの左右の電源ライン(特にパワーアンプの初段への供給電圧)に大きな偏差が生じる為、プリアンプの電源は別電源を用意して上げる方がよいのです。

そこで、電源ユニットを製作してみました。

少々凝った作りとしまして、基本的に電源部の回路構成や定数はTL-12Plusと同様に仕上げました。

カラーもシャンパンゴールドに塗装し、プリアンプの隣に置いてもあまり違和感は感じないと思います。
http://vintage-audio.jp/?p=1302



28. 中川隆[-7882] koaQ7Jey 2018年4月11日 11:52:41 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-10102]

>>24
>私が好きなQUADも、絶対買ってはいけない QUAD II の中古の見分け方、などもあるのですが、公に教えることはしていません。

>パーツを持っていないので、電源コンデンサの過剰容量の修理が多いですね。

>量アップ → 音質アップと考える能天気な人につける薬はないですが^^; 球の寿命は確実に縮みます。

危険なQUAD II:螺旋館Blog 2011-12-04

OUTPUTトランスを再塗装していたり、変な汚れのあるQUAD IIは危険なので買わないほうが良いです。

それだけが見分け方ではないけど、ある部分の故障が原因の修理の跡の可能性が極めて高いので。
http://rasenkan.blog.so-net.ne.jp/2011-12-04

vintageaudio

QUAD社 QC2✕2台/QUAD2✕2台 オーバーホール 2013.07.10

QUAD社 QC2✕2台/QUAD2✕2台


今回はQUAD社 QC2✕2台/QUAD2✕2台というステレオセットをオーバーホールさせて頂きました。

他店で購入され、長らく使用されていたが片chの音が出なくなったので修理して欲しいというご依頼でした。


■修理前の所見
経年劣化する部品が殆ど交換されていない
交換してあっても定数に間違いがある(EQ回路)

■修理内容
コンデンサー、抵抗器等経年劣化して不良となっている部品の交換
出力管のカソード抵抗器の定数変更
真空管のチェックと選別


■解説

ヴィンテージ機材の修理・オーバーホールで悩ましいのは、少々不良になっていても完全不良でない限り音が出ているケースが多い事です。お客様は、音が出ていれば正常だと判断されますし、業者も部品が不良になりボケボケの音を「これがオリジナルの音です!」と真面目に言う。全く意味の分からない話しであり、理解に苦しみます。

ヴィンテージオーディオは、製造後既に半世紀を経ている電化製品なのです。
半世紀前に製造販売された家電で、現在でも常用で使用できるモノがありますか?

オーディオだけが特別ではないのです。確かに、今までに何度か修理されながら現在に至っているモノが殆どですが、それは騙し騙し(通常修理)が多いのです。
だから、音はなんとか出ますが、本来の音質かと言えば、それは違うと思います。


今回のQUADもそうでした。

カップリングコンデンサー、及び電解コンデンサーは全てオリジナルのままであり、全て不良品となっています。

抵抗器も殆どが数十%増しになっています。

誤解されないように申し上げますが、英国の機材では、抵抗の対電力容量をギリギリで使用しているので、電力容量のマージンを取っているアメリカ製等に比べ抵抗値が上がっているモノが多いのです。決して当時の英国製カーボン抵抗器の品質が悪いという訳ではありません。

真空管も大したチェックされずに挿されているようです。

QUADは、オリジナルの定数のままであれば出力管にかなり厳しい動作をさせているアンプですから、OH後の実機に挿して出力管を選別していく必要があります。


■コンデンサーと抵抗器

カップリングコンデンサーは、オリジナルに近い通過周波数特性と今後の常用目的と安定性(メンテナンスフリー性)、修理ご予算を勘案しハーメチックシール タイプのオイルコンデンサー、

また電解コンデンサーは、スプラグ製電解コンデンサーに交換。

EQ回路等の小容量コンデンサーは、ディップマイカコンデン サーに交換。

抵抗器は、オリジナルがカーボン抵抗なので、同様のカーボン抵抗器(A&B)に交換。

但し、正常値だったり増大していても問題無い箇 所は、そのままオリジナル抵抗器を温存しています。

また、出力回路のカソード抵抗器は、オリジナルの定数のままでは電流量が多く設定されており、真空管全盛期の頃はまだ良かったのでしょうが、現在の様にオリジナル系のKT66は非常に高価な真空管ですから、動作を若干緩和する意味で、カソード抵抗値を若干上げて電流を少なく使用する方が、現在の修理としてはベターだと思っています。今回も、DALE メタルクラッド抵抗に交換しました。


■真空管

真空管は最初に真空管測定器(当店ではTV-7)で、状態をチェックします。

電圧増幅管は、OH後実機に挿して動作チェックは当然ながら、ノイズチェックを注意深く確認し、メーカーと製造時期は極力合わせ選別します。結局、4本を交換しました。

出力管は、黒ベース(スモーク)、茶ベース(スモーク)、茶ベース(クリア)と製造時期別に選べますが、今回は元々挿されていたのが、茶ベース(クリア)でしたのでそれで揃えることになりました。ただ、その内の1本が、KT66としては正常だったのですが、QUADには使えない状態でしたので、1本のみ選別し交換しています。


■総括

このように適切な部品で不良部品を交換し、真空管を注意深く選別することで、電気的な特性は完全に蘇っていますし、音質的には修理前と比較し、歪み感が少なくスッキリした音質です。

この「スッキリした」という所ですが、コンデンサー(特にカップリングコンデンサー)は、不良になってくると絶縁不良だけではなく、充放電特性が劣化します、音質的には音に歪っぽい余韻が残るようになりますが、コンデンサーを交換することで回復するので、スッキリ感に繋がるわけです。

前修理者による、EQ回路の定数間違いはEQカーブに影響がでますので、その部分での音質的な改善もありました。お客様にお返しし、一週間程後に確認してみましたが、

「音がクリアーになった! そして、音楽が安心して聴けるようなった!
これが、オリジナルに近い音なんだろうね・・・」

ということで、評価して頂けました。

QUAD2は、ESL(静電型コンデンサースピーカー)と共に開発販売されたアンプですから、アンプ自体の音質もESL(スピーカー)を補う様な設定をされています。

当時の英国製HiFi系パワーアンプに比べると若干音は膨よかな感じで正解なのですが、そうは言っても当時の英国製HiFiアンプですから、それ相応の音質も能力も有した良いアンプだと思います。
http://vintage-audio.co.jp/?p=182


QUADU型アンプのメンテナンス   平成23年3月10日 

イギリス製でかの有名なビンテージアンプQUADU型のメンテナンスを依頼された。 このアンプは初段と位相反転回路が2本のEF86で構成され、出力段はKT66PP(ビーム管接続、カソード帰還)である。

 このアンプの電源は200V仕様であるため、調整するにも100V/200Vのトランス(300VA程度)が必要である。

 下の回路図はQUADU型アンプである。電源の平滑コンデンサーが16μFであるが、25μFとなっている回路図も存在する。


《 故障内容 》

 1台のメインアンプがSWオンと同時に整流管(GZ32)内部で放電し、ヒューズが切れる状態であった。内部電極タッチの模様。

 整流管GZ32の入手は難しく、代替品としてヒーター電流1.9AであるGZ34(5AR4)が使用出来る。 とりあえず、手持ちの5AR4を挿入する。5U4Gはヒーター電流が3Aのため使用不可である。

 OPT、PT、CHコイルの点検を行ったが、製造からすでに50年近く経過しているにも関わらず、異常はみられない。

 SWオンの後、出力管カソードバイアス抵抗180Ωの両端電圧を測定した。真空管が温まるに従って徐々に増加し、23V程度を示した。

 その状態で20分ほど放置すると180Ω両端電圧が30Vを超えるまで上昇していた。明らかに異常である。 暗くしてみると片側のKT66プレートが赤熱を始めていた。

 その時のグリッド電圧を測定すると+3V程度を示していた。しかも、時間とともにさらに上昇傾向が見られた。 これは交換する以外に方法はない。もう一方は+0.2V程度で変化はない。

 1台のB電源電解コンデンサーは初期のものが使用されていた。 WEBで見つけた回路図では25μF450Vであるが、実機では16μFであった。 実測容量は16〜17μFを示していたが、すでに50年近く経過している。もう1台はすでに交換されていたが、350V仕様のものである。 また、出力管カソードバイパスコンデンサーも絶縁が低下していた。結局、電解コンデンサーはすべて交換することにした。

 カソード抵抗は180Ω3Wであるが、1台は190Ω程度に増加し、温度上昇と共にさらに増加する状態であった。 カソード電流値144mAから計算した容量は3.73Wであり、3Wでは明らかに不足している。

 なお、カップリングコンデンサーはすでにオレンジドロップに交換され、絶縁状態も良好であった。

 不良のKT66を除いた残り3本をバルブチェッカーで測定したところ、幸いなことに、元とは違う組み合わせでマッチングが取れたペアーが見つかった。

《 修理内容 》

1.不良の整流管GZ32をGZ34(5AR4)に交換

2.出力管KT66(1ペアー)の交換

3.電源平滑回路用16μF450V×2、出力管カソードバイパス用25μF50Vをそれぞれ47μF450V×2、47μF100Vに交換

4.カソードバイアス抵抗(180Ω3W)を100Ω(5W)と500Ω(5W)を並列、さらに100Ω(10W)直列に交換(合成抵抗183Ω実質容量13W)

5.グリッドリーク抵抗680KΩ間に挿入されている2.7KΩの実測値が3.4KΩであったので新しいものに交換


《 測定結果 》

 ここまで作業を実施した後、周波数特性、歪率、矩形波応答などの測定データ取って見た。以下がそのデータである。

 歪率は問題ないが、周波数特性、矩形波応答を見れば、明らかに高域補償不足と思われる。と言うか、回路上では何も対策が施されていない。

 しかし、この特性がQUADアンプの特徴かもしれないので、大幅な変更は差し控えることにする。


改造前矩形波 No.1 8Ω 1W

改造前矩形波 No.2 8Ω 1W


《 改造後の測定結果 》

 高域補償回路として負帰還抵抗並列に1000PF、EF86両プレート間に15PFと22KΩを挿入した。(改造後の回路図参照)

 以下は改造後の周波数特性、歪率、矩形波応答である。 100HZ、1KHZの歪率にはほとんど変化が無かったので10KHZのみ測定した。

 10KHZの歪率は若干悪化したが、矩形波応答はかなり改善された。 また、周波数特性の凸凹が少し小さくなり、0dB以上に上昇するピークはなくなった。
http://seppotl.web.fc2.com/zht01/quad2.html


29. 中川隆[-7881] koaQ7Jey 2018年4月11日 13:01:42 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-10102]
どうしても QUADUで ESL57 を鳴らしたいのなら

QUAD ESL57(クォード・ムジクビィーダガーベ社による復刻版)


ドイツのQUAD Musikwiedergabe GmbH(クォード・ムジクビィーダガーベ社)から名機としてオーディオの歴史に一時代を作った静電型スピーカーESL57と真空管式アンプ22+IIをお届けします。同社はドイツにおける英国QUAD社の代理店として設立され、現在は英国QUAD社より譲り受けた製造設備を使ってESL等QUAD製品の部品製造、レストア、復刻製作をしています。今回ご紹介するアンプとスピーカーは全ての消耗部品は新品に交換、英国工場で行われれていたQC基準に準拠、新品当時と同じ品質を確保しています。長期間にわたり安心してご使用いただけます。もちろん今後の部品供給の心配はありません。尚、少量 手作り生産のため、ご注文頂いてから少しお待ちいただくことがございますのでご了承下さい。

QUAD ESL57 (再生新品) \760,000/ペア(税込)

英国QUAD社ではこのESLの部品供給をやめてしまいましたので入手をあきらめてしまった方が多いと思います。
今回供給を開始します部品は英国QUAD社で実際に製造に使用されていましたジグを使って、ESL用の部品を作ったものです。従って品質は従来、英国QUAD社で供給していたものと全く同じです。さらにESL用の部品が供給可能となりました。

http://www.soundbox.co.jp/quad.htm


QUAD 22+II 復刻・再生新品 好評発売中!

ドイツのQUAD Musikwidergabe GmbHがお届けするアンプセット。QAUD-IIについては全て新規製造、オリジナルに限りなく近い復刻をめざしたオール・ニュー、22プリアンプはオリジナルを全てにわたって完全オーバーホール、初期性能を確保しています。このプリ+パワーアンプの組み合わせは限りなくオリジナルモデルの最高レベルです。100Vで使用できます。パワー・アンプのソケットは独自の規格の高信頼のものを採用、電源スイッチが付いていますのでパワーアンプ単独使用も容易です。

QUAD 22+II(復刻・再生新品) ¥735,000 /セット

全て新規製造、真空管も全て新品。オリジナルに限りなく近い復刻をめざしました。さらに使いやすさを追求して、電源、入力コネクター等を変更、単独使用できるように仕様を変更しています。100V仕様。

QUAD II (復刻新品、パワー・アンプのみ)  ¥525,000 /ペア

シャーシは設計し直して専用のコネクターを採用、電源スイッチを付けていますので単独使用も容易です。内部のコンポーネントは厳選したパーツを使用、真空管は新品の特性の揃ったものをペアとして搭載しています。

http://www.soundbox.co.jp/quad.htm


QUAD II-Classic ¥525,000 /ペア

QUAD-IIを、ベースに現在入手できる最新の部品を採用しクオリティアップを実現させたのがQUAD II-Classicです。
オリジナル「QUAD-II」で採用された、充分なゲインが得られる五極管による独創的な入力回路や優れた特性を持つビーム出力管の採用など、シンプルでありながら安定した動作により高い評価を得ている基本レイアウトを踏襲し、現代のオーディオに要求されるハイパワーや高S/N比をクリアすることで、さらに高い完成度を実現しました。


・新開発の出力トランスを採用。
KT66の特性を活かしたコンパクトな出力トランスを独自に開発。
とくに高域特性の優れたワイドレンジでハイクオリティな特性を再現します。

実効出力: 15W rms
使用真空管:EF86 ×2(入力), KT66 ×2(出力), GZ34 ×1(整流管)
スピーカーインピーダンス:8Ω
外形寸法: 336(W)×172(H)×120(D)mm, 重量: 9.0kg

http://www.rocky-international.co.jp/brand/quad/ii_classic/index.html

443 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/23(月) 12:34:53 ID:WP8hNXpH

質問! 復刻版のII-classicとオリジナルでは音は違うんでしょうか。


444 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/23(月) 13:12:31 ID:xyLcv8Wh

オリジナルの程度のよいのが22とセットでももっと安く買えるのに classicを買う理由は
「なにがなんでも新品でないとイヤ」以外ない。


446 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/24(火) 00:16:43 ID:GI5HCua7

22+U×2の純正組み合わせのも同時試聴させて頂いたんですが正直22は今一でした。

CDではボケます。同時に比較したリピーターにパッシブアッテネーター入れた物に比べると鮮度がドンと落ちました。
イコライザーも箱庭的になりました。

基本的にセットで使われるアンプですのでUの評価が不当に低いって店の人は言ってましたね。私もそう思います。

U-classicは中国製でしょ。付いてる球も酷い。

昔金ぴかのありましたよね。それ聴いた時は何だこんな物かと思ってました。
それがUに出会うのが遅れた原因の一つですね。


451 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/24(火) 10:09:03 ID:E+V0bXeB

コンデンサSPは真空管というよりOPTとの相性が良い。

コンデンサSPを通常のTRAMPで鳴らすのはかなり難しく米国のアンプは、コンデンサSPをターゲットにしだしてからモンスター化が進行したがさすがにQUADは小型AMPでも十分に駆動力があるのは凄い。

オリジナル22はコンストラクションの問題からコンデンサがほぼ確実に劣化しているので問題がなさそうなものでも本来の音質ではないので注意が必要。

ステレオサウンドが輸入しているリビルド版22は、本来QUAD本社が保有していた保守用設備及びパーツを使用しているので チャンスがあったら一度聴いてみる事をお勧めする。

(QUADの経営体制が変わった時に手放したものをその国の輸入総代理店が一括して購入した)

453 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/01(火) 23:23:27 ID:cGCJ21Qs

クオードはコンデンサーよりも抵抗の数値変質の方が大きいよ。
でもリビルト22でオリジナルのコンデションの良い奴の音は出ないぞ。
肝のパーツが違うんだろ。


461 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/26(土) 09:39:01 ID:9zuVFJ93
>>453
いくらベストコンディションでも40年以上使われたものと未使用パーツで作られたものが同じ音がする方がおかしい。
現代のわれわれはむしろ劣化したパーツの音を22の音だと思ってる可能性だってある。


462 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/27(日) 02:34:56 ID:9elmHkoV

未使用パーツって違うパーツって事だろ。 昔のパーツは殆ど無いよ。 あくまで修理用の代替え品。
それにドイツで造られたのとイギリスで造られたのが同じ音がする筈もなく。
特に新造のUは酷いよ。 どう違うのかは内部写真見りゃ一目瞭然。

ESLの修理もMusikwiedergabe GmbHは下手だよ。
ハーマンの63の修理なんてすぐまた壊れる。

同じく旧クオードの製造器買った北欧の会社の方が上手くって安い。

今までに好きで22を5台程とQCUを7台レストアーしたけど音質の個体差はそんなに無いよ。もちろん悪い所を直しての話だけど。

ま、22なんてどうでもいいよ。QCU×2が良いな。
リビルト22が良いならせいぜいサウンドボックスに御奉仕してくれ。
おおっと、関係者かな? 箕口氏に儲け過ぎだと言っといてくれ。


463 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/27(日) 07:31:09 ID:nq5hEeFf
>>462
クオードはパーツでコロコロ音が変わったりしないのが美点なんだと思うけどな。実際あなたも

>音質の個体差はそんなに無いよ。

と書いてるのがそういうことだと思うしウオーカー爺さんも「パーツの定数が同じなら音も同じ」と喝破してたでしょう(まあこれは自分の設計を自慢してるので文字通りは受け取れないとは思うが)。

いろいろ使うと差に敏感になるのはしかたないけど全然違う,こっちはすごい,あっちは糞というのだけが「わかってる」ということではないでしょう。


464 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/27(日) 10:34:22 ID:9elmHkoV

わかってるのはリビルトの22がオリジナルの22とは音が違うって事。
それで十分なんじゃない。

確かに多少修理で違うコンデンサーや抵抗が入ってもそんなには変わらないって意味で書いたんだがすっくりパーツの違うリビルト物は直ぐにわかる。

Uはトランスも違うし音に多大な影響をする電界コンが違う。 全く別のアンプとして買えばいい。
でもあの値段出して買う香具師の気は知れん。


466 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/27(日) 20:37:55 ID:uCw8WfRM

今本屋に出ている「往年の真空管アンプ大研究」でQUADの歴代真空管アンプの比較試聴があるけど、発売された雑誌の文章では、編集と再構成によりあまり気づかないけど、現行機種は評者3人とも全くお気に召さなかったらしい。

あの試聴で使用したQUAD22とQUADUはSOUNDBOXが用意し、ドイツの再整備ではなく、良く手入れされたオリジナルらしいが、別格の音の良さだったそうで、QUAD22とUを何台も聴いている某氏も驚いたらしい。

467 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/27(日) 21:05:41 ID:K4X5n+Gu

22とUが、最高でつ!!!


468 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/28(月) 02:08:55 ID:GG+1IdFs

QCU×2+U×2の方が断然いいって。

結局よく整備されたオリジナルが良いって販売元も認めてるって事だろ。
程度の良いオリジナル持って来て目を旧型機に行かせてリビルトの方が安心して使えますしオリジナルのミントコンディションと同等ですよって売るわけだ。 でなきゃ幾ら程度が良いって言っても中古にリビルトの値段以上付けて売るのは難しいものな。


469 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/30(水) 21:08:38 ID:w8cl5Ri/
>>462
同じく旧クオードの製造器買った北欧の会社の方が上手くって安い。

これってどこですか。教えて欲しいです。


470 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/31(木) 04:32:43 ID:Sn1nHb7A

よい修理屋はむやみに他人に教えない,が基本だ。
素人客が増えると必ずトラブルが増えて技術レベルが下がったり最悪の場合廃業しちゃったりするから。


474 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/01(金) 23:32:09 ID:dFm0FSBf
>>469
教えてもいいけどスエーデンまで送るの?

日本でちゃんと治してくれるところもあるぞ。
そこの供給パーツ使って。

http://mimizun.com/log/2ch/pav/1171701565/


124 名前:くわど :03/10/15 20:13 ID:GH30dikf

再生品のクオードはオリジナルに比べてかなり音がシャープでふくよかさに欠ける
真空管がチャイナのせいかもしれない。

タマを英国製に替えると結構いいかもしれない。

http://hifi.denpark.net/1065539700.html

571 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2008/12/07(日) 22:00:14 ID:OGDhD9Uf [1/1回発言]

QUADUクラシックを買おうと思ってるんだが、持ってる人レポよろ

本当は往年のQUADUのオリジナルが欲しいけど、ないモノねだりしても仕方ない
それともクラシック買うくらいならまだレプリカの方がいいのか・・・?


572 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2008/12/07(日) 22:24:37 ID:zXsPj041 [2/2回発言]
>>571
クラッシックとフォーティと復刻記念版と有るが昔のQUAD IIにはかなわないらしいとさ。中古も20〜30万円台でQUAD22付きで買えて幸せになれるよ。

てか、目的もなくTwentyfour持ってる漏れは馬鹿だが(w
いや、逸品館にQUAD II Gold復刻記念版があるんでそれ買おうと思い先にPre買ったら、株暴落で買えなくなっちゃった(w(w(w orz...


603 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/01/08(木) 06:46:36 ID:X+MQ8PqI
>>571
クラッシックとフォーティと復刻記念版と有るが昔のQUAD IIには かなわないらしいとさ。中古も20〜30万円台でQUAD22付きで買えて幸せになれるよ。

それはオリジナルのGEC KT66、ムラードがついての話ですか?
オリジナルは高いし、KT66を新品で探すのであれば何もいまさら、QUADにこだわる必要はないかなあと思ってます。

真空管を新しい代替品に変えて聴いている人どうですか?


604 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/01/08(木) 07:03:31 ID:FAT86ynP

今の人は実際に聴いてみる前にネット情報とかで頭がいっぱいになっちゃってるからかわいそうだね。

ロシア管で鳴らしたってちゃんとQUADはQUADの音がするよ。


605 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/01/08(木) 12:27:59 ID:tyv4jNol
>>603
そもそも、単にKT66アンプが欲しいだけならワザワザこのスレには来ないと思うが?
QUADの音が好きだから買うんじゃないの


>>604
前半はその通りだと思うが、後半は賛同しかねる

606 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/01/16(金) 23:30:50 ID:z9tlAk4O

QUADが好きとか言うよりもKT-66(6L6系の球アンプ)の中で対コストが抜群にリーズナブルなのがQUADUの魅力。
クラッシックとフォーティと復刻記念版じゃ対コスト悪過ぎ。

でもなんでオリジナルのQUADUが高い?なんて言ってるの?
GECやマルコーニのKT66の新品なんてまだいっぱい有るし、、、わからん???


573 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2008/12/07(日) 23:46:35 ID:EV85Wj8O [1/1回発言]

レプリカもやめた方がいいよ。 パーツの品質が悪過ぎ。


574 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2008/12/08(月) 00:10:05 ID:PrAiliH2 [1/1回発言]
>>572-573
 やっぱオクしかないか・・・数万程度なら泣き寝入りですむレベルだけど、
数十万でオクはさすがに怖いんだよなぁ・・・レプリカ買うくらいならclassicの方がいいんかね


575 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2008/12/08(月) 06:40:49 ID:cVNSoOI8 [1/2回発言]

まだレプリカの方がましじゃない。


576 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2008/12/08(月) 08:07:02 ID:61lqE7pD [1/1回発言]
>>574
オクなんかで買うよりオーディオショップや中古販売店であるって。ググるとハイハイ堂とか引っ掛かるし。

577 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2008/12/08(月) 12:19:10 ID:DGo7rNQf [1/1回発言]
>>575
故障すると数ヵ月放置で、数十万の出費だよ。 新品買い直すのと同じくらいかかるから。

578 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2008/12/08(月) 22:14:56 ID:cVNSoOI8 [2/2回発言]

甘いなぁ。
クラシックだって中国製でトランス切れたら法外な値段と時間掛かるって以前にレス有ったでしょ。
トランス切れで¥17万だっけ。

まだオリジナルの方が部品取りやリビルトパーツ扱ってる店が多いので早く安く直るよ。

数ヵ月放置で、数十万の出費ってよっぽどまともな店知らないんだね。
ボッタのサウンドボックスでもそんなにや取らないし時間も掛からないよ。

ついでに、ハイハイ堂の商品がヤフオクよりまともとはとっても思えないけど一応保障らしきものは有るんだろうね。
物はどっこいでしょ。

売るだけの中古店より球アンプの修理とかしてるとこで買った方が良いんじゃない。
ヤフオクで買ってレストアに持って行っても知れてるでしょ。
ちゃんと診断して本当に必要な場合のみ直してくれる店も有るよ。
オリジナルならアウト切れたって¥5万も掛からず交換修理してくれるよ。
みんなよっぽど酷い店に騙されてるんだ。

http://logsoku.com/thread/toki.2ch.net/pav/1171701565/501-600


579 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2008/12/10(水) 21:33:55 ID:VqM32ILC [1/1回発言]

QUAD は英国製じゃないんだよね、もはや


861 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/06/03(木) 00:38:44 ID:osrmmdbQ

会社自体は息子が売っちゃってるんで全く別物になってるよ。
要は名前が同じってだけ。

862 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/06/03(木) 07:04:28 ID:of8YDidE

それを言ったらマランツだってJBLだって
タンノイだってデノンだってレヴィンソンだって
昔とは全く別の会社で名前が同じだけ。
どうしてクオードだけそんなにそれにこだわるのか。


864 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/06/09(水) 04:20:09 ID:SxnK4tz0

別にクオードだけに拘ってるわけじゃない。
マランツは日本製に成り下がってるし、タンノイも昔の面影は無くゴールドで終わってるし、レビンソンはただのマドリガルのブランドになっちゃってる。

どれも名前だけの会社だよ。 その証拠にこれらのメーカー品でマニアに評価されるのは昔のオリジナルの頃のだけだよ。

QUADも同様ってだけ。


520 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2008/09/19(金) 16:25:19 ID:ZvsFF3+G [1/3回発言]

QUADがブランド売って別の会社になってるって知らない人が居るんだ。

ESLも海外の修理サイト(業者)とかを見ると分かるけど、評価、修理等されてるのは本国製の63PROまでだよ。
以降の物は話にも出てこない。

ESLの製造機材もドイツに売られて現在修理もドイツだしね。
ESL2905に高額出して買う意味があるとは思えないなぁ。

521 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2008/09/19(金) 22:58:53 ID:oUeACMTE [1/1回発言]

ドイツのQUAD Musikwiedergabeが独自にやってるビジネスとQUAD本社の仕事を混同していると思う。

ESLの修理は今でもハンチンドンでできる。
ドイツの修理とどっちを選ぶかは趣味の問題
たしかに事業はIAGに買収されたがサービス部門の信頼性は前とそれほど変わらない。
いまでも33や44のパーツは普通に用立ててくれる。


522 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2008/09/19(金) 23:02:44 ID:ZvsFF3+G [2/3回発言]

今のQUADはQUADに有らず、ブランド売った先が勝手に作ってる。
QUAD社はALTEC同様既に潰れてます。


523 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2008/09/19(金) 23:15:26 ID:ZvsFF3+G [3/3回発言]

ストックの修理パーツも全部QUAD Musikwiedergabeに売却してます。
今はブランド維持の為新会社が修理再開してるだけ。
昔のESLの製造機はドイツに有ります。

中華製のスピーカー売ってる会社が本家クオード?
一時アメリカに身売りしブランド買い戻して再出発してるTANNOYと似たようなもの。
今のTANNOYとかQUADを認めるかどうかは???


526 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2008/09/20(土) 10:40:30 ID:cGB8ZMme [1/1回発言]

中国資本になっても、雲散霧消してしまうより遥かにいいとおも。
で、新品のESL2905なんかはどこで作ってるんだろう。やっぱ中国か?


527 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2008/09/20(土) 16:07:33 ID:UaZC8H/I [2/2回発言]

買収されようが中国になろうが,現に33や44のパーツを送れと言えば送ってくれる。
本体を送れば修理もしてくれる。

ずっと同族でやってるくせに修理も受け付けない国内メーカーよりは格段にまし。


528 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2008/09/21(日) 05:41:06 ID:RhM0w8Hy [1/1回発言]

オリジナルと全然違うパーツが来るね。

「英国QUAD社ではこのESLの部品供給をやめてしまいました」

とサウンドボックスのホームページにあるが?

ハンチンドンでもQUAD Musikwiedergabeのリビルトパーツを使うって事かな?

529 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2008/09/21(日) 19:11:37 ID:tXZl2xHi [1/1回発言]

もともとQUADには「オリジナルと全く同じパーツでなければダメ」という発想はない。ロスの時代(買収される前)でもごく当たり前に互換パーツを送ってきたし,そもそも新品のアンプでもロットによって全然違うパーツを使っていたりする。

「定数が同じで品質が良ければ出てくる音は同じ」というのがウォーカー爺の考え方だったと思う。

530 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2008/09/22(月) 05:58:51 ID:cHL9uLBS [1/2回発言]

本当にそうなら国産パーツで直せばいいんだけど、実際には違うよね。
それにステサンだったか管球王国だったかの試聴で絶賛されたのはオリジナルパーツをいいとこどりで完全復刻されたサウンドパーツの試聴用だよね。 リビルトとは全く違うアンプって事だったと思うが。

ESLの修理にしたってハーマンで直したとこ、他のユニットより先にまた壊れるって有名なんだけど。 ロッキーはどうなんだろう?


532 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2008/09/22(月) 23:45:43 ID:cHL9uLBS [2/2回発言]

ごめん、トラのQUADに興味無いんだ。
でも音が悪くなった理由が解るね。

http://mimizun.com/log/2ch/pav/1171701565/

402 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/31(土) 23:37:12 ID:uslY23IX

2年ぐらい前に出てすぐ新品で買った2クラシックの片側が真空管全部消えちゃって音が出なくなり、修理に出したら17万の見積もりなんだけどこんなもんなの?

ペアで50万だから片側25万としても高いよなあ。
一瞬新品に買い直そうかと思ったが片側だけなので修理続行。
クオードファンってみんなこんな感じでつかってるのかね〜。

真空管じゃなくてトランス関係が故障らしいけど。
クオードの小型スピーカーでおとなしく使っていたんだけど。


403 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 00:13:27 ID:xXDUTlc6
>>402
2年前に買って定価25万の新品アンプが、修理で17万は無いと思うよ。
どうして2年前の定価に近い金額になるのか代理店のサービス部門ではなく、営業部門(あるいは購入店へ)に聞くべきでは?
そもそも使い方に問題が無かった前提だけど。


404 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 01:03:11 ID:4mTmwsuy
>>403
ごく普通の使い方なんだけどね。
スポーカーを大音量で鳴らしたり、ヘッドホンで大音量で鳴らしたりのしなかったし、衝撃も与えていないのだけど。

ある日突然片側がならなくなった。 正規品だから修理もロッキー


405 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 09:33:07 ID:Aw+Bs9im
>>404
ロッキーだったら、修理に出したときに普通に見積書出すでしょ?そのときに、あまりに高額な代金だったら文句をいわないとダメだよ、もう支払っちゃったんでしょ。

それとも見積書も請求しなかったのか。とにかく、その件は腑に落ちないところがある。


406 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 10:05:28 ID:L6azOiOU

修理の前にきちんとした修理明細送ってきた記憶があるんだが。
パーツ一個の値段まで書いてあったよ


407 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 14:40:16 ID:cKeSvh//

トランス交換ってことなのかな。それにしても高いな。
前44と606をロッキーに修理に出そうとしたら、ライフプラネットという契約会社を紹介された。そこは工賃は2台で3万弱で良心的な価格設定だと思った。


408 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 01:12:44 ID:MITzZkDY
>>405
購入したお茶の水のオーディオ専門店から電話で見積もり金額を聞いたんだけど。
随分と高いので聞いたんだけどトランス関係とのこと。
工賃もあるからと。
純正は高いのかなあ?と。

>>407
トランスの交換みたいです。


409 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 22:02:36 ID:7t+HwL3w

トランス交換だったら部品代だけで10万行くだろ。
あと技術料7万を高いと思うかどうかだな。


410 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 23:46:24 ID:tYiXvxm7

真空管も交換でしょ?

411 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/03(火) 05:21:55 ID:Fw6iAmXV

2クラシック、流石中国製。
症状から察するに電源トランス切れただけでしょ。

球やそれ以外の部品は無事だと思われるけどね。
代えないと金取れないから適当に代えた事にしてってか。
¥17万は流石ボッタのロッキー面目躍如だね。

ビンテージの方のUの電源トランス壊れた時サウンドボックスで¥25000でリビルト品と交換してくれたよ。
壊れたのは次の為に巻き直しておくんだって。 おれは自分で換えたけどやって貰っても倍は無いだろ。

2クラシックの中華製の電源トランスが補修パーツとして¥10万なんてありえない値段。いいとこ2万。原価は¥1万以下だろ。

2クラシックなんておかしなの買った時点でロッキーの餌食だね。


412 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/03(火) 06:12:50 ID:JWpU9l2c

数万台作られたQUADIIとせいぜい1000台のクラシックの修理代を比較してもあまり意味はないわなあ。
そもそも原価がどうのこうの言うんならオーディオを趣味にするのが間違っていると思う。


413 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/03(火) 06:20:33 ID:Fw6iAmXV
お金持ちなんだ、精々ロッキーに御奉仕でもすれば。


414 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/03(火) 06:29:46 ID:Fw6iAmXV
>>399
ESLのノイズの原因の殆どは湿気じゃないよ。
ここでも(ESLでも)ロッキーのボッタ修理代凄いよね。


415 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/03(火) 19:58:54 ID:04AZmmr4

408です。 みなさんいろいろ情報ありがとうございます。
そもそもが高価格なもんだから部品も工賃も高いのかもしれないですね。
たしかに古い設計の英国変わりモノに手をだした授業料でしょうか。

しかも修理部品が在庫切れで1ヶ月後の修理だそうです。合計3ヵ月の入院。
痛い出費ですけど、半分じゃしょうがないので泣く泣く修理です。


418 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/06(金) 08:59:54 ID:kyTXZHHt
>>411
>ビンテージの方のUの電源トランス壊れた時サウンドボックスで¥25000で
>リビルト品と交換してくれたよ。壊れたのは次の為に巻き直しておくんだって。

最近、エナメル線と称してホルマル線使ってることがあるから、あんまり安いのは確認したほうが良くないか? 細いエナメル線はほぼ入手不可能だし、エナメル線自体の生産が減ってる。

420 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/06(金) 12:39:11 ID:hFaKf6Vy
>>418
電源トランスだから正常な電圧出れば問題無いんじゃない。
まず使えるようになることが先決だよね。
アウトプット等のオーディオトランスなら古いジャンク探して部品取りするのがいいよ。
http://mimizun.com/log/2ch/pav/1171701565/

47 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/17(土) 13:10:24 ID:42zWB2D4

U+22っていいよね。
タンノイとはベストマッチングではないだろうか。
音が濃厚で冴え渡って澄み切っている。
いいタマにめぐり合った。

440 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/23(月) 01:09:40 ID:WX1pFLhH

OUADU買っちゃいました。 パワーがどうかなとか思ってたんですが繋いだとたんにそんな事どうでも良くなりました。

低音緩いのかなって想像してたのも全く問題なし。
オーディオの進歩って何なのでしょう?

流石にBCUに繋ぐと低音気持ち緩いかなって思いますけどそんな事どうでもいいくらいこっちでも見通しのいい音になります。 405じゃ絶対に出なかった音です。 正直おんなじクォードこんなに音が違うとは・・・

OUADUってESL用だと思ってましたがESL-63にもばっちりです。
流石に22までは手を出す気にはなれませんがOUADUは凄いです。

ピン入力に改造したのを買いました。 今までセットでしか見た事がなく単品では使えないものと思ってましたがこれはいけます。 何よりESL-63の音の凄いところであるリアリティーに磨きが掛かります。気持ち悪いくらいにリアルな立体感ある音像が浮かび上がります。 トランジスターじゃこういう音って出ないのかな?

ここまでくれば ESL-57 聴いてみたくなりました。


446 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/24(火) 00:16:43 ID:GI5HCua7

22+U×2の純正組み合わせのも試聴させて頂いたんですが正直22は今一でした。
CDではボケます。同時に比較したリピーターにパッシブアッテネーター入れた物に比べると鮮度がドンと落ちました。
イコライザーも箱庭的になりました。

基本的にセットで使われるアンプですのでUの評価が不当に低いって店の人は言ってましたね。私もそう思います。

451 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/24(火) 10:09:03 ID:E+V0bXeB

コンデンサSPは真空管というよりOPTとの相性が良い。

コンデンサSPを通常のTRAMPで鳴らすのはかなり難しく米国のアンプは、コンデンサSPをターゲットにしだしてからモンスター化が進行したがさすがにQUADは小型AMPでも十分に駆動力があるのは凄い。

オリジナル22はコンストラクションの問題からコンデンサがほぼ確実に劣化しているので問題がなさそうなものでも本来の音質ではないので注意が必要。

http://mimizun.com/log/2ch/pav/1171701565/

579 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2008/12/10(水) 21:33:55 ID:VqM32ILC [1/1回発言]

QUAD は英国製じゃないんだよね、もはや

861 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/06/03(木) 00:38:44 ID:osrmmdbQ

会社自体は息子が売っちゃってるんで全く別物になってるよ。
要は名前が同じってだけ。

520 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2008/09/19(金) 16:25:19 ID:ZvsFF3+G [1/3回発言]

QUADがブランド売って別の会社になってるって知らない人が居るんだ。

ESLも海外の修理サイト(業者)とかを見ると分かるけど、評価、修理等されてるのは本国製の63PROまでだよ。
以降の物は話にも出てこない。

ESLの製造機材もドイツに売られて現在修理もドイツだしね。
ESL2905に高額出して買う意味があるとは思えないなぁ。

522 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2008/09/19(金) 23:02:44 ID:ZvsFF3+G [2/3回発言]

今のQUADはQUADに有らず、ブランド売った先が勝手に作ってる。
QUAD社はALTEC同様既に潰れてます。


523 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2008/09/19(金) 23:15:26 ID:ZvsFF3+G [3/3回発言]

ストックの修理パーツも全部QUAD Musikwiedergabeに売却してます。
今はブランド維持の為新会社が修理再開してるだけ。
昔のESLの製造機はドイツに有ります。

中華製のスピーカー売ってる会社が本家クオード?
一時アメリカに身売りしブランド買い戻して再出発してるTANNOYと似たようなもの。 今のTANNOYとかQUADを認めるかどうかは???


532 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2008/09/22(月) 23:45:43 ID:cHL9uLBS [2/2回発言]

ごめん、トラのQUADに興味無いんだ。
でも音が悪くなった理由が解るね。

http://mimizun.com/log/2ch/pav/1171701565/


764 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2010/01/08(金) 23:30:06 ID:A95vB/0V [1/1回発言]

QUAD llの歴史をおしえてくれ

765 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2010/01/12(火) 05:04:54 ID:EHATOM0j [1/1回発言]

1953年発売、1967年没。

766 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2010/02/09(火) 19:58:30 ID:PxqJ3L48 [1/1回発言]

今度のプリメインなんかいい。80万は高いけど

767 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2010/02/09(火) 21:26:21 ID:WqLA/L0B [1/1回発言]

 最近、QUADはパラビッチーニへ委託してるみたいだけど、音の傾向は、QUADらしいの?それとも、EARに似てるの?

768 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2010/02/10(水) 10:49:44 ID:cyGYtjUF [1/3回発言]

英国のQUADは実際にはもう潰れて無い会社だし、今は名前を使って再編した会社が有るだけだから何でもいいんじゃないの。


769 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2010/02/10(水) 21:24:31 ID:JYFNJnIF [1/1回発言]

QUADは潰れたこともなくなったこともない。ただ会社ごとIAGに売却されただけ。
会社も工場も昔と同じハンティンドンにあるし古い製品の補修部品もきちんと持っている。 昔と同じ純正修理もできる。


770 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2010/02/10(水) 22:57:11 ID:cyGYtjUF [2/3回発言]

会社ごとIAGに売却された段階で昔のユニットの製造機等も海外流出して従業員も辞めてる。

社屋と名前が売られただけ。 昔のQUADは存在しないよ。
それ以降の製品(部品)は殆ど中華製に成り下がってる。

774 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2010/02/11(木) 10:31:18 ID:A7Y0Wtn5 [1/2回発言]
>>770
実際に連絡取ってみるとサービス部門には20年前と同じ人も働いている。
50年前の22の修理だってちゃんとできる。

従業員は年を取るわけだし会社が売却されればリストラもあっただろうけど,社名と社屋が同じ町にそのまま存在して,同じブランドのオーディオ製品の製造販売や旧製品のサポートが継続しているなら「潰れてなくなった」とは言わないだろうという話。

あなたの論だとラックスもケンウッドもデンオンもコロムビアも「潰れてなくなった」ことになる。


771 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2010/02/10(水) 23:05:16 ID:PMQVup95 [1/1回発言]

流出した機材を使っているのがドイツの例の会社なのですか?


772 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2010/02/10(水) 23:30:25 ID:cyGYtjUF [3/3回発言]

ドイツとスエーデンに売られました。

775 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2010/02/11(木) 10:53:50 ID:r30YqZht [1/1回発言]

LUXもDENONも身売りしてるね。 昔とは違う。
QUADを含め少なくともそのメーカーの音決めをしていたブレーンや設計者は残ってないよ。


780 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2010/02/12(金) 13:51:25 ID:lHvPL1xd [1/1回発言]

LUXもサンスイも中華系資本にブランド名、一回売ってるよね。
LUXの設計者はその次点でトップはリタイアし下はみんな独立した。

QUADもESLの製造機売ってしまってる段階でほり出したって事でしょ。
一時期何年か修理不能の時期があったし。

ブランド名継承した以上はアンプなんか回路図有るわけだから部品供給も修理も同等品でなら可能だけど、ESLの新型はドイツからの逆輸入だったし。 最近また自社用にもまた設備したのかな?

特にSPなんかESLしか造らなかった会社が身売り後中国製のユニットでただのブックシェルフSP作ってブランドイメージ落としてる。 明らかに志向の違う別会社だってわかるだろう。


776 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2010/02/11(木) 12:11:05 ID:18eNO1K1 [1/1回発言]

旧製品のサポートを続けてくれるのはありがたいことだよ。


782 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2010/02/13(土) 15:30:08 ID:jiuGcNfm [1/1回発言]

 QUADは出来た頃から、かなり完成度が高いものを出していて、結局、 買い替えよりも、修理等で維持するユーザーが多くなり、売上げが減った。  というのが、問題だったのでは?

 ユーザーとしては、非常に良いのだけれど、企業としては、厳しかったと。
 で、身売りする前の製品を使っている者が多い気がする。


 
783 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2010/02/13(土) 17:53:51 ID:jHHd070y [1/1回発言]

修理でちゃんと収益の出るビジネスモデルってありえないのかねえ。


784 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2010/02/13(土) 22:44:28 ID:Uo9TDfYH [1/1回発言]

修理部門を維持するだけで莫大な費用がかかります。
結局その分だけ製品に上乗せせねばならず買う人がそれを評価するかどうかにかかってきます。


785 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2010/02/14(日) 11:42:28 ID:DhxGFWGs [1/1回発言]

つか、かかるコストを修理代で回収できるかどうかだろ。
他人の修理代まで新品の価格に上乗せされたんじゃかなわん。
そんな価格の付け方したら競争力があるわけない。


787 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2010/02/14(日) 12:46:44 ID:gOLiX8+y [1/1回発言]
>>785
>他人の修理代まで新品の価格に上乗せされたんじゃかなわん。

実際昔はそうやって価格設定してたんだよ。 だから何年経っても修理ができた。


>そんな価格の付け方したら競争力があるわけない。

だからすべて使い捨てになった。 そういう時代にはそもそも趣味のオーディオなど成り立たない。

みんな古い製品を探して買うようになってオーディオ業界はますます衰退。
他の業界もそうだけど,価格破壊は蟻地獄だよ。


788 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2010/02/14(日) 17:24:43 ID:LVU9YlAt [1/1回発言]

大メーカーがコスト削減できたのは主要機能部品の供給を製造終了後8年と法律で制限をつけてくれたおかげで

つまり8年もてばあとは後は諦めろと言える様になった事が大きい。実際部品も保有をミニマムに押さえ8年経過後は破棄される場合もけっこうある。 それ以上でも修理してくれるという場合も可能なのは汎用部品に問題がある場合だけで特殊部品に問題が発生した場合は修理不可能となる。

これでも日本はまだましなほうで価格競争で新興国に負けているがこれらの国では専用部品を交換しなければならない修理可能期間はもっと短くクレームをつけてくる客には新製品を割安で売ることで代替としているケースが多い。 (この場合でも卸売り価格以上の値段を付けているのでメーカーとしては逆に儲けが増える)

一度購入すれば修理を行いつつ数十年使い続ける方がユーザーとすれば得なのだがそういう発想は薄れとにかく1円でも安ければ良いという風潮が強くなっている。 あらゆる条件が同じでただ安いだけのものなど滅多になく
安い物にはそれなりに理由がある場合が多いのでそれをしっかり弁えた上でなにを購入するか考える必要がある。

781 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2010/02/13(土) 14:49:02 ID:PMazBJ6O [1/1回発言]

ブックシェルフでイメージ落ちたか?


789 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2010/02/24(水) 00:14:00 ID:tFEbWIB1 [1/1回発言]
>>781
思いっきり落ちたね。

昔は1機種ずつしか造らなかった会社だったのに(新しいの出した時しばらくのみ被って2機種存続)、並みのメーカーに成り下がった。


790 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2010/02/24(水) 00:49:43 ID:t2IZhUdb [1/2回発言]
>>789
成り下がったはちょっと酷い言い方。

時間をかけて開発し丁寧に作り寿命が長くしかも価格も一般の人が買える範囲に収まる。 まさに家庭の中で使って本当に価値あるオーディオ製品を目指し努力を続け本当に良い製品を生み出してきたが それだからこそ経営が破綻した。

かってのQUADになんらミスは無くただそんな存在を市場が拒絶したから破綻した。 市場が求めるのは壊れたら使い捨てでもかまわないからひたすら安い製品か普通の人が買えないような無意味に金をかけた無茶苦茶高価な製品で適度な値段で寿命の長いオーディオなど求めなかった。

いまやっている安いSP路線も加味して企業を存続させながら99シリーズのように本来のQUADらしい製品を維持し続けている事は賞賛こそすれ非難するのはあまりに酷いと思う。


793 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2010/02/24(水) 06:19:06 ID:5zLo/gTm [2/2回発言]
>>790
>それだからこそ経営が破綻した。

QUADは経営破綻して身売りしたわけではない。
創業者の息子が会社を高値で売却して悠々自適の生活に入ったというお話。

794 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2010/02/24(水) 12:11:24 ID:t2IZhUdb [2/2回発言]
>>793
売却したのは事実だが売れ行きが思わしくなく身売りか破綻の択一だった。

リペアパーツ製造用の機械や保有していたリペア用部品を高値でドイツのディーラーに売ったのも赤字削減および経費圧縮を迫られたからで身売り当時の英国の論調でも仕方ないが一般的だった。


795 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2010/02/28(日) 22:41:24 ID:4HJDHxUA [1/1回発言]

昔のQUADを知ってる者にとって今のQUADはQUADであってQUADじゃない。

そういう意味ではQUADの理念はLINNが引き継いでるのかも知れない。
英国風シスコン(高級)という意味ではね。

かつてのQUAD社は斬新な技術を形にして他に無い物を完璧な形で自社提供してきた。 今のQUADは良くも悪くも普通のオーディオメーカーになった。

良い物を求めるのに中古を求めて悪い事は無いでしょう。
残念ながら99シリーズも含めて後世に残るような物は現行品には全く無いと思います。

797 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2010/03/04(木) 00:02:39 ID:Q+CRLdkz [1/1回発言]

ま、今も悪くはないのかも知れんが、昔が素晴らしすぎたのかもな。。
http://logsoku.com/thread/toki.2ch.net/pav/1171701565/701-800

5 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/10/13(月) 14:41:05.32 ID:QfHp18yI
静電型では高域にかけて1Ωぐらいにインピーダンスが下がる。

応答性が高い、歪率がアンプ並みに低い、後ろに音が放射される。

この問題を避けるため、スピーカーケーブルをモノアンプを使って実質なくすとか。

低インダクタンスのものを出来るだけ短くステレオアンプにつなぐとか。
くそ馬力のあるクレルとかマークレビンソンのアンプを使うとか。

部屋は最低でも10畳は要るとか。


9 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/10/15(水) 19:17:43.67 ID:huguTXA
>>5
クォードは球アンの22とUでESLの開発をしたんじゃなかったのか?
あれ、30Wもでないだろ


11 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/10/16(木) 02:05:30.39 ID:IiDRjUM+
>>9
57はね。
Uは12W。
あれに405とか繋いでみんな高域ユニット焦がしてるよ。

57スタックで使ってたレビンソンはML-2(8Ω時25W)を造ったわけだ。
2台パラに25Wね。


63は違うよ。
保護回路も付いたしピークで50V入る。
何Wかって? 計算してみろよ。

高域でインピーダンス下がるからOTLのトラアンプだと盛大にハイ上がりになる。

この辺が評価の分かれる所と言うかクラ向けとか室内楽向けとか誤解される所以。

だからプロはアウトプットトランス使ったトラアンプで鳴らしてる。

BBCもフィリップスも。

球で100Wオーバーって結構厳しいからね。
63は鳴らしきるアンプが無いってのもこの辺の問題。
SPの歪率無茶苦茶低いからアンプの性能もろだしね。
QUADはHiFi過ぎるんだ。

マーティンローガンなんか分厚い振動板使ってハイ出ないようにして
アンプで持ち上がって行って来いにしてる。
ゆえにQUADほどセンシティブに追従しない。
http://yomogi.2ch.net/test/read.cgi/pav/1412663235/l50




16. 中川隆 2014年10月18日 11:17:08 : 3bF/xW6Ehzs4I : b5JdkWvGxs

ESL ファンESL ファン 2014/01/20 23:06

世の中にはESLファンがやっぱりいるんですね。

僕も57を8組持ってます、仕事場、住宅などに。それは故障品を自分でレストアしました。レストアからいろいろ学びました。

この会社の事を。1950年代によくぞこうい物を設計して売ろうとした英国人に感服しました。

レストアの過程で設計問題がわかりそれを改善しましたので放電問題はもう起きません。

使えば使うほどに、このESLの音の良さがわかります、先人に感謝です。

kk 2014/02/12 23:06

ESLファンさん。私も、ESL57を使っていますが、

低音ユニットから、パチパチ音がするようになりました。

やはり、湿気によって、パチパチの頻度が変わりますが、もし、よろしければ、改善点を御教示ください。

ESLファンESLファン 2014/03/03 01:10

音がパチパチと乾いた音か、あるいはボツボツとかポツポツ音で故障の原因が違います。

前者ですと、振動膜の破れです。

後者ですと固定電極が固定枠から外れて浮いています。

ともに4分割されたパネルの不良です。

日本の修理代行店にたのんでも直らないです、修理代だけが高くて。

lotuscalifornialotuscalifornia 2014/03/04 21:15

ESLファンさん、もっとはやくにお会いできていたら良かったのにと思います。
いつかまた手に入れたときにはいろいろ教えてくださいね。

僕は、もう少し広い家が手に入ったら(夢ですが)10帖くらいの寝室のベッドの足下にポンとESLをおいて、朝おきたらそのやさしい音でゆっくりと目を覚ましたいと夢みていますW

ESLファンESLファン 2014/03/05 03:02

もう一点重要なポイントです。

ESL57は床から50cm以上あげて聞くともっと素直な低音〜高音が聴けます。

高さのポイントは、ご自身の耳の高さまでESLを上げることです。

私の場合はやく65cmにしました。

ちなみにオランダ・フィリップス社、英国BBCでは、いまだこのESLをモニターで使ってます。

ESLファンESLファン 2014/03/05 03:23

http://community.phileweb.com/mypage/2796/

ここにESL57の写真を掲載しています。
ご覧ください
http://d.hatena.ne.jp/lotuscalifornia/20120616/p1


17. 2014年10月18日 21:22:45 : b5JdkWvGxs

11 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/10/16(木) 02:05:30.39 ID:IiDRjUM+

高域でインピーダンス下がるからOTLのトラアンプだと盛大にハイ上がりになる。

この辺が評価の分かれる所と言うかクラ向けとか室内楽向けとか誤解される所以。
だからプロはアウトプットトランス使ったトラアンプで鳴らしてる。
BBCもフィリップスも。

球で100Wオーバーって結構厳しいからね。
63は鳴らしきるアンプが無いってのもこの辺の問題。

17 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/10/18(土) 10:22:47.76 ID:R+JMBKCT
>>11
本当かよ?佐藤かよ

なんか講釈師、見て来たような・・・ って気ガス

トラアンはDFが高いから、スピーカーのインピーダンス・カーブにf特が影響されにくいんだろ?

それにOPT付のトラアンなんて、マッキン以外にあるのか?

100W以上でる球アンも沢山あるじゃん。
ビーム管パラって片チャン4本とか8本、さらにそれ以上とかな

19 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/10/18(土) 20:58:50.70 ID:NsxOGiTr
>>17
オームの法則勉強し直せ。
8Ωで100wのアンプが4Ωだと200W、2Ωだと400Wってくらいは知ってるだろ?

OPT付のトラアンプも業務用なら一杯有る。

球の100W以上は無いなって言ってないだろ?厳しいって言ってる。

コンデンサー型のSPはそれ自体の歪が普通のSPより一桁少ないので アンプの性能はもろなんだよ。

ビーム管パラってパワー求めた様なアンプじゃ荒過ぎて駄目なんだよ。

オースチンのMI-200ってアンプも使ってみたけど鳴りますよってレベルだった。
そのクラスになるとトランスが大変なんだよ。

マッチングトランスとしてだけなら電流流さないんで結構使えるが普通のアウトプットとなると電流的に無理がある。

387 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/03/21(金) 12:00:54.26 ID:I5mBnGRd

ESLはドイツ製?と旧いイギリス製では音がちがうの?


388 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/03/23(日) 00:53:00.64 ID:wNJTbXdg

違いますね。 変な音になっちゃいました。

イギリス製の頃はJAZZでも思いのほかHOTに聴けたけど今のドイツのは
冷めちゃいます。

全部ドイツ製で新貼りの57も聴いたけどハイが出るようになっただけで、ただの細みな煩いSPになってた。

本来ESL-57の持ってる熱気みたいな物が全く無くってただ綺麗に鳴ってったよ。
その代わり直ぐに音圧は出るよ。


389 :387:2014/03/23(日) 11:43:55.55 ID:sqsJIrls

足の長いドイツ製は、格好良い感じなんですが。イギリス製を大事にしよう。
http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/pav/1303158619/l50

48 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/11/09(日) 03:27:48.81 ID:J6r5nMxk

大きな音を出せないコンデンサー型だけど、家庭で聴く分には十分すぎる。

日本人には人気が無いため、新製品が出ず、買い替えせずに10年以上たった。
恒例のハイエンド行ってるけど、我が家のコンデンサー型の優秀さを確認することになってしまう。

49 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/11/09(日) 18:38:38.53 ID:cRlGP+CH

QUADのESL2805は繊細感がないように感じた

安くて薄っぺらいESL988の方がコンデンサー型らしい爽快な音だった


51 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/11/13(木) 00:11:34.23 ID:ZwGdLKL0
>>48
そのとおりですね。

>>49
ESL-63PROの方がよりいいよ。
ドイツのは何か違う。

52 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/11/13(木) 09:15:56.33 ID:ib4724v3

ドイツQUADのESL57はどうよ


53 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/11/13(木) 16:18:21.89 ID:FdAhO73j

直接の再生産品は聴いたこと無いけど全ユニットをサウンドボックスでドイツのに交換した奴なら聴いたよ。

6枚全部ユニット交換して約¥50万だと。

出て来た音はオリジナルとは似ても似つかないやたらハイだけ良く出る
煩いSPになってたよ。
http://yomogi.2ch.net/test/read.cgi/pav/1412663235/l50



30. 中川隆[-7880] koaQ7Jey 2018年4月11日 13:10:27 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-10102]
>>245 に追記


LEAK 真空管式パワーアンプ STEREO 20:螺旋館Blog 2010-04-11
http://rasenkan.blog.so-net.ne.jp/2010-04-11


LEAK社は現在は存在しない、英国の総合オーディオメーカーです。主にアンプが有名ですが、チューナー、スピーカー等も作っていました。POINT 1シリーズのアンプは歪み率1%という低ひずみ高性能で有名です。比較的小型のアンプは6BQ5/EL84を、大型のアンプにはKT66を使用し、モノアンプ、ステレオアンプ、多くのアンプのラインナップを持っていました。KT66を使用したTL12は仕様を若干変更して初期のBBCモニターの駆動用にも使用されており、高い技術と実績を持つメーカーであることがわかります。

後に、トランジスタアンプも製品化しますが、303→405とトランジスタ化後も元気だったQUADに比べて、トランジスタ時代になって間もなく会社を閉じてしまいます。

私は英国系の古いスピーカーを鳴らすのに、LEAKのパワーアンプ STEREO 20を使用しています。プリアンプには、現在の真空管アンプであるQUAD QC24をつかい、半世紀の年の差コンビです(笑


LEAK STEREO20 GOLD


STEREO 20は同社で一番小型のステレオアンプで、EL84のプッシュプルで10W/chの出力です。これくらいの出力があれば、家庭環境で同時期の30cmクラスのスピーカーまでなら過不足なく鳴らすことができます。タンノイの38cm同軸用には、ちょっとパワーが足りませんでした。

ビンテージスピーカーを鳴らす、標準的なアンプとして使用可能です。

もちろん、半世紀前の電気製品ですから部品の劣化もあります。簡単な修理をして販売している業者もありますが、音質について充分にケアしてあるとは限りません。音の良いパーツは高いですからね。多くの場合は、音が出る程度。くらいに考えておけばよいでしょう。悪い場合は、貴重なスピーカーを道連れに壊れてしまうかもしれません。脅しではありませんよ。

1枚目の写真。これが、私が英国で入手したときのST20の内部です。一部のパーツはケアしてあるのかな?でもL/Rで別々のパーツを使っているところなど、音質的には気になりますね。海外からの入手品は、こんなもんです。下手に弄られて無い分、マシともいえます?


STEREO20メンテナンス前


そして2枚目が、私の信頼するビンテージオーディオラボにメンテナンスをしてもらった後の内部。


STEREO20メンテナンス後


判る人にはわかる高級パーツを使っています。真空管もアンプに載せた状態で実動作環境において、ペア取りした完全なもの。ビンテージアンプの価値を活かす為には、ちゃんとした修理をしてあげてください。
http://rasenkan.blog.so-net.ne.jp/2010-04-11


31. 中川隆[-11466] koaQ7Jey 2018年4月29日 08:38:17 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-12511]

量産品に関しては、

ファーストロッドが物としては一番立派に造られていて
ロットが降るほど「予告なき改良」と言う名のコストダウンと手抜きが重ねられて行くのは周知の事実です

なのに、最新製品や後継機種に買い換える人が居るのは全く有り難いことです
http://kaorin27.blog67.fc2.com/blog-entry-516.html


32. 中川隆[-11734] koaQ7Jey 2018年5月02日 13:02:45 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-12865]

ビンテージ オーディオ専門店:ウエスタンラボ・オンラインショップ
http://westernlabo.net/


有限会社 ウエスタンラボ
http://www.westernlabo.com/

〒359-1133 埼玉県所沢市荒幡513-5

電話:04-2925-5550

営業時間:10:00-18:00
定休日:毎週水曜日

アクセス
http://westernlabo.net/?mode=f2

地図
https://www.google.com/maps/place/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%80%81%E3%80%92359-1133+%E5%9F%BC%E7%8E%89%E7%9C%8C%E6%89%80%E6%B2%A2%E5%B8%82%E8%8D%92%E5%B9%A1%EF%BC%95%EF%BC%91%EF%BC%93%E2%88%92%EF%BC%95/@35.775247,139.450499,14z/data=!4m5!3m4!1s0x6018e7543e12b439:0xf3e6a4e25c6a9d9c!8m2!3d35.7752468!4d139.4504986?hl=ja-JP

Quadってどうよ?


370 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/01/04 22:31 ID:???

この秋、7年来使っている QUAD 67CDのトラッキング不良となり、ハーマンに問い合わせしました。
代理店を終了していることさえ知りませんでした。

本国送りで6ヶ月9万円と言われ修理を諦めていたのですが、所沢のWLにお願いしたところ、とても親切に修理していただきました。

66Pre、606Aもあと5年も使えばコンデンサーが抜けて来るかな、と心配なこの頃です。

QUAD はハイエンドにはほど遠いけれど、お気楽便利なリモコンで、まったりと音楽を聴くのにはちょうど良いです。
もう少し、ホコリの少ない環境になったらコンデンサー・スピーカーを欲しいと思うこの頃です。

371 :としぼちゃん:03/01/05 02:29 ID:???

>>所沢のWL

あそこがQUADの面倒を見てくれるとは知らなかったので参考になりました。


372 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/01/05 21:30 ID:???

Westernのアンプの修理をしたふりをして、トランスをタムラにいれかえる、あの○エスタ○・○ボですか???


400 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/01/30 15:56 ID:MxhyXhMK>372
ウ○スタンラボの件。

私も昨日、トラッキング不良66CDの修理見積を依頼しました。
ところがあんた、金額を見てびっくり。
5万円ですよ!調整だけで
ピックアップを交換したら10万かかるんだそうです。

私は66CDを10年前に10万で買ったんだが・・・
足もと見るのもほどがある。


401 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/01/30 17:46 ID:???
>>400
ラボを擁護するわけでも貶すわけでもないけど、
あなたがいくらで 66CD を買ったかはこの際、まったく関係ない。

技術料というのは、安くないよ。
CDの調整にそんなに時間がかかるとは思わないけど、一定水準のエンジニアを時間拘束するんだから。
ピックアップだって、メーカーから補修部品をとれるのならばともかく、そうじゃない現状では、
以前からこの日のために保管していた部品を取るのか、他の機械からとってくるのか
とにかく、結構大変なはずだよ。

10万円というのは、確かに高いな。とは思うし、>>400 が足元を見られている気はするけどね。


402 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/01/30 18:12 ID:yCiJtKMd
>>400
ピックアップ交換ならハーマン(旧代理店)で直しても10万はないにせよ 6-7万はとられたと思うよ。
修理っていうのは高いものだよ。

403 :401 = 372:03/01/30 19:57 ID:???

>>402 の言うとおりならば、正規代理店が存在しない今、
正規代理店でもなければ難しそうなピックアップ交換を代理店料金の5割増し程度でやるというのは、良心的だわ。

販売店も霞を喰っていきてるわけじゃないんだよな。


404 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/01/30 23:20 ID:eIKwhAUw
>>400
あの店は止めたほうがよい。

405 :403:03/01/31 02:21 ID:???

ちゃんとした修理をするのならば、金額はそんなもんだと思うよ。
それを高いとか言ってる >>400 は世間知らず。

ただ、>>372 に書いたような逸話があるからさ。
これは、5年くらい前にMJの売買欄で知り合ったおじいさんからユニットを譲ってもらったときに、そのおじいさんの経験談として聞いた話な。

金額に見合うちゃんとした修理をしているとは到底思えないわけだよ。


406 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/01/31 08:42 ID:???

多くは語りたくないが、俺もあの店では嫌な経験をした。
>>404 に一票。


408 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/01/31 17:46 ID:Ugj33q90

66CDのピックアップ交換は一年前にハーマンで3万円前後と言われました。
そのうちできるとたかをくくってたら、いつのまにやら代理店がなくなってた。
あんとき、やっときゃ良かった。
https://hobby.5ch.net/test/read.cgi/pav/1027078311


33. 中川隆[-12101] koaQ7Jey 2018年5月08日 09:05:19 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-13456]

Aria Club Union JP
"For Counterpoint users, music cults and natural sound lovers"
http://ariajp.cocolog-nifty.com/aria_ltd_jp/


本サイトは元Counterpointの社長 兼 チーフデザイナーであった Mike Elliott公認です。

-Aria製品個人輸入サポート、Counterpoint製品の修理アップグレードサポート、情報提供. 詳細は是非お問合わせください。

-Ariaは生涯保障(Limited life time warranty) 付きですから基本的に何年経っても故障の修理は全て無料です。 お問い合せは下のメール送信からご遠慮なくどうぞ。このサイトは趣味で行っているため対応が遅れることがあることをあらかじめお含みおきください。

最近米国の Counterpoint Userからメールを頂く事も多くブログ全体をもう少しオーディオに特化する事にしました。ほとんど変わらないような気もしますが。。。

Since some US Conterpointers have been contacted to me. Then I have decided accepting comments in English. Probably the guys who browse this site are using Web translator and that would be so so ok in mind even would not be like Human does. So Now, English comments are welcomed! Sorry but any posts are in Japanese only so far.

_______

2012-05-25-Fri

■[雑記] Counterpointの終焉

Counterpointのアンプはメーカーの倒産後も人気があり、

薄型のプリアンプ SA-5.0、SA-5.1
http://audio-heritage.jp/COUNTERPOINT/amp/sa-5.html

はデザインの秀逸さもあって特に人気が高い。

真空管アンプであるため、定期的な部品交換で長く使え、かつ、真空管やフィルムコンデンサーの交換で音質の改善の楽しみがある。

メーカーが無くなった後も、設計者の Elliott氏が Counterpoint のアンプの保守とアップグレードを個人ビジネス"Alta Vista Audio"として継続しておこなってきた。アップグレード費用は正直に言ってかなりの高額ではあるが、そこは趣味の世界である。

日本では

”Aria Club Union JP”
http://ariajp.cocolog-nifty.com/aria_ltd_jp/

がアップグレードの取次などもやっておられるようである。

今日、6DJ8で検索しているとAria Club Unionにヒットし、そこでElliott氏が商売を閉じることを知った。

Aria Club Unionさんでリンク紹介されているElliott氏の個人blogにこの数年の経緯が語られている。

Elliott氏はアンプデザイナーではあるが実際の作業はできない人らしく、部品交換などの実作業は雇用している職人さんが行っていたが、現在の場所に移って雇った職人は手が遅く、ようやく熟練して作業速度も速くなり、順調に受注が処理できるようになったとき、この職人さんは事故で亡くなり、急遽Counterpoint時代の職人さんに助けてもらって事業を継続してきたが、この職人さんもパニック障害に罹り仕事が出来なくなった。それにより事業を閉じて引退生活にはいるとのことだ。

このblogが本当なら、今度こそCounterpointの終焉となる。私もいつか程度の良いSA-5.0/5.1が欲しいなあと思っていた。残念。
http://d.hatena.ne.jp/platycerus/20120525/p1


34. 中川隆[-12918] koaQ7Jey 2018年6月06日 05:55:05 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-14983]

憧れのAudio
CDプレーヤー・D/Aコンバータのオーバーホール

使用可能な部品はなるべく修理清掃等を行いそのまま使います。

プレーヤーのオーバーホール  

1.電解コンデンサ(ブロックコンデンサは出来ない物があります)の全交換

2.全基盤の半田増し

3.CDドライブレール等の清掃注油

4.ピックアップの清掃

5.アイパターンの確認とトッラッキング・フォーカス調整(ボリュームがあれば)

6.3日間のエージング

価格的には部品代込みで5万円前後(消費税値上がり後、部品代の値上がり等、1〜2割値段が上がっています)

この他にDAC以降のアナログ回路のコンデンサ・オペアンプ・抵抗をグレードの高い物への交換も可能です。

修理について、成るべく低コストで修理が行えるように使える部品は分解清掃調整をして使う又は代替品が可能な場合は代替品も使います。分解不能部品はしかたがないですが。

事前に見積もりをお出ししますが。実際の費用は修理後でないと確定しませんのでご了解願います。      

不在の場合があるとともに、メンテナンス中の電話応対は作業に支障がでるおそれがありますので、問い合わせは下記メールにお願いします。

メールmeerschaum@wonder.ocn.ne.jp

〒720−0092 

 広島県福山市山手町7丁目2−41

    山手サービス 高橋政則

TEL・FAX 084−951−0642(緊急時にご利用ください)
http://longingforaudio.blog.fc2.com/


お問合せ・ご依頼の前に


*CDプレーヤー&DAコンバータのメンテナンス・OH*

下記を熟読して賛同頂ける方のみ次回受付再開後に連絡をメールでお願いします。
                         (2016年2月17日 改訂)


ブログ:憧れのオーデイオを立ち上げて、2016年5月で6年になりますが、この間、ブログに掲載していない物まで含めると300台近くの機器のメンテナンスを行ってきました。

多くの依頼を受ける様になってきて、此方の主旨がきちんと伝わっていないことに気が付きました。

当方がオーバーホール・修理を始めた主旨は

憧れたオーディオを本来の状態に戻す・要望があれば元以上の音を出せる様にする事です。(思い入れや憧れの有る機器をこれからも使い続けたいと言った人の為にオーバーホール・修理を行なうつもりです。)

修理はオーバーホール(半田増し・全電解コンデンサ(グレードを上げた物)交換)を施すことを前提に修理をしています。

ここで、修理のみという方は経年劣化のコンデンサ&半田クラック(劣化)でもかまわないということになります。経験上こんな機器では本来の性能を発揮できないかぎりか、劣悪な音を本来の音と勘違いして聴いている状態です。

機器への思い入れも薄く、とりあえず音さえ出れば構わない物を直すのはお断りしようと思います。

何人もの方が憧れたオーディオを本来の状態に戻したい。
思い入れや憧れの有る機器をこれからも使い続けたい。
と、オーバーホールを待って下さっています。

これらの方をさしおいて、鳴ればいい、動けばいいを受付つけていては 申し訳ないとも思います。

初回依頼において、修理だけで良いと言われる方の機器については、
私は修理屋ではないし主旨から外れますので申し訳ないですがお断りします。
憧れのオーディオのタイトル、すぐ下に“愛機のメンテナンスをしませんか?”となっているのはこの為です。

ただオーバーホールとなるとかなりの金額に成るので出来るだけ金額を押さえる様にしてユーザーの負担を軽くしようとしているのも思い入れや憧れに協力する為です 。

過去の色々な情報から当方で行っているオーバーホールはショップの半値以下の代金になっています。

(全基板半田増し・全電解コンデンサー(グレードを上げたもの)交換を行うオーバーホールですので、代金は半値以下のうえに、施す内容が違います。)

http://longingforaudio.blog.fc2.com/blog-entry-21.html

写真はほんの一部になりますが良く使う電解コンデンサの写真です。

最初は小売り店でばら売りのコンデンサを入手していましたがグレードの高い物が少なくそれでも一般の85℃を使うところには105℃を使用しアナログ回路には音響用コンデンサを使用するようにしていました。

本業で資材を購入している商社に無理を言ってコンデンサも入手して貰うようにしたので最近はできるかぎりメーカー推奨でグレードの高い物を購入する様にしています。

http://longingforaudio.blog.fc2.com/blog-entry-21.html

写真の電解コンデンサの拡大です。

個人で購入すればかなりの価格になる電解コンデンサです。当然商社からの購入となると最低数量があり1種類でも数万円と言った価格になる物もあり電解コンデンサだけでも数十万円の在庫を持っている状態です。

http://longingforaudio.blog.fc2.com/blog-entry-21.html

此方が通常使用している半田です。

通常の半田増しに使用するのは松尾ハンダのRH60-1.0・0.8で配線に使用するのはアルミットのKR-19RMA 0.8です。基板上のフラットパッケージ等は同じくアルミットのKR-19RMA 0.5等です。

これらの半田でも現在では入手がしにくい半田と成っていますがこの先10年程度の在庫は確保しています。

いずれにしても20年を超えている機器が本来もっている性能を発揮する事は出来ません。此れを可能にするのがオーバーホールです 。
場当たり的な修理であるなら他所の修理業者をおあたり下さい。
当然此方で修理した物については後々まで出来る限りの対応はさせて頂きます。

山手サービス 高橋

               2014 年3月26日 記
http://longingforaudio.blog.fc2.com/blog-entry-21.html


35. 中川隆[-12921] koaQ7Jey 2018年6月07日 10:08:56 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-15025]

愛機のメンテナンスをしませんか?
憧れのAudio CDプレーヤー 過去の修理履歴
http://longingforaudio.blog.fc2.com/


√SR CDP (1)
cdd (1)
CD100 (1)
CD-α917XR (1)
DAD-001 (1)
D500 SE (1)
CDA-12 (1)( 改造ベース)


BARCO
EMT980 (1)
EMT981 (2)
EMT982 (3)


CHORD
Dac64 (2)
CHORD Blu (1)


KRELL
CD-1 (1)
CD-DSP (1)
CDスタビライザー (1)
REFERENCE 64 (1)
MD-2 (1)
KPS-28c (1)
STUDIO (1)


LINN
KARIK V (1)
KARIK T (1)
KARIK X (1)
IKEMI (1)
IKEMI (1)


marantz
CD-60 (1)
CD-10 (1)
CD650 (2)


Mark Levinson
No.30.6L (1)
No.35L (1)
No.37L (1)


MCINTOSH
MCD7009 (1)
MCD-7000 (3)


MICRO
CD-M2 (5)
CD-M100 (1)


PHILIPS
LHH500R (2)
CD100(1)
LHH500(4)
LHH600B (1)
LHH10000 (1)
AZ6801 (1)


QUAD
66CDP (1)
99CDP (1)


REBOX & STUDER
B225 (1)
B226 (6)
A725 (2)
A727 (5)
D731 (1)


ROKSAN
CASPIAN (1)
ROK-DP1 (2)


SONOGRAPH & conrad johnson & haman kardon
CD650改 (SONOGRAPHE ) (1)
DF-1 (1)
SD-1 (3)
SD-22 (2)


SONY
CDP-R3 (5)
CDP-R1a DAS-R1a (1)


TEAC & ESOTERIC
VRDS-7 (1)
VRDS-10 (1)
VRDS-20 (1)
VRDS-25(2)
VRDS-50(1)
P2s D-3 (2)
D-3 (1)
X-1s(1)


Vimak
DT-1000 (1)
DT-800(1)


WADIA
WADIA6 (22)
wadia6 改 (9)
WADIA6改LTD (9)
WADIA6 - Spirit− (3)
WADIA6i (1)
WADIA7 (2)
WADIA8 (1)
WADIA9 (3)
WADIA9 LTD (1)
WADIA15 (1)
WADIA16 (4)
WADIA20 (1)
WADIA21 (22)
WADIA21LTD (2)
WADIA21i (3)
WADIA25 (2)
WADIA850 (8)
WADIA850LTD (5)
WADIA860LTD (1)
WADIA861 (1)
WT-2000 (1)
X-64.4 (1)


YAMAHA
CDX-10000 (13)
CDX-10 (1)
CDX-2000 (1)


YBA
INTEGRE (3)
WD202B (1)
CD1Δ (1)


ZIA
NEW FUSION (1)
FUSION (4)
FUSION CD64 (1)
http://longingforaudio.blog.fc2.com/


36. 中川隆[-12931] koaQ7Jey 2018年6月07日 23:08:18 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-15055]

オーディオリサイクル・ユニティ
http://audio-unity.com/


〒183-0013 東京都府中市小柳町5丁目8−100

TEL : 042-319-2140


E-mail
info@audio-unity.com

営業時間 10:00〜19:00

定休日 日曜日、水曜日

EMT,STUDER,NAGRAなどビンテージ機器の販売、修理、メンテナンス、中古オーディオの買い取り承ります。お気軽にご相談ください。

アクセス
電車;西武多摩川線「競艇場前」駅より徒歩2分


地図
https://www.google.com/maps/place/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%80%81%E3%80%92183-0013+%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E9%83%BD%E5%BA%9C%E4%B8%AD%E5%B8%82%E5%B0%8F%E6%9F%B3%E7%94%BA%EF%BC%95%E4%B8%81%E7%9B%AE%EF%BC%98%E2%88%92%EF%BC%91%EF%BC%90%EF%BC%90/@35.654808,139.499207,14z/data=!4m5!3m4!1s0x6018e53244d70edb:0xca2390887c7c7bd5!8m2!3d35.6548264!4d139.4991744?hl=ja


当店では、以下の機種の修理、メンテナンス(消耗品交換など)を受け付けています。
メンテナンスの詳細は各メーカー名をクリックしてください。


STUDER
 ・A725
 ・A727
 ・A730
 ・D730
 ・D731

EMT
 ・927
 ・930
 ・948
 ・950
 ・981

NAGRA
 ・4.2L
 ・4SJ
 ・4S
 ・T-AUDIO

その他
 ・PHILIPSスイングアームメカ搭載機(機種によります。ご相談ください)
http://audio-unity.com/html/newpage.html?code=2


37. 中川隆[-13466] koaQ7Jey 2018年7月14日 09:47:44 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-16558]


ハイファイ堂は修理も手数料取って商売でやってるから、古いdCSとかは本社とパイプがあり英国本国に送って直してくれる。

一般に知られていない複数の工房を抱えている。


ハイファイ堂
http://www.hifido.co.jp/

中古オーディオ 高価買取・販売 ハイファイ堂

営業時間11:00〜20:00
年中無休(丸の内店は土日、祝日定休 福岡店は水曜定休)


大須本店 〒460-0011 愛知県名古屋市中区大須3-14-37 (052)249-2600

ハイファイ堂レコード店 〒460-0011 名古屋市中区大須3-11-29 (052)261-2481

秋葉原店 〒101-0021 東京都千代田区外神田5-3-12清和ビル1F 3F (03)5818-4751

日本橋店 〒556-0005 大阪市浪速区日本橋 4-6-9 (06)4396-7611

福岡店 〒810-0041 福岡市中央区大名2-6-40 文學の森ビル1F (092)724-3681

丸の内店 〒100-0005 東京都千代田区丸の内3-3-1 新東京ビル1F (03)6269-9491


地図
http://www.hifido.co.jp/docs/company.html

海外製スピーカーメンテナンスのご案内 2015/05/28改訂
日本製スピーカーメンテナンスのご案内 2017/11/07改訂
プリメインアンプ・リフレッシュメンテナンスのご案内 2014/05/14改訂
http://www.hifido.co.jp/docs/mente2.html


特殊修理のご案内 
http://www.hifido.co.jp/merumaga/osu/100402/index.html


※修理取引先との連携により難しい修理品をお受けしています。

レビンソン・チェロ・ワディア・dcs・マッキントッシュ・マランツなどメーカーに断られた商品を得意にしています。パーツにもこだわり出来るだけオリジナルの音質に近くなる様努力しています。

※音質改善チューンや改造はお受けしておりません。



旧型mark levinson(マークレビンソン)本体修理・モジュール修理します。

元々付いているオリジナル故障モジュールを解体・修理・復元します。

LD2 LD3モジュール修理・・・54,000円/1個 
ボリューム解体研磨・・・54,000円前後
本体まるごと修理・・・162,000円前後(故障モジュール2個の場合)
電源部の新規製作・・・118,800円前後

対応機種 LNP-2L/JC-2/ML-1L/ML-6L/JC-1AC/LNC-2L
http://www.hifido.co.jp/merumaga/osu/090213/index.html

※モジュール修理はモールド(外箱)ごと解体しますので同じようなプラスチック複製品に変わります。ラベルはコピーになりますのでご了承下さい。

※LNC-2Lクロスオーバーモジュールは97,200円/1個になります。



cello(チェロ)修理 ※下記金額は目安です。
Audio Palette/MIV・・・160,000円
ENCORE 1MΩ・・・130,000円
Audio suite・・・140,000円
DUET 350・・・80,000〜220,000円
PAFORMANCE・・・220,000〜430,000円

ヌケが悪い、音が出ない、ハムノイズ、ガリ等を修理します。ほぼオーバーホール状態でお返ししています。オリジナルに近いコンデンサーやトランジスターパーツにこだわり丁寧に仕上げます。
http://www.hifido.co.jp/merumaga/osu/060811/index.html
http://www.hifido.co.jp/merumaga/osu/070119/index.html
http://www.hifido.co.jp/merumaga/osu/100618/index.html
http://www.hifido.co.jp/merumaga/osu/060414/index.html



フィッシャー〜フィッシャーバランスケーブル作成・・・75,000円

チェロ同士を繋ぐケーブルです。端子は純正のスイス・フィッシャー社のコネクター、ケーブルはモガミ・ネグレックス2534を使用しています。写真の長さは2mペアです。長さはご要望に応じます。


WADIA(ワディア)ピックアップ交換・トレイ修理・リモコン複製品

ピックアップ交換
wadia 6・・・110,000円
wadia 21・・・70,000円
WT-2000・・・110,000円

トレイ修理
wadia6 wadia21・・・31,000円

リモコン複製品
wadia6・・・11,000円

対応機種 wadia6 wadia6i wadia7 wadia8 wadia21 wadia16 wt-2000S
http://www.hifido.co.jp/merumaga/osu/090710/index.html

音飛びでお悩みの方ご相談下さい。
ノアで修理を断られた物でも一度お問い合わせ下さい。



並行品dcsの修理(イギリス本国修理です)

dcs delius・・・100,000円〜
dcs elgar・・・200,000円〜
dcs 972/2・・・200,000円〜
dcs 954/2・・・200,000円〜

商品をお預かり後、イギリス本社でメンテナンスします。不良箇所によっては基板交換を行います。往復送料など諸経費がかかりますので事前に100,000円を頂きます。



ヴィンテージmarantz(マランツ)Mcintosh(マッキントッシュ)修理

marantz 7(オリジナル)・・・200,000円〜
Mcintosh MC275(オリジナル)・・・150,000円〜

対応機種
Mcintosh C22/C20/MC240/MC60等
marantz model 8/model 9/model 1/model 2

※真空管交換を含む場合は増額になります。
※コンデンサーはオリジナル通りアメリカ製オイルペーパーコンデンサーを使用します。


お問い合わせ

ハイファイ堂 大須本店 越濱(こしはま)まで
460-0011
愛知県名古屋市中区大須3-14-37
052-249-2600
052-249-2577(FAX)
http://www.hifido.co.jp/merumaga/osu/100402/index.html


38. 中川隆[-13833] koaQ7Jey 2018年8月11日 08:32:28 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-17821]

ハイファイ堂メールマガジン第758号 大須本店
Mark Levinson ML-1LとJC-2の考察、モジュールの話
大須本店 越濱 靖人
http://www.hifido.co.jp/merumaga/osu/180810/index.html


久々にJC-2を触り、マークレビンソンの良さを再認識しましたので、今週はJC-2とML-1Lの特集をお届けしたいと思います。

私が最初にレビンソンに出会ったのは入社したての頃、ML-10Lでした。当時はEXCLUSIVE model 2301という2Wayホーンスピーカーを使っていました。マルチアンプでチャンデバと格闘していた日々を思い出します。良いプリアンプがないだろうかと思っていたところ、レビンソンが入荷し、試聴した時に強く感動したことがレビンソン教に入るきっかけとなりました。

その時には、私にはML-10Lを買うほどの財力がなく、他のお客様にオススメし購入頂いたのを覚えています。その後JC-2が入荷し、翌朝目覚めた時に「今日レビンソンを買いなさい」と神様のお告げがあり、即買いしました(笑)。現在は手元にありません。別のモデルを使用しています。未だレビンソンの魅力に取り憑かれ、現在も大好きでいます。


最初の写真がJC-2、次の写真がML-1Lです。

外観
顔はほとんど一緒です。一番左がインプットセレクター、次にテープモニタースイッチ、テープセレクターと続きます。真ん中に付いているのはバランス調整つまみで左右独立型、-4〜+5までクリック調節可能です。少し音を前に出したい時や大人しくしたい時にも使用します。次はモノラル・ステレオ切り替えスイッチ、ゲイン調節スイッチ、アウトプットボリュームとなります。初期JC-2はつまみが小さいです。JC-2後期モデルはML-1Lと同様、大型のつまみに変更されています。

音質
どちらも似たようなモデルですが、音は違う印象です。JC-2はキレ味とパンチがあり、アグレッシブな印象です。アメリカンサウンドを象徴する乾いた元気の良いサウンドが印象的です。ML-1Lは中域の厚いふくよかな印象。全体的に厚みがあり太めに感じます。ただボケているわけではなく、ヌケよく乾いた音色は健在です。どちらのプリにも言えるのは音の精度が高いところ。ボリュームが非常に正確で、小さな音量でもギャングエラー(左右音量差)が出ません。しかも緻密で突き抜けて鋭い。私はこのイメージを「爪の先まで音が出る」と表現しています。どちらのプリアンプでもこの印象を感じることができます。この辺がマークレビンソンファンの多い所以だと思います。


ボリュームの隣にはHIGH/LOWスイッチが付いています。レビンソンのゲインが非常に高く、少し回すだけで急激に音量が上がってしまうため、ゲインを下げるよう調節できるスイッチです。通常HIGHで使用すると普通の家庭の環境では恐らくゼロから1目盛り上げるのがせいぜいだと思います。とてもゲインが高いです。ただコレがアグレッシブで情熱的サウンドを生み出しています。

音量が高すぎてスイッチをLOWにすると音量は下がります。ただ音の印象も弱くなり大人しくなってしまいます。音楽の活き活きした感じがなくなり、情熱的な感じも失われてしまうため、使いにくくてもHIGHで使っている人は多いかと思います。



初期のJC-2電源です。最近ではあまり見かけなくなりました。というのもモジュール化された古い電源は修理が出来ないため、新しい電源を作るしかない事が多いのです。さすがに30年前のものですので動作していても本来の性能を発揮しているか疑問です。音はやや中低域の少ないキレの良い音質だったと記憶しています。



JC-2後期モデル、ML-1L初期モデルに付属しているPLS-150電源です。このモデルからモジュールではなくオープン基盤に変更になり、修理が出来るようになりました。大型のトロイダルトランス、大型キャパシタを搭載し安定した電源供給が可能になっています。音は初期同様キレのある音質をそのままに中低域までバランス良く聞こえます。



ML-1L後期モデルに使われているPLS-153電源です。前作のPLS-150に加え大型のレギュレーターが搭載されています。これにより音に滑らかさが追加し、今まで以上にキメの細かな表現が可能になりました。ただ、ザックリとしたキレ味が後退し、ややマイルドになっています。


内部について

上がJC-2の内部、下がML-1Lの内部になります。構成はほぼ変わっていません。一番右の正方形のモジュールはウルトラローノイズフィルターで主にフォノ回路の整流に使われています。通常は電源部で整流したものを使いますがレビンソンは更に念押しでフォノ専用フィルターモジュールを使い超高精度な直流をフォノモジュールに流しています。恐らく電源部からケーブルを伝って来る間に乗ってしまうノイズを更に消したかったのだと思います。ラインモジュールには使用されていません。

次に右から2番目と3番目のモジュールがラインモジュールです。通常CDやチューナー、テープなどの入力はこのモジュールのみを通って音が出ます。このモジュールがレビンソンの音を決定付けています。通常のプリアンプより遥かに高い電流が流れ、熱い音を生み出しています。この情熱的なサウンドは残念ながらサードパーティー製モジュール(他社製)では得られることがなく、オリジナルモジュールでしか感じることが出来ません。最近では偽物も多く、知らずに使われていることが多いです。今回は簡単な見分け方を後に記しますので、一度調べてみることをおすすめします。

最後に右から4番目と5番目のモジュールがフォノモジュールです。主にレコード再生に使用します。ラインモジュールと形は似ていますがピン配置が全く異なるため差し替えることが出来ません。後に発売されるLNP-2はLD2モジュールをライン・フォノどちらにも使用しているため差し替え可能ですが、JC-2やML-1Lでは差し替えが出来ません。通常はMM仕様になっています。モジュールの間に出来た空間にもう一つオプションモジュールを追加することでMCカートリッジも対応出来るように設計されています。音はラインモジュール同様にキレが良く鮮度の高いモジュールです。ハッとする音が出ること請け合いです。


ボリュームはJC-2がウォーターズ、ML-1Lはスペクトロール製が付いています。どちらも巻線ボリュームでシャコシャコとした軽い感触です。とても精度か高くスパッと調整出来ます。ウォーターズの方が少々荒削り、スペクトロールの方が整っていてやや端正といった印象でしょうか。

中についている黄色いフィルムコンデンサーがJC-2とML-1Lでは違いがあります。JC-2は細長いものが2連で付いていますが、ML-1Lでは大型のものが1個、ボンッと付いています。容量・耐圧が同じかはわかりませんが、この辺が音質に違いを生み出しているのかもしれません。


少し前にスケルトンタイプのML-1Lがありました。こんなモデルが世に存在したことは驚きです。これを購入したお客様に教えて頂いたのですが、なんとML-1LはJC-2と同じ基盤を使っていると言われました。確かに底面(下の写真)を見るとJC-2と書いてありました。

違った型番なので当然ML-1Lの基板だと思っていました。JC-2のカラッとした音質と対照的に太く深みのあるML-1L。同じ基板なのにガラッと音質が違う所が、またレビンソンの奥深いところです。


偽モジュールについて

下の写真2枚は偽のモジュールです。本物そっくりです。ただプラスチックモールド(外ケース)はよく見ると家にある電話の分配器のケースをそのまま流用しています。裏面を見ると、オリジナルには必ず調整用ボリュームが2個付いていますが、写真のものはありません。恐らく全く違うアンプが中に埋め込まれていると想像出来ます。これでは本来の音が出ません。



下の写真
左が偽モジュール、右が本物モジュール(修理してモールドを交換しています)そもそもオリジナルはサイズが違います。


偽モジュール(左)は角が丸いです。オリジナル(右)のモールドは角が鋭角です。


JC-2モジュールの裏面。修理していますのでエポキシ封入がフラットになっていませんが調整用ボリュームが2個付いています。


LNP-2のLD2モジュール裏面。これも同様に調整用ボリュームが2個付いています。

余談になりますが、JC-2とML-1Lは同じモジュールですがLNP-2に使用されているLD2モジュールとは互換性がありません。LD2モジュールはゲインが低くJC-2やML-1Lのモジュールはゲインが高く設計されています。もし間違って使用していた場合、本来の音になりません。

今まで修理した中でLNP-2にML-1Lのモジュールが付いている事がありました。ML-1LモジュールとLD2モジュールはピン配置が同じなのでストレートに搭載出来ますが、危険ですので絶対おやめ下さい。


モジュールはハンダ付けされておらず、上に抜くとスポッと引き抜くことが出来ます(下の写真はフォノモジュールを抜いたところ)。基盤の穴にピンをはめるだけになっています。簡単に確認出来ますので、一度見てみてはいかがでしょうか。


コレを書いているうちに、ついついレビンソン熱が入ってしまいました。とりとめもない記事になってしまいましたが、やはりマークレビンソンは今でも一級品です。特に古いものは今にはない情熱と感動を与えてくれます。お持ちでない方は一度手にしてみて下さい。

なお、ハイファイ堂ではオールドレビンソンの修理を得意としております。お困りのことがあれば是非一度お電話下さい。モジュールの修理も受け付けております。

http://www.hifido.co.jp/merumaga/osu/100402/index.html

http://www.hifido.co.jp/merumaga/osu/180810/index.html


39. 中川隆[-13616] koaQ7Jey 2018年9月03日 03:14:15 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-18163] 報告

機器の不具合の復元(修理) - Mr.トレイルのオーディオ回り道 2018年09月02日
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/75e012359c89afbe0632b547d9f97cc2

余りに沢山の機器を持っていると「お守」(毎日使ってやる事)が出来なくなってしまいます。例えばソース機器。CDP・チューナー・DAT・MD・オープンリール・カセットデッキ他沢山の種類が有り、単純に電源を入れてやれば良い物から、動かさないとメカニカル部分が固着するものまである。

特にメカニカルの部分の多いものは繁茂に使ってやらないと「固着」してくる。
CDPのモーターもその一つで、回転系を持っているものはすべて当てはまる。

更に横に滑らせる様な機構を持っている機器では、注油も必要になって来る。

アンプ類は基本的に電気回路だけだが、「眠っていた機器」の場合、コンデンサー類の「容量ヌケ」や半導体デバイスの「脚」(リード)部分の酸化(黒ずみ)等でショート等も発生する。

またアッテネーターの酸化膜でガリが発生する。古いアンプには付き物の不具合。


昨年から今年初めにかけてC200+P300とC3+M4の組合せを手に入れたが、半年以上たってから不具合が出て来るものが有る。その一つが、M4の電源SWの故障。SWには「耐用回数」と云うものが有る。例えば10万回保証しているものでも、品質には必ずムラが有るので、使い方によって5万回ぐらいで故障するものも出て来る。今回のM4も耐用回数に達しているのかも知れないし、当時判らなかった設計的な不具合も有るのかも知れない。

そろそろM4の「電源SW」の修理を考えて見る事にする。現在は「昔の使い方」でプリアンプのSWに連動させて使っている。その分、電源ケーブルのグレードを「ヒョロ線」に落として、プリアンプの電源SWに負荷がかからない様に工夫している。その分「音質」はダウンする。単純に修理するまでの「お守」と考えて居る。

オーディオ機器は長い年月をかけて、積み増すような買い方・使い方をするので、20年・30年経った機器などザラにある。少しづつ更新していく場合も有るが、愛着のある機器は「修理」してでも使い続けたくなるのが人情である。修理してくれる所を探すのも一苦労である。出来れば安価に仕上げたい所なので価格と納期、信頼感が大切である。

40. 中川隆[-13345] koaQ7Jey 2018年10月19日 04:58:21 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-19336] 報告

マッキントッシュ C22 + MC275 vs. 中国製 安物 300B プリメインアンプ


TRIODE プリメインアンプ TRV-A300XR WE300B仕様
価格: ¥ 225,799
https://www.amazon.co.jp/%E3%83%88%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%89-TRIODE-TRV-A300XR-WE300B%E4%BB%95%E6%A7%98-%E3%83%97%E3%83%AA%E3%83%A1%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%97/dp/B01CQ7NKBA/ref=lp_3646036051_1_5?srs=3646036051&ie=UTF8&qid=1539563693&sr=8-5

コメント

ホロヴィッツ命 これはすごい2016年6月21日

長らくマッキントッシュ オリジナルの MC275 を鳴らしていたのですが、四回目の修理でやはり毎度の40万円。購入額100万円に修理四回で総額260万円。

これはもう付き合いきれない、と思い切って26万円の本製品を購入。

解像度についてはやや劣る印象ながら低域のふくらみやバイオリンの生々しさなど遜色ありません。

また50年以上前の製品となるとプリアンプ C22 のせいでもあるのかもしれませんが毎度左右バランスの悪さで自分の耳がおかしくなったのではないかと思うことしきりだったのですが、本製品ではまったく正確に中央から歌手やバイオリンが聞こえてきました。

50年のあいだ人類が進化しないはずがない。
オリジナルにこだわって散財した自分がバカにみえました。
十分の一の値段で新品の素晴らしい音が手に入りましたので。


なおプリ管を変えると音がよくなるというレビューがあったので JJの 12Ax7やビンテージの SYLVANIA の 12AU7 を差してみましたが、低域が膨らみすぎてちょっとやりすぎと言う感じ。

スピーカーがオートグラフだし、設計者が PSVANE の 300B に合わせて選んだ球で聞いたほうがよいのではないかと思いました。

なお出力はスピーカーの能率がいいからか、7時半までしか上げなくても十分な音量が得られました。

あとプリメインは久しぶりに使いましたが、床のそばにボリュームやセレクタがあるのはおじさんにはきついのでラックの上に配置する必要がありそうです。

上級機種にはないバイアスメーターがついているのはありがたいです。

マッキントッシュ オリジナルではバイアスの知識なくパワー管を交換しての故障が二回あり、それ以降は怖くて一切触れなくなりました。

この機種では最高の PSVANE の 300B を搭載しているものの、オリジナルの 300Bのといつご縁があるかわからないし、高槻電子とかロシア球との交換なども実験してみたいですもんね

41. 中川隆[-13344] koaQ7Jey 2018年10月19日 05:00:06 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-19336] 報告

真空管アンプにはノイズが付き物?
http://jazz-audio.music.coocan.jp/audio-13.html


巷では『真空管アンプはノイズが出るのが当たり前。』という噂がよく聞かれます。

その噂を証明するかのように古い真空管アンプは『ブーン』というハム・ノイズや『ジー』という連続的なノイズを出しているものが非常に多いと思われます。

また、販売する側も

『アンティークなものだから少しのノイズは当たり前、気にしすぎは禁物。』

だとか

『こんなちょっとのノイズを気にしていたら売ることが出来ないし、お客さんもうるさいことは言うべきでない。』

などと思ったり、言ったりした事はないでしょうか?


私の場合、コントロール・アンプのSMEが挿し込まれる真空管に大変敏感で手を焼きました。

SMEにはミニチュア管の6DJ8(ECC88)が3本使用されていましたが、購入した時に付属していた真空管(メーカー不明)ではノイズは皆無でした。

ところがスペアーとして購入したロシア製の高信頼管6922(E88CC)の選別品(ノイズ・レベルの低さでは最高のもの)を1本1万円程度で購入して挿したところ、1週間もしないうちに『ジー』という連続的なノイズが出始めました。

1度気になりだすと音楽を聴いている場合ではありません。

毎日がノイズ探しの日々となりました。

購入したお店に返品して取り替えてもらいましたが結果は芳しくありませんでした。

その後、独シーメンス製の高信頼管6922(E88CC)を1本7千円程度で手に入れて挿したところ、ノイズは皆無でした。

その他『ヒューレット・パッカード製のもの(1本800円程度)』や、『テレフンケンの社名が印刷されていましたが恐らく共産圏で作られたであろう中古のものと米GE製の中古のもの(1本500円程度)』を試してみました。

前者の hp製のものはノイズが大きくて使い物にならず、後者の中古品はノイズが皆無でした。

SMEの場合の結論としては挿し込まれる真空管に非常に敏感ですが、ぴったりとくる真空管を挿し込んでやりさえすればノイズは皆無でした。ボリュームをMaxに廻し切った場合でさえもノイズはゼロでした。


パワー・アンプのウエスタンにおきましては、購入前からお店で聴かせて貰っていましたが全くのノイズ・ゼロ状態を現在も維持しています。

スペアーのオリジナル真空管を一揃え集めて聴いてみましたが、やはりノイズは皆無です。

お店では他にウエスタンの124や92も長い間に何組も聴かせていただきましたが、さすがにメンテの完璧なウエスタンは全てノイズは皆無でした。

そのアンプ達に鳴らされているスピーカーに耳を近付けて(10cmぐらいの近距離)さえもノイズは聴こえませんでした。

東京のウエスタン・サウンド・インクの方とお話をする機会がありましたので、その事を報告いたしますと

『ノイズがあるのは故障しているからですよ。』

といとも簡単に答えてくださいました。


マランツでもマッキントッシュでも全ての真空管アンプにおいて、ノイズがあるのは故障しているからとハッキリと言い切ってくださいました。

この項目での『真空管アンプにはノイズが付き物?』という疑問の回答は、上記ウエスタン・サウンド・インクの方のお話に要約されています。

ですが、これらノイズの心配はトランジスターのアンプを使っていれば必要のないものです。

真空管アンプの音は柔らかくてレトロ?


よく『球のアンプの音は柔らかくて絶対にきつい音は出ない。』とか『球のアンプの音は懐かしいレトロな音だ。』と言われる場合が多いですね。

確かに私が聴いた真空管アンプの中にはそのような【ぼんやりした音】のものも存在していたことは事実です。

何故、そのような【ぼんやりした音】をその真空管アンプは奏でていたのかは今もって私には分かりませんが、設計がそういう設計であったのか、部品の経年変化のためにそうなったのでしょう。

私が今までに使った真空管アンプは全くそのような気配を見せたものはありませんでした。ですから、真空管アンプが全て『柔らかくてレトロな音』を出すと思われるのは絶対にまちがいです。

私の場合は逆で、真空管アンプだからこそ『ハイスピードな音』や『純粋な音』を期待してきました。

それは真空管アンプは部品点数が非常に少ないこと、真空管の動作原理がトランジスタ ーに比べて純粋な電子の移動のみに限定されていること等によります。

その私の期待に見事ウエスタンのパワー・アンプは応えてくれました。


ですが、『ハイスピードな音』や『純粋な音』を最重要項目として設計される最新のトランジスターのアンプを使っていれば、その狙い通りの音は簡単に手に入れることが出来ます。


私は本当は真空管アンプは『使いたくない』のです。
お金も手間もかかる真空管アンプは私は『大嫌い』なのです。
http://jazz-audio.music.coocan.jp/audio-13.html

42. 中川隆[-13343] koaQ7Jey 2018年10月19日 05:03:17 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-19336] 報告

中国製真空管アンプとYAHOOオークション 2014-4-11

最近、中国製の激安真空管アンプが YAHOO オークションで販売されており、お手軽に入手できるようになりました。


但し、いかがなものか・・・購入者の声をみると、対応がひどい有様ですね。

その他のサイトでも中国製真空管アンプを売っているところがありますが、取材をして分かったのですが、サポートなど結構しっかりしているようです。

ただそこの店主さんが、YAHOOオークションで売った真空管アンプ修理でもって来られる方が増えて・・・という話をされておりました。

売った企業とサポートをする企業が別というか、YAHOOオークションで売られた中国製真空管アンプのしりぬぐいをしているような感じですね。

やはり、真空管アンプのように生き物のような動きをする機械にかんしては、ある程度しっかりした会社から買わないと後々痛い目をするようですね。

私も、最初の頃にどうしても真空管アンプの音が聴きたくて、入手を試みた際はキットとヤフオクの中古品から選定したのを記憶しています。
そういう状況から約4年経過して、真空管アンプの人気も定着しつつある昨今、サポートという面で真空管アンプ業界も変革期なのかもしれませんね。
http://真空管アンプ.net/%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E8%A3%BD%E7%9C%9F%E7%A9%BA%E7%AE%A1%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%97%E3%81%A8yahoo%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%82%AF%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3/

43. 中川隆[-13435] koaQ7Jey 2018年11月03日 10:51:22 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-19930] 報告

JBLの古いユニットを集めるには・・・ - Mr.トレイルのオーディオ回り道 2018年11月03日
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/ed831802abd129f557d62990f036ec7a


米国のオーディオ全盛時代のSPユニットが良いですね。「オールドJBL」とか言われている様ですが・・・。15年前に現在のシステムを作るにあたってJBLのオールドユニットを集めました。その時点でも優に製造後50年以上経っているものが殆どでした。例えば「ゴールドウィング」のホーン一つとっても、1セットだけの購入ではまともなペアが取れません。結局3セット購入して漸く正常なホーンが手に入りました。

コーン型のウーハーのLE15Aも何セットも試した挙句、LE15にたどり着きました。D130も同様に1セットの綺麗なユニットを揃える為に2セットを購入しています。D130は息子宅のRCA箱システムに4発使用していますので、こちらも3セット購入してやっと綺麗で正常なD130を確保しました。

古いユニットの方が音が良いのは分かっていても、新品でも入手は困難ですから必然的に「中古品」を探すことになります。当然使用されていた訳で、それも50年も前のユニットです。実際に50年も使われていたのか?眠っていた時期がどれくらいか?等、現物を手にして見て確認して、音出ししての確認になります。38cmクラスのウーハーになりますと、重くて一人では扱いきれない(取り付け等一人ではできない)部分も出て来ます。

古いユニットを集める時は、現物確認出来るのであればした方が良い。しかしそれが出来ない時は、2セット買ってペアリングするくらいの覚悟がいる。何事にもリスクが付き物です。
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/ed831802abd129f557d62990f036ec7a

44. 中川隆[-13640] koaQ7Jey 2018年11月25日 08:19:49 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-21121] 報告

45年前のアンプを生き返らせる - Mr.トレイルのオーディオ回り道 2018年11月25日
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/de2c7edd80ba1b1fdf948858cae0a52e

昨年10月に45年前のアンプ「ケンソニック:C200+P300」を、今年2月に「エクスクルーシブ:C3+M4」アンプを購入しました。

どちらのアンプの組み合わせも、プリとパワーアンプは別々の方から購入しました。いずれのアンプも購入当初は「まともな動作」をしませんでした。電気は通電していてもまともな音や機能がしていない状態でした。眠っていたアンプ(死んだアンプ)だったと思います。

音が出ていると思っていたら、片chから音が出ていなかったり、突然ノイズを発生させたりと色々な不具合を体験させてもらいました。・・・これで本当に正常なサウンドが出て来るのか?心配になりました。

毎日「鳴らし込み」を2時間以上して、半年ほどは安心して使える状態ではありませんでした。8ヶ月経過したころからやっと安定してきた様です。現在では何の不安もなく使える様になってきました。

一度眠ってしまったアンプを生き返らせるには最低「半年」(2時間以上×180日・・・累計400〜500Hr)の「鳴らし込み」の時間が必要だと云う事です。ケーブルを上級グレードに交換しても同じくらいの累積時間が必要な事が判っています。

古いアンプには「生き返る確率」も有ると思いますので、その面で行けば運が良かったのかもしれません。くれぐれも半年かければ生き返る・・・等と安直に思ってはいけません。お陀仏になるアンプも有る事を知って置いてください。

45. 中川隆[-13622] koaQ7Jey 2018年11月27日 10:51:46 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-21169] 報告

自宅 パワーアンプ交換から半年 - Mr.トレイルのオーディオ回り道 2018年11月26日
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/18abfb2b8a59736ae9f3ceca59f5ea57

昨年末まで自宅のシステムは「眠った」状態でした。昼間、オリンパスシステムとサブシステムをお腹いっぱい聴いて帰ると、もう自宅システムまで聴こうとは思いませんでした。

尤も、自宅システムは「ローインピーダンス」の為、動作が不安定な事も聴かなくなった主原因でした。今年に入り、
1)プリアンプのボリューム交換(やっと狙っていたボリュームを手に入れました)・・・3月
2)Lchネットワークの修理・・・3月
3)パワーアンプをローインピ対応型への変更・・・4月 LUXMAN M-06αへ変更
4)パワーアンプをよりローインピ対応型へ・・・6月 クレル KST-100への変更
5)全てのゲーブル類のグレードアップ・・・7月

と手を加え調整して来ました。やっと正常化した様な・・・。

クレル:KST-100にしてから約半年が経過して来ました。昨日は午前中、自宅システムで音楽を楽しんでいました。「鳴らし込み」も半年になると「ヌケて」来ます。

昨日の聴き込みの状況では「質感」が非常に良くなっていました。自宅ではストリングスや室内楽をかけるので、「弦楽器」の質感が一番気にかかる所です。それが非常に「雰囲気音」がたっぷりで、表の音(強音)と裏の音(弱音)の合わさり方が非常に良くなって「情報量」豊かでキレのあるサウンドになりつつあります。最高峰のケーブルの音が出始めていると感じました。

まだまだ伸びしろが有る様に感じていますので、このまま鳴らし続けて行けば更に良い音質に仕上がって行くだろうと思います。

46. 中川隆[-13809] koaQ7Jey 2018年12月13日 15:15:01 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22114] 報告

機器の故障と使用頻度 - Mr.トレイルのオーディオ回り道 2018年12月13日

オーディオの趣味を続け来て、アッという間の40年だったような気がする。その間に使ったアンプやスピーカーは数知れず・・・。その中でも「気に入ったもの」しか手元には残らない。

40年前に入手してお気に入りだったスピーカーやアンプも、仕事に追われたり、ステレオに興味をなくしたりして「使わなくなる」と自然と機器は死んで行く。機器の故障の多い方は使用頻度が低い事が多い。逆に繁茂にレイアウト変更される方は、取り扱いのミステイクで壊される方が多い。

「機器の自然劣化」は放置する事で「コンデンサーの容量ヌケ・パンク」や「半田部の酸化・クラック」で起こる事が多い。半導体はBV(逆耐圧)に弱い。TrのQAT試験や実際に起こったトラブルの原因などからそう推測している。逆耐圧はどんな時に起こるか?と云うと、「電源オフ」する時に出るサージ電流の事だ。電源入れっぱなしで使用していると、使わない電源SWのオフ側に酸化膜が厚く蓄積する。半導体が壊れるのはそればかりではない。

「コンデンサー」は電気を一時的に蓄積したり、放電したりして使う様に出来ている。自動車の「バッテリー」と同じ様なものと考えれば説明はつく。長い間放置した自動車のエンジンをかけようとしたら「バッテリー上がり」でまず始動できないだろう。それと同じことがオーディオ機器でも発生しているとお考えいただきたい。だから「使用頻度」も機器を維持する為には重要なファクターとなります。
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/e1f7ca37fabedf2dad5c91d759a614b5

47. 中川隆[-13804] koaQ7Jey 2018年12月15日 09:05:31 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22159] 報告

機器の故障と使用頻度 - Mr.トレイルのオーディオ回り道 2018年12月13日

オーディオの趣味を続け来て、アッという間の40年だったような気がする。その間に使ったアンプやスピーカーは数知れず・・・。その中でも「気に入ったもの」しか手元には残らない。

40年前に入手してお気に入りだったスピーカーやアンプも、仕事に追われたり、ステレオに興味をなくしたりして「使わなくなる」と自然と機器は死んで行く。機器の故障の多い方は使用頻度が低い事が多い。逆に繁茂にレイアウト変更される方は、取り扱いのミステイクで壊される方が多い。

「機器の自然劣化」は放置する事で「コンデンサーの容量ヌケ・パンク」や「半田部の酸化・クラック」で起こる事が多い。半導体はBV(逆耐圧)に弱い。TrのQAT試験や実際に起こったトラブルの原因などからそう推測している。逆耐圧はどんな時に起こるか?と云うと、「電源オフ」する時に出るサージ電流の事だ。電源入れっぱなしで使用していると、使わない電源SWのオフ側に酸化膜が厚く蓄積する。半導体が壊れるのはそればかりではない。

「コンデンサー」は電気を一時的に蓄積したり、放電したりして使う様に出来ている。自動車の「バッテリー」と同じ様なものと考えれば説明はつく。長い間放置した自動車のエンジンをかけようとしたら「バッテリー上がり」でまず始動できないだろう。それと同じことがオーディオ機器でも発生しているとお考えいただきたい。だから「使用頻度」も機器を維持する為には重要なファクターとなります。
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/e1f7ca37fabedf2dad5c91d759a614b5

48. 中川隆[-13803] koaQ7Jey 2018年12月15日 09:07:38 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22159] 報告

気に入った機器でも20年使えば・・・ - Mr.トレイルのオーディオ回り道 2018年12月14日

ようやく念願の機器が揃い、サウンドも決まって使い続けていても、20年もしないうちに「トラブル」が出て来る。使わなくても使ってもトラブルは発生する。どちらかと云うと使わない方がトラブルが発生しやすい。

毎日使っていてもトラブルは出て来る。主にコンデンサーの劣化やICの脚部の接続、真空管とソケットの接続部分等に酸化膜が出て来て、CDPなら「読み込み不良」や「回転異常」等が出て来る。DAC等でもチャタリングが出てきたり、「音が出ない」等の不具合が出て来る。

コンデンサー関係のトラブルは、気温の低い冬場に発生しやすい。温度が低いとコンデンサーの活性が下がるからだ。こうなるとその機器の「コンデンサー交換」のメンテが必要だというシグナルです。古い機器をお持ちの方は定期的なメンテをしなければ、サウンドの維持ができない。

実は、私のメインシステムでもCDPとDACもそのシグナルが出て来ている。スチューダーのCDP:A730はどうやら8年程度しか「内臓バッテリー」の寿命がない。前回交換から8年、その前も8年後にオーバーホールしている。修理費用も頭の痛いところです。
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/3bc45395232b9142ad4a2323de7fcdb6

49. 中川隆[-10828] koaQ7Jey 2019年4月08日 09:26:04 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1203] 報告

古いスピーカーなら古いアンプでも使える - Mr.トレイルのオーディオ回り道 2019年04月08日
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/12172c557e853529e68be8f5b16d4fa5

45年前のアンプを昨年2セット購入した。不安だったのは「まともに動くか?」と云う事。1年間じっくりと鳴らし込んで、ケーブルグレードも徐々に上げて、負荷を少しづつ上げて来た。

ケンソニック(現アキュフェーズ)C200+P300とパイオニア EXCLUSIVE C3+M4を「初期型」に拘って購入した。2セットともすべてバラバラに購入した。(プリ・パワー共に別の方から購入)どちらのアンプも1年間はトラブルはなかったが、再生途中で「変な音」(電気が流れた?)に何度も襲われた。どのアンプも使われなかった時間が多かったと思われる。(眠っていたアンプの様だった)

この2セットのアンプは45年前のアンプであるが、当時のフラッグシップアンプで「手作り」に近い配線がされている。その分修理はし易い。当時のサラリーマンの給料は6〜10万円ぐらいで、インフレが激しく、給料が急騰していた頃であったが、セットで¥30万円以上の高額アンプで「憧れ」のアンプでもあった。現在で言うなら¥100万円オーバーの金額になる。

当時のアンプで「ノウハウ」が無かった点が「電源ケーブル」の質と太さであろう。この部分と「ヒューズ」を強化すれば今でも1級品のアンプになると思う。追加で改善するとすればRCAソケットで有ろう。

実際に使っているスピーカーは1970年代以前の物が多い。その為か、「年代が合う」為なのか?私のシステムでは非常に相性が良い。動作さえしっかりしているなら「作りの良い」アンプは使い勝っても良い。

個人的には、「古いアンプ」でも動作がしっかりしていれば使えると云うのが私の結論である。但し、部品の劣化は如何ともしがたく、特にコンデンサー類(CR類)の劣化は考慮しておく必要がある。またアッテネーター系(ボリューム系)のガリも予想される。万人にお勧めできる訳ではない。
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/12172c557e853529e68be8f5b16d4fa5

50. 中川隆[-10658] koaQ7Jey 2019年4月11日 10:57:05 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1384] 報告

今月はアンプの修理で終わりそう・・・ - Mr.トレイルのオーディオ回り道 2019年04月11日
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/a8ae0334394aa45d92fcb5a226731b8a

今月はパワーアンプの修理で終わりそうです。先週ディネッセンのアンプを修理に出しました。早くだせば良いモノを1年半もグズグズしてほったらかして・・・。今頃になって修理に出して・・・。

そのディネッセンのアンプの修理が終わったそうで、金曜日(12日)にオーディオ道場に取りに行きます。ディネッセンのアンプの不具合は「残留ノイズ」でした。早く確認をしたいと思っています。

その次の修理品を持っていきます。今度は2台。いずれもパワーアンプ。

1)パイオニア M4・・・パワーSW不良
2)ケンソニック P300・・・SW ON後の立ち上がり不良及びRch出力不安定

修理費用もバカに出来ません。今月は不用品を処分していますが殆ど修理代に消えそうです。古いアンプには部品不良は付き物・・・と思って諦めています。本来はオーバーホールすべきでしょうが、40年以上前のアンプをオーバーホールなんて完璧にはできません。何故なら交換パーツが無いからです。不具合部分を「代用品」に置き換えるぐらいしかできないのが実情。不具合部品を代用品に交換して「オーバーホール」等と云って高額な請求をするところが有りますので要注意です。結局はその時不具合を起こしていない「消耗品」がまた壊れます。耐用年数も有ります。使っていればどこか消耗します。

修理は割り切ってやるしか有りません。コンデンサーのメーカーで音色が変わる事は知っていますが、それよりもケーブルで変わる音の方が大きいです。重箱の隅をつつく様な事には拘りません。それよりも「使える事」の方が大事です。使えなければただのゴミになります。

51. 中川隆[-10766] koaQ7Jey 2019年4月13日 09:52:43 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1276] 報告
何か無駄な事を繰り返している - Mr.トレイルのオーディオ回り道 2019年04月13日
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/4fd296291c3182784d8d9fcf4bc07537

古いアンプを買う事は一か八かの賭けでも有ると思う。45年前のアンプくらいになると、前オーナーの使い方や頻度の違い、また複数のオーナーを巡っているものや眠っていた期間が有るものやその履歴は殆ど分からない。

特にパワーアンプの消耗度が高い。今回修理に出したのはパワーアンプ3台。プリアンプは幸いにも修理に出さなくても使えそうだ。

サブシステムの構築の為パワーアンプを追加で購入して、トラブって修理に出す・・・何か無駄な事ばかりしている様な気になってしまう。サブシステム自体はそろそろ処分しようかと考えているくらいなのに、アンプの修理までしてどうしようとしているのだろうか?自分の必要な機材以外の部分ではないか?・・・と自問自答している。

修理費用も台数が増えれば倍数的に増えて行く。そろそろ終わりにするべきだろうと思ってはいるがなかなかやめられない。病気なのかも知れない。

ランキングに参加中。

52. 中川隆[-10136] koaQ7Jey 2019年5月26日 10:50:54 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2213] 報告


オーディオ物価指数 2019年05月23日
https://open.mixi.jp/user/8290003/diary/1971622097


トーマン75アンプ、モガミケーブル、シャイン電ケーらでだいぶオーディオ物価指数を音基地外レベルから、常識人レベルに戻った気がします。

プロ用アンプというのををかねてからご愛用はうにさん、モグラさん ナイトさんらごくわずかです。

ジャンクオーディオを外部に修理に出して、安くて3万、場合によっては10万、20万も。これも常識的市民からは立派な「音吉外」

しかし音質的にははるか昔に終了しているリレーや可変抵抗器はそのままというお笑いオチ付き(*^^*)。

ひどいのは油、接点復活剤をふきかけて終わり・・・・

あの是枝重治氏もガリが出たVOL(ポテンショメータ)が手に入らないと、それに孔を開けて、接点復活剤でした(苦笑)

いっとき使ったサンバレーの真空管アンプには驚きました。
肝心のプリアンプのVOLは無印(部品そのものに製造メーカーや型番の表示なしの最低部品を無印と呼びます)アキバ最安値の中華?
ロータリースイッチも同様の100円するかしないか。。

往時のオーディオなら、ラジオ、ラジカセかミニコンレベルに付いている部品レベルでした。

売るのに1年後、2年後なんて関係ない、最初の1ヶ月〜数ヶ月まともに音が維持できれば(T_T)。ああ、今のオーディオ儲けはこうしてやるんだな(苦笑)
こういうのを10万単位で買うのも市民からは音基地。

とにかくオリジナルパーツで直してもらわないと価値もないメンテです!となる現代では各種性能の悪いコンデンサー1個、鮮度命の電解コンデンサーなのに、どうしてもウン十年前のオリジナルでとに1個数千円〜数万円払うヴィンテージオーディオらも音基地外レベル?

誰にも迷惑なく、じゃんじゃんと浪費するのはこの厳しい時代にいいことでしょうけど(*^^*)

問題はトーマンら12,000円〜本国で売っている業務用アンプ類。

その他同社製品類をご覧ください。1Kwまでのアンプまで10万円もしないであります。
https://www.thomann.de/intl/jp/tamp_s75.htm?ref=search_prv_0

Amazonら通販だけで流通している中国メーカーオーディオ。

試聴できるショップがないのですね。

あるじゃないか!大阪にプロケーブルが!

いやいや、YouTubeでそこの音の生録が流れていますが、EVのPAスピーカーらを使ったそこの音って、記憶にある限り、平蔵がロックバンド活動をしていた30年前のPAレベルの音質にしか聞こえません(T_T)。

YouTubeを介してすら、キンキンして5秒と聴いていられません(T_T)(T_T)大泣き

プロケーブル理論?「音の焦点!」???信者用でしょうか(*^^*)これも立派なオトキチ。

Western Electric超え、クラウン超えも同様で、一旦信者にしたら、買った製品(クラウン、アムクロン)を陳腐化させて買い替えさせる、古くはクルマで取られた商い手法でしょうか?。

だいたいWestern Electricアンプも戦前のマグネチックSpeakerから戦中の今のハイエンドも鳴らせるものまで多数で何をもってWestern Electricアンプを超えたのか(苦笑)。

クラウンのアンプなんてPA用の現場用だから、聴いたこともない音吉の方が圧倒的で比較対象の意味もない。
プロケーブルのススメでクラウンのアンプを買った人は買い替えてもらえる?

なにやら凄いんだぞ!という、本国から通販価格の2倍以上の価格でたくさん売れば、懐ウホウホのナニワ商人ならではの商い手法?

プロ用アンプの流通は通販メインのほか、せいぜい楽器店ルート。
そこにあるスピーカーはPA用の大味?のがメイン。

こんな1万2千円のアンプを売るとなると、数を仕入れて本国の倍以上の27,800円(もしかしたらまとめ仕入れ値の3倍?)以上の値付けをして売るプロケーブルはともかく、一般オーディオ店に並べたら、儲け大きなかねてよりのオーディオ雑誌が取り上げるアンプが売れなくなるから置かない。

こんなかねてからの5万円を超える390シリーズより半値以下で、もっとハイエンドスピーカーのウーハーまでドライブ出来るアンプは、トーマンらいくらでも浮かびそうです。ねえ!

PMA-390RE こういうのが5万2000円では・・・売れないわ!
https://www.denon.jp/jp/product/hificomponents/amplifiers/pma390re

ONKYO DENON PIONEER。
うにさんがアップされていましたが、10万を超えるDENONのSACDプレーヤーメカがプラスチックのミニコンメカと同じらロクな製品がないのだから、みんなダメになるのも当然ではないでしょうか。

昭和国産ジャンクは万カネかけていくら完璧に治しても、中古価格は千円単位、ハードオフ買い取り100円から良くて数千円では?その程度の価値。
ここもオトキチ感覚が発揮される部分かと。

PIONEERなんか持っている工場ら土地、建物だって広いだろうに、メーカー全部を10億円単位で叩き売られたそうで(T_T)。

看板価値メインで、そこの技術者らの価格はほとんどゼロ円と見ました。
(つまり日本人技術者不要、ここを中国技術に置き換えてPIONEERブランドで売れば投資のバックがありそうと)

これらが消えたって、音吉平蔵 なーんにも困りません。海外にはもっと安いのに立派なメーカーが多数ありますから。
https://open.mixi.jp/user/8290003/diary/1971622097

53. 中川隆[-10086] koaQ7Jey 2019年5月27日 17:33:35 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2264] 報告

>>4 のQUAD ESLスピーカーの修理で定評あったサウンドポイント55 の三村さんは亡くなられたそうです。

ご冥福をお祈り致します。

54. 中川隆[-9771] koaQ7Jey 2019年6月07日 17:59:09 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2670] 報告

ヨシノトレーディング株式会社
EARの製造中止及び休止モデルの修理に関して


EAR859 / EAR869 / EAR861

使用出力管 EL509(519) /6KG6、PL509(519)/40KG6 、またはEL309

※同じ真空管名でも形状が異なる場合がありますのでご注意ください。

EAR890 / EAR899

使用真空管 KT90

上記の使用出力管に関しまして、現在入手が既に非常に困難になっている状況です。このため、弊社にて上記使用真空管の交換を伴う修理は終了とさせていただきます。

ただし、市場に流通している該当真空管を直接お客様側でご用意頂き、お送りいただければ弊社サービスにて交換作業を行うことも可能です。但し、真空管については保証の対象外となりますので予めご了承ください。

※ご注意:EAR 861 の場合は必ず形式の同じタイプを2本セット(例. PL509 x2/EL519 x2)でお送り下さい。(1つのチャンネルに特性の異なるPL509とEL519を取付けることは出来ません。)

尚、現行のEAR509に関しましては、引き続き修理対応をさせていただきます。
https://www.yoshinotrading.jp/customer-support/ear859-869-861-890-899-repair/

55. 中川隆[-9245] koaQ7Jey 2019年7月06日 13:06:56 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[3439] 報告

壊れたコンデンサスピーカー高価買取・下取・修理します!

ノースセンター合同会社 オーディオ買取センター

北海道札幌市南区藤野3条2丁目1-54 第一恵成ビル1F

電話番号 0120-401-301

ホームページアドレス
http://www.kaitori.audio

壊れたコンデンサスピーカー高価買取・下取・修理します!
https://www.kaitori.audio/condenserloudspeaker


「空気のように漂うような出音」
「スピーカー後方からも音が出る」

QUAD ESLに代表されるコンデンサスピーカーは、エンクロージャーにスピーカーユニットをマウントするダイナミックスピーカーシステムとは一線を画する独特の鳴り方・広がり方をするのが特徴です。
しかし埃や湿気に弱く非常にデリケートかつ・故障しやすいのも特徴でした。

過去、素晴らしい製品が数多くありましたが、湿気の多い日本では取り扱いが不向きと言われ、現在では日本国内で販売されている新製品はごく一部となりました。
また、日本国内で販売されていたコンデンサスピーカーの多くが発売から既に20年以上が経過しており、中古市場でも正常に出音動作するものも数少なくなってしまいました。

当店は正常動作しないコンデンサスピーカーの修理・オーバーホールを開始しました。
コンデンサスピーカーの修理・オーバーホールを行える技術者は日本国内でも極わずかです。


「音が出ない」、「音が歪む」、「左右の音量バランスが異なる」、「音量レベルが全体的に小さい」、「ノイズが出る」等の症状のコンデンサスピーカーをお持ちの方は是非当店へお問合せください。

修理することを前提に、他店が提示しない高額にて査定します。
また、当店在庫との下取交換であればより高く査定します。

修理も行っていますのでお気軽にご相談ください。

https://www.kaitori.audio/condenserloudspeaker

56. 中川隆[-8900] koaQ7Jey 2019年7月31日 08:39:43 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[3824] 報告
アンティック・古玩
http://www.pandcamp.com/pc/kogan.htm

古玩の思い出、寿命、楽しみ。大分辛口の話で恐縮だが私事の感想をチョイと書いてみようと。

最近この10年、全く輸入していなくてあまり資格はないが、どのくらい寿命があるのかということを思い出しながら書いています。

まあ20年前の昔話だと思ってご意見無用でお読み捨てください。


多分オーディオは塗装と修理の連続なので古いものは本当によく壊れていく。20年前ならともかく今高くなったWEの41、42等は本当によく部品取りにした。
起こす場合は二個一、三個一は当たり前で現在のショップのようにトランスの巻き直しはしないから、本当に壊れた部品は捨てていた。当時、41と42で800ドル位だったからバラバラにしても本当に儲かった日が続いた。楽しい思い出である。

42アンプはインターステージが壊れていても他のトランスが生きているから、最低3、4倍にはなったものである。41アンプが来ると恐慌で生きているものがインプットとチョークしかない。インプット5万円、チョークを2万円ソケットはついていればいいが、ついていないのが多かった。ソケット抵抗を3000円で売ってようやくペイ出来る位であった。

当時このアンプより古いナンバーは、ラジオだと思っていたので今のような盛り上がりを見せることはなかった。特に41アンプのボリュームと42アンプのインプットは必ず生きていなかった。よく20年前には42アンプのインプットにトライアドのインターステージを入れたことを覚えている。

当然その場合は、お客もそんなもんだろうと納得してくれていた。私は知らなかったが、トランスの修理をオリジナルのコアで巻きなおしてくれる人がいることを知らなかった。コールタールが詰まったケースから掘り出して接着剤で固まっているトランスを、1枚1枚剥がして同じようにコイルを作って巻き変えてくれるのである。

この大御所のトランス屋さんと知り合って4、5年経つが、それまではそんなことを出来るということを信じていなかったから、もっと昔に知り合っていれば大分儲かっただろうと思うが、ポリシーとして壊れたものは捨てるので、今迄人に頼まれた修理のみ思い出す限り15点位はお頼みした。

約、大御所のO先生15年間1日に1、2個は修理したと言うから、世の中には2、3000個は彼の手になった物が残っていると信じているのである。

当然この場合日本製のワイヤーで直されるからオリジナルですよと言う声も怪しいものである。

1度に40個も来る黒いトランス、1番切れる○型のラインアウト、トライアドのラインアウト、ピアレスの角のケース、世の中にオーディオソムリエ(真贋鑑定家)という商売があれば繁盛するんじゃないかと思う。
ともかく修理は難しい。

オリジナルがオリジナルがと言うから満足に修理ができない。せめて1年位はもつように修理をしたいがその場合、相当の部品の入れ替えを覚悟しなければならない。マッキンのプリなら20年前でも必ずラボに入った修理シールが3、4枚は付いていた。

当然皆故障するわけだが、なんとか愛情でカバーしてほしいものであろう。納得できないかもしれないが、古い真空管等を売った場合、案外いやな思いをする。今迄で1番悪い例だが、当方のとこで買った真空管がその当日に夜死亡。品物はPX4であったが、当日調子よく鳴っていて気に入って買ってもらった。彼の場合、同じ真空管が死ぬのは4本目だからクレームはなかったが、せめて1ヶ月はもってほしかった。

まぁ、某オーディオショップが売った200万の黒いアンプが1日で爆発して裁判になった例があるというから愛情をかけてあげないと臍を曲げる。この場合、このアンプは女王様かな。お客さんにも惚れた弱みがある。

私の作ったキットアンプも電解コンデンサがパンクしたことがあるので、個人的に古いコンデンサの信頼度順に並べると、1位がスプラグ、2位がコーネル、3位がアイロボックス、最後にマロリがくる。五十嵐先生ごめんなさい爆発して。
私のキットのアンプで1番売ると怖いのは91アンプのレプリカで、ねじ止めコンデンサが1番弱い。尤も1930年代に新品で出たオリジナルでも1年絶対もたなかったと思う。初期不良が多くて、案外困り果てたアンプの代表格じゃないかと思っている。でも、長く使われたのは確かで、2次大戦位まで使われたようである。カーキ色のものを随分見かけた。


真空管の交換について。

サンフランシスコの映画システムのサービスマンのポール曰く真空管は1ヶ月または500時間で全部新品に換えていたそうである。戦後場末に流れたものならわからないが、現役時代なら多分そうだろう。絶対音が止まってはいけないプロの世界なら当然だと思っている。しかし個人的に自分で使う分には10年位使えないとね。

実際に10年もつ真空管はいくらでもある。特にラジオなんか50年前のものが平気で鳴る。

理論では100万時間使ってもまだエミッションが残っていると書いてある本もある。条件が違うので何とも言えないが、1941年製造のGE製211を後生大事にとっておいた。1年前に15年ぶりに開けたところ、3、4割が空気管になっていた。けちはだめだめ。


アメリカのラジオクラブ

メンバーのほとんどが引退した年寄りだったが、ほとんどの人が技術者だったのか古いラジオを愛でるクラブが各州にたくさんある。カリフォルニアかシカゴが1番多いと思うが、随分おじいちゃんから真空管を分けてもらった。ほとんどが趣味の1930年までの古い真空管だったが買ってきて6、7割は生きていた。大体の真空管が5ドル以下で買えたのでよく荒らしをやった。それでも18、9年前には悪いなと思ってブローカーから買うようになった。

最近フィールドコイルのスピーカーが流行っているようなので私としてはやめてと言いたい。ちなみに儲かった一例、ある日メイン州から手紙が来て真空管を手放すから遊びに来いと言われ行ったところ、40cm角のダンボールいっぱいのWEの球をもらった。300Aが10本、205が20本、274のナスが5、6本その他大勢大勢が入っていた。彼は湖のダムの脇に住んでいて趣味は発電だった。すごい人が世の中にはいる。当然日本円でミリオネアになったことは間違いない。日本円で。

その帰り、1000km走ってシカゴのラジオクラブのミーティングに約束してあった101Fの丸球を100本買った。それを9000円で売ったところ、飛ぶように売れた。20年前は幸せな時代だったのである。


昔話のWE86アンプ

カリフォルニアのデビットが随分集めてくれたせいで20万で売っても相当な利益が出た。ただこのアンプ、問題はアウトプットで間違いなく必ずB電圧がスピーカー端子にもれる。10台以上は売ったがスピーカーのターミナルを必ずアースに落としておいた。最近随分そのトランスをO先生の所で見かけるから60年も経ったものは生きているほうが少ないだろう。

まぁウエスタンの場合オリジナルでも本物は少ないから、トランスの引き出し線のハンダが見た目新しいものとターミナルのハンダを付け替えてあるものは注意してみた方がいい。欲しい人はできるなら15年以上もち続けている個人の物を買ったほうがよい。

そのほかはインプットとインターステージが切れているものを見たことがなかったから、すばらしい技術と思っている。インプットまで純鉄のコアだという人がいるがウエスタンの場合は最高のパーマロイで作ったインプットトランスを搭載している。


古いインプットインターステージの簡単な修理方法

切れた側に2、3kVの交流を瞬時にかける(1秒以内)。一回でつけば儲けものである。ただ、レアショートすることもある。2〜3回やってもつかない場合はあきらめて、また1500V以下のトランスでもだめであります。


アンプは壊れる

アンプのプレート電圧は1Vでも高いほうが音がよいと思うが、音もよく球も長生きさせようと思うと定格の6、7割以下で作るのが望ましいと思う。アンプの修理を生業としている友人Y市の天才N君曰く、MC、MZ、AL等のアンプは高速道路をビンテージカーで120kmで走っているようなものだと。いい例えだと思っている。当然100kmで走ると音が悪いわけだからしょうがない。

昔の輸出用なら50サイクルの巻き線があったはずだが、60サイクル用が並行物が大半なのでトランスのコアが2割足りない。当然発熱する。真空管アンプなら球、抵抗、コンデンサ、トランス、と変えればいいが、トランジスタアンプは素子が壊れた場合なかなか同じものがつくことが少ないらしい。

ハイエンド志向の100万以上したFETアンプを入力ジャックの抜き差しで私の目の前で壊した彼は2年経っても修理できないでいる。理由は1万個以上はメーカー選別した選りすぐりの石は世の中にないそうである。したがってもう1台出物が出るまでアンテナを立てて待っている(他人のアンプは修理するのに)。最近二台目を手に入れたそうである。

彼曰く10年過ぎたトランジスタアンプを買わないこと。同じ石がペアで手に入ることはまれで、設計者の意図に反するのだそうだ。なるべく電源を入れたときにウーファーが振れたり、信号回路に電解コンデンサが入ったりするのはだめだそうである。

私の知り合いでも大型の古いフロアシステムを買ったが低音が出ないそうである。磁石をチェックしたほうがよいかも。トランジスタアンプの調整の取れていないものは、スピーカーの磁力が減ることがある。


たくさん出てきたもの

今では部品しか輸入していないが、昔は月に2、3回は500kgくらいの荷物が飛行機でやってきた。取り留めのないものも多かったが業販も多かったので変なものでも大概売れた。ウエスタンなら555、必ず10個は一度にきたから値段も安かった。1個100ドルくらいで買っていたから555はドル箱だった。オリジナルのダイヤフラムを10万で、その他アルテックは5万、Wつきはプレミアもらって12万で買っていただいた。ホーンはあまり利益が出なかったので、数が少なかった。

不思議なことに555の場合はホーンの20倍に相当する量が出てきたので、ホーンは貴重品かもしれない。当時アルテックやJBL用のアダプターがかなり売れた。アンプなら46アンプ、1台20万とるのは苦しいと思ったがバラバラにすると簡単に20万を越した。25Bコンソールも1800ドルぐらいで案外きたから、ウエスタンでは儲けの頭になったとよく覚えている。

ドンガラの箱をくず屋の前に捨てていたが、当時でも捨て賃を取られた。この間、618Bがオークションで30万で売れたと、昔のお客さんがやってきて数万買ってくれた。がちょーん。


たくさん出てきたもの2

アルテックの1568、1569スピーカの288、515、ネットワークに604、どういうわけだかプロ用の映画館のシステムはいらないよいらないよというくらい珍しくなかった。その反対に全く出てこなかったものに、288-16、515B新型は現役だったのか使っていなかったのか民製ナンバーはとても高くて、買わなかった。JBLの375とともに日本のほうが安かった。アルテックのピアレスの角型ケース入りはまったく本当によく壊れる。電源、トランス、アウトプット、チョークトランス、壊れる代表選手だから当時のケースに入れたコールタールの質が非常に悪かったと思っている。

マッキントッシュのMC30、116等は壊れてないほうが多いから、IPC、アルテックを買いたいときはシャーシの中を必ず見よう。


MR.デビット・ヨー

一番古いアンプを集めてくれたのが、カリフォルニアのデビット・ヨー氏である。トランスが壊れてもても真空管が切れていても、 一度も返品しなかったから長い間かわいがってもらった。どういうわけだかM社のC氏の付き合いのほうが古かったようだが、 私のほうにいいものをまわしてもらった。

MCMZはY市のM氏が買って私のほうには回ってこなかったので、もうちょっと古い系 は20年前当時一番あったかもしれない。今でもマランツ7とマッキンの275は50台ずつは積んであるだろう。他のアメリカのブローカーは 何度行っても一緒に食事をおごってもらうことはなかったが、台湾出身の彼には随分世話になった。その代わり他より大分高かった。

一番面白かったのは、ラジオクラブのフロアマーケットでなんと昔のラジオの本を売りに来ていた人がブックエンドに使っていた 596ツイーターが100ドルだった。彼から100ドルもらった人は満面の笑みだった。彼から46アンプは600ドル、86アンプは1800くらい、 594のドライバーは2000ドルだが、ブックエンドのスピーカーは2個一万ドルだった。ツイーターは2個150万でN氏に売れた。

当時ウエスタンでツイーターが一番高かった。555は100なのに。


ビクターの蓄音機

今のアメリカの値段は昔はデビットから2000ドルくらいで買っていた。ある日ラジオクラブのメンバーの紹介でテキサス州のジェームス氏の店に行ってみた。屋号はOLDEN YEAR MUSICAL MUSEUM。

多分彼から蓄音機を仕入れている人は相当多かったんじゃないかと思われる。
蓄音機、自動オルガン、オルゴール、自動ピアノ、エジソン電球などを売っていた。体育館ほどの広さの部屋で数人が一生懸命色々直していた。今でもやっていると思うので、気になる方は問い合わせてみたらいいかもしれない。

非常に稀有な例にエジソンの蝋管器があって、唯一無二の日本が安かった例である。エジソンの蝋管器は当時日本で5万円ぐらいで買えたが、アメリカでは1500ドルした。これに次ぐのはJBLの375で日本のほうが安かったかもしれない。

ジェンセン製と書いて はいけないかも知れないが4181スピーカーの親のジェンセンのL18は8-30の3倍は大きい蓄音機についていた。50のPPがついていて、とても欲しかったが運送費が高いのであきらめた。

20年前当時は日本でもビクターの蓄音機は1、2万で買えたのに、蓄音機のブームが来て急速に骨董屋の前からなくなった。大概変な ピックアップがついている、8-30でもポータブルでもピックアップのリプロデューサーは大差がないから1、2万で買った人が相当 得をしたはずだ。

今は全く見かけないが、音がいい針は金色のタングステンの短い針だ。100回かけても針は全く減らない。支点までの距離が短いから 音が大きい。レコード1面で針交換は面倒くさい。

当時の彼の売値、自動ピアノ全部品つき修理なし物の価値はわからないが500ドル。 ビクターの蓄音機8-30、700ドル。デビットめ。

修理

マッキン、マランツなら修理の部品にこだわる気持ちはわかるが、業務用のアンプにはあまり同情心が沸かないのでなるべく新しい部品 を使ったほうがいいと思う。昔は少しマッキン、マランツを売ったことがある。なかには修理用にコンデンサーのペンキを書いている人もいたようだ(縦線の容量)。 マッキンの場合、大概マッキンラボの修理シールがついていた。

アンプのボリュームは古くなると必ずガリガリ 言うので心配になって交換しようと思うが、まず4連ボリューム、センター付きボリューム等はないだろうと。いい修理屋さんなら、 2個一、3個一で直すだろうからいいが、なかなか難しいときは思い切ってボリュームをいっぱいにまわした状態で真横の腹に1.5mm 位の穴を開けて、接点復活材でも入れてみて欲しい。
ダメもとだから。

多分相当な確率で直ると思う。


売れないアンプ

一番ウエスタンで人気がなかったのが、118アンプ。 パラプッシュなのが嫌われたのか、6台仕入れたのに売るのに半年以上かかった。 簡単なアンプだから、300Bに改造してようやく売れた。

アルテックの1569も人気がないから、300のPPに改造すると面白いと思う。 124アンプより故障はずっと少ない。


WE124アンプ

面白いなぁこの人。124アンプでいつも悩んでいる。 何回修理に出してもまともに鳴った試しがないらしい。 僕が売ったわけでも僕が触ったわけでもないのに毎月やってくる。 話題はいつも124アンプで、一回見せてもらったがとても汚い。 なんだか線が丸まって入っている。直してやるよというと、触らせない。 わかった!この人ってこうなんだ。

ひそやかな趣味

エンジョイの仕方は人様々である。 亡くなったI県のO氏、WEの部品を触っていると世にも妙なる音が聴こえてくるとか。 十年見ていないが町田のK氏、300Bの焼印を夜磨いているとか。
あなたならどうする?


車にオーディオ、カメラに時計に模型

これらは全部同じものであるとS氏に言うと、私は模型はやってないと言う。 模型でも自作真空管アンプは似たようなもんだと言うと、軽くあしらわれる。
対極のものはなんだろう?ゴージャスなもの、ロールスロイス、美女に観劇。
泣きたくなったから、もう寝よう。


カメラは苦手

三回買ったニコマート、T国に行く度に最後の晩に夜なくなる。 お酒が悪いんである。ニコンのF4、何かのトレードでU市のF氏から。 当然当方は使わないからプロのF君へ。F君感謝して、真空管を持ってやってきた。 良いトレードだと思ったが、いまだにあるぞ。

50万で売った予定のランシングの415と287のセット。 写真家のK氏に、K氏月末にハッセル持ってやってきた。 いとこの旦那にあげたら、汚いね、もっときれいに使ってよだって。

50万と一週間あったら世界一周すぐできる。ああ残念。


20倍掛けの御大

オーディオはいくらにでも化ける。 ある日、415と287のセット、オーディオショップSに40万で。 S氏曰く、「倉島君、これを僕は800万で売るよ。気にしないかね?」。ええ本当に気にしませんよ。二台7万で売っていたRA1474、なんと大台に乗っていたようである。 まあこのOUT、よく切れる。この場合全然協力したくない。 業務用のラインアンプ、改造例はたくさんあるだろうから、ぜひご自身で弄ってみたらいい。


25Bコンソール

塊で大物だから置くところがない。いつも真っ黒になってばらしていた。 いるのは本体と電源なのに、テーブルと足も飛行機に乗ってやってきた。 どうせ捨てるのに向こうの人の好意にこたえるために梱包してもらった。

このコンソール、実は一番儲かったので2000ドルで買って100万近くになった。 129:40、130:30、131:10、電源:10に5。 安いと思われるかもしれないが、同業者のI県のT氏との取引ではこれの6〜7掛けだった。 この電源20、トランスが3個に1台しか生きていなかったから不良率は相当なもの。

もっともこの電源、WEの部品はコンデンサ一つしかついていないから、 十万で売れたのは中についている真空管代金である。 129アンプのインプットは今では高い。618B、このマイクトランスが一番値上がった。 でも当時は30オーム付きの285のインプットは2倍の1個10万で売っていた。 全然レア度が違うので285タイプのマイクトランスは高かったのである。

当時高かったのは、111C。今なら2万で売っているが当時は300ドルで買っていた。8万程度で売っていたと覚えている。 197のラインアウトは本当によく切れる。O先生のところでよく見かけた。O先生、0.15ミリの線に電気を流したらたぶんそういうことになるだろうと。

当時、ワイヤーの音にこだわっていた人は少なかったから、 中の電線は買ってもらったときのサービス品であげていた。 昔は電線でお金を取らなかったので、一束欲しいといわれれば一万円でももらおうかと言ったところである。 ある日、知り合いがやってきて「このケーブル1mものペアで7万円で売っている」と。 一台に4〜50mは使ってあるだろうから、なんだかなぁ・・・。

この頃からウエスタンの電線が音が良いということになった。 最近、綿巻きの撚り線でめっきがかかっていないというのが良いようであるが、 あのウエスタンがそんな質の悪いものを作るわけがないので全く信じていない。

ただ、ウエスタンのスピーカーケーブルは1.6ミリの錫引き単線で(594まで)、 ゴム引き綿巻き仕上げで白黒に塗り分けられていたような記憶がある。 撚り線で見たことがあるものは、野外で使う720Aの類のものには撚り線が多かった。 ちなみに今のスプールには汎用と書いてある。スピーカーケーブル用と書いてあるものは見たことがない。 電線だから何に使ってもOKです。


グレートブリテン編

イギリスには20年前には年1回程行っていた。イギリスからの運賃には結構高かったので小物が多かった。モノを非常に大切にするのかバイク屋の店頭には直列4気筒の黒いバイクや、電気屋の店頭には真空管の212が飾ってあった。

信じられないだろうけどザイレックスで売っていたPX25のナス管は1970年代製。4212の中古は15ポンド、ビンテージワイヤレスで街中で見かけた4212の新品は400ポンド。

あの4212の新品は多分まだその当時作っていたんじゃないかと思っている。買わなかったSTCの101は400本くらいあったが、1本5ポンドだった。当時のレートで1500円ほどだから全然だめだった。だから入れるものの種類は少なかった。
ガラードもクオードもアメリカから買った方が安いくらいだった。値段はリークの50が100ポンド、クオード2が200ポンドほど、PM6の中古は100ポンドほどだったが、アメリカから買ったほうが安かった。


PM6とPM2

大きい磁石は高いイギリスで買うものは大体同じなんだがちょっとずつ違うものが多かった。ドイツの職人と同じでへそ曲がりが多かったと思う。ラジオクラブのミーティングでもフェランティのようなものは1個100ポンドだという。同じものは絶対に手に入らないから宝くじ並だと思っている。さて、当時のPM6とPM2の値段、想像がつきましたか?両方とも同じフレームで同じコーン紙、プライスはPM6が68ポンド、PM2が400ポンド。信じられますか?


取り逃がしたパルメコ

ケントのPMコンポーネンツが放送局用の払い下げ品を売っていた。当時型遅れで買う人もいなかったからとても安かった。体育館ほどの広さのところに箱入りの15インチのパルメコ・ガラード301のプロ版が50台ずつあった。
とても安くてどれも15ポンドだった。

リークのアンプのプロ版もあって、同じくらいだった。たくさんあったのでこの次に買おうとしたら、無くなっていた。

運賃は品物の10倍はしただろうが買った人は笑いが止まらなかっただろう。その後すぐ50万ぐらいで売られていたのも覚えている。パルメコはその後ジョンから少し入手したが、あまりコンディションが良くなかった。
ガラードのプロ版には変わったアームがついていたので買った人は苦労しただろう。


ペアにならない

ジョン・ベーカーからいろいろなものを買ったがペアになったのは民生のアンプのクオードとリークぐらい。18インチのウーハーもあったがきれいな物がなく、気候も悪いのかあまりいい思いをしなかった。アルテックの288のコピーのようなドライバーは案外見つけたが、一つ一つよく見るとフェイズプラグも違うし・色も違うし・ヨークの厚みも違う。

4つで1000ポンドだったボイトの箱入りも全部違っていたから、もしペアで買えた人がいたら相当ラッキーさんかも。

ジェンセンのL18と13インチの4151と同じようなスピーカーはドイツでも見かけた。同じようなシステムは世界中にあったのかもしれない。

12AX7

今ではギターのお兄さんが12AX7でこだわるが20年前はテレフンケンしか売れなかった。ソ連の物が嫌いだったせいで(今はそうでもない)毛嫌いしていた。当然RCAの12AX7を買うわけだが15ドルもする。当時4桁番号のMT管は1ドルするものがなかったから、スクラップ同然だった。ソ連のものはイギリスから来て40ペンスだったから100円。

RCAは小売価格が1800円の時代に仕入れ価格が2000円近く。テレフンケンは5ドルだった。
だから今でもRCAが好きなんだ。

スクラップ

中国が世界の技術をタダで集めるせいか全てのジャンクがここに来る。世界一の材料集めの集積場である。ソ連の空母・海洋博のリグ・見たこともない某日本製映画館用真空管アンプ・品数の厚みは驚くほどだろう。多くはリサイクルされる。
オーディオも例外でなく例のコンデンサがついているから黙って捨てたつもりでも、相当量がリサイクルされるのは間違いがない。WEの131アンプも相当へこんだものを香港で見かけたから、25Bコンソールごとスクラップになったと思う。

買う量が倉庫ごととかスクラップの山ごと買うから、ピラミッドの下のほうにはお宝が埋まってるんだと思っている。日本でもN商会のI県の商品置き場、地元の人はごみだと思ってるに違いないが、ジェット機やらヘリコプターやらあるから面白いオブジェに見える。

下のほうにナイキのシステムというものが埋まっていて取れない。取ると上が崩れてしまうので山ごと買うしかないだろう。ナイキのコントローラーはWE製だから相当量ここから出てきた。

多分またこれは香港経由で買えるかもしれない。香港で見かけた倉庫いっぱいのWEワイヤー・いろいろな測定器、アメリカでは全然見ないから砂漠のピラミッドのなかにはまだまだあるんだろう。WEの92アンプ120・131etc etc etc…
アメリカのロスにいるブローカーでも見つけられないのだからどこから出てくるのか見当もつかない。ただ、アメリカは3、4年前にスクラップの輸出を禁止したそうである。
http://www.pandcamp.com/pc/kogan.htm

57. 中川隆[-8899] koaQ7Jey 2019年7月31日 08:42:28 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[3825] 報告
真空管アンプ専門店 P&C Electronics
http://www.pandcamp.com/menu.html

〒160-0023 東京都新宿区西新宿8-6-7

E-mail: amp@pandcamp.com
TEL:03-3366-3515

営業時間/AM11:00〜PM7:00
定休日/毎週 日・月曜日


アンプのこと、音質のこと、お気軽にご相談ください。


オーディオショップのP&Cエレクトロニクスへようこそ
真空管アンプから抵抗、コンデンサなど各種パーツまで
当方のオリジナルのトランスもございます、是非くまなくご覧になってください。

当店で扱っている商品は状態に差異が有るものが多く有ります故、
出来るだけ事前にお問い合わせ頂く様お願いいたします。

尚、当店は綺麗なオーディオショップではありません。部品屋だと自認しております。
1年に数回がっかりされて帰る方もいます。そのあたりご了承下さい。


おしらせ

営業再開しました どうぞ宜しくお願いします
暫くは不定期営業となります 来店前には必ずご確認ください

2月は例年通りまた全休になります
ご来店の節は必ずお電話にてご確認ください。
特価!?真空管販売中!

連絡先 03-3366-3515
携帯:080-6866-3578


ご来店の際は事前に電話にて確認お願いします。
アンプ視聴ご希望の方は、是非CDをお持ち下さい。

当店は”ただの白のミニハウス”です。
気軽にお入りください。

http://www.pandcamp.com/menu.html

58. 中川隆[-8854] koaQ7Jey 2019年8月13日 08:13:00 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[3882] 報告
天災などで海水を被ったりしたオーディオ機器はみんな保険屋さんを使って買い替えるらしい。

保険屋が現物引き取り、最近隆盛のリサイクル業者が買い取ってヤフオクなどに流すそうで、気を付けないと

確かに水没したアンプが出品されているのは結構見かける。

59. 中川隆[-8608] koaQ7Jey 2019年8月29日 05:01:36 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[4144] 報告


ヴィンテージアンプは整備が出来ていないと貴重なトランスが断線したりするから、骨董愛好家は神経質だとかそういう話ではないですね。先日も整備済み品を再度見てもらったけど、電源部ブロックコンデンサー 三個中一個容量抜け→交換 Volにガリ→交換 電解C左右違い→交換 などボロボロ出てくる(爆)

有名店でも基本はちゃんとメンテしてるんでしょうけど、商売の効率からすれば仕入れた古物を右から左に流した方がいい訳じゃないですか。フルオリジナルと謳っても絶対にそんなものはないのだから100%ウソになるんだけど、買う方もパーツが新しいものに換えられていると価値が下がると非常に嫌うから


ヴィンテージは本当に痛い目にあった経験則からでしょうけど、販売店ではなく整備した修理工房に問い合わせて詳しく整備内容を聞いたり、整備のやり直しをさせる人はザラにいると聞きました。驚きますよね。奥が深いですよ。それだけメンテ済み品でも必要な整備が出来てないケースが多いってことです。


優良店が『フルオリジナル』と謳って商品化したもの。元論オリジナルな訳がない。『整備済み』と商品化したもの。古物を仕入れて"そのまんま"で出している場合がよくある。マニアも実体をよく分かってて、修理工房にどんな整備をしたか問い合わせたり、やり直しさせたりしてる人が結構いる。


復刻版がオリジナルに勝つ事はほぼ無い。しかし、ヴィンテージスピーカーは大半の個体が多少なりとも劣化して眠い音(ボンヤリした音、ボケた音)を出している。オークションでは安く買えるけど全く違う音というくらい年代物は個体差と整備内容で音が異なる。とは言え、優良店との価格差は二倍強にもなる



60. 中川隆[-11137] koaQ7Jey 2019年9月29日 19:52:28 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1682] 報告

「音質改善対策」も15年以上続けていれば終わりも見えてくる - Mr.トレイルのオーディオ回り道 2019年09月29日

「音質改善」も15年以上続けていくと、やる事が限られて来る様になった。機器のとっかえひっかえやケーブル類の試作実験等は2006〜2012年頃の過去ログの方が賑やかだった。その頃は2人でやっていたので重量物も簡単に取り外したり載せ替えしたりと大概の事は出来た。それが1人になると極端に行動が制約される。20Kgを超えるような重量物が簡単には動かせなくなった。オーディオとは「力仕事」の範疇であると思う。


最近やっている事を振り返ってみると、「無駄な事」が多いように思う。
「お金の無駄使い」が一向に改まらない。

例えば先日処分した LE8Tユニットでも¥34000でエッジが無いものを購入して、エッジ交換代に¥22000円をかけた。

更にボイスコイルのビビりが出たので追加で修理(¥12000)、それぞれに送料もかかっている。

合計すると約¥6万円以上かかっている。

処分価格は¥40500円にしかならなかった。差し引き¥2万〜3万円の赤字です。

アンプ類も似たようなもの。修理をしてもその修理代が売る時には出てこない。


オーディオの趣味は「お金儲け」ではないので致し方がない事ではあるが、次の資金をひねり出すのが辛くなる。今後は「お財布」に優しい事を考えなくてはならないだろう。
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/e0795508f2750bbec637d57605c35498

61. 中川隆[-11016] koaQ7Jey 2019年10月08日 20:47:02 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1818] 報告

22名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/09(火) 08:45:07.22ID:ywXRNFFY

ハイファイ堂は真空管アンプをメンテナンスして売ってるけど、
アフロは修理や技術的サポートはできないよ。
ただ単に高く売るだけ。

23名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/09(火) 09:15:53.68ID:IPQPomSa

まあ一応音出しチェックはしてるけどねえ
オーディオは音さえ出ればオケというものではないからねえ

24名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/09(火) 10:45:04.47ID:iZVkld7M

ハイファイ堂は高価なビンテージスピーカーを安い汎用パーツで修理して美品で売ってたのを聞いて無理だと思った

25名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/09(火) 11:41:53.10ID:W9JY+MO9

ハイファイ堂、そんな事してるの?
二度と使わないわ。
中古もショップ自体が増えて信頼性が薄れたねぇ。
https://lavender.5ch.net/test/read.cgi/pav/1554549814/

62. 中川隆[-10852] koaQ7Jey 2019年10月15日 06:45:03 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1989] 報告

中古オーディオを平気で買う人の気が知れない


 中古オーディオは、「美品」、「完全メンテ済み」などと標記してあっても鵜呑みにできない。たとえば前オーナーが片側のツィーターを交換修理していたあるスピーカーなどは、完全に左右のバランスが狂っていた。左右のかすかな音量の違いがあるのだが、そのせいで定位がめちゃくちゃなのだ。

 その中古品は音の強い側のスピーカーに定位がひっぱられ、すべての楽器の定位がそちら側にズレていた。ボーカルのセンター定位はもちろん、その前後左右に立体的に位置するはずの複数の楽器の音像定位が、すべてきれいに片側へ微妙にズレている。あれはかなり気持ち悪かった。

 左右の音量差は本当にわずかなちがいで、相当注意して聴かなければわからない。だが自分がふだんよく聴くCDで定位を見れば一目瞭然だ。

 交換修理した側のツィーターは新品である。だがもう片方のツィーターは相応に経年変化している。バランスが同じになるはずがない。で、メーカーによっては片側のユニットだけが壊れた場合でも、両方のユニットを同時に交換するのを推奨しているところもある。

 オーディオ専門店といえども、こういう微妙な音量バランスの違いや定位の狂いが見逃され、「完動品」として売られているケースもある。ましてや素人が売りに出しているネットオークションの機器なんて、一体どこにどんなトラブルが潜んでいるかわかったもんじゃない。中古オーディオを平気で買う人の気が知れない。
http://dynaudia.blog26.fc2.com/blog-entry-187.html


続・中古オーディオを買う人の気が知れない

コンデンサの劣化は目視できない

 私は、中古オーディオを買う人の気が知れない。特にヤフオクである。

 例えば電解コンデンサーの劣化などは、目視では確認不能だ。信頼できるオーディオ専門店の完全メンテ品などならまあ別だが、問題はヤフオクである。

 ヤフオクで、かつ売り手が素人の場合、なんの保証もない。そんな相手に、「電解コンデンサーはどれくらい劣化していますか?」などと聞いてもムダだ。

 まあアンプの使用期間が分かれば一応の目安にはなるが、もし相手がウソをついていたら、もうどうにもならない。

 よく「ヤフオクなら相手の『評価』を見ればいい」などと言う無責任な人がいるが、「相手がどれぐらいウソをついているか?」なんて評価に表れようがない。

 ウソをついて売っても故障しないケースもあるし、そもそもウソをつかれた買い手の側に『売り手を「評価」する能力』があるのかどうか自体、疑わしい。しょせん、素人同士の売買なのだから。

 また売り手が素人で、「自分が売ろうとしているオーディオ機器が『内部的』にどれくらい劣化しているか?」を本人がまったく自覚してなければ、相手の言うことなんて何の目安にもならない。

「程度のいい中古を見つけた」などと言う人がよくいるが、そんなものはあくまで外見の話だ。内部的にどれだけ状態がいいか? などという話ではない。

 オーディオマニアは常日頃から「音のよさ」に病的な関心を示すが、その同じ人が平気でヤフオクなんかでアンプを買っていたりするのだから笑える。

「あなたが買ったアンプはどれだけ劣化しているか、自覚はありますか?」という話である。
http://dynaudia.blog26.fc2.com/blog-entry-264.html


新・中古オーディオを平気で買う人の気が知れない

ネットワークがサビだらけ

 アンプの中古は、内部パーツの劣化が心配だ。だがスピーカーの中古なら大丈夫だろうーー。そう思っている人は、結構いそうだ。

 だがそういう人は、スピーカーの内部ネットワークが経年劣化したらどうなるか? を知らない。

 例えば私が過去に見たその中古の個体は、ネットワークがサビだらけでミミズのようにサビで膨れ上がっていた。まるで地下に数十年、埋められっ放しだったサビだらけの水道管の内部のようだった。

 ネットワークの周囲には全体にびっしりとサビが何ミリもこびりつき、とても正視に耐えられなかった。

 ひと目見ただけで吐き気がした。

 だが、それでも異常なくふつうに音は鳴っていたから、スピーカーの劣化は外からではわからない。実際に中を開けてみない限りわからないのだ。
http://dynaudia.blog26.fc2.com/blog-entry-266.html

63. 中川隆[-14963] koaQ7Jey 2020年1月02日 10:47:10 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-1977] 報告

エクスクルーシブ#C3+M4を買ったまでは良かったが・・・ 2020年01月02日
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/736109c92e55a0d1d20fdc1bb032a424


一昨年2月にエクスクルーシブ#C3+M4を買ったまでは良かったが、トラブル(修理)に見舞われ「高い買い物」になってしまった。


現在サブシステムでJBL#4425をドライブする様にセットしている。最初から不安視していたM4パワーアンプの「ファン」の音がやはり気になる。サブシステムではあまり気にならないが・・・(メインシステムでは使えない)


C3+M4を購入してからトラブルの連続であった。一つには「直出し電源ケーブル」を使わず、自作のNo2電源ケーブルを使っているからかも知れない。(電源のインレット化)

トラブルを列記すると、

C3・・・・突然ノイズが発生する(Lch)・・・寒くなって同症状は出なくなった。

   RCAソケット類を強化型に交換済。

M4・・・・パワーSW(電源SW)の故障・・・2回も発生したので互換品に交換。


「音質」自体はそう悪い機器ではない。(1975年当時のフラッグシップ機) まだ電源ケーブルで活性化中なので本当の実力が出ているとは思っていない。後2年ほどかかるだろうと思っている。鳴らす頻度が2時間/Dayくらいではこんなにかかってしまう。


C3は入力系が豊富で、フォノ入力が3系統、テープデッキも3系統、AUX系も3系統と豊富なのが良い。まだフォノ系統は試せていない。


古い機器はどの様な経緯で使われていたのか? 或いは眠っていた期間が多いので「寝起き」の寝ぼけた音がする事がある。十分な時間をかけて使い込んでいかないと当時のサウンドの再現は難しい。また、トラブルも多いと思われるのでリスクもある。
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/736109c92e55a0d1d20fdc1bb032a424

64. 中川隆[-14908] koaQ7Jey 2020年1月04日 17:15:22 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-1907] 報告

ディネッセンのアンプも鳴りが良くなって来た - Mr.トレイルのオーディオ回り道 2020年01月04日
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/c4d36e0ec5b0d38cee9ab6a3a610339a


このC3とディネッセンのパワーアンプの組み合わせで、D208システムを鳴らしています。
当初、このディネッセンのアンプは「ノイズ」が酷くて使い物になりませんでした。前オーナーが電気屋さんで内部の改造等やられておりましたが、2回送り返して「ノイズ除去」をお願いしましたが、技術不足な方だったのでしょう・・・治せずに当方に送り返して来ました。返品も考えましたが、「ゴッドハンド」にお願いすれば何とかなる・・・と思っていましたので、予算が出来てから「ノイズ取り」をお願いしました。

さすがは「ゴッドハンド」・・・ノイズは完全になくなりました。現在では鳴らし込みも進んでかなり軽快なサウンドになってきました。非常に奇麗なアンプですし、重量も10Kgちょっとと非常に取り扱いが良い所が気に入っています。このアンプにはレビンソンのJC-2プリアンプが合うだろうと思っています。どちらもジョン・カール氏の設計になります。
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/c4d36e0ec5b0d38cee9ab6a3a610339a

65. 中川隆[-13788] koaQ7Jey 2020年2月14日 12:16:34 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-413] 報告

やっと安心して使える様になったC3+M4 - Mr.トレイルのオーディオ回り道 2020年02月12日
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/5d74de58bff30125b18684fc57f73ab4

45年前の古いアンプのエクスクルーシブC3+M4を購入して早3年。入手当初は一応異状なく音が出ていたのですが、使うにつれてトラブルが発生して来ました。なかなか安心して使えない状態になり、昨年5月〜8月にかけてC3もM4も「修理」に出しました。

そのおかげも有って、強力な電源ケーブルを使っても安心して使える様になりました。最近は安心して使っています。この「安心感」は非常に大事です。「またトラブルになるのではないか?」と気になると安心して音楽を楽しめません。

サブシステムではメインのプリアンプになっています。入力関係が充実しているので使い勝手が良いです。
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/5d74de58bff30125b18684fc57f73ab4


チャンデバのSONY TF-3-4300Fを入手しても3年は本領発揮とならないだろう 2020年02月14日
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/476b70df9ae479a80e90e073c51debdd


先日の記事でC3+M4が3年かかってやっと安心して使える様になったと書いた。同じ事がTF-4300Fにも言える。おそらく3年ほどかからないとまともに使えないだろう。3年計画です。

作られたのは1970年、今から50年前の機器です。おそらくかなりの期間「眠って」いただろうと思う、その間「酸化膜」がいっぱい付いている事だろう。この様な古い機器は長い鳴らし込み期間を必要とする。本来の性能を発揮させるには3年は見ておかなければならない。オーディオとは「先を読んで対応」しなけれなならない。特に「ケーブルの原理」を追及したものの判断としては、3年は外せないだろう。

取りあえず今週末には入手できる。真っ先に手を付けるのは「直出し電源ケーブル」をインレット化して「高級ケーブル」が使える様にできる事。ヒューズの交換ぐらいだろう。その後は、信号系の活性化はゆるりとした進捗で進める。電源にはNo2グレード、信号ラインもNo2グレードを予定している。いきなりNo1グレードでは機器がトラブルだろう。徐々に負荷をかけて上級グレードに引き上げて行く。当然現状の音質から下がる。これが分かっていないと苦痛になる。

出来るだけ機器にお不具合を出さない様に負荷のかけ方に注意が必要だ。当分はTV音声で5時間/Dayの鳴らし込みを予定。1年経てば2000Hr近くなる。出来るだけトラブルを防ぎつつ、音質アップの手順を踏んで行きたい。
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/476b70df9ae479a80e90e073c51debdd

66. 中川隆[-13682] koaQ7Jey 2020年2月18日 17:52:26 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-260] 報告

ようやく3ウェイチャンデバ TA-4300Fを入手 - Mr.トレイルのオーディオ回り道 2020年02月17日
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/3e842785b30eec98daa3b05844b054c8


昨日の15時半頃、やっとTA-4300Fが入荷しました。早速3ウェイで接続して鳴らしだしています。

プリアンプはC3をそのまま使っています。スピーカーは低域に#4425、中域にD208、高域にPYRAMID TW47を組み合わせ、アンプは低域用にM4、中域用にディネッセン、高域用にGE6550Sアンプを使っています。

取り敢えずは「音出し確認」をして異常が無いかを確認しています。今の処問題無い様です。6連のボリュームを分解して酸化膜を取ってある整備品だけあって、初めから問題なく使えています。「ボー・・・」とした音は出ません。

TA-4300Fの接続ケーブルは、長さの関係や負荷の問題から「一般のケーブル」にしています。正直言って従来の#4425のサウンドからはかなり「音質」が下がりました。まだ鳴らし始めたばかりですので馴染むまでは「音痩せ」が続くでしょう。それでも3台のパワーアンプを使った効果は出て来そうです。
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/3e842785b30eec98daa3b05844b054c8

サブシステムを3ウェイマルチアンプ化 2020年02月18日
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/d056f33596b16118ffa92b40799207d4


サブシステム2セット+ツィーターを使って、TA-4300Fチャンデバで3ウェイマルチアンプシステムを作りました。TA-4300Fは自宅システム様に購入したのですが、前準備としてサブシステムでドライブをして見ました。

50年前の機種ですし、多分に眠っていた時間が多かったと思われるので、初めは「ノイズまみれのふん詰まった音」がすると予想していましたが、6連ボリュームの分解清掃をしてある整備品を購入したおかげでその予想は的外れでした。古い機種の場合、チョッと割高でも整備済のブツを手に入れて使うのが利口だと感じます。

C3やM4は一応正常品を購入しましたが、使うにつけトラブルが出て来て、結局は「修理代」を考えると高く付きました。今回のTA-4300Fは初めからキレのあるサウンドが出て、直ぐに使える様な状況です。この分なら自宅システムに使う日が近いと思います。
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/d056f33596b16118ffa92b40799207d4

67. 中川隆[-13239] koaQ7Jey 2020年4月10日 15:41:14 : sfbpU46eAE : ZG5QWVdwY0dyRG8=[-2] 報告

あーあ、ガックリ・・・ - Mr.トレイルのオーディオ回り道 2020年04月10日
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/cd1a0e398a71b836a845cd6a3f70376e


SONY TA-3140Fが入荷しました。奇麗な個体です。TA-4300Fと同じサイズで非常にコンパクトです。

早速「音出し確認」をしましたら、Rchから音が出ません。古いアンプは使われなくなってから長い時間眠っています。この個体は某オクで「通電確認のみ、動作確認はしていない」商品でした。使い勝手の良いアンプみたいなので「ゴッドハンド」にお願いして復活させたいと思います。

代替部品が有ると良いのですが・・・。50年前のアンプになると、音は出ても正常になるまで時間がかかります。今回の様に安く手に入れても「修理代」を出さなければならないと高くつきます。出来るだけ「メンテ済」のもので、まともに音の出るものを選択した方が無難ですね。今回は失敗です。「ガッカリ」でした。修理代も要れた金額でしか入札していません。

いつもうまく行くとは限りません。古いアンプには「リスク」が付きまといます。そうは云いながら、もう既に次のアンプを手配済です。こちらも似た様な「通電確認のみ」の物。安く買えたが動作確認して見ないと何とも言えない。うまく行かない時は続くもの・・・・怖いなー。
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/cd1a0e398a71b836a845cd6a3f70376e

68. 中川隆[-13317] koaQ7Jey 2020年4月14日 16:50:32 : TGfzBd95kB : Mmt5aUpoY1RKMEk=[17] 報告


どうやらスピーカーを2セット壊した様だ - Mr.トレイルのオーディオ回り道 2020年04月14日
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/8f131486fb3c520564391cd8aa631ce6


先週購入したSONY TA-3140FのRch「音出ず」の不具合アンプの音出し確認で、2セットのスピーカーを壊した様だ。壊れたのはD208ユニットとSP-2005システムの高域ユニット。

最初にSP-2005の高域用につないで音出し確認したが音が出なかったので、D208の方につないで再確認をした。この時にRchのみSPユニットを壊した様だ。先日来たTA-N86 2台目の接続確認の時にもRchから音が出なかった。SP-2005の中域や低域に使うと正常に音が出る。TA-3120も繋いで見たが同じ様だ。


修理費用を考えると「安物買いの銭失い」になってしまった。トホホ・・・。取り敢えずSPユニットを修理に出さないといけない。やはり「動作品」を待つべきだった。50年も前のアンプのテストをする時は、壊れても良いスピーカーを用意しなければいけませんね。こんなトラブルは初めてです。

https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/8f131486fb3c520564391cd8aa631ce6

69. 中川隆[-13301] koaQ7Jey 2020年4月15日 10:33:59 : HgktOnod6s : ZkdSQWE4ZmxFWHc=[4] 報告

サブシステムのスピーカーが2セット壊れた・・・ - Mr.トレイルのオーディオ回り道 2020年04月15日

写真に写っているサンスイSP-2005とD208システムを壊してしまった。その原因は昨日述べたが、SONY TA-3140Fを手に入れたので「音出し確認」をした為だ。最初にSP-2005の高域に使った・・・それでツィーターがRchの分が壊れた。音が出ない・・・と云って再確認のため、フルレンジのD208に繋いで、こちらもRchを壊してしまった。

やむを得ないが、残るJBL#4425を現在は鳴らしている。アンプを3セット追加したので、まるまる3セットのアンプが使えない状況にある。
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/7820155b8cd7e0bf455b356df63fbc88

70. 中川隆[-13259] koaQ7Jey 2020年4月16日 12:42:08 : 3zG3vXsbVg : cnNzTTVyU1Y2dGM=[8] 報告

壊れたSPユニットを取り出した 2020年04月16日
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/df7bbdff910b6cdf0e911f9bfeb69989


サンスイSP-2005から音が出なくなったツイーターを取り出す為に、フロント側から取り出そうとしたが取り出せない。

リア側のSP端子類が並んでいる「金属板」を外してみたが、それでも取り出せない。最後は、リアバッフル全体を外してやっとツイーターの取付ネジを外せた。取り出したユニットの「導通」を確認したが、「OL」(オーバーレンジ=オープン)である。完全にヴォイスコイルが断線している。

D208システムのD208(20cmフルレンジ)も取り外して見た。同じ様にテスターでチェックしたが「OL」(オープン)である。修理の見積もりを取ったが、「¥12000円/個」との事なので、SP-2005のツイーターの修理は諦めた。D208のみ修理をしようと思う。

あーあ・・・安物アンプのおかげでSPが壊れてえらい目にあった。


当該のアンプ(SONY TA-3140F)とTA-N86×2台(こちらはパイロットランプのみLED化)の修理をお願いし、ブツを昨日「ゴッドハンド」に手渡して来た。(往復4時間の運転)

https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/df7bbdff910b6cdf0e911f9bfeb69989

71. 中川隆[-12456] koaQ7Jey 2020年6月07日 14:31:30 : SfWreMOFgE : aHFla2tIYzI0UzY=[16] 報告

なぜ?今更50年以上前のアンプを使うのか? - Mr.トレイルのオーディオ回り道 2020年06月07日
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/dcbc4f1cc9ba31802125d40c312cfa30


50年前のアンプを懐かしく思い、当時手の届かなかったフラッグシップクラスのアンプを使って見ようと思いました。最初にアキュフェーズのC200+P300の最初期型。

次にパイオニアのエクスクルーシブシリーズの最初期型C3+M4の組み合わせ。どちらの機器も「眠っていた」機器の様で、最初は「寝起き」のボヤーっとしたサウンドでした。動作も不安定で「音のバランス」が崩れた状態で1年以上「鳴らし込み」をしていました。その間にあちこち不具合が出て、その度に「修理」が必要でした。

サブシステムと云えど、2セットのアンプを同時に使いこなすのは時間がかかります。アキュフェーズはメインシステムでも使っているので、1.5年ほど鳴らし込んだ状態で手放しました。残ったC3+M4には「私仕様」に改造し、ヒューズも良いものを使い、電源ケーブル・ラインケーブル・SPケーブルのグレードを半年毎にグレードアップして来て2年が経ちました。それでも満足なサウンドにはなりませんでした。そろそろ諦めかけて「見切り」をした直後に、本来の「潜在能力」が出始めて来た様で、まさに「激変」のサウンドになりました。

「4月にC3+M4に見切り」を付けたので、次の準備として白羽の矢を付けたのがSONYのアンプ群。わずか1ヶ月の差でSONYのアンプが増殖してしまいました。1か月早くC3+M4が「活眼」していれば、この様にSONYのアンプが増える事はなったと思います。

50年前のアンプでも「活性化」させれば現在の最新のアンプと遜色ないサウンドを出して来ます。メンテナンス性は新しい機器よりはるかに優秀です。その辺はアンプの「作り方」に関係してきます。アンプをこれから数十年使おうとしたら、メンテナンス性(パーツの交換等)が簡単にできる事がキーになります。その点で50年前のアンプ達は「手差しパーツ・手半田配線」で作って有るので、パーツも大きく、パーツの信頼性も非常に高いのです。今ではC3+M4は安心して使える状態にまで回復しています。

https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/dcbc4f1cc9ba31802125d40c312cfa30

72. 中川隆[-11913] koaQ7Jey 2020年8月08日 10:49:04 : TmdNAM4qXI : LjVQWUlEZXhZWUE=[6] 報告
Mr.トレイルのオーディオ回り道
ケンウッドのMD機はトラブル続き
2020年08月08日
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/e193c2ba42561301786ebd30e2dd76d4


現在の私のメインソース(一番良く聴く)は、「FMエアーチェック」したMDです。オリンパスシステムでもサブシステムでも、自宅システムでもMDを良く聴いています。1000枚近く「録音済」が有るので、録音の確認を続けています。MD機もSONYやDENONの放送局用を使っていましたが、録音する為にRCA対応型のケンウッド製のMD機を揃えました。

DM-9090は3台所有、DM-7080も1台。DM-9090の1台は正常に使えますが、1台は完全に「電源が入らず」(2年前までは正常動作)、1台は夏場に復活し、冬場は電源さえ入りません。基本的に同じ症状です。DM-7080も夏場復活の同じ症状です。多分、電源部のコンデンサーが容量抜けしているのではないか?と思われる。どちらの機種も1995or1997年製ですので、25年程前の機器です。

今週購入したのはSONY製です。
CDPも含めて「頑丈」なのが「SONY製」だと感じています。
どんなに音質が良くても「トラブル」を起こす機器は使い物になりません。

DM-7080とDM-9090は「ピックアップの修理」はほぼ無理ですが、電源部のコンデンサー交換ぐらいなら修理できそうだと思っています。いずれ修理に出す事になるでしょう。

73. 中川隆[-11898] koaQ7Jey 2020年8月11日 15:02:46 : mtCL42SSYM : Y0pGOVo4SG1YZVk=[11] 報告
岡山県 Vintage Audio

大塚さんがオーディオを始められたのは 20歳くらい。TANNOY Rectangular York や
Marantz 8Bで聴いていた。GRF SILVER なども経て、やっぱり古ければ古いほど良いので、
どんどん遡って蓄音機まで行った。VOIGT DOMESTIC HORN もやったけど、
蓄音機はやっぱり違うよなあと、40年代後半から50年代のオーディオにまた戻って来た。


オーナーの大塚さんはまだ49歳なのに凄い知識と経験年数とサービスエンジニアの
力量をお持ちだった。英国系アンティークに傾倒されている方だけど、
店に置いてある 別冊 Stereo Sound ヴィンテージスピーカー Vol.2 イギリス篇の
書籍がボロボロで何回も読まれたのだろう。熱心に学ばれているのが伝わって来た。


1940〜1950年代のアンプばかり並んでいるのにどれもノーノイズ、ノーハムです。
拙宅の骨董アンプも電源投入時はブーンというハムが取り切れない。
アンプは殆どが英国製ですけど、サービスエンジニアとしての力量も確かだなと思いました。

骨董オーディオ店はしっかりとリペアして商品化するところは本当に少ないんですよ。

最低限度しか直さない所が多いのです。
アナログ再生でパチパチと焚火のようなスクラッチノイズがあるのは当然ですが。

▲△▽▼

岡山県 玉野市 Vintage Audio(ヴィンテージ・オーディオ)
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/458.html

74. 中川隆[-11758] koaQ7Jey 2020年8月22日 10:30:54 : PugKUHucEg : bEZ4bUhBN0ZreVk=[8] 報告
【スピーカーパーツ、スピーカーエッジ販売サイト】 ノースウエスト トレーディング
https://www.hobbies-n-things.com/
https://www.hobbies-n-things.com/page/54

JBL,Altec,Tannoy等スピーカーパーツ
https://www.hobbies-n-things.com/product-list/3

"JBL" のスピーカーパーツ
https://www.hobbies-n-things.com/product-list?keyword=JBL&Submit=%E6%A4%9C%E7%B4%A2

パラゴン レプリカ(BOX) - NORTHWEST TRADING
https://www.hobbies-n-things.com/product-list/72

75. 2020年8月23日 09:37:16 : 3D87TwaUD6 : VGk5NUNOMk5FNVU=[11] 報告
Mr.トレイルのオーディオ回り道
何か?「満たされない」2020年08月23日
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840

ステレオを聴いていても何か?「満たされない」。メインのオリンパスシステムでチューナーがトラブっており、再度修理に出さないといけない。

サブシステムのTA-2000プリは、現在「ノイズ」の洗礼中で気になって仕方がない。

従来使っていたMD機のDM-9090とDM-7080はトラブル続きで、DM-9090は電源が入らない。(電源が消滅は2台目)DM-7080も冬場は電源が入らなくなる。現在は電源は入るがたった数枚のMDしか受け付けない。修理にDM-9090を1台出しているが、電源は戻ったが「読み込み不良」との事・・・。

新しく購入したPIONEER MJ-D7 は読み込みが遅い。テンポがズレている。再生そのものや機能に問題は無いが、MDを入れてからスタンバイまでの時間が長い・・・20secくらいかかる。今までの機器はMDを入れたら3sec以内に反応していた。イライラします。

自宅システムも「鳴らし込み中」でまだ左右のバランスがおかしくなったり、突如「ノイズ」が出たりと、不具合状態になる時がある。

ステレオを「お守り」しているからなのか?「聴きたい曲・演奏」がスッキリしない。何故か?ダラダラとかけている様な・・・・。
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840

76. 中川隆[-11744] koaQ7Jey 2020年8月23日 09:38:58 : 3D87TwaUD6 : VGk5NUNOMk5FNVU=[12] 報告
Mr.トレイルのオーディオ回り道
サブシステムのMD機交替 2020年08月22日
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/36bcb1d3fda65dd9b71045c506b06a96


8月になってからSONY MDS-E55 を購入しましたが、2日目には取り出し不能になりました。MD機にはとことんトラブルに見舞われます。思う様に行きません。中に1枚MDを咥えたままです。再生は出来ます。取り出し不能ですのでその1枚しか聴けません。これでは困ります。

今度はPIONEER MJ-D7 と云う機種を導入しました。取り合えず動作と出音には問題が無い様です。業務用機器も考えましたがメーカーを変える方を選択しました。TEAC・SONY・DENONの放送局用MD機からKENWOODのDM-7080(2台)、DM-9090(3台)を購入しましたが、KENWOODの機種ではDM-9090の1台のみ生き残っていますが、他は電源SWさえ入らなくなっている。軽く10台は越えた購入数ですが生き残っている機種が少ない。MD機には振り回されます。
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/36bcb1d3fda65dd9b71045c506b06a96

77. 2020年9月19日 08:27:34 : ys4sIfYOWM : Ljl4enVOdVFhd1E=[1] 報告
Mr.トレイルのオーディオ回り道
またしてもトラブルが・・・ 2020年09月19日
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/6f19cde677f858fd6c78452bbfa29edf


自宅システムをいつもの様にTV音声で鳴らしていたら、突然「ギャー!!!!」と云う音が鳴り響いて、慌てて高域のアンプの電源をOFFにしました。以前からこの高域のアンプからは「ジジジ・・・」と云うノイズが時々出ていて、(出ない時もある)鳴らす時は、出来るだけ近くに居る様にしていた。再度、電源SWをONにして見ると「正常」な音の出方・・・しかしまた突然「ギャー!!!!」と云うノイズで、とうとうこのアンプを取り外しました。TA-3140Fは入荷した早々にSPを2セットも壊した「いわく付き」のアンプ。「保護回路のヒューズがおかしかった」との事であったが、何故そのヒューズがおかしくなったのか?原因不明の為、追加で「SPユニット保護」の為に、出力側に10μのコンデンサーを付けていた。10μのコンデンサーを使った為に、200Hz以上でしか使えなくなっていました。

翌日に、サブシステムで鳴らしていたTA-3120Aを交換で持って来ました。前回は入手したばかりで「ノイズ」が有ったのでTA-3140Fと入れ替えたのです。今回は、3ヶ月の鳴らし込みのおかげで「ノイズレス」になっており、安心して使えそうです。このTA-3120AはTA3140F(不具合品)よりも「ヌケて」いる様で、SN比が高いのが良く分かります。音色も出力も上がって、使い易くなりました。SPユニット保護で10μのコンデンサーを付けていたので高域ユニットが壊れる事は無かったようです。

TA-3120Aを使って初めて「まともなバランス」になった様に感じます。それでもTA-3120AはNo2グレードの電源ケーブルしか経験していません。自宅は全てNo1グレードのケーブルです。しばらくは「活性化」の現象が出て来るでしょう。サウンド全体としては「グレード」が上がりましたね。

現在、TA-3140F(トラブル品)とTA-3130Fの2台を修理に出して来ましたが、元に戻る事は無いと思う。サブシステムで使う予定。
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/6f19cde677f858fd6c78452bbfa29edf

78. 中川隆[-11248] koaQ7Jey 2020年9月21日 09:25:27 : LRsxCcIg7A : TDBiLmtTMHg5Wlk=[6] 報告
Mr.トレイルのオーディオ回り道
50年前のアンプを甦らせるには・・・ 2020年09月21日
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/8f04f53d5902a689796b50be50e8b753


現在、TA-3130FとTA-3140Fの2台の「Fシリーズ」のアンプを修理に出しています。50年前のアンプを現代に甦らせるには「メンテ」が欠かせません。SW類の故障、内部のコンデンサー類の劣化等々不具合は何処で出るか分かりません。リスクを持っている機器たちなので、「修理代」がかかる事を覚悟しないと使えません。

次に修理に出すのは、上段のTA-2000プリアンプです。こちらは「直出し電源ケーブル」の時はノイズもなく正常な動作をしていましたが、電源をインレット化してより強力な電源ケーブルを使い出したら、耐え切れなくなってノイズを出し始めました。使うにつれ幾分ノイズの質や大きさが変化して来ましたがなかなか収まりません。この状態では内部の半導体がやられている可能性が高いです。しっかりと不具合を直して使いたいと考えています。
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/8f04f53d5902a689796b50be50e8b753

79. 中川隆[-11064] koaQ7Jey 2020年10月02日 08:35:04 : EF1PnyRTuQ : OHNEQ3VoSXdGWG8=[5] 報告
Mr.トレイルのオーディオ回り道
SONY TA-3130F・3140Fの改造が終わった 2020年10月02日
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/32284b7f437fd1ba5ed53ac909d85783


FシリーズのTA-3130Fと3140F。オリジナルではショボイ「直出し電源ケーブル」が付いています。その電源ケーブルでは機器の潜在能力を出し切れません。RCAソケットも貧弱で、使い物になりません。SP端子もYラグが使えないのでしっかりした情報を伝送できません。

リアパネルを改造しています。TA-3130Fはスペースが無いので、細いSPターミナルを使っています。また、ヒューズホルダーが無く、ヒューズを内部で半田付けして組んであるので、良質のヒューズに交換し易い様にヒューズホルダーを取り付けました。

TA-3130Fに取り付けたSP端子は中国製ですが、「モノマネ」で作って有るので、このままではYラグで使えませんでした。(ノウハウが無い方が作っている)プラスチック部分をやすりで削って「接触面」を作って使える様にしました。

現在、SP-2005を3ウェイマルチで本格的に鳴らせる様に、SPケーブルを新調しています

https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/32284b7f437fd1ba5ed53ac909d85783

80. 2020年10月18日 09:11:19 : WKyPV5eFRY : WDdzVVpPcGZjT1U=[2] 報告

Mr.トレイルのオーディオ回り道
SONYのアンプは50年前のモノ 2020年10月18日
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/e6906c076c8331b1945ffe1a9d329785

SONYのアンプは50年前の代物なので、使われてきた経緯が違い、眠っていた時間も違うので、不具合の内容も1台1台すべて違う。
例えば、1分で分かる不具合が2分で消える場合も有るが、5時間鳴らして初めて出て来る症状も有る。電源ケーブルをグレードアップした途端に「ノイズ」が出だして、3ヶ月経ってもいくらかノイズの大きさは小さくなったが、まだ出ている機台も有る。・・・と云う風に11台購入したが、そのどれもが一癖持っている。

これらの機器が正常になるには「修理」も必要だが、「鳴らし込み」も必要だ。1年くらい「鳴らし込み」をしないと安定しないと思っている。その間、「音質」どころではない。

従来のサブシステムからすれば「大幅な音質ダウン」をしている。それをまた2年以上かけて「音質アップ」をさせようとしている。何だか「無茶な事」(無駄な事)をしている様な・・・。この鳴らし込みには時間がかかるのです。その間は「苦行」になります。
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/e6906c076c8331b1945ffe1a9d329785


なかなか思うように進まない 2020年10月17日

SP-2005マルチアンプシステムもまだ初期段階。新着のTA-3120A(低域用)とTA-3130F(中域用)のアンプの鳴らし込み不足で、まだ安定して使える状況にない。途中で片ch音が出たりでなかったりと不安定である。こんな状況では「音を出し続ける」事でしか安定化はしない。

50年前の中古品アンプは安定化するまでは油断できない。自分がその部屋にいる時しか鳴らせない。何故なら「燃える事」も有るからだ。

安心して使える様になるまでは最低1ヶ月間は、まともに音が出る状況にならないと安心できない。

https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/f3a9580f5f816cf895e2bdf925d7ccdb

81. 2020年10月30日 20:14:24 : IPwRWvJhmw : eTV2MEZEZVBWaVk=[11] 報告
Mr.トレイルのオーディオ回り道
TA-3200FとTA-3140Fの修理が終わった様だ 2020年10月27日
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/8e6e8ee27fa944ebfda40ab67458dafb

先々週、修理に出したTA-3200FとTA-3140Fの修理が完了したとのTELを受けた。修理費用が¥33000!!!・・・ため息しか出ない・・・。SONYのアンプ類を11台も購入したが、50年前の代物では「メンテナンス」無しでは使えない。全ての機台を修理・改造に出した。かかった費用は・・・ため息・・・取り敢えず受け取りには金曜日を予定。もうアンプは買わない・・・と思う。

断線していたDECCAのツイーターの断線修理をした。特殊な形状の容器に入っているので苦労した。まともに組みあがらない。ま 一応修理は出来たので後は音出し確認をして見よう。
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/8e6e8ee27fa944ebfda40ab67458dafb

Mr.トレイルのオーディオ回り道
またトラブル発生・・・ 2020年10月30日
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/1a106ca262ffd7ad98fc87a5fc12055a

この前TA-3120A(2台目)を買ったので、それを低域に使って3ウェイマルチアンプシステムにして、SP-2005を鳴らしていましたが、低域のLchが「ボツ・ボツ」と言い出して、低域のLchから音が出なくなりました。予備のTA-3120に切り替えても同じ症状。結局、チャンデバのTA-4300Fの低域のLchがおかしくなっていることが判明しました。またしてもトラブル・・・ため息が出ます。

このアンプは7月に、リアパネルの改造に出していると同時に内部点検もしてもらいました。本格的に使い出したら1ヶ月もしないうちにトラブル発生・・・。また修理に出さないといけません。

中々思う様に行きません。50年前のアンプですので、使いながら2〜3年かけて、不具合が発生したら修理して、正常化して行くしか有りません。
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/1a106ca262ffd7ad98fc87a5fc12055a

82. 中川隆[-9929] koaQ7Jey 2020年11月15日 14:10:06 : WBwhDwKyTw : MGZIdEtpL1hETS4=[30] 報告
JBL 4301に再会【今では中途半端なサイズ】
2019-09-28
https://ameblo.jp/oohpopo/entry-12530432573.html?frm=theme


70年代のJBLのオリジナルSPはL-88 NOVAがもっとも小さなスピーカーだったわけだが、そうした中、L-26 Decade が68,000円という破格の定価で登場。
2本の実売価は10万円で買えるというもので、コンパクトでありながら充分にJBLの音が楽しめるというので、当時爆発的に売れたものであった。

その時点でJBLの製品中、もっとも小さなシステムがL-26であったわけだ。
その後、スタジオモニターのシリーズ化は進み、
JBLとしてはもっとも小型システムが登場し、それがこの4301であった。
(L-16はこれの民生用)

4301はこの時点で一番小さなブックシェルフSPという位置づけであり、
サイズが291×483×306mm 
当時JBLでは最小スピーカーで、大きな音が出せない、部屋が狭いなどの
特に都市部の住環境においては、このサイズでJBL カリフォルニアの青い空が・・
というわけで、こちらもヒット作となるわけである。

その後はBOSE 101のように小型の、Controlシリーズが登場し、小型化を極めていくわけだが、それまでは、この可愛いサイズは貴重な存在でもあったのだ。
私もアルニコ磁石の4301とフェライト磁石の4301Bと、それぞれ短い期間だが、
続けて使用していた時期がある。

所帯持ちとなって、色々と物があふれ始めた折り、
そのサイズは最優先の魅力でもあったわけだ。
しかも、微細な聴き方さえしなければ、そこそこに鳴ってくれたのである。(当初は)
だが長く手元になかったのは、L-26やこの頃のJBLのブックシェルフ共通なのだが、ウーハーの磁気回路がプア過ぎて、低域にエネルギーがなく、スピードも遅い。
4312のウーハーもそうなのだが、低域から中低域のもたつきが気になってしまい
音楽に没頭できずにいたわけで、再びランサーやD131へと舵を切って行ったのだが、今当時の音を思い出すと、これはこれで精一杯頑張った音作りだったと思う。
基本、プアなウーハーの磁気回路で、かつマイルドな造りのJBLであって、
ハードなジャズと対決する目的で使ってはいけなかっただけの事だ。

実は最近、某所でこの4301BWXと対面する機会があった。
例のブルーのバッフルのモデルだ。数十年ぶりの再会でもあった。
音ははっきり言えば、もうやれてしまい、当時の活きの良いサウンドはなかった。
ウレタン製のエッジは交換されているようだが、コーン紙やダンパー等は限界である。

いつも言うが、古いスピーカーユニットはエッジだけ交換しても元には戻らない。
エッジの寿命は、同時にダンパーやコーン紙の寿命でもあるわけだ。
(特にダンパーは経年で、”ヤレ”が進めば、低域の腰が抜ける。
反対にダンパーが硬化すると、低音が出難く歪が増す。)

メーカーや正規の代理店で、リコーン(コーン紙やダンパーの交換)してこそ
新品当時の音に復元されるのである。

これもコーン紙などは古いままで、エッジだけの交換したせいか、
音が暗く、前に出ず、まとわりつく感じなのだ。
最後に、持ち主にはリコーンを強く薦めておいた。
中古品のメンテナンスには、お金がかかると言う事だ。

4301に久しぶりに会ってみて、老化した音以上に驚いたのが
そのサイズだったのだ。
「あれ、こんなに大きかったっけ!?」
というのが率直な印象である。
そういえば、コンパクトで使いやすいサイズと思った
4311や4312も今はかなり大きく見えてしまう。
若い人達は4312になると、大型SPのカテゴリーという意見も聞こえる。

4301もあの取り回しのいい、性能も犠牲にしない、
程良いサイズが魅力だったものの、今こうして出会うと
ブックシェルフとしては大きい。大きく感じてしまう。
今はもっと小型で高性能なものはいくらでもある。
そして、今となっては却って、”中途半端なサイズ”と化してしまった。

久方ぶりの再見で、気持ちのどこかに食指が動いたらどうしようと
いった懸念もあったのだが、悪いが音にも、どっちつかずのサイズにも不満が残った。未練なく、すっきりと別れる事ができたのだった。
こうしてカタログの中へと、皆ひとつずつ、戻っていく。これも終活を先に控えた気持ちの整理というやつだ。


当時聴いていたソースで、このSPが良く鳴ってくれたソース

イメージ 3

ワインライト/グローバー・ワシントン・Jr.




イメージ 2

アイラブニューヨーク/金子晴美

https://ameblo.jp/oohpopo/entry-12530432573.html?frm=theme

83. 中川隆[-9858] koaQ7Jey 2020年11月17日 17:13:53 : GmJ0HtwMbI : NzRCRVhEMHdYY1E=[46] 報告
Mr.トレイルのオーディオ回り道
古いスピーカーを蘇らせる1方法 2017年05月24日
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/2128de693d9783cdb16456c6810847d6


1950〜1970年代の古いスピーカーは「高域がダラ下がり」の周波数特性のモノが多い。これはユニットが古いから・・・と思われているが、意外とユニットは非常に優秀で有る場合が多い。

3年ほど前にJBL#4311の「SP箱内配線」を交換した事が有る。#4311はオールコーン型で、ノーマルだと高域ユニットLE25の高域はそれほど伸びていない。また粗さも目立つ。この特性が「JAZZ向き」と思われているが、実際に自分の作ったケーブルに交換して分かった事は、このLE25は非常に優秀なユニットで有ると云う事。配線交換後、ビックリする様な高域が出て来た。まず高域の伸びは最近のドーム型など及びもしないほど良く伸びている。フラットに伸びている。だから荒れた音など出てこなく、非常に伸び切った密度のあるサウンドを出してくれた。まさに「目から鱗」の状態であった。

ケーブルにはそれぞれ「周波数特性」が有る。単純に「メーカー純正」のケーブル(配線)と云うだけで、鵜呑みに出来ない。現在でも「ケーブルに周波数特性」が有ると知っている方はまずいないと思う。一般に使われている銅線ケーブルでは15000Hz以上の再生は望むべくもないと、私は経験上判断している。高域特性の良いケーブル(配線)に交換してやれば「高域不足」は感じなくなる。それだけ昔のユニットは潜在的に優秀な場合が多い。

ただ注意すべきは、「高域」のみケーブル(配線)交換してはいけない点だ。低域〜高域までフラットに出せるケーブルを使う事だ。世の中になければ作り出してでも使って欲しい。自分はそう思ってケーブルを開発してきた。高域のみケーブル交換すると、低域や中域と「音数」(容量)や「スピード感」、「質感」が揃わない。やはりここは統一して使うべきだろう。

実際に最近のカナレの安いケーブルで実際にやって見たらその効果が判るだろう。最近のカナレの安いケーブルでもメーカーオリジナル配線よりは「周波数特性」や「伝送容量」の点で優秀だと思う。WE16GA〜14GAあたりでも面白いと思う。個人的にはカナレやWE14GAあたりでも「力不足」だと思っている。もっと上級の「周波数特性の良い」、「伝送容量のデカい」ケーブルを使えば更なる改善が出来ると思う。
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/2128de693d9783cdb16456c6810847d6

84. 中川隆[-9826] koaQ7Jey 2020年11月17日 18:29:46 : GmJ0HtwMbI : NzRCRVhEMHdYY1E=[79] 報告
Mr.トレイルのオーディオ回り道
寒くなってくると古い機器は・・・2016年11月26日
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/b953038f5a726775437acf94d965d7e1


昨日今日と朝は真冬並みに冷え込んできました。5℃以下。古い機器は10℃を切る温度になってくると色々とトラブルを出してくる。

特に、電源部のコンデンサーが劣化して来ると、直ぐには立ち上がらない。しばらく通電させて温めてやらないと正常に動かなくなる。20年前、30年前の機器を使っているとこんな症状が出て来る。

自分の機器でも、CELLOのDACや今回購入したDN-980FPなどはしばらく通電して正常に動作するまで時間がかかる。夏場は全く以上なく直ぐに立ち上がるが、冬場の寒さでコンデンサーの劣化している部分が明確になる。

劣化したコンデンサーを交換すれば元の正常な状態になる。コンデンサーは「化学反応」を利用したパーツなので、気温が10度違えば化学反応が2倍以上違ってくる。そろそろ不具合な機器は「コンデンサー交換」を予定しなくては・・・・。

https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/b953038f5a726775437acf94d965d7e1

85. 中川隆[-9302] koaQ7Jey 2020年12月14日 09:21:06 : Hro5tul77Q : bVR0Tmx4ZzM1L1k=[15] 報告
Mr.トレイルのオーディオ回り道
SONYの50年前のアンプはなかなか良い 2020年12月13日
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/91adf7d6909419fe5c38a760cb1efbe9


SONYの1965年〜1972年までのアンプを11台集めました。2台は自宅システムで使っています。残りの9台はサブシステムで使っています。現在2台は眠っています。

プリアンプも2台用意しています。上段のTA-2000プリは、自作電源ケーブル(高級品)を使い出したらノイズが出てきましたのでメンテに出しました。メンテ後「ノーノイズ」で使える様になり、鳴らし込みが楽になって来ました。50年前のアンプですので、必ず「メンテナンス」をして使っています。

古いアンプの場合、「発火」や「漏電」の危険性が有りますので痛い目にあいます。実際に「煙」を吐いたり、SPを2セットも壊したりと、「授業料」が高く付きました。

このまま2〜3年鳴らし込めば、本来の性能を確認できると思っています。2000Hrの鳴らし込みをして初めて「機器の評価」が出来ると思っています。その頃には当方の最高峰のケーブル類に交換されている事でしょう。
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/91adf7d6909419fe5c38a760cb1efbe9


SONYのアンプ群はまずは「生き返らせる」事を・・・ 2020年12月14日
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/f9094bce11d4c7cf63207139aa551aa3

SONYのアンプ群はSP-2005システムを3ウェイマルチアンプでドライブと、CORAL:FLAT6 16pフルレンジシステムをドライブするのに使っている。現在は「アンプを生き返らせる」事を目的に鳴らしだしている。

どのアンプも購入後「メンテ」に出しているが、まだ完全に「鳴り切る」程に鳴らし込んだ訳ではない。そもそも「眠っていた機器」だろうと推測できるので、まず「生き返らせる」事から始めます。眠った機器を生き返らせるには半年から1年くらいかかる。(累計500〜1000Hr)その間は出来るだけ電源ケーブルで負荷をかけない様にして(一般ケーブルで)鳴らし込みます。

こちらのアンプは既に半年以上鳴らし込んでいるので、電源ケーブルはNo2グレード品を使用している。機器の鳴らし込みの状態によって「電源ケーブル」を使い分けている。少しづつ負荷を上げてトラブラない様に大事に扱っている。オーナーが機器の状態を分かって大事に扱ってあげないと「トラブル」や「故障」の原因を作ってしまいます。トラブルや故障させるとまたメンテ代が出て来ます。

オーナーの方がアンプ類のSWの入れる順番を間違われて、各種のトラブルに見舞われている事例を見ていますので注意しています。知らない内に機器を壊している方もいらっしゃいます。
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/f9094bce11d4c7cf63207139aa551aa3

86. 中川隆[-9204] koaQ7Jey 2020年12月20日 17:11:57 : TmQcXGm3qM : T3c3eUJvTkM1VlU=[7] 報告
Mr.トレイルのオーディオ回り道
MD機の古いモノ(1990年代)の機種はコンデンサーが劣化して来ている 2020年12月20日
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/95517a9148fa8a146576d9a85fb7aa5e


MD機のDM-9090が2台並んでいます。

上段は今年9月に「電源部のコンデンサー」を交換しています。

下段のDM-9090は11月までは普通に使えていました。今月に入り、気温が5℃ぐらいに下がってくると、上段のDM-9090は直ぐに使えますが、下段のDM-9090は30分位電源を入れてから待たないと「動作」してくれません。

おそらく、こちらも電源部のコンデンサーを交換しないといけない様です。寒くなってくるとコンデンサーの活性が悪くなっているのだろうと思います。(容量抜け)


こちらのPIONEER MJ-D7 MDデッキ×2台は順調です。DENONのDN-980Fや990&991も寒くなってくると直ぐには使えなくなるものが多かった。おそらくこちらの機種も「電源部のコンデンサーの劣化」が進んでいるのだろうと思う。

MDデッキは1980年代から1990年代の物が殆ど。今から30〜40年前の代物になりますので、コンデンサーの劣化は致し方ないのかな?とも思う。安心して使うには、これらの機器はコンデンサー交換等のメンテをしてあげないと、冬場の気温の低い時期は使い物にならない可能性がある。計画的にメンテをして行く様にしたい。

https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/95517a9148fa8a146576d9a85fb7aa5e

87. 中川隆[-9137] koaQ7Jey 2020年12月21日 17:47:30 : 3zP1R1s2bc : MG41NHJjem1sTW8=[49] 報告
機器の清掃
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/music/11602/1139486337/l50

オーディオ結露対策
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/music/11602/1198893433/l50

88. 中川隆[-9136] koaQ7Jey 2020年12月21日 17:48:32 : 3zP1R1s2bc : MG41NHJjem1sTW8=[50] 報告
オーディオ懐古録掲示板
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/subject.cgi/music/11602/

修理
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/music/11602/1351669111/l50

修理先
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/music/11602/1114704326/l50

古い名機のレストア
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/music/11602/1158508217/l50

★修理の相談所★
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/music/11602/1156804834/l50

80、90年代のを専門に扱ってる店について
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/music/11602/1133191794/l50

老古アンプのメンテナンス
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/music/11602/1432746868/l50

プリメインアンプの修理について
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/music/11602/1158928228/l50

海外メーカーの代理店は信用できない
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/music/11602/1186560028/l50

「ガリ」について、教えてください。
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/music/11602/1111106835/l50

プリメインアンプのガリ除去対策について
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/music/11602/1192198817/l50

VRガリノイズ
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/music/11602/1293003027/l50

アンプのコンデンサ
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/music/11602/1183043435/l50

接点復活剤について
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/music/11602/1183183524/l50

エッジ
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/music/11602/1205084310/l50

エッジが硬い!
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/music/11602/1201329309/l50

スピーカのエッジが硬い!
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/music/11602/1166010138/l50

ツイーターのエッジについて
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/music/11602/1251618706/l50

APM SPのエッジ安く修理できる所
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/music/11602/1225714477/l50

ツイーターが駄目になってきた時
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/music/11602/1209280956/l50

スピーカーの故障について
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/music/11602/1115026062/l50

アルニコマグネット
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/music/11602/1171634052/l50

89. 中川隆[-8930] koaQ7Jey 2020年12月26日 09:14:04 : LuTLXYetbM : QUVIL0FpaDhDWU0=[6] 報告
Mr.トレイルのオーディオ回り道
毎日鳴らす事の意味 2020年12月26日
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/8d176f68a8236dc1d6ebfddd71c85c51


お遊びシステムの3セットのシステムも毎日鳴らしています。現在は「生き返らせる」為の鳴らし込みです。50年も前のアンプでしかも埃を被って「眠っていたアンプ」ですので、すべてのパーツに電気を流してやることが必要です。扇風機の様に「ファンが回ればよい」ぐらいの感覚ではオーディオは語れません。意外と簡単に考えている方が多いと思います。

このアンプ群も約半年経ちますが、まだまだ「生き返らせる」為の鳴らし込みを続けています。基本的な「音出し」には不自由は有りませんが、高級電源ケーブルやラインケーブルに対応できるようになるには2000Hrの鳴らし込みが譲れません。大概の方は機器が活性化する前の状態で聴いていると思います。本当に機器が「活性化」すると非常に滑らかな音のバランスと音の出方をします。

こちらのアンプ群はまだ鳴らし出したばかり。毎日2時間程しか鳴らせないのが厳しい。4〜5セットのシステムを同時に「お守り」するのは至難の業です。とにかく時間が必要。一度活性化させると、数日鳴らさなくても数時間で元のsoundを取り戻せます。2000Hrの鳴らし込みをするには、毎日2時間程度の使い方では2〜3年かかります。一般の方は多分「待てない」のだと思います。ここをじっと辛抱して鳴らし込んでやる事で「その先の音」を手に入れられます。
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/8d176f68a8236dc1d6ebfddd71c85c51

90. 2021年1月24日 10:47:02 : kqBY7beTjw : V3J5dllMME5LdEk=[3] 報告
Mr.トレイルのオーディオ回り道
2000年以前の機器を使っていると・・・ 2021年01月24日
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/3d5a7cd906b7ce9104cdf699539212b0

CD・DAT機は1982年以降生産されている。私が使っているスチューダーA730も1988年製です。販売されてから32年も経過している。10年ほど前に内部のコンデンサーを交換している。そして昨年1月にピックアップ部も予備品に交換した。MD機もKENWOOD DM9090 (1997年製)も電源部のコンデンサーを1台交換した。

20年以上前の機器(CD・DAT・MD・他)は殆どが「電源部のコンデンサー劣化」が進んでいると考えられる。ここ数年、MD機の不具合でトラブって来ていたが、その原因は「電源部のコンデンサー劣化」が主因と思える。MDの場合、ピックアップの読み取り不具合が出て来るが、その根本原因は、電源部のコンデンサーの劣化で規定の電圧が来ていないのでは?と思われるケースが多いと感じる。

DAT機やチューナーもCD機も同様に「電源部のコンデンサー劣化」が進んでいると感じている。20年以上前の中古機器は購入しても「長持ち」しない。電源部のコンデンサーを新品に交換するくらいの気持ちがなければ、中古機器に手を出すべきではない。色々なトラブルを経て、これが夏場は普通に使えてしまうものでも、「冬場に立ち上がりが悪い機器」(電源SWを入れてもすぐに使えない症状)は、基本的に「電源部のコンデンサー劣化」を疑った方が良い。修理交換が必要である。

ここ数年、MD機で沢山のトラブルを経験して来たが、その原因が漸く掴めて来た。これからは、電源部のコンデンサー交換のメンテをして行こうと思う。

https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/3d5a7cd906b7ce9104cdf699539212b0

91. 中川隆[-7138] koaQ7Jey 2021年2月24日 15:07:34 : 3BWliQ7C8Q : WDhLcGlVWlZ3Wnc=[9] 報告
STAX ・ QUAD ELECTROSTATIC  LOUDSPEAKER
RESTORATION
http://www2.ttcn.ne.jp/~bafu/index.html

2021年 2 月 4 日現在、4 件の予約があります。 (作業中 1 件)
 計 5 件の内訳は、QUAD 4 件、STAX 1件です。

内容は、4件がフルレストア、1件がユニットのみで、完了は 5 月になると思います。
また、未だ予約には至っていない、レストア内容などをご相談中のものが2件あります。
お待たせして申し訳ありませんが、ご予約順に対応しておりますのでご了承ください。

外出の機会がかなり減り、作業時間が増えたことで作業が捗っているようです。


最初にお読みいただき、ご了承いただきたい事柄

 静電型、この優れたスピーカーを少しでも永く世に残したいと思い、道楽でSTAXとQUADのレストアをしています。

 2021年2月現在のレストア実績は次のとおりで、自家用、依頼を受けてのレストア、友人に依頼してのモニター使用や譲渡、オークション出品などをしてきました。

STAX フルレストア  ESS-3A  ELS-4A  ESS-6A  ELS-6A を各一組
    ユニットのみ  ESS-6A   ELS-4A  各一組、 ESS-4Aを二組
    高圧電源装置 ESS-6A 二台

QUAD  フルレストア  ESL-63 13組  PRO-63 12 組  ESL-2805 4組  ESL-2905 1組  ESL-988 1組
    ESL-63の片ch、PRO-63の片ch
    ユニットのみ ESL-2905  ESL-2805  ESL-63  各1組

 中には、PRO-63を落札された後にESL-2805を追加で直接お譲りしたケースや、QUAD と STAX の両方のレストアをお受けしたケースが二件、ESS-4A を落札された後に追加でESS-6Aを直接お譲りしたケース、あるいは、PRO-63を落札した後、お手持ちの63のレストアをお受けしたケースなどもあります。

 ACOUSTATにつきましては、手持ちのものも含めて二組は高圧回路の修理などをしていますが、ユニットは未だ未経験です。 ユニットのレストアをご希望の場合はご相談ください。

 レストアを始めて六年ほどになりますが、全てのものが元気に鳴っていて、ご愛用いただいています。

 静電型スピーカーは、音はいいのだが故障し易い、メインテナンスが高額だ、などと言われています。 私のレストアの手法は、具体的にはそれぞれのページをお読みいただくとして、出来る限り長期間、その性能が維持できるように考えた末にたどり着いたものです。

 導入後のフォローも誠意と責任をもって対応いたしますので、安心してご愛用いただけると考えています。

 レストアしたスピーカーをオークションに出品しますと、お手持ちの、故障したSTAXやQUADに関するご相談が多く寄せられます。 そこで、レストアをお請けする窓口としてこのサイトを立ち上げた次第です。

 最初に書きましたとおり、商売ではなく道楽でやっています。 道楽でやっているのだから損得抜きで面倒みてくれるのだろう、と思われるのか、あるいは、商売ではないのだから何かいい加減なことをやっているのだろう、と思われるのかは判りません。 私は、取引ではなくお付き合い、つまり、レストアしたスピーカーを引き渡して料金を頂いて完了というのではなく、それも長いお付き合いの一環だと考えています。

 最後に二つお願いがございます。

 商売ではありませんし、気持ちのよいお付き合いをさせていただきたいので、マナーの良い方からの依頼しかお受けいたしません。 私も礼を失しないよう努めて参ります。

 二つ目は、レストア作業に着手できる時期と作業に要する期間についてです。 レストア作業はご予約順に着手しておりますので、着手時期は予約状況次第ということになります。 予約状況によっては長期間お待ちいただくことになりますのでご了承願います。 次にレストアに要する期間についてです。 一組のスピーカーのレストアに要する期間は、平均では一か月ほどですが、モデルによっては最長二か月ほど要しますのでご了承願います。

・ STAX レストア対象モデルについて
レストア方法
ユニット
高圧発生回路
ネットワーク
その他
費用 ・ 保証
   
・ QUAD レストア対象モデルについて
レストア方法
発音ユニット
高圧発生回路
保護回路
遅延回路(ネットワーク)
ユニット配置替え
その他
費用 ・ 保証
・ ACOUSTAT ACOUSTAT の型番、ユニットサイズなどについて、下の「思い付くまま」の記述には誤りが多くあります。 愛媛県 M氏から多くの情報をいただいていますが、未だに整理してUPできていません。 大変申し訳ありません。
・ 思い付くまま 何と呼びましょう
ひどい仕事
如何なものか
原因不明
維持に金がかかる
現在の使用システム
STAX本社での試聴
黒ユニット
ひどい仕事   その二
ACOUSTATのこと
ACOUSTATの修理
http://www2.ttcn.ne.jp/~bafu/index.html


連 絡 先

メールアドレスは次のとおりです。

stax_buy@yahoo.co.jp

レストアに関するご相談、当サイトに関するご意見など、遠慮なくお寄せください。

お送りいただいたメールは必ず読むようにしておりますが、スパムメールも多く、読みそこねる場合もございますので、一週間経っても返信が届かない場合は、恐縮ですが再送してくださるようお願いいたします。

埼玉県 さいたま市 見沼区

 岩  田


92. 中川隆[-7110] koaQ7Jey 2021年2月25日 10:07:48 : h1tuRvn9W2 : VUY4cE01L0hTT2M=[4] 報告
・ QUAD レストア対象モデルについて
http://www2.ttcn.ne.jp/~bafu/index.html


QUAD レストア対象モデル

57以外の静電型のラウドスピーカー(所謂フロア型)であればレストアをお受けできると思います。
具体的には次のとおりです。

ESL−63 ・ PRO−63
ESL−988 ・ ESL−989
ESL−2805 ・ ESL−2905
ESL−2812 ・ ESL−2912

 これらのモデルのユニットは、全て同じものですので、ここに列挙していないモデルであっても同じユニットであればレストア可能だと思います。 (ESL−57のユニットのレストアはいたしません。)

 このサイトでは、これらの同一のユニットを使用した全てのモデルを総称して、63系と呼ぶことにします。


 なお、日本にあるのかどうか知りませんが、ESL−63QAというモデルを始めとするいくつかのモデルが存在するそうです。 ユニットが63系であればレストア可能と思われますので、ご相談ください。

QUAD レストア方法
発音ユニット
http://www2.ttcn.ne.jp/~bafu/quad-unit/quad-howto.html

63系は、片chにつき、4枚又は6枚のユニットで構成されていて、一枚のユニットは、二つの格子状の枠が貼り合わされてます。

下の写真は、上が低域ユニットで下が中高域ユニットです。 個々のユニットは、格子状の枠に、2mmほどの穴が無数に開いたプリント基板の信号電極が接着されています。片側の枠に導電剤が塗布されたフィルム(振動膜)が貼ってあり、二つの枠を貼り合わせると、フィルムが電極の中央にきます。

写真の上側はフロント側の枠で、こちらにフィルムが貼られています。 下はリア側の枠で、中央縦に高圧配電用の赤色の配線が見えます。

大型モデルである 2905 と 2912 は、片chで低域ユニット4枚、中高域ユニット2枚の計6枚で構成されており、その他のモデルでは、各2枚の計4枚で構成されています。

以下、特にことわらない限りユニット数が片ch4枚のモデルについて記載します。

下がユニットの内側です。 上がフィルムの張られたフロント側で、黒く見えるのが導電剤です。

このユニットでは、左側二箇所に破れが見られ、周囲に剥離が見られます。 しかし、この程度の破れや剥離は、通常、ノイズの原因とはならないようです。

下のリア側の内側には化学繊維の目の細かい「紗」のような布が貼られています。上下には高圧配電用のアルミ箔が貼られています。

ノイス発生の最大原因は電極の剥離による電極とフィルムの近接です。
下の写真が枠と電極が剥離している様子です。 枠と電極の接着には、G17のようなゴム系の接着剤が使われているようで、経年劣化によりボロボロになって接着力を無くし、剥離を起こしています。

しかし、プリント基板の電極に信号を入力するためのラグが付けられている個所では剥離は起きていない場合が殆どです。 仮に接着剤の劣化が起きても、ラグで電極と枠が繋げられているため、剥離には至らないということです。
下の写真は、ラグが最も多い、中高域ユニットの信号が入力されるラグの部分です。

ラグの数は、最も少ない低域ユニットで片面二つだけ(ユニット一枚で四つ)です。そして、ラグの多い中高域ユニットでも片面十一個(ユニット一枚で二重二個)です。

ノイズの発生は、ラグの無い箇所で最初に起きる場合が殆どで、具体的には、スピーカーの四隅からということになります。 


ユニットは、下の写真のとおり、ガチャ玉やガチャックのようなクリップで止めて貼り合わされています。使用されているクリップの数は、一枚のユニットについて四つから八つとマチマチです。 クリップが四つしか使用されていない場合、隙間ができいることも見受けられます。 また、テンションが落ちているものがあったり、右の写真のとおり、割れてしまっていて用をなしていない場合もあります。

ユニットは、中央三ヶ所も金属のボルト・ナットで留めて貼り合わされています。

それでは、レストア手順を説明します。

ユニットを二枚に剥がす前に、ボルト・ナットで貼り合わせるための穴を枠の周囲10ヶ所に開けます。

そしてユニットを二枚に離し、フィルムを剥がす、ラグを外す、といった作業をし、枠と電極板を別々にします。 次は枠と電極のクリーリニグです。 枠はスクレパーと溶剤で接着剤をきれいに落とします。

クリーニングが大変なのは電極であるプリント基板です。

枠のリブと接着されていた部分の穴が接着剤のカスでふさがっています。
このふさがった穴の数は、ざっと計算したところ、基板8枚で約6000 もありました !

この穴を、まずドリルの刃を一つ一つ通してカスを落とします。 実にウンザリする作業です。 その後、溶剤で洗浄するようにクリーニングします。

写真は作業前後が判るように撮ったものです。
手前半分がクリーニング済みで、うしろ半分が作業前の状態です。

カスは大雑把に落としても、次の接着面さえ綺麗にしてあれば接着力には問題ないばすですが、カスが残っていると?れ落ちてノイズの原因にもなりかねないと思い、完全に除去するようにしています。

なお、スピーカーのリア側となる電極には紗のような布が貼られていて穴のクリーニングにドリルは使えないので、溶剤でクリーニングしています。

なお、接着剤が劣化しておらず、枠と電極板が強固に接着された状態が保たれており、無理に剥がすと電極板そのものが割れたり、銅のプリントが剥離したりする恐れのある場合は、枠の裏側から、枠のリブと電極板の間に接着剤を流し、「裏打ち」で補強することもあります。 この方法は、経年変化の少ない、新しいモデル、例えば 988 や 2805 などで使用することが多いです。 63 や PRO-63 では、まずこの方法は使えず、電極板を剥がすことになります。

次に、枠と電極とをエポキシ系接着剤で付けてから、ラグを付けます。 ラグは、信号入力用にもともとあったものに加え、剥離防止用として増設します。
ラグの数は、低域用ユニットで片面2個から18個 (ユニット一つ両面で36個) に、中高域用ユニットで片面11個から22個 (ユニット一つ両面で44個) にしています。

下の写真はラグ増設後のものです。 両方とも低域ユニットで、端と中央部分で、元々は全くラグの無かった部分です。

これでユニット枠にフィルムが貼れます。 木枠にフィルムを張り、適当なテンションをかけてから枠に接着します。ここで使用するのもエポキシ系接着剤です。 

接着剤が固まったら枠の周囲を切り、導電剤を塗布します。 使用する導電剤は、スマホやタブレットに使用されている最新のポリマー系のものです。 この、導電剤の効果持続期間ですが、英文の説明では PERMANENT ですが、日本語では「半永久」と、異なっています。

次に中央三ヶ所の貫通部分のフィルムを切り取り、ユニット左右端と、中央三ヶ所の穴の周囲の導電剤を拭き取ります。左右の端はユニットを取り付ける金属アングルへの高圧のリークをなくすために必須ですが、中央の穴の部分は、ポリカーボネートのボルトナットを使用することもあり、理屈の上では拭き取る必要はありません。しかし、この部分は信号電極のプリントが無いので導電剤の意味が無く、オリジナルと同様に拭きとっています。

ユニットを貼り合わせます。

電気的には浮いていて問題ないものの、金属を使用するのは精神衛生上良くないので、周囲10ヶ所と中央3ヶ所をポリカーボネートのボルト・ナットで留めています。 周囲の穴はフィルムで塞がれていますので、ボルトを通すことでフィルムを破損することのないよう前処理をしておきます。

組み上げたユニットを本体に入れて仮接続をし、音出しテストをします。 このとき使用する本体は、テストベンチとして別に用意してある正常なものです。 聴感テストのほか、入力端子ごとの電圧を測定し、場合によっては、念のため周波数特性も測定します。 無響室ではない普通の部屋ですので正しい周波数特性はとれませんが、異常なピークやディップが判別できる可能性があるので実施しています。

音出しテストが済んだら、高圧回路の部品交換、保護回路外しなどを終えてある本来の本体に戻して仮接続で音出しテストをします。 この段階で問題が出ることはまずありませんが、ユニットに問題が無いことは判っていますので、仮に問題が出ても切り分けは容易です。

長時間と大音量の音出しテストを経て本組みをします。 この先はユニット配置替えの項をご覧ください。
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高圧発生回路
http://www2.ttcn.ne.jp/~bafu/quad-kouatu/quad-how-kouatu.html

高圧発生回路の基板は写真のように取り付けられています。 左上に写っているのがトランスです。

この回路は、ご覧のとおり8段のコッククロフト・ウォルトン回路から成り、入力側にバリスタを含む抵抗のブリッジ回路が、出力側にはネオン管発振回路が付けられています。 回路構成は同じですが、使用されているダイオード、コンデンサーは、製造時期によって異なっています。

この回路の部品は、製造時期が新しいほど品質が良いようですし、当然のことながら、劣化も製造時期に比例しているようです。
この回路が壊れてしまっていたケースには遭っていませんが、多かれ少なかれ能率が低下しているので、念のため、コンデンサーとダイオードを交換しています。

そして、入力側の抵抗のブリッジ回路を外し、出力側のネオン管発振回路をバイパスしています。

その理由は次のとおりです。

入力側のバリスタと抵抗のブリッジ回路は、サージ電流からの保護が主な的と考えられますが、部品劣化のリスクと、現代の商用電源の安定性に基づくサージ電流のリスクの少なさとを比較衡量したとき、この回路は不要と判断しました。 次にネオン管発振回路ですが、定電圧供給を目的として設けられていますが、前記と同様、現代の電源事情を考慮すると、ネオン菅とコンデンサーの寿命の方が心配ですので、これも不要と判断しました。
あと、私の考え方ですが、出来る限り回路は単純にしたいというのもあります。

なお、これらの改造は、ブリッジ回路以外では部品を外さずに行っていますので、(お勧めはしませんが)ご希望であれば容易に元に戻せます。

上は比較的新しいPRO-63の基板、下はかなり初期のESL-63の基板です。

これがダイオードとコンデンサー交換後のものです。 見づらいのですが、左端にあったブリッジ回路を外してあります。
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保護回路
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保護回路は二種類あります。 製造時期のある時点によって明確に新旧が変わるというのではなく、モデルによっても製造時期によっても、どちらを使用するかというルールは判りません。

この保護回路は、数種類のトランジスタとダイオード、ICなどで構成されていて、一つのタイプには40個ほどのダイオードが使用されています。

これまでレストアを手掛けたうち数台でこの保護回路が故障しており、過敏に働いてしまっていました。 どちらのタイプにしても修理には非常に手間とコストがかかります。 保護回路は、車で言えばアンティロックブレーキシステムとかトラクションコントロールシステムのようなもので、通常の使用状況であれば無くても問題ないと言えます。 また、最近ではアンプの方に保護回路があり、スピーカーの方には不要と思われます。 普通のダイナミック型のスピーカーであっても過大入力には気を付けるべきですし、普通の音量でしたら保護回路は不要です。
そこで、将来の故障リスクを軽減するためもあり、また、信号系に余分な回路を入れたくないので保護回路を外しています。 外し方は、配線を切断する方法を採りましたので、(お勧めはしませんが)必要であれば元に戻すことは容易です。

(これまで遭遇した保護回路が故障していたものは、保護回路が過敏に働くものだったので判りましたが、ほかにも、機能しなくなっている故障や機能する信号レベルが狂っている故障があった可能性もあります。 アンプの保護回路が働いてしまうためや、厳密な測定器による診断はしていないために、この類の故障は診断できませんでした。)

この回路の動作は概ね次のとおりのようです。
過大入力があった場合の信号を電磁波として検知 (アンテナがあります) し、信号を切断もしくは弱くし、ディレイ回路で一定時間後に復帰させるというものです。

写真は二種類のうちの一方の保護回路の一部で、多くのダイオードが使用されている基板です。


写真の中央を上下に貫通している白い線がアンテナです。 上は検出回路の基板に繋がっていますが、下はご覧のとおりケースですのでどこにも繋がっていません。 左右に走る紅白の線から電磁波を検出しています。
保護回路の判り易い写真が現在はほかにないので、申し訳ありません。 何か良い写真を掲載するようにします。
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信号遅延回路(ネットワーク)
http://www2.ttcn.ne.jp/~bafu/quad-delay/quad-how-delay.html


63系では、信号は7つの周波数帯域に分割され、それぞれが時間差をもってユニットに送られています。 中高域ユニットを見ると判るように、プリント基板が同心円状に作られています。 中心が最高音で、最も早く音が出て、それから外周に向かって順次遅れて音が出るようになっています。 つまり、音は(疑似)球面波となり、QUADの説明によれば、音源がスピーカーより30cm後方にあるように聞こえる、とのことです。

写真の左右に6個づつあるのがコイルで、中央紅白の線のうしろで見えづらくなっているのがコンデンサーです。

この左右のものが、それぞれ前後の信号電極に繋げられています。 この回路は、基本的にはコイルとコンデンサーで構成されており、故障に遭遇したのは一台だけで、まず故障はしないと思ってよいと思いますし、故障の可能性ははコンデンサーを想定しておけばいいと思います。 コイルが駄目になった場合は、巻き直しは非現実的ですので、他の個体から移植するしかないと思います。
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ユニット配置替え
http://www2.ttcn.ne.jp/~bafu/quad-haiti/quad-how-haiti.html


63系のユニットは、4つのユニットが、上から、低域用、中高域用、中高域用、低域用の配置となっており、中心から同心円状に、高域から低域へと順にディレイ回路を通った音が出るようになっています。 その設計意図としては、中心から上下左右対称に疑似的な球面波を出すことにあるようです。

しかし、この配置には二つの欠点があります。
一つは、音の出る中心が低すぎることです。 スピーカーの中心が床から52cmしかないため、床に座って聴く分にはいいのですが、通常の着座位置では低いのです。 そのため、スタンドが別売りされていますが、これを使用すると、ただでも不足していると言われる低音がますます不利になってしまいます。
二つ目の欠点は、低域ユニットの一つが最上部にあることです。 低域は、床の影響を強く受けますので、低域ユニットは床に近い方が有利です。

これらの欠点を改善するためユニット配置を変更し、中高域用二つを上に、低域用二つを下に移設しています。 これにより、音の中心がユニット一つ分19.5cm上がって自然な聴きやすい位置から聴こえるようになった上、低域も増強されます。 ちなみに、この中高域ユニットの高さの位置は、上位モデルである 2905と2912同じということになります。 音の出方として、上下対称ではなくなっていますが、聴感上、全く感知できませんし、不自然な感じもなく、全く問題ありません。 また、低域ユニットが上部にあると低音でスピーカーが揺すられる度合いが高まりますので、低域ユニットを下ろしたことで副次的な効果もあると思われます。

写真は配置替え後のものです。 右側に信号線を延長した様子が判ります。
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そ の 他
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防塵フィルム

写真のとおり、オリジナルではフロント、リアともに防塵フィルムが張られています。
このフィルムは枠に張られていて、枠ごと取り外せます。

このフィルムを付けた理由を推測すると、開発されたのが1960年代であり、当時の喫煙状況、ディーゼル排気ガスの状況、更には暖房用などの石炭の使用状況などを考慮すると、これらの微粒子が振動膜に付着するという問題があったのだろうと思います。
しかし、振動膜が空気を動かし、その空気が防塵フィルムを動かし、そして、その防塵フィルムが動かした空気を音として聴いている訳で、どうも隔靴掻痒の感が拭えず、精神衛生上好ましいとは言えません。 この防塵フィルムを外すと明らかに音の鮮度が上がります。 この防塵フィルムの汚れを見ると、(もちろん 使用環境に依存しますが ) 20年以上使用されたと思われるものでもわずかにグレーに見える程度に汚れているだけです。 現在の環境を考慮すると、振動膜に微粒子が付着して性能が劣化すると考えるのはいささか考え過ぎの感があるような気がします。 なお、STAX 、 MARTIN LOGAN 、 ACOUSTAT には、元々このような防塵フィルムはありません。

また、防塵フィルムどころか、パンチングメタルやグリルネットまで外して使用している人もいるそうです。 確かに、そこまでやればユニットの音をダイレクトに聴けてベストであるのは判りますが、美観・剛性・安全性に問題が出そうで、一般家庭では如何なものかと思います。

背面は音質には殆ど関係ないようですし、僅かでも遮蔽したいので、2020年3月まではフィルムはそのまま残していました。 現在は、下に追記したとおり、前後ともにフィルムは無くしています。 なお、枠は残して嵌め込んでありますので、お勧めはしませんが、再度フィルムを張ることは可能です。

2020/04/09 追記
不思議な事案に二件立て続けに遭遇しました。 

一件目は防塵フィルムからのノイズです。
レストアが完成し、お送りしたことろ ジーーーッ という微かなノイズが出るとのことでした。 ノイズの音量が背面の方が大きいという何とも不思議なもので、トランスの鳴きまで疑いましたが、兎に角送っていただいて調べることに・・・
後ろから息を吹きかけるとノイズが変化します ? ? ? ?
電源を入れたままフィルムを外していくとノイズが変化し、外し終わるとノイズは無し。
防塵フィルムが帯電してノイズが出ていると思い、帯電防止剤を塗布してみても、清掃してみても変化ありません。
帯電防止剤を塗布してもノイズが出るのは、帯電した静電気の逃げ場がないためではないのか、と推測しています。
手持ちの別のフィルムを嵌めてみるとノイズは出ませんので、これはこれで完了としました。

二件目は防塵フィルムのビビリです。
それほどの大音量でなくとも低音の( 特定の帯域 ? ) でビビリが出ていました。
最初は躯体のビビリなども含めて色々と調べましたが、結論としてフィルムから出ていました。
フィルムを見ても、厚み・材質ともにオリジナルのようで、何とも不思議な現象です。
前記のノイズのケースもあり、こちらの場合は、手持ちのものに交換することはせず、フィルムを外してしまいました。

原因究明は兎も角、かねてからの考えのとおり、今後は、リアの防塵フィルムもなしにすることにしました。
元々、防塵フィルムは不要と考え、フロントは外していました。 リアは音への影響も少ないだろうと思い残してきましたが、外すと低域の抜けが良くなるというご意見もあり、前後ともに外すことにしました。

   


入力端子

下の写真のとおり、モデルや製造時期によって色々なものが使われているようです。
PRO−63でも、比較的普通の形状のものもあれば、バナナプラグ専用のものもあります。 また、コネクターの形状も二種類あります。

左のものは、普通の形状ですが、上からはバナナプラグが入りません。 

と書きましたが、2019年4月末に気付きました。 この端子は、上部の中央がプラグ(栓)になっていて、外すと三枚目の写真のようになり、バナナブラグが上から入ります。 つまり、このプラグは三枚目の写真のものと同じで、三枚目の写真の端子は、栓が無くなっているものでした。 
こちらはバナナプラグ専用の端子です。これは作りが悪く、破損しているものが多く見受けられます。
ESL−63ではコネクターは設けられていません。
このタイプの端子ですと、上からバナナプラグが挿せますので、破損がなければ交換はしていません。

最初の写真の説明で追記したとおり、栓が無くなっていますが、支障はありません。
交換後の端子です。

バナナプラグにも対応した一般的なものを使用しています。

電源スイッチ

シーソー型のものが使われていますが、動きがかなり渋くなっているものが多く、接触不良や破損のリスクがありますので、分解掃除をしています。

オリジナルのものは、樹脂の筒を輪切りにしたようなものを本体に留め、それに蓋をしたような脚が使われています。 蓋がなくなっていたり、脚そのものが無くなっといるものが多く見受けられます。 同じような構造のものは手に入らないので、樹脂製のモールドタイプの同じような寸法のものを付けています。
http://www2.ttcn.ne.jp/~bafu/quad-sonota/quad-how-sonota.html

QUAD レストア費用 ・ 保証
http://www2.ttcn.ne.jp/~bafu/quad-howmuch.html


ユニット
一枚8000円 一組二台 8枚で計64000円、 12枚のモデルでは96000円


高圧発生回路関係
コンデンサーとダイオードを交換
コンデンサー14個、ダイオード8個で、一台5000円、一組二台10000円


ユニットと高圧発生回路の無償修理保証期間は三年です。
無償修理保証期間経過後は、ユニット一枚5000円、高圧発生回路は一台2000円で有償修理いたします。


本体分解費用・・・一台3000円 一組二台6000円 
          ESL-988 と ESL-989 に限り、一台6000円 一組二台12000円です。


以下はオプションです。

ユニット配置替え
音の出る位置が自然になりますし、低域も改善しますのでご好評です。  一組二台で4000円

ターミナル交換
製造時期やモデルによって色々なものが使用されているので一概に必要性は言えませんが、ご希望があれば一組二台で2000円

脚取付け
オリジナルのものが無くなっているものが多く見受けられます。 シリコンゴムのものをネジ止めします。一組二台で1000円

電源SWオーバーホール
動きが渋くなって接触不良のリスクが高いものが多いです。 一組二台で1000円

保護回路切断
一組二台1000円

信号遅延回路(ネットワーク)
故障の可能性は殆どありませんが、コンデンサー交換の必要がある場合は一台5000円

防塵フィルム外し
フィルムを外すのはお勧めですし、無料です。
防塵フィルムを外すと音の鮮度が上がりますし、フイルムからのノイズ発生やフィルムのビビリ発生の懸念がなくなります。

その他のものは一般的ではないので、その都度ご相談させていただきます。

保証は全て三年間です。
保証書をお渡しします。 保証は保証書をなくされても有効です。
商売のための転売を防止するため、当方の承認なく譲渡された場合は保証の対象ではなくなります。 愛好家のためのレストアいう趣旨をご理解いただき、ご了承をお願いします。


運搬費用は、全ての場合でご依頼者のご負担といたします。
方法は、大きく分けて、本体全部を送っていただく方法と、必要な部分だけを送っていただく方法とがあります。

本体全部を送っていただく方法としては次に挙げるような方法があります。

 ・ 片道100km程度まででしたら、高速道路代とガソリン代実費の半額程度で引取り、引渡しにも伺います(ユニットが片ch四枚までのものに限ります。)

 ・ 梱包して宅配便(佐川急便 ラージサイズなど)で送っていただく方法ですが、自転車屋さんで、自転車用のダンボール箱を利用すると比較的楽に梱包できます。 自転車用の箱には、厚みが20cmと丁度良いものがありますので、それを二つ使うと一組の63を梱包できます。 緩衝材は殆ど必要なく、汚れ防止にプチプチを一重に巻く程度で十分です。

 ・ 当方手持ちの元箱をお貸しする方法。 送料が二往復分かかってしまいますが、梱包の手間はかなり減らせます。 サイズは一個が220あります。

 ・ 車で直接持ち込まれる方法。 容積的に積める車であれば積載方法は難しく考える必要はありません。 落としたりしてベースの樹脂が割れる事故が最も怖く、その意味では、宅配便の方がリスクが高いと言えます。 可動部分の質量は無い等しいくらいですので、ユニット自体は、振動や衝撃には極めて強いです。 私は、ハッチバック普通車に寝かせて積載しています。

 ・ 赤帽を使う方法。 手間としては最も楽ですが、費用がかなりかかります。 とはいっても、高い引越便よりは安く済むようです。

次に、必要な部分だけ、つまり、ユニットだけとか高圧回路だけとかをお送りいただく方法です。

場合によっては、当面の措置として、ノイズの出ているユニットだけ修理する、ということも可能です (残りのユニットもいずれはノイズが出ますので、その都度対応するのは送料も結局高くつきますし、正直、あまりお勧めはしませんが・・・)
ユニットや高圧発生回路を外す方法は文書でお渡しします。 普通にドライバーが使え、半田付けができる方でしたらそれほど難しい作業ではありませんのでご相談ください。

そのほか、ご不明の点は遠慮なくご質問ください。
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93. 中川隆[-7081] koaQ7Jey 2021年2月26日 10:13:15 : fc4jWQ0cBc : ejRZV2tYUkxaSU0=[7] 報告

QUAD ESL63 の修理

思い付くまま・・・・・ひどい仕事
http://www2.ttcn.ne.jp/~bafu/zakkan-hidoi/zakkan-hidoi.html


これはいけません。

先ずは写真をご覧ください。
この写真は、ユニットを二枚に離してフイルムの貼られた面を出し、フィルムを圧しながら写したものです。
指の周りにプツプツと、何か突起が見えます。 これは何でしょうか ?

このフイルムを剥がしてアップで写したのが下の写真です。

信号電極の裏からキノコのようなものが生えてフィルムの裏に繋がっていました。

これを見たとき、目が点になったというか、開いた口が塞がらなかったというか、兎に角びっくり仰天しました。

種明かしをしますと、これは、枠と電極の剥離を防ぐため、フィルムが貼られている状態のまま、枠と電極の間に補強のために接着剤を付けたことにより、その接着剤が流れてフィルムの内側にくっついてしまったものと想像されます。 想像と書きましたが、まずそれに間違いありません。 キノコの頭に付いている黒いものは、くっついてしまったフイルムです。 これでは、この部分のフイルムは信号どおりに動くことはできません。 この部分のフィルムは、キノコに囲まれたそれぞれの狭い面積が、あたかも個々の小さなスピーカーのように動作してしまう、と想像されます(最高に楽観的に考えた場合ですが・・・・)。

これが誰の仕事なのかは知りませんが、本当に酷い仕事です。 絶対にやってはいけない仕事です。
これがレストアを請ける業者の仕事だとしたら、絶対にこんな業者にレストアを頼んではいけません。
この個体はある方からレストアを依頼されたものですが、前回レストアから帰ってきて、わずか三か月で再びノイズが出たそうです。

枠と電極の剥離が起きていない場合、補強のために接着剤を追加し「裏打ち」をすることは否定しません。 ただし、それには次の二つの条件を満たす必要があると考えます。
まず、現在は剥離が起きていないとしても将来は必ず起きますから、剥離を防止するためにラグを増設すること。 次に、フィルムを剥がした状態で裏打ちし、接着剤がフィルム側にはみ出た部分があった場合はそれを完全に削り、平滑にしてからフィルムを貼ること、です。 更に言えば、使用する接着剤の種類にも留意すべきだと思います。 これは一概には言えませんが、オリジナルと同じようなゴム系のものは避けた方がいいと私は考えています。

レストアを依頼する場合は作業内容を十分確認し、保証内容も含めて納得の上で出してください。
http://www2.ttcn.ne.jp/~bafu/zakkan-hidoi/zakkan-hidoi.html


思い付くまま・・・・・ひどい仕事 その二
http://www2.ttcn.ne.jp/~bafu/zakkan-hidoi2/zakkan-hidoi2.html


またまた遭遇してしまいました。

「ひどい仕事」で紹介したのと同じです。
今回いくらかマシなのは、「キノコ」の数が五つ「しか」ないことです。
ちょっと判りにくいので矢印を付けておきました。 奥の一つはピントが行っていないので特に判りにくいのですが、頭にフィルムの黒い破片が付いています。


今回のレストアのご依頼は、ノイズの出ているユニット一枚だけということで、ご依頼者が本体を分解し、該当ユニット一枚だけをお送りいただいたものです。 現状では他のユニットにノイズは出ていないとのことですが、このユニットと同じような状態のものがある可能性が否定できず、最悪の場合、高圧が「キノコ」を通って信号系に流れ込み、遅延回路(ネットワーク)や入力トランスを破壊するという事態もあり得ますので、知ってしまった以上、私でしたら、ノイズが出ていないからといって放置することはとてもできません。

しかし、本当にひどい仕事です。 以前、誰の仕事か判らないと書きましたが、実は判っています。 
〇〇さん、こんな仕事が重大なトラブルに繋がる可能性があることが判りませんか。 それ以前に、そもそもこんな酷い仕事をしてはいけません。

今回のユニットは、私が勝手に「黒ユニット」と呼んでいるものです。 この「黒ユニット」については、こちらをご覧ください。


と、ここまで書いて、下書きとして準備していたところで、またまた遭遇してしまったので併せてUPします。
今度は「大キノコ」です。 このユニットは、分解するまでは修理歴の無いものかな、と思っていたのですが、オリジナルの状態でこんなはずはありません。 来歴は判らないので何とも言えませんが、フィルムを貼り替えずに裏打補強したことは間違いないようです。 今回のケースでは、接着剤がそこそこ盛り上がっている部分が多くありましたが、基板とフィルムとが繋がっている部分は運良く(?)、この写真の部分だけでした。

直径約5mmと「大キノコ」で、頭に派手にフィルムが残っています。 溜息が出るような酷い仕事です。
http://www2.ttcn.ne.jp/~bafu/zakkan-hidoi2/zakkan-hidoi2.html

94. 中川隆[-7073] koaQ7Jey 2021年2月26日 10:26:11 : fc4jWQ0cBc : ejRZV2tYUkxaSU0=[17] 報告
思い付くまま ・・・・・ 如何なものか
http://www2.ttcn.ne.jp/~bafu/zakkan-bari/zakkan-bari.html


まずは写真をご覧ください。

63系のユニットの写真です。

接着剤が流れ出て、枠の下まで流れて固まっています。 この写真は信号電極側を下にしてありますが、この接着剤が固まったときは上下逆になっていたはずです。 これを置いた台に接着剤が流れて固まり、バリのようになって残っています。 そして、これをそのまま使い製品にしてしまっています。 このユニットに手が加えられた様子はなく、恐らくオリジナルのままでしょう。

「維持に金がかかる ?」の項にも書いたとおり、あるスピーカー設計者の方に伺ったのですが、一般的なスピーカーを組み立てる際の接着剤にはゴム系のものが使用されているようで、水道の蛇口のようなところから接着剤を出し、それを塗布しているようです。 これをやった職人さんは、余分に付けてしまって流れた接着剤をそのままにしたようです。 さらにその後、フィルム貼り、導電剤塗布、ユニット貼り合わせ、ユニット単位の性能テスト、本体への組み付け、性能測定、など、この場所が見える段階での多くのチェックをこの状態で通してしまっているのです。

どう思われますか。

63系のユニットでは、多かれ少なかれ、このような接着剤の流れ出しが見られます。 劣化するとボロボロに崩れてしまいます。 チリやホコリを嫌うスピーカーであることは十分知っているメーカーであるのに、如何なものかと思います。

http://www2.ttcn.ne.jp/~bafu/zakkan-bari/zakkan-bari.html

95. 中川隆[-7068] koaQ7Jey 2021年2月26日 10:32:09 : fc4jWQ0cBc : ejRZV2tYUkxaSU0=[22] 報告
QUAD ESL63
思い付くまま・・・・・維持に金がかかる ?
http://www2.ttcn.ne.jp/~bafu/zakkan-takai.html


静電型スピーカーは、すぐに壊れる、デリケート、修理が高額、などと言われ、購入に二の足を踏む方が多いようです。

それでは、まず、普通のコーン、ホーン、ドームのスピーカーについて考えてみましょう。
普通に使っている分には、恐らく、30ー50年経っても音は出ると思いますし、ヴォイスコイル部分が錆びてジャリジャリといったり、エッジが破れたりしない限り、普通は修理に出すことはあまりないでしょう。 しかし、エッジ、ダンパーは確実に経年劣化していますし、磁力も落ちています。 更に、ネットワークのコンデンサーも確実に経年変化を起こしています。 継続して使っていると、音の劣化に気付きにくいと思います。 どれだけの方が定期的にこれらのパーツを交換したり再着磁を行ったりしているでしょうか。 QUAD-63 と同価格帯のスピーカーでこれらのメインテナンスを定期的に行った場合、維持費はどれだけかかるでしょうか。 普通のスピーカーは、なまじ音が出てしまうがために維持費のことが考慮されていないだけのような気がします。

次に、静電型について考えてみます。
静電型は、ノイズが発生してしまうために、その時点で修理が必須となってしまいます。 しかし、それまでは、高圧回路とフィルム、あるいは導電剤の経年劣化で能率は落ちるものの、殆ど重量のないフィルムをクーロン力で駆動しているため、音の劣化は少ないと思います。

それでは、静電型がすぐに壊れる上に修理が高額と言われるのは何故なのでしょうか。 これは悪口ととられると残念ですが、これまでの経験を踏まえ、正直に書きます。
これらの評価は、主にQUADに対するもので、それが静電型全体の評価に繋がったものだと思います。 これば、QUADの市場占有率が高いので仕方ないことなのかもしれません。

レストアの項にも書きましたが、QUADのノイズの原因の殆どは枠と電極との剥離で、次に多いのが枠とフィルムとの剥離です。 何故剥離が起きるのかというと、接着剤が劣化するからです。 発売以来、50年以上、ゴム系のものが使用されています。 そして、どんな接着剤であろうと劣化するのは明白で、しかも剥離によるノイズ発生事例はいくらでもあるのに、剥離を防ぐ方策が、これまた50年以上とられていません。 あるスピーカー設計者の方に伺ったのですが、一般的なスピーカーを組み立てる際の接着剤にも、結構同じようなものが使用されるようです。 水道の蛇口のようなところから接着剤を出し、それを塗布しているようです。 確かに、エポキシ系のような二液混合型では使用時間に制限があるため、生産性・収益性が低下してしまいます。

更に、レストアを請ける側にも問題があるように感じます。 いい加減な作業では悪評に輪をかけてしまいます。 ネット上でもひどい話が見受けられます。 また、輸送事故を防ぎたいのでしょうが、法外な送料を要求するところもあるようです。 商売ですから利益を出すのはいいのですが、責任のある作業をして欲しいと思います。

代理店や修理業者を儲けさせるために、意識的に耐久性を落としているのではないかと思ってしまいます。こういうのを下衆の勘繰りと言うのですが・・・・・


台数が少ないためでしょうか。 STAXやMartin Loganの丈夫さを言われることはないようです。


閑話休題
要は、同じ質の音を継続させようとすると、普通のスピーカーでも静電型でも維持費はそれなりにかかる、ということを言いたいのです。
決してQUADの悪口を言う意図はありません。 QUADが素晴らしいスピーカーであることは自明です。

http://www2.ttcn.ne.jp/~bafu/zakkan-takai.html

96. 中川隆[-6942] koaQ7Jey 2021年3月04日 08:30:52 : YjA7HOXJqc : WS84cnU2ajdvd3M=[2] 報告

2012年 01月 15日
QUAD修理で判明したとんでもない新事実
https://dracdrac.exblog.jp/15273611/

ESL-63につきものの、ボツボツ音がするトラブルに見舞われたが、修理費用がべらぼうなので躊躇し、休眠状態になっていたが、よさそうな修理工房を見つけて、ようやく修理が終わり、後は到着を待つだけとなった。

年末ギリギリに運び込んでから約2週間と、修理期間もすごく短いし、何しろ今まで知り得なかったことをご教示頂き、かなり勉強にもなった。

将来の予防的メンテを含めての修理総額は、今ある2つの修理店の4分の1位だと思う。
ここではその修理メンテ内容の詳細はお示ししないが、2台共にカナリ細かくチェックした上で修理していただいたことだけ申し述べておくことにする。

後は到着し、エージングをしながら音の状態をレポートしていく予定だ。
何故エージングが必要かということも含め、この間において意外な、そして空恐ろしいことが明らかになった。

これを書くか書くまいか相当迷ったのだが、こういうことが闇から闇に消えて行くのは良くないと思い切った。

小生がこのESL-を購入したのは1984か5年、発売開始してから数年後のことで、名古屋の大須にある棒オーディオ店だった。

この店の店長と思しきS浦という人は、ESL-63の音に惚れて、店のハイエンドオーディオ客に、かなり積極的に薦めていたから、おそらく全国的にも一番多くESL-63を販売したのではないだろうか。

店にはその頃の輸入代理店「ハーマンインターナショナル」の人間がいつも出入りしていた記億がある。

小生はハイエンドオーディオ人間では全くないが、店内で音を聴いてから家で聞くYAMAHA NS1000の音と、あまりにも・・次元の違う音なので驚き、そして使ってみたいという気持ちが強くなってきた。

しばらくしていざ購入という時に、アンプは何を使っているかと聽かれ、その頃小生はLUXのB-12という方チャン150Wモノラルアンプを2台で使用していたから、そのように告げると、それではダメ、よく鳴らないと無気な言葉を返し、このアンプならまだ良く鳴るといって示したのが、ハーマンカードンのhk-870だった。

およそデザイン感覚があるとは言えない全身黒尽くめの箱が、良い音で鳴るとは思ってなかったので、出力を訊くと100W×2だという。
それなら所有のLUXのほうが性能が良いのではというと、何やら難しげなことを説明したがよく分からなかったが、今思えば低インピーダンス負荷時の供給能力が問われるということだ。

それでも問題ないだろうと購入したESL-63をつないで聴き始めたが、音量が高くなると、アンプのヒューズが飛びまくってしまい、聴きものにならなくなった。

それで仕方なく入手する羽目になったのが先のhk-870。
これでそうやすやすとアンプがクラッシュすることは少なくなったが、それでもたまにあるので、今度はもう1台追加し、擬似ブリッジ仕様にした。
こうすると供給能力は約3倍ほどに増えるから、今度はアンプも十分耐えてはくれたが、通常ではあまり目立つことのなかったものも増幅されるから、1台の時のほうが良い音がした。

それからアンプ遍歴が始まり、ひょっとしたことで今の、インナーサウンド社のE-300に落ち着いたのだが、このアンプは堀出しもので、静電型SPを鳴らすための工夫がいたるところで、されているアンプであった。

しかし我が家にやってきたESL-63は、どうも因縁のSPのようで、こんな話からスタートする。

丁度マイナーチェンジを控えた時に購入したから、小生に届けられるものは、SPコード接続端子が従来の差込式からバナナプラグ兼用になったものが運ばれる予定で、店のS浦氏もハッキリそう言っていた。
しかし到着したものは従来のタイプだった。

どちらでも大して差はないのだと思うが、予定の商品とは違うものが到着したからには、クレームを入れると、数日後にNEWタイプが届いた。
しかし届いたのは良いのだけれど、次の朝片方のSPからボツボツ音が出ているではないか。

新商品、しかも相当高額で購入した次の朝にはもうトラブルだから、そして最初に搬入されたものが旧機種だったこともあり、相当頭に来たが、音に惚れていたからには仕方なく、再度機械交換(したと思っていた)することになった。

そしてその後は先に書いたようにアンプ選定に力を注いできたというわけだが、使用して4年経った時また片方からノイズが出るようになった。

実はその前からどうも音の調子が良くないので、ハーマンに点検させようと送ったことがあったが、何をどういじったかは説明なしに戻され、おまけにSPサイドのカバーが破れていたので、電話するとはじめから破れていましたという。

自然に破れるわけはなく、相当無理してSPを持ちあげない限り破れることは絶対ないはずだ。
(今回の修理で判明したが、裏側で2ヶ所補修テープで止めた後があったが、収縮しなかったため、たるみが生じているとのこと)

新品を購入し、まだ1年経ってないものが、自然にカバーが破れるはずがないが、確固とした原因が不明なため仕方なくほつれ破れの補修をすることになった。(補修の仕方がプロの仕事とは思えない)

これがけちの付き始めの2番目いや3番目になる。
1番は旧タイプ搬入。2番は交換したSPが翌朝にトラブル。3番はなんだか出てくる音がにごり気味、4番は点検に出すもカバー破損し戻ったこと。
点検の結果問題なしということだったが、以前音がにごり気味。

アンプのせいだということにして、アンプを探すことに専念することになった。

結果インナーサウンドのE-300というアンプを見つけ持込テストの結果、現状より数段良好だったから、購入することにした。

この結果静電型SPがダイナミックSPのように鳴ってくれることになり、音楽を選ばずに済むことにつながった。
以前より相当良くなてはいたが、あのESL-63の音は美しものとは決して言えなかったが、そうこうするうちに片方のSPの音量が少し小さいことに気づいた。

点検の結果問題なしということなので、セッティングの問題だろうと思い、バランサーで調整して聴いているうちに、今度は違う片方から、あのノイズが発生。

2001年の事、修理業者を当たるが、ハーマンはすでに撤退していて、見知らぬオーディオ販売店が修理を引き受けることを知った。

リビルト品を使うから安くできるというのでお願いすることにした。
ユニット交換料金は1つ60000万円、ESL-63は全部で4枚のユニットがあり、全て交換となると24万円プラス工賃で30万以上になる。

もう少しで新品が入手できる価格だから躊躇したが、まずは見積もりを取るためにSPを修理工場のある静岡に送ることにした。

そんなに遠くでもないから車で運ぼうとしたが、運送屋に頼んで運んでくれという。
そして両方運ぶからチェックして欲しいというと、ブツブツ音が出ている側だけで良いと、オーディオエンジニアとしては信じられないようなことを言うではないか。
何故だろうと思ったが、仕方なく運送屋に依頼するために元箱が必要となり、購入先のオーディオ店で箱を借りた。

送ってしばらくし、見積もりの連絡があり、その時電話に出て応対したのは社長という人物。
見積もり額は15万以内だから思ったよりは少額であったが、問題はその時の電話である。

オーディオ店から借りた元箱には送り状が貼られていて、送り主はハーマン、送り先には借りたオーディオ店の名前が貼ってあったのだ。(これは通常のことだ)

東京の店にいるその社長は、静岡の工房の誰かからその話を聴き、小生をてっきりオーディオ店の人間だと思い込んだらしい。

全国でおそらくトップのESL-63の実績の箱の持ち主の店に対して、よく思っていなかったのか、「売るだけ売っておいて、修理は他の業者に任せるとは・・・」と凄い剣幕で罵られてしまい、違うと何度説明しても嘘をつくなの一点張りだった。

30分以上も文句を言われ電話を切った3日後、その社長から電話があって、あの時はどうもすみませんでした、そばで聴いていた女性の事務員からたしなめられました、苦労して修理技術を会得し、資格を取得したもので、思わず興奮してしまいました・・・そんなお詫びの電話であった。

このことが静岡に伝わった・・・元は静岡からの連絡が発端だったろうから、お詫びの印なのか、ユニット3枚交換したが、2枚分の修理代を請求してきたので10数万円で良いことになった。
(最後に記述するが、ところがこれが、あってはならない凄い結果を生むことになるのだ)

修理の時に、小生はもう1台のSPも点検して欲しいというと、雑音が出rてなければ問題ないから必要なしと言われてしまい、多分忙しいからだろうとおもっていた。
使用して15年近く立つSP、両方点検したほうが良いだろうとは、誰しも考えることなのだが、この工房では必要なしという。

戻ってきた修理品と問題無の方では音質の違いが散見されたが、他の要因だと解釈していた。
しかしたまたま遊びに来たオーディオに無知な若い女性から、左右の音がだいぶ違いますね、それに音の大きさも違う・・・と言われ、やはりそうなのか、SP自体の原因ではないか、そう思い始めたが、時は流れ3年前の2009年片方からノイズが出るようになったのを切っ掛けに、修理費も更に高額になっていることもあって、ESL-63とお去らばすることにし、部屋の片隅におしやったが、どうしてもあの音が忘れられずにいたところ、偶然今回の修理工房にめぐり合ったというわけだった。

ここから本日の核心となる。
今回面倒を見てもらった工房の主人が言うには
このシリアルナンバーの機械は旧製品:すなわちSP接続が差込式のはず、それが何故バナナプラグ兼用タイプになっているのか不思議なことだというコメントがあった。

このことから推測できることは、最初搬入された旧機種が返品されたので、SP接続部分だけを交換し、ニュータイプに仕立て上げた。このためシリアルナンバーが旧タイプの番号のままになっていた。

あるいはSPの上部だけをソックリ入れ替えた可能性も否定できない。
調子がおかしいとハーマンに送ったときに、SPの下部はそのままにし、上部だけを交換した可能性があり、というのはこのSP修理交換の実績も知らされてないのに、今回の修理点検で、ユニットが2枚交換してあったことが判明し、新旧でユニットの幅が若干違うから、必ず見合ったものにしなければならないのに、規格でないものが無理やり取り付けられていて、その結果フレームが反り返っていて電極が剥がれていたということでしたから、ハーマンが実施した隠れメンテナンスと言うより機械交換したものがそういう状態の傷物であったということになる。

古い機械でろくに状態を確かめもせずに販売するという姿勢は、あり得ることだし、こっそりと交換してしまうことも十分あり得ること。新製品販売前に旧製品の在庫を何としても履きたかったのだろう。

いずれもが絶対にばれない、そう思って実施した行為、本来ならば企業生命をおびやかすほど大問題となるだろうがもう時遅し。

誰が小生等の購買者を騙す結果にしたのかは定かではないが、旧製品の在庫をなくすことが至上命令だった可能性は否定できない。
残れば永久に売れ残るか、安く買い叩かれるかどちらかで、高級外車同様高額商品であるが故に、モデルチェンジの時には苦労するようだ。

このような行為に及んだのがハーマンの営業そしてエンジニアだとすると、知見のないままにやってしまったという事になるが、この頃は・・・今でもまだソウなのだが海外製品に対するメンテ知見は相当厳しい物があったようで、ESL-63のような非ポピュラーな機械では特にそういう傾向が強かったと思われる。

音は確かに良いからオーディオを職業にしていた人間は、こぞって絶賛し、推奨したが、まさか経年で接着剤の劣化が起こりそれが主な原因で様々なトラブルが出ることなど、イfギリス本国でも情報がなかったのだろうから致し方ないことでもあった。

使用してから15年ぐらい経つとそれが起こるから、最近では富にトラブルが増えていて修理代がべらぼうだから、手放す人が多くなってきた。
オークションではまともな機械が出品された試しがなく、リビルトし、保証も有るものだと新品購入価格に近い値段がしてしまう。

因縁の話はこれで終わりだと思われるかも知れないが、更に続きがある。
先ほどのことは修理が必要なボツボツ音の出る方からのもので、中を開けて見ることによって驚くべき過去の経緯が明らかになってしまった。

一方正常と思っていたほうだが、小生が音量が少し小さいと感じていた理由がハッキリした。
このSPは静岡の工房に運んだもので、ユニット3枚交換して帰ってきたものだった。

しかし中を点検チェックしてもらうと、またもやとんでもないことが発覚したのであった。
全パネルユニット4枚中、生きているのは交換してない1枚だけで、交換した3枚は死んだ状態だという。

パネルには導電塗料を塗布するのだが、それを忘れたのか、あるいは57という別の機械のものを塗布したのか、全く導電体として機能してないから音がでない状態であったらしい。
修理交換してない1枚だけが生きていて音が出ていたから、道理で音量が小さかったわけだ。

塗装しなおしし、導電リボンを交換、更に電源ユニット交換でようやく正常な状態になったらしい。
しかしこれは明らかに手術ミスであり、訴訟されても仕方がない事例である。
小生も音が少し小さいと思っただけで、通常の3分の1しか出てなかったことは気が付かなかった。
というのはのこのSPは構造上、裏側からも音が出て、ソレが混合すると、3分の1の音量なのに少しという感覚認識となってしまったからだ。
SPが4つ有るのとほぼ同じ状態で音が混合されて聴こえてくるから、両方いっぺんに聴くと、ほんの些細な事のようにしか聴こえて来なかった。

音など感覚の世界は実に恐ろしいものだ。

修理に出したもbのが、以前より悪くなって戻ってくることは、医療の世界と同じような頻度があるかも知れない。
だからユーザーはひたすら良い医者を見つけることが必要とされる。

今回そのような過去の事実があからさまになって、これで今まで漠然と抱えていたこのSPに対するマイナスイメージが現実となり、今回それに対してできる限りの手を打っていただいた。
まだ音を聞いてないが、これで30年かかってようやくまともな音に返り咲いたのではないかと期待している。

更に今回の徹底修理メンテで、過去からまとわりついてきたこのSPの亡霊たちがいなくなる禊ができたのではないかとも期待する。
そして10年以上通電されなかった、動いていないパネルが3枚あるということは、今後のエージングの楽しみもある。

目の玉が飛び出すような修理代金を請求しながら、改悪されていたという悲劇はあってはならないことだ。
輸入代理店、販売店、メンテナンスサイド、雑誌や評論はもちろん、更にはユーザー自体が知見を持つことが必要なことと改めて認識した。

今回の総点検および修理で初めて分かったことにも仰天したが、30年経ってようやくこのSPから厄が消え禊となったたような気持ちになれた。

最初音を聞いたときに「何かおかしい」と思ったのは事実であった。
その原因も複数であることも今回でようやくわかった。

それにしても、今まで修理点検に携わった人たち、いったい何をしていたのか、機械だからまさに機械的なことしかやらなかったのか。

SPは音楽を聴くための道具という基本概念をすっかり忘れてしまったのか、実に嘆かわしい。
問題大有りのものを問題なし・・・・テスターなどで測ればすぐに判明するものをやらずに問題なしといったと推測されることなど。

思い出したのが今の家に移るとき、TV・FMアンテナ工事もあわせてお願いした。
電波状態があまりよくないと聴いていたので、業者の担当者に、結果はどうだったか訊くと、バッチリ写ってますから大丈夫ですという答え。
引越し後TV設置し、電源を入れるも雑音だけで何も映らない。
ちゃんと映ると言っていたから、アンテナは大丈夫という前提で、TVのチェックを始め様々時間を欠けてやったがダメだったので、最寄りの電気屋に来てもらうと、一発でアンテナが死んでいるとのこと。

屋根に上がってチェックすると、なんとあり得ない初歩的ミスが発覚。
同軸ケーブルが皮膜を剥がさずにそのまま接続されていた。

あり得ないことであるし、見もせずにチャント映っていると言い切った奴もやつ。
集団で猿芝居をされてしまったことがあった。(業者もまさかこんなミスが有るとは夢にも思わなかっただろう)

これからもそういう直感、熟成された感性、そして勘を大事にしていこうと強く思っている。
https://dracdrac.exblog.jp/15273611/

2012年 01月 17日 ESL-63復活

もう使うことはないだろうと諦めていたESL-63が修理を終えて無事帰ってきた。
京都は八瀬のオーディオ職人の手であらゆる問題がクリアになった。

過去の病歴までわかってしまうのはさすがに名医である。
QUADからライセンスを得たという業者の1つに10年ほど前依頼したが、個々は散々であった。

交換はされていたが交換したものが動いてないという診断で、そういえば戻ってきた後どうもおかしいので、サイド見てもらったが、問題なしで戻された経緯があったが、この時小生の耳は確かで、なにかおかしいと感じたのだったが、2度のチェックデ問題なしと言われ、他の要因があるのかとおもっていたのだった。

しかし4つ有るユニットのうち交換した3つが全く動いていないのだから、おかしいに決まっている。
業者は本当にチェックしたのだろうかと非常に疑わしい。

原因は前回修理業者の導電塗料の塗り忘れ、あるいは前任機種ESL-57の塗料を流用してしまったかどちらかのミスであるということが今回の診断で判明した。

このSPは因縁がついていたのか、その他にも修理のミスによる影響をまともに受け続けたのであった。
このあたりは前回書いたが、どうしてもまだ脳裏から消えないのでまた書いてしまった。

一番不可思議なことは、初期のモデルのシリアルナンバーであるにもかかわらず、シリアルナンバーはそのままで、マイナーチェンジサれたものになっていたということだった。
色々なことが考えられるが、これは衝撃の事実であった。

しかし今回の外科的内科的大手術で、過去の信じられないような多くの不幸な因縁も多分消えてくれたと思う。

先ほど到着し、厳重な梱包を解いてしばらく通電、3時間ほどたってから、バナナプラグ接続しようとしたが、この日のために取っておいた物が見つからず、やむなく通常接続にした。

最初の音を確認しなければならないので、切り替えスイッチを使わずに、NS-1000のケーブルを外し繋ぎかえることにした。

NS-1000の欠点はSPケーブル入力端子がプアーで、細いコードか、ターミネートしたものしか入らないことだ。

最初だからどうしても動作が慎重になる。
音楽を聞く前にしばらく通電するなんていうことは金輪際したことがないのに。

取り出したCDは最近の愛聴盤、シモーネのERAT録音でマンドリン協奏曲ヴァイオリン協奏曲集である。
2つのマンドリンの音色の違いと位置、そして奏法の若干の違い、奏者の息遣いのようなものの雰囲気が出ているかなどチェックポイントは多い。

心配事はルームチューニングをNS-1000に徹底して合わせたこと、本来ライブナ部屋だが、相当デッドになっているから、ESL-63がどのように反応するか。

後方を片付けなくてはならないが・・・

昔と少しセッティングを変えてESLのバックにカナリ余裕をもたせ、コーナーからの対角線距離1.8mを確保することにしたのと、SPの角度を鋭角にして内向きのしたこと。多分45度はある思う。
これですぐにベストポジションとは行かないのはわかっているが、調整のための基本としておかねばならない。床に目印をつけることにした。

さて初めての音はどうだったか。

弦楽器が明るい。
繊細な演奏の雰囲気がよく出ている。
音が拡散するためか、定在波の影響がない。

当たり前だが低音はNS-1000に比べ強くでない。
マンドリンの強弱の奏法がとても良く掴めるし、等身大だ。
バックのオケの弦が少しきつく思って接続を調べると逆相接続になっていて低音が拡散されたのか、中域に影響があったようだ。

接続を正規にすると落ち着いた音になった。(通常のダイナミックSPでは位相が違っても大した音の違いはなかったようだ)
CDだがLPの持つ音が出る予感が漂いそして音が消えるときの余韻がすごく出るのには驚いた。
(こういう所が静電型SPを愛好する人の共感を呼ぶのではないか)
新品同様のユニットが3つ内蔵されているので、しばらくはエージングが必要だが、そのうち更に音が変化してくると思われる。

ファーストインプレッションは非常に高いレベルの満足度である。
音圧も以前よりは相当高くなっていて、アンプのヴォリュームは2目盛ほど少なくて済むのはオドロp機だが、多分これは電源ユニットを2台ともソックリ交換したことによるのかも知れない。

また片方のSPが交換した3枚が働いてなあ買ったから、音圧が出なくて当たりませなのだが、ESL-63は後方にも音を放出するからどちらのSPが良くないのか1台づつ切り離して聴かないとわからないことと知った。

さあて、明日から調整だ。
今月末には相当素晴らしい音色を聴かせてくれることだろう。

ESL-63を久しぶりに聞いて、面白い事に気がついた。
調整してきたNS-1000の音がESL-63にかなり近い音になっていたということだ。
やはりESL-63の音が染み付いていたのだろうか。
http://dracdrac.exblog.jp/15285906/
http://dracdrac.exblog.jp/15293509/

ここでも賞賛されている QUAD ESLスピーカーの修理で定評あった京都八瀬のサウンドポイント55 の三村さんは 2019年 5月に亡くなられたそうです。
ご冥福をお祈り致します。

97. 中川隆[-6920] koaQ7Jey 2021年3月05日 05:42:58 : ERMXrJ34fI : blFVOGd3LjJ2Ym8=[3] 報告
QUAD 正規代理店 ロッキーインターナショナル ROCKY INTERNATIONAL
http://rocky-international.co.jp/quad_index.html

お客様各位 2020/3/10 QUAD ESL修理に関してのお知らせ
http://rocky-international.co.jp/pdf/repair_ESL.pdf

日頃よりQUAD製品をご愛顧いただきありがとうございます。
QUAD ESLの修理に関してお知らせです。2017年より一部製品の修理受付を終了
のご連絡をしておりますが修理に関しまして完全事前予約制にさせて頂きます。


《修理受付終了製品》
・ESL57/ESL63/ESL63pro/ESL988・ESL989(ヴィンテージ含)
※上記製品は部品の廃品により修理・点検を終了しております。


《修理受付予約保留製品》
・ESL2805/ESL2905
※上記製品はオリジナルの部品は廃品になっておりますが、今日まで現行品の部品を
  代用して修理・点検を受け付けておりましたが現状メーカーからの部材供給が不安
定なため受付を保留しております。また予約に関しても受付をしておりません。予約
再開の目処が立ち次第、HP上でご連絡申し上げます。
※また部品供給の状況によっては修理受付終了にさせて頂くことがございますので何 
卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。


《修理受付製品》
・ESL2812/ESL2912
※上記製品はオリジナルの部品の入荷が不安定でございます。修理・点検に関しては
    完全予約制にて受付しております。なお現状修理完了までおおよそ3ヶ月のお時間
    を頂戴しております。

以上

株式会社ロッキーインターナショナル
TEL03-5850-6962/FAX03-5850-6970
http://rocky-international.co.jp/pdf/repair_ESL.pdf


>>65, >>66 に書きましたが、ロッキーインターナショナルも以前は QUAD ESL63 のエレメント交換修理を引き受けていましたが、エレメントをオリジナルとは全く違う分厚い丈夫な材質に変えた為に酷い音になってしまい、評判を落としていたのです:


2016 年 10 月 18 日 潟鴻bキーインターナショナル

QUAD ESL スピーカー、エレメントユニット交換修理の修理代
エレメントユニットの交換は基本的に 1台分全ての交換を行います。

・ESL 63 および 63pro 1台あたりおよそ 30 万円

※ESL57 は修理対象外製品となります。

ESL 63 および 63pro の交換エレメントは、新発売のESL2912、及び2812に搭載されている最新のエレメントを使用します
https://www.good-stuff.net/rocky_html/pdf/QUAD_ESL_campaign130510.pdf



▲△▽▼

ヤフオクでは QUAD ESL63 は激安価格なのですが、すべてエレメントの接着剤が剥落していて本来の音は出ていません:


ヤフオク! -「QUAD ESL63」の落札相場・落札価格
https://auctions.yahoo.co.jp/closedsearch/closedsearch?p=QUAD+ESL63&va=QUAD+ESL63&b=1&n=50
https://auctions.yahoo.co.jp/closedsearch/closedsearch?va=QUAD+ESL63&b=1&n=50&auccat=&tab_ex=commerce&ei=utf-8&aq=-1&oq=&sc_i=&exflg=&p=QUAD+ESL&x=0&y=0

現在 QUAD ESL の修理ができるのは次の二か所だけです:

サウンドボックス (ドイツ QUAD Musikwiedergabe GmbH 代理店)
http://www.soundbox.co.jp/
https://www.facebook.com/soundboxaudio/

QUAD ESL57, ESL63 ESL63Pro 修理受付中
http://www.soundbox.co.jp/quad63repair.html 

オーディオ機器の修理
http://www.soundbox.co.jp/ortofon.html

復刻品 QUAD-II 真空管モノラル・アンプ (ドイツ QUAD MusikWiedergabe GmbH) 製 ¥600.000/ペア 
https://soundbox.co.jp/QUAD/QD-II_3.htm

オランダ QUAD REVISIE社製 復刻品 QUAD 33/2プリアンプ +  QUAD 303QR パワーアンプ + QUAD FM3 特価セット価格 ¥400,000/セット 
*QUAD FM3QR
https://soundbox.co.jp/QUAD/QD_33_303_FM3_set.htm

ドイツ QUAD Musikviedergab GmbH 社 QUAD ESL57 復刻新品 (受注生産品) * QUADESL57QA ¥1,300,000 ペア(税別)
https://soundbox.co.jp/QUAD_ESL57QA_Cata_a.pdf

ドイツ QUAD Musikviedergab GmbH 社 QUAD ESL63 復刻新品 (受注生産品) * QUADESL63QA ¥1,600,000 ペア(税別)
https://soundbox.co.jp/QUAD_ESL63QA_Cata_a.pdf

サウンドボックスの修理は自社修理ではなく外注なので割高になります。
その外注先も問題の有る所が多いみたいですね。


▲△▽▼


STAX・QUAD ELECTROSTATIC LOUDSPEAKER RESTORATION
http://www2.ttcn.ne.jp/~bafu/index.html

メールアドレス
stax_buy@yahoo.co.jp

埼玉県 さいたま市 見沼区
 岩  田

98. 2021年3月11日 11:58:26 : tMihqEAZ8k : OWp0eGdKVXNEQ3M=[35] 報告
Mr.トレイルのオーディオ回り道
アンプへの音質対策 2021年03月11日
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/697060e7f93215ee1e525063d4f29000

古いアンプでは、当時の技術で最高峰でも、20年も経過すれば陳腐化する部分も出て来る。自分は「標準化」を意識して、現在でも通用する様に「音質対策」をして使う様にしている。

例えば、アンプ類のリアパネルの場合、電源部のインレット化やRCAプラグ類は、強度や音質を考え、現在使われているものに交換して使っている。上の写真はTA-2000Fプリ。

パワーアンプもフロントパネルは全く触りませんが、リアパネルは「音質対策」をします。

電源のインレット化、RCAソケットの交換、SPターミナルの交換をして、「音質アップ」や使い勝手の良さと「標準化」をします。

他にも、オーディオグレードヒューズに交換します。これは、グレードの高い電源ケーブルの真価を発揮させるためには大きな効果を発揮します。SPケーブルはYラグ化していますので、すべてのアンプやSPでYラグ仕様にしています。こうすると比較試聴の度に端末処理をしなくて済みます。だからアンプの交換等のレイアウト変更も簡単に実施できます。
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/697060e7f93215ee1e525063d4f29000

99. 2021年3月13日 08:44:48 : F4ypLK0IXM : NHNoY1VYZEpXUXc=[2] 報告
Mr.トレイルのオーディオ回り道
同じ機器でも「音質対策」をすると別物クラスに「音質」がアップする 2021年03月13日
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/a48a217ddb101a7f7ae2a367ba5ad32a

サブシステムでは50年前のSONYのアンプを使っています。購入した時の価格は、プリアンプで約2万円/台、パワーアンプで0.5〜1.5万円です。でもメンテ代が1.5〜3万円がかかっています。

そのメンテ代の中には、RCAソケット・電源インレット・SP端子の交換なども一緒にやっています。その他にオーディオグレードヒューズの交換(0.5万円)やその交換費用も加算されます。

電源ケーブルをグレードの高いものに変えると機器の性能が激変します。50年前のアンプ類は殆どが「直出し電源ケーブル」です。現在の扇風機に使われている様な細いケーブルが使って有りました。しっかりした電源ケーブルに変えるだけでしっかりしたサウンドに変化します。

RCAケーブルやSPケーブルもグレードの高いものを使ってやれば、相乗効果で更に音質アップします。一般に「どんな機器を使っているか?」だけに注目しがちですが、ケーブル類のグレードやオーナーのスキルも含めた「総合力」で「音質」は決まります。
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/a48a217ddb101a7f7ae2a367ba5ad32a

100. 2021年3月21日 09:32:08 : 56w0TbOpRk : SWJDemhtTzJaUWc=[5] 報告
Mr.トレイルのオーディオ回り道
1980年代・1990年代の中古機器は電源部のコンデンサー劣化が進んでいる 2021年03月21日
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/057501605e096bd58f0673aaa38c55da


昨年12月頃から(気温が10℃以下になる頃)動作不良の目立った機器が増えた。その中の1台にSONY MDS-E58も有った。3月になり暖かくなって10℃を超える気温になった。久しぶりにこの機種に電源を入れて回してみた。あら不思議??全然異状なく使えるでは有りませんか!!!

他にも同様に12月になって動作不良になったMDS-E55もDM-7080も動く様になっています。昨冬も同様の症状の出たDM-9090の電源部のコンデンサーを、昨年交換したら今冬は正常に動作していました。

1980〜1990年代の機器は、製造されてから30〜40年も経過しています。電源部のコンデンサーのみならず、回路に使われているコンデンサー系は劣化が進んでいると推測されます。MD機やDAT機、CDP等のソース機器は言うに及ばず、アンプ類もコンデンサー類の見直し・交換が必要になって来ていると推測します。

この事が分からず、余計な機器を沢山「買い込んでは手放し」を繰り返してしまいました。買う時は正常品との事でも、売る時はジャンク品です。かなり損をしてしまいました。

資金が出来たら、古い機器は随時「コンデンサー交換」に出していきたいと考えています。機器は正常に動作してくれないと使い物になりません。
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/057501605e096bd58f0673aaa38c55da

101. 2021年3月28日 12:57:21 : hlSP5Dnd0Q : YlNjM1dDbFJjQUU=[27] 報告
Mr.トレイルのオーディオ回り道
気温が上がって来て機器の調子が良くなっている 2021年03月28日
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/c74d2352f67529e42bf45ce976c66e71


冬場は気温が下がって動かなくなったSONY MDS-E58。気温が20℃くらいまで上がって来たら、何の不具合もなくスイスイと動き出した。これが同じ機器かと思うくらい違う。

こちらのDM-9090も快調になって来た。上段の個体は昨年「電源部のコンデンサー交換」をしましたので、真冬(5℃以下)でも問題なく動きました。下段の個体は、真冬は「コンデンサーへの充電時間」が10分位要りました。電源部のコンデンサーが容量抜けし始めていると思います。こちらも、室温が20℃くらいになると、何の不具合もなく動き出しました。

パイオニアのMDデッキは1994年頃のモノ。今冬は問題なく動きましたが、来冬は分かりません。余裕のあるうちに電源部のコンデンサーを交換した方が良いと思っています。

古い機器(CD・MD・DAT・チューナー他)は、製造されて20年を超えたらコンデンサーの劣化を疑った方が良いです。「読み取り不良」=「メカ・ピックアップの不良」ではない事を悟りました。
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/c74d2352f67529e42bf45ce976c66e71

102. 中川隆[-5899] koaQ7Jey 2021年4月08日 10:18:56 : dyVNzycV9Q : dXdmQ2x3RGpxc3M=[28] 報告
骨董の石アンプはメンテのしようがない。

残念乍ら、今も残存するJBL SA600で、まともに鳴るものはほぼ皆無だと思うし、
(メンテすれば、全く別の素子による別の回路を持ったアンプになってしまう)
そもそも地球上に新しいゲルマがない以上、当該部品交換やそれに準じたメンテは絶望的な今、まともに当時の音が再現できる個体は全滅だと思う。
現在、まともな音の出るものは、ほぼ皆無だろう。

球のアンプと違い、時代の経過した骨董の石アンプはメンテのしようがない。
全面OHという手もあるが、それはもう JBL SA600とは別のものになる。


JBL SA600 再現?【SA750】1
2021-03-15
https://ameblo.jp/oohpopo/entry-12662490924.html

何十年ぶりの事なのであろうか。
JBLのインテグレーテッド・アンプがひっそりと発表されていたようだ。
社としてコンシュマー向けの最後のアンプがコントロールアンプのSG620と対を成すパワーアンプが最後だったと記憶している。

しかし、インテグレーテッド・アンプは、後にも先にも有名なSA600とそのパワーアップ版、SA660だけだ。

やや低域側にシフトした帯域バランスは
ブックシェルフと組み合わせるためであろう。


このSA600アンプとランサー101の組み合わせは、
当時としては伝説的な黄金の組み合わせと断言してもいい。
(三菱の六半を弄っていた頃の当時の我ら小僧には、
実際に視聴室で聴かせてもらった時には、腰を抜かさんばかりだった。)

今でもランサー101を鳴らすなら、SA600以外考えられない。
さほどの最強コンビだったと思う。


残念乍ら、今も残存するSA600で、まともに鳴るものはほぼ皆無だと思うし、
(メンテすれば、全く別の素子による別の回路を持ったアンプになってしまう)
そもそも地球上に新しいゲルマがない以上、
当該部品交換やそれに準じたメンテは絶望的な今、まともに当時の音が再現できる
個体は全滅だと思う。

SA600はその役目を終えて、インテリアのアート作品として、
往年のランサー101を鳴らしきった
その姿を想像し遠くから眺めるだけで良いのである。

しかしメモリアルとしての置物であったとしても、このアンプの造形は
半世紀経った今でも、とても魅力的だ。
デザイナーはあのアーノルド・ウォルフ。
後に副社長となるこの天才デザイナーが在籍したおかげで、
JBLは歴史に残る秀逸なインダストリアル製品を数々残すことになる。
これはブラウンなどの、ピーターラムスと双璧の存在だ。


そのSA600の現代復刻版?とおぼしきものが
SA750なのだろうか。

詳細な開発コンセプトがわからないが、造形から推測するに
SA600をが姿を若干変え、21世紀に再現させたということなのか。

SA600を知るものにとっては興味あるところだ。
https://ameblo.jp/oohpopo/entry-12662490924.html

JBL SA600 再現?【SA750】2
2021-03-17
https://ameblo.jp/oohpopo/entry-12662496987.html


詳細な開発コンセプトがわからないが、造形から推測するに
SA600をが姿を若干変え、21世紀に再現させたということなのか。

SA600を知るものにとっては興味あるところだ。


JBL SA-750


写真で見る限り、往年のSA600をベースに手が加えられているが
注意深く観察すると細部では色々と異なる部位がみつかるし気にもなってくる。

筐体やパネルのレイアウトのイメージ的にはSA600の後継と認識できる。
これをぱっと最初に見た時に最も印象に残るのは、パネルに開けられたウインドウ。

現在に蘇らせる上で今のデジタル風を強く印象付けたかったのだろうが、
これは余計。

SA600はあのヘアラインを縦横に研磨し配した
瀟洒なパネルデザインが魅力の一つだがパネル上にこんな
愛想無しの窓を開けてどうすると言いたい。

DAC付らしいが、21世紀的な”ハイレゾごっこ”のコントロールウインドウを目指すなら、
最初からデジタル的かつ未来へ向けての、
それなりのコントロールパネルのデザインで統一した方が良いだろう。
何もSA600の残像を中途半端にノスタルジックで再現するのはいかがなものか。

そして細部を見るならノブやスイッチ類、銘板の位置関係も変だ。
とにかくボリュームのノブがデカすぎる!

SA600の持つ知的かつ高貴な繊細さがない。
他のノブのサイズとデザインも頂けないし、それ等のレイアウトは間が空きすぎて
間延びしている。

何もパネルまで、ソーシャルディスタンスは必要ない。
他にパネルの横幅が間延びし増長、それでバランスを崩してているのと、

側の木目調フィニッシュもわざわざ安っぽくさせており、
何だかなあ?である。

例えば若い頃にあこがれた人、或いは自分も含めてそれを無理して買い

手元で愛用していた人々、そうした古くからのファンの一部には、

SA600への感傷的な思いれから、SA750を小遣い銭で”ポチって”しまう事のできる、

経済的にも豊かな一定の顧客層はいると思うし、そうした人達向けの製品であろう。

ただ結局のところ、音を聴いたわけではないが、これいいな!というインスピレーションが湧いてこない。

開発者には悪いが、どっちつかずのデザインや余計なお世話のDAC付、

個人的に食指は動かない。

(もちろん現物を見て、聴いてみないと、何とも言えないのはわかっているのだが・・)

例えばである。むしろレプリカとして、完コピで同じデザインで復刻させた方が良かったかもしれない。
だとしたら、レプリカは本来嫌いだが、今回だけは私も無理を承知で手を挙げたい。

SA600がまっさらの状態で復刻されるなら、それは”買い”だ。

(観賞用として)

何だかケチばかりつけてしまったが、言い換えればいかにSA600が
微細にまで計算されつくした、これ以上ないという完璧なレベルでノブのサイズや質感
スイッチ類の配置にまで巧みに計算されたものであったかと再認識させられた。

天才的なアーノルドの事など知らない新世代のデザイナーによる
SA750を、これと比較しては可哀そうな話ではある。

ブラウンの製品もだが、SA600という製品が一介の音響製品という枠を超え、
NY近代美術館へ収納されても、けっしておかしくない次元の
奇跡的なアート作品であったかという事になる。


      現在、まともな音の出るものは、ほぼ皆無だろう。

      球のアンプと違い、時代の経過した骨董の石アンプはメンテのしようがない。

       全面OHという手もあるが、それはもうSA600とは別のものになる。

       ならばそっとしておき、アート作品としてずっと眺めていたい。
https://ameblo.jp/oohpopo/entry-12662496987.html

詳細は

JBLアンプの世界
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1158.html

JBLアンプ新旧プリメインアンプ対決 SA660 vs. SA750
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1157.html

103. 2021年5月09日 03:00:09 : 2FX3HIcWUI : eXRxOE83cnF0clk=[1] 報告
Date: 12月 11th, 2015
輸入商社なのか輸入代理店なのか(リザイエとノア)
http://audiosharing.com/blog/?p=18544


少し驚いたことがある。
カウンターポイント、スレッショルド、ボウ・テクノロジーズ、マイケルソン&オースチン、VTLの修理を、
12月25日が最終受けつけとなることを、11月にノアが発表している。

VTL以外のメーカーはすでに活動を停止している。
マイケルソン&オースチンといえばTVA1がその代表機種だが、TVA1は1979年に登場している。
かなり長いこと製造されてきたとはいえ、1990年ごろには製造をやめていたと記憶している。
この記憶が正しければ、最後に製造されたモノでも25年、初期のモノであれば35年以上が経過している。

ノアがカウンターポイントの修理を受けつけていたことは知っていたが、
マイケルソン&オースチンの修理をいままで受けつけていたことに、少々驚いた。
とっくに修理はやめていたものだと、勝手に思っていたからだ。

だから今回の修理をやめてしまうことを聞いても、いままでよくやってくれたな、とは思っているし、
仕方ないことだとも思っている。

けれど、昨日書いたリザイエのサイトには、
カウンターポイント、スレッショルド、ボウ・テクノロジーズ、マイケルソン&オースチン、VTLの修理を受けつけるとある。

おやっ、と思った。
なんとタイミングがいいんだろうか、と。
考えた。

これはあくまでも私の勝手な推測でしかないのだが、
リザイエの設立にはノアの協力があったのではないだろうか。
そう思えてならない。

VTL以外の会社はすでにないわけだから、修理に必要な技術資料はどこかから入手しなければならない。
それに回路図があれば、満足のいく修理ができるとは限らない。

修理には高い技術力とノウハウも必要となる。
にも関わらず、ハーマンインターナショナル、山水電気、シュリロ貿易、ヘビームーンが扱ってきたことのないブランドの修理を手がける。
ということはJBLやマークレビンソンなどと同じレベルで修理できるということのはずだ。

満足のいく修理ができないのであれば、修理を受けつけるブランドに、
カウンターポイント、スレッショルド、ボウ・テクノロジーズ、マイケルソン&オースチン、VTLは加えないはずだ。
それをあえて加えている。

これが意味することを考えると、ノアのなんらかの協力があったと。私は勝手にそう思っている。
そして技術資料、修理のノウハウ、補修部品もノアから提供があったのではないのか。

修理をただやめてしまうのではない。
ここに、ノアのオーディオの輸入商社としての義があるように感じている。
http://audiosharing.com/blog/?p=18544

104. 中川隆[-4948] koaQ7Jey 2021年5月09日 03:03:35 : 2FX3HIcWUI : eXRxOE83cnF0clk=[2] 報告
オーディオ機器修理メンテナンスは有限会社エイブル
https://eiburu.kataranna.com/

Date: 5月 4th, 2015
どこに修理を依頼したらいいのか(エイブルのこと)
http://audiosharing.com/blog/?p=16937

別項「輸入商社なのか輸入代理店なのか」
http://audiosharing.com/blog/?cat=865

でも書いてるように、
オーディオ機器の修理の問題に悩んだことのない人は少ないだろう。

愛着のあるオーディオ機器を長く使っている人ほど、
修理をどこに依頼したらいいのか、悩んでいるはずだ。

輸入オーディオ機器で正規代理店での修理に不安がある場合。
本来こんなことはあってはならないはずなのに、
現在ではいくつかの輸入元の修理は問題があるように聞いている。

修理に出して直らないのは問題外なのだが、
中途半端な修理がされ、使っているうちに症状が悪くなることもある。

それに輸入オーディオ機器は日本に輸入元がなくなってしまったブランドもいくつもある。
基本的には元の輸入元に修理に出すわけだが、
輸入をやめて数年ならいいが、けっこうな年月経っていれば受けつけてくれなくなる。

国産オーディオ機器も同じようなものだ。
どんなに古いモノでも修理をしてくれるメーカーもあるが、数は少ない。
どんなメーカーでも製造中止になって数年で受けつけてくれないと思っていた方がいい。

ただそんな場合でも、メールではなく電話で丁寧に頼むことで、
可能な限りという条件つきではあるが、修理をしてくれるメーカーもある。
そういうメーカーでも、モノによって受けつけてくれないことがある。
それはしかたのないことだ。

それに輸入品も国産品も、すでにメーカーがなくなってしまっている場合もある。

こんなふうに、メーカー、輸入元が修理を受けつけてくれない、
もしくはその修理技術に不安がある。
そうなると、自分で修理できる人・場合以外は、修理専門業者に依頼することになる。

ずっと昔はそういう業者も少なかったし情報も乏しかった。
いまは業者の数も増え、インターネットの普及で情報も集めやすい。

とはいえ、どこの業者を選んだらいいのか、と悩むことになる。
ここに出してうまく直らなかったら、別の業者に……。
とんなことをくりかえしていたら、きちんと修理できたモノでも直らなくなる可能性も生じる。
最初から信頼できるところに依頼したい、とほとんどの人が思っているはず。

スピーカーならば、昨年、岩崎先生が愛用されていたエレクトロボイスのエアリーズを依頼したところ、
オーディオラボオガワがある。

https://audiolab.co.jp/

このことに関しては

「オリジナルとは(あるスピーカーの補修)」
http://audiosharing.com/blog/?s=%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%82%B8%E3%83%8A%E3%83%AB%E3%81%A8%E3%81%AF%EF%BC%88%E3%81%82%E3%82%8B%E3%82%B9%E3%83%94%E3%83%BC%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%81%AE%E8%A3%9C%E4%BF%AE

に書いている。

ではアンプはどうしたらいいのか、どこに出したらいいのか、とたずねられたら、
エイブルをすすめている。

http://audiosharing.com/blog/?p=16937

105. 2021年5月09日 03:05:29 : 2FX3HIcWUI : eXRxOE83cnF0clk=[3] 報告
どこに修理を依頼したらいいのか(続エイブルのこと)
http://audiosharing.com/blog/?p=16939

実を言うと私自身はエイブルに修理を依頼したことはない。
だからエイブルだったら間違いない、と断言することはできない。

けれどエイブルに修理を依頼したことのある知人の話、
エイブルに修理に出したことのある人を知っている人からの話はいくつか聞いている。
みな満足している、ということだった。

修理の技術だけではなく、実際のやりとり、修理費用なども納得のいくものだったと聞いている。
いまのところエイブルに関して、悪い話は聞いていない。

これだけだったら、ここでエイブルの名前を出して書こうとは思わなかった。
けれどエイブルのサイトで現住所を見て、書こうという気になった。

エイブルは最初は所沢だった、と聞いている。
近辺によく似た名前のオーディオ店があるけれど関係はない、とのこと。
その後、エイブルは天草に移転している。

エイブルのトップページには「工房環境の良さから天草に店舗を移し」とある。
これでエイブルは信用できる、と思った。
オーディオとは直接関係のないことで、そう思えるほど天草(熊本県)は実にいいところだ。

私が熊本県出身ということも関係している。
それだけでなく、天草には小学二年の夏休み、長いこと滞在していた。
ひどい喘息だった私は、同じように酷い喘息持ちだった友人と、その夏、天草の喘息学級に参加した。

友人の父親の運転する車に乗って、天草五橋を渡ったときのことは、いまもはっきりと憶えている。
私にとって天草の海が初めて見た海だった。
それまで写真やテレビ、映画などで見ていた海は、こんなにもきれいなのかと子供心に思っていた。
そのためか、私にとっての海は天草の海がつねに基準としてあり、
その後行った福岡の海にはがっかりしたし、東京の海には最初から期待していなかったものの、
それでもこんなに違うのかと思っていた。

環境の良さを求めてどこを選ぶのか。
エイブルは天草を選んでいる。
これは大事なことである、少なくとも私にとっては。
http://audiosharing.com/blog/?p=16939

どこに修理を依頼したらいいのか(続々エイブルのこと)
http://audiosharing.com/blog/?p=16942

これから先、輸入元、メーカーが修理を受け付けてくれない状況になったら、
エイブルに修理を依頼することだけは、はっきりといえる。

誤解されないように書いておくが、エイブルの修理が完璧というわけではない。
ここでの完璧とは、オリジナル至上主義者が求める完璧である。
とにかくオリジナルと同じ部品で修理してなければ、それだけでクレームの対象とする人は、
他のところに依頼した方がいいだろう、もしくは自分で修理すべきだ。

エイブルのサイト、ブログにも、
部品の代用品がないものは直せない、とはっきりと書いてある。
エイブルは信頼できる修理を行うために、いいかげんな修理は請けない、と私は受け取っている。
とにかくエイブルに修理に出そうと思ったなら、エイブルのサイトをきちんと読んでほしい。

それにモノによってはいくつかの制約が生じることもある。
それに評判がいいようで、修理の依頼がかなりあり、いまでは修理に着手するまでに時間がかかることもある。
だから、修理に出したからすぐに直って戻ってくることを望む人は、他のところがいいだろう。

けれど、他のところと書いているけれど、信頼できる修理を行ってくれるところで、
修理に出した、すぐに直ってくる、なんていうところがあるだろうか。
たまたま空いていてすぐに直してくれることだってある。

けれど確かな技術をもつところであれば、個人ユーザーからの依頼だけでなくオーディオ店からの依頼もある。
いまオーディオ店がどこに修理を依頼しているのか。
それを調べてみれば、どこに出したらいいのかは定まってくる。

だから私はエイブルをすすめている。
http://audiosharing.com/blog/?p=16942

106. 2021年5月09日 03:07:51 : 2FX3HIcWUI : eXRxOE83cnF0clk=[4] 報告
RISAIE -リザイエ-:: ホームページ
http://risaie.co.jp/

107. 中川隆[-16103] koaQ7Jey 2021年7月23日 14:21:04 : lomcF4oKuY : U01VblJyTjVseXc=[13] 報告
静電型スピーカーの修理 _ STAX・QUAD ELECTROSTATIC LOUDSPEAKER RESTORATION
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/836.html
108. 2021年11月03日 15:10:37 : 50sF8abUFo : Vy5YZG9yS1RyejY=[25] 報告
Mr.トレイルのオーディオ回り道
どうも怪しいなあ・・・
2021年11月03日
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/e072e25db0b134823d6b770d111036b6


昨日の午前中8時頃から自宅システムを聴いていて、9時過ぎにはSWを切ったが、夕方帰って来たら、チャンデバのSWを切り忘れていた。プリやパワーアンプのSWは切っていたので、入れなおして見たら「ノイズ」がRchから出る。それも中域からだ。音楽部屋の同じチャンデバTA-4300Fと同じ症状に感じた。直ぐさま全てのSWを切り、チャンデバを休ませた。

1時間後、再度全ての電源SWを入れ、音楽を流して見たが、「ノイズ」は消えていた。

音楽部屋のTA-4300Fチャンデバは2〜3時間は異状は出ないが、5〜6時間すると「ブツ・ブツ」と大きなノイズを出して、中域のアンプを壊してしまった。まさかチャンデバが原因と思わなかったので、別のアンプを中域に使い鳴らして、5〜6時間後また「ブツ・ブツ」と云うノイズが出て、2台目のアンプも壊れてしまった。当該TA-4300Fチャンデバと2台のアンプもまだ音楽部屋で眠っている。修理しようか?捨てるか?迷っていたが、自宅のTA-4300Fが元気なうちに、修理に出して使える様にしておかなければ・・・と云う方向になるだろう。

50年も前のチャンデバでは、使って有るCR類はすべて交換しないと安心して使えないのかも知れない。電化製品は20年が安心して使える限界か?

同じ様に、名器と云われているマランツ#7やマッキンC22等のプリも、当時のモノは、時間が経ちすぎて、同じ様な事が言えるかも知れない。

https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/e072e25db0b134823d6b770d111036b6

109. 2021年11月04日 13:45:50 : ZwZnp6pbIc : T1NDbXVQb25JcUU=[22] 報告
Mr.トレイルのオーディオ回り道
SPユニットは壊れないが、回転系を持つ機器は維持管理が大変
2021年11月04日
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/33ac8fc3bda81cce43a060dbba83591d


自宅システムで使用中のEMT981CDプレーヤーは1980年代の代物。15年程前に入手したが、3回ほどメンテに出している。MD機はまだ5年程なのでメンテ無し。アナログプレーヤーはベルトドライブなので、ベルトの交換が出て来る。マイクロ純正の予備品(ベルト)は1年しか持たないので、他社品を使っている。こちらの方は10年以上持ってくれている。

JBL#375やLE85・175DLHのコンプレッションドライバーは壊れない。ホーンも触らなければ殆ど損傷や摩耗はない。ハイルドライバーやDECCAのリボンツイーターも20年近く使っているが、一度も壊れたことが無い。但し、ハイルドライバーやDECCAのリボンツイーターは磁力が強いので、2個くっつけて置いてはならない。お互いの磁力でくっつく力が半端なく強い。間に指でも入れれば骨折するだろう。ハイルドライバーは運送事故で3セット終えた。梱包が悪いとお互いがくっつき合い、そのショックで破損する。外側のプラスチックはもろいのです。

アンプ系は古いパーツのCR類の点検が必要です。おかしな症状が出始めたら専門家に見てもらう様にしています。Tr型アンプと管球アンプの両方を見れる方(電気屋さん)が少なくなって来ています。

https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/33ac8fc3bda81cce43a060dbba83591d

110. 2022年1月03日 11:10:47 : 6LlYltVJk2 : UzNNQUhISVRpOGM=[5] 報告
Mr.トレイルのオーディオ回り道
2015年頃からソース機器に凝った
2022年01月03日
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/f47a98194b4c65d7099357b29387c700


2015年頃からソース機器に凝った。オープンリールデッキも5〜6台購入しましたが、使い勝手からDATやMD機に向かった。DAT機も5〜6台購入したが、現在は2台残っている。メインはMD機が増えて来た。

局用MD機もDENON製やSONY製・TEAC製を使っていました。MD機は1990年代の製品が多い。当時、個人的には仕事・仕事・仕事で1980〜2000年まで、オーディオ機器を触る暇もないくらいに仕事と子育てに追われていました。その為、MD機との出会いが無かったのです。MD機を知ったのが2015年頃で、既にまともに動くMD機が少なくなっていた。

1990年代と云えばもう既に20〜30年前の製品で、機器の寿命としては限界に近い。特にピックアップメカの予備品が無いので、壊れたら一巻の終わりです。他に、電源部のコンデンサーの容量抜けが多い。(夏場は動くが、冬場は動かない様な機器)

DM-9090の1台は電源部のコンデンサー交換のメンテをして使っています。残る1台も予定しています。古い機器はやはりメンテをしないと動かなくなります。「どこが悪いか?」(消耗部)を理解しないと修理費用が大きくなります。悪い部分をスポット的に直せれば費用が小さくなります。

https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/f47a98194b4c65d7099357b29387c700

111. 中川隆[-13980] koaQ7Jey 2022年2月03日 07:28:37 : tOh3ugIRWs : d3hwYjVOdlFyZWs=[5] 報告
QUAD ESLの修理お任せください _ サウンドポイント55
https://geolog.mydns.jp/www.geocities.co.jp/soundpoint55/newpage4.html


旧製品からの部品取り整備後移植。

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お問い合わせ電話 075−711−0055 までお気軽に

年中無休朝9時〜夜8時まで電話受付

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サウンドポイント55への地図
https://geolog.mydns.jp/www.geocities.co.jp/soundpoint55/tizu.html

〒601−1253
京都市左京区八瀬大衛町717−2 秋岡ビル 4F
サウンドポイント55
рO75−711−0055
https://geolog.mydns.jp/www.geocities.co.jp/soundpoint55/newpage4.html

サウンドポイント55 真空管アンプ組み立て修理
QUAD ESLスピーカー格安修理出来ます 年中無休で受付いたします

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112. 中川隆[-13960] koaQ7Jey 2022年2月03日 08:27:27 : tOh3ugIRWs : d3hwYjVOdlFyZWs=[25] 報告
サウンドポイント55 スピーカー在庫のページ
https://geolog.mydns.jp/www.geocities.co.jp/soundpoint55/newpage3.html


RCA LC−1B IN オリジナルBOX  在庫あり  写真1,2,3             \75万
 (スタジオモニター用壁掛け型、バッチ付き)

RCA LC−1B ユニット 超極上品   1ペアーあり            ¥60万
 (LC-1Aとの違いはエッジ改良によるfo改善、見た目の違いはありません)

JENSEN H−520 極上品     1ペアーあり              ¥28万
 (604類似同軸2WAY)

JENSEN G−610 オリジナル   1本のみあり             ¥50万
 (銘記3WAY,弁当箱ネットワーク、Cとは別物です)

パルメコ 38cm同軸2WAY LS−1     2ペアー在庫  写真1,2,3 ¥63万

(初代BBCモニター、WE系の特注品と思われる構造です。ドライバーは713か?)

(残念ながらコーン紙に破れ補修が御座いますが音質には問題御座いません。)

(超ヘビー級のユニットでコーン紙はジェンセンより遥かにパンパン、ロレンツの

ツイーターを付けて3WAYにしてBBCで使われました。あのアビーロードスタジオ、
  アメリカのバンガードのスタジオでも採用されてました。)

バイタボックス 30cm同軸       1ペアー在庫あり 写真1,2,3   ¥20万完売
(ロンドンWE直系、601とは比べ物にならないクオリティーです)

シーメンス ワイド・アングル       極上1ペアーあり。          ¥60万 完売
(25cmコアキシャル3パラ。マッチングトランス付き。平面バッフルで御使い下さい)

これらはビンテージの中でも最高に位置するユニット群です。
アルテック、JBL、TANNOYに愛想をつかした方御試聴ください。  

    その他のビンテージ

ボザーク  30cm 同軸ユニット    2ペアー在庫あり        ¥8万、12万
 (東海岸の勇)

EMI     楕円同軸ユニット      1ペアー在庫あり            ¥6万
 (メタルセンターによるメカニカル2WAY+ツイーター)

ロンドンRCA38cmウーハー        1ペアーあり             ¥30万完売
 (最高のパーマネントウーハーです、ロンドンWE2080Aより凄いです。)

IPC ドライバー 555マウント         2本在庫          ペアー¥15万
 (ジェンセンOEM,砲弾ドライバーの555マウント、金属振動板)

IPC ホーン 1049                1ペアーあり       ペアー¥12万
 (上記ドライバー用ホーン、勿論555使えます)

アンペックス  1インチ用ホーン         1ペアーあり       ペアー¥6万完売
 (JBLのホーンより1ランク上の造り、WEホーンのようなデッドニングがして有ります)

フィールド・ウーハー  38cm          2ペアー       ペアー¥20万、¥25万

(ジェンセン)      30cm          4ペアー       ペアー¥12万より

(素晴らしい音留まりです。WEのウーハーもジェンセン製です)

RCAビクター  25cmフルレンジ 1910年代貴重珍品   1ペアーあり  ¥18万

(HIS MASTERS VOICE ラベル、片方セーム皮エッジに交換されております。)

ステフェンス  1インチドライバー          2ペアー       ペアー¥12万完売

 (ウエスタン・ツルーソニック、WEが後期モニターに使って有名になりました)

ラーコン  555用マルチセルラー(26Aホーン近似8セル、珍品) 1ペアー ¥30万

(KS6368と同じような布と鉄板の張り合わせです。6368もラーコン製です)
(555に使用すると25Aホーンより良い音です。)

ジェンセン  38cmパーマネントウーハー           2ペアーあり ¥10万より
(定番、アルテック、JBLからのグレードアップにどうぞ)

アルテック 604D 38cm同軸 N−1600ネットワーク付き     ペアー¥25万

(オリジナルNEWコーン紙に貼り替えました。音質には問題御座いません。)

アルテック 604−8G 38cm同軸 ネットワーク付き         ペアー¥21万

アルテック 604−8K 38cm同軸 ネットワーク付き         ペアー¥18万
(コーン紙に少しだけ傷があります)

806,802各種在庫あり。  アルニコユニットのみです。        ペアー¥5万より

416A、416−16Z、803A他在庫あり                    ペアー¥7万より

JBL LE-85(3ペアー有り¥8万) 、LE375(20万)、LE-15A、2220B他各種ウーハーあり。

TAD TD4001ペアー(極上オリジナル振動板)              ペアー¥30万

TL-1601A、2ペアー(極上のオリジナルコーン)             ペアー¥12万

QUAD ESL57(3ペアー在庫あり、金、黒、ベージュ)          ペアー¥18万

QUAD ESL63(3ペアー在庫あり、茶、黒)                ペアー¥25万

QUAD ESL63PRO                              ペアー¥28万
ESLは全て整備済み。

JBL オリンパスS8Rシステム 程度良                   ペアー¥90万完売

JENSEN G−610C inBOX エッジ補修小、音質には問題ありません。

 純正ユートピアウルトラフレックスBOX入り 定価¥266万       ペアー¥95万完売

Gauss 2インチドライバー HF−4000(アルニコ) 4本在庫在り     ペアー¥20万完売

写真1,2,3 振動板の状態、ボイスコイルの抵抗値等は揃っております。

外観は多少剥げ錆等御座いますが電気特性音質は完品です。 4本まとめて ¥35万完売

JBL 2インチ用ホーン2350 2本在庫  再塗装致しました  ペアー¥90000
スロートアダプター2328付です。

        随時写真アップ予定です。しばらくお待ちください。

https://geolog.mydns.jp/www.geocities.co.jp/soundpoint55/newpage3.html

113. 中川隆[-13939] koaQ7Jey 2022年2月04日 03:42:02 : JKSPu7iMHo : eDYxc1lad1o1NEk=[15] 報告
因みに、QUAD ESLでまともな修理ができるのはサウンドポイント55だけです。
QUAD代理店のロッキーインターナショナルでは既に旧型ESLの修理は受け付けていません。
ドイツQUAD Musikwiedergabe GmbH 代理店のサウンドボックスではエレメント総入替え以外にはまともな修理ができません。

4年前にサウンドポイント55の主人が亡くなられてから、QUAD ESL使用者は修理ができなくなってみんな困っていたのです。
今度の再開はおそらく前に仕事を手伝っていた弟さんだと思いますが、何とか潰れない様に応援して下さい。

114. 2022年2月09日 09:25:38 : ZYPRKUSsaQ : VTNtaUJ2bWRFWkk=[6] 報告
Mr.トレイルのオーディオ回り道
50年前のアンプ達を今買うなら
2022年02月09日
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/ce04743db5db0c53a72a9fcbb6bfccd3


オーディオを始めた頃、高嶺の花であったアンプ群を使って見たくなり、アキュフェーズC200+P300と、パイオニアC3+M4の2セットを購入したのは、2018年頃です。

50年前のアキュフェーズとパイオニアのアンプは、今なお根強い人気が有る様で、それなりのお値段がします。50年前の一般家電品で有ればまず購入する事はないだろうと思う。使って有るRCA端子類はチープですね。時代を感じてしまいます。

どちらもまともに動く様にメンテをして使い出しました。外蓋を開けて内部の配線材やパーツの具合を確認しましたが、アキュフェーズはフラックスの残差が多く、Tr端子の脚が黒ずんでいました。その点、パイオニアの方が良い作りの様に思いました。

個人的にはC3+M4ならば今でも通用する音質が有ると思います。高級感は今でも有りますね。但し、電源の「直出し電源ケーブル」を使わずインレット化して、高級電源ケーブルを使いたいですね。RCA端子ももっと強度のある端子に交換しないといけません。それらへの手当てをして、2年半して「活性化」させたサウンドはメインシステムで使えるグレードになりました。サブシステムで使うにはサイズや重量・発熱量や電気代がかかりすぎるので、使いズラさを感じて手放しました。

A級アンプのM4の発熱量は半端ないですね。
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/ce04743db5db0c53a72a9fcbb6bfccd3

115. 2022年2月11日 16:48:35 : 8fbxFIojGM : N1RjM3BBSXg1Yy4=[40] 報告
名機
2022年2月9日
ビンテージオーディオ雑談
https://we300b.com/vintage/1998/

昔は、こんな貴重なマランツ#2や#5などなど何セットも使って
あそんでいました。#2だけでも4セットくらい持っていたんじゃ
ないかなぁ〜。

しかし、いまでは一台もありません。
パーツ類が絶縁不良を起こしますしトランスの断線をおこしたら
もう大変ですもの・・。

巻きなおしするにしても修理代なんか40万、50万行くかも
知れませんしね。
以前、マッキントッシュのMC275のトランス断線の巻きなおしを
頼んだら一個12万くらいでした。当然カタチンバになってしまう
のでもう片側も巻きなおしするわけで、それだけで25万ですよ。
幸いにして私が自分で直せるからよいものを修理に出したら・・。
そう40万近くはいくでしょうね。マランツの#2のトランスなんて
なりましたらMC275以上に大変です。
そんなことを考えていたら、もう処分して自分で300Bのアンプでも
作ろうってな気になって(笑)ビンテージ物はすべて処分しちゃいました。
いまでは、入手可能な部品を吟味して末永く遊べるシンプルなアンプの
製作に情熱をもやしています。

この手のマッキン、マランツの古いアンプの修理はいまでは殆どお断り
していますというお店も多いです。
私も同じです。入所可能で優秀なパーツ類でこだわりをもって作れる
アンプに終始情熱を燃やしたいです。

しかし、増幅部には半導体は使いません。整流のダイオードくらいですかね。

その辺のこだわりもあります。

https://we300b.com/vintage/1998/

116. 中川隆[-13416] koaQ7Jey 2022年3月28日 07:19:43 : yLyxuEx3MU : cnZrM3pSdTBWNE0=[5] 報告
固くなったソフトドームツイーターやスピーカーのエッジを回復させる方法〜ビスコロイドの代替品はあるか
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1225.html
117. 中川隆[-13157] koaQ7Jey 2022年4月26日 12:36:25 : 8vNgufmoxY : OTZxaHFub0c2Q1E=[5] 報告
Mr.トレイルのオーディオ回り道
サブシステムのTA-2000F(プリアンプ)の不具合
2022年04月26日
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840

サブシステムで使っているTA-2000Fは1972年製。50年前のプリアンプで、オーディオ黎明期のアンプです。このアンプの不具合は「ボリュームのガリ」です。9時〜10時方向の処に大きなガリ音が発生する。一度ゴッドハンドにお願いして「ガリ取り」をしてもらったが、今なお大きなガリ音が発生する。基本的に「同じ位置」で長時間使われていたからで、抵抗体の表面に厚い酸化膜が載っている可能性が高い。「音量調整」は繁茂に使う部分ですので、非常に気になり、逆に使わなくなってしまう。この機種に使われているボリュームは「12時方向」から立ち上がるJカーブで、Tr型用にしては珍しいボリュームです。

「ガリ」を取り除くには、
@ボリュームを交換する・・・純正品の部品はない。代替品を使うしかない。
  手持ちのボリュームは「管球式」用がメインで、Tr型アンプ用はまた買わないといけない。

Aボリュームのオーバーホールをする・・・出来るのか分からない。

何とも致し方ない問題です。修理費用が一番無駄な「ロス」です。
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840

118. 中川隆[-12937] koaQ7Jey 2022年8月24日 05:49:27 : lleVLXwLz9 : cHl2dXF4eHk1QVU=[1] 報告
Date: 8月 23rd, 2022
世代とオーディオ(中古オーディオ店の存在・その3))
http://audiosharing.com/blog/?p=37944

いいオーディオ店もあれば、
そうでない(はっきりいえば悪い)オーディオ店もある。

いいオーディオ店の店員もいれば、
そうでない(悪い)店員もいる。

「quality product, quality sales and quality customer」。
どれかひとつ欠けても、オーディオの世界はダメになってしまう──、
とマッキントッシュのゴードン・ガウは言っていた。

quality salesは、オーディオ店でもあり、オーディオ店の店員のことでもある。

数日前、ソーシャルメディアで、あるオーディオ店についての投稿があった。
ここも中古オーディオを専門とする販売店である。

名前を出すべきかどうか迷ったが、はっきりしておく。
ハイファイ堂である。

ある人がハイファイ堂のウェブサイトを見て、ある中古オーディオを購入しようとした。
ハイファイ堂のウェブサイトには、まだ商談中の表示はついてなかった、とのこと。
なのに注文したところ、現在既に一名の方の注文が入っている──、
そういうメールが届いて購入できなかった。

一度なら、そういうことがあろう。
ほんのわずかなタイミングの違いで、先に購入希望の人が現れることはある。
けれど、この人によれば、一回だけではなく、何度もあったとのこと。
しかも、既に注文が入っている──、
そんなメールを送信してくるのは、同じ店員とのこと。

これも偶然だろうか。
片方だけの話を読んで、これを書いていることは自覚している。
それでも、この人の投稿に、別の人がコメントをしている。
それを読むと、問題があるのはハイファイ堂側だといわざるをえない。
http://audiosharing.com/blog/?p=37944


世代とオーディオ(中古オーディオ店の存在・その4)
http://audiosharing.com/blog/?p=37947

コメントをされた人は、
ハイファイ堂から古いソリッドステートアンプを買った、とのこと。

かなり古いアンプなので、
ハイファイ堂がいうところの「整備済み品」を購入したところ、ヒューズが何度も飛ぶ。
使いものにならないので確認のためにハイファイ堂に返送。

ハイファイ堂からの返事は、
電源部故障と増幅部のバイアスも左右で大きくずれている、と。

ハイファイ堂の整備済み品が、この状態である。
何を整備したのだろうか。

私はハイファイ堂から一度も購入したことはない。
秋葉原の店舗を数回覗いたことがあるらいだ。

棚に並んでいるオーディオ機器を見て、
どれもくたびれているなぁ、と感じたものだった。

私が行った時が、たまたまそういう機器ばかりだったのかもしれない。
別の日に行っていれば、いかにも整備済みといった機器が展示してあったのかもしれない。

それはわからない。
少なくとも私がハイファイ堂に持っている印象と、
今回のソーシャルメディアでの投稿とコメントから受ける印象は、重なってしまう。

コメントをした人は、整備済み品にも関わらず、
そういうひどい状態のアンプなのだから、返品返金を要求したところ、
次回からは、あなたには売りません、という捨てぜりふ。

こういう商売の仕方が、ハイファイ堂全体にいえることなのか、
ある特定の店員だけのことなのかは、いまのところはっきりしない。

それでもひどい店員が、ある店舗に一人いることだけは確かなようだ。
http://audiosharing.com/blog/?p=37947

119. 2023年1月07日 18:23:20 : 8YB3rXKnHA : WDlFdnB4cmhmcnc=[2] 報告
オーディオ技術者が減少して行く
2023年01月07日

ウレタンエッジのSPユニットは、約10年毎にエッジの張替えが必要になる。お金持ちはエッジが破けただけで「故障」したと判断され、新しいSPを買われるのかもしれないが、ユニットに拘りを持つ方や、エッジの修理をすれば治る事を知っている方なら、間違いなく「修理」を選ばれるだろう。写真のスピーカーは以前ウーハーのエッジが破れたものを「クロスエッジ」に張り替えていただいたときの写真。クロスエッジにすれば半永久的に使える。寿命は「接着剤の寿命」だと思う。

ただ、エッジの張替えも含めオーディオ技術者が高齢化しているので、いつまでも安泰とは言い切れない。アンプにしても「管球アンプ」と「半導体アンプ」の両方をこなせる方が少なくなっている。私の知る方たちも75歳を超えだしている。いつまで今まで通りの「修理」が出来るか予測ができない。
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/7a7a5d768e7046b2adb51be6f3c1fd5b

120. 2023年2月23日 06:09:49 : ubL7Ij0jd6 : djhYZnRDUzlLcjY=[5] 報告
オーディオ買取センター
https://www.kaitori.audio/

〒061-2283 北海道札幌市南区藤野3条2丁目1-54 第一恵成ビル2F
TEL:011−522−7822


●私たちのポリシーについて
私たちはオーディオ製品を販売する上で、次のオーナーにはより長く使ってもらいたいという思いがあります。そのためお客様から買取したオーディオ機器を丸投げして販売するようなことは行わず、専門的な技術者による入念な整備・メンテナンスを行って再販することを基本としています。

専門的な知識を持った技術者によって入念なメンテナンスを行った機器は古い製品であっても長期間使い続けることができ、お客様が長年大切に使ってきたオーディオ機器は、次のオーナーの元で現役で長年活躍し続けることでしょう。

このように私たちはモノを大切にするという初心を忘れずに、業務を行っていくことを根底に日々業務を行っております。

●オーディオ買取店の現状について
現在、オーディオ買取業界には、広く浅く不特定多数の商材を扱うリサイクルショップ業者が数多く参入しております。このような業者は商品についての知識を持ち合わせていないことが多く、買取した品物は十分な整備等を行わずに転売を行い利ざやを稼ぎます。サイト上で高価買取をうたっているにも拘わらず、いざ査定を依頼すると査定額が非常に安い場合も多いので注意が必要です。

【多くのお客様が当店を選ぶ理由】
●高度な木工・塗装・電気技術
商品に十分な知識を持ち合わせていない業者は、不具合が生じた場合に適切な対処を行うことができません。そのようなリスクを考慮して低い査定額を提示するのは当然だと言えます。

それに対して私たちは高度な木工・塗装・電気的な技術を持ち合わせており整備や修理の大半を自社工房にて行っております。自社工房にて整備・修理が行われた品物はリニューアル商品として再販がなされ新しいオーナーの元に旅立ちます。

⇒修理・調整について詳しくは

https://www.kaitori.audio/repair


中古品といえども商品に安全性を付加して再販することができるため、例え壊れている品物を高く買取をしても十分な利益を得ることができるのです。

当店のように特に木工技術と電気技術という異なる2つの技術を持ち合わせている中古オーディオ店は全国でも少数だと自負しております。


▲△▽▼


壊れたコンデンサスピーカー高価買取・下取・修理します!
https://www.kaitori.audio/condenserloudspeaker


QUAD
「空気のように漂うような出音」
「スピーカー後方からも音が出る」

QUAD ESLに代表されるコンデンサスピーカーは、エンクロージャーにスピーカーユニットをマウントするダイナミックスピーカーシステムとは一線を画する独特の鳴り方・広がり方をするのが特徴です。
しかし埃や湿気に弱く非常にデリケートかつ・故障しやすいのも特徴でした。

過去、素晴らしい製品が数多くありましたが、湿気の多い日本では取り扱いが不向きと言われ、現在では日本国内で販売されている新製品はごく一部となりました。
また、日本国内で販売されていたコンデンサスピーカーの多くが発売から既に20年以上が経過しており、中古市場でも正常に出音動作するものも数少なくなってしまいました。

当店は正常動作しないコンデンサスピーカーの修理・オーバーホールを開始しました。
コンデンサスピーカーの修理・オーバーホールを行える技術者は日本国内でも極わずかです。

QUAD
「音が出ない」、「音が歪む」、「左右の音量バランスが異なる」、「音量レベルが全体的に小さい」、「ノイズが出る」等の症状のコンデンサスピーカーをお持ちの方は是非当店へお問合せください。

修理することを前提に、他店が提示しない高額にて査定します。
また、当店在庫との下取交換であればより高く査定します。
修理も行っていますのでお気軽にご相談ください。

QUAD / クオード
コンデンサスピーカーの代名詞的ブランド英国のQUAD社。
湾曲した畳のようなデザインのESL57と、ストレートかつモダンなルックスのESL63。
いかなるオーディオコンポーネントを駆使してもダイナミックスピーカーでは決して得られない鳴り方。
現在でも世界中に愛用者が多いコンデンサスピーカーシステムのスタンダードです。

⇒ QUAD製スピーカーの商品情報はこちら

MARTIN LOGAN/マーチンローガン
同社の多くのモデルが低音域をエンクロージャーに収納されたダイナミックスピーカーで再生を担い、中高域を静電型スピーカーにて再生するハイブリッド方式を採用しています。
ハイスピードかつ量感のある低域と、コンデンサスピーカーならではの音の広がりを両立しています。
背が高くスリムなトールボーイ型スピーカーにより定位感が良く「ステージが目の前に出現する」といった高い評価を得ており、QUADと同様世界中に愛用者の多いブランドです。

⇒ MARTIN LOGAN製スピーカーの商品情報はこちら

APOGEE / アポジー
現在オーディオインターフェイス等、プロ音響製品を扱うアポジー社ですが、80年代中期からハイエンドコンデンサスピーカーシステムを販売していました。
同社ではリボン型スピーカーと呼び、2〜3WAYまたは、コーン型スピーカーとのハイブリッド製品等が存在していました。

⇒ APOGEE製スピーカーの商品情報はこちら

MAGNEPAN / マグネパン
QUADやMARTIN LOGANに比べ市場の流通量、情報が少ないコンデンサスピーカーシステムです。

⇒ MAGNEPAN製スピーカーの商品情報はこちら

121. 中川隆[-12486] koaQ7Jey 2023年6月23日 08:00:48 : qwJ7qEMuvQ : M2JkRVpGT1lNaUU=[3] 報告
Mr.トレイルのオーディオ回り道
1965年〜1972年頃のSONYのアンプは難しい・・・
2023年06月20日
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/f866bbe378f0d6ee01f7e7d504c40487

メインシステムが出来上がって、サブシステム作りに励んだ2016年頃から「古い国産高級アンプ」遊びを始めた。アキュフェーズのC200+P300やパイオニアのC3+M4、ラックスマンのアンプ等を使って見た。その後、SONYのアンプに移行して来た。

SONYのアンプも使い出して5年程になるが、何せ50年前のアンプです。使うまでに「正常化」メンテナンスをしなければなりません。それが終わり使い出しても次から次にトラブルが発生し、維持するのも難しいアンプです。音質も私の気に入る処までは出ない様で肩透かしです。現在の私の耳(音質確認)では合格するのはパイオニアだけでした。
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/f866bbe378f0d6ee01f7e7d504c40487

122. 中川隆[-12389] koaQ7Jey 2023年8月07日 11:01:54 : 6y6kKAtfCV : Y0pibVBERVU0bTI=[5] 報告
<△22行くらい>
Mr.トレイルのオーディオ回り道
CDPやMD機は夏場は絶好調
2023年08月06日
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840

CDPは1980年代(もう40年前)、MD機は1990年代(もう30年前)の機器が多い。以前MD機を10数台集めていたが、どれも「読み取り不良」で使えるものが少なかった。沢山のトラブル事例から「夏場は正常・冬になると読み取り不良」のパターンが多い。この原因を考えて見ると、「電源部のコンデンサーの容量ヌケ」ではないかと結論に至り、試しに同症状のMD機の電源部のコンデンサー交換を実施した処「正常化」した。真冬のマイナスの気温でも正常に読み込みをする。

DENONのMDプレーヤーも何台も購入したが、修理に出すと「ピックアップ不良」と云われて、「ピックアップ」がないので修理できないと言われる。CDPも同様のケースが多い。「非接触型のピックアップ」が消耗するのだろうか?現にEMT#981は40年経っても正常に読み取りをする。但し、電源部のコンデンサーを交換している。スチューダーA730も同じ様に10年前に電源回路のコンデンサーを交換している。電源回路のコンデンサーを交換したCDPやMD機は今でも正常に動作している。

自分の結論としては「読み取り不良」で使えなくなったCDPやMD機は「電源部のコンデンサー交換」をすれば復活できると推測する。
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840

123. 2023年8月27日 16:32:06 : aOxD8Aoo0g : VWR4UnVTaWF1VW8=[1] 報告
<△24行くらい>
オーディオ機器の保守管理について | 禁断のKRELL
2023年08月06日
https://ameblo.jp/507576/entry-12815161553.html


オーディオ製品は長く使わない場合、ビニール袋二重にしてしっかり密閉して

中に百均で売ってる乾燥剤を大量に入れておくと、コンデンサーの劣化は仕方ないが

接点不良由来の故障からは守ることができる。オーディオ機器修理のエンジニアから教わった。

修理完了後も預けた機器を長い間取りに来ない人がいるので生まれた知恵。

アンプはできればCDから入力を入れて、発振しなければ

入力オープンでもいいから、ダミーロードはあまり良くなくて、

壊れてもいい正常な超小型8Ωスピーカーを用意して、そのスピーカーに

接続して一か月に一回 30分通電させるとコンディション維持に良い。

オーディオ製品を久しぶりに稼働する時は一日10分ずつから

少しずつ時間を増やして稼働させていく。

コンデンサーの性能も容量抜けがなければある程度は復活する。

オーディオコンポは週三回一時間くらい使っていると一番故障が少ない。

接点部分が錆びてきて導通が悪くなるから。使っていると調子がいい。

人間も年とっても働いている人の方が元気なのと同じ。

アンプのボリュームやセレクターも接点不良を防止する為、時々動かしてやると良い。

空調の効いたクリーンな部屋で空気清浄機や除湿器を稼働させておく。
https://ameblo.jp/507576/entry-12815161553.html

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