03. 2010年10月05日 22:37:53: 9TiTJgm77U
金利のつかない金(GOLD)が好感される“異常な光景”
[金価格1,330ドル突破] 2010年10月05日 21:56 / CLUB G-1
http://eagle-hit.com/
日銀の追加緩和政策発表を受けて、金融市場は全面的に好感したようだ。
日経平均は+137円となり 9,500円台を回復、ドル円も一時 84円近辺まで戻った。
さらに国債長期金利が一時 0.895まで急低下した。
そして、金価格であるが、現在NY金価格は 1,330ドルと+15ドルの急騰中である。
日銀のゼロ金利政策に復活により、元々金利のつかない金が好感されているようだが、
よく考えれば、“異常な光景”である。
日本市場で、株式、為替、国債、金とすべてが好感されている様相であるが、
本物は誰だ?ではないが、
本質的に日銀がゼロ金利政策や追加緩和しなければならないほど
経済が脆弱で下振れしているということであって、
だからこそ、国債市場と金市場へ資金が逃げているのである。
世界の中でもっとも比較的安全資産とされる円資産をもつ日本の中央銀行が
サプライズともいえる拡大緩和を行ったのである。
いかに、世界経済が悪いか。
11月にはFRBの追加緩和が採られる観測が流れており、
世界経済の悪化はとどまるところがない状況なのである。
金価格上昇はそれを暗示しているのであって、
単に経済面だけではない“異変”が生じる前触れとさえ言えるのである。
http://www.asyura2.com/10/hasan69/msg/777.html#c3