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2013年1月02日00時04分 〜
記事 [政治・選挙・NHK142] 国家と国民のために現代の不倒翁・小沢一郎氏の復活を期待する。(日々雑感) 
http://km2295.iza.ne.jp/blog/entry/2967756/
2013/01/01 22:12  日々雑感


 マスメディア演出による徹底した第三極「維新の会」騒動と争点隠しと未来の党潰しに遭って、小沢氏の仲間は惨敗した。この国の選挙で今回ほど酷いモノはないだろう。民主主義を否定するかのような「ポピリス゛ム」批判に遭って、安倍氏は悠々と原発再稼働へ前進しようとしている。大衆世論をポピュリズムと評すのなら、なぜマスメディアは執拗に世論調査をするのだろうか。あらゆるポピュリズムを排するのなら、国民世論の動向とは関係なく首相の思いつくままに政策を推進するのだろうから、間接民主主義を支える選挙制度すら不要なものと断ぜざるを得ないことになりはしないだろうか。

 この国のマスメディアのいい加減さにはいささか食傷気味だ。もはやウンザリしている。相手するのすら嫌になるが、ここで筆を折るとマスメディアの思う壺だ、と我が身を叱咤激励する。

 小沢氏が大勢の国会議員を新年会で自宅に呼び集めると陰の権力者だと批判するが、数が少ないと「実力に翳りが、」と拍手喝采する。何とも愚かな連中だ。

 選挙は今回が最後だったわけではない。これからもこの国が議会制民主主義を採っている限り永遠に続く。そうした数限りない選挙の一現象に過ぎない。

 安倍氏は大勝して政権を獲ったがために、争点隠ししていた事柄について政権の意思を明確にしなければならないことになった。もはや争点隠しでこの夏の参議院選挙を戦うことは出来ないし、次期衆議院選挙では安倍氏が今回実に上手く国民を争点隠しで騙したツケを支払わなければならない。それはマスメディアの煽りで上昇気流に乗った自民党の補完勢力に過ぎない「維新の会」も同じだ。彼らも裸を晒して実力で選挙に臨まなければならなくなった。

 小沢氏は少数精鋭で選挙に臨むべく戦列を整え、落選した戦士たちを励ましつつ臨むだろう。政治理念は圧倒的に小沢氏を支持している。脱原発は国民の総意だ。消費増税反対も国民の過半数の支持を得ている。TPP反対も国民の圧倒的多数の支持を得ている。しかも小沢氏は「無罪」の清廉潔白の身の上だ。何も恐れるものはない。これからも小沢総理の実現を目指して愚直に粘り強く支持してゆく。



http://www.asyura2.com/12/senkyo142/msg/218.html

記事 [政治・選挙・NHK142] 「根拠の無い誹謗中傷が続くようなら同志と応援してくださる人々のためにも黙って見過ごすつもりはありません」 (晴耕雨読) 
「根拠の無い誹謗中傷が続くようなら同志と応援してくださる人々のためにも黙って見過ごすつもりはありません」
http://sun.ap.teacup.com/souun/9614.html
2013/1/2 晴耕雨読


森ゆうこ議員のツイートより。

https://twitter.com/moriyukogiin

たくさんの応援ツイートありがとうございます。

お一人お一人返信できませんがフォローいたしました。

> 大胆なパホーマンスを平気でできる人 分離の際に持ち出した8億円 あれは税金です 返しなさい!!

根拠のない言いがかりはやめてください。

「生活の党」に名称変更はしましたが、選挙で付託を受けた国政政党としての存在に変わりはありません。

そして、選挙で発生した負債も我々が引き受け責任を果たすということです。

政党交付金は他の党と同様に適切に受け取るもの。

> 政党交付金等々に関するマスコミの伝え方には、ツイッター民も怒っています。訴訟すべきだという意見もよく見かけます。最低限、生活の党としての反論をホームページ等に掲載することを検討してください。画像つきで流せるようなコンパクト版があるといいなあ。

経緯はどうあれご期待くださった皆さんにご迷惑をかけたのは事実ですからご批判は真摯に受け止めて参りました。

しかし、これ以上根拠の無い誹謗中傷が続くようなら同志と応援してくださる人々のためにも黙って見過ごすつもりはありません。

> 素人相手に恫喝ですか、そうですか。

対マスコミというつもりでツイートしましたが、根拠も無いのに人を泥棒呼ばわりしていいわけはありません。

匿名性を悪用して、素人だったらネット上で何でも言ってよいという間違った認識をお持ちのようでしたら改めてください。

> 政党交付金って10年やそこら前に出来た仕組み。報ステで解説してた政治評論家が言いだして実現した。それまで無しでやってたんだから国庫が厳しい今払う必要は無いかと。

政治は皆さんの生活そのものです。

政治家が一人でやるものではありません。

応援して下さる方がいてはじめて政治活動は成り立ちます。

そのような活動に参加してみてのご意見でしょうか?

> 政治は皆さんの生活そのものです。>>これを100%信じてるなら頭悪過ぎ。政治は政治家の商売で食い扶持でもあります。そこを無視して自分を正当化して美化して自分の商売を語るから話しがねじれます。今の政治はやるべき事をしてますか?自分は悪く無いと思いますか?

100%自分を正当化してはいません。

聖人君子などいないし、私も生身の人間です。

しかし政治を全て否定し無関心になってもその結果はご自身の生活にはね返ってきます。

> 政治を全て否定し無関心になってもその結果は自身の生活にはね返って>>政治を否定してません。でもそれに乗っかって金儲けしてるだけの政治家は否定してます。政治に関心を持って半世紀考えても今のこの体たらく。この結果責任は自分にあるとは考えないのが政治家。

政治活動に実際に参加されることをお勧めします。

何かによって作られたイメージだけでお考えのようですから。

> 普通の市民は自分の仕事に結果責任を持つと言うか持たされるのです。出来れば評価され出来なければお金はもらえず干される。最悪賠償もさせられる。

選挙による厳しい評価が待っています。

何の保障もありません。

それ以上に現在の国民生活が不安定になっているのはご指摘の通りです。

だから何とかしようと闘っているのです。

そしておっしゃるように結果責任です。

ご批判を真摯に受け止めて頑張るしかありません

> 森ゆうこさん、小沢邸で新年会50名以上とか。そういうところからでもツイートしてくださいよ。正月新潟で家族で政治にことなど忘れているのかと思うではありませんか!(笑い)

仲間が集まって皆で頑張ることを確認できました!

新潟市内も雪が積もっていた。

明朝から街宣活動と各地区幹事への挨拶回り。

駆け足だが新潟県内を一巡したい。



http://www.asyura2.com/12/senkyo142/msg/219.html

記事 [政治・選挙・NHK142] 福島原発事故の語り部…原発に依存しないですむ日本と世界を実現することを目指して
諸君。
本日も菅直人先生のオフィシャルブログ記事を紹介しよう。
卒原発だの脱原発だの言葉遊びの政党は不要だ。
まじめに、原子力村と対峙し、原子力依存から脱却しようとしている国会議員は菅直人先生くらいである。
期待はどんどん高まりつつある。

http://www.asyura2.com/bbsup/up.cgi?ban=senkyo142&up=1
新年明けましておめでとうございます。

  しかし本当のところ、余りめでたい気分にはなれない。総選挙の結果、自民党は票は減ったが議席が倍増したため、「原発ゼロ」を望む国民の声を無視して、安倍政権が「原発をベース電源として活用する」政策を進めようとしているからだ。

   私の使命は原発ゼロの実現。それに加え、二大政党の一方の柱として民主党を立て直すこと。この両方を同時に進めることができる戦略を考えている。

   福島原発事故の「語り部」として全国各地で話をすること。私が総理として福島原発事故に直面し、何を見、何を聞き、何を考えたか。一人でも多くの人に、直接話を聞いてもらいたい。希望される人は、そうした集会を企画してもらえば、全国どこにでも出かける用意がある。

   連絡は国会の議員会館の私の部屋に手紙、ファクス、メールで企画内容を添えて知らせてほしい。


http://www.asyura2.com/12/senkyo142/msg/220.html

記事 [政治・選挙・NHK142] 小沢氏、新年会で「参院選に勝負かける」 出席議員13人も野党結集に意欲 
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130101/stt13010121060002-n1.htm
2013.1.1 21:05  産経新聞

 生活の党の小沢一郎衆院議員は1日、都内の私邸で開いた新年会で「衆院選では(第三極が結集していれば)票数では自民党に負けていなかった。今夏の参院選に勝負をかける」とあいさつし、反自公勢力の選挙協力実現に向け調整に乗り出す考えを示した。

 出席者によると、小沢氏は「日本維新の会の橋下徹代表代行も、みんなの党の渡辺喜美代表も(選挙協力の必要性を)分かっていなかったが、衆院選の結果を見て分かったのではないか」と指摘。「自民党の独り勝ちを許すわけにはいかない」と参院選での巻き返しに強い意欲を示した。

 新年会は、昨年は東日本大震災の被災地に配慮し取りやめたため、2年ぶりの開催となり、現職国会議員では森裕子・生活の党代表ら13人が出席した。当時の民主党幹部ら120人が駆けつけた平成23年の新年会と比べると、小沢氏の“威光”のかげりを印象づけた。


http://www.asyura2.com/12/senkyo142/msg/221.html

記事 [政治・選挙・NHK142] 原発推進派の大勝利は驚きだ(英タイムズ)への回答=日本国民は騙された/約7割の反原発意思封殺とフクシマの根本アポリア
<span class="deco" style="font-size:large;font-weight:bold;">■[情報の評価]原発推進派の大勝利は驚きだ(英タイムズ)への回答=日本国民は騙された/約7割の反原発意思封殺とフクシマの根本アポリア</span>


<span class="deco" style="font-size:small;font-weight:bold;"><注記>お手数ですが、当記事の画像は下記URLでご覧ください。</span>
<span class="deco" style="font-size:small;font-weight:bold;">http://d.hatena.ne.jp/toxandoria/20130102</span>


<span class="deco" style="font-weight:bold;">【動画】Lara Fabian - Pas sans toi (live)</span>
[http://www.youtube.com/watch?v=OYYnTRvRbaI:movie]


<span class="deco" style="font-weight:bold;">(プロローグ)</span>


<span class="deco" style="font-weight:bold;">新年のご挨拶に代えて・・・(映画『レ・ミゼラブル』の印象)</span>


昨夜(12/31)、英国映画『レ・ミゼラブル』のロードショーを鑑賞したばかりで余韻を楽しんでます。ロンドンの舞台を観たことがありますが、又、一味違った感動を覚えました。仏・七月革命の動乱期の中でキラリと光る真実の人間愛の物語ということですが、特に現代の日本人に欠けているもの、つまり彼らが歴史的に共有する市民意識の秘密を垣間見たような感動が湧いてきました。ジャンバルジャンを演ずるヒュー・ジャックマンの演技が特に素晴らしかったです。是非、皆様へもお薦めしたいと思います。ヽ(´с_,` )ノ


[f:id:toxandoria:20121223165511j:image]
<span class="deco" style="font-size:x-small;">・・・画像『新作映画/レ・ミゼラブルLes miserables』は、http://urx.nu/2PE8 より。</span>
<span class="deco" style="font-size:x-small;">公式HP ⇒ http://www.lesmiserables-movie.jp/ (現在、全国でロードショー上映中)</span>


【動画】『映画/レ・ミゼラブル Les miserables』予告編
[http://www.youtube.com/watch?v=ZNKcLXvuF7g:movie]


・・・


■オー!レ・ミゼラブル(ああ無情、かつ非条理!)なニッポン/記者クラブ演出<やらせシナリオ総選挙>で<真の国民意思/反原発>を蹴っ飛ばし、恐るべき活断層&大地震列島をものともせず<原発推進&戦前回帰なる原子村御用達の超リスク恫喝・極右型博打政治>へ突撃開始した原発アホ・カルト安倍自民党


・・・以下は、[IAEA福島と同期誕生の<安倍内閣の原発推進へのエネ政策復元>も甚だしく品位を欠き、全世界の市民をバカにしている⇒ヨーロッパ緑の党、福島IAEA国際会議に抗議「福島での会合開催は品位を欠く行為」1〜2/ラ・プロヴァンス12.15ふらんすねこhttp://urx.nu/2TLQ hanachancause2012.12.29 15:35]へのコメントの転載・・・


小坂 英資


放射性廃棄物の問題だけでも完全にお手上げになってきているようですが、自民党の方々はどうお考えなのでしょうか(-_-;)(藤原直哉さんのウォールより転載です)


「原発から出る一般の使用済み核燃料は青森県六ケ所村の再処理工場に搬出、処理されるが、軽水炉のプルサーマルや高速増殖炉「もんじゅ」(敦賀市)で発生する使用済みのプルトニウム・ウラン混合酸化物燃料(MOX燃料)は対象外。現状では行き場はなく、国は「第2再処理工場」でリサイクルする方針だ。


しかし、その立地場所も建設時期も全くの白紙で、「2010年ごろから検討を開始する」としているだけだ。


「検討を始めても(すぐに)答えが出るわけではない」。国の原子力委員会の近藤駿介委員長は、第2再処理工場の実現には今後、トータルで40年程度の期間が必要だと語る。プルサーマル発電が本格化しても、使用済みのMOX燃料の搬出先が決まらず、原発構内でたまり続けるのでは、との懸念は消えない。」http://urx.nu/2TLX


只野 親父


同感です。まるで詐欺師の切り口上(本気度が全然入ってない冷酷なウソ話)のような「第2再処理工場」どころか、再処理そのものを疾うに諦めている米国では、事実上の脱原発が始まっているという現実もある(http://urx.nu/2SMx )ようですので、日本は非常に危険な“安倍・自民党の無責任で冷酷な賭博政治”ならぬ“無責任な賭博科学”ないしは“錬金術的手法に頼る似非科学”の世界にドップリ嵌っている危機的状況(政治的臨終期/http://urx.nu/2SMj )に入りつつあるのかも知れません。以下◆は、他のコメント(http://urx.nu/2SMu )で書いた内容ですが、基底で繋がる部分があると思われますので転載しておきます。


◆激同!権力構造(世襲・原発マネー・対マスメディア影響力なども含めた)の上に担がれ、ひたすら自らのスピリチュアル(怨念)を国民層へ強権的に押し付けるのが保守ないしは伝統神道のココロだと思っているなら真逆で、単に其れは彼らが狂気のドツボ(卑しい怨念の肥溜め/似非神道、似非保守、似非愛国パフォーマンス、詐欺エネルギー(原発関連)政策etc)に嵌ってる証拠ですね。反対の精神環境を知りたいなら武士の一分(http://urx.nu/2SMi )、レ・ミゼラブル(http://urx.nu/2SMj )など幾らでも分かり易い教材があるので、安倍・石原・橋下らはネトウヨ的で悪臭がする怨念の肥溜め的世界とのシンパシーでオチャラケるレベルに止まらず、自らのドツボ精神(卑しい怨念の肥溜めに嵌ったカルト的なココロ)を真に“維新(チェンジ)”するため、此れらオタク文化ならぬ本来の意味でのサブカルチャーで庶民層の共感とは何であるかを真剣に学ぶ必要があると思います。


・・・


[f:id:toxandoria:20130102054421j:image:right]安倍核カルト草履大臣!脱原発は希望ではないぞ!フクシマ3.11はお前らが種を蒔いた地獄の現実だ!!⇒安倍首相“原発ゼロ政策”継承せず、「希望が政策になっていくということではない」http://urx.nu/2SEp hanachancause2012.12.29 19:21・・・驚愕、何だ此れは?オカルト経済で<日本と原発>の取り戻しを謀る安倍<心臓>!!⇒@maya0520RT @umio924: だそうです(−_−;)⇒「経済政策は大川総裁の本で勉強する」(安倍守護霊) http://t.co/2DtDgS0H RT @finalvent hanachancauseposted at 03:36:35 2012年12月29日


・・・


[f:id:toxandoria:20130102054616j:image]
[f:id:toxandoria:20130102054642j:image:right]
[f:id:toxandoria:20130102054711j:image]


無神経な安倍総理の原発推進フクシマ宣言/安倍総理の財界向け「原発推進フクシマ宣言」、その背景は自民党「福島での詐欺公約選挙」の事実と其れを批判しない記者クラブの共犯関係/前回の総選挙で民主党・公約に騙され今回の総選挙で自民党・曖昧&福島詐欺戦術http://urx.nu/2Tbd に騙され、それでも日本の有権者はナゼ怒らない?⇒「希望を政策にしない」安倍首相、原発ゼロ見直し表明 福島視察http://urx.nu/2Tbf via ついっぷる/twipple2012.12.31 03:41 
・・・[その背景の一つは自民党「福島での詐欺公約選挙」の事実]総選挙の直前に福島で配られていた自民党の約束パンフレットには「県内の原発10基全て廃炉を実現します」などの“魅力的なメニュー”がてんこ盛りに書いてあった(Phase0/添付画像・出典:Canada de Nihongo、http://urx.nu/2Tbp )。
・・・今回の「無神経な安倍総理の原発推進フクシマ宣言」は此れら自民党の“福島でばら撒いた魅力的なてんこ盛りメニュー”が全て嘘(選挙用の偽装看板、詐欺メニュー)であったことの歴然たる証拠となった。


<span class="deco" style="font-weight:bold;">1 12/16総選挙では、約6〜7割の反原発意思が封殺された</span>


●民主党政権への批判と自公圧勝のメディア・プロパガンダ効果が<選挙民の消極的な対選挙姿勢(約4100万人の棄権者発生)と現行小選挙制度の致命的欠陥>を出現させ、それが<自民圧勝という錯覚的とも言える非条理な結果/実数的得票では自民の圧倒的敗け(内容後述)にも拘らぬ>をもたらし、<約6〜7割の反原発意思が封殺されている>ということなので、その事情を少し詳しく見ておくこととする。


[f:id:toxandoria:20130102054900j:image]●総選挙での<安倍自民党の圧勝>に敏感に反応して、英国の高級紙タイムズが12月17日に、「安倍晋三氏は原発推進論者なのに大勝利を収めたことは驚きだ」とし、「同氏の原発に対する方針を国民の大半が熱烈に支持しているわけではない。しかし、(彼らは)原発の一部が再稼働しなければ日本経済は回復しないと考えているようだ」と論じている。またドイツの週刊誌シュピーゲルは「政治的安定への欲求が社会変革の希望を上回った」とし、「安倍総裁は原発を進めようとしているのか?」と疑問を呈している。(東京新聞12/18:『永田町時評』NewsSUN、http://urx.nu/2TC8 /画像は、http://urx.nu/2TCM より転載)


・・・以下は、[2012-12-18・toxandoriaの日記/小選挙区を組織票で制しただけの自民は実質敗退、「国民意思の反映=比例得票数」は前回、前々回を下回る/これで再稼働と吠える安倍自民は狂気ではないか? http://urx.nu/2TCc]から一部分をフィーチャーして再録・・・


●多少の選挙制度上の不備はあるものの民意が出た以上は其れを受け入れるのが民主主義の正しいあり方だとする弁えの良すぎる論が結構ネット上を飛び交っているようだが、そのまま身を任せ諦めるのでは民主主義の進化が永遠に止まるどころか、日本は退化し没落の一途となるだろう。


●しかも、今は未曾有のフクシマの超危機が暗中模索のままであり、原発関連施設立地である故の日本列島時限爆弾化、核燃サイクル、核燃汚染物質処理などについても出口なしのままである。特に、「フクシマ4号機」問題(建屋倒壊可能性に止まらぬ!)が露呈させた<使用済核燃料冷却プール一時保管方式の根本的欠陥>の可能性に対する米(世界)原子村自身の怖れ(これが実証されれば世界中の原発で現行の冷却プール一時保管方式が不可能になる)という深刻な現実を各国政府と主要な一般メディアが隠蔽している問題は深刻である。


●また、表題に掲げた「国民意思の反映=比例得票」という観点からすれば、自民以上に極右的な維新の比例得票1226万票が自民の同得票1662万票に次ぎ第2位である(因みに、民主は963万票、http://urx.nu/2NbA )ことが意味することは自民党の圧勝以上に深刻な問題があることを意識させた。


●つまり、それは小選挙区制の欠陥の問題に止まらず、<特に歴史観が欠落した日本国民(特に20〜30代の若者層に多いとされる)の極右との共鳴という深刻な一種の構造災害的な政治学上の病理>が存在することを浮上させた。


●これは、フクシマ過酷原発事故が、単なる巨大プラント設備の技術的側面に関わる過酷事故ではなく、現代社会では巨大化した科学技術が人文・社会科学分野の問題へも、言い換えれば表面的に無関係に見える一般国民の凡ゆる生活場面へも其れが複雑な影響を与えているという現実を無視したため引き起こされた複合的な構造災害であるとの認識が殆ど欠落していることだ。


●さて、今回の総選挙では、<比例区を加えた総体で約4100万人もの棄権者(1億396万人の有権者総数で、投票率59%、約4100万人が棄権)>が出ており、それが<組織票型・得票率24%(小選挙区に限れば自民党の得票率は43%)の自民が議席の約8割を占めるという異常な姿>を出現させたことになる。


●しかも、全国の比例得票数で、自民党1662万票は2005年の2588万票を大きく下回り、自民党が大敗した前回2009年の1,881万票にも及ばなかったのである。つまり、実数的には<自民が圧倒的に敗けている>のだ!


●結局、今回の選挙結果はマスゴミが大声でわめき散らす如き<総体的民意による自民の圧勝>などではなく、選挙民の消極的拒否姿勢(約4100万人もの棄権者の出現)が僅かな相対比の変化をもたらし、それが<自民圧勝の錯覚>をもたらしたに過ぎない。


●やはり、決して我われ良識派を自負する国民は諦めるべきではない。それは、此処から窺えるとおり、約6〜7割の反原発意思が現行選挙制度の致命的欠陥により強引に封殺されたというのが、今回の総選挙の実態であるからだ。


●大勝だ、圧勝だという記者クラブメディアの御祝儀チョウチン報道の足元では、非条理な選挙制度と前哨戦からの用意周到なメディア・プロパガンダで封殺された約7割もの反原発の国民意思のマグマが再び煮えたぎり始めているのだ。


●このような<大きな矛盾に満ちた日本社会の現実>を認識せず(むしろ、それは知らぬ振りで善良な一般国民を誑かすハラであるのだろう!)、原発は必ず再稼働する、絶対安全な原発を新設すると吠える安倍・自民党、あるいは原発ゼロを見直せと喚く電事連(日本原子村の総本部)、加えて肝心のフクシマでも原発再稼働だと掌を返したか(or発狂したか?)に見える佐藤福島県知事らの態度急変は噴飯ものである!(下記*)


*【自民圧勝で狂気へ回帰する原子村!フクシマまで再稼働?佐藤福島県知事が発狂?】選挙は禊(みそぎ)と違うぞ!電事連は、選挙制度の致命的欠陥により強引に封殺され膨大な死に票と化した約7割の反原発意思があるのを忘れるな!⇒電事連会長 “原発ゼロ”は見直しを NHK http://t.co/cEYJqQyp hanachancauseposted at 17:41:092012年12月17日・・・金子勝 @masaru_kaneko佐藤福島県知事は、プルサーマル推進の過去を隠し、speediを隠し、東電批判のポーズから、山下俊一や田中俊一などの「原子力ムラ」「放射能ムラ」を隠れ蓑に、被災住民の苦難を隠蔽する側にまわってきた。そして、原発事故処理のためのセンター設立で原発再稼働に加担しようとしています。異常。 via web2012.12.17 11:10


<span class="deco" style="font-weight:bold;">2 12/16衆院選で記者クラブが封印した原発政策の根本的アポリア(二つの解決不能問題)</span>


(1)「使用済核ゴミ捨て場の不在/トイレなきマンション」
(2)「使用済核燃料プール保管の超リスク」(フクシマ4号機超リスクの根本)


[f:id:toxandoria:20130102055818j:image]●特に、(2)「使用済核燃料プール保管の超リスク(フクシマ4号機超リスクの根本)」は、これが一般国民の共通認識レベルで一気に表面化すると世界中の原子力平和利用(原発利用)政策の全てが直ぐにも瓦解しかねない大政治問題化する可能性が高いので、各国政府は秘匿に腐心してきた。(画像『使用済み燃料の貯蔵プール』は、http://urx.nu/2RTs より)


●しかし、当然ながらフクシマ3.11原発過酷事故(特に、4号機事故/問題の核心は建屋倒壊の可能性よりもプール保管そのものの是非という点にある)が此の問題の発火に直結する可能性があることを百も承知の各国政府(特に、IAEAのリーダー米国)は神経を尖らしており、日本政府(民主・自民の如何に関係なく)は米国側の意向に従うしかない微妙な立場に立たされている、と考えられる。


●冷泉彰彦氏(詳しくは、以下の(2)を参照乞う)は、一定の原発利用は必要とする立場であるが、日本がフクシマの事故原因(特に、4号機=プール保管の超リスク!)について原因検証が不十分なまま原発を再稼働し推進しようとしていることについては厳しく批判している。


●冷泉彰彦氏が以下(該当レポート)で指摘し、懸念する「使用済核燃料プール保管の超リスク(フクシマ4号機超リスクの根本)」は、(1)の問題と共に今回の総選挙の争点から外されただけでなく、その後の民主党⇒自民党への政権交代セレモニーの喧騒の中で経済マター最優先の空気を演出する記者クラブメディアが、再び総掛かりで中途半端なウヤムヤの形で(1)、(2)の一般国民レベルでの顕在意識化を先送りしており、この様な異様な環境下で原発推進が再起動しつつあること自体が日本の最大の危機である。


<span class="deco" style="font-weight:bold;">(1)「『東陽町(高知県)核最終処分場問題』が象徴する使用済核ゴミ捨て場の不在(トイレなきマンション問題)</span>


◆「東陽町(高知県)核最終処分場問題の概要」(ウィキペディアより)
・・・2007年(平成19年)、田嶋裕起町長(当時)が高レベル放射性廃棄物最終処分場の候補地選定に向けた文献調査を町議会に諮らないまま原子力発電環境整備機構(実際に最終処分場として受け入れるかは別として、調査を受け入れることによる補助金が目当てだったと真相報道 バンキシャ!(日本テレビ系)及びワイドスクランブル(テレビ朝日系)の取材で明らかにしていた)に申請していた。このことは「ワイドスクランブル」が最初に取り上げたことから発覚した。
・・・推進派と反対派で町政が混乱し、橋本大二郎高知県知事(当時)や、隣接する徳島県の飯泉嘉門知事も反対し、機構理事長の山路亨に対し直接受理の撤回を求めるなどの状況のなか、田嶋が「町民の真意を問いたい」として辞職したことに伴う4月22日投開票の出直し町長選挙では、反対派の沢山保太郎が田嶋の2倍以上の票を得て初当選。4月23日に応募撤回を表明、原子力発電環境整備機構側もこれを受け、取り下げる方向で話を進めるとしており[1]、事態は終息に向かいつつあるが、町民同士の間に出来た溝が埋まらなかったため、その時期に行われる予定だった300年の歴史がある五社神社大祭が初めて中止になった。
・・・以下は、[原発政策ってこんないい加減なものだっだんですか(マル激第317回)2007年04月27日、http://www.jimbo.tv/videonews/000375.php ]より転載・・・


<span class="deco" style="font-weight:bold;"><見えてきた原発政策の限界/ ゲスト伴英幸氏(NPO法人原子力資料情報室共同代表) ></span>


今度の地方選挙には、隠れたもう一つの争点があった。それは、今後日本が、原子力発電所から出る高レベル放射性廃棄物の処分場を見つけることができるかどうかだった。いわゆる「トイレ無きマンション」問題である。


現在日本の原発で発生する核のゴミは、暫定的に青森県の六ヶ所村や茨城県東海村の再処理施設にプールされている。しかし、どんなに遅くても2030年までにはガラス個体で固めた放射性廃棄物を半永久的に埋めておく最終処分場を見つけなければならない。


しかし、原発推進側の最初で最後の望みだった高知県の東洋町はこの選挙で、20億円と引き換えに町の土地の300メートル地下に「核のゴミ捨て場」を提供する方針を打ち出した前町長を落選に追い込み、誘致反対派の候補が新町長に当選した。これで日本の原発政策の「トイレ探し」はまた振り出しに戻ってしまった。


実際、日本政府は最終処分場探しに躍起になっている。「手を挙げるだけで2億円」と揶揄された立候補地に対する事実上の報奨金も、2億円では過去5年間どこからも手が挙がらず、ご褒美を20億円に増額したところ、ようやく日本中でただ一つ東洋町が手を挙げていた。


これは文献調査を行うことのみに対するインセンティブということなので、文字通り報奨金と呼ぶべき性格を持つ。今回争点となった東洋町の前町長は、この立候補が財政難に苦しむ町財政を救うための報奨金目当てであることを明言し、自ら職を辞して選挙に訴えることで、民意を問うていた。


もっとも東洋町の場合、活断層が近くを通ると言われ、実際に処分場が建設される可能性は低いとの見方が強かった。つまり、本当に「手を挙げただけで20億円」で終わる可能性が高かった。にもかかわらず立候補地一つ現れないのが、現在の日本の原発政策の実情なのだ。


日本に限らず、核廃棄物を最終的にどこにどう処分するかは、世界中で問題になっている。原発問題に長年関わってきた伴氏によると、日本以外の国でも、まだ最終処分場が確保できている国は一つも無い。しかし、それでも先進国の多くが依然として原発にこだわる理由を伴氏は、「日本以外の原発大国はほとんど例外無く核兵器保有国であるため」と説明する。核保有国は安全保障上の理由や軍事的な理由から、原子力政策を継続していく必要がある。しかし、核兵器の保有を明確に否定している日本には、本来はその必要性は無いはずだ。


伴氏は、相次ぐ事故や処分場の問題などを考慮に入れた場合、必ずしも合理的とは言えなくなってきている原発に日本政府が依然としてこだわり続けることの真意は、核オプションを維持したいとする一部の政治勢力の思惑にあるとの見方を示す。核兵器を製造する上で必要になるプルトニウムを抽出するための核燃料の再処理に日本がこだわり続ける理由も、「アメリカが認めてくれている数少ない既得権益だから」と伴氏は言う。


しかしそれにしても、昨今明らかになった400件を越える事故隠しや、市民社会が監視機能を果たすことを困難にしている明らかな情報公開の不備、安全性や事故の深刻さを中立的な立場から「リスク評価」できる食品安全委員会のような第三者機関の不在、そして極めつけとも言うべき「トイレ問題」など、日本の原発政策はあまりにも多くの問題を抱えたまま、見切り運転を続けている実態が今明らかになってきている。


ここは一つ取り返しのつかない事態に陥る前に、原子力政策を今一度しっかり再考しておく必要がありそうだ。伴氏とともに、日本の原発政策の現状と今後の課題を考えた。・・・以下、番組内容は省略・・・


<span class="deco" style="font-weight:bold;">(2)「使用済核燃料プール保管の超リスク」(フクシマ4号機超リスクの根本)</span>


・・・以下は、[フクシマ3.11を無視して原発推進を勇ましく叫ぶ安倍政権の関係者あるいは財界人など非常に無責任な日本の国策原発の責任者たちはヤッコ米NRC前委員長のコトバ(下記、NHK/BS1ドキュメンタリーWAVE、12/23)を真摯に聞くべきだ!/同時に、原発推進派であれ反対派であれ、核燃サイクル(使用済核ゴミ捨て場の不在の問題に関わる)と共に「使用済み核燃料保管リスク(フクシマ4号機問題と繋がる)」に関わる意識の共有化が肝心であることに目覚めるべきだ!それは、一般メディアは殆ど報じないが此れこそが全世界の原発利用国に共通する、隠された(しかもアポリア化した)非常に深刻な政治マターであるからだ、そして日本は其の隠された超リスクの最先端に立たされていることを強烈に自覚すべきだ!(詳しくは、末尾へ転載したUSAレポート/冷泉彰彦氏、http://urx.nu/2Q4K 配信日:2012-06-02)] 、http://urx.nu/2RTh より・・・


<注>NHKは、番組『原発の安全を問い直す/詳細、下記』で「ヤッコ氏は原発反対派の人間ではないが、自分の目で見たフクシマの現実(プラント被害(最大の関心事は、フクシマ4号機超リスク(使用済核燃料プール保管問題の核心)の究明)と考えられる)および周辺の人的被害者らについて、つまり原発事故全体の現状)を米政府へ伝えて原発の安全についての根本を考え直す契機にしたいと思っている。」と総括している。


<span class="deco" style="font-weight:bold;"> (ヤッコ米NRC前委員長)</span>


<span class="deco" style="font-weight:bold;"> ・・・多くの人がここ(フクシマ)に来て、何が起きたのかを自分の目で見るべきです。</span>


<span class="deco" style="font-weight:bold;"> このような事故を招いてしまったことに、原発業界の人間として弁解の余地はありません。</span>


<span class="deco" style="font-weight:bold;"> 今回の事故から学んで、世界中で二度と同じ過ちを繰り返してはなりません。</span>


<span class="deco" style="font-weight:bold;">・・・私は、これからも日本政府に協力し支援の方法を模索したいと思います。・・・</span>


出典:『NHK/原発の安全を問い直す』ドキュメンタリーWAVE▽原発の“安全”を問い直す〜米NRC前委員長 福島への旅 BS1 放送日時: 2012年12月23日(日)
午後0:00〜午後0:50(50分)http://urx.nu/2Q4F 
番組HP http://www.nhk.or.jp/documentary/


・・・この夏、アメリカNRC(原子力規制委員会)のグレゴリー・ヤツコ前委員長が福島への旅に出た。今も放射能汚染に苦しむ被災地の実情を直接に見て、避難を強いられている人々の声に耳を傾け、さらに事故の調査検証委員会のメンバーと議論を交わすためだった。原発大国アメリカの原発の安全に関する責任者だったヤツコ氏。原発事故によってもたらされた現実に、何を感じ、何を考えるのか…。ヤツコ氏の福島への旅を追った。・・・


<span class="deco" style="font-weight:bold;">「福島第一4号機の謎と、米NRCヤツコ委員長の辞意」(from 911/USAレポート / 冷泉 彰彦)</span>


 大飯原発の再稼働問題に関して、動きが急になってきました。私は、エネルギーの多様化を進める中での、変動のない電源供給の一つである原発の供給力は維持したほうが社会全体のリスクが低くなるという立場です。ですが、福島第一の事故原因が曖昧なままの再稼働というのは、いかにも拙速な印象を与えます。


 と言っても、主要な原因は震災と津波による全電源喪失だということは分かっているわけです。とりわけ、福島の1号機から3号機に関しては、詳細の経緯はともかく「非常停止時の全電源喪失」を避けることができれば、再発は防げるという中核の部分に関しては原因に関する専門家と社会の合意はできているわけです。


 ですが、私がどうしても気になるのは4号機です。4号機に関しては、事故当時は定期点検中のため原子炉内の燃料棒は全て除去されて、使用済み燃料棒と定期点検のため使用中の「熱い」燃料棒が、建屋内の上部(オペレーションフロア)にある「燃料プール」で冷却されていました。事故当初は、この冷却水循環が止まり、加熱した燃料棒のジルコニウム皮膜から水素が発生して爆発したという理解がされていたのです。


 この燃料棒の加熱を防止するために、何よりも東京消防庁や自衛隊の「決死隊」が編成されて注水の作業が必死に行われたことから考えて、4号機の水素爆発に関しては「プール内での燃料棒加熱」という説明、また「燃料プール空焚き」という解説もされています。


 ですが、その後に東電は何度も「燃料棒の写真を見ると損傷していない」ということから、「燃料プール空焚き説」を否定しています。私はこの説明に関しては、一度も信じたことはないのですが、信頼できる人物で、この事件を現在に至るまで綿密に取材しているジャーナリストの方からも「空焚きはなかった」というコメントをもらっています。どうやら「空焚き」や「燃料棒の冷却停止による加熱」というのは「なかった」というのが政府と東電としては、強固な公式見解であるようです。


 その代わりの説明としては「3号機の燃料棒加熱で発生した水素が配管を通じて4号機の建屋に回った」というのです。確かに3号機と4号機はタービン建屋でつながっていますが、3号機と4号機には稼働時期にも2年の差がある中で、配管は独立していると考えられます。また、仮に行ってはならない水素が遠くの4号機まで回った、そんなことが起きるまでに「配管に損傷があった」のであれば、事故の位置づけが「全電源喪失事故」ではなく、地震と津波による物理的な破壊という面からの分析を要求することになってしまいます。


 更に冷静に考えれば、水素というのは非常に比重が軽いわけです。ですから、配管にズレや漏れがあれば、その場所から抜けてすぐに上方に行ってしまいます。配管にはトラブルがあって、3号機からタービン建屋経由で水素が回ったけれども、その経路を通じては水素が抜けるようなことのない「密閉性」が保たれていたというのはどうにも腑に落ちません。


 もっと言えば、3号機の水素爆発が3月14日で、4号機での水素爆発が15日、その後何度か4号機では発火があったと報告されています。また、その後は20日前後になって「決死の注水作戦」が4号機に対して行われています。


 更に妙なのは、昨年の後半から今年にかけて、この4号機のプールの「耐震性」の話が何度も蒸し返されています。報道によれば、プールの底に鋼鉄製の支柱を設置して周りをコンクリートで固める工事を行い、耐震性を20%高めたとか、注水の際に入った海水によってプールが腐食するのを防ぐため、塩分を取り除く装置も設置したそうです。更に東電は、最近になって燃料プールの水位を測定したり、建屋の壁の傾きを光を当てて直接調べたり、プールのコンクリートの強度を特殊なハンマーを使って調べたりするなど、色々なことをしているのです。


 更に、政府も4月23日には復興庁の中塚一宏副大臣が「4号機の建屋の中を視察し、健全性を確認したと強調するなど、不安の払拭(ふっしょく)に全力を挙げていた」(NHKによる)などという報道もあります。こうした報道においても「政府と東電の公式見解」は貫かれています。


 しかし、これも不自然な話です。まず1号機や3号機など水素爆発を起こした建屋の損傷状態を見れば分かるように、福島第一の各炉は「万が一の水素爆発」を想定して、建屋上部のオペレーションルームの外壁は薄くしてあるのです。4号機もこの点に関しては同じだと考えられますし、事故後の外観写真からもハッキリ、オペレーションフロアから上の外壁が吹っ飛んでいるわけです。


 勿論、水素が濃ければ相当な爆発となり建屋全体に負荷がかかるでしょう。ですが、上部の外壁が特に薄く作ってあり、そこが吹っ飛んだ場合に、固いコンクリートの建屋下部は崩壊しないという設計になっているのです。しかも繰り返しになりますが、水素というのは比重が軽いので建屋の最上部に充満し爆発したと考えられます。その場合に、爆発によって外壁が吹っ飛んで爆発エネルギーが放出されるより前に、エネルギーが建屋のコンクリート造りの下部を破壊したり、水があった(という説明ですが)プールの水を爆発の衝撃波が圧迫してプールの底や側壁が破壊されるというのも不自然です。


 この4号機の問題に関しては、3号機から回った水素が混入して爆発したのではなく、4号機の燃料プールの燃料棒が加熱したと考えるのが自然です。燃料棒から水素が発生して建屋の爆発になったし、燃料棒が加熱することでプールの構造から建屋全体の構造が劣化したと考えれば辻褄が合うからです。爆発の後に発火が見られたということの説明もつきます。


 では、仮にそうした可能性が強いとして、どうして「水素は3号機から回った」という説を公式見解にしなくてはならないのでしょうか? それは当初考えられた「4号機では全電源喪失により、燃料プール内の燃料棒が加熱し、水素が発生して爆発に至った」というシナリオは、仮にそうだとすると、大変なインパクトを持つからです。


 まず、1号機から3号機に関しては稼働中の原子炉を緊急停止したところ、全電源喪失により冷却ができなくなり、炉内の燃料が高温となって圧力容器損傷に至ったというのが事故の要約です。従って、現在一部に議論があるような「原子炉を稼働させない」という措置を取れば、この種の事故は避けられる、その点に間違いはありません。


 ところが、使用済み核燃料の冷却というのは、「脱原発」を即刻やるにしてもやらないにしても、原発を一旦利用した社会は背負っていかねばならない問題です。仮に原子炉建屋内のプールに貯蔵しておこうが、そこから隔離した敷地内のプールに集めようが、あるいは各々の原子力発電所の近くではなく集約して管理するにしても(一旦相当冷やさないと運ぶのは不適当ですが)水の循環冷却が必要だという現実から逃げることはできないのです。


 また、1号機から3号機の事故は、ある意味ではこの世代の原子炉が持っていた脆弱性に原因があるとも言えるわけです。少なくとも、現在新しく販売がされている「第三プラス世代炉」では、受動安全性つまり全電源喪失を想定した緊急時の自動停止機能を持っているわけで、福島第一と同じような負荷がかかった場合にも同様の事故を起こすとは考えにくいわけです。

 一方で、使用済み燃料プールの構造というのは、ハッキリ言って原発が実用化されて以来、何の進歩もないのです。水を満たしたプールに燃料棒を入れてポンプで水を循環させて熱を取る、その基本的な構造は全く変わりません。進歩があったとすれば、炉に近い建屋内に燃料プールを設置するのは危険だから少し離れた場所にしようというぐらいの話です。しかも、この使用済燃料プールというのは、全世界の原発には必ずあるわけです。


 歴史上、大きな原発事故というのはチェルノブイリ、福島、TMI(スリーマイル島)が有名であり、その他にも原子力関係の開発に伴う事故というのは、米国、ソ連、英国などでかなり深刻な事故の歴史があるのです。ですが、原発の歴史の上で、商用に供されていた原発から出た使用済み燃料の冷却失敗による加熱、そして水素爆発という事故は、いまだに発生したことがないのです。他に起きたことがない一方で、どこでも起きる可能性のある事故、仮に燃料プールの冷却失敗というのが現実に起きたとしたら、そうした深刻性を持っているわけです。


 問題はプールでの冷却時に全電源喪失が起きたら大変だというだけではありません。この問題は、そもそも使用済み核燃料をどう処理するかという、原子力のエネルギー利用の長期的な政策に関わってきます。これまで、フランスもアメリカも日本も、使用済み核燃料に関して悩み続けてきました。


 この中では、フランスと福島以前の日本(その他にもロシア、中国など)に関しては、世論はともかく政府と電力業界の方針は比較的ハッキリ決まっていました。それは、使用済み核燃料は、再処理工場で化学処理をしてプルトニウムを抽出するという方向性です。抽出したプルトニウムは、中長期的には炉内の中性子速度を減速させない高速増殖炉(ブリーダー)で高効率の発電に利用するか、短期的にはウランと混ぜたMOX燃料にして「プルサーマル炉(和製英語ですが)」で使用するのです。いわゆる「核燃料サイクル」です。


 一方でアメリカは、プルトニウムという物質は核兵器に転用できることから、世界全体におけるプルトニウムの総量を減らすことが核テロや「ならず者国家」の核武装の危険を下げることになるという立場であり、これを率先垂範するという名目で「核燃料サイクル」に否定的でした。もっとも、最近は化石燃料の枯渇や高騰という危険を意識する中で、MOX燃料の製造を試験的にやろうという動きはあるのですが、基本的には「再処理しない」という立場です。


 さて、この「再処理しない」という政策を前提としますと、膨大な使用済み燃料棒をどうやって保管するかというのは、エネルギー政策上の大問題になるわけです。勿論、再処理をするにしても高濃度の放射性廃棄物は出ますが、再処理をしないで全量を冷却保管するとなると、やはりその量の問題は違ってきます。


 このように、仮に4号機の水素爆発について、使用済燃料が加熱したというのが原因であるということになれば、それは大変なインパクトがあるのです。従って、日本政府、東京電力に関しては、仮に核燃料サイクルを止めた場合に使用済燃料の処分という大問題と向かい合わねばならず、その際に「加熱事故」があったという現実があるのとないのとでは、自分たちの施策の自由度は全く違ってくることになります。


 もっと言えば、アメリカの場合は、そもそもこの「使用済み燃料問題」について、ここ10年ぐらいの間、色々な形で政治的な対立があり、極めて敏感になっているという事情があります。選択肢を狭めないとか、余計なコストをかけたくないという立場に立って考えると、アメリカの場合は日本以上に「使用済み燃料プールの加熱事故」というのは「起きて欲しくない」と政府や業界が考えていると見て良いでしょう。


 以上のストーリーは、水素爆発と4号機の損傷という問題をめぐる考察に関しては、私なりに真剣に検討した結果ですが、日本とアメリカの政府や業界の思惑という話に関しては、全くの状況証拠的な推測を積み重ねただけです。ですが、先月5月の21日に、そうとも言えないと思わせるニュースが飛び込んできました。


 アメリカの原子力政策に関する独立機関、NRC(原子力委員会)のグレッグ・ヤツコ委員長が辞意を表明したというニュースです。報道によれば、ヤツコ委員長は委員長を含む総勢5名で構成される委員会の中で完全に孤立しており、他の委員との間で修復不可能な認識の相違があったとされています。他の委員は、昨年この問題に関して、ヤツコ委員長を更迭してほしいという請願をホワイトハウスの大統領補佐官に文書で申し立てているというのですから、穏やかではありません。


 具体的な対立というのは、例えば今年に入ってNRCはアメリカの2箇所の原発の新規建設を認可しているのですが、その際の評決では他の4名は賛成、ヤツコ委員長のみが少数意見を述べて反対という結果になっているのです。ちなみに、ヤツコ委員長の反対理由は「福島第一の事故原因が十分に究明され、事故を受けた米国での対策が十分でない以上、新規建設は時期尚早」というものでした。


 実は、ヤツコ委員長は同僚の委員たちとの確執にとどまらず、委員会の事務局の女性に対して恫喝に近い暴言を吐いたとか、色々なトラブルが伝えられています。その中でも、有名な確執というのは、オバマ政権の閣僚である、スティーブン・チュー・エネルギー長官との対立です。


 これが、他でもない福島第一の4号機の問題なのです。事故発生の直後である3月16日にヤツコ委員長は、アメリカ議会の下院エネルギー・商業委員会で証言しているのですが、4号機について「燃料プールの水は沸騰し、カラになっていると思う」と述べているのです。これに対して、順序としては「政権側のチュー長官が否定、両者が対立、ヤツコ氏本人が福島第一を視察して空焚き説取り下げ」というプロセスを踏んでいます。


 勿論、この話も政府東電の公式見解とは辻褄が合うわけです。チュー長官も、そして説得された後のヤツコ委員長も「空焚きはなかった」というのが現在の公式見解なのですから。但し、今回、ヤツコ氏が辞任表明したということになると、そこにはどうしても強い政治性を感じざるを得ないのです。

 ところで、今回の辞任劇(ちなみに後任が指名されるまでヤツコ氏は留任しますが)の際に、最も大きな原因とされたのはヤツコ委員長が「ユッカ・マウンテン貯蔵施設計画」を潰した際に暗躍しているのであり、その際に「施設の建設に不利になるデータだけを、不法に公表した」という問題である、そう報道されているのです。


 さて、この「ユッカ・マウンテン」の施設ですが、先ほど申し上げたようにアメリカは「再処理」を基本的には否定しているので、使用済みの燃料棒は最低5年間は「プールで冷却(ウェット貯蔵)」の後は、「金属キャスク」という容器に入れ、不活性ガスを充填したコンテナに密閉すること(ドライ貯蔵)になっています。


 一方で、911の同時多発テロを受けた「ポスト911」の「空気」を受けて、「核物質の盗難」や「貯蔵場所への攻撃」に対する危機感が増す中で、この際、半永久的な「地層処分」をやろうということになったのです。その結果として、ブッシュ政権はネバダ州の「ユッカ・マウンテン」という堅い岩盤の中に施設を作る、しかも「100万年」という長期間の保管を前提に計画を立てたのです。


 ところが、この場所が商業都市のラスベガスに近いことなどから、反対運動が激しくなり最終的には、2010年に中止が決定されています。この時に、反対論の急先鋒に立っていたのは地元選出のハリー・リード上院院内総務(民主)であり、実はリード議員はこの2010年の中間選挙が改選に当たり、ティーパーティー系の女性候補に追い詰められて苦しい情勢の中、ユッカの施設への反対論を選挙戦の決め手に使ったという状況もあったのです。ヤツコ氏は、その反対論に極めて近い立場にいたわけです。


 つまり、ヤツコ委員長という人は、相当に一貫して「使用済み核燃料の危険性」について強い懸念を持っていたということが言えます。そのヤツコ委員長が今回5月に辞任に追い込まれたということ、その一方で、今年に入って福島第一の4号機では「燃料プールを含む建屋の構造の劣化」という懸念が増している、この2つを結びつけて考えると、どうしても「空焚きはなかった」とか「3号機からタービン建屋経由で大量の水素が4号機に回って爆発」というストーリーには疑いが残るのです。


 既に原発を相当期間稼働して大量の使用済み核燃料を抱えている社会としては、その安全な冷却のためには24時間365日コンスタントに電力を安定供給できる原発はゼロにはできないというパラドックスを抱えているのもまた事実です。ですが、この機会に使用済み核燃料問題への議論を深め、具体的には建屋内プール保管の禁止、炉だけでなく燃料プールに関しても電源の三重のフェールセーフ体制の徹底などを実現してほしいと思うのです。燃料サイクルの問題、中間貯蔵やその先の問題も避けては通れません。



http://www.asyura2.com/12/senkyo142/msg/222.html

記事 [政治・選挙・NHK142] 安倍晋三首相が「日本を取り戻す」には、全国の「地場力」活性化にあり (板垣 英憲) 
http://blog.goo.ne.jp/itagaki-eiken/e/d8e503d8c73d3061fdf6248ba9552057
2013年01月02日 板垣 英憲(いたがき えいけん)「マスコミに出ない政治経済の裏話」

◆「日本を取り戻す」と叫んだ安倍晋三首相のキャッチ・コピーは、これからの日本の進路を示すものとして、正鵠を得ており、高く評価したい。戦前の皇国史観や軍事大国を取り戻すという意味ではなく、天皇制の下で築き上げてきた「古き良き共同体」を取り戻す意味である。

 ここ十数年、日本は、構造改革の美名の下、市場原理主義に基づいて、規制緩和・撤廃が行われて、弱肉強食社会が深化した。この結果、毎年3万人を超える自殺者を出し、凶悪犯が増え、現在では、130人もの死刑囚が、死刑執行を待つ恐怖の日々を送っている。小中高校では、いじめ自殺が後を絶たない。これは、異常な病的社会である。

 中曽根康弘元首相は、国家ビジョンとして「高度情報社会・超高齢社会建設」を掲げた。幸福感を実感できる社会にしようとしたいという思いからであった。

 高度情報社会は、いま、「IT社会」という名となり、ツイッターやフェースブックが盛んになっている。日本は、米国や韓国に10年遅れで「IT革命」が始まったけれど、小泉純一郎元首相の努力もあり、この遅れを取り戻し、追い越してきた。

 だが、IT社会建設が今後、どんな社会を出現させていくかは、定かではない。それだけに、可能性に満ちた世界でもある。

 一方、超高齢社会建設の方は、必ずしも成功していない。つまり「豊かさを実感させる幸福社会」になっていないからである。それどころか、高齢者の年金は減額されになっており、医療費の個人負担は、重くなってきている。このため、病気になっていても、受診をしようとしない高齢者が増加している。

 日々の生活もますます、しにくくなってきている。その最大の理由は、地域社会の崩壊にある。

 イオングループ「ジャスコ」のような大型ショッピングセンターが各地に出現して、各地の商店街が、相次いで「シャッター通り」と化して、衰退している。大型ショッピングセンターは、収益が上がらなければ、サッと撤退してしまう。地域の共同体を破壊して、文字通り「飛ぶ鳥後を濁す」が如くである。その罪は、実に重いのである。ジャスコ、岡田屋の御曹司・岡田克也前副総理(元通産官僚)の罪業は、計り知れない。

◆そうしたなかで、自民党が「日本を取り戻す」というキャッチ・コピーをつくり、安倍晋三首相に叫ばせたのは、時宜を得ていたと言えるのである。これから安倍晋三首相が取り組むべきは、全国各地域の「商店街の再生」だ。

 これは、日本の総人口(概算値)は2012年12月1日現在1億2752万人(前年同月より27万人減)の4分の1を占める65歳以上の高齢者3000万人を幸福にすることと直結している。乗用車で身軽に遠方のショッピングセンターに行けない高齢者人口が増え続けている状況を思えば、地域共同体とともに歩んできた地域の拠点である。商店街の機能を1日も早く回復する必要がある。

 「平成の大合併」は、この商店街を衰退させた一因になっている。全国市町村3229(1999年4月1日現在)が、2012年10月1日現在、3分1の1719に減少している。商工会の数もこれに連動して減っている。これが地域共同体衰退の元凶でもあった。この結果、各地域の消防団も高齢化が進み、消防・防災力も衰弱している。

 安倍晋三首相は、「地場力を活かす地域振興策」(〜自然力、地勢力、人財力を発掘する)に注力する必要がある。これまで、政府は、中小企業庁所管の「日本商工会議所・商工会連合会」に関する「振興予算」を減らしてきた。まず、これを改めなくてはならない。そうなれば、農家とともに、自民党の基礎的支持基盤も自ずから再生してくるはずである。

 併せて、中堅・中小・零細企業の活性化にも全力を投入すべきである。これも、経済産業省中小企業庁の所管である。日本企業の90%を占めている中堅・中小・零細企業の力を削いでいては、日本の発展はない。

 幸いなことに安倍晋三首相は、中小企業支援にテコ入れするという。朝日新聞デジタルが12月31日午前3時、「中小企業支援へ新機構 政府、来年4月創設を検討」という見出しをつけて、以下のように配信した。

 「【榊原謙】政府は、中小企業の再生を促す「地域活性化支援機構」(仮称)を、来年4月に創設する方向で検討に入った。来年3月に支援決定期限が終わる官民の企業再生ファンド『企業再生支援機構』を改組する。年明けにまとめる緊急経済対策で、中小企業支援策の目玉にしたい考えだ」

 これも、やっとという感は拭えないけれど、時宜を得た経済政策である。


http://www.asyura2.com/12/senkyo142/msg/223.html

記事 [政治・選挙・NHK142] 自民党の独走を許しておくわけにはいかない (生き生き箕面通信) 
http://blog.goo.ne.jp/ikiikimt/e/312b5418d68e62875855f7ebb8b51568
2013-01-02 07:45:52 生き生き箕面通信


おはようございます。                                                                                   生き生き箕面通信1473(130102)をお届けします。

・自民党の独走を許しておくわけにはいかない

 株価が上がり、円が安くなってきたことから、国民の間に「ホッとした」ような空気が広まっているように感じます。それは「安倍首相はなかなかやるじゃないか」といった評価ともつながっているようです。

 「日本は経済を活性化させ、すべての課題を解決する」というのが、自民党の”売り”です。シナリオは一見、上々の滑り出しのように見えます。安倍政権は、勢いに乗り、行け行けどんどんと調子がいい。

 反対に、「反原発」「反消費税」「反TPP(環太平洋経済連携協定)」を掲げて闘った勢力は、衆院選での議席数に関する限り”大敗北”という結果を受けてしょぼんとしてしまっているように見受けられます。選挙制度の欠陥から議席数に大きな差がついたという面があるのは事実です。いずrにしても、いつまでも下を向いているわけにはいきません。下を向いている間にも、安倍政権は、アメリカ政府と日本の既得権益勢力との強力な後押しのもとに、積年の課題を一挙に片づけてしまおうと走り始めました。

 とくに目立つのが、原発推進です。安倍首相は、「原発の新規着工もあり得る」という趣旨の考えを示しました。「フクイチ」(東京電力福島第一原子力発電所)の事故直後は、「原発ノー」の世論が高まりました。しかしそれから2年近くの間に、原発ムラの面々はゾンビのようにしっかりとよみがえりました。なにしろ、時の最高権力者、総理大臣が「原発の新設も選択肢」というのですから、世界も驚きの目で見守っています。

 ドイツでは、原発ゼロの路線を見送る動きが強まった時に「フクイチ」が起き、国内のあらゆる政治勢力、経済界が一致して「原発ゼロ社会」へ一気にカジを切りました。日本は、あれだけの事故を起こしながら、逆に原発にしがみつく。「箕面通信」で何度も触れているように、核のゴミ(使用済み核燃料)の処分法に解決のメドすら立っていないにもかかわらず、目の前の経済効果だけを理由に「原発を動かす」というのです。核のゴミという負の遺産は、次世代に押し付けです。それを私たちの世代が行おうとしているのです。安倍政権の政策を許していては、次世代に申し訳がたちません。

 権力を握っている既得権益勢力がこのように”横暴”に振る舞えるのは、私たちの努力不足が反映した結果でもあります。

 昨日、元旦に開かれた小沢一郎氏の新年会で、小沢氏は「このまま自民党の一人勝ちをゆるすわけにはいかない」と、今年夏の参院選で反攻に転じる決意を示しました。

 早急に必要なのは、心ある人々が結集することです。バラバラでは力にならない。「3本の矢」の例えを、100本、1000本と束ねましょう。そしてもう一つ急ぎたいのが、「反……」というネガティブ・キャンペーンではなく、「めざすべき日本の姿」を明確にすることです。火種は全国で埋もれ火のようにエネルギーを溜めています。必要なことは、結集して燃え上がらせるリーダーです。マスメディアの既得権益擁護のキャンペーンにまどわされない目で、どこへ結集すればいいか、自分の頭で判断する判断力です。この春までに、連帯して闘える態勢を整えましょう。

 自民党にいいように打たれっぱなしになるわけにはいきません。下を向いたままでは、パンチを浴びるだけです。明後日から仕事再開です。それぞれがそれぞれの場所で仕事をしましょう。次世代に生きる人々のことを考え、いい仕事をしましょう。



http://www.asyura2.com/12/senkyo142/msg/224.html

記事 [政治・選挙・NHK142] 「小沢さんは別格として、森ゆうこ代表のまわりに女性が中心に輪ができていた。華があるな、と感じた」 三宅雪子氏 
http://sun.ap.teacup.com/souun/9613.html
2013/1/2 晴耕雨読


三宅雪子氏のツイートより。

https://twitter.com/miyake_yukiko35

新しい年を迎えました。

皆さまにとっていい年になりますよう心からお祈り致します。

お昼前に「Nスタ」と合流予定。

以前も取材してくれた人なので少し安心する。

元気な(と皆に言われる)私が対応するのがいいだろうと苦手な取材も年末から受けている。

悪意の報道しないでくださいね。

景気と雇用。

特に今後の雇用の在り方について追求していかなければ。

民主党で労働憲章をつくるチームだったが離党で道半ばとなったのが心残り。

企業の業績と関係なくリストラが進み、給与が下がっている。

企業が従業員を家族のように考えていた時代。

ヒット商品が出るとボーナスが出て皆がともに喜んだ。

経営者は経営が苦しくなっても最後まで従業員の雇用を守ることを優先した。

(松下幸之助さんの話はよく知られている)

好きな「三丁目の夕日」。

あの映画がヒットした時、皆の気持ちの中に、ああいった時代の雰囲気を望むものがあるのだとほっとした覚えがある。

家族の繋がり、地域の繋がり、助け合うのがごく当たり前だった時代。

景気。

株価が上がり円高が是正されデフレが解消されれば何より。

だが、富裕層や経営者、投資家、株主ではなく残り99%の生活者が実感できるようになって初めて本当の景気回復であると忘れてはいけない。

今後の意気込みを語る小沢元代表。 http://t.co/rk3r01eM

小沢元代表「参議院選挙は大事な闘いの場となる。一致団結していこう」(概略)

小沢元代表。

お詫びを述べるが、相変わらず(個人名は滅多に出さない)言い訳はなし。

(民自公に対し)まとまることができなかったと。

私が個人的に小沢元代表に強く言われたのはボランティアさんを大事にしなさい、感謝をしなさいということ。

私の事務所にボランティアさんが多く集まって頂いたことを聞いてのことのようだった。

別れ際「どこに行くの?」「船橋です、仕事!」「いずれにしても頑張るんだぞ」この「いずれにしても」がクセモノで(笑)いつも、あ、うんの呼吸なのだ。

千葉4区も主語なく(最後に確認したものの)決定した。

さらに付け加え「(ボランティアさん)全員にお礼を言いなさい!」と。

「はい。やっている途中です」と報告をしたら満足そうに頷いていた。

お正月はさすがに顰蹙なので4日からまた再開予定。

選挙中のボランティアさんは、組織・団体ではなく皆さんが個人の意思で参加して頂いたこと、そして選挙のボランティアは初めての方が大半だったことに感激した。

ボランティアさんのコミュニティができ、お手伝い頂いている。

今日明日取材の「Nスタ」は1月7日放送(予定)です。

すでに一部からアナウンスがあった通り、党大会は1月26日で決定とのこと。

時間と場所は未定。

「生活の党」としてスタートです。

本日の会。

小沢さんは別格として、森ゆうこ代表のまわりに女性が中心に輪ができていた。

華があるな、と感じた。

さっき、連絡したら新幹線で地元に向かっていた。

それでもメールをくれた。

タフで優しい方。

>はたともこ 元旦小沢邸。ご本人は「再び政権をとる/反転攻勢のとき」と力強く宣言!私は「小沢剛腕全面展開かつメディア発信」を強く進言。了解して頂いたと信ずる。数多くの同志が参集。参院選・都議選の有力な候補者候補は揃っている。全国都道府県連体制を早急に立上げ、野党間の参院選協力体制を構築すべき。

(朗報)今まで、小沢元代表の「お天道は見ている」精神により、偏向報道に悔しい思い、歯がゆい思いをしてきました。

支持者の皆さんも同様かと思います。

しかし、これではいけないと間違いは間違いとはっきり訂正を求めていく、また厳重な抗議をしていく方向となりそうです。

当たり前といえば当たり前なこと。

それを怠ってきたため、今日まで事態をエスカレートさせてしまったのかもしれません。

私達も反省すべきところです。

しかし、朗報と書いたけど、受けとる人によっては悲報かな・・・(笑)となると、最初は、皆さんが以前からお怒りのあれですよね。

あれ。

「当事者からクレームないし、ちょっと(すごく)まずかったけど、幸い何も言ってこないし、ラッキー」・・・ですむわけがないでしょ。

> BS11にて森ゆうこ議員も話されてましたが、その方向は極めて正しいと思います。佐久間デタラメ検事初め、特捜部を起訴してやりゃいい。決して感情論などでなく、大罪を犯した輩を許してはならない、それだけの話。ぜひご一考をお願いしたい。

ちなみに、前回の無罪判決の特別番組(黒に近い白など数々名言ありましたね)の録画はたまたま私の秘密兵器に記録されています。

本当にたまたまですが。

(しらー)

> 期待しています。そういば、いましがたのANNニュースでも、「小沢邸新年会、参加者激減」ってなことを言いやがっていたな (`´)

はは(笑)そうくるだろうと昨日から予測してました。300人の党で100人参加が、100人の党で60人(推定)参加になった場合、それを激減と受けとるかどうかは主観の問題。



http://www.asyura2.com/12/senkyo142/msg/225.html

記事 [政治・選挙・NHK142] この期に及んで第三極結集を図っても野合と見られるだけ (陽光堂主人の読書日記) 
http://yokodo999.blog104.fc2.com/blog-entry-850.html
2013-01-02  陽光堂主人の読書日記

 小沢氏の新年会が都内の私邸で開かれましたが、昨年の衆院選の「惨敗」を受けて出席者も激減し、寂しい祝賀会となりました。マスコミ各社が報道していますが、最も詳しいのは産経ニュースで、以下のように報じています。(http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130101/stt13010121060002-n1.htm)

   小沢氏、新年会で「参院選に勝負かける」 出席議員13人も野党結集に意欲

 生活の党の小沢一郎衆院議員は1日、都内の私邸で開いた新年会で「衆院選では(第三極が結集していれば)票数では自民党に負けていなかった。今夏の参院選に勝負をかける」とあいさつし、反自公勢力の選挙協力実現に向け調整に乗り出す考えを示した。

 出席者によると、小沢氏は「日本維新の会の橋下徹代表代行も、みんなの党の渡辺喜美代表も(選挙協力の必要性を)分かっていなかったが、衆院選の結果を見て分かったのではないか」と指摘。「自民党の独り勝ちを許すわけにはいかない」と参院選での巻き返しに強い意欲を示した。

 新年会は、昨年は東日本大震災の被災地に配慮し取りやめたため、2年ぶりの開催となり、現職国会議員では森裕子・生活の党代表ら13人が出席した。当時の民主党幹部ら120人が駆けつけた平成23年の新年会と比べると、小沢氏の“威光”のかげりを印象づけた。

 存続する「生活の党」は、日本未来が受け取るはずだった平成25年分の政党交付金約8億6千万円(産経新聞試算)の大半を受け取ることができる。嘉田、阿部両氏らが新たな政治団体を結成しても交付金は受け取ることはできない。

 気になるのは今後の小沢氏側の動向だ。

 日本未来の国会内の控室に27日、就任挨拶のため訪れた民主党の海江田万里代表に、「生活の党」代表に就任する森裕子参院議員は満面の笑みを浮かべて“接近”を図った。

 「海江田万里8票プラスさせていただきました!」

 日本未来は26日に参院で行われた首相指名選挙の決選投票で、8人全員が海江田氏に票を投じている。森氏のパフォーマンスは、小沢氏側と民主党が手を握る新たな“野合”を想像させるものだった。 (下線は引用者による)


 小沢嫌いの産経ですから、いつもの如く、悪意に満ちた書き方をしています。カネ目当てに野合する汚い政治家という印象操作をしています。

 小沢氏がそんな政治家なら、自民や民主から飛び出さずに疾うに総理大臣になり、今頃キングメーカーになって君臨していることでしょう。単なる政局屋として印象付けようとしていますが、米国の意のままにならないのが余程癪に障るようです。

 不正選挙がなければ状況はかなり違ったものになっていたはずですが、幾ら「惨敗」したとは言え、小沢氏が相変わらず日本維新の会やみんなの党との連携を考えているのは頂けません。この2つの政党は、自民党の補完勢力に外ならないからです。

 この点は当初から明らかですが、選挙後はもっと露骨に現れています。維新の会の橋下徹共同代表は安倍新内閣について「そうそうたる布陣だ」とヨイショしていますし、松井一郎幹事長も「自民党の中心的な人とは電話で連絡させてもらっている」と早くも擦り寄っています。

 また、みんなの党の渡辺喜美代表も、安倍内閣の日銀総裁人事やインフレターゲットに完全に歩調を合わせています。こんな人たちとどうやって一緒にやってゆくつもりなのでしょうか?

 石原慎太郎は露骨に小沢氏を嫌っていますから、石原がいる限り、日本維新の会が生活の党と連携することはないでしょう。選挙対策で協力体制ができて勝利したとしても、その瞬間から離反や対立が起きることは目に見えています。国民はそんな姿を見たくないのです。

 小沢氏に訊けば、「そんなことは解っているが、選挙は勝たないと意味がない」と言うでしょうが、幾ら国民のためと言われても、野合して権力を握り、その後権力闘争するという構図は理解を得られません。

 自公の勝利は甚だ怪しいのですが、それでも不正選挙騒ぎが今一つ盛り上がらないのは、悪政であれ、政府が一丸となって政策を遂行する様を国民が望んでいるからではないでしょうか? 日本国民は対立が嫌いで、政治家が足の引っ張り合いをする姿などもう見たくないのでしょう。

 その心情は理解できますが、これは真に危険な状況です。戦前の「一億玉砕」にも似た狂気と諦念がないまぜになった終末的な様相を呈しています。安倍内閣は皆が想像する以上にたちが悪く、この国に止めを刺す公算が大です。

 惨敗した民主党にはもちろん、期待などできません。代表選で海江田氏が勝利しましたが、現執行部と野田旧執行部のメンバーが分裂含みで「内ゲバ」を繰り広げる始末で、左翼的体質が色濃く残っています。

 生活の党が支持したのは海江田氏で、野田の一派とは犬猿の仲です。海江田氏のグループはまだマシで、連携するとしたらこちらなのですが、産経はその辺りをごちゃ混ぜにして野合批判しており、勇み足もいいところです。

 生活の党は、他党と無理に連携しようとせず、地道に自党の支持者を広げてゆくべきです。どの道、自公は当面政権を手放す気はないのですから。(安倍が衆参同時選挙を仕掛ける可能性もありますが、次もバカ勝ちできる保証はありませんから、現状では考えにくい展開です)

 来年の参院選でたとえ反自公勢力が勝利したとしても、安倍政権は衆院で強行採決して押し切ってしまうでしょうから、余り歯止めにはなりません。非常に厳しい状況で、国民は各自で真剣に生活防衛を図る必要があります。


http://www.asyura2.com/12/senkyo142/msg/226.html

記事 [政治・選挙・NHK142] 2013.01.02 パロディ「アベのミックソ」(リベラル21)
http://lib21.blog96.fc2.com/blog-asyuracom-2230.html


2013.01.02 パロディ「アベのミックソ」


盛田常夫
(在ブダペスト、経済学者)


第一幕 安倍医科長就任


 J大学医学部内科医長に安倍センセイが選出され、彼のポン友麻生センセイも副医長に任命された。二人とも学業成績は悪かったが、親の七光りで教授ポストを得た劣等生仲間だ。とくに研究業績もないが、彼らには人脈があるので医学部ではいろいろ重宝されている。この医局では多発性腫瘍の患者を多く抱えており、有効な治療法を打ち出せないまま、苦悶の日々が過ぎていたが、安倍センセイと麻生センセイが医局のトップに立つことになって、皆、戦々恐々としている。なぜなら、この二人は「荒唐無稽」な治療方針を堂々と主張しているからである。


勉強不足で現代医学に精通していない安倍センセイの治療持論は、とにかく患者を元気にさせることが第一で、そのために限りなくモルヒネや強心剤(カンフル剤)を使うことを提唱する点にある。一時的にせよ、患者が元気になれば、後はその勢いで健康が回復することを信じて疑わないようだ。多発性腫瘍の根本治療にはほど遠いが、とにかく必要なだけモルヒネや強心剤を使えという妄信に凝り固まっている。
厚生省の倫理委員会はモルヒネや強心剤の使用の制限を厳しくしており、安倍センセイの内科医長への就任が決まってから、倫理委員会はJ大学の治療実態に目を光らせている。しかし、安倍センセイは馬耳東風の様子。逆に、「俺に盾突く奴は、ろくな目に会わない」などと、倫理委員会を敵に回す始末だ。


 アシスタント「センセイ。モルヒネや強心剤を打っても、患者の容態に改善する兆候がみられません。やはり、この治療方針が間違っているのでしょうか」。
 安倍センセイ「馬鹿を言え。君は倫理委員会の制限を守って、ちょびちょびしか患者に投与していないからだろう。ドーンとやれ。目いっぱい強心剤を打って、患者が元気になるまで打ち続けろ」。
 アシスタント「それでは患者が死んでしまいます。死んでしまえば、取り返しがつきません」。
 安倍センセイ「君はまだ倫理委員会の考えを捨て切れていないのか。どうせ多発性腫瘍は治癒の見込みがないんだ。何度も言っただろう。やる時は思い切って大量に投与しないと効果がないんだ。数学科の藤原センセイもそう言っているぞ」。
 アシスタント「藤原センセイは医者ではありません。素人が言うぶんには構いませんが、専門医がそのように言いきってしまうと、問題になります」。
 安倍センセイ「これは何も俺だけの考えじゃない。アメリカの大学のセンセイで、世界的権威の浜田センセイからお墨付きをもらってるんだ。ほれ、ここにFAXがあるだろう。こんな偉いセンセイからお墨付きをもらったんだぞ。額に入れて、俺の部屋の壁に飾っておけ」。
 アシスタント「でも、浜田センセイはもうお年だし、臨床に詳しくなく、理論研究分野の方だと伺っています」。
 安倍センセイ「理論だろうが、臨床だろうが、権威は権威だ。倫理委員会の白川委員長は浜田センセイの弟子だから、いずれセンセイの軍門に下るはずだ」。
 アシスタント「でも、全国医師会の米倉会長も、センセイの治療方針を荒唐無稽だと批判されています。大丈夫でしょうか」。
 安倍センセイ「あれは失敬な奴だ。君、知らないのか。あれは後から電話で詫びを入れてきたんだぞ。失礼しましたと。だから言ってやったんだ。俺の医局の方針に、外からガチャガチャ言って、介入するなとな」。
 アシスタント「最近では、マスコミの方も、センセイの方針を安倍のミソックソなどと言ってリスクが大きいと騒ぎ始めていますし、浜田センセイもいろいろ批判を受けられて、ちょっと弱気になっていますが」。
 安倍センセイ「マスコミなど、気にするな。俺も馬鹿じゃないんだ。実際に治療する時は、投与量を匙加減して、患者が死なないようにする程度のことは分かっているよ。大げさに言っているのは、医長に就任するまでの話さ」。
 アシスタント「センセイ、言動に気を配ってくださいね。そうしないと、また足をすくわれて、神経症にならないとも限りません」。
 安倍センセイ「分かっているって。だからいつも神経安定剤を持ち歩いているんだ。それにしても、倫理委員会の白川はしぶとい奴だ。どうしても俺に逆らうなら、解任してやる」。
 アシスタント「センセイ、それはいけません。倫理委員会には独立性が保証されているので、直接介入することは許されません。公になると、問題になります」。
 安倍センセイ「そんなことは分かっている。だから、裏から手を回して、俺の息のかかった者に交代させるだけだよ」。
 アシスタント「センセイ、慎重にお願いします」。


筆者紹介:


盛田常夫(もりたつねお)さんは富山県出身の経済学者。1970年国際基督教大学(ICU)卒業、1975年一橋大学大学院博士課程修了。法政大学教授、野村総合研究所研究顧問を経てハンガリー立山研究所取締役社長、ブダペスト在住。経済体制の研究が専門で、主な著訳書に『体制転換の経済学』(新世社、1994年)、コルナイ・ヤーノシュ著『[不足]の政治経済学』(岩波書店、1984年)など多数。ホームページ「ハンガリーからのメッセージ」(http://morita.tateyama.hu/)。

http://www.asyura2.com/12/senkyo142/msg/227.html

記事 [政治・選挙・NHK142] 「小沢は狭き門より入ろうとしている。座右の銘の、「百術は一誠に如かず」とは、そういうことだ:兵頭正俊氏」 (晴耕雨読) 
http://sun.ap.teacup.com/souun/9617.html
2013/1/2 晴耕雨読


https://twitter.com/hyodo_masatoshi

自民党も官僚も、歴史があり、そうたやすくは倒れない。

米国、財界、メディアの支援もある。

小沢が党の解体と創造を繰り返すのは、すべて必然であり、それがなかったら、とっくに消されている。

わたしたちは、性急に結果を期待するが、これは敗北を重ねながら孤独に進む険しい道だ。

小沢は、もっと角栄的にやれば、権力を得ていた。

角栄なら、民主党の選挙で、中間派の領袖に金を使っただろう。

しかし小沢は狭き門より入ろうとしている。

座右の銘の、「百術は一誠に如かず」とは、そういうことだ。

だから時間がかかる。

しかし、これは角栄が刺されるのを側で見た、総括でもあるのだ。

今年は、参院選、参院山口補選、東京都議選とある。

最初は、4月28日の参院山口補選だ。

野党の公認候補は決まっていない。

ここはぜひとも野党統一候補をだすべきだ。

特に共産党は独自候補を控えるべきだ。

もっとも護憲に真剣な政党が、もっとも改憲の自民党を喜ばせるようなことをするべきではない。

日本人は、何が起きようと、何を起こそうと、へらへらと笑っている。

既得権益支配層は、こんなにお人好しで、だましやすく、勤勉で、富を生産してくれる民族はないと思っている。

福島原発の廃炉の費用は税金だ。

自民党は新規に原発を作る、といいだした。

この自民党を夏にはまた支持する可能性がある。



http://www.asyura2.com/12/senkyo142/msg/228.html

記事 [政治・選挙・NHK142] 安倍ちゃん! 昭恵ちゃんのハングル聞いて、韓国と「価値観」が共通とやっと納得しましたか!?
http://d.hatena.ne.jp/lalablog/20130102/1357105892


安倍ちゃんが、「価値観の共通する隣国で最も重要なのは韓国」と言い出したぞ!

もしかすると、昭恵ちゃんのハングル聞いて、韓国と「価値観」が共通することを知ったのだろうか?


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安倍首相、日韓修復に意欲=「いい船出にしたい」
時事通信 1月1日(火)15時44分配信

 安倍晋三首相は1日、韓国の朴槿恵次期大統領への特使として4日に同国に派遣する自民党の額賀福志郎元財務相と都内の私邸で会い、「民主主義など価値観の共通する隣国で最も重要なのは韓国だ。両国とも新しい政権がスタートするので、いい船出にしたい。しっかりと私の思いを伝えてきてほしい」と要請した。
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そういえば、安倍晋三氏の奥様、安倍昭恵ちゃんといえば、

最近は、「韓流はやめた」とはいっていますが、以前は、『冬のソナタ』以降、韓流に大ハマり。

「私は韓国が大好き。日韓友好のために少しでも力になりたい」と韓国語を猛勉強。

大ファンであるパク・ヨンハさん(享年32)との交流もありましたね……。

その影響でしょうか!
やっと、安倍ちゃんも、日本と韓国って、文化的にも近い国だとわかったのでしょうか?

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どうして韓国人は日本語が上手なの? [韓国語] All About
http://allabout.co.jp/gm/gc/58540/

韓国語は、日本語と語順が一緒。漢字文化圏だから共通する単語も多い……、だから韓国人にとって日本語は学びやすい。もちろんそうなのですが、だったら日本人にとっても韓国語は学びやすい、ということになりますね。
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そうなのです!

「韓国語は、日本語と語順が一緒」


え! ホントという方のために!
いきなり韓国語講座(笑)

(韓国語知らないので、ネットからの無責任にコピーwww)


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韓国語の仕組み
http://ameblo.jp/jeonhwa/entry-10013214510.html


今日は初めてということで、韓国語の仕組みについてお勉強しましょう(^O^)

チョ   ヌン    キムチ    ルル    モク    スムニダ。

初回なのにいきなりハングルかよ!わかんね〜〜〜よ〜


ではでは、
今日はとにかく「韓国語って日本語とチョー似てる!!」ってことを知ってほしいと思います。


チョ   ヌン    キムチ    ルル    モク    スムニダ。
 ‖    ‖      ‖       ‖     ‖       ‖
私   は   キムチ   を   食べ   ます。

저(チョ)=私(一人称)

는(ヌン)=は(助詞)

김치(キムチ)=キムチ

를(ルル)=を(助詞)

먹(モク)=食べ(「食べる」の語幹)

습니다(スムニダ)=ます(助詞)


このように単語と単語が一対一で対応しており、

主語、述語、目的語などの語順もまったく日本語と一緒なんです。
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そう言えば、以前読んだ、日本書紀現代語訳の「あとがき」に、こんな一文があったけ。。。


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 われわれ日本人が子供の時から聞かされ、誰でも知らないものはいない海彦・山彦の物語。その山彦と、海のかなたからやって来た豊玉姫の間に生まれたのがウガヤフキアエズノミコト。このウガヤフキアエズと、豊玉姫の妹の玉依姫の間に生まれたのが、カムヤマトイワレヒコで、後の神武天皇ということになる。

 ところが、三韓を遡る数百年前から、南部朝鮮に「伽耶」という高度の文化国があり、韓国固有語で、上伽耶(ウカヤ)・下伽耶(アラカヤ)と呼ばれる兄弟国があったという。

 日本では伽耶に因んだ地名は数えきれないが程多いが、これはいかに古くから両者間に、緊密な交流関係があったかを、雄弁に物語るものと言わざるを得ない。
 天孫降臨といえば、天照大神が孫のニニギノミコトを、天降らせるというふうに受け取っていることが多いが、書紀の記述によれば、主催者は高皇産霊尊(タカミムスビノミコト)であり、ウガヤの都の『高霊』の二文の間に「皇を産む」の文字を挿入したのが、高皇産霊尊であるとのをみると、この命名も無縁とも思い難い。

 現代語訳 『日本書紀』 宇治谷孟 (講談社) あとがきより。
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最近では、「脱原発で夫を説得します」(週刊現代)昭恵ちゃん!

今度は、脱原発で、旦那を説得してくださいね〜〜〜!


でもな〜〜〜、あの飯田と仲良しだからな〜〜〜、、、、、

昭恵ちゃん撮影、飯田哲也と安倍ちゃんの2ショット。(安倍昭恵のスマイルトーク)
http://www.akie-abe.jp/index.php?ID=663

http://www.asyura2.com/12/senkyo142/msg/229.html

記事 [政治・選挙・NHK142] 民主党を主権者国民政党に再変質させ民生連携を (植草一秀の『知られざる真実』) 
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2013/01/post-67b6.html
2013年1月 2日 植草一秀の『知られざる真実』

参院選まで半年である。

参議院議員の任期満了は2013年7月28日。

他方、東京都議会議員の任期満了は2013年7月22日である。

この状況を踏まえると、投票日は7月14日か7月21日に設定される可能性が高い。

7月15日は「海の日」で祝日にあたる。7月14日は土曜日を休みとすると三連休の中日にあたる。

自公連立与党は投票率の低下を希望しているから、7月14日に投票日が設定される可能性が高いのではないか。

この場合は、都議会選挙とのダブル選挙ということになる。


自公は参院過半数確保を目指している。

民主は今回選挙で衆議院での少数野党に転落し、「みんな」や「維新」と変わらぬ規模の政党に没落した。

マスメディアは維新やみんなを「第三極」として大宣伝し続けてきた。

結果として、日本政治は自公民+みんな維新に占拠されることになった。

自公民みんな維新は、政治路線の根本が同種同根である。

日本の既得権益の利益を守る政治勢力、既得権益の政治を守ろうとする政治勢力である。

日本が直面する三大重要政治課題に照らして言えば、

原発を推進し、

消費税大増税を強行実施して、

TPPに参加する政治勢力である。


この基本方針は日本を支配してきた米国・官僚機構・大資本の既得権益トライアングルが求めるものである。

国民の命と健康よりは既得権益の利権が大事であり、

官僚のシロアリ利権を守るには庶民に重税を押し付けるしかない。

日本の諸制度を解体して、日本を弱肉強食社会に変質させるには、日本をTPPに引き入れるしかない。

米官業の既得権益トライアングルのための政治を固めるうえで、

自公民みんな維新が日本政治を占拠してしまうことは、誠に都合が良いのである。


この政治状況は2009年の政権交代時とまさに様変わりのものである。

2009年に樹立された鳩山由紀夫政権は小沢−鳩山ラインが支配していた民主党による政権であった。

この政権は日本の政治を「既得権益の政治」から「主権者国民の政治」に刷新することを目指した。

「米国・官僚・大資本が支配する政治」を刷新して、

「主権者国民が支配する政治」に移行させようとしたのである。

この方針が日本の既得権益の危機意識を煽った。

米官業の既得権益は、メディアと警・検・裁の二大権力を用いて、鳩山政権を転覆し、小沢−鳩山ラインのせん滅を目的に行動し続けた。

鳩山由紀夫政権はわずか8ヵ月で転覆され、その後に、米官業既得権益の傀儡政権である菅直人政権と野田佳彦政権が樹立された。

そして、米官業既得権益の指令を受けて動いた野田佳彦氏は、民主党の自爆解散で自公政権成立に全面協力したのである。


2012年総選挙での本来の主役は、小沢新党であった。

この小沢新党こそ、2009年に樹立された主権者国民政権の正統なる嫡出政党だったのだ。

この勢力と既得権益勢力の連合体である民自公勢力が正面からぶつかる選挙。これが本来の2012年総選挙であった。

しかし、米官業政電の悪徳ペンタゴンは、小沢新党の伸長を阻止するために、反民自公勢力の代表として「みんな・維新」だけを大宣伝し続けた。

投票集計における巨大な不正が行われたとの憶測も存在する。

反民自公票が小沢新党に集中することを阻止して、「自公民みんな維新」の五勢力が衆議院を占拠する状況を生み出した。


この現状から主権者国民勢力がどのように事態を打開するべきかが、現時点での課題である。

2013年7月参院選で「自公民みんな維新」が参院過半数、あるいは参院3分の2を占拠する事態が生じれば、日本政治は終わる。

既得権益が支配する日本が半永久的に固定化されてしまうだろう。

憲法が改正され、基本的人権は奪われ、日本は米軍指揮下の戦争国家に変質することになる。


これを打破するには、

1.国民の2割が覚醒すること

2.御用メディアに対抗する100万人市民メディアを構築すること

が急務だ。このことは繰り返して述べてきた。

そして、もうひとつの「奇策」がある。

それは、

3.民主党をもう一度「主権者国民政党」に変質させることだ。

「主権者国民政党」の核は「生活の党」である。この政党が2009年誕生の主権者国民政権の嫡出政党である。

民主党では詐欺師代表が辞任して、2011年代表選で小沢一郎氏が支持した海江田万里氏が代表に就任した。

消費税増税問題で間違った行動を示した議員が多数残存しているが、現在の民主党から既得権益勢力を放逐して、この民主党を「主権者国民政党」に変質させることを実現できれば、これが「生活の党」と連携することはあり得る選択になる。


http://www.asyura2.com/12/senkyo142/msg/230.html

記事 [政治・選挙・NHK142] 「まさにスパイ、ゾッとした」首相発言も筒抜け:大げさな話ではなく昔からある内部統制(リーク)の問題では?

「まさにスパイ、ゾッとした」首相発言も筒抜け


 農林水産省で発覚した内部文書流出疑惑。サイバー攻撃によって日本の機密が丸裸にされていた恐れがあるが、農水省は攻撃を察知して約1年たった今も、攻撃を受けた事実を公表していない。国家中枢へのサイバースパイが横行する中で、日本では対応を各省庁の判断に委ね、国として一元的に情報を管理する体制にはほど遠い。関係者は「あまりに無防備」と危機感を募らせる。

 野田首相「A案(APEC首脳会議時に参加表明)か、遅くともB案(2012年早々に参加表明)で行くしかないな」
 古川国家戦略相「先送りしても仕方ない。11月に参加表明するしかない。鹿野農水大臣には自分から話をする」――。

 流出の疑いがもたれる内部文書の一つだ。11年11月のアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議を前に、10月4日午前11時から、当時の野田首相らに農水省幹部が面会した際のやり取りとみられる。環太平洋経済連携協定(TPP)交渉への参加表明の時期が議題で、同省審議官が「国内や党内が割れる」などとして早期表明に反対する場面も生々しく記載されていた。
 こうした内部文書が漏えいしたという疑惑は約1年前に浮上し、12年春頃には文書の一部は特定されていたという。
 「まさにサイバースパイ。日本の通商政策を盗み見ようという攻撃者の意図を感じ、ゾッとした」と、同省関係者はこう明かす。

(2013年1月2日15時31分 読売新聞)

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20130102-OYT1T00036.htm?from=ylist


http://www.asyura2.com/12/senkyo142/msg/231.html

記事 [政治・選挙・NHK142] TPP、今年の早い時期での参加を…経団連会長(読売新聞) 首尾一貫性なし思考力なし。日本経済老人の典型!
http://news.nifty.com/cs/economy/economyalldetail/yomiuri-20130101-00342/1.htm

TPP、今年の早い時期での参加を…経団連会長

2013年1月1日(火)19時30分配信 読売新聞


 経団連の米倉弘昌会長は、読売新聞のインタビューに応じ、環太平洋経済連携協定(TPP)について、2013年中の早い時期での参加を求めた。

 冷え込んでいる日中関係では、改善に向けた経済交流を進める考えを示した。

 ――今年の課題は。

 山積する課題を一つ一つ解決するような形で政府に提言するとともに、技術革新の加速を通じて、民間主導で経済成長させたい。

 ――TPP参加で安倍政権の姿勢がはっきりしない。

 (参加国は)早期の妥結を目指しており、一日も早く交渉に参加すべきだ。

 ――安倍政権が力を入れる成長戦略にどう取り組む。

 厳しい財政状況の下、財政出動だけでデフレを脱却することは難しく、金融緩和だけで(供給が需要を上回る)需給ギャップは解消できない。成長戦略では規制緩和と制度改革を抜本的にやることが重要だ。新しい産業を興すために、日本企業だけではなく、欧州、米国の在日企業などの意向も聞いて、どのような規制緩和が必要かを把握したい。官民対話の場も作り、どうしたら抜本的な改革ができるかを協議したい。

 ――日中関係の関係改善への取り組みは。

 日中関係は大きなしこりを残しているが、民間は関係改善に動きたい。今年は日中平和友好条約締結35周年で、どんな行事がいいのかを考え、それを契機に中国側と協議しながら色々な交流を進めていきたい。


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日中関係規制緩和安倍政権日中平和友好条約
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記事 [政治・選挙・NHK142] 小沢氏、恒例の新年会 野党連携の必要性強調 (朝日新聞) 
http://www.asahi.com/politics/update/0102/TKY201301020138.html
2013年1月2日18時44分 朝日新聞


 生活の党の小沢一郎衆院議員が1日、東京都内の自宅に党所属国会議員らを招き、新年会を開いた。出席者によると、小沢氏はあいさつで「自民党の一人勝ちを許すわけにはいかない。今夏の参院選が勝負だ」と述べ、反転攻勢への意気込みを表明したという。

 小沢氏はまた、昨年の衆院選について「日本維新の会の橋下徹代表代行、みんなの党の渡辺喜美代表とも連携の話をしたが、組むことができず、予測通りの惨敗を招いた」と指摘。「彼らも(連携の必要性が)分かっただろうから、私は一生懸命やる」と述べ、野党連携に向け、自身が先頭に立つ意欲も示した。

 新年会への衆参議員の参加は、森ゆうこ生活の党代表ら13人。昨年は東日本大震災後で開催が見送られ、一昨年は約120人の国会議員が参加していた。



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