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2013年9月11日00時01分 〜
記事 [政治・選挙・NHK153] 安倍首相が出席する怪しい結婚披露宴 (日刊ゲンダイ) 
http://asumaken.blog41.fc2.com/blog-entry-9789.html
2013/9/10 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ


エリート官僚と大富豪の娘の結婚が注目を浴びている。この8月に挙式したセガサミーグループ総帥、里見治氏の娘・有紀恵さん(32)と経産省のキャリア官僚・鈴木隼人氏(36)だ。

2人は今月16日に都内の名門ホテルで披露宴を開く。新婦側の来賓は安倍首相。新郎側は渡辺喜美元金融担当相。ほかにも古屋国家公安委員長、菅官房長官、茂木経産大臣はじめ、国会が開けるのではないかと思うほど国会議員がこぞって披露宴に出るという。

そこで気になるのがカジノ構想だ。セガサミーは宮崎に大型リゾートのシーガイアを所有。ここにカジノを誘致しようと狙っている。

カジノ構想は超党派のカジノ議連もでき、安倍首相も「カジノ導入が産業振興をもたらし得る」と後押ししている。その安倍首相が来賓で、カジノができれば金融庁や警察が密接に絡んでくるのだが、それぞれの元トップや現トップが出席するのだから、お膳立ては完璧だ。

「まるで政略結婚みたいにドンピシャのタイミングです。20年の東京五輪が決まり、国は観光客を増やすためにカジノの開設に前向き。しかもパチンコ業界の認可を下すのは新郎が勤める経産省です。あまりにロコツで、おそらくこの結婚でシーガイアがカジノ第1号に選ばれるのでしょう。もしダメでもスロットマシンなどを作り、圧倒的シュアを誇る同社がカジノの納入業者に選ばれると思います」(経済ジャーナリストの小林佳樹氏)

セガサミーはゲーム大手のセガとパチスロ大手のサミーが04年に経営統合してできた会社。13年3月期の売り上げは3214億700万円だった。

さて、もうひとつの注目はセガサミーの大株主に名を連ねている安藤英雄氏だ。もともとサミーの大株主で、パチンコ業界のフィクサーとして知られる。披露宴にはこの安藤氏も出席するとみられている。

「安藤氏はバブルのころ、大阪の料亭で税務署員などを接待し、その情報をパチンコ業界に提供して影響力を強めた人物です。裏社会にいた人を側近に起用し、数年前、自分の誕生パーティーで、そうした交友を語っていた。安倍首相と同席していいんですかね」(別のジャーナリスト)

セガサミーに問い合わせると、「安藤英雄様とは、当社は特別な関係はございません。披露宴につきましては、あくまでプライベートに関わる事であるため、出席者等の詳細については回答を差し控えさせて頂きます」(広報部)とのことだった。あらゆる意味で注目を集める披露宴になりそうだ。


http://www.asyura2.com/13/senkyo153/msg/627.html

記事 [政治・選挙・NHK153] シロアリ官僚と族議員が進めていたスポーツ庁設置構想 (日刊ゲンダイ) 
シロアリ官僚と族議員が進めていたスポーツ庁設置構想
http://ch.nicovideo.jp/nk-gendai/blomaga/ar339826
http://asumaken.blog41.fc2.com/blog-entry-9787.html
2013-09-10 日刊ゲンダイ


◆五輪決定の翌日に表面化

 東京五輪が決まった途端、菅官房長官がスポーツ庁新設を言い出した。

「(スポーツ庁は)文部科学省が14年度の組織改正要求に盛り込んでいる。五輪成功に向けて、総合的、一体的な行政組織のあり方について、検討を進め、適切に対応していく必要がある」

 こりゃ、「設置宣言」に等しいが、実は「スポーツ庁構想」は水面下で入念な準備が進められてきた。現在、オリンピックは文部科学省、パラリンピックは厚生労働省の管轄で、かねて「一元化」が叫ばれ、スポーツ族議員と文科省が一体化、今年3月には「スポーツ庁のあり方に関する調査研究」なるリポートまで作っていた。

「韓国、フランス、イギリス、カナダ、オーストラリアのスポーツ庁を調べ、どういう組織がふさわしいかを多面的に研究した。そこにはこんな文言があります。『スポーツ庁設置構想はスポーツ基本法附則第2条によって、すでに裏書きがすまされており、そのまま、スポーツ庁の設置理念になりうるものである』。このスポーツ基本法は2011年に成立していて、国民が何も知らないまま、省庁の肥大化が進行していたことになるのです」(霞が関関係者)

 まったく、官僚の用意周到さには舌を巻くが、スポーツ庁の設置が単なる「スポーツ振興や選手の育成強化」にとどまらないのは明白だ。

 政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏はこう言った。

「明らかに役人の天下り先確保でしょう。役所を一つつくれば、そこに利権が生まれる。競技施設の建設、スポーツメーカーとの協力、放映権をめぐる利権と、おいしい“ネタ”はゴロゴロある。そこに役人やスポーツ族議員が巣くうことになる。スポーツ庁の幹部がゼネコンやスポーツメーカーの社外取締役として、天下っていくのでしょう。言うまでもなく、世の中の流れは行革です。それに逆行するようなことをよくやる。東京五輪は間違いなく、役所の焼け太りにつながると思っていましたが、五輪で何でも許されるとでも思っているのでしょうか」

 どうしてもスポーツ庁をつくるのであれば、どこか、役所を一つ潰すのが筋である。文科省の傘下につくるのであれば、文化庁か何かを統廃合するか。さもないと、シロアリが増えていくだけである。


 
http://www.asyura2.com/13/senkyo153/msg/629.html

記事 [政治・選挙・NHK153] 東京決定に狂喜した連中の「人でなし」 [斎藤貴男「二極化・格差社会の真相」](日刊ゲンダイ) 
http://asumaken.blog41.fc2.com/blog-entry-9792.html
2013/9/10 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ


2020年東京五輪の件については、いくつかのメディアにコメントを寄せた。IOC総会を間近に控えた時期の本欄でも書いたが、まだまだ言い足りないので――。

決定の瞬間の、東京招致団一行の狂喜乱舞ぶり。朝のニュースであの映像を見せつけられて思った。

「この人たちは正気か?」

そもそも3・11の被災者や被曝者が何らの展望も抱けずにいる中で、招致活動を続けたこと自体が人でなしなのだ。お祭り騒ぎに乱費するカネがあったら、国のために人生を狂わされた人々に回すのが人の道である。

招致団が東京五輪の目的に掲げた被災地“復興”は、体のいい口実以外の何物でもない。この国の指導者層の発想は、あれだけの原発事故を起こしてなお官民一体の原発輸出を国策とし、国内原発の活用をショーウインドーと位置付けたアベノミクスなるものが、ほとんど原発立国計画である実態からも明々白々だ。

「東京は大丈夫」ばかりを絶叫した安倍晋三首相の最終プレゼンがトドメだった。彼の「何もなかったことにする」宣言を、IOCという国際貴族社会が「OK。弱者の切り捨てはグローバル資本が支配する世界の正義」と追認し、褒美を取らせた構図と言うべきか。

安倍政権は天より高く舞い上がる。消費税の増税分はことごとく公共事業に費消されよう。“愛国心”を鼓舞される舞台が職場や公共空間にも広げられていく。人間を国家の道具としてのみ捉える世襲権力者の理想が実現した世の中を、本気で想像してみられたい。

改めて招致団一行の狂喜乱舞を思い出す。職務であの場にいた中にも、まっとうな人間性を持ち合わせた人はいたはずだが、微妙な表情でも浮かべようものなら、周りの目が恐ろしい。誰よりも大きな喜びを表現しなくては、という意識の集合体が、あの幼稚かつ独善的、身勝手きわまった浅ましい光景だったのではないか。

実際、決定後のマスコミは五輪バンザイ一色だ。招致団の空気は丸ごと成田空港に持ち込まれ、やがて日本全体を覆い尽くす。テロ対策を口実に構築されるハイパー監視社会が、東京五輪を冷ややかに見つめ、安倍政権に無条件で服従しない“非国民”をあぶり出していく。

私は電通が憎い。スポーツ全般が大嫌いになった。いつまでも操られるだけの原始人でいるのはよそう。狂った時代から抜け出す道は、物事を自分自身の頭で考えることからしか始まらない。それを今度こそ、今度こそ思い知ろうよ。



http://www.asyura2.com/13/senkyo153/msg/630.html

記事 [政治・選挙・NHK153] 東京韓国学校無償化撤廃デモ 朝鮮総連グループのしばき隊がデモ隊に生卵を投げつける2ch
1: ジャーマンスープレックス(新疆ウイグル自治区):2013/09/10(火) 00:28:15.54 ID:/R4DptWT0

東京韓国学校無償化撤廃デモin新大久保 9/8
〜『竹島』を独島と教える学校の無償化絶対反対〜

東京都は、平成7年から毎年約一千万円の補助金を、東京韓国学校初等部、
中高等部に出しています。韓国学校は「韓国」により不法占拠・実効支配されている

「日本固有の領土である竹島」を「韓国の領土、独島である」と教育しています。

「韓国」本国の教育方針をそっくりそのまま持ってきた教科書を精査した上で、
無償化・補助金の認可をしたのであれば それは東京都、ひいては日本政府が
「日本の竹島領有権放棄」をしたも同然です。

バビッチ★佐野@babi_sano うわ.生卵投げつけられたらしい.直接当たって
打撲痕でもありゃ傷害罪だな. 【ニコ生視聴中】東京韓国学校無償化撤廃デモ
in新大久保 #co51803 live.nicovideo.jp/watch/lv151816… pic.twitter.com/uwMRMbf3le

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うわ.生卵投げつけられたらしい.直接当たって打撲痕でもありゃ傷害罪だな. 【ニコ生視聴中】東京韓国学校無償化撤廃デモin新大久保 #co51803 live.nicovideo.jp/watch/lv151816… pic.twitter.com/uwMRMbf3le

画像
http://pbs.twimg.com/media/BTnMiWbCcAAhmL7.jpg

動画
http://live.nicovideo.jp/watch/lv151816

https://twitter.com/babi_sano/status/376556934477803520/photo/1

まとめソース
http://matome.naver.jp/odai/2137861559398926301

http://live.nicovideo.jp/watch/lv151816
https://twitter.com/babi_sano/status/376556934477803520/photo/1
http://matome.naver.jp/odai/2137861559398926301


2: 16文キック(西日本):2013/09/10(火) 00:30:43.20 ID:/QNtrI8K0
またキチガイか。。。


11: レッドインク(埼玉県):2013/09/10(火) 00:58:32.76 ID:My+tSSTT0
先に手を出すのは何時でも必ず朝鮮人側なんだよな


13: フルネルソンスープレックス(栃木県):2013/09/10(火) 01:00:00.66 ID:gt6+oXoe0
生卵攻撃好きだなあこいつら


14: ツームストンパイルドライバー(神奈川県):2013/09/10(火) 01:17:11.05 ID:YVAEugRn0
生卵投げは朝鮮人の常套手段だな
言論じゃなく暴力行為で対応とか民度低すぎ


17: キチンシンク(チベット自治区):2013/09/10(火) 01:39:52.80 ID:hZjPuEdq0
卵を粗末にするな!


19: ドラゴンスクリュー(北海道):2013/09/10(火) 01:44:57.76 ID:sW0M0fYR0
ヨシフはなんて言ってるの?

21: ミッドナイトエクスプレス(禿):2013/09/10(火) 01:56:15.67 ID:fsiqbfLN0
おばちゃんに生卵投げつけるとは幼稚だな


22: サッカーボールキック(関東・甲信越):2013/09/10(火) 02:00:55.06 ID:RDxLULVaO
食べ物を粗末にするなよ


12: パロスペシャル(禿):2013/09/10(火) 00:59:46.36 ID:NGwsnKbPi
さすがに他国で糞を投げるとヤバいと察したのかしばき隊wwwwwwww


23: ファイヤーボールスプラッシュ(新潟・東北):2013/09/10(火) 02:01:27.77 ID:o/BZkjRBO
犯罪者を英雄扱い。
こんなのが政治家とか危険過ぎる。


24: ダイビングヘッドバット(神奈川県):2013/09/10(火) 02:03:52.43 ID:AdxX37Zd0
え、敵国の学校に血税投入してんの?
なんで!?


26: フライングニールキック(群馬県):2013/09/10(火) 02:11:32.64 ID:4P7ywRsb0
>>1
しばき隊を逮捕しろよ


28: オリンピック予選スラム(福岡県):2013/09/10(火) 02:17:08.67 ID:icF+a1Y70
ヨシフは自分の都合の悪いことには完全無視を決め込みます


31: キチンシンク(dion軍):2013/09/10(火) 04:25:24.34 ID:4cdbRZm/P
卵を投げたどころか傷害事件が何件も起きているみたいだぞ
しばき隊は何人逮捕されるんだ?
有田ヨシフ・スターリンとカンバラ弁護士を家宅捜索しろよ


http://hayabusa3.2ch.net/test/read.cgi/news/1378740495/

50 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/10(火) 16:08:59.99 ID:R83kq3f40
【画像】シバキ隊、地べたでアヘ顔ピースwwwwマジキチwwww
https://pbs.twimg.com/media/BTxI7COCMAAn2Q6.jpg
https://pbs.twimg.com/media/BTxnb4rCMAAfbJi.jpg

62:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/10(火) 16:25:47.71 ID:7VT7v0Yn0
>>50
こいつら何がしたいんだ?


63:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/10(火) 16:28:06.40 ID:Mnmdf+2z0
>>62
そうさなあ・・・
アートか何かじゃね?


67:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/10(火) 16:35:58.56 ID:7VT7v0Yn0
>>63
笑顔なのが恐ろしいですわw

http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1378792718/


関連

1: 影のたけし軍団ρ ★ 2013/09/08(日) 20:21:25.33 ID:???0
東京・大久保の路上で在日コリアン排斥などを訴えてデモ活動をしていたグループの横断幕を破ったとして、警視庁新宿署は8日、器物損壊の現行犯で、男を逮捕した。同署によると、男は黙秘し、氏名も不詳という。

逮捕容疑は、8日午後0時20分ごろ、新宿区大久保の路上で、グループ側が用意した「東京韓国学校の補助金全て撤廃」などと書かれた横断幕(時価約5千円相当)を破った疑い。

デモ活動をしていたのは「在日特権を許さない市民の会(在特会)」などで、男は沿道から駆け寄り、参加者らが持っていた横断幕を突然引きちぎり、デモを警戒していた機動隊員に取り押さえられた。

同署によると、男は在特会などの排斥デモ活動に反対する「レイシスト(人種差別主義者)をしばき隊」と称するグループの関係者とみられるが、身分を証明する所持品がなく、男の住所や年齢、氏名などが確認できていないという。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/130908/crm13090820080012-n1.htm

8: 名無しさん@13周年 2013/09/08(日) 20:22:51.47 ID:SJdRuNVa0
是非確認してマスゴミはちゃんと報道するように

10: 名無しさん@13周年 2013/09/08(日) 20:23:15.68 ID:0W8EQRgb0
サンケイしか報道しない内容だな

12: 名無しさん@13周年 2013/09/08(日) 20:23:27.72 ID:aLSQ+Snb0
またNHK職員?

13: 名無しさん@13周年 2013/09/08(日) 20:23:33.24 ID:qIpVkup10
産経以外は報道ナシですかw


おまけ

72 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/09/08(日) 20:12:47.43 ID:Y5Myl5aj0
おい!!!これ見てみろ!!!!めっちゃ気持ち悪いからWWWWwwwwwwwwwwwww


425 可愛い奥様 2013/09/08(日) 19:40:49.62 ID:6A4YtL4C0
転載 どう見ても同類ですね
しかもハングルのプラカードwww

92 名前: 雪崩式ブレーンバスター(やわらか銀行)[sage] 投稿日:2013/09/08(日) 19:03:30.64 ID:97W5dkK50
>>81
本日のしばき隊
http://pbs.twimg.com/media/BTnyRfVCAAApwsU.jpg


韓国型デモ&道路の不法占拠
http://www.zenshin-s.org/zenshin-s/f-kiji/2010/photo/f2454_5_2.jpg
http://maokapostamt.img.jugem.jp/20091119_508822.jpg

完全一致

http://toro.2ch.net/test/read.cgi/musicjg/1376924612/
http://hayabusa3.2ch.net/test/read.cgi/news/1378633749/

999:名無しさん@13周年:2013/09/08(日) 23:59:32.12 ID:b8VPG8uB0
>>6
やっぱりしばき隊ってのは朝鮮人なんだね
すごくよく分かった

http://uni.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1378639285/


999:名無しさん@13周年:2013/09/08(日) 23:59:32.12 ID:b8VPG8uB0
>>6
やっぱりしばき隊ってのは朝鮮人なんだね
すごくよく分かった

http://uni.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1378639285/


47: 張り手(チベット自治区):2013/09/09(月) 10:15:29.67 ID:gycY6ub30
チョソ逮捕時の様子

https://www.youtube.com/watch?v=DV4gZdGTy-g


48: ハイキック(埼玉県):2013/09/09(月) 10:15:51.87 ID:gqeC8sfK0
普通の一般市民なら免許証や保険証持ってるからな
よほど活動に慣れたプロなんだろうねー


50: ネックハンギングツリー(茸):2013/09/09(月) 10:20:42.01 ID:nFWtfkXd0
おいおい密入国かよ


52: 河津掛け(catv?):2013/09/09(月) 10:27:20.24 ID:Yr3LkLceP
密入国だとしたら相当面白いことになるな


56: ダブルニードロップ(dion軍):2013/09/09(月) 10:37:00.40 ID:6sMqTNL90
ただの在日韓国人だろ。

日本に住み着いているのにでかい顔。

在日韓国人の永住権の世襲は禁止しろや。いつまで日本に置いている気だ?

http://hayabusa3.2ch.net/test/read.cgi/news/1378687854/

韓国が東京五輪のロゴマークを原発汚染でパロディ化…ハム速 他  反対奴が必死すぎますね♪
http://www.asyura2.com/13/senkyo153/msg/578.html

日中韓の関係がいわゆる悪くなってから日本が困ったことが一つもないな2ch
http://www.asyura2.com/12/asia14/msg/428.html
http://www.asyura2.com/13/senkyo153/msg/631.html

記事 [政治・選挙・NHK153] 日本は非現実的な幻想を抱いてはならない:安倍首相がリベラルに思えるほど不遜で傲慢な右翼国粋主義アジテーション

国内向け愛国主義アジテーションとしてなら少しは効果があるとは思うが、日本を含む対外主張としてはあまりに品位に欠ける恥ずかしいものだと思う。
国際問題専門家と称する盈思氏がどのような人物かは知らないが、日本国民に喧嘩を売っているとして思えない文章を平気で書く精神を疑う。(転載する記事を読めば、日本国民の過半数がそう思うと推測する)

 安倍政権に対する「安倍氏とその閣僚は就任以来、常軌を逸した言動を繰り返している。「侵略の定義は定まっていない」「参拝は当然」「慰安婦は証拠不十分」などの発言、および敗戦記念日に侵略国としての加害責任と「不戦」の誓いへの言及を止めたこと、「戦後体制からの脱却」を愚かにももくろみ、平和憲法の改正を積極的に推し進めていることに、国際社会はすでに強い警戒心を抱いている」といった類の批判はかまわないと思っているが、「中国政府は果断な行動を起こした。外交部(外務省)の声明発表、領海基線の公布から、権益維持巡航の常態化、東中国海の一部海域の大陸棚確定案の提出まで、中国政府は痛快至極なコンビネーションブローを繰り出した。中国側は強力な反撃行動によって、日本側の「単独管理」という釣魚島(日本名・尖閣諸島)の長年来の状況を一挙に打破し、闘争の主導権をしっかりと自らの手中に握り、悪事を始めた者を叩きのめした」とか、「日本社会の右傾化は日増しに明らかになっている。これには深い歴史的、現実的原因があり、釣魚島問題にも複雑な要素を増やした。日本の近現代史を俯瞰すると、明治維新であれ、第2次大戦後の急速な復興であれ、日本は頭を割られて流血するほどの痛い目に遭って初めて、改心することを知り、少しはまともな性格になる」といった表現は、歴史的経緯を踏まえれば“気持ちはわかる”が、大国中華として復活した今、度を超えたあまりにみっともないものである。


※ 付記

転載する論考のなかに「韓国の朴大統領が指摘したように、歴史に対して無神経な者に未来はないのである」という一文があるが、朴大統領は、国賓として招かれたベトナムでホーチミン廟には参拝したが、米国の要請に従ってベトナム戦争に参戦し、各地で暴虐も働いた歴史的問題については謝罪しなかった。

 韓国軍のベトナム戦争参戦は、朴大統領の父親である朴正煕氏によるものである。韓国がベトナムとの間の歴史問題に決着を付けるのなら、娘である朴大統領の謝罪が、国内的にそれほどひどい波風を立てないで済むかたちになると思っていた。

 参戦自体を表立って謝罪する必要はないと思うが、確認されている暴虐行為への謝罪を通じてそれも匂わせるかたちで謝罪し歴史問題をすっきり解決したほうがよかったと思う。
 余計なお世話だが...

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日本は非現実的な幻想を抱いてはならない

 1年前の今日、日本政府は中国政府と中国人民の強烈な反対を顧みず、いわゆる「島購入」を頑として行った。来りて往かざるは礼に非ざるなり。中国政府は果断な行動を起こした。外交部(外務省)の声明発表、領海基線の公布から、権益維持巡航の常態化、東中国海の一部海域の大陸棚確定案の提出まで、中国政府は痛快至極なコンビネーションブローを繰り出した。中国側は強力な反撃行動によって、日本側の「単独管理」という釣魚島(日本名・尖閣諸島)の長年来の状況を一挙に打破し、闘争の主導権をしっかりと自らの手中に握り、悪事を始めた者を叩きのめしたのである。(文:盈思・国際問題専門家。人民日報海外版コラム「望海楼」掲載)

 新たに就任した安倍氏は事態の好転を急いでいるが、前任者の失敗から教訓を汲み取っていないのは明らかで、逆に思い上がり、誤った道を突き進んでいる。

 まず、厄介な事態を引き起こした側である安倍氏が、日本の自縄自縛の根本的原因が「右傾」にあることが分からないわけはない。だが安倍氏とその閣僚は就任以来、常軌を逸した言動を繰り返している。「侵略の定義は定まっていない」「参拝は当然」「慰安婦は証拠不十分」などの発言、および敗戦記念日に侵略国としての加害責任と「不戦」の誓いへの言及を止めたこと、「戦後体制からの脱却」を愚かにももくろみ、平和憲法の改正を積極的に推し進めていることに、国際社会はすでに強い警戒心を抱いている。一方、主権と領土保全を守り、反ファシズム戦争の勝利の成果を守り、人類の正義と正しい道理を守る中国政府と中国人民の行動には支持が高まり続けている。われわれの事業は正義であり、正義の事業を打ち負かすことはできない。正義にもとり時代に逆行する安倍政権のやり方が行き詰まるのは必至である。韓国の朴大統領が指摘したように、歴史に対して無神経な者に未来はないのである。

 次に、中日の力の逆転は大きな趨勢であり、負け惜しみの心理を抱いて向き合っても、無用な面倒を自ら引き起こすだけだ。中国周辺で徒党を組み、いわゆる「戦略的外交」の推進に拍車をかける、あるいは悲痛な表情を浮かべ、スローガンを叫び、世論を惑わすといったやり方も徒労に終わるだけだ。中華民族が好きなように虐げられた時代はすでに過ぎ去り、もう戻ってはこない。釣魚島をめぐる中日間の対決は(武侠小説の)郭靖が降龍十八掌で梁子翁の野狐拳と戦ったように、日本が慌てふためき敗走する以外にないのである。

 最後に、日本側は現実に即さぬ幻想を抱いてはならない。人、信無くば立たず。釣魚島の領有権争いの存在を認めず、中日間に係争棚上げの共通認識があったことを認めないのでは、日本側に問題解決の誠意があると信じさせることはできない。過ちを犯したら認めなければならず、過ちを犯したら代償を支払わなければならないのである。その場をしのぎ、過去に戻ろうとしても無駄だ。もちろん、日本側は現在の状況の下で、引き続き中国など周辺国との協力を推進し、経済的利益を得ることを期待しては、なおさらにならない。日本側が現在すべきは、大きな視野と勇気をもって、歴史を直視し、態度を改めて実際の行動を取ることで、両国関係の健全な発展に影響をあたえるこの障害を取り除くことである。

 日本社会の右傾化は日増しに明らかになっている。これには深い歴史的、現実的原因があり、釣魚島問題にも複雑な要素を増やした。日本の近現代史を俯瞰すると、明治維新であれ、第2次大戦後の急速な復興であれ、日本は頭を割られて流血するほどの痛い目に遭って初めて、改心することを知り、少しはまともな性格になるのである。したがって、この闘争は並外れて困難なものとなる。これは主権と権益を維持する闘争であり、それ以上に「心理的に攻め立てて、敵の闘志を打ち砕く」闘争である。われわれは団結できる全ての力を団結する必要がある。これには日本国内の見識の高い者も含まれる。われわれは時と勢いがわれわれの側にあることを認識し、戦略的不動性を保ち、急がず焦らず、果敢に、強靱に闘う必要がある。もちろんわれわれは、なおさらに自国の事をしっかりと達成し、大国となる必要がある。中国が強大になればなるほど、勝利は早く訪れる。(編集NA)

 「人民網日本語版」2013年9月10日


http://j.people.com.cn/94474/8395248.html


http://www.asyura2.com/13/senkyo153/msg/632.html

記事 [政治・選挙・NHK153] なお29万人が避難=原発事故収束見えず―東日本大震災2年半(Yahooニュース)
「警察庁によると、今月10日時点の死者は1万5883人、行方不明者は依然2654人に上る。」
 
 
 

Yahooニュースから
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130911-00000015-jij-soci


なお29万人が避難=原発事故収束見えず―東日本大震災2年半
時事通信 9月11日(水)4時37分配信
 1万8500人以上の死者・行方不明者を出した東日本大震災は11日、発生から2年半となった。住宅再建が本格化するなど明るい動きが出る半面、岩手、宮城、福島3県などで被災した約29万人は今も避難生活が続く。東京電力福島第1原発がある福島県では、除染の遅れや放射能汚染水漏れ問題が復興に影を落とす。

 復興庁によると、8月12日現在の避難者は28万9611人で、この半年間に約2万5000人減少。ただ、放射能への不安を抱える福島県は県外避難者が5万2277人いる。

 福島第1原発では、放射能汚染水の管理が危機的な状況にある。貯蔵タンクからの大量漏出、地下水汚染などが相次ぎ発覚し、海洋汚染への懸念も強まり、事故収束への道のりは険しさを増している。

 警察庁によると、今月10日時点の死者は1万5883人、行方不明者は依然2654人に上る。3県沿岸部では11日、警察や海上保安庁などが1000人規模で不明者の一斉捜索を行う。


http://www.asyura2.com/13/senkyo153/msg/633.html

記事 [政治・選挙・NHK153] 安倍晋三首相は「東京五輪・長期大相場」を現出、「東京五輪」前に退陣した岸信介首相を超えられるか (板垣 英憲) 
http://blog.goo.ne.jp/itagaki-eiken/e/16c4aff707ad9791a1122da6d89400ab
2013年09月11日 板垣 英憲(いたがき えいけん)「マスコミに出ない政治経済の裏話」

◆「2020年夏東京五輪決定」(9月8日)が、日本の株式市場に「長期大相場」現出の大目標を国民すべてに与えている。日経平均株価は、バブル経済ピーク時の「3万8915円」(1989年12月29日)を目指していく。2012年秋から10年間続く「大不況サイクル期」に入っているだけに、前途は必ずしも楽観できないけれど、日本民族が「国家総動員態勢」を組み、「大エネルギー」を注いでいくならば、「大不況」を吹き飛ばすことは、不可能ではない。

「景気押し上げ」には、次の「5つの基礎的条件」が揃う必要がある。
@強いリーダーシップを発揮する首相の登場。
A政財官学界から実力者が集まり、景気押し上げの「仕掛人チーム」(5人〜10人)を編成すること。
B日本の進むべき将来像を描いたビジョンを掲げること。
C新しい国家建設のための資金を確保すること。
D官民一体となり国家総動員態勢で景気浮揚に力を結集すること。
◆このなかで最も重要なのが、@の強いリーダーシップを発揮する首相の登場である。

 戦後からこれまで日本は、吉田茂、池田勇人、中曽根康弘という3人の「強力な首相」を誕生させた。この3人だけが景気を押し上げることができた。

 安倍晋三首相は、2度目の首相就任で、「アベノミクス」政策を掲げて、「デフレ脱却」から景気浮揚という「結果」を出そうとして強力なリーダーシップを発揮しようとしている。

 1964年10月10日の東京オリンピックは、安倍晋三首相の祖父・岸信介首相が在任中の1959年5月26日に西ドイツのミュンヘンにて開催されたIOC総会において欧米の3都市を破り開催地に東京が選出されて決まった。しかし、岸信介首相は1960年の安保闘争で安保反対派により国会を包囲されて、退陣に追い込まれた。

 「ポスト岸」には、池田勇人首相が就任したが、1964年9月9日、国立がんセンターへ喉頭癌の治療のため入院。東京オリンピック閉会式の翌日の10月25日に退陣を表明し、11月9日に後継総裁として佐藤栄作を指名した。1965年7月29日、東京大学医学部附属病院で8月13日、術後肺炎により死去した。65歳だった。

安倍晋三首相が、「長期大相場」現出の火付け役として長期政権を築けるか、短命に終わるかは、2016年7月の「衆参同日(ダブル)選挙」で勝利できるか否かにかかっている。だが、それは、吉田茂、池田勇人、中曽根康弘という3人のように「強力な首相」として指導力を発揮できるかどうかにある。

Aの「仕掛人チーム」編成である。安倍晋三内閣の支持率は当初の70%台から現在は、59%に下がっているものの、一応高支持率を維持しており、自民党は取り敢えず、安倍晋三首相(総裁)の下でよくまとまっている。

 財界も経団連の米倉弘昌会長をはじめ多くの経営者が、安倍晋三政権に対して大いに期待し、支持している。

 中央省庁の高級官僚や積極財政派の学者たちも政権を強力にバックアップしている。安倍晋三政権の政策部門に積極金融・財政論者が参加して、「アベノミクス」政策を支えてもいる。

◆Bの日本の進むべき将来像を描いたビジョンはどうであろうか?

 安倍晋三首相は、施政方針演説で現代版「富国強兵策」を掲げて「強い日本」を取り戻そうとしている。米国のオバマ大統領の強い要請を受けて、「自由貿易立国」としての立場から「TPP」の交渉に参加して、日米同盟強化に全面的協力して行こうとしている。
 だが、「アベノミクス」政策の1本目は、日本銀行の黒田東彦総裁が「異次元の大胆な金融緩和政策」を進めており、2本目の財政出動は、「2020年東京五輪」決定によって、建設不動産への積極投資が勢いづき始めている。ただし、3本目の矢である成長戦略が未だ固まっていないので、国民、企業を力強く誘導して行くための旗印が定まっていない。

 Cの新しい社会建設のための金は、実はタップリある。要は、これをどう有効に使うかである。「国際運用資金」の活用も期待できる。

 Dの官民一致、国家総動員態勢については、「2020年東京五輪」が、日本民族にとって大目標となり、「夢と希望」を抱かせつつある。マスメディアの大半は、早くも「お祭り騒ぎ」である。問題は、国民・企業の多くが、これからいかに投資意欲、消費意欲は高めていくかだ。


http://www.asyura2.com/13/senkyo153/msg/634.html

記事 [政治・選挙・NHK153] 国内の分断を狙う中国政府の戦略に乗る人たち。(日々雑感) 
http://km2295.iza.ne.jp/blog/entry/3181972/
2013/09/11 05:40

 中共政府は尖閣諸島の領有権を主張して挑発行為をますますエスカレートしている。一間冷静さを欠いた強硬的な態度のように見えるが、その反面民主党とみんなの党の有志10名が12日から訪中する。

 つまり尖閣諸島に軍事的圧力を強硬に掛けることによって日本国民に戦争の恐怖を与えつつ、野党政治家を招待して国内世論の分断を図ろうとしている。それは侵略国家が近隣諸国に用いて来た「古典的」な手法だ。

 中国は孔子を生んだ国だが、中国国内に儒教は根付いていないようだ。「己の欲せざること相手に施すこと勿れ」という教えを中共政府に進呈したい。

 中国は日本を必要としている。尖閣諸島などどうでも良いはずだ。実際に1970年代まで中国は尖閣諸島の領有権に言及したことはない。

 ただ1980年代に尖閣諸島周辺の海底に石油資源などが発見されて領有権を主張し始めたのは事実だが、こんにちほど強硬ではなかった。日本による尖閣諸島の国有化がその原因であるかのように報道する日本のマスメディアもあるようだが、そんなことは言い掛かりに過ぎない。

 本気で尖閣諸島を中共政府が領有すると決めれば、南シナ海の岩礁と同じように嵐をついてでも軍事基地を築くだろう。しかしそうすると日米との対立は抜き差しならないものとなり、中共政府にとって失うものも大きいだろう。

 中共政府にとって最も好ましい状況は尖閣諸島の領有権を主張して中国民の愛国心を高揚する一方で、日本が戦後日本の一貫した態度で軍事行動を自制し続けることだ。仮想敵国の存在を国民に強く印象付けることにより、中国内の拡大する格差や社会保障制度の遅れに対する国民の不満を抑え込むのに役立つからだ。

 しかし本気で日本及び米国を相手に軍事行動を起こすつもりはないだろう。尖閣諸島の領有を確保する代償に、手にしている支配者利権を反故にしかねない賭けを打って出るとは思えない。

 下手をすると軍部が暴走して中共政府要人の暮らす中南海を軍が制圧しかねない。中国軍は目的のためなら自国民を殺戮することを躊躇しない。その行動原理が常に中共政府の存続のためとは限らない。

 人民解放軍は中共政府の一部署だが、中共政府と中国軍部との関係は一枚岩ではない。中国大陸を制圧している人民解放軍は各軍区ごとにそれぞれ利権構造を形成している。

 しかし、それでも精鋭といわれる海・空軍が12万人近くいるといわれている。日本の自衛隊が相手をする中国軍はその精鋭部隊となるが、実際に日中が軍事衝突を起こせば中国大陸で何が起こるかを中共政府は恐れている。

 日本は中国の挑発に乗らないで、しかし毅然として尖閣諸島の備えは万全を期すべきだ。そして中国の日本国内世論分断策に乗る愚かな野党政治家たちを冷ややかに批判しよう。
 日中国交断絶になれば日本も失うものがあるが、中国が失うものの比ではない。ただ中国は日本政府と国民を中国政府の軍事的恐怖の支配下に置こうとしているだけだ。


関連ニュース
中国、親中派取り込み世論分断 尖閣国有化1年 (09/10 21:45)
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/world/china/683157/

民主とみんなの有志、12日から訪中へ (02:12)
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/politics/politicsit/683172/

「日本が最大の仮想敵」 急増する中国の挑発行動 尖閣国有化1年 (00:22)
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/world/china/683188/


http://www.asyura2.com/13/senkyo153/msg/635.html

記事 [政治・選挙・NHK153] 小沢グループの「政治的言論」は、何故、衰退したのか? (山崎行太郎) 
http://d.hatena.ne.jp/dokuhebiniki/20130911
2013-09-11 文藝評論家=山崎行太郎の政治ブログ 『毒蛇山荘日記』

小沢グループの「政治的言論」は、何故、衰退したのか?

政治的言論や主張というものは、イデオロギー化し、同じことを念仏のように繰り返すようになると、政治的思考は硬直化し、形骸化し、現実の政治状況には対応できなくなる。

小沢グループや小沢ファンの政治的思考が、まさにそうであるように見える。

「⚫⚫反対」「⚫⚫反対」・・・のワンパターンの繰り返しである。そいうところでは、考えることは禁じられ、馬鹿が大手を振って闊歩するようになる。「小沢グループの共産党化」である。

政治家・小沢一郎の良さと凄さは、次に何をやるかがわからないところだった。

しかし、今、小沢一郎も小沢グループの面々も、次の一手がうちだせないまま、いたずらに思考の硬直化に陥り、誰からもあいてにされないような、ワンパターンの政治的主張を繰り返している。自滅するしかないと思われる。

小沢グループは、いつから、こうなったのか。やはり、長期化した「小沢裁判」で、無罪を勝ちとったとはいえ、イデオロギー化せざるを得なかったということだろうか 。(続く)



http://www.asyura2.com/13/senkyo153/msg/636.html

記事 [政治・選挙・NHK153] 分割統治の鉄則が戦後隣国との紛争関係の仕組みを作った(足元に転がる誰かの悲しみを蹴とばしながら歩いて帰る)

「足元に転がる誰かの悲しみを蹴とばしながら歩いて帰る」から
http://thehadashi.iza.ne.jp/blog/

分割統治の鉄則が戦後隣国との紛争関係の仕組みを作った


私たちは教科書で植民地統治の鉄則は devide and rule すなわち
分割統治であったと習いました。

しかし、この分割統治は何もいわゆる植民地時代だけの産物ではないのです。
占領が終わって日本が独立した際、アメリカやイギリスは日本に隣国との
紛争の種をしっかりと蒔いていったのです。

 現在日本は北方領土、竹島、尖閣を巡りロシア、韓国、中国との
いざこざに苦労していますが、日本に隣国との不和な状態を保たせるという
英米の策略に嵌められているのです。以下順に見てゆきます。

        馬淵睦夫氏

 
 ◎北方領土

日本が占領下にあった一九五一年に、日本にあるイギリス大使館は、
「千島列島の範囲を巡って日本とロシアが永久的に論争をする方が英米にとって
利益になる」と本国へ報告しました。

以下、丹波實氏(元駐ロシア大使)の『日露外交秘史』(中央公論新社)より、
関連部分(一六八〜九ページ)を長くなりますが引用します。

 

 
 日本の外務省には外交文書の三〇年後公開ルールがあるが、英国外務省にも
同様な三〇年ルールがある。私がソ連課長になった八一年、ロンドンの日本
大使館から次のような連絡があった。
すなわち、五一年、対日平和条約(サンフランシスコ講和条約)が交渉されて
いたころのことであるが、在京英国大使館から「対日平和条約において、日本に
千島列島を放棄させるが、この放棄させる千島の範囲を曖昧にしておけば、
この範囲をめぐって日本とソ連は永遠に争うことになり、これは西側連合国に
とって利益となるであろう」という主旨の英国本国宛の極秘意見具申電報があり、
「英国外務省は三〇年ルールによりこの極秘電報を公開しようとしているが、
いかに対応するべきか」という連絡であった。

私たちは「いくら三〇年過も経ったからといって、こんな極秘電報を公開されれば
不必要な論争、誤解等を巻き起こしかねず、迷惑である」と考え、「公開不可」と
英国外務省に対しロンドンの日本大使館を通じて申し込んだ。

 しかしわが方の反対にもかかわらず、英国側は公開したのである。
「英国外交は恐ろしい」と思った。

もちろん日本側の立場からすれば、日本が放棄した「千島列島」の範囲は歯舞・色丹
・択捉はもともと「千島列島」ではないという意味で明確である。
しかし、日本とソ連(ロシア)がこの問題をめぐって今日まで争っているのも事実である。


 

 
 この話には後日談があり、私がロシア大使時代、最も親しく交際していたロシア人
の一人が世界的に有名なチェリストであり、オーケストラ指揮者である
ロストロポービッチ氏であるが、彼は日本食が大好物で、大の親日家である。

この在京英国大使館の電報問題を話題にしたところ、彼は「是非この電報の
コピーが欲しい。これを基に日本とロシアがいかに西側連合国に“引っかけられて”
争っているか、北方領土は日本に返還し、こんな争いはやめるべきだ、と
どこかに書きたい」と言いだした。

そこで私はロンドンの日本大使館に依頼して、この電報のコピーを入手しよう
としたところ、ロンドンの英国公文書館には確かに「千島列島の戦略的価値」と
いう一九五一年のファイルはあるが、このファイルは現在紛失中である、との
返事がきた。世の中には非常に不思議なことがあるものだ、と思った。


 
        
 
 
 

 この文章を読んで、私は日本は大きな魚を逃がしてしまったと歯軋り
したものです。
そもそも、なぜ、最初の極秘電報公開の可否照会に対して同意の返事を
しなかったのでしょうか。
丹波氏をはじめ当時の外務省の幹部にこの電報の日本にとっての利用価値を
認めた人はいなかったのでしょうか。

 しかし、もう一度チャンスはありました。日本側の反対にもかかわらず
英国側が公開した時、なぜ公開された電報のコピーを取らなかったのでしょうか。

丹波氏が述べているように不必要な論争の恐れを感じていたとしても、
公開されてしまった以上すぐにコピーを取るべきであったと思いますが、
外務省本省も在ロンドンのわが大使館も、誰もコピーを取ることを
思いつかなかったのでしょうか。

 このことの方が私には不思議に思えます。当時、私は関係者ではありません
でしたので外から窺い知れない特段の事情があったのかもしれませんが、
なんとも残念なことだといまだに思います。(後略) p178-182
(つづく)


『国難の正体』――日本が生き残るための「世界史」 馬淵睦夫 総和社2012



http://www.asyura2.com/13/senkyo153/msg/637.html

記事 [政治・選挙・NHK153] IOC委員をマンマと騙した東京五輪決定 更に増える膨大な国の借金を消費増税でチャラ (日刊ゲンダイ) 
http://ch.nicovideo.jp/nk-gendai/blomaga/ar339824
http://asumaken.blog41.fc2.com/blog-entry-9793.html
2013-09-10 16:55 日刊ゲンダイ


 大新聞テレビは「東京オリンピック開催」に大騒ぎだ。朝日新聞は「夢舞台再び」とはしゃぎ、NHKは「経済効果3兆円」と煽り立てている。

 いま頃、安倍首相は「してやったり」だろう。なにしろ、直前に「原発汚染水」が問題化し、「東京劣勢」とみられていたのを、自分のスピーチで引っくり返した形になったからだ。

 居並ぶIOC委員の前で、「汚染水は完全にコントロールされている。決して東京にダメージを与えることはない。私が保証する」――と約束し、「汚染水の影響は港湾内に完全にブロックされている」「将来も健康に問題はないと約束する」「必ず責任を果たす」と明言した。

 原発の状況を詳しく知らないIOC委員は、一国のトップの言葉だけに、素直に信じたという。

 しかし、汚染水を完全にコントロールしているなんて本当なのか。

「東電も政府も、増えつづける大量の汚染水を前にして途方に暮れているのが実情です。コントロールどころか、手に負えず“制御不能”になっている。最大の問題は地下水です。福島原発には1日に1000トンの地下水が流れ込み、このうち400トンが放射線量の高い原子炉建屋に流入し、汚染水となっている。つまり、毎日400トンの汚染水が新たに発生しているのです。25メートルプールよりも多い。せっせとタンクに移しているが、そのタンクからも漏れはじめている。毎日、増えつづけているのだから、いずれ破綻するのは目に見えています。首相は、なにを根拠にコントロールされていると口にしたのか。疑問です」(ジャーナリスト・横田一氏)

「汚染水の影響は港湾内に完全にブロックされている」――というのも大ウソだ。完全にブロックと聞いたIOC委員は、港湾をコンクリートや鉄板で囲っていると勘違いしたらしい。しかし、実際にはカーテンのようなものが張られているにすぎない。港湾内の海水と、外海の海水は毎日50%ずつ入れ替わっている。

要するに、安倍首相は、IOC委員をまんまと騙したということだ。

◆汚染水を解決する方法はない

このままでは、いずれ安倍首相のスピーチが問題になるのは、間違いない。汚染水は、絶対に解決しないからだ。

IOC総会の直前になって、安倍首相は「政府一丸になって解決にあたる」と、汚染水対策を行うと発表した。地下水が福島原発に流れ込まないように、国費を投じて、原子炉建屋周辺の土を凍らせる「凍土遮水壁」を建設するつもりだ。

しかし、「凍土方式で汚染水を止められると考えている専門家はいないでしょう」と、前出の横田一氏がこうつづける。

「凍土方式は、完成までに2年もかかります。そのうえ、まだ研究段階で、効果も証明されていない。そもそも、凍土壁は、地下水流出を抑えて工事をしやすくするために一時的に設置するもので、永久構造物ではありません」

環境ジャーナリストの天笠啓祐氏はこう言う。

「汚染水問題が厄介なのは、技術的な問題では解決できないことです。とにかく、量が多すぎてどうにもならない。恐らく、政府も東電関係者も、最後は海に捨てるつもりだったはず。原子力規制委員会の田中俊一委員長も『必要があれば、海に出すことも検討しなければならない』と会見で語っています。しかし、安倍首相が『汚染水は完全にコントロールされている』『港湾内にブロックされている』と約束したために、海に流すことは難しくなった。政府はどうするつもりでしょうか」

汚染水問題は時が経つほど深刻化していく。オリンピックが開催される7年後には、ニッチもサッチもいかなくなっているだろう。それでなくても、原発敷地内は、突然、放射線量が上昇する「ホットスポット」が見つかるなど、異常事態がつづいている。

とても日本は、外国からアスリートを迎えられる状況じゃないのだ。よくも、安倍首相は、IOC総会で堂々とウソをつけたものである。

◆東京五輪の犠牲になり復興はさらに遅れる

それにしても、哀れなのは、東北の被災者たちだ。安倍首相はIOC総会で「復興五輪」をPRしていたが、東京オリンピックの開催が決まったことで、復興が遅れるのは間違いない。

3・11から2年以上たつのに、まだ15万人以上が避難生活を強いられている。復興が進まないのは、人手が足りないからだ。安倍政権が「国土強靭化」などと、日本中で公共事業を乱発しているために、被災地は鉄筋工などの人手を確保できず工事が全然進まない。

「2020年の東京五輪が決定したことで、被災地の人手不足に拍車がかかるのは確実です。政府も都も、巨額の税金を使って東京を再開発するつもりだから、この先7年間、人も、モノも東京に集まっていくのは間違いない。東北は置き去りにされる恐れがある。安倍首相を許せないのは、これまで本気で取り組んでこなかったくせに、五輪招致のために『被災地』を利用したことです。もし、復興を本気で考えているなら、五輪招致ではなく、被災地を最優先しているはずです」(政治評論家・本澤二郎氏)

東京五輪では、被災者のために、聖火ランナーは被災地を通って東京へ行くようにするそうだ。しかし、被災者が望んでいるのは、一刻も早く元の生活に戻ることだ。聖火ランナーを走らせるから喜べ、とはバカにしている。

仮設住宅に住む被災者は、東京五輪の決定を聞いて「それでいいのかねぇ。一番大事なのは原発じゃないのかねぇ」と、なかば諦めるように漏らしていた。いったい誰のための五輪なのか。

◆IOCを騙した首相は国民も騙す

まんまとIOC委員を騙して五輪開催を勝ち取った安倍首相は、ますます図に乗って暴走していくに違いない。消費税率のアップも、予定通り強行するつもりだ。さっそく麻生財務相は「消費税率の引き上げに良い影響を与える」とニンマリしている。

消費税率を10%に引き上げれば、税収は13・5兆円も増える。安倍政権は、その13・5兆円を、国民のためでなく、自分たちの利権のために使うハラだ。

「本来、消費税アップは“税と社会保障の一体改革”として進められていたはずです。少子高齢化に備えて、年金や医療を充実させるために、消費税率をアップさせる約束だった。国民も『社会保障の財源を捻出するためなら』と仕方なく受け入れた。ところが、安倍首相は、年金をカットし、医療費の自己負担を増やすなど、社会保障を削減しようとしているのだから、だまし討ちもいいところです。“国土強靭化”と“東京五輪”を口実にして、またコンクリート建設につぎ込もうとしている。公共事業の数%が政界にキックバックされる。IOC総会に出席し、『汚染水は完全にコンクリートされている』と世界に平然とウソをついた首相は、国民を騙すことなどお茶の子さいさいと思っているのでしょう」(本澤二郎氏=前出)

このままでは、被災地を犠牲にするオリンピックになりかねない。



http://www.asyura2.com/13/senkyo153/msg/638.html

記事 [政治・選挙・NHK153] 「ざまあみろ判決の飯田喜信裁判長」(EJ第3630号) (Electronic Journal) 
http://electronic-journal.seesaa.net/article/374398789.html
2013年09月11日 Electronic Journal


 ゴビンダ・マイナリ氏の再拘留を決める決定を行ったのは、東
京高裁刑事4部です。再拘留を決めた理由は「罪を犯したことを
疑うに足りる相当な理由」となっています。

 本来無罪判決を受けた被告を、検察側が控訴したとはいえ、身
柄を拘束して再拘留することはあり得ないし、絶対にあってはな
らないことです。たとえ被告が外国人であってもです。

 問題なのは、ゴビンダ氏の控訴審を担当するのが再拘留を決め
た東京高裁刑事4部であることです。この裁判部は「罪を犯した
ことを疑うに足りる」理由があるとして検察側の要求する再拘留
を認めたのですから、再拘留を決めた時点で、控訴審での有罪判
決が決まったようなものなのです。ちなみに、この裁判部の裁判
官は次の3人です。

―――――――――――――――――――――――――――――

           高木俊夫裁判長
           飯田喜信裁判官
           芦沢政治裁判官

―――――――――――――――――――――――――――――

 このとき、裁判長ではなかったものの、ゴビンダ氏の再拘留の
決定から控訴審全般にわたってリーダーシップを発揮したのが、
飯田喜信裁判官だったのです。この飯田喜信氏が小沢秘書裁判の
控訴審を担当した裁判長なのです。

 そして2000年12月22日、この裁判部は一審の無罪判決
を覆して無期懲役をいい渡したのです。逆転有罪判決です。弁護
側は最高裁に上告したものの、2003年10月20日、最高裁
判所第三小法廷で上告が棄却され、無期懲役の有罪判決が確定し
たのです。

 しかし、ゴビンダ氏は獄中から東京高裁に再審請求を行ったの
です。これに対して、有罪判決が出るまでの経緯から冤罪事件の
疑いがあるとして、日本国民救援会が結成され、日本弁護士連合
会も支援を行ったのです。

 2011年7月23日、東京高裁の再審請求審において、弁護
側が求めた物証の再鑑定を東京高裁が実施するよう検察側に要請
し、DNA鑑定などが行われることになったのです。その鑑定に
おいて、コビンダ氏の無実を証明する決定的な証拠が発見された
のです。

 2012年6月7日、東京高裁は再審の開始を決めたのです。
このときの裁判長が小川正持氏なのです。小沢裁判の控訴審を担
当した裁判長です。小川裁判長は、直ちにゴビンダ氏の刑の執行
を停止する処置を取り、ゴビンダ氏はその日のうちに釈放された
のです。検察側は職権で拘留を続けるよう要請したものの、小川
裁判長は聞く耳を持たなかったのです。

 2012年10月29日に再審初公判が開かれ、検察は、「被
告以外が犯人である可能性を否定できない」として無罪を主張し
て結審。そして、同年11月7日、東京高裁はゴビンダ氏に対し
て、無罪判決をいい渡したのです。

 コビンダ・マイナリ氏には、2013年5月、補償の最高額で
ある一日当り12500円、計6800万円が支払われ、事件は
決着したのです。

 控訴審を担当した高木俊夫裁判長は既に亡くなり、実質的にゴ
ビンダ氏の再拘留を認め、無期懲役の有罪判決を出した飯田喜信
氏は、謝罪をするわけでもなく、職を辞するわけでもなく、平然
として、秘書裁判の控訴審で不可解な有罪判決を出しているので
す。一体何人無実の人を有罪にすれば気が済むのでしょうか。
 弁護士の郷原信郎氏は、秘書事件の控訴審判決で有罪を出した
飯田喜信裁判長の気持になって、次のように述べています。

―――――――――――――――――――――――――――――

 小川裁判部がどういう認定をしようとクソくらえだ。私の裁判
 部では、どんな判断をしようと私の勝手だ。ざまあ見ろ!
   ────「郷原信郎が斬る」より/http://bit.ly/ZFHmeY

―――――――――――――――――――――――――――――

 郷原信郎氏によると、小川裁判長が小沢裁判の控訴審において
収支報告書の虚偽記入について秘書と小沢氏の共謀を否定しただ
けでなく、さらに踏み込んで、収支報告書への秘書の虚偽記載に
犯意がないことまで与えられた証拠に基づいて証明し、「裁判の
判決とはこうするもの」として、秘書裁判の登石判決を痛烈に批
判して見せたのです。

 秘書裁判の控訴審判決は、小沢裁判の約4ヵ月後の2013年
3月13日に出されており、同じ事件の裁判であるので、当然こ
の小川裁判部の判決の影響を受けているはずです。

 控訴審の裁判長としては、小沢裁判の控訴審判決も参考にして
裁くのは常識です。しかし、飯田裁判長としては、東電OL事件
では、小川裁判長に煮え湯を飲まされており、とても平常心でそ
れに当れなかったのでしょう。

 そのため、弁護側の提出する証拠のほとんどを不採用にしてま
るで小川裁判長に当てつけるかのように、登石裁判長による一審
判決を全面支持して有罪判決を出しているのです。郷原信郎氏は
これを「私怨のようなもの」であるとして、上級裁判所の裁判官
の公正な判決とはとてもいえないと批判しています。

 諸悪の根源は、登石裁判長による有罪判決にあるのです。郷原
氏はこれを強く批判しています。この裁判長は、いわゆる陸山会
事件の検察の暴走捜査に協力し、明らかに同じ司法ムラの検察を
助ける判決を出しています。登石裁判長のやったことで許されざ
ることは次の3つです。

−――――――――――――――――――――――――――――

   1.西松建設事件を蔽い隠す検察の訴因変更に協力
   2.水谷建設からの不法献金を受領したことの推認
   3.検察のストーリーをほぼ丸飲みして、有罪判決

―――――――――――――――――――――――――――――

 郷原信郎氏は、秘書裁判を有罪に導いた登石判決の構図は東電
OL事件の裁判のやり方に酷似しているといいます。明日のEJ
で述べます。       ─── [自民党でいいのか/52]

≪画像および関連情報≫
 ●北海道独立義勇軍:Butch隊長ブログ/秘書裁判について

  ―――――――――――――――――――――――――――

  江川紹子氏は「小沢氏の元秘書の控訴審を仕切る飯田喜信裁
  判長は、東電OL事件でゴビンダさんに逆転有罪判決を出し
  た裁判官。つい先日、その判断の誤りが指摘されたばかりだ
  が、そういう裁判官が何の検証も受けず、反省もないまま、
  人を裁き続けるとどうなるか、ということが、よく分かる今
  日の訴訟指揮だった」とつぶやいている。ちなみに東電OL
  事件では、一審無罪を勝ち取ったゴビンダさんの拘留継続を
  認めるという、人権無視の判断を下している。初めから有罪
  ありきと疑われても仕方がない逆転有罪判決だった。その結
  果の冤罪である。その裁判所の責任は一切問われていないの
  である。先の小沢裁判の控訴審無罪判決は、小沢の虚偽の認
  識どころか秘書らの虚偽認識さえ否定し、さらに4億円の簿
  外処理が違法な処理とさえ認定していない。秘書裁判での検
  察のストーリーでは、裏献金1億円を隠すための簿外処理と
  虚偽記入だったはずだが、小沢裁判ではこの両方とも否定さ
  れており、検察ストーリーは完全に崩壊しているのだが、秘
  書裁判控訴審を裁く飯田喜信は、それでも推認に推認を重ね
  て有罪とした登石判決を踏襲するつもりなのか。
                   http://bit.ly/17U3zxO



http://www.asyura2.com/13/senkyo153/msg/639.html

記事 [政治・選挙・NHK153] みのもんたのセクハラをこれ以上放置してはいけない (天木直人のブログ) 
http://www.amakiblog.com/archives/2013/09/11/
2013年09月11日

 新聞やテレビはまるでなかったように報道しないが、ネット上ではみのもんたのセクハラに関する批判の声があがっている。

 それを見て私は強い憤りを抱いた。

 これはひどい。これは紛れもないセクハラ行為である。

 セクハラはイジメや暴力と並んで最も卑劣な行為である。

 基本的人権がないがしろにされていたひと昔前では許されても、いまは許されない。

 だからこそこれらの問題が社会的な大問題になるのだ。

 いまでは一般国民はもとより社会的地位のある人もその責任を免れられなくなった。

 それにも関わらずなぜみのもんただけが許されるのか。

 それはみのもんたという「権力」の前に、皆が屈服しているからだ。

 すなわちTBSは視聴率という名の収益が欲しい。

 弱い立場のテレビ局職員は仕事を失いたくない。

 著名人である解説者たちは番組がなくなると出番がなくなる。

 おまけにスキャンダルになれば自らも巻き添えになる。

 要するに自己保身のために不正に目を瞑るのだ。

 それを知った上でみのもんたが増長し、その増長の行き着く先が今度のセクハラ行為であるとしたら、もはやこれを放置することは許されない。

 みのもんたは、セクハラに不満を言う女子アナはクビにしろと言っているという。

 オレは大金持ちだからいつでも番組を辞めてやる、困るのはお前らだろうと言っているという。

 傲慢の極みだ。

 しかしこれらの光景はどこかで見たような気がする。

 そうだ。これは弱いものいじめのこの国の政治そのものなおだ。

 しかもそのみのもんたが毎日この国の政治を好き勝手に解説して電波に流す。

 その影響力をおそれて政治がみのもんたに屈する。

 我々はみのもんたのように金持ちでも有名人でもない。

 政治に対する影響力もない。

 しかし正しいことを発信する自由はある。

 「王様は裸だ」と叫ぶ特権がある。

 声をあげられない弱い女子アナに代って、みのもんたにセクハラの責任を取らせようではないか。

 大騒ぎを起こそう。

 もしネット上で騒ぎが大きくなればメディアも取り上げざるを得ない。

 メディアが取り上げれば世間に知れ渡る。

 世間が騒げばみのもんたは居直ることはできない。

 それはそのままネット上の世論の声でこの国の政治を変えることにつながるのである。

 すなわち政治はもはや政治の内部から改革はできない。

 権力者が権力をほしいままにして批判の声を押しつぶすからだ。

 野党がなくなってしまったからだ。

 そして大手メディアは権力におもねって権力批判をしないからだ。

 そんなどうにもならない世の中を我々がネットを使って変えるのである。

 世論を動かすのである。

 それは決してみのもんたという一人の老メディア人への個人的攻撃ではない。

 世論の力でこの国の間違った政治を変えるということなのである。

 もっとも平和的な革命である(了)

 

http://www.asyura2.com/13/senkyo153/msg/640.html

記事 [政治・選挙・NHK153] 国際板リンク:平和のための名言 バーバラ・リー(満州っ子 平和をうたう)
平和のための名言 バーバラ・リー(満州っ子 平和をうたう)
http://www.asyura2.com/12/kokusai7/msg/651.html
投稿者 gataro 日時 2013 年 9 月 11 日 09:39:50: KbIx4LOvH6Ccw



http://www.asyura2.com/13/senkyo153/msg/641.html

記事 [政治・選挙・NHK153] 遺言:福島第1原発、地震で配線落下、続く場当たり体質
9月11日付神戸新聞に元原発作業員の遺言が載った。
嘘と隠蔽で自己保身を画す東電と、
世界に嘘を吐いてオリンピックを引き寄せ、
原発再稼働と輸出まで画策する政府に対し、
命を振り絞った告発の遺言となっている。

同年輩の殉職者の冥福を心からお祈りします。

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神戸新聞NEXT

http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/201309/0006327170.shtml

地震で配管落下 続く場当たり体質 福島第一元作業員の「遺言」

東日本大震災から11日で2年半。節目の日を前に、福島第1原発事故発生時に1号機で働いていた一人の男性作業員が亡くなった。全身に転移したがんと、石綿(アスベスト)が原因とみられる肺線維症(じん肺)に侵されていた。男性は5月下旬、神戸新聞の取材に応じていた。事故後の東京電力の対応を批判し、「このまま日本各地で原発を再稼働すれば『安全神話』が復活するだけだ」と危機感をあらわにした。

 福島県郡山市で暮らしていた木下聡さん。原発の電気設備を専門にする技術者で、東電の3次下請けに当たる同県大熊町の会社に40年間勤め、昨秋に退社した。その直後、肺線維症と診断され、肺がんも判明。8月5日、65歳で亡くなった。

 男性は、原発事故の原因となった全電源喪失について、東電が地震の揺れとの関連を否定することに憤った。

 「地震発生時、老朽化が進んでいた無数の配管やトレーが天井からばさばさと落ちてきた。下敷きにならなかったのは奇跡。あれだけの破壊で『無事』なんてあり得ない」

 最近も、同原発では汚染水漏れやネズミの侵入による停電などが相次ぐ。場当たり的な体質は変わらない。「素人工事の結果だ。熟練作業員が線量オーバーで現場に入れなくなっており、同様の原発事故は今後も起きるだろう」と強調した。

 「簡単には死ねない。話せるうちに体験を伝えたい」と話していた男性。この時の取材が「遺言」となった。

(木村信行)

http://www.asyura2.com/13/senkyo153/msg/642.html

記事 [政治・選挙・NHK153] 日韓五輪協力の怪… 東京招致妨害から“手のひら返し”のあきれた厚顔ぶり(ZAKZAK) 
7月28日、サッカー日本対韓国戦で「歴史を忘却した民族に未来はない」と反日メッセージを掲げるも、困ったときは手のひら返し


http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20130911/frn1309111153003-n1.htm
2013.09.11


 日本オリンピック委員会(JOC)の竹田恒和会長と、韓国オリンピック委員会(KOC)の金正幸会長が9日、ブエノスアイレスで会談し、韓国で開催される2018年平昌冬季五輪と、20年東京夏季五輪の成功に向け、全面協力することで合意した。日韓関係が冷え込む中で浮上した相互協力案。背景には、五輪準備が遅れる韓国の思惑が関係していそうだ。

 竹田会長は「両国の関係がしっくりいっていないときでも、スポーツは互いの理解を深めることに貢献できる」と意義を説明。金会長も「われわれの交流と相互協力は現在の両国の関係を好転させることができると確信する」と友好促進をアピールした。

 唐突な感もある日韓タッグ。不可解なのは、韓国政府が、国際オリンピック委員会(IOC)総会の直前、汚染水問題を理由に、福島県など8県からの水産物輸入を全面禁止するなど、執拗に東京五輪招致の妨害工作をしてきたためだ。手のひら返しの意図は何なのか。

 ジャーナリストの室谷克実氏は「相互協力というのは名ばかり。日本からカネと技術を引き出そうというのが本当の狙いだ」と説明し、こう続ける。

 「平昌は競技コースの建設に手間取るなど、問題が山積している。日本から資金や技術供与を引き出すつもりだろう。いよいよ切羽詰まってきたら、共同開催まで申し出てくる可能性さえある」

 厚顔ぶりにはあきれるばかりだ。



http://www.asyura2.com/13/senkyo153/msg/643.html

記事 [政治・選挙・NHK153] 日本はやるべき順番を間違えていないか 田中良紹 
日本はやるべき順番を間違えていないか
http://blogs.yahoo.co.jp/hellotomhanks/64160736.html
★「田中良紹氏の視点ー(2013/09/11)」★ :本音言いまっせー!


2020年夏のオリンピックが東京に決まったと聞いてフーテンが
真っ先に思ったのは、「猛暑の東京で大丈夫なのか」という事だった。
今年の猛暑を体験したばかりだからかもしれないが、熱中症で倒れる人
がどれほど出てくるのだろうと心配になった。

東京の夏の暑さは尋常でない。フーテンは昔イラクで40度以上の気温
を経験した事があるが、それでも湿気がなく夜には気温が下がるので、
東京と比べればまだ我慢できたような気がする。
しかし東京の暑さはまるでサウナ風呂だ。日陰にいても暑さは変わらず、
夜になっても気温は下がらない。屋外で行われる競技の選手や観客は
大変だろうと思った。

ところが報道を見るとそんな心配をする人間は少数派らしい。
オリンピックの経済効果に期待をかける国民が多く、株価は連日値上がりし、
「これでデフレから脱却できる」と喜ぶ日本人が大半のようだ。
オリンピックを「アベノミクス第四の矢」ともてはやしている。

暑い盛りに行われる高校野球を海外の人間は将来伸びる若者を酷使して
潰すと考えるが、日本人は暑い盛りに若者が奮闘する姿に感動して
選手の将来など考えない。だから猛暑のオリンピックも気にならない
らしい。

とにかく現在の日本人は「景気が上向けば何でも良い」と考えるようだ。
だから確実に格差を生み出すアベノミクスに庶民までもが熱狂する。
フーテンはオリンピックに経済効果があることを否定しないが、
それによって日本がどのような国になるかを考えないと、ただ喜んで
ばかりもいられない。景気の良い話に踊らされて後で泣きを見るのは
庶民の常である。

日本が何にも増して取り組まなければならないのは東日本大震災からの
復興と原発事故の収束である。また最大の課題として横たわっているのが
世界最速で進む少子高齢化に適応できる社会を構築する事である。
それらはいずれも簡単な課題ではない。本気になって英知を結集し、
もてる力を総動員しなければ成果を得られない難事業である。

そこに東京オリンピックと言うタイムリミットのある事業が加わった。
これが相乗効果を生んで他の課題に良い影響を与えられれば良いのだが、
そうとは思えないから簡単に喜ぶ気持ちになれない。東日本大震災からの
復興が遅れているのは、資材と人手不足が大きな要因と言われてきた。

アベノミクスの第二の矢である大胆な財政出動の方針の下、
自民党は公共事業の大盤振る舞いを始めたが、それによって東北の復興に
人手が回らなくなるのではと懸念されている。
そこに東京オリンピックが加わった。こちらはタイムリミットがあるので
工事が優先して行われる可能性が高い。それが復興の遅れをもたらす事に
ならないか。

原発の廃炉には40年かかると言われている。従ってオリンピックが
開かれている時も原発事故の収束には至っていない。
安倍総理はIOC総会の演説で福島第一発電所の汚染水問題は
「完全にブロックされていて全く問題ない」と大見得を切ったが、
現実にはブロックされていない事が分かっている。
安倍総理は国際社会に「うそ」をついたと厳しく批判する人もいる。

問題はオリンピックに対する批判を封じ込めるため「うそ」をつき続ける
事にならないかという恐れである。国際社会に「日本は安全だ」と
思わせることが至上命題となり、そこから原発問題の厳しい現実を
直視しない風潮が作られ、東京の安全性を強調するために被災地と東京
との間に「壁」のようなものが作られてしまわないかとフーテンは恐れる。

汚染水問題を海外メディアが注目し、日本の招致委員会メンバーに質問が
相次いだとき、メンバーが「東京は安全だ」と繰り返すさまを見て、
東京が安全なら福島は汚染されたままでも良いのか、日本人が一つに
なって原発事故を乗り越えようとしたあの時の気持ちはどこに行って
しまったのかという気になった。

また日本はオリンピックのために潤沢な基金を持っているという説明を
聞くと、金があるならオリンピックよりも原発事故の収束の方に回すべき
ではないかという気持ちにもなった。日本の招致活動を見る事によって
フーテンは、日本は国家としてやるべき順番を間違えてしまっている
という印象を持つようになった。

「オリンピックを成功させるため」が葵の印籠となって、東京の一極集中
に拍車がかかり、強い者はますます強く、弱い者はそれを必死に下支え
させられる。悪い話には耳をふさぎ、ひたすら経済効果を追い求める。
そんな日本人像が出来上がりそうな気がするのである。

少し前までは少子高齢化社会の到来に備えて社会保障をどう見直すかに
関心を寄せていた国民が、オリンピックによってその関心を薄れさせ、
一過性の国民的イベントに列島中が舞い上がる。
そんな日本の姿がフーテンの目には浮かび上がってくる。
だから社会保障の中身の議論もないままに消費税が上がろうとしている。
国民は7年後を夢見て文句を言わない。



http://www.asyura2.com/13/senkyo153/msg/644.html

記事 [政治・選挙・NHK153] 東京五輪招致委が“国際公約”した原発再稼動ナシ (日刊ゲンダイ) 
東京五輪招致委が“国際公約”した原発再稼動ナシ
http://gendai.net/articles/view/syakai/144476
2013年9月11日 日刊ゲンダイ


 立候補ファイルでアピール

「(福島原発は)コントロール下にある」「完全にブロックされている」――。IOC総会で安倍首相が「国際公約」したことで、今まで以上に世界中から厳しい目を向けられることになった福島原発問題。東京電力はさぞ頭を抱えていることだろうが、東京五輪招致委員会が「国際公約」した東電がらみの案件は他にもある。原発を再稼働させないことだ。

 立候補ファイルでは、電力の供給能力について〈既存の配電システムで対応することができる〉と説明していた。理由として〈火力発電所の増設や、火力発電所の新設〉〈東京ガスグループが、全部で198万キロワットの天然ガス発電所を建設・保有するなど、新たな電力供給も進んでいる〉ことを挙げている。見逃せないのは、わざわざ〈東京都内において、東電が所有している原発は存在しない〉と強調していることだ。これはウラを返せば、「電力は今の供給能力でも十分足りるし、東京は原発がないから大丈夫」とアピールしたようなものだ。

 東電はシャカリキになって新潟県の柏崎刈羽原発を再稼働させようとしているが、招致委が「今の設備で電力は足りる」と言っているのだから、新潟県の反対を押し切ってまで動かす必要はない。仮に再稼働すれば、「東京招致委は『足りる』と説明していたのに原発を動かすのか」と非難の声が上がるだろう。

 今夏の東京は過去に例を見ないほど「酷暑」だったのに、節電の呼びかけは一切なかった。原発が一基も稼働していないにもかかわらずだ。五輪の招致委が、原発再稼働ナシに“お墨付き”を与えているのだから、東電が柏崎刈羽原発を動かす理由は全くないのだ。



http://www.asyura2.com/13/senkyo153/msg/645.html

記事 [政治・選挙・NHK153] 小沢代表、小選挙区制度と政権交代、二大政党政治の未来について語る 共同通信インタビュー要旨 
小沢代表、小選挙区制度と政権交代、二大政党政治の未来について語る
http://www.seikatsu1.jp/activity/party/20130822-ozawa-interview.html
2013年9月11日 生活の党


2013年8月22日共同通信社より小沢一郎代表がインタビュー取材を受けました。
インタビュー要旨は以下の通りです。

【インタビュー要旨】

Q.政治改革を掲げた衆院選から今年で20年、この間を振り返りたい。昨年の総選挙・今回の参院選で自民党一党優位の多党制になったようにも見えるが、今後の政党政治も見通していただき、まずは20年間を振り返って、どの様に総括されるか。

A.二度も続けて政権交代したことは良かった。二大政党的な形で政権交代したのは、小選挙区制度にしたからだ。その点においては大成功だし、国民も「ああ、こういうものか」という認識が、きちんとできたと思う。その点では、間違いではなかったと思う。

Q.選挙制度改革について。
小選挙区を入れた目的はやはり、金のかかる政治と選挙を無くすためだった?

A.マスコミも政治家もそう言うが、それは俗論で間違っている。選挙制度がどうであれ、金をかければかかるし、かけなければかからない選挙になる。そんなレベルの話ではない。

アメリカを見なさい。600億、700億と大統領選挙にかけている。それをいいとは思わないが要は、投票を獲得するために金銭で有権者の歓心を買おうと金銭供与を行い、授受・買収供応するような、そういう類の金の使い方はやってはいけませんよという意味での、「金かけてはいかん」ということ。

英国にも腐敗防止法ができたのは買収供応がひどかったため、厳しい選挙法を作って国民の意識を変え、今では、基本的に本人(候補者)は自分の金を使えば数百万かかるのが基礎的な選挙費用だろう。

選挙制度の改革というのはそんなレベルの話ではない。民主主義は、政権がいいかげんな政治をすれば、常に他の野党にとって代わられるという緊張感が政治を良くするということであって、そのためには日本のような、まだ民主主義が定着していない社会では、中選挙区制、比例代表制では絶対、政権交代は起きない。悪く言えば談合になってしまう。

日本のように一度、政権を取ってしまうと、完全に政権党がずっと政権を担うというのが、中選挙区制である。日本は半世紀代わらず、その典型的な例だった。半世紀も代わらない長期政権政治の状況なので、どうしても政権交代可能な選挙制度に変えなくてはならない。それが小選挙区制だったと。ということで僕は先頭に立って推進したし、そしてその結果は、制度としては成功している。

Q.今の選挙制度は、このまま続けていくのがいいと?

A.日本にとっては良い。イギリスでさえまだ小選挙区制を採用している。日本は当面この民主主義、政権交代と政治の緊張感を維持するという意味において、まだまだ日本は小選挙区制でお互いに切磋琢磨してやっていく、という事が必要だと思う。

Q.二大政党制が、目指されていた道なのか。

A.その一つがこけたから、ダメだったのだ。いいかげんな嘘を言って(民主党が)こけたから。
だけど選挙制度が小選挙区制だから、国民に選択肢を(与え得た)。国民が期待した(民主党への政権交代という)選択肢が、もう、あまりにも期待外れだったため(その後の選挙では)投票に行かなかった棄権票が随分あった。自民党票は変わらず、野党はバラバラ。自民党が固定した一定の票で、これも小選挙区制だからだが、大量の議席を取ったというだけの話で、これは受け皿さえできれば、また自民党がいいかげんな政治をすれば、すぐひっくり返る。

だって、4年前民主党が政権取るなんて最初、誰も思ってなかったではないか。それがどんどん勢いづいて、自民党300議席が100いくつに激減した。いつでも政権は交代しうる。そういう制度にした。ただ、選択肢を作ってあげないと、政権交代する対象が国民になくなってしまう。これが最大の問題だ。

Q.1票の格差とか、選挙制度をどうするべきかという議論もあるが、それは小選挙区の範囲内で比例を減らすなりして対応すべきだというお考えか。

A.1票の格差と選挙制度は別問題。1票の格差解消はちゃんと解決しないとだめだ。自動的に定員の線引きをやるのが一番公平だ。それでは都会だけ大きくなるというが、それは政権の政策次第で地方でもっと住めるようになれば地方(の人口)は増える。増えたら(議席を)増やせばいい。シンプルで簡単な話。アメリカの下院は5年毎で全部自動的に交代させる制度。そうすれば党利党略なんていう低レベルでなく、自動的に変えられる。

もっとも政権交代ができやすいのは単純小選挙区制。比例は俗にいう小政党も拾うということ。本当は、政権交代に最も効果的なのは単純小選挙区だ。ただ小政党も加味しろというのも一つの心理だから、比例制度を入れて悪という意味ではない。誰でもわかる、明快な論理だろう?誰でもわかるように、政治家は言わなければだめだ。

Q.本来は一院制がいいと?

A.一院制とは言わないが、役割が、機能が、同じものを二つ置く必要はない。戦後の憲法制定の時にも議論になったが、参議院は、このままでは同じではないかと。イギリスでもドイツでもフランスでも実質上、一院だ。機能分担がきちんとできていれば人数は問題ではなくなる。イギリスは10万人に1人だから、6000何百万で600何十人下院議員がいる。(中略)

Q.二大政党しか勝てなくなると、どうしても選挙に出たい人間は、どちらかの政党でないと事実上出られなくなって、主義主張が自民党に近くても民主党に行くとか、そういう人も出てきた。そういう小選挙区制度の弊害はあるのか?

A.プラスマイナスもちろんある。何の制度だって人が考えることだ。政権交代を半世紀もしなかった非民主的な日本国において、民主主義を本当にやるためには政権交代を、それが民主主義のもっとも大きな機能だから。
それをメインにすれば小選挙区制以外にないということになる。何に価値観を、判断の基準を置くかということ。これも単純な議論だろう?

Q.小選挙区制をこのまま続けていけば、国民の質も上がるとお考えか?

A.それは分からない。マスコミの質が上がれば、国民の質も上がるかもしれない。国民一人一人が自分で考え自分で判断して、自立した市民、自立した国民となり、その中から代表を選んで政治を行うのが民主主義だ。

小選挙区制度を日本に導入したことによって、半世紀以上、政権を自民党以外にないと思っていた国民が政権交代させたのだ。『俺たちが選挙に行けば、変わるのだ』と、そういう意識を4年前に持ったということが大きい。そういう意識はずっと頭の中に入ってると思う。棄権するという行為を決していいと思わないが、特に棄権した人たちは、変わり得ると思った政党が出てくれば投票率は上がるだろう。1000万票、ほぼ野党の方にいったならば、各選挙区3万票以上だ。我々すぐにひっくり返る。そういう雰囲気になれば、もっと増える。多分、その意識は国民の頭の中に随分入ったと思う。ただ、受け皿が分散して、小選挙区制であるが故に議席が偏ったというだけだ。

Q.今は二大政党制が結果的に崩れているが、これは短期的なものだと考えるか?

A.(短期的に)しなくてはならない。多分、国民の意識は進んでいると思う。やはり強大な自民党の政権が変わったという事は、大きな事実だから。

Q.当初20年前に小沢さんが先頭を切って政治改革を実行して目指した世界というのは大体、自分なりに描いたものが実現できたか?

A.基本的にはね。民主党がもう少しまともだったら、うまくいったんだよ。

Q.小選挙区というのは、多数決の原理が明確に出ると。

A.選挙で一票違えば落選・当選となってしまうんだから。当たり前の話だ。
感傷をそこにいれる理由はない。情緒論と政治を、ごっちゃにするからだめなんだ日本は。

Q.自民党一強になって、野党再編になる?

A.再編でなくて、自民党に代わって政権を担当しうるグループができたなと国民が思うようなグループを作ることだ。そうでなければ、いくらやってもだめだ。

Q.今の状況は主義主張がバラバラすぎて、細川内閣の時は連立だったが、似たような状況に陥ってるようだ。

A.みんな人間そうだが、日本人は特に、もうどうしようもなくなるまで、なかなか気が付かない。動かない。

本当にふんづまりになって、どうしましょうという所までいかないとだめかもしれない。繰り返すが、国民の意識は割りあい政権交代で進んだから、君らの世論調査でも半分以上が受け皿や再編づくりを望んでいるだろう?前は、そんな意識はなかったはず。君らの調査で望んでいるということは、その調査網に全然引っかかっていない有権者も、もっともっといるということだ。

相当多くの有権者が、自民党一党でまたずっと続くのは、誰も望んでないということ。そういう意味でも、政治改革は前進しているといえる。

Q.その理念、考えられているキーワードのようなものはありますか?

A.具体的な話をすれば、今、問題になってる原発。ずっと前から言ってるのに今になって、渋々だけど大変な事態だというのが、ようやく分かってきた。

君らも分かっただろう。ひどくなるぞ、これ(原発問題)は。後はもう、手に負えなくなるぞ。

あるいはTPP問題。もちろん憲法の問題であってもいいが。そういう国の仕組みや国の存亡に関わるような基本的な問題での、一定の合意を持った集団(として、まとまるべき)。

Q.参院選で大きく負けて、これからどの様に反転攻勢し、党勢回復に努められていくのか?

A.早々と選挙終わったばかりで、すぐに、どうこうというわけではない。だけど国民の意識がそうなっているから、国民から求めるよ、多分。(状況が)もっとひどくなってみなさい。アベノミクスの化けの皮がはがれたとか、原発ももっとひどくなって、TPPもアメリカに押し込まれて…どうなる?その時になってギャーッと言っても知らないぞと、言ってるのだ。これだけ(警告を)言い続けてきても、君らは自民党に入れたではないかって。時々言うんだ、面と向かって。自民党選んでるのだから、今頃ぶつくさ不平言うなって。民主主義とは、そういうものだ。

Q.原発やTPPなどの危機が目の前にある時にもう一回、逆に受け皿になるということか?

A.国民の方から出てくるのではないか。
政治家の集団は、ただもう自分の目先の利害ばかりでごちゃごちゃ。西郷南洲遺訓を読んでみなさい。地位がほしい、金がほしい、名誉がほしい。そんな連中では天下の大業は成し遂げられない。だから政治家サイドから積極的に、きれいにうまくいくという事は難しいと思うが、国民サイドが「野党は、何してるんだ」と、「自民党も、何してるんだ」というような雰囲気が出る可能性が大きい。まあ、状況の推移を見なければわからないが。

Q.その時に、小沢さんが旗振り役を務めるという?

A.私はもう、ゆっくり。私は人事を尽くして天命に遊ぶという、左翼の哲学者の言葉だそうだけれども、天命に従うとか、天命を待つとか言うともの苦しげだろう?それじゃだめなんだ。人事を尽くして天命に遊ぶと。
だから、今度の選挙だってこんな状況で勝ってこなかったけれども。そんなことは分かり切っていたけれど。やはり、だからといって遊んでちゃいかんのだよ。やれることはやるということ。

Q.民主党がやはり、あまりにも国民の期待を裏切ったからだと、僕は思いますが。

A.それはそうだ。それが一番大きな原因だ。

Q.非常に期待が大きくて。街頭を聞いていると、もうみんな「俺は入れたのに」って人が、非常に多い。

A.そうだ。本当にそうだ。それは頭に来るのも、本当に無理がない。マスコミのネタもこれからは不足することはないだろうから。いっぱい色々な問題が出てくるような気がする。

Q.民主党への失望の話になったが、結果的に国民の期待に民主党が沿わなかったことになったが、その根本的な原因は何か?

A.政権を取るだけの勉強と意識がなかった。自分たちの言ってることを全然理解していなかった。官僚主導から政治主導だなんて一生懸命言っても、自民党より官僚主導だったではないか。国民から見れば、「何言ってんだお前ら」ってなるのは当たり前だ。修業が、研鑽が足りなかったうちに権力取ってしまったわけだ。勿体ないことをした。残念なことをした。まあ、しょうがない。

Q.もし、また政権を担う、自民党に代わる政権を担うとなったら、同じ轍は踏まない?

A.ようにしなくては、ならないな。そういうリーダーを選ばなければいけない。私だって別に役人を嫌ってるわけではない。だが、やはり官僚は、どこでもそうだけど組織維持というのが先に立つから。会社だってそうだ。みんなそうだ。農協も医師会も、なにもかも全く筋道の通らないことをやっている。自分の組織を維持することが先決に。これが強すぎるんだ、日本は。どこの世界でもあるのだが、それが先に立ちすぎてしまう(のが日本社会だ)。



http://www.asyura2.com/13/senkyo153/msg/646.html

記事 [政治・選挙・NHK153] 室井佑月 東京五輪決定も「世の中の雰囲気についていけない」〈週刊朝日〉 
室井佑月 東京五輪決定も「世の中の雰囲気についていけない」〈週刊朝日〉
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20130911-00000007-sasahi-soci
週刊朝日 2013年9月20日号


 56年ぶりに東京でオリンピックが開催されることとなった。その直前の最終プレゼンで、安倍晋三首相は安全性を強調したが、作家の室井佑月氏は疑問を呈する。

*  *  *

 法案成立後からずっと放置されていた「子ども・被災者支援法」は、放射線量基準値を決めないまま、福島県内33市町村を「支援対象地域」に指定するようだ。復興庁がそんな基本方針案を出してきた。

 線量を基準にしたら、もっと広い範囲に対象が広がりそうだからじゃないのか。ホットスポットが見つかった場所の放射線測定費として、国はこれまで6億4千万円の予算をつけたが、結局、原子力規制庁はなんにもしなかった。

 ほんとうにそれで大丈夫なの?

 この夏、増え続ける汚染水の問題が出てきた。しかし、それはオリンピック招致のニュースで消されてしまった感じ。収束の目処がつかない原発のニュースは暗いから、オリンピックの明るい話題にしましょうってことじゃないよね。

 こういった世の中の雰囲気についていけない。そして最近ではそういった自分に、罪悪感を抱くようになってきた。まるで、世の中を暗くしている元凶が自分なのではと思えてきたりして。そういう気持ちにさせられてしまう雰囲気が怖い。

 かろうじて雰囲気に流されていないのは、子供の親だからだと思う。

 じつはこの夏、息子の甲状腺のエコー検査と尿検査をしにいった。一度、心配してしまえば、不安な気持ちが大きくなるばかりだったから。

 結果、息子の喉には5個の嚢胞(のうほう)が見つかった。

 医者がいうには、そのこと自体はそんなに大変なことじゃないし、大事を取って二十歳くらいまで1年に1回、エコー検査と尿検査を受ければ問題ないのだとか。

 とりあえず検査して安心した? いや、あたしはその後、もっと暗い気持ちになった。

 福島やホットスポットに住んでいる子供のいる親たちは、どういう気持ちで今を過ごしているのだろうと想像するからだ。叫び出したいくらい不安なんじゃないか。子供を守るのは親の役目だから、あたしは間違ったことはしていないはずだ。うちは気にしているとあたしが正直に書くことにも意味があると思っている。

 でも、東京にいる者がなにやってんだと、後ろめたい気持ちにもなる。させられるのだ、今の世の中の雰囲気に。

 あたしは不思議でならない。「子ども・被災者支援法」に携わっている復興庁の人々や、ホットスポットの放射線測定費の負担事業を任された原子力規制庁の人々に、子供はいないのか。いたとしたら、自分の子供の心配はまったくしないのか。

 自分の子供が線量が高いといわれる場所にいたらどういう気持ちになるか、人として最低限の想像力をなぜ持っていない?

 国の方針に間違いはなく、絶対に信じられるものだという情報をなにか握っているなら、あたしたちにもわかりやすく教えて欲しい。時間が経てば経つほど、不安は増幅していく。



http://www.asyura2.com/13/senkyo153/msg/647.html

記事 [政治・選挙・NHK153] 9月11日(水) オリンピックの東京開催が決まったけれど、それでも残るこれだけの懸念(五十嵐仁の転成仁語)
9月11日(水) オリンピックの東京開催が決まったけれど、それでも残るこれだけの懸念
http://igajin.blog.so-net.ne.jp/2013-09-11 


 オリンピックの東京開催が決まり、テレビや新聞などではバカ騒ぎが続いています。全く、ウンザリしてしまいます。
 そんなに浮かれていて良いのかと心配になりますが、マスメデイアではそのような声は全く登場しません。オリンピックの東京開催が決まったとはいえ、それでもなお次のような問題が残っており、それは将来にわたる大きな懸念材料になっています。

 第1に、福島第1原発から漏れ出している高濃度放射能汚染水の処理問題です。これについて安倍首相は「完全にコントロールされている」と国際社会に向かって大見得を切りました。
 真っ赤な嘘です。それが大嘘だということは、すぐにバレルでしょう。
 汚染水漏れが、なぜ、どのようにして、どれほどの範囲で生じているのか、はっきりしたことは分からず、それをどのように制御(コントロール)できるのかも、今の段階では不確定です。今後、海洋への漏出が続き、地下水を通じて飲料水の汚染などが生ずれば、オリンピックどころではなくなってしまいます。

 第2に、震災からの復旧・復興がさらに遅れてしまうのではないかという心配があります。震災復興はオリンピック招致の口実として利用されただけだったのではないでしょうか。
 安倍内閣が国土強靱化を掲げて公共投資への積極姿勢を見せたために、今でも建設資材や建設関連労働者の不足が生じています。これにオリンピック開催に向けてのインフラ整備が付け加われば、このような建設関連の業者や人員の不足、建設資材の高騰はさらに深刻なものとなるでしょう。
 しかも、オリンピックは7年後という期限が定められており「待ったなし」です。オリンピック関連施設の方が優先され、復興公営住宅の建設が後回しにされるなどということになりかねません。

 第3に、新たな震災についての心配はないのかということです。東日本大震災の余震や中南海地震が懸念されていますが、今後7年間、そのような巨大地震はやってこないという保障があるのでしょうか。
 地震発生の可能性だけではありません。異常気象の問題もあります。
 オリンピックが予定されているのは7月24日から8月9日までの真夏の暑い盛りで、今年のような酷暑、ゲリラ豪雨、竜巻などの自然災害が発生する可能性があります。熱中症で、選手や観客、要員などがバタバタ倒れて病人続出などということにならなければ良いのですが……。
 このような自然条件の下で世界中からのお客さんを集めてオリンピックを開催するなどというのは、もともと無理だったのではないでしょうか。雪の降らない国では冬季オリンピックを開けないように、日本という国は夏季オリンピック開催のための自然的条件を欠いていると言うべきでしょう。

 第4に、オリンピックの経済効果だけでなく、反経済効果についても考えておく必要があると思います。64年に開催された東京オリンピックは、日本が高度経済成長のさなかにあったために大きな経済効果をもたらしました。
 その経験に幻惑されてはなりません。今の日本は人口減と高齢化、経済活動縮小のさなかにあるからです。
 オリンピックのインフラ整備のために耐用年数がすぎて老朽化した橋や道路などの補修が進むのは結構ですが、新たな交通機関の整備や関連施設の建設がどれだけ有効活用されるでしょうか。作られたは良いけれど、ほとんど利用されることのない巨大な遺構となって借金の山だけが残されるということになっては困ります。

 これらの懸念があるから、私は日本でオリンピックを開くべきではないと思い、今回の東京での開催にも反対してきました。その開催が決まっても、やはり以上のような心配が残ります。
 今はただ、オリンピックの開催が日本の衰退を決定的にしたターニング・ポイントだったと後世の歴史家によって評されることがないように願うばかりです。そのためにも、単に浮かれるだけでなく、これらの懸念を払拭するために、これからの7年間を有効に生かすべきでしょう。

 この間、6日、8日、10日、12日と、1週間にわたって2日に1回の講演が続いています。忙しくて、ブログの更新がままなりませんでした。
 また、週末から来週にかけて、北海学園大学での政治学会出席のために北海道に行きます。この間もブログの更新を中断させていただきますので、ご了承いただければ幸いです。

http://www.asyura2.com/13/senkyo153/msg/648.html

記事 [政治・選挙・NHK153] 慰安婦を二度と生み出さぬため証拠に基づく冷静な議論が必要(週刊ポスト) 
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20130911-00000016-pseven-soci
週刊ポスト2013年9月20・27日号


 旧日本軍が性処理のために朝鮮人女性を「強制連行」した──韓国をはじめ世界ではそう信じられているが、それを示す史料は存在しない。では、なぜそんな話が広まったのか。

 残念なことに、最初に「軍による強制連行」を言い出したのは日本人だった。1983年、元兵士・吉田清治氏が著書『私の戦争犯罪 朝鮮人強制連行』(三一書房刊)の中で、軍令により韓国・済州島で女性を慰安婦にするために拉致したと“告白”した。

 先に結論を述べると、この吉田証言は創作であることが明らかになっている。現地紙『済州新聞』の追跡取材で住民は吉田氏の証言を否定した。

 しかし、その吉田証言をもとに追及キャンペーンを展開したのが朝日新聞だった。1991年8月11日、<元朝鮮人従軍慰安婦 戦後半世紀 重い口開く>という記事で元慰安婦が軍による連行を証言したと報じたが、吉田証言を土台にした誤報だ。

 この時に名乗り出た元慰安婦・金学順さんは韓国メディアの取材などに「母親に40円で女衒に売られた」と語っている。

 これらの経緯は小学館『SAPIO』編集部がまとめた新刊『日本人が知っておくべき「慰安婦」の真実』に詳しいが、「軍による強制連行」と「売春業者が娘を買った」では話がまったく違う。悲しいことに戦時中の日本で売春は合法だった。

 そして、現代の価値観では絶対に許されないが、各国の軍隊が売春業者に性処理の仕組みを作らせていた。戦後、進駐した米軍も日本人女性に性処理をさせた。にもかかわらず日本が世界中から非難されるのは「軍による強制連行」があったと誤解されているからだ。

 吉田氏は1990年代後半になって自らの証言が創作を交えたものだと認めたが、朝日新聞は先述の誤報を訂正していない。そして朝日新聞が広めた吉田証言は、国連人権委員会などで強制連行の証拠として採用された。

 誤りを訂正しない朝日新聞や左派知識人が、吉田証言に証拠能力がないとわかり、言い出したのが、「広義の強制」である。軍は直接手を下していないが、本人の意に反して戦地に行ったことは日本政府に責任がある、という拡大解釈だ。そして「軍の強制連行」を信じる人は今も世界中にいる。

 慰安婦問題にはとかく誤解が多い(「日本政府が謝っていない」という主張はその典型だ)。慰安婦のような存在を二度と生み出してはならない。だからこそ、証拠に基づく冷静な議論が必要だ。

『日本人が知っておくべき「慰安婦」の真実』では識者が丹念に史料をめくり、複雑な問題を丁寧に解説している。そうした議論に目を通し、反論すべきは反論するのが、日本人として真に「歴史と向き合う」ことではないか。


http://www.asyura2.com/13/senkyo153/msg/649.html

記事 [政治・選挙・NHK153] 息子で細野前幹事長に対抗 倍返しを狙う菅直人元首相(週刊文春) 
               イラ菅の怒りの矛先は身内へ


http://shukan.bunshun.jp/articles/-/3105
週刊文春2013年9月19日号


 もはや誰も注目しない菅直人元首相がひそかに“倍返し”を狙っている。

 「相手は前民主党幹事長の細野豪志氏です。菅氏は彼を敵視しており、近いうちに『決別宣言』を出す構えを見せています」(民主党関係者)

 菅氏は、かつて細野氏を高く評価していた。首相在任中には、福島第一原発の事故直後から細野氏を東電に常駐させ、その後の内閣改造では39歳の若さで原発事故担当相に抜擢した。「民主党第三世代」を掲げて昨年10月に発足した細野グループには津村啓介党青年委員長ら菅氏に近い中堅たちが集う。菅氏もブログで〈彼らをサポートするのが私の役目〉(6月26日付)と記して、すっかり後見人気取りだった。

 そんな矢先の参院選。党執行部が東京選挙区で共倒れを恐れ、大河原雅子氏の公認を外すと、菅氏は公然と支援。怒った細野氏は街頭演説で「退場してもらっていい」と菅批判を繰り広げ、選挙後には離党勧告を突きつけた。

 「自民党の総理経験者でも田中角栄氏、中曽根康弘氏ですら批判が高まると離党した。あそこで菅氏が離党していれば同情論も起きたでしょう」(民主党中堅議員)

 だが、菅氏が考えるのは党のことより、自分のこと。離党を拒否し、党員資格停止3カ月で落ち着いた。

 細野氏との間に大きな亀裂が走った菅氏だが、

 「参院選後から菅氏は長男・源太郎氏を私設秘書にし、議員会館の事務所に常駐させています」(前出・党関係者)

 源太郎氏は衆院岡山1区から党公認で二度出馬したものの落選。その後は東証一部上場企業に勤務していた。だが、参院選前に退職し、父の意を受けて大河原陣営に入っていた。源太郎氏が知人に宛てた挨拶文では、

 〈父の選挙区から立候補する意思はない〉

 としながら、別の選挙区からの出馬に意欲を見せている。

 「源太郎氏は父が総理時代に重用した社会運動家の湯浅誠氏を例示して、成熟型経済、協調外交、公助重視を軸に在野の30〜40代を結集しようとしている。菅氏は、源太郎氏の仲間を育てて細野氏に対抗するのではないか」(同前)

 小泉純一郎元首相の「原発ゼロ」発言などもあり、菅氏は意気軒昂。12日から反原発デモに参加するために台湾訪問を予定していた。ところが、土壇場で台湾側から原発視察を拒否。思わぬところから先に倍返しを食ったのだった。

文「週刊文春」編集部



http://www.asyura2.com/13/senkyo153/msg/650.html

記事 [政治・選挙・NHK153] 化学兵器の国際管理化が実現してもシリア問題は解決しない (天木直人のブログ) 
http://www.amakiblog.com/archives/2013/09/11/
2013年09月11日

米国のシリア攻撃はひとまず遠のいたようだ。

 化学兵器を国際管理下に置くというロシアの提案をシリアが受け入れる姿勢を示し、オバマ大統領を含めすべての国がこれを歓迎したからだ。

 米国のシリア攻撃が避けられることはいいことだ。

 化学兵器の保有を認め、それを認め、国際管理の下に置くことに素直に従うのなら、それは一歩前進だ。

 しかし、それでシリア情勢が解決の方向に向かうと思うならそれは大きな間違いだ。

 反体制側の絶望的な抵抗は自爆テロ化し、アサドの弾圧はますます苛酷なものになるだろう。

 オバマはアサドが化学兵器を使ったから軍事介入をすると宣言した。

 これは大きな間違いだ。

 誰が言ったか知らないが、「戦争で真っ先に犠牲になるのは『真実』である」という言葉がある。

 言い得て妙だ。

 化学兵器をどちらが使ったか、それについて、皆が納得する証拠は誰も提示できない。

 提示できたとしても使ったほうは絶対に認めない。

 オバマは、自国の国民に軍隊を向けるような政府は許されないと言うべきだったのだ。

 そうすれば、ロシアも中国も自らの過去を恥じて、アサドを弁護する事は出来ない。

 オバマはシリアの国民の犠牲をこれ以上放置できないと言うべきだったのだ。

 アサドがシリア国民を軍事力、警察力で弾圧してきた事は誰も否定できない。

 いまやシリアはすっかり国際政治の駆け引きの場になってしまった。

 そこにあるのは、それぞれの国がみずからの生き残りや利権のために、あるいは面子や指導力の維持の為に、ウソと詭弁と強硬姿勢を繰り返し、駆け引きする姿だ。

 どうすれば国際社会は戦争(内戦)を防げるか。

 どうすれば戦争犯罪人を公正に裁くことができるのか。

 何よりも、どうしたらシリアの無辜の市民を助けることができるのか。

 この最も重要で困難なテーマについて言及する者は一人もいない。

 私はシリア情勢は混迷のまま、まだまだ続いていくと思っている。

 そしてそれがさらなる犠牲を生み、世界を悩まし続けることになると思う。

 それはあたかもパレスチナ問題を国際社会が解決できないのと同じだ。

 平和の神が人類に突きつけた究極の試練である・・・



http://www.asyura2.com/13/senkyo153/msg/651.html

記事 [政治・選挙・NHK153] <サンデー時評>亀井節、「日本人は生体反応失った」 
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20130911-00000000-sundaym-pol
サンデー毎日 9月11日(水)17時0分配信


 ◇岩見隆夫(いわみ・たかお=毎日新聞客員編集委員)

 このところ、天下の傘張り浪人を自称する亀井静香さんの姿を目にしない。声も聞くことがない。どうしているのだろう。そうだれにも思わせる魅力を持ち合わせた老政治家だけに気になる。一九三六年生まれの七十六歳、衆院の年長は三四年生まれの保利耕輔さん、三二年生まれの石原慎太郎さんの二人だけだ。

 しかし、まだ男性の平均寿命にも達していない。たまには気炎を吐いてもらわないと困る。論客にもいろいろいるけれど、亀井さんの真似(まね)はだれにもできない。いったん口を開くと、政界は当然、政治、経済、国際問題を撫で斬りにし、斬りっ放しかというとそうではなく、あとに憂国、愛国の情がしみじみと残る。ほかにこんな論客はいない。褒めすぎだと言われるかもしれないが、約半世紀、政治記者として政治家の品定めをしてきた私の率直な感想だ。

 そんなわけで、久しぶりに亀井節を聞きたいと思っていたところ、『月刊日本』九月号の巻頭インタビューに亀井さんが登場していることを知った。さっそく読んでみる。終戦特集の一環だが、亀井インタビューには、

〈靖国神社にもの申す 西郷ら賊軍もお祀りせよ!〉

 という見出しがついている。幕末・維新の敗軍、賊軍合祀論は以前からあった。国のために戦い命を落とした点では同じで、A級戦犯合祀についても、〈亡くなればみんな同じ〉という日本的宗教思想が合祀を正当とする理由の一つとされてきた。

 しかし、亀井さんによる西郷隆盛らの合祀論はそれだけでない。

「明治維新以来の日本政治の問題点が、靖国神社の歴史に凝縮されている。そもそも明治四年に東京招魂社として設立されてから、靖国神社はお国のために命を落とした方々の霊を慰めるための施設だ。その原点には「五箇条の御誓文」(一八六八年、明治天皇が宣布した明治新政府の基本政策)に込められた維新の理念がある。それは『万民平等』、お国のために戦った人間に差別などない」

 さらに、

「しかし、実際には、靖国神社には戊辰戦争(一八六八年から翌年まで行われた新政府軍と旧幕府軍との戦い)で賊軍とされた会津藩はじめ奥羽列藩同盟の人々や彰義隊(明治新政府に反抗して上野寛永寺に立てこもった部隊)、西南の役を戦った西郷隆盛なども祀られていない。結果はどうであれ、どちらも国を想う尊皇の心ゆえに戦ったことに変わりはないのだ」

 そして、こう結論づける。

「結局、靖国神社は明治新政府内の権力闘争をそのまま反映した施設になっている。つまり、官軍である長州藩中心の慰霊施設、いわば長州神社というべきものだ。大鳥居を入るとすぐに長州藩の大村益次郎像が立っているが、彼は(自身が指揮して討滅した)彰義隊が立てこもっていた上野の山を睨みつけている。これが長州神社の性格をよく表しているではないか」

 ◇江戸城は政治権力の象徴 皇居は京都がふさわしい

 巨大な大村像。私も何度か見上げたことがある。なぜ大村か、幕末・維新に倒れた偉人はほかにもたくさんいるのに、とも思った。大村は長州の軍事指導者で戊辰戦争などに活躍し、日本陸軍を創設、一八六九年、守旧派に暗殺された。亀井さんの言うとおり〈長州の顔〉の一人であることは間違いない。

 しかし、上野の山を睨みつけているとは気がつかなかった。もしそうなら〈長州神社〉と言われても仕方なく、靖国神社は亀井さんの意見を容(い)れ、改革を断行すべきだ。西郷らの合祀はもとより、大村像も移設した方がいい。

 このインタビューで亀井さんはもう一つ、重要な提案をしている。皇室問題だ。

「つまるところ、明治維新以来、国内の権力闘争が日本を誤らせたのだ。日本の天皇陛下を中心とする皇室は、ヨーロッパの王室とも中東の王室ともまったく異なり、政治権力とは離れて、建国以来長く存続してきた。

 それが明治以来、権力の道具とされ、危うく戦争責任を追及されそうになってしまった。さすがに戦後は今のところそのようなことはない。

 だから、今上陛下には、徳川将軍の居城であり、政治権力の象徴である江戸城などにお住まいにならずに、京都にお戻りになられるよう願っている。このことは、恐れ多くも、今上陛下に直接申し上げたこともある」

 以前から私も同じことを主張してきた。国民感情としてもその方がしっくりいく。日本の象徴が政治権力中枢の東京を離れ伝統の京都に居を定めることによって、さまざまなことがほぐれ、滑らかになっていくのではなかろうか。

 しかし、いまの日本は、すぐにでもやればいいことができない。決定システムがあやふやで、首相の手にも負えない。こちらも深刻である。

 さて、亀井節の本番はこれからだ。まあ、お聞きください。

「いまの日本社会は、昭和初期と同じなんだ。右翼、左翼というイデオロギーではなく、持てるもの、持たざるものという格差の拡大で、社会構造が上下に分裂し始めている。

 だが、いまの日本人は生体反応を失っているね。普通、身体のどこかを針で刺されれば、『痛い!』と悲鳴を上げるものだ。しかし、刺されても、刺されていることにも気づいていないのが、いまの日本人なんだ。だから政府がむちゃくちゃやっても怒るということがない。

 痛みに対して鈍感になっているから、権力者のなすがままになり、生き血を吸われ続ける。TPPにしろ、消費増税にしろ、自分たち国民を苦しめるようなことをする政党を選挙で圧倒的に支持している。いまの政権は株高を維持するために、国民の年金基金すら投入している。その株式市場の投資家の六割はアメリカ人なのだ。

 つまり、安倍政権はわれわれ国民の資産をアメリカ人投資家に差し出している状況が続いている。それに対して日本人は何も言わない。生体反応を完全に失ってしまった……」

 最近は、核心に触れたことをズバリ言ってのける政治家が少なくなった。亀井さん、さらに続きを。

<今週のひと言>

 シリアはシリアス(切実)。



http://www.asyura2.com/13/senkyo153/msg/652.html

記事 [政治・選挙・NHK153] 中国板リンク:朱建栄教授にスパイ容疑 中国当局が取り調べ(日経新聞)
朱建栄教授にスパイ容疑 中国当局が取り調べ(日経新聞)
http://www.asyura2.com/12/china3/msg/620.html
投稿者 gataro 日時 2013 年 9 月 11 日 19:50:34: KbIx4LOvH6Ccw


http://www.asyura2.com/13/senkyo153/msg/653.html

記事 [政治・選挙・NHK153] 増税の必要性煽ってきた全国紙が最近慎重論を唱え出した理由(SAPIO) 
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20130911-00000018-pseven-soci
SAPIO2013年10月号


 安倍政権の暴走を大メディアが許し、加速させている側面は見逃せない。新聞・テレビは国家権力をチェックしてブレーキをかけるどころか、権力にすり寄り、国民をないがしろにして自らの既得権を守ろうと必死だ。

 その最たる例が消費増税だ。昨年、消費増税関連法が自・公・民の3党合意によって成立した。衆院での採決を前に3党が法案の修正協議に入り、増税反対派の議員が異論を唱えていた時、大新聞は社説で〈消費増税反対派 マニフェストの呪縛を解け〉(読売新聞、2012年6月19日付)、〈小沢元代表 矛盾だらけの増税反対〉(朝日新聞、同6月19日付)と「増税すべし」の大合唱となった。

 必要な歳出の改革より、「まずは負担を庶民に強いることから」という政府、財務省のやり方に同調したのだ。それだけではない。増税を強力に後押ししながら、新聞各紙は「自分たちは例外にしてほしい」と主張してきた。元朝日新聞編集委員のジャーナリスト・落合博実氏は古巣の報道機関の使命を見失った権力迎合を厳しく批判する。

「朝日、毎日、読売の朝夕刊セットの月極め購読料は現在3925円。消費税率8%で4037円、10%では4112円になる。各紙の幹部は『4000円の大台を超えると新聞離れに拍車がかかる』と恐れている。そこで欧州で導入されている軽減税率を適用してもらおうと主張しはじめた。

 社説で消費増税を煽りながら、日本新聞協会などの業界団体が『知識への課税強化反対』と軽減税率を求めるという奇怪な動きをしてきた。読者である国民には負担増を求めておいて、自分たちだけは増税による不利益を免れようという身勝手な話です」

 大新聞の増税礼賛もあって、消費税は来年4月に8%に、再来年10月に10%に引き上げられることが確実な情勢だ。

 ところが安倍政権発足後、新聞業界のアテは外れた。今年1月末、自公の与党税制協議では軽減税率について「10%への増税時に導入を目指す」という曖昧な表現しかされなかった。各紙がその直前に展開していた〈軽減税率「消費税8%」で導入すべきだ〉(読売新聞社説、1月19日付)、〈軽減税率 8%段階の導入目指せ〉(毎日新聞社説、1月17日付)といったキャンペーンは空振りに終わった。

 その後も、〈軽減税率「導入を」73%〉(読売新聞、8月11日付)などとお得意の世論調査を使った印象操作記事で?陳情?を続けてきたが、前出・落合氏はここに来て各紙の論調に変化が出てきたと指摘する。

「これまで増税を異様に煽ってきた全国紙が最近、来年4月の8%への増税に慎重論を唱えだした。政権内部から8%への増税に懸念を示す声が出たのをいいことにそれを煽っている。増税が先送りされれば、再来年の税率10%への引き上げ時に軽減税率を適用してもらうべく勝負をかけ、不利益を一切受けずに済ませようという考えではないか」

 今年4〜6月期の実質GDP成長率が発表されると、読売新聞は8月13日の社説で〈2.6%成長 消費税増税に耐えられる体力か〉と、手のひらを返して増税に警鐘を鳴らした。1997年に税率を5%に上げたことが〈長期デフレの発端となったことを忘れてはならない〉とクギを刺す。彼らの論理は1年前の消費増税法案採決の時に彼ら自身が口を極めて批判した増税反対派が主張してきたことそのものだ。

「慎重論にシフトしはじめたのは、朝日も同様です。社説で消費増税の環境整備に注文をつけ、一般記事では消費税増税による家計の負担増に触れるなど、消費税増税を叫び続けた時の熱っぽさは後退しています」(前出・落合氏)


http://www.asyura2.com/13/senkyo153/msg/654.html

記事 [政治・選挙・NHK153] オリンピック招致の勝因は、滝川クリステル(東洋経済) 中国や韓国のヨゴレと相似形のネトウヨはこれ読めよ 
「中国や韓国のキチガイ・ヨゴレと相似形のネトウヨ」の初心者は己が日本の良さを毀損してる存在と気付いて更生してください。
次のネトウヨ段階に進むと「政治・選挙・NHK」を語っても傍には己のメンタル・ヘルス@ネトウヨを語ってるとしか見えなくなります。

* * *

●最終プレゼンの、巧みな戦略的コミニュケーション

さて、最後に今回の最終プレゼンへの講評を、IOCメンバーとは別にグローバルエリートが提供すると、戦略的に訴えるべきポイントを上手くつかんでいた。あからさまではなく自然な形で他のライバル都市が抱く財政上・治安上の問題点を突き、IOCにとって最大級の関心事項であろう商業上の利益の大きさもアピールできていたし、総じて具体的でイメージの湧きやすいプレゼンができていた。これは今回雇ったという、リオやロンドン五輪招致を成功に導いたイギリス人コンサルタントの影響が大きかったのだろうか。

各プレゼンターごとに訴求するポイントの役割分担が明確にできており、IOCで影響力の強いフランス・カラーをクリステルさんが存分に出せていたのも効果的だっただろう。映像も総じてクオリティが高く、英語が下手でスピーチだけでは負ける分、優れた映像コンテンツで強力に補完できていた。

●グローバルエリートから、お祝いのメッセージ

今回、めでたく東京五輪の招致に成功したわけだが、こころよりお祝いの言葉を申し上げたい。東京五輪チームのプレゼンが終わった後、香港のセントラルに繰り出し、ちょうど韓国人の友達と飲んでいたので、「今回の五輪開催、どこを応援してるのか」と聞いてみた。

まずは他の国の友人に聞いた時と同様、五輪開催都市の発表のことも、どこの国が出馬してるかも知らなかったのだが、東京・マドリード・イスタンブールのことを話せば「もちろん、東京でょ」と返答する。

「またまた〜、俺が韓国人とはいえ、日本で生まれ育ったから、それを気にして言っているんでしょ(ちなみに私はネトウヨの皆さんには反日と言われ、韓国では親日派と言われ、サンドイッチ状態で独自の路線を行っているが、私はどちらにも属さない、単なる国際親善の求道者である)」と言ってみたところ、以下のような回答が返ってきた。

「両国の政治家同士で問題が多いから、東京五輪を応援するとかいうと嘘とか言われるが、日本が上手くいってこそ韓国も含めたアジア全体が上手くいくんだから、日本を応援するのは当然のこと。この国境が関係なくなるグローバル時代に、何いってるの!」

これは私が先日のコラムで私が主張していたポイントと同じである。

ちなみに私のフェイスブックでは、中国の友人からの”Congrat, Tokyo”の書き込みもかなり目立っており、中国にも韓国にも東京五輪支持派はたくさんいる。どこの国にもネットで他国への暴言を繰り広げている“ネトウヨ派”がいるが、逆にどこの国にも友好的で建設的な関係を臨む“グローバルエリート派”がいるものであり、東京オリンピックを通じて各国の相互理解を促進させたい。

なお、ヘイトスピーチ団体が五輪招致の完了を受けてヘイトスピーチを再開したらしいが、東京を信じて投票してくれた世界に対し、恥ずかしくないのだろうか。

ただ私は“在特会”の末路に関しては楽観的で、国際的に知られたら恥ずかしいという日本の良識が沸き起こり、彼らこそ“日本の不利益”であると社会が悟り、在特会は早晩、“ヘイトビジネス”からも失業することになろう。

●実際の交流を通じて相互理解を

私は来たる2020年の東京五輪の成功を韓国、中国の周辺国が大いに応援し、また政治の対立を切り離して北朝鮮を含めた北東アジア各国が信頼醸成の契機とすることを願っている。関係が悪化しているからこそ、逆にすさまじい厚遇で迎えて驚かせてはいかがか。

メディアやネットでは、双方の国に対する実像とはかけ離れた憎悪の言葉が一部の人々により応酬されているが、実際に交流してみるとそのほぼ全てが、相手方と交流したことのない人によるフィクションであることがすぐわかるのだから。

東京五輪を契機に各国が共通の市場、共通の利益を実感し、外交関係が強化されるきっかけになることを切に祈りたいと思った、香港の一夜であった。

●猪瀬都知事は、レガシーを実現できるか

いよいよ、東京都知事が登壇してきた。ダメだ、猪瀬さんの不自然な緊張あふれる模様が残念極まりない。なになに、うちは45億ドルあるで、と。なんか金持ち自慢みたいで嫌な感じ。

ただ“我々はレガシーを創るんだ、最大規模の住宅開発に、国内外の人々に開かれた国際交流プラザも併設する”というのはいいじゃないか。国内外の方々のための施設になる、と。誰もがスポーツを楽しみ、子供たちに夢を与える社会をつくると。

ここで述べられた約束が本当に実行されるか、政治家が選挙期間中に約束したことはほぼ実行されないというのを知っているだけに不安だが、ぜひとも日本の国際化、国際交流を飛躍的に発展させるようなレガシーを残すよう国民が厳しくモニタリングしなければならないだろう。

むしろ2週間かなんだかのお祭り騒ぎより、その後何十年も物理的、精神的に日本の文化に残るレガシーに五輪の本当の成否がかかっているのだから。

●滝川クリステルさんのプレゼンを絶賛

あ、クリステルさんが登場した。いやーこれは強い。もう外見だけで、当選確実か。なるほど、 “おもてなし”か、それにしても綺麗なフランス語の発音やな。笑顔も美しい。髪型もイヤリングも綺麗。青いスカーフも似合っている。

へー、日本で外国人旅行者が落とした、合計3000万ドルが戻ったってそれすごいな。なになに、落としてもほぼ確実に現金が返ってくるって?それは言いすぎだろう、私は先日5000円落としたが返ってこなかった。

国際的にみても東京が大変清潔な街で、タクシーの運転手が最も感じがいいのも本当。お客さんをもてなす伝統も、たしかにすごい。いや、それにしても印象がいいな、もう、一から最後までクリステルが話したらよかったんとちがうか。また、訛と緊張あふれる“気合系の英語”ではなく、美しい雄弁な魅力的なフランス語で話している(私がフランスで聴いているフランス語よりよっぽど美しい)。

彼女は東京の“おもてなし”の強みを、都市の安全さ、清潔さ、親切さ、豊かな食文化の具体例を効果的に伝えて素晴らい働きをした。東京にオリンピックが来るとしたら完全にあなたのおかげです。

その後に続いている、東京文化紹介ビデオも、国際マラソンを入れたりして、東京のインターナショナル性も演出できていて良かった。また、フェンシングの太田さんによる、選手の意見が計画に取り入れられ、選手村がオリンピックの中心になったという話も説得力があるし、東京の革新的な技術面での優位を効果的にアピールできている。

●安倍氏が東京五輪で残すべきレガシーとは?

いよいよ安倍さんが出てきた。海外マスコミの関心が集中している汚染水に関しては、“アンダーコントロール”ですと言っているだけで、やはり説明はない。フムフム、安全できちんと実行される、フムフム、財政的にも大丈夫・・・えっ、これだけ!

“1973年に大学にはいったときアーチェリーを始めた、なぜならその前のミュンヘンでオリンピック競技として復活したから。私のオリンピックへの愛情はずっと前からできている。目を閉じると鮮やかに東京オリンピックの開会式が。当時10歳だった。スポーツが世界を結ぶと日本は学んだ、オリンピック精神のレガシーは建物だけでなく、国家のプロジェクトでなくグローバルビジョンなのだと。”

・・・ま、アーチェリーの話はとってつけた感があるが、これは仕方ないだろう。最後に“スポーツを通じて世界をより良い場所にせんとするため、グローバルビジョンうんぬん”とあるが、非生産的で後ろ向きの東アジア外交の多い安倍首相が、この前向きで建設的な仕事に軸足を移して、“世界の視点に開かれた日本”というレガシーを残されることを、切に願う次第である。

●食傷気味の映像と、中身の乏しい質疑応答

その後に続いたビデオは、24時間テレビに相通じる“感動の押し売り”感があったが、24時間テレビに慣れていないIOCの方々には“スポーツを通じて子供に夢を与え、チャレンジ精神を育む”といったイメージで及第点はもらえただろう。

冒頭のバスケットボールのシーンで出てきた子供が、最後にプロになった後、黒人の子供と一緒に遊んで・・・というベタな展開で終わったのは、眼の肥えた視聴者の皆さんには食傷気味だったかもしれない。

最後に“サクラを仕込んだのでは?”と思えるようなお手柔らかな“質問”と完全に用意されていた回答で、東京五輪チームのプレゼンが終わった。

その後スペインのプレゼンも見て比較したかったのだが、NHKが放送してくれなかった(少なくとも香港では)からしばらく重い腰を上げて、一時間遅れで友達との待ち合わせに向かい、早朝帰宅したときには東京開催が決まっていたのであった。

●最終プレゼンの、巧みな戦略的コミニュケーション

さて、最後に今回の最終プレゼンへの講評を、IOCメンバーとは別にグローバルエリートが提供すると、戦略的に訴えるべきポイントを上手くつかんでいた。あからさまではなく自然な形で他のライバル都市が抱く財政上・治安上の問題点を突き、IOCにとって最大級の関心事項であろう商業上の利益の大きさもアピールできていたし、総じて具体的でイメージの湧きやすいプレゼンができていた。これは今回雇ったという、リオやロンドン五輪招致を成功に導いたイギリス人コンサルタントの影響が大きかったのだろうか。

各プレゼンターごとに訴求するポイントの役割分担が明確にできており、IOCで影響力の強いフランス・カラーをクリステルさんが存分に出せていたのも効果的だっただろう。映像も総じてクオリティが高く、英語が下手でスピーチだけでは負ける分、優れた映像コンテンツで強力に補完できていた。

●グローバルエリートから、お祝いのメッセージ

今回、めでたく東京五輪の招致に成功したわけだが、こころよりお祝いの言葉を申し上げたい。東京五輪チームのプレゼンが終わった後、香港のセントラルに繰り出し、ちょうど韓国人の友達と飲んでいたので、「今回の五輪開催、どこを応援してるのか」と聞いてみた。

まずは他の国の友人に聞いた時と同様、五輪開催都市の発表のことも、どこの国が出馬してるかも知らなかったのだが、東京・マドリード・イスタンブールのことを話せば「もちろん、東京でょ」と返答する。

「またまた〜、俺が韓国人とはいえ、日本で生まれ育ったから、それを気にして言っているんでしょ(ちなみに私はネトウヨの皆さんには反日と言われ、韓国では親日派と言われ、サンドイッチ状態で独自の路線を行っているが、私はどちらにも属さない、単なる国際親善の求道者である)」と言ってみたところ、以下のような回答が返ってきた。

「両国の政治家同士で問題が多いから、東京五輪を応援するとかいうと嘘とか言われるが、日本が上手くいってこそ韓国も含めたアジア全体が上手くいくんだから、日本を応援するのは当然のこと。この国境が関係なくなるグローバル時代に、何いってるの!」

これは私が先日のコラムで私が主張していたポイントと同じである。

ちなみに私のフェイスブックでは、中国の友人からの”Congrat, Tokyo”の書き込みもかなり目立っており、中国にも韓国にも東京五輪支持派はたくさんいる。どこの国にもネットで他国への暴言を繰り広げている“ネトウヨ派”がいるが、逆にどこの国にも友好的で建設的な関係を臨む“グローバルエリート派”がいるものであり、東京オリンピックを通じて各国の相互理解を促進させたい。

なお、ヘイトスピーチ団体が五輪招致の完了を受けてヘイトスピーチを再開したらしいが、東京を信じて投票してくれた世界に対し、恥ずかしくないのだろうか。

ただ私は“在特会”の末路に関しては楽観的で、国際的に知られたら恥ずかしいという日本の良識が沸き起こり、彼らこそ“日本の不利益”であると社会が悟り、在特会は早晩、“ヘイトビジネス”からも失業することになろう。

●実際の交流を通じて相互理解を

私は来たる2020年の東京五輪の成功を韓国、中国の周辺国が大いに応援し、また政治の対立を切り離して北朝鮮を含めた北東アジア各国が信頼醸成の契機とすることを願っている。関係が悪化しているからこそ、逆にすさまじい厚遇で迎えて驚かせてはいかがか。

メディアやネットでは、双方の国に対する実像とはかけ離れた憎悪の言葉が一部の人々により応酬されているが、実際に交流してみるとそのほぼ全てが、相手方と交流したことのない人によるフィクションであることがすぐわかるのだから。

東京五輪を契機に各国が共通の市場、共通の利益を実感し、外交関係が強化されるきっかけになることを切に祈りたいと思った、香港の一夜であった。

http://toyokeizai.net/articles/-/19147
http://www.asyura2.com/13/senkyo153/msg/655.html

記事 [政治・選挙・NHK153] 消費増税を忘れた みのもんたは、後の山に捨てましょか −歌を忘れたカナリアの末路−

不思議だなぁ
みのもんたのセクハラ疑惑は ずっと前から言われていたのに
テレビで流れたのが なんで今なんだろ

不思議だなぁ
みのもんたの家は大金持ちなのに なんで次男がほんの少しの人のお金を盗まなければならないんだろ

それは、歌をわすれてしまったから?
いちに年くらい前、妻が亡くなる前には 盛んに歌っていたあのうたを そういえば歌わなくなったような気がする
そして 最近は さかさの歌を うたっていたような気もする

それが原因かは よく分からない
もとはといえば 自業自得なんだろけれど

でも 本当に不思議な気がする

よく分からないけれど
私たちの知らないところで なにか大きなものが動いている
のかも知れない

よく分からない 本当によくわからない
でも 偶然としては うまく出来過ぎている ような気もする

たぶん 同じような目に合わないためには 口を噤んでいた方がいいのかも知れない
そしてあの歌をうたってる方が いいのかも知れない

でも あの歌は この国に 幸いをもたらすのか 災いをもたらすのか
深く深く みんなが 考えなければならない
http://www.asyura2.com/13/senkyo153/msg/656.html

記事 [政治・選挙・NHK153] 政策運営の極意は「気」の流れを支配すること (植草一秀の『知られざる真実』) 
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2013/09/post-c207.html
2013年9月11日

景気、天気、元気、病気、陽気、陰気、勇気、人気、活気。そして運気。

ものごとの流れ、上昇、下落の流れを決めるのは「気」の流れである。

安倍晋三氏はこれまでのところ、強い運気を有している。

最大の強運は前任者が最悪であったこと。

民主党の菅直人氏と野田佳彦氏が民主党を崩壊させたA級戦犯である。

両戦犯の最大の誤りは、財務省路線に完全に乗ったこと。

財務省の利権を切るはずの民主党政権が財務省の手のひらに乗って官僚利権を温存したまま増税路線に突き進んだ。

震災・原発事故があり、日本経済を復興させることが最優先課題であったときに、増税まっしぐらの路線を突き進んだ。

安倍氏が人気を得るのは簡単なことだった。

財務省主導の財政再建原理主義にほんの少し修正の手を加えるだけでよかった。


第二の強運は、日本の株価が6月13日から7月18日にかけて急反発したこと。

5月22日に15627円まで上昇した日経平均株価だったが、6月13日には12455円にまで急落した。

昨年11月14日から反騰しかけて急騰した株価上昇の45%がわずか3週間で消えた。

アベノミクスの第一の矢、金融緩和を決定したら日本の長期金利が急上昇し、これが円高をもたらして株価が急落してしまったのだ。

アベノミクスの幻想が一気にしぼんだ局面だ。

ところが、この窮地を救ったのは米国だった。

FRB議長のバーナンキが量的金融緩和政策縮小を打ち出して米金利が上昇。連動して為替レートがドル高=円安に振れて日本株価が急反発したのだ。

バーナンキが安倍政権救済を目的に動いたのかどうかは定かでないが、この金融変動がなかったなら、安倍自民党の参院選大勝はぐらついたはずである。


そして、第三の強運がオリンピック招致の決定。

東京招致のために、巨額の闇資金が動いたと推察される。

オリンピックはスポーツの祭典ではあるが、実態は利権の祭典である。

この利権を確保するために、巨大な金が動く。

私費を投じるなら許されるが、公金が闇資金となることにはメスが入れられなければならない。

見かけ上の美談の裏に、どろどろの利権が渦巻いている。

このオリンピックで東京招致が実現した最大の理由は、競合相手の自滅だった。

内政不安とシリア不安がイスタンブールの障害になった。

欧州政府債務危機、2024年オリンピック招致を狙う欧州国家がマドリッドの障害になった。

日本では「オリンピックの前にやるべきことがある」のが現実だが、政治的にはオリンピック招致は恰好の得点稼ぎの成果になる。

この果実を安倍氏が受け取ったことは強運のなせる業である。


しかし、「好事魔多し」という。

この強運を生かせるのか。それとも、強運の上に慢心が生じて、事態を暗転させるのか。

安倍氏の器量が問われる局面だ。


何よりも大事なことは、「気」の流れを的確に捉えること。

「気」の流れを支配することである。

昨年11月から本年5月にかけて、安倍晋三氏は、強運な金融市場の流れを掴むことに成功した。

その背景になったのは、昨年7月に米国長期金利が最低値を記録したことだった。

私が執筆する政治経済金融レポート『金利・為替・株価特報』では、昨年なかばにこの点に着目した。

http://www.uekusa-tri.co.jp/report/index.html

米国長期金利が7月に1.38%を記録し、これが、中長期の最低値になる可能性が高いことを指摘した。

そのうえで、米国長期金利が最低値を記録するなら、円ドルレートがドル安=円高のトレンドからドル高=円安のトレンドに転換する可能性が高いと指摘したのである。

アベノミクスの最大のポイントは金融緩和政策強化だったが、この施策によって円安=ドル高の流れが生まれる背景には、米国金利の上昇波動への転換があったのだ。

これがなければ、円安=日本株高の激変は生じていない。

これも安倍氏の強運を示す事例である。


問題は、せっかく生まれつつある「上昇」の「気」の流れを生かすことができるのか。

それとも、この大切な「気」の流れを短命に終わらせてしまうのか。

政策責任者としての「器量」が問われるのが、ここからの「采配」である。



http://www.asyura2.com/13/senkyo153/msg/657.html

記事 [政治・選挙・NHK153] "わかりやすい"という平等
80年代の何時からだか、"わかりやすい" は良い事になった。

これは、新時代の身分制であった。

プロの存在を許さない、素晴らしき平等世界である。

医者も八百屋もなんだか分からない技を持つ(ていた)が今はそれはTVエンターテイメントの中にしかない。

現実でやれば、ヘンな人となり、疎外される。だから今の医者は検査に励み診察をしない。

"平等"な人々には現実を解釈する自由はない。なぜなら、"同じ"人間なのだから、ワタシが分からないことがアナタに分かってはならない。

全てのアナタはワタシです。分かってよいのは、ゴッドサイダーの預言だけである。

また、世界は言葉で出来ており、全ては消費可能だということだ。

世界ほ一筋の流れだから、先に言ったことがウソでもホントなのだ。

その昔、閉じた共同体では、ここそこに夫れぞれ小さな神や天狗がいた。

能力を持つ者が存在できた。

しかし、この一神教の時代にはそれは許さない。

平等とは皆奴隷ということであり、奴隷主体では民主的という。

自由奴隷は"理解"で躾られているからね。

いずれにせよ時が"成長"するためには常に奴隷が必要だということだ。

あちら世界でも神と結ばれた個人から、神の恩寵を待つ奴隷主体社会となっている。

ずうーとSNSをやっている。

この場合、バイブルと奴隷相互確認バインドが重要であり、スマホはこれを満たしている。

神国ニホンは改革途上で国民国家的だから、不自由奴隷で・no sexが必要だ。


神と神の側の"専門家"(神官)のみが解釈と説明を行う事ができる。

彼らが"テレビ"で安全と言えば、そうだよねー。それに逆らう者は共同体から弾かれる。

神国ニホンから。

そして一神教といえば終末であり、その時には人体の隅々に迄神が宿る人類補完な融解ワンワールドが出現するだろう。

人体市場主義。
http://www.asyura2.com/13/senkyo153/msg/658.html

記事 [政治・選挙・NHK153] 愛は与野党を超えて 自民・世耕氏と民主・林氏が結婚(朝日新聞) 
               林久美子氏(左)と世耕弘成氏


http://www.asahi.com/politics/update/0911/TKY201309110405.html
2013年9月11日18時57分 朝日新聞


 自民党の世耕弘成官房副長官(50)と民主党の林久美子参院議員(41)が結婚していたことが明らかになった。関係者によると、今月2日に婚姻届を提出した。与野党議員の結婚は異例だ。

 世耕氏は参院和歌山選挙区選出で当選4回。安倍晋三首相の側近で、昨年末の安倍政権発足から官房副長官を務めている。林氏は滋賀選挙区選出で当選2回で民放キャスターから政界に転じた。菅内閣で文部科学政務官を務めた。

 関係者によると、2人はともに再婚で挙式の予定はない。東京都内の参院議員宿舎で生活しており、近く同じ部屋に移るという。世耕氏は11日の記者会見でなれそめを聞かれ、「プライベートな話なので、お答えを控えさせていただきたい」とはにかんだ。


http://www.asyura2.com/13/senkyo153/msg/659.html

記事 [政治・選挙・NHK153] 2020年夏季五輪・東京に決定――安倍首相の汚染水「完全にブロックされている」発言が勝ち取った「亡国」の近未来  JCJ
 国際オリンピック委員会(IOC)総会は7日、2020年夏季五輪の開催都市を東京に決定した。東京での開催は1964年以来56年ぶりとなる。
 東京は第一回投票を1位で通過。ともに決選投票に進んだイスタンブール(トルコ)を60対36で制した。韓国紙・中央日報は9日、<2020年東京五輪開催を歓迎する>と社説を掲載して歓迎し、そのなかで「東京の五輪招致を祝い、開催の成功を祈る。アジアで夏季五輪を2回開催するのは日本が初めてだ。2018年平昌(ピョンチャン)冬季五輪に続いて開催されるという意味も大きい」と指摘した。
 ただ、安倍晋三首相が最終プレゼンテーションの場で、東京電力福島第一原発の汚染水漏えい問題について、「まったく問題はない。汚染水の影響は、港湾内で完全にブロックされている」と強調したことで、内外から疑問と批判の声があがっている。

(JCJふらっしゅ「Y記者のニュース検証」=小鷲順造)

 安倍氏は、「汚染水の影響は、福島第一原発の港湾内の0・3平方キロメートルの範囲内で完全にブロックされている」とし、近海のモニタリングの結果について、「数値は最大でも世界保健機関(WHO)の水質ガイドラインの500の1。日本の食品や水の安全基準は世界で最も厳しい基準だ」とアピールしてみせた。

 東京新聞は8日付朝刊で、すばやく<首相強弁「汚染水問題ない」 IOC委員質問に回答 実際は外洋漏えいも>の記事を出し、1)だが、福島第一原発では毎日汚染水を含む大量の地下水が漏えいしている、2)先月には地上タンクから約三百トンの処理水が漏出。外洋につながる排水溝に沿って、処理水と同じ特徴を示す高濃度の放射性ストロンチウムなどを含む水が確認され、外洋に漏れた可能性が極めて高い。3)港湾内の水についても、東電は、外洋と完全にブロックされた状態ではなく、水が行き来していると説明している、ことを伝え、安倍氏の発言の危うさを指摘した。

 安倍氏は、「日本のどの地域でもこの基準(食品や水の安全基準)の百分の一であり、健康問題については、これまでも今も将来もまったく問題ないことを約束する」と話し、「抜本解決に向けたプログラムを私が責任をもって決定し、すでに着手している」と強調までした。さらに、プレゼンテーションを終えた安倍首相は、報道陣に「汚染水については完全にブロックされていると伝わったと思うとまで語ってみせた。

▽招致委員会の竹田理事長「福島とは250キロ離れている」

 毎日新聞は8日未明、<首相はプレゼンテーションでは、「(福島第1原発の)状況はコントロールされている。決して東京にダメージを与えない」と述べるにとどめた。これに対し、IOC委員から「東京に影響がないという根拠は」との質問が出た。首相は、(1)影響は福島第1原発の港湾内0・3平方キロの範囲内で完全にブロックされている(2)放射性物質の数値は最大でも世界保健機関(WHO)の飲料水水質ガイドラインの500分の1――などと説明。「日本の首相として(子どもたちの)安全と未来に責任を持っている。日本に来るアスリートにも責任を持っている。その責任を完全に果たす」と理解を求めた>と報じた。

 読売新聞は8日朝、首相が7日夜(日本時間8日朝)、アルゼンチン・ブエノスアイレス市内のホテルで記者会見し、日本のエネルギー政策について、「(エネルギー全体に占める)原子力比率は引き下げていく。このため、今後3年程度の間に、再生可能エネルギーの普及と省エネルギーの推進を最大限加速させていく」と述べたことを伝えた。

 安倍氏は、東京で開催するメリットを強調するために、世界で最も安全な都市であることをアピール、福島の原発事故については「福島の状況はコントロールされている。東京にダメージが与えられることはない」と訴え、さらにIOC委員から「福島の原発事故について毎日のようにメディアが報じているが安全は確保されているのか」との質問をうけて、「新聞のヘッドラインではなく、事実を見ていただきたい」と述べて、「福島第一原発汚染水漏れ」をめぐる報道を軽視・否定する姿勢まで打ち出したのである。

 これは東京電力福島第一原発事故を軽視・過小評価し、過酷な被害にあえぐ事故中心地一帯の人々の生活と環境・海洋汚染のひどさから目をそむけ、あざむく発言をすることで政権の勢いを保持することのみに傾斜しようとする、安倍政権の幼稚で独りよがりな姿を、そのまま露呈した勝手な「宣言」といえるだろう。

 私はそれでも、「汚染水の影響は、福島第一原発の港湾内の0・3平方キロメートルの範囲内で完全にブロックされている」などの異常なほど逸脱した安倍氏の発言については、当初、東京オリンピック招致委員会の立候補ファイルや招致委員会関係者の組み立てた「ロジック」に影響され促され、浮かれての行き過ぎかとも疑ってみた。

 その点については、東京オリンピック招致委員会が公表している「候補ファイル」の第2巻テーマ8−競技及び会場(通巻121頁)の項で、招致委員会は「東京都内において、東京電力株式会社が所有している原子力発電所は存在しない」ことを強調し、仮に、都心で緊急事態が発生しても、「東京では、既存の配電システムで、2020年東京大会で発生する追加需要に対し、対応することができる」として、オリンピックに必要な電力を原発なしで供給できることを明記している。

 招致委員会の竹田恒和理事長も4日、原発事故について「東京は水、食物、空気についても非常に安全なレベル」「福島とは250キロ離れている」などと述べて、東京の「安全・安心」を強調していた(すでにこの発言についても、東京電力福島第一原発事故に苦しむ福島県民から「東京が安全ならいいのか」「差別的だ」と反発の声が出た=東京新聞)。まして、竹田理事長の「福島とは250キロ離れている」発言そのものが、福島切り捨て発言であるのと同時に、250キロの距離がそれほど安全・安心を強調するに足る数値なのかどうかも疑わしいが、原発事故の過酷さをそのまま示していることもまた事実なのである。

 しかしながら、安倍氏の「完全にブロックされている」「コントロール下にある」との発言は、たとえそれがオリンピックを東京に呼び込むためのプレゼンテーションのためであり、そうした「宣言」「国際公約」を首相の安倍氏が述べることで、アジアでスポンサーがつきやすくなっている事情も背景に、「TOKYO2020」が近づくとの感触を得たためであろうとも、竹田理事長の福島切り捨て発言にさらに輪をかけて杜撰、無責任な発言であることは、否めない。

▽東電「総理のこのご発言につきましては、当社は政府へ問合わせをしております」

 東電の9日の記者会見で、東電は安倍氏の発言を認識していたのか、東電からのデータなのかを問われた。東電は「いえ違います。総理のこのご発言につきましては、当社は政府へ問い合わせをしております。政府が独自に計測してるデータ」である旨を答えている。安倍氏の「完全にブロック」の発言については、東電は「少なくなっている」と答え、「コントロール」発言については、「一生懸命頑張って一日でも早く安定させようと考えている」と答えるにとどまり、現実に「ブロック」「コントロール」されているかについては、「国にご指導いただきながら対応します」とノーコメントの状態だった(IWJ中継、ツイッターまとめ参照)。

 東電の対応からも、安倍氏の「完全にブロック」「コントロール下にある」発言の根拠らしきものは見出せそうにない。

 しかし自民党はいっせいに浮き足立つ始末だ。産経新聞によると、官房長官は「決定を日本発展のために結び付けていきたい」、副総理兼財務相は「消費が前向きに出てくる。国内総生産(GDP)、名目成長率に与える影響は大きい」、外相は「(汚染水問題は)誤解に基づく過度な不安が広がっていると感じるのでわが国の姿勢と現状を国際社会にしっかり説明していく」、自民・幹事長は「首相のプレゼンテーションも良かった。自信をもって言い切った」、同党・青年局長は「開催の時にはできる限り多く国歌を一緒に歌えるように、7年後に向けて日本の経済状況も政治状況もより良いものとしなければいけない」という状態。

 東京新聞が7日付で、福島県民は今も約14万7千人が避難していること、第一原発でも一日約3千人が過酷な作業に当たっていることを伝えながら、安倍氏が汚染水対策の基本方針を打ち出したのは五輪開催地決定が迫ってきた9月3日のことで、福島県民のあいだから「オリンピックの前に、やることがあるんでねえか」との声が上がっていることを伝えた。8日には、原発作業員からは「そんなことを言ってしまって大丈夫なのか」「廃炉まで、これから何十年もかかる。発言には違和感がぬぐえない」(共同通信〜サンスポ)、福島の漁業関係者や識者らからは「あきれた」「違和感がある」と批判や疑問の声が上がったことが報じられた。

 記事には、安倍首相は「汚染水の影響は福島第1原発の港湾内0・3平方キロメートルの範囲内で完全にブロックされている」と説明したが、政府は1日300トンの汚染水が海に染み出していると試算、地上タンクからの漏えいでは、排水溝を通じて外洋(港湾外)に流れ出た可能性が高いとみられる、との指摘が付されている。

▽TBS「増え続ける汚染水を止められるという保証は現時点でありません」
 テレ朝「遮水壁や汚染水浄化の明確な見通しが立っているわけではありません」

 テレビでは、たとえばTBSが8日「東京五輪開催まで7年、残された課題は?」のニュースのなかで、<決定を受け歓喜に沸く東京ですが、世界最大のスポーツの祭典をやり遂げるにはいくつかの課題が残っています。まずは、今回もっとも懸念された「汚染水問題」。安倍総理は、プレゼンテーションで「全く問題ない」と話しましたが、増え続ける汚染水を止められるという保証は現時点でありません>と指摘した。

 また9日には、テレビ朝日が「汚染水問題"アキレス腱"も…五輪閣僚会議開催へ」のニュースのなかで、<気になるのは汚染水の問題です。安倍総理自らがIOC=国際オリンピック委員会の総会で国際社会に約束したものの、政府が発表した遮水壁の設置や汚染水浄化設備について、明確な見通しが立っているわけではありません>と指摘し、政府は10日、閣僚会議を開いてオリンピックに向けた準備を本格化させることを伝えたうえで、「汚染水問題では結果責任が求められるだけに、対応を誤れば政権にとって大きな打撃となります」と報じた。

 いずれもテレビ・ジャーナリズムの可能性を感じさせる内容だったが、総体としてどうだったか、今後はどうかについての検証と監視を怠るわけにはゆきそうにない。

 また、NHKのニュースは安倍氏の発言をどう扱っただろうか。
 NHKは、9日<首相の汚染水説明に「理解を」>のニュースで、菅官房長官が、午後の記者会見で、安倍総理大臣がIOC=国際オリンピック委員会の総会で「状況はコントロールされている」などと説明したことについて、原発の港湾内の放射性物質の濃度が基準値以下になっていることなどを挙げて理解を求めたことを伝えた。

 菅官房長官は記者会見で、「汚染水問題は原因をしっかりと見極めて、早期の解決を実現するために技術や知見を結集し、政府が前面に立って取り組んでいく」と述べ、政府が責任を持って対応していく考えを強調、そのうえで「汚染水が漏れたとされる湾内にシルトフェンスと呼ばれる特殊なカーテン状のフェンスを設け、外に出さないようにしている。放射性物質の濃度は基準値以下で、湾の外では検出できないぐらいの値だ。これを『コントロールしている』と言うのは当然ではないか」と述べ、理解を求めた、とした。

 NHKは同日、政府が3日に設置した「汚染水対策現地調整会議」の初会合が9日、福島県楢葉町で開かれ、1)経済産業省の赤羽副大臣や原子力規制庁などの関係省庁、東京電力の担当者などおよそ20人が出席したこと、2)会議では、先月山側のタンクから300トン余りの汚染水が漏れた問題を受けて、今後、汚染水が漏れても、周辺に流出しないようタンクを囲むせきの高さをかさ上げすること、海につながる側溝に流れ込まないよう側溝にふたを設置することになったこと、3)汚染水漏れが見つかった鋼鉄製の板のつなぎ目をボルトで締めるタイプのタンクから、溶接するタイプのタンクに替えていく具体的な計画を、東京電力がおよそ1か月後の次の会議をめどに作成すること、を伝えた。

 議長を務めた赤羽経産副大臣は「きょうを境に新たな段階に入ったという心構えで取り組むことを確認したので、しっかり対応していきたい」と話したという。
 NHKは、ニュースでは、首相の安倍氏が国際オリンピック委員会の総会で行った説明の危うさについて報じたり指摘したりする気はないのだろうかと疑いたくなる。
 先月、地上タンクから約300トンの処理水が漏出したこと、外洋につながる排水溝に沿って、処理水と同じ特徴を示す高濃度の放射性ストロンチウムなどを含む水が確認されたこと、港湾内の水について東電は、外洋と完全にブロックされた状態ではないと説明していることなど、さまざまなニュースが飛び交ったが、それぞれのニュースはそれぞれ独立して起きているわけではない。それらと安倍氏の「完全にブロックされている」「コントロールされている」の発言を分離させて取り扱うことも、本来、不可能であるし、意味を正確に伝える姿勢とはほど遠い。

 根拠も裏付けもなく、ただ浮き足立ったとしかとらえにくい安倍氏の暴走発言。NHKはこのまま、自らの身の丈を無視して、ニュースを断片化させ、ものを言う機会を自ら封印したまま、特番など別の機会へと先送りする道を選択するのだろうか。それは戦後、NHKに託された「公共放送」のあるべき姿とはかけはなれているように思えてならない。「不偏不党」の蛸壺とニュースの断片化へと逃げ込んだのでは、公共放送に託された放送ジャーナリズムの重みには耐えられなくなる。

▽「ガイガーカウンターがおみやげ屋で買えるようになるんでしょうか」

 The Huffington Post が9日、「東京オリンピック招致決定 海外読者の反応は? 原発問題懸念も」のページを立てて、スペイン、アメリカ、カナダ、イギリス、フランスのハフポストから、東京開催決定についての人気コメントをまとめている。

 スペインからは、「オリンピックに使うお金があったら、政府は教育と健康に投資したほうがいいでしょ」のコメントなど、マドリード落選のニュースに、経済問題が敗因になったことを指摘するコメントや、現在の経済状況ではオリンピックをやらなかったほうがむしろよかった、などのコメントが目立つという。

 アメリカからは、<あらゆることが突然「コントロール下」になったり、「危険はない」ということになるんでしょうね>、「ガイガーカウンターがおみやげ屋で買えるようになるんでしょうか」の厳しいコメント。

 フランスからは、「最善の選択でしょう。日本人は技術も進んでるし、お金もあるし、マナーも良いし、我慢強いし、トルコやスペインと違ってデモもないし」「日本は成長の伸びしろが限られた、すでに成熟した国だけど2020年までのボーナスを得たようなものだね」のほか、「こんなにフクシマに近いところではノーサンキュー」のコメントも。

 カナダからは、「日本でのオリンピックは見ないよ。もう2年間も放射線が漏れてるんだから」「まったく解決のめどが立っていないし、きちんと科学的に証明してくれないと信じられないよ。世界は狂ってる」の厳しいコメントのほか、「テロと貧困に比べれば、まだ放射線のほうがマシかな」のコメントも。

 イギリスからは、「たった2週間、マイナースポーツをやるためだけに大金をつぎこむんなら、被災者の支援に使ったほうがいいんじゃないかと思ってしまいますね。家に帰れず仮設住宅で暮らす人達がまだいるなかで、どうやって正当化するんだろうか」「ロンドンオリンピックでUKは大金を費やしたけど、何も得るものがなかった。子供たちの遊び場が売り払われて、毎日遊ぶ場所がなくなっただけじゃないか」「ドーピングテストはいいから、ガイガーカウンターを用意しないと」と、厳しいコメントが並ぶ。

 日本の首相である安倍氏の根拠もなく浮き足立ったプレゼンテーションは、IOC総会では、委員たちの読みや都合や思惑も絡んで、2020年夏季五輪の開催都市を東京に決定するという結果を引き出した。しかし、その「結果」だけ得ることができればそれでよいわけではない。

 TBSが<安倍総理は、プレゼンテーションで「全く問題ない」と話しましたが、増え続ける汚染水を止められるという保証は現時点でありません>と指摘したように、またテレビ朝日が<安倍総理自らが国際社会に約束したものの、政府が発表した遮水壁の設置や汚染水浄化設備について、明確な見通しが立っているわけではありません>と指摘したように、日本社会は現実の重さに加えて、あまりに重たいリスクを新たに背負うことになってしまった。それはオリンピック開催予定地となったことによる「経済効果」をはるかにしのぐ、別次元のリスクといえるのではないだろうか。

▽浮き足立つ自民、消費増税8%への引き上げ論一色に

 にもかかわらず、毎日新聞によると自民党税制調査会(野田毅会長)が9日、来年4月の消費増税を巡り、全議員対象の会合を党本部で開いたところ、2020年夏季五輪の東京開催決定や4〜6月期の国内総生産(GDP)の上方修正など好材料が続く中、自民党内は、予定通り8%への引き上げを求める意見一色となっているという。

 石破氏は、GDP改定値について「数字はうそをつかない。数字を基に首相が最終判断する。それに従うのは当たり前だ」と語り、野田氏は会合後の講演で「(消費増税の)流れを変更する理由はない」と述べるなど、ここでも浮き足立った対応が目立っている。

 こうした自民党の根拠なき前のめり、根拠なき暴走は、安倍氏が国際社会で発した無責任発言とその「結果」が拍車をかけたことは間違いないだろう。東電ならば「この大ウソつき」とののしられておかしくないことが、首相発言であるがゆえに「宣言」として許容されようとしている。繰り返しになるが、その分、「経済効果」をはるかにしのぐ、別次元のリスクを背負うことになった。そのことを日本の政治家もメディアも市民も、もはや忘れるわけにゆかないのである。

 そして、復古改憲・右翼カルトの安倍政権が浮き足立つのと呼応するように、2020年の夏季五輪開催地が東京に決まった8日、東京・新大久保で「在日特権を許さない市民の会」(在特会)が、「反韓・嫌韓デモ」を再開した。東京韓国学校を高校授業料無償化の対象から外すよう求めた。韓国の聯合ニュース日本版によると、デモには約150人が参加した。

 一方、その在特会のデモに反対する集会も行われ、市民200人余りが参加した。同通信社によると、ある参加者は「五輪を2度も招致し、国際社会と共存すべき東京で反韓デモが行われたことは不快で恥ずかしい」とコメントしている。この「対峙」に、日本社会の縮図を見る思いがするのは私ばかりではないだろう。

 首相の安倍氏がIOC総会でのプレゼンテーションで行った無責任発言と、福島第一原発事故後の現実との乖離、日本社会の現実との乖離、世界の世論との乖離。それは、在特会の「反韓・嫌韓デモ」の日本社会との乖離、国際社会が獲得し積み上げてきた国際感覚との乖離とも、奥深いところで通底しているように思えてならない。

 Huffington Postのスペインからの「オリンピックに使うお金があったら、政府は教育と健康に投資したほうがいい」、イギリスからの「ロンドンオリンピックでUKは大金を費やしたけど、何も得るものがなかった。子供たちの遊び場が売り払われて、毎日遊ぶ場所がなくなっただけ」というコメントにみられるように、1964年当時とは経済構造も経済状況も大きく様変わりしている。膨大なツケを抱え込んで先送りできるような成長基盤もないなかで、オリンピックを起爆剤としてではなくその牽引車に仕立て上げようとすれば無理が出るのは目に見えている。

 ただでさえ際限のない原発事故の負担とリスクを抱えながら、そこに今回安倍氏の発言がみせたような「制御不能」の政府の状態で、オリンピックが高負担+高投資のうえに膨大なバラマキを伴うかたちで日本の市民社会にのしかかれば、その「経済効果」とやらの恩恵も一部に偏したいびつなものとなりかねない。その意味でも、安倍氏の発言は、時代をとらえ損なっているように思える。

 長い野党暮らしで瀕死の状況にあった自民党が、政権奪還、参院選圧勝(衆参ねじれ解消)、2020年夏季五輪の東京開催決定と歩みを進め、さらに民意を足蹴に「もっともっと」と政権基盤固めを急ぐのも無理はないのかもしれないが、浮き足立ち独りよがりに堕し「だれのため」「なんのため」を誤ったり、見失ったりした政治に未来はない。さらなる貧困と格差と暴力と暴政とを招きよせるだけである。

 2020年のオリンピック東京開催決定で、安倍政権の復古改憲国家主義路線が少しでも進むようなことがあれば、この政権の崩落も早まる。市民とジャーナリストの連帯によって、そうした厳しい監視の目を大きく広げていくときを、私たちは迎えているように思う。

(こわし・じゅんぞう/日本ジャーナリスト会議会員)


http://jcj-daily.seesaa.net/article/374416864.html
http://www.asyura2.com/13/senkyo153/msg/660.html

記事 [政治・選挙・NHK153] 東京新聞も東電原発事故の責任者の不起訴はおかしいと主張 (かっちの言い分) 
http://31634308.at.webry.info/201309/article_11.html
2013/09/11 22:10

東京新聞がジャーナリズムとしての本来の仕事をしている。昔は朝日新聞が代表していたが、最近は全く精彩を失っている。古くなるが、朝日新聞の社説や天声人語が大学入試に採用されると聞き、わざわざ購入してもらったぐらいだ。今や社説を読んでも、通り一遍の記事で心を打たなくなっている。

その点、東京新聞は原発事故に関する記事を一生懸命に取材している。原発関連死が、この半年に121人、計910人で千人に近い人が犠牲になった。確かに殺人のように、誰かが直接人を殺したわけではないが、明らかに原発事故がなければ死ななくて良かった人達である。間接殺人と言っていいぐらいだ。明らかに東電責任者、事故が起こるまでの政府責任者が適切な処置をしていれば、無かった死である。


原発関連死 さらに121人 計910人、不認定も増 福島、3月以降
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2013091102000109.html

 東日本大震災から十一日で二年半。東京電力福島第一原発事故に伴う避難で体調が悪化し死亡したケースなどを本紙が独自に「原発関連死」と定義し、福島県内の市町村に該当者数を取材したところ、この半年で少なくとも百二十一人に上ることが分かった。三月の調査では七百八十九人で、震災以降の総計は九百十人となる。事故収束のめども付かぬ中、「隠れた犠牲者」の数も増え続ける。(宮畑譲)


別に上記の記事を受けて社説を書いた訳ではないと思うが、このブログでも何回も書いているが、検察が全く仕事をしていないことを東京新聞も指摘している。原発不起訴は、ちゃんと捜査ををやったのかという主張である。


原発事故不起訴 誠実な捜査尽くしたか
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2013091102000163.html

検察当局は、東日本大震災に伴う原発事故は当時の知見では予見することができず、同時に個人の刑事責任を問うことはできないとの結論に至った。東電関係者ばかりでなく、地震や津波の専門家などからも聞き取りを積み重ねた判断だった。

 確かに刑事立件には高いハードルがあると、当初から言われていた。(1)事故を予見できたか(2)原発事故による被害といえるか(3)責任を特定の個人に負わせられるか−。それらを立証する必要があるからだ。今回の不起訴判断を踏まえたうえで、指摘したいのは、検察当局が誠実で精緻な捜査を尽くしたかどうかだ。

 国会事故調査委員会は「事故は人災だ」と明言した。二〇〇八年に東電自身が津波の高さを最大で一五・七メートルと試算していたのがポイントだ。にもかかわらず、福島第一原発の想定津波の高さは、わずか六メートルにすぎない。

 大震災前に予測されていた地震はマグニチュード(M)8・3規模で、そのレベルでも一〇メートルを超える津波が来ることは、容易に想定できたのではないか。しかし、東電は何の対策もとらなかった。これを見逃していいのか。

 結果的に原発をのみこんだ津波は一五・五メートルで、建屋は水につかり、全電源が失われた。電源喪失の対策も、いくつも手があったはずだ。外部電源の耐震性を強化したり、非常用ディーゼル発電機とバッテリーを分散して、高い場所に設置するなどの防護措置だ。これも東電は放置していた。

 検察当局の「予見可能性がない」とする立場には疑問が残る。そもそも、検察は東電を強制捜査していない。すべての証拠を収集し、関係資料を押収すべきでなかったか。「天災」の予断を持っていたなら、被災者の怒りを買う。


上記の社説では、検察が強制調査を行い、関連資料を押収して調査出来たはずであると主張している。『「天災」の予断を持っていたなら、被災者の怒りを買う。』と書いてはいるが、もう怒りを買っている。これから検察審査会で審議される。

これぞ、市民感覚で行えば明らかに、また不正が無ければ強制起訴になることは間違いない。



http://www.asyura2.com/13/senkyo153/msg/661.html

記事 [政治・選挙・NHK153] 7年後の近未来は花の五輪浮かれ音頭か、地獄の東京デトロイト化か、どっちだ?(神州の泉) 
      (写真は現在のデトロイト中心部)


http://shimotazawa.cocolog-wbs.com/akebi/2013/09/post-c43e.html
2013年9月11日


2020年の五輪開催地をIOC総会は東京に決めた。
これを受けて、日本国内では能天気な浮かれ騒ぎが続いている。
しかし、今回の東京招致は砂上の楼閣になる確率が高い。

小学生の時、1964年の第一回東京五輪を見ていた神州の泉は、当時の日本全体の熱狂をよく覚えている。
戦後復興と高度経済成長の目途がついた日本は、みんなが未来に希望を持ち、東京オリンピックを心から楽しんだ。
これは当時を覚えている人には説明の必要はない。

最近の日本人は国際競技と言えば、サッカーや野球の世界大会に熱狂する。
国際競技で日の丸が上がれば、よっぽどいびつに左がかった人でなければ誰もが素直に嬉しい。
五輪が日本で開催されることは確かに僥倖と言えるだろう。

だが、これは敗戦後の日本が必死で経済復興めがけて頑張っていた当時と事情が全く異なる。
これを自覚している日本人は、寒々しい思いでこの五輪招致を眺めている。

1960年代の日本は経済復興に猪突猛進していたが、宗主国アメリカによる対共産勢力防衛の中に日本が置かれていたことは大きい。
分かりやすく言えば、アメリカが日本に対して、まだ“牙”を剥いていない状態で“温室栽培”状態にあったからだ。

それは共産圏勢力に対する西側の防波堤国家として役立っていたからである。
これを国際金融資本の対日長期計画に視点を取れば、日本の経済成長は、宗主国が温室畜舎(アニマル・ファーム)の育成状態を手厚く保護していたからだ。

日本人は軍事の憂いなく、イケイケどんどんで経済力のアップに傾注していた。
日本は、やがて肥えた養豚が屠殺(とさつ)、屠畜(とちく)されて、アメリカの食肉に供される運命に置かれていた。
この未来を全く自覚せずに、日本人は日々の労働に勤しんで生産性を上げてきた。
これを別の言い方では“日本プランテーション国家”である。
これは古代ローマとカルタゴの関係よりもたちが悪い。

戦後長く続いた、GATTを主軸としたブレトン・ウッズ体制は曲がりなりにも資本主義諸国の多様性、自律性を担保していた。
ところが、冷戦終焉を境にその枠組みが終わり、国際金融資本に都合のよい“国際擬制”が敷かれてから、この世界はグローバル化という魔手に席巻され、国際的に健全な状況は崩壊している。

日本において、その悪魔の潮流は橋本政権の金融ビッグバンに始まり、小泉政権で先鋭化した。
小泉政権以降の日本は、1964年ごろとは国際事情が全く異なるのである。

卑俗的に言えば、アニマルファームの養豚が屠殺(とさつ)場に運ばれる時期になっているのである。

外国に「ドナドナ」という有名な民謡があるが、これは市場(いちば)に売られていく子牛の哀れな運命を哀切な調子で歌ったものだ。
ん?狩猟民族、肉食民族がそういう歌を作るのか!?という素朴な疑念はさておいて、この競り落とされた後の子牛の行き先は屠殺(とさつ)場である。

1990年代に入ってからプランテーション国家・日本は国際金融資本にとって収穫期を迎えている。
日本はこれからの季節、黄金色の稲穂が首を垂れ、収穫の秋を向かえるが、国際金融資本は黄金色に実った日本を刈り取る段階になっている。

これがTPP(環太平洋戦略的経済連携協定)なのである。

国際金融資本が日本のあらゆる「非関税障壁」、金融、投資、衛生、政府調達、知的財産権etc等、あらゆる国内制度をグローバル化の枠組みに合わせるために無効化を狙い、そのために“グローバル条約”という鉄の掟を敷設する。

これがTPPという強制収奪の罠である。

世界的な経済学者のジョセフ・ステグリッツは、これを学者らしい品の良さで「アメリカの利益集団による管理貿易協定」と言っているようだ。

以上の流れと、近未来の過酷な現実を予測できない日本人が、2020年の東京オリンピックをぬか喜びしているのである。

魂を失った有識者、例えば大和証券の木野内栄治氏などは、東京オリンピック当時の過去5年間の日経平均が最大で2.3倍まで高騰したことから類推し、今後7年間で合計150兆円の経済効果が期待できるなどと、大ボラを吹いている。

素人目でも、そんなことはあり得んというのが正直な見解だ。
安倍首相が退陣し、死に物狂いでTPPを阻止する首相が登場しない限り、日本の未来はない。

日本の現実を自覚できない能天気な日本人だけが、東京オリンピックに快哉を上げているが、このままでは2020年に、三波春夫さんの後釜が「東京五輪音頭」を高らかに歌うことは絶対にない。

TPPが解禁された後、7年後の日本東京シティは、米国ミシガン州デトロイト・シティの二の舞になる。

これは決して近未来モノのSFではなく、極めて現実的で具体性のある近未来予測だ。
TPPの日本破壊エネルギーを自覚せずに、オリンピックに狂喜している日本人は、頭がお祭り状態であり、「ええじゃないか」を踊り狂いながら、東尋坊の断崖絶壁にまっすぐに進んでいるレミングの群れなのである。

冷静に考えれば、国際オリンピック委員会(IOC)が、国際金融マフィアの意を受けて東京招致に動いたことは明らかである。

安倍首相はその対価としてTPPの絶対参加を確約したということである。
滅びのTPP参加を前提条件として決まった東京オリンピックは、廃都と化した東京で開かれるのか!?

そのとき、三波春夫さんの後釜は、余韻嫋々(よいんじょうじょう)と「荒城の月」を歌うことになるだろう。
冒頭の写真は、荒廃し打ち捨てられた現在のデトロイト中心街だが、これは昭和20年の大空襲で延焼し、壊滅した首都東京の光景と重なる。



http://www.asyura2.com/13/senkyo153/msg/662.html

   

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