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2014年7月09日00時00分 〜
記事 [政治・選挙・NHK168] 山本太郎議員、フェイスブックの操作や閲覧が出来ない状況になっていることが判明!問い合わせるも返事はなし!
山本太郎議員、フェイスブックの操作や閲覧が出来ない状況になっていることが判明!問い合わせるも返事はなし!
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-3075.html
2014/07/08 Tue. 22:00:38 真実を探すブログ



参議院の山本太郎議員のフェイスブックが、7月1日から閲覧などが出来ない状況になっていることが判明しました。現在は事実確認を運営会社に行っており、運営会社からの返信待ち状態になっているようです。私は今のところ無いですが、フェイスブックでは運営側による恣意的な操作や理不尽なアカウント停止等が実際に行われているようで、過去には報道されたこともあります。


また、他のユーザーからの通報が多数あれば、アカウント停止等の対応をすることがあるため、現時点ではフェイスブックアカウントの停止原因は分かりません。フェイスブックのアカウントが停止する主な理由は以下の3つとなっています。


@他のユーザーから通報を受けた
AFacebookがユーザーが不適切な行動をしたとみなした
Bアカウントが不正利用されていると判断した


山本太郎議員は影響力が強いので、それを嫌ったユーザー達が集中的に通報した可能性もゼロではありません。そもそも、集団的自衛権が閣議決定された日に、山本太郎議員のフェイスブックが停止したというのが気になるところです。集団的自衛権の問題を大きくしないように、山本太郎議員のフェイスブックをこの日に止めた勢力が居るのではないでしょうか?理由が何にせよ、はやく山本太郎議員のフェイスブックが復旧してほしいところです。




☆【ぽぽんぷぐにゃんコラム】山本太郎議員のfacebook削除・凍結問題。なぜ大きな問題にならないの?
URL http://blog.goo.ne.jp/sithux7/e/89b0c54f4de0a500ace72f6387686fc5
引用:
山本太郎議員のfacebookが削除・凍結されて数日が経ちましたが、まだ復活してない模様。


山本太郎氏のアカウントが削除・凍結された事を知らない人もまだまだいるんじゃないでしょうか。


山本太郎事務所側の説明によると、facebook側に削除・凍結されたとかで、事務所が削除したのではないようです。


この問題、日本の国会議員のアカウントが削除されたという意味でも大きな問題だと思うんですが、なぜか話題になってないのがおかしいなと思いますね。


削除された日というのが、ちょうど集団的自衛権の閣議決定前日で、官邸前で多くの人が抗議していた時でもあり、そこに山本議員も来てたんですよね。


そして、誰かが警察に不当逮捕されたか(この辺は曖昧でよくわかりませんが)で、山本議員が抗議していて、それがツイッターでも話題になってた時。


そのタイミングでの削除・凍結というのは何かあったのかと勘繰りたくもなりますが・・・。


ただでさえ、「天皇直訴事件」以来、嫌がらせがさらに増えてる山本太郎議員ですから、facebook上でも様々な嫌がらせがあったのは想像できます。


もしくは何らかの規約違反、不正行為でもあったのか・・・。


とにかく、何があったにせよ、facebook側になんらかの説明が必要なんじゃないでしょうか。


国会議員のアカウントが削除・凍結されたのにも関わらず、あまり大きな話題になってないのも非常に疑問。
:引用終了


☆Facebookに急にログインできなくなったときはこうする - もっと安心・便利に使うためのFacebookの小技
URL http://news.mynavi.jp/articles/2013/08/24/facebook_howto/
引用:
パスワードを間違ってロックがかけられたわけでもないのに、ログインできない場合、まずはFacebookの運営に連絡を取って、Facebookヘルプセンターの「自分のアカウントが無効にされた」のフォームに、メールアドレスと名前、生年月日、追加情報を入力して、送信ボタンを押しましょう。Facebookから回答とアカウント停止を解除するためにすべきことが連絡されます。例えば、偽名だと通報を受けていた場合だったら、公的証明書の写しを送信するなどで解除できるのです。


Facebookの場合、自動検出プログラムで偽名アカウントやなりすましを見つけて措置を行うので、時々、まったく普通のユーザーがアカウント停止処分されてしまうようです。「ネットに本名と顔出しはしたくない」とたまに、ハンドル名と顔が出ていないプロフィール写真の方がいますが、リスクが高いかと思われます。
:引用終了



http://www.asyura2.com/14/senkyo168/msg/290.html

記事 [政治・選挙・NHK168] 「安倍さんの発言には「私が」とか「私の」とかが多いのがとても気になる。国を私物化していないか」 川口創弁護士
「安倍さんの発言には「私が」とか「私の」とかが多いのがとても気になる。国を私物化していないか」
http://sun.ap.teacup.com/souun/14659.html
2014/7/9 晴耕雨読


川口創弁護士のツイートより。https://twitter.com/kahajime

安保担当大臣設置。

1年前の秘密保護法と同じ。

国会期間は短く、自分は矢面に立たず、多数の法律を一気に通す。

国会閉会後、安倍首相は「説明が不十分だったが、今後も国民の理解を求めるよう努力する」と記者会見するだろう。

なお、ここでも記者からの質問時間はほとんどとらないはず。

「憲法上集団的自衛権は認められない」とずっと言ってきたのに、これを180度変える内閣が、「徴兵制は憲法上認められない、信用してくれ」と言っている。

憲法を都合良く「解釈変更」する内閣が「こっちはほんとに大丈夫です」って言っても、信用できないでしょう、普通。

この先1年は、安全保障関連の法改正で、「論理破綻した支離滅裂な答弁」と「拙速な審理」が繰り返され、力尽くの「法案可決」が繰り返されていくだろう。

議会の議事録が、違憲訴訟の重要な証拠になるということは、意外に知られていないようだ。

> そんな事、話しちゃって良いんですか。

どんなに頑張っても、「論理破綻した支離滅裂な答弁」しかできないでしょうから、話してしまって良いんです。

万が一、拙速な審理でなく、時間をかけるなら、むしろ大歓迎です。

いろんな意味で。

阪田元内閣法制局長官だけでなく、「ミスター内閣法制局」の大森政輔元内閣法制局長官までもが「国民安保法制懇」に結集し、閣議決定の内容を「誤魔化し」と痛烈に批判されていることは大きい。

霞ヶ関官僚の中では大森政輔元内閣法制局長官編集の「立法学講義」で立法学の基礎を学んだ官僚は多い。

この内閣が、これから「憲法」を語っても、何一つ信用できない。

> 「永遠の0」に感激した人が、家族を守るために銃をとるのは当然、という。しかし少子高齢化が進み、老い先短い老いぼれのために、未来ある希少な若者を犠牲にするのはおかしくないか。むしろ親ならば、「老いた家族が生き残って何になろう、若いお前が生き残れ」と言うのではないか。

僕の世代は、第二次ベビーブーマーとして、将来かなりご迷惑をおかけすることは間違いない。

自分が60超えたら、選挙権は剥奪で良い。

若い人達の、若い人達による、若い人達のために政治を。

安倍さんの発言には「私が」とか「私の」とかが多いのがとても気になる。

国を私物化していないか。

> 東京新聞がとりあげていたが、安倍首相ほんとーに調子こいてるみたい。外遊しすぎで予算足りなくなり1億5千万を補填だって。その外遊では原発輸出や何百億・何千億という円借款の約束をしている。どうも彼は税金を自分の財産だと勘違いしているよう

@

大学院のリサーチペーパーでは「大型公共事業の地域経済への影響」をテーマとしました。

大型公共事業によって、結局東京への富が集中し、地域経済の自立性が奪われ、地域が疲弊していく構図を分析しました。

今、その構図がますます拡大していると思えてなりません。

若者に犠牲を押しつける政治。

昭和11年の「日本評論」尾崎行雄「明治・大正の人物」より。

「政治は言論を武器とする立憲政治でなければならない」安倍さんは、その内容ややり方はともかく、ものすごい執念を持って政治に臨んでいる。

安倍さんを脅かすほどの執念と信念を持った政治家がいないのが、今、一番つらいところ。



http://www.asyura2.com/14/senkyo168/msg/291.html

記事 [政治・選挙・NHK168] 「民意にも反し、公明も反対するような法整備をしまっせ、と言ってるのと同じことだなあ:松井計氏」
「民意にも反し、公明も反対するような法整備をしまっせ、と言ってるのと同じことだなあ:松井計氏」
http://sun.ap.teacup.com/souun/14658.html
2014/7/9 晴耕雨読


https://twitter.com/matsuikei

ふーん、これじゃあ、民意にも反し、公明も反対するような法整備をしまっせ、と言ってるのと同じことだなあ。

公明の選挙協力が得にくくなるてんだから、そういうことだよね。

⇒安保法案、提出は来年に 地方選への影響懸念し先送り -朝日新聞デジタル http://t.asahi.com/f7v7

> 元自衛官 震災のとき10万人体制で救助にあたったが、あのときほど専守防衛で良かったと思ったことはない。 05年、米国本土を巨大ハリケーンが襲った。 アフガンやイラクが泥沼状態で、州兵も出払った後の米国は多くの命を救えなかった。 自衛官も震災時、専守防衛で日本にいたからこそ役に立てたのだ。

最近の右派の人達はどうやら陛下を軽んじてるのだと分かって、一時は魂消たもんだけど、今度はまた、右派の人は自衛隊まで軽んじてるんだと気づかされて、ちょっと吃驚。

伝統的な右翼とは、ありようが全く違いますなあ。

> 志位和夫 集団的自衛権行使容認で自衛官が激減すれば、徴兵制になりかねない。政府は徴兵制は憲法18条で禁止された「奴隷的苦役」としているが、自民幹事長は「徴兵制が奴隷的苦役との議論には賛成しかねる」と明言している。9条さえ勝手な解釈変更をする勢力が、18条の解釈変更をしないと誰が保障するか?

> 小田嶋隆 勘違いしている人がいるので説明しておく。オレが「号泣議員はいいかげんに放置してさしあげろ」と言っているのは、「虚偽請求を野放しにしろ」という意味ではなくて、あくまでも「こんなに時間を割くべきニュースなのか?」「ほかにもっと報じるべき話題があるはずだぞ」ということだよ。

私もそう思わないでもないけど、あれはあれで、国民に、最近、変な議員さんが多いなあ、これは、心して投票しないとなあ、とんでもないことになるぞ、と考えさせる効果はあるんじゃないかとも思いますね。

政治家劣化のアイコンだからね。

野中、加藤、古賀という、自民党幹事長まで務めた同党の重鎮をホメたら、他ならぬ自民党支持者から、在日の反日のと罵られるこの不思議。

なんか、異次元の世界に迷い混んじゃったような感覚だなあ。

金田、大杉、若松、松岡、安田、大矢をホメたら、ほかならぬスワローズファンから、巨人ファンは帰れ!と罵られたようなもんなんだろうな。

ゲンダイ、なかなかやるなあ。

⇒日刊ゲンダイ|慌てて修正…防衛省HPで謳っていた「集団的自衛権は違憲」 http://t.co/bDejqAc1HI

「誰でも自分なりの意見を持つ権利がある。 だが自分なりの事実があってはならない」ダニエル・パトリック・モイニハン(元米国上院議員・社会学者)


http://www.asyura2.com/14/senkyo168/msg/292.html

記事 [政治・選挙・NHK168] 集団自衛権行使容認の閣議決定に対して違憲訴訟を目指す山中光茂・三重県松阪市長 「一内閣の総理大臣ごときが」と指摘(松阪市
集団自衛権行使容認の閣議決定に対して違憲訴訟を目指す山中光茂・三重県松阪市長 「一内閣の総理大臣ごときが」と指摘(松阪市)
http://financegreenwatch.org/jp/?p=45171
7月 8th, 2014 Finance GreenWatch



おはようございます。


5月の定例記者会見を始めさせていただきます。


(略)


今の政府の集団的自衛権、武力行使という部分にについて一言だけ、松阪市長の立場、個人的な立場両面から述べさせていただきます。


今、国の総理大臣初め、内閣または閣議などで政府の方針として、集団的自衛権を認める方向に動きつつあると考えていますが、私は集団的自衛権の行使または9条の改正には反対の立場です。


憲法の解釈、特に平和主義という日本の大きな原則に基づいて、半世紀以上この日本の平和が守られてきました。地方自治体としても当たり前の市民の平和、または安心安全を守っていくという原点だと考えています。


憲法解釈が、たかが総理大臣の権限において(なされるものではない)、憲法というのは総理大臣とか内閣のトップだけが考えるものではなく国民意識が重要であり、解釈の最終決定機関は最高裁です。だから、最高裁判所の裁判官に対して国民審査という制度があるわけです。一内閣のトップでしかない総理大臣が解釈に対して物を言って、国の方針を決めていくということが当然あってはなりません。


国の形、国民意識の象徴で、50年間、平和が守られてきた憲法の解釈の根幹である9条の位置付け、または集団的自衛権について、他国に対して合理性を持って戦争ができる体制づくりが行われる解釈、そういう部分においては、非常に慎重に扱ってほしいと思います。


憲法自体は本来、権力を抑制するためにあるわけです。法律や条例とは全く次元が違うもので、憲法自体が権力を抑制しているにもかかわらず、権力機関が憲法に対して抑制的ではないアプローチをしている権力のあり方について非常に危機感、国家としての危機意識を持っています。


私も、公私両面から、しっかりと物を言い、他の自治体や平和活動している方々とさまざまな形で連携させていただきます。憲法構造において、権力のかかわり方についてはしっかりと国民的議論をしていくのは当然です。一内閣の機関である総理大臣ごときが話をすることではないということは重ねて話をする中で、国民的に憲法解釈について議論をする必要があると訴えたいと思います。


http://www.city.matsusaka.mie.jp/www/contents/1403659521095/index.html



http://www.asyura2.com/14/senkyo168/msg/293.html

記事 [政治・選挙・NHK168] 経済板リンク:TPP  米(こめ)の例外措置は実質的に意味がない可能性も
TPP  米(こめ)の例外措置は実質的に意味がない可能性も
http://www.asyura2.com/14/hasan88/msg/913.html
投稿者 taked4700 日時 2014 年 7 月 09 日 00:18:59:

http://www.asyura2.com/14/senkyo168/msg/294.html
記事 [政治・選挙・NHK168] 生活・小沢氏、橋下維新若手と会合 野党再編で意見交換か
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140708-00000562-san-pol
産経新聞 7月8日(火)23時30分配信


 生活の党の小沢一郎代表は8日夜、都内の料理店で、日本維新の会分党後に橋下徹大阪市長と行動を共にする国会議員団の若手数人と懇談した。橋下氏側が意欲を示す野党再編について意見交換したとみられる。

 橋下グループ内には「政界の壊し屋」と称される小沢氏との連携に警戒感もあるが、出席者の1人は「政界再編のカギとなる民主党の内情に詳しい小沢氏の話を聞くことは有意義だ」と語った。



http://www.asyura2.com/14/senkyo168/msg/295.html

記事 [政治・選挙・NHK168] 日本に迫る脅威、それは外からの軍事的圧力か、それとも内なる民主主義の破壊か? エコノミスト(星の金貨プロジェクト)
【 日本に迫る脅威、それは外からの軍事的圧力か、それとも内なる民主主義の破壊か?】
http://kobajun.chips.jp/?p=19015
2014年7月9日 星の金貨プロジェクト


戦後を支えてきた平和主義、それとは明らかに違う方向に日本を動かす安倍首相


公における議論がほとんど行われることなく、憲法第9条の解釈は変更された


自衛隊は世界でも有数の戦闘能力と規模を誇る強力な軍隊、安倍首相はそれでも『時代遅れ』


エコノミスト 7月5日



安倍首相は長年日本が禁じてきた集団的自衛権の行使を可能にする決定を引き出すため、消耗戦を強いられることになりました。
連立を組むパートナーの公明党は集団的自衛権の行使容認には強く反対し続けましたが、最終的にはこれを押し切り、了解を取りつけることに成功したのです。


そして7月1日、安倍内閣は集団的自衛権の行使を容認する閣議決定を行い、戦後日本の防衛政策は一大転換をすることになりました。


公布されて67年を経た憲法第9条は、日本が国家としての交戦権を永遠に放棄すると規定しています。


しかし安倍首相による解釈変更は、一定の条件が整った場合、日本の自衛隊は集団的自衛権の行使が初めて可能になったことを意味します。
その実現のため必要な法案が成立すれば、アメリカ軍やオーストラリア軍など同盟軍の危機に陥った際には日本はいつでも自衛隊を派遣できるようになります、ただし『日本に直接の脅威が発生している場合に限り』。


7月に入り安倍首相は、遠く離れた場所でのアメリカ軍が主体となった軍事作戦に、自衛隊が派遣されることは無いと確約しました。


安倍首相自身は憲法第9条そのものを書き換えとしまう事を望んでいましたが、その選択肢は早い段階で断念せざるを得ませんでした。



憲法の条文を書き換えるためには衆参両院議会で3分の2の賛成を必要としますが、自民党はそれだけの議席数は持っていません。
さらには国民投票において半数以上の賛成票も必要ですが、国民の大多数は日本の平和主義について守り続けるべきものと考えています。


しかしこうした国民の意思とは裏腹に、集団的自衛権の行使容認にともなう体制の変更は広範囲に及ぶことになるでしょう。


北朝鮮の核開発疑惑とミサイル発射能力の向上、中国の軍事的台頭、そして尖閣諸島を巡る中国との領土問題、これらの脅威に対し日本の防衛能力は時代遅れである、安倍首相はそうした主張を繰り返しています。
こうした『脅威』に対抗する際の最大の支えとなるべきアメリカは、今回の憲法第9条の解釈の変更についてねぎらい、歓迎の意を表しました。
日米両国はこの17年間で初めて、その共同の防衛ガイドラインの手直しに着手するための準備を進めています。


しかし今回の解釈の変更はアメリカ側が望んでいたほど大きなものでは無かった、こう語るのは元アメリカ国防総省の職員であるジェームズ・ショフ氏です。
しかし解釈の変更は日本の自衛隊とアメリカ軍との間の作戦の立案、訓練、作戦の実施の面置ける連携を、さらに強力なものにするはずです。


創立以来自衛隊が実戦に参加したことはありませんが、自衛隊が世界でも有数の戦闘能力と規模を誇る強力な軍隊であることは疑いがありません。



今回の解釈変更により、アメリカの領土に向かう北朝鮮のミサイル撃墜、そして日本近海で攻撃を受けているアメリカ軍艦船への救援が、今やはっきりと可能になりました。
そして日本に脅威が生じるとの判断が下されれば、アメリカ軍に対し弾薬の提供を含む後方支援を行う事も出来ます。


これとは別に、自衛隊は国連の平和維持活動において武器の使用が可能になりました。
イラクでの国連平和維持活動を行った際、オーストラリア軍に護衛してもらわなければならなかった状況は自衛隊にとっては屈辱的記憶であり、その無念さは記憶に新しいものです。
国連平和維持活動において公明党が得た主要な譲歩は、自衛隊は実際の戦闘には兵員を送り込まないというものでした。


尖閣諸島における領土紛争においても、日本側の防衛体制が変わります。
中国側が上陸を強行した場合には、自衛隊の武力行使による掃討作戦へ道を開きました。


それよりも現実性の高いいわゆる『グレーゾーン』への自衛隊の派遣と実戦配備については、まだ方針は明らかではありません。



安倍内閣による今回の憲法第9条の解釈の変更に、抗議の声を挙げたのは中国だけではありませんでした。
様々な制約があるとはいえ、安倍内閣の閣議決定は多くの日本人にとって許せるものではありません。
この数か月、集団的自衛権の行使容認に反対する世論はより深く、そしてより大きくなり続けました。


今回の安倍内閣の一連の動きに対し、多くの日本の国民が軍国主義日本復活の可能性を危惧しています。


反対の立場をとる人々は、公における議論がほとんど行われることなく解釈が変更された点について、最も憤りを感じています。
内閣の閣議決定の2日前には、ひとりの男性が東京都内の新宿駅の前で抗議の焼身自殺を図りました。辛うじて命は取り留めたものの、重態に陥ったままです。


7月1日には一万人を超える人々が、戦争反対を叫びながら首相官邸前で抗議行動を行いました。
そして公明党も平和を大切にする支持層からの突き上げに直面しています。


内閣の閣議決定を政府の政策として実行するためには、10以上の法案を議会を通過させなければなりません。
その作業を終えるまでに数年がかかる可能性もあります。



安倍首相とその周辺は集団的自衛権について、すべての制約を取り払った完全な行使容認に日本を進ませることが出来ると楽観的に考えています。


しかし彼らが当たり前の判断だと考えた第一歩ですら、すでに予想以上の反発を招いているのです。


http://www.economist.com/news/asia/21606334-prime-minister-moves-japan-step-away-its-post-war-pacifism-clear-and-present-dangers?zid=306&ah=1b164dbd43b0cb27ba0d4c3b12a5e227



http://www.asyura2.com/14/senkyo168/msg/296.html

記事 [政治・選挙・NHK168] NNAAの出番です!中国が日本に原発ゼロを強要しながら原発建設計画270基超 こんな二枚舌が許されるのか?
「日本の原発は核兵器開発の意図がある」「周辺国のために原発ゼロ」と日本に原発ゼロを強制しながら、自分は原発建設計画270基超。

ロシアと並んで高速増殖炉開発も推進する中国。

こんな二枚舌が許されるのか?

アジアの反核運動をリードするNNAA(崔勝久代表)はアジアの民衆を団結し、中国に抗議する時ではなかろうか?


★原発建設計画270基超
日本を凌駕する中国の原子力計画
http://wedge.ismedia.jp/articles/-/3966

 「日本在技术方面可能做得比较好、但是在运行管理方面还不够严格(日本は技術はよいかもしれないけど、運転管理の厳格さが足りないね)」

 中国で原子力エンジニアを取材していた際に、彼らの口から発せられた“上から目線”の発言である。


中国で計画されている原子力発電所
拡大画像表示
 いま、中国の原子力業界が隆盛を誇っている。運転中の原発19基に加え、建設中は29基、計画中はなんと225基にも及び、すべて足すと273基、2億8138万kWという驚異的な規模になる。日本は現在すべての原発が停止しているが、48基4426万kWが検査・停止中であり、先の見通しも立っていないことから、既に中国に数の上で抜かれているともいえる。

 2050年までに4億kW分の原発を建設するという調査もあり、1基100万kWとして400基分、現在、世界で運転中の原発すべてを足しても3億8800万kW程度であることを鑑みると、中国がいかに原子力に注力しているかが分かる。

 現在世界で商用炉として稼働しているのは軽水炉であるが、中国は軽水炉に限らず、高速炉、高温ガス炉、トリウム溶融塩炉、進行波炉、原子力船に軍事的な開発まで、原子力に対してあらゆる研究開発を行っている。国家が「将来の発展分野」と位置付け、強力に支援しているのだ。

 「実際にものづくりをしているところの技術力がもっとも高くなることを考えると、中国はこれから伸びていくでしょう」元東芝の原子力エンジニアである東京大学の諸葛宗男非常勤講師はそう話す。

これだけ将来にわたって仕事があれば、働きたいと思う人が集まってくるのは自然な流れである。中国では数年前まで片手で数える程であった大学の原子力学科数が、いまや50程の大学で設けられているという。清華大学などの上位校でも、原子力学科は人気で、原子力業界には優秀な若者が続々と入ってくる。「名を出すのは絶対にNG」ということであったが、ある大学の教授は「原子力学科の人気は高い。学生だけでなく一般人向けの講座も盛況だ」と教えてくれた。

 「原子力発電関連の国有企業では、基本給以上に手当がつき、なかには結婚、出産、子どもの教育費用なども支給されるところがあります。こうした労働条件は、中国でも指折りであるため、学生から非常に人気があります」(原子力事情に精通する中国人)。


★外交部、日本政府は原発の発展に関して周辺国を安心させるべき
http://j.people.com.cn/94474/8563373.html


中国外交部(外務省)の秦剛報道官は11日、「中国は日本政府が各方面の呼び声に耳を傾け、福島第1原発事故の原因および解決措置について民衆にはっきりと説明し、原発の発展に関して民衆の信頼を得て、周辺国を安心させることを望む」と表明した。

 東日本大震災から11日で3周年を迎えた。報道によると日本では9日に首相官邸前で3万人の大規模な反原発デモが行われたほか、175以上の都市で同様のデモが予定されている。デモ参加者は日本政府に対して、福島第1原発事故の教訓を銘記し、原発ゼロの約束を果たすよう強く要求した・・・・
 
 

★原発再稼働、日本の意図は何か?
http://j.people.com.cn/94476/206575/8573439.html

原発輸出も単なる技術輸出によって経済的見返りを得るためだけではなく、その背後にある政治論理こそが重点のようだ。例えば2013年に安倍首相がインドに熱心に原発を売り込んだ際、日本の一部メディアは安全保障上の意義と中国牽制という戦略的意図によるものと指摘した。

 2012年6月に日本政府が「原子力基本法」を改正した際、あるドイツの専門家は日本の原発の背後には「国家安全保障チェーン」が深く隠されており、原子力は「国の安全保障に資する」必要があるとの同法の文言に日本のこうした怪しい点が表れているとした。沖縄タイムスも当時、核兵器開発の意図を含む重大な表現の変更だと指摘した。そして日本の指導者はすでに核保有論を口にしている。2011年に石原慎太郎都知事は英紙インディペンデントのインタビューで、日増しに高まる中国の脅威に対処するため、日本は核兵器を製造すべきだと述べた。まさか原発再稼働は核兵器と関係があるのではあるまい、と人々は思わず憶測してしまう・・・・
 
 
★中国、高速増殖実験炉が検査をクリア 第四世代原発開発で世界先進水準へ(新華社)
http://www.xinhua.jp/socioeconomy/economy/318698/

【中証網】31日、中国・国家「863」計画の主要プロジェクトとなる高速増殖実験炉が、中国科学技術部の検査に通過した。

同実験炉の竣工は、中国の原子力発展における「加圧水型原子炉―高速増殖炉―核融合炉」の3ステップ戦略の第2ステップが大きく前進し、中国が第四世代原子力発電技術の開発分野で世界先進水準に仲間入りしたことを意味する。中国は高速増殖炉技術を掌握した世界でも数少ない国の一つとなった。
 
 

■NNAA設立に至る経過報告report
 http://ermite.just-size.net/nnaa/NNAA.html

事務局長 崔 勝久

1.「原発体制を問うキリスト者ネットワーク」(CNFE)の代表として崔勝久が、2011年10月にモンゴル、韓国を訪問し、11・11・11(2011年11月11日)に3ヶ国でNukes Free Asiaの共同記者会見を決定。当日、ネット中継による記者会見を実施する。

2.2012年1月、脱原発横浜世界会議に出席して、モンゴル、韓国からの参加者とシンポジュームを実施する。

3.2012年6月、「下北半島地域スタディ・ツアー」を実施。最終日は函館で集会・デモをする。日本国内だけでなく、韓国、スイスからも参加する。

4.2012年7月、第2回目のモンゴル、韓国訪問。現地にて7・16の日本の動きに呼応し、原発輸出とモンゴルへの核廃棄物を持ちこむ画策に反対するデモを日本大使館前で行う。
  モンゴル側から、No Nukes Asia Actions (NNAA) 立ち上げの提起があり、具体的に11・11の共同記者会見とアクションプランの発表をすることが提案された。

5.9月現在、モンゴル、韓国、台湾、アメリカ(西海岸)と日本の参加が表明されている。
 
 
■崔 勝久 (che_kawasaki) on Twitter
https://twitter.com/che_kawasaki‎
The latest from 崔 勝久 (@che_kawasaki). 川崎在住の「在日」2世。25歳で「日立闘争」に出会う。川崎教会・青丘社を中心に地域活動を始める。災害問題に取り組み「地域の変革」をめざす。No Nukes Asia Actions Japan(NNAA-J) 事務局長


http://www.asyura2.com/14/senkyo168/msg/297.html

記事 [政治・選挙・NHK168] 市民団体が“号泣県議”の告発検討 刑事事件に発展も[スポニチ・スポーツ報知]
市民団体が“号泣県議”の告発検討 刑事事件に発展も
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2014/07/09/kiji/K20140709008526940.html

 兵庫県の野々村竜太郎県議(47)が政務活動費で不自然な出張を繰り返していた問題で、市民オンブズマン兵庫(森池豊武代表)が詐欺容疑などでの刑事告発や住民監査請求を検討していることが8日、分かった。識者は「詐欺の要件は十分に満たしている」と指摘しており、今後、刑事事件に発展する可能性もある。

 市民オンブズマン兵庫によると、過去3年分の政務活動費について県に情報公開請求中。公開され次第、精査し方針を決める。

 同県西宮市などの市民オンブズマンとの連携も視野に入れており、森池代表は「返済して辞職で幕引きされるのは許されない。現行の政務活動費制度の改善を促したい」と話している。

 元東京地検公安部長の若狭勝弁護士は、「架空の出張などをして政務活動費を受け取っていたのであれば、本来の政務活動費の目的から外れて、私的に公金を流用していたことになる。県をだまして金品を詐取したことになり、詐欺の要件は十分に満たしている」と指摘。県警の捜査幹部は「告発があれば、適切に対処する」と話している。

 告発を受けた捜査機関は、野々村県議からの事情聴取のほか、いつどこで預金が下ろされたかなど金の動きも捜査することになる。若狭弁護士は、「全額弁済した場合は、起訴されるか五分五分だが、同じ事案について警鐘を鳴らす意味でも起訴する可能性は十分ある」という。

 一方、県議会事務局は同日、野々村県議が、所属する総務委員会による14、15日の調査と、18日の委員会を欠席すると発表した。理由は不明。

 事務局によると、5日に野々村県議から事務局にメールで「ご迷惑をお掛けしています。調査と総務委員会を欠席します」と連絡があった。

 欠席には委員長宛ての届け出が必要で、7日に担当者がメールで提出を求めたが、返事がないという。

 野々村県議は1日の記者会見以降、取材には一切応じていないが、8日夕までに県や県議会事務局に寄せられた苦情の電話やメールの件数は3679件に上っている。

[スポニチ 2014/07/09]

 ◇

号泣県議、刑事告発も!市民オンブズマン兵庫「返済、辞職で幕引きは許されない」
http://www.hochi.co.jp/topics/20140708-OHT1T50237.html

 兵庫県の野々村竜太郎県議(47)が政務活動費で不自然な出張を繰り返していた問題で、市民オンブズマン兵庫(森池豊武代表)が詐欺容疑などでの刑事告発や住民監査請求を検討していることが8日、分かった。今後、刑事事件に発展する可能性もある。

 市民オンブズマン兵庫によると、野々村議員の、過去3年分の政務活動費について県に情報公開請求中。公開され次第、精査し方針を決める。同県西宮市などの市民オンブズマンとの連携も視野に入れている。

 仮に架空の出張で政務活動費を受け取っていれば、詐欺罪にあたる可能性がある。県警の捜査幹部は「告発があれば、適切に対処する」と話す。

 森池代表は「返済して辞職で幕引きされるのは許されない。現行の政務活動費制度の改善を促したい」と話している。

 野々村議員を巡る動きは、収まりを見せない。この日、野々村議員が代表を務める政治団体「西宮希望の女神」(現・地域政党最後の希望)が、2012年に事務所費など約300万円を支出したとしながら、領収書を1枚も添付していなかったことも、政治資金収支報告書の記載で分かった。

 政治資金規正法では5万円未満の支出には領収書を付ける必要がなく、支出回数も報告する義務はない。県選挙管理委員会によると、野々村議員は全て5万円未満の支出と説明したという。

 収支報告書によると、12年は備品・消耗品費で50万円、事務所費で100万円を支出。政治活動費として149万5000円を計上した。領収書の添付はなく、水道光熱費、家賃などの内訳や月額なども書かれておらず、いずれの項目も1000円未満の端数がなかった。

 事務所は西宮市の野々村議員の自宅で、会計責任者も本人が兼務。選挙管理委員会には事務所として届けていたが、管理する都市再生機構(UR)とは居住用として契約していた。UR西日本支社の担当者は「目的外使用の可能性がある」として、今後は事実確認を行い、契約違反に該当すれば是正を求める方針という。

来週調査欠席 また、県議会事務局は、野々村議員が、所属する総務委員会による14、15日の調査と、18日の委員会を欠席すると発表した。理由は不明。事務局によると、5日に野々村議員から事務局にメールで「ご迷惑をお掛けしています。調査と総務委員会を欠席します」と連絡があった。欠席には委員長宛ての届け出が必要で、7日に担当者がメールで提出を求めたが、返事がないという。

[スポーツ報知 2014/07/09]

http://www.asyura2.com/14/senkyo168/msg/298.html

記事 [政治・選挙・NHK168] 集団的自衛権容認 手枷足枷ハメられ、金と命をみつぐ君(世相を斬る あいば達也)
http://blog.goo.ne.jp/aibatatuya/e/c8462e4a75795af98a8482dd697324cd
2014年07月09日

 正直、時間が経てば経つほど、安倍晋三と云う阿呆の火遊びが、わが国を、いっそう隷米の国にしてしまった。安倍は、真意は違うと強弁するだろうが、通じない。「憲法の縛りがあるから出来ない」から、「憲法上出来るけどやらない」と云う外交交渉をしなければならない立場に、日本は追い込まれた。日米間の条約、協定、申し合わせ、公式声明等々では、常に言葉の綾で、その解釈に疑義が生じることは多々あった。しかし、今回の集団的自衛権容認の、日米の解釈の齟齬は看過できるレベルではないだろう。

 現実に、今現在の日本の置かれている日米基軸路線を踏襲する限り、多くの日本人が、日米関係の破壊を望むことは、概ねないだろう。つまり、今後も日米基軸は変わらないと云う精神構造で生きるだろうから、アメリカ様を本気で怒らせることは出来ない。軍事費の削減が、覇権国アメリカのテーゼになっている昨今では、安倍の集団的自衛権容認は、飛んで火にいる夏の虫なのである。安倍晋三が、どれほど、そこまで閣議決定はしていないと言っても、米国は聞く耳を持たず、「お前たちが決めたじゃないか。俺たちは、あそこまで要求した覚えはない」と主張するに相違ない。

 ワシントンポストにも、集団的自衛権容認閣議決定に関し、同様の社説があったが、今回はWSJが「オピニオン」として、以下のような解釈を、当然のように書き込んでいる。つまり、完全に、安倍晋三の墓場への手土産が、日本のいう、愚民だらけの国家の軍隊(自衛隊)をバーゲンに出したということだ。米国産のミサイルや攻撃機やイージス艦を大量に買わせると云う次元を超えてしまった。金だけでなく、命も提供してくれる約束を、安倍自民党政権は選択してくれた。ありがたや、あれがたや、なのである。NATO諸国は、英仏独すべてが、独自の判断で軍事行動を行う原則に変わってきている。以下のWSJのオピニオンには嘘が相当混じっている。英国はシリア介入を拒否した。ウクライナ介入でも、独仏は米国に積極的協力をするつもりはない。いまや、米軍の頼りは、日豪だけなのだ。

 筆者などは、綱渡りのような米中露の3強のど真ん中で、ウロチョロ外交するのも悪くない、と考える人間はごく稀だろう。そんなことは百も承知だ。なにも、自暴自棄なわけでもない。経済の繁栄、成長経済、GDPと云う幸福観念から脱却すれば、何でもない綱渡りだ。壊れるのは、経団連であり、自民党であり、霞が関官僚組織であり、マスメディアであり、腐れ切った司法である。大元では、庶民の生活なんて、それほど大きく変わるものではない。個人レベルで、相対的な有利不利、損得は生まれるが、全体を平準化して観察すれば、大きく生活が変わることはない。おそらく、そのくらい厳しい環境を、実は日本人は経験すべきなのだ。その時、はじめて戦後が終わり、国家像も明確に見えてくる。“可愛い子には旅を“ではないが、自らの意志で苦境に落ち込んで、這い上がるのが本来の国の在り方だ。まあ、自衛隊員の気持ちになれば、身の毛もよだつWSJのオピニオンをとくとお賞味あれ。

≪【オピニオン】日米、軍事協力関係強化の機熟す

 安倍晋三首相は今月1日、集団的自衛権に関する憲法解釈の変更を閣議決定した。これにより、自衛隊は多国間の平和維持活動への参加や、米国などの同盟国が攻撃を受けた際の援助、日本が攻撃された際の米国や韓国とのより本格的な連携が可能になる。

 国会が憲法解釈の変更を承認した場合、日本が今までよりも強く安全になるだけにはとどまらない。日米の戦略的関係が強まるほか、両国にとってプラスになる防衛貿易に関する条約締結にもつながる可能性がある。

  1946年に制定された日本国憲法は、「国権の発動たる」戦争を放棄し、自衛隊以外のいかなる軍隊の創設も禁じた。日本の軍国主義者や実業家らによって第2次世界大戦が引き起こされ、何千万もの命が犠牲になったことを考えれば、この条文は理にかなっていた。しかし安倍首相が今春、欧州で開かれた北大西洋条約機構(NATO)の会合で述べたように、この時代には「もはやどの国も一国のみでは自国の平和と安全を守ることはできない」ことも確かだ。

 首相はまた、東シナ海の尖閣諸島をめぐる中国との緊張関係だけでなく、核武装する北朝鮮の脅威を挙げ、「日本を取り巻く世界情勢は厳しさを増している」と語った。首相の発言内容を証明するかのように、北朝鮮は6月29日にまたもや弾道ミサイルの発射実験を行った。

  自衛隊はすでに恐るべき存在だ。フランス海軍より多くの艦船と、英国空軍より多くの戦闘機を保有し、陸軍の規模はドイツ軍より大きい。世界で最も高性能な兵器システムも備えている。だが、北朝鮮がハワイに向けてミサイルを発射したり、米国海軍や韓国の艦船が日本の沖合で攻撃を受けたりしても、日本は何もできない。 

 憲法解釈の変更によって集団的自衛権の行使が容認されれば、同盟国の支援が可能になる。中国など日本の周辺諸国の一部と同様に、日本国内でもこれは物議を醸すとみなす人がいる。だがヘーゲル米国防長官は「日米同盟をより効果 的にする」と同時に、太平洋における米国の戦略的プレゼンスを高めるとして、閣議決定に歓迎の意を示した。

 日本は後押しするのに値する同盟国だ。何と言っても自由な民主主義が70年近く機能し、世界第3位の経済規模を持つ国だ。

 米国が日本との関係を強め、「今までより積極的な新しい日本はアジアの平和と安定を強化するが、帝国主義・軍国主義的な過去に戻ることはない」とアジア諸国を安心させるためにできることは2つある。

  第1のステップは、78年に策定され、97年に改定された「日米防衛協力のための指針」の見直しだ。両国はすでに年末までに見直しを行うことで合意してい る。自衛隊は何らかの紛争や有事が起きた際に、これまでより多くの軍事的負担を引き受けることができる。防空、ミサイル防衛、テロ対策、復興支援計画、サ イバー戦争で日米間の協力を強化する必要もある。

  2つ目のステップは、日米が軍用品・サービスの貿易に関する条約を結ぶことだ。2007年にジョージ・ブッシュ大統領は英国、オーストラリアと防衛貿易協力条約に調印。米上院は10年にこれらを批准した。米国はカナダとは数十年前から、防衛物資に対する一般的な輸出規制を撤廃する内容の一連の合意を結んで いる。そして対弾道ミサイル防衛については04年に日本と合意しており、日本は米国の機密技術を使って弾道ミサイル迎撃機を建造することが可能になった。

  包括的な防衛貿易条約が締結されれば、米国は余計な輸出許可証や面倒な授権証明書を取得せずに多くの防衛物資を日本と取引できるようになる。国防総省、国務省、商務省間の官僚的なしがらみや縄張り争いが、最も重要な海外での武器販売の足かせとなる事態を回避できる。さらに、日本の防衛関連企業が最新兵器システム用の高性能電子部品などの供給で、英国、オーストラリア、NATO加盟国とより緊密に連携するチャンスが生まれるだろう。

 要するに、このような条約は日本との戦略的な協力関係を強化し、脅威が増す中で米国自身の軍事的有効性を高めるのに役立つ。

  英国のチャーチル元首相は、米英間の関係について「特別な関係(special relationship)」という言葉で表現した。これは、民主主義的・文化的価値観の共有だけでなく、密接な軍事協力、戦略的利益の共有、そして何より武力侵略の阻止と世界の安定維持を土台としていた。

 今回の閣議決定は、米国が自国にとってアジアで最も古い民主主義の同盟国である日本と特別な関係を築く機が熟したことを示している。こうした関係構築が戦略的選択ではなく、必要に迫られるような事態が起きる前に、今、動いた方が良い。 *筆者のアーサー・ハーマン氏はハドソン研究所の上席研究員で、「Freedom's Forge: How American Business Produced Victory in World War Two(自由の構築:米国産業界はいかにして第2次世界大戦で勝利を生み出したか)(ランダムハウス2012年刊行)」の著者。 ≫(WSJ)



http://www.asyura2.com/14/senkyo168/msg/299.html

記事 [政治・選挙・NHK168] 安倍首相 中韓協調を訴えたブレーン提言を拒否〈週刊朝日〉
安倍首相 中韓協調を訴えたブレーン提言を拒否〈週刊朝日〉
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140709-00000002-sasahi-pol
週刊朝日 2014年7月18日号より抜粋


 政府は臨時会議を開き、憲法解釈を変更して集団的自衛権の行使を認める閣議決定を行った。

 歴史的な一日となった7月1日、経済界は「(集団的自衛権の行使は)必要で、解釈でやるのは妥当」(経済同友会の長谷川閑史<やすちか>代表幹事)と、おおむね高評価をした。それもそのはず、「武器輸出三原則」の緩和などを求めた経団連の提言を2月に受け、安倍首相はこれまでタブーだった武器輸出を4月、解禁したのだ。

 そして防衛省は6月19日、「防衛生産・技術基盤戦略」を刷新。防衛関連企業への優遇税制や補助金の投入、海外進出の際の財政投融資など、至れり尽くせりの保護政策が明記された。

 6日からオセアニアを歴訪する首相自らがトップセールスを行い、オーストラリアが興味を示す最新鋭の潜水艦「そうりゅう型」などを売り込み、防衛装備品の共同開発に必要な日豪政府間協定の年内締結を目指すとされる。インドと輸出交渉が続く救難飛行艇「US2」など防衛装備品輸出は、安倍政権の成長戦略の柱となりつつあるのだ。

 こうした安倍政権のタカ派路線に警鐘を鳴らす経済ブレーンらもいたが、その諫言を官邸が無視する“一幕”もあった。

 経済学者や元国会議員ら18人で作る団体「平和と安全を考えるエコノミストの会」(EPS)が5月22日、「東アジアの安定と繁栄のために─日中韓の共存共栄をめざして」と題する提言を発表した。

 署名者の一人として名を連ねていたのは、安倍首相の経済ブレーンとして有名な米エール大名誉教授の浜田宏一・内閣官房参与。EPSのメンバーで、かつて理事長も務めた中心人物だ。

 今回の提言は、安倍政権と中国、韓国との関係悪化を懸念した内容で「尖閣諸島をめぐる問題の事実上、棚上げ」や、「村山談話、河野談話の踏襲」「首相や主要閣僚による靖国参拝を控える」などの意見が盛り込まれた。しかし、メンバーが首相官邸に提言の受け渡しを申し入れたところ、けんもほろろに断られたというのだ。

「集団的自衛権の行使容認の危うさについても会で話題に上ったが、提言は経済に直結する外交政策に絞りました。安倍首相は多忙で、菅義偉官房長官に渡すことになりました。事前に内容を知りたいというので伝えると、『安倍内閣の政策とまったく違うので受け取れない』と、手のひらを返すように断られました」(EPSメンバーの一人)

 アベノミクスの理論的支柱であった浜田氏らの提言すら黙殺。それほどまでに、今の安倍首相は「前のめり」になっているのだ。

(本誌取材班=小泉耕平、原山擁平、一原知之、古田真梨子、牧野めぐみ)



http://www.asyura2.com/14/senkyo168/msg/300.html

記事 [政治・選挙・NHK168] “改憲法案”批判恐れ先送りも…安倍首相「自滅」へのプロセス(日刊ゲンダイ)
            与党責任者に八つ当たり/(C)日刊ゲンダイ


“改憲法案”批判恐れ先送りも…安倍首相「自滅」へのプロセス
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/151715
2014年7月9日 日刊ゲンダイ


 安倍首相は集団的自衛権の行使容認を踏まえた安保関連法案の見直しについて、一括審議する意向を表明。これにより法案審議が始まるのは来年通常国会にズレ込み、4月の統一地方選後になるのではないか、とみられている。解釈改憲への国民の批判が冷めるまで安保審議を封印するハラだが、そうやすやすといくものか。安保審議を先送りすればするほど、自らのクビを絞めることになる。

「どうなっているんだ!」――。
 3日、安倍首相は高村副総裁を官邸に呼び、そう怒鳴りあげたという。いらだちの理由は滋賀県知事選。自民推薦の小鑓隆史候補が予想外の接戦に追い込まれて焦っているのだ。

「告示前は元民主党衆院議員の三日月大造候補を10ポイントほどリードしていましたが、先週末の情勢調査ではついに立場が逆転。あるメディアの調査だと、三日月陣営に10ポイント以上も引き離されてしまった。集団的自衛権への反発票が、雪崩を打って三日月陣営に流れているのです」(自民党関係者)

 安倍首相自身が歴史的暴挙をゴリ押しした結果、“勝てる選挙”を落としそうになっているのに、先輩格の高村副総裁に責任転嫁とは筋違いもはなはだしい。それだけ世論の反発に精神が追い込まれている証拠だろう。安保審議の先送りは錯乱首相の悪あがきとみるべきだ。

■悪材料が目白押し

 11月の沖縄県知事選で集団的自衛権が争点化するのを避け、年末に控える消費税率10%引き上げとのダブルパンチも回避。集団的自衛権は一時棚上げし、あわよくば拉致再調査で得点稼ぎを狙う。安倍首相の心境はそんなところだろうが、そうは問屋が卸さない。

「仮に拉致問題で成果をあげても、その“神通力”がはたして来年の統一地方選まで持つのか。むしろ年内には消費税アップに加え、原発再稼働など首相にとって“悪材料”が目白押し。支持率の下落傾向を考えれば、統一地方選は厳しい選挙になりそうです。恐らく来年のGW明けに本格化する安保審議だって、16〜18本の法改正が必要になる。菅官房長官は<1年かけて、しっかり議論する>と言いましたが、本来なら審議に2〜3年はかかる数ですよ。短期間で審議を終えようとすれば必ず法案同士の整合性にほころびが出るし、それでも強行採決で押し切れば、ますます世論は離れていくだけです」(元法大教授・五十嵐仁氏=政治学)

 自民党内が安倍首相に黙って従っているのは高支持率があればこそ。来年の今ごろまでに支持を失えば、2年後の参院選や衆院任期切れが迫り、9月の総裁選前には「自衛権に固執する首相では選挙に勝てない」という意見が噴出しかねない。

「安保審議の先送りで、三重県松阪市の山中市長が提訴する『集団的自衛権の違憲訴訟』への最高裁判断と重なる可能性も出てきました。1票の格差の違憲訴訟は提訴から約1年で最高裁判決が下されていますからね。現在、最高裁判事には亡くなった小松一郎・前法制局長官の前任者だった山本庸幸氏が名を連ねています。昨年8月の判事就任会見で<集団的自衛権行使は、従来の憲法解釈では容認は難しい>と断言した人物です。違憲判決が飛び出せば、審議そのものが吹き飛びかねません」(五十嵐仁氏)

 安倍首相がのたうちまわって“破れかぶれ解散”に打って出るなら、大歓迎だ。暴走政権に鉄槌を下し、民主主義を正常化させるチャンスである。



http://www.asyura2.com/14/senkyo168/msg/301.html

記事 [政治・選挙・NHK168] 大阪市「問題児隔離施設」計画は、橋本市長の人気取り?(週プレNEWS)
大阪市「問題児隔離施設」計画は、橋本市長の人気取り?
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140709-00032529-playboyz-soci
週プレNEWS 7月9日(水)6時0分配信


問題のある児童・生徒をレベル1から5まで5段階に分け、レベル4以上の子供は隔離された「個別指導教室」送りに――。橋下徹大阪市長も推進する問題児更生プランが波紋を呼んでいる。

大阪市教育委員会が打ち出したプランを、橋下市長が了承したとの報道がなされたのは先月のこと。確かに、大阪市の教育現場は荒れ模様だ。文部科学省の調査によれば、2012年度に全国の小中学校で発生した暴力行為の件数は生徒1000人当たり平均4.1件。しかし、大阪市はその倍以上の9.5件。堂々の全国トップである。

賛否両論あるものの、個別指導にはその生徒に「問題児」のレッテルを貼り、単に排除するだけの結果になりかねない。だが、市教委指導部の担当者はこう反論する。

「どうにも誤解があるようです。今回の一件が大きく報じられたのは、『問題生徒を5段階にレベル分けし、レベル4と5の生徒を個別指導教室に隔離する』とセンセーショナルに報道されたことが大きい。このレベル分けは桜宮高校体罰事件を受け、昨年9月に市教委が定めた『体罰・暴力行為を許さない開かれた学校づくりのために』という指針で示したものです。

でも、私たちは今回の論議のなかで、この指針についてはひと言も触れていません。なのに、どうしてこんな報道になるのか。そもそも、レベル4と5は凶器所持、強盗など、れっきとした犯罪行為。個別指導うんぬんではなく、警察と連携して対処すべきケースです。市教委の意図はそうした犯罪行為レベル以前の問題行為について、学校教育法第35条(および第49条)にある『出席停止命令』をスムーズに出したいだけなんです」

出席停止命令とは簡潔に説明すると、「ほかの生徒、教員、学校施設などに苦痛や損害を与え、授業などの教育活動に妨げがある場合、その生徒に出席の停止を命じる措置」で、「その目的は学校の秩序を維持することにあり、問題生徒への懲戒を意味しない」というものらしい。市教委指導部の担当者が続ける。

「出席停止になると、その生徒を保護者が監督し、学校は自宅で学べるように個別の指導計画を立て、専用のプリントなどを作成することになっています。つまり、生徒に早期に立ち直ってもらい、同時にほかの生徒の学ぶ権利を守るための措置です。

ただ、保護者も教師も日々の仕事で忙しく、市ではその必要性を感じながらも過去5年間で一件の出席停止措置も出せませんでした。今回の個別指導教室のアイデアは多忙な保護者や教師に代わり、専門のスタッフが個別指導に当たるなど、スムーズに出席停止ができる環境を整えようというものなのです」

つまり、当初から生徒をレベル分けし、隔離・排除するような意図は市教委側になかったということらしい。誤報による過剰反応がここまで騒ぎを大きくさせてしまったということか。じゃあ、市教委の方針は何も問題なし?だが、大阪市の教育現場を取材している地元紙記者はこう指摘する。

「教師のさじ加減ひとつで生徒が出席停止にされてしまう可能性など、運用面の課題や懸念がありますし、それとは別に橋下市長の人気取りに利用される恐れもある」

橋下市長の人気取り?

「維新の分裂や大阪都構想の頓挫で求心力の低下している橋下市長にとって、問題児の個別指導というテーマはすごく“おいしい”。賛否が真っぷたつに割れるテーマを持ち出し、反対派をたたくことでメディアの注目を集め、発言力を高めるのは橋下市長の得意技。賛否が分かれるほど、存在感が際立つことになる。だからこそ、このアイデアに大乗り気なのではないでしょうか」

橋下市長は統一地方選挙のある来春にも個別指導教室をスタートさせる意向だという。

個別指導教室の賛否はさておき、その議論が一政党、一政治家の人気取りに利用されるなんてことだけはなしにすべきだろう。


■週刊プレイボーイ29号「大阪市『問題児隔離施設』計画のウラ事情!」より



http://www.asyura2.com/14/senkyo168/msg/302.html

記事 [政治・選挙・NHK168] 北の日本人所在調査 拉致被害者、特定失踪者抜け落ちる恐れ(週刊ポスト)
北の日本人所在調査 拉致被害者、特定失踪者抜け落ちる恐れ
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140709-00000008-pseven-kr
週刊ポスト 2014年7月18日号


 7月1日、中国・北京で行なわれた日朝協議を受けて、安倍晋三首相は北朝鮮に対する日本独自の制裁措置の一部を解除する方針を発表した。拉致被害者など日本人行方不明者を調べる「特別調査委員会」の構成や権限について北朝鮮側から「誠意」ある説明があったというのだ。

 今回の一連の日朝交渉はすべて北朝鮮のペースで進み、安倍官邸と外務省はそれに追従しているだけという情けない状況を物語る証拠がある。

 6月上旬から中旬、金正恩直轄の秘密警察である国家安全保衛部が地方組織に大号令をかけ、国内にいる日本人の所在把握を進める調査が全土で行なわれたという情報がある。問題なのは調査の対象者だ。日朝外交筋はこう語る。

「調べているのは、まずは終戦前後の混乱で日本に帰国できなかった在留日本人とその家族。それに1959年に始まった在日朝鮮人の帰還事業で北朝鮮へ渡った日本人配偶者やその子供など約6800人。所在が確認できた日本人に対しては帰国の意思を問うている」

 この証言が事実ならば、調査対象から拉致被害者や拉致が疑われる特定失踪者がすっぽり抜け落ちていることになる。それなのに安倍官邸は「誠意」を評価し、制裁を一部解除したのだ。



http://www.asyura2.com/14/senkyo168/msg/303.html

記事 [政治・選挙・NHK168] このままでは11月のAPEC首脳会議は日中対決の場となる  天木 直人
このままでは11月のAPEC首脳会議は日中対決の場となる
http://bylines.news.yahoo.co.jp/amakinaoto/20140709-00037212/
2014年7月9日 8時27分 天木 直人 | 外交評論家


きょうの7月9日の午前5時前ごろに、読売テレビの「Oha4」というニュース番組が驚くべきニュース解説を流した。

すなわち安倍首相の豪州訪問に関して次のように報じたのだ。

安倍首相の精力的な外遊の目的は何か。それは日本の積極的平和外交への国際的理解を得るためだ。今度のオセアニア訪問もその一環だ。集団的自衛権行使容認についても米豪の理解を得られた。安倍積極的外遊の目的は中国包囲網を築くことで、その成果は11月のAPEC首脳会議の場で多くの国が日本を支持する事で結実するだろうと。

吉崎達彦という商社マン出身のエコノミストがご丁寧にそう解説していた。

いくら読売新聞が安倍首相を応援していると言っても、これはあまりに一方的で楽観的だ。

そう思いながら、私はハタと気付いて戦慄を覚えた。

こらは読売テレビの安倍応援のための御用番組ではない。

安倍首相は本気でそう思っているのだ。

安倍首相を支える外務官僚や側近政治家たちは本気でそう思っているのだ。

それを読売テレビが何の疑問も抱かずそのまま流しているのではないか。

そう思って、私は戦慄を覚えたのである。

もしそうであれば事態は深刻である。

私は繰り返し警鐘を鳴らして来た。

あらゆる公開情報が教えてくれている。

習近平主席は安倍首相の歴史認識を許さないと決めている、と。

だから安倍首相が中国包囲網を口にするたびに、習近平主席は安倍首相との対決姿勢をさらに強める、と。

そして11月のAPECに向けて習近平主席の対日批判はますます高まるだろう、と。

APEC首相会議の場での日中対決だけは避けなければいけない。

それを正面から唱える者が出てこないといけないのだ。

いま日本が直面する最大の外交危機は、目の前の日中関係の衝突を止められない事である。

本気で止めようとする者が、政治家にも官僚にも民間人にも、誰一人としていないことである。

これ以上の日本外交の危機はない(了)



http://www.asyura2.com/14/senkyo168/msg/304.html

記事 [政治・選挙・NHK168] 共産党を自民党の別働隊呼ばわりしている人は、自分の支持している党の所属議員がどれだけの党を渡り歩いて、
過去の自分の掲げた政策に一貫した責任を持とうとしてないか見ようともしてないですね。
それらの党の多くは何年ももたず、年さえ越せない党さえあったことにも目をつぶる。


















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 「新基準を満たした原発は再稼働すべきだ」と答えてた三日月氏が卒原発継承だって!?

http://blog.livedoor.jp/gataroclone/archives/39044085.html

愛知県知事選:民主社民推薦候補の敗因はこれではないかと思う

http://alcyone.seesaa.net/article/32854908.html
>来年2月の愛知県知事選で、民主党推薦で出馬する石田芳弘前犬山市長の陣営は26日、共産党などでつくる「革新県政の会」から要望があった共闘に関する話し合いに一切応じないことを決めた。

「降りろ」と言った方が僅差ながら相手より下位落選 ⇒ 

「勝つために細川へ一本化を」と言っていた人たちは、猛反省してほしい。みなさんの論理だったら、宇都宮氏へ一本化すべきだったのでは。【想田和弘】
http://blog.livedoor.jp/gataroclone/archives/36273016.html
http://www.asyura2.com/14/senkyo161/msg/241.html

http://www.asyura2.com/14/senkyo168/msg/305.html

記事 [政治・選挙・NHK168] 号泣県議に疑惑次々 今後の公務は白紙[nikkansports.com]
号泣県議に疑惑次々 今後の公務は白紙
http://www.nikkansports.com/general/news/p-gn-tp3-20140709-1331159.html

 兵庫県の野々村竜太郎県議(47=無所属)が政務活動費で不自然な支出をしていた問題で、野々村氏が代表を務める政治団体は12年、事務所費など約300万円を支出したとしながら、領収書を1枚も添付していなかったことが8日、分かった。政治資金収支報告書の記載で判明し、いずれの項目も1000円未満の端数がなく、支出の内訳の記載もなかった。

 政治資金規正法では5万円未満の支出には領収書添付の必要がなく、支出回数も報告する義務はない。兵庫県選挙管理委員会によると、野々村氏は全て5万円未満の支出と説明。収支報告書によると、12年は備品・消耗品費で50万円、事務所費で100万円を支出。政治活動費149万5000円を計上していた。

 政治団体は「西宮希望の女神」(現・地域政党最後の希望)。事務所は同県西宮市の野々村氏の自宅で、会計責任者も本人が兼務。同団体は、県選挙管理委員会に野々村氏の自宅を事務所として届けており、契約違反の疑いが浮上した。

 野々村氏宅は都市再生機構(UR)が管理しており、居住用として野々村氏と契約。URの西日本支社は「目的外使用の可能性がある」としている。

 不正疑惑が次々に浮上する野々村氏だが、今後の公務は白紙だ。議会事務局によると、14〜15日に1泊2日で予定されていた西播磨地区の県内調査と18日の所属する総務委員会を欠席。連絡は事務局にメールで、5日午前4時ごろ送信されていた。欠席理由はなく「ご迷惑をお掛けしています。調査と総務委員会を欠席します」と記されていた。

 欠席には委員長宛ての届け出が必要で、7日に担当者がメールで提出を求めたが、返事は確認できていないという。

 また、この日、午前8時から午後4時までの間、同事務局には約540件の抗議などがあり、同事務局は「ほとんどが辞職を求める声だった」と明かした。

<野々村県議の不正疑惑>

 ▼カラ出張疑惑 13年度だけで兵庫・城崎温泉など4カ所への日帰り交通費として195回分、計約300万円を支出していたことが1日に判明。11、12年度にも約150回分、計約480万円を支出。

 ▼維新 11年4月の県議選出馬前に、北野高の後輩で、大阪維新の会代表の橋下徹大阪市長に応援要請し、断られていたことが3日判明。橋下氏の維新とは無関係だが、当時「西宮維新の会」を名乗っていた。

 ▼疑惑の疑惑 城崎温泉に日帰り出張したとされる昨年9月2日、大雨により多くの特急が運休。

 ▼家電80万円一括購入 県議2年目の12年4月、大阪市内の家電量販店で、計80万2727円の家電製品を一括購入していたことが6日に判明。内訳は、会議費としてアンプなどに14万2810円、広報費としてプロジェクターなどに24万円、事務費としてパソコンや周辺機器など41万9917円分。計19点で80万円以上の“大人買い”だった。

[nikkansports.com 2014/07/09]
http://www.asyura2.com/14/senkyo168/msg/306.html

記事 [政治・選挙・NHK168] 政府のちょうちん持ち新聞と、抵抗する新聞と(生き生き箕面通信)
http://blog.goo.ne.jp/ikiikimt/e/22eea0201d9608e948e0840012ec573c
2014-07-09 08:41:14

 集団的自衛権を行使できるようにしゃにむに前進し、「平和国家」の世界的評価を捨て去ろうとする安倍政権。これに対する日本の言論空間は、権力におもねる新聞と、抵抗する新聞と、二つにくっきり分かれています。

 権力におもねる新聞の筆頭は、ナベツネ氏が牛耳る読売新聞、そして昔から右寄りのサンケイも。財界の御用聞き新聞である日経新聞ももちろん、権力寄りです。

 これに対し、集団的自衛権の行使容認に警鐘を鳴らすのは、朝日新聞、毎日新聞、東京新聞など。

 新聞各紙の社説を分析し、「憲法解釈変更 割れる社説」の見出しを立てて各紙の立ち位置を特集したのは、朝日新聞の本日7月9日の朝刊3面。

 この特集では、ブロック紙や地方紙も分析し、その結果を「(集団的自衛権に)反対40紙、賛成3紙」の見出しに取りました。圧倒的多数が、「反対」を打ち出しているのです。

 これは、東京に本社を置く全国紙は、政権側からの締め付けと監視が行き届き、いわば筆を曲げているからと見ることができます。地方紙は、目が届きにくく、言論の自由が生きているともいえます。

 もっとも、全国紙でもやむなく筆を曲げるのではなく、読売新聞のように進んで政権側の拡声器の役割を果たそう、つまり国民の世論を政権側に都合がいいように洗脳し、操作しようとする大政翼賛新聞もあります。

 地方紙の中でも、政権寄り3紙のひとつ、福島民友は読売新聞の完全子会社。残りの北国新聞(石川)と富山新聞は同一資本系で昔から保守色を鮮明にしてきました。

 他方、地方紙の中でも特に集団的自衛権批判に警鐘を鳴らしてきたのが、信濃毎日新聞(長野)。朝日が調べたところ、3月から今月8日までに「安保をただす」と題した社説を計38回掲載。「2日は『憲法は権力を縛るものなのに政権が思うまま解釈を変えられるのでは、意味がなくなる。今度の閣議決定は解釈改憲のあしき前例を作った』と述べた」と伝えました。

 信濃毎日といえば、先の太平洋戦争前夜に、「関東大演習を嗤(わら)う」と題して、堂々と軍部を批判する社説を掲げた同社主筆の桐生悠々を思い出します。

 昭和8年、軍部が関東大演習をしたとき、桐生は「敵機を関東の上空、帝都の空に、迎え撃つということは、我軍の敗北そのものである」と、断言し、軍部の怒りを買いました。在郷軍人会などを使った「不買運動」の脅しで、結局、桐生は退社せざるを得ませんでした。

 いま、信濃毎日には、桐生が当時使っていた机が大切に保管されているそうです。これは「権力に敢然と立ち向かった立派な新聞記者がいたことの誇らしい気持ちと同時に、軍の圧力に負けて、彼を守りきれなかったジャーナリズム企業としての敗北感の象徴」になっています。

 桐生の社説の後も軍靴の音はいよいよ高まり、3年後の昭和11年には、青年将校たちによる「2.26事件」が勃発。退社後、ひとり戦争への流れに抗していた桐生は、「だから、言ったではないか。早くに軍部の妄動をいさめなければ、その害の及ぶところ実に測り知るべからずのものがある」と。

 東京・多磨霊園の悠々の墓のとなりには、自身の句碑、「こおろぎは泣き続けたり嵐の夜」が立っているそうです。

 いま私たちは、嵐の夜にいます。その中でも、こおろぎは鳴き続けたいものです。



http://www.asyura2.com/14/senkyo168/msg/307.html

記事 [政治・選挙・NHK168] 文明史観の対立=原発ゼロVS原発推進の構図により滋賀県知事選挙で決戦、民主党の三日月大造が勢力拡大(板垣 英憲)
http://blog.goo.ne.jp/itagaki-eiken/e/aa3a8432757f5706067ff04101aee92a
2014年07月09日 板垣 英憲(いたがき えいけん)「マスコミに出ない政治経済の裏話」

◆日本の中央、地方政界は、新しい大勢力と既存の大勢力(旧勢力)の対立軸が、くっきりしてきている。対立は、大きく分けて、次の「3本柱」である。

□世界統治観の対立=国連中心の平和と秩序維持派(国連平和維持軍)VS米英の多国籍派(多国籍軍)
□文明史観の対立=原発ゼロVS原発推進
□生活観の対立=国民の生活が第一VS企業利益優先

 このうち、世界統治観の対立軸は、「集団的自衛権行使容認・憲法解釈変更」の閣議決定を安倍晋三首相が強引に行った。だが、この結果、「集団的自衛権行使の意味がよくわからない」という国民有権者が、全体の40%以上もいることがわかった。つまり、賛成派、反対派が20%台でとっこいどっこいの状況で、本当の闘いがいま始まったばかりということである。それどころか、安倍晋三内閣の支持率が、50%台から40%台に下落しており、「集団的自衛権行使容認・憲法解釈変更」の閣議決定が、政権を脅かしつつあることを示している。国連中心の平和と秩序維持派(国連平和維持軍)VS米英の多国籍派(多国籍軍)の構図での対決は、これからが本番ということだ。

◆文明史観の対立=原発ゼロVS原発推進では、「原発ゼロ」を掲げている小泉純一郎首相が7月7日、東京都内で講演し、日本のエネルギー政策の中枢を成している原発再稼働について「原発推進の論理は完全に破綻している」と力説し、安倍晋三首相が「原子力規制委員会で安全が確認された原発は運転再開を決定する」との方針を示していることを改めて厳しく批判しており、対立構図がさらに鮮明になっている。つまり、「原発ゼロ派」が徐々に勢力を拡大しているということである。

◆安倍晋三首相が、最も気にしているのが、「卒原発」を標榜してきた嘉田由紀子知事の任期満了に伴う滋賀県知事選挙(6月26日告示、7月13日投開票)だ。嘉田由紀子知事が、後釜に民主党の三日月大造前衆院議員を指名、無所属で立候補しているが、実態は、言うまでもなく、「非自民」である。民主党も三日月大造候補を全面応援している。

 対する自民党は、滋賀県出身の元経済産業省官僚の小鑓(こやり)隆史候補を擁立している。石破茂幹事長や河村建夫選対委員長が4月に早々と現地入りして、懸命に態勢固めして、小鑓隆史候補優勢が伝えられてきた。ところが、「集団的自衛権行使容認・憲法解釈変更」の閣議決定(7月1日)を境に形勢が逆転、三日月大造候補が一歩リードしてきたという。この情報を聞いた安倍晋三首相が、急遽、高村正彦副総裁を呼び、「どうなっているんだ」と声を荒げたという。石破茂幹事長は7月9日の記者会見で、滋賀県知事選を、「態勢を早急に整え、勝たなければならない」と気合を入れたという。2014年内には、沖縄県と福島県の知事選があり、滋賀県知事選ともども「最重点」に挙げている。

 滋賀県は、「水瓶」である琵琶湖が原発銀座と言われる京都府と福井県にまたがる若狭湾と至近距離にあるので、原発事故が起きれば、琵琶湖が放射能汚染されて、大被害を受けるだけに、「原発ゼロ」に理解を示す県民が増えてきている。こうした状況下、東京から小泉純一郎元首相の「原発ゼロ」の声が聞こえてきたので、三日月大造候補を支援している民主党は、力強い援軍を得た気分で、勢いを増している。

◆【参考引用】NHKNEWSWebが7月7日午後5時38分、「小泉元首相 原発再稼働方針を重ねて批判」というタイトルで以下のように配信した。

 小泉元総理大臣は東京都内で講演し、今後のエネルギー政策に関連して「原発推進の論理は完全に破綻している」と述べ、原子力規制委員会で安全が確認された原発は運転再開を決定するという政府の方針を重ねて批判しました。この中で小泉元総理大臣は今後のエネルギー政策に関連して、「原発は安全ではないし、コストも一番高いうえ避難路の確保やテロ対策も不十分で、推進の論理は完全に破綻している」と述べました。そのうえで小泉氏は「政府は、『世界一厳しい安全基準だから再稼働する』と言うが、再稼働できるはずがない」と述べ、原子力規制委員会で安全が確認された原発は、運転再開を決定するという政府の方針を重ねて批判しました。また小泉氏は、原発から発生する高レベル放射性廃棄物の最終処分場について、「『原発を再稼働して核のゴミが出るから処分場をつくってくれ』と言っても無理だ。『原発をゼロにするからなんとか協力してくれ』ということにしなければ住民は協力しない」と指摘しました。



http://www.asyura2.com/14/senkyo168/msg/308.html

記事 [政治・選挙・NHK168] 豪首相「日本は法の下で行動してきた」 歴史問題で批判を繰り返す中国を強く意識 (産経ニュース) :豪首相が日本を高く評価

最初に私のコメント、次に記事本文を記載します。


[コメント]


■ オーストラリアが日本を歓待 安倍首相の演説についても素晴らしいと高評価

>安倍晋三首相にとって7日のニュージーランドのキー首相、8日のオーストラリアのアボット首相との首脳会談は、集団的自衛権の行使を限定容認する憲法解釈変更について、1日の閣議決定後に初めて外遊先で説明する場となった。
特にアジア太平洋地域の大国であるオーストラリアの支持が得られるかがポイントだったが、アボット首相は安倍首相が直接、全閣僚に説明をする場を設けるなど歓迎姿勢を示した。


安倍首相の積極平和主義が、EU、米国、ASEAN諸国、先日のニュージーランドに続いて、オーストラリアでも高く評価されました。
 「こうした会合に外国の首脳を招いたのは英国のブレア元首相以来だ」とのことなので、その歓迎ぶりがよくわかります。


■ 日本とオーストラリアは「準同盟国」になった  集団的自衛権で広がる守り合いの輪、平和の輪

> 首脳会談を受けて発表された共同声明には、日豪関係を「特別な戦略的パートナーシップ」と明記。友好国とは「戦略的パートナーシップ」とする表現が一般的だが、「日豪は通常より一段上の関係」(政府高官)との理由で“準同盟国”扱いすることになった。


これで、日豪は経済的にも、安全保障上も強力関係が極めて高くなり、「準同盟国」となりました。
これで同盟と集団的自衛権による守り合いの輪、平和の輪がまた広がったわけです。

安倍外交はどんどん成果を上げているようですね。


■ 豪首相「日本は法の下で行動してきた」 歴史問題で批判を繰り返す中国を強くけん制

> アボット首相は首脳会談後の記者会見で、歴史問題で執拗(しつよう)に日本批判を繰り返す中国を念頭に「日本は1945年から一歩一歩、法の支配の下で行動してきた。日本を公平に見てほしい」と訴えた。


上記の通り、オーストラリアは日本の平和主義、法の支配の姿勢を理解し、客観的に高評価してくれました。

片や、国際法を破って南シナ海を軍事侵略し、その姿勢を批判されると逆切れして反日を喚く中国。
中国はまともな近代国家であるというのなら、そのような死勢を反省すべきですね。


[記事本文]

安倍晋三首相にとって7日のニュージーランドのキー首相、8日のオーストラリアのアボット首相との首脳会談は、集団的自衛権の行使を限定容認する憲法解釈変更について、1日の閣議決定後に初めて外遊先で説明する場となった。特にアジア太平洋地域の大国であるオーストラリアの支持が得られるかがポイントだったが、アボット首相は安倍首相が直接、全閣僚に説明をする場を設けるなど歓迎姿勢を示した。

 「こうした会合に外国の首脳を招いたのは英国のブレア元首相以来だ」

 8日の日豪首脳会談後、連邦議会内で開かれた安倍首相とアボット政権の全閣僚との会合で、アボット首相はそう語った。各閣僚は一様に「今日の議会での演説は素晴らしかった」などと安倍首相を持ち上げた。

 首脳会談を受けて発表された共同声明には、日豪関係を「特別な戦略的パートナーシップ」と明記。友好国とは「戦略的パートナーシップ」とする表現が一般的だが、「日豪は通常より一段上の関係」(政府高官)との理由で“準同盟国”扱いすることになった。


 その背景には、7年前の第1次安倍政権時代に交渉が始まった日豪EPA(経済連携協定)に正式調印できたことに加え、安全保障面で米国を加えた日米豪3カ国で共同訓練を重ねるなど、関係強化を積み重ねてきたことがある。日豪間は捕鯨問題をめぐり対立も残るが、経済・安保の緊密な関係構築で乗り越えた格好だ。

 日豪間の懸案は積極的な海洋進出を進める中国だ。中国はオーストラリアの最大の貿易相手国だが、安保上の危機感が優先された。

 アボット首相は首脳会談後の記者会見で、歴史問題で執拗(しつよう)に日本批判を繰り返す中国を念頭に「日本は1945年から一歩一歩、法の支配の下で行動してきた。日本を公平に見てほしい」と訴えた。海洋安全保障の強化を目指し、日本とハワイ、オーストラリア、インドをひし形に結ぶ「安全保障のダイヤモンド構想」を提唱する安倍首相は自信を一層深めたようだ。(キャンベラ 桑原雄尚)

http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140708/plc14070822310026-n1.htm



http://www.asyura2.com/14/senkyo168/msg/309.html

記事 [政治・選挙・NHK168] 本澤二郎の「日本の風景」(1679) <世耕弘成官房副長官一族に疑惑?>
http://blog.livedoor.jp/jlj001/archives/52075176.html
2014年07月09日 「ジャーナリスト同盟」通信

<世耕弘成官房副長官一族に疑惑?>

 安倍の周囲をコマネズミのように徘徊している人物、それが官房副長官の世耕弘成という。かつては麻生太郎降ろしにも首を突っ込んだという。官房長官の菅義偉を超えて活躍?といった評価も生まれているという。全ては伝聞なのだが、彼の近畿大学との深いかかわりの背景には、戦後の隠退蔵物資事件、いうところのM資金疑惑がまとわりついているという。国際ジャーナリストの藤原肇が「さらば暴政」などで指摘している。

<無能の安倍晋三をリモコン>

 安倍の父親・晋太郎の番記者は、幼いころの安倍をよく知っている。そこにはまともに評価出来るような話しは、不思議なほどない。家庭における「仮面の夫婦」は有名だが、そのせいか世耕は可能な限り、夫人を安倍外遊に同行させている。
 外遊を連発させて、そこで中国批判を繰り返し演説、中国との対立を深めさせている。それを読売・産経にがんがん報道させている。世耕の情報操作なのだろう。
 夫人同伴外遊は、夫婦仲の良さを内外にアピールさせている。その限りで、世耕も苦労しているようだが、彼自身は民主党議員と再婚して、あっさりと家庭問題を処理した。
 ともあれ外遊計画は、世耕があれこれマスコミ人の智恵を活用しながら海外から、中国批判を連発、それを無知な茶の間のミーハー族に発信、支持率低下の抑制に懸命なのだ。

<マスコミ攻略で成果>

 彼は米ボストン大学に留学している。藤原に言わせると、情報操作を学んだという。ボストン大学は、どうやら珍しい学科を教えている大学のようだ。彼はそれをNTTで実践、政界入りすると、それを自民党、そして官邸に陣取って新聞テレビをコントロールしている。
 「読売・産経・日経は黙っていてもついてきてくれる。朝日・毎日・東京が彼の腕の見せ所だ」といった分析も出ている。いまや官房長官の上を行っているらしい。
 「NHKに三井のお友達を送り込んだりして、三井主導のNHKに改編してしまった。手口はかなり荒っぽい。電通を使って相当の圧力をかけている。特に公正報道の東京・中日、それに権力監視で他紙を圧倒している日刊ゲンダイの広告も締め上げている」
 言論弾圧である。マスコミの弱点を利用して編集権を略奪してしまっている。

<藤原肇氏の鋭い指摘>

 「ボストン大学での勉強を日本政府で実践している。許せない。先祖の遺伝子がまとわりついた人物。安倍とそっくり」と厳しい評価をする藤原である。
 的外れではないだろう。
 新聞テレビ利用は、中曽根内閣が最初だ。次いで小泉内閣と今の安倍内閣である。特に安倍のマスコミ工作は、他を寄せ付けない。
 世耕の荒っぽい情報操作の愚策が作動しているのだろうが、それにしても共同通信から時事通信の社長らが、安倍との会食にのこのこと顔を出す。以前では考えられないことである。
 新聞テレビの腐敗は度を越している。

<祖父・世耕弘一の隠退蔵物資疑惑>

 安倍の祖父・岸信介が旧満州から多くの物資を日本に運んできたという報道を目にしたことがある。
 敗戦時の成金をご存知か。日本軍が内外で調達した物資を懐に入れた人物らが、その後の日本経済をリードしてきた。代表格は児玉機関の上海からの略奪物資だ。これの資金は自民党の前身である自由党の選挙資金に化けた。
 中国からの略奪物資で戦後日本の政府が誕生したことになる。不条理がつきまとう日本政治なのだ。児玉資金を政界に引き込んだ人物が辻嘉六、彼の配下が世耕弘一、今の官房副長官の祖父である。
 苦学して日大に入学、その後にベルリン大学に留学、帰国後、学者の世界に身を置きながら政界に入った。敗戦時に彼は法外な隠退蔵物資に目を付けた。当時、彼は「辻嘉六との深い仲」を国会で追及されている。
 なんと昭和23年4月27日の衆院不当財産取引調査特別委員会に世耕は、辻問題の証人として呼ばれ、中野四郎などから厳しく追及されていたのである。それで判明したことだが、世耕は昭和22年6月、事務政務次官に就任すると、隠退蔵物資の処理副委員長として大活躍していた。
 世耕証言によっても、この隠退蔵物資は「500億から600億円に上る」という法外な物資だった。具体的には軍服の払い下げ事件も発覚していた。

<近畿大学創設にM資金投入疑惑?>

 藤原の著書では世耕機関と呼んでいる。ここで相当の資金を懐に入れたはず、という指摘である。この隠退蔵物資をM資金と呼んでいた。
 軍の略奪物資の総計など誰もわからない。そこに世耕は首を突っ込んで、甘い汁を吸ったという疑惑である。
 近畿大学の初代総長が世耕弘一、現官房副長官も理事長に就任している。藤原は「近大創立にM資金が投入されている」との疑念を抱いている。

<中原義正が仕えた中野四郎も追及>

 藤原は筆者の知らない事実、其れは松下幸之助のことである。「電灯製造」とばかり思い込んでいたのだが、なんと軍需産業に手を出していた。戦犯としてパージされているという。そうしてみると、松下が立ち上げた「松下政経塾」の正体が見えてくる。
 ここにリベラル派はいない。改憲軍拡派ばかりである。天皇制国家主義者の集まりなのだ。安倍の仲間である。集団的自衛権賛成派である。

 前述の委員会質問で汗をかいた人物が中野四郎、よく知る中原義正は彼の秘書として、この問題を本人から聞いていた。隠退蔵物資の中に麻薬も。中野は麻薬退治でも力を尽くしていた。

 安倍は訪問先の豪州で演説した。「痛切な反省をした」という見出しがネット新聞に登場した。まさかと思い、よく見ると主語は「日本人」であった。安倍本人ではなかった。この辺りも瀬耕の智恵の発露なのか。

 すっかり忘れていたM資金と世耕の祖父、そして近畿大学?敗戦時のどさくさにまぎれての、ワル智恵のある人間の活躍を、まだ多くの日本人は知らない。孫はボストン大学で、一般人になじみのない学問を身につけて帰り、それを国粋主義政権のために使用しているのだろうか。
 善良な人間はたまったものではない。

2014年7月9日記



http://www.asyura2.com/14/senkyo168/msg/310.html

記事 [政治・選挙・NHK168] 「原発再稼働は国民全体の願いでもある」(榊原経団連会長)・・・さすが、産業競争力会議で利益誘導して恥じない「越後屋」…
http://kuronekonotango.cocolog-nifty.com/blog/2014/07/post-ca9b.html
2014年7月 9日 くろねこの短語


「原発再稼働は国民全体の願いでもある」(榊原経団連会長)・・・さすが、産業競争力会議で利益誘導して恥じない「越後屋」だけのことはある。


 ブラジルは悪夢の敗退。なによりも、選手が心配だ。批難の嵐が過ぎ去るまでどこかに身を隠した方がいいんじゃなかろうか。

 悪夢と言えば、集団的自衛権です。早速、中国がレレレのシンゾーの挑発に乗って、騒ぎ出したようだ。なんでも、重慶の週刊紙が、「日本がまた戦争をしたがっている」として広島、長崎にキノコ雲を描き込んだ日本地図を掲載したんだとか。

・中国:日本地図にきのこ雲 週刊紙に全面広告
 http://mainichi.jp/select/news/20140709k0000m030088000c.html

 「日本がまた戦争をしたがっている」ってのは正しいんだけど、影が薄くて昼間の幽霊みたいな外務大臣・岸田君は「誠に不見識で、容認できない。被爆者感情を逆撫でしてる」って息巻いてます。不見識って言えば確かにそうだと思う。被爆者感情を逆撫でしているというのも、ごもっとも。でも、これ見よがしに靖国参拝したり、河野談話見直しと喚いてみたり、在特怪のヘイトスピーチをほったらかしにしたり、これまでさんざん挑発して、感情を逆撫でしてきたのはレレレのシンゾーなんだよね。「三流の人は話を聞かない」ってのは将棋の羽生名人の名言だが、中韓の反日感情ってのは聞く耳持たないレレレのシンゾーの挑発外交へのしっぺ返しみたなもんなんですね。すべての元凶は、シンゾーにあり、です。

 ちなみに、羽生名人の名言はこう続きます。

三流は人の話を聞かない。
二流は人の話を聞く。
一流は人の話を聞いて実行する。
超一流は人の話を聞いて工夫する。

 これもまた、レレレのシンゾーには耳の痛いことで・・・。

 で、いまの世の中、三流のひとたちがいたるところで権力を握っているようで、財界も例外ではありません。なんとまあ、ヘボクラ会長の後を引き継いだ経団連会長にして産業競争力会議のメンバーでもある東レ会長の榊原郁恵じゃなかった定征君が、「安全が確認された原発は、速やかに再稼働すべきだ。国民全体の願いでもある」ってほざいてくれちゃってます。この男、まるで大名行列のようにして東日本大震災の被災地を訪れていたそうで、女川原発視察の後にこんな与太飛ばしてくれったってんだから、ロクなもんじゃありません。一流の財界人は一流の知識人であり、一流の文化人でもあった時代は遠くなりにけりです。

・原発再稼働「国民全体の願い」 経団連会長
 http://www.asahi.com/articles/ASG785F8HG78ULFA01P.html

 それにしても、原発再稼働が「国民全体の願いでもある」っていう言い草は聞き捨てなりません。この男には、毎週金曜の反原発デモは見えないことになってるんですね。さらに、大飯原発運転差し止め判決なんてのも、おそらく目を通したことはないでしょう。でなけりゃ、「国民全体の願い」なんてことを軽々しく口にしたりはしません。ようするに、分別というものが毛ほどもないんだね。

 経団連は軽減税率にも反対しているようだし、財界はまさに時代劇の越後屋だらけってことか。そんなところの会長だもの、これからは酒鬼薔薇会長と呼ぶことにした台風接近におののく朝であった。



http://www.asyura2.com/14/senkyo168/msg/311.html

記事 [政治・選挙・NHK168] たけしも集自権に反対〜貧しくとも品格と憲法を守る平和な日本をみんなでと(日本がアブナイ!)
http://mewrun7.exblog.jp/22184788/
2014-07-09 08:51

【今日は朝5時から、WC準決勝ブラジルードイツ戦が。疲れが溜まっているので、あえて目覚ましをかけずに寝たのだけど、我ながら驚いたことに、今朝4時55分に目が覚めたです。 (・o・)
 でも、おそらくは世界中のサッカーファンが驚いたことに、mewが応援していたブラジルが前半30分で5点とられて、1−7でドイツに大敗することに。(@@) 接戦が続いた疲労や主将&守備の要のシウヴァやエースのネイマール欠場の影響が大きかったのかな〜。(~_~;)】


 ビートたけしこと北野たけし氏が司会を務めるテレビ朝日系「TVタックル」は、今春から夜11時過ぎに放映時間が移動。特定のテーマに沿った層の一般人+コメンテーターをスタジオに招いて、以前より社会系の話題を扱うような感じになっている。(・・)

<ちなみに政治系のテーマが多かった頃には、民主党から、何故か渡辺周氏とか松原仁氏とか、同党ではごく稀な超保守タカ派の人が出て、過激な発言をするケースが多かったので、ムカついていたものだった。(>_<) ・・・尚、この先、馴染み深さを込めて「たけし」と呼び捨てにさせていただくです。(・・)> 

 でもって、たけしは、以前から、護憲派として知られているようで。
 mewも、08年12月に「TVタックル」で「自分は憲法を守る側の立場だけど」と言っているのを目撃&確認して、「ほ〜っ」と感心させられたことが。
 思わず、このブログでも、記事として取り上げたほどだったのだけど・・・。(@@)

<『「TVタックル」でたけしが護憲発言。〜この日本のアブナイ状況を、どんどん伝えて欲しい。〜http://mewrun7.exblog.jp/9309827』>

 そのたけしが、先週6月30日にも(閣議決定の前日ね)、同番組で、集団的自衛権の解釈改憲を問題視する発言を行なっていたという。 (・・)

* * * * *

 この日は、「ニッポン人の悩みを解決 お坊さんサミット」と題して、各宗派の僧侶を招き様々な問題について取り上げていたようなのだけど・・・。
 最後に「集団的自衛権に正義はある?」というテーマで、各僧侶の意見をきいた後、まとめの部分で、たけしが「貧しくとも憲法を守る平和な日本をみんなでやるべきだ」と切々と語ったというのだ。 (・o・)

「日本人…、この間のブラジルのワールドカップでゴミをちゃんと片付けた見たときに、俺嬉しかったねぇ。ジャパニーズの姿見せたって感じあるね。やっぱり品とはアレじゃないかなって」と日本人の素晴らしさに感激し、「だから、お金で買えないってお袋によく言われたけど、品やなんかはお金で買うもんじゃないってのも必要かなって思う。すると、国の平和を考えたときに、日米安保全部含めてやるよりは、貧しくとも憲法を守る平和な日本をみんなで頑張ってやるべきだと思う今日この頃」 (りあるらいぶ7月1日より)

<あまりに生真面目なことを言っちゃったのに照れてか、最後に林家三平風に「すみません」と謝っちゃったりして。(^^ゞ>
 
 この週末に、たけしの発言場面のYou Tube(コチラ)や関連記事(後半にアップ)を教えてもらったので、見てみたのだけど。
 確かに、そう言ってたです。(**)

* * * * *

 率直なところ、閣議決定直前ではなく、もう少し早く、こういう発言をして欲しかったな〜と思ったりもしたのだけど。

<まあ、自分の発言の影響力や関係者も含め仕事への影響などに配慮する部分もあるかとは思うけど。既に決まった後に、ちょこっと言うくらいなら、先にちょこっとでいいから言って欲しかった。(~_~;)> 
 
 ただ、約8年ぶりに、たけしが現憲法の平和主義を守る立場を堅持していることが確認できたことには、どこか「ほっ」とさせられた部分があったし。
 しかも、mewもブログで扱ったWCでの日本代表のゴミ拾いの話を取り上げたのも、チョット嬉しくなっちゃったりして。(^^)
http://mewrun7.exblog.jp/22124183/
<関連記事・『世界が称賛する日本人の美徳「礼節、調和、平和主義」+地方から解釈改憲反対の動き』>

 mewも、このような品のある行為こそ、日本人の美徳、矜持だと。そして、たとえば、自衛隊の国際貢献でも、もっと本当の意味で世界の人たちから尊敬、評価されるような活動をすべきだと思うのだ。(**)

☆  ★  ☆  ★  ☆  ★  ☆

 それに、何かたけしの発言をよ〜く見てみると、安倍政権の国益&金儲け主義も含めた富国強兵策に対して、暗に疑念を呈しているような感じがしません?(・・)
 
 安倍首相らの超保守派は、日本が経済的だけでなく軍事的にも中国に勝って、アジアのTOPや世界のリーダーになりたいという自分たちの目標を実現するために、国民そっちのけで「富国強兵」策に励んでいるわけで。今回の「集団的自衛権の行使の解釈改憲」もその目標実現のための施策にほかならない。(-"-) <「強い日本を取り戻す」っていうやつね。>

 安倍政権が、アベノミクスと称して、小泉政権以上に国や大企業の利益、競争原理を重視した新自由主義的な経済・社会政策を展開しているのもそのためだし。<競争力の乏しい人、一般国民の生活はないがしろ。>
 おまけに武器輸出(禁止)原則もなきものにして、日本の国や企業がまた防衛軍事産業で儲けられるように、日本を節操のない「武器商人の国」に変えようとまでしているのである。(-"-)

<関連記事『武器輸出原則&平和主義を壊し、節操のない国を作る安倍自民http://mewrun7.exblog.jp/21863819/
 安倍首相は、昨日も早速、豪州で防衛装備品と技術の移転に関する協定(=武器の共同開発、輸出協定ね)、経済連携協定(EPA)に署名してたりして。(>_<) (*1)>
 
* * * * * 

 正直なところ、mewとて、戦前or戦後間もなくのように、その日の食べるものにも困る&住むところもないような、すご〜く貧しい生活はしたくはないというのがホンネではあるけど。
 でも、mewは、さほどリッチではなくとも、ともかく平和が一番だと。そして、一般国民がそれなりに衣食住が足りて、平穏無事に生活できる国であればそれでいいと思っているのだ。<理想は、一億総中流(+一億総中道?)かな。(・・)>

 戦前の日本もそうだし。戦後の米国、ロシア、今の中国などを見ていてもそうだけど。経済的にも軍事的にも国際競争に打ち勝って、世界の大国、リーダーになろうとすれば、そのしわ寄せは、一般国民に来ることになる。(-"-)

<それは、結局、自由主義でも社会共産主義の国でも変わらないんだよね。(~_~;)
 平和主義=サヨク、軍国主義=ウヨクだと思っている人がいるのだけど、それは間違い。右も左も、国力重視の国家主義的な&極端なサヨクやウヨクの要素がある国や政治家は、軍事、戦争好きなのだ。(>_<)>

 国の富国強兵が成功しても、その恩恵を安全に享受できるのは、一部の支配層、富裕層だけで。一般国民の間では、どんどん様々な格差が広がって行くおそれが大きい。
 下手すると、一般国民は、結局、危険な戦場に送られるor生活のために行かざるを得なくなったりするか、国や大企業に貢献すべき労働力として使われるだけで。格差が拡大すれば、ろくに教育や医療、福祉も受けられず、恵まれない生活を強いられることになりかねないのが実情だ。^^;

* * * * *

 安倍首相らを含め、戦前の国家主義思想が強い超保守派にとっては、国体である天皇&お国の繁栄こそが何より重要なものゆえ、国民は、愛する日本国の繁栄を自らの喜びとして、それを実現するために貢献すべき存在だと考えているところがあって。<mewは少なくとも今上天皇は、それを望んでいないと確信しているけど。(-_-;)>
 また戦前のような国や社会に戻すために、愛国教育を強化して、さらなる富国強兵策を進めようとしているのだけど。<「戦後レジームからの脱却」「教育再生」ね。>

 mewは、果たしてどれだけの日本の国民が、安倍首相のような思想や考え方を知っているのか、そして理解や支持をしているのか大きな疑問を抱いている。<mew周辺の人の大部分は、知らない。^^;>
 
 もちろん、いつも書いているように、mewは、世の中、色々な考え方の人がいてもいいと思うのだけど。<みんなが同じ考えだという方が、コワイ&アブナイ。(@@)>

 ただ、mewは、今回の「戦後日本の大転換」と言われる「集団的自衛権行使の解釈改憲」を機に、日本の国民はそれぞれ、もう一度、自分たちの国はどうあるべきなのか、「日本の国や国民のあり方」を考えるべきだと思うのである。(・・)

 そして、もしそれが、安倍首相の考え方や目指す方向と異なるのであれば、日本の主権者として、早く「安倍政権にNO!」の意思表示をすべきではないかと。
 そうしないと、日本は国民が望んでいるのとは全く違う方向に進んで、とんでもアブナイ、生活しづらい国になってしまう危険性があるということを、強く警告したいmewなのだった。(@@)

☆  ★  ☆  ★  ☆  ★  ☆

 最後に、リアルライブ7月1日の記事を・・・。 

『ビートたけし 集団的自衛権行使に反対姿勢「貧しくとも憲法を守る平和な日本をみんなで頑張ってやるべき」

 30日、ビートたけしがテレビ朝日「ビートたけしのTVタックル」で、集団的自衛権について考えを示した。

 同番組では「ニッポン人の悩みを解決 お坊さんサミット」が開催され、日本の名僧侶たちが、現代人の悩みに答えるというコーナーを実施。「集団的自衛権に正義はある?」というテーマを扱った。

 集団的自衛権の行使容認問題は、今最も国民の関心度が高い問題である。1日に閣議決定される集団的自衛権の行使容認をめぐり、30日に首相官邸前に市民が4万人集結し、大規模な抗議デモを実施。全国各地で反対集会が行われるなど、重要なテーマへと発展している。

 番組にゲスト出演した真言宗の増田俊康住職は、「三力加持(さんりきかじ)」という言葉を使い、「我々の宗派では、物事の願いとかが叶うときには3つの力が合わさらないといけないといっていて、自分の力、神仏の力、周りの力。3つの力が合わさってないといけない」とし、集団的自衛権の行使には「私はアリだと思います。権利ですから」と述べた。その心は「今のまんまだと自分は守ってもらいたいけど、人の事は…自分さえ良ければという感じがするので」と説き、「困っている人がいたら助ける権利をもらえるワケです」と考えを示した。

 そして、たけしはというと「日本人…、この間のブラジルのワールドカップでゴミをちゃんと片付けた見たときに、俺嬉しかったねぇ。ジャパニーズの姿見せたって感じあるね。やっぱり品とはアレじゃないかなって」と日本人の素晴らしさに感激し、「だから、お金で買えないってお袋によく言われたけど、品やなんかはお金で買うもんじゃないってのも必要かなって思う。すると、国の平和を考えたときに、日米安保全部含めてやるよりは、貧しくとも憲法を守る平和な日本をみんなで頑張ってやるべきだと思う今日この頃」と照れくさそうに語った。

 たけしは以前から護憲派で日本国憲法については、世界に誇れる平和憲法だと主張していた。

 しかし、1日の午前中にも首相官邸前で市民の抗議が続く中、自民党と公明党の両党は、集団的自衛権の行使を容認する閣議決定案について正式に合意。

 たけしと市民の声は安倍晋三首相には届かなかったようだ。』 以上

<僧侶の中に、集団的自衛権の行使に賛成の人がいたのには、チョット驚いてしまったところが。 (゚Д゚) 
(他の修派の人は、違ったけど。> ただ、実際のところ、自民党を支援している、神道系だけでなくて、様々な系統の宗教団体がたくさんあるんだよね。^^;>

* * * * * 

 残念ながら、先週、ついに安倍内閣による政府の憲法解釈変更(解釈改憲)を強行を許してしまったのだけど。 (ノ_-。)

 でも、まだ自衛隊の具体的な活動に関しては、法制化されていないし。米国とのガイドライン(防衛協力の指針)の改定や、他国との安保協定も決まっていないので・・・、
 今なら、まだ間に合うからね。(^^)/
 
 何とかアレコレが具体的に決まってしまう前に(この秋頃までに)、たけし同様、現憲法の「平和主義」を誇りに思う国民の声を集めて、「安倍政権にNO!」を突きつけたいと、改めて強く思ったmewなのだった。(@@)

                         THANKS



http://www.asyura2.com/14/senkyo168/msg/312.html

記事 [政治・選挙・NHK168] アジア板リンク:金正恩氏の健康に問題?―足をひきずる姿を国営テレビが放映(ウォールストリートジャーナル)
金正恩氏の健康に問題?―足をひきずる姿を国営テレビが放映(ウォールストリートジャーナル)
http://www.asyura2.com/14/asia15/msg/724.html
投稿者 gataro 日時 2014 年 7 月 09 日 11:35:29: KbIx4LOvH6Ccw



http://www.asyura2.com/14/senkyo168/msg/313.html

記事 [政治・選挙・NHK168] 親ザイトクブログ「凪(なぎ)論」の野下は、実は「静岡市児童相談所の副主幹」だった!戸田が現地で追求!
 反ザイトク・反維新で断固闘う「革命21」http://www.com21.jp、大阪府門真(かどま)市議の戸田から、
ザイトク(=ヘイトスピーチ勢力)問題についての新情報です。拡散希望!
 (「ザイトク」とは、民族差別の集団暴力犯罪を得意がる排外主義の卑劣ファシスト=「在特会」や「主
  権回復会」などの類の団体個人の総称。戸田の造語)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
1)戸田が5/26に「静岡市児童相談所」を訪れて、凪(なぎ)=野下問題を追求した!
2)その際に静岡市長・児相所長あてに提出した「5/26人事配置検討申し入れ書」  ・・・・を紹介
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■親ザイトク凪(なぎ)=野下は実は「静岡市児童相談所の副主幹」!驚愕事実得て追求!
     戸田 - 14/6/2(月) 15:19 -
    http://www.hige-toda.com/x/c-board/c-board.cgi?cmd=one;no=7428;id=01#7428
 遅れたが、「驚愕の事実」を公表する。
★戸田は5/20頃に「静岡の消息筋」から、以下の事実を得ており、「5/25反原発議員連盟総会出席のため
 の東京行き」のもうひとつの目的は、帰路5/26(月)に静岡市に立ち寄り、この件で「静岡市児童相談所」
 の所長と面談し、市長・児相所長あての「人事配置検討申入書」を提出する事だった!

<親ザイトクのブロガー:凪(なぎ)=野下●に関する驚愕の事実!>

■1:「凪(なぎ)=野下●」は静岡市の現役公務員で、しかも数年前から「児童相談所の職員」に配置さ
  れている男だった!
■2:宮井裁判で見た年食った風貌と「全国のザイトク裁判傍聴」行動から考えて、「公務員退職者」かと
  思ったが、実は50歳代前半の現役バリバリ公務員だった!
■3:2012年度までは「総務担当副主幹」だったので、有給休暇で傍聴したのだろうが、2013年度以降は
  児相隣接の「一時保護施設」の管理運営担当の「一時保護担当副主幹」となったおかげで、「24時間運
  営4勤交代制」の管理職員として「裁判日程に合わせて自分が勤務シフトを組める」立場になり、「有
  給休暇を取らなくても勤務時間外として自由自在に裁判傍聴に行ける」特典を手にしていた!

■4:職場では「独身者で存在感の薄い、裁判マニア的な所があるが仕事が出来ない職員」と思われている
  ようだが、ブログをやっている事も、ましてや「親ザイトク的ブロガー」である事は全く知られておら
  ず、完全な「仮面生活」を送っている。
 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 以上の情報を得て、また静岡市児童相談所そのものは全国的にも高いレベルで困難状態に置かれた児童・
保護者を救済していて、所長以下の職員は(野下以外は)みな真摯に業務に取り組んでいるという情報も得
て、戸田は東京出発の前に「消息筋」から所長に事前連絡を入れてもらい、資料付きの「申し入れ文」も作
成しておいたのだ。
 実際、5/26(月)に東京を出る時に買った東京新聞では、1面で静岡市の里親支援制度の充実ぶりを児相体
制と共に取り上げていており、関心させられた。
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※参考:これまでの「凪(なぎ)=野下●」に関する記事(「自由論争」)
  ↓↓↓
▲おいおい、親ザイトクの凪=野下が静岡市の公務員ってホントかよ!?ゾッとする話だ
   戸田 - 14/3/27(木)
  http://www.hige-toda.com/x/c-board/c-board.cgi?cmd=one;no=7389;id=01#7389

 「法律専門家」気取りで各地のザイトク関係裁判を傍聴して報告記を書いたり論評したりして、「反ザイ
トク側をもっぱら非難攻撃する」という「ザイトク別働隊・裁判オタク」、つまりは親ザイトクで分子で、
その上「札付きの権力弾圧促進分子」である凪=野下が、
   ◆実は静岡市の公務員だ!
という話が戸田の耳に入ってきた!
 まだそれが本当かどうかは分からない。どういう部署の公務員なのかも分からない。
 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
★宮井賠償3/28控訴審判決は「慰謝料3万円追加認定」のミニ勝利!傍聴の野下を観察!
   戸田 - 14/3/29(土)
 http://www.hige-toda.com/x/c-board/c-board.cgi?cmd=one;no=7390;id=01#7390
  (前略)
10:さて、「一躍注目」の凪(なぎ)=野下●の事である。
  @中肉中背、身長168cm前後、メタルフレームの眼鏡
  @58才の戸田より年長そうで、60才過ぎあたりか。
  @髪は薄く「8割ハゲ」的。
  @溌剌さが全然なく、むさ苦しい感じの冴えない風貌
  @目がどんよりしていて、性格の悪さが何となく顔に出ている。
  @茶色のヒジあてがついている青のジャケット。
    下にはチェックのワークシャツ。「カジュアルな格好」がお好きなよう。

  「凪(なぎ)=野下●さんでしょ」、「静岡市で公務員やってるんでしょ」
  「福祉か子育て関係でもやってるんですか」等々いろ話し掛けたが、初めはほぼ無対応。
   しかし全然否定する事も無かったし、慌てる様子も無かったので、本名「野下●」は間違い無し!
  「静岡市の公務員」の方は、年齢容貌からしても「既に退職した」可能性も大きい。
  「静岡市の職員か、最近それを退職した」、というところだろう。

   ま、既に退職したのなら、「言動の自由を満喫している」のだろう。
  退職金と有り余るヒマを使って、全国ザイトクがらみ裁判傍聴漫遊か。
    (後略)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
☆痛撃!これが戸田から静岡市長・児相所長への「5/26人事配置検討申し入れ書」だ!
     戸田 - 14/6/2(月) 15:47 -
  http://www.hige-toda.com/x/c-board/c-board.cgi?cmd=one;no=7429;id=01#7429
表題:  
  ヘイト勢力による暴力被害者に酷薄な感情しか持たなず、自ブログで貶めている者が
  静岡市の児童相談所職員をしている件について、人事配置の検討を求めます。

             5/26申し入れ書       2014年5月26日(月)

静岡市        市長 殿
    児童相談所  所長 殿
                大阪府門真(かどま)市議  戸田ひさよし
                 571-0048 門真市新橋町12ー18ー207
                 電話:06-6907-7727 FAX:06-6907-7730
                メール:toda-jimu1@hige-toda.com

 突然の申し入れ、まことに恐縮ですが、どうぞ耳を傾けて下さい。
 私は大阪府門真(かどま)市の市議であり、在特会などのヘイトスピーチ勢力と身を挺して闘い、自市行
政にに対してこの2年半の議会質問等を通じて「反ヘイトスピーチ勢力の先進施策」を採らせて来ている者
です。
 同時に私は、「公務員であっても、個人として右でも左でも思想の自由を持ち、勤務時間外の行動は自由
である」との信条を人一倍持っている者でもあります。

 しかしながら、個人としての思想信条の自由や行動の自由があるとはいえ、一定の研修を経てもなお差別
意識を持つ者や差別・人権侵害問題に対して酷薄な感情しか持たない者、子どもや社会的弱者に寄り添う気
持ちが持てない者については、子どもや障がい者、生活弱者に接する職務に就ける事は避けるべきと考えざ
るを得ません。
 実は、貴市の児童相談所の職員をしている「野下●」氏がまさにそのような性向の人物である事が、私が
得た各種情報から判明いたしました。

 野下氏は、数年以上前、「ネットウヨク」が発生したあたりから「凪論」(なぎろん)というブログ
http://blog.livedoor.jp/patriotism_japan/ を開設し、今も継続していますが、そこでは、自分が法律問題
の専門家であるかのような高見に立って、在特会などのヘイト勢力が引き起こす騒動や襲撃事件、それへの
反対闘争などを論評したり「現場報告」などを行なって来ました。
 また、仕事が24時間運営の子ども施設で4勤交代制であることを利用してか、関東、関西、四国など全
国各地でのヘイト事件裁判の傍聴に通って報告記事を書いてきました。

 しかしそれら記事から判明するのは、夜郎自大な法律論を振りかざしながらヘイト暴力の被害者を揶揄す
る姿勢であり、いたいけな小学生達が学校のフェンス越しに暴漢達によって朝鮮人差別の怒号罵声を浴びせ
られた「京都朝鮮学校襲撃事件」についてさえ、児童達が受けた恐怖や屈辱、保護者教員達が受けた恐怖や
屈辱に思いを馳せたり気の毒に思ったりという、まともな人間なら当然持つはずの思いを、野下氏は全く持
たない、極めて酷薄な人格の人間であるという事です。

 徳島県教組事務所襲撃事件での裁判傍聴では、事務所にいて突然暴漢に乱入されて罵声や吊し上げを喰ら
った女性書記の証言を「いささか芝居がかっている気がする」と突き放すような冷血ぶりです。
 私自身は暴力襲撃の加害者に賠償請求提訴をした事を「議員の地位を使ったスラップ訴訟だ」と中傷され
ました。

 野下氏の記述には、「他人の恐怖や苦しみを感じ取れない」人格障害さえ感じざるを得ません。
 その上野下氏は、別紙資料にもある通り、京都朝鮮学校裁判に関わって、「韓国人は、日本を憎むことで
しかアイデンティティを保つことができない気質だ」と、ブログで民族差別暴言をも書いています。
 
 こういう民族差別感情や「他人の恐怖や苦しみを感じ取れない」酷薄な性向を持つ野下氏が、よりによっ
て、か弱き子ども達や立場の弱い女性達を親身になって救済援助すべき児童相談所の管理的職員になってい
るとは、まさに「背筋が寒くなる」ような話です。

 児童相談所に駆け込んで来る人達、児童相談所に世話にならざるを得ない人達が、野下氏のブログ言動を
知ったらどう思うか、社会的弱者が抱える様々な問題に野下氏が人権をしっかり守る立場で対処していける
のか、答えは自ずから明らかだろうと思います。

 静岡市長や児童相談所所長におかれましては、どうか以上の事に基づいて、野下氏の人事配置について適
切な検討をしていただきますよう、伏してお願い申し上げます。
                                     了
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
 <野下●氏=凪(なぎ)についての情報> (全7ページ)
【 1 】某氏から2014年3月に寄せられた情報
  「凪論」の野下氏について
      静岡市児童相談所  静岡市葵区堤町914-●●● TEL 054-275-●●●
      役職と肩書は総務担当副主幹です。
      メアドは noshita●●@city.shizuoka.lg.jp
               (戸田注:これは2012年度以前の旧い情報だった事が5月に判明した)
【 2 】 (以下略:別投稿で紹介する)
【 3 】
【 4 】
【 5 】
【 6 】
 ・2012年8月、千葉から匿名郵便で送られた情報の封筒と中身
        (野下が2008年大阪府知事選で戸田を警察に弾圧要請通報した件)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
■戸田HP http://www.hige-toda.com/
  ザイトク問題特集(3)http://www.hige-toda.com/zaitoku/zaitokukai_3.html
  「自由論争掲示板」http://www.hige-toda.com/x/c-board/c-board.cgi?cmd=tre;id=01
■「革命21」 http://www.com21.jp/

【参考】:「罪得会」・ザイトクに関する過去の戸田投稿(新しいものが上)
  ーーーーーーーーーーーーー↓2014年ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
・6/22:おおっ!7/1(火)辛淑玉さん・戸田・武委員長で「排外主義と闘う」シンポが!
    関西の反ヘイト戦線が燃える! http://www.asyura2.com/14/senkyo167/msg/291.html
★4/13:門真市:イトスピーチお断り!市施設使用規制、と4/9毎日新聞に大きく掲載!
    他自治体から問い合わせ続々  http://www.asyura2.com/14/senkyo164/msg/201.html
・4/13:盛況だった「2/21門真市の反ザイトク施策研修会」。内容、動画、その後の展開などを紹介する
      http://www.asyura2.com/14/senkyo164/msg/202.html
・4/13:戸田襲撃のザイトク宮井が控訴審でも白旗!3万5991円を送金!3/28判決のミニ勝利。
     凪(なぎ)=野下 http://www.asyura2.com/14/senkyo164/msg/204.html
★3/28:ザイトク宮井への賠償控訴審がいよいよ3/28判決!下司オタク凪(なぎ)=野下は08年に戸田
    を警察通報! http://www.asyura2.com/14/senkyo163/msg/432.html
・3/28:おいおい、反ザイトクへの粘着攻撃の凪(なぎ)=野下が静岡市の公務員ってホントかよ!?
     ゾッとする話だね  http://www.asyura2.com/14/senkyo163/msg/433.html
  ーーーーーーーーーーーーー↓2013年ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
・11/30:逆流判決だが、これはこれで面白い!宮井に眼鏡代7.7万円取り立て攻撃出来るし、
    慰謝料争点化出来るし! http://www.asyura2.com/13/senkyo157/msg/213.html
★11/30:戸田襲撃56万円賠償裁判でザイトク宮井に「眼鏡実費7万円賠償のみ、慰謝料全否定」の
    異様な超甘判決! http://www.asyura2.com/13/senkyo157/msg/211.html
・11/9:著名公人と並んで売名図るおつるに痛打!(来年10月川西市議選)こんなザイトクと連むママや
    辻淳子って? http://www.asyura2.com/13/senkyo156/msg/156.html
★11/9:アハハ、戸田のHPとビラだけでザイトクと維新が結託した渾身の「11/16中原府教育長講演」
    が中止された http://www.asyura2.com/13/senkyo156/msg/154.html
・8/20:メガネ泥棒ザイトク宮井に対する7/12訴状の全文と「証拠説明書」を紹介する!
    (「自由論争掲示板」より) http://www.asyura2.com/13/senkyo152/msg/730.html
★8/20:戸田がザイトクの眼鏡泥棒=宮井将に56万円の賠償請求を提訴!9/20(金)11時〜大阪地裁408号
     法廷に注目!   http://www.asyura2.com/13/senkyo152/msg/728.html
・7/16:ヘイト行動封じは自治体と議員を動かしてこそ!〜600名結集大成功した大阪の7/14反ヘイト
     パレードに際し  http://www.asyura2.com/13/senkyo150/msg/849.html
★6/13・衝撃動画「維新府議・宮本一孝&ザイトク『黒書』」をアップ!見て広めて下さい!
   (動画内容解説も凄い)http://www.asyura2.com/13/senkyo149/msg/294.html
★5/23:さあ「5/31維新撃沈!市民大決起集会in門真」へ!小林万里子、モジモジ先生も出演!
    ザイトク串刺し批判も! http://www.asyura2.com/13/senkyo148/msg/204.html
・5/23:光を放つ「門真で維新を撃沈する市民の会 発足宣言」と衝撃動画
   「維新府議宮本一孝&ザイトク『黒書』」!http://www.asyura2.com/13/senkyo148/msg/205.html
★4/22:これが「門真で維新を撃沈する市民の会」発足宣言だ!4/20に大阪府門真(かどま)市で
    発足集会、特製動画も http://www.asyura2.com/13/senkyo146/msg/656.html
4/19★門真市で維新を撃沈せり!親ザイトクの維新府議宮本一孝を市長選出馬表明44日で出馬断念に追い
   込んだぞ!  http://www.asyura2.com/13/senkyo146/msg/493.html
・4/17:橋下維新粉砕闘争に勝利の展望が見えてきた4/13大集会。断固闘う当事者達の連携・文化
    ・笑い・映像などで http://www.asyura2.com/13/senkyo146/msg/516.html
★4/16:門真市で維新を撃沈せり!親ザイトクの維新府議宮本一孝を市長選出馬表明44日で出馬断念に
    追い込んだぞ!  http://www.asyura2.com/13/senkyo146/msg/493.html
・4/16:4/20(土)に「門真で維新を撃沈する市民の会」発足集会!ザイトクと維新の仲良し関係示す証拠動
    画も上映! http://www.asyura2.com/13/senkyo146/msg/495.html
★3/5 :アハハ。ザイトクが急遽「門真市役所見学」中止発表!「宮本支援に逆効果」と思った?
    門真市の毅然姿勢の勝利  http://www.asyura2.com/13/senkyo144/msg/713.html
・3/5:これは親ザイトク宮本支援での現市長攻撃作戦か?ザイトクが「3/6門真市役所見学」と嫌がらせ
    来襲を宣言!  http://www.asyura2.com/13/senkyo144/msg/695.html
・3/5:大阪門真市の6月市長選にザイトク荒巻と仲良しの宮本一孝(維新)が2/24出馬表明で門真市支配
    を狙う!  http://www.asyura2.com/13/senkyo144/msg/694.html
  ーーーーーーーーーーーーー↓2012年ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
    以下略(2010年から投稿してます)

http://www.asyura2.com/14/senkyo168/msg/314.html

記事 [政治・選挙・NHK168] 集団的自衛権は「邦人救援」にはならない? 裏に米の思惑〈週刊朝日〉
集団的自衛権は「邦人救援」にはならない? 裏に米の思惑〈週刊朝日〉
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140709-00000005-sasahi-soci
AERA 2014年7月14日号より抜粋


 安倍政権が、ついに「集団的自衛権」の閣議決定に踏み込んだ。国民を安心させようとする言葉の裏には、現実が巧妙に隠されている。

 首相官邸での会見で、安倍晋三首相はプロンプターに映し出される原稿を読み上げた。

「現行の憲法解釈の基本的考え方は、今回の閣議決定においても何ら変わることはない」

 万全の備えをすることが抑止力になる。憲法が掲げる平和主義はこれからも守り抜く──。安倍首相は、いままでと“変わらない”ことを繰り返し強調したが、憲法9条の解釈を根本から覆しておいて、何をか言わんや、である。

 集団的自衛権の行使容認が閣議決定された7月1日夕、首相会見前から、反対する人々が官邸前の沿道に連なり、抗議の声を上げた。共同通信の緊急世論調査では、容認反対が54.4%と賛成の約35%を大きく上回り、内閣支持率も下落した。こうした世論の声も、安倍首相にとっては「決断には批判が伴う」という自身の言葉への確信を強めるものでしかないのだろう。

 解釈改憲が必要だとする安倍首相は、その根拠として(1)「国際情勢の変化」、(2)「エネルギー確保」の観点を挙げる。だが、それは本当だろうか。

(1)は端的に言えば、覇権主義を強める中国への抑止力をいかに持つか、という話だ。国民の多くもそう受け取っているだろう。ところが、元外務省国際情報局長の孫崎享氏はこう語る。

「今回の話は、実は、邦人救護の問題でも尖閣問題でもない。米軍の戦略のために自衛隊を使う、というのが実態。2005年に合意した『日米同盟:未来のための変革と再編』の重点分野に〈国際的な安全保障環境の改善のための取組〉とありますが、その流れを実現させたものです。米国が具体的に考えているのはアフリカと中東。中国との軍事紛争は、はなから考えにありません」

 さらに(2)は、中東のホルムズ海峡の海上交通路(シーレーン)が、イラン紛争などで封鎖され日本のエネルギー供給に支障を来すような状況が想定されている。従来解釈では「武力行使にあたる」として禁じられてきた機雷除去が、今後は「(『我が国の存立が脅かされる明白な危険』などの)新3要件を満たす場合に限り、可能と考える」(3日夜、NHK番組での菅義偉官房長官の発言)という。

 しかし、この事例も国民に納得感を与えるための“詭弁”でしかない。

「集団的自衛権があるから、すぐに行くという話ではない。シーレーンはどの国にとっても重要。むしろ原油の国内備蓄は6カ月分以上あるので、その間に国連の集団安全保障体制の中で、いかに実戦行動を避けて貢献するか決めるのが現実的です。湾岸戦争でのPKO協力法のように個別具体的な法律を積み上げるべきで、あやふやな政治判断はかえって危険です」



http://www.asyura2.com/14/senkyo168/msg/315.html

記事 [政治・選挙・NHK168] アハハ凪(なぎ)=野下がたちまちビビッて5/26(月)夜にブログを閉鎖!徳島県教組事件裁判の傍聴できないね
☆アハハ凪(なぎ)=野下がたちまちビビッて5/26(月)夜にブログを閉鎖!徳島傍聴不能
    戸田 - 14/6/2(月) 21:50 -
http://www.hige-toda.com/x/c-board/c-board.cgi?cmd=one;no=7435;id=01#7435
 さんざん偉そうに能書きを垂れてきた凪(なぎ)論ブログ http://blog.livedoor.jp/patriotism_japan/
だが、5/26(月)の夜に「閉鎖」になった!
    ↓↓↓
 凪論
  誤解を与える表現があったので、お詫びするとともにブログ及びツイッターを閉鎖します。
  誤解を与える表現があったので、お詫びするとともにブログ及びツイッターを閉鎖します。
 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
◆これは、5/26(月)午後、戸田が児相を引き上げた後すぐに、野下●が所長ほか上司から「調査」を受け、
 自分がブログ「凪(なぎ)論」をやっている事をすぐに認めて、閉鎖を約束したためである!
 「誤解を与える表現があったので」とは、なんとも未練たらしい言い逃れだ。

▲また5/26戸田攻勢によって、「ザイトク裁判専門家」の「晴れの舞台」たる「徳島県教組襲撃事件刑事裁
 判・高松高裁5/28判決公判」の傍聴に行けなくなり、傍聴記を載せる事が出来なくなった!
  ザマーミロ、である。
■自分はハンドルネームの陰に隠れて、ザイトクの被害者や反ザイトクで闘う人々に対しては実名を挙げ、
 もしくは実名を挙げるに等しい特定を行なって、揶揄・誹謗中傷、さらには権力への売り渡しやザイトク
 への不当提訴勧誘までやってきた「凪(なぎ)=野下」だが、自分の正体が突き止められると途端にビビ
 ッて「ブログ閉鎖」して責任逃れしようとする卑怯者だった!

■静岡市児童相談所幹部職員の野下●よ!
 「吐いた唾は飲み込めない」のだ!
 おのれの公開言論に責任を取れ!

 革命左翼の戸田に反革命対応をする事が、自分にどんな災いをもたらすか、少しは思い知ったかな?
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
◆公然非公然の情報戦、個別撃破の電撃戦、「戸田戦略」の勝利!情報提供ありがとう!
    戸田 - 14/6/2(月) 22:17 -
http://www.hige-toda.com/x/c-board/c-board.cgi?cmd=one;no=7436;id=01#7436
 これは「ザイトク眼鏡泥棒=宮井将からの賠償金むしり取り闘争」勝利に次ぐ、戸田のザイトク分子・親
ザイトク分子殲滅闘争の勝利である!

 勝利の鍵は、「水面下の情報収集」=「非公然の情報戦」と「HPで公表する宣伝戦」=「公然の情報戦」、
および「相手を個人特定して知らぬ間に接近し、電撃的に襲撃する」=「個別撃破の電撃戦」を組み合わせ
た戦略戦術にある。

 一番の鍵は相手個人の実名・住所・職場を特定する事。
 今回、戸田に凪(なぎ)=野下の個人情報を寄せてくれた様々な人たちに深く感謝する。
 あなた方の協力があったからこそ、卑劣な差別公務員=野下の実態を暴いて追い詰める事が出来た。 
 本当にありがとう! 今後もよろしく!
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
■戸田HP http://www.hige-toda.com/
  ザイトク問題特集(3)http://www.hige-toda.com/zaitoku/zaitokukai_3.html
  「自由論争掲示板」http://www.hige-toda.com/x/c-board/c-board.cgi?cmd=tre;id=01
■「革命21」 http://www.com21.jp/

http://www.asyura2.com/14/senkyo168/msg/316.html

記事 [政治・選挙・NHK168] 《選挙》 滋賀県知事選、野党系の三日月氏がやや優勢の模様!自民党系の小鑓氏とは僅差!日曜日に投開票!
【選挙】滋賀県知事選、野党系の三日月氏がやや優勢の模様!自民党系の小鑓氏とは僅差!日曜日に投開票!
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-3080.html
2014/07/09 Wed. 12:00:18 真実を探すブログ



今週の日曜日(13日)に投開票される滋賀県知事選が終盤戦に突入しています。8日時点での発表によると、民主党などの野党各党が応援している三日月大造氏がリードして、僅差で自民党系の小鑓隆史氏が追い掛けているとのことです。共産党の坪田氏は上位2名とかなりの差があるようですが、同じ野党系の三日月氏の票を奪ってしまう可能性が懸念されています。


三日月氏は「新しい自立したエネルギー社会」を呼び掛けており、省エネ家電の支援や自然エネルギー推進等の政策を掲げている方です。一方で、自民党系の小鑓氏は元内閣官房参事官で、いわゆる典型的な官僚系の人間となっています。今は三日月氏が優勢のようですが、未だに4割もの方が投票先を決めていないので油断は禁物です。両者の票差も多くはないようですし、今後も滋賀県知事選には要注目してください。


☆三日月氏やや先行、小鑓氏猛追 滋賀知事選朝日新聞調査
URL http://www.asahi.com/articles/ASG6Z3Q03G6ZPTJB005.html
引用:
 13日投開票の滋賀県知事選について、朝日新聞社は朝日放送(ABC)と共同で4、5の両日、電話調査を実施し、取材で得た情報と合わせて情勢を探った。前民主党衆院議員の三日月大造氏(43)がややリードしている情勢で、元経済産業官僚の小鑓隆史氏(47)が激しく追う。共産党県常任委員の坪田五久男氏(55)は支持拡大に懸命だ。


 有権者の4割が投票態度を明らかにしておらず、情勢は変わる可能性がある。


 投票態度を明らかにした人を分析すると、三日月氏は直前まで県連代表を務めた民主支持層をほぼまとめ、無党派層からも6割を超える支持を受けている。小鑓氏は、推薦を受けた自民支持層からの支持が7割ほどにとどまり、無党派層からの支持は3割ほど。坪田氏は、推薦を受けた共産支持層をほぼまとめた。
:引用終了


☆3候補、「あと1週間」訴え熱く 滋賀県知事選
URL http://www.kyoto-np.co.jp/politics/article/20140705000107
引用:
 滋賀県知事選(13日投開票)が後半に入った週末の5日、無所属新人の3候補は県内各地の繁華街や住宅地を駆け回って有権者にアピールし、「あと1週間。知事に押し上げて」と訴えのボルテージを上げた。


 元内閣官房参事官の小鑓(こやり)隆史候補(47)は大津市から出発。守山市では農協関係者らの催し会場で千人以上の参加者と握手を重ねた後、草津市中心部の商店街を支援者と歩いて支持を呼び掛けた。夕方は大津市のJR石山駅前で「13日に新しい県政の扉を開こう」と声を張り上げ、応援の菅義偉官房長官と「勝つぞ」と気勢を上げた。6日は推薦政党の集会に参加する。
:引用終了


☆滋賀県知事選告示、新人3人の争いに


☆三日月大造 滋賀県・観光活性化への想い


☆三日月候補の公式ツイッター
URL https://twitter.com/mikazuki_taizo



☆三日月大造事務所
URL https://www.facebook.com/mikazukitaizo




http://www.asyura2.com/14/senkyo168/msg/317.html

記事 [政治・選挙・NHK168] 議員はどうする?!堺・生駒・高槻で、ザイトクの「従軍慰安婦は捏造だ展」に施設使用許可を出した問題 を!
 反ザイトク・反維新で断固闘う「革命21」http://www.com21.jp、大阪府門真(かどま)市議の戸田から、
ザイトク(=ヘイトスピーチ勢力)問題についての新情報です。拡散希望!
 戸田の反ザイトク情報メールの6/30送信を紹介する。
   ↓↓↓
件名:議員はどうする?!堺・生駒・高槻で、ザイトクの「従軍慰安婦は捏造だ展」に施設使用許可を出し
   た問題を!
本文:卑劣ファシスト=ザイトクと断固闘う戸田からのザイトク問題メールです。
    (拡散、コピー紹介大歓迎!)(BBC送信 重複の節はご容赦を)
(「ザイトク」とは、民族差別の集団暴力犯罪を得意がる、卑劣ファシスト=「在特会」や「主権回復会」
 などの団体・個人の総称。戸田の造語)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
 先ほど、議員のメーリングリストに送ったメールを紹介します。
    ↓↓↓
 戸田から議員各位へ。
「住民の安全と尊厳を守る責務」は行政だけでなく議員の責務でもあるはずです。
 自分のまちでザイトクが「従軍慰安婦は単なる売春婦だ!」「従軍慰安婦問題なんて存在しない!」など、
被害女性を侮辱し、戦争犯罪を居直る宣伝企画をするとしたら、あなたは議員としてどうしますか?
 しかもあなた方議員の無策によって、行政側がそうした差別侮辱企画に公共施設の使用を許可してしまっ
たとしたら!

▲堺市(7月)・生駒市(8月)・高槻市(9月)で、そうした差別侮辱企画が公共施設で開催される事にな
 ってしまいました! (その情報を文末に添えました)
 「我関せず」で知らん顔しますか? 「怖いからダンマリ」しますか?

 そうではないはずです。こういう企画がいかにその市の住民の「尊厳」を脅かすものであるか、すぐ分か
るはずです。 (その市の住民だけの問題ではありませんが)
 こんなおぞましい企画に「自分のまちの公共施設」が使われてしまったら、今後その施設に行くことが出
来なくなるような心的被害を受けてしまう事も十分に考えられます。
 「あなたのまちの住民が」です!
 (その人が選挙権を持っていない外国籍住民であっても、住民には変わりありません)
 (※生駒市の場合は、外国籍住民も住民投票の投票権を持ってます)

※特に生駒市の場合は、2011年10月に在日女性宅への襲撃街宣がされ、山下市長が在特会の謝意材要求
 ・市庁舎立ち入り拒否等を通告したものの、市内での差別街宣・ビラまきは放置で、議員達も無言、とい
 う状況が続き、被害女性らは非常に怖い思いをさせられ続けてきたはずです。
  その上に、8月にザイトク企画が生駒市芸術会館で開催されてザイトクが集まるというのです。
   どんなに嫌な気持ちにさせられる事でしょうか。

◆議員としてなすべき事は、
 1)施設と市当局に使用許可を取り消すように求める。
 2)なぜこんなおぞましい企画に使用許可が出されたのか、事実を調べる。
 3)使用に反対する心ある人々と連絡を取って、反対運動に加わる。
   ◆そして「許可取り消し」になるような状態に持っていく!
 4)今回使用されてしまう場合は、当日現場に行って、実状を調査把握すると共に、主催者側に質問など
   をして彼ら彼女らのデタラメさを露呈させる。
 5)それらを基にして、9月議会の質問でこの問題を取り上げ、2度とこのような企画に許可を出さない
   ように答弁させる。
という事だと考えます。

◆「理論武装」をするためには、あなたも市職員も、7/26(土)に開催される
  「ザイトクに公共施設を使わせない論理と倫理〜7/26前田朗先生講演集会イン門真」
    http://www.hige-toda.com/zaitoku/zaitokukai_3.html
 に参加して勉強する事です。

 これから堺市・生駒市・高槻市内外の心ある市民達から、「なんでそんなおぞましい差別デマ企画に公共
施設を使わせるのか?許可取り消しすべきだ!」、という電話やメールが寄せられていく事でしょう。
 「議員は何をやってるんだ?」という声も寄せられるでしょう。
 3市の議員がそういう「良心の声」に応え連携して行動する事を願ってやみません。
 3市以外の議員達は、「明日は我がまち」の事だと自覚して、今から対策を取って行くべきです。
 
 やはりそのためには、やはり「ザイトクに公共施設を使わせない論理と倫理」を真剣に学ばないといけま
せん。(行政側にも学ばせないといけません。)
 議員のみなさん、議員にも「住民の安全と尊厳を守る責務」があるはずです。
 あなたは「議員として」どうしますか? 
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
 【 堺・生駒・高槻3市でのザイトク企画を伝える情報メール 】
    ↓↓↓
 先に京都での「捏造慰安婦展」について、怒りと悲鳴のメールが届いていますが、今度は下記日程で関西
各地で、彼らは「検証・いわゆる従軍慰安婦展」を計画していることを告知しました。

▲堺市:7月26日ー7月27日(土・日)
  堺市立西文花会館 10時半から18時まで、日は16時まで
▲生駒市:8月30日ー31日(土・日)
  奈良生駒市芸術会館 11時から17時まで、日は16時まで
▲高槻市:9月11日ー16日(木−火)
  高槻市立総合区民交流センター 10時から18時、最終日は16時まで

テーマは
  検証・いわゆる従軍慰安婦展
サブテーマは
  ・従軍慰安婦は捏造でした
  ・河野談話は全く根拠がありません
  ・日本人は無実の罪で貶められています
主催者は
  元在特会大阪支部長と奈良支部長である凛かぜ・獅子の会
協賛は
  頑張れ日本全国行動委員会・関西各地
  新しい歴史教科書をつくる会・京都
  そよ風
  なでしこアクション
  救う会・奈良
  維新政党・新風
  正しい歴史を伝える会
  my日本
そして後援には
  中山成彬
  西村眞吾

など、これまで大阪や奈良・京都で同志向のパネル展を行なってきた団体です。
 「頑張れ日本全国共同行動」はチャンネル桜系の右翼団体で、フジテレビなどへの大掛かりな日の丸行進
を行なってきたグループです。
 「そよ風」や「なでしこアクション」は在特会系の女性右翼団体です。

 今回の目的は明らかに、この間の政府による「河野談話検証」をサポートし関西において彼らが当面の敵
とする、堺市、生駒市(住民投票条例制定)、また国会他で慰安婦問題で頑張っている辻元清美さんの高槻
市に攻勢をかけるものだと思います。
 京都の状況はまだ把握していませんが、この前私たち関西ネット主催した大正区での沖縄慰安婦展には在
特会のメンバーらしい人物が介入してきました。
 また新長田でもロラ映画・講演遠会でも、当日の被害はありませんでしたが、事前の水曜デモにイチャモ
ンほつけてきています。

 出来れば万全の体制で臨みたいと思います。よろしくお願い申し上げます。
 ザイトク側の宣伝HP
  ↓↓↓
http://calendar.zaitokukai.info/kinki/scheduler.cgi?mode=view&no=367
 彼らの当日のスタイルは、黒いスーツやワンピースで正装した男女案内役を務め、外はラフな在特会グル
ープがカメラを持って待機するというものです。
 是非、顔を出してみましょう。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 以上です。
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【参考】:「罪得会」・ザイトクに関する過去の戸田投稿(新しいものが上)
  ーーーーーーーーーーーーー↓2014年ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
・7/9:アハハ凪(なぎ)=野下がたちまちビビッて5/26(月)夜にブログを閉鎖!
   徳島県教組事件裁判の傍聴できないね  http://www.asyura2.com/14/senkyo168/msg/316.html
★7/9:親ザイトクブログ「凪(なぎ)論」の野下は、実は「静岡市児童相談所の副主幹」だった!
    戸田が現地で追求!  http://www.asyura2.com/14/senkyo168/msg/314.html
・6/22:おおっ!7/1(火)辛淑玉さん・戸田・武委員長で「排外主義と闘う」シンポが!
    関西の反ヘイト戦線が燃える! http://www.asyura2.com/14/senkyo167/msg/291.html
★4/13:門真市:イトスピーチお断り!市施設使用規制、と4/9毎日新聞に大きく掲載!
    他自治体から問い合わせ続々  http://www.asyura2.com/14/senkyo164/msg/201.html
・4/13:盛況だった「2/21門真市の反ザイトク施策研修会」。内容、動画、その後の展開などを紹介する
      http://www.asyura2.com/14/senkyo164/msg/202.html
・4/13:戸田襲撃のザイトク宮井が控訴審でも白旗!3万5991円を送金!3/28判決のミニ勝利。
     凪(なぎ)=野下 http://www.asyura2.com/14/senkyo164/msg/204.html
★3/28:ザイトク宮井への賠償控訴審がいよいよ3/28判決!下司オタク凪(なぎ)=野下は08年に戸田
    を警察通報! http://www.asyura2.com/14/senkyo163/msg/432.html
・3/28:おいおい、反ザイトクへの粘着攻撃の凪(なぎ)=野下が静岡市の公務員ってホントかよ!?
     ゾッとする話だね  http://www.asyura2.com/14/senkyo163/msg/433.html
  ーーーーーーーーーーーーー↓2013年ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
・11/30:逆流判決だが、これはこれで面白い!宮井に眼鏡代7.7万円取り立て攻撃出来るし、
    慰謝料争点化出来るし! http://www.asyura2.com/13/senkyo157/msg/213.html
★11/30:戸田襲撃56万円賠償裁判でザイトク宮井に「眼鏡実費7万円賠償のみ、慰謝料全否定」の
    異様な超甘判決! http://www.asyura2.com/13/senkyo157/msg/211.html
・11/9:著名公人と並んで売名図るおつるに痛打!(来年10月川西市議選)こんなザイトクと連むママや
    辻淳子って? http://www.asyura2.com/13/senkyo156/msg/156.html
★11/9:アハハ、戸田のHPとビラだけでザイトクと維新が結託した渾身の「11/16中原府教育長講演」
    が中止された http://www.asyura2.com/13/senkyo156/msg/154.html
・8/20:メガネ泥棒ザイトク宮井に対する7/12訴状の全文と「証拠説明書」を紹介する!
    (「自由論争掲示板」より) http://www.asyura2.com/13/senkyo152/msg/730.html
★8/20:戸田がザイトクの眼鏡泥棒=宮井将に56万円の賠償請求を提訴!9/20(金)11時〜大阪地裁408号
     法廷に注目!   http://www.asyura2.com/13/senkyo152/msg/728.html
・7/16:ヘイト行動封じは自治体と議員を動かしてこそ!〜600名結集大成功した大阪の7/14反ヘイト
     パレードに際し  http://www.asyura2.com/13/senkyo150/msg/849.html
★6/13・衝撃動画「維新府議・宮本一孝&ザイトク『黒書』」をアップ!見て広めて下さい!
   (動画内容解説も凄い)http://www.asyura2.com/13/senkyo149/msg/294.html
★5/23:さあ「5/31維新撃沈!市民大決起集会in門真」へ!小林万里子、モジモジ先生も出演!
    ザイトク串刺し批判も! http://www.asyura2.com/13/senkyo148/msg/204.html
・5/23:光を放つ「門真で維新を撃沈する市民の会 発足宣言」と衝撃動画
   「維新府議宮本一孝&ザイトク『黒書』」!http://www.asyura2.com/13/senkyo148/msg/205.html
★4/22:これが「門真で維新を撃沈する市民の会」発足宣言だ!4/20に大阪府門真(かどま)市で
    発足集会、特製動画も http://www.asyura2.com/13/senkyo146/msg/656.html
4/19★門真市で維新を撃沈せり!親ザイトクの維新府議宮本一孝を市長選出馬表明44日で出馬断念に追い
   込んだぞ!  http://www.asyura2.com/13/senkyo146/msg/493.html
・4/17:橋下維新粉砕闘争に勝利の展望が見えてきた4/13大集会。断固闘う当事者達の連携・文化
    ・笑い・映像などで http://www.asyura2.com/13/senkyo146/msg/516.html
★4/16:門真市で維新を撃沈せり!親ザイトクの維新府議宮本一孝を市長選出馬表明44日で出馬断念に
    追い込んだぞ!  http://www.asyura2.com/13/senkyo146/msg/493.html
・4/16:4/20(土)に「門真で維新を撃沈する市民の会」発足集会!ザイトクと維新の仲良し関係示す証拠動
    画も上映! http://www.asyura2.com/13/senkyo146/msg/495.html
★3/5 :アハハ。ザイトクが急遽「門真市役所見学」中止発表!「宮本支援に逆効果」と思った?
    門真市の毅然姿勢の勝利  http://www.asyura2.com/13/senkyo144/msg/713.html
・3/5:これは親ザイトク宮本支援での現市長攻撃作戦か?ザイトクが「3/6門真市役所見学」と嫌がらせ
    来襲を宣言!  http://www.asyura2.com/13/senkyo144/msg/695.html
・3/5:大阪門真市の6月市長選にザイトク荒巻と仲良しの宮本一孝(維新)が2/24出馬表明で門真市支配
    を狙う!  http://www.asyura2.com/13/senkyo144/msg/694.html
  ーーーーーーーーーーーーー↓2012年ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
    以下略(2010年から投稿してます)

http://www.asyura2.com/14/senkyo168/msg/318.html

記事 [政治・選挙・NHK168] 集団的自衛権と解釈改憲 否定する政府・公明の恥知らず(HUNTER)
集団的自衛権と解釈改憲 否定する政府・公明の恥知らず
http://hunter-investigate.jp/news/2014/07/20140709-jieiken.html
2014年7月 9日 09:30 HUNTER


 集団的自衛権の行使容認とそれにともなう憲法解釈の変更を閣議決定した安倍政権。密室協議の末、国の根幹を揺るがす暴挙に与した公明党だったが、姑息なことに、今回の決定を「集団的自衛権の行使容認ではない」「解釈改憲ではない」などとする主張を展開し始めた。

 一方の政府は、閣議決定の内容について説明するため公表した問答集のなかで、集団的自衛権を容認したことを明記。政府与党内の認識の違いを露呈する形となった。ただし、驚いたことに、政府までが「解釈改憲ではない」と言い出す始末。政府与党が足並みを揃えて国民を騙し、戦争への道を歩むことだけは確実のようだ。

公明党がなくした「平和の党」の看板と「恥」の一文字

 公明党が、今月4日と5日にホームページ上で公開した「安全保障のここが聞きたい(上・下)」には、合わせて15項目のQ&Aが紹介されている。答えはいずれも子どもじみた言い訳ばかり。とくに、Q3―集団的自衛権の行使を認めたのか?と、Q4―「解釈改憲」ではないのか?に対する答えは国民をばかにしているとしか思えないお粗末な内容だ。

Q3 集団的自衛権の行使を認めたのか?

A3 外国防衛それ自体を目的とする集団的自衛権は認めていない。
個別的自衛権の行使は、自国が武力攻撃を受けたことが条件ですが、今回、その前であっても限定的に実力の行使が認められました。この場合、国際法上、集団的自衛権が根拠となる場合があります。

Q4 「解釈改憲」ではないのか?

A4 憲法の平和主義は守られており、改憲には当たらない。
「解釈改憲」とは、解釈によって、憲法の考え方の柱を変えてしまうことであり、解釈改憲ではありません。

今回の決定では、国民の命と平和な暮らしを守るため、自国防衛の場合に例外的に武力行使を認めた憲法第9条の柱はそのまま堅持されています。決定は第9条の枠内で、自国を守るための「自衛の措置」の限界について解釈の見直しをしたにすぎず、解釈改憲ではありません。

一方、「さらなる解釈変更により行使できる自衛の措置の範囲を広げることができるのではないか」との懸念の声がありますが、今回の閣議決定では、解釈変更の限界を示しており、自民党の高村副総裁も「これ以上しようと言うならば、憲法改正しかない」と明言しています。


 自らが作成したQ&Aでありながら、A3の『集団的自衛権の行使を認めたのか?』という問いに対する公明党の主張(A3)は、正確な答えになっていない。問いは『集団的自衛権の行使』を認めたのかどうかであって、『外国防衛それ自体を目的とする集団的自衛権』のことなど聞いていない。そもそも、外国を防衛するための武力行使の是非など議論されていない。うまくはぐらかしたつもりなのだろうが、安倍内閣による閣議決定の内容は、限定的であろうがなかろうが≪集団的自衛権の行使容認≫なのだ。

 Q4の「解釈改憲」ではないのか?という問いに対しては、臆面もなく『改憲には当たらない』……。公明党は「平和の党」の看板とともに、「恥」という言葉も廃棄処分にしたのだろう。閣議決定の内容を見ると、これまでの憲法解釈を変えることを明記している。つまりは「解釈改憲」。念のため、下に閣議決定の該当部分を抜粋しておきたい。

 現在の安全保障環境に照らして慎重に検討した結果、我が国に対する武力攻撃が発生した場合のみならず、我が国と密接な関係にある他国に対する武力攻撃が発生し、これにより我が国の存立が脅かされ、国民の生命、自由及び幸福追求の権利が根底から覆される明白な危険がある場合において、これを排除し、我が国の存立を全うし、国民を守るために他に適当な手段がないときに、必要最小限度の実力を行使することは、従来の政府見解の基本的な論理に基づく自衛のための措置として、憲法上許容されると考えるべきであると判断するに至った。

 歴代内閣が、憲法上許されないとしてきた集団的自衛権の行使を、「許容される」と明記している。解釈を変えて憲法の根幹を変える以上、「解釈改憲」以外の何ものでもあるまい。 

解釈改憲―政府も否定

 今回の閣議決定のタイトルは「国の存立を全うし、国民を守るための切れ目のない安全保障法制の整備について」。内閣官房が公表した≪「国の存立を全うし、国民を守るための切れ目のない安全保障法制の整備について」の一問一答≫を見てみよう。

【問1】 なぜ、今、集団的自衛権を容認しなければならないのか?

【答】 今回の閣議決定は、我が国を取り巻く安全保障環境がますます厳しさを増す中、我が国の存立を全うし、国民の命と平和な暮らしを守るため、すなわち我が国を防衛するために、やむを得ない自衛の措置として、必要最小限の武力の行使を認めるものです。

【問2】 解釈改憲は立憲主義の否定ではないのか?

【答】 今回の閣議決定は、合理的な解釈の限界をこえるいわゆる解釈改憲ではありません。これまでの政府見解の基本的な論理の枠内における合理的なあてはめの結果であり、立憲主義に反するものではありません。


 問1の問答でも明らかな通り、安倍内閣が行ったのは「集団的自衛権の行使容認」。公明党の主張とは、あまりに違う内容だ。ただ、この問答も姑息であることに変わりはなく、容認したのがあたかも自国防衛のための権利であるかのような記述となっている。言うまでもなく、「個別的自衛権」は従来から認められている権利だ。集団的自衛権とはまったく異なる概念であることを忘れてはなるまい。問1に対する答えは、“自国を守るためなら仕方がない” ―― 国民にそう思わせるためのトリック的文章なのだ。

 閣議決定が≪解釈改憲ではありません≫とする問2の答えは明らかに虚偽だ。前述のように、閣議決定では憲法解釈の変更を明記している。これまでの内閣が「立憲主義」に基づいて集団的自衛権は容認できないとしてきた解釈を180度変えたということ。これは立憲主義の否定であり、いかなる理由を並べても平和主義を謳った憲法の精神を捻じ曲げたことに変わりはない。いまさら「解釈改憲ではない」などという言い訳をするのは卑怯というものだ。公明党同様、安倍内閣も「恥知らず」ということか……。



http://www.asyura2.com/14/senkyo168/msg/319.html

記事 [政治・選挙・NHK168] 高校教師向け自衛隊体験企画 本紙報道/北海道 父母らの反対で中止(しんぶん赤旗)





「しんぶん赤旗」 2014年7月9日(水)

高校教師向け自衛隊体験企画 本紙報道/北海道 父母らの反対で中止


 北海道旭川市内の陸上自衛隊駐屯地で計画されていた「自衛隊の国際貢献」をテーマにした講演や装備品展示見学など事実上の「体験入隊メニュー」ともとれる高校社会科教師を対象にした研究会が父母、教師らの反対で中止となったことが8日、関係者への取材で分かりました。この問題は本紙5日付が「子を戦場へ送る準備か」と報道していました。


 中止となった「自衛隊の国際貢献」の意義を高校の社会科教師に説く研究会は、旭川市と周辺町村の公立・私立高校の社会科教師でつくる上川管内高等学校社会科(地歴・公民科)教育研究会の主催で、17日に陸上自衛隊旭川駐屯地の北鎮(ほくちん)記念館などを会場に開く計画でした。


 北鎮記念館は、日露戦争から太平洋戦争での旧日本軍の「軍神」を顕彰する侵略戦争賛美、自衛隊イラク派兵の記録展示などを中心とした軍事博物館です。


 自衛隊食堂での「体験喫食」はじめ、「装備品展示見学」などの計画を6月中旬に知らされた管内の各高校の社会科教師や父母からは、研究会事務局に対し、「研究会というよりもまるで体験入隊ではないか」「『平和的で民主的な人格形成』を目的とする公教育の教師が研修する場所としてふさわしくない」などの疑問や開催中止を求める声が相次いで寄せられました。


 研究会事務局は8日、管内各高校に対し「開催の中止を文書で伝える」としています。


 上川管内高等学校社会科(地歴・公民科)教育研究会の田村二郎会長(北海道凌雲高等学校長)は本紙の取材に同日、「諸般の事情や関係者の意見も考慮し、自衛隊旭川地方協力本部とも協議した結果、今回は中止することにした。(研究会は)総会でもあり、内容も再検討して秋にも開催したい」と語りました。


関連キーワード







http://www.asyura2.com/14/senkyo168/msg/320.html
記事 [政治・選挙・NHK168] 「住民の尊厳を守る」がキーワード!・議会で慰安婦問題決議した議員の責任と「捏造!慰安婦展」の関係性
 戸田の反ザイトク情報メールの7/7送信を紹介する。
   ↓↓↓
件名:
  ◆「住民の尊厳を守る」が肝!議会で慰安婦問題決議した責任と「捏造!慰安婦展」
本文:今回の配信内容は以下の通り。

【1】「住民の尊厳を守る」が反ザイトク施策のキーワードだ!
   新たな法律や条令も議会工作も不要な「住民の安全と尊厳を守る行政責務」
【2】議会で慰安婦問題決議をした責任と行政が「捏造!慰安婦展」を許可してしまった事の関係性
  ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
★7/26(土)「ザイトクに公共施設を使わせない論理と倫理〜7/26前田朗先生講演集会イン門真」
  にまだ日にちがあると思われているためか、まだ参加申込者10人程度で全然足りません。100人規模
 の会場を埋める事前申し込みを願います!
  ※7/16準備会(夜7時会場に集合)も4人だけで、あと数名欲しいです。
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【1】「住民の尊厳を守る」が反ザイトク施策のキーワードだ!
     新たな法律や条令も議会工作も不要な「住民の安全と尊厳を守る行政責務」

 行政に反ザイトク施策(ヘイト抑止施策)を取らせていくにあたっては、それが「行政の責務」であるこ
とを行政側に承服させないといけない。
 しかも抽象的・お題目的な承服ではなく、「実効的措置」を取る事を「義務づける」論理構成を持たない
と意味がない。

 どういう概念を使うのがいいのか?
 それを戸田は2011年9月議会で門真市行政に反ザイトク施策を求めて以来ずっと模索してきた。
   (行政側の思考回路も聞いて協議しながら)
 「人権の尊重」だけでは抽象的過ぎてザイトクの差別罵倒・襲撃問題への対策には役立たない。

 「平和的生存権」、「差別されない権利」、「差別罵倒・侮辱をされない権権利」、等々・・・・
 端的な言葉で、ザイトク問題に直結して、分かりやすく、普遍性があって、行政が無条件に承服出来る
(絶対に否定できない)言葉で・・・・

 そうした模索の末に2013年3月議会から戸田が使い、門真市行政が承服したのが「住民の安全と尊厳を
守る行政責務」という概念である。
 (行政自身が自分の言葉として議会で明言したのは「川東騒動」でのブレを立て直した今年の6月議会か
  らだが)
 この概念の素晴らしさのポイントは以下の通りだ。

1:「住民」という事で、国籍を問わず、その自治体に住んでいる人全てを網羅し、行政に対して「自分と
  この住民への責任」を明示する。
   ▲「国、府県、近隣他市の動向の検討」は関係ない!
     そういう「行政お定まりの言い訳」は出来ない!
2:「安全」とは襲撃されず、襲撃の危険性の怯えず暮らせる住民の権利。 (それを含んだ言葉)
  ※「安全安心」という言葉が「住民監視・国家統制」の諸措置を正当化する流れで使われまくっている
    が、それを人民のために換骨奪胎した!

3:「尊厳」とは差別されず、差別罵倒や侮辱をされない住民の権利 (それを含んだ言葉)
   ◆ザイトク規制に最も適している!しかも普遍性がある!
4:それを守るのが「行政の責務」だという事。
  ◆「住民の安全と尊厳を守る事が行政の責務でしょ」と言われたら、行政は絶対にそれを否定出来ない。
   どこの行政でも「その通りです」と言うしかない!(「国、府県、近隣他市の動向」に関わりなく)

5:「行政の責務と認める以上は、実効性ある措置を取らんといけないでしょ」、として行政に具体的措置を
  実施させる論理構造が作られる。
6:しかもこの概念の実施にあたっては、新たな法律も条令も不要だ。
   (それに何の予算措置も要らない)
  ◆議会内多数は不要だし、右翼議員がいても妨害されずに、行政だけの判断で承服できる・承服しなけ
   ればならない概念である!
  (現に自民党市長の門真市で、戸田1人だけの働きかけで反ザイトク施策が進んだ根拠はここにあると
   言える。)

  ※やる気のある議員が1人いれば出来る!
   一方、日本の現実では強い住民運動があったとしても「奮闘する議員ゼロ」では、ほぼ実現不可能だ
   し、状況に即した展開が出来ない。鍵は「やる気のある議員」の存在だ。

 ■行政に反ザイトク施策を採らせたいと願っている人は、まずあなたの自治体行政に、「超一般的な質
  問」として、「住民の安全と尊厳を守る事は行政の責務であるはずだが、どうですか?」、と聞いてみて
  ほしい。
   まずは「超一般的な質問」をして「超一般的な回答」をさせること! スタートはそこからだ。

 ■ありきたりの言葉のように見えるが、ザイトク規制に絶大な効果をもたらす、
  「ついに発見された概念」!
  それが「住民の尊厳を守る」であり、「住民の安全と尊厳を守る行政責務」だ!
  ・・・・こういう事を「コロンブスの玉子」と言うのだろう。
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【2】議会で慰安婦問題決議をした責任と行政が「捏造!慰安婦展」を許可してしまった事の関係性

 ザイトクが全国的に「捏造!慰安婦展」を企画し、それを堺市(7/26・27)、生駒市(8/30・31)、高槻
市(9/11〜16)が公共施設の使用許可する、という問題が心ある人々を憤激させ困惑させている。

◆今まさに「ザイトクに公共施設を使わせない論理と倫理」が問われている!
  (だから門真市での7/26前田先生講演会に結集して学ぶべきなのだ)

1:この3市の市議会はいずれも「従軍慰安婦問題の解決を求める意見書」を(多数決で)採択している。
  (右翼・ザイトクからの非難をはねのけて!)(以下では「従軍慰安婦問題決議をした」とも記す)

2:これはとりもなおさず、市議会が「歴史修正主義」勢力の主張、すなわち
    「従軍慰安婦は存在しなかった!単なる売春婦問題だ」
    「戦前日本にも戦後日本にも、この件で何ら咎められる事はない」 
  という主張を、正面切って否定批判した、という事だ。

3:それなのに市当局が公共施設を「歴史修正主義」(戸田は「歴史偽造主義」と言いたいが)勢力のデマ
 主張を宣伝する場として使わせるというのは、市議会決定に真っ向から反する行為であり、許される事で
 はない。

4:議員達もまた、自分らが決議において否定し批判した「歴史修正主義」勢力のデマ主張が、自分のまち
 の公共施設で垂れ流されようとしている事、「行政が議会決議に反して使用許可した」事について、猛然
 と怒って反対しないといけない。

5:今回の問題は、「ある事件について別の見解もあります」という類の問題ではない。
  例えば、ある不良社員集団が女性を拉致監禁・連続強姦した事件があって、
  裁判でもそういう事件があった事が認定されていて、その会社の役員がそういう事実が存在した事を認
 め、会社としてもそういう社員を生み出してしまった事についてお詫びの気持ちを表明したとして、

  不良社員集団になぜかシンパシーを抱く連中が、公共施設を使って「拉致監禁強姦なんてなかった。女
 どもは金目当ての売春婦どもだった」とデマ宣伝する事が許されると思うのか? 
  そんなデマ宣伝企画は被害者および問題をまじめに考える全ての人々を侮辱し誹謗中傷し、その「尊
 厳」を傷つけるものであり、絶対に許されるはずがない。
  被害女性が日本人でなく朝鮮人や中国人だったら許されるのか?
  最近の事ではなく昔の事だったら許されるのか? 今も被害者が生きていて、この事件への謝罪と補償
 を求めているというのに。
  到底許される事ではない。

6:少なくとも公共施設において(公衆の利用に供する空間でも)、このように被害者と通常の市民の尊厳
 を傷つける宣伝企画は絶対に許されるべきでない。

7:●ところで、3市でこのようなデマ宣伝企画を市当局が許可した事については、市議会議員達のこれま
 での行動(不作為)に大いに責任がある事を、議員達は反省しなければならないし、運動市民側も自覚し
 なければならない。

8:なるほど3市の議員達は従軍慰安婦決議を上げるに際して、一般右翼やザイトクの脅迫や脅迫的街宣を
 はねのけて決議を上げた。
  その行為は日本社会に流通している「歴史修正主義」勢力の主張を正面切って否定批判した、立派な行
 為である。
  
9:●しかし議員達は「立派な決議を上げる事」には勇気を奮ったが、「自分のまちで「歴史修正主義」勢
  力が市道を使ってデマ宣伝=「被害者と住民の尊厳を傷つける宣伝」を行なう事に対して、全く批判せ
  ず、放置したままだった!
  
  少なくとも議会で従軍慰安婦決議が決された以降は、こういう輩に市道を使わせない措置を行政に求め
 るべきだったし、こういう輩のデマ宣伝を議員の名において明確に批判すべきだった。

10:堺市、生駒市、高槻市のいずれにおいても、「市民派議員」等、戸田と同じメーリングリストに入って
 いる議員が何人もいる。  
  戸田はそれらの議員達に、2009年頃からザイトク問題の情報を発信してきたし、特に2011年9月議
 会で門真市の反ザイトク姿勢の答弁をさせて以降は、「議員として行政を追求して反ザイトク施策を採ら
 せる」ノウハウと実践を頻繁に、それこそ山のように沢山、発信して来た。

 ●しかし、それでも3市の議員達は誰一人、動かなかった。
   だから、3市では行政当局の認識が全く進歩せず、ザイトクの差別罵倒宣伝、「住民の安全と尊厳」
  を脅かす差別宣伝に市道が使われてきたし、行政当局に「そういう宣伝は深刻な人権侵害にあたって許
  されないものだ」という見解を出さねばならない、という発想すら浮かばなかったのだ。
  (30数年も「同和人権行政」を続け、「差別を許さないまちづくり」を掲げていてこのザマだ!)

11:▲特に生駒市の議員達は、慰安婦決議への報復として2010年3月議会開催前週に、議会棟が約20人
 ものザイトクによる「殴り込み」攻撃を受けて怒号罵声で蹂躙されるという、類を見ない凶悪事件があっ
 たにも拘わらず(現場動画がネットで公表された)、ザイトクに萎縮しまくって、ザイトクを批判するど
 ころか事件があった事すら口外せず、事件を隠ぺいする有様だった!
  事件6日後に開催された3月議会で襲撃非難の議会決議を上げるのが当然なのに何もせず、議員メーリ
 ングリストでの発信も全くしなかった。
  戸田がこの事件を人づてに知ったのは、実に1年半後の2011年10月だった!
    http://www.hige-toda.com/x/c-board/c-board.cgi?cmd=one;no=6822;id=01#6822

12:2009年12月の京都朝鮮学校襲撃に続いて、2010年3月に生駒市で「市議会殴り込みでお咎め無し」
 だった事は、ザイトクを大いに鼓舞し、「自分らは何をやっても許される」、とばかりに同年の西宮駅前や
 大阪駅前での「従軍慰安婦宣伝への襲撃」を凶暴化させ、同年4/7の戸田への襲撃や4/14徳島県教組襲
 撃につながっていった。
  生駒市の議員達は、こういう「運動のメカニズム」に無頓着で、自分の身の安全だけを優先し、ザイト
 クをつけ上がらせ被害を拡大させた、との批判は免れない。

13:生駒市の議員達の保身主義は、さらに生駒市在住の在日コリアン女性がザイトクに自宅を襲撃街宣さ
 れ、氏名・顔写真・住所・電話番号等までネットで晒されてネットで攻撃扇動をされるという、住民の
 「尊厳」どころか「身の安全」すら脅かされる事態を生み出した!
  2011年10月の事である。
  攻撃の口実は「外国籍住民も投票出来る住民投票規定を含んだ自治基本条令作定に市民委員として協力
 したから」だった。
 ■つまり、「生駒市行政に協力したためにコリアン住民がザイトクに襲撃される」、という事態が発生した
  のだ!  
     http://www.hige-toda.com/x/c-board/c-board.cgi?cmd=one;no=6823;id=01#6823
14:●ここまでザイトクがつけ上がった背景には、生駒市では3月の議会棟襲撃の前もその後も、駅前な
 どでの差別宣伝や差別ビラ配布、住宅街にも差別ビラ配布、市道を使った差別街宣などがヤリ放題だった
 事がある。
  これほど「住民の安全と尊厳」が脅かされているのに、1人の議員も声を上げようとしなかったし、住
 民を守ろうとしなかった。

15:2010年10月の女性自宅襲撃街宣を契機に、「市民派議員出身」の生駒市長は、ザイトクに謝罪とネッ
 ト公開情報・動画の削除を求める姿勢を取ったが、駅前や市道を使っての差別宣伝・差別ビラまきは相変
 わらず放置した。
 ▲これでは被害女性についても、外国籍住民にとっても、「安全と尊厳」を守られる事には全くならな
  い!

16:生駒市のこういった状態はその後もずっと続いてきた。
  そうした状況の中で、今回、市がザイトクの「捏造!慰安婦展」に使用許可を出したのである。
  「生駒市芸術会館」という立派な市施設で、8/30・31(土・日)の2日にも渡って、ザイトクのデマ
 扇動企画に使用許可を出したのだ。
 
 ■生駒市の議員達は、2010年3月の議会棟襲撃事件で首をすくめて「住民の安全と尊厳を守る責務」を
  放置してきた無責任不作為の「決算」を今、問われているのだ。
   今度も知らんぷりするのか?
   今度は「住民の安全と尊厳を守る責務」に目覚めて起ち上がる事を期待する。
  「護憲・人権の市民派議員オンブズ出身の市長」=山下市長を抱き、かつて「勇気を持って従軍慰安婦
  決議を上げた」市議会のある生駒市ではないか! 
   〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
★門真市は「ザイトク川東の差別集会への許可」でブザマにオタオタしたが、それを「雨降って地固まる」
 の精神で昇華し、6月議会答弁で総括と反ザイトク施策の一層の高度化を表明し、前田朗先生を招いて
 220人規模で「職員研修会」を実施する事を決めた例を、特に他市の議員と行政マンは参照して欲しい。

★「敗北・困難を勝利の土台に!」 持つべきスローガンはこれである。

  2014年 7/7(月)盧溝橋事件77周年の昼前に。  戸田ひさよし 拝

http://www.asyura2.com/14/senkyo168/msg/321.html

記事 [政治・選挙・NHK168] あの「7・7華青闘告発」から44年の今、市長も議員もザイトクを放任する最低な都市=尼崎市問題を斬る!
 戸田の反ザイトク情報メールの7/8送信を紹介する。
   ↓↓↓
件名:▲7/7華青闘告発から44年、最低最悪なザイトク放任都市=尼崎市問題を斬る!

本文:   7/7(月)23:30作成着手

【1】本日7/7は「七夕」でもあるが、1937年7/7盧溝橋事件発生から77年であり、そして日本の戦闘的
  左翼にも孕まれている抑圧民族としての傲慢さを強烈に批判して大衝撃を与えた1970年の「7・7華
  青闘告発」から44年の7/7でもある。
◆「7・7華青闘(華僑青年闘争委員会)告発」
 ★「諸君は日帝のもとで抑圧民族として包摂されていることを自覚しなければならない」。
 ★「抑圧民族としての自己の立場を自覚し、そこから脱出しようとするのか、それとも無自覚のまま進む
   のか。日本帝国主義に対決するのか、それを擁護するのか。
    立場は2つにわかれている」。
  http://blog.goo.ne.jp/harumi-s_2005/e/285e91e155388bcf109711e72e742e9f

 これから述べる兵庫県尼崎市の問題は、「市民派女性市長」の行政と、「数多くの市民派・社民・共産・民
主を擁する市議会」が歩調を合わせて「無自覚に・沈黙を持って民族差別・ザイトク暴力に加担する」保身
的腐敗の典型を示すものであり、これを厳しく粉砕する事が「住民の安全と尊厳を守る」ための必須課題と
なっている事を示す事例である。
   ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【2】戸田は今年の「2/21門真市の反ザイトク施策研修会・戸田講演資料」扉で、
 【 最悪の尼崎市 】
  ◆ザイトクが市議会傍聴で在日女性を囲んで差別罵倒攻撃しても放置!
    「市民派女性市長」も職員も知らん顔!
  ◆「人権派」議員達(市民派・共産・社民・民主)は「ザイトク相手にせず」と称して保身で反ザイト
   ク闘争を抑止し、市民を攻撃にさらす!
 と書き、5ページにおいてその詳細分析を書いた。
   http://www.hige-toda.com/zaitoku/img4/2.21date.pdf

 これは2012年6月の尼崎市議会で起こった事件によるもので、その詳細は同年6月に掲示板に
  ■目前の差別暴力被害を見捨てる「在特会を相手せず」方針の非人間性と無策無能に怒り
      戸田 - 12/7/11
     http://www.hige-toda.com/x/c-board/c-board.cgi?cmd=one;no=7123;id=01#7123
と明示し、議員達にもメール送信している。(誰からも反論・応答無し)
   ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【3】さて、そういう尼崎市から「市民派議員」の最古参で稲村市長与党である 酒井一(はじめ)氏
   http://shiminpower.net/index.html 
  (1992年全会派カラ出張事件ー1993年議会解散・出直し市議選で初当選) が「2/21研修会」に参
  加して来た。
   少しは尼崎市のあり方を反省して反ザイトク施策を学びに来たのかと思ったらさにあらず。
   酒井市議が研修会でやった事は、2年前からの戸田の公開批判には無言でいたくせに、「こんな尼崎
  市への非難は許せない」、という居直り強弁で貴重な時間を10分近くも潰す事だった。
   酒井市議の議論の前提におけるデタラメさや詭弁性が余りに酷く、これを相手に時間を使う浪費は出
  来ないとの判断で、戸田は研修会の場では論議に応じる事を避けざるを得なかった。
   酒井市議は好き勝手言った挙げ句に「これの動画はアップしないでくれ」とまで要求する始末。
    (だからこの部分の動画がアップされていない)
   ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【4】酒井市議が「反ザイトク先進施策研修会」で述べた事の概要は以下の通り。
          (動画から文字起こしてもしているが、今は記憶に基づいて述べる)
1)尼崎市役所にザイトクが来て、朝鮮学校への補助をやめろと執拗に文句付けしているが、これに関して
 自分は(ザイトク批判を公表したり、市に反ザイトク対策を求めるのではなく)職員が朝鮮学校補助のい
 きさつを知らないから自分が教えてやった。 (と自慢。彼の「ザイトク対策」はこれだけ!)

2)「尼崎の議員達が『ザイトクは相手にせず』の方針を決めて、ザイトクに好き勝手させた」というのは
 ウソだ!  ▲自分ら議員は、6/23本会議当日の方針なんか何も決めていない!
        いったい誰からそんな情報を入手したのか?事実に反する誹謗だ。

3)●「ザイトクは相手にせず」の方針があったとすれば、それは(議場への日の丸掲揚に反対する)市民
 運動の人達が決めた事で、自分ら議員は全くあずかり知らない事だ。
4)ザイトクによる傍聴市民への暴力的罵声について、自分自身は見ていない。

5)「多くの傍聴市民・職員・議員の目前で行なわれた事だから市として厳正対処しろ」と求められても、
 ●「行政として事実認定する」というのには、高い壁があって簡単じゃない。(!?)
6)●事件について市に調査や謝罪を求める事は、自分は考えていない。
   
7)▲その後も尼崎市内でザイトクが少し宣伝しているみたいだが、大した事ではない。
  ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【5】こういう酒井尼崎市議の言い分に対して、戸田の感想は2つだ。

 ■1:馬鹿を言うのも大概にして欲しい。
 ■2:「かつて革命左翼の一員であった人間がこれほどまでに腐敗する」、という典型
    のひつとを見せてもらった。

 ※ 酒井市議は、昔は三里塚に「木の根団結小屋」を持つブント(共産主義者同盟)系小党派の活動家で、
  戸田ら阪大黒ヘルは1977年初頭に酒井氏らからオルグを受けて「三里塚鉄塔決戦」以降の三里塚闘争
  に参加していったのだ。
   あの時の酒井さんが、今はこんな腐った事を言う議員になったとはねぇ!
  ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【6】詳しく反論すると以下の通りである。

1:戸田の公開的批判にダンマリ決め込んで「市民派ムラ政治」をやって来ておいて、2年近く経ったこう
 いう研修会の場でデタラメ論議をするのは卑劣だし、主催者にも他の参加者にとっても迷惑な妨害行為だ。

2:■ザイトク集団が6/23本会議に押し寄せる事を知っていながら(予測出来なかったとしたら、議員と
 して犯罪的なアホウだ)、市民を守る対策を全く考えなかったと言うのだから、これは市民を無防備にザ
 イトクに差し出したに等しい行為ではないか?!

3:■「ザイトクの差別罵声への対策や対処方針を全く持たなかった。市にも市民団体にも何も提起しなか
 った」、という事を何かしら「免罪符」のように語っているが、それって自分ら議員の無能無責任の現れ
 でしょ!

4:「議会という公共の場で、議員にとっては『自分の職場』で」、ザイトクが老人や在日住民に罵声怒号の
 「暴力」を振るっているのに、被害者を助けず、「知らん顔」をし続けた市議会の一員としての責任を全
 く感じない鉄面皮!  それでも人間か! 人権を語ってきた者のやる事か!

5:●市民や議員・職員多数の面前でなされたザイトクの蛮行について、「その事実があったかどうか、行
 政として認定するには壁が高い」とは、何という言い草か!
  あんたは原子力ムラの役人か?
  目撃市民が市に抗議し、調査や処罰を文書で申し入れているのに、市民派市長も議員達も何もしなかっ
 た!
  そういう事実すら抜け抜けと知らぬ顔して、無責任役人のようにしゃべるとは、どこまで性根が腐った
 のか!

6:▲ザイトク襲来が分かっているのに、職員に録音機・カメラを持たせて記録するようにさせようとはツ
 ユほども考えなかった無策無能ぶり! それを何ら恥と思わない鉄面皮!
  元左翼闘士で市長側近の、議員歴20年の古参ボス議員として、その無能無策さに恥を知るべきだろう。

7:◆実は、この「ザイトクが尼崎市に来る!」事件は、ザイトクを取り締まり、封じる絶好の機会だった
 のだ。戸田は酒井市議らにその事を何度も何度も情報提供し提起してきた。
  しかし彼ら彼女らはそれを全くやろうとしなかった!
  1月2月には尼崎市役所にザイトクがイチャモンつけに来ていたようだから、3月議会で取り上げれば
 よかったのに、何もしなかった。
  日の丸問題でザイトクが押し掛ける事が分かりきった6月議会で取り上げる事を予定して、行政にザイ
 トク対策・反差別人権擁護の対策を取らせていれば、こんな酷い事件は起こらなかった!

8:▲被害に遭った人達は、「市役所・議会という、最も安心できるはずの場所でいきなりあんな酷い罵声
 暴力を受けた」、「あんな酷い被害に遭っているのに誰も助けてくれなかった!」、「市の職員も議員さん達
 も、みんな知らん顔だった!」事に酷く傷つけられたはずだ。
  それを周りで見ていた一般市民達も職員達にも「日の丸掲揚に反対したらあんな怖い目にあってしまう
 んだ、誰も助けてくれないんだ」という恐怖感が強烈に刻み込まれてしまったのは間違いない。
  (酒井市議にはそういう事への反省のカケラも無い!)

9:■酒井市議らの本心は「自分はザイトクに目を付けられたくない!」、という事だとしか思えない。
  一貫して、ザイトクと向き合わず、ザイトク問題を行政の課題とせず(まさに人権施策への破壊攻撃な
 のに!)、ザイトクの差別暴力に反対する運動に賛同する事すら避けてきた、その言動を見ればそう考え
  るしかない。
  ▲つまりは「我が身可愛さの、口先だけでの人権派」である。

10:■ザイトクの差別罵声暴力への怒りも、それに怯え傷つく人々への想いも、「自分のまちの住民を守る
 のが自分の責務だ!」という気概も、酒井市議にはカケラも無い! 
  「ザイトクの動きが少し続いているが大した事はない」、とは何たる言い草か!
  1件でもザイトクの差別街宣がされたら、住民が傷つけられている事に痛みと怒りを感じて、「申し訳
 ない!」という気持ちを持てよ!
  この「悪質な差別事件発生への鈍感さ」には、本当に呆れてしまう。

 ▲「7/7華青闘告発」を受け止めた1970年の酒井青年の感性は、2/21研修会当時43年半を経て、ここ
 まで腐っていたという事だ。
  ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【7】なるほど現象的には、「ザイトクを相手にせず」の現場方針は、それなりの部分を在日コリアンが占
  めている運動団体側が持ったものだ。
   ならば、それは運動団体側だけの責任なのか?

1:運動団体側は、現場議員の意向を無視した方針は立てられない。
  尼崎市の議員(市長ら当局も)の姿勢に「ザイトク許すまじ!の姿勢」が全く感じられないから、この
 ような誤った・屈従的な・ザイトクに好き勝手させて市民を脅かしてしまう方針に流れてしまったのであ
 る。
  尼崎の議員らは、この事を自己批判的に捉え直すべきだ。

2:戸田は在日の活動家に対しても、「『ザイトクを相手にせず』の方針は、犯罪的に間違っている!」と
 批判し続けてきたが、
 ◆そもそも在日の活動家達が、このような屈従的な方針に流れてしまう根本原因は、日本人側にザイトク
  に激しく怒り、絶対に許さんぞ、と闘う姿勢や体制が余りに微弱な所にある!

3:●つまりは、尼崎市の議員らは「広義の押しつけ」という意味で、「ザイトクを相手にせずの方針」を
 市民達に押しつけていたのだ。
  物事を真摯に考えるならば、そのように考えなければいけない。
  戸田はそのように考えるから、酒井市議の「自分らは何も押しつけていない。戸田の主張は事実に反す
 る」という抗議は、きっぱり拒否する!

3:■日本社会のイビツさが、在日をして屈従的な方針を取らざるを得ないように強制している事を見ずし
 て、まるで在日側が自発的にそういう方針を決めたかのように考えて、日本人側の責任性に無自覚な愚か
 さよ!
  それって「7/7華青闘告発」で突き出された問題と同じではないか?!
  ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【8】▲補足的に言うと、「ザイトクの差別罵声が浴びせられる事は在日側も想定していた事だから、傍聴
  者に差別罵声が浴びせられても重大問題じゃない」、という、「活動家の事しか念頭に無い」アホウな
  「正当化論」もある。
   酒井市議と尼崎で長く共闘してきた人民新聞古参のB氏が、戸田の酒井市議批判に対して、そういう
  事を返してきた。

■何と愚かな!「差別罵声を浴びせられた中には、全くの一般市民がいたではないか。議会傍聴に行って突
 然そのような被害に会った人の打撃や屈辱を君は考えないのか?」と問い質したら、B氏の答えは、
  「あッ!そういう事は考えていなかった!」
 という、差別される側の痛みに全く無感覚な回答だった。
  これには戸田は、腰が抜けるほど驚いた。
  なるほどこんな感覚では、人民新聞が2/21研修会に取材で人を寄こしても、「行政に反ザイトク施策を
 採らせる事の重要性とそのノウハウ」という、肝心な事を全く記事にしないのも道理だ。
  左翼新聞人として何というセンスの無さか!

 「運動団体の在日の人が戦術的に受容しようとする事」と、「活動家でも何でもない(在日の)一般市民
 が受ける被害」は全く違うものだという事も、「あらん限りの力を振り絞って、差別罵声の発生を防がな
 くてはならない」という、人間として当然な事も、「活動ズレした人」には分からなくなっている、とい
 う事か。 
  「あんた、人としての感性がおかしくないか?!」、と言わねばならない。
  ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【9】これを最後の章とする。

1:▲尼崎市は既に「市はザイトクから住民を守らない」という事実を示してしまった。
  ■とりわけ、「市庁舎内や議場内ですら、市はザイトクから住民を守らない」という事実を示してしま
   った!・・・2012年6/23本会議で事件で!
2:その「事実」は在日住民に焼き付けられ、とりわけ2012年6/23本会議での被害者と市職員達の目に
 焼き付けられてしまった!

3:■こんな尼崎市であれば、ザイトクが公共施設の使用申請をしたら、右から左に次々と許可されていく
 だろう。
  そして「住民の安全と尊厳を守る行政責務」とは無縁の、「ザイトクやりたい放題の都市」になってし
 まうだろう。

  市民派県議上がりの「2代目女性市民派市長」を懐き、人権平和を口にする市民派・社民・共産(・民
 主)等々の議員を多数擁し、外国籍の住民や労働者が多数存在し、「多文化共生」を掲げる尼崎市だとい
 うのに! 

4:それを防いで「住民の安全と尊厳を守る」尼崎市にするためには、まずもって議員が、「他民族の痛み
 に思いを馳せる事無く、他民族を犠牲に差し出して自分の安泰を図る」という、無自覚な差別的保身主義
 を抱えている事を、自分でえぐり出して自己刷新を図るしか、手は無いはずだ。
  そこから市長や職員の刷新が始まり、「住民の安全と尊厳を守る行政」が開けていくだろう。

5:「過ちを直すに遅すぎる事はない」。
  その事を、戸田は酒井市議ら尼崎市の議員達に期待しておく。(一応、理論的には、)
  ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 以上、盧溝橋事件発生77年目、「7/7華青闘告発」44年目の7月7日を越えた2014年7/8
   午前8:10に作成終了。
                 戸田ひさよし 拝
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
■戸田HP http://www.hige-toda.com/
  ザイトク問題特集(3)http://www.hige-toda.com/zaitoku/zaitokukai_3.html
  「自由論争掲示板」http://www.hige-toda.com/x/c-board/c-board.cgi?cmd=tre;id=01
■「革命21」 http://www.com21.jp/

http://www.asyura2.com/14/senkyo168/msg/322.html

記事 [政治・選挙・NHK168] 新宿での焼身自殺未遂、続報<東京新聞より> 「平和な日本 好きだった」(爆発後の日々)
新宿での焼身自殺未遂、続報<東京新聞より>
http://mifumiko.blog.fc2.com/blog-entry-994.html
2014.07.09 爆発後の日々


6月29日、集団的自衛権解釈変更の閣議決定の前に、
それに抗議して新宿で焼身自殺未遂がありました。
それがちっともニュースにならず…。
どこの誰だったのか、わからないってことはないはずなのに。
命をかけてまでした抗議が黙殺される…、と思っていたら、
東京新聞が大きく扱ってくれたようです。


ネットでは、自殺をセンセーショナルに扱ってはならない、
とか急にWHOのガイドラインなるものがとびだして、
だから自粛、とかいってるけど、いままでさんざん、芸能人の
自殺報道とか、あったよね?
何いってんの、…って思ってました。
東京新聞、ありがとう。


「平和な日本 好きだった」
という見出しです。


一部抜粋します。


自殺未遂を起こしたのは、さいたま市桜区の無職男性(63)。
六月二十九日午後一時ごろ、JR新宿駅南口付近の歩道橋の鉄枠上部に
よじ登った男性は、用意した紙を見ながら拡声器で演説を始めた。


目撃者によると男性は
「七十年間平和だった日本が本当に大好きでした。
集団的自衛権で日本が駄目になってしまう」などと主張。
歌人の与謝野晶子が日露戦争に従軍した弟を思ってつくった詩
「君死にたまふことなかれ」の一部を朗読した後、
ペットボトルに入れたガソリンのような液体をかぶり、
ライターで火をつけた。


駆け付けた消防隊に救出されたが、顔や手足に
やけどを負う重症。四日現在の情報では都内の病院に
入院中だが、警察も事情が聴けない状態だ。


新宿署などの調べでは、男性が政党や政治団体に所属していた
形跡は確認できていない。一部テレビ局には、今回の件を予告
するような文書を送っている。


男性の自宅はJR埼京線沿線の三階建てのワンルームマンション。
一人暮らしだったとみられ、駅などで集めた雑誌を売るなどして
生活費の足しにしていたようだ。


同じマンションに住む男性(67)は、「あいさつしても返してくれない
ぐらいの無口な人。毎日同じ時間帯に自転車で出かける生活だった。
きちょうめんな印象を受けた」と話す。


本紙をはじめ新聞各社は今回の件を六月三十日付朝刊で
報じているものの、ほとんどが社会面下段のベタ記事扱いだった。


一方、NHKはまったく伝えていない。
広報局の担当者は本紙の取材に「個別のニュース判断に
ついてはお答えしかねる」とコメントした。
外交評論家の孫崎享氏は「安倍政権にこびを売っていると
思われても仕方ない」とと批判する。


報道各社の自粛ぶりとは対照的だったのがネット上の反応だ。
「その瞬間」の画像や動画がアップされたほか、
「勇気ある行動」「狂気の沙汰」「涙が止まりません」「理解不能」
と賛否の声が渦巻いた。


日本でも自殺による抗議がなかったわけではない。
1967年には「ベトナム戦争で米軍の爆撃を支持するのは
非人間的」と訴える男性が官邸前で焼身自殺した。
ネット上では、そうした過去のケースと重ねあわせてみる向きも
多い。


以下略。
クリックで拡大すれば最後まで読めます。



なぜ、焼身自殺をしようという考えに至ったのか、
それを調べたとしても、国民に伝えることは、安倍政権にとって都合が悪いから、
ニュースにしない、そうとしか思えませんね。


代わりに拉致問題をこの時期に持ってきて、
子供のように泣いたどうでもいい議員の映像を流す。
メディアコントロールの上手な安倍政権であることを
何度も確認させられます。



http://www.asyura2.com/14/senkyo168/msg/323.html

記事 [政治・選挙・NHK168] 元運用委が真っ向反論 安倍首相がPRする「GPIF改革」(日刊ゲンダイ)
         「哲学的な誤り」と切り捨てる小幡績氏/(C)日刊ゲンダイ


元運用委が真っ向反論 安倍首相がPRする「GPIF改革」
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/151752
2014年7月9日 日刊ゲンダイ


 安倍政権が成長戦略に盛り込んだGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)改革がやっぱり、問題になっている。130兆円もの年金資金のポートフォリオを見直し、国内株式投資の割合を高めようとしているが、露骨な株価吊り上げ策であるのはミエミエ。国家ぐるみのインサイダーみたいな話で、これに真っ向から異議を唱えたのが小幡績・慶大ビジネススクール准教授だ。同氏は今年4月までGPIFの運用委員だった。GPIFを知り尽くしている専門家の指摘を安倍首相はどう聞く?

 安倍首相は今年1月からダボスやロンドンの投資家会合でGPIF改革を強烈にアピール。田村厚労相はポートフォリオの見直しを「8月までに決めろ」と檄を飛ばし、その結果、国内株式の比率を12%から20%に引き上げ、国債比率を60%から40%に下げることが提唱されている。さらに悪ノリしているのが麻生財務相で、「6月以降にGPIFに動きが出てくる」と発言。

 これが株価吊り上げになったのだが、小幡氏は「哲学的な誤り」と切り捨てた。「GPIF 世界最大の機関投資家」(東洋経済新報社)という本を緊急出版し、いかにこうした政治介入がいかがわしいかを書いている。

<GPIFの基本ポートフォリオもリスクテイクの中身も政治には絶対口出しさせないこと><政治の排除と独立性。これこそが、GPIFの制度設計として、まず何よりも重要なのです><独立が確保されないと、政治的に望ましい資産を買えということになる>とし、年金の資産配分は、運用のプロフェッショナルが決めるべきだと指摘した。

 日本株の買い増しも「致命的な誤り」と一刀両断。GPIFの現在の問題点は、自国の資産に過大に投資してしまう“ホームバイアスのわな”に陥っていることであり、国内株式の比率を20%に引き上げるのではなく、反対に<2%に引き下げるべきだ>と提唱した。

■8%が妥当ライン

 改めて小幡氏に聞いた。

「世界の上場株式の時価総額を見ても、日本株は世界の1割未満で、投資配分もせいぜい世界全体の株式の8%が妥当です。株式の投資の比率を全体の50%に高めるとしても、国内株式の上限は4%ということになる。それを20%に引き上げるのであれば、海外株式を今の12%から5割増しの18%にした方がいい。そして安倍政権はGPIFに政治介入するのをやめるべきです。GPIFは有名で巨大であるだけに、政府がキャンペーンをすると、海外投資家に先回りされ、上がったところで売り抜けられてしまう。損をするのは日本国民です」

 これぞまさに正論で、アベノミクスは市場を歪め、国民の年金資産を危うくしているわけである。



http://www.asyura2.com/14/senkyo168/msg/324.html

記事 [政治・選挙・NHK168] 「自衛隊員は消耗品じゃない」「歴史学ばぬ首相は不要」熊本 / 「戦争できる空気に抵抗」岩手 / 千葉・名古屋・徳島
7.4-6 集団的自衛権に反対の声:熊本・岩手・千葉・名古屋・徳島


7.4
熊本)「自衛隊員は消耗品じゃない」集団的自衛権に反対
http://www.asahi.com/articles/ASG744H5MG74TLVB005.html
http://megalodon.jp/2014-0708-2038-53/www.asahi.com/articles/ASG744H5MG74TLVB005.html
http://archive.today/NRWNz
http://www.youtube.com/watch?v=oHghgN7hqII



マイクを持った元航空自衛隊員で会社員の寺元顕博さん(59)は、
「自衛隊員は消耗品じゃない。命は一つしかないんです」と訴えた。
フェイスブックで集会を知ったという中島琢磨さん(33)は初めて集会に参加した。
「NO WAR」「自衛隊は戦争の道具じゃない」と書いた
手作りの看板を掲げ、「熊本には駐屯地がある。
戦争は遠くのものではなく身近な人が行くかもしれないと伝えたい」と語った。


集団的自衛権:容認閣議決定「歴史学ばぬ首相は不要」熊本で抗議集会
http://mainichi.jp/area/kumamoto/news/m20140705ddlk43010507000c.html
http://megalodon.jp/2014-0708-1931-37/mainichi.jp/area/kumamoto/news/m20140705ddlk43010507000c.html
http://archive.today/k8Km5
政府が集団的自衛権の行使容認を閣議決定したことに抗議する緊急集会が
4日、熊本市内であった。
学識者ら20人を呼びかけ人に結成された「秘密保護法廃止!くまもとの会」が
主催し、市民ら約300人が詰めかけた。
園田昭人弁護士は閣議決定について「国民主権を侵害した歴史的暴挙」と非難。
「憲法を無視し、戦争の惨禍という歴史に学ばない首相はいらない」と
声を張り上げた。
松野信夫弁護士は「全国各地で反対の声が渦巻く今、熊本から解釈改憲を
許さない、戦争を許さないという声を上げよう」と呼びかけた。
その後、参加者らは「戦争につながる集団的自衛権反対」「若者を戦場に
送るな」などとシュプレヒコールを上げながら、中心商店街をデモ行進した。


7.5
岩手)解釈改憲反対訴え 北上で県民集会 400人参加
http://www.asahi.com/articles/ASG7535WNG75UJUB002.html
http://megalodon.jp/2014-0708-2047-53/www.asahi.com/articles/ASG7535WNG75UJUB002.html
http://archive.today/YgNrp

釜石市長として公害と闘った鈴木東民を引き合いに出し「抵抗できる限りは抵抗
しようとした彼の不屈の精神を見習おう。解釈改憲は国の私物化だ」と話した。


集団的自衛権:反対 北上で総決起集会 佐高さん「戦争できる空気に抵抗」/岩手
http://mainichi.jp/area/iwate/news/m20140706ddlk03010047000c.html
http://megalodon.jp/2014-0708-1605-32/mainichi.jp/area/iwate/news/m20140706ddlk03010047000c.html
http://archive.today/GJSNt
北上市で5日に開かれた集団的自衛権行使に反対する集会「戦争をさせない!
県民総決起集会in北上」(戦争をさせない! 岩手県委員会主催)に講師
として招かれた評論家で「戦争をさせない1000人委員会」呼びかけ人の佐高信
さんらが同市で会見し「戦争ができるという雰囲気が作り出されている。
そういう空気に抵抗していきたい」と述べた。
佐高さんは「集団的自衛権の行使を容認する閣議決定はなされたが、
これからの法整備の段階でも闘える。精力的にやっていきたい」と述べた。
この上で「安倍政権はこの国を戦争ができる国にしていることは間違いない。
そういう空気に対して、具体的な訴えをしていきたい」と話した。


7.5
千葉)集団的自衛権行使容認、抗議の動き広がる
http://www.asahi.com/articles/ASG744CQMG74UDCB009.html
http://megalodon.jp/2014-0708-2041-33/www.asahi.com/articles/ASG744CQMG74UDCB009.html
http://archive.today/JPMyq

「反対」に投じた千葉市のパート女性(51)は「息子が重工メーカー勤務で、
戦争になれば武器を作るかもしれない。それは受け入れ難い」と話した。


7.6
市民抗議「憲法壊すな」集団的自衛権、名古屋・栄でデモ
http://www.chunichi.co.jp/article/aichi/20140708/CK2014070802000045.html
http://megalodon.jp/2014-0709-1337-00/www.chunichi.co.jp/article/aichi/20140708/CK2014070802000045.html
http://archive.today/Cf0Lo

「怒 NO!WAR」と書かれた看板を首に掛けた
名古屋市北区の人形劇芸術家、福永朝子さん(58)は
「デモの前に大須商店街を歩いたが、反応をくれたのは外国人や子どもだけ。
みんなもっと怒らなきゃいけない」。
家族四人で参加した新城市の主婦織田淳子さん(37)は「閣議決定の日を境に、
当たり前のことが壊れてしまった気がする。不安でたまらない」
傍らの長男(1)を見つめ「この子を戦場に送るために産んだんじゃない」と話した。


7.6
<集団的自衛権>閣議決定に反対のデモ 徳島
http://mainichi.jp/area/tokushima/news/m20140708ddlk36010605000c.html
http://megalodon.jp/2014-0709-1343-13/mainichi.jp/area/tokushima/news/m20140708ddlk36010605000c.html
http://archive.today/kNJaR
集団的自衛権行使容認の閣議決定に反対するデモ行進が6日、
徳島市徳島町のとくぎんトモニプラザからJR徳島駅前までの約1キロであった。
県母親大会実行委員会(榎本悦子委員長)が主催し、約70人が参加。
参加者は「武力行使絶対反対」「自衛隊を戦場に送るな」
「平和が日本を守るぞ」などとシュプレヒコールを上げた。
実行委の有川マサ子事務局長(66)は
「子どもたちに平和な社会を渡していくのが私たち母親の役目。
(集団的自衛権行使容認の)閣議決定は絶対に許せない」と話した。
デモ行進に先立ち、とくぎんトモニプラザで県母親大会が開かれた。
約240人が参加し、集団的自衛権の行使容認や特定秘密保護法などの整備で
進む「『戦争する国』づくり」に反対するアピールや特別決議を採択した。

http://www.asyura2.com/14/senkyo168/msg/325.html

記事 [政治・選挙・NHK168] “号泣県議”垂れ流し テレビが血眼で「新事実」探すワケ(日刊ゲンダイ)
“号泣県議”垂れ流し テレビが血眼で「新事実」探すワケ
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/151746
2014年7月9日 日刊ゲンダイ



杉村太蔵は戦々恐々?/(C)日刊ゲンダイ


 野々村竜太郎兵庫県議(47)の号泣会見がテレビで流れない日はない。


「あれだけインパクトのある映像は貴重ですからね。海外でも話題になったし、<わたしは〜、ああ〜、命懸けで〜、おお〜>と野々村氏の声がテレビから流れるだけで、家事をしている主婦は手を止めて見てしまう。潜在視聴率はピカイチです。次々と明らかになる“新事実”は、号泣映像を流すための“材料”。あの映像だけを繰り返し流すことはできないから、みんなほかの媒体をチェックして必死で切り口を探していますよ」(テレビ局関係者)


 城崎温泉まで足を運び、日帰りできるかトライしてみたり、野々村氏を目撃しているか聞いて回ったり。ほかにも、大雨で列車が運休の日に出張しているとか、通常期と繁忙期で違うはずの特急料金が同じ金額になっているとか、報じられる内容はどこも似たり寄ったり。そして最後は必ずあの号泣映像である。


 ここで視聴率を稼げるのだから、ほかのネタは他局と同じでも全然構わないということらしい。その結果、視聴者はどうでもいい“新事実”を繰り返し見せられることになる。まともな神経の持ち主ならウンザリだろう。


■第2の杉村太蔵


 野々村氏は辞職に追い込まれる可能性が高いとされる。それでテレビのバカ騒ぎも終わればいいのだが…。


「これだけ話題の人物です。テレビ局は放っておきませんよ。政治家出身の“おバカ”といえば杉村太蔵。あの太蔵でもタレントとしてメシが食える甘い世界です。使う側がどうかしているのだと思いますが、野々村氏は第2の太蔵になるかもしれません」(制作会社幹部)


 ま、それもこれも詐欺や公金横領でお縄になれば終わり。塀の中に落ちれば、さすがにテレビも自粛する。
 野々村氏逮捕を誰よりも望んでいるのは、ライバル出現におびえる太蔵かもしれない。



http://www.asyura2.com/14/senkyo168/msg/326.html

記事 [政治・選挙・NHK168] 安倍氏 首相在任期間通算10年の最長不倒記録を目指してる説(週刊ポスト)
安倍氏 首相在任期間通算10年の最長不倒記録を目指してる説
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140709-00000018-pseven-soci
週刊ポスト 2014年7月18日号


 この秋、安倍晋三政権には多くの試練が待ち受けている。消費税増税不況で景気は大きく落ち込み、10月下旬に発表される経済指標(7〜9月期分)次第でアベノミクス失速がはっきりすれば株価は一気に急落しかねない。そのうえ、消費税10%への引き上げの決断も迫られる。

 首相が力を入れる安全保障でも、米軍普天間飛行場移設の成否がかかる沖縄県知事選(11月16日投票)は、「党の調査でも仲井真弘多(なかいま・ひろかず)知事の対抗馬として出馬が濃厚な移設反対派の翁長雄志(おなが・たけし)現那覇市長が優勢」(自民党選対幹部)という悲観的な情勢だ。

 経済が失速、安全保障でも対米公約の普天間移設が頓挫となれば、安倍路線の失敗が次第に明らかになる。

「その前に積極的に勝負をかける。今の野党の体たらくなら、10月解散・11月総選挙であれば負けることはない。総理が日朝交渉を急いでいるのも、秋口までに北朝鮮訪問を実現させ、支持率を一気にアップしたうえで解散に踏み切るための布石と考えていい」(安倍側近議員)

 背景にあるのは長期政権への野望だ。そのためには年内解散に打って出ることも辞さないという。選挙に勝利すれば安倍首相の功績となり、来年の総裁選での再選はまず確実。2018年まで総裁任期が与えられる。そうなれば2期6年(第1次安倍政権時から通算7年)は総理の座が約束される。

 それだけではない。政治ジャーナリストの野上忠興氏はこう分析する。

「安倍首相にはその後、総裁任期を延長してもう1期3年、東京五輪後の2021年まで総理・総裁をやりたいという野望がある。在任期間が通算10年という最長不倒記録を目指しているのではないか。総理周辺も“半永久政権”と舞い上がっている。

 しかし、支持率がじり貧になってからでは解散は打てない。国民にはいま選挙しなければならない理由はないのに、首相はメッキが剥がれる前にやりたいわけです」



http://www.asyura2.com/14/senkyo168/msg/327.html

記事 [政治・選挙・NHK168] 号泣・野々村県議のブログに応援メッセージ続々 「愛しています!負けないで」(ZAKZAK)
               野々村県議のブログに寄せられた主な応援コメント


http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20140709/plt1407091528003-n1.htm
2014.07.09


 自称“ののちゃん”こと野々村県議のブログには、応援メッセージが続々と寄せられている。世間での厳しい風当たりとはまるで別世界だが、一体何が起きているのか。

 「先生は西宮の宝。これからもがんばっ!」「野々村さんを愛しています! 負けないで! 好きです!」…。

 野々村氏のブログのコメント欄は、こんなメッセージで埋め尽くされている。コメント名には、アジアの女性大統領や野党前党首、AV女優、黒田官兵衛、カダフィ大佐など、有名人や故人が並んでいる。

 ITジャーナリストの井上トシユキ氏は「有名人の名前は偽名で、愉快犯によるものである可能性が高い」と指摘し、こう続ける。

 「野々村氏が利用しているアメーバブログは、運営会社が否定的なコメントを削除してくれるから、肯定的なコメントだらけなのだろう。プログラムで特定の言葉を指定して、その言葉が含まれているコメントが自動的に削除され、委託を受けた専門会社が批判コメントを取り除いている」

 雲隠れしている野々村氏が、自分で書き込んでいる可能性はないのか。

 井上氏は「可能性はあるが手間がかかる。肯定的なコメントを書き込むことを仕事にしている会社があるので、(もしかしたら)そういう会社に依頼しているかもしれない」と語っている。



http://www.asyura2.com/14/senkyo168/msg/328.html

記事 [政治・選挙・NHK168] ネトウヨと関係者などの工作員のコメントが多すぎる!(simatyan2のブログ)
ネトウヨと関係者などの工作員のコメントが多すぎる!
http://ameblo.jp/usinawaretatoki/entry-11891386454.html
2014-07-09 14:18:25NEW ! simatyan2のブログ


前回の記事、「テレビ局の仕込みが画面に映ってしまった!」
がすごくアクセスが激増したようで、その分、異常なコメント
も比例して激増したので一部紹介します。

いちいちコメントに対応してるのも馬鹿らしいほどの数で、実際
一つの記事で100を超える数、他の記事も含めると数百にも
及ぶコメントに全て対応していると、コメント処理だけで一日の
大半が終わってしまいますので。

だから敢えて承認して反映させてるものあれば反映させていない
のもあるわけですが、そうするとまた「なぜ反映させない」という
書き込みが増えると言う悪循環に陥っています。

承認せずに全てを公開して後はほったらかしておく、という手も
ありますが、そうすると完全に無法地帯になってしまいます。

もっとも工作員にとってはブログを炎上させること、それが狙い
なんですけどね。

そのために新たな記事で一括して回答することにします。

ではまず、なぜ工作員のコメントだとわかるのか?

ということですね。

幸いアメブロ(アメーバブログ)には、記事にコメントすると
かならずIPアドレスというものが表示される仕組みになっています。

知ってる人は知ってますが知らない人も多いと思うので、今回の
記事へのコメントを例に挙げて説明します。

テレビ局の仕込みが画面に映ってしまった!
はっ?byポルト                07月08日 18:58
                         IP:124.209.154.20
『つまり先の画像に映っていた女性と男性たちはTBSの取材班
だったということですね。』
→持ってるマイクが違うよ。背景も湾岸署じゃないし。だから
あなたが言ってるのは誤報だよん^ ^

テレビ局の仕込みが画面に映ってしまった!
アホちゃいまんねんbyヒマジン      07月08日 18:53
                        IP:124.209.154.20
あんた、アホだにゃん。
だいたい証拠にあげてる写真、取材してるのはTBSじゃない
やんか。
仕込みだと思うなら、自分の目で確かめて見たら?
思い込みで、ネットの情報だけで考えるからこんな世の中に
なってしまった…。

テレビ局の仕込みが画面に映ってしまった!
なるほど!byアホちゃいまん…       07月08日 20:00
                          IP:124.209.154.20
都合のいいコメントしか載せないんだね。
嘘つき、ってことだ。


名前の右端の月日の下にある IP:124.209・・・とうのが
IPアドレスです。

名前が違いますがアドレスが同じなのがわかります。

こういうのが多いですね。

まともな意見なら名前を変える必要がないのに変えてまで書き
込むということは、それだけ批判の数が多いのを強調したい
のだと思います。

それと批判はしないもののアフィリエイト目的で名前を変えて
書き込むコメントも増えてきました。

やはり名前は違えどIPアドレスは同じです。

初めはまともに答えていましたが馬鹿らしくなってきました。

後目立つのは、マスコミを反日左翼と決め付けているネトウヨの
コメントです。

「最後の一行でずっこけました。
>国民の目をそらせるために「やらせ」をするテレビ
 は完璧な政府の広報機関で許せませんね。
 反政府、反日のためにやらせしてるのが、おもいきり左寄りの
 今のマスコミでしょうがw」
 ブログ主の立ち位置がにじみ出てる末尾でしたねw

「>もめてる時に、国民の目をそらせるために「やらせ」をする
 >テレビは完璧な政府の広報機関で許せませんね。
 政府の広報というより、むしろ反日反政府反自民党というべき
 でしょう。
 先日のセクハラやじ問題の騒ぎなどは河野談話の検証結果発表
 の目眩ましですから。


彼らからしてみれば、どうやらマスコミは反日勢力であらねば
ならないようです。

でなければ彼らの存在意義が怪しくなってきますからね。

確かに昔のマスコミは反体制的な面はありましたが、今は全く
違っています。


もしマスコミが左翼の反日勢力であるなら、なぜフジ会長
やテレ朝会長が安倍晋三とたびたび会食をしたり、ゴルフをし、
甥を入社させるのか、理由がつかないでしょう。

反日左翼が安倍晋三をヨイショしますか?

最近マスコミに頻繁に出演して安倍晋三をヨイショしている
独立総合研究所の青山繁晴の上司が世耕弘成官房副長官だという
説明がネトウヨに出来ますか?

ネトウヨは青山繁晴を絶賛してますよね。

こういうコメントをする連中は、フジもテレビ朝日もTBSもNHKも、
今や安倍政権(チーム世耕)に牛耳られていることを隠したい
ためにマスコミを敵だと言ってるように見えます。

なぜならネトウヨを操っているのが世耕弘成だからですね。

だからネトウヨが電通やマスコミを敵のように扱っているのは
ポーズだと思います。

もう一つ最後に、前回の
「テレビ局の仕込みが画面に映ってしまった!」
で扱った女性が有名人の追っかけなのでテレビ局の仕込みには
該当しないという趣旨のコメントもかなり来ています。

知る人ぞ知る有名人だそうで、ある意味タレントと同じですよね。

しかし前にも書いたように何度も出演してる人を扱うのが問題
だと言ってるのです。

こうして一般人ですらツイートやブログで拡散してるような有名な
人をテレビ局が知らないはずがないじゃありませんか。

仕込みじゃない?馬鹿を言っちゃいけませんよ。

僕も元広告代理店出身ですから知っていますが、ぶっつけ本番で
インタビューして返答してもらうのが本物なんですよ。

前もって打ち合わせするのを仕込みと言うのです。

それを意識的に伏せて、一般人が通りがかってコメントしてるかの
ように装うからマスコミが信用できないと言っているのです。

どうも論点をずらせよう、はぐらかそうという勢力が目立ちます。


関連記事
テレビ局の仕込みが画面に映ってしまった!(simatyan2のブログ)
http://www.asyura2.com/14/senkyo168/msg/220.html



http://www.asyura2.com/14/senkyo168/msg/329.html

記事 [政治・選挙・NHK168] 憲法解釈変更から1週間/総理・オーストラリアの国会で日本の国会よりも先に安保政策説明/日本国民と国会をなめてるぞ!







07/08 22:25
(テレビ朝日[報道ステーション])

憲法解釈変更から1週間・総理・オーストラリアで安保政策説明



http://www.asyura2.com/14/senkyo168/msg/330.html
記事 [政治・選挙・NHK168] 街角景気3ヵ月連続50割れで消費税再増税断念へ(植草一秀の『知られざる真実』)
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2014/07/350-3122.html
2014年7月 9日

経済政策上の最大の論点は、消費税の再増税問題である。

悪徳の財務省は、本年4月に消費税の増税を実行してしまった。

日本国民はおとなしすぎるから、なし崩しで強行実施された消費税増税でも、これをなし崩しで容認してしまう。

こうしたお人好しの対応が、相手を増長させる。

この勢いで、消費税を10%にまで引き上げる謀略が強行されようとしている。

主権者は日本財政の破たんを希望していない。

また、日本の社会保障制度の破たんも希望していない。

このために、もし、どうしても必要なら、税負担の増加にも応じなければならないと考える。

非常に善良な考えの持ち主なのだ。

財務省が進める増税政策が、主権者のための施策であるなら、私は強い批判を展開しない。

しかし、現実は違う。

財務省は自分たちの利益しか考えていない。

主権者のための財政構造改革なのではなく、自分たちのための財政構造改革なのだ。

こうした官僚機構が実権を握り、官僚機構が悪徳の政策を強行実施してゆく限り、日本はよい国にはならない。

世界でも有数の、悪い国家に帰属することになるだろう。


財務省は、本年末までに決定する2015年消費税増税問題で、10%への税率引き上げを強行実施するためには、何をやってもよいと考えている。

財務省が最も力を入れているのが、マスメディアへの締め付けである。

そして、財務省に迎合する人物の発言を広く流布することである。

これらの謀略工作を仕切っているのが、財務省のTPRである。

TaxのPRを略して「TPR」と表現している。

マスメディアに増税支援の報道を要請する。

現在の図式では、全国紙5紙のうち、読売、産経、日経の3紙が、完全御用新聞に堕落している。

メディアに社会の木鐸としての役割、すなわち、政治権力に対して、客観的な立場から厳しい指摘を示し、私たちに警鐘を鳴らす役割を期待する主権者は、直ちに、この3紙の購読をやめるべきだろう。

集団的自衛権行使容認のなし崩し改憲に賛辞を送ったのがこの三紙である。

御用三紙と呼んでおこう。

消費税増税問題でも、この三紙が増税推進のキャンペーンを展開するだろう。

そして、財務省が実行するのが、御用政治家、御用学者、御用評論家に、消費税再増税賛成の意見を述べさせて、これをメディアに報じさせることだ。


私がかつてシンクタンクに所属した際の直属の上司は、財務省崇拝主義者であった。

この人の夢は、将来財務省所管の審議会の委員を務め、最終的には会長を務めることだと公言していた。

いまは、某大学の教員をしているが、この人物も積極的に御用活動をいそしんでいる。

日本の惨状をもたらしている重要な原因のひとつに、御用学者の横行がある。

学者は御用に徹することで利得を得る。

大学内での地位を引き上げることができる。

さまざまな恩典があるために、節操なく御用に徹する者が多い。


消費税増税の影響軽微のキャンペーンを痛々しく展開し続けているのが日本経済新聞だが、4月以降の経済の実情は、消費税増税の影響が甚大というものばかりである。

家計調査の実質消費支出が如実に消費等の落ち込みを示している。

街角景気指数も、4月以降、3か月連続で50ポイントを下回った。

この数値の読み方は、50よりも上の数値が景気の改善を、50よりも下の数値が景気の悪化を示す。

7月8日に発表された6月の数値(現状判断)は47.7で、3か月連続で50を下回った。

したがって、この統計発表を伝える記事の見出しは、

「街角景気指数3ヵ月連続の50割れ」

とするのが適正な表現である。

これを日経新聞は、

「街角景気2ヵ月連続改善」

として伝えた。

4月から6月まで、3か月連続で50を割り込んだが、その割り込み方が少し小さくなっただけなのだ。

これを「改善」とは言わない。

「悪化速度が緩む」

だけなのだ。

いずれにせよ、こうして情報は歪められる。

目的はただひとつ。再度の大増税を強行実施することだ。

安倍政権が再増税実施の方向に舵を切るなら、安倍政権は「増税と共に去りぬ」ことになるのは、間違いないと思われる。



http://www.asyura2.com/14/senkyo168/msg/331.html

記事 [政治・選挙・NHK168] 「戦前・戦中の日本と似てきたことのひとつに、若者を粗末にしだしたことがある:兵頭正俊氏」
「戦前・戦中の日本と似てきたことのひとつに、若者を粗末にしだしたことがある:兵頭正俊氏」
http://sun.ap.teacup.com/souun/14663.html
2014/7/9 晴耕雨読


https://twitter.com/hyodo_masatoshi

現代日本の、独裁政権の状況は、戦前・戦中と酷似してきた。

もはや戦中にあると思った方がいい。

戦前・戦中の日本と似てきたことのひとつに、若者を粗末にしだしたことがある。

どうせ鉄砲玉であり、戦争で死ぬのだから、非正規の増加など、軍人転職の早道で、ますます粗末にされるだろう。

戦争は、米国と、隷属する政治家・経済界・メディア・知識人・軍人が起こす。

しかし、国民も起こすのである。

選挙で、自・公に投票して起こすのだ。

若者は、米国のために犬死にしたくなかったら、とにかく自・公以外に投票することだ。

自・公は嘘をつくので、「戦争反対」といっても投票してはダメだ。

日中戦争は米国の軍産複合体とジャパンハンドラーによって作られる。

それは安倍晋三が日中和解のために「中国通」を利用しないところに現れている。

ただ「扉は開けてある」だけでは外交にならない。

また公明党は、国内と中国向けとで、ダブルスタンダードでやっているので、パイプ役にはならない。

戦時中に流行った歌に 「『星、碇、顔、闇、列』の世の中だ。 世の中は星にいかりに闇に顔。 馬鹿者のみが行列に立つ」 というのがある。

今はまさに馬鹿者が先頭に立って、原発や武器を世界に売り歩いている。

若い人たちへ。

これからの戦争は、相手がどこであれ、米国によって「作られた」戦争です。

国を守るも、国民を守るも、嘘です。

米国にいわれてする戦争です。

そんな戦争に命を捨ててはいけません。

生きて、どうかご両親を、恋人を、そしてあなた自身の人生を、大切にまっとうしてください。

アッツ島に米軍上陸、と戦時中の新聞は大本営発表。

しかしアッツ島は熱田島と日本名で呼んでいた。

とられたら、アッツ島と呼び変える幼稚さは戦時中のもの、なのではない。

今も米国のための戦争を、国民を守る戦争と子供じみた嘘をついている。

戦争になると人間は幼稚化するのである。

現在の日本では、政権へのメディアの批判がない。

批判がないから、政権が反省しない。

反省しないから失敗を繰り返す。

原発事故も戦争も繰り返すだろう。

こう考えてくると、この国の不幸の核心部分に、メディアの退廃がある。

東京の大手メディアの、自国民への冷酷さは米国のメディアだからである。

戦争になって都市がもっとも困るのは食糧補給である。

こういうことをおそらく安倍晋三はまったく知らないのである。

今でさえ食糧を自給できていないのに、 TPP参加で農業を破壊して、その後に戦争など暗愚にもほどがある。

戦争が始まれば、日本の都市部で食糧をめぐって必ず暴動が起きる。

公明党の、2015年春の統一地方選挙の候補者に、緊張感が走っているようだ。

ただ本末転倒してはいけない。

選挙の当落が先にあるのではない。

米国に要請された戦争に自衛隊を出すことの是非が問題なのだ。

公明党は集団的自衛権賛成で「戦争の党」に転落した。

国民の審判が下るのは当然だ。



http://www.asyura2.com/14/senkyo168/msg/332.html

記事 [政治・選挙・NHK168] イラク戦争から帰った米兵による「衝撃の告白」 本当の敵はアメリカにいた!/ベトナム戦争の時、米軍は自分だけさっさと逃げ出
した。
























http://www.asyura2.com/14/senkyo168/msg/333.html
記事 [政治・選挙・NHK168] 橋下系・結いが衆院統一会派=次世代も届け出(時事通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140709-00000125-jij-pol
時事通信 7月9日(水)19時2分配信

 日本維新の会の橋下徹氏のグループと結いの党は9日、衆院の統一会派「日本維新の会・結いの党」結成を事務局に届け出た。会派代表に橋下グループの松野頼久氏が就任。橋下系の32議席と結いの9議席で計41議席となった。一方、「次世代の党」を結成する維新の石原慎太郎氏のグループも同日、平沼赳夫氏を代表とする19人の会派を新たに届け出た。

 これにより、維新は分党に先立って衆院で会派を解消。橋下系・結いと石原系は14日に予定される衆院予算委員会の集中審議に、それぞれ新会派で臨むことになった。参院では既に維新・結いが統一会派を組んでおり、このうち石原系の3人が近く別会派を届け出る見通し。

 松野氏はこの後の記者会見で「結いの党とは合流を目指して準備に入っている。その第一歩として、統一会派で活動していこうということだ」と述べ、9月上旬にも新党結成につなげたいとの意向を示した。 


http://www.asyura2.com/14/senkyo168/msg/334.html

記事 [政治・選挙・NHK168] 「日本維新の会」の“日本”がイヤな「江田憲司」〈週刊新潮〉
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140709-00010001-shincho-pol
Book Cafe 矢来町ぐるり 7月9日(水)16時40分配信


 いざ結婚となると、つい互いの粗(あら)が気になって、思わぬ不和が生じたりする。 

 まさに今、そんな局面に立っているのが、結いの党の江田憲司代表だ。日本維新の会の橋下徹代表との合流を前に、意外な不満を漏らしている。

「党名を巡って、『日本維新の会』の『日本』という文言に、難色を示しているんですよ」

 とは、結いの党関係者。

「理由は、“右寄りのイメージを持たれてしまうから”というもの。江田さんには、保守的なイデオロギー色を嫌う傾向がありますからね。野党再編の間口を広げるには妥当ですが、『日本』がイヤって言われても……」

 むろん、橋下代表側には「維新」への愛着があるのだが、ただの「維新の会」でもダメらしい。

「江田さんは“『会』じゃなくて『党』が良い”とも言っていて、それなら『維新の党』はどうかというと、これにもしっくり来ていません。新しい名前をつけたところで、野党再編が進めば、また改名することになるのに」(同)

 さらに、党本部の場所でも意見が割れていて、維新関係者によれば、

「橋下さんには“大阪こそ本拠地”という想いが強く、江田さんには“国政政党の本部は東京に置くべき”との意向があるので、都構想の行方を占う来年4月の大阪市議選までは大阪、その後、東京へ移すという折衷案が挙がっています」

 これじゃ、合流なんて夢のまた夢ではないか。

 先の結い関係者が言う。

「合流したとしても、今後、両党で温度差のある集団的自衛権の関連法案を巡って、揉めるのが目に見えています。実際、先に統一会派を組んでいる参院では、原子力関連法案で採決にバラつきが出ている。勢いで合流して再分裂するくらいなら、衆参の統一会派で様子を見た方が良い」

“結婚は妥協”と言うけれど、焦って“バツ2”じゃ格好が悪い。

※「週刊新潮」2014年7月17日号


http://www.asyura2.com/14/senkyo168/msg/335.html

記事 [政治・選挙・NHK168] 小沢一郎代表と堀茂樹教授のちょっと硬派な対談 Part5(FINAL)「21世紀 日本のグランドデザイン」
小沢一郎代表と堀茂樹教授のちょっと硬派な対談 Part5(FINAL)「21世紀 日本のグランドデザイン」」


「集団的自衛権」 ・ 不安定雇用=消費減退 ・ 消費税10% 日本の将来を危うくする安倍政権【1】
http://4472752.at.webry.info/201407/article_9.html
2014/07/06 02:29 銅のはしご


2014年 7月 3日(木)
生活の党を支援する市民の会主催
小沢一郎代表vs堀茂樹教授
ちょっと硬派な対談 (vol.5) FINAL
「 21世紀日本のグランドデザイン 」



http://www.youtube.com/watch?v=d8EuUgpaKzM&feature=youtu.be
2:00:02 文字起こし。読み易くするため,若干語順などを整えました。


対談 【1】 00:29:06〜00:45:52/2:00:02
(満場の拍手の中,小沢代表登壇。堀教授と握手)


堀 茂樹
 それでは小沢さん,2日前ですか<2014年7月1日火曜日>,安倍さん達の考え方の「集団的自衛権」が,閣議では,通ったと。今後,国会のほうに,法律を作らなければならないから色々な論議が続くんだと思いますが,これは粘り強くやっていくとして。
 思うに,だんだん私も安倍政権怪しからんなと思い始めて,だんだん今日は言葉が強くなってきておるんですけれども(笑。小沢氏も笑)。
 このままね,好き放題やらせるわけにはいかないので,やはり,次の選挙を睨んで,国民に,特に若い世代にと言ってもいいと思うんですが,本当にもう諦めることじゃないんだと。日本には可能性があるし,こうやれば希望の持てる近未来が描けるし実現もできるんだと。そういうものを模索するということで,今日はお話しを伺おうと思うんです。
 それで,いつものように根本的なことを,根本的な政策の基本のところを伺うのが 本来なんですが,若干ですね,現在の経済・社会状況に軽くコメントしていただいて,その上で本題に入りたいと思います。


 本題に関係あることですけど,今の安倍政権,此間,消費税の再引き上げがありまして,4月5月の個人消費の状況ってのが,4月はもちろん落ちまして,だけど5月も,ものすごく落ちたんですね。
 これはよく「駆け込み需要の反動で落ちてる」と言われるそうですが,私のちょっと調べたところでは,1989年の,つまり消費税が作られたとき(と)それから1997年の(消費税・税)率が上げられたとき(の)その後の反動のあり方。そして,だんだんと,個人消費がまさに冷え込んで,毎度冷え込んだわけですけれども,それよりも下げ幅が異常に大きいと。
 この50年で,第2位ぐらいの大きな下げ幅になって冷え込んでおるということが,確認されているんですね。これ,どう思われますか。


小沢 一郎
 安倍政権の基本的な政治,特に経済政策というのは,いわゆる国際的にも競争力の強い生産性の高い産業分野をどんどん,どんどん大きくすると。生産性の低い所はもう切り捨てると。仕方ないんだというようなやり方で,小泉さんのときに,そういう,何ですか,新自由主義ですか。


堀 茂樹
 はい。  


小沢 一郎
 (新自由主義とか)何とかって言葉で呼ばれるような,自由競争。市場原理最優先の政策が採られましたけれども,安倍政権になってからは,小泉政権以上に徹底したそういう考え方で(進められている)。  まあ,安倍さん本人が経済政策に携わってるのかどうかは,ちょっと疑問ですけれども(笑。堀教授も笑) 少なくても,政権=政府として出してくるものは,そういうことですよね。


堀 茂樹
 はい。


小沢 一郎
 ですから,どんどんトータルとしての大企業中心の経済が拡大したとしても,所得は,ごく一部の大企業を除けば,ほとんど増えない。むしろ,小泉政権以来ずうっと国民所得は減っているわけですね。


堀 茂樹
 はい。


小沢 一郎
 そういうところで消費税を上げるということは,単純に経済政策から言ってもちょっとおかしいと思いますし,ましてや(行財政の見直しも行われていない)。我々,民主党政権が失敗したんであんまり言えないんですけれども,私共としては,官僚支配の行政・財政,これを徹底的に洗いざらい見直して,そして,余分なお金を,無駄なお金を,使われているお金を,それをきちんと整理することによって,一定の財源もできますし,すぐさま消費税・増税ということに頼らなくても,当面,先ずそれに全力を尽くして,それからどうしても足りないときは,という考え方を言っていたわけですけれどね。


堀 茂樹
 そうでしたね。


小沢 一郎
 それがまったく,結局,改革(されずに)...改革と言うか,改革ちゅう言葉はあまり最近使いたくないくらい,色んな所で使われてますけど。(笑。堀氏も笑) いずれにしろ,それを,思い切ったことをやらないままに,消費税・値上げということになりますから,結局,格差が(広がる)。  ほんの一部の恩恵を受けている人達と,そうでない大多数の人達の格差が 大きくなってくる。


堀 茂樹
 そうですね。


小沢 一郎
 ということが,このまんま,どんどん続く。そして次には,来年か(消費税・税率が)10%になるということになりますと,本当に僕は,国民の皆さんがあまり静かなんでね,ちょっと不思議なぐらいなんですけれども。
 来年10%このままやるんだっちゅうことになったら,私は,さすがに国民皆さんも声を上げるんじゃないかと,思いますけどもね。


堀 茂樹
 はい。


小沢 一郎
 いずれにしろ,非常に,経済政策も(そうだが),そして何かよくわかりませんが「強い大国・ 日本」を意識した「集団的自衛権の行使を容認する」ということを含めたね,そういう政治姿勢っちゅうものは,非常に将来の日本の国民の生活と日本自身の行く末を危うくするもんだと思ってます。


堀 茂樹
 はい,わかりました。そうですね,実際,実質の所得,これ(が)どんどん落ちてますし,問題だと思います。
 私が,そもそもがこういう問題についての専門家じゃないもんですから,ごく近年に知ったんですけれども,日本は本当に,中小企業,中小零細企業が圧倒的に多い。約430万社あると。そして,これは日本の企業数の99.7%で,雇用の7割を占めるっていうことを知りまして。そしてしかも,中小企業が技術を持ってるんだそうですね。これを大事にしなきゃいかんというお考えですよね。


小沢 一郎
 (深く頷きながら)はい。


堀 茂樹
 ですから,大企業,輸出企業を偏重するということは,間違っているというお話しが,一つ。


小沢 一郎
 それで,輸出のパーセントが大きい大企業は,消費税分,還付されますからね。 いくら 消費税上がったって平気なんです。


堀 茂樹
 そうです。だからね,それは大問題で。普通に考えりゃあ,景気が冷え込むことが見込めるようなら経団連は反対するだろうと,僕なんかは,ちょっと前までは素朴に思っておりましたけれども,経団連は賛成なんですね。


小沢 一郎
 痛くも痒くもないんですよね。


堀 茂樹
 ええ,それどころか,得なんじゃないかと思いますけどね。


小沢 一郎
 輸出を奨励すると,輸出の貿易立国の日本という,そういう背景からそういう政策が採られたんだと思うんですけれども,今それを続けていくのが果たして良いかっちゅうことは,大いに疑問だと思いますね。


堀 茂樹
 そうですね,はい。それから,もう一つポイントは,雇用だと思うんです。消費が冷え込むのも,雇用がダメだからじゃないかと私は思います。正規雇用が減って,非正規雇用が増えていると言うか,増やそうとしているようなことなんですけど,これどうご覧になりますか。


小沢 一郎
 これも,安倍政権の何とかって言う審議会ね。


堀 茂樹
 (新)成長戦略ですかね。


小沢 一郎
 はっきりと謳ってんですね,非正規社員を結果として どんどん増やすと。正規社員はほんの一部のエリートだけで,あとはもうほとんど非正規。今でも4割ぐらいですか,非正規の割合がね。


堀 茂樹
 そうです。


小沢 一郎
 これを,どんどん,どんどん,もっと増やそうということを,内閣が,もう,率先して言ってんですね。


堀 茂樹
 はい。


小沢 一郎
 これについても,あまりメディアも報道しませんし。だから,一般の国民の人も,そこは良く知らないんじゃないですかね。


堀 茂樹
 ふうむ。


小沢 一郎
 ですから,なかなか「おかしい」ということ(≒一般の人びとの強い反応)が起きてこない。
 先生が仰る通り,非正規になれば,雇用の不安定化っちゅうことになりますので,結局,個人消費も少なくなりますし。


堀 茂樹
 需要が減りますね。


小沢 一郎
 そうですね。ですから,本当に何を考えて,どうしようとしているのかが,ちょっと,わからないですね。今の政権は。


堀 茂樹
 非正規化するというのは「市場の流動性を大きくする」って言うんですよね。流動性を大きくするということによって駄目になっていった企業,職種や何か(のほう)じゃなくって,成長するこれからの企業のほうへ人が行くようにするんだというのが謳い文句なんですけれども。
 しかし,非正規化をするということは,国民にとっては,本人にとっては非常に不安な状態に置かれるわけですね。


小沢 一郎
 流動化ちゅうのは,何か良いような話しばっかりすれば,成程ということもありますけれども,流動化ちゅうことは不安定化っちゅうことですからね。


堀 茂樹
 そういうことなんですね。


小沢 一郎
 ですから,そこはね,日本社会ちゅうのは縦の社会ですから,その意味で横の流動 ・ 動きをできるような社会に,ある程度していくっていうことは,僕,大事だと思うんですね。


堀 茂樹
 はい。


小沢 一郎
 だけど,今考えられて喋られてることは,もうまったく,非正規でいつでも必要なときは採用し,要らなくなったらクビにするということのためにですね。 一部の大企業が人手が足りなくて,どうのこうっていうことも今朝のニュースでやってましたけれども。結局,人手が足りないときは,どんどん,どんどん(非正規で雇用し),景気悪くなったら全部クビにできる,と。 非正規ならいつでも(解雇)できますよと。
 まあ,アメリカ流のレイ・オフっちゅうんですか。ああいう類いに,まあ,したいんでしょうねえ。ちょっと信じらんない。


堀 茂樹
 はい。ですから,以前なら,本来ならば,労働者を雇って労働者に給料を払って,給料が増えていくことによって需要も活性化されていくと。こうやって国内経済が回っていくものが,労働力を単なるコストのように見做すということになってきている。売るものを(国の)外で売りゃあいいんだからという発想だと思うんですね。要するに外国で売る。それが問題だと思いますが,例えば一つ非常に具体的な例なんですけどね,こういうことが新聞に載っておりました。


 結局政府は,リストラ=クビ切りを促す助成金を,増やしてるんですね。「労働移動支援助成金」っていう難しい名前がついておりますけど,要するに,中小企業だけじゃなくて大企業も含めて,その企業が自分のところの社員をリストラして,別の会社に就職させると。
 つまり,失業者は増えない。だけど,職種が(移動・変更させて),別の会社に行く,と。 このことを,人材派遣会社,再就職支援会社,パソナの類いでありますけれども,こういうところへ転職を依頼しまして,で,転職が成功すると1人に付き...これ,驚きますよ。
 1人に付き60万円払うんです。いやいや,すいません。もっと払うんです,人材派遣会社には。
 それを,政府が,そういう解雇をする会社に1人に付き60万円あげるっていうわけです。
 これは,メチャクチャですよね。
 解雇させることを促しているわけです。
 60万円払っちゃうということです。
 これは確かに,朝日新聞の記事 ※ にしっかり書かれておりましたんで。
 しかも,転職が成功しなくても,その人材派遣会社と契約して,そういうことを依頼する会社には10万円を出す,と。これじゃあもう...労働移動助成金。
 これまでは労働者を・従業員の雇用を守ってた企業に,雇用調整助成金っていうのを出してた。それを減らして,転職を促す,要するにクビ切ってというのを促すほうの助成金を,圧倒的に拡充して,前年度の150倍にしたんです。(小沢氏・深く憂慮した面持ちで聞いている) これ,メチャクチャじゃないですか。


小沢 一郎
 ですから,安倍政権っていうのは本当に,さっき言ったように小泉政権以上にね,徹底してんですね。
 企業から言えば,コスト・ダウンということは大事なことなんですけども,コスト・ダウンを,人減らし=人件費を減らす・人を減らす,ということだけで,やっていこうと。技術開発とか,あるいはムダを省くとかいう類いの地道な努力は,これは,なかなか面倒くさくて,効果がチッとずつしか上がりませんよね。それよりも,クビ切ったほうが早いというような,もの凄く短絡的な,そして社会全体をあまり考えないで,また,将来を考えないで,政治が・政策が行なわれている。ということではないかと思いますがね。


堀 茂樹
 そうですね。本当に地道な(努力などは)日本人の良いところだと思うんですけどね。地道に頑張るっていうのが。何か,そういうスピリットが蔑(ないがしろ)にされてる。政治のレヴェルでもそうじゃないかと思います。


小沢 一郎
 はい。そう思います。


堀 茂樹
 さて,基本のところへ話しを移してまいりたいんですけれども。この『日本改造計画』もう何回も(笑)読んでるんですけど,再読してまいりました。
 そうすると,ここには色んなことが書かれておるんですが,私の読むところ,或る読み方から言えば,経済のためにも雇用のためにもなる,表面的なことじゃなくて,本当の,改造・改革計画です。 それは,小沢さんの基本のところにある構想というのは,やっぱり「地方分権」だと思ったんですね。


小沢 一郎
 そうですね。


< 続く >


            ◇


小沢一郎の,地方に権限・お金を渡し地域の特性・文化・伝統を活かす先進国家像【2】
http://4472752.at.webry.info/201407/article_10.html
2014/07/06 18:33 銅のはしご



http://www.youtube.com/watch?v=d8EuUgpaKzM&feature=youtu.be
2:00:02
文字起こし。読み易くするため,若干語順などを整えました。


対談【2】00:45:52〜1:01:44/2:00:02


堀 茂樹
 さて,基本のところへ話しを移してまいりたいんですけれども,この『日本改造計画』もう何回も(笑)読んでるんですけど,再読してまいりました。
 そうすると,ここには色んなことが書かれておるんですが,私の読むところ,或る読み方から言えば,経済のためにも雇用のためにもなる,表面的なことじゃなくて,本当の,改造・改革計画です。
 それは,小沢さんの基本のところにある構想というのは,やっぱり「地方分権」だと思ったんですね。


小沢 一郎
 そうですね。
 特に明治以来(の日本)後進国は他の国でも皆そうなんですけど,先進国に追いつけ追い越せということになりますと,強い権力で以って,すべて人も物も何も集中させて,それで産業をどんどん大きくしていく,と。そういうことがある意味で仕様がないプロセスなんですね。


堀 茂樹
 ああ,はい。歴史的な大改革。


小沢 一郎
 追いつくためには,皆なで以って国を挙げてやらざるを得ないということでやってきたと思うんですけれども。それが結局,今日(こんにち)では,単なる産業の育成・発展ということではなくして,そのことが行き過ぎて,今言った雇用もそうですけれども,色んな日本社会の, 色んな,特に地方の伝統的なそれ(特性など)が非常に破壊されてきている,崩れかけている。


堀 茂樹
 むしろそこに強みがあるのに,それを活かしてない,と。


小沢 一郎
 そう,そう。大企業っていうのはやっぱり大量生産の,コストを下げる(ための)大量生産のある意味で同じような物を作るっちゅうことですね。


堀 茂樹
 はい。


小沢 一郎
 ところが,地方,地方には色んな伝統技術や,その地域,地域の物もありますし,大量生産には向かなくても,それだけ価値の高い物を作りだす力もあるわけですね。


堀 茂樹
 日本の,多様性ですね。


小沢 一郎
 色んな意味で,画一的な大量生産の物ばっかりになっちゃってますね。
 これ,街づくりも,うちのほうもそうなんですよ。何処行ってもね,全国,同じような街づくりになってるんですね。それはもう,各役所が同じメニューで以って全部やるから。結局,駅も街も何もかも,同じになってんですが。そん中で,どんどん,どんどん,やはり少子化,そして都市集中ということが酷くなっていましてね。
 ですから私(わたくし)は,このやり方を,もうそろそろ大転換して良いときだと。
 日本も後進国を脱して世界の先進国の上のレヴェルにまで達してきてるんですから。これを,もう少し,本当にそういった日本の社会の矛盾を解決すると同時に,世界にも,日本のもっと素晴らしい伝統的な,あるいは大量生産と工業化の中で埋もれたような技術も利用しながら振興を図っていくということが私(わたくし)は,必要なんだと。
 そのためには,やっぱり,中央集権で追いつき追い越せの時代を今や経過して,今度は地方で以って,地方に権限とお金も与えて,そこで地域の特性・文化・伝統を活かしたことをやっていく。そうすると,そこに権限とお金があれば,必ず新しい雇用が生まれますし,雇用が生まれりゃあ若い人も定着すると。 
 私共のね,岩手県から東京へ出てきてる人の中でも,仕事さえあれば故郷(くに)へ帰りたいっちゅう人が大部分なんですね。


堀 茂樹
 はい。


小沢 一郎
 それはもう,環境から言っても,あるいは働く場から言っても,あるいは 住まいから言っても,とても一生懸命アクセク働いても,東京では満足できない,と。まあ,田舎じゃ本当にもうお寺みたいなデッカイ家がね,おじいちゃんとおばあちゃんしか(住んで)いないっちゅうようなことですから。東京で例えば小いちゃなマンションを買うというお金あれば,田舎じゃあ立派な御殿みたいな家建てますしね。
 ですから,そういう意味で,非常に立派に活用すれば,もっともっと効果があるのに,そういったものを捨て去って,一部の大量生産・規格品的な物をどんどん拡げていくということが,必ず矛盾を引き起こすに決まってるんです。ですから今,日本社会に,色んな矛盾が起きてるということだと,思いますわね。


堀 茂樹
 いやあ,そのお話しを聞くとですね,頭の中には色々と思う事がいっぱいありましてね。
 私も実は地方出身で,東京に小っちゃなマンション買ったんですけれども,まだローンが残ってる(笑)っていうようなことなんで。今,自分の職場が東京と言うか関東なので,すぐに帰るわけにいきませんが。
 ただ,一つには,例えば今,本当にインターネットの時代になってるのでね,情報とか仕事だって,色んな仕事も,地方にいても東京都との繋がりも作りながらやれるし。そして地方自身,地方それぞれの地域に核を作っていくっていうことが...そういうことに貢献できれば。身近な社会貢献。個人が社会に貢献しているってことになるんで。本当に,そういう...魅力的に思いますね,私もね。
 それで実際,東北の大地震の後,東北にある中小企業が如何に世界と繋がっていたかっていうのが,わかりましたですよね。世界の工場が止まりましたから。


小沢 一郎
 そうですね,はい。


堀 茂樹
 それから,私はフランスの文学や思想が専門ですが,フランス人っていうのは今,日本にもの凄い関心を持ってるんですね。とてつもなく関心がある。それは別に漫画だけじゃないんですね。例えば此間もフランス人が団体で四国のお遍路さんを,自分でやりに来たりするんですね。


小沢 一郎
 ああ,はい。


堀 茂樹
 ですから彼等が興味を持っているのは,日本人がこれは日本の表玄関ですと思っている東京の何かっていうよりも,むしろ本当に田舎の色んなものを知っていて,調べて,そういうものに興味を持ってます。
 日本はいわゆる追いつけ,キャッチ・アップの経済の段階を越えて成長しなきゃいけない,成長しなきゃ富が循環していかないけれども安定成長の,しっかりした地道な成長の時代に入ったっていうことを,むしろ外国のほうの人が知っている。そういう国の文化は,プレスティージ prestige が高いんですね。だから,今キャッチ・アップしてる中国の文化は少なくてもフランスなどヨーロッパでは全然注目されてない。現代文明はね。現代文明に注目されてるのは,日本なんですよ。


小沢 一郎
 それで,これもまた今朝か昨日かテレビで言ってましたが,そういった日本の伝統的な文化の,一つの象徴的なものとしては,京都ですけどね。アメリカの旅行ガイドの本ですか何かで,いちばん魅力のある良い都市として,京都が挙げられてるんだそうです。
 京都って言うと日本の中ではまだ特殊な古い都っちゅうことになりますけれども,それはもう,外国人の人も日本人の独特の伝統的な文化とか,あるいは技術や芸能を含めて,そういうものに対して目を向けてきている。あまり日本人のほうはそうじゃないですけどね。(笑)


堀 茂樹
 本当ですよ。
 私の大学は藤沢市にキャンパスがあるんですけど,実は,そこへ新潟から通ってきているフランス人の非常勤の講師がいるんですよ。女性です。


小沢 一郎
 はああ。(感心したように)


堀 茂樹
 この人は,佐渡の文楽,実際それに惚れ込んで,文楽を習ってそれに参加してるんです。劇団に。


小沢 一郎
 そうですか。佐渡では,そういうのあるんですね。文楽ですとか,能ですか。能舞台なんかも,いっぱいあるんですね。歴史的なものなんでしょうけど。


堀 茂樹
 はい。そういうことを,もう一回日本人が発見してね。


小沢 一郎
 そうですね。


堀 茂樹
 地方の豊かなポテンシャルというのを大事にするのは本当に重要ですね。


小沢 一郎
 あまりにも軽んじ過ぎてきましたよね。今もそうですけど。


堀 茂樹
 この,地方分権ヴィジョン。小沢さんのヴィジョンなんですが,今は自民党もみんなの党も維新の会もですかね,皆「地方分権」は言っておるんです。その場合,語られてるのは道州制なんですけれども,そこに大きな違いがあると思います。
 大前提として,先ほどもお話しありました,日本が後進国で,これから何とか生き延びて植民地化されないで生き延びなきゃならないっていうときに,大久保 利通が 廃藩置県をやって,統一国家を作って中央集権をやりました。ですから,あの時代には,それは必要だったんだという,さっきのお話しですよね。


小沢 一郎
 そうです。


堀 茂樹
 そして,統一国家になって,日本はわりあい全国が一体性の強い国家には今なってると思います。
 で,小沢さんのこの本(『 日本改造計画 』)を読んで,既にわかることなんですが,ちょっと重要なポイントなので確認させていただきたいのは,そうしてできあがっている国民国家の枠の中で,中央と地方と両方,良くするんだというヴィジョンですよね。(小沢氏・大きく頷く)
 つまり,もう中央は要らない,中央政府は要らないということでは,全然ないですよね。


小沢 一郎
 そうです。はい,そうです。
 明治以来の中央集権・官僚統制,これは戦後,敗戦にもかかわらず生き残ったんですね。


堀 茂樹
 そうですよね。


小沢 一郎
 あるいは,アメリカとしても官僚を活用したほうが統治し易いってことだったんだと思いますがね。


堀 茂樹
 そうです。


小沢 一郎
 以前以上に,国民の生活の隅々にまで,官僚の力ちゅうものは,規制というものは,及んでんですね。


堀 茂樹
 はい。


小沢 一郎
 自分は関係ないと思っている人でも,いざとなって何かしようとしたときは,必ず役所の何かが,引っかかってきますよ。だからそういう意味であまりにも官僚の統制というのが強くなり過ぎた。
 しかも,国の官僚がやる必要のないところまで全部,規制してんですね。
 ですから僕は,そういうことでは,最早,新しい時代の活力は生まない。だから,地方へ権限を移せ,と言ってんですが,だからと言って別に中央の官僚を要らないつってるわけじゃないですね。


堀 茂樹
 そうですね。別に官僚攻撃してるわけじゃないですね。


小沢 一郎
 そうです。中央の役所の人間は,その役目を,ちゃんと自分の役割を果たせと。何も地方の,市長村の細かいことまでゴチャゴチャ,ゴチャゴチャ,一々干渉してね,補助金50万円だ100万円だ,まで全部中央の役所でやるでしょ。


堀 茂樹
 はい。


小沢 一郎
 そんな必要,どこにあるんだ。そんなのもう,任せちゃえと。
 それで日本の国の今の統治の体制で最も欠落しているのは,憲法以下全部そうですが,例えばですが,危機管理なんですね。
 非常事態ということは,日本の憲法にも(規定は)ありません。それから,それに基づく危機管理の規定というのは,どこにもないんですね。法律にも(規定がない)。


堀 茂樹
 はい。


小沢 一郎
 ですから,いざとなったら,どうすんだと。
 僕いつもね,何か喋るときに例に出すのは,内閣が閣議していて内閣総理大臣以下が集まってるところで,テロでも何でもいいんですけど爆弾が落っこって全員死んだら,誰が内閣総理大臣になって国の行政をするのか,って言うんですよ。
 誰に聞いても,わかんないんですよ。


堀 茂樹
 私も,わからない。(笑) どうしたらいいですか。


小沢 一郎
 何も決まってないんだから,わかるはずないんです。


堀 茂樹
 わかるはずがない。ああ,そうですか。


小沢 一郎
 国会開会中ならば,そこで以って総理をもう一度首班指名やればいいんですね。
 閉会中だったら,どうするか。国会召集すりゃあいい,つったって,これは内閣でやることですから,その内閣がなくなっちゃうんですから。国会も招集できない,と。何にも(できずに)無政府状態になっちゃうんですね。


堀 茂樹
 ううむ。


小沢 一郎
 これは極端な例ですけれども,こういうことから始まって,危機管理っちゅうものが,まったく日本の行政の中には,政府の中には,ないです。
 だから,今度の震災もそう。阪神(大震災)のときも,そうでした。


堀 茂樹
 ああ,そうでした。


小沢 一郎
 皆もう,各省庁がバラバラで,やってますから。


堀 茂樹
 そうでした。


小沢 一郎
 だから,そういう意味でね,私(わたくし)は非常に,行政の改革というものも大事だし,中央官庁には中央官庁の役割がある,と。
 僕は,小さくてもっと強力な中央官庁。そして,あと,日常の色々な個人の生活や地域の社会のことについてのことは全部,地方自治体に任せろと。
 これがいちばん,地方を活性化させるし。国は国。政治家もです。国の政治家は国のことをやれ,と。いちいち自分の選挙区のことばっかやってちゃダメだというのが私(わたくし)の考え方です。


堀 茂樹
 ああ,成程。 そうですね。 ああ。
 そうですねって感心してちゃ(笑)いけないですけど。本当に私も...


小沢 一郎
 それとね,今,先生の仰った道州制っちゅうのはね。「道州制,道州制」と仰る人達に,じゃあ,道州っちゅうのは,どういう性格のもんですかって,僕,聞いたんですよ。


堀 茂樹
 はい。


小沢 一郎
 今の地方自治法に言う自治体なんですかと(聞いた)。あるいは,それとまったく違うものを作るんですかと(聞いた)。
 誰も答えられないんですよ。全然その中身のことを考えないで「道州制,道州制」つってるんですね。


堀 茂樹
 そうですね。


小沢 一郎
 僕,道州制というのも中身さえきちんとすれば,悪いと思ってるんじゃないですよ。


堀 茂樹
 ああ,そうですか。


小沢 一郎
 だけど,道州制をこのまんまの形でやれば,ますます官僚統制を強めるだけですよ。


堀 茂樹
 ああ,それは,どうしてですか。


< 続く >


            ◇


小沢一郎の,住民・国民の全国レヴェル・アップを図る地方分権ヴィジョン【3】
http://4472752.at.webry.info/201407/article_11.html
2014/07/07 13:29 銅のはしご


http://www.youtube.com/watch?v=d8EuUgpaKzM&feature=youtu.be
2:00:02
01:01:38〜01:18:28/2:00:02文字起こし。読み易くするため若干語順などを整えました。



対談 【 3 】


小沢 一郎
 だけど,道州制をこのまんまの形でやれば,ますます官僚統制を強めるだけですよ。


堀 茂樹
 ああ,それは,どうしてですか。


小沢 一郎
 例えば,北海道だ東北だ関東だって,道州制で,どうやって首長を選びます。どうやって議員を選びます。事実上,やっぱり難しいですよ。それから,それで以って,広域行政を(どう行なうのか)。
 まず何とかして(首長が仮に)選ばれたとしますよ。どういうスタッフを使って,どういう機構で道州をやるのかということもまた,大問題でしょ。
 今までの県庁の役人を使えばいいと言っても,県庁の役人は自分のとこしかわからないんですから。
 中央の役人を使うということになれば,中央の役人が全部,道州に派遣されたら,同じこっちゃないですか。
 結局,中央官庁の支配が強まるだけなんです。
 だから,その道州というものを,どういう性格のものにするか,ということでね。
 
 これもね,単なる効率だけで考えちゃ,ダメだっていうのが僕のあれ(=ヴィジョン)。
 それよりも先ず,僕は今の二重,三重,四重の行政をもっと簡潔にしろと。今は,市町村でしょ,それから都道府県でしょ,それから国の各ブロックの出張所でしょ,それで最後に霞が関でしょ。
 これ,行政が四重になってんですね。
 だから僕は,そんなムダなことはやめろと。国は,国のことをやる,と。地方は,それはもう本当に地方の行政をやる単位の地方自治体にしちゃうと。300か400の。


堀 茂樹
 300か400の基本自治体ですね。


小沢 一郎
 そう,そう。 そういう自治体に( 権限もお金も )やっちゃって,地方のことは( 地方に )任せろ,というのが私の考え。


堀 茂樹
 成程。 二重ですよね,国家と基本自治体と。


小沢 一郎
 二つ。国家と基礎自治体の二つ。


堀 茂樹
 はい。国家と基礎自治体のレヴェルですね。


小沢 一郎
 はい。


堀 茂樹
 成程。そうでなければ,地方分権をやる意味がないと。


小沢 一郎
 と思います,僕は。


堀 茂樹
 むしろ道州制だと,変な地方ボスもできてしまうかも知れないし。


小沢 一郎
 いや,先ず,大概,(問題となるのは)官僚ですよ。官僚に支配されますよ。


堀 茂樹
 要するに,官僚制が道州のレヴェルで行なわれて,生き延びてしまう?


小沢 一郎
 だから,道州制と言う人が,どういうことをイメージして仰っているのか,わかりませんけれども。その中身によりますが,今のまんまの仕組みを前提にして,ただ単に道州だけを作るということになると,結局さらに,四重のところから五重の官僚支配になっちゃいます。


堀 茂樹
 ああ,成程。また,ややこしくする。


小沢 一郎
 ははは。(笑って頷きながら) また,ややこしくなる。


堀 茂樹
 みんなの党と維新の会が出した法案がありましてね。「道州制基本法案」というのを私,読んできたんですけどね。確かに今仰ったように,何もわかんないですね。


小沢 一郎
 はい。 中身がはっきりしてないでしょ。 ですから,そこがね,すっきりしたものであれば 別に,僕は反対ではないんですよ。


堀 茂樹
 成程。


小沢 一郎
 それも一つの考えかも知れないけど,ただ単に今の統治の仕組みをそのまんまにしておいて,その上にまた道州を作るっちゅうことであったら,それはもう屋上屋(を架す)話しで,官僚統制を強める。


堀 茂樹
 ああ,成程。
 維新の会の今の基本法案を見てみますと,根本的に一つ大きくポイントが違うなあって言うか,ポイントになるなって言うのは,租税の徴収権と配分権の問題がありまして。


小沢 一郎
 はい。


堀 茂樹
 維新のほうの構想では,徴収=集めるほうも道州でやって。そうすると,当然,東京や大阪は豊かですから。貧しい地方だってあります。(地方間)格差がものすごくありますから。


小沢 一郎
 そうです。はい。


堀 茂樹
 それを,道州の間でですね,交渉するのか,ルールを決めておいて豊かなところから貧しいところへお金をやるということになってるんですね。(小沢氏・笑)それはね,恐るべき...


小沢 一郎
 (笑) そうすると,東北は担税力が(弱く)税金納める力がないですから,お金ないですわね。東京に頭下げて,頼みに来るっちゅう話しになっちゃいますね。


堀 茂樹
 そうです。


小沢 一郎
 自治体間の,あるいは道州間の中で,そういう歴然たる格差になっちゃいますから。それで,依存関係やら何かっちゅうのを作るのは,どうかと思います。
 だから僕は,地方分権を徹底し,地方にもっともっと色んな産業や文化を振興させることによって,地方でも人口も増え,そして色んな力も蓄える,と。それで,全国が平均的なレヴェルに達すればですよ,徴税権も各地方に与えていいんですよ。


堀 茂樹
 成程。


小沢 一郎
 だけど今,税金取るったって,田舎で税金取ろうったって,払う人がいないんだから,全然(力が)ないわけですから。ですから僕は当分,本当に(各地域の)レヴェルがだいたい似たような形に(なり),それぞれの地域が,まあ良くなったなあということであるならば,徴収権まで,最後にはやっちゃう,と。
 ただ,現段階では,そうなるまでの経過措置としては,やはり中央で集めて,それで地方に配分する。それが,細かいことじゃなくて纏めて自主財源として配分する。という形を暫らくの間は採らないと,却って道州間のギャップやら地域ギャップが大きくなるというふうに思いますね。


堀 茂樹
 成程。わかりました。
 私,ちょっとこんなこと思うんですね...その地域間のギャップが大きくなるようなタイプの道州制をやったら,単純には比較できないですけど,現在のヨーロッパ ・ ユーロ圏の在り方と,近い形になる。


小沢 一郎
 (納得して)はあ,はあ,はあ。


堀 茂樹
 つまり(各国)平均化してないんですね,経済力が。


小沢 一郎
 そう,そう,そう。


堀 茂樹
 だから今,ドイツはほとんどもう支配者ですよ。


小沢 一郎
 はははは(笑) ばんばん儲けてる。ははは。


堀 茂樹
 その配下に,今やもうフランス人らしくないんだけど,従順なドイツの部下みたいにして フランスがいて,そして本当にギリシャやスペインが困っていると。
 そこに,これまでヨーロッパ統合の理想は,融和の理想であり,平和の理想であり,そういうものであって,それが続いてきたのに,ユーロが拗れてきてからは,非常に反目している状態なんですね。つまり,ギリシャは,ドイツにいわばある意味で助けてもらわなきゃならない。まあ,ドイツの銀行がいっぱい金貸したってのが悪いんですけれども,そういうことがある。
 そうすると,もう極端な依存関係・支配関係になるわけで,ギリシャのほうにはドイツに対する,もの凄い反感がある。ドイツのほうには何やってるんだ,ギリシャ人は,と。


小沢 一郎
 遊んでばかりなんて言ってるわけですよね。(笑)


堀 茂樹
 これは,不健全な関係を築いてしまった。


小沢 一郎
 そう思います。
 イギリスはユーロに抵抗してますけれどね。


堀 茂樹
 イギリスはユーロ経済に入らなかった。


小沢 一郎
 はい。 ユーロでも,本当に徴税権も皆一緒にして。貨幣だけじゃなくてね。 しかも,予算の作成も一つでやるって言うなら,これまだ別ですけども。 それぞれの国家が,予算と税収権を持ってるわけですから(問題が起きる)。


堀 茂樹
 まったくその通りなんです。そうなんです。


小沢 一郎
 そうすっと,歪みは,ますます膨らむだけです。先生の仰ったようなことは。


堀 茂樹
 そういうことです。ですから,私はやっぱり当分の間,徴税権は(小沢さんが)仰るように,国がやって。 国がやるっていうことは,今日本では,例えば北海道のことも九州の人,あるいは沖縄の人だって,自分達の国のことだという意識がある。


小沢 一郎
 はい。


堀 茂樹
 これ,ヨーロッパには,ないんですよね。だから,この国民的連帯の意識っていうのは,やっぱりベースで大事にしながら,且つ,地方の多様性を活かす,という(小沢さんの)ヴィジョンじゃないかと。


小沢 一郎
 はい。本当にそうだと思いますね。それでやっぱり日本は,まあまあ有史以来単一の国家の纏まりと民族の纏まりの社会ですからね。僕はそういうところで敢えて溝と言うか,格差と言うか,それを大きくするやり方は良くないんじゃないかと思いますね。


堀 茂樹
 地域間格差を大きくするのは,良くないし。これ同じことが(言えるが)。階層間格差を大きくするのも,やっぱり良くない。


小沢 一郎
 それで,地域住民の対立感情を生みますからね。仰ったようにね。


堀 茂樹
 ということですね。


小沢 一郎
 はい。


堀 茂樹
 1つ,こんなことを小沢さんに伺うまでもないんですが,折角の機会なんで。これネットで配信されてますから言っておくと。
 本当に驚いたんですが,道州制を強く推進している維新の会の議員さんがテレビで本当に喋ってらして...例えば九州は,日本の中央政府が中国と外交が上手くいかないときは九州が直で中国と外交をやる(笑)とか言ってましてね。(小沢氏も笑) これじゃあね,もう国民主権っていうものが分断するっていう話しなので。


小沢 一郎
 (笑いながら)それぞれのブロックが,独立国家になる話しになっちゃうんですね。ふははは。


堀 茂樹
 普通,地方分権というのは,連邦制にすることでもないと思うんです。


小沢 一郎
 はい。


堀 茂樹
 連邦制の国家だって,ドイツだってアメリカだって,外交は一つですよね。


小沢 一郎
 そうですね,はい。


堀 茂樹
 そこも全然違うと思うんですね。
 地方を活かすっていう大きなオリエンテーションは,共通のところがあるので,まあ今後色々野党間でも協議して...


小沢 一郎
 だから,私(わたくし)はね,その道州制の議論をしている人でも,ちゃんと話しすれば,わかると思いますよ。そんな突飛なことはね,できないですし,現実に住民・国民の全国レヴェル・アップを図っていくに,どうしたらいいかっちゅう議論をすれば,僕は自ずと問題は解決すると思います。


堀 茂樹
 そういう地方分権。この頃よく「地域主権」っていうね,ちょっと紛らわしい言葉があってね。


小沢 一郎
 はははは。


堀 茂樹
 主権ってのは,政治的な概念でね。これはやっぱり,国民に存する。主権在民だと。
 「地域主権」って,何だか調子に乗っていい加減なこと言うなよなと,私は普段思ってる。(笑)


小沢 一郎
 (笑)民主党もその言葉使ったですね。ははは。


堀 茂樹
 使ったんです。


小沢 一郎
 ハイカラな言葉を。はははは。


堀 茂樹
 どうかすると生活の党の何かにも 載ってたりしますんで,これ,ちょっと気を付けるべきです。
 やはり地方分権だと。しかし断固として分権するんだ,っていうことですよね。


小沢 一郎
 そうです。


堀 茂樹
 それがまさに,経済の成長,本当の成長戦略であるんだ,と。成長に繋がるんだというお話だったと思うんですが。


小沢 一郎
 はい。


堀 茂樹
 内需拡大のこととか(のテーマにも),時間があれば戻りたいんですけどもね。


小沢 一郎
 はい。


堀 茂樹
 1つ,こんなことを小沢さんに伺うまでもないんですが,折角の機会なんで。これ(この対談は)ネットで配信されてますから(伺います)。
 本当に驚いたんですが,道州制を強く推進している維新の会の議員さんが テレビで本当に喋ってらして...例えば九州は,日本の中央政府が中国と外交が上手く行かないときは九州が直で中国と外交をやる(笑)とか言ってましてね。(小沢氏も笑) これじゃあね,もう国民主権っていうものが分断するっていう話しなので。


小沢 一郎
 ( 笑いながら )それぞれのブロックが独立国家になる話しになっちゃうんですね。 はははは。


堀 茂樹
 普通,地方分権というのは,連邦制にすることでもないと思うんです。


小沢 一郎
 はい。


堀 茂樹
 連邦制の国家だって,ドイツだってアメリカだって,外交は一つ。


小沢 一郎
 そうですね,はい。


堀 茂樹
 そこも,全然違うと思うんですね。
 地方を活かすっていう大きなオリエンテーションは共通のところがあるので,まあ今後色々野党間でも協議して...


小沢 一郎
 だから,私(わたくし)はね,その道州制の議論をしている人でも,ちゃんと話しすれば,わかると思いますよ。そんな突飛なことはね,できないですし,現実に住民・国民の全国レヴェル・アップを図っていくに,どうしたらいいかっちゅう議論をすれば,僕は自ずと問題は解決すると思います。


堀 茂樹
 そういう地方分権。
 この頃よく「地域主権」って言う,ちょっと紛らわしい言葉があってね。


小沢 一郎
 はははは。


堀 茂樹
 主権ってのは,政治的な概念でね。これはやっぱり,国民に存する。主権在民だと。
 「地域主権」って,何だか調子に乗っていい加減なこと言うなよなと私は普段思ってる。(笑)


小沢 一郎
 (笑)民主党もその言葉 使ったですね。ははは。


堀 茂樹
 使ったんです。


小沢 一郎
 ハイカラな言葉を。はははは。


堀 茂樹
 どうかすると生活の党の何かにも載ってたりしますんでこれちょっと気を付けるべきです。


小沢 一郎
 はい,そう思いますね。


堀 茂樹
 やはり地方分権だと。しかし断固として,分権するんだっていうことですよね。 


小沢 一郎
 そうです。


堀 茂樹
 それがまさに本当の成長戦略であるんだ,と。経済の成長に繋がるんだというお話だったと思うんですが。


小沢 一郎
 はい。


堀 茂樹
 内需拡大のこと,そっちのテーマにも,時間があれば戻りたいんですけどもね。


小沢 一郎
 はい。


堀 茂樹
 地方分権ということは いわば日本の大きな統治機構を変えることなので,この点で,私は小沢さんが別のところで述べておられたのを,非常に興味深く思ったことがありして。それは今,もしできれば,仰っていただきたい。
 基本的に,歴史的に見ても,中央集権ってのは途上国。それで,地方分権は先進国になってくると有効な形だと,さっきも仰ってましたが。


小沢 一郎
 はい。


堀 茂樹
 こういう歴史的な観点や,政治の形の観点から,地方分権の意義というのを,どう思われますか。


小沢 一郎
 ですから,近代ではそういうことですよね。それより以前は,地方分権ですよね。(笑)


堀 茂樹
 そう,そう。もちろん,そうです。


小沢 一郎
 ですから,近代国家の歩みとしては,最初は中央集権で産業を振興するとか色んなことでやってくるわけですが。それは,その国の中,あるいはその民族・同一民族の中でも,色んな特徴を封じ込める話しになりますよね。


堀 茂樹
 確かに。


小沢 一郎
 一つひとつ,これも良いな,これも良いな,お前の言うことも良い,なんて言ってたら,それは,中央集権にならなくなっちゃうですから。中央集権は,一つの目的に向かってバッと引っ張っていくとこが,中央集権ですから。


堀 茂樹
 確かに,確かに。 これ,小沢さん,言語もそうですね。


小沢 一郎
 ああ,ああ(納得して)。


堀 茂樹
 日本は,日本語ですけどね。でも,方言も多くあったりしますが。


小沢 一郎
 はい。はい。


堀 茂樹
 世界の国には,言語的統一のない国がいっぱいあります,特に途上国では。


小沢 一郎
 ヨーロッパでも,そうですよね。


堀 茂樹
 ヨーロッパでもそうです。近代の発展途上の,近代の前期と言うか初めから,離陸していくときは,かなり強引に原語を統一したってことがあるんです。


小沢 一郎
 そうですね。だから,中央権力が引っ張っていかなきゃ(発展できないので)そのときは,どう仕様もないんですよね。しょうがないんです,ある意味で。だけど,それによって失ったものを今になってちょっと懐かしく回帰して,却ってこれを活かしたらいいんじゃないかっちゅう考えが生まれてきて当然なんですね。
 やっぱり,全部,今まではそういうものを無視して,一つの目標に向かって一つのことに向かって,権力で引っ張ってきたわけですから。
 だからそれを,やはり今,色んな矛盾が出てきて,私は,日本はちょうど,中央集権による国家の統治ということをここで大転換する時期に差し掛かってるんじゃないかと思います。


堀 茂樹
 それじゃ,今の安倍さんの国家主義はもう全然時代遅れなんじゃないですか。


小沢 一郎
 うーん。あの人は,ちょっと何考えてるか,よくわからないんですけれども...ちょっとわかんないですね。想像はできますけどね。(笑)


堀 茂樹
 国家が大事なんですよね,あの方はね。それで,国民じゃないんですね。


小沢 一郎
 その通りなんです。その国家というもの,日本国家をどういうふうな国家にし,どういうとこに引っ張っていこうとするのか,ちょっと,わかんないんですね。大国・日本というイメージなんだと思います,彼は,多分ね。 戦前の5大強国と言ってね,日本が世界の中で軍事力の強大な5つの国 <第1次大戦後・戦勝国の英・仏・米・伊・日> になってましたからね。


堀 茂樹
 列強になってましたからね。


小沢 一郎
 はい。まあ,そういうことをイメージしてんのかなという気もしますけども,聞いてみたことないから,わかりませんが。はははは。(笑)


堀 茂樹
 私は安倍さんの個人的なナルシシズムだと思いますけどね。つまり「美しい日本」というのは,自分を投影してるんだなあ。自分が好きなんだ。自分の,素晴らしいイメージなんだと,いう気がして...(笑)それはちょっと余談ですので。


 政治的に見ても,国政レヴェルと地方行政レヴェルと,両方しっかり持つという,この,小沢さんの地方分権ヴィジョン。
 本当に真面目な話し,今の世界の...今でもそれが大問題なんですけど,世界の政治哲学の最前線と言ってもいいんですけど,そこで,結局のところそれが論争されていることなんですが,デモクラシーの両面を,よく言うんですね。


小沢 一郎
 はい。


< 続く >


            ◇


小沢一郎の,雇用安定化・少子化解決を見据えた地方分権【4】
http://4472752.at.webry.info/201407/article_12.html
2014/07/08 15:06 銅のはしご



http://www.youtube.com/watch?v=d8EuUgpaKzM&feature=youtu.be
2:00:02 文字起こし。読み易くするため,若干語順などを整えました。
対談【4】01:18:28〜01:37:00/2:00:02


堀 茂樹
 政治的に見ても,国政レヴェルと地方行政レヴェルと両方しっかり持つという,この,小沢さんの地方分権ヴィジョンはね,本当に真面目な話し,今の世界の...今でもそれが大問題なんですけど,世界の政治哲学の最前線と言ってもいいんですけど,そこで,結局のところそれが論争されていることなんですが,デモクラシーの両面を,よく言うんですね。


小沢 一郎
 はい。


堀 茂樹
 1つは,国家権力やそういうものによって,個人の自由を侵されないということ。これが人権だということが,1つあります。
 でも,人権というのは,個人が政治に参加する,主権を担うんだ,という側面もあります。


小沢 一郎
 はい。 


堀 茂樹
 そうしますと,これを,前者のほうを強調すると,自由主義型のデモクラシー。後者のほうを強調すると,いわば参加型のデモクラシー。この両者をどうやったら...
 一方だけでは,個人には国家権力に対して「ノオ」と言う権利だけは,あるんだけど,「こういうふうに国を作っていこう」というようなことを(発言して)参加できない。
 かつ,参加型の民主主義を強調するとですね,「民主主義で決めたことなら何でもいいんだ」と。言ってみれば,今の自民党の憲法改正草案には,基本的人権を軽視する体制の方針がありますけれども,ああいうことは,言ってみれば,民主主義の名においても,決めると民主主義に矛盾する。その意味では,民主主義の名においても,やっちゃあいけないことを やろうとしてるわけなんですね。


 自由主義型と,市民参加型の(デモクラシー)はよく,対立すると言われておるんですが,これの1つの決定的な解決策は,国政レヴェルでは自由主義型をやる,と。そして地方分権して,地方行政レヴェルでは,市民が個人としてあるいはアソシエィションとして,参加して。身近な問題だから,本当に自分達が作っていく。そういう,自律して作っていくというほうをしっかりやる。そして,例えば安全保障とか,警察権とか,そういうものに直接,市民が参加するわけにいかないので,そちらは,国政は,しっかり中央政府がやって,しかし,中央政府の権限はきちっと限定をしておく。


 本当に簡単に略して言いましたけど,政治哲学の直接民主主義か間接民主主義かというずうっと議論されているその問題(について)ピタッと,解決策を持ってくる(小沢氏の地方分権)ヴィジョンだと。そういうものに,もの凄く興味があるんですが。


小沢 一郎
 国政と,地方と,役割分担をきちんと線引きすりゃあいいと思うんです。
 近代国家の中でも,スイス(≒直接民主制)みたいにね国民投票で決めるという例外的なところはありますけど,その他のところは,住民が全員参加して全部一々決めるちゅうことは不可能ですから,代議制を採る以外ないですね。


堀 茂樹
 スイスは例外ですね。はい。


小沢 一郎
 そうすると,やっぱり,その弊害を除くと同時に,非常に効率的・機能的にするには,役割分担する以外ないですね。


 今,官僚支配の弊害ちゅうのが,例えば消費税の話しがさっき出ましたが,予算の面でも,一般の人は国政レヴェルの役所=霞が関で(何が行われているか)その中身のことについては,知る術がないですよ。


堀 茂樹
 ないですね。


小沢 一郎
 何やってるんだか,わかんない。


堀 茂樹
 わからない。


小沢 一郎
 本当のこと言うとね,政治家だって,わかんない。


堀 茂樹
 ははは。(笑) はい。


小沢 一郎
 絶対、言わないから,彼等は。


堀 茂樹
 ああ,はい。


小沢 一郎
 多分,所管大臣にだって,上げることなんかは(ない)。まあ,どうでもいいことしか上げないですよ。 大事なことは,絶対,大臣に上げないですよ。
 そのぐらいね,非常にクローズド closed なね,官僚・権力の中に,今,行政が政治が行われているということになります。


堀 茂樹
 はい。


小沢 一郎
 ですから僕は,ムダ金はいくらでもある,と(主張した)。これをもう,ムダを省けば,多少の当面の金ぐらい,いくらでも出ると言ってたんですがね。


堀 茂樹
 はい。


小沢 一郎
 民主党(政権)のときは「いや(金は)ない,ない、ない,ない」つってね。「小沢,ヘンなことばっかり言う」つって,役人の言う通りで消費税作ったんですがね。自民党になった途端にバッカスッカ,バッカスッカ使うでしょ。


堀 茂樹
 今,国債をどんどん出して...


小沢 一郎
 だからね,国債を出す前に,もっと色んな,貯めてた,役所の財布・懐から取り出せるんですけど。
 いずれにしろ,そういう,一般国民の皆さんがムダが多いに決まってると思いながらも手が届かない。 代表の国会議員でさえ,手が届かない。 その厚いヴェールの中で(行われているから)。


堀 茂樹
 はい。


小沢 一郎
 ところが,そのお金をですね,権限と一緒に地方に移しちゃえば,同じように,それは隠そうとするでしょう。お役所や,担当者の人は。
 だけども,地方だと,それは毎日,目の前でやってるわけですから。
 国民の皆さん,住民の皆さんの監視の目が届きやすいんですよ。


堀 茂樹
 そうですね。


小沢 一郎
 霞が関まで来るんじゃ,とてもじゃないけど,できませんけれど,自分の町の中で 「 あすこで,市役所で,何やってんだ 」「 あれ,ヘンじゃないか 」 とか(疑問点を表面化できる)。
 というのは,皆なの目がありますから,そのチェックが,国政で金も何も全部握ってるより,遥かに,住民の皆さんのチェック機能が働く。
 そういう意味からも,住民参加の良い面が出てくると,私(わたくし)は,そう思ってんですよ。もちろん,雇用の問題や何かも当然ですけれども。
 そういう点からも私(わたくし)は,地方分権が良いと思ってんです。


堀 茂樹
 そうですね。だから,まさに300〜400ぐらいの基礎自治体であれば,それができるわけですよね。


小沢 一郎
 はい。それはもう,自分とこのね,市役所ですからね。それは,皆なが見てますから。毎日,毎日見てるんですから。
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堀 茂樹
 日本は,若者が減ってると言うけれども,私の狭い見聞の範囲かも知れませんが,今の若者,学生や何かでも,甘やかさないで高いハードルを突き付けたほうが,やる気出したりする学生が多いんですよね。


小沢 一郎
 はあ,はあ。


堀 茂樹
 「易しいですよ,易しいですよ」って,こちら側 教授のほうが何か甘いオブラートに包んで,ものをあげるよりも(厳しい態度で)「これは,わかるようになれよ」っていう感じでハードルを突き付けると...やっぱりチャレンジの意識は,若者にはあるんですね。それから,向学心だってね,色々悪口言われてるけど,やっぱりあるんですね。
 だから,そういうエネルギーそれがまさに中央,国家だと,わけわかんないところにある。 もっと近いところで,そこへ参加できれば,エネルギーが発揮できると私は思うんですね。


小沢 一郎
 はい。


堀 茂樹
 これ結局のところ,地方で,基礎自治体でできることは,全部やる,と。基礎自治体でできないこと,つまり国家でしか担えないようなことは,国家でやる,と。こういうことですよね。


小沢 一郎
 はい。


堀 茂樹
 これは,プリンシプル・オヴ・サブシディアリティ principle of subsidiarity(補完性の原則)って言って,ヨーロッパ統合の中で非常にキー概念だったことがあるんですね。


subsidiarity : 〔政治〕(下級機関への)権限移譲 ; 小政府主義 ; 規制緩和主義《中央政府は地方レヴェルでできない活動だけ管轄権を行使すべきだとする主義》


小沢 一郎
 成程,ほう。


堀 茂樹
 ところが,ヨーロッパ統合が,我々が地方分権でやろうとしているのとは逆転で(ユーロ圏としてなされることで)今,上手くいってないんですが。
 要するに,身近なところでやれることは,全部,身近なところで自律的にやると。そしてそれが担えない所は,上のレヴェルでやるというプリンシプル=原則なんですね。
 本当に政治的に見ても意味があるし,かつ実際に,具体的にお話しいただいたように,経済・地方の多様性を活かすし,活性化に繋がるし,人びとのやる気を引き出しますよね。


小沢 一郎
 はい。(頷きつつ)そう思います。


堀 茂樹
そういうことですよね。はい,有り難うございます。
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堀 茂樹
 そうしますと地方分権と直接関係があるんですが,今,雇用のことを(取り上げたい)。さっき,正規,非正規(雇用)ということをお話しいただきましたが,これ,色んなことがある。
 女性の労働力をどうやって引き出すかだとか,高齢者の場合はどうするかとか,実際,本当に雇用の安定があるほうが「流動化」という名の不安定化よりも,日本人の潜在能力を引き出し,かつそれが,単に安心な社会っていうだけじゃなくて,やっぱり積極的な成長に繋がるんだと。
 もうちょっと,その辺り,小沢さんとして(のお考えを)。
 じゃあ実際正規雇用を確保するのには,どうしたらいいでしょうか。


小沢 一郎
 基本的な問題として,日本は大陸・欧米と違いまして,まだそれぞれ各自の自立的な,自立心と言いますか,自立的な考え方ちゅうのは弱いですから,そういう意味では,彼等はクビ切られてもそのときは「まあ,しょうがない」みたいな感じで,またやり始めてますが...その「雇用の流動化」がもたらすプラス・マイナス,それから「雇用の安定化」がもたらすプラス・マイナス,両方,プラス・マイナス考えますからね。


堀 茂樹
 両方,プラス・マイナスはある。


小沢 一郎
 あると思います,両方ね。日本社会では,僕は「雇用の安定化」がもたらすプラスのほうが大きいと思います。


堀 茂樹
 成程。


小沢 一郎
 ですから,そういう意味で,自分が能力あって,あっちこっち転職してでも自分に合ったところの仕事を見つけていくと,その自由は当然保障していいんですけれども。


堀 茂樹
 ああそうですね。それは自由主義経済だから。


小沢 一郎
 それはもう,自由にやれる人は自由にやればいいんで。 ただ,そうではなくてやはり,ここの会社へ勤めて一生懸命自分はこれで頑張るんだという人がね,途中で会社具合悪くなったらクビになるっつう話しになっちゃたらね,そこで一生懸命やろうという気持ちが薄れちゃいますよね。


堀 茂樹
 ふむ,ふむ。


小沢 一郎
 特に日本人の場合は,そういう傾向が強いと私は思います。ですから,やはり「雇用の安定化」のもたらすプラスのほうが,日本の場合は強いと思いますんでね。
 今,安倍内閣の進めている「雇用の流動化」=「雇用の不安定化」っちゅうことは,日本社会の不安定化に繋がるんじゃないかと。
 そういうことで,僕は心配してます。


堀 茂樹
 成程。つまり,日本の良い面も悪い面も,長所・短所両方あるけれども,日本の持っている,与えられていると言うか,我々の社会文化というものを踏まえて適切な策を採るべきだと。


小沢 一郎
 はい,そう思います。


堀 茂樹
 それはその通りなんですが,実際例えばどうやって...
 グローバリゼィションになってるので,特に大企業などはコスト削減のためになるべく 非正規(雇用)にもっていこうとしていますので,これをどの程度 国家が介入して,つまり自由主義経済をないがしろにすることなく,どの程度国家が正規雇用を増やすほうに...
 現在は,非正規(雇用)を増やすほうへ,どんどん補助金やったりするが,逆に,正規雇用をしっかりある程度作るというために,どうしたらいいんでしょう。


小沢 一郎
 僕はね,やっぱり,社会・国家が関与すべきだと思います。こういう規制は,あったほうがいい,と。 だからクウォータ制みたいにね。


堀 茂樹
 クウォータ制,ああ。


小沢 一郎
 例えば他の国でも,日本でもやってますが,障がい者を雇えとか,あるいは多民族国家では黒人を雇えとか何を雇えとかちゅうのは,ちゃんと国が社会が,規制してますね。


堀 茂樹
 はい。


小沢 一郎
 私は,その意味では,この問題についても,最低この会社が運営を維持していける人数については,というところから割り出して,クウォータ制を,やっぱりやるべきだと思います。


堀 茂樹
 成程。


小沢 一郎
 それで,さらにもっと景気が良くなったから,もっともっと臨時に人を雇うっつうのは,それはもう,自由でいいんですけれども。
 そういう意味での規制は,私は,国民のために良い規制だから,国家がやるべきだと思います。それとさっき仰った,老人と女性ね。


堀 茂樹
 あ,ちょっとその前に,そういう規制に加えて,あるいは規制という手法よりも,いやそれも必要だと思う(が)税制面で,何かそういう正規雇用をちゃんとやる企業(に対して)何とかしてやる...


小沢 一郎
 制度面と税制面と。歳出ですよ,要はね。 国家で言えば,歳出面。 税制面と制度面と,そりゃあ両方なきゃ(なら)ないと思います。はい。
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堀 茂樹
 成程。 じゃあ,女性だとか高齢者のこと,これはどういうふうに。


小沢 一郎
 特に,財界は,少子高齢化で労働力が「ない,ない,ない,ない」ね,言ってるでしょ。


堀 茂樹
 はい。


小沢 一郎
 ほんで何か,外国から労働力入れるみたいなね。僕はこれ,本当にね,不遜な考えだと思ってんですよ。


堀 茂樹
 不遜な考え。移民を入れるってこと(に関する財界などの考え)ですね。


小沢 一郎
 単なるコストの削減のために,人間を,他の国の人間を入れるっちゅうことでしょ。


堀 茂樹
 そうです。


小沢 一郎
 (憤懣遣る方無い口調で)それは,奴隷を買うみたいな話しですよ。


堀 茂樹
 そうです。


小沢 一郎
 同じことでしょ。


堀 茂樹
 そういう意識で,移民を入れようとしているんですね。


小沢 一郎
 だから,もの凄く,いけないと思うんです,これは。


堀 茂樹
 ああ。成程。


小沢 一郎
 だから,そんなことしなくても,きちんと子どもを産み育てられる環境を社会が用意すりゃあね,人口はね,絶対増えますよ。
 そりゃあ,今のまんまの出生率で言うと,百年後に半分? 七百何十年後には日本人1人もいなくなるわけですよね。


堀 茂樹
 ええ。


小沢 一郎
 そういうことで,何か「 大変だ,大変だ 」「 外から安い人間買って来い 」 みたいな話しが横行してるちゅうのは,僕は,非常に良くないと思います。


堀 茂樹
 ふむ。


小沢 一郎
 ですから,子どもを産むのは女性ですけれども,それでもちゃんと産んで育てて,あるいは仕事をしたい人は仕事をしてという社会のシステムを,作ればね,私は絶対人口は増えると思いますよ。


堀 茂樹
 長期的にはね。


小沢 一郎
 「子ども手当て」もね,自民党になって,なくなっちゃったですけど。 あれはもう,ずうっと前からフランスやドイツでは,相当高い金出してるんです。


堀 茂樹
 いや,もう比べものにならないですよ。


小沢 一郎
 それで,フランスは出生率2点いくつに <2006年に合計特殊出生率 2.1 に回復> なっちゃったでしょ。金だけではないですけど。


堀 茂樹
 ええ,金だけではないです。


小沢 一郎
 社会が,そういった色んな面で,出産や子育てについて,あるいはその雇用について,きちっとしたシステムを作ってやれば,絶対,少子化なんか すぐ解決すると,僕は思ってるんです。 それから,老人ね。今僕も老人の域に入ってきてますけれども。


堀 茂樹
 (笑)いや,まだ壮年...ははは。


小沢 一郎
 (笑いながら)ある意味で,老人,元気でしょうが。


堀 茂樹
 はい。(笑)


小沢 一郎
 元気な老人を,利用しない活用しないちゅう手はないんですよ。


堀 茂樹
 ああ。


小沢 一郎
 60(歳)でね,皆仕事辞めてボーッとしてたらね,どっかこっか悪くなっちゃいますよ。 それで,医療費ばっかり かかるちゅう話しになるでしょ。


堀 茂樹
 ええ。


小沢 一郎
 医療費も,今もの凄いかかってんのは老人医療ですよ。日本人の場合は特にですね,それは何か生き甲斐を持って(生活するのを望んでいるのに敵わないことがあるからだ)。 欧米人は,早くリタイアして遊びたいってことのようですけど。


堀 茂樹
 ええ,アンケートをとると,やっぱり一番欲しいのは生き甲斐だって言うね...


小沢 一郎
 生き甲斐なんですよ。 それは一生懸命仕事することでも,趣味をやることでも,何でもいいですけれども。やっぱ,日本人の場合は大概,死ぬまで生き甲斐持って働きたいちゅう人のほうが多いんじゃないですかね。
 だから,そういう高齢者の活用ですよ。これも社会的システムをきちんと作ればね,まだまだ元気ですから。 それこそ,死ぬまで一生懸命働いてもらうということも,僕は可能だと思うんです。そういうことですよ。


堀 茂樹
 そうですよね。
 中小企業で働いて,実に高いレヴェルの質の良い技術を持った人がよく話題になるのは,中国あたりに(技術指導者として)教えに行ってますよね。あれ,日本で もっと教えて,引き継いでもらわないとね。


小沢 一郎
 韓国,中国で,そういう人達を皆 引き抜いていってるでしょ。


堀 茂樹
 そうですね。


小沢 一郎
 教えてちゅうよりも,定年終わってから向こう行って,ずっと就職するちゅうね。
 技術の流出にも繋がるって言うか,日本でその技術を活かす機会を(日本が)自ら失ってるっちゅうことですよ。


堀 茂樹
 失ってる...そうですよね。


< 続く >


            ◇


小沢一郎の,子育て=次世代を育てる人びとを勇気づける理念・意識【5】
http://4472752.at.webry.info/201407/article_13.html
2014/07/09 15:36 銅のはしご



http://www.youtube.com/watch?v=d8EuUgpaKzM&feature=youtu.be
2:00:02 文字起こし。読み易くするため,若干語順などを整えました。


対談【5】 01:36:38〜01:49:32/2:00:02


小沢 一郎
 教えてちゅうよりも,定年終わってから向こう(韓国・中国などに)行って,ずっと就職するちゅうね。技術の流出にも繋がるって言うより,日本でその技術を活かす機会を(日本が)自ら失ってるっちゅうことですよ。


堀 茂樹
 失ってる...そうですよね。
 確認しておきますと,少子化。現在日本の(合計特殊)出生率は 1.43 なんですね。これじゃあもう,全然人口を維持できない。
 常に少子化の問題(を言う)ときには,これを克服するのに成功しているということで,先進国の中ではフランスがいちばんに例に上がりますが,これは 2.00 を超えているので。 それでも十分とは言えないけれども相当いい線行ってる。加えて,あの国は移民も入ってきている。移民のことは後で戻って話しますけど。


小沢 一郎
 それは旧植民地から入ってきてますね。


堀 茂樹
 (それは)多いです。人口は,まあ(フランスでは)維持されてる。
 ロシアがね,復活している。色んな意味で(笑)。強権的なことも含めて復活してきていて,1.3 ぐらいしかなかった(合計特殊出生率)が,やっぱりそういう国家の施策によって,現在 1.7 まできているんですね。


小沢 一郎
 (ロシアは)豊かになってきましたしね。


堀 茂樹
 日本だって,やれないことではないですね。


小沢 一郎
 いや,できますよ。絶対できますよ,うん。


堀 茂樹
 ですから 小沢さんの考えとしては,移民導入によって人手不足を解消するというやり方が「不遜だ」と言うことは,特にそれは 移民の人達に対する,尊厳を何か全然認めないような形で,単に労働力として...


小沢 一郎
 途上国の人達に,色んな技術を教えるという意味での修業の場を与えるのは,それは積極的にやるべきだと思うけど。
 ただ単に,単純に労働力が不足だから入れるっちゅうのは,これは本当に,いけないと思いますね。


堀 茂樹
 そうですね。ヨーロッパでも,それでもの凄く社会の軋轢もありまして。だけど,私が知る限り,移民を入れよう入れようと旗を振っている日本の人達は,何にも考えてないと思いますね。
 ヨーロッパ.フランスでもドイツでも,イギリスでも,色んな社会問題が起こっていますが,しかし同時にそれは,確かに多様な背景を持った人達が入ってきて,その国の文化をまた活性化していくという面もあるんですが,しかし,コストも高いです。社会的なコストも高い。
 それを,フランスやイギリスやドイツの 政府が,その移民の人達のために,社会統合のために一体化を失わないために,どれだけ,努力してるか。
 これはもう,今話し出したら,きりがないんですが。日本で(移民導入を)言っている人達,旗を振っている人達は,まったく考えてないと思いますね。


小沢 一郎
 当面の自分達の企業経営だけなんですよ。


堀 茂樹
 ええ,そうするともう本当に,10年20年30年したら,エライことになると思います。


小沢 一郎
 社会保障関係費だって,もの凄く増えますしね。


堀 茂樹
 そうです。


小沢 一郎
 大変なんですよ,コストは。


堀 茂樹
 そうです,そうです。 ですから,フランスでもそうですが,それは正規で合法的に外国人が滞在している場合は,社会保障から何から民間の(企業は)すべて保障するわけですよ。政治的権利は与えてないですけれども,それ以外の権利は人間として保障するわけなんで。それが当たり前なんだけど,日本では,それも考えてないんじゃないかと思う。


小沢 一郎
 そう思いますね。はい。


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堀 茂樹
 で,むしろ,小沢さんとしては,少子化克服のほうに大きな努力を払うべきだということ。


小沢 一郎
 少子化対策を「子ども手当て」 みたいな色んなことをやるという,根本的な対策と,それから女性とお年寄りを有効に使う仕組みを作る,と。はい。


堀 茂樹
 根本的な(施策である) 例えば「子ども手当て」のことも,あのときよく「バラマキだ,バラマキだ」って言われましたですよね。


小沢 一郎
 そうですね,はい。


堀 茂樹
 それから「お金だけの問題じゃない」なんていう反論されたりもしたが,当たり前ですよね。お金だけのことじゃないのは。


小沢 一郎
 うん,金だけじゃないですよ。はい,そうですよ。


堀 茂樹
 お金だけの問題じゃないけど,お金が補助してもらえるってのは(重要で) 実は,子ども育てていくのにはお金がかかりますから。


小沢 一郎
 意識的にもね。


堀 茂樹
 (意識的にも)違います,違います。


小沢 一郎
 やっぱり,国家や社会がそういうことに目を向けてくれているということは,非常に私は,その人を勇気づけると思いますよ。


堀 茂樹
 私,実感として,下の娘が1年だけ(子ども手当て支給対象に)引っ掛かったんですね。それで,何か振り込みがあった。ああ,こういうことなんだなあ,と思いましたけどね,あのときね。その後はもう...


小沢 一郎
 (笑)。今は,都会で「待機児童」なんつってね,保育園だ幼稚園だにも入れないでいるっちゅうこともあるから。そういった類いのことも全部きちっと整備していくことによって,僕は(少子化の克服について)大丈夫だと思う。


堀 茂樹
 それもあるし,私は「子ども手当て」的なものをもっと出すべきだと思いますが,しかし実際のこの頃の日本人は,意識が高くなって,いわば本当に日本人の多くの人にとって,いちばん自分にとって大事なものは,それは「自分の子であれ他人の子であれ,子どもだ」っていうことは,あるんじゃないかと思うんですね。「次の世代だ」と。


 そのことを考えると,まして自分の子どもだと教育を与えなきゃいけない。ところが日本は,教育費が高いんですね。
 それで,大学の教育費って言ったらもう,ちょっと信じられないような額ですし,それが,国立でも高いんですね。年間で70万円,80万円。しかも,それだけで済みませんし。そして今は,何しろすべて東京が中心ですから,地方の教育熱心な人が,エライよくできる子がいて東大行くんだったら,東京へ送らなきゃならない。東京に住まなきゃならないんですね。子どもを遠い所へ住まわせるのは,これも金がかかります。


 そういうことを考えると,まず1つ。地方分権も,よく(小沢氏が)仰っている,会社が地方に本社を置けるように,ということもあれば,同時に日本の旧帝大を中心に地方の大学の強化。東大だけ突出させておくっていうんじゃなくて,地方の大学をもっと強くするということも含めて。そうすれば,子どもを遠い所へ住まわせるっていうことの教育費(の負担)もちょっと減りますし。
 加えて,大学の教育費だって,日本は,突出して高いんです。
 アメリカやイギリスが高いって言う話はよく出るんですね。これは,アメリカやイギリスは 私立の大学がトップですから。これはもう,日本とは比べものにならない。 アメリカの名だたる大学なんて1年間に 500万,600万,700万円(の学費)。 もう本当に特権的な人しか入れないのでね。 だけど,あすこはまた別のシステムがあって,奨学金で大きくカヴァーしているところがあります。


 だから結局のところ客観的に見ると,大学教育を受けさせようと思うと非常に金がかかるのは,日本がいちばんぐらいなんですね。
 そして,教育費の歳出の割合ってのは,日本は,OECDの中で,最低の額ですよ。これも少子化対策としても重要なんじゃないかと思います。


小沢 一郎
 そう思います。ですから,赤ちゃんのね,小っちゃいときの,育てるという環境と同時にね,今度はそういう成長してきた(子どもの)教育のことですね。。


 だから,地方分権ちゅうのは,単なる予算や権限を移すだけじゃなくして,そういった教育や文化施設やあるいは娯楽施設も含めてですね,そういうものがないとですね,実際のコミュニティは,成り立たないんですよね。


堀 茂樹
 成程。


小沢 一郎
 ですから,私は,そういうことを踏まえての地方分権論じゃないといけないし,まあだいたいは,権力と財政が移っていけば,それに付随してきますけれども。
 しかし,先生仰ったように,教育なんかの場合は,特にそこは新しい知恵を出して考えていかなくちゃいけないと思いますね。


堀 茂樹
 どうですかね。大学だとか高等教育は,かなり地域に密着した形で強いものを作っていく,と。
 いずれにしても小沢さんの地方分権のヴィジョンってのは,大きな改革ヴィジョンでありまして,これは,夢があると思うんですけれども。今の枠組みの中でチョコチョコ何かを動かすということじゃないですよね。


小沢 一郎
 そうです。もっと根本的に変えよう,と。


堀 茂樹
 根本的ですよね。
 それで,1つ,議論になるかも知れないと思うのは,初等教育ですね。
 簡単に言えば初等教育ってのは,基本的な社会的な礼儀と,あとは読み書きソロバンだと思うんですね。 読み・書き・計算だと思います。そういう基本的なところが,日本は中央集権の国民国家でやったお蔭でか,もの凄く強い。 私も外国に長いこといましたから,日本に帰ってきたら,日本のその,何て言うんでしょう...大学エリートじゃない一般の人びとの知的レヴェルが,もの凄い高いんですよ。 これが,日本の力だって,もう,どうしたって,思うんですね。


小沢 一郎
 はい,そう思います。


堀 茂樹
 それは,やっぱり本当に地方に格差を作っちゃいけないので,何処へ行っても最低の,これはやれるっていう,どっちかって言うと むしろこれは,国家の,中央政府の責任で やるべきじゃないかと思うんですが,どう(お考えか)。


小沢 一郎
 中央政府(の役割について)? はい。特に小いちゃい(子どもの)初等教育のあれは,やっぱり,先生だと思うよ。


堀 茂樹
 ああ。 


小沢 一郎
 良い先生ちゅうのは本当に教育に情熱を持った先生。(そういう先生を)それに充てることだと,私(わたくし)は思う。 そのためには,やっぱり先生の身分・立場,それをきちんとしたものにしないとね,いけないんですよ。


堀 茂樹
 そうですね。


小沢 一郎
 昔は田舎だと「先生と,お巡りさんと,お寺の坊さん」と,言ったでしょ。


堀 茂樹
 そうです。


小沢 一郎
 そのぐらい地域社会で,あるいは国家としても,それだけの評価を与え,そして(先生も)生活・現実に食ってかなきゃなんないですから,そういう生活の点においても,僕は,教育に当たる人達に手厚くしていくべきだと思うし,そこの面については,やっぱり国が責任持つべきだと思いますね。


堀 茂樹
 そうですね,そうですね。(その考えに)大賛成でしてね,私は本当にね。初等教育・中等教育ぐらいを担っている先生達が,今,疲弊するぐらい忙しいんですね。そして,決して給料は高くないです。だからこれは,日本はね,何が強みかと(言えば)人間だと思うので。優れたレヴェルの人びとが大勢,沢山いる。
 先程(小沢代表が)いらっしゃる前に,残念なことに日本は政治文化のレヴェルが低いっていう話しをしてたんですけどね。しかし一般のレヴェルってのは,これは,高い。
 聞かれ方によっては誤解をうむかも知れませんが,私はヨーロッパから日本に帰ってきたときに,スーパーマーケットの店員さんが,あっという間に足し算・掛け算・引き算・割り算ね,できる。 こんなの,できないんですよ,向こうの人は。だからね,もう,本当にそういう差が(歴然とある)。そのことの基礎的なレヴェル(が日本はすぐれて高い)。
 それから,日本のマスコミも問題多いですよ,それは(苦笑しつつ)問題多いんだけど。 それでも,朝日新聞や読売新聞や毎日新聞やそういうのが,あれだけの部数出ていて,あれだけの文章を読む人達がこれだけいるっていうのはね,これはもう大変な力なんで。
 これ,絶対に衰弱しないように。今,衰弱しつつあるようですから。


< 続く >


            ◇


小沢一郎の,「人気取りの票読み公約」に頼らず 理念を主張する選挙【6】
http://4472752.at.webry.info/201407/article_14.html
2014/07/09 16:16 銅のはしご



http://www.youtube.com/watch?v=d8EuUgpaKzM&feature=youtu.be
2:00:02 文字起こし。読み易くするため,若干語順などを整えました。


対談【6】 01:49:32〜2:00:02


堀 茂樹
 それから,日本のマスコミも問題多いですよ,それは。 (苦笑しつつ)問題多いんだけど,それでも,朝日新聞や読売新聞や毎日新聞やそういうのが,あれだけの部数出ていて,あれだけの文章を読む人達がこれだけいるっていうのはね,これはもう大変な力なんで。
 これ,絶対に衰弱しないように。今,衰弱しつつあるようですから。


小沢 一郎
 はい,そう思います。それでね,やっぱりね,先生方をもっと,もっと尊敬し敬意を払って,そういう存在にしなきゃね,子どもだって言うこと聞きませんよ。だから今は,先生方は,PTAに気兼ねしたり,何だりかんだり色んなとこに気兼ねしなきゃならないでしょ。


堀 茂樹
 いわゆるクラブ活動,部活というのに,週末まで(時間を拘束されている)。


小沢 一郎
 子どもにまで機嫌取ってたんじゃね,そらあ教育なんか,できっこない。ビシビシ,ね,やっぱ。 僕等んときは,そうでしたよ。今ちょっと先生がひっぱたいたりすると,何かマスコミでワアワア,ワアワアなるでしょ。


堀 茂樹
 ははは。


小沢 一郎
 あんなのもう,しょっちゅうでしたからね。


堀 茂樹
 (少し呆れたふうに笑いながら)ああ,そうでしたか。体罰はよくないと思うんだけど。(笑)


小沢 一郎
 あのね,やっぱ,多少小さいときはね,必要なんですよ。 だって,ヨーロッパだって鞭だの何だの...


堀 茂樹
 (困ったもんだというふうに笑いながら)いや,いや,今は,やりません。


小沢 一郎
 また復活しようって意見あるぐらいでね。


堀 茂樹
 いやあ,それは。(否定的に首を傾げながら笑い)


小沢 一郎
 僕は,体罰悪いとは思わないんですよ。


堀 茂樹
 ほお,そうですか。


小沢 一郎
 それでね「いじめ」って今,あれ(問題)になってるでしょ。いじめって,僕等のときだって,あったんですよ。 ガキ大将がいて。 もう,ワンワン,ワンワンやられたんですよ,殴られたり何だり。
 だけど,何故,そんときにおかしなこと起きなかったかと言うと,ちゃあんと代々,代々ね,次々次々と,その限度を心得てるんですよ。 だから,いくらいじめても殴っても何しても,怪我をするようなこととか,あるいはそれを除け者にしてあれするとかじゃなくて。皆な,やっぱりひとつの(連帯感に近いものがあった)。 僕等,子どもばっかり多い町だったもんですから,そこで遊んで暮らしたんですが,除け者にするんじゃなくて,いくら殴ったり何だりしてても,ちゃあんと仲間としてずうっと一緒に遊んでくれるという意味でね,善し悪しあるけれども。今の雰囲気見るとね,余計その良い点が目立ってくるんですがね。


堀 茂樹
 昔の(子ども達の)ね。


小沢 一郎
 昔のね。ところが,今の子どもはね,家の中(ばかり)で外で遊ばないんです。 全然外で遊ばない。学校でまで。
 僕等はもう,時間がありゃあ外で遊び,道路で遊び,学校行っちゃあ遊んでね。しょっちゅう皆なで,こう(大勢が一緒で遊びを)やってましたよ。
 だから,そこから,社会の仕組みと言うか,長幼之序とか,あるいはお互いの仲間の連帯とか,色んな意識を,多分学んできたんだと思うんですよ。
 あまりにも今,何か,子どもに全部自由にさせる,好きなようにさせる。
 自由にさせるのと,好きなようにさせるのと,違いますしね。
 だから,僕は,いちばん学校の先生をもうちょっと権威あるものにすべきだと思う。


堀 茂樹
 (先生を)権威あるものにすべきだと。


 それは,小沢さん,それはもう時代が変わってね,今,語っていただいたような(ことは)私の ちょっと上の世代(のこと)なので十分想像できる,わかりますけど,それにそのまま戻るわけにはいかないですね。 ただ,基本の,先生が尊敬できる人物である。それで社会的にもそういうふうに扱われる。それだけの...週末に自分が疲労してしまうような,そういう労働を与えないとか...基本的なところは,それを新しい社会の中で回復しなきゃいかんと思うんですね。
 今の「いじめ」のことも,もっと厭らしいって言うか,精神的な「いじめ」にもなってる。


小沢 一郎
 だから,それはね,一人で孤立してるからですよ。


堀 茂樹
 そうです。


小沢 一郎
 仲間と一緒ならばね,いいんですよ。


堀 茂樹
 共同のね。


小沢 一郎
 それが全部,一人ひとりでしょ。 何か本当に神経の細かい人は,もう,そうなっちゃうんですね。おかしくなっちゃう。


堀 茂樹
 そうですね。


小沢 一郎
 だから,やっぱり,悪い点もあるけどね。 ガキ大将がいて威張っててね,よく殴られてあれだったですけれども,それでも僕は,ガキ大将も殴られた先生も,全然懐かしく想い出す。決して何のあれもないですね。


堀 茂樹
 私(の時代)は,ガキ大将がいて,自分はガキ大将になれる体力がないので,独りでもガキ大将に反抗するということをやってまして,今でも,小沢さんを支持するのはそういう(笑)ははは...反骨で...


小沢 一郎
 ガキ大将は,その上に,またやられるんですよ。だから,順繰り番こなんですよ。


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堀 茂樹
 もう時間がなくなってきましたんでね。


小沢 一郎
 はははは。


堀 茂樹
 今のこと含めてだと思うんですが, 地方分権を中心にお話しいただきました。
 日本人もここらで正気に戻ってね,基礎体力とか,読み ・ 書き ・ 計算能力とか,一般教養とか,基本的な礼儀とか,他人への当たり前の優しさとか,そういうのを大事にしたらいいんじゃないかと。
 何かこう,浮わついた「グローバル何とか」 とか,そういう何処かの国の猿真似するよりも,日本の強みをしっかり回復して,かつ,その中に閉じ籠らないで,小沢さんの地方分権ヴィジョンってのは,まさに将来を見つめた大きなヴィジョンだと思うんで。


小沢 一郎
 皆なで議論して,その問題に関連して僕が1つ考えたのは,今,土日休みでしょ。


堀 茂樹
 はい。


小沢 一郎
 先生方には大変になるかも知れないけど,子どもにね,週に2日も休ませる必要ないと。家にいて却ってもう余計なことするから。
 土曜日は,教科書の勉強つうよりも,皆なで社会奉仕や,あるいは団体活動や,そういうものに充てる日にしたほうがいいんじゃないかと。そうすっと,ちょっと先生方大変ちゅうこともあるけど。全部出なくたっていいわけですから。


堀 茂樹
 いや,それ,先生にやらせないほうが,いいですよ。小沢さん。 今もう,とにかくね,そんな場合じゃない。


小沢 一郎
 先生にやらせるっちゅうんじゃなくて,父兄も子どもも,皆参加して,そういう日にしようという案を,僕は出した。


堀 茂樹
 ああ,(その案を)出されたんですか,どっかに。


小沢 一郎
 出しました。自由党 ※ のときに。
※ 自由党 : 1998年1月1日発足。2003年9月26日解党し民主党に合併


堀 茂樹
 ああ,そうですか。


小沢 一郎
 だから,子どもは,1日休めばいいだろうと思って。 あとは,今先生の仰ったような社会の色んな礼儀作法から,あるいは団体活動から,あるいはヴォランティアの社会奉仕の精神やら,そういうものを自然の中で学ばせる日にしたらいいんじゃないか,っていうふうに提案した。


堀 茂樹
 ああ,そうですか。そこへ,地域の住民が参加できますよね。


小沢 一郎
 それはもちろん。先生も参加していいんですけど,PTAも子ども も,良けりゃあ先生も参加して,やる,と。


堀 茂樹
 成程。これ,意外と世間で知られてないけど,小沢さんの本を読ませていただくと,本当にいちばん大事なのは,意識の問題なんで。


小沢 一郎
 そうですね。


堀 茂樹
 だから,教育はいちばん大事だって,実は仰ってるんですよね。


小沢 一郎
 はい。ですから僕は,自由党のときも「教育・人づくり」を公約の第1番目に上げたんです。


堀 茂樹
 ああ,1番目でしたか。


小沢 一郎
 民主党のときも,僕はもう,自分で主張して,それは,やったんですよ。ところがね,皆な中身には賛成(している)その主張には賛成なんだけど,公約に上げるのは反対なんですよ。


堀 茂樹
 はああ。


小沢 一郎
 公約の1番にって,僕は我を通したんです,そのときは。自由党のときも。 皆,何故反対するかっちゅうと,皆口開けば,教育,教育って言うけど,票になんないんですよ。
 実際の票はね,やっぱ,ここに何造ります,金出しますっていうのが票になって,「教育 ・人づくり」 っちゅうのが票に結びつかない。


 だから,中身は賛成なんだけれども,公約として上げるのはそうじゃないのにしてくれ,っていうのが意見だった。
 僕は,それはいかん,それはいかん。票になんなくても,これはやるんだっつって,1番に,そのとき やりましたけどね。
そこはやっぱり,国民皆さんが,子ども達を育てる,はぐくむということを本当に大事に思うんだったらば,そのことを考えてもらいたいと思いますね。


堀 茂樹
 成程ね,はい。
 よく世間では間違ったイメージが流されて,小沢さんは選挙のことだけ考えてるとか。
 だけど,我々,小沢さん(の考え)をわかりましたよね。 選挙は重要だってことは,しっかりある考え方で,強調しておられて,しかし国家百年の大計を考えれば,選挙で直接すぐ票にならないことでも,ちゃんと主張していくべきだということですね。


小沢 一郎
 それはだから(選挙が大事なのは)選挙は,主権者が自分の意思表示をする唯一の機会だからです。 民主主義の原点です。 そこに自分達の考えを出すというのが,選挙でして。その選挙を通じて,国民皆さんの支持を得て,政策を実行するということだと思うんですよね。


堀 茂樹
 基本中の基本ですね。


小沢 一郎
 はい。


堀 茂樹
 有り難うございました。
 これで,この(対談)シリーズは,ラストで。一応,ひと区切りいたしますが,これ,ただお喋りで終わっちゃ絶対ダメなので,やっぱり大事なのは次の選挙だと思います。
 私は何としても,こういう考え方が生きていくような社会を願いたいと,思います。
 それじゃ本当にどうも有り難うございました。
 (小沢代表に礼)


小沢 一郎
 有り難うございました。
 (会場に礼。 立ち上がって堀教授に礼)


< 了 >



http://www.asyura2.com/14/senkyo168/msg/336.html

記事 [政治・選挙・NHK168] 安倍政権が集団的自衛権で墓穴を掘ろうとしている中、小沢氏と話し合いも出来ない民主党はなさけない。(かっちの言い分)
http://31634308.at.webry.info/201407/article_8.html
2014/07/09 23:40

日刊ゲンダイ紙の以下の記事に、滋賀県知事選において、当初自民推薦の小鑓氏が10ポイント程度有利と見なされていたが、先週末には元民主党衆議院議員の三日月氏が逆転しているという。この情報は他のネット記事でも見たことがあるので、情報の確度としては高いのかもしれない。この候補は、現知事の嘉田氏が応援している。これで三日月氏が当選すれば、日本にも救いが出て来る。このような僅差の勝負には創価学会の票が効いてくる。今回、集団的自衛権の話で創価学会の熱心さが薄れていれば、選挙情勢は変わってくる。


“改憲法案”批判恐れ先送りも…安倍首相「自滅」へのプロセス
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/151715/1
 「どうなっているんだ!」――。
 3日、安倍首相は高村副総裁を官邸に呼び、そう怒鳴りあげたという。いらだちの理由は滋賀県知事選。自民推薦の小鑓隆史候補が予想外の接戦に追い込まれて焦っているのだ。
「告示前は元民主党衆院議員の三日月大造候補を10ポイントほどリードしていましたが、先週末の情勢調査ではついに立場が逆転。あるメディアの調査だと、三日月陣営に10ポイント以上も引き離されてしまった。集団的自衛権への反発票が、雪崩を打って三日月陣営に流れているのです」(自民党関係者)


しかし、その自公に対峙する野党第1党の民主党に全く存在感がない。集団的自衛権に対する党の見解が決まらない。海江田代表は反対を唱えたいのだろうが、民主党の議員ですら、「党見解」がわからないと言っている。限定的容認でもすら、いいか悪いかもはっきりしない。つまり、どっちとも取れる見解が、公式見解であるという不思議な党である。民主党についてはこのブログで何度も言っているように、野党再編と言っているなら、まず内部の親自民のグループと別れない限り、ますます国民から相手にされないだろう。


議員も分からぬ「党見解」 民主、言い換え検討中
http://www.asahi.com/articles/ASG785W4BG78UTFK00V.html?iref=comtop_list_pol_n01

 民主党の海江田万里代表は8日の記者会見で、集団的自衛権を巡る憲法解釈の変更に関する党見解について、わかりやすく言い換える方針を示した。「行使一般を容認する解釈に変更することは許されない」との見解に対し、党内から「限定的な行使ならいいのか。わかりにくい」との不満が相次いだ。


生活の小沢代表が、民主党と選挙協力について話し合いを申し込んだが、反小沢グループが反対し(?)、会談が出来ない状態である。反小沢グループとは、旧執行部の連中であると思われる。折角、安倍政権が墓穴を掘ろうとしている状況の中で、自分たちの実力を棚に上げて話し合いにも応ずることも出来ない民主党は、政権交代をもう一度しようとする政党とは言えない。きっと、結の党、維新にも相手にされないだろう。



http://www.asyura2.com/14/senkyo168/msg/337.html

記事 [政治・選挙・NHK168] 自民沖縄、那覇市議12人を処分 知事選で那覇市長擁立(朝日新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140709-00000035-asahi-pol
朝日新聞デジタル 7月9日(水)19時27分配信


 自民党沖縄県連は9日、那覇市議会の最大会派、自民党新風会の市議12人について、安慶田光男議長ら3人を除名、9人を離党勧告とする処分を決めた。11月の知事選に向け、翁長雄志那覇市長に出馬要請したことなどが理由。現職の仲井真弘多知事を擁立する方針の県連としては、処分によって、翁長氏擁立を認めない姿勢を明確に示す狙いがある。

 この日の党紀委員会で決めた。翁長氏への出馬要請や、米軍普天間飛行場(宜野湾市)の県内移設に反対する市議団の言動が、規律を乱し、党議に背くと判断した。除名は安慶田氏のほか会派代表の金城徹市議、元県連事務局長の仲松寛市議。処分と併せて、「自民党」の名称を会派名に使わないよう求めていくという。



http://www.asyura2.com/14/senkyo168/msg/338.html

記事 [政治・選挙・NHK168] 重要度では中・日・韓の順 米世論調査、「日本は同盟国」75%(ZAKZAK)
http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20140709/frn1407091841009-n1.htm
2014.07.09


 最も重要なのは中国−。調査機関ユーガブが8日に発表した米国民の意識調査結果によると、日本、中国、韓国の3カ国で友好関係を維持すべき最も重要な国について、中国と答えた人が42%を占めトップだった。日本は25%、韓国は12%だった。

 ユーガブは「中国を友好国と見なしているわけではなく、経済的台頭が理由とみられる」と分析した。

 安倍政権による集団的自衛権の行使を可能とする憲法解釈変更の閣議決定は、47%が支持し不支持の14%を大きく上回った。「旧日本軍の残虐行為」に現在の日本国民が恥や罪の意識を「感じる必要はない」と44%が回答。「感じるべき」としたのは31%だった。

 「同盟国または友好的」と日本を見なしている人は75%で中国は33%。「敵または非友好的」としたのは中国が48%、日本は10%だった。

 調査は7月5〜7日に全米の約千人を対象に行われた。(共同)



http://www.asyura2.com/14/senkyo168/msg/339.html

   

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