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2015年6月27日00時06分 〜
記事 [政治・選挙・NHK187] 百田氏発言をめぐる沖縄2新聞社の共同抗議声明 沖縄タイムス編集局長・武富和彦、琉球新報編集局長・潮平芳和
百田氏発言をめぐる沖縄2新聞社の共同抗議声明
http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=121626
2015年6月26日 20:27 沖縄タイムス


 百田尚樹氏の「沖縄の2つの新聞はつぶさないといけない」という発言は、政権の意に沿わない報道は許さないという“言論弾圧”の発想そのものであり、民主主義の根幹である表現の自由、報道の自由を否定する暴論にほかならない。 

 百田氏の発言は自由だが、政権与党である自民党の国会議員が党本部で開いた会合の席上であり、むしろ出席した議員側が沖縄の地元紙への批判を展開し、百田氏の発言を引き出している。その経緯も含め、看過できるものではない。

 さらに「(米軍普天間飛行場は)もともと田んぼの中にあった。基地の周りに行けば商売になるということで人が住みだした」とも述べた。戦前の宜野湾村役場は現在の滑走路近くにあり、琉球王国以来、地域の中心地だった。沖縄の基地問題をめぐる最たる誤解が自民党内で振りまかれたことは重大だ。その訂正も求めたい。

 戦後、沖縄の新聞は戦争に加担した新聞人の反省から出発した。戦争につながるような報道は二度としないという考えが、報道姿勢のベースにある。

 政府に批判的な報道は、権力監視の役割を担うメディアにとって当然であり、批判的な報道ができる社会こそが健全だと考える。にもかかわらず、批判的だからつぶすべきだ―という短絡的な発想は極めて危険であり、沖縄の2つの新聞に限らず、いずれ全国のマスコミに向けられる恐れのある危険きわまりないものだと思う。沖縄タイムス・琉球新報は、今後も言論の自由、表現の自由を弾圧するかのような動きには断固として反対する。

 沖縄タイムス編集局長・武富和彦、琉球新報編集局長・潮平芳和


http://www.asyura2.com/15/senkyo187/msg/514.html

記事 [政治・選挙・NHK187] 「安保法制に理解が増えないのはマスコミのせい」 「沖縄の二紙はつぶすべき」 呆れて言葉もない。 小沢一郎(事務所)





http://www.asyura2.com/15/senkyo187/msg/515.html

記事 [政治・選挙・NHK187] 安倍政権の国会運営に赤信号が点滅し始めた、維新工作だけでは 安保法制議案の強行採決は不可能になってきた
安倍政権の国会運営に赤信号が点滅し始めた、維新工作だけでは 安保法制議案の強行採決は不可能になってきた
http://lib21.blog96.fc2.com/blog-entry-3223.html
2015.06.27 リベラル21


  〜関西から(168)〜

広原盛明(都市計画・まちづくり研究者)

 6月22日、自公両党が安保法案を成立させるため、国会会期を戦後最長の95日間延長することを衆院本会議で可決して以来、国民世論が沸騰している。「皆様のNHK」ならぬ「安倍様のNHK」は事態の推移をなかなか正確に報道しないが、6月24日の国会包囲行動は「凄かった」と行動に参加した東京の友人が興奮して知らせてきた。戦争を知っている世代なので、年甲斐もなく飛び入りしたというのだ(これまでも度々している)。

 彼が言うには、最近の集会やデモはこれまでとはまったく様相を異にしているらしい。参加者の数が増えただけではなく、参加者が若者、女性などに広がり、しかも雰囲気が一変しているのだそうだ。各自が三々五々集まり、手書きの「改憲反対」のプラカードを掲げて和やかに歩いていた頃に比べて、ここ2、3日の集会やデモは怒りに包まれ、人びとの表情や感情の変化が手に取るように分かるという。どんな質問であろうと同じ答弁を繰り返す安倍首相の「念仏」答弁、安保法案をこともあろうことか「フグの肝」に喩えた内閣法制局長官の「ふざけ」答弁など、国民を愚弄した国会審議に堪忍袋の緒が切れたのだろう。

 そういえば6月21日の日曜日、京都で開かれた関西の大学生たちが組織した「自由と民主主義のための関西学生緊急行動」(シールズ関西)にも眼を見張った。当日たまたま本屋に行っていた私は、京都市内中心部(四条河原町など)を2時間にわたって展開された学生ら(高校生らしい若者もいた)の見事なデモに圧倒された。デモの先導車から流れる音楽に合わせて「憲法守れ」「民主主義って何だ」などとラップ調のコールが繰り返され、「FIGHT FOR  LIBERTY」(自由を求める戦い)、「NO WAR」(WAR=戦争)などのプラカードが周囲の市民の目を奪った。ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)などを通じて集まった2千人を超える関西の学生たちが安保法案に「ノー」の声を上げたのである。

 今から半世紀余り前の60年安保闘争のとき、学生だった私たち世代は体育会系を含めてほとんど全てが「安保反対」「岸を倒せ」のデモに参加していた。教室もグランドも空にしての連日の抗議デモだった。でも最近は、久しくこのような学生デモを見ていない。環境運動の流れを汲む反原発デモは3・11以降随分見られるようになったが、安保法案のような政治課題に対して真っ向から立ち向かう学生デモはもはや死んだものだと思っていたのである。ところがどうしてどうして、こんな学生たちの姿を目の当たりにすると今更ながら自分の不明を恥じるしかない。ごく普通の学生が「安保法案反対」の行動に立ち上がったところに、今回の国会審議はまったく新たな局面を迎えたといって間違いないだろう。

安保法案に関する国会審議の流れを振り返って見ると、6月4日の衆院憲法審査会の参考人質疑で3人の憲法学者が挙って安保法案を「違憲」と指摘したことが局面(潮目)変化の第1段階だった。引き続く6月22日、衆院安保法制特別委員会において歴代内閣法制局長官2人が「違憲」と指摘したことが第2段階だった。政府で憲法解釈の実務を担った元法制局長官が2人とも国会で政府提出法案に真っ向から異を唱えるのは異例中の異例のことだ。安保法案の審議を進めるうえで理論的にも実務的にも進退窮まった安倍政権がさらに同日、自公与党が戦後最長の国会延長を強行したことが第3段階の局面を明けた。

安倍首相が「国際情勢に眼をつぶってその責任を放棄し、従来の解釈に固執するというのはまさに政治家としての責任の放棄だ」(6月18日衆院予算員会)と叫んだことが国民の危機感に火を着け、国会審議だけでは安保法案を阻止できないことを悟った国民各階層が60年安保闘争の時のような街頭行動に立ち上がったのである。もはや国会内の裏取引たとえば維新を巻き込んで安保法案の強行採決を図ることは不可能になったと言ってよい。

このことは最近行われた各社の世論調査でも次々と明らかになってきている。6月12〜14日に実施された日本テレビの定例世論調査では、安倍内閣の支持率は41%と前回5月調査から2%低下し、不支持率は2%上って39%となって支持・不支持がほぼ拮抗状態に近づいた。回答者の52%が安保法案は「憲法違反」だと考え、63%が集団的自衛権の行使には「反対」、64%が今国会での法案成立に「反対」であり、79%がこの法案についての内閣の説明が「不十分」だと感じている。支持率41%は第2次安倍内閣の発足以来の最低水準であり、安倍内閣が支持・不支持の分水嶺に差し掛かったことを示している。

 共同通信社が6月20、21両日に実施した世論調査でも、安保法案が「憲法に違反していると思う」との回答は57%、「違反しているとは思わない」は29%でその割合は2:1となった。安保法案に「反対」は59%で前回5月調査から11ポイント上昇し、「賛成」は28%でこれも2:1の大差がついた。また安倍内閣の支持率は47%で5月の前回調査から2・5ポイント減り、不支持率は43%に増えた。

6月20、21両日に行われた朝日新聞世論調査では、この傾向がより一層鮮明に出ている。それによると、安倍内閣支持率は39%で前回5月調査の45%から6ポイントも下落し、不支持率は37%で前回32%から5ポイント上昇した。とりわけ注目されるのは、今回、女性の内閣支持率の落ち込みが大きく、前回の42%から34%に8ポイント減少する一方、不支持率は前回31%から37%に増えて支持・不支持が逆転したことだろう。女性の支持率逆転は昨年11月29、30日調査以来、全体支持率の40%割れは昨年11月22、23日の調査以来であり、第2次安倍内閣発足以降最低に並んだ。

最近の安倍内閣の支持率低下の特徴は、(アベノミクスへの賛否如何にかかわらず)安倍政権が推進する安保法案に対する国民の評価(賛否)と直結していることだ。安保法案への賛否は「賛成」29%に対して「反対」は53%と過半数を占め、憲法学者3人が衆院憲法審査会で「憲法違反だ」とした主張に関しては「支持する」が50%に達し、「憲法違反ではない」と反論する安倍政権の主張を「支持する」人は17%にとどまった。実に憲法学者への支持は安倍首相の3倍に達している。これは首相の国民への説明が「丁寧ではない」69%、「丁寧だ」12%という数字にもあらわれており、安倍首相への信頼感が大きく揺らいでいることを物語るものだ。また安保法案をいまの国会で成立させる必要があるかについては「必要はない」が65%を占め、前回調査の60%から増えた。逆に「必要がある」は23%から17%に減った。

 ロイター、ブルームバーグ、フィナンシャル・タイムズ紙といった主要海外メディアもこの間、安倍内閣の支持率低下に注目した記事を相次いで発表している。安倍内閣は「アベノミクス」によるデフレ脱却や景気回復策などへの期待感もあり、それまでの内閣に比べれば安定した支持率を保ってきたが、ここに来て高い支持率が安倍首相の強いリーダーシップ(強硬姿勢)を支えるという図式が危うくなってきたというのである。

 目下、安倍政権の関心はもっぱら維新の取り込みにあるかのような印象を受ける。自公両党での強行採決も不可能ではないが、維新さえ取り込めばたとえ維新が法案に賛成しなくても安保法案の成立は可能だとの見通しである。だが、これは国会内の議席数すなわち「数の驕り」にもとづく政権運営であって、国民世論のありかを見失った政権の末路を示す何物でもないだろう。

国会延長期間のこの3ヶ月の間に、国民世論にどれほど大きな変化があらわれるかはまったく予断を許さない。5月以前から続いている首相官邸前での絶えることのない抗議行動、6月20日、21日、そして24日に全国で展開された予想以上の大規模な市民、学生、若者、女性たちによる「憲法守れ」の街頭行動は何かしら60年安保闘争を思わせるような空気が満ち満ちてきている。安倍首相は尊敬する祖父の後追いをするのか、それとも歴史の教訓に学んで安保法案を撤回するのか、その歴史的瞬間は刻々と迫っている。



http://www.asyura2.com/15/senkyo187/msg/516.html

記事 [政治・選挙・NHK187] 神奈川新聞が 明日の社説をネットで公開 <速報社説>として 自民党の マスコミ介入に対して 厳しい論評。
神奈川新聞が 明日の社説をネットで公開 【速報社説】として 自民党の マスコミ介入に対して 厳しい論評。 日本の安全保障のためには 安保法案を審議するのでなく、この政権をつぶすしかない。
http://ryuma681.blog47.fc2.com/blog-entry-1399.html
2015.06.27 リュウマの独り言


 昨日 「自民党の憲法改正研究会」での 百田氏らの発言を紹介したが、 生ぬるい反応しかできない「在京の大手マスコミ」と違って、 神奈川新聞が 明日予定分の社説を 【速報社説】として 発表した。 ようやく、 世界からの指摘にこたえようとしている。 これは、特定の社の問題ではない。 これに危機を抱かぬマスコミなど 断じて信用できない。


    神奈川新聞 6月26日(金)17時47分配信

   【速報社説】報道批判 加速する為政者の暴走報道批判

  一報道機関として、という以前に民主主義社会の一構成員として看過できない。

 自民党の勉強会でのことである。 出席した議員から、国会審議が続く安全保障関連法案を批判する報道に関し、 「マスコミをこらしめるには広告料収入をなくせばいい。 文化人が 経団連に働き掛けてほしい」という発言があった。 国家が都合の悪い情報を統制し、多様な意見が封じられ、破滅へと突き進んだ戦前・戦中の言論弾圧をほうふつとさせる。

 安倍政権を特徴付ける、異なる意見に耳を貸そうとしない傲慢(ごうまん)、独善、反民主主義性は極まれり、との感を抱かざるを得ない。 発言の背後にある発想は独裁国家そのものだということに どれだけ自覚的であろうか。  経団連がそのお先棒を担ぐ存在とみなされている点も興味深い。

 文化人代表として招かれたのであろう作家百田尚樹氏の発言が象徴的だ。 沖縄の地元紙が政府に批判的だとの意見が出ると 「沖縄の二つの新聞はつぶさないといけない。 あってはいけないことだが、沖縄のどこかの島が中国に取られれば目を覚ますはずだ」と語った。

 自民党が民放各局に「公平な報道」を要請し、自分たちが不利になるような報道をさせぬよう政治介入した先の参院選は記憶に新しいが、 さらに踏み込む「つぶさないといけない」。 「取られれば目を覚ます」の発言には 本土防衛の時間稼ぎに沖縄を捨て石にした差別意識が なお息づくのをみることができる。 自らはこらしめ、つぶす側に立っているというおごりが生んだ発言だろう。

 勉強会は安倍晋三首相に近い自民党の若手議員が開いたものだった。 憲法改正を推進する勉強会で「文化芸術懇話会」という。やはりというべきか、一連の言動は突き詰めれば憲法の軽視に行き着く。

 言論の自由への無理解だけでなく、立憲主義が求めるところを歯牙にもかけぬ。いや、首相からしてそうなのだ。安保法案に対して憲法学者がそろって「違憲」の声を上げても「合法性を確信している」と繰り返し、「決めるときは、決める」。

 おさらいをしておく。 権力はかくも暴走する。 そのためにできないこと、 国民の権利のためになすべきことを憲法に明記し、 縛っておく。 それが立憲主義の要諦である。

 民主主義に対する為政者の反逆は既に始まり、加速している。                      (引用終り)


 世界各国の報道と あまりに違いすぎる 「最近のニュースの現状」は 再三指摘してきた。 世界の人々から 「全体主義国家 日本」と みなされつつある状況も折に触れ 紹介した。 外交も停滞しており、 「世界遺産の韓国の反応」も 日本国内の報道のように 「韓国側の譲歩」とは 他の国では報道していない。 私が 再三指摘しているように、 この内閣と 「首脳会談を持つこと」に 世界の多くの国が 躊躇している。

 少なくとも、 諸外国で たとえロシアであっても、 「反政府的な新聞社を潰せ」などという発想はしない。 欧米や、 米国の報道機関でも この発言が 与党の それも「政権中枢寄りの議員」の集まりで言われたことを 見過ごすようなことはない。 反対意見を聞く耳を持たないどころか、それを潰せ、などという発想をする政権に 「自由主義社会の一員」とか「共通の価値観」などと言われても、 あなたとのおつきあいは遠慮させてください、と相手は言うしかない。

 特に、 日本国内で 外国からの日本に対する意見に対して 「内政干渉」などと 非難する一部勢力があるが、 中国ならともかく、 欧米との付き合いを大事にするなら その価値観を共有する気持ちがなくてはならない。 昨年、 自民党が圧勝したときに 『理由は何かわからないが、 この政権は 来年の6月につぶれる。』と 予想した期限まで、 あとわずかになったが、 ひょっとして 国民が目覚めて 一大行動を起こすのではないか、 『原油価格の40ドル』『1ドル 120円を突破』の 2つは当たったのだが … 政権交代が起これば その「振り子の振れ幅」は 想像を超えるものになるだろう。


波山房@hazanbow @Coco_Wave1
経団連がお追従するなら私たちは、その企業の商品にむかい不買運動をすればいいことだ。ホンマに国民を舐めきってるこんな連中を断じて許さず!!
    

北丸雄二 @quitamarco
北朝鮮もソ連も、政権にとって都合の悪いものが写っている写真はその部分を削除加工して「なかったこと」にして新聞掲載やTV放送した。 NHKが政権への抗議を、沖縄式典でのヤジを報道しないのはそういう加工だ。 「政権に批判的な報道を規制すべき」という自民党若手は、そういう国を目指すわけだ。


http://www.asyura2.com/15/senkyo187/msg/517.html

記事 [政治・選挙・NHK187] 百田発言のどこが悪い  花田紀凱
百田発言のどこが悪い
http://bylines.news.yahoo.co.jp/hanadakazuyoshi/20150626-00047000/
2015年6月26日 22時44分 花田紀凱 『WiLL』編集長、元『週刊文春』編集長


百田尚樹さんの「沖縄の二つの新聞は潰さないといけない」という発言が問題になっている。クロウズドな勉強会で述べた個人的感想ではないか。どこがいけないのか。それこそ、言論の自由、表現の自由だろう。百田さん自身「ギャグ」と言っているではないか。

26日夜の「ニュース23」で、水野和夫という評論家が「この発言は 言論の自由の範囲を超えている」と発言していたが、どんな基準で言っているのか。それでは朝日新聞の慰安婦大誤報、吉田調書大誤報問題で櫻井よしこさんたちが「朝日は廃刊しろ 」と言ったのも「言論の自由の範囲」を超えていたのか。その時、水野某はやっぱり「言論の自由の範囲を超えている」と批判したのか。

百田さんの発言で2紙が潰れるわけもなかろう。

それより問題は極端に偏向している2紙の報道姿勢だ。不偏不党もへったくれもない。

琉球新報の潮平芳和編集局長が「琉球新報は今後とも不偏不党、言論の自由を重んじ、公正な取材活動と報道に努める」(6月26日毎日)と言っているのはマンガだ。


花田紀凱
『WiLL』編集長、元『週刊文春』編集長
1942年東京生まれ。66年東京外国語大学英米科卒、文藝春秋入社。88年『週刊文春』編集長に就任。6年間の在任中、数々のスクープをものし、部数を51万部から76万部に伸ばして総合週刊誌のトップに。94年『マルコポーロ』編集長に就任。低迷していた同誌部数を5倍に伸ばしたが、95年「ナチガス室はなかった」の記事が問題となり辞任、1年後に退社。以後『uno!』『メンズウォーカー』『編集会議』などの編集長を歴任。2004年11月より『WiLL』編集長。テレビやラジオのコメンテーターとしても活躍。産経新聞コラム「週刊誌ウォッチング」、夕刊フジコラム「天下の暴論」はファンも多い。好きなものは猫とコスモス。


http://www.asyura2.com/15/senkyo187/msg/518.html

記事 [政治・選挙・NHK187] 「経済的徴兵制」 日本学生支援機構・委員がマッチポンプ(田中龍作ジャーナル)
「経済的徴兵制」 日本学生支援機構・委員がマッチポンプ
http://tanakaryusaku.jp/2015/06/00011458
2015年6月26日 23:24 田中龍作ジャーナル



山本太郎議員。「経済的徴兵制」の実現を促した人物が、日本学生支援機構の運営評議会委員であることを明らかにした。=25日、渋谷 写真:筆者=


 「奨学金の返済延滞者は防衛省のインターンシップをやってもらえば」・・・


 文科省の有識者会議で「経済的徴兵制」を促す発言をしていた人物が、奨学金を貸し付ける日本学生支援機構の運営評議会委員であることが、山本太郎事務所の調べでわかった。


 ヤミ金業者が貧乏人にカネを貸し付けておいて、払えなくなったら「カラダで返してもらおうじゃねえか」と脅して風俗に売り飛ばすのと同じ構図だ。マッチポンプでもある。


 この人物は経済同友会・前副代表幹事の前原金一氏。奨学金の貸付を主たる事業とする「日本学生支援機構」の運営評議会委員である。


 前原委員は昨年5月開かれた文科省の「学生への経済的支援の在り方に関する検討会」で「返還の滞納者が誰なのか教えてほしい…(中略)防衛省などに頼み1年とか2年とかインターンシップをやってもらえば就職は良くなる。防衛省は考えてもいいと言っている」と発言していた。(文科省議事録より)


 借金を返せなくなった貧乏人を軍隊に送り込むのが経済的徴兵制だ。よりによって日本学生支援機構の運営評議会委員が経済的徴兵制の実現を促したのである。悪質だ。


 奨学金返済の延滞者リストが防衛省に渡っているとの情報もある。



反戦を呼びかける学生。借金のカタに戦地に送られることを願う若者はいない。=5月、官邸前 写真:筆者=


 今や大学生3人に1人が「官製ローン」といわれる奨学金の受給者だ(文科省まとめ=2012年)。


 大学卒業時の借金は平均295万5千円、大学院まで出ると674万2千円となる(同省同年まとめ)。


 卒業後の返済額は、月に1万4千円が典型例だ。正規社員や公務員であれば驚く金額ではない。


 だが薄給に泣く非正規労働者にとっては、腰が抜けるほど重い金額だ。非正規労働者の平均年収は168万円(国税庁による民間給与実態調査=2014年)。月収14万円である。


 家賃を払い食べて行くのさえ困難な収入だ。毎月1万4千円の返済は無理である。奨学金は返済できなくなると延滞金がつく。取り立てもある。奨学金で学校を出た非正規労働者は、借金地獄にはまり込むのである。


 労働者派遣法の改悪で非正規労働者は増える一方だ。貧困層を国の政策で作り出し自衛隊に送り込む。経済的徴兵制への道は着々とできている。


               ◇


山本太郎氏 街頭記者会見(ノーカット) 2015.6.25 @渋谷駅ハチ公前

※奨学金、貧困層、経済的徴兵制関連は36分15秒からです。
2015/06/25 に公開
2015/06/25 18:30より渋谷駅ハチ公前で行われた「生活の党と山本太郎となかまたち」の共同代表である山本太郎参議院議員の街頭記者会見の模様です。
■山本太郎氏 街頭記者会見(ノーカット) 2015.3.26 @新宿駅東口アルタ前
https://youtu.be/_XjQ1sQX-jo


山本太郎氏 スピーチ 『とめよう戦争法案、集まろう国会へ 6.24 国会包囲行動』戦争させない・9条壊すな!総がかり行動 戦争反対国会前集会 2015.6.24 @国会正門前

015/06/24 に公開
2015/06/24 国会周辺で行われた「戦争させない・9条壊すな!総がかり行動 戦争反対国会前集会『とめよう戦争法案、集まろう国会へ。 6.24 国会包囲行動』」での生活の党と山本太郎となかまたちの共同代表で参議院議員、山本太郎氏のスピーチです。
■とめよう!戦争法案 集まろう!国会へ 6.14・6.24国会包囲行動
http://www.anti-war.info/schedule/150...
■山本太郎氏 街頭記者会見(ノーカット) 2015.6.25 @渋谷駅ハチ公前
https://youtu.be/TJeS1qGMChA




http://www.asyura2.com/15/senkyo187/msg/519.html

記事 [政治・選挙・NHK187] 『朝まで生テレビ』を自民・公明の全議員がドタキャン! 安保法制論議から逃走の無責任[リテラ]
『朝まで生テレビ』を自民・公明の全議員がドタキャン! 安保法制論議から逃走の無責任
http://lite-ra.com/2015/06/post-1224.html

「自民党、公明党が出てこない」
 6月26日深夜放送の『朝まで生テレビ』(テレビ朝日)、冒頭で司会の田原総一朗が苦々しく言った。この日の放送では「激論!若手政治家が日本を変える?! 若手国会議員がスタジオに集結! 戦後70年、未来の総理(?)に問う!」と題して、与野党の若手議員が安保法制を中心に討論する予定だったのだが、出演したのは民主党ら野党議員のみ。なんと、自民党と公明党の議員は一人たりとも姿をあらわさなかったのだ。
 田原は冒頭の台詞に続き「安保法制の議論が、そうとう際どくなってる。しかも、わりに自民党も最初はね、簡単に番組に出そうだった。出ると言っては断る、出ると言っては断る(ということがあった)」と指摘。さらには番組プロデューサーを呼び出して、その“与党出演拒否”の経緯を説明させた。
 その説明によれば、『朝生』は、事前に30名以上の自民党議員に出演をオファーしたが、すべて断られてしまったという。さらに自民党広報部に取りまとめを求めるも、やはり「都合がつかない」ということで出演はゼロ。しかも公明党に至っては、「自民党と足並みをそろえたい」という意味不明の理由で出演を断ってきたのだという。田原も「なんで公明党も出ないんだろ、自民党の子分でもあるまいし」と批判したが、やはり、この“出演拒否”には裏があったことがわかっている。

 実は、自民党の河野太郎議員が23日、自身のブログで、こんなやりとりを明かしていたのだ。
〈あるテレビ局の記者が、議員会館の私の部屋で油を売っている。
「週末の番組に自民党の若手議員をよんで安保法制について議論をしてもらう企画をしているんです。」
「へーえ、おもしろそうじゃん。でも野党はよばないの」
「いや、野党の若手もよんで討論みたいな企画なんです。」
「自民党は誰がでるの。」
「声はいろいろかけてるんですけど、党本部から出演が禁止されたみたいで、まだ誰もOKしてくれないんです。」
「じゃ、俺が出ようか。」
「いや、若手議員に出てもらおうという企画なんで。」
 ふん、どうせ四捨五入すれば私は百歳だよ。〉
 この「企画」はどう見ても『朝生』のこと。ようするに、自民党本部から議員に“出演禁止”が指示されていたのだ。つまり、何十人もが口をそろえて「都合がつかない」というのは真っ赤なウソ。安保法制をめぐって形勢不利とみた自民党が、生放送の議論から逃げ出していたのである。
 だが、前述の『朝生』プロデューサーによれば、それでも、25日の夕方になって一人だけ自民党議員が出演を応諾していたという。ところが、この議員も結局、26日の番組が始まる直前に「体調不良で病院にいくので深夜の番組には出られない」という理由でドタキャンしてきた。
 番組では名前は出さなかったものの、この議員は秋元司議員と言われている。おそらく、24日の自民党若手議員の会合「文化芸術懇話会」での「マスコミを懲らしめる」発言が問題になって、これを蒸し返されたくない自民党が秋元議員に「何があってもテレビにでるな!」と圧力をかけたのだろう。
 安倍政権と自民党はこの間、メディアで政府や与党の言い分よりも野党の意見や政権批判のほうが少しでも多く取り上げられると、即座に抗議し、「偏向」「公正さに欠ける」などと圧力をかけてきた。昨年末の衆院選のときにも〈選挙時期における報道の公平中立ならびに公正の確保についてのお願い〉という通達を各テレビ局に出して、政府自民党の主張を取り上げるよう要求してきた。

 それが、一転、自分たちの提出した法案が穴だらけで、まともな説明ができないことが判明すると、メディア側が政策説明の時間を与えるといっているのに、それを拒否。できるだけ国民に説明する機会を減らして逃げ切ろう、というのである。
 そして、自分たちだけで「非公開な勉強会」を開催し「マスコミを懲らしめるには広告料収入がなくなるのが一番」とか「テレビのスポンサーにならない。これが一番こたえる」などと卑劣な手段を話し合っている。
 これが国民に選ばれた政治家のやることだろうか? いや、自民党はすでに民主主義国家の政党であることをやめているのかもしれない。こんな連中にこの国を任せておいていいのか、国民は真剣に考えるべきである。
(野尻民夫)

[リテラ 2015/6/27]
http://www.asyura2.com/15/senkyo187/msg/520.html

記事 [政治・選挙・NHK187] 6.27 朝生:与党議員が出席せず:安保法制論議から逃亡
6.27 朝生:与党議員が出席せず:安保法制論議から逃亡
https://www.youtube.com/watch?v=12aPgP8VIpU


「最初にお断りがあります。
今夜は与野党の若手議員で激論を戦わして頂く予定でしたが、
与党からの出席はかないませんでした」


田原総一朗氏
「今日やっぱり自民党、公明党が出て来ないということは
安保法制の議論が相当際どくなってる。
新聞やテレビで言ってる状況よりもっともっと際どい所にきてる」


荻上チキ氏
「メディアに対して過剰に恐れを抱いていると同時に
それに対して力を入れて自分達で
コントロールしたいという印象を受ける。
沖縄のメディアに対する揶揄、嘲笑が懇話会の中で行われた。
根深いのは、メディアに対する圧力を、
普段から日常会話の中で行ってるんじゃないかと。
懇話会という内輪の会談の中では、そういった調子の議論を
普段からしてるんじゃないかという疑念を抱かせる。
今日は欠席裁判という言葉は当てはまらない。
出席権を自ら手放したのは与党の側なので」


荻原博子氏
「明らかに、出たいっていう人を出してくれる党と
出たいって言っても出さない党とあるってのは
明らかに分かったわけですよね、ここでね」


荻上チキ氏
「自民党、公明党が出ないで損したなと思わせるようなことを
野党が強烈に説明すれば良かったんですけど、
今の所、そうはなってない。
となると、今後も自公は“逃げ得”だという判断を
この放送を見て判断しそうな気がする」


田原総一朗氏
「自民党も公明党も国民を相手にしない。
国民を相手にするならば、この番組に出て来なきゃいけない」


猪瀬直樹氏
「この安保法制の問題って、内閣法制局が協力して
くれないので、結構、発言に危ない所が一杯出てくる。
勉強会でぽろっと変なこと言っちゃったり、昨日みたいに。
今日出て来たら何を言うか分かんなくて不安で出せない。
憲法学者の長谷部さんを選んじゃったりとか。
結構、ボロを出してる」

http://www.asyura2.com/15/senkyo187/msg/521.html

記事 [政治・選挙・NHK187] 百田尚樹:炎上ついでに言っておくか。私が本当につぶれてほしいと思っているのは、朝日新聞と毎日新聞と東京新聞です(^_^)



http://www.asyura2.com/15/senkyo187/msg/522.html
記事 [政治・選挙・NHK187] TPA可決 米紙分析 国民の反発 激化必至/合意文書の全体が公表されれば、関係諸団体が一斉に批判の声を上げるだろう.
TPA可決米紙分析 国民の反発激化必至
「しんぶん赤旗」 2015年6月27日 日刊紙1面


 【ワシントン=島田峰隆】環太平洋連携協定(TPP)交渉妥結の前提となる大統領貿易促進権限(TPA)法案が成立する見込みになったことについて、25日付の米各紙は、交渉が進むにつれて国民の反対がさらに強まる可能性があるとし、今後も多くの困難がオバマ政権を待ち受けていると分析しています。

 ウォール・ストリート・ジャーナル紙は「TPA付与が勝利への気楽な行進だと考えるのは大きな間違いだ」とのTPP推進派の専門家による指摘を紹介しました。

 同紙は、労働組合や環境団体にとどまらず、自動車業界や、主に米国内の市場で取引する製造業の一部、医療分野の専門家などにもTPPへの懸念が根強くあることを指摘。「TPPの合意文書の全体が公表されれば、ほぼ間違いなく、環境・労働団体、消費者団体、そして宗教指導者までもが一斉に明確な批判の声を上げるだろ
う」と予想しています。
 
 ニューヨーク・タイムズ紙は、オバマ氏が与党民主党内の反発を押し切り、対立する共和党指導部と協力してTPAを推進したことに触れ、「民主党内の抗争は激しく、傷はなかなか癒やされないかもしれない」と分析。民主党内には「草の根の反乱を起こす」とTPP反対のたたかいを続けると宣言する議員もおり、「もう一つの激烈な戦闘の兆しを示している」と見ています。
 
 ワシントン・ポスト紙も、交渉妥結と米議会の最終承認までは6カ月以上かかる可能性を指摘し、「労組は間違いなく反対運動を再開する」「大統領選挙運動のさなかに民主党をいっそうの混乱に陥れるだろう」としました。



<参照>

Senate approves fast-track, sending trade bill to White House(The Wall Street Journal)

By Alexander Bolton - 06/24/15 04:25 PM EDT
http://thehill.com/homenews/senate/246035-senate-approves-fast-track-sending-trade-bill-to-white-house

Democrats Shrug Off Retribution Threats for Pro-Trade Votes(The New York Times) 

By REUTERSJUNE 25, 2015, 6:25 P.M. E.D.T.
http://www.nytimes.com/reuters/2015/06/25/us/politics/25reuters-usa-trade-labor.html 


Obama scores a major trade win, burnishing his foreign policy legacy(The Washington Post)
By David Nakamura June 24
http://www.washingtonpost.com/politics/obama-poised-for-a-major-trade-win-burnishing-his-foreign-policy-legacy/2015/06/24/e940c6fa-1a77-11e5-93b7-5eddc056ad8a_story.html



http://www.asyura2.com/15/senkyo187/msg/523.html
記事 [政治・選挙・NHK187] 「安保法案」争点に総選挙…官邸周辺から流れる9月27日解散説(日刊ゲンダイ)
             狙いは党内引き締め?(C)日刊ゲンダイ


「安保法案」争点に総選挙…官邸周辺から流れる9月27日解散説
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/161182
2015年6月27日 日刊ゲンダイ


 安保法案を成立させるために、国会の会期を95日も延長した安倍首相。しかし、野党も、国民も、学者も、安保法案には強く反対している。野党は徹底抗戦の構えだ。噴出する批判に対し、とうとう官邸周辺からは「解散・総選挙説」が流れはじめている。安倍首相は本当に解散するのか。

 国会の会期延長が決まった途端「9月解散説」が飛び出している。安倍首相は9月27日の会期末までに「安保法案」の賛否を問うために解散に踏み切るというものだ。

「民主党が『安倍内閣を解散に追い込む』と挑発したことが引き金なのかどうか分かりませんが、9月解散もあり得るのではないか、という話が広がっています。たしかに、戦後の日本を百八十度変えるのだから、国民の審判を受けるのがスジでしょう。昨年末、解散した時、安倍首相は『解散に大義がない』と野党から批判されたが、安保法案への賛否なら、これほどの大義はありませんからね」(政界関係者)

 しかし、安倍首相は本当に解散するつもりがあるのか。昨年末の解散から1年も経っていない。怪しいのは、官邸周辺から「解散説」が流れていることだ。どうやら「解散情報」には、首相周辺の狡猾な計算があるらしい。

「安倍官邸にとって解散説には、3つの効果があります。1つは、野党に対する脅しです。野党は“解散に追い込む”などと強気なことを口にしていますが、いま解散されたら惨敗するのは確実なだけに、本心では解散して欲しくない。とくに、大打撃を受ける維新の党は、解散説が強まるほど、安倍政権にすり寄っていくでしょう。2つ目は、公明党対策です。公明党は強行採決に反対するなど内心、安保法案に乗り気ではない。その公明党は、選挙がつづき“選挙疲れ”している。解散を避けるためなら、安倍首相に全面協力するでしょう。3つ目は、自民党内の引き締めです。国会が95日も延長されたことで自民党はすっかり空気が緩んでいる。解散説を流して、引き締めたのではないかとみられています」(国会関係者)

 実際、解散説が流れた途端、野党はビビっている。解散を避けるために、土壇場で対決姿勢を弱めかねない状況だ。しかし、それでは安倍官邸の思うツボだ。野党は安保法案を全力で廃案にすると同時に、いつ解散されてもいいように、大急ぎで選挙態勢を整えるべきだ。



http://www.asyura2.com/15/senkyo187/msg/524.html

記事 [政治・選挙・NHK187] 問題発言が飛び出た自民党の勉強会「文化芸術懇話会」、当初から安倍首相の応援が目的だった!「安倍首相の邪魔者は排除する」
問題発言が飛び出た自民党の勉強会「文化芸術懇話会」、当初から安倍首相の応援が目的だった!若手議員「安倍首相の邪魔者は排除する」
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-6980.html
2015.06.27 06:00 真実を探すブログ



政権に批判的なマスコミを規制する旨の発言が飛び出た自民党の勉強会「文化芸術懇話会」ですが、この会は最初から安倍晋三首相を全面支援することが目的だったことが分かりました。


元々、今年9月に予定されている自民党総裁選で安倍首相を支えることを目的とした勉強会で、3週間ほど前の取材記事には参加している若手議員の「首相が仕事しやすいように、邪魔者が出てきたら排除するのが役割だ」というコメントが掲載されています。この時は誰も注目していませんでしたが、一連の発言や設立の流れを見ると、安倍首相が何らかの形で関与していた可能性が高いです。


☆「邪魔者は排除する!」と安倍首相応援団 これでは贔屓の引き倒しではないか?
URL http://www.sankei.com/premium/news/150602/prm1506020004-n1.html
引用:


記事では、自民党若手が新たな勉強会を設立することを紹介し、この勉強会の背景には9月に予定される総裁選への思惑があるということを伝えた。


 そこで驚いたのは「首相が仕事しやすいように、邪魔者が出てきたら排除するのが役割だ」というコメントだ。「邪魔者」とか「排除」とか、なかなか刺激的な言葉が並ぶが、オフレコ発言なので記事では「関係者」のそれとしか記していない。


 「産経ニュース」をごらんの方だけに少し解説すると、「関係者」としたのは自民党の若手議員で、自他ともに認める「安倍晋三首相(自民党総裁)の応援団」。この議員は、首相が目指す憲法改正などの実現のためなら自分たちが「汚れ役」を買って出るとした上で、そのためには「邪魔者」は「排除する」と主張しているのだ。
:引用終了


☆安倍首相支持の勉強会「文化芸術懇話会」が発足
URL http://www.sankei.com/politics/news/150625/plt1506250043-n1.html
引用: 
 自民党の若手国会議員有志は25日、芸術家を講師に招いて意見交換する勉強会を発足させた。出席者には、安倍晋三首相(自民党総裁)に近い議員も多く、9月の総裁選を前に首相の無投票再選の機運を高める狙いがある。


 新勉強会は「文化芸術懇話会」。設立趣意書によると、芸術家との意見交換を通じ「心を打つ『政策芸術』を立案し、実行する知恵と力を習得すること」を目的としている。
:引用終了


☆文化芸術懇話会出席者
URL http://matome.naver.jp/odai/2143528747229361801
引用:
青山周平 愛知12区 @shuhei_blue http://www.aoyama-shuhei.jp/
池田佳隆 愛知3区  @ikeda_0620 http://ikeda-yoshitaka.jp/
石川昭政 茨城5区  http://ameblo.jp/ishikawa-akimasa/
井上貴博 福岡1区  http://inoue-dosukoi-takahiro.net/
大岡敏孝 滋賀1区  https://oooka.com/
大西英男 東京16区 http://onishi-hideo.homepe.net/
大西宏幸 大阪1区  http://onishihiroyuki.jp/
岡下昌平 大阪17区 http://okashita-shohei.com/
鬼木誠  福岡2区 http://www.onikidon.com/
加藤勝信 岡山5区 @katsunobukato http://www.katokatsunobu.net/
木原稔  熊本1区 @kihara_minoru http://kiharaminoru.jp/
熊田裕通 愛知1区 @kumadahiromichi http://www.kumada-hiromichi.com/
今野智博 埼玉11区 http://konnotomohiro.jp/
酒井学  神奈川5区 @sakaimanabu_s http://sakaimanabu.com/
佐々木紀 石川2区 @hajime24331 http://sasaki-hajime.jp/
白須賀貴樹 千葉13区 http://www.shirasuka-takaki.com/
薗浦健太郎 千葉5区 @sonourakentaro https://twitter.com/sonourakentaro 
高鳥修一 新潟6区 http://www.takatori.jp/
谷川とむ 大阪19区 http://tanigawatom.com/
田畑裕明 富山1区 http://www.tabatahiroaki.com/
長尾敬  大阪14区 @takashinagao http://blog.goo.ne.jp/japan-n
萩生田光一 東京24区 http://www.ko-1.jp/
藤原崇  岩手4区 @iwate_fujiwara http://takasi.info/
星野剛士 神奈川12区 @hossys http://t-stars.com/
堀井学 北海道9区 https://horiimanabu.jp/
宗清皇一 大阪13区 http://www.hct.zaq.ne.jp/munekiyo/
前田一男 北海道8区 @DonanMaeda http://www.maedakazuo.jp/
松本洋平 東京19区 @matsumoto_yohei http://www012.upp.so-net.ne.jp/yohei/ 
宮川典子 山梨1区 http://ameblo.jp/mygwnrk/
宮沢博行 静岡3区 @miyazawa_japan http://www.miyazawa-hiroyuki.jp/
武藤貴也 滋賀4区 @takaya_mutou http://mutou-takaya.com/
簗和生 栃木3区 http://www.yanakazuo.jp/
山下貴司 岡山2区 @YAMASHITA_OK http://yamashita-takashi.jp/
山田賢司 兵庫7区 @Ymd_Knj http://www.yamada-kenji.com/
参議院議員
滝波宏文 福井県選挙区 https://www.takinami.info/
長峯誠 宮崎県選挙区 http://www.nagaminemakoto.com/
宮本周司 比例区 http://shuji-m.com/
:引用終了


☆「マスコミ懲らしめるには…」文化芸術懇話会の主な意見
URL http://www.asahi.com/articles/ASH6V6F00H6VUTFK01V.html
引用:
25日に開かれた自民党文化芸術懇話会で出た主な意見は次の通り。


●大西英男衆院議員(東京16区、当選2回)


 「マスコミを懲らしめるには、広告料収入がなくなるのが一番。政治家には言えないことで、安倍晋三首相も言えないと思うが、不買運動じゃないが、日本を過つ企業に広告料を支払うなんてとんでもないと、経団連などに働きかけしてほしい」


●井上貴博衆院議員(福岡1区、当選2回)


 「福岡の青年会議所理事長の時、マスコミをたたいたことがある。日本全体でやらなきゃいけないことだが、広告の提供(スポンサー)にならないということが一番(マスコミは)こたえる」


●長尾敬衆院議員(比例近畿ブロック、当選2回)


 「沖縄の特殊なメディア構造を作ったのは戦後保守の堕落だ。沖縄のゆがんだ世論を正しい方向に持っていくためには、どのようなアクションを起こされるか。左翼勢力に完全に乗っ取られているなか、大事な論点だ」
:引用終了


☆「マスコミ懲らしめる」自民勉強会の発言が波紋


☆安倍晋三「文化芸術懇話会」問題 お詫びの一言をめぐり 中断


まるで安倍首相の親衛隊みたいな状態ですね・・・。ただの関係者ではなく、現役の与党議員が「安倍首相の邪魔者は排除する」と言っているのは、大変な問題だと私は思いますよ。


マスコミや自民党は百田氏に擦り付ける方向で動いているようですが、勉強会「文化芸術懇話会」の発言記録を見てみると、百田氏よりも自民党議員らの発言の方がかなり多いです。国会で野党の追求も始まりましたが、問題発言をした議員も一人ひとりが謝罪をするべきだと言えるでしょう。
少なくとも、この問題はこのまま放置するのは良くないです。




http://www.asyura2.com/15/senkyo187/msg/525.html

記事 [政治・選挙・NHK187] 百田尚樹氏の発言に批判噴出 「冗談」「私人」必死の弁明も… [スポニチ]
百田尚樹氏の発言に批判噴出 「冗談」「私人」必死の弁明も…
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2015/06/27/kiji/K20150627010617160.html

 自民党の25日の勉強会で、安全保障関連法案に関して「沖縄の二つの新聞はつぶさないといけない」などとした作家の百田尚樹氏の発言が一夜明けた26日、波紋を広げた。多方面で批判が噴出する事態となり、百田氏は自身のツイッターなどで「冗談として言った」と弁明。この勉強会では、出席議員から「マスコミを懲らしめるには広告収入を減らせばいい」などの発言もあり、安倍晋三首相は対応に追われた。

 百田氏は25日の自民党の若手議員勉強会で、集団的自衛権などについて講演。終了後の質疑応答の中で、沖縄県の地元紙が政府に批判的だとする意見に対し「沖縄の二つの新聞はつぶさないといけない。あってはいけないことだが、沖縄のどこかの島が中国に取られれば目を覚ますはずだ」と発言した。

 政策に批判的なメディアを威嚇するような発言に批判が続出。百田氏は26日、ツイッター上で「冗談として言った」と述べた。共同通信の電話取材にも「オフレコに近い発言で、冗談として言った」と説明。

 その上で、沖縄県の地元紙である沖縄タイムスや琉球新報の歴史認識をめぐる報道姿勢などを批判し「なくなったらいいなとは思っているが、政治的な圧力でつぶせという趣旨ではない。そのようなことはあってはならない」と述べた。

 2紙について「関西にいるのでほとんど読んでいない」としながらも、インターネット上の論評から歴史認識などについて「偏向している」と感じたという。両紙の論調が似ていると指摘した上で、「カウンター(対抗する立場の言論機関)が必要だ」との認識も示した。

 さらに勉強会を主催する自民党が冒頭部分以外の取材を制限していたことに触れ、「テレビカメラの前のような公の場でなら、多少は問題かもしれないが、クローズな場での私人としての発言だ」と主張。「例えば好きじゃない人物に“死んでほしい”などと軽口を言うことは一般にあるはずだ」とも述べた。

 さらに、勉強会では「飛行場の周りに行けば商売になるということで(人が)住みだした。そこを選んで住んだのは誰なのかと言いたくなる」とも語っていたことが判明。出席者が26日、明らかにした。米兵よりも沖縄県民による強姦(ごうかん)事件の発生率の方が「はるかに高い」とも話したという。これらも問題発言として物議を醸すのは必至だ。

 ◇百田氏のツイッター(抜粋)

 ▼6月25日 ギャグで言った言葉を切り取られた しかも部屋の外から盗み聞き!卑劣!

 ▼同 それにしても、報道陣は冒頭の2分だけで退室したのに、ドアのガラスに耳をつけて聞き耳してるのは笑った。

 ▼26日 沖縄の二つの新聞社はつぶれたらいいのに、という発言は講演で言ったものではない。講演の後の質疑応答の雑談の中で冗談として言ったものだ。

[スポニチ 2015/6/27]
http://www.asyura2.com/15/senkyo187/msg/526.html

記事 [政治・選挙・NHK187] 維新の会 「大阪府知事」も 『憲法』が理解できない。 政治家以前の問題。  「百田氏にも 発言の自由がある」という。 
維新の会 「大阪府知事」も 『憲法』が理解できない。 政治家以前の問題。  「百田氏にも 発言の自由がある」という。 
http://ryuma681.blog47.fc2.com/blog-entry-1400.html
2015.06.27 リュウマの独り言


 そうだ、『百田さんにも 言論の自由がある。』、 だから 彼は謝罪もせずに 「あれこれ」と 発言をしてきた。 松井一郎・大阪府知事は、 「憲法が規定する言論の自由」は だれの自由なのか、そして誰の自由を最も大事にせよ、 としているのかを知らないらしい。 政府や、権力を持つ公的機関は 「国民の表現と言論の自由」を 守れ、と言っているのであり、 「総理大臣の言論の自由」や 『権力側の言論の自由』を 守れと言っているのではない。 彼らは 『守らなくとも』 自由に発言できる。 だれかに お伺いを立てたり、 遠慮したり、 不利益をこうむったりすることはない。



画像は dozerniwa から


 百田氏は 「安倍総理と共著」もあるように、 政権に近い立場である。 当然 『国民からの批判』を受けることはある。 それでも、「その声」を守れというのが 「憲法」の言う 『表現の自由』という 考え方である。 大阪市民も 大変な方を「知事」に据えてしまったと、 考えているだろう。 次回の当選はないだろうが その前に 「リコール」するのが 一般的であろう。 知事が 「こんな発言」をする国は 自由主義諸国には ほとんど見られないだろう。 また、 国際社会との 乖離 (かいり) だけが 浮き彫りになる。


2015年6月27日 朝日新聞
 松井一郎・大阪府知事(維新の党顧問)は26日、自民党議員の勉強会での百田尚樹氏の発言をめぐり「(メディアに)『圧力をかけよ』と言ったのは自民党。自民党をたたくのはいいが、講師として行った百田さんにも表現と言論の自由はある」と擁護した。さらに「ここぞとばかりに復讐(ふくしゅう)だな。朝日(新聞)と毎日(新聞)は、百田さんの表現と言論の自由を奪っているのではないか。圧力をかけて」などと、発言についての報道にも疑問を呈した。大阪府庁で記者団に語った。                                                       (引用終り)




http://www.asyura2.com/15/senkyo187/msg/527.html

記事 [政治・選挙・NHK187] 自民勉強会での百田尚樹氏発言を安倍首相は謝罪せず[日刊スポーツ]
自民勉強会での百田尚樹氏発言を安倍首相は謝罪せず
http://www.nikkansports.com/general/news/1498339.html

 安倍晋三首相は26日の衆院特別委員会で、25日の自民党議員の勉強会において、議員や講師に招かれた作家の百田尚樹氏から、報道機関に対する圧力発言が出た問題への謝罪を求められたが、拒否した。「その場にいないのに、勝手におわびできない」と述べ、処分にも消極的だった。「報道の自由を尊重するのは当然だ」としたが、身内の非常識な「オウンゴール」は、今国会での安全保障関連法案成立を目指す首相に、大きな誤算となった。

 国会会期を95日間も延長し、法案の審議を進めたい首相に、「オウンゴール」が飛び込んだ。報道に対する圧力発言の数々が、自身に近い「応援団」の会合で飛び出す事態。委員会で野党の追及に「事実であれば大変遺憾だ」と切り出した。その上で「自民党は、自由と民主主義を大切にする政党。報道の自由は民主主義の根幹で尊重されるのは当然」と釈明した。

 ただ、首相は発言内容を把握しているのか再三問われても、認めようとしなかった。「総理という立場では確認していない」と答えた。民主党議員に「都合の悪い問題で『私は総理だから』ではすまされない」と指摘されたが、公務を理由に「(確認の)時間は取れない」と突っぱねた。

 党所属議員の発言だけに、総理総裁として謝罪を求められると、「私がその場にいないのに、勝手におわびすることはできない。発言した人だけができる」と拒否。「私的な勉強会。1つの意見で、処罰することがいいのか」と処分にも否定的だ。煮え切らない対応に「そういう総理の背中を見て、議員は発言していると思う」と指摘された。

 会合の講演で、「沖縄の2つの新聞はつぶさないといけない」と発言した百田氏については「一民間人の発言」と主張。自身がNHK経営委員に選び、共著もある間柄だが「すべて主張が同じというわけではない。主義主張が違っても意気投合することはある」と苦し紛れの釈明もあった。

 暴言の数々は、首相の総裁選再選を支える母体となるグループ「文化芸術懇話会」の会合の非公開部分で飛び出した。出席者は37人。側近中の側近、加藤勝信官房副長官、萩生田光一・党総裁特別補佐も出席しており、衝撃を広げている。

 発言の背景には、安全保障関連法案に対する国民の理解が広がらない焦りがある。谷垣禎一幹事長は「なんで今そんなことを言う、ということはないようにしてほしい」と苦言を呈した。首相は、法案の今国会成立を明言したが、自身が決めた会期延長中に起きた舌禍問題で、さらに世論の反発を招く悪循環。自身のやじや憲法学者による「違憲」表明を超える、打撃になるのは間違いない。【中山知子】

<勉強会での発言VTR>

 ◆百田氏 米軍普天間飛行場は田んぼの中にあった。周りに行けば商売になるということで(人が)住みだした。基地地主は年収何千万円。六本木ヒルズとかに住んでいる。沖縄に住む米兵よりも、沖縄県自身が起こしたレイプ犯罪の方が、はるかに率が高い。

 ◆井上貴博衆院議員 青年会議所理事長のときマスコミをたたいてみた。日本全体でやらないといけないことだが、広告料収入、テレビの提供スポンサーにならないことが一番こたえるということが分かった。

 ◆出席議員 マスコミをこらしめるには広告料収入をなくせばいい。われわれ政治家には言えない。ましてや安倍首相は言えないが、文化人、民間人が経団連に働き掛けてほしい。

[日刊スポーツ 2015/6/27]
http://www.asyura2.com/15/senkyo187/msg/528.html

記事 [政治・選挙・NHK187] 自民党を覆い、日本列島に広がる新マッカーシズム(生き生き箕面通信)
http://blog.goo.ne.jp/ikiikimt/e/e73fd2db688ea6e84d64dd858b5060b2
2015-06-27 08:24:35

 「沖縄の二つの新聞はつぶさなあかん」と、百田尚樹氏。自民党の若手議員で構成する勉強会「文化芸術懇話会」でのこの発言は、昨日夕刊段階から本日6月27日の朝刊にかけて大きく報じられ、自民党支持者の多くから歓迎されているようです。

 この懇話会は、安倍首相の取り巻き応援団を“売り”にしている右寄り集団です。安倍首相の身代わりとして萩生田光一・総裁特別補佐官も出席していました。

 他方、同じ日に予定されていたリベラル派の若手勉強会は、党の幹部の圧力によってつぶされました。菅官房長官らが党内の動きに神経質になっています。

 朝日新聞の本日朝刊が伝えるところによると、大西英男議員(東京16区選出)は「マスコミを懲らしめるには、広告料収入がなくなるのが一番。不買運動じゃないが、日本を過(あやま)つ企業に広告料を払うなんてとんでもないと、経団連などに働きかけてほしい」と、強調。

 長尾敬・衆院議員(比例近畿ブロック)は、「沖縄タイムス、琉球新報という二つの新聞は、沖縄の世論をゆがませ、左翼勢力に完全に乗っ取られている」と主張したそうです。

 勉強会の代表を務める木原稔・党青年局長は会合後、記者団に「百田氏は自分の強い信念に基づいて発信し、国民に受け入れられている。われわれ政治家が学ばなきゃいけない」と語りました。

 かつてアメリカでは、「赤狩り」としてマッカーシズムが吹き荒れました。マッカーシーという上院議員が、排除したい人間に「左翼」「共産主義者」とレッテルを貼って社会から追放したもので、チャップリンもハリウッドから逃避し、二度とアメリカの土を踏むことはありませんでした。

 日本でも、戦前から戦時中にかけて、「共産主義者」あるいは「社会主義者」とレッテルを貼り、「アカ」呼ばわりして社会から排除する大規模な排斥の風潮が根付きました。そのDNAは自民党の中に脈々と受け継がれ、それがいま安倍政権下で急速に威力を盛り返しています。

 安倍首相は百田氏と意気投合し、かねて苦々しく見ていたNHKの経営委員として13年11月に強引に押し込みました。さらにその1か月後には籾井勝人氏を会長としてねじ込みました。

 自民党は、メディア対策として、NHKや民放テレビを呼びつけ、報道内容をチェックする動きも見せています。新聞各社にも、細かい注文をつけています。

 日本のメディアは戦々恐々です。ニュースの取り上げ方などを自己規制し、政権に都合の悪そうなことは取り上げないようになってきています。少数ながら頑張っているメディアもありますが。

 安倍首相は国会答弁で、「報道の自由は、民主主義の根幹」などとのたもうています。その裏では、世耕弘成氏らのチームにはっぱをかけてさらにメディア対策に力を入れています。「もの言えば唇寒し」の日本にされつつあります。がんばりどころです。



http://www.asyura2.com/15/senkyo187/msg/529.html

記事 [政治・選挙・NHK187] 文化芸術懇話会はヤラセ! “噛みつき犬”戦術に過ぎない(世相を斬る あいば達也)
http://blog.goo.ne.jp/aibatatuya/e/d6880217f06e5645062160279800a6d6
2015年06月27日

日本と云う国の、真の独立目指す観念は、敗戦後においても、脈々と生き続けている。多くの安倍シンパな人々や政治家を眺めていると、「情念」(*感情が刺激され生じてくる想念。抑えがたい愛憎の感情)と評する人々がいるが、到底「想念」にも至っていないわけで、単なる「感情の劣化」と解釈するのが妥当だろう。現在、歴史修正主義な言動や、“言論弾圧”の正当性を公言と主張する人々の醜態を見ている、情念などと云う立派な想念に至る以前の、感情の掃き溜めに過ぎない状況だ。その典型のような懇談会の席上、トンデモナイ感情の劣化が日の目を見た。朝日は以下のように、あっさりと報じていた。しかし、この寸劇には裏がある疑いが濃いので、後述する。噛みつき犬に噛みつくことは、あまりにも愚かなので、注意を要す。

≪ 「経団連に働きかけ、マスコミ懲らしめを」 自民勉強会

 安倍政権と考え方が近い文化人を通し、発信力の強化を目指そうと、安倍晋三首相に近い若手議員が立ち上げた勉強会「文化芸術懇話会」(代表=木原稔・党青年局長)の初会合が25日、自民党本部であった。出席議員からは、広告を出す企業やテレビ番組のスポンサーに働きかけて、メディア規制をすべきだとの声が上がった。

 出席者によると、議員からは「マスコミを懲らしめるには広告料収入がなくなるのが一番。経団連に働きかけて欲しい」「悪影響を与えている番組を発表し、そのスポンサーを列挙すればいい」など、政権に批判的な報道を規制すべきだという意見が出た。

 初会合には37人が参加した。官邸からは加藤勝信官房副長官が出席し、講師役に首相と親しい作家の百田尚樹氏が招かれた。同会は作家の大江健三郎氏が呼びかけ人に名を連ねる「九条の会」などリベラル派に対抗するのが狙い。憲法改正の国民投票まで活動を続けたい考えだという。 ≫(朝日新聞デジタル)

さて、自民党の有志(安倍シンパ議員)によって開催された「文化芸術懇話会」とは如何なるものなのか、先ずは知っておくべきだ。同会は、木原稔、加藤勝信、荻生田光一らの呼びかけによって、1か月ほど前に出来た“有名人に首相のやっていることは正しいと発信して貰う”趣旨で出来た会である。出来た経緯から考えて、安倍の安保法制成立は必至と多寡を括っていた割には、先々に暗雲が立ち込めてきたので、安倍官邸別働隊が動いたと云う事である。その会に、百田尚樹と云う馬鹿を呼んだものだから、無知と恥知らずな発言が飛び出すのは、必然的だった。安倍自民の主だった人々は、トンデモナイ発言で、厳に戒めなければならない‥等、彼らの暴言を批難している。ここまでは、昨日時点の報道だ。

しかし、「文化芸術懇話会」の面々が不用意な発言をすることは、安倍政権は当然承知の上だと断言しておこう。百田尚樹が講師で、木原稔、加藤勝信、萩生田光一、薗浦健太郎、青山周平、池田佳隆、石川昭政、井上貴博、大岡敏孝、大西英男、大西宏幸、岡下昌平、鬼木誠、熊田裕通、今野智博、坂井学、佐々木紀、白須賀貴樹、高鳥修一、谷川とむ、田畑裕明、長尾敬、藤原崇、星野剛士、堀井学、前田一男、松本洋平、宮川典子、宮沢博行、武藤貴也、宗清皇一、簗和生、山下貴司、山田賢司、滝波宏文、長峯誠、宮本周司の面々で、「神道政治連盟国会議員懇談会」が共通項として目立つのだから、彼らが、暴論を語るのは想定内であり、彼らを手厳しく批難する自民党幹部と云うシナリオも、想定内である。

このような、出来事は、安保法制成立に血道を上げる安倍官邸のとって、手痛い身内からの後方射撃(逆風)の趣旨で、ニュースは構成されているが、シナリオありきなのだから、目的は違うところにある、と観察しておくのが正しい。百田尚樹講師で、火あぶりの刑になって、安倍の、「彼らの考えはトンデモナイ履き違いで、許せぬ言動だ」と云う発言に信ぴょう性を持たせるための「猿芝居」である。単純な“マッチポンプ・プロパガンダ”だ。識者も、メディアも、最低この程度の“プロパガンダ手法”を学んでおいて貰いたい。

世論の流れが、安保法制国会通過が、数を頼りの政治勢力の横暴と国民に映らないために、ここは一工夫必要だったに違いない。その為に、仕組まれた「文化芸術懇話会」であり、場合によると“目標達成”と云う事で、官邸が“解散を命じました”等と云うニュースが数日中に流される可能性すらあるだろう。そうすることで、安倍の権力主義は充分に抑制されたもので、トンデモナイ感情の発露とは一線を画した「国益」のためである。そのような、流れを世間に拡散したいのだろう。

付け加えて解説しておくと、彼らが口にした「マスコミを懲らしめるには広告料収入がなくなるのが一番。経団連に働きかけて欲しい」「悪影響を与えている番組を発表し、そのスポンサーを列挙すればいい」「沖縄のメディアは左翼勢力に乗っ取られている。なんとか知恵をいただきたい」「沖縄の2つの新聞社は、つぶさないといけない」(百田尚樹氏)等を、民主党の辻元は、安倍に「まさに報道の自由というのは、民主主義の根幹であると。当然、尊重されなければならないというのが安倍政権の立場であり、自民党の立場でもあるわけであります」とわざわざ発言させているのだから、実は真面目に振る舞って、的に塩を送ってしまった。菅には、政府コメントを避けながら、個人的には「個人的に聞かれれば、誰から見ても非常識だと思うのが自然だ」だと言わせ、二階総務会長には「そこにいた責任者が責任を取るべきだ」とまで言わせた。

ある意味で、彼ら(噛みつき犬)を批難することで、自分たちの穏健度を標榜しようと云う試みであり、代表役員の何人かには、意図的な懲罰のような形式を世間に見せつけるところまで、やるかもしれない。噛みつき犬に噛みつく愚行は避けたいものだ。こういう非難轟々になるのは、どんな馬鹿でも判るわけで、ヤラセの可能性の方が数段高い。また、もう一つ言及しておけば、マスメディアへの警鐘と、スポンサー企業への警鐘、沖縄二紙への警鐘は、彼らの発言の意図通りに、政治的には効力を発揮する可能性すらあるのだから、安倍政権にしては、相当高度なインテリジェンスで、日本の官僚らの限界も超えている。おそらく、CIA方面からのアドバイスで作り上げられた“マッチポンプ・シナリオ”と解釈すべき。



http://www.asyura2.com/15/senkyo187/msg/530.html

記事 [政治・選挙・NHK187] 安倍首相がお友達の秋元康、見城徹と撮った「組閣ごっこ」写真が流出! 憲政冒涜の声(リテラ)
左『たった一人の熱狂』(双葉社)/中『日本の決意』(新潮社)/右『現代の肖像 秋元康』(eAERA、朝日新聞出版、Kindle版)


安倍首相がお友達の秋元康、見城徹と撮った「組閣ごっこ」写真が流出! 憲政冒涜の声
http://lite-ra.com/2015/06/post-1223.html
2015.06.27. リテラ


 総理公邸の西階段といえば、官邸時代、組閣の際に新閣僚がひな壇状に並んで記念写真を撮影していた場所だ。ところが、今週末、その権威ある場所で撮られた珍妙な写真が流出。「フライデー」(講談社)7月10日号に掲載された。

 階段の最前列真ん中には安倍晋三首相。そして、安倍首相を囲んで、まさに組閣写真のように5人の男が直立不動で立っている。しかし、男たちは閣僚ではない。

 首相の左隣にいるのはAKB48総合プロデューサーの秋元康氏。右隣には、幻冬舎社長で、神戸連続児童殺傷事件の加害男性の著書『絶歌』(太田出版)の仕掛人として話題の見城徹氏。後列には、ネクシィーズの近藤太香巳社長、GMOインターネットの熊谷正寿社長、損得舎の佐藤尊徳社長。いずれも、最近、安倍首相とゴルフや会食をともにし、親しくつきあっている面々だ。

 そう、この写真、安倍首相がオトモダチと「組閣ごっこ」をしているのを撮影したものなのだ。記事によると今年3月上旬、首相公邸で安倍首相はこの5人と秘密裏に会食。その後に写真を撮影したらしい。おそらく、ほろ酔い気分で「どうせなら、西階段で閣僚になった気分を味わってみない?」「うわ〜いいですね〜、じゃあ、私は麻生さんの立ち位置で」なんて会話が交わされたのだろう。

 しかし、繰り返すが、この西階段は、戦前からずっと内閣発足の際に使われてきた日本の憲政史を象徴する場所だ。そこに立てるのは本来、国会の指名を受けた総理大臣と天皇から認証を受けた国務大臣だけであり、だからこそ、首相公邸への改修の際にも、この西階段は建築当時の状態に復元された。

 それをオトモダチとのお遊びに使うとは……。まさに安倍首相のおごりを物語る話ではないか。歴史的な場所を私物化し、憲政の伝統を踏みにじる行為は、安倍首相が実は保守主義者ですらないことを暴露したといえるだろう。

 しかし、この「フライデー」の報道ではもうひとつ、証明されたことがある。それは、写真で安倍首相の左右を固めていた秋元康氏、見城徹氏との関係の深さだ。

 これまで本サイトでは安倍首相とこの2人との“癒着”を記事にしてきたが、やはり、いっしょに「組閣ごっこ」をやるほど親しかったのである。

 しかも、秋元、見城両氏はたんにプライベートで親しいというだけでなく、安倍首相の推し進めている政治に深く関与している。2人のやっていることがいかに危険か、本サイトの記事を読んで、ぜひたしかめてほしい。
(編集部)

▽安倍首相と秋元康氏の関係を指摘した記事

AKBを安倍首相と自衛隊に提供…注意!秋元康が愛国ビジネスを展開中
http://lite-ra.com/2014/11/post-627.html

秋元康の総合演出決定? 東京五輪に椎名林檎が“日本が恥かく”と危機感表明
http://lite-ra.com/2015/01/post-823.html

AKB「僕たちは戦わない」は反戦歌か? ぱるるの「イスラム国問題がテーマ」発言に疑問
http://lite-ra.com/2015/05/post-1110.html

▽安倍首相と見城徹氏に関する記事

メディア工作も? 幻冬舎・見城社長と安倍首相のただならぬ関係
http://lite-ra.com/2014/07/post-280.html

官邸の圧力!?『報道ステーション』で安倍批判をした古賀茂明が番組を降ろされた!
http://lite-ra.com/2015/02/post-869.html

朝日新聞の次は『報道ステーション』がやられる!? 古舘降板、番組終了も
http://lite-ra.com/2014/10/post-550.html

少年Aの手記の仕掛人は幻冬舎・見城徹だった! 自社では出さず太田出版に押し付け!?
http://lite-ra.com/2015/06/post-1197.html


http://www.asyura2.com/15/senkyo187/msg/531.html

記事 [政治・選挙・NHK187] 「県民の強姦の方が…」百田氏発言はもっとカゲキ(日刊スポーツ)
「県民の強姦の方が…」百田氏発言はもっとカゲキ
http://www.nikkansports.com/general/news/1498123.html
2015年6月26日22時46分 日刊スポーツ


 安倍晋三首相に近い自民党の若手議員による25日の勉強会で講師を務めた作家の百田尚樹氏が、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)に関し「飛行場の周りに行けば商売になるということで(人が)住みだした。そこを選んで住んだのは誰なのかと言いたくなる」と語っていたことが分かった。出席者が26日、明らかにした。

 百田氏は「飛行場の地主は年収何千万円だ。六本木ヒルズとかに住んでいる」とも指摘。「ですから基地が移転したら、えらいことになる」と述べた。

 同時に米兵よりも沖縄県民による強姦(ごうかん)事件の発生率の方が「はるかに高い」と説明した。

 日本の高校生が街で女性に性的暴行をした場合を例に挙げ、在籍校を街から撤去させるのかと疑問を呈し「米兵が少女を犯したら米兵は出て行けと言うのか」と述べた。

 26日の衆院平和安全法制特別委員会で、百田氏のこうした発言を取り上げた民主党の寺田学衆院議員は「違和感がある」「信じ難い」と不快感を表明した。

 加藤勝信官房副長官は特別委で、自身も参加したこの勉強会について「心を打つ政策を立案し、実行する知恵と力を習得することを目的として開催された」と答弁した。

 25日の自民党若手勉強会での主な発言要旨は次の通り。

 ▽作家の百田尚樹氏 (政府は安全保障関連法案に関して)国民に対するアピールが下手だ。気持ちにいかに訴えるかが大事だ。

 ▽出席議員 マスコミをこらしめるには広告料収入がなくなることが一番だ。われわれ政治家には言えない。ましてや安倍晋三首相は言えないが、文化人、民間人が経団連に働き掛けてほしい。

 ▽井上貴博衆院議員 青年会議所の理事長のときにマスコミをたたいてみた。日本全体でやらないといけないことだが、広告料収入、テレビの提供スポンサーにならないことが一番こたえるということが分かった。経団連も商工会も「子どもたちに悪影響を与えている番組ワースト10」とかを発表して、それに(広告を)出している企業を列挙すればいい。

 ▽別の出席議員 関連だが、沖縄の特殊なメディア構造を作ってしまったのは戦後保守の堕落だった。左翼勢力に完全に乗っ取られている。

 ▽百田氏 沖縄の2つの新聞はつぶさないといけない。あってはいけないことだが、沖縄のどこかの島が中国に取られれば目を覚ますはずだ。米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)は田んぼの中にあった。周りに行けば商売になるということで(人が)住みだした。騒音がうるさいのは分かるが、選んで住んだのは誰なのかと言いたくなる。基地の地主は年収何千万円だ。六本木ヒルズとかに住んでいる。ですから基地が移転したら、えらいことになる。沖縄に住む米兵が犯したよりも、沖縄県民自身が起こしたレイプ犯罪の方が、はるかに率が高い。左翼の扇動に対して立ち向かう言葉とデータをもって対抗しないといけない。(共同)



http://www.asyura2.com/15/senkyo187/msg/532.html

記事 [政治・選挙・NHK187] 朝まで生テレビ!激論!若手政治家が日本を変える?! 田原総一朗が激怒「自民党、公明党が出てこない!」


朝まで生テレビ! 激論!若手政治家が日本を変える?! 2015年06月26日


2015 06 27 朝まで生テレビ「与党欠席」冒頭説明部分


2015/06/27 朝生 田原総一朗 1/3


2015/06/27 朝生 田原総一朗 2/3


2015/06/27 朝生 田原総一朗 3/3



朝まで生テレビ!
http://www.tv-asahi.co.jp/asanama/contents/theme/0063/

2015年6月26日(金)
深夜1:25〜4:25


今回のテーマ
激論!若手政治家が日本を変える?!


若手国会議員がスタジオに集結!
戦後70年、未来の総理(?)に問う!
 
安保法制、格差・貧困、少子高齢化、年金…
憲法改正、消費増税、経済成長、国の借金…
   
ド〜する?!日本の政治
ド〜する?!日本の未来
この国をどこに導くのか?!
 
若手政治家と気鋭の論客が徹底討論!
番 組 進 行:渡辺 宜嗣(テレビ朝日キャスター)
村上 祐子(テレビ朝日アナウンサー)
司   会:田原 総一朗
パネリスト:小西洋之(民主党・参議院議員1期、元総務官僚 72生)
宮崎岳志(民主党・衆議院議員2期、元群馬・上毛新聞記者 70生)
安井美沙子(民主党・参議院議員1期、元東京財団研究員 65生)
川田龍平(維新の党・参議院議員2期、元議員秘書、元薬害エイズ事件原告 76生)
重徳和彦(維新の党・衆議院議員2期、元総務官僚 70生)
宮本徹(日本共産党・衆議院議員1期 72生)
松田公太(元気代表・参議院議員1期、タリーズコーヒージャパン創業者 68生)
 
猪瀬直樹(作家、前東京都知事 46生)
荻上チキ(評論家、Webメディア「シノドス」編集長 81生)
荻原博子(経済ジャーナリスト 54生)
杉村太蔵(タレント、元衆議院議員 79生)


            ◇


『朝まで生テレビ!』を自民・公明の全議員がドタキャン! 安保法制論議から逃走の無責任
http://lite-ra.com/2015/06/post-1224.html
2015.06.27. リテラ



逃亡与党に田原総一郎もご立腹!(テレビ朝日『朝まで生テレビ!』番組サイトより)


「自民党、公明党が出てこない」


 6月26日深夜放送の『朝まで生テレビ!』(テレビ朝日)、冒頭で司会の田原総一朗が苦々しく言った。この日の放送では「激論!若手政治家が日本を変える?! 若手国会議員がスタジオに集結! 戦後70年、未来の総理(?)に問う!」と題して、与野党の若手議員が安保法制を中心に討論する予定だったのだが、出演したのは民主党ら野党議員のみ。なんと、自民党と公明党の議員は一人たりとも姿をあらわさなかったのだ。


 田原は冒頭の台詞に続き「安保法制の議論が、そうとう際どくなってる。しかも、わりに自民党も最初はね、簡単に番組に出そうだった。出ると言っては断る、出ると言っては断る(ということがあった)」と指摘。さらには番組プロデューサーを呼び出して、その“与党出演拒否”の経緯を説明させた。


 その説明によれば、『朝生』は、事前に30名以上の自民党議員に出演をオファーしたが、すべて断られてしまったという。さらに自民党広報部に取りまとめを求めるも、やはり「都合がつかない」ということで出演はゼロ。しかも公明党に至っては、「自民党と足並みをそろえたい」という意味不明の理由で出演を断ってきたのだという。田原も「なんで公明党も出ないんだろ、自民党の子分でもあるまいし」と批判したが、やはり、この“出演拒否”には裏があったことがわかっている。


 実は、自民党の河野太郎議員が23日、自身のブログで、こんなやりとりを明かしていたのだ。


〈あるテレビ局の記者が、議員会館の私の部屋で油を売っている。
「週末の番組に自民党の若手議員をよんで安保法制について議論をしてもらう企画をしているんです。」
「へーえ、おもしろそうじゃん。でも野党はよばないの」
「いや、野党の若手もよんで討論みたいな企画なんです。」
「自民党は誰がでるの。」
「声はいろいろかけてるんですけど、党本部から出演が禁止されたみたいで、まだ誰もOKしてくれないんです。」
「じゃ、俺が出ようか。」
「いや、若手議員に出てもらおうという企画なんで。」
 ふん、どうせ四捨五入すれば私は百歳だよ。〉


 この「企画」はどう見ても『朝生』のこと。ようするに、自民党本部から議員に“出演禁止”が指示されていたのだ。つまり、何十人もが口をそろえて「都合がつかない」というのは真っ赤なウソ。安保法制をめぐって形勢不利とみた自民党が、生放送の議論から逃げ出していたのである。


 だが、前述の『朝生』プロデューサーによれば、それでも、25日の夕方になって一人だけ自民党議員が出演を応諾していたという。ところが、この議員も結局、26日の番組が始まる直前に「体調不良で病院にいくので深夜の番組には出られない」という理由でドタキャンしてきた。


 番組では名前は出さなかったものの、この議員は秋元司議員と言われている。おそらく、24日の自民党若手議員の会合「文化芸術懇話会」での「マスコミを懲らしめる」発言が問題になって、これを蒸し返されたくない自民党が秋元議員に「何があってもテレビにでるな!」と圧力をかけたのだろう。


 安倍政権と自民党はこの間、メディアで政府や与党の言い分よりも野党の意見や政権批判のほうが少しでも多く取り上げられると、即座に抗議し、「偏向」「公正さに欠ける」などと圧力をかけてきた。昨年末の衆院選のときにも〈選挙時期における報道の公平中立ならびに公正の確保についてのお願い〉という通達を各テレビ局に出して、政府自民党の主張を取り上げるよう要求してきた。


 それが、一転、自分たちの提出した法案が穴だらけで、まともな説明ができないことが判明すると、メディア側が政策説明の時間を与えるといっているのに、それを拒否。できるだけ国民に説明する機会を減らして逃げ切ろう、というのである。


 そして、自分たちだけで「非公開な勉強会」を開催し「マスコミを懲らしめるには広告料収入がなくなるのが一番」とか「テレビのスポンサーにならない。これが一番こたえる」などと卑劣な手段を話し合っている。


 これが国民に選ばれた政治家のやることだろうか? いや、自民党はすでに民主主義国家の政党であることをやめているのかもしれない。こんな連中にこの国を任せておいていいのか、国民は真剣に考えるべきである。
(野尻民夫)




http://www.asyura2.com/15/senkyo187/msg/533.html

記事 [政治・選挙・NHK187] <速報>自民党が木原稔青年局長を更迭へ!勉強会のメディア規制発言に批判が殺到して対応
【速報】自民党が木原稔青年局長を更迭へ!勉強会のメディア規制発言に批判が殺到して対応
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-6988.html
2015.06.27 11:44 真実を探すブログ



☆自民党が木原稔青年局長を更迭へ 
URL http://www.47news.jp/FN/201506/FN2015062701001329.html
引用:
自民党は、報道機関への批判が噴出した党若手議員勉強会代表の木原稔青年局長を更迭の方針。党幹部による。
:引用終了


☆沖縄2紙、作家・百田尚樹氏に抗議声明


☆安倍晋三「百田に代ってお詫びはできない」【文化芸術懇話会問題】寺田学 /午後【全】


☆「報道規制発言」で波紋、自民党は陳謝


最近の自民党にしては思い切った対応をしましたね。やはり、この発言は安倍政権でも擁護不可能と判断されたのでしょう。
ところで、一緒に便乗して騒いでいる衆議院議員の長尾たかし氏らも放置しているのは不味いと私は思いますよ。是非とも木原稔青年局長以外のメンバーにも厳しい対応をして欲しいところです。




http://www.asyura2.com/15/senkyo187/msg/534.html

記事 [政治・選挙・NHK187] 「米兵よりも沖縄県民による強姦事件の発生率の方が『はるかに高い』」(百田尚樹)。クズ中のクズ発言はこれだね。
http://kuronekonotango.cocolog-nifty.com/blog/2015/06/post-d460.html
2015年6月27日 くろねこの短語


「米兵よりも沖縄県民による強姦事件の発生率の方が『はるかに高い』」(百田尚樹)。クズ中のクズ発言はこれだね。こんな差別発言をありがたく拝聴したクズ議員も同罪だ。


 レレレのシンゾーのお稚児議員たちの勉強会「文化芸術懇談会」と、そこに講師としてふんぞり返っていた売文業の百田センセイが、だだいま炎上中。さすがに、新聞・TVもこれを見過ごしちゃ沽券に関わると思ったのかどうかは定かではないけど、各社社説なんかで反撃してます。で、「文化芸術懇談会」っていう意味不明なルーミングの勉強会における発言もつぶさに報道されて、いかに卑しい議論が行われていかが暴露されちゃいました。いい気味です。

 なかでも、売文業の百田センセイが、「たかじん委員会」のノリでブイブイかましてくれてます。昨日のエントリーで紹介した「沖縄の二つの新聞はつぶさないといけない。あってはいけないことだが、沖縄のどこかの島が中国に取られれば目を覚ますはずだ」の他にも、こんな具合です。

「(米軍普天間飛行場は)もともと田んぼの中にあり、周りは何もなかった。基地の周りに行けば商売になると、みんな何十年もかかって基地の周りに住みだした」

「基地の地主さんは年収何千万円なんですよ、みんな。ですからその基地の地主さんが、六本木ヒルズとかに住んでいる。大金持ちなんですよ」

「米兵よりも沖縄県民による強姦事件の発生率の方が『はるかに高い』」

 すべてクズだけど、最後の「強姦云々」は、これはもう政治的な発言というより、ただの差別意識の発露です。卑しい品性がそのまま出ちゃった、唾棄すべき(いや〜、我れながら70年代してます)発言ですね。こうした発言をなんの躊躇もなく聞き流していたお稚児議員たちも、その品性下劣において同罪です。にしても、この発言にあまのりスポットをあてようとしない新聞・TVは、ひょっとしてレレレのシンゾーによる夜毎の接待がきいてるのか・・・なんて妄想もしたくなるというものだ。

・「県民の強姦の方が…」百田氏発言はもっとカゲキ
 http://www.nikkansports.com/general/news/1498123.html

・百田氏発言:沖縄2紙が共同抗議声明
 http://mainichi.jp/select/news/20150627k0000m040086000c.html?fm=mnm

 それはともかく、品性といえば、ママチャリ野郎・谷垣君は、「メディアに対して批判、反論はあっていいが、主張の仕方にも品位が必要だ」って苦言を呈したってんだが、この男は何言ってんだろうね。これは「品位」の問題ではないよ。「心根」の問題で、政治家として致命的な発言なんだよね。言っていいことと悪いこと、って生やさしいレベルでもありません。与党の幹事長、しかも総理経験者というセンセイからしてこの体たらくだもん、腐りきってるんだね、自民党ってのは。

 でもって、レレレのシンゾーなんだが、ちょうど国会中継を観てたら、この問題を追求されとりました。その答弁というのがたまげたもんで、「その方になりかわって勝手におわびすることはできない。発言する人物のみが責任を負うことができる」だとさ。「私が最高責任者」「私が総理大臣」なんてことを日頃はほざいてるくせに、テメーの手下の不始末を問いただされて、こんなボケナス発言してるんだから、まったくハンチクな野郎だ。

・自民勉強会問題:首相、弁明に終始「襟正す」…安保特委
 http://mainichi.jp/select/news/20150627k0000m010079000c.html?fm=mnm

 最後に、憲法改正を推進する勉強会「文化芸術懇談会」のメンバーはこいつらです。スピードスケートの堀井学もいます。というわけでお後がよろしいようで。

衆議院

青山周平 愛知12区 比例復活(清和会) 
池田佳隆 愛知3区 比例復活(清和会) 
石川昭政 茨城5区 比例復活(無?)
井上貴博 福岡1区 追加公認(麻生派) 
大岡敏孝 滋賀1区 (二階派) 
大西英男 東京16区 (清和会) 
大西宏幸 大阪1区 比例復活(宏池会) 
岡下昌平 大阪17区 比例復活(二階派)
鬼木誠  福岡2区 (石原派) 日本会議 
加藤勝信 岡山5区 (額賀派) 日本会議 
木原稔  熊本1区 (額賀派) 日本会議 
熊田裕通 愛知1区 (大島派) 
今野智博 埼玉11区 比例復活(清和会) 
酒井学  神奈川5区 (無) 
佐々木紀 石川2区 (清和会) 
白須賀貴樹 千葉13区 (清和会) 
薗浦健太郎 千葉5区 (麻生派) 日本会議 
高鳥修一 新潟6区 (清和会) 日本会議 
谷川とむ 大阪19区 比例復活(清和会) 
田畑裕明 富山1区 (清和会)
長尾敬  大阪14区 比例復活(清和会) 
萩生田光一 東京24区 (清和会) 日本会議
藤原崇  岩手4区 比例復活(清和会)
星野剛士 神奈川12区 (清和会) 
堀井学 北海道9区 (清和会) 
宗清皇一 大阪13区 (無?) 
前田一男 北海道8区 比例復活(清和会) 
松本洋平 東京19区 (二階派) 日本会議 
宮川典子 山梨1区 比例復活(麻生派) 
宮沢博行 静岡3区 (清和会)
武藤貴也 滋賀4区 (麻生派) 
簗和生 栃木3区 (清和会) 
山下貴司 岡山2区 (無?) 
山田賢司 兵庫7区 (麻生派) 

参議院

滝波宏文 福井県選挙区 (清和会)
長峯誠 宮崎県選挙区 (清和会)  
宮本周司 比例区 (清和会) 



http://www.asyura2.com/15/senkyo187/msg/535.html

記事 [政治・選挙・NHK187] なぜメディアは立ち上がらない。野党は安倍政権を追い詰めない  天木直人(新党憲法9条)
なぜメディアは立ち上がらない。野党は安倍政権を追い詰めない
http://new-party-9.net/archives/1993
2015年6月27日 天木直人のブログ 新党憲法9条


 報じられている内容を知れば知るほど酷い。

 自民党勉強会における暴言の数々だ。

 沖縄二紙が抗議声明を出した。

 しかし、これは沖縄二紙だけの問題ではない。

 メディア全体に対する挑戦だ。

 なぜ朝日、読売の二大紙はメディアを代表して立ち上がらないのか。

 新聞・民放労連が抗議声明を出した。

 しかし、これは労働組合の問題ではない。

 広告収入を締め上げて会社を潰すと言っているのだから経営者が抗議する問題だ。

 なぜメディアは立ち上がらない。

 安倍首相は「事実とすれば遺憾だ」と言った。

 ふざけた答弁だ。

 調べれば事実である事はすぐわかる。

 「遺憾である」では済まない。

 みずからの身内がとった言動だ。

 安倍首相みずからの責任が問われているのだ。

 安倍政権の責任に直結する問題だ。

 もしこの言動が放置されるなら、あらゆる言動が許される事になる。

 自民党勉強会における暴言事件は、この国のメディアの安倍政権迎合の果てである。

 安倍暴走を止められないこの国の野党不在の行き着く先である(了)


http://www.asyura2.com/15/senkyo187/msg/536.html

記事 [政治・選挙・NHK187] <チマチョゴリ>報道ステーションにも登場した若者デモ団体SEALDsはしばき隊系なのか共産党の下部組織なのか、どっち?
報道ステーションにも登場した若者デモ団体SEALDs。
「韓国系キリスト教組織」や「のりこえねっと」と同じで、いろいろ裏があるんですね。

原子力規制委員会の田中委員長も民青出身でしたっけ。


★画像【報道ステーション】若者デモ団体SEALDsとして出演していた伊勢桃李、日本共産党・池内さおりとツーショット チマチョゴリも着用
http://brief-comment.com/blog/news/50082/

報道ステーションに若者デモ団体SEALDsとして出演されていた伊勢桃李さん。
安倍総理をヒトラーに見立てた絵を貼ったドラムを叩く下衆アピールの共産党の池内さおりさんとのツーショット。とチマチョゴリを着て嬉しそうな図。えーと..日本人? pic.twitter.com/8naLKsGoiC

★SEALDs≒民青とほなみさん #戦争したくなくてふるえる #本当に止める
http://togetter.com/li/837840

赤旗国民運動部 @akahatakokumin 2015-05-14 19:15:53
SEALDs(シールズ、自由と民主主義のための学生緊急行動)などの若者たちによる戦争立法閣議決定に抗議する官邸前行動に、日本共産党の池内さおり衆院議員、吉良よし子参院議員が駆けつけました。 pic.twitter.com/hB9yV3IzsH

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ガイ・フォークス @busayo_dic 2015-06-23 07:00:08
日本共産党・民青同盟悪魔の辞典+ キンピー問題笑える査問録音公開中 : SEALDsを仕切っているのは、民青委員長田中悠ですたw kinpy.livedoor.biz/archives/52138…


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坂口 恭大 @zelkova0317 2015-06-17 04:49:48
@masanari_iida @SEALDs_Kansai 他にもある方が指摘していたが、このSEALDsなる団体には、琉大闘争で学生寮を襲って惨殺した奴らの同胞がいっぱい参加しているので。
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https://twitter.com/catbsky/status/612173171391754240
chie ‏@chiifarma 6月19日
chieさんがリツイートしました SEALDs
#報道ステーション

やはりそうか。
本日の#報道ステ出演の国会議事堂前の座り込み大学生は共産党別組織のこいつら↓
https://twitter.com/SEALDs_jpn/status/611700393937014788

若い世代が多く#安保法制に反対しているとの印象付け。
辺野古の抗議活動にも参加していたね。

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Cat in the Blue Sky
‏@catbsky
’@chiifarma 報ステがチヤホヤしているSEALDs(自由と民主主義のための学生緊急行動 )って、SASPLの後継団体でしばき隊系ですね。
ツイッター垢にアクセスしてみましょう。私は既にブロックされている。私のフォロワーさんの多くもブロックされているはず。


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雅 桃一 ‏@nHEwNEWTnf2B6al 6月20日
@catbsky @chiifarma
横から失礼します。SEALDsはやはりしばき系列でしたか。私は人から民青がバックにいると聞いておりました。
シバき関係のツイートが忙しかったのでそれらも関係しているとは思っていましたが。。。

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Cat in the Blue Sky ‏@catbsky 6月20日
’@nHEwNEWTnf2B6al @chiifarma SEALDsのフォロー先を見れば、しばき隊がゾロゾロ出てきます。しばき隊と共産党は共闘関係にありますから、「民青がバック」も間違いではありませんが、主力は在日の学生じゃないかと思いますね。

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Cat in the Blue Sky ‏@catbsky 6月20日
しばき隊とその派生団体
左翼の常套手段として、やたら大量に組織を立ち上げて勢力を大きく見せるものの、所詮、同じ面子がやっているのでワンパターンに陥り一目瞭然ですね。
黒白のデザインしかり、英語を多様し、「ブロックやっちゃうよ」を共用

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Cat in the Blue Sky ‏@catbsky 6月20日
報ステが特集したSEALDsの奥田愛基って、昨年SASPLを名乗って特定秘密保護法に反対していた学生。
しばき隊や共産党と繋がっている学生を、その背景も説明せず「今どきの学生」だと紹介するテレビ朝日は、報道機関としてアウトですね。

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Cat in the Blue Sky ‏@catbsky 6月20日
SEALDsの奥田愛基くんは辺野古にまでご出張。
もう立派なプロ市民。しばき隊で東大中退した手塚空容疑者と同じですね。
報ステが過激左翼団体の関係者をヒーロー扱いするなんてBPO審議ものですが、BPOには香山リカがいるんだよね(鬱) pic.twitter.com/A1GvquGC7J


https://twitter.com/catbsky/status/613837569239814148
Cat in the Blue Sky
‏@catbsky
SASPLやSEALDsのデモに夢中になった結果がコレ。
大学中退。
奥田愛基はいい。パパの教会を継げる。
民青メンバーいい。共産党員として生きるのだから。
でも一般の学生はどうなるの?
しばき隊の野望の踏み台にされるだけ。


http://www.asyura2.com/15/senkyo187/msg/537.html

記事 [政治・選挙・NHK187] 自民若手&百田の問題発言の波紋が広がる〜ヒドい発言内容が次々と明るみに(日本がアブナイ!)
http://mewrun7.exblog.jp/23331136/
2015年 06月 27日

前記事『自民若手がメディア支配を提言+政権批判のメディアは懲戒&異論の勉強会は中止http://mewrun7.exblog.jp/23325794/』のつづきを・・・。

 25日に開かれた自民党の安倍シンパ議員のグループの勉強会で、議員や講師からトンデモ問題発言が相次いで出ていたことが発覚。
 安倍自民党は、今月4日の憲法審査会で自民党推薦の憲法学者が、安保法制を違憲だと述べたことで、ゴール前の失態&反則PKを与えたばかりなのだけど。今回も、めっちゃ痛い反則PKになりそうだ。(@@)

<何故、オウンゴールではなくて、反則PKにたとえるかと言えば、いくら安倍自民党が反則を犯しても、メディアや野党がそれをしっかり追及して、国民の多くが安倍批判、安保法制反対に傾かなければ、そして、安倍総裁の再選を阻むとか、安保法制の今国会成立阻止につなげるなどの結果(=PKゴール)を出せなければ、何の意味もないわけで。安倍自民党は、反則をうまく挽回して、しっかりとゴールを守ったことになってしまうので。(-"-)>

 正直なところ、mewは「また一部の新聞やTVがちょこっと報道するだけとか、野党が抗議してもスル〜されて終わっちゃうのかな〜」と思っていたところがあったのだけど。
 でも、昨日26日の衆院安保特別委(TV中継つき)で、民主党や維新の党などの議員がかなり長い時間をとって、この発言を詳しく取り上げて追及。それもあってか、多くの新聞やTV局もこの問題を報じたため、思いのほか大きな波紋を広げようとしている。(**)

<安倍首相は発言の確認をスル〜しようとしたのだが。浜田委員長が昼休みに問題発言に関して確認し、野党が指摘した内容の発言がなされたのを認めたことが大きかった。この点は、浜田委員長を評価したい。(++)>
 
* * * * *

 で、mewが昨日の朝、前記事を書いた時には、まだ情報が少ししか出ていなかったのだけど。その後、勉強会でさらに様々な問題発言がなされていたことがわかったので、まずはそれらをご紹介したい。(・・)

『「マスコミ懲らしめるには…」文化芸術懇話会の主な意見
朝日新聞デジタル 6月26日(金)

 25日に開かれた自民党文化芸術懇話会で出た主な意見は次の通り。

●大西英男衆院議員(東京16区、当選2回)

 「マスコミを懲らしめるには、広告料収入がなくなるのが一番。政治家には言えないことで、安倍晋三首相も言えないことだが、不買運動じゃないが、日本を過つ企業に広告料を支払うなんてとんでもないと、経団連などに働きかけしてほしい」

●井上貴博衆院議員(福岡1区、当選2回)

 「福岡の青年会議所理事長の時、マスコミをたたいたことがある。日本全体でやらなきゃいけないことだが、スポンサーにならないことが一番(マスコミは)こたえることが分かった」

●長尾敬衆院議員(比例近畿ブロック、当選2回)

 「沖縄の特殊なメディア構造をつくったのは戦後保守の堕落だ。先生なら沖縄のゆがんだ世論を正しい方向に持っていくために、どのようなアクションを起こすか。左翼勢力に完全に乗っ取られている」

 ●百田尚樹氏

 「本当に沖縄の二つの新聞社は絶対つぶさなあかん。沖縄県人がどう目を覚ますか。あってはいけないことだが、沖縄のどっかの島でも中国にとられてしまえば目を覚ますはずだ」

 「もともと普天間基地は田んぼの中にあった。周りに何もない。基地の周りが商売になるということで、みんな住みだし、今や街の真ん中に基地がある。騒音がうるさいのは分かるが、そこを選んで住んだのは誰やと言いたくなる。基地の地主たちは大金持ちなんですよ。彼らはもし基地が出て行ったりしたら、えらいことになる。出て行きましょうかと言うと『出て行くな、置いとけ』。何がしたいのか」

 「沖縄の米兵が犯したレイプ犯罪よりも、沖縄県全体で沖縄人自身が起こしたレイプ犯罪の方が、はるかに率が高い」

 「政治家というのは、理念、信念、大事ですが、言葉が大事だ。戦争と愛については何をしても許されるという言葉があるが、政治家もある程度『負』の部分はネグったらいい。いかに心に届くか。その目的のためには多少……もちろんウソはダメですが」』 

☆  ★  ☆  ★  ☆  ★  ☆

『首相と親しく、最初の講師に選ばれた百田尚樹氏は、報道陣に公開された冒頭で「反日とか売国とか、日本をおとしめる目的で書いているとしか思えない記事が多い」とマスコミ批判を展開。議員は「そうだ!」と盛り上がった。
 その後、会合は非公開となった。出席者などへの取材によると、百田氏の講演が終わり、議員側との質疑応答に移ると、百田氏の冒頭発言が呼び水となったかのように、報道規制を正当化する発言が相次いだ。

 大西英男衆院議員(東京16区)は「マスコミを懲らしめるには、広告料収入がなくなるのが一番。日本を過つ企業に広告料を支払うなんてとんでもないと、経団連などに働きかけしてほしい」。井上貴博衆院議員(福岡1区)が「福岡の青年会議所理事長の時、委員会をつくってマスコミをたたいた。日本全体でやらなきゃいけないことだが、テレビのスポンサーにならないのが一番こたえることが分かった」と続けた。
 これに対し、百田氏は「新聞よりテレビだ。五つの民放が、自由競争なしに地上波という既得権益を手放さない」などと応じた。(朝日新聞15年6月26日)』

* * * * *

『参加者などによると、長尾氏は沖縄メディアへの批判を展開した上で「もはやタイムスと新報の牙城の中で沖縄世論のゆがみ方がある。先生ならばこの世論を正しい方向に行くためにどういうアクションを取るか」などと百田氏に質問した。百田氏はこれに答える形で「沖縄2紙はつぶさないといけない」などと答えていた。長尾氏はさらに沖縄に対して「沖縄の特殊なメディア構造をつくってしまったのは戦後保守の堕落だった」とも述べた。

 百田氏は長尾氏らの質問に対し「もともと普天間基地は田んぼの中にあった。基地の周りに行けば商売になるということで、どんどん基地の周りに人が住みだした」などと米軍相手の商売目的で普天間飛行場の近隣に住民が住み着いたとの誤った認識を語った。「沖縄の米兵がレイプ事件を起こすことがある。けれども米兵が起こしたその犯罪者よりも、沖縄人全体で、沖縄人自身が起こしたレイプ犯罪の方がはるかに率が高い」などと述べ、県民を蔑視する発言もしていた。(琉球新報15年6月26日)』

『安倍晋三首相に近い自民党の若手議員による25日の勉強会で講師を務めた作家の百田尚樹氏が、米軍普天間飛行場に関し「飛行場の周りに行けば商売になるということで(人が)住みだした。そこを選んで住んだのは誰なのかと言いたくなる」と語っていたことが分かった。出席者が26日、明らかにした。
 百田氏は「飛行場の地主は年収何千万円だ。六本木ヒルズとかに住んでいる」とも指摘。「ですから基地が移転したら、えらいことになる」と述べた。
 同時に米兵よりも沖縄県民による強姦事件の発生率の方が「はるかに高い」と説明した。(共同通信15年6月26日))

<もし飛行場の地主が年収何千万円も得ているのが本当だとしたなら、それは飛行場を作った場所が、もともとその地主が所有する土地だったから。つまりは、商売目的で普天間に来た人ではなくて、もともとその場所に土地を所有していた&おそらく住んでいた人だってことでしょ?(・・)
 普天間飛行場の周辺に住んでいる人の中には、もともとその地域に住んでいた人も少なからずいることがわかっているし。沖縄戦で家を失った人たちの民間の収容所があったことから、そのまま移り住んだ人もいるとのこと。みんなが商売のために、飛行場の周辺に集まったわけじゃないんだよね。(-"-)>

* * * * *

『26日の衆院平和安全法制特別委員会でも、この勉強会でのやりとりについての質疑があり、審議が一時中断するなど紛糾する場面もあった。同日午後の委員会で浜田靖一委員長は「確認したところ、そのような趣旨の発言があったことが分かった。甚だ遺憾だ」と事実関係を認めた。
 一方、安倍晋三首相は同委員会で事実関係を確認していないとした上で「報道が事実なら大変遺憾だ」と述べたが、謝罪はなかった。(琉球新報15年6月26日)』 

  冒頭にも書いたのだが。26日に開かれていた安保特別委で、午前中に民主党の寺田学氏が、安倍首相にこの件を質問したところ「報道内容を知らない」と答えたため、「昼休み中に確認しておいて欲しい」と要請したところ、安倍首相がこれを拒否。^_^;
<mewは、安倍くんがこの報道について知っていた&報道の内容の真否を既に確認していた可能性は極めて高いと思うんだけどな。(あくまでもmewの邪推ね。)>

 でも、この件は特別委の理事会でも問題になっていたらしく、浜田委員長が、昼休み中に、指摘された内容の問題発言がなされたのかどうか確認をとり、それを認めたことから、午後の審議はそれを前提に進んだのである。(・・)

 そして、この辺りのことは、詳しくは次回の記事に書きたいのだが。(このあと夜までちょこまか仕事があるので、もしかしたらアップするのは明日になっちゃうかも。)
 安倍首相は「事実なら遺憾」だと語ったものの、最後まで党総裁としての責任は認めず。しかも、自分の応援グループを擁護したい気持ちもあってか、「自民党は表現の自由を尊重するので、議員は自由に発言できる」となどの釈明を続けたのである。_(。。)_
 
 でもって、「そうか〜。安倍自民党は、ウラからスポンサーを押さえて、報道の自由を抑圧するこような(=報道の自由を認めないような)違憲の言動も認めちゃうんだね〜」「安倍官邸もメディア支配に力を入れているもんね〜」とぼやいていたmewなのだった。(@@)

                         THANKS


http://www.asyura2.com/15/senkyo187/msg/538.html

記事 [政治・選挙・NHK187] 何度でも書く。砂川売国判決を追及する議員は出て来ないのか  天木直人(新党憲法9条)
何度でも書く。砂川売国判決を追及する議員は出て来ないのか
http://new-party-9.net/archives/1995
2015年6月27日 天木直人のブログ 新党憲法9条


 これには驚いた。

 安倍首相がきのう(6月26日)の衆院安保法制特別委員会であらためて明言したというのだ。

 安保法制案は砂川判決の考えに沿ったもので、砂川判決は集団的自衛権行使容認が合憲である根拠たり得ると。

 さんざん議論された挙句、安倍首相自らもまた、最後まで砂川判決にこだわった。

 合憲の根拠だとここまで安倍首相が踏み込んだのは、私の記憶でははじめてだ。

 ならばどうしても国民の前で安倍首相には答えてもらいたい。

 田中耕太郎最高裁長官が自らマッカーサー駐日大使と密談を重ね、裁判情報を伝え、米国の意向に従って判決を下した事を知っているかと。

 それでも砂川判決は合憲の根拠になるのかと。

 砂川判決は安倍首相が目指す「美しい国」の司法が下す判決にふさわしいかのと。

 何度でも言う。

 これから9月末まで続く安保法制案に関する審議の中で、ただの一人も田中耕太郎の下した対米従属判決の違法、違憲性を問い詰める国会議員が出て来ないというのか。

 なぜだ、と。

 私の安保法制案国会審議に関する興味は、もはやこの一点に尽きる(了)



http://www.asyura2.com/15/senkyo187/msg/539.html

記事 [政治・選挙・NHK187] 読売新聞の大チョンボ 古賀茂明「日本再生に挑む」(週刊現代)

読売新聞の大チョンボ 古賀茂明「日本再生に挑む」
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/43933
2015.06.27 週刊現代 :現代ビジネス


安保法案が違憲であることが明白になった。安倍政権にたてつくことに及び腰なマスコミも、今頃になって政権監視の役割を果たしているフリを始めた。

そんな折、マスコミと安倍政権の「癒着」を示す大ニュースを発見した。

ことの発端は、老人などの消費者被害で問題化している訪問販売の規制強化の議論が、政府の消費者委員会特定商取引法専門調査会で始まったことにある。

現在、政府は、「特定商取引法」で、消費者被害が出やすい訪問販売について規制をしている。

その中の重要な柱が、「再勧誘禁止」(同法3条の2)。一度断られたら、再度勧誘してはいけないということだ。違反には行政処分もある。消費者から見れば当然のことだが、実際には、玄関口で断ってもなかなか帰らずにしつこく勧誘したり、一度帰っても再度勧誘に訪れたりということが横行している。その結果、気の弱いお年寄りが狙われて高額な契約を結んでしまうというような被害が出るのだ。

また、悪質なものでなくても、見ず知らずの人に静かなプライバシー空間での生活を邪魔されたくないという人も多い。

消費者庁の調査でも、実に96・2%の人が今後訪問勧誘を受けたくないと答え、過半数が、自らが要請していない訪問販売は禁止して欲しいと答えている。

そうした消費者の声を受けて、消費者庁は、訪問販売お断りを示すステッカー表示のある家への訪問を禁止する制度の導入を検討中だ。

もちろん、関連業界団体は猛反発し、族議員と所管官庁を使って裏で猛烈な反対運動を始めた。そんな業界の一つが新聞業界だ。新聞は販売部数が年々落ち込み、訪問販売で何とか下支えしている。これができなくなると死活問題だから、自民党などに強力な圧力をかけている。

表向きは「活字文化の維持」だが、そのためには迷惑な訪問勧誘も認めろというのだから、あまり分がある話ではない。

そうした焦りがあったのか、業界のドン読売新聞が大ポカを演じた。舞台は6月10日の消費者委員会特定商取引法専門調査会。読売新聞東京本社山口寿一社長が業界の利益を守ろうと失言をした。「断られたけれども(新聞を)とっていただくということも多々あるんですね」。

読売新聞は、断られても粘って勧誘をしている、つまり「再勧誘禁止」違反だととられかねない発言だ。これに気づいた委員達の間に失笑が漏れると、同社長は「笑わないで下さい」と制止し、その後長々と言い訳をした。その全てがビデオで公開されたのだ。

しかも、驚いたことに、同社は、山口俊一消費者担当大臣や河上正二消費者委員会委員長などに謝罪を求める抗議文を送り、その抗議文の写しを菅義偉官房長官にも送ったという。

違法行為ととられる失言を笑われて逆切れし、さらにマスコミの支配者、菅官房長官に言いつけた。「俺には菅がついてるんだぞ」という恫喝である。

前代未聞の大失態。しかし、公開の調査会に来ていた大手新聞はもちろん報道せず。自分達の利権のためにだんまりを決め込んだ。

安倍政権と癒着した日本の大新聞。どこまでも腐っている。

『週刊現代』2015年7月4日号より



http://www.asyura2.com/15/senkyo187/msg/540.html

記事 [政治・選挙・NHK187] 自民党勉強会の問題発言、報道ステーションも取り上げる!沖縄2紙が共同抗議声明!「報道の自由を否定する暴論」
自民党勉強会の問題発言、報道ステーションも取り上げる!沖縄2紙が共同抗議声明!「報道の自由を否定する暴論」
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-6983.html
2015.06.27 13:30 真実を探すブログ



☆百田発言:沖縄2紙が共同抗議声明
URL http://mainichi.jp/select/news/20150627k0000m040086000c.html
引用:
毎日新聞 2015年06月26日 21時44分(最終更新 06月26日 21時48分)


 百田尚樹氏の「沖縄の二つの新聞はつぶさないといけない」との発言を受け、沖縄県の地方紙の沖縄タイムスと琉球新報が26日、編集局長名で共同の抗議声明を発表した。


 ◇百田氏発言をめぐる共同抗議声明


 沖縄タイムス編集局長・武富和彦


 琉球新報編集局長・潮平芳和


 百田尚樹氏の「沖縄の2つの新聞はつぶさないといけない」という発言は、政権の意に沿わない報道は許さないという“言論弾圧”の発想そのものであり、民主主義の根幹である表現の自由、報道の自由を否定する暴論にほかならない。


 百田氏の発言は自由だが、政権与党である自民党の国会議員が党本部で開いた会合の席上であり、むしろ出席した議員側が沖縄の地元紙への批判を展開し、百田氏の発言を引き出している。その経緯も含め、看過できるものではない。
:引用終了


☆自民勉強会「メディア規制すべき」発言に、民主党が抗議(15/06/26)


☆自民若手、マスコミ「広告収入なくなるのが一番だ」(15/06/26)


↓26日の報道ステーションも取り上げる
























流石の百田氏もここまで炎上するとは思っていなかったようで、「あれは冗談」等と必死に弁解を繰り返していますね(苦笑)。沖縄タイムスと琉球新報の抗議声明は至極真っ当な内容であり、未だに謝罪や発言の撤回をしていない議員や百田氏は人間としてあまりにも酷いです。
彼らが言ったことは報道の自由やメディアその物の否定で、普通の民主国家では独裁に繋がる考え方だと言えます。


安倍首相の支持者や百田氏のファン達が「百田氏は影響力がない個人だから何を言っても良い。批判するのが間違え」等と言っていますが、現役の与党議員が何十人も参加している場所で「影響力がない」とはギャグなのでしょうか?
百田氏は数十人の与党議員に教える側の講師として招かれているわけで、どう見ても公的な影響力を保持しているように見えます。


更には与党議員からも報道規制を推奨する旨の発言が相次いで居ることから、言い逃れは不可能です。発言した議員たちはテレビの前で並んで頭を下げて謝罪すると同時に、自民党が何らかの処分をする必要があると私は思います。


        ◇


報道ステーション 20150626


関連記事
百田氏発言をめぐる沖縄2新聞社の共同抗議声明 沖縄タイムス編集局長・武富和彦、琉球新報編集局長・潮平芳和
http://www.asyura2.com/15/senkyo187/msg/514.html




http://www.asyura2.com/15/senkyo187/msg/541.html

記事 [政治・選挙・NHK187] これは戦前の話ではなく、21世紀の平成の御代に起こっている話ですよ (古村治彦の酔生夢死日記)
http://suinikki.blog.jp/archives/35224325.html

2015年06月26日

 古村治彦です。

 昨日は永田町の自民党本部で様々な「出来事」が起きていたようです。

 自民党本部では、「文化芸術懇話会」と「過去を学び『分厚い保守政治』を目指す若手議員の会」の勉強会が開催されることになっていたそうです。「文化芸術懇話会」は初会合で、ベストセラー作家・放送作家の百田尚樹氏を、「過去を学び『分厚い保守政治』を目指す若手議員の会」は、漫画家の小林よしのり氏を講演者として招待していたとのことです。

 「文化芸術懇話会」の初会合は無事に開催されましたが、「過去を学び『分厚い保守政治』を目指す若手議員の会」の会合は、「国会空転中」を理由にして中止となりました。どちらにも自民党所属の国会議員が出席しているのに、一方は開催され、もう一方は中止される、となると「おかしい」と思われるのは当然ですし、偶然だった、意図的ではなかったといってもそれは通らないくらいわからないでは政治なんてできませんから、両方開催、両方中止にするのが、機を見るに敏な政治家の皆さんの集まりである自民党なら当然です。自民党は、いつからこんなにアホ(関西弁的な愛らしい、良い意味も含まれるものではなく)と傲慢な、考えの足りない人間の集団になってしまったのでしょうか。

 この「文化芸術懇話会」は、“保守系文化人による「政権応援」を展開”してもらい、“憲法改正の国民投票まで見据え「自民党政権応援団」を増やす狙い”だそうです。そして、初会合では、百田尚樹氏を講師に迎えての講演会があったのですが、百田氏は早速、「沖縄の2つの新聞はつぶさないと」と発言しています。また出席者の中からは、

“出席議員からは、広告を出す企業やテレビ番組のスポンサーに働きかけて、メディア規制をすべきだとの声が上がった。

 出席者によると、議員からは「マスコミを懲らしめるには広告料収入がなくなるのが一番。経団連に働きかけて欲しい」「悪影響を与えている番組を発表し、そのスポンサーを列挙すればいい」など、政権に批判的な報道を規制すべきだという意見が出た”

ということです。

 この時代錯誤。インターネット上で展開されるネトウヨの与太話が「自由」(嘲笑)「民主」(呆笑)党の本部の一室で、「保守」言論人と「選良」とが「文化芸術懇話会」(何かの悪い冗談でしょうか)で真剣に展開されているというのはもはや喜劇、コント(スケッチ)です。私はこの文化芸術懇話会を「安倍ユーゲント」「安倍SS」と呼びたいと思います。荒っぽく言えば、今の自民党はナチスと同じです。

 自民党(の一部)がそのような考えなら、それをやっていただきましょう。その代り、まず芸術文化懇話会という勉強会に参加している、出席している議員たちの名前と選挙区を全て公表してください。「言論統制」「言論破壊」「言論封殺」を志向する議員たちであるという情報は選挙区内に住む有権者の次の選挙での投票行動に重要な判断材料になります。また、比例区のブロックに住む有権者にとっても、「自民党に入れた場合、当該の政治家が比例で通ってしまうこともあるな」という判断材料になりますから、比例区で自民党に投票するかどうかの重要な判断材料になります。

 また、情報はすぐに伝達されますから、どの企業がどのテレビ局の番組のスポンサーや新聞広告の出稿を取り止めたかはすぐに分かりますし、その前の番組や新聞記事の内容も分かりますから、是非自民党の要請が正しい思えば、経団連を通じての圧力に屈してください。消費者としてそこを判断して購買行動などに反映させることが出来ます。経団連所属の大企業は板挟みになってしまいますから、そこの点は同情しますが。まぁ経団連としては、企業経営の基本であるリスク分散をきちんとしておくべきでしょう。自民党にだけベットするというのは下策ですね。

 自民党の議員たちの劣化は全く止まりません。彼らは安倍晋三首相・自民党総裁にだけ目を向けているので、このような視野狭窄に陥った、とんでもないことを言い出すのです。有権者はこうした人たちに「マスコミを懲らしめる」などという思い上がったことを言ってもらうために議員にした訳ではありません。こうした政治家たちは忘れているのです、「自分たちが有権者に懲らしめられてしまう存在である」ということを。そのことを思い出させてあげないと、お互いの不幸になります。来年には参議院選挙が行われます。この時に是非その冷厳な事実を自民党の皆さんに味わっていただきたいものです。

(新聞記事転載貼り付けはじめ)

●「百田尚樹氏「沖縄の2つの新聞はつぶさないと」発言」

日刊スポーツ 2015年6月25日22時43分

http://www.nikkansports.com/general/news/1497679.html

 安倍晋三首相に近い自民党の若手議員約40人が25日、憲法改正を推進する勉強会「文化芸術懇話会」の初会合を党本部で開いた。

 安全保障関連法案に対する国民の理解が広がらない現状を踏まえ、報道機関を批判する意見が噴出した。講師として招いた作家の百田尚樹氏に助言を求める場面も目立った。

 出席者によると、百田氏は集団的自衛権の行使容認に賛成の立場を表明した上で、政府の対応について「国民に対するアピールが下手だ。気持ちにいかに訴えるかが大事だ」と指摘した。

 出席議員からは、安保法案を批判する報道に関し「マスコミをこらしめるには広告料収入をなくせばいい。文化人が経団連に働き掛けてほしい」との声が上がった。

 沖縄県の地元紙が政府に批判的だとの意見が出たのに対し、百田氏は「沖縄の2つの新聞はつぶさないといけない。あってはいけないことだが、沖縄のどこかの島が中国に取られれば目を覚ますはずだ」と主張した。

 懇話会は木原稔青年局長が代表で、首相側近の加藤勝信官房副長官や萩生田光一・党総裁特別補佐も参加した。

 出席者の一連の発言について、自民党中堅は「自分たちの言動が国民からどのような目で見られるか理解していない。安保法案の審議にマイナスだ」と指摘。公明党幹部は「気に入らない報道を圧力でつぶそうとするのは情けない。言葉を尽くして理解を求めるのが基本だ」と苦言を呈した。(共同)

●「「経団連に働きかけ、マスコミ懲らしめを」 自民勉強会」

朝日新聞電子版 2015年6月25日22時56分

http://www.asahi.com/articles/ASH6T5W6FH6TUTFK00X.html

 安倍政権と考え方が近い文化人を通し、発信力の強化を目指そうと、安倍晋三首相に近い若手議員が立ち上げた勉強会「文化芸術懇話会」(代表=木原稔・党青年局長)の初会合が25日、自民党本部であった。出席議員からは、広告を出す企業やテレビ番組のスポンサーに働きかけて、メディア規制をすべきだとの声が上がった。

 出席者によると、議員からは「マスコミを懲らしめるには広告料収入がなくなるのが一番。経団連に働きかけて欲しい」「悪影響を与えている番組を発表し、そのスポンサーを列挙すればいい」など、政権に批判的な報道を規制すべきだという意見が出た。

 初会合には37人が参加した。官邸からは加藤勝信官房副長官が出席し、講師役に首相と親しい作家の百田尚樹氏が招かれた。同会は作家の大江健三郎氏が呼びかけ人に名を連ねる「九条の会」などリベラル派に対抗するのが狙い。憲法改正の国民投票まで活動を続けたい考えだという。

●「保守系文化人「発信力を強化」 自民若手が勉強会発足へ」

朝日新聞電子版 2015年5月29日08時54分

http://www.asahi.com/articles/ASH5X566JH5XUTFK00T.html

 安倍晋三首相に近い中堅・若手自民党議員が6月に勉強会を立ち上げ、保守系文化人による「政権応援」を展開する。作家の大江健三郎氏が呼びかけ人に名を連ねる「九条の会」などリベラル派に対抗し、政権寄りの文化人や芸術家を講師に招いて、発信力を強化するのが狙いだ。

 勉強会「文化芸術懇話会」(仮称)の呼びかけ人は、自民党青年局長の木原稔衆院議員。東京都内で27日夜に開いた準備会合には、首相に近い加藤勝信官房副長官や萩生田光一・自民党総裁特別補佐を含む20人ほどが参加した。

 6月以降、党本部で定期的に会合を開く予定で、参加予定者の一人は「有名人に『首相のやっていることは正しい』と発信してもらえば、一気に広まる」と期待している。憲法改正の国民投票まで見据え「自民党政権応援団」を増やす狙いだという。(二階堂友紀)

●「小林よしのり氏「ああ、負けたんだなと」 勉強会中止」

朝日新聞 2015年6月26日05時06分

http://www.asahi.com/articles/ASH6T4RNHH6TUTFK00F.html

 25日の「過去を学び『分厚い保守政治』を目指す若手議員の会」で講演予定だった小林よしのり氏が、朝日新聞の取材に語った内容は以下の通り。

 勉強会の中止については「国会が空転しているから」という説明があっただけだ。その理由ならば、なぜ安倍首相シンパの会合は(同じ日に)できて、リベラル派の会合は開けないのか。「ああ、負けたんだな」と思う。小選挙区制によって、執行部の抵抗勢力になるのが怖くなったのでしょう。自民は全体主義になっている。

 安全保障法制をみても、安保環境の変化というのは、中国が怖いから対米追随を強めるんだ、と。つまり、安倍政権は、中国へのおびえから、立憲主義が崩壊するほど切迫した事態があるのだと言っているわけで、そんなのは強迫神経症だ。

 憲法を変えずにやって、さらに憲法を改正しようとしたら、国民は「まだ足らんのか」となり、国民投票で負けてしまう。改憲派のわしには、それじゃあ困る。安倍政権は取り返しのつかないことをやっているのだ。

(新聞記事転載貼り付け終わり)
http://www.asyura2.com/15/senkyo187/msg/542.html

記事 [政治・選挙・NHK187] 政治家の驚くべき無知ぶり。(日々雑感)
http://okitahidehito.blog.fc2.com/blog-entry-4933.html
2015/06/27 05:38

<安倍政権と考え方が近い文化人を通し、発信力の強化を目指そうと、安倍晋三首相に近い若手議員が立ち上げた勉強会「文化芸術懇話会」(代表=木原稔・党青年局長)の初会合が25日、自民党本部であった。

 出席議員からは、広告を出す企業やテレビ番組のスポンサーに働きかけて、メディア規制をすべきだとの声が上がった。

 出席者によると、議員からは「マスコミを懲らしめるには広告料収入がなくなるのが一番。経団連に働きかけて欲しい」「悪影響を与えている番組を発表し、そのスポンサーを列挙すればいい」など、政権に批判的な報道を規制すべきだという意見が出た>(以上「朝日新聞」から引用)

「文化芸出懇話会」の政治家たちは日本国憲法を読んだことがないのだろうか。自由な文化活動や表現の自由は勿論のこと、報道の自由は憲法で明確に保障されている。

 そうした基本的人権に関する最も重要な憲法の根幹をなす部分についての理解がまったく出来ていないと思わざるを得ない。国民の負託を受ける国会議員になる以前に、彼らは一人前の日本国民になっていない。

 しかも驚くべきはその場に作家たる百田氏が出席していて、言論や報道の自由を経団連を通して規制しようとする国会議員たちの暴論に対して、彼らの愚かな発言を窘めるのではなく「沖縄の二紙は潰さなあかん」と煽り発言をするとは何ということだろうか。

 彼こそは自由な諸権利に守られて作家活動を行って暮らしている最も日本国憲法の恩恵を受けている人たちの一人ではないだろうか。彼の作品に対していかなる反対意見があろうと、反対者の思想・信条の発表の自由を守るのが百田氏の立場ではないだろうか。

 そして政治家たる者は彼らの反対者の意を汲み、彼らの見識をさらに磨くヤスリとして歓迎すべきだ。安倍自公政権の暴走に対して自民党内から村上氏以外に批判する国会議員が現れないのはまさしく国会議員そのものの劣化に他ならない。公明党は宗教を名乗る特殊団体を支持母体とする特殊政党だから内部から批判は一切表面化しない、という特殊な環境にあるから論評する必要もない。

 巨大与党を形成する自公政権がこの体たらくでは日本の未来が危ぶまれる。「文化芸出懇話会」所属の政治家なら、むしろ特殊秘密保護法に反対する声明を出すべきではないだろうか。文化芸術と最も相容れないのは抑圧であり差別のはずだ。自由な表現発露こそが「文化芸出懇話会」の希求する命題であるべきだ。

 安倍自公政権が戦前の世界の何処でも武力行使できる「軍隊」を保持しようとし、その取り巻きたちが「思想信条の自由」を抑圧しようとしているとは、まさしく戦前への回帰に他ならない。安倍氏の標榜する「戦後レジュームからの脱却」とは戦前への回帰ということなのだろうか。

 安倍氏が違憲法案「戦争法案」を闇雲に今国会で成立させようとしているのは、ヒトラーがワイマール憲法に則った民主的手続きを装いながらナチス政権を樹立した手法と酷似している。その過程で宣伝相ゲッペルスは大嘘を何度も付き続けてマスメディアを抑圧・支配してドイツ国民を戦争へと駆り立てた。「文化芸出懇話会」の国会議員たちはさながらゲッペルスの役回りを果たそうとしているのだろうか。

 有権者たる日本国民は次の選挙で候補者たちの日本国憲法に対する見識を見極めなければならない。平然と日本国憲法を蔑にする候補者たちに議席を与える愚かなことを断じてやってはならない。

 まず、街宣で候補者たちに日本国民の基本的人権と戦争放棄規定を唱和させるべきだ。そうした日本国民として基本的な知識を有していることを確認してから、彼の所見を聴こうではないか。


http://www.asyura2.com/15/senkyo187/msg/543.html

記事 [政治・選挙・NHK187] 日刊スポーツ政界地獄耳 「排除の論理もはや独裁」










【コラム】筆洗
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/hissen/CK2015062702000165.html
2015年6月27日 東京新聞


 ある国で、新しい法律がつくられた。「ペット特別措置法」である。茶色以外の犬や猫は飼ってはならぬ。黒い犬も白い猫も「処分」せねばならぬという法律だ
▼この法を批判する記事を連日のように載せた新聞は、政府によって廃刊に追い込まれる。残ったのは「茶色新報」なる新聞だけ。そんな状況でも、人は考える。「茶色に守られた安心、それも悪くない」
▼茶色は、フランスではナチスや全体主義を思わせる色。かの国で十数年前に出版されて、大反響を呼んだF・パヴロフ氏の短編『茶色の朝』(藤本一勇訳)は、人々が異を唱えることをためらううちに、あらゆるものが一色に染め上げられるさまを淡々と描いた寓話(ぐうわ)だ
▼首相に近い自民党の若手議員の会合で「マスコミをこらしめるには広告料収入をなくせばいい」との発言があったという。その場で作家の百田尚樹氏は「沖縄の二つの新聞はつぶさないといけない」と語ったともいう
▼沖縄の二紙とは、安保法制などで反対の論陣を張る琉球新報と沖縄タイムスのこと。「茶色新報」や「茶色タイムス」を求めるような人が、この国の権力の中心近くにいるのだとするなら、茶色の寓話も妙に生々しく響く
▼パヴロフ氏は執筆の動機をこう語っている。「最初は重大に見えないことが、恐ろしい結果につながり、気付いたときには手遅れになることを知ってほしい」



http://www.asyura2.com/15/senkyo187/msg/544.html

記事 [政治・選挙・NHK187] 社長が失笑され…読売新聞が消費者庁に「抗議書」送付の波紋(日刊ゲンダイ)
             購読の訪問勧誘をめぐり(C)日刊ゲンダイ


社長が失笑され…読売新聞が消費者庁に「抗議書」送付の波紋
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/161180
2015年6月27日 日刊ゲンダイ


 消費者庁に読売新聞から“前代未聞”の「抗議書」が届き、大騒ぎになっている。

 抗議は、消費者委員会の議事運営に対するもの。差出人は読売新聞グループ本社の永原伸社長室長で、山口俊一担当大臣、板東久美子消費者庁長官、河上正二消費者委員会委員長の3者に同じ文面が内容証明郵便で届いたという。本紙はその写しを入手した。

 それによると、今月10日の特定商取引法専門調査会に、日本新聞協会の理事として読売新聞東京本社の山口寿一社長(58)がヒアリングに招かれた。その際、山口社長の発言中に座長代理など複数の委員が声をあげて笑い座長も制止せず、同調するかのような対応をしたことを問題にしている。

 消費者庁関係者がこう言う。

「調査会では現在、“訪問販売”の規制強化の議論が行われています。すでに『一度断られたら再勧誘してはいけない』という規制がありますが、新たに『訪問販売お断りのステッカー表示の家への勧誘は禁止』などの規制を設けることが検討されている。関連業界は反対していて、“宅配勧誘”の新聞業界も反対しています。それで山口社長がヒアリングに出席していたのです」

 抗議文では〈(委員は)体を机に突っ伏して笑い声をあげた〉〈山口は「笑わないでください」と述べて発言を中断せざるを得なかった〉などと状況を説明。〈特に座長と座長代理の適格性に疑念〉と実名入りで抗議し、大臣らに〈公式な見解を書面で回答するよう求め、謝罪を要求する〉としている。

「笑った側にも理由があって、例えば山口さんは『断られたけれども、やはり(新聞を)取っていただくということも現実には多々あるんですね』と発言した。新聞業界は法律違反の『再勧誘』を行っていると思われるような発言です。実際、消費生活センターなどへの苦情は、新聞勧誘に関するものが毎年1万件前後もあり、いつも1位です(2010〜12年度と14年度の4年間、13年度は2位)。そうしたことを知る委員は、山口さんの発言に失笑してしまったのでしょう」(前出の消費者庁関係者)

 安倍政権に近く、影響力の大きい大新聞がこうした抗議書を送れば、消費者委員会の委員が萎縮し、公正な議論が阻害されかねない。

 そのうえ読売は、消費者庁へ抗議書を送ったことを、なぜか菅官房長官にも手紙で伝えている。まさか官邸からの“圧力”で調査会が腰砕けになり、訪問販売の規制強化の断念を期待しているわけでもあるまい。

 読売新聞グループ本社広報部は次のようにコメントした(要旨)。

「調査会では委員らは都合6回笑っています。このような委員に任せていたままでは、ご質問にあるように『今後の公正な議論に支障をきたす』ことになるのではないかとの認識です。官房長官への文書には『消費者委員会、消費者行政の公正性に今後、疑義をもたれることのないよう適切な対応をお願い申し上げます』と記しました」

 抗議を受けた消費者庁側だが、24日に開かれた調査会に消費者委員会の河上委員長が出席し、「この件については、私が責任を持って対応させていただく」と発言した。

 ちなみに、読売の山口社長は社会部記者出身で社長室長などを歴任し、ナベツネの“懐刀”といわれる。今月9日付で専務から社長に昇格したばかりだ。昨年、〈山口専務が謎の女性に入れ揚げ会社を私物化〉という見出しで週刊誌ネタになった。



http://www.asyura2.com/15/senkyo187/msg/545.html

記事 [政治・選挙・NHK187] 仰天! 銀座の20代ヤリ手クラブママは「自民党職員」だった(日刊ゲンダイ)
             自民党には170億円の政党交付金が(C)日刊ゲンダイ


仰天! 銀座の20代ヤリ手クラブママは「自民党職員」だった
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/161217
2015年6月27日 日刊ゲンダイ


 党全体がぶったるんでいるとしか思えない。自民党の女性職員が銀座でクラブママをしていたことがバレて「クビ」になった。

 党関係者がこう言う。「20代のAさんです。群馬出身で福田康夫元首相のコネで党職員に採用されたと聞いています。学生時代は女子大生キャスターとして活躍していました」

 Aさんは銀座などで「夜のオンナ」の経験を積み、昨年4月、店を出して、ママになった。

「お店に行ったら、地味でおっとりとした『昼の顔』と『夜の顔』が全く違うので驚きましたよ。こぢんまりとした店で、クラブというよりもスナックという感じかな。ホステス時代からの客でにぎわっていたけど、彼女は『お金がない』と嘆いていましたね。でも腕にはしっかりと高級時計を巻き付けていましたよ」(前出の党関係者)

 20代で自分がママになるなんて大したモノだが、開業1年が過ぎた先月末、兼業を禁止している党にバレて辞表提出を求められ、あえなく“解雇”となった。

 銀座で店をやっていくにはカネと「信用」が欠かせない。誰かAさんのバックにいるのか。

「フツーは店なんか出せませんからね。当然、ある党幹部が協力したのでは、などとアレコレ囁かれていますよ。今回、兼業がバレたのは、この幹部と対立する議員がリークした、なんて話もあったくらいです」(永田町事情通)

 格好のゴシップネタになっているのだが、自民党本部に事実関係をただすと「個人情報なので答えられません」(総務局)と回答。そこで、Aさん本人を直撃した。

――銀座のクラブ経営がバレてクビになったようですが。

「いきなり何ですか。周りに聞いてください」

――事実じゃないのですか。

「もう私人ですから答えません。法的措置を取りますよ」

 と、つれない返事。170億円もの政党交付金(税金)を受けている公党の職員でありながら、内規違反の兼業を続けていた「公人」としての反省は感じていないらしい。その後、本紙には「Aさんから相談を受けた」という都内の男性弁護士からの“逆取材”電話が入った。

 銀座のママなんだから「あ〜らバレちゃった?記者さんもぜひ、来て。記事でお店を宣伝してよ」――ぐらいの器量がないと、お店は続かないゾ。



http://www.asyura2.com/15/senkyo187/msg/546.html

記事 [政治・選挙・NHK187] 2紙つぶす「冗談として言った」百田氏に一問一答(沖縄タイムス)-百田氏「沖縄には中国への危機意識ない人も見受けられる」
「2紙つぶす「冗談として言った」百田氏に一問一答
沖縄タイムス 6月27日(土)10時27分配信

 百田尚樹氏(59)が、自民党の会合で発言した米軍普天間飛行場の成り立ちや沖縄の2紙に対する内容について26日、沖縄タイムスの電話取材に応じ、発言の真意と持論を説明した。(社会部・聞き手=吉川毅)
 ―米軍普天間飛行場の成り立ちについての発言は。
 「住民が騒音などの精神的に苦痛があり、補償しろと言う。苦しみは当事者にしか分からないこともあるだろう。それを踏まえた上で、違和感を覚えると発言した。なぜかと言えば、住んでいた場所に基地が引っ越してきたわけではない」
 ―普天間の現状認識は。
 「地権者には、膨大な地代が払われている。六本木ヒルズに住んでいる大金持ちと同じ。それはメルマガで書いた話だ。普天間が返還されたら、あっという間にまちは閑散とする。ぬくぬく暮らしていた地権者も困るはずだ」
 「滑走路のそばに小学校があるが、いまだに移転していない。移転に反対の運動も起きているが、本末転倒。基地批判のために小学校を置いている。何がしたいのか分からない」
 ―「沖縄の島が中国に取られれば目を覚ますはずだ」の発言の真意は。
 「絶対、あってはならないことで仮定の話をした。沖縄の人は中国を歓迎している。(辺野古の新基地建設反対など)翁長雄志知事が言っていることも意味が分からない。沖縄の人の総意は何なのか。中国の危機意識がない人も見受けられる」
 ―沖縄戦について。
 「沖縄は戦争で犠牲になったと言うが、東京も大空襲があり、犠牲を払っている。沖縄だけが犠牲になったわけではない。大阪も大空襲で多くの人が死んだ」
 ―「沖縄2紙をつぶさないと」の発言について。
 「沖縄の新聞をしっかりと読んだことはないが、ネットで読むと、私と歴史認識が違う。全体の記事の印象から私が嫌いな新聞だ」
 「オフレコに近い発言で、冗談として言った。公権力、圧力でつぶすとの趣旨ではない。私も言論人。言論は自由であるべきだ。私と意見が違う2紙を誰も読まなくなり、誰も読者がいなくなってつぶれてほしいという意味での発言だ」」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150627-00000009-okinawat-oki
http://www.asyura2.com/15/senkyo187/msg/547.html

記事 [政治・選挙・NHK187] 変態! 恥知らず! エセ右翼の文化人たち(simatyan2のブログ)
変態! 恥知らず! エセ右翼の文化人たち
http://ameblo.jp/usinawaretatoki/entry-12043744252.html
2015-06-27 14:11:49NEW ! simatyan2のブログ


なぜこうも安倍晋三周辺には変態たちが集まるのだろうか?


自民党の若手議員らに混じって、


「沖縄2紙をつぶせ」


と、物書きのクセして言論の自由を真っ向から否定するような馬鹿


発言をした百田尚樹。



<百田氏発言>安倍首相「事実なら大変遺憾だ」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150626-00000045-mai-pol

今回の暴言の後、早速子どもじみた逃げ方をしています。



公式であろうと非公式であろうと、公人として出席した場合に
言って良いことと悪いことがあるのも知らないんですね。


都合が悪くなると冗談だった、と済ませる図太さ。


やしきたかじん騒動の時からそうですが、自分で自分の首を絞める
発言ばかりしています。


「永遠のゼロ」ならぬ「永遠のバカ」ですね。


この男、安倍晋三の誘いでNHKの経営委員になったり、パクリ小説
と言われる「永遠の0」が売れたりして、いつの間にか「ご意見番」の
つもりになっています。


しかし、口の軽さ、考えの甘さ、下品さ、厚かましさは40年前から
少しも変わっていないようです。


僕が広告代理店にいたころ、この男は細々と構成作家をしてました
が、そのはるか前、1978年当時は朝日放送の「ラブアタック」
というバラエティ番組で「みじめアタッカー」をやっていたのです。



横山ノック司会(ノックが知事になってからは上岡竜太郎司会)の
番組内で、女性に振られても振られても、しつこく食い下がると
いう、今から見ればストーカーのようなことをやってたようです。


上の画像に名前が出てる複数の女性にアタックする常連の出場者
だったんですね。


下ネタを常に連発するので女性に非常に嫌がれてたのがわかります。


60近くになってもクセは治ってないようで、



上みたいなオナニーネタを還暦間際の男が、しょっちゅう連発
してるんですね。


どうやら精神年齢が同志社大当時のままで生きてきたようです。


下品といえば、同じたかじん番組でレギュラー出演してる竹田恒泰
がそうです。



安倍晋三が東京五輪招致の際、大嘘をついた時に一緒にいたJOC
日本オリンピック委員会会長竹田恒和の息子ですね。




つい先日まで慶應義塾大学の非常勤講師(憲法学)をしていて
自分では憲法学者だと言ってます。


その竹田恒泰が、


「電車に乗ってたら隣のJKにドキドキしちゃいました。
こっそり盗撮したのでうpします」


などと自分のブログに盗撮画像を掲載したりしています。
http://ameblo.jp/takeda-tsuneyasu/entry-11955470338.html

立派な、と言っては変ですが、これって盗撮ですよね。


本人も盗撮は認めてますし。


ついでに言えば、たかじん番組仲間の橋下徹はコスプレ好きが暴露
されて、本人も風俗のコスプレが好きだと認めてましたね。



そしてたった今入った情報では、読売の辛坊治郎と共に橋下徹を
担ぎ上げた腰ぎんちゃく、維新の松井大阪府知事が、


「百田さんにも言論の自由ある」


などと間抜けた擁護をしてるようです。
http://www.asahi.com/articles/ASH6V728TH6VPTIL02K.html

さすが大阪の恥知らずな仲間たちですね。


盗撮、ストーカー、コスプレ、安倍晋三の周辺はこんな下ネタが
好きな変態ばかりのようです。




http://www.asyura2.com/15/senkyo187/msg/548.html

記事 [政治・選挙・NHK187] 自民若手議員「報道規制発言」に批判集中 身内誤爆“暴走コンビ”の素性は[ZAKZAK(夕刊フジ)]
自民若手議員「報道規制発言」に批判集中 身内誤爆“暴走コンビ”の素性は
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20150627/plt1506271528001-n1.htm

 安倍晋三首相に近い自民党若手議員らの勉強会での、安全保障関連法案をめぐる「報道規制発言」。その批判がおさまらない。“反安倍”メディアを勢いづかせ、政権の命脈ともいえる法案の審議を遅らせかねない失言に、政府・与党内はピリピリムードだが、この重要局面で“オウンゴール”を放った問題議員は一体どんな人物なのか。

 議員A「マスコミをこらしめるには広告料収入がなくなることが一番だ」

 議員B「青年会議所の理事長のときにマスコミをたたいた。スポンサーにならないことが一番こたえるということが分かった」

 25日午後に開かれた勉強会「文化芸術懇話会」で飛び出した仰天発言は、永田町内外に波紋を広げている。野党は「自民党のおごりの結果だ」(岡田克也民主党代表)などと一斉に反発。菅義偉官房長官も「(一連の発言が)事実だとすれば、どう考えても非常識だ」とカンカンだ。

 勉強会の講師を務めた作家、百田尚樹氏の「沖縄の二つの新聞はつぶさないといけない」との発言も猛批判を浴びている。百田氏は26日、共同通信の電話取材に応じ「オフレコに近い発言で、冗談として言った」と説明した。

 それにしても、重要法案の審議に大打撃を与えた2人の自民党議員は、どんな素性なのか。

 議員Aは昨年4月の衆院総務委員会で、「浪速のエリカ様」こと上西小百合衆院議員に「早く結婚して子供を産まないと駄目だぞ」とヤジを飛ばし、石破茂幹事長(当時)から厳重注意を受けた。A氏は当時、自身のホームページに「親しみから不用意な発言をし、上西議員に迷惑をかけたことを反省している」との談話を掲載したが、度重なる失言から、「反省」のほどが分かるというものだ。

 議員Bは麻生太郎副総理兼財務相に近い人物として知られる。昨年末の衆院選前には、古賀誠元幹事長の元秘書と自民党の公認争いを繰り広げ、「麻生vs古賀」の代理戦争として注目を集めたが、麻生氏の「舌禍」のDNAまで引き継いでしまったのか。

[ZAKZAK(夕刊フジ) 2015/6/27]
http://www.asyura2.com/15/senkyo187/msg/549.html

記事 [政治・選挙・NHK187] 数年前の安倍晋三氏「TPP交渉断固反対!」⇒今の安倍首相「TPA法案の成立でTPPは大きく前進。歓迎する」
数年前の安倍晋三氏「TPP交渉断固反対!」⇒今の安倍首相「TPA法案の成立でTPPは大きく前進。歓迎する」
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-6973.html
2015.06.27 16:00 真実を探すブログ



*自民党TPP https://twitter.com/nakayamamikio/status/325595799541137409/photo/1


☆自民党 公式ホームページ
URL https://www.jimin.jp/activity/colum/115185.html
引用:
TPPについての考え方
「経済連携に関する特別委員会(仮称)」を設置し、
更なる情報開示と徹底審議を求めます。
本年11月のAPECを前に、わが党はTPP交渉参加について、政府の準備不足、情報不足、国民に対する説明不足を指摘し、拙速な交渉参加に反対の方針を決定しました。APEC後1ヶ月以上経った現在も、情報不足をはじめ状況はまったく改善されていないままです。従って現段階においても、我々の交渉参加反対のスタンスはまったく変わっていません。
:引用終了


↓2012年の自民党ポスター




↓2012年7月に行なわれた安倍晋三氏による反TPPの議員応援演説


↓TPA法案の成立が確定した後の発言






☆米TPA法案成立確実、安倍首相「大きな前進 歓迎する」


手の平クルクル過ぎて苦笑。自民党の公式ホームページにもシッカリと「情報不足をはじめ状況はまったく改善されていないままです。従って現段階においても、我々の交渉参加反対のスタンスはまったく変わっていません」と書いてあるのに、今では全くの別人みたいに推進している姿が滑稽です。


自民党政権になってからTPP関係の情報が大量に手に入ったのでしょうか?少なくとも、私達国民にはその情報が届いていないような気がします。


他の政策もそうですが、自民党の都合の良い言葉には騙されてはいけません。自民党がそんなに良い政党ならば、民主党政権以前から日本はもっと良くなっています。





http://www.asyura2.com/15/senkyo187/msg/550.html

記事 [政治・選挙・NHK187] 自民・長尾氏、自身の発言認める 「沖縄メディアは特殊」(共同通信)
自民・長尾氏、自身の発言認める 「沖縄メディアは特殊」
http://www.47news.jp/CN/201506/CN2015062701001525.html
2015/06/27 13:45 共同通信


 自民党若手国会議員らの会合で報道機関に圧力をかけて言論を封じようとする議論が出た問題で、出席していた自民党の長尾敬衆院議員(比例近畿)は27日、会合での発言の一部を自身のものと認めた。

 認めたのは「沖縄の特殊なメディア構造をつくってしまったのは戦後保守の堕落だった。左翼勢力に完全に乗っ取られている」との発言。

 大阪市内で地元市議らとの会合後、共同通信の取材に答えた。

 長尾氏は発言の趣旨について「反社会的な行動をする人がいる実態がある。報道すべきことを報道してほしいということだ」と説明した。


関連記事
「県民の強姦の方が…」百田氏発言はもっとカゲキ(日刊スポーツ)
http://www.asyura2.com/15/senkyo187/msg/532.html


http://www.asyura2.com/15/senkyo187/msg/551.html

記事 [政治・選挙・NHK187] 集団ヒステリー!!「マスコミ懲らしめる」無法者集団・自民党(カレイドスコープ)
集団ヒステリー!!「マスコミ懲らしめる」無法者集団・自民党
http://kaleido11.blog.fc2.com/blog-entry-3687.html
2015.06.27 カレイドスコープ



「自民党の言うことは、すべて正しい」、「自民党を批判する者は、すべて潰せ」・・・
25日に自民党本部で開かれた会合の中味だ。


安倍総理と親しい作家モドキの百田尚樹を講師に、総理に近い中堅・若手議員37人が出席。
身のほど知らずの百田と傲慢の極にある自民党若手37人が「反対するマスコミを潰せー」と怪気炎を上げた。


もう、この政党は完全にカルト化していて、元には戻らない。
この暴力的な言論を吐く議員たちは、一人残さず落選させなければならない。


「マスコミ懲らしめる」ーヤクザ同然の自民党は、もう解党するしかない


自民党の若手議員37人による憲法改正を推進する勉強会「文化芸術懇話会」の初会合。
講師に呼ばれたのは、またまた百田尚樹だ。


自民党:安保法案で報道批判続出…改憲派の勉強会
http://mainichi.jp/select/news/20150626k0000m010122000c.html


安倍晋三に近い男であるということから、選んだのだそうだ。


百田などは、安倍晋三と官房長官の菅が、若手議員を洗脳するために送り込んだエージェントに過ぎない。
こんなペテン作家の言うことを、ありがたがって聴くこと自体、自民若手議員たちの白痴ぶりが分かろうというもの。


百田は、沖縄県の地元の2つの新聞社が(辺野古移転に絡んで)政府に批判的なことについて、「あってはいけないことだが、沖縄のどこかの島が中国に取られれば目を覚ますはずだ」と、まったく支離滅裂な言動の男だ。


この男は、常々、「沖縄を守る」と言っていたが、彼の本音が、「沖縄を守ることではなく、自民党にすべての国民がひれ伏す体制をつくる」ことであることが明白になった。


百田尚樹は、そのためには、再び、沖縄を捨て石にすることも仕方ないといわんばかりだ。どこまで思い上がりの激しい勘違い坊やなのか。


当事者たちに取材もせず、ほとんとが妄想によって書き上げた小説「殉愛」をノンフィクションと偽りながら、テレビの前で泣き芸までやって、在日社長の出版社から売り続けた詐欺師が、なにを言おうとも虚しく聞こえる。


作家「百田尚樹」終わりの始まり
http://kaleido11.blog.fc2.com/blog-entry-3561.html
安倍が報道ステーション潰しのために送り込んだ工作員・K
http://kaleido11.blog.fc2.com/blog-entry-3508.html


「文化芸術懇話会」の初会合に出ていた自民党の若手議員からは、こんな意見が続々。


「マスコミを懲らしめるには広告料収入がなくなるのが一番」(自民党議員A)


「(文化人は)不買運動を経団連などに働きかけてもらいたい」(自民党議員B)


「テレビの提供スポンサーにならないということが一番こたえる」(自民党議員C)


TBSニュース 「マスコミ懲らしめるーー自民勉強会の発言が波紋」
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20150626-00000054-jnn-pol

この会合に参加した自民党の“次代を担う若手議員”は、「自民党の言うことは、すべて正しい」、「自民党を批判する者は、すべて潰せ」と言っているのである。



このバカ面をよく覚えておこう


安倍・独裁政党の下っ端として、安倍親分の役に立ちたいというけなげさは伝わる。(笑)
しかし、ヤクザまがいの恫喝をやっているようでは、彼らにはそもそも議員の資格はないだろうし、人間失格者である。


百田尚樹がトリガーを引くと、堰を切ったように、いっせいに自民・若手議員の「報道機関を急襲するような」言論封じ込め発言が暴発するのは、まるで、半グレ不良小僧が、近所の子供によってたかってリンチを加えるようなおぞましさを覚えるのだ。


この件について、安倍晋三は、国会で民主党の辻本議員に、
「普通はですね、社長だったら自分とこの社員に責任持つんですよ。こんな会議をして本当に自民党として、恥ずかしいとか申し訳ないと思うとか、なんかそういうね、総理自身の言葉ないんですか」と追及されると、完全に開き直って、以下のように言ったのである。


「自民党は誤解されることがないように、しっかりと襟を正しながら、報道の自由は守りながら、しかし主張すべきことはしっかり主張していく。
これは言論の自由の範囲内だ」と。


ヤクザ同然の若手議員37人の犯罪的な発言は「言論の自由の範囲内だ」と言い、自分のことを批判すると、メディアも人間も潰す、というのでは、もう議会そのものが成り立たないだろう。


恐らく歴代の官房長官の中で、裏に回ってもっとも陰湿な権謀術数を使っている菅義偉の言うことが、また、ふるっている。
「どう考えても非常識で、自らの発言には責任を持つべきだ」。


この安倍政権が、内閣の閣僚のほとんどが国民に敵対する犯罪的な行為を行っているのに、一度たりとも責任を取らせたことがあったか。


それどころか、閣僚の不祥事が噴出する度に、「任命責任は私にある」と繰り返すも、翌日には、ケロッとして再び別な嘘をつき続ける安倍晋三という、明らかに精神に異常のある男が、「責任」の意味を理解しているとでも言うのだろうか。


6月12日発売の週刊フライデー2015年6/26号に、衝撃的なスクープ記事が掲載されていた。
http://www.fujisan.co.jp/product/2305/b/1243907/

なんと、基地問題で一貫して反対の論調を貫く「沖縄タイムス」と「琉球新報」という沖縄の二大地元紙の幹部が、 東京都内の超一流ホテルのバーで、官房長官の菅義偉と密会していたというのだ。(菅官房長官との密会をスクープされた沖縄タイムスと琉球新報―天木直人氏)
http://www.asyura2.com/15/senkyo186/msg/589.html

菅が、この沖縄の新聞の幹部に何を話したかについては想像に難くない。



今日、自民党は「文化芸術懇話会」の責任者、木原稔・青年局長の更迭を発表した。


<自民党>青年局長更迭へ…勉強会問題、安保審議影響を懸念
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150627-00000016-mai-pol

しかし、いつものように安倍晋三は何も責任を取らない。
それを不思議に思わない自民党のサラリーマン議員たちも同じである。国会議員失格である。


マスコミは、怒る前に寿司接待やゴルフ接待で骨抜きにされた幹部たちを放りだせ


報道ステーションの生放送中に、官邸から脅迫にも似た言論弾圧を受けていたことを明かした元経産官僚・古賀茂明氏は正しかった。


安倍晋三に負けず劣らず、毎日、記者の前で大嘘をつき続けている官房長官の菅は、「古賀茂明氏の話は事実無根だ」と、またまた国民に大嘘をついたわけだ。この無能な男は、「問題ない」とだけ言っていればよろしい。


菅官房長官、古賀茂明氏の「官邸のバッシング」を事実無根で不適切としながら「放送法」をタテにテレビ朝日に圧力
http://buzzap.jp/news/20150331-houdou-station-suga/

古賀氏以外にも、美味しんぼ作者やサザン・桑田、その他大勢の著名人が官邸の底知れない陰湿な男・菅義偉らによって、脅迫まがいの妨害を受けていたことが、これで国民にも絶対的な事実として確定された。


この官邸は、間違いなく無法者の犯罪者の巣窟である。
これほどまでに酷い人間が官邸に集まった政権は、かつてなかった。


さて、その古賀氏は、「人々が気づかないうちに独裁政権になるプロセス」について語っている。4月16日、日本外国特派員協会で記者会見を行い、外国人記者からの質問に答えている。


【第一段階】
政府が、放送法の免許を取りげることなどをちらつかせてマスコミに圧力をかける。そして、なだめる。
今、日本のマスコミで起きているのは、圧力と闘うのではなく、表現を本来の範囲よりも狭めて書き、政権との軋轢を回避しようとする自粛の動き。
マスコミのトップが、政権と非常に近くなる。権力側にすりよる現象が見て取れる。それによって、幼稚なことだが、政治を動かす、政権の中枢に入っているという感覚を楽しんでいるトップが増えているのではないか。


【第二段階】
マスコミの側が、そうした政権との軋轢によるストレスを避けるため、誰に言われるともなく報道を自粛してしまう。
マスコミのトップが、そんな体たらくであるから、現場で命がけで取材に当たっているスタッフたちは、自社の有力者は自分たちを守ってくれないのでは、と疑心暗鬼になる。


【第三段階】
非常に重要なニュースが報じられない、または、報じられても小さくしか報じられないことが起きるようになる。


今は、すでに第三段階にまで来てしまった。


特に酷いのはNHKで、私たちが受信料を支払っているにも関わらず、健康や命に関わる重要な情報さえ出さなくなった。
出したとしても、明らかに政権寄りのチョウチン記事ばかりで、その上、彼らが国民に知らせてはマズいと思った記事は、1〜2日で削除してしまうのだ。
「確かに報道しましたよ」というアリバイ作りに終始している。


これでは、公共放送自体が国民の知る権利を取り上げているのだ。
安倍晋三と官房長官の菅義偉・・・彼らは政治家ではないのだ。法的に照らしても、れっきとした犯罪者である。


今回ばかりは、テレビも、いっせいにこの問題を取り上げている。
自分たちの尻に火が付かないと動かない、報道しない・・・他人に無関心なマスコミの体質が、またまた露呈された格好。


あのとき、報道ステーションの古館伊知郎キャスターは判断を誤った。闘うことを放棄してしまった番組に未来はない。


今になって騒ぎ出すテレビ・新聞。滑稽な連中だ。


まず、百田や若手37人のことを言うより、自分たちの足元から綺麗に掃き清めるべきなのだ。
こうした連中をすべて排除することが先決だろう。



時事通信の田崎史郎などは、今だにTBS番組で、「安倍総理はG7サミットでイニシアチブをとっていた」などと嘘を平気で言っている。



日本人が英語の記事を読まないからと言って、ここまで事実でないことを言えば、もう逮捕相当だ。


安倍晋三首相だけが消えた・・・第二弾
http://kaleido11.blog.fc2.com/blog-entry-3651.html



権力側に脅され、やがては懐柔されたマスコミは横並び一線で沈黙する。
彼らは、決して善人ではない。
暴力の陰に隠れた同罪者である。





http://www.asyura2.com/15/senkyo187/msg/552.html

記事 [政治・選挙・NHK187] 自民、木原青年局長を更迭。「沖縄の新聞を潰せ」という「百田尚樹発言」が原因で、自民党は混乱中。 山崎行太郎
http://d.hatena.ne.jp/dokuhebiniki/20150627
2015-06-27 哲学者=山崎行太郎の政治ブログ『毒蛇山荘日記』


自民、木原青年局長を更迭。

「沖縄の新聞を潰せ」という「百田尚樹発言」が原因で、自民党は混乱中。

木原青年局長更迭でも火消しにはならない。

現在の安倍政権の「反知性主義」的体質そのものに原因はあるからだ。

櫻井よしこや曽野綾子、西修、百田尚樹等と関わっている限り、こういう「トンデモ発言」は続く。

「鯛は頭から腐る」!

百田尚樹本人は、Twitterで、火消しや言い訳に必死のようだが、知れば知るほど、馬鹿らしくなってくる。

沖縄の新聞、沖縄タイムスと琉球新報を、読んだことはないらしい。

ネットの噂噺をもとに「つぶせ」ということらしい。

まさに、『ネット右翼亡国論』のテーマだな。

それにしても、現在の日本政府の精神構造が、気になる。左派に大江健三郎、右派に百田尚樹と櫻井よしこ。

これじゃ、勝負にならないだろう。

右派も(日本政府も)、もっとまともな人物を探してこいよ。

今こそ、右派には「江藤淳」が必要だな。

大江健三郎に対抗できるのは「江藤淳」しかいないよ!

「江藤淳」の名前を誰も知らなかったりして・・・。堕ちるところまで堕ちるしかない。

生きよ、堕ちよ、『堕落論』!

(続く)

           ◇

木原・自民青年局長を更迭へ 党幹部「世が世なら切腹」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150627-00000025-asahi-pol
朝日新聞デジタル 6月27日(土)13時39分配信

 自民党は27日、安倍晋三首相に近い議員でつくる勉強会「文化芸術懇話会」で、沖縄の地元紙をはじめ報道機関を威圧するなどの発言が出た問題に関連し、懇話会代表の木原稔・党青年局長を更迭する方針を固めた。野党が厳しく批判しており、安全保障関連法案の審議への影響を懸念し、早期に事態収拾を図る必要があると判断した。

 党執行部の一人は27日、「青年局長の更迭は当然。世が世なら切腹ものだ。勉強会で問題発言したのは別の議員かもしれないが、責任は免れない」と語った。

 25日の勉強会の初会合では、出席議員から「マスコミを懲らしめるには広告料収入がなくなるのが一番」などと政権に批判的な言論を封じるような声が出た。また、沖縄のメディア事情について質問した議員に、講師として招かれた作家の百田尚樹氏が「沖縄の二つの新聞社は絶対つぶさなあかん」などと語っていた。

 26日の安保関連法案を審議する衆院特別委員会で、野党が追及したほか、与党内からも批判の声があがった。これを受け、自民の佐藤勉国会対策委員長は26日、国会内で木原氏を呼んで事情を聞き、「委員会に迷惑をかけている。しっかり反省して欲しい」と注意。木原氏自身も陳謝していた。



http://www.asyura2.com/15/senkyo187/msg/553.html

記事 [政治・選挙・NHK187] 「一番「権力を握らせてはならない種類の人間」が、権力を握っている現在の日本の構図:山崎 雅弘氏」
「一番「権力を握らせてはならない種類の人間」が、権力を握っている現在の日本の構図:山崎 雅弘氏」
http://sun.ap.teacup.com/souun/17713.html
2015/6/27 晴耕雨読


https://twitter.com/mas__yamazaki

「経団連に働きかけ、マスコミ懲らしめを」自民勉強会(朝日)http://bit.ly/1BEbVJI

「安倍政権と考え方が近い文化人を通し、発信力の強化を目指そうと、安倍晋三首相に近い若手議員が立ち上げた勉強会『文化芸術懇話会』の初会合が25日、自民党本部であった。出席議員からは広告を出す企業やテレビ番組のスポンサーに働きかけて、メディア規制をすべきだとの声が上がった。出席者によると、議員からは『マスコミを懲らしめるには広告料収入がなくなるのが一番。経団連に働きかけて欲しい』『悪影響を与えている番組を発表し、そのスポンサーを列挙すればいい』など、政権に批判的な報道を規制すべきだという意見が出た」


「講師役に首相と親しい作家の百田尚樹氏」


国会議員の口から「マスコミを懲らしめる」という言葉が出る異常な状況。


ジャーナリズムの不在が与党の国会議員をここまで傲慢に増長させた。


朝日新聞の各記者は、まだ戦わずに放置し続けるのか。


沖縄県の地元紙が政府に批判的だとの意見が出たのに対し、百田尚樹氏は「沖縄の二つの新聞はつぶさないといけない。あってはいけないことだが、沖縄のどこかの島が中国に取られれば目を覚ますはずだ」と主張した(共同)http://bit.ly/1RzSVy5

「首相側近の加藤勝信官房副長官や萩生田光一・党総裁特別補佐も参加」


「出席議員からは、安保法案を批判する報道に関し『マスコミをこらしめるには広告料収入をなくせばいい。文化人が経団連に働き掛けてほしい』との声が上がった」


国政を乗っ取り、憲法の変更を企てる政治集団の傲慢で醜悪な「正体」が、完全に露呈している。


これは完全に「与党の国会議員による言論弾圧の肯定」と「経団連を言論弾圧の道具として使う手法の推奨」だが、こんなことを与党の国会議員が公然と語らうことは、民主主義国ではあり得ない。


国会議員が、広告収入というメディアの弱点を突いて言論統制する政治手法を、当たり前のように提言している。


大手メディアの社員は、保身のつもりで首相への阿諛追従(こびへつらい)をしてきたのかもしれないが、いよいよ自分たちに銃口が向けられた事実に気付いているのか。


自社の幹部が高級割烹で和気藹々と食事する親玉の手下が、営業部門を標的に言論弾圧を行う手段を語り始めた今、どんな行動をとるのか。


歴史を振り返れば、傲慢な独裁者や独裁的政治集団への迎合が「保身」にならないことくらい、すぐに理解できるはずだが、大手メディアの社員は自分の仕事をここまで愚弄されても、まだ阿諛追従を続けるのか。


戦後70年、職業分野の先輩たちが身体を張って守り続けた職業的矜持を、潰されて平気なのか。


大手メディアの社員は、「当座の保身」ではなく「長期的な保身」のために、今何をすべきかを考えて行動しないと、後で激しく後悔することになると思う。


今なら「できること」はいくつもあるが、何もせずに今の「変化のスピードと方向性」をスルーすれば、それらの「できること」は一つずつ消えていく。


こういう議論で引き合いに出された「経団連」が、どんなコメントを出すかにも興味がある。


今まで大量に餌を撒かれて首相周辺に「借り」を作った経団連も「献金以外の代償がどれほど大きいものになるか」を試算する段階だろう。


首相周辺が、ただで億兆単位の餌を撒くわけがない。


必ず代償を要求される。


安倍首相に近い自民若手が初会合 総裁選にらみ約40人出席(日経)http://s.nikkei.com/1GM6tUo

「加藤勝信官房副長官、萩生田光一党総裁特別補佐も参加した。出席者からは『(安保関連法案を違憲とする)憲法学者や元内閣法制局長官に全く権威はない』との声が出た」


与党の国会議員が「憲法学者や元内閣法制局長官に全く権威はない」と嘯き、彼らの深い見識や言葉の重みを全否定する態度は、戦前の1935年に起きた「天皇機関説事件」での憲法学者・美濃部達吉への凄まじい攻撃を思い出させる。


傲慢な思考が蔓延して合理的思考が失われ、国は破滅への道を暴走した。


選挙権年齢を18歳以上に引き下げることに合わせて、政治参加の意識を高める主権者教育で、高校の教員が「政治的中立」から逸脱した場合、罰則を科す案が自民党で浮上(朝日)http://bit.ly/1JmIhvC

「偏向教育を防ぐことを目的とし、関連法の改正を求める」暴走は止まらない。


作家の百田尚樹氏は25日、市街地に囲まれ世界一危険とされる米軍普天間飛行場の近隣住民がカネ目当てで移り住んできたとの認識を示した(沖縄プラス)http://bit.ly/1SOK9in

自国民を誹謗中傷する人間が「愛国」を自称する。


論理的な議論で政権側の「完敗」や「反則勝ち(論点のすり替えやはぐらかし)」が続く中で「論理的に反論できないなら威圧と恫喝で黙らせればいい」という苛立ちが噴出している。


一番「権力を握らせてはならない種類の人間」が、権力を握っている現在の日本の構図を、この出来事は浮き彫りにしている。


「我々は正しいのだから、我々の主張が憲法に合わないなら、憲法の方が間違っている」「我々は正しいのだから、特定の新聞が我々を批判するなら、その新聞の方が間違っているのでつぶしてもいい」日本以外のG7加盟国で、こんな論理を与党議員が振りかざす国は一つもない。


ジャーナリズムが許さない。


>BARA 百田尚樹の悪質すぎる虚偽発言(普天間)に宜野湾市民の怒り 「沖縄2紙つぶせ」に、沖縄2紙のコメント




琉球新報の編集局長が指摘されているように、政権与党の「勉強会」でなされた「沖縄の新聞二紙はつぶせばいい」という発言は、国内のメディア全体に対する政権の恫喝に他ならない。


メディア側で仕事をする人間が「ひどい世の中になったものだ」と他人事のように嘆く姿は、問題認識がかなり甘いと思う。


>茂木健一郎 会合に呼んだゲストがどのような発言をするかは、自由意志だからコントロールできない。しかし、政府に反対する新聞はつぶれればいい、みたいな暴言をしたら、即座に、「それは表現の自由から見ておかしい」とブーイングする反射神経がないと、民主主義国における国会議員として、資質に欠ける。


>「文化芸術懇話会」出席者37名 (6月26日付産経新聞より)



「一報道機関として、という以前に民主主義社会の一構成員として看過できない。」神奈川新聞が、明日掲載予定の社説を前倒しでネット公開している。


異例の対応だが、事態の重大さを正しく認識されている証しで、私もこの社説の内容に全面的に賛同します。http://bit.ly/1GwVqvV



http://www.asyura2.com/15/senkyo187/msg/554.html

記事 [政治・選挙・NHK187] 老人の老人による老人のための政治
老人の老人による老人のための政治
大阪都構想をめぐる住民投票の結果からにわかに巻き起こった「シルバーデモクラシー」論争。将来に責任を持つ有権者層の意見を政治に反映できないと言われて久しいが、高齢者の発言力が強すぎるのか、それとも若者があまりに政治に無関心すぎるだけなのか。

選挙 iRONNA編集部
143票 賛成 53票 反対 14票 どちらでもない
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負担と給付の格差解消は

民主主義を通じた問題解決は「臭いものに蓋」では進まない
一般に、民主主義における高齢者の影響力が過剰であることを指す問題として理解されている「シルバーデモクラシー」。三浦瑠麗がいくつかの要素が複合的に影響する原因を分析する。

三浦瑠麗
「シルバーデモクラシー」論考


 5月17日、橋下徹大阪市長の看板政策「大阪都構想」が否決された住民投票。「シルバーデモクラシー」論がにわかに起こったのは50代以下の有権者が賛成が5割を超えたものの、60代、70代が反対多数だったという出口調査の結果がきっかけとなった。現役世代よりも高齢者の意見が政治に過剰に反映されるという問題提起に対してインターネット上で様々な反響があがった。
 次世代の意見がより政治に反映されやすくするにはどうしたらよいのか。6月18日、改正公職選挙法の成立による選挙権年齢を「18歳以上」への引き下げ効果も期待されているが、早くから年齢構成による「一票の格差是正」解決策を主張する識者もいる。人口統計学者のポール・ドメイン氏は投票権を有していない未成年に投票権を与え、親が代理投票するという「ドメイン投票法」を提唱する。また「年齢別選挙区」の導入を主張するのは井堀利宏東大大学院教授だ。青年・中年・老年の3つのグループに分け、ぞれぞれのグループから有権者の数に比例した定数の議員を選ぶというものだ。
■「ドメイン投票法」の衝撃(総合研究開発機構、2011.04)
■井堀利宏氏「年齢階層別選挙区制の導入を」(日本経済研究センター『斎藤主幹が聞く 暴論?正論?』、2015.03.23)
■「年金受給者に、選挙権は与えるべきではない」の合理的な論拠とは?(おときた駿、2015.04.18)
若者たちの焦燥

民主主義の“当たり前”を変えられないことがシルバーデモクラシーだ
大阪都構想の結果をきっかけに起こった「シルバーデモクラシー」考。若者と政治をつなぐ活動を続ける、NPO法人・YouthCreate代表の原田謙介はどう考えているのか。

原田謙介
若者の政治離れ 顕著に


 総務省が衆院選実施後に公表している「年齢別投票状況」によると、若者の関心低下と高齢者の投票率の高さが顕著に表れている。73.31%の投票率を記録した平成2(1990)年の第39回総選挙では一番低い20〜24歳でも52.85%と2人に1人が投票した計算になるが、戦後最低(52.66%)を記録した直近の第49回(平成26年)では29.72%まで低下。10人に7人が棄権したことになった。
 若年層とは対象的に、第39回で最も投票率の高かった年齢層は60〜64歳の87.40%で、65〜69歳も86.96%と60歳台が最も関心が高かった。14年が経った昨年の総選挙でも70〜74歳(72.16%)、65〜69歳(70.11%)の順で高かった。
■国政選挙における年代別投票率について(総務省、2015.03.06)
大胆な提言

若者に一人5票の選挙権を与えよう
現行社会保障制度の厳しい将来見通しと若年世代を待ち受ける苛酷な未来。高齢者世代は『我々は冷遇されている。』と主張するが、果たして正しいのだろうか。ニッセイ基礎研究所の中村昭の分析は。

高齢者に手厚い社会保障費


 2014年11月、国立社会保障・人口問題研究所は平成24年度の「社会保障費用統計」を公表。2011年度におけるOECD(経済協力開発機構)基準に基づく社会支出の国際比較統計によると、日本と諸外国(米国、英国、ドイツ、フランス、スウェーデン)の政策分野別社会支出の割合を比較すると日本の高齢・遺族分野での支出は52.6%と、他の5カ国の平均を15%以上も上回った。
 一方で家族分野の支出割合は5カ国平均では10%を超えているが、日本は約半分の5.7%どまりで、社会保障費の分配に関して日本の高齢者優遇が見て取れる。
■社会保障費用統計(平成24年度)(国立社会保障・人口問題研究所、2014.11.11)
真の敗因は

橋下市長の敗因は「シルバーデモクラシー」ではない
大阪都構想に関する住民投票で反対派多数となったのは「シルバーデモクラシー」によってのものだという指摘されていた。これは感覚ではなく実際の数字、つまり大阪市に住む人の年齢構成を見るべきだろう。

中嶋よしふみ
若者よ、とにかく選挙に行け!

 老人の老人による老人のための政治。19世紀、奴隷解放宣言で知られる米大統領、リンカーンが民主政治の原則を大衆の前で訴えた演説をもじり、最近こんな言葉をよく耳にする。高齢者の意見が過剰に政治に反映される「シルバーデモクラシー」とも揶揄されるが、先の大阪都構想をめぐる住民投票の結果を受けて、このフレーズがメディアでも頻繁に使われるようになった。
 65歳以上の高齢者が総人口に占める割合が25%となり、「超高齢化社会」の進行著しいわが国にあって、全有権者に占める高齢者の割合が高くなるのは当然だ。多数意見が政治を動かす民主主義国家であればなおのこと、高齢者を優遇する政策が政治に反映されやすくなるのも自然な流れと言えるだろう。
 国立社会保障・人口問題研究所が昨年11月に公表した社会保障費用統計によると、2012年度の政策分野別の社会支出(OECD基準)のうち高齢者政策の割合は、全分野の中で最も高い47・6%、金額にして53兆6272億円に上る。他の先進国と比較しても群を抜いて高く、この数字だけをみればわが国の高齢者政策の優遇ぶりがうかがえる。大阪都構想の否決をめぐっても、敬老パスの廃止がクローズアップされたが、こうしたお年寄りへの優遇策を「老害」と批判する声は決して少なくない。
 ただ、社会支出が高齢者に偏っていることと、「老害」批判をごちゃ混ぜにする議論はいささか的外れである。政治の方向性を決定するのは、あくまで有権者の意思であり、その意思を表明する場として投票という機会が与えられているからに他ならない。
 この手の議論でいつも引っ掛かるのは、「政治に関心がない」とか「投票しても何も変わらない」といった無関心、無気力の若者による「選挙離れ」の原因をすべて政治不信に擦り付けてしまう風潮である。
 確かに、日々政局ばかりに明け暮れる政治家の言動や、最初は「若者目線だ」と調子の良いことを言いながら、いつしか長老議員の意見に流されていく体たらくをみせられると、一票を投じる行為自体、バカバカしくなることもある。だからといって、選挙で「白紙委任」してしまえば、ますますお年寄りの政策を優遇することになることも肝に銘じるべきだろう。

衆院選、大阪市内の投票所で投票をする人たち=2014年12月14日午前
 我々は一票を投じることでしか政治を変えることができない。投票しないことは現状を受け入れたに等しい。選挙にも行かず、ただ「老害」ばかりをあげつらうのは、それこそただのわがままに過ぎない。無責任に駄々をこねるのは子供だけでいい。現状を憂い、自分の生活やこの国の未来を少しでも案じているならば、やはり選挙に行くしかない。
 くしくもつい先日、選挙年齢が18歳以上に引き下げられる法案が成立した。これをチャンスに変えるのも変えないのも、彼ら若者たちの意欲次第である。むろん、お年寄りがもっと将来世代に配慮すべきだという意見も忘れてはならない。だが、他人任せで甘えていても結局は同じことの繰り返しだ。いま必要なのは、自分たちの意識改革しかない。
 「せっかく選挙権を与えても…」とお年寄りたちに「バカ者」扱いされないためにも、投票できる権利を目いっぱい行使しよう。すぐにはダメでも、近い将来、君たちの選択がきっと大きなうねりとなる日が来る。(iRONNA編集長、白岩賢太)
井堀利宏氏が提唱する「年齢別選挙区」の導入についてどう思いますか?

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geshigeshi
2060年には人口の4人に一人が75歳以上になるという日本。65歳って年齢より75歳以上って年齢の方が重要で、要介護の確率が格段に高くなるんです。そのときの働き手人口は50%くらいと言われていて、まさに現役世代1人で高齢者1人を支える社会。そのことを若者はどれくらい知っているか? 社会はあえて教えないのか? 投票に行く高齢者の意見ばかりが重視される社会で良いのか? 若者の無知につけこんで高齢者福祉に手厚い政治家ばかりが増えているようにも感じる。最終的には若者の中に「自分たちの世代にとんでもないつけがまわってくる」と、その具体的なイメージと数値化されたデータをもとに闘う若い政治家が出てこない限り、今世代間で起こっている不公平を日本の若者は気づかないかもしれない。でも自分も長生きすれば後期高齢者として若者たちの負担だもんね。あんまり長生きするのも考えモンかな……。

7時間前返信支持する (5)

神谷隆行
二十歳までに共産主義に染まらない者は情熱が足りない
二十歳過ぎても共産主義に染まっている者は知能が足りない
とチャーチルが言ったというのはデマのようだが、それでも自分自身の若い頃の政治への考えを振り反ってみるとやはり左翼っぽいものに毒されていたなと感じます。その意味では、若者が政治に期待を持たないのは、それだけ左翼に魅力が無くなっているのだなと考えます。左翼の言うことを殆ど鵜呑みにしていた当時でさえなんとなく胡散臭いモノを感じていた私の二十歳前後、ネット時代の今の若者はどう考えているのだろうか?新聞等で取り上げられるのは相変わらず左翼がかった若者ばかりのようですが。

左翼に毒されない為に必要なことは実業経験を積むこと。大人になっても大学やマスコミなど言論、虚業で暮らしていると毒がなかなか抜けない。その意味では社会人経験の浅い若者の政治参加の少なさは、そう悪いとは思いません。

9時間前返信支持する (4)

そうそう
白岩さんへ

「超高齢化社会」ではなく、「超高齢社会」です。
揚げ足取るようですいません。

でもマスメディア関係者は、言葉は正しく使用してくださいm(_ _)m

10時間前返信支持する (1)

TJ
世代間による考え方、生活観など確かに差はありますが、それよりもっと大事な、政治が面白くない、言い換えれば誰が政治家になろうが余り差はない。ということが一番の政治離れになっているのではないかと思います。魅力ある政治家、個性あふれる政治家、政治をちゃんとしている政治家などが非常に少なくなっていると思います。自分が所属する問うとか派閥、また自分に有利になる様に政治を振り回したり、ただただ与党が出す政策に反対しているだけの野党とか、メディアで報道されている国会や、その他の政治活動などで見たり、聞いたり、読んだりするそんな政治では、若者などは関心も示さないと思います。
良い例では大阪の都構想の市民投票では、投票率は確か60%を超えていたと思います。これまでの選挙では地方議員選や国会議員の選挙でも30%台がせいぜいだったと記憶しています(私の記憶違いもありえます)。
前にも書きましたけれど、国会議員でも、地方議員でも同じ選挙区からは二度と立候補できないようにすれば、国のために働いていない議員や地方のために働いていない議員は淘汰されていくと思います。そうすればお年寄りの「おらが町の議員様」ばかりの一票が減ってくることになるのではないでしょうか。そこで若者の一票が強くなってくるのではないでしょうか?選挙年齢の引き下げにより、現役の高校生なども投票が可能になれば、年代間の格差も少しはましになるのではないでしょうか?
まあたぶん、議員たちは自分たちが不利になるような案は絶対に考えないし呑まないだろうとは思いますが、このようなことを若い議員たちが積極的に考えてくれたらいいなと思います。若者が政治に関心を示してくれるようにするには、解り易く政治を伝えること、自分の一票がもしかしたら日本を変えるかもしれないという重みを持っていることを知ってもらうことなど、いろいろ目を向けてもらえるような方法を大人がしっかり考えていかないとならないと思います。

17時間前返信支持する (8)

Katsuhiro Tateno
世代間対立を演出する意図は何でしょうか。
世代間だけではありません。右と左、男と女、大人と子供、都市部と地方etc。
最近「対立」が溢れかえっていささか食傷気味なのですが、本当にそんなものあるんですかね。

むしろそんな対立軸が存在するほど若者に気概があるなら、投票率が低いわけが無いと思うのですが。


19時間前返信支持する (7)

kuma kitano
国家とは、国民とは、この国の歴史は、天皇陛下とは、国を守るとは?
こうしたことを教育に取り入れないで、政治に関心を持てと言う方がどうかしていると言える。
日本の領域、換言するのなら国境すらまともに教えていないのだ。
そんなことで、内政、外交に関心を持てと言うほうがおかしいのだ。

子育てが終わる五十代からいくらか余裕が出てきて政治に関心が出てくる。
だから老人による老人のための政治になる。
そして、今さえよければそれでいい、ということが当たり前になっていてこの国の将来と国民の未來を描こうとする政治家が少ない。あまりにも刹那的ではないのか。

何を守るのか?
憲法をまもるのか。国を守るのか。国民を守るのか。この国と国民の未來を守るのか。
それとも現在只今の自分の命だけを守ればそれでいいのか?
だから安保法制が戦争に導く法案だと批判することになるのである。

与党は近未来を論じる。
野党は今を論じる。
話がかみあうはずがない。

戦うことを放棄したから主権が侵害されているのだ。
戦後は平和などではない。
不当に拉致された同胞が存在するのにも関わらず平和だと言う。
あまりにも無責任ではないか。
不当に略奪された島がある。
領土を侵略されているのにも関わらず平和だと言う。
戦うことを放棄すると言うことは、邪な相手にはお好きにどうぞと言っているのと同じなのだ。
個人でも同じだ。自己の権利が侵されれば誰でも怒るだろう。

その怒りを放棄することは、未來永劫日本はお好きにどうぞ、と宣言することであり我々の子孫にはその姿がどのように見えるのか、無責任と言われても仕方がないだろう。

19時間前返信支持する (28)
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http://ironna.jp/theme/286
http://www.asyura2.com/15/senkyo187/msg/555.html

記事 [政治・選挙・NHK187] <凄い>渋谷のハチ公前で若者グループSEALDsが大規模な安保反対デモ!物凄い大人数が渋谷駅前を埋め尽くす!札幌でも
【凄い】渋谷のハチ公前で若者グループSEALDsが大規模な安保反対デモ!物凄い大人数が渋谷駅前を埋め尽くす!札幌でも反対デモ!
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-6993.html
2015.06.27 20:42 真実を探すブログ





















☆渋谷で安保法案反対アピール 学生ら「言論の自由危ない」
URL http://www.nishinippon.co.jp/nnp/national/article/178416
引用:
2015年06月27日 19時09分
 大学生らのグループ「SEALDs(シールズ)」が27日、東京・渋谷のハチ公前で安全保障関連法案反対のアピールをした。参加者からは、自民党若手議員の勉強会で報道機関に圧力をかけるような発言が出た問題について「自らに批判的な意見をつぶそうとするやり方は許せない」「言論の自由が危ない」と反発する声が相次いだ。
:引用終了


☆戦争法案反対!若い人達も立ち上がり始めた!SEALD in 渋谷 2015/6/27

※山本太郎議員は46分からです。


☆「戦争が怖い」 19歳女性が呼びかけたデモに700人


☆戦争したくなくてふるえる。 デモ行進 - 2015.6.26 北海道札幌市


デモに参加した皆様はお疲れ様でした!画像を見る限りでは、前に山本太郎さんが渋谷で行なった選挙フェス並みの人数が参加しているように見えます。あの時は1万人くらいの人が居たので、今回もそのくらいの規模になっていそうです。


この前は京都の方でも反対デモがありましたが、全国各地で安保反対デモに参加する人数がドンドン増えています!今年の初め頃は数千人が精一杯でしたが、安保法制の審議が始まってからは本当に凄い勢いで増加中です。


デモというのは多くの人が交流して連携を深める場所でもあるため、回数と参加する人数が増えれば増えるほど、その影響力が強まっていきます。フリーターの方達が参加したデモが報じられたりしていますが、今後も様々な人達が参加して欲しいところです!




http://www.asyura2.com/15/senkyo187/msg/556.html

記事 [政治・選挙・NHK187] 安倍首相と秋元康氏の“組閣ポーズ写真”が流出(デイリーニュース)


安倍首相と秋元康氏の“組閣ポーズ写真”が流出
http://dailynewsonline.jp/article/983857/
デイリーニュースオンライン 2015.06.27 15:50


 芸能界を牛耳る大物プロデューサーと、安全保障関連法案の成立に執念を燃やすタカ派首相。意味ありげなツーショット写真が流出した。フライデー7月10号(講談社)が安倍晋三首相(60)とアイドルグループ、AKB48の総合プロデューサーとして知られる秋元康氏(57)との親密写真を掲載したのだ。


■巧妙なメディア捌きが酷似?


 同誌によると、写真は閣僚就任時の記念撮影で使われる公邸内の西階段で撮影されたものだという。両氏のほか、幻冬舎の見城徹社長(64)や、テレビCMでおなじみのレンタルサーバー大手、GMOインターネットの熊谷正寿社長(51)ら若手経営者も組閣ポーズ≠ナ写真に収まっている。


 通信社が毎日配信する「首相動静」には載らない秘密の会合で撮影された1枚だが、安倍首相と秋元氏は以前から浅からぬ関係にあるようだ。


「秋元氏は2013年に安倍政権が音頭を取る『クールジャパン推進会議』の民間議員に抜擢され、翌年には東京五輪の五輪組織委員会のメンバーにも撰ばれている。五輪の総合演出家への就任も噂されるなど、政権との結びつきは強い」(全国紙政治部記者)


 安倍氏は、AKBを国民的アイドルグループに育て上げた秋元氏のプロデュース力を「相当に買っている」(前出の政治部記者)とされるが、参考にしているのはその部分だけではなさそうだ。マスコミ対策についても秋元氏と安倍政権のやり口は酷似しているのだ。


「AKBの場合、メンバーのスキャンダル潰しのため、週刊誌やスポーツ紙に細かく利権を振り分けて懐柔する作戦をとっていた。それともうひとつ、重要視していたのが実話系のゴシップ誌への対応だ。従来の芸能事務所が放置してきたこれらの媒体に睨みを利かせることで、完璧に近い情報統制を敷いていた」(スポーツ紙記者)


 アメとムチを使い分けることによって、御用マスコミを手なずけるのは安倍政権も同じだ。


「少しでも批判的な内容を報じようものなら、敵意を剥き出しにして執拗に攻撃を仕掛ける。昨年12月の衆議院選挙で、マスコミ各社に公平な報道を求める異例の通達を行ったのがいい例。その替わり、自分たちに好意的だったり、有利な情報を流す所にはとことん協力的になる。一方で、自らの主張と論調が近い産経新聞には安倍首相と直電≠ナきる仲の記者が複数いるとされ、その姿勢は極端すぎるほど極端だ」(先の記者)


 秋元氏と安倍氏。両者ともに「情報統制」の重要さを認識していたからこそ、今の地位を獲得できたともいえるが……。


(取材・文/浅間三蔵)




関連記事
安倍首相がお友達の秋元康、見城徹と撮った「組閣ごっこ」写真が流出! 憲政冒涜の声(リテラ)
http://www.asyura2.com/15/senkyo187/msg/531.html




http://www.asyura2.com/15/senkyo187/msg/557.html

記事 [政治・選挙・NHK187] 「内輪の話を盗み聞きされた」と言い訳! 百田尚樹は言論の自由が全くわかっていない(リテラ)
                 「作家 百田尚樹 (公式)オフィシャルウェブサイトより」


「内輪の話を盗み聞きされた」と言い訳! 百田尚樹は言論の自由が全くわかっていない
http://lite-ra.com/2015/06/post-1225.html
2015.06.27. リテラ


 最近、ツイッターも非公開にしておとなしくなったと思っていたら、自民党の安倍チルドレンたち勉強会で、またぞろトンデモ発言をして物議をかもしてしまった百田尚樹センセイ。

 あの『殉愛』(幻冬舎)で、さくら夫人の一方的な話に丸乗りして嘘をふりまき、たかじんの娘や元マネージャーを攻撃しながら、それについて一切責任も取らず、よくもまあイケシャアシャアと国士ぶって報道機関を批判できるものである。

 しかも、今回は「沖縄の二つの新聞はつぶさないといけない」「沖縄のどこかの島が中国に取られれば目を覚ますはずだ」という露骨な言論弾圧発言だ。百田氏は自分が今、なぜ作家として言論活動ができているのか、報道、言論の自由が何を守っているのか、考えたことがあるのだろうか。

 いや、この人にそんな説教をしても意味はない。百田氏はおそらく表現の自由のことなど、1ミリも考えたことはないだろう。それは、発言が発覚した当日の夜に百田氏がツイッターやFacebookに投稿した言い訳を読めば明らかだ。

〈ギャグで言った言葉を切り取られた。しかも部屋の外から盗み聞き!卑劣!それにしても、報道陣は冒頭の2分だけで退室したのに、ドアのガラスに耳をつけて聞き耳してるのは笑った。しかし、正規の取材じゃなくて盗み聞きを記事にするのは、ルール違反だし、卑劣だろう!〉
〈私がむかつくのは、報道陣がいたのは、最初の2分だけ、あとは部屋から出て行って、シャットアウト、つまりその後の講演も質疑応答もクローズな場所での発言なのに、それを盗み聞きして報道されたことだ。〉
〈私はラジオやテレビで不特定多数に向けて発言したわけではない。あくまで私的な集まりの場において話したにすぎない。内輪の席での発言だ。(中略)
 しかも、私は議員でもなければNHK経営委員でもない。一私人である。〉

 百田氏は、政党交付金を受けている公党の勉強会を、居酒屋の常連同士の会話と同じ「内輪の席」だと言い張り、政権与党の若手議員たちが何を考えているのかをチェックする報道を「盗み聞き」と批判しているのだ。

 クローズドな会議の内容を報道したら盗み聞きと言うなら、もはや権力チェックなど不可能で、その体制は北朝鮮と変わらなくなってしまう。このオヤジはジャーナリズムの意味も政治報道の真の目的もまったくわかっていない。

 さらに唖然とさせられるのは、自分のことを「一私人」だと言い張っている点だ。日本の国のあり方を180度変える安保法案を後押しし、政権与党の勉強会で若手政治家たちに「(政治家は)負の部分はネグったらいい。いかに心に届くか、その目的のためには多少……」などと、アドバイスを送っている人物のいったいどこが「私人」なのか。

 調子のいいときは「公」的な使命でやっているというようなことを言いながら、都合が悪くなると「私」に逃げ込む。実は、このやり方は、百田氏が最近覚えた方法論らしい。

 百田氏は最近、一度はツイッターを非公開にし、そのかわり、有料メールマガジンを始めたのだが、その定期購読案内にこんな注意書きが掲載されているのだ。

〈当メルマガは私信であり、著作権は百田尚樹にありますので、転載、引用、拡散はいずれも固く禁止させていただきます。〉

 おそらく『殉愛』騒動でさんざんディスられたことで、批判を封じるいい方法はないかと考えた結果、「私信」とかなんとか言い始めたのだろうが、そんな理屈が通用すると本気で思っているのだろうか。このメールマガジンは個人的な手紙ではなく、不特定多数に購読を呼びかけ、購読者からお金をとっているメディアなのだ。しかも、誰でも見ることのできる購読案内には、その見本として、今回の勉強会での発言とまったく同じ、普天間基地周辺の住民を貶める文章が書かれていたのだ(現在は別の記事に変わっている)。

〈というのは、普天間基地というのは、周囲に家など何もない畑と荒地の中に作られたのです。
 ところが、「基地の近くに行けば、いろいろと商売ができるぞ」と基地周辺に人が住み出したのです。(中略)
 やがて、基地の周囲に住む人たちは「基地の騒音がうるさいから迷惑している」と騒ぎ始めました。「基地が家の近くにあるから、精神的苦痛を味わっている」と。中には「基地はいらないから出て行け」という人も現れました。
 これって何かおかしくないでしょうか。静かでも何でもなかった町に、基地がやってきたわけではありません。騒音がうるさい基地のそばにわざわざやってきたのは住民です。〉

 ちなみに、この百田の住民批判は事実ではない。現在の普天間基地の敷地部分には1925年段階で1万人近い住民が住み、役場や小学校もあった。そして、戦後、住民が収容所に入れられているうちに、米軍が土地を占領して建設を始めたため、住民は帰村した際にやむなく米軍から割り当てられた周辺の土地に住み始めたのである。

 自分は、政治的主張のために沖縄の歴史をねじまげ、住民の心を傷つけているのに、批判されたくないからと「私信」だと言い張る。まさに、卑劣なやり口と言わざるをえない。

 さらに今回の自民党勉強会での発言をめぐって、百田氏はもうひとつ卑劣な手口を使って言い逃れをしている。

 それは、大きな問題になった「沖縄の二つの新聞はつぶさないといけない」発言について、だ。百田氏はFacebookでこれを〈誰かが「沖縄の二紙はやっかいですね」と言った言葉を受けて、「ほんまや、つぶれたらいいのに」と軽口で言ったにすぎない〉などと弁明したが、それは真っ赤な嘘だ。

 実際は、複数の記者がもっと断定的な口調で、「つぶさないといけない」と発言をしたのを聞いている。実際、朝日から読売、産経まですべての新聞がほとんど同じ表現で百田発言を報じている。

「沖縄の二紙はつぶさなあかん」(朝日)「沖縄の新聞社はつぶさなあかん」(読売)「沖縄の二紙はつぶさないといけない」(産経)

「つぶれたらいいのに」と「つぶさなあかん」ではまったく意味が違う。百田氏は弁明の途中で発言のニュアンスを巧妙に変え、ごまかしをはかったのだ。

 そういえば、『殉愛』のときもそうだった。百田氏は同書で、さくら夫人は「結婚していない」とはっきり書き、「『殉愛』の内容は100%真実」と言っていた。ところが、さくら夫人の離婚歴が発覚すると、「知っていたが、プライバシーを明かす必要はない」などと言い始めた。

「さくらさんはお金を一切望まなかった」という記述もそうだ。金銭要求の事実が判明すると、「遺産をもらって何が悪いのだろう」と論点をずらしていった。

 そして、次から次へと矛盾が噴出して収拾がつかなくなると、裁判で決着をつけるというポ―ズでこの問題から逃走をはかり、その後、ツイッターを非公開にしてしまったのだ。

 ところが、その裁判についても、〈裁判は面白いことになると思う。虚偽と言われては、本には敢えて書かなかった資料その他を法廷に出すことになる。傍聴人がびっくりするやろうな〉などと挑発を繰り返していたにもかかわらず、今に至るまで、百田氏本人が出廷したという話は聞かない。

 ようするに、この人、戦争とか男気とかが大好きなただのお調子者のおっさんで、ほとんど何も考えていないのだろう。ちょっとした情報を聞いてはその気になって、やたらオーバーでテキトーなことを言う……。そして、後になって、嘘がバレたら、またその場しのぎのテキトーな言い訳をして、嘘を積み重ねていく。そういう意味では、本来はマジメにこの人の言葉を検証・批判する必要はないのかもしれない。

 しかし、恐ろしいのはそのただのお調子者のおっさんを、政権与党の若手議員たちが今も勉強会に呼び、その意見をありがたく拝聴し、我が意を得たりと、全く同じ意見を大合唱していることだ。

 たとえば、勉強会の出席者で、「(沖縄メディアは)左翼勢力に完全に乗っ取られている」と発言した長尾敬議員は、自身のツイッターで〈沖縄のあの2大メディア対策は如何に?という、私の質問に対してお答えくださいました〉と、百田氏の例の言論弾圧発言を引き出したことを自慢げに語っている。さらには、騒動になった後も、琉球新報社の潮平芳和編集局長のコメントの一部を引用し、こんなツイートをしている。

〈>琉球新報は今後とも不偏不党、言論の自由を重んじ、公正な取材活動と報道に努める。はっ?空耳? 私が現場で見聞きする実態を、公正に取材し報道しているとは思えないのですけれど。〉

 反対意見を弾圧し、言論・報道の自由なども完全に無視。安倍首相がどれだけ知らん顔しても、百田尚樹氏の発言の中身は、自民党の安倍チルドレン、そして安倍首相の思想そのものなのである。

(小杉みすず)



http://www.asyura2.com/15/senkyo187/msg/558.html

記事 [政治・選挙・NHK187] 百田氏の暴言を許す、また言える雰囲気が、安倍政権の本質である。(かっちの言い分)
http://31634308.at.webry.info/201506/article_24.html
2015/06/27 20:42

文化芸術懇話会の暴言が、今後の自公の政権運営を危うくしている。この懇談会の代表者の木原・自民青年局長(衆議院熊本1区)が更迭された。更迭と言っても、隠しただけである。今回の出来事は、今後自民のさらなる落ち目のターニングポイントとなる。

この懇談会の主役は、百田氏である。この男、急にNHKの経営委員として有名になった。当然、今のNHK会長の籾井氏と同じように、安倍氏公認として送り込まれた訳である。そもそも、百田氏のような男が幅を利かせることが出来ること自体、安倍氏という後ろ盾を持っているからである。懇談会でも米軍のレイプ事件よりも、沖縄一般のレイプ事件の方が多いと言った人物も百田氏らしい。

この男は、何を言いたいのか?米軍のレイプなどは、通常より事件率が低いから構わないと言いたいのか?それなら、自分の娘がいて、そのようなことをされても、こんな話が出来るのか?

私自身、この百田という男のことをもう少し知りたいと思い、ウィキぺディアで調べてみた。言ってみれば、安倍内閣の申し子のような男であることがわかる。思想右翼であり、たかじんの番組では、「民主党は息を吐くように嘘をつく」と非難した。記事の主張の内容は、おぞましい限りである。安倍首相がいくらきれいごとを言っても、百田のような男が我が物顔でのさばれる自民党自体が、今の安倍政権の本質である。

百田 尚樹(ひゃくた なおき)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%99%BE%E7%94%B0%E5%B0%9A%E6%A8%B9#.E7.B5.8C.E6.AD.B4

1956年2月23日(59歳)
大阪府大阪市東淀川区

経歴

同志社大学法学部在学中に『ラブアタック!』(ABC)に出演し、みじめアタッカーの常連だった。妻はその時に出演していたかぐや姫役の女性[1]。大学生活5年目で中退、その後放送作家となり、『探偵!ナイトスクープ』のチーフライターを25年以上に渡り務めているほか、『大発見!恐怖の法則』などの番組の構成を手がけた。

2006年(平成18年)に『永遠の0』(太田出版)を発表し、小説家としてデビュー。2009年(平成21年)、『BOX!』が第30回吉川英治文学新人賞候補、第6回本屋大賞の5位に選出され、映画化もされた。

2012年(平成24年)10月15日付オリコン”本”ランキング文庫部門で『永遠の0』が100万部を突破。文庫部門では13作目。また、東宝による映画化が決定した。(現在まで単行本と文庫本の累計発行部数は480万部を突破している。)『モンスター』の文庫版も120万部を突破した。

2013年(平成25年)、『海賊とよばれた男』で本屋大賞を受賞。「直木賞なんかよりもはるかに素晴らしい、文学賞の中で最高の賞だ」と喜び、その発言でも注目を集めた[5]。同年9月から『週刊新潮』にて『フォルトゥナの瞳』を連載開始した。これは小説家デビュー以来、初の週刊誌連載となる。

同年10月9日、第26回日本メガネベストドレッサー賞文化界部門を受賞[6]。

2013年(平成25年)11月11日、NHK経営委員に就任。2015年2月、退任することとなった。

主張

日本軍創設を主張。渡部昇一との対談で「安倍政権では、もっとも大きな政策課題として憲法改正に取り組み、軍隊創設への道筋をつくっていかねばなりません」と述べた。憲法改正に関してはその後も「民間憲法臨調」の主催する憲法フォーラムや、次世代の党・みんなの党の国会議員らによる超党派議連「自主憲法研究会」の設立総会で講演し、占領下で制定された憲法が70年間全く改正されていないことが異常であるなどと訴えた。

2012年11月11日の『たかじんのそこまで言って委員会』に出演した際、「民主党は息を吐くように嘘をつく」と非難した。

民主党の有田芳生は2014年2月の参院予算委員会で、百田が東京都知事選に立候補した田母神俊雄の応援演説を行った際、「南京大虐殺はなかったと持論を展開」、「他の主要候補を人間のくずみたいなもの」と批判したと指摘した、百田は、2014年2月12日に行われたNHK経営委員会の非公開の会合の中で「個人的信条に基づく行動は問題ないと考えているが、そうではない趣旨の報道をされた。人のことを『くず』と呼んだのはほめられた言動ではなかった」と釈明した。一方で、「(NHK経営委員の立場は)個人的な主義主張を縛るものではない。私の本職は作家であり著述家。政治や国際問題についても発言してきた。経営委員だからそうした発言を一切するなというのは言論封殺、職業否定につながる」とも述べた。

雑誌『WiLL』2012年10月号において、安倍晋三と対談し、2012年自由民主党総裁選挙に際し、もう一度内閣総理大臣を目指すよう背中を押した。

2014年5月24日、自由民主党岐阜県支部連合会(県の選挙区の連合会)の定期大会に出席し講演した際、「軍隊は家に例えると、防犯用の鍵であり、(軍隊を持つことは)しっかり鍵を付けようということ」と語った上で、「家に例えると、くそ貧乏長屋で、泥棒も入らない」と軍隊を保有していないバヌアツ・ナウル両国を揶揄、「しっかりした自衛権、交戦権を持つことが戦争抑止力につながる」と発言。時事通信は“NHK経営委員が、特定政党の応援を行った”ことが、問題視される可能性があると報じた。当の百田はこれについて「講演全体の趣旨とテーマ」を書き、それを問題視すべきだと反論。

2014年6月18日、静岡青年会議所が主催した講演にて日教組を非難。「日教組は何十年間も、純粋無垢な子どもたちに贖罪意識を教え込んでいる。まず『日本は素晴らしい』ということを教えなければいけない」「日本人でいることが恥ずかしいと教え込まれた子どもたちは立派な大人になれない」と主張した。

2014年9月末、土井たか子の訃報に接し「拉致問題などないと発言したばかりか被害者家族の情報を北朝鮮に流した、まさしく売国奴だった」とツイート。批判のリプライに対し「他人に人格を説く人たちに聞きたい。政治家は死ねば批判から免れるというのか」「他人に品格を要求するくらいなら、あなたたちも私も批判するな」と反論。

2014年10月27日、「世界がエボラを食い止めようと必死で戦ってる中、日本も感染症関連法案改正しようとしてるのに、民主党が審議をストップさせている! こいつら、日本人を殺したいのか!!」、「【拡散希望】 世界がエボラを封じ込めようと必死で戦ってる中で、日本も感染症関連法案改正に取り組もうとしているが、民主党が審議をストップさせている! こいつら、日本人を殺したいのか! 民主党、許さん!」とツイートしているが、実際には、この時点で感染症予防関連法案は厚生労働委員会に付託されておらず、審議のストップ自体が不可能だったので事実ではない。

2015年(平成27年)6月25日、自由民主党の若手国会議員の勉強会である文化芸術懇話会に講師として招かれた際、集団的自衛権の行使容認に賛成の立場を表明した上で、政府の対応について「国民に対するアピールが下手だ。気持ちにいかに訴えるかが大事だ」と指摘し、「反日とか売国」という表現を使いながら、「日本をおとしめる目的をもって書いているとしか思えないような記事が多い」と指摘すると、参加議員から「そうだ、そうだ」と賛同の声が上がったという。さらに、沖縄県の地元紙が政府に批判的だとの意見が出たことに対して、「沖縄の二つの新聞はつぶさないといけない。

あってはいけないことだが、沖縄のどこかの島が中国に取られれば目を覚ますはずだ」と主張した。また、さらに、普天間基地について、「もともと普天間基地は田んぼの中にあった。そこを選んで住んだのは誰やねん」と述べた他、戦時中の沖縄について「沖縄は本当に被害者やったのか。そうじゃない」「沖縄の米兵が犯したレイプ犯罪よりも、沖縄県全体で沖縄人自身が起こしたレイプ犯罪の方が、はるかに率が高い」などと述べた。



http://www.asyura2.com/15/senkyo187/msg/559.html

記事 [政治・選挙・NHK187] 百田尚樹氏「私が本当につぶれてほしいと思っているのは、朝日新聞と毎日新聞と東京新聞です」
百田尚樹氏「私が本当につぶれてほしいと思っているのは、朝日新聞と毎日新聞と東京新聞です」
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-6987.html
2015.06.27 22:00 真実を探すブログ

















以下、ネットの反応






























思い上がり過ぎですが、彼の発言に賛同しているコメントもかなり多くてドン引きです。ネトウヨ達にとって琉球新報や沖縄タイムス、朝日、毎日、東京新聞が天敵みたいで、今までも百田氏みたいなコメントを何万回と投稿しています。


勝手に考える分には構いませんが、わざわざ公の場で発言したということは炎上狙いなのでしょうか?どちらにせよ、ちょっと普通の人の感覚とはズレているように感じられます。



http://www.asyura2.com/15/senkyo187/msg/560.html

記事 [政治・選挙・NHK187] 大学生「安倍総理、国民を守るためとウソをつくのは止めて下さい」(田中龍作ジャーナル)
大学生「安倍総理、国民を守るためとウソをつくのは止めて下さい」
http://tanakaryusaku.jp/2015/06/00011470
2015年6月27日 22:15 田中龍作ジャーナル



大学4年生という男性は就職がまだ決まっていない。「自衛隊?あり得ない。経済的徴兵制はふざけている」。=27日、渋谷ハチ公前 写真:筆者=


 大学生の3人に1人が「官製ローン」と言われる奨学金を受給し(文科省まとめ=2012年)、多くは過酷なブラックバイトに追われる。大学生=貧困層と言っても過言ではない。


 安倍政権が目論む「経済的徴兵制」は確実に若者の足元に忍び寄っている。


 「借金のカタに戦地に行かされるのはゴメンだ」。将来、銃を手に取る可能性のある学生たちがきょう、若者の街・渋谷で戦争法制に反対する声をあげた。(主催:SEALDs)


 都内の大学4年生(男子)は奨学金560万円の返済を背負う。就職はまだ決まっていない。返済は「悩みだ」と重い口調で話す。


 彼がマイクを握った―


 「いったいなぜ、学校に行きたい若者が昼夜バイトを掛け持ちしなければいけないこの国で、私たちは国のために戦わなければいけないのでしょうか?


 奨学金が返せない学生は防衛省でインターンシップをすればいいと、先日政府の発言がありました。お金もない、地位もない、選択肢もない若者を戦争に駆り出すつもりなのでしょうか?


 安倍総理、もしくは政府の皆様にお願いです。もう国民を守るためとウソをつくのは止めて下さい」。


 『田中龍作ジャーナル』は片っ端から参加者に聞いたが、半分は奨学金を受給していた。



プラカードを持った女性(大学2年生)は「経済的な事情で自衛隊に入る人が増えるのではないか」と不安を募らせた。=27日、渋谷ハチ公前 写真:筆者=


 奨学金を受給していない学生も「経済的徴兵制」への怒りを露わにした。


 「経済的徴兵制を聞いた時はムチャクチャ驚いた。奨学金を返せないために本当は自衛隊に行きたくないのに行かされる。許せない」。こう語るのは都内の高校2年生(女子)だ。


 主催者は全政党に声を掛けたが、与党議員は来なかった。野党は民主、共産、維新、社民、生活が参加した。


 共産党の志位和夫委員長と維新の初鹿明博議員が手を取り合う場面もあった。


 山本太郎議員が声を振り絞るようにして呼びかけた―


 「経団連が今より安い労働力を爆発的に増やせと言っている。組織票、資金提供を受ける政治家は皆さんのことは全く考えていない。大企業に対する御恩返しだけ。


 戦争法案とんでもない。70年続いた日本の平和ブランドを一気にクリアランスセールすること。


 安倍政権になって真っ先に武器輸出三原則を廃止した。武器を外国に売れと政治にプレッシャーを掛けて来た。武器を作って儲けようとして売る企業がいっぱいいる。企業が儲けてもあなたの財布は潤わない。政治を変えなければダメなんです」。


 戦争と貧困はコインの裏と表だと言われる。それを地で行くのが奨学生だ。安倍首相の自己満足と資本家の利益追及のために大事な人生を奪われては、たまったものではない。


 



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