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2015年8月16日00時00分 〜
記事 [政治・選挙・NHK190] 安倍談話に朝日記者が疑問!「謝罪を背負わせてはいけないは被害を受けた方が言うべき」⇒何故か批判が相次ぐ!
安倍談話に朝日記者が疑問!「謝罪を背負わせてはいけないは被害を受けた方が言うべき」⇒何故か批判が相次ぐ!
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-7593.html
2015.08.15 23:00 真実を探すブログ













↓このコメントに批判の声が相次ぐ・・・


















私はこの記者の言うことはその通りだと思うので、ネット上で敵意をむき出しにして噛み付いている連中が気持ち悪いです。
朝日記者ということで何でもかんでも批判している人が見られますが、日本政府として「謝罪を背負わせてはいけない」という言葉を戦後70周年に発表するのは違和感を感じます。


これは被害を受けたほうが「もう謝罪は良いですよ」という感じで言うべき言葉であり、日本がこの談話で強調するはちょっと変です。ムキになって怒っている方は、もう少し冷静に頭を回転させて考えて欲しいと思います。


歴代内閣のおわび不変 戦後70年で安倍談話


(全録)安倍首相、「戦後70年談話」について記者会見(15/08/14)




http://www.asyura2.com/15/senkyo190/msg/711.html

記事 [政治・選挙・NHK190] 「A級戦犯や戦争指導者を祀る靖国神社への参拝を続けるなら謝罪を続けることも宿命でしょう:深草 徹氏」
「A級戦犯や戦争指導者を祀る靖国神社への参拝を続けるなら謝罪を続けることも宿命でしょう:深草 徹氏」
http://sun.ap.teacup.com/souun/18108.html
2015/8/16 晴耕雨読


https://twitter.com/tofuka01

一日本国民として明治以来の歴史を、心静かに振り返り、その歴史の教訓の中から、未来への知恵を学ぶのは誰も異存のないところでしょう。

しかし、そんなことは侵略と植民地支配により周辺国に多大な被害を及ぼした日本国の首相が、戦後70年の終戦記念談話において、言うべきことではないでしょう。

「アジアで最初に立憲政治を打ち立て、独立を守り抜きました。日露戦争は、植民地支配のもとにあった、多くのアジアやアフリカの人々を勇気づけました。」

しかし、琉球処分、朝鮮の植民地化、台湾出兵、日清戦争と台湾割譲、日露戦争と満州進出、21カ条要求。

侵略とアジア同胞の抑圧の連続でしたね。

第一次大戦では、わが国は、孤立したドイツ帝国のアジア・太平洋地域の拠点を攻撃して漁夫の利を得ました。

第一次大戦を機に波打ち始めた戦争違法化の流れに、わが国は、面従腹背。

内に社会・政治運動の弾圧・朝鮮人や左翼の虐殺、外にシベリア出兵、張作霖爆殺、山東出兵。

世界恐慌以前のことです。

「わが国は、孤立感を深め、外交的、経済的な行き詰まりを、力の行使によって解決しようとした」。

随分と評論家的な語り口ですね。

「国内の政治システムは、その歯止めたりえなかった」。

違いますね。

天皇制と軍国主義が、満蒙の特殊権益、中国大陸における死活的利益をかざして侵略を推進したのです。

「日本は、次第に、国際社会が壮絶な犠牲の上に築こうとした『新しい国際秩序』への『挑戦者』となっていった」。

これは昭和維新を唱えた右翼・青年将校の弁明のようですね。

きっとネトウヨも拍手喝さいではないでしょうか。

「進むべき針路を誤り」。

本当は正しい道であったと言いたいようですね。

「戦後七十年にあたり、国内外に斃れたすべての人々の命の前に、深く頭を垂れ、痛惜の念を表すとともに、永劫の、哀悼の誠を捧げます」。

まるで人ごとのように聞こえますね。

まず言うべきことは、アジア諸国で侵略軍の手により奪われた2000万の尊い命とそれら諸国への心底からの謝罪でしょう。

「戦場の陰には、深く名誉と尊厳を傷つけられた女性たちがいたことも、忘れてはなりません」。

いろいろとあげてきた戦争犠牲者。

その最後に忘れられそうになっていた従軍慰安婦のことかと思わせる人々のことがわずかに語られています。

残虐行為、非人道行為こそ、はっきりと語らなければなりません。

「これほどまでの尊い犠牲の上に、現在の平和がある」。

現在の平和は、戦争の悲惨さ、残虐さ、非人間性を語り継ぎ、平和の大切さを訴え続けている有名・無名の人々のたゆまぬ努力によって守られているのです。

それを無視して日本を再び戦争への道に引き込もうとしているのは安倍首相、あなたですよ。

「二度と戦争の惨禍を繰り返してはならない」。

ならば憲法9条を遵守しましょう。

「侵略、戦争。いかなる武力の威嚇や行使も、国際紛争を解決する手段としては、もう二度と用いてはならない」。

本当にそう考えるなら海外で米国と共同して武力行使をすることを認める安保法案は撤回するべきでしょう。

「あの戦争には何ら関わりのない、私たちの子や孫、そしてその先の世代の子どもたちに、謝罪を続ける宿命を背負わせてはなりません」。

それなら靖国神社への国会議員、大臣の参拝をやめることが先決問題です。

A級戦犯や戦争指導者を祀る靖国神社への参拝を続けるなら謝罪を続けることも宿命でしょう。



http://www.asyura2.com/15/senkyo190/msg/713.html

記事 [政治・選挙・NHK190] 東京五輪地獄! 次々と芋づる式に出てくる名前(simatyan2のブログ)
東京五輪地獄! 次々と芋づる式に出てくる名前
http://ameblo.jp/usinawaretatoki/entry-12062144169.html
2015-08-15 21:24:44NEW ! simatyan2のブログ


安倍晋三首相の、どこか人事のような戦後70年の談話、桜島の
噴火、そして相変わらず巷で頻発する猟奇事件、これらが起きて
いる間もオリンピックの利権に群がる相関図か拡大しています。


盗作を認めたアートディレクターの佐野研二郎氏



佐野氏 バックデザイン“盗用”認め謝罪 五輪エンブレムは「模倣は一切ない」
http://netallica.yahoo.co.jp/news/20150814-00000084-dal


その佐野研二郎氏の兄が経済産業省商務情報政策局 情報経済課長
佐野究一郎であったこと、



またJOC理事でJSC理事長の河野一郎



の右腕と言われるJSC日本スポーツ振興センター
の佐野総一郎



が佐野研二郎の親戚であったことが前回まででした。


しかし新たに発覚したことは、佐野研二郎が教授を務める多摩美術
大学の教授仲間に永井一史という人物がいるのですが、



この人の父親は永井一正と言って、



今回のオリンピックエンブレムの審査委員代表だったのです。


また去年富山県立近代美術館で開催された永井一正氏のポスター
ライフでは、佐野究一郎が尽力を尽くしているんですね。


永井一正 ポスター・ライフ 1957-2014
http://www.pref.toyama.jp/branches/3042/exhibition/exh_2014/exh_14_1.htm


そしてこのエンブレムを世界に向けて発表したのが広告代理店電通
の組織委マーケティング局長である槙英俊です。



しかし、もう一つの盗作と言われるトートバッグのデザインを依頼
したのも電通なんですね。


依頼したのは電通のCMプランナーでコピーライターの高崎卓馬です。



電通と言えば松崎昭恵氏(安倍首相夫人)も元電通社員で、



今もなお電通と太いパイプを持っているので、ある程度の内情は
知ってるかもしれませんね。


いずれにしても、こういう一癖も二癖もある輩が暗躍して盗作した
せいで、とうとうベルギーのオリビエ・ドビ氏がIOCを提訴しました。



ドビ氏側、IOCを提訴=東京五輪エンブレム差し止め求める―ベルギー
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150814-00000124-jij-spo


ドビ氏側は王族担当弁護士を用意するそうですから、今後やっかい
なことになりそうで、そうなるとIOCはJOCに責任を追及するように
なってくるでしょう。


また世界に恥を晒すことになりますね。




http://www.asyura2.com/15/senkyo190/msg/714.html

記事 [政治・選挙・NHK190] 世界が祝う 『VJの日創設70周年』、その現実を知ることこそが、 日本の若者に必要な世界観である。 (リュウマの独り言)
世界が祝う 『VJの日創設70周年』、その現実を知ることこそが、 日本の若者に必要な世界観である。 抽象的な一般論と受け止められた 「安倍談話」。 これから上がる 各国の評価が心配される。
http://ryuma681.blog47.fc2.com/blog-entry-1507.html
2015.08.15 リュウマの独り言


 今日は 対日戦争での 『日本の無条件記念日』。 世界各地でその祭典が 今年は70周年ということもあり、特に盛大に行われる。 昨日の安倍首相の談話は そういう中で発せられたということを国民が理解できるように 特に公共放送であるNHKは、 戦勝国の祝う様子を伝えるべきだろう。


 戦後70年たっても まだこれほどの記憶をなぜ世界がするのかも 考える必要がある。 特に 『ドイツ降伏後』、 日本だけが最後の一兵まで戦うと宣言し、 戦争終結だと思った世界の人々の気持ちとは真逆の行動をとった。 そして、 全く勝ち目のない戦争を 『特攻』などの『自爆攻撃』を交えながら続けた。 対戦国から 「日本人は人間ではない (人の感情を持っていない) 」という言葉も聞かれるようになった。 



水兵がキスをしている 対日戦勝利の巨大な像。 その周りだけでなく街中でも大勢が水兵帽をかぶり …


 その安倍政権の出した 『総理談話』は閣議決定をしたこともあり、-- しなくとも、同じなのだが -- 世界の注目の中で行われた。 イギリスの公共放送BBCは、 同時通訳を入れて中継をした。が、 なかなか英語に直すことが困難だったという。 それは、「安倍談話」に主語がないからだと伝えられている。 中国や韓国での評価は いわゆる『ネトウヨ』と呼ばれる人々が言うように 厳しいものになるだろうことは 予想できるが、 アメリカやヨーロッパ、東南アジアでどうなるかが、焦点であろう。


 談話の評価など どうでもよいわけではない。 これは、「今後日本の進む道と これまでの歴史観」が表明されているのだから … 談話の中で 主語もはっきりし、 主張もはっきりしていることは 『今後日本は謝罪しない。』という表明だけだろう。 それ以外は 「日本の行動」について言ったのか、 「世界的な風潮」について言ったのか、どちらともとれるように書かれている。 はっきり言いたくない、 という感情が隅々にあふれている。


                                             きむらゆい@フォーラム4 @yuiyuiyui11
スピーチライターの谷口智彦が書いてますので、書くと言った時点から他人事ですね。うんざりするくらいの長い言い訳でしたね。


 昨日紹介した 「教えてGoo」での 安倍支持者の指摘通り、今回の談話は 「二次大戦で行った日本の行為は、世界の国々も行ってきたこと。 日露戦争などは、アジアアフリカの人々に希望を与えた。 アジア諸国には 多少なりとも迷惑をかけたことがあるかもしれないが、だからと言って 日本人が謝罪を続けるわけにはいかない。」とまあ、 こんな論調になってしまうのであろう。


                                              2015年8月15日  朝日新聞
■高市早苗総務相
 昨日の(戦後70年の)首相談話は、自民党、公明党、そして内閣として、一体的な統一した見解を皆さまに責任をもってお示しできる内容のものだった。そしてなによりも、日本人に生まれただけで、それが罪であり、未来永劫(みらいえいごう)謝罪を続けなければいけないといった「民族責任論」から子孫の代を解放していく(内容のものだった)。  ← これが主眼


 戦争によって、日本人であれ、対戦国の方であれ、戦場となった場所の方であれ、多くの方の命が失われる。 (どこに責任があるのかは問わない。これも主眼) もう武力をもって紛争解決するというようなことが起きないように、そういう決意を新たにしながら、そのことは次の世代に「戦争の悲惨さ」 (日本が引き起こしたことは問わない。 これも主眼) としてちゃんと伝えなければならないが、少なくとも「民族責任論」というものとは一線を画し、未来志向型の談話となった。 (引用終り)


 未来志向型の談話とは何か、 簡単に言うと 過去過去のことは水に流し、未来のことを語ろう、ということらしい。それは相手国が言うのならともかく、日本から述べる言葉ではない。 


                                                 中沢けい @kei_nakazawa
BBC、CNN、YNタイムス、VOAなどが安倍談話の内容をかなり正確に把握した報道をしている。論評はおさえているが、ヤルタ・ポツダム体制への「挑戦」であることを感じとっている様子。今後どのような論評になるのかは注目。


                                              十全外人大庭亀夫 @gamayauber01
今日はVJだが、わしガキの昔はスピットファイアが低空で「ヴィクトリーロール」で凱旋飛行をして、日本人旅行客団体に向かってすごいこと言ったりしてた。20年で世の中が変わってVJデーって今日かあ、くらいになったけど、安倍政権みたいなことやってると元に戻ったりしてw


 8月13日の 「ザ・ガーディアン」紙に 8人のアメリカ兵捕虜に対して 『生体実験をした日本人医師の回顧録』が 載っている。 -- 記事はごく一部です。 --  どの国もやったことで、「日本だけが謝罪し続けること」を拒否した総理談話の前日である。 戦争によって 日本人も、対戦国も、戦場となった人々の命は失われる … だれが戦争を引き起こしたのか。 そんな認識の国を世界が信用することはないだろう。 このVJdayはより一層 忘却を防ぐために盛んになってしまうのかもしれない。


                                          Thursday 13 August 2015 The Gardian
        Japan revisits its darkest moments
where American POWs became human experiments



One Japanese doctor has dedicated himself to ensuring the vivisection of eight US airmen by his fellow countrymen is not forgotten


Inside, university doctors, at the urging of local military authorities, began the first of a series of experiments that none of the eight victims would survive.


According to testimony that was later used against the doctors and military personnel at the Allied War Crimes Tribunals, they injected one anaesthetised prisoner with seawater to see if it worked as a substitute for sterile saline solution.


                         全文は リンク → One Japanese doctor is not forgotten 
http://www.theguardian.com/world/2015/aug/13/japan-revisits-its-darkest-moments-where-american-pows-became-human-experiments?CMP=twt_gu


 靖国神社に対しての情報も 英文の写真入りで外国の方が アップするようになった。 靖国神社というものが どういうものか世界の人々も知るようになるだろう。 内政問題で済ますわけにはいかない。 鎖国すれば別だけれど…                                          
                                                 Kimberly Gale @kimberlygale
Crowds gather at #Yasukuni Shrine on the 70th anniv. of the end of #WWII to pray or show pride #Japan



 イギリスの公共放送 「BBC」も 同時通訳を入れて 実況中継した。談話が終わった後も、1時間おきにその内容についてのコメントをしていたが、だんだん厳しい評価になっている。 NHKが 「お友達の記者」をたてて 『ほら、 重要な語句はすべて網羅されています。』と 援護していたが、またまた 日本マスコミの信頼を失ったに過ぎない。


                                            BBC South East @bbcsoutheast 
Don't forget - you can see all of our Victory in Japan pieces from this week by visiting our Facebook page.



 画像は BBCより


アメリカでは ジョブ・ブッシュ (大統領候補)氏が 父のブッシュ大統領の 対日戦争時の写真を載せ、Thanks Dad と ツイートしている。
                                                      Jeb Bush @JebBush
Thanks Dad #VJDay


 インディペンデント紙は 海軍が船上に 大きく人文字で VJ70と書いている様子を写真で伝え、「VJの日」の 王室の予定を細かく伝えている。


                                   Saturday 15 August 2015   The Independent
VJ Day 70th anniversary: War planes to fly over London as part of national commemoration


Second World War planes will fly over central London on Saturday to mark the 70th anniversary of VJ Day, with commemoration events across the country.



The Queen, other members of the Royal Family and David Cameron will the join events in London, with hundreds of veterans of the Far East campaign expected to take part. Queen Elizabeth, the Duke of Edinburgh and the Prime Minister will attend a service at St Martin-in-the-Fields church alongside veterans and former prisoners of war at 11am.


The Japanese surrendered on 14 August 1945 after atomic bombs destroyed Hiroshima and Nagasaki. The following day was celebrated as Victory over Japan Day. Nearly 30,000 British soldiers died in the Far East campaign, 12,500 of whom were prisoners of war.


 ちょっと テレビなどはあまり見てないので、 ご存じとは思うが、各国の様子や論調の一部を掲げてみた。 安倍総理が言うように、 日本人の子や孫が 「永遠に謝罪」する責任はないだろう。 まず今までも、『レイプ魔の子孫』などという嫌がらせなど聞いたことがないのに、 「全体主義者」がでっち上げ、 さも「反論しなかったのでそうなった」ように言い出した。


 国民に謝罪の義務はなくとも、 日本国政府にはある。 『誤った道に進んだ』『戦争で甚大な被害を及ぼした』などという指摘は 政府がすることでなく、 それに対して 「心からの謝罪」を 政府がするべきである。 そういう謝罪をしたように言う人々が、 実はそれらが行われた時 (時の政府が謝罪した) に そのことに最も反対した人々なのである。 安倍氏はその中心人物であった。 だから、謝罪したくないのが普通だろうに、 今までの内閣の方針を受け継ぐという。 諸外国からの圧力、 はっきり言えば『孤立』に耐え切れないのだが、 本音を隠しての 表面上の「常識的な歴史の見方」のような、 当事者意識のない談話を発表した。


 本当は この談話発表によって、 中間との間も 正常化されねばならなかったが、 なかなかそうはいくまい。 私が予想したように、 この内閣のある限り、 中間、EUとの間は ぎくしゃくするだろう。




http://www.asyura2.com/15/senkyo190/msg/715.html

記事 [政治・選挙・NHK190] 「深い反省」だけじゃない、今年初めて加えられた天皇陛下の「お言葉」の数々(JanJanの復活を待つ〜市民記者のページ)
「深い反省」だけじゃない、今年初めて加えられた天皇陛下の「お言葉」の数々  成瀬 裕史
http://shiminkisha.wiki.fc2.com/
2015-08-16 JanJanの復活を待つ〜市民記者のページ


 終戦の日の8月15日、天皇陛下は、日本武道館で行われた全国戦没者追悼式で、「さきの大戦に対する深い反省」とのお言葉を盛り込まれた、と報道された。


 宮内庁HPで公表されている陛下のお言葉を閲覧すると、
http://www.kunaicho.go.jp/okotoba/01/okotoba/okotoba01.html
HPに記録のある平成元年以降、昨年の平成26年までは、ほとんど同じ内容の「お言葉」が続いていた。

 しかし、戦後70年を迎えた今年は、「深い反省」以外にも、新たな「お言葉」が加えられている。


 冒頭の「さきの大戦において,かけがえのない命を失った数多くの人々とその遺族を思い,深い悲しみを新たにいたします」は昨年と全く同じであるが、

次の「国民のたゆみない努力」の前には、
「戦争による荒廃からの復興,発展に向け払われた」
というお言葉が加えられ、

続く「今日の我が国の平和と繁栄」の前には、
「平和の存続を切望する国民の意識に支えられ」
というお言葉が加えられた。

 また、昨年までの「苦難に満ちた往時をしのぶとき」が、
「戦後という,この長い期間における国民の尊い歩みに思いを致すとき」に変わった。


 そして、昨年の「ここに歴史を顧み,戦争の惨禍が再び繰り返されないことを切に願い」が、
「ここに過去を顧み,さきの大戦に対する深い反省と共に,今後,戦争の惨禍が再び繰り返されぬことを切に願い」となり、

以下、最後の「全国民と共に,戦陣に散り戦禍に倒れた人々に対し,心からなる追悼の意を表し,世界の平和と我が国の一層の発展を祈ります」は、昨年と同じである。
(巻末の陛下のお言葉の今年と昨年の比較を参照)


 違憲である集団的自衛権行使を可能とさせる「安保法案」を、強行採決や会期延長により何としてでも成立させようとしている、現・安倍政権に対する“危機感”が、

これまで殆ど変わることのなかった全国戦没者追悼式での陛下のお言葉に、異例とも言える「変化」を与えたのではなかろうか…?

 国民のたゆみない努力による「戦争による荒廃からの復興,発展」や、
「平和の存続を切望する国民の意識に支えられ」た今日の我が国の平和と繁栄という、
「戦後という,この長い期間における国民の尊い歩み」が、

集団的自衛権行使による“参戦”で、「水泡に帰す」ことにはならないだろうか…?

 このような国民の「不安な気持ち」を陛下は代表され、

また、今回 戦後70年の安倍首相談話では「過去の言及」にとどまった、「痛切な反省と心からのお詫びの気持ち」についても、

戦争の惨禍が再び繰り返されないことを切に願い、の前に、
「さきの大戦に対する深い反省と共に」と「今後」というお言葉を、付け加えられたのではないだろうか…?


 今後、「安保法案」を審議する参院の国会議員、そして再可決となるであろう衆院り国会議員の面々は、
「国民の象徴」であられる天皇陛下の、国民の声を代弁された「お言葉」をしっかりと受け止め、
「主権者・国民」の「真の代表」として、「安保法案」の是非を決していただきたいと、切に願う…。

平成27年全国戦没者追悼式での天皇陛下のおことば[[]内は平成26年]

 「戦没者を追悼し平和を祈念する日」に当たり,全国戦没者追悼式に臨み,さきの大戦において,かけがえのない命を失った数多くの人々とその遺族を思い,深い悲しみを新たにいたします。[昨年と同じ]

 終戦以来既に70年,[昨年:69年]

戦争による荒廃からの復興,発展に向け払われた国民のたゆみない努力と,
[昨年:国民のたゆみない努力により]

平和の存続を切望する国民の意識に支えられ,
我が国は今日の平和と繁栄を築いてきました。
[昨年:今日の我が国の平和と繁栄が築き上げられましたが,]

戦後という,この長い期間における国民の尊い歩みに思いを致すとき,感慨は誠に尽きることがありません。
[昨年:苦難に満ちた往時をしのぶとき,感慨は今なお尽きることがありません]

ここに過去を顧み,さきの大戦に対する深い反省と共に,今後,戦争の惨禍が再び繰り返されぬことを切に願い,
[昨年:ここに歴史を顧み,戦争の惨禍が再び繰り返されないことを切に願い]

全国民と共に,戦陣に散り戦禍に倒れた人々に対し,心からなる追悼の意を表し,世界の平和と我が国の一層の発展を祈ります。[昨年と同じ]


天皇陛下のおことば(平成27年)
http://www.kunaicho.go.jp/okotoba/01/okotoba/okotoba-h27.html

天皇陛下のおことば(平成26年)
http://www.kunaicho.go.jp/okotoba/01/okotoba/okotoba-h26.html

天皇陛下のおことば(平成25年)
http://www.kunaicho.go.jp/okotoba/01/okotoba/okotoba-h25.html


http://www.asyura2.com/15/senkyo190/msg/716.html

記事 [政治・選挙・NHK190] 安倍首相70年談話は、国民のためというより自分のため。出す必要のなかった談話であった。(かっちの言い分)
http://31634308.at.webry.info/201508/article_14.html
2015/08/15 21:31

安倍首相による70年談話について、昨日のブログでは、まるで教科書的に総論的に反省を述べたが、お詫びについては、歴代の政府がおわびを行ってきたと述べ、自分達もそれを引き継ぐと述べて自分の言葉では「おわび」を言わなかった。これでは、30分、1時間掛けても、おわびの気持ちは感じられない。

中国、韓国が安倍首相と敵対し、嫌っているのは、正に安倍氏の談話に本当のおわび、反省が感じられないからである。日本の国民が信用していないのに、中国、韓国の人が信用するはずがない。

昨日の首相談話を受けて、各紙の論評を比較した。この中で対極をなすのが、やはり読売新聞と朝日新聞であった。

読売新聞は、以下のタイトルで社説を書いている。政府の御用新聞であるので、『「前向きに評価出来る』、『 ドイツ首脳の言葉を一部踏襲したもので、村山談話などの「おわび」に相当する表現だ。首相の真剣な気持ちが十分に伝わる。』と書かれている。ゴマすりマスコミとはいえ、よくぞまあ、恥ずかしげもなく政府をヨイショしているものだ。首相の真剣な気持ちが十分に伝わるとはよく言ったものだ。彼の口からは、そんなことは全く感じられない。それは、彼の日頃からの言動で、もうオオカミ少年ならぬオオカミ親父は信じていないからである。


読売新聞社説:戦後70年談話 歴史の教訓胸に未来を拓こう
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/20150815-OYT1T50003.html
 

読売新聞と対極の新聞が朝日であった。朝日は珍しくはっきりと安倍談話を批判している。ある意味、名文である。そこには、怒りさえ感じられる。朝日にもこのような文を書く論説者がいて、それを承認した社があることは、救われる。社説には、

『いったい何のための、誰のための談話なのか。 この談話は出す必要がなかった。いや、出すべきではなかった。改めて強くそう思う。』に現れている。はっきりと村山談話から後退していると述べている。これは、村山元首相自身が痛烈に批判している。私の談話を引き継いだものではないと。

社説の最後の結文に、安倍談話の本質が書かれている。

『 出す必要のない談話に労力を費やしたあげく、戦争の惨禍を体験した日本国民や近隣諸国民が高齢化するなかで解決が急がれる問題は足踏みが続く。いったい何のための、誰のための政治なのか。本末転倒も極まれりである。その責めは、首相自身が負わねばならない。』正に御意。


朝日新聞社説:戦後70年の安倍談話―何のために出したのか

2015年8月15日(土)
http://www.asahi.com/paper/editorial.html?iref=comtop_pickup_p

 いったい何のための、誰のための談話なのか。

 安倍首相の談話は、戦後70年の歴史総括として、極めて不十分な内容だった。

 侵略や植民地支配。反省とおわび。安倍談話には確かに、国際的にも注目されたいくつかのキーワードは盛り込まれた。

 しかし、日本が侵略し、植民地支配をしたという主語はぼかされた。反省やおわびは歴代内閣が表明したとして間接的に触れられた。

 この談話は出す必要がなかった。いや、出すべきではなかった。改めて強くそう思う。

■「村山」以前に後退

 談話全体を通じて感じられるのは、自らや支持者の歴史観と、事実の重みとの折り合いに苦心した妥協の産物であるということだ。

 日本政府の歴史認識として定着してきた戦後50年の村山談話の最大の特徴は、かつての日本の行為を侵略だと認め、その反省とアジアの諸国民へのおわびを、率直に語ったことだ。

 一方、安倍談話で侵略に言及したのは次のくだりだ。

 「事変、侵略、戦争。いかなる武力の威嚇や行使も、国際紛争を解決する手段としては、もう二度と用いてはならない」

 それ自体、もちろん間違いではない。しかし、首相自身が引き継ぐという村山談話の内容から明らかに後退している。

 日本の大陸への侵略については、首相の私的懇談会も報告書に明記していた。侵略とは言わなくても「侵略的事実を否定できない」などと認めてきた村山談話以前の自民党首相の表現からも後退している。

 おわびについても同様だ。

 首相は「私たちの子や孫に、謝罪を続ける宿命を背負わせてはなりません」と述べた。

 確かに、国民の中にはいつまでわび続ければよいのかという感情がある。他方、中国や韓国が謝罪を求め続けることにもわけがある。

 政府として反省や謝罪を示しても、閣僚らがそれを疑わせる発言を繰り返す。靖国神社に首相らが参拝する。信頼を損ねる原因を日本から作ってきた。

■目を疑う迷走ぶり

 謝罪を続けたくないなら、国際社会から偏った歴史認識をもっていると疑われている安倍氏がここで潔く謝罪し、国民とアジア諸国民との間に横たわる負の連鎖を断ち切る――。こんな決断はできなかったのか。

 それにしても、談話発表に至る過程で見せつけられたのは、目を疑うような政権の二転三転ぶりだった。

 安倍氏は首相に再登板した直後から「21世紀にふさわしい未来志向の談話を発表したい」と表明。村山談話の歴史認識を塗り替える狙いを示唆してきた。

 そんな首相の姿勢に中国や韓国だけでなく、米国も懸念を深め、首相はいったんは閣議決定せずに個人的談話の色彩を強めることに傾く。

 それでは公式な政府見解にならないと反発した首相側近や、公明党からも異論が出て、再び閣議決定する方針に。節目の談話の扱いに全くふさわしくない悲惨な迷走ぶりである。

 この間、国内のみならず欧米の学者も過ちの「偏見なき清算」を呼びかけた。世論調査でも過半数が「侵略」などを盛り込むべきだとの民意を示した。


 そもそも閣議決定をしようがしまいが、首相の談話が「個人的な談話」で済むはずがない。日本国民の総意を踏まえた歴史認識だと国際社会で受け取られることは避けられない。

 それを私物化しようとした迷走の果てに、侵略の責任も、おわびの意思もあいまいな談話を出す体たらくである。

■政治の本末転倒

 国会での数の力を背景に強引に押し通そうとしても、多くの国民と国際社会が共有している当たり前の歴史認識を覆す無理が通るはずがない。

 首相は未来志向を強調してきたが、現在と未来をより良く生きるためには過去のけじめは欠かせない。その意味で、解決が迫られているのに、いまだ残された問題はまだまだある。

 最たるものは靖国神社と戦没者追悼の問題である。安倍首相が13年末以来参拝していないため外交的な摩擦は落ち着いているが、首相が再び参拝すれば、たちまち再燃する。それなのに、この問題に何らかの解決策を見いだそうという政治の動きは極めて乏しい。

 慰安婦問題は解決に向けた政治的合意が得られず、国交がない北朝鮮による拉致問題も進展しない。ロシアとの北方領土問題も暗礁に乗り上げている。

 出す必要のない談話に労力を費やしたあげく、戦争の惨禍を体験した日本国民や近隣諸国民が高齢化するなかで解決が急がれる問題は足踏みが続く。

 いったい何のための、誰のための政治なのか。本末転倒も極まれりである。

 その責めは、首相自身が負わねばならない。



http://www.asyura2.com/15/senkyo190/msg/717.html

記事 [政治・選挙・NHK190] 安倍晋三「そんなにいつまでも悪かったって言わせたいなら、もう悪かったって言わねえぞ」ってか







http://www.asyura2.com/15/senkyo190/msg/718.html
記事 [政治・選挙・NHK190] 首相、加害と反省 3年連続言及せず(東京新聞)


首相、加害と反省 3年連続言及せず
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2015081502000233.html
2015年8月15日 東京新聞


 安倍晋三首相は全国戦没者追悼式での式辞で、三年続けてアジア諸国に対する「加害と反省」の言葉を盛り込まなかった。歴代首相は「多くの国々、とりわけアジア諸国に多大の損害と苦痛を与えた」と表明。一九九五年に出された村山富市首相談話の文言を用いて、加害と反省の意を国内外に示してきた。安倍首相も第一次政権時(二〇〇七年)には言及していた。


 安倍首相は第二次政権発足後の一三年と一四年の式辞で、歴代首相が表明してきた加害と反省のほか「不戦の誓い」も盛り込まず、批判された。


 今年も「不戦の誓い」に触れなかったが、「戦争の惨禍を決して繰り返さない」と述べ、過去二回とは違い、日本が戦争をしない決意を語った。


 首相は十四日の戦後七十年談話で、歴史認識に関して「わが国は先の大戦における行為について、繰り返し、痛切な反省と心からのおわびの気持ちを表明してきた」と説明した。しかし、過去の首相談話を引用するような形で触れただけで、自らの言葉としては語らなかった。全国戦没者追悼式でも「反省」を表明することはなかった。 (関口克己)






http://www.asyura2.com/15/senkyo190/msg/719.html

記事 [政治・選挙・NHK190] 政権に不都合なことを隠すNHK籾井会長体制確立か! | 弁護士阪口徳雄の自由発言(2)
弁護士阪口徳雄の自由発言(2)
2015年08月15日

政権に不都合なことを隠すNHK籾井会長体制確立か!
http://blog.livedoor.jp/abc5def6/archives/1037093376.html


先日、知人の大学の研究者から下記の案内が送られてきた。
8.25NHK包囲行動の呼びかけである。集会の呼びかけには次のようなNHKへの要求が書かれている。
   NHKに言いたい
*NHKは政権に不都合なことを隠すな!
*NHKは戦争法案に加担するな!
*中国の脅威をあおるな!
*政治家と会食するな!
*籾井会長はNHKを私物化するな!

 籾井会長は直ちに会長を辞任せよ
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
このところのNHKの政権救援報道は目に余るものがあります。

そこで、先日、NHKの報道に関心を持つ団体・個人が急遽、声を掛け合って集まり、相談した結果、NHKの偏向報道に対し、目に見える行動を起こそうということで、NHK包囲行動実行委員会を立ち上げ、その1回目の行動として、8月25日(火)18時30分〜 NHK包囲行動を行うことを決めました。

チラシ:
 http://kgcomshky.cocolog-nifty.com/825NHKhoui/NHKhoui.pdf
 ツイッター(NHKを監視・激励する視聴者コミュニティ(@toketusa98)さん
  Twitter  https://twitter.com/toketusa98
  政権べったりの報道をやめろ  怒りの声でNHKを包囲しよう!
        8.25NHK包囲行動
  日時: 2015年8月25日(火) PM: 6:30〜
  場所: NHK放送センター(渋谷) 西門前
       (放送センターの周囲、正面玄関側、西門側、東門側を包囲し、
        各箇所でリレートークとコール(随時)を行ないます。)
   主催: NHK包囲行動実行委員会
   問い合わせ先:
     メール/リンク先にてご確認下さい。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
私は昨年8月1日から、40年以上払ってきたNHKの受信料を籾井会長が辞任するまで、一時支払を停止している。その旨NHKの籾井会長あてに文書で通知した。
http://nhkkaikaku.com/modules/achievements/content0001.html

その後に、時々督促の手紙が順次大きな封筒で送ってきた。
不在中にも電話がかかってきたようだ。
先月集金人が自宅を突然訪問してきた。
「私は籾井会長が就任後に放送法に違反する言動をしているので、辞任しない限り昨年8月より支払をストップしている。その旨NHK本社に文書で通知している。裁判でも何でもしてくれ」と伝えた。
集金人は何も言わずに帰った。

NHKの籾井会長の選任経過の情報公開請求を私達のメンバー(受信料を支払っている者)が昨年3月にしたが不開示であった。
その後に、[NHK情報公開規定第17条」に基づき再審査請求をしたが、後日連絡すると返事があったが1年あまり経過するも全くなしのつぶてである
http://nhkkaikaku.com/modules/achievements/content0004.html

籾井会長の選任経過に相当ヤバイことが書かれているのか。

NHKの会長の「選任経過」を開示するがごときは、時の安倍政権、籾井会長に「謀反」するようなことだから、NHKの第3者委員会も一切開示できないのであろう。
受信料の支払を一時停止停止してもあまり効果がないが、このような放送法に違反し、公共放送の趣旨を逸脱する籾井のごとき人物が会長に君臨する放送機関に1円たりとも払いたくない。

NHKからあと4年以内(受信料は5年で時効)に10万円前後の5年分の受信料の支払請求の訴訟があるだろうが、いくら口頭で抗議してもウンともスンとも言わないが、裁判の被告になれば被告の反論には答弁せざるを得ないだろう。

その時に絶対秘密にしている「籾井会長の選任経過の文書」の提出命令でも出して明らかにしたいものだ。
http://www.asyura2.com/15/senkyo190/msg/720.html
記事 [政治・選挙・NHK190] 民主玉木雄一郎氏 政党が裏にいない「民主主義2.0」に注目(週刊ポスト)
民主玉木雄一郎氏 政党が裏にいない「民主主義2.0」に注目
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150816-00000000-pseven-soci
週刊ポスト2015年8月21・28日号


 永田町で“将来の総理候補”としてにわかに注目を集める男がいる。民主党の玉木雄一郎・衆院議員(46)である。複数の総理候補ランキングでも上位に入っている。果たして同氏はどんな政治を目指しているのか。

──あなたは同じ香川出身で大蔵官僚出身の大平正芳さんの後継と見られている。なんで自民党じゃないのかという疑問があります。

「自民党で出るなら官僚をずっと続けていました。小選挙区時代において、自民党に代わる政権交代可能な勢力を作りたいと思ったし、いまも思っています。中選挙区時代の自民党には派閥という党内政党がいっぱいあって、お互い切磋琢磨していましたが、いまや穏健保守の宏池会(かつての大平派)はどこへいったのかという感じ。

 ですから穏健保守・リベラル保守を一つに結集して、かなり右に寄ってしまった自民に対抗する勢力にしたいんです。大平正芳さんの『楕円の哲学』という言葉をいつも頭に入れています。楕円は焦点が二つあって、ときに反発する、あるいは相容れない二つのものが調和しながら併存することできれいな楕円が描けるという。これこそ私が目指す政治の理想です。何事にもバランスだと思います。

 1993年の非自民連立政権(細川内閣)誕生から始まった一つの物語が、2009年の民主党政権誕生をピークにして、2012年の選挙を機に終わったと思っているんです。とはいえ、また自民党に戻るのもなんか違うと国民は思い始めている。いまは、『民主主義2.0』みたいなものが立ち上がっていく黎明期にあるのではないかと思っています」

──「民主主義2.0」とは?

「いま『SEALDs』(安保法案反対デモを行なう学生団体)が注目を集めていますが、彼らのやっていることは70年安保とは違うし、政党が裏にあるわけでもない。彼らに話を聞くと、民主党とか連合とか、みんな『オールドリベラルの方ですね』っていわれるんですよ。

 で、彼らは何に気をつけるかというと、『デモで○○労連とかの旗立てたりするの、止めてくださいね』とかいうんです。既存の政党とかリベラルが古くさく思われていて、我々の側がそういう若い動きについていけていない」

聞き手●藤本順一(ジャーナリスト)


http://www.asyura2.com/15/senkyo190/msg/721.html

記事 [政治・選挙・NHK190] 安保法案を潰す秘策を話そう/小沢一郎 <第7回>戦後70年談話は「言葉」だけの問題ではない(日刊ゲンダイ)
                 「安倍内閣の本質を見極めるべき」と小沢氏(C)日刊ゲンダイ


安保法案を潰す秘策を話そう/小沢一郎 <第7回>戦後70年談話は「言葉」だけの問題ではない
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/162743
2015年8月14日 日刊ゲンダイ


 安倍総理が戦後70年の談話を14日、閣議決定するという。内容については、村山内閣や小泉内閣の談話を引き継ぐと伝えられているものの、そのまま素直に認めるとか認めないとか、さまざまな情報が錯綜した。戦争とその歴史的事実、戦後体制について、安倍総理の考え方が明確でないため、取り巻きなどの意見に右往左往しているからだろう。

 何度も申し上げているが、歴史認識については、総理自身がきちんと自らの考え方を示すべきである。もし、戦前の体制や戦争そのものを肯定的に捉えており、ポツダム宣言や極東軍事裁判、ひいてはサンフランシスコ講和条約の基本的な考え方と相いれないというのであれば、きちんと自分の言葉にして、国民に問いかければいい。本音を言うと、国民だけでなく国際世論の反発を招くから、曖昧にしてごまかそうとするのは、自らの保身でしかなく、一国の総理が取るべき態度ではない。

 歴史認識について私自身の考え方を述べれば、やはり事実は事実として変えられないのだから、日本国として日本人として、非は非として率直に認めるべきだと思う。そのうえで、近隣諸国をはじめとして、他の国々や国民に侵略的行為で迷惑をかけたことを率直におわびする。もちろん過去のことに捉われてばかりでは未来はないが、未来をつくるためには、過去をしっかり認識した上でなければ、誰も納得しないだろう。

 いずれにしても、70年談話では、言葉そのものの問題だけでなく、安倍総理と内閣の本質をよく見極める必要がある。例えば、「おわび」や「侵略」の言葉が文中にあったからいいなどと、表面的な字面の話に矮小化してはならない。総理自身がこれまでと考え方を百八十度転換し、戦後の民主体制を肯定するということで、「おわび」や「侵略」という言葉を表明するというのでなければ、何の意味もない。

 安保法制についても同様で、この法案はまさに日本の戦前の歴史と戦後体制の認識に基づいて議論されなければならないのに、安倍総理はこれまた本音を隠して、ごまかしの言葉で内外の批判をかわそうとしている。そういう姑息なやり方が国民の不信を招き、政治的社会的な混乱を助長させる最大の要因になっていると思う。

 安倍政権が引き続き、数でもって強権的な政治運営をしていくということになれば、日本は道を誤り、国民生活を危険に陥れることになりかねない。

 安保法案は衆院を通過してしまったから仕方ない、と諦めては絶対ダメ。国民の反対の後押しがあれば、廃案、少なくとも継続審議にさせることは可能だ。さらに、安保法案で野党と国民の連帯・連携ができれば、来年の参院選やその先の衆院選にもつながっていく。

 ここは、野党も国民も手を握り合って戦わないと、本当に日本はおかしくなってしまう。


http://www.asyura2.com/15/senkyo190/msg/722.html

記事 [政治・選挙・NHK190] 安倍談話「評価」44% 全国調査、内閣支持率上昇43%」(北海道新聞)

★安倍談話「評価」44% 全国調査、内閣支持率上昇43%
08/15 20:33、08/16 01:03 更新
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/politics/politics/1-0168785.html


 共同通信社が14、15両日に実施した全国電話世論調査によると、戦後70年に当たって安倍晋三首相が発表した首相談話を「評価する」との回答は44・2%、「評価しない」は37・0%だった。参院で審議している安全保障関連法案の今国会成立に反対は62・4%、賛成は29・2%。

 内閣支持率は43・2%で、2012年12月の第2次安倍政権発足以降で最低だった前回7月の37・7%から5・5ポイント上昇した。不支持率は46・4%だった。

 新国立競技場の建設計画で総工費が膨らんだ問題について、安倍政権に「責任があると思う」は「ある程度」を含めて78・5%。

 
 

★青山繁晴×百田尚樹が語る『終戦の日と日本人』前編
https://www.youtube.com/watch?v=cH9O-nAvjmA

百田「良く侵略戦争というが、日本はベトナムと戦争しましたか?カンボジアと戦争しましたか?マレーシアと戦争しましたか?インドネシアと戦争しましたか?
日本が戦ったのは、ベトナム・カンボジアを占領していたフランス、マレーシア・シンガポールを占領していたイギリス、ンドネシアを占領していたオランダ、フィリピンを占領していたアメリカです・・・」

http://teikoku-denmo.jp/img/map/asian_colony.jpg
 
 
百田「日本はそもそも、石油を絶たれたことでアメリカと戦争を始めたわけです。であれば、もっと真剣に「戦争における石油の重要性一を考えておくべきだった。百田アメリカ政府が日本に対する石油の全面禁輸措置を行なったのは、昭和十六(一九四一)年八月一日で・・・」 

☆彡

青山「あなたは日本軍を尊敬することはできますか?」
退役軍人イアン・バーニー「ええ、もちろん。日本が戦争に追い込まれていった、そのメンタリティを理解すべきだと思います・・・・」


青山「政府の、アメリカ政府の公認の、見解として、双方は戦争を避けようとしたと。そして、しかし、Both have embarked on courses of action that will collide at Pearl Harbor. ね。しかし、双方の国は、ついに真珠湾で、衝突するという道筋に引き込まれていきましたと書いてあるんで、もう一回言いますが、日本が軍国主義とか何とかは、一切書いてないんですよ。つまり双方がそれぞれの国益を追求した結果、残念ながら戦争、日本も避けようとしたのに、軍国主義で戦争を避けようとするはずがないでしょ? 戦争を避けようとしたけれども、双方がぶつかることになってしまったと。」
 
 

退役軍人ディック・ジロッコ「日本軍は素晴らしかった。民間人は全く攻撃しませんでした。よく訓練されていて・・・・」


(投稿者コメント)

昨日の朝日新聞に、「政治で歴史は変えられない」みたいなことが書いてありましたが、悲しくなります。

アメリカのWGIや中国・韓国の反日教育、プロパガンダを知らないのでしょうか?

小泉がB層を騙してるとの批判が昔ありましたが、B層を狡猾に騙しているのは中韓やサヨク・野党・マスコミだと気が付きました。

<参考リンク>

■【【戦後70年と私】占領政策の真実 間違いに気付いていたマッカーサー ケント・ギルバート氏 (1/2ページ)
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20150807/dms1508071550004-n1.htm

・・・最高司令官を解任されて帰国したマッカーサー元帥はワシントンに呼ばれ、1951年5月3日、米国議会上院の軍事外交合同委員会で証言した。

 「Their purpose, therefore, in going to war was largely dictated by security(=日本が戦争を始めた目的は、主として安全保障上の必要に迫られてのことだった)」と。


■【ブサヨ悲報】『安倍談話』否定派 “国内”に集中 ⇒ 4000RT サヨクは世界平和の敵であることが判明wwwww
http://www.honmotakeshi.com/archives/45931424.html


■【捏造】中国「南京虐殺30万人」← 実は当時の人口は20万人で、南京陥落後の人口は25万人に増加していたことが判明
http://www.honmotakeshi.com/archives/45927694.html

http://www.asyura2.com/15/senkyo190/msg/723.html

記事 [政治・選挙・NHK190] あっちもこっちも意識して言い訳がましい「戦後70年談話」ー(田中良紹氏)
あっちもこっちも意識して言い訳がましい「戦後70年談話」ー(田中良紹氏)
http://www.twitlonger.com/show/n_1sn8vkf
15th Aug 2015 市村 悦延 · @hellotomhanks


安倍総理の「戦後70年談話」は、

あっちもこっちも意識してくどくどと言い訳がましい一方、

「いさぎよさ」、「決断力」、「主体性」などを感じさせない「およそ男らしくない」談話となった。

諸般の事情から当初の目論みとは異なる内容を発表せざるを得なくなったのだろうが、

これと同じことは国会で審議中の安保法案でも起こっていて、

結局、安倍総理は「解釈改憲」も「戦後70年談話」もやらない方が良かった

という事になるのではと思う。

安倍総理の当初の目論みは、敗戦で押し付けられた憲法を変え、

中国や韓国に謝罪を繰り返す「戦後レジームからの脱却」を図る事だったのだろう。

その「歴史的転換」を断行した右派のリーダーとして歴史に名を刻む事を

夢見ていたと思う。ところが安倍総理の性格なのか、

それとも周囲の入れ知恵なのか、それを「男らしく堂々」とやらないのである。

国民を巻き込んだ憲法改正を堂々と行わず、

姑息で安易な「解釈改憲」によって歴代内閣が認めてこなかった集団的自衛権行使を

閣議決定し、後から国会で法案審議をするという段取りにした。

国民に理解させるより仲間内だけで先に決めてしまいたいということだ。

戦後一貫して日本に集団的自衛権の行使を要求し続けてきたのは米国で、

特に中東地域で泥沼状態となった「テロとの戦い」から撤退したいので

肩代わりを求めている。

その米国を後ろ盾に国会を乗り切ろうとした安倍総理は

国会審議の前に米国議会で法案の成立を約束し喝采を浴びた。

安倍政権にとって大事なのは日本の国会より米国議会である。

「寄らば大樹の陰」というのも「さむらい」のやる事ではない。

ところが一方で憲法改正をしないため、

安倍政権はあくまでも憲法9条の枠内で米国の要求に応えなければならない。

安倍総理は国会で「他国の領土、領海、領空に自衛隊を派遣する事はしない」

と答弁し、唯一の例外をホルムズ海峡の機雷掃海とした。

なぜホルムズなのかは不明だが、

しかしこれでは米国を満足させる集団的自衛権にならない。

そのためか日本向けの説明と異なる英語訳が付けられて

海外に紹介されているという。

海外では「限定されない集団的自衛権」を日本が行使すると考えられているらしい。

「戦後70年談話」は他人の目ばかり意識して主体性がないと書いたが、

「集団的自衛権」も日本向けと海外向けとあっちにもこっちにも良い顔をしているなら、

法案が成立しても問題が起こる可能性が高い。

フーテンは憲法改正論者である。それは戦争をしたいからではなく、

戦後日本の対米従属体制に終止符を打つ時期だと考えているからである。

冷戦が終了し各国が真剣にポスト冷戦の生き方を模索している時、

フーテンは米国議会の議論を見ていた。

米国は2年から3年かけて冷戦時代の仕組みをゼロベースで見直す作業をした。

対ソ用に作られたCIAなどの組織はすべて廃止を前提に見直しが図られた。

東西ドイツは困難な問題を解決しながら統一に向けて歩みだし、

冷戦の前線にいた韓国や台湾もイデオロギーを超えた民族的な動きが芽生えたが、

日本だけは恐ろしいほど国際環境の激変に無関心だった。

宮沢総理は「これで平和の配当が受けられる」と言ってフーテンを驚かせた。

世界では冷戦終了は無秩序の始まりと認識されていたのにである。

米国の例に倣えば日本も冷戦時代の仕組みをゼロベースで見直すべきであった。

冷戦時代の日本の仕組みとは、平和憲法によって安全保障を米国に委ね、

ひたすら経済に力を入れた体制である。

その結果「冷戦の勝者は日本」と言われるほどの繁栄を手に入れた。

戦後日本の成功は冷戦のおかげと言っても過言ではない。

しかし冷戦が終わると米国は日本経済をソ連に代わる最大の脅威として

解体工作に乗り出した。

ところが当時の日本政治は「政治とカネ」のスキャンダル追及に振り回され、

誰も冷戦後の日本を考える議論などしていない。

すると米国は安保体制を冷戦時代のままにして日本を従属させ、

それを梃子に日本の経済的利益を吸い上げる戦略に転じた。

それを日本は何の議論もないままに受け入れた。

一方、第二次大戦で日本と同様に敗戦国となり、

冷戦時代は米国に従属してきた西ドイツは、

冷戦後は統一ドイツとなり軸足を米国から欧州に移して自立していく。

日独は冷戦後に違う方向に向かい、

自立するドイツと従属する日本との開きが大きくなった。

冷戦時代に「一億総中流」を実現した日本は、

冷戦後は米国の誘導により米国並みの「格差国家」に変容させられていく。

それが米国の日本からの経済的利益吸い上げの核心部分である。

このままいけば日米はイソップ童話のアリとキリギリスの関係になり、

また軍事の肩代わりも求められるとフーテンは想像する。

それでも米国に頼るだけで良いのか、考え直す時に来ているとフーテンは思うのである。

ドイツが米国から自立できたのは欧州連合という地域の連合体があったからである。

日本にとっても大事なのはアジアに「共栄圏」を作る事ではないか。

戦前はそれを武力でやろうとして失敗したが、

武力ではなく外交力と経済力でつくりあげるのはできない話ではない。

孫文の唱えた「大アジア主義」はまだ死んではいないと思うのだ。

そうした戦略の下に「戦後70年談話」が作成されれば、

それはより心を打つ「談話」になりえたのではないか。

またそれこそがポスト冷戦を日本が生きる「未来への指針」になる。

未来はアジアにあるとフーテンは思うのだが、

安倍総理は思考が過去の冷戦時代のまま、

いまだに日米同盟にのみ軸足を置いている。

しかし米国はとっくに冷戦時代の思考を清算し、日本経済を最大の敵と見て、

そのためにも軍事面での従属を強化しようとしている。

それを見抜かないと日本にとって未来の経済的繁栄も軍事的安全も

保障される事はないのである。



http://www.asyura2.com/15/senkyo190/msg/724.html

記事 [政治・選挙・NHK190] 世論調査、安倍談話44%評価 安保の今国会成立反対62%(共同通信)
世論調査、安倍談話44%評価 安保の今国会成立反対62%
http://www.47news.jp/CN/201508/CN2015081501001618.html
2015/08/15 20:17 共同通信


 共同通信社が14、15両日に実施した全国電話世論調査によると、戦後70年に当たって安倍晋三首相が発表した首相談話を「評価する」との回答は44・2%、「評価しない」は37・0%だった。参院で審議している安全保障関連法案の今国会成立に反対は62・4%、賛成は29・2%。


 内閣支持率は43・2%で、2012年12月の第2次安倍政権発足以降で最低だった前回7月の37・7%から5・5ポイント上昇した。不支持率は46・4%だった。


 新国立競技場の建設計画で総工費が膨らんだ問題について、安倍政権に「責任があると思う」は「ある程度」を含めて78・5%。
















http://www.asyura2.com/15/senkyo190/msg/725.html

記事 [政治・選挙・NHK190] 戦争法案に反対する全国若者一斉行動/雨にも負けず籾井にも負けず/8月30日(日) 国会前 戦争法案に反対する緊急大行動

















http://www.asyura2.com/15/senkyo190/msg/726.html
記事 [政治・選挙・NHK190] 靖国参拝は安倍っ娘の超保守女性閣僚ばかり+安倍談話に対する各党の反応(日本がアブナイ!)
http://mewrun7.exblog.jp/23566829/
2015年 08月 16日

 毎年、この件について書いているので、資料として残すために、今年もとりあえず靖国参拝した閣僚について書いておこう。(-"-)

 8月15日、安倍内閣の3人の閣僚、そして稲田政調会長が靖国神社に参拝。安倍首相は、自民党総裁名で玉ぐし料を奉納した。(・・)

 おもしろいことに(=興味深いことに&呆れることに?)、昨日、靖国参拝した閣僚&党幹部は、毎度おなじみの高市早苗氏(総務大臣)、山谷えり子氏(国家公安大臣)、有村治子氏(女性活躍担当大臣)、稲田朋美氏(政調会長)で。4人とも、mewが安倍っ娘と呼ぶ、安倍首相の超超保守仲間の女性たち。(@@)

 そう。彼女たちは、安倍首相が率いる超保守議連「創生日本」に所属して、安倍シンパ&超保守派として熱心に政治活動を続けていた人たちなのだ。<その影響もあってか、彼女たちは閣僚や党三役になってから、右翼系の団体の人と会ってたとか、写真を撮ってたとかいうことが問題になったりして。(~_~;)>
 でも、そのお陰で安倍晋三氏からおぼえめでたき存在になって。一般の男性議員よりやや早く閣僚や党三役に起用されたのである。(++)

 そして、彼女たちは、自分の存在&超保守思想の強さを仲間や支持者にさらにアピールしたいがためなのか、それとも女性は自らの信念が強く&世間からの批判もいとわないからなのか、または女性なら世間からの批判を交わせると考えるのか・・・。安倍内閣が始まってから、(人によっては)例大祭なども含めて、靖国参拝を続けているのである。(-"-)

* * * * *

 安倍首相は、昨年同様、萩生田総裁特別補佐を代理人にとして靖国神社に送り、「自民党総裁」の肩書きで、玉ぐし料を納めたという。^^;

 先日の記事に「mew的にかわいくない&ウザイ安倍側近が2人がいる。ひとりは今回の主役・磯崎陽輔首相補佐官、もう一人は萩生田光一総裁特別補佐だ」という話を書いたのだけど。(『安倍が側近の問題発言でまたピンチに。本質的に問題がある安倍政権にNO!を。』)
 その萩生田くんが、今回もエラそ〜に、安倍首相の心情を代弁していたです。(ーー゛)

<面白いことに、この2人はチョットずんぐりな体型やとっつぁん坊や的な顔などが、すごく似てるのよね。さらに言えば、安倍官邸の主で、外遊中、首相にぴったりくっついている世耕くんも、チョット近いものがある。^^;>

 尚、超党派の「みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会」のメンバー67人も、集団で参拝を行なった。(・・)

* * * * *

『高市総務相、山谷国家公安委員長、有村女性活躍相の3閣僚は終戦記念日の15日、東京・九段北の靖国神社を相次いで参拝した。
 いずれも私費で玉串料を納めた。高市氏は参拝後、「国策に殉じてかけがえのない命をささげられた方々に尊崇の念をもって感謝の誠をささげた」と記者団に語った。(読売新聞15年8月15日)』

『高市総務相は「参拝は、それぞれの国の国民の問題だ。外交問題になるべき事柄ではない」と述べた。(FNN15年8月15日)』

『安倍首相の代理人として参拝した自民党の萩生田総裁特別補佐は「自民党総裁 安倍晋三」と記帳し、私費で玉串料を奉納したことを明らかにした。
 萩生田総裁特別補佐「(安倍首相は)御英霊に対する感謝の気持ち、靖国への思いは変わらない、そのことだけはおっしゃっていました」
 萩生田氏は記者団に対し、安倍首相が2013年の参拝で、中国や韓国から反発を受けたことに触れ、「意が正しく伝わらず政治問題・外交問題化した。総合的に判断して、参拝を見送ったと思う」と述べた。(中略)

 この他、自民党の稲田政調会長や内閣府の小泉進次郎政務官、超党派の「みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会」のメンバーも参拝した。(NNN15年8月15日)』

* * * * * 

 また、安倍首相&超保守仲間は、以前から東京裁判の正当性に疑問を呈しており、稲田政調会長は、東京裁判の検証を行なうことに意欲を示していたのだが。
 
『自民党の稲田朋美政調会長は15日、靖国神社で開かれた戦没者追悼の集会に参加し、戦争指導者の責任が追及された極東国際軍事裁判(東京裁判)を検証する組織を党内に設置する意向を重ねて示した。
 稲田氏は「東京裁判で裁かれた日本の歴史をきちんと自分たち自身で総括する。何を未来に生かしていくかを政治家自身が踏まえる」と述べた』とのこと。(産経新聞15年8月15日)

 機会があれば、また改めて書きたいが。下手すると、この件は中韓だけでなく欧米との外交
にもマイナスに働くおそれがあるだけに、注目しておくきたい。(・・)

☆  ★  ☆  ★  ☆  ★  ☆

 話は変わって、安倍談話に対する各党の反応が出ていたので、それをアップしておきたい。(・・)

『戦後70年談話 各党の反応 NHK8月14日

政府は臨時閣議を開いて、戦後70年にあたっての総理大臣談話を決定し、安倍総理大臣が記者会見で発表しました。総理大臣談話について、各党の幹部は次のような考えを示しました。

自民 谷垣幹事長

自民党の谷垣幹事長は、「先の大戦でのわが国の失敗の原因がどこにあり、戦後、その失敗を克服し、国際法の進化のもとでわが国が努力してきた成果を分析した上で、今後のわが国が取るべき方向性を示した、非常にバランスの取れた談話だ」とするコメントを発表しました。

公明 山口代表

公明党の山口代表は党本部で記者団に対し、「侵略や植民地支配、痛切な反省、心からのおわびなどのキーワードを使って歴代内閣の立場を引き継ぎ、それが今後も揺るぎないことを閣議決定したのは大きな意味がある。幅広い観点からバランスをとりながら、心を砕いて表明しており、中国や韓国にも談話の意味は伝わると思うし、政府にはこれを基に改善の努力を進めてほしい」と述べました。

民主 岡田代表

民主党の岡田代表は記者団に対し、「今回の談話は、今までの政治家、安倍晋三の歴史観とは明らかに異なるものだ。安倍総理大臣が大きく考え方を変えたのか。変えたということであれば内外の議論や指摘が影響を与えたということだろう。植民地支配、侵略、痛切な反省、心からのおわびといった表現はいずれも引用という形で述べているが、日本のことを言っているのか、一般論として言っているのか、定かではない。安倍総理大臣がどう考えているのかが伝わってこない」と述べました。

維新 柿沢幹事長

維新の党の柿沢幹事長は東京都内で記者団に対し、「バランスのとれた、『未来志向』だという安倍総理大臣のことばにかなっている、評価できる内容だと思う。この談話が、安倍総理大臣の心の中からにじみ出た本心であって、これから、談話にのっとって、国政の運営と日本のかじ取りをしていくことが、本当に行動になって現れてくるのかどうかが、何よりも大事だと思う」と述べました。

共産 志位委員長

共産党の志位委員長は党本部で記者団に対し、「反省とおわびについて、過去の歴代政権が表明してきたという事実に言及しただけで、みずからのことばとして、反省とおわびを一切述べていないので、大変欺まん的な内容だ。『村山談話』が示した、過去の歴史に対する日本政府の基本的な認識や価値を、事実上、投げ捨てるに等しいもので、国内外の厳しい批判は免れないと思う」と述べました。

次世代 平沼党首

次世代の党の平沼党首は、「未来志向の内容は支持する。また、次の世代に謝罪を続ける宿命を背負わせてはならないと発言したことは評価する。しかし、戦争の反省は重要だが、おわびはもうやめるべきだ。おわびを繰り返しても、未来は切り開けない。現在、アジア・太平洋の平和を乱す動きがあることへの批判も入れるべきだったと考える」というコメントを出しました。

社民 吉田党首

社民党の吉田党首は党本部で記者団に対し、「『侵略』と『おわび』の表現は盛り込まれているが、安倍総理大臣本人のことばとしては語られておらず、戦後50年の『村山談話』よりも大きく後退していると言わざるをえない。一方で、いわゆる従軍慰安婦について、直接的な言及は無かったが、女性の尊厳を傷つけたといった表現が入ったのはよかったと思う」と述べました。

生活 小沢代表

生活の党と山本太郎となかまたちの小沢代表は盛岡市で記者団に対し、「今まで日本は何度も謝罪してきたので、これ以上謝罪する必要はないと言わんばかりの文言だと思う。自分の本音を隠して取り繕おうという表現で、ことばの端々に戦前の日本を肯定するたぐいの表現が見られる。私には納得がいかない」と述べました。

元気 松田代表

日本を元気にする会の松田代表は、「『先の世代の子どもたちに、謝罪を続ける宿命を背負わせてはなりません』という言葉には共感した。しかし、そうであればこそ、安倍総理大臣は、もう1度、自分の言葉でおわびを表明し、それを最後にするという気概をみせてもよかったのではないか。全体としては、未来志向の言葉が多く、前向きに評価したいと思うが、重要なのは行動だ」というコメントを出しました。』

* * * * *

 まあ、次世代ほぼ全て、と維新、元気の半分は安倍首相と同じ超保守系なので、こういう意見になるのだろうけど。
 ここから安保法案の審議、改憲準備が進むにつれ、各政党&それぞれの議員の本性がどんどんあらわれて行くのではないかと思うので、国民には次の選挙では、投票する政党や候補者を見誤らないように、各党や候補の考えをしっかりチェックしておいて欲しいと思っているmewなのだった。(@@)

   THANKS


http://www.asyura2.com/15/senkyo190/msg/727.html

記事 [政治・選挙・NHK190] 「政治はもうコリゴリ」と語る安仁屋元広島投手  天木直人(新党憲法9条)
「政治はもうコリゴリ」と語る安仁屋元広島投手
http://new-party-9.net/archives/2492
2015年8月16日 天木直人のブログ 新党憲法9条


 都市対抗野球時代に注目され、後に広島に入った沖縄出身の投手がい
る。

 巨人戦に強かった安仁屋宗八投手(70)だ。

 いまは私はどういうわけか(ナベツネの読売は嫌いだがそれが理由で
はない)完全なアンチ巨人だが、子供の頃は御多分にもれず巨人ファン
だったから安仁屋投手のことをよく覚えている。

 その安仁屋投手が、きょう8月16日の毎日新聞のスポーツ欄「次代
へのバトン 戦後70年を語る」のシリーズ記事で、かつて沖縄の本土
復帰72年直前に行われた行政主席(米国統治下の琉球政府の長)選挙
(いまでいう知事選挙)にかかわった体験を振り返ってこう語ってい
る。

 大変な選挙やった。殺し合いがあったくらいですから。僕の家の周り
も棍棒を持った屋良派がウロウロして、おふくろが泣いて僕に「頼むか
らもう帰ってくれ」と語って・・・西銘さんは僕の後援会長をしてくれ
ていたから、その分応援しようと思っていたんですけれど、そこまでな
るとは思わないですもん。二度と政治にかかわりたくないのが本心です
ね。今の沖縄問題もそう。基地のことも両方に言い分があると思う。な
くて済むならそれでいいけど・・・沖縄は明るい人がいっぱいいます。
歌手とか俳優さんとか、芸能は沖縄がナンバーワンじゃないですか。そ
ういうことを考えれば、沖縄は幸せだと思います。問題は基地だけです
よ。やっぱり僕は沖縄人としていつまでも沖縄を可愛がりたいし、可愛
がってもらいたい。沖縄は結束が固いですし、それをいい方に生かして
ほしいですね。

 「政治はもうコリゴリ」

 この言葉ほど、今の日本の一般国民の気持ちを表している言葉はない
のではないか。

 8月のメディアはいつもそうだが、今年の8月は特にメディアが平和
を強調しているように思えてならない。

 それはもちろん安倍政権の安保法制案や70年談話があるからだ。

 つまり平和の問題が完全に政治問題になっているのだ。

 そして与野党の対立と、与野党のそれぞれに与する、よく言えば政治
的意識の高い人、悪く言えばなんらかの形で政治に依拠して暮らしてい
る人たちの対立が、激しくなっている。

 しかし、本来は政治などなくていいものではないのか。

 あってもいいけれど、それは政治にかかわりを持ちたくないという普
通の人たちの暮らしを守ることを最優先する政治的使命のある人たち
が、奉仕の精神で競い合うものではないのか。

 間違っても、政治が権力欲や私利私欲の具になってはいけない。

 もちろん政治好きの道楽であってはならない。

 政権を握って国民の生活を掌握しようとする者たちは、一般国民より
はるかに立派な能力と志を持たなければいけない。

 そして、権力は必ず腐敗するから、権力をたえず監視し、抑制する野
党は必要だ。

 それはいかなる立場の者が政権を握ろうとも同じである。

 そのことを我々は民主党政権の失敗で見せつけられた。

 権力を求めようとする者やそれを支持する人たちも、権力批判をして
権力の横暴を規制しようとする者やそれを応援する人たちも、ひとし
く、一般国民のために奉仕精神で、それを行うべきなのである。

 ゆめゆめ私的な利権や名誉欲でそれを行ってはいけないのである。

 そのような立派な考えで政治を行うものなど多いはずがない。

 だからこそ政治家はもっと、もっと少ない数で十分なのだ。

 そのような立派な政治家が、年収7000万円もの収入を一般国民の
税金から平然と受け取って恥じないはずがない。

 だから政治家の特権は全廃すべきなのだ。

 新党憲法9条が掲げる最大の公約は、みずから政権を目指すのではな
く、だれが政権をとろうとも、憲法9条の精神に反する政治を行おうと
する権力を監視する本物のオンブズマンとなることだ。

 その数は数名で十分だ。

 いまこそ新党憲法9条が必要な時である。

 「政治にコリゴリ」と考える一般国民が、その必要性に気づく時がい
つか必ず来ると思う(了)



http://www.asyura2.com/15/senkyo190/msg/728.html

記事 [政治・選挙・NHK190] 靖国神社 戦死自衛官は「合祀せず」:一宗教法人に成り下がった靖国神社が関わる問題ではない

※ 関連資料

「自衛隊員「任務で命を落としたら靖国に祀ってもらえるのか」」(SAPIO2015年8月号)
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150722-00000017-pseven-soci

「元統合幕僚長が自衛隊員戦死を前提にした安保議論要求! 靖国神社に祀るのはダメ、と…」(リテラ)
http://lite-ra.com/2015/06/post-1182.html

「【世相百断 第50話】靖国合祀と信教の自由」
http://www5a.biglobe.ne.jp/~katsuaki/sesou50.htm

===============================================================================================================================
靖国神社 戦死自衛官は「合祀せず」
2015年8月14日 朝刊

安全保障関連法案の国会審議で自衛隊員のリスクの高まりが論議される中、靖国神社(東京都千代田区)は十三日までに、今後戦死した隊員が出た場合でも合祀(ごうし)はしないとの見解を明らかにした。共同通信の質問に文書で回答。靖国神社が一九七六年に示した合祀基準は、第二次大戦で死亡した軍人軍属らを念頭に置いた内容になっており「現在も基準に変わりはない」「自衛官合祀はない」と答えた。

 自衛隊は五四年の創設以来、戦死者を出していない。訓練中の事故などで死亡した隊員の追悼の場としては、東京・市谷の防衛省内に殉職者慰霊碑がある。元自衛官の佐藤正久参院議員は、靖国神社の社報への寄稿や自身のブログで「(殉職者慰霊碑では)広く国民が慰霊・顕彰することは困難」「靖国神社に祭られるかどうか議論をしておかなければ」といった考えを表明している。

 靖国神社は七六年に国会図書館に提出した資料に合祀基準を明記。合祀対象は、戦地と終戦後の外地で戦死した「軍人軍属」や、戦闘で死亡した満州開拓団員、旧ソ連・満州などでの抑留中の死亡者ら「準軍属およびその他」としている。
 この基準が現在も適用されているかを尋ねたところ「基準に変わりはない」と答えた。

 首相や閣僚の参拝に関しては「参拝を希望される方であれば、どなたでもひとしくお迎えする」、天皇陛下の参拝には「粛々とお待ち申し上げる」とした。天皇の参拝は七五年以来途絶えている。昭和天皇はA級戦犯合祀に反発して参拝を控えたとの見方が有力となっている。

http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2015081402000131.html


http://www.asyura2.com/15/senkyo190/msg/729.html

記事 [政治・選挙・NHK190] どうする?米国の異変 談話評価44%、梯子が外され彷徨う日本(世相を斬る あいば達也)
http://blog.goo.ne.jp/aibatatuya/e/5f60e0e7cc523c41382776dc0cb1efe3
2015年08月16日

共同による世論調査で、内閣支持率が上昇した!(笑)。まあ、こういう事も、今の日本ではありがちな現象だと思う。日本人にしてみれば、NHKの夜7時又は9時のニュースを見ることが、民主主義国家の国民として、最低限の知識教養の習得だと思い込んでいる人は、相当数いる。そして、その方法が最も手っ取り早い情報の入手方法だと考えている。今どきの若い連中は、ニュース番組さえ見なくなってケシカラン、と言っている高齢者が多いのも事実だろう。

≪ 世論調査、安倍談話44%評価 安保の今国会成立反対62%

 共同通信社が14、15両日に実施した全国電話世論調査によると、戦後70年に当たって安倍晋三首相が発表した首相談話を「評価する」との回答は 44・2%、「評価しない」は37・0%だった。参院で審議している安全保障関連法案の今国会成立に反対は62・4%、賛成は29・2%。
 内閣支持率は43・2%で、2012年12月の第2次安倍政権発足以降で最低だった前回7月の37・7%から5・5ポイント上昇した。不支持率は46・4%だった。
 新国立競技場の建設計画で総工費が膨らんだ問題について、安倍政権に「責任があると思う」は「ある程度」を含めて78・5%。 ≫(東京新聞・共同)


NHKのニュースを視聴するだけでも教養人面出来る国と云うのが笑わせるのだが、結構真面目に、そのように思っている40代50代も多い。NHKのニュースを鵜呑みにする。その30分程度を過ぎれば、クイズ・バラエティ番組で薀蓄を身に着け、今夜も幾つか教養が身に着いたなどと思い、満足げに寝床の人となる。中には、晩酌を続けて家族迷惑なオジサンもいるのだろう。以下の新聞通信調査会の12年、14年のデータを見ても、国民のNHKに対する信頼度は7割を超えており、世論形成に、重大な役割を担っているのがよく判る。


≪ 各メディアの情報の信頼度は?

1位「NHKテレビ」71.1点、2位「新聞」69.2点、3位「民放テレビ」60.2点

 各メディアの情報をどの程度信頼しているかを、全面的に信頼している場合は100点、全く信頼をしていない場合は0点、普通の場合は50点として点数をつけてもらったところ、平均点が最も高かったのは「NHKテレビ」で71.1点、次いで「新聞」が69.2点、「民放テレビ」が60.2点となっている。

 性別、年代別に見ても、「NHKテレビ」、「新聞」が全てのカテゴリーで上位2位を占めており、幅広く厚い信頼を得ていることが分かる。

(*注:中間省略)
1位「NHKテレビ」(2008年度74.0点、2009年度73.5点、2010年度73.5点、2011年度74.3点、2012年度70.1点、2013年度72.5点)、2位「新聞」(同72.0点、同70.9点、同72.0点、同72.0点、同68.9点、同70.7点)で、順位に変化はなかった。 2012年度に過去最低となった信頼度は2013年度にかけて若干の回復がみられたが、今年度は再度低下に転じた。 ≫(2014年第7回公益財団法人 新聞通信調査会のデータより抜粋)

日本人のメディアリテラシーがどうだこうだと言っても、恣意的に政権好みの会長人事やNHK経営員会人事に手出ししている安倍政権においても、NHKの信頼度が、それ程下がっていないの事実を鑑みると、日本人の政治や外交等々に関する興味は、相当に低いものと考えても良さそうだ。つまり、自分の生活に直接的に関わりがなく、巡り巡って、己の首を絞める政治案件でも、三段論法程度の想像力も発揮されていないと思考すべきだ。やはり、日本人の大多数が、生活者目線以外の目線を持つことは稀、と云うことなのだろう。それでも、一種常識人の、それこそ生活上の常識として、NHKが耳に入れてくれる事くらい理解、記憶しておこう、と云う按配なのだ。そのNHKが以下ように、安倍70年談話の内容を報道すれば、そりゃ4割以上の人間が高評価しても不思議はない。

≪「お詫び」などキーワードすべて明記

  政府は臨時閣議を開いて、戦後70年にあたっての総理大臣談話を決定し、安倍総理大臣が記者会見で発表しました。 ・安倍総理大臣は「わが国は先の大戦における行いについて 繰り返し痛切な反省と心からのお詫びの気持ちを表明してきた。

 こうした歴代内閣の立場は今後も揺るぎない」などと述べ、いわゆる「村山談話」のキーワードと位置づけられる「侵略」、「植民地支配」、「痛切な反省」、「お詫び」のすべてを使いながら、歴代内閣の立場を継承する姿勢を明確にしました。

 そのうえで、積極的平和主義の下、世界の平和と繁栄にこれまで以上に貢献していく考えを表明しました。

 村山談話、小泉談話はおよそ1300字程度でしたが、今回の談話は3000字を越える分量となっています。 政府は、安倍総理大臣の真意を諸外国に正確に伝えるため、英訳を公表したほか、今後、中国語と韓国語訳も発表することにしています。 ≫(NHKニュースWEB)


これじゃ、矮小化した談話を、更に矮小化、抽象化して、7割の人間が信じて疑わないNHKニュースで流すのだから、4割しか評価していないと云うことは、実は、非常に駄目な談話だったと、流石に気づいた人々がいたと云うことにもなる(笑)。なんとも、心もとないが、心強くもある。日本が、こんなメディアリテラシーの中にあるが、本家本元では、意外な動きが表面化してきている。

この件に関しては、ビデオニュースドットコムが詳しので、そちらの動画を見られることをお薦めする。建国時のアメリカの精神に立ち返ろうではないか?「フェアネスとは何ぞや」。そう云う機運があるのは、口惜しいが一応政治への感度は失っていない。それにしても、アベの戦争法案で、自衛隊が無理やり戦場にかける橋で後方支援やPKOで矢玉で死傷者を続出させている頃には、アメリカ様は、グローバリズムやめた!世界の警察やめた!海外米軍基地もすべて撤退!そんな時代が来ても、戦場や紛争地域から自衛隊が抜け出せない。なんだか、最悪な話だね(笑)。


≪ 70年談話とレッシグ出馬、サンダース躍進の衝撃

安倍晋三首相が8月14日に発表した戦後70年談話では、「侵略」や「植民地支配」といった日本の戦争責任に関連するキーワードは含まれていたものの、いずれも間接的な表現が使われ、首相自身の歴史認識が示されたとは言い難い内容だった。

 談話は注目されていたキーワードを含めることで、アメリカを始めとする国際社会や、安保法制をめぐる支持率の低下、連立を組む公明党に配慮しつつ も、自身の歴史認識を示すことは意図的に避け、あえて謝罪や反省の言質を与えないことで、安倍首相が掲げる「戦後レジームからの脱却」を期待する右派の感情にも配慮した、まさに玉虫色の談話だったと見るのが妥当だろう。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 一方、アメリカでは8月11日、憲法学者でインターネット上のオープンな著作物の利用を規定した「クリエイティブ・コモンズ」の設立者としても知られるハーバード大学のローレンス・レッシグ教授が、条件付きながら大統領選挙への出馬を表明し話題をさらった。

 レッシグ教授は現在のアメリカが、建国の父たちが尊んだ「平等の精神」を失い、富裕層や特定の圧力団体が政治を支配する非民主的な寡頭政治の国に 成り下がっているとして、これを抜本的に是正するための「市民平等法」の制定に向けた運動を立ち上げると宣言。既存政党の候補者の中から、同法の制定を最 優先の選挙公約として受け入れる候補者が現れなかった場合、教授自身が大統領選挙に立候補するとしている。

 レッシグ教授はまた、その第一段階として、9月7日のレイバー・デーまでに100万ドル(約1億2千万円)の資金をクラウドファンディングによっ て集められるかどうかを出馬の条件としているが、レッシグ氏のキャンペーンサイトLessig2016によると、キャンペーンの立ち上げから4日後の8月 15日段階で、既に2500人から20万9千ドルの寄付が寄せられているという。

 また、レッシグ教授の出馬表明と相前後して、アメリカでは大統領選挙の候補者選びでも異変が起きている。10人の候補者が乱立した共和党の大統領 候補者選びで、ニューヨークの不動産王にして大富豪のドナルド・トランプ氏がブッシュ元大統領の弟のジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事らの有力候補を押さ えて支持率でトップに躍り出たかと思えば、民主党の候補者争いでも、一貫して大本命と目されてきたヒラリー・クリントン元国務長官が2位に転落するという 予想外の展開となっている。

 8月13日に行われた民主党の大統領候補者に関する世論調査で、クリントン候補への支持が37%にとどまり、44%の支持を集めた、日本ではまだ無名なバーニー・サンダース上院議員に大きく水をあけられる形となった。サンダース上院議員は社会主義者を自任する民主党左派のベテラン政治家だが、富裕 層や企業への課税を強化する一方で、大学の無償化を提唱するなど、自由を重んじるアメリカにあっては珍しく明確に社民主義的な主張を展開している。
 そのサンダース候補は、ノーベル経済学賞の受賞者でコロンビア大学のジョセフ・スティグリッツ教授や同じく著名な経済学者でクリントン政権で労働 長官を務めたロバート・ライシュカリフォルニア大学バークレー校教授からも強い支持を受けるなど、大本命クリントン候補にとっては脅威の存在となり始めて いる。

 安倍首相の70年談話の評価と、レッシグ教授の出馬や社会主義者候補サンダース上院議員の躍進に見られるアメリカ政治の地殻変動について、ジャーナリストの神保哲生と社会学者の宮台真司が議論した。 ≫(ビデオニュースドットコム:ニュース・コメンタリー15.08.15 )

http://www.videonews.com/commentary/150815-01/

参考:
■ローレンス・レッシグ ≪ ローレンス・レッシグ(Lawrence Lessig、1961年6月3日 - )は、アメリカ合衆国の法学者。専門は憲法学及びサイバー法学。ハーバード大学法学教授およびエドモン・J・サフラ財団倫理センター所長。 スタンフォード大学ロー・スクールの教授及び同大学のインターネット社会研究所を歴任。 ・エルドレッド・アシュクロフト裁判(Eldred v. Ashcroft)で原告のエリック・エルドレッド(Eric Eldred)の代理人を務め、フリー・カルチャー(Free Culture)のコンセプトを打ち出した。また、フリーソフトウェア運動も支持している。フリーソフトウェア財団と自らが設立したクリエイティブ・コモンズの理事を務めている。 ・2015年8月11日、クラウドファンディングによる選挙資金100万ドルの獲得を条件として次期米国大統領選挙への立候補を検討すると発表した。 著書・『CODE―インターネットの合法・違法・プライバシー』、『コモンズ―ネット上の所有権強化は技術革新を殺す』、『Free Culture―いかに巨大メディアが法をつかって創造性や文化をコントロールするか』他多数≫(Wikipedia引用)

■バーニー・サンダース  ≪ バーナード・"バーニー"・サンダース(英語: Bernard "Bernie" Sanders、1941年9月8日 - )はアメリカ合衆国の政治家。バーモント州選出の無所属の上院議員。信仰する宗教はユダヤ教である。 経歴エピソード: ・2006年の下院から上院への鞍替え立候補では、民主党はじめバーモント進歩党、アメリカ民主社会主義者などから支援を受ける無所属候補として選挙を戦い、議席を得た。サンダースは自ら民主社会主義者であると名乗っているため、合衆国上院初の社会主義者の議員となった(下院では過去にサンダース自身をはじめ、アメリカ社会党のヴィクター・L・バーガーなどの例がある)。 ・2010年12月13日、ブッシュ政権から続いていた減税措置の延長をめぐって8時間半に及ぶフィリバスターを行った。通常、フィリバスターはシェイクスピアや合衆国憲法を 意味もなく朗読するものであるが、サンダースのフィリバスターは減税措置をはじめとする行き過ぎた自由市場主義によってもたらされた貧富の格差の拡大や国 内産業の衰退について強い批判の態度を持って行われ、本人も「2時間あれば言い終わると思っていた」と話している。このフィリバスターはたちまちインターネット上で話題になり、その様子がTwitterで中継された。 左翼系無所属の議員であるが、アメリカ合衆国第112議会の上院では同じく無所属のアンガス・キング(英語版)とともに、民主党と院内会派を組んでいる。 2015年4月30日、2016年アメリカ合衆国大統領選挙に民主党から出馬することを表明した。 ≫(Wikipedia引用)

■ジョセフ・スティグリッツ ≪ ジョセフ・ユ−ジン・スティグリッツ(英: Joseph Eugene Stiglitz、1943年2月9日 - )は、アメリカの経済学者、コロンビア大学教授。1979年にジョン・ベーツ・クラーク賞、2001年にノーベル経済学賞を受賞。IMFの経済政策を厳しく批判している[1]。著書・ 『世界を不幸にしたグローバリズムの正体』、『世界の99%を貧困にする経済』、『世界に分断と対立を撒き散らす経済の罠』等多数 ≫(Wikipedia引用)

■ロバート・ライシュ ≪ ロバート・バーナード・ライシュ(英語: Robert Bernard Reich, 1946年6月24日 - )は、アメリカ合衆国の経済学者、文筆家、カリフォルニア大学バークレー校公共政策大学院教授。これまで、ハーバード大学ケネディスクール教授、ブランダイス大学社会政策大学院教授、アメリカ合衆国労働長官を歴任している。 著書・『暴走する資本主義』、『アメリカは正気を取り戻せるか―リベラルとラドコンの戦い』他多数 ≫(Wikipedia引用)

http://www.asyura2.com/15/senkyo190/msg/730.html

記事 [政治・選挙・NHK190] 2020年の東京オリンピックは返上すべき(生き生き箕面通信)
http://blog.goo.ne.jp/ikiikimt/e/667afb0d663544cceac54e23892652ef
2015-08-16 10:13:24

 いまのようなバカ騒ぎを続けるなら、それだけで2020年の東京オリンピックを開催する資格はなく、いさぎよく返上すべきだと申し上げます。目のタマが飛び出すようなメインスタジアム・国立競技場づくりはもちろん、シンボルマークの盗作エンブレム問題など、最近の日本の怪しさ、「無責任の体系」が集中して出ています。

 なんのために巨額の費用をつぎこんでまで開くのでしょうか。まだ東北の復興は、原発事故の後始末をはじめ不十分なままです。いまさら、国威発揚ですか。正気の沙汰とは思えません。

 最初は低く試算しても、いったんゴーサインが出たらそのあとは「行け行けどんどん」、シロアリやクロアリがどっと群がってむさぼり放題。膨らみに膨らんで、その額3000億円を軽くオーバー。その張本人の森喜朗氏や下村博文・文科大臣どのなどは、白紙撤回になっても素知らぬ顔。責任を取る素振りも見せません。「開催までにきちんと完成させることが、私の責任とうそぶいています。これ以上、あなた方には任せられないですよね。

 この「無責任の体系」は、戦後検証すべき課題の一つのはずです。この箕面通信でも昨日、そう書いたばかりです。ところが、責任を明らかにしないまま、突っ走ろうとしています。エンブレムは「盗作まがい」の疑惑をかかえたまま、責任者たちは「問題ない」と強弁して開会式まで改めようとしない。

 昭和17年(1942年、開戦の翌年)のミッドウェー海戦で大敗し、主要艦艇を失ったときには、すぐにも和平を求めるべきでした。そうすれば、人々が受けた災難は軽くすませられた。その翌18年のガダルカナル島の闘いで殲滅された時には、敗戦がより決定的になりました。しかし、軍部をはじめ日本の指導者たちは、「撃ちてしやまむ」という決戦標語を掲げて突っ走る。ともかく立ち止まって冷静に状況打開をはかるということができません。昭和19年には神風特攻隊をつくったけれど、これもほぼ全滅。敗戦の20年はじめには、「本土決戦」といって、やけくその掛け声を叫ぶ。使える戦闘機はなし。艦艇もなし。制空権も、制海権も奪われ、弾薬もないまま、まじめな顔して竹槍訓練をさせる。

 日本の指導者は、負け戦の引き際ができません。名誉ある撤退ということができない。できるのは、ただ闇雲に突っ走るだけ。突っ走ることしか知らないバカなイノシシのように、猪突猛進です。それが指導者の「美学」なのです。

 東京オリンピックのエンブレムも、このまま突っ走るのでしょう。

 なによりも、フクイチ(福島第一原発)の放射能問題は大丈夫でしょうか。そのころになって、子どもたちのガンなどが急増ずるということにならないでしょうか。東京の放射能問題は表面化しないでしょうか。

 貴重な財源を浪費するぐらいなら、復興と、そしてこれからの人たちのための教育予算に回すべきではないでしょうか。放射能のゴミ問題も残ったままです。たのんますよ、安倍クン。升添クンも。少しは知恵をはたらかせてくださいよ。せめて2020年の東京オリンピックは、勇気をもって返上して下さい。



http://www.asyura2.com/15/senkyo190/msg/731.html

記事 [政治・選挙・NHK190] 「深い反省」という言葉は尊いが、それを利用する新聞・TVはあざとい。自らの言葉で権力と戦うのがジャーナリズムってもんだろ
http://kuronekonotango.cocolog-nifty.com/blog/2015/08/post-162a.html
2015年8月16日 くろねこの短語


「深い反省」という言葉は尊いが、それを利用する新聞・TVはあざとい。自らの言葉で権力と戦うのがジャーナリズムってもんだろう。


 桜島の噴火警戒レベルが4(避難準備)から5(避難)に引き上げられそうだ。東京でノホホンとしているわが身には、周辺住民の不安は計り知れないものがあるんだが、同時に心配なのが川内原発だ。九電は特別な対策を講じる気配がないようで、確かに桜島の噴火がダイレクトに川内原発を襲うことは現実離れしているとは思う。でも、イッチャンの問題は、こうした自然のシグナルに対してどう謙虚に取り組むかってことなんだね。心のどこかに「たかが桜島の噴火くらいで・・・」なんて驕りがあるとすれば、それが一番怖い。なんてったって、「最大で15センチの降灰が積もるだけで原発の安全性には何の影響もない」なんて能天気なこと言ってるのが原子力規制委員会委員長ですからね。

・レベル5、全域避難も想定=桜島、従来規模上回る噴火で―火道拡大か・気象庁
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150815-00000101-jij-soci

 それはともかく、昨日の全国戦没者追悼式での天皇のお言葉に「深い反省」という表現があったというので、新聞・TVはそのことを鬼のように報道してます。それはそれでいいんだけれど、それにしたって天皇のお言葉にこんなにもスポットが当てられるってのはちょいと異様だね。で、予想通りに、一昨日のレレレのシンゾーの談話と対比することで、グチャグチュ言っとります。

 でも、こういう報道のあり方ってどこかいびつだ。考えようによっちゃ、メディアが天皇のお言葉を利用して政権批判しているようなもので、本来なら自らの言葉で政権と戦うことがジャーナリズムってもんじゃないのか。毎日新聞は「終戦の日:きょう 自戒を胸に報じる=主筆・伊藤芳明」の見出しで、新聞の戦争加担、戦争責任などに言及した紙面作りをしていたようだけど、すべてのメディアが自分たちの戦争責任を見つめ直すことこそが最優先事項で、「深い反省」はまずメディアがすべきことなんだね。

・「大戦 深い反省」 天皇陛下 踏み込んだ「お言葉」
 http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2015081690071147.html

・終戦の日:きょう 自戒を胸に報じる=主筆・伊藤芳明
 http://mainichi.jp/shimen/news/20150815ddm001040141000c.html

 秘密保護法の時だって新聞・TVはまるで役に立たなかったどころか、その危険性を真摯に報道せずに、へたすりゃ意図的にミスリードしたふしもある。安保法制=戦争法案またしかり。憲法学者の「違憲」表明を待つまでもなく、集団的自衛権行使容認閣議決定の時に新聞・TVがしっかりとこの法案の本質を突いていれば、ひょっとしたら安倍政権そのものを退陣に導くことだってできたかもしれない。少なくとも、レレレのシンゾーが国会審議前にアメリカと法案成立を約束するなんて事態にはなっていなかっただろう。

 60年安保では、在京新聞7社が「暴力を排し議会政治を守れ」と題する共同宣言を掲載して、反対運動に水を差したことがあったけど、いまこそ「安倍政権は議会政治を守れ」「アベ政治を許さない」と声を高らかに宣言してみやがれ・・・って悪態ついたところで、お後がよろしいようで。


http://www.asyura2.com/15/senkyo190/msg/732.html

記事 [政治・選挙・NHK190] 安倍首相が心酔するお祖父ちゃん・岸信介の戦争犯罪! アヘン取引でブラックマネーを集め戦争を遂行(リテラ)
                     『昭和の妖怪 岸信介』(中公文庫)


安倍首相が心酔するお祖父ちゃん・岸信介の戦争犯罪! アヘン取引でブラックマネーを集め戦争を遂行
http://lite-ra.com/2015/08/post-1396.html
2015.08.16. リテラ


戦後70年特別企画 安倍首相の祖父・岸信介の正体(前)


 後世の歴史家たちはこの2015年という年をどう評価するだろう。「戦後70年」という節目の年に、先の大戦でA級戦犯の容疑がかけられた人物の孫が内閣総理大臣を務め、その孫は再び日本を“戦争のできる国”にしようとしていることを、だ。

 そう、今さら説明するまでもないが、安倍首相の母方の祖父は、昭和の妖怪と呼ばれた岸信介元首相だ。安倍首相は日ごろからこの祖父について、敬愛の思いを隠さず、“お祖父ちゃんコンプレックス”ともいえるほどの心酔ぶりを示している。

 安倍首相が集団的自衛権行使と改憲に向かってひた走っているのも、激しい反対の中、日米安保条約改定を断行したお祖父ちゃんを見習い、そしてお祖父ちゃんのやり残した仕事をなしとげようとしていることが最大の動機になっているのは間違いない。

 だが、そのお祖父ちゃんは、戦後、内閣総理大臣をつとめただけの人物ではない。戦時中、東条英機首相(当時)率いる内閣の閣僚として戦争遂行の一翼を担い、一時は「A級戦犯」容疑者として拘留されていた戦争犯罪者でもある。

 いったい岸信介とはどんな人物だったのか。戦時中、何をしたのか。終戦から70年、もう一度、おさらいしてみよう。

 岸信介は日清戦争が終わった翌1896年、山口県に生まれた。元首相の佐藤栄作は実弟だ。兄弟の父は岸家の人だが長州藩士に連なる佐藤家の娘と結婚したため、佐藤家の分家の形で佐藤姓を名乗った。中学生のときに岸が父の実家である岸家に養子入りして、「岸信介」が誕生する。

 地元の高等小学校を卒業した後、名門岡山中学から山口中学に転校し、いずれも首席を続けた。東京帝国大学入学後も、後に民法学の大家となる我妻栄と首席を分け合う秀才ぶりだったという。卒業後の岸は商工省の革新官僚として統制経済(経済・産業を国家の統制下に置こうとする社会主義的政策)の旗手となるが、それは国粋主義を唱える大学の恩師、上杉慎吉と大アジア主義(日本を盟主とするアジア諸民族連帯の思想)の大川周明、国家社会主義の北一輝の強い影響だったと言われている。

 若手官僚として頭角を現した岸を一気に飛躍させたのが1936(昭和11)年に満州官僚へ転出したことだった。満州国という実験国家を自らの「作品」と呼び、実質的な最高首脳の一人としてソ連の計画経済を模した統制経済(産業開発5カ年計画)を強力に推進することになる。同時にそれは、岸が戦争に手を染めるきっかけにもなっていった。

 わずか3年の在任だったが岸は満州で3つの“財産”を手に入れている。統制経済による国家経営のノウハウ、東条英機(当時、関東憲兵隊司令官)を筆頭とする関東軍人脈、そして湯水のごとく使える金脈だ。岸に関する評伝、研究書は数多あるが、いずれも明確に指摘しているのが、後に東条英機を宰相にまで持ち上げたのは岸の資金力があったからだ、という事実だ。

〈のちに東京に帰った東条が陸軍次官、陸相、総理へと中央の階段を昇り詰めていくにつれ、今度は岸が集金力にものをいわせて、東条に莫大な政治献金をした〉(太田尚樹『満州裏史』講談社文庫)

 岸と東条は満州時代に公私に絆を深めていく。毎日新聞記者の岩見隆夫氏が書いた『昭和の妖怪 岸信介』(中公文庫)には、満州事情通の小坂政則の次のような証言が紹介されている。

「岸さんは日本に帰ってきてから、ずいぶんと東条さんのために政治資金をつくってやった。翼賛選挙でも莫大な選挙資金を必要とするのに、首相である東条さんはああいう男だからカネがない。そこで岸さんが鮎川に頼んだ。鮎川は日産の株を満州投資証券へ譲渡する時、七千万円、確かな数字ではないが、そのぐらいを浮かせて鮎川の財団である義済会にプールしてあった。このうち三千万円ほど抜いて岸さんに渡し、岸さんはこれを東条に回してやったりした」

 ここで出てくる「鮎川」というのは日本産業(日産)財閥の総帥で岸の遠縁に当たる長州出身の鮎川義介のことだ。岸は日産を満州に誘致し、南満州鉄道(満鉄)に対抗する満州重工業開発(満業)を設立させた。一方、当時の満鉄総裁は岸の母方の叔父に当たる松岡洋右(後の外相)で、このふたりが表向きのスポンサーだったと言われているが、実はそれだけでは説明がつかない。

 岸に長時間インタビューをした岸研究の第一人者、東京国際大学名誉教授の原彬久氏は『岸信介―権勢の政治家―』(岩波新書)でこう書いている。

〈巨額のカネを動かして人脈と権力を培養し、人脈と権力を動かしてカネを集めるという手法はまぎれもなく岸のものだったのである。(中略)
 当時、岸の部下であり、戦後明治学院院長となる武藤富雄は、次のように回想している。
「私は岸さんから毎月二〇〇円(現在の約二〇万円)の小遣いをもらっていたことを覚えています。当時の満州といえどもカネの使い方は予算で決まっていましたから、領収証のとれない使途不明のカネを自由に捻出することは、たとえ総務庁次長でもそう簡単ではありません。私は毎月二〇〇円ものカネをポンと渡してくれる岸さんをみて、『これはなかなか豪気な人物だな』と思うと同時に、『何かの名目をつけて、ある程度のカネを自由に使う方法を知っているんだな』と感じました」
 岸は同僚官吏はもとより、民間人、それもいわゆる満州浪人、無頼漢に至るまで彼のそばに来るものには惜しげもなくカネを与えていたといわれる〉

 資金の源は何だったのか。多くの研究者やジャーナリストが指摘するのがアヘン取引による利益である。当時の満州国は表向きはアヘン吸飲を禁じていたが、満州専売局を通して登録者に販売できるシステムを採っていた。事実上、野放しだ。にもかかわらず一方で売買が禁止されているため、価格は吊り上げ放題で、巨額の利益が上がる仕組みになっていた。

 満州を抑える関東軍はこの収入に目をつけ満州国の西隣りに接する中国熱河省へ侵略の兵を進めた(熱河作戦)。熱河にはアヘンの原料となるケシ畑が広がっていたからだ。「満州の背後を固める」というのは口実で、アヘンを求めての進軍だったというのである。消費地も満州国内だけでなく北京、上海、広東、厦門へと拡大していった。

 こうして得た莫大なアヘンマネーを岸ら首脳陣は、国家経営や戦争遂行、謀略工作に回す一方、一部を「私」していったという。

 近衛文磨の女婿で細川家の当主に当たる細川護貞氏(細川護煕元首相の父)が戦時中、裏の政治情報を日記の形で残していて、岸関連の書物にたびたび引用されている。1944(昭和19)年9月4日付の記述はきわめて示唆的だ。岸に関する部分を抜粋する。

〈岸は在任中、数千万円、少し誇大に云えば億を以って数える金を受け取りたる由、然もその参謀は皆鮎川(義介)にて、星野(直樹)も是に参画しあり。結局此の二人の利益配分がうまく行かぬことが、(東条)内閣瓦解の一つの原因であった〉(『細川日記』)

 星野直樹は大蔵省から満州に派遣された官僚で岸の上司に当たる人物だ。当時の数千万円といえば、いまの数百億円に匹敵する。これだけでも驚くが、同年10月16日付の箇所にはこんなことも書かれている。

〈朝、K君を訪問、談たまたま東条に及びたるに、彼は昨年中華航空にて現金を輸送せるを憲兵隊に挙げられたるも、直ちに重役以下釈放となりたることあり。是はその金が東条のものなりしを以ってなりとのことにて、以前より里見某なるアヘン密売者が、東条にしばしば金品を送りたるを知り居るも、おそらく是ならんと〉(同)

 要は、アヘン利権を巡って岸や東条を始めとする満州人脈が複雑に絡み合い、時には利益分配で揉め事も起きていたということである。そして、岸はそこから少なく見積もっても数千万円、“少し誇大にいえば”億単位のカネを手にしたというわけだ。

 ところで10月16日付の『細川日記』に出てくる「里見某」は、里見甫という元新聞記者で、中国に渡って里見機関という特務機関を率いていた。実態は、陸軍の依頼でアヘン取引を扱うブローカーだ。中国では「アヘン王」の異名で知られていた。

 1948(昭和23)年2月の極東軍事裁判(東京裁判)の法廷でA級戦犯被告となった星野直樹の国際検事団による罪状朗読の中に「一九三八年(昭和十三年)から一九四五年(同二十年)まで、北支派遣軍の特務部の下で、中国においてアヘン作戦を実行した証人サトミは、一九四〇(同十五年)まで彼によって販売されたアヘンは、ペルシャ製のものであったが、その後彼は満州産アヘンを販売したと証言した」とのくだりがあるほか、里見とアヘンに関する証言は数限りない。

 その里見の墓が千葉県市川市の総寧寺という寺にあるが、墓碑銘を揮毫したのは誰あろう岸信介その人だった。「アヘン王」里見と岸の浅からぬ関係を示す証拠のひとつだ。

 満州国のアヘン政策は日本軍の戦争遂行費に深く関わっていた。それどころか、陸軍が中国大陸を深く侵し続けた理由のひとつにアヘン利権拡大の側面があったことは見逃せない。

こうしたシステム動かしていたのが、岸ら満州官僚であり、ここから吸い上げられたカネが対米主戦派の東条英機を首相に就任させる原動力になっていたという構図である。それだけではない。「満州は日本の生命線」とは岸の叔父、松岡洋右が初めて唱えたスローガンだが、実際にこの言葉を用いて日本を戦争へと導いたのが岸だった。

 満州着任後、岸は産業開発5カ年計画の実行を進め、日産の誘致にも成功し、裏ではアヘン政策を拡大させたが、それでもまだ満州国の経営資金は足りなかった。そこで岸が打ち出したのが、日本が戦時体制にあることを最大限に利用することだった。岸は日中戦争が始まるや「戦略・兵站基地満州」を前面に押し出すことによって、5カ年計画への資本導入を日本政府に強力に働きかけたという。岸にとっては持論の国家統制経済遂行のまたとないチャンスだった。前出の原彬久氏は前掲書でこう書いている。

〈日中戦争、いや日中戦争ばかりでなくそれに続く太平洋戦争への道は、国家主義者岸信介にとってはそれほど不都合な時代状況ではなかった。それどころか、岸にとって日本の戦時体制は、ある意味では自らの野心と才能を時代に投影し検証していく格好の機会となっていくのである〉

 だが、岸が信奉した統制経済は満州国が掲げた「五族共和」を実現したとは言い難い。東京裁判の証言台に立った元満州国皇帝、溥儀はこう証言している。

〈溥儀証人 専売されていた最も主なものはアヘンでした。その他、例えば綿花とか糧食というような種々雑多なものが専売されておりました。統制経済が行われてから一切の物資は日本人によって接収されて、鉱業あるいは工業などは全部日本人によって統制され、中国人は経営することができなくなりました。
 検事 綿布統制法は実際的に、強制的に実施されたものですか。
 溥儀証人 これらの統制法は全部実施されて、その結果中国人は冬になっても綿や綿布を手に入れることができなくなったために、寒さで多くの人が凍死し、あるいは病気になるような状態でした(後略)〉

岸が在満時代に入手したアヘン金脈と人脈をフルに使って東条内閣をつくり上げたことは前述した。帰国後、岸はその東条内閣で商工大臣として、あるいは軍需次官として東条とともに対米戦争を指導して行くことになる。岸が内地で辣腕を振るったのも統制経済の実行だったことは言うまでもない。再び、原氏の前掲書より引用する。

〈岸が、まず最初に考えたことは、「日本の置かれている情勢から、国防産業を中核として国防国家を考えなければいけない」ということであった。つまり、「国防国家」実現のためには「国民生活がある程度不自由になってもやむを得ない」ということである〉

 こうして日本はドロ沼の日中戦争から太平洋戦争へと転げ落ちて行くことになる。そして岸は、その戦争遂行のため、国家のすべての人的・物的資源を国家が統制運用できる国家総動員体制、国家統制による軍需生産増進、大東亜共栄圏の自給自足体制確立など戦時経済体制推進の先頭に立って旗振り役を務めていた。当然、戦争責任を問われても不思議はない。

 ところが岸は、満州時代の盟友東条英機、松岡洋右、星野直樹、鮎川義介らとともにA級戦犯容疑で逮捕されるが、不起訴処分によって釈放される。なぜ、岸は戦犯被告から逃れることができたのか。それは、今、安倍首相が安保法制を強行しようとしていることと、根っこのところでつながっている。次回は、この昭和史の謎に迫ろう。

(野尻民夫)


http://www.asyura2.com/15/senkyo190/msg/733.html

記事 [政治・選挙・NHK190] ポツダム宣言と玉音放送 現代役
ポツダム宣言
我々、アメリカ合衆国大統領、中華民国主席とイギリス首相は、我々の数億の国民を代表して協議した結果、この戦争終結の機会を日本に与えることで意見が一致した。

アメリカ、イギリス、そして中国の陸海空軍は、何度も陸軍、航空編隊の増強を受けて巨大になっており、日本に対して最後の一撃を加える体制が整っている。この軍事力は、日本が抵抗をやめるまで同盟国によって維持できるものだ。

世界中の自由な人々は立ち上がった。それに対してドイツが採った無益かつ無意味な抵抗の結果は、日本の人々に対しても極めて明快な例として示されている。現在日本に向かって集中しつつある力は、ナチスの抵抗に対して用いられた力―全ドイツ民の生活、産業、国土を荒廃させるのに必要だった力―に比べると、測り知れないほど大きいものだ。決意をもって、我々の軍事力全てを投入すれば、日本軍は壊滅し、また、日本の国土は焦土と化すだろう。

日本が決断する時は来ている。知力を欠いた身勝手な軍国主義者によって制御され続け、滅亡の淵に至るのか。それとも、理性の道を選ぶのか。

我々の条件は以下の通り。条件からの逸脱はないものとする。代替条件はない。遅延も一切認めない。

1日本の人々をだまし、間違った方向に導き、世界征服に誘った影響勢力や権威・権力は、排除されなければならない。無責任な軍国主義が世界からなくなるまでは、平和、安全、正義の新秩序は実現不可能である。

2そのような新秩序が確立されるまで、また日本の戦争遂行能力が壊滅したと明確に証明できるまで、連合国軍が指定する日本領土内の諸地点は、連合国軍がこれを占領するものとする。基本的目的の達成を担保するためである。

3カイロ宣言の条項は履行されるべきものとし、また、日本の主権は本州、北海道、九州、四国及びわれわれの決定する周辺小諸島に限定するものとする。

4日本の軍隊は、完全に武装解除されてから帰還を許し、平和で生産的な生活を営む機会を与えることとする。

5我々は、日本を人種差別し、奴隷化するつもりもなければ国を絶滅させるつもりもない。しかし、われわれの捕虜を虐待した者を含めて、全ての戦争犯罪人に対しては厳重なる処罰を行うものとする。日本政府は、日本の人々の間に民主主義的風潮を強化しあるいは復活するにあたって、障害となるものは排除する。言論、宗教、思想の自由及び基本的人権の尊重が確立されなければならない。

6日本は産業の維持を許される。そして経済を持続し、正当な戦争賠償の取り立てに充当する。しかし、戦争を目的とする軍備拡張のためのものではない。この目的のため、原材料の入手はこれを許される。ただし、入手と支配とは区別する。世界貿易取引関係への日本の事実上の参加を許すものとする。

7連合国占領軍は、その目的達成後そして日本人民の自由なる意志に従って、平和的傾向を帯び、かつ責任ある政府が樹立される限りにおいて、直ちに日本より撤退するものとする。

8我々は日本政府に対し日本軍の無条件降伏の宣言を要求する。かつ、誠意を持って実行されるよう、適切かつ十二分な保証を求める。もし拒否すれば、日本は即座にかつ徹底して撃滅される。
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ポツダム宣言を受理にあたり
5の項目にビビッタ軍部は今までの作戦計画の書類を命令して
廃棄処分しました。 国民には天皇の為に命を差し出せ!
だったのに、いざ自分達の命が天秤に掛けられると責任逃れに執着。

コレが権力を握る人々の偽ざる現実。


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 例の「堪ヘ難キヲ堪ヘ、忍ビ難キヲ忍ビ……」の現代語訳です。

終戦に関する天皇の宣言

 私は世界の大勢と我が国の現状を深く考え、通常でない方法を使ってでも事態を収拾しなければならないと決意した。このことについて、忠実で善良な国民の諸君にお話ししようと思う。

 私は政府に命じ、アメリカ・イギリス・中国・ソ連の4国に対して、先にこの4国の出した共同宣言の受け入れを通告させた。

 もともと、国民が健康で安心して暮らせるように、また世界がともに繁栄していけるようにするというのは、天皇家が昔から掲げていた目標であり、私も常々努力していたことである。先にアメリカ・イギリスに宣戦したのも、我が国が滅ばないように、また東アジアが安定するようにと思ってのことであり、決して他国の主権をそこない、領土を侵略しようと思ってやったことではない。

 ところが、戦争はすでに4年目に入っている。その間私の陸海軍の将兵は勇敢に戦い、私の政府の官僚は懸命に働き、私の国民は国のために力をつくし、各々最善をつくしていたが、戦況は必ずしも好転していない。世界の大勢も我が国側に不利である。さらに敵は新たに残虐な爆弾を使って罪もない人々を多数殺傷し、戦争の惨害はまさにはかりしれないものになってきている。

 このまま戦争を継続すれば、しまいには我々日本民族の滅亡を招くだけでなく、人類の文明そのものを破壊しつくしてしまうことになるだろう。このようにして国民を滅ぼしてしまっては、私は天皇家代々の先祖の神霊に決して許してもらえないに違いない。
 これが私が政府に対しアメリカ・イギリスなどの共同宣言に応じるように命じた理由である。

 私は我が国とともに東アジアの解放に協力してくれてきた同盟国諸国に対して申し訳ないと思う。また、我が国の国民で、戦場や職場で非命に死んだ者、またその遺族のことを思うと体が裂けるような思いである。さらに、戦争で傷つき、戦災を受け、家や職場を失った人々をどう助けていくかということも、私は深く案じている。

 今後我が国の受ける苦難は並みたいていのものではないだろう。国民諸君の苦しみも私はよくわかっているつもりである。しかし時の運には逆らえない。私は耐えがたい敗戦の事実をあえて耐え忍び、将来のために平和な世の中を開こうと思う。

 私はこうして国を滅ぼすことは避けることができた。私は今後も諸君の忠誠を信頼し、常に国民とともにあるつもりである。今後、感情にまかせてむやみに騒ぎをおこしたり、自国民同士で争いあったりすれば、国の将来をそこない、世界の信用を失ってしまうだろう。そのようなことは決してしてはならない。

 これからは国をあげて、子孫を残し、日本が決して滅ばないという確信を持たねばならない。その責任は重く、道は遠いが、総力を将来の建設に傾けねばならない。人道と正義を重んじ、強固な精神を保たねばならない。そうすれば、日本の誇りを高く掲げつつ、世界の進歩について行くことができるであろう。国民諸君には、どうかこの私の願いを実現してもらいたいと思う。


ーーーーーーーーーーーーー

この言葉が本物なら戦況の悪化や玉音放送以外でも
天皇の言葉が常にあった筈。

当時の天皇は国民と共には無かったと思います。
http://www.asyura2.com/15/senkyo190/msg/734.html

記事 [政治・選挙・NHK190] 原爆詩「生ましめんかな」と「ヒロシマというとき」の間に そこには日本国家の侵略性の再生を見ることの苦痛がこめられている
これは社会学者、日高六郎氏が1980年に著した岩波新書「戦後思想を考える」の「体験を伝えるということ」という章からの抜粋です。


私は、広島の詩人・栗原貞子さんの詩を学生の前に置く。


生ましめんかな

壊れたビルディングの地下室の夜だった
原子爆弾の負傷者たちは
ロウソク一本ない暗い地下室を
うずめて、いっぱいだった。
生ぐさい血の匂い、死臭。
汗くさい人いきれ、うめきごえ
その中から、不思議な声がきこえてきた。
「赤ん坊が生まれる」というのだ。
この地獄の底のような地下室で
今、若い女が産気づいているのだ。
マッチ一本ないくらがりで
どうしたらいいのだろう。
人々は 自分の痛みを忘れて気づかった。
と「私が産婆です。私が生ませましょう」
と言ったのは
さっきまでうめいていた重傷者だ。
かくてくらがりの地獄の底で
新しい生命は生まれた。
かくてあかつきを待たず産婆は
血まみれのまま死んだ。
生ましめんかな
生ましめんかな
己が命捨つとも  (1946)


「生ましめんかな」は、多くの人びとに知られているはずの詩である。しかし、ほとんどの学生が読んだことがないと言う。

このひとつの詩をまえにして、私は学生たちに語りたいことが山ほどあることを感じる。

栗原貞子さんは、広島で被爆。ひたすら原爆についての詩と文章を書き続ける。この詩は、敗戦の翌年、雑誌「中国文化」第一号に掲載された。栗原さんは人づてにこの事実を聞いて、詩をつくる。そのとき生まれた女の子は。いま成長して、広島で生活している。そのことを話すと、学生は、おどろきの表情を示す…。

栗原さんの詩に関連して話すとなると、話題はつきない。第二次大戦の経過、原爆の製造過程、それへの科学者の協力。その完成、実験、そして、ヒロシマとナガサキ。その惨害。それがどのように、日本国内と海外とで報道されたか。だれが最初に報道したか。そして、占領軍の原爆報道禁止政策。なにより重要なこととして、無名の、数多くの被爆者たちの生活の実態がある。もっとも救護の手を必要とした人たちがほとんど放置されていたこと、いや、現実の生活では「差別」さえされていたことを、私は語る。そのとき、私は水俣病患者たちが差別されてきた事実も話す。つまり、被害をうけるものは、同時に差別されるものであったという、このおどろくべき二重の苦悩は、ほとんど社会学的な法則性を持つものであることを語っておきたいのである…。

さてつぎに私は、栗原貞子さんの、「生ましめんかな」から二十六年たってつくられた、「ヒロシマというとき」を学生のまえにさしだす。それは、ベトナム戦争さなかの作品である。


ヒロシマというとき

<ヒロシマ>というとき
<ああ ヒロシマ>と
やさしくこたえてくれるだろうか

<ヒロシマ>といえば<パール・ハーバー>
<ヒロシマ>といえば<南京虐殺>
<ヒロシマ>といえば、女や子供を
壕のなかにとじこめ
ガソリンをかけて焼いたマニラの火刑
<ヒロシマ>といえば
血と炎のこだまが返って来るのだ

<ヒロシマ>といえば
<ああ ヒロシマ>とやさしくは
返ってこない
アジアの国々の死者たちや無告の民が
いっせいに犯されたものの怒りを
吹き出すのだ
<ヒロシマ>といえば
<ああ ヒロシマ>と
やさしく返ってくるためには
捨てた筈の武器を ほんとうに
捨てねばならない
異国の基地を撤去せねばならない
その日までヒロシマは
残酷と不信のにがい都市だ
私たちは潜在する放射能に
灼かれるバリアだ

<ヒロシマ>といえば
<ああ ヒロシマ>と
やさしくこたえが返ってくるためには
わたしたちは
わたしたちの汚れた手を
きよめねばならない  (1972)


私は最後まで読み、そして、最初の三行にもどる。

<ヒロシマ>というとき
<ああ ヒロシマ>と
やさしくこたえてくれるだろうか

この三行。それは具体的にどのようなことを指しているのか。そのことを学生たちに問うて見るのだが、返ってくる答えはけっしてゆたかなものではない。そのことは、学生たちが、十五年戦争の歴史、その中での日本軍隊が行なってきた野蛮について、十分に知識がないからである。私はそれだけで、いまの中学校や高校での「平和教育」のうすさをかんじないではおれない。

「たとえば、あなたが中国人とか、フィリピン人とか、アメリカ人とかと出あったとする。そして原爆の下の<ヒロシマ>の残酷について語ったとする。そのとき、彼らは、『ああ、あのむごたらしい経験をなめたヒロシマですか。ああ、私はヒロシマの悲惨を知っていますよ』とやさしくこたえてくれるだろうか。いや、そうではない。彼らが、『あなたはヒロシマを語る。しかし、あなたは、マニラや南京やパール・ハーバーをどう考えるのか』と反論してくることは、十分に想像できることだ」と、私は話す。そして、南京やマニラなどについて、具体的に若者たちに語る。

栗原さんがこの詩を書いたその一九七二年は、もう若者たちが生まれたあとの、まさに「同時代」である。一九四六年から一九七二年までのその時間のなかで、少なくとも平和を志す日本人の戦争意識が、大きく変化していくことに、私は注意をうながす。つまり、一九六五年のアメリカ軍の北ベトナム爆撃開始のころから、私たちのなかには、日本がいまやベトナム戦争における加害者の立場に立っているという自覚が生まれてくる。それは同時に、もう一度私たちを、戦争加害者であった戦前の日本国家および日本国民の立場につれもどす。

敗戦という時点で、私たちは、私たちだけがあたかも戦争の被害者であるかのように思い込んだときがある。たしかに、日本の戦争を指導した日本の軍部と、それをとりまく支配層にたいしては、日本国民は被害者であったといえる。しかし、日本国民のひとりびとりは、銃を持って、中国大陸やそのほかに押しいっていった。そのとき、被害者は、中国人であったり、フィリピン人であったり、インドネシア人であったりしたのである。

「生ましめんかな」は原爆詩のなかでもとくにすぐれた作品である。そしてそれは直線的にアメリカの原爆投下責任を問うていない。しかし当時、雑誌発行の責任者である栗原さんの夫は、占領軍に呼ばれて、さんざんいやがらせをうけているのである。そこには原爆の悲惨さと、そのなかで懸命に嬰児を産もうとする若い母親と、出産を助けたうえで力つきて死んでいく産婆さんとがえがかれているというだけであるのに。しかし、ここでの生と死の交錯は、死を乗り越える新しい生命の誕生という、たからかな生の賛歌となっている。

これにたいして、「ヒロシマというとき」にふくまれている苦い味はなんであろうか。それこそは、戦後二十七年たってふたたび、日本という国家それ自体の戦争加害性があらためて意識されてきたということである。そこには、戦後の歴史のなかでの、日本国家の侵略性の再生を見ることの苦痛がこめられている。それは、日本の戦後史のひとつの結着点を表現している。私は二つの詩をくらべ、そのあいだに流れた二十七年という時間を考えてほしいと言う。

いまの経済主義の時代にどっぷりつかって、時代との緊張関係を失ってしまった大人たちは、戦争と平和の問題などまったく無関心となった若者たちを軽蔑的に見る資格はあるまい。私は、義務としてではなく、衝動として戦争と平和について語りたいことが、自分の内部にあることを感じる。

戦中派の世代だけが平和教育ができるということではない。それはわかりきったことである。同時に、戦中派の世代が自分の体験から出発して平和教育に進んでいって悪いことはない、ということもまた自明である。平和教育はさまざまな形で、さまざまな内容で、行われてよい。しかし、教師自身の心の内がわになにがあるのか、それだけは省みる必要がある。自分が感じていないことを、人に感じさせることはむずかしい。

ある大学に定年まぢかの数学の教師がいた。その人は、戦争中、はじめは兵隊として、途中からは下士官、将校として、中国大陸を転戦した。はげしい戦闘にも参加した。

その大学に、四〇代の教員がいた。彼は、定年をひかえた老教員が反戦主義であることを知っていた。しかし、彼がそうした話を学生のまえで一度も語ったことがないということも知っていた。彼はその老教員に、定年まえに、その戦争体験を学生に語ることをすすめた。すすめるというよりお願いした。

老教員は最初ことわった。私は数学の教師である、専門外のことを教壇で話す資格はないし、また話すこともできない、というのがことわりの理由だった。

しかし、中年の教員のすすめをことわりきれず、彼はそのことを引きうける。中年の教員は、その老教員の授業に出ていない学生たちにも呼びかける。こうして、ひとつの特別講義の時間がもうけられた。

老教員は、はじめ淡々と話しだした。中国大陸の多くの地名があげられた。彼の参加した戦闘が語られた。戦闘による戦友たちの死傷のありさまも語られた。「敵」の被害も語られた。中国民衆の対応の仕方も語られた。

しだいに老教員の話に熱がはいってきた。一時間半の予定の授業時間が終わっても、話はつづいた。学生たちもだれひとり席を立たない。そして、三時間近い話が終わりに近づいてきたとき、その一老教員は、涙を抑えることができなくなった。戦争がもたらしたものは、なんであったのか。若者たちはなぜ戦争の大義を信じこまされて戦場に行ったのか。日本の軍隊は中国の大陸で何をしたのか。中国の民衆は戦争によってどのような苦しみをなめたか。戦闘員、非戦闘員をふくめて、中国の人民はどのように日本軍に立ちむかってきたか…。

話が終わったとき、学生のなかから強い拍手が沸きおこったという。

いまどこの大学でも、形式的に一般教育の時間が設けられているが、多くは形骸化してしまっている。そうしたなかで、だれしも、こうした老教員の話こそ一般教育の名に値すると考えるだろう。


日高六郎

1917ー 昭和後期-平成時代の社会学者、評論家。
大正6年1月11日中国青島(チンタオ)生まれ。昭和35年東大教授となり、大学紛争時の44年辞職。のち京都精華大教授。安保反対、ベトナム反戦、水俣病問題などの市民運動に積極的に参加した。東京帝大卒。著作に「現代イデオロギー」「戦後思想を考える」「戦争のなかで考えたことーある家族の物語」など。

http://www.asyura2.com/15/senkyo190/msg/735.html

記事 [政治・選挙・NHK190] なぜ降伏が遅れたのか | オータムリーフの部屋
オータムリーフの部屋
2015-08-15

なぜ降伏が遅れたのか
http://blog.goo.ne.jp/autumnleaf100/e/c7147bffce7255fc5d534aea1b050d9f


とんでもない政治システムにその理由はあった。
陸軍、海軍、政府、三者の意見が一致しなかったのだ。全員一致でなければ降伏できない。天皇の聖断に至るまで、結局一度たりとも降伏を決定することができなかった。ことに陸軍はまだ戦力を残していたため降伏を渋り、陸軍が降伏しないなら海軍も降伏できない。政府が降伏を望んでも、陸海の同意が無ければ降伏できなかった。政府の決定が国の方針を決めるはずなのだが、日本では統帥権というものがあり、開戦や降伏といった軍事に関わることは統帥権によって決定される事項だった。天皇に決定権があるということだが、昭和天皇は立憲君主であることを自認し、自らは政治的な決定をしなかった。実際の統帥権は陸海軍が握っていたと言っていい。軍隊に敗北を認めさせるのは簡単ではない。戦力が残っている限り、名誉のために戦う輩なのだ。

往生際の悪い軍はソ連参戦と原爆によって、ようやく御前会議を開き、天皇のご聖断を仰ぐという形で降伏が決定した。
「原子爆弾やソ連の参戦は或る意味では天佑だ。国内情勢で戦を止めると云うことを出さなくても済む。私がかねてから時局収拾を主張する理由は敵の攻撃が恐ろしいのでもないし原子爆弾やソ連参戦でもない。一に国内情勢の憂慮すべき事態が主である。従って今日その国内情勢[国民の厭戦気分の蔓延]を表面に出さなくても収拾が出来ると云うのは寧ろ幸いである。」
海軍大将、米内光政内閣総理大臣の驚くべき発言だ。外圧を利用するしかないほど、陸軍が統帥権を牛耳っていたこと、そして東京裁判で彼らが裁かれたこと、しかし、戦争犯罪人は靖国神社に英霊として祭られていること、日本は今も昔もだれも責任を取らない国なのだ。
米内は戦後の極東国際軍事裁判では証人として1946年(昭和21年)3月・5月の2度に亘って出廷し、「当初から、この戦争は成算のなきものと感じて、反対であった」「天皇は、開戦に個人的には強く反対していたが、開戦が内閣の一致した結論であった為、やむなく開戦決定を承認した」と、天皇の立場を擁護する発言に終始した。その上で、満州事変・支那事変・日米開戦を推進した責任者として、土肥原賢二・板垣征四郎・武藤章、文官では松岡洋右の名前も挙げて、陸軍の戦争責任を追及している。しかし、東條英機の責任について明言する事はなかった。一方で、陸軍大臣単独辞任で米内内閣を瓦解させた事でA級戦犯として裁かれることになった畑俊六をかばって徹底的にとぼけ通し、ウィリアム・ウェブ裁判長から「You are the most stupid prime minister I have ever seen.(こんな阿呆な総理大臣を見たことがない)」と罵られた。ジョセフ・キーナン首席検事は「あれは畑を庇っていたのだ。国際法廷の席上であのような態度をとれる人間はいない。」と敬意を表し、日本を離れる際自筆の晩餐会招待状を送り、健康上の理由で米内が断っても「是非お会いしたい」と何度も招待している。
マッカーサーは日本の占領統治で天皇を利用するため、天皇の戦争責任を問わない方針を定めていたが、連合国の中には天皇の戦争責任を問うべきだとする国もあった。 そのためマッカーサーの秘書官フェラーズ准将は、米内をGHQ司令部に呼び「天皇が何ら罪のないことを日本側が立証してくれることが最も好都合だ。そのためには近々開始される裁判が最善の機会だと思う。この裁判で東条に全責任を負わせるようにすることだ。」と語り、米内は「同感です」と答えたと言う。

日本の政治システムでは、天皇の聖断が無ければ、原爆投下やソ連侵攻があってさえ、降伏を決めることができなかったのだ。
会議に出席していた迫水久常によると、一同は落涙し号泣した。軍人たちの涙は、広島・長崎の人々、南の島で餓死した兵士、自決した沖縄住民、焼夷弾の火の海で焼死した国民を思ってのことではない。阿南陸相は御前会議で、天皇に敗戦を謝罪している。軍人たちの涙は天皇のためであった。

 侵略者に限って、平和のため、民族自立のため、と言いたがる。他国を武力で植民地にしたのも、その国の女を慰安婦にしたのも、日本の独立と平和、アジアの平和のためというのである。
欧米がアジアの国を侵略しようと狙っているから、日本が代わりに侵略してやったということである。70年談話でも「満州事変、そして国際連盟からの脱退。日本は、次第に、国際社会が壮絶な犠牲の上に築こうとした新しい国際秩序への挑戦者となっていった」とある。まるで、「侵略は仕方がなかった。近代戦に正しい戦争と悪い戦争の区別はないし、アジアやアフリカを植民地にした欧米もお詫びしていない。敗戦したという理由で、おわびするのは筋が通らない。」と言いたげだ。

本土決戦の目的はアメリカに一撃を与えて、より良い条件を引き出して講和することにあったらしい。また、ソ連を仲介にした講和の話を進めていたので、ポツダム宣言よりもそちらを優先したということらしい。
ポツダム宣言は比較的寛大な内容だった。アメリカは無条件降伏を要求していたが、「枢軸国の抵抗を硬直化させて自暴自棄に陥れ、戦争を長引かすことになりはしないか」とハルは無条件降伏に反対の理由を述べていた。もしアメリカがあくまで無条件降伏の原理原則を押し通していたら(ドイツのように白紙委任の無条件降伏なら)、日本の降伏はもっと遅れたかもしれない。

原爆投下やソ連参戦はポツダム宣言以前に決まっていた。即受諾していれば防げたかもしれないが、そもそも勝算のない戦争にのめりこんでいく政治システムが日本に存在したことが問題だった。

しかし、選挙に勝ったというだけで、勝手な憲法解釈をして、どんどんアメリカに協力していく現政権を見るにつけ、一握りの人間で何でもできてしまう政治システムが現存することに懸念を禁じ得ない。昔の政治家はそれなりの逸材が存在したと思うが、誰一人として軍の暴走を止められなかった。国民は軍国教育で「国のために死ぬのは当たり前」という金縛りの精神状態だった。
今は政治家に逸材はいないが、国民は自己中で自分のことしか頭にない。戦争法案に賛成の連中も自分が戦場に行くことは全く想像だにしていない。
戦争大好き首相も自己中の現代っ子であることに変わりはない。深い考えもないまま、勇ましい言辞を口走り、批判にもまともな反論ができない。自分の旗色が悪くなると、妥協しまくって二枚舌を駆使する。
 
 広島の挨拶では言わなかった「非核三原則を堅持」を、わずか13時間後に修正して、さも言ったかのように広報し、長崎では「非核三原則」を口にする厚顔ぶりは、ネットで「史上最速の歴史修正主義」だと話題になっている。安倍首相の発言を聞いているとわかるが、質問や疑問に真正面から答えることはなく、相手の言葉尻をとらえて論点を故意に逸脱させ、「一般に」といった言い方で、わかりきった一般論で相手をはぐらかす。 「国民の生命と財産を守り、国家存亡の危機を総合的に判断するのは私。」ことごとく自己中の発想である。首相が中心になることにより、行政府の責任者が統帥権を自在にふるえるという時代錯誤が見え隠れする。こうした態度は戦前の陸軍の軍事指導部の幕僚たちが審議のときに見せた開き直りとソックリだという。このときも、在留邦人の保護や石油資源の供給が不安定な状態から脱するための自存自衛の策だという言葉が連発され、国会議員が疑問を口にすると、軍人は「黙れ!」と怒鳴ったという。
  国会でヤジを飛ばすなど、首相にあるまじき行為だが、安倍首相も「日本を取り巻く安全保障環境が厳しさを増しているのだから、やらなければならない」と、最初に結論ありきで、愚民にたとえ話で説明はするけど、論議はしないというスタンスだ。理念も信念もなく、支持者に言われただけで、すぐに前言を翻す。そんな政治家が戦後70年続いた安全保障政策を根底から覆そうとしている。
 安倍首相が憧れるヤクザさんからもそっぽを向かれているようだ。そろそろ退陣して憧れのヤクザ映画で闘争心を満足させてもらいたいものだ。コメディとして笑えるヤクザ映画になると思いますよ・・・・
「俺が(映画を)作ったら絶対ヒットするなと思ったりして。実際は難しいんでしょうけど、自分でメガホンが握れたらどんなにいいかと。自分で撮るとしたらヤクザ映画ですかね。『仁義なき戦い』をさらにドキュメンタリータッチにして、それと『ゴッドファーザー』を足して2で割ったものとかね。」 (2010年文化放送『安藤和津 TEPCO トークマルシェ』安倍晋三)



「週刊実話」ヤクザ・アンケート

「安倍のようなお坊ちゃんで、ケンカもしたことないようなヤツに戦争なんか任せられないし、付き合えない」
「国会で議論している皆さんは、戦争や抗争で殺されたヤツの死体を見たことあるんかいの?」
「中国のとぼけたオッサンにシカトされて、韓国のヒステリーオバサンに無視された揚げ句に国会では辻元のババアにやり込められて、意地になって野次を飛ばす。これが自分の親分なら、情けなくて涙が出ますわ。一度でええから親分らしいとこ見せてぇな。あんな親分に命は張れんで」(関西系組織中堅・30代)
「あんな親分に誰がついていくか。前に親分だったときには大事な抗争(選挙)に負けそうになって、ハライタ起こして退散。リアルヤクザにも、こういうのはおんねんけどな。そんでトップに返り咲いた途端に、枝の若い衆たち(自衛隊員)を抗争で使い捨てる法律をゴリ押し。アベノミクスなんかオレオレ詐欺と変わらんし、『戦争法案』を『平和法案』と言い替えるのも詐欺。もはやヤクザですらなく、詐欺師やね。自分は手を汚さずに若い衆を懲役に行かせるんなら、むしろ“ワシのために死んでくれ”とハッキリ言わんかい!」(関西系組織幹部・40代)
「解釈改憲ちゅう禁じ手を打ったからよ。目先も大事やが、スジを違えりゃ必ずしっぺ返しがくる。極道こそ骨身にしみてそれが良く分かる」(九州系組織幹部・40代)
「歴代総理として初めてアメリカの大舞台(米連邦議会上下両院合同会議)に上がったのはたいしたもんだが、『安保法案を必ず通す』という話を(国内よりも先に)この場でしてしまったのは、筋が通らない。ヤクザなら相応のケジメを取らされるよ」(九州系組織中堅・40代)
「ケジメを取らされるのが、安倍や安倍の子分(自民党議員)だけなら我々国民としてはどうでもいいのだが、いざという時にケジメを取らされるのは、我々国民。特に真っ先にケジメを取らされるのは、自衛隊員である。優秀な家庭教師をつけてもらっておきながら、三流のお坊ちゃん大学に行くのがやっと。アルファロメオで通学して、雀荘に入り浸っていたアホのボンボンに“戦争に行ってこい”言われても、誰も行きたくないだろう。覚悟を決めてる自衛隊員も、“お前に言われたくない”というのが本音じゃないか」(関東系組織幹部・60代)
「親分になれる要素とは、一に運、二にカネ、三に根性の悪さ。安倍は全部揃えてるから、100点」(関東系組織幹部・40代)
「身内のライバルより頭が切れんっちゅう話やが、学生時代に雀荘に通ってたというからバクチの心得もある。“政界を引退したらヤクザ映画を撮りたい”なんて言うぐらいだから、本人もこっちの世界に憧れがあるんじゃないの(笑)」(九州系組織幹部・40代)
「もしも安倍がワシの親分やったら、ご法度やけど盃を返して、堅気になりますわ」(関東系組織幹部・40代)
http://www.asyura2.com/15/senkyo190/msg/736.html
記事 [政治・選挙・NHK190] 安倍首相、長期政権に意欲 「2018年も…」  (日経)  : 支持率も大幅復活し、安倍政権は戦後3位の長期政権になる

最初に私のコメント、次に記事本文を記載します。


[コメント]


■ 安倍総理が長期政権に意欲 秋の自民党総裁選勝利もほぼ確実

>「何とか頑張れば(維新150年の)2018年も山口県出身の安倍晋三ということになる」と述べ、秋の党総裁選での再選に意欲を示した。再選されれば任期は18年9月までになる。


上記の通り、安倍総理が長期政権への意欲を表明しました。

この秋には自民党の総裁選が行われますが、有力な対抗馬は皆無。
対抗馬なしの無投票での再選の可能性が高くなっています。


■ 政権支持率も大幅に回復したことから、安倍政権は2018年9月まで続く可能性が高い


一方、このところ下がっていた政権支持率も、最新の世論調査では43.2%と大幅に回復。(下記参照)

http://www.asyura2.com/15/senkyo190/msg/723.html


以上のような政権支持率の大幅回復、党総裁選勝利もほぼ確実、衆議院の任期は2018年12月まで、などなどから考えれば、安倍政権は2018年9月まで続く可能性がかなり高くなったと言えるでしょう。

安保法制も着実に可決され、日本の安全保障も強化されます。
日本企業の決算が好調、中小企業も賃金上昇などからすれば、今後支持率が大きく下がることもないでしょう。

安倍政権は長期政権だった小泉政権を抜いて、約6年の長期政権となる可能性がかなり高くなりました。


[記事本文]

安倍晋三首相は12日、地元・山口県に入り、山口市での自民党県連会合で講演した。明治維新100年(1968年)の首相が山口県出身の佐藤栄作氏だったことに触れ「何とか頑張れば(維新150年の)2018年も山口県出身の安倍晋三ということになる」と述べ、秋の党総裁選での再選に意欲を示した。再選されれば任期は18年9月までになる。

 首相は「(祖父の)岸信介回顧録を久々に読んだ。維新を成し遂げた山口県出身の首相として恥ずかしくない実績を残していきたいと静かに決意している」とも語った。

http://www.nikkei.com/article/DGXLASFS12H1C_S5A810C1PP8000/



http://www.asyura2.com/15/senkyo190/msg/737.html

記事 [政治・選挙・NHK190] 「70年談話」の内容より腹痛を懸念する。 | 岩下俊三のブログ
岩下俊三のブログ
2015年08月16日11:44

「70年談話」の内容より腹痛を懸念する。
http://blog.livedoor.jp/shunzo480707/archives/4922619.html


いままで使ったことがないから「二枚舌」というものの実態が分からなかったが、今回の「戦後70年談話」なるものの英文を繰り返し読んで頭が痛くなりながらも(僕の語学力が劣っているせいかも知れないが)ようやくその使い方の模範?用例が提示されて、ようやく理解できた。

つまり

この談話は先に英語でよ〜く練り込んだものを日本語に直して朗読したに過ぎないのである。(という「気」がした)

なぜなら

国内向けに彼の支持基盤を満足させるための「勇ましげ」なパフォーマンスをくりかえす一方で、真のご主人様の
要望する「用語」をすべて満たすという二律背反の「離れ業」を必死で考えた結果、これが「二枚舌」の実態であることが僕に理解できたからである。

なるほど

ネイティブでない僕には総理の談話なのにI(アイ)という主語がほとんど使われれず、WeとJapanなどという本人の意思が曖昧な主語だけでも(立派な?)英文が成立するのだということを改めて知り、驚いた。まさに英語不俱者の僕に福音を与えてくれた安倍の英語のスピーチライターを尊敬するしかない。

まずは

ワシントンに向けて下地となった英文を完成させ、安倍支持の日本人をも満足させるという「日本語のあや」を使いこなすことが霞が関文法を理解するコツであることも、同時に今回よくわかった。

しかし

彼の使った日本語語は常々彼が主張している「日本語をとりもろす」と同様、正しい日本語の使い方とは言い難いと「僕は」思ってしまう。

もし

彼の言葉で自分の意思を伝えたいのであるば、もう一度成蹊小学校の図書室に戻り「正しい日本語」の学んでほしいものだ。

また

それが英文の「ビミョウな」翻訳の「二枚舌」のための文章であったとするならば直ちに原文を書いた「その」宦官を首にすべきである。

つまり

「そいつ」は名ばかりの官邸主導という、名ばかりの独立国家と同じ、日本自体が「偽物」であることを内外晒した大ばか者であるからだ。

それでも

なお相変わらず「責任」の所在を曖昧にしたままで「非日本語」の文章を採用したというのなら、、、

「私はそれでいいと考えられているのであるからそうである」

という訳のわからん国語を今後も続けていきたいという「本人の意思」が変わらないと解するしかないだろう。

多少

アメリカ向けには腰砕けしても、その一方で粘り強く靖国に玉ぐし料は私費で払い続けますというような、二枚舌こそが政権維持の要諦と考えてのことだろうが、くれぐれも腹痛だけには気を付けたらいいだろう。

誰だって、

どっちつかずの不安こそが腹痛を催す原因になるんだから、、、、。
http://www.asyura2.com/15/senkyo190/msg/738.html
記事 [政治・選挙・NHK190] 共同通信が「8/2渋谷高校生デモ」参加者5000人を300人と報道していたことが判明!後に主催高校生から連絡を受け訂正 
健康になるためのブログ

共同通信が「8/2渋谷高校生デモ」参加者5000人を300人と報道していたことが判明!後に主催高校生から連絡を受け訂正
http://健康法.jp/archives/3888












戦争法案に反対する渋谷・高校生デモ ? 2015.8.2


以下ネットの反応。

















しかし、300人は酷いですね。メディアが発表する数字(記事)は何らかの意図が働いている可能性があります。今はネットでいろんなメディアの報道が見れますので、見比べる癖をつけることが大切ですね。




http://www.asyura2.com/15/senkyo190/msg/739.html
記事 [政治・選挙・NHK190] (まとめ)「戦後70年談話」:意味不明という安倍カラーが色濃く出た結果、支持者・不支持者・海外すべてからソッポ?  
健康になるためのブログ

【まとめ】「戦後70年談話」:意味不明という安倍カラーが色濃く出た結果、支持者・不支持者・海外すべてからソッポ?
http://健康法.jp/archives/3896








8月14日に安倍総理から「戦後70年談話」が発表されました。「植民地支配」「侵略」「痛切な反省」「お詫び」という言葉が盛り込まれ「村山談話」を踏襲したという評価がある一方で、「心がない」「意味が分からない」という声も多数あり「村山談話」を発表した村山元首相も「さっぱりわからん」と酷評しています。


村山元首相、安倍談話を痛烈批判「さっぱりわからん」


確かに、主語・述語の関係があいまいで、引用・関節表現ばかりが目につくわかりにくい文章です。いかに「安倍談話」がわかりにくい文章であるかは、「村山談話」「小泉談話」と比較すると一瞬でわかります。パッと見るだけでもその違いはわかりますので、ぜひ見てみてください。



それで、いろーんなとこ(安倍信者・国民・海外)に気を使いすぎて、まったくわけのわからないものになってしまったために、結局は誰からも評価されていない感じです。





http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/162774

 国民の支持率回復という観点では、今回の「70年談話」は大失敗だったんじゃないか。

 スッタモンダの末、焦点だった4つのキーワード、「侵略」「植民地支配」「反省」「おわび」は全て盛り込まれた。とはいっても、いずれも過去の談話などからの“引用”という間接表現で、自分の言葉ではない。「村山首相談話を継承し発展させる会」の藤田高景理事長は、「4つの言葉を無理やり入れた姑息な作文」と言ったが、安保法案と同じで、ごまかしと逃げの談話だった。

 一方で、安倍応援団の右派にとっても不満が残る内容だった。4つの言葉が入ったうえ、「歴代内閣の立場は今後もゆるぎない」と表明して過去の談話を“引き継いだ”からだ。

「左派と右派の両方にとって、物足りない談話でした。安倍首相は本当は、談話で、『侵略を含めた歴史観を変えたい』と考えていたわけで、特に右派はそれを支持していた。しかし、安保法案で批判を浴びる中、いろんなことに気を使い過ぎて、文章のテクニックに走った結果、メッセージがぼけてしまいました」

「おわび」を盛り込むことが事前に報じられていたからか、14日には、右翼の街宣車が大音量で自民党本部前に押し掛けていた。

「どっちつかずの内容のうえ、それでも右派に気を使わざるを得ない。支持率が急落し、心身ともに追い込まれている今の安倍首相の苦境が、談話によく表れていますよ。支持率はさらに下落するでしょう。歴史に名を残したいと格好をつけた結果、自ら墓穴を掘りました」



僕的には「意味不明(国会答弁・テレビで確認済み)」という安倍カラーが良く出た「安倍談話」だと思います。支持率の方は談話がこれまで通り「意味不明」なので急落はないと思いますが、続落にはつながっていくと考えます。

「安倍談話」を一文一文検証したい方がいたら、IWJの岩上さんが検証していますのでそちらをご覧ください。

【岩上安身のニュースのトリセツ】安倍談話はやはり村山談話の否定だった!浮かび上がる「積極的平和主義」と「TPP」の正体 ?単なる米国の「属国宣言」に過ぎないという本質と本音

以下ネットの反応。
















http://www.asyura2.com/15/senkyo190/msg/740.html
記事 [政治・選挙・NHK190] 安倍SOSに3人のお友達<本澤二郎の「日本の風景」(2088)<さすが英紙タイムズ社説><安倍談話を恥ずべき内容と断罪>
http://blog.livedoor.jp/jlj001/archives/52112840.html
2015年08月16日 「ジャーナリスト同盟」通信

<さすが英紙タイムズ社説>

 8月15日付の英紙タイムズは、社説で安倍談話を真っ向からこき下ろした。採点すればゼロ点である。8・14談話に登場した安倍の形相はよくなかった。最悪の体調ではないか。目の下のクマは膨れ上がって痛々しい印象を与えていた。さっそく隣国どころか、世界各国からの手厳しい批判の嵐に押しつぶされそうになり、あわてて夏休みの延長を決め、そこに友達を集めて再起を図ろうとしている?安倍SOSである。

<安倍談話を恥ずべき内容と断罪>

 「安倍談話は、恥ずべきほどまでに日本の罪ときちんと向き合おうとしなかった」とそれこそ、安倍が立ち上がれないほどの、最大級の手厳しい評価を下した。侵略や植民地支配など間接話法で逃避した手口を、根底からえぐられたものであろう。タイムズに脱帽である。
 日本の被害者神話にも切り込んだ。これでは隣国との関係や日本外交をゆがめるとも断じた。全く同感である。極右の人間以外は共鳴できるだろう。 

<3人組招待で切り抜ける?>

 意気消沈の安倍である。側近の知恵は、お友達に別荘に来てもらい、酒とゴルフでピンチを乗り切りさせるという趣向らしい。
 「別荘では、話題の女性議員に来てもらうわけには如何でしょう。15日は靖国参拝で彼女らも大忙しだったのだし」などの冗談も飛んでいる。
 自ら撒いた政治的危機を、3人のお友達で処理する?こんな芸当を耳にしたこともない。無理である。

<郷土入り・神社参拝も効果なし>

 座禅・3度の郷土入りも効果がなかったのだろう。地元では2箇所の神社参りもしていたのだが、むろん、効果があろうはずもない。
 創価学会をうまい具合に活用してきた太田も、いま内部から突き上げを食っている有様だ。太田の次期衆院選はない。婦人部が協力しない。これはほぼ確実である。

<アベノミクスで戦争法>

 南カリフォルニア大学の留学時代の友達も、酒とゴルフに参加したようだ。昔、安倍晋太郎のライバルの事務所で「息子はアメリカ留学中、麻薬を覚えた」という話を聞かされたものだ。ひょっとしてお友達が知っているのかどうか。
 もう一人の内閣官房参与は、米紙のインタビューで「アベノミクスは日本の軍事力を強くするための政策。(軍国主義で)中国と対抗する」という趣旨の発言をしていたということが、ネットに記録されている。
 目下の戦争法が、対中戦略に位置づけられているのも、この悪辣な人物のせいなのだろうか。
 アベノミクスによる急激な円安で財閥の懐は大きく膨らんだ。庶民と反対である。連中は知っていて強行したのである。日本国民からすると、どうみても売国奴である。
 安倍家と三菱の関係は長くて深い。日本最大の三井住友とは、この日の高橋精一郎ということになろうか。

<安倍も太田も総すかん>

 創価学会が覚醒すれば、戦争法の審議と強行採決は崩れることになろう。その可能性を否定できない。
 婦人部以外に創価大学生とOBも決起したのだから。政局の鍵は創価学会の動向で決まる。太田が恩師を裏切って、このまま突っ走ることが出来るのか。婦人部の決起が不発に終わってしまうのかどうか。
 国民から総すかんを食ってしまった安倍である。創価学会から太田が総すかんを食うことになれば、極右・日本会議の野望は挫折することになる。
 三井住友や三菱が奮戦しても1億2000万人の主権者を動かすことは出来ない。

 安倍ナショナリストのお友達のNHK会長のNHKにも、近く大きなデモが展開されることになっている。戦争法廃案を一番心配している自衛隊の家族も、国民の決起を喜んでいる。
 安倍と太田を包囲すれば、戦争法は廃案になる。特に太田を叩き潰すことが出来れば、流れは大きく変わる。戦争遺児が泉下で呻吟しながら叫んでいる。池田理念の真価も問われている。創価学会の再生を多数国民が願っている。

2015年8月16日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

 

http://www.asyura2.com/15/senkyo190/msg/741.html

記事 [政治・選挙・NHK190] 「戦争法反対!」の声たかく〜8.15反「靖国」デモを貫徹(レイバーネット日本)
「戦争法反対!」の声たかく〜8.15反「靖国」デモを貫徹
http://www.labornetjp.org/news/2015/0815shasin
2015-08-16 14:00:39 レイバーネット日本



今年の8.15反「靖国」行動は、アジア連帯講座など10団体で構成する実行委員会で行われた。前日には安倍談話があったばかりで、主催者アピールでも「責任主体をぼやかし日本の近代史に居直るロジックに満ちた代物」と批判していた。一行200人は午後4時半に水道橋の「スペースたんぽぽ」からデモに出発。例年とおり、大通りに出ると右翼が待ち構え、歩道から罵声を浴びせたり突進してきた。靖国神社そばの交差点では、数千人の群衆・右翼・機動隊が入り乱れ、怒号が飛び交う異常な中での行進。右翼の「日本人の恥!」「朝鮮に帰れ!」という罵声が悲しく聞こえてきた。デモ隊は、元気に「靖国反対」「戦争反対」「天皇制反対」のコールを上げデモを貫徹した。とくに「戦争法反対!」のプラカードが目立った。今年は、例年のように横断幕を奪われたり怪我人を出さずに無事終了した。(M)


→動画(デモ 3分半)
国家による「慰霊・追悼」を許すな!8.15 反靖国デモ







↓元軍国少女・北村小夜さん(89歳)も参加していた




↓歩道からデモ隊に投げ込まれた「コーン」(左の赤色)。外れたので怪我人はいなかったが危険な行為だった



↓デモ隊に対する過剰な警備も目立った(デモ出発前・監視する公安)




http://www.asyura2.com/15/senkyo190/msg/742.html

記事 [政治・選挙・NHK190] 佐野氏はデザイン界から永久追放か?(ハイヒール女の痛快日記) 東京五輪組織委員会はエンブレムロゴも即却下すべき
佐野氏はデザイン界から永久追放か?
http://tokyolumix.blog60.fc2.com/blog-entry-1420.html
2015.08/16 ハイヒール女の痛快日記


はじめまして!東京ルミックスです。
ハイヒールのデザインを佐野に頼んだらグッチだった?!


8月14日の深夜に佐野研二郎氏が事務所Webサイトで「今回の事態について」と題された文章が掲載された。要旨が二つに分かれているので分けて掲載する。今回は、私の結論を先に提示するが、ことデザインについては「日本人で、無から有を創り出すクリエイティビィティの高いデザイナーは皆無だ」ということである。


今回のトートバックの企画では、まずは私の方で、ビーチやトラベルという方向性で夏を連想させる複数のコンセプトを打ちたてました。次に、そのコンセプトに従って各デザイナーにデザインや素材を作成してもらい、私の指示に基づいてラフデザインを含めて、約60個のデザインをレイアウトする作業を行ってもらいました。


その一連の過程においてスタッフの者から特に報告がなかったこともあり、私としては渡されたデザインが第三者のデザインをトレースしていたものとは想像すらしていませんでした。しかし、その後ご指摘を受け、社内で改めて事実関係を調査した結果、デザインの一部に関して第三者のデザインをトレースしていたことが判明いたしました。


また、過去の作品につきましても、問題があるというインターネット上のご指摘がございますが、その製作過程において、法的・道徳的に何ら問題となる点は確認されておらず、また権利を主張される方から問い合わせを受けたという事実もございません。





このコメントに彼の人間性が滲み出ている。サントリーのキャンペーンバッグ30点のうち8点もが盗作なのだ。佐野が言うように、部下が勝手に盗作デザインしたとしても、彼らを事務所に入れた佐野本人の管理責任でもある。何れにせよ、デザインというよりスキャンしてそのまま貼り付けただけ!要はコピペね。デザインにあるまじき行為だわね。


自分の名前で出しながら、部下のデザイナーに責任転嫁を図るとは?盗人猛々しいとは彼のことだ!


彼の言い分が本当なら「佐野研二郎デザイン」と書かれているキャンペーンでありながら、本人自らがデザインしていなかったことになるわね。これではエンドユーザーとクライアントに対しても詐欺でしょ。ダブルで騙していたことになる。更には、サントリー自体もユーザーに対して、


虚偽のキャンペーンバッグを提供していたことになり、結果的にインチキになるわ!


更に、過去の作品についても、法的・道徳的に何ら問題ないと宣っているが、これもとんでもない!すでにアメリカのデザイナーのベン・ザラコーさんは、佐野氏が取り下げた「BEACH」と書かれたデザインについて、およそ15年前に、自分が制作したものと、「全てが一致する。文字の間隔も、私が敢えて変えた文字の太さも同じだ」と話し「法的手段を取りたい!」と述べている。


提訴するデザイナーまで出て来れば完璧アウトでしょ!


なお、東京オリンピック・パラリンピックのエンブレムについて、模倣は一切ないと断言していたことに関しましては、先日の会見のとおり何も変わりはございません。東京オリンピック・パラリンピックのエンブレムはMR_DESIGNで応募したものではなく、私が個人で応募したものです。今回の案件とは制作過程を含めて全く異なるものであり、デザインを共同で制作してくれたスタッフもおりません。




ちなみに、佐野氏の相関図です。これで何となく彼の傲岸不遜の態度が理解できそうですね?



サントリーは部下の責任、五輪は自分個人のデザインだから問題ない?冗談ではないわ!ベルギーの劇場ロゴの盗作でしょう?このまま行けば、彼の盗作はドンドン出てきて、幾つもの訴訟問題になるのは目に見えている。日本のデザインに対する姿勢まで問われることになる。何れにせよ、日本デザイン界の信頼をぶち壊した男である。


東京五輪組織委員会は、このエンブレムロゴも即却下すべきだ。盗作ニッポン、チャチャチャ!では笑えないわ。


ちなみに、佐野氏を盗作でないと擁護している、菊地敦己 、長岡賢明、中村勇吾、幡野広志、森本千絵、長嶋リカコ氏らは「佐野氏は盗作王だった!」と早く訂正した方がいいと思うわ。下手な擁護は自分も疑われるわ。この中にもアメリカンショーケースや、世界中のロゴタイプ年鑑、デザイン年鑑からパクってた人もいるんじゃない?


有名デザイナーのみなさん!インスパイアからパクリにならないようにね。自分たちも仕事を失うわよ!(^_^)


関連記事
東京五輪地獄! 次々と芋づる式に出てくる名前(simatyan2のブログ)
http://www.asyura2.com/15/senkyo190/msg/714.html



http://www.asyura2.com/15/senkyo190/msg/743.html

記事 [政治・選挙・NHK190] 安倍ニセ総理がヒットラーになれずに退陣する理由
【動画】安倍政権の闇 〜真実は、常識やこれまで与えられてきた情報の外にある〜
https://www.youtube.com/watch?v=PhrPtTNwspI

2012年の衆議院不正選挙でねつ造された安倍ニセ政権の末路を日本国民はこれから見届けようとしている。

安倍晋三は、1954年(昭和29年)9月21日、当時毎日新聞記者だった安倍晋太郎と、その妻・洋子の次男として東京都で生まれる(本籍地は山口県大津郡油谷町(現・長門市)。 父方の祖父は衆議院議員の安倍寛、母方の祖父は後の首相・岸信介で、大叔父にはやはり後の首相・佐藤栄作がいる、政治家一族であった。

安倍は、成蹊小学校、成蹊中学校、成蹊高等学校を経て、成蹊大学法学部政治学科を卒業した。

問題の平気でウソがつける性格は、実は小学校時代からのものだったようだ。安倍には2歳年上の兄がいる。この兄弟の性格が対照的で、夏休みの最終日、兄は宿題の日記ができていないと涙顔になっていた が、安倍は「宿題みんな済んだね?」と聞かれると、まったく手をつけていないにもかかわらず、「うん、済んだ」と平然と答えたという。ウソがバレて、学校側から1週間でさらに別のノート1冊を埋めて提出するようにと罰が出ても、本人がやらず、安倍の養育係だった女性が代わりにやってあげていたというのだ。

小学4年生から5年生にかけての1964年から2年間は平沢勝栄が家庭教師についていた。高校ではクラブは地理研究部に所属。

成蹊高校の担当教師は、こう語っている。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「今にして思う。高校生の時に、キチンとキミの歴史と社会の成績に落第点をつけて、留年させておくべきだった。そのうえで、まっとうに勉強させておくべきだったのだ。」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

高校卒業後成蹊大学法学部に進み、佐藤竺教授のゼミに所属して行政学を学ぶ。

安倍の成蹊大学時代の恩師は証言している。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「安倍君は保守主義を主張している。思想史でも勉強してから言うならまだいいが、大学時代、そんな勉強はしていなかった。ましてや経済、財政、金融などは最初から受け付けなかった 。」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1977年春に渡米し、カリフォルニア州ヘイワードの英語学校に通うが、日本人だらけで勉強に障害があると判断して通学を止め、その後イタリア系アメリカ人の家に下宿しながらロングビーチの語学学校に通った。秋に南カリフォルニア大学への入学許可が出され[7]1978年に入学。政治学を専攻し春・夏・秋学期を履修した後、1979年に中退したとされる。ただし南カリフォルニア大学の広報部によると、安倍が同大学で取得したコースの中に政治学は含まれていないという。この点について、安倍事務所は「政治学は履修したが、途中でドロップアウトしたため、記録が残っていないだけ」とコメントしている。

卒業した大学では「卒業論文を課せられることがなく就職活動に専念できる自由」(成蹊大学法学部の情報)を謳歌した安部も、「入るは易く出るは難」を原則とするアメリカの大学教育には大きなカルチャーショックを受けたようである。もともと能力が高くないのに「ハクをつける」ためだけの留学姿勢が通用するほどアメリカの大学は甘くはない。

つまり安倍は日本でもアメリカでも政治学の基本を何一つ学ぶことなく国会議員になりすましたと言える。岸信介の孫として生まれた安部は、一面では岸が残した 豊富な資金と人脈によって支援を受け続けながら、もう一面で、官邸を取り囲んだ圧倒的な数の国民の抗議活動への「復讐」を果たす任務を親米(対米従属)派 の保守層に託されていた。

しかし、自分がするべき宿題を代わりにやってくれる養育係も家庭教師も今はいない。

するべき時にするべき勉強をせずに遊び暮らしてきたツケはいつかは自分で支払わなくてはならないというレッスンを学ぶ良い教材を中高生諸君は今、目撃しているのである。

☆F★

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
参照

安倍晋三 - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%89%E5%80%8D%E6%99%8B%E4%B8%89
日本を支配する精神異常者を診断する 1:病気が悪化した原因の解明
http://blog.goo.ne.jp/flatheat/e/bd66d4a6d56e17cdd880aff7a922cf2e
日本を支配する精神異常者を診断する 2:安部ニセ総理に託された「復讐」の任務
http://blog.goo.ne.jp/flatheat/e/e052eedcc80ebe3b6525609c85399583
ふるやの森速報5/27:世界平和の確立に向かう国民の進撃
http://blog.goo.ne.jp/flatheat/e/c1ae8c19819ae58f3692fed600534e56

画像

安倍官房長官 統一教会関連団体の集会に祝電
http://flatheat177.ning.com/photo/5712408:Photo:115593?context=user

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
http://www.asyura2.com/15/senkyo190/msg/744.html

記事 [政治・選挙・NHK190] 五輪エンブレム問題報道拡大恐れる安倍政権(植草一秀の『知られざる真実』)
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2015/08/post-280e.html
2015年8月16日

安倍政権が窮地に追い込まれ、メディアに対する締め付けを強化していると推察される。

お盆休みも最終日を迎え、週明けから本年も終盤戦に入る。

安倍政権は戦争法案を強行制定しようと、90日に及ぶ国会の会期延長を強行したのだから、休みなく精力的に活動しなければならない局面だ。

「集団的自衛権行使は憲法上許されない」

とする政府見解が明示されて40年以上の時間が経過する。

「法の安定性」

を重視するなら、憲法改定なくし得集団的自衛権行使を容認することはできないはずである。

そのできないはずのことを、安倍政権は押し通そうとしている。

敗戦から70年。

戦争の記憶が風化されるなかで、戦争を推進する法制制定が強行されようとしている。

安倍晋三氏は、70年談話で

「二度と戦争の惨禍を繰り返してはならない。

事変、侵略、戦争。いかなる武力の威嚇や行使も、国際紛争を解決する手段としては、もう二度と用いてはならない」

と述べた。

この発言が真意であるなら、戦争法案は完全なる矛盾である。

法案を撤回するべきだ。


首相談話後の世論調査で支持率が上昇したというのは、真実であるかどうか疑わしい。

安倍政権が政権末期の状況に陥るのを回避するために、人為的な操作を加えている可能性が高いと思われる。

このなかで、速やかに対応策を示さなければならないのが、

東京五輪エンブレム問題

である。

エンブレムデザインの考案者である佐野研二郎氏の作品について、数多くの疑惑が浮上している。

サントリーのトートバックデザインに採用された佐野研二郎氏の作品が「盗用」で取り下げられた。

佐野氏の事務所は、スタッフが他人の作品をトレース=盗用したと説明しているが、責任転嫁も甚だしい。

食品の産地偽装が問題になったとして、

「社員が偽装産地を表示していた」

が正当な理由として通るわけがないのと同じである。

他の作品での盗用が明白になり、当該エンブレムについても盗用との訴訟が提起されている現状を踏まえれば、エンブレムデザインの白紙撤回は免れない情勢である。

国立競技場のデザイン差し替えについては、報道が拡大し、白紙撤回となったが、エンブレム問題については、メディア報道があまりなされていない。


私たちは、ものごとの因果関係を見誤る。

「メディアの報道が大きくなって事態が動く」

と判断してしまいやすい。

エンブレム問題は、いまのところメディアの報道が大きくなっていない。

だから、事態が動かないのではないか、と推察してしまう。

ところが、真実の因果関係は違う。

権力が国立競技場デザインの白紙撤回を決定することになったからメディア報道が拡大したのだ。

権力が方針を決定して、その決定に合うように報道が展開されているのである。

安保法制の強行採決の方針があった。

これに対する世論の批判を和らげるために国立競技場デザインの白紙撤回が決定された。

これに合わせて、メディアが国立競技場問題を盛り上げたのである。

そして、安保法制に向かう批判を和らげると同時に分散したのだ。


国立競技場に続き、エンブレムも撤回に追い込まれることは、安倍政権の大打撃である。

文科相等の責任問題も免れなくなる。

安倍政権支持率にもさらにマイナスの影響が生じるだろう。

このことから、安倍政権はエンブレムを変更せずに、押し通す方針を堅持している。

このために、エンブレム問題の報道が抑制されているのだ。

ネットを通じる情報波及に大きな影響を与えるのが、いわゆるポータルサイトと呼ばれる、情報系のサイトである。

グーグルやヤフーのポータルサイトがニュースとして、どのような取り扱いをするのかが極めて大きな役割を果たす。

こうしたサイトに対する政治権力の影響力が増大していると推察されるのだ。

こうしたサイトにおいて、どのような序列でニュースを紹介するか。

同種のニュースのなかで、どの記事を活字としてトップに掲げるか。

そこには「人為」の判断が働く。

ここに一種の「圧力」を加えることによって、情報空間における、各ニュースの取扱いを「操作」することが可能になる。

五輪エンブレム問題に対するメディアの取扱いが小さいのは、安倍政権がまだ、エンブレム撤回の方針を固めていないからであると推察される。


http://www.asyura2.com/15/senkyo190/msg/745.html

記事 [政治・選挙・NHK190] 評論家の孫崎享氏が昭和天皇の戦争責任を追及「退位すべきだった」(トピックニュース)
評論家の孫崎享氏が昭和天皇の戦争責任を追及「退位すべきだった」
http://news.livedoor.com/article/detail/10474938/
2015年8月16日 14時0分 トピックニュース


15日放送の「朝まで生テレビ!」(テレビ朝日系)で、著書「戦後史の正体」などで知られる評論家の孫崎享氏が、昭和天皇の戦争責任を追及する一幕があった。


安倍晋三首相が戦後70年談話を発表したこの日の番組は、「激論!戦後70年の総括と明日の日本」と題し、各界の識者が談話の内容や戦後日本の評価をめぐって激論を交わしていた。


そんな中、議論は東京裁判の功罪に移った。作家の猪瀬直樹氏がここで、天皇がなぜ戦争責任を問われなかったのかについて解説した。猪瀬氏によると、当時国際世論における昭和天皇への風当たりが強まっていた。そんな中、連合国との間で、天皇の罪を問わない代わりに東條英機ら戦争指導者を戦犯とする結論が出たというのだ。


このあと、連合国側がなぜ天皇制存続に動いたかについて議論が紛糾する中、孫崎氏が「昭和天皇は(戦争)責任があったと思うから、退位すべきだったと思います」と明言したのだ。


孫崎氏は、天皇の戦争責任と天皇制の存続は別問題であるとし、昭和天皇が退けば天皇制が途絶えてしまうわけではなかったと指摘。そう指摘した上で「天皇の第二次世界大戦での責任はものすごく大きい」と主張した。


また孫崎氏は、天皇制が存続したのは、日本の占領政策を円滑に進めるために、アメリカが「天皇を利用したほうがいい」という判断を下したためだとも分析していた。


朝まで生テレビ2015年8月14日 最新 150814

※孫崎享氏の昭和天皇の戦争責任関係の発言は1時間17分40秒からです。
2015/08/14 に公開
2015年8月14日
朝まで生テレビ[激論!戦後70年の総括と日本の未来]


田原総一朗
山本一太(自民党・参議院議員、元国務大臣)
辻元清美(民主党・衆議院議員、党政策調査会長代理)
小池晃(日本共産党・参議院議員、党副委員長)


猪瀬直樹(作家、前東京都知事)
岩田温(政治学者、拓殖大学日本文化研究所客員研究員)
金慶珠(東海大学准教授)
小林よしのり(漫画家)
古市憲寿(作家、社会学者)
孫崎享(東アジア共同体研究所所長、元外務省国際情報局長)
三浦瑠麗(国際政治学者、東京大学政策ビジョン研究センター客員研究員)
森本敏(拓殖大学教授、元防衛大臣)
凌星光(日中科学技術文化センター理事長)


安倍談話 戦後レジーム、積極的平和主義、靖国参拝、憲法、沖縄、自衛隊



http://www.asyura2.com/15/senkyo190/msg/746.html

記事 [政治・選挙・NHK190] 「今のあなた方のようにこそ、我々は生きていたかったのだ」終戦70年前夜、SEALDs奥田愛基さんが涙の朗読 
「今のあなた方のようにこそ、我々は生きていたかったのだ」終戦70年前夜、SEALDs奥田愛基さんが涙の朗読──特攻隊を志した86歳男性から若者らへのメッセージ
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/258019
2015.08.15 IWJ Independent Web Journal


「若かった我々が、生まれ変わってデモ隊となって立ち並んでいるように感じた。学生さんたちに心から感謝する。今のあなた方のようにこそ、我々は生きていたかったのだ」ーー。


 終戦の日の前夜、SEALDsの奥田愛基さんが国会前のスピーチで、ある新聞の投稿を朗読した。


 紹介した新聞記事は、京都府に住む86歳の元海軍飛行予科練習生から寄せられたものだ。特攻隊を志していたというその男性は通信学校で、仲間たちが敵艦に突っ込んでいく時の最後の叫びを聞いたという。


 人生には心からの笑いや友情、恋があふれ咲いていることを知らずに死んでいった16歳や18歳の若者たち。若くして命を捧げた仲間たちと国会前の若者たちの姿を重ねた男性は、最後にSEALDsを指し、「今のあなた方のようにこそ、我々は生きていたかったのだ」と綴っている。


 SEALDsのメンバーたちは毎週金曜日の国会前抗議前に、毎回、この記事をよく読むという。投稿を紹介した奥田さんは、涙を堪えきれぬまま朗読を終え、「最高責任者は何回も言うけど安倍晋三じゃない。それが1945年8月15日の意味です」と締めくくり、「戦争反対」のコールを上げた。


 以下、奥田さんのスピーチ動画とスピーチ全文を掲載する。
(取材:阿部洋地、記事:ぎぎまき)


【スピーチ全文掲載】「今のあなた方のようにこそ、我々は生きていたかったのだ」終戦70年前夜、SEALDs奥田愛基さんが涙の朗読 ーー特攻隊を志した86歳男性から若者らへのメッセージ


■奥田愛基さんスピーチ全文


 「今日は8月14日です。明日で戦後70年。


 僕らメンバーがここに来る前に毎回読む新聞記事があって、それを朗読したいと思います。


 『学生デモ、特攻の無念重ね涙』というタイトルで新聞に投稿された記事です。


 安保法案が衆院を通過し、耐えられない思いでいる。だが、学生さんたちが反対のデモを始めたと知った時、特攻隊を目指す元予科練(海軍飛行予科練習生)だった私は、うれしくて涙を流した。体の芯から燃える熱で、涙が湯になるようだった。オーイ、特攻で死んでいった先輩、同輩たち。『今こそ俺たちは生き返ったぞ』とむせび泣きしながら叫んだ。


 山口県・防府の通信学校で、特攻機が敵艦に突っ込んでいく時の『突入信号音』を傍受し何度も聞いた。先輩予科練の最後の叫び。人間魚雷の『回天』特攻隊員となった予科練もいた。私もいずれ死ぬ覚悟だった。


 天皇を神とする軍国で、貧しい思考力しかないままに、死ねと命じられて爆弾もろとも敵艦に突っ込んでいった特攻隊員たち。人生には心からの笑いがあり、友情と恋があふれ咲いていることすら知らず、五体爆裂し肉片となって恨み死にした。16歳、18歳、20歳…。


 若かった我々が、生まれ変わってデモ隊となって立ち並んでいるように感じた。学生さんたちに心から感謝する。今のあなた方のようにこそ、我々は生きていたかったのだ』


 加藤敦美さんという86歳の方のある新聞の投稿です。



 これ読むと泣いちゃうから嫌だったんですけど、戦後から70年で、8月15日に戦争が終わって、それは色々な意味で、色々な場所で、僕のばあちゃんとかはフィリピンに開拓農民として行っていたんで、しかも8月15日に戦争が終わったことも知らず、ジャングルの中を逃げ回っていた。


 僕のじいちゃんたちは伊藤博文とかと一緒に韓国に渡って、そこで、じいちゃんは戦争が終わる時に帰ってきた。血潮が出るほど、じいちゃんは満州で捕虜になってソ連で捕虜になって、シベリア抑留組として、過酷な冬を生き残り、日本に帰ってきた。


 ばあちゃんは神社の神主の娘で、何一つ不自由のない戦争を体験したが、戦争が終わった時、その不自由のない生活をどうしていいか分からなくなった。いろんな戦争体験がある。


 特攻隊で死んだ人、あの戦争に、あの死に意味があったという人、意味なんてつけられなくて作戦上で物資が来なかったから飢えて死んで行った人たち。突然、空襲で死んでいった人たち。生き残った人たち。


 僕の地元は北九州で、近所のおじさんたちが、つい最近なんですけど、あの戦争の時、8月9日に煙幕を上げていたということを聞きました。何でかって、核爆弾が落ちるかもしれないと思っていたから煙幕を上げた。そして長崎に原爆が落ちた。もし、そこに落ちていたら俺は生まれてなかったかもしれないし、上げてたから北九州が残ったことがいいことなのか俺には分からない。


 いろんな戦争の意味がある。


 惨い、人権なんて無視した、酷いことを他国にしてきた。けれど、それをしなきゃいけなかった人たちの気持ちも俺は考えてしまう。じいちゃんやばあちゃんたちはあの戦争をどう生きていたのか考えてしまう。そして、殺されていった人たちのことも考えてしまう。


 でも、そこから70年の月日を歩んで、今、俺たちはここに立ってる。


 民主主義は終わったとか、平和主義は終わったって人たちもいるけど、戦後の民主主義はクソだって言う人たちもいるけど、何だかんだその歩みの中で俺たちは立ってる。少なくとも俺はここに立ってる。


 ネット上じゃ個人情報が色々出て、俺の名前や顔が出ている。ツィッターでつぶやくだけで、誰と誰が仲良い、あいつの親はこうだったとか言われる。俺だけじゃなくて、ここに立っている友だちたちも言われてる。


 けど、俺にとって、そんなことはどうだっていい! どうだっていいよ、そんなことは!


 それよりも言いたいことは、その戦後70年の歩みが、平和主義や国民主権や基本的な人権の尊重を俺はまだ諦められない。間違ったなんて思ってない。


 曲がりなりにも日本国憲法があって、俺はその憲法を読んだ時に結構良い憲法だって思う。特攻で死んでいった人たちは、今の俺たちを見てなんて思うか分からないけど、やっぱり戦争はやんない方がいいし、平和がいいと思う。


 明日はあの戦争で亡くなったすべての人たちのことを思って黙祷したいと思うし、考えたいと思います。


 けどもう一つ。8月15日の意味は、日本が誰か君主、そういう偉い人に全ての責任を任せた国ではなく、民主主義国家として、つまり、俺たち一人一人が責任を持って生きていく国家として歩んできた、それが始まってきた日でもあります。


 どうかそのことを覚えていて下さい。


 最高責任者は何回も言うけど、安倍晋三じゃない。それが、1945年8月15日の意味です。今や主権者である国民一人一人にこそ、その運命は託されているんです」



関連記事
「二度と繰り返してはならない。このために私は行動するのだ」―戦争体験者から受け継いだ「命」と「意思」SEALDs長棟さん
http://www.asyura2.com/15/senkyo190/msg/649.html




http://www.asyura2.com/15/senkyo190/msg/747.html

記事 [政治・選挙・NHK190] 「明治維新のあり方自体の中に、すでに第二次大戦に至る大きな過ちの萌芽があった:茂木健一郎氏」
「明治維新のあり方自体の中に、すでに第二次大戦に至る大きな過ちの萌芽があった:茂木健一郎氏」
http://sun.ap.teacup.com/souun/18113.html
2015/8/16 晴耕雨読


https://twitter.com/kenichiromogi

安倍晋三首相の戦後70年にあたっての談話が発表された。

私は、印象をかためようと思って3回読んだ。

その感想を、これから書く。

まず、文章は、その内容に即して言及しないとフェアではないと思う。

安倍晋三さんの言葉だからと、無条件に肯定したり、逆に全面的に否定するのはフェアではない。

その意味で、これから書くことは、あくまでも文章の内容に即しての話である。

歴代内閣の談話を踏襲した今回の談話だが、残念だったことを端的に言えば、「言い訳」のように聞こえてしまったことだろう。

しかし、これは安倍晋三さんお一人の問題ではなく、日本人が未だに自省、深化させていない、明治以来の日本の歴史の本質に関わることだと私は考える。

安倍談話は、明治以来の近代日本の発展が、西洋列強の圧迫の下に行われ、その中でアジア初の立憲政治を打ちたてた点を肯定的に語り、しかしその後のブロック経済化などで苦境に追い込まれた日本が、世界秩序への挑戦者になってしまったと認識する。

これは、日本人の多くの認識と大きくはずれていない。

司馬遼太郎さんが「坂の上の雲」の中で描いた、日本の開化の物語。

私たち日本人がぜひ内省し、深化させなければいけないのは、肯定的に語られがちな明治維新のあり方自体の中に、すでに第二次大戦に至る大きな過ちの萌芽があったという認識ではないだろうか。

西洋列強による圧迫の下、文明開化で国を発展させたからこそ、逆に、他のアジア諸国への蔑視、差別感情を生んでしまった。

そのような誤った認知バイアスは、今日に至るまで日本の中に存在し、時折顔をのぞかせる。

明治維新自体が、一切の暗い影を持たない成功物語ではない。

山口県を本籍とする安倍さんにとって、長州が中心的な役割を果たした明治維新の負の部分を認めることが、心理的な困難を伴うのは想像できる。

しかし、結局、日本の近代国家としてのあり方の限界は、明治維新自体に対する冷静かつ是々非々の評価なしでは克服できない。

結局、大河ドラマにおける明治維新の描かれ方などを見てみても、日本人にとって、明治という時代のあり方は、ある種のファンタジーとして存在し続けているということだと思う。

これは、安倍晋三さん個人の問題ではなく、日本全体が引き受けなければならない再評価の課題であろう。

このような課題は、どのような国家にも存在する。

フランス革命に対する評価も、フランス国内で難しい側面があるだろうし、アメリカ合衆国のネイティヴ・アメリカンに対する抑圧、迫害の歴史も、正直に自省するのは難しいと感じる人もいる。

しかし、そのような課題の克服なしでは、未来には行けない。

安倍晋三首相の今回の談話は、概ね誠実に書かれているが、一方で、日本人全体の歴史認識の限界を示すものであった。

日本の歩みについて、弁明的な視点を入れることによって、多大な迷惑をかけた近隣諸国に対する謝罪の表現が、フルスイングではなく、中途半端なバントのようになってしまった。

明治以来の日本の歩みについて、肯定的に捉えるべきところ、誇りに思うべきところは多々ある。

全面的な肯定でも、全面的な否定でもなく、両者が混ざった複雑な事象に冷静に向き合い、その中で普遍的な価値の実現をはかっていくことが、本当の意味での「未来志向」の態度だと言えるだろう。



http://www.asyura2.com/15/senkyo190/msg/748.html

記事 [政治・選挙・NHK190] 中国が強い不満「歴史問題に対する誤った態度を改めて反映」=安倍首相が靖国神社に玉串料奉納、一部閣僚が参拝―中国メディア
15日、中国外交部の華春瑩報道官は記者会見で、安倍首相が靖国神社に玉串料を私費で奉納したこと、閣僚と超党派の議員連盟が同神社を参拝したことについて、「日本側の歴史問題に対する誤った態度を改めて反映したものだ」と不満を示した。写真は靖国神社。


中国が強い不満「歴史問題に対する誤った態度を改めて反映」=安倍首相が靖国神社に玉串料奉納、一部閣僚が参拝―中国メディア
http://www.recordchina.co.jp/a116702.html
2015年8月16日(日) 10時16分


2015年8月15日、中国外交部の華春瑩(ホア・チュンイン)報道官は記者会見で、安倍晋三首相が靖国神社に玉串料を私費で奉納したこと、閣僚と超党派の議員連盟が同神社を参拝したことについて、「日本側の歴史問題に対する誤った態度を改めて反映したものだ」と不満を示した。環球網が伝えた。

華報道官は、「靖国神社は日本軍国主義による対外侵略戦争の精神的道具、象徴であり、8月15日は日本の軍国主義が無条件降伏した日だ」とした上で、「日本の一部の政治家がこの日を選び、A級戦犯をまつり侵略戦争を美化する靖国神社にひれ伏しあがめたことは、日本側の歴史問題に対する誤った態度を改めて反映したものであり、中国は断固とした反対と強い不満を表明する」と述べた。(翻訳・編集/柳川)


http://www.asyura2.com/15/senkyo190/msg/749.html

記事 [政治・選挙・NHK190] 「安倍談話」とは何だったのか? 大山鳴動してネズミ一匹も出ず、か?  山崎行太郎
http://d.hatena.ne.jp/dokuhebiniki/20150816
2015-08-16 哲学者=山崎行太郎の政治ブログ『毒蛇山荘日記』


「安倍談話」とは何だったのか?

大山鳴動してネズミ一匹も出ず、か?

あれほど大騒ぎし、期待を持たせた挙句、何のことはない、村山談話のほぼパクリ。

最近の保守派は、パクリとコピー、そしてペーストが得意技とはいえ、これじゃー、あんまりだろう。

談話など、やらない方がまし。歴史認識に終わりはない。

安倍談話で、先の戦争に関する歴史認識にケリをつけようとする根性が、そもそも曲がっている。


中韓、正面から批判せず…戦後70年の首相談話
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150815-00050124-yom-int
読売新聞 2015年8月16日7時25分

 【ソウル=豊浦潤一、北京=五十嵐文】戦後70年の安倍首相談話に対し、韓国と中国の両政府は、正面からの批判は避けた。

 現時点で日本との関係を悪化させたくないという意図が垣間見えるが、歴史認識などを巡る厳しい姿勢は緩めていない。

 韓国の朴槿恵パククネ大統領は15日、ソウルで開かれた日本の植民地支配解放を記念する「光復節」の式典で演説した。談話について「残念な部分が少なくない」としつつも、
安倍首相が歴代内閣の立場は揺るぎないと明言したことに「注目する」と一定の評価を与えた。さらに、「困難が多く残っているが、正しい歴史認識をもとに新しい未来に共に進むべき時だ」と強調した。

 朴政権は、冷え切った日韓関係の改善を図ろうとしている。談話を阻害要因とはとらえない姿勢を示し、ソウルで早期開催を目指す日中韓首脳会談に合わせ、日韓首脳会談の実現を模索していくとみられる。

 一方で、朴氏は、歴代内閣の歴史認識を継承するとの安倍首相の発言に対し、「誠意ある行動で裏づけ」ることを求め、「特に慰安婦問題を早期に適切に解決することを願っている」と強調した。問題解決に向け、日本が「より積極的に乗り出すことを促す」(外交省報道官論評)狙いがある。

 中国外務省は14日、安倍首相の談話について、「日本は当然、被害国の国民に真摯しんしに謝罪し、軍国主義の侵略の歴史を断ち切るべきだ。この重大な原則問題で、いかなるごまかしもしてはならない」との華春瑩フアチュンイン副報道局長の談話を発表した。

 さらに、同省の張業遂ジャンイエスイ筆頭次官が同日、木寺昌人大使を同省に呼び、こうした中国側の「厳正な立場」を伝えたが、「抗議」といった言葉は使わなかった。

 15日付中国共産党機関紙・人民日報は論評で、談話が次の世代の子供たちに「謝罪を続ける宿命を背負わせてはならない」としたことについて、「後人は前人の犯罪行為がもたらした歴史の責任を負うべきだ。歴史は忘れるべきではないし、断ち切ることもできない」と批判した。

 人民日報系の環球時報も同日の社説で、中国などが要求した「おわび」などのキーワードはすべて明記されたが「誠意がない」と批判した。

 中国の習近平シージンピン指導部は日本との経済協力や民間交流は引き続き推進しながら、首相の歴史観にはなお不信が残るとして歴史をめぐる対日圧力は緩めない可能性が高い。


http://www.asyura2.com/15/senkyo190/msg/750.html

記事 [政治・選挙・NHK190] 外務省ウェブサイトから歴史問題に関するページ削除される。(過去の談話を引き継ぐって言っていたくせに!!) (晴天とら日和


外務省ウェブサイトから歴史問題に関するページ削除される。(過去の談話を引き継ぐって言っていたくせに!!)
http://toracyan53.blog60.fc2.com/blog-entry-7665.html
2015年 08月 16日 (日) 15時 50分 58秒 晴天とら日和




外務省ウェブサイトから歴史問題に関するページ削除される
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00300267.html


安倍談話発表の直前に、外務省のウェブサイトから歴史問題に関するページが削除されていたことがわかった。
削除されたページは、歴史認識や近隣諸国への謝罪などについて、政府の見解を示したもの。
例えば「さきの大戦に対する政府の歴史認識」は、「痛切なる反省と心からのおわびの気持ちを常に心に刻み」などと、村山談話を引用して説明していた。
これは、安倍談話の「子や孫の世代に謝罪を続ける宿命を背負わせてはならない」との表現と、相いれないおそれがある。
関係者によると、安倍談話と食い違いが生じてはいけないと判断し、削除されたという。
外務省は近く、新たな説明文を掲載し直す方針。



関連記事
<岩上安身のニュースのトリセツ>安倍談話はやはり村山談話の否定だった!浮かび上がる「積極的平和主義」と「TPP」の正体
http://www.asyura2.com/15/senkyo190/msg/706.html





http://www.asyura2.com/15/senkyo190/msg/751.html

記事 [政治・選挙・NHK190] 「新国立」五輪後の民間委託先 “大本命”はやっぱり巨人なのか(日刊ゲンダイ)
             巨人の本拠地に?(新国立予定地)(C)日刊ゲンダイ


「新国立」五輪後の民間委託先 “大本命”はやっぱり巨人なのか
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/sports/162775
2015年8月16日 日刊ゲンダイ


 やはり“巨人頼み”となってしまうのか。

 政府は14日、巨額の建設費が問題となり白紙撤回された新国立競技場について、新たな計画の「基本的考え方」を示した。屋根は「観客席の上部のみ」として開閉式が見送られる一方、五輪後の運営は「民間に委託する」と明記。原則、スポーツ専用とされ、「サッカー」「ラグビー」「陸上」などの項目が列挙された。

 現段階で具体的な費用は分からないとはいえ、五輪後にそれなりの維持費が発生するのは確かだろう。関係者の間では、民間運営でそうした費用を賄えるのは「プロ野球しかない」との見方が出ていて、ズバリ巨人に頼むことになるのではないかというのだ。本拠地・東京ドームの老朽化が進み、巨人が新たな本拠地を求めているという事情もある。

「新国立の見直しを早くから訴えてきた自民党の後藤田正純衆院議員も、インタビューなどで“プロ野球構想”を掲げています。その後藤田氏と“タッグ”を組んで仕掛けているといわれるのが、スポーツブランド『アンダーアーマー』の代理店『ドーム』社社長の安田秀一氏です。2人は三菱商事の元同僚。しかも、『アンダーアーマー』は2014年から巨人とスポンサー契約を結んでいます」(スポーツジャーナリスト)

 過去に安田氏は、朝日新聞のインタビューで「国内で世界と唯一戦えるスポーツコンテンツは巨人」「目指すはブランド価値の最大化」などと答えている。

「新国立の民間への委託は“公募”という形になるでしょう。要は1円でも多くお金を集められるところになる。果たしてJリーグが、プロ野球よりも稼げるでしょうか。もちろん、孫正義さんのソフトバンクや三木谷さんの楽天が『本拠地を東京に移転する』と言って、応募してもいい。ただ、福岡や仙台の地元ファンが許すかどうか。ヤクルトでもいいですが、巨人を上回る金額を提示できるでしょうか。そう考えると、やはり“大本命”は巨人ということになります」(建築関係者)

 民間委託の公募はまだまだ先だが、水面下のうごめきは始まっている。



http://www.asyura2.com/15/senkyo190/msg/752.html

記事 [政治・選挙・NHK190] 保守の小林よしのり氏が安倍談話を批判!「村山談話が冗長になっただけ」「今、保守派は安倍真理教にハマってしまっている」
保守の小林よしのり氏が安倍談話を批判!「村山談話が冗長になっただけ」「今、保守派は安倍真理教ハマってしまっている」
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-7611.html
2015.08.16 19:00 真実を探すブログ



☆小林よしのり氏が安倍談話を猛批判「村山談話が冗長になっただけ」
URL http://news.livedoor.com/article/detail/10473024/
引用:
14日の深夜に放送の「朝まで生テレビ!」(テレビ朝日系)で小林よしのり氏が、安倍晋三首相が同日に発表した70年談話を猛批判した。


番組では「激論!戦後70年の総括と明日の日本」と題して、戦後70年目の終戦の日を迎えるなか、各界の識者が議論を戦わせた。


スタジオでは、司会の田原総一朗氏が小林氏に、安倍内閣が14日に閣議決定した「戦後70年安倍談話」の感想を尋ねた。


これに対して、小林氏が「安倍晋三はこんな人間じゃないんですよ」と切り出し、「だいたい、保守派(自民党右派)は全員、村山談話が大嫌いなんですよ!」と声を荒らげたのだ。


また、小林氏は今回、安倍首相が談話を出した理由について、95年に当時の村山富市首相が発表した「村山談話」を乗り越えたかったからだと持論を展開。


そして、小林氏は不満げに「ところが、いざ出してみると、(安倍談話は)村山談話が、ただ冗長になっただけ」と談話の意義を否定し、今回の安倍談話は安保法制の整備に追い込まれた、安倍首相の妥協の産物であるかのように語ってみせた。


さらに、小林氏は過去の戦争に「反省とお詫び」を訴える安倍談話について「本当だったら、保守派も相当怒らなければいけないんだけれども」と分析し、「今、保守派は『安倍真理教』にハマってしまっているから」と、安倍首相への支持をカルト宗教に例えて笑いを誘ったのだった。


同時に小林氏は、「左翼は喜ばなきゃいけないですよ?村山談話そのままなんだから、左翼はみんなでバンザイしなきゃいけないんですよ。それを、まだ(野党が)難癖つけてるのがね!」「やめればいいんだ、こんな談話なんか!」と声を荒らげ皮肉を語り、スタジオを沸かせてみせた。


以下、ネットの反応
















色々と批判もありますが、私はこの人の発言は面白くて好きです。今回の安倍談話は小林氏が批判しているように、保守こそが一番反発するべき内容となっています。
今まであれだけ村山談話を否定していた連中が、それを前提に構成された安倍談話を「素晴らしい」等と評価しているのは苦笑物です。安倍首相も「歴代首相の方針を守る」と表明したわけで、よく読むと安倍首相の支持層とは真逆の内容だと言えるでしょう。


まあ、ネットの反応を見ると、右翼系の方々からは大なり小なりの批判は出ていますが、あまり大きな批判は無いです。個人的には保守や右翼を名乗っている方々の評価がちょっと気になります。


沖縄を考える「漫画家:小林よしのり」


小林よしのり氏「アメリカは必ずまた侵略戦争をする」(2015.8.10 外国特派員協会)


            ◇


朝まで生テレビ2015年8月14日 最新 150814 [激論!戦後70年の総括と日本の未来]

※小林よしのり氏の「今、保守派は安倍真理教ハマってしまっている」関連の発言は35分20秒からです。





http://www.asyura2.com/15/senkyo190/msg/753.html

記事 [政治・選挙・NHK190] 天皇陛下、戦没者追悼式で「深い反省」言及=「天皇は日本の根幹、安倍の100倍意味ある」「安倍は陛下の意向を無視している」
15日、天皇陛下が全国戦没者追悼式でさきの戦争に初めて「深い反省」を述べられたとの報道に、韓国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられている。写真は皇居。


天皇陛下、戦没者追悼式で「深い反省」言及=「天皇は日本の根幹、安倍の100倍意味ある」「安倍は陛下の意向を無視している」―韓国ネット
http://www.recordchina.co.jp/a116703.html
2015年8月16日(日) 12時11分 レコードチャイナ


2015年8月15日、韓国・ヘラルド経済は、終戦70周年を迎え、天皇陛下が全国戦没者追悼式でさきの戦争に初めて「深い反省」を述べられたと報じた。

日本の主要メディアによると、天皇陛下は15日、東京都千代田区の日本武道館で開催された全国戦没者追悼式での「お言葉」で、戦争への反省と世界平和などに言及した。天皇陛下は「ここに過去を顧み、さきの大戦に対する深い反省と共に、今後、戦争の惨禍が再び繰り返されぬことを切に願い、全国民と共に、戦陣に散り戦禍に倒れた人々に対し、心からなる追悼の意を表し、世界の平和とわが国の一層の発展を祈ります」と述べた。天皇陛下が追悼式で戦争について「深い反省」を述べられたのは今回が初めて。天皇陛下はまた、「平和の存続を切望する国民の意識に支えられ、わが国は今日の平和と繁栄を築いてきました」とし、これまで使用していなかった表現も付け加えた。

この報道に、韓国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられている。

「実際に戦争を起こしたことに責任のある天皇制度が存在すること自体矛盾している。自国民への反省だけでなく、アジアと世界に謝罪し反省するのは当然だ」

「日本の根幹である天皇が反省の言葉を使ったのは、安倍100人分よりも意味がある。天皇の方が、懐古的な安倍よりもはるかに進歩的だ」

「どうやら、安倍にとっての王様は天皇ではなく米国のようだな。天皇がどのように思っていても、このような発言をしても、安倍は考えを変えないだろう」

「安倍は天皇の意向を無視している」

「天皇家の不満を感じる。第2の明治維新を期待する」

「日本の皇族のほとんどは平和主義者で、戦争を犯したことに反省している中、安倍と極右の側近は反省せず、謝罪しない」

「なぜ天皇が世界に向かって謝罪するんだ?でも心からの言葉のようだ」

「やはり天皇は安倍とは違い平和主義者だ」

「正に『実るほど頭を垂れる稲穂かな』という言葉通りだな。安倍とは大違いだ」

「天皇はしっかりとした人だ。以前にも反省の言葉がたくさんあった」(翻訳・編集/三田)


http://www.asyura2.com/15/senkyo190/msg/754.html

記事 [政治・選挙・NHK190] 「「戦争を繰り返さない社会」とは、「批判と異論を認める社会」です。:保坂展人氏」
「「戦争を繰り返さない社会」とは、「批判と異論を認める社会」です。:保坂展人氏」
http://sun.ap.teacup.com/souun/18112.html
2015/8/16 晴耕雨読


https://twitter.com/hosakanobuto

火口3キロ圏の77人避難…桜島警戒レベル4に http://t.co/RTV85mo2iT

気象庁は15日、桜島(鹿児島市)で、規模の大きな噴火が起きる可能性が高まったとして、5段階で示す噴火警戒レベルを3(入山規制)から4(避難準備)に引き上げた

再稼働からわずか4日…

川内1号機「特別対応せず」=桜島警戒レベル引き上げで―九電 鹿児島県・桜島の噴火警戒レベルが4(避難準備)に引き上げられた15日、九州電力は稼働中の川内原発1号機について「特別な対応は考えていない」とした。http://t.co/lgjvsn5v0G

安倍首相の本音はどこにあるのでしょうか。

「戦後レジームから脱却」を掲げて、これまで重ねてきた発言と政治姿勢から読み解くと、安倍首相がこだわる「未来志向」にアジア各国の共感や理解が広がるか否かは、はなはだ心もとない限りです。http://t.co/j0bVRkkjxR

今日、8月15日は各局一斉に「戦争」をふりかえる特別番組を放送しています。

戦争は、不可避な自然災害ではありません。

「戦争の悲惨」に突入する前に、日本社会が治安維持法を骨格とする軍部への批判を「犯罪化」する体制があったことを描くことが、おろそかになっていないでしょうか。

「戦争を回避するべきではないか」という意見は、「国策に弓を引く危険思想である」という断定が、批判的言論を根絶やしにしました。

実際に、治安維持法による恣意的解釈で、反戦・非戦の言動は「犯罪」として抑圧され、はては、趣味のサークルや宗教団体までもが捜査の対象となりました。

「戦争を繰り返さない社会」とは、「批判と異論を認める社会」です。

安保法制をめぐる議論で、自民党の勉強会で飛び出した「批判的なマスコミから広告を引き上げろ」とか「マスコミを懲らしめろ」という発言は、戦前の治安維持法下の言論統制と同一線上にあります。

ここを断ち切る必要があります。



http://www.asyura2.com/15/senkyo190/msg/755.html

記事 [政治・選挙・NHK190] 辻仁成が日和る太田光に説教!「安倍首相に直接会っても意味がない」「太田さんの批判はフランスでは優しいほう」(リテラ)
左「タイタンホームページ」プロフィールより/右「Jinse TSUJI Hitonari Official Web Site」より


辻仁成が日和る太田光に説教!「安倍首相に直接会っても意味がない」「太田さんの批判はフランスでは優しいほう」
http://lite-ra.com/2015/08/post-1397.html
2015.08.16. リテラ


 笑福亭鶴瓶、美輪明宏、長渕剛、中居正広、SHELLY……安倍政権による“戦争法案”に対し、多くの勇気ある芸能人・著名人が声を上げ始めている。

 そんな中、なんともだらしない姿をさらしているのが爆笑問題の太田光だ。かつては、戦争否定と護憲を強く訴えていたのに、今は歴史認識についても安保法制についても口を濁し、安倍首相からお花見のお誘いがあれば、ホイホイ応じて記念撮影におさまって喜んでいる。それどころか、安保法制反対のデモに「やっても無駄」と水をさし、安倍政権批判をする制服向上委員会に対しては「痛々しい」などと妨害とも思える発言をする始末だ。

 ところが、そんな太田が最近、意外な人物に説教された。説教したのは、太田の事務所・タイタンに所属している作家の辻仁成。


 それは「週刊プレイボーイ」(集英社)の戦後70年企画で太田と辻が「「笑い」と「戦争」」と題する対談を行ったときのことだ。

 太田はこの対談でも、安倍首相の花見会に参加した問題を持ち出し、こんなことを辻に語っていた。

「俺、あのバカヤロー発言の後に花見会に行ったら、世間から『太田は懐柔された』って言われたんだけど、そのとき、『でも、会って、直接話した方がいいじゃん』って思ってたんですよ」

 花見会の直後、太田は大橋巨泉にラジオで「お前、利用されてるんだよ」と批判され、「直接本人に会うことが意義がある」と言い張ったが、この対談でもまったく同じ主張を繰り返したのだ。

 しかも、唖然としたのは、その「直接会った意義」の中身だ。太田はこう続けたのである。

「それで花見のときに『今度、僕のテレビに出てください』って伝えたら、『もちろん出ますよ』と言ったんです」
「だから、(中略)会ったから話せることがある、進展することもあるんですよ」

 おいおい、いったいどこまでおめでたいんだ、と言いたくなるが、しかし、辻はこうした太田のくだらない言い訳に対して、直接、強い批判をしたわけではない。

 むしろ、対談のほとんどは「そうだったんだ」「そうかもしれないね」などと相づちをうっていた。

 ところが、太田が瀬戸内寂聴に会った際のエピソードを話した時のこと。

「『先生、デモの先頭に立つぐらいなら、安倍(晋三)さんと寝てくださいよ』っていったら、『あの人は、あたしの趣味じゃないのよ』って」
「俺、寂聴さんに会った時に言ったんですよ。『平和運動ということで相変わらずデモに行っていますけど、そういうスタイルってどうなんですか。先生ならマイクを使って外からアピールする必要はないでしょ。直接、本人に会って言えばいい』」

 太田は瀬戸内にこんなツッコミをいれたことを自慢げに語ったのだが、これに対して辻は、こう切り返したのだ。

「寂聴さんは、個人的に会って話をして約束しても、それが守られるとは思っていなんじゃないの」

 そして、自身が安倍首相に会ったことという経験談を語りだす。辻はフランスのオランド大統領からパーティに招待された際、ばったり安倍首相に会った。このとき、辻は安倍に「辻さんは、パリに住んでいるんですか」と訊かれたのだが、「はい」としか答えなかったという。そして、その理由を自らこう解説したのだ。

「その時に僕が『戦争反対です』と言ったところで『ああ、そうですか』で終わっちゃうでしょ」

 辻は太田に「直接、安倍首相に会って何かが変わるなんてことはないよ」と諭したのだ。そして、他にもっとやるべきことがある、とでも言うかのように、フランスの言論状況について語り始めた。

「爆笑問題のように人気があって、社会的影響力が強いコメディアンはフランスにもたくさんいます。それはフランス人は『批判精神を失ったら生きていけない』という覚悟が人気を支えているからだと思うんです」
「フランスでは『批判でもなんでも言えることが素晴らしい』という伝統が何百年も続いているんです」
「だから、それを暴力で潰そうとするとフランスの国民を立ち上がるんですよ。実はテロに遭った『シャルリ・エブド』はフランス政府に一番牙を剥いていた新聞なんです」

 太田が『シャルリ・エブド』について、「まあ、行きすぎたものもあったようですけど」と腰の引けたツッコミを入れてきても、辻はまったくひるまず、こう返す。

「だから、行きすぎたことをしたら抗議される。でも、その抗議によって新しい議論も生まれるんです」

 そして、太田に対しても、もっと政権批判をすべきだと叱咤するように、こう語ったのだ。

「日本で強い発言力を持っているのはコメディアンの人だと思うんです」
「太田さんは非常によく頑張っている。でもフランスと比べたら、まだまだ批判は優しいほうです」
 
 正直、辻仁成という作家がここまで言論に対する高い意識をもっているとは思っていなかった。たしかに辻はバンド「エコーズ」時代はニューヨークパンクをルーツにした音楽を手がけ、社会性のあるメッセージソングも歌っていたし、作家になった後も、言論の重要性について語ったことはある。しかし、なんとなく、スタイルを模倣しているだけ、という印象がぬぐえなかった。

 それが、この対談では、数少ない発言ながら、生活や体験の中から出てくるようなリアルな意識を感じたのだ。やはり、中山美穂との結婚と離婚によるさまざまな圧力、そしてフランスでの生活が彼に本物の強さを与えたのだろうか。

 しかも、意外だったのは、大橋巨泉に批判された時はむきになって反論していた太田が、批判精神の重要性を説く辻に対しては、「そうなんですか?」「それはすごい」などとしきりに同意。その主張に説得されていたことだ。

 冒頭でも指摘したが、太田はもともと、強い批判精神をもった芸人だった。とくに2000年代はじめには雑誌連載や単行本、さらにはラジオで、憲法や教科書問題、靖国神社などに踏み込み、右傾化の風潮を徹底批判していた。

 しかも、それはたんに過激というだけでなく、中沢新一との共著『憲法九条を世界遺産に』(集英社新書)のタイトルが象徴的なように、今までにない新しいかたちの表現をとっていて、強い訴求力をもっていた。

 それが、右翼団体の抗議を受けて以降、一気にトーンダウン。以降のだらしなさは本サイトでも何度か指摘したが、しかし、今からでもけっして遅くはない。太田にはぜひ、同じ事務所の辻にしょっちゅう会って、影響を受け、その批判精神を取り戻してほしい。

 憲法解釈による集団的自衛権容認、安保法制の制定という10年前とは比べようもないほど戦争への危機が高まっている現在こそ、「憲法九条を世界遺産に」と叫んだ太田のセンスが必要なのだから。

(伊勢崎馨)



http://www.asyura2.com/15/senkyo190/msg/756.html

記事 [政治・選挙・NHK190] 安倍政権の反省ない/歴史的事実にも反する 朝生で小池副委員長(しんぶん赤旗)

(「しんぶん赤旗」 2015年8月16日)














http://www.asyura2.com/15/senkyo190/msg/757.html
記事 [政治・選挙・NHK190] 『安倍談話』への各国政府の反応が厳しくないのは 信用してよいか否か、 しばらく総理の行動を見よう、 というのが世界の現実
『安倍談話』への各国政府の反応が厳しくないのは 信用してよいか否か、 しばらく総理の行動を見よう、 というのが 世界の現実。  敗戦を重く受け入れられない 「全体主義者」が 日本の信用と名誉を棄損していく。
http://ryuma681.blog47.fc2.com/blog-entry-1509.html
2015.08.16 リュウマの独り言


 アッ この写真は何回も見ましたよ、という声が聞こえそうな気がする。 ところが なんです。 これは中国の新聞のものなんです。 注意してみると写真の右下に「中新網」 周り観衆は 東洋人 (中国人) 持っている小旗は 『五星紅旗』、 写真では分からないが モデルは中国人カップルなのだという。 今年は 70年という節目の年にあたるからかもしれぬが、 戦勝国の連帯感が溢れているような気がする。 日本人の多くが、 中国に対して 「戦勝国」という意識が低い。 前都知事の「石原氏」などは 代表だろう。 これだけの連帯感を持っている国々が 中国と日本の間に事があった時に 素直に 「日本の味方」になってくれると思える人々が存在することが不思議である。



 翻 (ひるがえ) って、 日本を見ると、 その目の前には 「靖国神社」と そこにうごめく人々が映る。いまだ『大日本帝国 健在なり』とでも 言いたそうな人たちばかりである。 そういう日本の雰囲気を 世界が敏感に感じ取っているのかもしれない。 今年のVJデイは 特に盛大なような気がする。 靖国神社に続く道には、 右翼の象徴になってしまった「日の丸」を持った 数百人が列を作る。彼らの主張は 「八紘一宇」や「大東亜共栄圏」 さらには「植民地からの解放」という 西側諸国から見れば とんでもない主張である。 日本は 外国との戦いで 「敗戦」をしたことがない。 敗戦の意味を政府も国民も 終戦時においては理解したかに見えたが、本当の理解ができていない。 経済発展とともに 自分の『面子(めんつ)ばかり』を考えるようになった。 70年間作ってきた 『名誉』と『信用』を失ってまで …



写真は 早川タダノリ @hayakawa2600さんのツイッターから


                                               モーリー・ロバートソン @gjmorley
英語圏の報道は国際社会で最強です。そこに歪みがあるのなら、能動的な発信を通じて「考え方に他の選択肢もある」という説得を日常的に続けていく必要があります。正のプロパガンダ、PRと言い換えてもいいでしょう。アメリカ、イギリス、フランス、ロシア、イラン、中国はみんなやっています。


だからこそ「BBCのバカが」「中国傀儡の反日ニューヨーク・タイムズが」という主語で反発するのは良くないのです。反論するなら、英文記事の全容を把握できていて、記事のトーンや文脈も理解できた上で、国際社会が納得する質の議論が求められます。やっつけの罵倒は日本にとって自傷行為。


中国・韓国からの声を無視するのではなく、流されるのでもない。中国・韓国の声はそもそも国際社会で大きなウェイトを占めていません。成熟した態度で世界に「engage=積極的に関わり続ければ」日本に関する報道のグレードが上がり、批判も賞賛もまっとうなものになります。以上です。                          (引用終り)



 靖国神社へ向かう道には 何百本という 今や「右翼の象徴」となった日の丸を持った人々がいる。 普通の国民が日の丸を持つことに 疑問を持つようになる。 「私は右翼ではないのに、日の丸を持ったり掲げたりはできない」と… 私も 最近日の丸を「国旗」というより、 右翼の象徴と思ってきだした。 何か別の『印』にした方がよいのではないかと思える。 「対日戦勝記念日」を前に 各国が日本に興味を抱いているとき、 外国の報道機関が 「靖国神社」を積極的に報道しているときに、 『日の丸』が同時に映されれば、「日の丸」は 戦争のシンボルになってしまうだろう。


 イギリスの公共放送BBCは こんな番組を放送した。
How much remorse has Japan shown over WWII?
Japan says it has apologised dozens of times for atrocities it committed during World War Two. But why do China and South Korea say it hasn't gone far enough?And will the current government repeat the apologies on the 70th anniversary of Japan's surrender?
-- 大意 -- 日本は 第二次大戦中に対して どの程度の自責の念を示すのだろうか。
         日本は 大戦中の残虐行為に何十回も謝罪したという。 しかし、中国や韓国は 十分ではないという。
         そして、現在の政府は 「日本の降伏」70周年にあたり、謝罪を繰り返すだろうか。
                                  として、 田母神氏のインタビューを伝えた。


航空自衛隊のトップであった田母神氏は最も雄弁な主張者だ。「残虐行為は全く行われず、朝鮮半島も侵略しなかった。 むしろ台湾と朝鮮と満州に投資をおこない文化を高めたのだ。南京虐殺は全くなかったと断言できる。中国の民間人を日本兵士が屠殺する目撃者が皆無だからだ。」 


 安倍晋三首相は戦場に朝鮮からの慰安婦が居たことは認めている。しかし安倍は繰り返し「強制連行した証拠は無い」と言い、また募集に応じた売春婦であったと主張する。これは歴史の非常な暗部である。売春婦制度が続いていたからと言って、日本軍の責任が免除されるわけではない。                           (引用終り)


 時事通信は 15日に イギリスの『タイムス紙 社説』について、 次のように伝えた。


 【ロンドン時事】15日付の英紙タイムズは第2次大戦終結70年に関し社説を掲載した。14日の安倍晋三首相の戦後70年談話などについて、「恥ずべきほどなまでに、(戦争中の)日本の罪ときちんと向き合わなかった」と論評した。


 社説は「原爆忌や終戦記念日で、日本は戦争の加害者というより、被害者であるという神話を維持している」と指摘。この「神話」が克服されなければ、周辺諸国との関係や日本の外交をゆがめると警告した。 一方、連合軍は「野蛮な体制」が勝利した場合にもたらされる恐ろしい結果を防ぐため戦ったと主張した。              (引用終り)


 聞いていて 主語が (だれのことを言っているのか ) はっきりしなかったのは 皆が認めるところであろう。 国際的な一般常識を言ったに過ぎない、と受け取る方もあろう。 どなたかが、 「レイプ犯が 『レイプのような非道なことがあってはいけない。 私が率先して そのようなことの無い社会を作ります。』といったようなものだ。」と述べていたが、 そのようにとられても仕方のない文であったことも確かだ。


 文部科学大臣を2期も務め、 衆院を7回も当選した 中山氏が ツイッターで その点をこういう風に述べている。 この手の人々が 『教科書の元締め』として ずうっと君臨しているのに、今までの教科書が 「育鵬社」ほど偏向していないのは、 教科書執筆陣の努力のおかげだと思う。



 各国政府の反応が それほど厳しいものでないことについて、ニューヨークタイムスが次のように伝えている。 -- 安倍総理の言動から 「談話内容」は 一概に信用されず、 彼の今後の言動を各国が見守っているのだはないかと …
                                             New York Times AUG. 15, 2015,
Japan Emperor Offers 'Remorse' on WWII Surrender Anniversary
天皇明仁はWWU終戦記念日に「Deep Remorse深い自責の念」と異例の表明をしたが、安倍総理は昨日の談話に続いて彼個人の自責の念を表明しなかった。 代わりに アジアの膨大な被害者は無視し、代わりに日本兵が尊い犠牲になってくれたおかげで現代日本の繁栄があると言った。 安倍総理は、彼自身の言葉で日本の戦争犯罪を認め謝罪することはない。それに対して、天皇はそれがよくないのだと示唆したのだった。


Emperor Akihito expressed rare "deep remorse" over his country's wartime actions in an address Saturday marking the 70th anniversary of Japan's World War II surrender, a day after the prime minister fell short of apologizing in his own words to the victims of Japanese aggression.


His statement had been widely anticipated because of his past remarks on historical issues that suggested a revisionist stance. He has repeatedly said there is no clear definition of aggression, and has denied that Japan's wartime government coerced foreign women to become military prostitutes, citing lack of documentary evidence.


安倍総理は、何度も何度も、「侵略の明確な定義は無い」とか「証拠書類が発見されなかったから、南京虐殺も戦時性奴隷も無かった」と言い募ってきた。過去の談話を踏襲すると言うのなら、その前に彼自身の過去の言動の誤りを認め謝罪することが先だろう。                                    (引用終り)


                                                   toriiyoshiki @toriiyoshiki
ぼくには「戦争責任」はない。しかし、「戦後責任」はあるし、それがいまなお問われ続けているということだ。



http://www.asyura2.com/15/senkyo190/msg/758.html

記事 [政治・選挙・NHK190] 風をよむ:母たちの安保法案
風をよむ:母たちの安保法案
https://www.youtube.com/watch?v=Mv1IsZRej74


「子供の未来が危険にさらされるかもしれないと思ったら
本能的に反対って思うんだと思います」


「女性自身」田邉浩司編集長
「女性達は福島原発事故以降
『子供を守りたい』という視点で安保法制の行方を見ている」
「読者アンケートでもこうした記事への反応は高い」


「絶対反対ですね。
解釈を変えるだけで戦争も意外と10年後とかには参戦しちゃうん
じゃないかなっていう、平和の国、日本じゃなくなる可能性も、
ちょっと出てきてるんじゃないかなと思いますね」


「今、止めておかないと、もう戻れなくなって
しまうんじゃないかなと思いますね」


「自分の子供となると、やっぱり行って欲しくないなって思いますね。
そういう時代には、あまり生きて欲しくはない」


「戦後70年となる、この夏。
わたしは、他の誰でもない自分の声をあげます。
そして、同じ立場のすべての人と、手を取り合います。
「ママは、あきらめない、本当に止める」」

http://www.asyura2.com/15/senkyo190/msg/759.html

記事 [政治・選挙・NHK190] 米国 日本にさらに12の原爆を投下する予定だった | Sputnik 日本
Sputnik 日本
2015年08月16日 15:37

米国 日本にさらに12の原爆を投下する予定だった
http://jp.sputniknews.com/politics/20150816/753235.html




米国は、広島と長崎に原爆を投下した後も、日本への原爆攻撃をやめるつもりはなかった。彼らは、三発目を投下するばかりでなく、さらに12もの原爆投下計画を持っていた。新聞「The Daily Beast」が、広島・長崎への原爆投下70周年に関連して公表された米国の軍事アーカイヴの資料を引用して伝えた。

1945年8月13日に行われた高位の軍事専門家らによる交渉をまとめた資料は、より強力な三回目の攻撃のための原爆用材料が、マリアナ諸島にほぼ集められ、8月19日に用いられる可能性があった事を裏付けている。またさらなる12回の攻撃用に原爆製造の準備がなされ、米国は、日本が降伏するまで、原爆攻撃を続ける計画だった。

米国の特別軍事委員会は、京都や横浜、小倉、新潟さらには東京も標的にしていたと見られる。専門家らは、原爆攻撃の効果を詳しく研究したいと考えていたため、まだ通常爆弾での攻撃により大きな被害を受けていない、諸都市を選んだ。東京は、すでに空襲により著しい被害を被り、10万人もの人々が亡くなっていたが、特別軍事委員会は、標的のリストから除外しなかった。

しかし8月15日、日本が無条件降伏したため、原爆の中身などは、爆弾完成のため米国本土からマリアナ諸島へ送られる準備ができていたにもかかわらず、その生産は中止となった。

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The Daily Beast
08.14.152:55 PM ET

U.S. Planned to Drop 12 Atomic Bombs on Japan
http://www.thedailybeast.com/articles/2015/08/14/u-s-planned-to-drop-12-atomic-bombs-on-japan.html


A week after Nagasaki, Tokyo had still not surrendered. A third weapon was already on its way and a dozen were to follow.

LONDON ? American military archives reveal that if the Japanese had not surrendered on August 15, 1945, they would have been hit by a third and potentially more powerful atomic bomb just a few days later and then, eventually, an additional barrage of up to 12 further nuclear attacks.

Documents highlighted during commemorations to mark the 70th anniversary of the bombings of Hiroshima on August 6, and Nagasaki on August 9, which forced the end of World War II, show the determination of the United States to make Japan surrender unconditionally.

In the spring of 1945, the U.S. Army set up a special target committee to debate key Japanese cities to attack as officials believed their regime had already made it perfectly clear they were not willing to surrender at any price.

Confidential reports added that “even after two atom bombs, they preferred to fight on till they are all dead. Death or glory.”

It was a belief shared by British Prime Minister Winston Churchill, who attended talks with Allied leaders Harry S. Truman, the new American president, and Soviet leader Joseph Stalin at Potsdam in July 1945, where he gave consent to using atomic weapons following the successful “Trinity” test.

“There was unanimous, automatic, unquestioned agreement around our table,” Truman later admitted in his memoirs. “Never did I hear the slightest suggestion that we do otherwise.”

There was no reference though to the number of bombs under consideration, although Churchill casually initialed a minute telling U.K. officials to go along with what the Americans decided.

Presidential scientific adviser James B. Conant reported: “A number of military experts tended to see the bomb as nothing more than just a bigger bang, and it seems Churchill and Stalin were similarly ignorant.”

Target committee members believed an atom bomb could destroy the infrastructure of Japan without the need for an invasion, so the cities of Kyoto, Hiroshima, Yokohama, Kokura, Niigata, and even Tokyo were identified as potential areas for destruction.

The main criteria included cities not previously bombed by conventional means so that experts could fully assess the effects of a nuclear strike.

Although Tokyo still remained a possibility, it had already suffered extensive damage from a firebombing campaign that incinerated 16 square miles and as many as 100,000 people. In addition, officials believed Emporer Hirohito might still be needed to help negotiate any surrender.

Targets in the south were given priority to boost possible invasion plans but the ancient city of Kyoto was withdrawn because the U.S. Secretary of War, Henry Stimson, who had honeymooned there, said it was an important cultural center and “must not be bombed.”

Kyoto had been favored for the very first attack but the committee opted to blitz Hiroshima, which was an important army depot and embarkation port within an urban environment.

In August 6, a B-29 bomber, the Enola Gay, dropped an estimated 12 kilotons of TNT in a uranium bomb termed “Little Boy” on Hiroshima.

Just three days another B-29, Bockscar, took off for Kokura carrying a second and more deadly plutonium bomb called “Fat Man,” estimated to be between as powerful as 20 kilotons of TNT. It seems inclement weather forced the aircrew to abandon their original plans to attack Kokura and go to Nagasaki instead. Weather was so bad there that the crew had even considered violating their orders to drop the bomb via radar before finding a small gap in the clouds to deliver their deadly cargo. Archivists now suggest the attack on Nagasaki was a shock to Truman, as Kokura was meant to be the primary target, with Nagasaki a secondary option.

Both attacks combined killed more than 200,000.

Archival records show a third bomb was under assembly at Tinian in the Mariana Islands where the Enola Gay and Bockscar had flown from, with the main plutonium core about to be shipped from the U.S.

Although some aircrew saw “Tokyo Joe” chalked on the bomb’s casing, it was said to be destined for Kokura, the original target for the second bomb, and named “Fat Boy.”

A transcript of a top-level call between two military experts on August 13 reveals details of this “third shot.” It also confirmed that a vast production line of about 12 other atomic bombs was being readied for additional continuous strikes against other key targets.

It was agreed this next bomb would be available to be dropped on August 19, with a schedule of further bombs available throughout September and October.

One U.S. general explained: “If we had another one ready, today would be a good day to drop it. We don’t, but anyhow within the next ten days, the Japanese will make up their minds.”

On August 15, however, just as the plutonium was about to be sent to Tinian, news of the Japanese surrender came through and its loading was stopped.

http://www.asyura2.com/15/senkyo190/msg/760.html
記事 [政治・選挙・NHK190] 沖縄の気持ちを理解出来ない安倍首相には、辺野古移転拒否を理解出来ない。(かっちの言い分)
http://31634308.at.webry.info/201508/article_15.html
2015/08/16 22:50

今、政府は1か月の期限を区切って、沖縄県(知事)と辺野古移設の交渉を行っている。それまでは、有無を言わさず辺野古沖の調査、工事を敢行していたのだ。沖縄側の意志は固いと知って、一転、沖縄県知事側との交渉を行うということになった。何故、急にこのような交渉を行うことになったのか?これついては、いろいろ憶測が流れている。

一つ目は、戦争法案の審議で、タダでもごり押しで世論の評判が悪くなっている中で、法案可決の時期に工事を強行することはまずいと判断したということだ。

二つ目は、1か月の交渉で工事を再開すると、沖縄側が知事による工事許可取り消しの行政執行を行ってくることを前提に、国側が行政執行停止の裁判するための布石と考えている。裁判になると、当然双方の主張が裁判によって判断される。その場合、国側が1か月も掛けて説得を試みたという実績を作ったとみている。

三つ目は、やはり裁判の布石として、沖縄側の工事停止の根拠を事前学習することもあると思われる。

四つ目は、この交渉の中で、沖縄側のアキレス腱である沖縄振興予算という人参を鼻先につるして、満額欲しければ移設を認めろという体のいい脅しである。翁長知事として、交渉する中で最も腐心する事項だろう。

五つ目は、米国側からの助言があったのかもしれない。なぜなら、強行して一番悪者になって困るのは米国海兵隊だからである。

今までの、菅官房長官、中谷防衛相との交渉の記事を見る限り、翁長知事もがんばっているようである。防衛相が、沖縄に海兵隊がいることの意義を強調したが、今のミサイル時代、仮想敵国と近い沖縄の重要性は低いと翁長知事が述べている。

それにも増して、沖縄がまた戦時中のように、日本内地の防波堤のために犠牲になるのはコリゴリという心情と思われる。これは、もう理性を超えたもので、生理的にもう犠牲はイヤだという気持ちと思われる。この気持は、安倍首相には決して理解出来ないであろう。もし、それがあれば、違憲を知りながら、戦争法案を通そうとはしないはずである。


辺野古移設で主張対立 防衛相と沖縄県知事が会談
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2015081601001405.html
2015年8月16日

 中谷元・防衛相と沖縄県の翁長雄志知事は16日、県庁で会談した。米軍普天間飛行場(同県宜野湾市)の名護市辺野古移設に関し、中谷氏は海洋進出を活発化させる中国を念頭に「米海兵隊の沖縄駐留は安全保障上、不可欠だ」と理解を求めた。翁長氏は、抑止力維持を移設理由の一つに掲げる政府側の説明に疑問を呈し、双方の主張は対立した。同県うるま市沖の米陸軍ヘリコプター墜落事故をめぐり翁長氏は国や米軍の対応に不満を示した。

 会談は、12日に始まった普天間移設問題に関する国と県の集中協議とは別に行われた。
(共同)


http://www.asyura2.com/15/senkyo190/msg/761.html

記事 [政治・選挙・NHK190] 「靖国はいまは眠っている「国民を戦争に動員するための装置」:想田和弘氏」
「靖国はいまは眠っている「国民を戦争に動員するための装置」:想田和弘氏」
http://sun.ap.teacup.com/souun/18114.html
2015/8/16 晴耕雨読


https://twitter.com/KazuhiroSoda

>おばちゃん党の「戦後70年談話」もぜひお読みください #うちの子もよその子も戦争には出さん! http://facebook.com/obachanparty

おおっ!おばちゃん党の公用語?である関西弁話し言葉バージョンのほか、英語バージョンや標準語書き言葉バージョンまであるw。

安倍談話ではなく「全日本おばちゃん党談話」こそをわたしたちの公式見解にして欲しい。

そう想う人はRT。

英語版や標準語版もあります。

→【全日本おばちゃん党 戦後70年談話プロジェクト】https://t.co/FcnDKyCnW2

>gingercookie おばちゃん党談話の方が共感出来る

靖国神社は英語ではYasukuni War Shrine。

本質をついてる。

閣僚がそういう神社を参拝したりするから「謝罪しろ」の声もなくならないんだよね。

→終戦の日:高市総務相が靖国参拝…首相は私費で玉串料奉納 - 毎日新聞 http://t.co/04S3zb6GkH

靖国神社ってのは、明治政府が富国強兵政策を進める上で、自ら進んで国家(天皇)のために命を投げ出そうという人間を大量に作るためにこしらえた装置。

戦争のための神社です。

もちろん神社を単なる慰霊のために訪れる人も多いですけど、そういう気持ちも最終的にはその目的のために回収されてしまう。

安倍首相や閣僚が参拝したりしてつながりを維持しているのは、そういう装置が今後必要だと思っているからでしょう。

靖国はいまは眠っている「国民を戦争に動員するための装置」ですけど、それをいつか起動する日が来ると思っている。

だから問題なんですよ。

A級戦犯がどうのという話は副次的な問題。

だって靖国というのは「国(天皇)のために死んだ兵士を神として祀る」神社ですからね。

要は国(天皇)のために死ぬことを賞賛し奨励する神社ですよ。

単なる慰霊の施設ではないし、普通の神社ではない。

政治家があんなに参拝にこだわるのも、そういう国家権力と関係の深い特別な神社だからなんですよ。

>アーリントン国立墓地も「単なる慰霊の施設ではない」ですよね。

もちろん「単なる慰霊の施設」ではありません。

靖国と趣旨はちょっと違うけど、ほぼ同じような機能を持っています。

だからあそこに埋葬されるのを拒否する兵士の遺族もいます。

僕も個人的に知ってます、そういう人を。

>≪総理の動き≫本日、安倍総理は千鳥ヶ淵戦没者墓苑を参拝しました。⇒ http://twme.jp/jpn/007Y

これを批判する人は国内外でほぼ皆無でしょう。

僕ももちろん批判しません。

なぜなら千鳥ヶ淵は亡くなった無名の兵士たちを慰霊するための施設で、靖国とは全然意味も機能も設立の目的も違うからです。

でもこのツイートに「なぜ靖国に行かないんだ!」っていうコメントがわんさかついてるね。

それを読むとよくわかるでしょう。

靖国参拝を求める人たちが単なる慰霊を求めているわけではないことを。

戦没者の慰霊なら千鳥ヶ淵でいいわけですから。

>池上さんは「戦争神社」と報道されていることを懸念されているようです。→池上彰氏が解説 靖国神社は海外では「戦争神社」として報道されているhttp://t.co/wUHpqcbXpJ

普通に使われてる表現ですからね。

でも本質をついてますから、それでいいと僕は思います。

>豊ちゃん 靖國の本質は新たな英霊を待っているということ。戦争をするために必要な装置です。

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http://facebook.com/obachanparty
全日本おばちゃん党(All Japan Obachan Party:AJOP)
8月13日 23:12 · 編集済み ·

【全日本おばちゃん党 戦後70年談話プロジェクト】
第二次世界大戦が終わってから、70年がすぎてしまいましたなぁ。
戦争で失われてしもたすべてのお命に、 心から哀悼の意を表明いたします。

うちの子もよその子も、戦争には出さん。

さまざまな背景を持ってます私らおばちゃんは、このひとつの想いのもとに集ってきましてん。

先の戦争では、おばちゃんらもいっぱい間違いを犯してしまいました。
日本は正しいんやと信じて、「国防婦人会」としてお国の策に協力してしまいましたし、「隣組」としてご近所さん同士で監視し合うて、兵隊さんに千人針も縫うて、慰問袋もせっせと作ったんですわ。

なんかおかしいなと思ったときも、怖うて黙ってしもたんですわ。
ほんまは戦争なんか行ってもらいたないのに、男の人らを万歳三唱で送り出しましてん。自分らが殺されるかもしれへんなとは思ってましたけど、よその国に行ってよそさんの人を殺してくることにまでは、思いが至ってへんかったんですわ。

日本軍は男の人だけやなくて、女の人も戦地に駆り出しましたなぁ。なかには、ご本人の気持ちに反して、兵隊さんの性欲なんかを満たすために利用されていた女の人もいてはりました。戦時であれ、平時であれ、性暴力は決して許せることではありまへん。おばちゃんらは、「従軍慰安婦」と呼ばれたその女の人たちが、戦争が終わった後も苦しみ続けてはることに、心から謝りたいという気持ちでいっぱいですねん。

また、おばちゃんらは、沖縄戦のえげつなさ、占領下の苦しみ、ほんで今に至る軍事基地の状況さえも、どこか他人事のように捉えてきてしもてました。沖縄の人らの叫びに、今でも鈍感なんちゃうかと、自分を省りみなあきまへん。

日本はヒロシマ、ナガサキへ原爆を落とされた体験をした国やさかい、核兵器は未来永劫つかわれることがないよう、「過ちは繰り返しません」と世界に向けて発信してきましてん。せやけどその一方で、核の平和利用や言うて、原子力発電の開発を進めてきましたがな。

その始末として、2011年の東日本大震災は、福島第一原子力発電所のエライ事故を伴ってしもて、いまだにお家に帰ることのでけへん人たちや、目に見えへん放射線の影響に怯えてる人たちがぎょうさんいてはるのは、ほんまにエライことやなと憂いてますねん。

おばちゃんらは、日本が戦争に向かうのを止めへんかったんですわ。
日本の戦争責任は、おばちゃんら自身の問題ですわ。「ほかの国もやってたんやから、日本だけが謝るのはおかしいわ」なんていくら叫んだところで、日本がやってしもたことに対する罪は免れられへんのとちゃいますやろか。傷ついたよその国のおばちゃんらが、「もうええよ」と言うてくれはるまで、「ごめんな、堪忍してな」の気持ちを持ち続けなあかんのとちゃいますやろか。

おばちゃんらは、先の戦争で大きな代償を払って、いろんなことを知りました。おばちゃんらは、国が戦争に向かうときの空気とか、戦争が何をもたらすかっちゅうことを、もう知ってますねん。もう二度と戦争はごめんやで、心底そない実感したその想いを受け継いで、次世代にも繋いでいきましょ。それこそが、先の戦争で尊い命を落とした人たちへの弔いになるんとちゃいますやろか。

だからもう、この国のことを人任せにせんと、おばちゃんらが知恵を絞りましょ。自ら学んで、考えることを放棄せんときましょ。戦争したがるオッサン政治には、同じ想いの人らと立ち向かいましょ。次の世代を生きる人らに「なんであのとき止めてくれへんかったん?」なんて言わせまへんで。

今も世界で戦争や紛争に苦しむ人らのためにも、知恵を絞り、おばちゃんらしくお節介な行動をしていきましょ。二度と戦争には与しまへんし、戦争を避ける道をあきらめへんこと、ここに誓います。

うちの子もよその子も、戦争には出さん。

戦後70年の夏に  全日本おばちゃん党一同


http://www.asyura2.com/15/senkyo190/msg/762.html

記事 [政治・選挙・NHK190] 「村山談話と安倍談話の根本的な違いは、実はかなり簡単に説明できます:中野晃一氏」
「村山談話と安倍談話の根本的な違いは、実はかなり簡単に説明できます:中野晃一氏」
http://sun.ap.teacup.com/souun/18117.html
2015/8/17 晴耕雨読


https://twitter.com/knakano1970

安倍談話発表の直前に、外務省のウェブサイトから歴史問題に関するページが削除されていたことがわかった。 http://t.co/6yHru1VY2d #FNN

>Richard Smart Japan's foreign ministry deletes page explaining apologies for WWII actions.

村山談話と安倍談話の根本的な違いは、実はかなり簡単に説明できます。

それは、村山談話が主として中韓をはじめとしたアジア諸国に対して出されたものであったのに対して、安倍談話がアメリカに向けて出されたものだということです。

安倍談話の構造は、米国議会演説で用いられたものと全く同じで「生まれ変わった(born-again)罪人」に日本をなぞらえるもの。

道を誤り、アメリカ主導の国際秩序の挑戦者となった日本が、敗北し許され、今やアメリカに従い「積極的平和主義」を掲げ国際秩序を支える、という「物語」。

ここでの「罪」が、植民地支配や侵略そのものではなく、アメリカに刃向かったことであることがキモとなっているわけです。

だから、中韓をはじめとしたアジア諸国に対する植民地支配や侵略戦争の責任や謝罪という観点から見ると、安倍談話は村山談話から大幅に後退した無残なものとなっていますが、アメリカの政策関係者が喜ぶような「物語」としてはなかなか完成度の高いものとなっています。

それもそのはず、村山談話の下書きをしたのは谷野作太郎ら外務省アジア畑の系譜でしたが、今回安倍談話の有識者懇談会はアメリカ通ばかりで中国研究者はただ一人、韓国研究者はゼロでした。

安倍談話の下書きもワシントン直結の人脈でした。

はっきり言えばこういうことです。

安倍談話は、安倍が安保法制整備強行、TPP推進、辺野古移設強行、AIIB見送りなど、アメリカに尽くしに尽くすことのバーターとして許された範囲内の歴史修正主義の産物であり、アジア諸国との和解は一切念頭にないということです。

ここ20年間で、日本の外交安保が完全に対米追随一本槍に先細ってしまったことを示しているわけです。




http://www.asyura2.com/15/senkyo190/msg/763.html

記事 [政治・選挙・NHK190] 「安倍談話 ♪ 幽霊の正体見たり影尾花 ♪:首藤信彦氏」
「安倍談話 ♪ 幽霊の正体見たり影尾花 ♪:首藤信彦氏」
http://sun.ap.teacup.com/souun/18116.html
2015/8/17 晴耕雨読


安倍談話 ♪ 幽霊の正体見たり影尾花 ♪ から転載します。
http://blog.goo.ne.jp/sutoband/e/a6bbb0b79d5967318b53b9b5ec7c9121

2015-08-15 22:00:11
♪ 幽霊の正体見たり影尾花 ♪

安倍首相「反省とおわび」継承…戦後70年談話
http://www.yomiuri.co.jp/politics/20150814-OYT1T50096.html

安倍晋三という人物は知的水準に問題があるものの、その一方というか反作用というか、強烈でかたくなな個人心情があって、極右的発言やサークル活動をしていると思っていた。

ところが一連の安保法案審議で、軍事知識も安保への理解も「戦争への傾注」も何もないことが暴露されてしまった。

そしてこの70年談話である。

これは要するに彼の陰の指南役と官邸官僚がよってたかって、八方美人型談話を作り上げたにすぎない。

そこから浮かび上がってくるのは、安倍氏の無知や無関心でなく「無関係」すなわち、すべて取り巻きが決めているという実態だ。

たとえ間違った思想や歴史観の持ち主でも、普通の政治家なら多少は自分の意見を通そうと加筆するものだと思う。

通常の三倍と言われる「膨れ上がった」談話全体から垣間見えるのは、むしろ彼らの保身だ。

支持率が低落するなかで、どれだけ長く利権にとどまれるか。。が関心事なのだ。

そんな過去の談話の寄せ集めのような70年談話だが、並みの総理なら、「いや、俺はここはこう言いたい」ぐらい主張するものだ、なんせ、戦後レジームの総決算を謳う総理のはずだから。。。

結局、この人物は本当にただの操り人形なのだ。

あるのは名誉欲ではなく、劣等感の克服だろう。

歴史上に類似の人物を探すとしたら、岸信介があやつった満州国の溥儀が似ている。


http://www.asyura2.com/15/senkyo190/msg/764.html

記事 [政治・選挙・NHK190] 「私が変わったのではない。外務省の方が変わった。『日本外交:現場からの証言』:孫崎 享氏」
「私が変わったのではない。外務省の方が変わった。『日本外交:現場からの証言』:孫崎 享氏」
http://sun.ap.teacup.com/souun/18118.html
2015/8/17 晴耕雨読


https://twitter.com/magosaki_ukeru

>たまちゃん 安倍は先の大戦の反省として、軍部の暴走に歯止めを掛けるシステムが無かったと総括したが、 今度の安保法案では、米軍の暴走に歯止めを掛けられるとは思えないな。 先の大戦で帝国陸軍に国家が引きづられたように、米軍に引きづられて戦争に突入する危険が大きい。

安倍談話世界発信の結果は?

英国紙タイムズは社説を掲載。

安倍談話に「恥ずべきほどなまでに(戦争中の)日本の罪ときちんと向き合わなかった」「原爆忌や終戦記念日で、日本は戦争の加害者というより、被害者という神話を維持。この”神話”克服なければ、周辺諸国関係や日本外交をゆがめる」時事

安倍談話:タイムズ紙の厳しい評価について。

考えてみれば、戦後長期間にわたって英国やオランダは日本軍の捕虜虐待を厳しく非難。

緩和に日本外務省はどれだけ苦心したか。

昨年1月デリーテレグラフ紙が中国大使の「軍国主義が日本につきまとうヴォルデモート卿(ハリーポターでの)」はその余韻だった

『日本外交:現場からの証言』

第2回山本七平賞受賞作復刻プラス対米従属強める流れの解説増補。

8月21日発売、http://t.co/UL87f8rKxs

櫻井よしこさんが「孫崎さん、あなた外務省にいたんでしょ。防衛大学校の教授だったんでしょ。そのあなたがどうして、そんな発言をするんですか」と攻撃したが、私が変わったのではない。

外務省の方が変わった。

政府の方が変わった。

今、日本に不思議な現象。

かつて、日本の支配構造の中枢から、政府の見解に真っ向から反対する人たちが次々と現れ始めている。

その現象の代表は、集団的自衛権をめぐる論議。

なんと、政権の心臓部とも言うべき内閣法制局長官を務めた次の三名が、政府方針に異。

大森政輔氏、阪田雅裕氏、宮確蚶綮瓠


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