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2016年6月20日00時00分 〜
記事 [政治・選挙・NHK208] 「あてどもなくマイナス金利が進むが、日銀の損失が拡大し、限界が近づいている:金子勝氏」
「あてどもなくマイナス金利が進むが、日銀の損失が拡大し、限界が近づいている:金子勝氏」
http://sun.ap.teacup.com/souun/20220.html
2016/6/20 晴耕雨読


https://twitter.com/masaru_kaneko

金子勝ブログ : 【詐欺撃退法その3】マイナス金利は金融市場を歪め、格差を作り出すhttps://t.co/wnCSAS97OF

【与党候補は改憲オタク】共同通信社による参院選立候補予定者の政策アンケートで、回答者309人の46・6%が安倍首相の下での憲法改正に反対。

与党では自民党の72・1%が賛成、公明党はゼロ。

なら何で改憲路線をいく。

与党を勝たしていけない。https://t.co/oLXgpDMZXx

格差と貧困が広がる中、トランプ、英国のEU離脱派など、ポピュリズムが強まる。

フランスでもマクロン経済・産業・デジタル相が似た動きをとる。

そんな中で、大統領選で左派統一候補を決める予備選を実施する。

直接民主主義は成熟した討議が不可欠だ。http://goo.gl/lbdhSS

英国下院議員の射殺犯の背景に極右思想の影響が言われているが、急に「精神障害だ」という解説も。

慎重に調べなくてはいけないが、ナショナリズムのプロパンガンダ政治が限界なのは確か。

COXさんは弱者、シリア難民などのためにも働いていた。https://t.co/3YsMYhUnVg

【対外ショックに脆い日本】英国がEU離脱になると、GDP5.6%減とIMF試算。

世界全体も0・3%落ち込むと予測。

この種のシミュレーションは仮定が多いが、日本は円高株安になり経済が落ち込むことは必定。

アベノミクスではもたないだろう。https://t.co/f6YX6C3UqG

【泥沼のマイナス金利】マイナス金利は底なし沼だ。

5年債はマイナス0.29%、10年債はマイナス0.208,20年債も0.103%と過去最低に。

国債消化のためにあてどもなくマイナス金利が進むが、日銀の損失が拡大し、限界が近づいている。http://goo.gl/SavcI


http://www.asyura2.com/16/senkyo208/msg/185.html

記事 [政治・選挙・NHK208] ≪怖すぎ≫日本会議が子供の権利に反対表明!広島で権利条例を潰す!「子供に権利なんて覚えさせちゃ駄目」
【怖すぎ】日本会議が子供の権利に反対表明!広島で権利条例を潰す!「子供に権利なんて覚えさせちゃ駄目」
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-12100.html
2016.06.19 21:00 情報速報ドットコム



「子どもの権利」拡大認めず 日本会議から広がる運動
http://www.asahi.com/articles/ASJ6K6W6PJ6KUTFK01F.html


激しい反対運動で、権利条例が11年に頓挫した広島市。運動の中心になったのは、「『広島市子ども条例』制定に反対し子供を守る教師と保護者の会」だ。日本会議広島を連絡先の一つとしているが、PTA連合会のOB会や教員団体など20団体以上が名を連ね、署名活動などをした。この会の代表は、元全国高校PTA連合会長で、一般財団法人「日本教育再生機構」理事の女性だ。

 日本教育再生機構の理事長八木秀次氏は当時、「危ない!『子どもの権利条例』」と題した冊子やDVDを作成。反対運動の参考資料になった。だが、憲法24条の改正なども訴え、日本会議の主張と近い八木氏も、「日本会議の役員ではなく、講演や原稿の執筆を依頼している」(日本会議)だけだという。


以下、ネットの反応




















広島の権利条例案を潰すとか、日本会議ヤバすぎ・・・(汗)。これが全国各地に居るわけで、改めて日本会議の組織力という物を実感することができます。メンバーには大臣や総理経験者が連なっており、正に日本の権力を掌握している結社だと言えるでしょう。

広島の騒動を見ると分かるように、彼らは子供の権利を全く認めておらず、子供の権利を認めるような法律は徹底的に潰しています。「子供は大人の命令に絶対」みたいな感じで、子供が自由に活動することを認めていない連中です。
このような人達が今の日本の権力者となっているわけで、安倍政権の愛国心政策もこの流れの中にあると私は見ています。


日本会議広島主催「反核平和70年の失敗」:櫻井よしこ、百地章、田母神俊雄 (2015/8/6 広島にて)


特集「日本会議」鈴木邦男さんにきく日本会議 ( 前編)




http://www.asyura2.com/16/senkyo208/msg/187.html

記事 [政治・選挙・NHK208] ≪女版呂布?≫大地・鈴木宗男代表「次の選挙で(民主党除名処分の長女貴子議員)自民党から出ることは決まっている」
【女版呂布?】大地・鈴木宗男代表「次の選挙で(民主党除名処分の長女貴子議員)自民党から出ることは決まっている」
http://xn--nyqy26a13k.jp/archives/18248
2016/06/19 健康になるためのブログ



http://this.kiji.is/116881017707709947

政治団体「新党大地」の鈴木宗男代表は18日、北海道釧路市で開かれた後援会の集会で、3月に旧民主党から除籍(除名)処分となった長女の鈴木貴子衆院議員(比例北海道)について「次の選挙で自民党から出ることは決まっている」と述べ、貴子氏の将来の自民党入りを明言した。

 鈴木代表は昨年末から安倍晋三首相と会談を重ねており、自民党は貴子氏の引き抜きを検討しているとされる。

 貴子氏は前回衆院選で民主党の公認候補として北海道7区から出馬。自民党の伊東良孝衆院議員に225票の僅差で敗れたが、民主党の比例代表名簿で異例の単独1位に優遇され復活当選した。


以下ネットの反応。


















柔ちゃんと一緒でなかなか凄い判断をする方々です。民主党の議席を持ち逃げしたままの状況で、次は自民から出馬するなんてなかなか言えることではありません。




http://www.asyura2.com/16/senkyo208/msg/188.html

記事 [政治・選挙・NHK208] 安倍首相の街頭演説で帰れコール!吉祥寺の街宣は大荒れ!野党3党首と市民連合も共同街頭演説!大勢の群衆で大盛り上がり!
安倍首相の街頭演説で帰れコール!吉祥寺の街宣は大荒れ!野党3党首と市民連合も共同街頭演説!大勢の群衆で大盛り上がり!
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-12105.html
2016.06.19 20:01 情報速報ドットコム



↓安倍首相に帰れコール
















↓野党共闘の演説


野党3党首が「市民連合」と街頭演説 共産・志位氏「野合のはずがないじゃないですか」 
http://www.hochi.co.jp/topics/20160619-OHT1T50106.html
民進、共産、社民の野党3党党首は19日、東京都千代田区のJR有楽町駅前で市民団体「市民連合」とともに街頭演説を行った。

 市民連合は、学者や学生団体「SEALDs(シールズ)」のメンバーなどでつくられた団体。今回の参院選では、1人区で統一候補を立てた野党を応援する方針を掲げている。
















安倍首相への帰れコールで吹いてしまいました(苦笑)。前にも谷垣幹事長が同じような帰れコールをやられていましたが、安倍首相にも帰れコールが吹き荒れたのは面白いですね。これは首相官邸でブチ切れている予感がします・・・(汗)。

野党共闘の街頭演説は市民連合も参加して、共産党と民進党、社民党の3党首が並ぶ形で行われました。少なくとも1000人ほどの人達が足を止めて演説を聞いており、前の選挙よりは良い手応えがあったと言えるでしょう。


【参院選2016】安倍総理『気をつけよう甘い言葉と民進党』中山泰秀大阪府連会長・松川るい立候補予定者☆自民党街頭演説会★ヨドバシ梅田前



http://www.asyura2.com/16/senkyo208/msg/189.html

記事 [政治・選挙・NHK208] ≪党首討論・発言詳報≫安倍総裁、岡田代表ら9党首、「アベノミクス」「経済」で参院選前に激しい舌戦 参院選2016


【党首討論・発言詳報】安倍総裁、岡田代表ら9党首、「アベノミクス」「経済」で参院選前に激しい舌戦
http://www.huffingtonpost.jp/2016/06/19/wasshoi-net_n_10555596.html?utm_hp_ref=japan
The Huffington Post | 執筆者: 泉谷由梨子、安藤健二
投稿日: 2016年06月19日 18時48分 JST


参院選2016「ネット党首討論」

※58:25 古市憲寿氏が小沢代表に再婚の質疑
1:19:45 古市憲寿氏が謝罪、小沢代表が激怒 文末に経過記事があります。


※参考
参院選2016「ネット党首討論」 2016-6-19 フルバージョン(コメ付)


参院選(6月22日公示、7月10日投開票)を前に、6月19日午後8時から、ネット企業10社による「ネット党首討論」が開催された。自由民主党・安倍晋三総裁、 民進党・岡田克也代表らは何を語るのか、党首たちの発言を速報する。


また、ハフポスト日本版では、会場となる東京・六本木のニコファーレ前の様子をFacebook Liveで生中継。さらに後日、ハフポストブロガー陣による党首討論観戦記をお届けする。


▼テキスト中継
▼テーマ1:安倍政権の経済政策について


【自由民主党・安倍晋三総裁】
3年半前に我々は政権を奪還し、失われた国民総所得50兆円を取り戻すと約束しました。すでに40兆円を取り戻しました。今年中には50兆円(全てを)取り戻せる予定です。雇用は110万人増やしました。有効求人倍率は24年ぶりの高い水準になっています。有効求人倍率が1倍以上というのを史上初めて全国で実現しました。
給料も上がっています。過去最高の賃上げ率が3年連続で続いています。パートの皆さんの時給も過去最高です。でも、まだ(景気回復の)実感がないという人もいるため、アベノミクスは道半ばであります。アベノミクスはギアを2段、3段上げてエンジンをフル回転していきます。我々はこの3年間、税収を21兆円増やしました。この成長の果実を子育て支援や介護の充実のために使っていきます。安定した社会基盤の上にさらに成長し、社会保障を充実させていく。成長と分配の再循環をうまく回しながら、皆さんに景気がよくなったと実感していただく日本を作ってまいります。


【民進党・岡田克也代表】
安倍総理は自分に都合のいい数字をいろいろお話になっていますが、実質所得が減っていることは間違いない。そもそも消費が低迷している。だからこそ消費税を上げることも先送りした。国民の8割は景気回復を実感していない。ここで答えが出ていると私は思います。
アベノミクスで最も大事なのは、「構造改革」という3本目の矢。成長戦略で生産性を高めている。しかし、経済成長率は目に見えて上がってはいない。実際には金融でエンジンをふかしてきただけ。その金融も特に効果があったのは金利を下げて円安にして株が上がった。ここは一時的には効果あったけど、それも様変わりして、円高が定着してしまった。完全に行き詰まってしまった。成長と分配の両立が必要。子供の6人に1人が貧困という状態で、こういうことに真剣に向き合う政治でなければいけない。誰もが将来に不安を持っている中で道筋が必要。


【公明党・山口那津男代表】
安部総理のおっしゃったことに加えて、この3年余りで雇用が改善して参りました。高校生の就職率は24年ぶりの高水準。大学生の就職率も過去最高。これは正規雇用についてる人が増えてきている。
団塊世代がリタイアしていますから、正規雇用者そのものは50万人以上減ってますが、新たな雇用者が増えている。こうした雇用環境のもとで、賃金が上がっています。ベースアップが3年以上続き、税収の増加に繋がっている。消費増税を8%に上げて税収は8兆円増えましたが、税収全体では国と地方を合わせて21兆円増えている。これは所得税・住民税・法人税なども増えているということです。このアベノミクスの成果を分配にも生かしていきます。成長と分配の好循環を作っていかなければなりません。消費税の10%へのアップは延期しますので、アベノミクスの成果を分配に生かしていき、2年間繋いでアベノミクスの行き届かないていかないところにも及ぼしていく。


【日本共産党・志位和夫委員長】
アベノミクスの失敗は、はっきりしたと思っています。安倍さんは「世界で一番、企業が活躍しやすい国を作る」と宣言し、大企業を応援してきました。しかし待てども待てども一般には回ってこない。大企業は3年連続で過去最高の利益をあげたが、庶民の生活はどうか。働く人の実質賃金は、5年連続マイナス。5%目減りし、1990年以降最低に落ち込みました。日本経済の6割を締める個人消費は2年連続マイナス。
格差を正す3つのチェンジを提案する。第一には、税金の集め方をチェンジ。消費税引き上げは、きっぱり中止して別の道で財源をつくる。第二は、税金の使い方を変える。社会保障や若者・子育てに優先して使う。保育園に落ちない日本にする。大学の学費を10年間で半減し、給付制の奨学金を。第三に働き方のチェンジ。ブラックな働き方をなくし、残業時間を規制し過労死をなくしていく。非正規から正社員へと変えられるような雇用ルール強化を目指す。最低賃金は今すぐどこでも時給1000円にし、1500円を目指す。


【おおさか維新の会・松井一郎代表】
今の経済状況は、民主党政権のころよりはマシになってきています。金融緩和は正解でした。ただ財政出動については消費増税したことで効果が薄くなった。自民党のできないところは、規制緩和はさまざまな団体の支援を受ける関係で非常に弱い。我々も特区で申請していますが、3年間スピード感持って進んでいない。新しい産業が芽生えていないのが問題です。消費増税が延期されました。我々は凍結すべきだと行っています。
社会保障の状況は待ったなしです。僕は今、大阪府の知事ですけど、東京都知事との比較しました。4年間勤めましても給与は東京都知事の半分です。トップ自らが身を切る改革で、役所の雰囲気は変わります。平成19年と比べて職員を2700人を減らしました。こうやって財源を生み出し、それを社会保障に充てていくというのが、イシノミクス。維新の主張です。


【社会民主党・吉田忠智党首】
社民党の経済政策はボトムアップです。アベノミクスは大企業や富裕層を応援すれば、国民に滴り落ちると言いましたが、結果として景気回復の実感はない。安部総理は消費増税の環境をつくるといって、衆院を解散したが、結局は先送りにした。社民党は消費税増税には反対。
アベノミクスではなくボトムアップを提案する。一律1000円、1500円の最低賃金に。中小企業への支援を増やす。大企業との中小企業との格差、正規雇用と非正規雇用の格差をなくす。ブラック企業の長時間労働の削減。地方と中央の格差をなくす。パナマ文書のような大企業や富裕層への税金逃れを許さない。大企業への法人税率引き下げは効果が出ていない。所得税の累進課税の強化など不公平税率を是正し、社会保障費を増やすべきです。


【生活の党と山本太郎となかまたち・小沢一郎代表】
アベノミクスによって景気は回復し、国民の生活が豊かになるという触れ込みでしたが、現実は国民の実質所得は5年間減少していますし、最新の報告では家庭のエンゲル係数も急上昇しています。このようにアベノミクスの元で国民の生活は苦しくなる一方です。
さらには年金基金の株の運用ミスで何兆円もの損失が出ていると言われています。私どもは、自由競争や市場原理最優先の政治の基本的な考え方を改めなくてはいけない。政治は生活であるということを、しっかりと基本に据えて政策の実行をするべき。特に景気を回復するためには、GDPの6割以上を占める個人消費の拡大が絶対に必要。今のままでは無理。国民の生活を安定させることができるような社会にすることが大事。そのためには雇用、年金、医療などの問題など、国民生活に密着する政策を第一にに考えて行くべき。


【日本のこころを大切にする党・中山恭子代表】
消費税の引き上げは、所得が倍増するくらいまで凍結すべきだと考えています。日本経済は暗くて長いデフレからやっと脱却できそうな状況です。もうひと頑張りです。財政政策が非常に不十分だと考えています。
民間需要が十分でないときには、政府が公共事業を実施して需要喚起が必要です。公共事業は決して悪ではありません。先人たちが橋やトンネルを作り、上下水道を全国津々浦々に整備したおかげで今の生活がある。こうしたインフラが老朽化しているため、インフラ整備が喫緊の課題。
私どもは共同溝の設置を提案している。道路の下に大きなトンネルを作り水道から情報、ガス管などのインフラを設置する。災害時にも使える設備が急務。この公共事業によって景気が回復することは間違いありません。経済成長すれば個人所得も増加する。


【新党改革・荒井広幸代表】
脱原発するただ一つの政党、新党改革の荒井です。たとえば失業保険・雇用保険の積立金は6兆円で、この20年間で最高に積み上がっている。これはアベノミクスの成功で失業者が減ったからです。この6兆円を活用させてもらって、消費増税をしなかった部分を合わせて介護と保育で使わせていただけないかと提案している。アベノミクスは鶏でたとえれば、鶏を太らせて良い卵を産んでいくという税収から雇用という段取りだったが、今度は格差対策をしていくし、そこを我々も提案したい。もし民主党だったらこんなにうまく行くでしょうか。「(アベノミクスは)失敗だ」というのではなく、提案して成功させた方が得です。政策提案で競い合うべきだと思っています。みんなで力を合わせて景気のみならず、我が国を良くしていく。どうぞ皆さん我々「改革」の問いかけに答えてください。


▼テーマ2:憲法のあり方、改正の是非について


【民進党・岡田克也代表】
大変大きな危機感を持っています。このままで間違った方向に日本が行くのではと。自民党の憲法改正草案は集団的自衛権の行使を限定なくできるようにするという趣旨だと思います。日本国憲法の平和主義そのものが大きく変えられてしまう。私は、(安倍総理が改正派が)3分の2を取れば憲法改正の発議を手がけると確信しています。我々は憲法について議論するのはやぶさかではないですが、立憲主義を理解した総理でないと危ない。力で最後は押し切るという姿勢である限り、憲法問題の議論は慎重でなくてはいけないと思っています。


【公明党・山口那津男代表「憲法について」】
憲法は各党いろんな考え方がある。例えば自民は草案を作って全体を変えようという党是。公明は今の憲法は基本的に良いものだということを前提に、新たに価値を加えていく、加憲の立場を取っている。連立政権を作った時に合意した。与党の立場で行政権をどう運営するか、を決めるのが与党であり、そのための合意。国会の立場で、憲法は衆参で発議するという場なので、それぞれ政党として憲法についても国会で理解を深めようと。憲法改正は、与党として合意を作って発言するとは違う枠組み。違う枠組みで議論する話。その後、議論の深まりや合意形成には必ずしも進んでいない。憲法改正に国民の皆さんに問いかけるほど成熟していない。国会の中で議論を深め、国民の理解も伴うようにする努力がなされるべきだ。憲法9条をめぐっては、平和安全法制を作る中で、これまでの政府の考え方の基本を守る中でギリギリの見解を定めた。集団的自衛権は他国を防衛するような自衛権の使い方は認めないというのが9条の考え方と明記している。


【日本共産党・志位和夫委員長】
安保法制は数の横暴で決まりましたが、集団的自衛権は日本が攻撃を受けてなくてもアメリカの戦争相手に日本の若者を駆り立てることになります。憲法違反の安保法制は廃止するしかありません。戦後ずっと来た憲法9条のもとでは集団的自衛権を行使できないという憲法解釈を覆すという立憲主義を破壊する禁じ手を使いました。自民党改憲案の内容は、憲法9条2項を全面削除し、国防軍を明記し、海外での武力行使を無条件で認めるもの。憲法が憲法でなくなる。憲法によって国民を縛るものへと変質させる、自民党の憲法改正案を許していいかどうかは今度の選挙の争点。


【おおさか維新の会・松井一郎代表】
憲法を変えるかどうかを決定するのは国民。国民投票だ。国会議員の選挙が憲法改正につながるわけではない。どの部分を発議するかは、責任ある政党は案を出さねばならない。憲法は9条だけではない、戦後一度も変わらなかった憲法。時代に合わない部分もある。国と地方自治体の統治機構改革が必要だ。まずは統治機構の改革をせねばならない。道州制テーマに各種選挙行われた。道州制賛成国会議員は過半数だが全く手付かず。東京一極集中を是正し、分散する日本のために統治機構改革は必要。このために憲法改正の発議をしたい。決めるのは国民。教育無償化も同様。


【社会民主党・吉田忠智党首】
安倍首相は自分の任期中に憲法改正したいと言いました。今回の参院選にとって憲法改正は大きな争点です。今年で憲法公布から70年ですが、一字一句変わっていません。国民がそれを望まなかったからです。今大事なことは変えることではなく、生かされていない。貧困格差が広がっている。東日本や熊本の被災地の現状では憲法の条文が生かされていません。現実を憲法に近づける方が重要です。占領下で押しつけられたとか問題にする人もいますが、憲法が果たしてきた役割を尊重した上で、議論する必要があります。安倍首相は参院選で、憲法の問題を正面から訴えていただきたいと思っています。


【生活の党と山本太郎となかまたち・小沢一郎代表】
憲法は、国民の命と暮らし、基本的人権を守るための最高のルール。日本国憲法の理念と原則はしっかり守らねばならない。政府、自民党、安倍総理の考えているような憲法改正には賛成できない。特に安保法案に象徴される自衛権の問題は、戦前の我が国は個別的自衛権の発動で大陸に軍隊を派遣し戦争となった。集団的・個別的自衛権を拡大解釈して発動することは許されないし、憲法違反。日本の平和は世界が平和であって初めて享受できる。何もしないで良いと言っているわけではない。平和維持には国連を中心とした平和活動に委ね、日本は積極的に協力する原則を堅持すべき。


【日本のこころを大切にする党・中山恭子代表】
日本人の手による自主憲法の制定を目指すとしています。もちろん、平和を維持するための憲法であり、現行憲法のいいところは残している。近いうちに草案を発表します。伊藤博文が留学した際に、現在の憲法は占領下に定められたもので、歴史、伝統、文化が考慮されない世界に例を見ない粗雑なものであり、前文はアメリカの主要な文書の「コピペ」であると主張している学者もいます。大いに議論するときだと思っています。


【新党改革・荒井広幸代表】
原発事故があった時に、一度は全国の方も避難を考えたのではないでしょうか?「大丈夫だ」というのが大変な問題。今も避難し、帰れないんです。きちんと、万が一に備える、同時に抑止力を作るという安全保障法制は必要だ。戦争を起こさない、海外に戦争に行くのではない。抑止力で備えて皆さんを守るんだと、徹していると考えるのが今度の安全保障法制なんです。しかし政府は、時にして暴走や判断の失敗を起こしてきた世界の歴史がある。自衛隊が海外に出る前に国会の承認を得るというルールを作ったのは新党改革など3党だ、安倍総理は国会にルール権限を与えた。世界でも最も厳しい、自衛隊を海外に派遣するルールができた。このように最低限守っていくためにどうするかは国会議員は考えていくべきこと。


【自由民主党・安倍晋三総裁】
伊勢志摩サミット後、オバマ大統領と共に広島を訪問し、核なき世界に向けて大きな力となった。日本とアメリカは、様々な課題に共に取り組む希望の同盟になった。昨年平和安全法制を成立させた。日本を守るために、日米はお互いに助け合うことができるようになった。北朝鮮が弾道ミサイルを発射し、日米は今までよりはるかに連携した。同盟がその絆を強くした。国民の幸せを守るために変えるべきものは変える。成立後70年。谷垣総裁時代に、憲法改正草案を示している。憲法改正は、選挙公約に書いてある。しかしどの条文を変えるかは、憲法審査会でも残念ながら収れんされていない。選挙結果を受けてどの条文を変え中身を考えるか議論を深めたい。国民のみなさまに考えていただきたい。


▼「憲法」テーマに党首同士での議論タイム


共産・志位委員長へ維新・松井代表からの質問
松井)我々の、教育無償化のための憲法改正する案にも共産党は反対なのか?
志位)教育を無償化するために憲法改正は必要ない。無償化は必要だが、現行憲法でできないことはない。
松井)では今でもできるのになぜできないのか?予算は時々の政権で変わる。憲法で規定しなければならない
志位)そんなことは言っていない。


安倍)志位さんは、良いことであっても憲法改正はしないということがわかった。また、自衛隊は今でも憲法違反という考えなのか?
志位)まず、憲法の人権条項は先駆的で豊かなもの。それを生かした政治が必要。憲法9条と自衛隊は両立しない。9条という理想に向けて将来的な問題で、国民の合意で全面実施はかっていくのが我々の見解。


自民・安倍総裁へ民進党・岡田代表の質問
岡田)選挙が近くなった憲法改正は争点でないと言う。憲法改正を争点から隠しているのでは?
安倍)自民は立党以来、憲法改正を掲げている。当たり前であります。憲法を変えたいとは思うが、条文は決まっていない。まずは憲法審査会で議論する、良い条文を皆で作りたい。


公明党・山口代表へ社民・吉田党首の質問
吉田)公明は自民と憲法への考え方が違う。憲法の議論が深まった時に、自民との連立政権は維持できるのか?
山口)憲法は国会が発議するので国会で合意を作る。与党は政権・行政権を運営するための枠組み。勘違いしているんじゃないんですか?我々は国会で議論を深めて合意を作るのに努力する。成熟していないので、今回の選挙では争点にならない。


自民・安倍総裁へ民進党・岡田代表の質問
岡田)憲法審査会は、この国会で事実上一度も開いていない。審査会で議論したらいいっていうのは現実に伴っていない。与党がやる気になればできるのに提案ない。どういうことか?
安倍)民主党時代にも動かしていなかった。次の国会からこの憲法審査会を動かしていきたい。勘違いをされている方が多い。決めるのは国民投票。私だけでなく、自民党全員が(改憲派)。選挙で争点にするのは必ずしも必要ない。


自民・安倍総裁へ共産・志位委員長の質問
志位)憲法9条の解釈について、自衛隊は憲法違反の疑いがあると専門家も言っている。安倍自身の考え方は?
安倍)9条と自衛隊は合憲。国の存立を守る自衛権を持っているのは、砂川判決でも明らかになっている。自衛隊は熊本地震でも昼夜、救出救命にがんばった。自衛隊の方々に大変失礼では?
志位)私たちは将来の課題として、9条の完全実施、自衛隊の段階的解消を図る。しかし、共存がかなり長いあいだ続くという展望を持っている。大災害が起こった時は自衛隊に出動していただく。共産党が災害出動に反対だというような言い方はやめていただきたい。


民進・岡田代表と共産・志位委員長、自民・安倍総裁、公明・山口代表の議論
山口)共産党は自衛隊が違憲と言いながら国民連合政府を作ると言っている。民主はそういう共産党と統一候補を出して、国民の理解を得られるのか?
岡田)憲法に対して、公明と自民も考え方が違う。安倍さんは、ちゃんとこの選挙で憲法9条を変えたいと思っていると言うべきなんではないか?
安倍)我々は憲法改正草案を出している。何も隠していない。それよりも、共産・志位さんは自衛隊は憲法違反といいながら、しばらくは良いのですか?憲法違反なのに働いていただくという言い方はひどい
志位)憲法違反の状態を作ったのは自民党。すぐ解消することはできない。私たちはそういう状態の中でいかに9条の全面実施を図るか。自民の矛盾を引き受けて解消する責任ある方針を出している。
松井)それは憲法改正ですよ。ごまかしです。


民主・岡田代表への自民・安倍総裁の質問
安倍)全国で候補者を一人に絞っている。あまりにも無責任。決まっていることは「安倍政治にNO」だけじゃないですか
岡田)これは衆議院選挙ではない。安倍政権にしっかりブレーキをかけることを意思表示してもらう
安倍)ブレーキをかけるだけが仕事なんですか?


▼最後の一言


【新党改革・荒井広幸代表】
国民の合意形成が必要。憲法も含めて政策の議論進めたい。大きな政党だけではみなさんの小さな声が拾えない。いろんなものを形にしたい。医療費を削減し、病気の人を救済する。世界中の国や地域で研究が始まっている、医療大麻の研究推進をする。こうしたことも訴えている。


【日本のこころを大切にする党・中山恭子代表】
日本の人々は近代化を成し遂げました。日本の文化は世界から見ても大事。底力を基礎に据えて、よい社会を作っていきたい。日本の心を次世代に引き継いで暖かな社会を作りたい。私たちの党は国を思う熱い心を持った人々です。


【生活の党と山本太郎となかまたち・小沢一郎代表】
政治の役割は国民の命と暮らしを守ること。国民の暮らしを豊かにし安定させる、それが政治の役割。今こそ各党・政治家が原点に立ち返るべき。この選挙戦においても生活が第一。政治は生活という信念に基づき、その側面からの政策を国民に訴えていきたい。


【社会民主党・吉田忠智党首】
18歳選挙権が始まったが、被選挙権も5歳引き下げを訴えている。若者政策を訴えてきた。就職氷河期のロスジェネ世代のみなさんのことも考えて政策として訴えていきたいと思っています。


【おおさか維新の会・松井一郎代表】
政治は最後は実行力。選挙のたびに良いこと言うが、重要なのが政策を実現するためにどこで財源を見つけるか。次の世代につけを回すのではいけない。それでいて先輩の世代に、社会保障を受けていただく。そういうことは自分たちの身分にこだわっていてはできない。大阪では実行してきた。大阪府知事と東京都知事の給与には大きな差がある。このぐらいの改革できないで日本の財政建て直しはできない。


【日本共産党・志位和夫委員長】
日本は戦後かつてない分かれ道に来ています。野党共闘が大きく前進しているのは希望。野党統一候補が実現しました。それ以外の問題でも15本の法案を国会に出した。日本の政治をよくしていくということを呼びかけたいと思います。


【公明党・山口那津男代表】
ねじれが解消されたのはわずか3年前。やっと政治が安定し始め成果をあらわし始めたが道半ば。見え始めた希望を、家計や個人へ行きわたらせなければいけない。公明は国民一人一人の悩みを聞き、ネットワークを生かす。給付型・無利子の奨学金も大幅に増やす。所得連動型の奨学金ももうけたい。同一労働同一賃金でヨーロッパ並みに正規の8割の水準を目指したい。最低賃金も1000円。安定した政治を自公に期待して。


【民進党・岡田克也代表】
私は時代に対する危機感を非常に持っています。憲法の平和主義が変えられようとしている。海外で武力行使できる国になるという危機感を共有してほしい。国民の生活が破壊されようとしています。子供の6人に1人が貧困という状態を許して良いのか。所得の再配分と成長をどう両立していくかという経済政策に転換しないといけない。メディアは萎縮している。安倍総理は大事なことは国会が終わってから議論している。


【自由民主党・安倍晋三総裁】
政治に求められることは雇用をしっかり作っていく事。未来を掴み取る事ができる日本を作る事。この4月の高卒就職率は24年ぶりの高さ、大卒就職率は過去最高。26万人、8年振りに正規雇用を増やした。この道をしっかり進んで日本を成長させ国民を豊かにするのか。4年前は今より3割中小企業が倒産していた若い人が就職できなかったあの時代に逆戻りするのか。前進か後退か、それを選ぶ選挙。


▼参加党首
自由民主党・安倍晋三総裁、 民進党・岡田克也代表、公明党・山口那津男代表、日本共産党・志位和夫委員長、おおさか維新の会・松井一郎代表、社会民主党・吉田忠智党首、生活の党と山本太郎となかまたち・小沢一郎代表、日本のこころを大切にする党・中山恭子代表、新党改革・荒井広幸代表
 


関連記事
【ダイジェスト】憲法改正をめぐって与野党代表の議論が白熱!ネット党首討論が開催
http://blogos.com/article/180061/
BLOGOS編集部2016年06月19日 23:18

抜粋
各党の出演者は以下のとおりとなっており、司会は社会学者の古市憲寿氏、進行はフリーアナウンサーの馬場典子氏が務めた。

討論中には、古市氏が生活の党と山本太郎となかまたちの小沢一郎共同代表に「僕、できれば再婚相手見つかったか聞いてみたいんですけど」と話を振り、小沢氏が「党首討論に関係ない」と不快感を露わにする一幕も。

その後、古市氏が「…これ読んだ方がいいんですか?この通り読めばいいの?"先ほど小沢代表に対しまして、大変失礼な発言をいたしました。発言を撤回し心よりお詫び申し上げます。」とスタッフから渡された"お詫び文"を読み上げ、「でも政策ってのはやっぱりマニフェスト読んでも判るじゃないですか。こういう場っていうのは人柄を見ることが醍醐味だと思うんですよね。聞き方は失礼だったかもしれないけど人柄を知りたかった。小沢さんが最近何をしているのかなって」と釈明した。

それに対し小沢氏が「こういう場でそういうことを言うなんておかしい。そんなことと党首討論は関係ない」と再び不快感を示すと、古市氏が「だから今お詫びしています」と反論。小沢氏は「お詫びするならお詫びらしくきちんとしなさいそんな言い草ないでしょう!」と怒り、会場は一瞬緊張感に包まれた。

記事全文
http://blogos.com/article/180061/


小沢氏「どうかしている」、紙読んで誠意のない謝罪
http://www.nikkansports.com/general/news/1665886.html
2016年6月19日21時43分 日刊スポーツ

 与野党9党首が出席して19日、都内で行われた「ネット党首討論」で、司会を務めた社会学者の古市憲寿氏が、生活の党の小沢一郎代表のプライベートな問題を質問、小沢氏が強い不快感を示すひと幕があった。

 古市氏は、「小沢さんの再婚はどうなったんですか」「興味がある」と、質問。討論の課題と無関係なテーマに、小沢氏は「興味でこういう討論するのは、どうなのか」と反論した。

 しばらく各党党首のやりとりが続いた後、古市氏は「これを読めばいいんですか」と渡されたとみられる紙を見ながら、「小沢さん、先ほどは失礼しました。発言を撤回しておわびします」と述べた。

 しかし、誠意のない話し方だったこともあり、小沢氏は「それは、おわびじゃない。おかしい。どうかしている」と態度を硬化。司会者サイドは「(小沢氏の)人柄をみたかった」などと主張したが、小沢氏は「そんなことは関係ない。おわびをするなら、きちんとしなさい」と述べ、会場の空気も凍り付いた。

 ネットユーザーからも「小沢さんが正しい」などの書き込みが続いた。


http://www.asyura2.com/16/senkyo208/msg/190.html

記事 [政治・選挙・NHK208] 「両親を離婚させるしか…」 介護費倍増、揺らぐ中流:麻生さん、多額預貯金者は少数派だが、これでも預金を消費に回せと言う?

「両親を離婚させるしか…」 介護費倍増、揺らぐ中流
朝日新聞デジタル 6月19日(日)18時41分配信

 両親に離婚してもらうしかないのかも知れない――。東京都内の男性会社員(44)は、こんなことを真剣に考えている。

 脳出血で半身マヒになった母(80)は最も重度な要介護5。4年待った末、東京23区内の特別養護老人ホームで2年前から暮らす。

 その特養からの請求額が昨夏以降、はね上がった。食費や部屋代に介護保険の自己負担分なども含め、月約8万円から約17万円に倍増。両親の年金は月約28万円だが、実家の借地料は月8万円近く、一人暮らしをする父(75)の医療費や社会保険料の負担も重い。男性は毎月4万円の仕送りを始めたが、なお足りない。

 負担が増えたのは、介護保険制度の改正で昨年8月から施設の食費・居住費の補助(補足給付)を受けられる条件が厳しくなったため。母は特養の住所で住民票登録をしており、実家の父と「世帯分離」をしている。これまで非課税世帯とみなされた母は補助を受けられていたが、制度改正によって世帯が別でも配偶者が住民税の課税世帯なら補助の対象外になった。

 自治体の生活相談窓口では、担当職員から「国にはもう財源がない。生活プランを見直して欲しい」と言われ、在宅介護も勧められた。男性は住宅ローンや教育費を抱え、仕送りはギリギリ。両親を離婚させて再び補足給付を受けるしか手段がないと思い悩み、弁護士とも相談している。

 「いくら財政が厳しいと言っても、利用料がいきなり倍なんて尋常じゃない」

 住民税が非課税の世帯も一定の預貯金があれば、補足給付を受けられなくなった。厚生労働省によると、昨年8月末の補足給付の認定数は約90万件で、前月末の約120万件から一気に減った。制度改正の影響が大きいとみられる。

 金沢市で二つの特養を運営する「やすらぎ福祉会」の酒井秀明さんによると、昨年夏の一連の介護保険制度見直しで計144人の入居者の3割ほどで負担が増えたという。「中間層でも生活がギリギリになる人がいる。『払える人が負担する』という制度の趣旨を超えている。負担増の線引きがこれでいいのか疑問だ」

 その特養の個室に入居する認知症の女性(88)も夫(80)と「世帯分離」をしている。夫の年金収入で補助の対象外となり、施設利用料は月約7万円値上がりして約14万円に。合計月23万円余りの夫婦の年金だけでは足りず、貯金を取り崩すようになった。

 20歳で上京して電線会社で長年働き、定年後に故郷の金沢に戻った夫は「アベノミクスで成長って言われても、こんな負担増が続けばいずれ暮らしが成り立たなくなる」と嘆く。守り続けてきた「中流」の暮らしの揺らぎを感じている。

朝日新聞社

最終更新:6月19日(日)22時22分

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160619-00000026-asahi-soci


http://www.asyura2.com/16/senkyo208/msg/191.html

記事 [政治・選挙・NHK208] ネット党首討論 古市憲寿という小僧の失礼な発言 / 「小沢さんの再婚相手が見つかったか?気になるんですけど」
ネット党首討論 古市憲寿という小僧の失礼な発言 / 「小沢さんの再婚相手が見つかったか?気になるんですけど」
http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/53061d77abe30a5f56b68f5da234b007
2016年06月20 のんきに介護


ネット党首討論 古市「小沢さんの再婚相手が見つかったか?気になるんですけど」 再編集


哲夫:小沢一郎・生活の党支持 @bbtetsuo さんの


ツイート。


――この古市という男は意図的に無礼な質問をし、さらに無礼極まりない「謝罪」をしている。裏で策謀を働かせている奴がいる。相手が小沢ではなく、岡田であったとしても、この常軌を逸した無礼な態度に、私は憤慨する。〔0:33 - 2016年6月20日 〕――


堀 茂樹
@hori_shigeki さんは、


こんな風にコメント。


――こんな子供を社会学者扱いするからいけないのです。この「氏」にとって「面白い」のは、普通の大人にとっては下らないわけでね〔0:17 - 2016年6月20日 〕――


基本、僕は、


子どもいじめが嫌いだ。


しかし、こんな


チャラチャラした若者が


テレビ局をバックにして失礼なことを言いまくるのは


もっと嫌だな。


なお、古市憲寿という子供を


「司会で、社会学者の」


という前振りをつけている例を見つける。


昭和おやじ 【打倒安倍政権】 @syouwaoyaji さんの


ツイートだ。


☆ 記事URL:https://twitter.com/syouwaoyaji/status/744551041786511366


「司会」は、


テレビ局の意思だから仕方ないとして、


「社会学者」は


幾らなんでもおだて過ぎだろう


(もっとも、テレビ局の意思につき、


嶋田トッカータ@shimada_toccata さんのように、


――党首討論で小沢一郎さんにつっかかった司会の古市憲寿さんの動画を見たけど、これは、古市さんが悪いっていうより、古市さんを司会に使った人の問題だよね。古市さんってもともとこういう人でしょ。アホの子キャラだもんね、古市さんって。アホの子に司会やらせちゃダメでしょ。〔3:00 - 2016年6月20日 〕――という意見もある)。


こういう悪い習慣は、


少しづつでいいから是正していくべきだ。


常識を持ち合わせていない人間を


「社会学者」と


呼ぶのは不道徳でさえある。


o-hara
@se20sun さんによると、


このお坊ちゃまは、


――内閣官房の
・経済財政動向等集中点検会合委員
・国・行政あり方懇談会メンバー
・クールジャパン推進会議メンバー
・伊勢志摩サミットロゴ選考審査委員
という、安倍内閣とズブズブな古市憲寿をMCに使うニコ生の品性を疑います。〔2:58 - 2016年6月20日 〕――


とのことだ。


この「安倍晋三内閣の若き茶坊主」(堀さんツイート〔3:20 - 2016年6月20日 〕参照)について


ネットで調べて驚いたのは、


この手合いが


――日本の作家、評論家。2016年現在、東京大学大学院博士後期課程在籍の大学院生でもある。現代日本の若者をテーマにした著作を発表している。朝日新聞信頼回復と再生のための委員会外部委員。――


をしているという事実だ。


☆ 記事URL:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%A4%E5%B8%82%E6%86%B2%E5%AF%BF

(人類滅亡の日近し)


ということをちらっと考えてしまった。


堀さん(=前出)の


――日々営々と頑張っている多くの国民の現実の生活に関わる政治、それは厳粛なマターなのだという意識が全くない。華やかなお遊びをやった意識で、おそらく打ち上げ宴会でもして、いい気分なのでしょう。酷いものだ、軽蔑にしか値しません。〔2:44 - 2016年6月20日 〕――


というコメントに激しく同意する。


           ◇





















http://www.asyura2.com/16/senkyo208/msg/192.html

記事 [政治・選挙・NHK208] 安倍さんとハイタッチした!とツイートするのは若い子が目立つ。一方、共産党の街宣にたくさんの人が!とつぶやくのは大概ジジ
「安倍+ハイタッチ」で検索すると喜びのつぶやきであふれてる!!!!
安倍ちゃん人気すごいですね。


twitterから
https://twitter.com/search?q=%E5%AE%89%E5%80%8D%E3%80%80%E3%83%8F%E3%82%A4%E3%82%BF%E3%83%83%E3%83%81&src=typd

disneyworld @disneycruise200 15時間15時間前
安倍さんとハイタッチした!fとツイートするのは若い子が目立つ。一方、共産党の街宣にたくさんの人が!とつぶやくのは大概ジジババ。見事な対比。
https://pbs.twimg.com/media/ClStRDuUoAAPC-R.jpg
 
 

まりん @612Marin 6月17日
安倍晋三とハイタッチわず(笑)
https://pbs.twimg.com/media/ClIqETdUgAAIFMx.jpg

まゆちょ @mayu_BIGBANG_ 15時間15時間前
市川駅にて安倍晋三様とハイタッチさせて頂きました。

はい。ありがとうございました💗
https://pbs.twimg.com/media/ClShcPDUkAU2hpV.jpg
 
 

茶番倶楽部代表 @Chavern_Club 16時間16時間前
💫

JR市川駅 安倍総理街宣  ハイタッチ大成功ヽ(^o^)丿
https://pbs.twimg.com/media/ClSd2uLVYAA_F7o.jpg


ぐっさん @goodsunrising 6月18日 Kamo-shi, Niigata
安倍総理大臣が遊説で来られたので、行ってきました😄
ハイタッチをすることが出来て、僕はツイているよ✌
#安倍総理大臣
#新潟県三条市
https://pbs.twimg.com/media/ClN_OVpVYAA_wsh.jpg



石田 貴大 @Hamster_puccho 6月18日
安倍総理とハイタッチ
https://pbs.twimg.com/media/ClNrjGsWYAACxv8.jpg



ツイッター速報 @tsuisoku 6月17日
安倍晋三 総裁 来阪! 梅田ヨドバシ前 本日6月17日(金)  ツイッター民 「安倍晋三とハイタッチわず(笑)」  - ツイッター速報 http://tsuisoku.com/archives/48871488.html … いいな〜 目の前で見たいな
https://pbs.twimg.com/media/ClJFM6rUoAA9QWD.jpg



国際情勢入門 @smallworldjp 6月14日
6/12に安倍首相の遊説を見に行ってきました。
安倍首相とハイタッチしてきました。
参院選頑張ってください。
https://pbs.twimg.com/media/Ck6w5mMUkAEYwwv.jpg



康平 @0306_ko 6月12日
上田に安倍総理来た!
ハイタッチできたし(笑)
https://pbs.twimg.com/media/CkvSFKeUUAApQyR.jpg



Elise@デッドプール全力支援 @bluejewel_e 6月12日
安倍首相、天皇皇后両陛下の時と同じく凄い人出でした
松本から来たので在来線からの登場でした
当地の候補者の若林けんた氏の応援としての登場です
最後は演説場所の東急前から長野駅改札前まで集まった聴衆とハイタッチをずっとしてました
https://pbs.twimg.com/media/CkvPMqaVAAIf-Fa.jpg



いっちゃん @jp_icchan2 6月12日
安倍総理街頭演説終了 総理とハイタッチ出来た😄 #松本 #matsumoto
https://pbs.twimg.com/media/CkuoI7WUoAABsyS.jpg



Sakiko Gotou @PekoHeart65 6月10日
安倍総理、今日ほんとに白鳳にいらっしゃった!🏃🏫
お見送りの時、一番前の列でハイタッチできていい思い出笑

総理といろいろな事について話してみたかったな~😃
#安倍総理大臣 #白鳳短期大学


ゆ り え @9x1Y 6月10日
白鳳の安倍総理とハイタッチ🙌💕ツイートがすごい∧( 'Θ' )∧

<参考リンク>

石井孝明 @ishiitakaaki 6時間6時間前
朝日新聞とかの既存メディア以外、ネットではシールズが「市民」ではなく「共産党に支援された嘘団体」と皆知ってる。バレバレの嘘をつくと、メディア不信が高まるだけなんですけどね

RT市民連合、野党党首と街頭演説 参院選1人区で支援:朝日

石井孝明 @ishiitakaaki 6時間6時間前
私は共産党と民進党が大嫌いですが、中指を立てて選挙は妨害しません。 安倍首相の演説を妨害するヤツは恥を知れと言いたいですね @ishiitakaaki

世界の中心で、何かを叫ぶ @center_of_world 10時間10時間前
東京新聞が公示前なのに実名入りたすきをつけて選挙演説をした日本共産党の伊藤岳さんの公職選挙法違反行為の写真を紙面に掲載しているんだが(笑)


ピクシー (不適切で違法な下半身) @pixie10ole 6月17日
安倍首相の演説会。府連の中山氏の演説を最前列で聴いていたが、横にいた皺くちゃの爺さんたちの会話
「あいつ共産党と組んだ奴や。」
「あかん奴やな。」
「石投げたろか。」
「届かへんわ。」
…思わず鼻水出た。前のSPも笑いをこらえてる。
http://www.asyura2.com/16/senkyo208/msg/193.html

記事 [政治・選挙・NHK208] 新報道2001、日曜討論、安倍首相の目が常にキョロキョロ(まるこ姫の独り言
http://jxd12569and.cocolog-nifty.com/raihu/2016/06/post-1136.html#comment-138631793

新報道2001、NHKの日曜討論と、各政党の党首が終結と言う
事で、見てみたが、安倍首相の目があまりに、キョロキョロしす
ぎて、不審者の様だった。

フジの新報道2001の出演時もキョロキョロ、次のNHKでもキョ
ロキョロ。。。。
他の政党の代表もそうなのかと、共産党の志位委員長と見比
べて、じっくり見てみたが、志位氏の目はなんら動かないので、
やっぱり安倍首相の専売特許という所か。

NHKの寿司友司会者は、安倍首相へ話題をほとんど振ってい
て、安倍首相も政権の宣伝に余念がなかった。
新報道2001で、また例のごとく雇用で日本がどれだけ良くな
ったかを数字を上げて得意げに披露していて、NHKでも全く同
じことを繰り返していたが、だったらなぜ2014年時に、アベノ
ミクスで増税できる環境を作ると言い切ったような経済に、なら
なかったのか、なぜ増税延期になったのか。。。。。

野党に突っ込まれて、またもや、増税延期の理由について新
興国のリスクに責任転嫁をしていたが、安倍首相は減らず口
というか、詭弁が過ぎる。
新興国のリスクで増税延期?冗談じゃない。

”アベノミクス”にしても、まだ”道半ば”を言っていた。
これからますます吹かしていくそうな。。。

それでも野党の攻めどころが甘いのか、安倍首相の良いよう
にやられている感じがして仕方がなかった。
とにかく、はぐらかす術だけは上手い。

子供の貧困問題にしても、まったく論点ずらしをしていたが
不都合な真実に向かい合おうとしないこの国の、自称”最高責
任者”には困ったものだ。

NHKでは寿司友司会者が、目いっぱい安倍首相に発言の機
会を与えているのに、少しでも野党の代表が、安倍首相の発
言に割り込んだりすると、またいつもの様に、”今私が喋ってる
んですから”と相手の発言を制止し発言させない。

どの番組内でも、民共共闘を非難していたが街頭演説だった
らもっとすさまじく貶めるのだろうと想像する。
民共共闘が、そんなに目障りなのか。。。。
政策のアピールと言えば、雇用一点張りで都合のよい数字を
持ち出してはここぞとばかりに自慢をする。
後は野党共闘攻撃しかない政権与党の姿勢は何なのか。

それでも根拠のない数字を声高に叫ぶ口の上手い人間に騙
される有権者。
ハア。。。。。。。。
http://www.asyura2.com/16/senkyo208/msg/194.html

記事 [政治・選挙・NHK208] 麻生がまた失言&政治資金は夜のクラブ活動に大胆支出&菅官房長官と対立(日本がアブナイ!)
http://mewrun7.exblog.jp/24470386/
2016-06-20 04:23

 参院選の投開票日まで、あと20日!安倍政権打倒に向けて、ガンバ!o(^-^)o

<昨夜、キープしていた記事&メモが消えたので、この記事では麻生三連発を。>

 暴言大王の麻生副総理が、またかまして下さったらしい。(@@) 

<フジTVも取り上げてたよ。ほかのTVのワイドショーは扱ってくれてるのかな?(・・)
 で、「おまえはいつまで議員をやってるつもりだよ」とMY知人。(>_<)>

『麻生氏「90歳で老後心配、いつまで生きてるつもりだ」

 自民党の麻生太郎副総理兼財務相が17日、北海道小樽市での講演で「90歳になって老後が心配とか、わけの分かんないこと言っている人がこないだテレビに出てた。オイいつまで生きてるつもりだよと思いながら見てました」と語った。麻生氏自身も75歳だが、高齢者への配慮に欠けた発言として批判が出ている。

 麻生氏はこの日、参院選の立候補予定者の応援などで北海道を訪問。小樽市の党支部会合で経済政策について語り、「1700兆円を超える個人金融資産があるのに消費が伸びていない」などと指摘する中で「90歳の老後」に言及した。自らの祖母が91歳まで元気だったと紹介し、「カネは一切息子や孫が払うものと思って、使いたい放題使ってましたけど、ばあさんになったら、ああいう具合にやれるんだなと思いながら眺めてました」とも語った。貯蓄より消費が重要として「さらにためてどうするんです? 金は使って回さないとどうにもならない」とも述べた。

 麻生氏の発言に対し、民進党の岡田克也代表は大分県由布市で「国は年金や医療、介護制度で、高齢者の不安に応えなければならない。私は非常に怒っている」と批判した。共産党の志位和夫委員長は東京都内で「人間の尊厳をどう考えているのか。血も涙もない」と述べた。(朝日新聞16年6月18日)』

 そう言えば、前にもこんな発言していたんだよね。^^;

『麻生大臣は2013年1月にも「政府の金でやってもらっていると思うと、ますます寝覚めが悪い。さっさと死ねるようにしてもらうとか、いろんなことを考えないといけない」と高齢者批判をして、撤回していた。(日刊ゲンダイ16年6月18日)』

* * * * *

 ついでというわけじゃないけど。麻生副総理の政治資金の使い方もチェックして欲しいところ。<そう言えば、首相時代も毎晩のように、ホテルのバーに行って贅沢してるって、ツッコまれてたっけ?^^;>
 ここまで大胆にやっちゃった方が「せこい」と批判されず、スル〜してもらえちゃうのだろうか?(~_~;)

『1回100万円超も 舛添知事より酷い麻生大臣の“クラブ通い”

 ドケチ都知事が、ますますチンケに見える。昨年公開の政治資金収支報告書(14年分)によると、閣僚トップの集金力を誇るのは麻生財務相だ。2億円近い政治資金をカキ集めたが、使い道はメチャクチャだ。

 資金管理団体「素淮会」は14年だけでも政治活動費の名目で計137回、総額1531万円を飲み食いに浪費。支出先も銀座のミシュラン3つ星すし店「すきやばし次郎」など高級店ばかり。

 政治活動に名を借りた“夜のクラブ活動″にも政治資金から途方もないカネを落とし、支出先には「クラブ由美」や「ファーストクラス」など“座っただけでウン万円”の老舗クラブの経営会社がズラリ。自宅そばの天ぷら屋や別荘近くの回転ずし店に政治資金で通っていた舛添都知事がつくづく貧乏臭く思えてくる。

 気になるのは、居並ぶ高級店に交じって「オフィス雀部」という六本木の有限会社への支出が突出していること。14年までの5年間で計42回、総額3359万円を計上。1回50万〜100万円の支出もザラで、13年5月27日には1回で128万円を払っていた。

 かつて麻生大臣は衆院予算委員会でオフィス雀部について「いわゆるスナックを経営している」(13年2月12日)と説明したが、実際は六本木の会員制サロン「Bovary」の運営会社だ。

「オフィス雀部の女性経営者はもともと銀座のクラブに勤めていた頃から、麻生大臣とは30年来の旧知の仲。過去には女性経営者が“麻生大臣と愛人関係にあったことを認めた”と週刊誌に書かれたこともあります」(自民党関係者)

 1回100万円超の高額支出について麻生大臣は参院予算委で「何カ月分もたまってその日に払う」「1回でスポッと全部かかったわけではなくて、たぶん、3カ月分がそのくらいになった」(14年11月4日)と答弁。女性経営者とは少なくともベラボーな額のツケが利く関係なのだろう。

 写真誌「FRIDAY」が昨年3月に2週間、Bovaryの前に張り込むと、麻生大臣は9回も姿を見せたという。まさに「三日にあげず」。舛添知事への猛バッシングと比べ、浮世離れした金銭感覚の財務相は守られ過ぎている。(日刊ゲンダイ16年5月24日)』

☆  ★  ☆  ★  ☆  ★  ☆

 もう一つ。これは、ある意味では、参院選後のお楽しみになるかも知れないが・・・。

 経験や知識の乏しい安倍首相を前政権の時から閣僚として近くでずっと支えて来たのが、NASA(中川・麻生・菅、甘利)のお友達だったのだけど。中川氏は他界し、甘利氏も口利き疑惑で辞職することに。(~_~;)
 で、残る2人の麻生氏と菅氏は、もともとさほど折り合いがよかったわけではない上、今回の増税再延期によって、両者の溝がかなり深まったと言われている。^^;

 麻生副総理&財務大臣は財政再建派で。自分が首相だった頃も含め、ずっと前から、費税を上げて財政を健全化すべきだと主張していた人。
 先月行われたG7の蔵相会議でも、いわば国際公約として消費税増税を予定通りに実施すると宣言していたほどだ。^^;

『[東京 25日 ロイター] - 麻生太郎財務相は25日午前の衆院財務金融委員会で、来年4月に予定されている消費税率10%への引き上げについて、先に仙台市で開かれた主要7カ国(G7)財務相・中央銀行総裁会議でも、予定通りに実施すると発言したことを明らかにした。(中略)
 麻生財務相は「財政を考えた場合、消費税は極めて重要な要素を占めている」とし、「従来通りとG7の中でも申し上げた」と語った。予定通りの消費増税は国際公約か、との問いに対しては、「国際公約ととるかは別にして、日本政府として、きちんとやらせていただくと申し上げ続けている」と述べた。(ロイター16年5月25日)』

* * * * *

 ところが、長年にわたる構想が、ようやくここで実現できると思ったら、目先のことしか考えていない安倍首相&菅官房長官コンビが、自分勝手な都合、判断で、盟友・麻生氏との約束を14,16年と2回も破って増税延期を決めてしまったわけで。麻生氏は、この2人に対して(特に安倍首相をコントロールしている菅官房長官に対して)かなり怒っているようなのだ。(-"-)

『増税再延期めぐり「麻生vs菅」 安倍政権の亀裂は修復不能

政権崩壊が近づいているのではないか。安倍首相が「消費税増税」も「衆参ダブル選」も見送ると決めたことで、政権内の亀裂が抜き差しならなくなってきた。特に麻生財務相と菅官房長官の対立は、もはや修復不能の状態になっている。

「必ず予定通り、消費税率を10%へ上げてくれ。出来ないのなら衆院を解散して信を問う必要がある」「前回延期を決めた時、2017年4月に引き上げると約束しましたよね」

 安倍首相から「消費税増税」も「衆参ダブル選挙」も見送ると伝えられた麻生財務相は強く反対し、講演でも「解散して信を問わないのは筋が通らん」と不満をぶちまけている。増税派の麻生財務相は1週間前、国際会議で「増税は予定通り実施する」と断言したばかり。わずか数日でひっくり返され、完全にメンツを潰された形だ。

■3度目の煮え湯にカンカン

それにしたって、閣僚が表立って総理の考えに異を唱えるのは異例のことだ。よほど、頭にきたのは間違いない。

「重要な政策決定で、麻生さんが自分の考えを総理から蹴られるのは、これで3回目です。1回目は14年に増税を延期した時、2回目は軽減税率の導入をめぐって。そして、今回が3回目です。3回も煮え湯を飲まされ、プライドの高い麻生さんは『冗談じゃねぇ』と我慢できなかったのでしょう」(自民党関係者)

 ただ、怒りの矛先は、「盟友」の安倍首相ではなく、菅義偉官房長官に向かっているという。3回とも、麻生財務相と対立した菅官房長官の主張通りになっているからだ。

「菅さんは一貫して増税反対、ダブル選反対でした。麻生さんが『解散すべきだ』と訴えた時も、『参院選で信を問えばいい』と反論しています。麻生さんは『すべて菅の野郎の言う通りじゃねぇか』と思ったはずです」(政界関係者)

もともと、安倍首相周辺では菅官房長官への反発が強まっていた。麻生財務相VS菅官房長官をキッカケに、安倍首相周辺が2分裂する可能性が強まっている。

「能力本位ではなく、“お友達”で組閣した弊害が一気に噴き出しつつあります。安倍さんの周囲は全員、『自分は安倍さんに近い』と思い込んでいる。だから、自分の意見が採用されないと、怒りは安倍さんではなく、『あいつのせいだ』と他のお友達に向かう。怒りが集中しているのが、菅長官です。その菅長官も『トラブル処理に疲れた』と愚痴をこぼしています。安倍内閣は〈麻生財務相、甘利氏、菅官房長官〉の3人が支えてきたが、甘利さんが閣内から消えたことで、バランスが崩れている。麻生財務相と菅官房長官の対立は、致命傷になる可能性があります」(永田町関係者)

 仲良しチームは、好調な時は勢いに乗るが、危機に陥るともろい。安倍首相が9年前の参院選で大敗し、政権を追われた時と、似たような状況になってきた。(日刊ゲンダイ16年6月1日)』 
* * * * *

 もし参院選で、安倍自民党が公明党と合わせて過半数をとったとしても、思ったほどの数の議席をとれなかった場合、選挙圧勝を武器にして、絶対的な力で党を支配して来た官邸の力は弱まり、閣内や党内から安倍首相への不満が徐々に高まって・・・、それが、やがて政権崩壊につながる可能性も十分にある。
 それゆえ、早く安倍首相&菅官房長官が窮地に陥るように、自民党の議席を一つでも少なくしたいと燃えているmewなのだった。(@@)

  THANKS  


http://www.asyura2.com/16/senkyo208/msg/195.html

記事 [政治・選挙・NHK208] 安倍氏の身勝手な論理と争点隠しは国民が許さない。(日々雑感)
http://okitahidehito.blog.fc2.com/blog-entry-5516.html
2016/06/20 05:58

<脳出血で半身マヒになった母(80)は最も重度な要介護5。4年待った末、東京23区内の特別養護老人ホームで2年前から暮らす。

 その特養からの請求額が昨夏以降、はね上がった。食費や部屋代に介護保険の自己負担分なども含め、月約8万円から約17万円に倍増。両親の年金は月約28万円だが、実家の借地料は月8万円近く、一人暮らしをする父(75)の医療費や社会保険料の負担も重い。男性は毎月4万円の仕送りを始めたが、なお足りない。

 負担が増えたのは、介護保険制度の改正で昨年8月から施設の食費・居住費の補助(補足給付)を受けられる条件が厳しくなったため。母は特養の住所で住民票登録をしており、実家の父と「世帯分離」をしている。これまで非課税世帯とみなされた母は補助を受けられていたが、制度改正によって世帯が別でも配偶者が住民税の課税世帯なら補助の対象外になった。

 自治体の生活相談窓口では、担当職員から「国にはもう財源がない。生活プランを見直して欲しい」と言われ、在宅介護も勧められた。男性は住宅ローンや教育費を抱え、仕送りはギリギリ。両親を離婚させて再び補足給付を受けるしか手段がないと思い悩み、弁護士とも相談している。

 「いくら財政が厳しいと言っても、利用料がいきなり倍なんて尋常じゃない」
 住民税が非課税の世帯も一定の預貯金があれば、補足給付を受けられなくなった。厚生労働省によると、昨年8月末の補足給付の認定数は約90万件で、前月末の約120万件から一気に減った。制度改正の影響が大きいとみられる>(以上「朝日新聞」より引用)


 朝日新聞で例に上げられている年金所帯は月額28万円の所得を得ている。国民年金では満額でも夫婦で月額13万円でしかない。崩れゆく「中流」というのが記事の副題だが、国民年金所帯は話にならないほど貧困の「下流」ということなのだろうか。
 社会保障は「一律支給」というのが大原則だが、そのうち月額28万円という恵まれた高額年金受給者ですら利用できない「特養」施設とは一体どの国民のための政治なんだろうか。安倍自公政権が行っている政治は国民総貧困化政治ではないだろうか。

 安倍氏は口を開けば「国民所得は民主党時代に50兆円喪失したが、アベノミクスで40兆円取り戻した」と、いかにも経済回復が安倍自公政権の手柄のように誇示しているが、それは国際的な金融不況をもたらした2008年のリーマンショックとそれから世界経済が立ち直り回復してきた一環に過ぎない。

 民主党政権が何か大きな失政を行って日本の経済が失速したわけではない。むしろリーマンショックから世界各国の経済が回復しているのに対して、安倍自公政権の三年半の間に8割しか回復していない方が問題だ。

 安倍自公政権はリーマンショックから回復しつつあった日本の個人消費に水を差す消費税8%増税を実施して8兆円規模の需要不足を作り出し、再び日本経済をデフレへと誘導した。その失政がどれほど大きな影響を与えているかを安倍自公政権は認識すべきだ。

 税と社会保障の一体改革という掛け声はいつの間にか消えて、個人所得に対して増税しただけで社会保障の改革は改革と称する手抜きを実施しただけだ。その結果が朝日新聞の記事にある「中流」の貧困化だ。しかし政治が問題とすべきは「貧困の解消」ではないだろうか。

 国民年金受給者は個人事業者や自営業者だから退職制度はないし、年を取っても所得がある、というのが低年金の言い訳だ。しかし派遣労働者がいつまでも仕事にありつけるものではないし、死ぬまで働けるものではない。老後に不安がある状態で誰が自分の人生に前向きで明るい人生設計ができるだろうか。

 年金の受給額に三倍以上も格差のある年金制度を放置したまま、「社会保障の財源」のために消費税増税」といわれても国民年金加入者にはピンとこない。それどころか、満額受給でも生活保護費以下の月額6万5千円でしかないのなら年金掛け金を支払っても仕方ない。それより老後は生活保護費で生活する方が良い、と若者たちが考えるのは当たり前ではないだろうか。

 恵まれた年金生活者ですら要介護に陥った配偶者を「特養」に入所させることができない、というのは「中流」の貧困化ではなく、特養入所希望者(待機老人)を表面上の数字で解消する手段ではないだろうか。待機児童が問題になっているのと同様に、待機老人を減らすには施設の増設以外には待機老人、つまり特養への入所希望者を減少させれば数字の上では解消したことになる。

 安倍自公政権がやっている政治とはこうした官僚たちの悪知恵に基づく小手先政治に過ぎない。そして今回の参議院選挙で憲法改正を争点から外して、憲法改正は国民投票で決めるものだから参議院選挙の争点にはならない、という屁理屈を安倍氏は垂れて恥じない。

 何度も言うが、解釈改憲により「戦争法」を成立させた是非を問うのが今回の参議院選挙だ。そして基本的に日本国民は健忘症だから忘れたかもしれないが、消費税8%増税は「税と社会保障の一体改革」が増税するお題目だった。そうしたことは一切論争の俎板に上げないで、アベノミクスを更に前進させる、という。経済政策らしき政策は何も実施していないアベノミクスの何をギアを入れて前進させるというのだろうか。安倍氏の口先政治には、もうウンザリだ。

http://www.asyura2.com/16/senkyo208/msg/196.html

記事 [政治・選挙・NHK208] 注目の人 直撃インタビュー 夕張市長・鈴木直道氏が断言「夕張の将来は日本の将来」(日刊ゲンダイ)
注目の人 直撃インタビュー 夕張市長・鈴木直道氏が断言「夕張の将来は日本の将来」
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/183654
2016年6月20日 日刊ゲンダイ



現在2期目の鈴木直道氏(C)日刊ゲンダイ

急激な人口減少と超高齢化

 353億円超の巨額の財政赤字に陥った北海道夕張市の破綻は、06年当時、日本中に衝撃を与えた。あれから10年。財政再建は順調に進んでいるものの、急激な人口減少や超高齢化など立て直しへの課題は多い。ただ、これは破綻自治体に限った問題なのか? 35歳の若き市長、鈴木直道氏は「夕張は日本の縮図」「夕張の将来は日本の将来」と断言する。その心は?

――もともとは東京都庁の職員で、破綻後に夕張市に派遣された。東京に戻った後の11年の市長選の際に、夕張市民から出馬してくれと言われた。

 出馬要請に来たのは旅行会社の社員やお土産屋さんの店員などでした。彼らがこう言ったんです。破綻前は選挙っていうと、掲示板のポスターを見て「どの人がまともかなあ」と選んでいた。でも破綻して、夕張がよくならないと自分たちの生活が大変だと意識した。「どの人がまともか」ではなく、「この人と一緒にやりたい」じゃなきゃいけないと思う、と。

――いまちょうど参院選ですが、有権者のそういう意識は重要です。もっとも、夕張市民は破綻したからこそ意識改革ができた。

 行政サービスは空気みたいなものです。普段はその存在に気づきにくいけれど、空気が薄くなってきたり、失われたら生命にかかわる。苦しい思いをして初めて気づく。夕張の場合、炭鉱から観光へと舵を切ったのは当時の市長や議会ですが、その人たちは今、いなくなってしまい、残った人たちが負担を背負っている。選挙や政策決定の重要さを肌身で感じたんだと思います。

――当時の夕張市長が「財政再建団体」入りを表明して今月で丸10年です。「破綻」のニュースは衝撃的でした。

 歴史上、財政再建団体になった自治体は885以上あるのですが、夕張が世間にあれだけの衝撃を与えたのは、赤字額の圧倒的な大きさです。1年間行政サービスを何もしないで全て借金返済に充てるとして、それを100%とすると、夕張の次に赤字額が大きかった自治体でさえ133%でしたが、夕張は801%だったのです。ただ、133%の自治体は9年で返済を終えた。均等割りで年間15%の返済です。夕張は返済期間20年。つまり年間40%を返さなければならない。そんな緊縮財政、「ミッション・インポッシブル」だと言われました。

■夕張は先進事例になっている

――財政再建の進捗状況は?

 予定通り95億円返済し、いざという時のための財政調整基金も一定程度積みました。財政健全化という意味では優等生だと思います。ただ一方で、その副作用として人口が3割以上減り、高齢化率が40%から49%に上がりました。

――行政サービスの低下で若い人を中心に流出したのですね。どのくらい緊縮したのですか?

 260人いた市の職員は100人になり、残った職員は年収ベースで最大40%減。特別職である私は70%減の月額25万9000円、退職金も100%減。議員は18人を半分の9人にして、報酬を40%減。人件費で合わせて6割弱のカットを生み出しました。ただ、それでも足りないので、市民のみなさんにもご負担をお願いしています。法律上の上限まで市民税を上げ、使用料等も高くしました。小学校は6校を1校に、中学校は3校を1校に統廃合。市の出先機関も5カ所を1カ所にした。図書館や市民会館は廃止。集会施設も全廃し、市民の運営にしてもらいました。各種団体やイベントへの補助金も全廃です。子供たちのための芸術鑑賞予算も全部切ったのですが、それだけは復活させました。

――財政は健全になっているが、まちとしてはいびつになってしまった。

 破綻前にまちを作り変える必要があったんだと思います。夕張は1960年代、人口が12万人弱で北海道で7番目の大都市でした。それが今は9000人。しかし、60年代の都市構造が維持されたままなのです。10年の節目、今年8月までに財政再建一辺倒の現計画を抜本的に見直します。財政再建と地域再生の両立とともに、9000人という規模に合わせた住みやすさを模索したい。普通なら首長のクビが飛ぶような施設の統廃合が、破綻したことによって実施できた。都市構造を変え、「コンパクトシティー」を目指すという観点では、夕張は日本で最もそれを進められる可能性があると思います。

――人口減少は夕張に限らず、日本全体の問題でもあります。

 人口減少に歯止めをかける努力はしなければいけませんが、厳しいリスクを見つめることを放棄してはいけない。財政についても、国家としてお金が潤沢にあるのかといえば、残念ながらそうではないし、健全化も必要です。夕張の将来は日本の将来でもあります。夕張は、好むと好まざるとにかかわらず、そういう先進事例になっていると言えます。


現在2期目の鈴木直道氏(C)日刊ゲンダイ

子育て政策は自治体間競争ではダメ

――人口減少に合わせた国づくり、まちづくりが必要だということですね。

 国全体を考えるということで言えば、子育て政策を自治体間競争にせず、国がもっと主導的に決めて欲しい。例えば乳幼児の医療費助成。中学生まで無料にしている自治体が多いのですが、南富良野町は大学生まで無料なのです。南富良野には大学はありません。親が南富良野に住んでいれば、子供が東京の大学に通っていても無料です。夕張は無料なのは小学校入学前までです。住む場所によって、子育ての環境が大きく変わるというのは、どうなんでしょう。日本国民としてどこに住んでも同じ子育てができるように、国として考えるべきです。

――地方創生で政府はいろいろやっていますが、現場から見てどうですか?

 地域がアイデアを出しなさい、というのはまっとうな話ですが、国が1700自治体の提案を見て、良し悪しを判断し、その経過を追っていくのは大変だと思います。むしろ国でしかできないことをやって欲しい。日本列島全体をどうするとか、日本国民のライフスタイルを考えるとか。例えば空路、道路や鉄路など、移動に関すること。北海道には誰もが行きたいと言ってくれますが、時間とお金が障害になる。財政措置だけではなく規制緩和も共に進め、国内の交流人口が活発化するようなことができないか。東京一極集中についても、月曜から金曜は東京で一生懸命働くけれど、土日は海や山に行って過ごせる環境をつくるとか。日本列島をどう最大化するかを考えていただきたいですね。

――日本全体も都市構造の作り変えが必要になってきているということでしょうか。

 私は「逆再生」と言っています。経済成長期は道路や橋、建物をどんどん整備してきた。しかしこれからは、縮小しながら、国やまちを作り変えていかなければならない。成長期は行政と利益を上げる人が同じ方向を向いていましたが、これからは、行政はかつて利益を得ていた人たちを説得していかなければなりません。政治的エネルギーとしては、ものすごく大変です。

■政治家は責任が人生として残る仕事

――説得。それ大事ですね。もはや日本全体が大きく成長するような時代ではないし、お金もない。確かに、納得できる説明を聞けば、国民も理解するのではないか。夕張ではどうですか?

 水道料金の値上げの際、担当課長が、「すぐ上げるA案と先送りするB案がありますが、市民への説明会ではA案しか話しません。B案を説明するとそちらになってしまうから」と言うのです。私は「両方説明したうえでA案で行きたいと言うべきだ」「仮にB案の希望者の方が多かったら、私の説明不足だから、説得しなくてはならない」と伝えました。そうしたら結果、8割がA案を支持したのです。きちんと説明し、説得し、行政と住民に信頼関係を築くことが大事なのだと思います。

――説明と信頼関係ですか。

 選挙で選ばれる首長や政治家は、責任が人生として残っていく仕事だと思います。A案とB案があって「A案で行く」と決断したら、5年後、10年後にその判断がどうだったのか、決定者自身もそれを背負って生きていかなければなりません。やりがいがあるけれど、大変な仕事でもある。そういう苦しみを感じない人はならない方がいいと思います。

(聞き手=本紙・小塚かおる)

▽すずき・なおみち 1981年埼玉県三郷市出身。99年東京都庁入庁。2004年法政大法学部卒。08年夕張市へ派遣。10年内閣府地域主権戦略室へ出向。10年11月に都庁を退職し、11年4月の夕張市長選で初当選(30歳1カ月は当時全国最年少)。現在2期目。


http://www.asyura2.com/16/senkyo208/msg/197.html

記事 [政治・選挙・NHK208] 民進党の参院選「当落調査」を入手! 意外な結果に安倍総理も戦慄、これが全選挙区の勝敗だ(週刊現代)
           安倍総理も、東京の朝日健太郎と沖縄の島尻安伊子を心配している〔PHOTO〕gettyimages


民進党の参院選「当落調査」を入手! 意外な結果に安倍総理も戦慄、これが全選挙区の勝敗だ
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/48929
2016年06月20日(月) 週刊現代 :現代ビジネス


新聞やテレビの世論調査では、この選挙を読み解くことはできない。安泰と言われる候補者の足元がぐらつき、ノーマークの候補者が猛烈に追い上げる。刻々と変わる情勢を、1枚の紙が雄弁に物語る。


■安倍総理と幹部たちが戦慄した選挙予測


「1人区では12選挙区、複数区では3選挙区で、自民党候補が苦戦の見込みです。6月第2週に行われた自民党の選対事務局長会議では、各ブロック長に『これらの区は特に重要だから、気を引き締めてかかるように』と指示が下りました。


そのとき、若手の議員から『われわれにも各選挙区の詳しい情勢予測を見せてくれ』という声が上がりましたが、党執行部は『それは見せられない』ときっぱり。


しかも6月9日には、優勢と思われていた愛媛まで重点選挙区に入った。『そんなに厳しいのか』と、憶測を呼んでいます」(官邸スタッフ)


7月10日投開票となる参院選の選挙戦が、6月22日の公示を前に早くもヒートアップしてきた。


本誌は今回、自民党と民進党の各選挙区情勢を生々しく物語る、内部資料を手に入れた。


両党とも、激戦が展開されるとみられる全国30あまりの重点選挙区で、詳しい事前調査を行っている。ただし、自民党に関しては「情報が漏れるのを嫌ってか、各区ごとに結果を細切れにして管理している」(前出・官邸スタッフ)ため、まとまったペーパーにはなっていない。


一方、民進党では、全国34選挙区の情勢調査がひとつの表にまとめられている。それをほぼそのまま掲載したのが、最終ページの一覧表だ。


「5月末にこの調査結果一覧表を見たことが、安倍総理が衆参同日選挙を諦めた理由の一つです。昨年末の時点では、32の1人区ではほぼ全勝で、山梨と岩手でやや苦戦という程度だった。しかし、わずか半年でここまで情勢が変わるとは、総理も思っていなかった」(前出・官邸スタッフ)


安倍総理と自民党幹部たちが戦慄した選挙予測とは、いかなる内容だったのか。この民主党の当落調査を、最新の各選挙区情勢とあわせて、詳しく見ていく。


■現職大臣が危ない!


まず、「総理みずから『ここは絶対に落とせないぞ!』とハッパをかけている」(自民党選対関係者)のが、福島選挙区だ。


「福島は今回2人区から1人区になり、自民・民進の現職同士が争う形です。しかも自民党の岩城光英は、現職の法務相。現役閣僚を絶対に落選させるわけにはいかないのですが、現時点では、野党統一候補となった増子輝彦がリードしている。


民進党の調査でも、無党派層からの支持で増子が7%の差を付け、B評価(接戦~やや優勢)となっています。


これには理由があります。増子氏は'14年に出された原子力協定承認案を『福島県に不利な内容だ』と猛反対し、党の役職を降ろされてしまった。地元ではそのときの『増子さんは福島のために、役職をなげうって頑張ってくれた』というイメージが根強く残っている。


このままいけば、岩城は勝てないかもしれません」(前出・自民党選対関係者)


苦戦が報じられている沖縄・北方領土担当相の島尻安伊子氏に加えて、さらにもう一人、現職大臣が落選となれば、政権は大打撃を免れない。


今回の選挙で最も注目を集めている東京選挙区では、自民党の2人目の候補者が元ビーチバレー五輪代表選手の朝日健太郎氏に正式決定し、情勢がほぼ決した。自民党ベテラン議員が言う。


「直前まで党内では『朝日って言われても、そんなに知名度ないんじゃないか』とか『またスキャンダルでも出たらどうするんだ』と懸念の声が出ていましたが、結局は彼以上の候補者が誰も首を縦に振ってくれなかったということです。


だって、(朝日氏の名前を)聞いたことないでしょ? 都連も『もうこっちは(現職候補の)中川雅治一本でいく。2人目のことは知らん』と言っているので、ちょっとムリかもしれない。


Aプラス評価の蓮舫が、また150万票取るでしょうね。次点が中川、3・4位が民進の小川敏夫か公明党の竹谷とし子。残り2議席を、共産党やおおさか維新の会の田中康夫、朝日などが争うことになる」


■舛添でマイナス500万票


厳しい状況に追い討ちをかけるのが、次々に新たな「公私混同」が明るみに出て、結局辞職した舛添要一東京都知事の存在だ。


「都議会の連中も、有権者の前では厳しく追及するしかないが、ホンネを言えば『今はひたすら謝り続けて、辞めないでくれ』と思っていた。


自民党に出入りしている選挙プランナーによれば、『舛添と甘利で比例は500万票減った』とのことです。つまり、最低でも2~3議席は失った」(前出・自民党ベテラン議員)


冒頭で述べた、自民党の「苦戦見込みの16選挙区」の内訳は、北から北海道・青森・岩手・宮城・山形・福島・千葉・神奈川・新潟・山梨・長野・三重・滋賀・愛媛・大分・沖縄。


民進党の調査と照らし合わせると、前述した福島を含め、北日本で野党優勢の選挙区が目立っている。前出の自民党ベテラン議員が言う。


「北海道では、自民党の長谷川岳のトップ当選が堅いですから、残り2議席を自民の柿木克弘、民進の徳永エリ・鉢呂吉雄で争うわけですが、民進党は徳永・鉢呂をともにAマイナス、やや優勢と評価している。鉢呂は労組の票を取り込める可能性が高いので、民進が2議席取るかもしれません。


もともと北海道から東北は、TPP交渉の不調や東日本大震災の復興の遅れで、政府に不満を持つ人が多い。自民党に元プロ野球選手の石井浩郎がいる秋田を除いて、全てが重点区なのです」


官邸と自民党が特に不安視しているのが、遠藤利明五輪担当相のお膝元・山形選挙区だという。


「ここは、JAの絡みがあって予断を許さない状況。自民は元全農幹部の月野薫を擁立し、野党は無所属の舟山康江ですが、自民党内では、月野の擁立をめぐってひと悶着あったんです。


月野は遠藤大臣の推しで出てきたんですが、山形選出の現職参院議員の岸宏一(引退を表明)が、遠藤大臣とは犬猿の仲で『絶対に月野の応援はしない』とソッポを向いてしまった。3月には、安倍総理がわざわざ岸を『会いたい』と官邸に呼んで、『どうかお願いだから、月野を応援してほしい』と頭を下げたそうです。


知名度でも、月野は舟山に負けている。'13年の参院選でも、舟山はTPP反対を訴えて出馬し、地元農政連の推薦を得ました。今回は自主投票になるので、いくら月野が全農出身とはいえ、相当な根回しをしないと厳しい。無党派の支持も41%差と舟山の圧勝で、Aプラス評価も頷けます」(同・自民党ベテラン議員)


青森でも、民進の田名部匡代氏は46歳の新人候補だが、「父親は宮沢喜一内閣で農林水産相を務めた田名部匡省で、実は名門出身。地元では『田名部先生の娘さんが出るなら、若い政治家を育てる意味でも、応援していこうじゃないか』という雰囲気になっている。それが、彼女のBプラス評価の理由でしょう。一方の自民党の山崎力は、『もう69歳だし、先がない』と見られている」(東北ブロック選出の自民党議員)という。


5月中旬まで野党候補者が決まらなかったため、一覧表の中に盛り込まれていないのが、小沢一郎氏の地元・岩手選挙区だ。


自民党からは慶應大学ラグビー部元監督の田中真一氏が、野党統一候補では達増拓也県知事の元秘書・木戸口英司氏(無所属)が出馬、事実上の一騎打ちとなる。しかし、野党内の混乱が収まっていない。民進党議員はこう証言する。


「当初、生活の党現職の主濱了が野党統一候補として出る予定だったのが、4月になって急に『家族の介護問題があるから、議員を辞める』と言い出した。しかも、『もう後継も決めた』と、勝手に木戸口を連れてきたんです。


これに、ウチの階猛(衆院議員)や黄川田徹(衆院議員)が『何で小沢系の候補者が勝手に出てくるんだ』と猛反発を始めた。だから、野党統一といっても気持ちはバラバラ。予定通り主濱が出れば、すんなり勝てていたかもしれないのに」


■三原じゅん子ブチギレ


中部地方に目を移すと、元TBSキャスターの杉尾秀哉氏が民進党から出馬を決め、注目を集めている長野選挙区では、今のところ野党が有利な戦いを進めている。杉尾氏の評価はBプラスである。


「今のところ、自民党の若林健太は、無党派層では杉尾に17%のビハインドで、かなり厳しい戦いです。相手が強すぎる。『頭のいい政治家しか信用しない』という長野独特の土地柄も、インテリの杉尾には有利です。


長野という地域はちょっと特殊で、昔は自民党だった羽田孜元総理と井手一太郎元官房長官が地元企業の票を握っていた。この2人が自民党を離れて以降、各企業のトップは自民党支持を続けましたが、社員や組合のグリップが利かなくなって、野党支持に流れてしまったんです。


おまけに今回は、民進現職の北澤俊美氏が引退を表明しているので、その票もまるまる杉尾に乗っかることになる」(北陸信越ブロック選出の自民党議員)


関東地方の神奈川では、こちらも元日本テレビキャスターで民進党現職の真山勇一氏が、Bマイナスの「やや劣勢」評価ながら、最後の1枠に滑り込もうと猛追している。前出と別の民進党議員が言う。


「民進候補者は、連合が金子洋一に注力することを決めたので、金子は若干リードのB評価。ただ今回は、真山が知名度の高さを活かして追い上げています。われわれの調査でも、共産党の浅賀由香とほぼ互角か、少し勝っている。共産票にどう食い込むかが課題です。


自民党に関して言えば、三原じゅん子と、無所属だけど麻生派が推している、元みんなの党の中西健治は当確でしょう。もっとも、菅(義偉)官房長官は一生懸命公明党の候補を応援しているし、麻生派関係者はみんな中西のところに行っていて、三原に付いているのは地元の県連だけ。『いったいこの選挙区はどうなってるのよ!』とブチ切れているそうです」


一方で、東・北日本に比べて自民党支持が根強い西日本では、自民・民進の候補者が僅差の戦いを繰り広げる、真の激戦区が並んでいる。


■世耕夫婦が大問題に


まず舞台裏が注目されているのは、滋賀選挙区である。


「滋賀では民進から現職の林久美子が出ますが、彼女は言わずと知れた、世耕(弘成)官房副長官の嫁さん。そういう事情で自民側も腰が引けていて、大っぴらには攻勢に出られない。『ウラでは世耕も隠れて奥さんを応援している』なんて噂も流れていますが、それが自民党の滋賀県連幹部の耳に入って、『どっちかが議員辞めろ!』と怒りを買っているそうです。


自民候補も、一度県知事選に落ちた小鑓隆史。相変わらず『態度が偉そう』と言われていて、地元の評判があまりよくない。民進党の調査では、林がBマイナスでやや劣勢ですが、最新の情勢で言えばAマイナス~Bプラスで林優勢といったところでしょう。無党派の支持でも、すでに5%引き離している」(近畿ブロック選出の民進党議員)


民進党・岡田克也代表の地元でもある三重選挙区では、自民新人・山本佐知子氏と民進現職の芝博一氏が、つばぜり合いを繰り広げる。


「山本は自民党の元衆院議員・山本幸雄の孫なのですが、かつてその山本家の地盤を引き継いだのは、実は岡田代表なんです。党は違えど、地元で『山本幸雄の後継者』と見られているのは彼ということです。


事前調査では、芝がB評価で超接戦の予測になっています。しかし、ここから先は、昔の山本幸雄の支持者が民進党に流れる可能性が高い。そうなると、均衡が一気に崩れるかもしれません」(前出・近畿の民進党議員)


岡山では、自民新人候補が地元と身内から思わぬ逆風をくらっている。


「今回出馬する小野田紀美は、岡山県育ちではありますが、もともとは東京の北区で区議を2期務めていた半・落下傘候補。しかも、ここは稲田朋美政調会長の元秘書が出る予定だったのに、トップダウンで、それが反故になったんです。


相手方の民進も江田五月元参院議長が引退し、新人に代替わりしたので、選挙自体は小野田が勝つでしょう。ただ、『話が違う』という県連からの反発に加えて、稲田政調会長にも快く思われていないとなると、勝ってもあとが辛いでしょうね」(前出・官邸スタッフ)


全国の情勢を改めて見渡してみると、北陸や中国・四国、沖縄以外の九州各県など自民党が盤石の地域を除けば、今回の参院選ではかなりの混戦が予想されるということだ。


「1人区で共産党支持者の票がどのくらい野党統一候補に乗るか、まだ見極めがつかない。おそらく、1人区では32選挙区中、自民党が18~20議席、野党候補が12~14議席を獲得というところでしょう。自民党は改選議席の過半数である61議席には、届かないかもしれない」(自民党中堅議員)


安倍総理も「同日選を諦めて正解だった」と思っているだろう。


(*Yahoo!等配信先でご覧の方は、こちらで一覧表を見られます gendai.ismedia.jp/articles/-/48929?page=7)


※表中の表記は原則として原資料ママとしたが、明らかな人名の間違いなどは編集部で修正

「週刊現代」2016年6月25日号より





http://www.asyura2.com/16/senkyo208/msg/198.html

記事 [政治・選挙・NHK208] 創価学会、国内低迷・海外躍進で「世界宗教化」に野心(週刊ダイヤモンド)
創価学会、国内低迷・海外躍進で「世界宗教化」に野心
http://diamond.jp/articles/-/93269
2016年6月20日 週刊ダイヤモンド編集部 ダイヤモンド・オンライン


『週刊ダイヤモンド』6月25日号の第1特集は、「創価学会と共産党 激変する巨大組織のカネ・人・出世」です。与野党それぞれのキャスティングボートを握る二大組織として、創価学会と日本共産党にスポットライトが当たっています。片や永田町で隠然たる影響力を発揮し、片や参院選での躍進が期待される。いずれも存在感を増しているようだが、組織内部に目を向けると、さまざまな“病魔”にむしばまれていました。二つの巨大組織の知られざる内幕を重層解剖しました。



日本社会の少子高齢化に伴い、創価学会を取り巻く環境も大きく変化している。写真は創価学会東京牧口記念会館 Photo by Kosuke Oneda


 手元に1枚の資料がある。創価学会本部の事務組織が記されている。学会が公表している組織図は、「男子部」「婦人部」といった一般の学会員が属する組織の位置付けを示したもので、本部の事務組織図が表に出ることはない。学会ウォッチャーでも事務組織図を知る人は少ない。


 その事務組織図には、企業のそれではあまり見ることのない部署名が並んでいた。


 名誉会長の黒子役として動くエリート側近部隊の「第1庶務局」、学会員向けに名誉会長のメッセージを伝える「会員奉仕局」、日蓮正宗など他宗教との闘争を指揮する「広宣局」──。そのいずれもが、公称827万世帯という巨大組織のかじ取りを担う中枢部門だ。


 最近、この本部中枢に異変があった。


「国際局」「国際広報局」「翻訳局」を統括していた「国際室」が「国際総局」に改称されたのだ。傘下には新たに「平和運動局」などの部署も増え、事実上の国際部門の格上げといえる。


 こうした国際部門の組織拡充は、谷川佳樹事務総長ら執行部主流派が進めようとしている、「歴史的転換」の布石として読み解けばふに落ちる。この意味を理解するには、まずは学会を取り巻く環境変化を理解する必要があろう。


■国内低迷と海外躍進 学会のジレンマは日本企業と重なる


 日本国内は人口減少社会に突入し、創価学会をはじめとした多くの宗教団体は今、信者数の伸び悩みと少子高齢化という共通課題を抱えている。


 その波は学会にも容赦なく押し寄せている。もともと学会は高齢者が多く、若年層が少ない逆ピラミッド型の会員構成とされる。組織内部の高齢化が進み、新規入会者も頭打ちとなれば、組織の活力低下は避けられない。


 昨年にはイタリアSGIが、イタリア政府と宗教協約(インテーサ)を結び、現地においてさまざまな特権が認められるようになった。「インドでも昨年だけで青年層が劇的に伸びている」(学会幹部)。学会本部によれば、海外の会員数は約175万人に達する。


 国内の低迷と海外の躍進──。今の学会のジレンマは、2000年以降に頭打ちの国内に見切りをつけ、海外進出を加速させてきた日本企業のそれと重なる。


 こうした日本企業には、進出先の国々で幾つもの壁が立ちはだかった。その一つが意識の差などからくる本部と現地との摩擦だ。


 現地に派遣された駐在員が現場の意見を無視して、本部の意向ばかりを忖度した結果、海外事業が失敗した企業の事例は枚挙にいとまがない。


 すでに同じことが創価学会インタナショナル(SGI)でも起こっているのかもしれない。


 SGIの事情に詳しい学会関係者は、「欧州のトップに学会本部から派遣された人が就き、和気あいあいとしていた組織を、日本的組織にしようとしている」との見方を示した。


 海外には、日本の学会本部のこうした方針に同調しないSGI幹部もいて、「もし名誉会長がいなくなってしまったら、海外のSGIが暴走して、歯止めが利かなくなるリスクがある。その前に手を打たなければ……」。本部中堅幹部は危機感を募らせている。


■突然の教義変更 その真の狙いは学会の「世界宗教化」


 そんな中で、執行部主流派がひそかに進めていたのが、「日蓮世界宗」の立ち上げと、その会則に相当する「会憲」の制定だとされる。


 日蓮世界宗のトップに就くのはもちろん日本の創価学会会長。さらに、会憲によって独立色の強い各国のSGIへの指導力を強める算段だったもようだ。


 それを裏付けるように、学会が「日蓮世界宗」および「日蓮世界宗創価学会」という商標を登録していたことが明らかとなった。


 内部からの反対などもあって結局、日蓮世界宗の旗揚げはまだ実現していないが、ここ数年、その地ならしが着々と進められてきた。


 一昨年には、教義の変更にも踏み切っている。


 学会がそれまで信じてきた日蓮正宗の総本山「大石寺」(静岡・富士宮市)の本尊を信仰の対象にするのをやめ、新たな本尊を総本部の「広宣流布大誓堂」(東京・信濃町)に安置したのだ。


 前出の本部中堅幹部はこの狙いについて、「さまざまな文化的背景が混在する海外で、創価学会を普及させるには普遍性が不可欠。がんじがらめの古い考えから脱却するため、教義の近代化を図った」と解説する。


 また、学会本部も「当会の宗教的独自性をより明確にし、世界広布新時代にふさわしいものとするため」との見解を示した。


 教義変更から浮かんでくるのは、「創価学会の世界宗教化」という何とも野心的な「歴史的転換」である。


 突然の本尊の変更に、古参の学会員らから反発が出るなど物議を醸したが、執行部は世界宗教化のためなら、一定数の学会離脱はやむなしと割り切っている節がある。


■SGIとの共存で信濃町が世界聖地になる日は来るのか


 ただ、日本の創価学会が権力を握ったままでの世界布教には不安もある。


 というのも、SGIには国ごとの色があり、例えば、「ドイツは炭鉱労働者、フランスは主婦、英国は雑多な層、東欧は政治的に虐げられた層」(SGI関係者)といった具合に中心層が異なり、それぞれ独自の発展を遂げてきた。


 また、海外で最多の学会員がいる韓国はリーダーシップを取りたがる幹部が多く、手綱を取るのは一筋縄ではいかないだろう。


「信濃町」への権力の一極集中に違和感を覚えるSGI関係者も少なくない中で、強引な改革を強行した場合、新宗教によく見られる「分裂」という不幸な結末を迎えることにもなりかねない。


 企業が海外展開で成功する秘訣の一つに、「現地への権限移譲」がある。もちろん企業と宗教団体ではガバナンスの構造が大きく異なり、一概には言えないが、過度な締め付けをするようでは、学会本部が掲げる「世界広宣流布」(世界に教義を広げること)の実現はおぼつかない。むしろ内部崩壊を加速させるだけだろう。


 逆に、執行部がSGIとの対等な共存関係を築くことができれば、総本部の「広宣流布大誓堂」は世界中の信者が集う巡礼地となり、信濃町は世界的な聖地となっているかもしれない。


■創価学会と共産党の知られざる内幕を重層解剖!



『週刊ダイヤモンド』6月25日号の第1特集は、「創価学会と共産党 激変する巨大組織のカネ・人・出世」です。


 1974年の師走。社会派推理小説の巨匠、松本清張の自宅で2人の男が対峙しました。一人は、創価学会会長の池田大作。そしてもう一人は日本共産党委員長の宮本顕治(肩書はいずれも当時)。


 都市部の低所得者層を基盤とするなど支持層が重なっていたため、競合関係にあった学会と共産党。昭和の大作家が仲介する形で、互いの存在を認めて干渉しないことを確認したのです。世に言う「創共協定」です。


 結局、この協定はすぐに死文化しましたが、二つの組織は今また、対極的な立場でにわかに存在感を増しています。


 与野党それぞれのキャスティングボートを握る存在として、この二大組織にスポットライトが当たっているのです。


 創価学会は与党・公明党の最大にして最強の支持母体であり、公明党が安定して国政選挙(比例区)で700万票以上を得票できるのも、学会の後押しがあるからこそ。学会票は今や、連立を組む自民党にとっても不可欠な存在となっています。


 ただ、公明党が安保法制に賛成したことで、今回の参院選では学会票が減少するとの指摘があります。この巨大宗教組織が本気で動くかどうかが、政権の行方をも左右しそうなのです。


 一方の共産党は2014年の衆院選では獲得議席数を8から21へと大幅に伸ばしました。今回の参院選ではさらなる議席増が期待されています。


 一見すると、いずれも存在感を高めているようですが、組織内部に目を向けると、さまざまな“病魔”にむしばまれていることが分かりました。学会と共産党という、日本の命運を左右する二つの巨大組織の知られざる内幕に、容赦なくメスを入れました。


(『週刊ダイヤモンド』副編集長 山口圭介)





http://www.asyura2.com/16/senkyo208/msg/199.html

記事 [政治・選挙・NHK208] 政界地獄耳 正しかった? 蓮舫の都知事選回避(日刊スポーツ)
政界地獄耳 正しかった? 蓮舫の都知事選回避
http://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/1666050.html
2016年6月20日9時11分 日刊スポーツ


 ★ポスト舛添の最有力とみられた民進党代表代行・蓮舫は「次の世代にいい日本を残したい。これは私の政治家としての原点で国政でしかできない。まだまだ取り組みたいものがある」と述べ、予定通り参院選で東京選挙区に出馬する考えを示した。党内にはまだ未練も残る。「蓮舫が都知事に出馬し、東京選挙区に女性の候補者を立てて、2人で東京中を歩けば、東京選挙区の民進党2人当選と、蓮舫の都知事当選は約束されたようなもの。来年の都議会も蓮舫効果で党勢拡大は間違いない」と民進党都連関係者はそろばんをはじく。

 ★確かに蓮舫は強力な候補者だが、「出馬してもよかったのではないか」と自民党都連関係者は言う。事業仕分けで見せた厳しい突っ込みは都庁も都議会も震え上がるのではなかったのか。都連関係者は続けて「蓮舫はいわば舛添タイプだ。攻撃や攻めには強いが守りに弱い。つまり早いうちに都庁幹部職員と都議会幹部と信頼関係を作ればくみしやすいと見える。知事は現実には首相よりも権限と職務が多岐にわたり、仕事を探せばいくらでも増える。蓮舫は、複雑な行政判断の経験がない。あとは任せるというタイプだろう。来年、民進党の都議の議席が多少増えたとしても、出てくれてもよかった」。

 ★なるほど、自治体政治のテクニックを垣間見るようだが、東京の場合、霞が関と官邸と、JOC、自民党都連、都議会とプレッシャーグループが多い。それをかわしながら都政を進めるのは容易ではない。蓮舫の判断は正しかったのか。(K)※敬称略

http://www.asyura2.com/16/senkyo208/msg/200.html

記事 [政治・選挙・NHK208] ≪凄い≫参院選立候補予定のミュージシャン・三宅洋平氏の「第1回ボランティア会議」に300人のボランティアが集まる!
【凄い】参院選立候補予定のミュージシャン・三宅洋平氏の「第1回ボランティア会議」に300人のボランティアが集まる!
http://xn--nyqy26a13k.jp/archives/18277
2016/06/19 健康になるためのブログ




16/06/18 参院選 東京選挙区立候補予定 三宅洋平氏 事務所開き 〜「第1回ボランティア会議」






以下ネットの反応。






















最新の世論調査が出ましたが、相変わらず議席3分の2を争う選挙になりそうです。これは相当まずいですよね。仮に野党がギリギリで3分の2を防いでも、選挙圧勝・議席大幅増により安倍自民の1強ムードは続くわけですよね。そしたら、野党勢力の中の改憲容認派なんかが切り崩されていく可能性も充分あり得ますよね。


僕が「国民怒りの声」や「三宅洋平氏」を応援する理由は、3分の2の攻防選挙を(少しでも)変えられる可能性があるのは彼らしかいないと思っているからです。あと、タブーなき発言が期待できるというところも重要です。


選挙前に急に出てきた感じはしますが(出ざるを得なかったという感じですが)、誰かを推していかないとムーブメントは起こせません。推せばサッシーだって2連覇できちゃうのが選挙です。


追記:新たな動画見たらやはりそれっぽいことを言ってました。「共産や民進に投票しようと思ってる人が僕に入れますか?」「選挙を棄権している50%の人に訴えかける」


16/06/18 選挙フェス KICK OFF PARTY



http://www.asyura2.com/16/senkyo208/msg/201.html

記事 [政治・選挙・NHK208] 2016年6月19日:NHK日曜討論での山本太郎議員の発言書き起こし(お役立ち情報の杜(もり))
2016年6月19日:NHK日曜討論での山本太郎議員の発言書き起こし
http://useful-info.com/yamamototaro-nhk-statements-20160619
2016年6月19日 お役立ち情報の杜(もり)


 参議院選挙の公示を目前に控えた2016年6月19日、各党の党首がNHKに集い討論を行いました。その番組のYouTubeリンクを以下に貼ります。


<日曜討論>参院選22日公示 各党首に問う
https://www.youtube.com/watch?v=r7oQRqoqSN4

 この中から、生活の党:山本共同代表の発言のみ抜粋し、以下に書き起こし致します。弱小政党で年齢も一番若いですが、今回もなかなか頑張っていました。参考にしてください。


書き起こし始め
********************
(参院選の位置づけ どう戦うか)
「この国に生きている人々、生活が苦しいですっていう人たちがですね、現在、62.4%もいらっしゃると。
アベノミクスの是非ということで、誤魔化されてはいけないと。確実にそこは終わりを迎えるということは確実なんだと。
本当の狙いは何なのかと。大きなルール改正を望んでいる。それは、憲法改正だと、改悪だと。
これは、本当は、ならず者のような権力者たちを縛るための憲法が、これを大きく変えて、そして、人々を縛るような形になる可能性が高い。これは憲法21条、表現の自由の、自民党の改憲草案を見て頂ければ分かります。表現の自由が、ますます縛られていく。しかも、それを覆されるような前提が第二項に書かれているということに注目して頂きたいと思います。」



写真(NHK日曜討論で発言する山本太郎議員:2016年6月19日)


(アベノミクス是か非か)
「過去最悪の貧困率ですよね。そして、非正規労働者が4割を超えたと。
アベノミクスは議論の余地もないと。世界から見たらabenomics was dead という状況なんじゃないかなと。
穏やかな回復基調といいますけれども、そんなこと通用しないだろうと。
伊勢志摩サミット前後では本当に目を覆うようなことばかりがあったなと思うんですよね。
消費増税が出来なくなってしまったらですね、リーマンショック級だと言い出したと。
それに対して世界がドン引きしてしまった、大失笑した。それに対して、そんなことは言ってないという話になった。
これ、総理にお聞きしたいんですけれど、一体どっちなんですか?」



写真(山本太郎議員に批判され、睨み返す元気もない安倍総理)


(消費税10%再延期“新しい判断は”)
山本太郎議員の発言機会無し


(社会保障充実策・財源は)
「消費税という税金の取り方がこの国の経済を壊してきた。人々の生活を壊してきたということは明らかだと思うんです。
それゆえに今回も増税することが難しいと。これは明らかですよね。
先ほど共産党志位さんがおっしゃった通り、大企業への税の割引大サービス、これ、租税特別措置88項目もあると。
だったら取れるとこあるじゃないかと。だって、過去最高益を上げてるんですよ、上場企業は。バブルの時より儲かってるって。
どうして取らないのって。それは、取れないですよ。だって、選挙の時にお世話になった。組織票であったりとか。日頃からもらっている企業献金、これ、ご恩返ししなきゃいけないから、そっからなかなか税金取りづらいと。
で、ドンドンどんどん下がっている分を、収入を減った分を取るのが消費税だっていう話なんですよね。
取れるとこ、まだまだある。1700兆円を超えるような個人金融資産、ここも取れるじゃないかって。分離課税を止めて、総合課税にすべきだと。
安倍政権に代わってからですね、いろんな流行語が生まれましたよね。ブラックバイト、下流老人、奨学金問題、ツイッターハッシュタグの流行は、現在ですね、#なぜ社会保障だけ財源が無いと言うの?、という話なんです。だって、伊勢志摩サミットの時にもインフラ整備事業にね、開発途上国に対して20兆円出す方針を出してるんですよね。
国内が今、大変な状況なんです。」


(選挙戦で安全保障関連法は)
「一番あり得ないのはですね、まず、この国に生きる人々に説明をする前に、アメリカの議会に渡って安保(法案)を通すという約束をしてきたこと。
そして、さかのぼること半年前、自衛隊のトップがアメリカに渡ってその約束をし、そして武器までアメリカから買うということを言ってること。
こんなこと、あり得ないんですよ。そうしてこの国に生きている人々に説明されるのが先じゃないのかということですよね。
これ非常に問題で、要は、これから自衛隊がアメリカの戦略とともに海外に出ることが、もっと幅が広がると、ならば、以前、派遣したことに関しての反省が必要だと。
じゃあ、イラク戦争どうだった、という検証が必要です。
航空自衛隊、これ国連関係者を運んでいるということで、実は米軍関係者を運んでいたということがはっきりしている。
これ、イラク戦争の検証というのは、参加してきた各国が、もうすでに検証を行い、そしてその時の責任者というのは、その誤りを認めている。
湾岸戦争当時の国連決議を持ち出して、これを正当化しているのは安倍さんぐらいなんですよ。まずは、それが必要であると。大量破壊兵器は無かった。これは先進国の侵略行為に近い、侵略行為といっても過言ではない。その検証が必要ということです。」


(憲法改正 各党の訴えは)
「総理の進める自民党の改正草案、その内容というのは、本当に日本国憲法の理念を踏みにじるものであると。
国防軍の創設であったりとか、人々に対する権利の制限、そんなもの到底容認できるはずがございません。
この国に生きる人々の生活を破壊するような人々が、この国に生きる人々の生活はドンドン破壊されてますよ。貧困率も過去最悪ですし、そのような勢力が、人々を守るための憲法をいじることは絶対に許されない、そのように思っています。」
*********************
書き起こし終わり


以上



http://www.asyura2.com/16/senkyo208/msg/202.html

記事 [政治・選挙・NHK208] 参院選が盛り上がらない理由  天木直人
参院選が盛り上がらない理由
http://xn--gmq27weklgmp.com/2016/06/20/post-4780/
20Jun2016 天木直人のブログ


 週が明け、いよいよ参院選の告示が行われ、選挙戦に突入する。

 安倍首相が野党共闘で日本を共産主義の国にしてもいいのかと叫び、野党党首が野党共闘で安倍政権を倒すと叫ぶ。

 しかし、今度の参院選がまるで盛り上がらないと感じるのは私だけだろうか。

 安倍首相のやってきた政策がどうにもならない事はもはや自明だ。

 いくらアベノミクスの成果を訴え、中国の脅威を煽って日米同盟の強化を訴えても、それがウソで、国民にとって無益である事は明らかだ。

 しかし、野党がいくら野党共闘でいくら安倍政権打倒を訴えても、彼らが政権交代を果たせない事は明らかだ。

 たとえ政権を取っても、彼らもまた日本の窮状を救えない事を国民は見抜いている。

 誰が首相になっても、どの政党が政権をとっても、いまの日本の抱えている内外の諸問題は、解決不能なまでに大きく、深刻である。

 もはや既存の政党、政治家が政権交代争いをしている場合ではないのである。

 誰でもいいから問題を解決してくれということだ。

 それにもかかわらず、そのような声はかき消され、参院選の大騒ぎだけが鳴り響く。

 なぜか。

 それは既存の政党、政治家にとっては生き残りをかけた選挙であり、必死であるからだ。

 どちらかに肩入れしている政治的な国民もまた、必死で味方を応援し、敵を罵倒するからだ。

 政治報道をメシの種にするメディアも、政治評論家も、選挙になれば稼ぎ時だとばかり大騒ぎするからだ。

 しかし、見ているがいい。

 どのような選挙結果に終わろうとも、既存の政党も、政治家も、日本を立て直す政策を見つけられないまま、選挙が終わったとたん、再び政局に明け暮れる事になる。

 本来ならば、いまこそ与野党を超えて政治が一丸となって官僚組織を動かし、問題解決に取り組むしかないのに、絶対にそれが出来ない。

 なぜか。

 それは既存の政党、政治家が生き残りを優先させるからだ。

 権力を持ちたいという私利私欲があるからだ。

 そして特定の政党、政治家に肩入れしている国民が、与野党一丸となっては面白くないから、それを拒否するからだ。

 一般国民に代って、一般国民の利益を実現する、一般国民のための政党、政治家が現れてこなくてはいけない。

 そのような政治が実現するシステムをつくらなければいけない(了)


http://www.asyura2.com/16/senkyo208/msg/203.html

記事 [政治・選挙・NHK208] ≪おまいう≫安倍総理が演説中にヤジを飛ばす聴衆に注意!「恥ずかしいですからやめましょう」他の聴衆からは笑い声も
【おまいう】安倍総理が演説中にヤジを飛ばす聴衆に注意!「恥ずかしいですからやめましょう」他の聴衆からは笑い声も
http://xn--nyqy26a13k.jp/archives/18305
2016/06/20 健康になるためのブログ



安倍首相、舛添氏辞任問題に「おわび申し上げたい」と陳謝
動画⇒http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2801880.html

また、街頭演説の最中、安倍総理がヤジを飛ばす聴衆に対し、注意する場面がありました。


 「ここに妨害ばかりしている人がいますけれど、皆さんこういうことはやめましょう。恥ずかしいですから」(安倍晋三 首相)


 こうした総理の発言に対し、聴衆の間では怒号が飛び交いました。





以下ネットの反応。












自分もヤジ飛ばしまくるクセにね〜。


そして、根本的な問題はこんな程度の度量の人間が総理大臣をやっていることですね。普通一国のトップだったら、自分へヤジを飛ばす人間を受け入れる度量を持っているもんですよね。


「なぜこの人たちがヤジを飛ばすか」「自分に落ち度はないのか」などと自省し、ヤジを飛ばした人に対しても「勉強になりました」ぐらいのことを言えなくちゃダメですよね。自分のやってることに本当に自信があるのなら、ヤジを飛ばす人をも演説で味方につけるぐらいの事をしなくちゃならないはずです。


以前に民進党の辻元議員が「私はネトウヨにも責任がある」と言っていましたが、政治家って本来そういったスタンスであるべきですよね。意見の違いはあってもみんな同じ地域・土地に住む日本人なんですから、意見をすり合わせてやっていかなければならないはずです。


それをちょっとヤジられたぐらいで、こいつらは敵・排除と他の聴衆と一緒になって笑いものにしていては、自分と違う意見を言う人を「在日・在日」と騒いでいるネトウヨと同じになってしまいます。


本人も「やってまったな〜」とは思っているでしょうが、ぜひこれを機に反省して生まれ変わって欲しいものです。「残りの人生で今日が一番若い」。




http://www.asyura2.com/16/senkyo208/msg/204.html

記事 [政治・選挙・NHK208] NHKディレクターが原発報道への圧力を明かした! 経営委員会で原発推進の番組をつくれという指示が(リテラ)
                  『テレビと原発報道の60年』(彩流社)


NHKディレクターが原発報道への圧力を明かした! 経営委員会で原発推進の番組をつくれという指示が
http://lite-ra.com/2016/06/post-2353.html
2016.06.20.  NHKディレクターが語る原発報道圧力  リテラ


 今年3月、稼働中だった高浜原発3号機と4号機への運転停止命令という画期的命令を出した大津地裁だが、6月17日に再び関西電力による執行停止の申立てを却下した。その理由について山本善彦裁判長は「決定を取り消す明らかな事情がない」「(関西電力が)安全性に欠ける点のないことの立証を尽くさなければ、欠ける点のあることが推認される」と指摘。福島第一原発事故の原因究明が完遂したと認められず、新規制基準に従って許可を受けても安全性は確保されないとした。

 高浜原発の安全性は担保されず、再稼働すべきでないという画期的司法判断が下されたわけだが、しかしこれで安心してはいけない。

 本サイトでも既報の通り、こうした司法判断が出るたびに政府は司法に介入し不都合な裁判官を左遷させ、一方で自分たちの言い分を聞くエリート裁判官を着任させるという強引な手段を講じてきた。また、関西電力も3月の運転差し止めの際、テレビ局などのメディアに対し「反原発派の一方的な言い分を流さないでほしい」という圧力をかけていたことも明らかになっている。

 これまで莫大な広告料や様々な圧力・懐柔でメディアをコントロールしてきた電力会社だが、福島原発事故を受けてもその体質は何ら変わってはいないどころか、その攻勢をさらに強めてさえいえるのだ。

 メディアは、政府や電力会社にどのように“骨抜き”にされ“統制”されたのか。──5月に発売された『テレビと原発報道の60年』(七沢潔/彩流社)では、現場から見たテレビと原発報道についての多くの問題点が指摘されている。

 そもそも、著者の七沢氏は、1986年のチェルノブイリ事故以降、NHKディレクターとして数々の原発をテーマにした番組をつくってきた人物だ。番組は好評価を受け、賞も受賞したが、しかし、局内での評価はそれとは違ったものだった。

 当時、NHKには電力会社の幹部が経営委員にいたこともあり、上司からは「原発番組ばかり作らないほうがいい」と忠告され、その後、七沢氏は関連会社に飛ばされてしまう。だが、そこでも七沢氏は原発関連番組をつくり続け、2003年に放送されたNHKスペシャル『東海村臨界事故への道』を制作、事故の安全審査をした科学技術庁にも重大な責任があったとこと指摘した。ところが、その際も編集段階で報道局科学文化部の記者から「放送すべきではない」とあからさまな攻撃を受け、同年に放送文化研究所に“さらに追放”されてしまう。

 この経歴からも氏が反骨のディレクターであることがわかるが、そんな七沢氏は、福島原発事故当時、放送文化研究所所属でありながら制作現場から急遽招集された。それは「チェルノブイリの大惨事から25年、(NHKで)原発問題に取り組む制作者はいなくなり、現場は基本知識すら失っていた」からだ。

 七沢氏は11年3月16日から元放射線医学研究所の研究官・木村真三氏と福島に向かい、原発から4キロという至近地などで土壌や植物のサンプリングを開始した。できるだけ早くサンプリングして分析し、半減期の短い放射性核種を検出するためだ。東京の通常の1200倍という強い放射線のもと、放射能汚染の独自調査を行い、ETV特集『ネットワークでつくる放射能汚染地図』を制作・放送した。これには視聴者からの問い合わせが殺到し、17もの賞を受賞するなど大きな反響を呼ぶが、今度もNHK内部の評価はまったく別のものだった。

「番組が『失速』するまでに起こった最初の出来事は、番組プロデューサーと私が2012年4月に『厳重注意』を受け、取材をともにしたチーフ・ディレクターが『注意』されたことである。理由は取材の舞台裏を綴った番組スタッフの共同著書『ホットスポット』(講談社、2012年)に私が書いた記述が『上司を批判して傷つけ、日本放送協会の名誉を毀損した』こと、そして1年前の取材で『上司に無断で立ち入り禁止地域に入った』ことであった」

 “立ち入り禁止地域に入った”とは、11年3月15日、NHK報道局長名で出された「原発周辺の避難指示地域には引き続き入らないし取材はしない」「20〜30kmの地域では、国の指示に従って屋内退避し新たな取材などには入らない」という通達に対し、著者と取材班は原発から2.5キロの地点で取材を続けていたことだ。

 当時の大手メディアにはこれと同様の内規が存在し、メディアを“現場”から、そして“事実”から遠ざけた、知る権利や報道の自由への大きな足かせだと指摘されたが、そうした状況で果敢にも“現場”に行った七沢氏が処分されてしまったのだ。また七沢氏とともにサンプリング調査を行った木村氏もまた、「情報伝達一元化」という名目で、国から統制され、研究者として自由な調査を禁じられたことで、厚生労働省直轄の研究所に辞表を出している。

 それだけではない。11年6月28日、NHK最高意思決定機関の経営委員会で、『ネットワークでつくる放射能汚染地図』が問題になった。

「その日の経営委員会の席上、視聴者対応担当の理事がインターネットでこの番組の話題が広がり、子育て世代の女性を中心に多くの反響が寄せられていることを紹介、国際日本文化研究センター教授の経営委員長代行が、原発事故の放射能汚染は国民の関心事なので『政治を変えていく』くらいのインパクトをもつ番組を作っていただきたいと要望した。するとJR九州会長の経営委員が『日本の原発54機が全部止まってしまうと、エネルギーの大危機がくる。これについてはどういう番組を作っておられるのか』と発言、鉄鋼業界出身で後の東電会長となる経営委員も『国際放送で、稼働している原発の停止について、日本はどう考えているのかを国際的なスタンダードで世論をリードできるような政治家や科学者の座談会のような番組を作ってもらえれば』と述べた」 

 事故からわずか3カ月。NHK経営委員会のなかでは、原発の危険性を指摘する番組よりも再稼働を推進する番組をつくれ、といった唖然とするような議論がかわされていたのだ。ちなみに同書では匿名だが、“JR九州会長”とは当時代表取締役会長で現在は相談役の石原進氏、そして“鉄鋼業界出身で後の東電会長”は川崎製鉄出身で現在は東電会長の数土文夫氏だ。

 それでも、福島原発事故直後はまだ、原発事故や放射能汚染について報道を続けようとしたメディアは複数存在した。

 しかし、同書ではその流れが再び失われ、原子力ムラに巻き返されていく経緯が、こんなふうに記されている。

「誰もがもはや『原子力ムラ』の影におびえず、のびやかに原発事故後の福島を取材していた。だが2012年が明けてから沈黙していた『原子力ムラ』の反撃が始まり、テレビは次第に失速していった。(略)
 高度の専門性と取材力を要する事故プロセスの検証は、NHK、朝日新聞など大手メディアが担ってきた。だが2014年になってまず前半でNHKの会長人事に政権の影響力が働き、後半で朝日新聞が政権と親和性の高い保守メディアの『朝日バッシング』に屈した。それは原発の稼働を目指す現政権にとって好ましいメディア状況の展開であったかもしれない。そして秘密保護法が施行されたいま、原発関連情報がセキュリティに関わるという理由で非公開とされることが懸念され、それに『不正に』アクセスするジャーナリストは逮捕されるリスクを負うことになる」

 同書では、さらに問題なのはこの「不正」を認定するのが政府だということだと指摘するが、その通りだろう。

 現場から見た原発報道の数々の不条理と圧力。そして闇雲なまでに再稼働に邁進しようとする政府と電力会社を筆頭にした原子力ムラ。今回の高浜原発に対する関電の申立て却下も、さらにどんな巻き返しが行われ、不正が行われるのか。

 今後も高浜原発関連の裁判には大きな注目を続けたい。

(伊勢崎馨)



http://www.asyura2.com/16/senkyo208/msg/205.html

記事 [政治・選挙・NHK208] 共産党が国民政党になったと見るのは危険だ あの政党は普通の政党ではない (産経) : サンフランシスコ平和条約破棄も主張

[私のコメント]


■ 日本を共産主義にすることを 党の綱領で宣言している共産党  まともではない

> 共産党が国民政党になったと見るのは危険だ。なぜなら、あの政党は普通の政党ではないからだ。
>ナショナリズムに軸足を移すことによって権力基盤の拡大を意図しているからと筆者は見ている。
>共産党は他の野党を巻き込んで政権獲得への意欲をみせているが、当時(筆者注・共産党が「民主連合政府綱領」を発表した73年)と今日も「日米安保廃棄」、「自衛隊の段階的解消」との共産党の主張は捨てていない。「社会主義・共産主義社会をめざして」という綱領もしっかりと根付いている。


佐藤優の言う通りであり、共産党の具体的政策は減税など財源なしの大甘のポピュリズム政策。
だが実態は羊の皮を被ったオオカミであって、日本を共産主義ににすることを目指すトンデモ政党なわけです。

日米安保も自衛隊も天皇制も廃止。
そして日本を共産主義へ。

とてもまともではありません。


■ 共産党は サンフランシスコ平和条約の破棄も主張  第二次大戦後、平和を目指す世界を否定する共産党

> 共産党はサンフランシスコ平和条約2条c項を破棄して、千島列島返還を実現すべきだと主張する。
戦後、日本が西側の一員として国際社会に復帰する基礎を構築するサンフランシスコ平和条約を部分的にであれ破棄することは非現実的だ。
共産党は、22島返還要求でナショナリズムを煽(あお)りながら、実現性のない主張で国民を惑わそうとしている。


以上のように共産党は、サンフランシスコ平和条約の破棄を主張しています。

第二次大戦後、日本はサンフランシスコ平和条約を受け入れ、その前提のもとで世界から認められ平和を築いてきました。

共産党はそれをすべてひっくり返し、グジャグジャにしようと企んでいるわけです。
自分たちの政治的主張を通すために‥。

平和な民主社会を目指すまともな国民にとっては迷惑この上ない話。

甘い言葉に騙されて民進・共産党に投票すれば、上記の共産党による日本支配に近づいていくわけです。


[記事本文]

 日本共産党が主張する、安全保障関連法廃止を目的とした「国民連合政府」構想に強い違和感を覚えている。昔の話になって恐縮だが1974年に社会党が国民連合政府構想を打ち出したことがある。このとき共産党は民主連合政府の樹立を主張していた。さらに共産党は、人民的議会主義を強調していた。ここで注目されるのは、共産党が「国民」という言葉を意図的に避けていたことである。

 マルクス・レーニン主義(なぜか共産党の人たちは、この言葉を嫌い科学的社会主義という用語を用いたがる)のドクトリンによれば、プロレタリアート(賃金労働者階級)は、祖国を持たず、ブルジョア的な国家の枠を認めない。特定の国家に帰属する国籍を分節化の基準にする国民という概念を忌避したのである。その共産党が、国民連合政府構想という形で、あえて国民という用語を強調したことは、ナショナリズムに軸足を移すことによって権力基盤の拡大を意図しているからと筆者は見ている。

 しかし、共産党が国民政党になったと見るのは危険だ。なぜなら、あの政党は普通の政党ではないからだ。この点について産経新聞の有元隆志政治部長が、『日本共産党研究 絶対に誤りを認めない政党』(著・産経新聞政治部)で以下の重要な指摘をしている。

 〈今再び、共産党は他の野党を巻き込んで政権獲得への意欲をみせているが、当時(筆者注・共産党が「民主連合政府綱領」を発表した73年)と今日も「日米安保廃棄」、「自衛隊の段階的解消」との共産党の主張は捨てていない。「社会主義・共産主義社会をめざして」という綱領もしっかりと根付いている。

 共産党員と接するとまじめで、地域の問題などで「熱心に活動してくれる人たち」との印象を持つ。だが、党の本質は何ら変わっていない。共産党が本気で野党連合政府の樹立を目指すというのなら、その実態を解明しなくてはならない。

 彼らは決して「普通の野党」ではないのである〉

 共産党が「普通の野党」ではないとの有元氏の指摘を筆者も支持する。それは北方領土問題にも端的に表れている。共産党を除くすべての与野党が、ロシアに対して歯舞群島、色丹島、国後島、択捉島からなる北方4島の返還を要求している。

 これに対して、共産党はそもそも4島による北方領土という概念を認めていない。歯舞群島、色丹島は北海道の付属諸島で、国後島、択捉島は千島列島の一部であると主張する。この千島列島理解は、日本政府の立場と異なる。日本政府は、千島列島とはウルップ島からシュムシュ島までの18島であるという立場だ。国後島、択捉島は千島列島に含まれない北方領土であるという政府の立場を共産党は認めない。そして、共産党は、歯舞群島からシュムシュ島までの千島列島22島の返還をロシアに要求すべきであると主張している。

 それでは共産党は、どのようにして千島列島22島返還の実現を主張しているのか。

 1951年のサンフランシスコ平和条約2条c項で、日本は南樺太と千島列島を放棄した。どちらも日露の合意で合法的に日本に移転した領土だ。45年8月9日、ソ連は当時有効だった日ソ中立条約を侵犯して対日戦争に踏み切った。国際法的に見れば、あの戦争でソ連(そしてその継承国であるロシア)によって日本は侵略された。筋論からすれば、日本は南樺太と千島列島を放棄すべきではなかった。しかし、敗戦国が理不尽な内容を受け入れざるを得なくなるのは歴史の現実だ。

 共産党の場合、千島列島は1875年の樺太・千島交換条約で合法的に日本領になったが、南樺太は日露戦争によって日本が獲得したものなのでロシア領となるのが当然と考えている。こういう歴史観に立って、共産党はサンフランシスコ平和条約2条c項を破棄して、千島列島返還を実現すべきだと主張する。戦後、日本が西側の一員として国際社会に復帰する基礎を構築するサンフランシスコ平和条約を部分的にであれ破棄することは非現実的だ。共産党は、22島返還要求でナショナリズムを煽(あお)りながら、実現性のない主張で国民を惑わそうとしている。

(作家・佐藤優)

http://www.sankei.com/politics/news/160619/plt1606190015-n1.html
   
    
http://www.asyura2.com/16/senkyo208/msg/206.html

記事 [政治・選挙・NHK208] 沖縄の怒りを、地位協定撤廃へ向け、そして参院選では伊波洋一氏へ(生き生き箕面通信)
http://blog.goo.ne.jp/ikiikimt/e/5751237b2fd2556ecb505f55ac418dc0
2016-06-20 09:26:36

 元米海兵隊員の軍属が沖縄市の女性を殺しその遺体を遺棄したことに抗議し、那覇市の奥武山陸上競技場で、6万5千人(主催者発表)があつまり怒りと悲しみの思いを示しました。参加者は、沖縄からの海兵隊の撤退などを求める決議を採択しました。しかし、今回は自民や公明などは参加せず、「超党派」にはいたらなかった。 

 参院選を控えており、自民党は自党の島尻安伊子参院議員を推し、公明党もその線にそって支援する方針です。公明党は、自民のポチ化しており、「平和の党」などは飾り物だけです。ましてや、沖縄県が求める「日米地位協定」については、自民も公明もきわめて消極的で、地位協定を抜本的に手直しする考えはありません。

 ちなみに、島尻安伊子氏は、その夫が島尻昇氏で元は民主党議員でした。しかし、その安伊子氏は、せっかく安倍首相が沖縄・北方担当大臣にしたのに、担当の「歯舞」が読めず、国会答弁ではスタッフから教えてもらう始末。

 今回は、参院選では自民党から公認を得、翁長知事の推す伊波洋一・元宜野湾市長が正面から対決します。あっちへふらふらの島尻安以子氏を蹴飛ばして、伊波氏で一本化したいものです。


http://www.asyura2.com/16/senkyo208/msg/207.html

記事 [政治・選挙・NHK208] ネット党首討論 司会の古市憲寿、小沢一郎をコケにする(世相を斬る あいば達也)
http://blog.goo.ne.jp/aibatatuya/e/f5565db59fe04b911152f050975ef1e4
2016年06月20日

ネット党首討論(ニコニコ動画など主催)で、司会の社会学者の古市憲寿が、小沢一郎を標的に、揶揄い発言をしたことが話題になっている。流石の小沢も、党首討論に相応しくない質問だと、激怒したようだ。まあ、ニコニコ動画に、討論会を仕切られたとなれば、NHKの次にアンフェアーなネットメディア、嵌められるリスクがあることを、小沢一郎も知るべきだが?側近に、ネットメディアの性癖など、知る人間がいないのかもしれない。ことの顛末は、以下のハフィントンポスト紙を参照願いたい。

同氏は、著作『絶望の国の幸福な若者たち』で脚光を浴び、若者世代の代弁者的存在となり、保守リベラル双方から貴重な論客として知られる、社会学者の古市憲寿だが、ある程度興味を持ってこの人物をウォッチしていたが、どうも、『絶望の国の幸福な若者たち』が偶発的著書であり、それ以降、これといった業績が見当たらない。印象的には、小さな湯浅誠的存在だが、相当に常識を逸脱している。筆者は、同氏が上野千鶴子氏の直弟子と聞かされ、幾分バイアスの掛かった目で評価していたが、どうも相当な似非者のようである。

古市か出版社が、同氏を上野千鶴子氏の弟子であったような印象をマスコミに拡散させていたようだが、弟子でも指導教官でもない事実が判明している。にも拘らず、同氏は、『「上野先生、勝手に死なれちゃ困ります 僕らの介護不安に答えてください」などと、誤解情報を悪用する手段を用いて、メディア戦略を練ったようである。J−CAST NEWSが、厳しくその点を指摘している。ここ数年は、若者世代問題や介護問題で、如何にも研究者らしい顔で、政府委員や各種フォーラムの人気者だが、相当に胡散臭い人物だ。第二の長谷川幸洋、影の立花隆風である。*最後にJ−CAST NEWSも参考引用しておく。

筆者は、同氏が出演しているテレビ等を視聴していないが、相当に賛否両論な発言で、世間を愉しませているらしい。その多くは、非常識を、それ程悪いことではないのでは?的な発言を連発し、被炎上に身を置くことが性癖の男のようである。乙武パリ不倫旅行の同行者としても名を馳せたようだ。結局、テレビ屋や電通にとって、都合の良い社会学者と云う事ようだが、まっとうな社会学者が多いだけに、社会学者の面汚しと云うリスクを多く抱えている。若者代表と言いながら、上から目線の印象が強く、到底、現在の若者を代表しているとは認めがたい。予定調和にならない司会を目指したと云うが、小沢を揶揄ったこと自体が、既に予定調和だったのだろう。

ネット投稿などを見ていて笑ったのは、『朝生』の田原総一朗が呼んでくるゲストは、どいつもこいっも、ロクデナシ、と云う書き込みがあった。読んでみると、この古市も常連らしいが、猪瀬、舛添、ハマコー、長谷川幸洋、竹中平蔵、櫻井よしこ、手嶋龍一、歳川隆雄、ベンジャミン・フルフォード、池田信夫、金美麗、田母神俊雄、三橋貴明、宮崎哲弥、青山繁晴、山際澄夫、渡辺昇一、クライン孝子、竹田恒泰、堀江貴文、渡邉美樹、水島総‥等、大丈夫か?田原総一朗?まあ、個人的偏向で、左翼、リベラル、良識派割愛だがね(笑)。


≪ 古市憲寿氏、小沢一郎氏を激怒させる「再婚相手は見つかった?」 ネット党首討論中に質問 (UPDATE)

参院選(6月22日公示、7月10日投開票)を前に、6月19日夜、ハフポスト日本版などのネット企業10社による「ネット党首討論」が開かれた。自由民主党・安倍晋三総裁ら9党の党首が消費税や憲法について激論を交わす中、司会で、社会学者の古市憲寿氏が、「生活の党と山本太郎となかまたち」の小沢一郎代表に対して「再婚相手は見つかったんでしょうか?」と質問。小沢代表が怒り出す一幕があった。

 古市氏は、小沢代表が手をあげず、この日の討論であまり発言がないことから「僕は小沢さんが再婚相手が見つかったか、聞いてみたいんですが」と質問。小沢代表はムッとした表情を浮かべ「それは今日のテーマでしょうか。興味でこういう討論をするんじゃないんじゃないですか」と首をかしげ、質問には答えなかった。

  その後、古市氏はスタッフから手渡された紙を見て、「読んだ方がいいのですか? 先ほど小沢代表に対しまして、大変失礼な発言をしました。発言を撤回して、心よりお詫び申し上げます」と述べた。

 しかし「政策っていうのはマニフェストを 読んでもわかるじゃないですか。こういう(ネット討論の)場があるということは、人柄を見ることが一個、意味でもあると思ったんですね。聞き方はちょっと 失礼だったかもしれないですけれども」と発言した。

  小沢代表は表情を変え、「(古市氏の発言は)あなたがたの釈明ではないよね。おかしい。こういう場でそんなことを言うなんて、どうかしている。党首討論と関係ない。お詫びするならお詫びするで、きちんとしなさい。そんな言い草ないでしょう」と述べた。 【UPDATE】 2016/6/19 23:00

 ハフポスト日本版は、ネット党首討論が終わった後、小沢氏に「再婚相手」の質問をした、古市憲寿氏にインタビューをした。会場から出てきた古市氏に声をかけると、足を止め、雨が降る中、一つ一つの質問に答えた。

——どうしてああいう質問を小沢氏にしたのでしょうか。

「当然、馬鹿にする意図はないです。インターネットの意見などを見ていたら、(討論中に)小沢氏があまり発言していないことや最近の小沢氏が『何をやっている のだろう』という、本人の近況について気にしている人が多いことに気づきました。そうした背景があり、あのような質問をしました。不快にさせてしまったとしたら、申し訳なく思っています」 「せっかくのインターネットの党首討論でありましたし、動画で中継されていました。今回は経済や憲法が討論の主なテーマでしたが、政策などはウェブサイトやパンフレットを見れば、だいたいわかりますよね。 司会者として、各党首の人柄を浮かび上がらせたい、という思いがありました。そういう意味では小沢氏だけではなく、みなさんにも同様の質問をして、政策以外の政治家の一面を見せたかったのですが、できませんでした。そこは反省しています」。

——選挙において政治家の人柄は大事だと思いますか。

「 各政治家のウェブサイトのページビューを見ても、プロフィールの部分がよく見られているようです。有権者の中には、投票するときに政治家の人柄を判断材料の一つにする人もいるはずです。党首の議論は、テレビで既に行われています。(テレビとは違った)側面で討論を進めようと思っていました。実際、今回も、安 倍首相や民進党の岡田克也代表、共産党の志位和夫委員長の激論中にネットのコメントも盛り上がりました。 全体としては、通常行われている議論の「再確認」になってしまった面もあり、司会者として、もう少し工夫ができたのではないかと思っています。」

——ところで古市さんは今回の参院選ではどこに注目していますか?

「 やはり選挙権が18歳以上に引き下げられたので、10代20代の投票率ですね。 」

——今後こういうイベントがあったら司会は引き受けますか?

「党首討論に限らず、面白いかそうでないかで判断したい。今回もそういう理由で引き受けました。もちろん台本がありましたが、予定調和にならないよう心がけたつもりです。」
≫(The Huffington Post | 執筆者: Ryan Takeshita )


≪ 古市「ハーフは劣化早い」発言を指導教員が痛烈批判 「明らかな差別発言」「『製造物責任』が問われかねない」

  東京大学大学院総合文化研究科の博士課程に在籍する社会学者、古市憲寿さん(30)による「ハーフは劣化が早い」発言をめぐり、古市さんの指導教員がSNS上で批判、謝罪した。 博士課程院生の学外行動について謝る必要はないといった声も寄せられているが、当の指導教員は「『製造物責任』のようなものが問われかねない」「他のゼミ生の名誉のためにも反論した」と語る。

■「ウエンツさんに怒られても不思議ではありません」

 「これは明らかな差別発言です。人種的な特性について特定のレッテルを貼る行為で、ウエンツさんに怒られても不思議ではありません。本来『ハーフ』という表現も良くないのですが」 古市さんの指導教員で同研究科の瀬地山角(せちやま・かく)教授はJ-CASTニュースの取材にこう話す。

  2016年1月1日放送のバラエティー番組「ワイドナショーSP」(フジテレビ系)に出演した古市さんは、タレント・ウエンツ瑛士(30)さんに「一番いい時期って、ハーフってなんで劣化するのが早いんでしょうね」と発言。ウエンツさんの反論にも、「ウエンツさんのことじゃなくて、でも、一般的になんか、劣化って早くないですか?」と重ねて持論を述べた。

 番組放送後、これに対し「差別発言」との批判が殺到。事態を察したのか、古市さんも5日にウエンツさんとの2ショットをツイッターで投稿し、「安心してください。仲良しですよ」と「釈明」した。

 しかし、なおも批判は収まらなかった。 こうした流れをうけ、瀬地山教授は7日、フェイスブック上で「(発言は)私の責任でもあります」「当人にも伝えるつもりです。申し訳ありません」と謝罪していた。

 取材中、記者が古市さんの「釈明」投稿に触れると「別の事情があると当人から聞きましたが、問題であることに変わりありません」と一蹴し、 「ウエンツさんと仲が良いかどうかは問題ではありません。差別主義者が使う『I HAVE BLACK FRIENDS』という言い回しを地で行くものでしょう。なぜこんな投稿をしたのか理解に苦しみます」 と厳しく非難した。

■「上野千鶴子が古市さんの指導教官」はデマだった

 博士課程院生の学外活動であることを考慮してか、フェイスブックでの投稿については大学関係者から「指導教員は関係ない」との声も寄せられている。

 なぜ、自身の見解を示す必要があったのか。 瀬地山教授は「博士課程なので、逐一指導するわけではありません」としながらも、「こうした重大な発言となると、『作ったもの』に例えれば、『製造物責任』のようなものが問われかねません」と語る。

  また、古市さんの発言がゼミ関係者の間でも話題となっているため、「私の態度表明も必要でしたし、他のゼミ生の名誉のためにも、そんなヒドいゼミじゃないと示すためにも、きちんと反論していることを指摘しておきたかったのです」と胸の内を明かした。

 それに加え、上野千鶴子・東大名誉教授が古市さんの指導教員だ、というネットのデマを否定する意図もあったと話す。実際、今回の騒動のさなか「指導教員は誰だ」といった趣旨の書き込みも見つけたようで、「他の方に迷惑がかかるのを防ぐ必要がありました」と話す。 確かに、上野さんと古市さんの深いつながりはたびたび話題となっていた。2011年に共著「上野先生、勝手に死なれちゃ困ります 僕らの介護不安に答えてください」(光文社新書)を出版したり、数々のインタビューをともに答えたりしている。専攻も共通しており、退官前の4年間はとも に東大に籍を置いていた。  ≫(J−CAST NEWS)


http://www.asyura2.com/16/senkyo208/msg/208.html

記事 [政治・選挙・NHK208] 「帰れコール」の嵐で、ペテン総理が立ち往生&「(改憲は)自民党結党の精神。選挙で争点とすることは考えていない」けど…
http://kuronekonotango.cocolog-nifty.com/blog/2016/06/post-5a92.html
2016年6月20日 くろねこの短語


「帰れコール」の嵐で、ペテン総理が立ち往生&「(改憲は)自民党結党の精神。選挙で争点とすることは考えていない」けど「次の国会から改憲議論」(安倍晋三)&党首討論会で小沢一郎に一喝された社会学者・古市憲寿のゲスっぷり。

 沖縄県民大会に6万人が結集。政治的という理由で自民、公明は不参加。沖縄における女性強姦殺人事件そのものが極めて政治的マターであるはずなのに、このひとたちはどのツラ下げて「県民の心に寄り添う」なんて事を口にできるのだろう。

・抗議の沖縄県民大会に6万5000人 海兵隊撤退を決議
 https://www.youtube.com/watch?v=uRJWNOWMOBw

 そんな沖縄のことなんか頭の片隅にもないであろうペテン総理は、参議院選挙公示直前の日曜に吉祥寺で街頭演説するも、「帰れコール」が湧き起こり立往生したとか。しかも、そんな市民の声に対して、

「私は子供の時、お母さんからあまり他人(ひと)の悪口を言ってはいけない。こう言われましたが、あまり野党のことを批判したくありませんが、分かりやすくするために少し批判させてください。私は今、批判され・・・批判ばっかりしていると・・・(この会場には)妨害ばっかりしてばっかり人がいますが、みなさん、こういうことは止めましょうね、恥ずかしいですから」(ブログ「晴天とら日和」さんより引用)

 って喚き散らしたそうだ。国会では「日教組、日教組」とか「早く質問しろよ」とか、NHKが言うところの「自席発言」という野次を盛んに飛ばしてるくせに、天に唾するのもいい加減にしろってなもんです。それにしても、「お母さん」ときちゃいますか。還暦超えた男が公的な立場で発する言葉じゃござんせん。ブログ「晴天のとら日和」さんも指摘していたが、せめて「母」と言うのが大人の男ってもんだろう。

 それはともかく、「帰れコール」はズシンと響いたようで、その後に予定していた有楽町での演説をキャンセル。有楽町では野党統一の大街宣があって大いに盛り上がっていたいたから、さすがにその後にノコノコ顔出すことはできなかったんだろう。さらに、今日予定していた北海道遊説も取り止めだとか。さすが、チキンだな、ペテン総理は。

・安倍晋三@吉祥寺街宣
 http://twitcasting.tv/supportv4d/movie/280994849
 

 でもって、夜にはニコニコ動画の党首討論会に出席したペテン総理は、「(改憲は)自民党結党の精神。選挙で争点とすることは必ずしも考えていない」けど「参議院の結果を受け、どの条文を変えていくか、条文の中身をどのように変えていくかについて、議論を進めていきたい。次の国会から憲法審査会を動かしていきたい」なんてことをほざいてくれちゃってます。

 つまり、「改憲は自民党の党是だから、争点にしなくても自民党が選挙に勝てばもれなく改憲がついてくるんだぜ」って言ってるわけだ。選挙公約でも一番最後におまけ程度にわずか6行で「改憲」に触れているだけで、大手メディアでは「経済、経済」って言っておきながら、ニコニコ動画みたいな身内のメディアではこうした踏み込んだ「改憲」の発言をする。これは、明らかに詐欺ですね。

 しかし、「自民党の党是だから、争点にする必要はない」って発言は、選挙で勝つことは白紙委任されたことって言ってるようなものだろうに、こういうレトリックになんで新聞・TVは鈍感なんだろうね。やっぱり、来月の参議院選挙で「改憲」目論む勢力を勝たせたら、この国はとんでもないことになりますよ。

・安倍首相「次の国会から改憲議論」 参院選後 具体的に条文審査
 http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2016062090070558.html

 最後に、この討論会の司会は、このところつとに御用学者ぶりが板についてきた社会学者の古市憲寿君が務めていたんだが、なんとまあオザワンに向かって「僕は小沢さんが再婚相手が見つかったか、聞いてみたいんですが」って質問したってね。さすがにこの質問にオザワンはムッとしたようで、古市君はおざなりな釈明したようだが、これがまたオザワンの怒りに火をつけちゃって、「お詫びするならお詫びするで、きちんとしなさい。そんな言い草ないでしょう」と一括されたってね。

・古市憲寿氏、小沢一郎氏を激怒させる「再婚相手は見つかった?」 ネット党首討論中に質問 
 http://www.huffingtonpost.jp/2016/06/19/furuichi_n_10556620.html?utm_hp_ref=japan

・【党首討論・発言詳報】
 http://www.huffingtonpost.jp/2016/06/19/wasshoi-net_n_10555596.html?utm_hp_ref=japan

ネット党首討論 古市「小沢さんの再婚相手が見つかったか?気になるんですけど」


 政治家はもとより、その周辺の学者や評論家ってのもどんどん劣化してるんだね。社会性の欠如って言ってもいいかもしれない。こんなひとたちが、上から目線で新聞・TVで説教たれたりしてるんだもの、そりゃあヤングな諸君が大人を見限りたくなるのもわかろうというものだ。

http://www.asyura2.com/16/senkyo208/msg/209.html

記事 [政治・選挙・NHK208] ≪驚き≫安倍政権のご意見番、ジャーナリストの青山繁晴氏が参議院選挙に出馬へ!
【驚き】安倍政権のご意見番、ジャーナリストの青山繁晴氏が参議院選挙に出馬へ!
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-12119.html
2016.06.20 12:40 情報速報ドットコム



ジャーナリスト青山繁晴氏が出馬へ 午後に会見
http://www.sankei.com/smp/west/news/160620/wst1606200043-s1.html
 民間シンクタンク「独立総合研究所」社長でジャーナリストの青山繁晴(しげはる)氏が、22日公示の参院選(7月10日投開票)に立候補する意向を固めたことが20日、分かった。青山氏は同日午後、大阪市内で記者会見し、出馬する選挙区などについて説明する。


以下、ネットの反応
























これは驚きです!何時かは政治に進出してくると思っていましたが、このタイミングで出馬してくるのは予想外でした。百田尚樹氏も都知事選に出ますが、右派系の言論人が次々に出馬を表明しているのは気になるところです。
とりあえず、今日の午後に記者会見をやるようなので、その内容次第という感じがあります。
*出馬ならば自民党から?



http://www.asyura2.com/16/senkyo208/msg/210.html

記事 [政治・選挙・NHK208] フジテレビ「新報道2001」党首討論/首相が言わない二つの数字―実質賃金5年連続マイナス、個人消費2年連続マイナス/
野党共闘――大義で結束して安倍政権を倒すのは当たり前







しんぶん赤旗 2016年6月20日(月)

フジテレビ「新報道2001」党首討論 志位委員長の発言
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik16/2016-06-20/2016062006_01_0.html

 日本共産党の志位和夫委員長は19日放送のフジテレビ番組「新報道2001」に出演し、与野党党首と経済問題、参院での野党共闘などを中心に討論しました。

首相が言わない二つの数字―実質賃金5年連続マイナス、個人消費2年連続マイナス


 番組では、安倍政権の経済政策「アベノミクス」の下で広がる貧困と格差の問題がテーマになりました。安倍晋三首相は「有効求人倍率は47全ての都道府県で1倍を超えた」など数値をあれこれあげ、「アベノミクス」に固執する姿勢をあらわにしました。これに対し志位氏は反論しました。

 志位 安倍さんは、「アベノミクス」はうまくいっていると、いろんな数字をあげられました。さきほど、有効求人倍率が1を超えて、全国そうなっているとおっしゃいましたけれども、これはパートや非正規を含めた数なんです。正社員の有効求人倍率というのは0・85なんですよ。1を超えているのはたった8都県しかないんです。ですから、正社員の仕事がない。

 そして、安倍さんは大事な数字を二つあげないんです。

 一つは、働く人の実質賃金が5年連続マイナスです。5%目減りしている。1990年以降、最低になっているんです。賃金が実質目減りしている。

 もう一つは、日本経済の6割を占める個人消費が、(20)14年度、15年度と2年連続マイナスなんですよ。2年連続マイナスというのは、戦後で初めてです。

 ですから、この二つの大問題がある。「アベノミクス」といって、ともかく“大企業を応援して、大企業がもうかれば、家計に回る”といってやってきたんだけれど、そうなっていない。この実態を認めるべきだと思います。
 

「うまくいっている」と言えばいうほど国民の現状を知らないことを示す


 それでも安倍首相は「アベノミクス」の失敗を認めず、「昨年の正規雇用は8年ぶりに26万人増えた」「実質賃金は直近の3カ月は連続プラスになった」と再び数値を持ち出しました。

 志位 さきほど、総理は、足元では正社員が増えていると。去年は26万人増ということをいいました。ただ、安倍政権の3年間では36万人減っている。減ったうち、若干を取り戻したというだけです。全体の数字をきちんという必要があると思います。

 それから、実質賃金も、この(直近の)3カ月は上がったっていうんですけれど、かなり落ち込んだところに比べて、ちょっと上がっただけです。そういう数字のごまかしはやめたほうがいい。

 なによりも、この間、日本世論調査会が調査をして、「『アベノミクス』で給与が上がったという実感がありますか」と(いう設問に)、85%は「上がった実感はない」といっているんです。

 国民の実感はそうなんですよ。ですから、総理が、いろいろとうまくいっている、うまくいっているといえばいうほど、これは今の現状を知っていない、知らないでものをいっているということになると思うんですよ。 

「正社員を増やす」と言いながら派遣法大改悪――言っていることとやっていることが違う

  これに対し安倍首相に「『アベノミクス』は道半ば。すべてがうまくいっているとは思っていない。不十分な点がたくさんあることは率直に認めたい」としつつ、「正社員を増やすことができた。実数で増やすのは大変なことだ」と発言。志位氏はさらに反論しました。

 志位 いまの問題でも、(テレビ局が用意した)グラフを見てくださいよ。非正規雇用労働者の割合というのは、37・5%で、もう最悪なんですよ。

 しかも、そういう最悪のときに、労働者派遣法の改悪をあなた方はやった。これまで派遣は「原則1年、最大でも3年」という枠があったのを、期間制限を取り外して、永久に派遣でも働かせ続けることができるようになった。そうしますと、「正社員ゼロ社会」に道を開くような大改悪をやっているわけですよ。そういうことをやっていながら、いろいろとおっしゃっても、これは、言っていることとやっていることがぜんぜん違うということをいわなければなりません。

「21兆円税収増」――8兆円は消費税増税分、リーマン・ショック前を取り戻していない

 公明党の山口那津男代表は、「国税・地方税合わせ21兆円税収が増えているのは『アベノミクス』のこの紛れもない結果」などと発言。志位氏は「21兆円というのも違いますよ。そのなかに8兆円の消費税増税が入っているのです。増えたのは13兆円だけでしょう」と指摘。安倍首相が「8兆円は消費税を上げた分だが、13兆円は大変な額だ」と発言したことに志位氏は次のように批判しました。

 志位 いまいった「21兆円税収が増えた」と(いう発言ですが)、そのうち消費税(増税分)を抜いたら13兆円だということを認めました。

 しかし、この13兆円も、リーマン・ショックの前を取り戻していないんです。リーマン・ショックがあった。リーマン・ショックで(税収が)落ち込んだ。これを取り戻していない。ですから、そういう数字をいろいろと並べて、自分たちがうまくいったといえばいうほど、それは国民の実感から離れていくと思いますよ。

野党共闘――大義で結束して安倍政権を倒すのは当たり前

 番組では、32の参院1人区で野党統一候補が実現し、与党との対決構図となったことがテーマになりました。司会者から「統一候補を立てていても政権は組まない。これがどうしてもわかりにくい」との質問に、民進党の岡田克也代表は「理念、政策で違いがあって、政権は組めませんと(私はいっている)。しかし、自民党、安倍政権の暴走を止め、安倍政権を倒すという共通目的に基づいて協力していくことはまったくおかしくない」と反論しました。志位氏は次のように述べました。

 志位 私たちは、野党で「連合政権」を組もうという提案をしております。ただ、合意はありません。合意がなくても、私たちは、まずは、安倍政権が安保法制――私たちは戦争法と呼んでいますが、あの憲法違反の法律を通した。そして日本の立憲主義を壊してしまった。しかもそのうえに憲法改定までいっている。

 そういう状況のなかでですね、野党が安保法制を廃止する、そして立憲主義を取り戻す、憲法改定を許さないと、そういう太いところで、大義で結束して安倍政権を倒す。これは当たり前のことです。

 しかも野党としては、それ以外の暮らしや民主主義の問題でも「共通政策」をずーっと確認しています。ですから、安保法制だけじゃありません。

 ですから、私は、(野党4党は)安倍政権に代わる選択肢をしっかり示していると思っています。

安倍政権を倒した後をどうするか――日本共産党は「国民連合政府」を提案

 これに関し、安倍首相と志位委員長との間で、次のようなやりとりになりました。

 安倍 おそらく志位さんは、おなかのなかでは、民進党は必ず自分たちを必要としてくる、政権をともに担うことにしてみせると、おそらく思っておられると思いますよ。そうでなければ、党の候補者を降ろしませんよ。安倍政権を倒すということで一本化しているんであれば、もし倒したあとはどうするんですか。

 志位 私たちは、倒した後に「国民連合政府」をつくろうということを提案しております。この「国民連合政府」というのは、「安保法制の廃止と立憲主義を取り戻す」ということが中心課題ですが、それ以外の暮らしの問題でも、「共通政策」を実行する。そして、この大命題をやりとげたら、ずるずる続けないで、解散・総選挙をやって、(国民の)審判を仰いで、次の進路を決めていくということをいっているわけです。

 安倍 志位さんは、私がいったとおりのことをおっしゃったんですよね。(民進党などと)いっしょに政府をつくっていくといったじゃないですか。

 志位 私たちは、そういう展望をもっているけれど、いま合意がないものを押し付けていません。

野党は、安保法制以外でも「共通政策」をしっかり確認している

 自公と一緒に野党共闘を批判した、おおさか維新の会の松井一郎代表が「政策なくチームをつくるのは野合といわれても仕方がない」と発言したことに志位氏は次のように反論しました。

 志位 「政策なき」というのは、まったくのデマですよ、これは。「共通政策」をしっかり確認しているんです。野党4党として、経済の問題でも、「アベノミクスによる格差と貧困を是正する」ということで、具体的な項目もずっと確認しているんですよ。政策がないというのはまったくのデマです。

 安倍首相は「民進党は共通政策が政権公約のなかにはまったく入っていない。志位さんがいうことと岡田さんがいうことはだいぶ違う」などと批判。これに対し志位氏は次のように述べました。

 志位 違わないですよ。この間、野党4党として、15本の議員立法を出しています。それから「市民連合」のみなさんと19項目の政策協定を交わしています。

 そういうなかで、たとえば経済の問題でも、保育士さんや介護職の給料を引き上げる。あるいは、長時間労働を是正し、最低賃金の大幅引き上げをはかる。税の問題も富裕層と大企業に応分の負担を求めることを掲げています。


関連キーワード

 



http://www.asyura2.com/16/senkyo208/msg/211.html
記事 [政治・選挙・NHK208] 「海兵隊の撤退を求める」抗議の沖縄県民大会に6万5千人が参加!自民・公明・お維は参加せず
「海兵隊の撤退を求める」抗議の沖縄県民大会に6万5千人が参加!自民・公明・お維は参加せず
http://xn--nyqy26a13k.jp/archives/18299
2016/06/20 健康になるためのブログ






以下ネットの反応。


この県民大会を自民、公明、お維は欠席ね。彼らの沖縄への冷たさは異様だよ。事実上、一心同体だ

【号外】被害者悼み海兵隊撤退要求 沖縄県民大会に6万5千人 | 沖縄タイムス+プラス https://t.co/ZCrpyorUmt @theokinawatimesさんから

— スチウ (@ragout5656) 2016年6月19日














今回の大会への不参加は、誰が(どの政党が)、どこを向いているかがよくわかります。こんな痛ましい事件が起こっても日米地位協定が放置されるなら、2度と日米地位協定が改定されることはないでしょう。そしてまた同じ事件が起こります。被害者の方や沖縄の方の事を考えれば、今動くしかないはずです。



http://www.asyura2.com/16/senkyo208/msg/212.html

記事 [政治・選挙・NHK208] ≪注目≫東北5県の農協系団体が参院選は自民党を推薦しない決定!TPP・安保法・強権政治などが影響
【注目】東北5県の農協系団体が参院選は自民党を推薦しない決定!TPP・安保法・強権政治などが影響
http://xn--nyqy26a13k.jp/archives/18327
2016/06/20 健康になるためのブログ



http://www.jcp.or.jp/akahata/aik16/2016-06-18/2016061801_01_1.html

従来自民党の支持基盤とみられてきた業界団体に、参院選で変化が起きています。東北では福島を除く5県の農協系団体が「自主投票」を決定。農協関係者は、昨年10月の環太平洋連携協定(TPP)の「大筋合意」や農協つぶしの「農協改革」に対する批判に加え、安倍政権の強権政治に対する不満を理由に挙げます。

自民党の締め付けが厳しくなるなか、政権と異なる意見の表明が難しくなっているとの指摘もあります。

 秋田県農民連の鈴木万喜夫委員長は、秋田県でもTPP反対などで農協が及び腰になっているところがあるとしつつ、次のように語ります。

 「農家のなかには、ここまで自民党にだまされ続けて、それでも自民党を推さなければいけないのかという思いが鬱積(うっせき)している。自民党から自主投票へ変わったのは、そうした農家の思いを農政連も受け止めなければならなかったことの表れだろう」



以下ネットの反応。




















これはかなり大きい動きですよね。農家の人たちの横のつながりはスゴイですから、雪崩を打って「自民離れ」ということも考えられます。そしてこの東北の動きが全国に伝われば、またその効果も指数関数的に膨れ上がっていく可能性があります。ネットでもリアルでも「東北の農家は自民推しやめたらしい」ということをつぶやいていきましょう。



http://www.asyura2.com/16/senkyo208/msg/213.html

記事 [政治・選挙・NHK208] フジテレビ「新報道2001」党首討論/首相が言わない二つの数字―実質賃金5年連続マイナス、個人消費2年連続マイナス/
野党共闘――大義で結束して安倍政権を倒すのは当たり前







しんぶん赤旗 2016年6月20日(月)

フジテレビ「新報道2001」党首討論 志位委員長の発言
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik16/2016-06-20/2016062006_01_0.html

 日本共産党の志位和夫委員長は19日放送のフジテレビ番組「新報道2001」に出演し、与野党党首と経済問題、参院での野党共闘などを中心に討論しました。

首相が言わない二つの数字―実質賃金5年連続マイナス、個人消費2年連続マイナス


 番組では、安倍政権の経済政策「アベノミクス」の下で広がる貧困と格差の問題がテーマになりました。安倍晋三首相は「有効求人倍率は47全ての都道府県で1倍を超えた」など数値をあれこれあげ、「アベノミクス」に固執する姿勢をあらわにしました。これに対し志位氏は反論しました。

 志位 安倍さんは、「アベノミクス」はうまくいっていると、いろんな数字をあげられました。さきほど、有効求人倍率が1を超えて、全国そうなっているとおっしゃいましたけれども、これはパートや非正規を含めた数なんです。正社員の有効求人倍率というのは0・85なんですよ。1を超えているのはたった8都県しかないんです。ですから、正社員の仕事がない。

 そして、安倍さんは大事な数字を二つあげないんです。

 一つは、働く人の実質賃金が5年連続マイナスです。5%目減りしている。1990年以降、最低になっているんです。賃金が実質目減りしている。

 もう一つは、日本経済の6割を占める個人消費が、(20)14年度、15年度と2年連続マイナスなんですよ。2年連続マイナスというのは、戦後で初めてです。

 ですから、この二つの大問題がある。「アベノミクス」といって、ともかく“大企業を応援して、大企業がもうかれば、家計に回る”といってやってきたんだけれど、そうなっていない。この実態を認めるべきだと思います。
 

「うまくいっている」と言えばいうほど国民の現状を知らないことを示す


 それでも安倍首相は「アベノミクス」の失敗を認めず、「昨年の正規雇用は8年ぶりに26万人増えた」「実質賃金は直近の3カ月は連続プラスになった」と再び数値を持ち出しました。

 志位 さきほど、総理は、足元では正社員が増えていると。去年は26万人増ということをいいました。ただ、安倍政権の3年間では36万人減っている。減ったうち、若干を取り戻したというだけです。全体の数字をきちんという必要があると思います。

 それから、実質賃金も、この(直近の)3カ月は上がったっていうんですけれど、かなり落ち込んだところに比べて、ちょっと上がっただけです。そういう数字のごまかしはやめたほうがいい。

 なによりも、この間、日本世論調査会が調査をして、「『アベノミクス』で給与が上がったという実感がありますか」と(いう設問に)、85%は「上がった実感はない」といっているんです。

 国民の実感はそうなんですよ。ですから、総理が、いろいろとうまくいっている、うまくいっているといえばいうほど、これは今の現状を知っていない、知らないでものをいっているということになると思うんですよ。 

「正社員を増やす」と言いながら派遣法大改悪――言っていることとやっていることが違う

  これに対し安倍首相に「『アベノミクス』は道半ば。すべてがうまくいっているとは思っていない。不十分な点がたくさんあることは率直に認めたい」としつつ、「正社員を増やすことができた。実数で増やすのは大変なことだ」と発言。志位氏はさらに反論しました。

 志位 いまの問題でも、(テレビ局が用意した)グラフを見てくださいよ。非正規雇用労働者の割合というのは、37・5%で、もう最悪なんですよ。

 しかも、そういう最悪のときに、労働者派遣法の改悪をあなた方はやった。これまで派遣は「原則1年、最大でも3年」という枠があったのを、期間制限を取り外して、永久に派遣でも働かせ続けることができるようになった。そうしますと、「正社員ゼロ社会」に道を開くような大改悪をやっているわけですよ。そういうことをやっていながら、いろいろとおっしゃっても、これは、言っていることとやっていることがぜんぜん違うということをいわなければなりません。

「21兆円税収増」――8兆円は消費税増税分、リーマン・ショック前を取り戻していない

 公明党の山口那津男代表は、「国税・地方税合わせ21兆円税収が増えているのは『アベノミクス』のこの紛れもない結果」などと発言。志位氏は「21兆円というのも違いますよ。そのなかに8兆円の消費税増税が入っているのです。増えたのは13兆円だけでしょう」と指摘。安倍首相が「8兆円は消費税を上げた分だが、13兆円は大変な額だ」と発言したことに志位氏は次のように批判しました。

 志位 いまいった「21兆円税収が増えた」と(いう発言ですが)、そのうち消費税(増税分)を抜いたら13兆円だということを認めました。

 しかし、この13兆円も、リーマン・ショックの前を取り戻していないんです。リーマン・ショックがあった。リーマン・ショックで(税収が)落ち込んだ。これを取り戻していない。ですから、そういう数字をいろいろと並べて、自分たちがうまくいったといえばいうほど、それは国民の実感から離れていくと思いますよ。

野党共闘――大義で結束して安倍政権を倒すのは当たり前

 番組では、32の参院1人区で野党統一候補が実現し、与党との対決構図となったことがテーマになりました。司会者から「統一候補を立てていても政権は組まない。これがどうしてもわかりにくい」との質問に、民進党の岡田克也代表は「理念、政策で違いがあって、政権は組めませんと(私はいっている)。しかし、自民党、安倍政権の暴走を止め、安倍政権を倒すという共通目的に基づいて協力していくことはまったくおかしくない」と反論しました。志位氏は次のように述べました。

 志位 私たちは、野党で「連合政権」を組もうという提案をしております。ただ、合意はありません。合意がなくても、私たちは、まずは、安倍政権が安保法制――私たちは戦争法と呼んでいますが、あの憲法違反の法律を通した。そして日本の立憲主義を壊してしまった。しかもそのうえに憲法改定までいっている。

 そういう状況のなかでですね、野党が安保法制を廃止する、そして立憲主義を取り戻す、憲法改定を許さないと、そういう太いところで、大義で結束して安倍政権を倒す。これは当たり前のことです。

 しかも野党としては、それ以外の暮らしや民主主義の問題でも「共通政策」をずーっと確認しています。ですから、安保法制だけじゃありません。

 ですから、私は、(野党4党は)安倍政権に代わる選択肢をしっかり示していると思っています。

安倍政権を倒した後をどうするか――日本共産党は「国民連合政府」を提案

 これに関し、安倍首相と志位委員長との間で、次のようなやりとりになりました。

 安倍 おそらく志位さんは、おなかのなかでは、民進党は必ず自分たちを必要としてくる、政権をともに担うことにしてみせると、おそらく思っておられると思いますよ。そうでなければ、党の候補者を降ろしませんよ。安倍政権を倒すということで一本化しているんであれば、もし倒したあとはどうするんですか。

 志位 私たちは、倒した後に「国民連合政府」をつくろうということを提案しております。この「国民連合政府」というのは、「安保法制の廃止と立憲主義を取り戻す」ということが中心課題ですが、それ以外の暮らしの問題でも、「共通政策」を実行する。そして、この大命題をやりとげたら、ずるずる続けないで、解散・総選挙をやって、(国民の)審判を仰いで、次の進路を決めていくということをいっているわけです。

 安倍 志位さんは、私がいったとおりのことをおっしゃったんですよね。(民進党などと)いっしょに政府をつくっていくといったじゃないですか。

 志位 私たちは、そういう展望をもっているけれど、いま合意がないものを押し付けていません。

野党は、安保法制以外でも「共通政策」をしっかり確認している

 自公と一緒に野党共闘を批判した、おおさか維新の会の松井一郎代表が「政策なくチームをつくるのは野合といわれても仕方がない」と発言したことに志位氏は次のように反論しました。

 志位 「政策なき」というのは、まったくのデマですよ、これは。「共通政策」をしっかり確認しているんです。野党4党として、経済の問題でも、「アベノミクスによる格差と貧困を是正する」ということで、具体的な項目もずっと確認しているんですよ。政策がないというのはまったくのデマです。

 安倍首相は「民進党は共通政策が政権公約のなかにはまったく入っていない。志位さんがいうことと岡田さんがいうことはだいぶ違う」などと批判。これに対し志位氏は次のように述べました。

 志位 違わないですよ。この間、野党4党として、15本の議員立法を出しています。それから「市民連合」のみなさんと19項目の政策協定を交わしています。

 そういうなかで、たとえば経済の問題でも、保育士さんや介護職の給料を引き上げる。あるいは、長時間労働を是正し、最低賃金の大幅引き上げをはかる。税の問題も富裕層と大企業に応分の負担を求めることを掲げています。


関連キーワード

 



http://www.asyura2.com/16/senkyo208/msg/214.html
記事 [政治・選挙・NHK208] オリンピック金権劇場興業主、森喜朗から新知事へのお願い(出たぞ、出たぞ、舛添騒動チクリの黒幕)
オリンピック金権劇場興業主、森喜朗から新知事へのお願い(出たぞ、出たぞ、舛添騒動チクリの黒幕)
http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/10da0b9d600535b448652521785fea50
2016年06月20日 のんきに介護


KaSuehiro@KaSuehiro さんのツイート。


――ほおら来た。これが自民党が舛添をクビにした目的だよ。「純粋な庶民感情」「庶民の生活実感に根ざした怒り」なんてものじゃない。


森会長、五輪準備への協力要望 新都知事へ | 2016/6/16 - 共同通信 47NEWS〔20:57 - 2016年6月16日 〕――


〔資料〕


「森会長、五輪準備への協力要望 新都知事へ」


   共同通信(2016/6/16 22:23)


☆ 記事URL:http://this.kiji.is/116141741081445877

2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長は16日、舛添要一東京都知事の辞職決定を受けて東京都内で取材に応じ、新知事に「五輪を迎える。そして、それを進めていく。世界に対して約束をした(都市の)知事ですから、そのことをしっかり確認してやっていただきたい」と協力を要望した。

 組織委の支出は招致段階の見積もりから大幅に膨らむ見通しで、舛添氏は当初組織委が担当する予定だった仮設会場の一部の整備を都が担うことに前向きな姿勢を示していた。森会長は「五輪を招致したのは東京都。国でもなければ組織委でもない」と強調し、大幅な方針変更をけん制した。


           ◇









http://www.asyura2.com/16/senkyo208/msg/215.html

記事 [政治・選挙・NHK208] ≪これでいい?≫安倍総理「参院選の争点にはしないが、秋の臨時国会から改憲議論をして行きたい」
【これでいい?】安倍総理「参院選の争点にはしないが、秋の臨時国会から改憲議論をして行きたい」
http://xn--nyqy26a13k.jp/archives/18317
2016/06/20 健康になるためのブログ




http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160620/k10010562231000.html?utm_int=news_contents_news-main_005


http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2016062090070558.html

安倍晋三首相は十九日、インターネット動画中継サイト「ニコニコ動画」の党首討論会で、改憲について「参院選の結果を受け、どの条文を変えていくか、条文の中身をどのように変えていくかについて、議論を進めていきたい。次の国会から憲法審査会を動かしていきたい。自民党の総裁としてぜひ動かしたい」と秋の臨時国会から、衆参両院に設置されている憲法審査会で、具体的な改憲項目の議論を与野党で進めたい考えを示した。 (関口克己、横山大輔)

 首相は在任中の改憲に意欲を示している。首相の自民党総裁としての任期が切れる二〇一八年九月までに改憲の国民投票を終えるためには、来年秋の臨時国会で原案を審議し、発議する必要がある。そのためには、今年後半から国会で議論を始め、来年前半の通常国会までに原案をまとめる必要がある



以下ネットの反応。


















改憲やる気満々ですね。今回、自民党へ投票することは改憲してもいいよということになります。安倍政権下の今のメディア状況で憲法改正発議がされれば、国民はコントロールされて「憲法改正イエス!イエス!」になることは容易に見えています。この国は「オバマの広島訪問の評価」「舛添バッシングへの加担」など、簡単に国民の9割が同じ意見になっちゃうんですよね(キモい)。


関連記事
≪党首討論・発言詳報≫安倍総裁、岡田代表ら9党首、「アベノミクス」「経済」で参院選前に激しい舌戦 参院選2016
http://www.asyura2.com/16/senkyo208/msg/190.html




http://www.asyura2.com/16/senkyo208/msg/216.html

記事 [政治・選挙・NHK208] 国民怒りの声 宝田明氏が参院選出馬中止「後進に道譲る」(日刊ゲンダイ)


国民怒りの声 宝田明氏が参院選出馬中止「後進に道譲る」
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/183920
2016年6月20日 日刊ゲンダイ



比例10人、選挙区1人で総決起集会(C)日刊ゲンダイ

 俳優の宝田明氏(82)の突然の不出馬で、政党に準じた選挙運動のできる「10人」の候補者を立てられるのかどうか懸念された小林節慶大名誉教授(67)が代表を務める政治団体「国民怒りの声」だが、無事、比例候補10人が集まった。

 宝田氏の代わりに、橋本勉・元衆院議員(62)が出馬する。東京選挙区で公認した小林興起・元衆院議員(72)と合わせ、候補者は合計11人となった。

「国民怒りの声」は19日、永田町のホールで総決起集会を開き、集まった支援者400人を前に、宝田氏は不出馬の理由についてこう語った。

「他の候補者は私より20歳、30歳も若い。後進の道を阻んでいるのではないかと自問自答した」

 宝田氏は今後は応援団に回るという。

 小林代表は「(改憲に必要な)3分の2を取ろうとしている安倍政権を止める」「反自民で嫌民進で社民・共産はちょっと、という人。政治なんて変わらないと思っている人に訴えたい」とあらためて決意表明。国会に議席がないため、テレビなどの党首討論に呼ばれず、厳しさは否めないが、「棄権票の受け皿になる」という原点を忘れず戦うという。


新政治団体 国民怒りの声 総決起集会 2016.6.19 <会員向け動画 特別公開中>:IWJ
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/310284



http://www.asyura2.com/16/senkyo208/msg/217.html

記事 [政治・選挙・NHK208] 子供の愛国教育に暗躍する、電通と安倍昭恵首相夫人(simatyan2のブログ)
子供の愛国教育に暗躍する、電通と安倍昭恵首相夫人
http://ameblo.jp/usinawaretatoki/entry-12172592177.html
2016-06-20 14:09:19NEW !  simatyan2のブログ



10日に民進党の長妻あきら氏が、


小中学校において2、3年後に「道徳心」「愛国心」に成績をつける、
と文科省の決定。


教育委員会の判断で内申書に記載し、入試の資料とすることも可能に。


と言った報告を、動画とともに自身のホームページに掲載しました。


2016.6.10【今週の活動報告】子どもの道徳心に成績をつける?


この公表後、政府のお抱え広報機関の産経新聞が早速「事実無根」で
あるという記事を載せています。


道徳教科化「愛国心評価、受験の内申書にも」 民進・長妻昭氏がHPで説明 政府答弁と異なる説明 文科省「事実無根」
http://www.sankei.com/life/news/160617/lif1606170010-n1.html

しかし「事実無根」とは言いながらも、よく読むと、愛国心を個別で成績
を付けることは否定しても、道徳に愛国心が含まれるのは間違いない
のです。


つまり当たらずとも遠からずだと言うことです。


また実際、愛国心を小さい子供のうちから植え付けようとする動きも
見られるのです。


ある幼稚園での教育風景を見ていただきましょう。


塚本幼稚園園児による教育勅語暗唱 埼玉県議会・刷新の会 視察編




すごく気色悪い、まるで北朝鮮のような風景にわが目を疑いますが、
紛れも無く日本の幼稚園なんですね。


この幼稚園には、


愛人問題で失職した自民党の鴻池祥肇元大臣、


中山なりあき元大臣、


先日逮捕された田母神俊雄元航空幕僚長、


櫻井よしこ氏、


東京五輪賄賂問題で追求されながら逃げ切ったJOC竹田恒明の
息子、竹田恒泰など、


とんでもない連中が出入りしています。


そして、こうした愛国園児たちに囲まれ微笑んでいる女性、



これこそが元電通社員にして幼稚園の名誉校長、


そしてわが国の首相夫人でもある安倍昭恵氏なのです。





最近の昭恵首相夫人は、過去記事にも書いたように何かと精力的な
活動をしています。


夫の名代で靖国神社を参拝したり、大麻を栽培したり、宗教施設で
講演をしたり・・・。


しかし元電通の人ですから何の考えも無く動くはずはありません。


電通ゆかりの人物が動くときは、


世耕弘成官房副長官(近大理事長)然り、


昭恵夫人然り、


表向きは愛国心だの美しい国だの唱えていても、その言動の裏に
は必ず、どす黒い野心が渦巻いているからです。


そして頭の中には電通の戦略十訓が叩き込まれているからです。



たとえば電通や官僚が得意とする言葉のマジックでの洗脳があります。


そもそも愛国心とは、


「国や郷土を愛する心をもつこと」


なのですが、この「国」がいつのまにか「政府」と同義語になって
いるんですね。


よく「国の借金」「国の財源」などといいますが、これは本当は
「政府の借金」「政府の財源」のことなのです。


つまり郷土に借金があろうはずもなく、また郷土に命をかける必要も
無いのに、これを混同させて、政府=国、の刷り込みから「国防」
「愛国心」「お国のため」に金と命を捧げるように繋げてきたのです。


しかし政府は国民を守る気などさらさらありません。


その証拠に、防衛庁から防衛省に昇格しても、国の防衛には何の役
にも立っていない現実があります。


前回も書きましたが、安倍政権になってから実に月3回のペースで
中国に領海侵入させていると言う事実があります



中国軍艦領海侵入 毎月3回のペースで侵入 尖閣周辺領海では海警局3隻も
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160615-00000572-san-pol

あれだけ強引に安保法制を通し、強固な日米関係を築いたと言いな
がら抑止力は何も効いてないんですね。


自衛隊の杜撰な指揮系統も昔から何ら改良されていません。




陸自実弾誤射「あり得ない」ミス連鎖 任務拡大、不安な態勢
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201606/CK2016060602000238.html

ここまでくると中国の領海侵入も、わざとさせたのでは?と勘ぐり
たくなりますね。


つまり真剣に国を守ると言う意識ではなく、とりあえず国の予算を
分捕るための国防意識程度しかないのに、「中国が」「韓国が」
と国民に対して危機感を煽っているだけじゃないかということです。


これは大人ならば少し考えればわかることですが、子供のころから
教育(洗脳)されてしまうと異常が正常になってしまうようですね。


小さな子供は23分間あれば洗脳が出来てしまうのです。


23分钟的奇迹



http://www.asyura2.com/16/senkyo208/msg/218.html

記事 [政治・選挙・NHK208] 「文春砲」では、やっぱり政治は動かない  
「文春砲」では、やっぱり政治は動かない

著者に聞く

津田大介×安部敏樹 特別対談1
2016年6月20日(月)
日経BP出版局
 「日本死ね!」――そんな極端な物言いをしなければ言葉が届かない、“週刊誌的”な状況の中で、社会を変えていくにはどうしたらいいのか。ジャーナリストである津田大介さんと、津田さんとは旧知の仲である社会起業家の安部敏樹さんに対談してもらいました。
今年の夏の参院選が迫ってきました。いろいろ争点はありますが、何と言っても選挙権年齢が「18歳以上」へと引き下げられることが大きい。各党とも若年層へのアピールを考えているようですが、これを機に本当に若い世代の政治参加が進むのか。今後の社会の変化を考えるうえでの重要なトピックです。

 政治情報サイト「ポリタス」を運営するジャーナリストの津田大介さんと、若者代表として、1987年生まれの社会起業家の安部敏樹さんに語らっていただきたいと思います。

安部:よろしくお願いします。

津田:安部さんがやっている「リディラバ」っていう団体は、ソーシャルベンチャー界隈ではとても有名ですけど、日経ビジネスオンラインの読者にとっては、あんまりなじみがないかもしれませんね。

安部:そうなんですよ。悔しいですけど(苦笑)。僕たちは社会問題の現場に行く「スタディツアー」というのをやっていて、2014年には「観光庁長官賞」(若者旅行を応援する取組表彰)を受賞しました。翌年には、観光立国推進閣僚会議で決まった「観光立国実現に向けたアクション・プログラム2015」で、スタディツアーが政策として盛り込まれたんです。


津田大介さん(右)と安部敏樹さん(写真:鈴木愛子、以下同)
安部さんは、「KDDI∞Labo」や、「IVSローンチパッド」といった、通常のベンチャーが競う場でも、ソーシャルベンチャーでありながら優勝したり入賞したりしていますね。

安部:「社会起業なんて儲からないんでしょ」と言われて腹が立ったことがありまして。だったらビジネスとして成立することを証明してやろうと思って、そういったコンテストに出て、賞もたくさんいただきました。ソーシャルビジネスが、優秀な人を引き付けるような魅力的な仕事だということも示したかったんですよ。

津田:リディラバって、もともとは東大の学生団体から始まったんですよね。学内では伝説的な存在になっているし、僕も複数の大学で講義を持っているので大学生と話すことも多いんですが、社会への問題意識があったり、ちょっと変わった大学生はだいたいリディラバのこと知ってる印象があります。


安部敏樹著『いつかリーダーになる君たちへ』
安部:そういった活動もしつつ、4年前には、東大教養学部のゼミで教える側になって、それをまとめた本も昨年出版されました(『いつかリーダーになる君たちへ』)。そのゼミは、社会問題を解決するためのビジネスプランを学生にチームで作ってもらうという内容です。東大生って勉強はできるけど、チームで何かやるのは苦手。だから、体系的にチームビルディングを学んで、グループワークを通じて実践できるようなゼミにしました。

政治は「お金」と「電話」で動く?

本の話が出たところで、津田さんにおうかがいします。2012年に『ウェブで政治を動かす!』という本を出版されてから3年たちますが、最近のインターネットと政治の関わりをどう見ていますか?

津田:いやー、最近とみに思うのは、「政治は『ウェブ』じゃなくて、『お金』と『電話』で動いているなぁ」ということですね(笑)。

安部:(笑)。


津田大介著『ウェブで政治を動かす!』
一方で、「保育園落ちた、日本死ね!」という匿名ブログが国会を動かした例もあるのでは?

津田:もちろん、かつてと比べればずいぶん変わってきたなとは思います。匿名ブログで書かれたことが瞬間的に爆発して、国会で首相が「匿名である以上、本当のことなのか確認しようがない」と、問題の焦点がずれている答弁をしたためにさらに火がついて、国会前でのデモにもつながった。あれは数年前なら考えられなかった現象で、人々が政治的な主張を国会前デモというかたちで示すようになった背景には脱原発デモやSEALDsなどの存在があると思います。路上で声を挙げることのハードルが下がったんだろうと。

 とはいえ、保育園落ちたブログ騒動で残念だったことが二つあるんです。一つは政府がそれに反応して出した「待機児童解消緊急対策」の中身。小規模保育所の規制を緩和して、預かれる子供の数を増やしている。保育士の待遇改善に予算をつけるんじゃなくて、保育の「質」を下げる方向にいってしまった。骨抜きもいいところで、これではウェブで政治が動いたように見えて、実質的にはぜんぜん「動いて」いないわけですね。

安部:メディアだと政治家の言動につい目がいきがちだけど、予算がどこについているかを見れば、実態は一目瞭然ですからね。この10年間、「少子化対策」っていう言葉はどの政治家のマニフェストにも書かれていたけれども、あまり進展していないですよね。何にどれだけ予算がつけられたのかを見れば、政治家の本気度がわかりますよ。

 (※参考 内閣府の資料によると少子化対策関係予算は平成22年度ごろから3兆円台半ばであまり変わっていなかったが、ここ1〜2年はようやく増加傾向にある)

津田:そしてもう一つ残念だったのが、「日本死ね!」という極端な物言いをしなければ世論を動かせなかった、ということですね。アメリカの大統領選挙における「トランプ現象」と同じで、ソーシャルメディアが浸透した結果、極端な物言いをしなければ言葉が届かなくなっている。しかもそれは世界的な傾向になっているという……。「ネットが週刊誌っぽくなった」と言えるのかもしれませんけど。

安部:週刊文春や週刊新潮のスクープが話題になっているのと重なりますね。

津田:いま実際に政局を動かしてるメディアって、ソーシャルメディアよりも週刊文春です。実際にメディアに通じた政治家は文春や新潮に情報をリークして、自分たちの望む記事を書かせようとしてますからね。『文春砲で政治を動かす!』っていう本を、いずれ誰かが書くんじゃないですかね(笑)。

極端な物言いをしないと言葉が届かないという週刊誌的な状況には、どんな問題がありますか。

津田:ウェブ炎上で世間が動いた典型例といえば、昨年の「オリンピックのエンブレム騒動」がありますね。匿名ネット世論的にはあれは「成功例」なのかもしれませんけど、組織委員会は最後まで佐野さんの盗用については認めてないわけで。「盗用ではないけれども、国民が納得しないから」って説明したんですよ。

安部:あれでネットの影響力の大きさというか、「感情の増幅装置」としてのネットの怖さが印象づけられましたね。匿名の罵詈雑言って、当事者に対して本当にダメージを与えるんですが、やっている側はそれを想像できていない。

“文春砲”の限界

津田:そうなんですよ。「日本死ね!」という極端な物言いで相手のネガティブな反応を引き出して、そこをうまく突いて政治問題化させる。一時的には物事が動いたかのように見えるかもしれないけど、中長期的にはあまり改善につながらない。

 「アラブの春」以降に起きていることを見ていて思うのは、ウェブは何かを「壊す力」はすごくあるんだけれども、一つひとつ積み上げて何かを作っていく継続性に欠けるということなんです。それがソーシャルメディアの特性でもあるし、本当はそこに超えなきゃ行けない壁があるように思います

となると、若い世代が社会を動かしていく起爆剤としての役割をウェブに期待するのは難しいでしょうか……。

安部:若い世代は当たり前のようにウェブをツールとして使っています。本質的なことを言えば、今はいろんなツールを使って「関心の奪い合い」を“みんなで”やっているわけです。テレビやウェブ、スマホアプリなど、あらゆるメディアで、プロ・アマ混じりあっていろんなコンテンツを発信して、人々の可処分時間の争奪戦を繰り広げている。だから、臨機応変にツールを使い分けて戦っていくしかないですよね。社会を動かすのは、ツールじゃなくてその使い方です。

津田:「関心の奪い合い」という状況は、ソーシャルベンチャーも一般企業と変わらないんですね。


安部敏樹(あべ・としき)
1987年生まれ。一般社団法人リディラバ代表。東京大学在学中の2009年にリディラバを設立。600名以上の運営会員と150種類以上のスタディツアーの実績があり、3000人以上を社会問題の現場に送り込む。総務省起業家甲子園日本一、学生起業家選手権優勝、ビジコン奈良ベンチャー部門トップ賞、KDDI∞ラボ第5期最優秀賞など受賞多数。
安部:そうです。僕らは様々な社会問題の解決のために「社会の無関心の打破」というコンセプトを掲げて、2009年にリディラバを立ち上げました。それからメディアの使い分けについてはずっと考え続けています。

津田:通常のソーシャルベンチャーは、自分たちが取り組むジャンルを決めて、掘り下げていきますよね。例えば、駒崎弘樹さんのNPO「フローレンス」のように、病児保育からスタートして、小規模保育に取り組んだり。それが安部さんの場合はいろんな社会問題のための“プラットフォーム”を目指しているところが面白い。

安部:それは僕たちが無関心の「構造」に問題意識を持っているからなんです。どんな社会問題でも、その当事者だけで固まってしまって、非当事者が問題を知る機会がなくなってしまいます。

 今、リディラバが運営しているのは、様々な社会問題についての情報サイト「TRAPRO(トラプロ)」、リアルな移住クチコミサイト「TRAPRO移住クチコミ」、そして社会問題の現場に行く「スタディツアー」です。スタディツアーでは、青森県六ケ所村にエネルギー関連施設を見に行ったり、歌舞伎町のラブホで風俗嬢とおしゃべりしたり、スマホを持たずに鎌倉を探訪するデジタルデトックスツアーなど、これまでに150種類以上のツアーを企画して、3000人以上を社会問題の現場に送り込みました。

津田:スタディツアーっていう“旅行商品”を「メディア」として考えたところがリディラバの新しさであり、それが広がりを持っているんだと思います。

なるほど。社会問題の現場まで実際にツアーで連れて行けば、必然的に接触時間が長くなるというわけですね。

安部:例えば、1日の24時間のうち「社会問題」に15分を使う人がいたとしたら、こちらができることといえば、「その15分でより効率的に情報を届けられるよう工夫する」か、「15分をなんとかして150分にしてもらう」しかないわけです。となると、ウェブでコンテンツを届けるだけでは限界があって、やはり150分使ってもらえるツアーが必要になる。体験して当事者と触れ合うことで、人生が変わることだってあるんですよ。

津田:普通の旅行とスタディツアーの違いを端的に言えば「移動時間」の使い方にあると思うんです。普通の旅行だったら、帰りは遊び疲れて寝るだけですけど、スタディツアーは、現場で見たものや解決していない社会問題について悶々と考えるし、誰かに話してそのもやもや感を共有したくなる。僕自身この間、リディラバのスタディツアーでペットなどの殺処分場に行ったときもそうでしたし、自分自身も企画に携わったチェルノブイリ原発のツアーや、福島の旧警戒区域ツアーもそうでした。

ただ、関心がない人は、ツアーに行こうとは思わないのではないでしょうか。

安部:そうですね。関心がない人を巻き込むためには、3つのやり方があります。とにかくツアーとしての魅力を高めた内容にする、もしくは「就活に有利」とか「出会いがある」といった付加価値をつける、それか「修学旅行」や「研修」のように強制的に連れて行く、の3つです。

関心がなくても、巻き込まれて現場に行って関わりを持てば、“自分事”になりますよね。


津田大介(つだ・だいすけ)
ジャーナリスト/メディア・アクティビスト。ポリタス編集長。1973年生まれ。東京都出身。早稲田大学社会科学部卒。京都造形芸術大学客員教授。テレ朝チャンネル2「津田大介 日本にプラス+」キャスター。フジテレビ「みんなのニュース」ネットナビゲーター。J-WAVE「JAM THE WORLD」ナビゲーター。一般社団法人インターネットユーザー協会(MIAU)代表理事。主な著書に『ウェブで政治を動かす!』『動員の革命』『情報の呼吸法』『Twitter社会論』ほか。
安部:関心がないのは当事者から遠いからでしょう。こうした社会問題について考えるうえで重要なのは、「当事者性の度合い(グラデーション)」なんです。例えば貧困問題だったら、貧困にあえいでいる家庭が当事者そのもの。ただ、その家庭の周囲に住んでいる人、子供が通っている学校、離れて住んでいる親戚、サポートしようとしている団体も、ちょっとずつ当事者なわけです。そして、貧困問題についてウェブで知った人や、スタディツアーで話を聞きに来た人も、少し当事者になりつつある。

 こうした当事者性のグラデーションを踏まえ、その濃淡のある当事者にどのようなアプローチをすればいいかを考えると、先ほどの「関心がない人を巻き込む3つの方法」のどれが有効か見えてくる。これは、どんな社会問題にも応用できるんです。

「関心がない人」を変える方法

なるほど。その当事者性のグラデーションを意識すれば、「若者が政治に興味を持たない、投票に行かない」という問題にも当てはめられそうです。

安部:若者が投票に行かないのは、自分が当事者だと思っていないからですよね。そんなふうに実感する機会がないですから。貧困も政治も、現場に行って自分が当事者だという認識を持つことが大きな一歩になる。自分がその問題の当事者だと思えば、解決したくなるでしょう。そうやってみんなが自発的に動くようマインドセットしなきゃ、社会は動かないわけです。

津田:それって企業のマネジメントでも大きな課題ですからね。社員が自発的に活動できるよう、モチベーションをなんとかして上げようとしているとも言える。

安部:リディラバは、ボランティアが600人ぐらいいたんで、マネジメントしようとしても無理でした(笑)。スタッフが自発的に動いてくれるよう、当事者意識が高まるよういろいろと工夫したんです。それは僕が東大でやったゼミも同じで、3年間の学生の出席率はずっと9割以上です。

津田:具体的にはどんなことをやっているんですか?

安部:まずはマインドセットとして、「社会問題をやっているやつはカッコいい」という空気を作るところです。モテたくて活動していてもいいじゃないですか。

津田:確かにそういう社会に少しずつ変わっているようにも思います。合コンで「休日何をしてる?」って聞かれて、「学生時代やってたバンドを、また最近やってます」みたいなことを言うより、「ちょっとNPOを立ち上げて……」って言うほうが今風だし、かっこいい。

安部:この6〜7年で変わりましたね。そういった価値観の変化にいくらか寄与できているかもしれません。実際、リディラバのスタディツアーがきっかけで結婚したり、地方に移住したりした人も増えているんですよ。

(次回に続きます)


このコラムについて

著者に聞く
「著者に聞く」の全記事
http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/book/15/101989/061500007
http://www.asyura2.com/16/senkyo208/msg/219.html

記事 [政治・選挙・NHK208] 党首討論9人は多すぎる 官邸が“野党2党をねじ込んだ”狙い(日刊ゲンダイ)


党首討論9人は多すぎる 官邸が“野党2党をねじ込んだ”狙い
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/183919
2016年6月20日 日刊ゲンダイ



安倍首相の思うツボ(写真は9党党首ネット討論会)/(C)日刊ゲンダイ

 22日からスタートする参院選。早くも与野党の党首が、テレビで激論をかわしている。19日は、NHK、フジテレビ、ニコニコ動画に9党首が揃って出演した。しかし、「9人も呼ぶ必要があるのか」と感じた視聴者も多かったはずだ。番組関係者がこう言う。

「番組サイドは、もともと与野党7人による党首討論にするつもりでした。自民、民進、公明、共産、おおさか、社民、生活です。本当は5人くらいの方がじっくり話を聞け、議論の中身も濃くなる。7人でも多いくらいです。でも、官邸周辺から“日本のこころ”と“新党改革”も加えて欲しいという要請があったらしく、9人という大人数になってしまいました」

 安倍首相が9人による党首討論を望んでいるのは間違いない。「日本のこころ」の中山恭子代表も、「新党改革」の荒井広幸代表も、もともと自民党議員。安倍首相とはツーカーの仲だからだ。他の野党党首が安倍首相を批判しても、“安倍応援団”の2人は、野党党首でありながら側面支援してくれる。

 実際、19日の党首討論でも2人は「アベノミクスはうまくいっている。4年前の民主党時代に戻してはいけない」とアベノミクスを激賞し、さらに、野党4党が選挙協力していることについても、「バラバラを通り越して、これは、まやかしでしょう」と痛烈に批判している。

 これでは、何も知らない国民は「野党もアベノミクスを評価している」「野党の選挙協力は間違っているのか」と誤解してしまうだろう。その後、フジテレビ系列のFNNニュースは、わざわざ「野党間で不協和音」と報じている。

 かつてNHKは、「基準を満たしていない」という理由で「生活の党」を日曜討論に出演させなかった。だとしたら、国会議員1人だけの「新党改革」や、3人しかいない「日本のこころ」も基準を理由に出演させなくてもいいのではないか。政治評論家の山口朝雄氏はこう言う。

「新党改革と日本のこころを“野党枠”で出演させると有権者をミスリードしかねない。テレビ各局は、どこかで線引きすることも考えるべきでしょう」

 NHKと民放各局は、どこまで安倍官邸に協力するつもりなのか。


http://www.asyura2.com/16/senkyo208/msg/220.html

記事 [政治・選挙・NHK208] 谷YAWARA亮子の本音。小沢の顔につばを吐いた豆痰寝技娘の政界あばれ行脚
YAWARAの本音

「小沢に着いていけば最短で大臣と思ってたのに、弱小政党落ちで外れくじもいいとこだぜよ。小沢先生よ、なにもしなくてもお大臣にしてくれてえはないちゃうんかったんかいのぉ!

わいにはチャンピオンがお似合いでこんな頭おかしい山本太郎みたいなのがいる負け組政党に何年もいた無駄をどうしてくれる。

ああそうだ、鞍替えしよう! んだんだ!それが、よかとね〜。いろいろ噂のあるYAWARAパパも大賛成だ。

つぎは安倍を寝技でおとしてやる〜。でももし野党が政権とったらまた、また、政界ねっころがしで、乗り換えればいいんだし。」

とうわけで、豆痰寝技娘の本音は議会とスポーツアリーナを同一視した馬鹿さ加減全開の巻でした。

それから左寄りでもスポーツ好きは谷に幻想を持っているけど、頭脳労働のお笑い芸人の方がまだ政治家の資質があるぞ。大体、社会主義国じゃないんだからスポーツ選手が政治家になるなんて、子供に新幹線運転させるようなもんだろ。

あとな、セコーさん関係の日雇いサポーターさんたちありがとう、うまくちゃちゃいれて、拡散に協力してくれてな。GOOD JOBだ。

ちみらの部分否定や分断工作はさすが、研修を受けたプロだ。それだけ、谷の案件が官邸の主要事項なんだろうね。

では、奥田ッチとSEALDSとママの会、谷豆痰亮子の落選運動頼むな。
http://www.asyura2.com/16/senkyo208/msg/221.html

記事 [政治・選挙・NHK208] 「憲法改正」争点隠し露骨 安倍首相が党首討論でホンネ(日刊ゲンダイ)


「憲法改正」争点隠し露骨 安倍首相が党首討論でホンネ
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/183922
2016年6月20日 日刊ゲンダイ



参院選前の争点化を避けたいだけ(C)日刊ゲンダイ

 安倍首相のホンネが見えてきた――。

 19日行われた動画配信サイト「ニコニコ動画」での与野党9党首による討論番組で、安倍首相は憲法改正について「選挙の結果を受け、どの条文を変えていくか議論を進めていきたい」「次の国会から憲法審査会を動かしていきたい」と発言した。秋の臨時国会で与野党の具体的な議論を始めたいとの意欲を示したものだ。

 一方で、改憲が22日に公示を迎える参院選での争点になるかどうかについては、「どの条文か決まっていないからこの選挙では議論できない。必ずしも争点とする必要はない。決めるのは国民投票だ」として否定。その上で、「私たちは党草案(自民党憲法改正草案)を示しており、何も隠していない」と強調した。

 世論は改憲について消極的な意見が多い。争点化を避け、参院選で勝利すれば、「もともと草案に書いてあった。信を得た」として改憲に突き進むのだろう。安倍首相の毎度の手法だ。

 衆院に続き、参院でも改憲発議に必要な3分の2の勢力を安倍首相に与えたら、いよいよ暴走政権の思うがままだ。















http://www.asyura2.com/16/senkyo208/msg/222.html

記事 [政治・選挙・NHK208] 「日本会議はものすごい“後ろめたさ”を抱えている」先駆的研究者・上杉聰が語る日本会議の最大の問題とは?(リテラ)
「日本会議はものすごい“後ろめたさ”を抱えている」先駆的研究者・上杉聰が語る日本会議の最大の問題とは?
http://lite-ra.com/2016/06/post-2354.html
2016.06.20. 『日本会議とは何か』著者・上杉聰インタビュー 日本会議の抱える“後ろめたさ”とは? リテラ



『日本会議とは何か』(合同出版)

 近年、安倍政権との深いつながりに注目が集まり、その正体を探る動きが高まっている、日本最大の右派団体「日本会議」。出版界も例外でなく、5月に発売された著述家の菅野完による『日本会議の研究』(扶桑社)を皮切りに、今後も各社から“日本会議本”が登場する予定だ。

 そんななか、約20年前から日本会議とその周辺の動向にいち早く気付き、注視し続けてきたひとりの研究者が、先日、『日本会議とは何か 「憲法改正」に突き進むカルト集団』(合同出版)という本を上梓した。部落史研究家で「日本の戦争責任資料センター」事務局長の上杉聰だ。6月、大阪の上杉の研究室を訪れた。

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■「日本会議をたとえるなら“怪人二十面相”です」

 コーヒーを淹れながら、そう語り始めた上杉。『日本会議とは何か』でその結成の歴史を振り返りながら、とりわけ、日本会議が「千載一遇の機会」とする安倍政権下での改憲と、その下地作りである教科書採択運動について、強く警鐘を鳴らしている。「日本会議というものを正確に捉えるためには、複眼的な視点が必要」と上杉は言う。

「日本会議が進めている運動には、憲法改正と天皇『元首』化、歴史認識と教育、靖国神社や夫婦別姓反対、領土問題や安全保障など多数ありますが、彼らは課題ごとにそのつど運動の前面に立つ組織を結成します。だからみんな同一の人物がやっている素の顔になかなか気付かない。たとえば改憲であれば『美しい日本の憲法をつくる国民の会』、教育分野では『日本教育再生機構』などですね。みんな日本会議による運動の一環であることを社会的に秘密化しているのです」

 昨年11月、東京・日本武道館で1万人超の改憲大集会を開催した「美しい日本の憲法をつくる国民の会」の共同代表には、こっそりと日本会議会長の田久保忠衛、同名誉会長の三好達が名を連ねている。会場には日本会議国会議員懇談会に所属する政治家が多数詰めかけ、安倍晋三首相も改憲への意気込みをビデオメッセージで送ったが、一般の参加者に対しては後日、日本会議事務局から会員として勧誘する封筒が届けられる仕組みになっていた。

 しかし、こうした集会における“表の顔”は、櫻井よしこら文化人や保守論壇で活躍する大学教授などの知識人が担っている。なぜか。

「日本会議に集う文化人や財界人は、社会向けの権威付け、つまり広告塔にすぎません。ここにも日本会議が“宗教団体の連合体”であることをひた隠しにしたい強い意思が垣間見えます。この“徹底した秘密主義”が日本会議の特徴です。実際には、日本会議の役員には神社本庁、霊友会、佛所護念会、崇教真光、念法真教、黒住教、倫理研究所、モラロジー研究所などの宗教団体幹部が数多く名を連ねています。こうした宗教団体は、私が日本会議周辺を調べ始めた18年前から信者を秘密のうちに大量に動員していましたよ。そして、その巨大な動員力を見せびらかしてロビイングすることが日本会議の政界への影響力に直結しています。当然、投票への期待につながるからです。これらの諸団体や多面的な運動を統括するのが、事務総長の樺島有三ら生長の家の旧学生グループ、日本青年協議会です。彼らが事実上の日本会議の事務方ですが、普段は決して表にでてこない。この秘密主義は“意外な効果”をもたらしています」


『新・ゴーマニズム宣言』第6巻(小学館)、88ページより抜粋。日本会議・大阪の設立集会の翌日行われた「つくる会」シンポでほくそ笑む著者の小林よしのり氏

■日本会議を語るときに忘れられがちな「教育」問題

 日本会議の結成は1997年。元号法制化運動などを行ってきた「日本を守る会」と「日本を守る国民会議」という二つの右派団体が合流してできたものだ。この1997年は、「あたらしい歴史教科書をつくる会」(以下、つくる会)が始動した年でもある。「自虐史観を払拭する」教科書の採択運動のために、藤岡信勝や西尾幹二を中心に発足した「つくる会」は、一見、保守系知識人・文化人の雑多な集まりのようだが、上杉はその背後に隠れる宗教右派の匂いと日本会議の影にいち早く気が付いていた。

「1998年の6月6日に、日本会議・大阪の設立集会が大阪市北区の大阪市中央公会堂で開催されました。私は、自分で行くことに危険を感じ、友人に集会の偵察へ行ってもらったのですが、後で報告を受けて驚きましたよ。日本会議の集会のロビーには宗教団体ごとの受付窓口があって、入手した役員名簿を見ると約4割が一目で宗教者とわかったからです。会場は1400名超の満員でしたが、その大半は宗教団体の組織動員によってもたらされたものと考えられます。そしてその翌日、同じ場所で『つくる会』のシンポジウムが行われた。参加者は1700名ぐらい。前日の日本会議の集会に、小林よしのりが来るというので若者が新たに300人くらい加わった数でした。そこで私は『両者は裏で繋がっていて、大半はほとんど同じメンツが来ているのではないか?』と仮説を立て、日本会議を調べ始めたのです」

「つくる会」創設メンバーのひとりである漫画家・小林よしのりは、このときの様子を〈当日は超大入り満員!〉〈すごい熱気なのである〉と書き、〈流れが変わり始めているな…!〉とほくそ笑んだ(『新・ゴーマニズム宣言』第6巻/小学館)。しかし、それは本当に「時代の流れ」だったのか、上杉は疑義を呈す。

「調べていくうちに、教科書以外の集会でも日本会議に所属する宗教団体が信者を組織動員していることがわかってきた。2003年1月には、『つくる会』の主要メンバーが日本会議と協力して『「日本の教育改革」有識者懇談会』(民間教育臨調)という団体を立ち上げます。これは、教科書問題と隣接した教育基本法の改悪を目的とする組織です。東京で1200人を集めました。その中心となって全体を統括していたのが生長の家出身者です。そしてやはり、民間教育臨調の“裏の事務局”は日本会議であり、集会の聴衆も関東の宗教団体を組織動員した形跡が見られました。日本会議が宗教右翼に支えられていると確信しました。東京でも、大阪の1997年の集会と同じ構造で右派運動が作られていたんです」

 こうした研究の成果を、上杉は「『宗教右派』の台頭と『つくる会』『日本会議』」(「戦争責任研究」2003年春号)にまとめ、発表した。当時「時代の流れ」とさえ思われていた右傾化の動きが、匿名化した実働団体によって作り上げられていたことを暴露したのだ。先行研究がほとんどなく、情報の断片を集めてつなぎ合わせる作業は困難を極めたという。「宗教団体が日本会議の名のもとに集結し運動を行っているなんて、誰も信じてもらえないだろうと思っていました」と上杉は述懐する。

 だが、2006年の「つくる会」分裂騒動で、実際に「つくる会」内部で日本会議がかなりの実権を掌握していたことが露呈。「つくる会」はその後の運動方針をめぐって“藤岡信勝派”と“八木秀次派”が激しく対立、覇権を争って幹部の解任人事が相次ぎ、怪文書まで乱れ飛ぶ事態となったのだが、このとき八木秀次を担ぎ上げたのが、日本会議のメンバーの宮崎正治事務局長(当時)と4名の理事、つまり「つくる会」の中の“日本会議派”だった。

「扶桑社から出されていた当時の『つくる会』教科書は、2005年の2度目の採択でわずか採択率0.4パーセントという惨敗に終わりました。そこで藤岡たちは、打開策としてより激しい攻撃的な運動、つまり教育委員会に恫喝をかけてでも採択を進めるべきというようなことまで主張した。しかし宮崎たち日本会議派は、右翼性を隠して静謐で中立的に装ったほうが教育委員会にも受け入れられやすいと考えた。この対立する路線をめぐって『つくる会』は真っ二つに割れたのです」

 藤岡信勝が裏についた当時のつくる会名誉会長・西尾幹二は、のちの対談本で日本会議を裏であやつる元生長の家学生グループの日本青年協議会を「カルト」と指弾し、分裂騒動時には〈日本会議本部の椛島有三氏が干渉してきて〉、元生長の家活動家の理事4人に〈会はすんでのところで乗っ取られかか〉ったとまで語っている(『保守の怒り』共著・平田文昭/草思社)。結局、この分裂騒動の後、日本会議派は八木秀次を理事長として「日本教育再生機構」(「教科書改善の会」)を設立。現在、扶桑社の教科書部門を独立させた育鵬社から教科書を発行している。

「育鵬社版教科書はその後、採択数を増やし、歴史、公民ともに2015年の採択では、その前の会の約1.5倍の大幅増を果たしました。その結果、業界でのシェアはいま、第5位につけています」

 育鵬社版教科書をめぐっては、最近、興味深い“事件”があった。前述した菅野完の著書『日本会議の研究』の発売直前に、日本会議事務総長・椛島有三の名義で、版元の扶桑社に出版差し止めを要求する申し入れ書が送りつけられたのである。菅野はその一部をツイッターで公開したが、冒頭には〈日本会議では、扶桑社・育鵬社が発行する中学校教科書、季刊「皇室」など貴社の各種刊行物の普及拡販に協力してきた〉と明記していた。おそらく版元に対する一種の恫喝が目的だろうが、はからずも、日本会議が長年にわたって教科書運動の中心的役割を果たしてきたことを当事者が暴露した形だ。

「日本会議がこれほどまでに教育に力をいれてきたのは、若者の精神性を改造し、彼らが目的とする憲法改悪と、そのもとで軍事をになう若者をつくるために他なりません」
 
 第一次安倍政権が教育基本法に「愛国心」を盛り込んだ改正をおこなったことについて、2007年当時、日本会議会長だった三好達は、雑誌のインタビューで「日本会議の十年の運動の中で最大の成果」と最高級に評価した。さらに三好は、日本会議が与党案に対して「国を愛する心」「宗教的情操の涵養」を挿入させ、「(教育行政の)不当な支配」という文言の削除を求めた結果、〈日本会議も受け入れられるような答弁〉を政府解釈として引き出したと誇らしげに語り、「教基法改正は改憲の世論形成のだめだ」と明言している。さながら国民を洗脳する“現代の教育勅語”だ。

〈「愛国心」や「伝統の尊重」「公共の精神」を謳った新しい教育基本法に基づいて道徳、国語、歴史教育をしっかりと受けた国民を増やしていく教育改革を進めていくとともに、これまで同様、草の根の国民運動の輪を広げていく地道な活動が必要です。〉
〈つまり内容で安易な妥協はしないけれども、多くの国民に支持されるような憲法改正案としなければならないわけです。これは実に難しい。だからこそ新教育基本法に基づいた国民教育を充実させていきながら、本当に日本国にふさわしい憲法改正案を作成できる世論を形成していくことが重要となってくるのです。〉(「正論」07年11月号/産経新聞社)

■日本会議の改憲「論拠」を打ち砕く

 このように日本会議は“結成元年”から「教育改革」の名のもと、畑を耕し、改憲の種をまいてきたのである。そして、約20年という時間を経て、ついにいま、安倍政権下でその悲願が結実する一歩手前までたどり着いた。上杉が力を込める。

「そう、行き着くのは憲法改正。日本会議について語るときに、これを避けては通れない。そして、その論拠を批判する必要もあります。彼らの改憲論理の中核は、育鵬社社会教科書にもあらわれている『押しつけ憲法論』です。戦前日本の皇国史観を排し、政教分離を徹底し、侵略戦争の手段を放棄した9条、これらからなる日本国憲法は過去の反省に基づいたものですが、日本会議はむしろ明治憲法的な価値観に懐かしさを感じている。ゆえに、日本国憲法に対し『日本人が作ったのではない』なる“神話”を用いて攻撃を繰り返すのです。しかし、いまの憲法が『日米合作』であることは誰がどう見てもあきらかです。それは、日本国憲法の最終案を見れば瞭然です」

 『日本会議とは何か』の44〜45ページに上杉は、国立公文書館に所蔵されている「日本国憲法最終案」の画像を大きく掲載した。


『日本会議とは何か』44〜45ページより、国立公文書館所蔵の「日本国憲法最終案」の抜粋

 黒字になっているのは、GHQ案をもとに日本政府が帝国議会へ提出した改正案。その上から赤字で修正している大半の部分が、当時の衆議院と貴族院によるものだ。前文にも9条にも、徹底して細かな修正を加えていることがわかる。1946年10月7日、議会はこの最終案を枢密院へ提出。同年11月に日本国憲法は公布された。

「この文書こそ『日本会議とは何か』における“命”のページと言ってもいい。赤い文字は誰が書いたのか。日本のそれまでの歴史のなかで、もっとも民主的な選挙で選ばれた国会議員が書いたのですよ。日本人みんなが、書かせたんです。これを単純に『押し付け』だなんて言えるものですか。日本会議も安倍首相も“違憲の疑いをかけられている自衛隊を、はっきり新憲法に明記しよう”と叫びます。しかしマッカーサーのスタッフたちが草案を作成する過程で、すでに自衛戦争の放棄を取り消し、日本側も現行の9条の2項に《前項の目的を達するため》といういわゆる芦田修正を施しました。これが専守防衛の根拠です。だから、日本会議と安倍政権が仕掛ける世論誘導に騙されてはいけないし、護憲派はそうした改憲派の論拠を徹底してつぶしていくべき。いつまでも『憲法は自衛権をすべて否定している』という絶対平和主義の牧歌的な考え方のままでいれば、結果的に日本会議の思う壺ですよ」

■あらためて日本会議とは何か?

 参院選で改憲勢力による3分の2の議席を獲得すれば、安倍首相は間違いなく任期中の改憲発議に打って出る。この危機感をどれだけの人が共有しているだろう。そして、その時が刻々と迫っている状況のなかで、私たちは日本会議の存在をどのように捉えればいいのだろうか。一方で「政権を裏であやつっている秘密組織」のような謀略集団的なイメージで語られ、一方では「単なる草の根保守運動にすぎない」という意見まである。率直に尋ねると、上杉はこう答えた。

「私は、ある種の“陰謀論”的な見方も、“普通のおじさんたち”という見方も、どちらも完全に当を得ているわけではないと思います。たしかに日本会議の動員力と地方まで張り巡らされたネットワーク力を見くびることは決してできません。その集団の構成員の大半は純朴な信者か一般市民であることも確かです。しかし、その中心には元生長の家グループという核がいます。ただ、彼らはせいぜい歴史的な立場での共通性を持っているにすぎません。だから『日本会議』と言った場合に、政治的な傾向は戦前回帰的なものに近いけれども、アベノミクスの是非を含む経済問題や、日米関係など国際問題はまた別の話です。また、現内閣の閣僚の約7割が日本会議の議連に属しているからといって、安倍政権の政策の70パーセントが日本会議に支えられているなんてこともあり得ません。たとえば、日本会議の議員連盟の会費は年間で、国会議員であっても1万円にすぎません。付き合いで入っている人も大勢います。そうしたなかで、日本会議がどのように思おうが、万力のような強い国際関係や経済問題について安倍政権にできることとできないことがあります。ですから、冷静な見方としては、日本会議はすべての分野で影響力を行使できるはずがない。一方で、安倍も選挙基盤として日本会議を切ることはできませんから、その意味で安倍晋三は、多重人格的に振舞わざるをえませんよね」

 そう“日本会議の限界”を指摘したうえで、上杉は「本体を隠しながら課題別の実働団体を駆使する手法」を単眼的に見るのではなく、「右派運動の総合商社、あるいはデパート」として全体的に把握すべきだと繰り返し強調する。そして最後に「日本会議の弱点」について、こう示唆してくれた。

「彼らが『日本会議』という看板を表に出そうとしないのは、ものすごい“後ろめたさ”を抱えていることの証左でもあります。この“後ろめたさ”こそ、彼らの最大のウィークポイント。だから、メディアは彼らをどんどん陽のもとに当てたらいいのですよ。彼らの実態は宗教団体でありながら、目的外の活動をやっているんです。政教分離違反です」

 18年前から日本会議とその周辺を追ってきた上杉聰。研究を始めたころは孤立感さえ感じたというが、第二次安倍改造内閣の発足以降、朝日、東京、神奈川新聞など新聞メディアもその動向を積極的に報じるように変わった。そして、ジャーナリストや在野の研究者たちが次々と各媒体で論考を精力的に発表するようになり、インターネットでは急速に日本会議の名前が取り上げられるようになった。

 この“日本会議ブーム”を一過性に終わらせてはならない。ひとつの見方に固執するのではなく、日本会議と安倍政権がいよいよ改憲の目前まで迫ってきているという事実を強く意識しながら、今後も継続的に様々な視点から連中を追及していく必要がある。

(梶田陽介)

http://www.asyura2.com/16/senkyo208/msg/223.html

記事 [政治・選挙・NHK208] TPPコメ輸入、日米間に密約か 米報告書、農水省否定:対米対NZがコア、見える合意内容を良くするため密約を活用したはず

TPPコメ輸入、日米間に密約か 米報告書、農水省否定[朝日新聞]
2016年5月21日05時00分

 米国際貿易委員会(ITC)は、18日に出した環太平洋経済連携協定(TPP)に関する報告書で、日米両国間にコメに関する「文書化されていない約束」があるとした。公表分とは別に、日本に米国産米の輸入枠を設ける約束があるとしている。農林水産省は否定している。

 「約束」があるとしたのは、日本のコメの最低輸入義務枠(ミニマムアクセス、MA、計77万トン)のうち、加工用中粒種に限定した6万トン分について。うち8割の4万8千トンを米国に割り当てる、という未公表の約束があるという。農水省は「そうした約束はない。米国コメ業界の単なる期待感ではないか」(農産企画課)と否定している。

 今国会でのTPPを巡る審議で、政府は「協定文書がすべて」として、交渉経緯の公開を拒んでいた。

http://digital.asahi.com/articles/DA3S12368283.html?_requesturl=articles%2FDA3S12368283.html&rm=150


http://www.asyura2.com/16/senkyo208/msg/224.html

記事 [政治・選挙・NHK208] ≪炎上要員≫古市氏のメモ棒読み謝罪に小沢氏「どうかしている」と激オコ!ネットでも非難殺到!≪小沢の迫力にブルった!古市≫
【炎上要員】古市氏のメモ棒読み謝罪に小沢氏「どうかしている」と激オコ!ネットでも非難殺到!小沢氏の迫力にブルった!
http://xn--nyqy26a13k.jp/archives/18324
2016/06/20 健康になるためのブログ



http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160619-00000165-nksports-pol

古市氏は、「小沢さんの再婚はどうなったんですか」「興味がある」と、質問。討論の課題と無関係なテーマに、小沢氏は「興味でこういう討論するのは、どうなのか」と反論した。

 しばらく各党党首のやりとりが続いた後、古市氏は「これを読めばいいんですか」と渡されたとみられる紙を見ながら、「小沢さん、先ほどは失礼しました。発言を撤回しておわびします」と述べた。

 しかし、誠意のない話し方だったこともあり、小沢氏は「それは、おわびじゃない。おかしい。どうかしている」と態度を硬化。司会者サイドは「(小沢氏の)人柄をみたかった」などと主張したが、小沢氏は「そんなことは関係ない。おわびをするなら、きちんとしなさい」と述べ、会場の空気も凍り付いた。

 ネットユーザーからも「小沢さんが正しい」などの書き込みが続いた。


ネット党首討論 古市「小沢さんの再婚相手が見つかったか?気になるんですけど」


以下ネットの反応。


























古市氏は社会学者だけど「空気」は読めないんでしょうかね。やるんだったらメモを破り捨てるぐらいまでやりきらないと。ちょっと茶化してみようと思ったけど、小沢氏の迫力にブルってしまった感じですね。

まあ、かなりの部分はキャラ設定(いつも半笑いで上から目線)で誰からも叩かれる炎上要員というのが彼の役目でしょうけど。テレビやメディアは簡単に炎上商法できるから視聴者に飽きられるまでは重宝するでしょうね。ただ、古市氏はそれでいいのでしょうか?



http://www.asyura2.com/16/senkyo208/msg/225.html

記事 [政治・選挙・NHK208] 安倍内閣「支持する」47% 「支持しない」34%:アベノミクス僅差で否定派多数:野党協力賛否同率:野党議席増加期待多数

安倍内閣「支持する」47% 「支持しない」34%[NHK]
6月20日 19時00分

NHKの世論調査によりますと、安倍内閣を「支持する」と答えた人は、1週間前に行った調査より1ポイント下がって47%、「支持しない」と答えた人は、1ポイント下がって34%でした。

NHKは今月17日から3日間、全国の18歳以上の男女を対象に、コンピューターで無作為に発生させた番号に電話をかける「RDD」という方法で世論調査を行いました。調査の対象となったのは3035人で、66%に当たる2000人から回答を得ました。

それによりますと、安倍内閣を「支持する」と答えた人は、1週間前に行った調査より1ポイント下がって47%でした。一方、「支持しない」と答えた人は、1ポイント下がって34%でした。

来月10日に投票が行われる参議院選挙で、投票に行くかどうか聞いたところ、「必ず行く」が60%で、1週間前と比べて5ポイント上がり、前回、3年前の参議院選挙の同じ時期と比べても2ポイント高くなっています。また、「行くつもりでいる」が26%、「行くかどうかわからない」が9%、「行かない」が4%でした。

今回の参議院選挙にどの程度関心があるか尋ねたところ、「非常に関心がある」が25%、「ある程度関心がある」が48%、「あまり関心がない」が19%、「まったく関心がない」が4%でした。

今回の参議院選挙で投票先を選ぶ際に最も重視したいと考えることを、6つの政策課題を挙げて聞いたところ、「社会保障」が28%、「経済政策」が26%、「消費税」が14%、「憲法改正」が9%、「外交・安全保障」が7%、「原子力政策」が5%でした。

今回の参議院選挙で与党と野党の議席がどのようになればよいと思うか尋ねたところ、「与党の議席が増えたほうがよい」が23%、「野党の議席が増えたほうがよい」が31%、「どちらともいえない」が40%でした。

安倍政権の経済政策「アベノミクス」への評価を聞いたところ、「大いに評価する」が5%、「ある程度評価する」が41%、「あまり評価しない」が34%、「まったく評価しない」が13%でした。

今の憲法を改正する必要があると思うか尋ねたところ、「改正する必要がある」が26%、「改正する必要はない」が33%、「どちらともいえない」が33%でした。

今回の参議院選挙で、民進・共産・社民・生活の野党4党が連携を強めていることを評価するかどうか聞いたところ、「大いに評価する」が11%、「ある程度評価する」が34%、「あまり評価しない」が30%、「まったく評価しない」が15%でした。

東京都の舛添知事が、政治資金などを巡る一連の問題を受けて、知事を辞職することについて尋ねたところ、「辞職は当然だ」が77%、「辞職する必要はない」が5%、「どちらともいえない」が12%でした。

舛添知事の政治資金などを巡る一連の問題が、今回の参議院選挙で自分の投票に影響すると思うか聞いたところ、「影響する」が26%、「影響しない」が45%、「どちらともいえない」が23%でした。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160620/k10010562951000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_002


http://www.asyura2.com/16/senkyo208/msg/226.html

記事 [政治・選挙・NHK208] 参院選で問われるもの(上)与党への絶対評価 尺度に 経済政策争点化、新味なし:「坊主憎けりゃ…」と「あばたもえくぼ」

参院選で問われるもの
(上)与党への絶対評価 尺度に
経済政策争点化、新味なし 

河野勝 早稲田大学教授

 7月10日に参議院選挙が行われる。首相に解散権のある衆議院の選挙と異なり、参院選は3年に1度、必ず実施される。この定期性は、今どのような変化が日本の政治に起きているか、またそれらの変化がどれぐらい重大なものであるかに思いを巡らすうえで、一つの道標となる。


 この観点から振り返ると、最近の日本政治にはいくつもの重大な変化が起きている。自民党と「二大政党」を張り合った民主党の民進党への衣替え、みんなの党の消滅、そして橋下徹前大阪市長の退出は、3年というごく短い間に日本の政界地図が大きく塗り替えられたことを示唆する。

 政策に関しても、経済ではマイナス金利が導入され、安全保障では集団的自衛権を容認する新しい法制が成立した。さらに今回の参院選では、18歳の人も投票できるようになった。いずれも「戦後初めて」という修飾句がついて語られるべき画期的な政策・制度上の転換である。

 しかし数々の劇的な変化が起きているにもかかわらず、参院選に対する有権者の関心は決して高いとはいえない。それどころか現下の日本政治には、漠とした停滞感が漂っているように感じられる。

 参院選の意義を考えるうえで最も重要なのは、制度上、その結果をどう解釈してよいかが極めてわかりにくい選挙だという点にある。まず参院選は政権を選択する選挙ではない。極端なことをいえば、たとえ今回の選挙で野党側が過半数の議席を確保する番狂わせを起こしたとしても、衆院で自民党と公明党による連立政権の首相指名を阻止することはできない。

 また現行の憲法では、参院の議席の半分を3年ごとに改選していくという仕組みになっている。それゆえ自公両党は改選部分のみの過半数を勝敗ラインとすることもできれば、ややハードルを下げて改選されない部分も含めた院全体の過半数を目標に設定することもできる。さらに与党側が設定する目標と野党側の目標が一致するとも限らない。民進党は、憲法改正に必要な3分の2の議席を自公にとらせないことを「最低限」とうたっているが、与党の側がそれを選挙の勝敗基準として受け入れているわけではない。

 勝ち負けを定義するルールのない競技スポーツは、定義矛盾で無意味か、このうえなく退屈かのどちらかだ。全く同じ理由から、与野党が何を目標にしてこの参院選を戦うのかが明確にならない限り、政治に対する有権者の熱意を掘り起こすことはできない。

 有権者の関心が低迷する理由としては、選挙の争点に新鮮味がないということも指摘できる。現在の第2次安倍政権にとっては、これが3回目の国政選挙だが、この間、中心的な争点は常に経済および経済政策であり続けている。

 選挙のたびに憲法改正が争点化する気配はあるものの、結局それが前面に押し出されることはない。結果として「アベノミクスの評価」という紋切り型の題目が政治家やメディアにより繰り返され、有権者はなぜ同じことを何度も問われなければならないのかと静かにいら立っている。

 アベノミクスの是非は、これまでも決着がつかなかったし、この参院選を通しても決着がつくことはあり得ない。アベノミクスに限らず、一般に経済政策の成果をどう測るかについては、専門家の間でさえ意見の一致がない。ましてや一般の有権者からみれば、経済政策に対する評価は、数値化された指標がどうあれ、自らの景気判断や暮らし向き感覚により左右される。

 特に選挙が近づくと、経済を巡る人々の認知や態度は党派的なバイアス(ゆがみ)に影響されることを免れない。

 このことを示すため、米国で大統領予備選挙が佳境に入ろうとする昨年11月に実施された世論調査の結果から、一例を紹介しよう。表は「2009年にオバマ大統領が就任してから今日まで、失業率は高くなったと思いますか、低くなったと思いますか」という質問に対する回答の分布を支持党派別に集計したものである。

 この分布からは、明白な党派性バイアスの影響をみてとれる。民主党支持者の間では76%が失業率が「低くなった」と答える一方で、共和党支持者の間では「高くなった」という回答が過半数の53%を占める。政府発表の統計値によれば、オバマ政権の下で米国の失業率はほぼ一貫して低下している。世論調査の結果と統計指標とのかい離は、疑いようのない経済動向についてさえ、党派性バイアスが人々の認識を大きくゆがめる効果を持つことを如実に物語る。

 ともするとわれわれは重要な国政選挙では、与野党がそれぞれ別個の争点を掲げ議論がかみ合わないよりは、共通の土俵で論争が繰り広げられる方が、熟議を深めるのでより有意義だと思いがちだ。しかし争点が一致したからといって、多くの有権者がどちらかの主張で説得されるようになるとは期待できない。

 現在、安倍政権は消費増税を再延期するにあたり、その根拠を世界経済の停滞に求めている。一方、野党は増税再延期自体がアベノミクスの破綻を立証するという主張を展開し、形のうえでは論争が経済政策の評価という同じ土俵で繰り広げられている。この論争もおそらく、安倍政権にもともと同情的な有権者は前者の解釈を、もともと批判的な人々は後者の解釈をとるということに終始するだろう。

 参院選は政権を選択する選挙でなく、政権与党のその時点までの業績に対して中間的な評価を下す機会だ。それゆえ参院選は野党に有利に働くメカニズムを内包している。

 衆院選では、与党と野党はともに政権構想を有権者に訴えなければならない。その際、様々な実績を誇示できる与党に対して、約束事しか語れない野党は圧倒的に不利な立場に置かれる。しかし政権選択でない選挙であれば、野党には自らの政権構想を明確にすることなく、主に政権与党の政策を検証してその非を明確にするという選挙戦略が可能となる。

 米大統領選のはざまの「中間選挙」で、しばしば大統領与党の議会勢力が大きく後退するのは、まさにこうしたメカニズムが働くからである。

 しかし安倍晋三首相は、今回の参院選を評価でなく選択の選挙として位置づけようとしている。衆院選を同時に行うかを最後まで明言しなかったこと、消費増税の先送りについて「国民に信を問う」と攻勢をかけていること、そして今回の選挙が「自公対民共」の対立であると印象づけようとしていることなど、その演出は周到である。

 選択の選挙かそれとも評価の選挙かの違いは、有権者の判断を与野党間の相対評価に求めるか、政権与党だけに対する絶対評価に求めるかの違いである。絶対評価とは、本人自身がベストを尽くした場合の理想の到達点をレファレンスポイント(参照点)にして、実際はどうだったかに成績をつける作業である。

 野党がどうあれ、政権与党に「あなたがたは国政に最善を尽くしているか」を問うことは、民主主義の重要なプロセスであると、筆者は考える。もちろんライバルである野党がていたらくであればあるほど、相対評価よりも絶対評価の方が厳しい基準となる。それゆえ、今求められているのは、政権与党が自ら進んでそうした基準に基づく有権者の判断を仰ぐことなのである。

ポイント
○政権選択でない参院選結果の解釈難しい
○有権者の支持党派が経済政策評価を左右
○与党に最善尽くしているか問うのは重要

 こうの・まさる 62年生まれ。上智大卒、スタンフォード大政治学博士。専門は政治学

[日経新聞6月16日朝刊P.29]


http://www.asyura2.com/16/senkyo208/msg/227.html

記事 [政治・選挙・NHK208] ここまで進んでいる 安倍官邸の独裁を許していいのか(日刊ゲンダイ)



ここまで進んでいる 安倍官邸の独裁を許していいのか
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/183938
2016年6月20日 日刊ゲンダイ 文字お越し



もうダマされてはいけない(C)日刊ゲンダイ

 たとえは古いが、まるで壊れたレコードだ。19日のNHK「日曜討論」で、与野党9党首が顔を揃えたが、安倍首相は口を開けば毎度おなじみの自画自賛と民主党政権叩き。こんな調子だった。

「3年半前、自民党・公明党は政権を奪還し、いわゆるアベノミクスを進めてきた。さらに我々の政策を前に進めて国民をもっと豊かにしていくのか、あるいは4年前の低迷した時代に逆戻りするのかだ」

 バカも休み休み言って欲しい。こんな

@口からデマカセのペテン師に一国の首相を任せていいのか。

これ以上、アベノミクスを前に進めたところで、国民は絶対に豊かにならない。

 17日発表の日銀の資金循環統計によると、今年3月末時点の家計の金融資産残高は約1706兆円で、前年より0・6%下回った。年度末までに減少に転じたのは実に7年ぶり。「4年前」どころか、リーマン・ショックで低迷した時代までさかのぼる。

 しかも大きく落ち込んだのは株式などが9.9%減、投資信託が3.7%減と、円高株安は運用に回す余裕のある層を直撃し、資産を目減りさせた。コップの水があふれて滴り落ちるように、豊かな人から貧しい人に自然と富は行き渡る――。この数値はアベノミクスが目指す「トリクルダウン」の前提が崩れ去った証拠でもある。統計はアベノミクスの失敗を残酷なまでに示している。

■都知事の品格並みに追求すべき首相の居直り

 一国の首相として安倍が危ういのは、世界のトップを相手に臆面もなく口からデマカセを吐けることだ。

 安倍が公約違反の消費増税を再延期する根拠のひとつに挙げたのは「世界経済が大きなリスクに直面している」こと。日本経済を取り巻く国際環境が変わったから、「新しい判断」に至ったという理屈だった。

 議長を務めた伊勢志摩サミットでも、この自説を堂々と披露。「ネガティブ過ぎる」と欧米メディアの失笑を買ったのは記憶に新しいが、本人は恥ずかしい過去を忘れたのか。内閣府が17日発表した6月の月例経済報告で、海外経済は「緩やかに回復」と前月から景気判断を据え置いた。

 断っておくが、月例経済報告は関係閣僚会議の了承を得なければ公開されない。17日の会議には、安倍もしっかり出席。自らの認識とは異なる判断に異議を唱える機会はあったのに、逆に“お墨付き”を与えた。

「あんたの考えはどっち?」と言いたくなるが、「首相にすれば『どっちでもいい』がホンネじゃないですか」と言うのは、筑波大名誉教授の小林弥六氏(経済学)だ。こう続けた。

「経済失政や公約違反をゴマカすためなら、安倍首相は何でもアリ。世界経済やサミットだって利用する。就任以来の言動は一時が万事、この調子。自身の失敗を決して認めたくないから、ウソも方便とばかりに平気でデマカセが言えてしまう。極端に言えば経済のことなんて知ったこっちゃないのでしょう。権力に長く居座るための“材料”に、経済を利用しているに過ぎません」

 都知事の品格は厳しく追及されたのに、平気でウソを重ねる首相の居直りは許すのか。公示が迫る参院選で、国民は冷静に判断した方がいい。


操り人形を次々と(黒田日銀総裁=右と故・小松一郎内閣法制局長官)/(C)日刊ゲンダイ

超インフレと独裁強化が待つ安倍信任後の日本

 アベノミクスの失敗を決して認めようとせず、その事実を糊塗するためなら「世界経済はリーマン危機前夜」とうそぶき、世界中の笑いものになっても構わない。常軌を逸した

A経済オンチの無能政権に日銀を操らせていいのか。

これも巨大メディアが報じない参院選の争点のひとつだ。

 異次元緩和の開始から3年余り。黒田日銀は安倍政権の意のままに国債を買い漁り、保有額は370兆円を突破。ついに全体の3分の1を超えた。これ以上の緩和拡大はムリとなると、マイナス金利まで導入。長期国債の利回りはマイナス圏に張りつき、日々過去最低を更新する異常事態となっている。

 野党はマイナス金利の廃止を参院選の公約に掲げるべきだし、年間30兆円以上もの赤字予算の埋め合わせに政府が発行する国債を、日銀がせっせと買い支えるのは危険だ。黒田日銀が猛烈な勢いで札束を刷って安倍政権に貸しつける構図は、いつ中央銀行の禁じ手である「財政ファイナンス」と見なされても、おかしくない。

「スレスレで“禁じ手”の評価を回避してこれたのは、安倍政権が経済成長や増税によって税収を増やし、国債償還の形で日銀に必ず借金を返すタテマエがあればこそ。その前提成立が増税先送りで、いよいよ怪しくなってきました。与党が選挙対策でプレミアム商品券などのバラマキ策を検討しているから、なおさらのこと。安倍政権が日銀のカネを国民にばらまいていると見なされれば、さらなる“禁じ手”の『ヘリコプターマネー』状態です。いずれ日本国債の信用は地に落ち、超インフレの形で国民にツケが回ってくるのです」(小林弥六氏=前出)

 極めて異常で危険な状況にさらされながら、黒田日銀が今なお「札束印刷機」に堕している理由は単純。黒田総裁の起用を皮切りに、安倍が国会の数の力で日銀人事を壟断し、政策委員会のメンバーをほぼリフレ派一色に染め上げたためだ。

■政権の暴走を許す「NO」と言えない官僚

 日銀人事に限らず、安倍は自説を押し通すためなら、息のかかった人物を強引に重要ポストに就けてきた。集団的自衛権の行使容認の解釈改憲のゴリ押しも、容認に前向きだった外務省出身の故・小松一郎氏を内閣法制局長官に据え、安保政策の一大転換を命じたからこそ実現した。そのために安倍官邸は人事権の掌握に努め、力の源泉としてきたのである。

 安倍政権の誕生以降、霞が関は安倍や菅官房長官の“お気に入り”の抜擢人事が横行。「嵐」の桜井くんのパパが総務次官に上り詰めたのも、政権発足直後に安倍官邸から省内ナンバー2の審議官にいきなり取り立てられたおかげだ。

 さらに14年5月に内閣人事局が発足し、各省庁の幹部人事が一元管理されると、もはや政権に歯向かう官僚はゼロ。我が身かわいさで常に官邸の顔色をうかがうようになってしまった。政治学者の五十嵐仁氏は言う。

「『NO』と言えない官僚に加え、小選挙区制の弊害で自民党議員も総裁のご機嫌取りばかり。だから周囲を“お友だち”で固め、首相の独断専行がまかり通るのです。増税先送りという国政の根幹に関わる『税収』の判断まで党や国会に諮ることなく、自分勝手に決めてしまう。事実上の独裁と言っていい。権力の乱用を自戒する為政者ならはばかられるようなことまで、あからさまにやってのけるのが、安倍首相の恐ろしさです。

B官僚の人事権を握り、目に見えない独裁体制を続ける横暴を許していいのか。

有権者はよくよく考えるべきです」

■デタラメ男に歴史の大転換は任せられない

 かくして「ハダカの王様」が、街頭演説で「今こそアベノミクスのエンジンを最大限にふかす」と連呼する。アベノミクスの果実が目に見えないのは、まだアベノミクスが足りないからだという論法で、法大教授の杉田敦氏(政治理論)は〈これは、ギャンブルに勝てるまで賭け金を積み続ければいいという論理に似ている〉と、18日付の朝日紙上でバッサリ切った。

C勝つまで博打をやめない無軌道とゴマカシ政治を続けさせていいのか。

杉田氏の問題提起は、参院選で問われる安倍暴政のありようを端的に表している。前出の五十嵐仁氏はこう言った。

「5月末の共同通信の世論調査だと、安倍首相の下での憲法改正に54.9%が反対です。首相本人も野党にアベノミクス論争を仕掛け、参院選の争点から改憲を退かせようと必死ですが、有権者はもうダマされてはいけない。自公両党に加え、おおさか維新などの改憲勢力が3分の2以上の議席を占めれば、首相が『民意を得た』と改憲に動き出すのは目に見えている。2年前の総選挙で大勝した途端、公約に小さく書き込んだだけの安保法制にシャカリキになったのと同じ。衆院は自公がすでに3分の2を押さえ、次の参院選は史上初めて改憲の可能性が現実に迫る中での国政選挙となる。その事実を有権者は忘れてはいけません」

 個々の政策の是非以上に有権者に問われているのは、権力を我が物顔にしてデタラメの限りを尽くす“欠陥人間”に、戦後初の改憲という重要な仕事を任せるのか、どうかだ。

D結局、今度の選挙の争点はウソツキの放逐なのである。



http://www.asyura2.com/16/senkyo208/msg/228.html

記事 [政治・選挙・NHK208] 古市某の下劣な傍若無人な司会ぶりに吃驚仰天、安倍のお友達はこんなのばっかり
>http://jxd12569and.cocolog-nifty.com/raihu/2016/06/post-8157.html#comment-138636350


昨日ネット党首討論があったそうで、ネットでは司会の古市が小
沢氏を激怒させたと話題になっていたので、早速、動画を見てみ
たがこれは酷い、酷すぎる。
まるで悪意の塊だった。

>僕、できれば小沢さんが再婚相手が見つかったかどうか聞い
てみたいんですけど。。。。興味があって


司会者でありながら、政治と関係ない個人の問題を、しかもいか
にも馬鹿にしたような話の持って行き方はどうなのか。


小沢氏に”興味でこういう討論をするんじゃないじゃないですか?”
と諭されてと、古市は、”分かります、じゃあ大丈夫です”と訳の
分からない終わり方をしている。


途中、関係者からこれは行き過ぎだとの指示が来たのか、本人
は謝罪らしきものをしたが、それが紙に書いた文を読んだだけ。


>読んだ方いいんですか?この通りに読んだ方がいいの?先
ほど小沢代表に対して大変失礼な発言をしました。発言を撤回
して心よりお詫びを申し上げます


読み終わったらその紙をポイっと投げすてる動作。


何が心からだ。
まったくいい加減なお座なりな謝罪の仕方で、謝罪にもなって
いない。
小沢氏に問い詰められて、”だからいまお詫びしています。”と
開き直る。


お詫びどころか、誰かの書いた原稿棒読みしているだけでまっ
たく反省の色なしだ。
今まで、色んな人の司会を見てきたが、こんな子供じみた大人
は見たことがない。
人を舐めたようなバカにしたような言い方と言い、態度と言い
思い上がりも甚だしい。
礼儀の一つも知らないような人間に司会をさせるなと言いたい。
本当にムカムカしてくる。


党首討論に、個人的な話題が必要なのか。
古市は政治家の人柄を知りたかったと言っているが、だとした
ら全ての党首に対して平等に個人的な興味半分の話を聞けば
良いじゃないか。


聞けるものなら安倍首相に、子供ができなかった理由を聞けば
よい。
それくらい酷い質問だった。
なぜ政治に関係ない、個人攻撃とも思える下世話な質問にな
るのか。。。。これでも社会学者か?ただのネトウヨじゃないか。


例えば安倍首相や橋下が個人攻撃とも思えるような質問を受
けたら目の色変えて怒りだすだろうし、下手すれば訴えるかも
しれない。


公開の場で個人攻撃を仕掛けた古市某は、司会者失格だが
起用した方の責任も問われるべきだ。

http://www.asyura2.com/16/senkyo208/msg/229.html

記事 [政治・選挙・NHK208] 「帰れコール」は心臓に悪い<本澤二郎の「日本の風景](2389) <吉祥寺での街頭演説> <衝撃で北海道遊説中止?>
http://blog.livedoor.jp/jlj001/archives/52141038.html
2016年06月20日 「ジャーナリスト同盟」通信

<吉祥寺での街頭演説>

 東京・吉祥寺での街頭演説(6月19日)のさいに、ハプニングが起きたという。「安倍帰れコール」である。本人は「高い支持率」から3分の2も手が届く、と考えているかもしれない。街頭に出れば、創価学会の動員力で圧倒する?と思っても不思議ではない。問題の舛添都知事にも引導を渡した直後だ。拍手・拍手の歓迎を予想して不思議ではなかったのだが、なんと「帰れコール」が沸き起こった。これは首相の心臓によくない。

<衝撃で北海道遊説中止?>

 原因はそのためではないだろうか、との憶測が広がることになる。そのはずで、翌20日
に予定していた北海道遊説を中止した。たとえ、そうでなくても、野党からはそう判断されるだろう。
 心臓の弱点が天下に証明されてしまったようだ。さて、日本会議はどうする?靖国の神?にすがるか、それとも信濃町にお願いすることになるのか?
 北海道遊説は、衆院補欠選挙が行われたばかりである。ここでは与党の当落が判明しないため、遊説を取りやめている。1度あることは2度あるというのか。

<20日の公務は嘘>

 自民党本部は「20日は公務」という理由をつけて、北海道遊説を取りやめた。本当だろうか?
 永田町の住人は誰も信じない。筆者も信じない。
 20日の安倍日程は実にのんびりとした日程である。前日は公邸ではなく、私邸に帰っている。よほど公邸が嫌いなのだ。公邸では
私邸で出来る何かが出来ないのであろう。ともかく、官邸入りしたのは10時過ぎだ。遅すぎる。1時間ほど官邸で休憩したあと、
外務と防衛の官僚を呼びつけて懇談。それも40分足らず。
 11時45分から午後2時まで昼寝?その後40分ほど麻生と財務官僚を呼んでの勉強会?2時40分から5時近くまでまた休憩。
 10数分ほど韓国大使の表敬を受けた。
 公務らしい公務はないことが、この日程から判断できる。

<帰れコールの経験者は首相の心情がわかる>

 筆者も政治記者時代から講演をして生活費のたしにして生きてきた。時事通信の「内外情勢調査会」と自民党本部や自民党議員後援会などで
、主に政界の裏話をして講演料を稼いだものだ。
 この間に一度だけ場内から反発する声が上がった。田中真紀子さんの主人の講演会でのことで、確か会場に台湾派が潜り込んで
いて、ヤジを飛ばした。本人は一人大声を出すと、進んで会場を立ち去ってくれたので、安堵したものだが、こんな経験は初めて
だったので、正直なところ、内心びっくりした。

 講演会後の役員との宴席では、彼らが講師を慰めてくれたものである。もしも「安倍帰れコール」が初めてのものであれば、ショックで
眠れなかったのかもしれない?うがちすぎか。
 人間はみな弱い動物である。

2016年6月20日記(政治評論家・日本記者クラブ会員

http://www.asyura2.com/16/senkyo208/msg/230.html

記事 [政治・選挙・NHK208] 東電「官邸がメルトダウンを禁止した」⇒震災の2日後に枝野幸男氏が「炉心融解」と発言していた事が判明!実は東電社長が指示
東電「官邸がメルトダウンを禁止した」⇒震災の2日後に枝野幸男氏が「炉心融解」と発言していた事が判明!実は東電社長が指示
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-12113.html
2016.06.20 21:00 情報速報ドットコム



東電の第三者委員会が福島原発事故に関する報告書を公表し、「官邸側から炉心融解(メルトダウン)という言葉を禁止するような指示があった」と発表した問題で、当時の枝野幸男官房長官が震災の2日後に炉心融解を示唆する発言をしていることが分かりました。

これは東日本大震災が発生した2日後の2011年3月13日に枝野氏が会見で話した情報で、枝野氏は「(3号機について)炉心融解の可能性があるという前提で対応している」と述べています。
東電や第三者委員会は官邸側が炉心融解という言葉を規制したとしていますが、公の場で官房長官が炉心融解発言をしていることから、この情報は嘘や誇張が含まれている可能性が高いです。

また、官邸には保安院の関係者から東電に情報が伝わっていた記録も見られ、別の資料や報道記事には東電社長から指示があったという情報が記載されていました。

↓2011年3月13日の記事
「3号機の炉心溶融も想定して対応中」、枝野官房長官 2011年03月13日 14:11 発信地:東京
http://www.afpbb.com/articles/-/2790103
【3月13日 AFP】枝野幸男(Yukio Edano)官房長官は13日、東京電力の福島第1原子力発電所の3号機も、燃料棒が溶けている可能性があると述べた。


枝野官房長官の会見全文〈13日午前11時〉
http://www.asahi.com/special/10005/TKY201103130091.html

――燃料棒の露出はどうなっているか。炉心の溶融の可能性は。

 現時点では注水を行って、露出は水に埋まっているという風に注入した水の量から思われている。

――1号機の炉心の溶融は起きたという認識か。

 これは十分可能性があるということで、当然、炉の中だから確認が出来ないが、その想定のもとに対応をしているし、今回の場合も可能性があるという前提で対応している。

――被曝対策の専門チーム。どのぐらいの人員の規模か。いつぐらいまで準備するのか。

 福島県の意向も確認した上で調整しなければならないが、最大限の可能性を前提に福島県の意向、受け入れ態勢などを併せながら最終的に態勢を確定したい。


炉心溶融、元東電社長指示で公表遅れ…第三者委
http://www.yomiuri.co.jp/science/20160617-OYT1T50019.html
 東京電力福島第一原子力発電所の炉心溶融(メルトダウン)の公表が遅れた問題で、東電の第三者検証委員会は16日、清水正孝社長(当時)の指示が公表の遅れに大きく影響したと認定した。


「どの道、吹っ飛ぶ」 東電会議映像、追加公開


「炉心溶融・・・指示していない」“官房長官”枝野氏(16/06/17)


枝野官房長官会見 放射能が大気に

2011/03/15 にアップロード
枝野幸男官房長官は15日午前の記者会見で、東日本大震災で被害を受けた東京電力福島第1原子力発電所4号機で火災が発生し、放射性物質が大気中に放出されていると発表した。


官邸側がメルトダウンを規制したとしても、枝野元官房長官の発言などを見る限りは、そこまで強い規制ではなかったように見えます。
少なくとも、具体的に東電のメルトダウンマニュアルの発表を止めるような指示があったとは思えず、第三者委員会の発表は非常に怪しいです。


枝野官房長官 首相官邸中継

2011/05/31 にアップロード



http://www.asyura2.com/16/senkyo208/msg/231.html

記事 [政治・選挙・NHK208] 総理は全てにおいて説明責任を果たしていない。野党批判ばかりの総理の演説こそが全てを物語っている。 小沢一郎(事務所)






































安倍首相「気をつけよう 甘い言葉と 民進党」



http://www.asyura2.com/16/senkyo208/msg/232.html

記事 [政治・選挙・NHK208] 参議院選挙前に最大の公約にダメ出し、内閣支持率も落ち目。(かっちの言い分)
http://31634308.at.webry.info/201606/article_19.html
2016/06/20 22:01

自民党の歴代首相の中で、安倍首相ほど、選挙の時声を上げて強調したことと、選挙が終わった後行うこととが違う人はいない。前回の衆議院選挙後、消費税、アベノミクスといいながら、まずやったことは特定秘密法、それに続き安保法制であった。今回の参議院選挙でも、もう壊れたアベノミクスをさらに吹かせと唱えている。しかし、実際にやりたいことは改憲論議である。参議院で2/3の議席を得れば、大手を振って改憲論議を真っ先に行い、国会で改憲発議を行うのはわかりきっている。

その安倍内閣の支持率は、伊勢志摩サミット効果も薄れてきて、7ポイント一気に下がって42%となった。不支持率は6ポイント増の39%となった。アベノミクスは見直すべきが61%もの数字になっている。街宣で、アベノミクスをもっと吹かせと大声を上げているのに、選挙前にこんな数字を見せられると、内心ビビるのは納得出来る。


安倍首相「次の国会から改憲議論」 参院選後 具体的に条文審査
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201606/CK2016062002000120.html

  首相は在任中の改憲に意欲を示している。首相の自民党総裁としての任期が切れる二〇一八年九月までに改憲の国民投票を終えるためには、来年秋の臨時国会で原案を審議し、発議する必要がある。そのためには、今年後半から国会で議論を始め、来年前半の通常国会までに原案をまとめる必要がある。

 参院選で与党が改憲の争点化を避けていると野党側が批判したのに対し、首相は「(改憲は)自民党結党の精神。選挙で争点とすることは必ずしも必要はない」と反論。「私たちは党草案を示しており、何も隠していない」と強調した。


アベノミクス「見直すべきだ」61% 
http://mainichi.jp/articles/20160620/k00/00m/010/069000c
毎日新聞2016年6月19日 

 毎日新聞は18、19両日、全国世論調査を実施した。安倍内閣の支持率は5月の前回調査から7ポイント減の42%、不支持率は6ポイント増の39%。安倍政権の経済政策「アベノミクス」を「見直すべきだ」という回答は61%で、「さらに進めるべきだ」の23%を上回った。



http://www.asyura2.com/16/senkyo208/msg/233.html

記事 [政治・選挙・NHK208] “ヤワラちゃん”谷亮子は自民党から鞍替え出馬が有力…でも男性秘書との不倫の噂は大丈夫なのか?(リテラ)
               谷亮子公式ホームページより


“ヤワラちゃん”谷亮子は自民党から鞍替え出馬が有力…でも男性秘書との不倫の噂は大丈夫なのか?
http://lite-ra.com/2016/06/post-2355.html
2016.06.20.  “ヤワラちゃん“不倫の噂は大丈夫か?  リテラ


 生活の党と山本太郎となかまたちからの不出馬を表明した参議院議員の“ヤワラちゃん”こと谷亮子氏。予想通り、先週発売の「週刊文春」(文藝春秋)6月23日号で、自民党からの鞍替え出馬が報じられた。

 小沢ガールズの筆頭として2010年の参院選で民主党から出馬した谷氏だが、蜜月関係から一転、その後は小沢一郎氏との確執が伝えられてきた。その不仲から今回の参院選も不出馬が取り沙汰されていたのだが、しかし谷氏は「週刊文春」の取材に自民党からの出馬を思わせぶりながら“事実上”認めた上で、小沢氏との確執についてもこんなコメントをしている。

「山本太郎さんと合流する際に、私は副代表だったのですが、小沢先生から一切相談がなくて。山本さんが好き嫌いということではなく、一言だけでも筋を通して欲しかったんです」
「年明けから『統一名簿を実現する』と言って下さいましたが、具体的な動きがないまま国会も閉会してしまって。私が決断しなかったら今も参院選への態度は曖昧だったと思います」

 さらに、小沢氏から学んだ点はと聞かれ、「政党の作り方ですね(笑)。これだけ何回も間近で見てきましたので」と皮肉まじりに揶揄したのだ。

 まるで訣別宣言だが、谷氏は今月9日に国会内で記者たちの質問に答え、生活の党と山本太郎となかまたちからは出馬しないことを表明、加えて与野党含めて他党から出馬の要請があれば「柔軟に対応する」と与党自民党からの出馬に含みをもたせた回答をしていた。

 小沢氏と確執があったからといって、今度は自民党から出馬とは、なんとも節操がない。とはいえ、これまでの谷氏の“権力大好き”志向を見れば、自民党鞍替えも当然なのかもしれない。

 そもそも10年の参院選にしても、当初は自民党からの出馬が取り沙汰されていたものの、当時の自民党は野党だったため、政権与党で勢いを増す民主党から出馬。その後、小沢ガールズとして小沢氏べったりだったにも関わらず、小沢氏が「陸山会」事件で失脚すると徐々に距離を置き、2年前から恒例の小沢一郎新年会にも出席していない。また、13年に発覚した女性柔道界の暴力・パワハラ問題でも、女子選手の側ではなく協会側に立ち、告発された園田隆二監督(当時)を「礼儀正しく裏表のない真面目な人。暴力を振るう場面は一度も見たことがない」と擁護すらしている。

 しかし、権力にすりよって自民党から参院選に出るのはいいとして、このご時世、心配になってしまうのは、谷氏の“例の噂”だろう。

 そう、いまから1年ちょっと前、ヤワラちゃんは男性秘書とW不倫関係にあることを取り沙汰されたのだ。

 当時、夫である谷佳知氏は大阪に単身赴任しており、谷議員は都内の2億円豪邸で2人の子どもと暮らしていた。ところが、その家にイケメン秘書A氏が頻繁に出入りしているのが目撃され、永田町でも「2人が“不倫関係”にある」といった噂が流れ始めた。

 そんななか、「週刊現代」(講談社)15年3月21日号が、ふたり仲良く次男の幼稚園へお迎えに行く姿をキャッチ。その写真を掲載したのだ。たしかに、その姿はまるで仲睦まじい夫婦のようだった。

 しかも、この噂は、同年3月26日号の「週刊新潮」(新潮社)や「女性セブン」(小学館)でも報じられ、永田町では大きな話題になった。

「当時、谷議員には3人の男性秘書がいたんですが、谷議員はダルビッシュ似のイケメンであるこのA秘書を、はたから見ても露骨に特別扱いしていて、どこにいくのも一緒に連れていっていました」(民主党関係者)

 谷議員はもちろん、この報道を完全否定したが、しかし、ヤワラちゃんの秘書との不倫疑惑はこれがはじめてではなかった。実はその2年前にも別の秘書との関係が報じられたこともあった。それが「アサヒ芸能」(徳間書店)12年8月23日号が報じた「灼熱スクープ 谷亮子 小沢系レンタル秘書との『ただならぬ関係』」だ。

 記事によれば、ヤワラちゃんは小沢氏から派遣されたこれまたイケメン私設秘書と地方出張も含め四六時中行動を共にして、特別扱いし始めたのだという。そして、事務所のなかでも公然といちゃつくようになり、ヤワラちゃんは結婚指輪も外すようにもなった。事務所内では、2人の関係は公然の秘密となって、ヤワラちゃんを新人時代からサポートしてきたベテラン女性秘書がこの空気に嫌気がさし、事務所を去ってしまったという話もあった。

 その後、このイケメン秘書は別の女性と結婚し、事務所を辞めたが、その代わりに秘書となったのが15年に報じられたイケメン秘書だったという。

 そのイメージからは信じられない噂だが、もともと、ヤワラちゃんは独身時代から“肉食”で知られていて、身近な男性と次から次へと噂になっている。

 1996年アトランタ五輪で銀メダルに終わった谷氏は、その翌日、同地のショッピングセンターで同じくアトランタ五輪で銅メダルをとった競輪選手・十文字貴信氏との手つなぎデートを「フライデー」(講談社)にスクープされた。

 また、同時期、写真週刊誌が彼女と柔道86キロ級の吉田秀彦氏との交際をキャッチし、それを五輪前ということで帝京大学側が抑えた、という噂も流れた。他にも、古賀稔彦氏や小川直也氏、篠原信一氏といった柔道界の大物選手との噂から、若手選手とのラブラブ居酒屋デートなど、挙げればきりがないほどだ。

「谷さんはとにかく、身近にいる人間をすぐ好きになる傾向がある。そして、一旦、気にいると自分から猛アタックして、べったりになるんだよ。おそらく男性秘書との関係もそういう感じで始まったんじゃないか」(スポーツ紙記者)

 今度の参院選で自民党から出馬→当選となれば、これまで以上に多くの秘書やスタッフが周りに集まってくる。こうなったら、ヤワラちゃんがもっと大暴れして、自民党が不倫スキャンダルの巣窟になってしまうことを期待しよう。 

(林グンマ)


http://www.asyura2.com/16/senkyo208/msg/234.html

   

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