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2025年10月29日00時30分 〜
記事 [政治・選挙・NHK298] 主権者信任なき自維金権政権(植草一秀の『知られざる真実』)
主権者信任なき自維金権政権
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2025/10/post-ccb8db.html
2025年10月28日 植草一秀の『知られざる真実』

政権の基盤は国民の信任。

国民の負託を受けて政権は成り立つ。

新たに樹立された高市政権に対する国民の負託根拠は不確かなもの。

現行制度の間隙を縫って樹立された政権という意味しかない。

昨年10月の衆院総選挙で自公は過半数割れに転落。

本年7月の参院通常選挙で自公は参院でも過半数割れに転落。

最大の問題は「政治とカネ」。

自民議員多数が政治資金を裏金にして懐に入れた。

所得税法違反の疑いも濃厚。

1000万円以上の不正を働いた議員が21名。

警察・検察が腐敗しているから刑事事件として立件されたのはほんの数件。

しかし、史上空前の巨額裏金事件は国民の自民党に対する信頼を一段と地の底まで低下させた。

事態を打開するチャンスはあった。

25年通常国会で企業団体献金を禁止する法制を整えることができた。

千載一遇のチャンスだった。

しかし、石破首相は提案を拒絶。

国民民主が自民にすり寄り企業団体献金禁止は闇に葬られた。

そのあおりで惨敗した公明が高市自民に最後通牒を提示。

高市新党首は公明の提案を拒絶。

結果として公明は連立離脱を決断した。

過半数を大幅に割り込んだ高市自民は下野する危機に直面したが、ここに維新がつけ行った。

「企業団体献金禁止」を自民に呑ませて連立に持ち込むなら国民の理解を得られただろう。

しかし、維新の行動は真逆だった。

企業団体献金の規制強化さえ放り投げて自民に連立を呼びかけた。

これに高市自民が応じて連立政権が樹立された。

長々と記述したが要点は新たに樹立された自維連立政権が国民の意思からかけ離れているということ。

国民は自民に退場通告をした。

維新も直近の衆参両院選挙で国民からダメ出しされている。

参院比例代表得票数は以下の通り(単位:万票)。

      2022    2025
自民    1826    1281   −545
維新     785     438   −347

自民も維新も国民からの信任を大幅に低下させている。

その自維が「金権腐敗」で足並みを揃えて連立政権を樹立した。

維新が連立の条件に掲げたのが衆院比例代表定数の削減。

不適切にもほどがある。

自民も維新も比例代表の得票を激減させた。

維新の議席多数は大阪の小選挙区で確保されている。

ここには自民の小選挙区選出議員がほとんどいない。

維新は大阪の小選挙区を自民から割譲する考えだろう。

比例代表選挙は民意を正確に議席数に反映させる。

多党分立時代には比例代表選挙が最適だ。

完全な二大政党体制に移行しているなら比例代表議席定数を減らしても弊害は少ない。

しかし、多党分立時代に比例代表議席定数を削減することは民意の切り捨てに他ならない。

自分たちの比例代表得票が激減したから比例代表議席定数を減らすというのは自己中心主義の極みである。

最大テーマの「政治とカネ」対応を完全放棄。

「裏金がどうした内閣」誕生。

高市新政権を主権者国民は信任していない。

早期に衆院総選挙で民意を問う必要がある。

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記事 [政治・選挙・NHK298] 宮城県知事選は現職辛勝も“デマ拡散”に大苦戦…参政党も便乗「いったもん勝ち」SNS選挙の恐怖(日刊ゲンダイ)

宮城県知事選は現職辛勝も“デマ拡散”に大苦戦…参政党も便乗「いったもん勝ち」SNS選挙の恐怖
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/379491
2025/10/28 日刊ゲンダイ


村井氏の演説中に掲げられたプラカード(C)共同通信社

 激戦となった宮城県知事選(26日投開票)は、自公の県議らが支えた現職・村井嘉浩氏が当選。6選を果たしたが、自民党前参院議員の和田政宗氏の猛追を受け、わずか1万5815票差の辛勝だった。

 保守分裂選となった今回、和田氏は参政党と政策覚書を締結。事実上の参政党候補となった和田氏のもとには、神谷宗幣代表や吉川里奈副代表、塩入清香(さや)参院議員らが応援に駆けつけた。和田氏の街頭演説は参政党の公式ユーチューブでライブ配信され、「切り抜き動画」も数多く投稿された。

 一方、村井陣営を震え上がらせたのは、SNS上のデマ拡散だ。村井氏に対し<メガソーラー大歓迎><イスラム教徒向けの土葬墓地整備を推進>といった言説が流布された。しかし、村井氏は先月の県議会本会議で、土葬墓地整備の白紙撤回を表明。メガソーラーの建設計画にも、「反対」を明言している。村井陣営の県議が言う。

「参政党を含む和田陣営は、拡散されたデマに注意喚起をするでもなく、『土葬墓地は完全に取りやめる』などと主張。むしろ、便乗ムードでした。特に都市部を中心にデマ情報は急拡散。仙台市では唯一、和田候補の得票が上回り、村井候補は約3万6000票のリードを許した。デマの影響力は凄まじく、ムスリムの人たちに抱える県民の漠然とした不安を、選挙に利用された感があります」

応援する地方議員にも誹謗中傷が

 いまや外国人の流入は、どの地域でも進んでいる。

「排外主義的主張は、SNSで非常に拡散されやすくなっている。今後も『外国人問題』は、あちこちの首長選で積極的に争点化されるでしょう。不安をあおってデマを拡散する側が支持を得るなど、“言ったもん勝ち”の選挙がまかり通ってしまう。今回の選挙で和田候補が現職に猛追したのも、ひとつの成功体験になりかねない」(地元政界関係者)

 選挙期間中は、村井本人だけでなく、応援する地方議員のもとにも誹謗中傷が相次いだ。「家族に危害が及ぶことを恐れ、選挙運動ができなくなった議員もいた」(前出の県議)という。民意を歪める“デマ選挙”は、アナタの町でも起こりうる。

  ◇  ◇  ◇

 和田氏の応援に駆け付けた参政党のさや議員。いったいどんな経歴の持ち主なのか。●関連記事【もっと読む】『参政党さや議員はバブル崩壊後の青短女子OG 小中高は公立、就職氷河期の荒波に揉まれて…』で詳報している。

http://www.asyura2.com/25/senkyo298/msg/360.html

記事 [政治・選挙・NHK298] パワハラ「恐竜」の凱旋に財務官僚は戦々恐々 高市“タカ派全開”内閣を丸裸にする(日刊ゲンダイ)

パワハラ「恐竜」の凱旋に財務官僚は戦々恐々 高市“タカ派全開”内閣を丸裸にする
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/379504
2025/10/28 日刊ゲンダイ

片山さつき(財務相・参院比例・衆院1回・参院3回/66歳)


髪型は40年以上も変わらず(C)日刊ゲンダイ

 旧大蔵省時代を含め、女性の財務相は史上初。大臣として古巣に凱旋できたのは、過去3回の総裁選で高市首相の推薦人に名を連ねてきた論功人事だ。ライバル視していた高市支援に転じたきっかけは2021年総裁選、安倍元首相のひと言だ。

「当時1年後に改選を控え、所属先だった二階派の選挙支援に不満タラタラ。高市さんを猛プッシュしていた安倍さんに相談すると、高市支援を条件に『清和会に入れてあげてもいい』と“口約束”。真に受けた彼女は、幹事長退任を期に二階さんを見限り、年末に派閥退会を口頭で伝えたそうです」(自民党関係者)

 その後、片山は二階派から会合の連続欠席などを理由に退会勧告を受けたが、すでに退会を伝えた気でいただけに、ブチ切れ。「言った」「言わない」の泥仕合となり、正式に清和会(安倍派)入りが認められたのは23年4月のこと。二階派の元メンバーは「18年の初入閣は、当時の二階さんの威光があればこそ。恩知らずもいいところだ」と今も不満を隠さない。

●信念の巻き髪
 1959年、埼玉県浦和市(現さいたま市)生まれ。東大法学部から82年に旧大蔵省に進み、女性初の主計官に。「聖子ちゃんカット」風の独特な髪形は、女性誌のグラビアを飾った東大時代から不変。SNSでは「信念の巻き髪」と称されている。

●因縁の相手
 05年の郵政選挙で衆院静岡7区に刺客として立ち、初当選。09年衆院選で返り討ちに遭った因縁の相手の城内実氏も経済財政相として同時入閣した。

 財務省在籍時は省内に出回る怖い上司ランキング「恐竜番付」の常連。怒りに任せて手当たり次第にモノを投げつけるパワハラの被害者は数知れず。「時にはハサミが飛んでくる」という元秘書の物騒な証言が週刊誌を賑わせてきた。おまけに電話魔で「ああしろ、こうしろ」と細かい指図が怖くて、電話に出られない役人もいるらしい。財務官僚は戦々恐々だ。

●2度の結婚
 27歳で見合い結婚した東大助教授(当時)の舛添要一氏とは、2年3カ月で離婚。90年に再婚した。相手の片山龍太郎氏はゴルフ用品メーカー・旧マルマンの御曹司で、禁煙パイポの仕掛け人。住まいは東京ベイエリアのタワマン。新宿御苑に隣接する一等地にも家屋を所有する。庶民感覚はゼロだ。

 18年の地方創生相時代には、国税庁や政府系金融機関への口利き疑惑、政治資金の相次ぐ記載ミス、有権者にカレンダー配布の公選法違反疑惑──とスキャンダルが次々と噴出。「遅刻癖もあり、脇の甘さが目立つ」(自民党議員)だけに、この先、どんな醜聞が飛び出してもおかしくない。

http://www.asyura2.com/25/senkyo298/msg/361.html

記事 [政治・選挙・NHK298] 今度は何を勝手に貢ぐのか? 背筋が寒くなる高市、トランプ熱狂とバカ騒ぎ(日刊ゲンダイ)

※2025年10月28日 日刊ゲンダイ1面 紙面クリック拡大


※紙面抜粋


※2025年10月28日 日刊ゲンダイ2面

今度は何を勝手に貢ぐのか? 背筋が寒くなる高市、トランプ熱狂とバカ騒ぎ
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/379503
2025/10/28 日刊ゲンダイ ※後段文字お越し


トランプ大統領(左)と握手を交わす高市首相(C)ロイター

 サンケイが岸田、バイデンの防衛費2%密約を暴いていたが、となると、安保3文書の前倒しを公言している新首相はさらに何を毟られるのか、提供するのか。 中身もわからないまま、実況中継で大騒ぎの大メディアの無責任。

 この国は米国傘下に一直線。

  ◇  ◇  ◇

 まるで宗主国のトップをお迎えしているかのようである。

 予定通り、トランプ米大統領が27日来日した。

 28日、高市首相と初の対面会談を行い、29日、APEC首脳会議が開かれる韓国に向けて日本を出発する。

 大手メディアは、来日前から大騒ぎだ。「高市・トランプ氏 相性は」「率直な物言い トランプ氏好み」などとあおり、大統領専用ヘリコプター「マリーンワン」に、高市も特別に同乗させてもらう予定だと誇らしげに報じている。

 ワイドショーは、トランプへの「プレゼント」も詳しく紹介。金箔を使った「ゴルフボール」、プロゴルファー松山英樹選手が使用した「サイン入りゴルフバッグ」、安倍元首相が使っていた「ゴルフクラブ」を用意していると伝えている。

 異様だったのは、大統領専用機が羽田空港に到着する場面を、民放各社(テレビ東京を除く)が、生放送で長々と報じていたことだ。トランプ本人がタラップを下りてくるシーンならまだしも、飛行機が飛んでいる様子を生中継することに、どんな意味があるのか。

 この調子では、トランプの滞在中、あれを食べた、なにを話した、と大新聞・テレビがバカ騒ぎするのは目に見えているのではないか。

 政治評論家の本澤二郎氏がこう言う。

「メディアが日米首脳会談の成功を期待するのはいいでしょう。しかし、批判すべきことも批判しないのは問題です。高市首相は、トランプ大統領への『お土産』として、米国のフォード車を日本政府の公用車用に100〜200台購入すると報じられています。1台10万ドル(約1500万円)もする巨大なピックアップトラックです。そんな使い勝手の悪い高級車を100台も買う必要があるのか。いくらトランプ大統領の歓心を買うためだとしても、税金のムダ遣いにも程がある。なのに、大手メディアは、ほとんど批判しないのだからどうかしています」

首脳会談で防衛費GDP比3.5%が「密約」される恐れ


安倍政権が集団的自衛権の行使容認を閣議決定(C)共同通信社

 日米首脳会談の焦点のひとつは、日本の防衛費をどこまで膨らませるかだ。

 すでに高市は、防衛費をGDP比2%にまで引き上げる現行目標を2年前倒しし、今年度中に達成する方針を所信表明で打ち出している。来日するトランプに「防衛費を増やします」と伝えるためだ。

 しかし、アメリカは非公式にGDP比3.5%への増額を求めているという。はたしてトランプが2%で満足するのかどうか。首脳会談でGDP比3.5%への増額を強要してくる可能性もあるのではないか。

 実際、もともとGDP比1%だった日本の防衛費がGDP比2%にまで引き上げることになったのも、2022年5月、都内で開かれた岸田首相-バイデン大統領の首脳会談で「約束」させられてしまったからだ。アメリカの要請に日本が応じたという。ただし、日米両政府は岸田の「GDP比2%」発言を現在も公表していない。いわば「密約」のようなモノだったということだ。

 当時の状況を24日付の「産経新聞」が1面で特報している。

 結局、この「2%発言」が事実上の対米公約となり、2027年度までに防衛費をGDP比2%にまで増額することになった。それだけに、首脳会談でトランプが防衛費の大幅増額を迫ってもおかしくない。

「日本の防衛政策は、まずアメリカと合意した後、国民に知らせているのが実態なのでしょう。もちろん、表向きは日本政府が自発的に決めたことにする。それにしても、GDP比3.5%といったら、21兆円ですよ。どこにそんなカネがあるのか。大増税か、赤字国債を大量発行するしかない。21兆円もの増税をしたら景気は一気に冷え込むでしょう。赤字国債の発行も、国債が暴落し、金利が急上昇する恐れがある。これまでトランプ大統領は、安保問題について同盟国の『ただ乗り』を批判してきた。日本に対して防衛費の増額だけでなく、在日米軍の駐留経費の負担増など、いくつも要求を突きつけてくる恐れがある。日本はいくらカネがあっても足りなくなりますよ」(立正大名誉教授・金子勝氏=憲法)

 防衛費の増額も、せめて国産の兵器を買い揃えるなら、少しは日本経済に貢献するかもしれないが、アメリカの兵器を大量に買わされるのはハッキリしている。アメリカの軍需産業を儲けさせるだけになる。トランプ来日を「歓迎」するかのように報じているメディアは、どこまで首脳会談の実態をわかっているのだろうか。

外交も防衛もド素人では太刀打ちできない

 最悪なのは、このままアメリカに従っていたら、いずれ日本はアメリカの先兵として軍事大国・中国と戦うことになりかねないことだ。

 すでにアメリカのヘグセス国防長官は「西太平洋の有事に直面した場合、日本は最前線に立つことになる」と通告している。

 さらに、英紙フィナンシャル・タイムズによると、コルビー国防次官は、日本の国防当局者に対して、米中が「台湾有事」に際して衝突した場合、担う役割を明確にするよう伝え、台湾有事への関与も求めたという。

 最悪、在日米軍の主力部隊はグアムの米軍基地まで後退し、日本の自衛隊が中国人民軍と真正面からぶつかるという事態も囁かれている。アメリカは、台湾のために血を流すことを避ける可能性があるからだ。

「いつの間にか日本は、アメリカのために戦争をやれる国に変えられています。個別的自衛権の行使だけが認められていた時は、日本は専守防衛に徹していればよかった。あくまで日本の役割は『盾』でした。ところが、安倍政権が憲法の解釈を変えて、集団的自衛権の行使を認めてしまった。さらに、岸田政権は安保関連3文書を改定し、敵の基地を先制攻撃できるようにしてしまった。軍事力行使を制約するタガが、どんどんはずされている。そこに加えて、急ピッチで防衛費を膨らませている。この先、アメリカから『戦って欲しい』と要請された時、はたして日本政府は断れるのでしょうか。非常に心配です」(金子勝氏=前出)

 外交も防衛もド素人の高市は、トランプの要求をはねつけられないのではないか。トランプも、日本のトップが防衛問題に精通している石破首相から高市に代わったことで手玉に取りやすいと考えている可能性がある。

「ビジネスエセ保守」(©松田馨事務所)と疑われないために、高市は意識的に「軍拡」と「対中強硬外交」に走る恐れもある。

「インドやASEAN諸国は『なにが国益になるか』、アメリカと中国の両方を見ながら、巧みに動いています。TACOと揶揄されているトランプ大統領は、相手に強く出られると譲歩するという特徴もあります。いったい、いつまで日本政府はアメリカ従属をつづけるつもりなのでしょうか」(本澤二郎氏=前出)

 高市-トランプの首脳会談で日本はなにを要求されるのか。

http://www.asyura2.com/25/senkyo298/msg/362.html

記事 [政治・選挙・NHK298] れいわ八幡愛氏「自発的な対米従属は心底情けない」 高市首相とトランプ氏並ぶ写真に苦言(産経新聞)
https://www.sankei.com/article/20251029-5SXAQDQNCFDLBE27UO4YJKJOGE/





産経新聞がれいわ新選組の幡愛氏のX投稿を取り上げてる。

なぜか、「邪まな狙い」が隠されているという気がしないでもない。

八幡氏は毎日新聞の写真をとり上げて、「心底情けないです」と投稿している。

その写真、私も一見して、すぐ下を向いてしまいそうな感覚に襲われた。

「ただただ、恥ずかしいです。」

その振る舞い、ちょっと!違うんでないかい。

やはり、一国の宰相の器に非ず。





以下に記事の全文を転載する。


れいわ新選組の八幡愛衆院議員は29日、X(旧ツイッター)で、高市早苗首相が28日にトランプ米大統領と米海軍横須賀基地(神奈川県横須賀市)に停泊する原子力空母ジョージ・ワシントン上に並ぶ写真を挙げて、「ここまで自発的な対米従属には怒りを通り越して、心底情けないです」と投稿した。


写真に映る高市首相は、「USA」と書かれた白いキャップをかぶったトランプ氏に寄り添うようにグーサインしている。会場には米兵約6千人と自衛隊員約230人が集まり、大きな歓声や「USA」コールが沸き上がった。

八幡氏は、高市首相が掲げる「世界の真ん中で咲き誇る日本外交」のフレーズについて、「トランプ大統領のおトモダチで居続けることだなんて、独立国として情けない限りです」とも書き込んだ。

八幡氏は昨年10月の衆院選大阪13区に立候補し、比例復活で初当選した。


記事の転載はここまで。


防衛費の増額を手土産に朝貢外交。

度を越した「媚び」、「へつらい」は男の私が見ても吐き気を催す。

ましてや、同じ女性ならなおさらだろう。

誰しも嫌悪の感情を持ったのではないか。

社民党の大椿副党首も同様に、Xに「トランプ大統領が、高市総理の肩を抱き寄せる、カップルの様に腕を組む。強烈な違和感。それ、必要か?」と投稿している。

最早、酔っ払いの戯れ事。

高市氏に、国民の窮状は見えていない。


やはり、一国の宰相の器に非ず。







http://www.asyura2.com/25/senkyo298/msg/363.html
記事 [政治・選挙・NHK298] 恥辱まみれの高市外交… 「ノーベル平和賞推薦」でのトランプ媚びはアベ手法そのもの(日刊ゲンダイ)


恥辱まみれの高市外交… 「ノーベル平和賞推薦」でのトランプ媚びはアベ手法そのもの
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/379548
2025/10/29 日刊ゲンダイ


横須賀基地で演説するトランプ大統領(右)とその隣で手を振る高市首相(C)ロイター

 宗主国の王様に取り入るため、ここまであからさまに媚びるのか。ちょっと一線を越えている。28日行われた日米首脳会談で、高市首相がトランプ大統領に「2026年のノーベル平和賞候補として推薦する」と伝えたことである。

 日本テレビが朝方、独自ニュースとして「高市首相が推薦の考えを伝えることで最終調整」と報じギョッとしたが、高市首相が本当にトランプ大統領にそう伝えたことを、首脳会談後、米国側のレビット大統領報道官が記者団に発表した。

 メディアに公開された首脳会談の冒頭発言で高市首相は、トランプ大統領がタイとカンボジアの国境紛争を和平に導き、イスラエルとイスラム組織ハマスの停戦合意を主導したとして、次のようにトランプ大統領を持ち上げていた。

「かつてない歴史的偉業だ。これだけの短期間に世界はより平和になった」

「世界平和と安定へのトランプ氏の揺るぎないコミットを高く評価する。私自身も強い感銘を受けた」

 高市首相の論理だと、だからノーベル平和賞にふさわしい、ということなのだろう。

識者は「見識のなさ丸出し」とバッサリ

「安倍元首相がやったのと同じ手法です。安倍氏はトランプ氏の第1次政権時の2019年に、トランプ氏を北朝鮮問題への対応でノーベル平和賞に推薦したと伝えていて、それをトランプ氏にバラされた。国会で質問され、コメントを控えましたが否定しませんでした。安倍氏は当時、政府内の反対論を押し切って推薦を強行。トランプ氏を喜ばせるためなら安いものという考えだった」(官邸事情通)

 トランプ大統領がノーベル平和賞を欲しがっているのは周知の事実。これを逆手に、トランプ大統領に気に入られたい各国リーダーによる推薦が相次ぐ。これまでに、イスラエル、パキスタン、カンボジアが推薦したことを公表している。日本もこれらの国の仲間入りだ。今年の平和賞発表前日、トランプ大統領は「2期目の9カ月間で8つの戦争を止めた」と自画自賛していた。来年こそは、ということなのだろうが、トランプ大統領の主張に対して、まともな国のリーダーや専門家ほど懐疑的で、平和賞に値しないと言っている。

 国際ジャーナリストの春名幹男氏が言う。

「高市首相は安倍元首相の子分ですから、同じことをする。ただ、安倍氏が推薦した頃はトランプ氏も恥ずかしそうに平和賞を欲しがっていたが、今は『自分がもらって当然』という態度で、各所への推薦依頼に動いている。ノーベル委員会の委員長もそれを知っているので困っている状況です。そんな中で、高市首相がトランプ氏を平和賞に推薦するというのは、見識のなさ丸出し。トランプ氏ほど非民主的な政治をやっている人はいない。ちゃんとした国のちゃんとした民主主義を学んできた人なら、トランプ氏を推薦するなんて口が裂けても言えません。日本は世界からバカにされますよ」

 SNS上でも「ノーベル賞推薦」が一時トレンドワードになり、「情けない」「赤面モノ」「正気の沙汰ではない」などと悲鳴が飛んでいた。

 高市政権は防衛費の前倒し増額などトランプ米国への朝貢外交が露骨。金箔のゴルフボールや安倍氏が使っていたパターの土産なら勝手にどうぞだが、ノーベル賞推薦はやりすぎ。日本国民として恥ずかしい。

  ◇  ◇  ◇

 小泉防衛大臣も「死の商人」として旗振り役を買って出ている。日本は本当に大丈夫なのか。●関連記事【もっと読む】『小泉“セクシー”防衛相からやっぱり「進次郎構文」が! 殺人兵器輸出が「平和国家の理念と整合」の意味不明』で詳報している。

http://www.asyura2.com/25/senkyo298/msg/364.html

記事 [政治・選挙・NHK298] ネオコン流「全世界民主化」構想に踊らされる高市外交 永田町の裏を読む(日刊ゲンダイ)

ネオコン流「全世界民主化」構想に踊らされる高市外交 永田町の裏を読む
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/379570
2025/10/29 日刊ゲンダイ ※後段文字お越し


ASEAN関連首脳会議に出席するため、マレーシアのクアラルンプール国際空港に到着した高市首相(C)共同通信社

 就任早々外交に飛び回っている高市早苗首相だが、高市外交の柱は、安倍晋三政権からそっくりそのまま引き継いだ「自由で開かれたインド太平洋」で、先日の所信表明でもそう表明していた。この表現は何ともさりげなく、軽々しいようにも見えるけれども、そこには実は「毒気」のようなものが含まれていることを知っておくべきだろう。

 その大本をたどると、第1次安倍政権で安倍首相と麻生太郎外相が言い出した「価値観外交」とそれに基づく「自由と繁栄の弧」戦略である。これは実は、当時の米ブッシュ政権の外交を牛耳っていた「ネオコン(新保守主義)」──ロシア・中国をはじめ共産党政権の生き残りやイラク・イランのようなイスラム教の宗教独裁など全世界の反民主政権を打倒せよと呼号する過激派集団──からの受け売りで、ユーラシア大陸の西の北欧から南のインド、東南アジアから東の端の北アジアまでの三日月状の弧を描き、その中に自由、民主、人権、法の支配などの価値を普及させていこうというもの。

 第2次安倍政権の中ごろの2016年に安倍が言い出したそのバージョンアップ版が「自由で開かれたインド太平洋」で、ここでは特に中国の台頭が強く意識されていた。「自由で開かれた」というのは、中国が軍艦を進出させて南シナ海を支配したり、一帯一路構想で太平洋諸国などを取り込んだりしていることを「許さない」という意味である。そして「インド太平洋」とは、単なる地理的表現ではなく、インドを中国から離反させ「中国包囲網」に引っ張り込むことの重要性の表明である。

 私に言わせれば、このネオコン流の「全世界民主化」構想こそが、米国の国策を誤らせ世界を混乱に導いた元凶で、例えば冷戦後にNATOを徒に東方に拡大し、その赴く所、ウクライナの親ロシア政権を打倒して親欧米政権をつくり、東部のロシア系住民を迫害させたことが今日の同国の泥沼戦争の遠因となった。こうしたことの全ては、冷戦が終わって「共産圏」という敵がいなくなって商売に困った米国の軍産複合体が、元共産国のロシアや現共産国の中国を改めて「敵」に仕立て上げて恐怖を煽ることで武器市場を拡大しようとする策謀に他ならず、安倍も麻生も高市もそれに踊らされているのである。


高野孟 ジャーナリスト

1944年生まれ。「インサイダー」編集長、「ザ・ジャーナル」主幹。02年より早稲田大学客員教授。主な著書に「ジャーナリスティックな地図」(池上彰らと共著)、「沖縄に海兵隊は要らない!」、「いま、なぜ東アジア共同体なのか」(孫崎享らと共著」など。メルマガ「高野孟のザ・ジャーナル」を配信中。

http://www.asyura2.com/25/senkyo298/msg/365.html

   

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