★阿修羅♪ > アーカイブ > 2025年10月 > 30日01時00分 〜
 
 
2025年10月30日01時00分 〜
記事 [政治・選挙・NHK298] 自維ふてほど内閣の末路(植草一秀の『知られざる真実』)
自維ふてほど内閣の末路
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2025/10/post-3984ef.html
2025年10月29日 植草一秀の『知られざる真実』

参院選で大惨敗した自民党は「解党的出直し」を叫んでいた。

「政治とカネ」問題での腐敗に対する主権者国民の厳しい審判に直面した。

政治腐敗の根源は企業献金。

企業団体献金の全面禁止に踏み切るほかない。

しかし、「政治とカネ」問題を闇に葬る維新が自民にすり寄り、問題への対応を微塵も示さぬまま連立新政権が樹立された。

26年間苦楽を共にした公明党は企業献金規制強化の弱い提案を示したが自民は完全に無視。

公明は連立を離脱したが、この問題をかなぐり捨てた維新が自民にすり寄って「裏金がどうした内閣」を発足させた。

この暴挙をメディアが糾弾しない。

糾弾しないどころか新政権礼賛の言辞をまき散らす。

背後でうごめく米国は金権腐敗政治の発生源でもある。

大資本支配の政治構造は企業献献金放置によって支えられている。

政治とカネの浄化など彼らにとって噴飯ものだ。

世論調査での高支持率も疑わしい。

日本国民は情報操作で簡単に誘導されてしまう。

しかし、情報操作の罠の効力は有限だ。

早晩、高市内閣は馬脚を現すことになる。

メディアが伝えぬから忘却の彼方に追いやられた「政治とカネ」問題。

しかし、記憶が呼び起こされるのに長い時間を要することはないだろう。

維新は「企業団体献金廃止」の旗を掲げながら自民との連立協議に際してこのテーマを捨て去った。

目くらましのように提示した議員定数削減は少数政党を抹殺することを目的とする悪徳の極み提案。

不適切にもほどがある「ふてほど金権腐敗自維連立」という姿が鮮明になった。

米国は

・対米隷属

・大資本による政治支配

・軍拡

・戦争創作推進

・原発推進

の高市内閣を全面支援する。

メディアは大資本に支配されているから高市内閣支援の姿勢を鮮明にする。

これが高市内閣支持率の上昇を生み出している。

しかし、高市政権の金権腐敗体質は早晩、主権者の認識するところになる。

高市内閣の凋落が始動するのに長い時間を要することはないだろう。

しかし、大きな懸念が存在する。

憲法破壊の懸念だ。

自維連立合意文書に憲法改定に突き進む方針が示された。

これまで衆参両院の憲法審査会で憲法改定が論じられてきたが、憲法改正を進める土台は未整備のまま放置されている。

日本国憲法は憲法改正を定める条文で憲法改正手続きを定めている。

その中核が国民投票だ。

衆参両院の3分の2以上の議員の賛成で憲法改正が発議される。

その上で、国民投票を行い、過半数の賛成で憲法改正が承認され、憲法改正が行われる。

憲法改正発議には衆参両院議員の3分の2以上の賛成を必要とする。

憲法改正発議のハードルは高く設定されている。

安易に憲法を変えてはならないという意味を含む規定。

安易に改正を許さないことから「硬性憲法」と表現される。

その「硬性憲法」の国民投票での承認は全有権者の過半数と考えるべきだ。

しかし、現在の国民投票法規定は有効投票の過半数の賛成で承認されるとしている。

(お願い)
情報拡散を推進するために「人気ブログランキング」クリックをぜひお願いします。

UIチャンネル第600回記念放送
「混迷する日本政治と活路」
https://x.gd/DafTc

のご高覧・拡散もお願いします。。

続きは本日の
メルマガ版「植草一秀の『知られざる真実』」
第4234号
「自維金権政権の憲法破壊工作」
でご高読下さい。

この機会にメルマガ版「植草一秀の『知られざる真実』」ご購読をぜひお願いします。

https://foomii.com/00050

『ザイム真理教』(森永卓郎著)の神髄を深堀り、最重要政策争点財務省・消費税問題を徹底解説する新著を上梓しました。

『財務省と日銀 日本を衰退させたカルトの正体』
(ビジネス社)


https://x.gd/LM7XK

ご高読、ならびにアマゾンレビュー、ぜひぜひ、お願いします。

http://www.asyura2.com/25/senkyo298/msg/366.html

記事 [政治・選挙・NHK298] またアベが出てくる気味悪さ…それでいいのか? トランプに媚びて蜜月大ハシャギ(日刊ゲンダイ)

※2025年10月29日 日刊ゲンダイ1面 紙面クリック拡大


※紙面抜粋


※2025年10月29日 日刊ゲンダイ2面

またアベが出てくる気味悪さ…それでいいのか? トランプに媚びて蜜月大ハシャギ
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/379564
2025/10/29 日刊ゲンダイ ※後段文字お越し


「故・安倍首相」の名前が繰り返し出る異常(C)JMPA

 案の定、トランプ一色の大メディア報道。世界を混乱に陥らせている暴君なのに、媚びて貢いで大歓迎。二言目にはアベが出てきて、あの蜜月をもう一度、と夢見ているが、憲法破壊で貢いだ安倍大罪を忘れたのか。

  ◇  ◇  ◇

「日米同盟の新たな黄金時代を大統領と共につくり上げたい」「世界の平和と安定へのトランプ氏のコミットを高く評価する」

 28日午前、東京・元赤坂の迎賓館で行われた高市首相とトランプ米大統領による初の日米首脳会談。高市は冒頭、「日米は世界で最も偉大な同盟だ。日本も米国と共に世界の平和と繁栄に貢献する」と呼びかけ、「自由で開かれたインド太平洋の進展に向け、さらに協力を進めたい」と強調。これに対し、トランプも「日本は最も重要な同盟国だ」と応じた上で、日本政府による防衛費の増額や米国製装備品の購入に謝意を伝えつつ、日米関税合意についても「非常に公平な協定になった」と評価。日米間の貿易が今後拡大するとの認識も示した。

 日本側は会談で、防衛費をGDP(国内総生産)比2%へ積み増す目標を2年早め、今年度中にも達成する意向を伝えたほか、「国家安全保障戦略」など安保関連3文書の改定を前倒しする考えも説明したとみられる。

 さらに日米関税合意に盛り込まれた5500億ドル(約84兆円)の対米投融資の具体的な内容についても協議。米側の関心が高いアラスカ州のLNG(液化天然ガス)開発や大豆・自動車の購入、米国内の造船能力強化、重要鉱物のサプライチェーン(供給網)の拡大について議題に上ったという。

首脳会談で「故・安倍首相」の名前を連呼

 6年ぶりとなったトランプの来日だったが、両首脳による会談で異常だったのは「故・安倍首相」の名前が繰り返し出てきたことだ。

 高市が安倍とトランプの蜜月関係に触れ、「安倍晋三首相に対する長きにわたる友情に感謝する」と伝えると、トランプは「(安倍の死は)大変、悲しくショックだった」と言い、高市に対しても「彼(安倍)からあなたの素晴らしさをよく聞いていた。(女性初の首相就任は)すごいことだ。おめでとう」と持ち上げていた。

 安倍がトランプと盟友関係にあったとはいえ、2022年7月の襲撃事件で亡くなってから3年余りも過ぎているのだ。一体いつまで「アベサイコー」と振り返っているのか。またまたアベが出てくる状況に薄気味悪さを覚えた国民は少なくないだろう。

 もっとも高市は24日の所信表明演説でも、「強い経済」や「力強い外交・安全保障」などと安倍政権の経済政策「アベノミクス」を連想させるフレーズを多用。安倍の口癖をまねて「世界の真ん中で咲き誇る日本外交を取り戻す」と訴え、その理由についても、「安倍政権のように日本が主導的な外交を展開しなければならないとの思いを込めた」と言っていた。人事面でも外相に第2次安倍政権最後の外相だった茂木や内閣官房参与に安倍の筆頭秘書官だった今井を起用。「安倍外交」を支えた秋葉内閣特別顧問とも面会を重ねているという。

安倍路線の踏襲どころか「安倍イタコ政権」

 高市が首相就任早々に「国家安全保障戦略」「国家防衛戦略」「防衛力整備計画」の安保関連3文書の前倒し改定に踏み込んだことも安倍政権を彷彿とさせる動きだ。

 安倍は政権奪取を果たした直後の13年1月の所信表明演説で、外交安全保障分野における立て直しと日米同盟の一層の強化を強調。翌2月の施政方針演説では、防衛関係費の増額や防衛大綱の見直しと国家安全保障会議の設置に言及。10年連続で対前年度比マイナスだった防衛関係費を増額させたが、この時、安倍氏は「国民の生命財産と領土、領海、領空を断固として守り抜く」と言っていた。高市も「領土・領海・領空を守る」と発言していたから、何から何までソックリ。安倍路線の踏襲どころか、「安倍イタコ政権」と揶揄されても不思議じゃない。

 ジャーナリストの横田一氏がこう言う。

「高市政権は、憲法を破壊してまでトランプ政権に貢いだ安倍政権と同じ。まるで第3次安倍政権です。大軍拡と防衛費増。再びポンコツ米兵器の爆買いを始めるかもしれず、注意が必要でしょう」

相変わらず米国を中心に据えた時代錯誤の外交


一番の家来(C)JMPA

 日米首脳会談を巡る大メディアの報道は案の定、トランプ一色だった。

 羽田空港に降り立ってからのトランプの姿を追い回し、面会した天皇を指さしし、背中をポンポンと叩きながら「グレートマン」と呼ぶ姿勢もそのままタレ流し。それでいて繰り返されたフレーズは「日米同盟の強化」や「偉大な日米同盟」などのヨイショ報道ばかりだったからクラクラする。

 WTO協定違反と指摘される不公平かつ一方的な関税によって国際秩序を破壊し、世界を混乱に陥らせている暴君にもかかわらず、歓迎ムードを煽っている姿勢に唖然呆然だ。日米関税合意に盛り込まれた5500億ドル(約84兆円)の対米投融資だって実態は「投資と言う名のカツアゲ」に他ならない。

 ラトニック商務長官が「日本はあくまで資金提供者」と言い、米国側が利益の90%を得ると主張。トランプもテレビのインタビューで「(5500億ドルは)野球選手が受け取る契約金」「我々の資金であり、我々が好きなように投資できる資金だ」と語っていたのを、日本の大メディアだって忘れたわけではあるまい。

 5500億ドルもの資金があれば、日本国内の物価高対策や社会福祉、医療……などさまざまな分野に活用できるだろう。それなのに苦しむ自国民の生活はそっちのけ。ヤクザまがいの国家に意味不明の「契約金」を差し出し、その親分に揉み手ですり寄っているのだから、こんなバカな話はない。

トランプをノーベル平和賞候補に推薦する愚

 さらに高市はお土産として、17年11月にトランプが初来日した際、安倍とのゴルフに同伴したプロゴルファー松山英樹が当時使用したサイン入りゴルフバッグ、安倍のパターを贈呈。極め付きは、首脳会談でトランプを26年のノーベル平和賞候補に推薦する意向を伝えたことだ。高市はイスラエルとイスラム組織ハマスの停戦合意に触れ、「かつてない歴史的偉業だ」「世界平和と安定へのトランプ氏の揺るぎないコミットを高く評価する。私自身も強い感銘を受けた」と語っていたが、本気で言っているならマトモじゃない。

 トランプ政権がイスラエルとハマスの停戦について当初示していた案は、「米国が仲介してガザ地区を高級リゾートに変え、住民は他地域に引っ越し」という大暴論だ。24時間で解決すると豪語していたウクライナとロシアの戦争は今も続き、数カ月前には「ウクライナとロシア双方が領土の一部を交換しろ」とトンチンカンな発言もしていた。

 良識ある国ほど、トランプのノーベル平和賞なんてあり得ないと考えているのは間違いないのに日本はトランプに媚びて貢いで大歓迎。二言目にはアベが出てきて、あの蜜月関係をもう一度、と夢を見ているが、果たして、それでいいのか?

 元外務省国際情報局長の孫崎享氏がこう言う。

「高市首相は安倍政権と同様、米国と緊密関係を築くことが政権の支持基盤を強くすると考えているのでしょう。トランプ大統領のノーベル平和賞推薦もその延長にあると思われますが、彼が平和賞にふさわしいと考えている国はごく少数です。そもそも安倍政権の時代と異なり、今や米国は世界各国から距離を置かれつつある。新たな世界秩序を模索する動きが出ている中、相変わらず米国を中心に据えた外交姿勢は時代錯誤と評する以外にありません」

 トランプ訪日に大ハシャギしているのは高市と大メディアだけなのだ。

http://www.asyura2.com/25/senkyo298/msg/367.html

記事 [政治・選挙・NHK298] 急浮上する臨時国会での「衆院解散説」…高市内閣は支持率絶好調、日米首脳会談もうまくいきすぎ(日刊ゲンダイ)

急浮上する臨時国会での「衆院解散説」…高市内閣は支持率絶好調、日米首脳会談もうまくいきすぎ
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/379549
2025/10/29 日刊ゲンダイ


合意文書を手にするトランプ大統領(左)と高市首相(C)JMPA

 上々すぎる滑り出しだ。高市首相が28日、トランプ米大統領と都内で初会談。日米同盟のさらなる深化で一致し、高市首相が「同盟の新たな黄金時代を共につくり上げたい」と言うと、トランプ大統領も「日本は最も重要な同盟国だ」と応じた。

 トランプ大統領は会談冒頭で「日本を助けるために私ができることがあれば何でもする」とリップサービス。これに、自民党内からは「高市外交は大成功だ」といった声が続出。メディア各社の世論調査も内閣支持率が6〜7割台と絶好調で、株価も史上初の5万円を突破し「うまくいきすぎだ」とうれしい悲鳴も上がる。

 そんな中、永田町で飛び交い始めたのが、臨時国会での「衆院解散説」だ。

「臨時国会では、日本維新の会が連立の条件として挙げた衆院議員定数の削減や、企業・団体献金の規制強化など、少数与党下で紛糾必至の課題が山積しています。高市さんが国会で野党から追及される場面は確実に増える。今後、支持率は下がることはあっても、上がることはないでしょう。だから、自民党内では『下がる前に解散してしまうべき』との意見が上がっているのです」(永田町関係者)

いまなら勝てる?

 野党は警戒感を高めている。立憲民主党関係者が言う。

「高市さんは『今すぐに解散と言っている暇はない』と否定しましたが、果たしてどうか。あの高支持率を見れば、心変わりする可能性は十分ある。特に怖いのは、維新が掲げた『定数削減』を争点に高市さんが解散に踏み切るパターンです。定数削減など簡単に決めていい話ではないが、議員が身を切る姿を見せれば、国民には受ける。我々が削減に反対しようものなら、守旧派と見られ大敗してしまう恐れもあります。皆、警戒していますよ」

 そうは言っても、昨年の衆院選からまだ1年しか経っていない。勝てそうだからといって、解散に踏み切るなど、あり得るのだろうか。「ないでしょう」と言うのは、自民党内事情に詳しい政界関係者だ。

「26日投開票の宮城県知事選では、参政党から応援を受けた新人が、自公県議からの支援を得た現職に肉薄。都市部の仙台市では新人が現職に大差をつけました。いま選挙をしたら、都市部で自民は参政にボロ負けするでしょう。連立を離脱した公明の支援もないし、新たに連立を組んだ維新との選挙区調整もままならない。高市さんに解散メリットはありませんよ」

 騒ぎすぎか。

  ◇  ◇  ◇

 28日行われた日米首脳会談で、高市首相がトランプ大統領に「2026年のノーベル平和賞候補として推薦する」と伝えた。宗主国の王様に取り入るため、ここまであからさまに媚びるのか。ちょっと一線を越えているのでは。●関連記事【もっと読む】『恥辱まみれの高市外交… 「ノーベル平和賞推薦」でのトランプ媚びはアベ手法そのもの』で詳報している。

http://www.asyura2.com/25/senkyo298/msg/368.html

記事 [政治・選挙・NHK298] 父・石原慎太郎が死去、兄・伸晃は落選…政界ではすっかり忘れられた人に 高市“タカ派全開”内閣を丸裸にする(日刊ゲンダイ)

父・石原慎太郎が死去、兄・伸晃は落選…政界ではすっかり忘れられた人に 高市“タカ派全開”内閣を丸裸にする
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/379566
2025/10/29 日刊ゲンダイ ※後段文字お越し

石原宏高(環境相・東京3区・衆院6回/61歳)


十四光(C)日刊ゲンダイ

「いやあ、久しぶりに名前を聞きました。最近はめっきり存在感がなくなっていて……」

 選挙区である東京の自民党関係者でさえもこの反応だ。

 父は作家で衆参議員、東京都知事だった石原慎太郎、長兄は自民党元幹事長だった伸晃という政治家一家の三男。親の七光に兄と合わせて十四光で、新人の頃こそ注目された。しかし、「地味でパッとしない」(前出の自民党関係者)ため、2021年の衆院選で兄が落選し、翌22年に父が死去すると、すっかり忘れ去られた人になっていた。

旧岸田派の積み残し組

 待望の初入閣は所属していた旧岸田派の枠。もともとは石原派(その後の旧森山派)だったが、落選で兄が派閥会長を辞任すると岸田派へ。

「当選6回以上で入閣できていない『派内積み残し組』だった」(旧岸田派関係者)

白羽の矢のワケ

 叔父は石原裕次郎、次兄はタレントの石原良純という華麗なる一族でもある。慶応幼稚舎から慶大経済学部を経て、日本興業銀行(現みずほFG)に入った元銀行マン。初出馬は03年衆院選。父が「親バカ」をさらして必死に応援するも落選。浪人期間を経て、05年に初当選した。09年の政権交代選挙でも落選を経験している。

「03年当時、都知事だった慎太郎氏は自民党東京都連との関係がギクシャクしていた。都連としては知事を取り込む目的もあって、衆院選で宏高氏に白羽の矢を立てた」(都連関係者)

 政策絡みで名を上げたことはないのに、カネをめぐるスキャンダルでは複数回、メディアを騒がせた。06年に発覚したのは「森伊蔵疑惑」。05年の初当選祝いで宴席が設けられた際、政商として知られた水谷建設のオーナーから芋焼酎「森伊蔵」の箱に詰められた2000万円が渡された、という疑惑だった(告発され後に不起訴)。

 13年にはパチスロメーカーとのズブズブ関係が報じられた。12年の選挙の際、同社社員3人を運動員として手伝わせ、同社が報酬を払っていたという公選法違反疑惑だ。石原家はフィリピンのアキノ家と縁が深く、同社がフィリピンでカジノリゾートを計画していたことに絡んだものだと疑われた。

鬼門の環境相

 兄も環境相経験者だが、福島の原発事故を受けた中間貯蔵施設の建設を巡り、「最後は金目でしょ」と暴言を吐き、猛批判を浴びた。一時は自民党総裁候補だった伸晃も、この一件で完全に終わった。実は、父も環境庁長官を務めたことがあり、水俣病患者に対し「知能指数が低い」と言い放ち、土下座で謝罪している。

 本人は環境副大臣や衆院環境委員長を務め、環境政策への造詣が深いとされる。今回、環境相を希望したそうだが、石原家には鬼門だ。

http://www.asyura2.com/25/senkyo298/msg/369.html

記事 [政治・選挙・NHK298] 裏金問題に一言も触れない高市首相の「骨細」所信表明…国民に大事な教育についてもたった一言 ラサール石井 新・東憤西笑(日刊ゲンダイ)

※2025年10月28日 日刊ゲンダイ12面 紙面クリック拡大

裏金問題に一言も触れない高市首相の「骨細」所信表明…国民に大事な教育についてもたった一言 ラサール石井 新・東憤西笑
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/379496
2025/10/29 日刊ゲンダイ ※後段文字お越し


ツッコミどころ満載だった所信表明演説(C)日刊ゲンダイ

 さあ、いよいよ国会が始まった。

 初日は特別委員会の承認と、またしても会期の承認。12月17日までの会期、今回はまあ良かろうと起立して賛成したら、れいわの皆さんがまた座ってる。えー。来年までやるつもりなのか、と山本太郎党首に聞いたら「どれだけやっても足りない。うちはとりあえず会期には反対するんです」というスタンスらしい。なるほどいろんな考えがある。

 委員会もやっと決まった。私は常任委員会は文教科学委員会と決算委員会に配属、特別委員会は新設された、こども・子育て・若者活躍特別委員会となった。

 最初の会合は委員長決めなのだが、初回は前任がいないので、規則で最年長の者が議長をやるらしい。それがなんと私であった。

 驚いた。1年生議員で最年長なんて、泉房穂さんもいたのに、だ。さらに泉氏が私より8つも若かったのにはダブルの衝撃だった。一瞬であったが、議長を経験することができていい経験をした。今後二度とないかも知れないからね。

 24日は高市総理の所信表明演説。まあ、ツッコミどころ満載の文言なわけだが、衆議院ではヤジがひどかったらしい。そのヤジに「品位がない」「子供に見せられない」「うるさくて演説が聞こえない」などの批判があったようだ。

 いや、まず、自民党や維新の「そうだあ!」とか「いいぞお!」みたいなヤジと拍手が凄いのだ。あれを聞いてたら、これをそのまま放置していられない、静かにしてたら負けだ、みたいな気持ちがしてくるのだろうね。こっちもなんか言わないとってなるみたいですな。

私はヤジに慣れっこだけど…

 まあ私は議員になる前から、ヤジはうるさいなと思っていた。あまりヤジが飛び交うのは嫌いだ。やはり、芸人をやってたからか。ヤジられることはよくあって、慣れっこではあるが、「頼むよ。静かに見てくれ」と思っている方だから、ヤジにトラウマがあるのかも知れない。

 そもそも出身がストリップ劇場だからね。踊り子さんを見に来たのに、男が何人も出てきてコントなんか始めたら、「引っ込め!」とか「つまんねえぞ!」とか、そりゃ言われるのは当たり前。それに言い返して笑いを取るのが腕の見せどころみたいなもんだったから、随分鍛えられましたが。やっぱりちゃんと見てもらいたいよね。

 国会でヤジを飛ばす人っていうのは、あれテレビにしゃべりかけてるおじいちゃんなんだよね。なんかずっと独り言、言ってるみたいに「早くやれよ」「できるわけないだろ」「嘘つくな」とか、ずっとブツブツ、ブツブツ言ってるんだよね。それが一種のアイドリングみたいになってるのか、時々その声が大きくなって、「裏金問題どうすんだ!」とヤジが成立する。なんか助走つけてるみたいで面白い。

 衆議院に比べて参議院は静かだった。驚いたのは、政治資金の裏金問題について一言も言及がなかったことである。もうみそぎは済んだということか。まだまだこれからだ。あと、「教育」という言葉も、今回1度しか使われていなかった。まずは教育が大事なのに。

 よく政府は「骨太な」と言うが、こんな「骨細な」所信表明はないだろう。


ラサール石井 参議院議員

1955年生まれ。大阪市出身。渡辺正行、小宮孝泰と結成したお笑いトリオ「コント赤信号」で人気に。声優、俳優、司会者、脚本家、演出家、コラムニストとして活躍。第23回読売演劇大賞優秀演出家賞受賞。2025年、参院選に社民党から立候補し当選。副党首に就任。

http://www.asyura2.com/25/senkyo298/msg/370.html

記事 [政治・選挙・NHK298] 立民、安保法巡り変化の兆し 違憲論修正発言に動揺も(JIJI.COM)
https://www.jiji.com/jc/article?k=2025102901172&g=pol






これは看過できまい。


立憲民主党は、これまで「安保法制は違憲」だと、国民を欺いてきた・・・と言ってるんだから。

全く国民を馬鹿にした話だ。

これは、「済みませんでした」で済ますわけにはいかない。



これが世にいう「変節」。

変節とは、信念、主義を変えること。


立憲民主党の政策は確固たる信念に基づいたものではなかったと言っているようなものだ。

そのことによって国民の信頼を失うは必定。

一度失った信頼を取り戻すのは至難の業だ。

「マニュフェスト、イギリスで始まりました。」

「マニュフェスト、書いてないことはやらないんです。」

と、どや顔で叫んでいた野田氏。

棚ぼたで総理大臣の椅子に座るや、たちまち「変節」し、「消費税増税」。

「消費税増税」で国民を裏切り、信頼を失った野田氏の今を見ればよくわかる。

その後、民主党はどうなったか。

歴史は繰り返す。


立憲民主党に空中分解の兆し。




以下に記事の全文を転載する。


集団的自衛権の限定行使容認を前提とする安全保障関連法を巡り、一部を憲法違反としてきた立憲民主党に変化の兆しが出ている。野田佳彦代表に続いて枝野幸男元代表が違憲部分はないと表明した。「現実路線」への軌道修正を図る狙いがあるとみられるが、党の原点とも言える立場の変更だけに、党内や支持者の一部は動揺を隠せない。

 「党の見解ではない。個人の見解だ」。立民の本庄知史政調会長は29日の記者会見で、枝野氏の発言について問われ、こう火消しを図った。

 発端は先の首相指名選挙での結集を目指して日本維新の会、国民民主党と協議した際、「安保法制の違憲部分を廃止する」との立場を修正するよう国民民主から迫られたことだ。野田氏は15日の3党党首会談で「違憲部分はこれまで見つかっていない」と踏み込んだ。

 党内をさらに驚かせたのはこれに輪をかけるような枝野氏の発言だった。枝野氏は25日、さいたま市で開いた会合で、安保法について「違憲部分はない。だから変えなくていい」と明言した。

 枝野氏は党内リベラル派の代表格。党の「創業者」で、2017年に安保法反対を理由に旧希望の党から排除され、立民を立ち上げた経緯もある。発足当初からの党所属議員の一人は「枝野氏は党の存在理由を否定した」と語った。

 党幹部の一人は野田、枝野両氏の発言に理解を示す。制定から10年が経過し、米国などとの安保協力は安保法を土台に成り立っている。次の政局で政権交代をたぐり寄せるには「安保法は合憲との立場に立たざるを得ない」との判断からだ。

 とはいえ、党内には動揺が広がる。28日に開いた党員らとのオンライン集会では枝野氏の発言を疑問視する声が相次いだ。同日の党常任幹事会でも懸念が上がり、執行部は「一議員の発言だ」としてその場を収めざるを得なかった。

 他党にも波紋を広げており、共産党の小池晃書記局長は「立民の原点を自ら否定することになる」と批判する。国民民主の玉木雄一郎代表は「正しい方向の変化だ」と前向きに受け止めつつ、「2週間ぐらい前に何で言ってくれなかったのか」と恨み節を漏らした。


記事の転載はここまで。


「自衛隊が日本の主権の及ばない地域で武力を行使することを認める」とした安保法制の憲法違反は明らかだ。

国会に呼ばれた3名の憲法学者が揃って「憲法違反」と断言した法律だ。


立憲民主党はこれまで、

「現行の安保法制については、立憲主義および憲法の平和主義に基づき、違憲部分を廃止する等、必要な措置を講じ・・・」

と国民に訴えてきた。

だから立憲民主党を支持してくれと。


そう言ってきた立憲民主党の野田代表が言う、

「違憲部分はこれまで見つかっていない」

日本語としておかしいと思わないわけがないから、苦し紛れの詭弁を弄すといったところだろう。


「ごはん論法」と言われる詭弁。

安保法制が強硬採決で成立してから10年、自衛隊が海外で武力を行使するという「憲法違反の行動」は見つかっていないと言っているに過ぎない。

誰もそんなことは聞いていない。


今、立憲民主党が「安保法制は憲法違反でない」とするならば、これまで「安保法制は違憲」と国民を欺いてきたことになる。

10年間も・・・。

責任は重大なものがある。

単に公約が実現できなかったこととは訳が違う。

その責任をどう取るのか。

野田氏と枝野氏は出処進退を国民の前に明らかにして、「件の発言」をすべきだろう。

国民を欺いてきた野田氏も、枝野氏も政治家を続ける資格はない。

「一議員の発言だ」で済ませるには無理がある。

ここで両名に対して処断しなければ、立憲民主党が組織的に国民を欺いてきたと認めることになる。

危機感がなさすぎる。


これで、今はまだ野党第一党の座は風前の灯。

立憲民主党の終わりの始まり。

今度も野田氏。

歴史は繰り返す。









http://www.asyura2.com/25/senkyo298/msg/371.html

   

▲このページのTOPへ      ★阿修羅♪ > アーカイブ > 2025年10月

★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/  since 1995
 題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
掲示板,MLを含むこのサイトすべての
一切の引用、転載、リンクを許可いたします。確認メールは不要です。
引用元リンクを表示してください。