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GLA高橋佳子と『真創世記』は無知・無責任の塊@トンデモ種
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投稿者 罰天使 日時 2003 年 12 月 25 日 23:31:50:.cqmwk1ePLJyg
 

GLA高橋佳子と『真創世記』は無知・無責任の塊で非科学的トンデモ種

●科学無視の「黙示編」は希代の愚書

 ここまで検証してきた結果、『真創世記』3部作全体が、信次の『心の発見』等と
同様、いかに愚劣な与太モノの本であるか、判明しました。
 しめくくりとして、この大根役者のような「黙示編」のシッポをさらして、ひとまず
終えます。

「いかに偉大な真理であろうと、それをはじめて唱えて世に認められることはひじょう
に少ないことのようです。なぜならこの世は常識的な証拠や結果を要求するからです。
(中略)ガリレオ・ガリレイが地動説を提唱したときの人々の反応が、その典型といえ
るでしょう」P111-112
「旧来の常識のしがみついている人間は、地動説を唱えたコペルニクスを狂人扱いしま
したし、その後、地動説を証明したガリレオ・ガリレイに対しても、強い反感をしめし
ました(中略)それでもなお勇気ある人々はおのれの信念を曲げませんでした」P165

 一見、まともそうなことを言っているようですが「科学的観測による事実」と「宗教
的信念」を同列に並べたくだらない話です。ガリレオやコペルニクスたちは「科学者」
であって、「宗教家」ではありません。また、彼らは、ケプラーなど先達の長年の天体
観測の「データ集積」を知っており、自分自身の観測結果や、実験実測によっても「地
動説」でなければおかしいと結論づけたわけです。
 そこには、地道な観測作業による「帰納的」結論があっただけで、宗教的感情によっ
たものではありません。まわりの宗教的感情・信念にとらわれた人々によって狂人あつ
かいされても、彼らの観測データや計算結果をまげることはできません。それは、ガリ
レオの信念ではなく、「観測結果」という科学的データが示す「事実」だったからです。

 そして、観測と計算によって得られた「科学的検証」は、宗教的感情がいかであれ、
一定の手続きを踏めば、だれでも第三者に「追認・追観測」が可能です。信念ではなく
客観的事実の問題です。
 ですから、「天動説・地動説」の問題を「神理が流布されるとき魔が競い立つ」と
いう虚妄と混同している、この文章はまったくの駄文です。
 だいいち、私や骨抜童子・第三停泊の常連たちが、それぞれ信次や佳子の著書や関係
書・サイトによって、また関係者の体験談などによって「事実の集積」をおこなってい
るのを、各所で誹謗中傷・荒しなどで妨害しているのは、いったいだれでしょうか。

 佳子・信次・GLAについて「事実の検証」を積み重ねている私たちを「狂人」「うそ
つき」呼ばわりしているのは、当の佳子信者・GLA会員やシンパではありませんか。
 佳子が26年以上前に書いた本の中で「ガリレイを狂人よばわりした」と非難した
人々と、現在、わわれわれをウソつき呼ばわりしている人々は、同じ精神態度とはいえ
ないでしょうか。どちらも、「宗教的信念」によって、「だれでも追認できるデータ」
をあえて認めるまいとしています。

「偉大な神理は、それが発見されたとき、必ず否定し葬り去ろうとする力によって、
激しい抵抗を受けます」P108
「神理が流布されるときには、旧秩序を動かすまいという人々の力が働きます。彼ら
の力が神理の大道を歪めようとしても、それは虚しい結果に終ります」P104

 この二つの文章は、一般読者に向けたものというよりは、当時の佳子に反対したGLA
内の信次派の人々への牽制の意図が強く感じられます。ですから、佳子の真意に忠実
に書けば、こうなります。
「偉大な佳子は、GLAに立たれたとき、必ず否定し葬り去ろうとする旧勢力によって、
激しい抵抗を受けます」
「佳子が流布されるときには、信次の旧秩序を動かすまいという人々の力が働きます。
彼らの力が佳子の体制を歪めようとしても、それは虚しい結果に終ります」

 つまり、佳子の「神理の大道」というのは、この程度のものなのです。佳子の個人的
利害のため、GLAという教団で商売し続けるための「ハッタリ本・チラシ本」が『真創
世記』だったわけです。
 こんな本は、本来、出版すべきではなかったというのが結論です。この本を製作する
のに、直接たずさわった人々の道義的責任、カルトの流布に協力したという責任は、
消えることはありません。


●みんな佳子にだまされて「ハルマゲドン幻想」を持った『真創世記』3部作

 さて、こうした『真創世記』3部作の「ウソと矛盾、でっちあげ、無知と思いつき」
の数々を知った上で、くだんの「ミカエル宣言」等、裏表紙の略歴(1977から78
年当時)をみましょう。

「ミカエルの宣言」
(『真創世記』地獄編+黙示編の本文巻頭:1977年)

天上より出でて 地上にちらばりし 多くの天使たちは
やがて至るべき日のために 私のもとに結集してくるであろう
それはもはや さほど遠き未来のことではなく
この数十年の間に 徐々になされていくことなのである
私のもとへ集いきたり 語られる天使たちの普遍的真理は
やがて久遠の宗教となり 形づくられていくのである
地上にいでたる あまたの光の天使たちよ
ともに光あるあかつきの日のために おのれを磨き
日々精進し道をきわめよう おのれの心に忠実に 
他人に寛容に ともに歩みよろう 
見えない網の目のような糸が もうすでに張り巡らされている
その糸を確実にたぐって 集い来らねばならない
この世に偶然なるものはないのだ すべては神の御心のままに
長き転生の中に結びつきたる友よ おのれに気づき 
立ちあがらねばならない


《「真創世記 地獄篇」推薦文》

私が、ただ一人の師と仰ぐ人    作家 平井和正
高橋佳子さんは、私がめぐりあったただ一人の師と仰ぐ人である。
佳子さんと逢った瞬間、世界はみるみる鮮やかな変貌を遂げた。
過去の私は、本当の生を生きていなかったのである。彼女の放つ
すばらしい黄金色の光を、私はまざまざと見た。彼女の愛と慈悲の
光は人々の心に満ちて行き、いずれは世界の隅々まで照らしだすだろう。
彼女の巨大な光は今、暁光の矢のように、この最初の本を通じて射し
始めている。そしてあなたは、七色の翼を持つ天使のもたらす、真の
奇跡を知るのだ。永遠の生命がなんであるかを悟るのだ。ミカエルが
立った時、その愛の翼の波動は、あなたの眠れる心を揺り覚ますのである。

地獄編
[略歴] 1956年、東京に生まれる。幼時より奇跡を日常体験として育ち、父の薫陶で、
史上最大の霊導者としての資質を開花させた。全人類の"心の復活"を使命に激務を
こなし、"ミカエルさん"と著名人からも敬愛される奇跡の美少女である。

天上編
[略歴] ただ今20歳! オールマイティーの超天才、比類なきミカエル。 すべての
人類が求め続けてきた存在が遂に登場! 企業経営の指導から文芸、ファッション
に至るまで、全分野で活躍する。衝撃の前著『真創世記地獄編』に続く第二弾!

黙示編
[略歴] 今、一人の天使が地上に下った。永遠の真実を人々に指し示すもの、比
類なきミカエル。長き時を超えて、すべての人類の希望が、今満たされようとして
いる。衝撃の前著『真創世記地獄編・天上編』に続き、驚異のシリーズ遂に完結。

 ぜーんぶ「虚偽」だったわけです。
(その証拠に1992年以降の版では、平井氏の推薦文やこの略歴は削除されています)


●高橋佳子の煽動文句。1977年「時間がない!」から21世紀「地球維新!」へ。

 これだけウソをならべておきながら、佳子はGLA会員に対して、まだ下記のような
ことを流布させているようです。
「21世紀は地球維新」とか、青年会員に「新世紀創造の志士となれ」(95年)とか、
「21世紀にはGLAは世界に雄飛し各国首脳に会員が入りこむ」のだそうです。
 信次の分もふくめて約30年前の「予言」が、まるごとはずれた偽善教祖のプロ虚言
家(=ほとんど女詐欺師)が、いらざる「予言」など、これ以上やらないことです。

 これだけウソ八百、虚構も虚構、でまかせのデタラメを並べながら、佳子は「黙示編」
でこう書いています。
「法とは決して虚構であってはならないものです」P153

 これは、父親信次も同じくウソつきの虚言家・詐称家で、著述もウソとまちがいだら
けだったのに、『心の原点』でこう書いているのと全く同じです。
「私の行っていることと神理には、絶対間違いはない」P284

 カエルの子はカエル、プロ虚言家の子はプロ虚言家ということですね。


●驚くべき責任感のなさ>ミカエル佳子・1977年

「MICHAEL THE MESSAGE」(GLA誌1977年8月号改題)P78

「ミカエルは語る『生きる責任とは』/ミカエル佳子

 人を惑わす責任の大きさ
 つぎのようなことわざを、みなさんは聞いたことがあると思います。『自分のまいた
種は自分で刈れ』このことわざの中に含まれているのは、自分自身が為した行動、また
言動は、自分の思念と行為によって現されたものであり、あなた自身がそれによって生
じた事象に対し責任を持ち、対策を行ってゆかねばならないという意味です。(中略)
 私たちのなかにおいては、自分自身が負う事ができる責任、自分自身で負うことが
できぬほど大きな責任というものがあります。(中略)
 他人を惑わせたり、他人を狂わせたり、多くの人々をまちがった方向に煽動したと
するならば、それは自分自身で償える責任ではありません。たとえ惑わしたひとり
ひとりに謝罪したとしても、その責任は大きな罪です。
 結局、その責任を負うことができるのは、私たちを愛し、いつくしまれている神で
あることに気づいてほしいのです。
 多くの人々を間違った方向に煽動するということは、永い魂において間違った概念
を持たせるということです。また、多くの人々に、偏見や憎しみ、虚偽、それらのもの
をも生み出すことにもなるでしょう。
 それゆえ、私たちが多くの人々を惑わすほど、大きな責任はこの世にないといえる
でしょう」

 これが『真創世記』地獄編発行より5ヶ月目、天上編発行直後のミカエル佳子の機関
誌における言葉です。
 やはり、一見まともそうですが、良く見ると「大きすぎる責任は神にとってもらえば
いい」と読めてしまう驚くべき「責任感の欠如」の病理の持主としか思えません。自分
の手にあまる大きなあやまちの責任は、神が引きうけてくれるのだそうです。みずから
は罪なくして、ユダヤ民族全体・人類の罪を背負って十字架にかかったキリストと比べ、
なんたる無責任、なんたる言い逃れニセメシアでしょうか。
 もう、この時点で、佳子はキリストのように、「神のご意志ならば、人類の罪をかぶ
って犠牲になることもいとわない」というような崇高な自己犠牲心・覚悟が、かけらも
ないということがよくわかります。

 大体どんな重罪でも、昔なら手足を切られたり、眼をえぐられたり、首をはねられ
たり、財産没収やら、一族郎等死刑になったり、「命に換えても責任をとらせる」と
いうのが「大きすぎる罪」に対する責任の取らせ方です。
 それを「償いきれない罪は神がひきうけてくださる」。こんな無責任な言葉を、宗教
指導者が語ってよいとは思えません。人間として大切な何かが狂っています。

 しかも、これらはじめ、佳子の説教の文章の主語は、「わたしたち」「あなた」
「あなたがた」が大半であって、「私」というのはあまり出てきません。この大きすぎ
る責任についても、「わたし」という佳子個人を現す言葉がまったくありません。
 つまり、佳子は「自分個人で責任をとるつもりはない。何かあっても、それは、あな
たがたもいっしょの共同責任だから、私だけを責めてはいけない」という「逃げ」を打
っているわけです。それが病的に拡大されたのが、先にあげた「大きすぎる責任は神が
つぐなう」という、とんでもない発想になるわけです。

 佳子が『真創世記』はじめ、ウソやデタラメ、あるいは他者からのパクリなどによっ
て、多くの会員たちを欺いて誤り導いてきたことは確かです。
 なぜなら、20歳のK子が書いたように、現在の私やGLA批判派に対する会員・シンパ
のネット上での言動は、「偏見や憎しみ、虚偽」に満ちているからです。もし、佳子の
「指導」が正しいものであったなら、彼らは決してそのような言動をとることはなかっ
たでしょう。


<関連掲示板>

GLA・高橋佳子(TL人間学)の『真創世記・天上編』のウソと矛盾
http://www.asyura2.com/0311/lunchbreak1/msg/290.html
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